くらし情報『不動産会社の女性経営者が教える! 「ご近所トラブルが起きやすい賃貸物件の特徴」』

不動産会社の女性経営者が教える! 「ご近所トラブルが起きやすい賃貸物件の特徴」

管理人がいない物件ですと、トラブルが発生したときの対処も遅くなってしまいがちですが、管理人がいることでゴミ捨て場や共用部もきれいに保たれますし、身勝手な使い方をしている住民がいる場合は注意喚起もなされるなど、住民トラブルにあうリスクが減ります。

――実際に、ご近所トラブルのある物件に住んでしまったらできる対策はありますか?

平出さんまずは管理会社や管理人に事情を説明して、迷惑がかかっていることを伝えてもらい、貼り紙で注意喚起をしてもらいましょう。特にひとり暮らしの女性は、クレームを入れたことを知られるのもこわいと思いますし、女性が1人で住んでいることを知られただけで嫌がらせにあうリスクもあるので、直接クレームを入れるのはやめておいたほうがいいです。もし今トラブルにあってしまっているのであれば、写真、ボイスレコーダー、メモなどでなるべく細かく状況を証拠として記録しておくことも重要。証拠がないと管理会社も警察も強く注意できませんし、対応してもらえないケースも多いです。そのためできるだけ、物件の契約をする前に、
・内見時には部屋だけでなく、共用部分も一通り案内してもらう
・契約書と管理規約を確認する
・管理形態、管理人の有無を確認する
この3つは必ず注意して確認しておいたほうがいいです。

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