イライラや頭痛にさようなら!生理前の不調を改善する食生活とPMSについて
しかし、脳内のホルモンや神経伝達物質は、ストレスなどの影響も受けるため、PMSには多くの要因が関わっているとされています。
生理前の不調改善に役立つ栄養素
マグネシウム
日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会による産婦人科診療ガイドライン(※1)では、マグネシウムとカルシウムの摂取が勧められています。
マグネシウムは、筋肉の収縮や神経情報の伝達、体温・血圧の調整に役立つ栄養素です。
<おすすめの食品>そば・ほうれん草・ひじき・バナナ・アーモンド・納豆・あさりなど
カルシウム
カルシウムは、丈夫な骨を保つ働きだけではなく、筋肉の収縮、神経が脳と他の体の部分との間でメッセージをやり取りするのに必要とされています。
<おすすめの食品>牛乳・チーズ・ヨーグルト・豆腐・ちりめんじゃこ・煮干し・小松菜・ほうれん草
ビタミンB6
ビタミンB6は、神経伝達物質の代謝を助けたり、ホルモン調節に関わったりする働きがあります。
ビタミンB6摂取がPMSに与える影響はまだはっきりとはしていませんが、気分のむら、いらいらし易さ、もの忘れ、お腹の張り、不安などのPMSの症状が緩和できることがいくつかの研究で示されています。