【『正直不動産』第6話感想・考察】山下智久&市原隼人の最強ペア、真摯に向き合う姿から学ぶもの
あまり聞き慣れない言葉だが、土地を買って、そこに家を建てる場合、特定の建設業者と契約を結ぶことが条件となる土地である。
しかし、問題なのはその建築を担当する竹鶴工務店だった。
竹鶴工務店は下請けに安い金額で建築を丸投げし、無茶な工期を要求する。
さっそく永瀬と桐山が二人で挨拶に行くも、社員の士気は低く、雰囲気は最悪だった。
金額に見合った材料と無茶な工期で建てた場合、欠陥住宅となるのは明らか。
この状況を変えるべく、プランの見直しを求めて下請けの秋川工務店へと足を運んだ。
しかし、なかなか取り入ってもらえず、永瀬は信頼してもらうため作業を手伝うことに。
桐山は呆れたように永瀬のお得意の嘘で信じてもらえばいいじゃないですかと皮肉を言うも、永瀬ははっきりと「もう嘘はつかない。
営業スタイルを変えた。顧客一人ひとりに正直に営業する」と反論。
これまで嘘がつけない正直との戦いに苦戦していた永瀬だが、ここに来て顧客にも感謝され、会社にも貢献できたという経験がさらに強い彼の信念を生み出していた。それから永瀬は顔や服を汚しながら、毎日作業場へ通い、熱心に作業していた。その姿は心を打たれるものがある。