【『正直不動産』第6話感想・考察】山下智久&市原隼人の最強ペア、真摯に向き合う姿から学ぶもの
営業は信頼を得るために足繁く顧客のところへ通ったり、お手伝いに行ったりするということを耳にするが、スマホやパソコンなどの電子機器が主流になった現在、対面で一生懸命に何かをしてくれるのはさらに重みがあるように思える。
めげずに真摯に向かい合う、この姿勢は我々も見習わなければならない。
永瀬の努力の甲斐あり、ようやく秋川工務店の棟梁がプランの見直しを検討することに。
またも永瀬は『正直』で信頼を勝ち得るこができた。
桐山の壮絶な過去と想い
月下は近所の明子との会話を重ねる中で、桐山の過去を知ることになる。
それは14年前、川崎のマンションが新築なのに壁にヒビが入って傾いたことで問題になっていた『サンフラワー建材問題』。
最後には下請けの現場責任者が自殺したのである。その自殺した人が桐山の父だったのだ。
秋川工務店が欠陥住宅を建てようとすることにすごい剣幕をしていた桐山。
欠陥住宅を作らされた桐谷の父親は元請けや会社から全ての責任を押し付けられ、トカゲの尻尾切りのような状態にあっていたのだった。
桐山が欠陥住宅を建てようとする工務店に敏感なのも腑に落ちる。
やはり桐山は不正をするような人間ではなかった。