【石子と羽男 第8話 感想】明かされた石子と綿郎の過去 なぜ敬語を使うのか…
まずは店の仕入れなどに携わっていた常連客・沙月(橘美緒)に証言をお願いしようと考えるも、レビューを投稿した『おかわり名人』は沙月だと判明する。
「閲覧数を増やすために投稿した」と話し、削除依頼には応じない姿勢を見せた。
みな誰にも知られていないものにはかなり敏感であり、その特別感に魅力を見出す人が多い。
だから今回も大衆に注目されたのだが、これは常連にベストなものを提供したいという店側の気持ちとは大きく異なっている。
しかし、このレビューが威力業務妨害に当たる可能性があるにしても、誰にも知られたくないというのは店主の気持ちの部分であり、法で取り締まることは難しい。
裁判での勝ち目は、隠れ家の良いアピールを見つけることだった。
石子が父・綿郎に敬語を使う理由
そんな中、3年前に香山と大喧嘩したまま、疎遠になっていた息子夫婦・洋(堀井新太)と蘭(小池里奈)に事務所で会うが、洋は店の情報がオープンになることに賛成すると話す。採算度外視のやり方に疑念を持っていた洋は、3年前、家庭のためダブルワークを続けた母親が死去したのをきっかけに、父に意見した。
しかし、父親に反論されて口論になり、それから会っていないのだという。