【石子と羽男 第8話 感想】明かされた石子と綿郎の過去 なぜ敬語を使うのか…
その夜、階段に腰をかけ一人寂しい背中を見た羽男が夜食を持って来て、わざと話題を避けるよう、声をかける。
石子はその気遣いに謝るが、羽男は「別に?」と優しく答える。
相手が知られたくないと思う一線は超えることなく、気持ちに寄り添い、羽男は言葉をかけるのだ。
そして羽男が、インサイドが情報発信をおこなった証拠が出て弱気になったとき、その尻を叩いてやる気を出させるのは、代わって石子だ。
バディとしてお互いの性格をよく知る信頼関係からつくられる二人の距離感がいつも心地良く思える。
忘れてはいけない、石子と大庭の恋の行方
一方でその関係とは違った石子と大庭(赤楚衛二)の交際も順調そうだ。
事務所を訪れた塩崎(おいでやす小田)に、交際報告という特大パンチをお見舞いし絶句させた後、羽男も交えて三人で『うまレポ』の評価が高いお店へご飯に。その店のレビューの中に偶然おかわり名人を見つける石子。
そして羽男は他のレビューの記憶から、記事によって書き癖などが違うことに気づく。
事情を聞くと、元々沙月と蘭で共同で書いてたレビュー垢で、情報が広がることで売上が増えれば洋の言い分が伝わると考えた蘭が沙月に依頼したのだという。