キッコーマンに聞いた! みりんの意外な使い方に「ビックリ」
また発酵調味料には塩分が含まれているので、塩加減の調整が必要になります。
調理の際は、『本みりん』か『みりん風調味料』かによって、使い分けが必要です。
みりんには、6つの調理効果がある!
キッコーマンによれば、『本みりん』には、以下の6つの調理効果があるのだとか。
①上品でやわらかな甘み
ストレートな甘さの砂糖と、優しい甘さの本みりん。その違いは、砂糖の成分が甘みを強く感じるショ糖なのに対し、本みりんの成分はブドウ糖やオリゴ糖など柔らかい甘みの糖類によって構成されています。
②複雑なうま味
うま味成分であるアミノ酸やペプチドを多く含んでいます。柔らかい甘みに、これらのうま味成分が加わることで、本みりんならではの味わい深いコクが生まれます。
③てり・つや
本みりんには、ブドウ糖やオリゴ糖をはじめとしたさまざまな糖類が含まれます。
そのため、砂糖と酒を使って調理をするよりも食材に「てり」や「つや」がつきやすいのです。
④におい消し
本みりんは清酒と同程度の約14%のアルコール分が含まれています。そのため、お酒と同じように食材のにおいを取り去る効果が期待できます。