農園家に聞く!初めてでも失敗しない「ベランダ家庭菜園」のコツ
――どうやって育てるんですか。
小池さん:育て方は、プランターに土を敷き、種を巻いたら、後は表面が乾かないようにお水を1日1回やるだけ。野菜って、種を巻いてから食べられるまでが長いんです。だから、途中で飽きたり、食べ頃を逃してしまったり……。その点、ベビーリーフは、種を巻いてから3日~1週間ほどから食べられます。お好みのサイズになったら適宜収穫しましょう。毎日少しずつ目に見えて大きくなるので、毎日楽しいですよ。
――ベビーリーフは、サラダにしたり、お皿のはしっこに添えるだけでもかわいいですよね。
これはチャレンジしてみたいです!
小池さん:次におすすめなのが、小松菜や水菜。この2つは、種自体が発芽する力が強く、多少水やりをさぼっても、芽がちゃんと出てくれます。種が安いので惜しみなく蒔けるのもいいですね。
――簡単に育てられて大きくなるんですね。それは楽しそう!
小池さん:小松菜や水菜は、発芽率が良くて生命力が強いから、肥料がなくてもすくすく育ちます。ほったらかしが効く野菜と言えますね。
――味も大きく変わるのでしょうか。
小池さん:例えば、スーパーなどで新鮮な水菜を手に入れるのは難しいけれど、ベランダ菜園で作れば、驚くほどみずみずしい水菜が食べられます。