セルフリノベもした住まいを売却!その決断の理由とは?・3
これは筆者が2軒目に購入した住まい・小さな一戸建てを売却したストーリーです。
前々回、前回に続いて、今回もその一戸建てを購入した約12年前の経緯からお話しています。
■ 概略だけの物件情報だけど、運命の予感?
実際に見つけた画面は、たったこれだけ。
立川市の1,680万円の売地でした。
まず、2,000万円以下で立川駅から徒歩圏というのが非常に珍しかった。いえ、見たのは初めてでした。
この物件の土地は南向きで、古家が付いているらしい。
もしこの建物をリフォームできれば、無謀な目標予算2,000万円も夢ではないかもしれない!
真夏日、これを最後の物件と夫と約束して見に行ったところ……、そこには簡素な2階建て・昭和な木造住宅が建っていました。
見た瞬間「悪くない、まだ十分に使える建物だ」と思いました。
とはいえ、内部の状態は著しく汚れていて間取りも細切れ、外部はごく小さな庭があるだけで、肝心の駐車スペースもありません。
それでも「これなら、いえ、これを買いたい」という意志を夫婦共に固められる物件だったのです。
その日に申込書を書き、一番手をゲットしました。