物件探しの際、知っておくと助かるトピックをご紹介します。新年度が始まる4月は、「家を購入したい」というモチベーションが高まる人が増える季節です。『持ち家女子はじめます』(飛鳥新社)の著者であり、5000人超の女性たちの「幸せになれる家選び」をサポートしてきた「ことり不動産」代表の石岡茜さんに、マンションを購入する前段階の心構えについて教えてもらいました。予算の立て方や手付金について。知らないと理想の物件が見つかっても購入できない!なんてことになりかねません。しっかり備えておきましょう。年収400万円でいくらのマンションが購入できる?――4月、新しい年度になり、物件の購入を検討しはじめた人もいると思います。石岡確かに新年度は、心機一転、新しい環境に身を置きたくなる人が増えます。実際に「家を購入したい」と探し始めるかたもいます。けれど購入するとなると賃貸物件とは違い、さまざまなハードルがあり、簡単に契約が結べるわけではありません。まず物件を探し始める前に、購入するにあたってかかる費用について知っておいてほしいです。――なるほど。それではさっそく、物件を購入する前段階での心構えや注意点、NG行動などについて教えてください。NG1年収倍率を計算しない物件の購入を考えるとき、まず大事なのが予算を立てることです。いまの世帯年収で、いくらくらいのマンションが購入できるのか?その目安になるのが、年収倍率という指標です。年収倍率とは、借入額÷年収で算出することができます。 金利によっても異なりますが、無理なく住宅ローンを返済していくためには、現時点の低金利であれば年収倍率7倍以内に収めるのが望ましいと言われています。たとえば年収400万円の人であれば、マンション購入価格は2,800万円以内に収める。そうすれば、リスクを最小限にすることができるということです。年収倍率を参考に、大まかな予算を知るところから始めましょう。NG2奨学金やクレジット払いを滞納している高価な買い物なのでほとんどの人が住宅ローンから借り入れると思いますが、その際の返済負担率を計算する場合、借り入れを希望している住宅ローンの金額だけでなく、奨学金や他のローンの残高も含めて計算する必要があります。返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合のこと。多くの金融機関では、30~35%を上限としています。たとえば、年収400万円の人が年間100万円の借金を返済するときの返済負担率は、100万円÷400万円×100=25%となります。返済負担率を計算する際の年間返済額の合計は、住宅ローンの返済額だけでなく、奨学金や他のローンなどすべての借金の返済が含まれるのです。なお、奨学金を3か月以上延滞している人は、住宅ローン審査に通らない可能性が高いです。この他、携帯料金やクレジットカードの支払いなども3か月以上、滞納すると同様に住宅ローン審査に通らない可能性大です。いますぐでないにしろ「いつか家が買いたい」と思っている人も注意が必要です。ローンがある人はくれぐれも滞納しないように気をつけてください。NG3手付金が準備できない住宅購入にかかる初期費用は、頭金、手付金、諸費用の3種類があります。頭金とは、住宅ローンを組む際に支払う初期費用のこと。頭金なしで住宅ローンを組むこともできるため必ず必要な費用というわけではなく、あくまでも住宅ローンの利息負担の軽減の意味合いで支払われるものです。手付金とは、売買契約締結時に支払われる初期費用であり、民法にも規定されています。現金一括払いであり、支払った金額は売買代金へ充当されます。諸費用とは、契約を行うにあたっての事務費用のこと。不動産仲介業者に支払う仲介手数料や、住宅ローン手数料などに当たりますが、住宅ローンの借り入れに含めておけば、自己資金として用意する費用はありません。この中で、売買契約締結時に必ず必要となり、基本的に現金一括で支払わなければならないのが手付金です。売買契約について一定の拘束力を持たせる意味合いがあるため金額もそれなりに高額で、売買代金の5%~10%が相場となります。たとえば3,000万円の住宅を購入する場合、150万円から300万円もの自己資金を、現金で支払わなければならないのです。手付金の準備ができない場合、気に入った物件を購入することができなくなることを覚えておきましょう。NG4住宅ローン契約前に転職する住宅ローンを借り入れる金融期間にもよりますが、基本的には勤続年数が長いほど住宅ローンの金利は低くなり、審査も通りやすくなります。6か月以上、同じ会社に勤続していないと申し込み不可という金融機関も多いため、転職する時期には注意が必要なのです。たまに、「すべて心機一転、家の購入と転職を同時にやりたい」というかたもいますが、おすすめできません。転職を検討している場合、住宅ローン契約後に行うのがおすすめです。Information<教えてくれた人>石岡茜さん。2013年に「女性のための不動産会社を作りたい」と、東京・学芸大学に「ことり不動産」を設立。女性ならではの細やかな視点と「幸せな家選び」をモットーに、物件選びをサポートしている。宅地建物取引士。著書に『持ち家女子はじめます』(飛鳥新社)がある。現在、TV CMを放送中。YouTube「ことり不動産TV CM」でも視聴可能。取材、文・髙倉ゆこ©n.sree/Adobe Stock取材、文・髙倉ゆこ
2024年03月30日ひとり暮らしを始めるなら、物件選びは妥協したくないですよね。今回は、女性に特化した不動産会社を経営する 平出雅美さんに「2024年の人気物件&人気物件に住むためのコツ」について教えてもらいました。プロの意見、ぜひ物件選びのヒントにしてください!不動産会社の女性経営者が教える! プロがこっそり本音を漏らした「2024年狙い目の人気物件の特徴」【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.50――賃貸物件を探している女性には、今、どのような物件が人気ですか?平出さん新築、築浅の物件で、セキュリティや設備が充実しているマンションの人気が高いですね。また、いつでも荷物を受け取ることができる”宅配ボックス”は、最近では人気というより必須設備になってきているなと感じています。最近では、トイレのなかに独立洗面台がついた物件も需要が増えてきていますよ。以前は独立洗面台というと、トイレを出てすぐ横に洗濯機置き場があるイメージだったと思いますが、トイレとの仕切りを無くして水回りをコンパクトにまとめてあるためスペースを有効活用できるんです。”部屋が狭くても独立洗面台はほしい”、という女性の希望を叶えた間取りになっています。できるだけ賃料を抑えたいお客様ですと、浴槽がなく、シャワー室のみの物件を希望される人も多いです。私も普段シャワーしか使わないので浴槽を使うのは年数回ですし、ジムやサウナを利用する人は自宅のシャワーを毎日は使わないという人もいますよね。そういった需要に合わせて、シャワー室のみ+独立洗面台、という浴槽がない新築物件も最近では増えてきているんです。また、タワーマンションではなくても、共有設備が充実している物件も人気。共有ラウンジやカーシェアリング、電動バイクシェア、荷物の発送やクリーニング依頼ができる宅配ボックスなど、便利な設備がついているマンションも増えてきていますよ。――タワーマンションは人気ですか? 物件探し初心者に向けて、タワーマンションの定義、基本的な設備についても教えてください。平出さんタワーマンションは強い需要がありますね。一度住むと、その便利さから引っ越してもまたタワーマンションに住み続ける人が多い印象です。タワーマンションを定義する決まりはないのですが、一般的には20階以上の超高層マンションを指しています。物件によって異なりますが、共有スペースにジムやプール、キッズルーム、シアタールーム、サウナなども完備されていたり、住民専用のレストランやバー、カフェ、コンビニがあるところも。オートロックや監視カメラなどセキュリティ設備が充実している魅力もあります。――タワーマンションに住むメリット、デメリットを教えてください!メリット1.「日当たり、展望がいい」平出さんタワーマンションは、どのお部屋も日当たりがよくなるように設計にされています。一般的には日当たりが悪いとされる北向きも、戸建てや低層マンションと異なり、周囲に遮るものがないため、光が入ってくるんです。高層階であれば遠くの山や海、都心だと夜景が見えますし、窓も大きいので、毎日気持ちよく開放的な気分で過ごせます。メリット2.「共有設備が充実している」平出さんタワーマンションには、ラウンジ、ジム、サウナ、バー、ゲストルームなど、一般的なマンションにはない共有設備が充実している物件が多いです。物件によっては会議室やワークスペースなど住民が使える個室があるため、普段レンタルルームを使う人にとってはお得でもあります。メリット3.「コンシェルジュが常駐している」平出さんコンシェルジュが常駐している物件がほとんどです。コンシェルジュは、タクシーや宅配便の手配、クリーニングの代行など、生活に必要なさまざまなサービスが受けられます。ホテルのフロント業務に近いイメージですね。こちらもタワーマンションならではのサービスです。デメリット1.「家賃が高く、審査が厳しい」平出さん家賃はひとり暮らし用の物件で、家賃と管理費を込めた相場は15~20万と、一般的なマンションに比べて高くなっています。加えて管理費がかかることがほとんどですので、相場は15万~20万前後と考えてください。また、審査も厳しいことが多く、ある程度の収入がある人でも審査に落ちることがあります。デメリット2.「エレベーターの待ち時間が長い」平出さん通勤時間帯以外でも、住民が多いと荷物の配達なども多く、エレベーター使用頻度が多かったり各階に停止したりと、せっかちな人はイライラしてしまうかもしれません。デメリット3.「ベランダがない、洗濯物を外に干せない」平出さんタワーマンションの高層階ではベランダがない物件が多いため、少し外の風に当たりたいときには、1階まで降りる必要があるため不便に感じることも。また、風で飛ばされる危険があったり、外観が悪くなるという理由から、タワーマンションは外で洗濯物が干せない可能性が高いです。――人気物件はすぐに埋まってしまうものでしょうか? 競争率が激しい人気物件に住むためのコツがあれば教えてください!平出さん人気物件はすぐに埋まります。人気のマンションの場合、空きが出るのを待っている人もいるので、空き情報が出て1時間で申し込みが入ることも珍しくありません。2~3月の引っ越しシーズンは特に、人気エリアの物件では内見せずに申し込みをすることが一般的です。そのため、退去して内見ができるようになるまで待っているとその間に人気物件は埋まってしまうため、いい物件はなかなか選べません。賃貸物件は先着順が基本ですので、引っ越しをする際は、狙いを定めて短期間で決めることが大切。ネット上でたくさん物件を見たはいいけれど、3日後には全て埋まっていた、ということは多くありますし、ネット上にはすでに申し込みが入っている物件も掲載されているんです。内見してから物件を決めたい人は、まず内覧ができる日程が分かってからお部屋を探し始めるようにしてください。人気物件は、”自分と同様に他の人もいいと思っている”、ということを念頭に置いて、物件探しをしてもらえたらなと思います。楽しいひとり暮らしを始めるために知っておこういかがでしたか。女性のひとり暮らしは、賢く丁寧に物件探しを。引っ越しを予定している人は、今回のポイントをぜひ参考にしてみてください。教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 平出雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい! 電子書籍「宅建の教科書」がKindleにて好評発売中。文・市岡彩香anan web、anan Beauty+を中心に執筆するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。インタビューライター、フードライターとして活動中。©yoshi5/Adobe文・市岡彩香
2024年03月30日住まい選びは、そこで暮らす毎日の快適さを左右するもの。物件を見に行ったときに、美容家目線で見逃すべきではないポイントもあります。時短美容家でありながら、宅地建物取引士を含む不動産資格を持つ並木まきが、美容面への影響を考慮するならば「住まないほうがいい部屋」の特徴を解説します。水圧が強すぎる気になっている部屋を住む前に見に行く“内見”をしに行ったときに、バスルームの様子はチェックしても、実際に水を出して確認する機会は少ないですよね。でも、住んでみてから予想外に「しまった!」と思う女性が多いポイントの1つが、水圧の強さなんです。水圧はシャワーの水量にも影響するので、美容面にも深い関係があります。水圧が強すぎれば、シャワーを浴びたり体を洗ったりするたびに、強すぎる水圧によって肌に余計な刺激を与えてしまう恐れが……。もしも住んだあとに水圧が強すぎると感じた場合は、シャワーヘッドだけ交換したり、蛇口に水圧を調整するグッズを装着すると改善が図れます。費用はかかりますが、美容への影響を考えるなら対策をしたほうが安心でしょう。余談ですが、反対に水圧が弱すぎると、美容面ではさほどの影響がなくても、シャワータイムが長くなる原因にもなるので、可能な限り物件の内見時に水圧もチェックできるのがベストですね。メイクをする時間に太陽光が入らない普段メイクをする時間帯には、個人差がありますよね。普段の生活でいつも身支度をするメインの時間帯に、太陽光がまったく入らない部屋も、美容家目線では選ぶべきではない物件です。メイクをする空間に自然光が入らない場合には、仮に電気をつけていたとしても、太陽光による見え方とは異なるために、不自然な仕上がりや予想外の濃淡が生じやすいでしょう。部屋でメイクを完成させたときには完璧だと思っても、いざ外に出てみたら何かがおかしい…となるなら、太陽光が入らない空間でメイクしていることが原因であることも考えられます。朝の時間帯にメイクをする人なら、朝日がそれなりに入る部屋、夕方にメイクをする人なら西日が入る部屋を選んだほうが、太陽光による明るさが確保できるため、自然なメイクに仕上がりやすくなるでしょう。ただし、西日に関しては、強すぎると眩しすぎることも多いため、どの程度の日差しになるのかよく確認したほうが安心です。また、もしも現在暮らしている家に太陽光が入りにくいようであれば、メイク用のライトをセットすると改善が図れますよ。湿度が下がりすぎる極端に湿度が下がりすぎる部屋は、美容面での影響もさることながら、健康面への悪影響も心配です。こちらも物件を内見するときには盲点になりやすい点だと言えます。湿度が低い部屋は乾燥や肌のかゆみなど、カサつき系の悩みを引き起こしやすくなるのが最大の懸念事項。季節によっても湿度の下がり方は異なるため、冬場の内見時なら湿度計を持参するほか、もし入居前に確認できるならば年間を通した湿度の状況を確認しておきましょう。「湿度が低ければ、加湿器をつければ大丈夫でしょ」と軽く考えがちな面もありますが、毎日ずっと加湿器をつけ続けるコストと手間がかかります。また、実際に加湿器をつけても、期待したほど湿度が上がらない部屋も少なくありません。反対に、湿度が上がりすぎる部屋も要注意です。湿度が高すぎる部屋は梅雨の時期にはカビが生えやすくなりますし、美容健康面へ悪影響を及ぼしかねません。湿度が極端に上がったり下がったりする部屋はマンションにたまに見られます。極端に湿度の高低がある賃貸物件の場合には、過去の入居者がクレームを出している可能性も。物件を決める前に、過去にそういったクレームや相談が入っていないかを確認するのも1つの方法です。住まいの環境は、実際に住んでみないとわからない部分も少なくないですよね。内見の際に、すべてを把握するのは現実的には難しいのも確かです。今回ご紹介したNGポイントは、美容への影響を意識するならば避けておくに越したことはありません。お部屋探しの際に参考にしてみてください。©Jose/Adobe Stock ©Pormezz/Adobe Stock文/並木まき
2024年03月16日物件探しの際、知っておくと助かるトピックをご紹介。『持ち家女子はじめます』(飛鳥新社)の著者であり、5000人超の女性たちの「幸せになれる家選び」をサポートしてきた「ことり不動産」代表の石岡茜さんに、賃貸物件を探す際のNG行動についてお聞きしています。今回のテーマは、やむを得ず内見ができない場合の物件の選び方について。選ぶ際の注意点は?チェックポイントは?などなど、ぜひ物件選びの参考にしてください!内見できないときのNG行動――遠方へ引っ越す、急に引っ越しが決まったなど、内見しないまま物件を選ばざるを得ない方もいると思います。石岡そうですね。引っ越しシーズンのピークとなる2月~3月は人気物件の争奪戦が起こるため、スピード勝負とばかりに内見しないで契約を結ぶ方も一定数いらっしゃいます。また、大家さんや管理会社は入居者がいない期間を減らすため、退去予定の住人が居住中の段階で入居者募集を始めるのが一般的です。そのため退去日を迎えるまでに次の入居者が決まってしまい、内見できないというパターンもあります。――どうしても内見したい場合はどうすればいいですか。石岡同じ物件に空き部屋があればそちらを見せてもらう、不動産会社を通じて入居者に室内を見せてもらえるように交渉する、など方法はありますが、どちらも難しい場合が多いでしょうね。そんなときは「先行申し込み」をしておくのがおすすめです。先行申し込みとは、内見の前に入居の申し込みと入居審査を完了させる方法のこと。内見可能なタイミングで優先的に内見ができ、気に入らない場合は申し込みをキャンセルすることもできます。入居審査は先着順で行われるため、他の入居希望者に先を越されるリスクを減らせるのです。これに対し、まったく内見をせずにその物件を押さえることを「先行契約」と呼びます。キャンセルしたい場合、違約金がかかるケースが多いため、慎重に検討したほうがよいでしょう。――なるほど。それでは、内見しないまま契約する場合のNG行動について教えてください。NG1周辺環境を確認しない部屋の中が見られない場合でも、できれば現地に行って周辺を歩いてみてほしいです。駅からの道のりはフラットで歩きやすいか、人通りは多いか、街灯があるかなど、アクセスや治安について確認しておきしましょう。また日当たりに関しても、物件の周辺に背の高い建物がないか、隣家と近すぎないかなどをチェックしておいてください。どうしても現地に行くのが難しい場合は、グーグルマップのストリートビューで物件周辺の雰囲気を確かめたり、国土地理院のサイト「重ねるハザードマップ」(※)を活用して、洪水、土砂災害、高潮、津波などの災害リスクを調べたりしておくと安心です。「重ねるハザードマップ」は、防災に役立つさまざまな情報を地図上で閲覧できるシステム。住所を入力するとその場所の災害リスクを教えてくれるほか、管轄警察署や消防署の電話番号も記載されているので、いざというときにも役に立ちます。NG2複数枚の写真をチェックしない内見ができない場合はとくに間取り図や写真をしっかりチェックして、入居するかどうか判断しなければなりません。サイトによって掲載する写真の枚数が違う場合もあるので、いくつかのサイトを比べてみるとよいでしょう。撮る方向によって広さやイメージが違って見えることもあるので、なるべく多めに写真を見ておいたほうがいいです。不動産会社がアザーカットを持っている場合もあるので、問い合わせてみてもいいかもしれません。ただし、サイトに掲載された写真や不動産会社が持っている写真が最新の状態ではない可能性もあるので要注意です。経年使用で設備の老朽化が進んでいる、前の入居者の使い方がよくなかったため室内のコンディションが低下している、といったことがあるのです。もし最新の写真ではない場合、入居までに設備の修復工事や室内清掃などを適切に行ってもらえるか、契約する前に確認しておきましょう。なお、新築物件やリフォーム中の物件は、部屋の完成後にサイト上の写真が充実した途端、入居申し込みが殺到することがほとんどです。工事中の段階から問い合わせて、先行申し込みしておくと安心です。NG3オンライン内見をしないコロナ禍をきっかけに、ビデオ通話機能を使ってリモートで内見する「オンライン内見」ができる物件も増えてきました。遠方に住んでいて内見に行けない、多忙で内見に行くのが難しそう…というかたの場合、空室の物件であれば「オンライン内見」を活用しましょう(※不動産会社が対応してくれる場合のみ利用できます。依頼できるか問い合わせてください)インターネットに接続できる環境であれば、全国どこからでも利用できるのが大きな魅力。担当者と会話しながら内見できるので、気になる場所を指示して見せてもらったり、アドバイスしてもらったりできるのもメリットです。オンライン内見の際、担当者に確認してもらったほうがいいポイントを簡単にまとめると、こちらとなります。部屋のサイズと、柱や梁の位置(冷蔵庫、洗濯機、ベッドやソファなどインテリアが希望の場所に置けるか測ってもらう)クローゼットなど収納スペースの広さ(幅、高さ、奥行きを測ってもらう)コンセントの位置と数日当たりとバルコニーからの眺望(南向きでも、周囲に高い建物があると日当たりが悪くなるため)ベランダの様子(動物のフンやゴミで汚れていないか)スマホの電波が入りづらい場所がないかこの他にも、聞きたいことがあればメモを取っておき、通話中、忘れずに質問しましょう。ただし、部屋の臭いや湿度、防音性など、実際に行ってみないとわからないこともありますので、その点も考慮して選ぶようにしてください。※国土地理院「重ねるハザードマップ」<教えてくれた人>石岡茜さん。2013年に「女性のための不動産会社を作りたい」と、東京・学芸大学に「ことり不動産」を設立。女性ならではの細やかな視点と「幸せな家選び」をモットーに、物件選びをサポートしている。宅地建物取引士。著書に『持ち家女子はじめます』(飛鳥新社)がある。現在、TV CMを放送中。YouTube「ことり不動産TV CM」でも視聴可能。取材、文・髙倉ゆこ©smile/Adobe Stock取材、文・髙倉ゆこ
2024年02月24日あなたは物件を選ぶ際、どのようなポイントを重視しますか。間取りや家賃、駅からの距離などさまざまな条件をチェックして選んだはずの物件でも、実際に住んでみると後悔してしまうポイントが見つかることもあるようです。そこで今回は、20~30代の女性約200人が集まるanan総研メンバーに聞いた、入居後の後悔ポイントについてご紹介します!これから物件選びをする人は、みんなの失敗から学べることがあるかも!?女性約200人に調査!間取り以外で後悔した物件エピソード5選新しいお部屋を選ぶ際、間取りはもちろん、それ以外にもさまざまな大事なチェックポイントがありますよね。今回は、20~30代の女性約200人が集まるanan総研メンバーに聞いた、間取り以外のポイントで住んだ後に後悔した物件の特徴についてご紹介します!ぜひ、お部屋探しの参考にしてくださいね。相場より安い部屋には理由がある…!?「上京して初めて一人暮らしをしたときのこと。家賃重視で相場よりも安いお部屋に決めたら、日当たりは悪いし、ゴキブリは大量に出るし…。結局半年で引っ越したので、初期費用と引っ越し代金を損しちゃいました」(27歳・その他)「駅から5分以内と立地が良く、広さのわりには家賃も高くなかったので入居。しかし住んでみると、周囲を住宅に囲まれた建物の1階部分だったため、日当たりが悪く湿気がひどかったです。それに懲りたため、次の家は3階で、ある程度日当たりが確保できる物件にしました」(30歳・社員)家賃は毎月かかってしまう固定費なので、少しでも安いほうが助かるのも事実。しかし安さにだけに釣られてしまうと、その後いろいろな面で後悔してしまうこともあるようです。入居を決める前に、なぜ相場よりも安いのか、不動産屋さんや大家さんに聞いてみることで、住んだ後の後悔を減らせるかもしれません。古い家ならではの問題発生…「築30年のマンションの1階に住んだところ、大雨の時に床から水が染み込んできて浸水しました。湿気もひどく、家電が故障したりすることも」(35歳・会社員)「少し古めだけど見た目は比較的きれいで、広さのわりに安いマンションに住んだことがあるのですが、ある日帰ったらゴキブリが部屋で交尾していて…。すぐに次の引っ越し先を探しました!」(26歳・会社員)物件の管理状況にもよりますが、築年数が古い物件は年数が浅い物件に比べて問題が発生する確率が高いかもしれません。賃貸であれば、部屋の設備不良などは管理会社が直してくれるケースもありますが、修繕までに時間がかかるなど、生活の負担になることもあります。また害虫については、薬局などに売っている駆除グッズで住む前にしっかりと対策をしておきたいですね。外に洗濯物が干せない「間取りに不満はなかったのですが、大通り沿いの物件だったので、排気ガスがひどく、洗濯物が外に干せず後悔しました。洗濯物はやっぱり外に干したいものだと思いました!」(31歳・会社員)大通り沿いの物件の内見では、騒音を気にする人は多いですが、洗濯物を干せるかどうかまでチェックする人は少ないのではないでしょうか。また都会だと大通りに面していなくても、外干しで排気ガスの影響が気になってしまうという人もいるようです。「乾燥機付き洗濯機で済ませてしまう」「部屋干しでOK」といった人以外は、ベランダエリアの排気ガスの影響や、周りからの視線があって洗濯物が干しにくくないかなどをしっかりとチェックしておきたいですね。事前チェックで避けられる後悔もある!いかがでしたか。お部屋を選ぶタイミングは、自分が生活するうえで大事にしたいことを再確認するチャンスでもあります。せっかくの新生活、後悔なく過ごすためにも、自分の生活パターンやこれだけは譲れないと思うことを確認してから物件探しを始めてみてはいかがでしょうか。©MP Studio/Adobe文・オリ子
2024年02月21日賃貸物件を探すなら、後悔しない物件を見つけたいですよね。今回は、女性に特化した不動産会社を経営する 平出雅美さんに「賃貸物件の更新&解約のNG行動」について教えてもらいました。不動産のプロの本音、ぜひ物件選びのヒントにしてください。不動産会社の女性経営者が教える! 絶対にやってはいけない「賃貸物件の更新&解約のNG行動」【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.44――賃貸物件の”更新”、”借り換え”の初心者に向けて、知っておくべき「基礎知識」を教えてください。平出さん賃貸物件は2年契約の場合が多く、2年経っても住み続けたい場合は、更新料として賃料の1か月分を支払うことが一般的です。更新時に賃料が変わった際は、新たな賃料の1か月分を支払う必要があります。また賃貸物件の契約には「普通借家契約」と「定期借家契約」の2種類があることも、覚えておいて損はないと思います。「普通借家契約」は、契約期間が終了しても更新して住み続けられるのに対し「定期借家契約」は、契約期間が終了すると一旦解約となってしまうんです。状況によっては再契約をして住み続けられる場合もありますが、住み続けたくても、建て替え予定があったり、オーナーの都合により住み続けることができない場合もあるため要注意。募集情報をみると契約の種類は必ず記載されていますので、契約前に確認しておくことをおすすめします。――賃貸物件の更新、または借り換えをする際に、やってはいけないNG行動はありますか?NG1. 「退去日を決めないで、引越し準備を進める」平出さん今住んでいる物件を更新せずに引越しをする場合は、まず退去日を決めた方がいいです。退去日を決めておかないとスムーズに物件探しが進まないことはもちろんですが、元々住んでいるところの家賃と引越し先の家賃を二重で支払うことになってしまう可能性があります。「2か月分、両方の家賃を払っていました…」と後悔していたお客様も少なくありません。引っ越しを失敗しないためには、期限を決めて、そこから逆算して次に住む場所の内見や契約を進めるといいです。ただし、退去申込みをするとキャンセルできない場合も多いため、焦らずに、引っ越しをすることが確定してから連絡するようにしてくださいね。NG2. 「契約内容の変更を確認しないで、更新をしてしまう」平出さん今住んでいる賃貸物件に住み続けるとしても、更新時期がきたら契約内容のチェックは必ず行うようにしてください。稀に、更新時に契約が変更されてしまうなど、借主にとって不利になっているケースがあります。もしも大家さんに賃料を上げたいと言われてしまった場合、納得ができなければすぐに承諾しなくても大丈夫。更新時、高額な値上げに納得のいかなかった私の友人は、すぐに家賃の値上げを承諾せずに消費者センターに相談した旨を伝えたところ、家賃が上がらなかったそうです。まずは大家さんに交渉して、それでも受け入れてもらえず揉めてしまうようであれば、消費者センターや弁護士に相談することができることを覚えておいてください。NG3. 「更新、解約の申請時期の確認をしない」平出さん更新、解約の申請連絡は退去希望日の1か月前に設定されている場合が多く、物件によっては2~3か月前までに連絡すると決められている場合もあるため、更新の3か月前くらいには、更新するか引っ越しをするかどうかを考えておくとスムーズです。申請がギリギリになってしまうと、解約する予定なのに更新料を支払うことになってしまい余計な出費が必要になってしまう場合も。また、2年未満の解約時には解約違約金が設定されている場合もあります。契約時に、更新と解約の申請期限についても必ず確認するようにしましょう。――更新費用は、必ずかかるものなのでしょうか?平出さん更新費用は賃料の1か月分を支払う物件が多いですが、必ずではありません。最近知った入居者ファーストオーナー会では、更新時、更新料をもらうのではなく、逆にオーナー様が入居者に住み続けてくれてありがとうという気持ちを込めて、”謝礼”をというシステムを導入していました。更新費用不要の物件はたまに見かけますが、逆に入居者様に更新費用をお渡しするのはおもしろいなと思いました。更新費用と一言で言っても物件やオーナー様の考え方によりさまざまなタイプがあります。――更新するか借り換えをするか、まだ検討段階の際に気をつけるべきことはありますか?平出さん更新時は自分の生活環境について見直すチャンスなので、理想のライフスタイルを考えてみるといいと思います。今住んでいる物件に不満があっても、少し工夫をすれば引っ越しする必要がない場合もあります。本当にこのままの生活でいいのか、不満を感じている点や理想の生活を書き出して、引っ越す必要があるのかを検討してください。賃貸物件のいいところは、環境の変化によって好きなところに引っ越せること。購入となるとそうはいきません。結婚や出産、転職などで生活環境が変わることも多いですよね。そのため、ライフスタイルの変化に応じて、住む場所を定期的に見直すことができる賃貸物件に住むメリットは活かすべきです。長く同じ物件に住むと、引っ越しの際の手間やお金がかからないためコスパはいいですが、賃貸物件ならではの恩恵を受けられていないということでもあります。ご自身のライフスタイルや今後の方向性を考えて、タイミングだなと思ったら引越しはおすすめです。楽しいひとり暮らしを始めるために知っておこういかがでしたか。女性のひとり暮らしは、慎重に丁寧に。引っ越しを検討している人は、今回のポイントをぜひ参考にしてみてください。教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 平出雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい! 電子書籍「宅建の教科書」がKindleにて好評発売中。文・市岡彩香anan web、anan Beauty+を中心に執筆するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。インタビューライター、フードライターとして活動中。©archiZG/Adobe文・市岡彩香
2024年02月17日初めてのひとり暮らしは、どんな物件を選んでいいのか分からず不安ですよね。今回は、女性に特化した不動産会社を経営する 平出雅美さんに、物件探し初心者に向けて「住まない方がいいNG物件の見極め方」を教えてもらいました。プロのアドバイス、ぜひ物件選びのヒントにしてください。不動産会社の女性経営者が教える! 「住まない方がいいNG物件の見極め方」【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.43――初めてひとり暮らしをするかたに向けて、”住まない方がいいNG物件の見極め方”のポイントを教えてください!NG1. 「収納スペースが極端に少ない間取り」平出さん収納スペースが極端に少ないと、限られた居住スペースが狭くなってしまいますし、見た目がスッキリしないなどデメリットは多いです。初めてのひとり暮らしであれば、最初は荷物が少ないため問題ないかもしれませんが、住んでいるうちに段々と荷物は増えるもの。収納スペースが極端に少ない物件はワンルームやデザイナーズに多いので、物件を探す際はキッチンや洗面台、トイレなどに備え付けの収納スペースがあるかを忘れずにチェックするようにしてください。NG2.「部屋のカタチが複雑な間取り」平出さん部屋のカタチがいびつだったり、ボコボコとした三角形のような間取りですと、平米数のわりに狭く感じてしまいます。出っ張った柱がある物件も、家具が上手く配置できずデッドスペースができてしまう可能性が高いためオススメできません。”欲しい家具が見つかったのに、柱が邪魔で置くことができなかった”、”前の家で使っていた家具が入らなかった”など、住んでから後悔してしまうケースも。風水面でも、正方形に近い間取りを選んだ方が運気が安定すると言われているので、できれば正方形や長方形のシンプルな間取りを選ぶことをオススメします。NG3. 「日当たりが悪い物件」平出さん日当たりが悪い物件は、日中でも電気をつけていないと暗いために光熱費が余計にかかってしまいますし、体内リズムが乱れる原因にもなります。洗濯物が乾かなかったりカビが発生してしまうこともあるので、日当たりだけでなく、風がしっかり通って換気ができる間取りかどうかも重要なポイント。そのため窓が小さい物件も、換気がしづらいためやめておいた方がいいです。内見の際に忘れずにチェックするようにしてください。NG4. 「キッチンと寝室に仕切りがない間取り」平出さん家賃との兼ね合いもあるとは思いますが、できればキッチンと寝室が一体になっているワンルームではなく、キッチンとの仕切りがある1Kタイプの間取りを選んだ方がいいです。料理を頻繁にする人は特に、仕切りがないと料理のにおいが洋服や家具に移ってしまい不快な思いをしかねません。ワンルームは解放感がありますが、玄関の冷気がダイレクトに伝わったり、宅配や来客時に部屋のなかが丸見えになってしまうことも。心地よく過ごすためにも、キッチンと寝室の間にひとつでも扉がある物件を選んだ方がいいです。――ひとり暮らし用の物件を探す際に、注意すべきことや気をつけるべきことはありますか?平出さん一見オシャレに見えるデザイナーズ物件は、生活感がでないように機能面よりもデザインを優先して設計されていることが多いです。高い天井や吹き抜けは冷暖房が効きづらかったり、窓や収納スペースが極端に少ないことも。自分が気に入ったお部屋を選ぶのが1番ですが、生活に不便な点がないか、無理はないかを想定しておくことが大切です。人それぞれ好みや生活スタイルは異なりますが、ある程度の収納スペース、日当たりや風通しは必要かなと思います。――「こんな物件に住んで後悔した」「この物件は住まなければよかった」など、お客様から聞いた実際のエピソードがあれば教えてください!平出さん扉やドアの開閉スペースは盲点になりやすいため、”ベッドを置いたらクローゼットの扉が開かなかった…”というお客様は意外と多いです。またワンルームの物件で、”玄関を開けたらすぐに部屋全体が見渡せるのが嫌だった”、”宅配便を受け取るときに部屋が見えてしまうのが嫌だった”、という話も聞いたことがあります。後悔しないためにも、物件を探し始める際や内見をする際には、どこでごはんを食べて、どこに洋服を収納するのか、どこで寝るかなど、大体の生活のイメージをすることが大切。快適に暮らせるかをじっくり考えてから、物件を契約するようにしてほしいです。楽しいひとり暮らしを始めるために知っておこういかがでしたか。女性のひとり暮らしは、慎重に丁寧に。引っ越しを検討している人は、今回のポイントをぜひ参考にしてみてください。教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 平出雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい! 電子書籍「宅建の教科書」がKindleにて好評発売中。文・市岡彩香anan web、anan Beauty+を中心に執筆するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。インタビューライター、フードライターとして活動中。©ssdd/Adobe文・市岡彩香
2024年02月10日料理研究家の桜井奈々が7日に自身のアメブロを更新。恐ろしいと感じた物件の価格についてつづった。この日、桜井は「暖冬と言われる冬でもやっぱり寒い日は寒いですね」とコメント。「東京ごときの気温で寒いなんて言ってたら北国の方に怒られてしまいそうですが寒さに慣れてない分、、こたえます」と気候についてつづった。続けて「家を探してますが今朝不動産屋さんから来たLINEで物件みてさらに心が寒い」と物件を探していることを明かし「今家探し東京でしてると本当にビビります」とコメント。「もはや都内都外関係なく、、築年数25年くらいで探すと駅から近い遠いも関係なく、、80平米くらいで余裕で1億円こえてます」と物件の価格について説明し「別に高級物件とかではまったくないです。普通のマンション」と補足した。また、物件の価格について「コロナ禍前は半分以下だったのに、、」と述べ「恐ろしや。。笑」とコメント。「日本ってこの先どうなるんですかね?外国の方の投資目的買いが定番になり実質空き家だらけマンションとか増えると言われてますが、、」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月08日初めてのひとり暮らしは、後悔せずに物件を選びたいですよね。今回は、女性に特化した不動産会社を経営する 平出雅美さんに、働く女性が「選ばない方がいい物件の特徴」について教えてもらいました。プロのアドバイス、ぜひ物件選びのヒントにしてください。不動産会社の女性経営者が教える!働く女性が「選ばない方がいい物件の特徴」――働く女性がひとり暮らしを始める際に「選ぶべきではない物件の特徴」について教えてください!NG1. 「周辺に人通りが少ない物件」平出さん会社勤めの方は残業や飲み会などで夜遅く自宅に帰ることも多いと思います。そのため防犯面のことを考えると、周辺に人通りが少ない物件は避けた方がいいです。人通りが少ないだけでなく、街灯が少ない場所を1人で夜に歩くのも危険。不審者に遭遇するリスクを減らすためにも、駅近の物件や人通りの多い物件など、1人で歩く時間が少なくてすむ物件を選ぶことをオススメします。また、日中と夜では印象が違うこともありますので、内見をする際は、夜の周辺環境についても確認するようにしてください。NG2.「日当たりの悪い物件」平出さん節約を考えて物件を探すのであれば、日当たりの悪い物件は避けた方がいいです。北向きの物件や、隣の物件の影になってしまっている物件ですと、日当たりが悪いために日中も部屋が暗く1日中電気をつけなければいけません。そうすると、在宅ワークをするかたは特に電気代が多くかかってしまいますし、冬の場合は余計に暖房代もかかってしまうことも。日当たりがよい物件であれば、太陽の光で自然に部屋があたたまり、冬は夜まで暖房を使う必要がないなど、電気代の節約につながります。お客様の引っ越し理由として「今の家は日当たりが悪いから引っ越したい」というケースは多いです。日当たりのいい部屋にいるだけで、気持ちよく過ごせてメンタルが整ったり、電気をつける必要がなく節約になったりと、精神的にも経済的にも”人生のコスパ”がいいと思います!NG3. 「1階の物件」平出さん他の階よりも家賃が安いという理由から、1階の物件を選ばれるお客様は多いです。ですが、部屋のカーテンを開けたらすぐに外から見えてしまったり、人が侵入しやすいなどデメリットが多々あるためオススメはしていません。1階に住んでいたために下着泥棒にあったというケースも。私も昔、実際に1階に住んでいて被害にあったことがあり…。毎日洗濯物を外に干していたのですが、ある時「あれ、下着ないな」と気づいて。はじめは自分の勘違いだと思ったのですが、後々、誰かに盗られていたことがわかり恐怖を感じました。私自身が経験していますし、1階は女性が1人で住んでいることがわかりやすい懸念もあります。気に入った物件が1階だった場合は、周りの環境をよく見て、人が侵入できない造りになっているかを必ずチェックするようにしてください。――もしいま住んでいるところが上記に当てはまっていたら、どうしたらいいでしょうか…。平出さん住んでいる物件に少しでも不安や不便さを感じているなら、引っ越しすることをおすすめします。急いで探してしまうと焦ってしまい判断力が落ちることもありますので、更新の時期ギリギリではなく、更新より早い時期から余裕をもって探す方がいいです。逆に、上記のNG項目に当てはまっている物件だとしても、不満がなければそのままでいいと思います。例えば、1階でもオートロックがあって人が侵入することができない物件だから安心という方や、日当たりが悪くても夜勤の多い仕事をしている方であれば不便には感じないですからね。大切なのは、自分の働き方や生活スタイルに合わせて物件を選ぶこと。個人的には、よりよい環境を求めて引っ越しすることは、ご自身の人生を豊かにする意味でもとてもよいことだと思っています。――平出さんが、会社員として働くひとり暮らしの女性だった場合、「こんな物件に住みたい」「こんな物件には住みたくない」などありましたら具体的に教えてください!平出さん最近内覧した物件で自分が「ひとり暮らしの会社員だったら住みたい!」と思ったマンションがありました。部屋は全て1K~1DKでひとり暮らし向けのマンションなのですが、共有ラウンジやワークスペース、ジム、屋上テラスからは隅田川花火大会も見える物件で、ラウンジでは朝食のパンが無料だったり、ヨガイベントなどの入居者向けイベントも開催されていて、共用部分が高級タワーマンションのように充実していて素敵だなと思いました。忙しくて会社と家の往復の毎日でも、共有スペースに人がいることで、ひとり暮らしでも孤独感が薄れますし、出会いがあって繋がりができる環境は魅力的だなと思います。逆に選びたくない物件は、職場から遠い物件ですね。通勤は毎日のことなので、毎日の積み重ねを考えると時間がもったいないですから、引っ越すときは、職場からの距離を第一優先にアクセスのいい物件を選んでいました。今思えば、ひとり暮らしだったときの物件選びは、選び方次第でライフスタイルが大きく変わるので、物件選びはとても重要だったなと身をもって実感しています。楽しいひとり暮らしを始めるために、慎重な物件選びをいかがでしたか。女性のひとり暮らしは、慎重に丁寧に。引っ越しを検討している人は、今回のポイントをぜひ参考にしてみてください。教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 平出雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい! 電子書籍「宅建の教科書」がKindleにて好評発売中。文・市岡彩香anan web、anan Beauty+を中心に執筆するフリーライター。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。インタビューライター、フードライターとして活動中。©studio marble/Adobe文・市岡彩香
2024年02月03日初めてのひとり暮らしは、どんな物件を選べばいいかわからず不安ですよね。今回は、女性に特化した不動産会社を経営する 平出雅美さんに「住みにくいNG物件の特徴」について教えてもらいました。最新のサービスや家電を使いこなすために、プロのアドバイス、ぜひ物件選びのヒントにしてください。不動産会社の女性経営者が教える!最新家電を入れにくい「住みにくいNG物件の特徴」【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.39――物件探しを始める人のなかには、最近よく聞く「IOT住宅」に興味がある人もいらっしゃると思います。「IOT住宅」とは具体的にどんなものなのか教えてください。平出さんIOTとは、Internet of Thingsの略で、“モノのインターネット”という意味です。「IOT住宅」は、インターネットと連動したデバイスやシステムを導入した最先端の住宅のことで、例えば、帰宅前にエアコンを起動させて自宅到着に合わせて室温を快適に保つことができたり、浴槽にお湯を張ることができたり、帰宅と同時に家の鍵を開けたり、電気をつけたり、家を出るときに家中の電気を消したり、ロボット掃除機を起動させたりなど、家の設備とインターネットがつながることで遠隔で操作をすることができます。――とても便利ですね! 「IOT住宅」は賃貸物件にも備えられているものなのでしょうか?平出さん新築の物件では「IOT住宅」を売りにしている物件もありますが、まだまだ少数ではあります。「IOT住宅」と記載がない物件でも、スマート家電を取り入れることで毎日の生活がグッと便利になりますよ。――ひとり暮らしの女性が賃貸物件に住む際に取り入れるべき、おすすめのスマート家電はありますか?1. 「スマートリモコン、スマートスピーカー」平出さんスマート家電初心者の方が簡単に使いこなすためには、まずはスマートリモコンとスマートスピーカーを導入するのがおすすめ。スマートリモコンとスマートスピーカーを組み合わせて使うことで「アレクサ、部屋の温度を下げて」と言えばエアコンの温度設定を変更できたり「アレクサ、テレビをNHKに変えて」と言えばテレビのチャンネルを変更できるなど、リモコンを探す手間やリモコンを取りに行く必要がなくなって便利。またスマートリモコンには、自動制御機能がついているため、自宅から離れているときでも電気やエアコンを自動で消すこともできるため、電気の消し忘れを気にする心配性の方にも最適です。2. 「ロボット掃除機」平出さんロボット掃除機を使っている人のお部屋はキレイな場合が多いです。ロボット掃除機があると、毎日お部屋を掃除しているからというのはもちろんですが、余計なものを下に置かない習慣ができ、部屋をキレイに保とうとする人が多いようです。髪の毛が部屋に落ちると目立ってしまいますが、ロボット掃除機があれば簡単にキレイに掃除できます。最近は、さまざまなメーカーからロボット掃除機が発売されて競争が激しくなっているからか、機能面のアップだけでなく、値段も昔より下がってきて使いやすくなっているので家電屋さんでチェックしてみてください。3. 「スマートロック」平出さんスマートフォンを使って家の鍵を開けることができるようになるため、家の鍵を持ち歩く必要がなくなります。最近ではスマートフォンだけでなく、指紋やSuicaなどでも鍵を開けることができるタイプもあります。また、鍵を開けてから1分したら鍵を自動で閉めたり、自宅から離れたときに鍵を締めたりという設定もできるので、鍵の締め忘れを防げるメリットも。4. 「人感センサー付き電球」平出さんこれはスマート家電ではないのですが、ひとり暮らしの場合、帰宅時に玄関が真っ暗だと寂しいし怖いですよね。築年数が新しい物件であれば玄関に入ると自動で電気がつく物件が多いのですが、築年数が古い物件ではほとんどありません。自動で電気がつくように玄関を改修するのはかなりお金がかかりますが、人感センサー付き電球に取り替えるだけで、玄関に人が入ると自動で電気がつくようになるため、ひとり暮らしの人におすすめです。――ロボット掃除機を活用したい場合、選ばないほうがいい間取りや物件について教えてください!NG1. 「階段や段差が多い間取り」平出さんロボット掃除機は階段を登ることができませんし段差を乗り越えられないので、段差が多い物件だとうまく掃除することができずに不便に感じてしまいます。最近の物件は、バリアフリーを意識されて作られているため、大きな段差がある物件は少ないですが、築年数が古い物件は、乗り越えられない段差があることが多いので注意が必要です。NG2. 「床がフローリングではない物件」平出さんルンバなど掃き掃除をするロボット掃除機は、畳などフローリング以外でも履き掃除をすることができますが、最近は、拭き掃除専用のブラーバや掃き掃除と拭き掃除両方を一台で行うことができるロボット掃除機も登場しています。このようなロボット掃除機を使う場合には、絨毯が敷いてある物件ではなく、フローリングの物件に住んだ方がいいです。NG3. 「コンセントが少ない物件」平出さんロボット掃除機は、コードが床に落ちていると巻き込んでしまう事もあります。そのため、備え付けのコンセントが極端に少ない物件に住んでしまうと、家中にコードが張り巡らされてしまい、巻き込んでロボット掃除機が停止してしまうなどリスクが高まります。内見の際には、コンセントの数もチェックしておいた方がいいです。――今、特に平出さんが気になっている最新家電はありますか?平出さん後付けでカーテンを自動で開け締めできる「スマートカーテン」が気になっています。スマホでの操作も可能ですし、スケジューリングすることで起きる時間にカーテンを自動で開けることができるため、スッキリとした目覚めになるなと思うので欲しいですね。ロボット掃除機の窓拭き版である「窓拭き掃除機」も、面倒な窓拭き掃除が楽しくできそうなので気になります。楽しいひとり暮らしを始めるために知っておこういかがでしたか。初めての物件探しは、慎重に丁寧に。引越しを検討している人は、今回のポイントをぜひ参考にしてみてください。教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 平出雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい! 電子書籍「宅建の教科書」がKindleにて好評発売中。文・市岡彩香ananを中心に活動するwebライター。週7で自炊をするグルメ女子。これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500名以上。取材ライターとして活動中。©rh2010/Adobe文・市岡彩香
2024年01月13日今回は、実際に募集した「マイホーム購入時のトラブルエピソード」を漫画にして紹介します!マイホーム購入がわかると、無駄に口出ししてくる義両親っていますよね…。今回は、義両親の干渉が激しすぎたトラブルエピソードです。イラスト/@美歌矢義母からのプレッシャーめちゃくちゃ口出ししてくる![nextpage title="r60K00n…"]義父からの指示も酷い!近所の人にも心配されるほど…家が建つ前から近所の有名人になってしまいましたね。「あのおじさん、今日も来てるわ」なんて言われてたのかも…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年12月19日今回は、物語を元にしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。事故物件で聞こえる不審な足音とある事情で、事故物件にしばらく住むことになった主人公。この事故物件には主人公以外住んでいません。それなのに真夜中に不審な足音が聞こえ、主人公は怯えます。ついにはドア前に複数の人影が現れ、ノブをガチャガチャされてしまい…。怖くなってしまった主人公は管理人に連絡を入れます。管理人の推測出典:エトラちゃんは見た!管理人が空き部屋を確認すると、3人分と思われる足跡が残っていました。その足跡を見た管理人は、犯人について推測を立てます。ここでクイズ足音の犯人とは?ヒント!不審な足音が聞こえるのは深夜のため、主人公はその推測が信じられませんでした…。犯人は…出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「子どもだった」でした。残されていた足跡は小さく、小学生くらいの子どものものだったのです。その後、警官の張り込みにより空き部屋で遊ぶ子どもが見つかります。塾帰りに遊びたくなった子どもたちが隠れ家にしていたと聞き…。まさかの犯人に衝撃を受ける主人公なのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年12月13日今回は、物語をもとにしたクイズを紹介します!クイズの解答を考えてみてくださいね。事故物件に住んだら…主人公は、事故物件のアパートに引っ越しました。しかし住み始めてすぐに違和感を覚えます。上から「ドンッ!ギィギィ…」という異様な物音が聞こえ始めて…。異様な物音出典:エトラちゃんは見た!「上に誰かいる?」と怯える主人公。しかしこのアパートには主人公以外の住人はいません。「幽霊や不審者がいるのでは…」と嫌な予感がした主人公はある行動に出ます。ここでクイズ物音に怯える主人公がとった行動とは?ヒント!主人公はとにかく身を守りたいと考えました。とった行動は…出典:エトラちゃんは見た!正解は…正解は「セキュリティーを強化した」でした。主人公は誰も入ってこられないように玄関の鍵を増やしたのです。その後も、震えながら毎日を過ごす主人公なのでした。イラスト:エトラちゃんは見た!※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(Grapps編集部)
2023年12月10日AlbaLinkは11月30日、賃貸物件の退去時にトラブルを経験したことがある人を対象に実施した「賃貸物件退去時のトラブルに関する意識調査」の結果を発表しました。■「予想よりも修繕費が高かった」というトラブルは4位賃貸物件を退去する際に起きたトラブルを尋ねたところ、最も多かったのは「室内の傷・汚れを指摘された」(104人)でした。2位は「元々あった傷・汚れを指摘された」(66人)、3位は「経年劣化の傷・汚れを指摘された」(29人)、4位は「予想より修繕費が高かった」(23人)となっています。「カーペットに凹んだ部分があったので、交換費用を請求された」(50代 男性)「入居時からついていた床の傷に対して『修繕費が必要』と言われた」(40代 女性)「壁紙の経年劣化による変色など、支払い義務がないものを請求されてしまった。後日不動産会社に勤めていた友人に話したところ『払わなくてもいいのに』と言われ、悔しい思いをしました」(30代 女性)「退去費用についての説明がなく、解約の書面が届いてかなり高額な退去費用を請求された」(40代 女性)■3人に1人が「高くても、請求額通りに支払った」と回答賃貸物件を退去する際に起きたトラブルに対して、どのように対処したかを聞くと、圧倒的に多かったのは「請求額通り払った」(111人)という回答でした。「交渉・抗議して支払わなかった」は54人、「第三者に相談した」は26人、「交渉・抗議したが請求通り払った」は19品人となっています。「敷金では足りず、20~30万円ほど上乗せして請求された通りの金額を支払いました。言われるがまま支払ってしまい、10年以上経過した今思い出しても悔しいです」(30代 女性)「入居時点で跡に気づいていたので、スマホで写真を撮っていました。写真を見せて、支払わずにすみました」(30代 男性)「国民生活センターに相談し、もらった資料を賃貸管理会社に提出したら、ふすまの変色についての請求はなくなった」(50代 男性)「抗議したが聞き入れてもらえなかったので、泣き寝入りしました」(20代 男性)「賃貸物件の退去時にトラブルが生じたこと」で受けた最も大きな影響について尋ねると、1位は「金銭的損失」(40.5%)でした。2位は僅差で「精神的ストレス」(36.8%)、3位は「時間の浪費」(17.1%)となりました。■後悔しない行動を退去時には「退去費用の請求」に関するトラブルが起こるケースがあります。予想外に高額な請求をされた場合は、まず冷静に請求書の内訳をチェック。高すぎる項目や内容が不明な項目があったら、大家さんや管理会社に問い合わせましょう。正当な請求であれば、納得できる説明が返ってくるはずです。「大家さんや管理会社の態度が怖い」など、ひとりでは問い合わせや交渉が難しい場合は、弁護士や消費生活センターに相談する方法もあります。退去費用を言われるがままに払ってしまい後悔している人も少なくないので、納得してから払うようにしましょう。■調査概要調査対象:賃貸物件の退去時にトラブルを経験したことがある人調査期間:2023年10月29日~11月12日調査方法:インターネット有効回答数:304人(女性161人/男性143人)回答者の年代:20代 14.8%/30代 39.8%/40代 29.3%/50代 13.8%/60代以上 2.3%(フォルサ)
2023年12月06日KG情報は11月27日、「賃貸スタイルコラム」が一人暮らしをする20代~30代の男女を対象に実施した「一人暮らしでこれだけは外せないと思う賃貸物件の設備」に関する調査の結果を発表しました。■24時間ゴミ捨て場やモニター付きインターホンも3割以上が回答まず、一人暮らしで外せない設備について尋ねたところ、1位「バス・トイレ別」(50.9%)となり、半数以上の回答数となっています。コメントでは、「清潔感がない気がする」「ニオイが気になりそう」「トイレ周りが濡れてしまうのが嫌だ」などといった衛生面での意見が大半であったほか、「収納スペースや脱衣スペースが確保できない」「洗い場が狭くて困る」といったスペースに関する意見も見られました。また、「人を招くときにトイレを使ってもらいづらい」「実家に暮らしている時はバス・トイレが別なのが当たり前だったから」といった声もありました。以下は、「24時間ゴミ捨て場」「モニター付きインターホン」が各31.5%、「宅配ボックス」が29.5%、「都市ガス」が26.5%、「独立洗面台」が26.4%、「オートロック」が23.8%、「追い焚き機能」が16.4%、「浴室乾燥機」「ウォシュレット(温水洗浄便座)」が各15.8%という結果となっています。全てが納得のいく物件はなかなか見つからないもの。自分の中の優先順位を整理しておくといいかもしれません。■調査概要調査期間:8月1日~3日調査対象:20代~30代の男女調査方法:ネットリサーチ。一人暮らしでこれだけは外せないと思う賃貸物件の設備を回答してもらい、投票数・率をもとにランキングを算出回答者数:550人出典:賃貸スタイルコラム|一人暮らしでこれだけは外せないと思う賃貸物件の設備ランキング【アンケートデータあり】()(フォルサ)
2023年12月05日「ひとり暮らしはしたいけど、どんな物件を選べばいいのか分からない…」という人も多いのでは?今回は、"風水"を考慮した賃貸物件の選び方について、女性に特化した不動産会社を経営する 平出雅美さんと、占い師の 叶ここさんに教えてもらいました。プロたちのアドバイス、ぜひ物件選びのヒントにしてください。不動産会社の女性経営者&占い師が教える! 「風水を用いた不動産物件の選び方」【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.28※主に東京都内、近郊のワンルーム程度の賃貸物件が対象です。――”風水”を配慮して物件を選ぶとどんなメリットがありますか?叶さん(占い師)風水は”地理風水”といい環境学的な側面があります。ひとり暮らしの女性が安全に暮らせる環境を選ぶことは重要なことですよね。いい風水(環境)の場所に住むことで不要なトラブルを招くことがなくなりますし、開運効果もあるので恋愛運や仕事運を上げたい人にも風水を活用した物件選びは大切です。平出さん(不動産会社 経営者)物件を選ぶ際に風水を取り入れたり、運気を上げることを重視される方も多いです。重要視をしすぎるとなかなか希望通りの物件にたどり着かないという場合もあるので、予算や希望条件を考えたうえで、どちらの物件を選ぶか迷ったときに、風水面も判断材料に選ぶといいと思います。――運気が上がる、または運気のいい物件に住みたい場合、風水の観点で「選ばない方がいい物件や間取り」はありますか?NG1. 「玄関の正面と向かいの家の扉が、向き合っている間取り」叶さん風水の観点でいうと、玄関の正面に向かいの家の扉や、他の部屋のドアが向き合っていると、”門冲殺”といって悪い気が向かってきてしまい対人関係のトラブルが起きやすいといわれています。家の窓と、同じ高さで向かいの家の窓が対面している物件も同様。ひとり暮らしの女性は特に防犯上もよくないため、できれば選ばない方がいいです。平出さん玄関が他の家の扉と近いと、玄関の開け閉めする音が気になってしまう場合もありますし、部屋のなかが丸見えになってしまいます。視線が気になって落ち着いて過ごすことができない可能性が高まりますので、快適に生活するためにも玄関や窓は隣人と離れている方がいいです。NG2. 「窓から高速道路が見える物件」叶さん窓と高速道路が同じくらいの目線になっている物件は、健康運に影響が出やすいです。もし、窓から高速道路が見える物件を検討しているのであれば、高速道路を見下ろせるくらい階数の高い物件を選んでください。平出さん高速道路が近いと車の騒音が気になったり、排気ガスが原因で換気がしづらい、排気ガスで汚れるため洗濯物が外に干しづらいということもあると思います。そのため静かで気持ちのいい環境を求める場合は、高速道路沿いの物件は避けた方がいいです。NG3. 「三角形、極端に長細い、極端に変形しているなどの特殊な間取り」叶さん三角形になっている物件は火の象徴が強くなるので、女性が住むと男性トラブルが多くなるといわれています。運気を安定させるためには、正方形に近い間取りを選ぶといいです。平出さん三角形や変形した間取りは家具の配置が難しく、デッドスペースができてしまうなど、効率的に部屋を使えないデメリットも。そのため実用面でも、正方形に近い間取りがオススメです。NG4. 「玄関に西日が当たる物件」叶さん玄関に西日が当たる物件は、金運が低下するといわれています。反対に東向きで朝日が当たる物件は、仕事運をアップしたい日には最適。また、玄関に置きがちな傘立てや、靴置き場については、玄関に入って右側(家のなかから見たら左側)に置いた方がいいです。平出さん東向きの玄関は、冬は朝から日差しが入り暖かく、夏は日の当たる時間が短いため涼しい玄関になり一年中快適に過ごせます。 ただ、女性のひとり暮らしに多い1K、1DKの間取りですと、玄関と反対の位置にバルコニーや窓があたる場合が多いです。そのため東側を玄関にしてしまうと、バルコニーや窓が東側にならず、部屋に光が入りづらいため洗濯物が乾きづらかったりなど、生活面では少しもったいないかも。――今住んでいる物件が上記に当てはまってしまった場合、対策はありますか?叶さん引越しすることが1番ですが、窓や扉が目の前にある場合は、植物や陶器の傘立てを置くといいです。変形している物件に関しては、一番形が安定した広い場所で寝るようにしてください。平出さん家具の配置でも運気を変えることができるそうなので、引っ越す前にベッドをどこに置くのかなど風水を取り入れたシュミレーションをするのもいいですね。窓が対面している場合、透光カーテンを使用すると目線を遮りながら光を取り入れることができます。高速道路沿いに住んでいる場合は防音カーテンやシートで騒音対策、空気清浄機や浴室乾燥機を活用し空気の流れをよくしましょう。――物件を選ぶ際に、絶対にこれだけはマストな条件、間取りはありますか?叶さん家の周囲が清潔で風通しがいい物件、日当たりが弱すぎたり強すぎたりしないかをチェックしてください。また、玄関の目の前に扉やトイレがない物件かどうかもマストで確認してほしいです。平出さん間取りや内装が風水的にいいものなのかをその場で判断するのは難しいと思うので、内見時に天井の梁、家具が理想通りに配置ができるかを写真にたくさん残しておき、あとでどのように風水を取り入れられるか考えながら、家具の購入や配置を考えると楽しいと思います!楽しいひとり暮らしを始めるために、賢い物件選びをいかがでしたか。女性のひとり暮らしは、慎重に丁寧に。引っ越しを検討している人は、今回のポイントをぜひ参考にしてみてください。教えてくれた人・魔女占い師、風水師叶ここさん「魔女が教えるマイルームインテリア風水」の著者。占い歴11年。祖父はスペインの政治家お抱え魔術師、祖母はフィリピン人。相談者が語る言葉のさらに奥にある因縁へと深められたリーディングは言葉を下ろしているように溢れ出ン人の祈祷師(マガガリ)の正統派魔術師一族に生まれる。代々受け継いできた魔力と魔術をベースに、数々の占術を学び、独自の〈天宝占術〉を編み出し、鑑定件数は30,000人以上。顧客の中にはアイドル、バンドマン、政治家、アナウンサー、漫画家、作家、俳優、スポーツ選手など著名人も多数!・株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 平出雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい!©smile/Adobe文・市岡彩香
2023年09月30日ひとり暮らしはしたいけど物件探しをいつからすべきか分からない…、という人必見。今回は、初めてひとり暮らしをする際に知っておくべき「"閑散期"に物件を探すメリット、デメリット」について、女性に特化した不動産会社を経営する 平出雅美さんに教えてもらいました。プロからのアドバイス、ぜひ物件選びのヒントにしてください。不動産会社の女性経営者が教える! 「閑散期に物件を探すメリット、デメリット」【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.25※主に東京都内、近郊のワンルーム程度の賃貸物件が対象です。――物件探しにおいて、閑散期はいつ頃なのでしょうか?平出さん閑散期は6~8月。他にも4~5月、また11~12月も比較的落ち着いています。繁忙期は新生活シーズン前の1月〜3月です。――繁忙期に探すよりも、閑散期に物件を探す方がいいメリットはありますか?メリット1.「自分のペースでじっくり探すことができる」平出さん繁忙期は物件を探している人がとても多いので、せっかく賃貸サイトで気に入った物件を見つけたとしても、検討している間に他の人に先に契約されてしまったり、内見の予約をしていたのに物件が埋まってしまうなど、どうしてもスピード勝負になってしまいます。人気物件は退去前に申込みが入ってしまうことも珍しくありません。一方で閑散期であれば、気になる物件をいくつも内見して、物件をじっくり見比べることができる余裕があるため、時間をかけて納得できる物件を探したい人には最適です。メリット2.「初期費用を抑えられる」平出さん不動産会社の事情ではありますが、繁忙期で埋まらなかった物件は閑散期だとさらに埋まりづらくなってしまうんです。そのため入居してもらうために、敷金、礼金を減額したり、フリーレント(1か月分の賃料を無料)をつけて募集することが増えるため、閑散期の方が初期費用を抑えられます。また、閑散期の方が、相場より安い家賃で希望の物件に住める可能性も高いです。メリット3.「丁寧に接客をしてもらえる 」平出さん繁忙期の場合、不動産会社によっては人手が足りず、どうしても一人ひとりのお客様に割く時間が少なくなってしまうんです。スタッフが忙しくて余裕がないと接客態度が悪くなってしまったり、物件情報が見落とされてしまい紹介してもらえる物件が少なくなってしまう可能性も。ですが閑散期であれば、どの不動産会社も比較的余裕があるため、問い合わせをしたのに不動産会社から返信がこない、不動産会社に訪問したら対応が雑だった…、などといった不快な思いをするリスクは少ないと思います。――続いて、閑散期に物件を探す際の注意点やデメリットについて教えてください!デメリット1.「物件数が少ない」平出さん繁忙期に比べると、物件の入れ替わりが少ないため選べる物件数が少ないです。人気の物件は繁忙期に埋まってしまい閑散期には募集が出されないことも。希望通りの物件の募集を待っていても、なかなか物件情報が出てこない時期ではあります。そのため、スピード感をもって、物件を探したい場合はやめておいた方がいいでしょう。繁忙期、閑散期に限らず、気になる物件があったらすぐに内見して、いい物件を逃さないことが大切です。デメリット2.「新築物件が少ない」平出さん新築物件は、繁忙期の1~3月に合わせて入居者を募集できるようにスケジュールされている場合が多いです。閑散期には埋まってしまい選択肢が少なくなるため、新築物件を希望する人にとっては繁忙期の方が適した時期といえます。実際に、”譲れない希望条件がいくつもあったけれど、閑散期に探したからか新着物件がなかなか出てこなかった。でも引っ越しの期限が迫っていたから、結局妥協して選んでしまって後悔した”という人も。どうしても譲れない条件がある場合は、多くの物件をチェックできる繁忙期の方が、希望通りの物件に巡り合う確率は高いです。デメリット3.「気候が引越しに向いていない」平出さん閑散期である6~8月は、梅雨と夏の時期のため、引越し日に雨が降る確率が高く、気温や湿度も高くなるため作業に体力を奪われやすいです。引っ越し作業は想像以上に体力を使うもの。女性のひとり暮らしの場合は、特に大変だと感じてしまうかもしれません。ただ、閑散期は引っ越し会社に支払う”引っ越し費用”が安くなることが多いなど魅力もあります。コスパ重視の人は、閑散期に引っ越しをすると、繁忙期よりもお得に引っ越しすることができますよ。――閑散期に物件を探すことはオススメですか?平出さんデメリットはあるものの、個人的には閑散期のお部屋探しはオススメです。すぐに決断できる人であれば問題ないのですが、初めて物件を探す人は、不動産会社に物件を紹介されても即決するのは難しいと思います。土地勘がない場所を紹介されてもわからないですよね。閑散期であれば、慎重に丁寧に探せる時間があります。どの時期に探すにしても、納得できないまま焦って決めないようにしてほしいなと思います。物件探しに向けて、知識を蓄えておこういかがでしたか。初めてのひとり暮らしは、後悔したくないですよね。引っ越しを検討している人は、今回のポイントをぜひ参考にしてみてください!教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 平出雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい!©studio marble/Getty Images文・市岡彩香
2023年09月02日初めてひとり暮らしをするなら、物件選びは絶対に後悔したくないですよね。今回は「ペット可の物件」と「メゾネット物件」について、女性に特化した不動産会社を経営する 山手雅美さんに教えてもらいました。プロからのアドバイス、参考になること間違いなしです。不動産会社の女性経営者が教える! 選んではいけない「ペット可の物件、メゾネット物件の特徴」【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.20※主に東京都内、近郊のワンルーム程度の賃貸物件が対象です。――まずは「ペット可の物件」について教えてください。「ペット可の物件」を探す際、選ばない方がいい間取りや注意すべきことはありますか?NG1. 「近所に公園や動物病院、ペットホテルがない物件」山手さんペットを飼う予定があるなら、物件を探す際、近所に公園や動物病院、ペットホテルがあるがどうかは確認しておいた方がいいです。ペットと快適に生活ができる”周辺環境”をあらかじめチェックしておかないと、住んだ後になって後悔してしまう可能性も。また、マンションによってはエレベーターや廊下では抱きかかえなければいけない、ケージを使用しなければいけないなどルールがあることも珍しくありません。ペット可の物件でもペットが苦手な人も住んでいるため、騒音やにおいについても配慮することが大切になってきます。NG2. 「玄関からペットが飛び出しやすい間取り」山手さん玄関を開けたときに、ペットがリビングからすぐ外に出れてしまうような間取りはNG。リビングの入り口に扉がある作りだと安心です。ペットを危険にさらさないためにも、住んでいる物件が外に出てしまいやすい間取りだった場合は、フェンスなどを設置することで対策ができます。NG3. 「床がすべりやすい材質の物件」山手さんすべりやすいフローリングの物件を選ぶのは、ペットのためにはやめておいた方がいいです。ペットが爪を立てることができずにすべってしまい、ケガをしてしまう場合があります。そうすると、別途カーペットや滑り止めマットを購入しなければいけなくなってしまうなど、お金が余計にかかってしまうデメリットもあるんです。――ペットを飼う予定があるなら、ペット可の物件を選んでおくべきですよね?山手さんペットを内緒で飼うとトラブルに発展してしまい、違約金が発生したり強制退去となる場合がありますので、堂々とペットを飼うためにも”ペット可の物件”を選んでほしいですね。ペット可の物件のなかには、ペットと同居することを目的に作られたペット共生物件もあります。防音対策や傷に強い床材が使われていたり、ペット用の足洗い場やリードフック、専用庭などペットに嬉しい設備がついています。マンションにペットがいることが前提なので、騒音やにおいに寛容な入居者が多いメリットも魅力です。――ペットを飼わない場合、ペット可の物件に住むデメリットはありますか?山手さんペット可のマンションの場合、共用部分やエレベーターでペットに遭遇することがあるため、ペットが苦手だったりアレルギーのある人にはデメリットとなります。また共用部分にペットのにおいが残っていることもあるのでにおいに敏感な人も不快な思いをしてしまうかもしれないです。ペット可だからといって防音対策が施されているわけではないので、鳴き声や足音などの騒音が気になってしまうデメリットも。――続いて「メゾネット物件」ついて教えてください! メゾネットとは何ですか?山手さんメゾネットとは、マンションタイプの部屋のなかに階段があり、2階建ての階層になっているお部屋のことです。ロフトは高さ1.4mまでの収納スペースを指すのに対し、メゾネットは独立した部屋のため解放感があり、デザイン性の高い物件が多いです。――「メゾネット物件」に住みたい際、注意すべきことやデメリットがあれば教えてください!デメリット1. 「光熱費が高くなる」山手さんワンルームや1LDKと比べると解放感があるメリットがある一方、ワンフロアのタイプと異なり空気が別の階に逃げてしまい、冷暖房が効くまで時間がかかってしまいます。そのため光熱費が高くなってしまう可能性は高いです。電気代が高騰している今、金銭面で負担になる可能性があるので節約したい人は要注意。デメリット2. 「ケガをしているとき、体調が悪いときに不便」山手さん部屋のなかに階段があるので、どうしても上り下りする面倒があります。間取りによっては1日に何度も上り下りしないと生活できないため、ケガをしているとき、体調が悪いときなどは不便に感じると思います。高齢者や小さい子どもには負担なだけではなく、階段から転落してケガをしてしまわないよう注意しておかなければいけません。デメリット3. 「家事動線が長くなってしまう」山手さん洗濯物を持って階段を上らなければならなかったり、荷物を取りに行く度に階段を使うことになるため、不便に感じて引っ越したという人もいます。メゾネット物件は、水回りやベランダの配置などがワンルームとは異なるため、1日の生活をあらかじめシュミレーションしておくといいです。階段のカタチによっては2階に家具を運び込めない場合もあります。――「メゾネット物件」は、どんな人にオススメですか?山手さん階数が違うと視線も遮られるため、自宅兼オフィス、食事する場所と寝る場所など用途別に生活スペースを分けたい人にはオススメです。最近ではテレワーク用のスペースとして需要が高くなりました。音や光も遮られるため、同居人と生活リズムが違う場合も過ごしやすいと思います。2階部分だと下の階の住民に足音が響く心配もないため、お子さんのいるかたや室内で運動をする場合には2階を使う方法も人気です。楽しい毎日を過ごすために、慎重な物件選びをいかがでしたか。女性のひとり暮らしは、慎重に丁寧に。引っ越しを検討している人は、今回のポイントをぜひ参考にしてみてください。教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 山手雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい!©Andrii Skliarov/Getty Images文・市岡彩香
2023年07月15日ひとり暮らしを始めるには「金額面が不安…」という人は多いのではないでしょうか。そういった場合、築年数が古いけどリノベーションされている物件を検討することもあるでしょう。今回は、選ばない方がいい"リノベーション物件"について、女性に特化した不動産会社を経営する 山手雅美さんに教えてもらいました。プロからのアドバイス、参考になること間違いなしです。不動産会社の女性経営者が教える! 「選ばない方がいいリノベーション物件の特徴」【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.18※主に東京都内、近郊のワンルーム賃貸物件が対象です。――リノベーション物件とはなんですか?山手さん築年数の経った物件に、新しい機能や設備を加えて価値を高めたものをリノベーション物件と呼んでいます。リフォームは老朽化した箇所を部分的に修繕するのに対し、リノベーションは設備のグレードアップや間取りの変更など大規模な工事を指す場合が多いです。―独身女性が賃貸物件を探す際に、選ぶべきではないリノベーション物件はありますか?―NG1. 「家賃が相場よりも割高な物件」山手さんリノベーション物件のなかには、見た目がキレイという理由だけで、家賃が相場よりも割高になっている物件があります。そのため、周辺エリアの同条件の築浅物件と比較して、賃料が割安かどうかを見比べることが大切。”リノベーション物件だからお得”と思いこまずに相場を確認しましょう。部屋のクオリティは、どうしても新築物件に比べると劣ってしまうのが現実。古い物件は、段差が多くあったり、共用部分のエレベーターが古くて故障してしまい階段を使うことになった場合などもあります。住んだ後になって後悔しないよう気をつけてほしいです。NG2. 「水回りがリノベーションされていない物件」山手さんコストがかかる都合上、水回りや配管までは新しくなっていないリノベーション物件があります。一見部屋がキレイにフルリノベーションされているように見えたとしても、水回りが古い物件に住んでしまうと、配管の古さが原因で水回りのにおいが気になってしまうということも。不快な思いをしないためにも、やめておいた方がいいでしょう。リノベーション物件と一言でいっても、リノベーションのレベルはさまざま。リフォームと呼ばれる程度の工事であっても、リノベーション済み物件と記載することで家賃を上げている物件もあるので、どこまで改修しているか内容をきちんとみて、家賃が妥当かどうかを判断してほしいです。NG3. 「電気容量が小さい物件」山手さん建物が古い物件のなかには、電気容量が小さい物件も。電気容量が小さいとドライヤーや電子レンジなどの家電を同時に使うだけで、すぐにブレーカーが落ちてしまうことがあり、実際にそういったトラブルは私もいくつか聞いたことがあります。リノベーション物件を選ぶなら、電気設備についても新しくなっているかは確認しておくことが大切。ですが築年数が古くてもお部屋がキレイになっていれば問題ないというお客様は多いので、何を重視するかはお客様次第。電気を多く使う予定がないかたであれば問題ないでしょう。NG4. 「防音性が低い物件」山手さん防音性が低いということは、隣の部屋の生活音がうるさいことはもちろん、自分の生活音も周りに聞かれてしまうということ。そのため女性のひとり暮らしにはオススメできません。また、防音性が低いと断熱性も悪いことが多いため、冷暖房が効きづらいデメリットも。築年数の浅い物件の方が、コンクリートが厚くなっていたり、防音性を高める工夫がされている場合が多いことを知っておいてください。NG5. 「1981年以前に建てられた物件」山手さん”リノベ物件”と聞いて安易に選ぶのではなく、修繕履歴などを聞いて家賃に見合っているかを考えることが重要。リノベーション物件はコスパがいいメリットはありますが、リノベーションの規模にもよるので一概には言えません。1981年以前に建てられた物件は旧耐震基準で建てられているため、見た目は新築のようであっても、現在の耐震基準を満たしていない可能性もあります。耐震補強工事が施されているかなど、耐震性についても確認しておきましょう。安心してひとり暮らしをスタートするために、慎重な物件選びを物件選びの失敗を防ぐためにも、気になることは常に確認を徹底した方がいいです。後悔しないためにも、今回のプロからのアドバイスをぜひ参考にしてみてください!教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 山手雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい!©KangeStudio/Getty Images文・武市彩花
2023年07月01日皆さんは、引っ越しをされたことはありますか?検討するべきポイントが多く、物件探しに苦労する方も多いようです。今回は、失礼な不動産屋のエピソードを紹介します。イラスト:菰田ひとみ不動産屋に訪れたときのこと内見中に失礼な発言が…物件は気に入ったので…職業欄を見て態度が一変!内見中に、失礼発言が絶えなかった不動産屋さんの男性ですが…。女性の正体を知った途端、今までの態度と変わるとはウンザリしますね。相手がどんな人でも、対等に接していきたいものです。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年06月21日賃貸物件を探しているけど、内見ってどうすればいいの…? 初めての引っ越しは特に、分からないことだらけですよね。今回は、賃貸物件を探すときに知らないと損する「内見のコツとNG行動」について、女性に特化した不動産会社を経営する 山手雅美さんに教えてもらいました。プロからのアドバイス、参考になること間違いなしです!不動産会社の女性経営者が教える! プロが教える「内見のコツとNG行動」【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.14※主に東京都内、近郊のワンルーム賃貸物件が対象です。――賃貸物件を探す際、内見はすべきですか?山手さん内見に行かないと分からないこともあるため、した方がいいと思います。ですが、内見のスケジュールを決めているうちに、他の人が先に申込みをしてしまう可能性も。人気の物件はスピード感も大事ですので難しいところです。もし現地に行く時間がない場合には、不動産会社によってはオンライン通話で内見することもできます。通話しながらなので、物件を見ながら質問も可能。内見せずに契約を決めるよりかはイメージがしやすいですよ。オンライン通話も難しければ、写真や動画を送ってもらうこともできるので問い合わせしてみるといいと思います。――内見の際にすべきではないこと、NG行動について教えてください!NG1. 「住むつもりがない、予算に合っていない物件の内見」山手さん”何も決まっていないけど、とりあえず内見したい”という方は多くいらっしゃいますが、何も知識がない状態で内見をしたために、その場の雰囲気や流れで契約してしまい、あとから調べたらもっといい物件があったと後悔してしまうケースも。いい物件を選ぶためにも、希望条件と異なる物件を内見することはオススメできないです。また、自分が支払える家賃とかけ離れた物件を見てしまうと、どうしても理想が高くなってしまいますので要注意。家賃次第で、部屋のクオリティは違ってくるもの。予算に合っていない物件を見て、そのあとに予算に見合った家賃の物件を見ても、前に見た物件の方が素敵だったな…、設備はいいけど浴室が気に入らないな…など、満足できなくなってしまう可能性は高いです。NG2. 「あまりにも早すぎる内見」山手さん引っ越したい日から3か月以上前など、早めの内見はオススメできません。賃貸物件の場合、募集開始から1か月以内で募集が終わってしまう場合は多いですし、人気物件は掲載から数日で入居者が決まってしまうことも。どんな物件があるか見ておきたいという方の場合に多いのですが、引っ越しの3か月以上前から内見をしたとしても、自分の引っ越しの時期にはすでに他の方が契約してしまっているケースがほとんどなんです。また、早く契約をしてしまうと、タイミングによっては今住んでいる物件と引っ越し先の家賃を二重に支払うことになってしまう可能性もあります。時間とお金を無駄にしないためには、引っ越しをしたい日から逆算して、内見は1か月前くらいからがベスト。1か月を切ってからでも遅くないですよ。NG3. 「内見をしすぎる」山手さん内見は、多くすればいいという訳ではありません。むしろ内見を繰り返すほど、後悔しているお客様は多いです。10件以上の内見をして、物件を見る目が極端に厳しくなってしまったり、何を優先すべきなのか迷ってしまい決断できなくなってしまう方は珍しくありません。たくさん内見をすること自体は悪いことではないですが、長い期間を内見に費やしてしまうと、例え最初の物件の方が良かったと思っても、すでに募集が終了してしまって、最終的に妥協して物件を選ぶしかなくなってしまうこともあるんです。そのため内見は、2、3件くらいがベスト。多くても5件以内におさめておくといいと思います。――内見に行ったら、必ず確認しておくべきことはありますか?山手さん想定していたよりも日当たりが良くない物件だった、最寄り駅まで意外と距離があった、電波が入りづらい…など、内見に行かないと気付けないポイントは多いです。・日当たり・最寄り駅までの距離、雰囲気・スマホに電波が入るかどうか・冷蔵庫と洗濯機置き場のサイズ・防音性(構造・窓を開けたときの音など)は確認しておくことをオススメします。内見の際は分からないことがあれば、小さなことでも担当者に質問するといいですよ。内見時のオススメ持ち物・メジャー(不動産屋が持っている場合も多い)・スマホ(カメラで室内写真を撮るため)・事前に家具、家電のサイズを測ってメモしたもの・身分証明書、収入証明書(当日申込みをしたい場合のみ)事前にサイズを測っておくと、いざという時に他の物件と比較検討がしやすいですし、家具家電を購入する際に改めてサイズ確認をする手間がなくなり役立ちます。また、内見した日に申込みをすることを視野に入れて、身分証明書と収入証明書を持っておくと、当日にスムーズに申込みを完了できるためオススメです。――内見後に仮押さえはできますか? 申込みをしたらキャンセル料はかかるのかについても教えてください!山手さん家賃を支払わずに物件を仮押さえすることはできません。基本的には申込みから2週間程度で家賃が発生します。契約前の場合、申込みをキャンセルしてもキャンセル料は基本的に発生しませんが、その間の手間や募集を止めることで次の入居者が決まらなくなったりと、不動産屋や大家さんに迷惑がかかるため、できるだけキャンセルは避けましょう。満足する物件に出会うために内見は大切いかがでしたか。初めての引っ越しは不安なことも多いはず。住んだあとに後悔しないためにも、今回のプロからのアドバイスをぜひ参考にしてみてください。教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 山手雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい!©emma/Getty Images文・武市彩花
2023年05月27日引越しを検討している人必見。今回は「賃貸物件のNG特徴」のなかでもトラブルが多い水回りに関して選んではいけない物件を、女性に特化した不動産会社を経営する 山手雅美さんに教えてもらいました。働く女性がひとり暮らしの物件選びに悩んでいる…という場合に参考になること間違いなし!不動産会社の女性経営者が教える! 選んではいけない「賃貸物件のNG特徴」〜水回り編〜【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.13――物件を探す際、”水回り”に関して選んではいけない物件について教えてください!NG1. 「洗濯機置き場が外にしかない物件」山手さん外にしか洗濯機が置けないと不便なことはもちろんなのですが、防犯面においても避けた方がいいです。実際に洗濯機を回している最中に洗濯機を覗かれてしまった人や、洗濯していた下着が盗まれてしまったという人も。そのため家賃の安さ重視で物件を探す人も、室内洗濯機置き場と室内に洗濯物を干せるスペースがあるかは確認しておくことをオススメします。また、室内に洗濯機置き場があっても、スペースが足りずドラム式の洗濯機が置けない場合がありますので要注意。引っ越しの際は、自分の持っている洗濯機を設置できるかについても確認してください。NG2. 「独立洗面台がない物件」山手さん 物件を探す際、バストイレ別を希望する人は比較的多いのですが、洗面台に関してはこだわらないお客様は多いです。ですが、洗面台が独立していないと、浴室にしか洗面台がないために、湿気が多い浴室でヘアセットをしなければいけなかったり、スキンケア用品を十分に収納ができる場所がなかったりと不便。そのため、内見時には気にならなかったとしても、独立洗面台がないとストレスになってしまう可能性は高いと思います。家賃との兼ね合いもあるとは思いますが、できる限りやめておいた方がいいです。NG3. 「排水口からの臭いが気になる物件」山手さん排水口からの臭いが気になる物件に住み続けたら、気持ち悪いですよね。そのため内見の際に少しでも排水口からの臭いが気になったら見過ごさず、管理会社に聞いた方がいいです。マンション自体の排水設備が古いのかもしれないですし、前の住居者の退去から期間が空いてたまたま詰まってしまったのかもしれないですし、クリーニングをすれば問題ないかもしれません。「少し臭いが気になるんですけど、水は問題なく流せますか?」という聞き方がオススメ。聞けば、管理会社は原因を教えてくれますから不安が減りますよ。NG4. 「浴槽やトイレにヒビが入っている物件」山手さん築年数が古い物件ですと、浴槽やトイレにヒビが入っていたり、水漏れを修理した跡があったりします。1回水漏れがあって修理ができていたとしても、その修理箇所からまた水漏れになってしまうケースも。築年数20年以下であれば基本的には問題なく動きますが、それ以上経つと不具合が出てしまうことは多いです。築年数が古くても水回りをしっかりリフォームしている物件であれば問題ありませんから、築年数20年以上の物件を検討している際は、水回りのリフォーム歴があるかどうかを管理会社に聞いておくといいと思います。NG5. 「湿気がこもりやすい物件」山手さん水回りではありませんが、湿気がこもりやすい物件もやめておいた方がいいです。なかには浴室乾燥機がない物件、部屋に1つも換気扇がついていない物件があります。湿気がこもりやすいとカビが生えやすいため、体調が悪くなってしまうなどデメリットばかり。カビが生えてしまうと退去時に余計にクリーニング代の費用がかかってしまうなど、費用面でも損をしてしまう可能性がありますから、風通しはいいか、日当たりは悪くないか、窓のサッシや壁にカビの跡や変色がないか、洗濯物はどこに干せるのか、内見の際に確認しておくと安心ですよ。――もし水回りでトラブルがおきてしまったら、どうしたらいいでしょうか。山手さんすぐに管理会社に連絡してください。管理会社に連絡せず、自分で対処すると余計なお金や手間がかかってしまう場合もあるので必ず管理会社へ連絡を! 契約時に、24時間対応のコールセンターに申し込んでいる場合や加入した火災保険にサポートデスクがついている場合はそちらに連絡してもOK。水漏れの場合は、被害が拡大しないようにタオルを敷いたり水栓を止めて応急処置をしておくといいです。あらかじめ管理会社の連絡先をスマートフォンに登録しておくのもいいと思います。――その他に、水回りに関してオススメできない物件はありますか?山手さんリビングのすぐ横にトイレがある物件は音漏れが気になってしまって嫌だった…、というお客様の声をいくつか聞いたことがあります。賃貸物件のトイレに音姫など音消しのシステムがついていることは少ないですから、来客が多い人は、選ばない方がいいです。また脱衣スペースがないワンルームの物件も、オススメできません。着替えが丸見えになってしまうため不便に感じてしまう可能性があります。快適に過ごすためには、毎日使う”水回り”は大切。いかがでしたか。女性のひとり暮らしは、慎重に丁寧に。引っ越しを検討している人は、今回のポイントをぜひ参考にしてみてください。教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 山手雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい!©Sussenn/Getty Images文・武市彩花
2023年05月13日一生に一度のお買い物と言われるマイホーム購入、後悔のないようにしたいもの。しかし、中には購入したものの「やめておけば良かった」と後悔する方もいるようです。そこで今回は「マイホーム購入で後悔したエピソード」をご紹介します!やめておけば良かった一度の内見での決断一番の後悔は、出産を間近に控えていたために慌てて建売住宅を購入したことです。今住んでいる住宅を内見したときに、担当者から次の内見を待つお客様がいると言われ、ここで決断しないとそのお客が購入を決める可能性があると急かされました。夫も気に入った様子だったので、一度の内見で購入を決めてしまいました。建売住宅でも、本当は何件か物件の内見に行って、いろんな視点で見比べてから購入を決めれば良かったです。(33歳/看護師)やめておけば良かったサイズの合わない家具や家電の購入マイホームを買う際に、家具や電化製品のサイズを確認せずに購入してしまい、サイズが合わず後悔した経験があります。これからマイホームを購入する方は、事前に家具や電化製品のサイズを確認してから購入するように心がけると良いでしょう。(38歳/会社員)これからの人は参考に焦って決めてしまったり、確認不足から後悔することもあるマイホーム購入。後悔しないように慎重に検討することが大切なのかも。今回の先輩方のエピソードを参考に、理想のマイホームを手に入れてくださいね!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月08日引越しをするなら、物件選びは失敗したくないですよね。長時間家にいる、在宅ワークをしている人は特にだと思います。今回は、女性に特化した不動産会社を経営する 山手雅美さんに、在宅ワークを中心に働く人が「住まない方がいい賃貸物件&間取り」について教えてもらいました。プロからのアドバイス、参考になること間違いなしです!不動産会社の女性経営者が教える! 在宅ワークをするうえで選んではいけない物件、間取り5選【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.12――在宅で仕事をするうえで、オススメしない間取りや物件はありますか?NG1. 「家具を配置しづらい、または机を置くスペースがない間取り」山手さん間取りによっては、出っ張った柱があって、仕事のための机などの家具が入らなかったり、家具を置くとクローゼットの扉が開けづらくなってしまうなど、住んでから不具合に気づく場合があります。正方形、長方形など四角い間取りは、家具を配置しやすいためオススメ。三角っぽい間取りや、特殊なカタチをした間取りは家賃が安い場合があるものの家具を配置しづらく、仕事道具を置く場所や作業スペースを確保しづらいため、控えた方がいいです。また、仕事をする机がリビングテーブルを兼ねるとオンオフの切り替えがしづらいためオススメできません。ご飯を食べた後に仕事をしたくても、片付けないと仕事にとりかかれなかったり不便が多いです。在宅ワーク用の部屋を用意できればベストですが、家賃との兼ね合いもありますから、せめてリビングテーブルとは別に、机と椅子が置けるくらいのワークスペースを確保できる間取りを選ぶといいと思います。最近ではあらかじめ在宅ワークに使えるよう、備え付けの机がある物件もあるのでそういった物件を探すのも手です。NG2. 「コンセントが少ない、または作業スペースから遠い物件」山手さん延長コードを使えばすむ話ではありますが、正直、見栄えは良くないですし、コードがぐしゃぐしゃになって危険じゃないですか。また、テレビ線の位置もだいたい1つの部屋に1つしかついていない場合が多いですよね。そのため、気に入った物件を見つけて内見に行く際には、コンセントや配線の位置は確認しておくと安心かと思います。作業スペースの他には、キッチン周り、ベッドの周辺にもコンセントがあるのか見ておくといいですよ。NG3. 「通信状況が悪い物件」山手さん 使用可能な高速ネット回線があるか、作業スペースまで電波が入るかは在宅ワークをするなら確認しておいた方がいいです。パソコンを使ってオンライン会議をする時などネット回線が遅いと仕事に支障がでてしまうかもしれません。スマホのテザリングやポケットwifiなどを使う人もいますが、光回線などの有線に比べると遅いですし、仕事で使うとなると、容量を超えて通信制限になってしまう可能性も。そのためマンションが契約しているインターネット会社など、通信環境についても担当者に聞いておくことをオススメします。NG4. 「生活音が響きやすい物件」山手さん壁が薄い物件は、隣人の生活音が聞こえてしまうなどストレスになりかねません。生活音だけでなく、線路近くや幹線道路沿いの物件も仕事の集中を妨げてしまう可能性が高いので、在宅で仕事をする人はやめておいた方がいいです。防音効果の高い鉄筋コンクリート造の部屋ですと、音が響きにくいため作業に集中できますし、オンライン会議の際も外の音を気にせずに仕事ができますよ。NG5. 「日当たりが悪い物件」山手さん日当たりが良い物件であれば、電気をつけなくても日中は明るいですが、北向きや隣の物件の影になってしまっていて日当たりが悪いと、日中も部屋が暗いため1日中電気をつけなければいけません。そうすると、在宅時間が長い場合は電気代が多くかかってしまいますし、冬の場合は余計に暖房代もかかってしまいます。節約を考えて物件を探すのであれば、できれば日当たりが悪い物件は避けた方がいいです。――もしいま住んでいるところが上記に当てはまっていたら、どうしたらいいでしょうか。山手さんロールカーテンやパーテーションを設置して空間を区切ると、自宅にある娯楽への誘惑をさえぎる効果もありますし、オンライン会議で生活空間が映る心配も減ります。イヤホンを付けて生活音をシャットアウトしたり、明るく光の入る位置に机を移動してみる、高速ネット回線が使えない物件の場合には、スマホのテザリングやポケットwifiなどを使うことになると思います。この場合には、電波が入りやすいキャリアを選び、容量制限に引っかからないプランに変更するのがいいと思います。在宅で仕事することが多い人は、交通の便や駅からの距離よりも、お部屋の環境を重視すると後悔しない物件選びができます。――逆に、外出が多い人にオススメできない物件はありますか?山手さん外出が多い人は、物件の広さよりも立地の良い物件を選ぶといいです。駅から遠いと毎日の通勤は負担になりますし、電車やバスの終電時間が早いとタクシー代がかかってしまう場合もあります。また夜遅くまで外出されている人の場合は、限られた時間で家事や買い物をすます必要があるので、宅配ボックス、浴室乾燥機付き、24時間ゴミ出し可能など、設備の充実しているマンションを選ぶことで、時間帯や天気に左右されない生活をおくることができます。・交通の便が悪い・遅くまで営業しているコンビニやスーパーが近くにない・24時間使えるゴミ捨て場や宅配ボックスがない在宅ワークを快適にするために物件選びは超大事。いかがでしたか。女性のひとり暮らしは、慎重に丁寧に。引っ越しを検討している人は、今回のポイントをぜひ参考にしてみてください。教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 山手雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい!©archiZG/Getty Images文・武市彩花
2023年05月03日AlbaLinkは、物件の購入や賃貸住宅を借りた経験がある人500人を対象に「物件の内覧時に注意すればよかったことに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。家を購入したり借りたりする前には、内覧・内見と呼ばれる見学を行うのが一般的。ネット情報や写真だけでは伝わらない「住みやすさ」をチェックする貴重な機会です。しかし「内覧・内見時のチェックが不十分で、入居後に後悔した」という人も少なくありません。今回は、どんな調査結果が得られたでしょうか。■物件の内覧時に最も重視したことは「間取り・動線の良さ」物件の購入や賃貸住宅を借りた経験がある500人に「物件の内覧・内見時に最も重視したこと」を聞いたところ、1位は「間取り・動線の良さ(132人)」、僅差の2位は「日当たりの良さ(126人)」でした。以降、3位「水回りの綺麗さ・使い勝手(76人)」、4位「静かさ・防音対策(54人)」と続きます。物件情報を見るときに、間取り図とベランダの向きを最初に確認する人も多いのではないでしょうか。全体的には室内に関するチェック項目が多くランクインました。◇1位間取り・動線の良さ・部屋の間取りと生活動線(24歳 女性)・部屋の数と各部屋の広さを重視した(35歳 男性)・部屋の間取り。人数分の個室があるか、リビングが1階か(46歳 女性)動線の悪い間取りだと「家事に余計な時間がかかる」「来客から水回りが丸見えで恥ずかしい」といった問題が起こります。そのため部屋数や広さとともに、「室内での動きやすさ」を重視した人も多くなりました。間取り図でもある程度の想像はできますが、やはり実際に内覧・内見して確認すると、動線のイメージが湧きやすくなります。◇2位日当たりの良さ・ベランダの方角が南向きか(38歳 女性)・日当たりの良さです(48歳 女性)・採光が東南向きの2面あり、日当たりが良いこと(57歳 男性)日当たりが悪いと暗く寒く、洗濯物も乾きにくくなりがちです。家で過ごす時間が長い場合にはとくに、日当たりは大切な要素になります。南向きであっても、南側に高い建物がないかなどは内覧・内見時に確認しておきたいですね。◇3位水回りの綺麗さ・使い勝手・トイレやお風呂が汚くないかを重視しました(27歳 女性)・水回りの状態をチェック。とくに水道などに漏れがないか確認しました(48歳 女性)・水廻りの汚れ具合と使いやすさ(55歳 男性)新築以外の物件では、水回りの汚れが気になりますよね。毎日使う場所なので、あまりに汚れが目立ったり使い勝手が悪かったりすると、気分が滅入るでしょう。「一見キレイに見えたが、入居してすぐ水漏れが起きた」という体験をした人もいるため、見た目の綺麗さだけではなく、「故障がないか」も重要なチェックポイントです。■物件の内覧時にもっと注意すればよかったことは「静かさ・防音対策」続いて「内覧・内見時にもっと注意すればよかったこと」を聞いたところ、1位は「静かさ・防音対策(81人)」でした。2位「部屋の採寸(63人)」、3位「水回りの使い勝手・古さ(48人)」、4位「配線・コンセント(47人)」、5位「日当たりの良さ(45人)」と続きます。「静かさ・防音対策をチェックしておけばとよかった」と答えた人が多数。静かさは内覧・内見時にしか体験できないからでしょう。また「内覧・内見時に最も重視したこと」で上位に入らなかった項目としては、「部屋の採寸」「配線・コンセントの位置」「近隣住人のようす」などが挙がっています。◇1位静かさ・防音対策・電車の走行音について。内見中は会話しながらだったのであまり気にならなかったが、いざ住んでみると音が気になり、もう少し注意を払えばよかったと後悔(25歳 男性)・防音がしっかりしているか。隣や廊下からの音が響かないか、よく確認すればよかった(41歳 男性)・上の階や隣の音を気にしながら内覧すればよかった(53歳 女性)「内覧時には気にならなかったが、住み始めてから騒音に悩んだ」という人も多数。内覧時に気にならなかった理由としては「内覧時は隣が留守・空室だった」「内覧日が土日祝日で、周辺の工場が休みだった」などが考えられます。音をしっかりチェックしたい人は、面倒でも「昼と夜の2回見学する」「土日だけではなく平日にも見学する」といった工夫をしてみてはいかがでしょうか。◇2位部屋の採寸・メジャーでありとあらゆる場所のサイズを測って、きちんと記録しておくこと(26歳 女性)・カーテンの寸法を測っておくべきだった(38歳 男性)・入口の高さと幅をしっかり測っておけばよかった。冷蔵庫がギリギリ入るか入らないかだったので(45歳 男性)採寸しておかないと、家具がうまく設置できなかったり搬入できなかったりします。そのため「ドア・廊下の高さ・幅」「洗濯パン」「窓(カーテン)」「冷蔵庫の設置場所」などのサイズは、内覧・内見時に測っておくのがおすすめです。◇3位水回りの使い勝手・古さ・実際に使うことを想定して、台所や洗面所に立ってみたらよかったと思っています(34歳 女性)・水回りはすべて新品だったが、元の水道管が古いために錆水が出てしまう。見えるところ以外ももう少し詳しく確認しておくべきだった(41歳 男性)・給湯設備や水道は、実際にお湯などを出してみればよかった(50歳 男性)水回りの綺麗さはチェックする人が多いものの、実際に水を出してみる人は少ないのではないでしょうか。そのため「入居してから、水圧の低さや排水の悪さに気づいた」という声が多数。内覧時に不動産屋さんに「水を出してみてもいいですか」と聞いて、確認しておきたいですね。内覧・内見時に不具合が見つかれば、入居までに修理してもらうよう頼むことも可能でしょう。■まとめ物件の内覧・内見時には、「間取り」「日当たり」「綺麗さ・清潔感」を重視している人が多いとわかりました。一方、もっと注意すればよかった点としては「騒音や近隣住人のようすをチェックすること」「採寸」などが挙がりました。ただ「日当たり」「騒音」「近隣住民のようす」は、1回の見学だけではわからないことも。面倒でも時間帯や日を変えて、2回程度見学するのがおすすめです。また物件そのものだけではなく、周辺環境も快適に住むための重要な要素となります。内覧・内見時には、商業施設・医療機関の有無や距離、周辺道路の交通量なども調査しておきましょう。とはいえ、上記の内容を全て思い出すことも難しいでしょう。「訳あり物件買取プロ」の元記事ではチェックリストも用意しているので、必要な人は確認してみてはいかがでしょうか。■調査概要調査対象:物件の購入や賃貸住宅を借りた経験がある人調査期間:2023年3月3日~6日調査機関:自社調査調査方法:インターネットによる任意回答有効回答数:500人(女性309人/男性191人)回答者の年代:10代 0.4%/20代 14.6%/30代 35.0%/40代 33.2%/50代 14.2%/60代以上 2.6%URL:(エボル)
2023年05月01日タレントの若槻千夏さんが、2023年4月26日放送のバラエティ番組『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)に出演。広いルーフバルコニー付きの物件で暮らしていた際に感じたストレスを明かしました。若槻千夏「渋谷区ってのもあって…」もともと広いルーフバルコニーに憧れていたという若槻さん。条件に合う渋谷区の物件に空きがでたため、住んだものの、思わぬストレスを感じることになったといいます。渋谷区ってのもあって、カラスが多くて。ルーフバルコニーだから外にソファ置いたり、朝、コーヒー飲んだりしたかったんですけど、朝めちゃくちゃカラスのたまり場になって。毎回私、カーテンを「ハァ!」って開けなきゃいけないんですよ。「出てけ!」って。上田と女が吠える夜ーより引用結局、カラスが集まるルーフバルコニーがストレスになり、若槻さんはすぐに引っ越したといいます。渋谷区は、渋谷駅周辺をはじめ、飲食店が数多く集まるエリア。営業を終えた飲食店が出す生ゴミを求め、カラスが集まるのはよくあることです。渋谷区という立地に加え、開けた場所であるルーフバルコニーにカラスが集まるのは、必然だったのかもしれません。『住みたい街』としてランキングの上位にあがる機会も多い渋谷区エリアですが、若槻さんのトークに「そういうこともあるんだな」「ルーフバルコニーの思わぬ落とし穴」と反響が寄せられています。・郊外のルーフバルコニーなら、安全そう。渋谷区っていうのがな…。・都心のルーフバルコニー付き物件とか憧れるけど、話を聞いてやめた。・朝から嫌な気持ちになるのは、嫌だよな。内見をしても、実際に住んでみないと分からないこともあります。自分自身で情報を集めたり、時間をずらして物件周辺を歩いてみたりすることが、失敗を避けるためにも必要なのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年04月28日引越しを検討している人必見今回は、選んではいけない「賃貸物件のNG特徴」のなかでも、働く女性がひとり暮らしを続ける際、"長く住まない方がいい賃貸物件"について、女性に特化した不動産会社を経営する 山手雅美さんに教えてもらいました。引っ越しをどうしようか悩んでいる…という人こそ参考になること間違いなしです!不動産会社の女性経営者が教える! プロが長く住むなら選ばない賃貸物件【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.10※主に東京都内、近郊のワンルーム賃貸物件が対象です――同じ賃貸物件に長く住むのはいいことなんでしょうか? 住み続けてはいけないNG物件についても教えてください!「長く住むと、賃貸物件のメリットを活かしきれない」山手さん賃貸物件のいいところは、環境の変化によって好きなところに引っ越せること。購入となるとそうはいきません。結婚や出産、転職などで生活環境が変わることも多いですよね。そのため、ライフスタイルの変化に応じて、住む場所を定期的に見直すことができる”賃貸物件”に住むメリットは活かすべきです。長く同じ物件に住むと、引っ越しの際の手間やお金がかからないためコスパはいいですが、賃貸物件ならではの恩恵を受けられていないということでもあります。NG物件1.「備え付けの設備が古い物件」山手さん設備が昔のままで新しくならない物件は、長く住まない方がいいです。築年数が古くても設備が新しくなっていれば問題はありませんが、備え付けの冷暖房が古い場合、通常の物件よりも電気代が多くかかってしまう可能性があります。冷暖房は10年以上経っていると電気代が通常の1.5倍くらいかかってしまう場合も。また、物件の設備にはそれぞれ耐用年数が決められてるため、一般的には6〜8年以上住むと設備の損耗は経年劣化とみなされ退去費用が安くなるという、ある意味メリットもあります。今住んでいる物件の設備が古いかどうか1度チェックしてみてください。NG物件2.「勤務先から遠い物件」山手さん異動や転職で勤務先が遠くなっても、引っ越しが面倒という理由からそのまま住み続けてしまう人は多いですが、通勤は毎日のこと。積み重ねで考えると勤務先から遠い物件はオススメできせん。最初は大丈夫と思っていても、勤務先から遠い物件を選んだ後、やっぱり近い場所に住みたいとすぐに引越しをされるお客様も少なくないんです。勤務先の場所が変われば、定期的に行くごはん屋さんやジムなども変わってくるもの。長く住むとなると何かと不便かと思います。NG物件3. 「周囲の騒音が気になる物件」山手さん住んでいて、ここ不満だな、過ごしにくいなと思うことを、そのままにしがちな人は多いです。もし少しでもストレスになっているのであれば面倒くさがらず、引っ越すことをオススメします。特に、周囲の騒音が気になる物件はストレスにつながりかねません。隣人のペットの吠える声が夜中に聞こえてきたり、高速道路の近くで1日中ずっと車の音がうるさくて、寝られなかったり…。周囲の環境は自分ではなかなか変えることができませんから、長く住むには苦しい思いを重ねてしまうかも。住んでみてからでないと分からないことも多いです。女性は特に、少しでも危険なことがあった場合には、大きな事件が起きる前に引っ越しを検討してほしいです。隣人がベランダから覗き込んで部屋を見てきたなど、実際に怖い思いをした人もいます。住み続けるのもいいことですが、何か不安な点があれば賃貸の場合はすぐ引っ越せるメリットを活かしてほしいですね。――逆に、同じ物件に長く住むメリットはありますか?山手さんデメリットはあるものの、今の住まいが気に入っているのであれば無理に引っ越すことはありません。長く住めば、街にも慣れるので、生活環境の変わるストレスや不便もないですしね。「長く住むなら物件の購入をした方がいいのかな?」と迷う人もいると思いますが、それは結婚して家族ができたり、生活スタイルが固まってからでいいと思います。――ということは、同じ賃貸物件に長期的に住むことも、アリと考えていいのでしょうか?山手さん先述した「環境の変化によって好きなところに引っ越せること」が賃貸物件の大きなメリットですから、やはり一概には言えないです。ただ、引っ越しをすると、思っていた以上にいらないものを捨てることができたりなど、荷物が減ってスッキリする効果もあります。長く同じ物件に住んでいると、どうしても荷物がどんどん増えてしまいますからね。環境が変わるだけでなく、気分も変わります。引っ越した方が運気が良くなるという考え方の人もいますよ。――運気が良くなるというのは、具体的にどういうことですか?山手さん運気や風水を加味して、引越しをするかしないか決めるお客様もいますし「占い師さんにこの方角がいいと言われたから、このエリアに引っ越したい」というお客様もいらっしゃいます。ただ、引っ越しは体力がいるしお金もかかること。同じ物件に長く住み続けるにしても、引越しをするにしても、自分が心地いいと思う方を選んでくださいね。快適に過ごせるひとり暮らしを選択しよういかがでしたか。ひとり暮らしを続けるなら、心地よく楽しく過ごしたいですよね。引っ越しを検討している人は、今回のプロからのアドバイスをぜひ参考にしてみてください。教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 山手雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険の提案やRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい!©Creativeye99/Getty Images文・武市彩花
2023年04月22日マイホーム購入は、一生に一度あるかないかの大きな買い物。購入前にどんなところを確認しておけば良いのか悩む方も多いのでは。そこで今回は、「マイホームの購入で後悔したエピソード」をご紹介します!見ておけば良かった実際に建てた家いろんな家の間取りを展示場だけではなく、建売物件や実際に建てたお家の見学会などでも見ておくと参考になって良かったと思います。また、食洗機やキッチン収納、パントリーなども時間が許すのであれば、いろいろなメーカーをじっくり見て決めた方が後悔しないと思います。(34歳/専業主婦)聞いておけば良かった自治会にかかる金額自治会の入会費や年会費などを聞いておけば良かったと思いました。私の住んでいる場所は自治会にかかる金額がとても高く「土地がこれだけだから、一年に8万円ね」と言われ「そんなにかかるのか!?」と、とてもびっくりしたことを覚えています。(33歳/会社員)これからの人は参考に理想のマイホームは人によって違うもの。今回の先輩方のエピソードを参考に、どんな家で暮らしたいか考えてみてくださいね!※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年04月06日あっという間に春を迎え、新生活シーズン。「物件を探しているけどなかなか決められない…」という人も多いのでは?今回は、働く女性がひとり暮らしをするときに選んではいけない賃貸物件の特徴、特に"周辺のNG環境"について、女性に特化した不動産会社を経営する 山手雅美さんに教えてもらいました。プロからのアドバイス、参考になること間違いなしです!不動産会社の女性経営者が教える! プロが選ばない賃貸物件の周辺環境【女性が知っておくべき「賃貸物件」基本のき】vol.8※主に東京都内、近郊のワンルーム賃貸物件が対象です。――賃貸物件を選ぶとき、女性が気をつけるべき”周辺環境”について教えてください。NG1. 「帰り道に街灯がない、人通りが少ない」山手さん最寄駅から家までの道が真っ暗だったり、人通りが少ない物件はオススメできません。街灯がしっかりあれば問題はないのですが、仕事終わりに帰り道が暗く、人通りが少ないと、初めてのひとり暮らしの場合は特に、不安な気持ちになってしまうと思います。注意してほしいのは、昼間に内見に行っても、なかなか夜道が明るいか暗いかまでは判断がしづらいところ。昼間は人通りがあっても、夜はほとんど人が通らない場合もあるため、できれば昼間だけでなく、夜の周辺環境も確認しに行くといいです。NG2.「最寄り駅から遠い、時間がかかる信号や踏切がある」山手さん周辺に、なかなか変わらない信号や踏切があるのは要注意。朝の忙しい時間にも関わらず、踏切がある道を通らなければいけないとなると、間に合うはずの電車に間に合わなかったり、人によってはイライラしてしまいます。また、駅から家までの道は、住む前に実際に歩いて確認しておくことをオススメしたいです。賃貸サイトの情報では徒歩5分と書いてあっても、女性の足で歩くと10分かかってしまうということはよくありますし、また実際に徒歩5分だったとしても、それは最寄駅の出口からのスタートということがほとんど。東京の場合、渋谷駅や新宿駅など、地上の出口に行くまででもけっこうな時間がかかってしまう駅もあるので、最寄り駅の電車を降りてから、家までの時間はチェックしておくと安心です。NG3. 「電車の線路、飲み屋、工場が近い」山手さん気にならない方であれば問題ないのですが、電車の線路に近い物件は、深夜1時くらいまで電車の音が聞こえることがあります。そのため、仕事で疲れているのに電車の騒音で寝られないなど、辛い思いをしてしまう可能性も。また、周辺に飲み屋が多い物件は、一見、すぐに飲みにいけるメリットがあると思いきや、深夜まで酔っ払いの人の声がうるさかったり、外で叫んでいる声が聞こえたりとデメリットが多いです。工場が近い物件は、1日中、機械音が聞こえてくる物件もあるので、在宅勤務の人は仕事に集中できない可能性も。そのため、できればこの3つに当てはまる物件は避けた方がいいと思います。NG4. 「ハザードマップで危ないとされるエリア」山手さん 初めてのひとり暮らし、少しでも心配ごとを減らしたいなら、ハザードマップで危ないとされるエリアに住むのは控えるべきです。賃貸では少ないですが、家を購入する人のほとんどが確認するハザードマップ。雨が降ると洪水になる可能性が高いエリアや、地震、土砂崩れの危険がある警戒区域などは、ハザードマップで確認することができます。専用のポータルサイトなどネットでアクセスできますし、担当者に聞けば教えてくれますので、ぜひ確認してみてください。NG5. 「バスの本数が少ない、最終のバスが早い」山手さん 最寄り駅からバスでしか帰れないエリアに住む場合に限りますが、最終バスが早いと、帰りが少し遅くなってしまうだけで、タクシーを使うことになってしまうなどコストがかかってしまいます。何度も重なってしまうと、もったいないですよね。そのため仕事終わりが遅い人や、よく飲みに行って遅くなる人は、バスの本数が少ない、最終のバスが早い物件に住むのは、やめておいた方がいいです。――周辺環境がいいところに住むために、どのようなことを確認しておくべきですか?1. 最寄駅から家まで歩いてみる2. 最寄り駅周辺を探索してみる3. 内見は昼間だけでなく夜も。加えて周辺環境もチェックする4. スーパーやコンビニが近くにあるか確認する5. 窓を開けて、車や電車の音を確認する6. バスの時刻表チェック山手さんこの6つは、安心して楽しくひとり暮らしを続けていくためにも、できれば実行してほしいポイント。また、警視庁のアプリで、女性に対する声かけ・つきまといの発生場所や犯罪発生の多いエリアが見られるものもあるので、そちらをチェックしておくのもオススメです。物件探しの前に見ておくと、犯罪が発生しやすいエリアを避けることができます。――6つのチェック項目のなかで、特にマストだと思うものはありますか?山手さん駅から家まで歩いてみることですね。内見の際は、車で案内される場合も多いため、周辺を歩くことなく物件を決めることもあります。そうすると実際に駅から家までかかる時間、坂の有無、騒音などの周辺環境を知らないまま物件を決めてしまい、後悔する人も少なくないんです。住んだ後に後悔しないためにも、せめて1度は、周辺を歩いて環境を確認してほしいです。新生活を楽しく過ごすために、安心できる周辺環境が大切初めてのひとり暮らしは、物件だけでなく、周辺環境のチェックも欠かさずしておくと安心です。引越しを検討している人は、今回のポイントをぜひ参考にしてみてくださいね。教えてくれた人株式会社東京女性不動産 代表取締役社長 山手雅美さん宅地建物取引士所持。不動産歴3年目、2021年11月に「東京女性不動産」を開業。東京女性不動産は、安心してお部屋探しができることを第一に、相談から契約まですべて女性スタッフが担当。女性一人での東京のお部屋探しを、女性ならではの視点で親身にサポートしています。LINEでの相談もできます。安心して新生活を始められるように、ストーカー保険プレゼントやRefaプレゼントなどのサービスもあって、さすが女性にやさしい!©studio marble/Getty Images文・武市彩花
2023年04月01日「引っ越しして新生活がスタート」と聞くと、なんだか楽しいコトが待っていそうな予感がしますよね。しかし実際に引っ越しをするとなると、物件選びや荷造りなどの手間やまとまった費用がかかるうえに、ようやく物件を見つけて住んでみたら「失敗かも…」と後悔することもあり得ます。そうならないためにも、みなさんが経験した失敗エピソードを知るのは大切はなず。というわけで今回は、20~30代の女性約200人が集まるanan総研メンバー約200人に聞いた「物件選びで後悔したこと」についてご紹介します。【女性約200人に調査】みんなの物件選び失敗談ひと言で「引っ越し」と言っても、物件探しや引っ越し業者の選定、家にあるさまざまな荷物の梱包など短い時間にやることが多く、人生においても一大イベントですよね。大変なだけに、できれば失敗したくない物件選びですが、みんなはどんなことを後悔しているのでしょうか。今回は、20~30代の女性が集まるanan総研メンバー約200人に聞いた「物件選びで後悔したこと」についてご紹介します。ひと駅でも大差!? ライフスタイルと合わない「やはり自分の好きな街に引っ越すのが一番幸せだと思いました。いまは好きな街の隣で、飲食店の数はその好きな街よりも断然多くて便利なのですが、自分が好きなタイプの店がなかったり、朝早くから活動する自分のライフスタイルに合わなかったり…たったひと駅であったとしてもかなり異なり、後悔しています」(35歳・会社員)「あまり調べずに安いからと選んだら、古くから住んでいる方が多い地域で、近所づきあいが大変。また、深夜に隣の家から、犬の吠える声がずっと聞こえるし眠れないです…。この前なんて、夜中に火災感知器のベルがマンション中に響いたけど誤作動で。住みづらいです(泣)」(31会社員・公務員)物件選びを後悔しないためには、住む部屋だけでなく物件がある地域を下調べすることも大事ですよね。駅から家に帰るまでの道のりや、その周りにある日用品や食料品を買えるお店、好みの飲食店、また夜間の街灯や人通りの有無など、事前にしっかりとチェックしておいて損はないはず。住んでいる地域ごとに住む人の雰囲気も違ったりするので、事前に「これから住む街が自分に合っているのか」を確認することも、引っ越しを後悔しない大切なポイントなようです。断熱性が悪すぎる「立地もよい新築ワンルームで物件自体は気に入っていたのですが、冬がとにかく寒くて耐えられない部屋でした…エアコンをつけてもいっこうに暖まらず、冬はいつも動けないで布団に埋まってました。断熱性って忘れがちだけど大事だと思います」(33歳・自営業)賃貸物件を探す時に「断熱性」を意識する人は多くないかもしれませんが、実際に住んでみると気になるポイントの一つになるようです。新築物件でも断熱性が悪いところもあるようなので要注意ですよね。なかなか見落としがちなチェック項目ではありますが、断熱性が悪いと光熱費も上がってしまうため、建物の構造や窓のサッシなどの細かい箇所も内見の際にチェックしてみてはいかがでしょうか。内見せずに申し込んで後悔「仲介会社さんに『早くしないと埋まりますよ』と言われ、急いで契約した物件。内見せずに申し込みしたら、思いのほか狭かった…。敷金礼金無料に惹かれて契約したが、退去の時に14万円も取られました。ちなみに、19㎡の1ルームでした…」(30歳・会社員)忙しかったり急かされてしまうと、つい怠ってしまうこともある内見。確かに、早い者勝ちの物件も多いですし、最近ではオンラインでの内見もできたりするため、実際に現地まで行って周りの環境や部屋を見ずに借りる人も増えているようです。ただ、やはり実際に物件や周辺地域に行ってみないとわからないこともたくさんあるのは事実。「引っ越しで絶対に失敗したくない!」と考えている方は、面倒でも予定を調整して現地に足を運んでおいた方が安心ですよね。新居とともに夫選びも間違えた…「友人が結婚してすぐ激安で新築物件を購入。アクセスがよく、駅周辺も栄えていてとても理想的、さらに社会情勢もあり500万円もの値引きで即決!3階建てで少しずつインテリアを集めていましたが、友人はこの物件にとても不満をもっていました。玄関収納がないなど収納が少ない、部屋の造りが気に食わない、などなど(笑)。それからなんと結婚1年で夫の浮気で離婚。そのまま夫がローンを払いながら住むことになったそうです…。夫と家から離れてスッキリしたのか、現在は小さな賃貸の部屋で一人暮らしを楽しんでいるようです」(30歳・自営業)新居と夫選びを同時に間違えるとは、大変な体験…。夫選びも慎重さが大事ですが、新居選びにも大切!特に賃貸ではなく購入の場合は、目先の安さにつられて決めてしてしまうと、その先も続くローンの返済もあり後悔する確率も上がってしまうのかもしれません。購入前には、じっくりと物件の収納や間取りなどが自分の生活パターンや持ち物の量と合っているかイメージできれば、少しは後悔を避けられるのかも。ただ今回のケースでは、自分に合った部屋と生活を手に入れられたようで何よりです…!新居選びは細かなチェックと妄想力が大事!?長い付き合いになるであろう新居。忙しいと、見た目や賃料、価格で決めてしまいがちですが、やはり物件選びは、事前の細かなチェックが大事なようです。実際に住む部屋についての確認はもちろんのこと、できればその物件の周辺を歩いて自分の目でしっかりと確かめておけば、引っ越し後に「やっぱり他のところに住めばよかった…」なんて後悔も避けられるはず。少し面倒でも「手間をかけること」が、引っ越しを失敗させないために大切なのかもしれませんね。©takashi miki/Getty Images©RossHelen/Getty Images文・オリ子
2023年03月31日