不倫をしている人は、不倫が発覚しないように注意を払っているもの。しかし、ふとしたときに隙が生まれ、発覚してしまう場合があります。特にLINEのやり取りなどは、不倫発覚の原因になることが多いでしょう。今回は、不倫を確信した「夫の誤爆LINE」というテーマで、女性たちに話を聞いてみました。「ピアスを忘れてるよ」「友だちと1泊2日で旅行に出かけたときです。2日目の昼ごろ、夫から“ピアスを忘れてるよ”とLINEが届きました。最初は何のことかわからず、もしかしたら泊まったホテルにピアスを忘れて、夫に連絡がいったのかと思ったんです。でも、ホテルに連絡を入れると忘れ物はないと……。その瞬間、私がいない隙に、夫が女性を家に連れ込んだのではないかと思いました。そして、私に誤ってLINEをしたのだと。帰って部屋を探ると、やはり女性がいた痕跡が見つかりました」レイ(仮名)/29歳ピアスなどのアクセサリーは忘れやすいもの。不倫相手に対する夫の親切心が、仇となったようです。「すぐに削除してね」「過去に、夫に怪しい行動が目立つ時期がありました。不倫を疑い、SNSなどを見て怪しい女性の目星をつけていたんです。ある日、夫からなんの脈絡もなく、“すぐに削除してね”というLINEが。不倫相手に間違って送ったんだろうなと、すぐに気付きました。わざわざそんな注意を促すということは、相手もおそらく既婚者。それをヒントにして、不倫相手を特定することができました」ミナコ(仮名)/33歳相手に注意を促したことで、逆に不倫が発覚。まさに墓穴を掘ったパターンといえます。「昨日は獣のようだったね」「私が実家に帰り、家を空けた日があったんです。その翌日、夫から“昨日は獣のようだったね”とLINEが届きました。犬を飼っているので、もしかしたらすごく吠えたのかと思ったんです。でも、なんだかその言い回しに違和感を覚えました。後日、夫のスマホを覗くことに。やはりそのLINEは、私に間違えて送ったものであり、その日は別の女性と夜を過ごしていたことがわかりました」アユミ(仮名)/32歳不倫相手と過ごした夜の余韻に浸り、浮かれて送ってしまったのでしょう。卑猥な内容のLINEだと気付かれ、不倫発覚につながったようです。知らない景色の写真「数年前、当時の夫から急にLINEで、知らない景色の写真が送られてきました。“どうしたの?”と尋ねると、“いい景色だったから”と。そのときは、特に深くは考えませんでした。しばらくして、夫と共通の友人である女性に会ったときです。彼女のスマホの画面にふと目をやると、待ち受けにその風景写真が使われていて……。“これってどこで撮ったの?”と尋ねると、彼女は“旅行に行ったとき”と答えます。旅行をした時期を尋ねると、夫が出張だと言って留守にしていた日と重なりました。そこで私は、全てを把握。ふたりは不倫をしていて、夫は不倫旅行中の写真を間違えて私に送っていたんです」エミ(仮名)/32歳自分の友人と夫が不倫関係にあったパターン。風景写真くらいでは、不倫には気付かないかもしれません。しかし偶然が重なると、不倫に気付く糸口になることもあるようです。“妻が不倫を確信した夫の誤爆LINE”をご紹介しました。LINEの誤送信は、気を抜いたときにやりがちな行動です。不倫をしていて細心の注意を払っている人でも、ついミスをしまうことは少なくないでしょう。©d3sign/gettyimages文・塚田牧夫
2023年06月09日友香さん(仮名・28歳)は、憧れの先輩である和也さん(仮名)と交際してはいなかったものの、お互いに両想いであると感じていました。しかし先輩には長く交際している彼女がいて、関係が進展することはなかったそう。しかし、先輩が結婚したことで嫉妬心が募り、彼への思いが爆発。自分から告白をして、不倫関係になってしまいました。その後、いったいどんな結末を迎えたのでしょうか…。自分のものにしたいという思いが募り「先輩と結ばれてから、社内不倫の関係になりましたが、最初のうちはすごく満足していました。先輩と思いが通じ合ったこともそうですが、職場の人に隠れて付き合っているというドキドキ感もあって。ただ、どうやっても先輩とは不倫以上の関係にはなれません。時間が経つほどに、現実を突きつけられる感覚がありました。仕方がないことはわかっていましたが、ますます先輩を自分のものにしたいという思いが強くなっていったんです」妻の妊娠を告げられて…「不倫が始まって1年ほど経った頃です。私も20代後半に差しかかり、周りでもチラホラ結婚をし始める友人が出てくるようになりました。先輩とデートをしているとき、何気なく“先輩と結婚できたらいいのに”と言ったんです。そうしたら、急に深刻な顔になり、“ごめん、それはできない”と言われました。そして、“子どもができたんだ”と、彼の妻が妊娠したことを告げられて。そこで私が“よかったね”と言えたら良かったんですが…。思わず号泣してしまい、“私と関係をもった責任を取ってください!”と言ってしまったんです」不倫相手の決断「私の言葉を真に受けた先輩は、“少し待ってほしい”と。そう言われて、もしかして妻とは別れ、私を選んでくれるのでは…なんていう甘い考えを抱いてしまいました。その2週間後、二人で会ったときに“責任をとって会社を辞める”と言われて。私にとっては予想外の回答です。私は先輩との関係を続けていきたいと思っていたので、“そこまでしなくても”と思い止まるように言いましたが、すでに先輩の意志は固くて。会社は社内不倫などに関して厳しく、発覚すれば、どちらかが転勤や異動などの処罰がくだされます。そうなることも見越しての、決断のようでした。そして、“実はすべて妻にも話してある”と言われたんです」それぞれの結末「先輩はその場で電話をかけ、彼の妻も交えて話し合いをすることに。話をしながら、先輩とはこれで終わりなんだ…と絶望感に襲われていました。間もなく、先輩は会社を退職。聞いた話では地方に移住し、子どもと妻の家族3人で再スタートしたようです。私も喪失感から働く気力が失せてしまい、結果的に退職することに。体調不良が続いて無職の期間がありましたが、最近やっと社会復帰を果たせました。好きという気持ちだけで不倫に走ってしまいましたが、まさか自分がどん底に落ちるなんて思ってもいなかったので、今はすごく後悔しています」“憧れの先輩と不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。たとえ両想いだったとしても、既婚者と関係を持てば不倫に他なりません。当事者はもちろん、その家族の人生までも狂わせてしまうことを忘れてはならないでしょう。©SDI Productions/SunnyVMD/gettyimages文・塚田牧夫
2023年06月04日手に入らないとわかると、急にそれが欲しくなることってありますよね。友香さん(仮名・28歳)も、恋愛においてそんな経験をしたそう。そしてそれが、不倫につながってしまったと言います。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。頼れる先輩を慕うようになり…「大学卒業後、私は金融系の会社に就職しました。そこで、職場の先輩で4つ年上の和也さん(仮名)と出会ったんです。面倒をよく見てくれたことから、私も慕うように。時々、二人で食事をすることもありましたね。たぶん…いや絶対に、出会ったときから先輩は私に好意を抱いていたと思います。それは私も同じ。ただ、先輩には長く付き合っている彼女がいました。だから私から先輩に好意を伝えることはなく、先輩からも特に何もなく。付かず離れずの関係が続いていきました」結婚式で先輩の妻と対面「あるとき、先輩との関係が崩れる出来事が。先輩が、付き合っていた彼女と結婚することになったのです。それを知ったとき、正直ショックでしたね。今後進展があるかもしれない関係と、可能性がない関係とでは大きく違いますから。先輩の結婚式の日、職場の同僚たちと二次会に参加。そこで初めて、先輩の妻と対面したのですが、“いつもお世話になっています”と挨拶をされました。二人の幸せそうな姿を見て、“先輩は私のことが好きだったはずなのに…”という嫉妬心が芽生えてしまったんです」SNSを見ては募るモヤモヤした思い「二次会に参加してから、私はモヤモヤとした感情を抱えるようになりました。“もしかしたら、私が先輩の妻になっていたかもしれないのに”と、悔しさが募るばかりで。結婚式の後、先輩は海外へ新婚旅行に出かけたのですが、旅行中の写真が先輩のSNSにアップされて。その中に、動物園で動物と戯れる写真がありました。私は動物が大好きで、そのことを先輩も知っていたはず。だから、動物の写真が私へのメッセージのようにも感じてしまい、ますますモヤモヤしました」久しぶりに二人きりになって…「複雑な感情を抱えたまま1か月ほど経ったある日。私は思いを抑えることができなくなり、先輩を食事に誘って、久しぶりに二人で出かけました。そこで、“実はずっと好きでした”と正直な思いを打ち明けたんです。そして、“結婚式でも素直に祝福することができなかった”と言ったとたん、目から涙が溢れてしまいました。すると先輩も感極まったように、“実は俺も君のことが好きだった”と思いを告白してくれたんです。そして、どちらからともなく体を寄せて抱き合い、初めて関係を持ってしまいました」“結婚後に憧れの先輩と不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。手に入らないとわかった途端、欲しいという思いが溢れてしまうことがあります。今回のエピソードもその典型でしょう。そこで思いを抑えておかないと、後でとんでもない目に遭ってしまうことになりかねません。©recep-bg/maroke/gettyimages文・塚田牧夫
2023年06月04日夫と娘と暮らす仁美さん(仮名・35歳)は、友人の勧めでSNSへの投稿を始めます。”いいね”欲しさに自分の際どい写真をアップするようになり、“裏アカ”へと発展。そんな中、悟志さん(仮名)という2歳年下のハイスペック男性からDMが届き、不倫関係へ堕ちることに…。その後、どうなったのかを伺いました。退屈な日常からバラ色の日々へ「悟志さんと不倫を楽しみながら、引き続きSNSへの投稿も続けていました。そのうち、もっと“いいね”が欲しくなって、積極的に自分磨きをするように。みるみる垢抜けていく私を見て、“きれいな君をひとり占めできて嬉しいよ”と悟志さんは満足そうでした。SNSで“いいね”をもらうことや、ハイスペック男性との不倫によって承認欲求が満たされ、まさにバラ色気分。でも、そんな私の変化を夫は見逃さなかったのです」裏アカが夫にバレて…「ある日、娘を寝かしつけてリビングのソファでくつろいでいると、夫に“ちょっといい?”と呼ばれ、椅子に座るように言われました。“これは何?”と差し出されたスマホの画面には、私の裏アカが。“これ、お前だろう?”と静かな声で尋ねる夫に私は絶句。どうしてバレたんだろうと、頭が真っ白になりました。夫曰く、フォロワーの一人が私の投稿内容を拡散していたよう。その投稿をたまたま夫が目にし、私ではないかと気づいたそうです」不倫の証拠を突き付けられて「最初のうちは、輪郭や服装がなんとなく似ているなと思った程度だったとのこと。でも、投稿をさかのぼるほどに私の行動と一致し、確信に至ったそうです。夫は“不倫もしているんだろう?”と言い、探偵社による私の不倫調査の報告書を出してきました。私に男性の影を感じた夫は、不倫調査を依頼。そして案の定、私の不貞が明らかになりました。あのときはあまりに呆然としてしまって、何も頭に入ってこなかったですね」娘もすべてを知っていた「夫は離婚を切り出してきました。でも、子どものこともあるし、夫に捨てられたら生活が不安定になると思い、離婚だけは避けたいと拒みました。ところが夫は、“娘もこのことは知っていて了解を得ている”と言います。離婚についても話が済んでいて、“俺についていくと言っている”と…。私がSNSや不倫で浮かれているあいだに、夫は離婚に向けて着々と準備を進め、親権の話までしていたんです。間もなく私は一人で家を出ていくことになり、悟志さんとの不倫関係も破綻。軽い気持ちで始めたSNSのせいで、私はすべてを失いました」“SNSの裏アカにハマって不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。気分転換くらいの軽い気持ちで始めたSNSが、家庭崩壊を招く事態に…。承認欲求を満たしたいがために生まれた心の隙がもたらした結末と言えるでしょう。©Yuichiro Chino/imagenavi/gettyimages文・塚田牧夫
2023年05月17日不意の出会いから不倫に堕ちてしまう人もいるでしょう。そんな出会いのきっかけにもなるのがSNSです。仁美さん(仮名・35歳)は、SNSを始めたことから不倫に堕ちてしまったそう。どのようにして不倫に発展してしまったのか、詳しく話を伺いました。数年ぶりに旧友と再会「夫と結婚して10年、娘も8歳になって手もかからなくなっていました。たまに友だちとお茶やランチをするくらいで暇を持て余していた頃、久しぶりに旧友から連絡が来て会うことに。数年ぶりの再会だったので、お互いに近況報告をしました。すると彼女が、“最近ハマっていることがある”と。それは、羊毛フェルト製作でした。作品の写真をSNSに投稿しているそうで、多くの人から“いいね”をもらえるのが楽しいのだとか。“そうやって反応があると、製作意欲が湧いてくるの”と嬉しそうに話す彼女がまぶしく見えました」新しいSNSアカウントを作ることに「彼女も私と同じく、結婚して子どももいる身。自分と似た環境でも夢中になれる趣味を見つけ、生き生きとしている彼女がうらやましくなりました。“まずはSNSから始めてみたら?”という彼女のアドバイス通り、新しいアカウントを作ることに。すでに持っているSNSアカウントはありましたが、そっちは見る専用。投稿することに慣れていなくて、どんな内容をアップすればいいのかわからず、けっこう悩みました。そこで、ためしに自分のカラダで唯一自信のある、手の写真を撮ってアップしてみたんです。すると、“いいね”がいくつかつきました。さらに、“指が細くてキレイですね”というコメントまで。小さな反響でしたが、褒められたことが嬉しかったです」SNS上では際どいやり取り「投稿することにもだんだん慣れてきて、写真映えするドリンクやお花の写真なども載せましたが、期待したほどの反応はありません。いろいろと試すうちに気付いたのが、少しでも肌が写った写真のときは“いいね”がたくさんつくということ。太ももがチラッと見えている写真を載せると、かなりの反応がありました。さらに、胸もとや顔を手で隠した写真などを載せると、“いいね”は軒並み増えていくように。“裸が見たい”といった卑猥なメッセージもきて、際どいやり取りを楽しむことも。こうして私の新しいアカウントは完全に“裏アカ”と化し、家族には秘密の場所となりました」ハイスペック男性からDMが届き…「DMもたくさん届きましたが、基本的にはスルー。ただ、ひとりだけ気になった男性が……。彼は悟志さん(仮名)といい、私より2歳年下で大企業に勤めるハイスペック男性でした。悟志さんに会ってみたいという思いが強くなり、DMでやり取りをして食事に行くことに。そして、食事の後に誘われるままホテルに行ってしまったんです。その日を境に、刺激的な日々へと一気に環境が変わりました。夫には絶対にバレていないという自信があったので、特にためらうこともなく、私は不倫沼にズブズブとハマっていったのです…」“SNSの裏アカにハマって不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。SNSの使い方を誤ると不健全な出会いを生み、破滅へと向かう行動に走ってしまうようです。©Satoshi-K/maroke/gettyimages文・塚田牧夫
2023年05月17日不倫は人を裏切る行為。なかには過去の経験が影響して、不倫に走ってしまう場合もあるようです。そこで今回は、“驚愕した不倫相手の凄まじい過去”について女性たちに話を聞きました。母親の不倫現場を目撃して「不倫相手の彼は、3~4歳のころに何度か母親の友人宅に預けられることがあったそうです。ある日、その友人の女性とショッピングモールに行った際に、母親の姿を見かけたそう。近付こうすると、母親の隣に知らない男性が。すぐに友人の女性に手を掴まれ、サッとその場から離されたそうです。のちに、母親と一緒にいた男性が不倫相手だと知ったみたいです」ノゾミ(仮名)/28歳子どもの頃に母親の不倫現場を目撃してしまったんですね。当時は不倫だと気付かなくても、やがて理解できる年齢になり、ショックを受けたのでしょう。先生と交際「彼は高校のときに、学校の保健室の先生と付き合っていたそうです。その先生は既婚者だったので、高校生と不倫していたことになりますね…。よく、保健室で密会をしていたそうです。そのころから、誰にも言えない関係に対して興奮をおぼえていたそう。卒業と同時に会わなくなったらしいんですが、以来、既婚者ばかりを好きになってしまうようになったとのことです」エリナ(仮名)/30歳普通の女性との恋愛では、物足りなくなってしまったんでしょうか。高校時代の刺激的な体験により、恋愛観が歪んでしまったのかもしれません。怪我をして夢を諦めたせいで「かつて不倫関係にあった彼は、子どものころからずっとサッカーをやっている人でした。プロを目指していたんですが、大学のときに大きな怪我をして、夢を断念せざるを得なくなってしまったそう。すると、そこまでサッカー一筋だっただけに反動が大きかったらしく、女性と遊ぶことに没頭。もともとモテるタイプで女性も寄ってくるので、手当たり次第に関係を持っていたそうです」ジュン(仮名)/28歳夢に向けていた情熱が行き場を失い、女性に向かってしまったようです。不幸な目に遭ったとはいえ、褒められる行いとは言えないでしょう。親族みんなが不倫している「既婚者の男性と付き合っています。彼は子どものころに父親が不倫をして離婚し、シングルマザーの家庭で育てられました。そして実は、おじいさんもほかに女性を作るような人だったそう。さらに最近、“叔父さんが離婚した”と言うんですね。原因はやはり、不倫。とにかく親族に不倫している人が多いらしく、彼ももう開き直っています」ナツキ(仮名)/29歳知らず知らずのうちに、不倫している身内に影響されてしまったのでしょうか。どこかでストップをかけなければ、不幸の連鎖を断ち切ることはできないかもしれません。“女性が驚愕した不倫相手の過去”をご紹介しました。過去の経験により人格や恋愛観が歪められ、不倫に走ってしまうケースもあるようです。しかし、不倫をすればまた別の人を傷つけることになります。いくらつらい体験をしていても、他人の幸せを奪う権利はないでしょう。©Steve Prezant/kuniharu wakabayashi/gettyimages文・塚田牧夫
2023年04月27日「恋は盲目」と言われるように、恋をしているときは周りが見えなくなるほど気分が盛り上がりますよね。しかしふとした瞬間に、その気分が冷めてしまうことも…。それはどんなタイミングなのでしょう。“恋が一気に冷めた女性のひとこと”について、男性たちに話を聞いてみました。「男性がおごるのは当たり前だよね」「デートのとき、だいたいの支払いは僕がするようにしています。あるとき、彼女と話をしていて、彼女の男友だちの話題になりました。その彼は、しばらく彼女がいないそうなんですね。彼は付き合うまでは女性と対等な立場でいたいらしく、支払いなどはいつも割り勘にするのだそう。そこで彼女が、“男性が支払うのは当たり前だよね。だから彼女ができないんだよ”と言ったんです。そういう考え方なのかと、軽くショックを受けました」レイジ(仮名)/30歳男性のなかには、“デート代は自分が支払うのが当然”だと思っている人もいますが、女性がまったく感謝を感じていないとなると話は別かもしれません。ありがたみを感じていないような彼女の発言に、彼は胸を痛めたのでしょう。「この人の顔が嫌い」「ある休日、彼女の部屋に遊びに行ったんですね。特に何もせず、ゴロゴロしながらテレビを見ていました。テレビでは歌番組が放送されていて、懐かしい曲が流れていました。すると隣で彼女が、あるアーティストに向かって“この人の顔が嫌い”と言ったんです。そのあとも、“歌い方がキモい”“声がイヤ”と悪口を連発。気分が悪くなって帰りました」マキオ(仮名)/27歳彼女のネガティブ発言に気が滅入ったようです。せっかくの休日をイヤな気分で過ごしたくないと思ってしまったんですね。「元カレはしてくれたんだけどな…」「友人と飲みに行った日のことです。途中で彼女からLINEが入っていたんですが、盛り上がっていて気付かずスルーしてしまいました。友人と解散してからすぐに気付いて、彼女に返信したんです。翌日、彼女に会うとなんだか不機嫌。昨日のことを怒っているようでした。一応謝ったんですが、LINEに気付かないこともあるじゃないですか。“返信できないときもあるよ”と彼女に伝えると、“元カレはしてくれたんだけどな”と言われて…。その瞬間、彼女に冷めました」シュウタ(仮名)/29歳ほかの男性と比較されたくはないですよね。しかも相手が元カレとなれば、尚更イヤでしょう。さらに、常に自分を意識してほしいという束縛を感じさせる言葉でもありますね。「今の音ハズれてたよ」「気分がいいときって、なんとなく鼻歌を歌うことがあるじゃないですか。彼女の前でもそうやって鼻歌を歌っていたら、“今の音ハズれてたよ”と言われました。彼女はずっとピアノをやっていて絶対音感があるらしく、音程がズレると気になるみたいです。でも、歌うたびに“またハズれてたよ”と言われると、もう歌う気にもなれません。彼女とは長く続かないかもしれないと思いました」ハルキ(仮名)/27歳彼も音程を意識して歌っているわけではなく、その場の気分で歌っているだけ。それをいちいち注意されたら、気分を害するのは当然でしょう。“恋が一気に冷めた女性のひとこと”をご紹介しました。何気ないひと言が、彼の胸にグサリと刺さっていることもあります。いくら親しくなっても、言動には注意すべきでしょう。©fizkes/skynesher/gettyimages文・塚田牧夫
2023年04月18日夫婦が離婚に至る前に、まずは関係がギクシャクし始めると思います。夫婦関係が壊れていくのにも段階を踏むでしょう。では、どんなタイミングで関係が完全に決裂したと感じるのでしょうか。“夫婦関係の崩壊を感じた瞬間”について、離婚経験者の方たちに話を聞いてみました。挨拶を3回無視「朝起きてベッドから出ると、キッチンに妻がいたので“おはよう”と声をかけたんです。でも、聞こえなかったからか、反応がありませんでした。なので、冷蔵庫から飲みものを取るときに、背後からもう一度声をかけました。またしても反応はなし。テーブルについて、妻が朝食を持ってきてくれたんですね。そこで、思い切って“オッハ~!”と大きな声で挨拶しましたが、こっちを見てもくれませんでした。そのとき、俺たち終わったんだなと思いましたね」シンジ(仮名)/34歳挨拶をするのは最低限の行為といえます。それすらもなくなってしまうのは、夫婦どころか、知り合いですらないという感情の表れなのかもしれません。フォローを外される「私はSNSをやっていて、更新もマメにしています。結婚当初は、夫も“いいね”をよく押してくれていたし、たまにコメントもしてくれていました。ただ、結婚して1年ほど経ち、会話が少なくなってきたころ、“いいね”を押されることがなくなったんです。ケンカも増えるようになって、ついにフォローも外されました」ユリカ(仮名)/29歳妻の発信する情報に無関心どころか、もう見たくもなかったんでしょう。すべてがわずらわしいと感じるような存在になってしまったのかもしれません。お湯を使っただけで怒られて「今年の1月のことです。朝起きて、顔を洗うときにお湯を使おうとしたんですね。お湯に切り替わるのを待つために、蛇口をひねって水を数秒出しっぱなしにしていました。するとそれを見た妻が、“もったいないから水で洗って”と言うんです。“ガス代も水道代もかかるから”と…。金額にしたら何十円もかかっていないと思います。でも、もう言い返す気にもならなかったですね。そんな妻とは、間もなく離婚が成立します」エイタ(仮名)/32歳妻にとっても、金額の問題ではなかったのでしょう。とにかく文句が言いたかったのかもしれません。それほど、夫の存在を煙たく感じていたようです。遅刻しているのに起こしてくれない「仕事の付き合いで、お酒を飲む日が続いていたころ。深夜に帰ったことがあり、夫は既に眠っていました。その翌日、目を覚ますと朝の8時を回っていたんです。ベッドから飛び起きると、夫は支度を整えて出勤するところでした。“なんで起こしてくれないの!”と言おうとしましたが、グッと堪えて我慢。同じようなことがあったら絶対にやり返してやる…と思いました」ミヒロ(仮名)/30歳相手を咎めることもなく、復讐を誓ったわけですね。ケンカするよりもたちが悪いかもしれません。間違いなく、夫婦関係は崩壊しているといえるでしょう。“離婚経験者が夫婦関係の崩壊を感じた瞬間”をご紹介しました。ここまでの状態になると、もう修復は困難かもしれません。離婚を防ぎたいのであれば、関係が悪化してきていると感じた時点で、早めに手を打つべきでしょうね。©gawrav/gettyimages©PhotoAlto/Frederic Cirou/gettyimages文・塚田牧夫
2023年04月10日気になる相手の気を引くには「スキンシップが効果的」と言われることも多いでしょう。では、スキンシップ中に男性はどのようなことを考えているのでしょうか。男性たちに意見を聞きました。俺のことを、どう思っているんだろう「女友だちの中にひとり、よくスキンシップをしてくる人がいます。普段から体をくっ付けてきたり、腕を組んできたりするんですね。誰にでもするのかなと思いきや、そうでもなさそう。俺も男なので、友だちとはいえ一応ドキドキします。“俺のこと、どう思っているんだろう……”と考えちゃいますね」リョウヤ(仮名)/26歳相手が自分のことを好きなのかどうなのか、考えてしまうのでしょう。その動揺が、結果的に恋愛感情へと発展することも珍しくありません。ずっと触れていたい「僕は彼女と手をつなぐのが好きなんです。だって女性の手って柔らかくて、男性のゴツゴツとした感じとはまるで違うじゃないですか。彼女と手をつないで、柔らかい感触を感じているととても安心します。ずっと触れていたいくらいですね」ユウト(仮名)/26歳女性の体は、男性にはない独特の柔らかさがあるでしょう。手を触れただけでもその感触が伝わってくるもの。彼女の手の温もりや柔らかさに、彼は癒されているのでしょうね。このままキスしたい「この前、まだ付き合っていない女性と食事に行きました。お店を出て散歩をしているときに、歩道橋から夜景を眺めていたときに、彼女が僕の前に来てバックハグのようなシチュエーションに。彼女を振り返らせて、このままキスしたい…という思いに駆られました。でも、まだ付き合っていなので我慢しました」ケンタ(仮名)/29歳ロマンチックな雰囲気になり、思わずキスをしたいという衝動に駆られてしまったというエピソードです。彼女のほうも関係の進展を期待していたのかもしれませんね。人目が気になって恥ずかしい…「彼女はスキンシップが激しいタイプ。外にいるときも平気で抱きついてくるし、顔をくっ付けてきたりもします。正直僕としては、人目が気になって恥ずかしくて。友だちや知り合いには見られたくはありません。でも、引き離すわけにもいかないので、されるがままに受け入れています」ショウタ(仮名)/28歳人目を気にするタイプの男性もいます。そういう相手にベタベタしすぎると、逆に敬遠されてしまう可能性も…。スキンシップをするときは、まずは軽いタッチなどで相手の反応をうかがった方がいいでしょう。“男性が女性とのスキンシップ中に考えていること”をご紹介しました。スキンシップにはいろいろな効果があります。距離を縮めることもあればマイナスの印象を与えてしまう場合もあるので、相手の反応を見ながら行うのが良さそうです。©Liam Norris/Vuk Saric/gettyimages文・塚田牧夫
2023年04月07日好きな男性と良い雰囲気になったとき、相手が積極的な行動に出ないと“恋愛対象に見られていないのかな?”と不安になるかもしれません。実は男性が手を出さないのは、微妙な男心が関係している場合も。“付き合うまで手を出さない理由”というテーマで、男性たちに意見を聞いてみました。大切にしたいから「以前、好きな女友だちを含めて、友だち数人が僕の家に遊びに来ました。夜になってみんなは帰ったんですが、僕の好きな女友だちだけが残ったんです。嬉しかったですが、彼女を大切にしたいし、雰囲気に流されたくないと思いました。正式に付き合うまでは、都合のいい関係にはなりたくなかったので」ソウタ(仮名)/27歳彼女に対する誠意を見せたかったんですね。軽い気持ちではないということを示したいのでしょう。本気で好きになってしまいそう「僕は女性と深い関係になると、相手を本気で好きになってしまうことがあるんです。以前に、交際していない相手と関係を持ったとき、僕は付き合いたかったので、彼女に告白をしたんですね。すると、“前のことは忘れて”と断られました。あまりのショックに、今でもトラウマです」レイジ(仮名)/27歳最初は遊びのつもりでも、途中から本気で相手を好きになってしまう人はいるでしょう。過去の経験がトラウマになっているケースもあるようです。ちゃんと段階を踏みたい「すぐに女性に手を出すのは、もったいないと思います。僕はちゃんと段階を踏みたいですね。出会って、デートをして、手をつないで、告白して…と、一つひとつのイベントを大事にしたいです。そういうのを全部すっとばして、せっかくのドキドキする場面が少なくなってしまうのは嫌です」ヨウタ(仮名)/29歳付き合うまでの過程を楽しみたいという意見もあります。本命視したうえで、きちんと段階を踏みたいと考えているのかもしれません。軽い男だと思われたくない「僕は見た目のせいか、ちょっとチャラく見られがちなんです。でも実際はそんなことなくて、恋愛に関しては特に真面目。それなのに、すぐに手を出すようなことをしたら、“やっぱり”と言われちゃいますよね。軽い男だと思われるのは心外なので、付き合うまでは距離が近づきすぎないようにしています」ユウセイ(仮名)/26歳容姿や雰囲気などから、“遊んでいそう”“軽そう”と思われてしまう男性もいるでしょう。だからこそ、誤解されたくないという気持ちも強いようです。“男性が付き合うまで手を出さない理由”をご紹介しました。相手の誠意からなのか、それとも単に好意がないだけなのかを、しっかりと見極める必要があるでしょう。©Liderina/eclipse_images/gettyimages文・塚田牧夫
2023年04月03日万理華さん(仮名・29歳)は4年前、職場に異動してきた松村さん(仮名)に好意を抱きます。松村さんは既婚者でしたが、お互いに好意を抱いていることに気づいた上司が企てて2人は不倫関係に。その後、どういう結末を辿ったのか聞きました。同僚にバレないように密会「松村さんと関係をもったあと、職場の人に気付かれないよう、私たちは会社から離れた場所で密会するようになりました。松村さんは家庭を壊したいわけではなくて、私もそんなことは望んでいません。単にお互いが刺激を求めていたことで、利害関係が一致したんです。不倫関係が始まって、私は生活にハリが出てきました。初めての不倫に、こういう関係もあるんだなと思いました。上司は私たちの関係に気付いていたようで、たまに意味ありげに私を見てきました。でも、そんな上司の態度があるときから急に変わったんです」会社に届いた1通のメール「上司は普段大きな声でよく喋る人だったのに急に無口になり、ムスッとするようになったのが別人のようで怖かったです。その原因は、妻に不倫がバレてしまったからだと噂で知りました。上司の態度が変わったことで、社内はピリピリしたムードになりました。そんなある日のこと。営業所宛てに1通のメールが届き、それは“従業員が不倫をしている”という内容が書かれていました。一瞬自分のことかと思ってドキッとしたものの、他の社員たちが上司のことだろうと話しているのを聞いて、私は胸をなでおろしました」待ち伏せをしていた女性の正体「メールが届いた翌日の昼間、私が外出するために会社を出たときに、女性に声をかけられました。女性が“万理華さんですか?”と私の名前を出してきたので、そこで”松村さんの妻に違いない”と気づきました。突然のことに焦ってしまい、“これから内見に行かないといけなくて…”と逃げるようにその場を去りました。後でそのことを松村さんに伝えると、やはり“妻だ”と言います。そして、ホームページにメールを送ってきたのも妻かもしれないとのことでした。松村さんには“これ以上騒ぎにならないようにする”と言われたものの、翌日も松村さんの妻に待ち伏せをされて。もう逃げるわけにはいかないと思って、近くのカフェへ行きました。そこで、“もう仕事以外では会わないで欲しい…”と告げられました」不倫騒動で従業員は半分になり「この一件で、私と松村さんの不倫関係も営業所内に知れわたってしまいました。上司に相談をしようとしましたが、“自分たちで片をつけろ”と突き放されてしまって…。不倫関係になったのはあなたのせいでしょうと、上司を少し恨みましたね。そのとき、上司も自分の不倫問題で大変なようでした。結局、上司は離婚をすることになりましたが、不倫相手は別の営業所の女性だったらしく、それが本社に伝わって異動が決まりました。間もなく私たちの不倫も本社に知られて、松村さんは再び異動に。私は同じ営業所に残されましたが、居づらくなって1か月後に退職しました。結果、営業所にいた6人の従業員のうち半分がいなくなるという事態になって、他の社員には申し訳ないことをしたと思っています」“上司の策略にハマり社内不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。たとえ上司にそそのかされたとしても、不倫は絶対にしてはならないこと。結局は、周りの社員に迷惑をかけたり家族を傷つけたりと、マイナスにしかならないのです。© Fast&Slow/polkadot/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年03月29日結婚している男性に憧れを抱いてしまうこともあるかもしれません。ただ、その思いは胸に秘めたままで終わることがほとんどでしょう。万理華さん(仮名・29歳)も、かつてそんな経験をした女性のひとり。しかし、ひょんなことから思いがけない事態に巻き込まれてしまったそう。いったい何があったのか、詳しく聞きました。好みの男性が職場に「4年近く前、私はある不動産会社に勤めていたのですが、配属されていた営業所に松村さん(仮名)という男性が異動してきました。彼は感じがよくて見た目も私のタイプ。当時は彼氏がいなかったのでいいなと思いましたが、既婚者と知って内心ガッカリしたのを覚えています」歓迎会で打ち解けて「松村さんが異動してきた週末の夜に、営業所の近くの居酒屋で歓迎会をすることになりました。営業所にはマネージャーの男性上司がいたのですが、ちょっとオラオラ系で正直面倒臭いタイプ。デリカシーに欠けるところもあり、“彼氏できたか?”とか平気で聞いてくるような人です。その上司に“お前、松村みたいなのがタイプだろう?”ニヤニヤしながら言われて、松村さんの隣に座るように促されました。松村さんと話をしたのはそのときが初めてです。最初は緊張しましたが、だんだんと打ち解けてきて、飲み会が終わるころには冗談を言い合えるくらいに。そのときばかりは上司に感謝しました」録音した音声を聞かされて「歓迎会から2週間ほど経ったころ、上司に誘われて仕事終わりに2人で軽く飲みに行きました。そこで“松村とはどうなんだ?”と聞かれたのですが、既婚者だし何もないと答えると、“松村はお前のこといいって言っていたけどな”と言います。そして、おもむろにスマホをテーブルの上に置いて音声を再生し始めました。それは上司と松村さんが飲みに行ったときの会話を録音したものらしく、2人の話し声が聞こえてきます。上司が松村さんに私の印象を聞くと、松村さんは、“かわいいですよね。僕が結婚していなかったら…”と答えていて。私に音声を聞かせたあと、上司は“俺はそういう関係も悪くはないと思うけどな。恋愛は恋愛だから”と言いながら、ひとり頷いていました」まんまと上司の策略にハマり「松村さんの私に対する印象を知って、しばらくは浮かれていました。会社に行くのも楽しいし、充実感がありました。そんなある日、上司の誘いで今度は松村さんも誘って3人で飲みに行くことになったんです。仕事終わりに居酒屋で待ち合わせたのですが、上司がやってきません。何度電話をしても留守番電話で、1時間ほど経って仕組まれたことにやっと気付いたんです。そのとき私は日ごろの鬱憤を晴らすかのように、松村さんに愚痴をこぼしてしまったのですが、彼が楽しそうに私の話を聞いてくれてさらに距離が縮まりました。その後上司の思惑通り、私たちは体の関係をもってしまったんです。後で知ったことですが、実は上司もそのころ別の女性と不倫をしていて…。私たちを2人きりにして、自分は違う場所で不倫相手と密会していたそうです」“上司の策略にハマり社内不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。好意を抱くところで欲求を止められていたのなら、憧れだけで済んだはず。しかし体の関係を結んでしまえば、それはもう過ち。後は悲惨な結末を迎えるしか道はないのです。©takeuchi masato/Fast&Slow/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年03月29日不倫をしている最中は、気持ちが盛り上がっていて罪悪感を抱かない人もいるでしょう。しかし、あとで後悔するときが必ずくるはず。今回は、“不倫を後悔した悲しい出来事”というテーマで、不倫経験のある女性たちに話を聞きました。夫に買ってもらった時計を壊してしまって「不倫相手とホテルに行ったときのこと。帰り支度を済ませて腕に時計をはめようとしたら、手元から落としてしまったんです。床の段差の角に時計が当たって、文字盤のガラスにヒビが入ってしまいました。その時計は、私がずっと欲しくて夫におねだりして買ってもらったもの。その瞬間、すごく悪いことをしたと落ち込みました」ユキ(仮名)/32歳密会しているタイミングで、夫に買ってもらった大切なものに傷をつけてしまい、後悔の念にかられたようです。自分が不倫さえしなければ…という気持ちにもなったのでしょう。父親の死に目に会えず「以前、父が病気になって入院していた時期がありました。しばらく安定していたのですが、容体が急変して危篤状態に陥ったんです。そのとき、私は不倫相手と一緒にいて…。バッグに入れっぱなしにしていたスマホを見ると、妹から大量の着信が。急いで病院に向かいましたが手遅れでした。不倫相手と密会をしていたせいで父の最期を看取れず、今も後悔しています」ユウコ(仮名)/35歳不倫をしていると、こういったまさかの事態も起こり得ます。罪の意識を一生抱えていくことになるのでしょうね。友人に泣きながら止められて「以前、仕事だからと言って友人に子どもを預けて不倫相手と会っていました。ところがあるとき、友人に不倫が知られてしまって…。友人は子どもをめちゃくちゃ可愛がってくれていたので、“子どもがかわいそう…。お願いだから不倫はもうやめて”と涙ながらに訴えられました。さすがに反省して不倫相手とは別れましたね」トモカ(仮名)/29歳友人の涙ながらの助言に心打たれたんですね。子どもを傷つけてほしくないという切なる訴えが届いたわけです。夫の不倫が発覚したことで「夫とは交際期間を含めて10年以上の付き合いになります。もう男女の感覚はなかったので、もし夫にほかの女性がいてもあまり気にならないだろうと思っていました。だから、自分が不倫をしていても罪の意識は薄くて。ところがある日、夫の不倫が発覚。かなりショックを受けて、自分でも驚くくらいに怒りが込み上げたんです。そのとき“不倫をされたらこんな気持ちになるんだ”と気付いて自分のことも反省しました」ミホ(仮名)/35歳一緒にいることが当たり前になると、相手の大切さを見失うこともあります。不倫されたことで夫の存在の大きさに気付き、自分の行動への後悔につながったんですね。“妻が不倫を後悔した悲しい出来事”をご紹介しました。不倫をすれば、バッドエンドからは逃れられないでしょう。もし、自分が不倫に走ってしまいそうな状況を迎えたときは、経験者の話を聞くことも大事かもしれませんね。©damircudic/Wavebreakmedia/gettyimages文・塚田牧夫
2023年03月24日好きな相手と仲良くしているにもかかわらず、なぜか交際に至らなかった経験のある方もいると思います。なかには、現在進行形でもどかしい思いを抱えている方もいるでしょう。今回は“恋人未満を卒業する方法”について、男女の意見をもとにご紹介します。いつもとは違う自分を見せる「彼とは、付き合う前にいつも夜に会っていて、食事をしたり飲みに行ったりが多かったんです。でも、なかなかそれ以上進展しなかったので、“旅行しない?”と誘って日帰り旅行に出かけました。旅行中、私はとても楽しくて幸せな気分でいっぱい。すると彼が、“いつもと違う表情が見られてよかった。ちゃんと付き合おう”と告白してくれました」ユミ(仮名)/28歳旅行という非日常のなかで、いつもとは違う一面を見せることができたんですね。それが相手にとって、高評価につながるケースは多いのかもしれません。優先順位を一番にしない「ずっと好きだと言ってくれていた女性がいました。僕としては嬉しかったんですが、付き合うことはなく、なんとなくキープしているような状態が続いていたんです。僕が連絡すると、すぐに来てくれるような関係だったんですが、あるときからそれが変わりました。彼女が韓流アイドルに夢中になり、僕はないがしろにされるようになったんです。彼女の中で自分が一番ではなくなった気がして、引き戻したくなりましたね」カイ(仮名)/27歳好きな男性であれば、優先順位は高いもの。しかしその順位が下がってしまったことで、男性が“彼女の心を取り戻したい”と、本腰を入れる場合もあるようです。怖くても距離を置いてみる「今の彼とは、ずっと友だち関係が続いていました。ただ、私は彼のことが好きで、付き合いたいと思っていたんです。連絡も頻繁にとっていたし、交際まであと一歩…といった状態でした。あるときに友だちから、“怖いかもしれないけど距離を置いてみたら?”とアドバイスされました。助言のとおり距離を置いてみると、実際はかなり怖かったですね。連絡をとらない期間が1か月くらい続きました。このまま終わるんじゃないか…と思ったころに、向こうから連絡が来て、そこから少しずつ進展しました」セリ(仮)/27歳相手と連絡を頻繁にとっている状態に、お互いが満足してしまうこともあるはず。関係が進展しないときはいったん距離を置き、傍にいるのが当たり前じゃないと認識させることも一つの手でしょう。過去のつらい恋愛を聞いて「以前、今の彼女とほかの女性と、同時進行で遊んでいた時期があったのですが、当時はどちらとも正式には付き合っていませんでした。そんなある日、彼女と共通の女友だちと話す機会があったんです。そこで、彼女の過去の恋愛の話になりました。彼女は少し前に不倫をしていたそう。でも、彼女が悪いわけではなく、相手が既婚者だと知らずに付き合ってしまい、のちに不倫が発覚したとのことでした。“かなり辛そうだった”という話を聞いて、可哀想に思いました。同じような目に遭わせちゃいけないと思い、彼女と正式に付き合うことにしました」ジロウ(仮名)/30歳男性の“助けてあげたい”という本能が働いたパターンですね。本人が直接言うよりも、ほかの人から伝えられたことでリアルに感じられたのでしょうか。“恋人未満を卒業する方法”をご紹介しました。好きな男性と、微妙な関係を続けている方も多いと思います。今回ご紹介したような行動をとることで、関係を進展させるきっかけになるかもしれません。©nd3000/LightFieldStudios/gettyimages文・塚田牧夫
2023年03月23日不倫関係になってしまうのには、何かしら原因があるといえます。もしかしたら、自分のとった行動が引き金になっている場合も…。思い当たる節がある方もいるかもしれませんね。そこで今回は、“妻が後悔している不倫につながった軽率行動”について、経験者に意見を聞いてみました。社交辞令で言ったつもりが…「仕事の取引先の男性と打ち合わせをしていたとき、“今度食事でも…”と言われて、“ぜひ!”と答えてしまったことがありました。社交辞令だろうと思っていたんですが、実際に誘われてしまい。返事をした手前、断ることができずお受けしたんですね。すると、行ったお店がめちゃくちゃ高級店で。高いワインを飲ませてもらい、だいぶ気分が良くなってしまったんです。そこで向こうから“今日は妻がいない日なんだ。ホテルの部屋を取っておいたよ”と誘われて…。かなり酔っていたこともあり、そのままついて行って関係を持ってしまいました」カエデ(仮名)/28歳社交辞令から始まった不倫ですね。軽率に返事さえしなければ、関係を持つことはなかったのかもしれません。同窓会の流れで家に行き…「高校の同窓会で、地元に帰ったときのことです。そこで、かつての友人たちと再会してカラオケに行ったんですが、かなり盛り上がってしまい、気付けば夜中の2時を回っていました。すると、男友だちが“うちで始発まで待ったら?”と声をかけてきたんです。私は結婚しているし、ちょっと警戒もしましたが、そんなに酔ってもいなかったので伺わせてもらうことに。朝まで待たせてもらい、その日は何もなかったんです。でも、それから数か月後に実家に帰る用事があり、その彼に連絡をしたら二人で飲みに行くことになって…。前回が何もなかっただけに、警戒心が薄れていました。軽い気持ちで家に行ってしまい、今度は流されて関係を持ってしまいました」ユカ(仮名)/32歳一度家に行ったことによって、安心感が生まれてしまったようです。その最初の1回がなければ…と後悔したのでしょう。フラれたのを慰めているうちに…「以前、親しくしている男友だちがいました。当時は夫公認の友だち関係。その男友だちから“彼女にフラれた”と連絡を受け、話を聞いてあげようと飲みに行ったんですね。お酒が入ったこともあり、男友だちが泣き始めたんです。私は、肩とか背中をポンポンと叩きながら慰めてあげました。そして、話を聞いているうちに、あまりにかわいそうに感じてしまって…。気付いたら二人でホテルに入っていました」サユキ(仮名)/30歳カラダに触れて慰めてあげていた行為が、友だち以上の雰囲気を作ってしまったのでしょうか。異性の友人との距離感は難しいものですね。あえて冷たい態度をとっていたら…「職場に、10歳下の男性が入ってきたんですね。ちょっとチャラくて苦手なタイプだったので、冷たい態度をとっていました。仕事でも厳しくすることが多かったんですが、あるとき“言いすぎてしまった”と感じた出来事があり、さすがに申し訳ないと思って食事に誘いました。私が謝ると、彼は“嬉しい”と言うんです。“厳しくしてもらってありがたい”とまで…。その言葉が胸に刺さり、一気に好きになってしまって。そこから不倫に発展してしまいました」セナ(仮名)/34歳冷たくしていたことに後ろめたさがあったんでしょう。むしろ感謝され、救われた気分になったのかも。彼のチャラさからのギャップも良かったのでしょうね。妻が後悔している“不倫につながった軽率な行動”をご紹介しました。当時は軽率な行動だと思っていなくても、振り返るとそうだったと思うこともあるようです。既婚者が異性と接する際には、自分に“その気”がなくても、しっかりと気を引き締めておいた方が良いのかもしれません。©︎kapinon/metamorworks/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年03月21日好意を抱いていたり親しい関係にあったりしても、“相手がどう思っているのか”はわかりません。もしかすると、都合よく利用されている場合もあるかもしれませんよね。そこで今回は、「都合のいい女性にとる行動」について男性たちの意見を聞いてみました。自分の予定を優先する「以前、僕を慕ってくれていた女性がいたのですが、正直なところ僕は気乗りしなくて…。“この日空いてる?”ってしょっちゅう連絡がくるのですが、基本的に自分の予定を優先していました。別の用事が入ったときはよくドタキャンもしていましたね」ケン(仮名)/27歳都合のいい女性は優先順位が低くなってしまうようです。自分の予定を変更してでも会いたいという気持ちがないため、予定を合わせようとしないのでしょうね。支払いを任せる「好きな女性とのデートや食事のときは、僕が全部払っています。“好意の有無に関わらず割り勘派”だという人も多いとは思いますが…、僕は好きな女性の前ではカッコつけたいタイプなので奢りたいんです。もし“半分出すよ”と言われても断ってしまいますね。でも、そうじゃない女性にはそこまでしません。割り勘か、奢ってもらうかのどちらかですね。支払いのときに“私が出すよ”と言われたらすんなり受け入れています」カイト(仮名)/29歳好意を抱いていない女性にお金を使うのはもったいないという心理が働くのでしょうか。基本は割り勘、あわよくば奢ってもらうこともあるようです。泊まらせずに帰す「都合のいい女性とは長い時間一緒にいたいと思いません。そういう女性が家に遊びに来ることがあっても、泊まらせたりはしませんね。“明日早いから”とか“このあと友だちと会う約束をしている”とか適当に言って帰らせていました。さすがに朝まで一緒は厳しいです」ヒトシ(仮名)/31歳泊まるとなると長時間一緒に過ごすことになります。都合のいい相手とは間が持たないと感じるのかもしれません。他の男性との付き合いに無関心「以前、恋人未満の女性がいました。たまに彼女が“くんと飲みに行ってきていい?”と聞いてくることがありましたが、“全然いいよ”と答えていましたね。僕以外の男性とも自由に付き合ってもらったほうがこっちも自由にできますから。束縛はしないし、されたくもないです」アユム(仮名)/30歳恋人なら他の男性との付き合いに口を出したり嫉妬することもあるでしょう。しかし、そうではない女性の場合は男性関係も気にならないようです。ただ束縛をしないタイプという場合もありますが、あなたの男性関係に全く無関心なら要注意かもしれません。“男性が都合のいい女性にとる行動”をご紹介しました。知らず知らずのうちに、都合のいい女性として扱われている場合もあります。一度そのポジションになってしまうと、そこから抜け出すのは難しくなることも…。そうならないためにも相手の行動をよく見て、誠実な男性かをしっかり見極めていきましょう。©LightFieldStudios/Morsa Images/gettyimages文・塚田牧夫
2023年03月17日人は不倫をすると、行動が不自然になったり、いつもとは違う態度を取ったりすることもあるでしょう。そこから不倫が発覚してしまうケースも少なくありません。今回は、“夫の不倫が明るみになった意外な発覚パターン”というテーマで、経験のある女性たちに話を伺いました。普段は押さない「いいね」を押して「夫はSNSには登録しているものの、見るだけで投稿はしないんですね。“いいね”もまったく押しません。ところがある日、スマホの画面がチラッと見えたんですが、夫が誰かの投稿に“いいね”を押していたんです。気になって夫の友人リストをたどると、ある女性が出てきました。鍵がかかっていたので、ダメもとで私が友だち申請すると、受理されたんです。覗いてみると、夫は2か月前ぐらいから“いいね”を押し始めていました。2か月前というと、ちょうど夫が同窓会のために実家に戻っていた時期。のちに、そこで再会していた女性と親密な関係になっていたことが分かりました」マナ(仮名)/29歳SNSから不倫が発覚するケースはよく耳にします。「いいね」からたどって、相手を特定できることもあるでしょう。女性用のマスクを付けていて「深夜に夫が帰宅したことがありました。ふと見ると、夫のつけているマスクが、我が家で常備しているものとは違っていたんです。小さめで、目立ちはしないんですがワンポイントでお花の柄が入っていて、“女性ものかな”と思うようなマスクでした。その1か月後です。夫が仕事で関わっているというイベントの見学に行かせてもらったんですが、そこで、ある女性社員を紹介されて。その人が付けているマスクが、以前に夫が付けていたものと同じでした。そこから怪しいと疑い始め、後日、不倫が発覚しました」ミチヨ(仮名)/31歳密会の際に、相手の女性にマスクを借りたのでしょうか。まさかマスクで不倫を気付かれるとは、思いもよらなかったでしょうね。隣人のあるひと言から「住んでいるマンションの隣のご夫婦と、よく挨拶をするんです。あるとき、ご夫婦から電車でうちの夫を見かけたと言われました。ところが、そのとき夫は出張中だったんです。数日後に夫が帰ってきたんですが、ちゃんとお土産もくれたので、見間違えたんだろうなと思っていました。でも、何となく引っかかってはいたんです。3か月ほど経ったころ、夫のカードの明細を見る機会があったんですね。すると、ネットショップで何か購入した形跡が。それが、出張のお土産の金額と一致…。やってくれたなと思いましたね」カズミ(仮名)/30歳目撃談からの発覚ですね。夫婦共通の知り合いが多いほど、こういうケースも増えてきます。周囲の人たちとは、日頃から親しくしておくと良いかもしれません。メガネの度が強くなっていて「夫は5~6年同じメガネを使っていました。でも、視力が落ちたせいか、いろいろ見えないことが増えてきていたようでした。それがある日から、急に遠くも見えるようになっていたんです。なので、“レンズの度を変えたんだな”と気付きました。メガネ自体も古かったので、フレームも変えればいいのにと思ったんです。そこから何か怪しいと思うようになり、あるとき、黙ってLINEを覗いてしまいました。すると、女性とのやり取りが…。そこに、“君の顔をハッキリ見たいからメガネの度を強くした”とあって、愕然としました」メグ(仮名)/32歳急にメガネ本体を変えると怪しまれるかと思い、レンズの度だけを強くしたのでしょうか。しかし、そんな些細な変化でも妻は見逃さなかったんですね。“夫の不倫が明るみになった意外な発覚パターン”をご紹介しました。不倫をすると、何かしら行動に変化が出るもの。普段から気にしておけば、もしかしたら、不倫を予防できるかもしれませんね。©️yamasan/Ushico/PIXTA(ピクスタ)文・塚田牧夫
2023年03月14日交際中に、思いがけないことがキッカケで別れることもあると思います。なかには、結婚の約束をしていた相手と別れてしまう場合も。そこで今回は「驚愕の婚約解消エピソード」というテーマで、女性たちに体験談を語ってもらいました。母親が最優先「以前、婚約していた彼とお泊まりしたときのこと。寝る前や起きたときに、彼が誰かと頻繁にLINEをしているのが気になりました。実は彼はかなりのマザコンで、頻繫に連絡を取っている相手は母親だったようです。同棲するための部屋を探し始めたときも、“母親が泊まりに来られる広い部屋”ということを最優先していて。それから私は少し距離を置くようになり、同棲することもなく別れました」ミユ(仮名)/28歳結婚後に義母がしょっちゅう泊まりに来ることを考えると、彼女も気が滅入ってしまったのでしょうか。親との距離感が合う人でなければ、結婚生活も難しいのかもしれません。家族全員の金銭感覚がおかしい「少し前に、結婚を考えていた彼がいました。彼は少し金遣いが荒くて、すぐに奢ったり、大きな買いものをしたりするところが。ただ、ギリギリ許せる範囲ではありました。あるとき、彼の家に初めて挨拶に行ったんです。ご両親とも感じが良かったんですが、いきなり母親から“一緒に海外旅行に行きましょう”と誘われました。すると彼が、“俺がお金を出すんだから俺に選ばせてよ”と言ったんです。さらに、父親は高級時計をコレクションするのが趣味のようで、“500万円で買っちゃったんだ”と買ったばかりの時計を見せられました。でも、彼の家はお金持ちではなく、どう見ても普通の一般家庭なんです。“家族でこの金銭感覚はヤバい”と思い、気持ちが離れていきました」(仮名)タカコ/31歳彼だけならまだしも、家族ごと金銭感覚がおかしいとなると、不安感が大きいですね。金銭感覚はシビアに見たほうがよさそうです。人形を愛しすぎている「当時婚約していた彼の話です。彼の家には何度か行っていたんですが、寝室には入ったことがなかったんですね。あるとき初めて寝室に入ると、そこには人影が。椅子に女性が座っている…と思ったら、それはかなり大きなサイズの人形でした。彼がつらい失恋をしたときに購入したものらしく、“この人形に救われた”と大事にしているようでした。後日ドライブに出かける際、彼が“一緒に連れていっていい?”と言い出して…。その人形を後部座席に乗せて出かけることになったんです。次のデートにも連れてくるのかなと思うと、そこから関係が崩れていきました」ハルナ(仮名)/28歳彼としては、人形に対する思い入れが強かったのかもしれません。しかし彼女からすると、彼の思いを受け入れるのは難しかったのでしょう。慰謝料も養育費も踏み倒している「昔、バツイチの男性と婚約していました。彼に子どもがいることも知っていたんですが、それはそっちの問題と思い、深入りはしなかったんです。ある日のデート中、カフェに入ると、彼の前妻の友人と偶然隣り合わせになりました。彼は挨拶していたんですが、相手の反応がどうも良くないんです。彼がトイレに立ったとき、その女性から“付き合っていて何か問題はない?”と声をかけられました。詳しく聞くと、前妻との離婚の原因は彼の不倫。分割で支払うはずの慰謝料は未払いで、さらに養育費も納めていないようです。真実を聞かされ、そんな人間だったのかと思うと気分が悪くなりました。後日、婚約を解消してお別れしました」エミ(仮名)/30歳彼のことを知る人からの話を聞いて、彼の人間性を疑ってしまったんですね。一度そういう感情を抱くと、モヤモヤはなかなか晴れないもの。そのまま結婚というわけにはいかなくなってしまったのでしょう。“驚愕の婚約解消エピソード”をご紹介しました。婚約したあとに、相手の実態が見えてくることもあります。焦らず、どんな人なのかをよく見極めてから話を進めたほうがよいでしょう。©Vasyl Dolmatov/Drazen Zigic/gettyimages文・塚田牧夫
2023年03月09日信頼している相手に裏切られるのは相当ショックなもの。もし、彼が浮気をしていたのなら早めに察知しておきたいですよね。では、浮気をするとどんな兆候が現れるのか、経験のある男性に聞いてみました。しょっちゅう予定を聞く「浮気をしているとき、彼女の予定は把握しておきたいです。だって、浮気相手との密会中に鉢合わせなんてしたら最悪ですから。だから、“今日は何してる?”、“明日はどこか行くの?”とよくLINEで聞いています。彼女が友だちと出かけているときはこっちも動きやすいです」ユウト(仮名)/27歳彼女の行動が把握できていたほうが、浮気もバレにくくなるのでしょう。彼が頻繁に予定を聞いてくるのは、浮気バレを防ぐためというケースもあるのかもしれません。香水をつけ始めた「浮気相手と会った後に彼女の部屋に行ったら、“女の人のニオイがする”と言われて……。その場はなんとかごまかしたんですけど、“いつか浮気がバレるかも”とヒヤっとしました。それからは自分が香水をつけて、浮気相手のニオイをカモフラージュするようになりました」ダイ(仮名)/29歳匂いは女性の方が敏感といわれており、浮気や不倫がバレるきっかけにもなりやすいよう。証拠隠滅のために男性が香水をつけることもあるようですね。頻繁にスマホを充電する「浮気していると、浮気相手と連絡しあう機会も増えるじゃないですか。そうするとスマホの電池の減りも早くなるので、しょっちゅう充電が必要になります。スマホは自分の傍に置いておきたいので、なるべく近くにあるコンセントとか携帯用充電器で充電するようにしていましたね」ショウヘイ(仮名)/30歳スマホの使用回数が増えれば電池の減りも当然早くなります。そのため、携帯用充電器が手放せなくなる人もいるようです。友人からの誘いが増えた「浮気相手と会っていると、どうしても帰りが遅くなってしまいます。そういうときは、“友だちに飲みに誘われた”と嘘をついたりしていました。彼女が深く突っ込んでくることはなかったですが、しょっちゅう同じ言い訳だと怪しまれると思って“職場の同僚と飲みに行く”とかも使っていました」ケイジ(仮名)/29歳帰りが遅くなったり休日に出かけるのにも何か理由が必要です。最も手っ取り早いのは「友人の誘い」という言い訳でしょう。怪しいと思ったら、具体的に相手の名前などを聞いてみるといいかもしれません。“浮気をしているかもしれない男性の特徴”をご紹介しました。彼が怪しい行動をしていると思ったら、早めに手を打つのが自分の身を守ることにもつながります。「おかしいな?」と思ったときは、浮気を疑った方がいいかもしれませんね。©AleksandarGeorgiev/chachamal/gettyimages文・塚田牧夫
2023年03月03日結婚を考えるほど好きな相手でも、ささいなことで気持ちが冷めてしまうことはあるでしょう。今回は“彼女にドン引きした瞬間”について、男性たちに意見を聞いてみました。ネガティブな発言ばかりする「彼女と部屋で過ごしていて、一緒にテレビを見ていたんです。ある女優さんが出演していたんですが、“私この人嫌い”と言い始め、“気持ち悪い”“嘘くさい”とネガティブな発言ばかり。おまけに、勢い余って共通の友人の悪口まで言い始めて、もう聞いていられなかったですね。この人には誰も紹介できないと思いました」シュウジ(仮名)/30歳ネガティブな発言は、聞いているとウンザリしてくるもの。悪口ばかり言う人に、自分の大事な人を紹介したくはならないでしょう。平然とオナラをして「彼女の家に遊びに行ったときのことです。二人でゴロゴロしながら会話していたんですね。すると、急に“ブリッ”という音が聞こえてきて、彼女がオナラをしたんだと気付きました。別にオナラをするのはいいんです。ただ、そのあと何か言ってくれるのかと思いきや、何もなく平然と会話を始めたので、ちょっと引きました。せめて、“ごめん”くらいは欲しかったかな……」レン(仮名)/28歳オナラが出てしまうのは仕方のないこと。でも、そこで何かひと言欲しいと思う男性もいるようです。ちょっとしたひと言があるだけで、逆に好感度がアップする可能性もあります。離婚しているのを隠していた「当時付き合っていた彼女と、彼女の友だちと3人で食事をしたときのこと。友だちが何気なく、彼女に向かって“前の夫のときは……”と言ったんです。その場は気付いていないふりをしてスルーしたんですが、家に戻ってどういうことか尋ねました。すると、“実はバツイチなんだ”と言うんです。2年近く付き合って、初めて聞かされた事実でした。かなりショックでしたね」マコト(仮名)/31歳彼女としては言い出しにくいことなので、切り出すタイミングを失っていたのかもしれません。ただ、伝えるのが遅くなるほど、相手に与えるショックも大きくなってしまうでしょう。カップラーメンのゴミだらけ「彼女と食事をしたあと、その流れで部屋に初めて行ったときです。“散らかっているから”と言われたものの、部屋に入るとそこまでではありませんでした。でも、外の景色を見るためにベランダを覗くと、大きな透明のビニール袋のなかに、大量のカップラーメンのゴミが詰まっていて……。普段の食生活を想像して、引いてしまいました」エイト(仮名)/28歳食事がカップラーメンばかりだと、栄養面が心配になるでしょう。結婚したらこういう食生活になるのかなと想像すると、先に進むのをためらってしまうかもしれません。“男性が彼女にドン引きした瞬間”をご紹介しました。距離が近づくほど、ネガティブなギャップを感じてしまうこともあるでしょう。普段からコミュニケーションを密に取ることが、予防になるかもしれませんね。©Wavebreakmedia/g-stockstudio/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月23日気になる男性から「好かれている」と感じても、相手の本心というのはわからないものです。もしかしたら、誰に対しても優しく接しているかもしれません。できれば自分が本命であるという確証が欲しいですよね。今回は“本命女性にしかやらない行動”について、男性たちの意見をご紹介します。夜に電話する「大好きな彼女のことは、1日中考えてしまいます。特に夜なんて、気になって仕方ありません。そういうときは、つい電話しちゃいますね。声が聞けるととても穏やかな気持ちになりますし、他の男と遊んでいないかなど、心配も解消されます。彼女と電話したあとは安心してぐっすり眠れますね」タダシ(仮名)/28歳相手のことが本当に好きだと、LINEなどの文字のやり取りでは満足できず、直接声が聞きたくなるようです。空いている日に予定を合わせる「本命の女性に対しては、デートの予定をこちらから合わせようとします。まずは空いている日を聞いて、自分の予定を調整する感じです。相手が本命でない場合は、“この日空いてる?”と聞いて、空いてなければ無理に調整しようとはしません」トモロウ(仮名)/29歳本命に対しては、自分よりも相手を優先するのでしょう。予定の調整を煩わしいと思わず、なんとかしてその日を空けようと努力するようです。見送りの時間が長い「彼女とデートが終わったあと、だいたい駅で別れるんですが、つい長話をしてしまいます。名残惜しく感じちゃうんですよね。さんざん話をしたあとなのに、話が尽きなくて……。1時間以上も立ち話してしまうこともあります。相手が本命じゃなければ、そうはならないと思います」キョウタ(仮名)/26歳別れるのが寂しくて、あっさりと見送ることができないんですね。またすぐに会えるとわかっていながらも、離れたくないという思いが溢れてしまうようです。親しい友人に会わせる「本命の女性には、自分のことをもっとよく知ってほしいと思います。ただ、自分で自分のことを良く言うのは嘘臭いので、親しい友人に会わせるようにしています。仲のいい友だちなら、僕のことをよく知っているし、協力もしてくれるでしょう。彼女が仲間になった感じがするのも嬉しいです」ヒロキ(仮名)/28歳本命彼女に対して、自分の良さをもっとアピールしたくなる男性は少なくないはず。そこで、味方である親しい友人を紹介するんですね。紹介するのが友人ではなく、家族という場合もあるかもしれません。“男性が本命女性にしかやらない行動”をご紹介しました。自分の気持ちを素直に伝える人ばかりとは限りません。彼が不器用なタイプであるなら、日頃の行動から気持ちを探ってみてもよいでしょう。©skynesher/Morsa Images/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月23日人は年齢を重ねることで人間力が増し、若い時にはなかった“大人ならでは”の魅力が備わることもあるでしょう。そこで今回は、“思わず惹かれる大人女性の特徴”について、男性たちに意見を聞いてみました。緊急事態でも落ち着いて対応できる「彼女は僕より5歳上です。旅行に出かけたときに飛行機に乗る予定だったのですが、僕が寝坊して絶対に間に合いそうもない状況に…。半泣きで彼女に電話をすると、“わかった”と返事が。そして数分後に電話がきて“もう大丈夫だからゆっくり来てね”って。彼女が素早く判断して、次の飛行機に乗れるように手配し直してくれたんです。その冷静さと優しさに、ますます好きになりました」トシ(仮名)/26歳アクシデントが起きてもすぐに対応できる彼女は素晴らしいですね。彼に非があっても責めないどころか配慮までして、大人の余裕を感じます。冷静に間違いを指摘する「一時期、毎日のように深夜まで飲み歩いていたことがありました。その頃年上の彼女と付き合っていて、注意をされたんです。そのことにムッとして“友だちとの付き合いだから”と言い返すと、“大切な付き合いならいいけど、そうじゃないなら本当に大事なものを失うよ”と言われてしまって。後で彼女にフラれてから、言葉の意味を痛感しました。本当に後悔しています」ノリト(仮名)/28歳彼女は間違っていると思ったことを冷静に指摘したんですね。感情的に怒って責めたりせず、落ち着いて叱る姿も大人の女性の魅力かもしれません。相手を立てる「彼女と同棲を始めるとき、不動産屋での契約まわりに関して、年上の彼女がほとんど対応してくれていたんです。彼女に任せきりだったので、自分が何もできない不甲斐ないヤツみたいで…、ちょっと情けなく感じていました。でも彼女が、大事な書類を書くときは僕に任せてくれて。“僕を気遣ってくれているんだな”と思ってうれしかったですね」ショウスケ(仮名)/26歳彼女が全部対応してしまうと、彼はちょっと肩身の狭い思いをするかもしれません。男女問わずですが、大事な場面で相手を立てられるのは、思いやりのある大人の対応だといえますね。些細なことで怒らない「気になっている女性の先輩社員と二人で飲みに行ったのですが、いつもよりお店が混んでいて、店員さんもてんやわんや。注文が通っていなかったり、運ばれてきた料理が間違っていたりしてイラっとしていたんです。すると先輩に“イライラするなんてもったいないよ。仕方ないと思って受け流したほうが楽しめるよ”と言われて。大人だな~と感心しました」ヤスシ(仮名)/27歳些細なことで怒らず、受け入れたほうが得というもの。この寛容さが年下男性を惹きつけたのでしょうね。“男性が思わず惹かれる大人女性の特徴”をご紹介しました。大人の女性の持つ余裕や寛容さは、若い男性にとって魅力的に見えることもあるでしょう。さまざまな経験を重ねることで、自然と人間的な魅力に繋がるはずです。©Drazen Zigic/Hinterhaus Productions/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月17日結婚をしているのに他の相手と一線を越えれば、完全にアウトですよね。それ以外にも不倫とみなされる行為はあるようですが、どこからが不倫になるのでしょうか?そこで今回は、妻が不倫だと見なした「夫の女性関係」について、女性たちに意見を聞いてみました。LINEで連絡を取り合う「夫がしょっちゅうスマホを触っていたときがあって、妙に気になったんです。LINEをしているみたいだったので“誰とLINEしているの?”と聞いたら最初ははぐらかそうとしてきましたが、しばらくしてLINEの相手は女性だと白状。なんでも、男性の同僚たちと飲みに行ったときに知り合ったそうです。最初はグループLINEでやり取りしていたけれど、そのうち個人的に連絡を取り合うように。“会ってはいない”と言いますが、すぐにやめさせました」ユカ(仮名)/32歳グループLINEならまだ許せても、個別となると不倫に発展しそうと捉える人もいます。昔からの知り合いや仕事相手ならまだしも、そうでない相手は厳しいかもしれません。手をつないで歩く「夫とは会社で知り合って、結婚後は別部署で働いています。あるとき、同じ日に夫も私もそれぞれ飲み会があって、その帰りがけに夫の姿を見かけたんです。見ると、女性社員とベタベタしながら楽しそうに歩いていて、おまけに手までつないで…。ムカついて帰宅した夫を問い詰めると、“向こうが酔ってフラフラだったから”と必死で言い訳してきましたが、あれは完全にアウトです」ナツコ(仮名)/36歳キスなどはもちろんアウトですが、カラダに触れたりするのも危ういでしょう。事情はどうであれ、手までつないで親密そうにしていれば不倫と思われても仕方ありません。相談に乗るために2人で会う「休日の昼間に、夫が“後輩が相談に乗ってほしいって言うから行ってくる”と出かけて夜遅くに帰ってきたんですね。よくよく話を聞くと、相手は職場の若い女性社員で…。私が文句を言うと、“悩んでいるのに放っておけないよ”と言うんです。それはわかるんですけど、二人きりで会うのはいかがなものかとモヤモヤしました」エミリ(仮名)/28歳相談に乗るうちに深い関係に…というパターンもなくはないですから、心配するのも当然です。二人きりではなく、他の誰かを同席させるなど配慮すべきでしょうね。合コン的な飲み会に参加する「夫のスマホに入っている写真を見せてもらっていたんです。スライドしているうちに、知らない女性数人と飲んでいる写真が出てきて。男女3対3で、テーブルを挟んで向かい合っています。私が“合コンじゃん”と突っ込むと、“たまたま人数が合っただけだよ”と言うんです。しかも相手の女性たちとは、ほぼ初対面だと。それはダメでしょう。もう二度と行かないでときつく言っておきました」ジュン(仮名)/31歳初対面の女性との飲み会となると、出会い目的と勘ぐってしまいますよね。そこから不倫に発展する可能性も大いにあります。不倫に準ずる行為と見なすのも仕方ないかもしれません。“妻が不倫と見なした女性関係の境界線”をご紹介しました。夫婦といえど、どこまで踏み込んでいいものか難しいところではあると思います。お互いの信頼を損ねないように、前もって境界線を決めておくのも良いかもしれませんね。©fizkes/LightFieldStudios/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月17日過去に不倫経験のある紗理奈さん(仮名・34歳)は、ママ友の佑子さん(仮名)、亜弥さん(仮名)と親しくなり、ランチ会でお互いの不倫話を披露するように。途中、佑子さんの元同僚の奈月さん(仮名)も不倫女子会のメンバーに加わりますが、ほどなくして夫に不倫がバレたのをきっかけにグループは解散。しばらくして不倫女子会は復活することになりますが、ある事件をきっかけにグループは崩壊したそうです。一体何が起きたのか、話を伺いました。不倫相手の男性と対面「再び3人で集まるようになってしばらく経った頃、佑子さんから“それぞれの不倫相手も交えて食事会をしよう”と提案がありました。それで、佑子さんと亜弥さんの彼を含めた五人で食事に出かけたんです。最初は会話もおぼつかなかったけれど、だんだんと打ち解けて話せるように。もちろん不倫の話題には触れず、彼らの仕事や趣味の話を聞いたりしながら、穏やかに食事会が終了した、はずだったのですが…」亜弥さんからの相談を受け…「食事会から1週間後に、亜弥さんから“相談がある”と言われたんです。会って話を聞くと、“実は板倉さん(仮名)と二人で会ったの”と打ち明けられました。板倉さんは佑子さんの不倫相手。食事会のときにLINEを交換して、やり取りをするうちに“亜弥さんに会いたい”と言われたそう。男性から好かれやすいタイプの亜弥さんなら、ありえるなと感じました。まだ肉体関係にはなっていないものの、次に会う日はすでに決まっているらしく、時間の問題だとも思いました。すると、“今度会ったときに、板倉さんとの会話を録音してくるね”と言ってきて。亜弥さんはいろいろと録音する癖があったので、録音してどうするつもりなのか不思議でしたが、とりあえず聞き流しておいたんです」グループ崩壊への序章「板倉さんと会った翌日に、亜弥さんからそのときの音声がLINEで送られてきました。でも、送られてきたのは3人のグループLINE。間違えて送っていることを亜弥さんに言うと、音声データはすぐに削除されました。佑子さんに聞かれている可能性もありましたが、何の反応もなかったのでバレずに済んだとホッとしていたんです。でも、その夜に佑子さんから“あの音声聞いた?”とLINEがきて…。“亜弥さんと板倉さんとのこと、もしかして知ってたの?”と聞かれたので私も嘘をつけず、“実は一度だけ相談されたの”と返信。翌日からは、佑子さんと亜弥さんの両方からLINEが大量に届くようになりました」幼稚園を辞めた理由は…「三角関係となってしまった相手についての相談事が、ふたりそれぞれから送られてくるので、返すのも大変でしたね。すると、ママ友の不倫騒動に巻き込まれててんやわんやする私の様子を見ていた夫が、私の男性関係を疑い始めるようになって…。“お前のLINEを見せろ”とまで詰め寄られました。ただでさえ大変な状況なのに、夫の目も冷ややかになってストレスが溜まる一方。ついに体調に異変をきたすようになって、病院通いとなりました。もちろん私たちのグループは崩壊。幼稚園にお迎えに行って顔を合わせても、お互いに目をそらすようになりました。しばらくして、亜弥さんの子どもが転園することに。噂ですが、夫に不倫がバレて別居することになったそうです。佑子さんも時間の問題だと思います」“昼顔妻の不倫女子会”に参加していた女性の告白をご紹介しました。不倫をする者同士が集まって話をしているうちに感覚が麻痺していき、行動もエスカレートしていったのでしょう。慣れというのは恐ろしいもの。不貞を働けば、いつかは必ず代償を払わなければならない日が来るのです。©LordHenriVoton/Michael H/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月12日「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが、同じようなタイプの人たちが集まりやすいことはよくあるでしょう。紗理奈さん(仮名・34歳)は過去に不倫をしていたことがあり、当時の交友関係がまさにその言葉通りだったのだそう。のちに大変な事態に至ったという当時の状況を、詳しく伺いました。不倫女子会の結成「子どもが幼稚園に入り、子ども同士が同じクラスになったことがきっかけで、美人でしっかり者の佑子さん(仮名)と、小柄な可愛い系の亜弥さん(仮名)と仲良くなりました。たまにランチをしながら子どもの話や他愛のない世間話をしていたんですが、ある日を境に空気が一変。ランチ会の別れ際に、佑子さんが突然“実は私、不倫しているの”と告白してきたのです。急な告白に驚いたのも束の間、隣にいた亜弥さんまで、“実は私も不倫してる…”とまさかの告白。独身時代は、私も会社の上司と不倫をしていたことがあります。ひとりの不倫の告白をきっかけに、全員が不倫経験を持つ身と知って、3人の結束はさらに強まっていきました」不倫女子会の活動内容「ある日3人でお茶をしていたときに、不倫相手の話になりました。亜弥さんは“彼の声が好きなんだ”と言って、スマホのボイスレコーダーで録音した不倫相手の声を聞かせてくれました。佑子さんは“私は不倫相手の顔が好き”と言い、スマホの画像フォルダから写真を見せてくれました。確かにお相手はイケメンで、しかも大手企業に勤めているハイスペック男性なのだそう。すると今度は、亜弥さんが“先週ふたりで温泉旅行してきたの”と。佑子さんも負けじと、この前高級レストランに連れて行ってもらった話を始めて。ふたりは競い合うように、“不倫相手自慢”をしていましたね」新たなメンバーが加入「その後しばらくして、佑子さんが“不倫をしている友だちがいるから皆に紹介したい”と言って、奈月さん(仮名)という、控えめでおとなしい感じの女性をランチに連れてきました。奈月さんは、佑子さんが前に勤めていた会社の元同僚だそう。こうして不倫女子会のメンバーは4人になり、たまにランチに行ったりグループLINEでやり取りしたりするようになりました。でも2か月後、急にグループLINEから奈月さんが抜けたんです。どうしたんだろうと思っているところに佑子さんから連絡が来て、“夫に不倫がバレたらしい”とのことでした」解散後も懲りない面々「その後、奈月さんが離婚するらしいという話を聞いて、皆も戦々恐々。自分たちの不倫もバレるんじゃないかと怯えていました。それで“不倫はやっぱりよくないね”という話になって、グループLINEを消去。皆でしょっちゅう集まることもなくなりました。でも、それからさらに2か月ほど経ったころ、佑子さんの誘いでまた集まることに。久しぶりのランチ会で盛り上がっていると、佑子さんが“まだ不倫相手とは続いているの”という話をし始めました。亜弥さんに聞くと、同じく不倫を続行中とのこと。口ではやめようと言ったのに、関係は断てなかったようです。こうして3人での不倫女子会が復活しました」“昼顔妻の不倫女子会”に参加していた女性の告白をご紹介しました。気の合う人が集まって話をすれば、共通の話題で盛り上がることができて楽しいもの。しかし、及んでいるのは不貞行為です。話のネタにしていいような軽い内容ではないことを自覚しなければなりません。©recep-bg/maroke/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月12日不倫カップルはお忍びで会うことが多いですが、社内不倫となるとなおさら周囲に発覚しやすく、人目を避けるようになるもの。しかし不倫にのめり込むあまり、大胆な行動に出るカップルもいるようです。そこで今回は、“周囲がドン引きした社内不倫カップルの仰天行動”について、目撃談を集めました。会社の飲み会を二人で抜ける「職場で飲み会があったときの話です。一次会が終わって上司が帰り、残った社員7~8人でカラオケに行くことに。しばらくして、男女二人がいなくなっていることに気づきました。荷物もなくなっていたので二人で抜け出したのは明らか。しかも男性のほうは既婚者です。残された私たちはカラオケどころじゃなくなって、二人の噂話で盛り上がりました」フミカ(仮名)/27歳二次会とはいえ、会社の飲み会で抜け出すとは大胆です。お酒も入って気分が盛り上がり、周りが見えなくなってしまったのかもしれませんね。テーブルの下で足をつつき合う「うちの会社には社食があって、お昼どきは結構混雑します。ある日、隣のテーブルで別の部署の人たちがランチを食べていたのですが、その中に不倫の噂があるカップルもいました。二人は向かい合って座っていたのですが、よく見ると、テーブルの下で足をつつき合ってイチャイチャしていたんです。私のテーブルからは丸見えだったので、私以外にも気付いている人はたくさんいたと思います」エリコ(仮名)/29歳テーブルの下なら誰にも見られないはず、と錯覚してしまったのでしょうか。二人がイチャイチャしている様子に周囲は呆れかえったことでしょう。手をつないで出社「ある日の出勤時、電車を乗り換えるときの人混みの中に上司の姿が見えました。挨拶しようと思って近付くと、隣に後輩の女性社員がいることに気付いたんです。よく見たら、二人が手をつないでいて…。上司は既婚者なので完全に不倫。見てはいけないものを見てしまったと動揺して、慌ててその場を離れました」マキ(仮名)/28歳混雑しているから見つからないとでも思ったのでしょうか。いずれにしても、不倫をしているわりに気が緩みすぎですね。階段の踊り場で痴話喧嘩「うちの会社はビルの2フロアを使っています。あるとき私がトイレに行くと、階段のほうから女性が怒っているような声が聞こえてきたんです。気になって覗くと、踊り場に男女の姿が。それは、社内で不倫を噂されている二人でした。女性のほうが“ちゃんを食事に誘ったんでしょう!”と聞こえてきたので、たぶん痴話喧嘩。こんな目立つところでするなよ!と思いました」マミ(仮名)/29歳わざわざ職場で揉めるとは、女性はよっぽど許せなかったのでしょうね。感情が抑えきれず、こうした行動に走ってしまうこともあるようです。“周囲がドン引きした社内不倫カップルの仰天行動”をご紹介しました。どこで誰が見ているかなんてわからないもの。不倫が発覚すれば、職を失ってしまうこともあるでしょう。相手が誰であるのかは関係なく、やはり不倫はするべきではありません。©kieferpix/Fabio Formaggio/EyeEm/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月10日不倫が始まるのにも、何かしらキッカケがあるもの。たとえば、相手のひと言が背中を押す場合もあるでしょう。その結果、一気に不幸のドン底へと落ちていくことも……。今回は“男性を地獄に落とした不倫妻のひと言”というテーマで、経験のある男性に話を聞きました。「ここなら絶対にバレないよ」「昔、付き合っていたお金持ちの既婚女性に、完全個室の高級料理店に連れて行ってもらっていました。“ここなら絶対にバレないよ”と言うので、よくそのお店で食事をしていたんです。ところがそこは夫に紹介してもらった店らしく、店側から夫に“妻がよく来ている”という話が伝わってしまったようです。女性から“不倫がバレるかもしれない”という連絡がきて以来、音信不通に。関係を続けていたら、確実に巻き込まれていたと思います」セイジ(仮名)/30歳二人がただならぬ関係なのは、第三者から見ればだいたい察しがつくはず。もちろん、その情報が夫に伝わる可能性も大いにあります。不倫をしている限り、絶対にバレない場所などないでしょう。「夫は出張中だから」「以前、既婚女性と付き合っていました。いつもは外で食事やデートをしていましたが、あるとき“うちに来ない?夫が主張中だから”と誘われたんです。夫は出張先だから帰ってこないと言うので家でくつろいでいたら、玄関ドアが開く音がして。振り返ると、そこには出張先にいるはずの夫が立っていました。彼女は以前から夫に不倫を疑われていて、夫は証拠をつかむために嘘をついて家を空けたのだそう。いきなり地獄に突き落とされたみたいで、生きた心地がしなかったですね」ヒロシ(仮名)/29歳夫のトラップに見事引っかかったんですね。不倫常習犯の場合、すでに相手に怪しまれていることも多いのでしょう。「迷惑はかけないようにするから」「結婚後に参加した飲み会で、タイプの女性と仲良くなりました。後日二人で会ったときに、自分が既婚者であることを打ち明けたんです。そうしたら、なんと彼女も既婚者で……。お互いに家庭を壊すつもりはなかったのですが、“迷惑はかけないようにするから”と彼女に言われて不倫がスタート。ところが付き合ってみると、彼女から頻繁に連絡がきます。“会いたい”“次はいつ空いてる?”と四六時中LINEがくるようになって、それが原因で妻に不倫がバレました」タツヤ(仮名)/33歳女性のほうが夢中になってしまったケースのようです。好きになると感情が抑えられなくなり、家庭を顧みないような行動を取ってしまうこともあるのでしょう。「あなたがいないと生きていけない」「不倫はいけないと思いつつ、既婚女性と付き合っていたことがあります。僕は別れたかったんですが、話を切り出すと“あなたがいないと生きていけない”と泣きつかれてしまって……。そんなことを言われて僕も流されてしまい、ズルズルと関係を続けました。でも、あるとき彼女の方から突然“別れたい”と言ってきたんです。理由を尋ねると、他に好きな男ができたようでした。不倫と割り切ってはいたけど、しばらく立ち直れませんでした」ヨウタ(仮名)/29歳付き合っていくうちにだんだんと情が湧いてくるもの。その思いを踏みにじられ、裏切られてしまったわけですね。“男性を地獄に落とした不倫妻のひと言”をご紹介しました。男性の心理をうまく突いて、不倫に誘う女性もいるようです。なんとも危険な囁きですね。とはいえ不倫を犯せば、どちらも責任から逃れることはできないでしょう。©tuaindeed/Caia Image/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月03日交際期間が長くなってくると、だんだんと結婚を視野に入れることもありますね。しかし、彼にまったくそんな素振りが見られないと不安になる女性もいるでしょう。そこで今回は、“結婚を意識したデートプラン”というテーマで男性に意見を聞きました。バス乗り継ぎ旅「バス旅行が好きな彼女が、あるとき“バス乗り継ぎ旅がしたい”と言うので一緒に行くことになったんです。彼女が全部スケジュールを立ててくれたのですが、乗り換えの時間やごはんを食べるお店まで綿密に組まれていたのが本当にすごくて。僕自身もスケジュールをきっちりと立てたいタイプなので、これだけ計画性がある相手となら結婚してもうまくいくと思いました」ケント(仮名)/29歳結婚相手には自分と価値観のあう人を選びたいもの。計画性のある彼女の姿を見て、自然と結婚を意識したんですね。温かい家庭にお邪魔する「デート中、彼女が“友だちの家が近くだから寄ってもいい?”と言うのでついて行きました。最近友だち夫婦に赤ちゃんが産まれたらしく、会いに行きたいとのことでした。ご夫婦ともにすごくいい人で、購入したての新居もピカピカ。絵に描いたような理想の家庭で、とても居心地が良かったんです。彼女ともこんな素敵な家庭を築けそうだな……とちょっと妄想してしまいました」ユウスケ(仮名)/30歳温かくて安らげる家庭を目の当たりにして、今の彼女とだったらこんな家庭を築けるかも……と、具体的に将来を思い描けたのでしょう。アイスクライミング「真冬に彼女と旅行に行くことに。“氷瀑(ひょうばく)に登ってみたい”と言うので、二つ返事でOKしました。でも、そのときは氷瀑が滝が凍った場所のことだなんて全然知らなくて……。現地に着いて青ざめましたが帰ることもできず、準備をして向かいました。彼女から先に登ったのですが、ゆっくりと着実に進んでいく姿にすごく感心して。だから、後に続いた僕も頑張って登れました。そのとき、彼女とだったら結婚しても一緒に歩んでいけるかもしれないと思いましたね」カイ(仮名)/29歳結婚すれば苦労もあります。一緒に何かを乗り越えるという体験ができたのなら、結婚しても大丈夫と思えるのかもしれません。星空を見に山奥へ「彼女が“星を見に行きたい”と言うので、レンタカーを借りて山奥に行きました。急カーブの細い山道を奥深くまで進むうちに、日が暮れてきてあたりは真っ暗に。このまま進んで大丈夫かなと不安になってきたころ、急に視界が開けて山頂に無事到着しました。車を降りて空を見上げると、見たこともないくらいの満天の星空が広がっていて、めちゃくちゃきれいで……。こんな遠い場所までは滅多に来られませんが、また見たいと思いました。次に来るのは何年先になるかわからないけど、そのときは彼女と結婚してるのかな、と想像してしまいましたね」キョウヘイ(仮名)/28歳素晴らしい景色は、何度でも見たいと思うもの。同じ相手とまた一緒に……という気持ちになって、自然と将来のことも考えるのでしょうね。“男性が結婚を意識したデートプラン”をご紹介しました。今すぐに実践できるものばかりではありませんが、だからこそ結婚を意識するほどのインパクトをもたらすのでしょう。デートプランを立てる際は手を抜かず、綿密に計画を練りたいですね。©Adie Bush/andresr/gettyimages文・塚田牧夫
2023年02月03日愛の告白をするのは勇気のいることです。それは男性も同じで、好きな女性への告白に尻込みしてしまうこともあるはず。中には、相手のほうから告白してほしいと思っている男性もいるでしょう。そこで今回は、“女性からの告白を待っているときのサイン”について、男性たちに意見を聞いてみました。LINEで他愛ない会話が増える「好きな女性ができると、しょっちゅうLINEを送ってしまいます。特に用件があるわけではないので、ほとんどが他愛のない内容。ただLINEをしているだけで、相手とつながっている感じがするんですよね。その流れで“好きです”って告白できたらいいですけど……。自分からは言えないので、向こうから告白してくれたら嬉しいです」ヒロシ(仮名)/27歳気になる相手にはLINEを送りたくなるもの。ただ、具体的な用件がないと他愛のない会話が増えていきますよね。それでもLINEが途切れないということは、関係を進展させたいという彼なりのサインなのでしょう。一緒にいるときに沈黙が多い「僕としては、自分から告白するのが理想だと思っています。ただ、いざ告白するとなると緊張して言えなくて……。言葉に詰まって沈黙してしまいます。沈黙が多すぎて女性に“私といるとつまらない?”と聞かれたことも。自分からはとても言えそうにないので、できれば女性から告白してくれたらありがたいなとは思います」ダイキ(仮名)/28歳いざ告白しようとしても、言葉が出てこなくなることはあるでしょう。決して退屈しているわけではなく、いろいろ頭の中で考えすぎてしまって沈黙が流れてしまうようです。行ってみたい場所を言う「気づけば好きな女性のことをいつも考えてしまいます。“あそこに一緒に行きたいな”とか、デートしているところを妄想したりも……。本当は誘いたいけれど伝えられないので、“あそこ行ってみたいな”とさりげなく話題に出します。そこで向こうから“じゃあ一緒に行こう”と言ってくれたら最高ですね」シュウタ(仮名)/27歳告白する手前のデートに誘うことすら切り出せない男性も少なくないはず。そういった場合は自分が行きたい場所を会話の中で挙げて、相手から「一緒に行こう」と言ってもらうように仕向けることもあるようですよ。「男女の友情」について語る「今の彼女と付き合う前、早く付き合いたかったのになかなか告白できずにいました。そんなとき、2人で話しているときに男女の友情についての話題を振ってみたんです。当時は曖昧な関係だったので、話すうちに“男女の友情はないし、付き合うか離れるかどっちかだろう”と僕の本音が出てしまいました。すると彼女は“じゃあ私は付き合いたい”と言ってくれて。それがきっかけで付き合うことができました」ユウジ(仮名)/30歳男女の友情は永遠のテーマですよね。彼としては、その話題を出して相手の反応を見たかったのでしょう。今の関係をどうしたいのか相手の見解を探りつつ、告白を誘う見事なテクニックといえます。“男性が女性からの告白を待っているときのサイン”をご紹介しました。告白待ちの男性が出すサインはわかりづらいこともあり、意識していないと見過ごしてしまう場合も。せっかくのチャンスを逃さないように、的確に見極められるといいいですね。©fotostorm/BartekSzewczyk/gettyimages文・塚田牧夫
2023年01月26日梨沙さん(仮名・31歳)は、結婚2年目のときに父親が倒れ、介護をすることになりました。定期的に実家に戻り、母親とともに父親の介護をする日々。やがてその疲れがたまり、友人と食事に出かけた先で知り合った克則さん(仮名)と不倫に堕ちてしまいました。介護を頑張っているから…と自らに言い聞かせていたそうですが、その後の生活はいったいどうなっていったのでしょうか。実家に泊まらずに自宅に戻ると…「介護にも慣れ、生活も落ち着いてきましたが、月に1~2回は実家に泊まりに行くようにしていました。そんなある日、私が実家に戻ると、父のお姉さんが来ていたんです。その伯母さんが、“今日は私がいるから”ということで、私は泊まらなくてよくなったんですね。ただ、そのまま帰るのはもったいないなと思い、克則さんに連絡してみました。すると、“今日は会えない”と断りの返事が来たので、仕方なく自宅に帰ることにしたんです」夫の朝帰り「夕方に自宅に着くと、夫の稔(仮名)がいませんでした。出かけているのかな…と思い、夕食を作って待っていましたが、いっこうに帰ってきません。そこで、LINEをしてみました。“今日はどこか出かけてるの?”と短めのメッセージを送ると、“いや、家にいるよ”と返ってきたんです。おかしいですよね?“女性と会っているんだ…”とすぐに思いました。私が実家に泊まると言っていたので、女性と会う約束をしていたのでしょう。私が父親の介護を手伝っているあいだ、夫は不倫をしていたんだと思うと、猛烈に腹が立ってきました。その日は結局家に一人きりで、翌朝になって夫が帰宅しました。私が家にいることに気付き、かなり動揺していましたね」夫婦関係の崩壊「単刀直入に、女性と一緒だったのかと尋ねました。夫は何も言いませんでしたが、しばらくしてから、“お前だってそうだろう”と言ったんです。実は以前、“実家に泊まる”と夫に嘘をついて、克則さんと会っていたことがありました。そのとき、夫が私に用事があって電話をかけたんですが、つながらなかったそう。そこで、実家に連絡を入れましたが、私はいないわけです。そこから不信感を抱き始めたようでした。結局、お互いに不倫をしていたんですね。夫婦関係はすでに崩壊していたんです」父親に謝られて…「話し合いの結果、関係の修復は困難という結論に至って、夫とは離婚することに。お互いに不倫をしていたということもあり、慰謝料などの請求はしないまま話が進んでいきました。夫との話し合いよりも、離婚のことを両親にどう伝えればいいのか悩みました。考えた結果、両親には“すれ違いで離婚することになった”と伝えたんです。すると父親が、“申し訳ない”と私に謝ってきました。“俺のせいだよな”と責任を感じているようでした。悪いのは、介護を頑張っているからと自分に言い聞かせて不倫をした私です。それなのに父親に責任を感じさせてしまい、本当に申し訳なく思いました…。離婚をした今は実家に戻り、献身的に支えています」“父の病気をきっかけに不倫に堕ちた女性の告白”をご紹介しました。不倫は自分たちの問題だけでは済まず、多くの人を巻き込んでしまいます。ときには罪のない人を傷つけてしまうことも。どんな理由であれ、進んではいけない道なのです。©Twenty47studio/Boy_Anupong/gettyimages文・塚田牧夫
2023年01月25日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚