ウーマンエキサイトがお届けする子育ての新着記事一覧 (271/338)
はじめまして、にぃ嫁といいます。家族構成は超絶マイペースな旦那(にぃくん)&おしゃべりな3歳の娘(ほぺこ)、そして現在第2子(仮ネームはぴ)を妊娠中です。平凡でゆるーい毎日ですが、それなりに楽しんでおります!! どうぞよろしくお願いいたします。記念すべき第1回目は、長女ほぺこを出産した時のエピソードです。■ソフロロジーな自然分娩陣痛が始まったのは深夜0時頃。陣痛アプリで計測して、3分間隔になったので朝方病院へ行きました。しかし、初産はそんなに簡単には産まれない!!子宮口の開きが早かったのでさっさと分娩室に通されたものの、隣の分娩室に来た経産婦さん達に次々と出産を抜かれていきました(笑)しまいには助産師さんたちが他の仕事で忙しく、立会いの旦那以外誰もいなくなる状態に…。(この日は出産ラッシュで人手が足りなかったのかも)旦那は立会いの最中、私にちょこちょこ話しかけていた気がしますが、陣痛でそれどころじゃない私はほぼ無視していた気がします(笑)それでも腰を押して痛みを和らげてくれたり、そばにいるだけでとても心強かったです。ちなみに私の病院は「ソフロロジー出産」を推奨しています。陣痛の痛みを『不安や恐怖』ではく『赤ちゃんが産まれることの喜び』と考え、正しい呼吸でリラックスして出産するスタイルです。ソフロロジー専用の音楽を聴きながら自分でマインドコントロールできるかどうかが上手くいくかどうかの秘訣だと思います。で、実際にソフロロジー出産を体験した感想は…うん、やっぱり痛いもんは痛いや!!(笑)よく陣痛の痛みを例えるなら「鼻からスイカを出す」とか聞いていたんですが、私の場合はそういう一部分の激痛というより“下半身全部が勝手に10倍の重力をかけて押し出してくる”って表現がしっくりくるかも…。この痛みが分刻みに襲ってきて、そのうち下半身が耐えきれず崩壊するんじゃないかと思うほど凄まじかったです。でも、陣痛の痛みは長くても1分以上続かないので、とにかく息をゆっくり吐くことに集中した結果、テレビドラマで見るような壮絶な叫びを上げて苦しむ展開にはなりませんでした。ふだんは超根性なしの私がここまで大人しく頑張れた理由は、単に骨盤が大きい安産型体系だったというのもありますが、「人前で取り乱す事だけは絶対にするまいっ!!」…と、変なプライドで意気込んだのが功を奏したんだと思います。(痛みで旦那や助産師さんに暴言を吐いたり噛み付いたりするという、比較的レアなケースを聞いて間に受けていました。笑)我ながらほとんど声も上げず周りにも迷惑かけずに出産できたと褒めてあげたい反面、立ち会った旦那に私のお産はすごく楽だったと思われたのが少し悔しかったです。■15時間かけて娘ほぺこと対面ようやく破水して弱くなった陣痛に四苦八苦しながらも、陣痛が始まってから15時間半後にようやく娘を出産!!人生で一番の激痛に耐えて産まれたわが子の産声を聞いたとき、うれしくて涙腺が崩壊しました。そして赤ちゃんを見たときの旦那の幸せそうな顔、一生忘れません。順調にいけば来年の春にもう一度、この一大イベントを経験します。本当に痛くて大変だけど、その後にやってくる至福のひとときに向かって頑張ります!!
2018年10月26日どんなハードな育児の場面でさえ、ユーモラスな切り口で笑いに変え、育児ママたちの癒やしや共感を集める荻並トシコさんのコミックエッセイ。ウーマンエキサイトで連載中の「 荻並トシコのどーでもいいけど共感されたい! 」でも、思わずクスッと笑えるエピソードが盛りだくさん。「育児のあるある」から「まさかの出来事」まで、独自の感性で面白おかしく描ききっています。そんな荻並さんが注目を集めるきっかけとなったブログの作品を書籍にまとめた 「トシコ、母になる。」 は、当時2歳だった息子のハルくんとの日常を描いた痛快コミックエッセイ。乳児と幼児の間を行ったり来たりする2歳児ならではの難解な子育てに共感しつつ、もらい笑いが止まらない一冊です。そこで今回は、荻並ワールド全開の「トシコ、母になる。」の魅力に加え、ストーリーやタイトルに込められた荻並さんの思いをお届けします。荻並トシコさん東京都杉並区在住。4歳差の男の子と女の子、2児の子育て奮闘中。出産をきっかけに「息子の様子を描きとめたい!!」と個人ブログで漫画を描き始める。「auヘッドライン」のエンタメランキング第1位、月間250万PV超の育児4コマ漫画をまとめた「トシコ、母になる。」(三才ブックス)を販売。auヘッドラインにて「トシコ、母になる。」連載中。■“人に話すほどではないけど、忘れたくない…”、そんな育児の日常を描くそもそも荻並さんがブログで漫画を描き始めたのは、家族や友人に向けて、日々のハイライトを発信するためだったのだとか。人に話すほど特別なことではないけれど、自分にとっては意味のある育児の日常を忘れず残しておきたいという想いを込めて、漫画を描き続けていたといいます。確かに育児は小さなことの積み重ね、思い通りに進まないことだって山ほどあります。そんなつらいことも、楽しいことも泣いて笑って自分らしく乗り越える荻並さんの姿には、励まされるような気持ちにさえなります。そして作中の母トシコとイヤイヤ期真っ盛りの2歳の息子ハルくんとのやりとりは、いつもシュールな笑いにあふれています。例えば、卒乳に向け、徐々におっぱいを制限していた時期に体験した電車内でのエピソード。「パイ」あぁ~まさに母にとっては赤面もののシーン。「もし自分だったら…」なんて思うとおそらく、いや確実に笑えないであろうシチュエーションも、荻並さんの手にかかれば、泣きたくて格好悪い母の姿がなんともおかしくも愛おしく見えるのが不思議。「もう勘弁してくれ~」な母の心の叫びをユーモラスな切り口で描いてくれることで、つらい子育ての瞬間を笑い飛ばせる心の余裕を与えてくれます。 ■タイトルに込めた想い、「母になる。」で変わったこと世間の母親像にしばられない、あくまでマイペースな子育てを実践する荻並さん。しかしそんな彼女にも母親になったことで自分の中である変化が生まれたといいます。それが、母になって確実に優しさが増したことだったそう。産後すぐには、産まれたばかりの息子を抱いては泣き、外国で10人亡くなったという新聞の見出しで泣き、まさに母性のインフレ、優しさのインフレを起こすほどの異様なモードに…。通常の精神状態に戻ってからも、「皆、母から生まれた」という大前提で世界を見られるようになったことで、“優しさの一定値を引き上げる”ことにつながったといいます。そんな今の自分の姿を“ちょっといいな″と感じていることから、あらためて母になった実感を込めて「トシコ、母になる。」というタイトルをつけるにいたったそう。一人の女性から母へ、守るべきものが増えたことで、背負う責任はときに重たくも感じるけれど、人として成長する機会を与えられたことで、母になったことへの喜びと感謝を感じる荻並さんの想いが伝わってきますね。そして、母になって変わったことはこれだけにはとどまらず、ププッと笑えるエピソードとしても描かれています。「夜の外出」「もうこれ、自分のことみたい!」と笑わずにはいられないママたちもいるのでは?育児がつらくて、もう逃げ出したいと思うことだってあるのに、夜のフリータイムをせっかくもらっても、口ずさむのは、すっかり耳慣れた育児ソングなんて…。母になって変わることは山ほどあり、ときに失なったものに目がいくこともあるけれど、そんな母の姿をシュールにおかしく描いてくれることで、笑いと共感で心が救われることがあるんですよね。■イヤイヤ期の言動…「うちだけじゃないんだ!」に救われる本書の面白さを引き立たせてくれるのが、何といっても2歳男児のハルくん。イヤイヤ期全開のその行動に母トシコも頭を悩ますことばかり。しかし、トシコとハルくんのやりとりを眺めていると、なぜか不思議と心が軽くなるんですよね。なぜか…!? その理由はきっと、「これってうちだけじゃないんだ」っていう安心感にあるのではと思います。まずは最強2歳児のこんな一コマ。「多彩」特にイヤイヤ期真っただ中の子どもを持つママたちなら、ハルくんの行動は「やめて~」の連続のはず。なのに、不思議と笑えるうえに、普段のわが子の謎の言動がひも解かれ、読み進めるうちわが子に対する愛おしさがじんわりわいてくるんです。育児で八方塞がりになると、ついほかの子と比べて、「なんでうちの子は…」みたいにネガティブな気持ちになったりするもの。自分の子以外は、なぜかおとなしく、いい子に見えてしまうことってあるんですよね。まるでわが子だけが、“ダメな子”みたいに感じることもあるけれど、現実は決してそういうわけじゃない。ただ毎日必死で子育てしていて、ふと周りが見えなくなっただけ…。そんなときに、ページを開いてトシコとハルくんのやりとりを見ていると、「そういえば、うちの子も同じようなことしてたな~」なんて、わが子を引きで見られることで、ママの心がすっと軽くなるんです。■つい忘れがちになる…幼きわが子との「いま、このとき」「トシコ、母になる。」では、見慣れたはずの育児の場面が荻並さんのフィルターを通して描かれることで、まるで子どもとのやりとりを追体験しているような感覚に陥ります。日々育児と格闘し、泣いて、笑って、子育てしているトシコの姿はちょうどあの日、あのときの自分のよう。だけど、ただつらいと感じるだけで、果たしてトシコのように子どもと正々堂々と渡り合い、大切な時間として刻んでいるのだろうか? なんて、思わず自問したくなるんですよね。日々の育児に追われて、つい忘れてしまう大切なことも、トシコとハルくんの日常が教えてくれるような気がします。本書にもトシコとハルくんのほほえましい一コマがおさめられています。「フォロー」思い通りにならなくてイラッとすることもあるけれど、子どもながらに精一杯の気持ちを込めて、ママを元気づけたいという想い。ハルくんなりにフォローする姿は、かわいすぎて、笑わずにはいられませんが、ほんわかやさしい気持ちになれるエピソードです。育児はもちろん大変なものだけど、「飾らず、自分らしく、子どもと楽しもう」という気負いのないメッセージが本書のなかにはたくさんちりばめられています。■荻並トシコさんからのスペシャルコメント!最後に、「トシコ、母になる。」上梓から2年を経た荻並トシコさんに、今のお気持ちを伺いました。発売から2年越しのご紹介ありがとうございます!!このあと、2人目が産まれたりなどしていて、物理的には今の方が忙しいのですが…この1人目が2歳頃のときの方が、初めてのことだらけで精神に余裕がなかったな~と思います。自分自身を面白おかしく描くことで、なんとか平静を保ってきたのかも?(それは今もか?)今読み返すと、当時はこんなこと考えていたんだ!! ぎゃー恥ずかしいー!! ということのオンパレード…息子2歳のときの記憶の冷凍保存であり、積極的に開けたくないけど捨てられはしないタイムカプセルみたいな、そういう存在です。けっして、美しい内容ではありませんが、みっともない所も含めて真剣に取り組んだ1冊です!!ぜひ手にとっていただいて、私の状況に共感できる方はハラハラしながら、そうでない方は、鼻で笑って読んでいただけたらと思います。追伸:特に2歳過ぎても卒乳していない人にオススメです!! 『トシコ、母になる。』 荻並トシコ著(三才ブックス)1,080円(税込)「うちのことかと思った!」「もらい笑いした!」「ゆるっとした育児にホッとした」背伸びナシの母子のドタバタ日常劇に、クスッと笑って癒やされるママが続出! 「auヘッドライン」のエンタメランキング第1位、月間250万PV超の育児4コマ漫画が、書き下ろしやエッセイを加えて待望の書籍化。●荻並トシコさんのブログ: 荻並トシコのブログ ●荻並トシコさんのウーマンエキサイトの連載: 『荻並トシコのどーでもいいけど共感されたい! 』
2018年10月26日秋は運動会の季節。SNSでも素敵なお弁当の写真があちらこちらで咲き誇っていますね。みなさんの所でも無事に運動会終わりましたか!? 今年は台風がしょっちゅう上陸したせいもあって、本来行われる予定だった日程から延期になった学校も多かったのではないでしょうか。延期したと思ったらまた悪天候で再延期になったっていう話も聞きました。大変でしたよね…。げそッ。■運動会当日のママは忙しい!運動会は子どもたちにとって練習してきた成果と力を発揮する場所でもありますが、ママにとっても気合入れないといけない日でもありますよね~。特に…おべんと~~~!!!!わが家の運動会は小学校と幼稚園の2回です(小学校は実は春に終わっているのですが)。わが家は転勤族なので、地元の方たちみたいにおじいちゃんおばあちゃん親戚一同で運動会を楽しむというようなことを一度もしたことがなく、常にこぢんまりとした所帯です。大人は私か夫しかいないわけですから、どちらか一人が欠けると全役割が1人の肩にのしかかってしまうのでなんとしてもここは夫にお休みを取ってもらいたいところです。がしかぁ~~し、なんと去年に引き続き今年も…夫が運動会の日に仕事だったんですよ~!!(号泣)えええ~~~!? 子どもの運動会にまで働かないといけないですかぁ~~~!? も~~~日本のお父さん働きすぎぃぃーーーー!!(叫)いや、そりゃ頭では仕事だから仕方がないって分かってますけどただでさえ少ない人員が欠けるってこの日ばかりは困るわけですよ!!パパからしてもかわいそうですよね。せっかくの子どもの運動会、見たかったと思います。さてみなさん、運動会の席取りってどのぐらいの本気度で臨んでいますか??■運動会の親の席取りの本気度がすさまじい件わたし、わが子が入園入学するまで知らなかったんですけど、すごい人はほんとすごいですよね。みんな早くから来てるってどのぐらいから来てるのかな? 朝7時ぐらいかな? って思ってたらなんと…夜中の2時とか、さらには前日の22時とかっていう方もいらっしゃったりなんかして、運動会に懸けるその情熱に感服いたしますです(ピッ! 敬礼!)。特等席をゲットしようと思ったら前夜から並ぶのがベターなのでしょうか。1回ちょっとやってみたい気もしますけど…(笑)。寝袋とかで並ぶのかな?? みんなどうやって過ごしてるんでしょうね。わが家はというと、もちろんそんな意欲があるわけでもなく、良い席を取るということははなから諦めています。だって水を差すわけじゃないですが、わが子の出場する競技の時って結局いちばん見えやすい場所へ移動する方がほとんどじゃないですか?他の学年の演目の時には後ろの方で座っていて、自分の子の学年の出番が来たら見えやすい位置へ移動する。これで今まで苦労した点はありません。トイレも行きやすいし、三男も放ちやすいし、未就学児持ちには最後尾がむしろ助かります。っていうか、解放区の体育館でおねんねしているお父さんやおじいちゃんがいっぱいいるんですけど、あれ、なんなんですかね(笑)。早朝から並んだからか本番に力尽きてしまったのでしょうか。そして、小学校の運動会でなによりも驚いたのは…■わが子が見つけられない…!びっくりするぐらいわが子が見つけられないことです!!いや、自分の子どもぐらい見つけられるでしょと思うでしょ!? 違うんです。。。びっっっっくりするぐらい分からないんです!!もうね~笑けるぐらい難しいですよ。同じ体操服着て同じ帽子かぶってる100人以上の子どもたちの中から自分の子を見つけ出すのって。特に男子は髪型や靴で判別しにくいです。去年の長男の時にはダンスが始まっているのになかなか見つけられず、どこにいるのかが分からなさすぎて、途中からどこにぶつけていいのか分からない焦りと苛立ちでめっちゃイライラしましたもん。写真を撮ってたら全然違う子だったとか運動会あるあるなんじゃないですかね?私の友人は、遠路はるばるおじいちゃんおばあちゃん親戚一同呼んで大事な1人息子の運動会を見に来てもらったのに、全員孫がどこにいるのか見つけられずに終わっておりました(爆)!!ご愁傷様すぎる!!みなさんどうにかして判別できるようにと、派手なハイソックスを履かせたり、髪型で特徴をつけたり努力されてますよね。個人的に今まで見てきた中で、一発で判別できるアイテムがあるんです。ふっふっふ…それは、靴でも靴下でもヘアスタイルでもなく…サポーターです。ひざのサポーターやひじのサポーターしてる子はどんなに隊形移動しても一目で分かるんです!! ダントツ。いやほんとに! パッって分かる!!でも、膝が痛いからサポーターをしているわけであって、痛くもないのに目立つからという理由でサポーターをしていくのが教育上いいのかどうかは…ちょっと私にはわかりません(笑)ただサポーターはどんなアイテムよりも分かりやすかった! という報告です(笑)小学校の運動会でわが子を見つける難しさをご紹介しましたが、今度は幼稚園の運動会で学んだことは何かといいますと…■張り切って作ったお弁当を意外と食べてもらえないお弁当に気合を入れすぎないことです。ここぞとはりきって手をかけてしまいがちなのですが、幼稚園児、母の労力とか気合とか一切無視で容赦なく「ごちそうさま」しますから。奴らは無敵ですよ。いつもなら食べる量でもずぇんっっぜん食べなかったりします。雰囲気がいつもと違うし、周りにお友達いたら遊びたくなっちゃいますし、意識がもうお弁当どころじゃなくなるんでしょうね。小学生になると成長してくるんですけど幼稚園児はまだまだ遊びたい気持ちが勝るお年頃です。チョロっと食べたらもう「ごちそうさま」しちゃうっていう経験が続いたので、もうお弁当に気合入れるのやめました。せっかく作ったのに食べてもらえないから腹が立つのって離乳食と一緒じゃないですか? 作ったのに食べてくれないって腹を立てるぐらいなら、最初から頑張りすぎない道を選ぶことにしました。お弁当はいつもと変わらない内容にして、量は食べきれる量から少し少ないかな? っていうぐらいにしておきます。もし足りないとなった時のためにスナックパンや市販のおにぎりをちょこっと買っておきます。各家庭のお弁当を先生が見て回って採点していくとかなら話は別ですけど(どんな競技)、お弁当関連でキリキリすることほど無駄なものはないと思いました。■運動会の後の母はぐったり…私も少しずつ運動会のどこに労力がかかってどこに労力を削れる余地があるか学んできたのですが、今年、ようやく学んだことがあります。運動会のお弁当の心配をするのもいいけど、帰ってきてからの段取りを手配しておくほうがよっぽど大事だと。運動会、ただ座って見てるだけなのですが信じられないぐらい疲れます。人によるのでしょうけど、私、運動会のあともうダメです。必ずお昼寝しますし、その昼寝がまた長い…。起きれないんですーーーー!!!よく考えたらいままでの運動会終わりでお昼寝せずに起きていられたためしがないんです。それなのに運動会後の段取りを何も組んでいないため、晩ご飯は遅れるわ、後片付けはできないわ、寝るのは遅くなるわで荒れっぷりがひどいひどい。というわけでもう既に来年は決めました。昼寝すること前提で、晩御飯はデリバリーの手配をしておくことにします!(宣言) もうしんどいのに晩御飯作れない!! だから遠慮なくデリバリー手配させていただきますっ!!そして、今年、やむをえず実母に運動会に来てもらったのですが、やっぱり女手がひとつ増えると全然楽さが違いますね。もうずぇんっっぜん違う! 夫がいるより母がいてくれたほうが100倍助かります!!というわけで、来年からは実母も強制召喚しようと思います!!運動会の段取りよりもむしろ運動会後の段取りをきっちりセッティングしてから運動会に望む、これ意外と大事だなって思います。いやほんと。【お知らせ】第94話 「小4長男が考えた、悪口を言われても傷つかない方法」 の記事下アンケート「Q.子どもにスルースキルは必要だと思いますか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「子どもに「スルーする力」は必要? 挫折を乗り越えるために親ができること」
2018年10月26日電車やバスの移動中、子どもが突然泣き出し困惑した経験、子を持つ親なら誰しもあるんじゃないでしょうか? わが家ももちろんあります。「幼児を電車に乗せなきゃいい」なんて冷たい意見も聞きますが、どうしても公共の交通機関を利用しなければならない場面は多々ありますよね。そして、そんな時に限って子どもって泣いてしまうもんなんです(汗)。これはオムツが気持ち悪くて泣いているんではないな…と、さすがに3人も育てているママンには経験でピンときた様子。赤ちゃんに薄着をさせて風邪を引かせたら大変と、ついつい若いお母さんは厚着をさせてしまいがち。でも実は赤ちゃんて、基礎体温も高いため意外と暑がり。時には環境に応じて着せてあげたり、脱がせてあげたりする必要があるんです。何ごとも、同じ立場でないと理解するのが難しい、なんてことはよくあることですが、子育てを経験した高齢者の方が、もう当時のことを忘れてしまったなんて事も多いようです。一人で困ったママンさんを見かけたら、私たち現役の育児経験者がまず手を差し伸べてあげることが大切と感じます。ただ、子どもの泣くことに慣れすぎて、周りに迷惑をかけていることに気づいていない親御さんも少なからずいます。周りに理解をしていただくためにも、まず私たち親も、できる限りの配慮を心がけたいですね。\おかげさまで2周年/ WEラブ赤ちゃんプロジェクト ~赤ちゃんの泣き声を温かく見守っている人たち、集まれ!~公共の場で泣いてしまった赤ちゃんを、温かく見守っているという人たちのポジティブな思いを可視化するために、ウーマンエキサイトが立ち上げたプロジェクト。公式サイトではワンクリックで賛同できるだけでなく、温かいコメントが4000件以上も集まっています。賛同や応援の声はこちらから
2018年10月26日鈴木し乃さんの娘さんのイヤイヤ期は、ヒステリー爆発系! 一度爆発すると手のつけられない娘さんのために編み出した気持ちを落ち着ける方法とは? イヤイヤ期にまつわるコミックエッセイです。■どうにも止まらない爆音対策とは?娘のイヤイヤは「ヒステリー爆発系」。母の言葉など聞く耳持たず、抱っこしても優しい声かけでも、どうにも止まらない耳元での爆音泣き....。「とにかくいったん落ち着いてくれ!」というときの、私の鎮火方法はこれです。わが家の娘の場合「お母さん以外」のモノの言葉は、ビックリするくらい素直に受け入れてくれます。いずれやってくるであろう反抗期もこの手でいくか…いや、いつかお母さんの言葉も聞いてくれる日がくると信じています!
2018年10月26日どの子にもおとずれるというイヤイヤ期。育児書を読んで、その内容を取り入れてみようとしたグラハム子さんですが…。人気インスタグラマーグラハム子さんの書き下ろしコミックエッセイです。■だれもが通るイヤイヤ期。育児書の意見に納得するも…2歳ごろになると多くの子におとずれると言われているイヤイヤ期。わが家の子たちも例外なくイヤイヤを発動しました。 参考になればと思い買った育児書には、こう書いてありました。「イヤイヤ期は自我の芽生えなので、できる限り子どもを尊重してあげること。例えばボタンがうまくかけられずに泣いていたら、親がやってしまうと『やりたかったのにー!』と逆効果になることもある」これを読んで、「なるほど」と納得した私。さっそく、この考え方を取り入れて生活することに。しかし実際は…。 時間に追われ、育児書のようにはうまくいかないことも多々ありました。きっともっと私が時間に余裕を持って行動すれば良いのだとは思います。しかしがんばってはいるけれど、小さい子がいて余裕を持つのって、なかなか難しい。そんなとき、ふと見ていたテレビで私と似たような悩みを持つ母親がいました。■「どこまで子どもを尊重するのか」と悩んだときにそして、それに対しての意見は「育児に正解はない」なんて言葉を聞きますが、「まさにそれだな」と思いました。ケースバイケースで、時と場合でいろいろな対応の仕方がある。ときには子どもの気持ちに反したり、怒ってしまうこともあるけれど、いつだって母は子どもの事を想っているのです。わが家の現在3歳になったばかりの下の娘も、まだイヤイヤ期の最中。娘の気持ちを優先できるときは、なるべくするようにしているし、できないときは、やっぱりできません。でもそれでいいんじゃないかなと思っています。イライラするし、愛おしいし、親子げんかもする。そんなバタバタな毎日に、振り回されながらも楽しんでおります。
2018年10月26日あるとき、電車内で泣き叫ぶ子どもとパパに遭遇したなきりエーコさん。そのとき突然、隣に座ったおばあさんに話しかけられて…? 「過去の自分が恐怖していたものに加担してしまった」という、なきりさんのとある後悔を描いたコミックエッセイです。■泣き叫ぶ赤ちゃんと、見知らぬおばあさんの言葉私はあのとき、おばあさんに言い返せなかったことをすごく後悔しました。過去の自分が恐怖していたものに加担してしまったという、自分の行動をのろいました。■どうか赤ちゃんを見守ってほしいそして決意しました。今度こういう状態になったら自分の意見を言おう。保身など捨てて、私は怯えていたあのころの「私の味方」になろうと。子どもは大人の理屈なんかわかりません。だって、子どもなんですから。社会全体が優しくあたたかな目で、お子さんやそのご両親を包んであげてほしい。その優しさはきっと子どもたちへ、そのまた子どもたちへと続いていくはずです。それはきっととても穏やかな世界だと思います。\おかげさまで2周年/ WEラブ赤ちゃんプロジェクト ~赤ちゃんの泣き声を温かく見守っている人たち、集まれ!~公共の場で泣いてしまった赤ちゃんを、温かく見守っているという人たちのポジティブな思いを可視化するために、ウーマンエキサイトが立ち上げたプロジェクト。公式サイトではワンクリックで賛同できだけでなく、温かいコメントが4000件以上も集まっています。賛同や応援の声はこちらから
2018年10月26日「いつも笑顔で子どもと対話していたいのに、気づくとガミガミ言っている」「子どもが親の言うことを聞かず、いつもイライラ…」。子育ての理想と現実に悩んでいるママも少なくないのでは? 冷静にならなければと頭では分かっているのに、なかなか思うようにいかないのが育児ですよね。「子どもも大人と同じ、ひとりの人間です。だから相手が子どもだからと、コミュニケーションをサボらないで。ピュアな人間だからこそ、丁寧な会話が必要なのです」と語るのは、 『話し方で損する人 得する人』 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)を出したばかりの作家・心理カウンセラーで五百田達成さん。 前回 は夫と円満な関係をキープするためのコミュニケーション術を教えていただきましたが、連載2回目は育児に効果的な会話の仕方を伝授していただきます。五百田達成さん プロフィール作家・カウンセラー。東京大学教養学部卒業後、角川書店、博報堂を経て独立。鋭い視点から「コミュニケーション」「人間関係」を分析し、そこから導き出す実践的なアドバイスは高い評価を受けている。「コミュニケーションのプロ」としてメディア出演多数。著書にベストセラーとなった『察しない男 説明しない女』『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ』(新潮文庫)など。米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー。HP: 五百田達成オフィシャルサイト ■「あなたのためを思って」は単なる親のエゴ――育児をしていると、つい感情的になって子どもに当たってしまいます。親子が健やかな関係でいるために、日頃からどんな心持ちでいるべきでしょう?五百田達成さん(以下、五百田さん):まず言えるのが、子育て中のお母さんは、「子どもには、自分の思うように行動してほしいと思っている」という考えが根底にあることを自覚しましょう。よく、「◯◯ちゃんのことを思って言ってるんだよ」なんて子どもを叱っているお母さんを見かけますが、あれは完全に親のエゴ。例えば、お風呂に入りたがらない子どもに「入らないとバイキンがつくよ」などと言ってなんとか入らせようと必死になりますが、冷静に考えれば、単にお母さんが子どもにお風呂へ入って欲しいだけで、あれこれ話を盛る必要はないのです。――なるほど。「親がそうして欲しい」のだと、割りきることが必要なのですね。五百田さん:そうです。子どもがかわいいうえに将来のことを案じ過ぎて、ついついお母さんは感情的になってしまいますが、残念ながら子どもに親の気持ちはそこまで理解できていません。「ママ、そんなに怖い顔をしてなにを言っているのだろう?」ぐらいしか思っていないのです。だから、子どもになにかしてもらいたいのであれば、「私がそうして欲しい」と自覚して割り切ったうえで、子どもに対して効果的な話し方をすべきです。同時に、ここでポイントになってくるのが、お母さんが明るく、表情豊かに振る舞うこと。 第1回目 でも話しましたが、人はネガティブな発言よりもポジティブな会話を好みます。これは子どもも同じで、お母さんがニコニコ笑顔で楽しく話してくれれば、子どもも機嫌よく聞く耳をもつはず。また、子どもになにか言い分があるのであれば、最後までしっかり聞いてあげることも大事。些細なことでもいいのです。まずは意識して「そうなんだ」と共感してあげることで、子どもはお母さんに対して安心感を抱き、素直に行動するようになるのです。■片付けも勉強もやらない「子どもなら当たり前!」――お母さんの悩みで多いのが、遊んだおもちゃを片付けなかったり、学校の宿題になかなか手をつけなかったり、やるべきことをやらない子どもに対する不満。このような状況にはどのように対処すればよいでしょう?五百田さん:子どもがおもちゃを片付けないのも、学校の宿題をやらないのも当然です。だってやりたくないから(笑)。親がどんなにわが子の将来を思ってガミガミ言っても、子どもにはほとんど通じていませんよ。自主的にやってもらいたいのであれば、まずはお母さんが一呼吸して。そして笑顔で声をかけてみましょう。「◯◯くん、大切なおもちゃが散らかっているね〜」と。ここで相手が話をしてきたら、最後までしっかり聞いてあげます。そして、子どもが片付けたくなるような声がけをしてみましょう。「◯◯くんとママ、どっちがおもちゃを片付けるのが早いか競争だよ〜」というのはどうですか。これで動くかどうかは子どもの気分次第です。毎回、同じ声がけではなく、その時々の相手の様子をうかがいながら、やる気になる言葉を適宜選んでくださいね。――子どもの食べ物の好き嫌いで悩むお母さんもいます。苦手な食べ物が好きになる、魔法の言葉なんて…ないですよね?五百田さん:はい、ありません(笑)。お母さんが一言発しただけで子どもが心を入れ替える、そんな理想的な言葉はないですよ。ただ、ポジティブな言葉を継続的に発することで、子どもの自己肯定感が高まり改善されることはあります。もし、苦手な食べ物で悩んでいるのであれば、ポジティブな声がけテクニックを応用すればいいのです。例えば、ピーマンが嫌いならば、まずはほんの少量からトライ。この時、お母さんは身構えずにリラックスして、明るく笑顔で話しかけましょう。子どもが少しでも食べられたら、ウソでもいいから大喜びしてほめてあげてください。大げさなくらいのオーバーリアクションがいいですね。そんなお母さんの姿を見て、子どもは「そんなにすごいのか」「もうちょっと食べてみよう」と思うようになり、ストレスなく苦手を克服できるはずです。■子どもと関係悪化「上から目線で理づめの説教」――最近はゲームやスマホに依存してしまう子どもも少なくありません。ほどほどの付き合いをしてもらいたいのが親の心情です。五百田さん:その通りですよね。 ただ子どもとしては、こんなに楽しいのにどうしてセーブしなくてはいけないのか、意味が分からないわけです。子どもにゲームやスマホに執着してほしくない時、それを上から目線で理路整然と説得するのは“損な言い方”です。親から理づめで追いつめられたら、子どもはますますゲームやスマホの世界に逃げ込んでしまいますからね。こんな時は、まず子どもの話を聞いてあげましょう。どうしてゲームやスマホがそこまで好きなのか、とことん聞き共感してあげることで、お母さんは信頼され、子どもとの距離も縮まります。子どもの心の内を聞いた後は、ゲームやスマホ依存から脱するための効果的な会話の実践です。まずは雰囲気作り。お母さんは笑顔で朗らかムードで、「◯時まで楽しんだらやめようね」「(遊ぶ時間を守れたら)ちゃんと約束守れてえらいね」などの声がけをして、子どもがゲームやスマホにハマる手前でやめられるようなクセづけをします。ストレートに言ったり、ほめちぎったり、相手の反応や変化を見ながら、その都度、使う言葉を選んでくださいね。ただ、忙しい毎日、そこまで言葉に凝れない日もあるでしょう。つい感情的になって「いいからやって!」と怒鳴ってしまうこともあるかもしれませんが、そんな時も自分を責めないで。お母さんだって人間なのですから。いつも完璧である必要はありません。日頃から使う言葉を“意識”するだけで、子どもとのコミュニケーションの質は十分高くなるはずです。子どもになにかをさせたい時、ポジティブな会話を心がけることが“得する言い方”だと語る五百田さん。子どもは気分よく能動的に行動でき、結果としてお母さんの眉間にシワも寄らず、健やかな親子関係が築けるようになるのかもしれませんね。子どもの前では、イラっとしても、まずは笑顔をキープ。ここから始めてみましょう。参考図書: 『話し方で損する人 得する人』 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)ベストセラー著者であり、話し方のプロフェッショナルである五百田氏渾身の話し方の決定版。話し方のちょっとした違いで、「損する人」にも「得する人」にもなる。よかれと思ってやっていたこと、ダメだなと思いつつ言ってしまっていること、その「損する話し方」を「得する話し方に」変えるだけで、こじれていた人間関係が改善したり、あたらしい出会いが広がる!? 本書では、各項目で「損」「得」2つの話し方を紹介。取材・文/長谷部美佐
2018年10月25日「魔の2歳児」という言葉があるように、2歳を迎える頃の子どもにはとても手を焼きます。わが家の息子たちもご多分にもれず、何に対してもとりあえず「イヤ!」と返事する時期がありました。また始まったよ…と大人はゲンナリしてしまいますが、それって本当に子どもが悪いのでしょうか?例えば公園に誘って「イヤ」と言われた時。「おうちで遊びたい」「その靴は履きたくない」「昨日公園に行った時に転んだのを思い出した」など…何か理由があるのかもしれない。でもまだ2歳だからうまく自分の気持ちを伝えられない。“自分の気持ちが伝えられない”ことって大人になってもあると思います。例えば海外に行って言葉の壁にぶち当たったら…例えば風邪をひいて声が出なくなったら …自分が信頼をおいてる相手にそんな風に言われたら、すごく傷つくだろうなと思います。伝える側、聞きとる側。どちらかが悪いわけではありません。いろんなことを吸収して成長している子どもたちに「話せば分かる」は、まだもうちょっと先のこと。親子でスムーズに意思の疎通ができる日が来るのを信じて、子どもに言うことを聞かせるのは一旦諦めましょう!とはいえ、これは自分の気持ちに余裕がないとなかなか行動に移せません。いつ終わりがくるか分からない「イヤイヤ期」と付き合っていくには、子どものことばかりでなく自分にも目を向けて、少しだけ気持ちに「ゆとり」を持つようにできるといいですね。
2018年10月25日今回は「赤ちゃんの泣き声」にまつわるお話です。それはよく行くファミリーレストランでの出来事です。■ファミリーレストランで赤ちゃんの泣き声が後ろの席の子どもが泣き始めてしまいました。お母さんは子どもが泣き止むように抱っこをしていましたが、明らかに疲れた様子で、昔の自分も大変だったのを思い出しながら見守っていました。そんなとき、次女がこんなことを言い出したのです。「エンエン泣いてかわいいね」泣き声をうるさいと話すのではなく、かわいいと感じて話してくれたこと、なにより後ろの席のお母さんが少し笑ってくれて、娘の言葉が笑顔にさせたんだなぁとうれしくなりました。私自身、娘が泣いたり騒いだりすると周りに迷惑がかかってしまうと思い、外に出なくなった時期がありました。今思えば育児に疲れを感じて、気持ちが落ち込んでいたのだと思います。子どもを好きになってほしいとまで思わないのですが、みんな子どもでみんな泣いて育ったそのことを思い出して、温かい目で見守ってくれる人が溢れると素敵だなぁと思っています。娘も私も「WEラブ赤ちゃん」泣いてもかわいいねって思っています。\おかげさまで2周年/ WEラブ赤ちゃんプロジェクト ~赤ちゃんの泣き声を温かく見守っている人たち、集まれ!~公共の場で泣いてしまった赤ちゃんを、温かく見守っているという人たちのポジティブな思いを可視化するために、ウーマンエキサイトが立ち上げたプロジェクト。公式サイトではワンクリックで賛同できだけでなく、温かいコメントが4000件以上も集まっています。賛同や応援の声はこちらから
2018年10月24日今年の春くらいから次男が昼寝をしなくなり、夏を越えて子どもたちがまたぐんと成長し、だんだんと体力をつけてきたことを実感している今日この頃。それなのに私はというと、少し遠い場所に出かけただけで疲れ…、人混みに行くと疲れ…、年齢とともに疲れやすくなっているような気がします。 体力をつけるために走っているのに、本末転倒…。1日2日でみるみる体力がつくというわけではないですよね。そう、継続は力なり!雨以外の日はジョギングを続けています。
2018年10月24日2回目の受精卵移植が着床せず、続いて3回目にトライ。今回は2個を戻すと先生に言われたものの、見せられた写真には1個しか見当たらず、不安になるこてつさん。不妊治療を2005~8年に受けた中村こてつさんの体験談。受精卵移植3回目「初めての2個同時移植」前回の妊娠(その後、初期流産)から買い続けているものがありました。それは…「たまごクラブ」。バカだよなぁ~、と思いつつ買うのをやめられません。予習のつもりもありましたが、現役妊婦さんたちが1カ月ごとに妊娠経過を紹介する妊婦日記の企画があり、その方たちが無事に産めるのか、どんな名前をつけるのか。一番楽しみなページでした。この頃は妊活雑誌「赤ちゃんが欲しい」と「たまごクラブ」を両方購読していました。いつか、たまごクラブだけを買う日がくることを信じて。両方ともまとめて買うのは少し恥ずかしかった記憶があります。3回目の移植が始まりました。グレードの良い卵があと1個残っているけれど、これまでの結果から考慮して、3回目は少しグレードの落ちる2個を戻すことになりました。多胎のリスクもありますと言われ、「まぁそれも運命でしょう」と悟りきった老人のような返答をしてしまいました(笑)。これまで同様、薬で子宮内膜を厚くしました。加えて、今回は初めて子宮内膜刺激というものを行うことになりました。移植の2日前に子宮の壁に少し傷をつけ、その傷が修復する働きを着床にも利用するとのこと。傷をつけるといっても、移植のときのカテーテルを挿入するのと同じことで、痛みはほとんどないと言われました。実際、カテーテルを挿入し、つんつんと当たったな~と思ったらもう終了でした。その後も注射を続け、移植日になりました。昼過ぎ、クリニックに到着後、すぐに診察室に呼ばれます。ドクターから1枚の写真を見せられ、「これが今回移植する胚盤胞です」。見ると1個、すでに脱出中の卵が。…あれ? 1個???たしか前回の診察で、次回は2個って言われたよなぁ…。それとも2個融解したけど1個はダメだった?? でもそれならそう説明するよなぁ…。頭の中に「?」マークがたくさん浮かんでいるうちに、さっさと移植室に移動させられます。診察室を出たあと付き添ってくれているオットと「…1個だったね??」と言い合います。看護師さんに疑問をぶつけました。「今回2個と聞いてたんですが、私の勘違いだったんでしょうか?」それを聞いた看護師さんは慌てて確認をとりに行き…また診察室へ呼ばれました。どうやら私の勘違いではなく、病院の手違いだったようです。すぐにもう1個融解することになり、さらに遅い時間で移植をするはめになりました。しかも今度融解するのは2個同時に凍結している分で、ということは卵が1個余ります。「それはどうなるの??? 捨てられちゃうの???」と不安になりましたが、よい状態なら再度凍結するとのことでホッとしました。近くの電気店で時間をつぶします。テレビ、洗濯機、掃除機…欲しい。でも治療にお金がかかるから我慢我慢。電話がありクリニックに戻ります。今回移植する2個の卵の写真を見せてもらいます。1個は最初の胚盤胞、さっきより成長しています。後から融解した1個は、アシステッドハッチングをしているものの、まだ脱出していません。グレード「回復中(4割)」と書いてありました。凍結時にグレードABだったから、それよりちょっと悪いくらいなのかな。ちなみに今回移植しない胚盤胞は凍結時グレードCB。融解後の感じは、移植できるかどうか…というくらいの状態で、結局再凍結は無理でした。これで、3回目の移植で妊娠できなかったら、凍結胚は残り2回分です。消毒後、カテーテルを挿入…のはずが、子宮が左に曲がっているらしく(たまにあることだそう)、柔らかいチューブが入っていきません。なかなか長い時間グリグリされましたが、やはり入らなかったようで硬いチューブに変更しました。ちょっと子宮をひっぱりま~すと言われ、ピンセットみたいなもので引っ張られました。痛い…。ドクターがなにやら苦労している様子でしたが、ようやくチューブも入り、やっと胚盤胞を移植することができました。そんなこんなで普段より移植時間もかかり(約40分)、終了したのは19時前。下半身むき出しの体に、エアコンがガンガン効いた移植室は寒かったです。その後、注射をしてお会計をしました。約8万円也。電化製品はまだまだ新調できそうにありません(笑)。不妊治療、本当にお金がかかる!!初の2個移植、いろいろハプニングはありましたが無事にすみ安心しました。判定日までなるべく無理せず、ゆっくり過ごすことにしました。※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。【お知らせ】第38話 「不妊治療中「一生忘れない!」怒りにふるえたオットの一言」 の記事下アンケート「Q1. 夫の何気ない一言が「許せない…」と思ったことはありますか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「夫の気遣いの方向性完全間違ってます! 夫が妻に言ってはいけない一言」
2018年10月24日ウーマンエキサイトで人気連載中の中村こてつさんの記事 「不妊治療中「一生忘れない!」怒りにふるえたオットの一言」 でアンケートを実施。妻が「許せない…」と思った夫の何気ない一言は? という質問に、たくさんのエピソードが集まりました。■なんと89%もの人が夫からの言葉に傷ついている…!今回のアンケートでは、夫からの何気ない一言を「許せない」と思ったことが、「よくある」と回答した人が約48%。さらに「たまにある」と答えた人は、約41%に。この回答を合わせると、なんと89%もの人が夫からの何気ない言葉に傷ついた経験があるとわかります。Q1. 夫の何気ない一言が「許せない…」と思ったことはありますか?よくある 48%たまにある 41%ほとんどない 6%全くない 4%その他 1%もちろん、なかには「夫は優しいので一度も傷ついたことはない」という人もいました。が、夫婦ですもの。意見が食い違ったり、けんか中につい言わなくていいことまで口にしてしまうことは、お互いにあると思います。■不妊治療中の許せない一言「イヤならやめれば?」実際に、夫のどんな一言を「許せない」と思ったのでしょうか? まず最初に紹介するのは、中村こてつさんの記事と同じ、不妊治療中の夫の一言についてです。不妊治療中は、痛さへの恐怖心、そして通院自体へのストレスを抱えていました。さらに急に休まざるを得ない職場での肩身のせまさや、やりづらい雰囲気もありました。そんななかで必死に治療に取り組んでいた私に、夫が「イヤならやめれば?」と不妊治療中、私が通院する際に「(自分は)暇だから何しようかなー」と言ってのけたことひどいですよ。ケンカ中に「不妊治療はあんた(私)がしたくてしたんだから、子どもの面倒はあんたがみろ!」一生モノの言葉です。不妊治療は、本来夫婦でがんばっているはずのもの。しかし実際には、妻側の心にも身体にも大きく負担がのしかかってきます。そんなストレスを抱えている状態で、言われる一言。つらすぎますね。どこで意識にすれ違いが起こってしまったのでしょうか…。夫側からすれば、けんか中につい言ってしまったことだったり、深く考えずに言ってしまったりしたのかもしれません。でも、言葉を発する前に、「もう少しだけ考えてくれれば…」と思ってしまいます。■出産直後の禁断の一言「がっかりした」出産直後の女性は、とてもデリケートで傷つきやすくなっているといわれます。そんなときにかけられた一言は、妻にとってずっと影を落とし続ける言葉となる可能性があります。第一子を出産して間もない頃、初めての育児によれよれへとへとになっている私に向かって、泣いてる息子を抱っこした夫が「なんで泣いてるの? 自分の子だけどまったくかわいいと思えない!」と。当時はただただショックで何も言えず、その子が16歳になった今でも傷が癒えていません。二人目妊娠した時、性別が上の子と同じとわかったとき。「がっかりした」と言われたこと出産後母乳が出なくなり旦那に報告したとき、「何で出ないの? 絞り出して少しでもがんばれば?」。旦那に殺意がわきました。乳が出ないことに凹みまくりだった私は…返す言葉もなく。黙りましたが、いまなら言えます!「じゃ~おまえが乳だせよ!」って(笑)出産によって、女性の体調やホルモンバランスが崩れることで起こる感情変化について「産後クライシス」という言葉もよく耳にするようになりました。初めての妊娠・出産の場合、環境や関係の変化に、夫もどう妻に声をかけていいのかわからないということもありそうです。こういった産後の女性の体、心の変化についても夫婦で、知識として共有することも大切なことかもしれません。■ワンオペ育児中の一言「みんなやってるから」フルタイムで働く夫が帰ってくるまで、家事や育児を担うのは妻ひとりという家庭も多いことでしょう。また子どもが生まれてから仕事に復帰した場合でも、子育ての大半を担っているという場合も。そんな「ワンオペ育児」の実情を夫は知ってか知らでか…? こんな一言で妻を傷つけているパターンもあるようです。子育ての苦労を夫に愚痴ったら、「それって母親の仕事でしょ? うちの母親もそうだったし」。一生許さないでしょう。共働きなので家事は分担制ですが、よく「俺ばっかりやらされている」と言われます。さらに先日、「おまえはなにもしないでズルい」と。私の家事負担は見てみぬふりで文句ばかりなのが許せません。里帰り中、夫の元に帰らなければならない時期になり、「ワンオペ育児が始まる」、「夜中眠れない」…などなど、不安でいっぱいでした。夫に電話で、「不安だ」と話しました。私は一緒にがんばろうなどの言葉を期待していましたが…。夫から返って来た言葉は、「みんなやってるから」でした。「俺がいる!!」とか言えないんかい! と思いながら、電話を切りました。育休中のため、子どもと二人きりで過ごす日々…。いくら自分の子どもがかわいくても四六時中一緒だとイヤになることも…。そんな話をする私に、旦那が家事もせず酒飲みながら言ってきたヒトコト。「子育ては癒やしだ」仕事終わりに遊んで帰ってるくせにどの口が言う!? このヒトコトは一生忘れられそうにない。またこう言われてしまったとき、妻は言い返さずに黙っているというパターンもアンケートの回答には多かったです。中村こてつさんの記事にもあったように、言われたときはショックでなにも言えなかったからこそ、その言葉がじっくりと怒りを熟成させてしまうのかもしれませんね。■気遣いが完全に間違っている一言「気にしなくていいよ」寄せられたエピソードのなかでも、とくに目立っていたのが、育児中の妻を気遣うつもりの夫からの一言です。妻が体調を崩したときに「気にしないで」と言う夫のなんと多いことか…。その気遣い、完全に方向性を間違っています!妊娠中つわりで食事の準備できなかったとき、「気にしなくていいよ」の一言。産後、私が39度の熱を出したときも同様でした。私のことはいいのでしょうか?子供が熱を出し、私が仕事を3日休んでも回復せず…。もう仕事休めないので、夫に休んでもらった。看病大変だっただろうと思い帰ってくると、「全然大変じゃなかった。働くより楽やった。俺、主夫になろうかな」と。いや、あなた、洗濯物も取り込んでないし、ご飯の支度もあります。あなたは、看病だけに集中して他は何もしていない。主婦なめんなよ!と思いました。「そんなにキツイなら出前でも取れば?」です。お金に余裕があればそうしてるわ! 私がインフルで寝込んでいたときの話しです。娘が生まれて慣れない生活に苦戦しながらも、家事に育児と奮闘しています。ある日、私が高熱を出して布団で横になっていたところ「寝てるところ悪いんだけど…俺と娘はなに食えばいい? 娘の食事だけ用意してくれれば自分の分はなんとかするよ!」と…。熱が出て苦しんでいるところに夫の衝撃的な一言でした。自分の分をなんとかするなら、娘の分もなんとかしてほしいところです。とても残念な一言です…。そしてこれも、妻側は体調が回復してから、怒りがふつふつとよみがえってくるパターン。体調を崩しているときに何気なくこんなことを言われたら、ショックで黙ってしまうのもわかります。なかには、意地になって体調が悪くても完ぺきに家事をこなしたという人も!ほかにも、「(家事育児を)手伝おうか?」という一言にカチンときたという意見も多く見られました。この家事育児への当事者意識の低さが、妻と夫との間に溝を作っているような気がします。■夫の余計な一言が出てしまう原因なぜ夫は余計な一言や、見当違いのことを言ってしまうのか? 考えながらアンケートの回答を見ていると、こんなエピソードが目にとまりました。義実家に主人だけが帰省したとき、そこでの会話をすべて私に話してくれる。主人は、子どもが学校であったことを親に話すのと同じような感じで、聞いた私がどんな気持ちになるかまったく考えずに、言わなくていいことまで話してくるのが腹が立つ。この意見を読んで、筆者はすれ違いの根がこんなところにあるのではと考えました。もしかして、夫は「話を聞いてもらいたがって」いて、妻は「話を聞く余裕がない」のではないかと。夫は、妊娠前と同じように「妻に話を聞いてもらいたい」というモチベーション。だから、自分が余計なことを言っていることに気がついていないだけなのかも。そう考えると、許せることと許せないことはあったとしても、ちょっとだけかわいいような気もしてきます。慣れない子育てをしている真っただ中では、妻も夫も疲れてしまって相手の言葉を素直に聞けないこともあるかもしれません。どちらかがイライラしていると、相手も同じようにイライラしつつ我慢してしまったり。そんななかで飛び出す「何気ない一言」は、相手を想像以上に傷つけてしまっているのかもしれません。もしイライラしたり、お願いしたいことがあったら、率直な言葉で相手に伝えたり、話し合いができたりする空気があるだけでも、だいぶ変わってくることもあるのではないでしょうか。そして相手が何かをしてくれるのを「あたり前」と思っていると、言葉の端にトゲトゲが残ってしまう可能性もあります。夫も妻も相手を苦しめたくて言っているわけではないはず。夫婦の時間を少しでも持つ、会話する時間を大切にするだけでも、もっといい夫婦関係が築けると信じたいです。Q1. 夫の何気ない一言が「許せない…」と思ったことはありますか? 回答数:255Q2. 夫の何気ない一言が「許せない…」と思ったエピソードがあれば、教えてください 回答数:256アンケート集計期間:2018/9/26~10/5
2018年10月24日我が家のイヤイヤ期エピソード。初めての子どもだった第一子長男の時。イヤイヤ期初体験だった私は、こんな時期にどう接したらいいのか全く分からず。お出かけの時間になっても全く服を着ようとしない長男に、あの手この手で服を着てもらおうとするも全て拒否され…最終的に無理矢理捕まえて無理矢理服を着せても、次の瞬間脱がれてまた1からやりなおし! ということを何度も繰り返して毎回ゲッソリ。毎日毎日イヤイヤ期に悩まされていました。あれから数年。4番目の子どもである三男のイヤイヤ期。4回経験していることもあり、長男の時と比べて…この余裕の表情(笑)本人がそうしたいのであれば、好きなようにさせちゃいます。保育園に行くのにフル○ンで行きたいと言うのであれば、『はいはいどうぞご自由に』。だいたいこのまま放っておくと…玄関に行ったあたりで収まり、部屋に戻ってきて自分でパンツをはきます。あくまで私の場合ですが、長男の時は『どうにか言うことを聞かせなくちゃ!!』と思えば思うほどうまくいきませんでした。4人イヤイヤを経験してみて、『本人が嫌だというなら、好きなようにさせてみよう。服を着なくてもごはんを食べなくても《死にゃしない》』と開き直ってしまえば、意外とすんなりいくことが多いような気がします。イヤイヤしている時こそ一歩引いて、全力で拒否してる姿をスマホで撮ってみるとか(笑)個人的には意識して《観察》しだすと、イヤイヤ期って面白いな~と感じられるようになりました。
2018年10月24日みなさんこんにちは、チッチママです。長女がまだ生後半年くらいの時期、支援室へ向かうために町内を循環する小型のバスに乗っていた時のこと。普段バスに乗っている時は泣く事なく、ヒヤヒヤする場面の少なかった長女ですが、この日はなぜか乗車中にグズってしまったのです。逃げ場のないバスの中、周りのお客さんの視線を気にしながら、グズってしまった長女をただよしよしすることしかできませんでした。すると隣のおばさんからこんなセリフが。危うく私まで泣きそうになってしまいました。このお婆さんからの言葉で少し気持ちが楽になり…周りを見る余裕も出てきました。何か言葉をもらったわけではないのに、支えてもらっているような安心感がありました。言葉や行動だけじゃなく、表情でも人の気持ちに寄り添える。私はこの時、バスの中のお婆さんの言葉、みなさんの笑顔に救われました。\おかげさまで2周年/ WEラブ赤ちゃんプロジェクト ~赤ちゃんの泣き声を温かく見守っている人たち、集まれ!~公共の場で泣いてしまった赤ちゃんを、温かく見守っているという人たちのポジティブな思いを可視化するために、ウーマンエキサイトが立ち上げたプロジェクト。公式サイトではワンクリックで賛同できだけでなく、温かいコメントが4000件以上も集まっています。賛同や応援の声はこちらから
2018年10月24日長男のイヤイヤ期は1歳になる前辺りから始まりました。ピークだった1歳半〜2歳はとにかく大変!エレベーターのボタンを押せなかった自動ドアを開けられなかった手を繋いでエスカレーターに乗るのが許せない鍵という鍵は全て開けたいイヤイヤの地雷はいたるところにあるのですが、何が大変って声が大きいところ。癇癪が始まるとスーパー中に響き渡る声で泣き叫び、周りの声が一切聞こえなくなります。そのため、どんなに言い聞かせようとしても無駄。それに加え言葉が遅いということもあって、言葉での説得はほぼ無意味。そんな長男への対応は “とにかく場面を切り替える” こと。イヤイヤの原因になった物から遠ざかり、他に興味の出るものを探す、それだけで気持ちが切り替わって泣き止むことが多かったです。長男と同じく1歳前から始まった次男のイヤイヤ期。しかし、長男より言葉の理解が早かったため、1歳半〜2歳頃のイヤイヤ期のピークでも言葉で説得すれば納得してくれることが多く驚きました。ただ、長男と違って物欲がすごかったので「おもちゃ売り場」と「ガチャガチャコーナー」が魔のゾーンに。それでも交渉で引き下がってくれることが多く、場所を変えたり、お店から出たりする必要がなかったのはすごく助かりました。なによりも楽だと感じたのは声の大きさ。長男のように遠くまでよく通る声ではないので、泣かれても私が焦ることは少なかったように思います。声の大きさも興味の矛先も言葉の理解度も同じ両親から生まれた同じ男の子なのにこんなにも違うものかと感じています…!
2018年10月24日子どもの様子に「あれ、なんだかいつもと違う?」と感じたことはありませんか? いつもと同じように見えるけれど、なにかが違う気がする…。それは子どもの心のなかにちょっとした変化があらわれているのかもしれません。もしもそれが親への「助けて!」「気づいて!」というSOSサインだったとしたら? 発見が早ければ早いほど、対応も素早くできるのではないでしょうか。今回は、子どもからのSOSの見つけ方、その対処法について考えていこうと思います。■子どものSOS「心が不安定になりやすい時期は?」助けを求めるSOSサインというものは、そもそも、タイミングが予想できる類のものではありませんよね。けれど、子どもの場合は「変化があらわれやすい時期」というものがあり、この時期に注意深く見守ることでよりSOSに気づきやすくなると思います。変化があらわれやすい時期というのは、「生活環境などが変わった時」。新学期や引っ越しのあとなど、毎日見ていたクラスの顔ぶれが変わる、街の風景が変わるなど「いつもの暮らし」が変化した時、子どもの気持ちは不安定になりやすいんですね。また、夏休みや冬休みなど、長いお休みが終わりを迎える時にも要注意です。大型連休の終わり頃は、大人ですら「ああ、明日からまた仕事か…」と、どんよりした気分になるものですよね。それは子どもも同じ。それも、お休みの期間が長ければ長いほど、休み明けは心が不安定になりやすくなるようです。長期休みが3カ月に及ぶアメリカでは、休み明けにうつを発症する子どもが多くなるともいわれています。■子どものSOS「どんなふうにあらわれる?」では、子どもからのSOSは具体的にどんなふうにあらわれるのでしょうか。実は、その内容によって第1段階、第2段階…と分けられ、だんだん深刻さを増していきます。初期のSOSとなる第1段階を放置してしまうことで、子どもの言動は第2段階へと進行。気づいた時には、対処に時間がかかる状態へおちいっていることも少なくありません。子どもが不安を抱えた時に発せられるSOSの行動について、年齢を2~5歳までの幼児期と、6歳以降の学童期に大きく分けて説明していきましょう。【2~5歳:幼児期のSOSサイン】話ができるようになるものの、まだまだ社会や他人との関わりのなかで「自分」という認識が薄い2歳~5歳の年代は、親との結びつきが強い時期です。この時期に見られるSOSの段階は下記の2つに分けられることが多いようです。第1段階 出かけようとすると「イヤ」とだだをこねる、逃げる。第2段階 泣く。最初はイヤイヤをしたり、逃げ回って自分の感情を表現します。そして、その気持ちを理解してもらえないことで第2段階の「泣く」という行動に変化します。5歳までのこの言動や行動はある意味分かりやすいですが、6歳以降になるとSOS行動は一気に複雑化します。【6歳以降~:学童期のSOSサイン】6歳以降になると、集団のなかで自分の気持ちを言葉にして表現することができるようになります。また、集団生活に慣れることで、ある程度の社会性が培われてくる年齢でもあります。この年齢になるとSOSの言動は下記のような4つの段階に分けられます。第1段階 張りきる、頑張るなどの行動で「見て! 見て!」と自分に注目を集めようとする。第2段階 わざと遅刻したり騒いだりしていたずらをする。第3段階 教室を飛び出す、意地悪をする、極度に反抗する。第4段階 無視する、不登校になる。6歳以降の子どもからのSOSはまず「僕(私)を見て!」という行動が見られます。そして、親や周囲から理解されず放置されると「いたずら」などの行動へと移ります。たいていの場合、第1段階ですでに、いつもと違う様子に気づくケースが多いでしょう。けれど、うっかり見過ごしてしまうと第2、第3段階へと進んでしまう可能性もあるのです。■子どものSOS「深刻度別 親ができること」SOSの発見は、早ければ早いほど素早く親も対処でき、子どもが長く深く悩まずにすみます。しかし、もし段階が進んでしまってから気づいたとしたら、どのような対応をすればいいのでしょうか?各段階に応じてどのような対応をすればいいのか、年齢別に解説していきましょう。【2~5歳:幼児期の対応】2~5歳の子はイヤイヤをしたり、だだをこねたり、逃げたりして親を困らせることで「行きたくない」「ママといたい」という気持ちを表現します。この状態に気づいたら「気持ちを吐き出させること」「楽しいことに転換すること」で対処していきましょう。例えば、わが子が幼稚園や保育園に行くのをいつも嫌がる、とします。事前にできる対処として、30分くらい早めに準備をすませておきましょう。そうすれば時間の余裕が持て、だだをこねられてもきちんと対応できますよね。そして、だだをこねだしたら「行きたくないよね。ママも○○と一緒に遊んでいたいよ」と共感しつつ「外の電信柱のところまで競争しようか」「○○公園で虫を見ていこうか」などと誘い、遊びながら園やバスの集合場所などに向かってみるといいでしょう。第2段階の行動となる「泣く」は、子どもに思う存分泣かせてあげます。と同時に、ギュッと抱きしめてあげてくださいね。そして、子どもが落ち着いて、ある程度話せるタイミングになったら「なにが悲しい?」と聞いてみます。「ママと離れるのがイヤ」なら、だだこねと同じ対応を。もし「幼稚園の○○がイヤなの」といった話が出てきた時は、園の先生に話して様子を見てもらうなどの対応をしましょう。【6歳以降~:学童期の対応】子どもが6歳以降の場合、第3段階のSOS行動である「極度な反抗」になる前に、なるべく早く気づいてあげてほしいですね。この段階までなら、子どもに寄り添う対処で不安を解消できる可能性があるからです。第1段階で「見て見て!」と話しかけてきたら「あとでね」などと後回しにせず、すぐに話をじっくり聞いてあげてましょう。その時「頑張ったね」「うれしいね」といった言葉をかけると子どもは「気持ちが通い合っている」という感覚になり、不安感が落ち着いてきます。わざと遅刻をしたり、目立つ行動をする第2段階の場合は「かまってもらいたい」という気持ちに気付いてあげましょう。「この子はかまってもらいたかったんだな」と受け止め、「勉強時間が減って困るから遅刻しないようにしようね」「騒いでいると先生の声が聞こえなくなるから静かに聞こうか」などと、怒らずに「教える」スタンスを保つようにすると良いでしょう。第3段階に入り、極度に反抗したり意地悪をしたりする場合も「そんなことしちゃダメ」と頭ごなしに否定から入らないようにします。子どもにはどんな出来事があったのか、その出来事があってどんな気持ちになったのかを聞きます。そして「そうなんだね」と一度共感をし、そのあと「どうしようか?」「どうしていく?」と聞いてみたり、一緒に考えたりすると良いですね。不登校などの第4段階となった場合は、親と子どもだけで解決するのは非常に難しくなります。こじれて長期化し、親子ともども傷つき疲弊することもあるので、第三者の力を借りることをおすすめします。すべてに共通していますが、子どもの心の中には「自分のことを気にかけてほしい」という気持ちがあるので焦りは禁物。いちばん大切なのは、時間を十分とって子どもに向き合っていくことです。「学校に行きたくない」「おなかが痛い」などといった子どもからのサインを決して「根性がない」「我慢が足りない」などと否定しないでほしいのです。そのサインは裏には、子どもの「親に認めてほしい、分かってほしい」という気持ちが隠されている場合があるからです。子どもは「行きたくないんだね」「痛いんだね」と認めてもらえると、親は自分の理解者なんだと安心できます。安心できれば「仕方ない、頑張るか」と子どもなりに気持ちを切り替える場合もあります。早急に答えを見つけようとしなくても大丈夫です。子どものSOSにはそれぞれの段階に応じて「ほめる」「教える」「受け止める」などの対処が大切です。なによりも子どもを「勇気づける」。自分は大丈夫なんだと自信を持たせてあげると良いですね。
2018年10月23日前回 に引き続き、産後ヘルパーを利用した時のことをレポしたいと思います!!まず結論から。わたしは、産後ヘルパーを使って本当に良かったです(声を大にして!!)!!!■産後ヘルパー利用のメリット1. 身体的、精神的な安定まず最初に、家事を肩代わりしてもらえることによる、身体的、精神的な安定。産後って、無茶したら動けちゃうんですよ。無茶したら…。わたしの周りにも、産後すぐから動き回った~って話結構聞くんです。だけども、そのほとんどの場合、後から体を壊したり不調が長引いたり…。やはりそれだけ体はダメージを受けているし、産後の過ごし方はとても大事ってことですよね。家事の負担から解放され、気持ちが軽くなる分、家族にも優しくなれるので一石二鳥でした。■産後ヘルパー利用のメリット2. 孤独な育児の話し相手その次に、孤独な育児の話し相手ができること!!物言わぬ新生児を相手に1日を過ごすのは、思いのほか追い詰められるものです。2人目以降ならまだしも、1人目育児だとなおさら、大人と話す機会がありません。朝、夫に「いってらっしゃい」を言った後、次は夫が帰宅するまで話し相手がいないなんてことはざらですが…。ヘルパーさんがいれば、世間話の相手にもなってくれるし子育ての悩みなども気軽に相談できてしまいます(うちの地域ではヘルパーとして働いているのは、子育て経験のある女性が多かったです)。1人だとどんどん気持ちがふさいで、育児ノイローゼや産後うつも心配ですが、精神的な安定のためにも、ヘルパーさんはとても心強い存在でした。■産後ヘルパー利用のメリット3. 自分以外の人が作った料理が食べられるそれから、ここがわたし的に一番大きかったのですが…。「普段食べられない、よその家庭の手作り料理が食べられる!!」ということです!!主婦(主夫)のみなさんならきっとわかってくださると思いますが…普段自分が作った料理を食べるじゃないですか。自分が作った味だから、おいしいんだけど、驚きもなければ新鮮味もない。食べる前から味が完全にわかってしまう…!!たまに無性に「誰かが作ってくれた料理が食べたいー!!」ってなりませんか?そんなとき…わたしのところに派遣されたヘルパーさんは、冷蔵庫の中身を見てぱぱっとおいしいものを作ってくれるので、毎回ごはんが楽しみでした♪身体的精神的な助けにもなるし、日常のちょっとした楽しみにもなりました。■気になる料金は?さて、実際に産後ヘルパーを利用してかかったお金は…。これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれだと思いますが、わたしはとても安いと思いました。もうずっと来て欲しいと思ったくらいです(笑)残念ながら産後2ヶ月までだったのでそんなに長期間利用することは出来なかったのですが、もし万が一(99パーセントもうないですが・笑)次があるなら、絶対また利用したいと思いました。これから出産される方たちの産後の過ごし方の参考になれば幸いです♪※産後ヘルパーのサービス内容、利用料金などは各自治体によって異なります。詳しくはお住まいの自治体の窓口までお問い合わせください。
2018年10月23日息子は現在イヤイヤ期真っ只中です…。色々なことにイヤイヤしてますが特に食べ物に関してとても激しいです…。たとえば半分こはダメ、絶対!食べられるor食べられないじゃない! 丸々1個欲しい!さらにお菓子を分ける時も目の前にある食べ物は全て自分で食べたいこのように泣いて暴れた時は、説得しても気をそらそうとしても無効です。もう1個あげればすぐに泣き止みますが、「自分の分」を理解してほしいので、家ではあげないようにしています。だがしかし、こうなると手がつけられないので放っておきながら様子を見ると泣き止んで立ち直ります(えらい!)そしてえらくない…1個も食べきれないのにもう1個食べたいって何だったんだ…とも思うのですが、正しいかどうかではなく「自分の思い通りになったかどうか」でイヤイヤしまくるのは大変だなぁとも思ったのでした。
2018年10月23日産後疲れた体を奮い立たせながら、授乳におむつ替え、寝かしつけ…。まるで永遠に続くと錯覚するようなエンドレスな赤ちゃんのお世話に精神的に追いつめられるママたちは決して少なくないはず。そんな産後育児の辛い現実とリアルな母の叫びを描いた 『育児で1番辛いときに「頑張れ」と言われて爆発したときの漫画』(ちずるさんのブログ「むすメモ!」より) は、発表以来今なお多くのママたちから反響を得ています。■何をしても泣き止まない…体力と精神の限界に苦しむ産後育児場面は、産後2ヶ月頃のある日。「お母さんやめたい」とまで産後育児に追いつめられる母の切実な様子から始まります。産後のだるい体をひきずったまま、30分~1時間にも及ぶ授乳にお風呂、さらに着替えにおむつ替えと、休むことなく続く赤ちゃんのお世話。その上、朝昼晩と赤ちゃんはずっと泣き止まないため、眠る時間さえありません。十分な睡眠をとれないまま朝を迎え、再びわが子との二人っきりの一日が始まります。「旦那に迷惑をかけたくない、でもそろそろ限界かも…」。産後育児をひとりで抱え込む毎日のなかで、静かに近づく限界の足音。24時間体制で続く産後育児は、「母性で乗り切れる」なんて言えるほど、生ぬるいものでは決してありません。■「頑張れ」に大爆発したあの日のこと体力面、精神面とも限界を迎えようとしていたある日、夫の口から何気なく出た「頑張って」の一言でついに大爆発することになります。今までピンと張っていた糸がプツンと切れ、抱えていた感情を吐き出すように大泣きする母。そして、泣き続けるわが子を布団に置き去りにして、別室に隠れるように逃げ込みます。ついに追いつめられ、行き場をなくした母の姿は、見ていても胸が締め付けられるほど…。産後当時の自分自身と重ね合わせて、涙したというママたちからも多くの共感の声が寄せられたシーンでもあります。そして漫画の中で描かれる「もう頑張れない」と言い放つ母の苦しみは、寝不足かつ赤ちゃんのお世話に疲れているという、シンプルな苦しみだけじゃないってことにも注目したいのです。「母親だから頑張れる」「子育ては母親の仕事」知らぬうちに女性たちが背負う心のプレッシャー。そんな母親が抱え込みやすい心の闇を、作者は産後育児の大変さを物語るひとつのメッセージとして描いています。そして、感情の糸が切れた母は、混乱し、ついには“刑務所なら一日3時間は寝られるかな”などど、現実逃避を始めます。 ■明けない夜はない!追いつめられた母を救ったわが子の写真精神的に追いつめられ、現実逃避をしている最中、子どもの写真をあらためて眺めます。すると、そこには今よりも小さく、毎日違う表情を見せるわが子の姿が…。みるみる気持ちが落ち着き、泣いているわが子のもとに戻る母。毎日報われないと感じていた日々の中で、確実に子どもが成長していることに気付いたとき、母の心はすーっと軽くなるのです。“なんだ!こんなダメな母親でも育ってるじゃん!”子どもの成長を実感することで、真っ暗だった長いトンネルに一筋の光が差し込んだ瞬間でした。育児は、とにかく根気と我慢の連続。まるで修行のような一面があります。ときに努力が報われていないような苦しみを味わうことだってあるでしょう。だからこそ、複雑な想いをひとり抱え、孤独な育児に苦しむ作中の母の姿に、多くの共感の声が寄せられたのではないでしょうか。■作者のちずるさんは5歳の娘さんを育てるママ2013年に出産後、日々の育児のつれづれを描く漫画ブログ「むすメモ!」を始めた作者のちずるさん。産後当時、慣れない育児に奔走していたときの体験『育児で1番辛いときに「頑張れ」と言われて爆発したときの漫画』をブログで公開すると、ママ・パパたちから共感の声が寄せられ、今もなお反響が続いています。そして、当時0歳だった娘さんも現在は5歳。天真爛漫でキュートな姿は引き続き「むすメモ!」内でも描かれています。そんな、ほんわか心温まるエピソードがつまったちずるさんの育児漫画が、ついにウーマンエキサイトで連載スタート!クスッと笑えて、やさしい気持ちにしてくれるちずるワールドの魅力を今後お届けしていきます。どうぞご期待ください!ちずるさん娘さんのことを“メモ”するよう描いた漫画ブログ「むすメモ!」が大人気! ゆるっとかわいいイラストと笑いあり涙ありのほっこりストーリは、ママの心に寄り添うものばかり。ついにウーマンエキサイトで連載決定!●blog: むすメモ! ●Twitter: @chizuuu2 ●Instagram: @chizuuu2
2018年10月22日今年は秋なのにも関わらず、インフルエンザで学級閉鎖が各地で起こっていますね。そして、よりインフルエンザが流行する季節になってきました。今回は、ワクチンや治療法、ホームケア、診断などについて2回にわたって特集します。インフルエンザにならないために、どんなことに気をつければよいのでしょうか?インフルエンザはどんな病気?まず突然の高熱に始まり、のどの痛み、頭痛、関節痛、倦怠感などの全身症状のほか鼻水や咳などの呼吸器症状、ときに嘔吐や下痢などの消化器症状もあります。発熱は数日間続きますが、自然に解熱して1~2週間ほどで元気になります。注意すべき特徴として二峰性(にほうせい)の発熱があります。二峰性とは、熱が数日続き、一旦解熱したあと、再度発熱して合計1週間ほど熱が続くものです。インフルエンザは再発熱のパターンをとることもあり、一旦熱が下がっても安心とはいきません。インフルエンザの合併症インフルエンザの症状には幅があり、普通の風邪と全く区別がつかない程度のこともあれば、ぐったりして重症感が強い場合もあります。ときに中耳炎や熱性けいれん、肺炎やインフルエンザ脳症など多彩な合併症があり、肺炎や脳症にはとくに注意が必要です。【肺炎】急速に呼吸困難が進行する場合があり、肩で息をしたり呼吸があらくなっている時は救急受診が必要です。【インフルエンザ脳症】毎年50~200人がインフルエンザ脳症になり、死に至ることもあります※1。異常言動、異常行動、ぼーっとしている、けいれんなどの症状がみられますが、同じような症状を認める熱せん妄( 第3話参照 )や熱性けいれんと区別が難しい場合があります。脳症の場合は意識障害が続いたり、短時間で悪化傾向になり、これらの特徴がみられた時は迷わず救急受診してください。予防接種は打ったほうがいい? インフルエンザQ&Aこのようにインフルエンザには重い合併症もあるため、ワクチンで予防することが重要です。それでは、ここでワクチンについての疑問について確認していきます。Q赤ちゃんでは効果が低い? 何ヶ月からうてる?現状のインフルエンザワクチンは生後6ヶ月から接種可能で、乳幼児に対する有効性については概ね20~60%の発病防止効果があったと報告されています。※2(厚生労働省インフルエンザQ&Aから引用)Qインフルエンザワクチンはいつうてばよい?ワクチンの効果は時間が経過するほど効果が低下し5ヶ月間で減弱します。よって10月~11月のうちに接種を開始すれば流行期に入る12月までに効果が得られ、流行が終わる頃まで効果が続きます。Q鶏卵アレルギーだとうてない?インフルエンザワクチンに含まれる鶏卵成分は数ng/mlときわめて微量(1ng=10億分の1g)のため、ほとんどの場合安全に接種ができます。重症度にもよるため、卵アレルギーと診断されている場合は担当医と相談してください。※3Q妊娠、授乳中でもうてる?妊娠授乳中でもワクチン接種は可能です。とくに妊娠中は症状が重くなるおそれがあり、また妊娠中のワクチン接種は生まれてきた赤ちゃんのインフルエンザ予防にも役立つため積極的に接種してください。※4子どものインフルエンザを予防するには、まず周囲の大人がしっかり打って感染源にならないことが大切です。もちろん、パパも一緒に接種してくださいね。Qワクチンを打ってもかかることはある?残念ながらワクチン接種をしていてもかかることがあります。ワクチン以外の予防方法を駆使して、できるだけかからないようにしましょう。インフルエンザの予防方法インフルエンザワクチンを打つ以外の予防方法もあります。日々の生活の中でできることを書いてみることにします。(1) 咳エチケットに注意し、マスクをする(くしゃみや咳などから感染します)(2) 手洗いやアルコール消毒をする(咳やくしゃみをうけた手にはウイルスが付着しています)(3) 加湿器を使用して湿度50%~60%に保つ(乾燥すると感染しやすくなります)(4) 栄養と睡眠を十分にとる(風邪を含め全ての基礎になります)(5) できるだけ人混みを避ける(流行期はとくに感染の確率が高くなります)なお、家族の誰かが感染した場合は避けることがなかなか難しいのが現実です。24~48時間ほどの潜伏期間ののち発症します。流行を広げないためには登校停止期間をしっかり守って外出をさけることが大切です( 第4話参照 )。インフルエンザは稀に死亡する可能性がある病気のため、わが子がかかった時にはもしもの場合の不安を感じると思います。「もしかしてインフルエンザ脳症かも?」と疑い、判断できない時は受診をためらう必要はありません。インフルエンザにかかると、時に重症の経過になる場合があります。その可能性を防ぐためには予防が一番ですので不安感を軽減する意味でもワクチン接種をお勧めします。次回は実際にかかったあとの受診のタイミングや治療法、ホームケアについて説明します。参考資料※1 インフルエンザ脳症について ※2 インフルエンザQ&A ※3 日本ワクチン産業協会:予防接種に関するQ&A集※4 産婦人科診療ガイドライン2017 <2019年9月11日 修正>記事内の参考文献を修正いたしました・「Efficacy of trivalent influenza vaccine against laboratory-confirmed influenza among young children in a randomized trial in Bangladesh.」を削除・「Protective Effect of Maternal Influenza Vaccination on Influenza in Their Infants: A Prospective Cohort Study.」を「産婦人科診療ガイドライン2017」に変更いたしました。
2018年10月22日イチコは1歳の終わり頃からイヤイヤ期が始まりました。着替えもイヤ、ご飯もイヤ、何するにもイヤ。「イヤイヤ期」という言葉どおり、まさに「イヤイヤ」ばっかり言う時期でした。「イヤイヤ期」って言葉考えた人、天才。この「イヤイヤ」に振り回されて、イヤイヤ期中は私もイライラしまくりでした。でもできることならもちろんイライラしたくない!ということで、イライラを抑えるべく…。わが子はかわいい。間違いない。でも何しても「イヤ!」と返されると…そらイライラもしますわ!!!イライラしないなんて無理! どんなに自己暗示しても無理なもんは無理!同じ土俵で相撲を取ってやろうやないか!そんなこんなでイライラした日々を送る中で、イライラを抑える方法を発見しまして。目の前の現実(イヤイヤ)から離れて、違うことに意識を集中!イヤイヤの原因がわかれば何とかできるかもやけど、何を聞いても答えない、抱っこどころか触れさせてくれない、絵本やおままごとなど遊びに誘ってもダメ、「何かつらいのね」と寄り添おうとしても聞く耳を持たない…。こうなったらもう晩ご飯のメニューか、次の休日の過ごし方か、宇宙について考えるしかない。子どものイヤイヤに毎回向き合ってたら体力も気力も持たないので、どうしようもできないときは、もう何もしませんでした。そのうち子どもも体力切れてイヤイヤできなくなるし。娘のイチコは今4歳ですが、イヤイヤ期のような手のつけられないかんしゃくはほぼなくなりました(まったくのゼロではないですけどね…)。いま、お子さんがイヤイヤ期真っただ中の親御さん、いつか必ず終わるので、それまでイヤイヤをのらりくらり交わしつつ、頑張らないことを頑張ってください!
2018年10月22日朝晩めっきり冷え込んで「冬」の気配を感じられるようになると、心配になるのが、子どもの感染症。冬の感染症といえば、インフルエンザが真っ先に思い浮かびますね。子どもが通う保育園や幼稚園、学校のクラスではやっていると聞いた暁には「どうか、かかりませんように」「今、休まれると仕事が…!」などと気が気でない日々を過ごすママも多いはず。今年のインフルエンザはどうなるの? 症状や対策は? くわしく解説していきましょう。■インフルエンザ2018「すでに学級閉鎖も」厚生労働省は10月12日、10月1日から7日の1週間のインフルエンザ報告数を発表しました。全国で848人(昨年同期1047人)、定点あたり0.17人(昨年同期0.21人)と、いずれも昨年よりはやや少ないようです。しかし、都道府県別にみると、沖縄県では2.79人となっており、9月10日の週から1.33人とすでに流行開始の目安となる1.00人を上回っている状態が続いています。9月に茨城県や東京都、福岡県などでインフルエンザによる学級閉鎖が報道され、驚いたママもいるでしょう。その後も全国的に学級閉鎖になる施設はじわりと広がっており、東京都では9月に入ってからすでに累計で13、大阪府では15にのぼっています。10月7日までの1週間では、全国で18の施設が学年閉鎖や学級閉鎖になりました。全国的に流行しているとはいえませんが、自分が住んでいる近くの施設ではやっている場合は、特に注意が必要といえそうです。流行シーズンはまだ先…と油断しているママも、気をつけておきたいですね。■インフルエンザ「どんな症状? どうやってうつるの?」【症状】急激に発病し、爆発的なスピードで感染が広がります。寒けや頭痛、高熱(39~40℃)により発病します。頭痛とともにせきや鼻水から始まる場合もあります。高熱が数日から1週間近く続きます。全身に倦怠感や筋肉痛がみられたり、嘔吐(おうと)、下痢、腹痛を引き起こす場合もあります。A型やB型などウイルスによっても症状が異なります。合併症として、脳炎、脳症、中耳炎などがあり、乳幼児は重症化しやすいので注意。けいれんや意識障害を引き起こし、後遺症が残るケースもあります。また、異常行動があらわれることがあり、子どもが大きくなってからも見守りが必要といえます。【潜伏期間と感染期間】潜伏期間は1~4日、平均して2日です。感染期間は発病する1日前から3日目がピークで、7日目頃まで。低年齢児は感染が長引く傾向にあります。【感染経路】せきやくしゃみなどのしぶきによる飛まつによって感染します。接触感染もあります。毎年12月頃から翌年3月頃にかけて流行します。A型は大流行しやすいですが、B型は局地的な流行で終わることが多いとされています。■インフルエンザ「今年のワクチンは? 予防接種はいつがいい?」昨年はワクチン不足が騒がれ、「予防接種を受けたいのにワクチンがなくて受けられない!」と小児科をかけ回ったママもいるのでは? 今年は大丈夫でしょうか?厚生労働省によると、今年は例年並みのワクチン供給量を確保しているようです。今年は「ワクチンが足りない!」ということはなさそうなので、ひと安心ですね。【予防方法】飛まつ感染を防ぐためには、手洗いやうがいが効果的です。生後6カ月以降なら赤ちゃんでも任意接種で受けることができます。子どもは2回接種。10月から12月に2~4週間の間をあけて2回受けるのがいいでしょう。予防接種をしても、インフルエンザにかかる可能性はありますが、重症化することを防げます。小さな子どもがいる家庭では、家族全員で予防接種を受けるようにするといいでしょう。万が一、インフルエンザがはやっている時期に熱やせきなどの症状がある場合は、無理せずに安静にするようにし、全身症状が悪い場合は病院を受診します。外出を控え、必要に応じてマスクを着けましょう。【登校(登園)基準】学校保健安全法では、発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで。 幼児においては、発症した後 5 日を経過し、かつ解熱した後 3 日を経過するまでが、出席停止の目安とされています。抗インフルエンザ薬を使用して早く熱が下がった場合でも、発症してから5日は欠席が望ましいでしょう。保育園や幼稚園、学校によりますが、登校(登園)許可書の提出を求められる場合が多いようです。これからの流行シーズンに備えて、早めに予防接種をしておくのが良さそうですね。予防接種の枠がすぐに埋まってしまう小児科もあるので、予約は早めにしておくといいでしょう。参考サイト: ・厚生労働省「インフルエンザの発生状況について」 ・日本小児科学会「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」
2018年10月21日子どもってときどきこちらの予想を超える行動をする時がありますよね…。今回は長男(現在高校3年生!)が3~4歳くらいの時の出来事です。理由は思い出せないのですが、長男がいつまでもダダこねてたので叱ったら…たまたま近所のママさんが見つけてくれたから良かったようなものの、悪い人に目をつけられたり、事故にあったりしたらと思うとゾッとしました。本人「家出してきた」と言ってたそうで…(驚)家に入って危険を教えなきゃと思ったら…長男は、すでに何が原因でダダこねてたかなんて忘れていました…(笑)。日頃から姉2人が叱られるのを眺めることが多かった長男ですが、成長とともに自我が芽生えてくることで、親も叱らなきゃならない場面も当然出てきます。「私に叱られたことがショックだった」そして家出をしたものの「発見されるまで不安だった」らしく、その不安そうな表情を見たら、叱ったり教えたりする前に、まず「大丈夫、大好きだよ」が伝える方が先だと思いました。子どもが「わ~っ」となってるときにいくら叱っても教えてもそれは伝わりにくいんですよね。だからいったん気持ちが落ち着くまで待って、そのあとで、今回の家出にまつわる危険性を子どもに分かるように話しました(脅しました(笑))子ども相手なので一度言っただけではすぐには響かないことが多いですが、何度も根気よく対応していくしかない…! とやってるうちに気が付けばもう高校生です(笑)!今では、逆に私よりずっと冷静に物事を捉えられるようになった長男に助けられることも多くなりましたー。
2018年10月21日親も子どもも楽しみな、おたのしみ会。でもその場のテンションで安請け合いしてしまって、あとで後悔…なんてことが子どもにもあるようで…。「後悔先に立たず」の巻今日は4コマです。勢いで「やる!」って言っちゃうのわかるよ…。わたしもあるよ…そういうこと。「仲良しのお友達と一緒に踊るんだ~」ってすごく楽しそうに言ってたのに、帰宅してからの後悔がすさまじかったです。踊るのは好きなんだけど、クラスの男子に見られるのがいやなんだって(その気持ちもわかる)。強制じゃないから無理してやんなくてもいいんじゃない? とは言っておいたんだけど…まだ悩み中だそうです(;´∀`)。
2018年10月20日赤ちゃんは泣くのが当たり前…それはわかっているのですが、お母さんはまわりのことが気になりますよね~。私もそんな経験は多々ありました。こんなに疲れるなら、出かけない方がいいんじゃない~?でも上の子たちもいるしで、家に引きこもるのはムリだし…。と、当時はまわりの目がかなり気になっていました。しかし今回この記事を書くに当たって、家族に「赤ちゃんの泣き声って気になる?」と質問してみました。こんな感じでした。そういえば長男が中学生の頃にこんなことがありました。同じマンションのおうちに赤ちゃんが生まれたらしく、外に出るとよく泣き声が聞こえてたんです。泣き声を嫌がるどころか、「可愛い~抱っこしたい!」と盛り上がったのです。まあ我が家がみんな赤ちゃん好きっていうこともあるんですが。赤ちゃん、とくに新生児ちゃんの泣き声は癒されますねえ~。赤ちゃんの泣き声に対して「うるさいな~」と思う方もいるかもしれませんが、私みたいに「できることなら手助けしたいけど…」って思ってる人は多いはず。赤ちゃん連れのお母さんお父さんには必要以上に萎縮しないで、マナーは守りつつ! お出かけを楽しんで欲しいですね。
2018年10月20日家庭内の言葉を大切にしてきた江藤真規さんに、前回は「イライラ言葉」→「ポジティブ言葉」の変換事例を教えてもらいました。江藤さんは、娘二人を現役で東大にいれたスーパーママ。けれども、「子育て中は、イライラしっぱなし。家族に、『真規』を『魔鬼』と変えた方がいいと言われるほど、 怒りまくっていた時期もありました」と言います。そんな江藤さんは、どのように自分を変えていったのでしょうか?【ママのイライラ言葉変換辞典】 第1回 子育て環境の変化が、ママの罪悪感と不安を高めている 第2回 「いい加減にしなさい」に代わる言葉は? ネガティブ言葉の変換 お話をうかがったのは…江藤真規(えとう まき)さん教育コーチングオフィス、サイタコーディネーション代表。マザーカレッジ主宰。自身の子育て経験を通じて、コミュニケーションの重要性を実感。東大大学院で研究を続けながら、保護者と教師が連携をとることの重要性を提言している。・マザーのための知的な学び場: MOTHER COLLEGE(マザーカレッジ) ■イライラ言葉を使ってしまう7つの原因そもそも、どうしてママは子どもにイライラ言葉を使ってしまうのでしょうか? 胸に手を当てて、よ~く考えてみると、イライラ言葉を使ってしまう「引き金」は子どもの言動ですが、根本的な原因は「親の心の中」にあるようです。「イライラ言葉を使ってしまう『親の心のなか』にある根本的な原因を分類すると、次のとおり、大きく7つにまとめることができます」(江藤さん)。自分自身がどのようなシチュエーションでイライラ言葉を使いがちなのか? それがわかればイライラ言葉を回避しやすくなるはずです。●イライラの7つの原因を知ろう!1.急いでいるとき2.周りの子供と比較してしまうとき3.周囲の言葉に、敏感になりすぎているとき4.理想と現実のギャップを感じるとき5.見通しが立たないとき6.イヤな部分ばかり目につくとき7.自分の調子が悪いとき出典: 『子どもに伝わる! 子どもが変わる! ママのイライラ言葉言い換え辞典』 (江藤真規/扶桑社)■イライラを解くカギは「もうひとりの自分」江藤さんは言います。「イライラ言葉から脱却するのにオススメなのは、イライラ言葉を発したときの自分と子どもの関係性を客観的に見る『もうひとりの自分』をつくることです」。イライラしている自分を、俯瞰の視点で感じてみる…。たとえば、「イライラ言葉を使っている、いまの自分は子どもからはどんなふうに見えている?」「子どもにどんなふうに影響を与えている?」。そんなことを、自分に問いかけてみるのです。「もうひとりの自分」がこう問いかけることで、現実の自分は「何をやっているんだろう」と、わが身をふりかえるキッカケにできることもあるでしょう(できないことがあっても、それはそれ。いちいち落ち込まないことも大切です…笑)。こんなふうに、「もうひとりの自分」が、現実の自分に問いかける「セリフのパターン」をいくつか知っておけば、イライラ感情に溺れてしまうことを、少しは防げるかもしれません。●イライラ感情からママを救う7つの救命言葉原因 → 自分への問いかけ1.急いでいるとき → 「子供はなぜ急ぐ必要があるのかわかっている?」2.周りの子供と比較してしまうとき → 「夫によその奥さんと比較されたら、どう思う?」3.周囲の言葉に、敏感になりすぎているとき → 「子育てに正解を求めすぎていない?」4.理想と現実のギャップを感じるとき → 「その理想は誰の理想なの?」5.見通しが立たないとき → 「子供の10年後をイメージしてみて」6.イヤな部分ばかり目につくとき → 「イヤな部分は、言い換えればどんな才能?」7.自分の調子が悪いとき → 「私を助けてくれる人は誰なのかな?」出典: 『子どもに伝わる! 子どもが変わる! ママのイライラ言葉言い換え辞典』 (江藤真規/扶桑社)■「成長モデルが違う」という発想今回の取材を通じて、筆者が一番、印象に残ったことをお伝えします。「親としての 成長モデルは、『学校で勉強を習う』などの知識習得型モデルとは違う成長モデルです。壁にぶつかったときに、『さて、どうしよう』と悩み、その困った状況に子どもとともに身を置きながら省察する、そして超えていく…、このような流れが親としての成長なのだと思います。この成長モデルをイメージできるようになると、『怒ってしまっても、しょうがない』ということが、開き直りでも何でもなく、壁を乗り越えるための言葉として使えるようになっていきます」(江藤さん)『学校で勉強を習う』ということとは違う、成長モデルがある。「習ったから、できるようになる」ということではなく、自分の失敗を省察することから学ぶ成長モデル…。この成長モデルの存在をイメージできるようになると、「子供に対して、すぐにイライラしてしまう私って、何てダメなんだろう!」と自分を責めるのではなく、「どうして、私、あんなことを言ってしまったのかな?」と、怒ってしまった自分に寄り添えそう。 そして、そこから学ぼうと、前向きな方向に気持ちを切り替えできそうです。子育ては大変な事業で、誰しもが壁にぶつかるもの。「子育てで、何の問題もないという人を、私は知りません。イライラ言葉を使ってしまったときほど、親子にとって、成長するチャンスだと、私は強くお伝えしたいと思っています」(江藤さん)
2018年10月19日季節の変わり目で、皆さんも体調を崩しがちではないでしょうか? わが家もそうなんですが…。一見元気そうなアリッサですが、ママンの風邪に便乗して幼稚園をお休みしたそうです。37.2度って? 1回目のときは36.8度だったんですが…。子どもって平均体温が高いので、少し運動をしたり、体を温めるたりすると微熱程度の熱になったりしませんでしたか? 体温計を差し込んだ時だけなぜか力むし、あやしい…。結局、大事をとって幼稚園をお休みさせたんですが、食欲はあるし家の中で騒ぐし…。リビングで吐かれたら大変! やっぱり、体調が悪かったのかもしれません。やっぱり仮病だったのでは? との疑惑が残ったのでしたw。ちなみに今年は例年よりインフルエンザが早めに流行する兆しがあるそうです。病に負けないよう手洗いうがいを徹底し、十分な睡眠と温かい食事を心がけましう!
2018年10月19日やさしいタッチのイラストとユーモアあふれる言葉でつづられるまりげさんの本 『たのしいことを拾って生きる。』 が発売されました。Instagramの投稿に多数の書き下ろしを加えた本書は、埼玉から京都北部への移住について、子どもたちとの日常、夫婦のことなどが語られています。癒しあり笑いあり。ちょっと切ないエピソードもあって、「家族」について改めて考えることもできる内容です。 夫の脱サラ、漁師宣言、田舎暮らし。それでも「たのしいことを拾って生きる」 の続きです。まりげさん夫婦が力を合わせておこなった古民家のセルフリノベーションについてご紹介します。■夫婦で手間ひまかけたセルフリノベーション現在、まりげさん一家が暮らすのは、築100年の古民家をセルフリノベーションした建物。この建物を探すまでにも時間がかかりましたが、住むためには集落の承認を得るのに1ヶ月待ち。そして、やっと改装して住めることに…。あまりお金をたくさんかけられないぶん、夫婦でセルフリノベーションをすることにしたまりげさん。設計、デザインもすべて自分たちで行ったそうです。ただ、改装を始めてみると、想像以上に大変なこともたくさんあったよう…。例えば、古い建物だというだけあって、わらや木材、不要な食器類などの処分しなければならないものが軽トラック10台ぶんにもなったというエピソードには驚きました。さらに、天井を抜いたり、ススを掃除したり…とても手間ひまがかかっています。でも、自分たちで苦労したからこそ、誰も住んでいなかった空家がすてきなおうちに生まれ変わりました。▼和室からキッチンへ生まれ変わり<Before>ふつうの古い和室が…<After>開放的な対面キッチンに! キッチンとダイニングは土間になっていて、利便性もバッチリです。▼畳の部屋からリビングに生まれ変わり<Before>もともとは4つに別れていた畳の部屋…<After>寝室との間仕切り以外はとり払い、子どもが走りまわれる広々としたリビングに…!天井を抜いたことで、立派な梁が主役のモダンながらおもむきのある古民家に変身しました。まりげさんのインテリアのセンスも抜群で、「こんなおうちに住んでみたい」と、ため息がでるほどすてきです。でも、こんなにすてきな古民家に住むまでには、いろいろな紆余曲折がありました。■「こんな古い家には誰も住みたがらない」と言われたけどまりげさん夫婦は、移住前から古民家をリノベーションして住みたいと希望していましたが、なかなか家を探す時間がとれないことから、後回しにして義実家で同居生活をスタートさせます。そのうち、慣れない田舎暮らしや子育て環境の違いなどから生まれたストレスをまりげさんは抱え込むようになっていました。そこで、旦那さんと急ピッチで家探しを開始!同居ストレスについてはこちらのエピソードもご覧ください! 「同居ストレスでノイローゼに。つらい状況に向き合う前にやるべきこと」 やっと築100年の気に入る古民家が見つかっても、集落の承認を待たなければならず、やきもき…。しかし、まりげさんと旦那さんは「この家、なんかいいよね」と意見がぴったり合っていました。家探しに限らず、こういう大事なときに感覚がピタリと合うのが夫婦の醍醐味なのかな…なんて、個人的には思います。物件を気に入った理由もつづられていて、まりげさんは「海と山に囲まれていて景色がいい」「畑が近い」などをあげていました。一方、旦那さんは「伝統建築で梁が立派」「好きなように改装していいと言われた」ことに魅力を感じたとのことです。景色や利便性も、自分たちの好みの内装にできることも、両方妥協したくない部分ですよね。そして、まりげさんは、こんな完全防備スタイルでリノベーションに挑んだそうです。床下のシロアリ被害にも悩まされたそう。古い建物だからこその悩みですね…。でも、古い建物ならではの、うれしいことも! 好みの古道具を発掘したり、玄関にツバメが巣を作りに来たり…。どちらも、小さな幸せを感じられるエピソードです。■大事なことを気づかせてくれる息子くんのひと言リノベーションにまつわるエピソードで印象的なのが、「都会育ちがこんなところでやっていけるんか?」と言っていた人が、わざわざ移住者支援制度の申請書を持ってきてくれたという場面。古民家のリノベーションを通じて、まりげさんたちが田舎の暮らしに打ち解けていく様子が感じとれます。そして、やっとリノベーションが完了! 新しい家に引っ越した日のこと。長男くんがあるひと言を発します。「わたしたちのおうちだよ!」とはしゃぐまりげさんと子どもたち。これまでの苦労を読んで知っているからこそ、こちらの感動もひとしおです。ただただかわいい場面でもあるのですが、「自分たちだけの家に住める」という、ともすれば当たり前のこと。だけど、自由に安心して過ごせる家がある。その幸せをあらためて考えさせられる長男君のひと言です。心からくつろげて安心できる「家」という場所があるからこそ、外で頑張れるし、人を招いたり招かれたりといった人間関係を築いていくことができるんだなあと感じました。■なんでもないことに幸せを見つける力本のタイトル『たのしいことを拾って生きる。〜まいにちいろいろ、家族ドロップス〜』は、「なんでもないことに幸せを見つける力」のことでもあるのかなあと思います。さらに、まりげさんはリノベーション後、もっと「できません」「助けてください」と周りを頼ってよかったんだと気がつきます。これって、読者の子育て中のママにも当てはまることなのではないでしょうか。子育てに家事に、仕事に…。どうしても頑張りすぎてしまうことってあると思います。でも、ときにはちょっと立ち止まって、小さい幸せを見つけられたらうれしいですね。もちろん、本の中には、まりげさん家の子どもたちの日常など、くすっと笑えて息抜きできるエピソードも満載ですよ〜! 『たのしいことを拾って生きる。〜まいにちいろいろ、家族ドロップス〜』 まりげ著(大和書房)1,300円(税抜)書籍化を切望されたインスタグラムの内容に、大幅な書き下ろしを加えた著者にとって初めての本。夫の突然の脱サラ、漁師宣言から始まった移住についてのアレコレや愛らしい子どもたちとの日常など。大充実の1冊。まりげさん大学を中退後、山小屋、八百屋、旅館の仲居、アパレルショップ店員などを経験。夫が突然脱サラして、漁師になる宣言をし、海のない埼玉から京都の海のそばへ移住! ダンナとやんちゃな二人の男の子と生まれたばかりの三男に振り回される日々をインスタグラムにて更新中。●まりげさんのInstagram: @marige333 ●まりげさんのウーマンエキサイトの連載: 『まりげのケセラセラ日記 』
2018年10月19日3歳の息子は、最近ようやくイヤイヤ期が落ち着いてきました。なんでも「イヤイヤ」言ったり、思いどおりにいかないと暴れ泣き叫んだり、天邪鬼だったり…。今でこそだいぶ治まってきた息子。いろんなイヤイヤを発揮していた息子ですが、いちばん頻度が多かったスタイルは、「地蔵になる(固まる)イヤイヤ」。これは、いまだにたまにやります。■息子のイヤイヤは地蔵スタイル!成長にともなって、いろんなことができるようになったことで、より自信がついてくる2歳。ただ、大人である親ができるのはいいとして、同じ子どもである6歳の姉ができるのに、自分にはできないことが納得いかない様子。息子の「思ったようにできない、けれど手出しはしてほしくない」「自分ひとりでやりきりたい」という気持ち。私が、根気よく付き合えるだけの精神的・時間的な余裕があればいいのだけれど、現実的に毎回付き合うことはできなかったりします。■手ごわいイヤイヤ期だけど、かわいいところも手ごわいイヤイヤ期でも、まだまだかわいい2歳児でした(笑)。こんな漫画のようなネタに簡単に食いつく様子を見て、くすりと笑ってしまいました。だけどイヤイヤばかりされると、いくらかわいいわが子といえ、うんざりしてしまうし、子どもが何を考えているのかわからなくなってしまうことも…。「怒ってはいけない」と取り繕うほどにイヤイヤが激しさを増すときもあり、親の方がイヤイヤ期ならぬ「イライラ期」になることもあると思います。■公衆の面前で焦ってしまったときは…公衆の面前でイヤイヤが始まると、「どうにかしないと」と追い詰められてしまって、ついきつく叱って、さらに悪化してしまうこともあるでしょう。そんなときは落ち着くまでの間、ふっとママスイッチを外して「無」になってしまうのもいいかもしれません。もちろん、子どもの状態はしっかり観察しながら。ただ、それも外だと周りの目も気になって、なかなかできないのが現実…。そんな状況になると、子どもの態度よりも、周りからの突き刺さるような視線がつらかったりしますよね。一刻も早く子どもを落ち着かせて、この場から逃げ出したい気持ちでいっぱいになるときも。ただ、一度イヤイヤ状態に入ってしまうとどうしようもなく、時間しか解決してくれないときもあります。心を無にして、嵐が去るのを待つほかないときもあります。そしてそんな状況を見た周りの方々は、どうかママさん(パパさん)を責めずに「そんな時期なんだな、大変だな」と見守ってくださるとうれしいです。
2018年10月19日ムスメちゃんとオコメちゃん
謎の痛みで救急外来に駆け込んだ話
ドイツDE親バカ絵日記