ウーマンエキサイトがお届けする子育ての新着記事一覧 (305/346)
ちょっと前の話なのですが、子どもたちが学校で「お話を作る」という課題をやってきまして、クラスのお友達と話し合いながらストーリーを作って書きだしてきました。そのプリントの最初の問題がこちら。 「きゃべつ」からうまれた「きゃべつたろう」。私の頭の中はもうこのキャラしか出てこなかった!(笑) 【30個入り】キャベツ太郎(菓道)価格:¥ 500 ももたろう的な感じでオリジナルキャラを考えてきたと思うんだけど、もうお母さんの中でキャベツ太郎といえばこいつしかいないんだ…。ちなみにお友達と考えたストーリーをダイジェストで描きますと、おじいさんとおばあさんの家で生まれたきゃべつたろうくん。大きくなったら「スケート大会に出たい!」という夢を持ちます。(たぶんフィギュア)そしてスケート大会で見事優勝!「すしたろう」くんと「しおたろう」くんとお友達になりました。という話でした。平和な話で良かった。ここに出てくる「すしたろう」くんにもちょっと吹いた。私の考える「すしたろう」くんもこれしかいないんだ…。 すし太郎 五目ちらし 4人前(永谷園)価格: ¥ 569 オチもない話ですんません!
2018年01月20日小学校の新入学に備えて準備するものの代表に学習机があると思います。我が家もかつて年の近い3人の子どもたちに学習机を準備しました。今回はその経験から見えてきたことや思ったことを書いてみました。あくまで我が家の場合ですので参考程度にご覧くださいね。入学前、学習机が届くと…机の上を片付けさせてもすぐまた散らかるし(これはただ片づけ下手なのかもですが…)、店で選んだときはそんなに大きさは感じなかったのに、家の中に設置すると机の圧迫感というか存在感もなかなかのもの。それが二年後にはこんな状態に。(長男は次女と同時に購入してしまったため)↓さすがにリビングに学習机3台はなかった。ということで~子どもたちも私の居るところで話しながらやりたかったようですし、親としてもリビングのほうが勉強見たりしやすいので、このリビングで宿題スタイルは小学校のうちはずっと続きました(笑)中学生になると自分だけの空間が心地良くなってくるのか、少しずつリビングに居る時間が減るので机も使うようになるはずなのですが、そのお年頃には、子どもが机や部屋に対する好みや求めるポイントも違ってきたりもします。(男の子と女の子でも違いますが)というわけで、私は学習机は幼いうちは必要ないんだな~と、年の離れた末っ子が小学校入学時は机の購入はしませんでした。「でも机が無いとどこに学用品しまうの?」と思われるかもしれませんが、こうしましたよ。その後、末っ子3年生の時に姉の机をもらい受けましたがやはり物置化しており本来の目的では使われていません(笑)学習机が悪いという話ではなく、金額もサイズも大きなお買い物なので情報として我が家の体験談お届けしました。現在は学習机も様々なタイプが売ってるようですし、お部屋の間取りや家族構成によってもどうしたらいいかはそれぞれだと思います。お子さんが使いやすくて心地よいスタイルはどうなのか、そんな観点でのスペース作りでいいのかなと思うじゃがころでした!
2018年01月20日子どもを習いごとに行かせなくても、自宅で英語環境を作って学ばせたいと考えるパパやママが増えています。家庭英語の学習教材では、特にセット教材に人気が集まっていますが、「ベスト」な教材は、それぞれの家庭で異なるもの。そこで今回は、代表的な英語教材の特徴を含めつつ、満足度の高い教材に出会うために押さえておくべきポイントをお伝えしていきます。■まずは2、3年後の到達目標を決めようまず、どのように買いそろえる教材を決めていけば良いのか、各家庭の英語目標レベルを定めます。例えば、下記のように個々の目標はさまざまです。・小学校の英語学習が始まる前に、苦手意識を作らせない・英語を十分に聞き取れる耳を育てる・定型表現のマスター~バイリンガルの基礎作りを行う「小学校の英語学習が始まる前に、苦手意識を作らせない」ことを目的にする家庭の場合、NHK Eテレ「えいごであそぼ」でおなじみのキャラクターやパペットたちが出てきて、遊びの要素が多い『 えいごであそぼプラネット(旺文社) 』などで遊びながら、様子を見てみましょう。一方、「不自由なく英語を聞き取れる耳を作る」以上のレベルを目指す場合、日本語交じりの教材では、必要な英語のインプット量の確保は難しくなってきます。系統だったカリキュラムの下、バランスの良い教材がそろえられている、英語のみのものを選ぶようにします。『 Worldwide Kids(ベネッセ) 』や、スモールステップでグレード別になっている多聴多読教材『 Oxford Reading Tree 』などから取り組むと、十分な基礎力を培っていくことができます。そこから定型表現のマスター、そしてバイリンガルの基礎作りへと広げていきます。■習得の近道は子どもの興味を伸ばしてあげることしかし、いくら親が頑張っても、子どもが英語にあまり興味がない場合はどのような教材選びをすれば良いでしょうか。英語の早期学習を始めるメリットは、「自然な英語の音、リズムへの慣れと体得」につきます。「英語時間の習慣化」という目的を、まずはクリアできることを目指しましょう。普段から、本より歌を楽しんでいるようであれば、セット教材にこだわらず、好きな分野の音楽教材を優先的した方が効果的です。実年齢に関係なく、英語への慣れを意識した『 Super Simple Learning 』や、定型表現を歌って踊って学ぶ『 Genki English!! 』のCDといった、手軽に取り組める教材を試してみてください。特に、歌は長期記憶にも役立ちますので、手始めには歌が一番です。英語そのものに慣れれば、後から学びの範囲を広げられるので、まずは焦らずに楽しい経験を増やしてあげましょう。■おすすめのCD/DVDの聞き流し、掛け流し教材最後に、かけ流し教材としておすすめなのが、0歳から始める場合、『 エンジェルコース(アルク) 』は音声のインプット量も十分で万人向けです。しかし、10ヶ月を過ぎる頃から、どんなに良い教材を使っても、一方的な聞き流しだけでは、教材の購入費、および英語にかける時間に対して、子どもの英語力の伸長が期待できなくなるため、「聞き流しだけ」というのはおすすめできません。英語は言葉であり、生きたかかわりを通してしか学ぶことができないのです。まずは、1日に20~30分くらい英語の時間がとれれば十分。平日は、車の中で、歌を聞きながら歌う、寝る前に一緒に英語の絵本を開いたり、週末にDVDや動画をみて、アクティビティを一緒に楽しんだり…。英語とのふれあい方を工夫すれば、両親がフルタイムで働いている場合でも、家庭英語教育を続けることは可能です。親子の関わりの中で、一緒に学ぶ喜びを共有できる教材に出会えると良いですね。
2018年01月19日子どもは、ひとりひとり違うので一概には言えないけど、だいたい10歳くらいで自我が生まれてくるらしいのよ。親の言う通りに生きている段階から、ひとつ先へ進むんですね。もちろん、すでに身の周りのことは自分でできますから、そういう意味では自立していることになります。でも、精神的な自立は、してませんよね。まだ子どもの心を親が把握できる年齢で、「子どもが何を考えているのかサッパリわからない」なんて嘆くことも少ないと思います。とはいうものの、思春期はすぐ目の前。早熟な子なら、もう思春期並みのストレスを抱えていることもあります。ところで、思春期が大変難しい時期であることはだれでも知っていますよね。精神的な自立を果たそうと、もがいている最中で、心の中は大きな台風が来たみたいにグチャグチャ。自分で自分をもてあましている状態が思春期です。親としては、ここをうまく乗り切ってくれることを祈るばかりよね。残念ながら、だれにでも当てはまる「思春期の乗り切りかた」というのはありません。個人個人で性格も環境も違いますからね。その子なりに、やり過ごすしかないんです。 でも、思春期を乗り切る「力のもと」となるものはありますよ。それまで積み重ねた人間関係。特に、いちばん身近である親との関係は、とても重要だと思いますね。子どもが壁にぶつかり、くじけそうになったとき、親との「嬉しい思い出」があれば何とか堪えられる…。そういう部分があるんです。良い人間関係をつくるには、時間が必要でしょう? それは親子だって同じことよ。小さい頃ろくに話も聞かなかった親が、思春期を迎えた子どもに急に話しかけてみたってダメ。人間関係は積み重ねることで結ばれるの。これは、私自身、息子が小さい頃に積み重ねができなかったため、苦労したことからも言えること。子どもが生まれてから思春期にいたるまでの間、親は一緒に「嬉しい」体験をいっぱいすること。特に、自我が芽生えはじめる10歳くらいは、知識欲も旺盛でいろいろなことを知りたがります。たとえそれが電車の名前や駅名でも「そんなこと覚えてないで勉強しなさい」なんて言わず、一緒になっておもしろがりましょう。子どもの世界に親が入っていけるチャンスでもあるんですからね。思春期まであとちょっとです。それまでの間に、思春期を乗り切る力のもとをなるべくたくさん蓄えておきましょうね。 【伝説級の奇跡的中】あなたの“結婚/貯蓄/老後まで”◆豪華人生鑑定
2018年01月19日イベント盛りだくさんの12月~正月が終わりほっと一息な今日この頃、次なるイベントは節分!ということで、昨年の節分の思い出のお話です。それは、節分が終わって数ヶ月たった時の出来事でした。怖がらせすぎたな…本当にごめん…反省…。なぜなら、娘の怖がりに心当たりがあったからでした。節分からしばらくたったのにまだ引きずっているのか…。この出来事がトラウマになってしまったのかもしれない…。猛省。これまで季節のイベントに無頓着だった私でしたが、子どもが生まれてからというもの、「イベントは楽しく盛大に印象的に」をモットーに結構力を入れてやってきました。が、力を入れすぎて? むしろ力を入れる方向を間違えて悪ノリしてしまうこともしばしばでした。印象的すぎて子どものトラウマにしてしまわないように、これからは「子どもの反応をみつつほどほどに」をモットーにやっていこうと思いました。
2018年01月19日男子兄弟を連れていると、公共の場や密室空間となる乗り物は、ママにとって拷問のような時間になりますよね。私も、わが家の3男児を連れて行くとなった時には、あれこれ覚悟をして出かけます。今回は、静かにしてほしい公共の場や乗り物に、男子を連れて行く時の奥の手ポイントをご紹介します。■奥の手その1:「できたらカッコイイ」とひたすら言い続ける静かにしてほしい場面で、口を閉じてジッとしていられる男子はほとんどいません。彼らにとって恐ろしい存在であるママがどんなに「シッ!」と言っても、効果があるのは30秒ほど。すぐに動きだして、ゲラゲラ笑う声が響きわたってしまいます。そんな彼らにジッと静かにしてほしい時には、とにかく「できたらカッコイイな〜」と言い続けます。特に、ヒーローに憧れているなら「できたら◯◯みたいでカッコイイんだけどな」と言うと、「シッ!」と威嚇するよりも長い時間、効果があるのでおすすめです。ただ、このセリフも言い続けなければならず、しかも、そのうち効果をなさなくなってきます。公共の場での用事がすむ・乗り物を降りるまでには、いくつもの手段を用意しておかなければなりません。■奥の手その2:「静かにしていられるゲームをしよう」と誘ってみる“敵”が奥の手その1を突破してしまったら、次は、「ジッと静かにしていられるゲーム」に誘ってみましょう。「何秒できるかな」と時間を測って、長くできた人が勝ち=カッコイイ、というルールを決めてスタート。兄弟がいれば競わせるとより効果があります。時間を測るのが面倒では…という心配は不要です。大体、秒単位〜もって数分で、1ラウンドが終了します。これもそのうち、飽きたり、変顔をして笑わせて「動いた! 負け〜」という別のゲームになっていったりするので、うるさくなりそうになったら、別のアイデアに移りましょう。 ■奥の手その3:この機会に子どもにたくさん質問してみる絵本を読んだり、覚えているおとぎ話などをしてあげるのは常用手段ですが、なかなかジッとは聞いていてくれないですよね。そこで、「昨日は幼稚園/保育園/学校で何したの?」「どんな夢を見た?」など、こちらから話題をふって会話を楽しむ時間を作ってみましょう。シーンとした場所では難しいですが、バスや電車の中などであれば、普通の会話程度の大きさなら問題ありません。声の音量には気をつけながら、普段はじっくり聞けない話をしてみると、子どもの知らない一面を聞くこともできて一石二鳥です。あまり自分のことを話したがらない子であれば、車窓から見える景色の話をしてもいいですね。■奥の手その4:とにかく「奥の手」をたくさん用意しておくことゲームをしたり、お話をしたり、あの手この手を使って気を紛らわすことが大切です。飽きやすいので、いくつもの手段を用意しておくのがベスト。ただし、逆に盛り上がりすぎても、子どもの声がどんどん大きくなってしまうので注意。「興奮してきたな…」と思ったタイミングで違う遊びに切り替えるのがおすすめです。「長く座っていられた人が勝ち」「息を長く止められた人が勝ち」などその場の状況にあったゲームもバージョンを変えながら続けられるのでいいですよ。子どもには、公共の場や乗り物でのマナーは、身につけてほしいもの。でも、すぐにできるようにはならないですし、ママは思わず「静かにして!」とイライラすることもありますよね。根気強く「静かにする場であること」を伝えていけば、いつかは静かにしていられるようになります。ママが子どもを怒る声が一番大きくならないよう気をつけて、やり過ごせるようになりましょう!
2018年01月18日風呂上り、長男が時々裸のまま寝室へ逃走することがあります(笑)。次男に服を着せずに放って置いて長男を追うわけにもいきませんし、「戻っておいでー」「服着て~」「風邪ひくよー」などと声をかけつつ、次男と私は服を着てしまってから長男を追うわけですが…。正直ささっと早いとこ服を着てほしいし、調子に乗って何度も何度もこれをやられるんじゃ風邪をひく可能性が高まるし、ちょっと強めに注意した方がいいかな~…などと思いつつ寝室のほうへ行くと、私が探しに来るのをものすごく楽しみに待っている長男のかわいい声…。これを聞いたらもう、それを裏切るなんて可哀想な気がして、結局長男の遊びに乗るほかなかった(笑)。ただそれだけの親バカ話です…。…ま、軽く注意はするので毎回やるわけじゃありませんし、毛布を被っているので大丈夫ですよね!
2018年01月18日子どもの主張をどこまで聞いてあげたらいいか悩んでいた私ですが、あることをきっかけに、その場その場でゆる~く選択していってもいいんじゃないかな? と思うようになりました。「1回許したら次も同じことをすれば要求が通ると思われたら困る」とか難しく考えないで、その行為が子ども自身が大きくなった時に、あたたかい思い出として残っていればそれでよし! と私は思うんです。私たち現役子育て世代は常にどこか緊張していて「きちんとした子育てをしなくちゃ」「迷惑をかけない子育てをしなくちゃ」とプレッシャーを背負いこんでしまいがちですが、よく考えたら「きちんと」「ちゃんと」「しっかり」なんて…あやふやなものだと思いませんか?人の評価や基準って、実は曖昧です。誰かの言うことなんてアテにならないからこそ、最後は自分を信じるしかないと思います。■炎上モノ! とある芸能人が語った子どもの頃の記憶昨年、たまたまテレビでとある芸能人の方の幼少期のエピソード紹介を見ていたんです。「小さい頃はほんっとやんちゃ坊主でしたね!」「イタズラばっかりしてました!」と笑う彼の思い出を、武勇伝のように放送する番組。某芸能人:「幼稚園の滑り台の上から下にいるみんなに向かってツバかけてました~!」(一部表現を変更しています。実際のエピソードはもっとパンチ力あります)とイケメン顔でおっしゃってました。す、すごい(笑)。これ、現役子育て世代が語ったらどうだったでしょうか。現在子育て中のママタレさんが、「うちの子、先日保育園の滑り台の上から下にいるお友だちにツバをかけてたんです! あちゃー!!」みたいな感じで発言したとします。そしたらきっと間違いなく炎上すると思います(笑)!!■子どもにたいする「周囲の評価」はあいまい公園に咲いてる花の蜜を子どもが吸ったと発信しただけで「器物破損だ!」と騒がれてしまう世の中なので、滑り台の上からお友だちにツバだなんて恐ろしくてとてもじゃないけど言えません。でも、子どもの本質そのものは時代を経てもそんなに大きく変わってはないと思うので、今の世の中でも滑り台の上からツバをかけてしまう子はいると思います。行動自体はかわらないのに、昔の話だったら「思い出話」になり、今の話だったら「炎上」となってしまう。さらには昔の話は昔の話でも、この話の主人公が人気芸能人だから「子ども時代を知るAさん」みたいな人が出てきて、「○○くんはほんと元気なお子さんでしたよ」ってな感じで褒めて語られるのに、これが仮に不祥事を起こした芸能人だったとしたら「この頃から周囲に迷惑をかける子でしたね…」となる。要するに同じ出来事でも、時代によって捉えられ方は違うし、人によっても違います。評価基準なんて所詮曖昧なものです。■「やらかす子ども」に疲労困憊のママへ過去に私も、息子の行動にヒヤヒヤしていました!実際に、次男がベランダの隙間からベビー靴を放り投げてしまったり(運よく真下にある屋根の上に乗ったので通行人には当たりませんでした)、お友だちの家で次男がコーヒーポットを割ってしまったり(弁償しました)、お友だちの家で次男がプラレールを床にがんがん打ち付けて傷をつけてしまったり(弁償しました)。て…ていうか…次男ばっかりじゃないか(白目)。きっと読者の方のなかにも、私のように次々と大人の予想を超えた子どもの行動に振り回され続けて、疲労困憊しているママさんもいらっしゃると思います。へこむ気持ちも落ち込む気持ちも、よくわかるだけにこれだけは言わせてください。どうか体を壊すほど悩んだり、外に出たくなくなるほど落ち込まないで。幼稚園や保育園などの集団生活に入れば尚一層繋がる人数が増えるので、トラブルやアクシデントも起こりがちです。私もご迷惑をお掛けしてしまったお相手に電話して謝ったこと複数回…逆に謝られたことも複数回。子ども同士揉み揉まれて一緒に過ごすんですもの。何事もなく日々平穏に過ごし続けるのは無理ですって! ましてや、大人の世界なんてもっといろいろあるんだから。だから子どものイタズラ、アクシデントにいちいち「どうしてうちの子ばっかりこうなんだろう…」と必要以上に卑下することもないし、「私の育て方が悪いからだ」とふさぎこんで、深く落ち込みすぎないようにしましょう。と自分にも言い聞かせています。過去の話なら武勇伝にされ、リアルタイムなら叩かれる。有名人なら美談にされ、一般人なら流される。昨日までは持ち上げられていたものが、今日になれば落とされる。そんなもんです。だから今目の前でダダをこねて泣いてる子も、それだけを見て「ダメな子」と決め付ける必要はありません。■3兄弟を育てる母として、心に決めたことうちは男の子3人なので、これまでもいろいろとありましたが、これからもいろいろとあると思います(遠い目)。でも必要以上に落ち込んでも何かが解決するわけではありません。今目の前にいる子どもにしっかりと向き合い、見守り、時期が来るまではひたすら尻拭いをし、お詫び行脚で過ごしていこうと思っています。なんだか最初の論点とズレたような気がしますが。要するに私の伝えたかったことは…人の目や評価を気にしすぎず、子育ての今を楽しもう! ということです。ママ自身が自分で選んだのなら、それを信じて突き進めばいいと思います。どんな子どもも、ママがにこにこしているのが一番うれしいはず。頑張っていきましょうね!ふぁいと~!
2018年01月18日いよいよ我が家のおっとり長男も春から小学生です。同じく新1年生のお母さんたち、入学準備は着々と進んでいますか?我が家では年内に届いたランドセルに腕を通した長男の案外しっかりした背中に、ついこの間まであんなにぷくぷくで、ハイハイしていたあの子が…と早くも目頭が熱くなっちゃいました。小学校ではどんな生活が待っているのか、親子で期待に胸を膨らませつつ、でも最近ある情報を小耳に挟んでからちょっと不安なことがあります。それは、「2020年から、大規模の教育改革」があるということ。学校教育や大学入試も変わるとのことで、小学校でも英語が教科になるそうです。 英語の教育改革では、現在5・6年生で行われている「外国語活動」が3・4年生で実施され、5・6年生では、英語が教科となって成績がつくようになるとのこと。(一部の学校では、2018年度から先行実施される学校もあるそうです)英語が苦手すぎて、必修外国語に英語が無いという理由で進学先を日本史学科に選んだほどのコンプレックスがあるワタシ(恥)…。今でも外国の方を前にすると、急に寡黙な微笑みの精と化します。夫は反対に英語が得意な人ですが、本人いわく相当な努力の賜物だそうなので、小学校からの英語教育に子どもがちゃんとついていけるのか…今から心配になってしまいます。そんな中タイミングよく! ウーマンエキサイトさんからのお声がけで、教育のプロにお話を伺う機会をもらいました。英語教育について、気になっていたギモンをいろいろぶつけてみました!!小5から英語に「成績がつく」とは?tomekko:英語が教科になるってどういうことですか? これまでと何が違うのでしょうか。加藤さん:英語に慣れることから英語力の基礎を身につけることに目標がレベルアップし、身についたかどうかのテストがあるということです。実はすでに2011年度から、5・6年生に対しては「外国語活動」という教科ではないかたちで、週1回英語教育は行われています。教科書がなく、「英語に慣れ親しむ」という目的で、ゲーム・あいさつなどを行う簡単なもので、調査結果では、そのレベルに満足していない保護者も少なからずいらっしゃるようです。また、評価は評定(数値などの段階であらわされるもの)がつかない形で行われており、「積極的であったかどうか」などの意欲や態度を中心に記述される形で行われています。しかし2020年度からは、現在行われている「外国語活動」は3・4年生で実施となり、5・6年生は「教科」で週2程度行われ、「評定がつく」ようになります。どんな内容の授業を受けるの?tomekko:では5・6年生の授業はどのような内容になるのでしょうか?加藤さん:まずは「聞く・話す」が中心なことは変わりませんが「相手に通じるか」という点が重要となります。これまでは歌などでリピートするだけでよかった英語を、質問されたらその意味を理解して(聞く)、ちゃんとこたえることができる(話す)ようになるための授業です。しかし、突然できるようにはならないので、よく使いそうな状況と登場人物などを設定し、ロールプレイングする中で会話を聞いて真似をします。そして、日本語を学んだのと同じように、まずは耳から入ってきた言葉の意味を理解することからはじまります。例えば「ワッチュワネーム(what's your name)?」という音が、名前を聞いているということを理解して、自分でも使ってみます。そして、読んだり書いたりするときに初めて「ワッチュワネーム(what's your name)?」が3つの単語でできていて、単語の間にスペースを開けて書くことに気づく、という順番です。「読む・書く」のスキルについては、例文を声に出して読んだり、英語をみてそのまま書き写したりする程度。あくまでも読み書きは英語の文字に慣れ親しむことを大切にします。また、「聞く・話す」スキルは、ペーパーテストではわからないので面接形式や、外国人講師とのやりとりをみて、評定をつけるようになります。小学生では、「読む・書く」スキルよりも、まずは「聞く・話す」ことを重視して評価します。tomekko:文法は中学校で習うのでしょうか? 自分は文法が苦手で英語が嫌いになりかけたので…心配です。加藤さん:はい。文法理解などを始めるのは中学生からです。今までは中学生からいきなり「聞く・読む・話す・書く」の4技能をやっていますが、実はこれはかなり難しいことなんです。つまずく人が多いのは、これが原因です。たとえば、日本語を習得するときは、「聞く・話す」は6歳ぐらいまでゆっくりと身につけますよね。個人差はありますが、2歳までは特に「聞く」のみ。2歳ごろからやっとおしゃべりを始めて、「読む・書く」を習うのは小学1年生からですよね。英語は、中1から突然4技能をやり始めるからつまずく人が多かったんです。これは良くないと、現行の指導要領では、まずは小学生のうちに「聞く・話す」、次に「読む・書く」もはじめておく、など段階をつけることになりました。実は英語が母国語ではないアジアの国では、ほとんどの国が小3からやっていて、やはり、「聞く・話す」→「読む・書く」の段階的な英語学習を行っています。tomekko:え…そうなんですか! それなら小学校の早い段階で始めなくて良いのでしょうか?加藤さん:これは私の考えですが、まず、学校教育の最初の段階で日本語(母語)を学ぶ、思考能力などの基本的な部分をまず母語でしっかりさせることのほうが優先です。母語の基礎をしっかりすることが、他教科や外国語を学ぶ上でも必須だからです。ただし全く英語をやらない方がいいということではありませんよ! 年齢が若いというのは、言語学習が成功しやすいとも言われています。家庭で、親が子どもにできることって?tomekko:そうなんですね…! では具体的に、親が子どもにしてあげられることはありますか?加藤さん:一番大事なことは、英語を使いたい! というコミュニケーションへの意欲を高めることです。それは、義務感で「やりなさい」といっても全然ダメです。親も興味を持って、一緒に楽しむ気持ちでやりましょう。声がけも「ママも苦手だったからやらないと困るわよ」ではなく「お母さんも一緒にやってみようかな~♪」というのが大切です。乳児や幼児は、親が好きなものは興味を持つんです。例えば、外国の文化に興味を持って欲しければ、テレビで流れてきたニュースをママやパパが話題にすることなどは子どもにとてもいい影響です。と言っても難しいニュースについて話す必要はなく「○○で大きなサッカー大会があるよ。どこにあるのかな?」「日本語とは違う言葉を話しているね」などでもいいと思います。DVDなど、子どもが興味を持ったアニメなどを英語音声にしてみるのもいいですね。【1】日本語音声で見て【2】英語音声に変えて字幕で見る。意味がわかっていて英語が聞こえてくるから、学習効果も高くなります。tomekko:「聞く・読む・話す・書く」どれを先に取り組むのがいいんでしょうか?加藤さん:順番としては、まず聞く機会を増やすことです。わからなくても、なんとなく聞き続けるという能力は子どものほうが高いんです。その次に「話す」になるのですが、話す相手に興味を持って質問してみようという気持ちも必要になります。日本人に多いのは、質問されたら応えられるけれど質問ができない人です。これは、パーティで初対面の人とスモールトークが苦手な人が多いというのにもつながっていそうです。これからは、多様な人と関わっていく力、オープンな心も必須になってくると思います。また、小5・6以降になると「わからないことは恥ずかしい・失敗は嫌」という思いがどんどん高まっていきます。小さい頃から、間違えてもいいから英語を話すという体験をさせてあげるといいと思います。こういったことも、年齢が若い方が学習しやすいという理由です。tomekko:なるほど! やっぱり「聞く」「話す」が大事なんですね。英語の教材やスクールを選ぶときに大切なことはありますか?加藤さん:英語を使いたいという意欲を育てることを前提に、効果的な学習方法を選ぶというのが大切です。何が効果的なのかは、お子さまの性格にもよるのですが、タイミングと学習環境、そして先生(指導者)選びが大事です。例えば、シャイなお子さまは最初は子どもが大勢いる英語教室よりも安心できる家庭での学習教材がいいかもしれません。ただ、「シャイだから連れて行かない」など親が子どものポテンシャルを閉じる必要はありません。初めてでも意外とやれることもあるものです。特に幼児は体調や機嫌で変わってくることもありますので。長い目でみてあげましょうね。自宅で楽しく「使える英語」を学ぶには?おっとりした長男には、家庭学習が合ってるかもしれない…。自宅で学べて、しかも先生と話す機会もある教材なんてあるの…? と思ったら、それがかなうのがベネッセさんの「進研ゼミ 小学講座」とのこと。 気になったことを責任者の豊泉さんに聞いてみました!tomekko:どんなレッスン内容なのでしょうか?豊泉さん:「進研ゼミ 小学講座」は、小学生での学びでとても大切な「自分で考えられる力」を身につけられるよう、お子さまが夢中で考え抜く楽しさやわかるおもしろさを体験・実感できる家庭学習教材です。2018年度4月号からの英語学習は、英語4技能を身につけられる内容にパワーアップします!バランスよく4技能に取り組める毎月のレッスンに加え、4技能が本当に身についているか診断できるアセスメントが受けられるようになるんです。技能別の力を細かく診断し、個別アドバイスをお届けするので、お子さまの力にあわせて英語力をしっかり身につけていくことができます。もちろん、お子さまが楽しく学べる工夫をしており、ゲーム形式や物語形式でネイティブスピーカーの音声で短いフレーズに何度も触れられたり、外国人とやりとりをする擬似体験などもできるようになっています。もっと英語に触れたい、英語力を伸ばしたい方には、有料オプションの「Challenge English」もおすすめしています。パソコンやオリジナルタブレットで4技能を学ぶデジタルレッスンと、月1回外国人講師との「オンライン会話レッスン」もできる講座なんですよ。tomekko:小学生が学ぶことを重視した教材、というのがいいですね!豊泉さん:ゲーム感覚のロールプレイや、クイズ形式など、英語力を確認できる仕組みを取り入れ、お子さま自らがやりたくなるような仕掛けをたくさん作ってあります。そして、周りを気にせず、間違いを恐れず、どんどん英語を使ってもらうためには、リラックスできるご自宅で、毎日英語に楽しく触れられれることもポイントだと考えています。「英語が楽しくなった」「自信がついた」といううれしいお声をたくさんいただいています!tomekko:それは、良さそうです!! 自宅学習だと送り迎えもいらないし、何よりおっとり長男が無理なく続けられそうなのが魅力的です。今までと違い、英語力もより大事になってくる今の子どもたち。母もいろいろ情報を仕入れて、子どもにあった学習法を見つけてサポートしていきたいと思います! 自宅で外国人講師との会話レッスンを受けられる!「Challenge English」をWEBで体験してみよう 「進研ゼミ 小学講座」も追加料金なしで英語学習ができるように!>> PR:株式会社ベネッセコーポレーション
2018年01月18日「怒り」そのものは、人間として、ごく自然な感情です。本質を知り、付き合い方を知っていればむやみに恐れるものではありません。そうは言っても毎日子どもを怒ってばかりという日々から抜け出したいと思っているママたち。では怒りの感情を持ってしまったら、どうすれば抜け出すことができるのか、最終回の今回は、アンガーマネジメントの手法を3つご紹介しましょう。NPO法人えじそんくらぶ代表の高山恵子さんにお話しを伺いました。■「アイメッセージ」で、「怒り」から抜け出す自分の中に怒りを感じ、「腹が立つ!」と言ったときは、「私=怒り」です。「でも、『私は、怒りを感じている』と言うと、『私=感じている』となり、感情(怒り)から少し距離をおけます」(高山先生) 自分と感情の間に距離ができて、少し冷静になったら、怒りの種である「第一の感情」を言葉にして、アイメッセージで伝えます。まず、「私は」と言い始めてください。次に「○○(思考)なので、●●(感情)です」と続けます。これが、アイメッセージです。自分の思考や感情を比較的冷静に、具体的に伝えることができます。●アイメッセージに言い換える方法「なんで、いつも遊びながらご飯を食べるの!」(本当の気持ち:ご飯をモリモリ食べてくれなくて悲しい)↓(言い換える)「ママ、○○くんが遊びながらご飯を食べていると悲しいな」(「ママは」「わたしは」を使うと、本当の感情が伝えられて、冷静な会話がなりたつ)「不満を言うだけでは、単なる親子げんかです。けれど、『ママは』をつけて、自分の気持ちを言い表すと、『意見』になり、子どもと少し冷静に話すことができるようになります」(高山先生)■「なんで」は失敗の原因を探る言葉怒っているときに、つい口から飛び出てしまう「なんで」という言葉。「なんで」、は、失敗の原因を探る言葉です。物事の解決につながりにくく、子どもや自分への怒りを招きがちです。このような後ろ向きの言葉が口ぐせになっている場合は、「どうしたら」を口癖にするように意識してみると良いかもしれません。「『どうしたら』は、物事を、『次の成功』に導くための、前向きな問いかけです」(高山先生)「どうしたら」と結びつくのは、「できる」です。「どうしたら」と自問すれば、「できるかな?」と、前向きな言葉が自然に出てくるのです。■怒りの記録をつけてみよう最後に長期的な視点にたった、怒りに対しての抜本的な方法をご紹介しましょう。それは、「イライラした」「腹が立った」「気持ちが落ち込んだ」といった出来事の記録である「アンガー・ログ」をつけること。ほんのメモ程度でかまいません<「アンガー・ログ」の5つのポイント>①いつ、どこで?自分が怒りやすい時間帯や、場所を見極めるための項目。日付だけでなく時間も書き、場所も具体的だとgood②どんなことがあったか?怒りを感じた場面を描写。感情は抜きにして、場面を描写することに徹します③そのとき自分が思ったことその時、自分が思ったことを素直に書き出します。自分で読み返すだけのものなので、人目を気にする必要はありません④どんな感情を持ったかイライラした、怒り、失望・・など、感情の種類を書きます。例)〈感情〉イラっとした⑤怒りのレベル感じた怒りがどのくらいか、ランク付けをします。ランクは目安を、前もって決めておきます例)〈怒りのレベル〉5点くらいだから、レベル2出典: 『イライラしない、怒らない ADHDのためのアンガーマネジメント』 (高山恵子監修/講談社)より抜粋 <怒りのレベル例>出典: 『イライラしない、怒らない ADHDのためのアンガーマネジメント』 (高山恵子監修/講談社)より抜粋■「怒りのきっかけ」を減らすには「アンガー・ログ」は、自分の観察日記です。書いたときには「怒るのは無理もない」と思ったことでも、あとで読むと「こんな些細なことで怒っていたのか」「このときに怒ったのは、第一次感情(※)が、こうだったからだ」など、気づくことがあるでしょう。こんなふうに、アンガー・ログを読み解いていくと、自分の怒りのパターンが見えてきます。「アンガー・ログから浮かび上がることのなかで、いちばん対策を立てやすいのが『怒りのきっかけ』です。きっかけを減らすと、行動も変えやすくなります」(高山先生) ※第一次感情とは怒りの下に隠れている感情を、第一次感情といいます。第一次感情のなかには、「不安」や「悲しみ」といったマイナスの感情だけではなく、「希望」や「期待」などの前向きな感情もあります。 ●「怒りのきっかけ」を減らす例例1)<自分の「怒り」の傾向>疲れがたまった夕方や空腹時にイライラして子どもに怒りやすい<対策>大切な仕事は午前中、少なくとも午後の早めには終わらせておく。夕方になったら軽食をとる例2)<自分の「怒り」の傾向>ママ友が思ったようなリアクションをしてくれないとき、怒りやすい<対策>「期待・希望」といった第一次感情が大きすぎる。無意識に自分の「期待・希望」が大きくなっていないかノートに書き出してみる「『アンガー・ログ』で怒りの傾向がつかめたら、まずは改善策をひとつ決めて実行してみましょう」(高山先生)「怒り」という感情は、価値観、いわば、「自分らしさの根っこ」に関わる問題と感じている人も多いでしょう。でも、自分が「価値観」だと思っていたことが、単なる「思い込み」の可能性もあります。「アンガー・ログ」を使って、「自分の考え方の癖」を意識してみるだけで、怒りを感じる回数は減っていくことでしょう。喜怒哀楽という感情の中でも、とりわけ強いエネルギーを持つ「怒り」。この「怒り」のエネルギーに自身が振り回されないように、「怒りとの付き合い方」を知り、コントロールできるようになっていけると良いですね。「ぜひ、ご自身に合った方法をみつけて、怒りと上手に付き合っていただきたいと思います。そして、みなさまのハッピーな時間が一秒でも長くなることを心から望んでいます」(高山先生)■今回のお話を伺った高山恵子さんのご著書 『イライラしない、怒らない ADHDのためのアンガーマネジメント』 (高山恵子監修/講談社)¥1300円(税別)高山恵子(たかやまけいこ)さんNPO法人えじそんくらぶ代表。ハーティック研究所 所長。臨床心理士。薬剤師。専門はAD/HD等高機能発達障害のある人のカウンセリングと教育を中心にストレスマネジメント講座などにも力を入れている。注意欠陥/多動性障害(以下、ADHD)の正しい理解の普及と、ADHDを持つ人々を支援し、ADHDを障害としてクローズアップするのではなく、豊かな個性の一つとして長所を伸ばし、弱点を克服できるよう支援する団体として「NPO法人えじそんくらぶ」を立ち上げる。NPO法人えじそんくらぶ公式サイト: <イベント情報> 「成人ADHD等の理解と対応」 (2018年1月~6月/全6回・東京)第1回 『アンガーマネジメント概論』怒りのメカニズムとクールダウンの方法を学び、自責・他責を減らしましょう。(2018年1月23日(火))
2018年01月17日寒くて早起きができない日々が続いています。ぴよととです。幼稚園がお弁当の日はいつもより早く起きなきゃいけないのに、布団の温もりがキッチンへ向かうことを許さない…そして寝坊。そんな日は自分の化粧を時短で済ませます(眉毛だけ描いて終了)。子どもたちを起こして着替えさせてる間に急いでお弁当を作り、同時に朝ごはんの用意! 食べたら歯みがき! トイレを済ませて、さあ出発!急いでいる時に限って前に進まない子どもたち!化粧が薄い時に限って現れるイケメン!人生は自分の思い通りにいかないものですね。
2018年01月17日子どもが生まれてから、ますます緩くなった私の涙腺。子どもの絵本のお姉ちゃんに弟が生まれてお母さんがおっぱいをあげるシーンで号泣。そして、最も最速で泣けるのが皆様お馴染みの『はじめてのおつかい』。先日、たまたまみんなでテレビを見ているときに『はじめてのおつかい』のCMが流れたんですが、頑張っておつかいをして、お母さんと一緒に泣きながら抱き合うシーンを見た瞬間、号泣。数秒のCMで泣く私を見てどん引きする家族(笑)。自分の体験や自分の子どもと重ねてしまうのでしょうね。子ども絡みの話になると、一瞬で涙腺が崩壊するようになりました。
2018年01月17日いつも子どもにイライラしてしまう。どうして子どもに怒りをぶつけてしまうのだろう。そんな風に毎日怒っている自分に悩み、夜はひとり反省会をしてしまう。そんなママのための怒りの応急処置を前回教えていただきました。今回は、「怒り」のメカニズムについて教えていただきます。じつは「怒り」自体は、人間ならだれもが持つ、ごく自然な感情なのです。「怒り」の本質を知れば、むやみな恐れは消えるはず! NPO法人えじそんくらぶ代表の高山恵子さんにお話を伺いました。■「怒り」は、悪なの?高山先生は、言います。「怒りは、単なる感情のひとつで、危機や攻撃に対する、人間としての自然な反応です」。人間にとって、もっとも根源的な怒りは、「自分を傷つけるものへの怒り」。ヒトが、「獲物をとる」か「獲物になる」しかなかった原始時代には、危険に立ち向かうために怒りのエネルギーを使ってきました。怒りを感じると、意識しなくても、脈拍や呼吸が速くなります。これは、交感神経が働いているサインで、交感神経のスイッチが入ったために、自然に体が活動に備える状態になったからです。こんなふうに、怒りは、「生きるエネルギー」そのものであり、大切な身を守る手段でもあったのです。でも、現代では野生の猛獣と戦ったり、必死で逃げたりすることはまずありません。私たちは怒りのエネルギーをムダ使いしてしまっていないでしょうか。「現代では、怒りの扱い方に、工夫が必要ですよね。そこを、アンガーマネジメントという“技術”で補完しましょう」(高山先生)■怒りのもとにある本当の感情とは?ところで、怒りは一瞬で湧き上がると感じていませんか? じつはそうではないのです。「怒りのもとには、必ずタネとなる別の感情が隠れています」(高山先生)この感情は、感じている時間が短い上に、すぐに頭は怒りでいっぱいになるため、キャッチするのがなかなか難しく、気づきにくい感情です。たとえば、「子どもが思い通り動いてくれず、悲しい」「想定外のことが起こって、不安だ」…。こういった怒りのもとに隠れている感情を「第一次感情」といいます。また、「第一次感情」には、「不安」や「悲しみ」といったマイナスの感情だけではなく、「希望」や「期待」などの前向きな感情もあります。そういった感情も、簡単に怒りに変わってしまうのです。怒りが爆発しているときは、怒りと自分が一体化しています。6秒ルール※で応急手当をしたら、第一次感情に耳を澄ませてあげましょう。こんなふうに、怒りの本質を見つめられるようになってくると、怒りは、「怖いもの」でないと感じられるのではないでしょうか?※6秒ルール怒りは6秒間でピークが治まってくるといわれています。このためこの6秒間を我慢すると、怒りを静めることができます。次のような応急手当を試してください。・おでこに手を当てて数を数える・水を飲む・深呼吸をする<怒りは意外なところからも生まれる>●不安「いやだ」という拒否感や、自分の心や体が脅かされそうな不安定感から生じる感情で、怒りと仲良しです。自分を守ろうとするために、怒りを呼び覚まします●悲しみ自分のことを理解してもらえなかった、がっかりしたといった悲しみからも怒りは生まれます●期待・希望「~したい」「~になって欲しい」という期待や希望には、欲があります。期待や希望がかなわなかった時に、自分の欲が満たされないことへの怒りが生まれやすいのです出典: 『イライラしない、怒らない ADHDのためのアンガーマネジメント』 (高山恵子監修/講談社)より抜粋 ■「怒らない」よりも「爆発させない」 怒りは自然な感情なので、「怒らない」ようにするのは、相当の力が必要です。怒りを、「ただ、我慢」しようとすると、怒りと我慢で二重にエネルギーを消耗し、ヘトヘトになってしまいます。しかも、「怒るのを我慢している」ことが見てわかるぐらいなら、家族が感じるトゲトゲ感は、「怒ったとき」とあまり変わりません。こんなふうに、「ただ、我慢」するのは、消耗するわりに、良い効果はあまりえられないのです。「怒りを無理にねじ伏せて『怒らない』ようにするのではなく、『爆発させない』方が大切です。そのために堪忍袋を上手につかいましょう」(高山先生)■堪忍袋を上手に使うポイント3つ「堪忍袋を上手に使うためのキーワードは、『小さく』と『少なく』です」(高山先生)堪忍袋の上手な使い方について、ポイントを整理してみました。●ポイント1 怒りを拾わない人が生活をしていれば、怒りを起こす原因は、身の周りにたくさんあります。まずは、怒りを堪忍袋にいれないことが大切ことです。「時間があるときに、『何が自分をイラっとさせ、怒りの原因になるのか?』を考えてみます。それがわかれば、拾わないように注意できますよね?」(高山先生)●ポイント2 怒りを大きくしない堪忍袋の中に怒りのかんしゃく玉が入ったとしても、数が増えず、怒りそのものが大きくならなければ、堪忍袋の緒が切れることはありません。「長期的には、これからご紹介するアンガーマネジメントの手法を使って、怒りと上手に折り合っていく技術を身につけていきましょう」(高山先生)●ポイント3 ガス抜きをする「怒りを拾わない」「怒りを大きくしない」といったことができるようになると、心に余裕が出てきます。そこで、自分の好きなこと、たとえば、「アイドルのDVDを見る」、「大好きなスイーツを食べる」などして、ガス抜きができるようになれば、堪忍袋の中身は、ますます軽くなっていくことでしょう。 次回は、「もう『怒り』に振り回されない! イライラせずに子どもと向き合うには」です。アンガーマネジメントの具体的な手法を教えていただきます。■今回のお話を伺った高山恵子さんのご著書 『イライラしない、怒らない ADHDのためのアンガーマネジメント』 (高山恵子監修/講談社)¥1300円(税別)高山恵子(たかやまけいこ)さんNPO法人えじそんくらぶ代表。ハーティック研究所 所長。臨床心理士。薬剤師。専門はAD/HD等高機能発達障害のある人のカウンセリングと教育を中心にストレスマネジメント講座などにも力を入れている。注意欠陥/多動性障害(以下、ADHD)の正しい理解の普及と、ADHDを持つ人々を支援し、ADHDを障害としてクローズアップするのではなく、豊かな個性の一つとして長所を伸ばし、弱点を克服できるよう支援する団体として「NPO法人えじそんくらぶ」を立ち上げる。NPO法人えじそんくらぶ公式サイト: <イベント情報> 「成人ADHD等の理解と対応」 (2018年1月~6月/全6回・東京)第1回 『アンガーマネジメント概論』怒りのメカニズムとクールダウンの方法を学び、自責・他責を減らしましょう。(2018年1月23日(火)))
2018年01月16日ママの毎日は、ある意味、戦い。子どもを感情的に叱ったあと、言いようのない後悔に苛まれる…。そんな経験は、どんなママでもしているはず。けれども、「私って、毒親?」「これって、虐待?」と、自分で、自分のことが不安になってしまうこともあるのではないでしょうか。「まずお伝えしたいことは、『怒りはあなた自身ではない』ということです」と言うのは、NPO法人えじそんくらぶ代表の高山恵子(たかやまけいこ)さん。「怒り」との上手な付き合い方について、お話を伺いました。高山恵子さんNPO法人えじそんくらぶ代表。ハーティック研究所 所長。臨床心理士。薬剤師。専門はAD/HD等高機能発達障害のある人のカウンセリングと教育を中心にストレスマネジメント講座などにも力を入れている。■「アンガーマネジメント」という技術「アンガーマネジメント」という言葉を、聞いたことがありますか? アンガーマネジメントとは、心理学に基づいた怒りを扱う技術のことです。最近は教員採用試験にも出題されるなど、子どもと接するすべての大人にとって、必須な技術として注目を集めています。じつは、怒りの感情が沸くことは、人間としてごく自然なこと。「『怒り』との付き合いで大切なのは、まず『怒りという感情』と『あなた自身』を分離することです」(高山さん)「自分は、いま、怒っている」と、きちんと自分で気づいてあげること。そうすることで、「感情」と「あなた自身」は、少し分離されます。■怒りの応急処置は、「最初の6秒」がカギアンガーマネジメントの第1歩は、「自分は、いま、怒っている」と気づき、「いま、ここにある怒り」を、それ以上大きくしないことです。サインが現れた段階で「怒り」に気がつくことができれば、それだけ早く爆発を防ぐための行動に移行ができます。キーワードは、「最初の6秒」。「怒りのサインに気づいた最初の6秒間をどのように使うかが、アンガーマネジメントの重要なポイントです」(高山さん)この時点で「怒りのもと」を深追いするのはご法度! 「どうして、イヤばかり言うの?」「どうして、早くご飯を食べられないの?」。そんな怒りのもとを考え始めたら、炎に燃料をくべるようなものなのです。<早く気がつこう! 怒りのサイン>・呼吸が浅くなる・頭が真っ白になる・顔がカッと熱くなる・動悸がする出典: 『イライラしない、怒らない ADHDのためのアンガーマネジメント』 (高山恵子監修/講談社)より抜粋 なぜ「最初の6秒」がカギになるのでしょうか? それは、怒りには、「アドレナリン」というホルモンが関係しているからです。怒るとき、体の中では、「アドレナリン」が分泌されています。アドレナリンには体を活発にする作用があり、怒っているときには、まさに「火に油を注ぐ」ように怒りがエスカレートしていきます。カチンときて、アドレナリンが分泌されても、6秒後にはそのピークは過ぎるといわれています。言い換えれば、怒りの応急処置法とは、「最初の6秒を、いかに上手にやりすごすのか?」の方法論を知っておくことなのです。■自分が怒っていると気がついたら「最初の6秒」を、ただ、我慢するというのは、意外と難しいものです。そんなとき、物理的な「応急処置メニュー」を知っておくと便利です。「あ、ヤバいな!」と思ったら、それをパッと取り出しましょう。<怒りの応急処置メニュー3つ>●おでこに手を当てて数を数える目の真上、おでこの少し出っ張った部分には前頭葉があります。前頭葉は感情を制御する脳。手を当てて血流の動きを促すことで、動きを活性化させます。●水を飲む水は、火を消すもの。水を飲む時には、心の中で燃えている怒りの火を鎮めることをイメージします。水を飲むことで、脳の血流を改善する効果もあります。●深呼吸をする吐く時間のほうが長くなるよう、4秒吸って、6秒かけて吐きます。息は鼻から吸って、口から吐きます。肺から体のすみずみに新しい空気がめぐるイメージです。出典: 『イライラしない、怒らない ADHDのためのアンガーマネジメント』 (高山恵子監修/講談社)より抜粋 ■怒ってしまった自分に声をかけるまた、自分で、自分に声をかけてあげることも有効です。「言葉の力は、思っているよりも強く、確かなものです」(高山先生)セリフトークは、短く簡潔に! 大切なのは、しっかりと何度も唱えることです。もうひとつ。「『ママ、ちょっとあっちの部屋で休んでくるね』と、その場を離れることも効果的です」(高山先生)その場を離れたら、子どもへの「続きのお説教」を考えることはやめましょう。怒りの原因から心も離すことで、気持ちは切り替えやすくなります。<怒りをしずめるセルフトーク例>・落ち着いて。・私は大丈夫。・コントロールできる。出典: 『イライラしない、怒らない ADHDのためのアンガーマネジメント』 (高山恵子監修/講談社)より抜粋 次回は、「また子どもを怒鳴ってしまった…。『怒り』をぶつけてしまう本当の理由」です。怒りのメカニズムについて教えていただきます。■今回のお話を伺った高山恵子さんのご著書 『イライラしない、怒らない ADHDのためのアンガーマネジメント』 (高山恵子監修/講談社)¥1300円(税別)高山恵子(たかやまけいこ)さんNPO法人えじそんくらぶ代表。ハーティック研究所 所長。臨床心理士。薬剤師。専門はAD/HD等高機能発達障害のある人のカウンセリングと教育を中心にストレスマネジメント講座などにも力を入れている。注意欠陥/多動性障害(以下、ADHD)の正しい理解の普及と、ADHDを持つ人々を支援し、ADHDを障害としてクローズアップするのではなく、豊かな個性の一つとして長所を伸ばし、弱点を克服できるよう支援する団体として「NPO法人えじそんくらぶ」を立ち上げる。NPO法人えじそんくらぶ公式サイト: <イベント情報> 「成人ADHD等の理解と対応」 (2018年1月~6月/全6回・東京)第1回 『アンガーマネジメント概論』怒りのメカニズムとクールダウンの方法を学び、自責・他責を減らしましょう。(2018年1月23日(火)))
2018年01月15日6ヶ月から離乳食を始めた二太郎ですが…これがまあ食べないんです。「昨日よりはちょっと多め」の量を準備し、嫌がったら「まぁいっか~食べなくても死なないし~」くらいで食べられる分だけあげています。そんなある日、二太郎と同じ誕生日の子どもがいる友達のインスタを見ていたら…。その友達がちゃんと作って盛り付けているというのもあるのですが、心の底から「この量2回も準備して食べさせて片付けてるの!? 大変やん!」と思ってしまった私…。ズボラな母でごめんやで、我が子たちよ!(ついでに旦那)ただイチコはよく食べる方だったので、3年前はちゃんと準備して食べさせて片付けていたはず。その頃の自分を褒めてあげたいです。さて、そんなこんなであまり食べない二太郎なので、「食べることがあんまり好きじゃないんやろなぁ…」と思っていたのですが…。その後もぱくぱくかぼちゃを食べた二太郎…。「ご飯をあまり食べない」のではなく、「好きなもの以外はあまり食べない」疑惑です。とかいって好きなもの(りんご、かぼちゃ、さつまいも。女子か)ばっかりあげていたら栄養が偏るし、甘いものしか食べなくなりそうやし…。まあのんびりやっていきます。そのうち食べる食べる!(テキトー!)
2018年01月15日21時に寝かせるつもりだったのに、気付けばもう22時! 就寝時間を徹底できず、ヤキモキしてしまうことはありませんか? 子どもはたっぷり眠らせたほうが良いとよく耳にしますが、実際、子どもに必要な睡眠時間はどのくらいでしょうか。■子どもの睡眠時間「理想」は?お話を伺ってきたのは「子どもの早寝・早起き」の大切さを伝え続けている医学博士の鈴木みゆき先生です。――私の息子は今、小学2年生なんですが、幼稚園のときから寝るのが遅くて遅くて…。夜でも目がギラギラしてるんですよね。21時に寝かせたいのに、結局、いつも22時をまわることが多くて…。睡眠時間が足りているか不安でした。「OECD(経済協力開発機構)のデータによると、日本は『睡眠時間が短い国』上位なんです。日本の場合、寝ること=怠けるっていうイメージがあるのかもしれません。でも、昭和11年のデータでは2歳児の半数が19時台には寝ていたんですよ。それと比べ、24時間化というか、夜明るいし忙しくなりすぎていますよね。ヨーロッパの話をすると、大人の時間、子どもの時間というのがはっきり分けられているように思います。カナダあたりだと16時半~17時半くらいが通勤ラッシュで働く時間も短いですし、帰ってきて子どもとクッキングしたり、ガーデニングしたりして。子どもは大体20時には寝かせるそうです。」引用元:「必要と考えられている人間の年齢別睡眠時間(2015 米国国立睡眠財団公表)」早寝早起き朝ごはんで輝く君の未来~睡眠リズムを調えよう!~(文部科学省)冊子――8歳の息子の場合、上のデータに沿うと9~11時間の睡眠が望ましいことが分かりました。9時間ならギリギリ寝てるかなと思うのですが、11時間となると20時に寝かせないと…!(焦)「データでは『望ましい睡眠時間』は上のとおりですが、これには個人差もあります。誰しもがこの時間分寝なきゃいけない、というわけではありませんよ。」■「うちの子、夜寝ないんです」そんな時は早起きで改善――ヨーロッパみたいに大人と子どもの時間がはっきりしているのは、うらやましいです! すんなり早めに寝てくれれば、同じような生活ができるかもしれないけど…。「それなら『朝、早く起こす』ことで前倒しをしてみてはどうでしょう。私たちの体内時計は地球のリズムより若干長く、後ろにズレるのが楽。だから人は夜更かしするほうがそもそも体に合っているんですね。そこを、いつもより早く起きてみる。すると、夜はいつもより少し眠くなってきます。早起きのほうが1日長く使えるし、小学生なら今日は何しようってスケジュールを考えるだけでもだいぶん違いますね。小さい時からの生活習慣は大人になっても続く傾向があります。」――なるほど! いつもより早く起こす。灯台下暗しでした(笑)。シンプルに考えれば良かったんですね。今日からやってみたいです。できれば生活習慣も規則的にしていきたいなと思っているのですが、成長するにつれて言うことを聞かなくなったりもしていきそうで。「生活習慣は、できればわが家のルールを決めていきましょう。でも、家族でルールを決めて実行するのは、小学校低学年くらいまで。中学年くらいになると、ギャングエイジといわれる『友だち大好き』な年代に入ってくるので、友だち同士で『ゲームは20時まで』みたいに決めごとを作るといいですね。」 ■寝不足が引き起こすこと――睡眠不足って漠然と「良くない」と思っている人も多いかと思うのですが、具体的に子どもの睡眠不足はどんな影響がありますか?「世の中には5時間睡眠で平気な人もいるし、7時間寝ないとダメな人もいます。そこは個人差優先でいいと思います。でも、子どもは寝ないと脳が回復しません。長い目で見た時、睡眠は子どもの意欲や感情のコントロールに影響します。気持ちをコントロールできるのは『前頭前野(ぜんとうぜんや)』と呼ばれるところですが、ここは睡眠不足にいちばん弱い部分なんです。だから睡眠不足が続くとイライラしたりするわけですね。」――大人もそうですよね。「眠りを充実させるには、日中の活動も充実していないとダメです。今、眠りをおろそかにしているなら、習いごとや勉強が大事と考えているのと同じように眠りの優先順位をもうちょっとあげてほしいなと思います。」■寝相よりも考えたい「子どもの生活リズム」――早く寝かせようと思っても、実際に行動に移すのは簡単なようで難しいですよね。「もう少しでパパが帰ってくるから起きてる!」なんて言われたり、夫に子どもをお風呂に入れてもらいたかったりで。「ヨーロッパの子どもの寝る時間が、なぜ遅くならないのかを考えてみると『子ども』と『大人』の時間をしっかり分けているからなんです。子どもを寝かすためにベビーシッターをやとって、大人は外に食事に行く。大人の楽しみは大人のもの、そういう文化があるんですね。子どもが寝るときはベビーシッターでいい。子どもは寝なきゃいけない。大人は大人の楽しみを満喫する、そういう文化。でも、日本ってお父さんが帰ってきてお風呂にいれ、『川の字』になってみんなで寝る。そういう文化ですよね。」――文化の違いもあるんですね。「現代は、子どもの睡眠への優先順位が下がっているように思えます。優先度を上げたいのは、子どもの生活リズムです。」――食事も寝るのも毎日、家族そろって…。子どもの睡眠を優先的に考えれば「この生活スタイルを守らねば」と無理に縛られなくていいのかもしれませんね。今回は、子どもの睡眠時間から、夜に眠くならないときの対処など、具体的な方法まで聞くことができました。印象的だったのは「子どものことも大事だけど、お母さんもがんばるために寝てくださいね」という鈴木先生の言葉。日本の女性は本当に短眠なんだそうです。「今日もよく寝たな~」と毎日言えるくらい、お母さんこそしっかり睡眠をとっていきましょう!<取材先>医学博士 鈴木みゆき先生 独立行政法人 国立青少年教育振興機構 理事長日本睡眠学会所属。前和洋女子大学こども発達学類教授。2001年「子どもの早起きをすすめる会」を小児科医2人と設立し、「子どもの早寝・早起き」の重要性を広める活動をおこなっている。3人のお子さんを育てあげ、現在はお孫さんが2人。日本音楽著作権協会正会員。趣味は「遊び歌をつくること(作詞)」でNHK「みんなのうた」「おかあさんといっしょ」等に詞を提供。
2018年01月14日発達障害の子育てママの座談会で、よく話題にのぼるものの一つに、夫の無理解や無協力があります。「無」とまではいかなくても、子どもの障害をなかなか認めようとしなかったり、療育や児童精神科などに行くことに乗り気ではなかったり、というお父さんがどこにも一定数はいるようです。そんな時、知ったのが一般社団法人「発達障害ファミリーサポートMarble(マーブル)」。発達障害児とその家族を支えるため、発達障害の正しい理解のための講演活動や、発達障害児を持つ家族のための相談支援活動などを行っている団体です。代表理事の国沢真弓さんは自身も、高校生になる自閉症児の母であるため、「当事者家族」の視点からのお話にはとても説得力があり、温かみのある方です。また、本業がアナウンサーであるため、周囲への「伝え方」のアドバイスは、なるほど! と深く納得できるものです。そんな国沢さんに、発達障害の子育てに協力的ではないお父さんや、育児に口出ししてくる祖父母への対策法をうかがいました。■発達障害はグレー診断な子ほど夫の理解が得られにくい――発達障害の子育てにおいて、ママの間でよく「夫が子どもの障害を認めてくれない」とか「夫が育児に協力的じゃない」という愚痴を聞くのですが、国沢さんの周囲でもこういった相談は多いですか?「今まで、保護者の相談を約500名ほど受けてきましたが、そのうち半数以上が、知的に遅れのない発達障害児(通常の学級に在籍して通級や校内特別支援教室などを利用しているようなお子さん)のお母さんからの相談です。その中で、夫の無理解や無協力という相談はとても多いですよ」――発達障害はグレー診断なほど、夫の理解が得られにくいというわけですね。「子どもとの会話が成り立たなかったり、説明しても理解できなかったりすれば、お父さんも『うちの子、何かある?』と思わざるを得ませんよね。でも、例えば、週末に家族の中だけで接していて、会話もほぼ成り立っている程度だと、たとえ外で問題行動があったとしてもお父さんにはなかなか、わかりません。『これくらい、男の子だったら当たり前じゃん?』とか『俺も昔そうだったよ』『個性だよ』という一言ですまされたり、ひどい時には『お前は、なんでそんなに障害児にしたがるんだよ!』なんてお母さんが怒られてしまうこともあるそうです」――障害と個性の線引きは、専門家でも判断が難しいと言われていますものね。では、知的に遅れがない発達障害のケースでは、ほとんどのお父さんは、わが子は問題ないと思っているのでしょうか?「いえ。私は、お父さんも本当は薄々わかっていると思いますよ。『なんでこんなに育てにくいんだろう?』とか『なんでこんなに癇癪がひどいんだろう?』という違和感は持っていると思います」――そうすると、わかっているのに認めたくないということ?「私がいろいろ相談を受けてきて思うに、男の人はとてもナイーブなんです。その点、女の人はとてもたくましいですね。もちろんお母さんだって、わが子の障害が判明した時はショックを受けて泣いたり悲観したりはします。でも、いろいろなところに相談して発散したり、専門家に助けを求めたりして、お母さんはさまざまなことを学びます。そうやって子どものことを苦しみながらも少しずつ受容し、子どもへの接し方もどんどん上手になり、プクプク…と浮上していくことが多いのです。一方、お父さんは、お勤めの関係などで、子どもと一緒に過ごす時間が物理的にとれないケースが多いため、専門家やドクターと接する時間もなかなかとれないまま、子どもに障害があるということを認める機会を逃してしまいがちなんです」■子どもが大きくなった時こそ父親の出番――お母さんはどんどん学んでいく一方で、お父さんは置いてきぼりになりがちなのですね。「夫婦で子どもに対する意識もスキルもどんどん離れていき、お父さんは家族の中で孤立してしまう…といった悩みを、お父さん自身から聞くことも多いんですよ。さらに、追い打ちをかけるように、一緒に過ごす時間が多いきょうだい児も、お母さんと一緒にどんどん学んでいくから、気がついたらお父さんだけがポツ~ン…って。でも、お父さんには、『お父さんにも教えて』と素直に言えないプライドがあるんですよね(苦笑)」――そうなると、お母さんは「じゃあ、もういいわよ! 私が全部やるから!」となるか、「この人にはもう期待しない」とコミュニケーションをあきらめちゃいそうですね…。「ただでさえ、お母さんは子どものことでいっぱいいっぱいなのに、夫にまで配慮していられない! という気持ち、よくわかります。でも、子どもが大きくなった時のためにも、ここはなんとかお父さんを積極的に子育てに巻き込む機会を早期にどんどん作った方がいいと思います」――子どもが大きくなった時のため、というのは?「発達障害というのは、男の子の割合が非常に多いのです。男の子の場合でも、小学校低学年くらいまでなら、お母さんの力でも主導権をにぎることができます。そのため、この時期ならば、お母さんのペースで日々の暮らしを仕切っていくことも、なんとかできるのです(まぁ、子どものタイプにもよりますが…)。でも、高学年くらいになると、お母さんが主導で物事をやっていくには限界があります。だって、男の子のトイレやお風呂に、高学年になっても一緒について行くわけにはいかないでしょう? その他、進路の問題や、思春期特有の難しい問題も出てきます。そうした時に、お父さんの出番となるのです。でも、急にその年齢になって『お父さん! お願いします!』と言っても無理なので、早い段階からどんどん子育てに巻き込んだ方が後々のために良いと思うのです」――なるほど。確かに健常児だって、男の子の思春期対応法は、お母さんには難しいですものね。では、夫を積極的に育児に参加させるには、具体的にはどうしたらいいのでしょうか?「大事な局面には必ず連れて行って、夫を頼る姿勢をみせてみてはどうでしょうか? 例えば、小児科や療育の面談など、ここぞ! という時は絶対に同席してもらうようにして、『あなたがいないと場がしまらない』とか『あなたがいないとちょっと心細い』とか頼ることで、男の人のやる気を引き出したり」――お母さんがお父さんのやる気をうまく引き出すということですね。「大事な局面に夫婦2人で参加した方がいいのには、別の理由もあります。例えば、一人でドクターへ面談に行った場合、聞くこと、答えること、話を受け止めること、書き留めること、即座に判断すること、これ、全部お母さん一人がやらなければならなくなります。専門家の時間は限られているので、いろいろ言われてワーッと終わっちゃうと、家に帰ってきた時に『あれが言えなかった』『これが聞けなかった』と不完全燃焼で終わり、悶々としちゃうことも多いのですよね。その点、2人いれば、お父さんが質問している間に大事なポイントを書き留めたり整理したりできるし、状況を客観的に見ることもできます。もちろん、直接先生と会って話すことで当事者意識が育つので、お父さんのためにもなると思います。そういう状況を作るのが、難しいご家庭もあると思いますが。可能なら…ということです」 ■疲れたり迷ったりしたら…心強いペアレント・メンターの存在――非協力的なお父さんを育児に巻き込むには、お父さんをわが子が集団にいるシーン(例えば、園や学校の普段の様子やイベントなど)に積極的に連れていくのが良いと聞いたことがありますが、どう思われますか?「お父さんは、集団の中にいるわが子の姿を見る機会が少ない方も多いので、理解をうながすには良い方法だと思いますよ。ただ一つ落とし穴があって、男の人って実はナイーブなので、集団の中で、わが子とほかの子どもとの違いを目の当たりにして、ガーンとショックを受けて落ち込んじゃうケースもあるんですよ。で、その後、お母さんがいくら誘っても、園や学校に行くのを避けるようになってしまった、そんな相談を受けたことも、たくさんあります」――すでにさまざまなことを乗り越えてきたお母さんとしては、「傷ついてる場合じゃないでしょう~!」と思ってしまいそうですが…。「お気持ち、よくわかりますよ(笑)。でも、男の人はそういう生き物と割り切って、『パパもショックだったよね。私も初めて見た時はショックだったんだよ』と寄り添いつつ、『うちの子みたいな子が落ち着けるように、こんな療育があるみたいだよ。一緒に見学行ってみない?』という感じに、だんだん専門領域の世界に引き込んでみてはどうでしょう?お母さん、大変ですね!(笑) たとえば、理論で入る男の人には、専門書をさりげなく渡してみるのもいいかもしれません。そういう方法で、実際に夫が協力的になったというご夫婦もいましたよ。――なるほど。専門書から理解を促すのは良い方法かもしれませんね。「お母さんは本当に大変だと思います。でも、これは大きくなった時に返ってくる「保険」だと思ってあきらめないで、早い段階から協力的な夫になってもらえるよう働きかけてほしいです。ここでガツンと切っちゃうと、夫婦関係が険悪になってしまったり、離婚という選択にもなりかねません。そういった例も、たくさん見てきました。逆に言うと、お父さん役も担っているシングルのお母さんは、大変な負担のなか、とても頑張っているんです。本当に、身体が心配です」――発達障害の子育てにおける、お母さんの負担はとても大きなものなのですね…。「そうですね。でも、しんどい時は、どんどん専門家に頼りましょう。もちろんママ友や先輩ママに頼るのも良いけれど、私は専門的な訓練を受けたペアレント・メンターをおすすめします」――ペアレント・メンターって何ですか? 「ペアレント・メンターとは、自分自身も発達障害の子育てを経験し、さらに相談支援に関する一定のトレーニングを受けた親のことです。私も資格を持っているんですよ。2010年から、厚生労働省もメンターの養成に力を入れています。発達障害の子育てに関する悩みや相談を抱えた親に対して、気持ちに寄り添い、その親にとって必要な情報(病院、療育、学校、福祉サービス、地域の情報など)を提供したりしています」――実際に発達障害の子育てをしている方だと、専門家とはまた違った安心感がありますね。「発達障害児の子育てでは、すべての情報が親に集中します。しかも、情報は多岐に渡ります。療育機関の専門家、医療機関のドクター、心理士、作業療法士、園や学校の先生、療育ママ友、家族、親せき、近所の人…いろいろな人から『ここが良いわよ』『これをしたら良くないわよ』という情報が、すごい勢いで入ってきます。そこから、親はわが子に必要なことを取捨選択するわけですが、そのプロセスは想像以上に大変です。ペアレント・メンターは親に寄り添い、一緒に情報を整理し、今後の道を一緒に考える役割を担うので、とても心強い存在になると思いますよ。同じ仲間として、先ほどお伝えしたような、お父さんへの上手な接し方などもアドバイスしてくれます。ストレスがたまったり、子育てに疲れてしまったら、こういった専門家に頼るのも手だと思います」■祖父母世代には、「専門家の意見では…」で対応――周囲には、義理両親(もしくは自分の両親)の子育てへの口出しに悩んでいるお母さんもいましたが、祖父母関係の相談は多いですか?「10年前くらいはとても多い相談でしたが、最近は少し減ってきたように思います。逆に、孫のことを理解しようと講習会に積極的に参加したり、自分も何とか役に立ちたいという祖父母の方も増えてきました。とはいえ、まだまだ『そんな子育てだから、子どもがワガママになるのよ』とか『もっと、こうしてみたら伸びるんじゃないの』とか、ひどい例では『うちの家系には、こんなことをする子はいない』といったことを言われてしまうことも残念ながらあります。そんな時は、大変つらいと思いますが、すべてキッチリ理解してもらおうと思わず、上手に受け流して、別のところでストレス解消をしましょうね。自分たちより長く生きて、自分のスタイルを確立している人たちの認識を変えることは、とても大変です。ただ、言われっぱなしも悔しいので『専門家に相談してすすめていますので見守ってください』などと、自分たちも自己流ではなく、ちゃんと考えて子育てしている、ということはアピールしておくといいかもしれません。で、ほかのところで毒を吐く(笑)。同じ思いをしている仲間は、意外にたくさんいますよ」――ちょっと極端な話ですが、お姑さんのちょっとした子どもへの体罰に悩んでいるお母さんもいました。良くないことをすると、手をつねって教えるという。「お嫁さんが『嫌だから止めてください』という言い方をすると角がたつから、専門家の名を借りてみてはいかがでしょう。たとえば、『専門家から、そういうことを続けるとほかの子に暴力をふるうようになるって聞いたんです』などと伝えてみるとか。もちろん、ただの『嘘』になってはいけないので、専門家にも、その件を相談してみる。『義理の母が、しつけと称して子どもの手をつねるんですけど、こういうことを続けていると、この子がほかの子をつねる可能性もありますよね?』と聞いて『可能性あるね』と言われたら、それを『お墨付きのアドバイス」』にする。専門家の意見と言えば説得力が増すので、さすがのお姑さんも自制するのではないでしょうか?『伝え方の工夫』、これは、発達障害児の子育てで、とても必要な力だと思います」――確かに、「専門家の意見では…」という言葉は効果ありそうですね。「私は、これを学校の先生対策にも利用していますよ。例えば、生徒を大きな声で叱る先生がいて、それが怖くて、指示されても全然動けなくなった子がいるとします。そんな時、『児童精神科の先生に相談してみたら、大きな声がすごく苦手みたいなので、席を後ろにしていただけませんか? もしくはイヤーマフをつけさせてもいいですか? このままだと学校に行けなくなって不登校になる可能性もあると言われたんです』というふうに。親が『大きな声で叱るのはやめてください』とだけ言うと、ただのクレームみたいに思われてしまうけど、専門家の指示であれば対応せざるを得ないでしょう。周囲を上手に説得したい時は、専門家の意見を上手に借りるのも一つの手だと思いますよ。『伝え方』を工夫をすれば、双方の関係は悪化せず、子どもの状況が改善される…そんなケースを、私はたくさん見てきました。こうして見てくると、お母さんには、たくさんの力が要求され、本当に大変ですが(涙)、一緒に励まし合って、乗り越えていきましょうね!国沢真弓さん プロフィールフリーアナウンサー、自閉症スペクトラム支援士、一般社団法人 「発達障がいファミリーサポートMarble」 代表理事<役職>ペアレント・メンター、三鷹市相談支援事業「ママサロン」相談員 、三鷹市知的障害者相談員、三鷹市発達障害児親の会「モンブランの会」会長、社会福祉法人「清陽会」評議員、児童発達支援施設「すこっぷ調布」アドバイザー、三鷹市教育支援推進委員会委員。<経歴>都立新宿高校、聖心女子大学文学部歴史社会学科を卒業。富士通株式会社を3年勤務後、アナウンサーに転向。NHKテレビ「きょうの料理」「婦人百科」の進行を約10年務めたほか、多数のテレビ・ラジオ番組に出演。海外特派員、番組企画構成も担当。ナレーション・司会は各500回以上務め、厚生労働省主催「世界自閉症啓発デイシンポジウム」の総合司会を毎春担当。「3歳までの子育ての裏ワザ」「こんな時どうする?子どもの友達・親同士」(PHP出版)など共著多数。<現在の活動>一般社団法人「発達障がいファミリーサポートMarble」代表理事として、「発達障害」や「伝える力UP」といったテーマでの講演を、全国で行っている。また、「ペアレントメンター」として保護者や支援者の相談に応じるほか、障害児の家族が気軽に参加できるイベントやお喋り会の開催等を行い、家族の元気を応援している。(詳しくはホームページをご覧ください)。取材・文/まちとこ出版社N
2018年01月14日赤ちゃんや子どもの大好きなものの1つが…そう、メガネ! 抱っこをしていて、不意にガッと奪い取られそうになったことがあるパパ、ママ多数のことと思います。壊れやすいのもメガネ。きたあかりさんのムスメさん1歳に纏わるママのメガネあるあるエピソードです。ムスメとメガネこんにちは、きたあかりです。ムスメが大好きなものといえば海苔、バナナ、りんご、サンマなどが挙げられますが、食べられないもの…まあなんでも食べるんですけど…の中でダントツはメガネです。もうね、大好きすぎて。愛が深すぎて。すでに三本目です、メガネ。普段コンタクトで過ごしている事が多いのですが、寝る前や朝メガネで過ごしているとてきめん奪われます。必死に顔を背けても無駄な抵抗です。かけていない間も机や棚の上に避難させていたはずが、いつの間にかイスやオモチャを踏み台にして取ってるという…子どもを産んであらためて思いました。やっぱ裸眼っていいなあって…。出先で天災などに見舞われた時も視界に困らない安心感はもちろんのこと、メガネだとかけたまま添い寝しにくいし、奪われるし、折られるし、逆さにかけさせられるし、裏っかえしでレンズをまぶたに押し付けてこられるし、得意げにかけてドヤ顔されるし、色々困るんです。何よりも一番イヤなのは…隣で眠る子どもの顔がよく見えないんですよね。それが一番残念というか損してる気分になるので、メチャメチャ至近距離で見ながら寝ます(笑)そして朝には、ムスメが持ってきてくれた指紋だらけのメガネをまたかけるのでした。
2018年01月14日こまめものまめも「お母さん大好き」と言ってくれるのがとても嬉しいのですが、たまに2人で「私の方が一番好きだ!」と言い合って三角関係の構図みたいになってます(汗)。そしたら、とうとうこまめが「ゼロ番に好きだ!」と言い出して、さあ大変。こういうかけあい(?)みたいなの私もやったなぁって思って(笑)なつかしくなっちゃいました(笑)。ちなみにお父さんはたぶん3番目かな?(笑)よく順位が変動します。
2018年01月13日こんにちは! イラストレーターのにわゆりです。ウーマンエキサイトをごらんのみなさん、新年明けましておめでとうございます!本年もメンズかーちゃんをどうぞよろしくお願いいたします。さて、お正月の食べ物といえば「おもち」ですよね。わが家の子どもたちはおもちが大好きです! でも、おもちを食べさせるのってすごく怖いんですよね。特にキーちゃんはまだ小さいので、限りなくおもちを小さくし、のりを巻いて食べやすくしています。それでも不安なかーちゃんは、おいしく食べている子どもたちの背後でのどにつまらないように監視しているのですが…出した瞬間、小さなおもちを全部口の中へ詰め込んだキーちゃん…。詰めすぎて口からちょっと出てるー(汗) あまりの速さにかーちゃんびっくりのまま、一度ティッシュへ出してもらいました。注)今回もかーちゃんがしっかり確認している中での出来事です。子どもがおもちを食べる時は十分気を付けてくださいね。まったく油断も隙もありゃしない… 子どもたちが食べ終わるまでかーちゃんは気が気じゃありません…こんなにヒヤヒヤする食べ物はありませんね。(汗)それでもおいしいおもち! 子どもも安心して食べられるおもちレシピ、みなさーんぜひ教えてください!
2018年01月13日こんにちは!イラストレーターのコイズミチアキです。今回は、ずっとこれで大丈夫なのかな…と不安に思っていたことについて描いています!以前発熱でお休みをした時、アニメを流しながら延々とおままごとをしていたムギ。この子は産まれながらのインドア派…!!と痛感しました。とはいえ、インドア派になってしまったのには心当たりがありました…。この他にも、流行りのペダル無し二輪車に乗せてみたところ何度やっても一瞬で倒れ込んでしまい、娘の運動神経の無さを再び思い知りました。その後、母は恐ろしい事実を知ることになります。親一人子二人で公園に行くって結構しんどい!!ということが、やってみてよーくわかりました。普段は自宅で仕事をしているので、1日じっとしていことも多々あり、お陰様で良い運動になっています…。
2018年01月12日子どもといると、その場その場で瞬間的に選択しないといけない場面が多々あるように思います。朝ご飯にパンを出せば「ご飯がいい!」と言われたり、さっきおやつを食べたばっかりなのに「おやつ食べたい!」と言われたり、お店の入り口に置いてあるガチャポンを「やりたい!」と言われたり……。理不尽でむちゃくちゃな要求をポンポン私に投げてくるんです。そのたびに私はいつも、どこまで子どもの言うことを聞いてあげたらいいのか悩みます。 なぜなら……「甘え(させ)る」のと「甘やかす」のとは違います!という言葉が頭をよぎるからです。よく聞きますよね。「叱ると怒るは違います」とか「褒めるとおだてるは違います」といったこの手の理論。子どもの「こうしたい!」という意志がこちらの意図してるものと違った場合、それを「自己主張」と捉えるか、「ワガママ」と捉えるか、その境界線がよくわかりません。一体どこまでが自己主張で、どこからがワガママなんでしょう。ましてや、子どもの主張することをこちらが飲んだ場合、それが「甘やかし」になるのか、子どもの心に「寄り添う」ことになるのかもよくわかりません。朝ご飯にパンを出したのに「ごはんがよかった!」と泣かれて、「わかった、ご飯にするね!」ってご飯を出し直したら甘やかしてることになるのでしょうか。習い事を「やめたい!」といって泣いて嫌がるのでやめさせたけど、それじゃぁすぐに折れちゃう根気のない子どもになるんでしょうか。子どもの主張も聞いてあげたいと思うけれど、どこまで聞いたらいいのか、先が見えないからこそ、ひとつひとつの選択がこれで大丈夫なのかと不安になっちゃうんですよね。「どこまで聞いてあげればいいのか問題」は、長らく私の悩みどころだったのですが、去年ピーンと来たことがあったんです。次男の6歳のお誕生日、おもちゃ屋にプレゼントを買いに行った時のことです。次男はプレゼントにラジコンを欲しがっていたので、三男も連れて幼稚園の帰りにオモチャ屋さんに買いに行きました。しかし、プレゼントを選ぶ次男の姿は、3歳の三男からしたら納得がいかないわけです。お兄ちゃんは買ってもらえて、自分だけが買ってもらえないことが理解できず、「お誕生日とはそういうものだ」ということがまだ分からないお年ごろの三男。「俺のも買って〜〜!!」と泣きわめきました。なんとか説得してなかば引きずるようにしてオモチャ屋をあとにしたのですが、その後もラジコンで遊ぶ次男を見ては泣き、ケーキのロウソクを消す次男を見ては泣き、三男にとっては終始涙涙の一日となりました。結局この日私は三男に「次男のお誕生日だから」と言い聞かせ、三男にはなにも買わずおもちゃ屋を去りましたが、私がこの選択した理由は、「ここで折れたら三男を甘やかすことになる」と思ったのと、心のどこかにある「子どもを甘やかしてる親だと思われたくない」という自己防衛でした。片方は満面の笑みだけれど、もう片方は号泣。幼い兄弟がいるとお誕生日会もなかなか難しいと思った出来事をブログに書いたんです。そしたら、この記事に集まったコメントが意外だったんです。てっきり「それで正解! 甘やかしはよくない!」という賛成コメントが集まるかと思っていたのですが、意外にも「実は私も……」派が存在したのです。同じように、下の子に泣かれて困ったママが「実は私、モメるのが嫌だから下の子たち用にも小さいプレゼント用意してます(もしくはしてました)」と白状してくださったり。はたまた「実は私小さいころ、姉のお誕生日にゴネて自分もプレゼント買ってもらってました」という元当事者まで現れたんです!私、この方たちの出現に救われたんです! ホッと肩の力が抜けたんですよね。「なぁぁぁんだ!!」って。しかも、元・ゴネてプレゼントを買ってもらった当事者の方たちに共通していたのは、兄弟の誕生日にゴネてプレゼントを買ってもらった思い出が「温かい思い出」として胸に残っていることでした。もちろんそれが「本当はダメなのに聞き入れてもらえたこと」も理解しています。また下の子たちにもプレゼントを用意しているママたちも、きっと公言したら「甘い親だと思われるだろうなぁ〜」と思いつつも「ま、泣かれるより小さいプレゼント渡したっていいじゃん!」と笑い飛ばす姿に不思議と元気をもらえました。リアルタイムで子育てをしている私たちからしたら、一事が万事。「今この瞬間のコレを聞き入れてしまったら……」とか「泣けばなんでも通用すると思われるちゃいけない」とか色々と先のことを心配して迷ってしまいがちです。しかし、仮に泣いてゴネて買ってもらったとしても、それが子どもの長い人生において重要な支障をきたすこともないような気がしてきました。要は「トータルで見てどうか」なのかなと思うのです。「過ぎてみればいい思い出」ってたくさんありませんか?少なくともブログにコメントをくださった方にとっては、ゴネて買ってもらっちゃったお誕生日の経験が温かい思い出となって心に残っていました。となると、なんだかもう私は甘やかしと甘えさせるの違いがよくわからなくなってきました。そして、あまり頭で考える子育てをしなくてもいいような気もしてきました。子どもたちが大きくなったときの思い出が「ママはいっつも俺の言うことを聞いてくれなかった」という思い出で埋まっているよりも、「あのとき、今考えるとむちゃくちゃだったよな〜」って家族で笑えるエピソードで詰まってるほうがいいなと思いました。もちろんこれは「何かを買う」「買わない」のことを指しているわけではありません。ただこのことをきっかけに、私はゆる〜くその場その場で選択することに後ろめたさを感じなくなりました。「その場の雰囲気」や「子どもの様子」または「母親である私の気分次第」などその時その時で「いいよ」と言うも「ダメ」と言うも選択がブレたとしても「自分は甘い親だ」と不必要に罪悪感を感じる必要はないと思うのです。そして、こう思ったのにはもうひとつ理由があります。その話は次回に……。
2018年01月11日「メンバーの一人がスーパーでレジのアルバイトをしている時、赤ちゃんを抱っこした女性のお客さんがお会計を済ませようとしていたところ、赤ちゃんが大きな声で泣き出してしまったそうなんです。お客さんは、赤ちゃんをあやしながらもお会計をしなければならず困っていて。そしたら後ろのお客さんがお母さんに『早くして』と急かしていて、悲しいなと思ったのと同時に、「ゆっくりでいいですよ」、そう伝えたかったけど、その時は何もできなかったそうです。その話を聞いて、メンバーで何か赤ちゃんのためにできることをしたいねって話し合ったんです」。友人の本間朱莉さんから聞いたエピソードを話してくれたのは、北海道旭川商業高等学校に在籍する塚原眞由さん(17歳)。3人1組で行う学校の課題研究の授業で、本間さんの体験をきっかけに、赤ちゃんのためにできることを探していたところ「WEラブ赤ちゃん」プロジェクトを発見。旭川でも広めたいという連絡を、発案者の紫原明子さんとウーマンエキサイト宛に頂きました。メンバーは、塚原眞由さん、本間朱莉さん、水野里咲さんの3人。進路が決まった3人の高校生活最後の課題研究です。自分たちが母親になった時を想像してみたどんなことをするのか、1から考え始めた3人がまずしてみたのは、自分たちが母親になる時を想像すること。赤ちゃんを抱っこして買い物をしたり、バスや電車に乗ったり…。“狭い環境で赤ちゃんに泣かれてしまったらどうしよう”。そんな気持ちが頭をよぎったそうです。発案者の紫原さんに企画書を作ってみてはどうかと提案され、慣れない企画書作りにも挑戦してくれました。そして、完成し送られてきた企画書のファックスがこちら。「氷点下41度でもあたたかい街」。そんな素敵なコンセプトが完成しました。■限られた時間の中で街頭インタビューも街の声を聞くために、授業中の限られた時間の中でインタビューにも出かけてくれました。「20人くらいの方にお話を聞きました。はじめはママたちにWEラブ赤ちゃんプロジェクトをどう思うか聞いてみたところ、ほとんどのママが『泣いてもいいよと言ってもらえるとありがたい』『子どもが成長したから今は大丈夫』『周りに迷惑を掛けてしまうという不安から、子どもを連れて歩くのが難しい』と控えめなコメントが多かったんです。途中から、ママにどう思うか聞くのではなくて、ママ以外の人に聞かなきゃダメなんだと気づきました」と塚原さんは話します。そこで、バスを利用する女性に話を聞くと「泣いている赤ちゃんを焦ってあやすお母さんに遭遇したことがある。自分は泣いてもいいよと思っているけど、周りの目もあるから言えないのよね」と話してくれたそう。また、ある男子学生は「赤ちゃんを泣き止ませてあげたいと思う気持ちはあるけど、恥ずかしくて行動に移せない」と複雑な思いを話してくれたそうです。予期せぬタイミングで泣いてしまうこともある小さな赤ちゃん。わが子を泣きやますことのできないママたちが周囲に申し訳ないと思って居るのに対し、周囲の人たちは「大丈夫だよ」と声を出して応援したいけれど、周囲の目もあってなかなか大きな声で言えないでいる。そんな構図に気づいたそうです。■旭川の言葉で「泣いてもいいよ!」を広めたいせっかく旭川で広めるならば、とすでにプロジェクトに賛同した三重県が「泣いてもええんやに!」という方言とともにWEラブ赤ちゃんプロジェクトを広めていたのを参考に、3人も日ごろ使っている方言を使った「泣いてもいいべさ~」という吹き出しのポスターを作りたいと思い、制作することに。「泣いてもいいべさ~」は「泣いてもいいよね、仕方ないよね」そんなニュアンスが含まれていると言います。普段から授業で画像の加工ツールなどを使っていたこともあり、ウーマンエキサイトの許可の元、吹き出しのデザインを自分たちで修正し、旭川限定のオリジナルポスターを作ってくれました。■卒業最後にあじわえた達成感完成したポスターは、事前に許可を取ってくれた商業施設などに貼る予定とのこと。クラスメイトからも「かわいい」と好評だそうです。「実際にポスターを作り、自分たちが想像したものが形になったら、とても達成感がありました」と塚原さん。WEラブ赤ちゃんプロジェクトを運営するウーマンエキサイト編集部も、塚原さんから送られてきた写真にとても温かい気持ちになりました。塚原さん、本間さん、水野さん、「WEラブ赤ちゃん」プロジェクトを応援してくださって、本当にありがとうございました! ※今回の取り組みはウーマンエキサイトの許可のもと、特別に旭川版のポスターを制作して頂きました。通常イラストデータを無断で利用し、変更することはご遠慮頂いております
2018年01月10日不妊治療を2005~8年に受けた中村こてつさんの体験談をシリーズでお届け。お腹の中で卵子を育てるために定期的に注射を続けるこてつさん。はたしてその結果とは…。お腹の卵は何パック?卵を育てるため、激痛の注射を打ちました。妊婦さんに囲まれながら、地元の産婦人科に通い、毎日打ち続けました。たくさんの卵が順調に育っているのか、お腹が張ってくるのを感じます。7日目、クリニックで超音波検査をしました。卵胞(卵子の入っている袋)の数は左右合わせて約30個ありました。そりゃ、お腹も張るわ。大きい卵胞で18mm程度になっていました。OHSS(卵巣過剰刺激症候群)の可能性も?採血の結果、2日後に採卵が決定しました。その後、看護師・培養士より説明を受けました。オットの精子は、人工授精のときと同じく自宅で採取します。てっきり病院で活きのいい精子を採るもんだと思っていたので拍子抜けしました。男性は、こんなときぐらいしか治療に関わっていると実感できる時はないのに、なんだか悔しくなりました。いやいや、採卵の日は、会社を休んで付き添ってくれるというオットです。ありがとうと言わねば(笑)。培養士によると、今回の私の場合、OHSSになる確立は高いとのこと。〔OHSS(卵巣過剰刺激症候群):卵巣が腫れたり、同時に排卵することで腹水がたまったり、重症になると胸水も溜まる。血液濃度が濃くなって、血栓(脳梗塞などの心配)ができやすい。※医者より説明された内容で筆者が記憶しているものです。〕30個近くの卵は採卵で全て採るわけではなく、未熟なものはそのまま残します。その残した卵が後々、排卵したりして腹水が溜まることがあるそうです。治療仲間で20個採卵した人はOHSSになった話も聞いていたので、ドキドキしてきました。そして採卵は、卵の数が多ければ多いほど時間もかかるし、角度を変えるため何度も針を刺し直すそうです。膣壁には局所麻酔をするけれど、卵巣には麻酔ができない…ということで痛いらしい。うーん、うーん。怖いよう。怖さから、オットへの恨み節が再燃しました。(笑)その日の夜、地元の産婦人科にて排卵させるための注射を打ちました。いよいよ採卵当日採卵日当日になりました。朝6時半に起床。採精のため、オットを一人寝室に残し、シャワーを浴びました。無事にオットの精子、確保。痛み止めの坐薬を入れて、クリニックへ向かいました。クリニックに到着後、ほどなくして看護師さんに呼ばれました。安静室と呼ばれる部屋で血圧を測定後、下半身裸になり、上から手術着を着用しました。歩いて隣の手術室へ移動します。足を台に乗せ、大股開きになります。普段の診察はカーテンがあるのに今日はありません。ドクターの顔が股越しに見えます。そして私のお股にはスポットライトが。…なかなか、いや、かなり恥ずかしかったです。いよいよ採卵が始まります。※私が長男を妊娠するために不妊治療をしていたのは、2005年11月~2008年10月のことです。また、この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2018年01月10日我が家の小2男子・長男。起きてすぐはもちろんのこと、日中も室内にいるときは基本的にヒーターの前に張り付いて動きません。そんな寒がり長男ですが登校時間になると半袖に着替え、夏用の薄っいジャージをはおります。たとえ記録的な寒波でも、雪が積もっていても、半袖+薄い上着という軽装スタイルで登校し、休み時間になると半袖で遊びます(笑)。家と外での違いが激しい長男。ツッコミどころ満載です(笑)。
2018年01月10日大人もダラダラと過ごしがちな正月休み。年末年始の慌ただしいような、ゆったりしているような空気に浸りすぎると、お休み明けの仕事がつらいですよね。その思いは子どもも同じです。それまでニコニコ通っていたのに、長い休み明けには、子どもが突然泣きじゃくって登園をしぶるようになるケースが見られます。登園しぶりは親にとってもつらいもの。そんな時にどうすればいいのか、解説しましょう。■第1関門:泣いてもごねても、何とか園までたどり着こう!保育園でも幼稚園でも、預けはじめの頃は大泣きする子も多くいます。また、4月入所・入園の子の場合、5月のゴールデンウィークにママとパパがお休みで一緒に長時間過ごしてしまうと、また一からのスタートになってしまうことも。そんな時期を過ぎ、ニコニコしながら子どもが通えるようになって、親が油断している頃に迎えるお正月明け。登園しぶり再び! です。「行きたくない」と玄関で駄々をこねて靴をはかなかったり、保育園や幼稚園の門でジタバタして入ろうとしなかったり。大泣きのわが子を見ると、かわいそうやら早く預けてしまいたいやら、親心も複雑です。正月明けの登園しぶりであっても、基本は預けはじめの頃と同じです。泣いても心を鬼にして残して行きましょう。ママやパパから離れない子は先生にはがしてもらい、「バイバイ」をします。保育園や幼稚園まで連れて行けば、先生という強い味方がいるので、そこを目指してなんとか家を出て向かってくださいね。登園しぶりが心配な時には、できればいつもより余裕をもって早めに行動しておくと、イライラせずに対応できるのでおすすめです。■第2関門:心を鬼にして、さっさと立ち去り振り返らない!泣きじゃくるわが子を置いて去るのはとてもつらいものです。でも、後ろ髪をどんなに引かれても、登園をしぶっている時には振り返らないようにしましょう。ほとんどの子が保育園や幼稚園に着いてママやパパから離れたら、もう諦めなければならないことはわかっています。「ママ〜!」と泣いていても、心は半分以上、園へ向いているものです。そんな時に、ママが振り返って顔を見せてしまうと、また「やっぱりママがいい〜」と気持ちがぶり返してしまいます。預けた途端、子どもが泣きやむこともあります。泣き声が聞こえなくなって「あれ?」と振り返ってしまいたくなる気持ちもよくわかります! でも、泣きやんでも子どもはこちらをジッと見ていることも。ママが振り返った途端、また泣き始める可能性もあるので、「泣きやんだのは、子どもが気持ちを切り替えられた証拠」と思って、振り返らずに外へ出てしまいましょう。 ■第3関門:誰も悪くない! 先生にどんとお任せしよう子どもを預ける時に泣かれると、「こんなに泣かせてまで仕事をする意味はあるんだろうか?」「ここまで泣くなら、お休みさせたほうがいいんじゃないか?」と考えてしまいますよね。何日も続けて泣かれてしまうと、預ける自分が悪いんじゃないかと責めてしまう方も多いのではないでしょうか。預けることは悪いことでもなんでもありません。保育園でも幼稚園でも、ママやパパから離れて過ごすことで、多くのことを子どもは吸収しています。また、案外子どもは、ママやパパから離れればケロッとして楽しく遊んでいることがほとんどです。先生はプロなので、そのままお任せしましょう。登園をしぶっても、心を鬼にして振り返らずに去ることは悪いことではありません。もし、登園時に少し時間があれば、離れる前にギュッと抱きしめてあげてください。「5つ数えてギュっとしたらバイバイね」と秒数を決めて抱きしめてあげると、すんなりお部屋に入ってくれることも。たとえ、それで離れなかったとしても、ママやパパがギュッとしてくれたことを子どもは覚えているので、安心感をもって保育園や幼稚園で過ごせるようになりますよ。ママやパパもつらい登園しぶり。お正月明けの登園しぶりは数日でおさまることが多いので、少しの辛抱と思ってパッと離れるように乗り切っていきましょう!
2018年01月08日筆者の息子が発達障害の疑いをかけられた時、ネットにかじりついて情報収集する中で、たどり着いたのがABAという療法でした。ABAとは、アメリカの心理学者スキナーが創始した学問体系のことで、日本語では「応用行動分析学」と呼ばれます。人の行動の原因を内部(心)ではなく、人を取り巻く環境に求める考え方で、自閉症など発達障害の子どもに非常に有効なアプローチ法とされています。最近では、このABAを取り入れた療育療法が非常に多くなっています。でも、専門書を読んである程度の考え方は理解したものの、「具体的にどう子どもに接したらいいのか?」はわからずに困っていました。そんな中、とても役立ったのが、shizuさんの著書「発達障害の子どもを伸ばす 魔法の言葉かけ」(講談社)でした。発達に遅れがある子どもへの具体的なアプローチ方法が書かれており、日々の生活の中で、子どもとの関わり方にたくさんのヒントを得ることができました。しかも、その考え方は、発達障害だけでなく上の子(定型発達)の子育てにも同じように役立ったのです。著者のshizuさんの息子さんも、3歳の時に自閉症スペクトラムと診断されており、ちりばめられたご自身の体験エピソードには、とても重なるところがありました。「私だけじゃない」「やればできるかもしれない」ととても励まされたのです。そんなshizuさんに、「ABAを利用して発達障害の子どもを伸ばすにはどうしたらいいのか?」をテーマにお話をうかがいました。■3年間できなかった滑り台、ABAでたった30分で滑れるようになっちゃった!?――ABAは素人が専門書を読んで理解するにはなかなか難しい学問ですが、わかりやすく言うと、shizuさんはABAをどういうものだとお考えですか?「私は、ABAは親子の関係を笑顔に導く1つの学習方法だと思っています。子どもが生きやすく生きるために、「できないこと」を「できた」に導きやすくする有効な働きかけだと思います」――具体的には、どんな手法なのでしょうか?「ABAの醍醐味のひとつに、スモールステップというものがあります。これは、ひとつの課題をできるだけ細かいステップに分け、1回の目標達成レベルを低くして、そのステップを一つ一つ達成しながら成功体験を重ねていくというもの。それが子どもの自信となって大きな課題達成につながるというわけです。この手法で取り組んでいくと、まるで魔法みたいに、全然できなかったことがコロッとできるようになっちゃったりするんですよ」――著書の題名も「魔法の言葉かけ」ですものね。実際に、魔法のような出来事はありましたか?「私が関わった子で、滑り台がまったくできない子がいました。3歳の時に滑り台でひどい尻もちをついてしまって、以来3年間、滑り台を断固拒否していたんです。でも、身体的な原因ではないし、私はその子の様子を見ていてできる可能性は十分あると思い、スモールステップで取り組んでみました。そしたら、たった30分足らずで滑れるようになったんですよ!」――3年間できなかったことが30分で!? 具体的にはどうやったのですか?「目標値を滑り台の下の方から、70センチくらいに設定し、ちょっとずつ登って滑ることを繰り返しました。その都度「すごい! ここまでこられたね!」とほめて、だんだんと目標値を高くしました。下の方から登れば、手を離すだけでスーッと滑りますよね? だから少しずつ滑り台の感覚を楽しめると思ったのです。私も後ろからついて子どもの恐怖心を和らげました」――なるほど。逆から少しずつ滑らせて、恐怖心を取り除くというワケですね。「滑り台の上まで登れたお子さんを見て、ご両親は本当にうれしそうで、何度もほめていらっしゃいました。そしたら、その子はすごくうれしくなって、1つできたことから自信がどんどん広がったんです。大きく揺れることを拒否していたブランコも大きく揺らして乗れるようになり、ジャングルジムも2段目までが精いっぱいだったのに、一番上まで登れるようになったんです。これ、全部その日のうちにできるようになったんですよ。その後、市内の滑り台めぐりをして、児童デイサービスでの散歩の時間にも『滑り台のある公園はありますか』とリクエストしたそうです。それまで、その子はあまり自分のやりたいことを積極的に言うタイプじゃなかったそうで、ご両親は積極性が出てきたこともとても喜んでいました」――自分ができたことはもちろん、お父さんとお母さんにほめられたことが、ものすごくうれしかったんでしょうね。「子どもにとって、親のほめ言葉は何よりのご褒美です。どんなささいなことでも、できたことに対していっぱいほめてあげてほしいです」――スモールステップを成功させるコツはあるのですか?「まず、親が『できる』と信じること。子どもは親が思っていることを敏感に察知するので、信じて『できるオーラ』を送ることが大事です。だからと言って、親のエゴで『この歳で滑り台ができないなんて恥ずかしい』とか『みんなができるんだから』というのは違いますよね。それは、親が子どもを思い通りにコントロールしたいと思っているだけ。そうではなくて、滑り台って本来、子どもにとってとても楽しいモノ。その楽しさを味わえたらいいよね、というイメージをふくらませてほしいです」――親のエゴを押し付けるのは違う、ということですね。「言葉かけも大事です。親目線で『やってごらんなさい』と言うのではなく、子どもと同じ目線になって『ちょっとやってみようよ! 〇〇ちゃんならきっとできると思うな』という感じで。NHKの歌のお兄さんやお姉さんみたいに、思わず子どもの気分が乗っちゃうようなノリやテンションで盛り上げるのもコツですね」――子どもがチャレンジに不安を感じたら?「子どもが不安を感じていたら、まずは、不安に寄り添ってあげることが大切。いったんはスルーして、気分が戻ってきたら『ちょっとだけやってみる?』とうながしてみてはどうでしょうか? 時間を空けるとスルッとできちゃうこともあるので、1回であきらめずに何回かはトライしてほしいですね」――でも、もしそれでもダメだとしたら…?「たとえ滑り台の一番上まで登れなかったとしても、『ここまでできたんだね! すごいね!』と、必ず成功体験で終わりにしてあげることが大事です。『あとちょっとだったのに!』という捨てセリフは厳禁。どんなにわずかでも、自分で踏み出せてそこまでできたということを、まずは認めてあげてください。また、ちょっと難しそうだったら、子どもの苦手な動作を背後から補助するような形で、親が少しだけ手助けしてあげることも有効です」――他にうまくいかない課題に取り組むときに心がけた方がいいことはありますか?「子どもの興味あることに寄り添って、課題の設定を工夫することも大切だと思います。例えば、こんなお子さんがいました。その子は平仮名を覚えるのが苦手で、カードで『あ』『い』『う』…と教えても、上の空で全然頭に入らない。そこで、その子が大好きな戦隊モノを利用することにしました。戦隊キャラの写真と名前(平仮名)をゲーム感覚で一致させて、その子の興味を引き出す仕掛けを作り、平仮名を読む行為自体が楽しくなる方法で取り組んだのです。そうしたら、その子はどんどん平仮名を覚えて、後にお母さんから『文章も読めるようになりました!』と報告がありました」――「教える」というより、その子の「興味を引き出す」仕掛けを作る。そして、それが楽しいと思えれば、後は、自らどんどん吸収してくれるというわけですね。親もそんな子どもの成長がうれしい。子どもも笑顔&親も笑顔、親子の関係を笑顔にする、まさにウィン・ウィンの方法ですね。 ■ABAを行ううえで、親が気を付けるべきこと――スモールステップがとても有効なやり方だということはよくわかりました。では、課題を少しずつクリアしていけば、何でもできるようになるのでしょうか?「いいえ。一点注意しなければいけないのは、何でもかんでもスモールステップで繰り返しやれば身に付くわけではないということです。滑り台の例のように、ちょっとした勇気やきっかけ作りでクリアできそうな課題はスモールステップが有効です。でも、平仮名の読み書き、算数など、さまざまな工夫をしてもどうしてもうまくいかない場合、もしかしたら学習障害が絡んでいる場合もあるかもしれません。その場合は、『これは生まれ持った特性なのでは?』と考えを切り替えることも大切です。そのことも頭にとめておいてほしいです(文字の読み書きにはビジョントレーニングが有効な場合もあります)」――ほかに、ABAを行ううえで気をつけておくべきことはありますか?「よく、家で机に座って子どもにガッツリABAの課題をやらせる、という話も聞くのですが、体を動かすことや外に出て五感を生かすことも大切にしてほしいと思います。五感を働かせることは、視機能、脳機能を伸ばすのにも大切だと思いますよ。あと、ABAはちょっと間違えると、『指示して動かす』ということに終始しがちな危険性があるので、子どもに選択させることを常に意識してほしいと思います。例えば、どんなに障害が重いお子さんであっても、食べ物の好き嫌いはあるはずです。『はい、お菓子よ』とあげるだけではなくて、『どっちが食べたい?』と選ばせる。選ぶというのは楽しみでもあるので、どんなにささいなことでも自分の意思で選ぶという体験を重ねてほしいと思います」■客観的視点が大事! ABAは親子の笑顔を引き出すアプローチ――最近では、ABAの認知度が高くなって、家で実践している方も多くなってきたようです。でも逆に、それがうまくいかないと、自分と子どもの努力不足だと追い詰められてしまう方もいるようですが…。「確かに、向き不向きがあるかもしれません。そんな時は、そもそもABAは子どもの笑顔を引き出すアプローチということを思い出してください。そこを外れて『なんでできないの?』『どうしてあなたはいつもこうなの?』というふうになってしまったら本末転倒ですよね…」――私もそんな時期がありました(苦笑)。つい「あなたのためなのよ!」と力が入ってしまって…(苦笑)。「私もそうだったのでよくわかりますよ。でも、お母さんが『これができないと困る』と思って一生懸命やっていても、子どもは全然困っていなかったりするんですよね(笑)。困っているのは、子どもじゃなくて、実はお母さんの方。お母さんが、他人からどう見られるかを気にしてやっていることの方が多い気がします。そんな時は、ちょっと立ち止まって『今の私って人の目を気にしてる?』と自分のことを客観的にみることが大事です」――確かに(苦笑)。当時は、「普通に近づけたい」という私のエゴが、常に頭のどこかにあったように思います。「私も息子が自閉症と診断された当初は、とにかく『普通に近づけたい』と夢中になっていた時期がありました。でも、その結果、課題をなかなかクリアしない息子を追いつめ、見事に失敗しましたけどね(苦笑)。普通にこだわったり、周囲からどう思われるかにとらわれると、子どもの悪いところ・できないところばかりが目についてしまい、悪循環に陥っちゃうんですよ」――そういう時って、もはや自分のことが見えなくなっているはず(汗)。自分のヤバさに気づくサインはありますか?「常に子どもが教えてくれるはずです。子どもに笑顔があるかどうかです。子どもに笑顔がなかったら、きっとその時、お母さんにも笑顔がないと思いますよ。お互いに笑顔がないのなら、家庭でのABA(療育)はいったんお休みしましょう」――いろいろお話をうかがっていると、もちろんABAは子どもの力を伸ばす可能性に満ちているけれど、それ以前に、お母さんの心の健康の方が大事という気がしてきました。「そう。子どもうんぬんよりも、まずはお母さんが自分自身を大切にすることが何より大事。だって、同じことが起こっても、自分に余裕がある時は『あらま~』って笑えるけど、余裕がない時だと『何やってんのよ!』って怒っちゃったりするでしょう? 物事をどう受け取るかはすべて自分次第なんですよ。借りられる手は全部借りて、まずは、お母さん自身の心を満たすことを考えましょう。子どもが見たいのは親の笑顔ですから。あと、何もかも完璧を求めすぎず、『まぁ、いいか』というゆるい心を持つことも大事です」――確かに、発達障害の子育てで「ゆるさ」は大切ですね。発達障害児のお母さん(私?)って、常に、子どもの将来の心配をするのが癖のようになっちゃっているのですが、ここらへんはどうしたら?「みなさんが不安に感じているのは、まだ、実際には起きてない予期不安ですよね? だとしたら、起きてない不安を延々と考えて苦しむのはムダじゃないですか?まずは、不安を感じているという自分の気持ちを『~って思っちゃうんだね。わかるよ』と認めて受けとめ、『また出てきたあ! 私って本当に悲劇のヒロイン好きだわ~』って笑い飛ばしちゃうのもひとつの方法です。思考癖に気づくことが大切です」――先のことは誰にもわからないはずですものね。「もう、『なんか知らないけど、この子はきっと大丈夫!』と決めてしまいましょう(笑)。先のわからないことはプラスに考えた方が楽しいし、それに、人はみな、決めてから行動を起こすでしょう? だったら、『大きくなった子どもの笑顔を思い浮かべ、今、サポートできることは?』と応援団として行動を起こすのです。それでも不安に押しつぶされそうになった時は、どうか、この言葉を思い出してみてください。それは、『今の子どもの姿がすべてではない』ということ。これは、私がお守り代わりに心にとめている言葉です。親が信じて、コツコツ働きかけていれば、きっとうれしい成長があります。今の姿だけを見て将来を悲観せず、子どもの可能性を信じて、楽しく働きかけていきましょう!」「今の子どもの姿がすべてではない」――著書を読んで以来、私がずっと心にとめている言葉です。shizuさんのこの言葉は、いろいろな局面で私の心を楽にしてくれました。子どもの可能性を信じてコツコツ働き続けることの大切さ、そしてそれ以上に、子どもと自分が笑顔でいることの大切さを、改めて感じた取材でした。参考図書: 発達障害の子どもを伸ばす 魔法の言葉かけ 著者 shizu/監修 平岩 幹男11万部13刷のロングセラー。手を洗うときの言葉かけ、食事をしながらの言葉かけ、いっしょに料理をするときの言葉かけ、散歩のときの言葉かけ、遊びながらの言葉かけ―ABA(応用行動分析)を利用した「言葉かけ」をすれば、楽しみながら家庭で子どもの力を伸ばせることを紹介した一冊。shizu プロフィール自閉症療育アドバイザー。講演会などで、日常生活の中で子どもの力を伸ばす楽しい関わりや言葉かけを紹介。家族に笑顔を増やすため、親が心掛けたい子どもへの気持ちの持ち方も伝えている。無料メール講座『発達障害の子と楽しく生活する7つのコツ』配信中。講演会の詳細はブログ参照。ブログ: 「発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉」 取材・文 まちとこ出版社N
2018年01月07日やっと…長かった冬休みが終わる!いよいよ子供たちと共に私も早起き生活開始です。(あれ?くまさんは…?)ちなみに「キラララ~ン」って実際に言います(笑)。よく「○○してくれない!」って怒ったりするので、「そこは怒らずに「キララ~ン」の技を使うといいよ」って教えたら見事にモノにしてました(笑)。やっぱ女子は上目遣いがうまい!(←違う?)怒りながら「遊んで!」って言われるよりはるかに効果倍増でっせ!
2018年01月06日わが子が幼稚園生の頃、「今日、ゾンビが出る夢を見た…」と怖い夢の話をしてくれたことがありました。初めて夢の話をしてくれたので、今でも鮮明に覚えています。そこで思ったのは、子どもっていつ頃から夢を見るようになるのか、ということ。眠りながら笑っているのを見て「楽しい夢でも見ているのかな」と思ったことのあるママも少なくないのではないでしょうか。でも、赤ちゃんに直接尋ねるのは難しいですよね。そこで子どもの夢について、専門家の方にお話を聞いてみることにしました。■子どもはいつから夢を見る?今回お話を伺ってきたのは睡眠学会所属で医学博士でもある、鈴木みゆき先生です。―― 先生、本日はよろしくお願いします! 早速ですが、息子が幼稚園のとき初めて夢の話をしてくれたことがあって。子どもはいつから「夢」を見始めるものなのか、気になっています。「子どもがいつから夢を見るか、また夜泣きの原因が夢にあるのかどうか…。そういったことは、実は詳しくは分かっていないんです。睡眠には『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』と呼ばれるものがありますが、夢を見るのはレム睡眠の時なんですね。その時に情報を整理したり、記憶を定着させたり、逆に消去したりしていて。赤ちゃんの時は、このレム睡眠の割合がすごく多いんです。言葉がまだ話せないので夢を見ているのかどうかは分からないけど、泣いたり、笑ったりはもしかしたら夢を見ている可能性もあるのかもしれません。」■レム睡眠中かどうかを見分ける方法がある?!―― レム睡眠とノンレム睡眠の話は私も聞いたことがあります! 交互に繰り返しているんですよね。素朴な疑問なんですが「あ、今レム睡眠中だな」とか「今はノンレムだな」と、子どもの寝顔を見て判断できたりするものですか?「レム睡眠は、急速(Rapid)眼球(Eye)運動(Movement)からきています。アメリカのある睡眠学者が一晩寝ている人を観察してる最中、目がまぶたの下で動いていることに気づき、寝ている人を起こして聞いてみたら『今、テニスの夢を見ていた』と言ったそうです。そこからレム睡眠はきているんですね。だから、まぶたの下で目が動いている時は『今はレム睡眠中だな』と思っていい。逆にノンレム睡眠で最も深い眠りの時は、揺り動かしても起きません。まぶたの下で目がキョロキョロしていたら浅い眠りのレム睡眠の可能性が高いと思ってもらうといいですね。」―― 昼寝から起こす時、ふか~い眠りから起こすよりも、浅い眠りのレム睡眠で起こせば、すんなり起きてくれることもあるかもしれませんね! ■深い眠りで「脳を休ませる」ことが大事―― 「眠ること」が大事とは、いろいろなところでよく聞くんですが、そもそもどうして人は眠るんでしょう?「浅い睡眠のレム睡眠と違い、ノンレム睡眠には1、2、3、4とステージがあります。出典: 小学生のための早寝早起き朝ごはんガイド - 保護者・指導者向け - (「早寝早起き朝ごはん」全国協議会)ステージ1、ステージ2…となるごとに眠りは深くなり、その深い睡眠は脳自体を休ませてくれます。だから、脳が疲れると眠るんですね。もうひとつは、昼行性の生物として昼間動いて、夜寝るという体内時計をもっているからというのが、人が眠る理由です。その時計のリズムに合わせて眠るんです。深い睡眠は脳自体を休ませている時間です。その間に、人の体は成長ホルモンが出たり、免疫物質を作ろうとしています。だから、しっかり寝ておかないと脳が働かなくなり、意欲や気持ちのコントロールなどさまざまなところで影響が出てきてしまうんですね。」■「良い眠り」を与えるために、できることは?―― 学力にも影響が出るとは…! 子どもに質の良い睡眠をとらせるために、親が意識すべきことはありますか?「暗くしてあげることですね。小学校2年生くらいになると、真っ暗にした部屋で怖い話をしたら寝ないこともありますよね。そんな時は、豆電球をつけたりして、臨機応変に。それから、スマホやタブレットはブルーライトは眠りを妨げます。できれば1時間くらい前には、おしまいにしましょう。そして、部屋は暗くできるなら徐々に暗くして、眠りの準備に入ります。子どもにとって安心で安全な環境を作ってあげるようにしましょう。」今回は、「夢」の話から、睡眠周期リズム、良い眠りのために親ができることまでたっぷりとお話を聞くことができました。今まで重要視してこなかった「夜の眠り」。子どもの健康的な成長のために、これからは睡眠の優先度をあげていこうかなと思っています。貴重なお話、ありがとうございました!<取材先>医学博士 鈴木みゆき先生 独立行政法人 国立青少年教育振興機構 理事長日本睡眠学会所属。前和洋女子大学こども発達学類教授。2001年「子どもの早起きをすすめる会」を小児科医2人と設立し、「子どもの早寝・早起き」の重要性を広める活動をおこなっている。3人のお子さんを育てあげ、現在はお孫さんが2人。日本音楽著作権協会正会員。趣味は「遊び歌をつくること(作詞)」でNHK「みんなのうた」「おかあさんといっしょ」等に詞を提供。
2018年01月06日「きょうだいゲンカが激しくて…」。こう嘆くお母さん、多いですよね。特に、男の子同士だと寄ると触るとケンカがはじまり、1日にいったい何回ケンカするのやら…という家庭もあります。いくら親だって、これではウンザリさせられますよね。イライラしてしまう気持ちも、よくわかります。でもね、きょうだいゲンカは子どもが成長するうえで大事なことなんです。つまり、ふたりは「いい経験」をしている最中なのよ。むしろ、まったくきょうだいゲンカをしない子どものほうが問題よ。自分の気持ちを表に出さず、内にため込んでいる証拠ですからね。きょうだいゲンカで自分を出せる子どものほうが、ずっと健康的。本来、子どもはケンカするものなんです。親は見守ることが大切。ギリギリまで口出ししないことね。とはいうものの、放っておけばいい、ということではありませんよ。親としてやるべきことがあります。ふたりの言い分を公平に聞き、共感してあげること。ケンカには必ず原因がありますよね。たとえば、お兄ちゃんのカバンを弟が触ったことが原因だとしましょう。親にしてみれば何でもないことなので、上の子には「それくらいいいじゃないの」とか「お兄ちゃんでしょ!」なんて言いがちです。下の子にも「人のカバンに触るんじゃないの!」など、つい否定してしまいますよね。 でも、お兄ちゃんにはカバンに触られたくない理由があるし、弟のほうはカバンを触りたい理由があったはず。大事なのは、それぞれの言い分をえこひいきなしにじっくり聞いて、頭ごなしに叱らないことなの。特に、五黄土星のお母さんは心優しくアネゴ肌なので、つい弱いほうの味方をしがちです。でもね、強い子のほうにも言い分はあるんですから、じっくり話を聞いてあげてくださいね。忙しいお母さんにとって、きょうだいゲンカは一刻も早く終わってほしいものでしょ?でも、早く解決しようとして「お兄ちゃんなんだから、ガマンしなさい」とか「謝りなさい!」などの言葉で終わらせるのは、もったいないわよ。子どもたちにとってきょうだいゲンカは、生きかたを学ぶ場でもあるんですからね。親が言い分を聞くことは、子どもに安心感を与えることにもなるの。そのうち、きょうだいゲンカも少なくなると思いますよ。 今どうすべき? 恋/仕事/人間関係/お金◆しあわせな未来のために
2018年01月05日やっぱり家が好き〜おっとぅんとみったんと私〜
モチコの親バカ&ツッコミ育児
たんこんちは ボロボロゆかい