2024年4月19日、アイドルグループ『AKB48』の元メンバーである大家志津香さんが、自身のX(Twitter)アカウントを更新。俳優の岩田玲(いわた・りょう)さんと結婚したことを報告しました。産経ニュースによると、2人は共通の知人を介して知り合い、同月15日に婚姻届けを提出しているそうです。また、すでに同居しており、結婚式については未定とのこと。投稿では、「日頃応援してくださってるみな様へ」と題し、直筆のメッセージで結婚報告と想いをつづっています。私事ではありますが、この度、俳優の岩田玲さんと入籍する運びとなりました。昔から幸せな家庭を築くことを将来の夢に掲げていてそれを一緒に叶えられる方だと思いました。幸せにしてもらいます!幸せにします!!まだまだ未熟な2人ではありますがこれからも変わらずお仕事に真摯に向き合い精進して参りますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。@ooyachaaan1228ーより引用関わってくださっている全ての方へご報告です…! pic.twitter.com/3tWhMiKExV — 大家志津香(しーちゃん) (@ooyachaaan1228) April 19, 2024 また、結婚発表に伴い、幸せそうな2人を描いたイラストも公開されました。「幸せにしてもらいます!幸せにします!」という言葉からも、2人がお互いを大切に想っていることが伝わってきますね!おめでたい報告にファンからは祝福の声が数多く寄せられました。・優しい、しーちゃんならきっといい家庭を築けるでしょう。お幸せにね。・結婚おめでとう。これからもひたむきで努力家の、しーちゃんを応援しています。・大家さんの飾らない人柄が好印象でした。夫婦仲よくいい家庭が築けますように。きっと大家さんと岩田さんは、お互いを支えながら、楽しい家庭を築いていくことでしょう。大家さんと岩田さん、結婚おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2024年04月19日元AKB48でタレントの大家志津香(32)が19日、所属事務所を通じて、俳優の岩田玲(34)と結婚したことを報告した。岩田は自身のXに心境をつづった書面を掲載した。岩田は「この度、岩田玲は、大家志津香さんと4月15日に入籍したことをご報告させていただきます」とし、「彼女の屈託のない笑顔と底抜けに明るい人柄に何度も助けられ、支えられています。これからもお互いの夢に向かい、二人で力を合わせ共に歩んでいきます」と決意を新たにした。「これまで沢山の方々に支えられ、本日このように幸せな報告ができますことを本当にうれしく思います」と喜びをにじませ、「人としても俳優としても、感謝することを忘れずにより一層精進してまいりますので、どうか温かく見守っていただけると幸いです」と結んだ。関係者によると、2人は共通の知人を介して知り合い、今月15日に婚姻届を提出。既に同居しており、式については未定という。結婚発表に伴い、幸せいっぱいの2人を描いたイラストも公開された。また、きょう19日午後7時に大家のYouTubeチャンネルに動画をアップ予定。過去に動画に登場したAKB48時代の旧友の出演も期待される。大家は1991年12月28日生まれ、福岡県出身。アイドルグループ・AKB48の元メンバー。第4期生。愛称は“しいちゃん”。2011年12月、シングル「上からマリコ」で初選抜入り。テレビ朝日系バラエティー『くりぃむクイズ ミラクル9』や、TBS系情報番組『ひるおび!』のお天気コーナーなどに出演。21年12月に同グループを卒業後は、バラエティー番組を中心に活動している。岩田は1989年9月2日生まれ、東京都出身。劇団プレステージのメンバー。2010年のドラマ『ヤンキー君とメガネちゃん』(TBS)をはじめ、ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ)、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』(2023年)に出演。そのほか舞台やCM、ミュージックビデオに出演するなど幅広く活躍している。■岩田玲コメント全文いつも応援してくださっている皆様へこの度、岩田玲は、大家志津香さんと4月15日に入籍したことをご報告させていただきます。彼女の屈託のない笑顔と底抜けに明るい人柄に何度も助けられ、支えられています。これからもお互いの夢に向かい、二人で力を合わせ共に歩んでいきます。これまで沢山の方々に支えられ、本日このように幸せな報告ができますことを本当にうれしく思います。人としても俳優としても、感謝することを忘れずにより一層精進してまいりますので、どうか温かく見守っていただけると幸いです。2024.4.19 岩田玲
2024年04月19日元AKB48でタレントの大家志津香(32)が19日、所属事務所を通じて、俳優の岩田玲(34)と結婚したことを報告した。また、大家は自身のインスタグラムに直筆の書面を掲載した。大家は「私事ではありますが、この度、俳優の岩田玲さんと入籍する運びとなりました」と伝え、「昔から幸せな家庭を築くことを将来の夢に掲げていてそれを一緒に叶えられる方だと思いました。幸せにしてもらいます!幸せにします!!」と幸せいっぱいにつづった。続けて「まだまだ未熟な2人ではありますが、これからも変わらずお仕事に真摯に向き合い精進して参りますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします」と呼びかけた。関係者によると、2人は共通の知人を介して知り合い、今月15日に婚姻届を提出。既に同居しており、式については未定という。結婚発表に伴い、幸せいっぱいの2人を描いたイラストも公開された。また、きょう19日午後7時に大家のYouTubeチャンネルに動画をアップ予定。過去に動画に登場したAKB48時代の旧友の出演も期待される。大家は1991年12月28日生まれ、福岡県出身。アイドルグループ・AKB48の元メンバー。第4期生。愛称は“しいちゃん”。2011年12月、シングル「上からマリコ」で初選抜入り。テレビ朝日系バラエティー『くりぃむクイズ ミラクル9』や、TBS系情報番組『ひるおび!』のお天気コーナーなどに出演。21年12月に同グループを卒業後は、バラエティー番組を中心に活動している。岩田は1989年9月2日生まれ、東京都出身。劇団プレステージのメンバー。2010年のドラマ『ヤンキー君とメガネちゃん』(TBS)をはじめ、ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ)、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』(2023年)に出演。そのほか舞台やCM、ミュージックビデオに出演するなど幅広く活躍している。■大家志津香コメント全文日頃応援して下さってる皆さまへ私事ではありますが、この度、俳優の岩田玲さんと入籍する運びとなりました。昔から幸せな家庭を築くことを将来の夢に掲げていてそれを一緒に叶えられる方だと思いました。幸せにしてもらいます!幸せにします!!まだまだ未熟な2人ではありますが、これからも変わらずお仕事に真摯に向き合い精進して参りますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。2024年4月19日大家志津香
2024年04月19日俳優の玉置玲央が、大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜後8:00NHK総合ほか)の第14回「星落ちてなお」(7日)放送後に自身のSNSを更新し、演じる道兼のオフショットを公開した。第14回では、三兄弟を東三条殿に呼んだ兼家が「出家いたす。望み通り関白となったが、あすそれを辞し、髪を下ろす」と宣言。さらに自身の後継に道隆を指名したことで、道兼は「父上の今日があるは、私の働きがあってこそ」と大激怒。兼家の「黙れ、お前のような人殺しに一族の長が務まるか!」という一喝でさらに激昂し「この老いぼれが…、とっとと死ね!」と吐き捨てた。以降の道兼は、内裏での務めも放棄するすさみっぷり。玉置は「ぽつーん」とさみしげな後ろ姿を投稿すると、ファンからは「憎まれ役なんだろうけど憎めない…これからの演技も楽しみにしています!」「哀愁…」「さすがに道兼様が可哀想…」「父に罵倒され妻子にも見放され…背中に寂しさと悲しみが溢れてます」「道兼様の悔しさ、嘆きが伝わってきました」「今日も玉置さんの素晴らしい演技に釘付けでした…」などの声が寄せられている。主人公・紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。
2024年04月08日吉高由里子が紫式部を演じる現在放送中の大河ドラマ「光る君へ」より、藤原道兼役・玉置玲央のインタビュー映像が公開された。「知らなくていいコト」「星降る夜に」などでも、吉高さんとタッグを組んだ大石静が手掛ける本作。吉高さんのほかにも、藤原道長役の柄本佑、藤原道隆役の井浦新、さらに、高畑充希、黒木華、町田啓太、塩野瑛久、毎熊克哉、松下洸平、ユースケ・サンタマリアらが出演。今回インタビュー映像が公開された玉置さん演じる道兼は、道長の次兄で、まひろ(紫式部)との間に、ある因縁がある人物。映像では、役との共通点や、好きな登場人物・安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)について語っており、視聴者からは「道兼が嫌いだったのは第一話がマックスで、その後はその哀しさや純粋さがダイレクトに伝わってきて目が離せない登場人物になりました!」、「これからの話もとても楽しみにしてます!」、「嫌いになれない…」、「話数を重ねてきて、玉置さんの演技力の素晴らしさもあり、ずっと孤独な道兼の心の置き場もなんとかしてあげたいと情を感じるような気持ちが湧き立ちました」、「複雑で繊細な玉置玲央さんの演技が素晴らしいと思う」、「光る君へにこんなにハマれたのは道兼がいてくれたからだと思う」などとたくさんのメッセージが寄せられている。▼第9回「遠くの国」(初回放送:3月3日)東三条殿に入った盗賊の正体は直秀(毎熊克哉)ら散楽一座だった。道長(柄本佑)の命で検非違使に引き渡される。一方、直秀らの隠れ家を訪ねていたまひろ(吉高由里子)は盗賊仲間と勘違いされ、獄に連行される。宮中では、花山天皇(本郷奏多)と義懐(高橋光臣)の関係が悪化し、代わって道兼(玉置玲央)が信頼を得始めていた。その頃、兼家(段田安則)を看病する詮子(吉田羊)を思いもよらぬ事態が待ち受けていた――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年02月28日バレエ・アーティスト緑間玲貴は、田村有弘(宝飾師)とのコラボレーションによる作品「常若の雫」を発表しました。バレエ公演「トコイリヤ」の世界を宝飾で表現しています。作品は2024年3月23日(土)・24日(日)に銀座アポロ昭和館 YOHAKUで開催する『宝飾とバレエ』をテーマにした企画展にて公開します。〈『宝飾とバレエ』詳細〉URL: 企画展ポスター イメージ新作バレエ「ビゼーティン」の発表を控え、バレエ「御佩劍」の神宮奉納など舞踊界に風穴を開け続ける注目のバレエ・アーティスト緑間玲貴は、新たな芸術活動の側面として宝飾デザインに乗り出しました。緑間の初デザイン作品「常若の雫」は、バレエ「御佩劍」の神宮奉納記念品として制作しました。3月23日から銀座で開催する企画展「【A.C.T.Y plains × トコイリヤ】 田村有弘(宝飾)と緑間玲貴(バレエ)の共創」にて一般公開します。また、ジュエリー・アーティスト田村有弘が、ヤマトタケルのバレエ「御佩劍」に着想を得て制作した作品「バレエ御佩劍に寄せて」を併せて発表します。【作品について】タイトル:「常若の雫」(とこわかのしずく)デザイン:緑間玲貴宝飾制作:田村有弘仕様 :ピンブローチ内宮の鳥居や御垣に捧げられる榊に光る朝露から着想を得て、緑間玲貴がデザインしました。宝飾制作としてコラボレーション(共創)するのは、銀座を拠点に自身のブランドを持つ宝飾師・田村有弘。地金や素材への徹底したこだわりと熟練の技法で、緑間のイメージを具現化します。「常若の雫」デザイン画 イメージ【企画展について】宝飾とバレエ。「残る芸術」と「残らない芸術」 どちらも長い人類史の中で多くの人々を魅了し、芸術の域にまで高められた『美』の世界を表現するもので、その世界を探求する人にしか到達し得ない、職人技と感性を有するものです。異なる世界に生きる2人のアーティストが出会う時、そこに現れるのは『美のバランス』。そして人間の手を必要とする『洗練された所作』という大きな『しごと』です。本企画では、異なる土俵において共に表現者として活動する、田村有弘(宝飾)と緑間玲貴(バレエ)の『ものづくり共鳴』という創造活動をご覧いただきます。企画展ロゴ イメージ【田村有弘について】ジュエリー・アーティスト(宝飾師)日本における宝飾師の祖である「錺(かざり)職人」の志を受け継ぎ、ジュエリー・アーティストとしての感性と、宝飾師としての職人の手仕事を融合する事で、 新しい価値を持った芸術作品を世に送り出しています。田村有弘 イメージ創作の過程 イメージ 緑間玲貴(左)と田村有弘(右)【展示内容】第1章 「バレエ衣裳装飾品としてのジュエリー」A.【四方拝】 衣裳と宝飾◇3つのダイヤモンド(リング)B.【御佩劍】 衣裳と宝飾◇ 『倭建命』着用の勾玉装具一式第2章 「バレエ作品のコンセプトとしてのジュエリー」C.新作バレエ【ビゼーティン】 衣裳と宝飾◇辨財天をイメージする装具としての五十鈴D.【御佩劍】 宝剣第3章 「バレエ御佩劍に寄せて」宝飾デザイン・製作:田村有弘第4章 「コラボレーション作品:常若の雫」コンセプト・デザイン画:緑間玲貴/宝飾製作:田村有弘第5章 「緑間玲貴プロデュース【田村有弘ジュエリー作品】」ジュエリー・アーティスト田村有弘の宝飾作品の中から、緑間玲貴がプロデューサーの目線でピックアップしたリング作品や、ペンダントトップ作品などをご紹介します。田村有弘作品 「バレエ御佩劍に寄せて」イメージ【開催概要】企画名:【A.C.T.Y plains × トコイリヤ】田村有弘(宝飾)と緑間玲貴(バレエ)の共創日時 :2024年3月23日(土) 12:00~18:003月24日(日) 12:00~16:00会場 :銀座アポロ昭和館 YOHAKU (東京都中央区銀座4-12-20 B1)入場料:無料主催 :一般社団法人トコイリヤ・ソサエティー共催 :A.C.T.Y plains〈WEBサイト〉緑間玲貴 : トコイリヤ : 田村有弘 : A.C.T.Y plains: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月26日「第5回放送分で、まひろ(吉高由里子)は、母・ちはや(国仲涼子)を殺害したのは、思いを寄せる道長(柄本佑)の兄・道兼(玉置玲央)だったと知り、倒れるほどのショックを受けました。初回放送で、ちはやを背後から刺殺した道兼こそ、今回の大河で最大のヒール役でしょう。物語の大きな鍵を握る道兼役をまた玉置さんが演じているのも、NHKが絶大な信頼を寄せている証しといえます。特に“影のある役”での突出した表現力の高さから数年来、NHKの出演作が絶えず、いまや“NHK御用達俳優”といってもいいでしょう」(制作関係者)玉置は『光る君へ』の初回放送直後、SNSで《玉置玲央や俺が演じる大河ドラマの道兼は嫌いになっても、『光る君へ』は嫌いにならないでください。どうか次回も視ていただけたら幸いです》と呼びかけていた。そんな彼は05年「劇団柿喰う客」で役者デビュー。高い身体能力を武器に、多数の舞台に出演している実力派だ。民放では『恋する母たち』(20年、TBS系)などにも出演しているが、NHKの出演作品数は群を抜く。大河ドラマでは『真田丸』(16年)、連続テレビ小説は『花子とアン』(14年)『おかえりモネ』(21年)、そのほか『サギデカ』(19年)『伝説のお母さん』(20年)『大奥』(23年)など数多くのNHK作品に出演しているのだ。テレビウオッチャーの桧山珠美氏は玉置についてこう評する。「民放のドラマにもけっこう出ていますが、NHKの作品では目立つ役柄を演じていることが多いので、NHKと相性がいいのでしょう。NHKに初お目見えしたのは、2014年の土曜ドラマ『足尾から来た女』(脚本・池端俊策)でした。足尾銅山で起こった、日本初の公害・足尾鉱毒事件をテーマに描いたオリジナルドラマで、主演は尾野真千子。文化庁芸術祭テレビ・ドラマ部門優秀賞をはじめ、この年のテレビ賞を数々受賞した作品でした。玉置が演じたのはアナーキスト・大杉栄。鈴木保奈美演じる社会主義に傾倒する活動家・福田英子のもとに出入りする社会主義者の役どころでした。少ない出番ながら、若き活動家として異彩を放ち、俳優・玉置玲央の名を世に知らしめた作品といえます。さらに、その年の朝ドラ『花子とアン』にも出演し、奇しくもこちらでも社会主義に傾倒する学生役でした。玉置の内に秘めたギラギラとしたなにかが、そういう役に選ばれがちなのかもしれません。この2つのドラマと、さらに大河ドラマで、知る人ぞ知る存在だった舞台俳優が、お茶の間のドラマ好きに知られることとなったと見ています。『花子とアン』から7年後、朝ドラ『おかえりモネ』では、テレビ局の社会部記者役をリアリティをもって演じ、いい意味でこういう普通の役柄もできることを証明しました。大河ドラマ『真田丸』では織田信忠、『麒麟がくる』では鉄砲鍛冶師の伊平次、そして今回の『光る君へ』藤原道兼と、大河ドラマにも次々と起用されています。朝ドラ、大河とNHKを代表する二大ドラマに重用されているのはNHKとの相性がいい証しだと思います」■時代が求める“クセつよ俳優”が不足してきている桧山さんは“NHKが好む俳優”についてこう分析する。「そもそも、NHKは劇団や小劇場などで、研鑽する俳優を好んで使う傾向があります。民放に比べてNHKの制作者は人数も多く、比較的、時間的余裕も予算もあり、新人発掘のため、大小関わらず劇場に足を運び、常にいい俳優をみつけようとしています。それゆえ、NHK御用達俳優が生まれるのではないかと。たとえば、朝ドラ『ブギウギ』でアホのおっちゃん役の岡部たかしなども、ずっと『城山羊の会』で研鑽を積み、民放ドラマにも出ていましたが、大河ドラマ出演は『龍馬伝』『八重の桜』『真田丸』『西郷どん』『青天を衝け』と5回。朝ドラも『ひよっこ』『なつぞら』『エール』そして、4月からの『虎に翼』ではついにヒロインの父親役として出演します。今回の道兼は、危険な香りを通り越して、猟奇的すらありますが、これを演じられる俳優はそうそういません。新井浩文、木下ほうか、永山絢斗、香川照之らがあんなことになって、いい役も普通の役もヒールもできる“クセつよ俳優”は不足しています。特に、妖しいオーラを放つセクシー系となるとさらに少なくなっています。コンプライアンス仕様の品行方正なイケメンには物足りなさを感じている視聴者にとって、そういう俳優が逆に求められている時代でもあります。それゆえ、玉置玲央に魅せられるのではと思います。遠藤憲一や松重豊、大杉蓮さんも、なかなかのコワモテ俳優でしたが、年齢を経るに従って、いいひと俳優になった面もあります。ですから、玉置玲央にはずっと尖っていて、ヤバい男でいて欲しいです」2月12日、玉置は出演したラジオ番組で兼家の今後の展開についてこう語っている。「時代が進んでいって、人間関係も変わって、新しい登場人物も出てくる。立場も変わっていくんですよ。道兼も道兼なりに成長していって。今はダークサイドに堕ちているかもしれないんですけど、少し変化が起こっていくんじゃないかな」NHKが信頼し続ける玉置だけに、どうやら道兼も“単なるヒール役”では終わらなさそうだ。
2024年02月18日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)とフライターグ(FREITAG)のコラボレーションによるバッグ「ホリデーズ ウィズ フライターグ(Holidays with FREITAG)」コレクションが登場。2023年12月1日(金)より、コム デ ギャルソン青山店などで発売される。全5型のコラボバッグコレクションフライターグの生地を用いてコム デ ギャルソンがデザインバッグは、フライターグから提供された、トラックの車両などに取り付ける使用済みの覆い“幌(ほろ)”を使用し、日本で製造。デザインは、フライターグのバッグを20年以上前から所有しているコム デ ギャルソンのデザイナー・川久保玲が手掛けている。コラボレーションで展開するのは、全5型のバッグ。大容量のメッセンジャーバッグ、大小2サイズを用意するショルダータイプのポストマンバッグ、筒のように縫われたバッグを折り返して使用するトートバッグ、小ぶりなグロサリーバッグだ。なお、それぞれのバッグには、フライターグのロゴパッチとともに、コム デ ギャルソンのブランドタグがあしらわれている。【詳細】コム デ ギャルソン“ホリデーズ ウィズ フライターグ”発売日:2023年12月1日(金)販売店舗:コム デ ギャルソン(青山店・大阪店・丸の内店・京都店・福岡店)、トレーディング ミュージアム(ジャイル・ミッドタウン)、名古屋ラシック、ドーバー ストリート マーケット ギンザ価格:・メッセンジャーバッグ 55,000円・ポストマンバッグ スモール39,600円、ラージ52,800円・トートバッグ 35,200円・グロサリーバッグ 27,500円【問い合わせ先】コム デ ギャルソンTEL:03-3486-7611
2023年12月03日淡路島「青海波-SEIKAIHA-」内にある劇場「波乗亭」と洋食レストラン「海の舎」では、国際的に活躍するヴァイオリニスト 川久保賜紀氏によるヴァイオリンコンサート『川久保賜紀 Violin Concert~ストラディヴァリウスの音色とともに~』を12月1日(金)、2日(土)に開催いたします。本コンサートは、劇場&レストラン「青海波-SEIKAIHA-」の洋食レストラン「海の舎」と劇場「波乗亭」の2か所で開催いたします。バッハ=グノー「アヴェ・マリア」をはじめ、ショスタコーヴィッチ「2台のヴァイオリンとピアノのための5つの小品」などの曲目を、ヴァイオリンの最高傑作「ストラディヴァリウス」で約1時間にわたり演奏いたします。演奏するのは「2002年チャイコフスキー国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門」最高位受賞以来、主要な北米オーケストラと共演し、豊富なステージ経験を積む川久保 賜紀氏。「海の舎」で開催するコンサートは、いちごのロールケーキとコーヒーまたは紅茶を召し上がりながら、音楽の世界観に浸ることができる『アフタヌーンヴァイオリンコンサート』として開催いたします。淡路島の自然豊かな景色を眺めながら、世界で活躍するプロヴァイオリニストがストラディバリウスで奏でる優美な空間をお楽しみ下さい。『川久保賜紀 Violin Concert~ストラディヴァリウスの音色とともに~』 概要開催日時:12月1日(金)、2日(土)詳細:・アフタヌーンヴァイオリンコンサート<日程>12月1日(金)14:30開演(14:00開場)<料金>4,000円(ケーキセット付き・税込)<会場>青海波 洋食レストラン「海の舎」(兵庫県淡路市野島大川70)<予約>TableCheck ( ・ヴァイオリンコンサート<日程>12月2日(土)14:00開演(13:30開場)<料金>3,000円(税込)<会場>青海波 劇場「波乗亭」(兵庫県淡路市野島大川70)<予約>・teket( )・チケットぴあ( )icanca会員の方、各種クーポンをお持ちの方は以下よりご予約ください。・チケットとりおきシステム ( )問合わせ:青海波TEL 0799-70-9020川久保 賜紀氏2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、2002年チャイコフスキー国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門最高位受賞以来、 主要な北米オーケストラと共演し、豊富なステージ経験を積む。日本では1997年、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィルのソリストとしてデビュー。近年は小菅優とのデュオでドイツ・ツアーを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮。青海波 -SEIKAIHA- |劇場&レストラン|淡路島西海岸 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年11月30日法政大学デザイン工学部 川久保俊研究室(所在地:東京都新宿区、代表研究者:川久保 俊教授、以下 法政大学)と日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新屋 浩明、以下 日本工営)は、茨城県つくば市の協力のもと開発した自治体におけるSDGs達成に向けた取り組み状況・取り組み体制を診断・可視化するオンラインSDGsツール「TSUMUGI@(つむぎあっと)」の本格版を2023年7月3日(月)にリリースします。オンラインSDGsツール「TSUMUGI@(つむぎあっと)」のイメージ図◆TSUMUGI@の概要TSUMUGI@は、地方自治体におけるSDGsの取り組み状況を簡単に診断・可視化するセルフアセスメントツールです。各部署の職員がWeb上で設問に回答することで、取り組み体制や進捗状況を診断し、チャートやスコアで結果が可視化されます。2022年4月にβ版をリリースし、徳島県徳島市、佐賀県鹿島市等全国14自治体をパートナーとして実証実験を行い、ツールの有効性と実用性の向上に取り組みました。実証で得たフィードバック、知見や成果をもとにツールの機能改良、設問の精緻化を行い、2023年7月に本格版のリリースに至りました。現在は、オンラインSDGsプラットフォーム「Platform Clover」(※1)と連携し、TSUMUGI@を活用した地方創生、サステナブルな社会づくりを目指して全国での普及展開に取り組んでいます。※1 法政大学川久保研究室と一般社団法人サステナブルトランジションが共同開発。持続可能な社会を共創するためのオンラインSDGsプラットフォーム。◆TSUMUGI@の特徴・現状把握のための作業負担を軽減し、総合的に診断SDGsは17ゴール/169のターゲット/232の指標から構成されることから、自治体全体のSDGsへの取り組み状況を総合診断するには、時間と労力を要します。「TSUMUGI@」は、自治体内の複数の担当課が、それぞれ担当する分野の設問に回答できる仕様としました。各担当課からの回答結果の積み上げから自治体の取り組み状況やプロセスを総合的にスコアリングし、全体把握のための作業負担を省力化します。・有識者と自治体との共同研究により中立性と透明性、有効性の高い診断基準を確立診断項目は、“地方創生SDGs”を推進する内閣府の推進委員会で有識者が検討・公開した基準や指針に基づいて作成されています。また、設問はローカルSDGs研究に従事している法政大学川久保教授が監修し、つくば市との共同研究を通じて有効性を検証し、中立性、信頼性の高い診断基準を確立しました。・オンライン上での各担当部署の一元管理、経年的な変化の把握総合診断に加えて、ゴール別や担当部署別に、SDGs達成に向けた取り組み状況を一元管理、また経年的な変化を把握することができます。それにより、様々な切り口から強みや課題を見える化し、事業の方向性の見直し・立案に活用が可能です。・取り組み状況をわかりやすく見える化ツールの診断結果画面では、SDGsへの取り組み状況が分かりやすいチャートやスコアで可視化されるので、庁内、市民・事業者などへの情報発信、意識啓発等に活用が可能です。取り組み診断回答画面および診断結果画面のイメージ図◆法政大学川久保研究室について環境工学の視点を踏まえた建築・都市環境に係る研究、SDGsを建設・都市づくりに活かす研究等を行っています。また、SDGsに積極的に取り組む方々を支援するオンラインアプリケーション、プラットフォームを開発・公開し、SDGsへの取り組みの加速化に向けた活動を行っています。ホームページ: ◆日本工営について国内最大の建設コンサルタント会社として、安全・安心な生活、豊かな日常を支える社会資本づくりに関わるコンサルタント事業や電力エンジニアリング事業を通じて、世界各地で国づくりの一躍を担っています。ホームページ: TSUMUGI@に関する関連記事: (開発担当者インタビュー) (開発経緯紹介)◆関連リンク・TSUMUGI@について(Platform Cloverホームページ内) ◆本システムに関するお問い合わせ先日本工営株式会社担当 : 菊池、櫻井、幾瀬、村上Tel : 03-5276-3930E-mail: nk-sdgslocal-info@n-koei.co.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月26日8月25日(金)にBlu-ray&DVD-BOXが発売される、桐谷健太&佐野玲於(GENERATIONS)らが出演するドラマ「インフォーマ」の特典内容が決定した。本作は、沖田臥竜の同名小説のドラマ化。あらゆるジャンルに精通する情報屋・木原慶次郎と、週刊誌の記者・三島寛治が、警察、ヤクザ、裏社会の住民たちを巻き込み、謎の連続殺人事件を追うクライムサスペンス。映像特典のインタビューでは、桐谷さんと佐野さんをはじめ、森田剛、原作:沖田臥竜、藤井道人監督の単独インタビューを収録。台本を読んだ感想として桐谷さんは、“アウトロー”だけではなく、様々な要素が詰まった作品だと語り、木原という役どころも自分にしかできない役だとし、計算ではなく直感で演じられたと話す。佐野さんも、これほど面白く、ワクワクさせられる作品はなかなかないと自信をみせつつ、周りのキャスト・スタッフに助けられたとふり返る。また、森田さんはアクションシーンについて、前半落ち着いた感じになっているが、後半はハードで頑張って演じたと静かに語っている。またメイキングでは、「“ポンコツ2号”恐怖!大乱闘シーンメイキング」「現場緊迫!カーアクション!」「インフォーマの“原点”木原&“ポンコツ1号”VS冴木」「クランクアップ」など、撮影の裏側に密着した映像を収録。逃走する車と対するスタントシーンは圧巻。愛之介役・横浜流星の喧嘩シーンでは、スタッフ指導の下、シーンの流れで急遽変わるアクションをすぐに体現する姿も楽しめる。なお、Amazon・楽天ブックスほか各ネットショップでは、商品購入者にオリジナル特典が先着付与される(※数量に限りがございます。また、デザインは変更になる場合がございます)。「インフォーマ」Blu-ray&DVD-BOXは8月25日(金)発売。(cinemacafe.net)
2023年06月11日2023年4月から放送を開始したテレビドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系)の最終回に、佐野玲於さんと横田真悠さんが出演することが発表されました。ダンス&ボーカルグループの『GENERATIONS from EXILE TRIBE』のメンバーでもある佐野さんが最終回で演じるのは、投資家の阿久津守役。同作の主人公・仲井戸豪太を演じる桐谷健太さんとは、配信ドラマ『インフォーマ』(Netflix)で共演経験がある佐野さんですが、『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』では、お互いに敵対する役どころです。また、モデルに俳優と多岐にわたる活躍を見せる横田さんは、佐野さん演じる阿久津の婚約者でもある、モデルの森野さやか役として最終回にゲスト出演。森野の行動が引き金となり、新たな凶悪事件の幕が上がってしまうという、重要な役を演じます。『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』出演、佐野玲於・横田真悠コメント物語の最終回という、注目度抜群の回に出演する2人は、それぞれ意気込みを語っています。佐野玲於コメント最終回にゲストとして出演させていただけることになり、とてもうれしく思っています!自分もこのドラマを拝見していますが、物語自体ワクワクしますし、登場人物のキャラの強さや、それぞれのやり取りの関係性など、最後には気持ちがあったかくなるようなところも好きです。何より、大先輩の桐谷健太さんとまた共演させていただけること、とても光栄でうれしいです(個人的には磯村さんも好きです)!少しでもドラマが盛り上がるように楽しみながら頑張りたいと思います!横田真悠コメント私の両親も見ているドラマなので、出演が決まった時はうれしかったです!今回は最終話のゲストということで、短い撮影期間と完成された空気感の中に入るのは不安ではありますが、森野さやかとして精一杯頑張りたいと思います。最後にして最凶の事件が描かれる『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』の最終回は、2023年6月8日、夜9時から放送予定です。また、最終回については同作のプロデューサーにインタビューした記事でも触れているので、こちらもあわせて読めば、よりいっそう放送が楽しめることでしょう。桐谷健太を、木曜ドラマの主役に選んだ理由をプロデューサーが明かす[文・構成/grape編集部]
2023年05月31日GENERATIONSの佐野玲於が1日、東京・国立代々木競技場 第二体育館で行われたファッションショー「MARNI FALL WINTER 2023 FASHION SHOW IN TOKYO」に登場した。同イベントは、イタリアのラグジュアリーファッションブランド「MARNI(マルニ)」の2023年秋冬コレクションを発表するショー。東京でコレクションを発表するのは初となる。豪華ゲストがMARNIの最新コレクションを身にまとって登場。佐野はチェックのセットアップにアウターをあわせたコーディネートを披露し、フォトセッションではクールな表情も笑顔も見せていた。イベントには、阿部詩&阿部一二三、稲垣啓太、磯村勇斗、岡田将生、桐谷美玲、白石麻衣、SEVENTEENのJOSHUA&MINGYU、武井咲、蜷川実花、堀田真由、槙野智章&高梨臨、森星、吉岡里帆らも参加した。
2023年02月01日【前編】トラベルドクター・伊藤玲哉さん「人生最期の旅、ご案内します」より続く伊藤玲哉さん(33)は研修医時代、回診した末期がんの患者から、「旅行に行きたい」と呼び止められたことがあった。ほかの重病患者と話していても、その人のルーツをたどりたいといった願いも聞こえてきた。人はやりたいことを後回しにして生きているんだと気づいた伊藤さん。医師の自分なら旅行に付き添える。患者が人生の最期まで願いをかなえる手助けができる。そうしてトラベルドクターに転身し、今までにない終末期医療を作る決意をした。「それまでは、父のクリニックを継ぐつもりだったんですよ」人なつこい笑顔でそう話す伊藤さんは、’89年2月27日、東京都大田区の羽田空港近くで、代々医者の家系の4代目として生まれた。2歳年上の姉がいる4人家族の長男だ。「いつか父親のクリニックを継いで、父のような、患者さんから頼りにされる医者になるのが、当時の僕の大きなゴールでしたね。卒業後の研修先には、総合診療が学べる病院として全国一、二を争う京都市山科区にある洛和会音羽病院を選びました」ここで伊藤さんの医師としての最初の転機が訪れた。「いわゆるご高齢の方とか、終末期の患者さんを診ていて、生きていることって何なのかと違和感を持ち始めたんです。その方が歩きたいと言っても、転倒のリスクがあるから許可しない。むせこみのある方がお水を飲みたいといっても、誤嚥したら危ないからやめておきましょうとなる。結果、患者さんたちは、病室の天井を見ているしかない。『早く死にたい』と口にする方もいました……」リスクを避けることを優先するあまり、患者にしっかり向き合えないのが日本の医療全般の常識だった。ベッドでの身体抑制を受けたり、水分は点滴でしか与えられない患者も少なくない。本人が望んでいなくても延命を家族が主張すればやらざるをえない。「自分は何のために医者になったんだろう」と違和感ばかりが膨らんでいったという。そんなある日の回診で、病室を出ようとしたときだった。ふだんは無口な、がんの終末期の男性から、「旅行に行きたい」と呼び止められた。「えっ!?」と驚いて聞き返すと「行きたい」という。「僕にはそれが“生きたい”に聞こえたんです。そうか、行くことは生きることなんだよな、と。いま自分ができることは、1秒でも長く生きるための管を(体に)入れることだけではなく、こういう人の願いをかなえることじゃないかって考えるようになったんですね。でも、医療関係者に相談しても『何かあったら危ないから』と言われ、旅行会社に片っ端から問い合わせても、丁重に断られ続けた」そうこうしているうちに彼は亡くなってしまった。研修医1年目の25歳の秋口のことである。「温泉に行きたいという彼の願いを知っていながら、かなえられずにすごく悔しくて」怒りにも似た悔恨を胸に、黄昏の鴨川沿いを歩いていたときだ。天啓のように閃いたという。「病気であってもその人らしく生きる。そのための選択肢の一つが旅行だ。医療と旅行を結びつければいい。病院や在宅で医療を行う医師はたくさんいる。医師である自分は、旅行をかなえるスペシャリストになればいい。錯綜していた思いがカチッとハマった感じでした。いまの医療には自分のやりたいことがない。だったら作るぞという反骨精神もあったかもしれません」もともと伊藤さん自身が旅行好きだった。学生時代は一人旅で47都道府県を制覇し、中国やアメリカ、ブラジルにも旅をした。「患者さんたちと話していると、お墓参りに帰郷したいとか、娘の結婚式に出たい、最期に思い出の地に行きたいなど、その人のルーツが垣間見える言葉が出てくる。その願いをどうやったら実現できるのか、ひたすら考えるようになりました」■旅行に付き添うために介護士の資格を取り、写真学校にも通って準備を進める父の跡を継ぐことから、伊藤さんは大きく人生の舵を切ったのだ。「ロールモデルのないなかで、研修医の2年目には、いずれ麻酔科医の道に進むことを決めました。外科医のサポートをする麻酔科医なら、日程の自由がきくし、旅行中の痛みの緩和や全身管理にも役立つから」京都での3年間を終え、28歳で母校の麻酔科の医局に入った。その後の2年間は大学病院に勤務するかたわら、旅行業をはじめ、パソコン操作や動画編集を勉強。介護士の資格も取った。写真学校にも通ったのは、旅行中の写真を撮るカメラマンも務めるためだ。’19年3月に大学病院を退職。フリーの麻酔科医として週1回、病院に通うスタイルだ。その後、都内のグロービス経営大学院に入学。それまでビジネスには興味がなかったんです。でも授業を受けてみて、思考法やプレゼンテーションの訓練、世の中の仕組みを作るための学びができました」クラスには、大手旅行会社や航空会社、保険会社などの人もいて、異業種との交流は刺激になった。その年の12月には、東京都主催の若き起業家輩出のためのビジネスプラン・コンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY」決勝大会に「トラベルドクター」として出場。数百人の前でスピーチをし、見事に最優秀賞を受賞し、壇上で小池都知事の祝福も受けた。「公に認めていただいたことで、少しずつ自信になっていきました。大会には父も呼んだんです。『いつ(クリニックを)継ぐの?』が口癖のようだった父が、応援してくれるようになりました」翌’20年12月、トラベルドクター株式会社を設立。コロナ禍で活動が制限されるなか、まずは広く事業内容を知ってもらうために、ボランティアで行うプロジェクト「たびかな(旅叶)」を同時に立ち上げた。医療、介護、旅行関係などの有志が集まり、旅行資金はクラウドファンディングで調達した386万円。こうして数々の患者の願いをかなえるための活動がスタートした。■16年ぶりに海を見て喜んだ次の瞬間、ボロボロ泣きだして、「ありがとうございます」と「最後に海に行ったのが16年前で、とにかく海が見たいんです。元気なころに行った奄美大島のような、きれいな海で泳ぎたい」パーキンソン病や脳梗塞を患い、車いすでの一人暮らしのため、十数年もマンションのベランダにも出られずにいた形部由紀江さん(65)が、伊藤さんに語った願いだ。「『たびかな』へは、形部さんの訪問歯科医からの紹介でした。旅行先を愛知県の南知多に決めたのは、篠島というビーチの美しい離島に観光船で行けるからです」旅行をかなえる前に、伊藤さんは本人と会って体調を確認し、旅先にも必ず下見に行って綿密なプランを組み立てるという。パーキンソン病は体温調節がしにくいので、熱中症予防のために浜に立てるテントも準備した。「形部さんはおちゃめで笑ってばかりいる方だったんですけど、印象的なことがありました。離島で介護タクシーの中から海を見たらもったいないので、タオルで目を隠してもらったんです。本人もウキウキして、車いすでビーチに着いたときに『じゃ、外してください』と言ったら、16年ぶりに海を見て『わあ』と喜ばれた次の瞬間、声を上げてボロボロ泣きだしたんです。そして僕にしみじみと『ありがとうございます』と言ってくださった。その姿を見て、僕もよかったなあって、すごくうれしかったですね」旅行ではないが、ときには現在の医学では説明しようがないことも起きた。「がんの末期で余命1週間と診断され、水も飲めなかった父親に、自分の花嫁姿を見せたいという娘さんが、相談してくれたんです。入院中のお父さんに僕がお会いしたときはもう意識もなかったけど、なんとか願いをかなえましょうと」大急ぎで式場が押さえられ、わずか1週間で結婚式が準備されたが、「この依頼はキャンセルになるかも」と心配していたときだ。「意識が戻りました。いま父はコーラを飲んでます」と連絡がきたのだ。「お父さんに尋ねると、『娘の声が聞こえたんです。もうすぐ私の結婚式だよ。お父さんも一緒にねって。行きたくて、だから水も飲もうと思った』とおっしゃる。耳は最期まで聞こえているって本当なんだなと思いましたね」最高のコンディションで当日を迎え、式場まで無事に移動した父親は、ウエディングドレスの娘と車いすでバージンロードを進むことができたのである。■会社を作ってから、自分には一度も給料を払ったことがない、とあきれるように笑う’22年5月から、ボランティアプロジェクトの「たびかな」とは別に、トラベルドクター社としての事業を本格的に開始した。代表取締役の伊藤さん以下、社員は看護師1人、理学療法士1人。これまで50件の相談を受け、15組の旅行をかなえてきた。伊藤さんは、トラベルドクターに依頼したときの旅行代金をどう抑えるかも課題になると語る。「いまはコストがすごくかかっています。事前にご自宅にうかがって旅先の調査をして、主治医や現地の病院とも連携します。たとえば4人家族で1泊3万~4万円の宿に泊まるとして、医師や看護師、介護士が24時間同行、移動に介護タクシーや新幹線とか飛行機を使うと、80万~100万円近くです。それでもほぼ赤字。会社を作ってから、自分には一度も給料を払ったことがないんですよ」それどころか自分の貯金を使い果たし、銀行からも多額の借り入れがあると、伊藤さんはわれながらあきれるというように笑った。しかし悲愴感は少しもない。「アメリカみたいに1億円払ってくれたらかなえるなんてことはしたくなくて、普通の家庭でも手が届く価格設定でいきたいんです。旅行代金100万円を出せる方ってそんなに多くないけど、100万円以内でできる親孝行というのが一般的になることを願っています。もっとお金を出せるよという人なら、宿のランクを上げてもいいし、そうやって回っていくといいなと思いますね。トラベルドクター社を全国の方に知ってもらい、チームの仲間を増やしていく。そこで出た利益で、難病の方や小さなお子さんのためにボランティアで『たびかな』をやるシステムを作ることが、今後の目標です」
2023年01月29日桐谷健太が主演する「インフォーマ」。その2話が1月26日深夜放送。佐野玲於演じる三島が発した言葉に「パワーワードで爆笑」「面白ワード」などSNSが大きく盛り上がっている。沖田臥竜の書き下ろし小説を原作に沖田氏自身が監修も手がけ、『新聞記者』『余命10年』などで知られる藤井道人監督がメガホンをとった本作。連続ドラマ単独初主演となる桐谷さんが元二代目西宮会若頭補佐で警察・裏社会の住人たちにも顔が広く、人知れず情報やメディアを操り、葬り、裏社会を動かす“インフォーマ”木原慶次郎を演じる。共演には木原の運転手として“火だるま殺人”を追うことになる週刊誌「タイムズ」記者・三島寛治に佐野玲於(GENERATIONS)。木原の因縁の相手で政治家をどんどん“火だるま”にして殺害していく謎の集団のリーダーに森田剛。また木原をパパと呼ぶ歌舞伎町のキャバクラ嬢・ナナに北香那。三島の先輩記者・箱崎徹に山中崇。三島と木原を出会わせた週刊誌「タイムズ」編集長・長澤あすかにMEGUMI。そのほか淵上泰史、濱津隆之、般若、二ノ宮隆太郎、藤井陽人、西村元貴、田島亮、一ノ瀬ワタル、高橋和也、宮川一朗太、千葉哲也、石橋蓮司といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。国土交通副大臣の山本が街中で火だるまになって死に、さらに新たな“火だるま殺人”が発生する。一方、火だるま殺人の手口から犯人を確信した木原はとあるレストランへ向かい、同行した三島に、中にいる六車連合の組長・河村恭介(淵上泰史)へデータを届けるよう命じる。データを確認した河村は「誰の差し金だ」と激高、三島を震え上がらせるが、それは木原による“テスト”だった。河村は三島が“ポンコツ2号”と名付けられたことを知ると、ナナと同じく「2号は大事にしてやってください」と、木原に意味深な言葉を告げる…というのが今回のストーリー。三島はあすかに電話で助けを求める。「面白いじゃない。後で全部記事にしちゃいなさいよ」と笑うあすかに「記事にする前に死にますって」と返す三島だが、あすかは「愚痴言ってる暇あったら、さっさと記者根性見せなさいよ!」と一喝。すると三島は「反社パラダイスみたいになってますって!」と口にする…。この三島の“反社パラダイス”というワードに「インフォーマ2話観始めたぜ反社パラダイスでウケとる」「2話見た!反社パラダイスと言うパワーワードで爆笑」「2話もおもしろかった!反社パラダイス最高www」などSNSが盛り上がる。「反社パラダイスとかいう面白ワード終始気弱そうなのに時々ズバズバ言う三島のキャラよ」「三島くんポンコツなのに要所要所で肝座ってる」など、三島の芯の強さに触れたコメントも投稿されている。【第3話あらすじ】木原は謎の男の潜伏先に残された資料から、謎の男たちの次のターゲットが瀧澤組の組長(千葉哲也)であることを掴む。しかし襲撃を恐れてか瀧澤の居場所はつかめない。そこで木原は三島を連れて瀧澤組へ乗り込み、若頭の相田(般若)をはじめ血気盛んな組員たちの前で、瀧澤の居場所はすでに見当がついていると高らかに宣言する…。「インフォーマ」は毎週木曜日深夜0時25分~カンテレにて放送中(関西ローカル)。(笠緒)
2023年01月27日アイドルグループ・まねきケチャの松下玲緒菜が、アイドルWEBマガジン『ガラスガール』のカバーガールを務める。「ガラスの靴で夢に向かう“アイドル”の『キラキラ』と『笑顔』と『夢』を追いかけ続ける」をコンセプトに、さまざまなアイドルのグラビアやインタビュー、コラム記事などを掲載する同WEBマガジン。今春にグループからの卒業を発表している松下が、同サイトの新たなカバーガールに決定。サイトのキービジュアルのほか、白のワンピース姿を披露したスペシャルグラビアやインタビューに登場している。また、『ガラスガール公式YouTubeチャンネル』では、松下のグラビアを映像で切り取ったスペシャルムービーも公開中だ。
2023年01月11日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の路面店にポーター(PORTER)の期間限定ショップが登場。2022年12月1日(木)より川久保玲デザインのクリスマス限定バッグなどを取り揃える。コム デ ギャルソンのクリスマス毎年、様々なテーマに沿ってクリスマスに向けたアイテムを展開してきたコム デ ギャルソン。「HOLIDAYS WITH POTER」をテーマに掲げた2022年は、コム デ ギャルソンの路面店にポーターの期間限定ショップが登場する。川久保玲デザインの「ポーター」バッグ4型期間限定ショップで展開されるのは、川久保玲デザインの限定バッグ4型。巾着バッグ、ボストンバッグ、ニュースペーパーバッグ、ショルダーストラップ付きトートバッグがラインナップする。いずれもカラーバリエーションは、ブラックとレッドの2色。「タンカー」や「センシズ」シリーズのバッグもさらに、ポーターを代表する「タンカー(TANKER)」や「センシズ(SENSES)」シリーズのバッグも揃う。なお、コム デ ギャルソンの路面店に自社以外の期間限定ショップが登場するのは初となる。【詳細】コム デ ギャルソンのクリスマス「ポーター」の期間限定ショップ期間:2022年12月1日(木)~12月28日(水)終了予定展開店舗:コム デ ギャルソン 青山店、大阪店、丸の内店、京都店、福岡店※限定4型はトレーディングミュージアム ジャイル、トレーディングミュージアム 東京ミッドタウン、名古屋ラシック コム デ ギャルソンでも取り扱う限定商品:・巾着バッグ スモール 33,000円サイズ:W200mm H220mm D130mm・ボストンバッグ スモール 29,700円サイズ:W250mm H150mm D110mm・ニュースペーパーバッグ スモール 28,600円サイズ:W230mm H290mm D120mm・平トートバッグ スモール 26,400円サイズ:W240mm H290mm D10mm【問い合わせ先】コム デ ギャルソンTEL:03-3486-7611
2022年12月01日今回、ご紹介するのは、映画『アウトロダブル』。藤田玲さんと佐藤流司さんがW主演し、危険でハードなアウトロー役に挑んだ意欲作です。本作で我妻アベルを演じた藤田玲さんにお話をうかがいました。「バディものとして楽しめると思います」【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 117映画『アウトロダブル』は、藤田玲さん主演映画『ボーダーライン』(2017年)、藤田さん主演映画『ダブルドライブ‐狼の掟‐』(2018年)、そして佐藤流司さん主演映画『ダブルドライブ‐龍の絆‐』(2018年)の流れをくむ、シリーズ最新作にして最終章です。藤田さんと佐藤さんは共演が多く、7月15日に開幕した舞台『呪術廻戦』では佐藤さんが主役・虎杖悠仁、藤田さんが夏油傑を好演。映画『アウトロダブル』でもふたりの息の合った演技を堪能できます。さらに、映画『アウトロダブル』には、ミュージカル『刀剣乱舞』に出演する牧島輝さん、MANKAI STAGE『A3!』で藤田さんと同じ秋組に出演する中村太郎さんや同じくMANKAI STAGE『A3!』に出演経験を持つ高橋怜也さんが登場するほか、人気お笑い芸人のなだぎ武さんと千原せいじさんが個性的な風貌で怪演。主題歌「BOND」では、藤田さんと佐藤さんが今回限りのツイン・ボーカルでパワフルな歌声を披露し、ふたりのアウトローたちが疾走し続ける生き様を表現しています。ーーシリーズの前作『ダブルドライブ‐狼の掟‐』『ダブルドライブ‐龍の絆‐』(2018年)を撮っているとき、すでに『アウトロダブル』の企画はあったのでしょうか?藤田さんありませんでした。ーーということは、前作が好評だったため、『アウトロダブル』の企画が立ち上がったのですね。藤田さんそうですね、ありがたいことだと思っています。流司と前作を撮っていたとき、お互いにバディ感と相性の良さを感じて、「また次も撮れたら良いね」という話をしていました。実現して嬉しかったです。これまでのシリーズでは車が大きな役割を果たしていましたが、本作では冒頭から自分たちの車を売り払っていて、車を持っていない設定なんです。その分、バディものとして楽しめると思います。ーーこれまでのシリーズの中で、もっとも人間ドラマが描かれている印象を受けました。特に女性は楽しめるだろうなと。藤田さん僕自身、初めて台本を読んだ際、「こんなにコミカルで大丈夫なの!?」と思ったほどでした。『ボーダーライン』の頃のアベルは無口でクールな一匹狼でしたが、いろんな方々と関わることによって、社交性がついてきたのかなと思います。今回のアベルはいろんな方々に優しいです(笑)。牧島くんや中村くんという若手のイケメンやファンタジー要素も加わって、より見やすい作品になっていると思います。ーーファンタジーと言えば、アベルが幽霊に驚くシーンが面白かったです。初めて台本を読んだときの感想を教えてください。藤田さんケンカをして勝てる相手ではないので、アベルがビビるのも理解できました。これまでに描かれなかった、アベルのかわいい一面だと思います。ーー藤田さんご自身は、幽霊を見たことは?藤田さん子どもの頃は霊感があり、幽霊を見たこともありましたが、いまは感じる程度です。『A3!』で言うと、横田龍儀くんと陣内将くんが霊感があるらしくて。『A3!』の2幕が始まる直前、みんながスタンバイしているときに「藤田さん、あそこに……!!」とか、言うんですよ。陽気なシーンを演じる前に、そういうことを教えるのは、本当にやめてほしいと思います(笑)。ーー女性ファンにとっては、藤田さんと佐藤さんとの混浴シーンも見どころだと思います。藤田さんあのシーンでは、監督の許可を得て、自分たちで考えたアドリブを取り入れました。お風呂に浮かぶアヒルを投げ合うシーンはそのひとつです。実は千原せいじさんが入って来るところも含めて、お風呂のシーンは1日で撮っていて。僕らはぬるめのお湯に半日ほど浸かっていたので、指がしわしわになりました。ーーアベルが普通の生活に憧れる、切ないシーンを演じて、芸能人であるご自身と重なったところは?藤田さんアベルほど壮絶な過去は背負っていませんし、これまでも普通の生活をしていましたから、特に憧れはないです。いつの日か、結婚して子どもを持ちたいという気持ちはあります。ーー佐藤さんとは共演が多く、現在は舞台『呪術廻戦』でもご一緒されています。本作で相手が佐藤さんだからこそ、引き出された演技はありますか?藤田さんアベルのギャグシーンは、純也を演じたのが流司だからこそ、引き出されたものです。ほかの作品では観られない、僕や流司のいろんな顔を引き出していると思います。主題歌「BOND」を作る際は、流司と意見を交わしながら作業を行い、ずっと録音していたいと思うほど、楽しいレコーディングになりました。僕らは全く違う声質なので、ふたりの対比がよく出ていると思います。ーー最後に、本作を楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いいたします。藤田さん牧島輝くん、中村太郎くんや高橋怜也くんという舞台のキャストやなだぎ武さん、千原せいじさんが参加して下さり、良いミックスになっています。僕らのふり幅を楽しんでいただきたいです。インタビューのこぼれ話生き物が大好きな藤田さん。ハムスターを捕まえるシーンでは驚きのハプニングが起こったそう。「あの子は、人の手のひらではとても活発に動くのですが、地面に置くと急におとなしくなって。流司と一緒に捕まえるシーンでは、全く動いてくれなくて。わざとアミをはずすなど、捕まえる雰囲気を出すことに苦労しました(笑)」。Information8月20日(土)には『藤田玲×佐藤流司フタリ旅‐映画『アウトロダブル』公開記念特番‐』のホール上映&トークショーと映画の完成披露上映会が。そして、9月19日(月・祝)には『藤田玲の#カモマイ』ファイナルイベント~感謝御礼!トークイベント~入場プレゼント&お見送り付~が開催されるそう。興味がある方は、藤田さんの公式サイトをチェック!映画『アウトロダブル』9月2日(金)より公開主演:藤田玲×佐藤流司出演:牧島輝、中村太郎、高橋怜也、内浦純一、星ようこ、なだぎ武、千原せいじほか監督:西海謙一郎脚本:池谷雅夫主題歌:「BOND」藤田玲/佐藤流司(DOLCESTAR RECORDS)製作・企画・配給:AMGエンタテインメント© 2022AMGエンタテインメント『藤田玲×佐藤流司フタリ旅‐映画『アウトロダブル』公開記念特番‐』テレビ神奈川にて放送。8/1(月)、8/8(月)、8/15(月)23:00~23:30(全3話)写真・北尾渉文・田嶋真理 スタイリスト・小田優士ヘアメイク・小林麗子写真・北尾渉 文・田嶋真理 スタイリスト・小田優士 ヘアメイク・小林麗子
2022年08月01日GENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於が、中日ドラゴンズの「ガールズシリーズ 2022 中日vsソフトバンク戦」の始球式に登場した。GENERATIONSのメンバーが7人ということで背番号7番のユニフォーム姿で登場した佐野は、球技全般が苦手ということで試合前には「大暴投注意報。。。」とSNSに投稿。目標としていた100キロには届かなかったものの本番では75キロの直球を投げ込むと、観客からは盛大な拍手が沸き起こり、ガールズシリーズ最終日を盛り上げた。始球式終了後、「ライブの500倍緊張した」とコメントした佐野。生まれ故郷・愛知での始球式に「生まれ育ったところでこういう思い出を残せてすごくうれしい」と語り、「年齢が近い選手の活躍から感動や勇気をもらうので、自分もそういう存在になれるように頑張りたい」と今後の活動への意気込みも語った。<リリース情報>GENERATIONS from EXILE TRIBE ニューシングル『チカラノカギリ』2022年8月3日(水) リリースGENERATIONS『チカラノカギリ』ジャケット●CD+DVD(RZCD-77575/B):2,400円(税込)【CD収録内容】・チカラノカギリ・タイトル未定(新曲)【DVD収録内容】・チカラノカギリ(Music Video)※Version1(仮)ほか収録内容未定●CD+DVD(RZCD-77576/B):2,400円(税込)【CD収録内容】・チカラノカギリ・新しい世界【DVD収録内容】・チカラノカギリ(Music Video)※Version2(仮)ほか収録内容未定※RZCD-77575/B、RZCD-77576/BのDVDに収録予定の「チカラノカギリ」(Music Video)はバージョン違いとなります。●CD Only(RZCD-77577):1,500円(税込)【CD収録内容】・チカラノカギリ・新しい世界・タイトル未定(新曲)・新しい世界(Orchestra Version)予約リンク:<ツアー情報>GENERATIONS LIVE TOUR 2022 "WONDER SQUARE"※終了分は割愛6月11日(土) 青森・盛運輸アリーナ(青森県栄スケート場)6月12日(日) 青森・盛運輸アリーナ(青森県栄スケート場)6月17日(金) 三重・三重県営サンアリーナ6月18日(土) 三重・三重県営サンアリーナ6月19日(日) 三重・三重県営サンアリーナ6月24日(金) 兵庫・ワールド記念ホール6月25日(土) 兵庫・ワールド記念ホール6月26日(日) 兵庫・ワールド記念ホール関連リンク公式HP:::::::
2022年06月06日NHK交響楽団首席チェリストとしてお馴染みの辻本玲のリサイタルが目前だ(2022年4月23日:トッパンホール)。プログラム前半には、チェリストのバイブル、バッハの「無伴奏チェロ組曲(第4番)」にブラームスの「チェロ・ソナタ第1番」という王道の曲目が置かれ、後半はアメリカンオールスターとでも言うべき3人の作曲家(ジョージ・ガーシュウィン、ジョージ・クラム&サミュエル・バーバー)の作品を連ねるあたりに、“新時代のチェリスト”と謳われる辻本玲の自信と意気込みが感じられる。2009年のガスパール・カサド国際チェロコンクール第3位入賞(日本人最高位)を果たした期待の新鋭が、名門NHK交響楽団を通じて育まれた音楽性とはいかに。それを確認する最高のステージがここにある。●公演概要4月23日(土)トッパンホール「辻本玲チェロ・リサイタル」●辻本玲/Rei Tsujimoto(チェロ)1982年生まれ。7歳よりチェロを始める。11歳まで米国フィラデルフィアで過ごし、東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業(アカンサス音楽賞受賞)。2003年、第72日本音楽コンクール第2位、併せて「聴衆賞」受賞。 2007年度青山音楽賞新人賞受賞。ロームミュージックファンデーションより奨学金を得て、シベリウスアカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学し卒業。第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)、併せて「日本人作品最優秀演奏賞」を受賞。(その模様はNHK-BSにてドキュメンタリー番組「チェロ・エスプレッシーボ!~国際コンクールに懸ける青春~」としてオンエアされた)「第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞。2015年6月からは日本フィルハーモニー交響楽団「ソロ・チェロ奏者」に就任するなど、今後の活躍が期待されている。使用楽器は、NPO法人イエロー・エンジェルより1724年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを貸与されている。クワルテット・エクスプローチェのメンバー。
2022年04月15日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)は2022-23年秋冬コレクションを東京・南青山にて2022年3月8日(火)に発表した。今季のテーマは“BLACK ROSE”だ。黒い薔薇のもつ意味「黒い薔薇のダークな美しさは、私にとって勇気、抵抗、自由を意味する」と話す川久保玲。黒いバラの魅惑的な美しさを単刀直入に落とし込むのではなく、これまでの歴史上、あらゆる意味が込められてきた黒い薔薇に思いを馳せ、“川久保玲が思う黒い薔薇の意味”を表現したのが今季のコレクションだ。音楽にはアイルランドに伝わる歌で、「可憐な黒いバラ」を意味する『ロイシン・ダブ』を選んだが、優しいフルートの音色からなる牧歌的なメロディーもまた、コレクションの深層と絡み合っている。1つのルックの中には、抵抗と自由、もしくはそれ以上の意味が混在する。コレクションを俯瞰して象徴的に用いられていたのは、極めてクラシックなアウターの組み合わせで、コルセットを彷彿とさせるほどにウエストを絞ったシルエットのジャケットは、大胆にも上下で真っ二つに分断されている。そして分断された内側からは、溢れるほどのボリュームをもった歪なドレスが、自由を求めて顔を覗かせる。極端なまでにダーツの入った抑制的なシルエットがある一方、解放的なラインがあるのも今季らしさ。ドレスのボリュームに耐え切れずはち切れたかのように、ウエストを強調するジャケットのサイドは露わとなっているが、それは自由と抵抗の中で生まれた新しい構築的なシルエットのようにも感じられる。タコ足のように短冊型のチュールやゼブラ柄が重なったワンルックは、歩を進めるたびに、跳ねるように動き、新しい希望を求める前向きな気持ちを彷彿とさせる。黒い薔薇とリンクするモノトーンのコレクションには、草木柄やセブラ柄といった象徴的なパターンが採用されている。中でも目を引いたのが通常服には用いられないような資材の存在。アーキテクチュアルな構造の服は、まるでフェルトのような優しさ、資材らしいタフさとインダストリアルな雰囲気をあわせ持ち、黒い薔薇のように様々な意味をもつコレクションへと導いている。
2022年03月11日Days of Delight(ファウンダー&プロデューサー:平野暁臣)は、日本ジャズ界の未来を担うドラムの逸材・山田玲のニューアルバム『Counter Attack』を2022年3月10日に発売します。山田玲『Counter Attack』Jacket本作は、第一線のプレイヤーから引っ張りだこのファーストコールドラマー・山田玲が、自身のリーダーバンド〈Kejime Collective〉を率いて臨んだ初めてのスタジオ録音盤。広瀬未来(トランペット)、渡辺翔太(ピアノ)ら若き精鋭を揃えたクインテット編成で、生き生きと躍動する現代のジャズを展開します。さらに、最後の曲にはスペシャルゲストとして日本ジャズ界が誇るスーパーギタリスト・渡辺香津美が参加。バンドサウンドに上質な刺激を与えています。山田玲/Akira Yamada山田玲〈Kejime Collective〉「〈Kejime Collective〉のダイナミズムを支えているのは、皮算用や予定調和から逃れようとする“自由な精神”であり、組織としてそれを保証するリーダー山田玲の統率原理なのだということ。サウンドが生き生きと躍動的なのも、音楽の景色が有機的に変容していくのも、偶然ではなくメカニズムの産物なのです」― Days of Delight ファウンダー&プロデューサー 平野暁臣<山田玲 Kejime Collective 『Counter Attack』>【演奏者】山田玲 drums広瀬未来 trumpet高橋知道 tenor & soprano sax渡辺翔太 piano古木佳祐 bassspecial guest渡辺香津美 guitar(on track#7)【収録曲】1. Counter Attack2. It's a Hustle3. Mr.K4. Kejime Island5. A.I.6. African Skies7. Georgia on My Mind(2021年3月1日東京録音)【商品概要】レーベル:Days of Delight型番 :DOD-022JAN :4582530660276定価 :¥2,500(税込 ¥2,750)発売日 :2022年3月10日山田玲『Counter Attack』Backinlay日本ジャズに特化したレーベル「Days of Delight」YouTubeチャンネル 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月17日今回、ご紹介するのは、『藤田玲の#カモマイ-ムチャぶりすごろくバラエティー-』。俳優、アーティスト、バラエティータレントなど、マルチに活躍中の藤田玲さんがメインMCを担当。イケメン俳優陣が危険なトークを繰り広げる番組です。MCの藤田玲さんと、レギュラー出演者の赤澤遼太郎さんにお話をうかがいました。「僕たちの素顔をお見せできると思います」藤田玲さん(右)、赤澤遼太郎さん(左)『藤田玲の#カモマイ-ムチャぶりすごろくバラエティー-』(以下、『#カモマイ』)は、MC藤田玲さんの家という設定で、プライベートでも仲の良い俳優仲間が毎回ゲストで登場。藤田さん、ゲスト俳優、そして、レギュラー出演する居候役の赤澤遼太郎さんの3人で、タイトル通り、ムチャぶりのお題が書かれたすごろくをテーマにトークを繰り広げる番組です。ゲストとして登場するのは、ミュージカル『刀剣乱舞』の鳥越裕貴さん、『絶狼〈ZERO〉 -BLACK BLOOD-』の武子直輝さん、ミュージカル『憂国のモリアーティ』の平野良さん、『Club SLAZY』などの藤原祐規さん、舞台・ドラマ・映画『八王子ゾンビーズ』などの牧島輝さんと久保田悠来さんら、藤田玲さんと共演経験がある豪華イケメン俳優たち。苦楽をともにした旧知の仲だけに、そのトークは、ピー音が鳴り響いたり、スタッフ陣が止めに入ったりするほど、過激でぶっちゃけた内容。笑顔あふれる楽しい番組となっています。ーーこの番組の誕生のきっかけを教えてください。藤田さんお昼のバラエティ番組『猫のひたいほどワイド』(テレビ神奈川/2016年4月7日~2020年3月26まで、藤田さんが木曜MCを担当)で、“ムチャぶり”という私のキャラが生まれまして。プロデューサーさんと“新しい番組をやりたいですね”という話をしているうちに、僕の主演映画『ダブルドライブ』やブラスタ(藤田さんがシンガーとして参加した、ワルメン応援&リズムゲーム『ブラックスター -Theater Starless-』)の関係者など、僕を支えてくださっている方々が集まって、お話が進んでいきました。赤澤さん本当に、すべて藤田さんのご縁でできた番組です。ーーおふたりが出会ったきっかけは?藤田さんMANKAI STAGE『A3!』です。赤澤さん約3年前ですね。ーー意外です。距離感が近いようにお見受けしたので、もっと古いお友達なのかと思っていました。赤澤さんそう思っていただけて嬉しいです。藤田さん『A3!』は定期公演数が多いので、一気に仲が深まったんです。ーー赤澤さんから見て、藤田さんの魅力は?藤田さん俺、外に出ていようか?(笑)。赤澤さんいいえ、むしろいてください(笑)。藤田さんのお人柄はこの番組に表れていると思います。もう一度、藤田さんと一緒に仕事がしたいという方々が集まってできた番組ですから。僕自身、藤田さんとは、『猫のひたいほどワイド』で初めてお会いしてから、また是非ともお仕事したいなと思って。『A3!』でご一緒できてめちゃくちゃ嬉しかった記憶があります!そして、藤田さんのお芝居の技術や視野の広さなど、知れば知るほど尊敬が深まりました。それに、僕たち後輩をかわいがってくれる、本当に面倒見の良い方です!藤田さん隣で聞いていると、恥ずかしくなりますね(笑)。ーー具体的には、どのようなことを藤田さんから学びましたか?赤澤さんこのお仕事をしていると、短い期間しかご一緒しないスタッフさんも少なくはないので、コミュニケーションをとるのがどうしても難しかったりする瞬間もあります。藤田さんは子どもの頃から映像の現場など様々な経験をされているので、短時間でも現場を全体的に見渡すことができる故の気遣いや立ち振る舞いがあり、非常に勉強させていただいています。ーー番組第1回目のゲスト、鳥越裕貴さんからエンジン全開でした。鳥越さんを“ちゅんちゅん”と呼んでいらっしゃるのですね。藤田さん鳥越さんは、共演したりお話をしたりする前に、僕が出演した舞台『殺人鬼フジコの衝動』(新垣里沙さん主演)を観に来てくださって。『殺人鬼フジコの衝動』で共演した村田充くんが鳥越さんのことを“ちゅんちゅん”と呼んでいて、「鳥越っていう良い役者がいるんだ。この舞台を面白かったと言ってたよ」と教えてくれて。充くんに刷り込まれて、僕も“ちゅんちゅん”と呼ぶようになったんです。ーー鳥越さんとのトークのお題が発展して、嫌いな若手俳優の話が出てくるところも、面白かったです。コンプライアンスが叫ばれる昨今の番組で、ひさしぶりにピー音を聞きました(笑)。藤田さんコンプライアンスは、編集にゆだねようと思っています(笑)。遼太郎は『猫のひたいほどワイド』で火曜リポーター(2018年4月3日~2019年3月26日まで)をやっていたのですが、『猫のひたいほどワイド』をご覧になっていた方が『#カモマイ』を観たら、“昼というしばりがなくなると、こんなに解放されるのね”と驚いていただけると思います。ーー番組の終盤には、ゲストの久保田悠来さんが赤いバスローブを着て登場する回があるとか。藤田さん久保田さんはバスローブがとてつもなく似合うんです。それでいて、トークが面白い。『#カモマイ』は久保田さんの魅力を最大限に引き出していると思います。遼太郎は久保田さんとお仕事をご一緒するのが初めてだったのですが、お話疲れていたほどで(笑)。赤澤さんマラソンを走った後のような感覚に陥りました(笑)。藤田さん久保田さんが放送に載せられないような、色気過ぎる発言ばかりされていたんですよ。赤澤さん収録した当時、僕は事務所を代わったばかりで、マネジャーさんの反応が心配でしたが、久保田さんのボールを受けるために頑張りました。疲労感も楽しかったです(笑)。ーー最後に、番組の見どころをお願いします。藤田さんスタッフさん、遼太郎や番組ゲストの方々が僕に協力してくださり、愛がたっぷり詰まった番組になっています。遼太郎やゲストの方々とは、完全にプライベートで会っているときのテンションで話しています。赤澤さん確かに、全く作っていませんね。藤田さんファンの皆さまに僕たちの素顔をお見せできると思います。ぜひ番組を楽しんでください。インタビューのこぼれ話藤田さんの公式Twitterで話題を呼んでいた、藤原紀香さん撮影の美麗ポートレートについて「あの写真は、舞台『南太平洋』(2015年)で、地方をまわっていたときのものです。そのとき、金沢で1日だけオフがあって、ホテルでゲームをしていたら、紀香さんからお電話をいただいて。“玲くん、今日ヒマ?”と誘われ、紀香さんのお友達も合流して、いろいろなところを観光したり、紀香さんお薦めの蕎麦屋さんへ行ったり、市場で新鮮なウニを割って食べたりしたんです」(藤田さん)。それを聞いた赤澤さんが、“うわ、おいしそう!ロケ?”と思わず一言。即座に“プライベートだよ!”と突っ込みを入れる藤田さんの姿に、『#カモマイ』さながらの掛け合いの妙を感じました!Information『藤田玲の#カモマイ-ムチャぶりすごろくバラエティー-』2022年1月3日より、TOKYO MXにて毎週月曜日22:00~1月5日より、テレビ神奈川にて毎週水曜日24:30~/とちテレにて毎週水曜日25:00~1月11日より、群馬テレビにて毎週火曜日19:00~1月18日より、サンテレビにて毎週火曜日25:30~配信版はミクチャにて、1/6開始※都度課金MC:藤田玲レギュラー:赤澤遼太郎ゲスト:鳥越裕貴、武子直輝、平野良、藤原祐規、牧島輝、久保田悠来“はじぶら”ゲスト:霜降り明星せいや製作:「藤田玲の#カモマイ」製作委員会(AMGエンタテインメント/テレビ神奈川/ドルチェスター)©2022「藤田玲の#カモマイ」製作委員会文・田嶋真理 スタイリスト・小田優士(藤田玲さん、赤澤遼太郎さん)ヘアメイク・小林麗子(do:t/藤田玲さん)、三根英世(do:t/赤澤遼太郎さん)文・田嶋真理 スタイリスト・小田優士(藤田玲さん、赤澤遼太郎さん) ヘアメイク・小林麗子(do:t/藤田玲さん)、三根英世(do:t/赤澤遼太郎さん)
2022年01月02日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の2022年春夏コレクションが、東京・南青山にて2021年10月4日(月)に発表された。川久保玲の今の心境を表現すると?2022年春夏コレクションでは明確なテーマを掲げるではなく、川久保玲自身の昨今の心境を表現したという。とりわけ“今不要と感じること”を明確にし、それら不純物を取り除いた先にあるものを追求した。まるで荒々しい上流の石が流れに現れて、カドのない丸い石ころへと変化するように、コム デ ギャルソン流の“究極の洗練”が貫かれていく。“一番強いもの”を追い求めて――川久保が今不要に感じているもの、まずひとつは凝った生地作り。コレクションを俯瞰してみると、リボンやフラワーモチーフ、チェック、ドット、千鳥格子、すべてが顕微鏡越しに見るかのごとく拡大されている。そして“複雑な色”を取り除くことで、一層それらグラフィックの本質へと迫っている。モノトーンをメインに、光を反射するようなネオンカラーが少しだけ入り混じったカラーパレットは、不純物のない世界を具現化していく。もうひとつは身体のラインを美しく見せるシルエットやパターンの定義。今季は、身体に沿うことは一切排除され、まるで上流から流れカドが取れた石ころのように、あるいは美しく整えられたオブジェのように、滑らかな球体上のドレスルックがほとんどを占める。時に現れる、大胆にカットされたライン、あるいはカドのたったラインは、まだどこか未熟な部分を匂わせた。そしてもうひとつ、今季は“ディテール”が不要であるということ。細やかさは一切いらない。チュールは大きなリボンにしてしまえばいいし、フラワーモチーフはそのままドレスにしてしまえばいい。シューズにあしらうリボンやバックルも、さりげなくではなく“主役”として鎮座する。これらに通じて、では服の本質的な部分ともいえる“服作りの意図”さえも取っ払ってしまえばどうかと。これまでの常識が、ある一方で非常識にもなりうる現在において、これまでのファッションの固定概念へのアンチテーゼを改めて掲げる。機能的であること、美しく見せること、それらも不要とみなすのだ。すべての不純物を取り除いた先に残るものが一番大切で、一番強いもの。それはきっと服を見て、服を着て、人間の心の中に湧き上がる、言葉では言い表せないような“何か”――。時代の変革期ともいえる2021年、川久保玲の心を通したコレクションで、ファッションとは何か?という問いに改めて直面させられた。
2021年10月07日第二次世界大戦後から現在までのファッションの歴史をたどる展覧会、『ファッション イン ジャパン 1945-2020-流行と社会』が、6月9日(水)より国立新美術館で開催されている。世界でも注目されている日本のファッションについて包括的に紹介する大規模なものだ。本展は日本の洋装文化を紐解く大展覧会。洋服を基本とした歴史について、衣服はもちろんのこと写真や雑誌、映像などを通して検証していく。従来のファッション展はデザイナーやメーカーの視点に立つことが多かったが、本展は実際に衣服を着用し、ときには流行を自ら作り出していった消費者の視点でもファッションを俯瞰することも試みている。展示風景第8章 未来へ「未来へ向けられたファッション」より第二次世界大戦が終わり、国民はもんぺや国民服以外の服も自由に身に纏えることとなった。そのため、戦後日本は洋裁学校で仕立てた自前の服を着ることが大流行。『装苑』や『私のきもの』、『ソレイユ』、『スタイルブック』に『ドレスメーキング』など、型紙が掲載された洋裁雑誌は大人気となる。また、文化服装学院やドレスメーカー女学院をはじめ、全国に多くの洋裁学校が設立されていく。展示風景第1章 1945〜1950年代「花開く洋裁文化と若者の台頭」より展示風景第1章 1945〜1950年代「花開く洋裁文化と若者の台頭」より高度経済成長に入り、既製服が大量生産されるようになっていくと、洋服は仕立てるものから、購入するものへと人々の意識は変わっていく。また、ロンドンやアメリカの若者文化の流行が日本にも伝播し、戦後から僅かな時間で日本人の服装はまたたく間に多様化されていった。展示風景 第2章 1960年代「消費拡大!モーレツ社員たちによる高度経済成長はとまらない」より展示風景 第2章 1960年代「消費拡大!モーレツ社員たちによる高度経済成長はとまらない」よりそして、1970年代に入ると、KENZOやISSEY MIYAKE、山本寛斎など日本人デザイナーたちが海外で活躍し始め、日本のファッション全体が注目されるようになっていく。その一方、大川ひとみの「MILK」や、菊池武夫、稲葉賀恵による「BIGI」、荒牧太郎の「マドモアゼルノンノン」など若者を引きつけるファッションブランドが原宿に誕生、流行の発信地となっていく。展示風景 第3章 1970年代「カジュアルウエアのひろがりと価値観の多様化、個性豊かな日本人デザイナーの躍進」より展示風景 第3章 1970年代「カジュアルウエアのひろがりと価値観の多様化、個性豊かな日本人デザイナーの躍進」より1980年代に入ると、川久保玲や山本耀司が海外で活躍。「黒の衝撃」とも呼ばれるデザインはそれまでのファッションの価値観を揺るがす大胆なものであった。いっぽう、デザイナーの個性をより強調した「DCブランド」も流行した。第4章 1980年代「DCブランドの流星とバブルの時代」より左 トップ、ドレス 川久保玲 コム デギャルソン 1983年春夏 京都服飾文化研究財団(株式会社コム デギャルソン寄贈)右 コート、トップ、パンツ川久保玲 コム デギャルソン 1983年春夏 京都服飾文化研究財団(株式会社コム デギャルソン寄贈)展示風景第4章 1980年代「DCブランドの流星とバブルの時代」よりしかし、1991年のバブル崩壊後、ファッションの表舞台は裏原宿や渋谷などの「街」に移っていく。ギャルや渋谷系、裏原系など流行は細分化し、等身大の着こなしをする読者モデルたちがファッションリーダーとして憧れの対象となっていく。展示風景第5章 1990年代「都市から発信されるスタイル、ストリートファッションの時代へ」より展示風景第5章 1990年代「都市から発信されるスタイル、ストリートファッションの時代へ」よりそして、ファッションの歴史は2000年代から現在、未来へと続いている。「kawaii」という日本語が万国共通語として広く認知され、ゴシック系やロリータなどが人気に。また、2011年の東日本大震災以後は、サステナブル(持続可能)な社会のあり方が、ファッションにも影響を及ぼすようになっていった。シンプルで無理なく生活をできるスタイルを目指す服、暮らし方に共感が集まるようになっていく。展示風景第6章 2000年代「ンターネットで繋がる社会と『kawaii』ファッションの台頭」より展示風景第6章 2000年代「インターネットで繋がる社会と『kawaii』ファッションの台頭」より展示風景第8章 未来へ「未来へ向けられたファッション」より1945年から70年強にわたり、変化し続ける日本のファッション。作る側、着る側の双方向の視点で長い歴史を見つめることで、過去と現在、未来に思いを馳せることができる刺激にあふれる展覧会だ。構成・文:浦島茂世【開催情報】『ファッション イン ジャパン 1945-2020-流行と社会』6月9日(水)~9月6日(月)、国立新美術館にて開催
2021年06月09日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)は、LA在住のアーティスト ブレット・ウェストフォール(BRETT WESTFALL)のアートを用いたTシャツをトレーディングミュージアム GYREとミッドタウンにて販売する。毒気のある“フレッシュな苺”モチーフをメインにTシャツ型が登場ブレット・ウェストフォールは、ドローイング、写真、ビデオ、インスタレーション、ファッションなど多分野で活躍するアーティスト。2008年にゲリラショップのオーナーとしてコム デ ギャルソンとかかわった他、川久保玲とのコラボレーションも度々行ってきた。今回のTシャツは、ブレット・ウェストフォールと娘のムーン・ウェストフォールが2021年2月までLAのギャラリーで行っていた“SINGS OF LIFE”エキシビジョンにて販売されていたもの。ほんのり毒気のあるフレッシュな苺やエッジィな犬のモチーフをメインに7つのデザインを展開する。トレーディングミュージアムでインスタレーション実施また、Tシャツ販売とともに、トレーディングミュージアム GYREとミッドタウンでは、LAのミュージアムで展開されていた展示を再現。ポップな苺のアートとストリートムード溢れるダイナミックなドローイングが展示されている。【詳細】コム デ ギャルソン ブレット・ウェストフォール Tシャツ発売日:2021年4月4日(日)~取り扱い:トレーディングミュージアム GYRE、トレーディングミュージアム ミッドタウン価格:8,250~18,150円(税込)■インスターレション期間:2021年4月4日(日)~5月17日(月)会場:トレーディングミュージアム GYRE、トレーディングミュージアム ミッドタウン
2021年04月11日コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の2021-22年秋冬コレクションが、2021年3月22日(月)に東京・南青山で発表された。モノクロームで表現する、自分だけの“静寂の世界”情報が溢れる現代、雑多な世の中から離れた“静寂の世界”へ。川久保玲のそんな思いから生まれた今回のコレクションは終始一貫して、モノクロームで表現された。テーマは、色彩のない閑かなる風景「ランドスケープ・オヴ・シャドウ(landscape of shadow)」。黒と白が表現する静寂は、時に儚く、時に強い。ショーの基軸を成すドレスルックは、皆が煌びやかに着飾った、かつての貴族たちの豪華絢爛な世界を彷彿とさせる。誰しもが自分を誇張し、自分を大きく美しく見せることで、個を主張したその時代のドレスやスーツを、今季は、自分だけの空間・時間を守る服へと置き換える。球体型のドレスの一連は、“自分だけの世界”を表しているかのようだ。しかしながら、その“自分だけの世界”は決して完全体ではない。くしゃくしゃの切れ端を張り付けてチュールで覆ってみたり、大きな三つ編みでつないでみたり。まん丸のドレスは、フロント部分だけが垂直にカットされている。ラッフルがランダムに重ねられたルックは、前から見れば主張的な個の世界を感じるが、後ろから見ればごくシンプルなパンツやタイトスカートが垣間見え、“外の世界へのつながり”を思わせる。“静寂の世界”へ向かう手段は、分厚い毛布にくるまれたようなAライン、頭からすっぽりかぶったジャケットからも見て取れるだろう。一方で、均されていないシルエットには、内なる感情も予感させる。まるでコブのような凹凸は、人間の欲望とその葛藤のあらわれのようにも捉えられる。きっと迷いがあるのが当然で、迷いこそが人間らしさであり、人間の美しさでもあるのではないかと。混沌とした世の中で、自分だけの“静寂の世界”がいかに大切かということを、今を生き抜く強さを、教えてくれたのが歪でも美しいモノクロームのコレクションだったのではないだろうか。
2021年03月25日新型コロナウイルスの感染拡大により2020年6月より2021年3月27日(土)に開催が延期となっていた「辻本玲チェロ・リサイタル」の開幕がいよいよ近づいてきた。辻本玲は、近年充実した演奏活動を見せている実力派のチェリストだ。2019年のリサイタルで は各地で早々に完売、5月にはキングレコードよりデビューアルバム「オブリヴィオン」(ピアノ:須関 裕子)をリリースし、音楽誌「レコード芸術」にて特選盤に選出されるなど、高い評価を得た。森山涼介、高木慶太、市寛也という旬のチェリスト達とともに「クァルテット・エクスプローチェ」を結成、全国でコンサートを展開するなど、チェロ・アンサンブルの活動にも力を注いでいる。2020年12月にNHK交響楽団に首席チェロ奏者に就任し、名実ともに日本を代表するチェリストとして、活躍の場をますます広げている。オーケストラでの演奏が増えている辻本だが、毎年、東京・大阪・名古屋にてセルフ・プロデュースのソロ・リサイタルを開催している。東京公演の会場はトッパンホールだ。約400席の親密な空間、クリアな音響が特徴で、室内楽を演奏するのに高い評価を得ている。その音響は世界中のアーティストに愛されており、辻本が奏でる伸びやかな音色を味わうのに最適な空間と言えるだろう。今年のプログラムは、グリーグとカサドのチェロ・ソナタ、そして生誕100周年を迎えるピアソラの代表作を中心にすえたチェロ名曲集となる。「ル・グラン・タンゴ」はピアソラが名手ロストロポーヴィチのために、つまりピアソラが最初からクラシック演奏家のために作曲した作品として知られている。かねてよりピアソラ演奏に定評のある辻本がどのような表現を聴かせるかに期待が膨らむ。グリーグのチェロ・ソナタ作品36は、北欧らしいドラマティックな美旋律にあふれたロマンティックな名曲。辻本玲が最も愛する作曲家の一人であるブリテンは、チェロのために非常に重要な作品を残しており、今回とりあげるチェロ・ソナタ作品 65は、ソロ楽器としてのチェロが行き着いた極限のひとつと言えるだろう。また、前半にはベートーヴェンがモーツァルトの主題を使用した愛らしくもドラマティックな変奏曲を、後半にはまるでフラメンコのように情熱的なカサドの「親愛なる言葉」を選曲した。18世紀後半のベートーヴェンから20世紀のピアソラまで、チェロの様々な表現を、辻本玲の大らかな歌心と圧倒的な音色で楽しみたい。
2021年03月19日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、銀座並木通り店のオープンを記念して、コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の川久保玲デザインによるトートバッグ「バッグ ウィズ ホールズ」を2021年3月20日(土・祝)に発売する。販売にあたり、3月1日(月)から7日(日)までの期間に事前抽選を行う。川久保玲デザイン「バッグ ウィズ ホールズ」「バッグ ウィズ ホールズ」は、2014年に発表されたコラボレーションプロジェクト「アイコンとアイコノクラスト:Celebrating Monogram」にて初披露された川久保玲デザインのバッグ。端が切りっぱなしになっている穴が開いているのが特徴だ。「アイコンとアイコノクラスト:Celebrating Monogram」には川久保玲や、カール・ラガーフェルド、クリスチャン・ルブタンといったファッションデザイナーのほか、写真家兼映画監督であるシンディ・シャーマン、プロダクトデザイナーのマーク・ニューソン、建築家のフランク・ゲーリーら6名が参加し、メゾンの象徴である「モノグラム」に独自の解釈を加えてクリエーションを行った。モノグラム・パターンを配した“穴あき”ブラックレザー今回はルイ・ヴィトン 銀座並木通り店のオープンにあたり、2014年当時のフォルムを生かしつつ、新たな限定モデルとして「バッグ ウィズ ホールズ」が登場。エンボス加工でモノグラム・パターンを施したブラックのグレインカウハイドレザーに大胆な穴を開け、内装には取外し可能なテキスタイル製ポーチを配した。サイズは2種類を用意。しっかり収納できるオリジナルのMMサイズに加え、ひと回り小ぶりなPMサイズも展開される。PMサイズには取り外し可能なショルダーストラップを付属し、クロスボディバッグとしても使える仕様に仕上げている。原宿のエキシビションにもバッグを展示なお、3月19日(金)から原宿にて開催されるルイ・ヴィトンのエキシビション「LOUIS VUITTON &」では、川久保玲に特化した展示室を設置。今回の「バッグ ウィズ ホールズ」新作バッグや2014年のモデル、ルイ・ヴィトンとこれまでにコラボレーションしたアイテムを展示予定だ。【詳細】ルイ・ヴィトン 川久保玲デザイントートバッグ「バッグ ウィズ ホールズ」発売日:2021年3月20日(土・祝) ※抽選販売場所:ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店抽選応募期間:2021年3月1日(月)~7日(日)抽選対象者:ルイ・ヴィトンのLINE公式アカウントを友だち追加し、その後アンケートに回答した人のみ・バッグ ウィズ ホールズ MM510,000円+税サイズ:W33 x W42 x D14cm・バッグ ウィズ ホールズ PM 468,000円+税サイズ:W27 x W31 x D12.5cm※価格はいずれも予定価格。■エキシビション「LOUIS VUITTON &」会期:2021年3月19日(金)~5月16日(日)予定時間:10:00~20:00(最終入場 19:30)会場:東京都渋谷区神宮前6-35-6 jing入場料:無料要事前予約(オンライン予約サイト3月初旬オープン予定)【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2021年03月01日ミキモト(MIKIMOTO)とコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)のコラボレーションによるパールジュエリーの新作が登場。2021年3月5日(金)よりコム デ ギャルソン 青山店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、ミキモト 銀座4丁目本店ほかにて販売される。上品なパールに“セーフティピン”や“スタッズ”を合わせたネックレス2020年2月の発売以来となるミキモトとコム デ ギャルソンのコラボレーション。展開するのは、コム デ ギャルソンのデザイナーである川久保玲がデザインを手掛けた、男性も女性も身に着けられるジェンダーレスなジュエリーだ。ネックレスは、伝統的な美しさを持つ上品なミキモトパールと、反骨精神を表現する“セーフティピン”や“スタッズ”などで構成される。全7種のラインナップには、ミキモトの上質なアコヤ真珠を使用したネックレスに、セーフティピンをまるでチャームのように取り付けたデザインや、パールとシルバーチェーンのハイブリッドなネックレスにアクセントとしてスタッズを配したデザインなどが登場する。【詳細】ミキモト コム デ ギャルソン 新作ジュエリー発売日:2021年3月5日(金)販売店舗:コム デ ギャルソン 青山店、丸の内2-1店、京都店、大阪店、福岡店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、ミキモト 銀座4丁目本店、銀座2丁目店、大阪心斎橋店アイテム:ネックレス7点価格帯:325,000円〜660,000円
2021年02月27日