2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。2年ぶりの乳がん検診で胸にしこりがあることが判明したエェコさん。そこで思い出したのはがんで亡くなったお母さんの姿でした。自分自身の過去を振り返り、もし自分もがんだったらと思ってしまったエェコさんは……。★前の話乳がんかもしれない可能性が浮上し、エェコさんの頭に浮かんだのお母さんのことでした。エェコさんのお母さんは乳がんになり、右胸を全摘した過去がありました。その後、エェコさんのお母さんは治療を続けていたものの、がんが再発してしまいました。お母さんが闘病していたころのことを思い出し、エェコさんは自分の子どもたちのことを考えました。乳がんが見つかった母は、即入院となり、右胸を全摘する手術を受けました。先生から「10年再発しなければ心配はいらない」と言われていたので、それを信じて治療を頑張っていました。しかし、私が高校2年生のころ、母の足に痛みが出始めました。もうこのときには歩くことも困難になるほどだったので、母は仕事を辞めました。乳がんの手術をした病院とは違う病院で調べてもらったのですが異常は発見されず……。一向に良くならないということで、手術をした病院で検査してもらった結果、がんの再発が発見されました。がんが再発したのは、最初の手術から8年くらいたったころ。母がぽつりと「あと2年だったのになぁ……」と言っていたことが忘れられません。その後、母は私の高校の卒業式の3日後にこの世を去りました。もし私ががんだったら、母のように長く闘病しなければならないのかと思いました。それだけではなく、当時母の看病をしていた自分が感じていたものを、自分の子どもたちにも味わわせるのかと思うととてもつらかったです。父から母が「もう帰ってこれない」と聞いたとき、顔半分がまひして母の顔が変わってしまったとき、お見舞いに行ったら病室が集中治療室になっていたとき……思い出すだけでも胸が締め付けられてしまいます。自分の胸にあるしこりが母と同じものだったら……そう思うといろいろな考えが止まらなくなってしまいました。--------------がんが再発し、気付いたときには骨にまで転移してしまっていたというエェコさんのお母さん。入院したお母さんが家に戻ることはなく、エェコさんが高校を卒業したころに亡くなられました。お母さんとの闘病生活を思い出し、もし自分ががんだったら子どもたちにも同じ思いをさせてしまうだろうと思ったエェコさん。母親になったエェコさんにとって、子どもにつらい思いをさせてしまうことは耐え難いでしょうね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。★関連記事:ピンクのぷにぷにを口に…双子姉妹が大騒ぎした検査項目とは!? #アラフォー双子の矯正日記 13★関連記事:「しなだれちゃう!」再建した乳頭を保護するアイテムは超身近なものだった! #乳がん絵日記 45★関連記事:「しこりがあるね」腫瘤って何!? 大きな病院を紹介され #乳がん検診でしこりが見つかった話 1著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月05日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。2年ぶりの乳がん検診で胸にしこりがあることが判明したエェコさん。自分がもしかしたら乳がんかもしれないと思ったとき、エェコさんの脳裏にある人物の姿がよぎって……。★前の話エェコさんは乳がん検診で、右胸に充実性腫瘤というものが見つかり、大きな病院で再検査を受けることになりました。医師は大丈夫だと思うと言っていたものの、エェコさんの中には大きな不安が渦巻いていました。エェコさんが不安になっていた理由は、エェコさんのお母さんにありました。エェコさんのお母さんは、乳がんになってしまった経験があったのだそうです。私の母は、私が高校3年生のときに亡くなりました。死因はがんでした。小学4年生のとき、母と一緒に買い物へ行った帰りに母が自分の胸を触らせてくれたことを今でも覚えています。夏場だったので服も薄手のものを着ていたのですが、その上からでもわかるくらい硬く、石のようなしこりがありました。母は「右胸にゴツゴツしたしこりがあるの……」と言い、そのしこりががんであるということも理解していたようでした。しかし、怖くて病院には行けないと言って、まだ病院へは行っていませんでした。私は幼いながらもがんは死ぬ病気かもしれないということはわかっていたので、母に病院へ行くように言いました。何が母の心を動かしたのかはわかりません。ですが母はその後病院へ行き、乳がんだと診断され、即入院して右胸を全摘出しました。母はパートとして働いていた上に家事や育児で忙しい人でした。思い返してみれば母が検診に行っていた……という記憶がありません。それががんの発見を遅らせていた一因なのかもしれない、と今では思います。--------------お母さんが乳がんになっていたことが、エェコさんの不安を膨らませていた要因でした。エェコさんのお母さんは忙しい人だったということで、検診に行く時間もなかなか確保できていなかったのだそう。そして、気付いたときには右胸を全摘しなければいけないほどに乳がんは進行してしまっていたのだとか。知らず知らずのうちに大きな病気になってしまっていたときの恐怖は計り知れませんよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月03日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、乳がん検診でしこりが見つかったときの話を描いたマンガを紹介します。役所からがん検診の通知を受け取ったエェコさん。前に検診を受けたのは2年前だったため、まずは乳がん検診から受けてみることにしました。すると、医師から「しこりがあるね」と言われてしまい……。★関連記事:「すぐに受診してください」人間ドックの結果は衝撃的なもので… #乳がん絵日記 1約2年ぶりにがん検診を受けることにしたエェコさん。まずは乳がん検診を受けようと思い、近所の病院を受診しました。いつもであればあっさりと終わるはずのエコー検査でしたが、今回はどうやら同じ場所を念入りに調べているようでした。私は役所からの手紙をきっかけに、久々に乳がん検診を受けました。エコー検査だけだったのですが、いつものようにサクッと検査する感じではなく、やたらと同じ場所を調べているなと思いました。その後、しこりがあると言われ触診をしてもらいました。しかし、触診ではしこりは確認できなかったのだそう。先生によると、右胸の上のほうに充実性腫瘤(じゅうじつせいしゅりゅう)、左胸の上にものう胞という水がたまっている状態のものがあるということでした。この病院ではマンモグラフィーができないということだったので、別の大きな病院を紹介されました。病院では無意識に動揺を我慢してたみたいで、病院を出てひとりになった途端に冷や汗が噴き出し心臓がバクバクしてきました……。--------------2年ぶりに乳がん検診を受けたエェコさんの胸には充実性腫瘤とのう胞というものが見つかりました。病院では医師の話に対しても明るく受け答えしていたエェコさん。しかし、病院を出てひとりになった瞬間、自分の胸にしこりがあることに対し不安を覚えました。言われたときはなんとも思わなくても、後から驚いたり不安になったりすることってありますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/黒田愛美先生(Zetith Beauty Clinic副院長)美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年03月01日がん検診のついでに受けた内診で病気が見つかりました。重い月経など思い当たる節が多く、ホルモン薬服用で治療を始めることにしました。ちょっと面倒な副作用を乗り越えた先には、痛みのない生活がありました。ホルモン薬服用による治療についてお話しします。★関連記事:「子宮が張り裂けそう!」深夜に突然下腹部が痛み出した原因は… #アラフォーの気にし過ぎな毎日 26がん検診のついでに「子宮腺筋症」が判明事の発端は、2020年秋に自治体からの案内で子宮がん検診を受診した際のこと。オプションで内診のエコー検査もできると聞き、「アラフォーだし……いろいろ心配だし……」となんとなく依頼しました。すると内診しながら先生が「あなた子宮が大きいわね」と言うのです。内診台を下りて診察室に入り、詳しく説明を聞きました。先生の診断は「子宮腺筋症の疑い」。子宮腺筋症とは、子宮内膜に似た組織が子宮内の筋層の中で増殖する病気です。子宮の筋層が肥大するので、子宮が大きくなるとのこと。「月経の量や痛みは強いほうじゃない?」と聞かれ、「はい!」と即答すると「やっぱり」。過多月経や月経痛も子宮腺筋症の主な症状なのだそうです。たしかに人よりも月経が重いほうだという自覚はあり、時々鎮痛剤を飲むこともありました。しかし、在宅で仕事をしているのでいつでも好きなときにトイレに行けることもあって、自分の中で困った感じは強くなかったのです。黄体ホルモン薬を服用することに当時私は42歳。医師によると、これから月経を重ねるたびに症状が悪化する可能性があるとのことで治療をすることにしました。そこで、「ジエノゲスト」という黄体ホルモン剤の薬を服用することになったのです。服薬すると女性ホルモンのエストロゲンが抑制されて排卵が止まり、月経が来なくなります。子宮内膜の増殖を抑制する効果もあるとのこと。「これで痛みを止められますよ」と言われ、特に困ってはいないつもりでしたが、ホッとした自分がいました。しかし、副作用もあります。最も気になるのが、おりもの程度から月経時と同程度くらいの不正出血が見られるというものでした。先生からは「不正出血は徐々に減るはずですが、大量に続くようなら受診して」と、薬剤師からは「念のため毎日ナプキンをつけておいたほうが良いでしょう」とのアドバイスをもらい、朝晩にジエノゲストを服用する生活が始まりました。痛みがなくなって我慢に気付く…!ジエノゲストを服用し始めて1週間ほどで、月経のような量の出血が5日ほど続きました。しかし、腹痛は月経痛よりもずいぶん軽かったのです。これでラクになると思いきや、それからは生理4日目くらいの出血が1カ月ほど続きました。中途半端にだらだらと続く出血にうんざり。痛みはないものの、「これなら普通に月経が来たほうがマシかも……」と思い始めた矢先、2カ月目の半ばくらいで出血がおりもの程度まで減少。これには心底安心しました。また意外なうれしさとして、月経時以外の慢性的な腹痛がなくなったことが挙げられます。慢性的ゆえに「おなかが痛い」という自覚はなかったのですが、いざ痛みがなくなってみるとおなかがスッキリ穏やかなのです。「これが普通の状態か……」と思うと、以前は無意識ながらずいぶん我慢をしていたのだなと思いました。まとめジエノゲストの服薬を始めて2カ月目ごろに受診したとき、「どのくらいで子宮が元の大きさに戻るのですか?」と尋ねたら、「まだかかりますよ。半年くらいしてからまた内診してみましょう」との返事でした。ジエノゲストを服薬したことで、今まで月経痛や慢性的な腹痛などに、無自覚に耐えていたことがわかりました。機会があるときに検査をしてもらうことが大切なのだなと思いました。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/サトウユカ著者/にかねこ(42歳)童顔&早生まれで、若く見られがちだったが、40代に突入して一気に加齢が加速。今まで感じなかった不調が現れるたび、これが更年期?とおびえている。娘は9歳。ストレス解消は猫を吸うこと。
2023年02月20日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。特定健診の結果を受け、内科を受診したしあすささん。医師はしあすささんの結果を見て「大きい病院を紹介したほうがいいみたい」と言いました。不安になったしあすささんは……。★前の話しあすささんは特定健診でD判定やF判定が出たことをきっかけに内科を受診することにしました。その内科で医師から言われたのは大きい病院を紹介するということ。まさかのことに驚いたしあすささんは「悪い病気なのかな」と不安な気持ちに……。その後、紹介された病院で大腸がんだと診断されることになるのでした。この内科から紹介された病院で、私は大腸がんだと診断されました。空がとても青くて、まさか自分ががんになるなんて……と受け入れられない気持ちでいっぱいでした。ただ、今思えば3〜4年前から便に血が付き始めて、胃の不調や膀胱炎、さらには軟便や下痢など予兆らしき不調はたくさんありました。体調が悪い日が増えていっても「自分は大丈夫!」と思い込み、「自分が何か大きな病気を患っている」という可能性を否定し続けました。もしあのとき病院に行っていれば……と思うこともありますが、自分なりに精一杯体調不良と向き合っていたと思います。私は3〜4年前に体調を崩したころよりも前、7〜8年前くらいから風邪をひくとおなかが痛くなることが常でした。もしかしたらそのときからがんの種は芽吹き始めていたのかも……と思いますが、本当のことはわかりません。ー--------------紹介してもらった病院に行った結果、しあすささんは大腸がんだと診断されました。しあすささんはいろいろなことを思ったそうでしたが、自分なりに精一杯だったと思ったのだとか。もしかしたら体調を崩す前からがんの種はあったのかも、と思うこともあるようですが、本当のことはわからないままだそうです。後悔することもあるでしょうが、これからもしあすささんが前を向いて生きていけますように。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。★関連記事:「マです!」父の転院先であるリハビリ病院はまさかの待遇で! #預金資産ゼロの父が倒れた話 45★関連記事:「ガリガリ痛い!」とにかく痛い! 初めて子宮体がんの検査を受けてみたところ #乳がん絵日記 43★関連記事:「あっ!」便に血が…早く治ればいいと思っていたのに #大腸がんと診断されるまで 1著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月19日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。2018年の夏、動くことすらやっとというくらい体調が悪くなってしまったしあすささん。そこで、3年ぶりに特定健診を受けることにしました。その結果、まさかの事態に発展していき……。★前の話胃腸クリニックを受診するも、下痢や血便はイボ痔によるものだと診断されたしあすささん。その後も体調が戻らないことから、3年ぶりに特定健診を受けることにしました。特定健診は予約が多く、しあすささんが健診を受けることができたのは11月になってからでした。12月には結果が届いたものの、3年前の結果からは考えられないほどに悪い結果になってしまっていました。3年前、私が特定健診を受けたときはほとんどA判定でした。胃の不調があったり膀胱炎になるけど自分は健康なんだ! と信じて疑いませんでした。しかし、その後体調は悪くなるばかり……。あまりにも良くならないので、私はようやく病院を受診しました。そこではイボ痔が3つあり、イボ痔が原因で下痢や血便があると診断されました。座薬を処方されてその日の診察は終了。体調は悪いし、座薬も効かないので特定健診を受けることにしました。すると、肝機能にF判定が!それ以外にもD判定の項目もありました。D〜F判定は病院の受診が必要とのことなので、私は病院へ行くことに。その病院で特定健診の結果を見てもらったところ、医師が渋い表情になりました。なんだろうと思っていると、「大きい病院を紹介したほうがいいみたい」と言われ私はただただ驚くことしかできませんでした。ー--------------しあすささんの特定健診の結果は3年前よりもかなり悪くなっていました。C判定やD判定だけではなく、F判定まで! しあすささんはショックを受けつつも、病院を受診することにしました。受診したのは外科病院に併設されている内科。そこでしあすささんは大きい病院を紹介されることになりました。今まで大丈夫だと信じ続けていただけに、急にこんなことを言われては驚いてしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。★関連記事:「これって絶対…」ドキドキ! 1年ぶりの健康診断の結果は #アラフィフ主婦ちゃんねる 61★関連記事:「私はズボラ」傷用テープの張り替えが面倒でサボっていたらまさかの事態に! #乳がん絵日記 42★関連記事:「あっ!」便に血が…早く治ればいいと思っていたのに #大腸がんと診断されるまで 1著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月18日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんだと診断される3〜4年前から数々の体調不良に悩まされていたしあすささん。「まだ大丈夫!」と思いながら生活するも、動くことすらつらい状態になりようやく病院へ行くことに。胃の不調や血便の症状があったので、胃腸クリニックを受診してみると……?★前の話しあすささんは2018年12月に大腸がんが判明しました。同年の夏前には座るとおしりが痛くて横になることが増えていました。夏ごろにはだるさがひどく、動くのもやっとという状態に……。ついに病院へ行く決心をしたしあすささんは、近所の胃腸クリニックを受診しました。そこで言われたのは「イボ痔が3つある」ということ。薬を処方してもらうことになりました。胃腸クリニックには人がたくさん来ていて、そこそこ混んでいる状況でした。触診や内視鏡検査をされるのかとドキドキしながら順番を待ちました。触診は痛かったし、何よりも恥ずかしかったことを覚えています。医師によると、イボ痔が3つもあるとのこと。悪いものではないようでしたが3つもイボ痔があるのかと思うと……ちょっと嫌だなぁという気持ちになってしまいました。下痢や血便が出ることもあったのでそれについて聞いてみると、イボ痔のせいだと言われました。他にも聞いてみたいことは山ほどあったのですが、病院が混んでいたこともあり聞けずじまいに……。結局、「イボ痔だけ? 本当にそうならいいけど……」と不安な気持ちのまま病院を後にしました。座薬を処方されたのですが、下痢の頻度が高かったので入れてもすぐに出てしまい、効果を感じることはありませんでした。3年前の特定健診はほぼA判定だったのに、年々体調は悪くなるばかりだったので再度特定健診を受けることにしました。実はそのころ、口の中がカラカラになる程乾いてしまうことがあり、苦しささえ感じることもありました。今思えば、下痢便ばかり出していて、水分不足になっていたのかもしれません。ー--------------意を決して受診した胃腸クリニックでイボ痔だと診断されたしあすささん。これまでの下痢やおしりからの出血もイボ痔によるものだと言われたそうです。しあすささんは診断結果に疑問を抱きながらも、質問できずに帰ったのだとか。処方された座薬も下痢のせいで効かず、体調が良くなることはありませんでした。医師に質問したくても、なかなか質問できず、モヤモヤしてしまうことってありますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月16日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんだと診断される2年ほど前からしあすささんは血便や軟便、下痢という症状に悩まされていたそう。薬を飲んでも改善ぜず症状が悪くなっていく中、しあすささんの気持ちは……。★前の話しあすささんは胃の不調や膀胱炎に悩み、2015年に特定健診を受けたものの異常は見つかりませんでした。その翌年には血便や軟便、下痢が頻発し、外出先でもトイレのことが気になって仕方がない状態になってしまいました。その後もしあすささんの調子は悪くなるばかり。座ることすらつらい状態になってしまっており、しあすささんの気持ちは大きく揺れ動いてしまうようになりました。大腸がんだと診断される前年、便器が真っ赤になるほどの出血がありました。痔かもしれないと思い、病院へは行かずにいました。そのうち排便のたびに便に血が混ざるようになり、細めの軟便や下痢が出るようになりました。ひどいときには1日に7〜8回も排便するようになり、おしりにヒリヒリとした痛みを感じるように……。外出先でもどこにトイレがあるか気になるようになってしまい、具合はかなり悪い状態でした。がんだと診断された年には、座ることすらつらい状態になってしまっていました。ただそれでも普通に生活はできていたので、私は自分ががんであるだなんて思ってもいませんでした。普通の生活はできるものの体調が悪いと感じることは多かったので、不安になり「もうダメかもしれない……」とマイナス方向に考えてしまうこともありました。その半面、「まだ大丈夫!」と元気になるときもあったりと、精神的にも不安定になっていました。がんが判明する数カ月前、私は動くことができない日が増えたのでようやく胃腸を診てもらうために病院へ行くことを決心しました。ー--------------体調が悪く、精神的にもつらい思いをしたしあすささん。普段通りに暮らすことはできていても体調が良くないことで不安になって落ち込んでしまったりすることもあったそうです。しかし、自分はまだ大丈夫と思う気持ちもあったようで、精神的に不安定な状態が続いたのだとか。病気は体だけではなく心にも影響してしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月14日眉間のシワが気になり始めたアラフィフ主婦のへそさんのマンガを紹介します。1年ぶりに健康診断を受けることになったへそさん。まずは乳がん検診を受けることになりました。乳がん検診を受けるための検診車に乗り、着替えていると……!?★前の話健康診断の会場で迷子になり、係員の手を借りながら乳がん検診の会場までたどり着くことができたへそさん。乳がん検診は検診車の中でおこなわれるということで、車の中で服を脱ぐことに。そこでへそさんはとあるものを見つけました。こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。健康診断で乳がん検診を受けられるということだったので、マンモグラフィーの検査を受けることにしました。事前の案内では、検査着を用意していないのでケープなどの胸を出しやすいものを持参するように言われていました。私はケープなんて気の利いたものは持っていなかったのですが、さすがにひとりだけ胸を丸出しにしている訳にもいかず……家にあったボタン付きのストールを持って行きました。しかし、検診車の更衣室に入るとまさかの使い捨てケープが置いてありました。更衣室から検査室まで2mくらいの距離だったのですが、そこを行き来するためだけに使い捨てケープがあるなんて、少しもったいないような気もしました。ケープを置いているならそう言ってくれればいいのに〜と思いながら、私はストールではなく、使い捨てケープを着用。ケープを着終わり、鏡を見てみるとそこには芸人の今くるよさんのような姿になった自分が!! 思わず「どやさ!」と言いたくなってしまいました(笑)。ー--------------乳がん検診を受ける人に対し、ケープなどの着替えを持参するように案内があったようです。へそさんはケープを持っていなかったので、ボタン付きのストールを持参しました。しかし、会場には使い捨てケープが用意してあり、へそさんはストールが荷物になってしまったと感じたそうです。備えあれば憂いなしと言いますから、例え荷物になったとしても準備して行くことは大切ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/へそ(52歳)バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。最近の悩みは眉間のしわ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。
2023年02月13日“性教育YouTuber”として活動するしょご先生(38)が、産婦人科の検診台を揶揄するような不適切動画をTwitterに投稿し波紋を広げている。問題視されているのは、1月9日に投稿された約30秒の動画。群馬県の観光施設を訪れたしょご先生は、展示物された産婦人科で使用される検診台に座り、機器が動くと同時に大笑い。《足上がり過ぎてセックスどころじゃないセックスマシーンw》(原文ママ)と、ツイートが添えられていた。しょご先生は、ユーザーから《初めて見ました》と感想が寄せられると、《ちょっと足上がり過ぎて実用性は低そうw》などと返信。しかし、この動画は現在までに815万件以上のインプレッションを集めているが、批判の声が殺到しているのだ。《内診台は命を守るところです!!間違えた認識を与えないでください!このツイートを見て誤解を招き産婦人科に行く機会を逃してしまう方が居らしたら命に関わる事もあるのです!》《これは婦人科の診察台ではないでしょうか。であれば訂正してほしいです。多くの女性にとっては楽しい思い出のある場所ではありませんし、セックスマシーンなどと揶揄すべき物でもないと感じました》《ひとことで良いから、訂正してほしいです。セックスマシーンではないと言ってほしいです。婦人科で検診を受ける大切さも、併せて伝えてください。それが性教育ではないですか》産婦人科医を名乗るユーザーからも、批判の声が寄せられているしょご先生。そんななか、理美容や歯科・医療機器、化粧品事業を手がける「タカラベルモント株式会社」が怒りの声を上げたのだ。2月10日、同社は公式サイトを通じて「SNSで拡散された産婦人科検診台での迷惑行為に関して」と題する声明を発表。しょご先生を名指しはしなかったものの、《2023年1月9日(月)に、SNS上において、産婦人科で使用される検診台を使って撮影された不適切動画が投稿され、拡散している状況が判明しました》と指摘。そして次のように、主張した。《当該製品は、産婦人科における診断・処置に使われる医療機器です。また、撮影された施設は、人間の命や性についての正しい理解と啓発を行うための施設であり、教育の場としても活用されている施設です》《しかしながら、今回のSNS上での投稿は、誤った機器の取り扱い方、並びに多くの患者様への誤解を生むような表現であるばかりでなく、人間の性に対する尊厳を傷つけるものであり、到底許容できるものではありません。大変遺憾に思うとともに、強く抗議致します》さらに同社は、SNSの運営会社に抗議と投稿の削除を要請。しかしながら、現在も投稿は残ったままで、しょご先生も炎上に対して“我関せず”といった姿勢を貫いている。13日午前も、AIに女性の定義を質問したとして、《生物学的な定義と社会学的な定義をごっちゃにして考えてしまうと話が進展しないのでAIに助けてもらいました。今までで1番わかりやすい回答だったわ》とツイート。だが、そうした“通常運転”ぶりに、《ふざけるな!!謝罪しろ!》《きちんと謝罪してこのツイートを削除してほしい》と、火に油を注ぐ事態になっている。命を守る医療機器を揶揄するようなことは、決してあってはならない。
2023年02月13日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんと診断される3年前に特定健診を受け、その結果はほぼA判定だったしあすささん。しかしその翌年、便器が真っ赤になるくらい鮮血が出てしまい……。★前の話しあすささんは2015年に特定健診を受け、特に悪いところは見つかりませんでした。しかし、胃の不調や膀胱炎が良くなることはなく、便器の中が真っ赤になるほどの出血を起こしたりしてしまうことがありました。出血の原因は痔かと思い、ストレッチなどを始めたしあすささん。ですが体調は良くなるどころか悪くなる一方でした。がんが見つかる3年前くらいのころ、私は胃の調子が悪く常に胃薬を飲む生活をしていました。あまりにも体調が良くならなかったので、生活習慣病の早期発見になるという特定健診を受けてみることにしました。血液検査や心電図検査をおこなった結果はA判定ばかりで、病気は見つかりませんでした。しかし、便に付く血の量は増え、胃の不調は治らず、膀胱炎も繰り返してばかり……。ある日、ドバッと鮮血が出てしまい私は自分が痔なのかもしれないと思うようになりました。ただ、病院嫌いの私はすぐに病院へ行くことをせず、ストレッチなどをして体を鍛えていました。というのも、座ってばかりの生活が痔の原因になっていたので、運動しなくてはいけないと思っていたのです。体調は日に日に悪くなり、ほぼ毎回血便が出るようになりました。さらに細めの軟便や下痢便が1日4〜5回出てしまうようになり……整腸効果があるというゲンノショウコという漢方を薬局で買って飲み始めました。漢方を飲んでいるにもかかわらず下痢便の回数は増え、1日に7〜8回排便していました。なので外出先でもトイレのことが気になって仕方がありませんでした。この時点でかなり悪い状態だったけれど病院へ行かなかったのは、「自分はまだ大丈夫」だと信じていたかったからなのかもしれません。ー--------------便に付着する血の量が増え、軟便や下痢便など腸の調子も悪くなっていたしあすささん。外出先でもトイレのことが気になってしまい、そわそわしてしまっていたのだとか。しかし、しあすささんは「自分はまだ大丈夫」だと思い、病院へは行かなかったそう。大きな病気だったらどうしようと不安になると病院から足が遠のいてしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。★関連記事:「たしかに…」歯列矯正に悩み、友人から突き付けられた事実とは #アラフォー双子の矯正日記 10★関連記事:「盗まれとるし!」健康診断でまさかの事態が! 一体何が…? #アラフィフ主婦ちゃんねる 58★関連記事:「あっ!」便に血が…早く治ればいいと思っていたのに #大腸がんと診断されるまで 1著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月12日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんだと診断される3〜4年前からたびたび便に血が付いていたしあすささん。それに加えて胃の調子が悪かったこともあり、特定健診を受けることにして……。★前の話血便や胃の不調、膀胱炎という症状が体に現れ、体調が良くない日々を過ごしていたしあすささん。あまりにも膀胱炎がつらいので泌尿器科を受診したところ、漢方を処方されました。大腸がんであると診断される3年前である2015年、しあすささんは特定健診を受けてみることにしました。特定健診を受けてみると、驚きの結果が出ました。がんが見つかったのは2018年の12月でした。その3年前、私は胃の不調を感じていました。元々お酒が好きで、そのころはしょっちゅう飲酒をしていました。そのせいで胃薬が手放せない生活を送っており……。外出先でも胃の気持ち悪さに悩まされることが多々ありました。それと同時に膀胱炎にもなってしまい、頻尿や排尿痛にも悩む日々……。膀胱炎についてはあまりにも耐え難い状態になってしまったので泌尿器科を受診し、漢方を処方してもらいました。胃の不調についてどうしようかと悩んでいると、ちょうど特定健診の案内を見つけたので私は特定健診を受けることにしました。特定健診とは、40〜74歳の保険加入者を対象としたメタボリックシンドロームに着目した健診なのだそう。他にも生活習慣病の早期発見にもなるとのことでした。健診をおこなってから1カ月後、郵送で健診の結果が届きました。結果はほとんどがA判定! 特に悪いところは見当たらず、私は健康なんだと安心しました。ただ、この特定健診ではがんについての検査はおこないませんでした。翌年、便に血が付いているのではなく混じっているようになり、私は少しずつ不安になっていきました。健診でA判定だった割には相変わらず胃の調子は悪く、膀胱炎も良くなることはありませんでした。そして、ある日突然ドバッと鮮血が出て、便器の中が真っ赤になったのです! そのとき、私の頭によぎったのは痔の一文字でした。ー--------------体調が悪いのに健診ではA判定だったというしあすささん。健康だという結果が出た半面、体調不良の原因はわからずじまいでした。さらに健診を受けた翌年、便器の中が真っ赤になるほどの出血があったのだそう。その上、病院へ行ったのにもかかわらず膀胱炎は良くならないままでした。健診の結果が良いのに体調が悪いのは少し変な感じがしますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月10日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。大腸がんを患ったしあすささんは病気が判明するまでのことを思い出しました。便に血が付いていることはあったものの、それよりも調子が悪いところがあり……。★前の話しあすささんが大腸がんだと診断される3〜4年前から便に血が付いていることがあったのだそう。しかし、持病のイボ痔が原因だと思い、すぐに病院へ行くことはしませんでした。大腸がんが判明する3年くらい前は腸よりも胃のほうが悪く、胃薬が手放せない生活になっていたそうです。その上、膀胱炎が悪化し、漢方を飲むようにもなりました。私は2018年12月に直腸S状部から上部直腸にがんが見つかりました。病気が判明する3〜4年前くらいから便に血が付いていることが時々ありました。しかし、病院嫌いで自分が大きな病気にかかっていると考えたくなかった私はすぐ病院を受診することはせず……。それに、3年くらい前は腸よりも胃のほうが調子が悪い状態でした。というのも、そのころの私はお酒をよく飲んでおり、胃薬が手放せない生活を送っていました。外出中に胃が気持ち悪くなったら、胃酸を抑えるために牛乳を買って無理矢理飲むということもしていました。胃が悪くなるとともに膀胱炎にもなってしまい……頻尿と排尿痛に悩まされました。初めは市販の猪苓湯(ちょれいとう)という排尿トラブルに悩む人向けの漢方を飲んでいました。しかし、改善されることはなく、しょっちゅう膀胱炎になっては頻尿と排尿痛でつらい思いをしました。そこで、私は女医のいる泌尿器科を探し、そこで診察してもらい改めて漢方を処方してもらいました。ただ、大腸がんになってストーマ(人工肛門)の手術を受けてからはあまり膀胱炎にならなくなりました。もしかしたらがんが影響していたのかもしれない、と今になって思います。ー--------------血便の他にも胃の不調や膀胱炎に悩んでいたしあすささん。胃薬が手放せず、外出中に胃が気持ち悪くなれば牛乳を飲んでやり過ごしていたのだとか。それ以外にも膀胱炎になり頻尿や排尿痛に悩まされるようになってしまいました。こんなふうにたくさんの症状が出ているとどう対応するのが正解かわからなくなってしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月09日2018年に大腸がんが判明したしあすささんの、大腸がんだと診断されるまでのマンガを紹介します。2018年12月に直腸S状部から上部直腸にがんがあることが判明したしあすささん。診断を受けるまでのこと思い出して……。★関連記事:「もしかして新型コロナ?」体調不良とおなかの違和感がずっと続いて… #大腸がんらしい 1しあすささんが大腸がんであることが判明したのは2018年の12月でした。しかし、その3〜4年前からたびたび体調が悪いと感じることがあったのだとか。体調が悪くても病院へ行かなかったというしあすささんの中にあった思いとは一体。正直、私はがんだと告知されたとき「遠慮や配慮や思いやりなしにどんどん告知してくるんだ」と思いました。空が青くて自分ががんになったという事実を受け入れられず……でも思い返してみれば随分前から少しずつ具合が悪くなっていたことはたしかでした。ただ、私はイボ痔を患っていたということもあり、調子が悪いことの原因は痔にあるのだと思っていました。それに加え、「自分が何か大きな病気を患っている」ということを考えることを拒否していたのかもしれません。がんだと診断される3〜4年前、私は初めて自分の便に血が付いていることに気付きました。「血だ……」と思いながらも体調は普通、食欲もあり何も異変はなかったので特に気に留めることもしていませんでした。しかし、時々便に血が付いていて何でだろう? と少し不安に思うこともありました。それでもそのことはなるべく忘れるようにして、大したことないと思うようにしていました。ー--------------便に血が付いていても「なんともない」と思い、すぐに病院へ行かなかったというしあすささん。自分は平気だと思っていた以外にも、「自分が何か大きな病気を患っている」ということを考えたくない気持ちもあったのだとか。何か病気かも……と思っても診断されるのが怖くて病院へ行くことをためらってしまうことってありますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/里村仁志先生(里村クリニック院長)消化器疾患が専門。2003年 獨協医科大学医学部卒業、2005年獨協医科大学第1外科、2016年さいたま赤十字病院外科を経て、現在に至る。著者/しあすさ2018年に大腸がんが判明し、2019年に手術を受けました。魂のツッコミをしてくれる「くもちゃん」とともに闘病するマンガを描いています。
2023年02月07日2児の母親である、もいもい(moimoimoi2712)さんは、娘さんの乳児検診での出来事をInstagramに投稿。多くの人が、クスッとさせれています。ひと通り検診を終えた後、保健師の女性から「何かほかに聞きたいことはないか」と聞かれた、もいもいさん。娘さんの後頭部の形が気になっていたため、相談をしてみると…。「全然大丈夫だと思いましゅ!」赤ちゃんに優しく話し掛けながら、もいもいさんの質問に丁寧に答えていた、保健師さん。つい、語尾が赤ちゃん口調になってしまったようです…!投稿には「いい話で和むでしゅ」「なんでもなくてよかったでしゅ」など、赤ちゃん口調のコメントが多数寄せられており、クスッとさせられています。保健師さんいわく、赤ちゃんの後頭部が平らになるケースは珍しくなく、成長とともに気にならなくなることが多いそうです。優しい言葉をかけてもらい、さらにかわいらしい『いい間違え』まで聞けて、心がほんわか癒された、もいもいさんなのでした。[文・構成/grape編集部]
2023年02月02日「昨年、タレントの高見知佳さん(享年60)が急逝しましたが、子宮がんが疑われ、判明したときは、すでにステージ4。さらに大腸や卵巣、肺、脳や骨など全身の臓器に転移していたそうです。病気判明の直前まで、参議院選の選挙活動をしており、落選後も地元の市議会議員選も見据えていたということですから、死の直前まで、病気の自覚がほとんどなかったのでしょう」(芸能記者)これほどまでに、がんは静かに全身を蝕んでしまう。だからこそ、無症状のうちから定期的にがん検診を受診することが大切だ。しかしコロナ禍の今、がん検診の受診控えが懸念されている。’17年から’19年度までの3年間のがん検診平均受診者数と、’20年度のがん検診受診者数を厚生労働省のデータをもとに共同通信が比べたところ、胃がん検診は214万人から141万人、大腸がんが357万人から279万人など、軒並み2~3割ほど減っているというのだ(画像参照)。常磐病院(福島県)の医師・尾崎章彦さんが語る。「東日本大震災の際も、直後からがん検診の受診率が下がり、元の水準に戻るまでには5年ほどかかりました。しかし、当たり前のことですが、受診が遅れるほど、がんは進行するのです」がんからの生還は早期発見が必須だが、気になるのは検診費用だ。「任意で行うがん検診は医療保険が使えず、全額自己負担となってしまいます。しかし、自治体で行っている検診を利用すれば、全体的に安価に受けることができます」がん検診の案内は、居住している市町村からはがきなどで届く。そこに書いてある電話番号や医療機関に問い合わせると、自治体が行う検診を受けることができる。日本医師会のホームページにも、全国の「福祉課」や「健康推進係」など該当の窓口につながる電話番号が載っている。調べてみよう。また、がん検診の頻度や対象年齢は厚労省が指針を定めている。そのため、各自治体によって差異はあるものの、好きなタイミングで何度でも安価に検査できるわけではないことが多いので要注意だ。がんの種類ごとに、おすすめの検査や費用を解説してもらった(※各がん検診の自己負担額は医療機関や自治体により制度・金額はさまざま〈編集部調べ〉)。【肺がん】〈X線〉自費:2000~3000円/自治体など(目安):無料~300円〈CT〉自費:1万~3万円/自治体など(目安):3000~5000円厚労省の指針によると、肺がんの検診は年に1回、40歳以上に推奨されている。「X線検査が一般的な肺がん検診です。さらに、より確実に早期の肺がんを発見できるのは、CT検査。喫煙経験があるなど、リスクが高い人には選択肢の一つです」アメリカの調査で、X線よりもCT検査を受けた人のほうが、肺がんによる死亡率が約20%低くなるというデータもある。■自分を後回しにせず、主婦も積極的に受信を【胃がん】〈バリウム〉自費:1万~1万5000円/自治体など(目安):1500円程度〈内視鏡〉自費:1万~2万円/自治体など(目安):3000~5000円胃がんの場合、50歳以上では2年に1回の胃カメラが基本。ただ、40歳以上は年に1回のバリウムによるX線検査も選択肢だ。「特に胃カメラは、早期のがんを見つけやすいです。苦しいイメージがありますが、今は細いファイバースコープもあり、鼻から検査もできるので負担が軽減されています」【大腸がん】〈便潜血検査〉自費:2000円程度/自治体など(目安):無料~500円〈内視鏡〉自費:2万円前後/自治体など(目安):-大腸がん検診(便潜血検査)は年1回、40歳以上にすすめられている。精度の高い検査は内視鏡だが、自覚症状がない場合自費で行うため、2万円前後と高額。「大腸をくまなく観察するには内視鏡が効果的ですが、一般的な健康診断にも組み込まれている、便潜血検査が基本。痛みもなく、費用も少額です」国立がん研究センターのホームページによると、毎年、便潜血検査を受けることで、大腸がんの死亡率を60%下げると報告されている。【子宮頸がん】〈細胞診〉自費:3000~1万円/自治体など(目安):500~1000円厚労省の指針では、20歳以上の女性は2年に1回の細胞診が提唱されている。「早期の場合、自覚症状がほとんどないため、定期的に検診を受けておくことが求められます」細胞診は、自治体検診を利用すれば500円から1000円程度だ。【乳がん】〈マンモグラフィ〉自費:5000~1万円/自治体など(目安):500~1000円〈超音波〉自費:5000~1万円/自治体など(目安):500~1000円「触診やセルフチェックで見つかることはあるものの、より確実に病変を見つけるためにも、40歳以上の人は2年に1度、マンモグラフィ検査を受けましょう。なかでも、乳腺組織が厚い40代の若い人は、マンモグラフィだけでは早期のがんが見つけづらいので、超音波検査を組み合わせたりします」自治体などの乳がん検診を利用すれば、マンモグラフィと超音波検査を合わせても1000円から2000円前後で受けられそうだ。女性の場合、主婦だと定期的な健康診断に行く習慣がつきづらい。また、家族を優先し、自分の検査が後回しになってしまうことも。病状が進んで後悔しないよう、定期的にがん検診を受けよう。
2023年01月30日国民病の1つとして、多くの人が苦しんでいる、がん。医療や薬の開発が進んだことで、完治をする人も少なくありません。一方で手術や抗がん剤治療を経ても、転移や再発することがある恐ろしい病気なのです。古村比呂、がんの『再々再発』が発覚2012年、俳優の古村比呂さんは、子宮頸がんを患っていることが分かりました。手術を経るも、2017年に再発、2018年に再々発が確認されていたのです。2023年1月21日、ブログを更新した古村さんは、腹部傍大動脈リンパ節にがんが見つかったことを明かしました。今回の発覚により、がんは再々再発したことになります。採血検査の結果を受けて、詳しく検査したところ、再々再発が発覚。古村さんは、再々再発が分かった時の心境を、このようにつづっています。今年はがん再々発の治療を終えて、5年目です五年経って又がんが出てくるのはかなり珍しいとのこと「エッ何でまた5年なの⁈」とショックや色々な出来事も重なり暫くは気持ちが整いませんでしたが主治医より「治療法がまだあります私は全く諦めていません」と言葉をかけて下さり時が過ぎ今は「私も諦めず治療をして行こう」と空を見上げています古村比呂オフィシャルブログーより引用前回の治療終了から5年が経過した段階での発覚は珍しいと、医師から告げられたという古村さん。しかし医師からの言葉をもらい、古村さんは「あきらめずに治療に取り組む」と強い意志でつづりました。古村さんの公表に、多くのファンから応援のメッセージが寄せられています。・私の86歳になる母親も、5年ごとに3回、がんが発覚。それでも乗り越え、今に至るまで暮らせています。古村さんもあきらめずに頑張ってください!・がんの恐ろしさを、改めて痛感しました…。完治を願っています。・どうか回復しますように!がんと診断されると、今後の人生に不安を抱いてしまうもの。ましてや4回も告げられ、古村さんが感じたショックは計り知れないものだったでしょう。古村さんがこれからの治療で、がんが治り、今度こそ完治することを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2023年01月22日43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され…!? 職場の健康診断と髪の毛の話子宮体がんになってしまい、約6時間におよぶ大手術を受けた、はなうたねこさん。病理検査の結果、子宮体がんのステージⅢCだと判明し、抗がん剤治療を開始しました。 しかし、それからしばらく経ったある日、今度は『絞扼(こうやく)性腸閉塞』いわゆる腸捻転になって、救急車で運ばれてしまったのです! 緊急手術をしてすぐに体調は良くなったものの、主治医から「抗がん剤が腸閉塞の原因になった可能性も考えられますので、抗がん剤治療はストップしましょう」と言われてしまい……。 腸閉塞の手術を終えて少し経ったあと、職場の健康診断を受けた、はなうたねこさん。 すると……便潜血検査で要再検査となってしまったのです! ーーもしや、がん細胞が大腸に転移した!? 不安になったはなうたねこさんが、かかりつけの病院の産婦人科に電話で相談すると…… 「申し訳ないのですが、ご自身で外科に予約して内視鏡検査など受けてください」と告げられてしまいました。 ーーはぁ、がん拠点病院なのにアフターサービスもないのか……。それなら『がん科』を作ってくれよ! と、病院の対応に少し不満を抱いた、はなうたねこさんでした。 ちなみにその後、子宮体がんの手術を担当してくれた主治医に相談したところ、「腸閉塞の手術からまだ間もないので」とのことで、もう少し経ってから大腸の内視鏡検査をすることになったそうです。 抗がん剤治療を始めてから、副作用でどんどん体毛が抜け落ちていった、はなうたねこさん。このころ、髪の毛はちょろっと生えている十数本を残して、ほぼすべてが抜け落ちた状態でした。 ーーこんなにちょろっとだけ残しているのもなあ……。 と、ついに残りの髪の毛を切ることを決意! 坊主頭になると、なんとなくスッキリした気持ちになったそうです。 はなうたねこさんが坊主になったころ、季節は冬でしたが、それでも日中に陽が当たると頭頂部はとても暑くなりました。逆に、夜に寝るときは頭がスースーして寒いので就寝時には帽子が必須アイテムになり、出浴後のドライヤーは不要に。 毛がなくなり地肌が丸見えとなった頭頂部は、ぬらぬら(=ぬるぬる)としていました。冬の乾燥しやすい季節だったこともあって、地肌が乾燥して余計な油分が出ていたのかもしれませんね。 その後は、抗がん剤をやめたことから、少しずつ髪の毛が生えてきたのですが…… なんと、髪質が変わってしまい、くるくるとした癖毛が生えてきたのです! はなうたねこさんだけでなく、実際には多くのがんサバイバーが同じような体験をしているそうです。 子宮体がんの手術から1年が経過したころ、腸閉塞後の体調も落ち着いたので、久しぶりに実家に帰省したはなうたねこさん。少し伸びた癖毛に、家族は「えー!?」と不評でした。 このとき、はなうたねこさんは本当は病気のことを家族とたくさん話したかったそうなのですが、楽しそうに会話をしている家族を見ているうち、話せずに終わってしまったそうです。 それでも、久しぶりに家族で食卓を囲んで団らんする時間はとても楽しく、改めて家族の大切さを実感した、はなうたねこさん。 帰省を終えて自宅へと戻ったあとは、家族からあまりにも不評だった癖毛をなんとかすべく、美容室へ。 「髪質が変わってしまったのなら、切ったところでどうにもならないだろうな……」と、半ばあきらめていたのですが…… 切り終わったあとの頭部を見てみると、短いながらも髪の毛がストレートヘアになっていたのです! 満足というよりも、「なぜ?」と疑問が強く残ったはなうたねこさんでした。 監修/助産師 松田玲子 はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター はなうたねこ40代で子宮がんが判明。子宮全摘出、抗がん剤治療、2度の腸閉塞を経て、現在がんサバイバー12年目。そのほかいろいろInstagramにて投稿しています。
2023年01月19日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。医師からがん検診はしっかり受けたほうが良いと言われ、検診を受け始めます。★前の話43歳になるまで一度も子宮がん検診を受けたことがなかったマメ子さん。子宮頸がん、子宮体がんの検査を受け、異常なしという結果を聞き安心します。次は胃がん検診へ。検診に行く前、バリウムのつらい思い出がよみがえり、緊張しながら向かうと……。ー----------------胃がん検診に行く前日のことです。もうまともにやり切れる気がしなくて、前回は新型コロナを言い訳に行きませんでした。毎回思うけど、私よりずっと年配の方でも平気な顔でバリウムを飲んでやり切って帰る姿に本当に尊敬します。ー-----------------------バリウムは飲むのも、飲んだ後の排出もなかなかつらいものがありますよね。それでも自分の体を守るため、しっかり受けたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月14日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わりました。医師からがん検診はしっかり受けたほうが良いと言われ子宮がん検診を受けることになり……。★前の話43歳になるまで一度も子宮がん検診を受けたことがなかったマメ子さん。子宮がん検診は通常、子宮頸がんだけの場合が多いようですが、せっかくなので子宮体がんも一緒に受けることにしました。そして、検診から1週間後、結果を聞きに婦人科を訪れます。診察室には、検査をしてくれた若い先生ではなく、この先生の父の大先生が待っていました。そこで後悔することがあり……。ー---------------------結果を聞きに、再び婦人科へ行きました。このクリニックで検査をしてもらったのはやさしくて痛くないと評判の若先生だったけど、今回は結果を聞くだけだったのでこの先生のお父さんである大先生の診察へ。実は若先生と反対に大先生の評判はすこぶる悪く、大先生の時間帯はすいています。診察に呼ばれて入ると、あいさつ、聞こえなかったかなと思って2回言ったけど大先生、こちらを見ることもなく……。1分もたたず診察終わり。結果が問題ないなら、別にいいか。と、思って帰ってから、渡された結果の紙を見てみる。これだけじゃさっぱりわからないな……。紙とスマホを見比べながら、調べてみたら異常なしの中でも、いろいろ分類があるみたい。異常ないならまあいいんだけど、ちょっとくらい説明して欲しかったかも……。それに、次は普通に1年後でいいのかしら。何も言われてないからいいのかな?事前に大先生の悪い評判を知人からいろいろ聞いてたので、あんまり長々しゃべって嫌なこと言われるのが怖くて、余分なことを聞こうとしなかったのは失敗だった。やっぱり、せっかく行ったら病院ではわからないことをちゃんと聞くべきだし、たいていはいきなり何を聞いていいのかわからないから、事前に調べておくべきだったなと大後悔。ちなみに、悪い評判というのはいろいろあるけど、ある知り合いは大先生の診察で、生理不順か何かの相談の際にって言われたそうだ!お前に関係ないやろ!!と憤ってらっしゃった。ちなみに知人は当時おひとり。結婚していたとしてもそんなことは言われたくないけど、さすがにこれはありえない言葉……!!いろいろな先生がいるけど、聞きづらくてもちゃんとわからないことは聞くようにしよう!と思いました。次はその他のがん検診……。こちらもちゃんと毎年行かなくちゃね!(しつこい)----------------検診の結果、異常がなかったマメ子さん。異常がなくてよかったのですが、ただ、異常なしの中でもいろいろ分類があるようなので少しくらい説明が欲しかったと思う気持ちはわかりますよね。医師の中には聞きにくい雰囲気の人もいますが、自分の体のことはしっかり聞けるように事前に調べておくことも大切かもしれませんね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月12日閉経を迎え、やっと生理のわずらわしさから解放されました。ところが思いがけず、不正出血が起きました。そこで子宮がん検診をしたところ擬陽性と診断され、子宮内膜全面掻爬術(しきゅうないまくぜんめんそうはじゅつ)をおこなってもっと詳しく調べることに。急にがんと隣り合わせになり、不安な日々を送る私に伝えられた検査の結果は……。★関連記事:生理ではないときに出る微量の不正出血…その原因は「子宮内膜ポリープ」だった!がんの可能性が高いって…閉経後、突然の不正出血49歳で閉経し、生理のない生活を快適に思っていました。閉経後3年くらいたった2019年3月27日、朝トイレで親指ほどの大きさの薄い赤色のものがトイレットペーパーについていることに気付きました。血かどうか確認のために、もう一度ペーパーを腟の入り口に押し当ててみると、また赤色が付きました。それは不正出血でした。慌てて、SNSで不正出血の原因を検索。閉経後の出血は、危険な場合が多いので病院に行くようにと、多くのサイトで書いてあったのですぐに会社に電話をして午前中の有給休暇を取りました。毎年子宮がん検診をしてもらっている近所の病院へ。いつもと同じように、経腟エコーと細胞を採取する検診をおこないました。結果はまさかの擬陽性検査を受けた10日後、結果を聞きに病院へ向かいました。いつもテンション高めで明るい女医さんから「今回、擬陽性って出ちゃったのよね~」と告げられました。初めて聞く「擬陽性」という言葉にショックを受け、顔がひきつる私に先生は「擬陽性だからってがんって決まったわけじゃないのよ。少しのサンプルじゃわからないから、もっとたくさんの細胞を採取することになると思うわ。はっきりしたほうが安心でしょ? 紹介状書くからね、行ってきて」と励ますような口調で言いました。不正出血があった日から約1カ月後、私は紹介された大学病院へと行きました。産婦人科の待合室には多くの人がいましたが、半分は定期健診を受ける妊婦さんでした。小さい子ども連れの方もいて、幸せそうにおなかに手を当てていました。がんかもしれなくて不安でたまらない私は、子どもの声も妊婦さんの姿も疎ましく感じました。予約時間を大幅に過ぎたころ、名前を呼ばれて医師の元へ。医師からは「採取した細胞を見直しましたが、私も擬陽性だと思います。閉経後の不正出血はがんである可能性が極めて高いので、子宮内膜全面掻爬という手術で検査しましょう」と言われました。そして「これからすぐ入院の手続きはできますか?」と聞かれ、入院の手続きをすることになりました。子宮内膜全面掻爬術とは、子宮内膜の全面をかき出して組織を採取し、顕微鏡で検査する手術です。この手術はがんか内膜増殖症という子宮内膜が厚くなってしまう病気か診断が確定できなかった場合におこなうのだそう。その場で、同年5月16日〜5月18日にかけて2泊3日の入院と手術が決定。引き続き入院手続きのオリエンテーションがあり、さらに血液検査や心電図、胸部X線など手術に向けた検査が次々とおこなわれました。不正出血からすでに1カ月たっており、その間にインターネットでさまざまな情報を読みあさっていたので不安は日に日に募ります。がんを前提とした悪い未来ばかりが頭に浮かんでいました。子宮内膜全面掻爬術の検査結果は5月16日、午前中に入院予定通り5月16日に入院し、まず内診とエコー検査を受けました。午後からは、子宮の入り口を広げる処置をしました。これが大変痛いと、ネットの情報を読んでいたので、痛みに弱い私は恐ろしくてたまりませんでした。「ちょっと痛いよ。すぐ済むからね」と声をかけられ、カーテンの向こうから何か大きめの器具が挿入されました。本当に痛くて、「うっ!」と大きな声が出ました。この器具は手術まで入れっぱなしにしておくとのこと。「ガーゼなどが出てきたら教えてね」と看護婦さんに言われたので、器具以外にガーゼも入っていたようです。その後の痛みはありませんでしたが、器具が入っている違和感がずっと続きました。子宮の入り口を広げる処置の後は静かにベットで過ごし、食事の制限もありませんでした。5月17日、手術当日翌日の手術は、午後1時に開始予定でした。起床時より絶食で何も食べることができませんでした。というのも全身麻酔をかけるので、麻酔中の誤嚥(嘔吐したものが気管や肺に入ること)を防ぐためなのだそう。午前9時から点滴開始。手術30分前に麻酔を効きやすくする筋肉注射を打ちました。10分前に手術室に移動し、心電図と血圧計、鼻に酸素が流れるチューブがつけられました。手術室のベッドに横たわると、鼻のチューブを抜く代わりに酸素マスクがつけられて、静脈麻酔が点滴の横から投与されました。大学病院なので研修生が何人かいて、恥ずかしいなあと思っているうちに記憶がなくなりました。目が覚めると元の病室のベッドの上にいました。その後は術後観察で、体温測定や抗生物質の内服のために看護婦さんがたびたび病室に来てくれました。術後の痛みはあまり感じなかったです。経過に問題はなかったので、晩ご飯は食べることができました。5月18日、朝に退院翌朝、午前9時には退院して電車に乗って帰宅しました。術後の出血も痛みもほとんどなく、退院した翌日からいつものように出勤できました。退院してからも医師の「閉経後の不正出血はがんである可能性が極めて高い」という言葉が、何度も思い出され、その都度泣きたくなりました。しかし、仮にがんであったとしても、子宮を摘出すれば命を落とすことはないだろうと、自分に繰り返し言い聞かせていました。5月31日、結果は…手術から約2週間後、結果を聞くために病院を訪れました。結果がどうなのか緊張する中、いよいよ名前が呼ばれました。こぶしをぎゅっと握って医師の前に座ると、「明らかな悪性所見は認められませんでした」との言葉が。それからエコーで内膜肥厚(ないまくひこう)なし、掻爬した細胞に異型は見つからなかったと説明がありました。その瞬間、「よかった、がんではなかった!」と一気に体の硬直が解けました。診察室を出てからすぐ、夫と子どもたちと会社の上司に電話をかけ、喜びの報告をしました。帰りの電車の中では安心感で頬が緩み、外の景色も前回とは別のもののように見えました。手術にかかった費用は、3割負担で39,796円でした。医療保険に加入していたので、手術の保険金が支払われました。半年後に経過確認のために大学病院の産婦人科の再診を受けました。その後の不正出血の有無を聞かれ、内診とエコーの診察がありました。異常がないようでしたので、これで一連の検査が完結しました。そして最初の病院に検査報告を持って行ってくださいと書類を渡され、やっと病院を後にすることができたのです。最初の女医さんは結果を聞いて、「狂い咲きしちゃったかしらね〜」と冗談っぽく言っていました。その後は毎年自分の誕生月に、必ず子宮がん検診を受けることにしています。実は手術を受けた2年後、また少しですが出血がありました。悪夢の再来かと、会社を途中で抜けて慌てて病院へ。幸いそのときも異常なしでことなきを得ています。なぜ出血するか明確な理由はわかっていません。なのでトイレに行くたびにパンツに血がついていないかチェックしています。まとめ子宮内膜全面掻爬術とは本当におどろおどろしい言葉です。擬陽性と聞いてから、急にがんが身近なものとなり不安な暗い毎日を送っていました。年を取ると病気にかかることが多くなります。実は夫も健康診断で、前立腺がんに関わる数値が高く出て、検査入院することになりました。長生きができてしまう世の中になった今、病気の早期発見で少しでも軽症で済ませ、残りの人生を明るく送りたいものです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/中村聖子自宅で学研教室を開校していた。海外で働いていたこともある。趣味はゴルフ。
2023年01月11日3児の母でブロガーのマメ子さんによる、43歳で腎がんになった体験を描いたマンガを紹介します。突然、血尿が出て脇腹の痛みもあったため、泌尿器科を受診すると腎がんと判明したマメ子さん。無事に腎臓の摘出手術が終わり……。★前の話医師からがん検診はしっかりしたほうが良いと言われて、子宮がん検診に行ったときのこと。マメ子さんは久しぶりの内診台に緊張していたのですが……。-------------------以前、腎がんのことを書いたときに「体に違和感があったらぜひ受診してください」と、偉そうなことを言ったくせに(ごめんなさい)43歳まで子宮がん検診を一度も受けたことがありませんでした。胃、肺、乳、大腸のがん検診は市のほうで1日でまとめてできるのに、子宮がんは別で婦人科で予約取って……っていうのが面倒なのと、そもそも婦人科って気が進まないんですよね。でも、腎がんの手術にあたり、ちゃんとがんの有無を調べたのは転移の可能性のある部位(肺と骨)だけ。だから、今年のがん検診も肺以外はちゃんとしたほうが良いと先生には言われていたし、今回のことでさすがに私も心を入れ替えて、復職前に婦人科に行ってきました。手術のため、しばらく会社をお休みしていました。私の住む田舎はどんどん産婦人科が減っているなか、1件だけ、感じの良い先生が月曜日の午前中だけいると評判の婦人科へ。内診はなるべく痛くないほうがうれしいですが、そこの先生は知り合いいわく「やさしくしてくれるから痛くないよ!」とのことで……、早速、月曜日の午前中にロックオンです!子宮がん検診といえば普通は頸がんだそうですが、せっかくなので体がんも一緒におこなってもらうことに。診察室に入ると、なるほど当たりのやわらかい、やさしそうな先生です!そして、検診ですが何しろ10年ぶりの内診台、緊張する…!ああ思い出す、この無力感!大げさじゃなく、本当にこれぐらいに感じるのよ!そして、いよいよあの冷たい器具のなんとも言えない鈍痛、嫌だな……と身構えるも痛くない!そういえば、頸がんの細胞を取るのは痛くないって聞いた気が。問題はこのあとの体がん。やさしいと評判のこの先生、申し訳なさそうに「ごめんなさい」を連発してくれる。そんなに痛いのか……!?深呼吸して構える!が、無でした!強いて言えば、体がんの組織を取る前に器具が入るとき、一瞬「ウッ」って痛かったくらいで組織を取ってるであろうときは、無感覚……。とってもじょうずにやってくださったに違いない!思えば、初めて妊娠検査で内診台に上がった20代のときは、不安と緊張もあってすごく痛く感じたけれど……。あれから20年、心も体も緩んでしまったのでしょう。まったく痛みを感じないのも、なんだか切ないと思ってしまう43歳の乙女心でした……!!(伝われ)----------------子宮がんにはできる部位によって、子宮頸がん、子宮体がんに分かれます。多くの場合、子宮がん検診では、子宮頸がんを検査します。ただ特に40代・50代の女性に注意が必要なのは、子宮体がんといわれています。不正出血が一度でもあれば、婦人科を受診すると安心です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。著者/マメ子(43歳)2021年3月血尿と疼痛から腎がんとの診断を受け、4月21日に右腎摘出、経過観察中。3児の母。ブログ「そらマメ絵日記(腎がん経過観察中)」を日々更新中。Instagram:@sora_mameko.628
2023年01月09日がん検診率が急減する中、より一層の早期発見が重要!~ 予防に取組みたい方の健康管理サポート ~福利厚生サービス『ライフサポート倶楽部』を展開しているリソルライフサポート株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:馬場 大典、リソルホールディングスのグループ会社、以下「リソルライフサポート」)は、プリベントメディカル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:久米 慶、以下「プリベントメディカル」)の「がん予防メディカルクラブ『まも〜る』」のサービス提供を、福利厚生サービス『ライフサポート倶楽部』会員向けに2022年12月末からWEBサイトやメルマガ配信によるサービス告知の強化を図ります。「病気になってから考える」から「病気になる前に考える」時代に、安心して予防に取組みたい方への健康管理をサポートするプリベントメディカルは、誰もが平等に予防医療を受けられる社会作りに貢献する」を企業理念に、会員制のがん予防メディカルクラブ「まも~る」を運営。主力サービスの「がん予防メディカルクラブ『まも〜る』」は、最先端のリスク検査を受けてリスクが高かった場合、がんドックが無料で受けられるという健康管理サポートサービスを会員制で提供。がん検診率が急減し、より一層の早期発見が重要となる社会環境の中、リソルライフサポートは、プリベントメディカルと提携し、『ライフサポート倶楽部』の「げんき」カテゴリーを通じて「ライフサポート倶楽部 がん対策パッケージ」サービスの提供することで、働く人の健康応援とともにがんの早期発見をサポートしていきます。リソルライフサポートは、『ライフサポート倶楽部』を通じて、今後も利用者の生活に密着したサービスメニューを拡充し、お客様の満足度向上に取り組んでまいります。「ライフサポート倶楽部 がん対策パッケージ」概要★体への負担が少ないリスク検査+がんドック受診サービスパッケージ年1回のリスク検査で総合評価がC判定となった場合には、会員期間中、年間20万円(税込)までのがんドックの利用が可能。全国約800の提携医療機関にて最先端の医療機器を使った精密検査が可能。・提携開始:2022 年7月より・対象者:『ライフサポート倶楽部』登録企業の従業員・特典:会員特別価格<定価44,000円(税込)⇒ 37,400円(15%OFF)>■「まも~る」基本コンセプト自宅での簡単採尿リスク検査などで早期発見の機会をつくり、全国の医療機関との提携で、最先端の医療機器による精密検査の受診をサポート。「病気になってから考える」から「病気になる前に考える」時代に、予防に取組みたい方には安心な健康管理をサポートする、利便性の高いスクリーニング法と医療機関の精密検査を併せた、先制医療支援サービス。<がんドック受診サービスの流れ>入会→告知→検査(自宅で採尿)→総合評価C判定→精密検査(がんドック受診サービス)→診断→治療総合評価C判定の場合、合計20万円までを上限としてがんドックの無料受診が可能(総合評価C判定のたびにご利用できます)■サービス一覧年1回のがんリスク検査リスク検査「Noah」評価が「C判定」の方にがんドック(税込20万円まで)を提供する「がんドック受診サービス」ハイグレード メディカル コンシェルジュ ※各分野の専門家が対応・検査結果サポートデスク・がんと仕事の両立支援サポート・糖尿病医療サポート・メディカル相談24・セカンドオピニオン手配サービス■プリベントメディカル株式会社「誰もが平等に予防医療を受けられる社会作りに貢献する」を企業理念に、会員制のがん予防メディカルクラブ「まも~る」を運営。プリベントグループとしてもPCR検査事業(東京都のPCR等検査無料化事業)に参画しており、社会貢献にも積極的。・所在地:東京都中央区日本橋小舟町9-18・代表者:代表取締役 久米 慶・設立:2015年11月13日・事業内容:予防医療、検査方法、治療方法及び医療機関等に関する情報の収集、提供、調査及び研究並びにこれらの業務の受託プリベントメディカル株式会社のメイン事業は、会員制のがん予防メディカルクラブ「まも~る」の運営。2021年にはサービス開始から5年を機に、がんリスク評価が高かった方の「がんドック受診サービス」を拡充するなどサービス内容を改定し、さらにサポートサービスも充実させ会員の皆様に寄り添ったサービスへとバージョンアップ。今後も多くの会員の要望に応えるとともに、さらなるサービスの向上と、より高いレベルのがん予防メディカルクラブへの進化を目指している。<問い合わせ先>プリベントメディカル株式会社 広報部〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町9-18 エミネント人形町ビル4階TEL:03-5643-8403 HP: 『ライフサポート倶楽部』について『ライフサポート倶楽部』は、企業・団体の個々のニーズ を捉えた多彩なサービスメニューを取り揃え、働く人々のウェルビーイングを実現し、安心して働き続けることができる環境づくりをサポートする福利厚生サービスです。リソルグループの宿泊施設・ゴルフ場をはじめ、全国提携の宿泊施設、スポーツクラブ、レジャー施設、健康・育児・教育・介護などの生活に役立つサービスメニューを会員優待料金で提供しています。【リソルライフサポート 公式サイト 】【『ライフサポート倶楽部』げんき 】<本リリースに関する問い合わせ先>リソルホールディングス株式会社(RESOLグループ)広報室/高橋 弘毅・長田 和将TEL:03(3342)0331(直通) E-mail : press@resol.jp URL : Facebook: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月27日43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され…!?【前回のあらすじ】子宮体がんになってしまい、約6時間におよぶ大手術を受けた、はなうたねこさん。子宮と卵巣を全摘し、周囲のリンパ節も44個切除しました。手術時には細胞を切り取り、医師が病理検査(細胞を顕微鏡で調べる検査)に出したそうです。その結果、がん細胞がリンパ節にも転移していて、子宮体がんのステージはⅢCだと判明。これから抗がん剤治療を始めることになりました。その後、一旦退院してしばらく自宅療養となった、はなうたねこさん。2週間の自宅療養を終え、いよいよ職場復帰となったのですが……。 2週間の自宅療養を終えてようやく仕事に復帰! 翌日に職場復帰を控えた、はなうたねこさん。手術後から続いていた排尿痛はだいぶマシになったものの、リンパ節を切除したせいか足の付け根にしびれを感じ、手術で切ったおなか周辺からは膿のような汁が滲み出ていました。病院からは「手術した傷跡のところは経過を見ましょう」と言われていたのですが、翌日に出社を控えていたため、今回は一時的におなかにガーゼを当てて応急処置することに。 ※創部(手術でできた傷の部位)から出血や膿のようなものが出る場合は病院に相談しましょう。 加えて、手術後からずっとおなかがポッコリと膨らんだままで、ズボンのチャックも閉まらない状況……。自宅療養中に少しずつ歩く距離を伸ばして歩く練習もしましたが、こんな状態で仕事に行けるのでしょうか。 翌朝、目覚めたはなうたねこさんは「気力で乗り切るしかない!」と自分に喝を入れ、自宅をあとにしました。しかし、「駅ってこんなに遠かったっけ?」「鞄ってこんなに重かったっけ?」と、会社に着くまでの道のりがとにかく長く、つらく感じたそうです。 ちなみに、どれくらいつらかったかというと、駅のエスカレーターで誰かがはなうたねこさんの横を追い越していくたびに、歩く振動で、手術痕がズキズキと痛むほど。 それでも、ゆっくりと時間をかけてなんとか職場にたどり着きました。 これまで、会社の人たちには病気のことを何も話していなかった、はなうたねこさん。 今後は抗がん剤治療も始まることから、会社に迷惑をかけないためにも、上司と人事の人たちには「子宮体がんになってしまって」と、事情を説明したそうです。 その際、会社の人たちには「前向きでよかった」と言われたそうですが……。 はなうたねこさん自身は、「前を向いているというか……他に向く方向がないだけで、今自分が向いている方向が前なのかよくわからない」と考えていました。 これは、病院からもらった、抗がん剤治療に関するしおりです。 そこには、一般的によく知られている抗がん剤の副作用(吐き気・しびれ・脱毛など)が書かれていたほか…… 「免疫力が下がるので、他にもいろいろ気をつけましょうね」と、細かい注意事項も書かれていました。 抗がん剤治療開始が目前に迫ってきたころ。 自分が置かれた状況を把握しようと、ネットで子宮体がんについて検索してみた、はなうたねこさん。すると、そこには「子宮体がんのステージⅢCの5年生存率は……」と、かなりショッキングな情報が。 しかし、「暗い情報なんていちいち気にしてられるか! 今は目の前の生活や治療のことだけ考えよう」 と、あくまで前向きの姿勢を貫くことにした、はなうたねこさんでした。 監修/助産師 松田玲子 はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター はなうたねこ40代で子宮がんが判明。子宮全摘出、抗がん剤治療、2度の腸閉塞を経て、現在がんサバイバー12年目。そのほかいろいろInstagramにて投稿しています。
2022年12月26日子供と一緒に参加できる、キッズパークを会場にした「ママのためのがん検診体験イベント」を企画・運営する「ママのがん検診応援プロジェクト」(事務局:一般社団法人シュフレ協会/所在地:神奈川県横浜市/代表理事:武次 直美)は、2021年6月にスタートした「乳がんエコー検診無料体験会」に続いて、2022年11月25日「子宮頸がんHPV検査無料体験会」をスタートしました。「子宮頸がんHPV検査無料体験会」は、子宮頸がんについての正しい知識の啓発を目的にしたイベントで、子宮頸がんに関する無料セミナーに加えて、自宅で好きな時に受けられる子宮頸がんHPV検査キットを配布。検査キットの使い方の説明や検査後のアフターフォローまで無料で行うことで、子宮頸がんHPV検査に対する不安や疑問を解消し、定期的な検査習慣をつけていただくことを目指しています。■子育て中のママの「子宮頸がん」に対する意識子育て中のママたちに「子宮頸がん検診」の受診状況についてアンケートを実施したところ、出産前は7割以上のママが検診を受診していたにも関わらず、出産後は76.7%のママが検診を受診できずにいるという結果となりました。また、子宮頸がんに関する基本的な知識を問うクイズを出題したところ、3問全てに正解したママはわずか13.7%でした。乳がんについての同様のクイズの正答率が44.2%であったことと比較しても、子宮頸がんについての関心の低さがわかります。これは子宮頸がんについての正しい知識を学ぶ機会が少ないこと、子育てや家事・仕事に追われて自分の健康について意識を向ける余裕が少ないこと、子どもの預け先の確保など受診に至るまでのハードルが高いことなどが原因として考えられます。第一回「子宮頸がんHPV検査無料体験会」に参加した子育て中のママたちからは、「子供のことも大切だが自分の時間もとるようにしなくては、ゆくゆくは家族に迷惑がかかると感じた」「子宮頸がんのリスクがこんなにも高いことを知らなかった。検査を定期的に受診することで早期発見ので今後も継続して受診したい」などの感想が届いています。グラフ■「ママのためのがん検診体験イベント」について子育て世代のママたちのがん検診の受診率を向上し、早期発見・早期治療につなげ、家族の笑顔と未来を守ることを目的としたプロジェクトです。屋内型キッズパークを会場にし、子どもと一緒に参加できる「がん検診体験イベント」を開催するなど、ママのがん検診が子どもにとっても楽しい思い出となるような企画を運営しています。2021年6月から2022年9月までに「乳がんエコー検診無料体験会」を横浜市内で計17回開催し、述べ445名のママが参加しています。参加者のうち3割の138名に何かしらの所見が出ていることからも、定期的な検診の重要性がわかります。また2022年11月の第一回「子宮頸がんHPV検査無料体験会」では定員となる30名のママが参加。ヒトパピローマウイルス(HPV)の検査キットを使った自己検査を行い、現在専門機関によって結果の分析が行われています。<イベントの様子>ママがイベントに参加しているあいだ、子どもたちはキッズパーク内で遊んで待ちます。見守りスタッフを配置しているので安心して遊べます。ママがイベント参加中の子どもたち子宮頸がんセミナー風景乳がん検診モデルキットによる自己触診指導■ママのがん検診応援プロジェクト OFFICIALサポーターの募集についてがん検診の重要性を啓発し、ママたちのがん検診受診率の向上を目指す「ママのがん検診応援プロジェクト」の趣旨に賛同し、応援してくださる企業および各種団体の皆様からのご協賛を募集しています。詳しくは、ホームページをご確認ください。 ■ママのがん検診応援プロジェクト 事務局・事務局 : 一般社団法人シュフレ協会(代表理事 武次 直美)・所在地 : 〒224-0066 神奈川県横浜市都筑区見花山1-30 見花山3階・電話 : 0120-72-1010・ホームページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月26日■久ぶりの乳がん検診へこんにちは、エェコです。皆さんは、がん検診を定期的に受けていますか?私は先日、久しぶりに乳がん検診を受けに行ったのですが…40歳以上ということでマンモのみの検査でした。人生2回目のマンモ。そして…そう、実は要精密検査は2回目でして…。1回目の時はもうショックでショックで大変でしたが、結果なんともなかったので今回も大丈夫!また前回の部分が引っ掛かり再検査なんだろうと気楽に考えてました。精密検査はエコーでした。10分くらいで終わるかなと思ったら、長い時間がかかりました。そして…■え? しこりが数十個ある!?前回より一気に5倍以上増えてる…!…とショックを受けていましたが全部良性! よかった…!!しかし…というわけで経過観察になってしまいました。私の母や祖母が若くしてガンで亡くなっているので、それもあって経過観察と言われました。(遺伝性…という可能性もなくはないと言われました)確実に…前回より悪くなっている…。やっぱりガン検診は定期的に受けないと…! と思い知らされた出来事でした。
2022年12月18日2012年に子宮頸がんが判明した、はたの有咲さんの闘病後の夫婦生活を描いたマンガを紹介します。子宮頸がんの原因は性行為にあるのだそう。しかし、はたの有咲さんは夫としか性行為をおこなったことがないそうで……。★前の話私はときどき不正出血が起こることがありました。ちょうどそのとき、子宮頸がん検査の無料クーポンを持っていたこともあり、ふらっと婦人科へ行ったことで子宮頸がんが判明しました。子宮頸がんは発がん性のヒトパピローマウイルスの感染によって発症するものなのだそう。このヒトパピローマウイルスというのは、一度でも性行為の経験がある女性であれば誰もが感染する可能性があります。「性行為で感染する」というせいで複数の男性と関係を持っているように誤解されることもあるみたいで、病気についてカミングアウトできない女性もいるのだとか。私は夫としか性行為をしたことがないのに子宮頸がんになりました!1人の男性としか性行為をしていなくても、ヒトパピローマウイルスに感染してしまうことはめずらしくありません。病気になってしまった女性が誤った知識のせいで苦しむことがなくなればいいな、と思います。ー--------------間違った知識で苦しむ女性が減ってほしいと願うはたの有咲さん。病気について何が正しくて、何が間違っているのかきちんとした知識を身に付けることは大切ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。■コミックス情報「子宮頸がんとセックスレス」著者:はたの有咲定価:150円(税抜)出版社:秋水社ORIGINAL★関連リンク:「子宮頸がんとセックスレス(1)」(WEB)秋水社公式ページ(外部サイト)©︎はたの有咲/秋水社著者/はたの 有咲(52歳)マンガ家で3姉妹の母。子宮頸が(IB1期)の治療から11年が経過。治療経験を描いたマンガを描いている。「mini SUGAR」にて4コママンガを連載中。
2022年12月16日2012年に子宮頸がんが判明した、はたの有咲さんの闘病後の夫婦生活を描いたマンガを紹介します。子宮頸がんが判明して、子宮の全摘手術を受けたはたの有咲さん。その後、放射線治療をおこない、がんは治ったものの……。※2021年のお話です。★関連記事:「がんかも」えっ!? 下腹部の膨らみは子宮筋腫だろうと思っていたのに #子宮頸がんゆる闘病記 1私は2011年の10月に受けた子宮頸がんの検査に引っかかり、再検査をしたところ手術を勧められました。衝撃を受けつつも、子宮頸部円錐切除の手術をしてもらいました。手術の10日後には病理検査の結果が出て、子宮頸がんであることが判明! 悲しむ間もなく子宮の全摘手術を受けることになりました。その後、放射線治療を受けて一時期は心身ともにつらい状態に……。体調は年々少しずつ回復し、自分でも驚くほどに元気になりました。がんが再発することなく無事に5年がたち、今では3カ月に1度婦人科で女性ホルモンの薬を処方してもらうだけになりました。ただ、私は治療だけではなくもう1つ大きな問題を抱えていました。それは夫との夫婦生活について! 子宮頸がんの治療が終わってからの6年間、私は夫婦生活のせいでとても悩むことになりました……。ー--------------夫婦にとって夫婦生活はとても大きな問題ですよね。皆さんは夫婦生活で悩んでいることはありますか?■コミックス情報「子宮頸がんとセックスレス」著者:はたの有咲定価:150円(税抜)出版社:秋水社ORIGINAL★関連リンク:「子宮頸がんとセックスレス(1)」(WEB)秋水社公式ページ(外部サイト)©︎はたの有咲/秋水社著者/はたの 有咲(52歳)マンガ家で3姉妹の母。子宮頸が(IB1期)の治療から11年が経過。治療経験を描いたマンガを描いている。「mini SUGAR」にて4コママンガを連載中。
2022年12月15日44歳ごろから体の異変を感じ始めた私。それは少し早い更年期の始まりでした。そこから内科、婦人科、乳がん専門クリニックといろいろな病院にかかり、検診と投薬を繰り返すことになったのです。更年期の始まりから乳がんに至るまでの体験をご紹介したいと思います。★関連記事:「すぐに受診してください」人間ドックの結果は衝撃的なもので… #乳がん絵日記 1早すぎる老化の始まり初めて体がつらいと思ったのは通勤中のときでした。歩いていると体が鉛のように重く、10分ほどの道のりでさえ息切れを起こし始めたのです。夏に入りかけの季節だったので、最初は暑さのせいかな? と思っていました。ですが、首を絞められているように息苦しくなり、仕事が手につかない日も出てくる始末。そこで近所の内科で検査をしてもらうと、不整脈と診断されました。不整脈の薬を飲み始めてから数カ月、改善の兆しはありませんでした。生理も半年に1度しかこない程度になり、今度は婦人科に診てもらうことにしました。結果、私は44歳で更年期が始まり、生理の終わりを迎えようとしているとのことでした。更年期治療は乳がんの始まり?40代前半で生理が終わると、さらに年齢を重ねたときに骨粗しょう症への心配があり、エストロゲンを補充するホルモン補充療法(HRT)治療を婦人科の医師から勧められました。この治療を受けると生理を呼び戻すことができるのだそう。このとき、投薬する際の乳がんへのリスクも説明されましたが、ほとんどリスクはないということで治療を始めることに。薬の服用を始めると不整脈や体のしんどさはほぼなくなり、生理も順調に戻ってきました。治療を始めて1年が経過したころ、婦人科の医師から年に1度は乳がん検診を必ず受けるように言われていたこともあり、検診を受けに行きました。このときの私は、これから再検査を何度も受けることになるとは、夢にも思っていませんでした。果てしない再検査乳がん検診はマンモグラフィーとエコー検査、触診を受けました。検査結果は再検査を受ける必要があるとのことでした。その理由は以前からあったのう胞が、少し大きくなっていたからだそうです。何年も前からあったのう胞が初めて大きくなっていたので、念のための再検査となりました。次の検査は細胞を調べる細胞診でした。私ののう胞は小さく、石灰化していました。そのため細胞がなかなか取れず、麻酔なしで胸に刺した針をグリグリ、ゴリゴリとかき回され、痛みで発狂寸前!「痛ければ教えてね」と医師は言ってくれたのですが、私が何度もたまらず痛いと叫んでも、その手は止まらず……今までで1番痛かった検査になりました。なのに検査の結果は、まさかの「判別できず」で、また再検査。あんなにも痛い思いをしたのに……と、がっかりしたのをよく覚えています。この後、針生検や造影CTなどのさまざまな検査を受け、「陽性」の結果が。つまり乳がんであると診断されました。ここまで来るのに、最初の検診から2カ月かかりました。再検査が続き、きっと乳がんなんだろうと覚悟していたので、医師から告げられたときにショックを受けることはありませんでした。まとめ乳がんの手術、放射線治療を経て、今の私は乳がんの再発防止のための投薬をしています。この薬は子宮体がんになるリスクが高くなるようで、半年に1度、子宮体がん検診にも通っています。私はマンモグラフィーとエコー検査を毎年かかさず受けてきたことで早期発見することができ、リンパまでがん細胞が広がらずに済みました。毎年の検診を怠っていたら……と思うと、ゾッとします。乳がんになったのは更年期の薬が影響したのかどうかはわかりません。ただ私は助かったこの命を守るために、リスクを抱えながらこれからも薬を飲み、毎年検診を受けようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/春日翔琉夫と小学生の子どもとの3人暮らし。印刷会社に勤務。校正やオペレーターとして原稿などを作成している。趣味はフラダンス。子どものために英語を勉強中。
2022年12月10日乳がん検診について知ろう!ご自身のクリニック「六本木ブレストレディースクリニック」で検診を行っている、院長の及川明奈先生に、根掘り葉掘り詳しく伺いました。症状のない人が受けるのが検診です。乳がん検診とは、マンモグラフィ(X線検査)やエコー(超音波)検査などで、乳房の中にがんができていないかを調べる検診。「乳がん検診の目的は、乳がんによって亡くなる人を減らすこと。乳がんが増える40歳以上の女性に、2年に一度マンモグラフィを受けてもらうことで、乳がん死亡者を減らすことができた、というデータも出ていますし、現在はエコー検査でも、同様のデータの蓄積が進んでいます」(及川先生)検診は、自覚症状がない人が受けるもの。セルフチェックで何か異常を感じた場合は、検診ではなく、乳腺科のある病院を受診してください、と及川先生。検診を受ける場所によって、多少内容が異なるそうですが、及川先生のクリニックでは、問診とマンモグラフィ、触診しながらのエコー検査がセットになった検診プランがあるのだとか。「マンモとエコー、どちらか1つでもいいですが、それぞれ長所と短所があるので、両方行うことをおすすめしています。当院では検査後、当日に結果説明もできますが、時間がないという場合は後日結果を郵送することも可能。検査時間は30分程度です」検診を受ける時期は基本的にはいつでもよいそう。でも、胸の張りが取れている、生理後1週間目くらいがベストタイミング。「新型コロナワクチン接種後は腋のリンパが腫れることもあるので、接種後6~10週間は検診を避けたほうがいいでしょう」検診が受けられる場所は3つあります。自身の年齢や就労状況などから、受けやすいところを選びましょう。「職場の健康診断と市区町村の住民検診は、いずれも時期が決まっていて、また住民検診は基本40歳以上の女性が対象です。ただ、無料だったり、少ない自己負担で受けられてお得なので、対象の場合はぜひ積極的に参加を。乳腺外科クリニックは費用はかかりますが、診断の質の高さや丁寧な説明に加え、データが残るので変化に気づきやすい、といったメリットが」【クリニック】乳腺の専門医がいる認定クリニック。「〈マンモグラフィの認定施設〉であること、また乳腺科医がいること、マンモ撮影認定技師がいることなどが、選ぶ目安に。また産婦人科医の中にも、乳がん検診超音波実施講習を受けている人も。クリニックを探すときは、『日本乳がん検診精度管理中央機構』の認定施設や、『日本乳癌学会』の乳腺専門医一覧などを参考に」【職場の健康診断】会社の福利厚生で、健康診断にプラスされていることも。「職場では年に1度健康診断がありますが、これは法律で定められたもの。その内容は会社によって異なりますが、最近は女性の雇用促進の動きもあり、乳がん検診をプラスしている会社も増えています。医療機関に行かずして検診の機会が得られるので、自分の職場の健康診断に組み込まれているなら、ぜひ利用を」【市区町村の検診】40歳以上の人は2年に一度、市区町村が行う検診へ。「2008年、健康増進法という法律で、各市区町村は2年に一度、40歳以上の女性に乳がん検診を行うことが定められました。マンモグラフィが基本ですが、対象年齢や内容は地域によって異なります。無料の地域もあれば、500円で受けられる〈ワンコイン検診〉など、少額で実施しているところも。居住地域の保健所で検索を」主な検診の流れ。検診にはいろいろなパターンがありますが、ここでは及川先生のクリニックのやり方をご紹介。「まずは問診をして、そのあとマンモグラフィで胸のレントゲンを撮り、最後に触診をしながらエコーで乳房内をチェックします」【問診】生理周期や病歴、胸について気になることを話してみましょう。問診票は必ず記入。その上で、直接医師が診察、またはスタッフが問診を確認することが多いとか。「私が必ず伺うのは、生理の状況、出産歴・授乳歴があるか、ピルの服用経験、また豊胸手術を受けたことがあるか、さらには乳がんのご家族がいるかについて。他にも、乳がん以外の病歴や、今まで乳がん検診を受けたことがあるかも尋ねます。このあたりのことを予めメモしておくと、問診のときに落ち着いてお話ができると思うので、おすすめです」【マンモグラフィ】乳房を挟んで、おっぱいをレントゲン撮影。マンモグラフィとは、乳房の内側を写すX線の検査。板で上下から挟んで撮影、左右から挟んで撮影。それを左右の乳房で行うので、合計で4回撮影をします。「マンモグラフィは、“石灰化”というしこりを作らないタイプの乳がんの発見に長けています。ただ挟むことで痛みを伴うことがあるのと、レントゲンなので被ばくがあります。妊娠時期やその疑いがあるときは検査はできません。脂肪が少ない乳房の場合、挟みにくかったり、しこりが見えにくいというデメリットもあります」【エコー(超音波)】機器を滑らせて、超音波で内部を見ていきます。次はエコーで乳房の内部をチェック。及川先生は、マンモで撮影したレントゲン写真を見ながらご自身で直接検査をしますが、検査技師が行う施設もあります。「皮膚にゼリーを塗り、機器を滑らせながら超音波で内部を見ていきます。エコーはしこりの発見がしやすく、質的な判断もしやすい。被ばくもないので妊娠中でも検査が可能です。短所は、検査をする人の技量が重要になってくるところ。乳がんとは関係ないしこりを発見したり、逆に見落としがあることも無きにしもあらずです」及川明奈先生医師、「六本木ブレストレディースクリニック」院長。乳腺専門医、外科専門医。日本女性医学学会会員。女性の健康をサポートする幅広い医療を提供。※『anan』2022年12月7日号より。イラスト・安藤理絵(by anan編集部)
2022年12月04日