8月29日(土)と30日(日)の2日間、100以上の子ども向けワークショップが一同に会す「ワークショップコレクション11 in シブヤ」が開催される。2棟の取り壊し前のビルをメイン会場に、サテライト会場の映画館では各館セレクトによる子ども向け映画が上映される。「ワークショップコレクション」は、NPO法人CANVASが主催するこども向けワークショップの博覧会イベントとして、2004年よりスタート。学校や、大学、企業、研究者、アーティストなど、さまざまな出展者による多彩なワークショップが全国より一同に会し、2013年3月の第9回開催時には2日間で約10万人の来場者を記録。同年のグッドデザイン賞グッドデザイン・ベスト100を受賞している。第11回目となる今年は、メイン会場となる取り壊し前のオフィスビル2棟をはじめ、11のサテライト会場が渋谷全域でイベントを盛り上げる。ユーロスペース、アップリンク、シアター・イメージフォーラムら3館の映画館もサテライト会場として参加し、イベントに合わせてセレクトされた子どもやファミリー向けの作品が上映される。ユーロスペースでは、兄弟を主人公に描くロードムービー『少年、機関車に乗る』を上映。退色や傷が生じてしまうプリント上映ならではの味を、デジタル映像に慣れた子どもたちに味わってほしいとの思いから、35mmフィルムでの上映が行われる。アップリンクでは、ドキュメンタリー『聖者たちの食卓』が上映される。インドの聖地で500年以上を続けられている「無料食堂」を描く同作は、「ワークショップコレクション」の主な参加者である子どもたちに、上質なドキュメンタリー作品に親しんでほしいとの思いからセレクトされた。絵本の読み聞かせイベントも同時に開催するシアター・イメージフォーラムでは、ベルギー生まれの絵本作家ガブリエル・バンサンの原作絵本のアニメーション映画化『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』を上映。美しい水彩画を背景に、絵本シリーズのエッセンスがちりばめられた“絵本映画”として第86回アカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートされた同作を、日本語吹き替え版で観賞することができる。「世界最大のこども創作イベント」と評される同イベント。夏休み最後の土日、渋谷が子どもたちで賑わいそうだ。「ワークショップコレクション11 in シブヤ」は8月29日(土)、30日(日)渋谷にて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年08月27日シネマカフェがおすすめする、“いま”聞いて欲しいサウンドトラック紹介「シネマカフェ的サントラのすすめ」。夏休みならではのラインナップで映画館が賑わう中、残りの夏のBGMとしてもオススメの3枚を紹介する。■『バケモノの子』日本を代表するアニメ映画監督として新作が待望される細田守監督作『バケモノの子』のサウンドトラックは、前作『おおかみこどもの雨と雪』に引き続き高木正勝が音楽を担当している。劇場公開作品の音楽を高木正勝が担当しているのは、前述の『おおかみこども』をはじめ、蒼井優主演の『たまたま』や、ジブリのドキュメンタリー『夢と狂気の王国』など。その中でも特に『おおかみこどもの雨と雪』での、どこか母性的でやわらかいピアノを基調とした美しいメロディの数々は、映画を確かに感動的に彩っていた。これまでの細田守監督作の中でも、冒険譚として大きくファンタジー映画への舵取りをしたような本作のサウンドトラックは、ファンファーレのように鳴り響く管楽器や流麗なストリングスがめまぐるしく展開し、高木正勝のディスコグラフィの中でも屈指の力作と言えるほど素晴らしい一作。オーケストラを全面にフューチャーしたサウンドは、冒険譚をドラマチックに演出し、前作で感じられた母性から、本作では少年性が表現されているような、わくわくさせられるような楽曲ばかりだ。コンピューターを用いたエレクロニカ路線から、生演奏中心のアコースティックへとシフトしていった高木正勝だが、『バケモノの子』では電子音楽的な粒だったメロディや散りばめられたようなリズム感覚を、生楽器で演奏しているのが面白い。さらには、物語の舞台となる「渋天街」の、どこかオリエンタルな雰囲気を彩る笛の音色やお囃子のようなリズム、さまざまなパーカッションの音色やハンズクラップに至るまで、色彩豊かな本編と同様にカラフルな音色が楽しめる。そしてなにより高木正勝ならではピアノの旋律は、とにかく暖かい。今年の映画音楽の中でも、傑作に数えられる一枚だろう。■『躍るアイラブユー♪』陽光眩しいリゾート地を舞台としたミュージカルという点では『マンマ・ミーア!』を彷彿とさせる本作は、80年代ヒットソングの数々がフューチャーされたとにかく楽しい一作。以前紹介した『イミテーション・ラブ』のサウンドトラック同様、80年代の楽曲はリアルタイムで聞いたことがなくても、映画やドラマ、テレビなどで耳にしたことがあるようなものばかり。俳優たちの歌声が何よりの聞きどころなのがミュージカル映画のサントラだが、セリフ的な歌唱であったり、シーンの中での感情とともに表現されたりといったものが多い中、本作はほとんどが歌そのものをきっちり聞かせる作りで、サントラだということを忘れて聞くと、オムニバスアルバムを聞いているような感覚が味わえる。レオナ・ルイスの参加がひとつの聞きどころではあるが、特に本作は演奏がいい。80年代的なシンセサイザーに、切れのあるエレキギターやパーカッションなど、歌の背景になることなく80年代の雰囲気が現代的な演奏で楽しめる。遅めに起きた休日の朝を、マドンナの”Holiday” からはじまる本作はきっと気分を晴れやかにしてくれる。■『奇跡の2000マイル』アリス・スプリングスからインド洋まで、オーストラリア西部の砂漠を4頭のラクダと一匹の犬と共に2000マイル横断した女性の実話を、ミア・ワシコウスカ主演で描く本作。ロードムービーと言えばフォークソングやロックンロールなどの軽快なサウンドトラックが全編を彩る、というのが映画のひとつの定番としてあるが、カナダのダブルベース奏者であるGarth Stevensonが手がける本作の音楽は、どちかといえばアンビエントと呼ばれるような、空間的で広がりのある美しい音楽が全編で展開される。肌を焼く太陽のオレンジや、途方もなくどこまでも続いていくような砂漠、そして巻き上がる砂塵に汚れていく衣服、そんな美しいも険しいオーストラリアの景観の中で映画全体に漂う“渇き”に、すっと透き通るようなみずみずしいGarth Stevensonの音楽は、映画そのものに潤いをもたらしているような感覚をもたらす。そして、映画ではあまり明確にされることのない”旅にでる理由”や、登場人物たちが抱く感情や孤独に、この音楽は神秘的なまでの美しさを与えている。優しく控えめなピアノや繊細なフルート、ストリングス、そしてぼろりとならされるダブルベースの音色は、夏の午後に差し込む夕日との相性もきっといいはず。(text:Toshihiro Horiai)
2015年08月26日現在公開中の劇場アニメ『バケモノの子』が、7月11日の公開から45日間で観客動員数400万人、興行収入51億円を突破したことが明らかになった。本作は、『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)などを手がけた細田守監督による、3年ぶりのアニメーション映画。バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちのすむ異世界「渋天街」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛などが繰り広げられる新冒険活劇が描かれる。すでに前作『おおかみこどもの雨と雪』(動員数344万人、興収42億2,000万円)を抜き、細田監督作品歴代1位のヒットとなったことが発表されていたが、その勢いは衰えることなく記録を伸ばし続け、8月24日時点でついに400万人の大台に達した。また、先日発表となった第63回サン・セバスチャン国際映画祭(9月18日~26日)の「コンペティション部門」への出品に続き、カナダで行われる第40回トロント国際映画祭(9月10日~20日)の「キッズ部門」にも正式招待されることが決定。同映画祭は1976年より毎年9月に開催されている北米最大級かつ最多のプレミア数を誇る国際映画祭で、日本の監督では、過去に北野武監督が『座頭市』(2003年)で最高賞である「プレゼンテーション部門観客賞」を受賞している。『バケモノの子』は、9月13日にインターナショナル・プレミアとして「キッズ部門」にて上映を予定。細田監督も現地で舞台あいさつを行うという。なお、本作はフランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストラリア、北欧、中東、南米、韓国、台湾、タイなど37の国と地域でも配給が決定。それぞれの国においても前作をしのぐ規模での公開となり、全体のスクリーン数は2倍以上になる見込みとなっている。海外配給は、フランスの老舗映画会社であるゴーモン社が手がける。(C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2015年08月26日新宿クリエイターズ・フェスタ実行委員会は8月21日~9月6日、巨大アートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ2015」を東京都新宿区で開催する。同イベントは、2011年から新宿駅周辺各所で開催されており、今年で5回目の実施となる。2014年開催時には延べ約61万人を動員したとのこと。同イベント内「アーティスト展」では、世界で活躍するアーティストの作品が新宿の各所に出現。昨年度、神楽坂 毘沙門天に3万人の観客を集めた作品「伝統と進化型宇宙生物」を制作したCGアーティスト・河口洋一郎氏は、西新宿と神楽坂 毘沙門天の2カ所で展示を行うという。現代美術家の椿昇氏の作品は、住友不動産新宿グランドタワーに登場。1月に京都で発表した琳派400年記念作品「鸚鵡図」を展示する。同イベントの"目玉"となっている作品は、新宿駅を挟んだ西口側に登場する「砂のゴジラ」だという。世界各地の砂像イベントなどで活躍する砂像彫刻家・保坂俊彦氏が同イベントに初参加。新宿中央公園「水の広場」で、11日間にわたり、徐々に形になっていくゴジラの公開制作を行う。「こどもアート」では、アーティストたちと絵画制作などが楽しめるアート体験ワークショップや、会場をめぐりスタンプを集めると景品がもらえるゴジラスタンプラリーなどを開催する。漫画家やなせたかしさん絵本の世界タペストリー展や中東と福島のこどもの絵の展示も行う。また、新宿モア4番街には、巨大なパックマンが登場。映画『ピクセル』の協力のもと、世界で13人しかいない「レゴ認定プロビルダー」三井淳平が映画に登場するゲームキャラクターたちをブロックで再現した。また、全国の学生や若手アーティストによる作品を展示する「新宿アート・コンペティション」も開催。そのほか、新宿を舞台にした漫画「シティーハンター」の生誕30周年を記念して、漫画家・北条司氏と編集者・堀江信彦氏のトークショーも実施する。開催期間は8月21日~9月6日だが、一部期間外に実施するイベントもある。また作品やイベントによって展示・開催期間が異なる。詳細は公式サイトにて。
2015年08月20日大阪府・梅田の大丸ミュージアム<梅田>は、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』を経て誕生した細田守監督最新作を紹介する「バケモノの子展」を開催する。会期は9月16日~9月28日。開場時間は10:00~20:00(9月28日は16:00まで)。入場料は親子ペア券2,000円、一般1,500円、高校生以下700円、3歳以下無料。同展は、“みる・しる・あそぶ!”をテーマに、絵コンテやレイアウト・原画・背景美術など300点以上のオリジナル素材の展示により細田守監督最新作『バケモノの子』を紹介するもの。会場には、ウルトラテクノロジスト集団チームラボや面白法人カヤックが手がけた体験型のブースも併設される予定となっている。また、渋谷ヒカリエで開催された「バケモノの子展」には無かった熊徹等身大着ぐるみの展示など、大阪でしか見ることの出来ない物も展示される。そのほか、限定グッズや過去作品のオリジナルグッズの販売も実施されるということだ。なお、スタジオ地図による最新作『バケモノの子』は公開37日目(8月16日時点)にして、観客動員数365万人、興行収入46.5億円を突破。 前作『おおかみこどもの雨と雪』(興行収入42.2億円、動員344万人)の記録を抜き、細田守監督作品歴代1位となっている。
2015年08月19日住友生命保険はこのほど、「応援」に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査は5月20日~22日、20代~60代の男女1,000名(男女各年代100名)を対象に行われた。○応援したい人1位は「こども」はじめに、「あなたが応援したい人は誰ですか。その人の何を応援したいのですか」と質問したところ、トップは『こども(33.8%)』だった。具体的に何を応援したいのか尋ねると、「健やかな成長」(男性・40代)をはじめ、「志望校に合格」(女性・50代)、「就職活動の成功」(男性・50代)、「新社会人生活」(男性・50代)、「子育て」(男性・60代)など、『こども』のさまざまなライフイベントにエールを送っていることが読み取れた。続く2位は『自分自身(27.2%)』。「人生そのもの」(男性・30代)、「就職活動」(女性・30代)、「仕事」(男性・50代)、「婚活」(男性・30代)、「介護」(女性・50代)、「終活」(男性・60代)など、目標や課題をクリアするために自身を励ましているよう。3位は『配偶者(13.8%)』で、「家族のためにがんばっている仕事」(女性・30代)や「子育て」(男性・20代)、「病気の克服」(男性・60代)など、パートナーを思いやるエールが並んだ。○応援してくれる人・してほしい人も「配偶者」がトップ次に、一番応援してくれる人は誰か尋ねたところ、「配偶者 (30.8%)」がトップとなり、既婚者のみでは44.8%と、夫婦の強い絆が感じられる結果となった。さらに、既婚者男女別で見ると、女性35.8%に対して、男性は55.4%と非常に高く、夫が妻からの応援を強く感じていることがうかがえた。続く2位は「母親(26.7%)」、3位は「自分自身(13.5%)」と続き、「父親(5.5%)」は6位に。「母親」との差が21.2ポイントもあったことから、父親の約6割が「応援したい人=「子ども」」とするも、その思いはこどもたちにあまり届いていないことが読み取れる結果となった。また、「応援してほしい人」についても調べた結果、「配偶者(36.3%)」が断トツ1位に。次いで、「自分自身(14.1%)」「こども(13.4%)」と続いた。○うれしい応援の仕方は「称賛の言葉」次に、どのような応援が一番うれしいのか聞いたところ、最も多かった回答は、「称賛の言葉(24.0%)」だった。次いで「話をきく(21.0%)」「見守る(16.9%)」と続き、「物・お金による支援(10.0%)」よりも、身近な距離での精神的なフォローが求められているよう。また、「叱咤激励」された方がいいという人はわずか3.0%にとどまり、褒められることを望む人の方が多いことが明らかとなった。男女別で見ると、男性は「称賛の言葉(25.0%)」、女性は「話をきく(25.8%)」がそれぞれトップとなった。また、「手伝う」がうれしいという女性は16.0%と、男性(8.6%)のほぼ倍という結果に。育児や家事等へのニーズが高いことがうかがえた。○応援歌1位は「負けないで」が断トツ最後に、一番元気になる応援歌を教えてもらったところ、男女別でも、年代別でも「負けないで(86票)」が2位以下に大差をつけてトップに輝いた。1993年リリースのヒット曲で、今でもテレビ番組のスポーツシーンなどに起用されるなど、定番の応援ソングとなっていることがうかがえた。2位は、パワフルな曲調と歌詞が聞く人に力を与える「ガッツだぜ!!(14票)」で、20代~40代で高い支持を得た。3位は、1968年発売の国民的ヒット曲「三百六十五歩のマーチ(13票)」で、こちらは60代で2位を獲得した。そのほか、「栄光の架橋(11票)」「ファイト!(8票)」「上を向いて歩こう(7票)」などがトップ10入りする結果となった。
2015年08月19日アニメーション映画監督・細田守氏の作品をテーマにした「バケモノの子展」が、東京会場に続き、9月16日から9月28日までの期間で大阪・大丸ミュージアム<梅田>にて開催されることが明らかになった(東京会場の展示とは一部変更あり)。8月30日まで、東京・渋谷ヒカリエのヒカリエホールで開催されている本展示は、「細田守監督作品をみる・しる・あそぶ!」をテーマに、現在公開中の劇場アニメ『バケモノの子』をはじめ、『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)と細田監督が作り上げた作品の魅力に迫る企画展。絵コンテやレイアウト、原画、背景美術など300点以上の資料に加え、チームラボと面白法人カヤックによる、最新デジタル技術を駆使した体験型コーナーや、刀匠・吉原国家氏が手がけた『バケモノの子』の熊徹が持つ全長約128cmの大太刀などが人気を集め、7月24日のオープン初日から8月16日までの24日間で、来場者は5万人を突破した。続いて実施される大阪の展示では、東京会場にはなかった熊徹等身大着ぐるみの展示など、大阪でしか見ることのできない展示物も用意。また、限定グッズや過去作品のオリジナルグッズの販売も行われるという。なお、細田監督の最新作『バケモノの子』は、7月11日の公開初日から37日目となる8月16日時点で観客動員数365万人、興行収入は46億5,000万円を突破。前作『おおかみこどもの雨と雪』の動員数344万人、興収42億2,000万円の記録を抜き、細田監督作品史上で歴代1位を達成している。(C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2015年08月18日ベネリックは9月より、スタジオジブリ作品グッズ「となりのトトロ マシュマロ腹巻き 大トトロのおなか」を全国のどんぐり共和国とオンラインショップなどで発売する。同商品は、着用するとおなかが大トトロのおなかのように見える。後ろには尻尾もデザインされている。伸縮性のある素材で、着用しやすくフィット感もよいという。同じデザインで、こども用(110~120cm)も発売。「おとな用」のサイズは、26cm×25cm。価格は2,200円。「こども用」は、21cm×23cmで、2,000円となる。同時発売の商品として、黄色ベースのボーダーに、笑顔のネコバスと、小トトロをデザインした「となりのトトロ マシュマロ腹巻き ネコバスと小トトロ」と、ピンク地に、黒猫ジジとキキの看板をデザインした「魔女の宅急便 マシュマロ腹巻き ジジと看板」も用意。いずれも価格は「おとな用」が2,200円、「こども用」が2,000円となる。※価格はすべて税別。(C)二馬力 (C)1989 角野栄子・二馬力・GN
2015年08月13日7月11日に公開を迎えた細田守監督最新作『バケモノの子』の観客動員数が、公開30日目(8月9日時点)にして300万人を突破。さらに、サン・セバスチャン国際映画祭への出品も決定した。この世界には、人間の世界とは別に、もう1つの世界がある。バケモノの世界だ。人間界・渋谷とバケモノ界・渋天街。交わるはずのない2つの世界に生きる、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノ。ある日、少年はバケモノの世界に迷い込み、バケモノ・熊徹の弟子となり、九太という名前を授けられる。その偶然の出会いが、想像を超えた冒険の始まりだった――。『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』に続く3年ぶりとなる細田監督最新作『バケモノの子』。7月11日の公開より興行を伸ばし続けた本作が、公開30日目にして、早くも観客動員数300万人を突破し、興行収入38億円を記録している。さらに、9月18日~26日(現地時間)にスペインで開催される第63回サン・セバスチャン国際映画祭の「コンペティション部門」への出品も決定!ベルリン国際映画祭やカンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭などと肩を並べる本映画祭では、日本映画では2013年度に是枝裕和監督の『そして父になる』が観客賞を受賞。尚、同映画祭の「コンペティション部門」においてアニメーション映画が選出されるのは、本作が史上初となる。また、2016年1月13日(現地時間)より本作のフランス公開が決定。前作『おおかみこどもの雨と雪』の公開規模の4倍となる、200スクリーン以上で公開される。さらには、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストラリア、北欧、中東、南米、韓国、台湾、タイなど、37の国と地域での配給も決定し、それぞれの国においても前作を凌ぐ規模での公開となり、全体のスクリーン数は2倍以上になる見込み。日本のアニメーション映画界を代表する作家として、細田監督の国際的評価への大きな期待が高まる。『バケモノの子』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2015年08月10日「プリパラ」初の3D立体上映作品として2015年秋の全国ロードショーが決定しているシアターライブアニメ『とびだすプリパラ み~んなでめざせ! アイドル☆グランプリ』。そのスペシャル前売券のイラストが完成し、8月15日より順次発売スタートとなる。ゲーム筐体「プリパラ」で遊べる衣装が入った、「プリパラ」では恒例のスペシャルプリチケ仕様。さらに、今回は「おやこペア券」も用意されており、おとな1名&こども1名が観覧できる「おやこペア券」は、通常のプリチケの2倍のサイズがあるビッグなチケット、"ドリチケ"仕様となっている。おとな&こどもは、スペシャルプリチケ「み~んなとびだせ! アドベンチャートップス」、おやこペア券は、全身フルコーデがそろうスペシャルドリチケ「み~んなとびだせ! アドベンチャーコーデ」。2015年9月1日よりゲーム「プリパラ」で使用可能となる。前売券の価格は、こども(3歳以上中学生まで)が800円(税込)、おとなが1,400円(税込)、おやこペア券が2,200円(税込)となる。そのほか詳細は公式サイトなどをチェックしてほしい。(C) T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PP2製作委員会
2015年08月08日安心処方の日焼け止め2015年7月30、FREEWAY INTERNATIONAL株式会社は天然由来成分99%の日焼け止め「FREE SMILEナチュラル ボタニカル サンスクリーン ミルク」の販売を自社のオンラインショップにて開始した。この製品の天然由来成分の約75%は植物由来成分が占めている。ノンケミカル処方でありながらSPF値およびPA値が高く、肌への優しさをとことん追求して開発。敏感肌の人は紫外線吸収剤が配合されている日焼け止めを使うと肌が刺激され、肌荒れの原因になるとも言われている。しかしこの製品であれば紫外線吸収剤が配合されていないため安心して使うことができる。皮膚がまだ薄くて敏感なこどもの肌にももちろん安心だ。天然由来成分を謳っている製品はキシキシと肌にひっかかる感じやベタつきを感じるものが少なくないのだが、この製品は使い心地にこだわって開発されているだけあって、さらりとした使い心地が気持ちいい。様々な「FREE」敏感肌やアレルギーに悩まされてきた姉妹が自分たちの経験を生かして立ち上げた、体の内側と外側からナチュラルでヘルシーな生活を提案するFREEWAY INTERNATIONALは3つのブランドを展開。スキンケアの「FREE SMILE」サプリメントの「FREE WILL」フードの「FREE SOIL」だ。社名やブランド名のすべてに「FREE」がついており、「添加物やケミカル素材FREE」「ストレスFREE」「LIVE FREE(自由に生きる)」というメッセージが込められている。(画像はプレスリリースより)【参考】・FREEWAY INTERNATIONAL株式会社プレスリリース(@Press)・FREEWAY INTERNATIONAL株式会社オンラインショップ
2015年08月03日野宮真貴さんと聞いて、なにをイメージするだろうか。ミュージシャンでありファションリーダー、それでいてエッセイも書かれる才女。そのマルチに活躍する、すべての根底にあるのは“おしゃれ”である。そんな野宮さんはどうしておしゃれで在り続けるのか。また、ルーツとは何なのか。ファショニスタではなくおしゃれ番長と呼びたい、野宮さんの素顔に迫る。■Hint 1 ファッション:野宮真貴さんの原点――おしゃれすること、ファッションに興味を持ち始めたのはいつ頃でしょうか。野宮真貴さん(以下、野宮さん):こどもの頃から、おしゃれすることに興味がありました。時は、60年代。女性の多くはミシンを持ち、洋裁和裁ができた時代ではありましたが、洋裁が得意で妹と私の洋服も作ってくれた母の存在が大きかったし、影響を受けていると思います。よくお揃いの洋服を作ってくれていましたし、それを着るのがとても嬉しかったですね。新しい服が出来上がるのを楽しみにしたことはいまでもよく憶えています。こどもだった私の目にも、母はとてもおしゃれにしていたと思います。そんな姿を見ては、はやく大人になって、母のようなファッションを楽しみたいな、などと思い巡らせては、楽しんでいるような子でした。丁度、ミニスカートが流行り出した頃で、とても憧れを持っていました。4、5歳の頃です。どんな洋服を着ていたか、ぼんやりとする部分もありはしますが、いまでもほとんどを憶えているくらい、その頃から洋服が好きでした。――当時のお気に入りのお洋服はどのようなものでしたか。野宮さん:輪投げのアップリケが付いた、フエルト製のサーキュラースカートを気に入ってよく着ていました。当時、中原淳一さんの『それいゆ』のこども向けのスタイルブックをよく見ていたのですが、これも母の影響によるところが大きかったと思います。小学生に上がった70年代は、ベルボトムのパンツやレイヤールックなど――長袖のシャツに半袖のニットを重ね着したり――それからニーハイソックスを好んで着ましたね。この頃の私は、北海道に暮らしていましたから、東京ほど大きなデパートはなく、更にいまと違って情報も直ぐさま入るような時代でもありませんでした。流行のファッションもすぐには手に入りませんでした。それでも、その頃に創刊された『an・an』などの雑誌を見たりしてはデザイン画を書いて、母に頼んでピエール・カルダン(Pierre Cardin)風のワンピースを作ってもらったこともありましたね。その後、中学生になり、制服を着ることになるのですが、幼い頃から私は、身体がとても小さかったので、制服も一番小さいサイズを選んだのですが、それでも大きくて、母が得意の洋裁で大改造してしまいました。スカート丈をミニにしちゃったりね(笑)おまけに元々髪が赤かった上に、パーマまでかけて…目立っちゃいますよね。先生や先輩に目を付けられてしまったり、なんてこともありました。懐かしいです。――その頃の野宮さんは、どのような雑誌を読み、ファッションの参考にされていたのでしょう。野宮さん:この頃です、はっきりと歌手になりたい!と思い始めていたのは。ロックに夢中になってからは、『ミュージックライフ』などの音楽雑誌を眺めては、ミュージシャンの着こなしをお手本にしていましたから、当時流行っていたパフスリーブのワンピースなどは目もくれず、否、少しは着ていましたが(笑)、主にロック少年の格好でしたし、男の子のようなファッションでした――その好きなファッションは今も変わりませんか。野宮さん:変わりませんね。そして、そんな自分の好きな洋服を着てこれまでステージに立ってきました。ただ、「ピチカート・ファイヴ」の頃の私のイメージはきっと、’60sなのだろうと思います。実際にそういうイメージのスタイルが多かったと思いますし、何より私がずっと愛するファッションでもあります。ヘアメイクもつけまつ毛やウィッグを使ったり、色々な女性を演じることをとても楽しんでいました。――「ピチカート・ファイヴ」の殆どの曲でウィッグを使われていたそうですが、ご自身がお探しになっていたのですか。野宮さん:初期の頃はヘアメイクさんもつかなかったので、NYに行くと韓国街のウイッグの問屋へ行ったり、スタイリストとしても有名なパトリシア・フィールドのクラブキッズ御用達のお店へ行って、専属ヘアスタイリストがゴージャスにスタイリングしているウイッグを買ったりしていました。その後、ピチカート・ファイヴでのわたしのイメージは、アートディレクターをはじめとするスタッフスの力も大きいです。ビューティーやファッションだけでなく、音楽にも精通しているスタイリストさん、ヘアメイクさんだと同じゴールを目指して良いものを作っていくことができますから。そうやって、それぞれのプロの力を結集して、作品作りをしていたと思います。--続く2/3で野宮さんが語るHint 2は「歌:情熱を持ち続けること」。
2015年07月31日現在公開中の劇場アニメ『バケモノの子』を手がけた細田守監督が29日、本作で声優を務めた女優の宮崎あおい、俳優の染谷将太らと共に東京・TOHOシネマズ渋谷で行われた舞台あいさつに登壇した。7月11日の公開初日以来、28日までの18日間で観客動員数210万人、興行収入は27億円を突破するなど、前作『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)を超える勢いを見せている『バケモノの子』。「大ヒット記念の舞台あいさつができるのは、皆さんのおかげです」と感謝を述べた細田監督は、「物語が繰り広げられた渋谷で、この映画のことを皆さんとお話しできるのが楽しみです」と喜びを噛み締めていた。渋谷の街を舞台とした本作だけに、今回の舞台あいさつはまさに凱旋。渋谷を選んだ理由について、細田監督は「渋谷を舞台にするのは、アニメ映画を作っている側からすると大きなハードルでした」と明かしながら、「ややこしいじゃないですか渋谷って。慣れないと、自分がどこにいるのかわからなくて、本当に迷子になりそうになります」と、もともとの印象は良くなかったという。しかし、街を知っていく中で「その迷宮みたいなところが逆におもしろい」と感じ、「自分の行きたい場所ではないところと繋がり、そのうちに全然違うところに行ってしまうような。そう思うと渋谷が魅力的に思えてきて、それが渋天街の着想につながった気がします」と説明した。また、渋谷の景色を描くことには苦戦したようで「スクランブル交差点で、たくさんの人が行き交う中に紛れる感じを映画でも出すのが大変でした」と吐露。一方で、「この表現がうまくいってくれて、映画を見終わったあとに渋谷の街が映画村のように感じられるといいですよね」と映画からの広がりに期待を寄せた。この日の舞台あいさつでは、宮崎と染谷から監督に向けた質問コーナーも。宮崎からの「アニメを作る工程で一番大変なことと、一番おもしろいことは?」という問いに細田監督は、「大変なのは、何を作るかを決めること」と回答。「どういう内容だとおもしろいか、映画にして楽しいか。そして、お客さんと気持ちが共有できるか。それらを踏まえた上で、いくつかある選択肢の中から一個に決めなきゃいけない。もちろん何の手がかりもないので、それを決めるのが本当に大変です」と監督であること、そしてオリジナル作品ならではの苦悩を明かした。「一番おもしろいこと」に話が及ぶと、細田監督は「映画って一人ではできないんです。たくさんの人と一緒にやっていくと、一人で考えていたことがちっぽけに思えるくらい、作品がどんどん広がっていく。この"広がっていく"のを見るのが、ものすごくわくわくする瞬間なんです」と目を輝かせる。そして「例えば原画にしても、素晴らしいアニメーターの人にかかると、設計図を描いたはずの自分が圧倒されるくらいすごい絵になっている。アフレコのお芝居でも、あおいさんの第一声を聞いた時に、『あっ九太だ。この人本当にいるよ!』って気持ちになるんですね。そういう感動が映画の中にたくさん詰まっていて、それが魅力になっている気がします」と伝えた。一方の染谷からは、「演出でどんなところを大事にしているか」という質問が。「今回、九太の青年期を染谷くんと造形できてすごく楽しかった」と振り返る細田監督は、「これって答えになってないかもしれないけど」と断りつつも、「映画は、監督が考えて、それを表現するために役者さんが前面に出るわけじゃないんです。あおいさんも染谷君も、それぞれが映画を一緒に作り上げている表現者なんです」と出演者、スタッフを称えていた。映画『バケモノの子』は、『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)などを手がけた細田監督による、3年ぶりのアニメーション映画。バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちのすむ異世界「渋天街」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛などが繰り広げられる新冒険活劇が描かれる。
2015年07月29日女優の宮崎あおいが29日、都内で行われた劇場アニメ『バケモノの子』の舞台あいさつに細田守監督、俳優の染谷将太と共に登壇した。7月11日の公開初日以来、28日までの18日間で観客動員数210万人、興行収入は27億円を突破するなど、前作『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)を超える勢いを見せている『バケモノの子』。宮崎は主人公・九太の少年時代を演じ、「こうして舞台あいさつをさせていただけるのはとても幸せなこと。今日は見に来てくださって本当にありがとうございます」と改めて感謝を伝えた。また、公開初日後に打ち上げをしたらしく「その打ち上げの雰囲気がとてもよくて、幸せな初日を迎えられました」と振り返っている。『おおかみこどもの雨と雪』に続いて2度目の細田作品への参加となった宮崎は、「今までアニメーションがどういう風に作られているかまったく知らなかったんです」と前置きしながら、「それこそ海外に行った時に、監督がサインの横に『おおかみこどもの雨と雪』の花ちゃんの絵をパーって描いた時に、『監督って絵が描けるんだ、すごい!』って思ったくらいでした」というエピソードも披露。また、本作を製作したスタジオ地図で工程の一部を見学した宮崎は「背景を描いてる方が、渋谷の通りのここにはこういう木が生えてるから、映画の中にも同じ木を描いていたりとか、本当に細かく考えられていました。建物でも、俯瞰で見たら街の全く同じ場所にちょっと違うものが立っていて、現実と作品が細かなところもすごくリンクされていて素晴らしかった」と、緻密に再現された渋谷の街に感動したという。イベントの最後には、大ヒットを祝うサプライズケーキが登場。ケーキにデコレーションされた九太の相棒・チコに、宮崎が「かわいいですね」と目を輝かせる一方、青年期の九太を演じた染谷は「おれにはチコは食べれないです……」とポツリ。キャラクターへの愛情をのぞかせていた。映画『バケモノの子』は、『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)などを手がけた細田監督による、3年ぶりのアニメーション映画。バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちのすむ異世界「渋天街」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛などが繰り広げられる新冒険活劇が描かれている。
2015年07月29日アニメーション映画監督・細田守氏の作品をテーマにした「バケモノの子展」が、7月24日~8月30日の会期で、東京・渋谷ヒカリエのヒカリエホールにて開幕した。「細田守監督作品をみる・しる・あそぶ!」をテーマにした「バケモノの子展」は、現在公開中の劇場アニメ『バケモノの子』をはじめ、『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)と細田監督が作り上げた作品の魅力に迫る企画展。絵コンテやレイアウト、原画、背景美術など300点以上の資料に加え、チームラボと面白法人カヤックによる、最新デジタル技術を駆使した体験型コーナーも用意している。刀匠・吉原国家氏が手がけた『バケモノの子』の熊徹が持つ全長約128cmの大太刀や、『サマーウォーズ』の小磯健二が終盤でパソコンのキーボードを押す名シーン「よろしくおねがいしまあああす!」を体験できるコーナーなども注目を集めている。企画展は9つのエリアで構成され、「オープニングエリア」には、『時をかける少女』上映の際に実際に使用されたフィルム缶とフィルムコンテナを展示。中に入ると、『バケモノの子』より渋谷・スクランブル交差点をバックに堂々と立つ熊徹と九太がお出迎え。通路には、歴代作品の名台詞を振り返るボードが展示されている。続く「絵コンテエリア」では、細田監督が描いた各作品の絵コンテが並び、アニメの場面ごとに書き入れられた内容や設定など、製作の裏側を紹介。さらに次のエリアでは、キャラクターの設定画や作品の舞台となった背景美術が展開され、その合間には『サマーウォーズ』に登場した仮ケンジなどの立像も登場している。そして『おおかみこどもの雨と雪』で、雪と雨が森を疾走するシーンを体感できる「風のシアター」を抜けると、「バケモノの子エリア」に到着。劇中にも登場した「渋天街」の門が迎え、その傍らにはチームラボが手がけた「熊徹道場」が設けられている。ここでは、画面正面に立つことで自分の姿が熊徹と九太の間に現れ、刀の柄のようなコントローラーを操作することで、上から降ってくる対象物を切る修業を体験することが可能。また、門の奥には『バケモノの子』の熊徹が持つ大太刀をイメージして造られた刀が鎮座し、赤鞘も忠実に再現されている。開催前から大きな話題を呼んでいた「体感型展示エリア」では、5つのコンテンツを用意。「よろしくおねがいしまあああす!」では、『サマーウォーズ』で健二が人工衛星「あらわし」の軌道を変えて世界の危機を救ったシーンを再現。カウントに合わせてマイクに叫び、Enterキーをたたくと、声に応じた大きさで「よろしくおねがいしまあああす!」のメッセージが画面に表示される仕組みになっている。また、「雪と雨の背くらべ フォトブース」では、柱に手をかざすことで、『おおかみこどもの雨と雪』の雨と雪の成長を追うことができる。担当したスタッフは、「親子で楽しんでほしい」という細田監督の願いを受けたことから、「子供の成長を感じることが、親子の関係を象徴している」と考え、このブースを企画したという。そのほかにも、サイネージの前に立って撮影することで、自身も作品のポスターイメージに参加することができる「チームラボカメラ」や、『時をかける少女』で主人公・真琴が千昭に別れを告げるシーンを再現した「未来で待ってる」、『サマーウォーズ』に登場した仮想空間「OZ」にメッセージを投稿できる「OZメッセージ」など、さまざまな企画が用意されている。順路の最後には、限定グッズを購入できる「スタジオ地図 SHOP」もオープン。各人気キャラクターのフィギュアやグッズに加え、『バケモノの子』の公開を記念して企画された、細田作品をモチーフにした"青地図"シリーズのアイテムが並ぶ。同シリーズからは、吉田ユニ氏、水野学氏、森本千絵氏など日本を代表するクリエーターたちがデザインしたTシャツや手ぬぐい、クロスステッチハンカチなどが展開されている。7月24日~8月30日と約1カ月にわたって渋谷ヒカリエで開催される本展示の営業時間は10:00~19:00(入場は18:30まで)。当日券は大人が1,700円、高校生以下が900円。(C)2006 TK/FP(C)2009 SW F.P.(C)2006 W.C.F.P(C)2006 B.B.F.P
2015年07月24日アニメーション映画監督・細田守氏の作品をテーマにした「バケモノの子展」(7月24日~8月30日)の開会セレモニーが23日、東京・渋谷ヒカリエで行われた。7月24日に開幕する「バケモノの子展」は、現在公開中の劇場アニメ『バケモノの子』をはじめ、『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)と細田守監督が作り上げた作品の魅力に迫る企画展。絵コンテやレイアウト、原画、背景美術など300点以上の資料に加え、チームラボと面白法人カヤックによる、最新デジタル技術を駆使した体験型コーナーも用意している。刀匠・吉原国家氏が手がけた『バケモノの子』の熊徹が持つ全長約128cmの大太刀や、『サマーウォーズ』の小磯健二が終盤でパソコンのキーボードを押す名シーン「よろしくおねがいしまああああす!」を体験できるコーナーなども注目を集めている。開会セレモニーのあいさつには、日本テレビ執行役員の中山良夫氏が立ち、『バケモノの子』の観客動員数が23日時点で160万人を突破したことを発表。前作『おおかみこどもの雨と雪』を上回る好調なスタートを切っている。この記録からも、今回の企画展には多くの来場者が見込まれるが、細田作品に長年携わってきたアニメーション制作会社スタジオ地図の代表・齋藤優一郎プロデューサーは、「こんなに大それたイベントができるのか、そして、させてもらっていいのだろうかと悩みました」と吐露。細田監督にとって初めての大規模展示となる今回の企画展に慎重な姿勢だったという。しかし、「細田守監督も常に新しいテーマやモチーフ、新しい表現にチャレンジして映画を作っています。僕たちも新しいチャレンジができれば」という思いから開催に踏み切った齋藤プロデューサーは、今回の展示に構成から参加。改めて完成した展示を見て「本当にアニメーションって美しいなと思いました。細田監督の作品が伝える主人公のバイタリティーや、自分の人生を主体的に選んで未来を切り拓いていく力強さがみなぎっている展示になっている」を自信をみせつつ、「まさしく細田作品がもっている哲学や読後感を感じることができる展示になっています。ぜひ親子一緒に楽しんでください」と呼びかけている。開会セレモニーには、ほかにもサントリー「GREEN DA・KA・RA」のCMシリーズでおなじみのグリーンダカラちゃんとムギちゃんらが展覧会のオフィシャルサポーターとして参加。「バケモノの子展」は、7月24日~8月30日と約1カ月にわたって渋谷ヒカリエで開催される。当日券は大人が1,700円、高校生以下が900円。
2015年07月23日映画『バケモノの子』の公開を記念して、渋谷ヒカリエにて7月24日(金)より「細田守監督作品『バケモノの子』展~時をかける少女、サマーウォーズおおかみこどもの雨と雪~」が開催される。2006年に『時をかける少女』、2009年に『サマーウォーズ』、そして2012年には『おおかみこどもの雨と雪』を発表し、日本のアニメーション映画界の新時代を担う監督として幅広い層から高い支持を集める細田守監督。先日より最新作『バケモノの子』が公開され、7月22日(水)までで興行収入20億円、観客動員数150万人を突破する大ヒットを記録している。同作が渋谷を舞台にしていることもあって、このたび渋谷ヒカリエにて、細田作品がいかにして生み出されているのかを体感しながら知ることができる今回の展示が開催されることになった。入ってすぐのオープニングエリアには、『バケモノの子』のポスターなどでもおなじみの渋谷の駅前のスクランブル交差点のビジュアルが壁一面に広がり、熊徹と九太の2人が待ち構える。展示は、いかにしてアニメーションが製作されていくのかを順を追って理解できる構成となっており、まず最初の「絵コンテエリア」では『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』の製作の際の絵コンテが展示されている。そもそも絵コンテとはどういうもので、何を表し、どうやって見るものなのか?その解説もあるので、アニメーションに詳しくない人でもどうやって絵コンテが描かれ、どのように使用されるのかを理解することができる。何より驚かされるのは絵コンテの量!絵コンテの段階からどれほど細かく、そして膨大な作業量が必要とされるかをこの目で実感できる。続いて「キャラクターデザインエリア」には、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』に登場する、貞本義行のデザインによるキャラクターたちが様々な表情で描き出される。さらに、レイアウトに原画、背景美術など貴重な資料(『時をかける少女』から『バケモノの子』までの4作品分合わせて全部で約300点!)が展示されており、アニメーションを見るのとはまた違った、色鮮やかで緻密な手描きのオリジナルの絵の美しさを一枚一枚から感じることができる。製作途中での細田監督による細かい修正の指示、その修正が施された作画監督によるデザインなど、あの名シーンの数々がどのようなプロセスを経て、完成したのか?その裏側までのぞき見ることができる。各エリアとエリアを繋ぐ部分の展示も工夫が凝らされており『バケモノの子』の展示へとつながる通路は、映画の中で九太が渋谷の街からバケモノたちが暮らす異次元の渋天街へと迷い込んでいくあの暗い不思議な路地が再現されている。そして、その先にはモニュメントとして、高さ5.5メートル、横幅4.7メートルの渋天街の門が!こちらは映画『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠の0』で日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞した上条安里が監修を務め、細田監督作品の初の立体造形を実現させた。原画などの資料のみならず、体験・体感できるのも今回の展示の大きな特徴!様々な分野のスペシャリストたちによって構成される「チームラボ」の協力を得て製作された「熊徹道場」では、バーチャル空間に入り込んだ自身の姿を見ながら、映画の中の映像を背景に九太になった気分で熊徹から剣術の修業を受けることができる。また「面白法人カヤック」製作の体験型展示では、『おおかみこどもの雨と雪』の雨と雪の背比べ、『時をかける少女』の真琴の「未来で待ってる」と言う感動シーン、そして『サマーウォーズ』の健二が世界を救う「よろしくお願いしまあああすっ!!」の名場面を自身が登場人物になりきって体験し、写真を撮ることもできる。また全日本刀匠会40周年記念作品として、熊徹が持つ大太刀を忠実に再現!映画『ラストサムライ』でトム・クルーズに刀を授ける刀鍛冶役として出演もしている、日本を代表する名匠・吉原國家氏(東京都無形文化財保持者)の手による刀で、巨大な熊徹の大太刀とあって通常の刀よりも大きなサイズの刃長87.5センチ、反り2.7センチ、全長114.5センチ、拵(こしらえ)全長128.5センチという本物の刀が誕生した。まさに「細田守監督作品をみる・しる・あそぶ!」というコンセプト通りの展示となっており、子供から大人まで楽しめそうだ。「細田守監督作品『バケモノの子』展~時をかける少女、サマーウォーズおおかみこどもの雨と雪~」は7月24日(金)より8月30日(日)まで開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2015年07月23日川崎市で毎年夏に行われているイベント『フェスタサマーミューザ KAWASAKI2015』は、2004年7月1日に開館した「ミューザ川崎シンフォニーホール」で開館2年目の2005年から行われている川崎市主催の音楽イベント。2015年は7月25日~8月9日の期間で開催される。サマーロックフェスティバル同様、首都圏で活躍する主要オーケストラや市内の音楽大学などが多数参加し、約2週間にわたって数々のプログラムを実施する、クラシック音楽ファンのためのサマーフェスティバルだ。今回は、11回目の開催となる同イベントの見どころや楽しみ方などを、ミューザ川崎シンフォニーホールのアドバイザーを務め、このイベントに第1回目から参加している、ピアニストの小川典子さんに伺った。○東京交響楽団、N響などが一堂に介する!!まずは、同イベントの醍醐味を「首都圏にあるすべてのオーケストラが短期間にこれだけ一堂に集まるというのはそれだけでもスゴイことです」と話す小川さん。今年のイベントにも、東京交響楽団、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団など、クラシックファンのみならず聞いたことのある楽団をはじめ、10の団体が参加する。小川さんによると、オーケストラは通常、秋冬に活動が活発になるが、このイベントが始まったことにより、首都圏の参加オーケストラは“熱い”夏を過ごすことになったという。小川さんは「集中した期間内に横並びで、これだけの演奏会が行われるのですから、観客の動員数や反応で各オーケストラの評価の明暗がはっきりしてしまいます。だからもう、どのオーケストラも相当気合を入れて本番に挑んでいるんですよ」と話した。ちなみに、『フェスタサマーミューザ KAWASAKI2015』のオーケストラプログラムのチケットは2,000円から、最も高いS席でも4,000円~6,000円と、通常の公演の半額程度。小川さんが「オーケストラには、良い悪いではなく、それぞれの色や音があります。この機会にぜひ聴き比べてみてください」と語るように、“オーケストラのチケットは高価で手が出にくい”という人にとって、10ものオーケストラをリーズナブルに聴き比べられる絶好の機会だ。○オーケストラと対等に奏でる“コンチェルト”の魅力小川さん自身は8月4日の神奈川フィルハーモニー管弦楽団にピアニストとして参加する。オーケストラと独奏楽器で合奏する形式の“コンチェルト(協奏曲)”の魅力を次のように語る。「コンチェルトは、ピアニストとしては最も華やかな形態です。数ある楽器の中でも、ピアノはオーケストラと対等にやりあうことができる唯一の楽器。片方が旋律を弾いて伴奏するのではなく、音量も大きくできるし、大変名誉なことですね」○リハーサルも公開!?同イベントの他にはないもうひとつの魅力は、当日のリハーサルを公開する公演が多くあること。なんと、本公演のチケットで公開リハーサルまで観ることができるのだ。小川さんは「リハーサルを公開するということは演奏家によってはすごく嫌がる人がいますので、こういう機会はとても珍しいと思います。例えば指揮者が演奏を途中で止めて何か指示を出している風景や、本番前のリラックスした様子、実はふつうの服を着て演奏しているふだんの姿など、そういう小さなことが面白いという観客の方もいらっしゃいます。こういった取り組みから、音楽を身近に感じていただけるとうれしいです」と楽しみ方を提案する。○舞台に上がって音楽鑑賞!また、『フェスタサマーミューザ KAWASAKI2015』では「こどもフェスタ」という、子ども向けのプログラムも用意されている。小川さんはこのプログラムに関わっている中心音楽家のひとり。今年も「イッツ・ア・ピアノワールド」と題した、4歳以上が対象のプログラムを担当する。同プログラムは、子どもたちが舞台に上がって、ピアノの演奏を間近で聴けるというユニークなもの。毎年5・6曲ほどを演奏し、今年はラフマニノフの「狼と赤ずきんちゃん(「音の絵」より)」、エルガーの「威風堂々」、ショパンの「華麗なる大円舞曲」などを予定している。この子ども向けプログラムに関して、立ち上げから関わる小川さんはこう語る。「最初にこのプログラムを始めたころは、子どもが舞台を歩き回ってしまうのではという心配がありました。ただ、いざ始まってみると、子どもたちの反応がとてもよくて。今ではもう小さな子どもも整然と座っていて静かに演奏に聴き入っていて、大人顔負けのマナーです。質問コーナーでもレベルの高い熱心な質問を積極的に発してくれます。舞台に上がれるのは子どもたちだけですので、保護者の方は客席から子どもたちの様子を含めて鑑賞し、本物の音楽に触れ合っていらっしゃいます。このプログラムが夏休みの楽しい思い出になっているようです」。こどもフェスタでは、この他にも「かわさきジュニアオーケストラ」の発表会などが用意されている。○音楽を聴くことで変わる感情の“ステージ”また、小川さんは、生の演奏が情緒に及ぼす効力について、自身の経験を踏まえながら「音楽を聴いてもらう前と後では人間の気持ちの“ステージ”が変わるんですよ。例えば辛いことがあってその話をする。それが生の演奏を間近で聴いた前と後だと、同じ話であっても様子が全然違うんです。音楽を近くで聴くことは、感情や頭のどこかに必ず作用を及ぼすということを、ここ最近、奏者として続けざまに体験しました。音楽によって感情の情緒は変わるんですよ。それが音楽の魅力のひとつですね」と語る。○会場は音楽界の神様が絶賛するほどの音楽ホールなお、小川さんによると、イベントの会場となる『ミューザ川崎シンフォニーホール』は、ヨーロッパで音楽界の神様のように崇められている、ベルリンフィルの芸術監督で指揮者を務めるサイモン・ラトル氏が絶賛するほどの世界有数の音楽ホールという。「とにかく音響がいいんです。演奏家としては、弾いた音が耳に返ってくる音が本当に明瞭で、強い音でも心地よく返ってくるんです。観客の拍手でさえも温かく響いてくる。オーディエンスの側からしても、どの席にいても美しい、いい音で聞こえるという素晴らしいホールです」とその魅力を説明してくれた。そんな場所で、首都圏のオーケストラが奮起して挑む、もはや夏の風物詩と化したクラシック音楽のビッグイベント。クラシックファンはもちろん、興味がありながらもこれまで敷居が高いと感じてなかなか踏み入れられなかった人も、この機会に気軽に参加してみほしい。
2015年07月13日『時をかける少女』(’06)、『サマーウォーズ』(’09)、『おおかみこどもの雨と雪』(’12)を手がけ、いまや世界で最も注目を集めるアニメーション映画監督となった細田守監督3年ぶりの最新作『バケモノの子』。7月24日(金)より渋谷ヒカリエにて開催される『バケモノの子』展にて「渋天街」「熊徹」の大太刀が再現されることが明らかとなった。人間界<渋谷>とバケモノ界<渋天街(じゅうてんがい)>という交わるはずのない2つの世界に生きる、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノ。ある日、少年は渋天街に迷い込み、バケモノ・熊徹(くまてつ)の弟子となり、九太(きゅうた)という名前を授けられる。その偶然の出会いが、想像を超えた冒険の始まりだった――。『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』から最新作『バケモノの子』に至る細田監督作品初の大規模展示を開催する『バケモノの子』展。会場には、映画に登場するバケモノの街“渋天街”のモニュメントが高さ5.5m、横幅4.7mという“バケモノ”級サイズで出現!『ALWAYS三丁目の夕日』(’05)や『永遠の0』(’14)で日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞した上條安里氏が監修を務め、主人公・九太と同じように渋天街に迷い込んだ感覚を体感することができる仕上がりとなっている。さらに、全日本刀匠会40周年記念コラボ作品として、“バケモノ”熊徹の大太刀をモチーフに、美術価値の高い日本刀を製作。『ラストサムライ』(’03)でも刀鍛治役として出演した刀匠・吉原國家氏(東京都無形文化財保持者)をはじめ、研師、白銀師、鞘師、塗師、柄巻師、装剣金工師など日本屈指の職方が集結し、映画ファンのみならず日本刀ファンをも虜にする刀が完成した。その他、本展限定グッズ商品の発売や過去作品の上映で使用された貴重なフィルムも入場者特典として先着でプレゼント(数量限定)することも決定!『バケモノの子』公開まであとわずか。映画と共に、本展も大きな盛り上がりを見せそうだ。『バケモノの子』展は渋谷ヒカリエ9階ヒカリエホール ホールAにて7月24日(金)から8月30(日)まで開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バケモノの子 2015年7月11日より全国東宝系にて公開(C) 2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS
2015年07月09日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、この夏だけのスペシャル・アトラクション、「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」を初開催。そのゲーム性や娯楽性、再現度などを賞賛する声が出ているが、シネマカフェはプレスプレビューで一足早く驚愕のリアルを体験!超リアルな“妖怪ウォッチ”を駆使する「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」の魅力をレポート。■ “妖怪ウォッチ”と“妖怪パッド”を駆使して隠れた妖怪たちを探し出せ!!初開催「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」は、同アトラクション内のいたるところに隠れている妖怪を探すという、アドベンチャー型ウォークスルー・アトラクション。まずは、超リアルな同アトラクション専用の“妖怪ウォッチ”と“妖怪パッド”を受け取る。それを頼りにおなじみの街へ繰り出すと、突然“妖怪ウォッチ”のレーダーが反応。近くに妖怪がいるサインで、ゲームやアニメの世界へ入ってしまったようなワクワク感が楽しめる。■ ジバニャン、ウィスパーが出現!! 友だち気分で、おなじみの街並みへGO!!「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」の舞台は、ゲームやアニメでおなじみの“おおもり山”や“さくらニュータウン”“おつかい横丁”。リアルな再現の街並みそのものにまず驚くなか、まず“おおもり山”では“妖怪ガシャ”を体験。ハンドルを回すと、妖怪執事ウィスパーが登場してゲストをお出迎え。続く“神社”ではウィスパーと巫女が現れ、その最中に突然“妖怪ウォッチ”のレーダーが反応。“連打”の合図で“妖怪ウォッチ”を連打すると、ジバニャンが登場!最終的に妖怪メダルになったジバニャンが自分の“妖怪ウォッチ”に入って妖怪と友だちに。まさしく主人公のケータのような気分で楽しめるのだ。■ 「妖怪ウォッチ・ザ・ラリー」も実施!! 発見すれば、素敵なアイテムも!?この「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」と同時開催で、パーク内では「妖怪ウォッチ・ザ・ラリー」(有料)も実施。これは、パーク中のいたるところに残っている痕跡(ヒント)を頼りに、隠れた妖怪を自力で(友だちと協力して)探し出すアドベンチャー・ラリー。頑張ってすべての妖怪を発見すると、ゴールでリアル“妖怪ガシャ”体験にチャレンジも。もしかすると、ステキなアイテムが入手できるかもしれないので、この夏トライしてみて!■ 家族連れには強い味方!! 「こどもせいりけん」ゲットでスムーズに体験!!この夏休み、「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」は大人気コンテンツとなることが予想され、「こどもせいりけん」という混雑緩和システムを採用する。小学生以下のキッズとその保護者が対象で、無料で発行する整理券だ。「こどもせいりけん」があれば「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」のアトラクションをスムーズに体験できるが、当日のみの発行で枚数に制限があるので、なくなり次第終了するとのこと。詳細はオフィシャルサイトで事前に確認を。大期待の「妖怪ウォッチ・ザ・リアル」は、2015年7月3日(金)~2015年9月6日(日)まで期間限定で開催。どれだけの“ホンモノ”の妖怪と出会えるか、チャレンジしてみて!(C) LEVEL-5/妖怪ウォッチプロジェクト・テレビ東京(text:cinemacafe.net)
2015年07月07日国立大学の授業料が私立大学並みに引き上げるという財務省案が発表され、物議をかもしています。現在、私立大の授業料は平均で約85万円。国公立大学の標準額は53万5800円。子どもが生まれたときから、教育費の積み立てを始めても、これからの教育資金は不足してしまうのでしょうか。○高校までは家計から。大学の学費をターゲットに貯蓄する国公立の大学に進学するのか、私立の大学に進学するのか、文系か、理系かで、大学にかかるお金は大きく変わってきます。現状の費用をまとめると以下のようになります。初年度は入学金と授業料の合計。2~4年目は授業料のほか、施設設備費などの費用も含みます。国立初年度納入金 : 82万円2~4年目 : 各54万円合計244万円私立文系初年度納入金 : 122万円2~4年目 : 各98万円合計416万円私立理系初年度納入金 : 163万円2~4年目 : 各137万円合計574万円一般的に、子ども一人の教育にかかるお金は1000万円とも2000万円とも言われますが、まとまった資金が必要になるのは、大学の4年間。国立でも4年間の合計で244万円の資金が必要なのです。小学校、中学校から私立を選択する家庭もあるでしょうし、高校から私立というケースもあります。しかし、学校によってかかる費用に開きはあるものの、私立高校でも国や地方自治体の支援制度を利用すれば、公立と私立の差はほとんどなくなります。高校までは家計から教育費をまかなう、という家庭が少なくないのは、そうした支援制度によるものです。学資保険(こども保険)に加入して、教育費を積み立てていく場合、大学入学時点の17歳、18歳で学資一時金を受け取り、20歳、22歳で満期金を受け取るというプランで加入するか、高校入学時や大学進学後も毎年学資金を受け取るというプランなど家庭の事情によって加入すべきプランが異なります。高校までは家計から捻出するのであれば、学資一時金の受け取りを据え置くという考え方もできるでしょう。いずれにしても、大学入学時にかかるお金は、子どもが生まれたらすぐ、準備を始めなければ、まかなうことができないことに、変わりはないでしょう。○子どもが生まれたときは、親も収入が少ないたとえば、現在30歳の夫婦に子どもが生まれたケースで考えてみましょう。契約者:父親(30歳)、被保険者:男子(0歳)、学資金総額:300万円、保険料払込期間:18年毎月の払い込み保険料:1万3190円保険料払い込み総額:284万9040円高校入学時受け取り額資金:50万円大学入学時受け取り学資金:100万円大学2~4年受け取り学資金:各50万円合計受け取り学資金:300万円国立大学への進学なら、こうした学資保険を利用すれば、なんとかなりそうです。しかし、私立文系、理系となると資金不足になります。同じ条件で学資金総額を600万円にすると、毎月の保険料は2万6380円となります。子どもが生まれたばかりの若い世帯にとっては、少し重い負担かもしれません。また、子どもの教育資金だけを全力で貯蓄をするわけにはいきません。マイホーム購入の予定があれば、頭金づくりも必要。いざというときの予備費も用意しておくことも大事です。子どもが小さいうちは、世帯収入も大きく伸びないかもしれません。子育てが一段落して、妻がフルタイム勤務に復帰するなど、収入がアップするまでは、最低限の教育費を積み立てするということでいいかもしれません。ただ、冒頭で書いたとおり、今後、国立の授業料値上げや、私立でも物価上昇に伴って入学金、授業料値上げの可能性もあるでしょう。現在加入している学資保険だけでは不安という場合は、どのように対応していけばいいのでしょう。○学資保険は7歳まで。その後に追加したい場合は?収入が上がり、家計に余裕がでてきて、学資保険を追加して準備しようと思っても、子どもの年齢によっては加入できないことがあります。たいていは満7歳まで加入可能とする保険会社が多いのです。これ以降に保険商品で加入しようとすると、非常に選択肢が狭まってしまいます。そこで、発想を変えて、貯蓄商品の王道で考えてみましょう。おススメなのは、個人向け国債の変動10。直近の募集では金利が0.3%(税引き前)とあまり高くないように思えますが、銀行の定期預金が5年でも金利0.05%であることを考えれば、十分な金利と言えます。毎月発行で、1万円から購入できるので、たとえば毎月3万円、ボーナス時には10万円購入するといった使い方ができます。基本的に満期は10年ですが、購入から1年経過すれば、ペナルティはありますが、元本割れなく解約も可能です。子どもが大学に進学したら、個人向け国債を毎月解約していきます。もちろんまとめて解約する、満期まで待つことも可能です。毎月解約・満期で戻ってきたお金は、子どもへの仕送りの一部にすることができます。自宅から通えれば、それほど毎月の支出が増えることはありませんが、自宅外となれば、学費の支払いに加えて、毎月の仕送りは相当な負担になります。これを、毎月の家計から捻出するのは、親世帯の家計を厳しいものにしてしまいます。基本の学費は学資保険(こども保険)で確保し、追加で用意するお金や、まとまったお金ができたときに教育資金に回すなら、個人向け国債の利用は一考の価値があるでしょう。家計に余裕がでてきて、あと100万円、あと200万円を、子どもの教育費のために用意したいという人には、ムリのない範囲で積み立てをするイメージで始めてみてはいかがでしょう。(※文中の保険料などは、アフラックの「夢見る子どもの学資保険」をもとに記述しています。保険会社によって保険料や加入の条件は変わります。2015年6月19日現在)(※国立大学のデータは文部科学省令による標準額。私立大学のデータは文部科学省調査による平均額)(※写真画像は本文とは関係ありません)<著者プロフィール>伊藤加奈子マネーエディター&ライター。法政大学卒。1987年リクルート(現リクルートホールディングス)入社。不動産・住宅系雑誌の編集を経て、マネー誌『あるじゃん』副編集長、『あるじゃんMOOK』編集長を歴任。2003年独立後、ライフスタイル誌の創刊、マネー誌の編集アドバイザーとして活動。2013年沖縄移住を機にWEBメディアを中心にマネー記事の執筆活動をメインに行う。2級FP技能士。
2015年07月02日生誕20周年を迎えた“ひつじのショーン”の記念すべき初長編映画『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』の公開直前イベントが6月25日(木)、都内で行われた。イベントにはメガホンをとったリチャード・スターザック監督を始め、本作のスペシャルサポーターとしてTVCMに出演する女優の木村佳乃、本作のこども応援隊長に就任した“2代目こども店長”こと加藤憲史郎くんが出席。憲史郎くんがショーン20周年をお祝いする特製ケーキを運び入れると、木村さんは「こんな息子がいたら…。うちは娘だけなので」とすっかりメロメロだった。その木村さんは、現在2歳と3歳になる娘さんと一緒に作ったと言うショーンの粘土細工を持参し、「下の子は、まだショーンと言えず、“メェ”と呼んでいる」とほほえましい子育てエピソードを披露。スターザック監督は「ぜひスタジオで雇いたいです」と粘土細工の出来ばえを褒めちぎった。映画はショーンと仲間が、自分たちのいたずらがきっかけで、大都会で行方不明になってしまった牧場主を探し出そうと、慣れない土地で奮闘する姿を描いたハートウォーミングな一作。牧羊犬のビッツァーや食いしん坊ひつじのシャーリー、3匹のいたずらブタといったおなじみの面々に加えて、都会をさまよう愛らしい野良犬のスリップ、ショーンたちを追い回す動物収容センター職員のトランパーなど新キャラクターも登場する。「コンバンハ!来日できて嬉しいよ。日本のショーン人気は、母国イギリスをはるかに超えているからね」と上機嫌のスターザック監督。「テーマは家族の絆だね。ショーンにとって、ふだんはうっとうしいと思う牧場主だけど、離ればなれになると、やっぱり絆があるって気づくんだ」と語ったほか、「撮影現場で人形を壊してしまうことも。そんなときも、ドクターと呼ばれる修理担当がいるから安心だよ」と秘話も披露していた。『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム』は7月4日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~ 2015年7月4日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014 Aardman Animations Limited and Studiocanal S.A.
2015年06月25日東京都・清澄白河の東京都現代美術館は、夏休みのこどもたちのための展覧会「ここはだれの場所?」を開催する。会期は7月18日~10月12日(月曜休館、ただし7月20日・9月21日・10月12日は開館、7月21日・9月24日は休館)。開館時間は10:00~18:00(7~9月の金曜日は21:00まで)。観覧料は一般1,000円、大学・専門学校生・65歳以上800円、中高生600円、小学生以下無料(保護者の同伴が必要)。同展は、4組の作家たちが美術館の展示室のなかに作った、「ここではない」場所への入口を糸口に、こどもたちと地球環境や教育、自由についてなど、これからを生きるために考えるべき問題を浮かび上がらせる展覧会。参加する作家はデザイナーとして知られるヨーガン・レール、造形作家で批評家の岡﨑乾二郎(「はじまるよ、びじゅつかん」企画)、アーティスト一家の会田家、フィリピン出身でオーストラリア在住のアルフレド&イザベル・アキリザンの4組。ヨーガン・レールは、「地球はだれのもの?」と問いかけるテーマの展示を行う。移住先の石垣島の海岸が数年の間に、流れ着くゴミによって無残に荒らされてしまったことに心を痛めた同氏は、それらを使って美しいものを作り出すことで、地球環境に対する人々の意識を喚起しようとした。2014年に急逝した彼が作り上げたのは、こどもたちの未来を憂いた彼のラスト・メッセージでもある。岡﨑乾二郎は、「美術館はだれのもの?」と問いかけるテーマで、「こどもにしか入ることのできない美術館」を企画。同美術館が収蔵する美術の名品について、自分の思いを話しかけてくる謎の監視員とともに、元来自由の象徴である「美術館のはじまり」を体験できるとのこと。アーティストの両親(岡田裕子、会田誠)、中学二年生の息子(会田寅次郎)の三人からなる会田家は、「社会はだれのもの?」と問いかけるテーマの展示を行う。プログラミングが得意な寅次郎は、学校の外で、大人たちと一緒に世界やビッグデータを相手にプロジェクトを展開している。3人はそれぞれのやり方で、学校や社会など外の世界に対するストレスや批評精神をもとに、「それとはちがう場所」をユーモラスに作り上げる。アルフレド&イザベル・アキリザンは、「私の場所はだれのもの?」と問いかけるテーマで、世界各国のコミュニティと交流した過程を作品として、家や国といった、当たり前のように自分のまわりに引いてきた境界線について考えさせる展示を行うということだ。また、会期中、トークやワークショップなどが予定されている。詳しくは同館のWebサイトで案内される。
2015年06月18日東京都・渋谷区の渋谷ヒカリエにて、細田守監督の最新アニメ映画『バケモノの子』とクリエイター集団のチームラボ、および面白法人カヤックがコラボした展示会「バケモノの子展」が開催される。会期は2015年7月24日~8月30日。会場は渋谷ヒカリエ ヒカリエホール ホールA。料金はグッズ付チケットが2,400円(ローソンチケット限定)、前売券は大学生以上が1,500円、高校生以下が700円、3歳以下は無料。「バケモノの子展」は、2015年7月11日に公開されるアニメ映画『バケモノの子』の魅力に迫る展示会。本作はもちろんのこと、『時をかける少女』(2006)、『サマーウォーズ』(2009)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012)など、細田監督がこれまでに手掛けた作品の絵コンテやレイアウト、原画、背景美術など300点以上のオリジナル素材が展示される。さらに会場には、チームラボと面白法人カヤックが仕掛けた体験型ブースもそれぞれ登場。チームラボの「熊徹道場」は、熊徹から指導を受ける九太になった気分で太刀さばきの修行ができるというもので、映画のポスタービジュアルと自分を合成したオリジナルポスターが作れる「チームラボカメラ」も登場するとのこと。一方、面白法人カヤックが手掛けるのは、過去3作の名場面を体感できるというブース。「未来で待ってるby『時をかける少女』」は、ラストシーンで描かれた真琴と千昭の名場面を再現したもので、「雨と雪の背くらべby『おおかみこどもの雨と雪』」では、柱の傷に手をかざすことで、その年頃の雨と雪が現れるという。さらに「よろしくお願いしまあああすっ!!by『サマーウォーズ』」では緊迫の名シーンを完全再現。来場者はエンターキーを叩き、世界を救う体験ができるという。また、OZの世界を表現した「OZメッセージby『サマーウォーズ』」では、展覧会の感想などメッセージを自由に入力できるとのこと。
2015年06月12日ロッテは、サントリー食品インターナショナルのドリンク「GREENDA・KA・RA」とコラボレーションした「GREENDA・KA・RAタブレット」と「GREENDA・KA・RAキャンディ(袋)」を発売する。想定小売価格はタブレットが140円前後(税抜)、キャンディが200円前後(税抜)。5月26日に新発売の「GREENDA・KA・RAタブレット」は塩分補給、5月12日にリニューアルの「GREENDA・KA・RAキャンディ(袋)」はミネラル補給(1粒でナトリウム約6mg、カリウム約1mgを摂取)ができることが特徴。両商品とも、グレープフルーツ・レモン・トマト・食塩・海藻・はちみつの6種類の素材を使用し、やさしい美味しさとのこと。なお、「GREENDA・KA・RA」は2012年4月の発売以来、“日常生活の水分補給飲料”として、こどもから大人まで幅広く好評としている。グレープフルーツやレモン、海藻などの素材でできており、汗で失われる水分やミネラルを効率よく補給することができる。また、人工甘味料や保存料は使用していないため、こどもから大人まで安心して飲むことができるという。
2015年05月15日夢★らくざプロジェクトはこのほど、「こどもの将来のおしごとに関する意識調査」の結果を発表した。調査は4月3日~26日、小・中学生322人(男の子94人、女の子228人)とその保護者225人を対象にインターネット上で行われた。調査の結果、男の子には「サッカー選手」が最も人気だということが分かった。「海外で活躍する日本人選手の多さや、学校などで気楽にプレイしやすい環境が影響しているのではないか」と調査では分析している。2位は「科学者」、3位に「警察官」「お医者さん」と続く。女の子では、「パティシエ」が1位になった。8位にも「ケーキ屋さん」がランクインしており、「好きなものを将来の仕事につなげたいという意識があるようだ」と同調査。2位には、「お医者さん」が男の子と同様に人気を集めた。さらに保護者が子どもに就いてほしい職業を聞くと、1位は「こどもがなりたい・好きなもの」、次いで「薬剤師」「お医者さん」「公務員」「看護師」と続いた。「ランクインしたのはどれも資格が必要な職種で、子どもが安定した仕事に就くことを願う親の気持ちが分かる」と同調査ではまとめている。
2015年05月08日今年12月に初のフルCG&3Dによる長編アニメーション映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』の公開を控える、大人気キャラクター“スヌーピー”。本日5月5日の“こどもの日”に合わせ、スヌーピーの愛すべき親友として人気を誇るウッドストックの描き方を、本作の監督スティーブ・マーティノ自らが解説した、ファン必見のお絵かき動画が到着した。今回到着した動画には、本作で監督を務めるスティーブ・マーティノが登場。軽快なトークとともに、愛情をこめて描き上げるのは、日本でも多くのファンに支持されているスヌーピーの親友・ウッドストック。単純なようでいて、絶妙なバランスで成り立っているウッドストックを描くのは難しいのでは…?と思っている人も心配ご無用!この動画を見ながら監督のレクチャーどおりにペンを走らせば、あの大きな頭につぶらな瞳の愛らしい姿を表現できそうだ。ちょうど本日は、5月5日の“こどもの日”。家族や友達と一緒にオリジナルのウッドストックを描いたら、SNSで<#ウッドストックを描いてみた>とタグをつけて投稿してみるのもオススメ。それぞれの個性が光る様々なウッドストックに出会えるかもしれない。さらに、5月7日(木)からは、オフィシャルSNS(facebook、Twitter、Instagram)にて計8種類のキャラクターバナーが順次紹介されるというから、こちらもお見逃しなく。『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』は12月4日(金)より全国にて2D/3D公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月05日夢★らくざプロジェクトは、将来の仕事に関する意識調査を実施した。対象は小中学生322名(男子94名、女子228名)と保護者225名。期間は4月3日~26日。○2015年いまのこどもがなりたい職業とは?子供が将来なりたい職業を質問したところ、男子の1位は「サッカー選手」。続いて、2位は「科学者」、3位は同率で「警察官」「お医者さん」という結果となった。また5位には「電車の運転手」「ゲームクリエイター」「マンガ家」が並んだ。一方、女子の1位は「パティシエ」という結果に。次いで、2位「お医者さん」、3位「幼稚園・保育園の先生」が上位を占めた。以降、「デザイナー」「スポーツ選手」と続いた。また、親が子供になってもらいたい職業を質問したところ、1位は「こどもがなりたい・好きなもの」。次いで、2位「薬剤師」、3位「お医者さん」という結果となった。同社は「子供が安定した仕事に就くことを願う親の気持ちが表れている」とコメントしている。
2015年05月05日昨年10月1日、伊勢丹新宿店本館6階にある「ベビー&キッズフロア」に、「こどものおへや」をテーマに選んだ生活雑貨、インテリア、ルームウェアを紹介するゾーンが誕生しました。アイテムのチョイスにあたって、特に“睡眠”をキーワードにしたといいます。なぜ睡眠かというと、文部科学省が幼児教育の上で重視すべきだと提唱する5項目(健康、人間関係、環境、言葉、表現)のうち健康に着目し、健康に不可欠な“睡眠”にスポットライトを当てたからです。そのため、子どもに快適な“睡眠”をもたらすルームウェアや寝具がたくさん用意されています。注目なのは世界で1つのオーダーメイド枕!その中でも特筆すべきは、寝具の老舗である東京西川と伊勢丹のコラボで誕生したオーダーメイド枕「ORDER MADE PILLOW for KIDS」(1万5000円)。同ゾーンで常時取り扱われる伊勢丹新宿店限定アイテムです。同枕は、専用のスケールで首の高さを計り最適な厚さを選べるほか、色や硬さまで好みのものを選べるので、世界に1つのオリジナル枕が作れます。枕の中に詰めるパルプの色は、アイスクリームをイメージしたという明るい色味のバリエーションから選ぶことが可能。さらに、ピローケースのリボンのカラーもチョイスでき、あたかもお菓子作りのように楽しめます!また、子どもの成長に合わせて詰め物の量を、身長110cm、130cm、150cmの目安ラインによって変えることもできます。背が伸びてもしばらく愛用できますね。加えて、お肌に優しいオーガニックコットンを使ったピローケースも付属します。お母さんも一緒に楽しめちゃう!?さらに、就寝前に体を温めること快適に入眠できるよう、バスグッズもいろいろ集めました。売り場には、見た目もかわいいバスグッズがたくさん並びます。ミネラル豊富なバスソルトのブランド「ナムカ(NUMCA)」のグッズもあるので、美容や健康に興味を持っているお母さんも一緒にアイテムのチョイスを楽しめそうです。ほかにもブランケットやルームウェアも豊富にラインナップしました。きのこや小人を模したルームライトなどのユニークな品もありますよ。Photo by Markus YK
2015年05月03日『GOEMON』『CASSHERN』で映画監督を務め、数々のミュージックビデオの制作や、写真 、CM 、広告・雑誌のアートディレクションなどを手がける紀里谷和明が主導する社会派映像制作プロジェクトの第2弾が始動、クラウドファンディングにて支援者を集っている。紀里谷監督の熱い思いのもとに、数々のクリエーターが集結してスタートされた本プロジェクト。世界中の様々な社会問題に光を当て、人々の価値観を揺さぶる映像制作を行っていく。第一弾では「毛皮」をテーマに、毛皮製品生産の実態を映像化。衝撃的な内容が話題を呼び、クラウドファンディングにて目標資金調達額をはるかに超える1,825,020円を集めた。第二弾となる今回は、「子供」をテーマに、いじめ・虐待などの問題に向き合う作品を制作する。クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」にて、「社会問題に鋭く切り込む映像プロジェクト第ニ弾!子供を取り巻く闇をあなたは知っていますか?」と題されたプロジェクトがスタート、支援者を募集している。昨年のこどもの自殺数は538人、うち学校問題と原因を明らかにしているものが167人、家庭問題としているものが82人だという。「数字だけでみても、こどもたちの悲鳴が聞こえる気がします。大人が回す社会から、閉ざされている子どもの孤独に、耳を傾けるところから、はじめませんか。」という問いかけともにスタートした本プロジェクト。紀里谷監督がどのような視点で映像を届けてくれるのかに注目したい。(text:cinemacafe.net)
2015年04月24日