大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)は、一般財団法人北里環境科学センターへの委託試験で実施したin vitro試験(試験管内の実験)※1において、殺菌成分CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)を0.0125%の濃度で1分間曝露させることでA型インフルエンザウイルス(H1N1)が99%以上不活化(感染性を失わせること)し、CPCを0.0125%の濃度で5分間曝露させることでA型インフルエンザウイルス(H3N2)が92%不活化することを確認しました。以下に、研究の詳細をご説明します。CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)のインフルエンザウイルスに対する不活化作用今冬、インフルエンザは、新型コロナウイルス感染症との同時流行が懸念されています。※22020-2021年シーズン及び2021-2022年シーズンは、インフルエンザウイルス検出の報告はほとんど見られませんでした。これは、新型コロナウイルス対策として普及した手指衛生やマスク着用、3密回避、国際的な人の移動の制限等の感染対策がインフルエンザの感染予防にも効果的であったためと考えられています。しかし、今冬の2022-2023年シーズンは、南半球のインフルエンザの発症状況の報告数が増加していることから、日本でも同様の流行が起こる可能性があるとされています。※3<研究成果>当社は、委託試験で実施したin vitro試験において、2種類のA型インフルエンザウイルス(Influenza A virus, H1N1及びInfluenza A virus, H3N2)※4に対するCPCの不活化作用を検証しました。インフルエンザウイルス液とCPC溶液を1:9で混合して15秒間、30秒間、1分間、3分間、5分間作用させ、感染性を持つウイルスがどの程度減少したか評価した結果、A型インフルエンザウイルス(H1N1)に対しては、CPCを0.0125%の濃度で1分間曝露させることで99%以上不活化することを確認しました。また、A型インフルエンザウイルス(H3N2)に対しては、CPCを0.0125%の濃度で5分間曝露させることで92%不活化することを確認しました(表1, 2、図1, 2)。表1CPCのA型インフルエンザウイルス(H1N1)に対する不活化率(%)**報告書の数値をもとに計算を行った表2CPCのA型インフルエンザウイルス(H3N2)に対する不活化率(%)**報告書の数値をもとに計算を行った図1CPCを1分間曝露した時のA型インフルエンザウイルス(H1N1)不活化の様子 (プラーク法**)図2CPCを5分間曝露した時のA型インフルエンザウイルス(H3N2)不活化の様子 (プラーク法**)**プラーク法:細胞内でウイルスが増殖すると、プラーク(白く抜けた部分)が生じます。プラークを計数することで、ウイルスの感染価(感染性をもつウイルス粒子の数)を測定する方法です。<メカニズムについて>CPCは、細菌の脂質二重膜で構成されている細胞膜を破壊することで、殺菌作用を示すことが知られています。インフルエンザウイルスのエンベロープは脂質二重膜構造であり、エンベロープを破壊することで、CPCはインフルエンザウイルスを不活化すると考えられます(図3)。図3CPCによるインフルエンザウイルスの不活化<今後の展望>当社は今後も、CPCの新たな作用について、さらなる研究を進めてまいります。※1試験報告書番号:北環発2022_0356号※2今冬のインフルエンザワクチンの接種対象者への呼びかけについて(厚生労働省健康局結核感染症課厚生労働省 健康局予防接種担当参事官室事務連絡令和4年9月16日)※3一般社団法人日本感染症学会提言2022-2023年シーズンのインフルエンザ対策について(一般の方々へ)※4 Influenza A virus, H1N1, A/PR/8/34, ATCC VR-1469及びInfluenza A virus, H3N2,A/Hong Kong/8/68,ATCC VR-1679【ご参考】2021年10月25日発表リリース「セチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)の新型コロナウイルス不活化作用を確認」( )2022年8月5日発表リリース「CPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)の新型コロナウイルス変異株不活化作用を確認」( )【PR】CPCのインフルエンザウイルス不活化作用を確認.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月15日漢方相談 おくすりのまるはち(本社:静岡県浜松市)は、直近半年間で風邪の症状で体調を崩した女性110名に対し、直近1〜2年での体調の変化に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。■ ■調査サマリー■ ■調査概要調査概要:直近1〜2年での体調の変化に関する実態調査調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(C)」の企画によるインターネット調査調査期間:2022年11月21日〜同年11月21日有効回答:直近半年間で風邪の症状で体調を崩した女性110名※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。≪利用条件≫1 情報の出典元として「おくすりのまるはち」の名前を明記してください。2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。URL: ■ ■約9割が直近1〜2年の期間で「体調を崩しやすくなっている」と回答「Q1.あなたは、直近1〜2年程度の期間において体調を崩しやすくなっていると思いますか。」(n=110)と質問したところ、「非常にそう思う」が39.9%、「ややそう思う」が48.2%という回答となりました。・非常にそう思う:39.9%・ややそう思う:48.2%・あまりそう思わない:6.4%・全くそう思わない:1.8%・わからない/答えられない:3.6%■ ■女性の97.9%が「免疫力の低下」を実感Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q2.あなたはご自身の免疫力の低下を感じたことはありますか。」(n=97)と質問したところ、「何度もある」が57.7%、「ややある」が40.2%という回答となりました。・何度もある:57.7%・ややある:40.2%・あまりない:2.1%・わからない/答えられない:0.0%■ ■半年間の間に8割以上が、「2回以上」体調を崩したと回答「Q3.半年間の体調不良について、何回体調を崩しましたか。」(n=110)と質問したところ、「2回」が39.1%、「3回」が18.2%という回答となりました。・1回:6.3%・2回:39.1%・3回:18.2%・4回以上:27.3%・わからない/答えられない:9.1%■ ■85.5%が「2年以上前と比べて体調が悪化しやすくなっている」と回答「Q4.あなたは、2年以上前と比較して体調が悪化しやすくなっていると思いますか。」(n=110)と質問したところ、「非常にそう思う」が37.3%、「ややそう思う」が48.2%という回答となりました。・非常にそう思う:37.3%・ややそう思う:48.2%・あまりそう思わない:8.2%・全くそう思わない:2.7%・わからない/答えられない:3.6%■ ■88.2%が「2年以上前と比べて体調悪化が長引いている」と実感「Q5.あなたは、2年以上前と比較して体調悪化が長引いていると思いますか。」(n=110)と質問したところ、「非常にそう思う」が34.6%、「ややそう思う」が53.6%という回答となりました。・非常にそう思う:34.6%・ややそう思う:53.6%・あまりそう思わない:6.4%・全くそう思わない:3.6%・わからない/答えられない:1.8%■ ■3人に1人が、直近で「5日以上」体調悪化している実態Q5で「非常にそう思う」「ややそう思う」を回答した方に、「Q6.直近で体調を崩された際の、体調が悪化していた日数を教えてください。」(n=97)と質問したところ、「1日~2日未満」が20.6%、「2日~3日未満」が24.7%という回答となりました。・1日未満:5.3%・1日~2日未満:20.6%・2日~3日未満:24.7%・3日~5日未満:13.4%・5日~7日(1週間)未満:17.5%・7日(1週間)未満~2週間未満:6.2%・2週間以上:11.3%・わからない/答えられない:1.0%■ ■体調不良対策として、半数以上が「睡眠の質改善」を実施「Q7.体調不良対策として、あなたが行っていることを教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「睡眠の質改善」が52.7%、「栄養バランスを重視した食事」が46.4%、「漢方薬やサプリメントでのケア」が45.5%という回答となりました。・睡眠の質改善:52.7%・栄養バランスを重視した食事:46.4%・漢方薬やサプリメントでのケア:45.5%・有酸素運動:38.2%・病院やクリニックへの相談:22.7%・その他:2.7%ー32歳:たんぱく質多めの食事ー30歳:加湿・特にない:7.3%・わからない/答えられない:2.7%■ ■他にも「マスク」や「体を冷やさないようにする」などを意識する声もQ7で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、体調不良対策として、あなたが行っていることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=107)と質問したところ、「マスク」や「体を冷やさないようにする」など46の回答を得ることができました。<自由回答・一部抜粋>・31歳:マスク。・23歳:体を冷やさないようにする。・37歳:にんにく注射、プラセンタ注射。・34歳:体調が悪くなりそうな予感がしたら早めに症状に合う漢方や薬を飲む。・28歳:仕事の休みをもらう。・30歳:加湿、寒い格好をしない。・36歳:リラックスする。■ ■「加齢以外に」体調不良が長引く要因として、「ストレスと疲労」や「運動不足」などの声多数Q4で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q9.体調不良が長引いている要因として、「加齢」以外に思い浮かべるものがありましたら自由に教えてください。(自由回答)」(n=94)と質問したところ、「ストレスと疲労」や「運動不足」など47の回答を得ることができました。<自由回答・一部抜粋>・39歳:ストレスと疲労。・31歳:運動不足。・31歳:睡眠不足。・28歳:ホルモンバランス。・29歳:育児の疲れ。・30歳:妊娠中で免疫力が低下している。・37歳:自身の体調管理の不備。・30歳:生活習慣の乱れ。■ ■まとめ今回は、直近半年間で風邪の症状で体調を崩した女性110名に対し、直近1〜2年での体調の変化に関する実態調査を実施しました。約9割の女性が直近1〜2年の期間で「体調を崩しやすくなっている」と感じており、うち97.9%が「免疫力の低下」を実感していることが分かりました。また、88.2%が「2年以上前と比べて体調悪化が長引いている」と感じており、3人に1人が直近で「5日以上」も体調が悪化していたという実態も明らかに。そこで、体調不良対策として行っていることを伺うと、「睡眠の質改善」が最も多く、その他にも「栄養バランスを重視した食事」、「漢方薬やサプリメントでのケア」を実施している人も多いことが分かりました。コロナ禍のステイホーム時期を乗り越えた一方で、長期にわたる運動不足やストレスなどで免疫力の低下を実感する女性が多く、今後コロナウイルスやインフルエンザの感染が拡大する一方で、さらなる免疫力の低下が予測されます。免疫力が低いと、コロナウイルスやインフルエンザではないただの風邪にかかってしまった場合でも重症化してしまうリスクがあります。現代の忙しい女性の身を守るためには、体質改善の知識を身に着けることが不可欠であるといえるでしょう。■ ■漢方薬局おくすりのまるはちについておくすりのまるはちは、静岡県浜松市であらゆる角度から体質改善を研究している漢方相談店です。様々な測定機器での体質チェック、お話をよくお伺いした上で、漢方指導・食養法・栄養素のご紹介をしています。ご相談・おくすりに関してはこちらからご覧ください: 毎週送られてくる無料メルマガには、あなたの元気を取り戻すヒントがいっぱい! 漢方相談 おくすりのまるはち所在地 :〒435-0038 静岡県浜松市南区三和町789URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月12日インフルエンザなどの感染症に負けないために、日ごろから栄養のある食生活を心がけ、免疫力をつけておきたいところ。美容アンチエイジング専門医で予防医学や栄養学に長ける黒田愛美先生によると「免疫力を高めるための食事のポイントは、(1)ビタミン、ミネラル、たんぱく質などの栄養をバランスよく取る。(2)腸内環境を整える食材を選ぶ。(3)抗酸化力の高い食材を選ぶ」の3つになるそう。そこで、身近な食材で黒田先生がおすすめするベスト3を挙げてもらった。【1位】サケ免疫力アップに必要な栄養素の宝庫「ビタミンDが豊富なうえに、そのほかのビタミンバランスにもすぐれた食材。これひとつでタンパク質や抗酸化作用のあるアスタキサンチンまで摂取できます。また、皮にはビタミン、ミネラルだけでなく、コラーゲンや免疫に役立つEPAなどの栄養があるので残さず食べて」【2位】納豆毎日手軽に摂取できる腸活食材「腸内環境を整える作用のほか、タンパク質やビタミンなどの栄養素も含みます。納豆特有の善玉菌である納豆菌は熱に強く、加熱調理しても生きたまま腸に届いて乳酸菌の働きをサポート。大豆の皮を取り除いて作られるひきわり納豆は、粒納豆よりも消化がよく、おすすめです」【3位】ブロッコリー&ブロッコリースプラウト豊富なビタミンCで免疫力を強化「ビタミンCがたっぷりなだけでなく、ビタミンDの吸収を高めてくれる効果も。ビタミンCは水溶性のため、ゆでずに蒸すか、電子レンジで加熱する、もしくは汁ごと食べられるスープなどに。ただし、ブロッコリースプラウトは生食で。消化吸収がされにくいので細かく切って食べましょう」どの食材も1年を通して手に入るものばかりなので心強い。さらに、玉ねぎ、きのこ、パプリカ、キウイなどもいいとのこと。そこで、最後に1位のサケと玉ねぎ、キウイを使った手軽なレンチンレシピをご紹介。おいしく食べて元気に冬を乗り切ろう!■玉ねぎ入りサケ団子のキウイだれ【材料】2人分生サケ…1切れ<A>玉ねぎ(みじん切り)…1/8個片栗粉…大さじ2塩、こしょう…各適量<B>グリーンキウイ(すりおろす)…1個レモン汁…大さじ1白だし…小さじ1にんにく(すりおろす)…1/2片塩、こしょう…各適量【作り方】(1)サケは皮と骨を取り、包丁で叩く。ボウルに入れて<A>を加え粘りが出るまで混ぜる。(2)(1)をスプーンで丸めて耐熱皿に並べ、電子レンジ600Wで2分加熱する。(3)皿に盛り、混ぜ合わせた<B>をかける。
2022年12月12日最近になり、再び感染者数が増えてきたコロナや、これからのインフルエンザの流行に備えるため、川越市にある川越鍼灸院は、いつもご愛顧いただいているお客様たちのために、免疫力アップキャンペーンを2022年11月1日(火)~14日(月)に実施しました。同キャンペーンでは、来院したお客様に対して『クロレラ』のサプリメントの配布や食事指導を実施し、多くの方の健康意識を高めて、喜びの声が上がるなど大好評のうちに終了しました。11月1日(火)~14日(月)に開催した『コロナに負けるな!免疫力UPキャンペーン』■川越市の鍼灸院が免疫力UPキャンペーンを11月1日(火)~14日(月)に開催!埼玉県川越市東田町にある『川越鍼灸院』は、いつもご愛顧いただいているお客様に対し、感謝の気持ちを込めてコロナやインフルエンザなど、これから流行が懸念される感染症に負けないための免疫力UPキャンペーンを11月1日(火)~14日(月)の期間に開催しました。総勢20名以上のお客様が来院時のキャンペーンに参加し、キャンペーンではクロレラのサプリメントの配布と、栄養面からも免疫力UPを促す食事指導が行われました。川越鍼灸院■『クロレラ』サプリメントをもらい「自分でも注文しようかな」と喜びの声もクロレラは淡水に自生する海藻の一種で、ビタミンB2、鉄、マグネシウムなどが豊富に含まれています。またタンパク質が効率的に摂れることでも有名で、肉類に含まれるタンパク質が約15%~20%に対し、クロレラには約3倍の60%のタンパク質が含まれています。このため、クロレラを摂取することで、貧血の改善や免疫力の向上などの効果が期待できると言われています。(引用元:クロレラの5つの効果!含まれる栄養素・目安摂取量と注意点について |健達ねっと)キャンペーン参加者の中には、クロレラを元々愛用していた方や気になっていたが試す機会がなかった方などもおり、サプリメントの配布には多くの喜びの声が上がりました。クロレラのサプリメント『サン・クロレラA』■感染症が猛威をふるう世の中だからこそ、健康への意識を高めてほしい川越鍼灸院は腰痛をはじめとする痛み改善を得意とする鍼灸院です。院長の鈴木の施術への考えは一般的な整体院とは異なり、「健康は口から入るものでできている」と考え、生活習慣や食事指導にとても力を入れています。来院するお客様の中には医師や看護師もおり、生活習慣や食事内容の見直しから痛みの改善を図り、体を中から健康にする考えをもとにした施術内容は、医療のプロのお墨付きと言えるでしょう。今回のキャンペーンは、これから感染者が増えるであろうコロナやインフルエンザに負けないように、いつもご愛顧いただいているお客様の健康を守りたいと願う院長の想いから始まりました。▼院長 鈴木のコメント「これからの時期、コロナだけでなくインフルエンザの流行も予測されます。川越鍼灸院に通うお客様は高齢の方も多いため、自分の健康を自分で守れるように、健康への意識を高めて、いつまでも元気に過ごしてほしい想いから、キャンペーンを思いつきました。」医師も通う川越鍼灸院院長の鈴木先生■川越鍼灸院はこれからも「川越市の地域住民の健康向上」に貢献していきます今回のキャンペーンをきっかけに、お客様自身の健康意識が少しでも高まればいいと、院長の鈴木は考えます。院長は「健康は口から入るものでできている」といった考えをもとに、現在でも栄養学を積極的に学び続けています。院長は自分が関わることで、川越市をはじめとする地域住民の健康意識が向上し、痛みや病気で悩む人がひとりでも少なくなってほしいと考えています。これからも川越鍼灸院は地域住民の健康を第一に考え、様々な痛みや痺れなどの症状にお悩みの方の力になれる治療院を目指していきます。■会社・店舗概要会社名:川越鍼灸院所在地:〒350-1114 埼玉県川越市東田町15-5 エルドラド文 1F 店舗【公式サイト】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月24日イラストレーター&漫画家のフカザワナオコさんは、アラフィフ女子の日常についてマンガにされています。健康診断に行ったフカザワさん。インフルエンザ予防ポスターを見かけ、予防接種の予約ができるかどうか聞いてみようと思ったのですが……。★関連記事:「ど、どうしよう」年に一度の健康診断でバリウムを飲んだらまさかの事態に #アラフィフの日常 91こんにちは、フカザワナオコです。後で聞こうって思ったことって、大抵忘れちゃいますね。面倒くさがらず、疑問に思ったそのときに聞けばいいと、頭ではわかっているんだけれど、ついつい「後でいいか!」って思っちゃうという……。健康診断でバリウムを飲んで身体的にヘトヘトで、ウエストとか体重とか数値の面でもダメージが大き過ぎて、すっかり頭から抜けていました。ということで、結局インフルエンザの予防接種について、詳しいことを聞き忘れて帰ってきてしまったので、電話で聞かなきゃ!★1話から読む:「確実に増えたな~」40代後半でしみじみ思う #アラフィフの日常1★人気マンガ作品が無料で読める!40代、50代向けのマンガ作品を毎日大量配信中♪ 無料でザクザク読めちゃいます!著者/フカザワ ナオコ(49歳)イラストレーター&漫画家。コミックエッセイを主に描いている。2021年9月8日に新刊『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』(1430円/幻冬舎)が発売。絵日記ブログ「ひとこま作者」を日々更新中。 Instagram:@fukazawanaoko1973
2022年11月14日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、秋冬に流行するインフルエンザについて教えてくれました。子どもがかかった時の受診のタイミングや、市販のお薬を飲ませてもよいの?など、対処法にお悩みのママやパパはぜひ参考にしてくださいね。インフルエンザが流行する時期になりました。インフルエンザにかかった乳幼児は、重症化することもあり受診のタイミングやおうちでの看病は悩むことが多いかと思います。そこで今回は、受診のタイミングや家で看るポイントなどについてお話ししていきます。 インフルエンザ感染時の受診のタイミングは?一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。一方、インフルエンザの主な症状には発熱があります。特徴としては、40度近い高熱が出ることがあります。その他にも頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。 インフルエンザは発熱してから、12時間以上経過した後の検査が望ましいとされています。あまり早すぎると、ウイルス数が少ないために、陰性にでてしまうことがあります。ただし、発症後48時間以上経過すると、抗インフルエンザ薬の効能が下がるといわれています。できるだけ12時間以上48時間以内に検査を受けるようにしてください。 また、家族内にすでにインフルエンザ感染者がいる場合には、感染している可能性が高いため早めの受診でも良いかもしれません。受診前に一度かかりつけ医に相談してみましょう。インフルエンザにかかった時の子どもの治療法は?インフルエンザはワクチンがあり、日本小児科学会では生後6ヶ月から接種可能とし、13歳未満については2〜4週間をあけての2回接種を推奨しています。ワクチン接種をしても必ずしもかからないわけではないのですが、重症化を予防できるとされています。子どものインフルエンザは、小児科医によっては自然治癒を待つこともあります。 インフルエンザの薬には、タミフル(粉薬、カプセル)、リレンザ、イナビル等がありますが、リレンザやイナビルは吸引タイプのため、小さい子どもには服用が難しいケースが多いので、タミフルの粉薬が処方されるケースが多いようです。薬の効能は、インフルエンザ発症後からの時間や症状によって異なるため、使用するかしないかは医療機関の判断で決まります。 解熱剤に関しては、市販薬などで自己判断せずに処方された薬を指示通りのタイミングで使用するようにしてください。 再度受診するべき?家で看る時のポイントは?時間外でもすぐに受診を!①痙攣②呼びかけても反応しない、ぐったりしている(意識障害)③呼吸が苦しそう④顔色が青白い、土色、唇が紫色⑤水分を摂れずに脱水症状がみられる(半日以上排尿がない)⑥(幼児であれば)暴れる、意味不明な言動がみられる ※これ以外でも様子がおかしいと思ったら受診を! 一度、受診した方がいい症状①元気はあるが熱が3日間下がらない②唇や肌が乾燥している③排尿量が少ない 家で様子をみて良い場合①元気がある②熱が下がってきた③食欲がある④水分をしっかり摂れている まとめ乳幼児は発熱があっても、元気に動き回っていることが多いです。自分で不調を訴えられない為に、気づかないうちに急に悪化することもあります。いつもと違うなという様子があれば、注意深くみていくことが大切です。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2022年11月10日「来年の3月まで、新型コロナとインフルエンザの流行が発生する可能性が極めて高い」10月21日、閣議後の記者会見で、加藤勝信厚生労働大臣はこう発言した。昭和大学医学部の二木芳人客員教授(臨床感染症学)が解説する。「新型コロナウイルスの流行が始まって2シーズン、世界的にインフルエンザの流行は低水準でした。ところが今シーズンは、日本より一足早く冬を迎えたオーストラリアで、インフルエンザがコロナ拡大前と同じ程度に流行しました。2年あまり日本でインフルエンザの流行がなかったことから、インフルエンザの免疫を獲得している人の割合が少ない。そのうえ、水際対策が大幅に緩和され、海外からの旅行者が増えるなか、日本でもインフルエンザの流行が広がることが危惧されているのです」現在は新規感染者数の横ばいが続いている新型コロナウイルスだが、こちらも冬から第8波の流行が起きると予測されている。この冬、ピーク時には全国で新型コロナ感染者が45万人、インフルエンザ感染者が30万人と、合わせて75万人の感染者が出るケースを政府は想定しているのだ。2つの感染症の同時流行“ツインデミック”が現実味を帯びるなか、もっとも懸念されるのが新型コロナとインフルエンザの2種類のウイルスに同時に感染する“フルロナ”だ。そもそも、2つのウイルスに同時に感染するということはありうるのだろうか?二木教授が語る。「通常、ヒトが1つのウイルスに感染すると、別のウイルスには感染しにくくなる『ウイルス干渉』という現象が起きます。ところが新型コロナとインフルエンザのウイルスでは、ウイルス干渉が起こらずに、両方に感染する事例がアメリカやブラジル、イスラエルなどで報告されています」気がかりなのが、フルロナになってしまった場合、重症化リスクが高まることだという。重症化が懸念される症状の一つが、肺へのダメージだ。「肺炎では、インフルエンザでは二次感染型肺炎、新型コロナでは肺の中でウイルスが増殖するウイルス性肺炎をそれぞれ起こすリスクがあり、単独感染よりも同時感染のほうが重症化しやすいことが考えられます」■コロナとインフルの病原性が“足し算”される日本でも、長崎大学の研究グループが、フルロナが肺炎の重症化につながる恐れがあることを論文にまとめており、昨年10月に英オンライン学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。同研究グループの一人、長崎大学高度感染症研究センターの木下貴明助教が解説する。「コロナウイルスの重症化リスクの高い変異株(D614G)と、インフルエンザのウイルスをハムスターに同時感染させて検討したところ、肺炎においては単独感染よりも重症化し、さらに回復が遅れることが明らかになりました。現在、重症化リスクが低いとされるオミクロン株でも研究を続けていますが、フルロナのほうが単独感染よりも重症化しやすい傾向にある実験データを得ています。新型コロナとインフルエンザのそれぞれの病原性が足し算されたようなイメージだと認識しています」二木教授が語る。「政府としては、まずは75万人の感染者が出ないような予防対策を考えてもらいたいし、家庭や個人としてもそれぞれの感染予防を心がけておくことが重要。重症化するリスクの高い方は、オミクロン株対応のワクチンとインフルエンザのワクチン両方を接種することを積極的に考えてください。また、新型コロナのほうがインフルエンザよりも飛沫感染が起こりやすい面がありますが、どちらも有効な予防法は、これまで行っていた感染対策と基本的に同様です。手指の消毒、屋内で人と会話するときのマスク着用、室内換気を心がけましょう」新たな局面を迎えることになりそうなコロナ第8波。日ごろの感染対策を改めて確認しておく姿勢が私たちに求められている。
2022年11月03日積水ハウス株式会社は、本格的な冬の到来を前に、自宅における風邪予防対策の普及を目的として、全国の20~60代の男女計573名を対象に「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」を実施しました。積水ハウスの研究機関の住生活研究所では、暮らしにおける「幸せ」のさらなる追求をするため「住めば住むほど幸せ住まい」研究として様々な調査を実施しています。日ごとに寒さが増し、初冬が迫っていますが、この時期は体が寒さに慣れていないため風邪をひいたり、体調を崩したりしやすいとされています。また、すでに一部の地域ではインフルエンザウイルスによる小中高校や幼稚園の学級閉鎖などが報告されており、今秋から冬にかけて、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行も懸念されています。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、感染症や風邪に対する意識が高まっている中、新型コロナウイルス感染症の流行前後で感染症や風邪の原因となる接触や飛沫、空気感染に対する手洗いなどをはじめとする予防の意識や行動の変化について調査しました。コロナ禍における自宅での感染症・風邪予防策を導き出し、今年の冬も元気に乗り切るための4つの「幸せTips」をご紹介します。■感染症・風邪の予防が意識から習慣へ。在宅勤務が増えた人の約8割が「風邪をひかなくなった」と実感コロナ禍前からコロナ禍初期、現在に至るまでの自宅における感染症・風邪の予防に対する意識を聞いたところ、コロナ禍初期において「感染症・風邪の予防を意識している」人は84.9%と、コロナ禍前の53.4%から大きく増加しました。現在も87.8%とほぼ同レベルにあり、自宅における感染症・風邪の予防が習慣化してきていることがうかがえます。積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」また、コロナ禍前と比較し、「インフルエンザや風邪をひかなくなったと思う/やや思う」と63.8%の人が回答しました。コロナ禍で自宅における感染症・風邪の予防への意識が高まったことを受け、結果的にインフルエンザや風邪をひかなくなったと実感している人が増加していることがわかります。とくに、コロナ禍で在宅勤務が増加している人では78.5%が感じており、外出機会の減少も影響していることが考えられます。さて、感染症や風邪の予防に対する意識が高まり、実際にどのように行動変化が生じたのでしょうか。積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」■5人に3人が帰宅後「洗面所」へ直行。生活空間に「ウイルスや菌を持ち込まない」意識が高まる感染症や風邪をひくきっかけになりやすい外出からの、帰宅時における行動を調査しました。帰宅してまず行く室内の場所は、コロナ禍前も現在も「洗面所」が最も多く、コロナ禍前の48.0%と比較すると現在は60.0%と12pt増えました。およそ8割の人が現在行っている感染症・風邪の予防として「手洗いや消毒」と回答しており、帰宅後にまず手洗いをする習慣が増えたと考えられます。とくに、在宅勤務が増加した人においては、外出からの帰宅後まず「洗面所」に行く人が7割を超える結果となりました。積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」また、コロナ禍で行うようになった感染症・風邪の予防として、「帰宅した際、家の中のどこも触らずにまず手を洗う」人が25.3%とコロナ禍前(9.9%)から15.4pt増え、「帰宅した際、玄関で除菌や消毒をする」人が18.7%とコロナ禍前(6.5%)より12.2pt増えたことから、自宅内にウイルスや菌を持ち込まないようにする意識の高まりが見受けられます。実際に、帰宅時に玄関で除菌や消毒をされる理由として約7割の人が「部屋の中にウイルスや菌を持ち込みたくないから」と回答しました。今後実施したいと思う感染症・風邪の予防としても、コロナ禍前と差が大きい項目が「帰宅した際、家の中のどこも触らずにまず手を洗う」(18.2pt増)、「帰宅した際、玄関で除菌や消毒をする」(16.7pt増)と高く、引き続き除菌・消毒の意識は高く、習慣化されると考えられます。その他、コロナ禍前は21.8%であった「運動をする」においても今後実施したいと思う人が34.6%と15.5pt増え、同時に健康への意識の高まりも見受けられます。積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」■家族みんなでさらなる家庭内での感染対策・予防をコロナ禍で常態化したものと言えば、マスクがあります。現在、自宅の中でもマスクをつけることがある人は約半数の49.7%います。室内でマスクをつけるシーンとして、コロナ禍前と比べると、「家族や友人と一緒にいる時」(8.2pt増)や「家族の誰かの体調がよくない時」(7.4pt増)が増加していることから、家族へ感染させない意識が高まっていることがうかがえます。積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」一方で、夫と妻とでは感染予防対策を行う理由が異なるようです。今後実施したいと思う感染予防対策に関して、妻は全体的に様々な項目で高く、妻と夫の温度差があるように感じられます。また、玄関で除菌や消毒をする家庭では、「家族への感染が不安だから」という理由の妻が64.6%と多い一方、20.0%の夫は「家族にするように言われているから」という理由であることがわかりました。家族の健康を思う衛生管理は、妻が主導のようですね。家族みんなが積極的に取り組むことで、さらなる家庭内での感染対策・予防につながるかもしれません。積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」積水ハウス 住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」■使用済みマスクの取り扱いは?3人に1人が使用済みマスクを「リビング」にコロナ禍の感染症・風邪の予防で欠かせないマスクの自宅における取り扱いはいかがでしょうか。住生活研究所による「小さな暮らしアンケート~マスク編~(2022年)」(対象 全国の20~60代の男女(N=651))では、52.7%と半数以上が「使い捨てマスクを複数回使用することがある」と回答しました。また、使い捨てマスクの帰宅後の扱いについて、捨てる場所/仮置きする場所どちらにおいても約3人に1人が「リビング」という結果になりました。続いて多い場所として、捨てる場合は「キッチン」(23.7%)、仮置きする場所は「玄関」(21.6%)でした。なお、使い捨てマスクを繰り返し使用する人の7割は使用済みマスクの除菌、消臭を行っていませんでした。自宅内にウイルスや菌を持ち込まないようにする意識が高い一方で、マスクに対して意識をしている方が少ないことが見受けられます。外気が当たるマスクの表面は、ウイルスや菌、ほこり等で汚れてしまいます。使い終わった後のマスクの捨て方、管理の仕方を見直すとさらなる予防につながるかもしれませんね。積水ハウス 住生活研究所「小さな暮らしアンケート~マスク編~(2022年)」■4つの「幸せTips」で今年の冬も元気に乗り切ろう自宅での運動のための4つの「幸せTips」今回の調査では、コロナ禍になって3年経つ現在においても、感染症・風邪の予防への意識の高さは維持され、行動においても習慣化されてきていることがわかりました。その結果、新型コロナウイルス感染症にとどまらず、風邪をはじめインフルエンザなどの感染症対策にもつながっているのではないかと考えられます。今回の調査で導き出した、外出からの帰宅後に室内にウイルスや菌などを持ち込まないようにするためのポイントをはじめ、住まいや暮らしに盛り込みたい4つの「幸せTips」をご紹介します。現在実施できていることは継続し、これまで実施できていないこと、知らなかったことはこれから意識し、習慣につなげていきましょう。(1) 玄関での除菌・消毒でウイルス・菌をガード:基本的には住まいへの入り口となる玄関で、最低限の除菌・消毒を済ませる状態が好ましいですね。玄関には手先を消毒するアルコールスプレーやアウターなどの衣類を除菌やウイルス除去できるスプレーを置きましょう。玄関の近くに洗面や手洗いスペースがあると、帰宅時の手洗い・うがいがスムーズに行えます。部屋のドアノブに触れる前に手洗いができるので、手についた汚れを家に広げません。洗った手をふくタオルも家族で共有しない方がよいと言われています。個人用に複数のタオルかけや、ペーパータオルの置き場があるとよいでしょう。加えて、玄関の近くに更衣室のように着替えや手洗いのできるチェンジングルームがあると、上着が収納でき、部屋に汚れを持ち込まずにすみます。また、帰宅後の玄関では、靴を脱いだり、カバンを置いたりする際に壁面や床を触っていることが多いです。定期的な玄関の除菌・消毒を心がけましょう。玄関での除菌・消毒でウイルス・菌をガード(2) おでかけに欠かせないマスクにおける習慣:おでかけ時に必要となるマスクですが、つけ忘れてしまうことはありませんか。玄関にマスクを収納することで、つけ忘れを減らすことができます。家族人数分全てのマスクを収納することが難しい場合は、マスクストッカーなどを活用して、玄関にもマスクの居場所を設けることで、マスクを忘れて、家の中に取りに行かなくてもすみますね。また、玄関に小さな蓋つきのごみ箱を設置すると、使用済みのマスクを部屋に持ち込まずに捨てることができます。最近は、玄関扉に付けられるマグネット式のゴミ箱やマスクの一時置き用のストッカーもあるのでチェックしてみてくださいね。(3) こまめな共用部の除菌・消毒:家族みんなが触れる部分を意識していますか。ドアノブやテーブルをはじめ、例えば、照明・電気、トイレや洗面所、お風呂のスイッチなどが挙げられます。その他、キッチン周りの冷蔵庫や電子レンジもみんながよく使うものです。帰宅後、手を洗うまでの間は極力触れないように意識し、こまめに除菌・消毒を行いましょう。なお、最近はセンサーで触れずに水が出る、手洗いやキッチンの「タッチレス水栓」やセンサーで開閉可能な「室内用自動ドア」など、家の中を清潔に保つ多彩なアイテムもあります。(4) 室内換気でウイルス・菌を溜めない:空気が乾燥し、ウイルスにとって過ごしやすい冬は、室内の空気をきれいに保つために換気が重要です。方法として「定期的な窓開け」による換気をされる方が多いと思いますが、室内の温度が下がったり、加湿していた室内の水分が外に逃げてしまったりと、快適性には課題が残ります。そこで、「熱交換型換気システム」を取り入れるのはいかがでしょうか。室内の汚れた空気を外に出す際に、室内の暖かい空気を用いて外の冷たい空気を室温に近づけて取り込むことができます。これにより、定期的な窓開けによる換気に頼らず、これからの寒い季節でも24時間きれいな空気が流れ、快適な居住空間を実現できます。今のお住まいでも、暖房器具を使用しながら、換気を行うことを推奨されています。暖房器具の近くの窓を開けると、入る冷気が暖められるため、室温の低下を防ぐことができます。室内換気でウイルス・菌を溜めないぜひ皆様も4つの「幸せTips」を参考に自宅でできる感染症・風邪の予防を行い、家族みんなで元気に今年の冬も乗り越えましょう。■住生活研究所長 メッセージコロナ禍で帰宅後の手洗いや消毒が習慣になっている証拠に、手が洗えないときの違和感があります。これから住まいを考える人は、洗面室の扉には、開けたままでも大丈夫な引き戸がおすすめです。洗面所の扉を引き戸にしてオープン使いにすると、外出からの帰宅後も直行しやすいです。私自身はこまめに消毒や抗菌をこころがけています。消毒や抗菌のためのスプレーは、ポケットに入るような小さい物をあらゆるところに分散して置いています。家の中、どこにいても1、2歩で手が届き、気づいたときにはすぐに消毒や抗菌ができるためおすすめです。風邪は万病の元。日々の手洗いや除菌・消毒に注力すること、体調の変化に気をつけることで、風邪をひきにくくなることを実感することができました。習慣として続けるために、家族みんながスムーズに行動できるよう、動線やマスクの置き場所などに工夫をしたいものですね。執行役員 住生活研究所長 河崎 由美子河崎 由美子執行役員 住生活研究所長1987年入社。高校入学までの12年間を海外で過ごした経験や子育て経験などを生かし、総合住宅研究所でキッズデザイン、ペット共生、収納、食空間など、日々の生活に密着した分野の研究開発全般に携わる。一級建築士。<「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」概要>調査期間 :2022年8月19~22日集計対象人数:573人集計対象 :全国の20~60代の既婚男女<「小さな暮らしアンケート~マスク編~(2022年)」概要>調査期間 :2022年6月15日集計対象人数:651人集計対象 :全国の20~60代の男女<住生活研究所について>住めば住むほど幸せ住まい ロゴ積水ハウスが2018年に開所開設した、日本の企業として初めて「幸せ」を研究する研究所です。人・暮らしの視点で、ライフステージ・ライフスタイル、そしてこれからの住まいのあり方の調査・研究を行っています。今後迎える「人生100年時代」には、暮らしにおける「幸せ」のさらなる追求が重要と考え、時間軸を意識した「住めば住むほど幸せ住まい」研究に取り組んでいます。研究を通して、幸せという無形価値、つまり「つながり」「健康」「生きがい」「私らしさ」「楽しさ」「役立ち」といった幸福感を高め、家族やライフスタイルの多様な変化に対応する幸せのかたちをお客さまへご提案することを目指しています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月27日「小学生以下の子供と65歳以上の高齢者を除いて、原則、発熱しても病院を受診しないでください」医療機関の“診療拒否”とも取られかねない方針を、厚労省は10月12日、非公開の専門家会議で決定。翌13日には、岸田首相も出席する会合で正式決定したのだ。今冬に新型コロナとインフルエンザの同時流行が予測されているため、発熱外来の逼迫を防ぐために打ち出されたもの。この方針によれば、発熱した場合に受診が奨励されるのは、(1)小学生以下の子供、(2)65歳以上の高齢者、(3)基礎疾患のある人、(4)妊婦のみ。基礎疾患のない13歳から64歳の患者は、自宅で抗原検査キットによる自主検査を行い、コロナ陽性であれば、健康フォローアップセンターに自主登録したあと自宅療養。コロナ陰性でもインフルエンザが疑われる場合は、できるだけ医療機関を受診せず、オンラインか電話の遠隔診療を利用することを推奨している。この遠隔診療で、“みなしインフルエンザ”と診断されれば、抗ウイルス薬を自宅配送してもらうという流れだ。しかし、この方針に対して医療現場からは、「発熱する病いはコロナやインフルエンザ以外にもたくさんある」「誤診につながるのでは」といった懸念が出ている。■インフル以外にも危険な疾患が…「本来ならば、冬の同時流行に備えて、今から発熱外来の拡充に力を注ぐのが厚労省の仕事です。にもかかわらず、逆に患者の受診する権利を奪うようなメッセージを発している。こんなことをすれば、コロナやインフルエンザ以外の疾患が見逃され、処置が遅れて患者の命取りになりかねない」そう警鐘を鳴らすのは、約2万人のコロナ患者を診てきた倉持呼吸器内科クリニック院長の倉持仁さんだ。熱や咳をともなうのは新型コロナやインフルエンザだけではない。“かぜ”にもさまざまな原因がある。「さらに、医者は一見、コロナやインフルエンザ、単なるかぜと思われる患者のなかに、命にかかわるような疾患、たとえば白血病、虫垂炎、髄膜炎といったものが潜んでいないか、診察や検査をして見極めています。オンライン診療だけで“みなしインフル”と診断するのは、あまりにも乱暴です」初期症状でインフルエンザに似た全身症状が現れる疾患は、ほかにもたくさんあるという。ナビタスクリニック理事長の久住英二さんは、「最悪の場合、敗血症で死に至ることもある」と、警鐘を鳴らす。「よくあるのは、尿路感染症のひとつで、尿がたまる腎盂という場所に菌が入る腎盂腎炎です。すぐ抗生剤を飲めば大事に至りませんが、処置が遅れると敗血症になって臓器障害になり、場合によっては集中治療が必要になることも」また、50代以上で特に注意すべきなのは肺炎球菌だという。「肺炎を起こす菌と思われがちですが、血液にのって全身に菌がまわると、さまざまな感染症を引き起こす。治療が遅れると重症化し、死に至ることもあります」このような疾患は、実際に患者を診察・検査しないと確定できないため、厚労省が受診を抑制することによって見逃される可能性がある。コロナ前の’17年には年間約6万人が敗血症で亡くなっている。治療の遅れによって、その死者数が急増する恐れがあるのだ。■インフルだとしても治療薬が間に合わないさらに、忘れてはならないのは、「自宅で行う抗原検査は、PCR検査と比べて精度が低いことだ」と前出の久住さん。「コロナ陽性であっても、発熱初日の抗原検査で陽性判定が出る確率は15%程度です。発熱から2日後でも約80%。つまり、自宅検査では多くのコロナ陽性者を見逃す可能性が高いのです。厚労省は、こうした重要な点をまったくアナウンスしていません」(久住さん)コロナ陰性だからといって“みなしインフル”と診断するのが、いかに危険かがわかるだろう。加えて前出の倉持さんは、「仮にインフルエンザであっても運用上の問題がある」と、こう続ける。「インフルエンザの抗ウイルス薬は、発症してから2日以内に服用する決まりになっています。厚労省の手順に従うと、発熱してから抗原検査キットを手に入れたとして、オンライン診療を受けられるまでに2日はかかる。処方された薬を配送して患者に届くまでにも1日かかる。そうなると発症から2日以内に服用することはできず“適応外使用”になってしまうのです」初動の遅れは、患者のみならず医療現場にも重くのしかかる。「オミクロン株は軽症で致死率が低いといわれていますが、それはマクロで見た数字。感染力が強いので感染者がケタ違いに多く、第7波では重症化して亡くなる方が、これまででいちばん多かった。コロナでもインフルでも、それ以外の疾患であっても、初期診断が遅れることで重症化し、結果的に救急医療を逼迫させてしまうことになります」(倉持さん)自分たちの健康を守るために、私たちはどうすればよいのか。「今回の指針に法的根拠はありませんから、発熱した場合は、医療機関を受診して検査を受けてください。今までどおり受診すれば、保険診療で診てもらえます。もし、かかりつけ医が『発熱患者は診ない』と言うなら、すぐに診てくれるクリニックに変えましょう。また、流行期に入る前に、オミクロン株対応のワクチンや、インフルエンザワクチンを接種しておくことも大切です」(久住さん)自分や大切な人の命を守るためには、厚労省の指針をうのみにせず、信頼できるクリニックを見つけておくことが重要だ。
2022年10月27日10月9日、岸田文雄首相は三重県鈴鹿市で行われたF1日本グランプリに来場し、ステファノ・ドメニカリCEOとノーマスクで会話する場面の映像が報道された。翌日、鹿児島県霧島市で開催された和牛生産者との対話集会では、屋内でもマスクを着用せずに会話。「岸田首相は『世界に歩調を合わせた取り組み』と胸を張りましたが、ここ数日の“マスク着用見直し”に関する言動は、医療関係者から『コロナ禍の現時点では誤解を招く行動で、国民のマスク習慣の努力を台無しにしかねない』と疑問視する声が上がっているんです」(全国紙記者)そもそも厚労省は《屋外では人と2m以内での会話でマスク着用》《屋内では人と2m以上離れて会話なしの場合(図書館での読書や芸術鑑賞)以外はマスク着用》との目安を推奨しているのだ。感染症学が専門の国際医療福祉大学の松本哲哉教授はこう話す。「岸田首相が訪れたF1会場はたしかに屋外でしたが、人との距離が2m以内でマスクを外していたようですし、近距離での会話も映像で放送されました。これによって『こんなシーンでも外していいんだ』と思う人も出てくる。いま『マスクを外しましょう』というメッセージは時期尚早に感じます」そんななか、政府は11日、全国的な旅行支援をスタートさせた。人流は急速に増えているが……。「コロナ禍以降、流行がなかったインフルエンザが今冬は流行する可能性が高い。すると、コロナとインフルエンザの同時流行の恐れもあるんです」(松本教授)インフルエンザに関しては、季節が日本と反対のオーストラリアで、’21年の感染者が約600人だったのに対し、今年は9月末時点ですでに22万人と激増している。「ここ2年、流行がなかったのは、出入国、国内移動を含めて人の行き来がほとんどなかったことと、国民のみなさんがマスク生活を徹底していたことによります。しかしいま、海外で流行が生じ、入国制限が緩和され、人流は増え、マスクを外す人が出てきた……、インフルエンザが広がる条件がそろってしまっているんです」しかも、私たちにインフルエンザの免疫がなくなってきていることも“悪条件”だと松本教授。「大人は過去にかかった人も多いのですが、お子さん、特に3歳未満は1回もインフルエンザ感染歴がなく、ワクチンすら打っていない子が多い。免疫のない状態で感染すれば、重症化しやすくなってしまいます」いっぽう、コロナ第8波がどんな規模でやってくるのかということも気がかりだ。名古屋工業大学先端医用物理・情報工学研究センターの平田晃正教授は、過去の人流や新規陽性者数などの推移をもとに、東京都での第8波・新規陽性者数の予測を発表した。「昨年同時期の状況をもとに算出していますので、『忘・新年会の開催は少なく、多くの人がマスクを外さない状況』を前提にしています。その場合、やはりコロナ第8波に相当する流行が来るとすれば、’23年1月以降にピークを迎えるでしょう」平田教授のシミュレーションでは「行動が十分抑制された場合」=「忘・新年会でもマスク会食をしている対策レベルの場合」で、1月下旬あたりで1日最高「5千人弱」の陽性者数となる。最大の陽性者が出るのは、「行動が回復した場合」=「飲み会ではマスクをせず、そのほかの屋内外でも半数ほどがノーマスクの場合」で、1月下旬に1日「1万5千人弱」まで跳ね上がる試算となった。「しかし、もしみなさんがマスク生活を完全にやめてしまえば、私の『最悪の想定』では東京都で1日『2万人程度』までは増えてしまう可能性も否定できません」前出の松本教授は、「仮にまだ見ぬ変異株が登場すれば、第8波は第7波に匹敵する感染爆発になる恐れがある」として続ける。「怖いのは、第8波にインフルエンザ流行が重なった場合です。同時流行で医療崩壊してしまえば、検査や入院治療を受けられなくなる人が増えてしまいます」もはやこの冬のコロナとインフルエンザの同時流行に備えて、私たちは対策を立てるべきだろう。「やはり、まずは厚労省の推奨するマスク着用ルール(前述)を、現段階ではきちんと守ることです。並行して、打てる機会にワクチンを接種すること。オミクロン株対応のワクチン接種が、59歳以下の基礎疾患のない方でも始まっています。加えて、年内にインフルエンザワクチンも接種するのが望ましいでしょう」医療現場からの切実な声に対し、岸田首相の“聞く力”が発揮される日はくるのだろうか。
2022年10月21日10年前のインフルエンザの流行期、夫が突然40度の発熱! しかしそれはインフルエンザではなく、今まで聞いたことのない病気だったのです。原因不明と言われるこの病気の名前は「成人スチル病」 。今回は、病名が判明するまでの過酷な日々と、心身ともに疲れ果てた看病の体験をお話しします。★関連記事:夫の軟骨に腫瘍が。神経まひも残り病気も進行する中、私が願うこととは【体験談】いきなり41度の発熱!今から10年前、夫と私が35歳のときの話です。当時インフルエンザが大流行中だったので、夫婦で「そろそろワクチンを打ったほうがいいかな?」 と話していました。そんな夫婦の会話をあざ笑うかのように、その日の夜に夫が「寒気がする……」 と言いだしたのです。熱を測ってみると、なんと41度! 「こりゃインフルエンザだな」 とは思っていたものの、あまりにも夫がしんどそうだったので、夜間の救急医療機関を受診することにしました。病院でインフルエンザの検査をすると、結果は陰性。翌日の診療時間中に再度詳しい検査をすることになり、夜間の診察は終わりました。しかも「熱の原因がわからないから解熱剤は出せない」と言われ、その日は薬を処方されることもなく病院を後にしたのです。帰宅後、頭痛と腰痛を訴え、嘔吐する夫。しかし解熱剤もないので、保冷剤でおでこや脇の下を冷やしながら、夜が明けるのをひたすら待ちました。ふと夫の首元を見ると、リンパの部分が腫れていたのを覚えています。日替わりでさまざまな検査をした結果…翌日、意識ももうろうとする夫を連れて総合病院へ行きました。最初に医師が下した診断は伝染性単核球症の疑い 。その後即入院となり、抗生剤の点滴が開始されました。点滴をしながら血液検査、CT検査、胸部X線検査、尿検査を実施。しかし、血液検査では炎症反応と肝機能数値が高いものの、他の検査はまったく異常なしでした。この間も夫の熱は38~40度をいったりきたりでかなりつらそうでした。入院2日目、ウイルス検査はすべて抗体ありの結果が出たため、「ウイルス性の感染症の可能性は消えた」 と主治医に言われました。その後、結核菌の感染を調べるツベルクリン反応、悪性腫瘍検査、HIV検査、と日替わりでさまざまな検査がおこなわれたのですが、すべて結果は陰性。とにかく早く原因が判明してほしい、と祈るような気持ちでした。そして入院から3日目、こう原病に詳しい先生の診察を受け、ついに病名がはっきりしました。夫の疾患は「9割の確率で成人スチル病だろう」 とのこと。先生いわく「成人スチル病は、発熱や関節痛、発疹などの症状が見られる。発熱の原因として考えられる疾患をすべて除外して初めて診断できる病気」 とのことでした。治療がスタートし、夫は回復したものの…病名もはっきりしたので、1日40mgのステロイド内服薬「プレドニン」 を服用することになった夫。治療を開始するにあたり主治医から、ステロイド治療の副作用についての説明がありました。主な副作用は、免疫力の低下、食欲増進、うつ症状など。病室は大部屋から個室へ移動となり、家族以外は面会謝絶。私も病室に入るときは、マスクを着用することになりました。ステロイド治療を始めてから5日後。血液検査の結果、炎症反応も順調に下がっていたので2週間に5mgのペースで減薬していくことになりました。薬をゆっくり減らしていく理由は、量を減らすペースが早いと、症状が再発する恐れがあるからだそうです。ステロイド治療を始めてからおよそ1カ月で症状は改善。自宅療養できるまでになりました。「ようやく良くなった……」 とホッとしたのもつかの間。自宅療養開始から数週間たつと、夫が精神的に不安定になってきました。ささいなことで激怒したり、「俺なんかもう必要のない人間だ」 と泣き出したり。かと思えば、深夜にネット通販で「探偵グッズ」 「昭和のテレビゲームカセット」 など、明らかに不要なものを次々と注文したり。思い余って主治医に相談すると、「ステロイド誘起性うつ病だろう」 とのこと。「あまりに症状がひどいのなら安定剤を出しますよ」 と言われましたが、夫がかたくなに拒否したので薬の処方はされませんでした。その後、薬の減量と共に次第に元の夫に戻り、安心したのを覚えています。自宅療養から2カ月後、夫は仕事に復帰し、半年程度でステロイド治療も終了しました。しかし、成人スチル病は国指定の難病。夫の成人スチル病発症から2年後に妊娠・出産したのですが、子どもの学資保険に夫名義で加入しようとしたら、「成人スチル病の既往歴があるから」 と加入を断られてしまいました。また、成人スチル病を発症した人のうち、約半数の人が再発を繰り返すとのこと。あれから10年、幸いにも夫は再発していませんが、今でも風邪をひいて発熱すると、「もしかして……」 とドキッとしてしまいます。まとめある日、夫が突然発症した「成人スチル病」という難病。検査結果が出るまでの不安な日々と、ステロイド治療が始まってからの過酷な毎日は本当につらいものでした。しかし、一番しんどかったのは、病気を発症した夫。どうか今後再発することなく元気に過ごしてほしいと願っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著者/もりはなこ(46歳)高齢出産した娘の育児に毎日奮闘しつつ、迫りくる更年期の陰に怯えるアラフィフです。
2022年10月15日美容に関心の高い女性が集まるanan Beauty+clubのメンバー約100人に「体調&メンタル不調時の対処法」についてアンケートを実施。具体的に行っていること、効果の有り無しを聞きました。最後に「体調管理や風邪予防のためにしていたけど、現在はしなくなったこと」を聞いてます。ぜひ、参考にしてみてくださいね!アラサー女性の体調管理の実態は?YESと回答した人はどんなことに気をつけているの?また、効果はあった?とにかく寝るが勝ち!「よく寝る」(32歳・会社員)「とにかく寝る!3食必ず食べる!疲れを溜めない」(25歳・会社員)「手洗い。早寝早起き。睡眠と適度な運動」(38歳・専門職)腸活してます「腸活してます。腸質改善アドバイザーの資格も取りました!」(39歳・自営業)「暑いからといって冷たいものばかり飲まない。体を冷やしすぎない。これらに気をつけたら風邪をひかなくなった気がする(体調が悪いことが少ない)」(34歳・自営業)定期的な運動で基礎体力を上げる「定期的にピラティスと筋トレをする。朝にチョコラBBを飲む!よく寝るようにして疲れを取る」(36歳・主婦)「週2回ジムで運動する。平日はできるだけ栄養バランスを調整した食事にする。睡眠時間をとる。その結果、感染症を罹ったり風邪をひいたりしていない」(34歳・会社員)「特に肩こりや腰の痛みが発生しやすいので毎日ストレッチしてから寝るようにしている。多分やらないよりはマシ」(29歳・主婦)「なるべく1日1万歩歩く。夏は暑すぎてなかなか実践できていませんが、ちゃんとやっていると基礎体力がつく気がします」(30歳・会社員)食事で体調管理「早寝早起きにシフト。昼食をメインにし、夜ご飯をサラダ系、時間が遅くなる時はヨーグルトだけにしたら、体調が良くなり自然とお腹周りが痩せた」(46歳・自営業)「うがい手洗い、バランスのよい食事」(34歳・会社員)「毎日湯船に浸かる。なるべく早寝早起きを心がける。食事に気をつける」(30歳・会社員)スマホの機能で心拍数を測り、体調管理「体調が変だなと思ったらすぐ薬を飲むし病院にもいく」(32歳・会社員)「スマホやスマートウォッチで心拍数などを測って、ストレスチェックをする」(34歳・会社員)anan Beauty+clubのメンバーの体調管理法で、一番多い回答は「寝る」でした。日々の生活のなかで意識して睡眠時間を確保している様子でした。また、定期的な運動で基礎代謝を上げたり、食事に気をつけているメンバーも多数。さらに、スマホの機能で「万歩計」や「心拍数の計測」機能を使い、数字で自分の体調を管理している人もいました。スマホに内臓されている機能だから、お金がかからず今すぐできてこれはよいかも!ちょっと体調が悪いなと感じた時、どのような対策をしますか?寝るは健康の万能薬!「とにかく寝る」の回答多し!「早めに寝る」(34歳・会社員)「10時間くらい寝るとスッキリする」(34歳・会社員)「早く寝る。水分をたくさん取る」(31歳・無職)「早く寝る、栄養ドリンク等を飲む」(34歳・自営業)「ビタミンサプリを飲んで、早めに就寝!」(37歳・主婦)「とにかく寝る!まずはそれで回復する」(38歳・会社員)その他は「薬を飲んで、それでもダメなら日常で忙しくせず、最低限のことしかせず無理をしないようにする。体が資本だから」(29歳・主婦)「お風呂にゆっくりと浸かる。夏は暑くて湯船を敬遠しがちですが、体調が悪い時や気分が乗らない時はゆっくり浸かるようにしています。風邪をひきそうな時は、C1000を飲んでビタミン摂取しておきます」(30歳・公務員)「とことん自分を甘やかす。その日は無理をせず、家事等は次の日に行う」(39歳・自営業)「ゆっくりお風呂に入る。瞑想する。鍼灸院に通う。バランスの良い食事を取る。これら全部をやるとだいぶ元気になります」(34歳・会社員)風邪の引き始め、頭痛には薬を飲んで対策!「早めに寝る!風邪の初期は葛根湯を飲んで寝る」(36歳・主婦)「葛根湯など、漢方を飲む。熱い風呂に入って汗をかく」(32歳・主婦)「かなりの頭痛持ちだったので少し痛くなってきたら無理はせず、ノーシン(かなり効きます!)を飲んで寝ておけばすぐ復活します!風邪ぎみかなーと思ったらユンケルを1本飲んでおくとすぐ元気になります!」(30歳・公務員)不調を感じた時の対処法で一番回答が多かったのも「とにかく寝る!」。また、1日の行動量を最低限にしてカラダを休めることを優先し、余裕があれば湯船に入りリラックスを心がけてる様子。セルフケアに限界を感じたら、薬を飲んだり、早めに病院に行く対処をしていて悪化する前に積極的に対処をするメンバーが多くいました。メンタルが弱っているときはどうしてる?次に「メンタルが弱ったらどうするか」をアンケート。体調不良解消法の「寝る」のように回答は偏らず、メンバー各々の対処法がわかる結果となりました。落ち込む自分を許す「2年前ほどに、人生で一番辛いことがありました。メンタルがガタッと落ちたので、無理に引き上げず、落ち込む自分を許しました。そして淡々と毎日のルーティンに集中しながら、運動と美容を続けました。カラダと肌や髪が整うと、それだけで気力が戻る気がします」(46歳・自営業)「弱っているなぁ、そういう時もあるなぁ、と自認する」(34歳・会社員)甘いものを食べる「甘いものをたべる」(31歳・無職)あえて、泣く&音楽を聴く「わざと泣く。好きなドラマやアニメの悲しいシーン、感動するシーンを見て涙するとすごくスッキリする」(29歳・会社員)「とにかく寝る。泣ける映画を見て泣きまくる。マッサージに行く」(34歳・会社員)「好きな音楽を、イヤホンで大音量で聴く。ライブが私のストレス発散法なのですが、急に行けるものではないので真っ暗な部屋でイヤホンをして、ライブっぽさを味わいます。音楽に浸っていると、少しずつ元気に」(30歳・会社員)「買い物に行く!音楽を聴きながら寝る!写真を見返す!」(30歳・会社員)印象的な回答は、「落ち込んでいる自分を自認する」「わざと泣く」というもの。メンタルが不調なときは、すぐに気持ちを切り替えようとするのではなく、まずは現在の自分の気分を認めて、そこから徐々に回復に努める方が効果的な順番なのかも。以前は体調管理や風邪予防のためにしていたけど、現在はしなくなったこととは?最後は、体調管理や風邪予防のために行っていたけれど、現在はやめたことをアンケート。「菜食生活をしていたことがありました。肉と魚をやめたのですが、肌がかさついたり、気分の浮き沈みがあったのでやめました」(46歳・自営業)「インフルエンザの予防接種。何年も罹患しておらず、接種している人の効果も不明確だと思ったから」(34歳・会社員)「なわとびをしていたこともありましたが、人に見られると恥ずかしいのでやめてしまいました」(30歳・会社員)「妊婦のため薬や飲み物に頼るということができなくなりました!まずはゆっくり休んでそれでも良くならない場合はきちんと医師の診察を受けるようにしています!」(30歳・会社員)「サプリを飲むこと。飲み合わせなど難しいし、効果もわからなかった」(32歳・主婦)「カラオケに行ったり、外に出ること。コロナ禍になってからはあまり出歩かなくなった」(38歳・専門業)すぐ結果が出ないと継続するモチベーションって無くなってしまうものですよね。特にサプリは、ジワジワと聞いてくるものが多いのでその代表格。一度やめても、体調不良を感じたらすぐに飲み始められるお手軽さなのも魅力です。また、インフルエンザの予防接種を受けるか受けないかは、個人の判断ですが、患ったときの症状の悪化を防いだり、患いにくくするものなので"インフルエンザ大流行"など報道がある年などは特に気をつけて慎重に判断してくださいね!以上がアンケート結果でした。日々、注意深く自分の状態を把握して、不調を感じたら早めに対策して充実した毎日を送りましょう!(C)sashimi/Getty Images(C)Overearth/Getty Images文・玉絵ゆきの
2022年10月07日今回は、さやこさんがある日突然、寒気がしたときのお話です。(これはもしや、インフルエンザ!?)そう思ったさやこさんは病院へ行き、検査を受けることにするのですが……!? ※コロナ前のお話です。「あれ? なんかダルイ」突然悪寒がして… どんどん酷くなる症状に耐え切れず、「インフルエンザかもしれない」と思って病院へ行くと、まさかの陰性! 出産後、今回のように酷い風邪にかかったのは初めてだったそうで、夫の「明日会社休もうか?」という提案に甘えることに。 しかし、判断を後に後悔することになるのでした。 すぐにイライラしてしまう夫の性格を分かっていたので、本当は夫に頼りたくなかったさやこさん。しかし、育児は体力勝負。体がしんどいと育児をする気力がなくなってしまいますよね……。著者:マンガ家・イラストレーター さやこ娘と夫の3人暮らし。自閉症スペクトラムの娘との日常を中心に色々と過去の出来事などエッセイ漫画を描いてます。
2022年10月01日新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」は9月21日、全国の新規感染者数に関して「(第6波のピークだった)2月を下回った」との見解を発表。さらに政府は9月7日から、入国者数の上限を1日2万人から5万人に引き上げ、添乗員がいないツアー客の受け入れも再開した。着々と自粛ムードが解禁されつつあるが、きくち総合診療クリニック院長の菊池大和先生は、新型コロナウイルスの感染拡大について、こう警鐘を鳴らす。「現在、新規感染者数は減少しつつありますが、この冬は新型コロナウイルスの第8波が襲ってくるでしょう。コロナの流行時期は昨年とほぼ同様に、気温が下がることで換気の機会が減少し、空気が乾燥する12月の終わりから1月にかけて感染者数が急増することが予想されます」さらに、朝倉医師会病院感染症専門医の佐藤留美先生はインフルエンザの流行にも危機感を募らせている。「毎年、インフルエンザの流行予測の目安となる南半球のオーストラリアでは今夏、例年よりも早くインフルエンザの流行が始まりました。そしてコロナ禍以降、インフルエンザの流行は世界的に見てもほとんどありませんでしたが、今年のオーストラリアではコロナ前の過去5年間の平均を大きく上回る感染爆発が起こったのです。日本でもコロナ禍以降、インフルエンザの流行はほとんどなく、集団免疫がかなり落ちています。オーストラリアの結果も踏まえると、今年はインフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行は避けられないでしょう」政府も今冬の新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行を懸念している。そんななか、インフルエンザの予防接種が10月1日から全国で開始される。同時に、これまで60歳以上、基礎疾患のある人、感染リスクの高い医療従事者だけに限られていたコロナワクチン4回目接種の対象者が、9月20日から「3回目を終えて5カ月以上経過した12歳以上」に拡大された。さらに当初、コロナワクチンは「ほかのワクチンとの同時接種は行わず、接種間隔を13日以上おく」という方針だったが、政府はインフルエンザワクチンに限り、接種間隔の規定を廃止し、“同時接種”を解禁したのだ。同時接種とは2種類のワクチンを同時に打つこと。片方の腕に2本打つか、両腕に1本ずつ打つか決まりはないが、後者が一般的だという。2種類のワクチンを同時に体内に入れることに不安もあるが……。政府は、米国の新型コロナウイルスとインフルエンザのワクチン同時接種に関する研究結果をもとに「インフルエンザワクチンに限っては安全性や有効性に問題はない」として容認した。しかし、政府の決定に菊池先生は次のように苦言を呈する。「副反応が出る人と出ない人の個人差を考慮すると、海外のデータだけを論拠に同時接種が安全と判断するのは早急です」■痛みが増し、全身の倦怠感が強く出ることも佐藤先生もワクチンは感染予防に効果的であるが、同時接種はリスクが高いと危険性を指摘。「コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種によって、接種後の副反応がひどくなる可能性があります。接種部分の痛みが増し、これまで以上に全身の倦怠感が強く出ることも考えられるのです」菊池先生のクリニックでも同時接種は行わないとしている。「やはり同時接種後の副反応がどう出るかわからない怖さがあります。個別接種では副反応の熱が38度だったのが、同時接種で40度になるという可能性も十分考えられるでしょう。また同時に打つと、副反応が出た場合、どちらのワクチンによるものなのかわからず対処が難しくなる恐れも。私自身、コロナワクチンだけを打った場合でも副反応で高熱が出るため、同時接種は避けます」では実際、インフルエンザワクチンとコロナワクチンを打つ場合、どのくらいの間隔を空けるべきなのか。「ワクチン接種による副反応のほとんどは1週間程度で治まるため、1つのワクチンを打ったあと、次にワクチンを打つのは、1週間は空けるのがよいでしょう」(菊池先生)同時接種でなければコロナワクチンとインフルエンザワクチンで接種する腕を変える必要はないと佐藤先生は提言。「コロナワクチンは筋肉注射、インフルエンザワクチンは皮下注射であり、接種部位も多少異なるため、1週間の間隔を空けるのならば同じ腕で全く問題ありません。成分が血液中に入れば同じですから、同じ腕に打ったからといって副反応が強くなったり、ワクチンの効果が変わったりすることもありません。接種後の副反応で、腕を上げるのが痛いなど日常生活への支障を考えれば、利き腕でないほうに打つのがいいでしょう」今後の流行に備えてインフルエンザワクチンの接種は11月までに終わらせるのがベストだという。「どちらのワクチンも免疫がつくまで2週間かかります。毎冬、日本のインフルエンザの流行は12月から3月にかけてですが、オーストラリアの状況を見ても、例年よりも早い感染拡大が考えられます。10月の接種開始から遅くても11月末までには、コロナとインフルの2つのワクチン接種が完了していることを推奨します」(佐藤先生)同時流行が懸念されるなか、コロナとインフルのワクチン接種には余裕をもったスケジュールで備えよう。
2022年09月29日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)対策が子ども達の心身や成長、健康に影響を与えていることを不安に思う全国の保護者が中心に活動する団体である全国有志子どもを思う会とこどもえがおプラットフォームは、子どもの感染対策に関する全国209自治体に対する調査の結果をもとに9月15日、文部科学省と厚生労働省に要望書を提出したのでお知らせします。我々は、一刻も早く教育や子育てをコロナ前の環境に戻し、子ども達により良い教育が行われることを目指し、情報発信や全国各地のメンバーで自治体への要望活動等を行っています。文科省厚労省へ要望書を提出■子どもの声を聞くアンケートについて自治体調査に先立ち、子どもの声を聞くアンケートを実施し、まとめた冊子を全国の自治体に提出し、ホームページでも公開しました(アンケート実施期間は令和4年5月16日から7月3日)。子ども達へのアンケートは全国から1,593件集まり、その結果からは、・「給食を話しながら食べたい」90.4%・「マスクを外したい」89.5%その他個別回答では、「もう学校行きたくない」「大人は好きに喋ってごはんを食べたりマスク外したりしてるのに子どもばかり禁止されてひどいと思う」など、苦しい状況を表す声が多数寄せられました。【集計結果報告書データは下部に添付】HPでも公開: ■アンケート回答結果について今回の自治体に対する調査は、全都道府県知事及び教育長、市区町村長及び教育長宛て(約1,800通)に、先述の子どもの声アンケート結果報告書と共に、質問状を送付する手順で実施しました(令和4年7月25日発送・8月31日回答分までを集計)。回答から以下のような結果が出ました。<子ども達の状況に対し>・「何らかの対策を取りたいと考えているもの感染症対策とのバランスに苦慮している」54%・「(コロナ禍における子ども達の状況を)深刻な事態であると感じる」26%<2年半のコロナの影響で子ども達に懸念されること>・「マスク着用で表情が見えないため、情緒の発育やコミュニケーション力の成長に懸念がある」68.9%・「マスク着用による影響で活発な運動ができず、体力的な成長への影響に懸念がある」37.8%・「体育や登下校でもマスクを外せない子どもが多く、熱中症に懸念がある」33%・「同調圧力やいじめの発生に懸念がある」18%<黙食の解除について>・「国からの通知が出なければ解除はできない」36.4%・「コロナ陽性者数が季節性インフルエンザ並みまたはそれ以下になってから」34.9%・「現在解除を検討」2%・「既に解除した」2%<感染症法上の取扱いについて>・「陽性者数が減少するまでは2類相当を維持する方がよいと感じている」27.8%・「重症化率が低下してきたので2類相当(新型インフルエンザ等感染症)から5類相当に下げてもよいと感じている」26.8%・「2類でも5類でもなく感染症法上の位置付けから解除」2.4%■回答書からは以下のことがわかりました。・多数の自治体が、子ども達への教育上の対策と感染症対策のバランスに苦慮している。・しかし、出来る限り子ども達の環境を良くしようと努力している。・マスク着用が長期化する中で、子どもに多様な影響が懸念されている・インフルエンザ以下の状況になれば制限の緩和が必要と考えているが、国の決定がなければできないと多数の自治体が考えている【集計結果報告書データは下部に添付】HPでも公開: ■調査結果を受けて以下のことを要望しました。(項目を要約)・文科省から運動時や登下校時には熱中症対策を優先し、マスクを外すよう通知がありましたが、ほとんどの子どもが外せていません。一刻も早く対策を講じてください。・体質でマスクを着けられない子どもや着けない選択をする子どもが、差別やいじめ等を恐れ外せない又は学校に行けなくなる事例が多数あります。そのようなことが起こらないよう周知徹底してください。・大人の会食制限が緩和されているのに、給食の黙食がずっと緩和されない状況を改善してください。・コロナに対する恐怖心を子ども達に過度に持たせず、安心して学校園生活を送ることができるよう、ウイルスが弱くなっていることや子どもは重症化していないことを、子どもにもわかるように伝えてください。・過度な感染防止対策による子ども達の心身の成長や健康に与える影響について、実態調査を行ってください。※要望書本文は下部に画像で添付■参考情報厚労省のHPで公開されている第74回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料では、季節性インフルエンザの全年代の重症化率は0.08%、死亡率は0.09%と示されています(2017年9月~2020年8月)。 大阪府が第一波から第七波の重症化率と死亡率等の調査結果を公表しており、第七波の全年代の重症化率は0.03%、死亡率は0.10%となっています。 これらのことから、既にコロナはインフルエンザ並みの状況となっており、各自治体への調査結果に照らすと、黙食等の制限を解除してもよいと考えられます。しかし、自治体で判断は難しく、国の通知(決定)を待つ状況です。■まとめ調査結果とコロナの現状から、私たちは今後、子ども達の学びや健やかな成長の機会を守り、心身への影響を最小限に抑えるために、文科省及び厚労省、各自治体に対策と制限の緩和を求めていきます。両省には要望に対する回答をお願いしています。より多くの読者、視聴者に伝えていただければと思います。【全国有志子どもを思う会】 【こどもえがおプラットフォーム】 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月21日今月19日からオミクロン株対応ワクチン約3000万回分が全国の自治体に配送される。「オミクロン株の派生型であるBA.1をもとに開発されたワクチンですが、現在猛威を振るっているBA.5に対しても、一定程度の効果があると期待されています」(医療ジャーナリスト)いま接種が行われているワクチンは従来株をもとに開発したもの。開発当初は「有効率94%」などといわれていたが、ワクチンが変異を繰り返すうちに効果が薄れてしまった。イギリス健康安全保障庁の資料によると、ファイザー製とモデルナ製の“現行ワクチン”のオミクロン株に対する発症予防効果は、3回目接種から2〜4週間後には60〜75%程度に。20週以降はその効果がほぼ見られなくなるまで低下したというデータもあるという。一方、新たに開発されたオミクロン株対応ワクチンは、モデルナ製で従来ワクチンの1.7倍、ファイザー製で1.56〜1.97倍のオミクロン株に対する中和抗体が作られるという。■60歳未満も4回目の接種が始まる可能性が高い医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広さんはワクチンに期待している。「まだ大規模な臨床データに乏しいですが、現行ワクチンより感染予防効果や発症予防効果は高いようです。重症化予防に関しては現行ワクチンでも満足いく結果ですが、新ワクチンは同等以上になるとみられます」当初、新ワクチンは高齢者らを対象とした4回目接種で優先的に使用されるという。しかし、諸外国では冬の流行時期にさらなる追加接種を検討しており、日本でも4回目(60歳未満の成人)、5回目(60歳以上の高齢者など)接種が開始されるようになると、上さんは予想する。「はしかや天然痘は1回のワクチンで強い免疫ができますが、変異を重ねる新型コロナはインフルエンザ同様、何度もワクチン接種を繰り返していく必要があります。少なくとも今年、来年くらいまでは、年1〜2回のワクチン接種が必要になるでしょう」■接種時期は11月以降がベスト60歳未満の人や、すでに4回目を接種した60歳以上の人は、オミクロン株対応ワクチンを直ちに接種することはできないが、少し遅れても問題はないと上さんはいう。「東京などでは7月末から8月初旬にかけて感染がピークアウトしており、9月中に収束が見込まれています。たとえばインフルエンザは12〜1月が流行期のため、10月くらいからワクチン接種が始まります。これまでの傾向から、新型コロナは春に小さな流行があり、夏と冬に大流行を迎えています。夏よりも大きな流行となる冬は、12月末から2月くらいに感染者が増えるとみられます。逆算すると、接種時期は11月以降がベストです」(上さん)8月31日、日本医師会の釜萢常任理事は、コロナとインフルエンザのワクチンを同時に接種できるようにするべきだと提案している。もちろん、ワクチンを未接種な人はただちに接種すべき。「オミクロン株が軽症で済む可能性が高いといっても、まったく抗体がない人は症状が重くなる可能性があります。ワクチンを1回も接種していない人は早急に接種しましょう」(上さん)前出の五藤さんが補足する。「現行ワクチンでも重症化予防には効果が十分あります。とくに60歳以上の高齢者、60歳未満でも基礎疾患をお持ちの方、またそのご家族は“空白期間”がないよう、接種券が届いたら速やかに接種しておくと安心です」
2022年09月09日大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区社長:上原 茂](以下、当社)は、国立大学法人京都大学大学院医学研究科(奥野恭史教授:以下、京都大学大学院)および国立大学法人弘前大学(以下、弘前大学)との研究チームにより、インフルエンザをモデルとして健康ビッグデータから病気の罹患リスクが高いグループの分類手法を構築いたしました。<背景>当社は、近年の健康意識の高まりによる、生活者の多様な健康ニーズに応えるため、弘前大学と2021年4月より共同研究講座を開設し連携を進めて参りました。本共同研究講座では、弘前大学が実施してきた「岩木健康増進プロジェクト※」で得られた健康ビッグデータと当社が蓄積してきた研究知見を組み合わせた解析による、かぜ・毛髪・疲労に関連する症状と生体関連因子の関係性解明を研究課題としており、解析の知見を活用した生活者に寄り添ったソリューションの提供によって、予防や未病ケアを含めたトータルケアの実現を目指しております。しかしながら、健康ビッグデータ解析による病気の罹患リスクの高い特徴の特定にあたり、今回用いるデータが約3000項目×数千、数万人と膨大なデータ量となるため、一般的な相関解析やクラスタリング手法を適用するだけでは罹患リスクの特徴の抽出や、その関係性の把握が困難でした。<研究成果>これら課題に対し、京都大学大学院の奥野恭史教授らおよび本共同研究講座との研究チームで検討を重ねた結果、健康ビッグデータから病気の罹患リスクの高い特徴的なグループ(体質・生活習慣・環境等)を抽出できる、独自の層別解析手法の構築に至りました。本手法の構築は、岩木健康増進プロジェクト2019年度健診データ(全1062名、内1年以内のインフルエンザ罹患あり121名)を用いてインフルエンザ罹患をモデルとして実施し、解析の手順は以下の3つのステップを経て行いました。※弘前大学・弘前市・青森県総合健診センターが主催し、弘前市岩木地区において2005年より実施している、同地区住民を対象とした大規模住民合同健診・健康指導などの住民の健康増進活動① 関連因子の抽出機械学習によってビッグデータから病気の罹患に関連する因子を選抜する② 因果関係の解析①で得られた因子について、因果分析手法の一つであるベイジアンネットワーク解析によって因果関係をモデル化する③ タイプ分類②で得られたネットワーク解析結果を活用した階層クラスタリングによって、病気の罹患リスクの高い特徴的なグループに分類するその結果、インフルエンザ罹患リスクの高い特徴的なグループとして血糖値が高めのグループ、肺炎歴があるグループ、睡眠状況が悪いグループなどの存在が示唆されました。これら特徴の多くはインフルエンザを含む上気道感染症の罹患要因に関する先行研究と整合性がとれており、本手法は有用であると考えられました。当該研究成果を、2022年6月10日~11日に仙台で開催された第4回日本メディカルAI学会にて発表致しました。<解析手順および結果イメージ>【本知見の活用及び今後の展望】今回、インフルエンザをモデルとして、健康ビッグデータ解析によって病気の罹患リスクが高い特徴的なグループを見出すことが可能であることを確認致しました。今回1年間のデータを使用して解析を行いましたが、今後も多年度の健康ビッグデータの蓄積および解析手法の改良・検証を重ねて参ります。さらには、かぜの罹患しやすさ、薄毛や白髪の要因、日常生活における疲労などに本手法を応用することで、体質や健康リスクに寄り添った効果的な治療・予防に関する新たな知見を見出すとともに、研究成果を活用したソリューションの提供により、健康と美を願う生活者のより豊かな暮らしの実現に貢献して参ります。ニュースリリース(京大・弘前大共同研究).pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月07日「新型コロナの感染症法上の扱いを、『2類相当』から『5類』に引き下げることを求める声がありますが、8月22日、岸田首相は記者団に対し、こうした措置を『早急に方向性を示す』と語りました。それに先立つ19日には、加藤厚労相が5類に引き下げた場合、ワクチンの有料化を示唆。これまで実質、全額公費負担だったコロナの検査・医療費も、通常の医療のように自己負担になる見込みです」(医療ジャーナリスト)新型コロナは現在、結核やSARSなどの「2類」相当に分類されているが、「5類」引き下げとなると、季節性インフルエンザと同じ扱いとなる。その具体的な変更時期に関して、厚生労働省の関係者が語る。「今年の秋に開催予定の臨時国会で、感染症法の改正が行われることが予想されます」■入院費用も自分で支払うことに……患者サイドにとっては就業制限、入院勧告、外出自粛要請などの行動制限がなくなる。また、濃厚接触者を特定する必要もなくなり、無症状者は一般的な生活を送ることになるだろう。しかし、これまで無料だった医療費も、インフルエンザ同様に自己負担しなければならない可能性が高い。実際にどのくらいの負担がのしかかるのか。コロナ患者に対応してきた杉原クリニック(神奈川県)院長の古川健司先生に費用を概算してもらった。もし発熱や咳、喉の痛みなどの症状が出た場合や、家族に陽性者が出た場合となると、まず検査が必要だ。「抗原検査は、自己負担3割の場合は1000円程度。診察料1000円前後もかかるので、実際には約2000円でしょうか。これがPCR検査となると、検査代(3割負担)が2550円ほどなので、診察料と合わせた窓口負担額は約3000〜4000円になりそうです」陰性ならそれで終わりだが、陽性となった場合はどうか。「軽症者であっても、症状を訴えていればそれに合わせて薬が処方されます。オミクロン株に多い症状である発熱・頭痛・倦怠感にはカロナール、咽頭痛にはトランサミン、咳にはメジコンが処方されるケースが一般的でしょう」こうした代表的な症状で、コロナ陽性となった患者のケースを想定すると、負担する医療費は次のようになる。【初診料】882円【PCR検査(診断料含)】2550円【処方箋料】204円【薬5日分+調剤技術料など】600円合計4236円の医療費がかかるという概算だ(すべて3割負担の場合)。軽症であれば、5類に引き下げられても今までと同様に市販薬での対応も可能だ。一方、中等症となると入院が必要になってくるケースが多いだろう。東北大学病院内科総合感染症科の児玉栄一先生はこう話す。「ただベッドに横になって管理するだけでも、1日1万円はかかります。さらに経口の抗ウイルス剤・ラゲブリオやパキロビッドは5日間で約3万円強。酸素も必要な場合もあるので、10日入院では20万円以上(すべて3割負担)になる可能性があります」重症化してICUの入院となれば、24時間体制で管理されるため、1泊100万円以上、10日なら1000万円近く医療費がかかる。「しかし、高額療養費制度を利用すれば、1カ月の医療費の上限額(一般的な収入の家庭ならば約9万円)を超えた分は返金されます。ただし、月をまたぐようなら、上限額を2回分支払わなければなりません」(児玉先生)さらに気になるのがワクチンの費用だ。前出の古川先生に聞いた。「ワクチンに関しては、インフルエンザワクチンと同様に、公費助成があると3000〜4000円ほどになると推測します」つまり、3500円前後のようだ。ところが、現行のワクチンはオミクロン株に対応していない。「重症化予防の効果は期待できますが、3回目や4回目の接種をしたのに、感染してしまった患者さんもいます。今後はオミクロン株対応型のワクチンに切り替わる見通しです。しかし、初期段階のBA.1対応なので、現在のBA.5にどこまで感染予防、発症予防できるのかは未知数です」(古川先生)■検査控えがはやれば感染まん延の危機がこれまで全額公費負担だったことを考えると、5類になることで大きな出費となるのだ。児玉先生はこう懸念している。「そのため、検査控えする人もいるでしょう。軽い症状だからといって出勤すれば、感染が広がるリスクが高まります。5類に引き下げても、当面はワクチンや検査を無料にしたり、入院患者に対しては無料にするなど対応し、段階的に自己負担額を引き上げていくことも検討していくべきでしょう」一方、古川先生は、5類引き下げへのメリットもあるかもしれないという。「医療現場の逼迫が続いていて、発熱していても、全員に検査ができない状況です。2類相当だと、発熱外来には発熱患者とそれ以外の患者の動線を別にするなど、基準が設けられており、コロナ患者を受け入れられる医療機関が限られます。ですが、5類になればそうした規制が緩和され、これまでコロナ患者を受け入れられなかったクリニックなどでも診察できるようになります。医療現場の検査体制にも余裕が生まれれば、重症化する前に対応することも可能だと考えます」経済的負担が少なく、感染リスクを抑制できるルール作りが求められるのだ。
2022年09月01日原料の米作りから酒造りまでを一貫して手掛け、農業と醸造、そして消費者をつなげることを目的に22の酒蔵で構成された「農!と言える酒蔵の会」(幹事:関谷醸造株式会社/愛知県北設楽郡設楽町田口字町浦22)は、日本酒の販路拡大・消費喚起に向けたイベント推進事業『Bar農!Farming & Brewing 2022』を2022年9月16日(金)~10月16日(日)、10月25日(火)~11月13日(日)全44日間開催いたします。『Bar農!Farming & Brewing 2022』イベント期間中は蔵元自らが店頭に立ってお酒を提供する『酒蔵店長企画』や、マイグラス持参の方限定特典などのイベント限定企画を実施。日本酒になじみのない若者をメインターゲットに、古より日本酒酒蔵が大切にしてきた「数百年にわたる持続性」「自然との調和」「地域文化の重視」「地域経済への貢献」など、“サステナビリティ”や“エシカル”を共通言語に、日本酒の価値を蔵元自ら消費者に発信いたします。【『Bar農!Farming & Brewing 2022』イベント概要】■開催期間:2022年 9月16日(金)~10月16日(日)10月25日(火)~11月13日(日) 全44日間■営業時間:期間中15:00~22:00■開催場所:渋谷ストリーム 1F「カクウチベース」(渋谷区渋谷3-21-3) ■主催 :農!と言える酒蔵の会8月25日よりオフィシャルサイトを公開し、「農!と言える酒蔵の会」SNS等にてイベントに関する各種情報を発信します。◆『Bar農!Farming & Brewing 2022』オフィシャルサイト: ◆「農!と言える酒蔵の会」SNS[#バー農]・Instagram/Facebook/Twitter: @agrisakebrewery・LINE: @772pjrpf参加酒蔵のお酒■「農!と言える酒蔵の会」会員一覧・酒蔵店長スケジュール※酒蔵店長スケジュールは変更する場合があります。ご了承ください【東北地方】『美酒爛漫』秋田銘醸株式会社(秋田県)9月24日・25日『刈穂』秋田清酒株式会社(秋田県)11月10日・11日『一ノ蔵』株式会社ーノ蔵(宮城県)10月8日・9日『仁井田自然酒』有限会社仁井田本家(福島県)11月7日・8日『会津娘』株式会社高橋庄作酒造店(福島県)11月5日・6日『彌右衛門』合資会社大和川酒造店(福島県)10月25日・26日【関東地方】『いづみ橋』泉橋酒造株式会社(神奈川県)11月12日・13日『花の井』株式会社西岡本店(茨城県)10月4日・5日『天鷹』天鷹酒造株式会社(栃木県)10月12日・13日【中部地方】『吉乃川』吉乃川株式会社(新潟県)10月29日・30日『富士錦』富士錦酒造株式会社(静岡県)10月10日・11日『蓬莱泉』関谷醸造株式会社(愛知県)9月16日、11月1日『黒澤まると』黒澤酒造株式会社(長野県)11月2日・3日【近畿地方】『酒屋八兵衛』元坂酒造株式会社(三重県)9月26日・27日『るみ子の酒』合名会社森喜酒造場(三重県)9月18日・19日『櫛羅(くじら)』千代酒造株式会社(奈良県)9月20日・21日『剣菱』剣菱酒造株式会社(兵庫県)10月6日・7日『秋鹿』秋鹿酒造有限会社(大阪府)9月28日・29日【中国・四国地方】『竹林』丸本酒造株式会社(岡山県)9月22日・23日『五橋』酒井酒造株式会社(山口県)10月14日・15日『貴』株式会社永山本家酒造場(山口県)10月2日・3日『稲田姫』株式会社稲田本店(鳥取県)10月27日・28日本イベントは、国税庁の日本産酒類の販路拡大・消費喚起に向けたイベント推進事業「Enjoy SAKE!プロジェクト」の選定事業です。Enjoy SAKE!プロジェクト【Enjoy SAKE!プロジェクトとは】「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」に基づき、新型コロナウイルス感染症の影響による外食産業の落ち込みに伴う酒類消費の大きな減退に対応するため、酒類事業者による販路拡大や消費喚起に向けた各種イベントや情報発信について、実施及び実証分析を行い、有効な開催手法や形態に関するモデル事例を構築し、提供することを目的とした国税庁の支援事業です。<本イベントにご来場のお客様へ>日本国内における新型コロナウイルス感染症の発生に関しまして、当イベントでは、政府、自治体、関係諸機関等から示される正確な情報の収集に努めるとともに、感染拡大の防止に細心の注意を払い、予定通りに今後のイベントを実施して参ります。イベントにお越し下さるお客様におかれましても、手洗いやマスクのご準備、うがいなど、感染防止策へのご理解とご協力を頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。新型コロナウイルスに限らず、インフルエンザや風邪等のウイルス性の感染症が多い時期ですので、 感染拡大予防の趣旨をご理解いただき、以下の通りご協力をお願いいたします。■発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。■感染防止の為、マスクのご着用をお願いいたします。■手洗い、うがいの励行をお願いいたします。■お客様入場口に消毒用アルコールの設置をいたします。十分な感染対策にご協力ください。■会場にて万が一体調が悪くなった場合、我慢なさらずに速やかにお近くのスタッフにお声がけください。■新型コロナウイルスに関する最新の情報はこちらをご参照ください。<内閣官房新型インフルエンザ等対策室ホームページ>(新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について) <厚生労働省ホームページ> <外務省ホームページ> <厚生労働省検疫所ホームページ> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月26日ある日、仕事中の夫から発熱したと連絡が! ちょうど仕事が終わったので家に帰り、夫を病院へ送りました。そのとき、息子と娘は保育園に通っていたのですが、夫の病気がうつるかもしれないので、夫と子どもたちを一緒に車に乗せたくなかった私。義母に子どもたちをお願いすることにしました。けれど最終的に義母と夫を怒らせてしまったのです……。 夫が発熱! 病院へ息子が5歳、娘が3歳のときのことです。2人を保育園に預け、私は仕事に行っていました。仕事も終わり携帯を見ると夫から、「熱があるから病院へ行きたい」と連絡が……。当時はコロナウイルス流行前で、インフルエンザが流行っていた時期。扁桃腺の弱い夫は高熱が出てきたようなのです。 すぐ家に帰り、まずは夫を病院へ連れて行きました。そして子どもたちに夫の病気がうつるかもしれないと考え、義母に連絡し、保育園のお迎え後は義実家で子どもたちを見ていてもらいたいと伝えました。 まさかのすれ違い!?夫を病院に送り、診てもらっている間に保育園に子どもたちをお迎えに行きました。そして子どもたちを連れて義実家へ行くと連絡しておいたはずでしたが義母が不在。しばらく待っていると夫から病院が終わったと連絡があり、もう一度義母に連絡すると保育園にお迎えに行っていたと言うのです。 「私が保育園にお迎えに行って、その後連れて行きます」と伝えていたはずが、義母のなかでは自分がお迎えに行って、家で子どもたちを見ておくということになっていたようでした。義母は「お迎えに行ってと言ったじゃない?」と怒りながら家に帰ってきました。私に言いたいことがたくさんあるようでしたが、まずは子どもたちをお願いして夫を迎えに行くことに。 夫は歩いて自宅へ結局夫はインフルエンザでした。熱で具合も悪い夫は早く自宅に帰りたかったのか、「来るのが遅い!」と怒ってなんと自宅方面へ歩いて帰っていました。途中で見つけたので車に乗せましたが、具合も悪いうえに機嫌も悪くなり自宅に戻ると布団にもぐって寝込んでしまうことに……。夫が寝てから、子どもたちを義実家に迎えに行き、義母に状況説明をして、私の伝え方が悪かったと謝りました。 夫と子どもたちを一緒に狭い車内に乗せると、うつってしまうかもと思い行動したことでした。しかし、夫と義母を怒らせてしまうことに。 今思えば、きちんと情報を義母と共有できていれば、こういったことは起こらなかったと思います。体調が悪いなか歩かせてしまった夫については、本当に申し訳ないことをしたなと思いました。この経験をきっかけに、いざというとき冷静になることが大切だなと思うようになりました。今後は、どう行動すればベストなのか段取りを考えてしっかり伝えてから行動したいと思います。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 著者:松田みさと長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年07月30日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんはいませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!インフルエンザの子どもを…ある日の休日、朝早くからチャイムが鳴ったので出てみると、ママ友と6歳の息子さんがいました。急いでいる様子だったので「どうしたの?」と聞くと「お願い!2時間だけ預かって!インフルエンザなんだけど隔離しておけば大丈夫だから!」と言って押し付けてこようとしたのです。わたしは驚き「インフルエンザ?!無理だよ。なにがあったの?!」と言うと、怒って「もういいよ!2時間ぐらいじゃ、うつらないっつーの!」と、逆ギレして帰っていきました。どんな理由があったのか分かりませんが、さすがに突然インフルエンザの子を家にいれることはできません。(女性/フリーランス)ママ友の子どもが体調不良で呼び出され…隣に引っ越してきたママ友。とても感じがよく、明るいママだったのですぐに仲良くなったのですが…。LINEも交換して仲良くしていたある日「ごめん!うちの子が学校から呼ばれちゃったんだけど、迎えに行ってもらうことできない?風邪みたいだから、ちょっと私が帰るまで看病してて!」とメッセージがきてびっくり。出典:lamire「自分で行って」と返信すると「ケチ!私は仕事で忙しいの!専業主婦だしいいじゃん」と来たので、即ブロックしました。平気で人を使う神経と、専業主婦をバカにするような発言…。許せません。(女性/フリーランス)いかがでしたか?こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。以上、ママ友トラブルエピソードでした。次回の「トラブル体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年07月13日私はもともと片頭痛持ちで、疲れたときなどに症状が出ることがよくありました。4歳だった長男がインフルエンザに感染し、保育園をお休みして私と2人で過ごしていた日のことです。熱が下がった長男は元気だったものの、突然激しい頭痛に襲われた私。視界がチカチカしたあとに頭が割れるような頭痛と嘔吐を繰り返しました。迷いながらも子連れで救急車に乗ったときの体験をお話しします。 ※コロナ禍前の体験談です。 突然ママを襲った頭痛! 心配する長男…当時4歳だった長男がインフルエンザに感染し、私と2人で自宅にいたときのことでした。長男と一緒に遊んでいたら、突然私の視界にチカチカしたものが浮かび始めたのです。これは頭痛が来る!と思い横になったものの、時すでに遅し。 数分後には、頭が割れるような頭痛に襲われていました。のたうち回る私の横で、ひたすら私の心配をする長男……。「ママは頭が痛いんだ」と伝えると子どもなりにわかってくれたようで、時折「ママ大丈夫?」と話しかけてくれました。 嘔吐を繰り返し、119番!頭痛に襲われてすぐに、私は自宅にある常備薬を確認しました。授乳中だったころに病院でもらった痛み止めがありましたが、頭痛がひどすぎてお薬手帳を確認することもできません。何錠飲めばいいのかもわからないまま、とりあえず1錠だけ飲みました。しかし状況は変わらず、ついに嘔吐を繰り返し始めたのです。 タクシーを呼んだとしても自力で歩ける自信がなく、さらにインフルエンザの長男も一緒……。頭の血管が切れるのではと思うほどの頭痛に耐えかね、ついに119番へ電話をしました。 救急車に同乗した長男は病院で…救急要請して間もなく、自宅に救急車が到着しました。そのまま近くの大きな病院へ搬送され、強めの鎮痛剤と点滴で一気に回復! 閃輝暗点(せんきあんてん)という症状だったそうです。インフルエンザの長男は、看護師さんと一緒に感染症用の個室で夫が来るのを待ってくれていました。 長男は初めて乗る救急車に興奮していたようですが、私は長男のことが心配でたまりませんでした。間もなく仕事を早退した夫が保育園へ長女を迎えに行き、そのあと病院に迎えに来てくれて無事4人で家路につきました。 長男と2人きりのときに救急搬送されて思ったことは、持病があるなら常備薬を揃え、容量・用法を把握しておくべきだということ。今でも片頭痛に襲われることはありますが、早めに鎮痛剤を飲んで対処しています。また、子どもなりにママを心配してくれるやさしさを感じられ、長男の成長に触れられた出来事でした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/さくら監修/助産師 松田玲子著者:河津明香2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。
2022年07月07日皆さんの周りに、ちょっと厄介なママ友さんはいませんか?そんなママ友とは距離を取って接したいですよね…。 今回は実際に募集したママ友トラブルエピソードをご紹介します!噂好きのママ友夫の職場の集合社宅で暮らしていたときの話です。夫の上司の奥さまと我が家の子どもたちは同世代でした。一見すると話しやすいタイプで最初は好印象を持っていたのですが…やたらと人のウワサ話が多いんです。「○○さんのおうちってお子さんにあれもこれも習い事をさせているんですって!」「△さんの奥さんって、○○(資格職)なんですって」と話した後、お決まりのように「うちは何もさせてないから~」「わたしは何の特技もなくて~」で終わります。しかし、漏れ伝わった話によるとお子さんたちには週5で多言語の習いごとをさせていて、ご本人は海外との取引の仕事をしているのだとか…。いわゆる噂好きのマウントママで面倒でしたが、同じ社宅のためになかなか縁を切ることができずにいたので、我が家のことは何も話さず、のらりくらりとかわしていました。あるとき、我が家だけ誘われず社宅の真ん前で、社宅の他の同世代ママたちと一緒にバーベキューをしていたことがありました。「あら~、仲間に入れてあげてもいいのよ~」と言われましたが、こちらからお断り。出典:lamire我が家だけ誘われなかったのは悲しかったけれどあの中に入りたくもないし、誘われていないことに気づいても何も言わない他の同世代ママたちにも不信感です。その後、我が家は社宅を出ることになり距離を置くことができました。子どもたちの学校では、そのママは他のママたちからやはり浮いていたようです。その後、そのママ友からは学校で会うたびに親し気に話しかけられましたが、あいさつ程度でとどめて、私は他の仲よしのママ友のところに行くようになりました。インフルエンザインフルエンザの予防接種をしない方針のご家庭があり、その子がインフルエンザにかかってお休みしたときがありました。するとママ友グループのボスが「あの〇〇ちゃん、インフルエンザでお休みなんだって。やっぱり受けてないからかかったんだよね。」とママグループ内で拡散していて…。私自身もインフルエンザワクチンが予約取れない状況で打てていなかったのですが「打った?」と聞かれたら「打ちました」と言わないといけない圧力があり、なんとも怖かったです。こんなママ友だと距離を取って接したいですよね…。狭いコミュニティだからこそ、付き合う人は選びたいと思えるママ友トラブル体験談でした。以上、ママ友トラブルエピソードでした。次回の「ママ友トラブルエピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年07月06日「通常、インフルエンザは南半球からはやり、豪州では7~8月に急増します。その後、北半球に流行が移り、日本では1月くらいに感染のピークを迎えます。ところが、今年の豪州では5月の段階で急増。州によっては、新型コロナとインフルエンザの同時流行“ツインデミック”が起き、医療体制が逼迫しています。当院のある立川(東京都)の小学生や成人でもインフル感染者がすでに見つかっているので、秋から冬にかけ、日本も豪州と同じ状況にならないかと危惧しています」こう語るのは「ナビタスクリニック」理事長で内科医の久住英二さんだ。「南半球のインフルエンザは、A型が多いといわれています。A型には香港型、ソ連型がありますが、流行が香港型となると、通常、60~70%といわれるインフルエンザワクチンの有効率が40%に低下。肺炎になる高齢者、インフルエンザ脳症になる小児が増えることが、心配されます」■インフル予防接種を忘れると惨事にそもそも、今年のインフルエンザの流行リスクは、無視できない。「昨夏、赤ちゃんの肺炎や気管支炎の原因ともなるRSウイルスが大流行したのは、その前年にRSウイルスが流行しなかったため、免疫を獲得できていなかったことが原因だと考えられます。2年も流行していないインフルエンザでも、同じことが起こりえます。とくに生まれてから一度もインフルエンザの流行を経験していない0~2歳までのお子さんは要注意です」(久住さん・以下同)さらに新型コロナも、インフルエンザ同様に季節性であるため、秋から冬にかけて感染拡大することが懸念されている。「まずは、免疫力が弱まっているため感染の前倒しが起きているインフルエンザから流行し、コロナワクチン接種から時間が経過して、抗体価が下がるタイミングで新型コロナも流行するかもしれません。流行の移行期は、ツインデミックとなる可能性があります」昨年11月、長崎大学は、新型コロナとインフルエンザの同時感染によって、肺炎が長期化すると発表。英国公衆衛生サービスは、インフルエンザと新型コロナの重複感染者(80%が70歳以上)の死亡率が43.1%だと報告している。「オミクロン株に置き換わったため以前のデータを当てはめることはできませんが、リスクを避けるためにも感染対策が求められます」まずは検討しておきたいのが、インフルエンザワクチンの接種だ。「先月、インフルエンザワクチンの接種後2~3カ月の間は、新型コロナの重症化リスクを90%も減らすという論文が『ネイチャー』で発表されました。例年、10~11月にかけて医療機関に入荷されるので、早めに接種しておくといいでしょう」もちろん、密な場所ではマスクをして、こまめに手洗い、アルコール除菌することが求められる。コロナ禍で培った感染対策で、ツインデミックに備えよう。
2022年06月30日子育てには笑い話や、やらかした話はつきものですよね。 どんな親子にもそんな話が1つや2つあるみたいです。 今回はそんなパパママから募集した子育て体験談をご紹介します!スーパーで号泣する息子息子を連れてスーパーに行ったときの話です。息子はレジのレシートを自分で取りたかったみたいなのですが、私がさっととってしまい、そこから「僕がやりたかったのにー!」とギャン泣きを発動。レシートを元に戻すことも出来ないですし、商品はまだカゴに入ったまま…。床に転がりながら泣く息子を無理やり担いで車に連れていくと、次は「チャイルドシートに乗らない!」とギャン泣き。30分かかっても乗ってくれなかったので、パパに電話をして迎えにきてもらうハメに…。結局車を置いてパパの車で一度帰宅し、徒歩で車を取りに行きました。今ではいい思い出です。(女性/会社員)インフルエンザ中の育児まだ子どもが1歳になる前に私が外でインフルエンザをもらって寝込んでしまったときの話です。1人で隔離して部屋で高熱のため寝ていたため、全ての育児を夫に任すことになりました。1階から子どもの泣き声が聞こえるたびに心配でしたが、それ以上に逐一夫から「ミルクって何cc?」「散歩に行きたいけどベビーカーに乗ってくれない」「服ってこれ?」「ご飯ってどこ?」とずっと電話が鳴り止まなくて、休むに休めませんでした。普段から夫が子育てに参加してくれていなかったツケが私に回ってくるなんて思いもよらなかったです。(女性/会社員)いかがでしたか?楽しいこともあれば、辛いこともあるのが子育て。今しかない子どもの瞬間を、ぜひ楽しんで過ごしてみてはいかがでしょうか?以上、子育てエピソードでした。次回の「体験談エピソード」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年05月17日新型コロナを「2類相当」から「5類」に引き下げることが検討されている。自由が増えるならいいじゃない!と、思うけど、さまざまな懸念があってーー。「第6波の主流だったオミクロン株(BA.1)より、18%以上も感染力が強いステルスオミクロン株(BA.2)への置き換わりが急速に進んでいます。さらに4月11日には、感染スピードがBA.2より約12%早いといわれるXE系統の感染者が、国内で初確認されたと発表されました。そんななか、岸田首相が新型コロナを『2類相当』から『5類』に見直す決断をしたと『ダイヤモンド・オンライン』が報じました。さまざまな規制を取り外し、経済を動かすほうに舵を切るということです」(医療ジャーナリスト)新型コロナは「新型インフルエンザ等感染症」に分類されている。感染症法上では、結核やSARSなどが該当する2類に相当する扱いとなっている。現在、医療費の公費負担や入院勧告、外出自粛要請などの措置が行われているが、季節性インフルエンザに該当する5類に引き下げられると、こうした規制は全てなくなることに。厚労省関係者が打ち明ける。「たしかに、最近になって官邸から『5類へ』という声が聞こえてくるようになりました。岸田内閣の支持率は安定していますし、夏には参院選を控えているので、コロナの感染者や濃厚接触者への行動規制を緩めて、経済を動かす道筋をしめし、財界や国民の人気につなげたいのでしょう」参院選直前で、政府が長期的な対応を示すことにもなっている6月ごろには引き下げが実行されるのではないかとみられている。「総理は医学的な理由というより、目先の支持率を優先して“引き下げ”の是非を判断していて、長期的な視点に欠けているように思います。規制を緩めることで起こる悪影響は考慮していないのではないでしょうか」(厚労省関係者)■待合室でコロナ患者と基礎疾患を持つ人が『病気は社会が引き起こすインフルエンザ大流行のワケ』(角川新書)の著書もある、医師の木村知さんはこんな危惧をしている。「5類になれば、指定された医療機関だけではなく、一般のクリニックでも、コロナ患者を診察することになります。コロナ禍以前の冬場のクリニックの待合室を思い出してください。発熱者用のブースが設けられているクリニックも一部ありましたが、スペースの問題などもあり、多くのクリニックでは糖尿病患者や高血圧患者など基礎疾患がある患者も、発熱やせきのあるインフルエンザの疑いの患者も同じ待合室を使っていました。感染力が強く、空気感染もある新型コロナウイルスが流行するなか、こうした状況が再現されれば、院内感染のリスクが高まります」感染力の強さばかりでなく、症状においても、まだまだ“普通の風邪”とはいえない。「基礎疾患がない人でも入院することもある。熱が長引いたり、頭痛やめまいで1カ月出勤できないなど、風邪にはみられない後遺症にも遭遇します」(木村さん)新型コロナの感染者の脳を調べたところ、対象者の脳が0.2〜2%萎縮していたという、イギリスのオックスフォード大学の報告も。最前線で新型コロナの患者の治療にあたってきた、埼玉県の「ふじみの救急病院」院長の鹿野晃さんはこう語る。「それも記憶や人間らしさをつかさどる前頭葉や側頭葉にみられました。嗅覚や味覚異常も関連しているのかもしれません。オミクロン株に感染した小さな子ども(1〜4歳)に関しては、10人に1人の割合で熱性けいれんを起こすというデータもあります。脳にダメージを与えたり、窒息死するリスクがあるので、“ただの風邪”と甘く見るのは危険です」そうした恐れもあるため、感染動向を追うことは重要だが……。東北大学災害科学国際研究所の医師・児玉栄一さんは次のように語る。「5類となれば、保健所が追跡をしなくなり、感染状況に関してもつかみづらくなります。インフルエンザでもみられた現象ですが、重症者や死者数が増えて初めて感染増加に気がつくような状況になる可能性があります」一方、5類引き下げのメリットとして、医療崩壊を防ぐ効果があるといわれるが、そう単純な話ではないと、木村さんはみている。「2類相当だと、軽症であっても入院勧告されるため、軽症者でベッドが埋まり、重症患者を受け入れられなくなるとの指摘があります。しかし、実際すでに軽症者は自宅療養が基本とされています。感染者の増加にともなう重症者の増加が病床をひっ迫させるので、5類にしても、病床を増やし、何より感染者を減らさなければ、医療崩壊のリスクはあるのです」現状の2類相当でも、少しずつ規制を緩和することで、経済活動を促すことにも対応できるという。「実際に、感染者の自宅待機日数は14日間から10日間に短縮されました。軽症者が多いオミクロン株は、さらに短縮することも可能だと思います」(児玉さん)“政治事情”での早急な5類引き下げだけはやめてほしい。
2022年04月21日「第6波の主流だったオミクロン株(BA.1)より、18%以上も感染力が強いステルスオミクロン株(BA.2)への置き換わりが急速に進んでいます。さらに4月11日には、感染スピードがBA.2より約12%早いといわれるXE系統の感染者が、国内で初確認されたと発表されました。そんななか、岸田首相が新型コロナを『2類相当』から『5類』に見直す決断をしたと『ダイヤモンド・オンライン』が報じました。さまざまな規制を取り外し、経済を動かすほうに舵を切るということです」(医療ジャーナリスト)新型コロナは「新型インフルエンザ等感染症」に分類されている。感染症法上では、結核やSARSなどが該当する2類に相当する扱いとなっている。現在、医療費の公費負担や入院勧告、外出自粛要請などの措置が行われているが、季節性インフルエンザに該当する5類に引き下げられると、こうした規制は全てなくなることに。厚労省関係者が打ち明ける。「たしかに、最近になって官邸から『5類へ』という声が聞こえてくるようになりました。岸田内閣の支持率は安定していますし、夏には参院選を控えているので、コロナの感染者や濃厚接触者への行動規制を緩めて、経済を動かす道筋をしめし、財界や国民の人気につなげたいのでしょう」参院選直前で、政府が長期的な対応を示すことにもなっている6月ごろには引き下げが実行されるのではないかとみられている。「総理は医学的な理由というより、目先の支持率を優先して“引き下げ”の是非を判断していて、長期的な視点に欠けているように思います。規制を緩めることで起こる悪影響は考慮していないのではないでしょうか」(厚労省関係者)最前線で新型コロナの患者の治療にあたってきた、埼玉県の「ふじみの救急病院」院長の鹿野晃さんはこう断言する。「5類に下げたからといって、新型コロナウイルスが消えてなくなるわけではありません。オミクロン株はデルタ株に比べて軽症者が多いとはいえ、感染者が増えれば重症者も多くなる。入院勧告や外出自粛要請ができる『2類相当』においても、医療崩壊は起きました。5類にすれば何の管理もなくなるのだから、感染者が急増し、比例するように重症者数、死者数が増えることが容易に予想されます。そうなれば、当然経済活動も停滞することになる。“5類にさえすれば、経済が動かせるようになる”というのは幻想です」■医療費発生による受診控えで重症化リスク東北大学災害科学国際研究所の医師・児玉栄一さんは「5類になっても、ほとんどの人にメリットはないでしょう」という。「原則公費負担だったコロナの医療費が、3割負担(70歳以上は原則2割、75歳以上は原則1割負担)となる可能性があります。たとえば、PCR検査なら、診察料などを含めると、3割負担でも窓口で払う費用は5,000円以上に。1人でも感染したら、家族全員が検査を受けることになるでしょう。4人家族なら2万円以上かかります」検査だけではなく、治療にもお金がかかるようになる。「ファイザーやメルクで開発した経口薬は、3割負担なら2万円程度になるのでないでしょうか。重症化リスクのある人は抗体薬を投与するケースがありますが、これも1回30万円するので窓口負担は10万円ほどです」(児玉さん)5類になれば、自宅療養が基本になるが、重症化した場合は入院することになる。2週間ほどICU(集中治療室)に入院した場合、1,000万円以上の医療費に。3割負担だと300万円を払う計算だが……。「1カ月の医療費が一定額を超えた場合、超えたぶんが返金される『高額療養費制度』があります。この場合でも、平均的な収入の人なら、月の負担額の上限はおよそ9万円になります」(児玉さん)高額療養費の計算は月ごとに行うので、月をまたいで入院した場合、入院費用は18万円もかかってしまう。検査の段階から費用がかかるので、基礎疾患がなく、せきや熱などが風邪程度の症状の人は、受診控えしてもおかしくはない。「コロナ対応の薬には、早期に服用しなければ効果が低いものがほとんどで、受診控えが原因で重症化してしまう人も出るでしょう。5類にするにしても、検査費を無料にしたり、医療費が3割負担の家庭でも、新型コロナだけは1割負担で対応するなどの補助が必要だと思います」(児玉さん)さらに気になるのが、ワクチンの接種だ。5類に分類されている「季節性インフルエンザ」のワクチンは、およそ3,000〜3,500円が負担額。一定年齢以上は無料という施策がとられる可能性もあるが、コロナワクチンも自己負担を求められた場合、現在の6カ月ごと年2回の接種で、年7,000円ほどかかる計算になる。夫婦だと、年1万4,000円と、軽くはない負担だ。
2022年04月21日一般社団法人 次亜塩素酸化学工業会(HCIA、東京都豊島区)は、経済産業省の支援を受けて「一般市販の次亜塩素酸水」について、「科学的に信頼できる次亜塩素酸水商品の標準規格」の開発に取り組み、「JSA一般財団法人日本規格協会」のJSA規格開発制度に基づく作成過程を経て、JSA規格として正式に承認され、2022年3月25日付でJSA規格「JSA-S1012:2022 次亜塩素酸分子水溶液」が発行されました。JSA-S準拠HCIA認定マーク上の、「JSA規格」準拠のHCIA認定マークがついた次亜塩素酸分子水溶液を使って、説明書に従って、厚生労働省が認めた濃度に調整し、安心して空気感染対策を行ってください。【一般社団法人 次亜塩素酸化学工業会】代表理事 : 石田 智洋理事・医師 : 白石 隆吉理事 : 河村 裕正理事 : 小林 秀行理事 : 緒方 康夫監事・工学博士: 大原 茂之監事 : 田部井 裕介【次亜塩素酸分子水溶液を用いた空間加湿によるクラスター対策の実施例(高齢者介護施設において)】いずれの施設でも、次亜塩素酸分子水溶液を用いた空間加湿による、健康への悪影響は一例も発生していません。■各居室まで次亜塩素酸分子水溶液による空間加湿を実施している事例*ユーアイ21太陽の家(神奈川県、横須賀市、横浜市、座間市)特別養護老人ホーム:入居者総数431名デイサービス :700人/月ショートステイ :年間5000人全施設の各居室と共用スペースで、次亜塩素酸分子水溶液を12時間噴霧、導入後、約36ヵ月、新型コロナウイルス、A型インフルエンザ患者、ノロウイルス患者ともに、施設内での居住者の感染ゼロを継続中。(職員等の外部での感染事例は10数例あったが、居住者への施設内感染はゼロ)■共用スペースのみで次亜塩素酸分子水溶液による空間加湿を実施している事例学研ココファングループ(学研ホールディングスグループ、サービス付き高齢者向け住宅最大手)2020年2月から、次亜塩素酸分子水溶液の導入を開始し、清拭の徹底による感染対策を徹底。これに加えて、噴霧量の大きい大型気化式加湿器234台を導入して、デイサービス実施施設などの供用スペースで24時間、次亜塩素酸分子水溶液による空間加湿を実施。クラスター発生率に着目すると、高齢者施設における全国平均の約7.4%(大阪では約9.1%)に対して、次亜塩素酸分子水溶液の共用スペースで空間加湿を導入している施設では、クラスター発生率が約2.3%と、新型コロナウイルス感染クラスター発生の抑制に成功。※オミクロン株の影響で、高齢者施設でのクラスター発生数が激増した2022年1月から3月末の期間での比較。全国の高齢者施設で3,132件のクラスターが発生、グループホームを除く42,232施設に対して7.42%のクラスター発生率。学研ココファングループでの次亜塩素酸分子水溶液の導入事業施設数は173施設(2022年3月末時点)。次亜塩素酸分子水溶液の共用スペースでの空間加湿の導入施設でのクラスターの発生率は約2.3%。(参照資料)・介護のニュースサイト ・FNNプライムオンライン「高齢者住宅・施設の最新動向レポート PR TIMES 2021年12月27日」 ・読売新聞オンライン *チェリーサポート(有料老人ホーム緑ケ丘)有料老人ホーム:入居者数80名2019年3月より、廊下などの共用スペースに設置して次亜塩素酸分子水溶液の空間加湿を実施。導入の前年度は、25名がインフルエンザに罹患したが、2019年3月の導入年度は、罹患者がゼロに。約42ヵ月の実施期間中、 新型コロナウイルス、A型インフルエンザ患者、ノロウイルス患者ともに、施設内での居住者の感染クラスターの発生はなし。【短時間では消毒効果を有さない低濃度の次亜塩素酸分子水溶液による空間加湿が「有効」で「安全」な理由】■有効塩素35ppm未満の濃度の次亜塩素酸分子水溶液の空間加湿についての解説(1) 空間加湿可能な低濃度でも、次亜塩素酸分子水溶液が有効な理由ウイルスが感染する仕組みのイメージ次亜塩素酸分子水溶液が効果を発揮するイメージウイルスを完全に破壊しなくても、「鍵=リガンド」を変形すれば、感染阻止は可能。次亜塩素酸分(2) 次亜塩素酸分子水溶液の効果は、濃度×作用時間(殺菌効果のCT値)に依存します。安全な濃度での空間噴霧は、一般的な短時間での効果検証では判断ができませんが、長時間、空間や、壁、天井、エアコン内部、什器備品に作用し続け、付着しているウイルスから感染力を奪います。仮に、NITE独立行政法人製品評価技術基盤機構での検証結果を例にすると、35ppm×1/4分で効果を発揮するSARS-CoV-2の場合、0.05ppm(約50ppb)の低濃度でも、175分間(約3時間)継続して作用させ続ければ、不活化可能という計算が成り立ちます。[35ppm×1/4minutes=0.05ppm×175minutes]NITEでの試験は、効果が阻害されるタンパク共存下の試験ですので、空気中に、ウイルスへの作用を阻害するタンパク質等の有機物が存在しなければ、それよりも遥かに短時間で、PCR陰性レベルまで感染力価を低減できることになります。しかも、上述の通り、PCR陰性に至らない段階でも、感染力を奪うレベルなら、極めて短時間で効果を発揮すると考えられます。(3) 次亜塩素酸分子水溶液による空間加湿が安全で安心な理由空間中の低濃度の次亜塩素酸分子水溶液は、皮膚や粘膜に接した瞬間に安全な成分に変化します。JSA規格準拠の次亜塩素酸分子水溶液の場合、安全な低濃度で空間噴霧されると、人体の皮膚表面や、口腔粘膜、眼球などに触れた瞬間に、酸化還元反応により、還元分解され、極めて微量の塩や、酸素、水、食品添加物に分解されるため、人体内に悪影響を及ぼさず、体内に残留して作用し続けることがありません。【エアロゾル感染(空気感染)対策に関する、厚生労働省の判断について】厚生労働省は、室内の湿度を40%以上に保つことが感染予防に有効であるとしています。JSA規格に準拠して、水道法が規定する51項目の水道水質基準をクリアした次亜塩素酸分子水溶液を加湿器で使用する事により、加湿器内の衛生保全と室内空間の感染予防対策に寄与します。厚生労働省は水道水の水質基準を満たすものを加湿器等で噴霧する事は問題ないとしています。本品は雑貨品に該当するため、除菌・消臭剤であり、消毒剤ではありません。有効塩素35ppm未満の濃度の次亜塩素酸水の空間噴霧の使用は認める判断を出されています。(1) 2021年10月に、厚生労働省が「次亜塩素酸水の適切な空間噴霧は妨げない」主旨の、以下の事務連絡を全国の保健所等に発信されています。同時に、2022年3月に厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ホームページ「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について」(4. 空気中のウイルス対策、5. (補論)空間噴霧について)にも掲載されています。 厚生労働省による本事務連絡の重要なポイントは、以下の部分になります。「なお、個々の使用にあたり、その安全性情報や使用上の注意事項を守って適切に使用することを妨げるものではありません。『消毒剤や、その他ウイルスの量を減少させる物質』に該当する製品が、健康影響のおそれがあるのかどうかについては、各製品の安全性情報や使用上の注意事項等を確認いただき、消費者にご判断いただくものと考えております。」(2) 厚生労働省が空間噴霧での使用を認めた有効塩素濃度について厚生労働省は、粗悪品の誤った使用を危惧して、次亜塩素酸水の空間噴霧に慎重姿勢を示してこられましたが、新型コロナウイルスの変異種による空気感染対策に配慮し、9月5日に厚生労働省ホームページ『新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)4. マスク・消毒液に関するものの中で、以下の文章を追記されています。「『消毒効果を有する濃度の次亜塩素酸水を吸い込むことは、推奨できません。』としておりますが、これは、消毒効果を有する濃度の次亜塩素酸水を人の眼や皮膚に付着したり、吸い込んだりする恐れのある場所で空間噴霧することを推奨しない、という趣旨です。少しわかりにくい表現ですが、これは、厚生労働省が「先のNITEの発表から、有効塩素濃度が35mg/L(ppm)を下回る次亜塩素酸水に関しては、空間噴霧を「推奨しない」対象から除外するとの判断を追記されたものです。新型コロナウイルスの変異株等による(飛沫感染よりも遠い距離の)エアロゾル感染・空気感染による感染クラスターの発生に対応するため、多くの次亜塩素酸水取り扱い事業者から提供された「次亜塩素酸水空間噴霧の安全な使用実績」を検証され、より柔軟な対応に舵を切られたものと考えられます。厚生労働省として「(短時間で)消毒効果を有する薬剤の空間噴霧は推奨しない」という基本的な立場は変わらないが、感染クラスターを阻止するための対策として、安全性等が確認できている「(短時間での)消毒効果を有さない(安全な)濃度の次亜塩素酸水の空間噴霧」に関しては、製造者が提供するデータや実績をもとに使用者が判断して使用することは妨げないという、ある意味、画期的な判断であると言えます。この行政判断を感染クラスター阻止に生かすためにも、JSA-S1012:2022規格に準拠した商品の選定をお勧めします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月19日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第106話。夫のインフルエンザの症状も落ち着き、自宅へ戻った和田さん。そこで、義母から思わぬ話を聞かされてしまい、ブルーになってしまったそう。その内容とは……?インフルエンザの夫の看病に駆けつけてくれた義母でしたが、いろいろ用事があり、数日しか滞在できませんでした。感染リスクはまだあったものの、娘を連れて自宅アパートへ帰ることにしました。「ママならぬ日々」第106話 一難去ってまた一難。親と自分たちだけで簡素にやろうと思っていたお宮参りに、義祖母が来ると言い出しました。お祝いしていただくのはありがたいんですが、ものすごく主張の激しい人なので、とにかく周りが気をつかうのです。断ると大騒ぎになるので、受け入れるほかありません。楽しみにしていた気持ちは薄れ、不安を通り越して、もはやブルー……。 とはいえ、せっかくの娘のハレの日なので、なんとかよい1日にしようと、準備を始めたのでした。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年04月12日イラストレーター和田フミ江さんの「ママならぬ日々」第104話。旦那さんがインフルエンザになり、里帰りから戻ってわずか4日で、再び実家に戻ることになった和田さん。再会した母娘の間にビミョーな空気が流れ……。インフルエンザにかかった夫を義母に託して、私は娘と実家に避難することになりました。里帰りを終えてたったの4日しか経っていないというのに、Uターン。迎えてくれた母の反応は……。「ママならぬ日々」第104話 母は明らかにうれしそうでした(笑)。でもほんの4日前にしんみりとお別れをしたばかり。しかもうちの夫が苦しい思いをして、義母が世話をしてくれているのに、喜ぶわけにはいかない。そんないろいろな思いが混ざり合い、喜びを押し殺したような半笑いの表情で出迎えてくれました。夫が回復するまでの数日間、また実家で過ごすことになりました。監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年04月10日