ユニットコムは24日、「iiyama PC」ブランドからNVIDIA GeForce GTX 750を搭載したデスクトップPC「MN5010-i7-GTM」を発売した。価格は税込107,979円。NVIDIA GeForce GTX 750を搭載するデスクトップPC。CPUにIntel Core i7やメモリ8GBを搭載するなど、ミドルレンジクラスのPCとして動画やゲームなどを楽しむのに最適なモデルとなっている。「ゴールデンウィークセール」として、5月1日までは97,179円で販売される。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4790K(3.60GHz)、チップセットがIntel H81 Express、メモリがDDR3-1600 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 750(1GB)、光学ドライブはDVDスーパーマルチ、電源が350W 80PLUS BRONZE認証。OSはWindows 8.1 Update 64bit。主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×2、USB 2.0×4、DVI-D×1、D-Sub×1など。本体サイズはW175×D389×H363mm。
2015年04月24日●GeForce GTX 950Mを搭載した15.6型ミドルレンジノートマウスコンピューターの「m-Book K」シリーズは、第4世代インテルCore i3/i5/i7プロセッサを搭載したミドルレンジノートPCだ。NVIDIAのGeForce GTX 950Mを搭載することで、3Dゲームにおいても高い適性を備えている。15.6型というサイズに、予算に応じたCPUやストレージを搭載できる本シリーズは、最初の一台としても、買い換え用としても広く勧めやすいスタンダードなモデルといえるだろう。今回は「m-Book K」シリーズで最上位に位置する「MB-K630X-SSD」を借りられたので、詳しく見ていこう。なお「m-Book K」シリーズには、今回借りた大容量SSD搭載モデル「MB-K630X-SSD」だけでなく、8万円台(税別)から購入できる標準モデル「MB-K630E」や、Core i5とデュアルドライブ(SSD+HDD)を搭載した「MB-K630B-BK2」など、多数のラインナップが取りそろえられている。もし今回紹介するモデルが予算オーバーになるなら、ラインナップ中の別モデルも検討するといいだろう。○Core i7と512GB SSDで、ビジネスやマルチメディア用途を快適に!「MB-K630X-SSD」は、CPUに4コア8スレッドのインテルCore i7-4710MQを搭載したノートPCだ。動作クロックは2.5GHzとなり、ターボ・ブースト機能利用時には最大3.5GHzまでクロックが上昇する。そのコア数と動作クロックを活かせば、オフィス用途はもちろんのこと、動画編集や高解像度写真のレタッチといったマルチメディア編集でも高い性能を発揮してくれるだろう。メモリはDDR3L-1600となり、容量は16GB(8GB×2)。また「m-Book K」シリーズの最上位に位置する本モデルは、512GBという大容量のSSDを搭載している。ストレージがSSDのみという仕様のためか、動作時の体感速度はスペック以上に高く、その速度は本機がノートPCであることを忘れさせてくれる。実際に「CrystalDiskMark」でSSDの速度を見てみると、HDDとは比較にならない圧倒的な数値を確認できた。その速度を数値化すべく、Windowsの動作速度の指針となる「Windowsエクスペリエンス インデックス」のスコアを「WinSAT」を実行して調べたところ、結果は以下のようになった。CPU周りの性能が現れるプロセッサ/メモリ項目は共に8.2。そしてSSDが使用されたプライマリディスクの数値も8.2だ。いずれの値もハイエンドデスクトップ並みのスコアとなっており、ストレスのない体感速度を裏付けた形となる。またPCの総合的な性能を測る「PCMark8」においても、そのスコアは高い。ベンチマークが終了するまでの時間も30分強に収まっており、きびきびとした動きを実感することができた。なお、「Windowsエクスペリエンス インデックス」のグラフィックス2項目のスコアや「PCMark8」のCasual GamingのFPSが低めになっているのは、これら計測ではCPU内蔵グラフィックス機能であるインテル HD グラフィックス 4600が有効になっているためだ。○ゲームもバリバリ動く! NVIDIA GeForce GTX 950Mの底力「m-Book K」シリーズ、最大の特徴は、3Dグラフィックス機能として「NVIDIA GeForce GTX 950M」を搭載していることにある。3Dグラフィックス処理能力があまり求められないオフィス用途では、CPU内蔵グラフィックスであるインテル HD グラフィックス 4600が動作するが、GPGPU(CUDA)を利用したマルチメディア処理や、3Dゲームを動作させる際にはGeForce GTX 950Mが代わりに処理を受け持つ仕組み。2つのGPUを使い分けている理由は、省電力化。処理能力の高いGPUは消費電力も大きいため、通常はCPU内部だけで処理を済ませて消費電力を抑えているというわけだ。マウスコンピューターの通常ラインナップである「m-Book K」シリーズに属していることもあり、本機は決してゲーミングモデルではない。とはいえ、NVIDIA GeForce GTX 950Mを搭載しているということは、3Dゲームを十分に遊べるだけの性能を備えているはずだ。3D処理能力を総合的に計測する「3DMark」の中で、最も負荷の高い「Fire Strike」3種類を実際に試したところ、解像度さえ欲張らなければかなりのゲームが動きそうなことがわかった。また、拡張パック「蒼天のイシュガルド」やDirectX11版を前にして、話題沸騰中の「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」を試した結果は以下の通り。フルHDの最高設定において"快適"なスコアを達成することができた。よりGPUへの負荷の小さい「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」ではフルHDの最高品質でも10000近いスコアとなり、"とても快適"という評価となる。これならば、最新の3Dゲームでも解像度や設定を変えることで動作が可能なはずだ。最近は、「Steam」や「Origin」といったプラットフォームによって、過去のゲームを安価に購入できる機会が増えている。最新のゲームはまだまだデスクトップPCでしか遊べないが、2~3年前のゲームならば本機でも十分にプレイ可能。グラフィックスもまだまだ見劣りなどしない。セールで購入した「Steam」のゲームをプレイしないまま"積んで"しまっているユーザーは少なくないはず。ちょっとした外出先でもゲームを遊ぶことができる、本機のようなPCを所有していれば、そんな積みゲーを消化することもできそうだ。●ユーザーの手で拡張も? 底面カバーは簡単に取り外し可能○シンプルかつアクセスが容易な内部構造続いて「MB-K630X-SSD」本体のディテールに迫ろう。液晶ディスプレイは残念ながらタッチパネルには対応していないものの、解像度はフルHD(1920×1080)で、15.6型としては十分な解像度を備えている。また光沢のないノングレアタイプを採用しているので、目にも優しい。筐体カラーはメタリックなグレーとなっており、現代的な環境ならどんな場所でも違和感なくなじむ。材質はいずれも樹脂製で、外形寸法はW374mm×D252mm×H31.4mm(折り畳み時)、重量はバッテリー込みで約2.5Kgと平均的だ。あと一歩軽ければ持ち運びも楽になりそうだが、室内での移動なら問題ないだろう。さらに本機には、注目すべき長所があった。それはノートPCであるにもかかわらず、パーツの追加・交換が非常に簡単に行えるという点だ。本体底面のカバーはネジを2つ外すだけで開けることができ、SO-DIMM形状のメモリスロットやSATA端子などに容易にアクセスできる。特にmSATAは空きが1スロット存在しているため、格好の拡張スペースとなる。また内蔵されているDVDスーパーマルチドライブも、ネジを1つ外してスライドさせれば着脱可能なため、必要に応じて別のデバイスを取り付けることもできそうだ。知識のあるユーザーなら、工夫次第でCPUやGPUの換装にも挑戦できるだろう。なお、カバーを開けて内部パーツに触れる行為は、動作保証外となる。セキュリティシールなどは貼られていないが、試してみるのであれば、あくまで自己責任で行ってほしい。○両サイドをフルに使用し、多数の拡張ポートを実装本体背面にコネクタ類は存在せず、インタフェースは左右側面に集中している。左側面は、電源コネクタ、VGA端子、ギガビットLAN端子、e-SATA/USB兼用端子、HDMI端子、USB 3.0×1という構成。ノートPCとしては珍しいe-SATAを利用すれば、外部ストレージの速度を活かすことができそうだ。また、HDMI端子を利用して、ゲームを大画面テレビで遊ぶのも楽しいだろう。右側面には、ケンジントンポート、USB 3.0×1、USB 2.0×1、ヘッドフォン出力、マイク入力が搭載されている。USB端子が左右に搭載されているため、設置環境を選ばずにデバイスを接続できるだろう。また、一度ひっくり返さないと気付きにくいポイントだが、本体左手前のLEDインジケータの下部にはSD/MMC/MSカードリーダーが用意されており、デジカメ写真の取り込み時などに活躍してくれる。キーボードにはアイソレーションタイプを採用しているため、キーのすき間にホコリが詰まってしまうことはまずない。テンキーを搭載しているため、表計算ソフトなどで数値を連続入力する際にも素早く対応できる。キー配置はカーソルキー周辺を除くと一般的で、誤入力の心配は少ないだろう。キーを強めに叩くと若干共振音が混じるが、これは筐体がモジュール化されており、内部空間が大きいためかもしれない。また付属のユーティリティソフトから、マクロキーの設定を行ったり、ゲームプレイ時には左ウィンドウズキーを無効化したりすることもできる。電源ボタンはキーボード右上に配置されており、電源投入時には青色のLEDが輝く。スピーカーは底面部手前に内蔵されており、なかなか高品質な出力が行える。「Sound Blaster CINEMA2」がプリインストール済みで、音声出力の疑似サラウンド化が可能だ。○ビジネスからゲームまであらゆる状況に対応できる、拡張性の高い一台「MB-K630X-SSD」は、15.6型というスタンダードなサイズに、Core i7、16GBメモリ、GeForce GTX 950M、そして512GBのSSDを搭載したスキのないミドルレンジノートPCだ。液晶ディスプレイも高解像度な1920×1080を採用しており、2015年前半において、価格と性能のバランスが絶妙な構成となっている。ビジネスからゲームまであらゆる状況に対応できる本機は、どんなユーザーが購入しても後悔することはないだろう。なお「m-Book K」シリーズでは、Windows 7 Home Premium搭載モデルを展開している点も魅力だろう。それだけでなく、後々Windows 8.1の導入を検討しているユーザー向けに、BTOでWindows 8.1ダウングレード権を用いてWindows 7 Professionalをプリインストールした構成も注文可能。このWindows 8.1ダウングレードを選択すれば、ユーザーが好きなタイミングでWindows 7からWindows 8.1へアップグレードできる。Windows 10(無料アップグレードが可能)が発表された今なら、追加投資なしで3つのOSが利用できることになる。現段階でのバランスに優れた性能、拡張も可能な筐体、そしてOSアップグレードも行える将来性を兼ね備えた「m-Book K」シリーズならば、長い期間に渡ってメインPCとして現役を維持できそうだ。※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。○標準スペック上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。価格・構成については、2015/4/7(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
2015年04月09日電子レンジの主な利用方法と言えば、冷めたものをチンして温めることだろう。だがそれだけではない。切手をはがしたりなど、スイスアーミーナイフ並みの万能な活躍をすることも可能なのだ。ここでは知っておくと便利な電子レンジの使い方を見ていくことにしよう。※電子レンジでチンする時間はアメリカの電子レンジでの時間なので、若干長めにチンするとよいだろう。○1. レモンやライムからたっぷり果汁を搾り取る。20~40秒間(ワット数による)電子レンジにかけると、果汁がしぼりやすくなり超ジューシーになる。○2. 手早くガーリックの皮をむく。ひとかたまりを強で15~25秒ほど電子レンジにかけると、簡単に皮がむける。○3. 古いパサパサのパンを再びしっとりさせる。ぬらしたキッチンペーパーでパンを包み、10~20秒電子レンジにかける。好みのしっとり感が出るまでこれを繰り返す。○4. ポテトチップスを再びパリパリにする。キッチンペーパーの上にチップスを置いて、少しだけ電子レンジにかける。ペーパーが湿気を吸い取り、またチップスがまたパリパリになる。○5. 塊になった砂糖を戻す砂糖の入った容器にぬらしたキッチンペーパーを入れてふたを閉め、容器ごと20~30秒電子レンジにかけると塊がなくなる。○6. 電子レンジの庫内をきれいにする。水にホワイトビネガー(醸造酢)を少し入れたボウルを5分電子レンジにかける。蒸気が出るので、そのあと拭きとればどんな食品のにおいも消える。きれいにするだけなら、ホワイトビネガー(醸造酢)がなくても、ぬらしたペーパータオルを丸めて、5分電子レンジにかける。庫内で蒸気があがり、ペーパーが冷えたらそれを使って拭くと簡単に汚れがとれる。○7. その容器が電子レンジで使えるかどうかを試すその容器が電子レンジ対応かどうかをみるためには、電子レンジOKのカップに冷たい水をいっぱいに入れて、それを試したい容器や皿の上に乗せて1分間レンジで温める。水が温められ、容器や皿が冷たければOK。容器や皿が温かくて水が冷たい場合は、それは電子レンジ用ではないということだ。○8. 果物の皮を簡単にむくモモやトマトの皮を簡単にむくには、30秒電子レンジにかければいい。皮をむく前に約2分待つこと。○9. 切手を簡単にはがす切手の上に数滴の水滴をたらし、20~30秒電子レンジにかけると、簡単にはがすことができる。○10. タマネギを切っても涙が出ないようにする。刻む前に両端をカットして、30秒ほど電子レンジにかけると、泣かなくて済む。○11. 結晶化したハチミツを元の状態に戻す。ふたをとって、中で2分間電子レンジにかけると、結晶化したハチミツがさらさらになる。○12. マメ類を短時間でふやかす。ヒラマメなどはひと晩つけてから調理しなくてはいけないのに、うっかり忘れてしまうことがある。でも電子レンジがあれば大丈夫。少量のベーキングソーダ(重曹)を溶かした水にマメを入れ、10分間強で電子レンジにかけて、40分放置する。1時間もかからずにひと晩つけたのと同じ状態になる。○13. ポーチドエッグの作り方電子レンジ対応のボウルに熱湯を入れ、ホワイトビネガー(醸造酢)を加えて卵を割り入れる。ようじで黄身にそっと穴をあけ、ボウルにラップをして電子レンジで30秒。卵をひっくり返してさらに20秒加熱するとできあがり!○14. 甘くなるトウモロコシの作り方トウモロコシを皮つきのまま電子レンジにいれて数分加熱すると、簡単に皮がとれて、コーンが甘くなる。○15. 3分でできるスクランブルエッグ朝、手早く朝食を作りたいとき、卵、ミルク、チーズをボウルに入れて塩こしょうし、電子レンジでまず45~60秒。かきまぜたらまた45~60秒チンして完成。○16. パルメザンチーズボールパルメザンチーズをクッキングシートの上にピザのように円形に広げ、こんがりと色づくまで電子レンジにかける。それをひっくり返したボウルの上にかぶせ、もうひとつのボウルを逆さにしてチーズの上からかぶせてしばらく待つ。ふたつの逆さボウルの間でチーズがプレスされてボウルの形に成形される。そこにサラダなどを飾りつけると、ほら、おしゃれに。○17. ポテトチップスを作るポテトをできるだけ薄くスライスし、皿に並べる。電子レンジで3分加熱し、ひっくり返してさらに弱めで加熱すると、カリっとヘルシーなポテトチップスが!○18. 簡単ブラウニーの作り方砂糖、シナモン、ココア、塩、小麦粉、バニラエッセンス、油(もしくはバター)、水をコーヒーマグに入れ、ダマがなくなるまで混ぜ合わせる。電子レンジで2分でOK。カラパイアブログ「カラパイア」では、地球上に存在するもの、地球外に存在するかもしれないものの生態を、「みんなみんな生きているんだともだちなんだ」目線で観察している。この世の森羅万象、全てがネイチャーのなすがままに、運命で定められた自然淘汰のその日まで、毎日どこかで繰り広げられている、人間を含めたいろんな生物の所業、地球上に起きていること、宇宙で起きていることなどを、動画や画像、ニュースやネタを通して紹介している。
2015年03月31日魚は食べたいけれど調理が面倒。下処理のいらない切り身の魚でも、お肉と比べて値段が高めでボリュームも出ないし…と敬遠しがちです。そんなときに試したいのが「レンジ蒸し」です。今回は、春が旬のさわらを使ったレシピをご紹介。たっぷりの野菜と一緒にレンジで蒸すだけ。ボリュームが出るので、しっかりメインのおかずになります。梅ごまダレでこくと旨みをプラスしていただきましょう。それでは、さっそくレシピです。●野菜たっぷり・さわらの梅ごまレンジ蒸し(1人分)<材料>さわら…1切れ塩…少々酒…大さじ1A梅肉…小さじ2Aすりごま(白)…小さじ2A醤油…小さじ1Aみりん…大さじ1キャベツ…大きめの葉2枚(約150g)スナップえんどう…3個<作り方>1)さわらに塩をふり、5分ほどおいてペーパーで水気をふきとる。2)キャベツはひと口大にざく切りにする。スナップエンドウは筋をとる。Aを混ぜ合わせておく。3)クッキングシートを大きめに広げ、キャベツ、さわらをのせ、酒をまわしかける。Aをさわらに塗り広げ、スナップエンドウをのせる。4)クッキングシートの角と角をあわせ折り込み、両端をキャンディのようにしてしっかりと包む。5)電子レンジ600Wで4分加熱する。蒸気に注意して包みをあけ、好みでスナップエンドウを手でさいて飾る。野菜は春キャベツ、スナップエンドウのほか、チンゲンサイ、アスパラ、菜の花などお好みのものでかまいません。加熱時間が同じになるように大きめに切るなど、気をつけていただくといいと思います。もちろん、2人分同時に作りたい場合は、同様に包みをもう1つ作っていただいてもいいですし、耐熱皿に大きくキャベツを広げ、さわら、たれをのせて用意し、ふんわりとラップをするだけでも作れます。2人分の場合は電子レンジ600Wで7分加熱し、1~2分ほどそのまま蒸らしてください。
2015年03月29日Analog Devices(ADI)は、複素IFトランスミッタ向けに100MHzから300MHzの帯域で業界最高クラスのダイナミックレンジ性能を提供するクワッドチャンネル2.4GSPS 16ビットD/Aコンバータ(DAC)「AD9154」を製品化したと発表した。同製品は、同一カテゴリ製品内において、オンチップPLLと8レーンのJESD204Bインタフェースを搭載した唯一のデバイスだと同社では説明しており、これにより設計者はワイヤレス・マクロセル基地局、ポイント・ツー・ポイント・マイクロ波無線、軍用無線や無線の試験装置などのアプリケーションで必要なマルチキャリアGSMやLTEトランスミッタ(送信回路)を単一のデバイスで実現することができるようになるという。また、複素デジタル変調器、入力信号のパワー検出、ゲイン、位相、オフセット補償といった、複素IF(中間周波数)送信アプリケーション向けに構成されたさまざまな機能も内蔵しているという。I/Qデジタル信号ペアをアップコンバートする設計となっており、生成された複素IF信号は、オンチップのD/Aコンバータコアに入力されるほか、複数のインターポーレーションフィルタのモードを持っており、デジタル信号のサンプリングレートをNyquist周波数まで上げることで、D/Aコンバータ出力後段のフィルタをよりシンプルに、かつ低コストにすることができるとする。また、直交変調器アップコンバータに対するデジタル信号補正機能も内蔵し、RF(無線周波数)のローカル発振器フィードスルーや不要なサイドバンドを相殺することも可能だという。なお、同製品はすでに提供を開始しており、1000個受注時の単価は80.00ドル(米国における販売価格)となっている。
2015年03月26日パナソニックは3月17日、「サイクロンウェーブ加熱」で冷凍肉などをムラなく解凍できるスチームオーブンレンジ「3つ星ビストロ NE-BS1200」を発表した。発売は6月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別170,000円前後だ。NE-BS1200は、新形状の3Dアンテナによって、マイクロ波をらせん状に放射する「サイクロンウェーブ加熱」を採用したスチームオーブンレンジ。従来のマイクロ波では食品の周囲から解凍されやすく、温度ムラが大きくなりがちだったが、サイクロンウェーブ加熱ではマイクロ波が食品中央付近から周囲へ広範囲に行き渡るため、解凍ムラを抑えられる。さらに、独自の「64眼スピードセンサー」によって、温度だけでなく、食品の大きさや分量、種類も判別し、状況に応じて自動で解凍を制御する。これらにより、ムラを抑えながら冷凍肉などを解凍できる「芯までほぐせる解凍」を実現した。また、発酵・予熱をせず10分でピザやパンを焼き上げる「かんたんピザ・パン」メニューを新たに搭載。高火力な光ヒーターと、サイクロンウェーブ加熱によるマイクロ波の自動制御によってグリル皿を集中的に加熱するメニューだ。そのほか、カラータッチ液晶に材料や作り方などを画像とともに表示する「みんなの料理教室」機能を持つ。みんなの料理教室には、子どもと一緒に楽しめるデコレーションメニューが多い「キッズ」や、手軽な準備で作れて食べごたえのあるメニューが多い「男前」など3コース18メニューを掲載している。外形寸法はW494×D435×H390mm、庫内寸法はW394×D309×H225mm、庫内容量は約30L。重量は約20kg。消費電力はレンジ使用時で1.38kW。スチームヒーターの出力は1.0kW、グリル/オーブンの消費電力・ヒーター出力は1.38kW・1.35kW/1.40kW・1.38kW、オーブンは80~300℃で温度調節が可能だ(300℃運転時間は最大5分、自動で230℃に切り替わる)。発酵モードは30~45℃で温度を調節できる。本体カラーはルージュブラックとホワイトの2色。
2015年03月17日キーサイト・テクノロジーは3月10日、購入済みのMXE EMIレシーバを周波数レンジ44GHzまで拡張可能なアップグレードオプションを発表した。これにより、MXE EMIレシーバのユーザーは、最新の測定器を引き続き使用できる。今回の周波数アップグレードにより、既に購入済みのMXE EMIレシーバの最大周波数を8.4、26.5、44GHzに拡張。アップグレード価格には、インストール作業と校正のほか、1年間の保証期間も含まれる。EMIコンプライアンステストが必要なユーザーにとっては、既存のオプション、アプリケーション、シリアル番号を保持できるアップグレードであり、買い替えと比較し手間もかからず割安に適切な周波数を利用できる。周波数レンジ拡張は、同社サービスセンターにてアップグレード作業を行う。この機会に、資産の使用率向上に役立つ機能や測定アプリケーションをインストールすることも可能。例えば、テスト時間の短縮が可能なタイム・ドメイン・スキャン測定オプション(信号リストの作成に便利なFFTベースの周波数スキャン機能)の追加や、測定器プラットフォームの機能拡張としてWindows 7オペレーティングシステムへのアップグレード/外部信号源制御機能の追加できる。販売開始3月10日から販売を開始しており、税抜き参考価格は、3.6GHzから8.6GHzへの周波数アップグレードで約380万円から。
2015年03月12日●GeForce GTX 960はOCモデルが中心NVIDIAのミドルレンジGPU「GeForce GTX 960」は、実売3万円前後の価格の製品だが、MMORPGやMOBAをはじめ、ほとんどのFPSタイトルもフルHD & 最高画質でそこそこ遊べるとあって、注目が集まっている。各社からオーバークロック仕様のグラフィックスカードがリリースされている中、とりわけ高いオーバークロック設定を施しているのがZotacの「GeForce GTX 960 AMP Edition」だ。○最高クロッククラスのGeForce GTX 960カードZotacのGeForce GTX 960カードには、AMP Editionのほか「Zotac GeForce GTX 960」の2モデルをラインナップする。違いはGPUクロックで、無印のZotac GeForce GTX 960も、オーバークロック仕様であり、GPUコアクロックを1,177MHzに、ブーストクロックを1,240MHzに設定している。AMP Editionはそこからさらにオーバークロックした上位モデルという位置付けだ。AMP Editionでは、GPUコアクロックを1,266MHzに、ブーストクロックを1,329MHzに設定しており、高いパフォーマンスが期待できる。さて、Zotac GeForce GTX 960 AMP Editionカードを写真とともに見ていこう。まず、クーラーには専用設計の「IceStorm」を採用している。ヒートシンクに2本のヒートパイプを通し、デュアルファンで冷却する構造で、背面にも放熱板を加えて基板の両面から放熱を行っている。特に放熱板に関しては、無印のZotac GeForce GTX 960には搭載されておらず、AMP Editionだけの機能になる。また、今回は「METAL GEAR SOLID V」ゲームクーポン付属モデルということで、放熱板にはMETAL GEAR SOLID Vのイラストがプリントされていた。通常、放熱板を搭載するカードでもせいぜいメーカーロゴ程度しかプリントされていないので、その点でも目立つ。GeForce GTX 960では、多くのメーカーが低負荷時にファンの動作を止める"ファン停止機能"を搭載してきたことが話題だ。Zotacの製品も例外に漏れず、同様の機能「FREEZE」テクノロジを搭載している。FREEZEテクノロジでは、まず電源供給をリアルタイムでモニタリングする「Power+」と温度センサーを利用し、ファン停止の条件を「59度以下、または消費電力が13Wを下回った場合」と設定している。ディスプレイ出力端子は、DisplayPort、HDMI、DVI-D、DVI-Iの4系統で、4画面出力や、ゲーミング液晶のG-SYNCをサポートする。端子数として見ると、他社製品と比べると少ない部類に入るが、アッパーミドルGPUというGeForce GTX 960の性格を考慮すれば十分だろう。マルチディスプレイを活用したい場合は、各端子に合わせて液晶ディスプレイ側の接続インターフェースを選ぶとよい。例えばDisplayPortやHDMIしか使いたくないという場合には、本製品は変換ケーブルを併用するか、候補から外れることになるだろう。カードのサイズは、厚みが2スロット分で、長さが208mmとされている。厚みに関しては完全に2スロットサイズに収まっているため、例えばマイクロATXマザーボードと組み合わせた場合、AMP Editionを2枚用いた2-way SLIが構成可能だ。高さ方向もフルハイトを大きくはみ出すことはないため、ケースのサイドファンなどとの干渉も少ない。オーバークロックモデルではあるが、補助電源コネクタはリファレンススペックに準じた6ピン×1基。計算上150Wまで供給できるので、動作自体には問題が無いだろう。ガッツリとしたオーバークロックになると、マージンが少ないことになるが、空冷の範囲で可能な、そこそこレベルのオーバークロックであればカバーできるだろう。オーバークロックユーティリティとしては「FIRESTORM」が付属する。この種のオーバークロックツールが備える機能はひと通り備えており、かつシンプルにまとめられている。最も簡単なオーバークロックは、右側パネルの下にある、「2D」「3D」「3D+」とあるボタンによるプリセットの適用だ。モードを選んでApplyボタンを押せばすぐに適用される。なお「2D」は低消費電力設定を想像されるかもしれないが、これもオーバークロック設定だ。詳細なオーバークロックを求める場合は、右のパネルの上にあるAdvancedモードを指定することで、画面下に各項目の設定画面が現れる。●高負荷タイトルでもフルHD、最高画質で30fpsを余裕で超える○高負荷タイトルでもフルHD、最高画質で30fpsを余裕で超えるでは、パフォーマンスを見てみたいところだが、その前に今回のテスト環境は以下の通り。3DMarkのスコアは、Ice Storm、Cloud Gateは十分な値であり、Fire Strikeは7000ポイント目前だ。FIRESTORMでオーバークロックすると7000ポイントを超えてくる。ハイエンドGPUのGeForce GTX 980と比較するとFire Strikeで4500ポイントほど(スコアは11500ポイント前後)開きがあるが、アッパーミドルGPUでこれだけ出れば十分と言える。ハイエンドGPUの目指すところはWQHD(2560×1440ドット)などフルHD超における最高画質、60fps超という世界なので、求めるところも価格帯も異なる。アッパーミドルクラスとなると、手頃な価格で重いFPSタイトルをフルHD、最高画質で30~60fps程度が目安となる。ではZotac GeForce GTX 960 AMP EditionがFPSタイトルでどのくらいのフレームレートを出すのだろうかを確認しよう。検証に用いたのは現在でも比較的重いFPSタイトルであるバトルフィールド4だ。用いたシーンはキャンペーンのミッション6「TASHGAR」の冒頭シーン。自動進行するシーンで1分間のフレームレートをFrapsから計測した。フルHDでの計測結果は最高画質で49.572fps、高画質で77.692fps、中画質で110.306fpsだった。最高画質では60fpsを超えていないが、30fps以上で安定しているため、プレイ自体はそれなりに快適だ。オーバークロックでは最高画質で2fps程度向上している。快適度もちょっぴり向上といったところだが、60fpsを満たすにはまだ遠い。60fpsをどうしても満たしたいのであれば、画質設定をひとつ落として楽しむのがよいだろう。あるいは、もう少し軽量なタイトルであれば、60fpsを最高画質で楽しめるものもある。一方、軽量タイトルの例として、FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編のスコアも紹介しよう。こちらはフルHD、最高品質設定で88.707fpsだった。こちらは30fpsで十分なタイトルに対し60fpsを大幅に上回るため、かなり快適だ。そこで、有り余るパワーをNVIDIA「DSR」に利用し画質を向上させることも有望な選択肢となってくる。DSRはディスプレイパネルの限界を超える解像度で一度レンダリングし、これをディスプレイパネルの最大解像度までダウンサンプリングする仕組みだ。より高い解像度でレンダリングすれば、細部がより正確に描かれる。それを基にダウンサンプリングすれば、通常の解像度でかすれてしまうような細部が、しっかりと描写できるというのがNVIDIAの主張だ。画質に関しては、正確に同じシーンをキャプチャすることが難しいので、可能であれば実機、あるいは店頭で確認してほしい。ここでは、DSRを有効化する手順と、DSRを適用した際のパフォーマンスとのトレードオフ具合について説明したい。●DSRによる高精細な描写とパフォーマンスの関係を確かめる○DSRによる高精細な描写とパフォーマンスの関係を確かめるDSRは、まずデスクトップを右クリックしてNVIDIAコントロールパネルを呼び出し、「3D設定の管理内」のグローバル設定にある「DSR」を開き、ディスプレイのネイティブ画素数に対し何倍までを利用するか(係数)、チェックを付けて有効化する。ディスプレイの最大解像度が1,920×1,080ドット(2,073,600ピクセル)であれば、4倍で4K(3,840×2,160ドット:8,294,400ピクセル)となる。複数のチェックが可能なので、まずは適当にチェックした後、ベンチマークソフトなどでフレームレートを確認しながら、係数を設定していけばよいだろう。ゲームからDSRを指定する方法は、単純にDSRによる仮想解像度を選べばよい。DSRを有効にした段階で、ゲーム内の解像度設定に、指定した係数に対応する解像度が追加されている。そのため、例えば最大解像度が1,920×1,080ドットの「On-Lap 1303H」でも、4倍を指定して3,840×2,160ドットのベンチマークプリセットを動かすことが可能になる。今回のベンチマーク環境で試した結果、FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編の場合、係数が3倍となる3,325×1,871ドットまでは「快適」という評価で、その際のフレームレートが32.275fpsだった。また、グラフを見ていただくと分かるとおり、およそピクセル数ぶんフレームレートが落ちる計算で、係数が2倍ならフレームレートは1/2、4倍ならば1/4あたりに落ち着く。この計算式が、DSRの利用を検討する際の目安になるだろう。○ファン停止機能の挙動を調べてみた最後にファン停止機能について、もう少し調べてみよう。ファン停止機能は、基本的にGPU温度と消費電力で動作状態が決まるものとして、公式のしきい値が示されているが、これを確認してみたい。まずは検証時の挙動を紹介しておこう。アイドル時は基本的にファンは止まった状態だ。テキストエディタでの作業やウェブブラウジングといった用途でも、ファンは停止したままだった。そして3Dベンチマークを起動すると、GPU温度が上昇し、ファンが回転し始めた。では、GPU-Zのログ機能を用いてベンチマーク中の挙動を数値で確認したのが下のグラフだ。例えばベンチマーク開始時のように、まだそこまでGPU温度が上昇していないにもかかわらず、予冷のようなファン回転数の上昇も確認できる。GPU側の消費電力を性格に測定することが難しいため、断定が難しいが、消費電力に対してGPU温度よりも優先的に回転数制御が行われているのかもしれない。また、今回作成したグラフでは、室温が低く(20度)、ケースファン(120mm角×1)を用いて十分に冷却した状態と、室温が高く(27度)ケースファンを停止させた冷却不足の状態との比較も行ってみた。そもそも冷却不足の場合はアイドル時からGPU温度が高いわけだが、その後の高負荷時でも、GPU温度、ファン回転数ともに十分に冷却できている際よりも高温、高回転であることが分かる。時間軸で見ると、ファン停止までの時間にも大きな差が出ているので、ここも快適度のポイントになるだろう。ケースファンを減らせばアイドル時の動作音が抑えられる一方、高負荷時はGPUファンの回転数が高まり、ファン停止までの時間も延びることになる。大口径ファンや、ファン自体の数を増やすなど、アイドル時、高負荷時の動作音をバランスよく、スイートスポットを探すことが快適度向上には重要と言えるだろう。○PCゲーマーデビューに最適な1枚。ここまで、GeForce GTX 960を搭載するZotac GeForce GTX 960 AMP Editionを用いて、パフォーマンスと高画質化機能、そしてファン停止機能の挙動を調べてみた。繰り返しになるが、GeForce GTX 960自体、ガッツリとFPSゲームにハマっている方向けという性格ではないが、主にMMORPGやMOBA(Multiplayer online battle arena)を、時にFPSタイトルを遊びたいようなカジュアルなゲーマー向けと言える。その中でも、FPSタイトルではやや若干不足気味なパフォーマンスを、オーバークロックで補うという性格の本製品は、同じGeForce GTX 960カードのなかでも、ちょっぴり快適なカードと言える。特にFIRESTORMを用いた簡単オーバークロックでも、数fpsの向上が見られたので、プレイ中に「ちょっと重い」と感じた際はこれを試してみるのもよいだろう。合わせて、今回計測したファン停止機能の挙動や、高画質化機能有効時のパフォーマンスのデータを参考に、自分の手で作り上げるゲーミングPCのチューニングにチャレンジしてほしい。
2015年03月06日ライカカメラジャパンは27日、レンジファインダー式のデジタルカメラ「ライカM-P」の特別限定モデルとして、「ライカM-P "CORRESPONDENT" By Lenny Kravitz」を発表した。ライカストアやライカブティックにて、3月から発売する予定(価格は未定、世界限定125セット)。今回の特別限定モデルは、ロックミュージシャンやデザイナー、俳優として活躍するレニー・クラヴィッツ氏とのコラボレーションモデル。フルサイズセンサー搭載のレンジファインダー式デジタルカメラ「ライカM-P (Typ240)」をベースにしている。ボディには、高級感を醸し出すブラック、かつ高い耐摩耗性を持つ最高品質の蛇革をまとい、クラシックな装いに仕上げた。同じ素材のレザーストラップとリストストラップ、職人の手作りによる「Made in Germany」のカスタムメイドケースがセットになっている。さらに特別仕様のレンズとして、「ライカ ズミクロンM f2/35 mm ASPH.」、「ライカ ズミルックスM f1.4/50 mm ASPH.」の2種類をセットにした。ライカM-Pの主な仕様は、マウントがライカMマウント、撮像素子が有効2,400万画素・フルサイズのLEICA MAX 24 MP CMOSイメージセンサー、対応感度がISO200~ISO6400/拡張ISO100、シャッタースピードが60~1/4,000秒。光学ファインダーは大型ブライトフレームファインダー(パララックス自動補正機能付き)で、倍率は0.68倍。背面の液晶モニターは3型・92万ドット表示。記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード、バッテリー容量は1800mAh。本体サイズは約W139×D42×H80mm、重量は約680g
2015年02月28日日本AMDは20日、デスクトップ向けAPUの新モデルとして、ミドルレンジモデルの「AMD A8-7650K」を発表した。即日販売を開始し、希望小売価格は税別12,980円。「AMD A8-7650K」は4コアのCPUと6コアのGPUを統合したAPU。GPUはGCN(Graphics Core Next)アーキテクチャをベースとした「AMD Radeon R7シリーズ」を採用する。AMD独自のグラフィックスAPI「Mantle」のサポートやオーディオ技術「True Audio」を搭載する。また、ストリーミング動画に関するトラフィックの優先度を上げる「Quick Stream」、動画内の手振れを修正する「Steady Video」といった機能も備える。主な仕様は、CPUコアが4、CPUのベースクロックが3.3GHz、ブーストクロックが3.8GHz、L2キャッシュは4MB、GPUコアが6コア、GPUクロックは720MHz、統合グラフィックスはRadeon R7 Graphics、TDP95W、対応メモリはDDR3-2133。対応プラットフォームはFM2+。
2015年02月20日●第2世代Maxwellのミドルレンジモデル「GeForce GTX 960」を搭載GeForce GTX 980で優れたワットパフォーマンスを見せたNVIDIAの第2世代"Maxwell"。しかし、いかに優秀なGPUとはいえ、少なくとも7万円近い金額をグラフィックスカードに払うユーザーは限られており、ミドルレンジモデルの登場が待たれていた。そして1月、満を持して発売されたのが「GeForce GTX 960」だ。その第2世代Maxwell「GeForce GTX 960」を搭載したPCが、さっそくマウスコンピューターからも登場した。今回はその「MDV-GZ7550X」を紹介しよう。マウスコンピューターのラインナップでもメインストリームに位置する本機は、CPUに"Haswell Refresh"ことインテルCore i7-4790を搭載し、標準構成のストレージをHDDとしたコストパフォーマンスを重視したモデルとなる。ミドルレンジとして、まさにGeForce GTX 960との組み合わせを想定した製品だ。2~3万円台前半の新たなメインストリーム向けGPUの実力は、どのようなものだろうか。グラフィックスカードの性能を中心に見てみよう。○リファレンス同等の動作クロックとクーラーを採用したGeForce GTX 960「MDV-GZ7550X」に搭載されているGeForce GTX 960は、GPUクーラーにリファレンス仕様と思われる外排気型の形状のものが取り付けられている。メーカーはMSIとなり、側面のロゴマークもグリーンの「GEFORCE GTX」ではなく、ホワイトの「msi GTX 960」だ。グラフィックスカードの全長は長く見えるが、裏側から見ると基板自体は短く、クーラーの一部が基板より外側に達していることがわかる。このGeForce GTX 960のポイントは、6pinのPCI-Express用補助電源1系統のみで動作する点にある。動作に必要な電源容量が減るのはもちろんのこと、低消費電力によって発熱量が下がれば、それだけいろいろなケースに搭載しやすくなる。また、5系統もの映像出力端子を搭載している点にも注目したい。ただし、現在主流となっているDVI、HDMIはそれぞれ1系統のみ。残りの3系統はDisplayPortとなる。マルチディスプレイ環境を考えているのであれば、DisplayPortを搭載したディスプレイを優先したほうが自由度が上がるだろう。○3DMarkでグラフィックス処理能力と消費電力を測るそれでは、各種ベンチマークテストにてGeForce GTX 960を搭載した「MDV-GZ7550X」の実力を探っていこう。まずはFuturemarkの定番ベンチマーク「3DMark」だ。3Dゲーム向けのFire Strikeを、ノーマルバージョンからUltraまで順番に試した。結果は以下の通り、前世代のワンランク上のモデルであるGeForce GTX 770と互角に渡り合えるスコアを見せてくれた。Fire Strike ExtremeおよびUltraではさすがに厳しいが、まずはミドルレンジモデルとしての実力を確認できた。注目の消費電力はといえば、こちらは期待以上の結果だ。搭載すれば"ゲーミングモデル"を名乗ってもいいであろう性能を備えながらも、消費電力は最高でもわずか206W。この結果ならば電源容量が少なくても動作するし、GPUの発熱も当然低いはずだ。消費電力やGPUの発熱を重視するゲーマーにとっては、貴重なGPUとなるだろう。○有名RPGのベンチマークテストでGPUの実力をチェックここからはゲームのベンチマークテストを試していこう。まずは、今冬話題の本格RPG「Dragon Age: Inquisition」のベンチマークテストだ。最新タイトルだけに、高い負荷が予想される。今回は1280×720、1920×1080、2560×1440、それぞれの解像度で中品質、高品質、最高品質をテストした。結果としては、グラフィックス設定を上げると少々厳しい結果となった。上位モデルと違い、ビデオメモリは2GBでバス幅も狭いため、高解像度やテクスチャ容量が増えると対応できる範囲からあふれてしまう印象だ。ただし中品質設定なら2560×1440でも平均60FPS以上を出しており、現実的な環境と設定で楽しむならば、かなりの潜在能力を秘めていることがわかる。続いて、アクションRPG「Middle-Earth: Shadow of Mordor」(シャドウ・オブ・モルドール)のベンチマークを動かしてみよう。こちらは設定を上げるに従って、ビデオメモリがどんどん必要になっていくタイトルだが、1920×1080のVeryHighで動作させても平均FPSは60を超えることができた。解像度を欲張らなければ、きびきびと動いてくれるのがGeForce GTX 960だ。国産タイトルも試してみることにしよう。今回は「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」および「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」を試すことにした。「ドラゴンクエストX」はCPU内蔵グラフィックスでも十分遊べるタイトルではあるが、念のため違いを確認しておきたい。「ファイナルファンタジーXIV」では1920×1080まで"非常に快適"という結果が得られた。残念ながら2560×1440では評価が落ちてしまったが、それでも"とても快適"で遊ぶぶんには余裕だろう。「ドラゴンクエストX」はフルHDまでのテストだが、余裕で"すごく快適"なスコアを実現できた。●定評のある艶消しブラックケースを採用した「MDV-GZ7550X」○かゆい所に手が届く親切設計のベーシックミドルタワー今回紹介している「MDV-GZ7550X」は、マウスコンピューターのミドルレンジに位置するデスクトップPCだ。艶消しブラックのフロントパネルに、クールで視認しやすいLEDを搭載したオリジナルケースは評判が高い。フロントパネルの吸気口は左右と下部に設けられているが、標準ではファンが取り付けられていない。ファンを追加した場合でも、風切り音を押さえた運用ができそうだ。電源ユニットはボトム配置を採用しており、ケースの重心を安定させて倒れにくくしてくれるほか、CPUやグラフィックスカードからの熱によって、電源が劣化してしまうのを防いでくれるだろう。左側面のパネルには通気用のエアホールが設けられている。ちょうどグラフィックスカードの位置となり、うっすらと「msi GTX 960」のロゴが見える。なお右側面パネルを開けると、CPUクーラー脱着を簡便にしてくれるメンテナンスホールも確認できる。自己責任とはなるが、CPUやCPUファンを交換したいときに便利だろう。フロントパネルを詳しく見ていくと、電源ボタンは前面ではなく天面に配置されていることがわかる。ミドルタワー型PCは机の下に設置されることが多いため、こちらのほうが押しやすいという配慮だろう。前面インタフェースは中央部にまとめられており、マイク入力、ヘッドフォン出力、USB 3.0×2のほか、microSDを直接挿入できるマルチカードリーダーを最初から搭載。別途カードリーダーを設置しなくても、すっきりとした外観のままFlashメモリが読み書きできる。電源およびアクセスランプもこの位置だ。青と紫のLEDが一段低く目に入りにくい位置で光るため、わかりやすく目障りにもならない。背面のI/Oパネルの構成は、USB 2.0×2、USB 3.0×4、PS/2ポート、Realtek製のコントローラを採用したギガビットLAN端子、HDオーディオと必要な端子を取りそろえている。CPU内蔵グラフィックス用の映像出力用端子もDVI-D、VGA、DisplayPortと3系統用意されているが、グラフィックスカードを標準搭載しており使用しないため、間違って接続しないようプラスチック製のカバーが取り付けられている。グラフィックスカードのDVI端子以外にもカバーが取り付けられているが、こちらは使用可能。HDMIやDisplayPortを使用する際は、赤いカバーを外してケーブルを接続しよう、○電源は500W、80PLUS SILVER認証がうれしい続いて内部を確認しよう。マザーボードはMSI製となっており、型番は「Z97-S01」。Webページには記載のないモデルで、おそらくはBTOメーカーに供給される専用モデルだろう。インテルのチップセット「Z97 Express」を採用しており、拡張スロットの構成はPCI-Express×16が2基、×1が4基となっており、ボード上は非常にすっきりとしている。またM.2スロットも確認できるため、BTOカスタマイズで「PLEXTOR M6e M.2 SSD」などを選べば、SATA接続のSSDを大きく超えるアクセス速度が実現できる。ストレージはHDD 1台のシンプルな構成。3.5インチケージは、ワンタッチHDDホルダによる脱着式となっており、ドライバなどの工具を使わなくても作業ができる。ストレージを追加したいときも、簡単に取り付けられるだろう。電源は自社製品からOEMまで幅広く対応する老舗メーカーFSPの製品で、容量は500W。省電力プログラム「80PLUS」のSILVER認証を取得しており、本機の消費電力の低さを支えている。メモリはADATA製のDDR3L-1600を16GB(8GB×2)搭載している。64ビットOSを使う想定でも十分余裕があるため、ゲームはもちろんのこと、高解像度の動画や写真を扱ってもメモリ不足で困ることはまずないだろう。また標準の1.5Vよりも低い1.35Vという電圧で動作するため、わずかではあるが消費電力の軽減効果もある。ストレージにはSeagate製の2TB HDD(標準では1TBだが、試用機では2TB【+3,900円・税別】が搭載されていた)。ミドルレンジ製品を選ぶ場合、SSDまで予算を回せない可能性は十分あるが、できればSSDは追加したい。○PC全体の性能を総合ベンチマークで確認しようここまでグラフィックスカード中心に見てきたので、最後にWindowsの総合的な性能をベンチマークでチェックしておこう。Windowsシステム評価ツール「WinSAT」にて計測した「Windows エクスペリエンス インデックス スコア」の結果はプロセッサ・メモリが「8.4」、グラフィックス2項目は「8.3」。ミドルレンジのグラフィックスカードでは、グラフィックスのスコアはCore i7を超えられないようだ。「PCMark8 Home accelerated」の結果は、むしろ非常に優秀だ。Casual Gamingの値が高く、そのほかの数値も全体的に高い。強烈な負荷がかからなければ、GeForce GTX 960はすこぶる優秀なグラフィックスカードといえそうだ。○フルHDまでの現実的な解像度で、消費電力を抑えながら高性能を実現第2世代MaxwellコアのメインストリームとなるGeForce GTX 960は、GTX 980/970が見せてくれた圧倒的なワットパフォーマンスを引き継いだ製品だ。実際の消費電力に対しての性能という面では及ばないものの、やはり絶対的な電力の低さは魅力となる。6pinのPCI-Express補助電源コネクタ1系統のみで動作し、500W電源でも余裕があるという点はインパクトが強い。それでいてGTX 770に匹敵するパフォーマンスを実現しているのだ。ただし、フルHDを超える高解像度で、ビデオメモリを酷使するようになると少々弱い所が見える。この点を踏まえると、GeForce GTX 960搭載モデルは、フルHDまでの解像度で利用するのが一番パフォーマンスを発揮できる使い方ではないだろうか。1920×1080は、現在、最も一般的な解像度であるため、3Dゲームなども当分はこれを基準に制作されることは間違いなく、コストパフォーマンスの高さは確実だ。そんな現実的なベストバランスを実現した「MDV-GZ7550X」ならば、ゲームはもちろん、ほかの用途でもしっかりした性能を発揮してくれることだろう。※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。○標準スペック上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。価格・構成については、2015/2/12(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
2015年02月12日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「ピリ辛ゴマダレがけレンジ蒸し鶏」を含めた全4品。メインは電子レンジで作る蒸し鶏! セリや里芋を添えたヘルシーな献立です。 ピリ辛ゴマダレがけレンジ蒸し鶏 レンジで作る蒸し鶏にピリ辛ダレをたっぷりかけて。 セリと油揚げのお浸し 火の通りが早い具材を使えばあっという間に一品完成! 里芋の煮物 ユズ皮を散らしてワンランクUP! たっぷりネギのみそ汁 ネギがたっぷり入ったみそ汁です。粉山椒で味を引き締めて。 ⇒今日の献立一覧はこちら
2015年01月27日米NVIDIAは22日、デスクトップ向けGPUの新モデルとして、第2世代MaxwellアーキテクチャベースのミドルレンジGPU「NVIDIA GeForce GTX 960」を発表した。北米での希望小売価格は199ドル。主要パーツメーカーから搭載グラフィックスカードの販売を予定する。ベンチマーク結果など「NVIDIA GeForce GTX 960」のレビューは以下の別稿を参照いただきたい。NVIDIA GeForce GTX 960は、2014年9月に発表されたハイエンドGPU「NVIDIA GeForce GTX 980」「NVIDIA GeForce GTX 970」と同様に、第2世代Maxwellアーキテクチャをベースとした製品で、製造プロセスは28nm。GPUコアには新たに開発されたGM206コアを採用する。(第2世代Maxwellアーキテクチャの概要についてはこちらを参照してほしい)GM204でも採用されているカラー圧縮技術やキャッシュ効率の改善によるメモリパフォーマンスの高さに加え、ゲームを4K解像度でレンダリングし、画面出力時に実際に使っているディスプレイ解像度にダウンスケールして、細かな草の輪郭などディテールを向上させる「Dynamic Super Resolution(DSR)」や、負荷を抑えつつサンプル数の多いアンチエイリアスと同等の品質を実現するアンチエイリアス技術となる「MFAA」(Multi Frame sampled Anti-Aliasing)といった技術に対応する。一方で、GM204と異なる点としてH.265のエンコーダだけでなく、デコーダを搭載したことや、HDCP 2.2への対応が挙げられる。主な仕様は、CUDAコアが1024基、ベースクロックが1,126MHz、ブーストクロックが1,178MHz、メモリが128bit接続のGDDR5 2GB、メモリスピードは7,000MHz、TDPは120W、補助電源は6ピン×1、PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0。映像出力コネクタはDL-DVI×2、HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.2×1。
2015年01月22日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは1月21日、周波数レンジが20Hz~3.6GHzのMXE EMIレシーバ「N9038A」を発表した。EMC(Electro Magnetic Compatibility:電磁環境適合性)コンプライアンステストには、EMI(Electro Magnetic Interference:エミッション/電磁障害)とEMS(Electro Magnetic Susceptibility:イミュニティ/電磁感受性)があり、すべての電気・電子機器に必須のテストで、世界中のさまざまな機関によって規制されている。3.6GHzレンジでの適用例には、車/車載用、産業用、科学用、医療用、民生用、IoT(Internet of Things)などの製品が挙げられる。同製品は、EMIテスト専用にデザインされ、国際規格のCISPR 16-1-1、および米国の軍用規格であるMIL-STD-461に適合している。今回のリリースにより、MXEの周波数レンジオプションとして、20Hz~3.6、8.4、26.5、44GHzの4つから周波数を選択できるという。また、MXEのプラットフォームはアップグレードが可能なため、測定器を最新の状態に保つことができる。さらに、CPU、メモリ、ディスクドライブ、I/Oポートの機能拡張も可能な他、機能や測定アプリケーションはライセンスキーのアップグレードで簡単に追加できる。なお、販売予定価格は699万9174円(税抜き)から。すでに販売を開始している。
2015年01月22日●アドバンスト・ハイブリッドビューファインダーがさらに進化フジX100シリーズの3代目「X100T」。レンジファインダー風の光学式ファインダーが目を引く古風な外観、そして23mm(約35mm相当) F2単焦点固定レンズというきわめてマニアックな仕様ながら、多くのファンを持つカメラだ。X100からX100Sに世代交代したときと同様、今回も素人目にはわからないようなバージョンアップに見えつつ、実際に使ってみると、おぉ、なるほど! と思わせる大きな進化を遂げている。○「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」がさらに進化一般財団法人日本カメラ財団が主催する歴史的カメラ審査委員会選定による2014年の「歴史的カメラ」8機種にX100Tが選出された。すでにX100Tをお使いのユーザーの方々は、そんなの当然だよ、と特段驚きもせずに言うだろう。それほど、X100Tは「歴史に残る」といわれる魅力を数多く備えている。「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」は、ギミック的な楽しさと実用性を兼ね備えたアイデアだ。光学式と電子式を切り替えて使用できるだけでなく、光学ファインダーの片隅にピントエリアの拡大画像やフォーカスピーキング、デジタルスプリットイメージなどを表示できるのである。機構としては、ファインダー部のわずか1mmの隙間に、0.9mmの成形材を使用したNDフィルターを抜き差しするギミックを驚異的精度でセット。このNDフィルターにピント面のレンジファインダーをシミュレートした映像を投影している。まさに、ユニークな発想と高度な技術が凝縮された機構だ。ピントをより確実に合わせたいなら、電子ビューファインダー(EVF)か背面の液晶モニターに表示を切り替え、ピント拡大機能を使ったほうが得策だ。それに、撮影精度という点でも、光学ファインダーにはパララックス(※)が生じるというデメリットもある。※ 光学ファインダーがレンズより左側にオフセットされていることで近接撮影時に発生する視差のこと。ファインダー窓から見えるものと実際に写るものの位置がずれるだが、X100シリーズをこよなく愛するユーザーの多くは、この光学ファインダーを使いたいがためにX100シリーズを選んでいるのだ。その理由は、ファインダーを覗けば一目瞭然。撮影範囲フレームの視野率は約92%ながら、見える範囲そのものは広い視野空間、ガラスの存在さえ感じさせない、滲みや反射の一切ないクリアな透明感。それは、被写体が目の前の世界にあることをリアルに伝えてくれる。X100TのEVFは、レンズ交換式のXシリーズ旗艦モデル「X-T1」のそれより見やすいと感じさせるほど進化している。が、それでも光学ファインダーに比べると裸眼と眼鏡ほどの感覚差がある。X100Tの光学ファインダーの見やすさは圧倒的で、これが唯一無二ともいえる撮影の楽しさに繋がっている。また、そのクラシカルなボディデザインと昔ながらのカメラ操作を意識したユーザーインターフェースと相まって、X100シリーズの情緒的な魅力となっていることも無視できない。なお、パララックスに関しては、X100時代から補正機能が搭載されていた。これがX100Tでは進化し、カメラの動き(フレーミング)に対してリアルタイムでパララックスを自動補正する「リアルタイム・パララックス補正」を実現。X100やX100Sで必要だったシャッター半押しでピント合わせを行ってからの再フレーミングが不要になり、シャッターチャンスを逸することが圧倒的に少なくなった。ちなみに、撮影フレームの視野率が92%なのは意図的で、撮影範囲にある程度余裕を持たせることで、被写体が切れることを避けたと思われる。この適切なゆるさにも、フイルム時代のレンジファインダーらしい空気感が漂う。●固定レンズ式の圧倒的なアドバンテージ○固定レンズ式の圧倒的なアドバンテージ思わずため息の出る写真。X100Tで撮影した写真は、そう表現できる。極細の針で一直線に引いたような繊細な線の描写。柔らかく豊かで膨らみと色気に満ちた、それでいて誇張のない肌色の表現。前機種X100Sで素晴らしかった部分をほぼ受け継ぎ、さらに高感度特性が飛躍的に向上。人物を絡めたスナップやポートレートを撮るなら、このカメラに比肩する機種はX100Sしかないのではないか、そう思わせるほどの写真画質。その素晴らしさは、A4以上の大判プリントで一層際立つ。非球面レンズ1枚を含む6群8枚構成のフジノン23mm f2.0レンズはもとより、APS-Cサイズの1,630万画素「X-Trans CMOS II」センサーと映像エンジン「EXR Processor II」の組み合わせはX100Sと同じ。それだけフジの自信作なのだろう。事実、紡ぎ出される画は美しく、完成度はきわめて高い。レンズと映像エンジンのセッティングを極限まで絞り込める固定レンズ式の圧倒的なアドバンテージをあらためて実感せずにはいられない。とはいえ、X100Sからは、やはり大きな進化を遂げている。まず、新たに顔認識技術「顔キレイナビ」が使えるようになった。X100Sでは特に近接撮影で若干ピントが合いにくい場面があったが、X100Tでは、人物が被写体の場合、格段にピントが合いやすくなっている。最高撮影感度がISO 25600(拡張51200)に上がったことで、高感度撮影時の画質が格段にキレイになったことも嬉しい。ISO 3200までは、かなり厳しい目で見ても十分に常用領域。暗所でも立体感が失われず、ノイズがまったく目立たないのだ。この高感度画質は、ぜひ作例でご確認いただきたい。Xシリーズの売りのひとつである「フィルムシミュレーション」に「クラシッククローム」が加わったのも、X100Tのトピックスのひとつ。実は筆者は、クラシッククロームのあの、暗部のコントラストを高めて彩度を抑え込んだ鉛のような画作りに一目惚れしてしまった。それゆえ今回のレビューが個人的にも楽しみで仕方なかったのだ。が、いざ実際に使ってみると、これがなかなか難しい。「Velvia」や「ASTIA」といった仕上げがダイレクトに画の仕上げを変えるのに対し、クラシッククロームは被写体やシチュエーションによって、その効果が表れにくいことも多い。これを生かした作品作りには、使い所の研究が必要だろう。しかし、それはまた使いこなす楽しみでもある。個人的にはこの方向性のまま、もう少しだけ誇張したセッティングにしてくれても良かったと思う。X100Sでは1/4000秒までとやや物足りなかったシャッター速度が、電子シャッターの初採用により1/32000秒まで設定可能になったのも心強い。これで、南国の晴天下において開放での撮影が可能になる……というのをいつか試してみたいが、外部フラッシュを使ってわずかな一瞬を切り取るなど、表現の幅も広がるだろう。とここまで絶賛の嵐を続けてきたが、最後にひとつだけ気になった点を挙げておく。それは背面のコントロールボタンだ。X100Tは各所のボタン類のファンクションを好みで割り振れるようになり、操作系のカスタマイズ性が格段に向上した。が、その影響でいわゆる十字キー部分に機能アイコンがなくなり、デフォルト設定で使うユーザーもどのボタンにどんな機能が割り振られているのかわからないのだ。覚えればいい、慣れればいい、といえばそうかもしれない。が、プロダクツにおけるユーザーインターフェースのデザインという観点から考えると、ユーザーが慣れることをスマートにアシストする工夫がほしかった。が、それもX100Tの「撮る楽しさ → 結果の満足感 → また撮るのが楽しくなる」というカメラの理想的循環の中においては、些細なことでしかない。クリスマスから年末年始と家族や恋人、友だちと過ごす時間が増えるこれからのシーズン、忘れられない大切な時間を美しく残すなら、私は断然、X100Tをおすすめする。
2014年12月20日ローソンは、糖質を抑えた麺を使用したレンジ麺シリーズとして、「食物繊維入り麺使用 レンジ担々麺」をローソン店舗で発売した。2015年1月13日より「食物繊維入り麺使用 レンジタンメン」を発売する。また、「ローソンマート」「ローソンストア 100」では発売しない。○糖質を抑えた、食物繊維入りのレンジ麺両商品は、コンビニ業界初の、麺に使用する小麦粉の一部を粉状の食物繊維に換えることで糖質を抑えたレンジ麺。これからの季節、クリスマスや忘年会、お正月など、家族や友人と集まって豪華な食事をしたり、お酒を飲んだりする機会が多くなるため、普段の食事で体調管理をしたい人におすすめだという。「食物繊維入り麺使用 レンジ担々麺」は、花椒を使用したピリ辛のスープに、豚ひき肉たけのこ和え、ねぎラー油和え、もやし、小松菜をトッピング。1杯で1日に必要な食物繊維を摂取することが可能となる。糖質24.7gで、カロリー406kcal。価格は499円(税込)。「食物繊維入り麺使用 レンジタンメン」は、あっさりとした鶏ガラスープに、キャベツ、モヤシ、ニンジン、ニラなどをトッピングした。1杯で1日に必要な野菜の3分の1を摂取することができる。糖質25gで、カロリー331kcal。価格は498円(税込)。
2014年12月11日アスクは11日、台湾Thermaltake製のミドルタワー型PCケース「Core V41」を発表した。12月19日より発売する。店頭予想価格(税別)は10,980円前後。冷却性能を重視したPCケース「Core」シリーズのミドルレンジモデル。360mmの水冷ラジエータ×2基を搭載可能など、内部の拡張性を重視して設計されている。フロントパネルはメッシュデザインを採用し、サイドパネルは大型のアクリルウインドウ仕様。ウインドウの面積が広く内部が見やすくなっている。標準搭載ファンは、前面に120mm×1基、背面に120mm×1基。トータルで上面に200mm×2基(もしくは140mm×3基か120mm×3基)、前面に140mm×2基(もしくは120mm×2基)、背面に120mm×1基、底面に120mm×2基を取り付け可能。上面にはマグネットフィルタを装備する。搭載ベイ数は、外部5.25インチベイ×2基、内部3.5 / 2.5インチ共用ベイ×6基(ドライブケージ)、内部3.5インチ / 2.5インチベイ×2基(マザーボードベース部)。ドライブケージの取り外しが可能で、大型のグラフィックスカードなども取り付けしやすい。そのほか主な仕様は、拡張スロット数が8+1基、拡張カードスペースが最大410mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さが最大170mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、マイク入力×1基、ヘッドホン出力×1基。本体サイズはW232×D491×H526mm、重量は8kg。対応フォームファクタはATX / マイクロATX / Mini-ITX。
2014年12月11日HARIOはこのほど、新アイテム「ご飯釜のおひつ」を発売した。○おひつのままレンジでチン、ふっくらご飯がよみがえる同社は現在、土鍋炊きの本格ご飯が簡単にできあがる「フタがガラスのご飯釜」を販売している。そこでユーザーから「おいしく炊けたご飯を、おいしく保存したい」という声が寄せられるようになったという。炊き上がり直後の高温のお釜は、炊飯の際の蒸気で水っぽくなってしまうこともあるため、ご飯が炊き上がったらさっくりと混ぜて蒸気を逃がし、おひつに移すことがご飯をよりおいしく食べるポイントだという。同商品は、ご飯釜で炊いたご飯を"おいしく保存する"ための陶器製のおひつ。ご飯釜と同じ耐熱陶器製だが、吸水性を高めるためにうわぐすりを変えて工夫しており、おひつに移すとご飯の余分な水分を吸収。水滴がご飯の中に入らないのでベタつかないとのこと。また同商品は、そのまま電子レンジ使用が可能で、温め直すときには、陶器に吸収されていた水分が放出されるため、水をふる必要が無いという。形状は、角型で浅めのシンプルなデザインを採用。ご飯をしゃもじで混ぜた後、余分な水分を飛ばしやすく、ご飯をよそうときには、隅にご飯粒が残らないように角を丸く設計している。残りご飯を使ったアレンジレシピも付属する。2合用で、価格は4,860円(税込)。サイズは幅190×奥行き190×高87mmで、重量は960g。電子レンジ使用OKで、じか火は使用できない。冷蔵庫で冷蔵・冷凍可。食洗機の使用は不可となる。
2014年12月10日ハイアールアジアは11月27日、「AQUA(アクア)」ブランドの2ドア冷蔵庫「AQR-16D」「AQR-18D」を発表した。発売は2014年12月上旬。価格はオープンで、推定市場価格(税別)は、AQR-16Dが55,000円前後、AQR-18Dが65,000円前後。AQR-16Dは定格内容積157L、AQR-18Dは定格内容積184Lのパーソナル向け2ドア冷蔵庫だ。小型の冷蔵庫でありながら、54Lの冷凍室を備えており、冷凍食品などをたっぷりと保存できる。冷凍室には透明ケースも装備されており、アイスクリームだけを入れておくといった整理もしやすい。パーソナル向け冷蔵庫では、耐熱仕様の天板を採用して、冷蔵庫の上にオーブンレンジを設置できるようになっている製品が多い。ただし、もともとが小型の冷蔵庫なので、あまり大きなオーブンレンジは置けない(だいたい庫内容積20Lクラスまでのパーソナル向けレンジが限界)。AQR-16DとAQR-18Dは、W525×D576mmという幅広スタイルを採用しており(高さはAQR-16Dが1,160mmでAQR-18Dが1,300mm)、ファミリータイプとして標準的な30Lクラスのオーブンレンジまで設置できる。年間消費電力量は、AQR-16Dが300kWh/年、AQR-18Dが320kWh/年。AQR-16Dはアークシルバーとミルク、AQR-18Dはルージュとミルクのそれぞれ2色が用意されている。
2014年11月27日Analog Devices(ADI)は11月13日、ワイドダイナミックレンジのGSPS(ギガサンプル/秒)データコンバータからFPGAへの接続を簡素化するラピッドプロトタイピングキット「AD-FMCDAQ2-EBZ」を発表した。同キットは、レーダや計測器、ワイヤレスラジオ、さらにその他のデータアクイジションアプリケーション向けに、XilinxのFPGA「UltraScale」やオールプログラマブルSoC「Zynq」デバイスなどの主要FPGAプラットフォーム上で、高速JEDEC JESD204B SerDes GSPSデータコンバータからFPGAへのインタフェースの迅速なプロトタイピングが実現できる。また、ハードウェアと処理アルゴリズムの照合、プロトタイプから生産への迅速な移行を実現するFMCフォームファクタのプロトタイピングシステムであり、ワイドバンドRF信号処理システム設計に伴う時間とリスクを節減できる。さらに、性能、帯域幅、および集積機能により、業界最高のダイナミックレンジと最良のノイズ性能を実現する。これにより、混雑したRF環境において、これまでにない広い帯域幅にわたり、より優れたシグナルアクイジションを達成できるという。この他、超高速データコンバータ、ドライバアンプ、クロック、およびパワーマネジメントICを含む検証済みのリファレンス設計が提供される。加えて、HDL(ハードウェア記述言語)コードやデバイスドライバ、アイアナライザツール、および同社のEngineerZoneオンライン技術サポートコミュニティにおけるオンラインサポートも提供される。また、「AD-FMCDAQ2-EBZ」には、オンボードデュアルチャネル14ビット1GSPS A/Dコンバータ(ADC)「AD9680」が含まれている。1GHz入力をコンバージョンする場合、80dBcのスプリアスフリーダイナミックレンジ(SFDR)性能と61.4dBFSのS/N比(SNR)を実現しながら、チャネル当たりの全消費電力は1.65Wと微小である。さらに、4チャネル16ビットD/Aコンバータ(DAC)「AD9144」が含まれており、そのうち2チャネルはボード上でアクセスできる。82-dBcのSFDRと2.8GSPSの最大サンプル速度で、最高Nyquist周波数までのマルチキャリア生成が可能となっている。そして、低ジッタクロック発生器「AD9523-1」も含まれており、オンチップPLLや2個のVCO分周器付きVCOとの相乗効果で、低ジッタ性能でかつ低パワーのマルチ出力クロック配分機能を提供する。なお、「AD-FMCDAQ2-EBZ」の価格は1495ドル。すでに量産出荷を開始している。
2014年11月14日英国ジャガー・ランドローバーはこのほど、「レンジローバー」「レンジローバー・スポーツ」に次世代オールテレイン・プログレス・コントロール(ATPC)を初めて搭載するなどの刷新を行うと発表した。今回の刷新では、次世代オールテレイン・プログレス・コントロール・システム(ATPC)の採用が最大の変更点となる。ATPCは、停止状態または走行時において、ブレーキペダルから足を離し、いっさいのペダル操作をすることなく、ドライバーが望む速度を維持するシステム。車両の設定を継続的にモニタリング・調整し、あらゆる状況下でトラクションを最適化し、車両の前進・後退を続ける。ATPCはドライバーの負荷を減らし、急勾配の斜面や起伏のある地形、低グリップ路面などでも車の挙動を安定させ、「レンジローバー」が世界に誇るオフロード走破能力をさらに強化する。非常に低速で粘り強い走行が求められる過酷なオフロード環境で、とくに効果を発揮するものだ。前進・後退ともに、1mphから19mph(1.8km/hから30km/h)の間で作動可能となっている。エンジンも改良された。「TDV6」に搭載されるランドローバー製3.0リットルV6エンジンは、これまでのツインターボをボールベアリング式シングルターボに変更。ロープレッシャーエグゾーストガスリサーキュレーションなどにより、最高出力258PSを発揮する。同時に燃費は、「レンジローバー TDV6」で8.5%、「レンジローバー・スポーツ TDV6」で5.7%向上した。「SDV6」「SCV6」に搭載されるエンジンもそれぞれ改良され、最高出力と燃費が向上している。ヘッドアップディスプレイ(HUD)が新たに採用されたことも大きな改良点となる。HUDに映し出されるデータは速度、ギアポジション、シフトインジケーター、クルーズコントロール情報、ナビからの指示などで、ドライバーは視線を前方からそらすことなく、その情報を確認できるという。
2014年11月11日ベネディクト・カンバーバッチが、マーベル・スタジオのスーパーヒーロー映画『ドクター・ストレンジ』への主演を交渉していることがわかった。カンバーバッチが演じるのはステフェン・ヴィンセント・ストレンジ。元神経外科医のストレンジは、不可思議な脅威から地球を守るべく戦うことになる。マーベルは以前からこのコミックの映画化を企画しており、『マイティ・ソー』や『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』などでもストレンジの存在をちらつかせてきた。いずれは、このキャラクターを『アベンジャーズ』シリーズにも出していくつもりのようだ。『ドクター・ストレンジ』は、2016年北米公開予定。監督は『NY心霊捜査官』『地球が静止する日』のスコット・デリクソン。文:猿渡由紀
2014年10月28日ドウシシャは20日、時短・簡単調理グッズを取り扱う「minish」シリーズから、「3コンテナフードプロセッサー DFPC-14」を発表した。発売は10月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別6,980円だ。DFPC-14は、冷凍と電子レンジに対応したコンテナが3つ付属するフードプロセッサー。カットした食材をコンテナに入れ、本体にセットして切削する。スイッチを押している間だけ食材を切り刻むので、食材を好みの大きさに調整可能だ。また、保存用のコンテナを本体にセットして食材を切削するので、他の容器に移し替えることなく、そのまま保存できる。サイズはW145×D145×H243mm。カラーはオレンジとアイボリー。25のレシピが掲載されたレシピブックが付属する。
2014年10月21日NECパーソナルコンピュータは15日、ミドルレンジの15.6型ノートPC「LaVie S」2014年秋冬モデルを発表した。「LaVie S」シリーズは15.6型(1,366×768ドット)液晶搭載のノートPCで、同社ノートPCのミドルレンジに位置するシリーズ。デザインや基本性能は秋冬モデルを引き継ぎ、「LS700/TS」「LS550/TS」「LS350/TS」の3モデルでCPUを強化した。また、従来上位2モデルのみ搭載していた1TB HDDを、中位のLS350/TSまで拡充したほか、全機種でBluetoothレーザーマウスや、新Office「Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス」が付属する。ラインナップは「LaVie S LS700/TS」「LaVie S LS550/TS」「LaVie S LS350/TS」「LaVie S LS150/TS」の4モデル。価格はいずれもオープンで、税別の店頭予想価格は、LS700/TSが174,800円前後、LS550/TSが同じく174,800円前後、LS350/TSが144,800円前後、LS150/TSが119,800円前後。発売時期は10月中旬から下旬。○LaVie S LS700/TS最上位モデル「LaVie S LS700/TS」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4712MQ(2.30GHz)、チップセットがMobile Intel HM87 Express、メモリがPC3L-12800 8GB(8GB×1)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)。ディスプレイは15.6型ワイド液晶(1,366×768ドット)。OSがWindows 8.1 Update 64bit。通信機能は10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。主なインタフェースは、HDMI、USB 3.0×4(1基はパワーオフUSB充電機能付き)、約92万画素Webカメラ、マイク入力、ヘッドホン出力/ライン出力、SDカードスロット(SD/SDHC/SDXC)など。バッテリ(M)が標準で付属し、バッテリ(M)装着時の駆動時間は約3.9時間(JEITA 2.0)/約4.8時間(JEITA 1.0)。本体サイズはW379×D258×H27.5mm、重量は約2.5kg。カラーはスターリーブラック、ルミナスレッド、エクストラホワイトの3色。○LaVie S LS550/TS「LaVie S LS550/TS」はシリーズ唯一のタッチ対応モデル。主な仕様はLS700/TSとほぼ同等だが、CPUがIntel Core i5-4210M(2.60GHz)、ディスプレイがタッチ対応15.6型ワイド液晶(1,366×768ドット)となる。バッテリ(M)装着時の駆動時間は約3.8時間(JEITA 2.0)/約4.7時間(JEITA 1.0)。本体サイズはW379×D258×H29.9mm、重量は約2.8kg。カラーもLS700/TSと同様、スターリーブラック、ルミナスレッド、エクストラホワイトの3色。○LaVie S LS350/TS中位モデル「LaVie S LS350/TS」は、LS700/TSの仕様から、CPUがIntel Core i3-4100M(2.50GHz)、メモリがPC3L-12800 4GB(4GB×1)に変更される。前述の通り、秋冬モデルでは上位モデルと同様、1TBのストレージを搭載する。バッテリ駆動時間は約4.1時間(JEITA 2.0)/約5.1時間(JEITA 1.0)。本体サイズはW379×D258×H27.5mm、重量は約2.5kg。カラーは他モデルと同様、スターリーブラック、ルミナスレッド、エクストラホワイトの3色。○LaVie S LS150/TSエントリーモデル「LaVie S LS150/TS」は、薄型化した夏モデルのきょう体、性能をほぼ踏襲する。主な仕様は、CPUがIntel Celeron 2957U(1.40GHz)、メモリがPC3L-12800 4GB(4GB×1)、ストレージが750GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。ディスプレイが15.6型ワイドHD液晶(1,366×768ドット)。OSがWindows 8.1 Update 64bit。インタフェース類は上位モデルとほぼ同等だが、無線LAN規格は5GHz帯の11ac/aに対応せず、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/n対応となる。本機のみ、バッテリは標準バッテリ(M)のみが付属し、駆動時間は約6.0時間(JEITA 2.0)/約7.9時間(JEITA 1.0)。本体サイズはW385.6×D258×H22.6mm、重量は約2.5kg。カラーは他モデル同様、スターリーブラック、ルミナスレッド、エクストラホワイトの3色。
2014年10月15日キーサイト・テクノロジーは10月7日、パワー・センサでは業界最大クラスとなるダイナミック・レンジを備え、広範囲のパワー・レベルで正確かつ再現性のある測定ができ、生産性の向上とテスト・コストの削減が可能なワイド・ダイナミック・レンジ・パワー・センサ「U2040 Xシリーズ」を発表した。同シリーズは、無線/レーダ・アプリケーション向けUSBモデルと衛星テスト向けLANモデルを用意。-70dBm~+26dBmまでの96dBダイナミック・レンジにより、微小信号のパワー測定を正確に行うことが可能だという。また、高速/バッファ・モードで最大1万回/秒の測定速度を備えているため、10kHzまでのパルス繰り返し周波数(PRF)において測定の空白時間を作ることなく、連続パルスをすべて測定することが可能となっている。さらに、LTE、100MHz帯域幅のLTE-Advanced、80/160MHzのWLAN 802.11acなど、一般的な無線信号フォーマットのほか、レーダおよび無線アプリケーション用のプリセットによりテストのセットアップ時間が短縮することが可能だという。なお販売開始は11月1日を予定しており、価格は約40万円(税別)から、としている。
2014年10月07日●Radeon R9 280はHaswell定番構成となれるのか?Haswell+インテル 8シリーズ・チップセットにおけるミドルレンジの定番CPU/GPU構成といえば、インテル Core i7-4770KとNVIDIA GeForce GTX 760の組み合わせ。この構成は現在でも現役そのもので、平均以上の高いパフォーマンスと手の届きやすい価格を両立した良い構成だ。だが"Haswell Refresh"や"Devil’s Canyon"の登場と共に、定番構成にも変化が訪れようとしている。マウスコンピューターから発売された「MDV-RZ7500X」もまた、新たな定番を予感させるPCだ。MDV-RZ7500Xのスペック上の特徴は2つ。一つは、4コア8スレッドの最新KシリーズCPU、"Devil’s Canyon"ことCore i7-4790Kを搭載していること。ついに定格動作クロック4.0GHz(ターボ・ブースト機能利用時4.4GHz)を実現しており、間違いなく現状最高峰のCPU性能を発揮してくれるだろう。"Haswell Refresh"のCore i7-4790の動作クロック3.6GHz(ターボ・ブースト機能利用時4.0GHz)と比べても、それが非常に高いことがわかる。もう一つは、GPUにRadeon R9 280を搭載していることだ。前世代のRadeon HD 7950をクロックアップしたうえで、さらに「AMD PowerTune Technology with Boost」によってブーストできるようにした製品となる。今回はこのMDV-RZ7500Xについて詳しく見てみよう。○電源ユニットのボトム設置を採用した最新のミドルタワーケース本機は、マウスコンピューターのタワー型ラインナップにおいてアッパーミドルに位置するPCだ。ケースは、市販のケースに負けない最新の設計とギミックを備えたオリジナルATXタワーケース。前面は指紋の目立たないつや消しブラックとなっており、前面パネルの左右と下部から吸気を行う。電源ユニットは中級以上のケースでは当たり前となったボトム配置。ケースの重心が安定するだけでなく、CPUやグラフィックスカードなどの熱の影響を受けにくいため、電源の寿命を延ばす効果も期待できるだろう。左側面のパネルには通気用のエアホールが設けられており、グラフィックスカードに新鮮な外部の空気を取り込める。ミドルタワー以上のサイズでは机の下に本体を設置する例が多いことを配慮し、電源ボタンはケース天面に設けられている。リセットボタンやオーディオ入出力、USB 3.0端子などはケース前面の中央部だ。またマルチカードリーダーが標準搭載されており、別途カードリーダーを用意する必要がない。なお、前面パネルはBTOカスタマイズによってスチールメッシュパネル(2,900円・税別)に変更することも可能。12cmフロントケースファン(1,400円・税別)も合わせて追加すれば、よりケース内のエアフローを向上させることができるため、グラフィックスカードを酷使する場合は検討したい。右側面のパネルを開けると、CPUの裏側にCPUクーラーの脱着作業に役立つメンテナンスホールが開けられているのが確認できる。BTO PCでCPUクーラーを自分で交換する人は少ないかもしれないが、いざというときの作業がしやすく大変ありがたい。さらにストレージ用のゲージには、脱着式のワンタッチHDDホルダを採用。工具などを利用することなくHDDの入れ替えや追加が行える。ケースは長く使用することが多いだけに、最新のトレンドをしっかり押さえた製品を採用している点は、ユーザーフレンドリーな製品といえそうだ。続いて内部を見ていこう。左側面のパネルを開けるとまず目に入るのが、マザーボードより長いグラフィックスカード。太いヒートパイプがGPUの発熱を予感させるとともに、GPUクーラーの性能の高さを窺わせる。マザーボードにはMSI製のZ97-S01を採用。マウスコンピューターのWebページでは確認できない型番だが、拡張スロットや各種コンポーネントの配置を見る限り、Z97 GUARD-PROのOEM仕様のカスタマイズモデルではないかと思われる。使用する機会がほとんどなくなったPCIを、潔く切り捨てた拡張スロットは、最新の環境を構築したい人にはうれしい仕様だろう。また、インテル 9シリーズ・チップセットで新たに採用された、M.2スロットが搭載されているのもポイント。最近はSSDの性能向上に伴い、SATA 3.0の6Gbpsという転送速度がボトルネックとなってきているが、M.2スロットであればPCI Expressにストレージを接続することで10Gbpsを実現できる。M.2対応製品はまだ少ないが、マウスコンピューターでは早速BTOメニューにPLEXTOR製のSSD「M6e」シリーズを用意。SATA 3.0では実現できない超速ストレージをいち早く導入できる。○高品質パーツによって消費電力を抑えつつ安定した環境を実現バックパネルには、USB 2.0×2、USB 3.0×4、PS/2ポート、ギガビットLAN、HDオーディオといった端子が並ぶ。映像出力用の端子もDVI-D、VGA、DisplayPortと豊富だが、グラフィックスカードを装備しておりこれらは使用しないため、プラスチック製のカバーでフタがされている。12cmファンの下には水冷用ホールも確認でき、知識のあるユーザーならさまざまな活用が考えられるだろう。グラフィックスカードの映像出力端子は、デュアルリンクDVI-I、HDMI1.4a、mini DisplayPort×2という構成で、4Kなどの高解像度やマルチディスプレイ環境にも対応できる。電源ユニットには、数々のPCメーカーやパーツメーカーへOEM供給を行っているAcBelの定格出力700W製品を採用。"80PLUS BRONZE"認定製品なので、消費電力の軽減も期待できそうだ。メモリは、ADATA製のDDR3L-1600、8GB×2、計16GBを標準搭載。容量不足で困ることはないだろう。HDDはWestern Digitalの1TB製品を採用している。本機の速度的なボトルネックになっているのが、このHDDだろう。決して性能的に劣るものではなく、Windows 8.1を採用しているためOSの起動速度も十分早いのだが、やはりSSDと比べてしまうと体感的にもベンチマーク的にも見劣りがち。予算が許すなら、BTOカスタマイズにてSSDの追加を考えたい。9シリーズ・マザーボードにCore i7-4790K、M.2スロットなど、最新のデバイスをもれなく採用したMDV-RZ7500X。そしてそれらを収めるオリジナルケースも、自作市場のトレンドに乗っ取ったギミックを備えており抜かりがない。次ページでは、AMD Radeon R9 280を搭載したグラフィックスカードを確認しつつ、ベンチマークテストでその実力を探ろう。※ここで紹介した各パーツは、今回試用した機種のものです。出荷時にメーカー、型番などが変わる可能性もあります。ご了承ください。●「MDV-RZ7500X」が備える処理能力をベンチマークで確認○Twin Frozr IVがGPUを強力に冷やす!MSI「R9 280 GAMING 3G」始めにお伝えしたように、本機で採用されているGPUはAMD Radeon R9 280だ。立ち位置としては、NVIDIA GeForce GTX 760以上、同GTX 770未満というレンジの製品となる。元々はハイエンドに属していただけに発熱量が大きいGPUだが、8ミリ径のヒートパイプや2基の大型ファンを採用したGPUクーラー「Twin Frozr IV」を採用したMSI「R9 280 GAMING 3G」をチョイスすることで、熱暴走の心配なくその性能を発揮することが可能だ。また固体コンデンサやHi-C CAP、スーパーフェライトチョーク(SFC)などの高品質コンポーネントを採用しており、製品寿命を延ばすことにも成功している。ベンチマークでどのような性能を見せてくれるか楽しみだ。○ベンチマークでMDV-RZ7500Xの実力を確認それではベンチマークテストでMDV-RZ7500Xの性能を見ていくことにしよう。まずはWindowsシステム評価ツール「WinSAT」にて、Windowsエクスペリエンス インデックス スコアを確認。プロセッサ、グラフィックスいずれも8.5と、すこぶる優秀な数値だ。i7-4770Kでは8.1前後、GTX 760では8.3前後となるため、確実な向上が見て取れる。ストレージは5.9とHDDであることがはっきりとわかるスコア。ストレージの速度を調べる「CrystalDiskMark」の結果も同様に、一般的なHDDの速度となっている。家庭における一般的なPC用途での総合的な性能を測る「PCMark 8」のHome acceleratedの結果も同様で、Casual Gamingの値を筆頭にいずれも高い。Benchmark Durationの時間のみ、若干長めとなっている。○ゲームのベンチマークテストで3D性能を探る続いて、3Dグラフィックスの性能を詳しく見ていくことにしよう。まずは「3DMark」のFire Strikeの結果だが、Graphics TestやPhysics Testのスコアが30fpsを超えており、CPU/GPUともに高い性能を備えていることが確認できる。非常に負荷の高いFire Strike Extremeにおいても3000を超えるスコアが確認でき、その総合性能は確かなものといえるだろう。続いて、AMD Radeon使用時に流れるような髪の毛の動きを楽しめる「Tomb Raider」のベンチマークだ。2560×1440で最高設定のUltimateを試した場合でも、30fps以上の性能を叩き出しており、実際にゲームが遊べるレベルとなっている。一昔前はとても重かったタイトルだけに、この性能向上はうれしい。合わせて、国産の人気オンラインゲーム2本も試しておこう。「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」では、2560×1440の最高品質でも"非常に快適"という結果が得られた。発売当初は多くのユーザーにグラフィックスカードの買い替えを促したタイトルだが、今ではWQHDという高解像度でも快適に遊べてしまう。「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」はすでにスコアが頭打ち状態となっており、ほとんど差が確認できない。ちょっと性能がもったいないくらいだ。○ベンチマーク時の消費電力やいかに?最後に、消費電力について触れておこう。そのパフォーマンスや700Wという搭載電源から推察される通り、3DMark実行時には264Wまで消費電力が上がっており、さすがにゲーム中はファンの速度などもあがりがちだ。しかしグラフィックスカードの冷却機能なども相まって、不安定なところはない。ただしWindows 8.1のアイドル状態では57Wまで下がるため、普段使用する際に消費電力が高くて困ることはないだろう。必要なときにはパワーを発揮し、不要な際にはしっかりと抑える、ある意味メリハリのある結果といえる。○12万円以下(税別)での新定番と成り得るハイパフォーマンス構成ここまで確認した通り、Core i7-4790KとRadeon R9 280が実現する処理能力は、とても優秀だ。CPUが現状最高峰の性能を見せるのはもちろんだが、Radeon R9 280がコスト以上のパフォーマンスを見せていることに注目したい。Core i7-4790K+GTX 760モデルである「MDV-GZ7520X」は8月中旬現在119,800円(税別)、Core i7-4790K+GTX 770モデル「MDV-GZ7520X2」はHDDが2TBとなるものの、129,800円(税別)。それに対して「MDV-RZ7500X」は、GTX 760搭載モデルと同様の119,800円(税別)で購入が可能だ。ベンチマーク結果はGeForce GTX 760を超え、価格としては1ランク上となるGTX 770に迫るスコアを叩き出している本機の、お買い得度は非常に高い。CPU/GPUともに満足できるPCをお探しなら、本機はきっとその期待に応えてくれるだろう。当面はインテル 9シリーズの定番構成の一つとして、人気を得そうだ。○標準スペック上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。価格・構成については、2014/8/20(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
2014年08月21日天丼てんやは9月1日、テーブルマークとコラボレーションし、同社の冷凍米飯「ライスバーガーシリーズ」の新商品として「ライスバーガー かき揚げ」を販売開始する。同社では、「全国にてんやブランドの商品を届けたい」との思いから、これまで冷凍食品の開発を重ねてきた。今回は、冷凍米飯の専門的技術を持つテーブルマークとの共同開発により、かき揚げをはさんだライスバーガーを発売する。同商品は、野菜(たまねぎ・にんじん・じゃがいも)とイカのかき揚げを、同社特製のたれにくぐらせ、こしひかりを使用したライスプレートではさんだ。調理方法は電子レンジで温めるだけと簡単なので、夜食やおやつなどに手軽に楽しめる。全国のスーパーや量販店などで販売する。価格はオープン価格。
2014年08月14日(画像はプレスリリースより)電子レンジで40秒「あったかとろける」風味とうふ株式会社紀文食品では、大豆を使用せず、さつまいもを使ったヘルシーなスイーツ風の風味とうふ、「温めてとろける焼きいも風とうふ」を、8月25日(月)より、全国で新発売する。500Wの電子レンジで40秒温めると外側はとろっと、中はしっとしした食感が楽しめる、「温めて食べるスイーツ」をコンセプトとした新感覚で味わえるスイーツだ。カロリーは1パックあたり83kcal、食物繊維5g女性にうれしい、ヘルシーさと、不足しがちな食物繊維がこれ1品で1日の不足分がとれる計算だ。平成20年の国民健康・栄養調査結果の概要から30代女性が1日に不足しているといわれる食物繊維の4.4gで、当商品1品で補える。食物繊維の目標量は厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2010年)」女性(18歳以上)の1日の目標量を参照している。ロングセラーの「風味とうふ」シリーズに、「温めてとろける焼きいも風とうふ」が新たにラインアップに加わった。さつまいもがおいしい秋の肌寒い季節になると食べたくなる“焼きいも”の風味が手軽に味わえる。商品概要商品名:温めてとろける焼きいも風とうふ内容量:120g価格:130円(税抜き)(プレスリリースより引用)【参考】・株式会社紀文食品プレスリリース
2014年08月08日ツインバード工業は7月31日、最大700Wの電子レンジ「DR-D319W5」(50Hz)と「DR-D319W6」(60Hz)を発表した。発売は8月上旬。価格はオープンで、市場想定価格は税込10,000円前後となっている。DR-D319Wは、最大700Wの出力を備えた電子レンジ。600W、500Wにも設定可能だ。カレーやシチューなどの煮込みに適した120Wの「煮込み」、解凍に適した200W相当の「解凍」、バターなどをやわらかくするのに適した300W相当の「弱」モードも搭載し、用途に応じて切り替えられる。外形寸法はW455×D330×H265mm、庫内寸法はW305×D280×H175mm、庫内容量は17Lとなっている。タイマーは最大15分まで設定可能だ。
2014年08月01日東芝ライフスタイルは23日、スチームオーブンレンジ「石窯オーブン ER-M6」を発表した。発売は9月20日。価格はオープンで、市場想定価格は35,000円前後。背面を壁にぴったりと付けて設置することが可能となっている。ER-M6は、左右合計6cm、上方10cmの間隔をあけるだけで設置できる省スペースタイプのモデル。コンパクトながら庫内容量は23Lで、間口は幅39cm、高さ17.3cmの「ワイド&フラット」構造を採用している。ボタンを押すだけで調理できる「ワンタッチキー」に、油を使わないメニューの「ノンフライキー」を新しく搭載。ノンフライのオートメニューとして「鶏のから揚げ」「ミニとんかつ」「かき揚げ」を用意する。外形寸法はW480×D390×H325mm、庫内寸法はW376×D320×H173mm、重量は13kgとなっている。温度は100~250度の範囲で調整可能だ。カラーはグランホワイト。同社はER-M6のほか、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム ER-MD8」、スチームオーブンレンジ「石窯ドーム ER-MD7」も発表した。両モデルとも庫内容量は26L。発売はER-MD8が8月20日で、ER-MD7が9月10日。価格はオープンで、市場想定価格はER-MD8が53,000円前後、ER-MD7が43,000円前後となっている。
2014年07月23日