主演の三浦春馬をはじめ、芳根京子、比嘉愛未、三浦貴大、高嶋政伸、黒木瞳と豪華俳優陣が顔を揃える夏ドラマ「TWO WEEKS」から、ティザー映像が到着した。本作は、殺人の濡れ衣を着せられた三浦さん演じる主人公・結城大地が、白血病の娘の命を救うために挑む、2週間の逃亡劇を描くタイムリミットサスペンスドラマ。ほかにも、芳根さんが結城を追う新米検事、比嘉さんが結城の元恋人として出演する。すでにクランクイン済みで、現在順調に撮影中の本作。三浦さんが汗だくで駆け回り、飛び降り、絶体絶命の窮地に追い詰められるというスリリングなシーンが盛りだくさんだそうだ。放送に先駆けて今回到着したティザー映像は、殺人の濡れ衣を着せられた結城が、逃亡する姿が描かれている。「TWO WEEKS」(=14日間)をモチーフに制作された本映像。14からカウントダウンが進み、緊迫感ある仕上がりになっている。「TWO WEEKS」は7月16日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系全国ネットで放送。※初回15分拡大(cinemacafe.net)
2019年06月12日若手女優・芳根京子が、三浦春馬主演の夏ドラマ「TWO WEEKS」でヒロインを務めることが決定。三浦さんとの共演は、女優デビューとなった「ラストシンデレラ」以来、本格的な共演は初めてとなる。本作は、三浦さん演じる殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地が、白血病の娘の命を救うために挑む“2週間の逃亡劇”を描いたタイムリミットサスペンス。■芳根京子、父の復讐に燃える…「べっぴんさん」でヒロインに抜擢され、その後は『心が叫びたがってるんだ。』『累 -かさね-』「海月姫」などに出演、篠原涼子の娘役で出演する『今日も嫌がらせ弁当』がもうすぐ公開を控える芳根さん。今回彼女が演じるのは、大学卒業後すぐに司法試験に合格した秀才で、テキパキと仕事をこなす反面、おっちょこちょいな部分もある新米検事の月島楓。8年前の殺人未遂事件がきっかけで父親を亡くし、家庭を壊された楓。検事となり、仕事をこなしながら、事件の黒幕に復讐するため、独自に捜査を進めている。しかし、楓のスパイとして黒幕に迫った協力者が変わり果てた姿で発見。遺体発見現場に居合わせたのは結城大地。結城が逃亡したとの知らせを聞いた楓は、事件の担当検事に名乗り出る。本作では、逃亡する結城とは別に、楓の視点からも描かれていく。■「感じたままの感情を出していこう」今回が検事役初挑戦となる芳根さんは「今までの私のイメージに無い表情をたくさん見せられたら」と話し、様々な面を見せる役どころについて「楓は私より年上の25歳ですが、監督からは『大人びた演技でなく等身大でやってください』とおっしゃっていただきました。楓にとって受け入れられなかったり、信じられないことがたくさん起きる中で、感じたままの感情を出していこうと思います。検事というお仕事の責任を感じながらも背伸びし過ぎず、『正義って何だろう?』と自分の中で問いながら演じていきたいと思います」と意気込み。また物語の印象を「どんどん先が気になる」と言い、「『結城が娘を救うために逃亡する』という話を軸に、それぞれがどういう行動を起こすのか、私自身も楽しみです」とコメント。デビュー作以来の共演となる三浦さんについては「デビュー作は自分の中ですごく大事で大きな存在で、そのときご一緒した三浦さんともっと近い役で共演できることがすごくうれしいです」と喜び、「結城と楓は、最初は別々に動きますが、徐々に一緒のシーンも増えていくと思いますのでたくさんコミュニケーションを取らせてもらえたらなと思います」と語っている。■あらすじ人生に希望を持たず、毎日をただ刹那的に過ごしている結城大地(三浦春馬)の前に、かつて人生で唯一心の底から愛していながらある出来事により一方的に別れを告げた女性が現れる。そして彼女から、結城との娘を産んでいたこと、そして、“はな”という名の8歳になるその娘が白血病であることを告げられる。はなを前に、父親としての愛おしさを覚える結城。幸運にもドナーに適合したことで、再び自分が生きる意味を見いだす。一方、月島楓(芳根京子)はかつて父親を死に追いやった8年前の事件の黒幕に復讐するため、検事の道に進んだ現在も独自に捜査を進めていた。そんな中、楓のスパイとして黒幕に迫った協力者が変わり果てた姿で見つかる。逮捕されたのは、遺体発見現場にいた結城だった。はなの手術まで2週間。このままでは骨髄移植手術を行えないと考えた結城は、娘の命を救うため決死の逃亡に身を投じる…。「TWO WEEKS」は7月、毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系全国ネットで放送予定。(cinemacafe.net)
2019年05月28日俳優・三浦春馬には、10代も30代を目前にしたいまも変わらないイメージがある。爽やかさ、誠実さ、色っぽさ、無邪気さ…。それらを手放すことなく三浦さんが追い求めているのは「多面性」だと言う。この日のインタビューでも何度となく「多面性」「多面的」という言葉が聞こえてきた。“天才恋愛詐欺師”ジェシーのキャラクターとは?そんな三浦さんが、映画『コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー』で演じるのは、天才恋愛詐欺師のジェシー。長澤まさみさんの演じる美しきコンフィデンスウーマンのダー子と過去に恋仲だった!?というワケありキャラクターだ。「僕は映画からの参加だったので、ドラマで3~4か月間ともに過ごしてきたクルーのなかに入っていく緊張感は確かにありました。ですが、田中(亮)監督とはドラマ『ラスト・シンデレラ』でご一緒していますし、長澤(まさみ)さんをはじめキャスト陣に温かく迎えてもらえたので、すっと現場に入ることができました」映画は“ロマンス編”と銘打たれ、ダー子の元恋人(!?)として、また今回の標的となる香港マフィアの女帝ラン・リウを狙う詐欺師として、2人の女性を翻弄させる。そう、三浦さんの演じるジェシーが“ロマンス編”のロマンスを担っているのだ。田中監督からは色気のある甘い演技を求められたそうで、劇中には『ゴースト ニューヨークの幻』のろくろを回すシーンなど、こちらが赤面してしまうようなシーンがいくつも登場する。しかしながら「僕、そういうシーンでもぜんぜん照れないんですよね」と三浦さん。照れない理由とは──。「『ラスト・シンデレラ』で鍛えられた、というのはあります(笑)。田中監督が何を求めているのか、多分このシーンの甘さはこういう感じで、こういうイメージなんだろうな…というのは、これまでの仕事で掴めていると思うので。ただ、今回は最後にどんでん返しがあって、甘いだけじゃない、ジェシーのファニーな一面も見せることができた。そこにすごくやり甲斐を感じました」ジェシーの多面性がどんなものなのかは映画を観てのお楽しみだが、撮影現場でもファニーな一面は話のネタとして盛り上がったそう。さっきのジェシーの表情がどうだったとか、甘いセリフを言っているときとそうじゃないときのギャップが面白いとか、俳優同士で会話が弾んだことが「嬉しかった」のだと笑みがこぼれる。詐欺師というだけでも多面的で演じ甲斐があるのに、そこに“天才”と“恋愛”がプラスされるのだから、かなり奥深いキャラクターであることは間違いない。そもそも天才恋愛詐欺師をどう構築していったのだろう。キーワードは「音で遊ぶ」「カリスマ性を意識する」ことだった。「たとえば、ジェシーが(詐欺師として)相手の気持ちを揺らすうえでの大切な言葉=甘くささやくようなセリフには通常よりも低音を入れてみたり、音で遊ぶというのもひとつの方法でした。あとはジェシーのカリスマ性。人はどういうところに、どういう瞬間にカリスマ性を見いだすのか?という海外の論文(研究資料)があると友人から教えてもらって、そういった資料から、話し方、振る舞い方、視線の投げ方を学んで、撮影に臨みました」新しい世界に触れることで多面性が増すそうやってジェシーという多面性を持ったキャラクターを演じたことによって、俳優・三浦春馬の演技はどう広がったのだろうか。「月並みな表現ですが、演じられるキャラクターの幅が広がったことで、(最近は)多面的な役をいただけるようになりました。20代半ばの頃から、よりヒューマンな役を演じたい、よりユーモアのある役を演じたい、コメディに挑戦したいと思うようになって。周りの人たちの協力があって、こうして色々な役に挑戦させてもらえている、機会をいただけていることが本当に嬉しい。いま、仕事がすごく楽しいんです。ジェシー役も大きな財産になりました」この日、撮影を担当したカメラマンが「ひとつひとつの動きすべてが絵になりますね」と言っていたが、そう感じるのは、三浦さんの格好良さはさることながら、エネルギーが満ちてあふれているからでもあって。実際、ここ数年の三浦さんは新しいことにチャレンジし続けている。『銀魂2 掟は破るためにこそある』では念願の悪役に挑み、舞台「キンキーブーツ」ではドラァグクイーンを演じ、NHK紀行番組「世界はほしいモノにあふれてる」ではMCを務め、雑誌の連載では日本の伝統や文化に触れる旅を続けている。新しい世界に触れることで、三浦さんの多面性はどんどん増し、どんどん輝く。「MCや雑誌の連載は、俳優以外のことに挑戦することで人間的な成長に繋がったらいいな、という思いから始めた企画でした。一度きりの人生、何でもやってみたくて。でも、中心にあるのは俳優で、この先もずっと俳優でありたい。というのも、“アイドルの三浦春馬”を演じている俳優の三浦春馬という考え方をすると、映画やドラマ、舞台以外でも何にでもなれるというか、俳優の捉え方次第でいろいろなことに挑戦できると思うんです」大事なことはどんな環境にも飛び込んでいける大胆さ29歳にして芸歴22年。好きこそものの上手なれと言うが、この人は、本当に演じることが好きなのだろう。20代半ばで多面性を求めたということは、おそらくその前に、自分はこのままでいいのだろうか…という葛藤が生まれ、悩んだ時期もあるはず。それを乗り越えて「いま、仕事が楽しい」と言い切れるって、素敵じゃないか!そして「どんな30代になるのか想像はつかないけれど、日本での仕事を大切にしながら海外の仕事も視野に入れていきたい。ワクワクしています」と、少し前のめりになって話す言葉は熱を帯びていた。「僕は、石橋を叩いて渡るというよりも飛び込んでしまう、そういうキャラクター性が強かったと思うんです。でも、20代半ばになると慎重さが出てきた。それはそれで大人になるために大事なことではあるけれど、やっぱり飛び込む大胆さは大事で、失いたくない。自信を持ってどんな環境にも飛び込んでいけるようになるには、日常生活や経験、学び、そういったことから目を逸らさないことなんですよね。…と言っても、逸らしたくなる時もありますけど(笑)。逸らさないコツは、自分と向きあい、自分を理解することかな。それから(成長するために)人を頼る、助けてもらう、それもありなんだって最近学びました」。その柔軟さもまた三浦さんを多面的に輝かせている。取材を終えて部屋を後にするとき「楽しみにしていた企画が動き出したので、それを丁寧にやっていったら、また何か見えてくると思うんです。今年はいろいろと動き出すので、楽しみにしていてください!」と真っ直ぐに微笑んだその表情は、何とも色っぽくて、吸い込まれそうで、天才恋愛詐欺師役に選ばれたのはこういうことなのだと改めて納得した。ええ、新しい企画、もちろん楽しみにしていますとも!(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)■関連作品:コンフィデンスマンJP 2019年5月17日より全国東宝系にて公開©2019「コンフィデンスマンJP the movie」製作委員会
2019年05月21日モトーラ世理奈、西島秀俊、三浦友和、西田敏行が出演する映画『風の電話』の製作が決定。4月中旬にクランクインし、2020年初春に公開される予定だ。本作は、いまは亡き大切な人と想いをつなぐ電話として、新聞やTVなど数多くの媒体で取り上げられてきた“風の電話”をモチーフにした映画。岩手県大槌町の小高い丘の上にあるこの“風の電話”は、佐々木格氏が死別した従兄弟ともう一度話したいという思いから、自宅の庭に白い電話ボックスを設置し、ラインの繋がっていない黒電話を置いた。東日本大震災以降、いまは会えない家族や友人に心で話すこの“風の電話”には、3万人にものぼる人々が訪れている。映画では、ひとりの少女が広島から故郷の岩手に帰り、“風の電話”にたどり着くまでの道程を描く。そんな本作で主人公・ハルを演じるのは、モデルであり、『少女邂逅』『21世紀の女の子』など女優としても活動するモトーラ世理奈。また、ハルと行動を共にする森尾を、先日放送終了した「メゾン・ド・ポリス」でのエプロン姿が話題となり、現在放送中の「きのう何食べた?」も好評の西島秀俊。そして旅の途中で出会い、ハルに影響を与える重要な人物として、三浦友和、西田敏行が出演する。監督は、日本映画としては『H story』以来、18年ぶりにメガホンをとる諏訪敦彦。「『風の電話』は岩手県大槌町の丘にひっそりと置かれています。わかりやすい標識や、案内図はなく、『さあ、自分の力でここまでやっておいで』と私たちに旅を誘っているかのようです。熊野詣での時代から、旅は生まれ変わるための再生の行為です。私たちも傷ついた主人公ハルの魂とともに、『風の電話』を目指して旅をしてみようと思います」とコメントしている。『風の電話』は2020年初春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年04月11日「夫婦割で2枚、お願いします」映画館のチケット売り場で、こう口にした三浦友和(66)。隣にそっと寄り添うのは、妻の百恵さん(60)だ。友和が財布から“夫婦割”の料金2,200円を取り出しチケットを受け取ると、百恵さんと2人で館内に消えていった――。実はこの1月17日は、百恵さんの60歳の誕生日だった。「友和さんは、百恵さんの誕生日とその前日の2日間、オフを取ったそうです。かなり前からスケジュールを調整していたみたいで、この2日間をどうしても百恵さんのための特別な日にしてあげたかったのでしょう」(三浦家の知人)百恵さんにとって“60歳”という年齢には特別な意味がある、と友和は今年1月の本誌のインタビューでこう明かしている。《60歳は、妻にとっては母親が亡くなった年齢でもあります。それだけに60歳への思いが強いのか、すごく重く捉えているようです。誕生日には何かしてあげようと思っています。息子たちもそのつもりでいるようです》(19年1月1日・8日合併号)亡き母の享年と同じ年齢になる誕生日。還暦を無邪気に喜べない百恵さんを少しでも明るく祝ってあげたいと、友和はデートに連れ出したに違いない。とはいえ2,200円の映画デートは、“還暦祝い”にしてはカジュアルな気が――。「21歳の若さで結婚・引退した百恵さんは当時、『稔さん(友和の本名)と幸せな家庭を作って、普通のおばさんになりたいんです』と語っていました。それから現在に至るまでずっと“普通であることがいちばん幸せ”という強い思いがあるんです。そんな百恵さんの信念を深く理解している友和さんは、還暦祝いでもあえていつもどおりのデートにしたのでしょう。それこそ百恵さんがいちばん喜ぶことですからね」(前出・知人)特別な記念日だからといって、大々的なサプライズパーティーを用意したり、高価なプレゼントを贈ったりといった派手なことはいっさいしない。さりげなく過ごせる姿に、三浦夫妻のゆるぎない絆の強さが伝わってくる。こうした友和の気配りには、自分の両親を献身的に介護してくれる百恵さんへの感謝の気持ちがあった――。「ともに90歳を超えたご両親はいま、友和さん夫妻の自宅に同居しています。百恵さんは義父母のために介護の勉強も始め、食事や身の回りの世話などすべて百恵さんが担ってきました」(前出・知人)友和は前出のインタビューでこうも語っている。《妻は大変ですよ。病院は、妻が車で連れていっています。介護で自分の時間が削られるだけでもストレスになっているはずですから、ここは相性ですませず『ありがたく思っている』と言葉に出して伝えています》(同)誕生日や記念日などの特別な日だけではなく、友和は“何でもない日”でも百恵さんへの恩返しを忘れない。「家事や介護のストレスを少しでも和らげようと、休みの日は以前に増してデートに出かけるように心がけているようです。家にいる日も晩酌をしながら夫婦で語り合う時間は必ず作るようにしているといいます。最近2人は日本酒にハマっていて、料理上手な百恵さんがおいしいおつまみを作ってくれるのだとか。友和さんはこういうときも『いつもおいしいよ、ありがとう』とさりげなく百恵さんを褒めているそうです」(前出・知人)この日、映画を見終わり、お互いの感想を楽しそうに語り合っていた三浦夫妻。その左手薬指には、10年に1度新調するというおそろいの結婚指輪が、真冬の夕日を浴びて光っていた――。
2019年01月23日三浦大知(31)が2月24日に東京・千代田区の国立劇場で開かれる「天皇陛下在位30年記念式典」にて、記念演奏すると発表された。三浦の国民的行事への参加に、ネットでは大きな反響を呼んでいる。各メディアによると今回三浦は、「歌声の響」を披露。天皇陛下が沖縄訪問時の思いを込めて作詞され、皇后陛下が作曲された楽曲だという。Twitterではファンからの驚きとともに、喜びの声が上がっている。《沖縄県出身の、MJに憧れて歌いはじめ、踊りはじめた小さな少年は、青年になってとうとう天皇陛下、皇后陛下の作られた楽曲を御本人達の前で歌い、舞い踊る事になりましたとさ。いや、すげえや》《天皇皇后両陛下はきっと、三浦大知くんの歌声が国民の心を少しでも和やかにしてくれるだろう、って。そんな風にお考えになっているんじゃないかと想像して今夜は眠りたいです》《驚きすぎて気持ちが成層圏を突破している》三浦は97年にパフォーマンスグループ・Folderのメンバーとしてデビュー。9歳にしてメインボーカルを務めていた。「当時から、その歌声はMISIAさん(40)といった数々の大物ミュージシャンから認められていました。ソロに転向してからも着実にステップアップし、17年には紅白歌合戦に初出場。昨年も出場し、30人のダンサーを引き連れたパフォーマンスで多くの視聴者を魅了しました。昨年12月にリリースした楽曲『Blizzard』のMVが、YouTubeで1,000万回再生を突破したばかり。そのタイミングでの今回の発表に、ファンは喜びもひとしおのようです」(音楽関係者)そのキャリアは20年以上。三浦はついに、国民的歌手としての階段を登りつめたようだ。
2019年01月17日三浦翔平(30)と桐谷美玲(29)夫妻が12月23日、都内のホテルで披露宴を行った。各スポーツ紙によると三浦はタキシード姿で、桐谷は白のウエディングドレス姿で登場。桐谷がキャスターを務めていた「NEWS ZERO」(日本テレビ系)をモチーフにしたVTRが流れるなど始終、和気あいあいとしていたという。「人望の厚いお2人ですから出席者も超豪華。佐藤健さん(29)や山田孝之さん(35)といった大活躍の俳優陣から、長谷部誠さん(34)や北島康介さん(36)といった一流アスリートも祝福していました」(ホテル関係者)各スポーツ紙によると、披露宴ではONE OK ROCK・Taka(30)が乾杯のあいさつをしていたという。Takaと三浦は、たびたび互いのSNSに登場。その仲はファンの間でもよく知られている。「山田親太朗さん(32)の紹介でTakaさんと三浦さんは出会ったそうで、今では親友同士。Takaさんは英語を猛勉強し、海外でも大活躍。そんな努力家なところが、三浦さんにとっても刺激となっているようです。Takaさんも2人の交際を側で見守ってきましたから、乾杯の挨拶ができて喜びもひとしおでしょうね」(芸能関係者)そんな関係が知られていることもあり、TwitterではTakaのファンからも《三浦翔平くんの結婚式の乾杯挨拶Takaってぇぇえええすばら》《Takaの乾杯のあいさつは心に響く言葉が沢山詰まってたんだろうな 改めておめでとうございます》と2人に祝福の声が上がっている。親友に見守られて、2人は新たな門出を迎えた――。
2018年12月24日「(次男・貴大さんの主演映画)『栞』は僕も、新宿の映画館で見ましたよ。初めてでしたね。初めて、自分の息子ということを忘れて見られたという体験をしました」11月下旬の午後3時。インタビュー場所であるホテルの一室に、約束の時間より少し前に現れた三浦友和さん(66)は、ジャケットもパンツも、そして眼鏡も黒一色。唯一、純白のスニーカーが目にまぶしく映った。シンプルでスッキリした装いが、渋くキマる66歳は、ほかにいない。「いままでは、どこかに『息子が演じている』と、気になる部分がありましたが、『栞』では、本当に映画の中の人間にしか見えなかった。まるでドキュメンタリーを見ているように感じて、ああ、こんな俳優になったのかという驚き、感動もありました。息子には、すぐにそうメールも送りましたけどね」その日は、妻・百恵さん(59)も一緒だったという。「僕は、息子の作品全部を見ているわけではないけれど、母親は全部です。100%見ています。今回は、いい映画だという話が伝わってきたので『だったら、2人で行こうか』と。ほかの俳優さんも皆さんよかった。妻も『いい映画だ』と感動していました」意外なことに、夫婦で映画館に行くときは、『夫婦割』を利用する。「最初は、抵抗もありましたね。映画に携わる者として、安く見るのは失礼かと思ったりして。でも、ここ数年はちゃんと夫婦割(笑)。安く見られるなら、行こうかなと思ってくれる人がいることは、いいことだと思うようになりました」言うまでもないが、友和さんの妻・百恵さんは’70年代に絶大な人気を誇った歌手・山口百恵だ。人気絶頂の’80年10月、日本武道館のファイナルコンサートで、白いマイクをステージに置き、「幸せになります」と、芸能界を引退した。それから38年。百恵さんは来年1月17日、60歳の還暦を迎える。長男・祐太朗さん(34)は歌手、次男の貴大さん(33)は俳優として、その活躍の場を広げている。夫婦共通の趣味は、映画と旅行。息子たちが独立して家を出てからは、夫婦2人で旅行を楽しみ、映画を楽しむ生活だ。夫婦2人きりになっても、相変わらず夫婦げんかは一切しない。「頭で、けんかはしないと決めていても、けんかする人はするんです。でも、僕らはしないですんでいる。我慢しているわけでもない。僕の場合は、仕事が空いたら何カ月も空きます。その期間はずっと家にいるわけで、お互い、一緒にいることに慣れている。ずっと一緒にいても、もめ事もなく、疲れもしない。それはもう、相性としか言いようがないんですよね。サラリーマンの夫婦が、夫の定年後にギクシャクするというのはわかりますよ。うちの親がそうでした。父の当時は、定年が56歳。父は無趣味ですから、いきなりずっと家にいるわけで、母はうっとうしかったことでしょう(笑)」友和さんの両親は、同じ敷地内の別棟に住んでいる。父親は91歳、母親は92歳と高齢だ。「2人とも認知症ではないし、トイレも自分でいけますが、要介護1ですから、妻が食事の世話をしています。ただ、塩分制限などもあるので、週3回くらいは、夕食だけ宅食を頼んだりしています。姉夫婦もちょくちょく顔を見せては世話をしてくれています。それでも妻は大変ですよ。病院は、妻が車で連れていっています。介護で自分の時間が削られるだけでもストレスになっているはずですから、ここは相性ですませず『ありがたく思っている』と、言葉に出して伝えています。なるべく妻が楽に介護できるようにしたい。それが夫の務めです。下の世話が始まったら、施設に入れることも今から考えています」1日の終わりに夫婦で晩酌しながら、年金についてなど、老後の現実を直視する会話が増えてきた。「仕事の話は家ではしませんが、妻が僕の映画の感想を言ってくれるときはあります。僕は『見ないでほしい』というタイプなんで、全部ではないはずですが、こっそり映画館で見ているようです。ドラマは全部、見てくれています。とにかく妻は、筋金入りのドラマファンですから」百恵さんは、ドラマの新シリーズが始まると、すべてのドラマの第1話を必ずチェックして、「これは面白い。こっちはいまひとつね」と、報告してくれる。最新シリーズの評価はこうだ。「今回は何もないわ。『コールドケース2』(WOWOW)だけね」『コールドケース2』には、友和さんが未解決事件捜査班のボス役でレギュラー出演中なのだ。「妻のドラマを見る目は厳しいですよ、真剣に見てますから。ただし、感想を言うときは、いいことしか言いません。妻は何に関しても、マイナスの発言がないんです。すごくいいです。助かります」「ここはよかった」「このシーンが面白かった」と、具体的に感想を言ってくれる百恵さん。たまに、「このシーンはどうだった?」と、聞くと、とっさに、「うーん……」と、口ごもるときもある。「それで、ああ、つまらなかったんだなってすぐにわかる(笑)。妻はいま、ドラマと映画とキルトで生きていますよ。もう、一般人の感覚です。音楽番組も1ファンとして見ていますから」今年の『NHK紅白歌合戦』の出場者が発表されたとき、夫婦でこんな会話があった。「世の中にさほど知られていなくても、紅白に出ちゃうんだね」「いまの芸能界は、その知られていない人が武道館を満杯にできたりするんだよ」「やっぱり私たちのときとは、時代が違うんだな~」そうつぶやく百恵さんは、しみじみとした口調だったという。「ですから、もう妻からアドバイスできることなど何もないんです。息子たちの映画を見たり、CDを聴いて『よかったよ』と、言うだけです。うちはずっと、そんな親子でやってきました」年明けの1月、友和さんは67歳、百恵さんは還暦を迎える。「60歳は、妻にとっては母親が亡くなった年齢でもあります。それだけに60歳への思いが強いのか、すごく重く捉えているようです。誕生日には何かしてあげようと思っています。息子たちもそのつもりでいるようです」
2018年12月24日「最近は、記事が出ると、そのまま別のメディアがネットに上げて、拡散していくでしょう。実は、僕もネットで読んだんです。そこには、祐太朗の仕事のことで、妻が誰かに頼み込んだように書かれていました」11月下旬の午後3時。インタビュー場所であるホテルの一室に、約束の時間より少し前に現れた三浦友和さん(66)は、ジャケットもパンツも、そして眼鏡も黒一色。唯一、純白のスニーカーが目にまぶしく映った。言うまでもないが、友和さんの妻・百恵さんは’70年代に絶大な人気を誇った歌手・山口百恵だ。人気絶頂の’80年10月、日本武道館のファイナルコンサートで、白いマイクをステージに置き、「幸せになります」と、芸能界を引退した。それから38年。百恵さんは来年1月17日、60歳の還暦を迎える。長男の祐太朗さん(34)は歌手、次男の貴大さん(33)は俳優として、その活躍の場を広げている。取材前日のこと。マネージャーから記者の携帯に電話が入った。「三浦が1対1、2人だけでお話ししたいと申しております」事務所社長からも連絡が入った。「三浦も、世間で誤解されていることもあって、どうしても伝えたいことがあるようです」芸能人の取材では、スタッフが4~5人以上、同席することが多く、1対1など、ほとんどない。何事だろうか。いぶかりながらも、友和さんの意向をくんで、当日は、友和さんと記者、2人だけで向き合った。そして、友和さんは冒頭のように語り始めた。そのネット記事の出典になった本誌の記事は、百恵さんが、宇崎竜童・阿木燿子夫妻に、長男のことを頼んだというものだった。「そんなことは実際、してないんですよ。だって、“バカ親”でしょう。親が仕事に口を出すなんて。“親バカ”ではありますよ。息子の映画は全部、見ているし、CDが出れば、すぐに買って聴いています。息子たちの記事の切り抜きだって一生懸命、集めたりします。だけど、バカ親じゃない。妻は傷つくんです。バカ親に書かれたら、誰だってイヤでしょう。息子だって、傷つきます。でも、息子は芸能人だから、仕方ない。でも、妻は一般人です。周りの人がどんな理屈をつけようと、妻は生活の仕方を含めて一般人です。その妻が、なぜ傷つけられなきゃいけないんだということです」友和さんの訂正は2つ。1つは、祐太朗さんのマネージャーの件。そして、宇崎&阿木夫妻が、祐太朗さんに提供した曲『菩提樹』についてだ。「どちらも、『関係者』『知人』の声では、妻が頼み込んだということになっていますが、違います。祐太朗のマネージャーは、たしかにかつて妻の現場マネージャーだった内藤光広さんという方です。でも、内藤さんは何年も前から、祐太朗のCDを聴き、ライブを見てきて、彼のほうから『担当させてほしい』と、電話をくださった。阿木さんも、祐太朗のライブを見に行って、ご夫妻で何年もやってきた舞台『Ay曽根崎心中』に、『歌手として出てもらいたい』と、電話をくださったんです。どちらも、あちらからの愛情あるお誘いですよ。祐太朗は、カバーアルバムで、ご夫妻が作詞・作曲した『さよならの向う側』を歌わせていただいた。そのご挨拶に、祐太朗自身が伺ったとき、『菩提樹』を提供していただくことになったんです。それは、今年の舞台『Ay曽根崎心中』(12日~)でも歌うんです。宇崎さん、阿木さん夫妻とは年1回くらいは食事をご一緒します。親しいからこそ、仕事が絡むことは頼んではいけない。そこは一線おかないと、長年のお付き合いが崩れて、気持ちよく食事もできなくなります。親が手を回すなんてやっちゃいけない。それをするくらいなら、芸能人はやらせません」一気に言って、語気を強めた。「これは夫として言いたい。とにかく、妻を傷つけるのだけはやめてほしいんです」友和さんは20分以上、とうとうと語り続けた。息子たちを、そして誰よりも妻を思う友和さんの迫力に、記者は圧倒されていた。気がつけば、さんさんと西日が入ってまぶしいほどだった部屋が薄暗くなっていた。「すっかり日が暮れましたね」そう言うと、友和さんはスッと立ち、部屋の明かりをつけてくれた。「突然、明るくなると、なんだか恥ずかしいですね」照れくさそうに苦笑する。硬かった表情も和らいでいた。友和さんが、妻を守ろうと熱くなるのは、結婚前から始まったマスコミの取材攻勢の激しさにある。人気絶頂のなかで引退した百恵さんの私生活を追うテレビ、雑誌の取材合戦は何年も続いた。子育ての時期は、ワイドショーの突撃取材や隠し撮りの写真週刊誌がのしてくる時代と重なった。友和さんの著書『被写体』によれば、祐太朗さんは2歳ごろまで、家から出たがらず、母親から離れない子になっていたそうだ。「表に出られなかったですもん。外に出るのが不安だという親の雰囲気が、子どもに伝わっちゃうんです。あのころはマンション住まいでしたが、玄関前のビルにカメラの放列ですよ。妻を撮ろう、息子を撮ろうと、毎日ね」長男が3歳、次男が2歳の年に国立に引っ越したが、取材攻勢はやまなかった。ゴミ出しに出ると、カメラマンが飛び出してきて、驚いた百恵さんが足首を捻挫したこともある。’93年には、自宅に不審者が侵入。とうとう百恵さんは、友和さんにこう漏らしている。「私はこれ以上、芸能界にいたことを後悔したくない」友和さんは著書に書いている。《自惚れに近い自信を持って言える。家族は守る》(『被写体』)「ただ、子どもを守る、妻を守るというのは、皆さん、同じだと思います。逆から見れば、僕が妻に守ってもらったかもしれないし、子どもがいたから、頑張れたのかもしれない。大事なのは、家族間の思いやりですよ。35歳で家を建てましたが、バブルで土地も建設費も高いときにローンも組んだ。でも、俳優業には波があって、仕事のよくない時期がちょうど重なり、妻と家を売ろうかと話したことがあったんです」マスコミ攻勢の渦中にいた百恵さんが、本を出すなり、CMに出れば、簡単に解決しそうな問題にも思えるが--。「僕にも妻にも、そういう考えはまったくなかった。単純に家を売るしかないと思っていました」そのとき百恵さんはこう言った。「10万円なら10万円の、千円なら千円の生活をするだけよ」と。「あのときは、本当に助かりました。妻はいつでも泰然自若。何があっても動じないんです」1対1で向き合った友和さんは、シャイで誠実な人だった。シャイな彼が、妻のためあえて本誌に、真摯にインタビューに応えてくれた。“妻を傷つけないで”という言葉が、いつまでも記者の胸の奥に響いている。
2018年12月24日大沢たかお主演、入江悠が監督を務める映画『AI 崩壊』が、2020年1月31日(金)に全国公開される。AI社会を描く超本格サスペンスオリジナルストーリーとなる映画の舞台は、AIが人間の生活に欠かせない存在となった2030年の日本。主人公の桐生浩介は、天才科学者で画期的な AIの開発者であるが、ある日そんな桐生の開発したAIが突如暴走。年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴…など国民の個人データを完全に掌握したAIが、人間の生きる価値を選別し、やがて殺戮を始めるという衝撃的な事態へと発展していくー。大沢たかお主演、岩田剛典や広瀬アリスら豪華キャスト桐生浩介(大沢たかお)主人公の画期的なAIの開発者・天才科学者・桐生浩介。亡き妻・望の為に医療AI<のぞみ>を開発した。そのAIが暴走してしまい、テロリストの容疑者と断定される。桐生は逃亡を試みるも、張り巡らされたAI捜査網の中ですぐに居場所を特定されてしまう…。桐生を演じる大沢たかおは、ロンドンで公演されたミュージカル「王様と私」で1人2役を演じるなど活躍の場を世界に広める傍らで、映画『キングダム』で王騎の役を務め、圧倒的存在感を放った大沢が今度はどのような“天才科学者”ぶりを見せるのか。桐生の妻・望(松嶋菜々子)桐生浩介の妻・桐生望。夫と共に画期的なAIの研究をしていたが、病により若くしてこの世を去ってしまう。演じるのは松嶋菜々子。捜査官・桜庭誠(岩田剛典)警察が誇るAI監視システムを駆使する警察庁の天才捜査官・桜庭。警察はAIシステムを使った捜査を行っており、普通の人が使うPCやスマホのカメラなど、ネットワークにつながっている全てのカメラを勝手に利用し、逃亡者となる桐生を追い詰めてゆく。演じるのは、『去年の冬、きみと別れ』や『パーフェクトワールド 君といる奇跡』で主演を務めた三代目J Soul Brothers・岩田剛典。奥瀬久未(広瀬アリス)警視庁捜査一課の刑事。演じるのは『食べる女』『旅猫リポート』で好演した広瀬アリス。合田京一(三浦友和)合田は、類まれな刑事の勘で事件の真相に迫っていくベテラン刑事。奥瀬(広瀬アリス)との凸凹コンビも見どころの1つだ。西村悟(賀来賢人)桐生の義理の弟。AI<のぞみ>を管理する企業の代表で、AI暴走の収拾を試みる。また、日本中を逃げ回る桐生を手助けする。すべての鍵を握るキーマンでもある。『今日から俺は』で人気俳優へと駆け上がった賀来賢人が演じる。その他、芦名星、玉城ティナ、高嶋政宏、余貴美子ら豪華キャスト陣が出演する。迫力満点のカーアクション!そんな豪華キャストもさることながら、物語で繰り広げられるド迫力のアクションシーンも本作の見どころのひとつ。制作陣が一番こだわったのは、CGに頼らない“リアル”な撮影方法。一般道路を全面封鎖して行ったド迫力のカーアクションや、 巨大な貨物船をまるごと一隻貸し切った撮影など、臨場感あふれるアクションの数々がフィルムに収められている。入江監督は「CGをほとんど使わずにリアルさを追究 したことで、役者さんの切迫感や熱の入り具合もすごく高まったと思います」とコメントを寄せいている。『22年目の告白-私が殺人犯です-』製作陣が再集結監督を務めるのは、『22年目の告白-私が殺人犯です-』『ビジランテ』の入江悠。そして、『キングダム』のほか、人気作品『ちはやふる』シリーズ、『斉木楠雄のΨ難(サイなん)』などを手掛ける北島直明がプロデュースを担当する。『22年目の告白-私が殺人犯です-』以来、2度目のタッグを組む入江と北島。前作で社会派サスペンスを描き切った彼らがどのようにストーリーを描くのか、期待が高まる。映画「AI崩壊」主題歌に“AI”、新曲「僕らを待つ場所」書下ろし主題歌を務めるのは、人気女性シンガー・AI。映画『AI崩壊』のために新曲「僕らを待つ場所」を書きおろした。楽曲について「今まで歌った中で一番シンプルな音の曲だと思います。映画のイメージとはあえて逆に、機械的な音を避けました。でも温かく生の声を伝えたかった」と心境を語るAI。その一方で、「AI崩壊というタイトルに私が歌うっていうのは笑いました」と、自らの名前と同じ映画タイトルの主題歌を担当することについて、茶目っ気たっぷりのコメントを残している。【詳細】映画『AI 崩壊』公開時期:2020年1月31日(金)全国公開監督・脚本:入江悠企画・プロデュース:北島直明出演:大沢たかお、賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、三浦友和、芦名星、玉城ティナ、高嶋政宏、余貴美子
2018年12月18日主演に大沢たかお、共演に賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、三浦友和を迎え、2017年に大ヒットした『22年目の告白‐私が殺人犯です‐』のスタッフが再集結、完全オリジナル脚本で超本格サスペンス映画『AI崩壊』を製作することが決定した。舞台となるのは、2030年の日本。医療・金融・交通・セキュリティなど、AIが国民の生活を支えるインフラとして欠かせない存在となっている“AI社会”。そんなある日、信頼していたAIが暴走、日本中を巻き込む、想像を絶する大惨事が発生する――。本作の主人公となる、画期的なAIの開発者で天才科学者の桐生浩介を演じるのは、『藁の楯 わらのたて』で主演を務め、最近では実写版『キングダム』や日中合作映画『逢いたい』(邦題)への出演、ロンドン公演されたミュージカル「王様と私」で1人2役に挑戦するなど、活躍の場を世界に広げる大沢たかお。さらにドラマ「今日から俺は!!」で話題の賀来賢人、ドラマスペシャル「炎上弁護人」にも出演する岩田剛典、『映画ドラえもん』最新作でゲスト声優を務める広瀬アリス、さらに『羊と鋼の森』の三浦友和と日本を代表する豪華キャストたちが競演。現在でも、家電・交通・セキュリティなど身の回りにはAI搭載のシステムが次々に登場し、AIという文字をメディアで見ない日はないほど関連ニュースがメディアを賑わしている。まさにAIへの関心が高まる今と地続きの未来、2030年には一体どんなAI社会が待っているのか、期待と不安が高まるばかり。撮影は12月22日(土)にクランクイン、2019年2月下旬にクランクアップを予定。オリジナル脚本を手がけメガホンをとるのは、2017年上半期最大のヒットとなった『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』の入江悠監督。同作の北島直明プロデューサーと再びタッグを組み、完全オリジナル映画、前作を大幅に超える制作費で“原作映画がスタンダード”になった日本映画に一石を投じていく。入江監督は「近未来SF」×「クライムサスペンス」は「子どものころからの夢」と語り、「ここ十数年の人工知能(AI)の進歩は驚くべきもので、私たちはいま歴史上、未曾有の分岐点に立っています。完全オリジナル脚本を書き、主演の大沢たかおさんはじめ素晴らしい俳優陣の方々に集結していただきました」とコメント。「手に汗を握るノンストップ・サスペンス映画を作るべくキャスト・スタッフ一丸となって撮影へ臨みます。エキストラさんや最新テクノロジー提供など、ご協力いただける方々への募集も始まっています」と明かし、「新しい日本の近未来映画の誕生」へ期待を込めている。また、北島プロデューサーは「映画『22 年目の告白』を大幅に超える製作費を投じます。“原作を元にした映画”がスタンダードとなった日本映画への挑戦です」と力強くコメント。「日本を代表するAI研究者の方々への取材を何度も行い、20稿を超える改稿を重ね、『藁の楯』を超えるアクションと『22 年目の告白』を超えるヒリつく展開の脚本が完成しました」と手応えを覗かせている。『AI崩壊』は2020年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2018年12月15日12月7日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では2020年東京オリンピック開閉会式の演出を担当する山崎貴監督の最新作で堺雅人&高畑充希が夫婦役で初共演した『DESTINY 鎌倉ものがたり』を地上波初放送する。本作は西岸良平による既刊33巻、累計発行部数900万部のベストセラー「鎌倉ものがたり」の映画化作品。『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠の0』『海賊とよばれた男』などで独特の映像美によって観客を魅了、来年夏には菅田将暉主演で「戦艦大和」の建造計画をめぐる物語を描く『アルキメデスの大戦』の公開も控える山崎監督がメガホンを取って映像化を実現した。堺さんが鎌倉に住み普段から和装を好む多趣味なミステリー作家・一色正和を、歳が離れた正和の妻・亜紀子を高畑さんがそれぞれ演じるほか、正和の担当編集者・本田役で堤真一、死神役で安藤サクラ、貧乏神役で田中泯、そのほか市川実日子、ムロツヨシ、要潤、大倉孝二、神戸浩、鶴田真由、薬師丸ひろ子、國村隼、吉行和子、橋爪功、三浦友和、中村玉緒ら超豪華キャストが集結。天頭鬼の声は古田新太が担当している。鎌倉に住むミステリー作家・一色正和は初めて会った瞬間に運命を感じた亜紀子と結婚、ハネムーンから戻ったばかり。幸せいっぱいの亜紀子だが、初めての鎌倉暮らしは驚くことだらけだった。道を歩く正和と亜紀子の前を貉(ムジナ)か河童か通り過ぎて心底驚く亜紀子に、正和は「鎌倉は何千年も昔から妖気が溜りに溜まって、いろいろな怪奇現象が起こるけれどもここでは普通のこと、すぐに慣れる」と言ってのける。魔物の夜市で手に入れたキノコを食べて幽体離脱してしまったり、家に取り憑いた貧乏神と仲良くなりお茶碗を交換したりと奇妙な経験を重ねながら一色家で過ごすうちに、正和のことを少しずつ理解していく亜紀子。そんな亜紀子の存在は正和が幼いころから抱き続けてきた心の傷をも次第に癒していく。正和の担当編集者・本田が病に侵され、余命があとわずかだということが判明。正和から死神の存在を教えられた本田はこの世に残って家族を見守るために死神と取引することを決意、一方、階段で転んだ拍子に身体のある“変化”に気付いた亜紀子。彼女はこのままでは正和の寿命が短くなると知り、愛する人を守るために黄泉の国に旅立つ。そんな彼女の思いを知った正和は…という物語。金曜ロードSHOW!『DESTINY 鎌倉ものがたり』は12月7日(金)21時~日本テレビ系で地上波初放送。(笠緒)■関連作品:DESTINY 鎌倉ものがたり 2017年12月9日より全国東宝系にて公開© 2017「DESTINY 鎌倉ものがたり」製作委員会
2018年12月07日●W主演作『かぞくいろ』では、義理の親子に地方のローカル線を舞台に、自分の生き方を見つめ直す姿を温かく描く映画『RAILWAYS』シリーズ。これまでに中井貴一、三浦友和が主演を務めた同シリーズだが、今回初のW主演で「女性運転士」とその義父を主役にした『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』が11月30日より公開される。有村架純は、25歳で未亡人となり、夫の連れ子を抱えて夫の故郷の鹿児島で一念発起して鉄道の運転士を目指す奥園晶を演じ、初のシングルマザー役に。また、W主演の國村隼が晶の亡き夫の父・節夫を演じ、九州・肥薩おれんじ鉄道が走る場所で血の繋がらない家族3人が心を寄せていく。今回は、久しぶりの共演で初の義親子役となった有村と國村に、作品や互いの印象についてインタビューした。○5年前は互いに「宇宙人」――2人が共演されるのは、ドラマ『スターマン・この星の恋』(13)以来と伺いました。その時は話題になったキスシーンもありましたが、今回は義理の親子役で。改めて対峙して当時からの印象の変化など、感じたことがあればぜひ教えていただきたいです。有村:なつかしいですね國村:『スターマン』で初めて有村君とやった時に、「この人は、本当に素直にスッといろんなことに入っていける人だな」という気がしていました。今回の晶ちゃんもなかなか難しい役どころですけれど、有村君らしく、彼女自身の中から出てくるものに素直に従っている感じがしました。――やっぱり、「芯は変わらず」といった印象でしょうか。國村:そうですね、やっぱりそれはもう俳優さんの性質の問題だと思うんで、役柄や作品が変わっても、根っこは変わらないでしょう。――有村さんは、今回の國村さんの印象はいかがでしたか?國村:ずいぶん、違うトーンだからね(笑)。有村:ドラマの時は、お互い宇宙人で。不思議な役どころだったんですけど、現場にいらっしゃる國村さんは佇まいもご自身のペースでいらっしゃる感じで、すごくかっこよかったです。私は当時20歳くらいで、まだそんなにお芝居の経験もなくて、どうやって自分が任せられた役をやり切るか、存在感を残せるか、ということしか考えていませんでした。でも、いろんな経験をさせていただいて、5年ぶりに國村さんとご一緒させていただけるのはすごく嬉しいです。5年の間にも、國村さんは海外の映画や数々の作品に出られていて、人生経験を含めて、尊敬の意味で「到底、手の届く人じゃない」と思っていました。國村:初めて聞きました。有村:本当に。――國村さんは元々すごい俳優さんだと思いますが、インターネットでも注目を集めて、さらに人気が出ているのかなと思いました。國村:ありがたいことでございます。『スターマン』の時には、有村さんのファンに「何をすんねん!」と、怒られていたらしいですけど(笑)。――『シン・ゴジラ』や『哭声 / コクソン』の役は今まで以上に話題になっていたと思いますが、その反応は感じられていましたか?國村:今まで外を歩いていたら「見てますよ!」と声をかけて下さることが多かったんですが、具体的に「あの作品、観ましたよ!」と言われることも多くなりました。●"半成人式"の難しさも描かれた作品に「時代を捉えている」――今回は、肥薩おれんじ鉄道を舞台に、運転士役に挑まれたお二人ですが、やってみての感想はいかがでしたか?有村:私は正直、こういった役のお話をいただけるとは全く思っていなかったので、想像もしていなかった世界でした。男社会のような印象がある中、女性運転士の方も実際にいらっしゃって、飛び込んでいる方は、すごくかっこいいなと思いました。決して、若い世代に馴染みのある職業ではないとは思うんです。でも、晶も含めて、運転士を目指したいと思わせるロマンが、やっぱり鉄道にはあるんだな、と思いました。國村:僕も、今まで特別鉄道に興味がある方ではなかったんです。だけど今回ベテラン運転士の節夫さんを演じて、「あ、俺もやっぱり男の子やったんや」と自覚しました。鉄道を自分で動かしているという感覚はドキドキして、楽しいもので。……と言っても、もちろん実際には動かしてないんですが(笑)。動かしている様に演技をしているだけでも、操作とかを体験することで「やっぱり、こういうことは好きなんだ」と思いました。――ちなみに、もしお二人が実際に家族だったら、どういう感じになると思いますか?有村:ええ、どういう感じでしょう?國村:それは想像したことがないから、わからないね。有村:でも私は、夜一緒に、國村さんと晩酌がしたいです。「黒千代香」で飲むのが美味しいとおっしゃっていたので。國村:その話ばかりしてましたから(笑)。撮影中も、僕は黒千代香のお店に行っていました。成長した娘と晩酌って、父親にとっては一番楽しい時間でしょうね。――家族といえば、作品で出てくる半成人式(10歳で行う成人式)が結構賛否両論を呼んでいて。その難しさが描かれていたのがすごいなと思いました。國村:この作品で、初めて存在を知ったんですよ。そういう意味でも、吉田(康弘)監督の脚本は非常に今の時代をちゃんと捉えているんだと思います。しかもそれは東京という大都会の今ではなく、同じ日本の中でも肥薩おれんじ鉄道が走る場所の、今。家族というものを通して、日本の同時代の現実を描き出しているし、観ているお客さんにも、自分のこととして受け止めてもらえるはずだと思いました。○早く子供が欲しくなった――有村さんは、義理の息子と対峙する場面もあり、母親役に挑戦して、感じたことはありましたか?有村:私自身、母親という立場になったことがないので、晶と同じように、「母親とは何か」「家族とは何か」ということがわからない。自分自身もそうなので、一緒に寄り沿っていければいいかなって思いながら演じました。駿也がすごく人見知りで、せっかく喋れた、と思っても次の日になるとまたゼロに戻ってたり。でも、1カ月鹿児島にいたので、物語が進むにつれて段々と心を開いていってくれて、その距離感が妙にリアルですごく良かったと思いました。――すごくリアルだったんですね。子供のかわいさに目覚めた、なんてことは。有村:面白いですよね。素直で、目の前にあるものを何でも遊び道具に使っちゃったりとか本能的に生きてる感じがうらやましいなとも思うし、かわいいなとも思うし、自分も早く子供が欲しいなと思いました。國村:そうか、それは女性ならでは、やなあ。――最後にぜひ、この作品を気になっている方に対してメッセージをいただけると嬉しいです。國村:『かぞくいろ』という映画は、とってもストレートに、ホントに不器用な3人が一生懸命というものを作り直すお話です。ぜひ、親子で夫婦でご一緒に映画館へいらしてください。有村:本当に、大きな波があるわけでもない日常を描いていて。だけどピントを合わせた時に、ものすごく繊細で複雑な心情がある作品なんだと思います。観てくださった方に優しく寄り添えるような作品になっていると思うので、ぜひ映画館で観て、家族のあり方などについて考えていただけると嬉しいです。國村:やっぱり、まず映画館ですよ。これはやっぱり、肥薩おれんじ鉄道からの車窓の景色や、遠くをコトコト走っている電車であるとか、大画面で観ていただかないとこの作品本来の面白さ楽しみが伝わらないと思います。ぜひ、映画館へ。■有村架純1993年生まれ、兵庫県出身。2010年女優デビュー。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13)で人気を博し、『映画 ビリギャル』(15)で第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞および新人俳優賞を受賞。また、同作と『ストロボ・エッジ』(15)で第58回ブルーリボン賞を受賞。NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17)では主演を務め、第67、68回NHK紅白歌合戦の紅組司会者に起用され話題をさらう。主な映画出演作は、『思い出のマーニー』(14・声の出演)、『アイアムアヒーロー』(16)、『何者』(16)、『3月のライオン 前編/後編』(17)、『ナラタージュ』(17)、『関ヶ原』(17)など。最新作は『コーヒーが冷めないうちに』(18)、『フォルトゥナの瞳』(19)。■國村隼1955年生まれ、大阪府出身。97年に『萌の朱雀』(河瀬直美監督)で映画初主演。以降、国内外の数多くの作品で活躍。クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビルvol.1』(03)、ジョン・ウー監督『マンハント』(18)など海外の作品にも出演、ナ・ホンジン監督『哭声 / コクソン』(17)で第37回青龍映画賞の男優助演賞と人気スタ-賞の2冠を獲得、外国人俳優初の受賞となり注目を集めた。主な映画出演作に、『アウトレイジ』(10)、『地獄でなぜ悪い』(13)、『あさひるばん』(13)、『渇き。』(14)、『天空の蜂』(15)、『シン・ゴジラ』(16)、『海賊とよばれた男』(16)、『忍びの国』(17)、『パンク侍、斬られて候』(18)、『泣き虫しょったんの奇跡』(18)など多数。’19年は『アルキメデスの大戦』などが公開予定。
2018年12月02日映画『かぞくいろ― RAILWAYSわたしたちの出発―』(11月30日公開)の公開初日舞台挨拶が11月30日に行われ、有村架純、國村隼、桜庭ななみ、歸山竜成、青木崇高、斉藤和義、吉田康弘監督が登場した。同シリーズは地方のローカル線を舞台に、主人公が自分の生き方を見つめ直す姿を温かく描き、これまでに中井貴一、三浦友和が主演を務めた。新作ではシリーズ初となる「女性運転士」の物語を描く。有村は25歳で未亡人となり、夫の連れ子を抱えて夫の故郷の鹿児島で一念発起して鉄道の運転士を目指す主人公・晶を演じ、國村は晶の義父・節夫を演じる。舞台挨拶には、主題歌「カラー」を歌う斉藤和義がサプライズ登場。有村のファンだという斎藤は「いやもう、嬉しいです。たまらないですね」と嬉しそうな様子を見せる。國村は「ひとつお伝えしとくことが……」と切り出し、「京都の友人が斎藤さんのコンサートに行った時に、『僕は有村架純ちゃんの大ファンなんだよね。主題歌を歌ってるのに、イベントに呼んでもらえない』と愚痴ってはった、と」と語ると、斎藤は「そしたら呼んでもらえたんです。言ってみるもんだな」と肯定し、観客を笑わせる。有村も「光栄です」と笑顔を見せた。さらに斎藤は、物語の舞台となった肥薩おれんじ鉄道にちなんだオレンジの薔薇の花束を渡し、有村も「オレンジの薔薇なんて初めて」と喜ぶ。斎藤は「さっきそこで渡されたので……」と苦笑しながらも、有村が手を差し伸べると嬉しそうに握手していた。
2018年12月01日11月30日公開の映画『かぞくいろ― RAILWAYSわたしたちの出発―』の試写会が21日、都内で行われ、有村架純、國村隼、三浦友和が出席した。人生を鉄道になぞらえて描いてきた映画『RAILWAYS』シリーズの第3弾となる今回は、鹿児島県~熊本県を結ぶ肥薩おれんじ鉄道が舞台。美しく彩り豊かな九州の西海岸を愛する夫を失った晶(有村架純)は、血の繋がらない息子・駿也(歸山竜成)を連れて夫の故郷・鹿児島へと向かう。鹿児島に住む義父・節夫(國村隼)と暮らすことになった晶は、節夫と同じ肥薩おれんじ鉄道の運転士になることを決意する。この日の舞台あいさつには、本作でダブル主演を務めた有村架純と國村隼、第2弾の『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』で主演を務めた三浦友和が登壇。三浦が「とにかく見終わった時に残るのは、すごく暖かい気持ちになるのが一番の印象です。鹿児島の雄大な景色の中、可愛い電車の雰囲気が良いし、とにかく彼女が健気で健気で、頑固親父(國村)に行くところの切なさが伝わってきました。運転手を目指す姿が健気でしたね」と有村を絶賛。それには思わず笑みをこぼした有村は「三浦さんに見ていただくとは思わなかったし、対面するとは思いませんでした。両サイドが恐れ多すぎてちょっと怖いです(笑)」とベテラン俳優に挟まれて恐縮しきりだったが、「本当にうれしいです」と三浦の褒め言葉に感謝した。家族の大切さを描いた本作にちなみ、「生涯のパートナーとして家族と歩む時に大事なことは?」という質問に、三浦は「人と比べないことが大事かなと。比べると妬みとかそういうった感情が生まれると思います。自分の家は自分の家、それぞれの家庭で自分の幸せはなんだろうな? と改めて見つけることが大事かもしれませんね」と回答。有村は「私は家族を持っていないので想像がつきませんが、やっぱり理解者でいたいですね。子供も将来の旦那さんになる人もそうですし、家族の理解者でありたいと思います」と話していた。映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』は、11月30日より全国公開。
2018年11月22日女優の有村架純が18日、都内で行われた主演映画『かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-』(11月30日公開)の完成披露試写会に、W主演の國村隼、共演の桜庭ななみ、歸山竜成、木下ほうか、筒井真理子、板尾創路、青木崇高、吉田康弘監督とともに登壇した。同シリーズは地方のローカル線を舞台に、主人公が自分の生き方を見つめ直す姿を温かく描き、これまでに中井貴一、三浦友和が主演を務めた。新作では鹿児島県〜熊本県を結ぶ肥薩おれんじ鉄道を舞台に、シリーズ初となる「女性運転士」の物語を描く。有村は25歳で未亡人となり、夫(青木)の連れ子(歸山)を抱えて夫の故郷の鹿児島で一念発起して鉄道の運転士を目指す主人公・奥薗晶を演じ、國村は晶の義父・奥薗節夫を演じる。シングルマザーに初挑戦した有村は、どのように役と向き合って演じたか尋ねられると「晶自身も私自身も、母親というものがどういった役割をしているのかわからないところではあったので、そこは自分自身も晶に寄り添って演じられればいいなと思いました」と打ち明け、「実はこのお話は"ある出来事"があってからのお話なので、"ある出来事"が起きるまでの過程って何も情報がなかったんですね。だから晶はこれまで25年間どういう人生を歩んできたのかというのは何も描かれずに始まるので、その辺のバックボーンは監督と共有しながら作らせていただきました」と語った。また、同作で晶が息子のために運転士を目指して新たな人生を歩む姿が描かれていることにちなみ、もし別の職業で生きていくなら、どんなことをしたいか質問されると、有村は「自分自身の体の健康面だとか、体調管理というのはずっと気にはしているんですけど、体に対する悩みとか、ここを改善したいという人の相談を受ける人」とカウンセラーのような仕事に就きたいようで、「私も体について悩むことが結構あるので、知識も勉強して、技術も勉強して、そういった人たちを助けたいなって思います」と目を輝かせた。さらに、出身地・鹿児島県での撮影で「小さいときから見ていた景色が広がっている場所での撮影だったので、心も体も元気になりました」と声を弾ませた桜庭は、同じ質問に「私は小さいときからナースになりたくて、それをずっと夢見ていました」と告白し、「今の会社の方にスカウトをしてもらってこのお仕事を始めたんですけど、その理由が『ナースの役ができるからやってみない?』って言われて、今ここに立っています」とコメントすると、会場から「おー!」「へー!」という声が漏れた。
2018年10月19日吉田羊が主演を務め、ジェリー・ブラッカイマー製作総指揮で全世界で大ヒットした「コールドケース」の日本版として話題を呼んだドラマの第2シリーズ「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」。先週13日より放送開始となった本作から、今後の展開がさらに楽しみになるスペシャル映像が解禁された。■豪華キャストが続投!本作のオリジナルは、ジェリー・ブラッカイマー製作総指揮で2003年から2010年まで全7シーズンにわたりアメリカで放送され、高視聴率を記録したドラマシリーズ。未解決凶悪犯罪、通称“コールドケース”を扱う捜査チームの活躍を描き、本国アメリカでは全シーズンの平均視聴者数が1000万人を超えるなど人気作品となっている。日本版では神奈川を舞台に、『ハナレイ・ベイ』の公開が控えている吉田羊が主演を務め、神奈川県警捜査一課の中でチームを引っ張る主人公の女性刑事・石川百合役を好演。また、百合を支える年下の相棒で、熱血漢の若手刑事・高木信次郎役を『海辺の生と死』の永山絢斗。チームのムードメーカーである立川大輔役を滝藤賢一。豊富な捜査経験で皆を支える金子徹役を光石研。メンバーから“代理”と呼ばれ、頼られるボス・本木秀俊役を三浦友和など、前作の豪華メンバーが続投している。■新キャストも続々登場!この度公開された特別映像では、宮藤官九郎演じる不気味な男が「私がやったんです」と自首するシーンから始まる。そして、その男をものすごい形相と剣幕で追いつめる石川と高木。さらには上司の本木に反発する、立川の姿まで映し出される。そして佐藤浩市演じる刑務官、吉岡秀隆演じる死刑囚とのパートでは、金子の並々ならぬ熱い決意が垣間見られる。また、これまで演じてきた役とは異なる、ダークでジゴロな田中圭と平岩紙演じる銀行員との間には、何やら危険なラブロマンスも…。さらには成海璃子と早乙女太一、山田杏奈と坂東龍汰、井上芳雄と飯豊まりえ、萩原聖人ら超豪華ゲスト陣の姿も捉えており、この出演者たちがどのように物語に関わってくるのか、気になる映像に仕上がっている。映像終盤では、松本穂香演じる一家の無理心中に巻き込まれた娘の、物語の行方を占う衝撃的なセリフも飛び出している。「コールドケース2」の魅力が詰まった、圧倒的なスケールの特別映像はこちらから確認してみて。「連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~」はWOWOWプライムにて毎週土曜22時から放送中。(text:cinemacafe.net)
2018年10月15日「最後に歌うのは『さよならの向う側』です。これはうちの母が(引退前の)いちばん最後に歌った曲です。この曲と、ぼくの新アルバムの曲『菩提樹』は、宇崎竜童さんと阿木燿子さんが書き下ろしてくれた曲なんです」9月24日、神奈川県小田原市でフリーライブを行った、歌手の三浦祐太朗(34)。この日、8月に発売されたアルバム『FLOWERS』の収録曲を中心に熱唱した祐太朗は、母・百恵さん(59)の“恩人”である宇崎竜童(72)&阿木燿子(73)夫妻に新曲を書いてもらったことを告白したのだ。全5曲を歌い切り、会場は大盛況。ライブ後の握手会には、百恵さん世代の女性ファンが列をなしていた。こうして活躍の幅を広げている祐太朗だが、その裏には百恵さんの母としての奔走があった――。宇崎夫妻をよく知る音楽関係者は、祐太朗の新曲ができた経緯をこう明かす。「宇崎夫妻は百恵さんの現役時代、シングルとLP合わせて合計68もの曲を提供。宇崎さんがこれだけの曲を書いたのは、百恵さんが最初で最後のことでした。かつて自分のスター時代を支えてくれた宇崎夫妻に、歌手として頑張っている息子の歌を書いてもらいたい!そんな思いで、百恵さん自ら、2人に頼みこんだと聞きました」宇崎夫妻が百恵さんに初めて提供した曲は、76年にリリースされた『横須賀ストーリー』。あれから42年経った今でも交流は続いているという。本誌のインタビューでもこう明かしている。《(09年に)恵比寿のレストランで、僕ら夫婦と百恵さん、彼女の元マネージャーと食事をしたんですが、百恵さんに「何で来たんですか?」と聞いたら、「JRの恵比寿駅からタクシーで来ました」と言うんでびっくりしました(中略)それから1年後の10年には、三浦友和さんを交えて食事をしました》(『女性自身』13年8月6日号)そんな百恵さんから“息子のために!”と頼まれ、宇崎夫妻は一も二もなく引き受けたのだろう。芸能リポーターの城下尊之さんはこう語る。「バンド解散後の12年3月、祐太朗さんは松山千春さん(62)のデビュー曲『旅立ち』のカバーでソロデビュー。それからはラジオのパーソナリティやドラマ出演など活躍の場を広げてきました。しかし、歌手としては昨年リリースした百恵さんの現役時代のヒット曲をカバーしたアルバムが話題になったぐらい。歌手デビューからは10年が経ちますが、俳優で活躍中の弟・三浦貴大さん(32)にくらべると、あまりパッとしないのが正直なところです」そんな苦境にあえぐ長男を見かねて、百恵さんは宇崎夫妻にHELPを申し込んだのだった。“長男のブレーク”支援はこれに留まらず、実は祐太朗の事務所社長も、百恵さんの肝いりなのだという。「祐太朗さんの個人事務所の内藤光広社長は、百恵さんの現役時代の最後のマネージャーだった人物なんです。百恵さんの“引退フィーバー”は安室奈美恵さん(41)以上のものでしたから、当時の芸能界でわざわざそんなに大変なところで働きたいという人はなかなかいなかったんです。でも、彼は誠実かつ真面目な仕事ぶりで、最後までやり遂げました。引退後も公私ともに交流があったそうで、百恵さんは“この人なら安心して息子を託せる”と、マネジメントをお願いしたといいます」(内藤氏の知人)以前は母・百恵さんの話題に触れないようにしてきた祐太朗だったが、最近では家族トークも“解禁”に――。7月2日に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演した際も、祐太朗はこんなエピソードを明かした。「祐太朗さんは『僕が学生時代に付き合っていた彼女とホテルに行ったときに、母の曲が流れてきて集中できなかった』と“ぶっちゃけトーク”を披露してスタジオを沸かせました。彼が百恵さんについてこれほどしゃべったのはこれが初めてではないでしょうか」(芸能関係者)百恵さんの知人は、こうした息子の発言に対する百恵さんの反応をこう語る。「番組を見ていた百恵さんは『自分のことを話すのはいいけれど、下ネタばかり……』と、恥ずかしさのあまり絶句したそうです。いまは何でもネットで拡散される世の中。いつか結婚を決めた女性も、それを読むかもしれない。そこまで心配した百恵さんは、祐太朗くんに“お叱りの電話”をしたらしいですよ(笑)」何かとひやひやさせる息子だが、歌手としてなんとか成功してほしい……。今は“向う側”でバックアップに励む百恵さんだった。
2018年10月08日女優の有村架純主演の映画『かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―』(9月30日公開)のポスタービジュアル、及び予告映像が29日、公開された。同シリーズは地方のローカル線を舞台に、主人公が自分の生き方を見つめ直す姿を温かく描き、これまでに中井貴一、三浦友和が主演を務めた。新作ではシリーズ初となる「女性運転士」の物語を描く。有村は25歳で未亡人となり、夫の連れ子を抱えて夫の故郷の鹿児島で一念発起して鉄道の運転士を目指す主人公・晶を演じ、國村は晶の義父・節夫を演じる。予告映像では、血の繋がらない3人が愛する人を失った悲しみを抱え、愛を伝えきれなかった後悔を抱えながら、新しい「家族」を作ろうと必死に前を向いて生きる姿が映し出される。有村が夫の連れ子である駿也(歸山⻯成)と激しく心をぶつけ合う様子も描かれている。また⻫藤和義が書き下ろした主題歌「カラー」の一部も初公開。⻫藤は、鹿児島での撮影現場を訪れ、肥薩おれんじ鉄道にも乗車して主題歌を書き下ろした。「走り出す 風になる 空高く 舞い上がれ」という歌声が、同作のテーマでもある”再出発“を強く感じさせる。ポスタービジュアルは、肥薩おれんじ鉄道が走る九州の⻄海岸の美しい景色を背景に、晶、駿也、節夫それぞれの表情が大きく映し出された優しくて明るい温もりある雰囲気に仕上がっている。
2018年08月29日ピクサー・アニメーション・スタジオ最新作『インクレディブル・ファミリー』(8月1日公開)は、前作『Mr.インクレディブル』(04)をさらにパワーアップさせた最強の続編となった。Mr.インクレディブルこと、パパのボブ役の声優を続投した三浦友和にインタビューし、ボブと自身のイクメンぶりについて語ってもらった。Mr.インクレディブルたちヒーロー一家は、正義のために戦ってきたが、戦闘で街を破壊してしまったことで、活動を禁止されてしまう。そんななか、ヒーロー復活を懸けた任務を命じられたのは、ボブではなく、建物を壊す心配がない妻のヘレンだった。ボブは仕方なく、ヘレンから子どもたちの世話を頼まれ、イクメンとして大奮闘していく。日本版では、ボブ役の三浦をはじめ、ママ・ヘレン役の黒木瞳、長女ヴァイオレット役の綾瀬はるかも続投した。○演じたボブのイクメンぶり――またMr.インクレディブルことボブ役をオファーされた時の感想から聞かせてください。すごくうれしかったです。もしかして別の人がやるのかな?と思っていたら、同じメンバーで続投できたので。今回は、より“ファミリー”を描く映画となっていましたが、本当に面白かったです。――ピクサーの作品は、どれも前作を上回るようなクオリティの作品になるのは、なぜだと思いますか?取り組み方が素晴らしいと思います。よく「2匹目、3匹目のドジョウを狙う」というけど、「ヒットしたからもう1本作る」とか、「スケールが小さくなっても絶対に客が入るからやっちゃおう」とか、そういう考え方ではなく「前作よりもいいものを作らないとお客さんに申し訳ない」というスタンスで作っているところです。だから続編の方がさらに膨らみ、面白いものになるのではないかと。――今回、ボブ役を演じてみて、彼のイクメンぶりはいかがでしたか?前作ではそういうエピソードが全くなかったのですが、今回はイクメンパートが多くて、その分、ボブの台詞量が多くなっていました。前作のアフレコは確か3日間くらいで終わった気がしたけど、今回のスケジュールは1週間もとってありましたが納得です。最初に、女房(ヘレン)が活躍する話だと聞いていたから、そんなにボブの台詞はないと思っていたけど、ちょっと予想外の分量でした(苦笑)。――活動禁止令が出たあとで、街を救うミッションを任されたのは妻のヘレンでした。その時、内心ショックを受けながらも、妻を明るく送り出すボブが健気でした。まあ、強がりなんだけどね(笑)。「育児なんて簡単だよ」と言いながら、実際にやってみるとこんなに大変なことだったのかと思い知らされる。家事全般含めて、奥さんの大変さが初めてわかるんです。○実生活でもイクメンだった!――三浦さんにも祐太朗さんと貴大さんという息子さんがいらっしゃいます。三浦さんは、お子さんがまだ小さかった頃、イクメンでしたか?実はけっこうやっていました。女房が料理をする時は、横に並んで手伝ったりするし、洗い物もたまにはします。まだ子どもが小さかった30代の頃は仕事があまりなくて、けっこう暇だったので、すごくイクメンでした。――では、ボブより三浦さんの方がイクメンだったのですね。僕は何年もイクメンをやっていました。お風呂に入れたり、オムツ替えはもちろん、離乳食を作ったりもしていました。世間的には何もしないタイプだと思われているかもしれないけど、子育てはけっこう参加したほうです。今回のボブはジャック・ジャックに振り回されるので、昔のことを思い出しながら演じました。――ボブとヘレンは、お互いに助け合う素敵な夫婦だと思いました。ヘレンも外に出ていながら家庭のことやだんなのことを気にしていますよね。ああいう気持ちもすごくよくわかります。子育ては本当に大変なので、僕に限らずみんなそう思うと思いますよ。○2人の息子との親子関係――ティーンエイジャーのヴァイオレットとパパとの関係性も実にリアルでした。三浦さんは、父親と娘の関係性についてどう思われましたか?僕は娘がいないので「娘がいたらこんな感じかな?」と思って、そこはちょっと興味深かったです。でも、実際には娘がお父さんに恋愛相談をすることってあまりないんじゃないかと思いますが。うちは姉がいるけど、姉が親父に何かを相談している姿なんて見たことがなかったし。やっぱり相談するとしたらお母さんにするんじゃないですか。――三浦さんは息子さんから相談ごとをされたりしますか?自分が振り返ってもそうですが、男は親に相談なんてしないですよ。決定した時は言うけど、それまでは口にしないし、全部事後報告です。自分の時もそうだったから、親は大変だったんじゃないかなと。今、親になってそのことを思い知らされています。――三浦さんも事後報告派だったということですね?はい。だから今思えば、親に対して悪いことをしたなと思っています。自分が芸能界に入る時も、最初に「テレビでのデビューが決まったよ」とだけ言いに行きましたし、結婚する時も、本当にギリギリまで言わなかったんです。僕は18歳で家を出て、何年も家に帰らなかった時期もあったから、男はだいたいそういうものだなと思っています。もちろん、いろいろなタイプの子がいるとは思いますが、うちの子もそういう感じなので、まあいいのかなと。――そんなふうにおおらかに構えてらっしゃったから、息子さんたちはそれぞれの道を力強く歩むことができたんじゃないですか?いや、おおらかというよりは「そういうもんだよな」という諦めに近いです(苦笑)。次男坊(三浦貴大)なんて、最近全然会ってないけど、まあいいかと。○子供の才能とDNA――今回、ボブが一番手こずっていたのが、末っ子ジャック・ジャックの子守です。ボブはだんだん疲弊していきますが、そのへんも共感できましたか?うちは、あんなすごい力を持った子どもじゃなかったですが、気持ちはよくわかりました。でも、子どもは大人が忘れているようなパワーを間違いなく持っていると思います。僕も親として、子どもの能力を伸ばせられればいいなと思いながら子育てをしてきました。――三浦さんの息子さんたちはすでにひとり立ちされて、それぞれの才能を発揮されていますね。息子たちは、歌い手と俳優になったけど、僕は親として反対することはもちろんできなかったし、する必要もないと思っていました。彼らが本当に向いてないと思ったら、前もって言ったかもしれないですけど。例えば、ものすごく足が遅いのに「オリンピックに出たい」と言われたら「それは無理だな」と思うじゃないですか。でも、そうじゃなかったら、好きな道へ進んでいいんじゃないかと。――三浦さんも若き頃、音楽の道を志していらしたし、今は俳優として活躍されています。息子さんたちも素晴らしいDNAを引き継がれているのではないかと。自分がいいとか悪いとかではなくて、DNAというものはきっと関係すると思います。のちのちどうなるかはわからないけど、向き不向きはきっとあるのではないかと。それは、世襲制度の歌舞伎役者さんたち一家を見ていても思いますが、やっぱり見ていてDNAが濃いなあと思います。○幸せな家庭を作り上げる秘訣――ボブたち一家も三浦さんたち一家も、とてもいいファミリーだと思います。幸せな家庭を作り上げる秘訣は、どんなところでしょうか?秘訣というのは特にはないのですが、簡単に言えば「人と比べないこと」かなと思っています。他の家族や夫婦と自分のところを比べて、良いことを学ぶのならいいけど、劣等感やひがみ、そねみ、嫉妬などが出ると、ろくなことにならない。自分たちは自分たちでしかないよねと、思うことが大切なのかなと。もちろん、なかなかそうはいかなくて、今はいろんな情報が入ってくるし、隣の芝生は真っ青に見えるけど、そういうことは気にしない。「自分は自分」と思うことが一番いいのかなと思っています。■プロフィール三浦友和(みうら・ともかず)1952年1月28日生まれ、山梨県甲州市出身の俳優。70年代に二枚目俳優として活躍し、後に妻となる山口百恵と共演した主演映画やドラマを次々とヒットさせる。主な出演映画に『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『沈まぬ太陽』(09) 『アウトレイジ』(10)、『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(11)、『葛城事件』(16)など■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年08月08日シリーズ最新作『インクレディブル・ファミリー』の公開を記念して、8月4日(土)今夜のフジテレビ系「土曜プレミアム」ではシリーズ第1作となる『Mr.インクレディブル』を本編ノーカットで放送する。数々のCGアニメ作品を世界的にヒットさせてきたディズニー/ピクサーが『トイ・ストーリー』『バグズ・ライフ』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』に続いて世に送り出したキャラクターであるMr.インクレディブルと妻、そして子どもたち。Mr.インクレディブルことボブ・パーと妻のヘレンは、かつては世の中の平和を乱す悪と闘い人々を危機から救い出す大活躍をしていたものの、15年前のスーパー・ヒーロー制度廃止を機に一般市民として暮らすことを余儀なくされて、ヴァイオレット、ダッシュ、ジャック・ジャックの3人の子どもたちと共に“普通”の家族生活を送ろうと努力する日々を送っていた。しかし、再び世界を救うことを夢見続けるボブのもとに謎の手紙が届いたことから、ボブとその家族が想像を絶する冒険に巻き込まれていく…。監督は最新作『インクレディブル・ファミリー』のほか、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』や『トゥモローランド』などを手がけたブラッド・バード。製作総指揮を『アナと雪の女王』や『ベイマックス』『ズートピア』など数々のディズニー/ピクサー作品で知られるジョン・ラセターが務める。日本語吹き替えの声優には、Mr.インクレディブル役に三浦友和、インクレディブル夫人に黒木瞳、そのほか宮迫博之、綾瀬はるか、小倉智昭、高田延彦ら個性的なキャストが集った。本作に続くシリーズ最新作『インクレディブル・ファミリー』は現在大ヒット全国公開中。ディズニー/ピクサー長編アニメーション第20作目という記念すべき作品でもある同作は、全米で公開されると『アナと雪の女王』『トイ・ストーリー3』『ファイディング・ドリー』を超え、アニメーション史上全米興収歴代No.1を記録。日本でも大人気となっている。『Mr.インクレディブル』は8月4日(土)21時~フジテレビ系「土曜プレミアム」で本編ノーカット放送。(笠緒)■関連作品:インクレディブル・ファミリー 2018年8月1日より全国にて公開© 2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.Mr.インクレディブル 2004年12月4日より全国にて公開©Disney/Pixar
2018年08月04日サッカーJ2・横浜FCのカズこと三浦知良(51)、その妻でタレントの三浦りさ子(50)が8月2日に自身のブログで結婚25年目の「銀婚式」を迎えたと報告した。「もともと、ブラジルのプロリーグ在籍時のカズさんがりさ子さんのグラビア写真を見てひと目惚れ。人づてに電話番号をゲットし、Jリーグ元年の93年8月1日に都内の教会で挙式をあげました」(サッカー担当記者)りさ子はブログで「昨日は結婚記念日でしたしかも25周年!銀婚式!!」と報告。カズがチームの若手選手たちから祝われた写真をアップし、〈その子達と同じ練習を続けているのが凄いです〉と、いまだに現役を続ける夫をたたえた。また〈主人も現役サッカー選手で銀婚式迎えてる人、なかなかいないんじゃないか?と〉とカズの言葉を明かし、〈確かに!!笑〉と納得。これまでの結婚生活を振り返り〈25年、山あり谷あり子育てしながら色々ありましたが、子供達も大きくなり最近は大人だけの食事会にも夫婦で参加出きたりとまた別の幸せ楽しみを感じられてます〉としみじみ。今後について〈次は金婚式の50年?健康でいられるよう頑張ります〉とつづった。「ブログでもつづっているように、結婚生活はまさに『山あり谷あり』でした。結婚数年後にはカズとの別居報道が流れ、何度も離婚危機が報じられてきました。またカズが1人で夜の店を訪れたことが報じられるなどしたため“仮面夫婦”と言われたことも。しかしそうした周囲の雑音に惑わされることなく、りさ子さんは円満な家庭を守り続けてきたのです。今回、ブログには2人の子供とカズとの4ショット写真をアップしていましたが、非常に家族仲が良さそうでした。25年間紆余曲折あったからこそ、家族の絆はより強固なものになっているようです」(芸能記者)カズはいまだに現役を続けられていられるのも、そうした妻の献身があればこそのようだ。
2018年08月02日TVドラマも映画もイケメンなしには楽しめない! 今回、ご紹介するのは、ディズニー/ピクサー最新作『インクレディブル・ファミリー』。全米では『アナと雪の女王』と『トイ・ストーリー3』を越えて、歴代アニメーションNo.1の興行収入記録を更新しました。本作の日本版で、スーパーパワーを持ったヒーロー家族の父親・ボブの声優を務めた三浦友和さん。日本を代表する名優・三浦さんの素顔に迫ります。写真・角戸菜摘 文・田嶋真理【イケメンで観る海外ドラマ&映画】vol. 7幅広い役柄を巧みに演じ分ける実力派俳優・三浦友和ディズニー/ピクサー作品として初めて人間社会を舞台にし、アカデミー賞2部門に輝いた『Mr.インクレディブル』。その最新作『インクレディブル・ファミリー』では、スーパーパワーを持ったヒーロー家族の母親・ヘレンがイラスティガールとしてヒーロー活動をすることに。外で大活躍中のヘレンの代わりに家事・育児を任された父親・ボブは、イクメンになろうと大奮闘! 家族がそれぞれのスーパーパワーを活かし、“一家団結” で新たな敵に打ち勝つ姿を描いています。ーー前作が公開されたのは2004年です。今回、声優続投のオファーがあったとき、どう思いましたか?三浦さん もう声が掛からないと思っていたので、嬉しかったです。ーー前作『Mr.インクレディブル』は、ご家族でご覧になりましたか?三浦さん 観ました。自分がやっているように感じないところが楽しかったです。普段、いろいろな役をやっていますが、どんなに役を作っているつもりでも結局は自分のほうに役を持って来るんです。この映画ではボブという全くの別人にならなければならない。もともと声を入れている方がいて、その人に近づけて成りきる必要がある。できあがったものを観たとき、不思議なことに自分の声だと思えなかったんです。そのおかげで、映画を客観的に観ることができ、すぐにストーリーに入っていけました。ーー最新作の『インクレディブル・ファミリー』をご覧になった感想は?三浦さん 何か月後、何年後ではなく、前作からつながっていることに驚きました。ーーボブが家事と育児に悪戦苦闘するシーンをどう思いましたか?三浦さん 今、イクメンという言葉がありますが、30年近く前に僕はそれをやっていたので、昔はこういうことがあったなと懐かしい気分になりました。ボブのようなスーパーパワーはありませんが、自分の子どもたちがかわいくて世話が焼ける頃を思い出しながら、アフレコをしていました。ーーボブを演じる三浦さんご自身もイクメンをされていたのですね!三浦さん お風呂に入れたり、おむつを替えたり、寝かしつけをしたりしていました。僕はそういうことが苦にならず、自分からやりたいタイプだったんです。ーー寝かしつけはどのような方法で?三浦さん 子どもをひたすら抱いていました。抱くのを止めると、目が覚めてしまうので。特に長男はものすごく敏感でした。イクメンしているとはいえ、母親が9割以上の子育てをしているわけで。母親は睡眠時間が少なくなりがちですから、自分ができる範囲で寝かしつけをやって、「たまには早く寝て」と言っていました。そんなに珍しいことではないと思っています。ーー日本版完成披露舞台挨拶イベントの際、「欲しいスーパーパワー」として、“瞬間移動のパワーが欲しい” とおっしゃっていました。その理由は?三浦さん 瞬間移動のパワーがあれば、どんなことがあっても遅刻せず、ギリギリまで寝ていられる。夢のようなパワーだと思います。ーー『インクレディブル・ファミリー』の見どころを教えてください。三浦さん この映画はスーパーパワーを持っている家族の物語ですが、どこの家族や子どもたちにもパワーがあり、団結する力がある。その両方のパワーを楽しんでもらいたいですね。ーー三浦さんのご家族もインクレディブルなご活躍をされています。僕の家族に限らず、どこの家族でも何かあったときに、団結してパワーを発揮するものだと思います。年齢を問わず、誰でも楽しめる作品ですから、ぜひ多くの方に観ていただきたいですね。インタビューのこぼれ話猛暑にも関わらず、涼しげな佇まいが印象的だった三浦さん。夏バテ対策はしていないと語るいっぽう、「エアコンの設定温度を間違えて、暑くて眠れなかった」と明かすお茶目なところも! スタッフ一同、包容力たっぷりな三浦さんに癒された取材でした。Information映画『インクレディブル・ファミリー』8月1日より日本公開日本語版吹き替え声優/三浦友和、黒木瞳、綾瀬はるか、髙田延彦ほか監督/ブラッド・バード配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年07月31日俳優の三浦翔平と女優の桐谷美玲が、結婚を発表!三浦さんの公式ブログには、桐谷さんとの連名でコメントが発表されている。三浦さんの7月26日付けのブログには「ご報告」と題し、「この度、私たち三浦翔平と桐谷美玲は入籍したことをご報告させていただきます」とのコメントが。2人の出会いは2016年7月期に放送されたフジテレビ月9ドラマ「好きな人がいること」での共演だったが、「仕事仲間として同じ時間を過ごすうちに、お互いの人柄に惹かれ、結婚を意識したおつき合いをするようになりました」と交際について言及。「互いに自分にないものを沢山もっている2人なので、これから起こるであろう苦労や困難も、2人で補い助け合いながら乗り越えていこうと思います。そして、私たちらしく、いつまでもくだらないことで笑っていられるような家庭を築いていけたらと思います」と2人での新生活について語り、「仕事も今まで以上に邁進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します」と報告。文末には直筆による三浦さん、桐谷さんの名前が並んだ。ともに人気俳優の2人だけに、「朝から幸せなニュースでハッピーだぁ」「美男美女すぎるよ? え、え?」「おめでとうぉぉ!!!美男美女すぎる!!」「桐谷美玲と三浦翔平が結婚か~ 美男美女だなぁ」「どことなく顔にてるよね。お似合い!! やっぱ 雰囲気にてたり どこかしら似てる人と結婚するもんなのかな」と、最強レベルの美男美女カップル誕生に喜びと驚きを隠せない声が続出。「あれやん! ドラマのやつ! すご~!!!」「まさかこのカップルが結婚だなんて嬉しい~最強すぎる~」と2人が共演したドラマのファンからの反響もあり、当時のドラマの番宣で共演者の野村周平と山崎賢人が盛り上がりすぎたためか「三浦翔平と桐谷美玲が若干困ってる映像見かけたことあったから この2人がくっついたの野村周平と山崎賢人のせいでおかげだと思ってる」といった声も。「三浦翔平と桐谷美玲の結婚とか、ドラマっぽくて現実感を感じられない」「三浦翔平を桐谷美玲にとられたから3分寝込んでくる」「家に帰れば桐谷美玲がいるのか、、、。いいねぇ」とうらやましがるファンもいれば、「きょうは仕事頑張れそう」といった声も上がっている。三浦さんは6月に30歳になったばかり。2007年、第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで「フォトジェニック賞」と「理想の恋人賞」をW受賞すると、翌年の「ごくせん」第3シーズンでドラマデビュー。日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した『THE LAST MESSAGE 海猿』(’10)、続く『BRAVE HEARTS 海猿』(’12)の服部拓也役で精悍な姿を見せる一方、「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」などにも出演して人気を不動のものに。近年では「ダメな私に恋してください」「正義のセ」などでの好青年ぶりやツンデレぶりが話題となった。また、桐谷さんは現在28歳。高校時代にスカウトされ、雑誌「SEVENTEEN」(集英社)の専属モデルに。2011年まで約5年半、同・専属モデルを務めた。2006年に映画『春の居場所』で女優デビュー、映画『君に届け』、ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」(’07版)、「人は見た目が100パーセント」などに多数出演。見事なコメディエンヌぶりを見せた2015年の映画『ヒロイン失格』は大ヒットとなった。女優・キャスターなど芸能活動をしながら、7年間かけて大学を卒業したことでも知られる。2人が共演した「好きな人がいること」では、桐谷さんが“恋愛弱者”の主人公のパティシエ・櫻井美咲役、三浦さんが初恋の相手である年上男子・柴崎千秋役を演じ、その弟を山崎さんと野村さんが演じていた。(text:cinemacafe.net)
2018年07月26日女優の黒木瞳が25日、都内で行われたディズニー/ピクサー最新作『インクレディブル・ファミリー』(8月1日公開)のジャパンプレミアに登場。シースルー素材を用いた黒ワンピースで美脚を披露し、同作で描かれる家族の絆について熱く語った。同作は、2004年に公開された『Mr.インクレディブル』の続編。スーパー・パワーを持ったヒーロー家族=インクレディブル・ファミリーが、家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える。ジャパンプレミアでは、来日したブラッド・バード監督、プロデューサーのジョン・ウォーカー、日本版声優の三浦友和、黒木、綾瀬はるか、山崎智史、高田延彦、小島瑠璃子、サンシャイン池崎が、同作のカラーである赤と黒を取り入れたファッションで登場。前作に続いて母・ヘレン役を演じた黒木は、個性的なデザインの黒ワンピースに、赤い靴とヘアアクセサリーをあわせ、シースルーのスカート部分から美脚を披露した。そして黒木は「最強のスーパーヒーローのヒーローぶり、最強の家族を描いた『インクレディブル・ファミリー』を早くみなさんに見ていただきたい」とアピールし、同作で描かれる家族の絆について「ボブ(父)の理解があって初めてヘレンはスーパーヒーロー活動ができるので、なんといってもボブの愛だと思いますし、この家族の絆はものすごく強い。思いやりがあって正義感が強くて、強い絆になっていると思う」と熱く語った。また、「家族って、一致団結したら一番すごいパワーを持つんだなと感じる作品でもありました」と言い、「みなさまに元気と笑顔と勇気を与えてくれる作品だと思うので、楽しんでください!」と呼びかけた。父・ボブ役の三浦も、黒木の考えに「その通りですね」と同調し、「家族の絆の物語と言っていい。1人が危機に陥ったときに全員で助け合う、どこの家庭にもある絆だと思います」と語った。
2018年07月25日お笑い芸人のサンシャイン池崎が25日、都内で行われたディズニー/ピクサー最新作『インクレディブル・ファミリー』(8月1日公開)のジャパンプレミアに登場し、ディズニー/ピクサー声優初挑戦の喜びを語った。同作は、2004年に公開された『Mr.インクレディブル』の続編。スーパー・パワーを持ったヒーロー家族=インクレディブル・ファミリーが、家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える。池崎は、新キャラクターである、電気を自由自在に操ることができるヒーロー・ヘレクトリクスの声を担当。声優決定を聞いたときは「本当の意味で『イエーイ!』と叫びました。いつもの“ビジネス『イエーイ!』”とは違って、心の底からの『イエーイ!』が出た」と喜びを爆発させたという。また、「普段僕が『イエーイ!』とやっているキャラクターとはかけ離れているキャラクターだったので、めちゃくちゃ楽しくやらせていただいた」と話し、「実際見たら『これ池崎だったの?』って思える出来になっているので見てほしいです」とアピールした。ジャパンプレミアには、来日したブラッド・バード監督、プロデューサーのジョン・ウォーカー、日本版声優の三浦友和、黒木瞳、綾瀬はるか、山崎智史、高田延彦、小島瑠璃子、池崎が登壇した。
2018年07月25日タレントの小島瑠璃子が25日、都内で行われたディズニー/ピクサー最新作『インクレディブル・ファミリー』(8月1日公開)のジャパンプレミアに登壇した。同作は、2004年に公開された『Mr.インクレディブル』の続編。スーパー・パワーを持ったヒーロー家族=インクレディブル・ファミリーが、家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える。小島は、新キャラクターである女性ヒーロー・ヴォイド役で声優初挑戦。「ディズニー作品は小さいときから弟と見ていたので、こんな夢みたいな話があるのかと。同時に、ちゃんとできるのか不安もあった」と声優決定時の心境を打ち明け、「試写を見て、エンドロールに自分の名前を載せていただいているのを見て、涙が出ました」とうれしそうに話した。また、同作の見どころについて話している場面で、「どこまで言っていいんだ?」と悩みながら、ヴォイドとヘレンのシーンを紹介。するとブラッド・バード監督が「まだ(観客は)映画を見てないのに、そんなに話して大丈夫?」と突っ込み、小島は「やばい! 怒られた監督に!」と慌てていた。ジャパンプレミアには、来日したブラッド・バード監督、プロデューサーのジョン・ウォーカー、日本版声優の三浦友和、黒木瞳、綾瀬はるか、山崎智史、高田延彦、小島、サンシャイン池崎が登壇した。
2018年07月25日女優の綾瀬はるかが25日、都内で行われたディズニー/ピクサー最新作『インクレディブル・ファミリー』(8月1日公開)のジャパンプレミアに登壇した。同作は、2004年に公開された『Mr.インクレディブル』の続編。スーパー・パワーを持ったヒーロー家族=インクレディブル・ファミリーが、家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える。前作に引き続き長女・ヴァイオレットの声を演じた綾瀬は「前作のいちファンで大好きな作品だったので、また続編に参加させていただけることがとてもうれしく思いました」と喜び、アクションシーンについて「私もヴァイオレットと同じ動きをしながらやっていました」とその場で動きを披露した。また、さまざまなパワーが覚醒する末っ子のジャック・ジャックの好きな能力を聞かれ、「目から光線を出すシーンがすごく好きです。タヌキを追いかける…」と答えると、母・ヘレン役の黒木瞳が「アライグマ」と指摘。綾瀬は「ごめんなさい」と照れ笑いし、可愛らしい間違えに会場から笑いが起こった。最後に綾瀬は「ごく普通の家族の現実的な部分と、非現実的な部分の要素が相まって、共感できたり、ワクワクウキウキする、すごいエネルギーが詰まった作品。ぜひ見て笑って元気になってもらいたい」と作品の魅力を語った。ジャパンプレミアには、来日したブラッド・バード監督、プロデューサーのジョン・ウォーカー、日本版声優の三浦友和、黒木、綾瀬、山崎智史、高田延彦、小島瑠璃子、サンシャイン池崎が登壇した。
2018年07月25日若いクリエイターが誕生し、世界各国でアニメ・ブームが到来。『君の名は。』や『この世界の片隅に』が海外で高く評価されたのもそんな背景があるからだし、目の肥えた日本の観客を満足させる高品質な作品が増えている。全米アニメ映画最高のオープニング記録を作った『インクレディブル・ファミリー』をはじめ、日中合作の『詩季織々』や、映画通も満足なフランスアニメなど、必見作多数!『インクレディブル・ファミリー』【微笑ましい日常があるからヒーローは活躍できる!】ヒーロー活動が禁止される中、元ヒーローのボブとその家族のもとに復活をかけたミッションが舞い込む。だがミッションを任されたのは妻ヘレンだった!主夫ボブが家事や育児に四苦八苦したりとヒーロー家族の微笑ましい日常も描かれ、思わずクスリ。監督・脚本/ブラッド・バード日本版声優/三浦友和、黒木瞳、綾瀬はるか、高田延彦ほか。※高田さんの「高」は「はしごだか」。8月1日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.『詩季織々』【若者の悩みに国境はない!共感度が高い青春の1ページ】北京、広州、上海を舞台に人生に悩む若者たちの姿をリアルに描く。『君の名は。』で世界的に有名になる前から、コミックス・ウェーブ・フィルムに惚れ込んだ中国アニメ界の新星監督が長年の想いを実らせた日中合作アニメ。監督/リ・ハオリンほか声/坂泰斗、寿美菜子、大塚剛央ほか8月4日より全国順次公開。©「詩季織々」フィルムパートナーズ『ペンギン・ハイウェイ』【驚きと不思議な余韻が残る小4男子の初恋物語】アオヤマくんの街にペンギンが出現したのは、憧れの女性のせい?監督/石田祐康声/北香那ほか8月17日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国公開。©2018森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会『君の膵臓をたべたい』【アニメ版だからファンはさらに空想の余地あり!】実写版が大ヒットした、あの“キミスイ”がアニメで蘇る!監督・脚本/牛嶋新一郎声/高杉真宙ほか9月1日より新宿バルト9ほか全国公開。©住野よる/双葉社©君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ『アーリーマン~ダグと仲間のキックオフ!~』【クレイアニメの老舗スタジオから新ヒーローが誕生】サッカーの起源は先史時代にあった?監督・製作/ニック・パーク声/エディ・レッドメインほかTOHOシネマズ上野ほかにて上映中。©2017 Studiocanal S.A.S. and the British Film Institute. All Rights Reserved.『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』【水墨画風な絵柄と重厚な物語。アニメ観が変わるアート作品】悪魔のせいで父親に両手を切断された娘を描いた仏アニメ。監督・脚本/セバスチャン・ローデンバック8月18日よりユーロスペースほか全国順次公開。©Les Films Sauvages-2016※『anan』2018年7月18日号より。文・山縣みどり(by anan編集部)
2018年07月12日連続ドラマ「グッド・ドクター」の第1話完成披露試写会が7月8日(日)、都内にて開催され、主演の山崎賢人、共演の上野樹里と藤木直人が舞台挨拶を行った。同作は、小児外科医の世界を舞台にしたメディカル・ヒューマンドラマ。山崎さん演じるのは、自閉症スペクトラムの一種で驚異的な記憶力を持つ“サヴァン症候群”の青年で、幼いころから小児外科医になることが夢だった新堂湊。湊は、ある日、レジデントとして小児外科の世界に飛び込むことに。周りの偏見や反発にさらされながらも、同じ小児外科の瀬戸夏美(上野さん)や高山誠司(藤木さん)らとともに、子どもたちの命のために闘い、子どもたちの心に寄り添い、そして子どもたちとともに成長していく。2013年に韓国で放送され、2017年にはアメリカでリメイクされたドラマを、日本における小児外科の現状に置き換えて描く。■会場には、子どもたちが160名この日、イベント会場は、15歳までの子どもたち限定で約160名が詰め掛けた。白衣姿で登場した山崎さんは、会場を見渡し、「初めて見る光景で、遊園地みたいな」とびっくり、「遊園地は違うか」と付け足し、「楽しい感じがしていいですね」と声を弾ませた。上野さんも「若いエネルギーがいいですね」と笑顔。■山崎賢人、子どもたちにイケメンは「認めるしかない」イベントでは、会場の子どもたちからの質問に3人が答える企画が行われた。「バスケのお母さんたち」から「イケメンだね」、「かわいいね」と言われるのが嫌という男の子から、「みなさんは、『イケメンだね』、『かわいいね』と言われることが多いと思いますが、『イケメンだね』、『かわいいね』と言われたらどうしたらいいですか?」という質問が飛び出す一幕があった。山崎さんは、思わぬ質問に驚いていたが、「認めるしかないかな。認めて、『イケメンです』って!」とアドバイス。上野さんは、その男の子が「バスケのお母さんたち」を幸せにしているのではといい、「『ありがとう』と言って、笑顔を見せてくれればいいのかな」と声を掛けた。藤木さんは子どもの頃に理髪店の女性たちから「三浦友和に似ている」と言われてリアクションに困ったエピソードを紹介し、「『ありがとう』と、言っておけばいいんですよ」と、“イケメンの先輩”として後輩に助言をしていた。MCから「解決した?」と尋ねられると、男の子は「はい」と答え一件落着。ほかにも、子どもたちから「コミュニケーションを取るときに心掛けていることは?」、「大人になってよかったと思うことと、子どものままのほうがよかったと思うことを教えてください」などの質問が飛び出し、イベントは大いに盛り上がった。■山崎賢人が初の医師役、上野樹里は2年半ぶり連ドラ初の医師役で“サヴァン症候群”の青年という難しい役に挑む山崎さんは、子どもたちと一緒に撮影をしており、「めちゃめちゃかわいくて、すごいなと感じました。手術のシーンでも、ジッとされていて」と子どもたちから刺激を受けていることを紹介。山崎さんが演じる青年は、“すべての子どもが大人になれますように”という思いを持っていることを告げ、「(その思いを)ブレずに持って、やろうと思っています」と目を輝かせた。上野さんは、連続ドラマ出演は約2年半ぶりで結婚後初だそう。スタジオで顔を合わせるスタッフたちから「がんばってね」を声を掛けられていることを告げ、「懐かしいな」と感じたエピソードをふり返った。これまでは個性の強いキャラクターを演じることが多かったといい、一方で、今回演じる夏美は「いたって普通のまっすぐな医師」のため、「だからこそ、色々な表情を見せることができるので、新鮮で楽しいです」と感想を言葉にした。木曜劇場「グッド・ドクター」は7月12日(木)より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(初回15分拡大)。(竹内みちまろ)
2018年07月08日