窪田正孝主演で音楽と共に生きた夫婦の物語を描き出す連続テレビ小説「エール」が今月末より放送スタート。この度、本作に出演する6名の新たなキャストが明らかになった。今回発表されたのは、“東京編”に登場するキャストたち。この東京編では、裕一(窪田さん)と音(二階堂ふみ)は福島と豊橋、それぞれの故郷に別れを告げて東京で新生活をスタート。裕一はレコード会社の専属作曲家として働きはじめ、音はオペラ歌手になるために音楽学校に入学。個性豊かな人たちに囲まれて、2人はそれぞれの夢に向かって歩み始める。コロンブスレコードの人たちには、ヒット曲を作ろうと奮闘するディレクター・廿日市誉役を古田新太。コロンブスレコードに裕一と同期で採用された作曲家・木枯正人役を「RADWIMPS」野田洋次郎。秘書・杉山あかね役を元「AKB48」加弥乃。裕一と音の相談相手になる喫茶バンブーの主人・梶取保役を「梅ちゃん先生」「とと姉ちゃん」などにも出演した野間口徹。少し謎のある保の妻・恵役を、現在放送中の「10の秘密」への出演も話題の仲里依紗。そして、早稲田大学応援部五代目団長、団長として早稲田大学野球部を勝たせることに命をかけている田中隆役を、「いだてん~東京オリムピック噺~」「TWO WEEKS」の三浦貴大が演じる。今回発表された中で、野田さん、加弥乃さん、仲さん、三浦さんは今作が連続テレビ小説初出演。野田さんは「かつて日本の音楽の礎を築いた方々の人生を、少しながら追体験させてもらえる機会を頂き嬉しく思います」と出演を喜び、「流れてくるたくさんの素晴らしい曲たちに、身をあずけてみてください」とコメント。加弥乃さんは「私の演じさせて頂く冷静沈着な杉山あかねと、裕一さんとの温度差や、廿日市さんとの絶妙(!?)なやりとりにも注目して頂きたいです」とアピールし、仲さんは「私の登場シーンは、少し空気が変わります。みなさんの癒しになれたらいいなと思って演じていますので、楽しく観ていただけたら嬉しいです」と呼びかける。また三浦さんは「久しぶりに窪田正孝くんと共演できることもとても楽しみでした。私の役は早稲田大学応援部団長で大変暑苦しい部分はありながらも仲間を信じまっすぐに自分の夢に突き進んでいく男です。このドラマのタイトルをまさに具現化したようなキャラクターだと思っております。若い頃の悩める古山さんにとっても、ターニングポイントとなる出会いだったのではないかと思い大切に演じました」と役柄について説明。一方、古田さんは「ま、いつも通り意地悪な役なんですけどね。朝ドラに出る時は、いつもそうです」と自身の役どころを明かし、野間口さんは「オファーを頂いた時に『今回はどんな嫌味な感じで主人公に絡んでいくのだろう』と、考えておりましたが、台本を読んでビックリ。優しい方の人!仲間側の人!朝ドラ6回目にして初めての!視聴者の方々は、きっと『絶対に裏があるはずだ』と思うでしょう。僕もそう思っております」と放送を楽しみにしていてほしいと語っている。そんな魅力的なキャストの発表について主演の窪田さんは「皆さんと一緒に芝居ができて本当に幸せです。強い魂とエネルギーでその時代を生き抜いたんだと想像させてくれる。毎日の撮影が刺激的で笑いも絶えません。音楽と芝居でどんどん加速していくエール、どうぞご期待下さい」とコメントした。連続テレビ小説「エール」は3月30日(月)8時~NHK総合ほかにて放送開始。(cinemacafe.net)
2020年03月06日窪田正孝が三池崇史監督と2008年のドラマ「ケータイ捜査官7」以来、約10年ぶりにタッグを組んだ『初恋』がついに公開。早くも鑑賞者からは、「窪田正孝に惚れた」「結婚して」「全力の俳優スペックが堪能できる」など、新型コロナウィルスを吹き飛ばすかのような熱い絶賛の声が止まらない。さらには「キャスティングの勝利」「ベッキーがヤバい」「染谷くんがいいキャラ」といったキャスト陣の濃さと、「パンチ効きすぎ」「『ミッドサマー』より血なまぐさい」といったバイオレンス描写に、“こんな初恋みたことない”と“騙された”人が続出している様子だ。世界が夢中になる三池ワールドの真骨頂カンヌ国際映画祭、トロント国際映画祭に続いて異例の全米先行公開となり、世界30以上の映画祭から招待されている本作。窪田さん演じる孤高の天才ボクサー・レオが偶然出会ったのは、借金のカタにヤクザに囚われているモニカ(小西桜子)。この若いカップルが偶然が重なりドラッグがらみで逃避行する、というベースラインはかつてクエンティン・タランティーノが脚本を手がけた『トゥルー・ロマンス』(’93)の三池版と言われている。また、激しいカーチェイスシーンや、バイオレンスの中を生き抜くピュアな男女の組み合わせには『ベイビー・ドライバー』(’17)のようという声も。だが、もとをただせば、タランティーノ監督作品をはじめ、最近の『ジョン・ウィック:パラベラム』なども大きく影響を受けているのは日本のヤクザ映画だったりする。本作と同じ東映配給の『孤狼の血』(’18)の大ヒット&高評価は記憶に新しいところだが、カンヌをはじめ、海外で本作が受けているのは三池監督らしい濃厚なバイオレンスとブラックジョークとともに、いまや絶滅危惧種となった“仁義”をきっちり通すヤクザの生き様をも描いてみせているから。確かに三池監督初のラブストーリーであり、「さらば、バイオレンス」と銘打たれているものの、それは真っ赤なウソ!?開始早々、窪田さんのボクサー姿に油断していたところに登場する、PG12ギリギリのシーンからもそれは明らかだ。窪田正孝の魅力もがっつり堪能「死んだ気になりゃ、やれるはず」そんな三池監督と、駆け出しのころオーディションから見出された窪田さんが満を持しての再タッグ!近年は原作ものの実写化を数多く手がけてきた三池監督が、久々の完全オリジナル作品で主演に選んだのが彼だった。才能溢れるボクサーながら天涯孤独、「これしかねぇから」とボクシングにしがみつくも、勝利を手にしてもその喜びをおくびにも出さない、ある意味“感情が死んでいる”青年を熱演する。「挑戦してみたかった」という念願のボクサー役だけあり、撮影1か月前から作っていったという肉体美とストイックなトレーニングの成果を覗かせる窪田さん。しかし、演じるレオは負けるはずのなかった相手との試合でまさかのKO負け。さらに病院での検査により、余命幾ばくもないことが分かる。すべてを失ったと思っていた、そんな日に出会ったのが、映画初出演というイノセントさがハマる新星・小西桜子が演じるモニカだ。彼女の不遇を知り、力になりたいと思うようになるレオ。しかも、彼女はヤクザのドラッグを持ち逃げしたと疑われ、彼らと、抗争相手のチャイニーズマフィアからも追われることになってしまう。「この拳で彼女を守る」。『HiGH&LOW』のスモーキーのようなダウナー系の窪田さんが、性被害者でもある彼女の思いを受け止めガチギレた瞬間に、多くの窪田ファンが歓喜の声を上げるはず。初恋を知ってからの彼の変わりようこそ、熱いのだ。「ベッキー覚醒」個性が暴走するキャラクターたちも見逃せない三池ワールド全開の中、強烈な個性で2人の初恋をかき乱す面々も見逃せない。そもそもモニカが追われる身となったのは、“ヤクザに見えない”ヤクザの策士・加瀬(染谷将太)が悪徳刑事・大伴(大森南朋)をそそのかし、組のドラッグを横取りしようとしたことが始まり。その渦中で恋人(三浦貴大)を殺された女性ジュリ(ベッキー)が怒り狂い、彼らに復讐しようとする。また、加瀬の策略により、すべてはチャイニーズマフィアの仕業と思い込まされてしまうのが、武闘派ヤクザ・権堂(内野聖陽)だ。東映任侠映画の高倉健のような昔気質の権藤は弟分・市川(村上淳)を引き連れ、チャイニーズマフィアと共存共栄しようとするトップの意向を気にする組長代行(塩見三省)が止めるのも聞かず、筋を通すために繰り出していく。日本映画界が誇るヤクザの本分を「めんどくせー」と言い放つ、姑息だが、どこかとぼけた染谷さん演じる加瀬が、銃で撃たれた後の姿にはドン引きしつつも目が離せなくなること必至。そんな加瀬とコンビを組むことになる、大森さん演じる大伴刑事の堕落っぷりもお見事。それぞれの思惑が決して交わらず、愛憎入り乱れた群像劇の決着の場が、郊外のホームセンターなのもシュールだ。何より、触れる者全員が大ケガしそうな、ベッキーの凄みあるキレっぷり!バラエティタレントとか昨今のスキャンダルとか、すべてぶっ飛ぶ彼女の覚醒は必見。さらに、チャイニーズマフィアの刺客で、“高倉健ファン”のチアチー役を演じるディーン・フジオカの実妹・藤岡麻美もキレのいいアクションを披露しており、今後注目を集めそうだ。『初恋』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:初恋(2020) 2020年2月28日より全国にて公開Ⓒ2020「初恋」製作委員会
2020年03月06日三浦大知が本日1月31日から埼玉・さいたま市文化センターで「DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2020 COLORLESS(ホール公演)」の公演初日を行う。ハイクオリティな歌とダンスで人々を魅了し続ける三浦大知。昨年は全国で約5万人を動員した「DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2020 COLORLESS(アリーナ公演)」を成功させ、公演タイトルにもなっている『COLORLESS』を配信リリースした。2020年はすでに1月15日にニューシングル『I’m Here』を発表。「とても前向きで、自分を全肯定できるようなポジティブな楽曲です」と本人もコメントした自信作だ。ミュージックビデオはまだ公開されていないものの、MVの解説動画がアップされたことも話題となっている。「DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2020 COLORLESS」は昨年のツアータイトルを引き継ぐ形で行われる全国ホールツアー。本日から6月17日まで、25会場36公演が予定されている。人気を博した昨年のステージがどのように進化を遂げるのか、注目したい。■公演情報「DAICHI MIURA LIVE TOUR 2019-2020 COLORLESS」日時:1月31日(金)開場17:30/開演18:30場所:埼玉・さいたま市文化センター
2020年01月31日ロロの三浦直之は、演劇になじみのない若い世代に、今最も作品を届けられる作・演出家のひとりだと思う。新作『四角い2つのさみしい窓』は、解散公演に臨む劇団員たち、出産を控えた若い夫婦、そしてユビワとムオクと名乗る不思議な男女の3組が、海沿いの町に建てられたゴーストウォールという名の世界初の「透明な防潮堤」を目指して旅をする中で交差するロードームービー演劇だ。東日本大震災以降、被災した各地域では防潮堤の建設が進められている。その中で、景観に配慮して建てられたアクリル製の防潮堤から三浦が着想を得た。三浦直之は宮城県出身。小学3年生まで、特に被害の大きかった女川町で過ごした。震災時にはすでに東京で暮らしていた三浦は「宮城県の人間だから完全に非当事者ではないですけど、感覚的には非当事者側に近い」と震災との距離感を語った上で、今作に限らず「ずっと震災は僕の中で続いているモチーフ」と想いを込める。「今回もことさら震災を打ち出したいわけではないけれど、僕が生きていく中で、“分断”というのを強く感じていて。“分断”を超えていくのではなく、僕たちを“分断”しているその線を認識した上で共に生きることができないか、という問いは、この作品の中にも込められています」「透明な防潮堤」はそんな“分断”の象徴だ。震災のみならず、経済格差からジェンダーまで、近年、“分断”は社会を語る上で欠かせないワードとなっている。三浦直之の綴る作品は、非日常的な浮遊感とぬくもりを帯びながら、1987年生まれの三浦の社会観や家族観がダイレクトに反映されているところが面白い。たとえば、三浦がここ数年テーマとして取り組み続けている“集団”も、人とのつながりやコミュニティについて強い関心を寄せるミレニアル世代にとっては、共鳴しやすいトピックだ。「劇団って、どうしても主宰である僕が権力を握りやすい。そうしたいわゆる“家父長制”を乗り越えた集団をどうしたらつくれるかをずっと考えている」と構想の背景を明かす。今作でも家族という共同体が重点的に描かれているが、全体を通して浮かんでくるのは“関係性”というキーワードだ。「集団には役割というものがあって。たとえば劇団なら僕が演出家で、俳優たちには俳優という役割がある。でもその役割が固定化されず、状況によって変化したらどうなるだろうって。たとえば、ある場面では僕が父的ではあるけれど、別の場面では僕が子的になり、他の誰かが父的になったり母的になる。そんなふうに集団の中でコロコロと役割を組み替えていくようなコミュニティをつくれないかなということを考えながら作品を書いていきました」三浦直之撮影:三上ナツコロロも旗揚げから10周年を迎えた。メンバーの板橋駿谷が『なつぞら』で脚光を浴びるなど、取り巻く状況は変化期に差しかかっている。三浦もまた「俺はロロを続けなきゃいけないんだって、自分で自分に呪いをかけている部分があったことに、この作品をつくりながら気づいて。その思い自体はポジティブなものだと思っているんですけど、昔ほどそれに執着しなくなっているなとも感じはじめています」と心境の変化を見せる。「この先、ロロの作品で全員が揃うことってちょっとずつ少なくなっていくと思うんです。でも僕は、それでいいと思っていて。今回も駿谷さんはいないですけど、単にいないじゃなくて、“でも、いる”って感じられるような、今ここにいない人もどこかにいて、それも込みで集団って言えるようにしていけたら」何より三浦自身も外部の仕事が続いている。昨年は、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『逃げるは恥だが役に立つ』と人気原作の朗読劇を手がけ、脚本を担当したドラマ『腐女子、うっかりゲイに告(コク)る。』も高い評価を受けた。こうした原作ものを手がけたことで「他人が書いた言葉にどう向き合っていくか」に悩んだと言い、たとえば同性愛者の高校生の青春を描いた『腐女子〜』では「自分はゲイではないから、そこに対して変に感情移入した言葉を書くことは、むしろ原作に対して間違った行為なんじゃないか」と苦悩した。非当事者が、当事者の言葉を書く。それは、確かにある種の傲慢さを孕んだ行為だ。けれど、そんな傲慢さを敏感に察知し、真摯に向き合える繊細な感受性があるからこそ、三浦直之のつくる作品は人に優しいのだと思う。「自分は間違えるかもしれない、人を傷つけるかもしれないという怖さは今も続いています。でも、劇団は俳優と一緒につくるものだから。もし僕の言葉に対して違和感があるなら、必ず俳優が言ってくるだろうと信じて頑張って書くしかない」『四角い2つのさみしい窓』は1月19日(日)に阿南市情報文化センター コスモホールで徳島公演を行い、 1月30日(木)から2月16日(日)までこまばアゴラ劇場で東京公演を開催。その後、福島・三重をめぐる計4都市ツアーを予定している。取材・文:横川良明ロロ撮影:三上ナツコ
2020年01月08日「テメエの気持ちだけで芝居するんじゃねえよ、この大根が!」インパクト大の、この発言。自分が俳優で向けられたらたまったものではないが、ひとりよがりな芝居をしている俳優に向けて吐いた言葉であれば、どれだけ胸がすくことか。この“台詞”を言った当人・成海璃子も、「言いながら“ああ、もうなんていい台詞…!”って思いましたよ(笑)。すっきりしました!」と破顔した。10代から20代へ、芽生えた責任感「自分のパフォーマンスで評価をされるから」俳優にもいろいろなタイプがいますよね、と話を振れば、成海さんは「“俳優だから何でもやりますよ”という気持ちがいい人が好きです。きっと自信があるから何でもできるというのがあると思いますし。…現場で急にゴネたりする人は嫌(笑)」と、きっぱりと答えた。かくいう成海さん自身も、「基本的には何でもやれなきゃいけないな、と思っています」と俳優としてのスタンスを示す。子役時代から芸能の世界に身を置き、いろいろな大人と仕事をして、場数を踏んだ。「10代のときとかは…ちょっと面倒くさいことを言っていたかもしれない(苦笑)。でも、やっぱり、それは変化したのかなと思いますね。昔…小学生、中学生の頃は、カメラの前に立つことに関して、緊張したことがほぼなかったんです。20代に入ってからかな、どんどん緊張するようになっています。いつもすごく緊張しているんです」。緊張の理由は、聞くまでもない。「責任感」が芽生えたからだ。「芸で仕事をしているわけなので、自分のパフォーマンスで評価をされるわけだから、無責任なことはできないです。それが一番、自分を動かしていると思いますし、原動力ではありますね」。きちんと言葉を選びながら、心情を明かしていく。「正直…いろいろな時期がありました。“自分の納得したものしかやりたくない”と言っている時期も、すごく長かったんです。けど、大人になったいまは、ほかの人の意見もわかるようになったというか、周囲の声に耳を傾けるようになりました」。納得した作品に出るという成海さんの意思は、かつて映画誌で連載を持っていたほど、自身が無類の映画好きなことにも関係するだろう。磨かれた審美眼から、自己に向ける評価にも甘えはなく、「どんな作品に成海璃子が出るか」について、こだわるのは当たり前といえる。「基本的には、すごくシンプルなんですけど、やっぱり脚本を読んで”面白いな“と思った作品に参加したいんです。優先順位は、バジェットよりも面白さ。一方で、ちゃんと人の目に届かないと意味がないとは思いますし、まずは観てもらえないとしょうがないから、偏りたくないのでバランスは見ます」。心から面白いと思い、巡り合えた『ゴーストマスター』出演作に妥協することのない成海さんが、「本当に心から“面白い!やりましょうよ!”と思った」と即断したのが、最新主演映画『ゴーストマスター』だった。「究極の映画愛」というコピーが躍る本作は、名前だけは一流の助監督・黒沢明(三浦貴大)が、いつか自分が監督として撮ることを夢見ている大事な脚本「ゴーストマスター」に悪霊を宿し、キラキラ恋愛青春映画『僕に今日、天使の君が舞い降りた』の撮影現場を阿鼻叫喚の地獄絵図へと変えていく物語。予測不能、衝撃的な展開の連続だ。成海さんは、黒沢が憧れている女優の渡良瀬真菜を演じ、モンスター化したキラキラ映画『僕に今日、天使の君が舞い降りた』の主人公・勇也(板垣瑞生)と死闘を繰り広げる。強いて言うならホラー要素が強めだが、スプラッター、コメディとごった煮ジャンルがスリリングで、大きな持ち味の作品だ。出演の決め手について改めて聞くと、成海さんは「もう楽しそう、楽しそう! と思いました。できあがりがどんな風になるか、まったく想像はつかなかったんですけど、とにかく脚本から熱い想い、熱量だけはすごく感じて。乗ってみよう! っていう気持ちでした」と笑顔で語る。劇中では、成海さんがカチコチに固まった特大アイスバーらしき“あずきのバー”で戦うという、シュールかつ見ごたえのあるアクションシーンもふんだんに盛り込まれている。お相手は、いけ好かないイケメン俳優・勇也を演じている板垣さんだ。アクションについて話が及ぶと、成海さんはさらにパッと顔を輝かせ、自分のことはさておき、板垣さんを絶賛する。「板垣くんのポテンシャル、すごく高いですよね!?イケメンなのに、特殊メイクをずっとしていても全然大丈夫だし、普段ダンスをやっていることが活きているのか、すごく動けるし。それに、なんて頭のいい子なんだろうと思いました。本当に素敵…と思ったので、“板垣くん、いいよ”って周りにすっごく言っています(笑)」。しかし。「板垣くんが演じた勇也みたいな役者は、嫌いです(笑)。台本にあることを“これってどういう意味ですか?”とか聞くでしょう? “意味なんてないよ、書いてある通りに言えばいいんだよ”って私は思っちゃう」と、思わず本音をポロリ。そう、冒頭の台詞「テメエの気持ちだけで芝居するんじゃねえよ、この大根が!」は、真菜が勇也に対して放ったものなのだ。「あの台詞には、本当に気持ちがこもってますよ」とフフフと微笑む成海さん、気合いの入ったその姿はスクリーンでぜひ確認してほしい。「死ぬまでやっていきたい」俳優という仕事の面白さとは極限まで映画を愛し、映画に人生を狂わされた映画人の顛末が描かれる本作。形は異なるものの、成海さんも映画に魂を捧げたひとりと言っていいだろう。そして、映画に寄り添い、作品のメッセージを伝える根幹の「俳優」という職業は、彼女の天職にほかならない。「女優の面白さは、制限がないところだと思います。年齢を重ねてもできますし、もしかしたら、死ぬまでできるかもしれないじゃないですか。ずっと続けていける仕事だと思います。例えば、これから先、私が家庭を持てば自分自身も変化するでしょうし、そうなると、どんどん表現できることも変わっていくのかなという気がするんです。仕事以外でも、いろいろなことを経験することが大事だなって、最近思っているんです」。第一線で俳優を続けることは、たやすくはない。それでも成海さんは、「撮影現場がやっぱり面白いし、好き」という気持ちを胸に、引き受けた役に責任を持ち、今日も現場に向かい、心血を注ぐ。最後に、やっぱり聞いてしまった。「俳優は、死ぬまでやっていきたい職業、やりたい職業ですか?」と。答えはもちろん、気持ちよく「はい」だった。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:ゴーストマスター 2019年12月6日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開©2019『ゴーストマスター』製作委員会
2019年12月03日映画『ゴーストマスター』の先行プレミア上映会が18日、都内にて行われ、主演の三浦貴大をはじめ、成海璃子、板垣瑞生、ヤング・ポール監督が登場した。同作は、第2回TSUTAYA CREATOR’S PROGRAMにて準グランプリを受賞した作品。ヤング・ポール監督の長編デビュー作でありながら、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭やプチョン・ファンタスティック国際映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭といった海外映画祭への出品が続々と決定している。黒澤明(三浦貴大)は、とある"壁ドン青春キラキラ"映画の撮影現場で、監督やスタッフにこき使われる、助監督。名前は巨匠だが、実際はB級ホラーを介する気弱な映画オタクだ。そんな彼の夢は自身が執筆した脚本「ゴーストマスター」を撮影し映画として世に出すこと。しかし、それが無理だと分かった彼の怨念が"脚本"に悪霊を宿し、撮影現場を血の海へと変えていく……。主演を務めた三浦は、冒頭の挨拶時に「俺の名前のプレートはないかぁ、、、。誰か作ってきてくれないかな」と、会場を見渡し、板垣のプレートを羨ましそうに眺めると、「三浦さんらに(プレートを)見られるとちょっと恥ずかしい」と板倉は照れくさそうな表情を見せた。一方、三浦演じる黒澤が憧れる女優・渡良瀬真菜役を演じた成海は「皆さんがどうこの映画を受け止めてくれるのか、想像もつきませんが楽しんで下さい」と観客の反応が気になる様子だった。また、成海は「過酷だったけど楽しかった」と経験のあまりないアクションシーンを振り返るも、「あれ!?誰とアクションしたか……」とこれから本編を観る観客へのネタバレを気にして話をやめようとすると、板倉が「僕です!」とアクションの相手役を忘れないで下さいと言わんばかりにツッコミを入れて、会場を笑わせるなど、キャスト同士の仲の良さを垣間見せた。そのほか、この映画のテーマである"究極の映画愛"にちなみ、自身の一番好きな映画を聞かれた成海は映画『悪魔のいけにえ』をピックアップ。その理由についても紹介した。詳細は動画にて。映画『ゴーストマスター』は12月6日より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー。
2019年11月19日俳優・沢村一樹の息子・野村大貴が、「第34回新メンズノンノモデルオーディション」のグランプリに輝き18日、東京・Royal Garden Cafe AOYAMAで行われた新メンズノンノモデル発表式に出席した。1986年の創刊以来、田辺誠一、谷原章介、東出昌大、坂口健太郎などを輩出し、人気俳優への登竜門として注目を集める集英社のメンズファッション誌『メンズノンノ』。このたび、「第34回新メンズノンノモデルオーディション」で2,300通以上の応募の中からグランプリ、準グランプリ、ラボ シリーズ賞に選出された3人がお披露目された。グランプリに輝いた野村大貴(のむらたいき)は、2000年10月4日生まれの19歳で、東京在住、身長187cm。「『僕かぁ』とは思ったんですけど、『なぜ僕なんだろう』という感じではありません。このために頑張りました。グランプリに恥じない活躍を見せたいです」と意気込みを語った。発表会には、メンズノンノモデルで俳優としても活躍している成田凌、清原翔、宮沢氷魚、鈴木仁も登場。野村は「本当にいらっしゃるのかという感じです」と憧れのまなざしを向け、「触れてみたいです」と希望すると、成田が近寄りハイタッチ。野村は「夢が叶いました」と笑顔を見せた。また、父である沢村から何か言葉をもらったか聞かれると、「父は芸能界を勧めるわけでもなかったんですけど、やりたいことをやりなさいと応援はしてくれています」と答えた。なお、準グランプリは、埼玉在住の16歳・水沢林太郎(みずさわりんたろう/2003年2月5日生まれ/181cm)、ラボ シリーズ賞は、東京在住の20歳・豊田裕大(とよだゆうだい/1999年4月10日生まれ/179cm)に決定した。
2019年11月18日三浦貴大と成海璃子がW主演し、“究極の映画愛”が炸裂する『ゴーストマスター』。本作はヤング ポール監督の長編デビュー作ながら、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭、プチョン・ファンタスティック国際映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭など海外映画祭への出品が続々と決定している異色作。この度、劇中に登場する低予算の“キラキラ青春映画”の冒頭映像をシネマカフェが独占入手した。今回入手したのは、本作の舞台となる劇中映画『僕に今日、天使の君が舞い降りた』の冒頭映像。B級ホラーをこよなく愛する助監督・黒沢明(三浦さん)が監督やスタッフからこき使われている映画だ。冒頭、ヒロイン・牧村百瀬の「彼は風を連れてやってきた」とよくあるキラキラ青春映画のナレーションから始まり、教室の中に風が駆け抜けた後、主演のイケメン俳優・桜庭勇也が爽やかに登場。百瀬が読んでいた本(「青い鳥」)になぞらえ、「青い鳥逃げちまうぞ」と言って百瀬を見つめる勇也。その後、まるで予告編のように、百瀬の白血病発覚、百瀬を好きだというライバルの登場、物語のカギを握る熱血教師の登場など、予定調和な流れで(?)物語は展開。その後、勇也と百瀬のシーンにもどり、キラキラ映画定番の“顎クイ”の後、「弱いくせに強がってんじゃねぇよ」、さらに“バックハグ”からの“壁ドン”で「お前は俺の奴隷だ、でも天使でもある」と見事に決め台詞を決めるはずが…。ところが、真面目な性格の勇也はこの脚本の流れに納得できず、どうしても最後まで“壁ドン”を決めきれない。「やっぱ無理、(カメラ)止めて」と撮影中断になってしまう。なぜに、ここまでキラキラした青春映画、通称『僕今日』の撮影現場が、この後、阿鼻叫喚の呪われた撮影現場となってしまうのか…?『僕今日』と血の海の現場となる『ゴーストマスター』との世界観の対比にも要注目。劇中映画の【主演俳優】桜庭勇也を演じるのは、7人組ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーであり、初主演映画『初恋ロスタイム』などの瑞々しい演技で人気急上昇中の板垣瑞生。【ヒロイン】牧村百瀬を演じるのは、元「AKB48」のメンバーで、現在はグラビアや女優として幅広く活躍している永尾まりや。撮影されるキラキラ青春映画の裏側で忍び寄る、呪われた「映画」への予測できない足音に、震撼すること間違いなし。『ゴーストマスター』は12月6日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーストマスター 2019年12月6日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開©2019『ゴーストマスター』製作委員会
2019年11月15日西川大貴作・演出のミュージカル『(愛おしき) ボクの時代』の1stプレビュー公演が11月15日(金)から上演される。その公開ゲネプロに潜入した。【チケット情報はこちら】本作は、日本発のミュージカルをオフ・シアターから育てていくというプロジェクトで、2期に渡るプレビュー公演を経て、本公演が上演されるというもの。脚本・演出は俳優としても活躍する西川大貴、音楽は桑原あい、振付は加賀谷一肇という若き面々。スーパーバイジング・ディレクターとしてダレン・ヤップが参加している。出演者は風間由次郎ら17名。開幕に先がけ西川は「いよいよプレビュー開幕です。1stプレビューは3,500円でご観劇いただけます。今回のトライアウトは、より良い作品を完成させるための第一歩。まだ「完成形」ではありません」「客席の皆様と一緒に作品を作り上げていくこのプロジェクト。その誕生の瞬間をぜひ目撃してください!」、桑原は「いつかこのミュージカルが大きくなった時、この作品が生まれた瞬間を見たと、変わっていく様子を見たと、何よりオリジナルキャストで見たと、多くの方にドヤ顔で語っていただきたいです」、加賀谷は「完成されたものを観て終わることが当たり前の日本で、客席でこの作品を育てる責任を買った皆様には、実感して頂けたら嬉しいです。何かが生まれて大きく育っていこうとしている素敵な時間に立ち会えていることを。愛を持って観て頂けますように。大きな一歩でありますように」とコメントを寄せた。物語の舞台は令和元年、つまり“今”。主人公・戸越(風間)は無気力な毎日を送っている。そんな戸越はある日、仕事で伊豆に行くが、なぜか考えないサル、名のある武士、弱気なナマハゲと共に“天狗様”に会いに行くことになり――。設定はファンタジー、登場人物も個性的だが、よくよく見ると、それぞれがどこかで会ったことのある人ばかり。そんな彼らが仕事や恋愛、家族などに悩み、けれど友情や素直さを手に入れることで前を向き、一歩踏み出していくという姿を、現代を生きる西川の表現で描いている。開演前に西川も「将来フルバンドでやることを想定して、今はピアノ1台でやっています」と話した通り、楽器はピアノのみ。衣裳も統一され、舞台セットもシンプルだ。その最低限ともいえるなかで、キャスト達の美しい歌やダンス、芝居が一気に世界を広げるというまさに舞台の醍醐味を味わえる作品。たくさんの意欲とエネルギーが詰まったプレビューと本公演、どちらも目撃してほしい。1stプレビュー公演は11月18日(月)まで、2ndプレビュー公演は11月23日(土・祝)から26日(火)まで、本公演は11月30日(土)から12月15日(日)まで、すべて東京・DDD 青山クロスシアターにて上演。取材・文:中川實穗
2019年11月15日ミュージカル『アナスタシア』の製作発表会見が12日に都内で行われ、葵わかな、木下晴香、海宝直人、相葉裕樹、内海啓貴、山本耕史、堂珍嘉邦、麻実れいが登場した。同作は、第70回アカデミー賞で歌曲賞、作曲賞にノミネートされたアニメ映画『アナスタシア』に着想を得て制作されたミュージカル。2017年にブロードウェイで初演を迎え、日本で初上演となる。1918年、帝政ロシア時代の最後の皇帝ロマノフ2世をはじめ一族が殺害されたというニュースがあふれる中、皇女アナスタシアだけは難を逃れて生き続けているという歴史上の謎「アナスタシア伝説」にもとづいた物語で、記憶をなくした主人公アーニャが、自分の過去を取り戻し、愛する家族と自分の心の帰る場所を見つける旅路を描く。製作発表会見では、ディミトリ役の海宝・相葉・内海による「My Petersburg」、アーニャ役の葵・木下による「Jorney to the Past」が披露された。トリプルキャスト・Wキャストの印象について質問されると、ディミトリ役の海宝は、ミュージカル『レ・ミゼラブル』でマリウス役・アンジョルラス役としてともに過ごした相葉について「けっこう長い時間を一緒に早替え小屋でも過ごし、一緒の役をできるとなった時はとても嬉しかったです。相棒だったので、同じ時間を過ごせるのは嬉しかったですし、猫好きという共通点があって。猫の島の話とかね、しましたよね」と明かす。相葉は「そうですね。一緒に行けなくて、結局僕だけ言ったんですけど」と照れ笑いを浮かべた。内海については「初めてご一緒するんですが、コンサートを拝見して、本当に若さ溢れるエネルギーと、胸にくる歌声がとても素敵で、ご一緒できるの楽しみだなと。とっても爽やかでにこやかに挨拶していただいて、3人で切磋琢磨してディミトリという役を作り上げていけたら」と意気込んだ。相葉は「海宝さんは、以前は相方的な役ではあったんですけど、今回は同じ役をやるということですので、一緒の舞台には上がらないなという寂しさはある。今日の製作発表で3人で歌わせていただくバージョンで、ものすごく緊張してたんですけど、海宝くんがいるだけでも安心感がある。年下ではあるんですけど、ものすごく頼りになる」と絶賛。「内海くんは昨日初めてお会いして、今日の製作発表の練習をさせていただいたんですけど、人懐っこい笑顔がかわいらしくて、ついついこっちまで笑顔になってしまう。これからお話ししていけたらと思いますし、ごはんとかいけたらいいなと思っております」と語った。また、「ブロードウェイミュージカル、グランドミュージカルに出演するのが初めて」という内海は「僕は猫アレルギーなんで猫はちょっと苦手なんですけど……」と会場を笑わせつつ、「海宝さんはアルバムをいつも稽古に行く前に聞いて気持ちをあげたり、海宝さんのミュージカルを観に行ったり。ここ2〜3年でミュージカルが本当に大好きになり、知らないことだらけなんですけど、海宝さんの歌に心打たれて、今回ご一緒できて本当に嬉しく思ってます」と感謝。「相葉さんは昨日お会いして、僕が今出演しているミュージカルの大先輩の方なので、動画はたくさん見させていただきまして、本当に大好きな先輩と共演できて嬉しく思っています」と、ミュージカル『テニスの王子様』の先輩である相葉への思いを表した。一方、グレブ役の山本&堂珍は、「10年以上前にテレビのバラエティで共演させていただいて以来」という再会に。山本は「世代的にも同じで、とても心強い。稽古で見てここかっこいいなというところはガンガン盗んでいきたいと思いますし、自分からそういうものを感じていただけたら盗んでもらいたい」と回答。堂珍は「僕からしたらもう本当にずっと前からテレビに出られてた大先輩という感じなんですけど、きさくに接していただいて、僕の方こそ心強い。自分たちを超えた、『日本のグレブは面白いね』となっていけたら良いなと思います。本当に光栄だなと感じています」と心境を明かした。
2019年11月12日横須賀市と三浦市をまるごと走る三浦半島の観光名所の名所を走ったり歩いたりしながら楽しむ「横須賀・三浦100km・63kmみちくさウルトラマラソン(旧・三浦半島100km・60kmみちくさウルトラマラソン)」は、2020年5月30日(土)に開催します。みちくさウルトラマラソンは、マラソンとピクニックを一緒したような大会で、自分の足でゆっくり、のんびりと楽しみながらラン旅を楽しみます。フルマラソン完走できる程度の走力があれば大丈夫種目(制限時間)は、100km(14時間15分)、63km:A(12時間15分)、63km:B(11時間15分)の3つがあり、誰でも参加することができます。参加費は、100km 17,000円63km 12,500円です。コースは、横須賀ヴェルニー公園を出発し、三笠公園・馬堀海岸・観音崎・燈明堂・神明公園・武山・三浦海岸・剣崎・城ヶ島・三崎港・ソレイユの丘・佐島公園・湘南国際村などの景勝地を巡ります。走りながらいろいろなモノを楽しもうウルトラマラソンでは、フルマラソン以上の距離を走るため何度も心が折れそうになるかもしれません。それ以上に、エイドで、土地のおいしい郷土料理を食べることができ、抜群な景色、地元の方からの応援に励まされ、日常では経験することができない感動、達成感を味わうことができます。(画像は公式サイトより)【参考】※公式サイト
2019年11月11日NHKドラマ「少年寅次郎」では、かっぽう着姿で母親役を演じている井上真央が、『超高速!参勤交代』本木克英監督とのタッグで映画『大コメ騒動』に主演。大正時代、富山県で起こった「米騒動」に基づく痛快エンタテインメントとなっている。101年前、富山の女性たちが奮起した!1918年(大正7年)8月、富山県の海岸部で発生した「米騒動」。米の値段が上がる中、漁師のおかか(女房)たちの陳情する姿が「女一揆始まる」と新聞で報道されるや、その動きが全国に広がり、9月には当時の寺内内閣も倒れることに。富山の米騒動を起こしたのは、家族にご飯を食べさせたいと願う女性たち。米騒動から101年となった今年、史実に基づく映画『大コメ騒動』が始動する。井上真央が米俵を担ぐ!「女性たちの執念や勇気ある行動が、世の中を動かす」主演を務めるのは、数々の映画賞を受賞し、映画やドラマでも多数主演を務め、名実ともに日本を代表する女優の一人である井上真央。10月19日(土)から放送が始まった「少年寅次郎」では、国民的映画『男はつらいよ』の主人公・車寅次郎の母・光子をかっぽう着姿で熱演、温かく懐の深い母親役が話題となっている。井上さんが本作で演じるのは、閉鎖的な時代に庶民の生活のために意志を持って立ち上がり、周囲からも信頼を得て社会現象を起こした主人公・松浦いと。農家から嫁いだいとは、漁村になじめずにいる。夏場は魚が獲れなくなるため、夫はカムチャツカへと漁に出てしまい、残された彼女は、3人の子どものために船の貨物を運ぶ“女仲仕”として働くことに。浜を出る度に積み込まれる米俵を見つめる、いとのような女仲仕たちはついに立ち上がる。やがて、騒動の先頭に立ち「米を旅に出すなー」と叫ぶいとの姿は、富山の浜の女そのものになっていく。「脚本を読んだ時、いつの時代も、女性たちの執念や勇気ある行動が、世の中を動かしていくことを深く考えさせられました」と井上さん。「これから激しい騒動を起こしていくことに今からとてもワクワクしています」と心境を語り、「家族や仲間を守るために戦った富山のおかかたちの勇姿を、時におかしく、そして力強く、感じてもらえる作品にしていきたい」と意気込みをコメント。女仲仕として60kgの米俵を担ぐシーンや、船に米を積ませないよう身体を張って阻止するシーンなど、井上さんの体当たりの熱演には注目が集まりそうだ。姑役には夏木マリ!監督は富山出身の本木克英いとの姑・タキを演じるのは夏木マリ、夫・利夫役には三浦貴大。また、室井滋、立川志の輔、西村まさ彦、柴田理恵、左時枝など、富山県出身の実力派俳優たちが集結し、映画をいっそう賑やかに盛り上げる。監督・原案は、人気シリーズ『釣りバカ日誌』や『空飛ぶタイヤ』などを手掛け、大ヒットを記録した『超高速!参勤交代』では日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞、本年は『少年たち』『居眠り磐音』が相次いで公開された富山県出身の本木克英。井上さんと『ゲゲゲの鬼太郎』(’07)以来2度目のタッグとなる本木監督は、「100年前に生きる女性もありあり表現できる、井上真央さんの確かな演技力がこの映画には必要でした」とコメント。「歴史から抹消された『おかかたち』の闘いを生き生きと、面白く蘇らせたい」と強い思いを込めている。撮影は、舞台となった富山全県の全面協力のもと、10月26日(土)より富山市内にてスタート予定。海辺のシーンなどは県内数か所にて撮影が行われ、京都でも撮影。11月中旬ごろにクランクアップを予定しているという。あらすじ大正7年8月。富山の海岸に住むおかか(女房)たちは、毎日上がるコメの価格に頭を悩ませていた。夫や育ち盛りの子どもたちにコメを食べさせたくても高くて買えない。困ったおかかたちは、近くの米屋にコメを安く売ってくれと嘆願にいくが失敗。リーダーのおばばが逮捕されてしまう。コメの価格はますます高騰し、ある事故をきっかけに我慢の限界を超えたおかかたちは、ついに行動に出る。『大コメ騒動』は2021年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2019年10月22日ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』の撮影で、三浦貴大さんはキャンプを大いに楽しんだそう。現場の様子を聞きました。ドラマの撮影をきっかけに、ひとりキャンプに目覚めました。「最初にコンセプトを聞いた時は、“僕がひとりでキャンプをしているドラマ、見る…?”と不安になったのを覚えています(笑)」そう三浦貴大さんが話すのは、ドラマ『ひとりキャンプで食って寝る』のこと。ひとりでキャンプ場で缶詰を使った料理を作り、食べることが大好きな大木健人を演じる。「キャンプに慣れている役なので、テントの張り方やギアや機材の準備の仕方は事前に練習しましたが、役作りをしている感じはありませんでした。監督にも、『そのままいてくれれば健人なんで』と言われたくらいです。多分、基本、ひとりでぼーっとしているところを見ていて、三浦くんならいいかって思ったんじゃないでしょうか(笑)。ただ、無口な人や、一見近寄りがたそうな人と出会っても変に気負わず人と関わっていく人間性は、人見知りの僕とは違うのかな。撮影も、ひたすら僕が楽しんでいただけでした。実際に売っている缶詰を使って、少し手を加えて食べるというシーンをたくさん撮ったんですけど、全部美味しかったのでトクしたな~と。凝ったものではないけど、外で食べるという雰囲気も含めて最高でしたよ。ただ、撮影用ビールは中身がお茶なので、そこだけちょっと残念だったけど…」撮影をきっかけにひとりキャンプの楽しさに開眼した三浦さん。プライベートでも行くようになったそう。「テントを張って、たき火をして、飯作って、酒を飲んで、朝起きたらコーヒーを淹れて…と、ドラマの光景そのままです。料理も缶詰を食べていて、コーン缶とコンビーフ缶は最強だと、あらためて感じました。基本、休みの日は引きこもっていたのですが、最近、その場所が家から山に移った感じです。気持ちが開放的になるし、健康的になれた気がしていいですね。“この日に行こうかな”と計画するのも楽しみになっているし、自然の音がちょうどいい雑音として聞こえてくるからか台本を覚えるのも早くなりました。そう、最近、女性のソロキャンパーが増えているという記事を見たのですが、実際に行くとおじさんしかいなくて…。アンアン読者のみなさん、ぜひ、ひとりキャンプをしてみてはどうですか?ずっと座っているので、アウトドアショップで自分に合う椅子を見つけられると非常にいいと思います。ドラマにはノウハウがたくさん詰まっているので、よかったら参考にしてみてください」『ひとりキャンプで食って寝る』缶詰料理を作ることに幸せを見出す男・大木健人と、海や山、川で獲って食べることに心を奪われる女・七子(夏帆)。それぞれのキャンプ物語を隔週で描く。10月18日(金)24時52分~、テレビ東京ほかにて放送開始。©「ひとりキャンプで食って寝る」製作委員会みうら・たかひろ1985年11月10日生まれ。東京都出身。映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で俳優デビュー。NHK大河ドラマ『いだてん』に野田一雄役で出演中。映画『大綱引の恋』が2021年に公開。※『anan』2019年10月23日号より。写真・岡本 俊(まきうらオフィス)インタビュー、文・重信 綾衣装協力・ROL(by anan編集部)池田エライザさんのヘルシービューティのヒミツ
2019年10月20日幼なじみの男女が半世紀にわたってやりとりした手紙の朗読劇『ラヴ・レターズ』は今年、日本初演から30年目を迎える。演出の藤田俊太郎と10月31日の公演で剛力彩芽とともに出演する尾上右近に、本作の魅力や思いを聞いた。【チケット情報はこちら】米国の作家A.R.ガーニーによる朗読劇で、ニューヨークで1989年に初演。日本では90年に初演され、故・青井陽治の翻訳・演出のもと、数々の俳優たちが舞台に立ってきた。2017年12月から、青井の遺志を受け継いだ藤田が演出を担当。右近は、同年12月に松井玲奈とともに本作に出演し、今回が2回目の挑戦となる。右近は、前回の出演について「歌舞伎以外の舞台経験が浅い時で、実感としては手も足も出なかった。ハードルが高かったといいますか、ハードルをくぐったような感じでした」と素直に語る。だからこそ今回の出演は「もう1回チャレンジさせていただきたいと思っていたので、本当に嬉しい」。本作がここまで愛される理由や魅力はどこにあるのだろうか。演出の藤田は「多角的」とコメントし、「この作品の魅力は、手紙と通して誰かに何かを伝えること、その思いだと思うんです。(台本の設定は)アメリカのある限られた人種、場所での話ですが、時代を超えて、普遍的な意味を見い出すことができる作品だと思います。特に自分が一番という考えになりがちな現代に、「他者を思いやり、いくつしむ」という作品のテーマには、新たな価値があるのでは」と話す。今回上演される台本は、故・青井氏が最後に直した新翻訳版だといい、「青井さんが亡くなって2年。青井さんから僕たちに新たに届けられた、ラヴレターだなと思います」とも語った。右近は「前回は作品の厚みを知らない怖さがあったけれど、今回は知っているからこその怖さがあります。緊張感を持ちながら、今の等身大の自分を表現できたら」と意気込み、「50年という年月を描きながら、普遍的な価値を持つ、とても稀有な作品。老若男女問わず、みなの心に届く作品でもあるので、幅広い方に見ていただきたいです」と話した。一方、藤田は、「演じる役者、カップルによって、まるで表情を変える作品です。素晴らしい公演をお届けしたいと思います」。『ラヴ・レターズ 2019 Autumn Special』は新国立劇場小劇場にて、10月31日(木)尾上右近&剛力彩芽、11月1日(金)平方元基&昆夏美、2日(土)三浦貴大&大島優子、3日(日・祝)岡山天音&黒島結菜、4日(月・休)松本利夫(EXILE)&樹里咲穂が出演。チケット発売中。取材・文・撮影:五月女菜穂
2019年10月18日来年上演の三浦春馬と生田絵梨花が共演する日本初演のミュージカル「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~」から、三浦さんと生田さんが写るメインビジュアルと全キャストが発表された。1959年、ルイジアナ。脱獄した一人の「男(ザ・マン)」は命からがら、ある納屋に身を潜める。偶然彼を見つけた少女スワローは、彼をイエス・キリストの生まれ変わりだと信じ、「死んだお母さんにもう一度会いたい」とお願いする。その願いを打ち明けられたザ・マンは、汚れなき瞳を持つスワローに自分の本性を打ち明けることができず、キリストとして過ごすことになる。日々を過ごす中でスワローは、次第に彼の正体に気づき始め、2人は男を追う街の人々との騒動に巻き込まれていく…。「オペラ座の怪人」「キャッツ」など数々の傑作を生み出したミュージカル界の大巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーと、ミートローフやセリーヌ・ディオンなどにヒット曲を提供し、ソングライターの殿堂入りも果たしているジム・スタインマンがタッグを組んだ感動作「Whistle Down the Wind」。ウェストエンドにて1000回を超えるロングランを記録した本作が、今回白井晃演出で待望の日本初演!主演の脱獄犯「男(ザ・マン)」は、ミュージカル「キンキーブーツ」のドラァグクイーン役で第24回読売演劇大賞の杉村春子賞を受賞した三浦さん。ヒロインで「男(ザ・マン)」をイエス・キリストの生まれ変わりだと信じる無垢な少女・スワローは、「ロミオ&ジュリエット」「レ・ミゼラブル」など様々な舞台に出演する「乃木坂46」生田さんが演じる。ほかにも、スワローの幼なじみエイモス役を平間壮一と東啓介がWキャストで、エイモスのガールフレンド、キャンディ役を鈴木瑛美子とMARIA-EがWキャストで演じ、さらにスワローの父親ブーン役を福井晶一が演じる。そして今回、追加キャストには矢田悠祐、藤田玲、安崎求の出演が明らかになった。そのほか、12名のアンサンブルと総勢16名の子役キャストが作品を彩る。なお、一般前売りチケットは12月14日(土)よりスタート。先行抽選エントリーは11月26日(火)より、先行先着販売は12月8日(日)10時より開始。さらに、3月の東京を皮切りに、富山、福岡、愛知、大阪にて全国ツアーが行われる。ミュージカル「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~」キャスト男(ザ・マン):三浦春馬スワロー:生田絵梨花エイモス:平間壮一/東啓介(Wキャスト)キャンディ:鈴木瑛美子/MARIA-E(Wキャスト)ブーン:福井晶一矢田悠祐藤田玲安崎求高原碧那/谷岡杏春(Wキャスト)井伊巧/岡本拓真(Wキャスト)上野聖太岡田誠加藤潤一郷本直也長谷川開松村曜生柏木奈緒美多岐川装子ダンドイ舞莉花永石千尋三木麻衣子吉田華奈(男女五十音順)橋本星/佐藤誠悟谷口寛介/羽賀凪冴植松太一/佐田照河内奏人/工藤陽介福井美幸/山本花帆奈緒美クレール/モーガン ミディー種村梨白花/成石亜里紗日高麻鈴/宍野凛々子ミュージカル「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~」は2020年3月7日(土)~29日(日)日生劇場にて上演。※富山、福岡ほか全国ツアーあり(cinemacafe.net)
2019年10月04日「嵐」チームとゲストチームが体感型ゲームで対戦するフジテレビ系「VS嵐」。その9月26日(木)今夜放送回に、俳優の三浦春馬が参戦。三浦さんはプラスワンゲストとして嵐とともに、声優の神谷浩史やものまねタレントのりんごちゃんら「チームいい声」と対戦する。今回「嵐」チームが対戦するのは、「機動戦士ガンダム00」「おそ松さん」などのアニメから『ハンガー・ゲーム』シリーズといった洋画吹き替えまで多彩に活躍、その声で多くのファンを魅了する神谷さん。お笑いコンビ「麒麟」で自身の低音ボイスを生かしたネタを披露、俳優としても連続テレビ小説「なつぞら」などに出演する川島明。武田鉄矢、大友康平、井上陽水らのものまねで大ブレイクしたりんごちゃん。『サカサマのパテマ』などのアニメ作品を中心に活躍する声優の藤井ゆきよ、「アンタッチャブル」山崎弘也、芸人と同時に数多くの番組MC、ドラマ、映画などへ出演する「キャイ~ン」天野ひろゆきといった“美声”が売りのメンバーで構成された「チームいい声」。この美声チームに対抗するために「嵐チーム」にプラスワンゲストとして加わってくれるのが、先日まで放送されたドラマ「TWO WEEKS」で娘のために逃走を繰り広げる主人公を演じ、多くの感動を巻き起こしたほか、同作の主題歌「Fight for your heart」でみせた美しい歌声と華麗なパフォーマンスも話題をさらった三浦さん。今回は超人気声優と超人気俳優が共演ということで、対決の合間に突然「チームいい声」が声優を務め、嵐と三浦さんが演技してのラブストーリーが繰り広げられ、スタジオが爆笑に沸く一幕も。“美声対決”の行方をお楽しみに。今夜プラスワンゲストとして参戦する三浦さんが主演する映画『アイネクライネナハトムジーク』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で現在公開中。伊坂幸太郎の恋愛小説集を映画化した同作、3度目の共演となる多部未華子をヒロイン役に迎え、仙台を舞台に三浦さん演じる佐藤と多部さん演じる本間紗季の恋を軸に、不器用ながらも愛すべき人々のめぐり会いの連鎖を10年に渡り描いていく。また神谷さんは、高杉真宙、佐野岳、堀田真由、板垣瑞生ら若手俳優が出演し、江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズを原案に映画化される『超・少年探偵団NEO -Beginning-』で怪人二十面相の声を担当。同作は10月25日(金)より新宿バルト9、渋谷TOEIほか全国にて順次公開となる。「チームいい声」と「嵐」&三浦さんの対決が繰り広げられる「VS嵐」は9月26日(木)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2019年09月26日庵野秀明企画・脚本による映画『シン・ウルトラマン』に、「Hey! Say! JUMP」有岡大貴、田中哲司、山本耕史らの出演が明らかになった。本作は、日本を代表するヒーローウルトラマンを、企画・脚本:庵野秀明、監督:樋口真嗣の『シン・ゴジラ』タッグで映画化。すでに斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊という人気俳優の出演が決定しており、様々な脅威に立ち向かうメンバーということが明らかになっている。その同じメンバーの一員として、「掟上今日子の備忘録」「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd season」などに出演する有岡大貴、「ラーメン大好き小泉さん」の早見あかり、「ST」「緊急取調室」などに出演、日本を代表する実力派俳優・田中哲司が決定。有岡さんは「ウルトラマンが、庵野さんと樋口監督の手により令和の時代に、さらにパワーアップして僕たちの前に現れてくれること。最高のエンターテイメント作品の誕生に胸が熱くなります」と思いを語り、「ご出演者の皆様に比べ、僕はお芝居の経験が少ないです。足を引っ張ってしまわないか、オファーを頂いた時は正直嬉しさよりも不安の方が上回ってしまいました。でも『シン・ウルトラマン』という作品に恥じぬよう誠意を込めて務めさせて頂きます」とコメント。早見さんは「まさかあのウルトラマンの世界に自分が飛び込むことが出来るなんてまだ夢のようです。私自身が『シン・ゴジラ』を観た時に感じたあの興奮をまた皆様にも『シン・ウルトラマン』でお届け出来ると思うと楽しみです」とワクワクしている様子。そして「『ウルトラマン』は僕たち世代にとって、特別な作品」と語る田中さんは、「恐らく最強のチーム『シン・ウルトラマン』に参加出来る事は最高の喜びです。最善を尽くします」と意気込んでいる。さらに、物語の鍵を握る役どころで山本耕史、岩松了、長塚圭史、嶋田久作、益岡徹、山崎一、和田聰宏も参加する。『シン・ウルトラマン』は2021年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年09月25日企画・脚本を庵野秀明、監督を樋口真嗣という、『シン・ゴジラ』のタッグによって映画化される『シン・ウルトラマン』。この度、有岡大貴、早見あかり、田中哲司らが追加キャストとして発表され、コメントが公開された。1966年の放送開始以来、海外でも100を超える地域で放送され、今なお根強い人気を誇る、日本を代表するヒーロー“ウルトラマン”。『シン・ゴジラ』のタッグが映画化する本作で、斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊らが、さまざまな脅威に立ち向かうメンバーという役どころとして出演することが発表されていた。今回追加キャストとして発表された3人も、同じメンバーの一員を演じる。Hey!Say!JUMPのメンバーのひとりで、興行収入93億円を記録した映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』での好演が記憶に新しい有岡、ドラマ『ラーメン大好き小泉さん』や、映画『百瀬、こっちを向いて』など数々の作品でその独特の存在感を放つ早見、そして舞台、テレビドラマ、映画とあらゆるジャンルで活躍する田中。彼らはどんな活躍を見せるのだろうか。有岡は、斎藤、長澤、西島とは初共演。庵野、樋口作品への出演も、今作が初となる。その他、物語の鍵を握る役どころで、山本耕史、岩松了、長塚圭史、嶋田久作、益岡徹、山崎一、和田聰宏といった個性的なキャストが参戦する。また、12月14日(土)と15(日)の2日間にわたって、東京ドームシティにて行われる円谷プロ史上最大の祭典『TSUBURAYA CONVENTION 2019』のオープニングセレモニーに、樋口監督と主演の斎藤の登壇が決定。会場での新たなる情報開示が予定されている。『シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ』(1954年)の、現代社会での再構築であったように、放送開始当時初めてテレビで“ウルトラマン”を目撃した時と同様の衝撃を再びもたらすことを目指す『シン・ウルトラマン』。さまざまな言葉の意味を持つ“シン”の言葉を冠した新たなプロジェクトに強力なキャスト陣が加わり、いよいよ本格始動となる。公開された有岡、早見、田中のコメントは下記。■有岡大貴物心のついた時から当たり前のようにウルトラマンをVHSで見て、当たり前のようにウルトラマンの人形で遊んでいました。世代を超えて、そんな子供が日本中に居たことと思います。そんなウルトラマンが、庵野さんと樋口監督の手により令和の時代に、さらにパワーアップして僕たちの前に現れてくれること。最高のエンタテインメント作品の誕生に胸が熱くなります。ご出演者の皆様に比べ、僕はお芝居の経験が少ないです。足を引っ張ってしまわないか、オファーを頂いた時は正直、嬉しさよりも不安の方が上回ってしまいました。でも『シン・ウルトラマン』という作品に恥じぬよう、誠意を込めて務めさせて頂きます。■早見あかりまさかあのウルトラマンの世界に自分が飛び込むことができるなんてまだ夢のようです。私自身が『シン・ゴジラ』を観た時に感じたあの興奮をまた皆様にも『シン・ウルトラマン』でお届けできると思うと楽しみです。正直、緊張や不安もありますが、庵野さん、樋口監督、出演者の方々と共に『シン・ウルトラマン』の世界を精一杯生き抜きます。■田中哲司地元の鈴鹿山脈の山間から、いつか怪獣が顔を出すのではないかと、子供の頃、よく空想してました。『ウルトラマン』は僕たち世代にとって、特別な作品です。そんな僕が、恐らく最強のチーム『シン・ウルトラマン』に参加できることは最高の喜びです。最善を尽くします。■TSUBURAYA CONVENTION 2019概要12月14日(土)、15日(日)の2日間、東京ドームシティにて円谷プロダクションが贈る史上最大規模のファンイベント。2020年以降の制作作品について発表するオープニングセレモニーでは『シン・ウルトラマン』より、樋口監督、斎藤が登壇。その他、シンフォニーコンサート、ゲストが多数登場するライブショー、各種トークショー、グッズエリアなど、多彩なプログラムが展開される。『シン・ウルトラマン』2021年、全国東宝系にて公開
2019年09月25日三浦春馬が白血病の娘の命を救うために“2週間の逃亡劇”を繰り広げるタイムリミットサスペンス「TWO WEEKS」が9月17日の放送で最終回を迎え、磯村勇斗演じる灰谷の“正体”に驚く視聴者の声、はなを演じる稲垣来泉の演技を賞賛する声などがSNSに溢れている。日々を刹那的に過ごしていた主人公・結城大地(三浦さん)だが、8年前に交際していた青柳すみれ(比嘉愛未)と再会、自分に娘・はな(稲垣さん)がいることをする。だがはなは骨髄移植が必要だった。はなのドナーになる結城だがそんな矢先、結城は悪徳実業家・柴崎要(高嶋政伸)の身代わりになって逮捕されてしまう。移送中の事故に乗じて結城は逃走するが、すみれの婚約者の刑事・有馬海忠(三浦貴大)、柴崎が関わった不正で父を失った月島楓(芳根京子)、そして柴崎とその部下の殺し屋・灰谷(磯村さん)らが結城の行方を追う…というのが本作の物語。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。すみれの命か、はなの命か――究極の選択を迫られた結城だが、有馬もすみれの居場所を特定。結城ははなを、有馬はすみれを助けに向かう。すみれは無事助かるがはなのもとに向かった結城は柴崎のもとに連れて行かれる。柴崎は灰谷にはなを殺すように命じるが、灰谷は「ガキは殺さない」と柴崎の命令に背く。ここで灰谷が柴崎の息子であったことが明かされる。自分を一度でも息子と思ったことがあるのかと問う灰谷に、柴崎は刃を向けるのだった。「灰谷って柴崎の息子なのか!」「灰谷、はなちゃんを自分にかさねたな」「灰谷がまさか味方になるなんて思わなかった」などの声が視聴者から上がる。その後結城と柴崎との一騎打ちへと物語は進むのだが、灰谷がどうなったのか心配な視聴者からは「頼むから灰谷を死なせないでくれ」「灰谷くんがどうなったのか気になって気になって内容入ってこない」などの反応も。その後拘置所の中を歩く灰谷が映され、灰谷の生存が確認されると「よかった...!!!!生きてた!!」「灰谷スピンオフお待ちしてます」といったツイートがタイムラインを流れる。そして柴崎と裏で繋がっていた久我早穂子(黒木瞳)も自首、はなの骨髄移植も無事成功、結城と楓、有馬は新たな道を歩み出す…というラストで物語が締めくくられると、「日本バージョンも最高でした三浦春馬くんでほんとによかった!!」「芳根京子が最高によかった!柔剛どちらも魅力的なすごい女優さん」「高嶋政伸さんの演技には圧巻でした!!本当に本当に毎週怖かった」「はなちゃんの演技が素晴らしかった!」「はなちゃんロス確定です」などキャスト陣の演技を讃える声が続々投稿されている。(笠緒)
2019年09月17日三浦春馬、芳根京子、比嘉愛未、三浦貴大、磯村勇斗、高嶋政伸、黒木瞳らが出演する「TWO WEEKS」の第9話が9月10日放送。8年前、すみれとの“最初のデート”でみせた結城の意外な一面に視聴者から「可愛すぎ」という声が上がっている。悪徳実業家・柴崎要の殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地を三浦さんが演じ、結城が白血病の娘の命を救うため2週間の逃亡劇を繰り広げる…という本作。結城に協力する新米検事・月島楓を芳根さんが、8年前、結城との子どもを身ごもった青柳すみれを比嘉さんが、骨髄移植が必要な結城とすみれの娘・はなを稲垣来泉が、すみれとはなのため結城の逃亡を助け柴崎の悪を暴こうとする有馬海忠を三浦さんが、柴崎の指示で動く殺し屋の灰谷を磯村さんが、柴崎要を高嶋さんが、柴崎を使い自らの理想を叶えようとする国会議員・久我早穂子を黒木さんがそれぞれ演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。柴崎の自宅に潜入した結城は、そこで釈放された柴崎と遭遇するが、柴崎は結城を逃がす。「お前が一番苦しむ方法で殺してやる」という不気味な一言と共に…。結城は早穂子に重度の心臓病を患った息子がいると知り、楓の力を借りて早穂子とコンタクト。自分の命を引き換えに手術を受けさせてもらうよう頼み込む。その取引は成立したが、柴崎は早穂子からの指示を聞かず、すみれを拉致、結城を呼び出す。楓、有馬にすみれが拉致されたことを伝えた結城だが、今度ははなが拉致され、柴崎は結城にすみれとはなのどちらかの命を選ぶ“究極の選択”を迫る…というのが今回のストーリー。今回は拉致されたすみれが回想した8年前、結城とすみれの出会いと初デートのシーンに多くの視聴者が反応。助けてもらったお礼にすみれが渡したのはホラー映画のチケット。怖がりながら映画を鑑賞する結城の姿に「ホラー映画にビビる結城がかわいかった」「春馬くんホラー映画でビビってたシーンウケた」「結城はホラーが苦手(可愛すぎむり)」などの声が。また「誘うのがホラー映画ってスゴいな、すみれさん」「ホラー映画って、吊り橋効果を狙ってなのかしら?」など、初デートにホラー映画を選んだすみれにも多くの視聴者がコメントを寄せている。柴崎を止められなくなった早穂子は独自の行動を開始、さらに早穂子の病気の息子に関する何かに気付く楓。究極の選択を迫られた結城はどんな決断をするのか…ついにファイナルを迎える「TWO WEEKS」最終話は、9月17日(火)21時~フジテレビ系で放送予定。(笠緒)
2019年09月10日三浦春馬が白血病の娘を救うため“2週間の逃亡劇”を繰り広げる主人公を演じる「TWO WEEKS」の第8話が9月3日オンエア。逃亡中の結城のスマホにかかってきたのは、はなからの電話だった…つかの間の“親子の会話”に感動する視聴者が続出している。悪徳実業家・柴崎要の身代わりとして逮捕され逃亡することになる主人公・結城大地に三浦さん。結城と同じく柴崎が関わった事件で父を失い復讐に燃える月島楓に芳根京子。結城の元恋人ではなの母親・青柳すみれに比嘉愛未。はなに稲垣来泉。すみれの現在の恋人で刑事・有馬海忠に三浦貴大。柴崎の部下の殺し屋・灰谷に磯村勇斗。柴崎要に高嶋政伸。柴崎の裏に潜む“黒幕”久我早穂子に黒木瞳らが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。結城を狙撃した灰谷を逆に確保することに成功した有馬だが、灰谷は証拠不十分で釈放される。釈放された灰谷を叱責し「失敗は命で償え」と告げる柴崎に、灰谷は反抗的な態度を示すのだった。一方楓も謹慎を命じられるが、そんな楓に結城は「柴崎に揺さぶりをかけよう」と提案、柴崎の片腕として動く久留和(池田鉄洋)に電話し「このままだと次に身代わりになるのお前」だと脅しをかけると、久留和は録音されているとも知らずに柴崎の手下のホンダの前でデジカメ動画にコピーがあると口を滑らせてしまう。その頃有馬も聞き込みの過程で柏木愛(立花恵理)が殺された時刻にマンションに出入りする柴崎の映像を入手。それを証拠に有馬が柴崎を任意同行、取り調べてる間に結城が柴崎の部屋に潜入、動画のコピーを奪おうとする。だが柴崎から何もするなと命じられていたはずの灰谷がすみれに接触、さらに柴崎の部屋をあさっていた結城の前に、いないはずの柴崎が現れる…!というのが今回の展開。今回はすみれが病室を出た隙にスマホで結城に電話するはなと、はなとの会話に顔をほころばせる結城に注目する視聴者が続出。「はなちゃんが結城にすみれさんの携帯から電話かけてて最後笑顔になったのすごい可愛かった!」「はなちゃんの電話終わったあとの笑顔が可愛い」「結城の心がその時だけほどける感じがたまりませんでした」「はなちゃんとの電話だけのシーンでも癒される」など三浦さん演じる結城と、稲垣さん演じるはなの笑顔に心を震わせる視聴者からの声が集まっている。(笠緒)
2019年09月03日三浦春馬主演のタイムリミットサスペンス「TWO WEEKS」の第7話が8月27日オンエア。明かされた黒幕と始まった結城の“反撃”…クライマックスに向けた新展開に盛り上がる視聴者と、結城の娘・はなの可愛さに癒される視聴者の声が今週もSNSに溢れた。殺人の罪を着せられ娘・はなの骨髄ドナーとなるために逃亡を続ける主人公・結城大地に三浦さん。結城が関わった事件で父親を亡くし復讐を誓う新人検事・月島楓に芳根京子。8年前の結城の交際相手ではなの母親・青柳すみれに比嘉愛未。現在のすみれの婚約者で結城を追う刑事・有馬海忠に三浦貴大。柴崎の元で動く“殺し屋”灰谷に磯村勇斗。結城に罪を着せ早穂子とも繋がる悪徳実業家・柴崎要に高嶋政伸。楓の母親のような存在ながら柴崎らの黒幕として暗躍する国会議員・久我早穂子役で黒木瞳が出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。事件の鍵を握るデジカメ、そこに映っていたのは柴崎と早穂子の密談だった。信じていた早穂子の裏の顔を知り衝撃を受ける楓と結城を灰谷が襲い、デジカメは奪われる。有馬もすみれから8年前の事件の事を聞き、捜査資料を調べ楓が関係者だったことに知り、楓から事件の全容を聞くことに…。そんななか、はな(稲垣来泉)の病室に柴崎が現れた。怒りに燃えた有馬は柴崎のもとに乗り込むが、柴崎から“警察の情報を流してくれればはなの移植手術は受けさせる”と取引を持ちかけられる…というのが今回の物語。自分と柴崎の密会現場が写されたデジカメのSDカードをアイスピックで粉々にし、柴崎にも冷たい言葉を投げつけるなど、早穂子の“裏の顔”を見た視聴者からは「アイスピックで!!!黒木さま急に狂暴」「柴崎さんも信用してないのねぇ」「策士は一番近くにいて 楓を見張っていたんだな」などの声が。そして追い詰められた結城は“逆襲”のためある作戦を実行する。それは有馬にも協力を仰ぎ、出頭すると見せかけてその情報を柴崎に流し、結城を殺そうと現場に現れた灰谷を捕まえるというもの。有馬が感情的になって柴崎のもとに殴り込んだのもそのためだったことがわかると「私の中の有馬さん株上がった」「感情的に乗り込むとかそんなメリットないことしないと思ったー!」などの反応多数。また結城が幻想のなかではなと会話するシーンが今回も登場。そのあまりの可愛さに「私もはなちゃんと話したい癒されたい勇気貰いたい」といった声も殺到中だ。(笠緒)
2019年08月27日三浦春馬、芳根京子、比嘉愛未、三浦貴大、高嶋政伸ら豪華俳優陣が出演する現在放送中のドラマ「TWO WEEKS」。今夜8月27日(火)放送の第7話を前に、三浦さんと芳根さんからコメントが到着した。三浦さん演じる殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城が、白血病の娘・はなの命を救うために挑む、2週間の逃亡劇を描く本作。先週放送の第6話ラストでは、柴崎(高嶋さん)と繋がる黒幕の正体が早穂子(黒木瞳)であることが明らかに。そして、いよいよ物語は今夜の第7話から第2章“逆襲編”に突入!ついに行動を共にすることになった結城と楓。宿敵・柴崎、黒幕・早穂子に立ち向かっていくが、警察、検察、柴崎一派、さらには病院で結城を待つすみれやはなを巻き込んだ策略と裏切りの数々が繰り広げられる。結城役の三浦さんは「敵対する登場人物たちの気持ちを揺さぶられるようなストーリーも描かれていく」と、後半戦を楽しむキーポイントを明かし、「それぞれの出演者の皆さんとの芝居のキャッチボールを僕自身も楽しみにしていますし、どんなシーンになるのかが見どころになるんじゃないかなと思います」とコメント。一方、母のような存在であった早穂子の裏の顔を知ることになった楓役の芳根さんは「ついに2人が共に反撃を始めます。それによって、視聴者の方には“散らばった点"に見えていた要素が一つに繋がっていきます。物語はここからさらにスピードがあがっていきますし、最後までこのドキドキ感や爽快感は失わずに進んでいきます」と今後の展開について説明し、さらに「第7話、めちゃくちゃ面白いです!」とアピールしている。第7話は、灰谷(磯村勇斗)が襲いかかり、デジカメは柴崎の手に渡ってしまう。一方、何者かが結城の友達を名乗り、はなの病室に柴崎が侵入。はなを利用されたと怒り心頭の有馬(三浦貴大)は、柴崎のオフィスへ向かうも、はなが確実に移植手術を受けられるよう、ある取引を持ちかけられる。そして、デジカメを奪われ対抗手段を失った結城は、楓に出頭すると告げる――というあらすじだ。「TWO WEEKS」は毎週火曜日21時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年08月27日三浦春馬主演、芳根京子らが共演する「TWO WEEKS」の第6話が8月20日に放送され、これまで謎に包まれてきた“黒幕”の存在が明らかに。さらに磯村勇斗演じる“殺し屋”灰谷の意味深な表情に新たな謎も生まれ、視聴者が沸いている。悪徳実業家・柴崎要の身代わりとなって罪を着せられ逃亡する結城大地を三浦さんが演じ主演。父を失った復讐のため柴崎の悪を暴こうとする月島楓に芳根京子。結城との子どもであるはなを生んだ青柳すみれに比嘉愛未。すみれの現在の恋人だが結城を追う刑事・有馬海忠に三浦貴大。柴崎の部下の殺し屋・灰谷に磯村さん。柴崎コーポレーションの社長・柴崎要に高嶋政伸。楓を支える国会議員・久我早穂子に黒木瞳といった俳優陣が出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。柴崎に捕まった結城を助けたのは楓だった。楓は自分が8年前の事件の被害者の娘だと明かし、柴崎に復讐するためデジカメが欲しいと告げる。結城はその言葉を信じるふりをして車を奪い逃走する。楓が結城と繋がったことを知った柴崎は裏で手を回し、楓を結城の担当検事から外させるが、このことで楓は警察や検察に柴崎への内通者がいるのではと考えるように。その翌日、結城ははなが入院している病院に現れ、すみれと接触。すみれは結城を責めながらがデジカメを手に入れるために協力してほしいという頼みを聞き入れる。そこに有馬がやってきて結城を発見、追いかけようとする有馬を引き留めたすみれは、結城がはなの父親でドナーだと告白する…!?そしてすみれは結城の指示デジカメを入手、すみれからデジカメを受け取った結城だが動画を閲覧するためのパスワードがわからず、楓に連絡。楓とともにデジカメの動画を見てみると、そこには柴崎と密談する早穂子の姿が映されていた…というのが今回の主なストーリー。以前から“早穂子黒幕説”が唱えられていた本作だったが、今回のラストで早穂子が黒幕であることが明確になると「楓を支えてると見せかけて、監視してたのかな?」「黒木瞳さん怪しいと思ってたらやっぱりかー!読み当たった!」などの声が続々上がる。また冷酷な殺し屋として結城の前に立ちはだかる灰谷だが「灰谷の表情がたまに意味深」「今日の灰谷の表情、意味深なのが多い」「楓ちゃんに対して何か感情が動いてるよう」など、単なる柴崎の手先ではないのでは?という声も上がっており、「え、まって 灰谷 まさかの黒木瞳の息子なん?」「灰谷って、黒木瞳と高嶋政伸の息子なの...?」「灰谷も柴崎に復讐しに来たとかありえそう」など、灰谷の今後の行動に注目する視聴者も多数。黒幕の存在が明かされるなか、新たな謎が生まれ…後半戦も目が離せない「TWO WEEKS」は毎週火曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2019年08月21日数々のエンタテインメント作品を世に送り出し、大ヒットを打ってきた矢口史靖監督初のミュージカルコメディ『ダンスウィズミー』が本日より公開。“音楽が流れると、歌わずに、踊らずにいられない”という、“ミュージカルスターの催眠術”をかけられてしまった女性の奮闘をコミカルに描いた作品だ。『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』でみずみずしい青春を、そして『ハッピーフライト』では航空会社で働く人々をコミカルに描いてきた矢口監督。そんな監督が今作に選んだのは、なんと初挑戦となるミュージカル。これまで監督は、どちらかというとミュージカルに抵抗感があったというが、アカデミー賞監督賞をはじめ、6部門での受賞を果たした『ラ・ラ・ランド』を観て触発され、自身も作ってみたいという気持ちになったようだ。近年洋画では、『ラ・ラ・ランド』だけでなく、『グレイテスト・ショーマン』など大ヒットを記録するミュージカル映画がたびたび公開されているが、矢口監督自らが脚本を手がけた本作は、毎年500本以上も公開される邦画の中でも珍しい“邦画のミュージカルコメディ”となっている。矢口監督は“映画が面白くなること”を第一に考え、有名無名にこだわらず基本的にオ ーディションで主演俳優を決めるスタイルを取っている。これは、その作品ごとにベストな人材を探すためだ。『ウォーターボーイズ』では妻夫木聡、『スウィングガールズ』では上野樹里、『ハッピーフライト』では綾瀬はるかがそれぞれオーディションを勝ち抜き主役の座を獲得してきた。そして今作で主役に抜擢されたのは、三吉彩花。Seventeen誌のトップモデルとして絶大な人気を誇り、“女子高生のカリスマ”とも呼ばれた存在だ。すでに同誌を卒業し、映画『いぬやしき』への出演など、このところ女優としてアクティブな活躍をみせている。三吉は特技のダンスを生かし、“歌って踊れる”約500人の応募者の中からオーディションを勝ち抜き、主役の座を獲得。一流商社で働きながら、ある日“ミュージカルスターの催眠術”をかけられてしまった主人公・鈴木静香に扮する。矢口監督は、シンクロナイズドスイミングやジャズバンドなど、役者自身に厳しい特訓を課すスタイルを取ってきた。今作でも同様に、三吉はミュージカルシーンすべての歌とダンスを長い手足を武器に、吹替えなしで挑んでいるのだ。そんな三吉を支えるのは、やしろ優、chay、三浦貴大、ムロツヨシ、宝田明といった、多彩にして多才な面々。彼らが彩る、一大ミュージカルショーを、ぜひとも劇場で体験していただきたい。そこには夏の暑さを吹き飛ばす、気分爽快な時間が待っているはずだ。『ダンスウィズミー』本日より公開
2019年08月16日三浦春馬、芳根京子、磯村勇斗、高嶋政伸らが出演する「TWO WEEKS」。その5話が8月12日オンエア。ついに“直接対決”を迎えた結城と柴崎、緊迫感溢れる2人の対峙に多くの視聴者が興奮するとともに、“黒幕”について想いを巡らせる声も多数寄せられている。本作は殺人の濡れ衣を着せられた主人公・結城大地が白血病の娘の命を救うために挑む、2週間の逃亡劇を描くタイムリミットサスペンス。結城を三浦さんが演じ主演。結城を追う新米検事・月島楓に芳根さん、結城の元恋人・青柳すみれに比嘉愛未、すみれの夫の刑事・有馬海忠に三浦貴大、結城に罪をかぶせる悪徳実業家の柴崎要役に高嶋政伸、結城を狙う殺し屋・灰谷役に磯村さん。楓を支援する国会議員・久我早穂子役に黒木瞳といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。有馬の発砲で海に転落した結城は橋の下を通りかかった船につかまり、千葉の袖ヶ浦に流れ着く。しかし結城を助けた親子の父親は、9年前、柴崎を裏切り逃亡したのを結城が見逃したことで、結城が服役するきっかけを作った室岡峻治(村上淳)だった。結城に対し、息子の晴人を守るためにも家から出て行ってくれと告げる室岡に、結城ははなの手術の日まで匿ってくれと土下座して頼み込むが、自分の存在を柴咲に気付かれたくない室岡は断固拒否。2人はお互い父親として自らの子どもを守るために戦おうとする。その頃楓はすみれに接触、すみれの話から結城の冤罪を確信。自らも袖ヶ浦に向かうが道中、柴崎の車を発見。室岡の自宅に辿りついた有馬からすんでのところで逃れた結城だが、その直後灰谷に捕まってしまう。柴崎に拷問を受ける結城だが、連行される途中、意外な人物に助けられる。その人物は楓だった…というのが5話のストーリー。囚われた結城にデジカメのありかを聞き出そうとする柴崎、ついに迎えた2人の“直接対決”に「鳥肌もの…高嶋さんも素晴らしい…三浦春馬さんは、目で演技してる」「素晴らしい対決見せて頂きました」などの声が上がる一方、黒木さん演じる早穂子に対する“疑念”を抱いた視聴者も多数。“柴崎に後ろ盾が出来た”という室岡のセリフと、楓以外の何物かと情報をやり取りする姿などから「黒幕は黒木瞳さんだと思うんだけどどうなんだろ」「黒木さんが黒幕なのかなと予想」「政治家=黒幕 定番だけどなぁ」など、黒木さん演じる早穂子が柴崎のバックに控えているのでは?とするコメントが続々。次回はその黒幕が明かされるということで「早く続きが観たい~」「次回が楽しみで仕方ない」など、次週の展開に期待を寄せる視聴者からの投稿も目立っている。(笠緒)
2019年08月14日今年で6回目を迎えたミニシアター「新宿シネマカリテ」が贈る映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」のクロージング上映『ゴーストマスター』トークイベントが8月9日に行われ、ヤング ポール監督と脚本を務めた楠野一郎、さらに飛び入りゲストとして、俳優の川瀬陽太が出席した。■海外映画祭に続々出品!映画『ゴーストマスター』は、黒沢清監督に師事し、アメリカ人の父と日本人の母を持つヤング・ポール監督の長編デビュー作。名前だけ巨匠監督と同じである黒沢明(三浦貴大)が、いつか自分の映画を撮ろうという思いのもと、魂を込めて書き連ねていた「ゴーストマスター」というタイトルの脚本に悪霊が宿ってしまう……。長編デビュー作でありながら、ブリュッセル・ファンタスティック映画祭や、シッチェス・カタロニア国際映画祭など、海外映画祭への出品が続々と決定している状況だが、ポール監督は企画を提出したときは「暇だし(映像の現場に対して)うっぷんがたまっていた」と語ると「撮影現場ってものすごく過酷で、労働環境はいまだに悪い。だからと言って好きだからやめられない……。そういう思いが根本にあったので、劇中に出てくる描写は結構リアルです」と作品のあらましを説明する。企画の段階では、低予算のホラー映画を作っている人たちの話で、現場でオカルト現象が起こるも、ホラーを作っているから「大丈夫でしょ」と言っているうちに、大惨事になるという話だったが、脚本家の楠野さんのアイディアで「壁ドン映画」が舞台になったという。それだけに楠野さんは「『壁ドン』のシーンで笑ってもらえるかどうかが不安だった」と話していたが、客席の反応は上々だったようだ。■ホラー、コメディ、SF、ラブストーリー……。一筋縄ではいかない作品ホラー、コメディ、SF、ラブストーリーなどなど、さまざまな要素が詰まった作品だが、ポール監督は「テーマはつぎはぎ。いろいろ組み合わさっているけれど、根本は青春映画だと思う。映画に憧れていた青年の光と影。抑圧され、日々不満を抱えている人の思いがスパークされる映画にしたかった」と述べると、楠野さんも「トーンでいうと、サム・ライミの世界観が面白いと思えるか」と作品のポイントを挙げていた。イベント中盤には、黒沢の上司である監督役の川瀬さんがトークショーに飛び入り参加。トークショーを見ていたという川瀬さんは「調子よくしゃべっていましたが、撮影初日に緊張で倒れたんですよ」と裏話を暴露。さらに「(部下が三浦演じる助監督の黒沢なので)ずっと『黒沢!』って絶叫するのは、黒澤明さんもいるし、黒沢清さんもいるし、後ろめたさでいっぱいだったんですよ」と発言し、客席を笑わせていた。ポール監督は「まじで倒れて、これで仕事なくなる、別の仕事やることになるなと思いました」と話していたが、川瀬さんは「この映画は、僕はポールくんの物語だと思っていました。彼の船出として大事な映画。是非よろしくお願いします」と愛のあるメッセージを送っていた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴーストマスター 2019年12月6日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開©2019『ゴーストマスター』製作委員会
2019年08月09日日本公開を前に、世界中からリメイク&公開のオファーが殺到している『ダンスウィズミー』。この度、三浦貴大演じるイケメン上司・村上の「小鼻にシワを寄せる笑顔」がクセになる場面写真が到着、主演・三吉彩花との撮影秘話も明らかになった。突然、音楽が聞こえると歌い踊り出すカラダになってしまった“ミュージカルニガテ女子”・静香(三吉さん)。彼女が憧れを抱くのが、“嘘くさい先輩エリート社員”の村上だ。三浦さん演じる村上は、若くして部長を務めエリート街道まっしぐら!ビシッとスーツを着こなし、爽やかな風貌に女性社員たちの視線を独り占めするイケメン上司。職場ではうわさが飛び交い、たまたま連絡先を交換できた静香もうれしそうな表情を見せる。矢口史靖監督の熱血指導の賜物!?「小鼻にシワを寄せる笑顔」がクセになる!そんなイケメン上司の村上がたびたび見せる特徴的なキメ顔が、小鼻にシワを寄せる笑顔!仕事を頼んだ後や、お礼を言った後などに、必ず見せるこの独特な笑顔がだんだんクセになってしまう!?矢口監督は、キャストが決まる前から「小鼻にシワを寄せる笑顔」を村上のキメ顔として思い描いていたようで、撮影現場で熱血指導。自らその笑顔をやってみせ、三浦さんに細かく指示をしていたとか。かなり苦戦し、何度も笑顔にトライする三浦さんの姿に、静香を演じた三吉さんやスタッフから「だんだんネタにしか見えなくなってきた」とツッコまれたそうだが、最終的には矢口監督の期待に応え、「小鼻にシワを寄せる笑顔」を完全に自分のものに。見れば見るほど、クセになり、虜になる印象的な表情を披露している。実際、矢口監督が構想時に作成した村上の特徴には、“バタ臭い笑顔”と書いてあり、まさにそれを完璧に実現している三浦さん。さらにプロフィールには「惚れっぽくて飽きやすい性格のためガールフレンドがコロコロ変わる」との記載もあるが、爽やかで実直なイメージのある三浦さんが、本編の中ではどんなプレイボーイを演じているのか、こちらも注目したいところ。そんな三浦さんに対し、矢口監督は、「村上は少し鼻につくところがあるのですが、三浦さんが持つ優雅さが嫌味に感じさせないので、それが決め手になりました」と抜擢の理由を明かしており、『ダンスウィズミー』の物語に彩りを与える重要なクセモノとして、存在感を発揮する!三吉彩花と変顔対決!?「仲良くしてくれて嬉しい限りです」三浦さんの出演シーンはほとんどが三吉さんとの撮影だったとのことだが、撮影現場は2人仲良く和気あいあいと進んでいったとのこと、三吉さんが三浦さんに向けて変顔をすると、三浦さんも負けじと変顔を返して、お互いに笑わせあうなど、変顔対決をすることもあったとか。三浦さんは、そんな三吉さんについて「初対面でも壁を感じない、とても素敵な方だと思いました。この作品ではダンスも大変ですし、歌も覚えなければいけないですし、主演というプレッシャーもあったと思いますが、現場では明るく振舞っていて本当に素晴らしい方だなと思っていました。仲良くしてくれて嬉しい限りです。三吉さん、本当にいい顔をしますよ(笑)」と語り、笑顔があふれる関係性で楽しく撮影を進められたことを明かしている。『ダンスウィズミー』は8月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンスウィズミー 2019年8月16日より全国にて公開Ⓒ2019映画「ダンスウィズミー」製作委員会
2019年08月08日三浦春馬が本日8月7日、シングル『Fight for your heart』をリリースする。三浦は幼少時より俳優として数々の作品に出演し、2007年には映画『恋空』で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。その後も俳優として多くの実績を残し『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』や『コンフィデンスマンJP』など多くの映画や話題作に出演してきた。さらにミュージカル作品での活躍も記憶に新しい。特に2016年に上演されたブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』での演技は舞台関係者からも絶賛され、それもあってか演目は再演が決まるほどの人気となった。そのためにニューヨークでシンディ・ローパーの専属トレーナーに指導を受けたのだという。歌手デビュー作となる『Fight for your heart』は自身が主演する現在放送中のドラマ『TWO WEEKS』(カンテレ・フジテレビ系)の主題歌。作曲はEXO、SHINeeなどをプロデュースするJeff Miyahara、作詞は三浦大知や安室奈美恵などに詞を提供している岡嶋かな多によるもの。高音域のサビを伸びやかに歌いあげたる三浦の声を聴くことができる。番組公式サイトには「ミュージカルなどでは挑戦したことがなかった歌い方、音域、フェイクを求められ、それに精一杯応えていくプロセスがとても刺激的で興奮しました。この曲を聴いていただくことがキッカケとなり、ドラマに関心を持ち、観てくださる方がいれば嬉しいです」と本人のコメントが掲載されている。■リリース情報三浦春馬『Fight for your heart』8月7日発売1. Fight for your heart2. YOU
2019年08月07日三浦春馬主演、白血病の娘を救うため“2週間の逃亡劇”を繰り広げる男が主人公のタイムリミットサスペンス「TWO WEEKS」の第4話が8月6日オンエア。結城とはなのつかの間の“親子愛”と、有馬刑事がラストにとった行動に対する“賛否”にSNSが揺れている。主人公・結城大地に三浦さん。8年前に結城が犯人として逮捕された事件の真実を探るため検事となった月島楓に芳根京子。2人の他、8年前、結城との間にはなを設けた青柳すみれに比嘉愛未。結城とすみれの娘・はなに稲垣来泉。現在のすみれの婚約者で結城を追う刑事・有馬海忠に三浦貴大さん。結城に罪を着せてきた柴崎コーポレーションの社長・柴崎要に高嶋政伸。楓とともに柴崎の裏の顔を暴こうとする・久我早穂子に黒木瞳といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。柴崎の秘密が写されているであろうデジカメを回収しようとするも、サトルを灰谷に殺されカメラも奪われた結城は途方に暮れる。一夜を過ごした公園で若者に絡まれていた春川(柿澤勇人)を助け、手助けを受けた結城は、はなの手術の日まで離島に身を潜めようと考える。その頃、捜査を進める楓はすみれの存在を知りはなの入院する病院へ赴き、そこで結城とはなの関係、結城がドナーになるために逃走を続けていることに知る。一方、柴崎もすみれの居場所を突き止め、はなが結城の娘であることを知る。さらに有馬も結城がはなのドナーなのではないかと疑いを抱き始める…というのが今回の物語。春川から離島行きのフェリーチケットをもらった結城は、旅立つ前にはなが入院する病院へ向かい、一瞬だけはなと再会、満面の笑みを浮かべるはなに結城も笑顔をみせる…「はなちゃんを見つめながら変わっていくその表情にうるっときた」「結城とはなを結ぶ、強い運命がハッキリと見えました」などの声が集まる。そしてラストはフェリーふ頭にやってきた結城は待ち伏せしていた警察に追われ、再び壮絶な逃亡劇へ。追い詰められた結城に有馬が銃口を向け、楓の制止も聞かず発砲。結城は川に落下する…というもの。楓の言葉を無視して結城を撃った有馬の行動には「結城がドナーかもしれないと薄々気づいてたのに発砲したんだよね」「まさか嫉妬からの発砲?」「有馬おじちゃんの男の嫉妬が超怖い」などといった怒りの声が上がる一方、「有馬さんは結城逃がすために発砲したんじゃないの?」「わざと発砲した…と信じてる」「わざと発砲して結城を逃げさせたと信じたい」という意見も多数。両者のツイートがタイムライン上に入り乱れる状態になっている。(笠緒)
2019年08月06日