編集部:学研キッズネット編集部3月も終わりを迎え、いよいよ入学シーズンが近づいてきました。例年であれば受験生は試験を乗り越え、新入学・新学年に期待が膨らむ時期ですが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、卒業式もままならず落ち着かないまま春休みを迎えたお子さんやご家族の方も多いのではないでしょうか? そこで、「Campusノート」シリーズを販売するコクヨ株式会社は、新入学・新学年への準備やスタートの不安を少しでも減らすために、中学受験算数専門のプロ家庭教師でカウンセラーでもある安浪京子先生による、新入学の中学1年生を対象とした「子どものフォローとノート選びのポイント」を公開しました。そのポイントは、安浪先生のコメントともに紹介します!「うるせーな」 子どもの変化に、親はどう接するべきか「親離れ」が始まる中学1年生『学校だよりや授業参観が頻繁にあり、同級生の親から我が子に関する色々な情報が入ってきた小学校時代。子どもの「受験したい」いう気持ちが「勉強する」行動に結びつかず、つい「勉強しなさい」と声を荒げて親子関係が険悪になった中学受験。少しずつ反抗期が始まったとはいえ、まだまだ小学生。我が子が親の庇護下にいると信じて疑わなかった12年間。しかし中学に進学すると、行動範囲も人間関係も拡がり、まだまだ子どもだと思っていた我が子が、親が把握しきれない知らない世界をどんどん増やし始め、自立に向けて「親離れ」が始まります。必要とされなくなったように感じて寂しく思われるかもしれませんが、逞しく成長している証でもあり、子どもが親に求めるものが変わってくるだけで家族の形は変わりません。我が子の自立に向けて少しずつ、親の考え方、接し方を変えていく時期が訪れたのです』親子関係を良好にする子どもとの接し方『例えば生活態度。「早く寝なさい」といった、小学生時代のやり方はほぼ通用しません。むしろうるさい親から逃れたいがために早く布団に入り、その中でスマホをいじり続けます。勉強に関しても「勉強しなさい」といっても、「うるせーな」といった冷たい態度にショックを受ける機会が増えるだけです。これからは保護者としての正論をかざすのではなく、「パパも一回徹夜をやってみたくて、こっそり試した事があったなぁ」「ママも理科が大嫌いで10点を取った事があったんだ」という経験談を沢山してあげて下さい。中学生になってまだ日が浅いだけに、そんな親の武勇伝や経験話はとても新鮮です。また、中学の学習過程は小学校と比べると親にとってはるかに馴染みやすい内容です。方程式も解禁となり、数学や英語を教えられるようになって親子関係が良好になったという話を沢山聞きます。つまり、小学生の延長ではなく、「中学生になった」と一段ステージを上げて対等に接する姿勢を明確に打ち出す事が鍵です。中学生は自分の悩みをそのまま親に打ち明ける事はありませんが、「学校でこんな事があったけど、パパの場合はどうだった?」とアドバイスを求める体ならば、色々話をしてくれます』ノートは一緒に選び、書いて見せる。不安を解消するポイントとはノートの変化にも対応。チャットツールではできないコミュニケーションにも『今まで小学校では「方眼ノートと鉛筆」だった学習環境が「大学ノートとシャープペンシル」に代わります。マス目がなくなって不安を感じるお子さんに是非、次のような形で寄り添ってあげて下さい』①ノートを一緒に選びに行く『今までは一方的にノートを買い与える事が多かったかと思いますが、大学ノートには・A罫(普通横罫) 罫幅7mm・B罫(中横罫) 罫幅6mm・C罫(細横罫) 罫幅5mmの3種類がある事を教えてあげましょう。コンビニに行くと、大抵「A罫」「B罫」の2種類が売られていますが、中学生が使うのはA罫です。「たった1mmの違い」と思うかもしれませんが、使い勝手は全く異なります。実際に2種類購入し、その使い勝手を一緒に比べてみるのもお薦めです。また、一緒に買いに行く事により「ママもこれ使ってたよ!」「今はこんなに可愛い表紙があるんだね」など、話も盛り上がります』②具体的に書いて見せる『マス目がない大学ノートに子どもは不安を覚えます。しかし、1マスに1文字書いていた窮屈な小学生時代と異なり、マス目がないからこそ自分の書きたい文字のサイズで自由に書ける良さを教えてあげましょう。文字サイズなどは口では伝わりません。「こんな風に使っていたよ」と、実際にノートに数字や英単語、図などを書いて見せてあげる事がコツです。また、部活や塾、友達づきあいが忙しくて生活時間帯が合わない、親と顔を合わせる時間が短くなる、などすれ違いが出てくる事もあります。直接親と話をしたくない時期も出てくるでしょう。そんな時、伝言ツールとして「ノート」を使うのも手です。今は親子でもLINEで簡単にやりとりできますが、手書きの文字と電子デバイスのスタンプでは、伝わるもの、伝わり方も異なります』安浪先生直伝!入学直後から周囲と差をつける「数学ノートの作り方」『中学に入ると、どの科目も先生からガイダンス(授業の予習、復習の仕方、テストの臨み方、ノートの作り方)があると思います。そのガイダンスを踏まえ、さらに周囲に差をつける「数学ノートの作り方」を伝授します』①日付と単元、問題番号を書く『ないがしろにしがちですがとても大切です。どこに何を書くか、先生の指示があればその通りに、なければ自分でルールを作りましょう。日付は「いつ何を勉強したか」のバロメーター。同じ問題でも、GW前と夏休みでは理解度が異なります。あるいは「3か月前に同じ事を勉強していたんだな」と振り返り、より理解を深化する事もできます』②ノートをケチらない『数学に限らず、ノートはケチってはいけません。1ページにギッシリ詰め込んで書くと達成感はあるかもしれませんが、数学はミスした部分の間違い直し、大切なポイントを書き込むなどの「余白」が非常に大切です。具体的には・分数を一行で書かない・ミスを消さず残しておく・ポイントを書くスペースを作る事を意識すると、見やすく、勉強の積みあがるノートになります。もしスペースが足りなくなったときはノートふせんを活用するのもいいかもしれません』③図はフリーハンド&適切なサイズで『数学は、証明問題の図形や関数の放物線など、図をかく機会が増えます。そういった時に小さくチマチマかいたり、正確性を重んじるあまり定規で書くのはNG。適切なサイズ(問題にもよりますが、1ページの1/6~1/8)で、かつフリーハンドで書きましょう。また、美術のように線を重ねるのではなく、一本の線で潔くかくことが大切。沢山図をかいているうちに、ちゃんと書けるようになってきます』中学受験のプロ家庭教師・安浪先生が推奨する「子どもの接し方」と「ノート活用法」。新入学・新学年への準備の今、ぜひ参考にしてみてはいかかでしょうか。株式会社アートオブエデュケーション 安浪京子先生算数教育家中学受験専門カウンセラー神戸大学発達科学部卒。関西、関東の中学受験専門大手進学塾にて算数講師を担当、生徒アンケートでは100%の支持率を誇る。プロ家庭教師歴約20年。中学受験算数プロ家庭教師「株式会社アートオブエデュケーション」代表。きめ細かい指導とメンタルフォローをモットーに毎年多数の合格者を輩 出している。中学受験、算数、メンタルサポートなどに関するセミナー を多数開催、特に家庭で算数力をつける独自のメソッドは多数の親子から支持を得ている。中学受験や算数、親子関係に関する著書、連載、コラムなど多数。また、教育業界における女性起業家としてビジネス誌にも多数取り上げられている。安浪京子先生夢も、学びも。新学生応援サイト「you can pass」公開!学生のみなさんをいつもそばで見守る「Campus」シリーズ。新入学・新学期の時期に合わせ、学生みなさんの夢も勉強も応援するコンテンツを集めた特設サイトを公開。君だけの青春シーンを人気漫画家がイラスト化!SNSキャンペーンも開始。Twitterで「○○も、○○も。」というテーマで青春エピソードを指定ハッシュタグをつけて投稿すると、選ばれたエピソードはSNS人気漫画家がイラスト化しプレゼント!Campusシリーズについて1975年の発売から今も進化を続ける学習ノートシリーズ「Campus」。 中でも代表的な「ドット罫」シリーズでは、 東大生の85%以上が使用経験があり、ノートを美しく書くためにこだわった特長が詰まっています。また、 Campusシリーズはノートだけでなく、 学生のみなさんの「計画」→「勉強」→「振り返り」までの学習サイクルをトータルサポート。 勉強のスケジュールを立てられるルーズリーフ「スタディプランナー」や、 ノートを振り返りやすい「チョイタス」「ノートふせん」といった商品も展開している。安浪先生の「数学ノートのつくり方」でもノートはケチらず、もし足りなくなった場合はノートふせんの活用を推奨しています。コクヨ「ノートふせん」は、ノートと同じ紙で見やすく、きれいに書ける両面ドット罫入りなど、すっきりまとめやすい工夫を詰め込んだふせんです。ノート配分に不安な人も、ひとつもっておくと安心です。【コクヨ公式サイト】【新学生応援サイト】学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年03月31日こんにちは! どすこい母さんことケイコモエナです。今回は長男イチが小学校に入学するときに、親子で話したことについてです。皆さんは通学を始めるお子さんにどんな事を注意されていますか?我が家では、日常的な注意は私が、絶対に守って欲しい事は夫から注意してもらっています。一人通学の注意点も夫から伝えてもらったのですが…、今回は少しせつない展開となりました。村の幼稚園と学校は同じ建物にあり、通い慣れた場所への通学は親として、とても安心でした。通学路は大きな道路がない田舎道。心配な要素は一つもないけれど、子どもだけで通学するにあたって、息子が覚えられる最小限の注意事項を夫といろいろと話し合って決めました。なぜかというと、以前誘拐犯がどんな手を使って子どもをおびき寄せるか、というドキュメンタリーをテレビでやっていたのですが、その内容が本当にゾッとするものだったからです。大人の男が犬のリードを持ち「犬がいなくなって凄く困っているんだ、一緒に探してくれ」と子どもを公園から車におびき寄せる様子など、私たちが考えつかないような方法で子どもが誘拐されたケースが紹介されていました。これは町だけではなく、こんな田舎でもありえるとのこと。誰にでも起こりうる、うちの子だけは絶対大丈夫なんてことは存在しないんだと感じました。子どもを必要以上に怖がらせたくない。だけど最小限の知識が息子を守ってくれるだろうと言う気持ちで、「誘拐」という存在を息子に伝えることに決めたのでした。一人通学の楽しみに胸を膨らませ、夫からの注意をニコニコしながら聞いていた息子ですが、誘拐の話になり、パパとママと会えなくなるという、今まで考えもしなかった状況を想像してしまったとき…。そのときの大粒の涙と悲壮な声を、私は一生忘れられないと思います。そしていつも頼りになる強い夫の、今にも消えそうな「大丈夫」と言う声に、思い出しただけで涙が出てしまいます。こんな、つらい悲痛なことを子ども達に教えなくても良い世界になって欲しい。本当に切に願い続けるのです。最後まで読んで頂いてありがとうございました! ではまた次回に!
2020年03月31日4月が近づくと、ママ友たちとの間では進学や進級の話がちらほら。ちょうど1年前、わが家も長男の幼稚園の入園準備など、何を準備したらよいのかわからず、未知の世界に家族でドキドキしていました。そんな長男もこの春から年中さん。今回はこの3月にわが家が進級の準備として行ったことを紹介します。記名が薄れていないかチェックして、なぞり書き息子の園では、消耗品は貸し出しなので、特に必要ないのですが、自分専用のものを続けて使う場合は、進級準備として、クレヨンやのりなど、日々使うものが欠けていないかチェックして補充が必要だと思います。今回、息子が1年間使っていた幼稚園グッズを確認してみると、入園準備のときに、息子の「好き」の気持ちを大切にして、しっかりと選んだこともあり、とても大事に使ってくれていました。多少のキズや汚れがあり、ちょっぴり年季が入ったものの、まだまだ使えそう!息子と話し合い、水筒とコップと巾着袋は、来年度も使うことになりました。水筒やコップは毎日洗っていることもあり、名前が薄れてしまっていました。そこで、ちょうどひらがなに興味を持ち始めた息子と一緒に、名前のなぞり書きをしました。わが家は記名用のペンと一緒に、テンプレートを用意しています。字を書くのが苦手な息子も夫も、テンプレートがあるので、積極的に記名してくれます。ちょっとしたことですが、ストレスを軽減するアイテムとしておすすめです!また、そもそも名前が薄れにくいように、材質に合ったペンを用意。ペンには、誰が見てもわかるようにラベリングをしています。上履き、外履きの大きさチェック進級という節目のタイミングには、専門店で足の状態を見てもらった上で、子どもに合った上履き、外履きを準備することにしています。足長はもちろんですが、重心のかかり方や母趾の変形度合いなど、幼児の足の成長に必要なことをくまなくチェック。幼児の足の骨はまだ軟骨状態で、足に合っていない靴から受ける悪影響は、大人以上に大きくなるそう。わが家は毎回、「アシックス銀座店」で計測してもらっています。気になる人はぜひチェックしてみてください。身支度収納の見直し幼稚園入園と同時に息子と作った、身支度収納の見直しも行いました。息子の幼稚園では、年少から年中に進級するタイミングで、「ループ付きタオル」から「ハンカチ」に変わります。そこで、私の中ではループ付きタオルの引き出しを、ハンカチの引き出しに変えればいいなと思っていました。しかし息子に「身支度収納で変えた方がよいことあるかな?」と聞いたところ、「弟の準備を手伝えるように、弟の身支度収納をボクの収納の隣につくる!」と言い出したのです。想定外の回答に驚きましたが、本人のやる気を尊重して、この春から保育園に入園する弟の身支度収納も作ることにしました。年少の頃は、長男が「自分のことを自分でできるように!」を目指して作った収納。今回は進級にあたって、「下の子の面倒も一緒にみられるように!」を目指して作り替えました。身支度収納は当初、洗面室にある細い棚の扉を外して設置していましたが、今回は2人分になるので、洗面台下へ移動。洗面台下に元々ついていた扉は外して、ワンアクションで出し入れができるようにしました。今回、設置した棚のポイントは、・長男が次男の支度を手伝いやすいように、2人分並べて配置する・ワンアクションで出し入れができるように、洗面台下に元々ついていた扉をはずす・園の準備に必要なもの(かばんも)はすべて置けるようにする・何が入っているかわかるように、わかりやすいアイコンシールを準備長男と一緒に練習してみたところ、力加減がわからず、引き出しがガタついてしまったり、勢いよく引き出してしまい、引き出しが外れてしまうことも。そこで、突っ張り棒でガタつきにくくしたり、引き出し上部へフックを取り付けて、引き出ないようになど、改良しました。実際進級してみたら「これもやっておけばよかった〜」なんてことも出てきそうですが…。その都度対応していこうと思います。<文・写真:ライターかつき>
2020年03月31日ウーマンエキサイトのみなさん、こんにちは! まつざきしおりです。3年通った幼稚園もとうとう終わり、娘も卒園。小学校入学に際して、説明会が2月に開催されたので、参加してきました。小学校における基本的な情報を教えていただき、入学までに準備するべきものについての説明も受けてきました。■準備する物が多いまーーー。準備物の多いこと…!娘が通う予定の小学校は制服があるので、準備するべきものがさらに多い。島内だけでは、必要なものをすべて手に入れることは難しいので、島外の衣料品店や文房具店などをはしごし、あれこれかき集めました。必要なものはおおかた準備できてきて、ホッとしていると…。そうだーーー!!持ち物すべてに名前を書かないといけないんだったーーー!!それにしても、算数セットにそんな大げさな~と、思いましたが、他の先輩ママ友に聞いても、聞いた瞬間みんなもれなく顔が曇り「あれは…地獄よ…。」とポツリとつぶやくので、本気でやばいやつだと察しました。 ■おはじきに小さいシールを貼れるのか!?ただえさえ細かい作業が苦手な私。果たしておはじきに小さいシールなんて貼れるのか…!?小学校に入学したら、算数の授業が始まるから、子どもは頑張らないといけないな~大変だな~と思っていましたが、その前に、親が算数で頑張らないといけないイベントが待ち構えていたのか! と。とか言ってると、さらに今年子どもさんが高校に入学するママ友から「高校の入学にかかる費用やばい…破産する…。」という話を聞いて、「ひぃぃ…高校こわい…!!」となっている私です。
2020年03月11日初めてママと離れる我が子が、きちんとやっていけるのか…。"楽しみ"と"寂しさ"と"不安"と色々な感情がやってくる季節になりました。幼稚園で使用する物の準備ももちろんですが、新生活に向けた心の準備も大切。4月からの生活を、親子共に楽しく迎えるための「準備しておきたいこと」。去年、幼稚園に入園した4歳の娘の体験をもとに、わたしが実践したことをご紹介します。①自分の名前を言える&お返事ができるようにそれまでは娘のことを愛称で呼んでいた我が家。幼稚園に入ってからは下の名前で呼ばれることが増えるだろうし、自分のフルネームを突然覚えるのは大変。我が家は、半年前頃から遊びの中に「名前を言う練習」「名前呼びの練習」を取り入れていきました。「あなたのお名前なんですか♪」と適当に作曲をして、マイク(手でOK)を向けて「◯◯ ◯◯です!」と。強制するのではなく、遊びのなかで気がついた時に歌って、ママと順番にやり取りをしました。布団でゴロゴロしながらできるのでおススメです(笑)それから、「◯◯ちゃん」「はーい(片手をあげる)」と、名前に返事が出来るように練習。これは、お医者さんごっこをしたり、幼稚園ごっこをしたり、子どもが楽しく覚えられるように取り組みました。大きな声でお返事できたときは褒めてあげて。園生活の朝は名前呼びからスタートすることが多いので、しっかり大きな声でお返事できると子どもにも自信になると思います♪②カトラリーは使えるように、お弁当のサイズも確認!ママによっては「入園までにお箸が使えるようにしたい!」という人もいますが、わたしは3歳でお箸を使えるようにしたいと思わなかったので、スプーンやフォークは正しく持てるように教えました。また、娘はかなりの少食だったのでお弁当箱も小さいサイズを購入。おにぎりも1口サイズのライスボールのみ。入園前に公園へ遊びに行き、お弁当を持ってお昼はピクニックをしました。お弁当を食べる練習は、何回かしてみたほうがいいと思います。そしてママは、子どもが無理なく食べ切れる量を把握してあげておいて。初めは食べて欲しいものよりも、好きなものだけを入れてあげましょう。お友だちと楽しく食べること、完食できた喜びを感じさせてあげるとスムーズに進めると思います。余談ですが、入園後、食べられる量も増えた娘。朝食も夕食も食べられる量が見事に増えました!また、お箸を使えるお友だちに感化されて、興味を持つように。お友だちと一緒に食べるお弁当タイムは楽しく、刺激になるんだろうなぁと思います。③オムツ外れは? トイレは完璧にしておかないとダメ?入園までずーっとオムツを履いていた娘。トイトレはなんとなく進めていたものの完璧ではなく、おしっこよりもうんちが1番の心配の種でした。バタバタとじだんだ踏まないと出ないタイプ…。これ幼稚園でビックリされちゃうね、なんて、夫婦でよく話していました。入園時、担任の先生へは状況をお伝えしてありましたが、ちょうど1ヶ月経った頃、お迎えに行くと「出ましたよ〜!」と一言。え?あれだけ色々試してダメだったのに?と、笑ってしまいました。そういえば長女も集団生活の中でいつの間にか完璧にトイレが出来るようになっていたのを思い出しました。幼稚園によっては「オムツは外して、トイレをしっかりと覚えさせてきてくださいね」というところもありますが、まだまだ3歳児なので、失敗は当たり前。親子で「入園までには必ず!」と意気込みすぎても、かえってストレスになります。幸い、娘の幼稚園の方針として漏らしてもOK、オムツはNGだったのも助かりました。それ以来、すんなりとトイトレが進んだ娘でした。集団生活ありがたや〜と感謝感謝です。④子どものモチベーションを、上手に高めよう!実はココが1番大切なのでは?と思っています。新生活が近づくにつれて、どうしても「もうすぐ幼稚園生なんだから!」と言いがち。入園前に叱られちゃったときに「もうすぐ幼稚園生になるのに!」などと言われたら、幼稚園に行きたくないですよね…。言いたくないけれど、わたしも言ったことはありました(笑)でも、「幼稚園って、お友だちがたくさんできて、とっても楽しいんだよ〜」と入園に向けて子どものモチベーションを高めることに専念。幼稚園に関係する絵本を探して読んだり、プレに全て参加したり、散歩コースを幼稚園の周辺に変えてみたり、購入するものを子どもと一緒に選んだり…。少しずつ、幼稚園を意識して一緒に準備をしていった結果、娘は毎日「いつ幼稚園に行けるのか」と3ヶ月間聞き続けました。「わたし、幼稚園に行くんだ〜!」なんて祖父母に言ったり、とても楽しみにしてくれていた様子。そのおかげか、初めての登園日も、こちらが寂しいくらい「ばいば〜い」と泣かずに元気に行けました!新生活が始まる前は、きっと子どもも不安がいっぱいなはず。あれやこれや準備して、いろいろ出来るようにさせたい!と思う気持ちはわかりますが、親子で少しずつ準備をしていきましょう。4月からの園生活が、親子で楽しい毎日になりますように!
2020年03月02日みなさんこんにちは、6歳の双子と3月に3歳になる末っ子の三姉妹を育てている田仲ぱんだです。そろそろ新入園、新入学の季節…ですね!■新1年生&幼稚園入園の春ですわが家、上の2人と末っ子が3学年差なんです。だから3人全員、ちょうど同時に4月から新しい生活に!というわけで、新入園&新入学グッズの用意に大忙しです。今回はもうグッズの手作りは諦めて、「買えるものは買う!」をモットーにしています。とにかく無理のないように。それでも名前付けだけは手作業が多く、テプラで名前シールを作り、貼るという作業。布製のものにはアイロンシールに名前を書き、アイロンをして貼り付けるという作業を3人分延々としております。小学校の学用品は、家にあるものを持ってきていいとのことだったので、幼稚園時代のものを使いまわしているのですが、名前がはがれていたり、消えていたり…。なのでチェックの上、再度貼りなおしたり、書き直したり…。けっこう大変…。■名前付け作業の終わりが見えない…説明会の時点から、いろいろな準備を始めて、4月まで2ヶ月あるので、たぶん間に合う。たぶん間に合うんですが、量が多いので、なかなか終わらず、なぜか常に追われている感にさいなまれてしまいます。たぶん完全に終わるまで、この心配に付きまとわれそうです。しかもですね、入園式、入学式後に渡される学用品もあるらしく、たぶん、それにも「名前書いてきてくださいね」って言われるんだと思うんですよね…。
2020年03月02日ランドセルも届き始め、いよいよ入学準備シーズン♪本日のコラムは、当店ママスタッフ達が「これいいよ」と語り継いできた入学準備アイテムをご紹介します。子どもの気分が上がる身支度用品から、貰ってうれしい補助アイテムまで、スタッフ間で口コミ人気の5選です。では、いってみましょう。【1】 時計で朝の身支度スムーズ作戦早くしないと遅刻するよー!〇時〇分までに支度しないと間に合わないッッッ!朝のあるあるシーンですよね。そんな、朝からガミガミ言っちゃう回数を少しでも減らせますように〜。「Lemnos」の少し大人っぽいデザインは、子ども部屋だけでなくリビングに置いても違和感ナシの佇まい。「長針間違えなくなったな。」「今何時?パパにも知らせてあげて。」なんて親子の会話をきっかけに、子ども自らのスケジュール管理に自信がつきそうです。・ アナログ時計、長針がまだちょっと自信ない。・ キャラクター時計だと飽きそうだし...・ 時計はもう読めるけど、下の子の練習のためにもあると良いかも。そんな子ども目線、親目線、どちらも納得の時計は、新生活で良い仕事してくれます。▼ご紹介したアイテムはこちら ⇒「Lemnosふんぷんくろっくwithcolorfortable置き時計/レムノス」 【2】 省スペース、ランドセル置き場帰宅した瞬間、カバンを放り投げて放置!...この習慣は得意なのに、どうして「子ども部屋に片づける」って習慣は身に付かないんでしょうね〜。ホントに、まったく。ピカピカのランドセルを、放り投げないでおくれー。(6年間使うんだぞー。)迷わず即決率高めのランドセルハンガーがコチラ。■ 1か所にモリモリ収納できますランドセル、給食袋、習字道具など、学用品が1か所にまとめられる「T字+5つのフック付き」というタップリ収納力。省スペースなので、リビングの学習コーナーもスッキリ片付きます。■ 6年間、シッカリ使える1〜6年生まで使いやすい高さ100cm。ランドセルを掛けたまま開け閉めできて、教科書の出し入れもスムーズにできます。丈夫なスチール素材でシンプルな美観をキープ。■ 兄弟でも長く使える上の子のランドセルをT字に、下の子の通園バッグをフックに。そして、数年後には2人のランドセルを前後W掛け。成長に合わせて、そんな使い方アレンジもOK。「ランドセルがディスプレイみたいになりお洒落です。」というお客様からの嬉しいお声も。▼ご紹介したアイテムはこちら ⇒「smartランドセルハンガー/スマート」 【3】 リビング学習の必需品、バルミューダスマホ、タブレット、パソコン、ゲーム。目に悪いのかもしれない誘惑が多い、イマドキの子ども達。なので、少しでも目に優しい環境を整えてあげられたら.。o Oそこで、選んで間違いない究極のデスクライト。目への優しさを追求し、本来の色を見る目を育てるという、こだわり満載の照明なんです。■ テーブルに目を近づけない手術灯の技術をもとに、独自のミラー構造で子どもの視界に影を作らない光を届けます。手元を見ようと姿勢を低くすることもなくなります。■ ブルーライトを大幅カット一般的な白色LEDライトの約半分で、子どもの疲れ目を抑えます。照明の質に悩むリビング学習の頼もしい味方です。■ 「こんな色をしていたんだ」太陽光に近い灯りで、本来の色を見ることができます。見慣れた図鑑も、ページをめくるたびに新発見の連続です。【写真】※影のビフォアフターの写真でいかがでしょうか。わが家でも「いつか買おう」的なアイテムだったのですが、ある日、折り紙を教えている時に影で手元が暗くなっていて折りづらそうで、(これは早めに買っておこう。)と購入を決断。文字の練習、ドリル、折り紙、図鑑、読書、お絵描きに、クリアな視界と本来の色に、子どもも集中力を発揮しています。「入学準備をはじめるにあたって、学習机よりもまず最初にこれを買いました。」 by新1年生母スタッフ▼ご紹介したアイテムはこちら ⇒「BALMUDATheLight/バルミューダ【送料無料】」 【4】 とっても小さな算数セット用シールベルマーク並みに何枚あっても困らないお名前シールは、入学祝いのプレゼントにも喜ばれる一品。・ 定番の算数セットに。・ お名前ペンでは書けない、鉛筆、箸など「細っ!」な部分に。・ あると便利なピンセット付き。耐水性もバッチリです。タップリ使える1000ピース入りなので、気の遠くなるような記名だってラクショー! これだけあれば学期途中で急に記名が必要になった時にも慌てなくてOKですね。▼ご紹介したアイテムはこちら ⇒「1000ピースお名前シール耐水算数セットディアカーズ【送料無料】」 ラストは、「鍵デビュー」する小学生たちへ。【5】 ピーピー!!!!お守りキーリングこう見えて、いざというときにお役立ち。ネットショッピングモールの笛・ホイッスルランキングで堂々1位&2位に輝いた、福井県鯖江市生まれのキーリング。〜選べる2タイプ全19種類です。〜・ イニシャルで選ぶなら、「アルファベット」・ 好きな動物で選ぶなら、「アニマル」普段はキーホルダーとして、そして、いざという時、防災・防犯に、お助けホイッスルとして、お守り代わりに持たせたい。↓お客様レビューで★★★★★高評価です。「小さい子どもでも簡単に吹くことが出来る」「高学年になってもOKなデザインが気に入りました。」「使う機会がないことを願っていますが万が一の時のために」大切な君へ。入学準備の仕上げに、小さなお守りを贈ります。▼ご紹介したアイテムはこちら ⇒「エッフェアルファベットキーリング/effe」 ▼ご紹介したアイテムはこちら ⇒「エッフェ ペンシエロ アニマルキーリング お守りホイッスル/effe pensiero」 いかがでしたか?入学準備に少しずつ買い足すもよし、「入学祝い、どんなものがいい?」「何か必要なものはある?」そんなありがたいお伺いにちゃっかりリクエストするもよし。どれにしよう、何色にしよう〜、なんて可愛い新1年生のワクワクの入学準備をアンジェが少しでもお手伝いできれば幸いです。 ■暮らしのはなし ■こどもと暮らす T.Kitahara作って食べて、会話が弾む。家族との大切な日常に、ほんのひと手間、幸せの仕掛けを。
2020年03月01日卒園の時期が近づき、年長の子どもたちは小学校入学に向けて、園でも家庭でもいろいろな準備をしている頃ですね。この時期に思い出すのは、私が保育士として勤務していた頃のこと。「下着が見えていても気にせず遊ぶ、身なりや服装の乱れをまったく気にしない」という子どもたちのことが、卒園までの課題となっていました。「シャツをしまうとかっこいいよね」「こんな風に下着が見えていたらどう?」「かっこわるい!」などと、子どもたちとやりとりしながら具体的に確認をしたり、気になる子へ個別に声かけをしたりすることで、だんだんと意識して直していけるように。しかし、中にはなかなか定着しない子もいて、やはり家庭での声かけや関わりも大切だと感じていました。服装の乱れ、子どもは自分で直せていますか?自分自身が子育てをするようになって、身なりや服装を子どもが自分で意識できるようにするには、身だしなみについて繰り返し伝えること以外にも、「体の大切な部分だから隠す」という感覚を育てていくことが必要なのではと思うようになりました。そこで今回は、「体の大切な部分だから隠す」という感覚を育てるために、そしてそこから、「自分の体を大切にしよう」と思うことに繋がるように、私がわが子たちにしてきたことをお伝えします。赤ちゃんの頃からできる声かけ保育士の仕事で学んだことを生かし、私は、わが子の育児でも、まだ言葉の話せない赤ちゃんの頃から言葉かけを大切にしていました。ミルクを飲んだら「お腹いっぱいになったね」、眠たくて泣いている時は「眠いのね」、おむつ替えの時には「さっぱりしたね」など。そうすることで赤ちゃんが、感じている感覚を言葉として身につけていくことができるからです。「体の大切な部分だから隠す」という感覚を育てるのにも、声かけがポイントだと感じていたので、おむつ替えの途中で逃げていってしまう時には、「〇〇ちゃんの大事なおしりを隠さないとね〜」と声をかけたり、大きくなってからは、着替えを嫌がる時に「あ~、裸だと〇〇くんの大切な体が冷えちゃうよ〜」と伝えることも。また、公共の施設で子どもと一緒にトイレに入った時に「絶対に終わるまで鍵をあけないでね。人に見られたら恥ずかしいからね」と伝えるのもひとつです。これらは、叱ったり、強い口調で伝えるのではなく、日常の中で自然にかけている言葉。子どもたちは、すぐには変わりませんが、繰り返し身近な人にからかけてもらった言葉は感覚として身についていくと思います。「おしり」や「おっぱい」といった言葉に大爆笑するのは認識の表れ幼児期には「おしり」や「おっぱい」といった言葉に大爆笑するようになりますよね。大人の嫌がる反応を見てわざと大声でいう子もいます。それは、「おしり」や「おっぱい」が「体の大切な場所なんだ」という認識ができてきている証拠。そんな時は、子どもが期待する通りに大人がイヤな顔をしたり、時には「やめなさい」と叱ったり…そんな経験も、子どもに「体の大切な部分だから隠す」という感覚を育てるのにひと役買うと思います。大切だから隠すと伝える「性教育」その後、話ができるようになってからしてきたことは、「体の大切な部分だから隠す」「自分の体を大切にする」ということを、きちんと伝えること。これはいわゆる「性教育」にあたると思います。そう言うと難しく考えがちですが、わが家では生活の中の会話で自然に伝えてきました。例えば、赤ちゃんと会う機会があり授乳するところを見た日に、「おっぱいは赤ちゃんのご飯なんだよ。あなたたちも飲んで育ったんだよ」と話すこと。子どもたちは「え~!」とちょっと恥ずかしそうにニヤニヤ。そんなときは、「大切なものだから家族以外に見られないように隠してるんだよ」と伝えました。またお風呂に入っている時に、私の帝王切開の傷を見た子どもたちが、「どうしたの?」と心配している時には「ここからあなたが産まれてきたんだよ。ここには赤ちゃんのベッドが入っているんだよ」と話しました。娘には「あなたのお腹にも赤ちゃんのベットが入ってるから大人になるまで大切にしてね」と伝えました。またお風呂で、男女の体の違いについて話すこともあります。それが「違いがあるから、異性に見られないようにしよう」という意識を持つことに繋がります。生活の中で、ゆっくりと育つ感覚こうして育ったわが子たち。息子は年長の時から、下着が出ていたりすると自分で気づいて直すようになりました。夏場の水遊びの時、野外で着替えることをすごく嫌がったのは大変でしたが、「体の大切な部分だから隠さないといけない」という感覚はきちんと育っているように思います。娘は年少ですが、人前で着替えることは嫌がるようになり、身なりも気にしています。助かっているのは、必ず自らスカートの下にはオーバーパンツやレギンスを履くことです。スカートやワンピースが大好きなのですが、それだけで着てしまうと、かわいいけれどパンツが見えてしまうことや寒さが心配です。しかし本人がそれを嫌がり、オーバーパンツやレギンスを履くので、自分で着替えを選ぶ時も安心して任せています。そういえば、ある時、兄妹でとっくみ合いのケンカになり、「お兄ちゃん蹴らないでよ!赤ちゃんのベッドが壊れたらどうするのよ!」と叫んでいて、お兄ちゃんはタジタジ、私は笑ってしまいました。子どもの発達には個人差があり、まわりと比べて心配になってしまうこともあるかと思いますが、言葉だけでは伝わらないことも、どうしてそうするのかという部分を日々の生活の中で、感覚的に伝えていくことで、子どもに深く根づいていくと思います。小さな時からできる「体の大切な部分だから隠す」という感覚を育てる声かけ、そして「自分の体を大切にすること」を伝えていけば、身なりを自分で整えることに繋がり、これから1人で行動することの増える小学生になっても、自分の身を守る行動をしていけると思います。<文・写真:ライターnicoai>
2020年02月25日小学校入学まであと少し。新入学生説明会が行われ、入学までの準備についての説明を受けた人も多いのではないでしょうか。私は元小学校教諭だったので、この時期になるとよく聞かれるのが、「勉強は、先取りしておいた方がいいの?」「ひらがなって全部書けないといけないのかな?」という質問。小学校1年生の担任をした経験から、感じたことをお伝えします。意外とスピーディーな国語・算数の進み方小学1年生はまだなにも学習していないことを前提に、国語はひらがなの読み書きから、算数は数字の読み書きや1.2.3と数を数えるところから勉強がスタートします。なので、家では何も勉強していなくて…というお子さんでも大丈夫。とはいえ、国語は、1学期に50字のひらがなの学習が行われ、2学期はカタカナと漢字が同時進行するという感じで、わりとスピーディーに進みます。文字以外にも助詞の使い方、文章の読み取り、人前で話す練習と話す内容を考える「スピーチ」についてなどを学ぶので、学習内容は盛りだくさん。算数は、数の数え方から始めますが、すぐに足し算・引き算の学習に入り、1学期には繰り上がりの足し算、繰り下がりの引き算に進むなど、こちらも進みは早めです。この進み具合を考えると、できれば入学前に準備しておいた方が、自信をもって学習に取り組めたり、スムーズに進めたりできるのではないかと思います。では、どんなことに取り組んでおくのがいいでしょうか。国語:ひらがなは読んで書けるとベスト文字に興味を持つタイミングは個人差があります。特になにもしていなかったけれど、気づいたらあらかた読めていたということも多いです。読むことになかなか興味を示さなくて…というときには、遊びながら触れていくのがオススメです。わが家の子どもたちは、かるたや音の出るおもちゃで覚えました。書くことに興味を持ったら、ワークを買ったり、無料でダウンロードできるプリントを使うのもいいですね。そのときに注意したいのが書き順です。保護者に話を聞くと「正しく書けていれば、書き順なんて気にしなくていいでしょ」という人もいれば、「正しく書くよう言ってもなかなか素直に聞いてくれなくて」という人もいました。書き順は文字を一番キレイにスムーズに書くための順番です。漢字学習にもつながっていきますので、正しく書く習慣をつけたいところ。ただ、書くたびに「そうじゃない、間違っている」といちいち言われていては子どもたちも楽しくないですね。正しい書き順で書けるようにするにはまずは文字を書くときには書く順番があることを伝えます。「こうやって書くのが小学生の書き方なんだよ」「順番通りに書くときれいに書けるんだよ」などと、声をかけて盛り上げながらできるといいですね。ワークやプリントには数字や色で書き順が示してあったりします。一緒に、「どこが1番かな?どこから書くのかな?」と確認したり、「ここは横に」「これはまっすぐおろすんだよ」など、正しく書けるよう声をかけてあげると、楽しんで書き順を身につけることができます。書き順通りにかけたら◎をつけてあげたり、特別きれいに書けたら花丸を描いてあげたりすると、子どもが喜んで取り組みますよ。正しい書き順である程度書けるようになっておくと、余裕をもってその他の学習にも取り組んでいけると思います。算数:数・形・時計、身近にあるものにたくさん触れあって1年生の算数で大切なのは実体験です。数を数えてみたり、比べてみたり、並べてみたり…がたくさんできるといいのですが、授業の中だけではなかなか時間が取れません。できれば、毎日の生活の中で、実際に手を動かして数えたり、比べたりといった機会が多くもてるといいですね。食卓に並んだミニトマトの数を数える、お兄ちゃんと弟のイチゴの数を比べて同じにしてもらう、など工夫次第でいろいろなことができると思います。時計と図形に触れる機会を多く作る経験の差が出るのが時計と図形です。家にアナログ時計があればいいのですが、最近はスマートフォンが時計代わりの家庭やデジタル時計しかない家庭も多いようです。できれば、アナログの時計を見る機会を増やしてください。最近は100円ショップでアナログ時計を購入することもできますし、自分専用のお気に入りの目覚まし時計や腕時計を準備してあげると、喜んで見る機会も増えると思います。図形で差が出るのが、四角形を三角形に分けていく問題です。何も考えずにすっとできる子もいる一方、何度説明しても頭にハテナがたくさん出ている子もいます。市販のモザイクパズルやタングラムを利用するのもいいですが、おりがみやマグネットで形遊びをするのもオススメです。四角や三角をたくさん作って自由に形遊びをするだけで、図形を身近に感じることができるようになると思います。小学校生活は、それまでの毎日とはガラリと変わって、授業中心、勉強中心の生活です。何にでも前向きに挑戦できる子、慎重になる子、いろいろな子がいますが、「あ、これ知ってる!」「これならできるよ」が多い子の方が余裕をもって学校を楽しんでいるように感じました。入学前に少しずつ知っていることや見たことがあることを増やしておくと、心に余裕ができ、「勉強って楽しい!だから学校が楽しい!」と感じられるのではないかなと思います。ワークやドリルで勉強の先取りを…というよりは、親子で楽しみながら、国語や算数につながる学びの機会をたくさんつくりましょう。何かしておいたほうがいいのかな?と思っているママやパパは参考にしてみてくださいね。<文・写真:ライターHIDE>
2020年02月19日3学期もあと少し!次の学年の準備で思い出した入学前のこと…Upload By 丸山さとこ先日、我が家にコンパクトな裁縫セットが届きました。息子のコウが次の学年で使うためのものです。「3学期も残り少しだねー。これ使うの楽しみだなぁ!」とうれしそうに手に取るコウを眺めながら、私は彼が小学校に入学する前にしていた準備のことを思い出しました。突然始まった“授業と勉強”に対するとまどい。Upload By 丸山さとこ給食袋や体操服など学校用具の準備、さんすうセットや筆記具などの細かい物への記名。色々と準備が必要になっていく入学前のこの時期、4年前の私はもうひとつの準備が気になっていました。小学校という環境の変化に対する“コウの心の準備”です。私は小学校に入学した時、突然始まった「勉強」にとてもとまどった思い出があります。園生活で「先生の話を聞く」「一日の予定に従って動く」には慣れていましたし、“小学校には授業があって、もっと長時間着席して先生の話を聞かなければならない”ということは知識として知っていました。ですが、授業・勉強という形式…“問に答える”ということに対して、園を卒業したばかりの私は慣れていなかったのです。“勉強”というスタイルにふれておこう!Upload By 丸山さとこそのような経験から、コウには小学校入学前から「授業・勉強」に慣れてもらうことにしました。“授業や勉強がスムーズにできるようになるための練習”ではなく、“授業や勉強にふれておくことで入学後の負担を減らすための体験”として行っていたので、それほど熱心に訓練していたわけではありません。「勉強クイズ」のような形で“遊びの1つ”として取り入れることで、どこでも行える「時間つぶしの方法」にもなりました。具体的には、以下のようなことを行っていました。「好きな本、1冊持っておいで!」Upload By 丸山さとこ私がよく行っていた方法は、「子どもの好きな本から出すクイズ」でした。①まず、コウに「クイズやる?」と聞きます。「やる!」と答えたら、好きな本を1冊選ばせます。(もし「やらない」が続いた場合は、「お母さんクイズしたいなー、何問だったら出していい?」と聞きます。)②本を受け取ったら、「どのページにしようかなー」と選びます。この時、出題ページを話し合って決めたりはしないようにしていました。学校の授業では子どもの気分で出題箇所を決めることができないからです。その代わり、「出題する本」をコウが選べることでモチベーションを維持できるようにしていました。③ページが決まったら、その内容に合わせて簡単なクイズを出します。「ヒツジは何匹いますか?」「イヌとどちらが多いですか?」「ウサギさんが泣いたのはなぜ?」などの簡単な問いなので、答える方も出題する方も楽です。④子どもが答えたら、正誤に関わらず一緒に答え合わせをします。「3匹!」「よし、数えてみよう…1、2、3…正解!」「イヌ!」「どれどれ(数える)…本当だ、イヌは5匹。イヌの方が2匹多いね。」「転んで悲しかったからだよ!」「どうして分かったの?」「ここ!」「そうだね、ここに書いてあるね。よく見つけたね。」…という感じでクイズを行うことで、授業形式をとらずに“授業的なもの”にふれることができます。算数や国語などの教科を想定した“問と答え”の形に慣れることができますし、テキストや図を見ながら“口頭での質問を受ける”ことを体験できるので、視覚優位なコウにはちょうど良い「授業の体験版」になったかなと思います。市販の教材をちょっぴり改造Upload By 丸山さとこ口頭での出題の他、ワークシート形式にも慣れるように市販の教材も時々使っていました。これもまた、塗り絵や迷路と共に遊びの延長のような感じで行っていました。視覚情報で気が散りやすいコウは、1ページごとに切り離せるものだと他のページが気にならずに取り組めていました。それでも市販のワークシートだけでは飽きたりすぐに終わってしまったりするので、時々私が問題を作ってコウに渡していました。“自分で作る”とは言っても1から作る必要はなく、ワークシートの問題を見ながらモチーフや数字を置き換えるだけなので簡単でした。「能力を鍛えよう!」という趣旨でやっていることではないので、基本的にはコウが簡単にできる難易度のものを与えるようにしつつ、彼がやる気に満ちている時は少し難しそうな問題にも挑戦してもらいました。そして小学校に入学。現在は…?Upload By 丸山さとこそんな「勉強遊び」の成果なのか、はたまた性格によるものなのかは分かりませんが、コウは小学校での生活にわりあいすんなり慣れました。多分、「バッチリ新一年生になりました!」という感じではありません。授業中に立ち歩くことはないものの、前後に揺れたり姿勢が崩れて椅子の上で溶けたようになったりしましたし、一斉指示は入りづらく先生から個別に声をかけていただくこともありました。(事前に相談をしていました。)それでも、コウ本人が「授業って楽しい!今日は何をするんだろうって思う。」と言いながら登校してくれるだけで、「準備しておいてよかったな」と思いました。もちろん、準備をしておいても崩れてしまった可能性もあります。それならそれで、「あー、やっぱ本番は違うよねー!」と言っただろうなと思います。コウのためだけではなく、「一応準備はしておいた」と私が思うための「勉強遊び」だったのかもしれません。Upload By 丸山さとこそんなコウも現在既に小学校高学年です。勉強ごっこはその後どうなったかと言うと…何とまだ続いています。「できるだけ日々手を抜いて生きていきたい…!」と思って過ごしている私ですので毎日行うことはありませんが、テストで間違った問題のみ抜き出して出題することがあります。「寒」「館」「裏」が間違っていたら、“今日の体育館は寒すぎた!足の裏がこおるかと思った!!”という問題を作って出すような感じです。好きな本からの出題も、歴史マンガや図鑑などを元に出題する形で行っています。床でごろごろしながら答えるコウの姿は「小学生…これでいいのか…?」という感じではありますが、このまま“学ぶこと”を続けていってくれたらいいなと願っています。
2020年02月19日年長さんはいよいよ小学校入学が近づいてきましたね。いつもママやパパが近くにいてくれた環境とは違い、ひとりでやらなければいけないこともたくさん。今回は、小学生以上の子どもをもつ先輩ママに、入学前に「身に付けていてよかった」「身に付けさせておけばよかった」生活習慣について聞きました。※2019年10/21~10/31・11/22~11/28実施のあんふぁんWebアンケートよりこれはやっておこう!朝の準備編●早起きの習慣!とりあえず、小学校に間に合わなければ意味がない。そして思っていた以上に朝が早い(学校によりますが、わが子の学校は朝のランニングやあいさつ隊なるものがあります)(36歳・東京都)●学校に行くまでのタイムスケジュールの把握1.出発する時間を決める2.出発する時間から朝の身支度などやらなければいけないことを逆算して「何時までに何をしたい」「これをしておきたい」ということをリストアップ3.自然と朝起きる時間が無理なく決められるといった3ステップをやりました(37歳・東京都)これはやっておこう!登下校編●傘を閉じてしまえる初登校が雨で、自力でできずに泣いている子もいたそう。たまたま自力でできたららよかったけれど、初日から泣いたら何だかかわいそう(39歳・東京都)●登校下校の各時間帯に通学路の練習交通ルールの確認や交通量が多いところ・見通しの悪いところ、 地震の時、危なそうな箇所などをチェックします。親が一緒に確認することで、子どものためになりますし、親自身の心配な気持ちも軽減します!(35歳・東京都)これはやっておこう!着替え・食事編●身なりを整える練習服は自分で着替えるけど、髪の毛をとかしたり、顔を洗うのは親がしていたので、自分で身なりを整える練習(35歳・広島県)●ある程度は食べられるように好き嫌いが多いと給食が心配になるので、ある程度食べられる方が親子ともにラクだと思う(35歳・広島県)●洋服の畳み方、裏返しになった時の直し方体育で着替えたりするので洋服の畳み方、裏返しになった時の直し方なども身に付けておくべきだと思います(32歳・東京都)これはやっておこう!学校生活編●水筒や筆箱など開け方の練習初めて使う水筒や筆箱など開け方を家で一度でも練習しておくこと。大人には簡単と思いがちな開け方でも、子どもには開ける力が必要だったり、開けるコツが分からなかったりするので、やらせておくことが大事です!(43歳・京都府)●鉛筆の持ち方やひらがなの読み書き鉛筆の持ち方やひらがなの読み書きはできた方がいいと練習させていましたが、“何となく” で教えていたため、結果ヘンなクセが付いてしまっていたよう…。正しい持ち方や、姿勢を、再度習慣付けるのに苦労しました(40歳・千葉県)●アナログ時計の読み方子どもが通う小学校はチャイムが鳴らないので、アナログ時計を見て行動します。そのため、時計が読めないと休み時間が終わったことに気づかないときも。あと5分、10分後など、いろいろな言いまわしも普段の会話から学べるように使うとよいと思います(38歳・神奈川県)●誰とでもしゃべれること同じ幼稚園から同じ小学校に上がる子がいませんでしたが、人見知りせず、すぐにお友達を作れる子だったので、スムーズに過ごせました。コミュニケーション力は必要(53歳・大阪府)イラスト/春原弥生
2020年02月12日神戸発のハンドメイド作家「ナマエノアトリエ」は、入園・入学準備のお名前つけに役立つ救世主「お名前シールブック」の新シリーズ4パターンを2020年3月1日(日)に発売することをお知らせします。神戸発のハンドメイドブランド「ナマエノアトリエ」は、入園・入学準備のお名前つけに役立つ救世主「お名前シールブック」の新シリーズ4パターンを2020年3月1日(日)に発売することをお知らせします。ナマエノアトリエの「お名前シールブック」は、ハンドメイド作品1,000万点中、ベビー・キッズカテゴリにおいて作品ランキング1位を獲得するなど、ハンドメイド好きの感度の高い子育て世代を中心に支持を集めております。アイロン不要で貼れる洋服タグ専用の[TAG]、食洗機OKの耐水性の高い[TAISUI]、算数セット専用の[SANSU]の3素材展開。全てカット済・ブック形式なので、保存しつつ、使いたい時にパッと出して使うことができます。■現在発売中のシリーズ・VEHICLE(乗り物)・FLOWER(お花)・AMIMALS(どうぶつ)・SWEETS(スイーツ)・NORDIC(北欧)・DINOSAUR(恐竜)・GIRL(ガール)・BOY(ボーイ)■追加される新シリーズ(3/1リリース)・SOCCER(サッカー)・BALLET(バレエ)・PIANO(ピアノ)・STATIONARY(文房具)■ナマエノアトリエの今後の展望について新作「お名前シールブック」のリリースにより、入園・入学のお名前つけのお役立ちグッズとして認知されるようになりました。今後、レッスンバッグなど入園・入学準備に関する様々なアイテムをオリジナルファブリックで展開、ハンドメイド好きの感度の高い層に向けての作品展開を予定しております。また、今後は様々な有名企業とナマエノアトリエとの「企業」と「個人」を繋ぐ新時代に向けてのコラボレーションも予定されております。楽しみにしてください。■ナマエノアトリエについて入園・入学に役立つお名前シールをALLHANDMADEで作るハンドメイド作家です。神戸のアトリエで一つひとつ手作業で制作しております。また、ナマエノアトリエオリジナルデザインのアイコンを用いて、大人カワイイ感度高いママやパパ、お子様から高い支持を集めており、販売先のminne(ミンネ)ではベビー・キッズカテゴリ1位を獲得、さらに拡大しております。「ナマエノアトリエ」公式サイト<会社概要>社名:株式会社リクルス所在地:兵庫県神戸市東灘区森北町7丁目20-10設立:2019年10月企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2020年02月05日小学校の授業は、1コマ45分。児童はイスに座り、机越しに先生の説明を聞くというスタイルが一般的です。その日の授業内容を受けて、毎日宿題も出されます。小学校入学が迫ってくると、「うちの子は、ちゃんと授業に集中できるの?宿題も大丈夫?」と不安になるママもいるでしょう。今回の記事では、小学校入学前に同じように悩んだ経験のある私が、息子が幼稚園年長の冬頃から始めた、わが家の「家庭学習の環境づくり」についてお伝えします。わが息子、小学校で授業に集中できるかな…息子は、とにかく「元気印」が取り柄の男の子。じっとしていることがあまり得意ではなく、幼稚園でも、イスに座って先生の話を静かに聞くことを苦手としていました。先生からは「工作など何か作業をしているときには、すごく集中していますよ!」と褒めてもらうことも多かったのですが、授業参観などでの様子を見るかぎり、先生の説明を聞かずにどこか遠くを見てボーっとしていたり、お友達と話していたり…。「あれ、小学校って、こんな授業の受け方でいいの?」息子の4つ上の長女の入学時を思い出してみても、そんな悩みをもった記憶がないため、今回は胸騒ぎが止まりませんでした。「ちょっとこのままでは不安すぎる!」と、小学校入学前の冬、意を決して家庭学習の習慣づけから始めてみることにしました。家庭学習は「学年×10分+10分」が目安娘の小学校の先生から聞いた家庭学習時間の目安は、「学年×10分+10分」。この中に学校から出た宿題をする時間は含まないそうです。自治体や学校によって目安は異なりますし、この時間にピッタリ合わせて学習する必要もありません。ひとつの基準として参考にしてみてください。1年生⇒20分2年生⇒30分3年生⇒40分4年生⇒50分5年生⇒60分6年生⇒70分上記の目安に則ると、1年生になる息子の目標は「20分」。案外短いと感じませんか?テレビアニメなどは30分ですし、「何かに集中すれば20分はあっという間にこなせるだろう」と、軽く考えていました。しかし、いざ「勉強」となると、話はまったく別。息子はひらがななどの文字そのものに興味を示さなかったため、学習ドリルを見てもつまらなそう。そこで、ひらがなよりも簡単に取り組めそうな学習ドリル(数字、知育、迷路、工作)を数冊用意しました。それにも関わらず、開始数分で「わからない」「飽きた」「遊びたい」と言い出す始末…。20分の長いこと!ここは親として彼の不満を根気強く解消していくしかありません。やりたくない息子をその気にさせる方法とは?彼の思いを受け止め、とにかく「なんだか楽しいかも!」と思ってもらえるような対処法を考えることにしました。・「わからない」⇒「一緒に解こう!」と誘う。正解したら盛大に褒める・「飽きた」⇒数種類の学習ドリルを交換しながら進める(1冊をやり終えることにこだわらない)・「遊びたい」⇒学習系のカードゲームなど、遊びながら学べる教材も用意して、一緒にやる家庭学習に慣れるまでは、ひとりでは机に向かってくれなさそうな予感…。「それならば!」と、子どもと学習しながら、「話している人のほうを向く⇒話を聞く⇒やり方を確認する⇒わからなければ質問する」という授業の流れと、学校が終わったら家で宿題をするという、生活リズムを覚えさせることを意識しました。また、まだ時計が読めなかったので、学習時間はスマートフォンのストップウォッチ機能などを使って、一緒に確認しながら進めました。「学校では何をするのか?帰宅後はどうするのか?」を本人がある程度わかるようになれば、息子の学校生活に対する私の不安も、少しは解消されるだろうと考えました。息子との家庭学習は、うまくいくときもあれば、不発の日もありました。子どもの集中力は「年齢×1分」と聞いたことがあったので、20分の目標時間を5分×4回に短く分けてみたり、親子とも無理をせず、家庭学習をお休みする日を定期的に作ったりもしました。その他の取り組みとして、息子に家庭学習を自分ごととして捉えてもらいたかったので、本屋さんに連れて行き、本人に教材を選ばせたりもしました。すると、息子自身で選んだ教材は案外すんなり学習するということに気づきました。「自分で選ぶ」という使命感が、学習にも良い効果があったように感じます。それ以来、学習教材や文房具などは、予算が許す限りはなるべく本人に選ばせるようにしました。このような親子の奮闘を経て約3か月。小学校入学時には、息子も「家で机に向かう」ことにはだいぶ慣れてきました。入学以降は、自発的とは言わないまでも、私が「宿題した?」と声掛けすると、「あ!」という感じで宿題を始めます。1年生がもうすぐ終わりを迎えますが、宿題をやり忘れたことは今のところ一度もないので、親としても少し安心です。「勉強って楽しい!」と思える方向に子どもを導こう子どもが小学生になるとき、「勉強中心の学校生活に適応できるだろうか」と心配になるのは、親として当然のことです。子どもにとっても、幼稚園から小学校に入学して、いきなり毎日「勉強!宿題!」と言われても、困惑してしまうことでしょう。幼稚園年長は、さまざまなルールを守りながら集団生活を過ごすことにも慣れてきた頃。年長の後半は、そこに学習要素を少し加えつつ、親子で小学校入学に向けて準備を開始するのに最適な時期です。子どもが「楽しくて、もっと学びたくなる!」と思える環境づくりを、子どもと相談しながら進めてみてはいかがでしょうか。<文・写真:ライターnanahi>
2020年01月23日こんにちは!おにぎり2525です~。もーいーくつ寝ると…クリスマスですね!!(笑)毎年のサンタクロース業務、お疲れさまです!もうプレゼントは準備しましたか??わたしは・・・まだですっ!!少し言い訳くさくなりますが、今回は「なぜクリスマスプレゼントを前もって準備していないのか」についてお話します。■以前は1ヶ月前までの準備を徹底!息子が3歳になるまで、クリスマスプレゼントは1ヶ月前までに準備していました。ほしいおもちゃの画像を見せて何度も確認します。早めに準備しないと、狙っていたおもちゃが高騰したり手に入らなくなったりしますよね。そうなる前に早めに購入!!…と思っていたんですが。さっそく袋からプレゼントをガサゴソ…■あれ?息子の反応がおかしいぞ1ヶ月前はあんなに欲しがっていたのに!!それが欲しいって言ったのあなたじゃん!!!そうなんです。小さければ小さいほど、子どもの興味はあっちこっちに移ってしまう(泣)1ヶ月も経てば、そのおもちゃに興味がなくなるなんてザラ。せっかく喜ぶと思って買ったのにこれじゃ意味がありません。サンタパパもがっかり…。この日以来、前もってプレゼントを買うのをやめました。5歳になった今では1ヶ月くらいじゃ、そうそう好みが変わることもなくなりましたが、未だに失敗したくなくて前もって買えません(笑)わたしのクリスマス失敗談でした!!プレゼント選び、本当に難しいー!
2019年12月13日初めての出産でわからないことだらけだった私。いざ陣痛が来たときに自分は冷静な判断できるのだろうかと、とても不安でした。今回はそんな私が出産前に準備しておいてよかったこと、しておけばよかったことをご紹介したいと思います。 陣痛が来る前兆私が出産したのは出産予定日の2週間前でした。健診で順調だった私は、出産予定日の17日前に「そろそろ本格的に準備しないといけないな」とやっと思い始めたばかりで、今思えばとても呑気だったと思います。 陣痛が来た日、私は背中の違和感を少し覚えていましたが、いつものおなかの張りがちょっとキツイだけだろうと気にもとめず普通に生活していました。その日の夜中0時あたりから頻繁におなかが張り始め、4時ごろには痛みが耐え難くなり病院へ向かうこととなりました。 準備しておいてよかったこと私が準備しておいてよかったと思うことは、「病院にすぐ連絡できるようにしておいた」ことです。私は焦ると、物をどこに置いたか忘れてしまう癖があります。陣痛当日も不安と焦りで病院からもらったしおりをどこにしまったか忘れてしまいました。 しかし、連絡先をスマートフォンに登録していたのでスムーズに電話することができ、病院から指示をもらうことができました。入院の準備などはある程度していましたが、荷物は後日夫に持ってきてもらったため、後からでも困ることはありませんでした。 早く準備しておけばよかったこと私が準備しておけばよかったことは、「陣痛記録アプリ」です。おなかの張りは夜中に少しずつあったのですが、陣痛なのかがわからなかったので夫を起こすかどうか判断ができず、長い時間不安でした。そこで痛みの間隔を計ろうとアプリをダウンロードすることに。陣痛が来たとき、終わったときにボタンをタップするだけで陣痛の間隔を自動でメモしてくれるので助かりました。 当時はまだまだ先だと思っていた陣痛。早め早めの準備が大切なんだと身にしみました。入院時の荷物の準備に加え、当日に必要な行動などをあらかじめ確認しておくことでスムーズに病院へ行くことができ、安心・安全な出産へつながると思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:秋山みか0歳男児の母。夫と二人三脚で子育て中。息子の写真を撮るのが趣味。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年12月09日子どもが小学校に入学するまでに、どんな準備が必要なのでしょうか。入学まで半年を切った子どもがいる日刊Sumaiライターの平野直子さんは、事前にやっておくといいことを周りのママたちに聞いてみたところ、「曜日感覚は身につけておいたほうがいいかも」という言葉にハッとしたといいます。時計の読み方は教え済みでしたが、曜日は教えたことがなかったため、さっそく取り組んだそうです。平野さんは子どもにどうやって曜日感覚と時計の読み方を教えたのでしょうか。■ 子どもは案外、曜日を分かっていない!?娘に曜日について聞いてみると、案の定あやふやでした。大人にとっては当たり前のことすぎて、あえて意識して教えたことがなかったんですね。幼稚園では曜日を意識することなく過ごせますが、小学校となるとそうはいきません。学校生活にはまず時間割があり、曜日ごとに勉強の時間が決まっているんですから。娘は「月、火、水、木、金、土、日」という言葉自体は分かるものの、カレンダーの見方を分かっておらず、曜日の感覚がありませんでした。また曜日感覚だけでなく、「今日、明日、あさって、昨日、おととい」「今週、先週、来週」くらいまでは聞き慣らしておかないと、先生の指示が理解できないかもしれません。「プリントをあさって持ってきてください」なんて言われても、今の我が子にはちんぷんかんぷんです。気がついてよかった!■ 手作りカレンダーで行事もマスターしよう!もうすぐ年末ということでカレンダーを手作りし、曜日がこんな風に並んでカレンダーが成り立っているのを理解してもらうことにしました。色画用紙、色紙など、材料はすべて100均で購入。上部には、その月の季節や行事にちなんだ折り紙を貼り付けることにしました。季節の勉強にもなって一石二鳥。折り紙だったら、親子で楽しめますよね。下部にはウェブ上で無料のダウンロードカレンダーをプリントして貼りました。とりあえず1月を作りましたよ。「1月ってどんな月かな?」と子どもとお話ししながら考えました。お正月、鏡餅、七草がゆ、凧揚げ、門松などアイデアがいろいろ出ました。鏡餅とめでたい赤のだるまさんを折り紙でつくって飾り付けしました。■ 時計も読めるようにしておこう時間感覚も身につけておいたほうがいいですよね。我が家ではおもちゃの時計を2歳から与えていたので、「何時何分」まで読めるようになりました。まずは時計の絵本を、おもちゃとして買い与えました。最初は針をぐるぐる動かして遊ぶだけです。絵本には時間当てクイズなどもありますが、当てられるようになったのはつい最近になってから。そして、「幼稚園の準備を自分でやる!」と言い出した年中さんの頃に、子ども用の時計を購入しました。リビングにはすでに2個の時計がありましたが、思い切って子どもだけのために買いました。子どもが見やすくするため、あえて大人の腰くらいの中途半端な高さに掛けてあります。購入したのは、ネットでみつけた「La Luz(ラ・スール)」のキッズクロック。時間の数字と分の数字が色分けされていて、1分ずつ目盛りが表示されているので子どもにも分かりやすいようです。今では、時計を見ることで時間を意識できるようになりました。子ども用の掛け時計はいろいろなデザイン、機能のものがあるので、好みのものを探してみてください。1分から60分まですべての数字を配置した、とても親切な時計もありました。小学校準備というと計算やひらがなや漢字などの先取り学習に心を奪われがちですが、それ以前に、日常生活を円滑に過ごせるようなサポートも大事にしたいですね。
2019年12月05日就学時健診もおわり、いよいよ入学準備も本格化している頃ではないでしょうか。わが子が小学生になり、入学後半年ほどしてから実感した、事前に準備が必要だと思ったアイテムを紹介します。入学祝いのプレゼントとしてもおすすめです。「小銭入れ&パスケース」小学生になると公共運賃がかかる!小学生になると4月からは公共運賃がかかるようになります。私学や遠方の通学で公共交通機関を使うお子さんの家庭では当然意識すると思いますが、地元の公立小学校に徒歩で通う場合、忘れがちではないでしょうか。お出かけや習い事で、バスや電車を使う場合、子ども料金を支払うために小銭やICカードが必要になります。そこで、用意しておきたいのが「小銭入れ&パスケース」です。小銭入れは、公共交通機関の支払い以外でも、先々使うようになります。徐々にお友達同士で遊びはじめる頃になると、おやつやジュース代として小銭を持たせることも出てくるからです。パスケースは、児童館や図書館などのカード入れとしても使えるので、身に着けられるものを持っておくと便利です。人気のキャラクターや、キッズブランドのもの、小銭入れとパスケースの一体型などもあり、選ぶのも楽しいですよ。「えんぴつ削り」毎日使うから使いやすいものを小学生になると、毎日使うものの代表とも言える、えんぴつ。でも、ちょっと後まわしになりがちなのが「えんぴつ削り」ではないでしょうか。“学校の持ちもの”には含まれないため、あまり気に留められないかもしれませんが、実は重要です。娘は入学して3週間ほどは、以前から持っていたコンパクトな携帯タイプを使っていました。でも、時間もかかるし、なかなかキレイに削れません。1日の授業がおわると、4~5本のえんぴつはあっというまに先が丸くなります。毎日使うことになる「えんぴつ削り」は、使い勝手の良いものを事前にきちんと用意してあげるべきだったと反省しました。わが家では、シンプルで飽きがこないデザインで、価格も手頃な手動式のものを購入しました。削る感触が手に伝わり、自分の加減で削ることができるのも良いように感じました。電動式は早くキレイに削れるので魅力的でしたが、コード付きは置き場所を選んだり、子どもが自動で削れるのを面白がって必要以上にどんどん削ってしまいそうな気もしたので(笑)、手動式を選びました。電動式でも、削りすぎ防止や、オーバーヒート防止、中で折れた芯の自動除去など、かなり多機能のものもあるようです。お子さんに合ったものを選んであげるとよいですね。「スタンプセット」毎日の宿題チェックの必需品小学生になると、音読をはじめとした宿題が毎日出るようになり、親のチェックが必要になります。また、娘の小学校では、生活指導の一環として翌日の時間割や持ちもの・宿題を記入するプリントが配布され、子ども自身が記入したものを親が確認しなくてはならないことも。学校や担任の先生の方針によって違いはあると思いますが、親のチェック欄があり確認印を押す機会が出てくると思います。そんな時、私を含めた多くの保護者が印鑑やサインの代わりに「スタンプ」を利用しています。わが家では、プレゼントとしてもらったスタンプセットが大活躍!毎日使っています。わが家がもらったのは、サイズや絵柄が豊富なセット、日付用のスタンプも入っていて重宝しています。ほかには、幼稚園の卒園記念で贈られた「折りたたみ傘」も重宝しています。ランドセルに入るコンパクトなものがおすすめですよ。いずれも“学校で使うもの“ではないので、入学案内などにかかれていないことが多いというのが盲点。でも、実際は入学後すぐに使うことが多く、事前に用意しておくとよいアイテムです。参考にしてくださいね。<文・写真:ライター石川友美>
2019年11月30日【元ホステスが語る男ゴコロの裏事情449】クリスマスまで1ヶ月を切りましたね。クリスマス前は、浮かれるカップルもいれば「そろそろ別れようかな」と考える人もいるはず。自分からフるならまだしも(彼がかわいそうだけど)、フラれるのはつらいですよね。ロマンチックな季節が悲しい日々にならないように、今からクリスマスのプランを立てるのも一つの手。ちょっと卑怯かもしれないけど、別れたくないなら試すのもアリかと。■彼が別れを迷っているサイン彼との関係が順調なら別れる可能性が低いので、フラれないためのプランなど必要ないけど、そうじゃない場合は何か策を練る必要があるかと。まずは、彼に別れたいサインが出ていないかチェックするのが大事です。・LINEやデートの回数が少なすぎ・会っても彼の笑顔が少ない・デートの質がグッと落ちた・明らかに2人に温度差がある・エッチがないorエッチしかない・あなたが傷つくことをしてくる・過去に彼にフラれそうになったことがあるサインはこんな感じですね。数多く該当しているほど、彼の心はあなたから離れていると言えるでしょう。付き合って2~3年経ち、うっすら別れも考えている段階だと「クリスマス来るな……どうしよう」と思ったりしますからね。■ディナーやホテルの予約をしてしまう「彼がもう私に冷めてるなら、クリスマスは彼なんかと過ごしたくないから、別の人を探そー♪」と明るく彼を諦められたら、どれだけ心がラクかって話ですよね……。筆者は以前、若干冷め始めた彼にクリスマス前にフラれないように、プランを立てたことがあります。まぁ基本的に彼が何でも「はいはい」言うことを聞いてくれるタイプだったのでやりやすかったのですが。プランがないよりもあったほうが別れにくくなりますよ。このときは、彼に「イブの日どうする?」と聞いたら「んー、どうしようか……」と曖昧な返事だったので「じゃあ、私が決めちゃってもいい?」「うん」というやりとりの後、彼の名前と電話番号でレストランとホテルの予約をしました。で、彼に「あなたの名前で予約してあるから」と伝えたら、一瞬驚いていましたが「わかった」と。当日行かなければ彼に連絡が行くし、場合によってはキャンセル料が発生しますから。無事にクリスマスを一緒に過ごして、クリスマス前の破局を回避できました。これは彼の同意が必要ですが、彼名義で予約したらたいてい、頭の中は別れよりも「クリスマスは何時に駅に行けばいい?」など、当日の予定で占められます。予約後に大ゲンカするとか、または他に好きな人ができたりでもしない限り、ここまでされたら別れようとはしないでしょう。うっすら別れを考えているときって、デートのプランを立てるのも面倒だったりしますからね。彼がいいというのなら彼女が決めちゃってもいいかと。■そろそろプランを考え始めては家族でクリスマスケーキを食べたり、女子同士でワイワイ楽しんだりするのもいいけど、彼氏がいるなら、やっぱり彼に会いたいですよね。一緒に過ごしたいのならそろそろプランを立て始めてはいかがでしょう?ロマンチックな時間を共にしたら、彼の気持ちも再燃するかも。
2019年11月28日年長のお子さんを持つ親は就学時健診が終わると、来年はいよいよ1年生!と 期待や不安が入り混じる時期ではないでしょうか。この時期に、小学校への準備として習い事をはじめたり、家庭学習をはじめる人も多いそう。わが家でも、昨年の今ごろ、年長のときに学習塾に通わせていました。しかし、小学1年生になってみて思うのは、「入学準備学習は必要なかった」ということ。その理由とは?入学準備学習をしようと思った理由年長の秋頃は、ママ友に会えば入学準備学習の話題で持ちきりです。その当時、わが家では学習系の習い事をしていなかったので、まわりの子がしていると聞くと、「何かさせた方がいいのかも」と焦ってしまいました。特に息子は早生まれということもあって、身体能力でまわりにひけを取っていた分、勉強で「できる!わかる!」と自信をつけさせてあげたいという気持ちが強くありました。母子ともに限界…危うく勉強嫌いになるところに10月頃から近所の学習塾に通いはじめ、最初は楽しんでやっていた息子。それが、徐々にトーンダウン。それもそのはず、簡単な計算のプリントを1日10枚。到底楽しみながらできるものではありませんでした。それでも、あの手この手を使って頑張らせていましたが、3か月を過ぎた頃には、プリントを頑なに拒むように。さすがにこのままでは勉強嫌いになると思い、辞めることにしました。入学前に勉強して失敗⁉︎「授業がつまらない」息子は、勉強が「できるから楽しい!」ではなく、「できるのになんでやらないといけないの?」と思うタイプ。実際入学して、勉強がはじまったら、「簡単すぎてつまらない」と話すようになりました。小学1年生の1学期は、ひらがなは1日一文字覚えるペース。算数も数字の読み方を覚えてから、10までの足し算と簡単なことしかやりません。ひらがなの書き方、計算は入学してからでも十分覚えられると感じました。入学前にもっとやっておいた方がよかったと思うこと以前、小学校校長の経験をもつ幼稚園の園長先生から、「幼少時代にしっかり遊ぶことで、自然と勉強に興味をもつようになる」と教えてもらいました。お買い物ごっこなら足し算、引き算の勉強に。お店屋さんごっこでメニューを書けば、ひらがなの勉強に。絵本を読むと国語、積み木やブロック遊びは、算数の立体図形に強くなります。現にブロック遊びが大好きな息子は、算数の積み木問題が大得意でした。子どもは、遊びを通じて勉強に必要なことを学んでいるんだなと実感しています。小学生になると、慣れない学校生活に疲れてぐったり。帰ってきてからも宿題をしたり、習い事をしたりすると、遊ぶ時間も気力もなくなってしまいます。小学校入学を控えたみなさんには、充実した遊びの時間をもつことをおすすめしたいです。<文・写真:ライター三浦麻耶>
2019年10月17日小学校入学前に準備する物はたくさんありますね。何が必要なのだろうかと不安に思っているママもいるでしょう。そこで、入学前に最低限そろえる必要がある物について紹介します。入学準備金や出費を抑えるコツについても知っておきましょう。必要な入学準備品は何?小学校入学前には入学説明会が開催されます。入学前に用意する必要がある物品の販売や説明が行われる大切な会です。多くの物はこの説明会に参加した後で購入することになりますが、最低限必要となるアイテムについて事前に知っておきましょう。何色が好き?ランドセルなどかばん類小学生といえばランドセルを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。小学校生活での必需品のため、早い段階から購入する人も多いアイテムです。教科書などを入れて毎日背負って使うからこそ、失敗がないように慎重に選びましょう。素材や重さのほかに、背負いやすさ・耐久性といった機能面をチェックします。何より、子どもが気に入った色やデザインであるかどうかも重要なポイントですよ。ほかにも手提げバッグや体操着袋・上履き入れといったかばん類が必要になります。学校によってサイズが指定されている場合があるので、入学説明会の後に購入しましょう。筆箱など大前提の文房具勉強をするのに欠かせない文房具類も必要です。筆箱にもたくさん種類がありますが、箱型のシンプルで軽いタイプが使いやすいでしょう。マグネット式なら片手で開け閉めがしやすいため、低学年におすすめです。鉛筆も必需品ですね。Bか2Bを指定されることが多く、4Bも1本必要となります。赤あるいは赤青鉛筆も用意しましょう。消しゴムは色や香りが付いていないシンプルな白がおすすめです。ほかにネームペンや定規・色鉛筆・下敷き・ハサミ・のりなども必要でしょう。どれも学校の指定を確認してから購入するのがポイントですよ。給食用品も忘れずに小学校では給食が出るため、給食用品も忘れずに用意します。給食袋・ランチョンマット・マスクが必要となる場合が多いでしょう。中には、箸・スプーン・歯ブラシ・コップを用意するように指定されている学校もあるようです。入学説明会で確認するようにしましょう。全てを入れても余裕があるサイズの給食袋が必要ですね。ランチョンマットは、汚れが落ちやすい素材を選ぶとお手入れがしやすくなります。給食エプロンや帽子は学校の備品を使う場合が多いでしょう。自分たちで用意する場合は、派手なデザインやキャラクターものは控えるのがおすすめです。小学校でも入学準備金は必要?入学準備には思いの外お金がかかるものです。入学準備金が必要なのか気になるママも多いでしょう。実際にはどのくらいの費用がかかるのか紹介します。平均で6万円前後、10万円を超えることも小学校入学準備にかかる費用は、平均で¥60,000前後だといわれています。高額なのがランドセルで約¥40,000かかるでしょう。残り¥20,000は学用品代となっています。主な内訳は以下の通りです。指定の上履き(約¥2,000)防災頭巾・防災頭巾カバー(約¥4,000)文房具(筆箱・鉛筆・下敷きなど)(合計約¥5,000)手提げバッグ・体操着袋・上履き入れなど(合計約¥3,000)指定の体操服(約¥5,000)赤白帽子(約¥600)商品名: [アキレス] 上履き 日本製 14cm~28cm 価格: ¥1,000〜(税込) [アキレス] 上履き 日本製 14cm~28cm 詳細はこちら 商品名:クツワ メッシュ赤白帽子 価格: ¥480〜(税込) クツワ メッシュ赤白帽子 詳細はこちら 上記を合計すると、¥19,600です。学校指定の算数セットや鍵盤ハーモニカなどを用意する場合はさらに金額が増えます。また、体操服などを複数買う人はさらに金額がプラスされ、準備金が¥100,000を超えるケースも珍しくありません。厳しいなら就学援助制度を活用しよう入学準備金を用意するのが難しい場合は、『就学援助制度』を活用しましょう。経済的理由により就学困難と認められる児童生徒の保護者に対し、市町村から必要な援助が受けられる制度です。入学準備金や学用品費・学校給食費などが対象で、小学1年生の場合は1年間で¥100,000前後の援助が受けられます。金額や援助の項目は各自治体によって異なるため、住んでいる市区町村で確認するようにしましょう。出費をなるべく抑えるには?入学準備のための出費をできるだけ安く抑えたいと思う人も多いでしょう。そこで、お金をかけずに入学準備をするためのコツを紹介します。流用できる物・お下がりを活用流用できる物やお下がりを積極的に活用しましょう。幼稚園や保育園で使っていたアイテムは小学校でも使えますよ。クレヨンやハサミ・手提げバッグなどは、状態がよくきれいであればそのまま使っても問題ありません。学校の指定がなければ鍵盤ハーモニカも大丈夫です。また、上の子や近所の人からのお下がりも活躍します。体操服やジャージなどは意外ときれいなまま残っている場合もあるでしょう。小学生は成長も早くすぐにサイズアウトしてしまうので、お下がりがあればとても助かりますね。文房具は100均・セット売りがおすすめ消耗品である文房具は、100均でそろえるのがおすすめです。100均にはたくさんの種類の文房具が売られているため、好みに合うアイテムがきっと見つかるでしょう。リーズナブルなので買い足しやすいですね。鉛筆はセット売りされている物を選ぶとよいでしょう。バラ売りよりも価格が抑えられてお得です。鉛筆の芯が折れる・学校で無くすといったことも多く、鉛筆もあっという間に減ってしまいます。セット売りなら鉛筆のストックにもなり便利ですよ。子どもと一緒に楽しく事前準備をしておこう子どもが小学校に入学するのはとても喜ばしいことですね。子どもも期待に胸を膨らませていることでしょう。スムーズな入学のためには、しっかりとした事前準備が必要です。お金をかけるところ・かけないところとメリハリを付けて入学に必要な物をそろえましょう。気持ちに余裕を持って、子どもと一緒に楽しく行うのがおすすめですよ。
2019年09月18日これからヨガを始めたいと思っているあなたへ!現在、世の中にはさまざまなタイプのヨガがありますが、その全てに共通して知っておきたい&準備しておくと良いことをお伝えします。ヨガを始めようとしている人、始めたばかりの人へ。ヨガをする上で気にしておきたいことをお伝えします。知っておきたいこと食事は2時間前までに出典:byBirth食事は2時間前までに済ませることをおすすめします。実際に体験してみるとわかりますが、空腹時の方が体を動かすのが軽く感じられるでしょう。体は軽い方が気持ちよく動かせるはずです。消化には大きなエネルギーが必要です。そんな消化の真っ最中には、体の他の場所にまわるエネルギーは減り、精神的な集中力もかけてしまいます。準備体操でウォームアップ出典:byBirthヨガのポーズを始める前にも、準備体操が必要です。まずは体を起こし温めておきましょう。おすすめは首から足先までの全ての関節をストレッチしておくことです。例首をまわす→肩をまわす→手首とひじをまわす→上体を横へ倒して体側のストレッチ→状態をひねって後ろを見るように体側のストレッチ→股関節のストレッチ→膝と足首と足先をまわす(呼吸を意識しながら、全て左右共に行う)ちなみにもともと伝統的には、マントラを唱えたり、呼吸法を行ってから始めていました。「正しいポーズ」を意識すること出典:byBirthポーズは間違ったやり方で行うと、すでにバランスを崩しているところをさらに悪化させてしまう可能性もあります。体についた癖は無意識に出てしまうこともありますが、いつでも「正しいポーズ」を行うよう集中し、癖が出ていないか気を付けましょう。また、「正しいポーズ」をするにあたって、まだ体がそのポーズができる段階ではない場合もあります。そんな時は無理は禁物。そのポーズの前段階にあたる難易度の低いポーズや、ポーズに必要な筋肉と柔軟性を鍛えるエクササイズを積み重ねて、体を準備しましょう。準備したいことヨガマット出典:byBirthヨガマットは固い床から体をまもるクッションであり、素材のグリップ力がポーズをとる上で大きな補助となります。筆者の主観ですが、はじめて購入する場合、4mm~6mmがおすすめです。これより厚い場合はクッションが効きすぎて、足元が不安定になることがある為です。補助道具定番であるヨガマットの他に、ブロック、ベルト、ボルスターがあると、余計な負担をかけることなく、徐々に体をポーズに慣らしていくことができます。体に無理をさせず、正しいポーズを行うことは大切です。ポーズやストレッチの補助に大活躍して、あなたを助けてくれますよ。ちなみにこれらは、ヨガスタジオで貸し出しをしているところもあります。ブロック出典:byBirthポーズの中で床に手が届かない時に手の下に置くように、体と床や壁の間に置いて支える為に使用することが多く、比較的頻繁に使われます。また、仰向けに寝た状態で肩甲骨の下辺りに置いて、自重を使った胸を開くストレッチなどにも使われます。(この時、まだあまり開いてない人の場合は、頭の下にも同じくブロックを置きます)ベルト出典:byBirth自分の力では維持するのが難しい時に、体を固定するのに使われます。また、前屈で手が足に届かないときなどに、長さを補うためにも使用できます。ボルスター出典:byBirth大きなクッションのため、体と床に隙間があいている時に、様々な箇所に使用でき、調節することが可能です。ブロックと違いやわらかいので、気持ちよく体を預けることができます。いろいろな形・サイズがありますが、バスタオルなどをくるくる巻いて代用することもできます。ヨガスタジオで必要な事スタジオを選ぶ出典:byBirthまずは数か所で体験レッスンを受けてみることをおススメします。さまざまなタイプのヨガがあり、さまざまなタイプのインストラクターがいます。はじめにウェブサイトの雰囲気をチェックして選び、いくつか試してみましょう。不調を伝える出典:byBirthもし少し具合の悪いところや持病がある場合は、始まる前にインストラクターへ伝えておきましょう。(ヨガをして大丈夫か不安なレベルの場合は、もちろんまずお医者さんに聞きましょう)事前に聞かれる場合もありますが、生徒数の多いところや、何度も行っている場合はいつも聞かれるとは限りません。はじめに伝えておくことで、インストラクターからより的確なアシストがなされます。また、ヨガをしている最中に不調を感じた場合は、無理して続けずに休み、インストラクターに伝えましょう。出典:byBirth新しいことを始める時はドキドキわくわくしますよね。この記事が新しくヨガを始める方の参考になれば幸いです。知識も実践も大切です。あなたが良い指導者に出会い、ヨガを楽しめますように!
2019年09月14日突然ですが、お子さんの進学費用は準備されていますか? 高校生や大学生のいるご家族のライフプランについてご相談を受ける際に「思ったより進学費用がかかるので準備しておけばよかった」とおっしゃる方が少なくありません。 そこで今回は、お子さんの進学費用の準備についてお伝えします。 進学費用を準備するには早めにコツコツと進学費用(受験対策費用を含む)は公立・私立の区別や進学先によって異なりますので、具体的な進学先が決まっていない時期にはどの程度準備すれば良いか分からないという方もいらっしゃると思います。 一つの目安としては、1学年100万円が分かりやすいのではないでしょうか。15年間であれば月額5556円、18年間であれば月額4630円積み立てれば、100万円になります。大学4年間であれば準備する金額は400万円、高校から私立を検討している場合はさらに300万円が基準となります。お子さんを保育園に入れる場合は、保育料が高く積み立てが難しい時期とおっしゃる方も少なくないのですが、2019年10月からは3歳~5歳の保育料・利用料が無償(※)となることが予定されているため、この時期から小学生までの時期は進学費用を貯める時期にすると貯まりやすいでしょう。 高校や大学に通う時期は決まっているので、早い時期からはじめて少額から気長にこつこつと継続することが上手に進学費用を準備できる方法です。積立方法は学資保険(こども保険等の名称も)を思い浮かぶかもしれませんが、学資保険以外の方法もありますし、複数の組み合わせをしても良いと思います。ぜひ、ご自身にあった方法を検討してみましょう。 逆に貯まりにくい貯め方としては、①生活費の口座で貯めて進学費用の区別ができない場合、②毎月・毎年決まった金額を貯めていない場合が挙げられます。 用意できない場合は追加の費用が発生する場合も多くの方が進学費用を準備している一方、十分な進学費用を準備できずにお子さんが進学時期を迎えるご家族も少なくありません。過去に遡って貯めることはできませんので、ほとんどの場合はどこかから借りることになります。多くの場合は、子どもが借りるのは奨学金、保護者が借りるのは教育ローンとなります。奨学金は所得の少ない家庭や成績優秀者を対象とした返還不要の給付型奨学金もありますが、適用者は多くありません。ほとんどの場合は、返還義務のある貸与型奨学金を日本学生支援機構(旧日本育英会)か進学先の学校から借りる形となります。子どもの進学に対する動機付けをする観点からも貸与型奨学金を利用するメリットはありますが、借金(場合によっては数百万円)を抱えた状態で社会人になるデメリットもありますので、貸与型奨学金を利用する場合は将来返済できるかどうかを親子ともに考えた上で利用するようにしましょう。保護者が借りる教育ローンは原則子どもには負担はありませんが、利息が発生します。国の教育ローン(日本政策金融公庫の教育一般貸付)の場合、2019年8月時点で年1.71%の利息の支払いが必要です。また、保証料が必要な場合もあります。例えば400万円を借りて10年で返済した場合は35万円程度の利息の支払いが元本以外の返済以外に必要となります。当初の想定と異なる進学先で足りない分を借り入れするのであれば仕方ない面もありますが、最初から借り入れを想定して進学費用を計画することはあまりお勧めできません。進学費用全額は準備できない場合でもお子さんが小さい頃からできる範囲で準備しつつ、不足した分・予定と異なる分を借り入れするようにしましょう。 お子さんが小さい頃でも保育料やおむつ代など費用が掛かりますが、お子さんが社会人になるまで費用は掛かり続けます。大きな費用が掛かる時期に向けて、小さくとも継続できる準備をしてお子さんが進学する際に資金面で後悔のないようにしていただければと思います。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2019年08月17日7月に入り梅雨も後半戦を迎えていますが、本格的な暑さを迎える前に夏の準備はお済みでしょうか。2018年の夏は猛暑だったこともあり、エアコンの納期が遅くなったケースも散見されました。 夏になる前に暑さや自然災害に対してできる準備・対策のポイントをお伝えします。 エアコン・扇風機などの冷房はお手入れを梅雨の時期にはあまり稼働していなかったエアコンや扇風機等の冷房器具を暑い日に急に動かすと動かなかったり、効きが悪かったりする場合があります。そのためにも梅雨の晴れ間の日などに試運転することをおすすめします。また、エアコンの室外機やフィルター、コンセント、コード等の点検や清掃も、夏のフル稼働の前にしておきましょう。エアコン以外にも冷蔵庫やウォーターサーバーのように冷却する家電は夏場に消費電力が上がり故障しやすいので、こちらも点検・お手入れをしましょう。 買い替えや修理をする場合は、梅雨が明けて暑さが厳しくなる前にできるだけ対応しておきましょう。昨年は猛暑の影響で需要が大きくなり、納期や工事が遅くなったケースもありました。また、故障している状態や古いエアコンを稼働するより、故障している箇所がないエアコンや新しいエアコンを稼働したほうが電気料金は安くなりますので、買い替えや修理をする場合はお早めにすることをおすすめします。 冷蔵庫ほどではありませんが、エアコンは10年前と比べて5%程度の省エネとなっております。現在使用しているエアコンと販売しているエアコン消費電力等の比較をしたい方は、『環境省・省エネ製品買換ナビゲーションしんきゅうさん』をご確認ください。台風・落雷・豪雨等の自然災害にも備えましょう夏は台風・落雷・豪雨等の自然災害が多い季節です。災害が起きる前にいろいろと確認・点検をしておきましょう。主な項目としては、以下の6点を中心にされると良いと思います。 【1】家の屋根や壁が壊れていないか、雨どいが詰まっていないかなど、お住まいの外観を確認しましょう 【2】雷サージ(落雷による異常高電圧)対策として、コンセントが常時刺さっているものは雷サージ対策用のタップ等を利用しましょう 【3】洪水や浸水、土砂災害の可能性がある地域にお住まいの場合は、自治体のハザードマップを確認しましょう 【4】ご加入の火災保険・火災共済等はどの自然災害まで対応しているか確認しましょう 【5】災害時の避難場所・避難経路、連絡手段を確認しましょう 【6】非常持ち出し品の準備をしましょういずれも災害が発生している状況やしそうな状況では、対応の難しい部分もあります。また、お子さんが幼い場合には、準備や対応に準備が掛かることが想定されるため、事前の対策が必要と思われます。お住まいの修理や火災保険・火災共済の見直しはお時間がかかる場合もありますので、災害の発生に関係なく事前に確認されることをおすすめします。 夏はレジャーや観光にも良い季節ですが、暑さや自然災害の発生など、生活に気象などが大きく作用しやすい季節でもあります。猛暑になる前にできることからはじめて、安心して夏を過ごせるような点検・対策をしてみましょう。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2019年07月07日文字の読み書きや足し算など、小学校入学前に子供に身につけさせたい!と親が思うものはたくさんありますよね。「○○ちゃんはもうカタカナが書ける、漢字が読める」など、ママ友のお子さんの情報を聞いて焦ることもしばしば。早期教育の広がりから、最近の幼稚園では”宿題”が出ることろも珍しくはありませんし、英会話はもちろん話題のプログラミングスキルを身につけることができる幼稚園も存在します。しかし、どの程度読み書きや算数ができるようになっていたら安心か、については人それぞれ。今回は、小学生の娘をもつ筆者が感じた、小学校入学準備に必要なことをご紹介。■ 勉強の準備はそれほど焦らなくていいemi-chiki / PIXTA(ピクスタ)公立、私立など学校によって違いますが、いざ授業がスタートして感じるのは”勉強の準備に関してはそれほど焦らなくていい”ということでした。1年生の初めはひらがなを1文字1文字丁寧に書く練習と音読、算数は数の数え方から。確かに授業の進度はひらがなや数字が読める・書ける、前提で進められるため全く文字の読み書きができない状態で入学すると苦労はするかと思いますが、突然文章題が出たりすることはありません。たっきー / PIXTA(ピクスタ)その他の授業は道徳であったり交通安全ルールや、季節の移り変わり(春の草花、夏に咲く花など)に触れたりなどこれから生きていく上で必要なことを身につけるものでした。■ 先生が子供に求めている、意外なことYsPhoto / PIXTA(ピクスタ)では、学校の先生は子供に何を求めているのでしょうか。入学前に必ずある「入学前説明会」では、早寝早起き、返事をすること、人の話を聞くことなど大体同じようなお話をされるはずです。これらは、普段の生活や幼稚園や保育園を通して身につけられることなので難しいことではありませんよね。そこで筆者は、家庭訪問の際にも”先生が求めていること”を質問しました。ジゲニスタ / PIXTA(ピクスタ)すると、「自分の力で困っていること、疑問に思うことを伝えられるようになること」という少々意外な答えが返ってきました。新学期はどの年齢のお子さんも初めての学年を経験するため、不安でいっぱい。そして、先生も生徒との信頼関係をこれから構築していく時期。子供は無意識に先生に遠慮してしまうそうなんです。家庭でも、子供の話をきちんと聞いて、子供が思っていることを打ち明けやすい環境を普段から作っていくことが大切であると感じました。■ 時計を読めるようになると時間の使い方がスムーズにプラナ / PIXTA(ピクスタ)最後に、これを身につけておけば便利!と筆者が感じていることをご紹介いたします。小学校に入ると”時間”で活動することが主となります。時計を読めるようになること、そして休み時間はあと何分で終わる、○時○分に家を出るなど“あと○分!”という時間の感覚が身についていたらとても便利です。プラナ / PIXTA(ピクスタ)例えば、3分間の砂時計を見ながら歯磨きをさせてみたり、公文の学習5分間などで短い時間の感覚がついたことで、あと10分あれば○○ができる、などと時間の使い方がスムーズになりました。時計の読み方を教えることは難しく考えがちですが、今は100円ショップにもおもちゃの時計もあるので遊び感覚で始められてみるのもいかもしれません。jirasaki / PIXTA(ピクスタ)小学校入学までに子供に身につけさせたいことは各家庭それぞれ。しかし、学校の先生の求めるものは子育てにおいてとても重要なことであると感じます。子供の話をきちんときいてあげられる環境が整っているか、今一度振り返ってみられてはいかがでしょうか?
2019年06月16日「小学校入学前にひらがなやカタカナを覚えたし、簡単な足し算・引き算なら大丈夫!」というご家庭が多くなっています。出遅れないようにと準備して臨みますが、小学校低学年で習う内容は簡単なので、入学後は親子で拍子抜けしてしまうかもしれません。ところが、簡単な低学年での学習内容こそが、中学年以上での理解度を大きく左右する大事な基礎となります。簡単なのに絶対外せないのが低学年の学習内容なのです。今回は、低学年(1~2年生)で習う国語と算数の学習内容からいくつか例を挙げ、どんなポイントが重要なのか、何に気をつけて学習すれば学年が上がっても苦労しないのかを紹介していきます。【国語】漢字は成り立ちから考える。音読は具体的に褒める。まず国語ですが、文部科学省の学習指導要領には1年生の授業全体850時間のうち306時間が、2年生は910時間のうち315時間が定められ、実に3分の1以上の授業時間が費やされるほど重視されています。【重要ポイント】ひらがな、カタカナ、漢字の読み書きによって、物の名前や動きや様子、自分や相手の気持ちを理解し表現できるようになります。漢字は1年生で80文字、2年生では160文字を習いますが、身の回りのことを伝えるのに必要な、数、方向、位置、形状、色、時間、自然、天気、学校生活でよく使う日常生活に密着した文字が中心になります。<↑1年生で習う漢字><↑2年生で習う漢字>【勉強のコツ】正しい文字を習得するには、書けることよりも読めるようになることが先で、ひらがな、カタカナ、漢字のどれにも同じことがいえます。その中で、■形がよく似ている文字を比べてどこか違うのかを見つける■ひらがなとカタカナは1文字ずつ対応していることが分かる■漢字にはよく似た仲間(部首)があるといった、文字の比較から部首の存在に気づけると、漢字の成り立ちや意味をスムーズに理解できるので、その先の漢字学習が楽になります。ただくり返し書くだけでなく、漢字にインパクトを持たせることが重要なのですね。また、低学年の教科書に取り上げられている文章は、シンプルでリズムが良いのが特徴で、何度も繰り返し音読してフレーズに親しむことで、文章の組み立て方や表現の仕方を学ぶことができます。語彙や表現方法の幅が広がると文章力アップにつながります。子どもの音読は聞き流しせず、「おじいさんのセリフがとてもよかったよ」「大きな声で読めていたね」と具体的に褒めてあげましょう。【算数】足し算・引き算をとにかくしっかり定着させる次に、算数の授業時間数は、1年生では授業全体850時間のうち136時間が、2年生では授業全体910時間のうち175時間が文部科学省の学習指導要領に定められています。国語に比べて時間数は少ないですが、この先の算数や数学へつながる基礎を作る内容ですのでしっかり理解しておく必要があります。【重要ポイント】算数の勉強といえば、足し算や引き算からスタートというイメージもありますが、実は「数の仕組み」から始まります。ものの個数を数えたり数字で表したり、あるいは「前から○番目」「右から○人」といった順序数を学びます。そのうえで、繰り上がりや繰り下がりも含めた足し算・引き算について学び、2年生になると掛け算へと発展していきます。また、数や計算以外にも量や長さ、広さ、時間といった図形や単位に関わる学習も始まります。【勉強のコツ】数の仕組みを最初に学習するとき、お子さんが何番目といくつ分の違いをしっかり理解しているか確認しましょう。これは日常生活の中で「上から3段目の棚の右から2番目にあるお皿を1枚取ってくれる?」「100円で39円のきゅうりは何本買えると思う?」といった問いかけで理解度を確認できます。単位や時間についても同じように、机以外の場所で「水を150ml用意してくれる?」「この番組は30分だったから、今日はあと30分テレビが見られるね」など、なるべく具体的なものや形を使って問いかけるといいでしょう。子どもはクイズが大好きです。「えー!すごいね、合ってるよ!」など大げさに褒めてあげてください。足し算や引き算は計算カードで繰り返し何度も覚え、タイムを計って読み上げる宿題を出す学校もあります。数式をみるたびに数の増減を考えるのではなく、見た瞬間に答えが口をついて出るまで慣れておきましょう。というのも、2年生や3年生で登場する掛け算や割り算は、足し算と引き算が繰り上がったり繰り下がったりしながら何重にも関わる「積み上げの学習」ですから、掛け算や割り算をスピーディに計算をするには基本となる足し算や引き算がいかに定着しているかがカギになります。勉強が簡単なうちに身につけたい「学習習慣」と「問題解決力」一度子どもが「なんだか国語(算数)って難しい……」と感じてしまうと、なかなかスムーズに学習が進まないようです。簡単に理解できて「勉強って楽しい!」と感じる段階から、少しずつ勉強の習慣づけをしていくことが大切です。低学年のうちは、家庭での学習時間は5~10分もあれば十分とも言われます。しかし、学校の授業は45分単位と子どもが集中できる時間に比べて長いので、これに慣れるためにも30分くらい続けて机に向かうことができるのが望ましいでしょう。学校から出された宿題を済ませたあとは、図書館で借りた本や授業で使う副読本を読むのもいいですし、席を立ってうろうろ歩き回らなければ、塗り絵やパズルなどで遊ぶことも立派な勉強だと認めて褒めてあげてください。低学年のうちに「1日30分、必ず机に向かって勉強する」ことを毎日達成して自信につなげるようにします。また、内容が簡単なうちに「分からないところを分かるようにするクセ」をつておくことも重要です。特に、算数は上述したように1年生の学習から積み上げていくものですから、どこかでつまずいたまま進んでいくと、その先の理解をストップさせてしまいます。ひとつずつ問題をクリアしていく問題解決力を養うためにも、毎日の学習で分からないところを分かるようにしましょう。***大きくなってからでは、なかなか身につかない勉強の習慣。低学年のうちにしっかり身につけるには、お父さんやお母さんがお子さんの横で勉強を見届け、頑張っている姿を認めて褒めてあげると効果的です。しばらく時間はかかるかもしれませんが、親御さんの声かけで子どもは自分に自信がつき、学年が上がってからも机に向かうようになりますよ。(参考)文部科学省|平成29年改訂小学校学習指導要領浜学園教育情報TIPS|小学校低学年から身につけたい学習方法浜学園教育情報TIPS|高学年の成績に直結!低学年のうちに最低限 身につけたいこと【算数編】ベネッセ教育情報サイト|元小学校教員が語る!低学年のご家庭でやっておきたい3つのことって?
2019年05月03日新年度になりましたね。みなさんは知人や親戚のお子さんに入学祝いを贈りますか。筆者は、小学校へ入学する親戚や友人などのお子さんに「名前入り鉛筆」を贈っています。高額なモノは贈れませんが、お祝いの気持ちは伝えたい。ささやかなギフトですが、お子さんも親御さんもとても喜んでくれました。今回は文具店店員さんに聞いた名入れのコツや、今どきの学校事情を踏まえた鉛筆選びのポイントをお伝えします。■ 気軽なギフトでも特別感がある!「名入り鉛筆」がオススメな理由freeangle / PIXTA(ピクスタ)「名入り鉛筆」は昔からありますね。自分の名前が入った鉛筆は、受け取ったお子さんにとって、特別感があるようです。デジタル化が進んだ現代ですが、多くの授業で書き取り学習があるため鉛筆は消耗品。yukiotoko / PIXTA(ピクスタ)たくさん使うものを贈るのは親御さんにも喜ばれます。また、ささやかなギフトというのもポイントです。名入り鉛筆は1ダース1,000円程度なので、贈る側も受け取る側も気軽にやり取りできます。贈った側が負担にならない程度のギフトを選ぶということも、相手への心遣いですね。直接渡せない場合、筆者はお子さん宛にひらがなで書いた一言メッセージを添えて定形外郵便(140円)で送ります。Graphs / PIXTA(ピクスタ)なかには内祝いをいただいたケースがありましたが、お礼の電話やメールをもらうことがほとんどです。■ 名入り鉛筆の注文事情と納期は?utoi / PIXTA(ピクスタ)筆者は銀座の文具店・伊東屋さんで毎回名入り鉛筆を注文していますが、店舗注文の場合、3時間で仕上がります(ネット注文は2週間程度時間がかかります)。全国展開している店舗は、東急ハンズの名入れサービスも即日対応してくれるので人気です(受付、受渡時間は店舗ごとに異なります)。khadoma / PIXTA(ピクスタ)その他、気軽に頼めるのがネットショッピング。最短で注文から1週間以内に発送できるショップがあります。名前の色は定番の黒、白、金、銀のほか、店舗によってはさらに選択肢もありますが、読みやすい色にするのがオススメです。いよいよ注文、でもその前に事前チェックしておきたいポイントを次の項目でご紹介します。■ 横書きの名入れは利き手をチェック!ローマ字表記もコツがあった!筆者は毎回アルファベットで名入れをお願いしていますが、その場合、横書きになります。文具店の店員さんから、贈るお子さんの利き手(右利きか左利き)を確認されました。右手で鉛筆を持った場合は、横書きでそのまま読めますが、左手で持つと、横書きの文字が逆さになります。右利きは下から左利きは上から右利き仕様の多い日本ですが、近年は利き手を矯正しない場合が多いので、利き手の事前リサーチが必要という事を知りました。併せてアルファベット表記の場合、ポイントがあります。ゆうま(筆者の甥)、ゆうな、しょうま、など、名前の真ん中が「う」の名前は、2通りの表記があります。例)ゆうまYUMA(パスポート表記)YUUMA(UUと重ねる)店員さんに聞いたところ、どちらでも正しいのですが、「使う本人よりもお友だちが正しく読めるか」が大切なので、小学1年生は、後者のYUUMAをオススメされました。前者だと『ゆま』(女子にある名前)と混同される場合も想定されます。結局甥への鉛筆は、ひらがなにしましたが、名前入れひとつでもコツがあることを知りました。鉛筆の濃さは小学1年生は2Bが一般的ですが、学校によっては4B指定もあります。■ 公立小でもキャラクター文具NGがスタンダード?名入り鉛筆を2~3年に1度注文しに行っていますが、以前から気になっていたことがあります。それは、キャラクター鉛筆がほとんど置いていないことです。kuro3 / PIXTA(ピクスタ)今年は甥っ子と友人の娘さん2人に、名入り鉛筆を贈りました。甥には無地にスポーツブランドのロゴが小さく入った鉛筆を選びました。スポーツ少年の甥にぴったりと思い、ロゴと名前の色を合わせ、筆者自身もとても気に入りました。一方の友人の娘さん用に、彼女の好きなプリンセス系の鉛筆を探してみたのですが、見当たりません。世界的に人気のあのキャラクターも、国民的人気のあのキャラクターもない!友人から受け取りのお礼の連絡をもらった時に「プリンセスがなかったのでごめんね~」と伝えたら、友人曰く、娘さんの通う小学校は「キャラクターの文具禁止」とのことでした。昨今、私立でも公立でも関係なく、そのような学校が大多数であるため、需要のないキャラクター鉛筆は当然売り場にもありませんでした。いかがでしたか。今も昔も変わらぬ定番の贈り物、だけどその子だけの特別な鉛筆。皆さんも送ってみれば、きっと喜ばれますよ!
2019年04月15日年長組のお子さんをお持ちのママパパは、小学校入学に向けての準備もほぼ完了しているのではないでしょうか。この時期、保育園・幼稚園とは異なる環境に不安に思っているお子さんも少なくないでしょう。最終回となる今回は、「ママパパやお子さんに必要な心構え」について、子育て本の著者であり講演家の立石美津子さんにうかがいました。お話をうかがったのは…立石美津子(たていし・みつこ)さん聖心女子大卒。幼稚園・小学校・特別支援学校教諭免許を取得後、20年間学習塾を経営。現在は著者・講演家として活動。『一人でできる子が育つテキトー母さんのすすめ』『はずれ先生にあたったとき読む本』『子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』など著書多数。『発達障害に生まれて(ノンフィクション)』のモデルでもある。オフィシャルブログ ■小学校では「自分からSOSを発信」できる子に―― 前回 、 前々回 のお話では、入学前までに身につけておくべき日常習慣や学習習慣についてうかがいました。最終回となる今回は、総論として、ママパパやお子さんに必要な心構えについてお聞かせください。立石美津子さん(以下、立石さん):これまで2回にわたり、細かなアドバイスをしてきましたが、今回はもう少し掘り下げてお話ししたいと思います。以前お伝えしたとおり、読み書きできることも、時計が読めることももちろん大事ですが、それらの大前提として、まず困った時に「SOS」が出せるようにしておくことが大切になってきます。――保育園・幼稚園生活でも困ったことがあれば先生が助けてくれますが、それとは別なのでしょうか?立石さん:そうですね。保育園・幼稚園時代は、先生方がひとり一人を手厚く見てくれていましたので、子どもたちは何かあっても不自由なく園生活を送ることできていたでしょう。しかし、小学校になると状況は変わります。基本1クラス35人前後です。この人数を担任がひとりで見ながら、同時に授業も進めていくわけです。つまり、ひとり一人に目が行き届かなくなることもあるのです。そうなると、保育園・幼稚園時代のようにモジモジ、メソメソしているだけでは相手には伝わりづらくなります。例えば、トイレに行きたくなったら「先生、トイレに行ってもいいですか?」と言えることが大切。また、授業でわからないことがあったら「わかりません」と言える勇気も必要です。■親がやってはいけないこと1:手や口を出しすぎない――多くのお母さん方が「うちの子は大丈夫かしら?」と心配になってしまいそうですね。立石さん:仕方ありません。これまで保育園・幼稚園では先生方が何かあったら声をかけてくれていたので当然ですよ。ただし、4月からは違うのだと割り切り、まずはお母さんが意識して、「困ったことがあったら助けを求める」「できないことはできる人にやってもらう」という姿勢を、お子さんに身につけさせることが、学校生活を健やかに過ごすうえでポイントになってきます。――では具体的に、どんなことをすればよいのでしょう?立石さん:日常生活において、お母さん方が「ヘリコプターペアレント」にならないように注意することです。これはどういうことかと言いますと、お子さんが自ら要求する前に「のどがかわいたかな?」と水を用意したり、「トイレに行けば?」とうながしたり、ヘリコプターのように旋回して手を差しのべるのを控えるのです。お子さんが困る前にお母さんがアクションを起こしてばかりいると、外で発信しづらい子になってしまいます。もちろん低学年のうちはまだまだ幼いので、戸惑うこともたくさんあると思います。多少時間がかかってもいいですから、家庭でも外でも、どんな状況でもSOSを出せる術を身につけさせてください。■親がやってはいけないこと2:「小学生なんだから」はNGワード!――なるべく自分で判断させ、できないこと・助けてほしいときは発信できるような積極性を身につけさせるといいのですね。立石さん:はい、そうです。ただ、ここで一つ注意点があります。保育園・幼稚園とは異なる知的な環境に進級するからといって、「もう小学生になるんだから、ひとりでやらないとダメよ」と、いきなり突き放すことは絶対に避けてください。「小学生になるのだから、自分ひとりでやり遂げなさい」「小学生になるのだから、弱音をはいてはいけないよ」「小学生になるのだから、人にぜったい迷惑をかけてはいけない」4月からは小学生ですが、まだまだ幼い子どもです。こんな厳しいフレーズをかけられたら、大人だってプレッシャーを感じてしまいますよね。まして純粋な子どもには、このような言葉はストレス以外の何ものでもありません。あくまでも、「困ったこと・助けてほしい時は誰かにお願いする」ことを前提に、自ら考え、行動できる子になるように、お母さん方も普段かける言葉や行動を意識してみましょう。3回にわたり、入学前までに身につけておくべきこと・やってはいけないことをお伝えしてきました。小学校入学と聞くと、何か特別なものを準備しなければと、焦る気持ちが漠然とあるかと思いますが、じつは日常生活を見直し、少し視点を変えて、意識して行動すればよいのです。いよいよ来月は小学一年生。胸を張って入学式をお迎えください!取材・文/長谷部美佐
2019年03月30日春休み、皆さんいかがお過ごしですか? 中には入学準備に追われている方も多いのではないのでしょうか。今日は私が長男の小学校入学式の話を書きたいと思います。 ■下の子2人を連れて長男の入学式に行った時の話第一子って親も初めての経験ばかりなので要領が分かってなくて毎回驚きと反省ばかりなのですが、自分が出席する入学式と親として出席する入学式ではこんなにも違うんですね。今になって親のありがたみがよくわかります。 はっきりいって入学式、なめてました!入園式に出席していたので入学式も同じようなものかと思っていたら、緊張感とスピード感が全く違いました。 校長先生のお話や、歌、祝電、PTAの挨拶等はいわゆる形式的なものなので入園式と何が違うかって言ったら「静けさ」ぐらいなんですが、何が一番違ったかというと「やらなくてはいけない作業の量」です。 まず明日から1人で教室まで行けるように下足箱から教室までの手順を教えていきます。そして教室に入ったら机の上にはドドーーーーン!! と書類や用品などが置かれていて、黒板には式が始まるまでやっておくことがいろいろと書いてあったんです。 しかしそんなことが書いてあると知らなかった私は完全にお客様気分で、周囲のお母さん達、みんな何をそんなに用品をガサゴソしてんのかな?とのんびり眺めていたんです(おいおい)。 それがふと黒板を振り返ってみると…書類が13枚入ってるか確認しろとか名札とワッペンと連絡ファイルに名前と組を書けとか後ろに掲示してある地図にシールを貼れとかそのシールをワッペンに貼れとか名前が間違ってないか確認しろとかなんかいろいろとやらないといけないことがたくさんあって…わーーー!! 私1人ならすぐに済むことなのですが、次男がギャーギャー騒ぐし、夫は三男を連れて外にいってるし、狭い教室に人がいっぱい入ってるし気づくのが遅かったしで混乱してるうちに先生が教室に入ってこられて、「あと5分で体育館のほうに移動してください」と告げてきました。 えーーー!!!私、いま、どれをやって、どれをやってないの? あと何をやればいいの? 明らかに出遅れている事にプチパニックです。 そもそも何が間違ってたのかって、教室に入ってくるのが遅かったんですよね(致命的) ■入学式当日の大失敗いえ、学校自体には早くついてたんです。でも、教室に入ってからこんなにやらなくちゃいけないことがあるって知らず、写真撮影しちゃってたんです!!! 正門のところに置いてある看板と一緒に撮る写真撮影!!何で先に撮ることしか頭になかったんでしょうか。 正門にズラーーっと写真撮影の列が出来ていたので、流れに乗って並んじゃったんですよね。 この列に並んだせいで受付時間に遅れはしないものの、教室に入るのが遅くなってしまって出だしから遅れてしまいました。 式が終わってからだと下の子がグズグズになったり、着崩れていたりしてちゃんと撮れないかな? と予想して最初に撮影することにしたのですが、これが裏目に出てしまいました。まずは教室に入ればよかったです。 結局、ハッ!! と気がついた時には「体育館に行け」と言われていた時刻を3分過ぎていて教室には私1人!!先生に声かけられてようやく気がついて、そそくさと体育館へ向かいました。 式典が終わり、また教室に帰ったら担任の先生のお話があるのですが、これもまたいろいろと覚えないといけないことがたくさんあって…。幼稚園ではご丁寧に逐一イラスト入りのおたよりで教えてくれてたけれど、小学校では先生が口頭でやつきばやに諸々を説明していくもんだから頭に入れるのに必死です。説明のスピード感に驚きました。入学式は木曜日だったのですが、月曜にはこの袋に何を入れて持ってきてその袋をどのようにしまうだとか引き出しの左には何を入れて、右には何を入れるだとか連絡帳の扱い方からおたよりはどうするのかだとか名札を失くした場合、名札の扱い方、カッパのかけかた、おうちとの連絡手段、等々口頭でバァァァァーーーーーっと伝達されるのでまったく何も分からない私は覚えるのに必死です。ましてや下の子2人を見ながらなので集中して聞けず1人で来るより3倍あたふたしてました。 書類もたくさん配られるのですが、これがまた小学校は提出期限は早い!! 幼稚園なら来週までに~~って配布されてから提出まで猶予があったりしたのですが、小学校では今日配って明日提出なんてものもたくさんあるんです!早いーーーー!!! そんなこんなで要領分からない私はつくづく思いました。 「小学生をすでにお持ちの同じ小学校に通うお母さんがお友達にいればーーっ!!」と。 当時、ママ友がいなかったわけではないですが、みんな違う小学校に行ってしまったし、先輩ママが1人もいなかったんです。先輩ママがいればよかったなぁぁぁぁと心から思いました。■入学前日からすでにてんやわんやだった子ども達が寝てから明日さっそく持っていくものを準備しようとしたんですよ。 そしたら持ち物のところにさらっと体操服・給食着って書いてあるんです。 今日、入学式でもらったばかりの体操服と給食着なのですが、それをさっそく次の日持っていかなくてはいけないそうです。 そしてその体操服の間からハラリと舞い落ちたゼッケン…。 え。 ゼッケン…!? これは一体どこに付けたらいいんでしょうか??? 真ん中? 右胸左胸? 書類を見てみてもどこにもそんな説明書いていません。時間は夜中だし、聞く相手もいないし、どこに貼ったらいいのかわかりません。給食帽もどこに名前書くものなのか、自由にどこでも書いていいものなのか?マスクってこれどうしたらいいの?普段なら気にしないような細かい所が気になってしまって、右往左往!結局、体操服はわかんないから左胸に貼り付けて袋に忍ばせました。違かったらはがそう。 翌日の準備もせめて日が昇っているうちに準備していれば学校に電話して聞けたんですけどね…。結果的に子ども達が寝てからゆっくりやろうと思ったのが間違いだったようです。 もちろん学校によっても違うでしょうが、提出期限が早いというのはどこも同じではないでしょうか。はじめての入学式を控えているママさん。 私のような失敗をしないように、教室には早めに入り、持ち帰った書類や用品は家に帰ったら明るいうちに一度全部確認しておいたほうがよいと思います~~。 って当たり前か!!!(笑)
2019年03月29日もうすぐ入学式。4月から小学生になる年長組のお子さんも、心待ちにしているのではないでしょうか。一方のお母さんはいかがでしょう。小学校で我が子があせらず授業が受けられるように、入学前までに身につけるべきこと・やってはいけないことの中から、学習面について子育て本の著者であり講演家の立石美津子さんにうかがいました。お話をうかがったのは…立石美津子(たていし・みつこ)さん聖心女子大卒。幼稚園・小学校・特別支援学校教諭免許を取得後、20年間学習塾を経営。現在は著者・講演家として活動。『一人でできる子が育つテキトー母さんのすすめ』『はずれ先生にあたったとき読む本』『子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方』など著書多数。『発達障害に生まれて(ノンフィクション)』のモデルでもある。オフィシャルブログ ■入学前にやっておくといい学習その1:まずは5分間、机に向かう―― 前回 は、入学前までに身につけておくべき日常習慣についてお話でうかがいました。2回目となる今回は、学習面についてお聞かせください。立石美津子さん(以下、立石さん):まずお母さん方に質問です。「お子さんは45分間、イスに座っていられますか?」保育園・幼稚園がのびのび方針の自由保育で、紙芝居の時間も園庭で遊ぶことを許されていたり、家庭でイスに座る習慣がなかったら…今から意識したほうがいいかもしれませんね。小学校に上がったら、朝8時から下校時刻の午後2時頃まで、45分刻みの授業が始まります。これまでイスにじっと座っている経験が少なかったお子さんの場合、これは結構キツイことだと思います。集中して先生の話を聞けるようになるためにも、今から家庭で机に向かう習慣をつけてください。家庭学習の目安は、「10分×学年」と言われています。1年生なら10分、2年生なら20分、3年生は30分が机に向かう時間の目安です。まだ入学前ですので、まずは5分間机に向かってみてはいかがでしょう。机に向かう習慣がつけば、今後、学校で出される宿題も机に向かって抵抗なくできるようになります。余談になりますが、私は仕事で保育園・幼稚園を訪れる機会が多く、毎年3月になると年長組のお子さんたちに「小学校に早く行きたい人は?」と質問します。すると、みんな一斉に「は〜い」と手をあげます。続けて「何をしに学校に行くの?」とたずねると、「お勉強しに行くの〜」と元気よく答えが返ってきます。つまりみんな、早く学校に行って勉強したいと思っているんですね。言いかえれば、いまが勉強を始めるベストなタイミングなのです。「勉強は学校に行ってから」なんて思わないで、1日5分、食卓でもよいので絵を描く、絵本をながめるなどの習慣をつけてみましょう。■入学前にやっておくといい学習その2:日常生活に「数字」を取り入れる>――卒園後、小学校の入学式までは数日間ありますので、こうした習慣をつけるのにはぴったりの時期ですね。ちなみに、入学前にある程度、勉強を始めておいた方がよいのでしょうか?立石さん:ひとつ言えるのが、人は知っているからこそ集中できる、ということ。大人でもほとんど知識のない外国の歴史の授業を外国語で受けてもチンプンカンプンですよね。「早く授業終わらないかなあ…」と退屈してしまいますよね。逆に、知識のある授業、興味のある授業だったら熱心に先生の話を聞きます。子どもも同じです。事実、私も以前、小学校低学年の子どもたちの指導をしていましたが、算数の授業を楽しんでいるのは、算数が得意な子。国語の場合も同様でした。せっかく期待を胸に入学した小学校なのに、授業が始まったら「自分だけできない…」と劣等感を持ってしまっては可哀想です。そういった意味でも、文字や数の体験は、ある程度あったほうが子どものためにもよいでしょう。――そうなんですね! でも入学式まであと少し。これから知識をたたき込むには時間が足りない気がします。立石さん:よく計算ドリルを必死にやらせている親御さんがいますが、計算ができても体験がないと算数の力にはなりません。普段の生活で数にどれだけ触れてきたか、“経験”が重要になってくるのです。――具体的には、どんな経験が必要なのですか?立石さん:例えばここにラムネが5粒あったとします。「きょうだいで分けて食べてね」と言えば、どちらか3個、どちらかが2個になります。子どもの側からしたら、同じ数にならず不公平に感じるかもしれませんが、じつはこれ、奇数・偶数の概念を体験しているんです。「5÷2=2あまり1」の算数の勉強をしていることにもつながります。買い物に行ってお金の概念を学ぶ。体重計に乗って「○グラム増えたね〜」なんて会話もいいでしょう。いくら計算問題を早く解けても、こうした経験がない子は、文章問題になるとつまづいてしまうことがよくあります。日常の会話を通して数を学ぶのですから、忙しいお母さんでも意識すればいつでもできるはずです。ドリルを購入する前に、我が子に実体験をどんどん積ませましょう。■入学前にやっておくといい学習その3:まずは「文字を読む」ことから始めましょう――確かに、私たちの身の回りには数があふれていますね。視点を変えれば、いくらでも算数の勉強ができそうです。では、学習の基本である読み書きはいかがでしょうか。立石さん:できれば入学するまでに、ひらがなに触れる経験を積ませておきましょう。保育園・幼稚園と違い、小学校の下駄箱には子どもの名前が貼ってあります。入学式当日、教室には「にゅうがくおめでとう」のお祝いの文字も書いてあります。入学前の事前説明会ではとくに「勉強しておくように」とは言われなかったかもしれませんが、実際にはクラスの約8割の子どもが文字の読み書きができる状態で入学してくるようです。そのため、授業も大多数に合わせて読み書きできるのを前提で進んでいきます。――読み書きが苦手な子には、まず何をさせるべきでしょうか?立石さん:いきなり文字を書く練習をする必要はありません。まずは読めるようになりましょう。というのも読めない文字をわからないまま書いているのは、絵を写しているのと同じだから。“書く”ために“読む”経験をたくさん積むように。絵本や商店街の看板、チラシ、身の回りにある文字を親子で読む。ゲーム感覚で楽しむのもよいでしょう。また、ある程度読めるようになり、書くことに興味を持ち始めたら、鉛筆の正しい持ち方や文字の正しい書き方(筆順)を家庭で教えてあげてください。小学校でも教えてくれますが、一人ひとりをていねいに指導するには限度があります。学校にすべてをお任せするのではなく、家庭でフォローする心持ちが、子どもの勉強意欲にもつながります。ピカピカのランドセルに新しい筆箱。待ちに待った学校生活を充実させるためには、ある程度の素地を作っておく必要があるのですね。親子で楽しみながら、さっそく日常生活で実践してみてはいかがでしょう。最終回となる 第3回 では、「ママパパやお子さんに必要な心構えについて」についてうかがいました。取材・文/長谷部美佐
2019年03月29日まもなく4月、入学・入園準備もラストスパートですね。5年前のこの頃、私も長女の小学校入学準備に大忙しでした。■女子の心は変わりやすい! 好きなものを選びすぎて失敗した入学グッズ我が子の初めての小学校生活、少しでも楽しく学校に通って欲しいから…お気に入りで揃えてあげたいのが親心というもの。しかし数ヶ月後…ちょっとちょっと…あのピンクだらけの入学グッズ達はどうなるのよ。そう…長女にもやってきたのです。女子のあるある、「成長とともに好みの色が変わる」現象が。■さようなら「ピンク期」そしてやってきた「水色期」と「パープル期」ここから先は、身に覚えがある方もいるかもしれません。そして次はそして小学校高学年の今振り返ると、なんとまあコロコロ変わったこと…!自分も通ったはずの道なのに、すっかり忘れておりました。ここから、小学校卒業を経て中学になる頃にはどうなることやら…。でもきっと、その頃にはお小遣いを片手に、勝手に服を選ぶんでしょうね(今はまだ、私が買い物に同行してアドバイスをしています)。成長とともに移り変わる色や柄の好みは、なかなか親泣かせなところです。なので、かわいらしいキャラクターものも要注意ですね(ちなみに、ピンクだらけの入学グッズですが、取り替え時期がくるまでキッチリ使用させました)。傷みや色あせで在学中に何度か新調するような物は心配ないのですが、長く使う入学グッズは長〜い目で見て、高学年まで飽きずに使えるか、慎重に選ばれることをおすすめします。それでは、入学入園準備ラストスパート!頑張りましょう!
2019年03月29日