水谷豊主演の「相棒」の劇場版第6作となる『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』が3月24日(日)今夜オンエア。4代目“相棒”の反町隆史をはじめ2代目“相棒”の及川光博ら豪華なメンバーの共演も見どころだ。2002年から連続ドラマとして長きにわたり続く本シリーズは、優秀だが変人ゆえに警視庁の窓際部署「特命係」で係長をしている杉下右京が“相棒”と共に事件を解決していくという物語。水谷さんが演じる杉下の“相棒”にはこれまで寺脇康文、及川さん、成宮寛貴、そして反町さんが抜擢されてきた。今回は反町さん演じる現相棒・冠城亘のほか、及川さん演じる杉下の“元相棒”神戸尊も登場、新旧相棒の夢の共演も実現、“元鑑識”米沢守役の六角精児も出演と劇場版ならではの見どころも。また警視庁総務部広報課課長・社美彌子役の仲間由紀恵をはじめ、息子の逮捕で降格した警察庁長官官房付の甲斐峯秋役で石坂浩二といったメンバーに加え、鹿賀丈史、北村一輝らも参加。7年前、英国の日本領事館関係者の間で起こった集団毒殺事件の唯一の生き残りだった少女が国際犯罪組織「バーズ」によって誘拐されたが、当時の駐英大使と日本政府の“高度な政治的判断”によって事件は闇に葬り去られた。それから7年、行方不明となっていた少女の身代金要求が再び日本政府に突きつけられる。タイムリミットが迫る中、日本政府はバーズをテロ組織と断定、要求を再び拒否すると、事件は世界を震撼させる無差別大量テロへと発展する。狙われたのは50万人の見物客が集まる国際スポーツ競技大会の凱旋パレード。真犯人を追い詰めた特命係だが…というストーリーが展開。『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』は3月24日(日)21時~テレビ朝日系でオンエア。(笠緒)■関連作品:相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断 2017年2月11日より丸の内TOEIほか全国にて公開© 2017「相棒-劇場版IV-」パートナーズ
2019年03月24日井上芳雄、栗山千明らが出演する舞台『十二番目の天使』が3月16日、東京・シアタークリエにて開幕した。全世界で著作が3600万部以上読まれている人気作家オグ・マンディーノの同名小説を初舞台化。家族を亡くし絶望の淵にいた男が、人々との関りの中でふたたび生きる勇気を手にするさまを温かい筆致で描く作品だ。チケット情報はこちらビジネスで大成功を収め、故郷に戻ったジョン(井上)。幸せの絶頂にいた彼だったが、その矢先、交通事故で妻子を亡くしてしまう。ふたりのいない世界に絶望し自ら人生の幕を下ろそうとしたジョンに、幼馴染のビルがリトルリーグの監督を頼んできた。そのチーム、エンジェルスでジョンは、どこか息子と似ている少年・ティモシーと出会う。彼は身体も小さく運動神経も悪かったが、けしてあきらめない精神を持っていた……。わずか7人の出演者で、登場人物たちの心の変化から野球の試合の熱狂までを描ききる。演劇の面白さが詰まった作品だ。特に井上の繊細な演技力が光る。妻子を失ったジョンが抱く空虚さ、そこから少しずつ顔を上げていく過程を丁寧に見せる、静かな熱演だ。そしてもうひとりの主役といっていい存在が、ティモシー/リック役の大西統眞(溝口元太とのWキャスト)。理知的な表情と落ち着いた芝居で、ある秘密を抱えながらも「絶対、絶対、あきらめない!」と前向きに努力する少年をひたむきに演じる。リトルリーグのエース・トッド役の城野立樹(吉田陽登とのWキャスト)の爽やかな力強さとともに、少年たちのまっすぐさが、人生を諦めてしまった男にふたたび光を当てるのだ。ティモシーの母ペギーを演じた栗山の包み込むような温もり、ジョンに常にさりげない優しさを向けるビル役の六角精児らの存在感なども上手く物語にはまっている。派手さはなくとも、観た者の人生の中で特別な一作になりうる素敵な作品だ。開幕に際し井上は「他に類を見ない演劇のスタイルと言っていいと思うので、きっとお客様の反応がプラスになる作品。悲しみの中にいる人をとても具体的に励ます、希望の物語だと思います。大事な人や、家族に会いにくるようなつもりで観に来ていただけたら嬉しいです」とコメント。栗山も「少し悲しい話ではあるのですが、ティモシーの『あきらめない』『毎日良くなっている』という言葉を持って、お客様にも前向きなあたたかい気持ちで帰っていただけるはずです」とアピールした。公演は4月4日(木)まで同劇場にて。その後4月6日(土)・7日(日)の新潟公演を皮切りに全国8箇所で上演される。
2019年03月18日岡田准一が“最強の殺し屋”を演じ、コミカルな演技も披露する映画『ザ・ファブル』。この度、新たに本作に出演する若手から名バイプレイヤーまで、多彩な追加キャストが発表。併せてオールスターキャストの劇中キャラ写真も到着した。主人公・ファブル役の岡田さんのほか、木村文乃、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理ら豪華俳優陣が出演することで話題の本作。今回新たに出演が明らかになったのは、木村了、井之脇海、南出凌嘉、好井まさお、加藤虎ノ介、粟島瑞丸、光石研、モロ師岡、六角精児の9名。福士さん扮するファブルを狙う殺し屋フードと常に行動を共にするコード役に、舞台「ライチ☆光クラブ」や『帝一の國』など映画・ドラマ・舞台と多方面で活躍する木村さん。海老原(安田顕)の部下・黒塩(クロ)役に連続テレビ小説「ひよっこ」や「義母と娘のブルース」の井之脇さん。さらに、ファブルが一般人としてアルバイトする有限会社オクトパス社員・貝沼役に、「火花」に出演した好井さん。砂川(向井さん)の部下で真黒カンパニー社員役に、連続テレビ小説「ちりとてちん」や大河ドラマ「八重の桜」の加藤さん。砂川の部下・松沢役に、脚本家としての顔も持つ粟島さん、真黒カンパニー会長・浜田役に名バイプレイヤーの光石さんが決定。そのほか、幼少期のファブル役を南出さん、鉄板焼き屋「ちっち」の店長役をモロさん、バー「buffalo」のマスター役を六角さんが演じる。そして、原作で大人気のキャラクター、”ジャッカル富岡”とチャラ男の“河合ユウキ”のシルエットも解禁され、映画に登場していることが明らかに。“ジャッカル富岡”は、普段無表情であることが多いファブルを、持ち前の一発ギャグだけで唯一大爆笑させることができる人物。またチャラ男の“河合ユウキ”は、お酒が大好きなヨウコ(木村さん)を口説こうとするも逆に弄ばれ、バーでしっかり酔い潰されてしまう、どこか憎めないキャラクターだ。『ザ・ファブル』は6月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル 2019年6月21日より全国にて公開©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年02月14日アイドルグループ・V6の岡田准一主演の映画『ザ・ファブル』(2019年6月21日公開)追加出演者が14日、公開された。同作は、単行本累計部数200万部突破、2017年度講談社漫画賞を受賞した、南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる。ファブルを狙う殺し屋フード(福士蒼汰)と常に行動を共にするコード役に木村了、ファブルに住居を提供する真黒カンパニー・海老原(安田顕)の部下であり、アキラの“ファブル”としての顔を知ることになる若手社員・黒塩(クロ)役に井之脇海、ファブルの幼少期役に南出凌嘉、ファブルが一般人としてアルバイトする有限会社オクトパス社員・貝沼役に、好井まさおと、若手実力派が集結する。さらに、真黒カンパニー・砂川(向井理)の部下役に加藤虎ノ介、粟島瑞丸、ファブルのボス(佐藤浩市)から素性とミッションを聞き、大阪で面倒を見ていく真黒カンパニー会長・浜田役に光石研、海老原とファブルが初めて食事をともにする鉄板焼き屋「ちっち」の店長役にモロ師岡、ファブルとヨウコ(木村文乃)の近所のバー「buffalo」のマスター役に六角精児と、原作『ザ・ファブル』の世界観とマッチする顔ぶれが揃った。また原作で大人気なキャラクターである”ジャッカル富岡”とチャラ男の“河合ユウキ”のシルエットも公開され、気になるキャストは今後明らかになっていく。
2019年02月14日「EXILE/三代目J Soul Brothers」岩田剛典を新たにキャンペーンアンバサダーとして迎えた新CM「雪肌精 僕と一緒に、SAVE the BLUE」篇が12月7日(金)より放映、キャンペーンサイトにてCM動画が先行公開された。今回のCMは、今年で10年目の雪肌精「SAVE the BLUE」プロジェクトの一環で、12月より新たに始まる冬の活動キャンペーン。「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE feat.Yellow Claw」の「RAINBOW」にのせて、岩田さんが美しい海に潜ったり、サンゴの養殖のレクチャーを受けたりする様子が映し出される。本CMは、沖縄の海を舞台に9月に撮影が行われ、まず海に潜るシーンからスタート。真剣に何度もトライし、合間には、小魚と戯れる無邪気な一面もあったとか。撮影では日焼けしないように気を付けていたという岩田さんは、「オールロケだったのですが、沖縄の強い日差しを浴びて大自然を感じながら、開放的な気持ちになりました!時期は9月下旬でしたので平成最後の夏を感じられた楽しい撮影現場でした」とふり返る。また、「沖縄の海と空とサンゴ、大自然の美しさが感じられる爽やかな世界観」が今回のCMの見どころだと言い、自身の“美容”については「美容とまで言えるか分かりませんが、自分は肌が乾燥しがちな方なので、スキンケアはしっとりタイプを選ぶようにしています。身体のコンディションが良くない時のパフォーマンスは気持ちが乗らなくなってしまうので、人前に出る時は自信を持って最大限のパフォーマンスが出来るよう日頃からコンディションを整えるように気をつけています」とこだわりを語っている。なお、キャンペーンサイトではウェブ限定ムービーも公開。岩田さんがサンゴを触り、実際にサンゴの株分けを体験する様子を見ることができる。新CM「雪肌精 僕と一緒に、SAVE the BLUE」篇は12月7日(金)~18日(火)全国にてオンエア。(cinemacafe.net)
2018年11月20日「発達障害の子に手がかかって、きょうだいに我慢を強いているのではないか?」「障害のあるなしに関わらず、きょうだいで平等に扱わなければいけないのに、それができてない」など。発達障害児と健常児のきょうだいを持つお母さんで、健常児のきょうだいとの関係に悩んでいるお話を時々耳に挟みます。発達障害児の子育てでは、発達障害児とお母さんにスポットが当たることが多いのですが、最も近しい存在である、発達障害児のきょうだいはどう感じているのか? また、きょうだいへの対応はどうしたらいいのか?きょうだい児(=病気や障害を持った子のきょうだいのこと)について考えるべく、法人マーブル代表・国沢真弓さんにお話をうかがいました。国沢さんは、健常児の娘と自閉症の息子、2人のお子さんのお母さんでもあり、ご自身の経験やさまざまな相談事例をもとにお話してくださいました。■発達障害児よりも難しい?「きょうだい児の対応」――今回は、発達障害児への対応法ではなく、発達障害児をきょうだいに持つ、きょうだい児の対応法についてお伺いしたいと思います。国沢真弓さん(以下、国沢さん):発達障害児については、その子の特性がわかれば、ある程度、接し方のコツを学ぶこともできるのですが、きょうだい児の場合はそう簡単にはいきません。きょうだい児のタイプ、発達障害児のタイプ、きょうだい児の性別・順序・年齢差・人数、友人関係、両親の性格、家庭環境などで対応もガラリと変わるので、むしろ、発達障害児への対応よりも難しさがあるかもしれません。どんなお子さんにも効く「魔法の杖」のような回答はないという前提で、私の経験や相談事例などをもとにお話させていただければと思います。――本当、その通りだと思います。ただ、それでも、きょうだい児について共通に浮かび上がってくる課題のようなものがあるようにも感じます。例えば、私の周囲では「発達障害児に手がかかり、きょうだい児に我慢を強いてしまっているのでは?」と、お母さんがきょうだい児に罪悪感を持ってしまうことが多いように感じています。国沢さん:そのように感じてしまうお母さんは多いと思います。こういうお悩みは、きっと専門家に相談すると、「きょうだい児とだけの時間を持つようにしてください」とか「きょうだい児に『あなたのこともちゃんと見ているよ』というメッセージをしっかり伝えてください」などとアドバイスをされると思います。もちろん、そのアドバイスは正しいですし、私も同じように思います。ただ、お母さんの立場を考えると、少し心配な思いもあります。――心配な思いというのは?国沢さん:お母さんの課題がどんどん山積みになってしまうという点です。発達障害児の子育てだけでも、専門家などから「こうした方が良い」という課題で日々大変なのに、きょうだい児の子育てまで専門家からアドバイスをもらうことで、山積みの課題を前に疲れ果ててしまう…。「そうした方が良い」と頭ではわかっていても、お母さんも一日24時間しかない。これは私も経験ずみなのでよくわかるのですが(苦笑)、「あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃ」と奮闘し過ぎて、燃え尽きてしまうお母さんも少なくないのです。――確かに、日々の忙しい暮らしの中で、専門家のアドバイスを忠実に実践していくのはなかなか簡単ではありませんよね。国沢さん:たとえ時間が取れなくても、「あなたの〇〇なところがすごい良いと思うよ」とか「いつも〇〇してくれてありがとう。すごく助かっているよ」などと、きょうだい児の存在意義や感謝の気持ちを言葉や態度で伝えることだけでもずいぶん違ってくると思います。また、「ママが時間とれたらどこに行きたい?」と、きょうだい児の希望を3つくらい聞いて書きとめておき、時間がある時に実践するのもおすすめです。この時、書きとめておく姿をきょうだい児に見せることがポイント。お母さんは聞き流さず、ちゃんと気にしていることが伝わると思います。そして、お母さんの「時間」と「気力」と「経済面」などがすべてOKになった時に、「ずっと待たせてごめんね! 今日この3つの中で〇〇だったら行けるかも!」と誘ってみてはどうでしょう?――課題の山に追いたてられるのではなく、「時間がある時に実践する」くらいのゆるさが必要ということですね?国沢さん:きょうだい児のケアはもちろん必要ですが、お母さんが余裕のないなか無理して時間を取ると、敏感なきょうだい児は「お母さん、本当に楽しんでいるのかな?」「休みたいんじゃないのかな?」と気にしてしまう子もいるようです。きょうだい児のケアと同じく、お母さん自身も「自分の時間」をとって、自分をケアし、ねぎらってあげることも必要です。そして、そのことに罪悪感を持たないこと! 頑張っている自分にご褒美をあげるつもりでいいと思いますよ(笑)。また、最初は難しいかもしれませんが、障害がわかってから何年か経っていくと、専門家や周囲のアドバイスのいいとこ取りができるようになり、自然ときょうだい児との時間も取りやすくなってくると思います。そして、きょうだい児もいろいろな意味で成長して、また違った関係性になっていくのだと思います。■きょうだいの発達障害「友だちにからかわれた」親はどうする?――国沢さんは自閉症の息子さんの5歳上に健常のお姉さん(現在は成人)がいますが、お姉さんが子どもの頃はどんな風に感じていたのでしょう?国沢さん:今回、きょうだい児の取材を受けるうえで、娘の意見も聞いてみました。娘によると、そもそも「きょうだい児に我慢させている」なんて思わないでほしいとのこと。そう思われるのは、自分の存在が負担になっているようでイヤだと言われました。――お母さんが罪悪感を持つこと自体が、子どもにとって負担になるということですね?国沢さん:娘が8歳の頃、よその人から「お姉ちゃんは弟君に障害があって大変だね。お姉ちゃんはいっぱい我慢していてえらいね」と言われたことがあります。その時、娘は「我慢しているとか、そういう言い方はしないでください。私はかわいそうな子じゃないから」と言って、相手をドン引きさせたことがあります(汗)。きっと、相手は親切心から言ってくださったのだと思いますが、娘にとって、こういった言われ方は、自分が哀れに思われているようで、イヤだったそうです。――頼もしいですね(笑)。そんなしっかり者のお姉ちゃんでも、つらかった時はあったのでしょうか?国沢さん:娘が子どもの頃、一番つらかったのは、弟がパニックになっている時だったそうです。お父さんとお母さんが弟のパニックをおさめるために集中していて、周囲の人が冷たい目で見ているのに、自分はなにもできずに傍観者となっている時。成長して、一緒に弟のパニックを抑える側になってからは、楽になったと言っていました。ちなみに、娘の方が息子のパニックを収めるのは、私より上手かもしれません(笑)。社会人になった娘は今、「弟のおかげで、私はリスク管理能力が半端ないほど身についた」と自負していましたよ。強い…(笑)。――自分が協力者側になってから、つらい思いがなくなったのですね?国沢さん:きょうだい児について、たくさんの相談を受けてきた中で感じたことがあります。きょうだい児には、私の娘と同様、気持ちが強いタイプと、ナイーブなタイプと、2パターンあるということです。ナイーブなお子さんの場合、例えば、発達障害児のきょうだいのことを、お友だちにからかわれたことがきっかけになり、学校に行きづらくなったり…。あるいは、「お母さんに甘えたい」という思いを伝えられず悩んでいたことが、あとでわかる…といった相談もよく聞きます。――発達障害児のきょうだいのことをお友だちにからかわれてしまった時などは、親はどう対処したらいいのでしょう?国沢さん:娘も、学校でお友だちに弟のことをからかわれて、泣いて帰ってきたことがあります。入学式のシーンとした状況で、弟が大きな声で歌ってしまって、お友だちから「おまえの弟うるさかった」と言われてしまって。私の場合は、その日の夕方、娘の担任の先生にお話しに行きました。先生への伝え方で気をつけたのは、まず、お友だちが言ったことは事実なので、その子を責めるつもりではないということ。ただ、セレモニーなどで緊張すると大きな声を出してしまう子がいるということ、また、たとえ事実だとしても指摘されるときょうだい児は悲しく思うこともある、ということをわかってもらえたら…と伝えました。――わが子を守るためと思うと、親はついヒートアップしてしまいがちですが、非常に冷静であたたかい対応ですね。国沢さん:余談ですが、娘が泣いたのは、言い返せなかった自分に腹が立ったからだそうです。その後も、同じ学校の支援学級にいる弟のことで、時々からかわれることがあったようですが、たくましく言い返していましたよ(笑)。――頼もしいですね(笑)。でも、お姉ちゃんのように言い返すことができない子はどうしたらいいのでしょう?国沢さん:ひとつの方法として、「きょうだい児の会(きょうだい児を支援するための団体)」に参加してみることをおすすめします。同じような立場のきょうだい児と出会って話をすることで、なんらかの解決法が見えてくるかもしれません。「自分だけじゃない」と孤立感を減らしたり、「自分の気持ちを素直に言っていいんだ」と思えるようになったり、そういった経験の中で「感情表現」のスキルを磨いたり、日常生活の工夫を学んだり…そうしているうちにプクプクと浮上してくる子もいます。また、障害児がいると普段は行きにくいようなアミューズメントパークなどに連れて行ってもらうなど、きょうだい児の体験不足を補う活動をしているところもあります。■発達障害児のこと「きょうだい児になんと説明したらいい?」――きょうだい児が小学生くらいになると、自分のきょうだい(発達障害児)について疑問に思うことも出てくると思うのですが、親はどう説明したらいいのでしょう?国沢さん:わが家には子ども向けの専門書もたくさんあったのですが、そういった学説が文字で書かれたものより、娘は、『光とともに…』(自閉症児の育児を描いた漫画。全15巻。戸部けいこ著/秋田書店)という漫画が一番わかりやすかったと言っていました。ヒカル君という人物像や日常生活での困りごと、パニック時の突飛な行動、お父さんとお母さんの苦労、周囲の人たちの言動など、発達障害の特徴を抽出して説明するような専門書と違い、発達障害児を取り巻く生活全般がつかめて、すごくわかりやすかったみたいです。また、小さい頃は、発達障害児の苦手な部分だけではなく、得意な部分とセットで伝えていくと、悪いイメージだけに引っ張られないと思います。ついでに、「あなたもここは得意だけど、ここはちょっと苦手だよね」などと、みんな同じように凸凹があるということを認識してもらう。そして、「その困りごとを少なくするために、今、療育で練習しているんだよ」と、なにもしてないわけではないことも伝えると、「お母さんも、〇〇も頑張っているんだな」と感じてもらえると思います。――程度の差はあれど、誰もが凹凸を抱えていることは知っておいてほしいですね。国沢さん:きょうだいに発達障害児がいるのは、大変なことも多いかもしれません。ですが、娘を見ていると、大変なことだけではなく、良い面もあると感じています。きょうだい児は親よりずっと小さい頃から、発達障害児と一緒に育ちます。きっと親以上に、多様な「価値観」や「対処の力」が育まれるでしょう。また、障害にとらわれずに人を見ることができたり、自分のきょうだいだけでなく、ほかの障害を持つ人たちにも寛容な心が育ったり…。それは「効率」や「生産性」ばかりが優先されがちの今の世の中で、とても大切なことだと思います。わが家にも、国沢さんと同じきょうだい構成の、きょうだい児がいます。娘が成長していく中で、弟の障害をどう受け止め、自分との関係を整理し対応していくか、そして困難をプラスに変えていける心を育てるために、親として家族として何ができるか、模索し続けたいと思います。国沢真弓さん プロフィールフリーアナウンサー、自閉症スペクトラム支援士、一般社団法人 「発達障がいファミリーサポートMarble」 代表理事<役職>ペアレント・メンター、三鷹市相談支援事業「ママサロン」相談員 、三鷹市知的障害者相談員、三鷹市発達障害児親の会「モンブランの会」会長、社会福祉法人「清陽会」評議員、社会福祉法人「みたか福祉会」評議員、児童発達支援施設「すこっぷ」家族支援アドバイザー、「三鷹市教育支援推進委員会」委員、「三鷹市社会福祉協議会」地域支援部会長。<経歴>都立新宿高校、聖心女子大学文学部歴史社会学科を卒業。富士通株式会社を3年勤務後、アナウンサーに転向。NHKテレビ「きょうの料理」「婦人百科」等の進行を約10年務めたほか、多数のテレビ・ラジオ番組に出演。海外特派員、番組企画構成も担当。ナレーション・司会は各500回以上務め、厚生労働省主催「世界自閉症啓発デイシンポジウム」の総合司会を毎春担当。「3歳までの子育ての裏ワザ」「こんな時どうする?子どもの友達・親同士」(PHP出版)など共著多数。<現在の活動>一般社団法人「発達障がいファミリーサポートMarble」代表理事として、「発達障害」や「伝える力UP」といったテーマでの講演を、全国で行っている。また、「ペアレントメンター」として保護者や支援者の相談に応じるほか、障害児の家族が気軽に参加できるイベントやお喋り会の開催等を行い、家族の元気を応援している。(詳しくはホームページをご覧ください)。取材・文/まちとこ出版社N
2018年10月02日「“3年先までスケジュールがいっぱい”といわれる俳優だけに民放各局からオファーが殺到。結局、『僕の生きる道』シリーズの脚本家のオリジナル作ということでフジを選んだそうです」(番組関係者)10月開始のドラマ『僕らは奇跡でできている』(フジテレビ系)で、ゴールデン・プライムタイム(19時~23時)の民放連続ドラマに初主演する高橋一生(37)。高橋といえば、今年5本の映画に出演し、上半期のCM出演本数男性部門では堂々の1位。過密スケジュールをこなす高橋の“息抜き”を舞台関係者はこう明かす。「料理好きで、和食の煮込み料理が得意。よく里芋の煮転がしを作って食べているとか。また、多忙の合間を縫って、趣味のサイクリングでリフレッシュしています」絶好調の高橋を“複雑な思い”で見ているというのが、同じ事務所の六角精児(56)だという。「数年前までは六角さんがいちばんの“売れっ子”。現場には常にマネージャーが同行していましたが、高橋さんの大ブレイク後、六角さんはマネージャーなしで1人で現場入りすることもあったそうです。最近の六角さんは親しい仕事仲間らに『一生が忙しすぎて俺はほったらかしだよ~。あんなに忙しくて一生、大丈夫かな?』と笑いながらボヤいているようなんです。相手は冗談か本気かわからず戸惑ってました」(別のテレビ局関係者)これは、六角の“嫉妬”なのか!?所属事務所に高橋と六角の関係について聞いてみると――。「2人はマネージャーも違うし、高橋が忙しくなったからといって六角のマネージャーがいなくなることは絶対ありませんよ。ウチの事務所に先に所属したのは高橋ですが、役者としての先輩はもちろん六角。もともと六角らが中心の劇団『扉座』で高橋は3年間、役者修業をしていたこともあります。ウチは役者同士の距離感が近く、身内意識が強いんです。高橋は六角を兄貴分として慕っていますし、六角は高橋を弟分として大変可愛がっているんです。今日も2人は同じドラマで共演していますよ」兄弟のような信頼感があるからこそ六角は軽口を叩けるのだろう。高橋も天狗にならないよう自分を律する行動をしているそうだ。
2018年08月09日黒糖の恵みでうるおい肌へ8月21日、コーセーコスメポート株式会社のスキンケアシリーズ「黒糖精 プレミアム」から、新商品となる美容液『パーフェクトエッセンス』が発売される。うるおい不足による毛穴の目立ちや、キメの乱れた肌の徹底ケアを目指して作られた高保湿美容液『パーフェクトエッセンス』には、「黒糖精 プレミアム」シリーズの特徴でもある、「黒糖発酵エキス」を配合。「黒糖発酵エキス」は、糖類・アミノ酸・ミネラルなどの成分を豊富に含有し、高い保湿力を持つオリジナルの美肌エキス。このエキスを最高濃度配合し、さらに3種の保湿成分をプラス。肌にうるおいを与え、しっとりとした肌質感を導く。しっかりうるおうのに、みずみずしい使い心地こだわったのは、肌へのやさしい使い心地。そのため、ハトムギ油をはじめとする5種のボタニカルうるおいヴェール成分など、天然由来成分を採用している。濃厚な美容液はうるおいをしっかりと密閉し肌から逃さず、乾燥によって目立ってしまう毛穴やキメの乱れをケアしてくれる。なお8月21日からは、「黒糖精」のブランドイメージキャラクターに女優の上戸彩さんが就任することも発表されている。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2018年08月05日●ちょっと変わったバディ物にしたい自身の作品がベストセラーになるだけでなく、映像化により数々のヒットドラマを生み出す小説家・池井戸潤の作品が初映画化となった『空飛ぶタイヤ』(公開中)。大企業のリコール隠しに挑む赤松社長を長瀬智也が演じ、2018年の注目作となっている。長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生と主役級俳優が3人並んだポスターはスタイリッシュながら迫力を見せ、さらに深田恭子、笹野高史、岸部一徳、寺脇康文、小池栄子、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、ムロツヨシ、中村蒼等豪華メインキャストが並ぶ。他、佐々木蔵之介、柄本明、浅利陽介、谷村美月、六角精児、大倉孝二……などなど、細部まで実力派で固められたキャスティングについて、矢島孝プロデューサーに話を聞いた。○熱さとクールさの対比――今回主役の長瀬智也さん、原作のイメージからしてもかなりかっこいい人選だったなと思いましたが、どういう風に決まったんですか?原作の赤松はもう少しもっさりした雰囲気なんですけど、キャスティング時に1度原作の描写を忘れて、ストーリーだけ考えて頭に浮かんできたのが長瀬さんだったんです。社員に慕われる感じ、社長だけど兄貴分みたいな感じが、非常に良かったと思います。長瀬さんとディーンさんが決まった時に、作品全体のイメージが決まりました。――池井戸先生も「かっこよすぎた」と褒めてました(笑)。今まで社会派の作品に出演されていたイメージはないですよね。初めてだと思います。だから、撮影前にいろいろと、赤松像に対しての打ち合わせ行いました。長瀬さんはドラマ版を観ていたので、「映画なり、自分なりの赤松をどう作るか」という思いがものすごくあったみたいです。本木監督と、脚本の林民夫さんと一緒にかなり深い打ち合わせをしましたが、長瀬さんが「僕がやる意味をもたせたい。新しい赤松像を作りたい」と語っている姿が、そのまま赤松だったんですよ(笑)。だから、その時点でもう、いけるなと思っていました。――ホープ自動車の沢田役のディーン・フジオカさんはいかがでしたか?大企業のオフィスに、スーツを着て座っていたらかっこいいだろうな、と頭に浮かびました。それと、長瀬さんと並んだ時の対比ですね。強い熱さと、クールな感じの対比。今回はとにかく、組み合わせが一番大事でした。登場人物も多いので、誰が誰だかわからなくならないように、赤松運送の色、ホープ自動車の色、ホープ銀行の色を想像しながら、キャスティングしていきました。――原作よりも、2人が会うシーンががっつり増えていますよね。群像劇ではありつつも、あの2人のちょっと変わったバディ物というか。2人が人生の中ですれ違った瞬間を描いた作品になるといいよね、と監督たちと話していました。――ディーンさんの人間くささが出ているところが意外というか、素敵な役でした。一番、人間くさい役になりましたよね。世間の人たちも見ると「わかる」と思っていただけると思います。原作では奥さんがいて、家で悩みを吐露したりもしているんですけど、今回離婚経験のある一人暮らしという設定になったのは、本木監督のアイディアです。ムロ(ツヨシ)さんの「ご祝儀返せよ」というセリフまわしもうまいですよね(笑)。関係性が伝わってきます。●ムロツヨシの髪型に懸念が…○高橋一生の深みに期待――高橋一生さんは、池井戸作品でも3度目となりますね。高橋さんには、銀行側の目線で、物語の重要な場面をキュッと締めていただきました。他の池井戸さんのドラマに出てらっしゃるということは頭にあったんですけど、それとは関係なく、少ない出番で深みの出る俳優さんにお願いしたいと思っていました。正義感のなかに、銀行としてのこの物語への関わり方を自然体で表現していただけたと思います。――キャスティングや、撮影で苦労したところはどのようなところだったんですか?スーツ姿の登場人物が多いので、例えば長瀬さんの赤松は「運送会社の社長」をイメージしたときに完全な細身シルエットではない方がいいとか、キャラクターに合わせて衣裳も考えました。岸部(一徳)さんやムロさんの髪型は、メイク部さんが提案してくれて。寺脇(康文)さんのリーゼント姿も、スタイリッシュではない刑事にしたかったので良かったと思います。――ムロさんの髪型の苦労とは……?最初、ちょっと膨らみすぎてるんじゃないかと思って、「これ、大丈夫なの?」と言ってしまいました(笑)。でも実際に動いてみると「こういう人いるよね」という感じで、良いキャラクターになったと思います。――小池栄子さんの演じる記者の榎本は、原作では男性の役でしたね。やっぱり女性が少ない作品なので、増やしたいというところはありました。ビジネスウーマンで少し色気のあるような感じを出していただけました。小池さんと深田恭子さんという2人の女性の役で、生き方の違う女性像が表現できればと思いました。原作では赤松家のストーリーもかなりなボリュームで描かれているのですが、映画では省かざるをえませんでした。短い家庭のシーンながらも、深田さんの存在感で外側にある物語を想像させることはできたんじゃないか、と思いました。実はかなり強い女性ですよね。○舞台からオーディションに――赤松運送の門田役の阿部顕嵐さんは、けっこう抜擢感があるなと思いましたが、どのように決定されたんですか?ジャニーズさんの舞台を拝見していて、オーディションに来ていただきました。オーディションではいくつかセリフをしゃべってもらったんですけど、台詞の裏の意味をちゃんと感じさせる言い回しができたので、これは賭けてみようかな、と思いました。実際完成作を観ると、目が良かったんですよね。最初はすごく緊張していたんですけど、だんだんと撮影現場の雰囲気に溶け込んでいきました。本当にいいお芝居をしていただけたと思います。――プロデューサーの方って、けっこう皆さん舞台を観ていらっしゃるんですね。映画とちょっと違う面が見えるので、舞台はなるべく観るようにしていますね。舞台で面白いと思った方とは、どんどんお仕事をご一緒したいと思います。――阿部さんからは、矢島プロデューサーに向けて「もし演じるならどの役がいいか」という斬新な質問を預かっていまして。私がですか!? そうですね……岸部さんの役をやってみたいですね。上司にこういう人がいたら、怖いだろうなと思います(笑)。そういう、迫力のある役をやってみたいです。――撮影現場で、印象的だったのはどんなシーンですか?佐々木蔵之介さんのシーンはものすごく印象的でした。『超高速!参勤交代』でご一緒しているので、衣装合わせも無しに撮影当日でということになりました。方言のテープなども事前にお渡しはしていたんですが、現場に行った時にはもう、役に入り込んで、できていた。すごいなと思いました。――池井戸先生も、佐々木さんの場面は印象的だったとおっしゃってました。キーになる場面で、佐々木さんが見せる、ちょっと人生から外れてしまった、死んだような目。あれはなかなかできないですよね。――これだけのキャストが出ているのがすごいですが、まとめる方の苦労はあったんですか?キャスティング終わってしまったら現場にお願いするしかないので、基本的には監督にお任せしていました。ただ俳優さんのクランクイン&クランクアップには立ち会わなければならないんですが、スケジュールを見たら「毎日!」と驚きました(笑)。そんな珍しい作品ですし、それだけ豪華なキャストが数多く出ているので、ぜひ期待していただければと思います。※映画『空飛ぶタイヤ』特集はこちら!■矢島孝プロデューサーこれまでの主な担当作品に『鴨川ホルモー』『東京家族』『超高速!参勤交代』『ソロモンの偽証前篇・事件/後篇・裁判』など。(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2018年06月17日映画『空飛ぶタイヤ』(公開中)の公開記念舞台挨拶が16日に都内で行われ、長瀬智也(TOKIO)、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、寺脇康文、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、六角精児、本木克英監督が登場した。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。ディーンは「バタフライ・エフェクトというか、作品の中の正義を一人一人違う立場から見たものがつながっていって、大きなムーブメントにつながるイメージがある」と同作について語る。「みなさんに観ていただくことで、実社会に影響していくのではないかと、心から期待してます」と心境を明かした。また、出演者陣に「大逆転」というトークテーマが渡されると、ディーンは「ムロ(ツヨシ)さんとのシーンが多くて、ムロさんが『ディーンムロ』という名前を使い始めて。よく見たらそこに『ムロディーン』という逆転した名前がある」と、ファンの掲げるボードについて言及。興味津々の長瀬は「どういうアピールなんですか?」とファンに尋ね、「ムロさんもディーンさんも両方好きということなんですね」と納得。ディーンは「許可はしてないですけどね。嫌な気はしないですけど、それくらい作品の中でも一心同体で」と語るが、長瀬は「みなさん、普通に喋ってるように見えますけど、ディーン君切れてますからね!」とジョークを飛ばす。さらに「歯食いしばってる」(ディーン)、「ちょっと折れてる」(長瀬)とたたみかけ、会場を笑わせていた。同年代が多いメインキャストとなったが、長瀬は高橋に「中身は全然変わってないからね。中身はね。お互い年取ったね」としみじみ。一方高橋は自ら「大逆転がある」と申告し、「今日、僕は登壇できないはずだったんです。撮影がありまして、遠くでしていたんですが、来たかったので、やっと来れた、という大逆転」と語った。さらに高橋は「その映画というのが、来年松竹さんで公開になる『引っ越し大名』という……」と流れるように次作の宣伝に。「プロデューサーも同じとかないですか?」と聞かれ、「同じです」と肯定する高橋に、長瀬も「だからだ!」と叫ぶ。現在島での撮影から東京に現れ、またすぐに島に戻るという高橋の忙しさに、周囲も驚いていた。
2018年06月16日映画『空飛ぶタイヤ』(公開中)の公開記念舞台挨拶が16日に都内で行われ、長瀬智也(TOKIO)、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、寺脇康文、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、六角精児、本木克英監督が登場した。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。70名近くの豪華キャストが集結した同作に、本木監督は「撮影が終わってから1年間、本当に大丈夫だろうかと、ヒヤヒヤしていました。ところが、誰一人問題を起こすことなくこの日を迎えられて、本当に嬉しいと思っています!」と感無量の様子。この言葉に、長瀬は苦笑のような複雑な笑みを浮かべ、頷いていた。さらに本木監督が「企画当初は非常に難しい問題を扱ってるし、話は重いし、やめたほうがいいんじゃないの大変だったんです。まさかこんな風に初日が迎えられるとは」と明かすと、長瀬は「問題もなく!」と苦笑しながら公開を喜ぶ。舞台挨拶の最後には、本木監督から長瀬にサプライズで手紙が贈られた。本木監督は「そもそもこの映画は、あなたが赤松徳郎を引き受けてくれたから出来上がったのだと思います」と感謝。「重く厳しい題材であることと、70名あまりの登場人物が入り乱れ、ともすれば複雑になったまま終わってしまう可能性もあったため、あなたがもしエキセントリックなキャラクターで主役・赤松徳郎をとらえているなら、私は監督を断ろうと思っていました」と告白する。「浅はかな先入観はすぐに吹き飛ばされた」という監督。「常に映画全体を繊細に考える、主役とはかくあってほしいと感心するばかりでした」と長瀬との撮影の日々を振り返る。「撮影の最終日、『これでしばらくアイドルに戻ります』と現場を笑わせて去って行きました。今、私は思います。あなたはもうアイドルに戻らなくていい。俳優・長瀬智也が次はどんな役柄に挑戦するのか、次が見たい。心からそう思います」と熱い言葉を贈った。長瀬は「心に響くものがありました」と監督の言葉に感動。「思ったことは素直に言っちゃうので、失礼なことも多々あったかなという反省はあるんですけど、監督の器の大きさと、キャリアもありますし、思いがあったからこそ、思いっきりできた」と改めて感謝の気持ちを表した。
2018年06月16日映画『空飛ぶタイヤ』(公開中)の公開記念舞台挨拶が16日に都内で行われ、長瀬智也(TOKIO)、ディーン・フジオカ、高橋一生、深田恭子、寺脇康文、阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、六角精児、本木克英監督が登場した。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。銀幕デビューとなった阿部は、「小さい頃からテレビで見ていた方達なので、今もまだテレビを見ているような気分です」と豪華共演者に驚く。「僕自身、昨日映画館に足を運んで、実は観させていただいて。グッズも全部買いました」と報告すると、先輩である長瀬も「すげえ!」と喜んでいた。出演者陣が「大逆転した話」を披露するテーマトークでは、長瀬が「阿部くん、今目をかいたのは『思いついたよ』ってことだよね。僕はわかってるよ?」と指名。阿部が「私事なんですけど、この前朝早くからお仕事をさせていただくときに、私服から衣装に着替えようと思って行ったら、衣装さんから『Tシャツ反対だよ?』と言われて、後ろと前と、裏と表とが大逆転してました」と、物理的な大逆転エピソードを披露する。周囲の俳優陣が「うまいねえ!」と褒めたために、阿部も「やった!」と嬉しそうな様子に。本木監督から「今日は阿部顕嵐くんのおじいちゃんおばあちゃん、ご家族も見に来ていらっしゃる」と紹介されていたため、寺脇は「おばあちゃんにそういう育てられ方をしたわけではない?」と確認し、長瀬は「かわいらしいですね」と頷いていた。本木監督が長瀬にサプライズの手紙を読む際には、マイクを支えてサポートした阿部。フォトセッション時には、寺脇&監督から肩を組まれ客席から歓声が上がるなど、周囲からあたたかく見守られている様子だった。
2018年06月16日●信じてついていきたいという思い自身の作品がベストセラーになるだけでなく、映像化により数々のヒットドラマを生み出す小説家・池井戸潤の作品が初映画化となった『空飛ぶタイヤ』(6月15日公開)。大企業のリコール隠しという重いテーマの中、こちらも”初”映画出演を果たしたのが、ジャニーズJr.のユニット・Love-tuneとして活躍する阿部顕嵐だ。主演の長瀬智也演じる赤松社長の元で働く今時の青年・門田駿一を演じた阿部。物語を前進させるキーパーソンであり、同作に出演する数少ない20代として、若者世代を代表する役どころでもある。同作で銀幕デビューを飾る阿部に、インタビューした。○先輩・長瀬に引っ張ってもらった――今回原作も読まれたということで、作品全体の印象を教えてください。作品タイトル自体は知っていたのですが、読んだことがなかったのですぐに原作を買いました。すごくスカッとしましたし、門田役としては、信じる人についていくという素晴らしさを感じました。――門田の筋が通ってるところなど、自分を重ねる部分はありましたか?誰かを信じてついていくというのは、僕個人としても重なっている部分がありました。僕はこの仕事をこの先もやり続けるつもりで、もう、この仕事以外はできないと思っています。そういった、信じて突き進んでいくところに、気持ちを重ねながら演じました。――初めての映画出演とのことですが、そうそうたる先輩に囲まれた大作というのもすごいと思います。どういうお気持ちでしたか?現場には長瀬くんをはじめとして、笹野(高史)さんや六角(精児)さん、テレビで見てきた人たちばかりだったので、緊張しました。長瀬くんや笹野さんがいる待合室に飛び込んで、多分「誰だ、こいつ」という状況だったんですけど(笑)。お二人ともすごく優しいので、花粉症の話で盛り上がったり、飴をくれたり、リラックスして楽しくお話もできました。お仕事の話も聞かせていただいて、全てが勉強になりました。長瀬くんは、これまでご挨拶をさせていただいたくらいでしたが、実際に現場でご一緒したらテレビで見る長瀬くんのままで、想像していた通りの方でした。フランクに話しかけて下さるので、現場にいる間はずっと引っ張っていただいていました。――完成披露試写会の舞台挨拶でも、長瀬さんからつっこまれたりしていましたよね。たくさんフォローしてくださって。ああいう方になりたいと思いました。舞台挨拶の裏側では少し話したくらいで、映画のことについては、ほぼほぼ話していないです。すごくフラットに他の共演者の方とも話されていて、おもしろかったです。――同じシーンが多かったのは六角精児さんだったと思いますが、現場ではどのような感じだったんですか?僕も一応、ギターをやらせてもらっているので、ギターの話で盛り上がりました。あとは、電車旅の話。趣味が仕事につながってるとおっしゃってたので、刺激を受けましたし、現場でもスマートな印象でした。――長瀬さん演じる赤松社長からクビにされながらもついて行こうとする姿が印象的でしたが、阿部さんは門田としてどのように感情を捉えていたんでしょうか?怒られる前から良くしてくださっていたという背景があったんだろうなと思ってました。そこはジャニー(喜多川)さんとかぶるところがあって、むちゃくちゃ言われても、許してしまうんです(笑)。何を言われてもついていきたいと思う部分を、重ねました。信用してた人、一番好きでずっとついてきた人に疑いをかけられると悲しいし、怒りも湧いてくると思うんですが、それ以上に許せてしまう門田は、大人だったんだなと思います。●ファンには赤松社長のような女性になってほしい!?○男女関係なく勇気付けられる――最近はジャニーズJr.さんもたくさんユニットがあって、その中でもこういう大きな作品に出ることについて、メンバーや周囲の反応はいかがでしたか?もちろん、みんな「絶対に観に行く」と言ってくれています。だからこそ、ジャニーズJr.の一員としての責任感はあります。観た方にとっては、ジャニーズJr.イコール僕ということになるわけですから、僕個人としても頑張っているけど、背負っている気持ちがあります。――読者アンケートを取ったところ、阿部顕嵐さんがかっこいいという声も多く、Love-tuneさんへの思いが20万字分くらい来ていまして。20万字ですか!? すごいな……!――そういうファンの女性の方々も観に来ると思いますが、こんな風に楽しんでもらえるんじゃないかな、というポイントを教えてください。僕のことを好きで興味を持ってくれた方も、帰るころには作品を好きになって欲しいし、作品を通して、愛されキャラとして、門田のことも好きになってくれたら嬉しいなと思います。――門田のことは愛されキャラと捉えてたんですか?その部分は、少しあるなと思っていました(笑)。女性は女性に感情移入しやすいのではないかと思うので、深田恭子さんが演じられた赤松社長の奥さんみたいに、包み込むような優しい女性になりたいなと思いながら帰っていくのかな? もしくは小池栄子さんみたいにイキイキと働く方か、どちらかに共感するのかもしれないですよね。でも年齢問わず男女関係なく、たくさんの人に、闘うということに目を向けていただけたら。作品に勇気付けられて、日常生活でも「もっと頑張ろう」と思うようになって、帰ってほしいと思います。だから……赤松社長みたいな女性になってほしいですね。――えっ!!すいません、女性じゃないから気持ちがなかなか……!(笑) 女性はどういう風に見るんだろう!? 一人一人に闘うことがあるから、男女関係なく勇気付けられたら嬉しいです!○若さゆえの感情の動きを出す――でも、阿部さんのおっしゃる通りで、きっと男女も関係なく勇気付けられるということなのかもしれませんね。初映画ということで、監督とはどのように作り上げていったのでしょうか?監督はたくさん「どう思う?」と聞いてくださって、嬉しかったですが、まだ不安になってしまう部分もありましたので、相談させてもらいながら進めました。撮影では監督が本当に何度も「もう1回」と言って撮ってくださったシーンがあるんですが、そこはすごく印象深いし、その後も「もっともっとやりたいでしょう」と言ってくださって、楽しかったです。実は、そのシーンは本編ではカットされています。カットされてるんですけど、どのシーンでも全力で撮り直してくださるんだと思って、嬉しかったです。――くじけたり凹んだりはされなかったんですか?初めての映画で、凹むのは大前提だと思っていました。その上で良いものを出したいから、撮り直しをしてくださって、嬉しかったです。それだけ、期待してくださったのだと思います。逆に「最初はどうなることかと思ったけど、今日良かったよ」と言ってくださったシーンもあって、そこも印象的でした。――舞台『何者』では主演を経験されましたが、大きな2作を通して、自分で成長したと思う点や、気づいた点などはありますか?本木監督と、『何者』の時の演出家の丸尾丸一郎さんに、共通して言われたことが一つありました。それが「若いから、技術じゃ周りに敵わない。本番でのパッションを大事にして」ということでした。年を重ねて経験を積めば技術はついていくけど、今できることはそこではないとはっきり言っていただいたことで、勇気付けられました。もちろんもっと技術的に上手くなりたいと思うけど、まだ足りない分は、少しでも若さゆえの感情の動きで出していけたらと思っています。――今回は映画『空飛ぶタイヤ』特集で、この後プロデューサーのインタビューも予定しているのですが、何か聞きたいことや言いたいことがあればぜひ。なんだろう……そうですね、「『空飛ぶタイヤ』に出るとしたら、どの役をやりたいか」です。――プロデューサーに!? 斬新ですね!聞いてみたいです(笑)■阿部顕嵐1997年8月30日生まれ、東京都出身。ジャニーズJr.内ユニット「Love-tune」のメンバーとして活動。17年10月には単独ライブ「Love-tune Live2017」を行った。ドラマ『近キョリ恋愛~Season Zero~』(14)で初主演を果たす。今作が映画初出演となる。近年は『魔女の宅急便』(17)、『何者』(17)など、舞台にも積極的に出演。
2018年06月13日雪肌精 ハトムギ パウダー2018年7月1日、株式会社コーセーが展開するスキンケアブランド『雪肌精(せっきせい)』より、初の美容食品「ハトムギ パウダー」が発売される。同ブランドは、和漢植物成分を配合したスキンケアブランドである。1985年に「雪のようにみずみずしく、透明感あふれる美しい肌の女性を増やしたい」という想いから誕生した。発売以来、確かな肌効果から、多くの女性に支持されている。近年、美容のために内側からのケアに関心が高まっており、様々な美容食品が販売されている。今回、透明感のある肌に導く『雪肌精』からも、初の美容食品を発売することとなった。和漢植物エキス配合同製品は、美容面の効果が期待されるハトムギのエキスを1袋あたり1000mg配合した顆粒タイプの美容食品だ。国産のハトムギを使用し、ハトムギ種子全体からエキスを抽出している。また、紫茶・黒米・白キクラゲ・生姜麹・ドクダミなどの5色の素材を粉末状に凝縮し配合。食のバランスを重視する「五味・五色・五法」という「和食」の考えを取り入れている。ハトムギ本来の甘みを活かした風味になっており、顆粒のまま、または水やぬるま湯とまぜて飲むことができる。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社コーセーのニュースリリース
2018年05月18日アイドルグループ・TOKIOの長瀬智也が主演を務める映画『空飛ぶタイヤ』(2018年6月15日公開)のスペシャルムービートレーラーが5日より上映される。同作は、『半沢直樹』『下町ロケット』『民王』など数々のヒット作を送り出し、ドラマ化される度に高視聴率を記録する作家・池井戸潤の同名小説を映画化。トラックの脱輪事故によってバッシングされた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬)は、欠陥に気づき製造元・ホープ自動車を自ら調査するが、そこには大企業のリコール隠しがあった。スペシャルムービートレーラーは、主題歌であるサザンオールスターズ「闘う戦士たちへ愛を込めて」と映画の本編映像がコラボレーションした計2分のロングバージョン。5日より、SMT(松竹マルチプレックスシアターズ)系列劇場にて上映される。予告編等ではサビしか聴くことが出来なかった同曲をいち早く聴くことができるほか、本編映像に合わせて、同作のために桑田佳祐が書き下ろした歌詞が大きく表示される。また、今までの予告編映像とは違う初出しの本編映像も収録された。また、“赤松運送”チームでのメイキング写真も初解禁。赤松社長役の長瀬を中心に、専務・宮代役の笹野高史、整備士・門田役の阿部顕嵐(Love-tune/ジャニーズJr.)、整備課長・谷山役の六角精児が、赤松運送の前で笑顔を見せた。(C)2018映画「空飛ぶタイヤ」製作委員会
2018年05月03日明石家さんまが司会を務めスタジオに様々なゲストを招いてトークを展開する「踊る!さんま御殿!!」の3時間スペシャルが4月10日(火)今夜放送され、番組初登場となる俳優の吉沢亮、北村匠海をはじめ「欅坂46」長濱ねるなど豪華なゲストが出演する。今回は「いまアツイ有名人」「世代対抗トークSP」「モテ美女VS女芸人」の3ブロックをお届け。「いまアツイ有名人」ブロックには、話題作『ママレード・ボーイ』の公開を控え、各所から熱い注目を浴びている吉沢さんが番組初登場。さんまさんから「あえて自分に足りない所は?」と質問され「ない」と答えるなど“お茶目”な一面も持つ吉沢さんが、仮面ライダー出身俳優ならではの“意外な悩み”を告白する。さらに大嫌いすぎるという“アレ”もスタジオに登場。吉沢さんが大嫌いなアレとは一体!?また写真集が16万部の大ヒットを記録、まだまだ売れ続けている長濱さんが再び登場。好きな人にプレゼントして欲しいものは「カラスミ」だという長濱さんの渋い好みなど、今回もその天然トークに注目。「世代対抗トークSP」ブロックには『君の膵臓をたべたい』『恋と嘘』などに出演、日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞した北村さんが初登場。以前テレビ番組のドラマで高校時代のさんまさんを演じたことがあるという北村さん。さんま役を演じて北村さんが感じたことは!?また薬丸裕英と石川秀美の長女・玲美が両親の家庭での素顔を暴露。その2世らしい奔放発言でスタジオを沸かせる。「モテ美女VS女芸人」ブロックには公開中の映画『娼年』も話題の真飛聖が登場。元宝塚トップスターの“壮絶変顔”にスタジオが大爆笑、そのスゴさに辛口女芸人軍団も完全降伏。その振り切りぶりもお見逃しなく。そのほかのゲストは「いまアツイ有名人」ブロックが青山テルマ、ANZEN漫才、石原良純、菊地亜美、千鳥、ゆりやんレトリィバァ、ロバート。「世代対抗トーク」ブロックが石川千裕、完熟フレッシュ、陣内智則、出川哲朗、デヴィ夫人、平野ノラ、辺見えみり、丸岡いずみ、みちょぱ、六角精児。「モテ美女VS女芸人」ブロックが尼神インター、いとうあさこ、伊東紗冶子、河北麻友子、ガンバレルーヤ、滝沢カレン、田中道子、寺田ちひろ、ハリセンボンといった面々。吉沢さんが桜井日奈子とW主演、人気コミックを映画化した『ママレード・ボーイ』は4月27日(金)から全国にて公開。真飛さんが出演し、松坂桃李が主演、直木賞候補となった石田衣良による同名原作を映像化した『娼年』は現在公開中。「踊る!さんま御殿!!」3時間SPは4月10日(火)19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年04月10日水谷豊主演による人気シリーズ「相棒」の劇場版第6弾として2017年2月に全国公開された『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』が3月21日(水・祝)今夜テレビ朝日系でテレビ初放送される。優秀だが変人ゆえ警視庁内の窓際部署「特命係」の係長をしている警視庁特命係の杉下右京を水谷さんが演じ、杉下が“相棒”と共に事件を解決していく本シリーズは、単発ドラマ時代を経て2002年に連続ドラマ化。これまで寺脇康文、及川光博、成宮寛貴が“相棒”役を演じ、「season 14」からは反町隆史演じる冠城亘が活躍中。昨年秋からスタートした「相棒season16」も好評のうちに3月14日の放送で最終回を迎えた。長寿シリーズとなった本作では劇場版もこれまでスピンオフ含む計6作が製作。2008年公開の『相棒 -劇場版-』の翌年にはスピンオフ『鑑識・米沢守の事件簿』が公開。続く2010年には先日17日にTV放送された『相棒 -劇場版II-』が公開。2013年のスピンオフ『相棒シリーズ X DAY』の公開を経て2014年には『相棒 -劇場版III-』。そして昨年公開されたのが今回オンエアされる『相棒-劇場版IV-』となる。7年前、英国で日本領事館関係者の凄惨な集団毒殺事件が起こり、その唯一の生き残りだった少女が国際犯罪組織「バーズ」によって誘拐された。しかし、当時の駐英大使と日本政府は“高度な政治的判断”によって、その誘拐事件を闇に葬る。それから7年、行方不明となっていた少女の身代金要求が、再び日本政府に突きつけられた。首謀者とされる「バーズ」のリーダー=レイブンの意図は何なのか?なぜ、少女は7年間生かされていたのか?タイムリミットが迫る中、日本政府はバーズをテロ組織と断定、その要求を再び拒否する。すると、その身代金要求は世界を震撼させる無差別大量テロへと発展。狙われたのは50万人の見物客が集まる国際スポーツ競技大会の凱旋パレード。日本中が歓喜に包まれるパレードの真っ只中、ついに特命係は真犯人を追い詰める! その先には、70年前の“ある出来事”から始まる、あまりに切ない真実が待ち受けていた――。水谷さん、反町さんのほか仲間由紀恵、石坂浩二、“元相棒”の及川光博に“元鑑識”の六角精児に石坂浩二とシリーズの人気キャストが集結。鹿賀丈史、北村一輝らも加わり豪華キャストで、特命係が関わってきた事件の中でも比類のない難敵となるミステリアスな国際犯罪組織との戦いが描かれる。『相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』は3月21日(水・祝)20時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)■関連作品:相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断 2017年2月11日より丸の内TOEIほか全国にて公開© 2017「相棒-劇場版IV-」パートナーズ
2018年03月21日「雪肌精」の新ファンデーションホワイトニングケアに定評のある、コーセーのスキンケアブランド「雪肌精」より、2018年春の新商品として新たにファンデーションが登場した。2018年3月16日(金)に販売を開始する。新アイテム「雪肌精スノーCCパウダー」は、美容液がギュッと詰まったパウダーファンデーション。肌でスッと溶けて無くなるような軽いタッチは、その名の通りまるで雪のよう。厚塗りになりにくく、気になる毛穴やくすみを自然にカバー。「雪肌精」が追求し続けている透明感があふれ出す仕上がりを実現した。スキンケア製法でしっとりパウダーに肌に溶け込むなめらかな使い心地を実現させたのは、コーセーの「スキンケア製法」。トウキやハトムギ発酵エキス、イノバラなどの和漢植物エキスを配合した美容液にパウダーをつけ込むことで、粉っぽさを感じないしっとりパウダーを作り上げた。パウダーで紫外線もカット同アイテムには紫外線カット効果(SPF14/PA+)も。日常生活の紫外線ケアもこれひとつで可能だ。同じシリーズのBBクリームやCCクリームなどを下地にプラスすれば、更に効果は期待できる。コンパクトなケースは持ち運びしやすく、外出先での化粧直しにも最適だ。(画像は雪肌精公式サイトより)【参考】※雪肌精公式サイト
2018年03月18日水谷豊主演の「相棒」シリーズの劇場版最新作『相棒-劇場版IV-』のTV初放送を記念して、テレビ朝日では過去のシリーズ作品の連続放送を実施。その第一弾として3月17日(土)今夜、映画2作目の『相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜』をオンエアする。優秀だが変人ゆえ警視庁内の窓際部署「特命係」の係長をしている警視庁特命係の杉下右京を水谷さんが演じ、現在は反町隆史演じる冠城亘が杉下さんの“相棒”として活躍中。昨年秋からスタートした「相棒season16」も好評のうちに3月14日に最終回を迎えた。今回オンエアされる『相棒-劇場版II-』は2010年冬公開。「season8」から参加した2代目“相棒”である神戸尊を及川光博が演じ、杉下と神戸のコンビが警視庁本部内で起こった前代未聞の人質ろう城事件の謎に挑む。このろう城事件の人質となったのは田丸警視総監(品川徹)、長谷川副総監(國村隼)をはじめとした幹部12名。現場となった会議室は機動隊と特殊捜査班SITによって包囲されるが犯人の動機は不明。要求もないまま時間が過ぎていく。偶然にも犯人の男と遭遇、事態を察知したした神戸と、神戸から連絡を受けた杉下は鑑識の米沢守(六角精児)や元特命係の陣川公平(原田龍二)の協力を得て、犯人が元警視庁刑事の八重樫(小澤征悦)であることを知るが、結局事件はSITと機動隊員たちが強行突入して終息。人質は無事保護されるも八重樫は何者かに射殺されてしまう。その後明らかになるろう城事件の真実は、八重樫や圭子が関わっていた過去の大きな事件に関する衝撃の真相だった…というストーリー。小西真奈美、宇津井健、國村隼、石倉三郎、葛山信吾、平岳大、品川徹、江波杏子、岸部一徳ら豪華俳優陣の競演も見どころだ。『相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜』は3月17日(土)21時~テレビ朝日系で放送。そして3月21日(水・祝)20時~は『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』がオンエアとなる。(笠緒)■関連作品:相棒−劇場版II− 2010年12月23日より全国にて公開© 2010「相棒-劇場版II-」パートナーズ相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断 2017年2月11日より丸の内TOEIほか全国にて公開© 2017「相棒-劇場版IV-」パートナーズ
2018年03月17日六角堂・頂法寺にて、「六角堂 夜の特別拝観」が2018年4月13日(金)から15日(日)の期間で開催される。六角堂境内と大作生け花をライトアップ「六角堂 夜の特別拝観」では、約150基の灯篭で境内全体をライトアップ。また、2018年は明治維新150年にあたることを記念して、江戸・明治の作風を活かした大作生け花など6点が登場。こちらも幻想的なライティングで夜の六角堂を彩る。「春のいけばな展」も開催4月13日(金)~16日(月)には、六角堂の隣、池坊会館にて「春のいけばな展」も開催。華道家元四十五世・池坊専永、池坊専好をはじめ、全国から集まった華道家たちによる1,000作品の生け花を展示する。【詳細】■六角堂 夜の特別拝観開催期間:2018年4月13日(金)~15日(日)開催時間:18:00~21:00 ※大作生け花の展示は4月16日(月)16:00まで会場:六角 頂法寺住所:京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248拝観料:無料■春のいけばな展開催期間:・前期 2018年4月13日(金)、14日(土)・後期 2018年4月15日(日)、16日(月)開催時間:10:00~18:00 ※14日(土)は17:00、16日(月)は16:00まで会場:池坊会館入場料:500円 ※高校生以下無料
2018年03月06日雪のように肌に溶け込むファンデーション株式会社コーセーのスキンケアブランド『雪肌精』は3月16日(金)、パウダーファンデーション「雪肌精 スノー CC パウダー」を発売する。雪肌精では初となるパウダーファンデーションだ。昨今のベースメイクコスメには、化粧下地としての役割はもちろん、スキンケア効果も求められている。そこで同ブランドでは、仕上がりの良さと肌への負担の少なさが人気の「雪肌精ホワイトCCクリーム」の支持を受け、さらに使いやすいプレストパウダータイプのCCパウダーを発売することとなった。するりと溶けて、透明感のある肌へメルティングスノーパウダーを配合することで、自然な肌なじみと透明感を実現する「雪肌精 スノー CC パウダー」。リキッドファンデーションをパウダーにしたかのようななめらかなテクスチャーで、雪のように溶ける軽やかなのびの良さが特徴。毛穴や色ムラを自然にカバーし、きめ細かくツヤのある、均一感ある肌へと導いてくれる。スキンケア製法によるしっとりとなめらかな粉感と、柔らかい使い心地をかなえるソフトタッチプレスによって、何度も触りたくなるような手触りの良い仕上がりを実感できる。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社コーセープレスリリース
2018年01月19日これが「本気」の日中用クリームコーセーのブランド「雪肌精」の高付加価値シリーズ「雪肌精MYV(みやび)」から2018年2月16日、日中用クリーム「プロテクト デイ クリーム」が発売される。肌の内側から輝きを引き出す日やけ止め効果(SPF30/PA++)はもちろん、「雪肌精MYV」ならではの高いスキンケア効果を持った日中用クリーム。同ブランドのアイテムすべてに配合されている熟成ハトムギエキスなどの様々な和漢植物エキスによって、肌に眠っている輝きを呼び覚まし、優雅な透明感を追求する。また、肌上にピンとしたハリ膜を形成する「スキンタイト処方」を採用している。この処方が肌のゆるみをひきしめ、キメの整った肌へと導いてくれる。やさしい天然アロマオイルの香りが、心まで優雅に整える。容量は30g。国内外の一部百貨店と免税店にて発売される。「雪肌精MYV」とはアジアを中心に展開されるコーセーの看板ブランド「雪肌精」が、さらなるグローバル展開を見据えて2016年9月に生み出したブランド。コーセーは同ブランドを香港・台湾・中国の北京などをはじめ、今後も海外での幅広い展開を見込んでいる。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース
2018年01月14日貫地谷しほり、本郷奏多、「ガレッジセール」ゴリが主演を務める、“タイムスリップ” ミステリー「リピート~運命を変える10か月~」。本作の追加キャストとして、安達祐実が決定した。映画化もされた「イニシエーション・ラブ」の乾くるみ作品の初のTVドラマ化としても話題の本作。より良い人生を手に入れるために10か月前にタイムスリップした男女が、思いもよらない運命に翻弄されていくサスペンスミステリー。人生をやり直したい後悔を抱える鮎美役に貫地谷さん、同じく圭介役に本郷さん、天童役にゴリさんが発表されており、彼ら計8人の男女が謎の男・風間(六角精児)に導かれて10か月前の過去に戻れるタイムスリップ“リピート”に参加。しかし、彼らはリピートをきっかけに、予想もしなかった危機的状況に追い詰められていく…。そんな個性豊かなキャストが揃う本作に、園子温監督のAmazonオリジナル「東京ヴァンパイアホテル」や、「女囚セブン」(テレビ朝日)、「男の操」(NHK BSプレミアム)など、今年ドラマで活躍した安達祐実も参戦。安達さんが演じるのは、鮎美たちとともにリピートに参加する8人のメンバーの1人・大森知恵。食品化学関係の研究者として働くクールな“理系女子”の彼女は、当初は非科学的なリピートに懐疑的だったものの、結局、ある動機から参加することを決意。リピーターたちに次々と降りかかる不可解な事件に、冷静沈着な分析力と勘で立ち向かっていくという役どころで、波乱に満ちたストーリーの中でも目の離せない存在となりそう。安達さんは本作について、「ミステリアスで壮大なストーリーなのに、なぜか身近に感じられる、人間らしさがあって面白いドラマ」とコメント、“理系女子”という自身の役柄も「クールであるがゆえに本心が見えてこない印象があります。それがどう変わっていくのか、今後の展開が楽しみです」と、期待を込めて語っている。あらすじ「いまから1時間後の6時45分に地震が起きます」という謎の電話が、図書館司書の篠崎鮎美にかかってきた。ただのいたずらかと思ったが、電話が切れた1時間後、身体に小さな揺れを感じる。テレビをつけると、時刻も震源地も的中していた。そんな、まさか!その後、先ほどの男から再び電話がかかってきた。男は「風間」と名乗り、未来から過去のある地点へと戻って人生をやり直しているので未来に起きることをすでに知っているのだと言う。風間はその時間旅行を“リピート”と呼び、鮎美をゲストに招きたいと誘う。リピートで戻れるのは、10か月前。10か月前には誰も知らない“未来の記憶”を駆使して、一度犯してしまった失敗を回避したり、金儲けしたりができるという。リピートに参加することになったのは、鮎美のほか、キャバクラのボーイ・毛利圭介(本郷さん)、カフェオーナーの天童太郎(ゴリ)ら8人の男女。8人はそれぞれ、過去に後悔を抱えていた。リピートして、2度目の人生で幸せな未来を選択しようとする鮎美、圭介、天童。しかし、3人をはじめリピートしたメンバーには、不穏な出来事が次々と起こる。さらに、思いもよらない危機が迫り、鮎美たちは次第に追い込まれていく――。木曜ドラマF 「リピート~運命を変える10か月~」は2018年1月11日(木)より毎週木曜23時59分~読売テレビ・日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月20日永野芽郁がヒロインを演じ、来年4月より放送される連続テレビ小説第98作目「半分、青い。」。この度、本作の新たな出演者が発表され、あわせてコメントも到着した。“恋愛の神様”北川悦吏子が脚本を務める注目作「半分、青い。」は、大阪万博の翌年の1971年に生まれ、小学生のときに病気で方耳を失聴したヒロイン・楡野鈴愛が、持ち前のユニークな感性を生かして少女漫画家を目指し、バブル真っ只中の東京でもまれ、結婚や出産、離婚を経験する人生を描いていく物語。今回発表されたのは、ヒロイン鈴愛(永野さん)の故郷、岐阜で彼女を取り巻く新たな出演者たち。すでに、ヒロインの同級生、西園寺龍之助役に矢本悠馬、同じく同級生の木田原菜生役に奈緒が決定していたが、今回この2人の両親役のキャストが決定。まず、矢本さん演じる鈴愛の同級生・ブッチャー(西園寺龍之介)の父・満を演じるのは、「相棒」シリーズでお馴染みの六角精児。母・富子を女優・広岡由里子が演じる。不動産会社を経営し、町の土地をたくさん所有している梟町きってのお金持ちという役どころの六角さんは、「実際に自分が生きた時代をさかのぼって味わえるというのは、とても楽しみで興味深いです。さまざまなことがイケイケのにぎやかな時代、バブリーに演じたいです」と意気込み。広岡さんは、「幼少期にしか出演しないのですが“昭和のザーマスおばさんという楽しい役”でなんとか後半まで潜り込みたい」とコメントを寄せている。そして、奈緒さん扮する鈴愛の同級生・菜生の父で、ふくろう商店街の洋品店「おしゃれ木田原」の心優しい主人・五郎を演じるのは、「名探偵コナン」(小嶋元太/高木刑事役)でお馴染み、また大河ドラマ「真田丸」にも出演し俳優としても活躍する声優・高木渉。ことあるごとに鈴愛の母・晴や、律の母・和子と集まり、うわさ話に花を咲かせる菜生の母・幸子を「ひよっこ」にも出演していた池谷のぶえに決定。今回が連続テレビ小説初出演となる高木さんは、「出演が決まっていまはうれしさと緊張感でいっぱいです。撮影しながらどんな家族になっていくのか、これからとても楽しみです」と現在の心境を明かし、「精いっぱい五郎を演じて、池谷さん、奈緒さんと一緒におもしろい木田原家を作っていきたいと思っております」とコメント。また池谷さんも「鈴愛たちの生まれ年(1971年)が自分と一緒で、とてもワクワクします。脚本の言葉たちがキラキラしていて、早く続きが知りたくなる展開で、これから作品として立体的に立ち上がるのがとても楽しみです」と話している。さらに、今回で3回目の朝ドラ出演となる矢本さんは、「1回目はお金持ちのボンボン。2回目もお金持ちのボンボン。そして今回、お金持ちのボンボン!ことわざのような展開に運命感じてます(笑)西園寺龍之介ことブッチャー!名前負けしないように頑張ります」と気合十分。奈緒さんも「みんなの恋の行方は?木田原家は梟町のファッションアイコンとなれるのか?お話を楽しみながら、にぎやかな皆さんについていけるように頑張ります!」と意気込みを語っている。平成30年度前期 連続テレビ小説「半分、青い。」は2018年4月2日(月)~9月29日(土)NHKにて放送(全156回予定)。(cinemacafe.net)
2017年11月24日世界中で愛される純愛物語の名作「シラノ・ド・ベルジュラック」が、吉田鋼太郎主演で2018年5月、日生劇場にて上演されることが決定した。エドモン・ロスタン作による「シラノ・ド・ベルジュラック」初演は1897年。上演されるやいなやパリを虜にした舞台で、以後、世界各国で繰り返し上演され、ミュージカルも創られた。そして、1世紀を経たいまもなお、世界的に上演されており最も人気の高いフランスの傑作戯曲だ。本公演では、天才的な詩人であり剣の達人でもあったが、生まれつき醜い大きな“鼻”を持ち、そんな自分の醜さゆえに愛の告白をしないシラノ役を吉田さん。愛の詩に酔いしれ、盲目的な愛に走るロクサーヌ役を黒木瞳。そして、溢れる愛を表現できないクリスチャン役には、大野拓朗と白洲迅がダブルキャストで出演。そのほか、大石継太(ル・ブレ役)、石川禅(ラグノー役)、六角精児(ド・ギッシュ伯爵役)らも参加する。なお本作は、2007年上演のミュージカル「ハレルヤ」(川平慈英、山崎育三郎ほか)以来となる、“上演台本:マキノノゾミ&鈴木哲也×演出:鈴木裕美”の強力タッグで上演される。■ストーリー17世紀のフランス。ガスコン(ガスコーニュ生まれ)青年隊に属するシラノ・ド・ベルジュラックは天才的な詩人であり剣の達人でもあったが、生まれついての醜い大きな鼻を持つ男であった。ゆえに従妹のロクサーヌへの恋心をずっと胸の奥に閉じ込めていた。そのロクサーヌは若々しい美青年・クリスチャンと目と目を合わせた瞬間から、彼と恋に堕ちてしまっていた。ロクサーヌはシラノのことを誰よりも信頼していたので、クリスチャンへの恋心についての相談も持ちかけた。そしてクリスチャンは、姿こそ美しく、軍人としては優秀ではあったが、女性に対して内なる感情を言葉にするのが得意でなく、才女といううわさのロクサーヌに恋心を打ち明ける勇気を持てずにいた。自分ではロクサーヌの心を捕えられないと悩むクリスチャン。そんな彼に対し、シラノは自分の誠の真情を語るのにこんな男が居てくれたならと思い、自分がロクサーヌにあてて書いた恋文を渡し、クリスチャンに力を貸すことになった。シラノは2人の恋の仲裁役であると同時に、自分のロクサーヌへの想いをクリスチャンの手紙に託すのであった。ある夜、ロクサーヌ邸のバルコニーの下で、クリスチャンはロクサーヌに告白をする。しかしいざ自分の言葉で愛について語り出すと、凡庸な言葉しか出てこない。ロクサーヌがうんざりし始めたので、シラノがクリスチャンの代役となり、美しく飾られた愛の言葉を告げる。彼女はその言葉の数々に陶酔し、ついにクリスチャンと結ばれ2人は結婚するが、ロクサーヌを慕っていたド・ギッシュ伯爵の嫉妬と策略により、シラノ、クリスチャンらの属するガスコン青年隊は戦場送りとなってしまう。クリスチャンには知らせないまま、戦場でもシラノはクリスチャンになりかわり、危険を顧みずロクサーヌに恋文を毎日送る。戦場という場所でシラノは高揚し、ロクサーヌへの想いがとめどなく溢れ出す。溢れだす想いをもつのは、クリスチャンも同様だ。シラノの書いた手紙の様々な言葉にいたく感動したロクサーヌは、クリスチャンに会いたい一心に危険をかえりみず戦場へ赴く。クリスチャンはその時になってシラノの情熱的な言葉の数々が、自分を語ったシラノ本人の想いであったことを気づく。ロクサーヌは、受取った恋文に書かれていたその人柄、その心を愛しているとクリスチャンに語り、彼は絶望してしまう。そして「僕は愛されたかったんだ」という言葉をシラノに残して、自ら戦禍に身を投じてしまうのであった。その後、手紙の本当の書き主が誰であるかは明らかにされないまま、月日が流れる。15年の歳月が流れ、夫を失ったロクサーヌは修道院で暮らしており、毎週土曜日に訪ねてくるシラノとの面会や語らいだけを楽しみにしていた。いつものようにロクサーヌのところへシラノが向っていると、彼の敵対者が彼の頭に材木を落とし、シラノは頭部に重傷を負ってしまう。しかし彼はそのまま、待っているロクサーヌのもとへ向う。この日、ロクサーヌはクリスチャンから貰った最後の手紙をシラノに見せ、彼にそれを読んでもらっていた。日がすっかり暮れ、手紙をとても読むことのできないような暗さになっても、シラノがその手紙をすらすらと読んでいることにロクサーヌは気づく。そしてその手紙を読む声は、かつて自分がバルコニーの上から聞いた声であることも思い出す。しかし、瀕死のシラノはロクサーヌに己の秘めた想いを決して告げることなく、その最後をロクサーヌの胸で迎えるのであった。「シラノ・ド・ベルジュラック」は2018年5月、日生劇場にて上演予定。(cinemacafe.net)
2017年10月27日10月4日、綾瀬はるかさん主演のドラマ『奥様は取り扱い注意』(日テレ系)がスタートしますね。綾瀬さん演じるヒロインの菜美はワケありの過去を持ち、正義感が強くて、怒らせたら“超危険”な主婦だそう。危険って何だそりゃ?というのも気になるけど、それより、料理も掃除も超苦手なのに、閑静な高級住宅地に住むセレブな専業主婦って設定、突っ込みどころが多すぎます!■西島秀俊が「非プロ彼女」と結婚!?例えばの話、旦那さんが親子ほど年の離れた非イケメン…温水洋一さんとか六角精児さんとかだったら、まあ、わかる気がします。でも、夫の勇輝は菜美=綾瀬さんが一目ぼれするほどのイケメンでIT企業の経営者…。西島秀俊さんが演じている時点で、何なのさ?って感じですよね。合コンで出会ったセレブな西島さんと結婚して優雅な専業主婦になり、しかも家事がダメダメでも許されるなんて、あまりにおいしい話すぎやしないでしょうか。西島さんと言えば、交際相手への条件が厳しいことで知られ、2014年に結婚した女性は「プロ彼女」だと話題に。週刊誌には彼女が「ストイックな西島さんの徹底した食事管理をこなしていた」「2人で外出する際は、必ず西島さんとの距離を2m以上空ける」といった記事も出ていました。その西島さんのお嫁さんが、ドラマの中とはいえ料理ベタだなんて…。「非プロ彼女」なのにセレブのハートをつかむなんてちょっとずるい。そんなふうに感じるのはきっと筆者だけではないはず!■セレブな専業主婦になれるポイントは?ということで、30~40代の男女に「料理も掃除も苦手な女性がセレブ男性と結婚して専業主婦になるために必要なものとは?」というテーマでリサーチしてみました。まずは女性の意見をお届けします。・「見た目重視。お金持ちなら料理も掃除も外注でOK」(30代)・「読者モデル以上の容姿・スタイルを持っている。且つ、相手の好きなタイプをリサーチし、相手の理想通りの外見になりきれる」(30代)・「全てを包んでくれる懐の広い女性。聞き上手で出世させるのが上手な女性だと思います」(40代)内面のことを言っている人もいましたが、みなさん、ほぼほぼ「外見の良さ」を挙げていました。一方、男性は・「表向きのテクニック」(40代)・「高学歴」(30代)・「美しさ、上品さ、頭の良さ」(40代)「見た目が98%」などの意見もあったものの、こちらは「外見以外」を挙げた人が多い印象です。中にはこんな人も。・「デキ婚でしょ。女性にしかできない究極のワザを見せた結果、結婚せざるを得なくなるわけですよ」(40代)え~と。何か苦い思い出でもあるのかな?“超危険”な主婦・菜美はと言うと、綾瀬はるかさんが演じているのだから確かに容姿は抜群。でも、女性としてのテクニックがあるわけではなさそうだし、前情報を読む限りでは、特に高学歴だったり上品だったりする様子もありません。それなのに、なぜセレブ男性をゲットできたのか謎だわ。…やっぱり顔なんでしょうか?■男性が結婚相手に求める条件は?ちなみに、内閣府の「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(平成26年度)によると、20~30代の未婚男性が結婚相手に求めているのは、1位:価値観が近いこと2位:一緒にいて楽しいこと3位:一緒にいて気をつかわないこと4位:金銭感覚5位:容姿が好みであること6位:恋愛感情7位:自分の仕事を理解してくれること8位:共通の趣味があること9位:家事や家計を任せられること10位:家事分担11位:年齢12位:親が同意してくれること13位:経済力があること14位:自分の親と同居してくれること15位:職種多くの男性にとって大事なのは、「価値観の一致」や「居心地の良さ」など、内面的な部分なんですね。まあ「容姿」も5位に入っていますが。で、「家事」関連は9位と10位。セレブ男性も基本の考え方は他の男性とそう変わらないだろうから、芸能人でもない限りは、家事を完璧にこなす「プロ彼女」であることより、「価値観の一致」や「居心地の良さ」を求めるのかもしれません。「お金持ちなら料理も掃除も外注でOK」との意見もあった通り、お金で解決できる問題は、それこそ「プロ」に任せることもできるわけだし。■セレブの妻に必要なことは?ただ、勇輝のような経営者ともなると、「自分の仕事を理解してくれること」には一般の男性よりも重きを置きそうですね。代々続く企業の経営者なら、「親が同意してくれること」も重要かと思います。あと、パーティーなど社交の場に出席することを考えると、やっぱり容姿も大事?それ以上に、上品な話し方や仕草、周囲への気づかいなど“育ちの良さ”がにじみ出ているような女性であることも大切ですよね。でも、ワケありの菜美は、そういうタイプの女性でもなさそうだし…。あえて言うなら、綾瀬さん本人に通じる、明るく天然なキャラクターが勇輝の好みにフィットしたってことでしょうか。さておき、経営者など激務の男性に必要なのは「癒し」。癒し系で知られる綾瀬さんのように、ほんわかした空気を醸し出し、ステキな笑顔を見せてくれる女性が、実は一番の勝ち組なのかもしれませんね。ライタープロフィールプーアルアンティーク着物、古書店、昔の映画など、全般的に古いものに魅力を感じるアラサーのフリーライター。好みの男性は『ツィゴイネルワイゼン』の中の原田芳雄さん。ノーマルだけど、かわいい女子も好き。
2017年10月04日1品7役のオールインワンジェルコーセーコスメポートは「黒糖精」ブランドから、濃厚保湿のオールインワンジェル「黒糖精プレミアムパーフェクトジェルクリーム」と、厳選された黒糖発酵エキスを高濃度配合した化粧水「黒糖精うるおい化粧水しっとり」を、8月21日より全国のドラッグストアや量販店などで発売開始した。新発売のオールインワンジェルは、天然由来成分を85%使用。1品で、化粧水、乳液、美容液、クリーム、美容オイル、パック、マッサージの7役を実現する。黒糖発酵エキスが肌のうるおうチカラをサポート「黒糖精」は、美肌成分を生み出す発酵のチカラに着目し、厳選した黒糖を特別な酵母を使い、独自技術で発酵させることにより、美肌効果を高めた黒糖発酵エキスを配合したスキンケアブランド。オリジナル美肌エキスが、人工ではつくれない、肌に理想的な成分をバランスよく含み、角層細胞に働きかけ、まるで自らうるおい続けるように、肌のうるおうチカラをサポートするという。「黒糖精プレミアムパーフェクトジェルクリーム」は、高濃度の黒糖発酵エキスと、ハトムギ油をはじめとする厳選ボタニカルオイルを贅沢に配合し、うるおいの続くすこやかな肌へと導く。「黒糖精うるおい化粧水しっとり」は、豆乳発酵エキスを新配合した化粧水。厳選された黒糖発酵エキスを高濃度配合、化粧水・美容液・柔軟の1品3役で、肌に吸い込まれるようになじみ、角層深くまでふっくらうるおう。(画像はプレスリリースより)【参考】※コーセーコスメポートプレスリリース
2017年08月29日「TOKIO」長瀬智也主演、吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶら豪華キャストの共演で贈る日曜劇場「ごめん、愛してる」が7月9日(日)からスタート。第1話終了後には視聴者からのキャストや副音声で出演した神谷浩史に対する声援のツイートがネットに溢れた。本作は2004年に韓国・KBSテレビで制作され「冬のソナタ」をしのぐ29.2%の最高視聴率を記録、日本でも人気となったドラマを原作に、舞台を2017年に移してリメイク。幼いころ母親に捨てられ、その後韓国・ソウルの裏社会で生きてきた岡崎律を長瀬さんが、幼なじみのピアニスト・サトルの付き添いで韓国を訪れていたところを律と出会う三田凜華を吉岡さんが、凜華の幼なじみの天才ピアニスト・日向サトルを坂口さんが、息子のサトルを愛することにすべてをかける母親・日向麗子を大竹さんが演じるほか、律と同じ児童養護施設で育ち事故で高次脳機能障害となった河合若菜に池脇千鶴、サトルが夢中になる個性的な天才サックス奏者・古沢塔子に大西礼芳、律の出生の秘密を知る加賀美修平に六角精児、麗子のマネージャーで凜華の父である三田恒夫に中村梅雀。さらに1話では律を兄のように慕っている韓国マフィアの跡取り息子・ぺクランをイ・スヒョクが演じた。注目の1話では韓国の裏社会で生きる律が、あるきっかけから凜華と出会い心を通わせ、彼女を守ってかつての“寝床”にかくまい、その後自らを信頼するぺクランをかばって銃弾を受け、余命短いことを知って本当の母親を探すために帰国。一方凜華はサトルへ想いを寄せるも気付かれず寂しさを募らせるなかで、思いもよらない形で律と再会するというストーリーが描かれた。今回の第1話では物語の大半が韓国を舞台に進んだこともあり、副音声で吹き替え放送を実施。ペクランの日本語吹き替えを超人気声優の神谷浩史が担当することが放送前から話題となっていた。放送が始まると「神谷浩史で内容がまっっっったく入ってこない!!」「神谷浩史ボイスを聴きたいがためだけに観てる」「神谷さんでてるよすごい」など、神谷さんファンの興奮と感動入り混じった投稿が続々とアップ。その後もぺクランが登場するたびに「イケボすぎて死にそう…」「神谷さん吹き替えの威力すげぇな」「神谷さんの声で興奮してる」といったツイートがタイムラインに溢れまくった。また韓国語のセリフで演技した長瀬さんにも「韓国語もうまいから、ホント韓国人に見えてくるね」「長瀬智也韓国語めっちゃしゃべってますね」とその演技を讃える声が多数。「吉岡里帆可愛いなぁ」「里帆ちゃんかわいい」と今回ヒロイン役に抜擢された吉岡さんを絶賛するツイートも。吉岡さんについては「コーデがかわいすぎる」と衣装について触れたコメントもあった。そして天才ピアニストを演じた坂口さんには「手が綺麗だわ。」「本人がピアノ弾いてるというのがすごい」「ほんとにエチュード弾いてるの好感度高すぎる」と、その演奏の上手さに感動したというツイートが多数投稿されていた。第2話では加賀美から父親の正体と麗子が自分を捨てたいきさつを聞かされ「復讐しろ」とそそのかされる律が、凜華からサトルの運転手の仕事を紹介されるという展開に。次回も目が離せない「ごめん、愛してる」第2話は7月16日(日)21時~TBS系で放送。(15分拡大)(笠緒)
2017年07月10日主人公の左遷された元敏腕刑事を仲村トオル、その“相棒”を栗山千明が演じることが発表されている、ドラマ特別企画・堂場瞬一サスペンス「検証捜査」。このほど、2人とともに本作を盛り上げる、総勢12名もの豪華共演陣が明らかとなった。神奈川県警で冤罪事件が!?警察庁は他府県から事件とは無関係の刑事たちを集め「特命班」として、警察の威信をかけて原因の究明に乗り出す。しかし、そこに集まったのは、すねに傷を持つワケありの刑事ばかりだった…。「特命班」として招集されたのは、警視庁本部から伊豆大島署へ左遷中の神谷悟郎(仲村トオル)。そのメンバーは、警察庁の理事官・永井高志(滝藤賢一)、大阪府警の監察官・島村丈(角野卓造)、北海道警・保井凛(栗山千明)、福岡県警・皆川慶一郎(平岡祐太)、埼玉県警・桜内省吾(深水元基)。特命の内容は、2年前に戸塚署管内で起きた連続婦女暴行殺人事件の検証。逮捕された柳原真治(忍成修吾)にまもなく無罪判決が出るという。期限1か月で、なぜ冤罪が起きたのか明らかにすべく、寄せ集めの混成チームによる検証捜査が始まった。神谷と凛は、未遂で助かった被害者の聴取で、もみあった際に犯人がケガを負ったと警察に話していたことを知る。しかし調書には記されていない。しかも警察に強く言われ、思わず柳原が犯人だと言ってしまったというのだ。神奈川県警の管理官・重原功などから特命班への批判が起こる中、神谷は元相棒の天野大(和田正人)と再会する。神谷は2年半前、2人で取り調べを行なった東京・大森の事件で容疑者の酒田誠(野間口徹)を殴ったことで左遷に。その事件は、いまも継続捜査されていた。そんな折、神谷に山田(高橋光臣)と名乗る男から接触が。「『戸塚事件』は捜査を歪めて故意に冤罪を作った」――信じ難い告発に驚く神谷。やがて、検証が進むにつれ、県警のずさんな捜査が明らかになっていく。そして意外な事件と繋がりを見せ始め…。本作は、「刑事・鳴沢了」シリーズ、「失踪課」シリーズ、「アナザーフェイス」シリーズなど、重厚で正統派のベストセラーを多数生み出す警察小説の旗手・堂場瞬一の同名小説の初のドラマ化。特命班として招集された元敏腕刑事を仲村さん、そのバディとして心に傷を抱える女性刑事を栗山さんが演じるほか、さらに豪華共演陣が集結。警視庁捜査一課刑事で、いつか神谷が戻ってくる日のために独自で捜査を続けている天野大には、「マッサージ探偵ジョー」に続いて再び刑事役を務める和田正人。また、特命班のメンバーで、駅伝仕込みの体力を買われて召集されたという福岡県警刑事・皆川慶一郎には平岡祐太、趣味は総合格闘技という埼玉県警の桜内省吾には深水元基。冤罪事件について神谷に重大な情報をもたらす謎の男・山田には、TBS日曜劇場「小さな巨人」では刑事役として出演中の高橋光臣。過去に神谷が担当した東京・大森の事件で容疑者となった酒田誠には野間口徹。戸塚署管内で起きた事件の容疑者として誤認逮捕されるも、性犯罪の前歴があり、長い拘置所生活で精神的に不安的になっている柳原真治を、忍成修吾が務める。さらに、神谷が左遷された伊豆大島署で共に働く生活安全課の巡査・谷本には中村靖日、神谷らの特命班チームと対峙する神奈川県警捜査一課長・中田誠司には堀部圭亮、同じく神奈川県警捜査一課の刑事で、戸塚事件を担当、県警では「取り調べのエース」「落としの松崎」の異名を持ち一目置かれている松崎次弘には金田明夫、そして、忍成さん演じる柳原の冤罪を本気で信じているのか、売名行為なのかは不明の弁護士・石井一樹に六角精児。加えて、特命班のキャップであり、警察上層部と特命班の板挟みとなり、ストレスでいつも胃薬を手放せないという警察庁刑事企画課理事官・永井高志には滝藤賢一、特命班の切り札として召集され、取調べの技術と評価が高い大阪府警警務部監察官・島村丈には角野卓造。角野さんは仲村さんとは初共演、今回はコーヒー好きの刑事として関西弁での演技を見せてくれる。実に豪華な顔ぶれで贈る連続婦女暴行殺人事件の検証捜査。真犯人は一体どこに?執念の捜査の末、神谷たち“ワケあり”特命班が最後にたどり着く、驚がくの真実を見逃さないで。ドラマ特別企画 堂場瞬一サスペンス「検証捜査」は7月5日(水)21時~ テレビ東京系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日保活を経てようやく保育園に入園! ほっとしたのもつかの間、子どもが急に熱を出したり、感染症にかかったりして仕事を休むことに…。働くママなら、そんな経験があるのではないでしょうか。集団生活をしていれば、子どもが病気にかかることをある程度覚悟していても、どうしても休めない日だってあったりします。とくに、インフルエンザや水ぼうそう、おたふくかぜ、夏に流行するプール熱(咽頭結膜熱)などの感染症にかかると保育園などは登園停止になるため、お休みが長期間になることも。また、子どもの病気がママやパパにうつって一家でダウン、子どものお世話をしてくれる人がいない…なんてこともあるかもしれません。そんなときに心強いのが、「病児保育」です。いざというときに慌てなくてすむよう、病児保育のこと、知っておきませんか?■「病児保育」にはどんなものがある?子どもが病気にかかり保育園などでは預かってもらえないときに、保育や看護ケアを行うのが病児保育です(回復期にある子どもの保育は病児後保育)。病院やクリニックなどに併設されている「施設型」、自宅で保育、看護を行う「訪問型」の2タイプが主流です。「施設型」は近年少しずつ増えつつありますが、東京都でみると台東区、渋谷区、杉並区、北区にはそれぞれ1施設のみ(※1)。また、どの施設も定員が少ないため、いざというときに預かってもらえないこともあるなど、利用しやすい環境がじゅうぶんに整っているとはいいきれません。そんななか、病中や回復期にある病後の子どもを、自宅でお世話をしてくれる「訪問型」の病児・病後児保育サービスが広がりをみせています。(※1)参考:東京都福祉保健局「 東京都病児・病後児保育施設一覧 (平成28年2月現在)」■ママのセーフティネットに! 「訪問型」の病児保育ママ・パパとベビーシッターをつなげるシッターマッチングサービスを行う「キッズライン」では、病児保育にも対応できるサポーター(シッター)が、仕事をどうしても休めないママはもちろん、ワンオペ育児に奮闘するママなど、すべてのママのサポートを行っています。病児対応シッターは、全国に約300名。今後さらに増える予定とのこと。子どもが急に熱を出したときでもタイムリーに予約できるよう、スマホから24時間予約が可能。症状別に対応可能なシッターを探すことができ、シッティング中の様子はレポートで詳しく報告してもらえるなど、安心して利用できる仕組みがととのっています。また、入会金や年会費は不要、1時間1000円~(※2)と、シンプルでリーズナブルな料金システムも使いやすさのポイントです。そんなキッズラインの病児シッターサービスを、6月中は無料で体験できる試み「みんなの病児をあんしん解決」が実施されています。「みんなの病児をあんしん解決」は、実際の病児シッターサービスとして利用できるのはもちろん、病児対応シッターとの面談として利用することもできます。病気のときは、子どももママも不安になるものです。そんなときに初めて会うシッターに病気の子のお世話をしてもらうのがちょっとためらわれるママは、無料体験を利用してシッターと顔を合わせておくとよいかもしれません。訪問型の病児保育のように、いざというときに頼れるサービスがあることを知っておけば、子どもの急な体調不良にも慌てず、落ち着いて対応できそうですね。(※2)料金はサポーターによって異なります。・ キッズライン ・ キッズライン「みんなの病児をあんしん解決」
2017年06月12日