皆さんは、パートナーの体に違和感を覚えた経験はありますか?今回は「浮気発覚後に急激に太った夫」にまつわる物語とユーザーからの声を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:エトラちゃんは見た!3年前に浮気された3年前に夫に浮気された主人公。夫は浮気を許してもらう代わりに、家事育児に協力すると約束しました。しかし夫が頑張っていたのは最初だけで…。次第に残業や休日出勤を理由に主人公に家事育児を押しつけるようになります。さらに主人公は最近、夫について気になることがありました。急激に太った夫出典:エトラちゃんは見た!浮気発覚後、急激に太った夫を見て「太ったわねえ…」と違和感を抱いていた主人公。「まさか…?」とある疑惑が浮上した主人公は、夫のスマホを確認してみます。すると、スマホには夫と浮気相手のメッセージのやりとりが残されていたのです。実は、浮気発覚後も浮気相手との関係を続けていた夫。主人公に浮気を怪しまれないために、浮気相手の家で食事をした後も家で食事をしていたのです。「やっぱり…」と夫の浮気を確信した主人公は、母と協力し浮気の証拠を集めることにしたのでした。読者の感想浮気を許してもらう代わりに家事育児をすると約束したにもかかわらず、家事育児もせずに浮気も続けていたなんて信じられません。主人公には浮気の証拠を集めて、しっかり夫に制裁を加えてほしいと思います。(30代/女性)浮気を家事育児に協力するという約束で許した主人公は心が広いですね。しかし、主人公を裏切り続けていた夫にはがっかりしました。(40代/女性)
2024年03月19日皆さんは、パートナーの体に違和感を覚えた経験はありますか?今回は「浮気発覚後に急激に太った夫」にまつわる物語とユーザーからの声を紹介します。(CoordiSnap編集部)イラスト:エトラちゃんは見た!3年前に浮気された3年前に夫に浮気された主人公。夫は浮気を許してもらう代わりに、家事育児に協力すると約束しました。しかし夫が頑張っていたのは最初だけで…。次第に残業や休日出勤を理由に主人公に家事育児を押しつけるようになります。さらに主人公は最近、夫について気になることがありました。急激に太った夫出典:エトラちゃんは見た!浮気発覚後、急激に太った夫を見て「太ったわねえ…」と違和感を抱いていた主人公。「まさか…?」とある疑惑が浮上した主人公は、夫のスマホを確認してみるのでした。読者の感想浮気を許してもらう代わりに家事育児をすると約束したにもかかわらず、家事育児もしないなんて信じられません。(30代/女性)浮気を家事育児に協力するという約束で許した主人公は心が広いですね。しかし、主人公を裏切り続けていた夫にはがっかりしました。(40代/女性)
2024年03月19日今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介します!是非参考にしてみて下さいね♪オフィスでの作業中に感じる寒さ、特に足元の冷えは集中力を妨げることがあります。それによって仕事の効率も下がってしまうこともあるでしょう。そこで、デスクヒーターや電気あんかといったアイテムを活用して、オフィスでの足元対策を行うことをおすすめします。今回は、それについて詳しく解説します。オフィスが寒い!効果的な足元対策とは?オフィスの暖房は上に温かい空気がたまり、下に冷たい空気がたまる特性があります。そのため、足元が寒く感じることがあります。特に冷え性の方にとっては、冬のオフィスはつらいものでしょう。そこで、以下の3つの方法を試してみてください。1. デスクヒーターデスクヒーターは足元を効率的に温めてくれます。コンセントから電源を取れるので、オフィスでの寒いと感じた時にすぐに使用できます。デスクの下に設置する小型の暖房器具です。パネル型やマット型、スタンド型などの種類があります。デスクの形やサイズに合わせて選ぶとよいでしょう。2. 電気あんか電源が使える場合は、電気あんかもおすすめです。USBポートを利用して電源を取るタイプもあります。平型や山形タイプなどさまざまな形状がありますので、自分に合ったタイプを選びましょう。3. 段ボールこたつ電源が使えない場合は、段ボールを活用してみてください。小さめの段ボールをデスクの下に置き、足を入れることで床からの冷気を遮断できます。湯たんぽやブランケットを組み合わせると、さらに足元を温かく保つことができます。結論オフィスでの足元対策は、デスクヒーターや電気あんかなどのアイテムを活用することが有効です。自分のオフィスに合った暖房器具を選ぶことが重要です。電源を節約したい場合は、段ボールを使った対策も一考です。快適なオフィス環境を作り、効率的に業務を進めましょう。明日の私をちょっと楽に♪今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介しました!ぜひ参考にしてみてくださいね♪(lamire編集部)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月04日冬になると気になる「手足の冷え」。私は年々身体の冷えがひどくなっていて、机に座ってパソコンで作業をしていると足の指先が凍ってるんじゃないかと思うほど冷たくなってしまいます。「これはなんとかせねば!」と意を決して飛び立った先は、沖縄最高峰のラグジュアリーリゾート「星のや沖縄」。2月29日まで開催中の「気巡りスパイス滞在」で身体の巡りを良くするおこもり美容旅を体験してきたので、詳しくレポートします。■心もリフレッシュできる楽園。「星のや沖縄」星のや沖縄の「気巡りスパイス滞在」は冬でも15度を下回ることがほとんど無く、屋外での運動にも適した沖縄で、良質な「食事」と「運動」、そして東洋医学の考えを取り入れた「スパ」を通して、寒い冬を乗り越える身体づくりを目指す2泊3日のプログラム。全室オーシャンフロントのラグジュアリーな空間も素晴らしく、肩の力を抜いてリラックスしながら滞在を楽しめます。アクセスは那覇空港より車で約60分。予約制の空港リムジンバスを利用して訪れることも可能です。到着すると、案内されるのは深海をイメージしたレセプション。ここから先は宿泊者しか入れない未知の領域で、「いよいよ中へ……!」と期待を膨らませながら進んでいきます。レセプションで日常から非日常へと心を切り替え、カートで客室近くに送迎してもらいました。「中に入れた!」と思いきや、目の前に現れたのは高さ約4.5mの壁。星のや沖縄を象徴する「グスクウォール」です。グスクとは琉球時代の城で、そのグスクから着想を得た壁が約1kmにわたって連なっています。ランダムに見える穴は実は伝統的な織物「読谷山花織」の模様。縁起の良い「ジンバナ(裕福さ)」「オージバナ(子孫繁栄)」、「カジマヤー(長寿)」の3つの模様が縦に並んでいます。ドキドキしながらグスクウォールの中に足を踏み入れると、そこは地上の楽園……! 南国らしい花々が咲き乱れ、鳥のさえずりが聴こえてきました。温暖な気候のため一年中花が咲き、広々とした敷地を歩いているだけで癒やされました。客室は4タイプあり、今回は「フゥシ」に宿泊。海を目の前に望む「土間ダイニング」を中心に、掘りごたつ式のリビングとベッドルームが両端にレイアウトされています。定員4人、約93~94平米のフゥシはとっても広々! 全室スイートルームも星のや沖縄の特徴です。驚くほど美しかったのが「ベッドルーム」。壁紙が一面、琉球紅型で彩られていました……! 客室のタイプごとにデザインが変わり、フゥシのテーマは「ブーゲンビリア」。よく見ると星のや沖縄近くにある「やちむんの里」の登り窯や、琉球ガラスを製作している風景が描かれていました。デザインは那覇市出身の紅型作家・宮城守男さんによるもので、原画がパブリックスペースの「集いの館」に展示されています。掘りごたつ式のリビングはブーゲンビリアの壁紙に合わせた紫色。やちむんの湯呑みを片手にゆったりと腰を落ち着け、海を眺めることができるスペースです。■宿泊者無料。ふわふわの泡を頬張る「ぶくぶく茶」を体験続いて向かったのは伝統的な沖縄の赤瓦が印象的な「道場」。時間ごとにさまざまな沖縄の文化を体験できる施設で、15:00〜16:30には「海辺のひととき」として、「ぶくぶく茶」を宿泊者全員が無料で飲むことができます。ぶくぶく茶とは、沖縄の港町で航海をする旅人の幸せを願って振る舞われた古来の風習です。ぶくぶく茶の点て方は、まず煎った米を硬水で煮詰めた「煎り米茶」と「さんぴん茶」を1:2の割合で器に入れます。そして大きな茶筅で豪快に泡立て、最後にピーナッツをトッピングすれば完成! ふわふわの泡は煎ったお米の香ばしい香りが心地よく、頬張るように飲むのが正解です。お茶菓子としてちんすこうも添えられ、ほっとひと息つくことができました。■沖縄のスパイスやハーブでオリジナルオイル&シロップを作るぶくぶく茶を満喫したら、道場内のキッチンスタジオ「ゆがふキッチン」で「気巡りスパイス滞在」の初日に行うワークショップに参加。沖縄に古くから伝わるスパイスやハーブの効能を学びながら「スパイスオイル」と「スパイスシロップ」を作ります。合わせるスパイス・ハーブは自由自在。冷え改善やエネルギーの代謝を助けてくれる沖縄の島胡椒「ピパーチ」、身体を内側から温めて胃腸に働きかける琉球シナモン「カラキ」、医者泣かせ草の異名を持ち、沖縄のおばぁに古くから親しまれている「コヘンルーダ」など、40種類以上から自分好みに組み合わせます。乾燥スパイスだけではなく、キッチン隣のガーデンで収穫するフレッシュなものも使用可能。自分の体調に合わせたハーブを選びながら、収穫するのは楽しいひとときです。オイル用、シロップ用のスパイス・ハーブを選んだら、それぞれ材料を合わせて熱を加えていきます。シロップは沸騰してから約15分煮詰め、オイルはスパイスの香りが立ってきたらできあがりです。完成したオイルとシロップは自宅に持って帰れるほか、滞在中にも楽しめるのがうれしいポイント。客室には炭酸水・ジンジャーエール・ビールが用意され、作ったシロップと割って飲むことができます。私はピパーチやカラキを中心に選び、ほんのりスパイシーだけど甘みのあるカラキでバランスの良いシロップになりました。お湯で割るだけでもおいしく、身体ポッカポカ!■沖縄らしい食材とともに。健やかな美を目指すディナー初日のディナーはダイニングで「琉球シチリアーナ~Bellezza~」に舌鼓。沖縄で親しまれている⾷材にシチリア料理の技法を合わせ 、健やかな美へと繋ぐことをコンセプトにした冬限定のコースです。気巡りスパイス滞在は夕食2回付きで、2日目の夕食は「スパイス香る琉球しゃぶしゃぶ」となります。「琉球シチリアーナ~Bellezza~」は「畑小さな前菜」「海クルマエビのジュレ ケールとアーサー」のように、料理のテーマを漢字一文字で表しているのが特徴。「畑小さな前菜」はカリフラワーと紅芋のフリットやナーベーラー(ヘチマ)とナスのカポナータなど4品が一皿に盛り付けられ、その美しさと一品ずつの質の高さに気分が高まりました。おすすめされたイタリア産スパークリングワインとの相性もぴったり!「潤てびちのコッパとインサラータ」は沖縄らしいてびちを、イタリアの郷土料理である豚肉のコラーゲン寄せ「コッパ・ディ・マイアーレ」の調理法で仕上げた一品。「潤」というテーマのとおり豚肉のコラーゲンを感じるリッチな味わいで、タンカン入りのパセリやアンチョビを合わせたソース「サルサ・ベルデ」とともに楽しみました。メインは「酵豚肉のロートロ、発酵コンディメント」。ロートロとはイタリア語で巻くという意味で、島野菜を薄切りにした豚肉で巻いています。豆腐よう×リコッタチーズクリーム、発酵パパイヤ、ピパーチなど8種類のコンディメントから自分の好きなように組み合わせて食べるのが面白く、味付けを変えるだけでまったく違う料理に変化しました。何より臭みのない柔らかな豚肉が絶品……!■美しい海を見ながら。身体を動かし、巡らせる2日目の朝は太陽がのぼる前に起きて、道場で「朝の鍛錬深呼吸」に参加。4拍吸い、8拍で吐くという基本の深呼吸をベースにストレッチを行い、起きたての身体を目覚めさせていきます。身体を動かしているとだんだんとあたりが明るくなり、目の前には美しい海が見えてきました……!「気巡りスパイス滞在」はスパイスで内側から整えるだけではなく、「運動」も大切なポイント。ビーチ沿いを歩く「浜ウォーク」、プールで水圧を利用して身体を動かす「浮遊浴とエクササイズ」、海を目の前にビーチでストレッチを行う「浜かじ鍛錬深呼吸」の特別プログラムが含まれており、2日目・3日目で体験できます。プールは加温式なので冬でも問題なく利用可能。海と一体化したようなインフィニティプールで身体を動かすと、心身ともにリフレッシュできます!■月桃の花束に包まれてるよう……至福のトリートメント昼食「スパイシー沖縄そば」を食べた後は、気巡りスパイス滞在のメインの一つであるスパトリートメントで癒やしのひととき。沖縄の代表的なハーブ「月桃」のオイルや月桃玉を使った、星のや沖縄スパのオリジナルトリートメント「月(90分)」を体験できます。「月桃は抗酸化作用に優れ、ポリフェノールが赤ワインの約34倍も含まれているんですよ」とセラピストさんが教えてくれました。丁寧なカウンセリングを受けた後、足浴で足を清めてトリートメント開始。足先から頭皮まで月桃オイルを使ったオイルマッサージのほか、月桃を黒米粉や長命草とともに練って蒸しあげたハーブボール「月桃玉」をふくらはぎ、背中、デコルテにあてていきます。温かい月桃玉はポンポンとあててもらうだけで心地よく、つい寝てしまいそうなほど……。そして上半身のマッサージでは月桃の香りが強く香り、まるで月桃の花束に包まれているかのようでした。幸せ……。■自分で作ったスパイスオイルで食べる新鮮サラダ3日目の朝は客室で「スパイスオイルを味わうサラダ」に舌鼓。1日目に自分で作ったスパイスオイルを使ってオリジナルドレッシングを作り、新鮮なサラダにかけていただきます。気巡りスパイス滞在は朝食が2回付き、2日目は「薬膳ボロボロジューシー」です。ドレッシングはスパイスオイルと朝食で用意されるさとうきび酢を1:1の割合で混ぜ、沖縄の塩で味を整えます。食べてみると、複雑なスパイスの香りとさとうきび酢の酸味が絶妙で、自分で作ったとは思えないほどおいしかったです! 朝食はほかにスクランブルエッグ、ソーセージ、ハム、コーンスープ、ヨーグルト、パン、月桃種茶、さとうきび茶付き。スパイスシロップをヨーグルトにかけたり、月桃種茶に混ぜたりしてもおいしく、新たなスパイスの楽しみ方を学べました。食事、運動、スパを通して身体を整え、心もリフレッシュできた2泊3日の「気巡りスパイス滞在」。帰宅後もお腹を率先して温めたり、スパイス入りのドリンクを自分で作って飲んだりすると、身体がポカポカに……! 冷えに悩んでいても対処法がわからなかったので、それを知ることができたのがうれしかったです。沖縄のラグジュアリーリゾートで美と健康を目指す滞在、自分へのご褒美におすすめですよ。・星のや沖縄「気巡りスパイス滞在」住所:沖縄県中頭郡読谷村儀間474料金:83,000円(サービス料込、宿泊料別、2週間前までに予約)含まれるもの:スパイスワークショップ、星のや沖縄スパ 「月」1回、夕食2回、朝食2回、昼食1回、 入浴セット2回、プールでのエクササイズと浮遊浴参加、浜ウォーキング体験、 浜かじ鍛錬深呼吸参加HP:(撮影・取材・文:小浜みゆ)
2024年01月27日「靴下をはいていても足先が冷たくなってしまう」という人も多いのではないでしょうか。冷えて冷えて仕方がない時に、簡単に足先の冷えを予防できる方法を紹介します。アルミホイルで床の冷えをシャットアウト足先の冷えが気になる人におすすめのアイディアを紹介しているのは、しーばママ(shi_bamama)さんです。Instagram上で主婦に役立つライフハック術を多数投稿していて、足先の冷えを予防する方法もその1つ。家にあるものを使って、誰でも簡単に冷え予防できます。靴下をはいていても、つま先は冷えがち。足先が冷えていると、全身ひんやりしてしまうため、どうにか工夫したいところです。このような時に役立つのが、まさかの「アルミホイル」です。アルミホイルを適当な大きさにカットしたら…。靴下の上から、足先を包んでいきましょう。上からさらに靴下をはいて、アルミホイルを固定します。たったこれだけで手順は完了。冷たい床の上を歩いても、冷えを感じにくくなりますよ。実家や職場でも大活躍の裏技足先の冷えを感じた時、もこもこの靴下を重ねたり、スリッパをはくといった対策が可能ですが、外出時・外出先ではそうもいかないことも。しーばママさんの場合、「(義)実家はいつも床が冷たい…」と感じているそう。靴下の下にアルミホイルを巻いておくだけなら、誰にもバレずにこっそり対策できそうです。滞在中も、室温によるストレスを感じにくくなるでしょう。ちなみにこちらの裏技に対して、しーばママさんからは「動き回るとアルミホイルがボロボロになるから気を付けて」というアドバイスが。「屋外でアクティブに過ごす時」ではなく、「じっとしていて足先から全身に冷えが上がってくるような状況」で実践するのがおすすめですよ。足先の冷えが気になり、家の中でも分厚い靴下が欠かせない…という人も多いのではないでしょうか。冷えを予防するためには、ぜひアルミホイルを活用してみてください。しーばママさんが紹介する方法は、災害時にも有効です。足先の冷えを予防できれば、全身の体温低下を防げるでしょう。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る しーばママ|ライフハックに沼った主婦(@shi_bamama)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2024年01月17日この冬は寒暖差に加え、12月末は急激に気温が下がって体調を崩す人も増えた。特に冷えに悩む人には辛い日が続いている。冷えは、体のあらゆる不調を引き起こすので、この時期、特に注意が必要だと語るのは、日本手技療法士など多数の資格を持ち、『不調を解消する すごい足温め』(あさ出版)の著者でもある吉田佳代さん。「足裏を温めると健康に長生きできます。そして、体の不調の原因は、足の裏で分かるのです。例えば、内臓に不調がある場合、生臭いニオイや焦げたニオイがすることがあります」まずは“足の裏チェック”で体の不調の原因を探ってみよう。【1】足の裏が黄色い不調の原因:肉体疲労、肝臓や胆のうが弱っている。睡眠不足や過労などで体が疲れている。【2】足の裏が焦げたようなニオイがする不調の原因:欲求不満でイライラしたり、怒りなどを溜め込んでいてストレスがある。【3】親指の下のふくらみに角質がある不調の原因:甲状腺や副甲状腺機能のバランスが崩れている。【4】足裏の中央にシワがある不調の原因:腎臓系が弱っている。「冷えの原因は、ホルモンバランスの乱れや筋肉量の減少など、さまざまありますが、まず自分の不調の原因を足の状態から判断し、これを改善することによって、体質改善にもつなげようという考え方です」「足から生臭いニオイを感じた方は、肺が弱っていることが考えられます。東洋医学では、皮膚と肺は関係していると言われているので、皮膚を摩擦することによって肺が強くなります。乾布摩擦をすると、全身に温かい血液がまわってくるのは、そのためです」■内側からポカポカ!カンタン足温め法・タオルで「足裏こすり」椅子に座り、タオルで足の裏を左右にこする。1日2~3分でOK。「冷えに慣れすぎると、体の温度調整機能がうまくできません。そのような状態が続くと、体が冷えていることに気づかず、どんどん悪化することに。そこで、効率よく全身を温められる足裏のケアをすれば、溜まった老廃物を排出しやすくなります。『足裏こすり』のような手軽にできる温め方法を取り入れて習慣にすることが大切。また、更年期は冷えやのぼせの症状があるので、頭寒足熱を意識しましょう」ゆっくりテレビを見ている時などに、ぴったりな「足裏こすり」。筋トレやストレッチ、マッサージをするのは面倒だが、これなら誰でも簡単にできそうだ。■全体重がかかる足首がズレていると老廃物が溜まりやすい『足裏こすり」に加えて、もう1つおすすめしたいのが、『足首こすり』。足裏を温めても、足首が歪んでいると効果が出にくいそうだ。「セミナーなどで、みなさんに膝立ちをしてもらうと、姿勢がぐっと良くなるんです。なぜなら、膝立ちは体のバランスを取りやすく、骨盤の位置が正しい位置に戻るからです。でも、普通に立つと、また姿勢が崩れてしまう人がほとんど。それは、膝から下に問題があるということなのです。特に体の土台となる足首が歪んでいると老廃物が溜まりやすくなり、たとえ骨盤の歪みを整えても、全体重がかかっている足首がズレていたら血流は良くなりません。そこで早速今日からやっていただきたいのが、『足首こすり』。足首の前側の部分を両手の親指で左右にさするだけ。触るとゴリゴリするなら骨がズレている証拠。正しい位置に戻るとゴリゴリしなくなります」「毎日続けると、ゴリゴリが減って歪みが整います。そうすると、ふくらはぎや太ももなどの血流も良くなり、代謝が上がって足のむくみの改善にもつながります。最初は、ゴリゴリ感がひどいと思いますが、お風呂上りにおこなっていると、だんだんゴリゴリ感が減ってきますので、ぜひ続けてください」「ふくらはぎ=第二の心臓、足裏=第二の脳、趾(あしゆび)=全身の土台」といわれるように、「足」が正常に作用することで人は健康的な体を維持できる。「足を温める」ことは、その第一歩だ。単なる「冷え」だと流さずに、今年の冬は足裏を温めて、不調知らずで過ごしたいものだ。【教えてくれたのは……】吉田佳代(よしだかよ)さん。日本手技療法士や体幹ストレッチインストラクターなど多数の資格を持つ。著書に『不調を解消する すごい足温め』(あさ出版/監修:医学博士白澤卓二氏)がある。自然医学の理論と健康・美容技能の解析と応用を学ぶ。骨・筋肉・経絡・経穴・リンパのすべてからさまざまな不調にアプローチした独自の足ツボ療法および、全身オイル整体技術を開発。
2024年01月12日お正月に食べるものといえば、おせちとお餅のイメージですよね。その中でもお餅は「食べ過ぎて太った。」と感じる方が多いのではないでしょうか。今回は、お餅は本当に太るのか、また、太りにくいお餅の食べ方についてあすけん栄養士が解説します。 お餅のカロリーみなさんは1食にお餅は何個食べますか?もち米から作られている「お餅」のカロリーは、通常のご飯と比べてどのくらいなのでしょうか。お餅のカロリーは、大きさによっても異なりますが、切り餅(50g)1個で約110kcal、丸餅(40g)1個で約90kcalです。お餅をごはんの代わりに食べる場合、普通の茶碗でごはん1杯(150g)約230kcalと同等のカロリーにするには、お餅は2~3個程度までにすると良いでしょう。お餅はなぜ太るの?ダイエットの基本として、体重が増加する原因は摂取カロリーが消費カロリーを上回るためです。お餅のカロリーは先述のとおりですが、カロリー以外で「お餅は太りやすい」と言われる理由を考えてみました。食べる量が多くなりがち下の表は炭水化物源となる主食の100gあたりの栄養成分です。栄養素(100g当たり)もちごはん食パンうどんそばエネルギー(kcal)22315624895130タンパク質(g)4.02.58.92.64.8脂質(g)0.60.34.10.41.0炭水化物(g)50.837.146.421.626.0糖質量(g)50.335.642.220.323.1(うどん・そばいずれもゆで)こうして見ると、お餅は他の主食と比べると炭水化物の量が多く、カロリーが高いため、同じ量を食べてしまうと、カロリーオーバーにつながります。お餅は焼くだけで手軽に単品でも食べやすいため、食べる量が増えてしまいがちです。あらかじめ食べる数を決めておくと良いですね。 甘いものと合わせて食べるぜんざい・おしるこや砂糖が入ったきな粉など甘いものと合わせて食べてしまうと高カロリーになりやすく、太る原因になります。太りにくい食べ方ダイエット中、お餅を食べる時には次のことを気を付けるようにしましょう。食べる順番を考えるお餅を食べる前に、野菜やきのこ、海藻類など食物繊維が含まれている食材を先に食べると、血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。また、満足感もでるので、お餅の個数も抑えることができます。1食のカロリーをコントロールするお正月はおせちとお雑煮の組み合わせで食べることが多いですよね。おせちは日持ちさせるため、しっかりした味付けで、黒豆や栗きんとんなど甘いものも多いため、つい一緒にお餅も2個、3個と食べてしまうという方もいるのではないでしょうか。お餅と一緒に食べる際は、野菜中心のおかずや、タンパク質が摂れるおかずを選んだり、お餅を1個にしたりするなどして、1食の適正カロリーを守るように気を付けましょう。太りにくいお餅のレシピダイエット中のお餅は一緒に食べるものに工夫をしましょう。よりお餅をヘルシーに食べるためのレシピをご紹介します。お正月の定番「お雑煮」お雑煮は地域によって特色があります。切り餅・丸餅の違いや、汁も味噌やすまし汁、小豆汁などの地域があり、具材も様々です。ダイエット中の方には、野菜を多く入れたお雑煮をおすすめします。根菜類などよく噛む食材や、千切りにした大根や人参などをたっぷり入れるなど、満腹感を得られやすくなります。また、鶏肉や魚を入れ、タンパク質を摂るのも良いでしょう。彩りが良い食材を使えば見た目も楽しく、心の満足感につながりますね。色々な食材を入れることによって、多くの栄養素を取り入れることができます。消化を助ける「からみ餅」お餅に大根おろしをかけたからみ餅は、大根おろしに含まれるアミラーゼという酵素が、炭水化物の消化を助けます。また、タンパク質や脂質を分解する酵素も含まれているので、お餅と一緒におかずを食べるときにもおすすめです。糖の吸収を抑える「磯辺餅」海苔は良質なタンパク質、食物繊維、葉酸など多くの栄養素を含んでいます。特に、食物繊維は、糖質の吸収を緩やかにするので、お餅と相性が良いです。また、葉酸も豊富に含まれているので、妊婦の方にもおすすめです。鍋と一緒に「もちしゃぶ」薄くカットしたお餅を使った鍋料理です。鍋の野菜を一緒に食べることで、噛む回数が増え、満腹感も得られやすくなります。鍋料理は、野菜に含まれる食物繊維やタンパク質を摂ることができます。切り餅をスライスして使う場合は、1個分のお餅で数回楽しめるのも嬉しいですね。糖質制限の味方「おからもち」おからもちは、おからと片栗粉と水分を混ぜたものです。おからを使うことで、お餅より糖質を控えることができます。もっと糖質を抑えたい方は、片栗粉の代わりにサイリウムを使うと糖質はほとんど含みません。 古来からお祝い事に欠かせないお餅ですが、実は時間がない時や食欲がない時でも手軽にエネルギー補給ができる食べものでもあります。個数や食べ方に気をつければ、太る心配はありません。一緒に食べるものと量を意識して、美味しくお餅を食べてくださいね。 【参考・参照】香川明夫 調理のためのベーシックデータ第5版 女子栄養大学出版 2021年食品成分データベース<最終閲覧日:2023/1/4)
2023年12月31日「今年こそはやせる!」「正月太りを解消したい!」などの理由で、新年はダイエットをスタートさせる人が多い時期です。ダイエットをスムーズに行うためには、太らない長期休暇の過ごし方を知り、また目標を高く持ちすぎないこともポイントです。今回は、新年からダイエットをスタートする人に向けて、知っておいてほしいポイントを紹介します。年末年始は体重増加に注意「正月太り」という言葉があるとおり、年末年始は太りやすい時期です。食べすぎや活動量の低下が原因とわかってはいるものの、毎年体重が増えてしまうと悩む方も多いでしょう。実際に、年末年始は体重が増える、という研究結果もあるほどです(※1)。これは日本、アメリカ、ドイツにおける1年間の体重変化を調べた研究で、年末年始はどの国も体重増加がみられたという結果になっています。日本では、平均で0.5%ほど体重が増えたことがわかりました。この年末年始をうまく乗り切れば、新年からのダイエットがスムーズにいきやすくなります。ぜひ次から紹介するポイントを参考にしてみてください。太らない年末年始の過ごし方は?年末年始を太らずに過ごすためにおすすめしたいのは「体重測定」です。体重測定をすることで、自然と食べすぎ防止の意識が働き、体重増加を防ぐ働きが期待できます。手軽にできるため、毎日続けやすいこともメリットです。実際に、体重測定することで休暇中の体重増加を防げたという研究結果もあります(※2)。この研究では、272名を2グループに分け、クリスマス休暇の前に以下のことが行われました。・グループ1:体重測定、記録を行い、推移をみて食事や飲み物の内容を考えるように指導される。また体重管理や食事に関わる情報提供が行われた。・グループ2:健康な生活に関する小冊子が提供された。1月と2月に評価を行った結果、グループ1では-0.13kg、グループ2は+0.37kgとなり、0.49kgもの差が出たことがわかりました。体重測定により、よい意識の変化が生まれていることがわかる結果ですね。気が緩みがちな年末年始も、体重測定と記録だけは忘れないようにしましょう!新年からダイエット!目標設定と進め方のポイント新年から気持ちを新たにダイエットをスタートさせる場合、知っておいてほしい目標設定の仕方と、進め方のポイントをお伝えします。目標はまずは3%の体重減少体重減少の目標は、まずは現体重の3%程度にしてみましょう。「これならできるかも?」というくらいの、小さな目標を立てるのがおすすめです。目標を高く持ちすぎるよりは、達成できる目標を立ててクリアしていく方が、達成感を味わえてダイエットがスムーズになるといわれています。3%とは、60kgの場合は1.8kg、70kgの場合は2.1kgとなります。これを3~6ヶ月かけてやせるのが、リバウンドしにくい理想的なペースです。食事&体重記録をする先ほどお伝えしたとおり、体重測定はダイエットに欠かせません。またあわせて食事記録もしてみましょう。両方あわせて行うことで、より食べすぎ防止の意識が働きやすくなりますよ。また体重増加にすぐに気付けるため、リカバリーをしやすくなるメリットも。さらに、客観的に自分の食生活を振り返ることで、問題点も見つけやすくなりますよ。なかなか記録が続かない方は、下記のコラムをヒントにして、新年から再開してみませんか? 続けやすいダイエット法を実践しようダイエットは無理なく、長く続けられる方法を実践することが大切です。過度な食事制限は無理がきやすく、挫折してしまう原因につながります。毎日でも続けられる方法を見つけてみましょう。たとえば「野菜をたっぷり食べる」「1日10分プラスして歩く」「甘い飲み物をお茶に変える」などの習慣が身に付くと、やせたあとも体型キープをしやすくなります。 新年からのダイエットをスムーズに進めるには、年末年始の過ごし方が大切です。ゆっくりと過ごしながらも、体重測定と記録はお忘れなく! 【参考・参照】(※1)Elina E Helander et al.,“Weight Gain over the Holidays in Three Countries”,N Engl J Med,2016 Sep 22;375(12):1200-2(※2)Frances Mason et al.,“Effectiveness of a brief behavioural intervention to prevent weight gain over the Christmas holiday period: randomised controlled trial”,BMJ 2018; 363 【執筆者】広田千尋/管理栄養士これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。
2023年12月31日今すぐできる冷えとりワザ11月20日、心身の不調の原因となる冷えの対策を紹介する女性向けの新刊『ココロとカラダの不調が消える 今すぐ、冷えとり!』がオレンジページから発売された。価格は1595円(税込)である。オレンジページは2016年に『本当にすごい 冷えとり百科』を発売しており、新刊はその内容を加筆、修正したものとなっている。医師や専門家32人による冷え対策男性よりも冷えに悩みがちな女性。熱は筋肉より生み出されるが、もともと女性は筋肉量が少ないため、カラダが冷えやすく、冷暖房の環境、ダイエット、ファッションなども冷え性に関係している。また、女性特有のライフステージの変化がホルモンバランスに影響を与え、冷え性になりやすいという。新刊では、医師や専門家32人が簡単で即効性のある冷え対策を紹介。頭痛、だるさ、肩こりなどの身体的な不調のほか、イライラや落ち込みといった精神的な不調にも効果が期待できる。美肌になって太りにくくなり、睡眠を改善する運動や食事などの生活習慣、マッサージ、ファッションなど、簡単なセルフケアが掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※ココロとカラダの不調が消える 今すぐ、冷えとり! ‐ オレンジページの本 ‐ オレンジページnet
2023年12月04日フェムケアで最近気になるキーワードが“子宮冷え”。婦人科系トラブルを招く原因として見逃せない問題です。子宮や膣は、温かく潤っている状態が理想。毎日できる“子宮温活”習慣で、ほかほか子宮を育んでいこう。冷え冷え子宮はトラブルのもと!毎日実践“ほかほか子宮”の育て方。生理痛や生理不順など、婦人科系のトラブルに大きく関わってくるのが、子宮まわりの冷え。「お腹やお尻、鼠蹊部に触れると、冷えている人が多いです。冷えは滞りをもたらすので、血液や栄養が巡りにくく、老廃物も排出できずに停滞します。子宮の機能にも影響を及ぼし、様々な不調をもたらす原因になるので、たかが冷えだと軽視しないでほしいです」(婦人科医・成川希さん)生理痛がある時にお腹をしっかり温めると、痛みが軽減したという経験がある人も多いはず。「痛みがある時だけでなく、日々冷えを溜めない習慣を身につければ、痛みが出にくくなります。また、冷えの原因は様々。自律神経の乱れや環境の変化、その人の体質、性格などが影響して、冷え=滞りをもたらしているのです」今回、成川さんが提案してくれたのが、伝統医療「アーユルヴェーダ」の知恵を現代版に解釈した“子宮温活習慣”。冷えを溜めないアイデアが揃っているので、続けられそうなものを取り入れて。実は子宮が冷えている人がほとんど!?1つでも当てはまるなら、生活を見直そう!汗をかきにくい運動不足睡眠の質が悪いダイエット中お風呂はシャワーで済ませがち生理の周期が乱れるPMSに悩んでいる鼠蹊部からお尻周辺が冷たい肌や髪が乾燥している心配性冷え冷え子宮を放っておくと、こんな症状が出てくるかも月経不順・月経痛・ホルモンバランスの乱れ・自律神経の乱れ・体調不良・子宮内膜症・子宮筋腫・不妊症…ほかほか子宮温活を始めよう!体質的に冷えやすい人はもちろん、冬場は気温の影響もあるので、子宮温活はすべての女性に必須。「日々の養生を大切にするアーユルヴェーダの知恵に、婦人科の見立ても取り入れています。日中はよく動く、しっかり排出する、質の良い睡眠をとる。そして、お腹まわりを効率的に温めることが基本の考えです」ほかほか子宮生活の3か条よく動く、よく眠る尿、便、汗をしっかり出すお腹まわりを温める時間を作る“冷え”を溜めずに“ほかほか”をプラスする、子宮温活の極意。【朝の子宮温活】冷えをもたらす自律神経の乱れは、朝のルーティンでリセットしよう。一日の始まりとなる朝。バタバタと過ごさず、自分のために丁寧なセルフケアを行うと温め効果大。自律神経が整い、冬場の時期でも冷えにくいカラダをキープできる。1、できるだけ早起きを習慣づけ、体内時計のズレをリセット。夜勤の人以外は心がけてほしい早起き。カーテンを開け、できれば部屋の換気も行い、寝ている間に溜まったものを吐き出すように深呼吸。朝の太陽のエネルギーを全身に取り込もう。これで体内時計がリセットされ、冷えと関わりの深い自律神経のバランスも整う。2、寝ている間に冷えていた、子宮周辺を乾布摩擦で温める。お尻まわりや鼠蹊部、そして子宮周辺を乾布摩擦のような感覚でさすってみよう。この時、素肌にも触れてみると、どこがどれだけ冷えているか実感できる。さすっているうちに冷えも解消されるし、お腹まわりを刺激することで排便も促されて一石二鳥。3、朝食前に歯磨き&舌磨きを。消化力が上がり、代謝も促進。就寝中は唾液の分泌量が減少し、寝起きの口腔内は不潔な状態。アーユルヴェーダでも、睡眠中に体内の老廃物が口腔内に出るといわれている。朝食前に歯磨きや舌のクリーニング、口をゆすぐことで消化力アップにつながり、代謝も促進してくれる。4、頭がスッキリするだけでなく、心まで整うマッサージ。カラダを温める作用があり、循環を促してくれる太白ごま油(ほとんどにおわない)を手に1滴垂らし、頭と耳を丁寧にもみほぐそう。心身の状態をチェックしながら毎朝マッサージすることで、小さな変化にも気づきやすくなり、一日の過ごし方も変わっていく。5、詰まりを流して体熱を生み出す、お湯+クミンの特製ドリンク。朝食を摂ったら、出発前に特製ドリンクを用意。水筒にお湯を注ぎ、代謝、消化力を上げてくれるクミンを小さじ1杯入れて。出先ではこれを飲み、別のものを飲む場合でも常温か温かいものを選び、できるだけ胃腸を冷やさないようにしよう。成川 希さん婦人科医、女性ヘルスケア専門医、アーユルドクターなり。インドの伝統医療アーユルヴェーダと、現代医学の婦人科が融合したメディカルサロン「アーユルヴェーダユニバース」で幅広い世代の女性を診察。※『anan』2023年12月6日号より。イラスト・佐久間 薫取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年12月01日更年期に表れる全身症状として体が冷えることもあります。もともと女性に多い冷えですが、更年期になるとさらに症状がひどくなることがあるようです。さらに心配なのは、冷えにはさまざまな病気が隠れていることも。そこで産婦人科医の粒来 拓先生に受診の目安や治療、セルフケア法を聞いてみました。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。「この記事はこんな人におすすめ」・更年期の体の「冷え」について悩んでいる方・更年期の体の「冷え」の仕組みについて知りたい方・更年期の体の「冷え」の改善方法について知りたい方更年期での体の「冷え」の原因は?エストロゲンの分泌低下によるものや生活習慣病も更年期による体の冷えの原因は、卵巣ホルモン(エストロゲン)の急激な分泌低下によって自律神経が乱れ血行不良を招くことです。そのほかにも血液がドロドロ、動脈硬化、糖尿病などによるもの、摂取カロリー不足、運動不足、ストレス、心臓が弱っていることが原因として挙げられます。症状としては、夏でも手足は冷たいまま、カーッとのぼせてもエアコンはつらい、お風呂で湯船につかっても体がなかなか温まらない、厚手の靴下をはいても足が冷たくてなかなか眠れないなどがあります。体の「冷え」がつらいとき、受診は必要?日常生活に支障が出るなら婦人科への受診を以前よりも体が冷えてなかなか眠れない、体が冷えて体を動かすのもしんどい、家事ができないなど日常生活に支障が出るようなら婦人科への受診を考えましょう。更年期の時期はさまざまな症状が表れるので、どれも更年期が原因と考えがちですが、ほかの病気だったというケースもあります。更年期の症状から来るものかを確認することも大切です。婦人科での治療法は?まずは生活改善の指導と漢方治療を婦人科では、生活改善の指導に加え、エストロゲンを体に補充するホルモン補充療法(HRT)も検討されますが、まずは生活改善の指導と漢方治療を試みることが多いです。東洋医学的に冷えとは、瘀血(おけつ/血の流れが悪い・ドロドロ)血虚(けっきょ/貧血・血の質と量が足りない)水毒(水分の巡りが悪い)陽気不足(エネルギー不足で元気がない、ストレス過多)などが原因で、気逆(頭はのぼせ、手足が冷える状態)になるといわれます。漢方症例としては、「温経湯(うんけいとう)」「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」などが処方されます。健康診断で生活習慣病が疑われたら内科の受診を健康診断でコレステロール、血糖値が高かった場合、高脂血症、糖尿病、動脈硬化、高血圧などの生活習慣病が疑われますので、内科を受診しましょう。まず検査をしてそれらが原因であるのなら、それを治療することで冷えも改善していく可能性があります。冷え改善に有効なセルフケアの方法「食事」と「運動」【1】根菜類などで体を温め、たんぱく質で筋肉量アップを【2】無理なく続けられるウォーキングを【1】根菜類などで体を温め、たんぱく質で筋肉量アップを冷えは普段からのセルフケアでもかなり改善できるといわれています。基本は血液をサラサラにし、体を温めるような食事を心がけ、運動を定期的におこなうことです。おすすめの食材は根菜類、しょうが、唐辛子、にんにく、ねぎ、味噌、梅干し、酢など。毎日の食事で意識してとるようにしましょう。また、筋肉量アップのための魚や肉、豆類などのたんぱく質もしっかりとるように。【2】無理なく続けられるウォーキングを運動は無理なく毎日続けられるものなら、なんでも大丈夫。特にウォーキングなどがおすすめです。あえて運動の時間が取れないようなら通勤や買い物のときに、少し長めに歩くなどの工夫を。服装は首、手首、足首やおなかや腰などを冷やさないものを身に着けます。血管を収縮させ、血圧上昇につながり心臓に負担をかけるたばこはやめましょう。放っておくとどうなる?免疫力や代謝機能が落ち、不調が起きやすくなる冷えを放っておくと肩凝り、腰痛、胃腸の不調や不眠、生活習慣病などさまざまな体の不調を引き起こすことがあります。通常、体は37度ぐらいの体温で免疫力や代謝機能が一番力を発揮することができます。体が冷えるとその力が落ちてしまうため、不調が出やすくなってしまうのです。冷えを感じたら、まずはセルフケアを実践し、改善が見られないようなら婦人科や内科を受診し、原因を確認し治療を受けましょう。・日常生活に支障が出るなら婦人科を受診・婦人科では生活改善の指導と漢方治療をおこなう・体を温める食事と筋肉量をアップする運動を心がけるまとめ更年期はさまざまな症状が出るため、受診するタイミングに悩むこともあると思います。まずは自分の症状を把握し、生活習慣なども見直して、それでも改善せず支障が出るようなら我慢せずに受診しましょう。取材・文/アキモトスズ(52歳)「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。著者/監修/粒来 拓 先生よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長。日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
2023年11月19日ここ数日の急な気温の変化に伴い、体の“冷え”を感じるようになってきた人も多いだろう。「女性は、妊娠や出産、閉経などによってホルモンバランスが乱れやすい、筋肉量が少ないなどの体の特徴から、男性に比べて冷えを訴える人が多い傾向があります。不定愁訴といわれるさまざまな不調は、この時季の冷えが原因と言っても過言ではありません」こう話すのは、自治医科大学附属病院麻酔科鍼灸外来の鍼灸師・中野朋儀さんだ。骨盤周辺には自律神経が張り巡らされていて、それが子宮、膀胱、腸などの内臓にもつながっている。さらに、大きな血管が骨盤の後ろにある「仙骨」の横を通っている。仙骨とは、お尻の上のほうの皮膚直下にある逆三角形の形をした骨だ。この仙骨周辺を温めることが、体を冷えから守るカギになると中野さんは言う。「仙骨周辺は組織が密集していると同時に筋肉や脂肪がつきにくくなっているため、体外からの熱が骨に伝わりやすいのです。自律神経や大きな血管を温めることで、副交感神経が優位になり、血管が拡張して血流が促進されます。すると体がポカポカして、体調が整いやすくなります」(中野さん、以下同)やっかいな冷えを改善できるとあれば、ぜひ仙骨を温めるようにしたいところ。手っ取り早いのはやはり入浴なのだろうかーー。「血管を拡張させるには深部体温を42度くらいまで上げる必要がありますが、入浴だけで上げるには38度くらいのぬるめのお湯に30分ほどつからなくてはなりません」とはいえ、ますます気温が下がる時季、ぬるめのお湯に長くつかっていては、かえって体を冷やしてしまうだろう。そこで中野さんがおすすめするのが、40度前後の温かいお湯につかった後に仙骨の位置にシャワーを当てること。それによって、自律神経を適度に刺激して整えるというものだ。「入浴でほどよく体を温めた後、少し熱めのお湯(41~42度)を強めの水圧でお尻に30秒~1分当てるだけです。熱めのお湯と強めの水圧で、マッサージのような効果が期待できます。これを習慣化することで、冷えの改善のほか、肩こり、腰痛、坐骨神経痛などの痛みが和らぐ効果も得られます。全身の血流が促され、睡眠の質を高めることにもつながります」大切なのは継続すること。慢性的な冷えの対策として、ぜひシャワーで仙骨を温めることを習慣にしてみよう。
2023年11月15日生理痛は“耐える”ものではなく、その原因となる冷えや便秘、骨盤のゆがみを正すなどセルフケアで改善することも!生理痛=体からの重要な不調のサイン。自身も10代の頃から生理痛に悩まされた経験を持つ産婦人科医の駒形依子さん。その経験をもとに、東洋医学に基づいて考案したセルフケア方法を伺った。「生理中にお腹を締め付けられるような痛みがあるのは、決して当たり前ではないんです。本来、子宮が正常に機能していれば、生理痛にはならないはず。子宮内膜症などの疾患がないのであれば、日々の生活習慣が重なって自律神経の働きが悪くなり、生理痛につながっていることも。つまり生理痛は、生活習慣病ともいえるんです」そのため、生理痛の改善には、生活習慣の見直しがマスト。まず、生理痛の大きな原因として考えられるのが、「冷え」だ。「血液が全身を巡らないと体が冷えてしまい、内臓の冷えは痛みのもとになるので、とにかく体を温めることが何より大事。冷たいものを飲むと腸の温度は約2°C下がり、腸に取り囲まれている子宮の温度も下がってしまうんです。冷たいものを飲むのであれば、次は温かい飲み物にするなど、内臓を冷やさないことを日頃から心がけるだけでも生理痛が緩和することがありますよ」関係ないように思えるが、呼吸が浅いことも、生理痛の原因に。「気づかないうちに呼吸が浅くなり、体が酸素不足の状態になっている女性はとても多いです。臓器に酸素が十分に行き渡らないと痛みの原因になるので、意識して胸式呼吸をするのも」また、便秘気味の人は便の重さで子宮が押しつぶされて痛みにつながっているケースもあるので注意が必要だという。さらに、ストレスや不眠によって自律神経の働きが悪くなってホルモンバランスに影響を及ぼし、それが生理痛として現れることもある。「体はすべてつながっているので、生理痛があるなら、それは子宮だけでなく他の部分にも問題があるという体からのサイン。生理痛=痛み止めだけでやりすごすのではなく、根本的な改善を目指して生活習慣を見直したり、マッサージに取り組むなど、体の声に耳を傾けてほしいですね」【セルフケア1】冷えの解消につながる胸式呼吸正しい呼吸をすると、なぜ冷えが解消するの?仕事中など“戦闘モード”の時は無意識のうちに呼吸が浅くなっており、「息を吸えているけれど、吐けていない」状態に。正しい呼吸をすることで、全身に血が巡り、体の隅々まで酸素が行き渡るので、痛みの原因となる冷えの解消につながります。(1)口からではなく、鼻から息を吸うのが基本。肩は左右に広げることを意識し、上がらないように注意。(2)吐く場合は、口からゆっくりと30~40秒ほどかけるのが理想。仕事中や就寝前など気づいた時でOK。【セルフケア2】ゆがみを正す骨盤ストレッチゆがみを正すと、なぜ生理痛が緩和するの?骨盤を動かすことで、骨盤内の血液量が増え、子宮が温まり、生理痛の緩和に。ただ、骨盤のゆがみがひどかったり、骨盤まわりの筋肉が硬くなりすぎていると、ストレッチによって腰痛が出ることがあるため注意を。回数を減らすなど最初は痛みが出ない範囲で行って。【寝て行うストレッチ】(1)仰向けに寝て、肩を動かさないよう注意しながら右側の骨盤を上げる。(2)左側の骨盤も同様に、交互に10回。就寝前に行うのがオススメ。【座って行うストレッチ】(1)背筋を伸ばし、膝が90度くらいに曲がる浅さで椅子に腰かける。両足の裏は床につける。(2)次に、両脚の膝の内側とくるぶしの内側をピタッとくっつける。(3)かかとを床につけたまま、肩を動かさないように、両脚の膝を前後にすり合わせるようにして10回ほど動かす。【セルフケア3】便秘解消につながる横隔膜マッサージ横隔膜をほぐすと、なぜ便秘が解消するの?横隔膜を動かすことで内臓も動き、生理痛の原因になる便秘解消につながります。また横隔膜付近には、自律神経が密集しているため、マッサージで横隔膜をほぐすことで自律神経を直接刺激。全身の血行を促進し、新陳代謝を促して快眠やストレス解消にも役立つ。〈基本の姿勢〉両脚の膝を立て、仰向けに寝る。手は肋骨の下に置く。(1)肋骨の下に親指以外の4本の指をぐっと入れる。(2)4本の指を(1)(3)の順に動かし、肋骨に沿ってほぐしていく。(3)(2)のイラストにある(3)の位置まで指がきたら、ゆっくりと深呼吸をしよう。【セルフケア4】便秘解消につながる脊柱ほぐし背中をほぐすと、なぜ便秘が解消するの?脊柱にはツボが多く、ここに点在するツボを刺激し、脊柱付近の筋肉を緩ませ、お腹と背中の張りを取ることで、横隔膜や腸の動きが活発に。その結果、便秘を解消する仕組み。特にお尻の側面のえくぼあたりの「環跳(かんちょう)」のツボは、生理痛に効果的。(1)肩甲骨と背骨の間にあるツボ「心愈(しんゆ)」から脊柱に沿って、点で示したツボを親指で押す。(2)お尻の側面のえくぼができるあたりのツボ「環跳」がゴール。グリグリとほぐそう。まだまだある!生理痛と前向きに向き合うためのTIPS・飲み物はできるだけ、水に置き換える生理中は血液が失われるので、意識して水分を多めに摂ろう。「利尿作用があるコーヒーやお茶ではなく、水を1日1L以上飲むのが理想。経口補水液だと、さらに」・足首まわりだけでも温めよう前述のように、冷えは生理痛の一因。「特に、足首から先の冷えが一番よくないので、家の中でも靴下を履く習慣を。足首まわりにレッグウォーマーを巻くのもオススメです」・ガマンせずに痛み止めを飲んでも大丈夫「頼りすぎるのはよくないですが、用量を守っていれば服用することで体に悪い影響はないので、ガマンする必要はありません。ただ、生活習慣を見直すことも忘れないで」駒形依子さん産婦人科医。こまがた医院院長。自身が悩んだ経験から、東洋医学を学んでセルフケアを考案。『自律神経を逆手にとって、子宮を元気にする本』(PHP研究所)※『anan』2023年11月8日号より。イラスト・そばまる取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2023年11月05日11月に入り、1日の寒暖差が気になる人は多いと思います。男女を問わず、冷えや冷えに伴う頻尿、腰痛、肩こりなどの不調に悩む人も多いはず。そこで、中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、冷え性の原因となるNG習慣とすぐにできる対策を教えてくれます!男女とも冷えは大敵!冬本番前の今から対策を【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 238数年前に“いい女ほどタイツのデニール数は少ないらしい”説が浮上していましたが、実際のところどうでしょうか?肌色のタイツの上に薄いタイツをはいて工夫する方もいらっしゃいますよね。私自身は、160デニールなどなるべく分厚いもので温かく安心して過ごしたいタイプです。ですが、これから寒くなるにつれておしゃれの幅も広がり、デニール数が少ないストッキングをはいたり、鎖骨を出したり、コートの下にノースリーブを着たり、防寒と真逆の服装をしてみたくなることもあるかもしれません。そこで今週は、徐々に寒さが厳しくなり、寒暖差も実感する気候の中で、冷えずに温かくすごすための食薬習慣を紹介していきます。今週は、冷えの対策となる食薬習慣寒い季節には、冷えるという感覚以外にも血流が悪くなって足がむくんだり、血管が収縮し指輪が緩くなったり、トイレが近くなったり、膀胱炎や膣カンジダなどの症状を感じたりすることがあります。これからの時期は、外からの防寒も大事ですが、体内で熱を作り出す力が欠かせなくなります。冬のオシャレで我慢をしないように温活アイテムを活用しつつも、体を整えることでポカポカな体を維持していきたいですね。漢方医学では冷えやすい体質の一つとして、底冷えしやすく一度冷えるとなかなか体が温まらないという状態を『脾腎陽虚』といいます。その場合、消化器系統の働きをサポートしつつ栄養を補給し、効率よくエネルギーを作り出すようにします。ということで、今週は一足早い温活の一環として胃腸の働きを助け『脾』の働きを強化し、マグネシウムや亜鉛、ビタミンDなどを補いつつ、十分な睡眠をとることで『腎』を強化することがおすすめです。今週食べるとよい食薬は、【鱈とキノコのみぞれ鍋】です。逆にNGな習慣は、代謝ビタミンであるビタミンB群を消耗していく【ラーメンとビール】です。食薬ごはん【鱈とキノコのみぞれ鍋】胃腸の働きを助ける大根おろしとナメコを活用したお鍋を紹介します。なめこのトロミは保温性が高く、トロトロでポカポカのお鍋に。栄養の消化吸収機能を高め、『補脾』することで体の土台作りをします。そして、高タンパク、低脂質で、ビタミンD、ビタミンB群などを含み、消化によい鱈を活用し『補腎』していきます。冷え対策に欠かせない『脾腎』を元気にするお鍋です。これからの季節、お鍋の機会が増えると思いますので、ぜひお試しください。<材料>なめこ80g鱈2-4切れ白菜やしめじなど好きな野菜塩昆布・醤油・酒・みりん大さじ1水500ml大根おろし好きなだけ<作り方>大根おろし以外をコトコト煮込み、最後に大根おろしをのせて、お好みでネギを添えて完成。NG行動【ラーメンとビール】の食べ過ぎ・飲みすぎラーメンやパスタなどの糖質を多く含む食材や、ハイボール、ワイン、ビール、日本酒などのお酒は、体内で分解するためにビタミンB1やナイアシンなどのビタミンB群、カルシウムなどを消耗していきます。ビタミンB群は、代謝ビタミンとも呼ばれ、エネルギーを作り出すために必要不可欠な栄養素です。そのため、冷えを感じるときには、ビタミンB群のサプリを補うことがありますが、足りないものを足すだけではなく、消耗してしまう原因を突き止め、避けることも同時にできるとよいですね。まだ、寒さは始まったばかりです。これから長い冬がはじまり、暖房やカーディガン、腹巻、レッグウォーマー、カイロなど様々な防寒グッズに頼り、なんとか冬越えするということも多いかもしれません。ですが、寒さの始まりでもある今の段階からコツコツと自ら熱を作り出せるように体を整えていくことは、健やかに冬越えできる可能性を高めてくれます。冬本番になる前の今のうちに、習慣の見直しをしてみてはいかがでしょうか。そのほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン®』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち®」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©こんざい/Adobe Stock文・大久保愛
2023年11月03日家で過ごしていても、足元から来る冷えに悩まされることがありませんか?そんなときには、ダイソーのスリッパがおすすめ!あたたかくてデザインも可愛いアイテムを紹介します。ダイソーのコーデュロイスリッパが可愛すぎる♡出典:CoordiSnap冬にぴったりのコーデュロイスリッパをダイソーで発見しました。コーデュロイは保温力が高く、冷える季節にはぴったりの素材です。価格は220円(税込)でした。脱ぎ履きしやすくてあたたかい!出典:CoordiSnapこのアイテムは脱ぎ履きしやすくて保温力も高いのが特徴。表面はコーデュロイ、中はふわふわの素材でできています。触り心地は柔らかく、かつしっかりとしていて1シーズン持ちそうな丈夫さです。絶妙なアースカラーが可愛い!1280出典:CoordiSnapカラー展開は全部で2種類。ベージュとブラウンで、どちらも冬にぴったりのアースカラーですね。今回紹介しているベージュの方は、どちらかというとオフホワイトに近い明るめの色でした。ブラウンは、深めのカラーがより見た目にもあたたかそうな絶妙な色です。サイズ展開は2種類♪出典:CoordiSnap今回紹介しているサイズは、足のサイズが23〜25センチの方向けのものです。他に26〜27センチの方向けのサイズのあるので、自分に合った方を選べるのも嬉しいですね。実際に着用してみると、大きめのサイズ感ですが足にフィットします。迷った方は小さい方を選ぶとよいかもしれません。今回は、ダイソーのあたたかいスリッパを紹介しました。可愛くて優秀なスリッパをお探しの方は、ぜひダイソー店頭で探してみてくださいね。<商品情報>商品名:ソフトスリッパ(太コーデュロイ、23cm-25cm)価格:220円(税込)※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>AkaneダイソーやSeriaの雑貨を中心に、便利グッズを紹介しています♪とくにキャラクターグッズが大好き!
2023年10月31日一年を通して太る原因は様々ですが、特に夏に太りやすいという方は、季節特有の理由で太りやすい状態になっているのかもしれません。今回は現役ヨガ講師の筆者が、夏太り解消のエクササイズと、太りにくい生活習慣についてご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さいね!夏に太る原因とは?・基礎代謝が落ちる冬は気温が低く体を温める必要があるため、基礎代謝が上がるとされています。しかし夏は気温が高いので基礎代謝が下がり、エネルギーの消費が減る傾向があるのです。・高カロリー、糖質多めの食事をしがち夏は冷たい飲み物にアイスなど冷たいものがたくさん登場しますよね。冷たい食べ物は内臓を冷やし、内臓の温度が下がることによって代謝が落ちてしまう恐れも。また、麺やアイスはカロリーが高いものが多く、摂りすぎには注意しましょう。・運動不足になりがちこの猛暑で中々運動する機会が作れないという方も多いでしょう。夏は汗をかくのでカロリーを消費しているように感じるかもしれませんが、それはただ体温を調節しているだけのこと。室内でできる運動や、夕方や早朝の涼しい時間に外でウォーキングするなど、工夫しながら体を動かすことを意識しましょう。代謝アップを目指す簡単エクササイズ\動画でトレーニングを確認!/やり方をチェック!1.四つ這いになる2.右足を後ろに伸ばし、吐く呼吸で右膝を顔に近づける(5回繰り返し)3.次に左手を前に伸ばし、右膝と左肘を近づける(5回繰り返し)4.反対も同様に行う生活習慣を整えることがダイエットへの近道夏の時期は代謝を上げる習慣が大切です。高カロリー、糖質の高い食べ物はほどほどにし、消化に良い食べ物や栄養バランスを考えた食事を意識しましょう。また、お風呂はシャワーで済ませず湯船に入って体を温める、睡眠不足に気をつけるなど、生活で意識できることは沢山あります。無理なく継続できるものから実践していきましょう!©ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA(ピクスタ)筆者情報NATTY/池田夏子YES TOKYO STUDIO中目黒スタジオマネージャー兼インストラクター。 2014年ヨガインストラクターとして活動開始。翌年2015年インド・ケララ州にあるアシュラムにてヨガ哲学を深める。帰国後都内スタジオでグループレッスン、パーソナルレッスンを中心に、オフィスヨガや企業主導型のイベントなどでも活動中。2019年インドにてRYT500トレーニングを終了。ヨガインストラクターとしての実績はもちろん、雑誌や広告のヨガポーズ監修、ヨガモデルの活動も多く、数々のメディアに出演中。 近年はモデル単体の活動も増え、ご当地ビールのポスターやアウトドア雑誌の表紙などにも出演。文/NATTY
2023年08月19日夏太りの原因として考えられるのが、「冷え」と「むくみ」です。クーラーで冷えた室内にじっとしていると、基礎代謝が落ちたり冷えやむくみ太りの原因になることも。今回は、ヨガインストラクターの筆者が、冷えとむくみを解消するストレッチをご紹介します。冷房による冷えとむくみに注意外が暑いからといって、冷房がきいた室内で体を動かさないでいると、リンパの流れが滞ってしまい、全身の巡りに影響することも。今回は、冷房による冷えとむくみを解消するストレッチをご紹介します。伸ばして気持ちい関節まわりストレッチ1.両脚を肩幅の2.5倍程度広げます。2.両手を両膝にのせて膝を曲げながら、腰を下方へ下ろしていきます。※このとき姿勢を前のめりにするようにして、両手で両脚を開きながらバランスをとりましょう。脚に体重を乗せると辛くなるので慎重に。3.息を吸います。息を吐きながら左肩を下げながら右方向へ上体をねじっていきます。肩甲骨に刺激が入っているのを確認しましょう。4.息を吸いながら元の位置に戻り、息を吐きながら反対側も同様に行います。左右1セットとし、5~10回ほど繰り返します。ストレッチで体の巡りを良くしよう肩甲骨まわりが硬いと、上体をねじる際にひねりにくく感じるかもしれません。ポイントは、上体を前屈みにしながら肘を固定して上体を支えること。そうすると自然と股関節にもストレッチが入り、動かしやすくなるはず。気持ちよくできる範囲を探しながら、冷えて滞った体の巡りを取り戻していきましょう。©Oscar Wong/gettyimages筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年08月03日夏といえば、暑さによる夏バテで夏やせしてしまう人もいます。ですが、逆に夏太りしてしまうケースもあるでしょう。今回は、夏太りのリスクとその対策について詳しく解説していきます。1.夏太りの原因とは?夏太りの原因(1)糖分の多い飲食物夏になると、冷たい食べ物や飲み物を摂取したくなりますよね。アイスクリームや甘みのある冷たい飲み物は、冷たい状態でちょうどいい甘さに感じられるように糖分が多く含まれています。これらの飲食物を大量に摂取すると、糖質を摂りすぎてしまい、夏太りの原因につながりやすくなるでしょう。夏太りの原因(2)夏の基礎代謝の低下暑いと汗をたくさんかくことから、どんどんエネルギーを使っているような気分になるかもしれません。しかし、夏は基礎代謝が低下しやすいとされるため、注意が必要です。人間の体には、自律神経の働きにより、寒さにさらされると代謝を活性化して熱を産生する仕組みがあります。そのため、寒い冬は基礎代謝が上がりやすいことが知られています。ですが、夏は寒さの刺激がないため、冬に比べて基礎代謝が低下しやすいと言われています。基礎代謝が下がると、消費するエネルギーが減少し、体脂肪が蓄積されやすくなるため注意しましょう。夏太りの原因(3)熱帯夜による睡眠不足熱帯夜が続くと、たとえ睡眠時間を十分確保していたとしても、暑さでなかなか眠れなかったり、喉が乾いて起きてしまったりと、眠りが浅くなりやすいでしょう。睡眠が十分にとれていないとストレスホルモンが上昇し、食欲が増す、インスリンの分泌量が増えるなど、太りやすい状態になってしまいます(※1)。2.夏太りしやすい人の特徴とは?夏太りしやすい人の特徴(1)食べすぎ夏は暑さで食欲が落ちる人も多いでしょう。しかし逆に冷たい飲食物への欲求が増え、結果的に食べすぎてしまう人は、夏太りしやすい傾向があります。内側から熱を冷まそうとして、冷たいアイスやビールをつい摂取してしまうという人は注意が必要ですね。夏は発汗が多いため、汗と一緒に多くの水分とミネラルを失いやすくなります。それが原因でだるくなったり、食欲が落ちたりするなど、いわゆる夏バテ症状が出やすくなることも。その際に、手軽に食べやすいそばやうどんといった糖質を多く含む食事に頼ってしまったり、糖分を含んだ飲み物やアイスなどを多く摂ったりする人は、糖質摂取が過剰な状態になりがちです。その一方で、ビタミンやミネラルが不足していると、代謝が落ちてしまいます。つまり夏は、糖質の摂りすぎと代謝の低下のダブルパンチにより、太りやすくなる可能性があると考えられるのです。夏太りしやすい人の特徴(2)運動不足暑さで外出を控えがちになって運動量が減ると、消費カロリーが減ります。食事量が同じでも、運動不足によって太りやすくなることがあるので気をつけましょう。夏太りしやすい人の特徴(3)お酒をよく飲む暑い日は、ビールがおいしいですよね。しかし、残念ながらアルコール飲料を飲むことで食欲が増進してしまい、食べすぎによって夏太りしやすくなる人もいます。3.夏太りを防ぐ対策対策(1)糖分の摂取量をコントロールするアイスクリームや冷たい飲み物の摂取量をコントロールすることで、糖分とカロリーの過剰摂取を防げます。無理に我慢するのではなく、量や頻度を調整することが大切です。なお、汗をかいたときにスポーツドリンクをよく飲む人もいるかもしれませんが、スポーツドリンクは意外と糖質を多く含むものが多いため注意しましょう。対策(2)栄養バランスを考える冷やし中華や冷たいうどん、そば、そうめんなどばかり食べていると、どうしても栄養が糖質ばかりに偏りやすくなります。不足しがちなミネラル、ビタミン、そして体力を保つのに大切なタンパク質をしっかり摂るようにしましょう。汗で失われやすいナトリウムやカリウムを補うには、梅干しがおすすめです。ナトリウムやカリウムのほか、抗酸化作用のあるビタミンEや(※2)、疲労回復に効果のあるクエン酸も含んでいます。また、ビタミンB群とタンパク質を多く含む肉、魚、卵、レバーなどを積極的に摂取するといいですね。対策(3)基礎代謝を高める運動を行う基礎代謝を高める運動を行うことで、消費カロリーを増やし、太りにくい体質を目指すことが可能です。基礎代謝をアップさせるには、筋肉量を増やすのが効果的。屋内で筋力トレーニングをしたり、夜間や早朝にウォーキングをしたりするなど、涼しい時間帯を活用して運動してみましょう。対策(4)アルコールの摂取を控えるお酒を飲む機会が増えたときは、カロリーの高いおつまみを避け、低カロリーのものを選ぶようにしましょう。また、お酒自体の摂取量を控えることも大切です。対策(5)熟睡できるように、寝室の環境を整える睡眠不足は肥満の原因になってしまいます。個人差もありますが、睡眠時間は1日7~8時間を目安にしましょう。また、時間を十分確保しても、眠りが浅いと睡眠不足に陥ることがあります。熟睡できるように、寝室の環境を整えることから始めてみてください。おわりに暑い夏は、アイスクリームなどの冷たいものが特においしく感じられるでしょう。しかし、糖質の過剰な摂取は夏太りのリスクを増加させる可能性があります。ただし、適度な摂取と適切な対策を心がければ、健康的な体を保つことは可能です。夏の楽しみを満喫しつつ、自分の体を大切にしましょう。【参考】※1 厚生労働省.e-ヘルスネット睡眠と生活習慣病との深い関係※2 厚生労働省.e-ヘルスネット抗酸化ビタミン©mapo/Westend61/demaerre/seksan Mongkhonkhamsao/maroke/gettyimages筆者情報ママ女医ちえこ(産婦人科医)産婦人科専門医であり、プライベートでは3人の子どもを育てる母。2020年からはYouTuberとしても活躍し、性教育としての医学情報や健康情報を中心に、女性が自分の体について考えるきっかけになる専門性を生かした情報を発信。現在のチャンネル登録者数は14万人を超える。著書に『子宮にいいこと大全 産婦人科医が教える、オトナ女子のセルフケア』(KADOKAWA)、『医師がすすめる エビデンスベースの「体にいい」食習慣』(クロスメディア・パブリッシング(インプレス))がある。YouTube:女医ちえこ産婦人科専門医/ママ女医ちえこ
2023年07月15日禁煙すると、肌のコンディションがよくなったり、口臭がなくなったりとうれしいメリットがたくさんあります。ですが、タバコを止めたら太ってしまうのでは・・と禁煙をためらう人が多くみられます。実は、禁煙で体重が増えるのは、カラダが正しく機能しはじめた証。禁煙によって体重が増加する理由とその対処法を知って、上手に禁煙とウェイトコントロールを成功させてみませんか。禁煙で体重が増える理由とはニコチンの影響が薄れ、食欲が増してしまうタバコに含まれるニコチンには、食欲を減退させる作用があります。食欲が抑えられるので、運動さえきちんとしていれば痩せるという状態に。また、ニコチンによって血管が収縮し、消化器官に血液が十分に行渡らず、本来の働きができなくなるのも体重が減少する原因になります。とはいっても、ニコチンの影響による体重減少は、痩せるというよりはやつれるということに他なりません。 食欲の増進は、消化器官の回復ととらえ、焦らずに健康的な食事を心がけましょう。味覚が正常になって食べ過ぎてしまうタバコに含まれるニコチンは、舌にある「味蕾」という味覚を感じる細胞の働きを低下させ、味を感じにくくさせる作用があります。しかし、タバコを止めると、2~3日ほどで味蕾の機能が回復し、食事がおいしく感じるようになります。 言いかえれば、今まで好きだったスイーツがもっとおいしく感じられるように舌が変化するということ。よりおいしく感じるようになると、たくさん食べたくなってしまいますが、そこは注意。食事はよく噛んでゆっくり味わうようにすると、食べ過ぎをセーブすることができますよ。口さびしいときについ食べてしまう習慣になっていたタイミングでタバコが吸えないと、その代償として間食や過食に走ってしまいがち。イライラしてしまい、飴やチョコレートなど手軽に食べられる間食が増えるのもよくあることです。喫煙を続けていると、脳がニコチン依存の状態となり、「タバコを吸わないと気分が優れなくなる」と感じやすくなりますのが、いつまでもこの状態が続くわけではありません。タバコに支配されないカラダに戻るプロセスだと考えましょう。 禁煙中に食べ過ぎてしまいそうなときの対処法すぐに食べものに手を伸ばさずに、食べたい衝動が収まるまで数秒カウントしてみましょう。それでも食欲のコントロールがしにくいときは以下の方法がおすすめです。口さびしいときの対処法ローカロリーで、噛む回数が自然と増えるガム・昆布・するめなどのおやつを食べるようにする歯を磨いて口の中をリフレッシュするイライラして何か食べたくなったときの対処法深呼吸をしたり、遠くを見たりして気持ちを落ち着けるウォーキングやストレッチなどの軽い運動をする手もちぶさたで何となく食べたいときの対処法机の引き出しなどの整理整頓をするプラモデルやジグソーパズルの制作のような集中できる作業をする禁煙で体重が増えたとしても、喫煙のリスクの方が高いので、落ち込む必要はありません。気分が安定してきたら、適度な運動やバランスのよい食事を組み合わせてヘルシーなダイエットを始めてみてくださいね。
2023年05月28日若いころは体の冷えを感じることはあまりなく、冬でも厚着は苦手だなと感じていました。友人から「薄着で元気だね」と言われるほど寒さを感じていなかったのですが、30代後半から手足だけでなく、体全体が冷たくて仕方がないように。特に、今年の冬は何をしても冷え過ぎてつらく感じました。少しでも改善すればと思い、私がおこなった対策を紹介します。★関連記事:腹八分食べで冷え解消!血流を良くしてぽかぽかになる食べ方とは?【医師解説】しょうがやシナモンで冷え性対策寒い時季は外出してもトイレばかり気になっていました。冷えだけが原因ではないのかもしれませんが、自分のトイレの頻度が多過ぎて冷えは困ると感じていました。そこでパート先の先輩ママから、毎日の料理にしょうがを多用すると良いと教わり、試すことに。しょうがを細切りやみじん切りにして冷凍庫で保存。毎日の食事、例えば炒め物や煮物にもしょうがを入れてみました。わが家の子どもたちはこまかく刻んでもしょうがが入っていると、敏感に察知してしまいます。でもすりおろしたしょうがなら、味噌汁や肉団子に入れても誰も気付きません。そこで料理にはすりおろしたしょうがをメインに使うことにしました。また、体を冷やすというコーヒーは控えめにして、しょうが湯やしょうが紅茶を飲むように心掛けました。ネット情報によると、冷え性の人は、生よりも乾燥・加熱したしょうがのほうが良いようです。しょうがとは関係ないのですが、パートに行く日は、保温できる水筒に牛乳で紅茶を煮出したチャイを入れていくのがマイブーム。少しの砂糖とシナモンを入れると、寒い職場でも体が温まり、スパイスの香りとほんのりした甘味で疲れた心と体をリセットできる気がします。機能性インナーを買い替えてみた私は子どもの習い事や幼稚園の送迎時に、真冬でも何時間も外で過ごすことがあります。防寒対策として、自分の手持ちの服のうち一番暖かい服を組み合わせたり、何枚も重ね着したりするのですが、それでも寒いのです。若いママたちを見ると、気温が低くてもそこまで寒そうでもなく、着膨れもしていません。もしかしてインナーが違うのかもしれないと思い、ユニクロのヒートテックの中でも、さらに暖かそうな「極暖」のインナーを初めて購入してみました。たしかに今まで長年着ていたものとは各段に違って暖かくなりました。機能性インナーを上下に着こみ、インナーダウンも着用。冷えは足元から来るので靴下を2枚重ねて履き、さらに底が厚めの靴を履いて、とにかく手持ちの服で考え得る限り暖かい格好をしてみました。すると耐え難かった真冬の外での活動も少しはマシになったような気がしました。今年は光熱費がびっくりするほど高く、室内で過ごすときも無理ない範囲で節エネルギーを心掛けました。そのため室内でもひんやりすることもありましたが、機能性インナーのおかげで暖房をあまり使わなくても過ごすことができたように思います。筋力不足が原因? ジョギングに挑戦してみた食べ物に多少気をつかっても、機能性インナーを着てもやはり根本的に体の芯が冷えている感は否めませんでした。調べたところ、冷え性タイプには「自律神経の乱れ」と「加齢・筋肉量減少」の2種類があるのだとか。私自身は後者に当てはまると感じました。日ごろの運動習慣がなかったり、不規則な食生活を送ったりしている人は、冷えを感じやすいのだそう。そこで、以前から興味はありつつもなかなか勇気が出なかったジョギングを子どもと一緒に始めてみました。子どものマラソン大会に合わせて月に10回弱、1回につき2km弱走る程度でしたが、必死で何とか走った後は体もぽかぽか、むしろ汗ばむくらいでした。すっかり冷え切っている私にとってこんな寒い時期に汗をかけるなんて、ありがたい経験でした。また走った後はごはんもたくさん食べられました。筋力不足の原因はたんぱく質の摂取不足もあるのだとか。適度な運動と適切な食事は本当に大事だなと痛感しました。マラソン大会後も2週に1回のペースで走っていますが、ただ1人で走った日は本当につらい。自分よりも遅い低年齢の子どもと一緒であれば苦しいながらも、親の責任感からか、なんとか走りきれます。誰かと一緒にする、というのはモチべーションを上げるためにも大事だなと感じました。まとめ若いころは、「薄着で元気だね」と言われていた自分がまさかここまで冷えに悩まされるようになるとは思いませんでした。食生活を意識的に変えたり、衣類を変えたりしましたが、本当に冷えを解消するには体を動かすことなのだろうと思い、運動も取り入れてみました。若いころからジョギングは苦手で、興味はありつつもなかなか挑戦する気になれなかったのですが、子どものマラソン大会をきっかけに一歩前に踏み出せたことがよかったです。他人と比べてしまうと、自分はできてないと思いがちですが、できないなりにもここまで進めたと自分で自分を励まして、ジョギングを続けていければいいなと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/とんかつ(42歳)育児、家事、時々パートに励む40代前半大人女子。今までとは違い疲れがとれにくい、肌荒れがひどいなどの体質の変化が始まり、加齢を実感。これからの人生について模索中。
2023年04月04日45歳のときにスキューバダイビングでかかった減圧症が原因で、体のだるさ、足のしびれ、足の極度の冷えなどの後遺症に悩まされる日々を、半年以上過ごしていました。背中の痛みがひどくて眠れない夜もあり、痛み止めでごまかすこともしばしば。ただ、市販薬では一時的な効果だけで、改善する余地はほぼ皆無。「根本的に体質を改善するしかない」と思い、体質改善に取り組んだ体験談をお話しします。★関連記事:痩せやすい、免疫力UPなど体に良いこといっぱい! 一年中手放せない冷え取りアイテム4選【医師解説】「アーユルヴェーダ―」治療に出合うスキューバダイビングの急浮上が原因で発症した減圧症。海外にいたためすぐに正しい治療ができない環境で、3カ月後に日本に帰国して専門医に見てもらったときにはすでに完治は難しいと診断されました。その後は手足のしびれ、背中の痛み、体全体のだるさなどの後遺症にかなり苦しむ日々に。特にひどかったのが、膝下からの極度の足の冷え。靴下の2枚重ね、足湯、足つぼマッサージ、オフィスではレッグウォーマーで足を温めるなど、あらゆることで冷え対策を試みましたが、根本的な改善にはつながらずもんもんとした日々を過ごしていました。そんなある日、インドに赴任経験のある友人にアーユルヴェーダをすすめられ、知識もないままインド人の治療院の門をたたくことに。初めてのアーユルヴェーダ治療でしたが、診断を受けて「世界最古の伝統医学」の奥深さを知ることになりました。アーユルヴェーダは一般的に知られるオイルマッサージだけでなく、瞑想やヨガ、呼吸法、ハーブを用いた食事療法などを毎日の生活に取り入れることで、心と体の健康を保つ「予防医学」であるとのこと。早速、朝起きてから寝るまでの生活全般を見直すことにしました。毎朝の呼吸法からインド式ケアを実践アーユルヴェーダのドクターから、脈診、生活習慣などの問診を受け、「ヴァータ体質」だと診断。これは疲れがたまりやすく、冷えやすく、体調を崩しやすいという体質で、まさにドンピシャで当てられたネガティブな診断でした。これは小手先の治療ではどうにもならないと覚悟を決め、1回5000円の治療を月4回、3カ月間通い、インド人スタッフの本場のトリートメントを受けました。その後は治療費がかさむことから、通院はやめてセルフケアに切り替え、インド人ドクターから学んだ、基本の呼吸法や体質に合わせた食生活を、自宅でも実践しました。特に効果があったのが、朝の呼吸法。吐く息に意識を向け、吐く息と一緒に心の悩みや不安、体のだるさなどを体の外に出すようにイメージしながら毎朝実践。体がふわっと温まり、頭がすっきりし、1日を心と体を整えてスタートできるようになりました。また、アーユルヴェーダの初心者向けの本を参考にしながら、マッサージやヨガ、アロマテラピーなどを取り入れた自己流ケアで、体質改善に取り組む日々。結果、薬に頼らない治療法で手足のしびれ、背中の痛み、体全体のだるさなどが少しずつ改善され、改めて自然治癒力を高めるアーユルヴェーダのすごさを実感できました。冷え性に効果のある朝の一杯アーユルヴェーダのドクターに、体質改善にすすめられた朝の一杯。ターメリック(ウコン)、しょうが、フェネグリーク(インド香辛料)、黒糖を小さじ1杯ずつティーカップ一杯のお湯で溶いて飲むこと。飲み始めたばかりは、特に体調の変化は見られませんでしたが、3年近く飲み続けているうちに、確実に冷え性は改善されました。今は、手に入りやすいターメリックと自家製ショウガパウダーを毎朝の一杯に取り入れています。8年飲み続けていますが、薬ではなく食品なので体に負担がなく、手軽にスーパーで手に入るため、無理なく継続できる冷え性対策としてかなり良いと思いました。その他、大好きだったコーヒーは体を冷やすとドクターに忠告されたため、1日1杯までにセーブし、その代わりに紅茶やカフェインレスのお茶を飲むように心がけたのも、冷え性改善に役立ったと実感しています。まとめ年を重ねるごとに、なるべく薬に頼らない生活を心がけるようになりました。もちろん、即効性のある市販薬や医者に処方された薬を服用することはありますが、長い目で見た場合、どうしても薬を飲み続けることに抵抗を感じてしまいます。アラフィフになり、体調管理の大切さや健康のありがた味を身に染みてわかるこのごろ。インド式治療を通して、生活習慣や食生活に少しの工夫を取り入れることで、自然治癒力を高められ、心身ともに豊かな生活を送れることを身をもって体感しています。これからも、体の声になるべく寄り添い、体に負担のかからないケアを実践していこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/いずみ(53歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2023年02月23日私は更年期症状が軽く、体調不良もほとんど起こらなかったものの、1つだけ悩まされたことがあります。それは夜になると氷のように足先が冷たくなるほど、体が冷えることでした。足先が冷えると眠れなくなるので靴下の重ねばきはもちろん、会社のデスク下に小型のヒーターを置くなどの対策もおこなっていました。それでも冬になると足先が冷たくて、靴下をはいて寝てもなかなか温まらずに困り果てていたのです。そんな私の冷え対策について紹介します。★関連記事:「体が冷えていると痩せにくい?」冷えを改善する温活で9kg体重減少に成功!【体験談】冷えの原因を探すと更年期になるまでは湯船に浸かって布団に入れば、足先が冷たくなることなどありませんでした。しかし更年期を迎えてからは入浴して上半身は温まっても、足先がすぐに冷えてしまうことに気付いたのです。なぜ更年期になって足先の冷えを感じやすくなったのかを調べると、女性ホルモンの分泌量の減少により、自律神経が乱れて血行不良が起こることがわかりました。これまでと同じ生活では冷えが改善されないとわかり、対策することにしたのです。ストレッチと筋トレの習慣化足先が冷えるのは自律神経の乱れによる血行不良以外にも、加齢で血流が悪くなっていることも原因なのではないかと思いました。足先はもともと血流が悪い部位である上に、加齢とともに筋肉量が低下して血液循環が悪くなっていることも冷えの原因と予想できます。そこで私は日常生活の中で、毎日必ず運動する習慣をつけると決めたのです。YouTubeをチェックして5分以内でできるリンパマッサージを兼ねたストレッチと、簡単な筋トレメニューの動画を探し、まずは毎朝おこなってみることにしました。最初は長く感じた5分のストレッチも慣れてくると物足りなくなるので、気分に合わせてダンスエクササイズを取り入れるなど、運動を継続するためのモチベーションをあげるよう意識しました。また毎日必ずおこなわなければならないと思うと億劫(おっくう)になるので、「2日続けてはさぼらない」「朝できなかったときは寝る前に軽くストレッチする」などのマイルールを作って無理のないように実践しました。食生活にもちょっとした工夫をもともと私には朝起きるとまず歯磨きをして、コップ1杯の水を飲む習慣がありました。しかし冷えを改善するにあたり、朝イチで飲むものを水から白湯に変えたのです。マグカップ1杯の白湯を飲んでからストレッチすると、汗をかき始めるまでの時間が短くなりました。またお味噌汁を飲む際には粉末のしょうがパウダーを溶かす、生野菜を避けて蒸し野菜を食べる、ペットボトル飲料をやめて小豆茶や黒豆茶を入れて飲むことを徹底したのです。1カ月ほど続けたところ、足先が冷たくて寒いと感じる機会が少なくなっていました。まとめ生活や食事の習慣を見直すだけでなく、入浴後も寝る直前まで靴下をはいたままにして足を冷やさないようにしています。それ以外にも血流が悪くならないよう足首と手首を締め付ける衣類は着ないなどの工夫も継続しています。湯たんぽを使用すると夜中に寝汗で目覚めてしまうので、寝る直前に布団の中で靴下を脱げる温かさにしてから寝ることが自分にとってのベストな方法であることもわかりました。今後も運動や食事にも気を付けながら、万病のもとである冷え対策をしっかりおこなっていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/サトウユカコ広告制作プロダクションで、プランナーやディレクター、ライターを兼務。双子を含めた4人の子どもがいる。小学校教諭、幼稚園教諭の資格を持っている。
2023年02月03日なぜ冷えると太るのか?それではなぜ冷えると太ると言えるのでしょうか。その理由は、基礎代謝が低下してしまうからです。「基礎代謝」とは生命活動維持のために使われるエネルギーのことで、具体的には呼吸や血液の循環、細胞の新陳代謝、体温の維持などに使われるエネルギーです。成人の一日の基礎代謝量の平均は、女性で約1200kcal、男性で約1500kcalと言われています。カラダが冷えて体温が下がると、基礎代謝も低下してしまいます。基礎代謝は一日の総消費エネルギー量の70%を占めていることから、基礎代謝が低下すると消費エネルギー量も減少してしまい、脂肪がつきやすく太りやすくなると言えるのです。出典:byBirth体温を上げて「太らないカラダ」に変える5つの方法とは?冬場はカラダが冷えてしまう上、カラダを動かす機会も少なくなるので体温が下がってしまいます。そうすると基礎代謝が低下し、太りやすくなってしまいます。薄着になる季節の前に、「お腹まわりに脂肪がついてしまっていた…」ということは避けたいですよね!そこでここでは、体温を上げて太らないカラダに変える方法をお伝えしていきたいと思います。その方法は、以下の5つです。「朝食」をしっかり摂る「カラダを温める食材」を摂る「湯船」に浸かる「肩甲骨まわり」をストレッチする「筋肉量」を増やすそれでは、1つずつ詳しくお伝えしていきましょう。1. 「朝食」をしっかり摂るカラダを冷やさないようにするには、まず朝食をしっかり摂るようにしましょう。なぜなら朝食を摂るだけで、体温を上げることができるからです。朝、目覚めた時は体温が低い状態です。そこで朝食を摂ることで、食べたものが消化吸収される際に熱が発生するので、体温を上げることができます。朝食は、「パンと紅茶だけ」で済ますのではなく、バランスを考慮して「目玉焼き」や「サラダ」、「フルーツ」、そして「ヨーグルト」なども摂るようにします。朝に準備するのが難しい場合、前の日の夜のうちに済ませておくとよいでしょう。出典:byBirth2. 「カラダを温める食材」を摂るカラダを温める食材を摂るようにすることで、体温を上げるだけでなく内臓機能も活発にすることができ、基礎代謝アップにつなげることができます。カラダを温める食材として、「ゴボウ」や「レンコン」、「ショウガ」、「ネギ」などといった根菜類が挙げられます。「けんちん汁」や「豚汁」は、根菜類が豊富に摂れるのでお勧めです!出典:byBirth3. 「湯船」に浸かる湯船に浸かることでカラダを芯まで温め、体温を上げることができます。その際のポイントは、38~40℃程度のお湯に10分以上浸かるようにすることです。「熱いお湯の方がカラダが温まるのでは…」と思われがちですが、カラダの表面しか温まらずカラダの芯まで温めるには至らないのです。出典:byBirth4. 「肩甲骨まわり」をストレッチするカラダを温めるお勧めのストレッチがあります!それが「肩甲骨まわりへのストレッチ」です。肩甲骨まわりには「褐色脂肪細胞」という脂肪細胞が存在しますが、この褐色脂肪細胞には「脂肪を燃焼して熱を作り出す」という働きがあるからです。そのため肩甲骨まわりの筋肉をストレッチすることで褐色脂肪細胞が活性化し、その働きを高めることができるので、カラダを温め脂肪燃焼効果も高めることができると言えるのです。しかし、「肩甲骨まわりのストレッチ」といってもたくさんあります。そこで、ここでは誰でも簡単にできる「肩回しストレッチ」をご紹介します。肩回しストレッチ出典:byBirth肘で円を描くように肩を前に回す「前回し」を5回行ったら、後ろに回す「後ろ回し」を5回行います。これを横向き、仰向け、四つん這い、そして座位と体勢を変えて行います(写真参照)。そうすることで肩全体をまんべんなくストレッチすることができます!ポイントは2つあります。1つは、必ず前回しから始めて後ろ回しで終わるようにするということです。そうすることで、胸を張った状態でストレッチを終えることができるからです。もう一つは、可動域を広げるために、肘で描く円を少しずつ大きくしていくことです。5. 「筋肉量」を増やす出典:byBirthそして何よりも重要なのが、筋肉量を増やすことです。筋肉には「力を発揮して運動を起こす」という働き以外にも、「体熱を作り出す」というそれがあります。実際、体熱の40%が筋肉で作り出されていると言われています。男性に比べて女性に冷え性が多いのも、筋肉量が少ないことが理由とされています。そのため筋肉量を増やすことで体熱産生能力がアップし、体温アップにつなげることができると言えます。筋肉量を増やす具体的な方法に関しては、【効率よく「筋肉量アップ」できて「冷え性改善」に導く筋トレのコツ3選】でお伝えしておりますので、是非合わせてお読みください。体温を上げて太らないカラダにするために「5つの方法」を実践しましょう!出典:byBirth今回は、体温を上げて太らないカラダに変える方法を5つお伝えしました。体温が1℃上がると、基礎代謝量は13%アップすると言われています。そのため体温を上げることによって基礎代謝もアップし、痩せやすく脂肪のつきにくいカラダにすることができます!冷えは太る原因になります。ご紹介した5つの方法を実践することで体温を上げて、太らないカラダを手に入れてくださいね!
2023年01月30日夜遅い食事はなぜ太る?出典:byBirth夜遅い食事が太りやすい、ということはよく知られていますね。これには、「BMAL1(ビーマルワン)」という、生活リズムに関わるタンパク質の一種が関係しています。ビーマルワンが増えると、脂肪が蓄積しやすいことが分かっており、21時以降に急増15時前後は少ないといわれています。そのため、21時以降に食事を摂ると、太りやすいのだそう。また、夜は日中と違って活動量が少なく、消費カロリーが少ないことも、太りやすい理由の一つでしょう。とはいえ、仕事で遅くなったり、お腹が空くなどして、21時以降に食事を摂ることもありますよね。そんな時は、なるべく太りにくく、美容にも役立つものを意識したいところ。管理栄養士の筆者が、夜に食べるのがおすすめなものをご紹介します!夜に食べても太りにくい&美容に役立つ食べ物納豆出典:byBirth納豆は、タンパク質量が多く、カロリー・糖質ともに少ない食材です。タンパク質は筋肉の材料となるため、基礎代謝を上げて痩せやすい体を作ってくれます。また、納豆にはプロバイオティクスである「納豆菌」や、プレバイオティクスである「食物繊維」も豊富に含まれています。いずれも腸内環境を整える働きがあるため、スムーズな排便につながり、代謝の良い体作りに役立ちます。さらに、納豆に特徴的な成分である「ナットウキナーゼ」には、血液中の血栓を溶かす働きがあるのだそう。血液がサラサラになり、病気の予防や肌の新陳代謝UPにも役立つといわれています。特に夜の睡眠中は、水分摂取量が少ないため、血液がドロドロになりがち。そのため、夜に納豆を食べて血液をサラサラにしましょう!サラダチキン出典:byBirth夜寝ている間に分泌される「成長ホルモン」には、タンパク質の吸収を促す働き肌の新陳代謝を高める働きなどがあります。タンパク質は筋肉の材料や、肌をつくる材料でもあるため、夜のタイミングに摂取することでダイエット効果&美肌効果を得ることができます。サラダチキンにはタンパク質が豊富に含まれており、カロリーや糖質も少ないため、夜でも比較的安心して食べることができます。コンビニやスーパーでも入手しやすいため、常備しておくと便利かと思います。キウイ出典:byBirthキウイには、ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。ビタミンCは抗酸化作用があるため、活性酸素を除去して肌老化を予防する効果があります。他にも、コラーゲンの生成に関与しているため、肌にハリを与える効果も期待できます。夜寝ている間に分泌される「成長ホルモン」は、美肌効果があるため、夜のタイミングでキウイを食べると◎。また、食物繊維は腸内環境を整える働きがありますが、実は夜は「腸のゴールデンタイム」なのだそう。腸のゴールデンタイムとは、朝起きてから15~19時間後のことを指しており、腸の細胞が修復・再生される時間帯なのだとか。その時間帯に食物繊維を摂取することで、効率よく腸内環境を整えることができ、代謝の良い体を作ることができます。夜にフルーツを食べると太るという印象が強いですが、キウイのGI値は約60と中GI食品であることや、食物繊維が豊富であることから、夜に1~2個摂取する分には問題ないと考えられます。牛乳やプレーンヨーグルトと一緒に食べると、急激な血糖値上昇を抑えられるため、気になる方は試してみてくださいね。キムチ出典:byBirthキムチには、プロバイオティクスである乳酸菌や、プレバイオティクスである食物繊維が豊富に含まれています。そのため、「腸のゴールデンタイム」にあわせて、夜に摂取するのがおすすめです。また、キムチに含まれる唐辛子には、脂肪燃焼効果がある「カプサイシン」も含まれています。カプサイシンは、アドレナリンの分泌を促して、脂肪分解酵素を活性化することで、体脂肪を燃焼させる働きがあるのだそう。さらに、エネルギー代謝が活発になることで血流も改善されるため、痩せやすい体を作ってくれます。そのまま食べても良いですが、善玉菌を含む「納豆」と一緒に食べると、より腸活効果が高くなるためおすすめですよ。春雨スープ出典:byBirth春雨スープには糖質が含まれるため、特に疲れている夜に食べるのがおすすめ。春雨はご飯やパンなどの主食と比較すると腹持ちが良いため、ダイエット中にも◎。また、コシが強く、必然的に咀嚼回数が増えるため、満腹中枢が刺激されやすく、食べ過ぎ防止にも役立ちます。春雨の原料である緑豆には、利尿作用があるため、むくみ対策にも効果的ですよ。いかがでしたか?夜遅い食事は太る原因にはなりますが、「痩せ効果」や「美容効果」があるものを摂取して、美容や健康に役立てましょう。
2023年01月20日「正月太り」をもたらす3つの原因まずは、正月太りが起こる原因について触れておきましょう。その原因として、食べすぎカロリーの高い食べ物運動不足の3つが考えられます。1:食べすぎお正月は何かと食べたり飲んだりする機会が多くなります。その結果つい食べすぎてしまい、正月太りになりやすくなります。2:カロリーの高い食べ物お正月に食べる物は、カロリーの高いものがたくさんあります。おせち料理もそのうちの一つで、おせち料理は保存が効くように大量の砂糖やみりんなどで煮詰められています。そのためカロリーだけでなく糖分や塩分も高く、太りやすくなる食べ物と言えます。3:運動不足出典:byBirthお正月は仕事が休みに入るので、外に出かける機会が少なくなります。するとカラダを動かさなくなって運動不足となってしまい、消費カロリー量が少なくなってしまいます。このようにお正月は、摂取カロリー量が多くなる反面、消費カロリー量が少なくなるため太りやすくなると考えられます。「正月太り解消」に効果的な運動法は?それでは正月太りを解消させるには運動をどのように行えばよいのか、ここからは正月太り解消に効果的な運動法をお伝えしていきましょう。それは、「全身の筋トレ」と「有酸素運動」を合わせて行うことです。脂肪を落とすには有酸素運動が有効ですが、それだけを行うよりも、全身の筋肉を鍛える筋トレと合わせて行った方が効果的と言えます。筋トレを行うことで筋肉量が増えて基礎代謝がアップし、痩せやすいカラダにすることができるからです。基礎代謝は一日の総消費エネルギー量の70%を占めていると言われています。そのため基礎代謝を上げることで消費エネルギー量もアップするので、痩せやすいカラダにすることができると言えます。また、筋トレを行うと「成長ホルモン」も分泌されるようになりますが、これには筋肉の成長を促す成長作用以外にも脂肪分解作用もあるからです。具体的には、「スクワット」や「腕立て伏せ」、「ベントオーバーローイング」などといった種目を、10回前後反復可能な強度で1分~1分半の休憩を挟みながら、3~6セットに設定して行うようにします。出典:byBirthより効果的に脂肪を落とすためには、有酸素運動は筋トレを行った後に行うようにします。なぜなら筋トレ直後は、脂肪が分解され始めるタイミングだからです。筋トレを行うと交感神経が刺激されて、「アドレナリン」が分泌されるようになります。すると脂肪分解酵素である「リパーゼ」が活性化されて、脂肪細胞に含まれている「中性脂肪」が遊離脂肪酸とグリセロールに分解されるようになります。そのため筋トレを行った後に有酸素運動を行えば、分解された脂肪がすぐにエネルギーとして使われるようになるので、より効果的に脂肪を落とすことができると言えます。出典:byBirth有酸素運動で効果的に脂肪を燃焼させるには運動強度も重要で、「ややきつい」と感じられる運動強度で行うようにします。運動強度が高すぎると、脂肪ではなく糖質がエネルギーとして使われてしまうからです。脂肪は糖質と比べて、その中に含まれている酸素の量が少なく、その燃焼にはより多くの酸素が必要となります。そのため、有酸素運動で脂肪を燃焼させるには、体内に十分な酸素が供給できる「ややきつい」と感じられる運動強度で行います。このようなことから、「ウォーキング」や「エアロバイク」などといった種目を、筋トレを行った後に「ややきつい」と感じられる運動強度で10~20分程度行うことで効果的に脂肪を落とすことができます。正月太り解消させるために運動と合わせて「行っておきたいこと」とは?出典:byBirth正月太りを解消させるためには、運動と合わせて行っておきたいことがあります。それは、「生活リズム」の改善です。つい食べすぎてしまう背景として、生活リズムの乱れが考えられるからです。生活リズムが乱れてしまうと、睡眠不足による食べすぎを引き起こしてしまう恐れがあります。睡眠不足になると、食欲を抑える「レプチン」というホルモンの分泌量が減り、逆に「グレリン」と呼ばれる食欲を高めるホルモンの分泌量が増えてしまうことから、食欲が増大してしまいます。そのため、正月太りの原因の一つである食べすぎを解消させるために、生活リズムの改善も必要と言えるのです。朝、起きたらカーテンを開けて朝日を浴びたり、朝食をしっかり食べたりするだけで、体内時計のズレを修正することができるので、生活リズムを改善することができます。「正月太りは短期間で解消できる」って本当?!出典:byBirth今回は正月太りに悩まされている方に向けて、正月太り解消に効果的な運動法をお伝えしました。正月太りは、短期間で解消させることができると言えます!なぜならついたばかりの脂肪は水分が多くて柔らかいため、比較的落としやすい状態にあるからです。また、短期間で急激に増えてしまった体重は、脂肪というよりも水分が溜まった「むくみ」による可能性も考えられるので、短期間で解消できると言えます。短期間で増えた体重を落とす際のポイントは、増えてしまった日数をかけて落とすようにすることです。例えば1週間で3キロ増えてしまった場合は、1週間かけて3キロ落とすようにします。できるだけ早めにダイエットに取り組んで、正月太りを「なかったこと」にしてくださいね!
2023年01月13日なぜ「冬太り」になってしまうのか?冬太りを防ぐ方法をお伝えする前に、なぜ冬になると太ってしまうのか、その理由について触れておきましょう。冬になると太ってしまう理由として、カロリーオーバー運動不足という2つが考えられます。1:カロリーオーバー年末年始やクリスマスなど、冬場は食べたり飲んだりする機会が多くなるので、自然と摂取カロリー量が増えてしまいます。しかも寒くてカラダを動かす機会が少なくなるため、消費カロリー量が少なくなってしまうことから、カロリーオーバーになりやすくなります。2:運動不足寒くなると室内で過ごす機会が多くなるため、運動量が少なくなってしまいます。そのため消費エネルギー量も少なくなってしまいます。消費されずに余ってしまったエネルギーは、「中性脂肪」として脂肪細胞に蓄えられてしまうことになります。出典:byBirth「冬太り」を防ぐために実践したい5つの方法冬太りに悩まされないようにするには、それを防ぐ方法を身につけておく必要があります。それでは、冬太りを防ぐには何が必要でしょうか。冬太りの原因として、「カロリーオーバー」と「運動不足」が考えられるので、この2つをクリアさせることで冬太りを防ぐことができると思われます。そのため、「冬太りを防ぐ方法」として、以下の5つが考えられます。「食べる順番」を意識するよく噛んで食べるようにするカラダを温めるものを摂るこまめにカラダを動かすようにする部屋の中でできる運動を習慣化するでは、一つずつ解説していきましょう。1:「食べる順番」を意識する食べすぎによるカロリーオーバーを防ぐためには、まず「食べる順番」を意識するようにします。食べる順番を意識するだけで、満腹感が得られるようになると言われているからです。また、血糖値の上昇を緩やかにし、脂肪の蓄積を防ぐ効果も期待できます。具体的には、次の順番で食べるようにします。味噌汁やスープなどの「汁物」サラダや煮物などといった「食物繊維」を含む食品肉や魚などの「タンパク質」を含む食品ご飯や麺類など「糖質」を含む食品出典:byBirth2:よく噛んで食べるようにする食べすぎによるカロリーオーバーを防ぐためのもう一つの方法が、「よく噛んで食べるようにすること」です。そうすることで満腹中枢が刺激されて満腹感が得られるようになり、食べすぎを防ぐことができます。具体的に、一口に30回を目安に噛むようにします。時間にすると、個人差はありますが、20~30秒となります。よく噛んで食べるようにするコツは、一口の量を少なくすることです。出典:byBirth3:カラダを温めるものを摂るカラダを温めるものを摂ることで内臓機能が活性化される上、体温も上昇するので、基礎代謝アップにつなげることができます。ただ単に温かい食べ物や飲み物を摂るだけではなく、「カラダを温める食材」を意識して摂るようにしてみましょう。「カラダを温める食材」として、ゴボウやネギ、ショウガ、レンコンなどといった「根菜類」が挙げられます。「けんちん汁」などは、根菜類が手軽に摂れるのでおススメです!出典:byBirth4:こまめにカラダを動かすようにするカロリーオーバーは摂取カロリーが増えるだけではなく、消費カロリー量が少なくなることで生じるので、消費カロリー量を増やすことも必要です。それには、日頃からこまめにカラダを動かすように心がけてみましょう。例えば、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使うようにしたり、いつもより一駅手前で降りてオフィスまで歩いたりするといった具合です。出典:byBirth5:部屋の中でできる運動を習慣化する「寒いから外でカラダを動かしたくない…」という声もよく聞かれます。ならば、お部屋の中でできる運動を習慣化させてみましょう!ここでポイントとなるのが、「習慣化させる」ということです。そのため、「これなら間違いなく続けられる!」と断言できる運動を行うようにします。ここでは参考までに、「たった3種目行うだけ!全身の筋肉が鍛えられる筋トレメニュー」と「5分以内でできる有酸素運動」の2つをご紹介します。たった3種目行うだけ!全身の筋肉が鍛えられる筋トレメニューここでご紹介する3つの種目を行うだけで、全身の主要な筋肉を鍛えることができます!この3種目の筋トレを、月曜・水曜・金曜という具合に、休養日を挟みながら週3回行うようにしてみましょう。(1)スクワット出典:byBirth肩幅もしくはそれよりもやや広めに足幅を広げ、つま先と膝はやや外側に向けて立ちます。両手を頭の後ろに組んで胸を張り、お尻を軽く後ろに突き出すようにします。息を吸いながら軽く後ろに突き出したお尻を、膝もしくはそれよりもやや低い位置までゆっくり下ろし(写真左)、息を吐きながら立ち上がる(写真右)という動作を繰り返します。そうすることでお尻の筋肉である「大殿筋」や、太ももの筋肉である「ハムストリングス」と「大腿四頭筋」を鍛えることができます。10回前後反復可能な強度で、1分間の休憩を挟みながら、3セット行います。軽く後ろに突き出したお尻を、膝もしくはそれよりもやや低い位置までゆっくり下ろすようにすることで、大殿筋に効かせることができます。また、お尻を軽く後ろに突き出すことで膝が前に突き出しにくくなるので、膝への負担を少なくすることができます。(2)ベントオーバーローイング出典:byBirth両手にウエイト(ダンベルや水の入った500mlペットボトル)を持ち、腰幅程度に足幅を広げ、つま先と膝を正面に向けて立ちます。両膝を軽く曲げてお尻を後ろに引きながら、上体が床と向き合うまで前に倒します。両腕を真下に下ろし、手のひらを正面に向けるようにします(写真左)。息を吸いながらウエイトがわき腹に触れるまで引き上げていき、そこから更に肩甲骨を内側に寄せて1秒程度静止します(写真右)。息を吐きながらゆっくりウエイトを下ろしていきます。このエクササイズ1つで、「広背筋」と「脊柱起立筋」、そして「肩甲骨内転筋群」と背中全体の筋肉を鍛えることができます。10回前後反復可能な強度で、1分間の休憩を挟みながら、3セット行います。肘でウエイトを引き上げるようにすることが、広背筋に効かせるコツです。エクササイズ中は背中が丸まらないようにしましょう。(3)壁を使った腕立て伏せ出典:byBirth壁と向き合って膝を立ち、肩幅もしくはそれよりもやや広めに手幅を広げて、肩の高さよりもやや低い位置に手を置きます。両足を壁から軽く遠ざけて、頭から足を結ぶラインが一直線となるようにします。肩甲骨を内側に寄せたまま、息を吸いながら左右の肘を開くことでゆっくりと胸を壁に近づけていき(写真左)、息を吐きながら両手で壁を押すことで開いた肘を閉じる(写真右)という動作を繰り返していきます。胸の筋肉である「大胸筋」や、肩の筋肉である「三角筋」、そして腕の筋肉である「上腕三頭筋」を鍛えることができます。やはり10回前後反復可能な強度で、1分間の休憩を挟みながら、3セット行います。足を壁から遠ざけるほど、強度を高めることができます。肩甲骨を内側に寄せたまま外に開いた肘を内側に閉じるようにすることが、大胸筋に効かせるコツです。5分以内でできる有酸素運動「外に出てウォーキングしたくない…」「時間がなくて有酸素運動ができない…」という方、それならば「お部屋の中で、しかも5分以内でできる有酸素運動」はいかがでしょうか。出典:byBirthまずは1分間、「その場ウォーキング」をします。その名の通り、その場で軽く足踏みをするように歩くだけです。出典:byBirth1分経ったら、「腕立て」の体勢でもも上げ動作を繰り返す「マウンテンクライマー」を30秒間行います。頭から足を結ぶラインを一直線にキープしながら、もも上げ動作を行うようにしましょう。ムリなく続けられるペースで行うようにします。〈その場ウォーキング1分 → マウンテンクライマー30秒〉を1セットとし、3セット続けて行うようにします。「冬は太りやすい季節」というのは大きな間違い!?出典:byBirth今回は、「冬太りを防ぐ方法」を5つお伝えしました。この5つの方法を実践すれば、冬太りに悩まされずに過ごせるようになります!ところで「冬は太りやすい季節」と思われている方が多いですが、実は冬は痩せやすい季節と言えます!なぜなら冬場は、寒さによって基礎代謝が上がるからです。カラダが冷えて体温が下がると、体温を上げようとカラダは熱を発生させようとします。熱を発生させる際にエネルギーが消費されるため、基礎代謝が上がると言われています。このようなことから、冬は太るどころか、むしろ痩せやすい季節と言えるのです。お伝えした5つの方法で、「冬太り知らずのカラダ」を手に入れてくださいね!
2022年12月03日20代のころから冷え性で、特に足先の冷えに悩んでいました。年を重ねるごとに冷え症が悪化していき、40歳となった今では真夏でも足先に冷えを感じることがあるほどです。改善しようと冷え性に効くというストレッチやマッサージなどを試しはするものの、時間が取れなかったり面倒になったりと、なかなか続けることができずにいました。そんなときに冷え性に効果的という「足指じゃんけん」を知りました。「足指じゃんけん」をおこなってみた体験談を紹介します。★関連記事:更年期になって冷えが悪化!受診は必要?対策は?【更年期の基礎知識7】冷たい足先…冷え性をなんとかしたい!冷え性の原因や改善方法をネットでいろいろ調べてみたところ、運動不足になると血流が悪くなり、冷え性が悪化するようでした。運動不足が悪いのはなんとなくわかっていたのだけれど、私の場合、面倒な運動だと続きません。どうにか簡単に運動する方法はないものかとさらに検索を続け、「足指じゃんけん」を見つけたのです。足指じゃんけんは、すべての足指を丸めてグー、親指だけを持ち上げほかの指を下げてチョキ、すべての足指を広げてパーを作ります。普段、あまり動かすことのない形に足指を動かすことで血流が良くなり、足の冷えの軽減につながるということでした。足指を動かすことによって、ふくらはぎも同時に動くため、足のむくみ解消にも効果が期待できるそうです。また、足指を広げるアイテムである「足指セパレーター」を使用することでも冷え性やむくみの改善といった、足指じゃんけんと同様の効果があるということでした。これなら、今まで挫折してきた冷え性改善の方法と違い、隙間時間に簡単にできそうな気がしたため、足指じゃんけんと足指セパレーターで足指を動かすことにしてみました。足指じゃんけんと足指セパレーターを実践調べたところによると、足指じゃんけんのグー・チョキ・パーの動きがスムーズにできないと、足裏の筋力が低下しているそうです。実際におこなってみると、思っている以上に足指が動かず、足裏の筋力の低下を実感しました。このグー・チョキ・パーの動きを1セットとして、毎日10回おこないました。足指を広げる足指セパレーターは100均で購入しました。装着すると、しっかりと足指を開くことができて、イタ気持ち良い感覚がたまりません! しかし、あまり長時間使用すると靭帯を傷つけてしまう恐れがあるということなので、大体10分程度の使用にとどめています。足指セパレーターを使用することで、縮こまっていた足指がほぐれていくように感じました。足先がポカポカ!むくみへの効果も実感1日の中で決まった時間は作らず、椅子に座ってテレビやスマホを見たりするときに、まず足指をほぐすために足指セパレーターを使用してから、足指じゃんけんをおこなうようにしました。すると、1週間ほどで足指の動きがとてもスムーズになり、足裏の筋力もアップしているような気がしてとてもうれしくなりました。足指セパレーターを使ってから足指じゃんけんをおこなったあとは、足先がほんのりと温かくなり、血行が良くなったように感じました。たくさん歩いた日の夕方以降はいつも足のむくみがひどいのですが、足指を動かすことで、足のむくみやだるさの軽減を実感できました。また、日ごろから足指の動きを意識する習慣がついたため、足指に力を入れる歩き方を心がけるようになりました。しっかりと地面を蹴っている感覚があるので、立っているときのバランスが良くなり、少しずつ猫背からシャキっとした姿勢に改善していっているような気がします。まとめ足指じゃんけんを始めたころは、うまくグー・チョキ・パーの形にすることができず、もどかしくなりました。指先に集中しながらおこなっていましたが、慣れてくると自然に足指が動くようになり、いつでもどこでも気が付いたときに実行できるため、気負わず持続できています。いろいろなメリットのある足指じゃんけんと足指セパレーターによる足指ストレッチをこれからも続けていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/demi(40歳)5歳の娘と夫の三人暮らしの主婦。お笑いが大好きで、思いきり笑うことがストレス発散になっている。
2022年12月01日寒さが日ごとに厳しくなる季節。肩こり、肌荒れをはじめ“冷え”からくるトラブルに悩む人が増えてくる。特に今年はいつまでも暑いと思っていたら、途端に冷え込む日があるなど、「寒暖差に体が追いつかない」と、悲鳴を上げる人も多い。「東洋医学では、血のめぐりが悪くなった状態を瘀血(おけつ)といいます。瘀血が続くと、冷えや肩こりだけでなく、肌の状態も悪化します。『顔色がよくない』と感じたら、それは体が冷えて、毛細血管が衰えているサイン。すぐに体の中から温めることが大切です」そう語るのは、薬剤師・国際中医師の大久保愛先生だ。大久保先生は、日本人で初めて国際中医美容師の資格を取得、漢方カウンセラーとして、年間2千人以上に体質改善のアドバイスを行っている。「毛細血管の衰えを放置してはいけません。人間の体に張りめぐらされている血管のうち、約9割が毛細血管です。血管には全身のすみずみまで血液をめぐらせ、酸素や栄養、免疫物質、ホルモンなどを届ける通路の役割があります。また、毛細血管は『壁細胞』と『内皮細胞』の二層になっています。加齢とともに毛細血管が老化すると、この二層の間に隙間ができて、リンパ管が水分や老廃物を回収できなくなり、血流も低下します。それらが血管外に漏れ出てしまうと、むくみやくすみの原因になるのです」(大久保先生・以下同)毛細血管を鍛えるのに効率的なのは、食生活を工夫すること。大久保先生がいま注目している食材が、“冬の万能薬”といわれるシナモンだ。「漢方医学では、桂の幹や枝の樹皮を桂枝、桂皮と呼び、生薬として活用しています。これらには抗酸化作用や、消化を促進して胃腸を健康にするはたらきのほか、血液の流れを改善させる作用があるとされています。そして、最近注目されているシナモンの香り成分が『シンナムアルデヒド』。これは内皮細胞にあるTie2(タイツー)というタンパク質を活性化させ、毛細血管の間にできた隙間を接着し、修復させます。すなわち、毛細血管を強化し、若返らせ、細胞の老化を防いでくれるのです」シナモンを摂取してから2〜3時間でタンパク質のTie2が活性化してくるという。継続して取り続けることが大切だ。シナモンを取るには、パウダー状のものやスティックを飲み物に入れて香りを楽しむなどの方法があるが、大久保先生がすすめているのは、シナモンスティックをオリーブオイルにつける「シナモンオイル」。アンチエイジング効果のあるポリフェノールとビタミンEを多く含むオリーブオイルにつけることで、シナモンとの相乗効果が生まれるのだとか。それをコーヒーや紅茶など温かい飲み物に入れたり、果物にかけたりして毎日の食生活に取り入れるだけ。「シナモンオイルは幅広い飲み物、食べ物との相性がいいので、上手に習慣づければすぐに体の中から変化が表れてきますよ」作り方はとっても簡単。清潔な保存瓶にスティックタイプのシナモンを10本入れて、オリーブオイル100〜150ml程度を注ぐだけ。密閉した状態で日が当たらない場所で保存する。常温で2週間ほど置いたら使えるようになるという。オリーブオイルが少なくなったら、そのつどつぎ足してもOK。3カ月程度は使えるという。「シナモンスティックには大きく『セイロンシナモン』と『カシアシナモン』の2種類があり、カシアは過剰に取ると肝臓にダメージを与える可能性があるクマリンという物質を多く含んでいます。購入の際にはパッケージに書かれている原材料を確認して、クマリンの含有量の低いセイロンを選びましょう」食べるだけでなく、肌に塗ってマッサージに活用しても血管の若返りにつながるという。肌に使う際には、必ずパッチテストを行って、異常が出ないか確認しよう。これから迎える冬本番。シナモンオイルを毎日の習慣に加えて、冷え知らずで過ごそう!
2022年11月21日美容に関心の高い女性が集まるanan Beauty+clubのメンバー約100人に「冷え対策」についてアンケートを実施。「冷え性じゃない」と回答したメンバーが習慣にしていること、部屋別(お風呂場、寝室、リビング)での具体的な冷え対策も聞いています。本格的に寒くなるこれからの季節に、ぜひ参考にしてみてくださいね!女性約100人に聞いた「冷え対策」すっかり気温が低くなり、手足に冷たさを感じている人も多いよう。anan Beauty+clubのメンバー約100人に聞いた「冷え対策」はどんなものがあるのでしょうか。まずは、こちらの質問から。Q.あなたは冷え性ですか?NOと回答した方、どのような習慣がそのようにさせていると思いますか?「以前は冷え性の火照りタイプでしたが、姿勢を改善して体幹が整ったおかげで、動くとすぐに温まるカラダになりました。膣トレも効果ありです!すぐにお腹の奥からポカポカになります」(46歳・自営業)「なぜかわからないのですが、体温がここ10年くらいで1度くらい上がっていて、あまり冷えは感じないです。もしかしたらと思うのは、たばこをやめたのと自炊が増えたことが関係あるかもしれません」(35歳・会社員)「週一のパーソナルジムを始めてから血流が改善されたのか冷え性がなおりました!」(30歳・専門職)anan Beauty+clubのメンバーに「あなたは冷え性ですか?」と聞くと、7割以上が「YES」と回答。「NO」と回答したメンバーに事情を聞いてみると「姿勢改善」「膣トレ」「禁煙」「自炊」「ジム通い」を習慣にしていることがわかりました。現在冷え性だと感じている人は、血流が良くなると手足の末端まで温かくなるので、まずは毎日入浴することを習慣にして、意識的にカラダを内側から温めるとよいですよ!Q.寝室では、どんな冷え対策しますか?次に、寝室でどんな冷え対策をしているかアンケート。「もこもこのシーツカバーに毛布、羽毛で寝ます」(30歳・公務員)「Nウォームの毛布をかける」(34歳・会社員)「小豆カイロをレンジでチンして、仙骨にあてたり、お腹にあてて寝ます。腹巻もします」(46歳・自営業)「ブランケットも出しておく」(25歳・会社員)「羽毛布団」(34歳・会社員)「加湿器」(32歳・会社員)「電気式毛布を使う」(34歳・会社員)「冬布団、ゆたんぽ、電気布団」(32歳・無職)「年中羽毛布団を使っているので変化なし。場合によっては電気毛布も使いたいけど、産後は使っていない」(29歳・主婦)「毛布」(34歳・会社員)「毛布を敷く用、かける用と、2枚使いしています!」(30歳・会社員)冷え対策として使用している寝具は、毛布、電気毛布、ゆたんぽ等が好まれています。レンジで温めて使う「小豆カイロ」は、繰り返し使えて環境にも良く、徐々に温度が下がるので布団のなかに置いたままでもOKだから使い勝手もよし。お部屋が寒かったり、カラダが冷えたままではなかなか寝つけないのでぜひ参考に!Q.お風呂・脱衣所ではどんな冷え対策をしていますか?次に、「お風呂・脱衣所」での冷え対策を調査。お風呂場・脱衣所で感じる寒さは一瞬だとしても、けっこうストレスですよね……。anan Beauty+clubのメンバーはどんな対策してるの!?「お風呂場は、先に暖房を30分くらいつけてから入っています!」(30歳・公務員)「我慢してます(笑)。ケチって浴室暖房入れなかったので震えてます(笑)。強いて言えばお風呂を沸かすときに、蓋をあえて開けておいて、お風呂内を暖めておいています」(35歳・専門職)「脱衣所はヒーターをいれます。浴室は入る前にシャワーを先に出して空間を暖めます」(46歳・自営業)「脱衣所にヒーター設置」(30歳・専門職)「我慢してます(笑)」というリアルな回答もありましたが、入浴後は、せっかくカラダが温まっているので温度差で風邪をひかないようにすぐ部屋着を着るなど対策するのをおすすめします!Q.リビングではどんな冷え対策をしていますか?最後に、リビングでの冷え対策を調査。「夫婦2人が1日一緒にいる場合は床暖をつけています」(35歳・専門職)「気温15℃くらいからは床暖房ON。一度つけたら冬が終わるまでつけっぱなしで、+加湿器でより暖かく感じます。エアコンは乾燥が気になるので基本的に使わないです」(30歳・専門職)「エアコンと床暖房を使う」(29歳・主婦)「エアコンのみです」(30歳・公務員)「こたつを使っています」(34歳・会社員)「こたつがあるので食事はダイニングテーブルではなくこたつで食べるようにしています!」(30歳・会社員)「加湿器とエアコンとハロゲンヒーターをつける。テレワーク中は足をブランケットで包む」(34歳・会社員)「犬もいるので24時間暖房をつけています」(34歳・会社員)「暖房とサーキュレーター」(32歳・会社員)リビングでの冷え対策は「床暖房」と「エアコン(暖房)」を使っているという回答が多数。女性は手足の末端が冷えやすいので、床暖房やエアコンでも暖まらなかった場合温度を上げるよりも、ピンポイントでブランケットでくるむなど対策すると即効性があるのと、電気代節約にも良いです。以上がアンケート結果でした。会社でも自宅でのリモートワークでも、部屋が寒かったり、手足が寒いとなかなか集中できないので、仕事の効率を考えても冷え対策は重要。この記事を参考に、快適な環境を目指してみてくださいね!(C)ayakono/Getty Images文・玉絵ゆきの
2022年10月30日女性は体の中で熱を作る筋肉量が少ないため、手足の冷えを感じやすいことは看護師の知識として知っていました。私も20〜30代から手足の冷えやすさは感じており、特に冬は一旦手足が冷えると数時間寝付けないこともざらでした。でも、困ったのが40歳を過ぎてからの冷えです。今までのように手足を温めるだけでは、なかなか解消されなくなったのです。今回は私がプレ更年期から感じた手足の冷え対策についてご紹介します。★関連記事:更年期になって冷えが悪化!受診は必要?対策は?【更年期の基礎知識7】手足の冷えがずっと続く「手足の冷えが強くなったかも……」と気付いたのはちょうど40歳を過ぎたころです。当時は病院に勤務していましたが、特に病棟の廊下が冷える冬場はちょっと廊下で患者さんと話すだけでも、手足が冷たくなりました。その後すぐにパソコンで記録を入力しようとしても、手がかじかんでしまい、なかなか仕事がはかどりません。またひんやり冷えた手で患者さんの検温をするのも気が引けてしまいます。そのため、いつも白衣のポケットに使い捨てカイロを入れて仕事をするようになったくらいです。足裏にもカイロを貼って対策をしてみましたが、手足の芯まで温かくなることはありませんでした。手足の冷えが続いて困ったこと40歳からの手足の冷えが強くなってから一番困ったのが夜の睡眠です。手足が一度冷え切ってしまうと睡眠に入るまでどうしても時間がかかってしまうのです。「明日は仕事があるから早く寝よう」と思って布団に入りますが、手足を温めようとゴロゴロしているうちに、気付いたら1時間経過していたことも。特に寒い季節はそんなことが続くと、次第に睡眠時間が不足していき、仕事の集中力も落ちることもありました。とりあえずこれではいけないと思い、寝る前に入浴し体を温める、電気毛布を使うなどで対処してきました。手足の冷えを和らげるための対策プレ更年期の1つに手足の冷えが強くなることがあるのを知ったのは、あるサイトを検索したときでした。看護師なので年齢による心身の変化は知っていたつもりだったのに、プレ更年期があることや、そこで見られる症状に自分が当てはまることに全然考えが及んでいませんでした。手足の冷えが強くなったのはプレ更年期の1つの症状かもしれないと思ってからは、手足の冷えを和らげる対策として何が一番有効なのかを考えました。その結果、私は運動する時間を増やし筋肉量を増やすことに。筋肉は熱を作るので、単純に体に付く筋肉量が多くなれば代謝も良くなって熱を作り、体を温めることにもつながると考えました。気軽にできる運動はないかと考えて始めたのが、朝のウォーキングです。これまで運動の習慣はあまりなかったのですが、初めは15分からスタートし、それから少しずつ時間を伸ばして今では1時間程度のウォーキングを毎日続けています。半年もたったころでしょうか。毎日のウォーキングのおかげで次第に体全体が引き締まり、足腰を中心に筋肉が付いてきたのを実感するようになりました。これまでは、日中どうしても手足が温まらないときは、熱めのお湯を入れた洗面器に手足を入れて温める「足浴」や「手浴」をして冷えを解消していたこともありました。しかし、運動を始めて筋力が付いてくると、カイロや手袋などを使ってちょっと温めさえすれば、それほど冷えは続かなくなりました。まとめ「手足の冷えはいつものことだから」と思って放置していたら、ますます冷えは強くなりそのまま更年期に入っていったと思います。手足の冷えはプレ更年期の1つと捉えて早めに対処したからこそ、運動の習慣も身につき、その結果筋肉が付いて手足の冷えもだいぶ治ってきたのだと実感しています。これからも更年期に備えて、できる限り対策は取っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/ゆき(41歳)40代に入りイライラすることが多くなったことで、プレ更年期を感じ始めた。現在は、看護師の経験をもとにプレ更年期の対処法を模索中。
2022年10月27日