《玉置浩二の御母堂玉置房子様(享年85歳)が兼ねてより病気療養中のところ、5月10日未明にご逝去されました。ここに故人のご冥福をお祈り致しまして謹んでお知らせ申し上げます》 『安全地帯』のボーカル・玉置浩二(59)の母・房子さんが亡くなったと5月18日、ファンクラブ会報『Cherry』を通して発表された。また、通夜及び告別式に関しては《御家族の意向としまして、家族葬にて執り行いましたことを報告致します》という。 母の房子さんは、玉置ファンの間で馴染み深い存在だった。玉置は13年、房子さんへ向けた楽曲『純情』を発表。《かあちゃんに会いたい》など、母への感謝の気持ちを綴っていた。 会報で訃報を知ったファンたちは、ツイッター上でこんなコメントを寄せている。 《改めて玉置さんの『純情』を聴き、本当に立派なお母様だったのだろうなと。母には感謝の気持ちを常に持ち、伝えなければ。後悔しないように。心よりご冥福をお祈り申し上げます》 《玉置浩二さんの「純情」。母への限りない愛情溢れる名曲で、同じ年老いた母を持つ私には、心に響く歌でした》 天国の房子さんは、これからも玉置の活躍を見守り続けることだろう――。
2018年05月18日吉本新喜劇の座長を務める小籔千豊、川畑泰史、すっちー、酒井藍が2日、東京・有楽町のよみうりホールにて行われた「吉本新喜劇全国ツアー2018」東京公演(5月2日・3日)の開演前に取材に応じ、同ツアーの手応えを語った。2019年3月の吉本新喜劇60周年に向けて、3月21日広島公演を皮切りに開催中の「吉本新喜劇全国ツアー2018」。約9年ぶりの全国ツアーで、小籔、川畑、すっちー、酒井の4座長が一堂に集結し、全国各地に笑いを届ける。小籔は3月からツアーをやってきての手応えを聞かれ、「新喜劇は関西のもの、大阪だけのものだと思われていると思うんですけど、お笑いに大阪も東京もないと思っている。今回東日本を回らせていただいたときに死ぬほどウケたので、やっぱりお笑いに差はないと思う」と確信した様子。「(明石家)さんまさんやダウンタウンさんが東京で受け入れられている時点で僕らも頑張れば受け入れていただけるんじゃないかとは常々思っていました」と語った。すっちーも「新喜劇になじみないだろうなっていう東北でも温かい反応があったのでうれしかった」と手応えを口にし、川畑も「ここウケるのかなって思ったところでウケた」と話し、「われわれの時代でできるだけたくさんの人に見ていただきたい」と気合十分。酒井も「行く先々でウェルカムという感じで温かく迎えてくれて感謝しています」とうれしそうに話した。印象に残っている地域を聞かれると、川畑が「お客さんの反応より夜食べたものとか……」と本音をポツリ。すると小籔が「僕は夜のご飯じゃなくて舞台上から見るお客さんの笑顔が」と真面目コメントで笑いを誘い、川畑が「ずるいぞ!」とツッコミ。すっちーと酒井も「食べ歩きに行ってるんじゃない」「仕事ですやん」と乗っかり、盛り上がった。また、小籔は「新喜劇はみんなで笑いとるというか、サッカーチームみたいなもの。みんながウケたほうがいい競技。サッカーでいうとブラジル代表というかギリシャ代表。みんなで点をとりにいくという感じ」と団体競技だと強調。「スベられたほうが腹立つ。ウケられて腹立つはないですね」と語った。
2018年05月02日5月1日、秋元康氏(59)プロデュースの新グループ「吉本坂46」の第2次審査合格者が発表された。吉本興業東京本部に集まったピン芸人の村上ショージ(62)ら、1次選考を通過した751名のうち173名が決定した。 吉本坂46はよしもと所属タレントによるアイドルユニットで、秋元康が本気でプロデュース。第1次オーディションには1747人が応募し、751人が合格。第2次オーディションではグループオーディションでの自己PR、歌唱審査が行われ173名が通過した。 村上は自身の娘ぬゅぬゅゅゆゅゅゅゅゅ(28)と親子そろって合格。「接戦の末、受かりました」と喜びを伝え、ぬゅぬゅゅゆゅゅゅゅゅは「受かるおもた!ちょっと変わってるから」とコメント。 親子アイドルの誕生が期待される村上は「親子言うても、ライバルですからね」と娘をライバル視。それに対し、ぬゅぬゅゅゆゅゅゅゅゅは「私、あまり競争意識がないから、みんなが良い方にいけばいい」と余裕をみせた。 また、村上は自身のtwitterで改めて娘とのW合格についてコメント。「まさか娘も合格してると思わず…(笑) 親子でありライバルでもありますが、お互いこれから先も通ると良いな~」と父親らしさをうかがわせた。 さらには前回第1次オーディションで話題となっていた大御所芸人のうち坂田利夫(76)、宮川花子(62)、野沢直子(54)が第2次審査を勝ち進んでいる。 第3次選考は「自分CM」をテーマにエントリー者が15秒の自己PR動画を制作。一般ユーザーからの投票を実施し、上位10名が次の審査に進出。人気の無かった下位30名が落選する。中間層が次の審査に進むための新たな課題が与えられる。
2018年05月01日かつて吉本興業でプロデューサーを務めていた竹中功氏が、文化放送で4月8日より新ラジオ番組『竹中功のアロハな気分』(毎週日曜 19:00~20:00)のパーソナリティを務めることが決定した。竹中氏は吉本興業に入社後、35年に及ぶキャリアの中で広報マンとしてタレント養成所「よしもとNSC」や「ルミネtheよしもと」などといった劇場の立ち上げなど、多くの実績を残してきた、“伝説のプロデューサー”だ。『竹中功のアロハな気分』で初のラジオパーソナリティに挑戦する竹中氏。同番組は「明日は月曜日、だから陽気になるラジオ!」をテーマに生放送され、「アロハの精神」にあふれたトークとミュージックで、日曜夜の憂鬱な気持ちを吹き飛ばすような内容になる予定だ。
2018年03月29日3月22日、秋元康(59)がプロデュースする新グループ「吉本坂46」の第一次審査の合格者が明らかになった。Yahoo!検索ランキングに「吉本坂46」、「吉本坂」など上位にランクインし話題となっている。 吉本坂46は、よしもと所属タレントによるアイドルユニットで、秋元康が本気でプロデュースする。乃木坂46、欅坂46に続く坂道シリーズの第3弾ユニット。今回の総応募者数は1,747人にのぼり、第一次書類審査で751人が通過した。 合格者のなかにはココリコ・遠藤章造(46)、極楽とんぼ・山本圭壱(50)やおばたのお兄さん(29)など有名芸人も。また、レイザーラモン、はんにゃ、トレンディーエンジェル、フルーツポンチなどコンビでの合格も目立った。 さらに、坂田利夫(76)、池乃メダカ(74)、野沢直子(54)、ハイヒールももこ・リンゴなど大御所芸人も合格者に名を連ねている。 これに対しネットでは「野沢直子さんw この方は吉本の伝説だからラスボス扱い決まり。大好き 師匠勢の貪欲さ見習いたい…」「桂勢と坂田師匠の破壊力やばすぎw」「ちょくちょく師匠クラスのビッグネームが混ざってるのが面白い。」など大御所芸人の合格に驚きの声が目立った。また、「吉本坂46の選考結果みたら、吉本やからこそなんか個性的な人多すぎね 早く坂道とコラボしてほしいな」「なんやかんやで楽しみになってきてる自分がいる。」など吉本坂への期待の声もみられた。 第2次選考は4月上旬に東京・大阪で開催予定。
2018年03月22日よしもと所属タレントで結成する秋元康プロデュースによるアイドルユニット・吉本坂46の第一次書類審査の合格者が22日、発表された。東京・新宿の吉本興業東京本部には合格者名が貼り出され、多くの芸人が駆けつけた。乃木坂46、欅坂46に続く坂道シリーズ第3弾となる吉本坂46は、"ガチで歌う"本気のアイドルユニットで、ソニーミュージックからメジャーデビュー予定。活動開始は年内を予定している。よしもと所属タレント約6000人を対象とした同プロジェクトに1,747人が応募し、第一次書類審査で751人が通過した。今後、第2次選考の面談へと続く。第一次書類審査の合否は、吉本興業東京本部(東京・新宿)、ヨシモト∞ホール(東京・渋谷)、よしもと漫才劇場(大阪・なんば)の3カ所にて、合格者名を貼り出して発表。東京・新宿にも朝から多くの芸人が駆けつけた。囲み取材では、ガンバレルーヤ、おばたのお兄さん、鬼越トマホークの坂井良多、デニスの植野行雄、コロコロチキチキペッパーズのナダルが合格を報告する中、マヂカルラブリーはコンビそろって落選。「奇跡のコンビです」と自虐的につぶやいた。また、「M-1が影響してるんじゃ?」と、審査員の上沼恵美子に酷評され注目を集めた『M-1グランプリ2017』の影響を指摘されると、「もうメディアとか無理なのかな」と落ち込んでいた。
2018年03月22日よしもと所属タレントで結成される秋元康プロデュースのアイドルユニット・吉本坂46の初のテレビレギュラー番組『吉本坂46が売れるまでの全記録』が、4月からテレビ東京とテレビ大阪で放送されることが22日、わかった。MCは東野幸治が担当し、乃木坂46の松村沙友理とクイズ作家の古川洋平が脇を固める。吉本坂46のロゴ2月に行われた記者会見で発表された、乃木坂46、欅坂46に続く坂道シリーズ第3弾となる同プロジェクト。エントリー、書類選考、面談、最終審査を経てメンバーが決定する。番組では、「東京ドーム公演」、「紅白歌合戦出場」といった目標に向けて、アイドルとして成長してく姿に密着していく。東野幸治は「吉本坂46が結成される事を僕はまだ信用していません。この坂が登り坂なのか、下り坂なのかそれはわかりません。どうか、真っ逆さまに落ちないように祈ってます。全ては秋元さんにかかっています!(笑)」とコメント。松村沙友理は「今までの坂道シリーズにはお笑いの要素がほとんどなかったので、特にお笑い色が強そうな吉本坂さんの番組が、どうなるのかとても楽しみです」と期待し、「坂道シリーズの先輩(笑)として、少しでもお役に立てるように頑張ります!」と意気込んでいる。なお、きょう22日10時に吉本興業東京本部(新宿)、ヨシモト∞ホール(渋谷)、よしもと漫才劇場(大阪・なんば)の3カ所にて第一次書類審査の合否を発表。当日は、各会場に合格者名を貼り出し、実際に応募者が合否を確認するため各劇場を訪れる。『吉本坂46が売れるまでの全記録』は、テレビ東京で4月3日よりスタート(毎週火曜26:05~26:35)、テレビ大阪では4月4日よりスタート(毎週水曜26:35~27:05)。
2018年03月22日吉本興業は21日、都内で会見を開き、秋元康氏プロデュースによるアイドルグループ・吉本坂46を結成することを発表。お笑いコンビ・次長課長の河本準一は、オーディションに参加する意志を表明し、「欅坂、乃木坂を震わせるようなアイドルになっていきたい」と意気込みを語った。次長課長の河本準一吉本坂46は、乃木坂46、欅坂46に続く坂道シリーズ第3弾。よしもと所属タレント約6000人を対象にしたオーディションでメンバーを決める。芸歴・男女不問、ユニットの芸人も個人でのエントリーとなる。"ガチで歌う"本気のアイドルユニットで、ソニーミュージックからメジャーデビュー予定。活動開始は年内を予定しており、目標は「東京ドーム公演」「紅白歌合戦出場」とのことだ。会見には、陣内智則、平成ノブシコブシ、南海キャンディーズのしずちゃん、ジミー大西ら所属タレント約100人が出席。河本は「やります!」といち早くオーディション参加を宣言し、「乃木坂や欅坂の勢いを考えますと、吉本もやはり坂というものに。一緒になって上り坂を駆け上がっていきたい」とやる気満々に話した。また、「ライバルは平手ちゃん」と欅坂46の平手友梨奈をライバルに挙げ、「欅坂とか乃木坂とかライバルです。そのうち移籍とか兼任もあると思うので」と坂道シリーズ内での競争を意識。さらに、「欅坂、乃木坂を震わせるようなアイドルになっていきたい」と目標を力強く語り、「のちのち3人、5人なりの派生ユニットや、各県代表のユニットもやりたい」とアピールした。
2018年02月21日2月21日、作詞家・秋元康(59)と吉本興業の共同プロジェクトとしてアイドルユニット「吉本坂46」が結成されることが明らかになり、Yahoo!検索ランキング1位に「吉本坂46」「吉本坂」「吉本興業」がランクインし話題となっている。 都内にて株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーが会見を行い、秋元とタッグを組み「吉本坂46」を発足させることを発表した。秋元がプロデュースするアイドルユニット「乃木坂46」「欅坂46」に続く坂道シリーズ第3弾となる。また、ソニーミュージックからメジャーデビューが決まっている。 応募資格は同社所属の芸人、落語家、文化人、俳優、タレント、スポーツ選手ら約6,000人が対象。芸歴や性別、年齢は不問とし、ユニット芸人の個人による応募も可能だというが、同じく秋元氏プロデュースの48グループ「NMB48」メンバーは応募対象には該当しないという。 秋元は「この度、(吉本興業の)大崎社長のほうからお話がございまして、乃木坂46、欅坂46につづく、グループを吉本でも作りたい、ということで吉本の芸人の皆さんにご協力をいただいて、吉本坂46を作りたいと思います。」と結成理由を明かした。 また、「吉本坂が、乃木坂、欅坂のように本当にあるかは分かりませんが、人気も上り坂、下り坂、いろいろあるように、きっと吉本坂にも坂があるのでしょう。ですから、吉本坂46、これをプロデュースしたいと思います。最強のグループを作りたいと思います」とコメント。今後、オーディションを経てメンバーを決定。東京ドーム公演や、紅白歌合戦出場を目指すという。 これに対しネットでは「吉本坂46っていったい…」「吉本坂始動?えっ?えっ?予想だにしてなかった!」「吉本46なら許せた吉本坂って…」「吉本坂の握手会行きたいw」「吉本坂46!? なんだそれ! 個人的にはあんまり組んで欲しくない感じもあるなぁ、、、でもやるなら本気でやってほしいな!」「吉本坂!? また新しい坂道できたのか男女問わないとかすげーなぁどんな感じになるんだろう」などの反応を見せている。
2018年02月21日吉本興業は21日、都内で会見を開き、秋元康氏プロデュースによるアイドルグループ・吉本坂46を結成することを発表。お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇は、オーディションに応募する意欲を見せ、また、メンバーに入ってほしくない人としてウーマンラッシュアワーの村本大輔を挙げた。平成ノブシコブシの吉村崇吉本坂46は、乃木坂46、欅坂46に続く坂道シリーズ第3弾。よしもと所属タレント約6000人を対象にしたオーディションでメンバーを決める。芸歴・男女不問、ユニットの芸人でも個人でのエントリーとなる。ガチで歌う本気のアイドルユニットで、ソニーミュージックからメジャーデビュー予定。活動開始は年内を予定しており、目標は「東京ドーム公演」「紅白歌合戦出場」とのことだ。会見には、陣内智則、次長課長の河本準一、平成ノブシコブシ、南海キャンディーズのしずちゃん、ジミー大西ら所属タレント約100人が出席。吉村は「恋愛は禁止ですか?」「37の独身の恋愛ってなんなんだろう」と恋愛禁止のルールを心配しつつ、「笑顔で楽しいアイドルになりたいと思います」と意気込みを語った。また、入ってほしい人を聞かれると、吉村は「河本さんに入ってほしい。すごい前向きなのでぜひ入ってもらいたい」と、会見で迷わず応募を宣言した河本を推薦。さらに、入ってほしくない人を聞かれると、「村本ですよね」と不仲を認めているウーマンラッシュアワーの村本大輔を挙げ、「単純に嫌い。やめてアメリカ行くみたいですから早く行ってほしい」と話した。
2018年02月21日吉本興業は21日、都内で会見を開き、秋元康氏プロデュースによるアイドルグループ・吉本坂46を結成することを発表した。吉本坂46は、乃木坂46、欅坂46に続く坂道シリーズ第3弾で、両グループの妹分。応募資格は、芸人、落語家、文化人、俳優、タレント、スポーツ選手、ミュージシャン、アイドル、ダンサー、パフォーマーらよしもと所属タレント約6000人が対象で、芸歴・男女不問、ユニットの芸人でも個人でのエントリーとなる。会見では、陣内智則がMCを務め、次長課長の河本準一、平成ノブシコブシ、ジミー大西ら所属タレント約100人が見守る中、よしもとクリエイティブ・エージェンシー代表取締役社長の藤原寛氏が「吉本所属の6000人を対象にした吉本坂46を結成します」と発表した。秋元氏のメッセージ映像も流れ、「吉本坂が、乃木坂、欅坂のように本当にあるのかはわかりませんが、人気も上り坂、下り坂、いろいろあるように、きっと吉本にも坂があるのでしょう」とコメント。オーディションで選抜する人数は「まだ決めていない」とのことだが、「最強のグループを作りたいと思います」と宣言し、「それがどういう形のグループになるのかは僕もわかりませんが、ぜひみなさまのご協力をいただいて、乃木坂46、欅坂46につづく第3弾、吉本坂46を成功させたいと思います」と意気込みを語った。同グループは、ガチで歌う本気のアイドルユニットで、ソニーミュージックからメジャーデビュー予定。活動開始は年内を予定しており、目標は「東京ドーム公演」「紅白歌合戦出場」とのこと。会見に出席した河本、ワッキーはさっそく「やります!」と宣言し、そのほかにも多くのタレントが手を挙げて応募する意欲を見せた。
2018年02月21日10日、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(37)が自身のブログを更新。所属事務所である吉本興業に個人的にクリスマスプレゼントを送ったことを明かした。 西野は、「吉本興業にクリスマスツリーをプレゼントしてみた」と題したブログを更新。自分が自由に活動させてもらえるのは、吉本興業のおかげだとして感謝の気持ちを込め「吉本興業本社の中庭に、クリスマスツリーをプレゼントすることにしてみました。」と明かした。 続いて、西野はプレゼントしたことを明かした理由について、「実は、一部のスタッフや後輩には“こっそりとプレゼントしたいから、このことは、あんまり誰にも言わんといてな”とお願いしたが、キッチリとその言葉を守り抜き、本当に誰にも言わないのです。」とし、「せっかくプレゼントしたのに、プレゼントしたことが伝わらなかったら意味がありません。」と嘆いた。 「今回のクリスマスプレゼントは決して安い買い物ではありません。せめて、ここに費やした金額ぐらい(もしくは、それ以上)は世間に伝わって、“西野って、本当に素敵だね”と思ってもらわないと、プレゼントをした意味がありません。」と主張。また、「この記事を読まれた方は、各々のTwitter、Instagram、Facebook、ブログ等で、“実は吉本興業の中庭にあるクリスマスツリーは…”という記事を書いて、鬼拡散してください。」と呼びかけた。 最後に「西野は結構なお金をかけて吉本興業にクリスマスツリーをプレゼントしました。結構なお金をかけて、吉本興業にクリスマスツリーをプレゼントしたのは、西野です。」と伝えた。 これに対しファンは「やること大きくて人間味もあってかっこいい笑」「朝から爆笑」「かっこいいなぁ鬼拡散しときます」とコメント、さらに西野の鬼拡散の呼びかけに答え、「実は吉本興業の中庭にあるクリスマスツリーはキングコング西野さんのクリスマスプレゼント#キングコング西野 #クリスマスプレゼント #鬼拡散」などSNSでの拡散が広がっている。
2017年12月10日徐々に寒さも本格的になる季節に突入しますが、そんなときにオススメしたいのは、笑顔で心と体が温かくなるコメディドラマ『日本をゆっくり走ってみたよ~あの娘のために日本一周~』。現在、Amazonプライム・ビデオにて絶賛配信中のオリジナルドラマですが、今回は主演を務めたあの方にお話を聞いてきました。それは……。幅広い層から愛されている人気俳優の濱田岳さん!【映画、ときどき私】 vol. 125CMやドラマ、映画などで見ない日はないくらい大活躍中の濱田さんですが、本作では心に決めた女性に告白するためにバイクで日本一周を目指すという主人公を演じています。本作ではなんと日本国内を2万キロ以上も移動しながら、約3か月に渡って撮影されたそうですが、その裏側や心境について語ってもらいました。この物語は実話をもとに描かれた同名漫画の実写版ですが、最初に話を聞いたときの印象は?濱田さん吉本浩二先生の漫画はほぼエッセイで、相手を倒したりするような派手な話でもなく、「あるある」と思えるところがあったり、自分の弱い部分と照らし合わせてくすくす笑っちゃうような内容なので、よくある実写映画にはハマらない作品だと感じました。それに、これだけのスタッフを全員引き連れて日本を一周できるようなスケールで撮影できるということも含めて、いましかできない企画だなと思ったんです。いい大人の男がバイクに乗って弱って誰かに甘えたくて風俗行くところとか、誰がそんなの見たいんだって思うんですけど、実際に旅をしてこのスケール感でやっているからこそ笑える映像になるんですよね。だからこんな仕事はもうないくらいのつもりで臨むべきじゃないかなと思って、参加させていただきました。本作の見どころといえば、ストーリーとともに移り変わる美しい風景。日本にもこんな場所があるんだなと改めて感じさせられ、さっそく行ってみたいと思う人も続出すること間違いなし。今回訪ねた場所のなかでお気に入りの場所はありますか?濱田さんそれぞれの名所に行けばテンション上がる部分はあったと思うんですけど、毎日こなさなきゃいけないことが多かったので、僕ら自身は旅をしている感覚はそんなに持ちづらかったんです。それに、みなさんも社会科で習ったと思いますが、日本は約70%が山なので、バイクで走っていても景色がそんなに大きく変わらないときも多くて、たとえば「よっしゃー、香川から徳島を超えたぜー!」みたいなことを実感できたりするところがなかったんですよね(笑)。なので、そういうのが一番解消されたのはやっぱり北海道で、途端に風景も植物が変わるので、僕らのテンションも上がりました。バーンと抜ける平地の感じも本州では味わえない光景でしたし、季節的にも8月の終わりで麦が色づいていたので、「ビールのCMみたーい!」という気分で楽しかったです。そのなかで印象に残っている出来事はありましたか?濱田さんあとは、北海道の宗谷岬がいわゆる「バイカーの聖地」と呼ばれる場所で、実際に旅をされている方がたくさんいたんですけど、そのなかでも印象的だったのは愛知県からひとりでスーパーカブに乗って来ていた30代くらいの女性が宗谷岬に向かって涙しているのを見たことです。道中では雨にも風にもやられたり、女性ひとりで心細いこともあったりしたと思うんですけど、やっぱり宗谷岬にくると感極まるものがあるんだというのを目の当たりにしたいい思い出ですね。いろんな土地を回っていますが、各地で食べたおいしいものはありましたか?濱田さん僕もせっかくだからその土地のものを食べられるつもりで行っていたんですけど、でもそこは撮影なのでほぼ3食お弁当ばっかりで、「いつもと変わらないじゃないか」と思っていたんです(笑)。なので、ちょっとでも撮影が早く終わると行ける人を集めてみんなで居酒屋に流れ込んだりしていましたね。今回、一番長く泊まった富山県ではお魚が有名なのでおいしくいただきましたし、北海道の撮影で食べたうに丼もおいしかったです。それから熊本と福島で馬刺しをいただいたんですけど、それが全然違うことを知って、そんなささいなことでも喜んでたんですよ。あと、高知ではどうにか場所を探してカツオを食べたりしていたので、けっこう必死に食べてた印象がありますね(笑)。撮影のためにバイクの免許を取られたそうですが、実際に乗ってみてどうでしたか?濱田さんそれまでは本当にバイクには興味がありませんでした。でも、教習所に行ったときには久々にどこかに通って何かを習うというのも楽しく感じましたし、その先に撮影が待っていると思ったら全然苦じゃなかったです。あとは、この企画ならではだと思うんですけど、普段のお芝居ではなかなか車でも運転させてもらえないんですけど、せっかく旅をしているんだからということで、乗っている風景も大事に撮ってくれました。それもあって初心者のわりにだいぶ乗れたと思いますし、免許取り立てで日本の各地を走れるというのは最高の贅沢だと思うんですよね。だから嫌いになる要素がどこにもなくて楽しかったです。30歳を過ぎた男性が「女性に告白するために日本一周しよう」という発想はなかなかないだけに予想外の出来事の連続につい引き込まれてしまうはず。もしご自分が同じ立場だったら、日本一周に挑むか、別の方法で自分に自信を付けようと思うかどうしますか?濱田さん僕だったら後者かな(笑)。でも僕はそこが吉本の好きなところで、「彼女に告白するために」と銘は打ったものの、「断腸の思い」というワードがはまるかというとそこまでの覚悟でもないし、何をするかというのがずっと漠然としたまま回っちゃったんですよね。でも、見方によってはこの人はなかなか強い人だなとは思うんですよ。たったひとりで野営して日本一周するとか、僕にはできないので。だから、自分の強さに気づかず回っちゃった人ということで、僕はすごく愛らしくていいなって思いますけどね。ちなみに、濱田さんならどんな方法を取りますか?濱田さん小さい頃からあんまりそういう場面に出会ったことがないので、どうするかというのは想像の域なんですけど、自分の好きなものをもうちょっとがんばってみるとか、人に堂々と話せる何かを身に着けたいなと思うかもしれないです。あとは自分磨きってことでムダ毛を処理したりとかですかね(笑)。各地でさまざまな人たちと遭遇しますが、個性豊かなキャストと対峙していかがでしたか?濱田さんなかなかのペースで1日の分量を撮って、終ったら移動みたいな状態だったので、どうしても隠し切れない疲れはありましたけど、そこに濃いキャラクターのゲストが次から次へとみなさん元気いっぱいでやって来るんですよ。だから、「これは辛いな」と思いつつも、物は考えようで、空手の修業のように倒しても倒しても強いやつが出てくるのと同じだと思って臨むことにしました。ただ、いま無事に旅を終えて思うことですけど、本当に先輩方やステキな若い俳優さんたちに助けてもらってやっと成立したという気がしています。吉本は基本的に受け身なので、行く先々で変な人に巻き込まれてましたけど、みなさんが振り回してくれたので、それはやりやすくてノーストレスでした。吉本は恋愛に対しても受け身ですが、そのあたりは共感できましたか?濱田さんAかBかでわけたら僕と吉本の考え方は違うんでしょうけど、好きな人からのメールで一喜一憂するのはわかりますね。吉本の憧れの女性である恵理を演じた本仮屋ユイカさんと栃木で撮影したときに、僕らはいつも通り血眼になって店を探して「どっか行くぞ!」となってたんですけど、本仮屋さんがそれをすごくおもしろがってくれて、「ご飯に行くのが恒例ですけど行きますか?」と誘ったときに連絡先を交換したんです。それで、そのあとに本仮屋さんがメールをくれたんですけど、恵理さんからもらったような気分がしてゾワってなっちゃったんです(笑)。とはいえ、仕事の付き合いですから、絵文字とかハートマークがあるわけでもなく、句読点とあってもビックリマークくらいの男の人が打つようなメールではあるんですけど、それだけでも本仮屋さんの太陽のような笑顔が浮かんで、手にじっとりと汗をかく感じは吉本の気持ちがわかった瞬間でしたね(笑)。劇中では見事なコマ回しも披露していましたが、何か特技はありますか?濱田さん大技はできないですけど、今回はコマを投げて手に乗せるところまではずっと練習してました。そのときに、コマを教えて下さった方からは本当かわかりませんけど、「芸能人でここまで手乗りがうまい人は特技に書いてもらって大丈夫ですよ!」って言われましたね(笑)。ほかにやり続けてることや収集癖があるわけでもないけど、料理は好きです。父親が漁師だったこともあって小さい頃から見よう見まねでやっていたので、お魚をおろすのは特技かもしれないですね。それこそ、『釣りバカ日誌』のときはいっぱいお魚をくれたので、そこで奇跡的に役に立ったこともあって、昔からやっていてよかったなと思いました。ただ、「君は座っていていいよ、僕に任しておきなよ」みたいに率先してやってはいないですけどね(笑)。得意料理があるというよりも、たとえばアジをおろしたらお刺身だけじゃなくて酢でしめたり、揚げたり焼いたりとかあるもので作っちゃう感じです。今回、吉本と先輩の会話のなかに「男は30歳になるとバンジーに挑戦したり、何かするものだ」というような内容がありましたが、濱田さんも来年でいよいよ30歳。それを機にやってみたいことはありますか?濱田さん企画をもらえればバンジーでも大丈夫です(笑)。とはいえ、僕は徒然なるままにここまで来ちゃった感じで、「もう30歳か」とは思いますけど、特にやりたいことはないですね。最近は白髪が増えたり、モニターを見てしわっぽくなったなとか思ったりすることはありますけど、それが楽しいというかうれしいんです。歳を取ることにあまり抵抗がないからかもしれないですけど、健康ではいたいなみたいな感じですね。最後にこれから観る人に向けてのメッセージをお願いします!濱田さん本当に日本一周しているドラマや映画というのはこのご時世ではなかなか見れるものではないですし、話もなかなか珍しいものなので、それは純粋に楽しんでいただけるかなと思います。あと、見続けていただければ最後の方には「同じクルーが撮ったの?」というくらい全然違う回があるので、それもぜひ楽しみにしてもらいたいですね。インタビューを終えてみて……。「どこにいってもこのまま」と話す濱田さんだけに、とにかく自然体なオーラがあふれていましたが、その魅力こそが多くの人に愛されている理由なのだとひしひし伝わってきました。撮影当時の様子が浮かんでくるような楽しいエピソードはいつまでも聞いていたいくらい笑わせてもらいましたが、ドラマも思わず声を出して笑ってしまうほどおもしろい作品なので、ぜひ裏話とともにお楽しみください!どんなときも立ち止まらずに、とりあえず一歩踏み出してみる!人間関係や仕事に疲れてうまく笑えないときがあっても、このドラマを観れば誰もが自然と笑顔になってしまうはず。次々と映し出される日本各地の壮大な景色に癒され、不器用な吉本の姿にほっこりしてみては?ストーリー人生に行き詰まりを感じていたマンガ家の吉本浩二は、心に決めた女性である恵理に告白するために、仕事をいったん辞めてバイクで日本一周を目指すことを決意する。とはいえ、ろくにテントも張れず、慣れない生活に不安になる吉本だったが、旅の途中で大学時代の先輩やさまざまな人たちとの出会いを繰り返しゆっくりと前に進んで行くのだった。数々のハプニングに見舞われるなか、無事に日本一周を終えて強くなった姿を恵理に見せることはできるのか……。思わず走り出したくなる予告編はこちら!作品情報『日本をゆっくり走ってみたよ~あの娘のために日本一周~』Amazonプライム・ビデオにて独占配信中Copyright 2017 Televider Entertainment Inc.写真・加藤淳(濱田岳)
2017年11月19日●何日も継続して悩むことがないAmazonプライム・ビデオの新しいオリジナルドラマシリーズ『日本をゆっくり走ってみたよ~あの娘のために日本一周~』(全14話・毎週金曜配信)が、10月20日から見放題独占配信中だ。『ブラック・ジャック創作秘話 ~手塚治虫の仕事場から~』著者の吉本浩二氏による人気実録漫画の実写化で、バイクで日本一周をする主人公の吉本を演じている濱田岳を取材。「極真空手の百人組手」みたいだったと、毎話新たに登場するゲストとの芝居を振り返った本作に始まり、濱田が自分で持っていると実感する"運"、役者業への思いなどを聞いた。○「ゲストの方たちのおかげ」と痛感――ある意味、贅沢な作りのドラマですよね。ある意味じゃなく、贅沢ですよね。こんなスケールのものに、役者業としてこれからも出られることがあるのかと考えて、とっても有難い企画だと思いました。吉本先生の原作漫画はほぼエッセイなので、「ジャンプ」に乗るようなものじゃないですから、余計に贅沢。――派手な冒険活劇ではなく。そう。どっちかというとフラットなクスクス笑いの原作。これまで実写化できなかったのは、こういうスケールで撮ることができなかったからだと思うし。本当にスタッフみんなと日本一周しながら撮っていくので、純粋に男の子心としても、ドキドキワクワクしました。――しかし役者さんとしては濱田さんひとりにかかる重圧も相当だったかと。ほぼほぼひとりなのでね。しかも行く先々で個性的な人に会っていく。極真空手の百人組手みたいな。倒しても倒しても、次から次へと変なヤツが現れるという。毎回本当におもしろい先輩だったり俳優さんだったりが、旅をしている僕の前に元気いっぱいで挑んでくるので。戦いといったら聞こえが悪いですけど、吉本としてやりあうのはすごく楽しかったです。日本一周が大メインですが、それだけじゃお話は成り立たなくて、ゴールを迎えてこうして配信できるようになったのは、毎話毎話のゲストの方たちのおかげだと痛感しています。――バイクの免許もこの作品のために取られたそうですね。序盤はバイクが重そうで大丈夫かなと思いましたけど、その辺も変化していきますか?そうなんです、今回、免許を取りました。その辺の変化は如実にありましたね。若いころにバイクに乗っていたカメラマンさんにも最初の頃と全然違うと言われましたし、監督たちも、前に撮った映像を振り返ってみても乗る姿勢が全然変わったと言っていました。ほぼ順撮りだったんですが、吉本くん自身も、久々にバイクに乗るところからスタートしたので、いいシンクロが出来ました。――印象深かった場所を挙げると?北海道の宗谷岬ですかね。日本最北端。そこまで僕らは車で移動したんですけど、道中も「これが北海道だ!」っていう感じで楽しかったです。あと、宗谷岬に着いたときに、名古屋からスーパーカブに乗ってひとりで来た女性バイカーの方がいて、宗谷岬を見ながら涙してたんです。すごく印象的でした。○直感で生きる心構え――主人公の吉本くんは、仕事もなくなって、追い詰められて旅に出ます。濱田さん自身が追い詰められたときは、どうやって乗り越えてきましたか?うーん、辛かったりしょんぼりしたりするときがあったとしても、何日も継続して悩むことがないんですよ。人間的にそういうタイプじゃなくて。昔から、受験勉強とかも苦じゃなかったし。だから追い詰められたと感じたこと自体があまりないかも。――学校を辞めて仕事にシフトするといった大きな決断もされていますが。その決断もあまり時間はかからなかったと思います。この仕事しか僕にはないんだ!って選んだ風に結構みなさん思ってくれてるんですけど、実際にはそうではなくて(笑)。単純に勉強は落ち着いてからでもできるかなと思ったので。このお仕事が誰でもさせてもらえるものではないというのは、子どもの頃から感じていて、同じ波はもう来ないというか、同じ役は二度とない。いま優先するのはこっちかなという直観で選んだ感じですね。●髪が薄くなっても「武器になる」――じゃあ、何かを乗り越えてきたという感覚は。ないです。ちっちゃな頃からガツガツした性格じゃなくて。ザッツひとりっ子というか。食べ物も取られたら、「まあいっか、買ってもらえば」と思うようなタイプの子で、そのまま大人になっちゃったというか(笑)。――それがいい方向に働いていると。偶然ね。自分に才能というものがあるとしたら、人とめぐり会う運は多めに持っているかもしれません。子どものころからの現場の方々とか、このドラマもそうですね。日本一周のドラマなんて相当過酷なので、ひとつでも綻びがあったりしたら凄惨な現場になっていたと思うんですけど、みんなに助けてもらえました。そういう人たちに会える運は持っているかもしれません。――テレビや映画はもちろん、CMでも大活躍されています。インパクトの強すぎるイメージに困ったりすることはありませんか?素直に喜んでます。小さな子どもがわざわざ声をかけてきてくれる。そういうのって最近までなかったことですし。ちょっとは認知されるようになったのかなと、素直に嬉しいです。○「強い男」と「未来」の理想像――今回の吉本くんは、強い男になりたいと言って旅に出ました。濱田さんが考える強い男とは?強い人ねぇ。僕から見たら吉本くんも十分強い気がします。僕はテントで日本一周したいなんて思えないし、でも、この人は実際にやったわけだし。それに自分に向き合った時点でだいぶ強い人だと思います。でもそのチグハグさがまたこの作品のおもしろいところというか。見ようによっては強い人なんだけど、やっていることが情けないというか、強く見えないという。また自分の強さに一切気づいていないというか。そこも楽しみ方のひとつかなと思います。――濱田さん自身は、どんな強い人でありたいですか?メンタル的に外部からの影響を受けない人も強いなと思いますし、それこそ、パッと見で格闘技の師範とかも、一切構えなくても強いみたいな。覇気が出てるというか。朝早起きできる人も僕にとっては強いと思いますし。朝に強い(笑)。でも結局、人に優しくすることは一番強くないとできないかなと思いますね。――来年、30歳になりますが、どんな役者になっていきたいということは考えますか?あまり考えないです。徒然なるままに。10歳の頃と今の僕を比べたら、これでも背も伸びましたし。ちゃんと老けてますし。結構、最近白髪が多く生えてきたりしていて。あんまり自分の映像って見ないんですけど、たまに見ると、あー、目尻とかシワっぽくなったなと。――役者としてその変化が嬉しい?楽しいですね。老けてきたぜ!っていう。キレッキレの二枚目でお仕事しているわけではないので、髪が薄くなったりなくなったりしても、持ち様によっては武器になるだろうし。だから変化を楽しみながらですね。――最後に視聴者に向けてメッセージをお願いします。吉本くんは、立川談志師匠が言うところの「落語とは業の肯定だ」みたいな、そういう、人って愚かだよねみたいなのがよく分かる人。でも僕なんかはそこが彼を好きになる要素のひとつで。そういう人間臭さは出すようにしました。ドラマ全体としては、間違いなく地上波では見れないというか。日本一周するスケールもそうですし、僕らが頑張って作り上げた内容も地上波向けではないです。ここでしか見れない作品です。楽しんでください。■プロフィール濱田岳1988年6月28日生まれ、東京都出身。98年にドラマ『ひとりぼっちの君に』でデビュー。04年の『3年B組金八先生』の出演をきっかけに本格的に俳優の道にシフトした。06年に『青いうた~のど自慢 青春編~』で映画初主演、11年『ピースボート -Piece Vote-』で連続ドラマ初主演。ほか主な出演作に映画『アヒルと鴨のコインロッカー』、『永遠の0』『ヒメアノ~ル』『本能寺ホテル』、ドラマ『軍師官兵衛』『HERO』『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』などがある。現在NHK連続テレビ小説『わろてんか』に出演中。
2017年11月11日NHK連続テレビ小説『わろてんか』でヒロイン(藤岡てん)のモデルとなった吉本せいは、“お笑い帝国”吉本興業を一代で築き上げ「日本一の女興行師」「女太閤」と呼ばれた人物だ。 「そんな呼ばれ方は、本人がいちばん驚いているはず。せい自身は、もともと芸人やら寄席やらにはなんの興味もなかったのですから。ただ夫の商売に尽くす、典型的な“明治の女”の生き方なんです」 こう語るのは、せいの弟で後に同社社長を務めた林正之助の伝記『笑売人林正之助伝』(大阪新聞社)の著者・竹本浩三さん。せいの親族の取材をしてきた竹本さんに、その波瀾万丈な人生を振り返ってもらった。 せいは1889年12月5日、大阪市北区の米穀商を営む父・林豊次郎と母・ちよの三女として生まれた。勉強はよくできたが、きょうだいが12人もいたため、尋常小学校を卒業すると船場の大きな商家に奉公に出された。 「そこで3歳年上の男性との縁談が持ち上がりました。吉兆やなだ万といった一流料亭に箸を卸す老舗の荒物問屋「箸吉」の5代目、吉本泰三です。結婚届はせいが20歳のときに出されていますが、その数年前から結婚生活が始まったようです」(竹本さん) ところが泰三は、商売そっちのけで落語や芝居見物に夢中になり、自らも剣舞演者として全国巡業に出てしまうようになる。巡業に出れば、1年以上家を空けることもあった、そんな素人集団の旅芸人は、地方の興行師にだまされるなどして大失敗。一方、主人が不在の『箸吉』の経営は当然傾いていき、あえなく廃業。せいは20歳のときに長女を、続けて次女(生後10日で逝去)を出産。働かない夫が家にいて途方にくれる毎日だったが、1912年、運命を変える出来事に遭遇する。 「大阪北区の小さな寄席小屋『第二文芸館』が、500円(現在の500万円以上)で売りに出されるという情報が、泰三の耳に入ってきたんです」(竹本さん) 趣味を生かした商売を始めたいという泰三に対し、せいは「経験もない寄席をやるなんて、ちゃんと生活できると思っているんですか!」など激しいやりとりがあったが、最終的には、せいは父親に頭を下げて300円を借りる。残りの200円は高利貸しから借りて工面した。せいは、後に吉本を継いだ三女の恵津子にこうこぼしたという。 「ひょっとしたら、好きな芸事の世界ならこの人は立ち直ってくれるかもしれへんと思ったから……」 当初は苦難の連続だった。第二文芸館の立地は繁華街ではあったが、客席数がわずか150~200人ほどの最低ランク。名人と呼ばれるような落語家が出演するのは道頓堀や法善寺あたりに集中する格上の劇場だけだったため、第二文芸館は、3流4流の落語家4人と“色物”といわれるものまねや剣舞、怪力、手品師ら17人での船出だった。だが、商家生まれのせいは、女中奉公で培ったしたたかさと、女性ならではのこまやかなサービスを打ち出していったと、竹本さんは話す。 「客が桟敷に上がったあと、脱いだ下駄や草履の泥を拭って寄席が終わるまでにきれいにしておく。お客さんは一流の寄席以上のそんなサービスに“お値段以上”の価値を感じたのではないでしょうか」(竹本さん) 当時、夫婦2人は通天閣の展望台に上って、大阪の街を見渡した。そのときせいが泰三に向かって、「大将(泰三)、大阪にはぎょうさん寄席がありますけど、いつかみんな吉本の寄席にしていきましょな」と、夢を語ったという。それから寄席経営は着実に大きくなっていった。 2年目には芸人プロダクションである『吉本興行部』を立ち上げ、3年目には寄席小屋を5軒に増やした。落語が衰退し、色物が好まれるようになった時代の潮流に乗ることができたのも、成長の要因となった。創業4年目には、大きなチャンスが訪れた。 「硬派で一流の落語家が出演する『金澤亭』が売りに出されたんです。それまで購入した“端席”とは売値も格も格段に上。泰三は吉本が一流になるために、是が非でも手に入れたかったのです」(竹本さん) 売価は1万5,000円(現在の1億5,000万円以上)。泰三から大ばくちとなる買収交渉のすべてを任されたせいは、こう述懐したという。 「大将が『こういうことは男よりも女のほうが、相手は言うことを聞きよるんや。男はスケベやからな』というから、しゃあなしに私が行った」 泰三の期待どおりせいは2,000円も値切り、買収劇をまとめる。金澤亭は「南地花月」と改名して再オープンした。以降、吉本の寄席はすべて花月の文字がつくようになった。「いつか花は咲き誇り、月も満月になる」。不遇の時代を乗り越えた先にはきっと吉が訪れる――。「花月」には、そんな夫婦の思いが込められているのだ。 関東大震災から2カ月後、せいは8人目の子どもを出産する。それまで1男6女に恵まれたが、長男を含め4人の子を亡くしていた。 「待望の跡継ぎの穎右が誕生したことで夫婦は大変喜びました。ところがその3カ月半後、泰三が37歳という若さで急死してしまう。もちろん悲しいことなんですが、泰三は愛人の家で脳出血を起こして亡くなったので、心中は複雑やったと思います」(竹中さん) 34歳で夫を失ったせいの肩には寄席の買収による32万円(現在の約20億円)の借金がのしかかった。それでも女の細腕ながら、大所帯の吉本を采配。月々に約3000円(現在の約2,000万円)の積立貯金をはじめた。当時の吉本では無謀とも言える額だったが、天性の商才で乗り越えた。 京阪神、名古屋、東京にあった28軒の寄席を一つも減らさず、泰三の死から8年後には47軒に増やし、借金も完済した。1934年の雇用芸人は1,300人、『漫才落語界の全権を掌握する興行界の大きな存在』として大阪府からも表彰された。まさに絶頂期を迎えた’38年、せいは老朽化し赤字経営に陥っていた初代・通天閣を31万円(現在の約17億円)もの資産を投じて購入する。 気性が荒く“ライオン”の異名があったせいの弟・正之助は、ボロボロと涙を流しながら、竹本さんにこんな思い出を語った。 「通天閣を購入して、姉さんがはじめて展望台に上ったときのことです。大阪の街を一望した後、帯から大将の写真を出して『覚えてはりまっか。あのとき、大阪中の寄席をみんな吉本にしましょう言うてたこと……。見ておくんなはれ、ほんまに、みんな吉本になりましたで』と語りかけていました」 享年60。愛する夫に召されるように息を引き取った、せい。その後、実弟・正之助らの尽力で、吉本興業は“お笑い帝国”へと成長する――。
2017年10月22日女優の吉本実憂と本仮屋ユイカが、10月スタートの真矢ミキ主演オトナの土ドラ「さくらの親子丼」に出演することが決定。吉本さんは、本当の母親のように接してくれる、真矢さん演じるさくらに心を開いていく家出中の少女・二宮あざみ役、さくらの娘・九十九恭子役を本仮屋さんが演じる。東京・大田区。羽田空港にほど近い下町とも言える雑多な雰囲気の中、ぽつんと一軒の古本屋「九十九堂」がある。漫画を中心に揃え、幅広い世代が訪れる店の主人・九十九さくら(真矢ミキ)は、 少し変わった毎日を送っていた。古本屋の奥には「たまりば」と呼ばれる一室。そこには、どこからともなく“行き場を無くした人々”が集まる。すると、主人のさくらは深く詮索するでもなく「親子丼」を出す。相手が誰であろうと無料。それがうまい。お腹を満たすだけでなく、心まで温めてくれるような。空腹が満たされた“行き場のない人”は、少しずつ自分のことをさくらに話し始めるのだ。それをさくらは聞く。あるときは笑顔で励まし、あるときは共に涙を流しながら。「泣きたいときは泣けばいい。落とした涙の粒だけ幸せの花が咲くんだから」それがさくらの口癖。そして今日もまたひとり、ふたりと、現代社会からはみ出してしまいそうな人間が、九十九堂を訪れる――。少年院出所後、妹の夢のために貧乏ながらも明るく懸命に生きる少年。「この子さえいなければ…」と日々悩み続けるシングルマザー。複雑な家庭環境から摂食障害に悩む女性教諭。会社で居場所を失った自閉症の男性。いまを生きる人々の、様々な事情、リアルな感情が浮き彫りになっていく。そんな中、さくら自身もまた、悲しい過去と向き合うことに。さくらが親子丼を無料で振る舞うキッカケになった、16年前の出来事とは。ある日、九十九堂を訪れた一人の少女・二宮あざみが時計の針を巻き戻していく…。第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリに輝き、主演ドラマ「クズの本懐」が話題となった吉本さん。今回の役どころについては「初めて演じる役柄」だと言い、「ひとまとめにされますが“不良”という役です。でも人間はひとりひとり違います。あざみは人は信用しない女の子で母親というワードには敏感です。そんな感情を持っていて、とても挑戦しがいのある役です。でもそういう感情を持っているからこそ人として、とても可能性のある女の子だと思いました」と印象を話す。また、真矢さん演じるさくらは、結婚後1男1女に恵まれ、平凡で幸せな毎日を送っていたが、長男が17歳のとき、ある少女の起こした事件に巻き込まれて死亡。心に深い傷を残し、夫とも離婚している。あざみは、そんな長男を失ったさくらの深い心の傷と関わりがあるキーマンとなる人物だ。そんな真矢さんとは今回が初共演。「オレンジ色のオーラといいますか、太陽のようなぬくもりをを持っていらっしゃる方」と真矢さんの印象を明かした彼女は、「早くあざみをさくらさんの暖かい心で包み込んで欲しいです」とコメント。本作を通して「人は変われる」ということを伝えたいと話す吉本さんは、「もしいま、何かで立ち止まっている方がいたら、少しでも進んでみようと思ってくれるような、このドラマが背中を押すきっかけになれたら嬉しいです。一生懸命演じます、ぜひご覧ください」とメッセージを寄せている。一方、さくらの娘・恭子を演じるのは、本仮屋さん。兄を失ったときの心の病を乗り越え、現在はフリーライターとして活躍、家を出て一人暮らしをしているという役柄だ。真矢さんとは2012年放送の「奇跡のホスピス」で先輩後輩役で共演した本仮屋さんは、「今回は親子。より近く濃い関係で演技するのが光栄」と今回の共演を喜び、役については「やりきれない思いや、ずっと抱えてきた辛さ、親子だからこそ生まれる葛藤をみてくださる方にも感じていただけたら嬉しいです」とコメントしている。「さくらの親子丼」は10月7日(土)より毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系全国ネットで放送(全8話予定)。(cinemacafe.net)
2017年09月04日今年で4回目を迎える『吉本新喜劇 小籔座長東京公演』。座長・小籔千豊がコンビ解散後、芸人としての再起の場となった吉本新喜劇へ恩返ししたいという熱い思いから実現した公演だ。吉本新喜劇 小籔座長東京公演 チケット情報「何年も前から東京で、しかも吉本の常設劇場ではない劇場で吉本新喜劇の公演をやらせて欲しいとギャンギャン話してたんです。でも、会社はノー!ノー!ノー!……まぁ、そりゃそうですよね。大阪の番組にしか出てへん僕に言われてもそうなるのは今ならわかるんですけど、当時は断られてプリプリ怒ってました。そこから東京のテレビ番組のレギュラーをいただけるようになって、大阪吉本から東京吉本の所属になったタイミングでようやく実現できたんです」公演は1年目から注目を集め、チケットは全日即完。開催後には、先輩から嬉しい言葉もかけられた。「1年目の時、打ち上げで桑原(和男)師匠から『小籔のおかげで、一生出られんと思ってた格式高い俳優座劇場に出られた。舞台に立ててよかった』っていただきました。ほんまにやってよかったです。最近は東京で(新喜劇を)流していただいていることもあって、熱狂的なお客さんが増えてきた。毎年、新喜劇のあとにゲストを迎えてトークコーナーをやっているのは、みんなの人柄を知ってもらいたいから。今年も変な話を聞いていただいて、“面白いから応援しよう”と思ってもらえたらいいですね」近年、すっちー、松浦真也、吉田裕など、吉本新喜劇メンバーの活躍が著しい。今回は、史上初の女座長就任で注目を集める酒井藍の出演も決定している。「藍ちゃんは最高です!ほんまに面白い。ただ、痩せる気がないのが……。座長になることが発表された時、『おめでとう。感謝の気持ちを忘れずに。座長が膝痛いって休演でけへんから痩せなあかんで。寿司行こうぜ』ってメッセージを送ったんです。『はい。本当に感謝していきたいです。寿司もありがとうございます』って返信が来たんですけど、痩せることには一切触れてなかったんで、あいつナメとんなと。1回、ガッチーンとキレたらなあかんなと思ってるところです(笑)」入団当初、「ここで65歳まで飯を食う」と決意した小籔。50年以上受け継がれるテッパン技と劇団員の新しい個性を織り交ぜながら、さらなる発展を目指す吉本新喜劇に生涯、籍を置くつもりだ。「私利私欲で辞めることはない。もし辞めたらクビになったか、はらわた煮えくり返ることがあったんやと思っていただければ。はらわた煮えくり返って辞めた場合は、暴露本を出します。全10巻でどぎつい文句から感謝の気持ちを書きながら、最終巻にどーんって爆弾を落とす。著者は“座長の嫁”で(笑)」小籔が確固たる責任感と並々ならぬ使命感をもって挑む『吉本新喜劇小籔座長東京公演2017』は、8月9日(水)から13日(日)まで銀座ブロッサム中央会館にて開催。大阪でしか観られないベテランから注目の若手までが一堂に集まる本公演をお見逃しなく!先行抽選販売(プレリザーブ)は6月16日(金)より受付。取材・文:高本亜紀
2017年06月16日2日、韓国の7人組アイドルグループ防弾少年団が大阪なんばグランド花月で行われた吉本新喜劇にゲスト出演した。新喜劇の韓国アイドルが出演するのが’11年のKARA以来、2組目で男性グループとしては、新喜劇58年の歴史上初となる。 この日、演目は「すち子の、社員食堂ラブストーリー」。食堂でお笑い芸人、すっちー(45)がクレーマーの吉田裕(38)に拳銃で脅され誰かに助けを求める。「防弾チョッキはないけど、そんな感じの人なら用意できます」の声に合わせて、防弾少年団が防弾チョッキの代わりとして登場。 吉田が銃を発砲すると、ジョングク(19)が蹴り飛ばし、ジェイホープ(23)がお盆で跳ね返すなど悪者を撃退する防弾芸を見せた。最後にすっちーは撃退のお礼にそれぞれ食べたいものを聞いたものの「カレーライス7丁!」とオーダー。ここでメンバー7人がお約束のズッコケを披露し会場は爆笑に包まれた。 防弾少年団は終演後に取材に応じ、リーダーのラップモンスター(22)は「韓国にはこういうギャグはない。いい経験ができました」。すっちーと吉田裕による鉄板ネタ「乳首ドリル」にメンバーのV(21)は「そんなギャグ、僕は本当に好きです。教えて下さい!」とノリノリの反応をみせた。また、すっちーはメンバーのズッコケ芸について「すばらしい。新喜劇でも若干、手を抜いている若手がいるのに。100点あげましょう!」と絶賛した。 この模様は7月8日のMBSテレビ「よしもと新喜劇」(土曜・後0時54分)で放送される。
2017年06月03日吉本興業はこのほど、テレビ朝日、AbemaTV、MCIPと連携し、ダンスプロジェクト「ASIA DANCE AWARD」を始動。沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」で21日、同プロジェクトの開幕を告げるステージが実施され、概要発表とともに、全国トップクラスの実力を誇るダンスユニット3組がパフォーマンスを披露した。「ASIA DANCE AWARD」は、国内そしてアジアから世界へ向けて、ストリートダンスの新たなスターを送り出すべく始動したストリートダンスのプロジェクト。この日の発表を皮切りに、1年間を通してアジア全体で展開する。8月は日本と中国、9月はタイ、10月は韓国、11月はインドネシア、12月は台湾と、アジア各地で予選トーナメントがあり、来年2月に東京「EX THEATER ROPPONGI」で、オールアジアの頂点を決めるアジアンダンスアワード・ファイナルステージが行われる。那覇市の波の上うみそら公園ステージで行われた「ASIA DANCE AWARD」ステージでは、人気・実力ともに全国トップクラスの「Twiggz Fam(ツイッグス・ファム)」、「杏仁豆腐」、「FOUNDNATION(ファウンドネイション)」の3組がパフォーマンスを披露。そして、いずれも過去にダンスを"かじっていた"というガレッジセールがMCを担当し、ダンス知識を随所に挟みつつ、元気一杯なステージ進行で盛り上げた。最初に登場したツイッグス・ファムは、男性4人+女性1人の5人組で、10年程前にLAで誕生した「クランプ」という新ジャンルの日本における先駆者的存在だ。「"パンチ"みたいな踊り!」と川田が表現した通り、拳を振りかざすダイナミックなモーションの連続で、力強さ、エナジー、感情の表出が際立つパワフルなステージとなった。続いて、流麗な女性3ピースユニットの杏仁豆腐が登場。ブラックスーツ&ハットに身を包みながらも、インナーはへそ出しのクロップドトップスという刺激的ないでたちで、「ジャズヒップホップ」と呼ばれる躍動感あふれるダンスを、華麗にクールに、そしてセクシーに披露した。ラストを飾ったファウンドネイションは、さまざまなイベント・バトルで好成績を残しているブレイクダンスチーム。昨年、ソロの世界大会「Red Bull BC One」にて日本人としては初のチャンピオンとなったIsseiを迎え入れるなど、今最も勢いのある若き5人のB-Boysだ。「IT企業くらい進化しすぎてて"イミワカラン!"(笑)」と、ブレイクダンス経験者のゴリがうなる程に複雑でスピーディーな技の数々。ワールドクラスの最新技も次々に繰り出され、エンディングにふさわしい見事なパフォーマンスでイベントを締めくくった。
2017年04月22日元広島東洋カープの衣笠祥雄氏(70)と山本浩二氏(70)が2月27日、都内で行われたイベント「朝日新聞ReライフFESTIVAL」でトークショーを行い、カープの伝統について語った。ユニフォームではなく、スーツを着用しての対談は初めてという2人。「『鉄人』と『ミスター赤ヘル』が語る『優勝』とは?」をテーマに、昨年25年ぶりにカープが優勝を果たしたことをはじめ、健康維持のために食生活や運動を心掛けていることなどプライベートの話題でも盛り上がり、会場は多くの人で埋め尽くされた。「もう優勝することはないだろうと思っていた(笑)」「うれしいの一言です」(衣笠)、「ありがたいことに広島に帰る機会が非常に増えた」「ファンの方と同じ気持ちで一喜一憂した」(山本)とカープの大躍進を思い返して相好を崩す。ここで司会者から「カープの伝統は?」の質問が飛んだ。これに衣笠氏は、「『球場に行けばエネルギーをもらえる』という気持ち。自分に嫌なことがあったり、仕事がうまく進まないことがあったりしても、とにかく今日は球場に行くぞと。球場で『わー!』と叫んで『よーし! これで明日もがんばるぞ』」とファンの気持ちを代弁。「広島には『野球は文化』が根付いている」と断言し、「カープが強い時は広島が元気」と影響力の大きさを説明する。この意見に同意する山本氏は、「今の球団オーナーは三代目。代々、チームをファミリー、選手を子どもと思っている。家族のような思いは、裏方さんのスタッフにも伝わるんですね。そういう気持ちが1つになって、今回の優勝につながったんだと思います」と付け加える。「お金がない球団の筆頭と言われて、我々はなかなか給料を上げてもらえなかった(笑)」と自身の現役時代を自虐的に振り返り、「今は億の世界ですから。時代が悪かったな(笑)」とボヤいて会場の笑いを誘った。衣笠氏は笑顔を見せながら、「これは絶対に言っちゃいけない。禁句なんです」とピシャリ。元MLB選手で伝説的ナックルボーラーだったフィル・ニークロ氏の名前を挙げ、「たまたま向こうで会ってね。『あなたが今の時代に現役でやっていたら1年で20億円近くもらえますね』と言ったんです。すると彼は『それを言ったら、歴史は作れない』『その時代で満足していたんだからいいんだ』」と当時のやりとりを伝える。詰めかけたアクティブ世代の多くも深くうなずき、静まり返る場内。山本氏が「心の中で抑えとけばええんやな?」と思い直すと、衣笠氏は「そう!」と声を上げつつ、「悪いけど、何億円ももらってる選手をいま見ても、俺よりうまいとは思わんもん」とニヤリ。観客からは笑いと拍手喝采が起こり、「『その強さを持て』とニークロは言っていました」とこの話題を結んだ。
2017年03月01日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳と俳優の石坂浩二がこのほど、東京・赤坂のTBSで行われた同局系クイズ特番『クイズ!ボンバーワン 秀才?凡人?おバカ?有名人常識SP』(1月18日19:00~)の収録後に取材に応じた。今回、MCとしてタッグを組む2人。田村は「ほかの番組でご一緒させていただいた時にすごく優しくしていただいた。最初会う時は怖かったですけど、会ったらすごい優しくて全部受け入れてくれる感じがしたので、今日もうまくいくだろうなと思ってました」と話し、「巨匠ですから。知識面でも、ものすごく頼らせてもらった。石坂さんの知識を聞いているだけでも、すごくためになる番組だなと思います」と語った。石坂も「さすがですよね。人からいろいろな話を引き出すというのは」と田村のMCを絶賛。「今、いろんなジャンルの方が司会をされているが、彼は独特なものを持っている。ツッコミもある程度のところで止まる…うまいなと思う」と称え、「まだ可能性を多く秘めているところが魅力。もしこの番組がレギュラー化したら、一緒に見ているときっとどんどん伸びていく。それを間近で見られるという幸せ…期待がありますね」と伸びしろに太鼓判を押した。石坂の評価を聞いて、田村は「伸びしろがあるってめちゃめちゃいい。43歳なんですけど、止まっているのかと思っていたらまだ伸びしろがあるって。頑張ろう」と感激。石坂が「あと30年くらい伸びる」と加えると、「そんな伸びます?」と驚き、「うれしいです」と喜んだ。同番組は、頭の片隅に埋もれている"残り1つ"を思い出して答えるクイズ番組。収録前に行った常識テストの結果を踏まえて、実力が均等になるようにゲストをチーム分けし、なかなか思い出せない"残り1つ"をチームで協力し合って回答する。
2017年01月16日石坂浩二主演の中高齢の視聴者向けの新たな帯ドラマ「やすらぎの郷」。この度、新たなキャストとして常盤貴子、草刈民代、松岡茉優らの出演が明らかになった。菊村栄(石坂浩二)は単身、海を臨む山の斜面にひっそりと建つ、「やすらぎの郷La Strada」を訪れた。ここは大手芸能プロダクション“加納グループ”の総帥・加納英吉がグループを突如解散した後、私財を投じて作ったテレビに功績があった者だけが入れる無料の老人ホーム。しかし、加納本人は姿を見せることがなく、施設を仕切るのは、加納の長女・名倉みどり(草刈民代)と、みどりの夫で元大学病院院長の名倉修平(名高達男)だった。会員になるにはただひとつ資格が必要で、それは全盛期の映画・テレビを真剣に支えた役者、監督、ミュージシャン、アーティストであること、というものだった。菊村もある時代、一世を風靡したシナリオライターだった。実は、認知症の元女優の妻・律子(風吹ジュン)の介護にほとほと疲れ果てたとき、みどりから、突然の誘いを受けたのだ。みどりとは面識がなかったが、“加納英吉の娘”という言葉を信じた。何よりも「やすらぎの郷La Strada」という名称は、芸能界に長く籍を置く者なら一度は聞いたことがあるうわさだった。費用は無料で、万端の設備で老夫婦を迎え入れると言われ、入所を決意した矢先、その妻は亡くなってしまった。その部屋でひとり暮らすことを決意し、足を踏み入れた菊村。そこで見たのは、もはや記憶から消えかけていた昔の全盛期のテレビの人たちだった。夢か幻を見ているような呆然たる菊村に笑みを向けてきたのは、往年の大女優、大俳優たち。こうして、菊村の新たな生活がはじまって…!?本ドラマは、中高齢の視聴者に向けてテレビ朝日が新設する帯ドラマ枠=“シルバータイムドラマ枠”で放送する作品の第1弾。かつて一世を風靡したシナリオライター・菊村栄を中心にホームに入居した往年の大スターたちの姿を描き、家族、財産(遺産)、過去への想い、恋、死への恐怖、芸術への心残りなど多岐に渡るテーマをユーモラスに描いていく。キャストには、主演の石坂さんを始め、浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、藤竜也、ミッキー・カーチス、八千草薫、山本圭ら名だたる名優たちが出演しているのも注目だ。そんなベテラン勢に加え、新キャストが決定!数々の作品で確かな存在感を放ってきた常盤さんは、「やすらぎの郷La Strada」のコンシェルジュ・松岡伸子役で出演。倉本聰作品初参加となる常盤さんは、「私がこの作品に惹かれたいちばんの理由は、そうそうたる大スターの皆さまとご一緒できるということ。何をおいても絶対に参加したいと思いました」と大先輩たちとの共演に胸を躍らせている様子。とにかく脚本が楽しいと話す常盤さんは「 『このシーン、面白いよね』などと皆さんで話しながら撮影を重ねられるのは、幸せなことだなと思います」と楽しんで撮影が行われているようだ。そんな常盤さんに対して主演の石坂さんは、「常盤さんたち若い世代の方々は、僕らと違って物心ついたときにはすでにテレビが存在してドラマも放送されていたこともあって、立派に堂々とお芝居なさるのが本当にスゴイと思います。…若い俳優さんたちに向けてのエールですか?いえいえ、“年寄りたち、頑張れ!”って逆にエールを送ってもらいたいぐらいです(笑)」とコメントを寄せている。また、施設内のバー「カサブランカ」で働く明るいバーテンダー・財前ゆかり役には、若手注目女優の松岡さんが抜擢。いつも笑顔で周囲を和ませるゆかりは、入居者から“ハッピーちゃん”というあだ名が付けられているという役柄だ。同じく倉本作品初参加となる松岡さんは、「私では到底思い及ばない、様々考えが盛り込まれた脚本で、1冊1冊に感動しています。また、いつかは共演してみたいと夢見ていた方々が集結する中に参加できることは、とても光栄に思います」とひとつひとつが刺激になっていると語った。さらに、「やすらぎの郷La Strada」創設者の娘で施設の理事を務める名倉みどり役を草刈さん、主人公・菊村の亡き妻・律子役を風吹ジュン、名倉みどりの夫で、「やすらぎの郷La Strada」の理事長を務める名倉修平役を名高達男が務める。「やすらぎの郷」は2017年春、テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2016年12月22日女優の吉本実憂が5日、神奈川・相模原の小田急相模大野ステーションスクエアで行われた「クリスマスツリー点灯式」に出席した。今年で開業20周年を迎える小田急相模大野ステーションスクエアは、12月25日まで"Happy Ribbon Tree!!"をテーマにしたクリスマスツリーを設置。12㍍にも及ぶツリーに飾られた約27,000球以上のLED電球で、ツリー全体から降り注ぐ雪やリボンを浮かび上がらせるなど、躍動感溢れる演出となっている。オープニングとなったこの日は、吉本実憂がスペシャルゲストとして登場。クリスマスにふさわしい赤のコートを着用して登壇した吉本は「来月(12月28日)で20歳になるんですが、そんな時に同級生の相模大野ステーションスクエアの20周年という記念の年に点灯式に出席させていただいてありがたいです。今日は寒いんですが、皆さんと点灯式を盛り上げていきたいと思います」とあいさつ。その後にいよいよ点灯式に臨み、吉本が点灯のボタンを押して12メートルのクリスマスツリーに2万7,000球以上のLED電球が灯り、訪れた観客とともにその美しさに酔いしれた。クリスマスツリーの点灯式ということで、理想のクリスマスの過ごし方を問われた吉本は「クリスマスツリーを作りたいですね。ここまで大きなものは作れないかもしれないけど、ツリーを作って見て下さる方が笑顔になり、ツリーの前で大切な思い出を作る方を見守りたいです」と意外な回答。また、MCの「好きなタイプは?」という突っ込んだ質問には「人の気持ちを分かろうとする男性が好きですね。私だけじゃなくて、他の人に対しても分かろうとする気持ちを持った人です」と答え、今年のクリスマスの予定を「ありがたいことにお仕事が入っているので、お仕事を頑張ります!」と恋愛よりも仕事が大事だと強調していた。
2016年11月06日吉本の大御所から人気の若手までが漫才、落語、コント、吉本新喜劇を繰り広げる看板寄席「グランド花月」が、再び東京で開催。東京・吉本興業本社で発表記者会見が開かれ、新喜劇を率いる川畑泰史座長、NON STYLE、横澤夏子が登壇した。東京グランド花月 チケット情報「東京グランド花月」に初登場する川畑座長は、「大阪のメンバーだけで新喜劇をできるのが初めてで、池野めだかさんや諸見里大介くんも一緒に来ます。面白かったと思ってもらえる新喜劇を確実に作れると思うので楽しみにしてください」とPRした。前回までは、すっちー座長が新喜劇を率い、また8月には小藪一豊座長公演が東京で開かれたばかり。他の座長との違いを訊ねられると、「ふたりはボケで僕はツッコミなのでスタイルが違います。僕の場合は周りの人にどんどんボケてもらって、どんどんツッコんでいく。こんなタイプの新喜劇もあるんやというのを観ていただけたら」とコメント。さらに、「カウスボタンさんや(桂)文珍師匠のあとに新喜劇がいつも通りあるので、そのいつも通りを東京の方に観ていただきたい。東京で新喜劇が浸透しているのを信じて、大阪とおんなじ気持ちでやらせていただきます」とアピールした。過去3回の「東京グランド花月」にすべて出演しているNON STYLEはこれで皆勤賞。「皆勤するつもりはなかったんですけどね」と井上裕介が笑わせると、石田明も「なぜ我々が皆勤かと言いますと、この東京グランド花月っていうのを、言い出したのが、僕なんですね」と言ってさらに沸かせた。今回初出演の横澤は、「嬉しい限りです。うふふ」と控えめ。女優としてドラマにも出演している横澤は、「ネタでずっといい女ぶってたら、ドラマでもいい女になって。大丈夫かなって」とちょっと心配気味。それを聞いた井上は、「ドラマ観てますけど、完璧に横澤夏子ですよ。消えてない」とツッコミ。さらに、井上が「誰とラブストーリーしたいの?」と訊くと、「田中圭さん!」と横澤は即答し、記者たちを爆笑させた。「東京グランド花月」には、他にも、オール阪神・巨人、ザ・ぼんち、FUJIWARA、博多華丸・大吉、トレンディエンジェル、ハリセンボン、コロコロチキチキペッパーズらが日替わりで出演する。9月29日(木)から10月2日(日)までの4日間にわたりサンシャイン劇場にて上演される。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年09月08日テレビ朝日が、2017年より中高齢の視聴者に向けた新しい帯ドラマ枠を創設することを発表。その第1弾として、石坂浩二主演で贈る倉本聰氏脚本のオリジナルドラマ「やすらぎの郷」を放送する。倉本氏は、近年、夜のゴールデンタイムは若者向けが多く大人の見るドラマが少ないという現状に対し、ゴールデンタイム以外の放送枠で毎日放送する、“大人のためのドラマ”を企画。その企画に対し、テレビ朝日がゴールデンタイムならぬ“シルバータイムドラマ枠”を設けることを決めたという。「やすらぎの郷」の舞台は、“テレビ人”向けの老人ホーム。かつてのテレビ界を支えた俳優、作家、ミュージシャンらが集っている…という斬新な設定だ。主演の石坂さんが演じるのは、シナリオライター・菊村。そこに、“かつての大女優”たちとして、事実、大女優である浅丘ルリ子、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫らが菊池を惑わし、同じく翻弄される男性陣に藤竜也、ミッキー・カーチス、山本圭と、豪華なキャスティングが実現している。家族、財産(遺産)、過去への想い、恋、死への恐怖、芸術への心残りなど、多岐に渡るテーマで「やすらぎの郷」というタイトルとは裏腹に、まったくやすらぐことのできない日々に翻弄される主人公・菊村の姿をユーモラスに描いていく。作品随所に、倉本氏からのテレビ界に対する提言や珠玉のメッセージもちりばめられ、まさに“大人の、大人による、大人のための”ドラマを展開する。倉本氏が同局のドラマを執筆するのは、「祇園囃子」(2005)以来。現在81歳の倉本氏が、長年に渡って芸能界、特にテレビドラマに関ってきた経験のすべてを、このドラマに注ぎ込むという。今回の企画について倉本氏は「年配者や大人たちが安心し、かつ見やすい時間帯に、シルバータイムともいうべき彼らのためのドラマ枠があってしかるべきではないのか…。そんな思いから、構想を樹てました」とし、作品については「暗い話には絶対にしたくない。明るいこと。しみじみとしていること。悲しいこと。そして、あくまで笑えること。『人生は、クローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇である』(チャールズ・チャップリン)そんなドラマを創りたいと思います」とコメントしている。主演を務める石坂さんは、倉本氏の脚本の面白さに惹かれ、さらに同局の初の試みに参加できることに対し喜びを感じながら、本作について「倉本先生が今までどんな気持ちで…想いで…、仕事に向き合って来られたか…本当に良く感じることが出来ます。そんな大切な想いを壊すことのないよう大切に演じていきたいと思います」と意気込み。また石坂さんと同世代であるベテラン俳優陣たちとの共演には、「我々の世代はテレビの歴史でいろんな初めてを経験してきました。そんな仲間たちと芝居が出来る…というのは、やはり醸し出す空気が自然といつもとは違うのだろうな…と楽しみに思っています」と心境を明かした。「やすらぎの郷」は2017年春よりテレビ朝日で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日テレビ朝日が来年春から、ゴールデンタイム以外の放送時間帯で、新たな帯ドラマ枠を創設することが29日、分かった。第1弾は、倉本聰脚本・石坂浩二主演の『やすらぎの郷』を、2クール(半年)放送する。物語の舞台は、"テレビ人専用の老人ホーム"。俳優や作家、ミュージシャン、アーティストたちといった、かつての大スター集団によって繰り広げられる喜劇作品だが、家族、財産(遺産)、過去への思い、恋、死への恐怖、芸術への心残りなど、さまざまなテーマを描いていく。石坂が演じるのは、脚本の倉本氏自身を想起させる、シナリオライター・菊村栄。「倉本先生の書かれた脚本の面白さにひかれていて、この企画に参加できることを大変うれしく思っています」と喜びを語る。そんな菊村を惑わす、かつての大女優たちを演じるのは、石坂の前妻である浅丘ルリ子のほか、有馬稲子、加賀まりこ、五月みどり、野際陽子、八千草薫ら。菊村とともに彼女たちに翻弄される男性陣に、藤竜也、ミッキー・カーチス、山本圭という、豪華出演陣がそろう。今回のドラマは、夜のゴールデンタイムに若者向けドラマが多く放送される一方で、大人が楽しめる作品が少ないという現状を受け、倉本氏が企画。この提案をテレ朝が受け、ゴールデンタイムに対抗した"シルバータイムドラマ枠"が作られることになった。クランクインは今秋を予定しているが、朝帯になるのか、昼帯になるのかなど、時間帯については調整中だ。倉本氏は「暗い話には絶対にしたくない。明るいこと。しみじみとしていること。悲しいこと。そして、あくまで笑えること。『人生は、クローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇である』(チャールズ・チャップリン)。そんなドラマを創りたいと思います」と意気込みを語っている。
2016年06月30日俳優の石坂浩二が、7日に放送されたフジテレビ系『アウト×デラックスアウトスプリングSP』(22:00~)で、「"例のプール"に住んでいた」という都市伝説を否定した。マツコ・デラックスが「オンエアできなくてもいいから」と、どうしても聞きたかったのは、"例のプール"がある新宿のマンションに石坂がかつて住んでいたかどうか。"例のプール"とは、貸しスタジオ内にあるプールのことで、ドラマや映画、セクシー系の作品にも頻繁に使われていることから有名スポットに。巷ではそこに石坂が住んでいたのではないかと噂されていたという。石坂は「よくぞ聞いていただいた」とうれしそうに話し、「間違いです」と否定。「あそこは市川崑さんがいたの」「賃貸です」と情報を修正し、「その下(の階)に僕はいた」と説明。この噂をよく確認されるようで、最近ではお笑い芸人・とにかく明るい安村からも「石坂さん。あそこに住んでいたんですか?」と聞かれたという。"例のプール"にピンと来ていない様子のナインティナイン・矢部浩之に、マツコは「"例のプール"と検索すれば出るから。見て!」と必死に訴えていた。
2016年04月08日俳優の石坂浩二(74)が、7日に放送されたフジテレビ系『アウト×デラックスアウトスプリングSP』(22:00~)にゲスト出演し、元妻で女優・浅丘ルリ子(75)について語った。1971年に結婚した2人。世紀のビッグカップルに日本中が沸いたが、結婚30年を目前にした2000年に離婚し、ツーショット会見を開いた。このことについて石坂は、「(会見を)2人でするほうがいいかなと思って」と説明。浅丘と話し合って決めたという。現在でも連絡は取り合っており、話題は主に仕事のことなど。石坂は「僕は師匠みたいに思っているんですよ。ものすごく芝居のうまい人でしたからね」と褒め、「ずいぶん盗んだ、といったら変ですが、彼女の芝居から勉強させてもらうところがあって」と手本としていたことを明かした。レギュラー出演中の南海キャンディーズ・山里亮太が気になるのは、人気絶頂時の「女遊び的なこと」。これについては、首をかしげて「そういうのはあまりないですね」と否定していた。
2016年04月08日俳優の石坂浩二(74)が、7日に放送されたフジテレビ系『アウト×デラックスアウトスプリングSP』(22:00~)にゲスト出演し、かつて司会を務めた同局系トーク番組『スター千一夜』(1970年~73年)がノーギャラだった理由を語った。デビューからの経歴を振り返る中でこの話題になり、石坂は「これはちょっと話が長くなる」と苦笑い。当時、「ある作家」の絵に心を奪われ、「死ぬまでにデッサンでも何でもいいから持ちたい」と思っていた中、ある日、岐阜の画商から入手したという知らせが届く。価格は1,500万円だった。すぐに購入しようと思ったものの、手元にあるのは500万円。そこで石坂はフジテレビに「バンス(前借り)をお願いできないか」「1,000万円貸してもらえないでしょうか」と持ちかけ、その結果、『スター千一夜』の出演料から1,000万円を分割で差し引いていくことに。結局、『スター千一夜』の出演だけでは返しきれず、フジの昼ドラ『人間の條件』(1976年)のナレーションで完済。同作の収録は調布で行われ、自宅から遠方であることに不満を抱いていたところ、タクシー代だけは出してもらうようになったという。ちなみに、1,500万円の絵は東京の画商に本物かどうか鑑定をしてもらった上で慎重に購入。今でも大切にしているという。
2016年04月08日俳優の石坂浩二が、29日のテレビ東京系バラエティ番組『開運! なんでも鑑定団』(毎週火曜20:54~21:54)で、22年にわたって司会を務めてきた同番組に感謝の言葉を語った。石坂は、1994年の番組スタート以来、司会を務めてきたが、この日の放送で降板。4月7日にスタートするBSジャパンの兄弟番組『開運! なんでも鑑定団 極上! お宝サロン』(毎週木曜21:00~21:54)の司会に"異動"することになっている。今回の降板の背景には、番組プロデューサーとの確執があり、発言が意図的にカットされているという報道もあったが、この日の放送では、ゲストの作家・山口恵以子が「(番組を)初回からずっと見ていたんです!」と話すも、オープニングから特に降板について触れず、その後も石坂の発言はほとんどなかった。そして、エンディングで、石坂から「長い間ありがとうございました」とあいさつ。これまでの22年間の出演シーンが映し出される中で、「いやぁ、色んな物を見せていただいて大変うれしかったです。ひどいものを見たときにも、その陰に面白い話があったりして、やっぱり物を集める方の力というものを感じましたね」と振り返った。また、この日の放送で、2代目アシスタントとして21年半にわたって出演してきた吉田真由子も卒業。吉田は涙を見せながら「始めた時は10代だったので、司会の(石坂と島田紳助)の2人があまりにも先輩で緊張して何も話せなかったら、(紳助に)"日本一やる気のないアシスタント"と言われまして…。あれは緊張して黙ってたんです」と弁解したが、司会の今田耕司から「やる気だけは僕、いまだに感じませんからね」とひと言。あらためて、「これまでも私はマイペースで頑張っていきたいと思います」とあいさつし、最後に今田から石坂と吉田に花束が贈呈された。4月からは、新たにフリーアナウンサーの福澤朗が加入し、引き続き司会を務める今田とのタッグで、新生『鑑定団』がスタートする。
2016年03月29日