1月8日に突如発表されたダウンタウンの松本人志(60)の活動休止。芸能界の大御所の不在は、各所に影響を与えているようだ。発表に際し、吉本興業は、松本から裁判に注力したいとの申入れがあったとしたうえで《このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示された》とコメントしている。松本については、昨年末に「週刊文春」によって8年前の性加害疑惑が報じられていた。レギュラー番組を多数抱える松本だけに、関係各所は対応に追われている。そのなかでも、とりわけ人気が高いのが『水曜日のダウンタウン』(TBS系)だ。日刊スポーツによると、同番組は今後の収録予定がいったんキャンセルとなったという。活動休止報告や収録のキャンセルに対し、SNS上では番組の存続を心配する声が相次いで上がった。《水ダウとつまみになる話なくなるってことなのかな?毎週の楽しみだったのに》《水ダウどうなるんやろな》《水ダウなくなったらいよいよTV見なくなる》また、番組がVTRをメインとした構成であることから、松本が不在の場合でも継続を願う人が多くみられた。《水ダウは松本なしでいいから続けてほし~》《水ダウ浜ちゃんだけでやってほしい感俺が好きなバラエティ番組…》《水ダウだけは浜ちゃんだけでもやってほしい》《浜ちゃんだけでいいから水ダウは続けて欲しい》
2024年01月09日1月8日に、今後の芸能活動休止を発表したダウンタウン・松本人志(60)。所属する吉本興業の公式サイトには、昨年末に「週刊文春」が報じた女性への性加害疑惑を受け、「まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい」と松本から申し入れがあったことが理由と記載されている。この発表直後に松本はXを更新し、《事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす》と、活動休止前に、毎週日曜日に放送されている『ワイドナショー』(フジテレビ系)への出演を示唆した。この投稿直後、Xの日本のトレンドに「ワイドナショー」が入るなど、大きな反響が寄せられた。ロッチの中岡創一(46)も《ワイドナショー見まーす!!》と反応。しかし、説明の場として『ワイドナショー』に出演することに対し、疑問を呈する人も少なくない。元放送作家の長谷川良品氏は8日にXで、《松本さん「ワイドナショー出まーす」とポストされていますが、もしこれ「ワイドナショー出演を意味」し、さらに会見の代替えとして同番組出演を考えられているのなら「公共財である電波を使って古巣の番組で釈明」という意味においてかなり悪手だと感じます》と苦言を呈した。さらに9日、吉本興業の後輩でもある田村淳(50)も《松本さんの件裁判で白黒はっきりさせることは納得できるんだけど…芸能活動休止とワイドナショーを選んでコメントすることは、うーんなんか腑に落ちないんだよなぁ…コメントする場所を選べるのならサンジャポにした方が良いと思う》と投稿。続けて《本当に事実無根であれば記者会見が良いと思う。でも記者会見の場合は懸念点が…生放送、生配信で全てを見てもらえれば良いですが、メディア各社がそれを切り取って短時間に編集した場合、意図しない方向に伝えられる恐れがある。それでも自身のYouTubeチャンネルを開設して記者会見の全てを生配信して、編集を加えずにアーカイブを残す方法が良いと思う》と、事実説明の場について提案していた。SNS上でも、今回の疑惑に際して、自身がかつてレギュラーを務めていた『ワイドナショー』への出演をほのめかしていることに疑問を唱える声が。《松本人志は本当に事実無根ならワイドナショーではなく普通に記者会見すればいい》《いやいや、松ちゃん、ワイドナショーじゃなくて記者会見やろ ワイドナなんてイエスマンしかいないんだから、自分の言いたいことだけ言う感じで演説みたいになってヌルっと終わるやん 事実無根なら小沢さんと時間無制限の記者会見やりゃいーやん》《松本人志、自分のホームの番組じゃなくて記者会見すればいいじゃん。あのツイートも含めて対応が全部嫌だな》果たして松本は本当に出演するのか、また出演する場合寄せられている疑念への見解について、9日13時ごろフジテレビに問い合わせたところ、「未定です」と回答するのみだった。その後、9日の15時59分に松本はXを更新し、《ワイドナショー出演は休業前のファンの皆さん(いないかもしれんが)へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ》と綴った。
2024年01月09日2024年1月8日夜、タレント事務所の吉本興業株式会社(以下、吉本)がウェブサイトを更新。お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんが当面の間、芸能活動を休止することを発表しました。2023年12月27日、およそ8年前に松本さんとその関係者らが複数名の女性をホテルの部屋に呼び、強引に関係を迫ったという旨を一部週刊誌が掲載。これに対し、吉本側はウェブサイトで報道の内容を否定し、松本さんの名誉を傷つけていると抗議を行いました。松本人志、週刊誌報道を受け芸能活動休止へ吉本側は、松本さんが活動休止にいたった理由について、今回の報道に関する裁判に注力するためと説明。報道が事実無根であるとして、松本さんは一旦芸能活動を休止し、本格的に法的措置を検討している模様です。松本さんの今回の決断について、吉本側はウェブサイトでこのようにコメントをしています。同日発売の週刊誌に掲載された記事に対する当社の認識は、既にコメントを出しているとおりでございます。しかしながら、その後、当社及び松本だけでなく、お取引先を含めた関係者の皆様に対しても問い合わせ等が相次ぎ、松本のテレビ出演を巡る記事が度々掲載されるなどしておりますところ、このたび、松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました。そして、このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました。吉本興業株式会社ーより引用なお松本さんは、吉本が声明を発表した2024年1月8日にX(Twitter)を更新し、「事実無根なので闘いまーす。それも含めて『ワイドナショー』には出まーす」と投稿。吉本側の発表には記載されていませんが、松本さんが以前MCを務めていた情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)には、休止中も出演する予定なのかもしれません。今後、週刊誌側と吉本側は、法にもとづいて真相を明らかにしていくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年01月09日吉本興業は8日、ダウンタウンの松本人志が当面芸能活動を休止すると発表した。松本は自身のX(Twitter)を更新し、「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす」と予告した。昨年12月27日に週刊文春が出した、2015年における女性との性的行為に関する報道を受け、吉本興業は「当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです」とコメントしていたが、松本から「裁判に注力したい」「裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい」旨の申し入れがあったことを受け、「本人の意志を尊重することといたしました」としている。松本は現在テレビ番組で、コンビでは日本テレビ『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』、TBS『水曜日のダウンタウン』、読売テレビ『ダウンタウンDX』。個人では『クレイジージャーニー』、フジテレビ『人志松本の酒のツマミになる話』『まつもtoなかい』、ABCテレビ『探偵!ナイトスクープ』にレギュラー出演している。吉本の発表全文は、以下の通り。「当社所属タレントである松本人志(以下、松本)につきまして以下のとおりご報告いたします。はじめに、昨年12月27日以降の様々な報道により、関係者の皆様に多大なご迷惑をお掛けし、また、いつも応援してくださっている皆様に対し、大変なご心配をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。同日発売の週刊誌に掲載された記事に対する当社の認識は、既にコメントを出しているとおりでございます。しかしながら、その後、当社及び松本だけでなく、お取引先を含めた関係者の皆様に対しても問い合わせ等が相次ぎ、松本のテレビ出演を巡る記事が度々掲載されるなどしておりますところ、このたび、松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました。そして、このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました。突然の活動休止となり、放送局をはじめ関係者の皆様には大変なご迷惑をお掛けすることとなり誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。そして、松本の出演等を楽しみにしてくださっているファンの皆様には更なるご心配をおかけすることとなり誠に申し訳ございませんが、再びダウンタウン松本人志として活動する日をお待ち下さいますようお願い申し上げます」【編集部MEMO】吉本興業は、文春の報道を受け、「当社としては、本件記事について、新幹線内で執拗に質問・撮影を継続するといった取材態様を含め厳重に抗議し、今後、法的措置を検討していく予定」とし、「ファン及び関係者の皆様」に向けて、「大変ご心配をおかけする記事内容でしたが、以上のとおり本件記事は客観的事実に反するものですので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます」と呼びかけていた。
2024年01月08日「文春オンライン」によって性加害疑惑が報道され、その言動が注目されているダウンタウン・松本人志(60)。所属事務所の吉本興業は「当該事実は一切ない」と主張し法的措置も辞さない構えを見せている。松本と同様に注目を浴びているのが、スピードワゴンの小沢一敬(50)。報道によると、性加害が行われた飲み会に女性たちを集めるアテンド役を務めていたうえ、「ゲーム」と称し女性と松本を密室に誘導したとされている。これに小沢の所属事務所は「私どもからお話しすることはございません」と発表。小沢のSNSなども更新がストップしており、12月30日時点ではノーコメントを貫いている。そんななか、報道のわずか4日前の12月22日に小沢のYouTubeチャンネル「スピードワゴン小沢のオザワ倶楽部」にアップされた動画に注目が集まっている。動画のタイトルは“キックの2024年大予言「ジャニーズ問題」「●●沈没」「訴訟ブーム」”で、占い師のキック氏が来年起こることを占うという内容だった。過去に「台湾カステラ」と「昆虫食」のブームを的中させているというキック氏。2024年からはこれまで20年続いた「土の時代」が終わり「火の時代」が到来するといい、小沢も火の星を持っているという。さらに、火の時代について「より高いところの太陽だったり、情熱だったり、芸術だったり、高次元の精神性とかで太陽がバーッと照らすような事態になるんで、一つもう全てが明らかになってくるという時代です」と、独自の解釈を展開。そして、「隠されていたものが全部表に出てくるし、隠れられない。もう『お天道様が見てる時代』みたいになっちゃうんです」と予言した。またキック氏は「プライバシーなし時代」とも表現し、「変な話、誰とセックスしてるかも全部ばれちゃいます」と力説。これに小沢は「いやーん」と嫌がるような反応しつつも「ある意味、やましくない人間にとっては楽かもね」とコメント。しかし、キック氏は「でもそもそもが陰と陽があっての人間ですから」と神妙な面持ちを見せていた。続いてキック氏は「さらなる温暖化」と「熱狂的株式ブーム」がくると予想。そして「超訴訟社会。これ、裁判とか争うっていう意味がある」と続けていた。この一連のキック氏と小沢のやりとりがSNS上で拡散されると、注目を集めることに。《予言されてるやん……》《未来は予知されとったんか……》《すべて明らかになってる。。w》《なんかリアルすぎる予言やな(汗)良くわかんないけどww》未だ松本、小沢らからの説明がなく真偽が明らかにされていない今回の疑惑。今年も残すところわずかだが、来年には“予言的中”となってしまうのか、それともーー。
2023年12月31日2023年12月27日、お笑いコンビ『ダウンタウン』の松本人志さんに関する報道が、一部週刊誌で行われました。内容は、松本さんとその関係者らが、およそ8年前に複数名の女性をホテルの部屋に呼び、強引に関係を迫ったというもの。週刊誌は、呼び出された複数名の女性に取材をした上で、被害を告発したことを明かしています。吉本興業、松本人志の『週刊誌報道』を否定同日、松本さんが所属するタレント事務所の 吉本興業株式会社(以下、吉本)がウェブサイトを更新。今回の報道が事実ではないと否定し、松本さんの名誉を棄損していると苦言を呈しました。本日発売の一部週刊誌において、当社所属タレント ダウンタウン 松本人志(以下、本件タレント)が、8年前となる2015年における女性との性的行為に関する記事が掲載されております。しかしながら、当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです。当社としては、本件記事について、新幹線内で執拗に質問・撮影を継続するといった取材態様を含め厳重に抗議し、今後、法的措置を検討していく予定です。ファン及び関係者の皆様には大変ご心配をおかけする記事内容でしたが、以上のとおり本件記事は客観的事実に反するものですので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。吉本興業株式会社ーより引用吉本側の主張によると、週刊誌の記者は今回の件について、これまで強引といえる取材方法をとっていたとのこと。今回の報道の件も含め、週刊誌関係者に向けて、法的措置を検討していくことを表明しました。報道された内容のどこまでが事実かは、まだ分からない状況。調査が進み、真相が明るみに出ることを多くの人が望んでいるようです。[文・構成/grape編集部]
2023年12月27日2023年12月27日、所属する吉本興業株式会社を年内で退社することを発表した、お笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春菜さんと箕輪はるかさん。『ハリセンボン』のX(Twitter)アカウントには、ツーショット写真とともにファンへの想いがつづられていました。多くのファンが2人の新たな門出にエールを送る中、『ある人物』からのメッセージが話題を呼んでいます。ハリセンボンにエールを送ったのは?頑張ってくださいね。これからもご活躍楽しみにしているわね。こんな、温かいメッセージを送っていたのは…。頑張ってくださいねこれからもご活躍楽しみにしているわね♪ — ステラおばさんのクッキー公式 (@auntstella_jp) December 26, 2023 クッキー専門店『ステラおばさんのクッキー』!『ハリセンボン』といえば、「ステラおばさんじゃねーよ!」という近藤さんのツッコミが代表ギャグの1つ。同店のキャラクターである『ステラおばさん』に、近藤さんの容姿が似ていることから、箕輪さんが「ステラおばさんですよね?」とボケるのがお決まりの展開になっています。YouTubeチャンネルでは、同店の全面協力のもと、『近藤春菜が店で働いてみたら、春菜だと気付かれる?ステラおばさんだと思われる?』の企画を行うなど、たびたび交流が見られていました。『本家』からのエールに、近藤さんはすぐさまInstagramのストーリーズ機能で反応。おなじみのツッコミを交えながら、感謝の気持ちをこうつづっています。ステラおばさんありがとうございます!ステラおばさんじゃねーよ!2024もよろしくお願い申し上げます。harisenbon_harunaーより引用異例のエールには、近藤さんだけでなくファンも興奮した様子。Xでは、さまざまなコメントが寄せられました。・すごい。ステラおばさんが気にかけてくれている…。・公式から応援がくるってすごいな。これはアツい展開!・ステラおばさんがステラおばさんを応援している…!両者のほほ笑ましい交流に、多くのファンが心を温めた様子。本家のエールを受けた近藤さんからは、今後さらにパワーアップした「ステラおばさんじゃねーよ!」が聞けることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年12月27日吉本興業は27日、公式サイトを通じ、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志に関する報道内容を否定。「法的措置を検討していく予定」と表明した。○「記事は客観的事実に反する」と主張同社は、「一部週刊誌において、当社所属タレント ダウンタウン 松本人志(以下、本件タレント)が、8年前となる2015年における女性との性的行為に関する記事が掲載されております」と同日に発売された『週刊文春』の内容に触れ、「しかしながら、当該事実は一切なく、本件記事は本件タレントの社会的評価を著しく低下させ、その名誉を毀損するものです」と指摘。「当社としては、本件記事について、新幹線内で執拗に質問・撮影を継続するといった取材態様を含め厳重に抗議し、今後、法的措置を検討していく予定」とし、「ファン及び関係者の皆様」に向けて、「大変ご心配をおかけする記事内容でしたが、以上のとおり本件記事は客観的事実に反するものですので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます」と呼び掛けている。
2023年12月27日2023年12月27日、お笑いコンビ『ハリセンボン』の近藤春菜さん、箕輪はるかさんが、所属する吉本興業株式会社(以下、吉本興業)を年内で退社することを発表しました。2人は『ハリセンボン』のX(Twitter)に、写真とともにそれぞれのコメントを投稿しています。皆さん、私事で、失礼致します。私たちハリセンボンは、今年いっぱいで吉本興業を退社することに致しました。今まで、私がエージェント契約、はるかがマネジメント契約という異なる契約形態で、この3年間活動してきましたが、来年芸歴20年という節目もあり、足並み揃えようと二人で話し合い、決めました。吉本興業に所属させていただいていたからこそ、まず、はるかに出会えましたし、たくさんの方々に出会え、たくさんのお仕事をさせていただき、たくさんの応援してくださる方にも出会い、色々な素晴らしい景色を見させていただきました。何事にも代え難い宝物の時間です。吉本興業には、感謝の気持ちでいっぱいです。今回のことで、吉本興業の方々も頑張れ!と背中を押してくださいました。私たちはハリセンボンとして、芸人を続けていきますので、これからも変わらずに、みなさんに楽しんでいただけるお仕事を頑張りたいと思います!引き続き、ハリセンボンをよろしくお願い申し上げます。ハリセンボン近藤春菜@harisenbon_ーより引用私たちハリセンボンは、デビューから長くお世話になった吉本を離れ、2人そろって新しい環境に踏み出すことにしました。春菜がエージェント契約となってから3年ほど経ちますが、その間、自分たちのこれからについて話し合う機会が増えました。皆さまに楽しんでいただける芸人でいるために、2人の歩幅を合わせることが大事ではないかと思うようになりました。そして時間をかけて結論を出し、吉本の方々にもご理解と励ましのお言葉をいただきました。吉本興業に所属させていただいたことで、子供の頃にテレビで見ていて憧れだった先輩方とお仕事ができたことや、たくさんの同期と後輩の皆さんに恵まれたことを誇りに思います。育ててくださった社員の皆さん、本当にありがとうございました。ハリセンボンのこれまでにない大チャレンジとなりますが、これからも変わらず応援してくださる方が一人でも多くいてくだされば嬉しいです。ハリセンボン箕輪はるか@harisenbon_ーより引用【お知らせ】 pic.twitter.com/rWd65wgKPN — ハリセンボン公式(近藤春菜/箕輪はるか) (@harisenbon_) December 26, 2023 吉本興業のお笑いタレント育成養成所である、吉本総合芸能学院の東京校9期出身である2人は、2003年に『ハリセンボン』を結成。その翌年にデビューしました。近藤さんは、2019年に吉本興業とのエージェント契約に切り替え活動してきましたが、「デビュー20周年の節目に、2人の足並みをそろえて活動をしたい」という想いから、今回の退社を決めたといいます。また、サンケイスポーツによると、退社後の2人はタレントのベッキーさんらが所属するGATE株式会社とマネジメント契約を結ぶとのこと。発表にネット上では「思い切った決断!頑張ってくださいね」「一瞬、解散するのかと思ったけど安心した。これからもずっと応援します」などエールの声が多数寄せられていました。新たな一歩を踏み出した2人の活躍を、多くの人が注目しています。[文・構成/grape編集部]
2023年12月27日若者を中心に熱狂的な盛り上がりを見せる『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』。12月16日には最終回が放送され、ついにグループ「ME:I」としてデビューする11名が決定したのだが、その裏での誹謗中傷が問題となっている。『PRODUCE 101 JAPAN』は、練習生として選ばれたメンバーがダンスや歌唱などのミッションを経てアイドルデビューを目指すオーディション番組。’19年に放送された第一シーズンでJO1、第二シーズンではINIがデビューしており、第三シーズンを迎える今年は、初のガールズグループ「ME:I」が結成された。番組では、練習生たちがダンスや歌を披露する様子が放送され、“国民プロデューサー”である視聴者の投票によって勝ち残っていくメンバーが決まるシステム。そのため、“推し”を勝たせるべく、SNSを中心にファンによる熱心な応援が日夜繰り広げられていた。しかし、一部にはいきすぎたファンもいたようで……。「一部には、自分の“推し”が選ばれるために他の練習生の悪評を書き込んだり、パフォーマンスの動画に誹謗中傷するような投稿を行ったりする人が。またデビューが決まったあとも、特定のメンバーの名前をもじった“伏字”で、容姿などを攻撃する投稿が相次いでいました」(テレビ局関係者)このようなSNS上での過激な投稿に、釘を指す練習生もいた。12月18日、練習生として参加していた黒川穂香(18)がInstagramのストーリーを更新し、《ひとまず日プファイナルが終わったので言いたいことを言わせてもらいます》と、ファイナルに進出した剱持菜乃(22)に寄せられていた誹謗中傷について言及。《番組放送中の半ばあたりから、剱持菜乃に対する誹謗中傷が広まりました。今もなお書き込みを続けてる皆さん。それを信じているみなさん。なのは、そんなことするような子じゃありません。(中略)人のこと下げて、嘘の噂話作って、楽しい?ひがみ?いい加減にしろ。ここまで何一つ悲しい顔せず耐えてきたなのは強いです。謝ってください。今すぐ》そして《もうこれ以上誹謗中傷はやめてください。これは剱持菜乃だけじゃなく、他の練習生にも、これからデビューするME:Iにもです》と呼びかけた。本誌は、一連の誹謗中傷の投稿についての見解や対応について、「ME:I」が所属する吉本興業に取材を申し込むと、次の回答が寄せられた。「本件に限らず、弊社所属タレントへのSNS、動画配信サービス、インターネット掲示板の一部のコメント等での誹謗中傷や悪質な侮辱等、また、インターネット上における名誉毀損やプライバシー侵害を目的とした記事の公開等、その内容は年々深刻化していると実感しております。弊社としましては、今後、弊社所属タレント、ひいては、インターネット・SNSにおいて被害を受けられる方々が減ることを目指すべく、名誉毀損・侮辱・業務妨害などの犯罪行為や不法行為に該当すると判断した場合は、刑事告訴・被害届の提出、発信者情報開示請求を含む法的措置を躊躇なく行い、今後も弊社所属タレントを守るために必要な対策を積極的に講じてまいります」
2023年12月24日吉本興業は12月12日、公式サイトでお笑いコンビ・和牛が来年3月末をもって解散すると発表。突然の予期せぬ出来事に、激震が走っている。発表されたコメントで、水田信二(43)は《きっかけは、3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったことでした。加えて漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました》と解散に至った経緯を綴った。対して相方の川西賢志郎(39)が発表したコメントは、コンビ間の“温度差”を感じさせるものだった。《3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました。徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました》水田と川西は解散後も吉本興業に残り、今後はそれぞれ活動していくという。彼らの解散は芸人仲間たちも寝耳に水だったようで、SNSでは驚きの声が広がっている。’06年にコンビを結成し、漫才日本一を決める『M-1グランプリ』では’15年から5年連続で決勝進出に上り詰めた実力派の和牛。なかでも’16年~’18年は史上初の3年連続で準優勝を果たし、レギュラー番組が増えるなど確固たる人気を獲得していった。多くのお笑いファンの心を掴んでいた和牛だが、電撃解散を受けて再注目されているのは’21年まで『M-1』審査員を務めていた上沼恵美子(68)の“痛烈酷評”だ。上沼は’19年の『M-1』で出場コンビ・からし蓮根の審査中にもかかわらず、和牛に対して突如怒りをあらわに。「去年もその前も、私は和牛をチャンピオンに入れました」と切り出し、「でも、何かそういう横柄な感じが和牛に対しては感じました。だからちょっと厳しい意見を……」と説教し始めたのだ。ヒートアップした上沼は「なんかもう、『このステージは僕のもの』『リサイタル!』みたいな。何のコンテストでも緊張感も何にもない。そういう、ぞんざいなものを感じました」「大御所みたいな出方して」と言い放ち、会場は騒然。和牛に期待をかけていただけに、「決勝まで残りくさらんかった!それが腹立つ」と恨み節。最後はからし蓮根に「いいぞー!頑張れー!」とエールを送り、「私は寝る!」と“上沼劇場”の幕を下ろしていた。和牛の解散理由が「水田の気の緩みによる遅刻」とのことから、SNSでは“慢心”を指摘した上沼の発言が再び話題を呼んでいる。《恵美子の心眼すげえな》《ここからもう既に始まってたんやろうな…》《上沼恵美子、最初から和牛の彼らを見抜いてたか!》《まだ上沼恵美子がM-1審査員の時に和牛に「私は去年までずっとあんたらを評価してた。今は緊張感が無い、コンテストを自分らのステージやと思って出て来てる、慢心してるやろ」みたいにブチ切れてた事があったけどあの人正しかったんやな》「『M-1』優勝目前と言われていた彼らですが、’19年の『M-1』は4位に終わりました。直後に出演したラジオ番組では“今年のM-1で最後だと決めていた”と打ち明けており、実際にラストイヤーまで2年を残して撤退。上沼さんが指摘した“慢心”があったかどうかはわかりませんが、互いにコメントに記していた『3年前』は長年掲げていた『M-1』優勝の目標がなくなったタイミングとも見ることができます。テレビ番組でも“2人で一生漫才で生きていく”と語っていただけに、解散は悩んだ末の答えなのでしょう」(芸能関係者)袂を分かった2人は、どのような道を歩んで行くのだろうか。
2023年12月13日12月12日、お笑いコンビ「和牛」が2024年3月末をもって解散することを、所属する吉本興業の公式サイトを通じて発表した。水田信二(43)は解散のきっかけについて、《3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったこと》と明かしている。以後、《漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました》と相方の川西賢志郎(39)との間に溝が生じていたという。その結果、《お客さんに笑ってほしいという目的は同じでしたが、川西の求めるものと自分のやりたいこととのギャップが徐々に開いていき、相方に対して意見することができなくなり、楽しかった漫才が苦しいだけの毎日になっていました》とコンビの関係性が悪化してしまったと告白していた。また、川西も《3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました》と遅刻が溝を深めたとコメント。水田の行動への不信感から、《徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました》と苦しい状況に陥ってしまったという。実は、水田は’10年にも自らの遅刻をきっかけとして、“解散”を提案したことがあった。「和牛の二人は、’19年2月に『八方・陣内・方正の黄金列伝』(読売テレビ)に出演した際に、’10年に起こった解散危機について話しています。そのきっかけは、水田さん主催で、他の芸人を呼んで行うトークライブがあったのですが、夜の9時からのスタートにもかかわらず、水田さんが寝坊して遅刻したというもの。その様子を所属事務所の幹部が見ていたそうで、無期限謹慎処分に。それで、川西さんに申し訳ないとおもって解散を言い出したそうです」(芸能記者)しかし、川西は水田の謹慎がとけるのをじっと待っていたという。結果、謹慎は50日にも及んだ。たびたび芸能界でも話題になる“遅刻”。時間に遅れて周りに迷惑をかけるだけでなく、コンビの信頼関係も崩してしまうーー。事務所幹部の厳しい判断もそんな思いがあってのことだったのかもしれない。
2023年12月13日2023年12月12日、お笑いコンビ『和牛』が、2024年3月末で解散することが分かりました。所属事務所である吉本興業株式会社によると、水田信二さんと川西賢志郎さんは、今後も同事務所に所属のまま、それぞれの道を歩んでいくとのこと。水田さんは解散の理由について、自らの反省点と、漫才への取り組み方の違いに触れています。きっかけは、3年程前に気の緩みから複数回の遅刻が重なったことでした。加えて漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられないことがあり、漫才への取り組み方について川西との差を感じるようになりました。お客さんに笑ってほしいという目的は同じでしたが、川西の求めるものと自分のやりたいこととのギャップが徐々に開いていき、相方に対して意見することができなくなり、楽しかった漫才が苦しいだけの毎日になっていました。自分にとって漫才も漫才以外のお仕事も、芸人の仕事は全て本業です。和牛を応援して下さっていた皆様、会社やスタッフさん、関係者の方々にはお笑いで応えていきます。川西のことは、絶対に大丈夫な人なので心配してません。僕自身のことはすごく心配だらけなのでこれまで以上に応援してください。吉本興業株式会社ーより引用川西さんも同じ解散理由を挙げつつ、前向きに漫才と向き合っていく意気込みをコメントしました。3年ほど前から、僕はより舞台に力を入れたいという想いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、自分と彼との漫才に対する姿勢の違いが目立つようになりました。徐々に彼を信頼できなくなり、節度を保てず厳しく言葉をかけることもありました。それが彼を苦しめることに繋がり、求めるような漫才もできなくなってしまいました。自分がなりたかった漫才師像を、実現している姿を楽しみにしながら応援して下さっていた皆様には、心苦しい報告となりましたが、どうがご理解ください。また、関係者各位へ最大限にご迷惑をお掛けしない形を模索し、会社と相談を重ねておりましたが、急なご報告となってしまいました。そのため、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。漫才師としての自分を育ててくれた会社やスタッフの皆様、仲間やお客様に、改めて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。今後も芸人活動は続けてまいります。新たに情熱を捧げられるものを探し、見つけ、挑戦していけたらと思っています。具体的な活動に関して、皆様へお伝えできる日が来るよう、日々を精一杯に。吉本興業株式会社ーより引用『和牛』の2人は、2006年12月にコンビを結成。関西の若手お笑いタレントの登竜門『2014年 第44回NHK上方漫才コンテスト』で優勝し、漫才日本一決定戦の『M-1グランプリ』では3年連続で準優勝をしている実力派です。テレビ番組やラジオ番組にもコンビで出演し、多くのファンに支えられてきました。解散を知った人たちはショックを受けつつも、応援のコメントをしています。・衝撃的すぎる。解散がネタならどんなによかったか…。・2人そろっての漫才が見られなくなるのはさびしいです。・つらい決断だったのではと思います。解散は残念ですが、これからもお2人のことを応援します!・大好きなコンビでした。2人でたくさん笑わせてくださり、ありがとうございました!新たな道を選び、歩んでいく2人。その前途が明るいものであることを、多くの人々が願っていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年12月13日女性、児島気奈さん。気奈さんの作る“芸人ファースト”な舞台で、昨年のM−1王者ウエストランドも腕を磨いてきた。しかし、その陰には、芸人たちには見せない、気奈さんの地道な努力がある――。■「今まで生きてきた中で一番うれしい」’20年、ウエストランドがM-1決勝へお笑いライブをビジネスとして軌道に乗せる――。そのためにはライブの黒字化が必須だが、実現は簡単ではなかった。というのも、芸人ファーストのこだわりがあったからだ。「一般的なライブは芸人さんから会場費をもらうのですが、うちでは逆に、交通費を含めて3千円以上のギャラを支払っていました」10組の芸人が出演したら、1組3千円でも3万円の経費がかかる。80席の会場を借りるには5万円。1人1千円のチケットが完売しても収支はトントンだ。「いえいえ、満員でも赤字。スタッフたちのバイト代もかかるので、とても、とても」しかも、K-PRO名物のケータリングにもお金がかかる。「普通のお笑いライブは、先輩芸人が差し入れをすることが多かったんですが、それは運営側がしっかりやらないといけないと思って、おにぎりやパンを差し入れるように。パンがあると、今度は『牛乳も欲しいわ』となる。そうなるうちにエスカレートして(笑)。売り上げが減ってしまうけど、おなかをすかしている芸人が喜んでくれるとうれしいし、ライブのランクによって高価なお弁当にしていくと、モチベーションも上がります」毎回のように出る赤字は、自腹で賄うしかない。朝マックの店員やクレーム処理のコールセンター、栄養ドリンクの実演販売などのバイトをかけもちしていたという。当時から気奈さんを知る、お笑いコンビのアルコ&ピース・平子祐希(45)が振り返る。「気奈ちゃんって“私”を見せない。でも、ギャラもケータリングも出るのだから、どう考えても赤字で身を削っているはずなんです。だから芸人の間では“気奈ちゃんのためにウケよう”っていう気概がありました」平子もほかの芸人同様、下積み時代は将来への不安が募り、毎日のように“いつまで続けられるのか”と気持ちも揺れ動いていた。「ボクが芸人として食べられるようになったのは33歳。長い下積み生活で、唯一、プロとして扱ってもらえたのは、ギャラが発生したK−PROライブでした。自信を失いそうなとき、なんとか耐えることができた場所。ボクの芸人人生の生命線だったんですね」独自の劇場を所有する吉本興業の芸人とは違い、“非吉本系芸人”はネタを披露する機会が少ない。ネタ見せの機会がどれほどあるかは、M-1など賞レースの結果にも如実に関わってくる。K-PROライブは、舞台を求める芸人の受け皿となっていたのだ。もちろん、精神面のフォローも怠らなかった。ウケずに落ち込んでいる芸人がいれば「うちのお客さんはネタの中身を見てくれるから、いつかきっとウケるようになるよ」と励まし、お客さんが少なければ、知り合いに頼んで来場してもらい、客席を埋めていた。ライブの主催を始めたころは「どうせ女だから、すぐにやめる」「芸人目当て」と陰口もたたかれた。けれど、気奈さんの“愛”を浴び、K-PROライブに出演する芸人はメキメキと成長。テレビでも活躍していった。さらに、1日の公演回数を増やすことでお客さんの数も増加し、徐々に黒字化も達成。’18年には、他事務所から芸人を集めてライブを主催するだけではなく、若手芸人を育てようと芸能プロダクションを立ち上げることに。「立ち上げ当時は、挨拶の仕方から教えていたので、所属芸人につきっきりでした」そんな気奈さんを複雑な思いで見ていたのは、K-PROライブ常連で、’22年、M−1王者に輝いたタイタン所属のウエストランド・井口浩之(40)と河本太(39)だ。「児島さんは苦楽を共にしてきた戦友だと思っているけど、こう言っては失礼なんですが、母親のような存在。だからK−PROに所属している芸人ばかり世話をしているのを見て、母を取られたような感覚になったんですよ」(井口)「たしかに、母みたいな存在。ボクが大きなホールで、別の舞台の緊急ブザーを鳴らしてしまったときも、かわりに児島さんが謝ってくれたんです」(河本)「“お笑いの母”としての話じゃなくて、たんなる迷惑かけた話じゃねーか」(井口)「いや、お笑いのアドバイスとしては『太くんは、井口くんがオチを言う前に笑ったりして邪魔していたけど、だいぶマシになったよね』って、10年目くらいにほめてくれたんです」(河本)「そんなの、1年目で気づけよ。しかも、厳密に言うと、今でも邪魔しているからな」(井口)そんなウエストランドは’20年12月、K-PROライブ出身芸人として初めてM−1決勝に進出。結果は10組中9位だったが、気奈さんは「今まで生きてきた中で、一番うれしい」とわがことのように喜んだ。その笑顔は、井口の心に残っていた。だからこそ、再び勝ち進んだ’22年のM−1決勝戦前日には、「やってやりますよ!」と気合を入れたメッセージを送ったのだ。そんな思いを受け止めた気奈さんは、事務所でスタッフたちとテレビ越しに応援した。「優勝が決まった瞬間は、スタッフも涙を流して喜んでいましたが、私はうれしくてテレビに映る2人を見て笑いながら拍手してました。井口くんはK-PROの楽屋番長で、後輩の面倒もよく見てくれたから、優勝してさらに忙しくなったらどうしようと、ふと不安になってしまってました(笑)」だが、ウエストランドは義理堅く、M-1優勝直後の超多忙な時期であっても、K-PROの年末ライブにサプライズゲストとして、駆けつけてくれた。舞台袖から客前へ飛び出そうとするとき、ウエストランドの2人は気奈さんと顔を合わせた。「いつものように、ドライな感じで『おめでとう、よかったね』と祝ってくれて……、泣いちゃいましたね。M-1で優勝したときは自分のために泣いて、このときは児島さんに恩返しができたうれしさで泣いたんですよ」(河本)気奈さんもよく覚えている。「すごくキレイな涙を流していて、太くんっぽいなって(笑)」舞台裏での一瞬の出来事で、言葉を交わすことはなかったが、気奈さんは心の中でこう叫んだ。「すごい、スターになったよ。年に1組しかなれないチャンピオンになるなんて、ヒーローにしかできないこと。それをK−PRO出身の芸人が成し遂げてくれたんだね!」■芸人の人生のターニングポイントとなる舞台を、これからも作り続ける!「最近、児島さんが、かわいい犬を飼い始めて、抱いて喜んでいたんです。児島さんがお笑い以外に興味を示しているのを初めて見ました」(ウエストランド・河本)飼い犬をかわいがるだけで奇異に思われるほど、気奈さんは一日中、お笑い漬けだ。朝、起床するなり、録画しているお笑い番組を見て、11時にはオフィスで事務仕事。15時からは劇場入りして、公演を取り仕切る。「ライブが終わるのは22時くらいで、それから事務所に戻って2時間くらいご飯を食べつつ事務作業をしています。いつも寝るのは深夜の3時、4時ですね。空き時間には、芸人さんには失礼なんですが、左右のイヤホンで違う漫才を聴きながら、スマホの画面でコントを見たりしています」今は、東京だけでなく、全国各地でライブを開催している。「行った先が芸人の出身地だと、家族が見に来てくれるんです。『この子、しっかりやっているようで安心しました』なんて言われると、涙が出るほどうれしくなります。自分の舞台を、親が応援してくれるなんて素晴らしいことじゃないですか。今後も、芸人さんの人生のターニングポイントとなる舞台を作っていきたいですね」芸人がお笑いだけで食べていけるようにと、粉骨砕身する気奈さんは“お笑いの母”と慕われているのだが――。「正直言って、抵抗はあるんです。“お笑いのお姉さん”くらいの立ち位置でいいですよ。ライブ会場では『気奈さんは代表なんだから、雑用はしなくてもいいですよ』ってスタッフに言われますが、いまだにこの世界に飛び込んだ17歳のときと同じ気持ちのままで、みんなで一緒に舞台を作っていきたいんです」気奈さんが情熱を注いだ劇場が、心温まる笑いに包まれる――。(取材・文:小野建史)
2023年12月10日吉本興業の元社員で、お笑いコンビのとろサーモンや、かまいたちを担当する“美人マネージャー”として話題になった樺澤まどか氏(29)。8月をもって同社を退社し、現在はオーストラリア移住に挑戦している。そんな樺澤氏が、移住後3本目となるYouTube動画「【焦燥】英語力ゼロで海外移住したアラサー女のはじめての家探し・前編」を12月6日に公開。海外移住の厳しさを明かした。オーストラリアでシェアハウスを探しているという樺澤氏は渡豪8日目で、初めて内見をすることに。樺澤氏の部屋探しの条件は(1)英語を話す住人がいること、(2)ビーチから近い事、(3)バス停から近い事の3つ。語学学校のコロンビア人の友達の紹介で内見することになった今回の物件は、(2)と(3)の条件はクリアしていたという。さらに、家賃は週260オーストラリアドル(約2万5000円)で、相場よりも安かった。しかしーー。「一緒に住む方が英語を喋れなくて、ずっとスペイン語で話されてて、私もカタコトの英語でしゃべるけどそれも伝わらなくて。ひたすら二人でGoogle翻訳でしゃべっているっていう感じで……。すごいいい方だし、会話ができたら楽しいんだろうなって感じなんですけど、シェアハウスしたい目的が英語を使いたいというところなので、その第一目的が果たせなそうなので、素敵なおうちだし素敵な方だったのですがまた別の家を探そうと思います」■WEBサイトで内見依頼を送っても、ほとんど返事が来ない現実次に樺澤氏はFlatmateというウェブサイトを利用してシェアハウスを探すことに。気に入った部屋があったらメッセージで内見を申し込むが、競争率が高く返信はほとんどこないという。20件メッセージを送り、1件だけ返信があった部屋に内見にいくことに。部屋もきれいなうえ、ビーチとバス停に近く条件としては完璧。樺澤氏は事前に質問事項を英文にしてまとめるなど準備も万端だ。内見先では、家主が明るく迎えてくれ、英語を勉強中で上手に喋れないことを伝えると、「心配しなくていいよ」とゆっくり話してくれたという。家賃は週330オーストリアドル(約3万2000円)だった。ここに住みたいと思った樺澤氏だが家主からは「ほかにもインスぺ(内見)来る人いるから、その人たち全員にあった後に連絡するね」といわれたという。樺澤氏には今回の内見で気づいたことが。「家主もインスペ(内見)に来てもらって、実際に住みたいって言ってる人に会って、どういう人なのかを見てるという。この人が合うなと思った人と住むって最終的に決めるっていうことで。私たちも選ばれてる立場なんだなってことを知りましたね」また、家主からも外出時間や、仕事内容、学校に行く時間などを聞かれたという。自分から家主への質問は準備をしていったが、家主から自身への質問は想定しておらず、うまく話すことができなかったと後悔した様子だった。■「今日中に連絡くれたらおさえるから」と連絡も……翌日、別の部屋のオーナーから連絡があり、新たな物件を見に行くことに。そこでは、「もしあなたがこの部屋を気に入ったらぜひ住んでほしいから、今日中に連絡くれたらおさえるから」といわれたという。「2軒目の結果が来てから、返事をしようかなという感じでいます。どちらにせよ、どっちかには決まりそうな状況になったので一安心ですね」と安堵を見せた樺澤氏。しかし、当日夕方にその3軒目のオーナーから部屋が埋まってしまったと連絡が。さらにその直後、2軒目のオーナーからも別の人に決めたとのメッセージが。樺澤氏はショックでヤケ酒をしながら”また振り出しに戻ってしまった。今泊まってるホステル安くないし早く決めたい!でもメッセージ送ってもほとんど返ってこないし……”と不安に襲われていたようだ。だが、またしても急展開が。その翌日、2軒目のオーナーから、決めた人にキャンセルが出たと連絡が。すぐに住みたいと連絡し、前払金などの手続きを行った。オーナーからも「僕と一緒に英語の勉強ができるよ」と温かいメッセージをもらい、喜んでいたという。しかしこの1週間後、悲劇が。オーナー自体が、アパートの大家から退去を命じられてしまったのだ。家探しが振出しに戻り、樺澤氏はビールも飲めなくなるほど落ち込んだという。絶望する樺澤氏に対し、視聴者からは《知らない土地に飛び込んでがんばる姿から勇気をもらっています。後編待っています!》《急がず焦らずマイペースに頑張ってください!応援してます!!》《ここまでひとりでできるって凄いことよ》と応援の声が相次いでいる。部屋探しについては後編の動画をアップする予定だというが、果たして家が決まるのかーー。
2023年12月07日「ABEMA」と吉本興業がタッグを組んだ、韓国の人気番組「ラブキャッチャー」の日本版「LOVE CATCHER Japan」が12月16日(土)より配信されることになった。アジアNo.1と称される韓国の大手総合エンターテインメント企業「CJ ENM」傘下の音楽チャンネル「Mnet」が制作・放送した「ラブキャッチャー」を、「オオカミには騙されない」シリーズや「恋愛ドラマな恋がしたい」シリーズをはじめとした数々の恋愛番組を手掛けてきた「ABEMA」と、バラエティ、恋愛リアリティショー、オーディション番組など、様々なヒットコンテンツの制作を手掛けている吉本興業がタッグを組み、新たに「LOVE CATCHER Japan」として制作。本番組では、究極の選択をした男女10名が、自分が選んだ“正体”を隠した状態で、恋愛ゲームに参加。果たして、最後に愛、あるいは金を手に入れるのは誰なのか?恋模様、人間の素性、そして葛藤が、次々に露わになり、参加者たちの真の正体とラストに迎える結末を予想していく。参加者たちは事前に、真実の愛を見つける「ラブキャッチャー」か、賞金500万円を狙う「マネーキャッチャー」のいずれかを選択。「ラブキャッチャー」は「マネーキャッチャー」に騙されずに、真実の愛をみつけられるかが鍵となり、「マネーキャッチャー」は「ラブキャッチャー」を見極め、カップル成立をすることが賞金獲得の条件となる。最終日の夜のセレモニーで想いを伝え合い、2人が共に「ラブキャッチャー」ならカップルが誕生。しかし、「ラブキャッチャー」と「マネーキャッチャー」が結ばれれば、後者が賞金500万円を獲得。もし「マネーキャッチャー」同士が結ばれれば、愛も賞金も得られずに旅は終わることに。カップルミッションや“秘密の部屋”でのヒントを通じて、互いの真実を見極める、過激な愛と裏切りの恋愛心理戦が幕をあける。なお、番組は全編マレーシアでロケを行い、参加者のリアルな行動や表情を捉えるため50台以上のカメラと総勢100名以上のスタッフを動員するなど、壮大なスケールでお届けする。さらに、本作を彩る劇伴を手掛けるのは、「最愛」「Nのために」などをはじめとした人気テレビドラマや、数々のアニメ、映画などの映像作品の音楽を担当するほか、「ももいろクローバーZ」をはじめとしたアイドルへの楽曲提供も手掛ける作曲家・編曲家の横山克。秘密を抱えながら共同生活を送り、恋愛を繰り広げていく参加者たちの空気感を感じられる楽曲にも注目だ。参加者は、個性豊かな10名が勢揃い。女性メンバーにはイラストレーターの井上瞳、経営者のヴァッツ美良、グラビアタレントの海津雪乃、Sサイズモデルの谷岡美沙紀、ゲームストリーマーの矢ヶ部初音の5名。そして男性メンバーには、カフェマネージャーの大倉亞門、パーソナルトレーナーの佐久間海世、モデルの高崎凌、俳優の東夏輝、広告代理店勤務の水野友貴の5名。また、「LOVE CATCHER Japan」の放送を記念して、韓国で制作・放送された「ラブキャッチャー」のシーズン1とシーズン2をABEMAにてそれぞれ全話無料配信する(全話無料配信期間は12月29日までの期間限定、12月30日以降は一部プレミアム会員限定となる)。ABEMAオリジナル新作番組「LOVE CATCHER Japan」は12月16日(土)22時~第1話、第2話をABEMA SPECIALチャンネルにて一挙放送。(シネマカフェ編集部)
2023年11月28日10月4日に当て逃げ事故を起こし、現在謹慎中のお笑いコンビ・FUJIWARAの“フジモン”こと藤本敏史(52)。吉本興業が11日に芸能活動の自粛を発表して2週間経つなか、元妻である木下優樹菜(35)が“気遣い”を見せた。これまで藤本の不祥事について沈黙を守ってきた木下だが、10月26日までにInstagramのストーリーズを更新。長女と次女の後ろ姿を収めた写真を添えて《私に心配のメッセージが結構来てるのでひとつだけ》と切り出し、こう綴った。《りぃまかのパパゴリラにはちゃんと食べてもらいたいから帰りに551のシュウマイと肉まんと点々の餃子買って帰りました》数日前から娘たちと親子水入らずで、大阪の通天閣やUSJを訪れる様子をInstagramに投稿していた木下。藤本は同行していなかったようだが、27日の投稿では《自分達のたまごっちをぱぱんちから持ってきて久しぶりに育てている娘達》とも綴っている。「これまで、木下さんが事故を起こした藤本さんに言及することはありませんでした。いっぽう藤本さんは昨年3月に『子供たちの学費を払っている』とテレビ番組で明かしていたので、活動自粛による経済面でのダメージも懸念されていました。そうしたこともあって、木下さんのもとに心配の声が寄せられていたのではないでしょうか。木下さんはJリーガーの三幸秀稔選手(30)との交際を公にしていますが、藤本さんと育児を協力し合うために同じマンションの階違いに住んでいるそうです。不祥事を起こしたとしても、育児は変わらずサポートし合っているのでしょう」(芸能関係者)元妻による地元・大阪名物の差し入れは、苦境に立たされている藤本にとって心に染みたことだろう。
2023年10月27日吉本興業がお笑いコンビ・FUJIWARAの“フジモン”こと藤本敏史(52)の当て逃げ事故を公表してから1週間。これまで沈黙を守っていた相方の原西孝幸(52)が10月17日にX(旧Twitter)を更新し、藤本の不祥事を謝罪した。原西は《相方の件について》と切り出し、次のように言葉を続けた。《今回、藤本がご迷惑をおかけしました。相方には被害にあわれた方への謝罪と、捜査への協力を最優先し、そしてしっかり反省するようにと伝えました。なによりも被害にあわれた方、ご関係者の方々には本当にご迷惑をおかけして申し訳ございません》吉本興業が11日夜に発表したコメントによれば、藤本の当て逃げ事故が発生したのは10月4日。乗用車を運転中に東京・渋谷区の交差点で接触物損事故を起こしたといい、現在は捜査中だという。「今回の事故は、被害者が警視庁に相談したことで発覚したといいます。明石家さんまさん(68)は14日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、フジモンさんから謝罪の連絡があったと明かしています。フジモンさんは“パニック状態で自分が弱かった”と話していたそうです。いっぽう事故当時に、フジモンさんが接触に気付いていたかどうかなどは判明していません。そのため、様々な憶測が広がっている状況です」(テレビ局関係者)事故によって当面の間、芸能活動を自粛することになった藤本だが、その影響は相方・原西にも及んでいるようだ。13日深夜放送の『東野幸治のホンモノラジオ』(ABCラジオ)では、東野幸治(56)が藤本の活動自粛に言及。お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇(43)と共演するYouTubeチャンネル「東野・吉村のVTuberはじめました!」でFUJIWARAをゲストに迎えて撮影したと明かすも、「その時の原西がめちゃくちゃ面白くて、それがもう使えないのよ。それが残念でさぁ……」と吐露。原西と藤本の“ろうそくの炎を食べる”というリアクションに大爆笑したといい、「やっぱFUJIWARAってめちゃめちゃおもろいな~と思ったらこの有様ですよ(笑)お蔵入りですよ」と語っていた。また毎週火曜・金曜に更新されるコンビのYouTubeチャンネル「FUJIWARA超合キーン」も、10月6日の投稿を最後に更新がストップしている。「原西さんも藤本さん同様にレギュラー番組はほぼありません。『アメトーーク!』(テレビ朝日系)や『水曜日のダウンタウン』(TBS系)など不定期で出演する番組はありますが、YouTube番組とはいえ数少ないコンビ揃っての収録がお蔵入りになるのは相当な痛手でしょう。また藤本さんの事故が発覚して以降、原西さんのSNSには相方としての責任を問う書き込みも寄せられていました。これまで不祥事を起こした芸人の相方と同じように、原西さんも関係各所に謝罪行脚しているのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)藤本の“尻拭い”をさせられている形の原西に、ネット上では同情の声が広がっている。《原西さんお辛いですよね。歯痒いでしょうし。藤本さんがきちんとケジメをつけて、たっぷりお説教して、お二人が元気に戻ることをいつまでも待ちますよ》《ハラニシさんにも迷惑かかってるっていうのに…》《原西さんがお気の毒で・・・》《相方想いやなぁ。原西さん、頑張ってほしい!》
2023年10月17日10月11日に自身が運転する車両による接触事故が報じられたお笑いコンビ・FUJIWARAのフジモンこと藤本敏史(52)。吉本興業は《この度は事故を起こしてしまい、また、事故直後に適切な対応ができておらず、浅はかな行動をとってしまい、被害者の方に対して大変申し訳ない思いです》などと本人のコメントを発表。しかし、事故に気付きながらその場を後にしていたのか、そもそも気付いていなかったのかという重要な部分がはっきりしなかったため、さまざまな憶測を呼んでいる。「藤本さんは‘16年にNON STYLE・井上裕介さん(43)の“当て逃げ”が報じられた際に番組で『何で車から出て謝罪せえへんかったんやろ。しっかり反省してほしいですね』と語っていました。ガヤ芸人として、普通の人が言いにくいことをはっきり突っ込む芸風でも知られているため、今回の事故やその後の対応については意外な印象を持っています。カンニングの竹山隆範さん(52)が『そういうふうな感じの人じゃない』とワイドショーでコメントし、おぎやはぎの小木博明さん(52)がラジオで『一番逃げない人』と語るなど、“擁護派”の芸人さんたちも出てきています」(スポーツ紙記者)藤本の“当て逃げ”報道から16日で5日が経過するが、会見は開かれていない。15日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、東野幸治(56)が「会見を開いて本当のことのおっしゃっていただいて、そんなことないって思うのか、納得できるかわからないけど、ご自身の口から言ってもらわないと」と語るなど、身内の芸人の間でも説明を求める声は日増しに高まっている。「明石家さんまさん(68)が藤本さんと直接電話で話したことをラジオで明かしたのですが、藤本さんは『パニックになった、人間が弱かった』などと言っていたそうです。やはり事故には気づいていたのでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)藤本の発言に対し、ネット上では驚きの声が上がっている。《あたったって気づかなかった可能性が…という多くの擁護している芸能人の意見を全否定する内容だな》《パニくった。とか言ったとしても、そこはしっかりと「ダメだ」って諭さないと。》真相の発表が遅れていく中で、味方だった芸能人への“裏切り”も広がっていく形となっている藤本。会見は今からでも遅くはない。
2023年10月16日10月11日、吉本興業が所属タレントであるFUJIWARAの藤本敏史(52)が交通事故を起こし、当面の活動を休止することを発表。多くのメディアでこのことが取り上げられるなか、『ゴゴスマ~GO GO!smile~』(TBS系)でのコメンテーターらの反応に波紋が広がっている。藤本は今月4日、東京・渋谷区の交差点で乗用車を運転中に別の乗用車に接触し、その場を立ち去った疑いがもたれている。被害者のほうから警視庁に相談があり、事故が発覚したという。『ゴゴスマ』の12日放送回では事務所のコメントなどを紹介しつつ、犯罪ジャーナリストの小川泰平氏(62)を迎え、事故についての話題に。小川氏は車体差に大きな違いがあると、車体が大きい方は接触しても気づかない事例があると紹介し、藤本の当て逃げは故意ではない可能性もあると言及。気づかなかった場合は”当て逃げ”ではないとし、事故前後のドライブレコーダーなどの記録によって判断されると語った。その後、古川枝里子アナウンサー(38)が藤本のコメントを読み上げると、藤本の後輩であるという放送作家の野々村友紀子氏(49)は「いろんな人のケース見てきて、絶対逃げたら大変なことになるっていうのに、人一倍多分敏感な性格だと思うんですけど。多分『何で逃げたんやアホやな』って言う方の性格だと思っている」と言及。そしてカンニングの竹山隆範(52)も「藤本さんと長く付き合ってもらってますけどそういうふうな感じの人じゃないんで」「野々村さんもおっしゃるように、『何で逃げてんの』っていうふうなことをちゃんと言える人だから」とコメント。自身も頻繁に運転することから、「石かなんか踏んだな、みたいなときもあるじゃないですか。だから、もしかしたらそうじゃないかなと個人的な推測としては思う」と庇っていた。また小川氏も藤本との共演経験から「正義感すごい強い方なんですよ。だから逆にちょっと、本当にそんなのがあったのかなっていう、私は本当非常にびっくりしてます」と語っていた。さらにMCの石井亮次アナウンサー(46)は、藤本の謝罪コメントに対し、「例えば本当に気づいてなくてなくて、もうこの自分のコメントで、すいません気づいてなかったんですと言い訳がましくせずに、すいませんでしたってしてる可能性もあると思います」と推測。すると野々村や竹山は「そう思う」と同意する素振りを見せていた。藤本の人柄を知っていることもあってか、コメンテーターからMCまで庇うような発言が見られたこの日の放送。しかし、事故の詳細がわかっていない時点での“擁護”には、視聴者からは疑問を抱く声が上がっていた。《まずは当て逃げはいけませんって言わなきゃ 普段のフジモンはいい人とか正義感がとかそんなの後でしょ》《え、気付かなかったとかそーゆー人じゃないとかコメンテーター皆でフジモン擁護しまくってるけどなに?怖いんだけど》《え?なんでフジモン擁護なの?確かに運転中に石踏んだかな?って事はあるけど、ぶつかるほど車に近寄ってるのに、石かな?って思うもの?》《ゴゴスマ、フジモンの事故の件で「きっと当たった事に気づかなかったんだ」みたいな論調に話が進んでてなんか気持ち悪かった》
2023年10月13日吉本興業は10月11日、“フジモン”ことFUJIWARAの藤本敏史(52)が交通事故を起こしたと公式サイトで報告。当面の間、芸能活動を自粛すると発表した。「吉本興業が発表する直前に、フジモンさんが10月4日に東京・渋谷区で乗用車を運転中に当て逃げをした疑いがあると各メディアが報じました。被害者が警視庁に相談したことで事故が発覚し、フジモンさんは事情聴取を受けているとのことです」(スポーツ紙記者)藤本も事故を認める謝罪コメントを発表し、《被害者の方への謝罪、そして自身の反省の時間をいただければ幸いに存じます》と結んでいる。8月31日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、「6月で通販番組の唯一のレギュラー、終わりました。見事ゼロになりました」と明かしていた藤本。9月7日放送の『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)でも“レギュラー0”を松本人志(60)にイジられ、“不幸アピール”をしていた。いっぽう「ガヤ芸人」として存在感を発揮し、不定期出演で数々のバラエティ番組を盛り上げてきた実績も。しかし藤本の事故を受けて、ネット上では“需要のなさ”を指摘する声も少なくない。《正直な所、フジモンさんはいてもいなくてもどっちでもいい存在。いてもいいんだけどいなくても成り立つというポジションなんだよね。いわゆる小粒芸人の1人だから自粛したから空きポジションができたから チャンスが回ってきたね。若い子には》《本人もレギュラーゼロって言ってたし、このままフェードアウトで居なくなるんだろうけど、視聴者としては誰も困らない》《代わりはいくらでもいるし…》実際に藤本を取り巻く環境は、変わってきているようだ。「芸歴34年のフジモンさんは安定感があり、大御所に対しても臆することなくガヤを被せられる人。後輩への気配りも欠かさないといいます。’19年の大みそかに木下優樹菜さん(35)と離婚して以降は、“不幸キャラ”を押し出すことで勢いが増したように思います。しかし最近では、仕事のオファーが入ったとしても仮の状態でスケジュールをキャンセルされてしまう『仮バラシ』が多いといいます。つまり、誰かの代打として補欠扱いにされているのです。8月31日放送の『アメトーーク!』では、フジモンさんのマネージャーが厳しい実情を証言。はじめのうちは番組に呼ばれるそうですが、“次第に仮バラシが増え、オファーも来なくなる”と明かしていました。栄枯盛衰が激しいテレビ界では、“ガヤ芸人”の入れ替わりも盛んです。加えて、これまで不祥事を起こした芸能人が仕事を失った例は、フジモンさんも知っているはず。当て逃げ事故を起こしたとなれば、以前のようなポジションで再起を図るのは容易ではないでしょう」(テレビ局関係者)12日の「スポニチアネックス」によれば、藤本が収録を済ませている番組は14日放送予定の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)と15日放送予定の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の2本。「ガキ使」は予定通りオンエアされるが、「お笑い向上委員会」は協議中だという。バラエティ特番が増える年末年始は芸人たちにとって“書き入れ時”となるが、今年は藤本にとって厳しい冬となりそうだ。
2023年10月13日10月11日、FUJIWARAの藤本敏史(52)が当面の間、活動を自粛することが所属する吉本興業の公式サイトで発表された。藤本は10月4日の正午ごろ、東京都渋谷区で車両との接触物損事故を起こしたが、警察官らに報告せずにその場を離れた“当て逃げ”の疑いで捜査中だという。吉本興業公式サイト上では、《この度は事故を起こしてしまい、また、事故直後に適切な対応ができておらず、浅はかな行動をとってしまい、被害者の方に対して大変申し訳ない思いです》と、藤本のコメントも掲載された。「藤本さんといえば、’20年7月に芸能界を引退した木下優樹菜さんと’19年に離婚したことをきっかけに大きく好感度が上昇しました。藤本さんは、離婚後も子どもたちが住むマンションの別フロアで暮らし、学校の送り迎えなども手伝っていることが報じられたほか、子どもの学費を全て払っているとも明かしています。このように離婚後も献身的に子どもたちの生活を支える姿には賞賛が集まっており、今年8月に年下の女性とのデートが報じられた際にも“うまくいきますように”と祝福の声が相次いだのです」(芸能関係者)お笑い芸人としての面白さだけでなく、私生活での“真摯な姿”も多くの人を引き付けていたフジモン。それだけに、今回の“当て逃げ”にはがっかりした人が多いようだ。また、‘16年12月にNON STYLEの井上裕介(43)が、当て逃げで書類送検(のちに不起訴)された際には「何で車から出て謝罪せえへんかったんやろ」とコメントとしていたこともブーメランに。SNS上にはこの落差にショックを受ける声が相次いでいる。《フジモンがっかりだわ~。こんなことして欲しくなかった。真剣に反省してもどってきてや》《フジモンて良い人そうやと思ってたから当て逃げはちょっとショック》《フジモンは好感度というか元嫁の件とか、とにかく人柄で人気あるんだと思うんで、色々ヤバいんじゃないの…ガッカリなんよ》
2023年10月12日お笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史が11日、所属事務所の吉本興業を通じ、4日に都内で起こした接触物損事故後に適切な対応ができていなかったとして謝罪。当面の間、芸能活動を自粛すると発表した。○■10月4日に東京都渋谷区の交差点で接触物損事故同社によると、藤本は4日正午頃、東京都渋谷区の交差点において、「自身が運転する車両と被害者の方の車両との接触物損事故」を起こした。「現在、捜査中のため、詳細は控えさせていただきますが、本人については、当面の間、芸能活動を自粛することになりました」と経緯を伝えると共に、「本件を受け、所属タレントに対して改めて交通安全教育を徹底して参ります」と今後の事務所方針も示した。○■藤本敏史コメント「被害者の方には直接謝罪」これを受け、藤本は「この度は事故を起こしてしまい、また、事故直後に適切な対応ができておらず、浅はかな行動をとってしまい、被害者の方に対して大変申し訳ない思いです」と自らの非を認めた上で、「被害者の方には、ご多忙の中で直接謝罪させていただく機会を設けていただきました」と説明。「この度のことで自分が情けなく思うとともに、このような被害に遭われたにもかかわらず、逆にお気遣い、励ましのお言葉をいただいた被害者の方には、言葉では言い尽くせない思いでいっぱいでございます」と心境を記し、「今後は誠意をもって被害弁償させていただくことはもちろんのこと、自身のあり方を見直すべく、タレント活動に関しては暫く控えさせていただくことにしました。関係先の皆様にも多大なるご迷惑をおかけすることになり大変申し訳ございませんが、被害者の方への謝罪、そして自身の反省の時間をいただければ幸いに存じます」と結んでいる。
2023年10月12日プロ野球・阪神が14日、18年ぶりのリーグ優勝を決めたことを受け、吉本興業に所属する阪神ファンのタレントたちがコメントを寄せた。○■月亭八方♪A~RE待つ主が泣いている、バンバンバンバンバ~ンザイ、秋の夜長のおもしろさ、一喜一憂ようやく、安心タイガース。AREに向かって一丸となった岡田監督はじめコーチ、選手の皆さんAREがとう(涙)。○■西川のりお43年前に新人王を獲った時に結婚式に出席してくれたアレした監督おめでとうございます。見事なアレにのりおちゃんポーンです○■月亭八光やったー! 優勝おめでとうございます! 最後まで怒涛の強さ。昔、男は3回しか泣いたらあかんと聞いてました、 うちの親父は普段 家族にも涙を見せませんが85年日本1になった時 わんわん泣いてました!最後の涙を流させてあげて下さい。○■さや香・新山優勝おめでとうございます!!!普通に戦って勝つタイガース、強すぎる!そして愛してます!!!…いや、どんなタイガースであってもそもそも愛してます!!!日々の楽しみ、感動をいつもありがとうございます!!!まだまだ全力で応援します!!!ここからが伝説の始まりや!!!○■ココリコ・遠藤章造阪神タイガース18年振りの優勝おめでとうございます!私がタイガースファンになってからの優勝は中学2年生14歳の時に日本一、それから18年経っての32歳、2年後の34歳、そして今年52歳での歓喜!又18年後なら70歳かぁ~いや、来年からも勝ちまくって黄金時代だー!改めておめでとうございます!そしてありがとうございました!○■陣内智則この瞬間を18年間待ちわびていました。毎日がワクワクし人生に彩りを与えてくれた阪神タイガースは僕の身体の一部だと改めて感じました。本当にありがとうございます。次は38年ぶりの日本一のアチラを掴みに行きましょう!○■小籔千豊阪神が好きな息子が甲子園に行きたいと以前から常にいうのでスケジュールの兼ね合いで14日に行くことになりました。14日で優勝の瞬間やったらいいのになと思いながら、9月頭にマジックの計算をし『いや、14日で優勝するには阪神ずっと勝たな無理やな、直接対決3タテしたとしても現実的には厳しいなぁ、、息子に優勝の瞬間見せてやりたいなぁ』と思っていたら9月入ってから負けない、、、打つわ抑えるわ、、、12日、13日と近づくにつれてドキドキ驚きのマジック1の状態で甲子園に行かせて頂きました。岡田監督をはじめ、選手、スタッフのみなさん本当にありがとうございました。おめでとうございます『バックスクリーン3連発』を子供の時に見ました。うちの子は優勝の瞬間見れました。ありがとうございます。てゆーか『コヤぶるスポーツ』って番組なくなったから優勝したんかな(笑)○■NMB48・川上千尋阪神タイガース18年ぶりのアレ!!おめでとうございます!小学4年生から16年間阪神を応援させていただいてきて、初めての優勝。これまでのもどかしかった時間を考えると本当に夢みたいで、「阪神タイガース」という文字を見ただけで泣きそうになります。M点灯からの阪神の粘り強さ、奮闘ぶりに鳥肌が立ちました。諦めずに闘ってくれて、夢を魅せてくれてありがとうございます!!これからも大好きです!
2023年09月14日「自分があともう少し若かったら、挑戦できたな…」こんなふうに、年齢を理由に『新たな挑戦』を諦めた経験はありませんか。人は歳を取ると体力も衰えていくため、なかなかチャレンジする勇気が出ない時もあるでしょう。2023年6月現在、SNSでとある『おばあちゃん』の活躍が話題となっています。76歳のお笑いタレント『おばあちゃん』話題となっているのは、吉本興業株式会社(以下、吉本興業)に所属する76歳のお笑いタレント『おばあちゃん』。同月14日、オーディションを勝ち上がり、東京都千代田区にある『神保町よしもと漫才劇場』に所属することが決定しました。劇場の所属タレントとしては最高齢となり、若手タレントがいる劇場におばあちゃんの存在があるというギャップが、新たな笑いを生み出しているのだそうです。劇場所属の決定に際し、おばあちゃんは以下のコメントを寄せました。おばあちゃんで76歳の後期高齢者です。毎日元気で平凡に暮らせたらいい、嫌なことは考えない、楽しい事を考えて暮らし幾つになっても好奇心と笑顔でいたい。若い人の力もお借りして感謝を忘れず生きていきたいと思っております。おばあちゃんの波乱万丈な経歴に衝撃そんなおばあちゃんですが、お笑いタレントを目指すまでの道のりが「波乱万丈すぎる」ということで、驚く人が続出しています。おばあちゃんは、38歳の頃にステージ4の乳がんの手術を受けており、術後1年で卵巣に転移。45歳で子宮に転移と、闘病生活を送ってきたそうです。その後、47歳で放送大学に入学し、51歳の時に乳がんにまつわる研究を発表。また、55歳の頃から難病により失明した実兄の介護を続けているといいます。そして、71歳の時に吉本興業の養成所である『NSC東京』に入学し、72歳でプロデビュー。この経歴に多くの人が、衝撃を受けたようです。・闘病生活を乗り越えてお笑いデビューはバイタリティがすごすぎる。チャレンジに過去も年齢も関係ありませんね。・何歳からでも、やる気しだいでスタートできるんですね。勇気をもらえます。・いくつになっても夢や目標を持って行動に移すことができる、素敵な人だな。尊敬します!何歳からでも『新たな挑戦』ができるということを、身をもって体現し続けている、おばあちゃん。その姿は、たくさんの人に勇気を与えることでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年06月25日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【たくさんの霊たちとの6年半……本当にありがとうございました!】これまで、約6年半続いた「ポップな心霊論」ですが、なんと今回が最終回です。ある飲み会で偶然、『女性自身』の編集さんにお会いしたことがきっかけで始まったこの連載。当初は「半年続けばいいほうだね」なんて話してたんですよ(笑)。あの頃は、ぜんぜんお金がなくて、毎週の原稿料が本当にありがたかったです。テレビの仕事が決まったのも、この連載がきっかけでしたし、初めての書籍『ヤバい生き霊』の出版もさせてもらって。僕は「ポップな心霊論」のおかげで生きてこられたといっても過言ではありません!読者の方がライブに足を運んでくださるのも、すごくうれしいんですよ。テレビやYouTubeで知ってくれた人もいますが、この連載を読み続けてくれている方こそ、僕の最古参ファンですから。ずっと特別な存在です。この6年半の間に、結婚して、父を看取って、一児の父になって……。僕の人生は大きく変化しました。正直、子供が生まれたタイミングで仕事が一つ減るのは、ちょっと焦りますけどね(笑)。またいつかどこかでお会いできますように!今まで本当にありがとうございました!【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。本連載をまとめた著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売中。
2023年06月04日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【私事ですが子供が生まれました!】実は僕、先日一児の父になりました!SNSでも発表したので、もうすでに知っている方もいるかもしれませんが、読者のみなさんへの感謝をこめて、ここでも正式にご報告させていただきます。ここ数ヶ月は、奥さんとお腹の中の子供のことばかり考えていて、仕事が終わったらまっすぐ家に帰るし、たまに食事会や打ち上げがあっても、一次会で失礼させてもらったり、いろいろと生活が変わりました。無事に生まれてきたときは本当にうれしかったですし、頑張ってくれた奥さんには感謝しかありません。まさか僕が人の親になる日が来るなんて……。我ながら感慨深いです。亡くなった親父に孫の顔を見せてあげられなかったことは心残りですが、きっとどこかで喜んでくれているんじゃないかと思います。ちなみに、子供に霊感があるかどうかはまだわかりません。遺伝してないといいんですけどね(笑)。今のところ僕の教育方針は、とにかく自分の好きなことをやり続けてほしいというだけ。健康で楽しく生きてくれたら、それ以上に求めるものはないですよ。まあ、もし不良になっちゃったら、反抗期がちょっと怖いですけどね(笑)。【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。本連載をまとめた著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売中。
2023年05月28日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【赤ちゃんの魂はいつから見えるのか】先日、とある食事会に参加したら、そこに一人の妊婦さんが来ていました。生き霊チェックを頼まれて霊視してみると、彼女のお腹のあたりに白っぽい影が見えたんです。よく見てみると、それは赤ちゃんの形をしていました。たぶん、魂みたいなものが透けて見えたんだと思うんですけど、おもしろいことに、頭がどこにあるかも、お腹の中でどういう体勢をしているのかも見て取れるんです。それをお母さんに伝えたら、「私が感じているのとまったく同じです!」と驚いていました。お腹の中の赤ちゃんの状態って、お母さんには、なんとなくわかったりするみたいですね。赤ちゃんの霊体が見えたことより、そっちのほうがびっくりでした(笑)。ちなみに、その方は妊娠8ヶ月。以前、妊娠2、3ヶ月くらいの妊婦さんを霊視したこともあるんですが、そのときは、赤ちゃんの霊体は、まったく見えなくて。これまで何度か妊婦さんを霊視した経験から考えると、僕には妊娠8ヶ月くらいから、赤ちゃんの魂が見えるようになるみたいです。ただ、医学的には妊娠5ヶ月くらいから意識が生まれるらしくて。魂が見えるまでのタイムラグの理由が気になるところです。【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。本連載をまとめた著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売中。
2023年05月21日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、吉本興業所属の“霊がよく見える”芸人・シークエンスはやとも。『ポップな心霊論』は、そんな彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【親父とじいちゃんの切なくて悲しい話】亡くなった親父とその父親、つまり僕のじいちゃんには、血の繫がりがありませんでした。でも、その絆はすごく強くて。とくに親父からじいちゃんへの愛情の深さには、よく驚かされました。たぶん、小さいころから感じていた寂しさを、初めて埋めてくれた人だったからじゃないかと思います。じいちゃんがガンになってからも、親父は献身的に看病していて。自宅の一室に引き取って、ずっと面倒をみていました。そんなとき、家が火事になって。自力で逃げられなかったじいちゃんは、そのまま亡くなってしまったんです。遺った家族は、新しい家に引っ越したんですが、そこにじいちゃんの幽霊が現れたんです。親父はすごく喜んで、昼夜問わず話しかけていました。僕には少しずつ見えなくなっていったのですが、親父は何ヶ月間もじいちゃんの幽霊と一緒に過ごしていたようです。実は、そのころから親父の体調が悪くなってきて。病院にかかるころにはガンになっていました。きっと、じいちゃんの幽霊の影響もあったと思うんです。どんなに恋しくても、亡くなった人に執着しすぎるのはよくないです。僕も、お袋や奥さんのことをいちばんに考えようと思っています。【PROFILE】シークエンスはやとも1991年生まれ。吉本興業所属。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などで見せた芸能人の霊視も話題に。自身のYouTubeチャンネルでも心霊話を配信中。本連載をまとめた著書『ヤバい生き霊』(光文社)が発売中。
2023年05月14日“ダウンタウンの育ての親”として知られる吉本興業ホールディングス代表取締役会長・大崎洋氏(崎はたつさきが正式表記)。まだ無名だった頃、ダウンタウンの才能に惚れ込み、自らマネージャーを買って出て、2人をスターへと押し上げた。自身初の単著『居場所。ひとりぼっちの自分を好きになる12の「しないこと」』でダウンタウンとの歩みもつづった大崎氏。今年60代に突入するダウンタウンの今後に期待していることとは――。○■「60代どうするんだろうという意味では楽しみ」「あの頃、ダウンタウンの二人は、『ほんの少し先のほうに光が確実に見えているのに、いくら手を伸ばしても届かない』という状態でした。でも、松本くんは『お笑い』という唯一の武器を手にして、居場所をつくろうとしていた。そして平凡な僕は、その花が咲く場所をつくろうとしていました」『居場所。』でこうつづった大崎氏。ダウンタウンをはじめとする芸人たちの居場所を作りつつ、自身の居場所も探しながら進んできた。「自分の居場所を見つけたい」。そうもがいている多くの人たちの心を少しでも軽くしたい。そんな思いで同書を上梓した。「吉本に入っていろんなことがあって、気がついたら社長になって、会長になって、でもサラリーマン生活の半分くらいは窓際にいました。皆さん働いていたら嫌なことや悩み事がたくさんあると思いますが、そんなに悩まなくてもいいんじゃないかということを若い人や子供たちに伝えたかったというのが出版の基本的なところです」『居場所。』というタイトルは、大崎氏が多くの芸人たちの場をつくってきたということに加え、遊び心も。「松本人志くんの本『遺書』が280万部売れましたが、『遺書』の間に『場』をつくって『居場所。』という、裏ストーリーもあります」と明かした。松本人志は帯に「一気に八回読んだ」とコメントを寄せたが、大崎氏は「松本は1回も読んでないと思います(笑)」と予想する。「BSよしもとの番組のときに会って、頼み事を3つして、2つは『いいですわ~』と(断られた)。最後に『本を書いたんだけど帯にコメントくれへん?』とお願いしたら、『全然大丈夫です』と言ってくれて、1勝2敗でよかったなと(笑)。後日ゲラを渡したら、『ゲラって読みにくいんですよ』と言っていて、『どっちにしても読めへんやん』と言ったら『まあね~』と。たぶん読んでない!」同書では、ダウンタウンとの出会いから、「なんで俺ら売れへんのですか」ともがいていた時代、ブレイクのきっかけとなった『4時ですよーだ』の舞台裏など、ダウンタウンと大崎氏の歩みがつづられている。いまや吉本の“看板”となり、お笑い界を牽引しているダウンタウン。2人とも今年60歳。大崎氏は70歳を迎える。「松本くんや浜田(雅功)くんが60歳というのもショックでね(笑)。まだ32、3歳ぐらいの感じがして。今田(耕司)くんや東野(幸治)くんは27、8歳。いつまでも出会った頃の感じで思っているけど、現実はもう60歳なんですよね」しんみりしつつ、60代のダウンタウンの挑戦に注目している。「60のええ年したおじさん2人ですからね。でも、60代どうするんだろうという意味では楽しみでもあるし、この10年間でどんなチャレンジをしてどんなことが起こるのか、なんとか長生きして見てみたいです」○■「居場所は世界中にあるんだよと伝えられたら」また、ダウンタウンの世界進出にも期待しているようだ。「15年ぐらい前の松本くんの大喜利の番組をヒントに大喜利のアプリを作っている男の子2人がいて、この間ご対面させたんですよ。『僕たち松本さんの大喜利の番組をパクッて15年やってきたんですけど、これからどうしたらいいですかね?』と言ってみんなで大笑いして。作家の高須(光聖)くんもいたので、一緒にやろうかという話をしていて、松本くんのアイデアがスマホのアプリを通じて世界デビューできるみたいなことがある」そして、世界に進出する姿を見せることで、居場所は世界中にあるということも伝えられたらと願っている。「クラスや学校で嫌われていて友達が1人もいないという子もいるかもしれませんが、そんな狭いところで悩まなくても、居場所は世界中にあるんだよということをうまく子供や若い人たちに伝えられたらいいなと。世界デビューみたいなことで世界のマーケットで勝負して、そういうことも伝えられたらなと思います」さらに大崎会長は、本作に込めた思いを語る。「居場所について悩んでいる若い人や子供がいっぱいいると思います。置かれた場所で頑張りなさいということも大事ですが、それだけが唯一の選択肢ではないよと。置かれた場所で咲くのもいい花だけど、ふわふわと風に乗って違う場所に行ってもいいんじゃないかというのを気楽に……そのときは気楽に考えられないと思いますが、気楽に考える癖をつけると乗り越えられるんじゃないかなと思っています」ダウンタウンをはじめとするお笑い界のトップスターたちとの秘話を交えながら、自分や大切な人たちの居場所をつくるために心がけてきた12の「しないこと」をつづった同書は、発売から約2カ月で6万部を売り上げ好調だ。「100年計画で沖縄をエンタメ産業創出の島にしたい」との思いで、「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」を毎年開催するなど、沖縄にも力を入れている大崎会長。吉本興業が設立した「沖縄ラフ&ピース専門学校」の1階では、子供たちの居場所として「子ども食堂」を展開しているが、「『居場所。』の印税を『子ども食堂』のプロジェクトに全部使えたら」とも話していた。■大崎洋(おおさき・ひろし)1953年7月28日生まれ、大阪府出身。1978年4月、吉本興業入社。数々のタレントのマネージャーを担当。1980年、東京事務所開設時に東京勤務となる。1986年、プロデューサーとして「心斎橋筋2丁目劇場」を立ち上げ、この劇場から多くの人気タレントを輩出。1997年、チーフプロデューサーとして東京支社へ。その後、音楽・出版事業、スポーツマネジメント事業、デジタルコンテンツ事業、映画事業など、数々の新規事業を立ち上げる。2001年に取締役、その後、専務取締役、取締役副社長を経て、2007年に代表取締役副社長、2009年に代表取締役社長、2018年に共同代表取締役CEO、2019年に代表取締役会長に就任。
2023年05月12日