恋愛ドラマの名手・大石静が手掛ける大人のピュアラブストーリー「星降る夜に」の制作発表記者会見が、東京・コニカミノルタプラネタリアTOKYOにて行われ、吉高由里子、北村匠海、ディーン・フジオカというメインキャストが登場。満天の星空の下で、爆笑&恋バナ満載のひとときを共有した。本作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高さん)と、音のない世界で自由に生きる遺品整理士・柊一星(北村さん)が、星降る夜の出会いを機に、運命の恋を育んでいく物語。当日は、さそり座や夏の大三角が燦然と輝く吉高さんの誕生日(=1988年7月22日)の夜空を特別に再現。ピュアホワイトの衣装に身を包んだ3人は、北村さんとディーンさんが壇上まで吉高さんをエスコートしながら登場し、会場を沸かせた。クランクインから約1か月、撮影現場は様々な刺激に満ちあふれているそうで、吉高さんは「クランクインが長野のキャンプ場で、ソロキャンプのシーンから始まったんですけど、すごい雪が降ってきまして…。それが私にとって、去年の初雪だったんです。思わず、ドラマの題名を『雪降る夜に』に変えた方がいいんじゃないかって、プロデューサーさんに相談しちゃいました(笑)」とふり返る。北村さんは、手話の先生から「“意識の置き方”についてすごく指摘されるんです。例えば『歩いている時の背中が“聞こえる人”に見えます』と言われたり『もっとオーラを出して!』と言われたり…。『意識かぁ…ものすごい芝居の領域まで行ってるな!』と、日々考えながら演じています」と新開拓の日々に目を輝かせる。また、ポンコツな役柄で新境地となるディーンさんも「登場シーンから糞尿まみれになったりしているんですよ(笑)」と楽しそうに語るも、2人から「検尿でしょ!(笑)」と突っ込まれる、天然ぶりが炸裂。クランクイン前に「私は結構ポンコツ」と、2人に打ち明けたという吉高さん。「おディーンさんからは『そんなの最初から分かってるよ』という心強い言葉、匠海くんからは『いくらでも付き合いますよ』」という寛大な言葉が返ってきたそうで、2人の大きな愛に包まれた吉高さんは、会見でも終始リラックスした様子。一方男性陣は、吉高さんの既成概念を打ち破る行動に度肝を抜かれる毎日だそう。北村さんは「スタジオに行ったら、眼の前を吉高さんが猛スピードで走って行って、みんなが避けたんです。そうしたら、吉高さんが『なんで避けるの!?私、ドッジボールじゃないんだから!』と。そんな吉高さんを日々見ながら、『そろそろ転ばないか…』って、心配しています(笑)」とにんまり。ディーンさんは「撮影が終わって僕が自分の車に戻ったら、由里ちゃんが勝手に中に座っていたんですよ。あれは、どういうことなんですか!?」と明かし問い詰めると、「そういう、ちっちゃいイタズラが好きなんです」としれっとした表情で言い、会場を爆笑させた。ほかにも会見では、三者三様の恋愛観が続々判明。3人の仲良しな雰囲気で溢れた会見となった。なお、本制作発表の模様は、「TVer」や「テラサ」などで1月14日(土)正午より見ることができる。「星降る夜に」は1月17日より毎週火曜日21時~テレビ朝日にて放送(※初回拡大スペシャル)。(cinemacafe.net)
2023年01月12日2000年生まれのシンガーソングライター・由薫の新曲「星月夜」の一部が初解禁された。「星月夜」は、1月17日(火) 21時よりスタートするテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』の主題歌。由薫のデビュー曲「lullaby」と同じくToru(ONE OK ROCK)がプロデュースを手がけており、ドラマのタイトルでもある《星降る夜に》というサビのフレーズが印象に残るラブソングに仕上がっている。主題歌は本日公開された同ドラマの最新PR動画で聞くことができる。『星降る夜に』は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村匠海)によるヒューマン・ラブストーリー。併せて「星月夜」について、吉高由里子からのコメントが到着した。■吉高由里子 コメント息を吸うとツンとするような冷たい冬の空気感のあるメロディーと、温もりを探すような、由薫さんの寂しげで人恋しい歌声がすごく印象的でした。このドラマのラブストーリーに彩りを与えてくれること、そしてどのようなシーンでこの曲が流れてくるのか、今から楽しみにしたいと思います。ドラマ『星降る夜に』PR映像<リリース情報>由薫「星月夜」2月リリース予定<番組情報>テレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』1月17日(火) 21:00スタート番組HP:<ライブ情報>2023 SXSW Music Festival3月10日(金) ~19日(日) アメリカ・オースティン(テキサス州)※現地時間 / 出演時間未定イベント公式サイト:関連リンクオフィシャルサイト
2023年01月10日吉高由里子と北村匠海が共演、恋愛ドラマの名手・大石静脚本によるピュアラブストーリー「星降る夜に」の挿入歌を、韓国発・次世代グローバルグループ「NCT」のドヨンが担当することが決定。コメントが到着した。のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高さん)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村さん)。命の“はじまり”と“終わり”をつかさどる対照的な2人が、星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら運命の恋を育んでいく。その挿入歌を担当するのは、「NCT」のメンバーとして活躍するドヨン。今回、日本のドラマの挿入歌を初めて担当し、「星降る夜に」の世界と見事にシンクロしたラブソング「Cry」を日本語でしっとりと歌い上げ、国境を越えてドラマにこの上ない美しさと癒しをもたらす。ドヨンは抜群のパフォーマンスと表現力、ハイセンスな楽曲が光る「NCT 127」や「NCT U」のメンバーとして活動する一方、ソロでも「リッチマン」や自身の主演ドラマ「深夜カフェ」のほか、「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」「ユミの細胞たち」「サウンドトラック#1」など、数々の韓国ドラマのOST(Original Sound Track)を担当。NCTの中でも切ない歌声と表現力で、人々を魅了してきた。そんなドヨンが歌う挿入歌「Cry」は、穏やかで流麗なピアノ旋律と、ヴァイオリ ン・ヴィオラ・チェロが織りなすストリングスが調和、力強くも感傷的なドヨンのボーカルが運命的に引かれていく想いを表現した歌詞に深みを与えるバラードナンバー。星空の下でピュアな愛を歌うドヨンの、そっと寄り添うような温かみと透明感に満ちた歌唱が堪能できる。「NCT」ドヨンこの珠玉のラブソングに、ドヨン自身も心を揺さぶられたそうで「歌詞にある『泣き笑い』は僕個人としても、すごく共感できるシチュエーションですし、たくさんの方に届けたいラブソングになっています。歌い方も、その思いを表現できるようにいろいろと工夫しました」と、真摯な思いをコメント。「曲がすごく素敵」という「Cry」が「ドラマに彩りを添えられるように一生懸命レコーディングに臨みました。この曲が自分の曲になったことが、とてもうれしいです」と言い、「実は、『NCT』のメンバーにはまだ、『星降る夜に』の挿入歌を担当することを伝えてないんです。完成したときに伝えようと思っています(笑)」と明かした。日本語の発音にも徹底的にこだわるなど、長い時間をかけてレコーディングに臨んだというドヨン。「美しいメロディーに、歌詞も詩のようで、ドラマの内容が気になる歌詞だと思います」と語り、「週に1回、皆さんの癒しになったらいいな、と思っています」と声を弾ませていた。「星降る夜に」は1月17日より毎週火曜21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2023年01月07日女優の吉高由里子が出演する、三井住友銀行の新プロモーション動画「吉高由里子Green支店長と1年間の活動を振り返る!」が5日、公開された。昨年11月30日に行われた「SMBC Greenプロジェクト」の1年間の成果を振り返る成果報告会の様子と、奈良・天川村植樹式の様子をまとめた同ムービー。成果報告会では、1年間のWeb通帳の口座増加数が「約74万」件であったことを発表。同社の山下剛史氏が「紙通帳1冊の厚みは0.3cmなので、積み上げると全部で約2,200mの高さになります。これは、吉高支店長1,400人分くらいの高さですね」と話すと、吉高は驚いた表情を見せ、「それだけ環境に貢献したという事で、素晴らしいことだと思います」とコメントした。また、同社キャラクター・ミドすけが登場すると、1年ぶりの再会となった吉高は「久しぶりミドすけ~、ちょっと大きくなった(笑)?」と話しかけるなど、和気あいあいとした雰囲気で報告会は進行。フォトセッションでも、カメラマンから笑顔を求められると、「「(ミドすけ)笑っている?」とイジるなど仲の良い姿を見せた。■吉高由里子インタビュー――周りの方はWeb通帳派?、紙通帳派?どちらもいらっしゃいますが、Webに切り替える方が増えてきたと感じます。私の一番近くでいうとマネージャーさんもWeb通帳派ですね。書き込まなくてもデータですぐに見たい時に見れるのがいいですよね。あと、お仕事や会社で作った口座とかであれば、皆で共有しながら使うことも多いのかなと思います。――自身で行っているエコを意識した活動などはありますか?日々の事で言うと、スーパーとかコンビニとかに行く時にはエコバックを持っていくようにしています。ずっと使っているうちに愛着も湧いてきました。あとは、水筒も愛用しています。以前共演した俳優さんに水筒をプレゼントしていただいて。飲み物が冷たいままだったり温かいままだったりするので、とても便利だなと思って使わせていただいてます。――本日、“Greenプロジェクト支店長”として1年間の成果と植樹の取り組みを発表いただきました。改めてこのプロジェクトに対しての吉高さんのお気持ち、今後に向けてのコメントをいただけますでしょうか。銀行という生活に欠かせないインフラにおいて、未来のために一つひとつできることをやっていくことが大事だと思っています。今回のプロジェクトは三井住友銀行のイメージカラーも緑ということもあり、木を植えていく、環境問題に挑戦していることは本当に素敵な事だなと感じています。だからこそ、紙通帳からWeb通帳に変えていくのも、その一環だと思っていて、ぜひ皆さんに知っていただきたいですし、移行していただける人がどんどん増えていったらこの環境も大きな一歩というか、未来に繋がっていくんじゃないかなと思いました。――Green(自然)に触れたりする機会はありますか。都内では積極的に自然のある場所に行くことはないんですけど、最近ゴルフをするようになりまして。本来は撮影がない休みの日とかは、ずっと寝ていたいタイプだったんですけど、早起きしてゴルフ場に行って、広い空間を一組ずつ回るというのはすごい贅沢な環境なんだと、Greenって気持ち良いなと感じました。息を深く吸って吐くというのが撮影中はあまりないので、そういう風景も心のリフレッシュですし、頭もリラックスできる環境だなと思いました。――年始の過ごし方の予定を教えてください(撮影日は2022年11月)。ドラマの撮影が年末もギリギリまで撮っているので、朝早いスケジュールから開放されたお正月の年始は寝正月をしているんじゃないかなと思います。あとは、毎年実家ではおせち料理というより吉高家は鍋をする習慣がありまして、きっと鍋を食べているかもしれないですね。――2022年を振り返って印象的だった出来事や、それを受けて2023年チャレンジしたいこと、抱負など教えてください。ドラマで演じている役がキャンプが好きな役なんですけど、キャンプして、ネオンの光ではない自然の光の夜景を楽しむのはすごく気持ち良い事なんだろうと思って。そういうのを趣味にできたらなんかおしゃれというか、自分の生活が広がりそうだなと感じますね。新しいものに触れることは新鮮でいいなと思うので、新鮮さを忘れることなく、色々なことにチャレンジしたいなと思っています。2020年からずっと世界が止まっているような感覚があったんですけど、Web通帳に切り替えた人の数を見てもそうですけど、それでも動き続けている所はあるんだなと思って、今日改めてびっくりしましたね。だから、止まっているように見せかけている時代に置いていかれないように、自分からも色々と発信していけたらいいなと思いますし、未来が楽しみになるような世界が待っててくれたらいいなって思います。――これまで印象的だったお正月は何かありますか。年越しをアメリカのニューヨークでしたことがありまして、その時の大騒ぎっぷりというのはびっくりして、地面が揺れちゃうんじゃないかというくらい大興奮しているカウントダウンを目の当たりにして、自分を開放する、表現するという文化の違いを感じました。こっちもバクバクするくらいの風景でしたね。街も人のテンションもそうですし、またああいう色んな世界が見れたらいいな、という気持ちがあります。その時はどさくさに紛れて、私もかなり盛り上がっていたと思います(笑)。
2023年01月05日吉高由里子×北村匠海が共演し、恋愛ドラマの名手・大石静脚本で贈る新ドラマ「星降る夜に」のメインビジュアルが完成した。本作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高さん)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村さん)、命の“はじまり”と“終わり”をつかさどる“対照的な2人”が星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら“運命の恋”を育んでいく。「人は恋で生まれ変わる」星明かりに包まれたメインビジュアル!愛おしさ溢れる笑顔の鈴&一星は、最終話を暗示かこの度解禁されたメインビジュアルでは、星がキラキラと舞い降りる部屋の中、星明かりをイメージしたピュアホワイトの部屋着を身にまとい、安心感に満ちた笑顔で寄り添う鈴&一星の姿が。一星に頭をなでられ、柔らかい表情を浮かべる鈴――傍らに添えられているのは「人は恋で生まれ変わる。教えてくれたのは、10歳下のあなたでした」というキャッチコピー。このまぶしくて愛おしい2人の姿が印象的なメインビジュアルを制作したのは、クリエイティブディレクター・藤野良太氏(storyboard)を中心としたクリエイティブチーム。「『星降る夜に』の台本を読ませていただき、胸がときめくだけではなく、ドラマを見た視聴者の心に変化を及ぼす力を持った素晴らしい作品だと思いました」という藤野氏。そのファーストインプレッションを起点に、「物語に込められたメッセージをどのようにコピーに落とし込み、ビジュアルで伝えるか長い時間をかけてチームで話し合った」のだとか。デザインを担当した今井祐介氏も「『星降る夜に』というタイトルであえて夜にしませんでした。二人の表情や仕草、そこに添える言葉。台本や制作の想いなどをもとに、チームでたくさん話し合い進めていきました」と、こだわりを明かした。「『ラブストーリーって素晴らしい』と心から思えるドラマに出会えそうな予感を込めたつもりです。吉高由里子さんと北村匠海さんの新たな魅力を見ることができる本作品を、私自身心から楽しみにしています」(藤野氏)、「素敵なラブストーリーがはじまる、そんなきっかけになれたらと思っています」(今井氏)と語るクリエイティブチームが、あふれる創造力と愛を注いで制作したメインビジュアル。『星降る夜に』のすべてが詰まった1枚となっている。「星降る夜に」は2023年1月17日より毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年12月24日肌やノドが乾燥しやすい時期は、加湿器が活躍。美容や健康のため、部屋の湿度を調節する時に役立ちます。俳優の吉高由里子さんも、自宅で加湿器を使用しているのですが、ある朝、大変な事態が発生したとのこと!アラームで目覚め、スマホの画面に触ると、なぜか濡れていることに吉高さんは驚きました。改めて確認すると、自分の顔や髪だけでなく、部屋の壁や天井まで水気でビッショリ。就寝中に、加熱式の加湿器がフル稼働していたのか湿度が91%もあり、部屋がサウナのような状態になっていたのです…。「うわぁぁあ」とあわてた吉高さんは、急いで手が届く範囲を拭いた後、離れた場所にはタオルを投げて、なんとか水気を吸収させようとしたのでした。アラームで起きた朝…加湿器が本気をだしたんだろうね…の画面が濡れてて顔も髪も湿ってて電気つけたら壁や天井が結露だらけで湿度計みたら91%加熱式なもんでもうほぼサウナ♀️うわぁぁあってなっていっそいで拭いて届かない所にはタオルをえっさえっさ投げまくったそんな朝でした♀️笑— 吉高由里子 (@ystk_yrk) November 30, 2022 吉高さんの朝の大事件に、ファンは大笑い!また、同じような体験をした人からは、共感のコメントが寄せられました。・笑った。朝からお疲れ様です!・相当なパワーの加湿器。・吉高さんが、あわてている姿を想像したらかわいかった。・私も、目覚めたら霧の中だったことがありますね…。・修学旅行先のホテルで同じ経験あり。肌やノドが潤うのは嬉しいことですが、部屋の湿度があまり高くなると、カビが発生するかもしれません。くれぐれも、加湿器の調節を間違えないようにしたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年12月02日大石静脚本の大人のピュアラブストーリー「星降る夜に」より、吉高由里子、北村匠海、ディーン・フジオカが3人揃って初集合したビジュアルが完成した。本作は、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高さん)と、音のない世界で自由に生きる遺品整理士・柊一星(北村さん)が、星降る夜の出会いを機に、世の中の様々な固定概念を鮮やかに飛び越えながら、運命の恋を育んでいく物語。さらに、心優しきポンコツ天然新人ドクター・佐々木深夜(ディーンさん)も登場し、恋はまさかのトライアングルラブに発展――なんて予感もはらんだドキドキの恋模様が繰り広げられる。“星降る夜から始まる大人のピュアラブストーリー”ということで、公開されたビジュアルは、星明かりをイメージした柔らかな光に包まれながら、ピュアホワイトの衣装をまとい、美しくも穏やかな表情で寄り添う3人が写し出されている。クランクインを目前に控えた主演の吉高さんは、「また大石さんと一緒にドラマができるということで、すごく安心感を覚えると同時に、もうドキドキです! 今回の脚本も最初からパワフルで情熱的、そして言葉も描写もダイレクト。クスッと笑える部分もあるし、ただの胸キュンだけではない心癒されるヒューマンドラマでもある。どんなラブストーリーになっていくのか楽しみです」と、はにかみつつも胸を高鳴らせる。北村さんも「最近はヤンキーの役が続いていたので、戦ってばかりだったんです(笑)。だから、こうやって血や泥をすべて拭って、直球ラブストーリーに参加できることがすごく楽しみでした」と笑顔。2人の恋は、星降る夜、不意のキスからスタート。さらにドラマ内では、情熱的なキスシーンが多々描かれるということで、「私はこれまでお仕事ドラマが多くて、こういった直球ラブストーリーにはあまり出演したことがないので、『とにかくしがみついて行かないと!こちらも挑戦させていただきます!』という心境」(吉高さん)、「吉高さんは、学生時代に『蛇にピアス』を見てから憧れの女優さんでもあったので、今回共演することができて、夢がかなったような気持ちです。なのでキスシーンは…僕は今からドキドキしています!(笑)」(北村さん)と心境を明かす。一方、トライアングルラブについて吉高さんは「一口にラブと言っても、心の通わせ方や寄り添い方って本当に人それぞれ違う!3人の関係性を通して、どんなラブが表現されていくのかなって、そこも楽しみです」とワクワクしている様子。今作のディーンさんは、ポンコツぶりにも注目で、「一言で言うと『ゆるキャラ』(笑)。そこを目指して頑張ります。こけておしっこかかっちゃうシーンは、アクションシーンだと思って挑もうかと(笑)」と、茶目っ気たっぷりに意気込む。「危険なビーナス」で共演し、ちょくちょく会う間柄だという吉高さんによると、「実はみんながイジらないだけで、おディーンはすっごい天然」だそうで、「私はおディーンと目が合うだけでツボに入って笑っちゃう時があったので、今回も大変。現場でおディーンのポンコツ芝居を見たら私、もう笑い袋みたいになっちゃう(笑)」と語っている。「星降る夜に」は2023年1月、毎週火曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年11月29日吉高由里子主演×作・大石静による2024年大河ドラマ「光る君へ」の新たなキャストとして、柄本佑が藤原道長役で出演することが明らかになった。本作は、平安中期にのちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生を描く物語。吉高さんとは「知らなくていいコト」で共演し話題となり、大河ドラマは「風林火山」「いだてん~東京オリムピック噺~」に続き3回目となる柄本さんが演じるのは、紫式部生涯のソウルメイト・藤原道長。兄の道隆、道兼の陰で、一見目立たないがどこか光るもののある青年貴族に成長し、やがて若くして政権の中心に躍り出ることに。娘たちを次々と天皇の后とし、続く代々の天皇の外戚となることで、頂点に上りつめていく。まひろ(紫式部)とは、幼いころに出会い、のちに「源氏物語」の執筆をバックアップ。互いの人生の輝き、喜び、そして苦しみをつぶさに見つめあうことになる。大石さんは「道長の女の心も男の心も惹きつける魅力を、柄本さんがどんなふうに表現してくれるか、楽しみでなりません」と期待し、「紫式部と藤原道長はツインソウルで、宿命のふたりです。ネタバレになってしまうので中身は内緒ですけど、希代の政治家・道長の唯一の弱点は、まひろ(紫式部)でした。彼女のこととなると、思わず軸がぶれてしまう生身の道長。そのあたりもスリリングに切なく、吉高さんと柄本さんに演じてもらいたいと思っています。最高のカップル、どうぞご期待ください」とコメントしている。大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月、NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年11月08日2021年10月期にTBS金曜ドラマ枠で放送した吉高由里子主演「最愛」が、「東京ドラマアウォード2022」作品賞 連続ドラマ部門グランプリに選出。さらに主人公・真田梨央を演じた吉高さんが主演女優賞、演出賞を塚原あゆ子が受賞した。「東京ドラマアウォード」は、作品の質の高さはもちろん、海外発信も見据え“市場性”“商業性”を重視し、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと2008年に創設。今年で15回目を迎えた。今回は昨年7月から今年6月までに放送されたドラマの中から、日本映画テレビプロデューサー協会および、新聞、テレビ誌各社のドラマ担当、テレビ各局のプロデューサーによって選考された。グランプリを受賞した「最愛」は、殺人事件の重要参考人となった女性実業家・真田梨央(吉高さん)と、梨央の初恋の相手であり事件の真相を追う刑事(松下洸平)、あらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士(井浦新)の3人を中心に展開するサスペンスラブストーリー。吉高由里子「こんなに反響の大きかったドラマはなかった」受賞にあたり、「これまでにこんなに反響の大きかったドラマはなかったです」と吉高さん。「たくさんのドラマ賞もいただけて、授賞式でスタッフの皆さまと再会できることがすごくうれしくて。受賞するたびに『最愛』というドラマが生きて、いろんな人に出会っているような気がしています。オールロケでの撮影で、いろんな場所へ行って、まるで旅のようなドラマでした。大変だった分、自分の中で残っているものが大きいです。放送が終わって約1年経ちますが、今もなお『最愛』が広まっていることに感謝しています」とコメント。また、塚原さんは「ミステリーとラブストーリーのバランスを大切にしていたので、どちらに興味を持っていただいても最後まで愛されるようにいい塩梅を探っていました」と明かす。「展開が何度か大きく動くところがあったので、時間配分は脚本家、プロデューサーとも何度も相談しました。キャストもみんなで支えあって、お互い切磋琢磨して芝居をぶつけあっていたので、主演の吉高さん含めみんなのびのびやってくれたと思います」と話した。そして作品賞を代表し、新井順子プロデューサーは「このチームで約10年やってきていて、これまでは原作があったのですが、今回はオリジナル作品に挑戦してみたいと思って臨んだ作品です。今まで培ってきた経験と脚本家さんの力、監督の熱量があってこそ、10話楽しんでいただけたと思います」とふり返ってコメントした。(text:cinemacafe.net)
2022年10月25日M&Oplays プロデュース『クランク・イン!』が、10月7日東京・本多劇場にて開幕し、舞台写真と出演者コメントが到着した。本作は日本のチェーホフと呼ばれ、人間の内部で無意識に動く感情を説明的なせりふを排し、物語の核を隠しながらもリアルに生々しく描き出すことに定評のある劇作家・演出家である岩松了の新作。2020年に上演された『そして春になった』を下敷きに、映画製作の現場で繰り広げられる、ある新人女優の死をめぐる映画監督と女優たちの愛憎と葛藤を悲喜劇として描く。キャストは、女たちに追いつめられる映画監督で本作唯一の男性出演者として、確かな演技力でシリアスからコメディまで多彩に演じ分ける眞島秀和、強烈な存在感を放つ女優ジュンには役柄同様に数多くの映像作品で様々な表情を魅せる吉高由里子、ジュンの存在に追い込まれていく主演女優にはこれまで数多くの演劇賞を受賞してきたベテラン秋山菜津子、さらに伊勢志摩、富山えり子、石橋穂乃香と個性派が結集した。<キャストコメント>1. 1カ月の稽古を経て、いよいよ初日を迎えるにあたっての手応え2. 稽古中の印象的な出来事など3. ご自身としての見所4. 公演を楽しみにしているお客様へメッセージ■眞島秀和1. 今まで経験してきたどの稽古よりも、あっという間の1カ月でした。手応えなんてありません。不安でいっぱいです。2. 岩松さんの稽古は何度も返すとは聞いてましたが、その通りでした。その何度も返すことで、短期間でキャラクターが立体的になった気がします。3. 自分の見所はわかりません。女性陣の熱演が、おもしろく、せつないと思います。4. 岩松さんの脚本に、演者一同この1カ月稽古に励んできました。何かがお客様に伝わることを祈ってがんばります。■吉高由里子1. 手応えどころか、もう始まっちゃうの!?️ というソワソワ感のほうが大きいです。2. 一度、伊勢志摩さんの奇跡的な言い間違いがあって、何度やってもまだその場面になると思い出して笑うの堪えて必死です。3. 岩松さんワールド!!!4. 怯えながらやってます。1日1日無事に終わるように祈りながらやってます。皆様のそのチケットが嬉しい時間の引換券になるよう頑張ります!■秋山菜津子1. 1カ月……あっという間でしたね。〝手応え〟とかあまり考えたことはありませんが、観て下さった皆様が、それこそ〝手応え〟みたいなものを感じて下さればいいなと思っております。2. 吉高さんと岩松さんのやりとり。〝おもしろ攻防戦〟みたいなのが、楽しかったです。3. 見所は……色々です。お楽しみに。4. 観客の皆様がいらっしゃるからこそ舞台は成り立ちます。劇場でお待ちしております!<公演情報>M&Oplays プロデュース『クランク・イン!』作・演出:岩松 了出演:眞島秀和 / 吉高由里子 / 伊勢志摩 / 富山えり子 / 石橋穂乃香 / 秋山菜津子【東京公演】2022年10月7日(金)~30日(日)会場:本多劇場問合せ:(株) M&Oplays03-6427-9486(平日 11:00~15:00)【静岡公演】2022年11月2日(水)・3 日(木・祝)会場:三島市民文化会館 大ホール問合せ:静岡朝日テレビ054-251-3302(平日 10:00~18:00)【大阪公演】2022年11月11日(金)~13日(日)会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ問合せ:梅田芸術劇場06-6377-3888(10:00~18:00)【名古屋公演】2022年11月19日(土)・20日(日)会場:ウインクあいち 大ホール問合せ:メ~テレ事業052-331-9966(祝日を除く月~金 10:00~18:00)公式サイト:
2022年10月08日吉高由里子が産婦人科医役で主演する、大石静脚本の1月期新ドラマ「星降る夜に」に、ディーン・フジオカが出演することが明らかになった。本作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高さん)と、音のない世界で自由に生きる遺品整理士・柊一星(北村匠海)が、星降る夜の出会いを機に、運命の恋を育んでいく至高のヒューマンラブストーリー。今回、出演が明らかになったディーンさんが演じるのは、45歳で医師になった異色の新人産婦人科医・佐々木深夜。鈴が勤める「マロニエ産婦人科医院」で働く彼は、廊下を走って人にぶつかり尿コップをひっくり返したり、新生児に赤ちゃん言葉で話しかけて周りからキモがられ、ちょっと面白いことを言おうとすれば完全にスベって周りにイラつかれたりと、絶妙な間の悪さと衝撃的ポンコツ味を帯びている、ちょっと残念な男。一方で、恋愛模様においては新たな刺客になる。時々妙に強引で子どもっぽいけれど、どうにも目を逸らすことのできない輝きを放つ10歳下の一星と、どこまでも優しい10歳上の深夜という2人の男性にはさまれ、鈴の心はどんな揺らぎを見せていくのか。さらに、深夜のもうひとつの顔にも注目。“45歳の新人医師”という変わった設定の裏には、鈴にもまつわる悲しい秘密が。深夜の秘密は、物語にさらなる深みをもたらす。脚本を担当する大石さんは、今回のディーンさんの役柄に「今までとは違う表情が見られるのではないかと楽しみにしています」と話し、「鈴と、音のない世界を生きる一星との関係も、これまでの恋愛ドラマには類を見ない常識を超えた人間関係を描いておりますので、ご期待下さい」とメッセージを寄せている。「星降る夜に」は2023年1月、毎週火曜日21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2022年10月06日2023年1月に放送開始予定の新テレビドラマ『星降る夜に』(テレビ朝日系)で、俳優の吉高由里子さんが主演を務めることが発表されました。テレビ朝日 新ドラマ「 #星降る夜に 」公式アカウントです #吉高由里子 × #北村匠海 笑顔を忘れ孤独に生きる産婦人科医と音のない世界で自由に生きる遺品整理士。恋愛ドラマの名手 #大石静 が紡ぐ命のはじまりと終わりを司る2人の10歳差ピュアラブストーリー2023年1月 火曜よる9時〜放送❄️ pic.twitter.com/g3OxGnAjfD — 【公式】「星降る夜に」2023年1月スタートテレビ朝日火曜9時ドラマ (@Hoshifuru_ex) July 22, 2022 吉高さんがテレビ朝日系の連続ドラマで主演を務めるのは今回が初。新たな命の誕生という輝かしい瞬間に真摯に手を差し伸べる産婦人科医として働く一方、窮屈で息苦しい社会の中で心がすり減り、孤独を抱える、主人公・雪宮鈴を演じます。また、同作で吉高さんの相手役となる、『音のない世界で生きる』遺品整理士・柊一星を演じるのは、北村匠海さん。命のはじまりと終わりという対照的な職に就き、性格も抱えるものも正反対な10歳差の2人が織りなすラブストーリーです。吉高由里子「怯えています」吉高さんは今回の主演抜擢にあたり、「怯えています」と正直な思いをつづっています。皆さま♀️昨日申し上げましたお知らせです☺️2023年の1月期テレビ朝日さんで初めて連ドラやらせて頂きますお仕事ドラマ寄りばかりでしたがラブストーリー寄りなドラマになりそうで怯えています大石さん手加減してくれるかしら綺麗な星いっぱい観れるかなぁひとまず猫練習だなぁ pic.twitter.com/2mZuQEx3T5 — 吉高由里子 (@ystk_yrk) July 23, 2022 2021年に放送されたテレビドラマ『最愛』での名演が記憶に新しい吉高さん。今回の『星降る夜に』で、主人公の繊細な一面をどのように表現してくれるのか期待がかかります。テレビドラマ『星降る夜に』は、2023年1月、火曜夜9時に放送開始予定です。[文・構成/grape編集部]
2022年07月23日吉高由里子が主演する新ドラマ「星降る夜に」が、来年1月期に放送決定。“恋愛ドラマの名手”大石静が瑞々しく描く、年下の彼とのピュア・ラブストーリーで、北村匠海と恋に落ちる。なんだか息苦しい毎日の中、本音を暗闇の中に押し込めて生きる《彼女》の前に突如現れ、ちょっと強引な性格と不意のキスでまばゆい光をもたらしてくれたのは…どこまでも自由に生きる《10歳下の彼》だった――。テレビ朝日の火曜よる9時に新ドラマ枠が誕生。全ての世代が楽しめる上質なドラマを届ける同枠で放送される本作は、「大恋愛~僕を忘れる君と」「あのときキスしておけば」など、これまで珠玉のラブストーリーをいくつも生み出してきた大石さん完全オリジナル作品となる、胸躍る10歳下の彼との大人のピュアラブストーリー。のどかな海街の病院で働く産婦人科医・雪宮鈴と、遺品整理士として働く柊一星という、命のはじまりと命の終わりをつかさどる2人が、ひたむきな恋愛を育んでいく。大石さんが脚本を手掛ける、2024年放送の大河ドラマ「光る君へ」で主演することも決定している吉高さんが今作で演じるのは、産婦人科医・雪宮鈴。新たな命の誕生という輝かしい瞬間に真摯に手を差し伸べる一方、窮屈で息苦しい社会の中で心がすり減り、誰に弱音をはくこともできない孤独な女性だ。相手役には、『君の膵臓をたべたい』や『東京リベンジャーズ』に出演した北村さん。息抜きのためソロキャンプへ出かけ、星空を見上げる鈴の前に現れ、いきなりキスをする、音のない世界を生きる遺品整理士・柊一星を演じる。そしてこの出会いは、やがてお互いにとってかけがえのない運命の出会いとなることに。大石さんは2人について「吉高由里子さんとは2度目の連ドラで、この先、大河ドラマもご一緒する予定ですが、彼女は美貌で華やかなだけでなく、孤独な心を胸にしみるリアリズムで表現できる稀有なる女優さんです。この閉塞した時代を生きる“出来る女の孤独”を、今回もしみじみと表現してくれると思います。平安時代に行くとしばらく戻って来られませんので、吉高さんの才能と素敵さを現代劇で思いっきり味わっていただきたいと思いながら書いています。北村匠海さんとは初めての仕事ですが、『君の膵臓をたべたい』で彼を知った時の衝撃は忘れられません。色っぽさと透明感が同居していて、シビレました。あの映画の頃よりずっと大人になった北村さんが、今回、強気でわがままで、一直線で、既成の価値観を軽々と越えて行く聾の青年を、どのように演じてくれるのか、楽しみにしています」とコメントを寄せている。また、メイン監督は「にじいろカルテ」の深川栄洋。「おっさんずラブ」シリーズの山本大輔も監督として参加。劇中音楽は、「監察医 朝顔」シリーズや「MIU404」などを手掛けた得田真裕が担当と、気鋭スタッフの才能が随所で光る。「星降る夜に」は2023年1月より、毎週火曜日21時~テレビ朝日にて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年07月23日女優の吉高由里子、お笑いコンビ・ニッチェの江上敬子と近藤くみこが出演する、J:COMの新CM「お泊り」編が、16日より放送される。新CMは、ニッチェの2人が吉高の家に遊びに行き、3人でディズニープラスの作品を鑑賞するストーリー。ニッチェの2人が感情を爆発させる様子に、吉高は困惑した表情を浮かべる。最後にはテレビから離れられない江上と近藤が「今日泊ってもいい?」「お願い!」と懇願するも、吉高は「もう7泊目だよ!」とツッコミを入れる。今回のCMが初共演となるニッチェと吉高だったが、撮影が進むとすぐに打ち解けた様子。合間には3人で身を寄せ合いながら、スタッフと雑談する場面も見られた。■吉高由里子・ニッチェ インタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。吉高:(ニッチェさんとは)初対面なんです。(共演が)今までかすりもしなくて、本当に初めましてになるんですけど、すごく楽しい時間を過ごさせてもらいました。江上:そんなに初共演を強調しないでいいですよ(笑)。――お互いの印象はどうでしたか?江上:(吉高さんは)もう大女優ですよ。いつもドラマで拝見しています。最初ドキドキしたんですけど、撮影前に廊下でお会いしたときに、吉高さんが「いつも見てます」って言ってくれたんです。我々みたいなものに。近藤:事務所の動画で吉高さんのインタビューをたまたま見て、むちゃくちゃ面白い人だと思っていたので、会うのをとても楽しみにしていました。そしたらやはり変な人でしたね(笑)。吉高:ニッチェの2人はバラエティーとかで見ていると本当に仲が良いですね。現場でもお互いを励まし合ったり、アドバイスし合ったりしているのを間近で見て、本当に仲が良いと思いました。――お泊り会でのトークテーマは?吉高:最近本当につらかった仕事の話とかしますね。春菜(ハリセンボン)とかと何が今までつらかったか? などを話します。あと、ロケ弁は何が好きかとか。――最近ハラハラドキドキしたことは?江上:息子がイヤイヤ期で。保育園から家に帰りたくないみたいで。お迎えに行くと、保育園のマンションの入り口で、「お願いだから、頼む!」って子どもを引きずり出しているんですよ。帰るのが嫌みたいで。あまり引きずると泣いてしまい、私がひどい親に見えてしまうので「違いますよー」って顔もしなきゃいけないですね。――最近大号泣したことは?近藤:最近は動画を見て泣くことが多いですね。オーディション番組を見て「よかったねー」って泣いちゃう。江上:育てたりするのが好きなんじゃない? オーディションで人が育っていく感じが。近藤:ちょっとドキュメンタリーチックなのが好きだから、もうそれだけで泣いちゃう。――J:COMならテレビでディズニープラスが楽しめますが、いかがでしたか?吉高:楽しみが増えるというか、リビングで始まるイベントが増えますね。近藤:みんなで大きい画面で見られるのがいいですよね。家族と共有できるのがうれしいです。――お好きなディズニープラスの作品は?江上:私は『モアナと伝説の海』が好きなんです。7回くらい見ましたね。近藤さんが遊びに来てくれたときに、たまたま DVD 借りてて「これすごい良いから見よ」って一緒に見ました。近藤:だって(江上さん)出てたもん。江上:出てないよ。似てる髪質と体形のキャラクターがいるけど。映像美がすごいから大きい画面で見てほしいですね。吉高:歌とかもすごい良いですよね。近藤:私はマーベル作品が大好きです。特にディズニープラス限定のものですね。例えば『ロキ』とか『ホークアイ』とか。入会しなきゃ見られない、映画館じゃ見られないのでお薦めです。吉高:私はPIXARの作品が好きで、『トイ・ストーリー』が好きです。おもちゃの世界に心があると思うと不気味に感じて、「怖い」とか思っていた時期もあったんですけど。この作品を見てから「本当は会話しているのかもしれない」と思うようになってから、おもちゃが怖くなくなりましたね。――CMの見どころを教えてください。近藤:まさか初対面と思えないくらい、楽しい雰囲気の映像になっています。江上:まさか初対面と思えないくらい、体を密着させ、その状態で何テイクも撮ったという。それがあってより仲良くなった感じはありますね。その3人の密着感、仲良し感をぜひ見ていただきたいですね。吉高:初めてマイホームに呼んだお客さんです。ワイワイとやって。江上さんは人の家にあがるということで、足の裏の角質ケアまでしてくれて。江上:(足の裏を見せながら)きれいにしてきました。人の家にあがるということで。吉高:すごいですよ。このやる気。3人で楽しく過ごしている8日間という設定です。皆さまも作品に浸っていただけるような、夏になればと思います。夏休みを満喫してください。ありがとうございました。
2022年07月13日女優の吉高由里子、中条あやみ、俳優の小栗旬、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良、お笑いトリオ・東京03の飯塚悟志が出演する、三井住友銀行・三井住友カード「Vポイント」の新CM「それならVポイント」編、「Vポイント、の表情」編が、8日より放送される。今回の新CMには、三井住友銀行および三井住友カードのイメージキャラクターとしてお馴染みの5人(三井住友銀行=吉高、内村、三井住友カード=小栗、 飯塚、中条)が登場。「V ポイント」 の特徴や魅力を伝えていく。なお、CMのナレーションは、三井住友カードのイメージキャラクターを務める鈴木京香が担当した。○■吉高由里子、内村光良、小栗旬、飯塚悟志、中条あやみインタビュー――CM撮影の感想をお聞かせください。吉高:今まで撮影したCMの中ではあまりない演出で、全部がストーリーとして繋がっているものなので、セリフがない何秒間がどういう風に出来上がるのか見てみたいですね。私の他にも、同じ演出でいろんな方たちが出演しているので、どんな作品になるのか楽しみです。内村:セリフが全くなく、顔だけで表現するのは逆に難しかったというか。電話していて急に真顔になるとか、考えている最中、思わず吹き出してしまうとか、果たして今のは正解だったんだろうかと思いながら、いろんなパターンを撮りました。コントで培った顔芸で何とか乗り切ったと思っております(笑)。小栗:難しかったは難しかったです。独り言を言うような感じで、その中に大切なこと、言いたいことみたいなのが含まれていて、そこは少し難しいところでした。飯塚:最初は真顔で、そこから何か閃いたような顔をしてくださいとか、監督からいろいろ注文があって、それに従って表情を見せるんですけど、なんかオーディションみたいでした。すごく試されている感じがして、ドキドキしましたし、手応えがないので、逆に出来上がりがすごく楽しみというか。どうやって仕上がるのか、早く見てみたいです。中条:あんまり動きとかがなくて、すごく表情にフォーカスしていたので、何パターンも表現するのが難しかったんですけど、Vポイントの便利さが伝わるといいなと思いながら撮影に臨みました。――もし100万Vポイントが貯まっていたとしたら、この夏どんなことに使いたいですか?吉高:海外で使いたいと思います。ポイントで買い物ってもう、お得しかないじゃないですか。ポイントを貯めるのも楽しみですし、貯まったポイントでお買い物できるなんて、ワクワクしますよね。飛行機代がかかっても、行き先での買い物は全部ポイントで済んじゃったなんてことができたら、すごくハッピーです。内村:原稿を書いたり、パソコンを打ったりすることが最近多いんですけど、それを今、子供の勉強机でやっているんですよね。それが子供用の椅子で硬くて、とても痛いので、私にぴったりのサイズで、もう5 時間座ってても大丈夫な、ふかふかな、子供の勉強机に合う椅子を買いたいです。小栗:良いテントを買いたいです。めちゃくちゃ凝ってるということではないんですけど、年に1、2回行くキャンプはすごく楽しいので、豪華なキャンプにしたいと思います。飯塚:この状況下ですから、なかなか難しいかもしれないですけど、ハワイに行きたいです。数回しか行ったことないですけど、家族でお買い物して、そこでまたVポイントが貯まったら最高ですね。中条:ほしい電化製品があるので、それを買うのに使えたらいいなと思いますね。おいしくパンを焼く機械とか、スムージーをおいしく作れる機械とかをちょっと狙っています。――ポイントにまつわる失敗談やエピソードがありましたお聞かせください。小栗:僕はポイントに無頓着で、いつも結構貯まっているのに使っていない、みたいなことが多いので、こういうことをきっかけに、うまくポイントを使える人になれたらいいなと思います。中条:ポイントが貯まるという制度を知らなくて、「え、こんなに貯まってたの?」と思っていた以上にすごくポイントが貯まっていて、嬉しくなったというミラクルがありました。しかも、最近です。――Vポイントをもっと世の中に知っていただくというCMにちなんで、まだ多くの人に知られていない 「実は私はこういう人なんです」という○○ポイントをお聞かせください。吉高:周りの人にあまり見たことないねと言われるのは、お鍋をする時、お豆腐が熱いのは嫌なんですよ。だから、実は私は半分だけ冷たい豆腐が好きな人です(笑)。やっこの味もするし、お鍋のグツグツした豆腐の味もするし、お得な感じがします。内村:ホテルとかに泊まると、チェックアウトの時、メッチャきれいに片付けて帰ります。シーツもキチッと整えて、ゴミもペットボトルとか燃えるやつを別にして。家では全然やらないんですよ。お掃除の人に後で、「うわ、内村の部屋きったねー」とか言われたくないんでしょうね、多分。だから、ものすごくキチンとしてチェックアウトします。そうするようになったのは、30代辺りからですけど、立つ鳥跡を濁さずということで。飯塚:まんまなので、僕を知っている方はコントのイメージが強いと思うんですけど、実は漫才も好きなんですよ。マイク一本で、しゃべくりだけで笑いを取ることに憧れはあります。生まれ変わったら、漫才師になりたい。かっこいいですよね。奥深いじゃないですか、話芸って。東京03で漫才は難しいかもしれないですけど、いつか挑戦してみたいなと、ちょっとだけ思います。中条:私はけっこうせっかちで、エレベーターが来ない時、ボタンを連打しちゃったり、あまりにも来ないと階段で降りちゃったりするので、そういうところはもしかしたらまだあまり知られていないところかもしれません(笑)。――CMが放送される7月といえば、吉高さんはお誕生日を迎えます。もし同じ誕生日の内村さんとVポイントを使ってプレゼント交換するとしたら、何をプレゼントしますか?吉高:内村さんと前回CMで共演した時、買ったものが一緒で、加湿器がかぶったんですよ。嘘でしょと思って。私は最近新しい枕を買って、すごく調子が良いので、Vポイントで交換できたら、同じものを差し上げたいと思います。でも、今回も同じ枕を買ってるかもしれませんね。――内村さんからはどんなプレゼントを期待しますか?吉高:すごい高い家具とか(笑)。いっぱいテレビに出てますから、ポケットマネーでも、ポケットのポイントでも。――役者や映画制作でもご活躍の内村さんですが、CMの監督をされた経験はありますか?内村:1回だけあるんですよ、バラエティーの企画で。佐賀牛のCMが九州地方限定で流れました。なんと主演が出川哲朗なんです。私がまだ20代の時で、出川くんもまだ全然無名の時です。ナレーションだけ覚えていて、「佐賀県が生んだ、佐賀牛〜!」とか。私がナレーションをやりました。どういうのを撮ったのかは忘れちゃったんですけど、それ以来ないです。――今後、またチャレンジしてみたいなという気持ちは?内村:いやいやいやいや、これはプレッシャーありますよ。ええ。だってもう、企業さんが見てる。わたしゃあ、手が震えて、声も震えます。監督さんとかクリエイターの方とか、映画やドラマとは違う、企業を背負っての演出ですからね。バラエティーの企画とはまた違いますから、大変だと思います。――小栗さんは今年40歳という節目の年を迎えますが、役者として頑張ってきた自分へのご褒美として、Vポイントを使って買いたいものは?小栗:具体的にこれというものはないですけど、今いろいろやっている作品が落ち着いた時、自分へのご褒美として何か買ってあげたいなと思っています。――芸人の飯塚さんと役者の飯塚さんを意識して分けているポイントはありますか?飯塚:ないんですよね、申し訳ないことに。まんまなんですよ。だから、コントでもそんなに意識して芝居してなくて、等身大の自分のリアクションです。でも、声だけは意識しているというか。舞台とかドラマの時は僕だけ相当声がでかくて、あんまり迷惑がかからない程度に抑えてはいるつもりなんですけど、それでも大きいみたいですね。皆さん、めちゃくちゃ声が小さいんですよ。それが自然なんでしょうけど、僕だけすごく浮いてしまうことが多いので、ちょっと抑えめにしています。それぐらいです。――役者、モデルとして活躍する中条さんが、これから新たにチャレンジしたいことは?中条:できることはいろいろチャレンジしたいと思っていますが、いま一番興味があるのは、屋内でスカイダイビングの練習ができる施設です。まだダイレクトにスカイダイビングをする勇気がないので、そこなら安全だし、楽しそうだなと思って。そこはなぜかせっかちじゃなくて、飛び級しないというか、ちゃんと段階を踏む堅実なタイプなんですよね(笑)。
2022年07月08日女優の吉高由里子が出演する、江崎グリコ・アイスの実の新WEB動画「パッと晴れ」編ほか2本が、20日より公開される。デスクワークにいそしんでいる場面や、自宅のリビングでテレビを見ながらドキドキしている場面など、リフレッシュしたいという気持ちが湧き上がる様子を描写した新WEB動画。「パッと晴れ」編、「パッと晴れ ソーダ」編では、同商品を食べた吉高が「パッと晴れ」な気分を全身で表現する。人さし指を伸ばして話すシーンでは、指の角度や位置を入念に確認するなど演技へのこだわりを見せながら、「指真っすぐに、動かさないようにしますね」とスタッフに話しかけて現場を和ませた吉高。イスを使って宙に浮くシーンはリラックスした姿勢ということもあってか、「笑顔で」という要望に対して「じゃあ口元も(ワイヤーで)つりましょうか(笑)?」とジョークで返し、笑いを誘っていた。■吉高由里子インタビュー――撮影を終えた感想をお聞かせください。今回は今までと違ってCGを多く使ったものだったり、ワイヤーで浮く描写だったり……自分でも出来上がりがまだ想像ができないので、すごく楽しみにしています。原色(の衣装)を全身にまとうことはなかなかないので、このポップな世界観に合っている感じがしました。――CMキャラクター就任5年目ですが、アイスの実でイチオシのフレーバーを教えてください。年々、濃くなっていってるような感じがして……。味の濃さがすごく際立っていると思うんです。子どもの頃から果物では巨峰が好きなので、今日もグレープ味をたくさん、おいしく1袋、いただきました(笑)。期間限定だと、(白い)カフェオレとかすごく好きですね。見つけたら買っています。――進化し続けるアイスの実ですが、5年間で吉高さんが進化したことはありますか?何も変わらない。5年ってびっくりですよね。――仕事に行き詰まってリフレッシュする設定でしたが、吉高さんのリフレッシュ方法を教えてください。次の日が休みとか、ゆっくりできる日の予定を考えることとか、おいしいレストランに行きたいと考えるのが、リフレッシュというか仕事をするモチベーションになってます。楽しみにしている予定がある日を待つこともすごくワクワクするイベントで、ストレス発散になってるんだと思います。たぶん、忙しいことを体が知ってるから、“休みの日のぜいたく”に至福を感じて満喫してます。ずっと前から楽しみにする予定も好きだし、何かにとらわれないぜいたくな(休日の)使い方とかも好きです。“何もしないぜいたく”って、一日中寝てるのも好きです。――今回の動画はデスクワーク中の設定でしたが、吉高さんが集中するのはどんな時ですか?人よりも本を読むのが遅いんです。台本とか頂いた時は全部遮断して、携帯とかテレビとかもおいて集中します。あとテレビゲームとかになると……もう、周りのしゃべってる声が聞こえないぐらい自分一人で集中できます。
2022年06月20日舞台『クランク・イン!』が2022年10月7日(金)から30日(日)まで東京・本多劇場で上演され、その後、静岡、大阪、愛知公演が行われる。作・演出は岩松了が務め、眞島秀和、吉高由里子、秋山菜津子らが出演する。岩松了の新作舞台『クランク・イン!』舞台『クランク・イン!』は、人間の内部で無意識に動く感情をリアルに生々しく表現することに定評のある劇作家・演出家の岩松了の新作。“映画監督の妻”と“その監督の愛人であった女優”が、時を経て共感とも友情ともとれる感情を抱いていく様子を、モノローグで築かれる回想ドラマとして描いた二人芝居『そして春になった』をベースに、新しい悲喜劇を届ける。映画の製作現場を舞台にした悲喜劇舞台となるのは映画製作の現場。クランクインを前に、1人の新人女優の訃報が届く。彼女は監督の別荘の湖に溺れて死んだ事故となっていたが、事故当時に持っていたはずのお気に入りのポシェットが見つからないなど、真相はよくわからないままだった。そんなあやふやな状況の中、撮影がスタートする。彼女の死は本当に事故によるものなのか?事件であるとしたら、誰が彼女を殺したのか?映画に関わる女性たちの思惑と愛憎が次第に監督を追い詰めてゆき、やがて悲劇的な結末を迎える―――。眞島秀和・吉高由里子・秋山菜津子らが出演そんな悲喜劇『クランク・イン!』は、豪華なキャストも見どころの一つ。シリアスからコメディまで多彩に演じ分ける眞島秀和、数多くの作品で様々な表情を魅せる吉高由里子、これまで数多くの演劇賞を受賞してきた実力派・秋山菜津子が出演する。■並木顕之(眞島秀和)映画監督。新人女優・堀美晴の訃報により暗礁に乗り上げていた映画製作の現場で、緊張感に満ちた指揮で撮影を進める。自分の別荘の湖で堀美晴が亡くなっていたということもあり、女性たちから追い詰められていく。■ジュン(吉高由里子)プロデューサーの紹介でそれなりの役に抜擢された女優。次第に現場で存在感を増してくる。■羽田香織(秋山菜津子)ジュンの存在に追い込まれていく主演女優。撮影現場では、殺気だった指揮をとる監督・並木から、容赦ないダメ出しを受ける。さらに、ベテラン女優役に伊勢志摩、マネージャー役に富山えり子、若手女優役に石橋穂乃香が名を連ねる。公演概要M&Oplaysプロデュース『クランク・イン!』作・演出:岩松了出演:眞島秀和、吉高由里子、伊勢志摩、富山えり子、石橋穂乃香、秋山菜津子■東京公演公演日程:2022年10月7日(金)~30日(日)会場:本多劇場住所:東京都世田谷区北沢2-10-15※他、静岡、大阪、愛知公演あり【問い合わせ先】(株)M&OplaysTEL:03-6427-9486(平日11:00~15:00)
2022年05月16日眞島秀和、吉高由里子、秋山菜津子らが出演する岩松了の新作 M&Oplaysプロデュース『クランク・イン!』が10月7日(金)~30日(日)東京・本多劇場、その後静岡、大阪、愛知にて上演されることが決定した。日本のチェーホフと呼ばれ、人間の内部で無意識に動く感情を説明的なせりふを排し、物語の核を隠しながらもリアルに生々しく描き出すことに定評のある劇作家であり演出家、岩松了。その新作となる本作は、ある映画監督の妻と、その監督の愛人であった女優という、かつてひとりの男をめぐって憎みあったふたりが、時を経て共感とも友情ともとれる感情を抱いていく様を、ダイアローグのような朗読劇のような、モノローグで築かれる回想ドラマとして描き評判を呼んだ2020年上演の『そして春になった』を下敷きに、映画製作の現場で繰り広げる、ある新人女優の死をめぐる映画監督と女優たちの愛憎と葛藤を悲喜劇として描くという。女たちに追いつめられる映画監督で、本作唯一の男性出演者には、確かな演技力でシリアスからコメディまで多彩に演じ分ける眞島秀和が岩松作品に初参加。強烈な存在感を放つ女優ジュンには、役柄同様に数多くの映像作品で様々な表情を魅せる、こちらも岩松作品初参加の吉高由里子。ジュンの存在に追い込まれていく主演女優には、これまで数多くの演劇賞を受賞してきたベテラン秋山菜津子。さらに、伊勢志摩、富山えり子、石橋穂乃香と個性派キャストが結集した。<あらすじ>ひとりの新人女優・堀美晴が亡くなった。そのために暗礁に乗り上げていた映画の製作が、全員の「この映画を完成させなければ!」という思いで、クランクインの時を迎えた。堀美晴の葬儀は撮影所内でごく内々にすませられた。監督の別荘の湖に溺れて死んだ事故となっていたが、真相はよくわからないままだったのだ。事故ということになっていたが、彼女が事故当時もっていたはずのお気に入りだったポシェットが見つからないことなど、本当に事故なのか、あやふやな状況だった。しかし、映画を完成させるために、動き出さなければならない。そんな状況下での撮影だったため、監督・並木顕之(眞島秀和)の殺気だった緊張感に満ちた指揮ぶりは常軌を逸していると言ってもよかったろう。今や飛ぶ鳥を落とす勢いの主演女優・羽田香織(秋山菜津子)にも容赦ないダメ出しが飛ぶ。そんな中、プロデューサーの紹介でそれなりの役に抜擢された女優ジュン(吉高由里子)が徐々に存在感を増してくる。撮影のために世間から隔絶された場所で、主演女優、マネージャー(富山えり子)、ベテラン女優(伊勢志摩)、若手女優(石橋穂乃香)、それぞれの思惑と、監督への愛憎が次第に彼を追い詰めてゆく――。堀美晴は殺されたのか、だとしたら誰が彼女を殺したのか、、、映画の現場は次第に混沌としていき、そしてやがて悲劇的な結末を迎える―――。「演劇を見たことがない人にも楽しんでもらえると思います」【岩松了(作・演出)コメント】2020年の12月に上演した『そして春になった』という女性の二人芝居をベースに、男性一人が女性に囲まれるという構成で、映画の撮影現場を舞台にその後の物語を作りたいと思いました。眞島さんは予定していた別の作品がコロナ禍で中止になってしまったので、作品作りを実現したかった。これまでしっかりと仕事をこなして、厚みがある役者さんなので、この役は眞島さんに合うと思ってお願いしました。吉高さんは、デビューしたばかりの頃にドラマで共演しているのですが、その時の印象が強く、いつか自分の作品に出て欲しいと思っていました。男気がありそうで、稽古が楽しみですね。秋山さんはとても信頼している役者さんで、今回は意地悪な役をやってもらいたいと思っています。またご一緒したいと思いながら、15年ぶりになってしまいました。今回は、ちょっと変わった美術を考えていて、演劇を見たことがない人にも楽しんでもらえると思います。とにかく見に来てほしいですね。【眞島秀和コメント】久しぶりに舞台に立てるという喜びと不安、そして楽しみだなぁという気持ちが同時進行しております。岩松さんとは俳優として何度も共演させていただいていますが、演出と演者という立場になった時にどうなるのか、これもやはりワクワクする気持ちと、ビビり倒している気持ちが同時進行しております。久しぶりに本多劇場に立てることが決まりました。見応えのある作品をお届けします!よろしくお願い致します!!【吉高由里子コメント】舞台は3回目の挑戦になります。出演が決まった時も今も、まだ手元に本がないので少し先の未来を想像する日々を、ソワソワしながら過ごしています。どんな世界が見えるのか、どんな感情が揺さぶられるのか。まるで部活動のように毎日顔を合わせて、一から作品を作り上げていく時間がスタッフさんと共演者さんとどんな仲間になっていき、そこにはどんな日々が待ち構えているのか……。不安もたくさんありますが、皆さんと一緒に楽しい日々と学ぶ日々を満喫したいなと思います。よろしくお願いします。【秋山菜津子コメント】岩松作品に呼んでいただくのは、2007年の「死ぬまでの短い時間」以来15年ぶりです。その間、岩松さんとは別作品の舞台で共演させていただいたり、劇場でばったりお会いすることもあり、そんなに時間が経っていたとは思いませんでした。もちろん、今回は出演が決まり、とても嬉しかったです。岩松作品の魅力は、私などが簡単には語ることはできませんので、独特の空気感をどうか劇場で皆さんに感じていただければと思います。この共演者、スタッフの皆さんとどのような作品になるのか、楽しみにしていて下さい!<公演概要>M&Oplaysプロデュース『クランク・イン!』作・演出:岩松了出演:眞島秀和、吉高由里子、伊勢志摩、富山えり子、石橋穂乃香、秋山菜津子主催・製作:(株)M&Oplays2022年10月7日(金)~2022年10月30日(日)会場:東京・本多劇場ほか、静岡、大阪、愛知公演ありお問合せ:(株)M&OplaysTEL:03-6427-9486(平日11:00~15:00)
2022年05月13日吉高由里子が、NHK大河ドラマ第63作目となる「光る君へ」に主演することが決定。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書きあげた紫式部を演じる。2024年の大河ドラマは平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した、紫式部の人生を描く。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する大河ドラマ。平安時代といえば、十二単姿の女性が長い髪をひいて伏している絵が印象的。その優雅さはともかく、実は平安はアクティブな時代。男は仕事先や寺社、はては野山まで馬で馳せ、女も自分の財産を持ち、家事のみならず、外に出かけ、宮仕えなどでキャリアを磨く。その生き生きとしたたたずまいは、現代に通じるものさえある。そうはいっても、女性に学問は不要と言われていた時代。主人公の紫式部は、その中で自らの知性と感性、そして努力によって、壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた女性。そんな紫式部の「源氏物語」執筆に欠かせないひとりの男性が、藤原道長。ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる、いわばパートナーとして登場する。紫式部、藤原道長、そして周りの人々が平安の世に何を思い、懸命に生きていたのか。その心に想いを馳せながら華やかな絵巻を紡いでいく。吉高由里子、鋭い感性を持つ紫式部にそんな本作で主人公の紫式部/まひろを演じるのが、吉高さん。2014年には連続テレビ小説「花子とアン」でヒロインの村岡花子を演じ、ドラマでは「東京タラレバ娘」や「知らなくていいコト」「危険なビーナス」ほか「最愛」も記憶に新しく、大河ドラマへの出演は2008年の「篤姫」以来2回目。平安時代、10世紀後半に京に生を受けた「まひろ」。藤原家の生まれではあるが、父は受領階級で、けっして裕福ではなかった。幼いころ母を失うが、学問をつかさどる父のもとで並外れた文学の才を発揮、想像力と好奇心を育んできたまひろは、考え深く鋭い感性を持つ女性へと成長する。数歳年上の藤原道長とは少女のころに知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれる。やがてはるかに年上の男性と結婚して娘を授かるも、死別。一人娘を育てながら、のちに「源氏物語」として知られる長編小説を書きはじめる。道長との縁が絶えることは終生なく、彼への愛憎は、まひろの人生をさいなみ、そして花開かせる。「源氏物語」の評判が高まり、まひろは道長の求めで、その長女の中宮・彰子に仕える宮中の女房となる。現代でいえば華やかなキャリアウーマン。一方で、まひろが書きつづる「源氏物語」は、道長のバックアップを受け、天皇や貴族の間で大ベストセラーに。ヒロインの紫の上にちなみ、まひろに「紫」の呼び名が冠されることになる。この物語を紡ぐのは、NHK連続テレビ小説「ふたりっ子」では第15回向田邦子賞と第5回橋田賞、2011年に「セカンドバージン」(NHK)では東京ドラマアウォード脚本賞、21年にNHK放送文化賞を受賞、さらに同年に旭日小綬章を綬章した大石静。これまでの執筆作に連続テレビ小説「オードリー」や、大河ドラマ「功名が辻」ほか、「家売るオンナ」「大恋愛~僕を忘れる君と」「あのときキスしておけば」「和田家の男たち」など多数、「知らなくていいコト」でも吉高さんを主演に迎えている。制作統括・内田ゆき「平安の女性像」に注目「そろそろ女性の主人公がきてもいいのでは?」と考えたという内田氏。そんな中で浮かんできたのが、平安時代、源氏物語」の作者の紫式部だったという。「千年の時を超えて現代語訳や二次創作を生み出し続け、世界20か国以上で翻訳されているこの物語の作者について、わかっていることは多くはありません。しかし彼女について探るうちに、鍵となるモノが二つ。ひとつは、意外にも活動的で男性貴族とも対等に付き合い、政治にさえも大きな役割を果たしていた平安の女性像。もうひとつは最高権力者となった藤原道長と紫式部の『近さ』でした。二人は年代的にも物理的にもいくつもの接点を持っていたのです」と語る。「平安時代の多くの女性の名前は判然としません。紫式部も然りです。そこで私たちは、心に燃えるものを秘めた個性的な主人公に『まひろ』という名をつけました。のちに歴史上もっとも有名な女性の一人となった彼女は、なぜ、この完全無欠な男性を彩る愛の物語を書いたのか。そこに、彼女の人生に欠かせない片割れ、ソウルメイトとして藤原道長が大きく関わっていたのではないか。そして彼女が見聞きした、愛憎と権力が渦巻く宮中での、天皇や貴族たちの生きざまは、どのように物語に取り入れられていったのか。これまでにない挑戦となるドラマには、想像の余地があふれています」と見どころをコメント。「女性の人生と恋愛を描く脚本で、トップを走り続ける大石静さんをお迎えすることができました。そして主人公の紫式部、まひろ役には吉高由里子さん。吉高さんならば、書かずにはいられない女・まひろの情熱と、強くしなやかな生きざまを表現してくださることと、嬉しく、心強く感じております」と、2人のタッグに大きな期待を寄せている。大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月~放送予定、2023年夏クランクイン予定。(text:cinemacafe.net)
2022年05月11日2022年4月4日、一部の週刊誌が、映画監督である園子温(その・しおん)さんに性的関係を迫られたとする女性の証言を複数掲載。サンケイスポーツによると、同月5日、園さんは事務所を通じ「映画監督としての自覚のなさ、周りの方々への配慮のなさを自覚し、今後のあり方を見直したい」と騒動について謝罪文を掲載しました。しかし、掲載された記事については事実と異なる点が多いと主張し、「しかるべき措置をとる」としています。また、同年3月には俳優や映画監督として活躍する榊英雄さんや、俳優の木下ほうかさんの性行為強要疑惑が報じられました。木下さんは、芸能活動の無期限休止や、所属事務所とのマネジメント契約の解消が発表されています。吉高由里子「優越ある地位を利用して…」2006年に、園さんが監督を務めた映画『紀子の食卓』でデビューを果たした、俳優の吉高由里子さん。吉高さんは同作品で『第28回横浜映画祭最優秀新人賞』を獲得しています。そんな吉高さんが、2022年4月6日に自身のTwitterを更新。相次ぐ、芸能界の不祥事を暗に批判するような投稿を行いました。はぁ…なんかそんな件で名前を聞きたくなかった方々が…よくない。優越ある地位を利用して夢に向かう姿を欺くなんて。本当に残念被害者の方は名前を見るだけで深く長く強く苦しむんだから悲しいやそんな世界だと思われてしまう真摯に熱意をもって作ってる方達に失礼です— 吉高由里子 (@ystk_yrk) April 6, 2022 芸能界の第一線で活躍する吉高さんだからこそ、一連の報道を受け、思うところがあったのでしょう。また、「そんな世界だと思われてしまう」「真摯に熱意をもって作っている人々に失礼」という言葉には、吉高さんの業界への想いが感じられますね。この投稿には、さまざまな声が寄せられました。・さまざまな作品に携わって、真摯に制作しているスタッフと関わってきた吉高さんだからこそ、いえる言葉だと思う。・本当にそう思う。夢に向かう人を踏みにじる行為は許せません。・こうして、立場ある吉高さんが勇気をもって発言してくれたことが、誰かの希望の光になるといいな。・芸能界で活躍する人にとって、とても触れにくい話題だと思う。それでも発言せずにはいられなかった、吉高さんの業界への愛を感じます。芸能界だけでなく、すべての業界において、権力を振りかざし誰かを傷付ける人がいなくなることを、多くの人が願っています。[文・構成/grape編集部]
2022年04月07日ドラマ『最愛』では、主人公・真田梨央(吉高由里子)の弟・朝宮優を演じた、高橋文哉さん。松下洸平さんや井浦新さんなど、一線で活躍をする役者たちと肩を並べ、堂々たるお芝居を見せて、たちまち話題の人となった。『仮面ライダーゼロワン』の主演で注目を浴びて、わずか2年あまり。オファーの止まらないホープだが、実は意外な経歴を持っている。30代、40代…60代になっても役者をしていたい。――芸能界に入る前に、目指していた職業があったそうですね。高橋文哉(以下、高橋):料理人になりたくて、中学を卒業して調理科のある学校へ入学。調理師免許を取得しました。――芸能界には、全く興味がなかったのですか?高橋:小学生の頃からテレビでよく見ていた、当時活躍していたアイドルさんのキラキラ感は、カッコいいなと思ってはいました。でもなりたいとまでは思っていなくて。それよりも料理上手な母親の手伝いをしながら、一緒に料理をして、それを家族が喜んで食べてくれる姿を見るのが好きでした。――その頃、料理に目覚めたと?高橋:はい。年の離れた兄が2人いて、僕は末っ子なんですが、兄たちは好きなことを仕事にしているんです。それを見ていたから、僕も、大学に行って就活をして、会社に入るという一般的な進路を考えたことがなくて。将来は、好きなことをしてごはんを食べていきたいと思っていました。――どんなジャンルの料理人を目指していたんですか?高橋:フレンチです。学校では和食など一通り学んだのですが、フレンチは料理を作っている人も、作られた料理もカッコよかったんですよね。2年生の時に、1か月間、お店に泊まり込んで働いたことがあって。そこで盛り付けを任された時に、ルールがないからこそ、自分にしか作れないお皿があるという魅力も知りました。――それでも料理の道には進まずに、芸能界に入った理由は?高橋:ご縁があって今の事務所に入ることになったんですが、その時は正直すごく悩みました。でも、料理は役者をやりながらでも趣味でできるけど、役者はそうはいかない。それなら、芸能界でやってみたいって。今となっては、独創性やアイデアを自由に生かせて、人を笑顔にすることができるのが料理の魅力だとしたら、それはお芝居にも通じるなって思っています。――『仮面ライダーゼロワン』が決まった時の気持ちは?高橋:学校を卒業したばかりで、右も左もわからずに飛び込んだ世界だったので、ひとことで言えば怖かったです。でも、全力で立ち向かいながら、監督や共演者の方々からいろんなアドバイスをいただくうちに、言葉で説明するのは難しいんですが、だんだん、自分だけのやり方が掴めてきたような気がして…。そこからは、お芝居をしたり作品を作る上で、新たに知ることすべてが楽しくて、役者の仕事は面白い!と思うばかりで。この先の人生は、役者で行くと決めたのも、この作品でした。30代、40代…60代になっても役者をしていたいです。――ドラマや映画に次々に出演されていて、役者人生はまさに順風満帆だといえますが、転機になったと思える作品はありますか?高橋:僕にとっては、すべてが“転機”だといえます。でも、やっぱりドラマ『最愛』は、想像以上に大きな反響をいただきました。――ネット上で、考察や犯人予想が飛び交うほどの話題作でしたね。高橋:はい。すごく難しい役だったので、監督と現場で何度もお話をさせていただきながら、毎日、優のことばかり考えていました。優が梨央の弟だと明かされた4話には、正体を隠し続けてきた僕としても大きな思い入れがあったし、撮影に入る何日か前から、ソワソワしていて(笑)。その半面、これからは弟としての姿を見せていけるという嬉しさもありました。――末っ子育ちだからこそ、弟役はしっくりきたのでしょうか?高橋:お兄ちゃんとお姉ちゃんでは全然違いましたね(笑)。それに、優とは生きてきた環境も何もかも、当たり前ですが全く違ったので、考えたり悩んだりすることは多かったです。幼少期の優が描かれた1~2話は何度も見て、方言を体に馴染ませるのにも必死でした。――そんな思い入れのある優は、どんな存在ですか?高橋:何年経っても、振り返ったり思い出したりすると思います。そして、役への向き合い方を学んだきっかけになった役でもあります。――役作りも、今までとは全然違ったのですね。高橋:それまでの役は、自分以外の部分にその人物を作り上げるようなイメージでした。でも優の場合は、できる限り自分を消してどれだけ優の要素を入れられるか、という感覚。のめり込まないと、演じられない、難しい役でした。――それは辛い作業でもありましたか?高橋:そんなに辛いとは思わなかったです。逆にやりがいになって、撮影期間中は毎日充実していたし、大変だったとしても、あとで振り返った時に「大変だった」と思うより、「楽しかった!」と笑える方がいいから。それに現場は本当に楽しくて、吉高さんや松下さん、井浦さんとは、また共演させていただきたいです。――役者の先輩たちから、何を学びましたか?また、現場はどんな雰囲気だったのでしょう。高橋:撮影時間が長かった、吉高さんを間近で見ていて一番驚いたのは、オンオフの切り替えが早いこと。さっきまでは、すごく楽しそうに笑われていたと思ったら、本番では瞬間的に梨央になっていた。そんな圧倒的な存在感や説得力は、カッコいいと思いました。それから梨央と優が、じゃんけんをしてベッドに寝るかソファに寝るかを決めるシーンで、本当は僕が勝たなければいけなかったのに、カメラが回っている時に1回も勝てなくて。結局、優が負けたそのままが使われました。吉高さんから「じゃんけん、めっちゃ弱いね(笑)」って言われて、それ以降、現場に入って「おはようございます」と言ったらまずじゃんけんをするようになって。でも僕は、ほとんど負けていました(笑)。――じゃんけん、めっちゃ弱いですね…(笑)。高橋:あははは(笑)。ちなみに、松下さんにも勝てませんでした。最近は、ホワイトタイガーにハマっています!――放送中のドラマ『ドクターホワイト』で演じている、研修医の佐久間は、優とはまた全然違う青年で、高橋さんの新たな顔が見られるので毎週楽しみにしています。高橋:優とは真逆といってもいいぐらい。でも、人気ジャンルのひとつでもある医療ドラマに出演できると聞いた時は、嬉しかったですね。ただ、研修医なので、覚えるのが大変だといわれている専門用語などの台詞は僕にはなくて、ちょっと言ってみたかったな、って(笑)。――なるほど。でも、青いスクラブはとてもお似合いです。高橋:“研修医感”出てますよね(笑)。監督からは、ベテラン医師たちの中でフレッシュさを見せてほしいと言われているので、割と素直に、若々しさを出しています。まだ新人のバタついた感は残しつつ、いろんな患者さんと向き合っていきながら成長していくところが見どころの一つでもあります。最終回はきっと、1話とは顔つきが変わっているはずです。――出演映画『牛首村』が絶賛公開中で、今は連続ドラマにも出演。お忙しいのでは?高橋:忙しいほど“生きてるな”って感じます。学生の頃も土日は必ずバイトを入れていたんですが、休むよりも、仕事をして忙しくしていたい性格で。それに、その方が役に没頭しやすい。寝て起きて芝居して…の繰り返しの毎日は充実しています。もちろん、適度にお休みはいただいているんですが。――お休みの日は何を?高橋:僕って、0か100。家に一人でいる時は、自由に歌って踊りたい気分のアクティブな日もあれば、今日は夕方まで寝たい!という日もあって。自分の気持ちに素直に従って過ごしています(笑)。最近ハマっているのが、動物園のホワイトタイガーがごはんを食べている動画を見ること。急にホワイトタイガーが気になり始めたのですが、この前、ホワイトタイガーの絵を買ったつもりが、ジグソーパズルが届いちゃって。しかも1000ピースなのに、ピースが全部崩れていなくて、実質100ピースぐらいになっていて、めっちゃ簡単でした(笑)。アロマキャンドルをたくのも好き。僕、台本を家で読むのが苦手で。でも、今は気軽にカフェにも行けないので、家で台詞を覚えられるきっかけが欲しいと思って始めたのが、アロマキャンドル。真っ暗なベランダで、キャンドルの明かりだけで台本を読むようになったら、集中できるようになりました。――得意な料理もされますか?高橋:時間があればします。少し前、撮影が夕方に終わる予定だったので、ローストビーフを作ろうと朝から決めていたんです。撮影後にスーパーで材料を買って帰って、ローストビーフを作ってから、仲のいい友達を呼んでワインを飲みながら食べたりも。その友達とは16歳からの付き合いなのですが、「俺たち大人になったね」なんて話しながら。――いい話です。今月21歳になりますね。20代のうちにやっておきたいことはありますか?高橋:ヤンキー役をやってみたいです。自分の中にはその要素が全くないからこそ、惹かれるのかな。プライベートでは、苦手なお化け屋敷に入れるようになりたい。僕、暗いところもお化けも、全部怖くて。――でも、『牛首村』はまさにその世界ですよね。高橋:怖いんですけど、仕事だと思えばできます。でもプライベートでは、前に友達と「そろそろ行けるでしょ」って入り口まで行ってみたけど、入れませんでした(笑)。たかはし・ふみや2001年3月12日生まれ、埼玉県出身。2019年に、主演ドラマ『仮面ライダーゼロワン』で注目を浴びる。その後、ドラマ『着飾る恋には理由があって』『うきわ-友達以上、不倫未満-』『最愛』などの話題作に出演。公開中の映画『牛首村』では、本格ホラーに初挑戦。Koki,さん演じるヒロインの妹の恋人・将太を演じている。現在放送中の連続ドラマ『ドクターホワイト』では、医師役に初挑戦。本作では若手研修医の佐久間新平を熱演し、その演技も話題に。ドラマは浜辺美波さん演じる、記憶をなくした謎の女性・雪村白夜が、患者の命を救っていく新感覚医療ミステリー。カンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22:00~放送中。ジャケット¥136,400Tシャツ¥46,200パンツ¥82,500(以上マルニ/マルニ ジャパン クライアントサービス TEL:0800・080・4502)※『anan』2022年3月9日号より。写真・野呂知功(Trival)スタイリスト・鴇田晋哉ヘア&メイク・池上 豪インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2022年03月05日2022年2月19日、落語家の柳家さん吉さんが、亡くなっていたことが分かりました。84歳でした。柳家さん吉さんは、「同月15日に心不全のため亡くなった」と、落語協会がウェブサイトにて、以下のように訃報を伝えています。当協会員の柳家さん吉(本名:榑井昌夫くれいまさお)が令和4年2月15日(火)午前10時に心不全の為、永眠致しました。(84歳)一般社団法人 落語協会ーより引用なお、葬儀は近親者のみで執り行われたそうです。柳家さん吉さんは、1957年に柳家小さんさんに入門。1973年に真打に昇進し、一時期はバラエティ番組『笑点』(日本テレビ系)の大喜利メンバーとしても活躍されていました。突然の訃報に、ネット上では「大好きだった」「さびしい」など、悲しみの声が相次いで寄せられています。ご冥福をお祈りします。[文・構成/grape編集部]
2022年02月19日女優の吉高由里子とお笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の上島竜兵が出演する、J:COM・J:COM NETの新CM「熱湯」編が、20日より放送される。新CMでは、吉高の前にウサギ姿になった上島が登場。上島は、タブレットを手におなじみの熱湯風呂に入り「J:COM NETがサクサクなんて聞いてないよー!」「お風呂でもネットがサクサクなんて聞いてないよー!」と叫びながら暴れだす。最初は驚いた様子だった吉高だが、「ネットと熱湯をかけたんですね!」と冷静にツッコミを入れ、上島をたじろがせる。アニメーションで合成される“上島ウサギ”が、目の前にいるかのようなリアルな演技を披露した吉高。熱湯風呂で暴れるウサギの水しぶきをよけるなど、かわいらしい姿を見せた。一方の上島は、顔出しパネルを使っての演技に挑戦。頬を膨らませたり、照れたり笑ったりと様々な表情で表現した。また、声の収録では、ほっかむりをかぶったまま身振り手振りも交えてセリフを読み上げ、歌のシーンでは楽しそうに歌い、「もう1回やる?」とスタッフに提案する場面もみられた。■吉高由里子インタビュー――CMの見どころをお聞かせください。上島さんといえば熱湯コマーシャルというか、まさしくネットとコマーシャルをかけてるのかなというような、斬新なコラボレーションが見れたなと思って。私も上島さんとはご挨拶はさせていただいたんですけど、一緒に撮影したわけではないので、まだ出来上がりがどういうふうになっているのか、放送される時に初めて私がこの世界観を知るので、それはワクワクしてますね。――お風呂でインターネットを使うことはありますか?お風呂でゲームとか。30分くらいはしてますね。映像見たり、ゲームしたり。せっかくお風呂掃除して沸かしたら、意地でも30分は入りたいっていう。ちょっと貧乏性なところがあるんですよね。――最近「聞いてないよー!」と思ったことはありますか?聞いてないよー……なんだろう。もう事前に言われちゃうので。でも、説明してくれてるのに本当に私聞いてなくて、聞いてないよって。え、言いましたよ!? っていうのはあります。聞いてないよーって言ってはいると思います(笑)。それは私の責任なんで。問題なんで。――お風呂のこだわりはありますか?10年前にいただいた溶岩っていうのかな。いろんな成分が入った石があって、それが半世紀持つんですって、効果が。その石を必ずお風呂沸かすときは入れて、循環良くっていうか、発汗作用とか肩こりとか腰痛とかにも効いてくれるような。――これからの新生活で何がしたいですか?やっとドラマがひと段落したので、どっぷり映画とか、連続ドラマとか、見たいですね。ああいうのは間間じゃなくてドンって見た方がのめり込めるので。ダウンロードをサクサクしていただいて、見たいなっていうふうに思っております。■上島竜兵インタビュー――撮影の感想をお聞かせください。ウサギちゃんなんですよ。ええ。かわいいですよ。俺ってこんなかわいかったっけって。こんなかわいい還暦いませんよほんとに。ジョージ・クルーニーと同い年なんですけど、ジョージ・クルーニーそんなかわいくないですもんね。かっこいいけどね。――顔だけの出演は大変ではなかったですか?監督さんがすごい柔軟に指示してくれたんで大丈夫でした。うちのリーダーと寺門が一緒だったら二人からいろいろダメ出しを食らうんですが、今日はいなかったんで気楽にできました。――CMの見どころは?それは、やっぱり吉高さんでしょ。吉高さんとさっき会ったんですけど、写真も撮っていただいたんですけど、素晴らしい、きれいな方でした。人当たりも良くて。僕初めてお会いしたんですけどね。あとはやっぱり何度も言いますけどウサギになってるんで、芸もちょっとね、出てますので、俺の。CMってなったらね、一つの企業のイメージみたいな、そこに僕のギャグとか、やってることを取り入れていただけるのはすごくうれしいです。もう誇りですね。スタッフの方が打ち合わせの時から、ほっかむりもしてほしいと。で、俺がうれしかったのは鼻毛ね。あのキャラクターのときは鼻毛をちょっと描くんですけど、それもやってくれと、細かいところまで見てくれて、そうやって使ってくれてるんだと思って。――最近「聞いてないよー!」と思ったことはありますか?NHKでこないだ初めて熱湯風呂をやったんですよ。今まで NHK で熱湯風呂ってやらせてもらえなかったんですけど、こないだ初めて解禁になったのか、分からないんですけど、熱湯風呂をやったんですよ。そうしたら、やっぱりやったことなかったんだろうね、熱湯が熱過ぎて。熱湯風呂専門のスタッフで、菊池さんっていう方が昔からやってくれてるんですけど、その人を急にマネージャーに頼んで呼んでもらって、温度調節とかしてもらって。だからやっぱりね、あれはうれしかったと同時に、温度の熱さは「聞いてないよー!」っていう感じでね。ええ。いや、熱いんですよ?熱いけど、あれは、まあファンタジーだから、何度あるって言いませんけどね。うん。熱いことは確かなんですよ。でもそんな熱くしたらね、大変なことになっちゃうので、それがちょっとびっくりしましたね。「聞いてないよー!」でした。
2022年02月17日女優の吉高由里子、Hey! Say! JUMPの知念侑李、King & Princeの神宮寺勇太が出演する、久光製薬「アレグラFX」「アレグラFXジュニア」の新CM「ワタシは1日2回」編が、7日より放送される。前作に引き続き、吉高が「花粉症のOL・ゆりこさん」役、知念と神宮寺が「アレグラ人」のチネラー、ジングーラ役として登場する今回の新CM。「1日2回」朝夕の服用でしっかり効くというアレグラFXの特長を、手の指や、宙に浮きながら体全体で表現する「2回」ポーズでアピールしていく。CM撮影では、「子供用も!」の声に合わせてジャンプをしたり、3人揃ってポーズをとったりと、アクション主体のシーンが連続。卓越した運動能力をもつ「アレグラ人」役の知念と神宮寺が、キレのあるパフォーマンスで撮影を引っ張り、吉高も「二人の阿吽の呼吸が素晴らしい。動きがすごくあるのに、“わかりました!”と言って、ピタッ、ピタッとできちゃうからすごい」と大絶賛だった。また知念と神宮寺が「1日2回」の「2」の数字を、宙に浮いた状態で体全体を使って形作るシーンは、フルハーネス型の安全帯を装着したワイヤーアクションで撮影。「ちゃんと“2”に見えるかな」(知念)と、腰や腕の曲げ方、手首や膝の角度など、細部にわたってモニターでチェックしながら進めていく。撮影を終えると、神宮寺は「体の先まで神経を尖らせました」と出来栄えに自信をのぞかせていた。なお「アレグラFX」公式サイトでは、「ワタシは1日2回」編に加え、「ワタシは1日2回(ジュニア)」編とメイキング映像が7日10時より公開される。
2022年02月02日吉高由里子が大正時代の女性解放運動家・伊藤野枝役で主演し、村山由佳の評伝小説を原作にしたドラマ「風よ あらしよ」が制作されることが決定。永山瑛太、松下奈緒、稲垣吾郎が共演する。100年前、筆1本の力で、結婚制度や社会道徳に真正面から異議を申し立てた伊藤野枝。あふれんばかりの情熱をただ一つのよりどころに。自由を求めて奔放に生き、文筆家としてさらに開花しようとした矢先、理不尽な暴力がわずか28歳の彼女の命を奪う。貧困・ジェンダー格差など、現代に通じる社会矛盾に果敢に立ち向かったその生涯は、閉塞感に満ちた現在をいま強烈に揺さぶるはずだ。吉川英治文学賞を受賞した村山由佳の原作を、向田邦子賞受賞の矢島弘一が脚本を担当、吉高由里子が主人公・伊藤野枝を演じ、自由を守ろうと懸命に生きた女性の“炎”を描く。また、永山さんが演じるのは、日本を代表するアナキスト・大杉栄。自由恋愛を実践し、刃傷沙汰にもなるが次第に野枝とベストパートナーとなっていく。永山瑛太松下さんは「元始、女性は太陽だった」の言葉でも知られる、平塚らいてう役に。日本初の女性による女性のための文芸誌「青鞜」を創刊し、日本の女性解放運動の象徴的な存在を演じる。松下奈緒そして稲垣さんが演じるのは、翻訳家・思想家の辻潤。野枝の女学校の教師で、最初のパートナー。野枝の文才を見出した。稲垣吾郎伊藤野枝を演じる吉高さんは、「台本を見た瞬間、分厚さに驚き、読み終えると、見た目の分厚さの何倍もの重量が心に覆いかぶさってきて、自分の中に取り込んだ情報を紡ぐのに、しばらく動けませんでした」とふり返り、「文字の一つ一つの意志がとても強く、この作品を撮影するなかでどれだけ揺さぶってくる日々がくるのかと、これは大きな覚悟が必要だと感じました」と吐露。「1人の女性が危険と恐怖に戦いながら、命懸けで現代に残してくれた叫びを令和に残すのが私の使命だと思って怯えながらも、頑張ります」と改めて決意を語っている。吉高由里子あらすじいまから100年前の大正時代、平塚らいてうは「元始、女性は太陽だった」と宣言を出し、男尊女卑の風潮が色濃い世の中に反旗を翻し、喝采した女性たちは社会に異を唱え始めた。福岡の片田舎で育った伊藤野枝は、貧しい家を支えるための結婚を蹴り上京。自由を渇望し、あふれんばかりの情熱を武器にらいてうの青鞜社を支え、やがては時代の“若きアイコン”となっていく。第一の夫、ダダイスト・辻潤との別れ、生涯のベターハーフとなる無政府主義者・大杉栄との出会い、波乱万丈の人生をさらに開花させようとしたやさきに関東大震災勃発。理不尽な暴力が彼女を襲うこととなる…。特集ドラマ「風よ あらしよ」はNHK BS8Kにて3月下旬、BSプレミアム、BS4Kにて秋、放送予定。(text:cinemacafe.net)
2022年01月14日女優の吉高由里子が出演する、SHISEIDO・エッセンシャルイネルジャの新WEB動画「吉高由里子 meets エッセンシャルイネルジャ ~内なる力と、生きていく。~」編が、6日に公開された。吉高は、「ALIVE with Beauty」というコンセプトのもと、自分らしく生き生きと毎日を楽しむ女性を応援するSHISEIDOの顔としてジャパンアンバサダーに起用された。今回のWEB動画は、「内なる力と、生きていく。」をテーマに、吉高が様々な経験を経た「今だからこそ感じること」「内なる力の源」を語りながら、スキンケアを楽しむ姿と透明感とつやが際立つ肌を披露する内容。白い衣装に身を包んで登場すると、「理想の自分にこだわるのは、やめちゃいました」と笑顔を浮かべながらベッドで伸びをする。「誰よりも楽しみたいし、誰かの笑顔も見たい。それが今の原動力かも。ちゃんと心って生きてますね」と内なる美しさについて語り、最後のカットでは、赤のワンピース姿で「築いてきた自分を信じていこう」と前向きなメッセージで締めくくる。役柄を演じるのではなく、初となる本人としての出演に「どんなんだろう、逆に緊張する」と吐露していた吉高。それでも現場では自然な表情やチャーミングな一面を見せたり、合間には吉高らしい笑顔や発言で周囲を和ませたりと、撮影は終始明るいムードで進行した。■吉高由里子インタビュー――理想の女性像はありますか?理想の自分にこだわるのは、やめました。私はこう見えなきゃならない、こう飾らなきゃいけない、みたいなこともないですね。今の自分を染み込ませて、そこにいろんな自分がいてもいいんじゃないかなって。昔と比べて共感することも増えたし、もらい泣きしたりもするけど、もらい泣きってその感情を知ってるから、もらっちゃうらしいんです。悲しいとか、愛されたとか、そういう経験がみんなあるから泣けるって聞いて。そういう色々な感情や経験を染み込ませて、蓋をするんじゃなくて、豊かになっていきたいなって。――10代、20代の頃と30代の今を比べて変わったなと思うところはありますか?なんか10代の頃とかって、何でもできる気がしちゃって。何でもできてるって思うくらいの狭い世界にいたからだと思うんですけど。大人になっていくにつれ、色んな人に出会うにつれて、自分の物差しって人と比べてこんなにも違うんだって気づくところも増えてきたりとか。それでしんどくなることもあったんですけど、ありのままの自分を受け入れられるようになった瞬間があって自分を信じられるようになったら、強くなれたというか。そういう築いてきた自分で生きていくんだって、思えるようになりましたね。――内なる力の源、自分を突き動かす原動力とはなんでしょうか?誰よりも楽しもうという欲求は強いと思います。楽しんだ方が自分の思い出に残るし。悲しい感情も、喜びが倍増するからある感情なんだろうなとか思うと、すごくうれしいこととか楽しいことに、心のフォーカスを合わせるというか。その感情の起伏って人間に生まれた醍醐味だなって思うんですよ。ちゃんと心って生きてるなって。あとは、また会いたいなと思われる人間でいたいなというか、そうやって生きてればいいかなと。人から会いたいと思われる自分でもいたいし、その人に会いたいと思う自分でもいたいです。――SHISEIDOのジャパンアンバサダーとしての意気込みをお聞かせください。SHISEIDOのイメージは、凜とした女性を想起させるような、強さを感じるブランドという印象が昔からありました。今回私がアンバサダーを務めさせていただくことで、SHISEIDOへの共感を皆さんにより感じてもらい、自分らしく、親近感をもって寄り添える存在になれるといいなと思います。今回の映像でも、そういった部分が伝わっているんじゃないかなって。みなさんの内側にある自分らしさや無理しないで自然体でいることの心地よさを応援できる映像になっているとうれしいです。
2022年01月06日株式会社資生堂は、世界88の国と地域で展開する「SHISEIDO」のジャパンアンバサダーに吉高由里子さんを起用しました。さらに、2022年1月1日(土)にリニューアルした新「エッセンシャルイネルジャ」の発売に合わせ、1月6日(木)よりアンバサダーである吉高さんを起用したWEB動画「吉高由里子 meets エッセンシャルイネルジャ 〜内なる力と、生きていく。〜」を公開しました。「吉高由里子 meets エッセンシャルイネルジャ 〜内なる力と、生きていく。〜」視聴URL: 「SHISEIDO」は、スキンケアやメイクアップがもたらす外面の美しさは確かな自信と活力をもたらし、その内面の美しさはまた外へと引き出される「ALIVE with Beauty」というコンセプトを体現するブランドです。その「ALIVE with Beauty」というコンセプトのもと、自分らしく生き生きと毎日を楽しむ女性を応援するSHISEIDOの顔として、内なる芯の強さを持ちながらも自然体でしなやかな美しさを放ち、周りを明るく輝かせる吉高由里子さんをジャパンアンバサダーに起用し、新「エッセンシャルイネルジャ」のWEB動画に登場いただきます。新製品「エッセンシャルイネルジャ ハイドレーティング クリーム」は、乾燥に悩む全ての方に新たな保湿体験を提供するクリームです。肌の中に眠る可能性に着目し、独自に開発したREDヒアルロン酸GL*を配合。美容成分がすばやくなじみながら角層深くまで浸透、肌をフレッシュなうるおいで満たし、ぷるんとやわらかな、弾むような肌へ導きます。今回のWEB動画では、「内なる力と、生きていく。」をテーマに、吉高さんが様々な経験を経た「今だからこそ感じること」「内なる力の源」を語りながら、新「エッセンシャルイネルジャ」によるスキンケアを楽しむ姿と内側からあふれる自然体の美しさが垣間見られる内容となっています。*保湿成分:赤い実がつくオタネニンジンの根から抽出したエキス、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、グリセリン《ポイント》◆SHISEIDOのジャパンアンバサダーに吉高由里子さんが就任◆吉高由里子さんが飾らないありのままの美しさを表現。白い衣装に身を包み、透明感とつやが際立つ生命感あふれる美しい肌を披露!◆吉高由里子さんが今の自分や原動力について語る特別インタビューも公開。「色々な感情や経験を染み込ませて、蓋をするんじゃなくて、豊かになっていきたい。」《WEB CM概要》タイトル名:吉高由里子 meets エッセンシャルイネルジャ 〜内なる力と、生きていく。〜公開日 :2022年1月6日(木)出演者:吉高由里子さん尺数:1分11秒YouTubeURL: SHISEIDOブランドサイト: サイトでは、商品情報、WEB動画のほか、吉高由里子さんの内なる力の秘密を紹介するメイキングインタビュー記事も公開します。◇吉高由里子さんが自然体の透明感あふれる姿を披露!白い衣装に身を包み「理想の自分にこだわるのは、やめちゃいました。」と笑顔を浮かべ、本を読みながらベッドでのびをする吉高さん。クリームを手に取り、幸せそうな表情を浮かべます。「誰よりも楽しみたいし、誰かの笑顔も見たい。それが今の原動力かも。ちゃんと心って生きてますね。」と内なる美しさについて語り、最後のカットでは、赤のワンピースに着替え「築いてきた自分を信じていこう」と視聴者の背中を押すような前向きなメッセージで締め括ります。吉高さんの透明感あふれる笑顔と、自然体な姿にご注目ください。《撮影エピソード》今回は役柄を演じるのではなく、吉高さんご本人での出演となりました。ご自身でも初めての経験に「どんなんだろう、逆に緊張する」とおっしゃっていましたが、自然体の中で見せてくれる表情は美しく、チャーミングな一面もありスタッフ一同心を鷲掴みにされました。朝一番のロケシーンでは、少し肌寒いけれど爽やかな秋晴れの中、弾むようなイキイキとした表情を見せてくれました。撮影の合間は、吉高さんらしい笑顔や発言で周囲を和ませてくれて、終始明るいムードの撮影でした。《インタビュー》◇理想の自分にこだわらず、色々な感情や経験を染み込ませて豊かになりたいQ 理想の女性像はありますか。もしくは「吉高由里子」としてこうあらねばならないという気持ち等。理想の自分にこだわるのは、やめました。私はこう見えなきゃならない、こう飾らなきゃいけない、みたいなこともないですね。今の自分を染み込ませて、そこにいろんな自分がいてもいいんじゃないかなって。昔と比べて共感することも増えたし、もらい泣きしたりもするけど、もらい泣きってその感情を知ってるから、もらっちゃうらしいんです。悲しいとか、愛されたとか、そういう経験がみんなあるから泣けるって聞いて。そういう色々な感情や経験を染み込ませて、蓋をするんじゃなくて、豊かになっていきたいなって。◇「10代の頃はなんでもできる気がしていた」と振り返るQ 「今の自分を染み込ませる」とても共感します。様々な経験をされてきて今の吉高さんがあると思いますが、10代, 20代の頃と30代の今を比べてご自身として変わったなと思うところはありますか。なんか10代の頃とかって、何でもできる気がしちゃって。何でもできてるって思うくらいの狭い世界にいたからだと思うんですけど。大人になっていくにつれ、色んな人に出会うにつれて、自分の物差しって人と比べてこんなにも違うんだって気づくところも増えてきたりとか。それでしんどくなることもあったんですけど、ありのままの自分を受け入れられるようになった瞬間があって自分を信じられるようになったら、強くなれたというか。そういう築いてきた自分で生きていくんだって、思えるようになりましたね。◇ 原動力は「うれしいことや楽しいことに心のフォーカスを合わせる」Q そんな吉高さんの内なる力の源、自分を突き動かす原動力とはなんでしょうか。誰よりも楽しもうという欲求は強いと思います。楽しんだ方が自分の思い出に残るし。悲しい感情も、喜びが倍増するからある感情なんだろうなとか思うと、すごくうれしいこととか楽しいことに、心のフォーカスを合わせるというか。その感情の起伏って人間に生まれた醍醐味だなって思うんですよ。ちゃんと心って生きてるなって。あとは、また会いたいなと思われる人間でいたいなというか、そうやって生きてればいいかなと。人から会いたいと思われる自分でもいたいし、その人に会いたいと思う自分でもいたいです。Q 最後に、今後のSHISEIDOのジャパンアンバサダーとしての吉高さんの意気込みをお聞かせください!SHISEIDOのイメージは、凜とした女性を想起させるような、強さを感じるブランドという印象が昔からありました。今回私がアンバサダーを務めさせていただくことで、SHISEIDOへの共感を皆さんにより感じてもらい、自分らしく、親近感をもって寄り添える存在になれるといいなと思います。今回の映像でも、そういった部分が伝わっているんじゃないかなって。みなさんの内側にある自分らしさや無理しないで自然体でいることの心地よさを応援できる映像になっているとうれしいです。《プロフィール》吉高由里子(よしたかゆりこ)1988年7月22日生まれ、東京都出身。2006年に『紀子の食卓』で映画初出演。2014年にNHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインを演じ、同年『NHK紅白歌合戦』では司会を務めた。近年の主な出演作は『東京タラレバ娘』『正義のセ』『わたし、定時で帰ります。』『知らなくていいコト』『危険なビーナス』『最愛』等のドラマ、『ユリゴコロ』『検察側の罪人』『きみの瞳(め)が問いかけている』等の映画。《商品概要》あなたの肌に、保湿体力を。新「エッセンシャルイネルジャ」。肌に眠る可能性に着目し、独自に開発したREDヒアルロン酸GL※1を配合。わきあがるようなつやとうるおいが際立つ肌へ導くモイスチャライザー※2。※1 保湿成分:赤い実がつくオタネニンジンの根から抽出したエキス、ヒアルロン酸Na、アセチルヒアルロン酸Na、グリセリン※2 モイスチャライザーとは乳液とクリームの機能を兼ね備えたとろけるテクスチャーのアイテムです。商品名:SHISEIDO エッセンシャルイネルジャ ハイドレーティング クリーム価格 :50g 7,150円(税込)50g(レフィル)6,600円(税込)30g※3 4,620円(税込)※3 オンライン限定商品。発売から半年間を目途に、なくなり次第終了。商品名: SHISEIDO エッセンシャルイネルジャ ハイドレーティング デークリームSPF 20・PA+++価格 :50g 7,150円(税込)50g(レフィル)6,600円(税込)価格は参考小売価格です。(店舗によって異なる場合があります) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月06日12月17日に主演ドラマ『最愛』(TBS系)の最終回が放送された吉高由里子(33)。本作は15年前に起きた失踪事件と関連する現在の連続殺人の謎に迫るサスペンスラブストーリーだ。最終回の視聴率は10.9%で最高を更新。放送終了後には、SNS上で最愛ロスの声が多数あがった。《ロスがすごい…最愛ロス…》《終わってもた一気に最愛ロス》吉高はTBSの公式サイトのインタビューで、『最愛』のロケについて《濃度が濃い収録》と表現していたが、彼女には集中した日々を過ごすなかで、“ご褒美”があったという。「ハイボールです。もともとハイボール好きが興じてトリスからCMオファーがきたほどですからね。コロナ禍で宅飲みすることが増え、料理の腕もさらに上達されたとか。唐揚げなどをよく作っているようです。体型の管理もしなくてはいけないということで、最近はランニングやマッサージで体重をキープしていると聞いています」(映像制作製作関係者)`21年に大島優子(33)ら仲良し女優たちの結婚が相次ぎ、ある変化が起きたと映像制作関係者は続ける。「周囲からは“あまり飲み過ぎないよう”にと釘を刺されているらしいですが、『コロナで人のこと誘いにくいし宅飲みが増えて、一人でたくさん飲んじゃう……』と言っていました。以前までは飲みに行っても、仲のいい森カンナさん(33)や、大島さんらがブレーキをかけてくれていたそうですが、『どんどん結婚しているし、私のことを誰も止めてくれない!』と漏らしていましたよ」周囲が結婚するなか吉高の“最愛”は今のところハイボール!?
2021年12月21日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年秋スタートのテレビドラマ『最愛』(TBS系)の見どころを連載していきます。人が人を好きになる物語と同じように、人が人を殺してしまう物語に私たちが夢中になってしまうのはなぜだろう。恋の話はハッピーだけれども、人が死ぬ傷ましくて悲しい物語にこんなに惹かれてしまうのはなぜだろう。それはプライオリティ、人生の優先順位の究極の形だからなのだと思う。人生に、他人の生命と引き換えてしまうほどの欲望、理由はあるか。人の死で始まるクライムサスペンスに見入る時、私たちは無意識にその答えを探しながら見つめている。そして、それを覆い隠しながら生きていく人生に後悔はないのか。大きな秘密を抱えて生きる長いその苦しみは堪え難くはないのか。『最愛』(TBS金曜日22時主演・吉高由里子)は、その答えを見つめる物語だった。連続ドラマとしてのサスペンスは、実は難しいカテゴリだと思う。序盤から少しずつ提示される情報の連続性を含めて楽しむ以上、「面白そうだから途中からでもちょっと見てみよう」のハードルが他のカテゴリより上がる。しかも皮肉なことに、サスペンスとして完成度が高い、丁寧な作品ほどに途中参入しづらく感じられる。つまり最初に掴んだ客をいかにこぼさず走るかがシビアに出る。その意味で『最愛』は、最初に掴んだ客を最後までしっかり抱きしめて走り抜けた作品だと思う。最終回まで見届けた今、事件の情報の提示、そのタイミング、そして最後の全容の開示まで無理なところが一つもなく、しかもそれらはラストの30分でまるで手品のように鮮やかに次々と明かされていた。まさに手品のようだと脚本の手腕として唸ったのは、一度は渡辺昭殺しの被疑者となった朝宮優(高橋文哉)の被疑を晴らすために加瀬(井浦新)を奔走させたことで、犯人としてのフレームから外してみせた。その上でもう一度、失くした赤いペンの一件で更に念入りにフレームから外して、私たちの目の前から『犯人としての加瀬賢一郎』の認識を消してみせた鮮やかさである。15年前の渡辺康介(朝井大智)の死体遺棄についても、種明かしの後になってみれば加瀬と朝宮達雄(光石研)が知己であっても何らおかしくないと思えるのに、葬式にやってきた時の朴訥(ぼくとつ)とした印象ひとつで、私たちは加瀬賢一郎が朝宮家とそれまで関係のなかった人間だと自然と関係者のフレームから外してしまうのである。大胆で鮮やかな仕掛けだった。それぞれの登場人物の『最愛』を私たちは探りながら見ている中で、個人的には宮崎大輝(松下洸平)の真田梨央(吉高由里子)への真っ直ぐな愛情に比べて、加瀬のどこかぼんやりとした輪郭の愛情が不思議でならなかった。家族というにも、パートナーというにも、性別も年齢もどこか超越して、暖かいけれども漠としてカテゴライズできない何かに見えた。しかし15年前に加瀬が抱えた秘密を思うとき、彼自身、その愛情に置き場所は決められなくなり、まして名前はつけられなくなったのだと思う。そんな、紗の一枚かかったようなデリケートな愛情とその帰結を、井浦新は余すことなく表現していた。ラストシーン、寄附金詐欺について出頭すると梓(薬師丸ひろ子)に申し出る後藤(及川光博)が「秘密を抱えて生きる人生を受け入れるのは、難しいです」と、憑き物が落ちたような晴れやかな顔で語る。逃走せずに罪を受け入れて償う方がきっと生きやすい。だが、愛する人たちの人生にこれ以上の傷を付けないために、自分の人生は捨てて逃げ続けると加瀬は決め、そして大輝もまた、愛する人たちのためにその決断を受容して梨央には何も語るまいと決める。事件についてこれ以上語るまいということ、かつて元陸上部の長嶋(金井成大)に会いに行った時、知り合い相手に事件の情報を漁る刑事という仕事を「嫌な仕事だよな」と自嘲しつつ「向いてるよ」とある種の誇りを込めて迷いなく言った宮崎大輝という男が、愛する人の幸せにために引いたタフで太い一線に思いを馳せる。覚えていること、忘れること、知ろうとすること、知ろうとしないこと。『最愛』は極上のクライムサスペンスでありながら、同じくらい記憶と人生の幸福をめぐるヒューマンドラマでもあった。脚本の絶妙な匙加減と、演出の細部までこだわった映像美と、俳優陣の熱演と、劇伴音楽のドラマチックさ。全てが精緻な歯車のように噛み合った美しい作品だったと思う。毎シーズン、沢山の連続ドラマが作られる。楽しいもの、美しいもの、切ないもの、ハラハラするもの、それぞれに良さがある。しかし、楽しかったけれども、「あれどんな話だったっけ」と数年あとになって記憶がぼんやりしてくる作品も多い。そういう優しい印象だけを残してくれるエンタメ作品もまた良いものだ。けれども『最愛』はそういう作品ではない。見届けた人たちの、記憶の片隅に深く彫られた文字のように、どんなことが起きて、誰が守り、誰が犯人で、どんな切ない結末に至ったのか、ずっと忘れ難いドラマになる。上質なレザーに刻まれた文字のように、金箔が色褪せても刻まれた文字は残るだろう。宝石のような作品を作って下さった製作の皆様に、最終回を見届けて心から感謝と盛大な拍手を送りたい。素晴らしい時間でした。ありがとうございました。最愛/TBS系で毎週金曜・夜10時~放送過去の最愛ドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年12月20日Twitterを中心に注目ドラマの感想を独自の視点でつづり人気を博している、かな(@kanadorama)さん。2021年秋スタートのテレビドラマ『最愛』(TBS系)の見どころを連載していきます。一瞬の、感情を読ませない毅然とした表情に惹かれる。本来、喜怒哀楽を発散する朗々としたエネルギーが魅力的な吉高由里子だが、時にふと表情を押し殺す瞬間がある。それがとても美しいと思う。吉高が主人公の村岡花子を好演した朝の連続テレビ小説『花子とアン』(NHK)でも、妹のもも(土屋太鳳)から恵まれた境遇を妬まれて責められた時の、困惑気味に表情を殺した場面の美しさが強く記憶に残っている。今作『最愛』でも、自分に向けられる他者の感情に困惑する時、動揺を押しころす時の吉高の表情はいつも美しい。そしてこのドラマの初回、無表情に血に濡れた指で髪をかきあげる仕草もまた、息をのむほどに素晴らしかった。宇多田ヒカルの『君に夢中』が流れる印象的な場面ついにここまで来たという感慨がある。サスペンスとしての考察、ラブストーリーとしての盛り上がり。どちらも高い水準で維持しながら最終回のひとつ手前に辿り着いた『最愛』(TBS系金曜22時主演・吉高由里子)。今回9話のラストシーンで、初回冒頭、主人公の真田梨央(吉高由里子)が血塗れの指で髪をかきあげながら警察に連行される場面に繋がった。それはおそらく物語が始まった当初、自分も含めて、視聴者の大半が想像していた内容とは違うものではあったけれども、梨央が全てを失おうとしている瀬戸際であることは変わりない。このドラマの主題歌『君に夢中』(宇多田ヒカル)は、毎週1回、印象的な場面で流れている。最終回を前に、改めてそれぞれの回のどこで流れているのかを確認したい。1話目は梨央が父・朝宮達雄(光石研)の死後、駅伝の最中に白川を離れる場面、宮崎大輝(松下洸平)が走る姿を確かめて迎えの車に乗るところ。2話目は大輝が梨央を引き寄せた瞬間に菓子が潰れて大輝のシャツにべったりついて、よそよそしかった2人が溢れるように喋りだす場面(ここは本当に見ている側が一瞬虚を突かれ、そして緩やかに気持ちがほどけていくような美しい場面だと思う)。そして3話目は暴漢に襲われた加瀬(井浦新)の治療を待つ病院の待合室、梨央が友人のようでいられたらいいのにと大輝に本心を明かし、2人のわだかまりが解けていく場面。4話目は梨央と警察に追われている弟の優(高橋文哉)がビルの屋上で再会を果たす場面。5話目は白川の大学寮で父親の達雄が残した動画が流れる中、梨央と優、そして大輝が慟哭する場面。6話目は優の殺人の容疑が晴れ、もう互いに会わないと梨央と大輝が決心した時の抱擁。7話目は優の機転で会わないと決めていた梨央と大輝の2人が再会する場面。8話目は逃げた後藤(及川光博)を追って辿り着いた別荘で加瀬が梨央への想いを語る場面。そして9話目は母親の梓(薬師丸ひろ子)が会社の不祥事を全て1人で被り、娘の梨央を庇って記者会見を行う場面。いずれも、それぞれの人物がそれぞれの方法や言葉で、梨央に愛情のベクトルを示す場面である。中でも、5話の父親の達雄が渡辺康介(朝井大智)殺しと死体遺棄は自分1人で行ったと動画で語りかける場面と、9話で真田梓が会社の寄付金詐欺は自分1人の責任であると画面越しに語りかける場面は対になっており興味深い。画面越しの嘘と隠蔽が愛情表現で、とりわけ梓はそのような形でなければ娘の梨央に愛情を贈れない不器用な母親である。今回、富山県警で刑事をしている藤井隼人(岡山天音)と梓が会っている場面が描かれた。本来なら接点のない2人である。そして藤井はある意味『15年前』を象徴する登場人物でもある。その2人に接点があるということは、梓が15年前の事件にも何かの関わりがあるということに他ならない。15年前に隠蔽された1つの事件が、いつまでも塞がらない傷のように血を流し続けて、現在に消せない染みを広げつづける。あの日殺された者の人格がどうあれ、その真実が明らかにならない限り結局『今』も『未来』も無い。今回のラストで警察に向かう梨央は、心配して同行すると申し出た弁護士の加瀬に毅然とした表情で「1人で大丈夫」と断言して顔を上げる。それは、これまで愛されて大事に包まれたがゆえに真実から遠ざけられ、そのことに15年苦悩し続けた女が、どんなに苦しく悲しくても、1人で立って真実に向かい合うと決心した瞬間である。血にまみれた指でかまわないと腹をくくった瞬間である。そして、物語はいよいよ真実の扉の前に立つ。辛くとも、悲しくとも、見届けたい。最愛/TBS系で毎週金曜・夜10時~放送過去の最愛ドラマコラムはコチラから[文・構成/grape編集部]
2021年12月15日