「妊活をしたことがありますか?」このアンケートに、回答してくれたママたち149人。みなさんの経験談をまとめてみました。基本的な妊活~基礎体温、体作り、サプリや漢方、ストレス対処も~回答者の約7割が妊活の経験者でした。ほとんどの人が基礎体温測定や生活習慣改善など、まず家庭でできることから始めるようです。具体的にどのようなことをしたのでしょうか。「基礎体温を測り、体を冷やさないように。規則正しい生活をこころがけた」(ぴよこさん36歳)、「基礎体温を測り、次に食生活の改善、サプリの服用、適度な運動を実施、継続しました」(雪ん子さん36歳)、「体を温めると良いと知り、冷たい飲み物はなるべく避け、冬は首、手首、足首が出ないような格好をしていた」(ひーさん37歳)、「妊娠しやすいからだ作りとして葉酸を摂取したり、代謝をあげるように意識した」(レミリカさん44歳)。「基礎体温を測り、排卵予想アプリを活用」(ぷさん31歳)のように、基礎体温の管理に、アプリを使っている人もちらほら見られました。妊活にはストレスも大敵。その回避方法は?「ストレスをためないように自分の癒やしの時間を作りました。体を温めることが良いので、岩盤浴や週1回温泉に入ってリフレッシュも」(はなさん36歳)、「ヨガをして体の調子を整えて、ストレスをためないようにする」(mizuさん 34歳)、「姑のせいで精神的に不安定なため、夫の実家に行かないように、連絡を取らないようにした」(おこちゃんさん34歳)。中には「基礎体温に一喜一憂する日々で、ストレスになってきたので測ることをやめた。通院もストレスになりそうだったので、排卵日検査薬を使用。排卵がわかり、不安やストレスがなくなった」(はれのまるさん35歳)というママも。ストレスをためないようにすること、またストレスの原因がわかっている場合には、上手にその原因を取り除くことも大切なんですね。基礎体温を測り、排卵日を予想してタイミングを合わせたとしても、なかなか結果がついて来なくて、通院を考える人も。「自己流のタイミング法に限界を感じて不妊治療専門病院へ行くことに決めた」(ちいこうさん34歳)という人や、「病院に通う前は、ただただ授からないことに一喜一憂して、生理がくるたびに泣いていたこともあったけれど、割り切って通院してからは気持ちも楽になり、前向きに妊活できました!」(こあらさん36歳)という声もありました。不妊治療専門病院への通院は妊活経験者の半数不妊治療専門病院へ通ったのは5割です。「生理がこなかったので婦人科に」(きのこのこのこさん31歳)、「結婚して丸2年、普通に性生活をしていても子宝に恵まれず、まずは漢方薬と基礎体温排卵日チェックなど、できることから始めた。半年経っても妊娠せず、大きな総合病院の婦人科へ」(れのママさん36歳)、と通い始めるタイミングはそれぞれ。「基礎体温を3年つけましたが、セックスレスなこともあり、なかなかタイミングがとれずに、不妊治療をはじめました」(いち2さん32歳)。また、ともさん(32歳)は、1人目を不妊治療で授かり、2人目も自然にはできないことがわかっていたので再び基礎体温をはかり、その後不妊治療の病院へ通ったそう。そのほか、結婚が遅かったり、40歳になったのを機にクリニックに通い始めたというママもいました。長期治療~体外授精、人工授精~専門病院に通った人に、治療内容や期間を聞きました。「1人目、2人目は基礎体温を測り、産婦人科でホルモン誘発剤、排卵誘発剤を使用して妊娠できました」(さやさん35歳)、「タイミング、人工授精、フーナーテスト※(ヒューナーテスト)、血液検査をしましたが、原因不明でした。鍼治療にも通いました」(ちいこうさん34歳)「タイミングから顕微鏡受精までひと通りやりました。最終的に人工授精に戻して授かりました。今は2人目を妊活中です」(mikaさん46歳)、「一般産婦人科でタイミング療法、人工授精をしてもダメで、不妊治療専門病院にて、体外受精で1人目を妊娠し出産。2人目は顕微鏡受精で妊娠し、出産。現在は凍結受精卵で3人目を妊娠中」(ゆきさん39歳)。長期におよぶ治療を経験された人も。「転勤族なので、2つの病院にお世話になり、それぞれの病院で4回、計8回の人工授精をしました」(けんけんさん36歳)、「IVF(体外受精)を足かけ4年。鍼灸や漢方、食生活、生活習慣改善などを試しながら43歳で出産」(ひなさん46歳)、「不妊治療を6年間やりました。人工授精も8回。子どもを授かるまで大金がかかりました」(こきちゃんさん54歳)。一度は妊活をストップしたれのママさん(36歳)は、さまざまな検査の結果、黄体機能不全が判明。その後の治療の結果、無事に妊娠することができました。「妊娠確定した時に、担当医師が泣いて喜んでくれたのはうれしかった」と教えてくれました。妊活には、経験した人にしかわからない辛さがあるもの。みなさん、貴重な経験談をありがとうございました。※フーナーテスト(性交後試験):フーナーテストとは、性交後の子宮頚管粘液の中にある精子の状態を見る検査です。(引用元:e-にんしん)<文・写真:フリーランス記者林未香>
2017年10月09日矢追医院(東京都足立区)は9月、妊娠までを支えるための連携を考慮した"妊活手帳"『矢追医院オリジナル「妊活手帳」いつかきっと! 』(3,980円・税込)を発売する。同院で不妊治療に関わる院長の矢追氏は、妊娠を望む患者は医療に頼るだけでなく、代替医療や運動・食事などを考慮した取り組みを行っていると感じていたという。そこで、患者が妊娠に関わる周囲の人と情報共有できるよう、日頃患者がどのようなことをしているのか一元化できる手帳を開発した。同商品には、カレンダーやアドレス帳といった手帳としての基本的な機能のほか、基礎体温表や妊娠に関わるさまざまな情報、行政などへの問い合わせ先、冷えや肩こりなどの不調に効果があるとされるツボの位置を示したツボマップなどが収録されている。基礎体温表は、通院先で行った血液検査や超音波検査で調べた卵胞サイズ、子宮内膜の厚さなどの検査結果が書き込める。そのほか、妊娠のために取り組んだことや内服しているサプリメント、今日使用した精油など、日々の日記も書き込める。限定プレゼントとして、自分で貼れる血が出ない円皮鍼(1カ所20回分)や、赤ちゃん日記1冊(妊娠後の胎児エコーアルバム)も付く。
2017年08月23日不妊治療netはこのほど、「年代別の妊活内容」についての調査結果を明らかにした。同調査は2月13日~16日、20代~50代の女性1万6,402人を対象にインターネットで実施したもの。現在妊活を行っているか尋ねたところ、20代は11%、30代は13%が「している」と回答した。しかし、40代になると妊活を行っている人の割合は5%、50代以上では2%に留まっている。現在妊活を行っていると答えた人に、具体的な取り組み状況を尋ねると、「体の冷えを防ぐ」は20代の75%、30代の80%が「している」と回答した。40代になると「体の冷えを防ぐ」は66%、50代になると40%と取り組みを行う人が減っている。そのほか「食生活の改善」「運動」など、日常生活の範囲での妊活は20代、30代の方が40代より行っていることがわかった。一方、日常生活の範囲におさまらない不妊治療(病院への通院を伴うもの)は、20代は14%であるのに対し、30~40代の方が多かった(30代:20%、40代:21%)。不妊治療経験者に対し、何人目の子供の妊娠のために不妊治療を実施したかを聞くと、75%は「1人目」と答えた。「2人目不妊」と呼ばれる2人目の子供の妊娠のために不妊治療を開始した人は20%だった。
2017年08月22日見た目年齢がどんなに若い人でも、妊娠や出産にはタイムリミットがあります。「当然でしょ!!」という声が聞こえてきそうですが、ちょっと聞いてください。キレイで若々しい、友人(42歳)の話です。彼女が子どもを欲しいと本気で思ったのは、40歳のときのこと。妊活を始めるべく病院へ足を運んだところ、医師からこう告げられたそうです。「卵子の力が弱く、妊娠できない」と。「もっと早く意識していれば、子どもを産むことができたかもしれない」という彼女の言葉を聞いて、とても切なくなりました。友人のなかには40歳で元気に出産している人もいるので、その人の健康状態など、原因はいろいろあるでしょう。ただ、どの女性にも共通して言えるのは、年齢とともに卵子の数は減少するし、老化するということです。少しシリアスな話になってしまいましたが、今回のテーマは「妊活」。みんなの妊活体験談など、今どき女子たちのリアルな妊活事情をお届けします。「妊活」を始めた年齢は?ベビー&子ども服およびベビー用品ブランドのミキハウスが、妊娠中または子どものいるミキハウスベビークラブ会員を対象に実施した「2017年妊活アンケート」(※「出産準備サイト」調べ)によると、妊活をスタートする人の年齢が大幅に下がっていることが分かりました。妊活を始めた平均年齢は、2013年では35.7歳、2017年では31.3歳。4年前と比べると4.4歳も若年化しており、30代前半から妊活を始める人が増えているようです。また、アンケートからは「基礎体温をつける」「葉酸などの栄養素を積極的に摂る」「婦人科などを受診し、検査を行う」など、妊活に積極的に取り組む人が増えていることも分かりました。みんなの「妊活」体験談私を含め出産したことがない人にとって、妊活中のライフスタイルの変化は想像しにくいものです。「妊活中に大変だったこと」「励みになったこと」など、女性たちのリアルな声をご紹介しましょう。「妊活中は急に仕事を休むこともありましたが、職場の上司の理解があり、とても助かった」(35歳)「妊活サイトで、同じ経験をしている方と掲示板で交流をもてたことが本当に日々の支えになっていた。顔の見えない相手だからこそ、プライベートな悩みも細かく言い合えていたと思う」 (36歳)「妊活中は夫に沢山励ましてもらい、また辛い時には私の気持ちが落ち着くまで側に居てくれたり……と、夫が一緒に居てくれることに改めて有難いなと思った。今振り返ってみると、妊活期間は夫婦の絆を強くする大切な期間だった」(29歳)ひとりで抱え込まず、パートナーを始め、家族や友人など、信頼できる人たちと一緒に頑張っていくというのも、妊活を成功させる秘訣かもしれませんね。妊活中のストレス軽減には周囲の理解が必要アンケートの結果を受けて、産婦人科医で日本産科婦人科学会理事長の吉村泰典先生は、「周囲からのプレッシャー・仕事との両立・経済的負担、といった妊活中のストレスを軽減するためには、夫をはじめ職場や周囲の人の理解が不可欠です。妊活女性が抱える悩み、その背景や理由について多くの方が、実態を知ってほしいと思います」と話します。結婚とは違い、タイムリミットのある妊娠。前述の私の友人も、もう少しタイミングが早かったら……と思うと、残念でなりません。子どもが欲しいと思っている人は、今はパートナーがいなくても婦人科で検診を受けるなど、早めに妊活をスタートしてはいかがでしょう?参考:ミキハウス「出産準備サイト」
2017年08月04日出会いのひとつの形である恋活&婚活パーティに参加したことはありますか?「一度参加したけれど、どうしたらいいのかわからないまま終わってしまった」「大勢の知らない人に出会うのが怖いから参加したことない」「何回かあるけど、いい出会いなんて一度もない」そんな方に恋活&婚活パーティの"正しい"楽しみ方をご紹介致します。年齢層の選択は最重要まずどのパーティを選ぶかですが、最近のパーティは年齢層が細かく分かれているので自分の年齢がなるべく下になるようにしましょう。例えば29歳で20代限定パーティを選択すると男女共に20代前半が中心となってしまいます。それならば、28〜35歳限定というパーティに参加したほうが同年代と楽しむことができます。もし年下男性と出会いたいのなら、年上彼女という趣旨のパーティもあるのでそちらに参加してみましょう。アニメ好き、映画好きなど共通の趣味を持つ人が集まるパーティも数多くありますが、それよりなにより大切なのが年齢層の選択です。男女関係なく連絡先交換パーティに参加すると男性だけではなく、女性とも話す機会があります。パーティ中はライバルですが、一歩外に出たら同じ恋活・婚活中の仲間です。是非、男女関係なくどんどん連絡先を交換しましょう。こうすることによりパーティが終わった後、飲み会を開いてもらえたり交流の輪が広がります。その女性の友達の友達に運命の人がいるかもしれません。パーティはただの自己紹介着席型のパーティでなら心配いらないですが、立食型の場合、一人の人と話し込んでしまうことがあります。そうすると周りの人はあなたに話しかけにくいですし、せっかく参加したのに増えた連絡先はたった一件だけという事態になってしまいます。話の途中に離れるのは心苦しいですが、パーティはあくまで自己紹介の場です。たくさんの人と連絡先を交換してこそ、出会いが増えていきます。他の人とも話したいので、と伝えたくさんの人と自己紹介しましょう。土日を中心にほぼ毎日開催されている恋活&婚活パーティ。まずは気負わず参加してみてはいかがでしょうか?
2017年06月20日ロングライフは6月1日、「妊活手帳」(2,800円・税別)をWEBサイト「妊活サポートショップながいきや本舗」にて発売した。「妊活手帳」は、基礎体温などを記録できるほか、妊活に関する情報も掲載している手帳。現在、さまざまな妊活用スマホアプリも開発されているが、頑張っている二人の妊活を記録に残して将来の自分の子供たちに見せてあげられるよう、丈夫な素材を使って"手帳"として開発したという。基礎体温表は、基礎体温をつけることがストレスになるという当事者の声なども取り入れて制作した。「基礎体温のアプリは見づらいので、紙の基礎体温表を持参してもらっている」という医療施設側の声に合わせ、1枚ずつ医師に手渡せるような書式を採用したとのこと。そのほか、子宝地図や不妊相談できる行政窓口、不妊の正しい情報を得るための関連学会のホームページの紹介、不妊関連助成金情報なども掲載している。実際にシステム手帳としても毎日使用することも可能。妊活中と周囲に認識されないよう、パッケージには、「不妊、妊活」「妊活手帳」等の記載はしていないという。また、妊活中だけでなく、妊娠後や出産後も使用できるように、表紙はその時の気分で差し替えができるようなビニールカバーを装着した。診察券や領収書、エコーの写真なども入れられるようになっているとのこと。
2017年06月02日こんにちは、こじらせ美容オタク家のともです。“妊活”と言っても、それぞれの状況はさまざま。できにくかったり、病気があったり、不妊治療をしている人もいたりと、一言で“妊活”を定義するのは難しいものです。しかし、「子どもを授かりたい」という気持ちは共通しています。妊活している人は妊活している者同士、分かり合えることも多いと思いますが、妊活なんて考えたこともない、という人は妊活のツラさを全く理解してくれないことも。ただでさえナイーブになっている時期に、たとえ相手に悪気がなくてもグサッとくる言葉を言われたら落ち込んでしまうものです。そこで今回は、妊活中に言われて嫌だった言葉をリサーチしてみました。●(1)私はすぐできたのに『子どもが3人いる友人。「3人目なんて予定外でさ……子どもなんて私は簡単にできたのにねー。もうイラナイぐらい 」と、笑いながら言われた。妊活3年目の私には予定外とかイラナイとかいう言葉もイラッとくるし、いつも“子どもができない体なのでは?”と、何か問題があるように見られている気がしてますます悲しい』(20代女性/歯科助手)簡単に妊娠できちゃった人からの、「私はすぐできたのに……なんで(笑)?」という言葉。子持ちの友人からもそうですが、特に義両親から言われると「あなたに何か問題があるんじゃないの?」というニュアンスも含んでいる気がしてしまいます(そして本当に勝手にそう思われている場合もある)。不妊の全てにおいてお互い何か原因がはっきりしているワケでもなく、原因がわからない不妊もあるのです。そこを理解してくれないのが“簡単に子どもができちゃった人たち”。不妊というだけで「あなたに何か問題アリ!」と決めつけてくるような発言を平気で言ってきたり、子どもができることは当然のような発言をしたり……。「すぐできる人もいればできない人もいる」ということがわからず、自分視点からしか物事を判断できない人の意見は気にしない方がベター。●(2)妊娠菌あげるよ『妊娠中の親友が、私の不妊を知っているので「妊娠菌あげるよ」と会うたびに言ってくる。最初は笑い話でよかったけれど、だんだん嫌味にすら聞こえてきて親友の妊娠を心から喜べなくなっている自分がいた』(30代女性/パート)これは笑えない冗談……。妊娠中の人は「妊娠菌あげるよ」ってユーモアのつもりで言ってしまいますが、子どもができなくて悩んでいる人にとっては上から目線に聞こえる 場合だってあるのです。特に不妊で悩んでいる期間が長ければ長いほど、こういう些細な言葉でも敏感に反応してしまうことも。この言葉を嬉しがる妊活女性もいますが、何度も言われていると「妊娠菌なんかあるかいっ!そんな簡単なものじゃない!」と逆鱗に触れる場合があるので注意です。●(3)子どもがいないなんてかわいそう『不妊治療も長いと、もうできなくてもいいけどできるだけのことはやりたい、という気持ちにもなってくる。そんなときに「もう何年も子どもできないよねー、自分の子どもってめっちゃかわいいのに 」なんて直に言われると、せっかく前向きになれたのにその気持ちを踏みにじられたような気分になり、その後はできるだけその人とは子どもの話題を避けるようにする』(30代女性/営業)“子どもができない……つまりこれから一生子どもがいない人生を送るなんてかわいそう”との意味にもとれる言葉はやはりNG。長く妊活している人は、子どもができない可能性も視野には入れてきています。決して子どもがいない人生が悪いワケでもなく、いない人生もアリとして、ただやることは全部やってから……という考えの人も多いのです。それなのに、「子どもがいない人生なんて私はあり得ない」「子どもかわいいよー」なんて、子どもがいるからこそ言える言葉。妊活女性は子どもがいるいないに関わらず幸せである、という考えを基盤に妊活に励んでいる人たちも大半です。“子どもがいたら人生全てはバラ色”のような発言は必要ナシ ということ。----------不妊治療をしていればお金もかかる上に、精神的、体力的な苦労も相当なものになります。「なんで普通はしなくてもいい苦労を私だけしなきゃいけないのだろう?」と、妊活中は葛藤せざるをえないところもあります。できるだけ相手の立場になって、妊活女性に対してはアドバイスよりも寄り添ってあげる姿勢で接することが大切なようです。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年05月18日メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「気持ちを楽にして明るく前向きに妊活できる方法を知りたい」という、りんさん(28歳・医療関係)に、心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんからアドバイスをいただきました。■りんさんのお悩み「結婚したらすぐに子どもが欲しい」と思い、半年前から妊活をスタートしていますが、まだ授かりません。「まだまだ半年だから気長に行こう」と思おうとしているものの、もしかして出来にくいのでは…などと不安になります。妊娠している友達を見たり、職場の人の妊娠報告を受けたりすると「おめでとう」と思う反面、羨ましい気持ちでいっぱいになり、落ち込むようになりました。妊活にストレスはよくないため「気にしないでいこう!」と思うのに、どうしても落ち込んでしまいます。もともと考えすぎる癖もあるので、悪いことばかり想像してしまいます。どうしたら不安や羨ましさを解消し、気持ちを楽にして、明るく前向きに妊活に取り組めるのでしょうか?※一部、質問内容を編集しています。■心屋塾上級認定講師の志緒村亜希子さんよりこんにちは、ご結婚おめでとうございます。新婚生活楽しんでおられますか?できるならば毎日ストレスフリーな状態で赤ちゃんを待ってあげたいところですが、自分の先を行く人や、心を揺さぶるものが目に入るたびに落ち込んでしまうし、そんな自分自身も嫌になってしまいますよね。他人に振り回されることなく、穏やかに過ごせるようになるために大切なことは、自分の気持ちの中身をありのまま知ることです。今、りんさんは「子どもがほしい」と思っていますね。妊活期間を”自分を見つめる心の棚おろし期間”と位置付け、この「子どもがほしい」という気持ちの中身を、私と一緒に今から見つめてみましょう。まずは紙とペンを用意して、今からする質問の答えを、思いつく限り書き出してみてください。『あなたはなぜ子どもが欲しいと思っていますか?』例えば、純粋に「旦那さんとの赤ちゃんに会いたい」「理由はない」「ただ欲しい」「お母さんになりたい」。それ以外にも、「年齢が1歳でも若いうちに産んでおきたい」「周りから取り残されていくように感じてしまう」「親を喜ばせたい」「結婚して子どもがいる私にこそ価値があると思う」…などなど。「純粋に子どもに会いたい」以外にも、子どもがいることで得られるメリットを期待している自分に気づくかもしれませんし、他人と比較して自分自身の劣等感を何とかするために「子どもを持たなければ」と考えている自分や、他にも色んな気持ちを見つけるかもしれません。この作業をしていると、だんだん暗い気持ちになってしまうかもしれません。でも、それでいいのです。あえて一度、ちゃんとその気持ちを見つめてみてください。いろんな面を持っている自分の心の中身を知っておいてあげること。これが大切なのです。特に、他人にはあまり知られたくない心の声には、たくさんの大切な本音が詰まっています。他人に翻弄されたとしても、あなた自身がそれらの本音を分かってあげれば、自分を信じて進んでいくことができます。実は私自身も、この作業をやってみて心を緩められたひとりなのです。現在は一児の母として楽しくドタバタ暮らしていますが、もともと私はりんさんとは真逆で、結婚後ずっと「母親になりたくない」という気持ちがありました。その気持ちを隠しながら、周りの期待や年齢の壁に葛藤し続けている辛い日々を過ごしていました。そんなある日、この作業に取り組んでみて分かったことがありました。「子どもを持つ」というテーマを通し、自分の本音、つまり心の中の怖さや不安、自分勝手な気持ちをたくさん教えてもらった、ということです。将来の子どもや夫婦のことを考えているようで、自分のことしか考えていない自分。「なんて自分勝手なんだろう!」「でも仕方ない、そう思っているのか」「そんな私で、このまま生きて行こう」と思えた頃、息子がお腹に来てくれていました。いつも心穏やかでハッピーな人の元にこそ子どもは来るものだと思っていたので、とても驚きました。そして怖がりながら母になり、今に至ります。他人と自分を比べて落ち込んでしまう自分でいいんです。りんさんも「もう妊婦さんを見たくない!」と悪態のひとつでもついてみてください。それでいいんです。人間だもの。そんなりんさんが迎える赤ちゃんは、きっと幸せだろうなと思います。笑っている時も、泣きたい時も「うんうん」と聞いてくれるお母さんがいる。どれだけのびのび育つことができるでしょう。赤ちゃんを待っているこの期間だからこそ、りんさんには自分自身を心から楽しんでいただきたいなと思っています。妊活を忘れるくらいに。子どもがいたらできないことは、たくさんありますから。今のうちにデートも重ねて、夫婦の絆も強くなることでしょう。末永くお幸せに。 ・このカウンセラーのブログを読む
2017年05月16日横浜市SPA EASで5月20日に妊活体操イベントママ活サポート専門会社であるジュンビー株式会社とグラン治療院が、業界初の妊活体操イベントを2017年2月4日の「妊活の日」に開催したのだが、リピート開催を望む多くの声に応えて、5月20日に横浜市のSPA EASで2回目を開催することが決定した。5組に1組が不妊に悩む2015年に行われた社会保障・人口問題基本調査「結婚と出産に関する全国調査」で明らかになったのが、5組に1組の夫婦が不妊に関して何らかの悩みを抱えているという結だった。不妊治療は、これといったマニュアルが存在しない。ある症状の場合にはある治療方法を・・・という一通りの大まかなセオリーはあるが、人によって、また夫婦のおかれている状況によって細かい治療方法は様々だ。しかしいずれの場合においても、女性の身体を妊娠しやすい身体へと改善を行っていくことには、メリットがある。今回のイベントは、まさにそれだ。というのもこの妊活体操は、マタニティヨガインストラクターと鍼灸師、そしてママ活サポート専門会社がコラボレーションして考えられた体操だからだ。話題の「妊活体操」とは(画像はプレスリリースより)では、いったいどのような体操となっているのだろうか。妊娠しやすい身体に改善していくことの秘訣は、赤ちゃんが授かりやすい子宮をつくる、ということだ。そのためには、骨盤を柔らかくすることがとても重要だという。そうすれば、ふわふわのベッドのような子宮になり、赤ちゃんができやすいというのだ。しかも、妊活とは女性だけのものではなく夫婦で協力し合って進めていくものだ。そのため、夫婦が一緒に行えるペア体操も考えられている。もしも今、不妊に悩んでいる方がいるとしたら、参加を検討してみるのはいかがだろうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※ジュンビー株式会社 公式HP※ジュンビー株式会社 プレスリリース(Value Press)
2017年05月15日こんにちは、ママライターのましゅままです。妊娠と出産には、女性にとっては年齢のリミットがあるため、男性に比べて向き合い方がシビアになりがち。「妊活」という言葉にとらわれすぎて、生活そのものを破滅させてしまう『妊活離婚』も増えているのです。夫婦で幸せに向かうために妊活をするのですから、なるべく円満に進めていきたいですよね。今回は、妊活夫婦4組に聞いた“妊活離婚にならないための取り組み ”をご紹介します。●妊活離婚にならないための取り組み●(1)妊活を始めるまえに具体的なルールを決めておく『わたしたち夫婦は、妊活を始めよう!と決めたときにいくつかのルールを決めました。ルールといっても厳しいものではなく、どちらかというと妊活をゆるく、楽しくするためのルール。3か月できなかったら1か月妊活を休む、費用の上限を決めておく、タイミングを取るときは「よし、やってみよっか」くらいの軽いノリで。主人にはキッチリ排卵日、ということは伝えずそれとなくそういう雰囲気にして、自分はきっちりと排卵日チェックしてました。終始暗い雰囲気、義務的な妊活にならないこと を心がけたら、主人も気楽にかまえられたのか、気負うことなく妊活できていると思います』(30代/女性)妊活は心身、時間、経済的に多大な負担がかかります。だからこそ、夫婦で妊活の“休憩”や“終わり”を決めておくことで、無理をせず妊活に取り組むことができます。長期にわたる妊活でルールが風化されないように、紙にルールを書いて貼っておく、定期的にルールを夫婦で確認する、などしておくといいですね。●(2)妻は夫に感情的にならないように気を付ける『妊活中、どうしてもピリピリしてしまって、何度か夫に八つ当たりをしてしまいそうになりました。でも、男性は打たれ弱いところがある、と聞くのであまりキツイ言い方はしないようにしています。妊活中は夫のモチベーションを下げてはいけない かな、と思っているので』(20代/女性)妊活は女性の負担がとても大きいため、ついパートナーに八つ当たりをしがち。しかし、妊活中の男性は「妻に満足してもらいたい」という一途なやさしさで妊活に協力してくれています。その気持ちを照れくさくて言い表さない旦那さんがほとんどなので、なかなかその優しさを実感することはできませんが、旦那さんの優しさが妊活成功のお守りと思って、あまり厳しい口調にならないよう気を付けましょう。●(3)夫は「子どもは結婚したらできるもの」という考えを捨てる『僕は勝手に、「結婚したら子どもは自然に授かるもの」と思っていて、そこまで深く考えていなかったのですが、その能天気さや無知さが妻を苦しめていたようで……。その考えを捨てました。妻は妊活の苦労や努力を分かち合える仲間がいないし、自分にできることといえばタイミングや病院の日に協力することだけなので、なるべく妻の話を聞く ようにしています』(30代/男性)男性の多くは、「赤ちゃんは授かりもの」という先入観を持っていることが多く、のんびりと構えている傾向があるよう。当事者である意識をしっかり持って、人知れず努力をしている奥さんの頑張りを認め、苦悩に共感する姿勢が大切ですね。●(4)排卵日以外のコミュニケーションに重点を置く『ぶっちゃけ男はデリケートなので、排卵日!排卵日!と迫られるとプレッシャーになってしまう。だから、排卵日以外に十分夫婦仲を充実させておいて、排卵日のタイミングはその延長 、という雰囲気になるようにしています。そのほうが、自分も楽しいので』(40代/男性)妊活中の女性は、ついつい排卵日のみにすべてをかけてしまうことが多いのですが、実は排卵日以外のコミュニケーションが妊活成功のカギといえます。妊活中はお互い疲れがたまります。ピリピリした雰囲気よりも、日ごろからマッサージをしあったり、手をつないだり、ハグをするなどコミュニケーションを和やかにできる関係が良いですね。●妊活離婚を防ぐには、お互いに思いやりを持つこと妊活はとてもデリケートなことですので、夫婦でも思うように本音が話し合えずすれ違いが起きてしまいます。男女の価値観の違いもとても顕著に表れるため相手の気持ちが理解できない、と感じることもあるかもしれませんが、決して悪気があってのことではありません。なるべく楽しく笑顔で妊活できるよう、お互いに思いやりは常に持ち続けてくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/香南、TOYO
2017年04月24日こんにちは、ママライターのましゅままです。晩婚化が進み、ずいぶんと世間に浸透してきた「妊活」という言葉。この言葉に苦しめられてしまっているご夫婦は少なくないです。幸せをつかむために始めたはずの妊活が原因で、夫婦の仲を壊し離婚に至ってしまうケースが増えているためです。今回は、妊活離婚に至った夫婦のエピソードをご紹介します。●妊活離婚に至った夫婦のエピソード●夫から離婚を申し出たパターン『自分から離婚を告げました。理由は、妻からの「タイミング」を取るプレッシャー に耐えられず、日に日に本当に妻との子どもがほしいのかどうかがわからなくなってしまったから。突然、「今日、タイミングね」とメールがきていて、断るとものすごい不機嫌になるので、毎回仕事の予定を狂わせて妻の言う通りにしていました。だけど、なかなか子どもには恵まれず、妻はピリピリしだして話しかけにくくなって妻との関係もギクシャクしてきてしまいました。そのうち妻のほうから、「不妊治療を始めたいから病院に一緒に来て」と言われましたが、多額のお金をかけるほど自分の気持ちは妊活には向いておらず……。こんな状態では子どもに恵まれても育てることはできない、このプレッシャーから逃げだしたい 、という考えに至り離婚しました』(34歳男性/会社員)男性はプレッシャーに弱い生き物。そして、女性に立ちはだかる妊活のいくつもの現実問題は、男性にとって理解しようとすればするほど妊活へ消極的になる傾向があるようです。こちらのご夫婦はまさにその典型パターンに陥ってしまったようですね。『結婚前は、もし子どもができなくても二人で仲良くやっていこうね、と話をしていたのに、いざ妊活をスタートさせると、妻が豹変。まだおなかに宿してもいない赤ちゃんの話ばかりで自分のことは興味がなくなったようで、寂しい思いをしました。妻のために頑張っていましたが、一向に報われない、ゴールの見えない努力にだんだん疲れてきて……。結果、赤ちゃんを授からないのは僕のほうに原因があることがわかり、妻の気合にこれ以上ついていけない 、自分は妻には必要ない な、と感じて別れを告げました』(27歳男性/会社員)女性は“妊活モード”になることにより、心も体もさまざまな切り替えができます。しかし、男性は妊活に関して特別なスイッチを入れることは難しいもの。妊活をはじめても、新婚当初のように「自分を一番大切にしてほしい」と求めている男性が多いのです。妊活中のときこそ、旦那さんが大切で、あなたとの子どもを授かるために頑張っている、という気持ちを伝えることが成功のポイントといえるでしょう。●妻から離婚を申し出たパターン『夫が非協力的だっため、離婚する選択をしました。なかなか時間が合わず子どもができなかったため、キャリアだったわたしは年齢のリミットを考え妊活に専念するため、思い切って仕事を退職しました。そののち、できるだけ早く授かるために不妊治療をスタート。でも、夫とは妊活に関する情熱が違いすぎました 。タイミングを取る約束をいとも簡単に何度も破られて、タイミング法がムリだと判断し人工授精にステップアップしたい、という話をすると、なぜか拒否されました。不妊治療は女性の体の負担が大きく、仕事を辞めて通院するのは相当な精神力がいることだったのに、それもわかってもらえず。離婚を決意し、違う人と結婚するために婚活する道を選びました』(36歳女性)キャリアを捨ててまで妊活に専念しようとしたのに、旦那さんが非協力的ともなれば旦那さんに不信感を抱くのも無理はありませんね。何においても子どもをつくることを最優先させるのであれば、違う人と結婚するために婚活する切り替えも大切です。『義理両親からの孫コールがすさまじく、とても苦痛でした。結婚して3年しても子どもができなかったので不妊治療を始めたのですが、後から結婚した夫の妹夫婦のほうが先に赤ちゃんができてしまい……。焦って治療に膨大な時間と費用を費やし、ついには貯金が底をつきました。不妊治療を始める前に、きちんと夫と“予算”と“もしできなかったらどうするか”ということをきちんと話して決めていなかったため、破滅してしまいました。夫の顔を見て生活すると赤ちゃんを授かれなかったトラウマが一生拭い去れない と思ったので、離婚してもらいました』(30歳女性)プレッシャーのあまり、妊活で身の破滅を招いてしまったパターンです。妊活を始める際は、夫婦で「できなかったらどうするか」「期限はいつまでか」「費用はいくらまで」という具体的なルールを決めておきましょう。●妊活離婚の原因は夫婦の温度差いかがでしたか?今回ご紹介した妊活離婚の原因は、ほとんどが妊活に関する夫婦の温度差が原因となるものでした。妊活は一人ではできないことですが、夫婦の気持ちがズレやすく、冷静に話し合うことが難しいものです。一度、夫婦で病院へ行き先生や看護師さんを交えてお互いの考えを確認してみると、二人だけの話し合いでは知ることのできなかった相手の真意を聞くことができるかもしれません。赤ちゃんを授かっても、授からなくても、大切なのはお互いを労う気持ち。夫婦二人で同じ方向を向いていき、なるべく円満に妊活ができるようにコミュニケーションをとっていってくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)●モデル/藤沢リキヤ、福永桃子
2017年04月17日婚活パーティーと街コンなどの恋活イベントのどちらに参加すれば良いのかを迷う人もいるのではないでしょうか。出会う相手がガラリと変わってくるのでここでの選択は重要です。今回は、恋活イベントと婚活パーティーの内容や選び方についてのお話です。恋活イベント恋活イベントの中には、“プチ街コン”というものがあります。開催時間は1~2時間で、完全に着席した形で行われ、男女2対2くらいで会話することが多いです。一定時間が経過すると男性が席を移動して回るので、確実に複数の男性と話ができるところが最大のポイント。恋活イベントには、他にも“趣味コン”と呼ばれるものや、“年上・年下好き限定”などいろんなタイプがあります。婚活パーティー婚活パーティーは結婚を意識しているだけあって、プロフィールカードの内容も結婚に関わる項目がたくさん含まれています。例えば、男性のカードには「年収」や「兄弟構成」などが入っていますし、恋活ではあまりない「タバコ」や「婚歴」などの項目があるでしょう。中には反立食タイプもありますが、“最初から個室で1対1”というスタイルが多いのも婚活パーティーならではです。結婚したいのか、恋愛したいのか例えば、「結婚は良い人が現れてから考える」という人と、「3年以内には結婚したい」という人では、出会うべく男性が大きく異なります。もし結婚願望がほとんどない男性と知り合った場合、結婚を視野に入れたお付き合いがしたいのに“結婚を考えることすらしてくれない”というズレが生じます。逆に、すぐにでも結婚したい!という男性の場合は「気持ちは後回しで良いから、条件さえ合えばなるべく早く結婚したい」と言われる可能性もあります。この場合、恋愛結婚を望む女性にとってベストな相手とは言えないでしょう。恋活パーティーの中にも、“結婚を視野に入れたお付き合い希望” や “結婚前向き”というタイプもあります。今の自分が求めているのは“結婚”なのか“恋愛”なのか、一度よく考えてから選ぶようにしましょう。
2017年04月10日こんにちは。ママライターのあしださきです。一般的に“妊活”という言葉が広く認知されるようになったのは、ここ数年のこと。記憶に新しいところでは、お笑いコンビの『森三中』の大島美幸さんが、妊活することを公表して仕事をしばらくお休みしたことはとても有名な話。元『モーニング娘。』の保田圭さんも妊活を公表していることで有名です。ブログでも自身の妊活にまつわる状況を発信し、同じように妊活に悩む女性から大変支持されていたということですが、一方でSNSに寄せられる心無いコメントに傷ついてしまったということをおっしゃっていますね。現在インスタグラムのコメント欄を一時閉鎖して、そのことに関しても思いを発信していらっしゃいました。『出口の見えない長いトンネルを歩いているようだ』妊活はこのような例えで表現されることがあるとか。●はじめは“日常生活の延長”、次第に“生活の中心”に私も2人目の子どもを意識し始めてから、自身の生理不順や排卵の障害が判明し、婦人科に通院した経験があります。それから妊活が始まりました。妊活を始めたころは明るいイメージを持って、「かわいい赤ちゃんとの生活はもうすぐそこだ」と身近なものに感じながら、日常生活を送る傍らの妊活というように楽んで夫婦で協力していたという記憶があります。しかし、それが何か月も“ふりだしに戻る”ことを繰り返すと、気付かないうちに全てを“妊活”に捧げた日々を送るようになっていったのです。自分の行動が全て「妊娠に少しでもつながるように」と意地になって、まさに脅迫的な感覚だったことを今でもよく覚えています。夫ともいさかいが増えました 。これこそが、まさに最大のストレス。私には耐えられないほどでした。そこで今回は、妊活をした経験がある女性に「妊活中に1番ストレスを感じたのはどんなときですか?」という聞き取り調査を実施いたしました。ご回答いただいた皆さんありがとうございました。ここでその中から3つのエピソードをご紹介したいと思います。●妊活中に最もストレスを感じたエピソード3つ●(1)テレビやネットで見る「女優、アナウンサーの○○が妊娠」が本当に嫌だった『毎日というほど目にする“妊娠報告ニュース ”がいちいち頭にきて仕方がありませんでした。妊娠という極めて個人的なことをニュースで流すことにムカつく。でも1番嫌なのは、ブログなどで自分の私生活をガンガン発信している美男美女の芸能人夫婦のような人たちでしたね。「この度、私たち夫婦のところに、ちいさな新しい命が宿ってくれました」みたいな。嫌なら見なければいいのに、気になってしまうんです。「もしかしたら、何か自分の妊活にいい情報が得られるかも知れない」とか思うのでしょうね。自分もどうかしていました。ストレスがMAXになって、携帯やテレビをしばらく見ない生活をして自分を落ち着けました』(30代/1歳の女の子のママ)●(2)友人のSNSでの“子ども自慢”が耐えられなかった『本当にきつかったのは、毎日子どもの離乳食をイチから手作りしてキレイに盛り付けている様子やら、かわいい寝顔、初めての寝返り~、といった“子どもとステキなママしている自分自慢 ”に命をかけている友人のSNSです。長い妊活の日々ですっかり疲弊したわたしの精神状態は、これによって完全に崩壊。結局妊活を休んで、心療内科に行くことになりました』(30代/妊活お休み中/会社員)●(3)夫に「それは人として最低じゃない?」と言われたとき『私たち夫婦が妊活を始めてもうすぐ2年という時期に、夫の弟が結婚した。ほどなくお嫁さんが妊娠したと義母に聞かされ落ち込んでいたとき、どうしようもなく荒れて「弟さんのお嫁さんの妊娠を素直におめでとうと祝福できない」と夫に泣いて訴えた。そうしたら、「妊活が大変なのは分かっているけど、そういう発言は人として最低じゃない? 」と言われた。“大変なのは分かる”?男に産婦人科での検査のつらさも生理が来てしまった落胆も分かりっこない。その瞬間、完全に愛情が冷めました』(30代/現在独身)----------いかがでしたか?とても心に刺さるエピソードばかりでしたね。妊活を通してわかったのですが、女性にとって“妊娠”というフレーズがいかに心を乱してしまうものであるのか、世の中の20代から40代の男性・女性、出産経験者の年配女性にもっと意識を新たにしてもらう必要があるということです。世の中、簡単に子どもを授かることができる夫婦ばかりではないと、まずは覚えておいてほしいです。そして、人知れず努力をしている人たちを、そっとしておいて欲しい。お天気の話をするような何気なさで、“妊娠”について尋ねるのは無神経 です。1人子どもがいても、2人目で不妊に悩む方も大勢いらっしゃいます。「2人目は?」なんて余計なお世話なんですよ。パートナーと一緒に“妊活”をすると決めた、世の中の夫たちにもお願いです。あなたの最愛の女性が妊娠について感情的になるのは、それだけのつらさを味わっている裏返しだと想像してください。頑張っているのはすべて、夫婦の幸せのためと信じているからです。今は“出口が見えないトンネル”かもしれませんが、そんな中を懸命に進む女性の皆さんにエールを送りたいです。一人でも多く、早く、ご自身のいいニュースを聞くことができますように!●ライター/あしださき(元モデル)●モデル/REIKO(SORAくん、UTAくん)
2017年04月10日元『モーニング娘。』のメンバーでタレントの保田圭さん(36)が、Instagramのコメント欄を閉鎖したことが話題となっています。現在妊活を行っている保田さんですが、2017年3月8日に投稿したInstagramで閉鎖の理由について 『とても悲しくなってしまうようなコメントを下さる方々がいらっしゃるので…残念だけど、コメント欄を無くさせていただきました』とコメント。翌9日には『妊活とストレス』というタイトルでブログを更新し、妊活中に感情をコントロールする難しさなどを語っています。肉体的にも精神的にも負担のかかると言われる妊活ですが、このコメント欄閉鎖という保田さんの対応には納得の声が多いようです。●保田圭の対応に応援の声多数心ないコメントに傷つきInstagramのコメント欄を閉鎖した保田さんに対しネット上では、『わざわざ中傷のコメント書き込むやつなんて無視すればいいんだよ。ホント最低』『元気出してほしいな。ナイーブなことに首を突っ込む人っているんだね』『人の気持ちがわからないやつが多すぎる』『書き込んでる人たちはストレス発散程度にしか考えてないんだろうなぁ』『これが普通の反応。辻ちゃんとかメンタル強すぎでしょ(笑)』『落ち込んでるときにはちょっとしたことでも傷つきやすくなるもんだからね。閉鎖して正解』『もうInstagramごとやめてもいいんじゃない?ストレスになるだけだよ』『圭ちゃん、変な人の言うことなんて気にせずにゆっくり休んで』『文句言うんだったらわざわざ見にいかなければいいのに。自分から見にいって悪口書き込むってバカとしか思えない』『悪気なくて書き込んでる人とかもいるからね。タチが悪い』など、対応を支持し応援する声が多く見られます。アイドル時代は笑顔を絶やさず多くのファンに元気を与えてきた保田さん。心ないコメントをした人たちの行動は残念と言うほかなく、今後、保田さんが心穏やかにすごせることを願うばかりです。【画像出典元リンク】・保田圭(Kei Yasuda)(@keiyasuda1206)(Instagram)/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年03月10日「マイシード-亜鉛配合-for Men」パスクリエイト株式会社は、妊活・妊娠をサポートするブランド、ベビーライフ研究所より、男性妊活に特化したサプリメント「マイシード-亜鉛配合-for Men お試し 10 日分(20 粒)」を 2/13(月)から販売開始する。値段は、毎月100名限定で2980円(税抜き、送料込み)。不妊は男性側にも原因アリ!晩婚化に伴い、日本では不妊に悩む夫婦の数が増えている。不妊の原因は女性側にあると思われがちだが、実は男性側に原因がある場合も多い。WHO(世界保健機関)の調査によると、不妊原因が女性のみにある場合は41%に過ぎず、男性のみに原因がある場合が24%、男女ともに原因がある場合が24%である。つまり約50%は男性側にも原因があるということだ。「男性に原因がある」というのは、具体的には「男性の精子に老化の影響が及んでいる」ということだ。人間は年を重ねると、体内に発生した活性酵素などによって細胞がダメージを受ける。この「酸化ストレス」の影響は精子にも及び、35歳程度でその影響が出始めると言われている。男性の妊活に対する意識はまだまだ低い。妊活は女性がするものだ、と考えられがちであるため、自分の精子の量・質が良くないということに気づいている男性の数は非常に少ない。しかし、先ほどの不妊原因についてのデータから言っても、また良好な夫婦関係を営むための手段という点でも、男性が妊活に無関心であるのは良いことでは無い。妊活は、夫婦で一緒に取り組むべきなのである。三大栄養素を配合今回ベビーライフ研究所が開発したサプリメント「マイシード-亜鉛配合-for Men」は、男性の妊活に特化するため、妊活サプリメントの中で唯一「亜鉛」「還元型コエンザイムQ10」「大豆ソイポリア(ポリアミン)」の三大栄養素を重視し配合している。男性に必要な栄養素をもれなく補給できるのだ。今回の商品の価格は2,980円。「お試し版」には似つかわしくない価格設定であるが、これには、妊活に真剣に悩む方からの「現在服用している薬との飲み合わせは大丈夫か」「アレルギーは出ないか」などの質問を踏まえて、少しでも納得してもらってから契約してほしいという思いが反映されている。(画像はプレスリリースより)【参考】※パスクリエイト株式会社
2017年03月06日“卵活”という言葉を耳にしたことはありますか?妊娠を望む女性たちにとっては“妊活”と並んで身近なワードですが、そうでない人にはなじみのないものでしょう。実はこれ、卵子を凍結保存し、将来の妊娠に備えることを指す言葉なのです。マイナス196度という超低温で卵子を冷凍し、妊娠したい時期に解凍するというオドロキの最先端技術。今回は卵子凍結保存の費用や、行っている人の実態について解説していきましょう。●“受精卵”or“未受精卵”……卵子凍結保存の種類卵子凍結保存には、大きく分けて次の2種類があります。●受精卵の凍結保存体外受精や顕微授精で受精・発育した卵子を凍結保存するもの。不妊治療の一環として行われています。採卵後すぐに移植するよりも、別の周期に移植したほうが着床率が高い場合などに用いられる方法です。●未受精卵の凍結保存排卵した卵子を、未受精のまま凍結保存するものです。妊娠を望む時期に解凍し、体外受精させた後に子宮に戻して着床・発育させていきます。●不妊治療目的だけじゃない! ライフスタイル設計のために行われることも前述の通り、受精卵の凍結保存は不妊治療の一環として行われるもの です。既にパートナーがいて、妊娠を希望しているにも関わらず、なかなか赤ちゃんを授かれない女性を対象にしています。一方で、未受精卵の凍結保存はがん患者などを対象にしたもの でした。がんの治療で卵子に影響が出ることが予測されるときに、治療前に採卵して保存しておくのです。しかし、今は妊娠を望んでいないけれども、将来に備えて凍結保存しておきたいという女性が最近は増えてきています。これが冒頭に紹介した“卵活” と呼ばれるものです。たとえ現状パートナーがいなくても、若いうちに卵子を採って保存しておけば、いつか相手ができて妊娠を希望したときに元気な卵子を使って妊娠・出産にのぞむことができるというのです。●保険外のため費用は高額になる費用は病院によって異なりますが、保険適用外のため高額になります。検査から凍結まではおよそ70万円〜100万円程度 となることが多いようです。まず、実際に採卵するまでの検査費用、排卵誘発のための費用がかかります。ここをクリアしてやっと採卵となりますが、採る卵子の数によって費用は変動します。妊娠の成功率を上げるには、ひとつでも多く採卵・保存する必要があります。最低でも10〜20個以上は採卵するケースが多いようです。採卵できたら凍結作業に入ります。このときにも“凍結作業費用”として別途金額を設けられている ことがあります。さらに保管料がかかり、毎年払う必要があります。卵子ひとつに付きいくら、と定められている場合は、凍結した数が多いほど費用がかさみます。また、凍結した卵子を解凍して体外受精を行なうときにも平均で約30万円~50万円 ほどかかります。●年齢制限や成功率……卵子凍結保存の注意点卵子の凍結保存は、いつでも・誰でもが簡単に行えるものではありません。いくつかの注意点があるので、そちらも確認しておきましょう。●年齢などの制限日本生殖医学会は『卵子の採取は40歳未満まで、受精卵の移植は45歳未満まで』というガイドラインを設けています。また、日本産科婦人科学会では『移殖年齢の上限は、生殖年齢を超えないこと』と規定しています。どちらも法的拘束力はないものの、多くの病院がこのガイドラインに沿った対応をしているのが現状です。また、未婚女性には未受精卵の凍結保存を行わない と定めている病院もあります。希望する病院が自分に沿った対応をしてくれるのかどうかは、来院前にきちんと調べておいたほうがいいでしょう。●成功率の問題未受精卵は解凍後、体外受精させた後に子宮に戻します。しかし、その後無事に着床し発育するかは別の問題。100%の確率で妊娠できるというわけではありません 。病院によって技術や成功率にバラつきがあるともいわれていますので、可能であれば移植後妊娠率などのデータを開示してもらいましょう。●パートナーの問題未受精卵を凍結保存しても、その後パートナーが見つからなければ体外受精をさせることができません。場合によっては、高額な費用や手間、時間が無駄になってしまうこともあるのです。その点は凍結保存に踏み切る前に冷静に考え、よく理解しておくべきでしょう。----------多くの課題はあるものの、メリットも多い卵子凍結保存。卵子は年齢とともに老化することは科学的にも明らかになっています。そのため、特に未受精卵の冷凍保存は、現代女性にとっては重要かつ大きな選択肢となりうるのではないでしょうか。【参考リンク】・医学的適応による未受精卵子あるいは卵巣組織の凍結・保存のガイドライン | 一般社団法人日本生殖医学会(PDF)()・医学的適応による未受精卵子および卵巣組織の採取・凍結・保存に関する見解 | 公益社団法人日本産婦人科学会()●文/パピマミ編集部
2016年11月15日婚活は女性同士の熾烈な争いだと言われています。婚活パーティー業者も世の中に沢山あり、色々な方が参加できるようになった反面、条件の良い男性を探すのにも苦労するようになりました。婚活パーティーに遊び半分で来る男性も増えて、結婚への道のりがより遠くなってしまう事も。どのような婚活パーティーの選び方をしたら結婚を引き寄せることができるのでしょう。今回は、結婚相手を上手に探す、婚活パーティーの選び方をお届けします。お見合いパーティーより婚活パーティーカップリングをお手伝いしてくれる業者でも、お見合いパーティーと婚活パーティーを同じような意味で使っている所があります。確かに男性と知り合って会話をしながら出会いを求める形式は似ているのですが、良い結婚を求めているのなら、お見合いパーティーよりも“婚活”パーティーと名前の付いている物に参加しましょう。なぜなら、お見合いパーティーはどちらかというと、これからゆっくりお付き合いを続けていきたいと少し奥手な男性が集まるケースが多いからです。また、お見合いパーティーの方が婚活パーティーより参加費が安いため、男性が遊び半分で参加できるという困った1面もあります。男性の参加費が高いパーティーを選ぶ質の良い男性を探したいのなら、パーティーの男性参加費を参考にするのは良い方法です。先ほども少しお話ししましたが、男性の参加費が安いと「エッチがしたいからちょっと潜入」なんて輩もいたりして、見分けが付きにくく、結婚までの道のりが遠のいてしまいます。遊び半分で女性を軽く見る男性に捕まると婚活時間の無駄ですね。男性の参加費が高い婚活パーティーであれば、それだけのお金を払っても結婚のために動こうとしている男性という証拠です。大手を選ぶ小さい業者よりも、ゼクシーなどがバックにいる大手を探して婚活するのが良い方法です。大手の所は、女性もお金を結構取られることもありますが、男性の身分もしっかりと分かっているのである意味保険があるのです。大手の婚活サイトは、身分証の提示なども義務図けられている場合が多く、万が一の事があっても安心できます。色々な男性と知り合うと言う事は、それだけ危険も隣り合わせということになりますが、そういう心配をカバーしてもらえるという利点がある大手婚活サイトを絶対に選ぶべきでしょう。ちょっとしたコツを知れば、今よりももっと上手に結婚相手を探す事ができるようになります。本当に結婚したいと思っている男性を見つけるためにも、失敗しない婚活パーティーで狙い撃ちしていきましょう。
2016年10月19日こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。晩婚化の影響もあってか、結婚後に妊活で悩むカップルの割合が6組に1組 もあると言われています。そして、誰もが望むのが健康な赤ちゃんですよね。そこで今回は栄養学と最新の研究発表から、“葉酸 ”の重要性をご紹介したいと思います。目次妊娠がわかってからでは遅い!?先天性心疾患のリスク低減にも葉酸葉酸を多く含む食品●妊娠がわかってからでは遅い!?葉酸は細胞のさまざまな情報が集まっているDNAの合成に必要な、ビタミンB群の一種です。もちろん赤ちゃんの脳や神経細胞を作るにも不可欠な栄養素です。葉酸の摂取量が少ないと、お腹の赤ちゃんの脳が発達しない『無脳症 』や、『二分脊椎症 』など神経管の欠損リスクが高まるとされています。厚生労働省が推奨する葉酸の摂取量も、成人女性が1日240μgに対して妊婦の場合は480μg と倍の量になっています。それほど赤ちゃんの発育には重要な栄養素なのですが、実は赤ちゃんの脳や神経細胞が最も活発に発育するのは妊娠3か月までなのです。出産経験のある人や現在妊娠中の人はご自身の妊娠に気が付いたのは、いつごろだったでしょうか?日本人の予定外妊娠率はとても高く、約64%と言われています。特に、日頃から生理不順の人は気づくのも遅くなりがち。母親教室で栄養指導を受けられるのを待っていたら、妊娠6か月を過ぎてしまいます。そう考えると、妊娠の可能性のある人は常に葉酸を意識して摂って欲しいと思います。●先天性心疾患のリスク低減にも葉酸カナダでは1998年11月から精白小麦粉やパスタなどへの葉酸強化が義務付けられています。そこでカナダ健康情報研究所の研究グループが、葉酸強化以前とそれ以降の『先天性心疾患 』にかかっている人の割合を調べたところ、1999年以降に生まれた赤ちゃんの方が先天性心疾患が11%低下 していたというのです。●葉酸を多く含む食品葉酸はほうれん草の葉から発見された成分のため、葉物野菜に多いと思われがちですが、実は鶏レバーや牛レバーに最も多く含まれており、鶏レバーでは100g当たり1,300μgも含まれています。葉物野菜では菜の花(100g当たり340μg)、モロヘイヤ(250μg)、ほうれん草(210μg)。その他の食品では枝豆(320μg)、ブロッコリー(210μg)、納豆(120μg)などに多く含まれているので、普段からいろいろ組み合わせてバランスよく摂ることをお勧めします。【参考リンク】・Effect of Folic Acid Food Fortification in Canada on Congenital Heart Disease Subtypes. – PubMed – NCBI()●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)●モデル/神山みき(れんくん)
2016年10月06日体だけでなく心の妊活?「妊活」と聞いて皆さんが思い浮かぶことはどんなことでしょう?妊活で食生活や生活スタイルを変えることによって、妊娠しやすい体をつくり、赤ちゃんを育てていく良い環境を整え、更に女性としての魅力をあげることもできます。では、妊娠するには体の準備だけでよいのでしょうか?妊活にかかせない幸せホルモンって?妊娠しやすい体をつくるにはホルモンが密接に関係しています。赤ちゃんを授かり育む役割を担う「子宮」もホルモンの働きによって、大きな変化を伴います。最も妊娠に密接に関係しているホルモンに「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「セロトニン」いうものがあり、これは別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。エストロゲンとは、女性の体を女性らしい=妊娠しやすい状態に整える作用があります。セロトニンが幸せホルモンと呼ばれるのは、ドキドキしたり嬉しいことがあると脳内にドーパミンが分泌され、それを合図にエストロゲンも分泌を開始します。エストロゲンが多く分泌されることによって、脳内は幸せホルモン(セロトニン)で満たされ、エストロゲンとセロトニンの分泌は比例するので、幸せな気持ちになればなるほど、女性は美しく妊娠しやすい体になっていくのです。また、セロトニンが不足していると情緒不安定になったり、不眠や体の不調など様々な症状が現れます。幸せホルモンを活発にさせるには率直にいうと、幸せホルモンを多く分泌させるには、たくさん幸せな気持ちになればいいのです。しかし、実際どうすればいいの?と思う方が多いと思いますが、実は普段のちょっとした生活の中にも幸せホルモンを活発にさせる出来事はたくさんあるのです。大切なのは自分が「幸せだ」と感じること。実はこんなちょっとした出来事でも幸せホルモンは分泌されるんです。1.趣味や好きなことをして気分転換自分の好きなことをしているとき、「幸せだなぁ」なんて感じる事はありませんか?実はそれが幸せホルモンを活発にさせている証拠なんです。好きなスイーツを食べたり、好きな音楽を聴きながら読書をしたり、体を動かして汗を流して気分転換をすることで、妊娠の最大の敵であるストレスを発散し穏やかな気持ちになることで、脳内は満足感で満たされセロトニンが分泌されます。またストレスを溜めないことで、精神的な安定を保つと共に倦怠感などの体への負担も軽減されます。特別なことをしなくても、自分が「楽しい、落ち着く」と思うことであれば、それだけで十分な効果があります。2.よく笑い、よく話す家族や恋人、友人などと会話を楽しみ、たくさん笑うことでセロトニンをたくさん分泌させることができます。また、スキンシップをとりながら会話をすることで楽しさや安心感を得られ、よりセロトニンの分泌量が増え、ストレスや不安を和らげてくれる効果が期待できます。大切なのは会話を「楽しむ」こと。愚痴などを聞いてもらいストレス発散するのも一つの方法ですが、楽しい明るい会話をするほうがいでしょう。2.ときめきを増やす普段の生活の中でときめきを感じる事はありますか?恋をすると様々なことでドキドキすることが増えますよね。恋愛することはセロトニンを増やす効果があるといわれているんです。普段、ときめくことはあまりない。という方は無理に恋愛をするのではなく、恋愛ものの映画やドラマ、漫画の主人公を自分に置き換えてみるのもいいかもしれませんね。大切なのは赤ちゃんを想う気持ち妊活は体の準備だけでなく、心の準備も。心と体は密接に関係しています。体だけ準備をしていても、気持ちがついていかないと後々不安に繋がることもありますよね。赤ちゃんはお腹の中でも、お母さんの「楽しい」「悲しい」などの気持ちを読み取ることができるといわれています。「赤ちゃんを授かれますように…」と不安やストレスで気持ちを追い詰めると、ストレスの原因になり悪循環です。「いつでもきていいように準備しておくからね!」と少し心に余裕をもって、体だけでなく「心の妊活」もしっかりと行い、幸せホルモンをたくさん分泌することで、心も体も赤ちゃんを快く迎えられるよう、前向きに自分のペースで準備をしていきましょう。
2016年09月20日近年、女性の間で注目されている「腸活」。腸をととのえて体の内側から健康、きれいを目指すために、あるいは家族の健康のために、日々の食事にヨーグルトや発酵食品を積極的に取り入れている女性は、少なくないかもしれません。そんな話題の「腸活」に、新展開。最新の研究で、驚きの事実が判明しました。ここでは 「腸の奥からの健康を考える研究会」 の座長をつとめる腸活のスペシャリスト、松井輝明教授に、妊活専門の栄養士として各方面で活躍する長有里子さんがインタビュー。腸活の新事実から、いますぐ食事に取り入れたいスーパーフードの秘密に迫ります。お話をうかがったのは、松井輝明(まつい・てるあき)教授医学博士。帝京平成大学 健康メディカル学部 健康栄養学科教授。 「腸の奥からの健康を考える研究会」 座長インタビュアー 長有里子(おさ・ゆりこ)さん管理栄養士。食生活で妊娠しやすいカラダをつくる 「授かるごはん」 講座主宰。ダイエットレシピ本、雑誌やサイトの栄養監修などを手掛ける。39歳で体外受精を経験、40歳で第1子を出産した経験を活かし、現在は妊活専門の栄養士として多方面で活動中。「大腸の奥のケア」が、腸活の新常識!―長さん(以下割愛)近年、腸をととのえて健康を目指す「腸活」がブームになっています。それに伴い、「腸内フローラ」という言葉をよく見聞きするようになりましたが、そもそも「腸内フローラ」とはなんですか?(松井教授)腸内には、約1,000兆個もの腸内細菌が群生しながらすんでいます。その様子が花畑のようにみえることから、腸内細菌の集まりを「腸内フローラ」と呼んでいます。菌の種類もさまざまで、現段階では体によってよいはたらきをする「善玉菌」、好ましくない「悪玉菌」、その時々でよいほうにも、悪いほうにも傾く「日和見菌」の大きく3つに分類されています。では、単純に悪玉菌を減らせば健康になるのかというとそうでもなく、最近では日和見菌でも体によいはたらきをするケースがあることも、わかってきました。さまざまな菌がバランスをとりあいながら元気にすんでいる、つまり腸内フローラが好バランスであることが、腸の健康、さらに全身の健康に大きくかかわっています。―「腸内フローラ」のバランスが、腸の健康のカギを握っているのですね。一般的に、整腸には食物繊維をたっぷり摂るとよいとされていますが、それは正しいですか?(松井教授)食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。そのうち、水溶性食物繊維は腸にすむ善玉菌のエサになり、善玉菌を元気にする大切な栄養素です。しかし、そのほとんどは腸の入り口にすむ菌に食べられ、腸の奥までは届きづらいことがわかってきました。―多くの水溶性食物繊維は腸の入り口で食べられてしまう、というのは新鮮な驚きです! では、腸の奥まで届かないと意味がないのでしょうか。(松井教授)じつは、腸内細菌は腸のなかでもとりわけ大腸の奥のほうにたくさんすんでいるのです。腸の健康を考えるうえで、腸の奥の腸内フローラのバランスを整えることが非常に大切です。そこで、大腸の奥にたくさんいる菌たち(腸内フローラ)まできちんとエサを届けて元気にし、よいバランスにととのえることが、より効率よく腸を健康にする手段というのが、最新の研究から導き出した考え方です。 ヨーグルトを食べてもすっきりしないのは、「大腸の奥」が乱れているから?―小腸も大腸も「腸内環境」とひとくくりにしていましたが、じつは大腸の奥のケアが大切なのですね。これまでの食事ではなかなか大腸の奥まで水溶性食物繊維を届けるのは難しかった、ということは、本当の意味で腸が健康な人は、少ないといえますか?(松井教授)そうですね。多くの人は、大腸の奥は悪玉菌が優位、つまり腸内フローラのバランスがととのっていないといえるでしょう。たとえば、ヨーグルトなど腸によいとされる食品を積極的に食べているのに、いまいち効果が感じられない方もいらっしゃると思います。それは、そもそも大腸の腸内フローラがアンバランスだったため、どんなに腸によい栄養や善玉菌を摂っても定着しなかったのが原因のひとつに考えられます。耕す前の荒れた土地に、いきなり種をまいても食物はよく育ちませんよね。腸もそれと同じで、まずは大腸の腸内フローラをととのえて土壌をつくり、そのうえで菌のエサとなる栄養を入れてあげることが、大切なのです。「腸活」の新定番の兆し。大腸の奥まで届く、スーパーフードとは―なるほど。とはいえ、水溶性食物繊維のほとんどは腸の入り口で食べられてしまうとの話でした。大腸の奥まで水溶性食物繊維が届く食材はあるのですか?(松井教授)食物繊維が豊富に含まれる食品のひとつに「大麦」があります。そのなかでも、品種改良を重ね、食物繊維が通常の大麦のおよそ2倍、さらに「レジスタントスターチ」が4倍含まれた「スーパー大麦」に着目しています。―「レジスタントスターチ」は一般的にはあまりなじみのない成分かもしれません。これは食物繊維の仲間のデンプンだと考えてよいですか?(松井教授)おっしゃるとおりです。レジスタントスターチは第3の食物繊維とも呼ばれていて、大腸の奥にいる善玉菌のエサになる成分です。スーパー大麦はレジスタントスターチの含有量の多さが大きな特徴で、またそれ以外の食物繊維と複雑に絡み合った構造をしているため、腸の入り口で発酵されにくく、大腸の奥のほうまで届く性質を持っています。―エサが大腸の奥まで届くと、具体的にどんな変化が起こるのでしょう。(松井教授)先ほどもお話したように、多くの人が、大腸の奥は悪玉菌が優位な状態です。そこに水溶性食物繊維やレジスタントスターチを届けると、善玉菌はそれらを食べて「短鎖脂肪酸」と呼ばれる成分をつくります。すると、腸内環境はアルカリ性から弱酸性に傾きます。その弱酸性の腸内環境こそ、善玉菌がすみやすい環境でもあります。つまり、大腸の奥までエサが届けば、善玉菌が元気になり、さらに自らすみやすい環境をつくり、腸内フローラのバランスがととのうのです。―スーパー大麦は、健やかな腸へと導くまさにスーパーなフードといえそうですね。実際に、松井教授も召しあがったそうですが、なにか変化はありましたか?(松井教授)スーパー大麦を食べ始めてしばらくは、なんとなくおなかがはるような感じがありました。そのうち、排便にかかる時間が短くなり、すっきり、スムーズにでるようになりました(笑)。もしかすると、スーパー大麦を食べ始めたことで、おなかがゆるくなったり、便秘になったりなど、多少体の変化を感じる人もでてくるでしょう。心配になるもしれませんが、これはごく普通の体の反応ですので、ご安心ください。これまでは大腸の奥まで到達しなかった成分が届いている証拠です。―効果を実感できるまでに、時間はかかるものなのでしょうか。(松井教授)腸内細菌叢は、がっちりとスクラムを組んでいるので、そのスクラムを解くのに2週間くらいかかります。4週間を過ぎると腸内フローラがバランスの良い状態になります。―では、スーパー大麦を食べ始めてからだいたい1ヵ月くらいはおなかの調子が変化する可能性があることを、頭に入れておきます。ちなみに、調子がよくなったらやめてもよいのでしょうか。(松井教授)残念ながら、もとの食生活に戻すと、1ヵ月くらいで腸内環境も元通りになってしまいます。できれば毎日、継続的に摂取するのが好ましいですね。 肌トラブル、花粉アレルギー対策にも? 大腸の奥のケアで、プチ不調にまるごとアプローチ!―私自身、お通じは良好なのですが、花粉やハウスダストのアレルギーがあるんです。腸は体の免疫と関係があると聞きますし、腸内フローラのバランスがととのえば、アレルギー症状の改善にも期待できますか?(松井教授)花粉によるアレルギーなども、腸内環境がととのい免疫力があがることで、改善する可能性は考えられます。また、便秘がちな人ほど、肌トラブルが起こりやすいとの話をよく聞くかと思いますが、スーパー大麦を試した方からは、しわや乾燥、ニキビといった肌のトラブルが緩和したとの声も寄せられています。―便秘といえば、不妊専門の管理栄養士としての経験上、不妊治療をされている方は便秘と冷えの両方に悩まれていることがとても多い印象です。これも腸内環境が関係していそうですね。(松井教授)女性に多い冷えなどのマイナートラブルは自律神経とかかわっています。腸と自律神経も密接な関係にありますから、腸のコンディションをよくすることが、冷えなどへの改善にもつながるといえるでしょう。これまではアレルギー、肌トラブル、冷えなどそれぞれ別に対策していたものが、大腸の奥をケアし、腸内環境をととのえることで、総合的にアプローチできる可能性があると考えています。―それは多くの女性にとって朗報ですね。(松井教授)ちなみに、母と子の腸内フローラは非常に似る傾向にあります。これから妊娠を希望している方は、いまのうちに腸内フローラをととのえておくことが、いずれ生まれてくるお子さんにとっても好ましいといえますね。近年、大人だけでなく子どもの便秘の相談がたいへん増えており、大きな課題だと感じています。スーパー大麦は子どもや高齢者の方でも安心ですから、日常的に、かんたんに食事に取り入れられるような仕組みを考えているところです。ご家庭でも、家族みんなのヘルスケアとして、ご飯やシリアルなどの主食や、ショートバー、ビスケットなど手軽な食品で取り入れられるとよいですね。―今回教えていただいたお話を、今後の生活に、仕事に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。 [PR]腸の奥からの健康を考える研究会
2016年09月06日こんにちは。フリーママライターの横山かおりです。突然ですが、妊活中や妊娠初期に「葉酸を摂取したほうがいい」ということを耳にしたことはありますか?筆者自身も第一子妊娠発覚時に、父から葉酸のサプリメントを渡されました。では、なぜ妊活中や妊娠初期に葉酸が必要なのか?『バイエル薬品株式会社』がおこなった調査によりますと、妊娠・妊活中の女性の約6割は「葉酸摂取の必要性を正しくいえる自信がない」と回答していることがわかりました。そこで今回は葉酸を必要とする大きな理由 をご紹介します。●神経管閉塞障害のリスクが高くなる妊娠初期に葉酸が不足していると、『神経管閉塞障害 』の発生リスクが高くなるといわれています。これは脳や脊髄などがつくられる妊娠4〜5週の間に起こる先天異常です。神経管閉鎖障害の中には『二分脊椎 』『無脳症 』『脳瘤 』などがあります。生死を分けるような大きな病気であり、遺伝の問題もありますが、多くはビタミンB群である葉酸の不足が考えられています。●妊娠が発覚してからの葉酸摂取では遅い胎児の神経管がつくられるのはだいたい妊娠2週から6週ごろです。一方で、妊娠が発覚するのは早くても5週ごろ。つまり、妊娠が発覚してから葉酸を摂取しようとしても遅い のです。心拍確認、母子手帳交付のころには手遅れといってもいいほど。「妊娠したい」と思ったらそのときから葉酸を摂取するように心がけましょう。●葉酸+αのサプリメントでOK日本人妊婦の葉酸摂取量は、『厚生労働省』が推奨する量の半分未満となっており、海外に比べてもとても低い割合となっています。葉酸を食事だけで補うのはなかなか難しいのでサプリメントを使用する人が多いですが、最近では「葉酸」だけのサプリメントと、「葉酸+ビタミン」などマルチビタミンのサプリメントが販売されています。どちらでも葉酸摂取には問題ないのですが、葉酸はもともとビタミンB群。ビタミンB9の葉酸はビタミンB6など他の栄養素とあわせることで効果を発揮する ことが分かっています。ですので、葉酸を含むマルチビタミンなどのサプリメントも積極的に摂取したいですね。----------ただ「妊婦には葉酸が良い」という一言では何が良いのかよくわかりません。正しい知識を理解し、「妊娠したければ葉酸をとろう」の一言に変えて世の女性たちに浸透してほしいですね。【参考リンク】・バイエル薬品「妊活・妊娠に関する意識調査」を実施 | バイエル薬品株式会社()・NTDsを減らしたい! 赤ちゃんのために妊娠前からできることバイエル薬品 神経管閉鎖障害(NTDs)の発症リスク低減の啓発活動開始 | バイエル薬品株式会社()●ライター/横山かおり(ママライター、元モデル)
2016年09月03日今大人気の女性体調管理アプリ多くの女性にとって、生理日と排卵日を予測できるアプリはとても便利なものだ。株式会社エイチームライフスタイルの提供する、無料アプリ『ラルーン』は、先ごろ女性会員累計数で400万人を突破したことを発表した。基礎体温の記録や、月経周期のカレンダーなどが一元管理でき、毎日の妊娠の可能性を知ることは、妊娠を希望する人も、避妊をしたい人も気軽に利用できる。また、美容に役立つ、肌の調子やダイエットサポートの情報も個々に管理できる。必読のコラムは毎日更新大人気の理由はそれだけではない。まず、セックスや、妊娠に関する悩み相談を匿名でできること。美容やダイエットにまつわるコラムも充実している。スマホで、女性が毎日チェックするアプリとしては、かなりの充実度だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社エイチームのニュースサイト
2016年03月04日ゲンナイ製薬が運営する妊活情報サイトの「妊サポ」はこのほど、「妊活に関する意識・実態調査」の結果を発表した。調査は11月5~11日にインターネット上で行われ、20~44歳の子どもがいない既婚女性1,000名から回答を得た。はじめに全回答者に妊活を行っているか聞いたところ、「現在行っている」は25.8%で、「現在は行っていないが、以前に行っていた」(18.5%)をあわせると経験率は44.3%となった。年代別にみると、現在行っている人の割合は40代前半では10.1%だった。20代(29.1%)や30代前半(31.7%)に比べると少ないが、40代前半でも妊活に取り組んでいる人は少なくないことがわかった。次に妊活を行っている人(または、以前に行っていた人)に、取り組んでいること(取り組んだこと)を聞いた。最も多かったのは「妊娠に向けて夫婦で話し合う」(74.7%)という回答で、次いで「基礎体温をつける」(69.1%)、「排卵日に合わせて性交渉する」(67.5%)が続いた。さらに、夫が妊活に対して積極的か(積極的だったか)についても調査した。結果は、「積極的」が62.8%となり、多くの夫が積極的に妊活に参加していることがわかった。一方、「積極的でない」と答えた人に理由を聞いたところ「仕事が忙しいから」(40代前半)、「自然にできるのを望んでいたから」(30代前半)などの回答があがった。最後に妊活中に悩んだり困ったりしたことを調べた結果、最も多かったのは「妊娠に対して焦りを感じてしまうこと」(51.5%)となった。上位には「妊娠の可能性が高い日に夫の時間がとれないこと」(44.0%)、「友人や知人の妊娠に嫉妬してしまうこと」(40.2%)、「性交渉が義務的になってしまうこと」(36.6%)が入った。同社は「妊活中の性交渉は、義務的になったり、互いにプレッシャーがかかったりしてしまうようです」と指摘。その上で「タイミングだけを意識するのではなく、日頃から仲よくしたり、楽しみながら取り組んだりすることで、これらの悩みは解消に向かうのではないでしょうか」とコメントしている。
2015年12月11日恋活・婚活で悩める女性を、まるでシンデレラのように変身させてくれる「シンデレラ恋活プロジェクト」。シリーズ第5回目は、LOVEコーチの立川ルリ子先生が参加メンバーから寄せられたリアルな悩みに答えます。恋の数だけ尽きないさまざまな悩み、あなたに当てはまる答えも見つかるかも…!?●お悩み1:お付き合いが長続きしませんいつも短いサイクルでお付き合いが終了してしまう人、いますよね。先生いわく、そういう人の特徴は付き合いはじめの“ときめき”に執着しているのが原因なのだそう。付き合いはじめの頃は連絡がマメで優しく、彼女が喜ぶデートをえてくれていた彼。でも、いつの間にかにおざなりに…。実はそれ、男性の通常モード。愛情が薄まったわけではないのです。「彼が自分のそばでリラックスできるようになった」とポジティブにとらえてみて。ここで不安になって彼を問いつめたり、叱ったりするとギクシャクしてお付き合いが長続きしない原因になるので注意しましょう。●お悩み2:どうしたら素敵な男性と出会えますか?ハッキリ言います。素敵な独身男性から“売れて”いくのです。まずはここを再認識しましょう。立川先生によると、ほかの女性が「NO」と言ったところをあなたが許容できるかどうかがカギ。もし気になることがあるのなら、一度、紙に書きだして、努力で変わることと変わらないことを整理してみましょう。すると、今まで恋活の相手として見なかった人も対象になってくるはず。ファッションセンスや体型、頭髪、性格だって、あなたのアドバイス次第でなんとでもなるのです。そのとき、頭ごなしに言うのではなく、さりげなく成功体験に導いてあげるのがポイント。この人だったら教育の手間をかけてもいいと思える人を選んでみてくださいね。●お悩み3:行動派でモテそうな彼。どうしたら“その他大勢”ではなく恋愛対象になれますか?まずは彼の隣に立つのにふさわしい女性をイメージすること。そして服装や髪型、メーク、ライフスタイル、しぐさや話し方など、すべてをその女性像に近づけていきましょう、と立川先生は言います。そんなの無理と思うかもしれませんが、実はこれ、「モデリング」というれっきとした心理学に基づいた手法なのです。もし、イメージに近い女優さんなどがいたら、映像や雑誌などを参考にすると良いとのこと。また、この方法は、自分に自信が持てない女性にも効果があるそう。婚活がうまくいかないと自己否定しがちですが、「なりきりメイク」のように、ワクワク楽しみながらワンランク上の女性を目指してみましょう!●シンデレラ恋活プロジェクトとは?今まで恋活・婚活がうまくいかなかった女性たちを、魔法にかけられたシンデレラのように約3カ月間かけて変身&変心させ、運命の人を一緒に探すプロジェクトです。・公式サイト:・シンデレラ恋活ブログ:【シンデレラ恋活プロジェクトの記事一覧】・恋愛にも「マーケティング理論」が有効!?:・男性が思わず触れたくなる“赤ちゃん肌”の作り方:・本当に似合うマイファッションスタイルの見つけ方:・プロが教える「また会いたい!」と思われる会話テク3つ:(取材/文:ASUKA取材協力:シンデレラ恋活プロジェクト)
2015年06月24日就活、婚活、妊活…いろいろありますが、「菌活」(きんかつ)という言葉をご存じですか? これは、菌そのものや、その生成物(発酵食品)を積極的に摂る、美容や健康のためにぜひ実践したい食事習慣です。「菌活」とは具体的には、きのこ類や、ヨーグルトや納豆などの発酵食品を積極的に摂ることをさしますが、なぜ「菌活」が注目されているのでしょうか。厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、現代人の食生活の課題に「塩分過多」と「食物繊維不足」があるそう。実は、これらの課題をクリアしてしまうのが「菌活」の最大のポイントといっても過言ではありません。きのこ類や発酵食品には、うま味成分が多く含まれるため、「塩分」を減らしてもおいしく食べられ、腸内細菌を増やして腸内環境を改善する働きがあります。また、とくにきのこ類には、食物繊維が豊富に含まれています。■まずは「菌活度チェック」次の10の質問のYES・NOで答えてみましょう。□ブナシメジやマイタケ、エリンギなどのきのこ類をよく食べる(はい1点、いいえ0点)□ヨーグルトやナチュラルチーズを毎日食べる(はい1点、いいえ0点)□納豆、味噌、塩麹、お酢などの発酵食品・食材を毎日食べている(はい1点、いいえ0点)□豆類や根菜類、海藻類、果物を毎日食べている(はい1点、いいえ0点)□外食や市販の弁当で食事をすますことが多い(はい0点、いいえ1点)□便秘または下痢気味である(はい0点、いいえ1点)□吹き出物ができたり、肌荒れになることが多い(はい0点、いいえ1点)□血圧や血糖値が気になる(はい0点、いいえ1点)□食事時間が不規則になりがちである(はい0点、いいえ1点)□最近、運動不足気味である(はい0点、いいえ1点)■0~3点の人は「菌活初心者」「菌活」はこれからという人。日ごろから体調管理やダイエットを心がけたいなら、まずは手軽にできる“ちょっと菌活”をスタート。1日1回は、醤油や味噌などの調味料以外の「菌活食材」(きのこ、納豆、ヨーグルトなど)を意識して摂りましょう。本格的な「菌活」料理はしなくても、レンジでチンするだけで食べられるきのこや気軽に買えるヨーグルトなどで日々の食事に「菌活メニュー」を一品追加してみることから始めてみましょう。■4~7点の人は「菌活実践者」すでに意識して「菌活」に取り組めています。 いつもの献立にひと手間加えることで、「菌活力」をアップさせることができるメニューを1~2日に1回は作ってみましょう。パスタやハンバーグなどの主食となるメニューにきのこを積極的に使用してみることで、“がんばって菌活”を実践しましょう。きのこは煮るとかさが減るので、多めに使うことがポイントです。■8~10点の人は「菌活マイスター」かなり、「菌活」ができています。腸内環境を常に良好に保ち、イキイキ健康生活を手に入れる“がっつり菌活”を続けましょう。「菌活」を続けるため、毎日「菌活」メニューを主食に取り入れるだけではなく、きのこのマリネなどの保存性が高くて作り置きでき、他の料理に加えることができる常備「菌活」メニューを活用してみてください。■菌活に適した食事日本の伝統食にはしょうゆ・みそ・漬物・納豆・甘酒など、外国ではパン・チーズ・ヨーグルトなどがあり、人は昔から菌を使った食品を食べたり飲んだりする習慣があります。きのこは現在の生物学では動物・植物の次の第三の生物群、菌類に分類されています。きのこを食べることもまた、「菌活」のひとつです。しかも、きのこは「菌そのものだけを食べられる」という点で、とても魅力のある「菌活」の王様と言えるでしょう。美容ビタミンと呼ばれるビタミンB群が含まれるきのこを食べることで美肌づくりが期待できます。また、きのこはうま味成分が豊富で低カロリーなので、ダイエットにも。さらに、豊富な食物繊維が、第二の脳と呼ばれる腸の善玉菌を活性化してくれることで、ストレス対策にもなると考えられています。毎日「菌活」を続けることで、腸内環境が整えられ、体調を良好に維持。美容面での効果も期待でき、スタミナ不足を起こさない強い体を作ることができます。「菌活」はいつ始めてもOK。これからやってくる夏は、室内と屋外との気温差によって自律神経のバランスが乱れ、体調を崩しがち。さまざまなトラブルを抱えてしまう前に、ぜひ今すぐ簡単メニューやお手軽な食材を摂り入れることから「菌活」を始めてみましょう。
2015年06月02日メディエンスは5月24日、首都圏で最大級の妊活イベント「働く女性のための妊活セミナー2015」を、東京都・品川のコクヨホールにて開催する。同イベントには、"卵子凍結・男性不妊・セルフケア"をテーマにした関連ブースが13店舗出展する。「妊娠はすぐにできる? 」「今のうちに卵子を凍結しておくべき? 」「妊娠はいつまで可能? 」「男性が抱える不妊の原因」などの疑問について、専門家がわかりやすく説明する内容となっている。当日は専門家によるセミナーを3回開催。10時30分からは、「『卵子凍結』~1周期あたりの生産率が一番高い方法とは」、13時からは「妊娠に向けた優しい体づくり」、15時からは「男性にもある不妊症-ファティリティチェックの必要性」を予定している。各セミナーでは、30分程度は専門家が質問に答える時間を設ける。普段疑問に思っていることや聞いてみたいことなどに対して、専門家の意見を聞くことも可能とのこと。イベントには、プロゴルファー・東尾理子さんも登場。不妊当事者の心のサポートをするFine公認ピア・カウンセラーである東尾さんが、グループセッション(2回)のサポート役として参画する。書籍のサイン会も実施予定とのこと。そのほか、会場には妊活グッズの紹介コーナーも設置。医師、看護師、胚培養士が質問に個別に答える「無料個別相談コーナー」も設ける。参加者全員を対象に、子宝パワーグッズの当たる抽選会も実施。セミナー第3部では男性の参加者に向けたプレゼントも準備するという。時間は10時~17時30分。参加人数は先着1,000名。参加費は無料。
2015年05月21日「妊活」という言葉が普通に使われるようになりました。説明する必要はないかもしれませんが念のため、「妊活」とは妊娠をするために行う環境づくり(基礎体温のチェックや不妊治療など全般)を指します。今回はこの「妊活」についてのお話です。「妊活」が話題になったのはなぜ?「妊活」という言葉が普及する背景には、加速する日本の少子化の実態があることはいうまでもありません。2011年の厚生労働省による調査によると、第1子の出産平均年齢(母親)が30.1歳。1975年の調査では25.7歳なので、じつに4.4歳も上回っているということがわかります。この問題は、国まかせにするのではなく、日本人全員で考えなければいけない問題かもしれませんね。「妊活」を語るに不可欠な、女性ホルモンさて、「妊活」において重要なキーワードとなるのが女性ホルモンです。女性が一生のうちで分泌する女性ホルモンの量というのは「スプーン1杯分」程度だと言われています。たったこれだけの量の女性ホルモンですが、生理周期などを司っているので軽視することはできません。女性ホルモンのバランスが崩れると排卵機能が正常に働かなくなり、妊娠するうえで良くない影響を与えてしまうのです。「妊活」は、十分な睡眠が基本!?そして、女性ホルモンは睡眠と密接な関係があるそうです。女性ホルモンとは、エストロゲンとプロゲステロン、2つのホルモンを指し、共に卵巣から分泌されますが、その指令を出すのは脳の視床下部や下垂体といわれる部分。特に視床下部は自律神経をコントロールする役割があり、たとえば過剰なストレスや睡眠不足などの影響を受けると女性ホルモンのバランスの乱れにもつながります。だから睡眠は「妊活」に必要な要素なのです。そこで着目したいのが女性ホルモンにも関わりのある成長ホルモンの存在。成長ホルモンは眠ってから3時間ほどの間に多く分泌されるそうなので、この間に熟睡できるように心地よい入眠を心がけてくださいね。Photo by Petras Gagilas
2015年04月22日アマネファクトリーは9日、同社が提供する妊活サポートアプリ「コウノトリ- 妊娠&妊活応援アプリ」の最新バージョンを公開し、新機能として「基礎体温機能」や、「優先通知機能」を追加した。入力した基礎体温データをグラフなどで閲覧可能なほか、女性が妊活のベストタイミングをパートナーに通知できる。「コウノトリ- 妊娠&妊活応援アプリ」は、排卵日/妊娠可能日をカップルに同時に通知することで、妊活をサポートするアプリ。新たに追加された「基礎体温機能」は、入力した基礎体温データをカレンダーとグラフで閲覧できるほか、生理を基準とした排卵予測日も同時に表示される。基礎体温のほか、日々の体調や出来事などもメモできる。最新バージョンでは、そのほか入力した基礎体温データをもとに、女性が妊活のベストタイミングをパートナーに通知できる「優先通知機能」も追加されている。「コウノトリ- 妊娠&妊活応援アプリ」は、App Store、Google Playよりダウンロードでき、対応OSは、iOS 7.1以降(iPhone/iPad/iPod touch)、Android 4.0以降。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月09日近年、赤ちゃんを妊娠するための前向きな活動を指す「妊活」という言葉が、メディアなどによく登場するようになりました。現代女性は、避妊についての知識は十分に持っていても「どうすれば妊娠するか」は意外と知らないもの。まだ結婚や妊娠・出産を考えていない人も、将来に備えて、妊娠するために行うべきことを知っておきましょう。○まずは、妊娠しやすい生活・体づくりをすること妊活の基本は、規則正しく健康的な生活をすること。もし体を妊娠から遠ざける原因があれば取り除き、生活を改善していく必要があります。現代女性に多いとされ、不妊の原因の一つと考えられているのが、体全体の「冷え」。血行が悪くなると、卵巣に十分な酸素や栄養が届かず、妊娠もしにくくなります。冷え性の人は、薄着を避け、体を温める食事をとり、毎日お風呂につかるなど改善に努めましょう。適度な運動習慣も、血流をよくし、生殖器官の働きをアップさせてくれます。またあまり知られていませんが、痩せすぎるとホルモン分泌が少なくなり、太りすぎるとホルモンバランスが崩れがちになるため、妊娠しにくくなる傾向があります。できる限り適性体重に近づけておくことが大切です。ほかに、喫煙やストレスも妊娠しにくくなる原因になります。健康的な生活をし、日常からストレスを減らすよう心がけましょう。○次に基礎体温をつけて、生理周期を把握する基礎体温は、毎日、起床直前の決まった時刻に測定します。健康な女性の基礎体温は、グラフ化したとき、低体温期と高体温期にはっきり分かれ、それぞれがおよそ2週間ずつ繰り返されます。基礎体温をつけておくと、妊娠しやすいとされる排卵日前後の期間や妊娠の可能性を、自分で把握することができるようになります。またいざ不妊治療のための診察を受けた際に、医師が排卵の様子などを知る手がかりにもなり、スムーズに治療が始められます。○それでもなかなか妊娠しない場合は、病院で検査を受けてみる進む晩婚化や女性の社会進出などを考慮に入れると、赤ちゃんを望んでいるのに1年以上授からない場合は一度不妊検査を受けてみるのもいいでしょう。不妊の原因は女性側、男性側どちらかにあることもあれば、男女両方にある場合もあるので、検査は二人で受けることが大切。男性が受けるのは主に精液検査ですが、女性は、基礎体温表のチェックから始まり、超音波検査や卵管造影検査、ホルモン検査など、多種の検査を受けることになります。実際に不妊治療を進めるかどうかは、検査結果を踏まえて医師の意見も参考にしながら、夫婦で決めていきます。「妊活」の途中で自然妊娠できれば素晴らしいことですが、カップルによっては生活改善や一般的な不妊治療ではなかなか妊娠できず、体外受精など高度な治療を選択するケースがあります。そうした場合、治療にかかる時間も費用も膨大になることもあります。妊活には、覚悟とともに夫婦間の協力と愛情が不可欠だということを、ぜひ覚えておいてくださいね。※画像は本文と関係ありません○善方裕美医師日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
2014年12月16日エムティーアイは12月1日、妊活・妊娠・育児中の女性を対象に行った「妊活のストレスとパートナーとの関係について」の調査結果を発表した。調査は9月30日~10月30日、「ルナルナ ファミリー」サイト内で妊活・妊娠・育児中の女性1,240名を対象に行われた。○希望者の半数以上が半年以内に妊娠「妊活開始から妊娠まで、かかった月数を教えてください」と聞いたところ、最も多かったのは「3カ月以内」で28.8%、次いで「4カ月以上~6カ月以内」で25.8%と、半数以上の人が半年以内で妊娠していることがわかった。一方で、約2割の人は1年以上の妊活期間を経て妊娠しており、最長で5年間という回答もありました。調査では、「妊活を開始してから妊娠するまでの期間は個人差も大きいので、あまり焦らず自分のペースで活動し、ゆったりとした気持ちでいることが大切なのかもしれません」としている。続いて「子どもは何人欲しいと考えていますか?」と聞くと、1位は「2人」で61.6%、2 位は「3人」で30.1%と、妊娠を希望する9割以上のユーザーは2人以上の子供を望んでいることがわかった。「しかし、厚生労働省の調査では現在の日本の出生数は平均1.43人となっており、その数字のギャップには、妊娠を望まない人の増加も大きく関わっていると思われますが、"二人目不妊"や、働くママたちの就労環境など出産後の女性を取り巻く社会的な要因も大きいのではないのでしょうか」と同調査。また6.4%の人が「1人」と回答しているが、初産の出産年齢が上昇していることもあり、「1人」で十分と考えているユーザーも一定数いるようだ。○約9割の女性が妊活にストレス次に「妊活中にストレスを感じたことはありますか?」と聞くと、86.1%の女性が「ある」と回答。「ストレスを感じたことがない」という人は、13.9%しかいなかった。「妊活中にストレスを感じることを教えてください」の質問には、「なかなか妊娠しない焦り」と回答した人が35.0%と最も多く、「自分より遅く結婚した人からの懐妊報告」17.8%、「ネガティブになる自分に自己嫌悪する」17.2%と続いた。また、自由回答には「自分は不妊症ではないかと毎月不安になる」「結果的には2カ月で授かることができたが、ネットの情報や基礎体温などから自分は人より妊娠しにくいと思い込んでいた」など、先のことがわからない妊活に、不安を感じながら取り組んでいる様子がうかがえる。○落ち込んだ時は"夫に相談"が1位「妊活中、落ち込んだ時の対処法を教えてください」と聞いたところ、1位は「夫に相談する」で30.7%、2位は「ネットのSNSや掲示板を見る」で25.1%、3位は「仲の良い友人に相談する」19.6%だった。「妊活中にやめてほしいと思った周りの反応はどのようなものですか?(自由回答)」の質問に最も多かった意見は、「子どもはまだ?」だった。同様に「早く生んだ方がいいよ」との言葉に、「私だって子どもを望んでいます!」との声や、「あいさつ代わりにまだ?と聞かれる」「『当然すぐできる』という前提で話される」など、周囲が軽い気持ちで言った言葉でも、妊活している女性にとっては、心ない言葉に感じられ傷ついている人も多いようだ。また、「二人目は?」「一人っ子はかわいそう」など、二人目を急かされることや、「男の子のみを希望される」など、自分では対処できないことについて、周りからプレッシャーを感じストレスになっていることがわかった。ほかにも、「周囲からタバコや飲酒を進められること」「子どもを希望していないものとして話をされる」などさまざまな意見があり、「無理に励まそうとしないでほしい」との意見からは、そっとしておいてほしいと感じている本音もうかがえた。○「一緒に頑張ろう」など、同じ妊活中の女性からの言葉が励みに!「妊活中にうれしかった周りの反応はどのようなものですか?(自由回答)」の質問には、夫や友達だけでなく、同じ妊活中の人からの言葉がうれしいという声が多くみられ、自分の思いに共感してもらえた時に、救われたと感じることが多いようだった。回答例は以下の通り。■思いつめすぎないように、とかけられた言葉「ゆっくり頑張ろう」「心配しなくても大丈夫」「あなたのせいじゃないよ」「1人で悩まないでね」■カラダをいたわる言葉・救いになった行動「身体を大事にしてね」「妊活にいいものをプレゼントしてくれた」「重いものを持ってもらえた」■自分の気持ちに寄り添ってくれる言葉・妊活中の人からの言葉「悲しいよね」「私も同じ体験をしたよ、つらいよね」「一緒に頑張ろう」■夫からの言葉・救いになった行動「君が元気でそばにいてくれて、一緒にいられるだけで幸せだよ」「自分たちのスピードで、焦らずゆっくりやろう」「"焦らないで大丈夫"と抱きしめてもらえた」■赤ちゃんについての言葉「まだ二人のところに下りてくるタイミングを待ってるんだよ」「まだ赤ちゃんがこないのは夫婦との時間を大事にしなさいってことだよ」「ママが悲しくて泣いてたら、赤ちゃんだってきたくないって思うよ、だから幸せオーラだしまくろう!」○8割以上の夫が妊活に協力的「夫は妊活に協力的ですか?」と尋ねたところ、「協力的」48.2%と「まあまあ協力的」34.8%の回答を合わせると、8割以上の夫が協力的という結果になった。「妊活中の夫の行動で悲しかったことや、すれ違いを感じたエピソードがあれば教えてください(自由回答)」という質問には、以下のような声が集まった。■"仲良し日"(性交渉)に関するエピソード「タイミングの日に疲れているから、眠いからと相手にしてもらえなかった」「今日は無理と言われる!」「妊活と思ってSEXするのがストレスと言われた」「すればいいんだろ! と言われた」「この日! と決めてするのは嫌だ! と言われた」「セックスレスになった」■協力してくれない! エピソード「自分には不妊の原因がないと思っている」「趣味と仕事が中心の生活で、妊活に協力してくれない」「タバコをいつまでたってもやめてくれない」「子供がほしいというくせに、努力をしてくれない」「いつが良いタイミングか聞いてくれていない」■何気ない言葉・態度についてのエピソード「子供が欲しいと、ふいに口にされることが辛い」「今回は妊娠したでしょう、と言われた」「何で生理がきたの? と言われた」「焦りすぎ、と言われた」「生理が始まってしまったとき、自分は泣いているのに相手は慰めてくれない」「何でそんなことを話し合わないといけないの? と言われた」「妊活に必死過ぎない? と一言…」「妊活中の夫がしてくれた行動で最もうれしかったことや、思わず人に話したくなったエピソードがあれば教えてください」と聞くと、以下のような声が寄せられた。■"仲良し日"(性交渉)に関するエピソード「"仲良し日"を旦那が覚えていてくれた」「タイミングを合わせる日を聞いてくれるようになった」「タイミングを取る日を伝えたら、いつもありがとうねって言ってくれた」「また来月頑張ろうと言ってくれた」「妊活前の仲良しは月1回だったけど、妊活を始めたら週1回以上に増やしてくれた」■協力してくれた! エピソード「一緒に頑張ろうと病院に付き添ってくれた」「いつもありがとう、と言ってくれた」「病院に行こうかな、と自発的に言ってくれた」「先輩パパに相談してくれていた」■何気ない言葉・態度についてのエピソード「夫が誘ってくれた」「子宝祈願の有名な神社にお参りに行きたい! と言ったら、快く連れていってくれた」「ストレスを感じないようにと家のことを手伝ってくれたこと」「一緒に妊娠の勉強をしてくれた」「コウノトリさん、住所がわからないのかな? と私を笑わせてくれた」「体を冷やすのは良くないと話したら、布団をかけてくれるようになった」「妊活をする上で、夫に対して気遣いや工夫をしているものがあれば教えてください」と聞いたところ、最も多かった回答が「妊娠に関する情報をさりげなく伝える」で26.0%、次いで「普段からスキンシップをとる」23.6%、「褒める、感謝の気持ちを伝える」17.6%、「夫の体調を気遣う」16.6%となった。
2014年12月01日