世界的なファッション誌『VOGUE(ヴォーグ)』の日本版『VOGUE JAPAN』が、“圧倒的な活躍をみせた女性”を選出する『VOGUE JAPAN Women of the Year 2012』の授賞式が都内で行われ26日、受賞した女優の前田敦子、剛力彩芽、アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅらが登壇した。剛力は「私にとって憧れの大人の雑誌だと思っていて、素敵な賞をいただけて嬉しい」と大喜び。また、きゃりーは喜びながらも「あ、すみません。ちょっとお仕事行ってきます」と式を“中抜け”して初出場が決まった『NHK紅白歌合戦』の会見に急ぎ足で向かった。【写真】前田敦子、剛力彩芽ら受賞者のアップショット第8回目となる今年の受賞者は秋吉敏子、伊調馨、尾野真千子、きゃりー、清川あさみ、剛力、前田、ヤマザキマリ、由紀さおり、吉田沙保里の10人。授賞式は雨が吹きこむ屋外特設ステージで行われ、純白のドレスに身を包んだ前田敦子は寒さに震えながらも「一人の人間としてしっかりした女性になれるように頑張ります」と笑顔を見せた。建築家の重松象平氏が制作した円盤型のトロフィーを受け取った尾野は「このような素晴らしい賞に恥じぬよう、これからも女優として自分らしく頑張っていきたいと思います」と胸を張った。映画化もされた『テルマエ・ロマエ』の漫画家・ヤマザキマリは「普段は机に引きこもっているので、私の人生の中でこんなところに出てくる日が来るとは思ってもいませんでした」と照れ笑いを浮かべていた。
2012年11月26日お笑い芸人のほっしゃん。が、朝ドラ『カーネーション』で共演した尾野真千子と「熱海不倫旅行」という報道を見て正直うらやましく思った。「イケメンor そうではない人」の基準は人それぞれだが、世間の感覚だと、ほっしゃん。はそうではない人の部類に入るはず。なのに美人女優と……!街を歩いていても、ビックリするような美人を、個性的な顔をした男が連れているのをよく見かけます。イケメンでなくてもモテる人がいれば、イケメンでもモテない人がいます。つまり、モテるかどうかは顔の整い具合とは無関係なのです。では、顔の何がモテるかどうかを左右しているのでしょうか。一つは、表情の明るさです。お笑い芸人の全員がモテるとは限りませんが、ほとんどの人が「明るい顔」で「モテなくはない顔」をしています。超モテる芸人、そこそこモテる芸人、モテない芸人がいる中で、数々の有名アイドル、女優、アーティストと浮名を流すロンブー淳が超モテるように、笑った時に白い歯がよく見える「明るい顔」のほうが間違いなくモテるのです。モテない顔とは、簡単に言うと「暗い顔」「暗く見える顔」です。二つ目は髪型です。顔に自信のない人が髪型でやってはいけないのは、前髪を下ろして眉や目を隠してしまうこと。ジャニーズ系のアイドルやホストがやるような髪型は、イケメンがやってこそ「影がある」「ミステリアス」な雰囲気になって、ちょっぴりキケンだけど気になる男になってモテるのです。それ以外の人がやっても、女性からは「顔隠しの髪型」にしか思われません。よほど自分に自信がない人だと映ってしまうのでモテるわけがないのです。ま、「雰囲気イケメン」になれる可能性もありますが……(笑)三つ目は一つ目と似ていますが「笑顔」。「モテない顔」の「暗い顔」「暗く見える顔」とは笑顔のない顔。少しでも口角が上がったりする表情があればいいのですが、口角が下がった「への字口」をしていては、本人にその気がなくても「不満」や「嫌悪」の表情をしているように思われてしまいます。モテへの第一段階である、会話さえも拒否しているような顔をしてるのにモテたりしたら、この女性は詐欺師か何かで裏があって近づいてきてると警戒したほうがいいですよ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月20日堺雅人、菅野美穂が主演する映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』の主要キャストが揃った華やかなポスター画像がこのほど公開された。その他の写真本作は、2010年10月に公開された『大奥』の続編となる劇場版第2弾。謎の疫病によって男性の数が激減し、男女の立場が逆転してしまった江戸時代を舞台に、五代将軍綱吉(菅野)を頂点とする“大奥”の人間模様を描く。このほど公開されたポスター画像の中心には、才覚と野心で“大奥”の世界をまい進していく右衛門佐(堺)と、将軍綱吉(菅野)の姿があり、ふたりを取り囲むように、側用人として綱吉に使える柳沢吉保(尾野真千子)、右衛門佐の片腕となる部屋子の秋本(柄本佑)、綱吉の側室である伝兵衛(要潤)、大奥の御台所(正室)信平(宮藤官九郎)、そして綱吉を溺愛する父・桂昌院(西田敏行)が並ぶ。キャッチコピーには、“孤独なふたつの魂は、やがて永遠の愛に”とあり、“大奥”での陰謀や愛憎劇が渦巻く中で、右衛門佐と将軍綱吉にどのような運命が待っているのか気になるところだ。このポスターや映画チラシは、29日(土)より本作を上映する予定の劇場に設置、配布される。映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』12月22日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年09月26日2010年に一世を風靡し、時代劇映画No.1の大ヒットを記録した“男女逆転”『大奥』。あれから2年――堺雅人を主演に迎え、豪華さもドロドロ感もさらなるスケールアップを遂げた続編『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』が今冬より公開となる。このたび、本作の待望の予告編がついに解禁!“犬将軍”と呼ばれた徳川綱吉の時代。自らの野望を叶えようと暗躍する男・右衛門佐(堺さん)が大奥に現れる。不安と孤独に身を焦がし愛を求め続ける女将軍・綱吉(菅野さん)を、己の野心のために利用しようと近づいていく右衛門佐の謀略を軸に、大奥に渦巻く究極の愛憎劇が描かれる。今回届いた映像でまず目を引くのが、その豪華な世界観。将軍・綱吉を演じる菅野さんらの衣裳はもちろん、彼女を取り巻く美しき男たち、その数なんと3,000人!女子にとっては、まさに時代劇版“イケメン・パラダイス”?しかしご存知の通り、大奥はそんな楽園とは程遠い世界。男たちの業がひしめく中、一際ダークな魅力を放つのが堺さん演じる大奥総取締・右衛門佐。綱吉の心の隙間に優しく、かつ計画的につけ入ろうとするが、そうそう簡単には彼の野望は成就しない。次なる将軍を生むために数多の男たちと床を共にし、自身を「卑しい女」と嘆く綱吉の悲しみは右衛門佐の想像を超えており、自身の野望との間で葛藤する。そして、西田敏行演じる綱吉を溺愛する父・桂昌院の陰謀により、この愛憎劇はさらなる悲恋と男たちの嫉妬で激しく燃え上がっていく。さらに、先日発表されたMISIAが歌う本作の主題歌「Back In Love Again(feat.布袋寅泰)」をバックに、堺さんと菅野さんが切なく抱きしめ合うシーンはもちろん、2人のあわやベットシーン!?という際どい映像まで収められ、『大奥』の魅力を存分に味わえる仕上がりとなっている。宮藤官九郎を始め尾野真千子に要潤と、脇を固める華やかなキャスト陣に重厚感ある撮影セット、これぞ豪華絢爛と呼ぶに相応しい世界観である。まずはこちらの映像で、悲哀と欲望に満ちた『大奥』の世界を覗いてみて?映画『大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』は12月22日(土)より全国にて公開。映画同様、堺さん主演で“男女逆転”大奥の誕生秘話と、その過程で引き裂かれる純愛を描くTVドラマ「大奥~誕生~[有功・家光篇]」は10月、TBS系列にて放送開始。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:大奥 ~永遠~[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会
2012年09月13日2010年10月に劇場公開され話題を集めたよしながふみの人気漫画の映画化、“男女逆転”版『大奥』の続編となる『大奥[右衛門佐・綱吉篇]』。主人公である大奥総取締・右衛門佐(えもんのすけ)役に堺雅人、女将軍・徳川綱吉役に菅野美穂が演じることに加えて、このほど彼らを取り巻く豪華キャスト陣と新ビジュアルが公開された。家光の時代から30年、“犬将軍”と呼ばれる徳川綱吉の時代。大奥に現れたのは、汚れなき心で将軍を支える院主・有功(ありこと)と瓜二つながら、自らの野望を叶えようと暗躍する男・右衛門佐(堺雅人)。不安と孤独に身を焦がし愛を求め続ける女将軍・綱吉(菅野美穂)を己の野心のために利用しようと近づいていく姿、そして大奥で渦巻く愛憎のドラマが描かれる。先日発表された堺さん、菅野さんの初競演に続いて、今回新たに発表されたキャスト陣は豪華絢爛。女将軍・綱吉に主従の関係だけでなく愛にも似た思いを抱く御側用人・柳沢吉保役にはNHK連続テレビ小説「カーネーション」で一躍注目を浴び、映画・ドラマに引っ張りだこの尾野真千子。対して、冷静沈着な右衛門佐の片腕・秋本役には柄本佑が扮し、本作の語り部という役目も果たす。五大将軍・綱吉の世継ぎ問題に端を発し、派閥争いで野望・策略・陰謀・嫉妬渦巻く大奥の男衆のバトルが最大の見どころの一つとなる本作。右衛門佐、秋本を率いる“御台所・信平チーム”と、現幕府の実権を握る“桂昌院チーム”の2つの勢力があの手この手で、野心をぶつけ合っていく。綱吉の正室であり、右衛門佐を綱吉の側室にしようと京より呼び寄せた食わせ者、御台所・信平役には宮藤官九郎。対して、綱吉を溺愛する実の父親・桂昌院を西田敏行、綱吉の側室で彼女との間に子をもつ伝兵衛役には、原作者に「この人以外に浮かばない!」と言わしめた元祖王子様キャラの要潤と、日本映画界きっての演技巧者が集結した。その演技合戦ももちろん、今回公開されたビジュアルからは、一癖ある右衛門佐役の堺さんを筆頭に、原作漫画ファンも納得のハマリ具合が感じられる。さらに、綱吉の初恋の相手・阿久里に榎木孝明、その妻・牧野備後守成貞に市毛良枝、右衛門佐の母・水無瀬権中納言氏信に由紀さおり、桂昌院が崇拝し生類憐みの令の発令を薦める僧侶・隆光に堺正章らベテラン勢のほか、大奥を取り巻く男衆には、ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」の桐山漣を始め、三浦貴大、郭智博、満島真之介、永江祐貴、竜星涼といった若手勢も参戦!まさに死角なしの鉄壁の布陣に仕上がったようだ。二宮和也、柴咲コウ、堀北真希、玉木宏らが集結し大ヒットを記録した前作『大奥』にも全くひけをとらない豪華絢爛なキャストたちが、果たしてどんな泥沼試合を見せてくれるのか?期待が高まる。映画『大奥[右衛門佐・綱吉篇]』は12月22日(土)より全国にて公開。映画同様、堺さん主演で“男女逆転”大奥の誕生秘話と、その過程で引き裂かれる純愛を描くTVドラマ「大奥[有功・家光篇]」は10月、TBS系列にて放送開始。■関連作品:大奥[右衛門佐・綱吉篇] 2012年12月22日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012男女逆転『大奥[右衛門佐・綱吉編]』製作委員会 中学生円山 2013年、全国にて公開© 『中学生円山』製作委員会
2012年07月27日2010年に公開された『大奥』に続いて、今年12月に公開される新作映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』の新キャストがこのほど発表された。すでに出演が発表されていた堺雅人と菅野美穂と新たな“大奥”を描き出すキャストは、尾野真千子、柄本佑、要潤、市毛良枝、榎木孝明、由紀さおり、堺正章、宮藤官九郎、西田敏行。10月にはTVドラマも公開され、大きな注目を集めることになりそうだ。その他の情報『大奥』は、よしながふみの同名コミックを原作に、謎の疫病によって男女の立場が逆転してしまった江戸時代を舞台に女将軍を頂点とする“大奥”の人間模様を描く異色SF劇。続編は前作より前の時代の物語で、映画『大奥~永遠~』では、“生類憐みの令”で知られる五代将軍・綱吉(菅野)と、大奥総取締役の座を狙う謎の男・右衛門佐(えもんのすけ/堺)のドラマを描く。このほど発表された新キャストは、幕府の側用人として綱吉に仕える柳澤吉保役の尾野真千子、右衛門佐の部屋子として仕える秋本役の柄本佑、綱吉の父・桂昌院役の西田敏行、その配下で綱吉の側室でもある伝兵衛役の要潤、桂昌院と伝兵衛の対抗派閥である大奥の正室、信平役の宮藤官九郎ら。そのいずれもが演技派として主演を務めることも多い俳優たちだ。本作に登場する“大奥”は、将軍に仕える美しき男たちが3000人も揃う巨大な空間。栄華を極め、最盛期を迎えていた大奥を舞台に、世継ぎ作りに悩む女将軍の苦悩や、正室と側室の派閥争い、ひとりの男の出世にかける野望など、女と男の愛と欲望の物語が描き出される。映画『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』12月22日(土)全国ロードショーTVドラマ『大奥~誕生~[有功・家光篇]』10月 TBS 系列にてオンエア
2012年07月27日TBSの日曜劇場で放送される新ドラマ「サマーレスキュー ~天空の診療所~」の制作会見が7月2日(月)、TBS緑山スタジオ(横浜市)にて行われ、主演の向井理、尾野真千子、小池栄子、本田望結、笹野高史、時任三郎が出席し、山でのロケや作品への思いを語った。標高2,500メートル超の山の上で夏の間だけ開業する実在の診療所をモデルにした本作。将来を嘱望される明慶大学の心臓外科医・速水圭吾(向井さん)は突然、夏の間だけという条件で山の診療所に派遣されることに。そんな速水が山で命に向き合い、成長していく姿が描き出される。大学時代は理系専攻だったこともあり白衣を着用していたという向井さんだが、医師役は初挑戦。「原作がないので、山の診療所のドキュメンタリーを見せていただきました。医大生がそこに行って打ちのめされていて、その表情や動きが鮮明に残っているので、そうした姿を表現できたら」と意気込みを語る。手術シーンに関しても吹き替えなしで自ら行っているそうで、「針や鉗子を普段手にすることはないし、心臓外科医なので縫合や接合もあります。すぐにはできないので家でも練習してますが、手元が震えます。先生にマンツーマンでついていただき、いまのところはクリアしてますが毎回、大変です」と苦労を明かした。スタジオだけでなく、実際に2,000メートルほどの山でのロケ撮影も敢行。向井さんは「初日から曇ったり晴れたり、雹(ひょう)が降ったり虹が出たりと山のいろんな表情が見られました」と明かし、スタジオとは違った自然に中での撮影の難しさを実感している様子。「ロケが大好き」という尾野さん。「私は実家が山奥にあるんですが、そこと似た環境で撮影できるのが嬉しい。楽しんでます!」と笑顔を見せた。もともと山育ちで、一度は上京したものの、あることがきっかけで山に戻ってきた遥を演じているが、向井さんを指さし「(速水は)山ではデキない奴なんですよ!」とピシャリ。「山ってこんなに大変で、こんなに命が大切だと身に染みて感じるということを速水に伝えつつ、(ドラマを)見ている人にも伝われば」と思いを語った。時任さんも「街での撮影よりも山での撮影の方が『生きていくぞ』というエネルギーを感じます」と充実した表情。「実話を基に組み立てているので、リアリティを感じつつ芝居に臨んでます」と語った。小池さんは山の診療所のベテラン看護士・あかりを演じており、望結ちゃんはそのひとり娘。小池さんは望結ちゃんがかわいくて仕方ない様子で「我が子なんじゃないかと思うくらい、息の合った“親子”でいられてると思います。デコッぱちがかわいいんです」とデレデレ。望結ちゃんも「すごく優しいママです」と満面の笑みを返した。ベテランの笹野さんはそんな望結ちゃんの演技について、「爪のアカを煎じて飲みたいくらい。これはホメてるんじゃなくて崇めてるんです」と手放しで称賛を送っていた。山での撮影でチームワークも深まっているよう。向井さんと時任さんは自身のカメラを持ち歩いてあちこちを撮影しているとか。一方、笹野さんは凧揚げを楽しんでいるそうで「次はみんなにも揚げさせてあげます」とニッコリ。この日の会見でも、尾野さんの発言に向井さんと時任さんがあれこれとツッコミを入れ、尾野さんが「やかましいぞ」と返すなど仲の良さをうかがわせた。TBSドラマ日曜劇場「サマーレスキュー ~天空の診療所~」は7月8日(日)21:00放送開始(初回15分拡大)。公式サイト:■関連作品:きいろいゾウ 2013年、新宿ピカデリーほか全国にて公開のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年07月02日WOWOWで放送されるドラマ「マグマ」の第1話の試写会が6月9日(土)に都内で行われ、主演の尾野真千子、谷原章介、原作者の真山仁が舞台挨拶に登壇。ドラマとは打って変わった和やかなムードの中、撮影時のエピソードなどを語り合った。既存の発電に代わるものとして震災後に注目を浴びている地熱発電をテーマにした本作。外資ファンドから経営の立て直しを命じられて、地熱エネルギー開発会社に赴任したキャリアウーマン、使命を背負い地熱発電に人生を懸ける人々、その利権を手に入れようと目論む人々の思惑が交差していく。尾野さんはNHKの朝の連続ドラマ「カーネーション」の役柄とは180度異なる、数字と利益追求が全ての冷徹なキャリアウーマンを演じているが、演じる上での苦労を尋ねられると「ないですよ」とキッパリ。「いろんな役をやらせてもらってますが、どの現場でもそこに行けばみなさんが支えてくれて、その人物を作り上げてくれるので、私はそこに乗っかるだけなんです」と語った。だが、発電の研究に関わる専門用語には苦しめられたようで「和やかな現場でメッチャ楽しいのに、『本番』という声が掛かると難しい単語が並び、みんなパニックになりました」と苦笑いを浮かべた。谷原さんはそんな尾野さんの人間性に触れ「(この日の壇上の)尾野さんを見れば分かると思いますが、社会派ドラマなのに、庶民派な雰囲気の現場でした」とふり返った。さらに専門用語については、共演者の俳優のひとりがカンペを使用していたことを暴露。気になるその共演者は?と問い詰められると「渡辺いっけいさんだなんて言えない!」と笑顔でしっかりと明かし会場を沸かせていた。真山さんが原作小説「マグマ」を上梓したのは2006年。東日本大震災の5年前にすでに日本が抱えるエネルギー問題を物語にしていたわけだが、当人も「まさかこの小説が映像化されるとは」と驚いている様子。先日、野田首相が大飯原発の再稼働の方針を表明したが「小説は書店に並んだら読者のものであり、作品ごとにいろんな運を背負っているもの。『マグマ』は僕の小説の中でも一番地味な子で、読んでくださった読者の反響は大きいのにそれが伝わっていかなかった。それが『電気をどうやって使っていくか?』と考えるタイミングでドラマが始まるとは…」と複雑そうな表情で語ったが、出来上がった作品に関しては「尾野さんも谷原さんもベストキャストで感無量です」と太鼓判を押す。「少しでも電気について考えるきっかけになれば」と呼びかけた。WOWOW連続ドラマW「マグマ」は6月9日(土)より放送開始(全5話・第1話無料放送)。公式サイト:■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会のぼうの城 2012年11月2日より全国にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ
2012年06月11日松たか子、阿部サダヲを夫婦役として迎えた最新監督作『夢売るふたり』の公開を9月に控える西川美和監督が初めて挑むスポーツ・ドキュメンタリーが、6月10日(日)、NHK−BS1にて放送されることが決定した。自ら手掛けた原案と脚本をもって、結婚詐欺を仕掛ける夫婦と、騙される女たちの愛の物語を描いた西川監督。阿部サダヲ演じる男による詐欺に遭う数々の女性の中でも異彩を放つのが、江原由夏扮する女子ウェイトリフティングの選手である。同役を描くにあたり、2年前にウェイトリフティング選手の取材で金沢学院大学に訪れた西川監督は、一途に競技に取り組む選手たちと絶妙な駆け引きの織りなす力比べの虜となり、今回、企画・構成そして聞き手として、初めてのスポーツ・ドキュメンタリーに挑むこととなった。ナレーションは連続テレビ小説「カーネーション」で脚光を浴びた尾野真千子が担当する。今回この設定を考えた理由について、「私は身体の大きな女性アスリートががむしゃらに健闘する様子が、好きなのです。柔道は花形だけれど、もっとひっそりと黙々と生きている勝負師。『どうしてそれを選んだんです?』と不思議がられるような世界で汗をかく女の人を探して、出会ったのがウェイトリフティングという競技でした」と語る西川監督。ロンドン五輪を前に、日本映画界の女性監督として新たな領域に挑み続ける彼女が見た、女子ウェイトリフティングの世界とは?女性ならではの視点で描く、女性の強さに注目したい。「重力に逆らってまで~映画監督・西川美和が見た女子ウェイトリフティング~」はNHK−BS1にて6月10日(日)21:00~放送。『夢売るふたり』は9月8日(土)より全国にて公開。■関連作品:夢売るふたり 2012年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2012「夢売るふたり」製作委員会
2012年06月09日6月2日(土)公開初日を迎えた映画『外事警察 その男に騙されるな』。日本を守るためには手段を選ばず捜査を進め、時には民間人をもスパイとして運用する“日本版CIA”とも言われる<外事課>が初めて描かれ、遂にその全貌が明らかになった本作の、初日舞台挨拶の様子をお届けする。奇しくも6月2日(土)は「裏切りの日」。ちなんだトークを展開!●一番裏切りそうな人は?※一斉に指されたのは渡部!本人は、自己申告!渡部⇒自ら挙手:(裏切った話なんて)言えないじゃないですか(笑)。男ですから。何回かしか(裏切ったこと)ないですよ。真木⇒渡部:住本(渡部演じる主人公)の印象が強くて。尾野⇒渡部:普段からそうですからね。無茶ぶりしてきますし(笑)。監督⇒渡部:まさに映画の住本の通りで!説明のしようがないですね。●一番、騙されやすそうな人は?※本人以外、尾野!やはり騙されやすい!?渡部⇒尾野:本当に純粋な人なので。これからも今のよさをもって頑張ってほしいですね。真木⇒尾野:あんまり言いたくないけれど(笑)純粋なのですよ。嘘で「来て」って言ったらきてくれそう。尾野⇒真木:(みんなから騙されやすいといわれて)…とりあえず嬉しいです(笑)。監督⇒尾野:さっき出演していたテレビ番組で、3人でポーズ決めようとリハーサルしていたのに、やったのは尾野さんだけだったので(笑)。日本にとどまらず、世界中の人が“騙されること必至”の『外事警察』、初日舞台挨拶は大盛況の中終了した。あなたも裏切り裏切られの騙し合いの世界をのぞきに、映画館に行ってみては?作品情報『外事警察 その男に騙されるな』監督:堀切園健太郎出演:渡部篤郎、キム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子、田中泯、イム・ヒョンジュン、北見敏之、滝藤賢一、渋川清彦、山本浩司、豊嶋花、イ・ギョンヨン、キム・ウンス、パク・ウォンサン、遠藤憲一、余貴美子、石橋凌配給:東映/S・D・P
2012年06月04日NHKで放送された人気ドラマの劇場版『外事警察 その男に騙されるな』が6月2日(土)に公開を迎え、主演の渡部篤郎を始め、真木よう子、尾野真千子、堀切園健太郎監督が舞台挨拶に登壇した。外国人によるテロを未然に防ぐことを任務とする警視庁公安部外事課の面々の、日の目を見ることはない活動を描く本作。朝鮮半島から流出したウランを利用した核テロの危機に、“公安の魔物”と称される住本(渡部さん)が立ち向かう。1回目の上映後の舞台挨拶となったが、決して爽快とは言えないストーリーの作品とあって渡部さんは「朝から大丈夫でしたか?」と少し心配そう。観客が力強く頷く様子を見てホッとした様子で、「大変な思いをして作ったので、みなさんに観ていただけて満足です」と笑顔を見せた。撮影は昨年のうちに終了したが公開までの間、渡部さんはプロモーションキャンペーンに奔走。この日も朝のうちにTV番組に出演し、その足で劇場に来場したが「慣れないバラエティにもひとりで出ました。来週も大阪にキャンペーンでひとりで伺います」と少々お疲れ気味の様子だった。真木さんは、捜査に協力する民間人の女性の役で、娘との生活を守るために夫を裏切らなくてはいけないつらい役どころを演じたが、もし自分が同じ立場に立ったら?という問いに、苦渋の表情を浮かべ「夫への裏切りですからねぇ…。でも娘を助けるためなら(演じた)果織と同じことをするんじゃないかなと思います」と語った。その真木さんとドラマに続いての出演となる尾野さんの“女の戦い”も本作の見どころだが、この日の舞台上でも“延長戦”が勃発!?尾野さんが2回目の共演となる真木さんについて「すごく素敵な方ですよ。さらに大人になった真木さんが見れました」と持ち上げつつ「現場では見ての通りですが…」と思わせぶりな言葉で口火を切ると、真木さんが「(現場で)ケンカばっかりしてました」と応戦。さらに「(尾野さんは)関西のオッサンみたいな感じ」と語り会場を沸かせた。だが「このメンバーの中で一番裏切りそうな人は?」というお題が出されると、2人は迷わず渡部さんを指さすなど共闘する場面も。「住本の印象が強い」(真木さん)、「っていうか、普段からそうですから。良い方ですけどムチャぶりとかしてくるし」(尾野さん)など、さっきまで静かに火花を散らしていた2人の矛先が突如、自分に向けられ渡部さんは苦笑いを浮かべていた。なお、本作では韓国でのロケも行われたが、この秋より韓国で公開されることも正式に決定。渡部さんは「『KARA』に会います!」とおどけつつ、「作品に参加した韓国人の俳優さんやスタッフのみなさんも喜んでくれると思います。嬉しいです」と喜びを語った。『外事警察 その男に騙されるな』は全国にて公開中。■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会
2012年06月04日実在する対国際テロ捜査専門の諜報部隊“外事警察”の姿を描くNHKドラマの劇場版『外事警察 その男に騙されるな』が6月2日、公開初日を迎え、ドラマに引き続き主演を務めた渡部篤郎をはじめ、真木よう子、尾野真千子、堀切園健太郎監督が丸の内TOEI(東京・銀座)で舞台あいさつを行った。その他の写真同日、約3週間に渡りロケを行った韓国での公開決定が発表され、渡部は「嬉しいですね。現地で一緒に頑張ったスタッフやキャストのみんなも喜んでくれると思う」と感無量。4月に開催された完成披露試写会にて堀切園監督から「KARAの出待ちをしていた。会えなかったみたいですけど」と暴露された渡部だが、この日は「KARAに会います」とリベンジを誓う場面もあった。流出した濃縮ウランと核テロ阻止のため、“公安の魔物”の異名を持つ住本(渡部)とその部下・松沢(尾野)ら外事四課が、テロ工作員の妻・果織(真木)を民間人スパイに仕立て、陰謀に立ち向かう姿をスリリングに描く。敵対し合う役柄の尾野と真木は、壇上でお互いの印象を聞かれても、しばし沈黙。尾野が「真木さんはすごく素敵な方」と言葉を絞り出すと、真木は「撮影中はケンカばかりしていた。関西のおっさんみたいな人」と突き放しピリピリムード?もちろん、実際には仲が良いといい、丁丁発止のやり取りで会場を盛り上げていた。そんな二人を尻目に、渡部は「今回の映画では単独行動が多かったが、キャンペーンも一人が多くて、慣れないバラエティ番組も一人…。来週も一人大阪にキャンペーンで行ってきます」と孤軍奮闘のPRに恨み節の様子だった。ドラマに引き続き演出を手がけ、映画デビューを飾った堀切園監督は「初日がこんなに緊張するものとは。実感としてはゴールというより、新たなスタートラインに立った感じ。ぜひ応援していただき、映画を可愛がってください」とアピール。製作にあたって、実際の元外事警察捜査官に取材をしたといい「取材は密室で行い、まるで自分が映画の登場人物になったかのような緊張感あふれる雰囲気だった」と振り返った。『外事警察 その男に騙されるな』公開中
2012年06月04日民間人には知らされていない現実を描いた映画『外事警察 その男に騙されるな』の特別試写会が5月21日(月)に都内ホールにて開催され、舞台挨拶に主演の渡部篤郎と渡部さんのモノマネを得意とするお笑い芸人の松村邦洋、山本高広、おおともりゅうじ、坪倉由幸(我が家)が登壇、熱いモノマネ合戦を繰り広げた。本作は、対国際テロ捜査に奔走する“日本のCIA”警視庁公安部外事課の活躍を描いた、NHKの人気テレビドラマを映画化したサスペンス。日本のCIAと呼ばれる外事警察は、外国人によるスパイ活動やテロ活動といった日本の安全を脅かす非合法活動を未然に防ぐために存在している。まずはお笑い芸人たちが登場し、次々に渡部さんのモノマネを披露。会場から「似てる?似てない!」と痛烈な批判が飛び交う中、芸人たちはそれぞれが決め台詞を披露し「自分が一番似ている」と譲らない。会場がなかなか盛り上がらないので、松村さんは掛布雅之選手にビートたけし、貴乃花親方など、山本さんは織田裕二さんなど、自前の得意ネタも披露して笑いを誘った。そして、やっと会場が盛り上がったところで客席後方から渡部さんが苦笑しながら登場し、大歓声で迎えられた。本人を前に勝手にモノマネを披露していた芸人たちは「すいませんでした」と平謝り。ところが渡部さんは「嬉しいですよ。いつも楽しく見ています」と芸人たちを笑顔で労った。本人の承諾を得ずにモノマネしていた芸人たちだが、この日渡部さんから「今後もやってください」とのお墨付きをもらって大喜び。TVドラマからの映画化である本作では、海外ロケを行うなどパワーアップ。“魔物”と呼ばれる外事捜査主任の住本健司を演じた渡部さんは「苦労して作ってきましたが、みなさんに観ていただけるだけで、全てが癒されます」と映画版の完成に喜びの表情を見せた。渡部さんはリアリズムを追求するために苦労したようだが、国益を守るためなら全てを騙すことも厭わない人物を渾身の演技で見事に演じ上げた。ラストのどんでん返しも見どころの本作。共演者にはキム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子、イム・ヒョンジュン、遠藤憲一、石橋凌ら多彩な顔ぶれが揃っている。監督は堀切園健太郎が務めており、韓国に実在する防空壕(ごう)でロケを敢行し、2日間40時間を費やして撮り上げたという銃撃シーンにも注目だ。『外事警察 その男に騙されるな』は6月2日(土)より全国にて公開。■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会■関連記事:渡部篤郎ら豪華キャストで贈る緊迫の人間ドラマ『外事警察』試写会に30組60名様ご招待渡部篤郎、韓国ロケの合間にKARAの出待ち?監督の暴露に苦笑い『外事警察その男に騙されるな』撮影現場潜入レポート 渡部×真木、緊迫の対決!岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表“公安の魔物”が海を渡る!渡部篤郎主演『外事警察』漆黒のポスター&特報公開
2012年05月21日本日よみうりホールで行なわれる映画『外事警察 その男に騙されるな』試写会で、サプライズイベント“その男たちに騙されるな”を実施。その模様がニコニコ生放送で18時30分より生中継されることが発表された。その他の写真『外事警察…』は、実在する国際テロ捜査専門の諜報部隊“外事警察”の姿を描き、人気を博したドラマの映画化。渡部篤郎が引き続き主演を務めるほか、尾野真千子らオリジナルキャストが再集結。さらに真木よう子、キム・ガンウら新キャストが物語の鍵を握る重要人物を演じる。公開直前テロイベントと題して開催される“その男たちに騙されるな”。会場に主演の渡部篤郎は姿を見せるのか?“その男たち”とはいったい誰なのか?本日18時30分から始まる本イベントをニコニコ生放送でチェックしてみてはどうだろうか。【公開直前テロイベント“その男たちに騙されるな”概要】日時:5月21日(月)18時27分(開場)、18時30分(開演)※時間は前後する場合があります。※ニコニコ生放送の視聴は事前に会員登録の必要があります。『外事警察 その男に騙されるな』6月2日(土)より全国ロードショー
2012年05月21日昨年の東日本大震災の発生により公開延期となっていた『のぼうの城』の公開初日がついに11月2日(金)に決定!その注目のポスタービジュアルが解禁となったと共に、「エレファントカシマシ」が主題歌を担当することが発表された。歴史ものでありながら、歴史小説のファンだけでなく若者や女性たちの心をも掴み、累計130万部を突破した大ベストセラーを、8年の歳月をかけて映画化した本作。戦国の大武将・豊臣秀吉にたった500人の軍で挑み、民から“でくのぼう”の意から「のぼう様」という名で慕われた成田長親(ながちか)の波乱に富んだ人間ドラマを描く。バンド結成30周年という節目の年に、新曲として本作の主題歌を書き下ろすこととなった「エレファントカシマシ」のボーカリスト・宮本浩次は「主人公・成田長親に自分の心を投影し『ズレてる方がいい』というキーワードを得て、“ズレてる奴らのカッコよさ”を正面から歌い上げました」と同曲に込める思いを明かす。この主題歌について「時代劇とロックがコラボして、時代を超える何かが現代にフィードバックされた」と絶賛するのは、本作で“のぼう様”を演じた狂言師の野村萬斎。さらに、「日本にはいま、リーダーがいないと言われる中、“ズレてる”やつがリーダーとなって立ち上がり、困難に立ち向かうこの映画から、何か希望を見出せるのではないかと思います」と真摯に本作のメッセージを伝えている。今回お披露目となったポスタービジュアルには、榮倉奈々や成宮寛貴、山田孝之、佐藤浩市といった個性派の面々を背後に配し、中央でニヒルな笑みを浮かべる“のぼう様”(野村さん)の姿が写し出されている。全く強くも頭がキレそうにも見えないこの飄々とした雰囲気の男が、奇策・秘策で豊臣軍を翻弄するが、その采配とは?前述の3.11による公開延期からの再始動、時代劇×ロック、さらに監督を務めるのが『メゾン・ド・ヒミコ』の犬童一心と『日本沈没』の樋口真嗣の“ダブル監督”とあって、まさに異例尽くしの快作となりそうだ。『のぼうの城』は11月2日(金)より全国にて公開。■関連作品:のぼうの城 2012年秋、東宝系にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ■関連記事:尾野真千子、パワフルな朝ドラヒロイン役を肉食で乗り切る!鈴木保奈美、今度は榮倉奈々と母娘役!『のぼうの城』で11年ぶりスクリーン復帰成宮寛貴インタビュー「セリフなしでちゃんと愛してるって表現した」究極の純愛豪華9人!『のぼうの城』対照的な2種類のポスターが解禁水攻めを暗示?山田孝之の“ドS”声で叱られたい!「ウシジマくん」容赦なき着ボイスの配信開始
2012年05月09日実在する国際テロ捜査専門の諜報部隊“外事警察”の世界を描いた渡部篤郎主演の映画『外事警察 その男に騙されるな』の概要や登場人物が分かりやすく解説されている特別動画が、このほど公開された。映画『外事警察』特別動画本作は、濃縮ウランが流出し、同時に機密データが紛失したことで、日本での核テロの危機を察知した住本(渡部)や松沢(尾野真千子)ら外事四課が、テロ工作員の妻・果織(真木よう子)を民間人スパイに仕立て、陰謀に立ち向かう姿をスリリングに描く。本作は2009年にNHKで放映されたドラマ『外事警察』を映画化したもので、このほど公開された特別動画では、ドラマファンはもとより、初めて観る人でも分かるように映画の本編映像を使用し、物語の概要や登場人物を詳しく解説している。また、ストーリーを紹介すると同時に、主人公・住本の人格も説明しており、任務を遂行するためなら手段を選ばない“公安の魔物”と呼ばれる彼が、捜査のために民間人をスパイとして取り込む手法や“ゆさぶり”のシーンも映し出されており、住本という人物を知らない人でも、その冷徹さを存分に感じられる仕上がりとなっている。本作をより楽しむために、ひと足早く“外事警察”の一部を覗いてみてはいかがだろうか。本作は6月2日(土)より公開。『外事警察 その男に騙されるな』6月2日(土)公開
2012年04月24日実在する国際テロ捜査専門の諜報部隊“外事警察”の姿を描くNHKドラマの劇場版『外事警察 その男に騙されるな』の完成披露試写会が19日に、都内で開催され、ドラマに引き続き主演を務める渡部篤郎をはじめ、真木よう子、尾野真千子、田中泯、石橋凌、堀切園健太郎監督が舞台あいさつに立った。その他の写真本作は、流出した濃縮ウランの日本上陸を阻止すべく、核テロの危機を察知した“公安の魔物”の異名を持つ住本(渡部)、その部下・松沢(尾野)ら外事四課が、テロ工作員の妻・果織(真木)を民間人スパイに仕立て、陰謀に立ち向かう姿をスリリングに描く。住本役をドラマから続投した渡部は「悪いやつですからね(笑)。この役を数か月背負うのは精神的には疲れることもある」と本音をポロリ。それでも「苦労が絶えないけど、そういうの大好きですから。今回も『外事…』ならではの苦労を楽しもうという気持ちだった」と笑顔で語り、「映画になった分、テーマも大きいですしね。大変な苦労も、みなさんに観ていただくことですべて報われる」と感無量の表情だった。今回、住本は事件の全ぼうを追いかけ、韓国へ…。渡部らは昨年9月、韓国のソウルと釜山で約3週間にわたるロケを行い、SWATの銃撃シーンを実際の防空壕を使い撮影した。緊迫の日々が続いたというが、堀切園監督が「渡部さんが、空き時間にK-POPアイドルの出待ちをしていた」と暴露すると、渡部はタジタジ。「いやあ…(笑)。KARAの事務所が(ロケ現場の)近くにあると聞いて、そばの喫茶店で待っていました」と渋々認め、ファンを驚かせていた。また、石橋は「韓国のお寿司屋さんに行ったら、頼んでもいない料理が『サービスだ』ってどんどん出てきて…。でも結局、会計のときに払わされた」と韓国での“騙され”体験を告白。田中は役作りのために、10キロ減量したそうで「僕は演技ができないから、体だけでも準備しなくては。やせる方法? 食わなきゃいいだけのこと」と役者魂を見せつけた。ドラマに引き続き演出を手がけ、映画デビューを飾った堀切園監督は「いい意味で、日本映画らしくない作品。ぜひ“脱・日本映画”な感じを体感してもらえれば」とアピールした。『外事警察 その男に騙されるな』6月2日(土)公開
2012年04月20日NHKで2009年に放送された人気ドラマの劇場版となる『外事警察 その男に騙されるな』の完成披露試写会が4月19日(木)に開催され、主演の渡部篤郎を始め、真木よう子、尾野真千子、石橋凌、田中泯、堀切園健太郎監督が舞台挨拶に登壇した。対国際テロを目的とする諜報部隊である“外事警察”の姿を描く本作。日本から韓国へとウランが流出したという情報に対し、住本(渡部さん)を始めとした外事四課の面々が日本に潜伏する工作員と思しき男やその妻(真木さん)に接触し、想像を絶する方法でテロを未然に防ぐべく暗躍する。映画化を待ちわびた観客の熱烈な拍手と歓声に渡部さんは上機嫌で「一曲歌いたいと思います」とおどけつつ「撮影は本当に大変な思いをしながらやりましたが、こうしてみなさんに観ていただけることで全て報われます」と感無量の面持ちで喜びを語った。“諜報”をテーマにした作品ということで、この日は監督やスタッフから事前に入手した各キャストの極秘情報が暴露されたが、渡部さんは撮影で韓国を訪れた際に「ロケの合間にK-POPアイドルの出待ちをしていた」と監督に明かされタジタジ。「シリアスな役なのでそんなことできるわけないでしょ。ロッテワールドに行ったり、チェ・ジウがよく来るバーに行ったりなんて…」と自ら“余罪”を漏らし、件の出待ちについては「KARAの事務所が近くにあると聞いて、その辺の喫茶店で時間を潰してました」と苦笑い。驚きの告白に客席はざわめいた。尾野さんはドラマに続いての共演となったそんな渡部さんについて「あまり構ってもらえないかと思ってたら楽しい方でホッとしました」とその素顔を明かす。映画からの参加となった真木さんは、韓国ロケをふり返り「韓国のスタッフと仕事ができ、アクションに関しても熱い方たちで、朝まで粘って良いシーンが撮れて満足しています」と充実した表情。石橋さんも初の韓国で「(韓国映画の)熱を感じられました」と頷いた。監督によると田中さんは体重を10キロ落として本作に臨んだという。驚く観客を尻目に「僕は演技ができないので体だけは準備しようかと思いまして。食わなきゃいいんですから」と飄々と語っていた。舞台挨拶前の会見で、タイトルにちなんで「こういう男に騙されちゃいけない、と思うのはどんな男?」と問われた真木さんと尾野さんは、無言で即座に渡部さんを指さしニヤリ。渡部さんはハンカチを取り出し、困ったような表情で額の汗をぬぐっていた。『外事警察 その男に騙されるな』は6月2日(土)より全国にて公開。■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会■関連記事:『外事警察その男に騙されるな』撮影現場潜入レポート 渡部×真木、緊迫の対決!岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表“公安の魔物”が海を渡る!渡部篤郎主演『外事警察』漆黒のポスター&特報公開渡部篤郎主演「外事警察」映画化!真木よう子らが加わり韓国ロケも敢行
2012年04月19日4月5日、P&Gは思いやり柔軟剤『さらさ』の新製品発表会を都内で行った。発表会には同製品のCMキャラクターに起用された尾野真千子が出席。CM撮影秘話などを披露した。今回発表された『さらさ』は、ノンオイリータッチ処方により、羽毛のように軽くてふわふわした肌触りを実現。また、皮膚科監修による肌テスト済みで、赤ちゃんの衣類にも安心して使える無添加柔軟剤(着色料が無添加)となっている。製品は600mlのボトルタイプ、480mlの詰め替えタイプともに、4月上旬を発売予定している。価格はオープン価格。P&Gは、家族の絆を洗濯を通じて伝える、さらさ「思いやりで家族を包もうプロジェクト」を展開しており、プロジェクトの”思いやり届け人”に尾野真千子を起用。洗濯を通じて家族の絆や思いやりを伝えていくことを積極的にアピールしている。製品CMの中で、駆け寄ってきた娘をタオルで優しく包み込む母親役を演じた尾野は「思いやりを短い時間で表現することが大変だった」とCM撮影を振り返った。また、母親役を演じる際には「自分の姉や母親など、身近な人を参考にした」と語った。CMで娘役を演じた子役・佐藤芽が登場し、壇上でCMを再現。佐藤の提案で、尾野が子供役、佐藤が母親役というCMとは正反対のポジションで演じるなど、会場は終始微笑ましい空気に包まれた。尾野が出演するCM「尾野真千子思いやり羽毛篇」は4月7日より放送開始。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月05日実在する国際テロ捜査専門の諜報部隊“外事警察”の姿を描き人気を博したドラマを映画化した『外事警察 その男に騙されるな』の新予告編とポスタービジュアルがこのほど公開された。その他の写真本作は、“外事警察”の知られざる世界を描いた作品で、ドラマ版に引き続き渡部篤郎、尾野真千子らオリジナルキャストが再集結。さらに真木よう子、キム・ガンウら新キャストが物語の鍵を握る重要人物を演じる。映画版では、朝鮮半島から濃縮ウランが流出したと同時に機密データが紛失し、日本での核テロの危機を察知した住本(渡部)ら外事四課が、テロ工作員の妻・果織(真木)を民間人スパイに仕立て、陰謀に立ち向かう姿を描いている。任務遂行のためなら手段を選ばず、捜査のために民間人をも利用する外事警察。最新の予告編では、民間人スパイのターゲットにされた果織が、娘をネタにしつこく迫る住本に向かって「それ以上言ったら殺す」と首に手をかける緊迫のシーンや、住本の巧みなコントロールによってスパイになることを決意した果織の身に起こる悲劇や葛藤する姿が紹介されている。また、もうひとつの舞台となる韓国での爆破や派手な銃撃戦、韓国諜報機関NISと住本が対立するシーンも登場。それぞれの思惑が交錯し、騙し合いの頭脳戦が繰り広げられるという本作。一秒も気を抜けないスピーディーな展開が期待できそうだ。『外事警察 その男に騙されるな』は6月2日(土)から全国公開される。また、24日より特別文書入りクリアファイル付きの前売券(数量限定)が販売されている。『外事警察 その男に騙されるな』6月2日(土)公開
2012年03月26日P&Gは、無添加衣類用洗剤ブランド「さらさ」から、柔軟剤を発売すると発表した。発売開始は4月上旬となり、価格はオープン価格となっている。柔軟剤さらさは、繊維を油分で覆わない「ノンオイリータッチ処方」。軽く羽毛のようなふわふわの仕上がりを実現した。また、皮膚科医監修の肌テスト済のため、赤ちゃんの衣類にも安心して使用できるという。2009年9月に発売した衣類用洗剤「さらさ」は、本年3月上旬にパッケージをリニューアルした。14日からは同製品、および「柔軟剤さらさ」の発売を記念したキャンペーンもスタートする。「思いやりで家族を包もうプロジェクト」と題されたプロジェクトの「思いやり届け人(とどけびと)」には女優として活躍中の尾野真千子さんを起用、雑誌やテレビ、SNSサイトなどでプロジェクトを展開していく予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月12日うだるような暑さが残る9月某日。渡部篤郎、尾野真千子、滝藤賢一、山本浩司ら元警視庁公安部外事4課住本班――“外事警察”の面々は都内の一角に佇む廃ビルにいた。傍らには、スーツで身を固めた彼らとは対照的な赤い服と靴が印象的な真木よう子の姿も…。湿気と埃にまみれたこのビルの一室で、映画『外事警察 その男に騙されるな』の撮影が行われていた。対国際テロ捜査を専門とし、“日本版CIA”とも呼ばれる実在の組織、警視庁公安部外事課の面々がテロリストを追いかけるさまを描いたNHKの連続ドラマ「外事警察」。2009年のドラマ放送後、1年半もの期間を費やして脚本を練り上げ、満を持して製作された今回の劇場版で描かれるのは、核の脅威。震災の混乱のさなかに被災地の大学研究室から盗まれた原子力関連部品のデータを巡り、“公安の魔物”の異名をとる住本健司(渡部篤郎)を始めとする外事4課の面々に韓国の諜報員、朝鮮半島と日本の間にはびこる工作員、日韓の政治家たちの思惑が交錯する――。この日の撮影が行われたのは、奥田正秀――韓国名・金正秀(キム・ジョンス)――が社長を務める「奥田交易」の事務所。廃ビルの2階の一室にはデスクやイスに棚などの大道具が運び込まれ、年季の入った事務所に様変わり。韓国からの輸入品を扱う貿易会社とあって、ハングルの文字が印刷された段ボールが積まれているほか、壁にはハングル文字のカレンダーや朝鮮半島の地図、さらに天井からは巨大な魚の干物が吊り下げられており、韓国の文化を色濃く感じさせる小道具が散りばめられていた。捜査を進める中で、奥田交易の怪しい動きを察知した住本らは、正秀の妻、奥田果織(真木よう子)を協力者(=スパイ)として取り込むことに決める。徹底的な調査により、彼女の抱える弱みを握り、人情、怒りまでコントロールし、協力者として獲得することに成功する。この日は、この事務所での住本と果織の激しいやり取りが撮影された。住本はテロリストとの交渉に最後の賭けに出た。果織を使って、核兵器の軌道スイッチをテロリストに運ばせようというのだ。しかし、果織は敵意をむき出しにし、手段を選ばない住本を激しく罵る。堀切園健太郎監督からの説明を受けてのリハーサル後、スモークが立ち込める事務所の一角で本番がスタート。テロリストから届いた脅しのメールを読み上げ、住本は果織に協力を求める。その傍らに立つ松沢陽菜(尾野真千子)が「やめてください」と制止しようとするも、住本は「黙れ」と一喝し、これまで以上の報酬を果織に提示する。国益のためには手段を選ばず民間人を巻き込むことも、他人の弱みにつけ込むことも厭わない“公安の魔物”の迫力!一方の果織もひるむことなく住本をにらみつけ「あんたが来なければこんなことにはならなかった」と感情を爆発させ、制止を振り切って事務所を飛び出していく。捜査員の大友(山本浩司)が起動スイッチについて住本に説明するところから、果織が部屋を飛び出すまでこれら全てがワンカットで撮影されたが、住本と果織のキャラクターの内面を色濃く反映した対決シーンとなった。渡部さん、真木さんらはセット脇に設置されたモニターを真剣なまなざしで見つめ、自らの演技をチェック。緊迫した空気の中で熱のこもったやり取りを数テイク重ねたのち、監督の「OK」の声が事務所中に響き渡った。クランクインは8月下旬で、この日はようやく撮影も中盤に差し掛かろうかという時期。この後、10月には住本(渡部さん)、果織(真木さん)、そしてウラン流出のうわさと共に姿を消した、徐昌義(田中泯)は韓国へと渡り、日本では撮影できないソウルロケに臨んだ。ドラマ版でも見られた協力者や様々な情報を駆使しての“静”なる秘匿捜査シーンだけでなく、映画ならではの大規模なロケ、爆破シーンといった激しいアクションを含んだ“動”の部分も本作の見どころ。その波乱の中を、これまでの日本映画にない渡部篤郎扮する“公安の魔物”住本はどのように歩み、何を考え行動するのか――?全てが謎に包まれ、映画のラストは予想外の展開に発展し、観るもの誰もが騙されるエンディングへとつながる。『外事警察 その男に騙されるな』は6月2日(土)より全国にて公開。■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会■関連記事:岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表“公安の魔物”が海を渡る!渡部篤郎主演『外事警察』漆黒のポスター&特報公開渡部篤郎主演「外事警察」映画化!真木よう子らが加わり韓国ロケも敢行
2012年03月05日異例のヒロイン交代現在放送中である朝のNHK連続テレビ小説『カーネーション』。日本におけるファッションデザイナーの草分け的存在として活躍し、コシノヒロコら三姉妹を世界的ファッションデザイナーへと育てた小篠綾子氏をモデルとしたドラマで、ファッション界からも注目された作品だ。このドラマでは、女優・尾野真千子がヒロインの小原糸子を演じているが、なんと途中でヒロインは交代し、晩年役として夏木マリが登場することが22日、明らかとなった。近日、正式発表となる見込みだ。ベテラン登場で起爆剤に?子役以外でヒロインが交代となるケースは異例だ。交代の例としては、過去、83年の『おしん』、99年の『すずらん』など数例はあるものの、放送中に新たに発表という例となると、さらに稀で前例がほぼないようだ。ひそかに役作りは進められていたとも伝えられており、登場はほぼ確実な様子。徐々に視聴率をのばしてもきている同ドラマにとって、終盤戦への切り札、起爆剤となるか。世界のファッション界へと、三姉妹が羽ばたいてゆく今後のストーリーとともに注目される。元の記事を読む
2012年01月24日平成15年より毎年実施され、今回で9回目となる「関西元気文化圏賞」贈呈式が、1月23日、シェラトン都ホテル大阪にて行われた。「関西元気文化圏賞」は、その年に文化を通じて関西から日本を明るく元気にすることに貢献した人物・団体等に対し、感謝と一層の活躍への期待をこめて贈られる。最も活躍し貢献した人・団体へ贈られる大賞は、INAC神戸レオネッサが受賞。FIFA女子ワールドカップドイツ2011において、日本代表チーム「なでしこジャパン」の澤穂希、川澄奈穂美ら主要選手7人を輩出、アジア勢初の優勝を成し遂げる原動力となった。今年のなでしこリーグでも念願の初優勝を達成、社会的にも女子サッカーの振興に大きく寄与したことが受賞理由だ。特別賞は、日本の伝統芸能の1つである能の伝承普及活動を行ってきた山本能楽堂に贈られた。4種類の上方伝統芸能が一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」は昨年100回記念公演を迎え、水と環境をテーマに2009年大阪で初演した新作能「水の輪」は、再演を重ね、11月に文化庁の国際芸術交流支援事業としてブルガリア公演を行い好評を博している。そして、将来性が期待できる人・団体へ贈られるニューパワー賞は、大阪の玄関口として昨年5月にグランドオープンした大阪ステーションシティ、計算性能ランキングTOP500において昨年6月と11月の2期連続で世界1位を獲得したスーパーコンピュータ「京」の開発チーム、大阪・岸和田を舞台にしたNHK連続テレビ小説『カーネーション』で素晴らしい演技を見せている尾野真千子、「プリンセス・トヨトミ」の著者・万城目学がそれぞれ受賞した。いずれも、東日本大震災により甚大な被害を受けた日本国民を元気づけ、関西を中心に明るい話題を提供してくれた人や団体として、今後の活躍に期待が寄せられる。
2012年01月23日ドラマ「ハゲタカ」の製作チームと渡部篤郎主演で、日本のCIAとも呼ばれる“裏の警察”の漆黒の世界を描き、人気を集めたドラマ「外事警察」。本作の劇場版の正式タイトルがこのほど『外事警察 その男に騙されるな』に決定し、緊迫感あふれる特報映像とティザー・ポスター画像が届いた。日本における対国際テロ捜査の精鋭部隊として組織された、公安部外事課、通称“外事警察”。国家機密の情報を扱うため、その諜報活動は徹底的に秘匿され、家族にすら身分を明かすことが許されない彼ら。国家の安全・国益を守るためなら手段もいとわず、時には民間人を“協力者=スパイ”として捜査に加担させ大胆不敵に情報を得る。陰謀、罠、裏切りが渦巻く漆黒の世界を生きる“公安の魔物”、主人公の住本(渡部篤郎)は、誰もが持つ他人には言えない過去につけ込み、徹底的に追い込んでいく。今回の映画化では、延べ1年半もの歳月を費やし、映画版オリジナルの脚本のもと、日本と朝鮮半島を舞台に国際テロの阻止に挑む住本率いる外事警察の姿を描く。ドラマから続投の渡部篤郎、尾野真千子らに加えて、キム・ガンウやイ・ギョンヨンといった韓国を代表するキャスト、さらに韓国屈指のアクション監督の起用でさらにパワーアップ!このほど届いた特報映像でも、粘り強く撮影された緊迫のシーンが垣間見え、凄みをきかせた住本の“仕事裁き”が緊張感を誘う。また、同じく解禁されたティザー・ポスターには、渡部さんの険しい表情と「公安が生んだ魔物これが、本当に正義なのか?」の文字。果たして、映画で描かれる魔物の“正義”とは――?『外事警察 その男に騙されるな』は2012年6月2日(土)より公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:外事警察 その男に騙されるな 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会■関連記事:渡部篤郎主演「外事警察」映画化!真木よう子らが加わり韓国ロケも敢行
2011年12月27日渡部篤郎、真木よう子が出演する来年6月公開の映画『外事警察 その男に騙されるな』の特報映像がこのほど公開され、“その活動は決して表には出ない”とされる外事警察の非情とも思える活動の一部が明らかになった。『外事警察 その男に騙されるな』特報『外事警察』は、“公安の魔物”と呼ばれ、水際で国益を守る精鋭部隊“外事警察”の活躍を描く作品。本作では、大学施設から原子力関連部品のデータが盗まれたことに端を発する壮大な陰謀に住本らメンバーが立ち向かう。日本だけでなく韓国でも大規模なロケ撮影を敢行し、これまでの日本映画では不可能だったアクションに挑むという。その行動は家族にさえも秘匿され、国益を守る防波堤でありながらその存在は決して知られない警視庁公安部外事第4課、通称“外事警察”。このほど公開された予告編では、渡部演じる作業班長・住本健司がジッと何かに想いをはせている沈痛なシーンで幕をあける。その後、防護服を着た男たちが登場し、劇世界は一気に緊迫。尾野真千子、真木よう子らの出演カットを挟みながら本作の緊張感あふれる世界観の一端が紹介されている。そして、予告編の最後に登場するのは“正義とは何か?”という問いかけだ。住本らは、捜査のためには手段を選ばず、時のその過激な捜査手法と行動は、観る者に“正義”とその手段のあり方を問いかける。本作は企業買収をテーマに緊迫感あふれるドラマを作り上げた『ハゲタカ』のスタッフが仕掛ける作品だけに、映画『外事警察…』もスリリングなドラマを織り交ぜながら、観る者に大きな問いを投げかける重厚な作品に仕上がるのではないだろうか。『外事警察 その男に騙されるな』2012年6月2日(土)公開
2011年12月23日2009年にNHKで放送され高い支持を集めたドラマ「外事警察」が映画化されることが決定!日本と韓国を舞台に、渡部篤郎、尾野真千子らおなじみのメンバーに加え、新たに真木よう子、さらに実力派の韓国人俳優キム・ガンウらが出演していることも明らかになった。通常の刑事警察とは異なり、対国際テロ捜査を専門とした“日本のCIA”とも呼ばれる警視庁公安部外事課。表立って行動することはなく、家族にさえも身分を明かさず、任務のためには民間人までも“協力者”として巻き込んでいく彼らの姿を描く。ドラマではジャーナリストとしても活躍する麻生幾による同名小説を原案に、渡部さん演じる住本が率いる外事4課の面々が、テロ対策国際会議を前に日本に潜入したテロリストを追いかけるさまが描かれたが、今回、1年半の歳月をかけてオリジナル脚本を完成させた。ドラマの最後で、事件の責任を取る形で表向きは外事課から外された住本が復職。震災の影響もあって社会不安が続く中で、大学施設から原子力関連の部品のデータが盗まれる。外事4課は怪しい動きを見せる「奥田交易」の捜査を開始し、社長の妻・果織を“協力者=スパイ”に仕立てようとする。その矢先、住本が日本に潜伏する韓国の諜報員に刺されるという事件が発生。それは彼らからの“警告”だった…。“公安の魔物”の異名を取る冷徹な主人公・住本を演じる渡部さんは「ドラマからスタッフ、キャスト一丸となって作ってきた作品ですので、 さらに作品が続いていくことをとても嬉しく感じております」と映画化の喜びを語る。さらに「日韓のコラボレーションによる、映像美や重厚感が随所に散りばめられた作品となっています。緻密なストーリーはドラマと変わらず素晴らしく、舞台が韓国にまで広がっていることでスケール感がさらにアップしています」と見どころを明かしてくれた。ほかにも尾野さんが演じた、所轄から外事課へと大抜擢されるも手段を選ばぬ住本のやり方に反発し衝突していた女性捜査官・松沢を始め、北見敏之、滝藤賢一、渋川清彦、山本浩司が演じる4課の面々もドラマに続き、映画版に登場。警視庁警備局長・倉田役の遠藤憲一、内閣官房長官・松村を演じる余貴美子、元警備局長で現在は内閣情報調査室長の有賀を演じる石橋凌もドラマに続いて劇場版に出演を果たしている。韓国の工作員・安民鉄を演じるキム・ガンウに、奥田交易の社長夫人である秘密を抱える果織を真木よう子、原子力研究のエリートであり、事件のカギを握る在日2世の徐昌義を田中泯が演じるなど、劇場版から出演となるキャスト陣にも実力派が多数!渡部さんにとって韓国語での芝居は初体験となったが、わずか1か月ほどの勉強で、現場でキム・ガンウらと通訳を介さずに話ができるほどマスターしていたとか。ソウルと釜山で3週間におよぶ撮影が行われ、特にSWATによる銃撃シーンは韓国屈指のアクション監督の指揮の下、2日で40時間を費やして撮影を敢行した。過去に渡部さんが出演したドラマ「ケイゾク」(TBS)などは韓国でも放送されており、街を歩いているときに観衆に囲まれてちょっとした騒動になったことも。中国のチャン・イーモウ監督による『Flowers of War』への参加も発表されているが、渡部さんにとってまた一歩、新たな世界へと踏み出す作品となった。渡部さん自身は韓国ロケを「非常に優秀なスタッフが加わり、素晴らしい環境の中で撮影をさせていただくことができ、とても貴重な体験となりました」とふり返っている。“スパイ天国”と揶揄される日本だが、多くの国民があずかり知らぬところで陰謀がうごめき、精鋭の捜査官たちが戦いを繰り広げている。“公安の魔物”が生み出すのは日本社会の平穏か?それとも――。『外事警察』は2012年6月2日(土)より全国にて公開。■関連作品:外事警察 2012年6月2日より全国にて公開© 2012「外事警察」製作委員会
2011年10月28日2009年の冬に渡部篤郎主演で放送され注目を集めたNHKドラマ『外事警察』の映画化され、来年6月に公開されることが決定した。その他の情報本作は、日本のCIAとも呼ばれる“警視庁公安部外事課=外事警察”を主人公にした麻生幾の同名小説を原案に、オリジナルの脚本で映画化。2011年の震災で混乱する日本と韓国を舞台に、核テロに立ち向かう“外事警察”の姿を描く。渡部が引き続き、主演を務めるほか、真木よう子、尾野真千子、キム・ガンウ、イ・ギョンヨンらが出演し、ドラマ版を手がけた堀切園健太郎が監督を、『相棒』シリーズなどで知られる古沢良太が脚本を務める。渡部は「韓国の非常に優秀なスタッフが加わり、素晴らしい環境の中での撮影は、とても貴重な体験となった」と、今年の9月から10月にかけて行なわれた韓国ロケについてコメント。劇中では韓国語の台詞も多く、渡部は1か月のレッスンで雑談ができるレベルの韓国語を体得。撮影現場では通訳を介さずキム・ガンウら韓国人俳優、スタッフらと直接会話をし、周りを驚かせたという。冷酷非情な“公安の魔物”と呼ばれる主人公・住本健司については「裏の世界で生きる住本健司というキャラクターは、演じていて心臓をえぐりとられたような苦しい気持ちになる難しい役」と話し、「日韓のコラボレーションによる、映像美や重厚感が随所に散りばめられた作品となっています。緻密なストーリーは、ドラマと変わらず素晴らしく、舞台が韓国にまで広がっていることでスケール感がさらにアップしています」と見どころを語った。『外事警察』は2012年6月2日(土)に公開される。『外事警察』2012年6月2日(土)公開(C)2012「外事警察」製作委員会
2011年10月28日10月より放送されるNHKの連続テレビ小説「カーネーション」の完成披露試写会が9月5日(月)に行われ、併せて主演の尾野真千子、脚本の渡辺あやが出席しての記者会見が開催された。日本のオートクチュールの先駆けとして世界で活躍したデザイナーであり、コシノヒロコ、ジュンコ、ミチコの三姉妹の母親であるデザイナーの小篠綾子。彼女の生涯をモデルに激動の大正、昭和の時代をミシンひとつで人生を切り拓き、力強く生きていくヒロイン・糸子の姿を描く。尾野さんは第1週の最終6話目から女学生として登場。洋服の魅力に取りつかれ、学校を辞めてパッチ屋で働き始め、様々な出会いを経て腕を磨いていく。第1週目分の上映後に会場に姿を現した尾野さんは「これからずっと面白いです。糸子が大人になっていき、泣いたり怒ったりしながらも楽しくやってます」と満面の笑み。「絶対に面白くなります!」と自信をのぞかせる。渡辺さんはこれまで映画『メゾン・ド・ヒミコ』、『天然コケッコー』などの脚本を手掛けてきたが、連続ドラマは初挑戦。「40時間ありますが、私がこれまでやってきたのは長くても2時間程度。“走り方”が全然違う」と明かす。実在した人物の生涯を描くことについては「小篠さんについていろんな方に話を聞いたのですが、みなさん話すときに半笑いを浮かべて、いかにハチャメチャで面白い方だったかを伝えようとしてくださるんです。すでに亡くなった女性について話すときにそういう顔になるってどういうことなんだろう?それを私も知りたいという気持ちです。きっと歩みの中に秘密があるんだと思います」と思いを明かしてくれた。城谷厚司プロデューサーも小篠さんを「エピソードに事欠かない魅力的な方」と語る。「デパートの店員の制服が着物か割烹着だった時代に、そこに乗り込んで『私に作らせろ』と迫って、本当に作らせてもらったりした。本当にすごいパワーだと思います」と語り、こうしたエピソードがいくつも話の中に織り込まれていることを明かした。さらに、城谷プロデューサーは尾野さんについて「感情の瞬発力がすごい。パワフルです」とエネルギーあふれるヒロインを演じるにはぴったりと太鼓判を押す。ドラマ「火の魚」でも尾野さんと一緒に仕事をした渡辺さんも「糸子役としてはドスが利く人なので頼もしいです。感情表現は、無防備になって自分の感情を顔や体で表現すること。それはすごく怖いことなのだけれど、尾野さんは一歩も引かない度胸がある」と絶賛。男女同権など夢のような時代に、腕を頼りに自分らしく生き抜いたヒロインを尾野さんがどのように体現しているのか?尾野さんは「(糸子は)元気いっぱいなので、三食食べて寝て、甘えるときは甘えて頑張っています。お肉は欠かせませんね」とニッコリ。「カーネーション」は10月3日(月)より放送開始。「カーネーション」番組公式サイト■関連作品:のぼうの城 2012年秋、東宝系にて公開© 2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ小川の辺 2011年7月2日より全国にて公開© 2011「小川の辺」製作委員会■関連記事:東山紀之、七夕の願いは「給料が上がりますように」勝地涼インタビュー東山紀之と向かい合い「目で語り合った」東山紀之藤沢周平が描く家族の姿から「多くの発見と気づきがあった」鈴木保奈美、今度は榮倉奈々と母娘役!『のぼうの城』で11年ぶりスクリーン復帰成宮寛貴インタビュー「セリフなしでちゃんと愛してるって表現した」究極の純愛
2011年09月05日人気ミステリー作家・横山秀夫の4つの短編を、仲村トオル、岸谷五朗、玉山鉄二、渡部篤郎という4人の人気俳優をそれぞれ主演に据えて映像化した「横山秀夫サスペンス」。WOWOWで放送された本作がこのたび、DVDでリリースされ、4作品をまとめた予告編も到着した。『半落ち』、『出口のない海』、『クライマーズ・ハイ』などの映画化作品をはじめ、その著作が数多く映像化されている横山秀夫。数々の名作の中から「真相」(双葉社刊)に収録されている「18番ホール」、「他人の家」の2作と、「看守眼」(新潮者刊)に収められている「自伝」、「静かな家」をそれぞれ約1時間のドラマとして映像化した本作。「18番ホール」は、地元の村の再開発の話を聞いて村長選に立候補した男が主人公。実は彼には12年前のある秘密を隠すため、何としても当選する必要があった。当初は楽勝と思われていたが、強力な対抗馬の存在で徐々に暗雲が…。『行きずりの街』の公開を控える仲村トオルが当選のために必死で奔走する主人公に挑む。「静かな家」は「誤報」というタイトルで岸谷五朗を主演に映像化。ある地方新聞の記者が、写真展の日程を誤って報道してしまうのだが、それに端を発して謎めいた事件が…。「自伝」の主人公で、母に捨てられたトラウマを抱えて生きるライターを演じるのは『ノルウェイの森』がまもなく公開となる玉山鉄二。彼の元に家電量販店の会長の自伝執筆の依頼が。取材の初日、その会長は人を殺した過去を告白。そこから衝撃的な真実が明らかになる。「他人の家」は強盗事件で服役し、いまは妻との静かな暮らしを望みつつも前科のせいで行くあてをなくした男が、近所のがんを患った老人の申し出で、彼の養子に入り家を受け継ぐ約束をする。ここから、彼と妻は、恐るべき事件に巻き込まれることになる。渡部篤郎が再起を図る前科者の悲哀を見事に表現している。日本随一のミステリー作家の作品を原作にした4人の実力派俳優の物語が一挙に楽しめる本作。男たちの運命は――?「横山秀夫サスペンス」DVDは発売中(同時レンタル中)。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「横山秀夫サスペンス DVD-BOX」価格:4,980円(税込)発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント© 2010 WOWOW■関連作品:行きずりの街 2010年11月20日より全国にて公開© 2010「行きずりの街」製作委員会クライマーズ・ハイ 2008年7月5日より丸の内TOEI1ほか全国にて公開© 「クライマーズ・ハイ」フィルム・パートナーズ■関連記事:【TIFFレポート】仲村トオル俳優デビュー25周年50度カクテル一気飲み「ファイヤー!」仲村トオル、チャン・ドンゴンとの再会に感激!『行きずりの街』韓国公開も即決定ハズレなし!「映画館大賞2010」まもなく発表中谷美紀が選ぶ「1本」は?尾野真千子インタビュー「ここで隠したら一緒になれない気がした」と“覚悟”明かす堺雅人が語る太宰、そして『人間失格』――。「近代文学と“再会”できました」
2010年11月02日