俳優の山崎賢人が主演を務める映画『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』(2021年2月19日公開)の特報が5日、公開された。同作は1956年にロバート・A・ハインラインによりアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛される伝説的なSF小説の初実写映画化作。舞台を日本に再構築し、ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎(山崎)が主人公となる。1995年、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまった宗一郎は、人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めると2025年の東京だった。すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う。初解禁となる特報映像は、将来を期待されている科学者・高倉宗一郎が罠にはめられ、璃子(清原果耶)や研究、すべてを失った上に冷凍睡眠させられる映像から始まり、「30年の時を超え未来を変えろ」のコピーとともに、ヒューマノイドロボット(藤木直人)と未来を変えようと奮闘する姿が描かれる。ヒューマノイドロボットの動く瞳孔に驚き、「扉を探す」と決意を述べる宗一郎の姿に引き込まれる内容となっている。ティザービジュアルは、「30年の時を超える冒険が今、始まる――」のキャッチコピーに、強い眼差しで前を見据える宗一郎、制服でほほえむ璃子、無表情ながら宗一郎の愛猫・ピートを抱くヒューマノイドロボット、冷凍睡眠させられている宗一郎で構築された。さらに、キャストも明らかに。宗一郎の婚約者・白石鈴役には夏菜、宗一郎の会社で共同経営者を担う松下和人役に眞島秀和、謎の鍵を握る男・佐藤太郎役にネプチューンの原田泰造、佐藤の妻・みどり役に高梨臨、冷凍睡眠から目覚めた2025年で宗一郎にヒントを与える会社経営者兼科学者の坪井強太役に浜野謙太、2025年で宗一郎を待ち続けていた物理学者・遠井教授役に田口トモロヲといった、多彩な顔ぶれが集結した。(C)2021 「夏への扉」製作委員会
2020年10月05日1956年にアメリカで発表され、ハリウッド映画に多大な影響を与えたロバート・A・ハインラインの小説『夏への扉』が、映画『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』として2021年2月19日(金)に公開されることが決定。併せて、特報映像・ティザービジュアル・豪華フルキャストが公開となった。本作では『フォルトゥナの瞳』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の三木孝浩が監督を務め、罠にはめられすべてを失った科学者が、未来を変えるため30年の時を超える冒険を描く。科学者の高倉宗一郎を演じるのは、興業収入57億円を突破した『キングダム』に演じた俳優・山崎賢人。共演には、孤独を抱える宗一郎を家族のように大切にした恩人の娘・璃子役に2021年度前期放送のNHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』の主演が決定している清原果耶、30年後に目覚めた宗一郎に力を貸すヒューマノイドロボット役に藤木直人、宗一郎の婚約者・白石鈴役に夏菜といった豪華キャストが集結した。加えて、眞島秀和が宗一郎の会社で共同経営者を担う松下和人役、ネプチューンの原田泰造が謎の鍵を握る男・佐藤太郎役に、高梨臨は佐藤の妻・みどり役、浜野謙太が宗一郎が冷凍睡眠から目覚めた2025年で宗一郎にヒントを与えるある会社の経営者であり科学者・坪井強太役、田口トモロヲが2025年で宗一郎を待ち続けていた物理学者・遠井教授役を務める。今回公開された特報映像は、将来を期待されている宗一郎が罠にはめられ、璃子や研究といった大切なものすべてを失った上に、冷凍睡眠させられる衝撃的な場面からスタート。「30年の時を超え未来を変えろ」のコピーとともに、ヒューマノイドロボットと未来を変えようと奔走する宗一郎の姿が描かれる。そした、ティザービジュアルは「30年の時を超える冒険が今、始まるーー」のキャッチコピーに、強い眼差しで前を見据える宗一郎と、制服でほほ笑む璃子、無表情で宗一郎の愛猫・ピートを抱くヒューマノイドロボットで構築された。冷凍睡眠させられている宗一郎の写真も映し出され、『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』で描かれる宗一郎の冒険に期待が高まる。◆『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』特報映像※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』2021年2月19日(金)全国ロードショー
2020年10月05日山崎賢人と土屋太鳳のW主演で実写化するNetflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」の配信日が12月10日(木)に決定。本作の初となるビジュアルと超特報映像が公開された。人生に夢を見出せず曖昧に生きてきたアリスと、どんな苦境でも生きる意味を探し続けるウサギが、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”で共に信頼を築き、生き延びるために理不尽な現実に挑む姿を壮大なスケールで描く本作。今回到着したスーパーティザーアートでは、殺風景なスクランブル交差点の真ん中で、山崎さん演じるアリスと、土屋さん演じるウサギが、上空を見上げ立ちすくんでいる様子が写し出されている。さらに、上空を見上げる2人に向かって配信日を知らせるトランプのカードが落ちていく、SNS用超特報映像も公開された。Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」は12月10日(木)全世界独占配信。※山崎賢人の「崎」は「たつさき」(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年09月19日山崎賢人と土屋太鳳が主演を務める、佐藤信介監督の最新作Netflix『今際の国のアリス』の全世界への配信日が2020年12月10日(木)に決定。さらに謎に包まれた本作初のビジュアルも公開された。本作は、『週刊少年サンデーS』(小学館)にて2010年から2015年まで連載後、『週刊少年サンデー』(小学館)にて2015年から2016年まで連載され、単行本は全18巻にも及ぶ同名大人気コミックスを映像化するもの。やりきれない日常に苛立つ無職の有栖(アリス)良平が、仲間ふたりと東京をブラつくある日、不思議な光が放たれ、気づけば周囲の人気は消えていた。しかし、その空っぽの東京ではゲームが次から次へと始まり、一歩誤れば命が奪われる理不尽な難題の数々を前に、アリスたちは必死に戦うしかないのだった。今際の国で巻き起こる、ミステリー・アクション・人間ドラマ満載のSFサバイバルシリーズとなる。『アイアムアヒーロー』『GANTZ』『いぬやしき』や、原泰久のベストセラー漫画を実写化した『キングダム』など手がけてきた佐藤監督が、Netflixオリジナルシリーズとして本作の映像化に挑んだ。公開されたスーパーティザーアートは人で溢れ返る普段のスクランブル交差点とは打って変わり、空っぽで殺風景な交差点が舞台。突如変わってしまった世界を前にアリス(山崎)とウサギ(土屋)が上空を見上げ立ちすくんでいる様子が伺える。同時に公開されたSNS用の特報映像は、上空を見上げるふたりに向かって、配信日を知らせるカードが落ちるという内容。さらにその中には謎のトランプも含まれている、という本作の世界観を垣間見る事の出来る映像となっている。※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記。Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』12月10日(木)Netflixにて全世界独占配信
2020年09月19日俳優の山崎賢人が主演を務める映画『夏への扉』(2021年公開)の追加出演者が17日、明らかになった。同作は1956年にロバート・A・ハインラインによりアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛される伝説的なSF小説の初実写映画化作。舞台を日本に再構築し、ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎(山崎)が主人公となる。1995年、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまった宗一郎は、人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めた時そこは、2025年の東京だった。すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う。宗一郎の恩人である養父・松下の娘で、孤独に生きてきた宗一郎が家族のように大切に想う松下璃子役に清原果耶が決定。数奇な運命に翻弄されながらも、宗一郎を慕う、意志の強い女子高生を熱演する。また、2025年のヒューマノイドロボットPETE(ピート)役として藤木直人が出演。PETEは未来を変えようとする宗一郎を支えるヒューマノイドロボットであり、装置の異常で好奇心を持ってしまった。、藤木はPETE役について、「2度とないであろうロボット役」に驚いたとオファーを受けた感想を語る。○清原果耶 コメント仕事を始めて最初の映画の現場が三木監督の作品だったので、また監督とご一緒させて頂ける事がとても嬉しかったです。あの頃は右も左も分からないまま監督のお話を聞いていましたが、今回は少しずつでも作品に歩み寄って撮れたら良いなと思いながら撮影に臨みました。健気でしっかりしていて、所々にあどけなさが残る璃子ちゃんは演じていて微笑ましく思えるような女の子でした。山崎さん演じる宗一郎との関係性が温かくもほろ苦く染みる日々を、一時も逃さずに観て頂ければ幸いです。○藤木直人 コメント今年で役者を始めて25年になりますが、そんな僕に驚きのオファーが。なんとロボット役。でも人間のようだけど実はロボットっていう設定だと聞き、それならとお引き受けして監督に会いに行った所、その場にいらっしゃったのはロボットパフォーマーの方…。2度とないであろうロボット役、楽しめれば良かったんですがそんな余裕もなく(笑)、現場で試行錯誤しながら演じていました。以前連ドラで共演した山崎賢人君と、ある意味ロードムービー的な?バディもの的な?作品で再びご一緒できて嬉しかったです。○三木孝浩監督 コメント清原果耶ちゃんは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』に出演してもらった時の、短いシーンながら胸に刺さるとても魅力的なお芝居を鮮烈に覚えていて、その時「いつかヒロイン役をやってね」と約束してたのですが、やっと念願叶って果たすことが出来て本当に嬉しいです!彼女が璃子というキャラクターに込めた芯の強さ、その想いの熱量は山崎賢人くん演じる宗一郎を何度でも立ち上がらせる原動力となり、映画そのものも推進する重要な役を清廉に演じてくれました。藤木直人さんは、ヒューマノイドのPETE役というとても難易度の高い役どころだったのですが、端正なルックスとスタイルを逆に活かしてユーモア&愛嬌たっぷりに演じていただきました。未知なるキャラクターを現場で藤木さんと一緒に試行錯誤しながら創り上げていく作業は困難さよりも楽しさが上回って、何より藤木さんの、演出に対するリターンの的確さと身体能力の高さに感嘆しました。宗一郎のバディとして、この物語の中で軽やかに躍動する姿を是非早く皆さんに見ていただきたいです!
2020年09月17日山崎賢人が人生の全てを奪われた未来のロボット科学者を演じる、三木孝浩監督『夏への扉』に清原果耶と藤木直人の出演が決定した。世界中にファンを抱えるロバート・A・ハインライン原作の伝説のSF小説を映画化する本作は、罠にはめられ人生の全てを奪われたロボット科学者が、未来を変えるため、大切な人を救うため、30年の時を超える冒険を描いた物語。『宇宙でいちばんあかるい屋根』(藤井道人監督)で映画初主演、2021年連続テレビ小説「おかえりモネ」のヒロインを演じ、待機作に『望み』『ジョゼと虎と魚たち』『まともじゃないのは君も一緒』『砕け散るところを見せてあげる』『護られなかった者たちへ』などが待機する、いま最も注目の若手・清原さん。本作で演じるのは、恩人であり養父の松下の娘で、孤独に生きてきた高倉宗一郎(山崎さん)が家族のように大切に想う松下璃子。数奇な運命に翻弄されながらも、宗一郎を慕う意志の強い女子高生を演じる。清原さんは、自身の最初の映画が本作の監督を務める三木作品だったこともあり、「また監督とご一緒させて頂ける事がとても嬉しかった」と喜びを語り、三木監督もまた、当時「いつかヒロイン役をやってね」とお願いしていた清原さんとの再タッグで念願が叶ったとコメント。清原さんは「健気でしっかりしていて、所々にあどけなさが残る璃子ちゃんは演じていて微笑ましく思えるような女の子でした。山崎さん演じる宗一郎との関係性が温かくもほろ苦く染みる日々を、一時も逃さずに観て頂ければ幸いです」と、演じた役柄についても語った。一方、藤木さんが演じるのは、2025年のヒューマノイドロボット・PETE(ピート)。PETEは未来を変えようとする宗一郎を支える、装置の異常で好奇心をもってしまったヒューマノイドロボット。「今年で役者を始めて25年」という藤木さんはPETE役について、「2度とないであろうロボット役」に驚いたとオファーを受けた感想を語り、撮影については、「以前連ドラで共演した山崎賢人君と、ある意味ロードムービー的な?バディもの的な?作品で再びご一緒できて嬉しかったです」と撮影をふり返っている。そんな藤木さんとPETEを作り上げた三木監督は、「未知なるキャラクターを現場で藤木さんと一緒に試行錯誤しながら創り上げていく作業は困難さよりも楽しさが上回った」と語っている。『夏への扉』は2021年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年09月17日俳優として活躍している三浦翔平(みうら・しょうへい)さん。その端正な顔立ちと高い演技力で、多くの人から支持されています。そんな三浦翔平さんと妻である女優・ファッションモデルの桐谷美玲さんが共演したドラマや、馴れ初め、子供についてなど、さまざまな情報をご紹介します!三浦翔平と桐谷美玲が共演したドラマは『好きな人がいること』2016年7~9月にかけて放送されたドラマ『好きな人がいること』(フジテレビ系)で共演した、三浦翔平さんと桐谷美玲さん。同作で、桐谷美玲さんは主人公・櫻井美咲役を熱演。三浦翔平さんは、櫻井美咲の高校時代の初恋相手である柴崎千秋役を演じました。 この投稿をInstagramで見る 桐谷美玲(@mirei_kiritani_)がシェアした投稿 - 2016年 8月月8日午前2時00分PDTちなみに、同作にはほかにも山崎賢人(正式表記は山賢人)さんや野村周平さん、菜々緒さんなど豪華俳優陣が出演しています。 この投稿をInstagramで見る 桐谷美玲(@mirei_kiritani_)がシェアした投稿 - 2016年 8月月7日午前12時22分PDT この投稿をInstagramで見る 桐谷美玲(@mirei_kiritani_)がシェアした投稿 - 2016年 6月月22日午前2時22分PDT三浦翔平と桐谷美玲が結婚!出会いや馴れ初めは三浦翔平さんが2018年7月26日に、自身の公式サイトで、桐谷美玲さんと結婚したことを連名で発表しました。いつも温かい応援ありがとうございます。この度、私たち三浦翔平と桐谷美玲は入籍したことをご報告させていただきます。仕事仲間として同じ時間を過ごすうちに、お互いの人柄に惹かれ、結婚を意識したお付き合いをするようになりました。互いに自分にないものを沢山もっている2人なので、これから起こるであろう苦労や困難も、2人で補い助け合いながら乗り越えていこうと思います。そして、私たちらしく、いつまでもくだらないことで笑っていられるような家庭を築いていけたらと思います。仕事も今まで以上に邁進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。三浦翔平オフィシャルファンクラブーより引用もともとファッションモデルとして活動していた2人は、モデル時代から顔見知りだったといい、前述の『好きな人がいること』で共演したことをきっかけに、交際をスタートさせたといいます。桐谷美玲さんも同年7月31日に、当時火曜キャスターを務めていた報道番組『news zero』(日本テレビ系)に出演した際、結婚をこのように報告していました。改めまして私事で恐縮ですが、先週、俳優の三浦翔平さんと結婚しました。これからは2人で支え合いながら、変わらず仕事も頑張っていきますので、引き続きよろしくお願いします。news zeroーより引用三浦翔平と桐谷美玲の結婚式は?三浦翔平さんと桐谷美玲さんは、2018年12月23日に、都内のホテルで披露宴を行いました。挙式は、桐谷美玲さんの誕生日である同月16日にハワイで行ったのだそう。サンケイスポーツによると、披露宴には『好きな人がいること』の共演者を始め、芸能関係者約200人が出席したといいます。関係者によると、俳優の山崎賢人(24)、野村周平(25)ら夫妻が出会ったフジテレビ系「好きな人がいること」(2016年)の共演者をはじめ、芸能関係者ら約200人が出席。三浦の親友であるONE OK ROCKのボーカル、Taka(30)が乾杯の音頭を取り、日本テレビ系「NEWS ZERO」で桐谷とキャスターを務めた村尾信尚氏(63)が祝辞を述べた。サンケイスポーツーより引用披露宴終了後、2人は連名で次のようにコメントを発表しました。このたび、私たちは12月23日に無事披露宴を終えました。ご列席くださった関係者のみなさま、友人、親族、本当にありがとうございます。たくさんの方々に支えられながら今の私たちがあることを改めて実感する1日となりました。そして、いつも応援してくださるファンのみなさま。みなさんの声に救われたこともたくさんあります。心から感謝しています。これからも日々精進して、仕事に取り組んでいきますので、変わらずの応援よろしくお願いいたします。今日感じた感謝の気持ちを忘れずに、これからも2人支え合いながら、頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 この投稿をInstagramで見る これからもどうぞ宜しくお願い致します! shohei miura/三浦翔平 (@shohei.63)がシェアした投稿 - 2018年12月月24日午前5時59分PST三浦翔平と桐谷美玲がインスタで妊娠・出産を報告桐谷美玲さんが、2020年2月4日に更新したインスタグラムで、三浦翔平さんとのツーショットとともに、第1子を妊娠したことを報告しました。 この投稿をInstagramで見る いつも応援してくださる皆様へ ご報告があります。 この度、お腹に新たな命を授かりました。 はじめてのことでドキドキの毎日ですが、 会える日を心待ちにしながら、穏やかに、幸せに過ごしています。 今後は体調を見ながらできる範囲でお仕事も続けていきますので、温かく見守っていただけたら嬉しいです。 支えてくれているみなさんに1番に伝えたくて。 これからもよろしくお願いします。 …ぱっちゃんどれだけ撮っても下向いた笑 桐谷美玲 (@mirei_kiritani_)がシェアした投稿 - 2020年 2月月3日午前7時00分PST三浦翔平さんは、同月3日に更新したインスタグラムで、パイナップルとにんじんとなすの下に『初』『終』の文字が並んでいるイラストを投稿。 この投稿をInstagramで見る shohei miura/三浦翔平(@shohei.63)がシェアした投稿 - 2020年 2月月3日午前6時53分PSTこれを解読すると「パパになる」となり、暗号で桐谷美玲さんの妊娠を報告したことが話題に。そして、2人は同年7月6日に更新したインスタグラムで、男の子が誕生したことを報告しました。 この投稿をInstagramで見る 私ごとで大変恐縮ですが、先日第一子となる男の子を出産しました。 おかげさまで母子ともに健康です。 元気いっぱいに産まれてきてくれたことに感謝しつつ、これから家族で力を合わせて過ごしていきたいと思います。 そして、 命の尊さを改めて感じている今、大雨の被害に心が痛みます。 どうかどうか、これ以上被害が広がらないことを祈っています。 桐谷美玲 (@mirei_kiritani_)がシェアした投稿 - 2020年 7月月6日午前3時59分PDT この投稿をInstagramで見る いつも応援してくれてる皆様。 私的な報告ですが、先日無事新しい命が誕生しました。母子ともに健康です。 元気いっぱいに産まれてきてくれたことに感謝しつつ、これから家族で力を合わせて過ごしていきたいと思います。 今、悲しいニュースが多く何が起きるかわからない世の中ですが、これ以上被害が広がりませんように。 shohei miura/三浦翔平 (@shohei.63)がシェアした投稿 - 2020年 7月月6日午前3時59分PDT桐谷美玲が結婚2年で子供を妊娠・出産! 夫・三浦翔平とは『好きな人がいること』で交際スタート三浦翔平が桐谷美玲のインスタライブに登場し、話題に桐谷美玲さんが2020年4月18日に行ったインスタライブに三浦翔平さんが登場し、話題になりました。この日、プライベートでも仲がいいという河北麻友子さんとともに、インスタグラムでコラボライブ配信を行った桐谷美玲さん。ファンからのさまざまな質問に答えていく中、途中で桐谷美玲さんの背後からドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)の台本を手にした三浦翔平さんが登場しました。三浦翔平さんと河北麻友子さんは、同作で共演。河北麻友子さんはインスタライブの中で、ドラマの宣伝や三浦翔平さんの現場での様子などを明かしました。その後、配信の最後で三浦翔平さんが再び登場。この配信を見ていたファンからは、歓喜の声が多く上がりました。・桐谷美玲ちゃんのインスタライブに三浦翔平くんが登場して、すごい幸せな気分になった!・「本当にこの2人が夫婦なんだな」「一緒に暮らしてるんだな」ってテンションが上がった。・奇跡のツーショット。美男美女すぎる!第1子が誕生し、幸せいっぱいといった様子の三浦翔平さんと桐谷美玲さん。2人のこれからの活躍も応援しています!三浦翔平 プロフィール生年月日:1988年6月3日出身地:東京都身長:181cm所属事務所:バーニングプロダクション2007年に『第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』でフォトジェニック賞と理想の恋人賞を受賞。2008年にドラマ『ごくせん 第3シリーズ』(日本テレビ系)で俳優デビューし、以降、数多くの映画やドラマに出演している。三浦翔平が桐谷美玲について「尽くすほう?」と聞かれると?夫婦のやりとりに「なるほど!」の声桐谷美玲と三浦翔平の結婚生活は…子供ができた時の理想を「うるせーと言われたい」と語る[文・構成/grape編集部]
2020年09月07日9年前に撮影し、眠っていた侍映画『狂武蔵』の公開を記念して8月5日、坂口拓、山崎賢人、下村勇二監督が登壇する完成披露イベントが“無観客”で行われた。本作は、『GANTZ』『キングダム』シリーズのアクション監督を務めた下村勇二がメガホンを取り、77分ワンシーン・ワンカットで撮影、坂口さんが独りで400人の相手を斬り捨てるアクションに挑戦。イベントでは、そんな前代未聞の試みを行った映画の裏話がたっぷり語られた。主演の坂口さんは、撮影をふり返り「撮影後には精神もボロボロになり、一旦俳優を引退したのですが、プロデューサー、下村監督、そして山崎賢人さんがこの思いを受け取め、復活させてくれたことにはすごく感謝しています。77分闘う姿というのは、今観ると、この時代に、この状況に訴えかけるものがあるのではないかと思っています」と完成を喜ぶ。また「開始5分で指が折れ、撮影中盤で肋骨をやられ、撮影終了後には奥歯が4本、終了した時には燃え尽きて砂のように崩れた」とすさまじい撮影の様子を明かしつつ、「自分が本当に強くなれましたし、今となってはいい思い出です」と語っていた。宮本武蔵に親友を討たれたことにより、深く悲しみ、その仇討ちに燃える忠助を演じた山崎さんは「『キングダム』の現場でも侍として男として大切なことを教えてもらった拓さん、そして下村監督のためにぜひ、復活させたいという思いがありました。今日を迎えられた日をとてもうれしく思っています」と心境を明かした。『キングダム』の中で1分間、坂口さんと形を決めずにやった立ち回りについて「拓さんから“闘う”ことはこういうことなんだ、と感じることができました。今思うと、そこには『狂武藏』の存在があったんだなと思っています。77分闘うことが、どれほどすごいことなのか。自分が『キングダム』を通してアクションをやったからこそ、とんでもないことをやっているなと改めて感じています」と改めてその凄さを語る。一方、坂口さんも『キングダム』での共演をふり返り「彼の剣さばきは、ほんとうにまっすぐ。たった1分の共演シーンだったけれど、それがこの作品に繋がることになるなんて、本当にやってよかったなと思いました」と笑みを浮かべ、これに山崎さんは「『キングダム』の撮影のときには、1回拓さんの手に当たってしまって……。決めのシーンだったのですが」と撮影裏話を恥ずかしそうに話す。また下村監督は「どうにか観ていただける形にしたいという気持ちで、クラウドファンディングで資金を集めたところ、予想以上に応援してくれる人の声、資金が集まりました」と言い、できるだけいい形で届けたいという思いから「この作品に不足していたドラマ部分を追撮することになりました。そのときに声をかけたのが『キングダム』で一緒になった山崎賢人さんで、僕たちの熱い想いに共感してくれて、参加してくれることになり、完成したのがこの作品です」と山崎さんの参加についてコメントした。イベントでは、坂口さんが殺陣の型を解説付きで実演する一幕も。続いて、山崎さんも坂口さん直伝の殺陣を披露。坂口さんは「うまい!俺よりもうまい。うまくなったし、肩甲骨もよく使えている」と絶賛した。『狂武蔵』は8月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:狂武蔵 2020年8月21日より全国にて公開
2020年08月06日8月21日公開の映画『狂武蔵』の完成披露無観客イベントが5日、都内で行われ、坂口拓、山崎賢人、下村勇ニ監督が出席した。映画『RE:BORN』で主演を務めたアクション俳優の坂口拓が、9年前に撮影して日の目を見ぬまま眠っていた幻の侍映画を、山崎賢人ら新たなキャストを迎えて撮影した映像を付け加えた本作。77分ワンシーン・ワンカットで撮影され、坂口がたった独りで400人の相手を斬り捨てるという前代未聞かつ実験的ともいえるアクション映画に仕上がっている。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないこともあり、この日のイベントは無観客で開催。主演の坂口は「77分ワンシーン・ワンカットをルールなしでやりました。終わった後に精神状態がボロボロになって俳優を引退したんですが、プロデューサーをはじめ下村監督や山崎賢人さんが復活させてくれました。本当に感謝しています」と語り、「77分、1人で戦う姿というのは、今の時代に訴えかけるものがあると思います。何か残ると思うので、こういう時期だからこそ見て欲しいですね」とアピールした。昨年公開された映画『キングダム』で坂口と共演した山崎は、『キングダム』の撮影中に本作のオファーを受けたそうで、「『キングダム』で拓さんと1分間形を決めないで立ち回りをやらせていただいた時に、本当に戦うということを感じました。『キングダム』の撮影中に今回のお話をいただき、『(作品を)復活させたい』と聞いて自分が力になれるのなら絶対にやりたいと思いました」と明かした。山崎の快諾を「飲みの席というのもありましたよね」と明かした下村監督は「その前にも『狂武蔵』の話はしていたんですが、その場で『やりたい』と言ってくれたんです。マネージャーさんにも電話してくれたし」と山崎の行動が信じられなかった様子。その場にいた坂口も「ありえないことだよね」と下村監督に同意しつつも「(『キングダム』の撮影時に)2人でルールなしで立ち回りをやっといてよかったです」と山崎に感謝しきりだった。映画『狂武蔵』は、8月21日より全国公開。
2020年08月06日『キングダム』で激闘した坂口拓と山崎賢人が再共演を果たす『狂武蔵』が8月21日(金)より公開。この度、本作で初めての時代劇に挑んだ山崎さんの“侍”姿をとらえたメイキング映像が解禁された。『GANTZ』シリーズや『キングダム』のアクション監督を務めた下村勇二がメガホンを取り、77分ワンシーン・ワンカットで撮影、宮本武蔵に扮した坂口さんがたった独りで400人の相手を斬り捨てるという前代未聞かつ実験的ともいえるアクションに挑んでいる本作。今回追加されたメイキングでは、坂口さんと強い絆で結ばれた山崎賢人が登場。劇中で山崎さんが演じるのは、親友・吉岡清十郎を坂口さん演じる武蔵に討たれたことにより深く悲しみ、その仇討ちに燃える、武士・忠助(ちゅうすけ)役。武蔵の神業ともいえる剣術に羨望を覚えつつも復讐に燃える迫真の演技を見せるが、このメイキングでは、その舞台裏が映し出されている。スクリーンで初めて凛々しい侍姿を見せる山崎さんと、まさに武蔵そのものの気迫で現れる坂口さんの神々しい佇まいの一方、2人の絆をも感じさせるメイキング映像となっている。『狂武蔵』は8月21日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:狂武蔵 2020年8月21日より全国にて公開
2020年07月31日現在公開中、Amazon Prime Videoでも同時配信中の山崎賢人主演映画『劇場』が、第23回上海国際映画祭にてインターナショナル・パノラマ部門へ出品されることが決定した。又吉直樹の「火花」に続く2作目の小説「劇場」を、行定勲監督が実写映画化した本作。山崎さんが、演劇に身も心も捧げながら、実生活では社会や周囲の人々とうまく協調できない不器用な青年、儚くも愛しいヒロインを松岡茉優が演じ、2人のラブストーリーが描かれる。2人のほかにも、伊藤沙莉、浅香航大、「King Gnu」井口理らが出演。映画は各地で満席の回が出ているなど大ヒットとなっている。そんな本作が、7月25日から8月2日の期間で開催されている「第23回上海国際映画祭」で上映が決定。7月29日12時(現地時間9時)から行われるインターナショナルプレミア上映を含めた、3回実施されるプレミア上映のチケットは、なんと発売開始後19分で全回全席ソールドアウトに。本作が出品されるのは、インターナショナル・パノラマ部門内のSPECTRUM - NIPPON EXPRESS部門。同部門には、齊藤工監督の『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』の出品されている。今回の決定を受けて行定監督は「上海はかつて撮影をした私にとって忘れがたい特別な場所です。その地で映画『劇場』を観て頂けることを嬉しく思います。下北沢の小さな恋物語が上海の観客に響き、永田と沙希の姿が記憶に残ることを期待しています」とコメントを寄せている。『劇場』は全国のミニシアター中心に公開中、Amazon Prime Videoにて配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場 2020年7月17日(金)より全国にて公開、Amazon Prime Videoにて全世界独占配信。©2020「劇場」製作委員会
2020年07月31日又吉直樹が芥川賞に輝く『火花』の前から書き始めていた2作目の同名小説を、山崎賢人と松岡茉優の共演で映画史した『劇場』。売れない劇作家・永田と彼の才能を信じて寄り添う沙希の7年を描く原作を読んだ直後に、メガホンをとった行定勲監督は「これは自分が撮りたい」と思ったという。監督をそこまで駆り立てたのは何だったのか? 映画にするときに、いちばん重きを置いたのはどこだったのか?そして、永田に山崎賢人、沙希に松岡茉優をキャスティングした理由と、彼らが映画にもたらしたものとは?完成した映画に対する思いがけない反響への感想とともに、行定さんが映画『劇場』のすべてを余すことなく語ってくれた。行定勲監督永田(山崎賢人)は友人と立ち上げた劇団「おろか」で脚本と演出を担当していたが、前衛的な作品はことごとく酷評され、客足も伸びず、劇団員も離れていってしまう。そんな過酷な現実と演劇に対する理想との間で苦悩し、孤独を感じていた彼は、ある日、街で自分と同じスニーカーを履いていた沙希(松岡茉優)に声をかける。それが永田と、女優になる夢を抱きながら上京し、服飾の学校に通う学生・沙希との恋の始まりだったが……。そんなふたりの7年の恋の軌跡を、原作そのままに“演劇の街”として知られる東京の下北沢を舞台に映画化した『劇場』。行定勲監督のインタビューは、作品を観たスタッフや自分自身の思いがけない衝動の話から始まった。又吉直樹の原作『劇場』を手にしたとき、思ったこと――『劇場』を拝見して、自分も身に覚えのあることがいっぱい描かれていると思いました。そう言う人は多いですね。スタッフの中にも初号試写の前のラッシュを観終わったときに、号泣しながら「今晩、うちのかみさんを抱いてやろうと思いました」って言った人がいましたからね(笑)。でも、僕自身はあまりそういう映画だとは思っていなかったんです。――でも、行定さん自身も身に覚えのあることが描かれているんじゃないですか?僕はこれまで『GO』(01)や『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)など周りから「泣ける」と言われる映画を作ってきたけれど、初号試写のときにあんなにスタッフの嗚咽やしゃくり上げるような音に取り囲まれる経験はしたことがなくて。自分自身もダビング作業の最後に通しで観たときに嗚咽に近い状態になったから、どうしてだろう?って思ったんです。――思いがけない衝動だったわけですね。そうですね。原作が又吉直樹さんの半自伝的なものであるのは間違いないと思うんですけど、だから、男と女の“どうしようもなさ”がひとつひとつ具体的なエピソードに落とし込まれている。それを観ながら、嗚咽と言うか、俺もこの感情は全部分かるな~と思ったんです。俺もやってきたことだから。いや、いまもやっていることかもしれない。――男と女の“どうしようもなさ”は行定さんがこれまでの作品でも描いてきたものですしね。それこそ、誠実に向き合おうとしている男女のほぼふたりだけのミニマムな話の映画をいつか作ってみたいと思っていましたけど、僕がそれを、自分の恋愛で経験した記憶をたどりながらオリジナルの脚本で書いたとしても成立しないですよ。話が小っちゃ過ぎるし、僕が思い描くような画にはならない。でも、又吉さんの原作を読んだ瞬間に、これなら商業映画にできる!って正直思ったんです。逆に言うと、又吉直樹の名前がなければ、こんなに小さくて地味な話は絶対に映画にできない。男と女が六畳一間の部屋の中にいて、大したドラマもない中で淡々と進んでいくような映画は又吉さんがいなかったらできないことだし、オリジナルでもちょっと怖くて挑めない。この機会を逃したら、また数年、こういう映画を作れない、世の中に生まれないとだろうなと思ったので、「これを僕にやらせて欲しい」って立候補したんです。原作とは違う、映画のラストシーン――行定さんは、原作とはどんな風に出会ったんですか?2017年の雑誌「新潮」に最初に掲載されたときに気になって、普通に買って読みました。それで2日ぐらいで読了し、いまでも覚えていますけど、読み終わった翌々日の夕方にチーフプロデューサーの古賀俊輔さんに「俺、これ、やりたいんだけど」って電話したんです。同じ又吉さんの小説が原作のドラマと映画の『火花』(16・17)もプロデュースした古賀さんが、『劇場』の映画化も任されていたのは知っていましたからね。ただ、闇雲に手を挙げたわけではなく、ラストシーンが浮かんだのが大きかったです。――原作とは視点や見え方が違う、映画のあのラストシーンですか?そう。あれで、明確に演劇と映画が繋がる。それはどこかで必要だと思っていたんです。『劇場』は演劇の話ですけど、『趣味の部屋』(13)や『タンゴ・冬の終わりに』(15)などの舞台演出もしている僕は演劇の世界を垣間見る機会もあって、昔から演劇人とも仲がいい。助監督時代も演劇の俳優たちを監督に推薦していたけれど、もう消えてしまった俳優もたくさんいて。下北沢にはそんな演劇や音楽の世界で生きた彼らの青春の残照が感じられるし、その残照が『劇場』の永田と沙希に重なっていくんです。そういう意味で、俺には分からないことがひとつもなかった。逆に、その青春の残照をビジュアルとして『劇場』という映画の中にちゃんと残していくのはすごく重要なことだと思ったので、「これを俺にやらせてくれ」って言ったんです。でも、決まるまではずっと不安でした。古賀さんは「ちょっと考えてみる」とは言ってくれたけど、ただ受け流しただけで、別の監督にやらせるんじゃないかなって思ったりもしましたから。蓬莱竜太(劇団モダンスイマーズ)に絶対やってもらいたかった――沙希を演じられた松岡茉優さんも「劇中の舞台シーンの撮影になると、行定監督が演出家のモードになるのが面白かった」って言われていましたが、そういった意味でも、『劇場』の監督は行定さんが適任だったと思います。でも、現場が楽しかったわけではなくて、かなり細心の注意を払いました。脚本家は絶対に(『ピンクとグレー』(16)でも組んだ)蓬莱竜太(劇団モダンスイマーズ)でなくちゃいけないと思ったから、売れっ子の彼を1年待ったりもしたんです。――なぜ、蓬莱さんだったんですか?又吉さんと同じ関西出身で、下北沢やほかの土地の小劇場を経験している。僕が蓬莱と最初に会ったのは下北沢のOFF-OFFシアターでやった『夜光ホテル』(08)という舞台のとき。いまはものすごく人気のある演出家であり、劇作家ですけど、あんな小さな劇場をやっと満席にしたような時代もあったので、売れない演劇人の気分も分かるだろうし、地方出身者で、演劇一筋でやってきた彼にもどうしようもなさを感じる。だから、蓬莱にやってもらいたかったんです。――劇中劇の台本ももちろん蓬莱さんが書かれているんですよね?そこがいちばんの目的でした。劇中に主人公の永田がやっている「おろか」という劇団と人気劇団「まだ死んでないよ」の演劇のシーンが出てきますが、あの小劇場演劇のニュアンスをオリジナルで書けるところが蓬莱の強みです。しかも、やっぱり面白い。そのホンを見ながら舞台セットを作って、僕は確かに演劇モードで演出したけれど、それがやれたのも楽しかったですね。ただ、「まだ死んでないよ」の舞台を観た永田が打ちのめされるシーンは最も重要だと思っていたけれど、表現するのがいちばん難しくて。「やっぱ、俺たちとは次元が違うわ」っていうナレーションを僕は絶対に外したくないと思っていたけれど、それをどう見せたらいいのか!? 最初は実際にあるインパクトのある劇団の演劇を持ってこようかなと考えたぐらいです。――下北沢の小劇場で活躍している人気劇団の舞台をそのまま持ってこようと思ったんですね。散々観ましたね。でも、どの舞台もこの作品に当てはまらない。圧倒的なスゴさをワンシーンで見せなきゃいけないんだけど、既存の舞台ではどうにもならないから、蓬莱に「ワンシーン、書いて」って頼んで。あの最後のシーンでは蓬莱がやっている劇団モダンスイマーズの役者にも出てもらったし、浅香航大(行定監督のリモート映画『きょうのできごと a day in the home』(20)などに出演)も熱演していますけど、最悪、舞台の声をOFFにして客席の人たちのリアクションだけで見せる方法も考えていました。――あらゆるケースを想定されていたわけですね。だから、あの客席にはケラ(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)さんや吹越満さんの顔が絶対に必要だった。映画監督の白石和彌監督(『孤狼の血』)や、元フジテレビの笠井信輔アナウンサーもいる。自分たちの舞台の客とは明らかに次元が違う人たちが観に来ているという状況を見せるためにも本物が必要だったし、そんなの演劇関係者にしか分からないって言われるかもしれないけれど、演劇を知っている人に嘘だって思われるのはいちばんイヤだった。それは冒涜に値するから。なので、音楽も曽我部恵一さんにオリジナルで作ってもらったし、その完璧な布陣で「まだ死んでないよ」が圧倒的に人気のある劇団ということを印象づけたんです。山崎賢人の芝居は技巧じゃないから凄い。マグマの奥の方を見ている感じ――行定さんが最初に言われたように、この作品はものすごく小さな男女の話ですけど、それを主演の山崎賢人さんとヒロインを演じた松岡茉優さんが大きなものへと昇華させていますね。明らかにそうですね。--山崎さんのキャスティングは監督ですか?山崎の名前を出したのは古賀さんですけど、最初は僕も古賀さんも誰も浮かばなかったんです。山崎が演じた永田に、例えばインディーズ映画で活躍している演技派の俳優をキャスティングしたら、予算はこんなにかけられなかった。それは、古賀さんから最初にはっきり言われました。それに、映画自体も違うものになっていたかもしれない。演技派の俳優がキャスティングされていたらこんなにむき出しな愚かさを表現できていただろうかと思います。永田のピュアさや実直さ、何も分かっていない無防備さを演じるのは難しい。山崎の芝居は技巧じゃないから凄い。マグマの奥の方を見ている感じ。マグマの中に思わず手を突っ込んじゃったみたいなところがあるんです。――どこか空虚と言うか、何を考えているのか分からない、現実から少し超越した印象を受けることもありますね。いや、俺も初めて会ったときに、ピュアなんだけど、ピュア過ぎない?ってちょっと思いましたね。最初の顔合わせの前に写真を見て「やっぱり綺麗な顔だね~」って言いながら、山崎の顔に髭を描いてみて、あっ、髭を生やしたらいいねってなって。本人に会うとやっぱりよく分からない。集中すると、何をしでかすか分からなくなる俳優っているじゃないですか。目をすごく見開いてくる山崎には、「ここはガラスの壁だから当たっちゃダメだよ」って言ったのに、ガラスにバーンって突っ込んでいきそうなその危険な匂いをちょっと感じるんです。でも、顔合わせが終わったときには、その危険な感じは永田という役に活かせるような気がして。古賀さんとも「いいですね~」って確認し合ったし、なぜこれまで誰も彼に永田みたいな役をやらせなかったんだろうと思ったぐらい、これは行ける!って思うようになりました。山崎賢人が新境地を開拓――山崎さんが現代劇でこういう底辺の役を演じることは、確かにこれまでなかったですね。ないですね。彼はすごくいいですよ。素直だし、考え方がすごく真面目。自分のこの業界での立ち位置とか見え方とか気にしてなくて、与えられたひとつひとつの役とちゃんと向き合っている。昔、『ピンクとグレー』のときに菅田将暉に「同年代の俳優で誰がいちばん気になる?」って聞いたら、「山崎賢人ですね。友だちなんですけど、アイツは、1本1本の映画との向き合い方がスゴいんです」って言ったことがあるんですけど、その通りだなと思って。ずっと、そうしてきたんだろうし、今回の永田も真正面からちゃんと向き合って演じてくれました。――山崎さんは「劇場」が描く“どうしようもなさ”みたいなこともちゃんと理解されていたんでしょうか?山崎も脚本を読んだときに、僕と一緒で自分の知っている感情がどこかにあったみたいで。それで自分から「やってみたい。なぜか分からないけれど、これは絶対にやりたい!」と思ったらしいけれど、そう言うだけあって、なかなか色気がある。だから、僕たちは忙しい彼の身体が空くのを待って、そこにヒロインの沙希を演じた松岡のスケジュールも合わせてもらったんです。彼(山崎)は目が澄んでるから、濁らせるところから始めた――山崎さんにはどんな演出を?僕はこれまでの山崎の作品をすべて観たわけではないけれど、『劇場』ではあまり見たことのない顔をすると思うし、いろいろなアプローチをしています。それこそ、彼は目が澄んでるから、濁らせるところから始めて、最初に「髭を生やせよ」って言いました。そしたら、彼はそこでもやっぱり真面目でね。撮影に入る半年ぐらい前の10日間ぐらい身体が空いたときに、髭を生やして、俺に見せにきたんですよ。それで「どうですかね~」「いや、まだポヤポヤだね」っていうやりとりがあって、「どうしたら濃くなりますかね」って聞くので「T字のカミソリで剃ると濃くなるもんだよ」って答えたら、それからずっとT字のカミソリで剃ったり、毛生え薬をつけていたみたいで。そこからスタートして、もともと痩せているけれど、少しこけた頬にして、髪もクシャクシャにしてもらいました。松岡茉優は「天才」だと思う――松岡さんの印象は?僕は昔、NHKの時代劇に出ていた松岡茉優を見たことをあるんですけど、そのときから、この子は巧みだな~と思っていました。芝居を削ぎ落すこともできるし、ある種のあざとさもちゃんと持ち合わせている。その両方ができるのは巧みだからだし、それはやっぱり優れた女優のひとつの資質だと思います。――彼女が今回演じた沙希は、特に芝居の幅が広い役ですものね。振り幅がすごいですよね。でも、その役と向き合った彼女は自分の度量を分かっているし、撮り終わった後に「まだまだだな~」って言っていたけれど、自分の限界も見えているかもしれない。だから、僕は今回の沙希役にすごくいいと思ったんです。本当に役に合っていたし、完成した映画の中では山崎がちゃんと立っていた。現場で見ていると、松岡の芝居の方が明らかに強い。彼女の方が最初からガツンと来るから確かに強いんですよ。でも、松岡は耐久力があるから、山崎の芝居を待つことができる。そこが、このふたりでよかった理由です。――ふたりはまったく違うタイプの俳優ですね。そうなんです。松岡は最初のテイクからとんでもないことをやらかしたりするし、山崎はテイクを重ねれば重ねるほどよくなっていく。感性はふたりとも素晴らしいけれど、真逆のタイプなので、どこをOKラインにしたらいいのか最初のうちは悩みましたよね(笑)。ただ、ふたりとも覚悟ができていて、お互いの感性をぶつけ合っていたから、又吉さんの私小説風の原作ではあるけれど、それとも違う風合も出て。僕自身、彼らにしかない感性でこれを映画にしようという方針を固めてやっていたような気がします。――行定さんは、松岡さんのことを以前「天才」って言われてましたね。うん、天才だと思う。去年の『蜜蜂と遠雷』で主演女優賞を総ナメにすると思いきや、全然獲れなかったという状況があったけれど、あのときに票を入れなかった批評家さんや世の中の一般の人も『劇場』を観れば、彼女の力量が少しは分かるんじゃないかな。――僕は、去年の主演女優賞は圧倒的な松岡さんでした。でしょ。いや、僕もそう思いますよ。芝居の本質ではなくキャラクター強い役を演じている女優に票が集まる。だから、ああいう結果になるんです。それに対して、松岡は芝居はすごく巧みだけど、強さを前面に出さないし、雰囲気も含めて普遍的な存在。ちゃんと見ている人は松岡の憂いの表情にハッとしたり、並々ならぬ努力に気づいているはず。『劇場』には雷が鳴っているときに部屋で沙希がパッと顔を上げるシーンがありますが、あの松岡の顔を見て欲しい。あの場面は彼女の演技に息を飲みました。泣き腫らした、腫れぼったい顔を晒し、その表情に鳥肌が立ちました。女優がひとつの映画の中で見せることはあまりないですよ。あれはたぶん、控室で何度か泣いてきたんでしょうね。――そうなんですね。間違いないです。部屋のセットがあるステージに入ってきた瞬間、すぐにそこにあった毛布をかぶりましたからね。見せたくなかったんですよ。見せたら、山崎の芝居が予定調和になってしまいますからね。それを僕も察知したので、段取りを1回だけやって、ブレイクを挟んでから、いきなり本番に入った。それはやっぱり山崎の芝居にも反映されましたよね。山崎と松岡の演技で印象的だったこと――松岡さんは「ダメ男を好きになる周りの友だちはみんなロングヘアーだから、監督と相談してエクステをつけたし、ラストの衣裳は彼に夢を見させてあげたかったから、出会ったころの服と髪で彼が好きな沙希を私も演じたんです」って言われていました。ああ、永田の部屋を最後に訪ねてきたときですね。――ええ。それを聞いて、そういうこともちゃんと考えながら演じられているのはスゴいと思いましたね。松岡はホン(脚本)の読み方がすごく客観的で冷静なんですよ。そこに自分のできることをまず思いっきりぶつけてきて、やり過ぎだったら俺が抑えたり、「間がもう少し欲しい」って言ったりしたんですけど、彼女を見ているのは楽しかったですね。最初のうちは、僕が思っていることと全然違うことをしてくるので、不安もあったんですよ。――行定さんが不安になることもあるんですね(笑)。でも、それが、だんだん楽しくなってくるんです。「次はどうするのかな~、松岡くん?」とか「どこに座りたい?」って聞いて、僕の方が彼女に合わせて考えを変えていくようなやり方をしていましたから。それに対して、山崎の方は言われたことの中でやるタイプだったから、さっきも言ったように、ふたりの関係性はものすごくよくて。松岡は頭の回転が速くて、演出意図も瞬時に汲み取るので、このふたりがやっていることを撮りこぼしちゃいけないというある種の緊張感がありましたよね。――ふたりのシーンで、ほかに撮影中に印象的だった出来事はありますか?冒頭のカフェのシーンで、永田が「アイスコーヒー、2つ」って勝手に頼んで、沙希が「あっ、勝手に決めちゃった」ってケラケラ笑いながら「ひとつはアイスティーで」って言い直すシーンがあるんです。そのときの、「あ、えっと…」っていうリアクションをするときの山崎が松岡の顔が見れないぐらい恥ずかしそうにしていて、目が泳ぐんですよね。それがすごくよかったから、僕は山崎をものすごく褒めたんです。それは演出でできることではないし、「その感覚は僕が思っていた永田に近かった」。でも、そう言ったら、山崎は「えっ、どんなことをしてました?」って分からないわけです。しかも、撮ったものをその場で見せたら「こんなことをしていたんですね~」って言うんだけど、「もう1回やったらまたできるでしょ」って聞くと、「たぶん同じになると思いますけど、こんなことをしていたんですね」って笑っている。要するに無自覚なんです。無自覚だけど、笑おうとして笑えなかったり、猫背のまま歩く感じ、どうしようもない奴だけど、ピュアさだけは持っている人柄を醸し出していて、永田ってこんな人なんだろうなって思わせてくれる。そこが、山崎は圧倒的に優れているような気がします。やっぱり泣けてくる、あのセリフ――『劇場』は原作もそうですけど、男性と女性では感想が違うような気がしますし、永田と沙希の気持ちや言葉が突き刺さる人とそうでない人がいると思うんですけど、沙希が永田に終盤で言う「いつまでたっても、なんにも変わらないじゃん。でもね、変わったらもっと嫌だよ」ってセリフはなかなか書けるものではありません。あのセリフは原作にほぼ忠実ですけど、又吉さんはなぜ、あんなセリフが書けたと思いますか?まあ、言われたんでしょうね、きっと(笑)。たぶん、言われたんだと思うな~、「変わっちゃ嫌だよ」って。でも、それを言われると、やっぱりキツいですよね。だから、みんなの胸に突き刺さる。それこそ、僕が敬愛する某映画監督は、観た直後にメールをくれて。あんなに興奮してメールをくれたのは初めてですよ。観終わった直後の気分で「男の愚かさが余すところなく描かれていた。すべてが自分のことのようで、身につまされた」と書いてあった。やっぱり、彼女が「変わっちゃ嫌だよ」って言う、そこでね。泣けてくるんです。俺たちのように物を作っている人間は、結局、そう言ってくれる人がいない自分を保てないんだよねっていう話なんです。――永田も自分の生き方や沙希に対する言動が間違っていることは分かっているんでしょうけど、変えられないんですよね。だから、いつまでこの生活や彼女との関係が持つんだろう? と思っている。まあ、そうだと思う。でも、あれは作り手の心情でしょうね。僕にしたって、先ほど話した某映画監督にしたって、又吉さんや蓬莱もそうだと思うけれど、毎回不安ですよ。作品を発表したときに、どんな評価が下るのか? それによっては人気が急に下がるかもしれないし、誰も観てくれなくなるかもしれない。そんな不安の中で、僕は未だに嫉妬もするし、人を傷つけています。「なぜ、分かってくれないだ」って言いながら。それこそ、ネットの書き込みを気にして、けなされただけで落ち込むような我々なので(笑)、あとは僕ら作り手の覚悟でしかないですよね。エンタテインメントや芸術と向き合って生きている人間は相当な覚悟をしなきゃいけない――永田にはそんな行定さんの想いも投影されているわけですね。今回のコロナで、エンタテインメントがいちばん最初に切り捨てられることが分かりましたよね。「好きなことをやっているんだから、こんなときぐらい大人しくしてないさいよ」と言っているようにも聞こえるけれど、それに文句を言ったところで仕方がない。ただ、エンタテインメントで救われている人もいるということを忘れてはいけないし、僕はその力をこれからも信じていきたい。だって、実際に救われた人間がここにいるんだから!少なくとも僕は救われた。エンタテインメントや芸術に、人は救われるんです。それを信じるしかない。――とてもよく分かります。それだけに、エンタテインメントや芸術と向き合って生きている人間は相当な覚悟をしなきゃいけない。なのに、それが認められなかったら、その状況は死にも値します。そう言うと、大袈裟だと思うかもしれないけれど、ひとりの人間にとっては大袈裟なことじゃないし、永田は特に、社会からなくてもいいと思われ、いちばん最初に切り捨てられるエンタテインメントの世界の中でも最低なクズのような人間ですからね。そんな小っぽけな人間が、己の自我で大切な人ですら救えなくなるという。そこが、この映画を観て、いちばん感じて欲しいところです。僕はそこに、人間の根源が描かれていると思っていますから。生々しく真実に近いラブストーリー――そこが数多ある普通のラブストーリーと違うところですね。普通のラブストーリーは格差社会や対立、差別がドラマの背景になることが多い。恋人たちの悲恋が社会を浮き彫りにする構造が基本だけど、永田の場合は何もないところから自我を作り上げ、上手くいくはずだった生活に背を向け、沙希と傷つけ合ってしまう。夢を諦めて、普通に働けば沙希も普通に子供を産んだかもしれないし、ふたりで昔のことを懐かしく思い出す幸せな生活を手に入れることができていたかもしれない。なのに、永田はその道を選ばない。永田のそんな愚かさが、人間らしいと思いました。僕はそこがやっぱり面白かったし、それは自分も含めて、作り手の全員が身に覚えのある感覚です。それを実感している人たちが、この映画を作るんだから、それはかなり生々しく真実に近いものだと僕は思っています。――又吉さんも喜ばれていたそうですね。自分のことだったりするから、客観的には観られなかったみたいだけど、「よかった~!」とは言っていた。「山崎くんが演じてくれたよかった」とも言っていましたね。「俺が永田をやったら相当最低な人間になっていたと思うけれど、山崎くんの永田は思っていたより品がよかったし、原作と描き方が違うラストシーンも好きですよ。最初はこんな最低な人間が主人公で大丈夫かな~? と思っていたけれど、素敵な映画になっていましたね」って。その又吉さんの感想は、とても嬉しかったです。映画『劇場』は周知の通り、新型コロナウイルス感染症の影響で当初予定していた4月17日の公開が延期に。それでも、映画を少しでも早く全国の観客のもとに届けたいと願う行定勲監督や関係者の総意で7月17日(金)から劇場公開し、同時にAmazon Prime Videoで全世界で同時配信することが決定!これで映画館が近くにない人もすぐに観ることができるし、世界中の人たちとも感動を共有することができるようになった。けれども、それが可能な人は、映画館で観ることをオススメしたい。その方が、クライマックスを原作小説とは異なる映画的な方法で提示する本作の感動がより倍増。映画館の空間そのものが、あなた自身にとっての“劇場”になるはずだから。取材・文=イソガイマサト『劇場』全国公開中、Amazon Prime Videoにて配信中※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記
2020年07月21日又吉直樹の「火花」に続く2作目の小説を、山崎賢人×行定勲監督のタッグで実写化した『劇場』が、7月17日より公開・配信が開始。満席回も出るなど、好スタートを切った。友人と立ち上げた劇団で脚本家兼演出家を担う、孤独を抱える永田(山崎さん)と、女優になる夢を抱き上京してきた沙希(松岡茉優)の物語を描いた本作は、ミニシアターを中心に、全国18館で劇場公開がスタート。初日から3日間の動員数は4,393人、興行収入は6,268,650円を記録し、メイン館であるユーロスペースでは50%の回、アップリンク吉祥寺では全体の60%の回が満席に。また東京以外でも、シネマジャック&ベティ(神奈川)、伏見ミリオン座(名古屋)、シネ・ヌーヴォ(大阪)、シネピピア(兵庫)、KBCシネマ(福岡)で満席回が続出、全国の劇場を合わせた全上映回数の18.7%が満席になった。なお本作は、映画館での公開同日より、Amazon Prime Videoにて全世界独占配信中。「大満足」「とにかく松岡茉優さんが素晴らしい演技でした。胸が詰まる」「凄く、凄く良かった」「今まで観た映画で一番響いてる」などといった絶賛の声がSNSなどに寄せられているほか、「配信で本編を鑑賞した後に改めて映画館で鑑賞した」「映画館で見た後に配信で見直した」と、映画館と配信、両方で楽しむ観客もみられる。『劇場』は全国のミニシアター中心に公開中、Amazon Prime Videoにて配信中。※山崎賢人さん: 正しくは「崎」は「たつさき」(cinemacafe.net)■関連作品:劇場 2020年7月17日(金)より全国にて公開、Amazon Prime Videoにて全世界独占配信。©2020「劇場」製作委員会
2020年07月20日山崎賢人主演『劇場』がついに公開、さらにAmazon Prime Video(以下Prime Video)にて全世界独占配信。7月17日(金)には初日舞台挨拶がリモートで実施され、山崎さんとメガホンをとった行定勲監督が登壇し、舞台挨拶の様子は別会場にいる観客へも同時中継された。芥川賞作家・又吉直樹の大ベストセラー「火花」に続く、第2作目の同名恋愛小説を行定監督が映画化した本作。山崎さんと行定監督は、3か月越しで映画館で上映できること、無事公開を迎えたられたことへの想いなどを語り、この日、登壇がかなわなかった松岡茉優からはビデオメッセージが寄せられた。まず、映画がついに公開となった気持ちを聞かれた山崎さんは「この映画は劇場で観て欲しい作品なので、こういう風に初日をやっと迎えられて本当に嬉しく思います」とコメント。行定監督も「4月に公開を予定していた時よりちょっと公開規模は縮小したんですが、映画館で上映できる喜びを凄く噛みしめております」と話し、「僕はこの2020年7月17日に自分の新作が公開されたということを一生忘れないんじゃないかと思います」と感慨深げに挨拶した。演劇に没頭しながらもうまくいかない現実に悩むシーンが多く、時には唯一の理解者で、ひたむきに応援してくれる恋人の沙希(松岡さん)にも当たってしまうこともある劇作家・永田というキャラクターに、様々なインタビューで“共感できる部分もあった”と語っていた山崎さん。「永田の人間としての弱さとか、愚かさとか、嫉妬心」に共感したと語り、「僕も俳優という仕事をやらせて貰っている中で、表現するという意味では近いところもあって、普段自分が抱えているような感情が一杯ありましたし、台本を初めて読ませて頂いたときに演じてみたいシーンが一杯ありました。人間って愚かな部分がたくさんあると思うんですけど、ここまで愚かな部分を出せる役が初めてだったので、本当に永田が演じられて嬉しかったです」と永田に巡り合えたことへの感謝を口にした。実際に、永田は山崎さんがこれまでに演じられてきた役とかなり違い、スクリーンにはこれまで見たことのないような山崎さんの姿が映し出されている。行定監督は、「誰が永田をやればいいのか原作を読んで思いつかなった」と語りながらも、「プロデューサーからの提案で山崎賢人は、と。思いもしないですよね。というのは山崎賢人がこれまでそういう役をあまりやってきていないから。それを聞いてこれは良いと思って(笑)やっていない人間がやるのが一番僕の気持ちを凌駕してくるんですよね」と述懐。その後、山崎さんと対面した際には「先ず汚したい!と思ったんです(笑)」と監督。「汚すために『髭とか生える?』とか『髪の毛ボサボサにしてさ!』とかって言うと結構本人がノっていて。素直で、いい意味でちょっといかれてるんです。無自覚に色んな表情するし、やっていて凄く楽しかったですね。得体が知れない山崎賢人が現場にいて、その場その場の衝動を撮るのに必死だったんです。それを皆さんに披露できるのが嬉しいですね」と嬉しそうに打ち明けた。一方の山崎さんも「行定さんと映画を作っていく過程は最初に出会った時から楽しくて(笑)永田を作っていく上で、普段舞台の演出もされている行定さんのエッセンスを現場で感じながら永田に入れてみたり。仕草一つ一つ一緒に作っていくのが楽しかったですね」と振り返り、監督と主演の相思相愛ぶりを見せた。ここで、スケジュールの都合で参加が叶わなかった沙希役の松岡さんよりビデオメッセージが到着。松岡さんは「今回の(Prime Video配信という)新しい試みに対して、海外にいる山崎くんや私や行定監督のファンの方が同時に観られるのが嬉しい!という感想を頂いて嬉しかったですし、すごく良いことなんじゃないかなと思いました」とコメント。「私と山崎くんが演じた永田と沙希ちゃんの7年間の恋の物語、そして夢の物語。恋をしたことがある人、夢を追いかけたことがある人、そして忘れられない人がいる人が、過去と向き合うのも悪くないんじゃないかなって思える映画じゃないかな思います。楽しんでください!」とアピールした。そんな松岡さんに対し、「本当に頼もしい女優さんだなと思いますね」と山崎さん。「ほぼ2人芝居だったので、お芝居出来てすごく嬉しかったです」と話し、「こういう時期だからこその試みだと思いますし、だからこその伝わり方があると思うので、本当に全世界の皆さんに同時に『劇場』を観て頂いて、伝わっていけばいいなと思います」と語った。そして、最後に「今日映画館の入り口に『劇場』の大きな看板がかかっていて、鳥肌が立つ、感じたことのない感動を覚えました。当たり前のようにスクリーンで上映して舞台挨拶をして、というのが今となっては奇跡的な素晴らしい出来事だったんだと感じられる初日を迎えられました。この映画は一人で向き合ってもいいし、色んな人達と見終わった後に語り合ってもいい映画です。この映画を堪能して頂ければと思います」と、リモート先の観客へ熱く語りかけた行定監督。また、「劇場公開と同時配信という形になったんですけど、こういう時期だからこそポジティブに考えていければと思っています」と山崎さん。「この映画の永田と沙希ちゃんも、どうしようもない時間とか苦しかった時間とか自分の愚かさだったり、そういうものがあるからこそ、人とは違う景色が観れていると思いますので、そんなどうしようもなかった時間も自分の中で肯定できるようなきっかけにこの映画がなってくれたらと思います」と真摯に語る。「大切な人に対して普段の自分はどうなのかなと振り返るきっかけにもなると思います。この映画を観てくれた全ての人が、いい未来に向かっていけるようになってくれれば嬉しいなと思います。ありがとうございました」と、貫禄も感じさせる言葉で挨拶し、イベントは終了。上映終了後には、監督によりティーチインが行われ、「最近スクリーンで観るっていう行為が特別なものに思えてきていて、大きいスクリーンにかけられるものっていうのは簡単にできないっていう時代がもしかしたら来るかもしれないですね。それでもスクリーンにかかる絶対的な映画を目指そうと思います。配信も観てみたんですけど、結構よかったですけどね(笑)」と語りかけた。さらに監督からは、自転車の二人乗りシーンは東京都内は交通法により撮影NGだったため、撮影可能な別場所を探して撮影したこと、そのシーンで印象的な桜はキャストの撮影時には咲いておらず、桜が満開となる時期に全く同じカットを撮影して合成したという裏話も飛び出し、観客を驚かせていた。『劇場』は全国にて公開中、Amazon Prime Videoにて全世界独占配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場 2020年7月17日(金)より全国にて公開、Amazon Prime Videoにて全世界独占配信。©2020「劇場」製作委員会
2020年07月19日公開初日を迎えた映画『劇場』の初日リモート舞台あいさつが17日、都内で行われ、主演の山崎賢人、行定勲監督が出席した。お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹の爆発的な大ベストセラー『火花』に続く第2作目の小説『劇場』を、行定勲監督が実写映画化した本作。劇作家を目指す主人公の永田を山崎賢人が熱演しており、彼に恋をして必死に支えようとする沙希(松岡茉優)との生涯忘れることができない恋を描く。新型コロナウィルスの影響で公開延期となっていた本作が、この日から公開がスタート。本作でこれまで演じたことがないというキャラクターを演じた山崎は「永田は人間としての弱さや愚かさ、嫉妬心がある劇作家。僕も俳優という仕事をしていますが、表現という意味では近くて、普段自分が抱えている感情がいっぱいありました。台本もすごく面白くて、ここまで愚かなものを出せる役は初めてだったので、永田を演じることが出来てすごく楽しかったしうれしかったです」と語った。その山崎を本作で「汚してみたい」と思ったという行定監督は「楽しい感じでノリノリでしたね。いい意味でイカれているんですよ(笑)」と独特の表現で山崎を称賛しながら、「得体のしれない"山崎賢人"が現場にいて、その場その場の衝動を撮るのに必死でした。それを披露出来るのはすごくうれしいですね」と公開を喜んだ。イベント中には山崎の相手役を務めた松岡茉優がビデオレターでコメント。同い年でもある松岡について山崎は「茉優ちゃんが途中で話し掛けてくれてドキッとしました。撮影前に茉優ちゃんと連絡を取り、共通認識でどういうことを2人が思っていたのかと言ってくれました。本当に頼もしい同世代の女優さんです」と絶賛した。舞台あいさつの最後には、MCから「一番心地良い場所は?」という本作の内容にちなんだ質問を投げ掛けられた山崎は「家ですね。自粛期間もあったりしたので、(外出自粛期間は)家が一番居心地が良い場所にと思って努力もしました」と回答し、「掃除や部屋が広くなるように工夫したり、カーテンの色も変えました。それと外に出られない分、自然を感じられるようにと思って植物も置いたりしましたね」と快適な自宅の空間づくりにハマっている様子だった。
2020年07月18日新型コロナウイルスの影響で公開が延期になっていた映画『劇場』が7月17日、東京・渋谷のユーロスペースをはじめ全国18スクリーンで封切り。加えて、Amazon Prime Videoでの全世界独占配信がスタートした。同日、主演の山崎賢人とメガホンをとった行定勲監督が、都内で行われた初日リモート舞台挨拶イベントに出席し、映画公開への思いを明かした。又吉直樹が芥川賞受賞作「火花」より前に書き始めた恋愛小説を映画化。前衛的な作風が災いし、主宰する劇団の開店休業が続く脚本家兼演出家の永田(山崎)が、理想と現実のジレンマと苦闘する。映画には山崎をはじめ、女優になる夢を抱き上京したヒロイン役の松岡茉優、寛一郎、伊藤沙莉、三浦誠己、浅香航大らが出演している。当初の予定に比べ、公開規模は縮小されたが、それでも山崎は「“劇場”で見てほしい作品なので、こういう風に初日を迎えられてうれしい。足を運んでいただき、ありがとうございます」と喜びと感謝の声。全世界での同時配信については「こういう時期だからこそ、こういう試みになった。世界中の皆さんに伝わっていけばいいとポジティブに捉えられれば。(コロナ禍の影響を)肯定できるきっかけになれば」と前向きに答えていた。行定監督も「映画館でかけられる(上映できる)喜びをかみしめております。2020年7月17日、新作が公開されたことを一生忘れないと思います。感謝感激です」と万感の思い。さらに「ユーロスペースに大きな看板が飾ってあって、経験のない鳥肌、感動を覚えました。今まで当たり前だと思っていたことが、今思えば奇跡的で、すばらしいことだった」としみじみ語った。「信条としては、完成した作品を映画館に届けたい」としつつも、「選択肢があるというのもいいんじゃないかと。こういうコロナ禍で、まだ劇場に足が向かない人もいるはず」と配信にも理解を示していた。イベントには現在、ドラマの撮影中だという共演者の松岡からビデオレターが届き、「大人たちが悩んで、導き出した答えが単館上映と配信という新しい試み。行定監督にも葛藤や苦悩があったと思いますが、海外にいる皆さんも、同じ日に(本作を)見てもらえるのは、すごくいいこと」と声を弾ませ、「私たちも映画の世界を元気にできるよう頑張りますから、『日本の映画の未来は明るいぞ』という姿を見ていただけるとうれしいです」とアピールしていた。取材・文・写真=内田 涼『劇場』公開中&Amazon Prime Video独占配信中
2020年07月17日伸びきった髪の毛に無精ひげ、憂いを帯びた、沸き立つような色気――映画『劇場』の予告編や場面写真が公開されたとき「いままで観たことがないような山崎賢人」(正しくは、「崎」は「たつさき」)を目撃したと思った人は多かったのではないだろうか。今年26歳を迎え、より存在感を増しつつある山崎さんは、どんな思いで作品と向き合っているのだろうか。監督と共に役を作り上げる楽しさ芥川賞作家・又吉直樹による恋愛小説を、『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』『ピンクとグレー』などの行定勲監督が実写化した本作。山崎さんは、中学生時代の友人と劇団「おろか」を立ち上げ、脚本家兼演出家を務める演劇青年・永田を演じている。この永田という男は、演劇に身も心も捧げる一途な表現者だが、その自意識とうまく折り合いをつけることができず、周囲ともうまくやっていけない。特に自分の才能を信じてついてきてくれる松岡茉優さん演じる恋人の沙希に対しては、客観的にみてかなりダメな男である。そんな困った人物だが、山崎さんは「台本を読ませてもらって、人間の弱い部分に共感できました。俳優も劇作家も、表現者としては共通する部分が感じられたので、ぜひやりたいという気持ちでした」と前のめりでオファーを受けたという。もともと行定監督の作品が好きだったという山崎さん。現場では行定監督が若手俳優たちと同じ目線になり、永田という人物像を一緒になって立体化していってくれた。その作業はかけがえのない時間だった。「行定監督も舞台の演出をされているので、永田というキャラクターに思い入れが強かったということもあると思うのですが、いろいろなアイデア、例えば永田がどんな種類の人間なのか、どんなアイデンティティを確立しているのか…そういったことを鑑みると、髪型はこうなるかなとか、髭もはやした方がいいか…なんてことを相談しながら作っていく作業はとても楽しかったです」。作品が途切れることなく続く現状も「満足できた」と思えたことはない追い求める表現に自信を持ちつつも、世間の評価との乖離に悩み続ける永田に共感しながらの役作りだったというが、山崎さんはデビュー後、作品が途切れることなく続き、順風満帆というイメージがある。「ありがたいことにいろいろなお仕事をさせてもらえています」とはにかむが「でも、“完璧にできた”とか“満足できた”と思えたことはないです」と胸の内を明かす。また永田は人の才能に嫉妬しているが、そのことは絶対に認めないプライドの高さがある。山崎さん自身も「そういう気持ちは絶対あると思う」と否定はしないが「でも自分は“俺は俺だから”とどこかでシャットアウトしてしまっていると思う。(原作者の)又吉さんもシャットアウトしていると話していましたが、やっぱり同世代の他の人の作品とかは、どこかであまり観ないようにしている部分があったと思います。それではダメだと一度全部ドラマを観ようと思ったのですが、やっぱりできませんでした(笑)」。不器用な恋愛に「ひどい」と思いつつも共感できる部分もある永田という男の不器用な人生が描かれる本作。それは恋愛においても同じ。恋人である沙希への接し方も、苦笑いを浮かべたくなるほど不器用だ。「ひどいですよね」と山崎さんは苦笑いを浮かべるが「でもレベルの違いはあれ、自分でもやりそうだなと思う部分はある」とやや肯定する。「あそこまで露骨に出すことはないでしょうが、特に嫉妬とか分かりやすいですよね」と共感できる部分は多かったようだ。永田と沙希の関係性は、共演の松岡さんとじっくり話し合いながら作り上げていった。話のなかで、一見、永田が沙希に対して負荷をかけているように見えるけれど、「お互いが依存し合っているよね」という共通の認識があったという。そこを意識しながら互いの距離感を測っていった。山崎賢人の考え方「自分が生きやすいように生きよう」アイデンティティを確立することは、人生を送るなかで自身のよりどころとなる一方で、人間関係においては障壁となることがある。思春期真っ只中のときには、“アイデンティティの確立”に憧れた時期もあったというが、いまは「自分が生きやすいように生きよう」というのが山崎さんの生活信条になっている。「無理してなにかを取り繕うと疲れちゃう。無理していて素に戻ったとき、なんか萎えちゃうじゃないですか(笑)。もちろん高校生ぐらいのときは、信念を主張したり、格好つけたりすることもいいのかなと思っていましたが、いまは肩の力を抜いて生きることが大切だと思っています」。その意味で、人との付き合いも“危うい関係”は「いらない」と断言する。「もちろん、自分にないものを持っている人に惹かれる気持ちはありますし、影響を受けることもあります。でもそういう人と必ずしも仲良くなるかはわかりません。基本は“いい人”。それが人間関係を築いていくうえで、一番大切な要素です」。本作に挑むとき「いまでしか出せない表現ができると思った」と感じたという山崎さん。この言葉通り、劇中にはこれまで観たことがないような山崎さんの表情がちりばめられている。“ラブストーリー”と銘打たれているが、本人は「脚本を最初に読ませていただいたとき、恋愛の話だと思わなかった」と語る。「恋愛映画ではなく、永田をやりたかった」という言葉を頭に浮かべると、彼が本作で表現したかったことがよりクリアになってくるのかもしれない。(text:Masakazu Isobe/photo:Jumpei Yamada)■関連作品:劇場 2020年7月17日(金)より全国にて公開、Amazon Prime Videoにて全世界独占配信。©2020「劇場」製作委員会
2020年07月13日コロナ禍のマナーとしてマスクが必須となっている今。衣料品店「ロウエン-ROEN」が表面に口元をプリントした「そっくりさんマスク」をクラウドファンディングで販売したところ、目標金額を大幅に超える応募があった。そして、SNSでは口の画像だけで人物を当てる“唇当てクイズ”が流行し「唇の特徴って意外とわからない……」と好きなアイドルでも当てるのが難しいと話題になっている。こんなに口元を気にする時期は今だけかも……と、本誌でも今をときめくイケメン俳優、岩田剛典(31)、坂口健太郎(28)、菅田将暉(27)、林遣都(29)、福士蒼汰(27)、松坂桃李(31)、山崎賢人(25)、横浜流星(23)の8人でクイズを制作♪口元だけで誰か当ててみて!【Q1】ドラマ出演時のある髪色で大ブレーク♪【Q2】キレッキレのダンスにもほれぼれ……【Q3】ブレークのきっかけは朝ドラの記憶に残る名作【Q4】塩顔イケメンといえばこの人!【Q5】主演した大人気アニメの実写版が話題に【Q6】ファンからのあだ名は「殿」【Q7】関西弁トークはラジオだけ【Q8】どうしてもおっさんに好かれる印象?正解は……【A1】横浜流星【A2】岩田剛典【A3】福士蒼汰【A4】坂口健太郎【A5】山崎賢人【A6】松坂桃李【A7】菅田将暉【A8】林遣都「女性自身」2020年7月21日号 掲載
2020年07月13日山崎賢人が主演、松岡茉優がヒロインを務め、“作家”又吉直樹の原点ともいえる同名恋愛小説を映画化した『劇場』。“演劇の街”下北沢を主な舞台にしており、本作の撮影も下北沢、渋谷近辺で行われたが、そのセットや衣装などにはスタッフの徹底したこだわりが込められている。劇中には、「OFF・OFFシアター」や小劇場「楽園」「駅前劇場」という実際に下北沢に存在する劇場が登場するが、毎日上演を行うため撮影で借りることは困難。そこで本作では全ての劇場を採寸し、傾斜の角度から電気の配電盤まで本物そっくりに再現したスタジオのセットを作成。そのクオリティはセットを訪れた演劇関係者が「まるで本物の劇場のようだ」と驚くほど。なお、高校生の永田が初めて東京に行き小劇団の演劇を見るシーンは、新宿2丁目の有名な小劇場だった「タイニイアリス」の設定だが、現在は「スターフィールド」という劇場に変わってしまったため、看板を復刻して撮影を行ったという。セットとは裏腹に、永田と沙希の衣装に関しては、「物語の舞台が下北沢であること」や「永田が演劇の人間、沙希が服飾学生」といった概念には捉われず、事前にイメージをあまり固めずに撮影をしていく中で、山崎さんと松岡さんからの衣装提案を聞きながら決めていったそう。スタイリストの高山エリは、「7年間の時間の経過を描いた本作は、“男性”である永田と“女性”である沙希の相違、不変と変化を思考していた」と語っている。『劇場』は7月17日(金)よりミニシアターを中心に全国にて公開、同日Amazon Prime Videoにて全世界独占配信。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場 2020年7月17日(金)より全国にて公開、Amazon Prime Videoにて全世界独占配信。©2020「劇場」製作委員会
2020年07月07日俳優の賀来賢人(かく・けんと)さんが、2020年7月3日にインスタグラムを更新。31歳の誕生日を迎えた写真に、多くの反響が寄せられています。賀来賢人が『嫁命』を宣言「榮倉奈々は幸せ者!」の声同日に31歳のバースデーを迎えた賀来賢人さんは、『嫁命』の文字が入ったクッキーを持ち、愛する妻へ私信を送っています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 View this post on Instagram A post shared by 賀来賢人 (@kento_kaku) on Jul 3, 2020 at 6:42am PDT賀来賢人さんは2016年に女優の榮倉奈々(えいくら・なな)さんと結婚。2017年には第1子を授かり、よき夫、父親として一家を支えています。榮倉奈々と賀来賢人のプロポーズ秘話が素敵!出産後の体型に「スゲェ」の声写真を見たファンからは誕生日を祝福する声とともに、賀来賢人さんの家族を大切にする姿勢を称賛するコメントが殺到。結婚後も変わらぬラブラブっぷりに「奈々ちゃんは幸せだね」とうらやましがる声もたくさん寄せられています。・本当におめでとう!!ずっと大好き!!・『嫁命』とかすごすぎない!?最高の夫婦!・こんなに愛されている奈々ちゃんがうらやましい。よい1年になりますように!『嫁命』のクッキーとともに、かつて自身が生み出したオリジナルキャラクターのプレートを持ち、ドヤ顔を披露している賀来賢人さん。賀来賢人が4コマ漫画を投稿し「隠していた才能がとうとう…」と自信満々一方、ファンの反応は?これからもその明るく優しい人柄で、活躍し続けてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2020年07月07日歌手の山崎まさよしが、7月12日20時から無料生配信ライブ『山崎まさよしLive Online ~Thanksa million~supported by uP!!!』を開催する。エンタメサイト・uP!!!とAugusta Campは、コラボ配信企画を実施。その第1弾として、今年で22年目を迎える野外ライブイベント「Augusta Camp」で特に人気の高い6年分の過去ライブ映像を、7月6日から11日まで「uP!!!特別ダイジェスト版」として1日1本無料配信する。また、第2弾は、今年9月にデビュー25周年を迎える山崎が「たくさんの感謝の気持ちを込めて」ライブを生配信。これを記念して、「山崎まさよしサイン入りグッズ」がauスマートパスプレミアム会員の中から抽選で3名にプレゼントされる。各映像は、auスマートパスプレミアム会員、またはauIDを無料作成するとuP!!!にて視聴可能。山崎は、YouTubeにアップされたティザー映像を通じて、「約4カ月半ぶりのライブとなりますので楽しみです」と喜びを伝え、「ぜひご覧ください」と呼びかけている。
2020年06月29日人気若手俳優の山崎賢人を主演に迎え、世界中で愛される名作「夏への扉」を映画化することが決定。監督は、『ソラニン』『僕等がいた』の三木孝浩が務める。原作の「夏への扉」は、ロバート・A・ハインラインによる伝説的なSF小説。1956年にアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛されてきた。そんな本作が、初実写映画化される。今回は舞台を日本に再構築し、1995年から2025年へ時を超え、人生の全てを奪われたロボット科学者が、未来を取り戻す冒険物語を描く。今作の主演を務めるのは、「グッド・ドクター」『斉木楠雄のΨ難』『キングダム』など近年主演作が続く山崎さん。騙され奪われた研究の結晶ともいえるロボットや会社、大切な人を、30年の年月を超えて取り戻しに向かう孤独な科学者・高倉宗一郎に扮する。時を超えて活躍する、どん底からのリベンジを誓う新たなヒーローを演じる山崎さんは、もともとSF好きだそうで「SF小説の原点ともいえるような名作をもとにした作品に出演させて頂けたこと、そして三木監督と一緒にこの作品を作ることができたことをとてもうれしく思います」と喜ぶ。ストーリーについて「SFという非現実的な世界観の中で、宗一郎や周りの登場人物が見せるあきらめの悪さを描いた人間臭い物語です」と表現し、「1995年を舞台にしたレトロでチャーミングなセットや、SF要素全開のセット、90年代の衣装に近未来的な衣装…毎日ワクワクしながら現場を過ごしました。まだ映画を見れていないのですが、各部署がこだわりぬいて作った世界がどのように映画として形になっているのか、僕も今から楽しみです。原作とは違った映画ならではの設定も加わり、とても素敵な映画になっていると思います」と公開が待ち遠しいとコメントしている。撮影は今年の初旬に行われ、1995年時の撮影では当時使われていた小道具を集めたり作ったりしながら詳細に再現。ドラマティックな数々のシーンを紡ぎだした。ストーリー1995年東京。ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎は、尊敬する偉大な科学者であった亡き父の親友・松下の遺志を継いだプラズマ蓄電池の完成を目前に控えていた。愛猫のピートと松下の娘・璃子との穏やかな日常の中で、研究に没頭する日々を送っていたが、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまう。さらに宗一郎は、人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めたとき、そこは2025年の東京だった――。『夏への扉』は2021年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年06月29日俳優の山崎賢人が、映画『夏への扉』(2021年公開)の主演を務めることが29日、明らかになった。同作は1956年にロバート・A・ハインラインによりアメリカで発表されて以来、色褪せぬ名作として世界中で愛される伝説的なSF小説の初実写映画化作。舞台を日本に再構築し、ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎(山崎)が主人公となる。1995年、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットや蓄電池も奪われてしまった宗一郎は、人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めた時そこは、2025年の東京だった。すべてを失ったと知る宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う。メガホンをとるのは、『フォルトゥナの瞳』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』などで知られる名匠・三木孝浩。撮影は今年の初旬に行われ、1995年時の撮影では、当時使われていた小道具をスタッフが集めたり新たに作り上げたりしながら、詳細に再現。キャスト・スタッフが一丸となり30年の時を超えて描かれるドラマティックな数々のシーンを紡ぎだした。○山﨑賢人 コメントもともとSF好きな僕が、SF小説の原点ともいえるような名作をもとにした作品に出演させて頂けたこと、そして三木監督と一緒にこの作品を作ることができたことをとてもうれしく思います。『夏への扉』はSFという非現実的な世界観の中で、宗一郎や周りの登場人物が見せるあきらめの悪さを描いた人間臭い物語です。1995年を舞台にしたレトロでチャーミングなセットや、SF要素全開のセット、90年代の衣装に近未来的な衣装……毎日ワクワクしながら現場を過ごしました。まだ映画を見れていないのですが、各部署がこだわりぬいて作った世界がどのように映画として形になっているのか、僕も今から楽しみです。原作とは違った映画ならではの設定も加わり、とても素敵な映画になっていると思います。愛おしくて、ワクワクするような、そんな映画をお届けできる日を楽しみにしています。○三木孝浩監督 コメント古典中の古典である名作SF小説『夏への扉』を今の日本で映画化???最初、小川プロデューサーからこの企画の話をいただいた時、そのチャレンジのあまりの無謀さに不安を感じる一方、それ以上にワクワクしてしまっている自分がいました。思い返せば、幼き頃に観て心躍らせた80年代ハリウッドSF映画は、まさにこの原作のような、荒唐無稽だけどどこかファニーでドキドキするアトラクションのような作品ばかりでした。そんな原作を日本で実写化するチャレンジャーとして任命された事を本当に光栄に思います。同じくこの企画に賛同し集まってくれたステキなキャストの皆さんと共に、やるからにはあの頃の自分と同じように心躍らせながら老若男女みんなで楽しめるエンタテイメント作品に仕上げたいと思います!○小川真司プロデューサー コメントオールタイムベストのアンケートをとれば常に上位、SFファンの間で名作の誉れ高い『夏への扉』。1979年の初読以来、映画化はずっとずっと個人的な夢でした。原作者は『機動戦士ガンダム』の設定に影響を与えハリウッドでも映画化された『宇宙の戦士』(映画タイトル『スターシップ・トゥルーパーズ』)で有名なSFの巨匠作家ロバート・A・ハインライン。タイムトラベルものは映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』も含めて数々あれど、時間旅行ものというジャンルを確立させた本作は後の作品に大きな影響を与えた古典中の古典と言えるでしょう。だからこそ映画化という高いハードルを乗り越えるためには強力な監督脚本コンビが必要で、『陽だまりの彼女』でいっしょに組んだ三木孝浩監督と菅野友恵さんしかいない! と二人に依頼、再びタッグを組んでいただきました。そしてピュアさ誠実さの表現に関しては当代随一の山﨑賢人さんを主演に迎えることができました。重要な登場猫のピートと山﨑さんの共演も大きな見所の一つです。どん底からの逆転とタイムトラベルをミックスしたストーリーの面白さをあますところなく入れこんだ本作、未来が不明瞭な今だからこそ、皆さんに早くお届けしたいと思っています。
2020年06月29日俳優の山崎育三郎が、ストリーミングサービスを利用した生配信ライブ『山崎育三郎 Special Live “YOU & I” 〜 ねぇ、僕だよ? みんなのプリンス 〜』を開催することが26日、明らかになった。現在放送中の連続テレビ小説『エール』(NHK総合 月曜~土曜8:00〜)では、オペラ「ドン・ジョバンニ」や「故郷」を美声で披露するプリンス・佐藤久志役を熱演、今夏スタートのドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系 毎週水曜22:00〜)では、ミステリアスな多喜川薫役を演じる山崎。新型コロナウイルスの影響により、主演予定だったミュージカル『エリザベート』公演も中止となってしまったが、7月18日日に初の生配信ライブを開催する。マチネ(15:00〜)とソワレ(19:00〜)で内容を変え、“エール”を込めたライブを届けるという。チケット代は各2,500円(税込)で、オフィシャルファンクラブ会員限定で撮りおろしの「特典ライブフォト」と「動画メッセージ」が見れる特設ページも公開される。○山崎育三郎 コメント今回の新型コロナウイルスの影響で、僕自身もミュージカル、コンサート、ディナーショー、イベント、様々なエンターテインメントが次々と中止になり、ステージ上で歌を歌う機会を多く失いました。どうにか今の状況の中で歌を届けたいという思いから、初めて生配信でのライブをやらせて頂くことになりました。ピアニストには多彩なアレンジと繊細かつドラマティックな演奏スタイルを持つ、宗本康兵さんによるグランドピアノでの生演奏。セットリストには、出演ミュージカル作品の楽曲、ディズニー楽曲、オリジナル楽曲、更に今回は朝ドラ『エール』が放送休止期間に入ってしまうため、佐藤久志がドラマで歌っている楽曲など、幅広い音楽を届けたいと思います。オンライン上で、皆さんからのコメントを読み上げ、リクエストに応えて即興で歌うシーンも考えています。
2020年06月26日又吉直樹の恋愛小説を、行定勲監督が山崎賢人を主演に迎え映画化した『劇場』。この度、延期されていた本作の劇場公開日が7月17日(金)に決定。さらに、同日にAmazon Prime Videoにて全世界独占配信も開始することが分かった。又吉さんが芥川賞を受賞した「火花」より前に書き始めていた、作家の原点とも言える恋愛小説「劇場」を映画化。演劇の世界で夢を追う主人公・永田と、彼に恋をして必死に支えようとする沙希の、生涯忘れることができない恋が描かれる。本作は当初、4月17日(金)に公開される予定だったが、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況等を受け、公開延期が発表されていた。今回、新たな公開日を7月17日(金)とし、全国のミニシアターを中心とした劇場公開が決定。さらに、Amazon Prime Videoにて全世界独占配信もスタートする。実写邦画が劇場公開と同時に定額制動画配信サービス上で配信されることは、日本のAmazon Prime Videoで初の試みとなる。この決定を受け、行定監督は「私が監督した映画『劇場』が7/17に公開されることとなりました。当初より規模は縮小されますが、ユーロスペースをはじめ全国20館のミニシアターを中心に公開します」と説明し、「延期を決めたものの思い通りの再公開の状況が作れないという問題に直面していたところに、Amazonから声をかけて頂きました。しかも公開と配信を同時にという私の希望を叶える形で。これはコロナ禍において私の作った映画がより観客に届くことを最優先させた結果です。是非、渾身の想いでつくった映画『劇場』を映画館で、そしてご自宅で、皆様に観ていただきたいです」とコメント。又吉さんも「『劇場』も『部屋』も自分にとって、あらゆるものが剥きだしになる特別な場所です。映画館でご覧いただきたいのはもちろんですが、皆さんの日常に近い場所でも、この映画がどのように響くのかとても楽しみです」と語っている。『劇場』は7月17日(金)より全国にて公開、Amazon Prime Videoにて全世界独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場 近日公開©2020「劇場」製作委員会
2020年06月25日坂口拓が9年前に撮影し、日の目を見ぬまま眠っていた侍映画『狂武蔵』が8月21日(金)より公開。その本作に、山崎賢人が出演していることが判明、ポスタービジュアルも到着した。1604(慶長9)年、9歳の吉岡又七郎と宮本武蔵との決闘が行われようとしていた。武蔵に道場破りをされた名門吉岡道場は、すでにこれまで2度の決闘で師範清十郎とその弟伝七郎を失っていた。面目を潰された一門はまだ幼い清十郎の嫡男・又七郎殿との決闘を仕込み、一門全員で武蔵を襲う計略を練ったのだった。一門100人に加え、金で雇った他流派300人が決闘場のまわりに身を潜めていたが、突如現れた武蔵が襲いかかる。突然の奇襲に凍りつく吉岡一門。そして、武蔵1人対吉岡一門400人の死闘が始まる――。映画監督・園子温が原案協力し、『GANTZ』『キングダム』でアクション監督を務めた下村勇ニがメガホンを取った本作は、坂口さんが独りで400人の相手を斬り捨てるという、前代未聞かつ実験的とも言えるアクションに挑戦。77分ワンシーン、ワンカットで撮影し、400人と本気で殺し合う宮本武蔵を、坂口さんは命を削って挑んだ。そして、坂口さんとは『キングダム』で共演している山崎さんが今作で演じるのは、親友・吉岡清十郎を武蔵に討たれたことにより深く悲しみ、その仇討ちに燃える武士・忠助。吉岡一門100人に加え、野武士300人の計400人を率い、幼い吉岡一門の嫡男・又七郎を守り抜き、武蔵を討つことを堅く誓うが、武蔵の神業とも言える剣術に圧倒されてしまう…。今回初めての時代劇ということで「時代背景や忠助のバックボーンを下村さん(監督)と相談して刀の抜刀から構えは稲川先生につけていただきました。『侍』という運命を背負い、正しくあろうとする一方で吉岡一門という組織の中でのしがらみにあらがえずにいた忠助が憎き相手であるべき武蔵に対して羨望を覚える忠助の葛藤を意識しました」と役作りを語る。また「キングダム撮影中に大切なことを身をもって教えてくれた大好きな拓さんと下村さんの映画を復活させたい、お二人の魂がこもった現場に立ち会いたい」と、本作へ参加したきっかけを明かしている。一方、下村監督は「賢人くんだからこそ、この作品の本当の意味を理解し、熱い想いに賛同してくれた。戦友として大変感謝しています。少年の様な瞳の奥には、実は火傷するほど熱く漢気あふれる山崎賢人がいる」とコメントしている。『狂武蔵』は8月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年06月12日俳優の山崎賢人が、坂口拓主演の映画『狂武蔵』(8月21日公開)に出演することが11日、明らかになった。同作は坂口拓が9年前に撮影し、日の目を見ぬまま眠っていた幻の“侍映画”で、『GANTZ』『キングダム』シリーズのアクション監督を務めた下村勇ニがメガホンを取った。1604(慶長9)年、宮本武蔵(坂口)と、武蔵に恨みを持つ一門400人の死闘を77分ワンシーン・ワンカットで描く。撮影中に坂口は、共演者に対して「本気でかかってこい! 手を抜いたら殺す!」と周囲に圧をかけ撮影に臨み、リアルな緊張感の中、400人と本気で殺し合う宮本武蔵の姿を演じ切ったというこの度、ポスタービジュアルが完成し、新たに山崎の出演が明らかに。坂口と映画『キングダム』で共演した山﨑は、親友・吉岡清十郎を武蔵に討たれたことにより深く悲しみ、その仇討ちに燃える武士・忠助を演じる。忠助は吉岡一門100人に加え、野武士300人の計400人を率い、幼い吉岡一門の嫡男・又七郎を守り抜き、武蔵を討つことを堅く誓うが、武蔵の神業とも言える剣術に圧倒されることになる。○山崎賢人 コメント・始めての時代劇で意識したことは?時代背景や忠助のバックボーンを下村さん(監督)と相談して刀の抜刀から構えは稲川先生につけていただきました。「侍」という運命を背負い、正しくあろうとする一方で吉岡一門という組織の中でのしがらみにあらがえずにいた忠助が憎き相手であるべき武蔵に対して羨望を覚える忠助の葛藤を意識しました。・『狂武蔵』に参加したきっかけは?キングダム撮影中に大切なことを身をもって教えてくれた大好きな拓さんと下村さんの映画を復活させたい、お二人の魂がこもった現場に立ち会いたいという気持ちで参加させていただきました。・作品の感想について本作の77分間に及ぶ戦いのなかで、さらに高みに上っていく姿が記録されています。「なぜここまで戦うのだろう」と思わずにはいられませんが、一度やると決めたことはやり遂げる、拓さんの曲げられない信念を感じ、そんな拓さんの姿に本当の「侍」を見た気がします。○下村勇二監督 コメント賢人くんだからこそ、この作品の本当の意味を理解し、熱い想いに賛同してくれた。戦友として大変感謝しています。少年の様な瞳の奥には、実は火傷するほど熱く漢気あふれる山﨑賢人がいる。○坂口拓 コメント自分にとって一番思い出深いこの『狂武蔵』に、山﨑健人が出てくれた事、本当に感謝している!
2020年06月12日俳優の山崎賢人が1日、自身のインスタグラムを更新。絵本を朗読する動画を公開した。夏木マリの発案で始まった絵本朗読バトン。これまでに土屋太鳳、二階堂ふみ、水川あさみ、戸田恵梨香、窪塚洋介、斎藤工が参加し、斎藤から山崎へとつながった。山崎は「斎藤工さんから絵本の朗読のバトンをもらいましたので読みたいと思います」と説明してから、『小さい白いにわとり』を朗読。ハッシュタグで「#好きな話」と説明した。山崎の動画に、「イケメンすぎる」「声が癒しです」「やばい嬉しい幸せ!!!!!」「優しい声で幸せな気持ちになりましたぁ」「読む声に癒されました」「最高すぎる」などと歓喜の声が続々。「腕の筋肉かっこいい!」「腕の筋肉もかっこよすぎやん」と腕の筋肉にも注目が集まっている。なお、山崎は高畑充希へとバトンをつなげた。
2020年06月01日俳優の山崎賢人が主演を務める映画『キングダム』の続編製作が決定したことが、29日に明らかになった。同作は原泰久による、累計発行部数3,300万部以上の人気コミックスを実写化。中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍となる戦争孤児・信(山崎賢人)と、後の始皇帝となる嬴政(吉沢亮)が、ともに中華統一を目指す。2019年4月19日に公開された前作は興行収入57.3億円を突破し、2019年に公開された邦画実写作品でNo.1を獲得。数々の映画賞にも選出された。続編を望むファンの熱意に後押しされ、パート2の製作が決定。ファンの反応だけでなく、初日舞台挨拶時から監督やメインキャストから続編にまつわる話が出るなど、製作サイドでも「続編をやりたい」という思いを強く抱いていたという。前作に引き続き佐藤信介が監督を務め、主人公の信役に山崎、嬴政役に吉沢、河了貂役に橋本環奈ら豪華キャスト陣が再集結。原作者の原も前作同様脚本を担当し、映画オリジナルのシーンやセリフも加筆された。前作以上のスケールで、ドラマが描かれることになる。公開日、ストーリー、新キャスト等は、今後発表となっていく。○山崎賢人コメント『キングダム』は前作の撮影が終わったときに“信”の気持ちと同じように僕の中でも「いよいよこれから物語が始まっていくんだ、まだまだこれからだ」と感じていた作品でした。監督やキャストのみんなで「続編も撮れるといいね」と話していたので、続編が決まって本当に嬉しい気持ちです。前作同様、今回も原先生が脚本に関わってくださっているので、いちキングダムファンとしても、映画に関わる役者としても、本当にワクワクするような、期待を裏切らない熱い脚本になっています。本作では、いよいよ“信”が戦場に出ていくストーリーが展開されます。前作よりも成長した姿を皆さんにみていただけるように、そして、前作を超える面白い作品にできるように、キャスト・スタッフ一同頑張りますので、完成を楽しみにしていてください!!○吉沢亮 コメント映画『キングダム』で“政”を演じるということは、僕の役者人生のターニングポイントになりました。これからも“政”と一緒に、自身も成長していきたい、と思わせてくれた作品でしたし、前作の撮影中から続編をやりたいと、キャスト・スタッフみんなで話していたので、続編の製作が決定して台本を手にした時に、本当に実現したんだという嬉しさがありました。今回も原先生が脚本に携わってくださっていることもあり、原作の世界観を壊さずに、本当に面白くて、熱くて、見ごたえのある物語になっています。この作品を、どのような映像として届けられるのか、演じる我々も、今から本当に楽しみでワクワクしています。皆さんが期待している以上の最高の作品にしたい、とキャスト・スタッフ一同思っていますので、是非とも期待してお待ちください!○原作者・原泰久 コメント実写映画『キングダム』続編の製作が決定しました!想像以上の多くの方に前作をご覧いただけたお陰で、続編へとつながりました。本当にありがとうございます!!今回も長~い脚本会議に関わらせていただいております。王騎が信へ告げた「戦場で会いましょう」、まさにその世界をしっかりと描くことになりそうです。前作以上のスケールで、邦画史上に残る戦場とドラマを楽しんでもらえるのではないかと思います。公開はまだ先になりますが、どうか皆さん、楽しみに待っていていただけたら嬉しいです。(C)原泰久/集英社
2020年05月29日本日5月29日(金)に「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送も控える、2019年実写邦画No.1ヒット作『キングダム』が、続編の製作決定を発表。主演の山崎賢人らの続投も明らかになった。紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・えい政(後の秦の始皇帝)を壮大なスケールで描く原泰久の漫画「キングダム」を実写化し、昨年4月に公開。興行収入57.3億円を突破し、2019年に公開された邦画実写作品でNo.1を獲得したほか、数々の映画賞にも選出されるなど大きな注目を集めた。そんな本作が、ファンの熱意に後押しされ、『キングダム』続編・パート2を製作することが明らかに。前作に引き続き、佐藤信介が監督を務め、信役の山崎さん、えい政役の吉沢亮、河了貂役の橋本環奈らの再集結も決定。さらに、原作者の原さんも前作同様に脚本を担当、映画オリジナルのシーンやセリフも加筆されているようだ。初日舞台挨拶の際には、監督やメインキャストから続編にまつわる話が出るなど、製作サイドでも「続編をやりたい」という思いがあったという本作。山崎さんは「『キングダム』は前作の撮影が終わったときに“信”の気持ちと同じように僕の中でも『いよいよこれから物語が始まっていくんだ、まだまだこれからだ』と感じていた作品でした。監督やキャストのみんなで『続編も撮れるといいね』と話していたので、続編が決まって本当に嬉しい気持ちです」と胸中を明かす。また続編について「前作同様、今回も原先生が脚本に関わってくださっているので、いちキングダムファンとしても、映画に関わる役者としても、本当にワクワクするような、期待を裏切らない熱い脚本になっています」と言い、「本作では、いよいよ“信”が戦場に出ていくストーリーが展開されます。前作よりも成長した姿を皆さんにみていただけるように、そして、前作を超える面白い作品にできるように、キャスト・スタッフ一同頑張りますので、完成を楽しみにしていてください!!」とファンへ呼びかける。吉沢さんも「前作の撮影中から続編をやりたいと、キャスト・スタッフみんなで話していたので、続編の製作が決定して台本を手にした時に、本当に実現したんだという嬉しさがありました。今回も原先生が脚本に携わってくださっていることもあり、原作の世界観を壊さずに、本当に面白くて、熱くて、見ごたえのある物語になっています。この作品を、どのような映像として届けられるのか、演じる我々も、今から本当に楽しみでワクワクしています」とコメントしている。そして原さんは「想像以上の多くの方に前作をご覧いただけたお陰で、続編へとつながりました。本当にありがとうございます!!」と感謝を述べ、「今回も長~い脚本会議に関わらせていただいております。王騎が信へ告げた『戦場で会いましょう』、まさにその世界をしっかりと描くことになりそうです」と続編の内容について言及している。なお、続編の公開日やストーリー、新キャストなどはまだ明らかになっていない。(cinemacafe.net)■関連作品:キングダム 2019年4月19日より全国東宝系にて公開Ⓒ原泰久/集英社Ⓒ2019 映画「キングダム」製作委員会
2020年05月29日