藤井 風・幾田りら・優里ら17組のアーティストが、こどもの日のきょう5日限定で、音楽ストリーミングサービス・Spotifyに幼少期の写真を公開した。これは5月5日の「こどもの日」にちなみ、Spotifyのプレイリストのカバー画像として同日限定で提供されたもの。それぞれ、「Tokyo Super Hits!」(RADWIMPS)、「New Music Wednesday」(藤井 風)、「J-Rock Now」(川上洋平 from [Alexandros])、「キラキラポップ:ジャパン」(SKY-HI)、「Soul Music Japan」(Kan Sano)、「心のアイドリング by くるり」(くるり・岸田繁)、「New Era: J-Hip Hop」(STUTS)、「Women’s Voice」(幾田りら)、「Teen Culture」(優里)、「Weekly Buzz Tokyo -Golden Week Edition」(平井 大)、「EQUAL Japan」(CHAI)、「アイドルポップ:ジャパン」(フィロソフィーのダンス・佐藤まりあ)、「ブルーにこんがらがって」(ReN)、「RADAR: Early Noise」(sic)boy、「Edge!」(HIMI)、「K-Pop Fresh」(ITZY)、「Next Up」(Billie Eilish)のプレイリストのカバー画像に使用されている。
2021年05月05日自作曲「五月雨」の演奏がSNSに流れ、スガ シカオさんや岸田繁さん、川谷絵音さんら、大物ミュージシャンが絶賛! それから約2年半。無限の可能性を秘めた現役高校生ミュージシャン・崎山蒼志さんが、ついにメジャーデビュー。高校1年生の時、配信番組のフォークシンガー発掘企画に出演。その鋭い感性と4歳から培ってきたギターテクニックで、多くの音楽フリークを虜にした崎山さん。揺らぎのある声や歌い方にも、一瞬にして心を掴まれてしまう。「声変わりする前から、クリープハイプさんの曲を歌っていたり、変声期中もずっと歌っていたので、その時の声が出ている部分もあるかもしれません。本当は変声期に歌わないほうがいいらしいんですけど、世阿弥は歌ったほうがいいと。その教えに従ったわけではなくて、後付けしましたけど(笑)」崎山さん特有の言葉が連なる歌詞は、バックミュージックとして聞き流すことができない。そう伝えると「恐縮です」とぽつり。「ありがたいのと同時に、僕の曲を聴くために、みなさんの時間を取ってしまうことが申し訳なくて…。歌詞には文学の影響があると思います。本は、中学に入ってから中村文則さんなどを読み始めました。最近好きになった内田百閒や大江健三郎さんの作品も好んで読んでいます」曲作りで大切にしているのは、「未聴感」で、「怒り」が原動力になっているそう。「聴いていて“えっ、何!?”と思うような、刺激的な音楽に惹かれるんです。自分が作る曲にも、そうした衝撃を求めています。どんな曲を書く時でも、パンクな崎山がずっといるんですよね。自分でもよくわからないんですけど、ずっと怒ってます。自分に自信があったのは、小3まで。ビジュアル系を聴いて、ドクロの服を着て帽子を斜めにかぶってました(笑)。小4でメガネをかけ始めて、世間を知れば知るほど自信が…」そうした多感な時期に曲作りをスタート。配信番組で歌い、自身を代表する曲となった「五月雨」の創作時はまだ中学1年生。その冬、崎山さんが感じていた衝動がほとばしる。「当時はまだ子どもですし、人間関係とかよくわからないじゃないですか。怒りが湧いてくる悲しいニュースもいっぱいあって、ウワ~ッとなった気持ちを曲にぶつけました。でも、歌うにつれて、歌詞の意味合いも書いた当時とは自分自身の解釈が変わってきていますし、コード進行も変えたりしながら、この曲と一緒に成長している感覚があります」そんな大切な曲をバンドバージョンで再定義した「Samidare」を含むアルバム『find fuse in youth』でメジャーデビューを果たす。「春から社会人になる節目のタイミングで、過去から現在に感じていた初期衝動や若さみたいなものを表現した総括的な作品になりました。制作期間中にコロナ禍になって、生死を意識するようになり、因果論的な曲やより自然に目を向けて書いた曲も入っています」最近は禅への興味が出てきたそう。「NHK Eテレの『こころの時代』という番組が大好きで、正眼僧堂師家の山川宗玄さんの禅の知恵に学ぶシリーズにグッときました」早くに音楽の才能を開花させた崎山さん。どんな可能性を自身に感じるのだろう。「いろいろある気がします。それは、誰にでも。流された先に見つかる新しい可能性もありそうですし、生きている限り、何だって好きなことをやっちゃえばいいと思うんです」さきやま・そうし2002年8月31日生まれ、静岡県出身。’18年、ABEMA『日村がゆく』への出演をきっかけに世に知られる。同年、「夏至」「五月雨」を配信リリース。ファーストアルバム『いつかみた国』も発表。’19年、セカンドアルバム『並む踊り』を発売。’21年1月27日、アルバム『find fuse in youth』でメジャーデビュー。それに先駆け、’20年11月1日に「Samidare」、12月1日に「Heaven」、’21年1月1日に「Undulation」を連続配信リリースした。「日村がゆく」©AbemaTV,Inc.※『anan』2021年1月13日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・福島加奈子取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2021年01月09日京都出身のロックバンド・くるりが12月25日にニューシングル「コトコトことでん / 赤い電車 (ver.追憶の赤い電車) 」をリリースする。その発売を控え、今作のモチーフになっている高松琴平電気鉄道(ことでん)を舞台にしたドキュメンタリー「岸田繁のこんぴら参り (高松琴平電鉄に魅せられて) 」がYouTubeで公開された。実際に高松を訪れ、駅などを巡る本動画は、2004年に発売した映像作品『くるくる節 〜Quruli Live Tour 2004 Documentary Film〜』のExtra Tracksに収録されているもので、岸田の鉄道愛が感じとれる内容になっている。また、合わせて高松琴平電気鉄道の制帽を使用したARフィルターもInstagramで公開となった。くるり - 岸田繁のこんぴら参り (高松琴平電鉄に魅せられて)リリース情報くるり「コトコトことでん / 赤い電車 (ver.追憶の赤い電車) 」2020年12月25日(金) 発売【予約リンク】完全生産限定盤通常盤<完全生産限定盤 CD>CDジャケット(紙ジャケ)CD裏面ジャケット(紙ジャケ)価格:1,080円(税抜)7inch 紙ジャケ仕様 / ステッカー付き完全⽣産限定盤CD封⼊ステッカー1. コトコトことでん (feat. 畳野彩加)2. 赤い電車 (ver. 追憶の赤い電車)3. コトコトことでん Instrumental Mix4. 赤い電車 (ver. 追憶の赤い電車) Instrumental Mix5. ことでん 瓦町駅 出発メロディ6. 京急電鉄 品川駅 (下り) 羽田空港第1・第2ターミナル駅 (上り) 列車接近案内音<通常盤 CD>CDジャケットCD裏面ジャケット価格:1,000円(税抜)1. コトコトことでん (feat. 畳野彩加)2. 赤い電車 (ver. 追憶の赤い電車)3. コトコトことでん Instrumental Mix4. 赤い電車 (ver. 追憶の赤い電車) Instrumental Mix【配信情報】同日より各種ストリーミングサービスおよび主要ダウンロードサービスにて配信予定【高松琴平電気鉄道・京急電鉄 CD 販売情報】詳細はこちら【高松・香川エリア限定購入者特典情報】下記対象店舗にて「コトコトことでん / 赤い電車 (ver.追憶の赤い電車) 」をお買い上げの方に、先着で 『高松・香川エリア限定・オリジナル A4クリアファイル』をプレゼント。特典クリアファイル詳細はこちら関連リンクFacebook
2020年12月16日木村佳乃主演で柴門ふみの原作をドラマ化した「恋する母たち」。その第7話が12月4日オンエア。苦悩するまりを勇気づける息子・繁秋を絶賛する声が殺到するとともに、宮世琉弥演じる繁秋が歌うラップに「癖になる」「頭から離れなくなる」などの反応も続出している。石渡杏を木村さんが演じるほか、林優子を吉田洋が、蒲原まりを仲里依紗が、斉木巧を小泉孝太郎が、赤坂剛を磯村勇斗が、今昔亭丸太郎を阿部サダヲが、その他、杏の息子・研を藤原大祐が、優子の夫の林シゲオを矢作兼が、優子の息子・大介に奥平大兼、まりの息子・繁秋に宮世さんといったキャストが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回は杏が斉木から別れを告げられ、研も父・慎吾(渋川清彦)の元に通うようになり寂しさを感じるなか、千葉で営業部長をすることになった優子は地元の食品卸の有力者・塚越社長(尾美としのり)のもとに1カ月通い、ようやく認められると、塚越から居酒屋チェーン「房総酒場」に食い込めたらうちも契約すると言われ、「房総酒場」へ営業に行くも相手にされず一蹴されてしまう。優子はそれでもあきらめず「房総酒場」のメニューを全制覇したうえで自社製品との比較資料を作成、口説き落とすことに成功する。一方、まりは夫・繁樹が政治資金流用の指南役だったと週刊誌に出たことで弁護士会から懲戒処分を受け、信用も仕事もなくし、高級タワーマンションも手放す。優子の部屋に住まわせてもらいながら、バイトもしない繁樹をよそに生活費を稼ぐため弁当屋でパートを始めるまり。しかし、まりの接客でお客さんは増えたものの、私語が多いとクビにされてしまう…というストーリーが展開。落ち込むまりに、息子の繁秋は「捨てちゃえよ、あんな男。俺が面倒みるから」と声をかける。投稿したラップ動画がきっかけでレコード会社を紹介された繁秋は「ラップはもう遊びじゃない、仕事だって言われてる」と、まりに事務所の寮に入る承諾書をへのサインを求め、まりにも妹たちを連れ実家に行くことをすすめる…。苦悩するまりのために自分が家族を支える決意をする繁秋に「息子に恋するになっちゃうよこれじゃあ」「繁秋登場人物で1番まともで1番いい奴」「シゲアキくんの優しさに涙が止まらん」など絶賛の声が殺到。その翌日行われる自分が出演するライブにまりと丸太郎を呼んだ繁秋。そこで披露したラップにも「宮世琉弥のラップ癖になる」「妙に頭に残るフレーズ」と、フレーズが頭から離れなくなる視聴者が続出中の模様だ。(笠緒)
2020年12月05日「初めて会った瞬間、『私、この人と結婚するんじゃないかな』と思ったんです」そう語るのは、岸田文雄政調会長(63)の妻・裕子さん(56)だ。衆議院議員だった父・文武さん(享年65)の跡を継ぎ、広島県広島市を地盤とする岸田政調会長。いっぽう裕子さんの実家は、かつて広島県三次市で造酒業や銀行業を営んでいた旧家。2人の出会いはお見合いだったが、当初から“縁”に恵まれていた。「まず祖母同士が同級生で、友人同士だったのです。主人の祖父や父のこともとても人柄の良い人だと聞いていました。だから、不安はありませんでした」さらに岸田政調会長は、故・宮澤喜一元首相(享年87)と親戚関係にある。父・文武さんの妹が宮澤元首相の弟と結婚していたためだ。実は、ここにも“奇縁”があったという。裕子さんが続ける。「まだ中選挙区制だったころ、私の実家のある所が宮澤喜一元首相の選挙区でした。そのため実家の一角に、元首相の事務所があったんです」結婚後、3人の息子に恵まれた岸田夫妻。夫は、東京で単身赴任生活。その間、裕子さんが地盤を守りながら3児の子育てにも奔走してきたという。「やはり、たいへんでした(笑)。ふだんは父親が家にいない分、厳しく育ててきたつもりです。幼いころはまだ言えばちゃんと理解してくれていましたが、成長するにつれて息子たちも反抗期をむかえますからね。中学や高校になると、だんだん力ではかなわなくなってきます。それでも『ここで引いてはいけない!』と思い、育ててきました」また岸田政調会長といえば、Twitterの投稿が炎上したことでも話題になった。《妻が食事を作ってくれました》として夫婦写真をアップしたところ、“妻を立たせて夫が食事する構図”に批判が殺到したのだ。だが、裕子さんはこう語る。「あの日は夜遅く、主人から『テレビ出演中に、20分だけ時間ができた。家に帰ると何か食べるものがあるか』と連絡がきたんです。ただ私たちはすでに食事を済ませていたので、さっと作って出しただけです。家でマスクをしていたのも、テレビ局のスタッフさんが10人くらいいたためです。ふだんの主人は料理こそしませんが、お風呂掃除などは手際よくやってくれます。忙しい毎日の主人ですが、家では家族への気づかいもしてくれますよ」結婚から32年。これまでどおり夫婦は“あうんの呼吸”で総裁選に臨む――。「女性自身」2020年9月22日号 掲載
2020年09月09日自店をオープンして14年たっても変わらない価値観――白金台時代から14年。自店を営業してきて思うことはありますか?岸田周三(以下、岸田):14年間、店をやりながら、スタッフと話し、反省も重ねどんどん変化してきました。常に試行錯誤し、向上を日々のテーマとしているので、オープン当時よりはるかにいい店になった自信はあります。――オープン当初からの、〝素材〟〝火の入れ方〟〝味付け〟の追求というテーマは変わらないですか。岸田:はい。流行を追いかける人も多いけれど、僕が大切だと思っている価値観は変わらない。外部からインプットしたものでなく、自分の中から湧き出るものを料理していますから。『山羊乳のババロア』開業当時からのスペシャリテ。――『山羊乳のババロア』などのスペシャリテも長く愛されていますね。岸田:あれは、フランスでの修業時代に生まれた料理です。当時、佐藤伸一さん(元【パッサージュ53シェフ)とよくホームパーティをしながら、自店を開店する時のために、いろんな料理の試作をしました。200以上はあったんじゃないかな。。山羊乳とオリーブオイルってあうなと感じていて、さらに乳脂肪と植物性油の組み合わせがいいなと思って。最初は少し違うスタイルでしたが、そこからブラッシュアップをして今の形に落ち着きました。この料理は、塩とオリーブオイルを主役にしたもの。オリーブオイルを搾汁する11月頃に、各社から取り寄せ、試食を繰り返し、ブレンドする三種類のオイルを決めます。自分の味のイメージに近づけるため、オイルの銘柄は決めていません。そしてそこで三種類のブレンドを決めたら、一年間その組み合わせで通す。塩は天日干しのフルール・ド・セルです。ユリ根とマカデミアナッツは食感を作るため。強烈な個性は放たない、縁の下の力持ちになる食材を選んでいます。『山羊乳のババロア』は〝料理に使われる、うちのベースはこれですよ〟という、いわば名刺代わりの料理としてお出ししています。今、振り返っても完成度が高いと思います。――パリでは【アストランス】のパスカル・バルボシェフのもとで働かれました。きっかけはなんですか?岸田:パリに行った時に食べ歩いて衝撃を受けた店が【アストランス】でした。彼の料理は素材を尊重し、ソースの必要性に疑問を呈するような、非常に新しいものでした。クラシックフレンチをやってきた僕にとっては衝撃的で。海外の食材も良いと思えば使う。日本人の僕をスーシェフにしてくれたのにも驚きました。〝おいしさ至上主義〟で、偏見が一切ない柔軟な人でした。スーシェフになった時に、パスカルさんに恩返しがしたい、とその年の「ゴ・エ・ミヨ」で絶対に最高点をプレゼントしたいと思ったんです。チームみんなで一致団結して、19点(満点)を取ったときは嬉しかったですね。同じ年に、ミシュランでも一つ星から二つ星になりました。2005年、パリで【アストランス】スーシェフになった年に「ゴ・エ・ミヨ」で満点を獲得その時フランスで購入した本は、今でも大切に手元に置いてある――パスカルさんとの出会いは大きいものだったんですね。岸田:はい。特別なものです。当時、彼のような素材を重視し、素材へのアプローチを積み重ねながら料理をしていくシェフはほとんどいませんでした。固定概念を崩し、フランス料理はこんなに自由なんだと教えてくれました。〝おいしいさ至上主義〟の彼に感銘を受けました。おいしくなければ、皿の上で語る哲学や、技術さえも意味がない。たとえば熱いものは熱く、冷たいものは冷たく提供し、卓上で漂う料理の香りについては非常に大切にしていることの一つです。僕の料理は、写真映えはしませんが、食べた人にしかわからない”何か違う”と感じるおいしさを伝えられたらと思っています。――先ほど、ミシュランのお話が出ましたが、【カンテサンス】は現在、14年連続ミシュラン三つ星です。星の維持は意識しますか?岸田:そこまで強くは意識していません。評価を追いかけるとおかしな方向に行ってしまいます。日々の生活を崩してしまうことはしないです。――でも、フランス料理人にとってミシュランは特別なものでは?岸田:そうですね。料理人を目指した頃から憧れていたものではあります。フランスから認められているということは非常に大事。自店をやるからには、三つ星という価値のある店をつくりたいとは思っていました。世界に誇れる店をつくりたい。それは最初から思っていたことです。『ホワイトアスパラガスのグラチネ』。ゆでずに焼いて味と香りをしっかり残す。未来に向けてできることを料理人として考えて実行する――ミシュランといえば、去年はドラマ『グランメゾン東京』の料理監修もされましたね。岸田:あれはお話をいただいたときに、すぐにお受けしたわけではなかったんです。「どうしても、岸田さんに監修をしていただかないと駄目なんです」と話してくださったプロデューサーの真剣な思いに心を動かされ、また、料理界のお役に立てられればと思い、一旦は承諾しました。けれど、いざ第一話の台本をいただいた時に想像以上に大変なことが判明して。これは営業に支障が出てしまうと「申し訳ないですが、やはり受けられない」と断ったんです。――え!?そうなんですか?岸田:はい。でも、プロデューサーの方が、〝こうしてくれないとできない〟と言ったことをすべてクリアし、再度依頼に来てくれた。この調整は、大勢の人を動かさなければならず、簡単なことではないものでした。けれどそれをやってのけた。そこに、彼のプロとしての仕事を見た気がしました。この人の仕事を間近で見てみたい。自分もきっと何か学びがあるのではと思い直し、継続してお引き受けしました。この仕事で、ドラマの撮影がこんなに多くの人が関わり、時間と情熱をかけてつくっているんだ、ということを知りましたね。もうドラマを見るときは、正座してテレビに向かうような気持ちで見ています。『石鯛のロースト』。大きな塊で焼き、中をほんのりレアに仕上げて切り分ける魚料理はスペシャリテの一つ。――劇中の、鈴木京香さんが演じる早見倫子シェフの店、【グランメゾン東京】の料理を岸田さんが考案したんですよね。岸田:そうですね。台本の大まかな流れにあわせ、旬の食材を、マニアックすぎず、オリジナリティある料理にしました。脚本は大まかなところしか決まっていないんです。第一話の、倫子さんが、木村拓哉さん演じる尾花夏樹の料理を食べるシーンありましたよね。制作サイドからは”カフェのような簡単な調理場でさっとできる料理”とだけ伝えられます。そこで、料理を考えるのが僕の仕事です。このシーンでは複雑ではないけれど、この一皿で倫子さんが尾花さんの料理に心を動かされるようなものでなければならない。色々考えて、料理方法は食材の持つ水分で軽く蒸すように火を通す”エチュべ”にしました。フライパンひとつでできますから。それから、例えば10話の「リードヴォーとクスクスのサラダ」。山から戻ってくる途中、アクシデントがあって食材が店に時間どうり到着しない。それで料理ができないわけですが、ライバルが食材を分けてくれて、危機を乗り越える……という流れは決まっています。けれど、その食材をどういうものにして、どんな料理にして、というのは決まっていません。ですから、”マタギの人がとってくる食材だから、山のもの。しかも冬に採れるものと考えると、セリにしよう”となるわけです。そこで、じゃあ、その素晴らしいセリをどういう調理しようか。そのようにして、ドラマの内容から食材が決まり、組み立てながら料理を生み出しました。――放映のたびに、料理が話題になりましたね。見ていても、知っている食材だけれど、この料理はどんな味がするのだろう?と想像も楽しく、臨場感があり、食べたくなりました。岸田:一度登場した食材、調理法は重ねて使えないので、後半にメニューを一新します、と言われた時には大変でした。過去のレシピもひっくり返して、全力で考えました。2ヶ月に1回はメニューを変更する。スペシャリテの2品を残して、基本的に他は一新料理は岸田シェフが仕上げてゲストへ――最後、尾花夏樹がマグロの料理を悩んで、悩んで、悩んで完成させていたシーンが思い浮かびます。岸田:僕も、尾花夏樹さん以上に悩みましたよ(笑)。実は、あのマグロの料理には裏話があるんです。僕の中で、マグロをいかに料理にするか、というのはずっと取り組んでいた課題だったんです。マグロというのはフランス料理では難しい、いわば禁断の食材。10年前、NHKの「プロフェッショナル」という番組で、このマグロの料理にチャレンジをしているところを取材されたことがありました。ところが4ヶ月間の密着取材期間中に、思いつく限りのアイデアに納得することができずに、料理は完成しなかったんです。当時のプロデューサーさんに「どうしても、これ以上アイデアが出ないです。撮影期間中に料理ができなくてすみません」と謝リました。ドキュメンタリーだから、結局”できない”という結果が真実で、そのままの放送となりました。その「プロフェッショナル」を見て、マグロ料理が完成しなかったことを覚えていてくれた今回のドラマのプロデューサーの方が、”10年たって、あの時の答えが料理できたらいいですね。マグロでいきましょう!”と言ってくださったんです。僕にとって、マグロというのは相変わらず難しい食材で、未だ自分のお店でも出していません。マグロの最大の問題点「加熱すると良さが出ない」ということをいかにクリアし、納得のいくものをどう作るか。本当にギリギリまで悩みました。結局納得がいくか、というと自分の中では100%イエスとは言い切れない部分もあります。けれど、今、マグロを代表する海洋資源の問題にも視聴者の方に知っていただきたくて、そうしたことも含めて”マグロ”という食材をあえて出しました――岸田さんは『Chefs for the Blue』の理事として海洋資源の問題にも取り組んでいらっしゃいます。ドラマでそうしたことに触れるシーンがあって、視聴者の方に現状を伝えるいい機会になったのではないでしょうか。岸田:海洋資源は今、本当に危機的な状況です。太平洋黒マグロが乱獲されていなくなってしまった。ドラマでもマグロの状況を説明するシーンを加えていただきました。自分が表に立って話す機会がある場所ではできるだけその問題についてお話ししています。白紙のメニューは ”すべておまかせください“というメッセージ。――あのドラマで、料理人になりたいと思う若い方が増えたのでは?岸田:料理人に光が当たるというのも引き受けた理由の一つでした。実は料理人志望者の減少には前から危機感を覚えていました。労働時間が長い料理人は、他の業種と比べると優秀な人の確保が難しい。そんな時代がまさに来ていると思っています。――レストランの働き方改革。みなさん悩まれている部分だと思います。去年、【カンテサンス】は営業時間を変更しましたね。岸田:ランチとディナーをやっていた時、僕の労働時間は一日16時間でした。自分のことを考えても、この働き方をいつまでやるのかと疑問も感じていた。従業員の給料を払うには、一日にお迎えするゲストの数は減らせない。そこで、17時からと20時半からの1.5回転にし、労働時間を減らして売り上げとのバランスをとりました。ビジネスシーンでの利用などを考えると、悩みましたが結果うまくシフトできたと思います。―― 何が起こるかわからない時代。残るために必要はことは何でしょう。岸田:今、できることをやりぬくこと。やっていることの目的を忘れないこと。それは、どんな仕事においても言えることではないでしょうか。BGMは客のさざめき。ゆったりと間隔を取った店内は、肩ひじ張らずにくつろげる編集後記予約が取れないレストランになって長くたった今も岸田氏は自身の熱量を内に秘め、何かを声高に語ることはない。自分がいいと思うものを信じ、考え、つくって、誰よりも深く積み重ねて生まれる純度の高いダイヤモンドのような料理が、唯一無二の輝きを放ち、自然と人々を魅了し続けているのだと感じた。どんな時代もブレずに鍛錬して信念を貫く。その姿勢は、こうした不安定な時代にこそ必要なのではと感じた。Quintessence(カンテサンス)【エリア】品川【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】品川駅 徒歩13分
2020年06月23日NHK Eテレ『みいつけた!』のエンディングテーマとして、岸田繁(くるり)が書き下ろした楽曲「ドンじゅらりん」のセルフカバーが、6月3日(水)より配信されることが分かった。「ドンじゅらりん」は、3月9日より放送されている番組『みいつけた!』のエンディングテーマ。幼児向け番組の楽曲を初めて手がけたという岸田が、“恐竜”をモチーフに、子どもの想像力が膨らんだ楽しい世界を表現している。同番組では、メインキャラクターのスイちゃんが歌詞を歌い、同じくキャラクターのコッシーとともに岸田がコーラスを担当しているが、今回配信されるのは、そのセルフカバー。岸田は、「朝の楽しみ『みいつけた!』に、こういった形で関わることができて幸せです。楽しく作ることができました。子どもたちのワクワク、ドキドキのこと……時間の感じ方、身近な存在のこと、知り得ぬ存在のことを、ひとつの世界の中で表現してみました。みんなで歌ってみてください!」とコメントしている。岸田繁「ドンじゅらりん」セルフカバー6月3日(水)より配信開始
2020年06月02日新型コロナウイルス感染拡大によって、休業要請の対象となっていたライブハウス。大阪府が営業再開に向けて動き出し、注目が集まっている。大阪府は5月28日、全国でクラスターが発生した施設も含めて6月1日以降に休業要請を全て解除すると発表。カラオケ店やスポーツジム、ライブハウス、ナイトクラブといったクラスターが発生した施設については、独自の感染拡大防止ガイドラインを定めた。業界団体などがガイドラインを発表するまでは、府独自のルールに従うことになるという。なかでも注目を集めているのがライブハウスだ。大阪府によると「施設内は原則着席」で、それが不可能な場合は「客同士の距離を最低1メートル確保」するという。他にも「ステージと客席の間は2メートル以上確保」「アクリル板や透明カーテンなどで遮蔽」など、飛沫感染を防止する条件が詳細に定められている。ライブハウスやホールでは、あらかじめ座席を用意している店舗も。だがロックバンドなどのライブでは、スタンディング形式での鑑賞に慣れている人も多いという。そのため、否定的な声が上がっている。《何が楽しいんだこれ……》《ライブハウスで着席は、悪いが無しだな!楽しさが無くなる。ライブハウスは、やっぱりオールスタンディングが醍醐味だからね!》《スタンディングは当面無理、飛沫拡散対策で仕切るとか違和感ありそうだな》だがいっぽうで、「原則着席」を受け入れる好意的な声も広がっている。《ありがたい。落ち着いて曲を聞きたい。ギュギュウ詰めの状態で聞かされても疲れるだけ》《大賛成!立ってなくても心はヘドバンしてるから》《着席でもいいからはやくライブハウス再開して、ライブハウスを潰さないようにしてほしいです》人気ロックバンド「くるり」のギターボーカル・岸田繁(44)は24日、《ぎゅうぎゅう詰めでツバ飛びまくりお客が押し競饅頭するのが世間一般のライブハウスのイメージ》とツイート。続けて《昔私が磔磔や拾得に通い詰めてた時は、ガラガラの店内でテーブル席に座って、大人しく酒を飲みながらライブを観ていた》と過去の経験と照らし合わせ、《そんなスタイルに戻るのかも知れない》と予想していた。さかのぼると、2月26日に安倍晋三首相(65)が大規模なスポーツ、文化イベントの中止・延期を要請。そのため、相次いで予定されていたライブやコンサートが見送られた。また同月には大阪市内のライブハウスでクラスターが発生したこともあり、数多くの店舗が休業を余儀なくされていた。「クラスターが発生した業種にとって、営業再開は高いハードルとなっています。停滞してしまった音楽業界を救うため、寄付やドネーションも盛んに行われました。ですが政府や自治体からの補償も足りず、すでに閉店したライブハウスも。経営者からは営業再開に向けて、『ガイドラインを示してほしい』という声が上がっていました。『原則着席』に賛否はあるものの、“アフターコロナ”に向けた大きな一歩ではないでしょうか」(音楽関係者)産経新聞によると、国のガイドライン策定は6月中旬以降になる見通しだという。今後、ライブハウスはどんな形になっていくのだろうか。
2020年05月28日この終わりの見えない状況の中、どうやっていち早く作品を届けようか。くるりが全国ツアー中止とともに急遽リリースすることにしたのは、1997年から現在までの未発表曲を中心に収めたニューアルバム『thaw』だった。CDにはボーナストラック含めて15曲、配信は11曲。約24年間の歴史の中から厳選した曲が収められている。どこかで見たことのあるくるりも、まだ見たことのないくるりも詰まった裏ベスト的な作品になった。1曲目の「心のなかの悪魔」は2009年制作。アルバム『魂のゆくえ』のレコーディングのため、ニューヨークのスタジオで録られた一度きりのリハーサルテイクにミックスダウン等も施していないそのままの音源だそうだ。シンプルで隙間の多いアンサンブルと岸田繁の優しく物憂げな歌声と世武裕子の美しいピアノ。ざらりとした生っぽい手触りは、目の前で親密な演奏が繰り広げられているかのような臨場感がある。長いアウトロのピアノアンサンブルは、当時のニューヨークの空気に想いを馳せるには十分な芳醇さだ。最古の曲のひとつである「Giant Fish」は1998年に制作された。とても粗削りでグランジーなアンサンブルとブルースを叫ぶような岸田の歌は、同時期に作られ、くるりのメジャーデビューシングルとなった「東京」を想起させ、胸が掻きむしられる。2011年3.11の直後、恐怖に怯えながらも、新たな一歩を踏み出すべく行ったセッションから生まれた「ippo」。岸田と佐藤征史、後にメンバーとして加入する吉田省念が分担して作曲し、セッションに参加した全員で作詞をしたという。未曽有の大災害を受け、振り切れたような楽天性かつ全能感に溢れたサイケデリックな民謡調の曲だ。2012年、アルバム『坩堝の電圧』の制作に向かう中で生まれたという「evergreen」は、ボーカルの録音とミックスを今年3月に行い、8年の歳月を経て完成した曲。たおやかなバロック・ポップで、脈々と続く時間の流れの中で、本当に大切なものを抱きしめるかのような気持ちが漂っている。たくさんの出会いと別れを経験しながら、その土地の匂い、時代の空気を豊潤な音楽にとじ込め続けてきたくるり。2007年、ウィーンに滞在しながらアルバム『ワルツを踊れ』の制作を行う時期に作られた佐藤によるインストゥルメンタル「Hotel Evropa」や、マサチューセッツ州でアルバム『NIKKI』に向けてのレコーディング中に生まれたという、驚くほどパンキッシュなロックンロール「さっきの女の子」も聴ける。森信行も大村達身も田中佑司も吉田省念もいるくるり。唯一無二のくるりの神髄が込められている。くるり左から、佐藤征史(Ba & Vo)、ファンファン(Tp & Key & Vo)、岸田繁(Vo & Gt)。1996年京都で結成。1998年シングル「東京」でメジャーデビュー。2016年バンド結成20周年を記念したオールタイムベストアルバム『くるりの20回転』をリリース。未発表曲を中心に収録したコンセプト・アルバム『thaw』。2006年リリースのアルバム『TOWER OF MUSIC LOVER』初回盤収録の4曲を含む、配信は11曲、CDは15曲を収録。【CD】¥2,700(スピードスターレコーズ)※『anan』2020年6月3日号より。文・小松香里(by anan編集部)
2020年05月27日国会で審議されている検察庁法改正案への反対運動の勢いが増している。内閣の判断で、本来なら定年を迎えるはずだった検察幹部の任期を延長することができる本法案。判断基準が曖昧なことから検察の独立性を揺るがしかねないとして、野党からは批判の声が相次いでいる。5月9日にはTwitter上で「#検察庁法改正案に抗議します」というタグが生まれ、たちまち拡散。タレント、漫画家、ミュージシャンなど様々な著名人にも広がりを見せ、同タグは500万件以上(5月11日15時時点)も呟かれる事態に。俳優の城田優(34)は《大事なことは、ちゃんと国民に説明してから、順序に則って時間をかけて決めませんか? そんなに急ぐ必要があるんですかね》と違和感を綴った。ハマカーンの神田伸一郎(43)、くるりの岸田繁(44)、声優の緒方恵美(54)、漫画家の羽海野チカなど多くの著名人が反対の声をあげていた。こうした著名人の意見表明に《声を上げてくれてありがとうございます》《尊敬します》といった称賛の声が上がるいっぽうで、批判する声も寄せられている。《もうこれ以上、保身のために都合良く法律も政治もねじ曲げないで下さい。この国を壊さないで下さい》と投稿した俳優の井浦新(45)には《悪いことは言いません 干されますよ。 もうここまで広がったんで取り消しようはありませんが》《本当に法律をよく読んで言ってか?》と、批判の声が。複数回にわたって同タグを投稿した小泉今日子(54)にも《鬱陶しいわ 歌も上手くないんだから黙ってれば良いのに》と、中傷する声も見られた。さらに、同タグを投稿した『映像研には手を出すな!』で知られる漫画家の大童澄瞳(27)に対して《次は「映像研には手を出すな!」の大童を潰す!》と脅迫めいた投稿をする者も。この投稿に対して大童は《ワシ今名指しで「潰す」って言われておりますが、これって脅迫ですかね》と綴っていた。なお同法案は、昨年秋に内閣法制局で審査されていた時のものに条文が追加されている。昨年秋時点の内容は「検察官の定年を65歳に引き上げ、次長検事及び検事長は、63歳に達した翌日に検事になる」というシンプルなもの。しかし今年2月末に改正された内容では前述した「検察幹部の定年延長を内閣が決めることができる」といった条文が追加されている。コロナ禍によって日本中が不安な日々を送っている真っ最中に、政権にメリットのある条文が追加されているのだ。そんな状況に声をあげた著名人たちへ心ない声を浴びせることは、議論の芽を摘む行為ではないだろうか?
2020年05月11日ゲスの極み乙女。・川谷絵音、AI、岡崎体育ら10名のアーティストが5日、音楽ストリーミングサービス・Spotifyを通じて幼少期の写真を公開した。これは5月5日の「こどもの日」にちなみ、Spotifyのプレイリストのカバー画像として同日23時59分までの期間限定で提供されたもの。参加したのは、藤井 風、デュア・リパ、Vaundy、millennium parade・常田大希、ゲスの極み乙女。・川谷絵音、AI、福原遥、くるり・岸田繁、NONA REEVES・西寺郷太、岡崎体育の計10名。それぞれ、「Tokyo Super Hits!」(藤井 風)、「Top Hits Japan」(デュア・リパ)、「New Music Wednesday」(Vaundy)、「Weekly Buzz Tokyo Golden Week Edition」(常田大希)、「J-Rock Now」(川谷絵音)、「Women’s Voice」(AI)、「キラキラポップ・ジャパン」(福原遥)、「心のアイドリング」(岸田繁)、「GOTOWN Podcast / GOTOWN Playlist」(西寺郷太)、「Next Up」(岡崎体育)のプレイリストに、カバー画像として使用されている。一方で、川谷は自身のツイッターで、「spotifyの『J-Rock Now』というプレイリストのカバー写真が何故か小学2年生の川谷絵音になってます…。。何故。。」「アプリで開いたらなってるんですよ…。。cover:川谷絵音(ゲスの極み乙女。)ってわざわざ書いてあるし…。。spotifyさん、、マジで何で…。。」と困惑。ファンからは、「今日は『こどもの日』ですよ!!」「最高」「笑いすぎてお腹痛い」「良い仕事するなぁ」といった感想が続々と寄せられている。
2020年05月05日Spotifyのアプリを何気なく開いたら、見慣れない子どものプレイリストカバーが並んでおり、驚くかもしれない。実は、Spotifyが人気アーティストの幼少時代の写真をプレイリストカバーとして、5月5日のこどもの日限定で公開している。川谷絵音(ゲスの極み乙女。)、岸田繁(くるり)、岡崎体育、デュア・リパ、藤井 風などの写真が使われており、聴きたいプレイリストを探しながら、いつもと違うプレイリストカバーを楽しもう。J-Rock NowCover 川谷絵音(ゲスの極み乙女。)心のアイドリングCover 岸田繁(くるり)Next UpCover 岡崎体育Top Hits JapanCover デュア・リパ>>その他のSpotifyの記事はこちら
2020年05月05日ロックバンド・くるりが、15日21時から公式YouTubeチャンネルで『くるりのツドイ』と題した番組を生配信する(22時終了予定)。新型コロナウイルス感染拡大の影響により全国ツアーを中止し、急きょ新作『thaw』のリリースを決定したくるり。『くるりのツドイ』は、くるり主催のオンライン飲み会。岸田繁、佐藤征史、ファンファンの3人がお酒を片手に近況を明かし、同日に先行配信される『thaw』についても触れる可能性があるという。また、当日は寄せられた質問にも随時答える予定で、「会場はオンラインなので、座席の心配はいりません」「ウイスキーやジンジャーエール、麦茶など、お好きなドリンクを持ってお集まりください」と呼び掛けている。
2020年04月13日文学座アトリエの70周年記念公演として、岸田國士作『歳月』『動員挿話』を文学座アトリエの会が2本立てで上演。問題作『ジョー・エッグ』(2018年)を手がけた西本由香と、『いずれおとらぬトトントトン』(2019年)で怪作を世に送り出した所泰がそれぞれ演出し、文学座の創設者のひとりである岸田の作品を現代に甦らせる。『歳月』の舞台となるのは、大正8年、東京・山の手にある浜野家。隠居生活をおくる元知事・浜野計蔵のひとり娘・八州子は、信じる男の子どもを身ごもるが、相手が結婚を拒んでいることから自殺未遂にまで追い込まれる。妹のために兄・計一と弟・紳二は結束し、厳格な父の耳に入る前に最善策を探る。それから7年、さらに10年と歳月は過ぎ……。演出の西本は「岸田國士が、これが私の“戯曲を書くために何かしら云う”最後の作品となった、と記しているのが本作『歳月』です。活動の初期から創作の上で意識的に様々な実験を行ってきた彼にとってひとつの到達点ともいうべきこの作品に、同じだけの実験精神をもって臨みたい」と意気込む。もう1本『動員挿話』の舞台は、明治37年の夏、日露戦争真っ只中の東京。陸軍少佐・宇治の師団に動員令が下り、宇治は馬丁の友吉を連れて行こうと声を掛ける。だが、友吉の妻・数代は断固拒否。宇治夫人・鈴子の説得にも応じず、主従関係の断絶を言い渡されてしまう。まもなく宇治は戦地へ。その時、友吉と数代が選んだ道は……。こちらを演出する所いわく「戦争という狂気に巻き込まれた人たちのおはなし。短編らしいあっと驚く結末。そのボルテージの高さは岸田戯曲の中でも別格だと思います。ただ後味が良くありません。その後味の悪さを、2020年の観客はどう捉えるのでしょうか」。3月17日(火)から29日(日)まで東京・信濃町の文学座アトリエにて上演。なお今公演は、鵜山仁の監修のもと、昨年12月から今年12月まで1年にわたり、さまざまな演出家が岸田戯曲を連続上演する「岸田國士フェスティバル」の一環として行われる。文:伊藤由紀子
2020年03月16日京都コンサートホール 大ホールで10月20日(日)に開かれる文化の祭典『時の響2019』の公演に向け、京都市交響楽団常任指揮者の広上淳一、女優の栗山千明、作曲家の酒井健治が京都市内で開かれた会見に登壇し、抱負を語った。『時の響』は、同ホールのロビーで世界文化遺産のアーカイブの展示やワークショップが行われるほか、1階のエントランスでは飲食物も販売。ホール全体がパビリオンに変わる。舞台では第1部で日本とオーストリアの国交150周年を記念して、ロックバンド・くるりの岸田繁が選曲したウィーンにちなんだ楽曲や、岸田によるくるりのヒット曲などがオーケストラとともに演奏される。指揮・ナビゲーターを務める広上は「ホール一帯を散策しながらいろんな芸術や演者の気持ちの響きを味わっていただきたい。岸田さんは才能豊かな温かい音楽を作る方。彼が心の故郷と思っているのがウィーンで、現地でレコーディングしたときに思い付いた楽曲がくるりのヒット曲になっている。その作品を京都市交響楽団と演奏できるのは楽しみです」と話す。第2部では京都で生まれた歴史的エッセイ『徒然草』の243段の中から、哲学的要素が語られた部分を切り取り、栗山が着物姿で朗読するほか、岸田作・編曲の『京のわらべうた変奏曲』を栗山の朗読と交えて上演する。広上は「個人的に栗山さんの大ファンで、今日お会いできて思い残すことはありません(笑)。彼女の朗読とオーケストラの音がどう溶け合い、どう味わいが出るのか」と期待を寄せる。第1部でナビゲーターも務める栗山は「オーケストラとともに朗読するのと、生でライブのナビゲーターは初めてなので、正直不安ですが、来場者の方と一緒に楽しめるように挑みたいです」と応えた。また、この日世界初演されるヴィオラ協奏曲『ヒストリア』を作曲した酒井は「ヴィオラは、演劇でいうと渋いおじさん俳優が演じるオケの引き立て役。そんなヴィオラが一番前に立って演奏し、この楽器のいろんな表情が見られる作品です」と自信を見せた。会見後、ぴあの単独取材に応じた栗山は、「学生のときは『徒然草』は古文というだけで、気後れするような感覚だったんですが、今、改めて読み直すと、人の感情や思うことは時を超えても変わらないんだなと感じました。すごく共感するところがあり、時代を問わず人の心に響く作品です。難しいとは思いますが、オーケストラの音に助けていただいて、美しい日本語を気持ちよく朗読できればと思います。オーケストラはハードルが高いというイメージがあるかもしれませんが、ライブという感覚で音を楽しむことに変わりはない。気軽に来ていただきたいですね」と話した。公演は10月20日(日)、京都コンサートホール 大ホールにて。チケット発売中。取材・文:米満ゆうこ
2019年10月08日ミーナ京都のユニクロ(UNIQLO)がリニューアル。これまで5・6階で営業していた既存店舗を地下1階から地上3階の4フロアへ移転・増床し、京都最大の店舗「ユニクロ 京都河原町店」として、2019年11月22日(金)にリニューアルオープンを迎える。京都最大の「ユニクロ 京都河原町店」大型商業施設や話題の店舗が立ち並ぶ京都随一のショッピングエリア、河原町通り。その場所に位置する「ユニクロ 京都河原町店」は、地域密着型の大型店舗として、メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビーなどユニクロ全ての商品を取り扱い、最新の“LifeWear(ライフウェア)”を提案する。店舗の愛称は「京都ゆにくろ」店内デザインには、京町家の特徴であるのれんや格子、京提灯を採用することで、日本の伝統が根付く京の街にふさわしい空間に。また、地元に密着した店舗として広く受け入れられるよう、店舗の愛称に「京都ゆにくろ」を採用した。浮世絵&『源氏物語』モチーフのUTコレクションを先行販売店内では、ユニクロのTシャツブランド「UT」を年間を通して展開する。今回のオープンでは、2つのUTコレクションを先行販売。『源氏物語』に着想を得た「ザ・テイル・オブ・ゲンジ(The Tale of Genji)」と、葛飾北斎の連作浮世絵《富嶽三十六景》をモチーフにした「江戸浮世絵」 がラインナップする。関西初・オリジナルTシャツをその場で印刷また「京都ゆにくろ」には、自分の好きな写真やイラストでオリジナルTシャツなどを制作できるサービス「UTme!」でつくったデザインを、その場で印刷できるプリンターが、関西で初めて導入される。また、京都在住の書家の作品など、ここでしか手に入らない限定スタンプデザインを使うこともできる。オープンから4日間はプレゼントキャンペーンもオープン日の11月22日(金)から25日(月)までの4日間は、特別セール「誕生感謝祭」を開催。冬の人気アイテムであるヒートテックやカシミヤセーター、ハイブリッドダウンコートなどを特別価格で提供する。さらに同期間ではプレゼントキャンペーンも実施。期間中に店舗に来店すると「京都ゆにくろ」仕様のサントリー「伊右衛門」が、また税抜き1万円以上商品を購入すると「京都ゆにくろ」のロゴをあしらった藍色のステンレスタンブラーが先着順でプレゼントされる。くるりの岸田繁ら、京都にゆかりのある人々が広告にオープンに合わせて店舗の内外に展開される広告には、京都にゆかりのある人々が被写体として登場。京都造形芸術大学の学生から、ロックバンド「くるり」のボーカリストとして知られるミュージシャンの岸田繁まで、京都の街に長く続く伝統や文化を大切にしながら活躍する様々な人物が起用されている。店舗情報「ユニクロ 京都河原町店(愛称:京都ゆにくろ)」オープン日:2019年11月22日(金) 10:00住所:京都府京都市中京区河原町通三条下ル大黒町58番地取扱商品:メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー売場面積:約900坪(地下1階〜地上3階、計4層)
2019年09月06日《麗子像》などで知られる岸田劉生の没後90年を記念した大回顧展『岸田劉生展』が開幕。10月20日(日)まで東京ステーションギャラリーで開催された後、山口県立美術館(11月2日〜12月22日)、名古屋市美術館(2020年1月8日〜3月1日)に巡回する。日本の近代美術を代表する画家、岸田劉生(1891〜1929)。没後90年を迎えて開催される同展では、初期から最晩年までの厳選された名品が一堂に会する。監修の山田諭氏(京都市美術館学芸員)によると、「日本の近代美術が常にフランスの近代美術を後追いしていた時代に、劉生はただひとり、自己の価値判断によって、自己の歩む道を選択し、自己の絵画を展開していった」と言う。劉生のほとんどの作品は、画面に残されたサインや日記から制作年月日が明らかになっており、同展ではほぼ制作年代順に作品を展示。そうすることで、劉生がどの時期に、どのような刺激を受けて、自身の画風を意識的に変転していったのか、その歩みを理解できるようになっている。第1章では、独学で水彩画を制作していた劉生が、黒田清輝が主催する研究所で本格的に油彩を学び、雑誌『白樺』からゴッホやゴーギャン、マチスら後期印象派の画家たちから衝撃を受けた時代の作品を紹介する。東京ステーションギャラリー()
2019年09月04日「特別展 天空ノ鉄道物語」が、2019年12月3日(火)から、六本木の森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリーにて開催。当初、3月22日(日)まで開催予定だったが、森美術館、六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー、森アーツセンターギャラリーは臨時休館。再開予定日は未定のため、「特別展 天空ノ鉄道物語」は臨時休館中に会期終了。「特別展 天空ノ鉄道物語」地上52階で楽しむ“体感型”鉄道展覧会「特別展 天空ノ鉄道物語」は、海抜250mに位置する六本木ヒルズ森タワーの地上52階全フロアを舞台に、これまでにない展示手法を使った演出やコンテンツを展開する過去最大級の体感型展覧会。JR7社や東京メトロ、東京都交通局などの全面協力の元、普段は見ることのできないレアな展示品を軸に、東京オリンピックと共に初めて新幹線が開通した1964年から2020年のオリンピックイヤーを結ぶ形で紹介される。国鉄時代の駅再現セットなど様々なアートやインスタレーション鉄道文化の軌跡をたっぷりと体感できる展示エリアでは、国鉄時代の駅を再現したセットや、歴史を振り返るアートやインスタレーションを展開。さらに、ヘッドマークや時刻表、制服といった鉄道マニア垂涎の展示品の数々も並ぶ。また、日本独自の鉄道文化と所縁のある「食」「旅」「アニメーション」「ゲーム」などにも着目したインタラクティブな演出の他、展覧会オリジナルの鉄道関連グッズも多数販売。日本国民の足として進化を遂げてきた鉄道を、様々な角度から楽しめる展覧会となっている。鉄道写真家・中井精也の写真展が会場内で同時開催会場内では、鉄道写真家・中井精也の写真展「鉄道のある暮らしの風景 —夢と希望の三陸鉄道—」を同時開催。東日本大震災で被害を受けた三陸鉄道が復活し、沿線住民の暮らしを支えるべく奮闘する様子を捉えた作品をはじめ、何気ない日常の“鉄道”のある風景を切り取った叙情的な作品などを展示する。限定グルメも充実展覧会期間中は「特別展 天空ノ鉄道物語」オリジナルの駅弁や駅そば、スイーツ、観光列車フルコースといった限定グルメも登場。会場に隣接する「カフェ ザ サン(Cafe THE SUN)」、「レストラン ザ ムーン(Restaurant THE MOON)」、特設ショップの3か所で提供を行う。カフェ ザ サン - オリジナル駅そばや車両を模したケーキ「カフェ ザ サン」は、展覧会とコラボレーションした「天空駅カフェ」に変貌を遂げる。オリジナルメニューの「天空駅そば」として「関東 海老天蕎麦」や「関西 タヌキ蕎麦」、相鉄・JR直通線用新型車両「12000 系」をイメージしたレアチーズケーキ、列車のヘッドマークをデザインしたカフェラテなど、幅広いメニューを楽しむことが可能だ。「天空駅そば」の登場を記念して、くるりの岸田繁による楽曲「そばを食べれば」とのコラボレーションも実施。2017年にJR 東日本が開催したキャンペーンソングとして描き下ろした「そばを食べれば」のCDを999枚限定で復刻する。さらに、車両ドアをパッケージにし、北海道から鹿児島まで各地の名産を贅沢に使ったオリジナル駅弁「ドア弁」も用意。「石狩鮭親子」「みそかつ」「贅沢 鯛めし」「絶品 蟹めし」など、前期・後期合わせて12種類のメニューを味わえる。レストラン ザ ムーン - 観光列車の豪華フルコースを再現「レストラン ザ ムーン」では、後期限定で、しなの鉄道が運行する軽井沢から長野を繋ぐ観光列車「ろくもん」で提供している「アトリエ・ド・フロマージュ」のフルコースを用意。信州プレミアムビーフや信州サーモン、新鮮な野菜、チーズなど、信州の味を楽しむことができる。特設ショップ - 駅弁が充実特設ショップでは、ウニ・カニ・イクラなどを詰め込んだ「海鮮七福弁当」や、仙台発祥の牛タンを温かい状態で味わえる「網焼き牛タン弁当<こばやし>」といった全国の駅弁を販売。期間によって異なる駅弁が楽しめるのも魅力だ。また土日祝と2020年1月1日(水)から7日(火)限定で、在来線特急車両をイメージしたランチボックスが目を惹く「特急列車ヘッドマーク弁当」も登場。『ひばり』は牛タンの名店「利久」、『あさま』は「峠の釜めし」で有名な「荻野屋」が監修を務めるなど、中身のメニューにもこだわっている。日替わりで提供されるので、どの駅弁に出会えるかは行ってみてのお楽しみだ。【詳細】特別展 天空ノ鉄道物語会期:2019年12月3日(火)~2020年3月22日(日)※2020年2月29日(土)~臨時休館。臨時休館終了後の再開予定は未定。※「特別展 天空ノ鉄道物語」は、臨時休館中に会期終了。※営業再開の予定は、公式サイトおよび公式SNSにて配信。時間:10:00~20:00(ただし火曜日は17:00まで)会場:森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー住所:東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階<チケット払い戻しに関して>森アーツセンターギャラリー「特別展 天空ノ鉄道物語」のチケットは、展覧会公式サイトを確認。URL:<チケット情報>販売場所:日テレゼロチケ、森アーツセンターギャラリー(当日券のみ)、天空ノ鉄道物語オンラインチケット ローソンチケット、イープラス、セブンチケット、チケットぴあ他プレイガイド各社やコンビニエンスストア■当日券販売期間:12月3日(火)~3月22日(日)料金:一般 2,500円、高校生・大学生 1,500円、4歳~中学生 1,000円※団体料金(前売券と同料金)は15名以上で適用。添乗員は1名まで無料。※障がい者手帳をお持ちの方と介助者(1名まで)は、当日入館料が一般1,250円、高校生・大学生750円、4歳~中学生500円。※混雑状況により、チケット引換・入場までに待ち時間が生じたり、入場規制を行う場合あり。
2019年06月15日京都出身のロックバンド・くるりが、『songline』リリースツアー「列島 Zeppェリン」を締めくくる東京公演を5月23日と24日の2日にわたりZepp Tokyoにて開催する。くるりは、1998年10月にシングル『東京』でメジャーデビューを果たして以降、11枚のアルバムと30枚のシングルを発表。また2007年より主催イベント「京都音楽博覧会」をスタートさせたり、『ジョゼと虎と魚たち』『奇跡』といった映画作品の音楽を担当したりと、これまでの活動は多岐にわたる。本公演は、アルバム『ソングライン』を提げ、東京、名古屋、大阪、福岡のZepp会場を巡ってきたツアーの最終公演となる。昨年9月にリリースされた『ソングライン』は、2014年に発表の前作『THE PIER』以来4年ぶりに発表されたくるり通算12枚目のオリジナルアルバム。『How Can I Do?』『特別な日』『その線は水平線』『春を待つ』『だいじなこと』『忘れないように』を含む全12曲が収録されている。また同作の初回限定盤A、Bには2018年3月31日にZeppTokyoで行われた、くるりライブツアー「線」の最終公演より演奏された全20曲が収められている。今回のツアーでは、岸田繁(Vo/Gt)、佐藤征史(Ba)、ファンファン(Trumpet)のほか、野崎泰弘(Key)、松本大樹(Gt)、クリフ・アーモンド(Dr)が参加。新しい手法や音を追求しながらも、どこかで懐かしさとくるりらしさを感じさせてくれる『ソングライン』がライブで堪能できるのはとても楽しみだ。なお、くるりは『songline』リリースツアー「列島 Zeppェリン」に続き「列島ウォ〜リャ〜Z」と題したライブハウスツアーを開催する。こちらは6月14日(金)の仙台公演を始め、14都市15公演で行う予定となっている。公演情報くるり『songline』リリースツアー「列島Zeppェリン」5月23日(木)Zepp Tokyo開場18:30/開演19:155月24日(金)Zepp Tokyo開場18:30/開演19:15くるりライブハウスツアー「列島ウォ〜リャ〜Z」6月14日(金)仙台Rensa開場18:00/開演19:006月15日(土)郡山HIPSHOTJAPAN 開場17:15/開演18:006月19日(水)新潟LOTS開場18:30/開演19:006月21日(金)札幌ペニーレーン24開場18:30/開演19:006月22日(土)帯広MEGA STONE開場17:30/開演18:006月27日(木)福井響のホール開場18:30/開演19:006月29日(土)LiveHouse浜松窓枠開場17:30/開演18:006月30日(日)岐阜club-G開場16:30/開演17:007月6日(土)宮崎WEATHER KING開場17:30/開演18:007月7日(日) 鹿児島キャパルボホール開場16:30/開演17:007月12日(金)高知キャラバンサライ開場18:30/開演19:007月13日(土)高松festhalle開場17:15/開演18:007月15日(月•祝)広島クラブクアトロ開場16:00/開演17:007月17日(水)京都磔磔開場18:00/開演18:307月18日(木)京都磔磔開場18:00/開演18:30
2019年05月23日リラックマ史上最大の“ふわもふリラックマ”が2019年4月29日(月)から5月5日(日)まで新宿プロムナードに登場。NETFLIXオリジナルシリーズ「リラックマとカオルさん」の配信を記念し、新宿プロムナードに登場する巨大なふわもふリラックマ。その全長は3.3メートルにも及ぶ。だららんと寝そべったスタイルと、“ふわもふ”な優しいな手触りで、通行者を癒してくれる。なお、リラックマとカオルさんの世界観を味わいながら記念撮影できるフォトスポットも設けられる予定。期間中は、特製ステッカー3種ほか、オリジナルグッズも配布される。【詳細】NETFLIXオリジナルシリーズ『リラックマとカオルさん』配信記念"史上最大のふわもふリラックマ"日時:2019年4月29日(月)~5月5日(日) 11:00~18:00場所:新宿駅構内(メトロプロムナード)リラックマの大きさ:高さ173cm、全長330cm、幅160cm配布予定プレゼント:特製ステッカー3種ほか、オリジナルグッズを配布※本イベントに関する駅、係員への問い合わせはご遠慮下さい。■作品情報Netflixオリジナルシリーズ『リラックマとカオルさん』配信:2019年4月19日(金)より全世界独占配信中キャスト:多部未華子、山田孝之ほか監督:小林雅仁脚本:荻上直子音楽:岸田繁・主題歌:くるり「SAMPO」クリエイティブアドバイザー:コンドウアキ製作著作:サンエックス株式会社監修:サンエックス“リラックマチーム”アニメーション制作:ドワーフ© 2019 San-X Co., Ltd. All Rights Reserved.
2019年04月27日岸田哲平によるHi-STANDARD初の写真集「SUNNY DAYS」の刊行を記念して、全国7都市を巡回する写真展を3月より開催。同展の開催に先がけて、「“SUNNY DAYS” POP-UP STORE -渋谷で3日間限定の写真集最速先行販売-」と題し、東京・渋谷 GALLERY XBY PARCOで3日間限定のプレミアイベントを開催する事が決定した。【チケット情報はこちら】また、このたび写真展の全会期と会場が発表された。3月16日(金)から26日(月)まで、広島・広島パルコ本館6FPARCO FACTORYを皮切りに、全国7都市で開催される。渋谷での同イベントでは写真集の先行販売が行われるほか、池袋パルコ本館7FPARCO MUSEUMで6月29日(金)から7月16日(月・祝)まで行われる写真展東京会場の入場チケットも販売される。■“SUNNY DAYS” POP-UP STORE -渋谷で3日間限定の写真集最速先行販売-日時:3月9日(金)~3月11日(日)11:00-20:00会場:GALLERY X BY PARCO(渋谷区宇田川町13-17)料金:無料■TEPPEI KISHIDA × Hi-STANDARD 写真展 “SUNNY DAYS”3月16日(金)~3月26日(月)広島パルコ本館6FPARCO FACTORY(広島県)4月13日(金)~4月22日(日)万代シテイビルボードプレイス3Fイベントスペース(新潟県)4月27日(金)~5月7日(月)心斎橋オーパ9Fhmv museum特設会場(大阪府)5月11日(金)~5月20日(日)仙台パルコ本館5FPARCO SPACE 5(宮城県)5月24日(木)~6月3日(日)名古屋パルコ南館8F特設会場(愛知県)6月8日(金)~6月24日(日)福岡パルコ本館8FPARCO FACTORY(福岡県)6月29日(金)~7月16日(月・祝)池袋パルコ本館7FPARCO MUSEUM(東京都)料金:1,000円 (特典付き:展覧会オリジナルパス)※新潟のみ500円※未就学児無料■“SUNNY DAYS” Hi-STANDARDPhotographsof TEPPEI KISHIDA判型:A4(297×210mm)製本:上製本頁数:224P予価:4000円(税別)
2018年03月01日「女子会ばかりやっていると縁遠くなる」とか「男ウケが悪くなる」と言われがち。ですが、女友達と集まってワイワイ話しながらお酒やスイーツを味わうのって楽しいですよね。今回は、そんな女子会トークを再現した書籍を2冊ご紹介します!■男子禁制!読むと元気が出る1冊『もろだしガールズトーク~アラサー流愛とエロスの女磨き』(アルテイシア/ベルシステム24)『オクテ女子のための恋愛基礎講座』(幻冬舎文庫)や『恋愛とセックスで幸せになる官能女子養成講座』(KADOKAWA/メディアファクトリー)など、恋愛&エッチ関連のエッセイが多いアルテイシアさん。最近は熟女を「JJ」と呼び、JJネタ炸裂の楽しいエッセイを発表していて、女性ファンも多いようです。また、エッセイによく出てくる「ケツの穴の小さい男は相手にするな」という持論を「ア〇ルがガバガバの男がいい」と言い換えたり……。そんなアルテイシアさんのガールズトーク本が、こちら『もろだしガールズトーク~アラサー流愛とエロスの女磨き』。アラサー女子には、心置きなく下ネタトークを展開できる女友達が必要!それが女磨きにもつながる!という楽しい本です。もちろん男子禁制!そして、女子の本音が赤裸々すぎる……!とりあえず、電車や人前では読まないほうがいいでしょう。爆笑しすぎて変な人扱いされるかもしれません。読んでいてものすごく元気が出る1冊です!■注目の漫画家によるお悩み相談BOOK『鳥飼茜の地獄でガールズトーク』(鳥飼茜/祥伝社)『先生の白い嘘』(講談社)、『ロマンス暴風域』(扶桑社)などの作品で知られる鳥飼茜さん。ディープ且つダークな作風で、男女問わずファンが多い人気漫画家さんです。その鳥飼さんが出したエッセイ(初めての“文字本")は、なんと読者の悩みに答えるお悩み相談系のこちらの1冊。女子だけでなく、男性の悩みにも回答しています。内容は「彼氏がいたことがない」「美人の友達が憎い」「女友達を作るにはどうしたらいいの?」ほか、さまざま。よくあるお悩み相談に見えるかもしれませんが、そこは鳥飼さんですから、一筋縄ではいかない回答を楽しめます。なお、漫画家の古谷実さん、ロックバンド「くるり」の岸田繁さんといった、男性との対談も読みごたえあり。ちなみに鳥飼さん自身は「怖い女と思われてしまう」というお悩みを持っているよう。作風=漫画家さん本人だと思われちゃうんでしょうね。■終わりにガールズトークは、なんといっても憂さ晴らしやデトックス感が大事!その感覚を、自宅にいながら1人で体験できるこの2冊、かなりオススメです。女友達としばらく会えていない時やスカッとしたい時など、ぜひ手に取ってみてくださいね。ライタープロフィール天野りり子ライター/編集者大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。
2018年01月18日9月16日(土)公開の『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』では自身の名前がそのまま映画のタイトルになるなど、世代を超えて愛されているミュージシャン・奥田民生が、「ボクらの時代」に初出演。妻夫木聡&岸田繁を対談相手に迎え、ここでしか聞けない貴重なトークを繰り広げた。「ボクらの時代」は、毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトークドキュメンタリー番組。俳優やミュージシャン、アーティスト、映画監督、学者、ビジネスマン、デザイナー、教師…そして政治家まで、ひとつのジャンルにとらわれることなく、多方面で活躍する3人のゲストがそれぞれの立場から自由気ままに語り合う。9月17日(日)放送の本番組に出演する奥田さんは、20代はロックバンド「ユニコーン」、30代からはソロアーティストとしてのみならず、他アーティストとのコラボ、楽曲提供、プロデュースなど、幅広く活躍を続け、多くのアーティストからリスペクトされる存在だ。そんな奥田さんのファンを公言する妻夫木さんが、奥田さんと、こちらも番組初出演で奥田さんとバンド「サンフジンズ」を結成している岸田さんに声をかけたことから、今回の対談が実現。収録はおよそ2時間に及んだという。テレビが苦手と語る奥田さんに、視聴者を代表して、1人のファンとして妻夫木さんが名インタビュアーぶりを発揮!奥田さんが語る“力まないかっこいい大人”誕生エピソードや、ミュージシャンとして最近感じるキーの変化などが明かされる。岸田さんが、奥田さんの“ベテラン感”について問うと、「セルフプロデュースですよ!解散するまでバンドの仕事が忙しかったんです。すごくね。解散して1回ソロになったから、なるべくそのいっぱいの仕事の中から、楽なやつだけできればいいなと思って。なんていうのかな、やりやすくするために、写真撮られるのが嫌いなんですよねとか言ってみたり」と語り、音楽に集中するために自らベテラン感を演出したエピソードを披露。妻夫木さんは“民生ラブ”の熱い思いを、本人を前に力説!「僕も含め、一般のかたはお2人を天才だと思っている」と話すと、岸田さんは「民生さんが特にベースを弾くとき、うわっ!天才や!」と思うと語る。それを聞いた、奥田民生の反応とは!?そして話題は、自分の名前がついた映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』へ。奥田さんは、実際に映画を見て面白かったと話すが「映画は勘弁してほしかったよー。フルネームだよ。しかも本名だよ」と笑わせた。収録を終えて、奥田さんは「テレビは苦手で、避けて通ってきているのですが、今回はお招きをいただきありがとうございます。普通に座ってみてください。テレビに出るっていうのは、出るプロの方がいて、そうでない人が出ると、素人的におもしろいことがある。ぼくはそっちなんで(笑)」とコメント。妻夫木さんは「この2人が揃われてトーク番組に出演するのは、まずあり得ない!カープ応援番組ならあるかもしれないですけど。(笑)」と興奮した様子で、「今回は、視聴者を代表して、聞き手になりました!でも、お話をして、改めて、お2人のこと好きだなと思いました!人間として大好きだな!と。生い立ちについても聞いたので、楽しみにしてほしいです!」とファンへ期待高まるコメントを寄せた。「ボクらの時代」は9月17日(日)7時~フジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年09月15日デビュー25周年を迎えたCharaのニューアルバム「Sympathy」の1曲目に収録されている、岸田繁(くるり)プロデュースの「Tiny Dancer」のミュージックビデオが解禁。最近、歌手活動も話題の女優・満島ひかりが出演していることが分かった。「Tiny Dancer」は、歌詞をCharaさんが、作曲&サウンドプロデュースを岸田さんが手掛けた楽曲。2年ほど前からCharaさんが大事に温めてきた歌詞テーマが、岸田さんの手によってようやく曲として完成した、彼女にとって思い入れのある1曲となる。満島さんは「学生のころからCharaさんの愛に満ちたオーラが大好きでした」と明かしており、1年半前、満島さんのラジオ番組にCharaさんがゲスト出演したことをきっかけに親交を深めてきたという。今回のCharaさんのアルバムでは、「Sympathy」とのタイトル通り、Charaさんと共感・共鳴したゲストミュージシャンやクリエイターを多数迎えており、本MVに満島さんが出演という、まさに“共鳴”コラボが実現した。また、今回監督を務めたのは、映像作家や写真家として話題の広告やMVなどを手がける山田智和。山田監督もCharaさんと以前から親交があり、今回は、自らこの楽曲の映像化に志願。もともと映像化を予定していなかった中、監督の熱意によって制作がスタートした。撮影は7月中旬に都内のハウススタジオで行われ、山田監督は「愛したことは真実私が置いていく物は、小さな態度心を揺さぶるようなあなたへの愛だけ」と歌われる歌詞、岸田さんが奏でる繊細な音を丁寧に辿りながら撮影。半年間共に過ごした彼女(満島さん)が、「真実」という花言葉を持つ白い菊を置いて部屋から消えてしまうストーリーを、山田監督自らがカメラを回し、満島さんと直接向き合いながら映像に収めていった。このミュージックビデオに関して、Charaさんは「私は2人のクリエイターの男女の共鳴を楽しみにしていました。ひかりちゃんが引き受けてくれてよかった」とコメント。山田監督も撮影を終え、「まるで音楽を作るように、満島さんとそこにある光を集める作業はとても幸福な時間でした。思えば誰かに頼まれて作ったわけでもなく、Charaさんの楽曲に共鳴してできた純粋な映像です」と告白。女優、音楽家、映像作家、それぞれが共鳴し合って実現した、それぞれの魅力あふれる豪華なコラボレーション映像を、ここから確かめてみて。<満島ひかり コメント>すてきに完成して良かったです。山田監督から届いたコンセプトには、男の人の幻想みたいな女の子が描かれていてはじめは、どうしたもんかと思ったのが正直なところでした。だけど会ってお話をした時の、山田さんのピュアな想いにどきどきしてきて私は、学生の頃からCharaさんの愛に満ちたオーラが大好きでした。映画の中のヒロインや、愛を唄う女性たちに憧れていました。あの頃の、ピュアなどきどきにまた掴まれた1日の撮影だったけど、苦しいも悲しいも楽しいも愛おしいもあって「僕は、たのしかった」と終わりに言ってくれた監督の顔が、いい顔でした。Charaさんへ送る、私たちからの「小さな態度」です(照れ)いつもありがとうございます満島ひかり<Chara コメント>ひかりちゃんへはじまりは、山田監督がこの曲の映像を撮りたいって言ってくれたんだけどそれならば、全てお任せしようと思ったのは彼、私のライブで写真撮ってた時泣いてたんだよね(あ、これ言っていいのかな)失恋しちゃったのかな。その彼が、満島ひかりに手紙を書きたいんですよねって(出演依頼の想いのラブレターかな)って言ってて私は2人のクリエイターの男女の共鳴を楽しみにしていました。ひかりちゃんが引き受けてくれてよかった。この映像、ひかりちゃんが監督だったのかもね山田はカメラマン恋愛する女の子は皆、誰でも監督と主演女優なのかなって思った心の表情豊かになるよこれをみた人はみんなありがとうLovexxxCharaP.Sもう一回見る!こんな彼女いたら毎日楽しいだろうなーーって思ったのは私だけかしら「Tiny Dancer」ミュージックビデオはChara Official YouTube Channelにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月25日11月16日(水)・17日(木)に広島・広島文化学園HBGホールでライブイベント「VIVA!真赤激!」の開催が決定した。【チケット情報はこちら】これは、9月10日に25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島東洋カープを祝うライブイベント。初日の11月16日(水)にはポルノグラフィティ、そして奥田民生、岸田繁(くるり)、伊藤大地(SAKEROCK)によるバンド、サンフジンズ。17日(木)には奥田民生(弾き語り)、堂珍嘉邦、ポルノグラフィティが出演。出演者はいずれも自他共に認める大のカープファンばかりだ。2004年に旧市民球場、そして昨年にはMAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島で史上初となる単独ライブを実現した奥田民生は、ステージでも度々カープ愛溢れるコメントを寄せてきた。かつてカープが優勝したら曲を作る、と公言していたが、この日初披露されるのか期待が高まる。また、少年時代からの生粋のカープファンだという地元・因島出身のポルノグラフィティ、さらにデビュー前には旧市民球場でアルバイトをしていたという堂珍嘉邦も歓喜の歌を響かせてくれるはずだ。チケットの一般発売は11月5日(土)午前10時より。なお一般発売に先駆けて、チケットぴあでは、いち早プレリザーブを実施。受付は10月1日(土)午前11時から6日(木)午前11時まで。■VIVA!真赤激!(ビバ・マッカゲキ)日程:11月16日(水)開演19:0011月17日(木)開演19:00会場:広島文化学園HBGホール(広島県)料金:全席指定 8,950円(税込)・記念品付き出演:【11月16日(水)】応援団長:ポルノグラフィティ、応援団:サンフジンズ【11月17日(木)】応援団長:奥田民生(弾き語り)、応援団:堂珍嘉邦/ポルノグラフィティ
2016年09月13日ニューエスト・モデルの結成30周年を記念して、7月6日(水)にベスト盤、8月3日(水)にトリビュートアルバムがリリースされる。同バンドの中心人物、中川敬がぴあのインタビューに答えた。【チケット情報はこちら】1985年に結成され、日本のロック・シーンに大きな影響を与えたバンド、ニューエスト・モデル。その後、盟友バンド、メスカリン・ドライヴと1993年、同時に解散。ふたつのバンドを統合し、ソウル・フラワー・ユニオンが結成され現在に至る。「30年経った感覚なんてまったくないですよ。もちろんニューエスト・モデルは違うバンドやねんけども、いまとなっては、奥野(真哉)と30年やってる、ひと続きのバンドの感じがある。だからニューエストは初期ソウル・フラワー・ユニオンっていう感じやね、俺の中では」インディで活動し、レーベルごとメジャーと契約するなど、音楽性だけでなくバンド環境の先駆でもあった彼ら。「若さに溢れてて、例えば、パンク・バンドがメジャーから出すのはかっこ悪いとか、若気の至りで大企業の太鼓持ちはしたくないとか、相棒の(メスカリン・ドライヴの)伊丹英子も似たような考えでね。一緒にレーベル立ち上げて、メジャーから誘いがあったときに、ヒデ坊と条件を決めた。大阪に住み続けること、2バンドでレーベル契約できること、作品を出す時期は自分で決める、外部プロデューサーをつけない、と。この無茶な条件を飲んだ会社が1社あった」阪神淡路大震災の際にはソウル・フラワー・モノノケ・サミットとして出前慰問ライブを展開。「来れる人間だけ来ればいいって決めたのに、毎回、メンバー全員ちゃんと来る。いい仲間やと思ったよ。みんな音楽人生の転機になったと思う。本業をバリバリやりながら、3年間で200回以上やったよ」その活動から多くのミュージシャンからリスペクトを受ける彼ら。トリビュート盤にも、BRAHMAN、大森靖子、岸田繁(くるり)、スピッツ、仲井戸麗市、など、若手、同世代、先輩まで個性溢れる面々が参加した。「俺、全部好きやね。ありがたいし嬉しいよ。ワクワクしながら聴かせてもらってる。それぞれの持ち味でやってくれてるしね」ソウル・フラワー・ユニオンは6月に大阪、東京、宮城で30周年記念ツアーを敢行したばかり。7月から8月にかけて中川敬の弾き語りツアーを展開し、9月にもバンドで福岡、大阪、東京とツアーを廻る。「ニューエスト初期の曲を選んで演ってる。お客さんにとっては意外やと思うけど、今の俺にとっては愛すべき音楽の原風景でね。俺はここから始まったんやなっていう。2年後はソウル・フラワー・ユニオンの結成25周年やし、原点回帰的なアルバムを作りたいな。結構怒ってるしね、世の中に(笑)。ちょっとうるさいのをやりたい感じがあってね」9月のツアー、チケットの一般発売は7月23日(土)午前10時より。取材・文:浅野保志(ぴあ)
2016年07月05日映画『バースデーカード』が2016年10月22日(土)に公開される。実力派女優・橋本愛と宮﨑あおいが娘・母役で競演、監督に吉田康弘(※吉は土に口)。誕生日に毎年届く亡き母からの“バースデーカード”。本作は、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への“手紙”が紡ぐ物語だ。毎年届く母からのバースデーカードを通して成長していく娘・紀子=橋本愛と、紀子が10歳の時に若くして病死し、バースデーカードを書き残す母・芳恵=宮﨑あおい、父・宗一郎=ユースケ・サンタマリア、弟・正男=須賀健太と、ストーリーはもちろん、配役にも注目が集まる。また、主題歌が木村カエラの新曲「向日葵」に決定。木村が脚本を読み込み、作品を観て本作のために書き下ろした新曲の作曲は、くるりの岸田繁が担当。あたたかなメロディーとストレートな歌詞は、監督・吉田康弘も泣きそうになったほどだという。9年ぶりとなる2人のコラボレーションに期待が高まる。【作品情報】『バースデーカード』公開日:2016年10月22日(土)出演:橋本 愛 ユースケ・サンタマリア 須賀健太 / 中村蒼 / 宮﨑あおい監督・脚本:吉田康弘(※吉は土に口)(c)2016「バースデーカード」製作委員会
2016年05月09日橋本愛と宮崎あおいが娘・母役で共演する映画『バースデーカード』の主題歌が木村カエラの新曲『向日葵』に決定した。くるりの岸田繁が作曲を手がけている。『バースデーカード』特報本作は、10歳の娘を残してこの世を去った母が愛する娘のために送ったバースデーカードを通じて、成長していく娘と、母の愛を描く感動作。宮崎が母を、橋本が娘を演じるほか、ユースケ・サンタマリア、須賀健太らが出演する。木村カエラが映画主題歌を担当するのは『チェブラーシカ』以来6年ぶりで、映画のオールラッシュ(撮影したフィルムを脚本の通りに並べてつなげたもの)を観て、主題歌を書き下ろした。木村は「主題歌には『向日葵』と名前をつけました。『向日葵』の花言葉は“あなただけをみつめている”。母親にとって子供は太陽。雲で隠れ、その輝きを無くしてしまわないように、いつもどんな時もその光だけを見つめている母親の姿と、太陽の方向を見て咲くひまわりとを重ね歌詞を綴りました」とコメント。「カエラの歌は、自分にとってのインスピレーション。彼女のために曲を書くということは、とても自然なことなんです」という岸田が作曲を担当した。主題歌『向日葵』は、このほど公開になった映画の特報にも使用されている。また、母の日(5月8日)から特設サイトで、大切な人にメッセージをおくるSNSキャンペーンが行われ、参加者の中から抽選で20組40人が映画の特別試写会に招待されることも、あわせて発表になっている。『バースデーカード』10月22日(土) 全国ロードショー
2016年05月06日歌手の木村カエラが、女優・橋本愛と宮崎あおいが初共演する映画『バースデーカード』(10月22日公開)の主題歌として、ロックバンド・くるりの岸田繁と書き下ろした楽曲「向日葵」を提供することが明らかになり6日、同曲使用の特報が公開された。本作で橋本が演じる主人公は、天国にいる母より毎年届くバースデーカードから、幸せに向かってい進んでいく娘・紀子(橋本)。一方の宮崎が演じるのは、明るく気丈に振る舞い、行動的だったが自らの命の限界を悟り、娘にバースデーカードを書き残す優しい母・芳恵。メガホンを取るのは、『びったれ!!!』(15年)などの吉田康弘監督。2人のほか、ユースケ・サンタマリア、須賀健太らも出演する。主題歌は、木村が映画の脚本を読み込み、オールラッシュ(編集段階の作品)を観て本作のために書き下ろした新曲。木村は、『天然コケッコー』(07年)の主題歌でもあった、くるりの楽曲「言葉はさんかく こころは四角」をカバーしていたこともあったが、そんなくるりの岸田とタッグを組むのは今回が初となる。木村は、これまで「一緒に一つの楽曲をつくりあげたい!」と長く熱望していたが今回、そのコラボレーションが実現。楽曲は大切な人との出会いをまっすぐに咲く向日葵になぞらえ、温かなメロディーとストレートな歌詞で表現されているという。そんな主題歌を使用した特報は、紀子と芳恵の初となる映像。穏やかな主題歌も相まって、優しく温かな世界観の一端を垣間見ることができる。木村は、劇中で紀子や芳恵が「一人の人間として日々と葛藤し、弱さと闘う姿を見せるシーンがあります」と明かし、「紀子が成長したことを感じ、そして母親が紀子へ残したかったものがそこにはしっかりと存在する…とても大好きなシーン」と感慨を口にする。また、主題歌は「母親にとって子供は太陽。雲で隠れ、その輝きを無くしてしまわないように、いつもどんな時もその光だけを見つめている母親の姿と、太陽の方向を見て咲くひまわりとを重ね歌詞を綴りました」と制作背景を告白。さらに、「温かくも切ないメロディーは、私の書く言葉をとても素敵な世界へ連れていってくれました」と岸田の作曲を絶賛している。一方の橋本は、「カエラさんとくるりの岸田さんという敬愛するお二人の共同製作と聞いてそれだけで大興奮!」と感激。「物語の終わりに流れる音楽というのは、映画において本当に重大な意味や影響がある」と前置きしながら、「この向日葵という曲に、間違いなく映画の格を底上げしていただいた」とまで語り、感謝の意を示した。このほか、母の日・8日より特設サイトでキャンペーンを開始。Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSに大切な人へ感謝の気持ちをつぶやいた人の中から抽選で20組40名が本作の特別試写会に招待される。(C)2016「バースデーカード」製作委員会
2016年05月06日アイドルへの楽曲提供や有名アーティストのリミックスで、瞬く間にその名を浸透させたtofubeats。2作目のフルアルバム『POSITIVE』は、有名アーティストをゲストに迎えた、最新型コラボレーションアルバムだ。「僕はゲストが決まってから曲を作るタイプ。その人のために一から作ることがモチベーションになるんです。まだ曲もないのにオファーする、というリスクの高いことをやったのですが(笑)、みなさん快く受けていただき、ありがたかったですね」くるりの岸田繁に小室哲哉、KREVA、Dream Amiなどワクワクするようなゲストリスト。それぞれの個性と魅力が、tofubeatsのデジタルなトラックとミックスされ、驚くような意外性も生み出している。いま最も才能を輝かせているトラックメイカーの感性とテクニックが、ぎっしり詰まった作品となった。「こんなにすごい方々の声やプレイを、堂々と合法で使えるのがメジャーのいいところですね(笑)。今回、自分に課した裏テーマとして、全て積極的に行く、ということがあった ので、仮のタイトルで“POSITIVE”と呼んでいたのですが、人選から曲作り、レコーディングまで険しい過程を乗り越え、そのタイトルにブレないアルバムが完成したと思うので、(仮)を取って、本タイトルにしました」次々に話題になるオリジナル作品とともに、リミキサーやソングライターとしても活躍中のtofubeats。つい最近も平井堅のシングルのカップリング曲「ソレデモシタイ」のリミックスを手がけるなど、その独特の才能は引く手あまただ。ちなみに本誌をはじめ女性誌の熱心な読者。というのも女性アーティストに「こんな歌詞歌いたくない」と言われないよう、女性誌を読んでウラを取っているのだそう。なるほど。「この曲いいじゃん、へえ、これもトーフなんだ、って(笑)。いろんな場所にtofubeatsというクレジットを見つけてもらい、コイツはいつも面白いことをやってるなぁ、みたいな存在になりたいですね。それには僕自身も変化を続けながらもっと頑張っていかないと」◇トーフビーツデビュー前からももクロなどアイドル作品のリミックスで注目される。一昨年、森高千里らをゲストに迎えたEP『Don’t Stop The Music』でデビュー。神戸在住の24歳。◇2nd album『POSITIVE 』【初回限定盤CD+DVD】¥3,600ゲストにくるりの岸田繁、KREVA、小室哲哉、Dream Ami、中納良恵、玉城ティナなどを迎えたコラボ作品。【通常盤CD】¥3,000(Warner Music Japan)※『anan』2015年9月23日号より。写真・内山めぐみ文・北條尚子
2015年09月22日