「友達以上恋人未満の彼との今後」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。婚活パーティーで知り合った30歳の男性と1年間交際している、35歳のトピ主さん。気が合って優しい彼だけれど、「お互いが契約社員」ということが気になり、今後の付き合いをどうすべきか悩んでいます。今まで結婚の話はしたことがないものの、「彼に結婚願望があるか聞くべきか? 聞くとしたら、どう切り出すべきか?」などと読者に意見を求めています。「契約社員同士の結婚」で心配なことは?今勤めている彼の会社は福利厚生がとても良いため、「できれば転職せずこのままいてほしい」とトピ主さん。しかし、「そこで正社員になるには最短5年かかる」とのこと。一方のトピ主さんは、「全くの異業種に就いて間もないので、正社員になるのは当分先」という状況。「このまま子どもができても大変」という思いがあり、身体の関係を持たずに交際をしているそうです。契約社員が正社員と違う点は、雇用期間に最長5年という定めがあり、雇い止めが起こる可能性があること。賞与や退職金が少ない(ない)ケースが多いこと、昇進・昇給の機会が少ない(ない)可能性があること、住宅手当や出産休暇・育児休暇などを享受できないケースがあること……等々が挙げられるかと思います。「結婚も出産も、私は、チャンスがあるならしてもよいかなとは思っている」とのことですが、投稿内容から察するに、トピ主さんは結婚後に世帯収入・支出のバランスが変わったときの心配をしている様子。契約形態にもよりますが、出産となれば一定期間、トピ主さん側の収入がストップする可能性があり、その後は教育費なども必要になる。そうなると今の雇用状況では、将来的に経済的な不安や不満を抱える可能性があると感じている――。彼が大好きで仕方ないから結婚したい、とまでの情熱的な動機はなさそうですが、彼の人間性に不満や不安はないよう様子。「仮に出産しても、経済的にどうにかやっていけそうだと思えるならば、この彼との結婚話を進めたい」という心境なのだろうと推測します。結婚の意思が固まらなければ、変化も起こせないかも?トピ主さんと同様の状況で、結婚するために正社員へと職を変えた例はいくつも知っています。「どちらかが正社員になれば、安心して結婚できる」ということならば、正社員になるのに最低5年以上もかかる会社に固執せず、すぐに正社員になれる企業への入社を彼に促したり、トピ主さん自身も得意な業種で正社員になれる道を探してみたり、といった選択肢もあるでしょう。あるいは、副業をして世帯収入を増やす、生活費を下げられる地域に引っ越す、親世帯とともに暮らす、支出をぐっと控えて貯蓄に励む……といった方法もあります。ただ、どれにしても基本的に“双方の協力”が必要になりますよね。つまり、お互いの「結婚への意思」がまず固まらなければ、そうした“変化”も起こしていけない可能性が高い、ということです。となれば、まずは結婚について彼と話し合ってみることが先決。聞き方は、「結婚について、どう考えてる?」と落ち着いてストレートに聞いてみるのが一番だと思います。彼もトピ主さんとの結婚や子どもを持つことを望んでいるならば、「じゃあ、どうすれば経済的不安が少なくできるか」という次の段階の話に進めることもできるはず。将来についてきちんと話し合いができ、「彼とならこの先、何が起きても乗り越えていけそうだ」と思えれば、その段階でトピ主さんの不安もいくぶんか軽減することでしょう。ハードルを越えるには、強い気持ちや意思が必要結婚に限りませんが、人生に現れるハードルを乗り越えるためには、ある程度「意思」や「強い気持ち」が必要です。今回の例で言うならば、ハードル=経済的不安になりますが、トピ主さんの心に「この彼と結婚したい!」という気持ちがそこまでないのならば、ハードルの低い(ない)相手を探したほうが結婚話はスムーズに進むかもしれません。自分の気持ちが分からなければ、「私のこの先の人生に、彼の存在が不可欠だと思えるか」について自問自答をしてみるといいと思います。YESならば、上述したような「経済的な不安を減らしながら、一緒に生きていく具体的な方法」を考えていけばいいですし、そこまで思えないならば、経済的に不安のない相手を探してみるのもひとつ。あるいは、「結婚や出産はチャンスがあれば」程度で強いこだわりがないならば、自立しあったパートナーとして付き合い、今後のことは気持ちや流れに任せる、という道もあるでしょう。彼のほうも彼なりに考えていることがあるかもしれませんし、まずは現状の自分の気持ち、そして彼の結婚への意思をきちんと「確かめること」から始めてみてはいかがでしょうか。納得いく答えが出るといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2018年12月10日婚活は最初のうちはワクワクして楽しいものです。でも何カ月たっても何の結果も出ない様なら・・・・「疲れた・・・」「もうパーティ行くのもだるい・・・」「サイトを見る気がしない・・・」ということになってきます。どうしたら婚活疲れを改善できるのか?なぜ婚活疲れはおこるのか?詳しく見ていきましょう!1. 婚活疲れはなぜ起こる?(1) 慣れないことをしている婚活はズバリ「就職活動」と同じです。覚えていませんか?慣れないスーツ、慣れないヒールの靴を履いて、企業を回って笑顔で質問に答えて・・断られても何がいけないのか解らないし、また1からやり直し・・・・。就職活動は疲れてへとへとになりましたよね?それを同じことをしているのです。たった一人、自分を受け入れてくれる人(会社)を探して、様々な人に会う・・・・。就職活動はダメでも、まだ「仕事が合わなかったな」「英語できないから」という逃げもありますが、婚活は「自分の何がダメだったのかわからない」ことも多く、女性としての何かを否定された様にも思えます。だから疲れるのですね。(2) しんどくなるのは当たり前人間は初めて会った人と話すことは緊張するものです。ましてや異性で、人生をかけているとなると・・・緊張するのは当たり前です。これを毎週、月に何回もするのですから、疲れて当然ですね。それを毎週末、何人かとやる、会うだけではありません。会う以外にもメールのやり取り、紹介書を読んだり・・・・。短期間で終わることが出来たらいいのですが、うまくいかない時期が長引いてくると、気持ちも落ち込みますし、面倒になってきます。この辺りも就職活動と同じなのです。2. 婚活疲れの改善法(1) 思い切って休む婚活がうまくいかなくて、疲れを感じた場合・・・・とにかくいったん休みましょう。結婚相談所でも「休会制度」というものを、設けているところは沢山あります。それほど婚活はエネルギーがいることなのです。婚活アプリでデートをする場合でも、1カ月にデートする人数は、3人までが適度な人数だと言われています。それ以上になると、自分でも話した内容、相手の情報を覚えられないし、わけがわからなくなってくるそうです。そうなってくると相手からも「なんだよこの人」と思われて、うまくいかなくなってくる・・・余計に疲れる・・・こんな悪循環になっていきます。疲れを感じるようになったら、とにかくペースをダウンして、「出会いを育てていく」ようにしましょう。(2) たまには違う方法を「自分にはこれがいいから」と、同じ婚活手段ばかりやっていませんか?同じ手段ばかりやっているとライン作業と同じで、飽きてきてしまいます。しまいにはデートが仕事みたいになってきて、機械的に週末誰かに会う・・・そんなことではまたうまくいきません。婚活アプリをやって疲れたらパーティに行ってみる、紹介ばかりで疲れてきたらバスツアーのような気軽な婚活をやってみるなどいつもとは全く違う婚活手段をやってみることも良い気分転換になります。3. 婚活ノートのススメ婚活ノート?聞いたことありませんよね。ただ単に「自分が出会った記録を取ったノート」なのですが、婚活疲れを防ぐことに絶大の力を発揮してくれます。(1) 自分の振り返りが出来る婚活疲れの主な原因は、「自分がいまどこにいるのかわからないこと」「どの方向に向かえばいいのかわからなくなっていること」が原因です。それを婚活ノートは防いでくれます。出会った人の記録、どんな気持ちだったか、着てた洋服、何を話したか・・・などノートにメモしていけばこんなことが見えてきます。「いつも相手が話を聞いてくれないから嫌だという理由で断っているな・・・ちょっとおとなしい目の男の人を選んでみようかな」「このファッションは男の人受けするみたい。デートの勝負服にしよう」こうして婚活を確実に進歩させていくことができて、月にどのくらいのペースで会えば疲れないのかも分かってきますよ。(2) ご縁をつなげることが出来る婚活アプリで婚活を続けていると、たくさんの人と出会い離れていきます。急に以前やり取りしたり、デートした人から連絡が来ることもとうぜんあります。そんな時はついこうなりがちです。「この人、だれ????お花見した人だったっけ?いやいや、水族館・・・・それより何の仕事してたっけ???」でもきちんと記録をとっていたら、「○○さんお久しぶりですね!前に行ったイタリアンおいしかったですね。××プロジェクトはその後うまくいきましたか?」その後の展開がまったく違ってきますよね。ご縁をつなげるためにも、婚活ノートは有効なのです。4. まとめ婚活疲れは誰しも起こる事。婚活をした7割の人が疲れを感じたことがあるというデータもあるくらいですから、当たり前のことなんですね。疲れながら婚活を続けても当然うまくいきません。そんな時は休むか、ちゃんとノートをつけておいて、婚活疲れを感じないように自分のペースで結婚まで走り切りましょう!written by 婚活小町
2018年12月09日「恋愛(自分から男性を好きになる)するにはどうすれば…」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。アラサーのトピ主さんは、これまで告白されて付き合ってみた彼氏は何人もいたものの、どの相手も好きになれず別れてきたという女性。「二次元や芸能人の男性は大大大好きで、胸が苦しいほど恋している人がたくさんいる」ものの、これまで自発的に男性を好きになった経験はゼロ。現実でも恋愛がしたい、男性に恋するってどうしたらいいのか……と問いかけています。二次元や芸能人への恋が“ラク”な理由一方通行の恋は深く傷つくことの少ない、とてもラクな関係。二次元や芸能人の男性ならば「大大大好き」になれるのは、相手のほうは自分のことを見ていない気楽さがあるからとも推測できます。一方、「双方向に心を通わせていくということが分かりません」とのことですが、現実で双方向の幸せな恋愛関係を築くためには、時に勇気や努力、責任感や忍耐力なども必要になってきます。どちらがいい悪い、ということは一切ありませんが、両方を同じ“恋愛”だと混同すると少し迷いが生じやすいかもしれません。トピ主さんは「本来の性格を出せるような安心できる男性」に出会いたいとのことですし、架空または遠い世界の相手への恋については別物として楽しみながら、現実世界では「ドキドキよりも、安心できる相手を探していこう」と決めてみてもいいのかな? と思いました。「誰かに好かれないことがあってもいい」と思えることが第一歩さて、トピ主さんは普段、「人付き合いが苦手で、家族やごく親しい友人にしか本来の性格を出さず一生懸命明るい自分を演じている」とのこと。これまでの彼氏は“外面の私”を好きになったからか、キャラを勝手に決め付けられて居心地が悪く、また嫌な面ばかりが目について別れに至ってきた……とのこと。とはいえ、「男性嫌い」というわけではなく、仕事では尊敬する男性も仲良くできる男性もいるそうです。恋をすれば、多くの人が”本来の自分”を出せなくなるもの。相手によく思われたくて不自然かつ挙動不審になってしまい、そのためにひどく思い悩む……なんてことも日常茶飯事です。ただトピ主さんの場合は、たいして好きではない男性に対しても“本来の自分”を出すことができない。おそらく「誰にも嫌われたくない」という気持ちが強いからではないかなと推測します。「知り合った人に、好かれないことがあってもいい」と考えられないために過度に演じてしまうのであれば、恋愛に限らず、まずは日常生活でこの思い込みを少しでもなくしていくことが、トピ主さんが現実の男性に恋をするための第一歩ではないかと思いました。何より、目の前の人物が「素の自分を見せても大丈夫な相手」かどうかは、一旦、演じない自分を見せてみないことには分かりません。素の自分を出して、それで嫌われることがあっても、「そういうこともあるよね」「残念だけど、縁がない相手なのだろう」とさらりと流すことに、少しずつ慣れていく訓練をしてみるのがおすすめです。あわせて、「世の中には、家族や友人のように素の私を好いてくれる人もいるはず!」と前向きに信じ続けることも重要です。不安になるときは、「浅く広く100人に嫌われないでいるより、ひとりの誰かに深く愛されてみたい」「私を好きだと言ってくれる人たちに、好いてもらえたらいい!」と何度も自分に言い聞かせていきましょう。「本物を得るためには、時に偽物を捨てる勇気も必要」なんて捉えてみるのも一案です。完璧を捨て、「自分の気持ち」を大切にしていこうまた、「相手にどう思われるか」ばかりを気にしていると、自発的な恋をするのも難しくなりやすいです。人間関係でもできるだけ”自分の気持ち”に焦点を当て、それを軽視しないでいきましょう。自分の気持ちを重んじていれば、告白されても「私が相手を好きだ」と自覚できるまで交際を承諾しない姿勢も貫けるはず。まずは知人・友人としてよく知り合ってからにすれば、勝手な幻想を抱かれる機会も減るだろうと思います。最後に補足ですが、過去の交際男性のアラを探したくなるのは、「恋愛がうまくいかない理由」をどうにか自分に納得させようとしているから、という可能性も考えられます。トピ主さんの中に「うまくいかない恋があってもいい」という前提がないために、一つひとつの恋の終わりに納得できる理由を付けたくなってしまうのかもしれません。恋が終わることは“失敗”ではなく、かつ何があってもトピ主さんが素敵であることに変わりない、ということは覚えておいてくださいね。多くの「恋愛」と「別れ」はセットですが、そこではかけがえのない思い出や成長が得られることもあり、またそれだからこそ、生涯を共にできる相手に出会える素晴らしさに気づけることもある。その前提のもと、「完璧でない自分も許容する強さ」と「本物の愛を手に入れる勇気」を持てるならば、きっとトピ主さんの恋模様にも変化が起きてくると思います。応援しています。(外山ゆひら)
2018年11月12日「女性からの告白は嬉しいでしょうか」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。今年7月末に婚活パーティーでマッチングした2歳年上の男性に片想いをしている、という20歳代後半のトピ主さん。5回のデートで8割支払いをしてくれ、有給をとってくれた機会もあったものの、彼が自分に好意を持ってくれているのか自信がなく、「12月を期限と決めて彼からの告白を待つか、私から告白してしまおうか」と悩んでおり、アドバイスを求めています。早めに白黒をつけたい? それとも成就まで粘りたい?告白は通常、前向きに関係を一歩前進させるためにするもの。書面を交わすわけではないですが、軽い契約関係にも近く、他の異性を見ずお互いだけだと誓いあう、場合によっては将来を考えるといった約束も暗に含まれています。その約束をしたいと思えるほど、双方の好意が高まっているか。双方が「関係を一歩前に進めたい」と思っているか。そのタイミングを読み間違えると、“成就する告白”にはならないケースが非常に多いです。トピ主さんが近々告白したい理由は、「彼が自分に好意を持ってくれているのか自信がないから」という動機なのですよね。自分の不安を解消するために告白を“してしまおう”ということならば、うまくいく可能性はあまり高くないように感じました。もちろん、「とりあえず告白して、ダメならさっさと終わらせて次に行きたい!」ということならば、自分の好きなタイミングで告白してみてもいいと思います。しかし、成就を目標にするのであれば、不安を解消するためにイチかバチかの“告白爆弾”を投げ込むより、彼の好意が1ミリでも高まるよう地道な努力をコツコツと続けたほうが、結果的に成就につながる可能性は高いと思います。今うまくいかないなら、諦めてさっさと次に行きたいのか。それとも、もう少し粘って成就を目指したいのか――。どちらが良い悪いということもないので「自分がどうしたいのか」を熟考し、まずはそのスタンスを決めるといいでしょう。双方の好意がアンバランスだと、告白はうまくいきにくい一方的に彼のインスタアカウントを知った、というトピ主さん。彼は忙しいと言いながら接待や食べ歩きなどしている様子で、「#美味しい#楽しいなど(のハッシュタグを)つけていてイライラします」とのこと。さらに連絡頻度は数日〜1週間に1回程度で、こちらから送ったLINEに彼は「返信か既読をつける(読んだサイン)」「電話はしない」。デートも1回目だけは彼からの誘いで、残りの4回は私主体で進めた……といった数々の記述を見る限り、明らかにトピ主さんのほうが“前のめり”であることが伝わります。これだけトピ主さんのほうから働きかけをしているのであれば、多少なりとも好意は伝わっているはず。「トピ主さんから彼への関心度>彼からトピ主さんへの関心度」という状況では告白はうまくいきにくいです。成就を目指すならば、当面は「せめて同じくらいの関心を持てるようなバランスまで持っていく」のを目標にしてみてはいかがでしょうか。具体的には、「彼のほうからも自発的な連絡が来る状況を作る」「彼からの誘いと、こちらからの誘いが同じくらいの頻度になるようにする」ことを目指す。そのためには今よりぐっとペースをゆるめ、連絡がこない・誘われないからと言って、しびれを切らして自分から連絡したり、誘ったりするのをやめる必要があります。彼のSNSを詮索する行為も、「こちらからの彼への関心度」を高めてしまうだけなので、やめたほうがトピ主さんにとって有益でしょう。一旦、「彼に出会う前の自分に戻ろう!」と決めて、元の生活に戻ってみるのも一案です。「好意を伝えれば、距離が縮まる」わけではない「私も態度に出にくいのでもっと好意を伝えて心の距離も縮めたいと思います」という記述もありますが、明確に好意を伝える=心の距離が縮まる、とは限りません。むしろ恋愛では、好意を伝えたことで相手から距離を取られてしまうケースも多くあります。自分が“相手との間に感じている距離”よりも近づいてこようとされると、人は不快に感じ、意識的あるいは無意識的に引いてしまうのが常。彼にとって今のトピ主さんは、「時々会ってデートを楽しみたい相手」だけど、まだ「日常生活でも寄り添いたいほどの近い距離」には感じていない様子。その点は心得ておきましょう。とはいえ、「時々は会いたい相手」であることをプラスに捉えれば、絶望的な状況ということもありません。少し時間をかけて成就を目指す気持ちがあるならば、上述したように一歩ずつバランスを見ながら、彼の好意が高まるよう、お互いの好意が等しいバランスになるよう、“今までとは違ったスタンス”を実行していくのがベストではないかと思いました。応援しています。(外山ゆひら)
2018年11月05日夢を追う男性との恋愛に悩む女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは2年間交際中の彼氏から、先日別れを告げられたといいます。彼は飲食店を開く夢を持っており、修行中の身。「今はお前を幸せには出来ない」「俺がしっかり自立して変わって大人になったら、甘えずちゃんとやれるようになったら必ず迎えに行く」などと言われたそうです。悔しいけど彼がまだ好きだというトピ主さんは、「彼の言葉を本当に信じていいのか、1年くらい待っていれば迎えに来てくれるのか」と悩んでいます。別れの口実なの!? 彼の真意は…。別れの前は話し合う時間も取れず、お互いに感情が蓄積し、「爆発してしまう寸前まで我慢してる日々」だったとか。彼が「夢を追いかけている今の状態で交際を続けるのは難しい」と判断せざるを得なくなった状況が、それなりにあったのだろうと推測します。経緯はともあれ、今の彼には「交際」が重荷になってしまった。トピ主さんも、そういう状況の彼の決断を受け入れるしかない、という心境には至っているようですね。とはいえ、今回はいわば“期間限定”の別れの要請。「必ず迎えに行く」とまで言われてしまっては、彼をまだ好きなトピ主さんとしては期待してしまいますよね。読者の中には別れるための口実だと指摘する意見もあるようですが、仮にそうならば「1年くらい待っていてほしい」などと具体的に期待をもたせる発言は避けるようにも思います。とすれば、おそらく彼のほうもトピ主さんに多少は未練があるのでしょう。「今の自分では無理だけど、夢を叶えた後ならトピ主さんを幸せにできるかもしれない」という言葉も本心かもしれません。ただし、それも“今この瞬間”の気持ちに過ぎず、夢を叶えた後に同じ気持ちでいるかどうかは、彼本人も保証はできないこと。男女関係では、「一旦離れること」が吉となるケースもあれば、凶となるケースもあり、今後については五分五分という印象を受けました。夢を追いかける男性との交際は難しい?夢を追いかけている時期の男性と付き合うのは、なぜ難しいのか。物理的な忙しさもありますが、「恋愛にうつつを抜かしている場合じゃない、一分一秒も惜しい」という心理にも陥りやすく、恋愛を楽しむ心の余裕がなくなりやすいのが一番の理由でしょう。定期的に会って楽しむような交際が難しいことに加えて、先々が不透明で将来の約束もできない――。そう考えれば、夢を追う時期の男性との交際を円満に継続できるのは、相手の夢が叶うだろうと楽天的に信じられたり、相手が夢を叶えていく過程を一緒に楽しめたり、”普通の交際”を期待せず相手を適度に放っておけたりする女性に限られてくるように思います。自分の未来を明るく信じていてくれる女性の存在は、男性にとっても心強いもの。頻繁に遊べなくても、顔を合わせれば幸せな笑顔を見せてくれる、離れている間は自分の生活を好きに楽しんで過ごしていてくれる……。そのような女性であれば、夢が叶うまでの時期も乗りきりやすくはなるでしょう。「夢が叶うまでの時期」と書きましたが、夢を追いかけている男性にしても、一生ずっと追いかけ続ける人は稀(まれ)です。実際に夢を叶える人もいれば、どこかのタイミングで諦める人もいる。夢を追い続けるにしても、がむしゃらに没頭する期間は限定的で、年齢を重ねる中で生活とうまく両立させていけるようになることもあります。トピ主さんの彼も、おそらく「1年後くらいにはお店を開く」という見込みで動いているからこそ、その期間を口にしたのではないでしょうか。「本当に戻ってきたら考えよう」くらいで丁度いいかも無論「夢がある」と言いながら、そのための行動をしていなかったり、目の前の楽しみにかまけていたりしている男性ならば、話は別です。彼が口先ばかりの人物であれば夢を叶える日も、トピ主さんを迎えに来る日も、永遠に来ない可能性が高いでしょう。彼は本気の努力をしているのかどうか。有言実行するだろうと信じられるかどうか。そのあたりも一度考えてみるといいかもしれませんね。待つにしても、「その約束だけを頼りにしながら1年間を過ごす」のはおすすめしません。万が一、約束が守られなかったとき、「私の1年を返して!」と言いたくなるような日々の過ごし方はしないほうがベターです。どう転んでもトピ主さんの人生ですから、自分の人生のハンドルは自分で握っておくこと。「彼が本当に戻ってきたら考えよう」と思っているくらいで丁度いいかもしれませんね。しばらくはつらいでしょうが、「本当に縁がある相手なら、いずれまた接点があるだろう」と腹を据えつつ、新たな可能性も拓いていくのがベストのように思いました。応援しています。(外山ゆひら)
2018年10月22日「まともに恋愛できたことがない」と悩む女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。25歳のトピ主さんは「自分から好きになった人じゃないと付き合えない」といいます。好きになった相手に対しては、最初はいい感じでも毎回都合よく扱われる結果に終わり、アプローチしてくれる男性に対しては「恋愛感情を持てない」。そろそろ結婚も考えたい、失恋で傷つくのはもう本当に嫌だ……と心境を語り、どうしたら良い人を見抜けるのか、どうしたら自分が好きだと思う人に愛してもらえるのか、と問いかけています。「好きな人に愛される確率」を上げるには?「好きではない人には好かれるのに、好きな人には本気で好きにはなってもらえない」。こういった悩みを持つ方は、「好きな異性」と「そう思っていない異性」への態度が“極端”に違うことが多いように感じます。もちろん、相手によって態度が多少変わるのは当然のこと。ただ、恋愛のチャンスはあるのに、なかなか望むような関係構築ができず悩んでいる方は、そのような“極端な”傾向がないかどうか、一度自身の行動を振り返ってみるのがおすすめです。投稿を読む限り、トピ主さんもそういった傾向がありそうですね。理由は後ほど説明しますが、恋愛の成就率を上げるためには、今後好きな人ができたとき、以下の点を心がけてみるといいかもしれません。・「相手が誰でも、異性に対しては同じように接すること」を心がける・「好きではない人」に取っているような言動を、時々「好きな人」に対しても取ってみる良い男性を見抜くためには、「舞い上がりすぎないこと」なぜ、女性が好きな男性を“特別扱い”しすぎると、男性は本気になりにくいのか。すべてのケースに当てはまるわけではないですが、男性の心が本気になる前に女性があからさまに相手を特別扱いし、関係を先に進めようとすると、男性側はまだ気持ちが育っていないので恋の実感を得られず、本気の関係になりにくい……といった傾向はあるようです。また恋愛関係においては、女性側の態度次第で「男性の身勝手な行動が増長されるか、抑制されるか」が大きく変わることもあります。もちろん男性も千差万別ですし、女性が自分の責任だと感じる必要はないのですが、これまでの恋愛でも、トピ主さんが好きな相手を過剰に“特別扱い”せずにいれば、男性が本気になった例もあったかもしれないなと感じました。加えて、「自分ばかりを見つめてくる異性」に対しては、慢心して疎かに扱ってしまいやすい……というのも男女問わずの心理傾向です。「どうしたら良い人を見抜けるのか」との問いかけもされていますが、上記を踏まえて考えると、「すぐに舞い上がらないこと」はかなり有効だと思います。具体的には、どんなに好みの人と知り合っても「運命の人だ!」などと盲信せず、「この男性は、お互いを幸せにしようと思いあえる相手なのか?」ということを判断していく目は持っておく。舞い上がるような気持ちは恋愛の醍醐味でもありますが、それは正式に付き合ってからでも遅くないですよね。これまでの経験で、「舞い上がった後にひどく傷つく可能性もあること」は身をもって知ったはず。「恋を永続的に楽しいものにするために、すぐに舞い上がらないようにしよう!」という決意を、しっかり胸に留めておくといいでしょう。「女性は愛してくれる人を選ぶべき」と言われる理由また投稿には、「女性は愛してくれる人と結ばれたほうがいいのか」といった内容の記述も見られます。こう言われるのは、男女の違いが多少関係していると思います。社会的成功や収入などが自尊心の根源となっていることが多い男性と比べ、女性は「人に愛されること」が自分の価値だと感じやすい傾向がある。そのため、多くの女性にとって「誰かに本気で愛されていると感じること」は自尊心を満たし、安心や幸福感を生み出してくれる。そのゆえに、上記のように言われるのだろうと分析します。しかし、トピ主さんが「誰かに愛されること」よりも、「誰かを強く愛すること」に情熱を傾けたい、そういう自分でいることが生きるエネルギーや誇りになる! というタイプならば、話は別です。その場合は、中途半端ではなく“本気”の覚悟を決めて、愛する人を特別扱いする……という道もあります。樹木希林さんなどはそうした方だったのかなと推測しますが、揺るがない姿勢で相手に向き合うならば、成就の結果や男性側の態度が徐々に変わっていく可能性もあるでしょう。「いや、私はそういうタイプではない、愛されないと不安になる」ということならば、定説どおり、愛してくれる男性を選ぶ努力をしたほうが幸せな恋愛・結婚ができるかもしれません。ともあれ、まずは好きになった相手との成就を目指してみたい……ということであれば、ぜひ「過度に態度を変えない」「すぐに舞い上がらない」といったことを強く心がけながら臨んでみてくださいね。応援しています。(外山ゆひら)
2018年10月15日「結婚の意味。若くても結婚したい!」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは22歳。就職を控えた学生で、9か月前から国際遠距離恋愛をしている恋人がいます。「彼氏彼女以上の結びつきがほしい」という理由から今すぐ結婚したいと考えているものの、「日本とアメリカの終わりの見えない遠距離、交際一年未満、さらに若くでの結婚」となるため、トピ主さんは「反対されそうな要素満々」だと感じているそう。結婚するのに一番必要な要素は何なのでしょうか? と問いかけています。結婚「する」のは簡単。肝心なのはその後かも?彼は将来の話もたくさんするし、長期休みにはお互いの実家に泊まり、親とも仲良くなった。しかしながら、「彼の気持ちは分かりません」とのこと、まだはっきりと彼の意思を確認はしていないようですね。何はさておき今回、まず初めにクリアにしなければならないのは、「彼の結婚への意思」ではないでしょうか。どんなに条件が揃っていても、二人の意向が合致しなければ結婚はできませんし、逆にどんなに逆風が吹いていても、二人の意思が固まっていれば結婚自体は可能になります。投稿内で、「結婚には、『十分な交際年月、十分なお金、適齢、性格相性、生活スタイルの相性、理想の人生設計が同じ』などの要素が必要とされているが、それらが無くても結婚は成り立つのでは」と持論を展開しているトピ主さん。確かに結婚を「する」だけならば、そうした要素は必要ないでしょう。しかし、結婚後の長い人生を考えたときに、上記のような要素が必要だと考える人が多くなるのだと推測できます。結婚は「する」だけで終わらず、「生活」として継続させていく必要がある。二人の生活がうまくいかなくなれば、当然ながら別れもあるわけです。生活していくとなれば、「人生設計」も大きく影響してきますよね。トピ主さんの思いを否定するわけではないですが、「結婚=強い結びつきを得ること」というよりは、その決意や絆を育てていく“過程”のほうに大きな意味があり、さらにその後の生活こそが、真に「結婚」と呼ばれるものだ――。そんなふうに考えてみてもいいのかなと思いました。「急いで結婚したくてたまらない理由」を考えてみよう彼はまだあと1年半、学生生活が残っている状況とのこと。そのような中で、「なぜ今すぐ結婚したいと思うのか」についても突きつめて考えてみましょう。投稿を読む限り、「国際遠距離のままでも籍だけ入れたい」というよりは、今後アメリカで頑張って働いていくために、彼の近くにいて自分を支えてほしい!と思っているようですね。もしかしたら異国の地での就職や、国際間の遠距離で将来が見えないことに不安もあり、それを解消するために結婚を望んでいるのかもしれません。「彼といることは私にとって人生が良い方向に動く、と感じるので結婚したい気持ちがでてきた」という記述もありますが、「私のためにアメリカに来てほしい」というのは、あくまでトピ主さん目線の話。彼のほうは、どのような人生を思い描いているのでしょうか。どんな仕事を志しているのか、渡米して働く意思を持っているのか、その場合、いつを目処にしているか……等々。彼は「アメリカに来て同棲したい」という発言もしていたそうですが、それは卒業後の話をしているのかもしれないですよね。同棲と結婚では大きく意味合いも違います。今すぐ渡米して結婚となれば、彼は転校か留学か退学かという選択も考えなくてはなりませんし、就職先も、就職する国を決めることも、人生を左右する大きな決断となるのは間違いないでしょう。お互いの人生に対する考えや意思を知り、その上で譲歩しあったり、努力しあったりしながら、「二人で生きていく形」を見つけ出していく。そのように“人生を伴走しようとする姿勢”こそが、結婚に一番必要な要素のような気もします。「今がベストなタイミング」だと二人が思うかどうか結婚の時期は、そのカップルにとって“ベストなタイミング”で訪れることが多いように思います。交際期間が短い人もいれば長い人もいますし、年齢も関係ありません。トピ主さんたちだって、誰に何を言われようと双方が「今がそのときだ」と思うならば、うまくいく可能性だってちゃんとあると思います。しかしながら、片方が「今がそのときだ」と思えていない場合は、あまり焦りすぎないことをおすすめします。お互いに「彼(彼女)しかいない」と決めてはいても、ベストなタイミングだけを見計らっている、そんなカップルも世の中には沢山います。目の前にある“今”の幸せを大切にしながら、「この先も離れないだろう」と穏やかに信じられる、そんな関係のほうがハッピーな未来が訪れやすいようにも思います。自分の人生、彼の人生、お互いにとって「今がベストなタイミング」なのかどうか。それを考えた上で、まずは彼の結婚に対する意思や考えをしっかり聞いてみるところから始めてみてはいかがでしょうか?(外山ゆひら)
2018年10月08日「今後について考えるため彼氏と距離を置く」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、結婚を前提に交際している彼氏から最近「1、2か月程、距離を置こう」と言われたそう。彼曰く、その理由は「結婚や今後の仕事、生活、子育てなどを冷静に考えるため」。トピ主さんは、自分との将来を真剣に考えてくれていることはうれしかったものの、彼に「ずっと一緒にいたいという強い思いがないこと」がショックだったとか。彼は自分と結婚してくれるだろうか、別れを決断するつもりだろうか…と読者の意見を求めています。「距離を置きたい」というときの目的は?交際相手からの「距離を置きたい」という言葉に悩む人は、男女問わず少なくないですよね。それだけ、人の気持ちには明確に白黒をつけるのが難しいときもあり、かつ人生には一時の感情だけで決められない場面もある……ということなのでしょう。各々に事情はあるでしょうが、恋人に「距離を置きたい」と告げるときの目的には、主に以下の3つがあるかと思います。A)目的:別れること……すでに別れてもいいと思っているが、傷つけたくなくて「別れよう」と言えない言われる側からすれば最もつらい理由ですが、離れてみて自分の中の気持ちを再確認するケースもあり、元に戻れる可能性が1%もなく絶望的、ということはないと思います。しかしながら、この理由で「距離を置きたい」というときには、一旦でも別れを決断する瞬間があった可能性が高く、そのまま別れたり、フェードアウトしたりすることもあり得るでしょう。B)目的:休むこと……とりあえず今、交際に疲弊している。関係性や環境が変われば、また元に戻れるだろうと感じている恋愛もひとつの人間関係ですので、距離が近くなりすぎると「疲れた、ひとりの時間がほしい」と感じる瞬間が出てくることもあります。交際中、それを相手に伝えても変化がなく、思いが沸点に達したときに、要求を通す手段として「距離を置きたい」という言葉が飛び出してくる――。この時点で、既に「ひとりの時間を持ちたい気持ち」が相当高まっていると予想できるので、この場合は、素直に距離を置いてあげたほうが関係改善する可能性は高いでしょう。再び通常の交際に戻った後は、お互いに心地いいと思いあえる最適な距離感を模索していきましょう。C)目的:確かめること……一旦離れてみることで、この関係の「必要性」や「将来性」を確かめたい今回のトピ主さんの彼は、これを理由に述べたようですね。「恋愛と結婚は別物だ」「嫌いになったわけではない、むしろ好き」と述べる一方で、結婚後に意見が合わず「別れてしまわないか心配」という迷いも語っている。さらには、「今後、今以上に相性のいい人がいてその人と結婚した方が幸せならお互いにその方がいい」など別の選択肢も口にしており、本当に今、トピ主さんとの結婚を決めていいのか……という迷いへの答えを出すために、距離を置いて考えたいと思ったのかもしれません。期限があるなら、それまで前向きに過ごすのも一案うがった見方をすれば、本当は別れたいのに口実を述べているだけでは? なんて邪推もできますが、投稿を拝見して希望が持てると感じたのは、彼が「1、2か月」と期限を明言した点。もし別れたいのであれば、このような期限設定はしないと思います。彼の発言を見る限り、いま別に気になる異性がおり、その人との可能性を模索したいと思っている……といった邪推もできます。深く追及してみるのもひとつですが、人の心に紐は付けられないですし、彼のトピ主さんへの気持ちが以前より薄れている可能性が高い今、そうした行動は“別れ”を覚悟してから行ったほうがいいでしょう。「一瞬でも自分をおろそかに扱うような男性とは縁がない!」とこちらから別れを告げる選択肢もあります。それによって逆に彼の目が覚めたり、別のいい男性と巡り会えたりすることもありますし、自分がそうしたい、そうしたほうがいいと思うならば、行動してみることをおすすめします。しかし一方で、距離を置いたあとに復縁したり、結婚したりしているカップルが少なからずいるのも事実です。彼との結婚を望んでいるのであれば、「1、2か月で結論は出るし、私が悩んでも仕方ないことだ」と問題を棚上げしておくのもひとつ。しばらく恋愛を休んでみてもいいですし、彼を信じて待つにしても、「3か月が限度」などと自分なりの最終期限を決めておくといいかもしれません。あるいは、「彼が戻ってきたって、こっちだって考え直してやるんだからね!」と強い気持ちで日々の充実に励んだり、新しい恋の可能性を探ったりしてみるのも自由です。ピンチはチャンス。「よりよい関係性を手に入れる好機かもしれないし」なんて前向きに捉えてみるのもおすすめです。“彼の意向ありき”になりすぎず、「私はこうしよう」と決めて、主体的に行動していけるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2018年10月01日「片思いを諦めてから毎日がつまらない」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。30歳代後半のトピ主さんは、取引先の年下男性に片思いをしていたものの、最近は距離を感じるようになり、諦めようと決めたそうです。「この恋をうまくいくように頑張りたいというのではなく、ただ毎日楽しく過ごしたい」けれど、習い事もそこまで打ち込めていないし、ひとりの夕ご飯にも飽きた。皆さんは毎日何を楽しみに生活していますか、と問いかけています。「進展を望まず、好きでいること」もできるけれど……今回の恋は、想いを明かさないまま、恋愛未満の段階で終わらせることに決めた、ということのようですね。二人で食事にも出かけたものの、トピ主さんの見解では、単なる仕事の情報収集目的だったのではないか、とのこと。こちらへの興味を失ったようなので追いかけたくはないけれど、「もっと話したい、会いたい」とも思ってしまう。年齢がひと回り離れているため、「仮に付き合えたとしても、周りの目が気になって楽しく過ごせない」とも思う……などとつづられています。本当はまだ彼が好きだけれど、色々な状況を鑑みて諦めざるを得ないと判断した、というところのようですね。しかし、職場で会って話せるだけで満足だということならば、「一方的にこっそり好きでい続ける」ことも可能です。進展のない恋を続けるのは中々難しくもありますが、相手に直接的な迷惑をかけない限り、そうした選択肢もあることは知っておくといいかもしれません。今つらいのは、一時的な片思いの後遺症かも?さて投稿を読む限り、現在のトピ主さんは恋愛そのものというより、「久しぶりに好きな人ができて、職場に行くのが楽しかったこと」を特に引きずっている様子。「ひとりで生きていくことにさみしさを感じている」という記述もありますが、今さびしいのは、恋をしたことによる“後遺症”だと捉えるのが最適だと思います。「上がれば下がる」のが世の真理。心も同様です。仮に普段の感情の値が60だとしたら、恋をしたことで90に跳ね上がり、しかし諦めざるを得なくなり、一時的に30にまで下がってしまった。そのために、今は「何もかもが楽しめない」といった後ろ向きの心境に陥っているのでしょう。感情の波は、時間と共に必ず凪(な)いでいきます。「今は恋の後遺症で、何もかも楽しめないと感じているんだね」と、自分をそのまま優しく受け止めてあげてください。その上で、「でもこれも一時的なもの。そのうちまたエネルギーが湧いてくるはず!」と心の隅で思っておくのがおすすめです。感情の値が平常時に戻れば、またきっと何か変化や行動を起こす元気が生まれてきます。それが仕事に関することあれ、趣味分野であれ、新しい恋であれ、次の展開が必ずあると信じておきましょう。併せて、「そう言えば、彼に出会う前の私は何をしてたっけ?」と思い出してみるのも有効だと思います。彼に知り合う前も、トピ主さんは絶望することなく日々を過ごせていた。それなりに自分らしく、時々は楽しみも感じられる毎日を送れていたのではないのでしょうか。「人生に一瞬登場しただけの人に、私のすべてを持っていかれたわけではない」。そんなふうに、“彼と出会う前の自分”にも力をもらっていきましょう。まずは毎日の“小さな楽しみ”を見つけていこう最後に、皆は毎日何を楽しみに生活しているのか……という点についてですが、毎日という単位で見るならば、多くの人は家族や恋人の有無に関わらず、「とても“小さな楽しみ”と共に生きている」と言えるのではないでしょうか。例えば、今日はハマっているドラマがある、人気のスイーツが買えた、贔屓にしている球団が勝った、作ったご飯を家族が美味しいと完食してくれた、等々。トピ主さんにとっての最近の小さな楽しみは、「職場で彼と会って話すこと」だったわけですよね。でもその楽しみを失ったことで、今は少し手持ち無沙汰になっている。だとしたら、しばらくのんびりして元気を蓄えたのち、また次の小さな楽しみを探してみませんか。新たにときめく対象を見つけるのもひとつですし、「気になってたけど、見ず聞かずにいたもの」に触れてみたり、「好きだけど、しばらくやっていなかったもの」に取り組んでみたり、気ままに色々なフィールドをキョロキョロ(ウロウロ)してみるのがおすすめです。仕事での成功や恋愛成就、結婚、出産など、人生には時に“大きな楽しみ”が訪れることもあります。しかしそれは、自分ではコントロールできないタイミングであることも多く、普段から下を向かずに“いい顔”でいられたほうが、そうした出来事に出会える確率は上がるようにも思います。大きな楽しみを待ちつつも、焦らず腐らず、まずは毎日の中に新しい“小さな楽しみ”を見つけていけるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2018年09月24日「仕事と結婚、どうすべきか迷っています!」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは大企業で正社員として働く26歳女性。結婚前提で復縁した同じ歳の恋人がいますが、大阪と南九州という遠距離の関係です。彼は最近、家族の事情で地元に留まることを決めた様子。トピ主さんは、彼のことはとても大切だけれど、望んで就いた大好きな仕事のため、将来的にどうすればいいのか迷っている……とのこと。「みなさんだったら、どのような決断をされますか?」と問いかけています。見えていない「第三の選択肢」も探ってみよう大好きな仕事と、大切な彼との結婚。究極の選択ですよね。投稿を見る限り、今後の選択肢は「仕事を辞めて彼の元へ行く」、または「彼と別れて、今の会社で働き続ける」のどちらかしかないとお考えのようですが、今回に関しては第三、第四の選択肢もあるように思います。まず、「今の仕事を続けながら、彼と結婚する」ということは本当に不可能なのでしょうか。トピ主さんと近しい状況で、遠距離結婚をしているご夫婦を実際に知っています。女性側が他県への出向中に旦那様に出会ったものの、互いに転職を望まなかったため、女性が元の職場に戻った後に遠距離のまま結婚し、月に1〜2度往復しあう関係を続けています。長い休暇中は必ず一緒に過ごし、さらに最近子どもを授かり、女性側の実家近くに新居も建てたそうです。彼女は「どこかのタイミングで一緒に住むかもしれないし、退職後の人生も長い。そこから一緒に過ごすのでも楽しみ」だと語っていました。周囲には批判的な人もいたそうですが、二人は至って円満。確かに、「単身赴任や海外赴任で、年に数回しか会えない家族や夫婦は、すべてうまくいっていないのか?」といえば、そうではないですよね。皆がこうした形に向いているとは言いませんが、結婚生活は結局、本人たち次第。「絶対にこうでなくては」という形はない、と言えるのではないでしょうか。“仕事も彼も諦めない人生”がトピ主さんにとって一番幸せだと思うならば、それが叶う形を探ってみてもいいように思います。選択に迷ったときは、このように「今の自分には見えていない選択肢もあるのでは?」と情報を集め、別の可能性も探ってみるのがおすすめです。「どうすべき」ではなく、「どうしたい」を考えていこう人生における重要な選択の際は、「どうすべきか?」ではなく、「どうしたい?」と何度も自分に問いかけてみることも大切です。「〜すべき」という観点で選択をすれば、自分でその責任を取る怖さは和らぐでしょう。しかしその分、意思を定めていないので、決断後も心のどこかで諦めが付かなくなってしまう可能性もあります。自分の心に「どうしたい?」と問いかけて、「仕事を続けたい」「彼と結婚したい」という二つの答えが同じ強さで返ってくるならば、上述したような「両方を諦めない」という選択もあります。あるいは、「同居での結婚がしたい」という声が心から聞こえてきたときは、「九州で暮らす」「大阪で暮らす」「身近に住む別の相手を探す」という選択の中から、自分が一番どうしたいかを探っていくことになるでしょう。「自分はどうしたいのか」を本音で突き詰めていくと、次第に結論は見えてくるはずです。「彼が少しでも安心できるように、側にいられたら」とのことですが、そうした意思が強いのであれば、同じ県内でなくとも、今よりも彼のところに通いやすい支店で働ける可能性はないか、会社に掛け合ってみる……といった第四の選択肢もあるかと思います。最近は人材不足やライフワークバランスの観点から、個人の事情に柔軟な対応をする会社も増えていますし、今すぐには難しくとも、何年か後に異動願が通ることだってあるかもしれません。ひとりで抱え込まず、人事や上司の方に一度相談をしてみるのも一案です。「後悔しない選択」にこだわりすぎないで投稿には、「どちらを選択しても幸せになれると思いますが、後悔もするんだろうと思います」という記述も。そうですね、どんな道を選んでも、人生にはアップダウンの波があるので、多かれ少なかれ後悔を感じる“瞬間”はあるでしょう。とはいえ、決断の時点でそう恐れなくてもいいと思います。仮にひどく後悔する時期があったとしても、「そう感じるのは、今の人生がうまくいっていないからでは」と現状を見つめ直し、未来へ向かう力に変えていくこともできます。それに、あまり「後悔しない選択をしなければ」と思いすぎると、「自分はどうしたい」が見えにくくなってしまう可能性も。どんな選択をしても、「私がこうしたくて、こういう道を選んだんだ」と言えることならば、それが今のベストな結論だと考えていいと思います。「どうしたい」を貫くことを怖れず、自分の心の声をしっかり聞いて決断をしていきましょう。応援しています。(外山ゆひら)
2018年09月17日新しい流行発信地「中目黒高架下」オープン!2016年11月、中目黒駅の高架下が新たに「中目黒高架下」としてオープン。この新施設のコンセプトは“SHARE”。全長約700mに渡る高架橋を、全28店舗、個性あるさまざまな業態の店舗が“SHARE”し、新しい中目黒を作っています。ここには、従来の高架下のイメージから一層された文化があります。アットホームな雰囲気で、まったりと韓国の家庭料理を楽しめる今回ご紹介するのは「おばんざいソウル小町」。オーナーは元韓国語の先生で、韓国でお店を開いていたお母さまの影響で、韓国の家庭料理を日本のおばんざいのように楽しんでほしいという思いからこのお店を始めたとのこと。親しみやすい、アットホームな雰囲気の店内と、手づくりの、どこか懐かしい味わいの韓国料理に惹きこまれて、リピーターも絶えないようです。おすすめは、ぴりっと辛めの味付けの豚肉野菜炒めをわさび菜など5種類の葉野菜で包んでいただく「新鮮野菜付き豚肉野菜炒め(1,380円)」と、タラチヂミなど5種のチヂミを少しずつ楽しめる「チヂミ5種(1,580円)」。どちらも微炭酸の生マッコリとの相性が良く、食べるか呑むか、手が休まりません。空いてる曜日は?同店は、月曜日、火曜日、水曜日が席に余裕があり、狙い目とのこと。テーブル席でマッコリ女子会でも良し、カウンター席で気さくなオーナーやスタッフと会話を楽しみながらひとり呑みでも良し。中目黒駅すぐの中目黒高架下で、まったりマッコリと韓国料理はいかがでしょうか?取材・文/中野さゆみスポット情報スポット名:おばんざい ソウル小町住所:東京都目黒区上目黒3-5-20電話番号:03-6303-0788
2018年09月12日「愚痴・結果の出なかった婚活」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは40歳女性。20代後半から婚活パーティーの類に参加し続けてきたものの、成果はなし。早々に家を買い、趣味や旅行をして楽しそうに暮らしている先輩や、相談所で結婚を決めた後輩などと比べては、「私ももっと努力すればよかった」と後悔しているそうです。「何も手元に確かなものがなくて、毎日、明日が来るのが不安」「(結婚が)無理だとわかっていたら、こんな無駄なことに年月をつぎ込まず済んだのか」と悩める心境をつづり、結婚を諦めるためのアドバイスを求めています。夢に向けて頑張って、迎えたターニングポイント数年前に親御さんが急逝されたことも含め、「大きな喪失感を抱え、独身のまま40歳を迎えることになるとは驚き」だとご自身の現状を語っているトピ主さん。未婚で生きていく場合の生活設計をしていなかったこと、婚活パーティー以外の方法を試さなかったこと、婚活に費やしてきた10年以上の時間やお金を、もっと確かなものに使えばよかったこと……等々を後悔されているようです。自己分析されているように、トピ主さんが本当に“恋愛や結婚に不向きな人”かどうかはわかりませんが、ともあれ40歳になった今、「誰かと結婚する」という人生設計1本に賭けて歩むことをやめたいと思ったわけですよね。人生における方向転換の時期が来たという“事実”のみを、まずはシンプルに受け止めてみましょう。「憧れの仕事に就きたい」「特定の分野で活躍したい」といった目標の場合もそうですが、人生ではひとつの夢に賭けて頑張る時期もあるものです。それが叶わなくとも、夢への努力を「やりきった」と思えたとき、「別の道をいこう」と自然に決める瞬間が来る。周りがどう言おうとも、その時期は本人にしか決められませんし、とことん頑張ったからこそ次の人生を選べるようになる、という側面もあります。トピ主さんにも、そうした決断の時期が来たということなのかもしれませんね。結果は伴わずとも、「理想の相手との結婚」という夢を叶えるべく10年以上頑張ってきたご自身の努力は、ぜひ「よく頑張ったね」と認めてあげてください。その上で、「後悔は無用!」と心がけて。有用なネタやアドバイスに昇華させるくらいしか使い道がありませんし、気分を落ち込ませ、表情を曇らせるばかりなら、過去は過去と割り切って忘れることに努めたほうが、はるかにトピ主さんのためになるでしょう。“ここから先の未来”だけに目を向けていきましょう。人が「生活」だけでなく、「恋愛や結婚」を求める理由その後の投稿には、貯金に関する記述も。貯金できる余裕のある収入や仕事を持っていることだって、十分に誇るべきことではないでしょうか。生活を自分で維持できていることも、背筋を伸ばす力に変えていきましょう。恋愛や結婚に関しては、「今更男性にときめいたりワクワクすることもない」けれども、一方で「まだ夢のようなことを妄想して切なくなる」「幸せになりたいのに足りないものばかり数えてしまう」瞬間もあるとのこと。希望を持ち続けるより、諦めていたほうが今のトピ主さんにとっては幸せで、楽に生きられる……というならば、それもひとつの道です。手放してしまえば、時間もお金も自分の“確かなもの”に使うことができる。平穏な心の状態をキープでき、新しい趣味や興味を持てることもあるかもしれません。しかし、それならなぜ多くの人は恋愛や結婚を求めるのか。思うに、それらが人生や心に大いなる“彩り”を与えてくれるものだからではないでしょうか。先日、小泉今日子さんが映画の舞台挨拶で、「(人生では)何もないより、間違えても何かあったほうがいいと思う」と語っていたのも印象的でした。積極的に婚活はせずとも、「恋愛や結婚を求めるのは無意味」とまでは決めつけないでおくのも一案。「彩りを感じられる出来事に出会えたら」という願いは持ちつつ、自分の生活をきちんと遂行していくのも、ひとつの生き方だと思います。恋愛・結婚は諦めたとしても、人生は諦めないで一般的に考えれば、何十年かある残りの人生。そこにどんな楽しい出来事を迎えたいのか。どんな幸せな時間を望むのか。それは人それぞれ違います。トピ主さんは、どんなことをしている時間が一番幸せですか? その答えを見つけ、大切にしていくと、人生の見え方は随分違ってくると思います。「40歳という年齢はいろんなことを諦め、手離す時期ではないか」「些細なことで未婚の歯痒さを感じながら歯を食いしばる」といった記述もありますが、今の年齢や状況の自分に合った楽しみや幸せな時間を持つことも、ぜひ考えてみてください。仮に恋愛や結婚を諦めたとしても、「自分の人生をいいものにしようとすること」は、絶対に諦めないでほしいなと願います。応援しています。(外山ゆひら)
2018年09月10日「婚活ってなんだか怖い…」「費用がかさみそう」。そんな不安を払拭すべく、ネット婚活、婚活パーティ、結婚相談所の“3大婚活”について調査!イマドキの婚活事情って?ネット婚活思い立ったらすぐ始められる気軽さが魅力のネット婚活。昔は利用者が限られていたけれど、近頃はかなり一般的になってきたよう。「スマホの普及もあり、日本でも欧米のようにネット婚活が浸透してきました。2年ほど前からマッチングアプリの種類も増え、友達探しや真剣な出会いなど、目的別の使い分けが可能に」(株式会社ネットマーケティング“Omiai” PR 能登円香さん)真面目な交際を狙うなら、アプリ自体の信頼性や利用者層のチェックも重要に。では、ネット婚活が向いているのはどんな人?「手が空いた時にチェックできるから、合コンに行く時間がない多忙な方にオススメ。周囲を気にせずアプローチできるので、飲み会などでは友人に気兼ねしがちな人も積極的に行動してみてほしいですね」Q. マッチング率を上げるコツは?A. 「男性は比較的積極的なため女性は“いいね!”を受け取りやすいですが、やはり自分から動くとマッチング率が一気にUP」Q. サクラがいるんじゃないの?A. 「出会い系サイトはメールの送受信で課金が発生しましたが、婚活アプリは月額の定額制。サクラを入れるメリットもなく、存在しません」Q. 業者や不審人物がいる可能性は?A. 「当社では不正な投稿や画像がないか24時間有人で監視していますが、現実社会同様ゼロではないです。ご自身で注意していただく必要も」婚活パーティ“婚活パーティ”と聞くと堅苦しい印象があるけれど、最近は企画も多彩で楽しげなイベントがたくさん。「初心者の方は、料理や旅行をしながら出会いを探す“ながら婚活”がおすすめ。恋愛以外の理由があると、参加しやすくなるはず」(株式会社IBJ“PARTY☆PARTY” 広報 椎名麻里さん)大人数が苦手なら個室対面で複数の男性に会えるもの、会話が得意なら立食系…と自分に合う形式を選ぶことで成功率もアップ。また、婚活のプロであるスタッフのサポートも。「写真やプロフィールだけではその人の魅力が伝わらないことも。アプリだと会うまでに至らないという人は、直接会うところから始まるパーティに参加するのがオススメ。安全で楽しい時間を過ごしていただけるようにスタッフが会場でサポートするので、気軽にご参加ください」Q. パーティではどんな人がモテる?A. 「愛嬌のある女性は成功率が高め。時間が短いので、会話の内容より笑顔が重要。笑顔で接すると相手も楽しかったという印象に」Q. ぼっち参加でも大丈夫ですか?A. 「一人参加の方がほとんどなのでご安心を。お話しされてない方はスタッフがお声がけし、気になる男性に話しかけるお手伝いもします」Q. 男性の参加が少ないのでは?A. 「男性は直前に予定を決める傾向があり、直前に申し込む方が多いよう。人数に達しないパーティは中止するので、サクラの投入はありません」結婚相談所結婚相談所は費用こそかかるけれど、それに見合うだけの確実な安全性と手厚いサポート力がウリ。「経験豊富なプロが出会いから成婚までお手伝いします。交際開始後は3〜6か月で結婚の意思を明確にするシステムなので、曖昧な関係になる心配もありません。スピードとしては速いけれど、それだけ結婚への気持ちが強い方が集まる場ということ。自立していて希望条件が明確な女性も数多く入会していますが、より結婚に近く、条件に合う方と効率的に出会える場所として相談所を選択されているようです」(マリッジクラブ ウィッシュ コンサルタント部門 井出清範さん)ただし、人任せではなく自らも積極的に動くことが展開を早めるコツ。「アドバイスに耳を傾けつつ、主体的に。カウンセラーと二人三脚で進める方は早く結果が出ています」Q. どんな男性が在籍しているの?A. 「バリバリ働いて、お仕事が軌道に乗ったタイミングで入会される方が多いように見受けられます。誠実な男性ばかりですよ」Q. 女性の平均在籍期間は?A. 「当社の場合、7割近くの方が1年以内にご成婚されます。お見合い成立後は3か月以内に交際までに進む方が7割以上いらっしゃいます」Q. お断りする時に気まずそう…。A. 「交際意思の有無や交際終了の希望は、相談所がお互いに確認して先方にお伝えします。本人同士でお話しすることはないのでご安心を」※『anan』2018年9月5日号より。イラスト・えるたま取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2018年09月03日「元カレからの連絡」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。9か月間交際していた恋人に、2か月前に振られたトピ主さん。数週間程度、連絡をやめた期間もあったものの、その後は1日と空けず連絡が来るようになり、トピ主さんは彼への返信を続けているそうです。「別れてからも連絡をし続けてくる彼は何を考えているのでしょうか」「復縁したい私は何か気をつけるべきことはありますか」とアドバイスを求めています。「別れるだけの理由」はあったと考えよう別れの原因は詳しく書かれていませんが、二人は遠距離恋愛で、「まだ好き」とお互い思った状態で別れることになった、とのこと。「比較的円満な別れ」という記述もあります。相手のことを嫌いになったわけではないけれど、先が見えなくなった、付き合うことでのデメリットや負担になることがある、付き合う意味を見出せなくなった……等々の状況があったのだろうと推測します。きっかけとなる出来事があったのかもしれませんが、絶対に回避できないほどの深刻な事情ではないからこそ、トピ主さんも復縁を望んでいるのでしょう。事情があっても、お互いに「相手のことが大好きで代わりはいない、絶対に失いたくない」という強い気持ちがあれば、“事情”のほうをどうにか解決しようと試み、自ら“別れ”を選択することは稀です。そう考えれば、今回振られた原因には「彼の気持ちが以前と変化したこと」も少なからず含まれていると考えられます。わざわざそう書いたのは、「冷静に状況を受け止めること」が復縁には非常に有効だからです。「彼は今でも、私を前と変わらず好きなはず」という前提に立ってしまうと、状況を読み誤り、望まぬ結果を生んでしまうことも。どんなに思わせぶりな言動をされたとしても、「以前より彼の愛情は目減りしている」という可能性はしっかり心得ておくといいと思います。 “振った側”が気軽に連絡をしてくる理由と対処法片方の意向で破局した場合、その後は“振った側”が関係の支配権を持っているような、偏ったパワーバランスができやすいです。彼は自分から別れを選択しておきながら連絡をしてくるし、気を持たせるような発言もしてくる。トピ主さんは「話をそらし続けている」そうですが、「別れたんだから、そんな中途半端なことは言わないでほしい」と、穏やかながら毅然とした態度を取ってみるのも一案です。大事なことをぼやかしたまま受け身で連絡を取り続けていても、なかなか望むような変化は起こりにくい気がします。彼との復縁を望むにしても、「責任も約束もないまま、曖昧に縛られるような関係は続けたくはない!」という意思だけは持っておきましょう。「フリーになったんだから、パートナーになれる人を広く探すこともしていこう」と未来に目を向けるくらいのスタンスでもいいように思います。そうしたトピ主さんを見て初めて、ようやく彼は「自分は本当にトピ主さんを失ってもいいのだろうか!?」と自問自答するでしょう。そこで「やはり失いたくない」と思えば復縁を申し出てくるでしょうし、「やはり恋人には戻れない」と結論を出すならば、残念ながら二人の縁は現状そこまで、ということになるでしょう。今すぐでなくても構いませんが、「どこかのタイミングで、彼がこの関係について真剣に考え直す時間や機会を与える必要がある」ということは心得ておいて損はないと思います。トピ主さん自身に本気の決意ができたときに、ぜひ実行に移してみてください。「復縁までの期間」の心構えは?交際スタートには明確な理由が存在しないことも多々ありますが、別れには必ず理由があるもの。今回の別れは「今のままの二人ではうまくいかない」という神様からの試練だと捉えてみてもいいかもしれませんね。いずれ復縁できたときに、同じことを繰り返さないためにはどうすればいいのか。そのための準備期間と考えて、しばらく自分と向き合ってみるのもおすすめです。最後に。人を好きになれば、「つらい、悲しい、苦しい」といった感情に悩まされる瞬間も少なからずあるもの。しかし、それらが「幸せ、楽しい、嬉しい」といった感情よりも勝ってしまうような関係は、長く続きません。「絶対に復縁する!」という前向きな気持ちでいられる間は大丈夫かもしれませんが、悲しさやつらい気持ちのほうが勝ってきたときには、ぜひ自分で状況を変える選択をしていってほしいなと思います。応援しています。(外山ゆひら)
2018年09月03日結婚願望はあるのに、婚活には消極的…。そんな女性たちの姿に活を入れるのは、婚活アドバイザーの水野真由美さん。「健康問題や親の介護など、婚活したくてもできない時が来ることも。だからこそ、思い立ったら即行動!今の生活に出会いがないなら、一歩外へ出て掴みに行きましょう。広い世界の中から選べると思うとワクワクしませんか?」その際に重要になるのは、自分自身を徹底的に知ること。「相手に合わせ、我慢することばかり考えずに、どんな結婚生活を送りたいかを見極めると、適切な婚活方法や相手が見えてきます。スイッチが入ると不思議と流れも変わるもの。婚活以外の場でも出会いが増えた方も多いです」ここでは、全国の25~44歳の未婚女性たちに行った“結婚&婚活”についてのアンケート結果を発表!恋人はいないが結婚したい…64.3%※恋人のいない未婚女性305人に調査6割以上の女性が結婚を希望。「仕事や趣味など人生の選択肢が増えても、スタンダードな生き方を望む人がほとんど。誰かと一緒にいたいと思うのは自然なことです」婚活経験者…36.2%※未婚女性525人に調査婚活したことがある女性は4割以下。かなり少ない印象だけど…?「“婚活”という言葉がシステマティックな印象なのでこの数値になっていますが、合コンも婚活です。実際はもう少し高いのでは」Q. どんな方法で婚活をしましたか?(複数回答)A. 婚活イベント、パーティ…64.5%、友人、知人に紹介してもらう…48.4%、マッチングアプリ…47.3%、結婚相談所、紹介所…21.5%、お見合い…4.3%※婚活経験のある未婚女性93人に調査しがらみが生じる友人の紹介より、街コンやアプリのほうが気楽だと感じる人も多いよう。「いずれにしろダラダラ続けるのはダメ。まずは1年集中し、自分なりの答えを出して」婚活に不安を抱いている…51.9%※婚活未経験の未婚女性335人に調査安全性や費用を理由にためらう人が約半数。「実際それほどリスクがあるわけではないので、怖がらずに挑戦を。始めるのが遅くなるほど、結果を出すまでの加速が必要に」水野真由美さん婚活アドバイザー。ラブライフバランス研究所代表。その人の本質を導き出し、婚活に活かすカウンセリングを2000人以上に実施。お見合い支援や講演活動も行う。今回一緒に調査を行ったのは…LINEリサーチコミュニケーションアプリ「LINE」を運営するLINE株式会社が展開する、スマートフォンリサーチサービス。リアルな声の収集に定評あり。※全国の25歳~44歳の未婚女性、既婚女性、未婚男性 各525人に、2018年7月14日~16日に調査。※『anan』2018年9月5日号より。取材、文・真島絵麻里©Halfpoint(by anan編集部)
2018年09月03日「恋愛体質なくせに恋が上手く行かなくて疲れました」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。24歳のトピ主さんは飲み会で知り合い、1週間で交際に至った彼氏がいたそうですが、徐々に連絡が疎遠になり、大切にされていないと感じるようになったため、「付き合ってる意味がない」と自分から別れを告げました。しかし、直後に彼のことがやはり好きだと思い、復縁を願い出たものの、彼のほうも実は“別れを待っていた”とも取れる発言をし、断られてしまったとか。今後についてのアドバイスを求めています。恋愛体質“だから”うまくいかなくなったのかも!?要するに、トピ主さんは「望むように愛してくれないから」と別れを告げたものの、本当は彼と別れたくはなかった、ということですよね。「別れる」と言えば彼が反省し、「交際初期のようにまた情熱的になってくれるかもしれない」といった期待があったのかもしれません。本気で別れる覚悟を持っていたならば、意図せず彼の心を揺さぶることはできたかもしれません。実際、彼はひたすら謝ってきて、「友達からやり直したい」と言ったとか。しかしその後、トピ主さんから復縁を申し出たことで、彼はまた“引き”の態度になった――。言葉は厳しいですが、トピ主さんの言動が一貫せず、結果的に“交渉材料”として別れ話を使ったような形になったことで、彼の気持ちの目盛りは余計に下がってしまったのかなという印象を受けました。トピ主さんは“恋愛体質”とのこと。一般的に、恋愛体質の人は感情の高ぶりが強く、それに振り回されやすいという傾向があります。それが恋愛の進展を動かすこともありますが、今回のケースでは、感情の高ぶりで行動したことが裏目に出てしまった……と言えるのではないでしょうか。「恋愛体質なくせに恋がうまくいかない」とのことですが、恋愛では「恋愛体質“だから”うまくいかない」という場面もあることは、ぜひ心得ておきましょう。恋愛体質の人がいい恋愛をするには?恋愛には感情も必要ですが、一方で円満な信頼関係を築くためには、その時々で「落ち着いて対処するスキル」も欠かせません。自分の感情を一旦落ち着ける術を知っていれば、あるいは、一時の感情で相手を振り回すことがもたらす悪影響を自覚していれば、今回のように勢いで別れ話を突きつけずに済んだかもしれないですよね。心を落ち着かせ、コントロールするための勉強や簡単な修練をしてみるのはおすすめです。彼のどこがそこまで好きなのかについても、自問自答してみましょう。恋人がいない状態に戻りたくないから、貴重な恋愛のチャンスを逃したくないから、彼を好きだと思い込みたいだけではないのか――。彼のことは「これからゆっくり知っていこうと思っていた」という記述もありますが、“ゆっくり知っていく過程”で自分を大切にしてくれない相手と分かったのなら、「思ったような人じゃなかった」と判断して終わりにする選択もあるわけです。落ち着いて現状を見ることができれば、「今すがりついて復縁してもらったところで、また同じつらい繰り返しになりかねない」という可能性にも気づけるかもしれません。信念を持ち、心と体制を整え直していこう「どうしても彼を諦めたくない」という結論になったとしても、今はとにかく落ち着いて、二人の間の“流れ”を変えることが肝心だと思います。残念ながら今、彼の気持ちが盛り下がっているのは事実。彼が好きならばなおさら、しばらくは彼の望むように距離を取って、その間に、こちらも心と体制としっかり整え直しておくのがベストではないでしょうか。疲れたときは、一旦お休みしましょう。少し余裕が出てきたら、「大切にしあえる関係を築くためには、どうすればいいのか」についても考えてみるといいと思います。今回の恋愛でも、「もう少し時間をかけてから付き合っていれば、違っていたかも」「嬉しくて急にテンションを上げすぎたのがよくなかったのかな」「ひどい扱いをされたとき、その場で怒るなど意思表明をするべきだった」等々、多々学べることがあるかもしれません。「心が引き裂かれる想い」という記述もありますが、「二度とこんな痛みを感じたくない、今度こそ愛し愛される円満な恋愛がしたい!」という強い信念を持つことができれば、きっといい学びを得て、変化も起こしていけるはず。豊かな感情を持ち、人を好きになれるのはとてもチャーミングなことですが、異性との良好な関係を築くにあたっては、ただ好きだと表現し、始終くっついているだけでは難しい側面もあります。その愛らしい才能を自分の幸せに生かしていくには、どんな変化や成長が必要なのか。今回の彼とどうなるにせよ、そうした考察や努力は、必ず今後のトピ主さんの恋愛に役立っていくと思います。応援しています。(外山ゆひら)
2018年08月28日「デートプランを崩してしまいました。」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。時間や約束にきっちりした性格の彼氏がいるトピ主さん。先日、彼の下調べのもと花火を見に行ったそうですが、天候の問題で開催が不透明になり、いったんは場所を移動。その後、花火は始まったものの、「(見える場所に)戻ろう」という彼に対し、トピ主さんは諦めモードになっていたため戻らなかったそうです。その日以来、彼は明らかに冷たい態度を取るように。「私はそんなに悪い事をしてしまったのでしょうか?」と読者に問いかけ、アドバイスを求めています。 “拗ねてしまった彼”に、どう対処するか花火ののち、彼は「仕事が忙しいからとそっけなくなった」「嫌な事を言ったり、敬語を使う私に気持ち悪いと罵ったりしてくるようになった」とか。デートの日程を減らしたり、次回以降のデートの計画を丸投げしたりするようにもなったそうです。以前よりも冷めてる感じがする……とのことですが、次のデートの話もしていますし、以前よりテンションは下がっていたとしても、「愛情が冷めた」というまではない印象を受けました。おそらく彼は今、「自分の頑張りが報われなかったことに拗ねている」と同時に、「トピ主さんを喜ばせられなかったことへの無力感や罪悪感」による所在なさを感じているのではないでしょうか。トピ主さんに喜んでほしくて頑張ったのに、花火デートの計画が台無しになった。それを自分の“失敗”のような気にさせられて、「もう頑張るもんか」という気分になってしまったのかもしれません。「私は自分が立てたプランが変更されても気にしない性格なので全然彼が分かりません」とのことですが、ここは男女の違いとして顕著な部分かもしれませんね。“好きな女性が喜んでくれる”というご褒美がなければ、多くの男性はデートのために頑張れない。彼女に理解され、信頼されていると感じると、力が湧いてくるし、感謝されたり、喜んでもらえたりすると、いっそう頑張れる――。そう考えれば、彼は今、“トピ主さんのために行動するモチベーション”が湧いてこなくなっているのではと推測します。 こちらの気持ちを伝え、彼に少し時間をあげよう読者からのアドバイスを受け、トピ主さんは「(自分は)人の気持ちを汲む事が出来ない」などと自責の念に苛まれている様子ですが、そこまで思いつめる必要はないと思いますよ。特段ひどいワガママを言ったわけではないようですし、今回は天候で予定が狂ってしまったことも大きな原因。予定外の移動で疲れてもいたでしょうし、二人で別のこともしていて、「花火を見れなくてもいいや」と思ったわけですよね。そこには「彼と一緒にいるだけで十分に楽しい」という気持ちがあったからではないでしょうか。もしそうならば、まずは正直に「花火を見れなかったけれど、私のために計画をしてくれたことや、一緒にいられただけでもすごく嬉しかった」と彼に伝えてみてはいかがでしょうか。プラス、謝りたいならば「嫌な気持ちにさせてしまったならゴメンね」と。その後は少し連絡を控え、彼に時間をあげましょう。誤解が解け、少し頭を冷やしたら、彼は何もなかったように振る舞う可能性も高いと思います。その後は、あまり花火の話題には触れないであげるといいかもしれませんね(彼は自分の“失敗”だと感じているでしょうから)。 円満のコツは、「相手の言動をただそのまま受け止める」恋人や好きな相手が自分の望むような行動をしてくれなかったとき、あるいは態度が冷たいと感じたとき、すぐに「愛されていないの?」「自分が失敗したからだ」などと自分目線で思い込んでしまうと、関係はこじれやすいです。人間には体調も気分もあるし、恋愛感情を一番に優先できないときもあるもの。今回、彼は自分の頑張りに固執してしまい、トピ主さんの言動を「そうか、花火を見る気分じゃなくなったのか」などと落ち着いては受け取れなかった。トピ主さんも同様、冷たくなった彼を見て「私への愛情が冷めてしまったの!?」と悩み始めてしまった。悪循環が起きていますよね。こういったときに、「そのうち気分も変わるだろう(機嫌も直るだろう)」「こんなことで揺らぐ関係じゃない」などと安定して受け止めることができると、深刻な問題にはならないケースが多いです。もちろん、二人の交際期間や関係性の強さにもよりますし、「そういう性格の相手とやっていけない、合わない」と思うなら、別れて別の人を探す道もあります。ただ、トピ主さんがこの関係を絶対に続けていきたいと思うなら、二人の絆に自信を持っていきませんか。前述のとおり、彼の気持ちが落ち着くまで時間をあげつつ、深刻にならないで、いつもと変わらない温かい態度で接してみるのが一番のように思います。早く仲直りができるといいですね。応援しています。(外山ゆひら)
2018年08月20日30代になると仕事のコツも掴んで、キャリアを積んでいる人も少なくない年頃です。経験や知識が豊富だからこそ、恋愛面では足かせになることも。新しく出会う人と一から信頼関係を築き上げるのが面倒くさい‥と躊躇してしまうこともあるかもしれませんが、せっかくなら仕事も恋も楽しい人生にしたいですよね。30代からの恋活の仕方をいくつかご紹介します。・一人時間を充実させる一見、恋愛と程遠く感じてしまいますが、30代の恋活は気持ちに余裕が必要です。趣味に没頭したり、ただ家で映画鑑賞や読書をすることでも充分です。一人が寂しいから恋人が欲しいと思ってしまうとなかなか良い縁に恵まれません。まずは一人の時間をじっくり味わって楽しんでみてください。きっと物の見え方が変わります。・人生を謳歌している友人と会うネガティブな人には同じような人が集まってきます。勿論友人が悩んでいたら話を聞いたり寄り添うことも大切ですが、基本的にはイキイキしていて前向きな友人と積極的に会うようにしましょう。ポジティブな人と接していて悪い影響はそうないはずです。良縁は、ポジティブな人に近づいてきます。すぐに良い出会いが訪れて欲しいと思うより、友人との時間を満喫してその時を待ってみた方がプラスなことが多いはずです。・他人と自分を比較しない「周りが結婚ラッシュでみんな幸せそう。」「彼氏がお金持ちで羨ましい」など、人間はつい他人と自分を比較してしまいがちです。これが恋活の最大の敵です。どれも自分がその境遇にたてば容易にわかることなのですが、結婚して幸せな人は独身の時から幸せです。また、いくらお金があっても幸せは買えません。そして一見、満たされた生活をしているようにみえる人ほど、実は人には伝わらない苦しみを抱えているのです。人に伝わらない、見えない苦しみほどつらいものはありません。また、幸せは人それぞれなので、他人と比較しても自分の幸せを取り逃がしてしまうだけです。恋活する時は自分の幸せに常に忠実でいることが必要です。・自分自身のコンディションを整え、良縁を引き寄せる恋活は、実は自分自身のコンディションを整えることからスタートした方が得策です。整った後は、必死で出会いを探さなくても自然と良い恋愛を引き寄せることができます。30代だから焦るのではなく、30代だからこそ焦らずじっくり恋活をはじめてみてはいかがでしょうか。
2018年08月18日「恋人と会うベストな頻度とは…お互いのために減らしたい」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。同じ年で交際4か月になる恋人がいる、27歳のトピ主さん。毎週末デートもしており、交際はとても順調なものの、彼も自分も「自分の勉強ができていない」という焦りを感じているそうです。「少し会う頻度を抑えよう」という話をしているものの、どのような提案をしたらいいのかとアドバイスを求めています。会う頻度を減らすと、「結婚」が遠のく?日々忙しいだけでなく、仕事に対する情熱や向上心も強いという二人。20歳代から30歳代にかけては、特に仕事の基礎を築く時期ということもあり、成長意欲を燃やしたり、「早く一人前にならなければ」「周りに置いていかれたくない」等の焦りも感じたりしやすい時期です。そのため、トピ主さんたちのように、恋愛に多くの時間を取られることに不安を感じてしまう……という経験をする人もいます。焦るくらいならまだしも、実際に仕事でいい結果が出なかったり、失敗をしてしまったりしたときに、「恋愛なんかしてるからいけなかったんだ」と思い詰める人も。そうなると、交際自体にも黄色信号が点りかねません。お互いのために“会う頻度”を少し減らそうということですが、一方でトピ主さんは、「せっかくのいいムードでのお付き合いにブレーキをかける事になるのかな」「下手に頻度を減らすと、結婚が遠のくのでは」といったことも心配しているようです。お二人の性格にもよるでしょうが、「会う頻度が減る=交際が盛り下がる、結婚が遠のく」と一概には言えないように思います。仮に彼のほうが会いたがったとしても、「今日は自分のことをやらない? 私も頑張るから!」と彼に時間をあげられたほうが、逆に「彼女となら未来が見える」「一緒に住んだほうが、二人でいられる時間が増える」と結婚を考え始めるかもしれないですよね。恋愛初期は特別な高揚感があり、多少の無理も効きやすいですが、そろそろ交際4か月。「恋愛」と「生活」をバランスよく両立できる形を探っていくには、いい時期かもしれませんね。「恋愛のせいで、仕事にマイナスになっているかも」とお互いが”本気で”思い始める前に、負担を感じない付き合い方を見つけていけるといいように思いました。ルール化するメリット・デメリット「会う頻度にルールを決めて自分の時間を増やそう」といった話も出ているそうですが、それもひとつの方法です。すでに「毎週末、会うこと」がなんとなくルール化されているようにもお見受けしますが、ルールを決めておくことには、以下のようなメリットがあるでしょう。(1)お互いの予定に振り回されず、時間を有効に使える(2)空き日には気兼ねなく、自分の予定を入れられる(3)よけいな不安や不満を感じず(感じさせず)に済む(1)と(2)はいわずもがなですが、(3)について補足しますね。恋愛では、片方が「会えない」を選んでも選ばれても、「気持ちが離れたのでは」「愛されてないのでは」といった不安や寂しさが発生してしまうことがしばしばあります。加えて、「急に会えない」なんて事態が起こると、「こちらは色々準備してたのに」「早く言ってくれたら、別のことができたのに」等々の不満につながることも。ざっくりとでもルール化しておくと、そうした事態をできるだけ避けられるメリットもあります。一方で、「会うことが“義務”になると、気持ちが萎えやすい」といった意見もあります。「会いたくなったから会っている」という感覚があるほうが、確かに恋愛感情は実感しやすいかもしれません。しかしながら、ルール化したところで、気持ちが離れれば結局は理由をつけて会わなくなる可能性も。連絡はこまめに取りつつ、お互いが「会える日まで頑張ろう!」と“ご褒美制“で自分のことを頑張れるならば、時間のけじめをつけて会うことにより、交際の満足度が今よりも上がる可能性もあるように思いました。ちなみに、週末じゅう会うのが習慣になっているなら、今後は数時間でも半日でも早めに解散する、あるいはランチから夕飯までは別行動をする……といった”時間帯でのルール化”も可能かと思います。時には“腹八分”を意識してみるその後の投稿によれば、まずは「同じ空間で、お互い他の事(勉強など)をする方法」を試してみよう! という話になったとか。うまくいけば、それもいい対策になりそうですね。その場合、カフェや図書館など、周りに他人の目がある場所のほうがケジメをつけやすいのでおすすめです。恋愛に限らずですが、「“腹八分”くらいが最も負担がなく、物事を継続しやすい」のは事実。愛する人と共に過ごすのも、人生のとても大切な時間ではありますが、「お腹いっぱい食べてばかりじゃマズイかも?」なんて思う瞬間があれば、ぜひ上記も参考に検討してみてくださいね。(外山ゆひら)
2018年08月13日「だだっ子みたいに甘えて来る彼、止めてほしい」と題する投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは出張で海外にいる恋人が、電話越しに突然“だだっ子”のように甘えてくるようになったことに困惑しています。「ストレスを抱えているのはよくわかるので支えてあげたいと思う反面、あきれるというか、冷めてきている」と心境をつづり、あまりストレスを与えずに、この状況を打開するよい方法はないか……とアドバイスを求めています。“知らなかった一面”に戸惑うのは当然だけど……お互いにアラサーという年齢。「普段の彼は仕事もバリバリこなすし、大人で優しい人」「私の嫌がることはしないように心がけてくれる人」とのこと。仕事のストレスなのか、突然“赤ちゃんがえり”のような態度で甘えてくるようになった彼に対し、トピ主さんは「尊敬の気持ちやときめきが薄れてしまいそう」と関係の危機も感じているようです。「彼らしくない」と思うようなプライベートな姿を目にすることになったのは、交際1年が経ち、それだけ二人の仲が深まってきた証でもあると思います。戸惑う気持ちもわかりますが、“だだっ子のような姿”も彼の一部であるのは確か。“大人で優しい”だけが彼の全人格ではなかった、ということなのでしょう。普段はトピ主さんの笑顔を見たり、直接触れあえたりしていれば、ストレス発散ができ、“甘えたい願望”も収まっていたものの、今回は離れ離れになり、かつ仕事で普段以上に強いストレスがかかったことで、それが表面に出てきたのかもしれませんね。「今まで通りのしっかりした大人の男性に戻ってもらいたい」という一文も見られますが、そのように「私の望むように相手が変わってくれさえすれば、すべて解決するのに!」という考え方をしていると、問題は悪化しやすく、解決も難しくなりやすいです。「彼の姿にガッカリした」という自分の感情を否定する必要はないので、「彼にはそういう一面もある」という事実だけを、まずは冷静に受け止めてみましょう。NOを伝えるときは、どんな伝え方が効果的?「甘えられたくない」と遠回しに言える自信がない、というトピ主さん。今まで優しく返答してくれていたため、おそらく甘えてもOKだと彼は思っているのでしょう。しかし、このままトピ主さんが我慢し続け、結果的に「完全に冷めた」「別れたい」となるくらいなら、早めにNOを言ってくれたほうが彼もうれしいし、有難いと感じるのではないでしょうか。こうした悩みはスキンシップで解決することも多いですし、近場なら思いきって「海外に会いに行ってみる」のもひとつ。あるいは、「自分も彼以上にベタベタと甘えてみる」という方法も有効ですが、抵抗を感じてしまうならば、やはり「甘えの限度や線引きを優しく伝えてみる」のがベストかもしれません。彼が甘えてきたら、「私も疲れてるから、また今度でもいい?」「今日はそういうのはナシね」などと、彼を全否定しない形で伝える。愛情を伝える言葉も付け添えるといいでしょう。もしくは甘えられる前に、先んじて「未来の楽しい話をどんどん持ちかけていく」のもいいと思います。「帰国したら〇〇に行こうね」「2週間後には楽しい時間を過ごせるね、あと少しだね」など、今のストレスの先に明確なゴールがあることを示していけば、多少なりとも彼の心を癒せる効果はあるかもしれません。残り10日ほどですし、トピ主さんが深刻にならずにいられるならば、甘えは適当にうっちゃりながら、「一時的なことかもだし、なりゆきを見守ってみよう」という構えを取ってみるのも一案です。将来を考えるかどうかの分かれ道かも?「現状別れることは考えていない」とのことですが、生涯のパートナーとしてやっていくならば、無理なく気持ちや意見を言える関係性を築けるかどうか、気になる部分も含めて相手を許容できるかどうか……は重要なポイントになってきます。結婚や共同生活となると、互いの気持ちや意見をすり合わせ、着地点を探っていく場面がたくさん出てきます。それに、相手の意外な一面を見て気持ちが冷めたり、嫌いになったりしてしまうなら、残念ながら一生のパートナーになる相手ではない、ということかもしれません。矛盾に聞こえるかもしれませんが、「相手のここは気になるし嫌だけど、離れることは考えられないし、愛している」という感情は成立します。交際というのは、お互いを深くわかりあっていく「過程」です。今回の件はある意味、将来を考えるかどうかの分かれ道と言えるかもしれませんね。“そういう一面がある彼”と、今後も一緒にやっていきたいのか。それはなぜなのか。一緒にいるとするなら、どんなふうに接すれば“そういう彼”と上手に、幸せにやっていけるのか――。先々への視点も持ちながら、ぜひ一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。(外山ゆひら)
2018年08月06日「36歳の友達がモテキ」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは36歳。同年齢の仲のいい女友達がいるそうですが、最近、彼女に困惑するほどの紹介話やアプローチが来ているそうで、「モテキが来たかも」と打ち明けられたそうです。彼女は「婚活市場で不利なスペックだから諦めている」と自他共に認めていたため、トピ主さんは「正直言ってかなり驚いている」そうで、年々見た目が若くなる彼女を「羨ましい」とも感じているそうです。「スペック」という言葉を使わないススメ恋愛や婚活の話をする際、「スペック」という言葉はとても一般的になっていますよね。スペックは本来、PCなどの機械の性能の指標となる数字。「婚活は所詮(しょせん)マッチングの市場なのだから、客観的な数値で表したほうが便利だ」という人もいるかもしれません。そうは言えど、人間は同じ規格で量産される機械とは違い、“スペック”で表すには、あまりにも奥深い要素を持っているようにも思います。自他ともに認める“不利なスペック”の彼女が今モテているのも、そのことの表れでは? 彼女には、スペックでは表しきれない魅力があった……ということではないでしょうか。そう考えれば、“スペック”という言葉に囚われるのは、あまりいいことがないように思います。投稿内で、トピ主さんは「彼女は派遣、実家暮らし、持病持ち」「自分は正社員、一人暮らし、健康体」だと比べたり、「婚活市場と恋愛市場ではスペックが違うのですか?」とつづったりしていますが、言葉は、その人の考え方にも知らず知らずのうちに影響を与えます。便利な言葉かもしれませんが、多用していると、いつのまにか人を“スペック”でばかり見る癖がついてしまうかも……。彼女を羨ましいと思うならば、この機会に「人は使っていても、私はスペックという言葉を使わないようにしよう!」といった訓練を始めてみるのもいいかもしれません。“できる努力”は人それぞれ違う「私と彼女は顔が良く似ていると言われているのに、なんで私に(紹介の)話が来ないんだろう?」とトピ主さん。その後の投稿では、「彼女と私の違いというのは、きっと色々なところに積極的に出て、取捨選択する練習を積んでいるのだと思います」とも分析されています。外見も年齢も近い彼女に学ぶべきポイントがあると思うなら、いくらでも参考にすればいいと思います。ただし、あくまで彼女は彼女、トピ主さんはトピ主さんだということはお忘れなく。彼女ができることが自分にはできないかもしれないし、逆にトピ主さんがちょっと頑張ればできることが、彼女にはできないかもしれない。性格も育った環境も、抱えている問題も違う二人なのですから、これは当然のことです。「万人にモテること」が目的ならば、ある程度のマニュアルや指針はあるでしょう。ですが、たったひとりのパートナーを見つけたいと思うならば、他人のまねをして付き合ったところで、結果的にうまくいかなくなってしまう可能性も。恋愛でつまずくポイントにしたって人それぞれ違いますし、もしかしたら彼女も「知り合うのは得意でも、関係を深めるのが苦手」など、本人なりの悩みを持っているかもしれません。紹介話”が多い人の特徴彼女のように「周りからの紹介話が多い人」というのは、人に合わせるのが苦ではなく、普段から人付き合いに時間やお金を割き、心配りをする努力をしている方が多いように思います。もしトピ主さんが普段、人付き合いをあまり重要視していないならば、「私がそこを羨んでも仕方ない! だって普段、彼女のような努力はしていないのだから」と割り切ってみるのもひとつです。その代わり、トピ主さんが得意な分野もあるはずです。例えば、自分から積極的に出会いに行く努力や、男性に話しかける努力ならできるかもしれないですよね。正社員や健康体が自分の強みだと思うなら、その魅力が発揮できる場所を選んでみる手もあります。「私が“ちょっと頑張ればできそうな努力”ってどんなことだろう?」と具体的に考えてみましょう。「羨ましい」と思ったら、視点を高く持ってみようとはいえ、近しい同性の友人に恋愛の進展があると羨ましい、気になってしまう……という気持ちもよくわかります。そんなときは、俯瞰で世の中を眺めてみるのがおすすめです。世界中で1日に誕生しているカップルは一体、何百組いるでしょう? 何千組、いや何万組といるかもしれませんよね。いちいち羨んでいたら時間がいくらあっても足りませんし、そんなふうに考えれば「所詮は他人事か」などとも思えるのではないでしょうか。彼女もトピ主さんも、幸せな日々を共有できるパートナーを見つけたいと思っている女性であることに変わりはなく、しかし、そこまでの道のりや速度は違っていて構わない。「自分だけの出会いの物語を見つければいいんだ」と心に決め、無為に焦ることなく、自分にできる努力を地道に重ねていきましょう。応援しています!(外山ゆひら)
2018年07月30日夏本番、暑すぎる日々が続いていますね。こう暑いと、少しでも気持ちをアゲるために、小さな変化を求めたくなりませんか?恋活へのモチベーションアップはもちろん、お仕事も頑張りたい。そんな方の参考になればと思い、元美容部員の筆者が、この夏ヘビロテしているプチプラネイルをご紹介します!■全色コンプリートしたくなる、プチプラネイルシリーズコーセーから販売されている「ネイルホリック」シリーズは、もはやプチプラネイルの定番といってもいいかもしれませんね!小売店やドラッグストアで目にしたことがある方も多いのでは?現在175色が販売されていて、極細筆や高発色タイプ、大粒ラメから極小ラメなど、発色や筆の形状、ラメの有無までバリエーションが豊かなのが特徴です。筆者は不器用代表なので、凝ったネイルアートはプロにお任せしたいタイプなのですが、売り場でネイルホリックシリーズを目にすると、なんだか自分も理想のネイルアートを施せるような気がします。お仕事でクライアントに会うときは、ラメは控えめだけど、指先がきれいに見える「PK804」を愛用中。ピンクベースですがベージュ寄りで、発色ははっきり目ながら、ケバケバしく見えないので、オフィスカジュアルカラーとしておすすめです!■女子力&恋愛モチベが上がりそう!? ジャケ買い待ったなしダイソーとサンリオのコラボネイルがとにかくかわいい!コロンとしたボトルには、キキララやハローキティ、マイメロディの愛らしいイラスト。子どものころ、ひとつはサンリオキャラクターのグッズを持っていたであろうアラサー世代にとって、なつかしさも衝動買いの原因のひとつになりますよね。このネイルシリーズはキャラクターによってネイルのタイプが異なります。キキララはクリアカラータイプ。「シロップレッド」をチョイスして使ってみたところ、もとの爪の色を生かしてほんの〜り明るく健康的なツヤを出してくれましたよ。会議など、よりオフィシャルな場面で使用しやすいのではないでしょうか。ネイルを塗っているだけで、手元の仕草が丁寧になる気がします。きれいな手元を維持して、「あ、いいな」ってまわりをドキドキさせたいですね。■ちょっと攻めてる高発色!お手入れも楽チン!こちらのネイルもダイソーから発売中のカンコレシリーズのひとつ。はっきりくっきりとしたカラーバリエーションが目を引きます。剥がせる水性ネイルと、高発色ネイルの2パターンで展開中。パステルカラーからベーシックなカラーを含めた20色、どれも日替わりで使いたくなります。夏はサンダルを履く機会が増えますし、足元は少々、派手目でもいいじゃないの!というわけで、大好きなエメラルドグリーンをヘビロテしています。一度塗りで十分な発色。伸びも良くて優秀なんですよ。いつもより熱めのお湯で指先を温めておくと、ペロッと気持ちよく剥がせます。休みの日だけ使用して、寝る前に簡単にオフできるのがうれしいですね。デートの日だけ気合を入れて♪そんな使い方もアリかもしれません!塗るだけで気持ちをアゲてくれるネイル。この夏はネイルを活用して、恋のモチベを上げていきましょう!
2018年07月25日「生涯独身女性は不幸なんでしょうか」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。地方に住んでいるという、30歳手前のトピ主さん。職場は9割以上が既婚者で、「年齢を重ねた独身者への偏見がある」と感じていると言います。トピ主さんも周囲の勧めで出会いの場へ足を運んでいたものの、最近は結婚願望も薄らぎ、疲れて休日は家に引きこもるように。「生涯独身女性の幸せを想像することができない」「自分は一生誰からもお祝いされない人生を生きるのかなと悲観している」と心境をつづっています。「マジョリティではないこと」が、つらさの原因なのかも独身女性に偏見を持ち、あるいは変わっていると判断し、陰で憐む――。全員がそのような人ばかりの職場に、トピ主さんはいるようですね。独身で生き生きと過ごしている女性の例も、誰ひとり思い浮かばないのですね。こんなふうに断言すると、「いや、全員というわけではないんですが……」と言われるかもしれません。そうなんです。トピ主さんは今、既婚者がマジョリティの組織に属しているから、マイノリティとしての居心地の悪さを感じている。「他の人は“結婚”というアイテムを持ってるのに、私だけが持っていなくて恥ずかしい」「ロールモデルが少ないから、そのアイテムを持たずに生きていく方法がわからない」と感じてしまう――。しかし国全体で見れば、独身者は確実に増えています。2015年の国勢調査でも、「男性の約4人にひとり、女性の約5人にひとりは生涯未婚」というデータも出ています。仮に独身者のほうが多い環境にいれば、「自分だけ違うから恥ずかしい」とは感じないことでしょう。つらいのは結婚していないからではなく、「今のコミュニティ内で、マジョリティの側にいないこと」が原因なのかもしれない。そんな視点もぜひ持ってみてください。所属するコミュニティやアイデンティを複数持ってみようその上で、ではトピ主さんはどうすれば悲観せず暮らせるようになるのか。強くおすすめしたいのは、コミュニティやアイデンティティを増やすことです。投稿を読む限り、今トピ主さんが所属しているコミュニティは「会社」だけで、アイデンティティも「〇〇会社の会社員」というひとつだけなのかな?という印象を受けました。ひとつのコミュニティにいることが悪い、というわけではありません。ただ、そこの価値観のなかにいるのが「居心地悪い、つらい」と感じるならば、居心地よく属せる他のコミュニティも積極的に探してみましょう。趣味でも教養でもスポーツの世界でもいいですし、オンラインの世界でも構いません。視野を広げれば、「結婚していようがいまいが楽しめる場所」はたくさんありますし、「立場や状況に関係なく楽しく会える人」は必ずいます。アイデンティティを増やすことも、それにひも付いています。たとえば、普段は会社員でも「実は市民オーケストラのメンバー」なんて人もいれば、「週末はロードバイカー」「〇〇バーの常連さん」といったアイデンティを持っている人もいますよね。仕事や義務以外の“別の顔の自分”を持つことは、今ここにある貴重な人生の楽しみ方を教えてくれます。将来への焦燥感や不安感も和らげてくれるはずです。何より、所属するコミュニティやアイデンティティを複数持っていると、単一のコミュニティの価値観にとらわれずに済むので、心身健やかに、フラットに生きていきやすいです。独身者への偏見を持っている人がいても、「どうでもいい」と思えるようになり、そうして軽やかに日々を過ごしていると、こちら側を支持してくれる人が出てくる……なんてこともあるものです。自分の人生を豊かにすることに集中しよう「恋人にひどい裏切りを受けて別れて以来、結婚願望が薄れている」というトピ主さん。であればなおさら、恋愛は副次的な産物と考えて、今はひとりでの楽しい暮らし方を模索してみてはいかがでしょうか。「やってみたかったけど、やっていないことリスト」を書き出し、どんどんチャレンジしていくのもいいと思います。居心地が悪い職場や、慶び事を心から祝えないような人間関係ならば、思いきって手放してみるのもひとつです。トピ主さんは“生涯独身女性”なのではなく、「トピ主さん」というひとりの人間です。カテゴリー分けをしてさげすむような人は放っておいて、たったひとりの人間である自分と仲良くしあえる人やコミュ二ティを、ぜひ見つけてみてください。日々を豊かにしようと心がけ、自分自身を楽しませることができるようになれば、そのうちにきっと「一緒に楽しみたい」と思いあえる異性も現れてくるでしょう。自分がいる環境を変えていく自由があることは、決して当たり前ではありません。恵まれたその力を生かして、まずは自分自身をめいっぱい幸せにしていきましょう。負けないで。応援しています。(外山ゆひら)
2018年07月23日「彼の負担になりたくないけど辛い」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。交際1年になる彼氏がいるトピ主さん。彼は出張も多く忙しい状況で、最近はトピ主さんから連絡しなければ1か月以上間隔が空いてしまうし、2か月以上会えてもいないそうです。彼が疲れていることや趣味でリフレッシュしたい気持ちも理解したいけれど、寂しくて我慢することに疲れてしまった。自分でもどうしていいか分からない……と悩める心境をつづっています。今ある関係は、「これまで」の結果こちらから連絡すれば普通に反応はあるけれど、彼からは連絡をしてきてくれない。会いたいのに、会えていない。つまりトピ主さんは、自分の望むような交際ができていない現状に悩んでいるのですね。厳しいことを言うようですが、もしかしたら今のトピ主さんは、彼にとって「忙しい日々のなか、会いたいと思えない彼女」になってしまっているのかもしれません。忙しい日々の中でも自分から連絡したい、会いたいと思うのは、どんな恋人なのか。「笑顔で楽しい時間が過ごせる」「幸せな気持ちになれる」「明日からもまた頑張ろうと思える」といった恋人像を挙げる人は、男女問わず多いかと思います。トピ主さんは面と向かって彼に不満をぶつけてはいないようですが、投稿に書かれているような「寂しくて辛くてすごくしんどい」といった気持ちは必ず伝わっていたはず。彼女が交際に不満を抱えていると、次第に無力感を感じ、「僕といても幸せでないなら、別れたほうがいいのでは」といった後ろ向きな気持ちになってしまう男性は少なくないようです。アンハッピーな空気を感じるなかで、もしかしたら彼の“トピ主さんを好きな気持ち”も、交際当初よりは目減りしてしまったのかもしれません。「今ある関係」というのは、「これまで」の結果でもあります。二人の今までの言動の一つひとつ、1回1回のデートの結果として、今の関係がある――。時間の経過など他の要素が全く関係ないとは言いませんが、その事実はまず落ち着いて受け止めてみましょう。「今までとは違う努力」をしてみようとはいえ、それは「今」の段階の話で、この先どうなるかは未知数です。彼の心にトピ主さんへの愛情が残っているならば、何かのきっかけで再び気持ちが盛り返し、いい関係を築き直せることもあるかもしれません。そのためにはどうしたらいいか。少なくとも、今のようにひたすら寂しさを我慢して、「いつか余裕ができたら連絡ください」などとLINEを送っているだけでは、事態は変わらないように思います。これまでトピ主さんは「彼の忙しさに文句を言わず、会えなくても我慢する」という努力をしてきたわけですが、状況は変わらなかった。ならば、今までとは違う努力をしてみましょう。彼を忘れるくらい何かに夢中になってみたり、「次会えるときには、見違えたと思わせてやる!」と外見・内面の自分磨きに励んでみたり。自分の生活を楽しみ、穏やかな心理状態をキープする努力に励むのも一案です。あるいは、彼以外の異性に目を向けてみる努力だって有効かもしれません。同じくらい会いたいと思いあえる男性と付き合った方が、結果的にトピ主さんは幸せかもしれないですよね。「2か月も放っておく彼氏なんて、こっちから願い下げ!」くらい強い気持ちになることができれば、逆に彼のほうが焦り始めることも考えられます。いずれにせよ、“彼一色”の自分を変える努力をしてみるのは有効でしょう。お互いが相手に“片思い”している関係=恋人なのかも恋人関係とは、一体どんな関係を指すのでしょう。『愛のシッタカブッタ』(メディアファクトリー/小泉吉宏著)という本には、こんな文章が紹介されています。「両思いって片思いと片思いがたまたまうまくいってるだけなんだ…」「愛することと、愛を要求することは別のことだね」。トピ主さんは今、自分たちは“片思いどうし”だと言えそうですか? お互いが自分の要求を押し付けてばかりで、相手を思いやる気持ちを失ってはいないでしょうか?「交際開始」は言葉どおり、ただのスタートです。交際が始まってからも、お互いが相手に片思いしあえている状況が続き、思いやりあえる良好な関係を築けたカップルだけが、一生のパートナーとなっていく。そのことを真に理解すれば、トピ主さんが今ここからどんな選択をすればいいのか、今後はどんな心がけで交際をすればいいのかなど、大きなヒントが見えてくるかもしれません。「彼の態度ありきで受け身に待つ」のではなく、「その状況下で自分はどうするか」を決めて、怠らず積極的に自分の人生を歩んでいきましょう。応援しています!(外山ゆひら)
2018年07月16日「さっさと忘れる方法を教えてください」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。“可能性のない人”に恋をし続けているという、アラフォーのトピ主さん。「大人は恋愛もドライになるのが普通なのか」「振られたらさっと切り替えて、他の人を探すのが大人の恋愛なのか」などと思うものの、恋心が消えないそう。可能性のない人を忘れる方法を教えてください、と切実に訴えかけています。気持ちはコントロールできなくても、意志の力で進むことはできる他の人の恋愛相談で、「振られたのにずっと思い続けるなんて時間の無駄」「さっさと忘れて次へ行け」「恋愛なんてしてる年齢じゃない」といったアドバイスを見かけた、というトピ主さん。失恋後は婚活やイベント、飲み会などにも参加してみたものの、彼を忘れられない……とつらい心境をつづっています。残念ながら、人は意図的に特定の感情や記憶を忘却することができません。「忘れようとすればするほど、記憶は強化されてしまう」といった研究結果も知られていますが、つまるところ、恋心も完全にコントロールすることはできない。その前提を踏まえた上で、「さっさと忘れるにはどうしたらいいか?」という問いに助言させていただくならば、以下2点をお伝えしたく思います。(1)「次の人生へ向かう」という強い意志を持つ心の中に、相手を好きな気持ちが残っていたとしても、「意志」の力で人生を前に進めていくことは可能です。“先のない恋”に固執して、同じ場所で立ち止まっていては将来、後悔する。人生は一度きり。つらくても、前に進もう――。そのように決めて、恋を葬っていく人も実際に少なくありません。恋を捨てていくその姿を、「ドライ」だと見ることもできるでしょう。しかしながら、自分の人生を諦めずに良いものにしようと奮闘することは、はたして「ドライ」なのか。見方を変えれば、自分の人生に責任を持ち、自分の力で幸せに向かおうとする、力強い姿とも言えるように思います。意志で恋を吹っ切ろうとすることは、場合によっては「感情のまま(相手を好きなまま)でいる」よりも、つらい過程になることも。それでも「共に生きていける相手を見つけよう!」と頑張っていけば、その成果を手にすることも期待できるでしょう。(2)「気付いたら、考える時間が減っていた」という状態を目指す彼への気持ちが“ゼロ”になるのを目指さないことも重要です。「時間の流れは解決してくれない」という記述も見られますが、1日に8時間、彼のことを考えていたトピ主さんが、来年の今日、1日3時間しか考えていない状態になっていれば、それは忘れる過程がうまくいっているということ。たとえ一生、彼を思い出したとしても、今のように「苦しく」ではなく、穏やかに懐かしく思い出せる日も来るだろうと思います。「気付いたら彼のことを考えない時間が、前より長くなっていた」となるためには、目の前の日々をとにかく一生懸命、生きること。そして、彼との接点をできるだけ持たないことです。何か目標や目的に向かって頑張ってみるのもいいですし、仕事でも趣味でも遊びでも創作でも、彼のことを一瞬でも忘れられるくらいに没頭できること、夢中になる対象を探してみましょう。気の済むまで恋を続けても、誰も文句は言わないとはいえ、“可能性のない恋”は必ず忘れなくてはいけない……というわけでもありません。その人を思うだけで涙が出る。少し話しただけで、「死ぬほど幸せな気持ち」が湧いてくる。そのような狂おしいまでの恋心を味わうことだって、人生の醍醐味のひとつです。つらくとも、そんな大きな恋ができたことを喜び、納得いくまで相手を想い続けるのも、長い人生で見れば、意義ある時間となるかもしれません。それに、人が現状に留まっていたいと思うのは、そこに何かしらのメリットがあるから。そう考えれば、トピ主さんは今はまだ「恋をしている喜び」を味わっていたいのかもしれませんね。いずれ、「彼を思って得られる幸せ」よりも「誰かと人生を生きていきたい気持ち」が上回るタイミングが来れば、自然にそういう選択ができるかもしれない。「今はまだ彼を好きでいたいのだから仕方ない!」ということならば、胸を張って恋を続けるのもひとつです。その選択をする自信がない、トピ主さん自身が現状に不安を感じているというならば、前項のような2つのアドバイスもぜひ参考にしてみてください。好きなだけ恋を続けるか、それとも意志でケジメをつけて、人生を前に進めるのか。トピ主さんは果たして今、どちらを強く望んでいるでしょうか。心と頭の声をよく聞いて、自分自身の答えを出していきましょう。応援しています。(外山ゆひら)
2018年07月09日「いい感じだと思っていた男性とダメになりそう」という女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、27歳。元同僚の男性と仲良くなり、ここ2か月、彼からの誘いで2度ほど食事をし、連絡も毎日取り合っていたそうです。しかし、その後急にやり取りが途絶えるように。トピ主さんから時々連絡をしているものの、以前よりペースが落ちており、それがどんどん顕著になっているそうです。今後のベストな対処法について問いかけています。思い込みで暴走するほど、縁は遠のいてしまうかも!?彼に迷惑がられているのではないか……と、とにかく不安な様子のトピ主さん。誘いがなくなったことや文面の温度差などから「他にすてきな人がいるのでは」といった推測までしているようですが、一旦、落ち着くことです。思い込みから極端に判断してしまえば、それこそ自滅してしまいかねません。彼側の事情はわかりませんが、特段、気まずくなるような出来事もなかったとのこと。「今は少しこちらへの関心が落ちついた(下がっている)のだろう」と理解するのが最善ではないでしょうか。彼はこれまで4年間、職場でほぼ毎日顔を合わせており、会話もしていた相手とのこと。最近、読書という共通の趣味があると分かってグッと距離が縮まったものの、“新しい関係”としての興奮は、少し落ち着いてきたのかもしれません。理由はどうあれ、相手があからさまに引いているならば、こちらも同じくらいにテンションを落とすか、一旦、退却姿勢を取るのがベストでしょう。このまま不安を募らせ、彼の反応に一喜一憂していれば、状況はさらに悪化していく可能性も。難しいかもしれませんが、この2か月のことはひとまず忘れ、以前の自分の生活ペースに戻ってみては。楽しかった記憶が彼の頭の中に残っていれば、そのうち彼もまたトピ主さんのことを思い出し、連絡がくるかもしれません。“明るい一途さ”は、歓迎されやすいけれど……トピ主さんとしては、このままスムーズに恋人関係に移行したい思いがあったのでしょうが、そうはならなかった。期待どおりの展開にならなかったのは、残念ですよね。それでも誰かを好きになり、交際を望む上では、“思いどおりにならない事実や痛み”を受け取る覚悟も、多少は必要になってきます。ちなみに、恋愛では“一途さ”が相手の心を動かすこともありますが、これは基本的に“明るい一途さ”の場合です。相手がつれない反応をしても、「片思い上等!めげないぞ!」「次はどう攻めようかな!?」などと明るく、相手に楽しい気分や時間を提供できるような片思いならば、相手の心を徐々に掴んでいくこともあるようです。しかし、“暗い一途さ”はなかなかうまくいきません。まだ好きかどうかわからない相手から、「どうして急に冷たくなったの?」「私なにか悪いことした?」「前みたいに返事をくれないと不安になる」なんてネガティブな気持ちをぶつけられたら、どうでしょうか。気持ちが高まるどころか、萎んでいってしまいそうですよね。「貸し借りしあっている本を“口実”にして、また連絡しようかと思っている」とのことですが、そのような作為的な下心を感じさせるほど、彼はさらに引いてしまうようにも思います。「相手からの働きかけ」もなければ、恋愛は始まらない「自分の気持ちに区切りをつけるためにも、もう一度、勇気をもって連絡してみたい」とのこと。ケジメをつけたいならば、玉砕覚悟でぶつかってみるのもアリだと思います。彼との縁は切れたとしても、次の恋愛に向かうことができますし、それもトピ主さんを幸せにする選択のひとつでしょう。「やっぱり、彼との未来にも望みを残したい」というならば、彼への優先度はグッと下げつつ、“保留”にしておくのもひとつです。「流れに任せてみよう。縁のある相手ならば、また状況が動くときが来るはず!」と運を天に任せるような心持ちで、自分の生活を楽しく過ごす。そうしているうちに彼からの働きかけがあれば、そのときは一歩ずつ、彼のペースを追い越さない程度に距離を縮めていくといいでしょう。恋愛は、双方からの働きかけがなければ始まりません。「彼からも働きかけてもらうには、どうすればいいのか?」と考えてみると、今までと違う心構えが必要だと気づくかもしれませんね。これを機に、感情のコントロールの仕方や、“いい感じ”になってからの恋の進め方など、恋愛に関する勉強をいろいろとしてみるのもおすすめです。「経験」は受け止め方次第で、自分を幸せにするための力に変えることもできます。今の状況をできるだけ冷静に受け止めて、ぜひ前向きに歩んでいってほしいなと願います。応援しています。(外山ゆひら)
2018年07月02日「家事をしたら褒めてほしいと言われた」という女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。結婚を予定しているトピ主さん。家事分担について話し合っていたところ、彼は表題の発言をしたそうです。小さな姪や甥ならば心からそうしてあげたいけれど、彼は38歳の大人。トピ主さんは「なぜいちいち褒めなきゃいけないのか」と感じ、この彼との結婚を悩み始めてしまったそうです。彼の真意は? 「ありがとう」なら言いやすいかも「家事する度に褒めるとか面倒だし、幼児じゃあるまいし」と、“褒めて発言”に強い不快感を示しているトピ主さん。結婚後も共働き予定で、子どもを持つことも考えているため、家事分担は必須だと考えているようですね。「家事をしたら褒めて欲しい」という言葉を額面どおりに理解するならば、家事をするたび、「よくやったね」などと持ち上げなければならないような印象を受けますが、楽観的な見方をするならば、彼もそこまでの意図はなかった可能性も感じました。「家事分担は当たり前!」というトピ主さんの意思を聞いて、彼は「自分にできるかな、忙しい時期でもできるかな……」などと少し不安になってきて、その結果、「大好きなトピ主さんから褒めてもらえるなら、頑張れるかも!」と思い、そんなことを言ったのかもしれません。ひとつの提案ですが、感謝を伝えあうようにする、というのはいかがでしょうか。いちいち褒めるのは負担でも、「ありがとう」ならそう難しくないですし、折衷案になるのではと思います。もちろん一方通行ではなく、お互いに感謝しあうということです。「進んで家事をやった側には、必ず『ありがとう』を言いあおうね!」なんてルールづくりをするのも一案です。家事に協力的な男性を見分ける方法とはいえ、現実的に世の中の夫婦を見渡せば、家事負担の多くは女性が担っているのも事実。近年は共働き家庭が急増していることもあり、「やると言っていたのに、結婚したら何もしてくれない」「手伝うよ、というスタンスに腹が立つ!」といった女性陣の不平不満もよく聞かれます。さまざまなケースを見聞きしてきましたが、家事に関しての男性のスキルやスタンスには、大きく以下の4タイプがあるように思います。(A) 頼まれなくても、自ら積極的に家事をする男性(B) 女性側の指示や感謝があれば、手伝う意思はある男性(C) あまり家事をしたがらない(できない)けれど、女性にも家事を強制してこない男性(D) 自分は家事を一切しない(したくない)けれども、女性には完璧な家事遂行を求める男性トピ主さんは(A)の男性を望んでいるのでしょうが、彼は(B)のタイプなのかもしれませんね。「手伝いたい気持ちはあるけど、何をしたらわからない」「頼まれたことはやる」というタイプです。女性側がうまく手綱を握れば、積極的に家事を手伝ってくれる男性に育てることもできると思いますが、「そんなことしたくない、面倒だ」と思うならば、最初から(A)のタイプの男性を探したほうが、トピ主さんにとって満足度の高い結婚となるかもしれません。ちなみに、男性がどのタイプか知りたいならば、「発言」よりも「普段の習慣」や「育った家庭の環境」を見るのがオススメです。特に、父親が積極的に家事をしていた家庭で育った男性は、家事を当たり前にできる男性である確率が高いように思います。縁あった相手とうまくやっていくにはとはいえ、「家事が得意」というだけで結婚を決めるのが難しいのもまた事実。「縁あった相手と、うまくやっていくための最良の道を探る」のも、ひとつの良案です。流行りの家事代行サービスを活用してみたり、「お互い無理しすぎなくていい」と決めたりしてもいいわけです。例えば、平日はお惣菜や半調理食などで簡単に済ませ、土日はしっかり協力して家事を片付けたり、一緒に料理を楽しんだりする……といったやり方もあります。無理に家事をして「なんで自分ばかり?」とイライラするくらいなら、多少散らかろうが許容しあうのも一案。「こうすべき」「これが普通」を叶えようとするのではなく、「自分たちのやり方で快適に暮らせればいい」と考え、その形を見出すことに努めていきましょう。今回の彼に関しても、別れるのは最終手段として、その前に一度とことん話し合って、落としどころはないか探ってみてはいかがでしょうか。自分の希望を伝え、「どうしてああいう発言をしたの?」と彼の真意も尋ねた上で、建設的な会話ができるといいですね。お互いに一緒に生きていきたい意思があり、誰かが自分のために何かをしてくれることを“当たり前”と思わず、感謝ができる二人ならば、協力体制を築くことは決して不可能ではないと思います。いい話し合いができることを祈っています。(外山ゆひら)
2018年06月25日6月と言えば、ジューンブライドの季節。なんとなく「結婚っていいな」と思う機会が増え、自然と婚活に力が入る女性も多いのでは?そこで今回は、婚活のお守りになるようなリップをご紹介。本格的に活動を始める前の準備としてゲットするのもいいかもしれません。■刻印などのサービスがあるリップが◎まず、自分自身のテンションを上げるには、名前や刻印を入れられるサービスがあるリップがおすすめです。最近は多くのブランドがこのサービスを始めていて、ネットでもオーダーできるみたいですよ!その中でもおすすめなのは!?■婚活リップNo.1はエスティローダー名前入れの先駆けともいえるエスティローダー。不動の人気No.1ですね!名前やイニシャル、それに期間限定で、猫、ハート、桜などのモチーフが入るのも見逃せません。こまめに公式サイトをチェックしたいブランドのひとつと言えるでしょう。婚活カラーNo.1は「ピュア カラークリスタルシアーリップ」の「#01クリスタルベビークリーム」。ピュアな唇を作れるモテピンクです。とりあえず、1本目はこちらの色がおすすめ。このシリーズはカラーが豊富なので、2本目からは独自の勝負リップを選ぶのもよさそうです。■YSLのプロポーズリップで花嫁に!?エスティローダーが「婚活リップNo.1」なのに対して、イヴ・サンローランは「プロポーズリップ」と呼ばれているのをご存じですか?もちろん名前やメッセージ、記念日などを刻印できます。とてもゴージャスなルックスのリップなので、ポーチに入れておくだけでテンションが上がりますよ。「ルージュヴォリュプテシャイン」の「#15コライユインテュイティブ」を指名買いしてくださいね。唇から幸せがやって来そうなモテカラーです!■ロマンチックが好きな人はかわいくて乙女っぽいアイテムが好みのあなたには、ジル・スチュアートがおすすめ。女子力をアピールできそうなリップにも名前を入れられます(名入れができる店舗は公式HPでチェック!)。「リップブロッサム」は、どれもモテカラーの呼び声が高いのですが、中でも「15番viola mist」が人気。ぜひ店頭でチェックしてみて。■気合を入れたいなら、ディオールディオールはリップ以外にも、名前入れができるアイテムがいろいろあります。香水やグロスなどもOK。中でも注目は、唇をふっくらさせるグロス、「リップマキシマイザー」。特に「#001ピンク」が人気のようですが、季節ごとに限定色も出るのでチェックを。こちらは女子同士でプレゼントするのも流行っているとのこと。「みんなで幸せになろう!」なんて気合が入りそうですよね。■プチプラにも優れモノが!なんだかお高い婚活リップばっかり……と思ったあなた!プチプラにもいいアイテムはありますよ。例えば、オペラのリップティント。限定品もあるし期間限定で名入れもできます(公式HPでチェックを)。人気は「05番コーラルピンク」。なんとYSLの15番に色味が似ていて、注目が集まっているんです。カジュアルな装いの時になじむ軽い感触でおすすめ!■終わりにどうしてもジューンブライドを意識してしまうこの季節、せっかくなので、お守り用のリップをゲットしてみては。リップの後押しで、案外サクッとステキな人と出会えたりするかもしれませんよ。
2018年06月20日「女の勘が鋭いって不幸せなのかも」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。トピ主さんは、1年半交際した彼氏の浮気が原因で別れたばかり。なんとなく勘が働いてカマをかけてみたところ、彼が白状したそうです。過去にも同じようなことが何度かあり、その時は「別れて正解!」と思えたけれど、「今回はかなりキツイ」とのこと。「もっと鈍い女だったら何も疑いもせず上手くいってたのかなと思ってしまう」とつらい心境を吐露しています。女の勘は、自分を守ろうとする“心の防犯アラート”かも携帯を見るなど詮索しているわけではないのに、「なんか(浮気が)わかってしまう」というトピ主さん。勘が働くのは一体何なのか……とのことですが、これはある意味で“心の防犯アラート”と言えるのでは? 「この男性は不誠実だから、悲しい思いをしますよ!」と知らせることで、結果的にはトピ主さんの幸せを守ろうとしてくれている、という考え方もできます。もちろん、“知らぬが仏”という考え方もあります。世の中には、相手の男性が浮気をしていても気づかない、あるいは気づかないふりや許すことで関係を継続しているカップルもいますよね。彼女たちは、トピ主さんが考えるように「女の勘が鈍い」のか、あえて「鈍いふり」をしているのか、あるいは「嫉妬心が極端に少ない」か「相手への関心が低い」のか、それぞれに理由やカップルの関係性があるのだろうと思います。いずれにせよトピ主さんの場合は、相手の些細な変化に気づいてしまうし、知らぬふりもできないし、浮気は許したくないわけですよね。そういうトピ主さんだからこその魅力もあり、勘が鋭い(=人の言動や心理に敏感)からこそ得られているメリットも、仕事や人付き合いのなかでは必ずあるはず。一生付き合っていくかけがえのない存在は、彼ではなく自分自身です。“この自分”が幸せなパートナーシップを築いていくための道を模索していきましょう。「信頼できる男性」と、末長く交際するためには?投稿には、「付き合いが長くなくても、なぜか信用できる人」もいれば、「付き合いが長くても、いつまでも信用できない人」がいる、という記述も。トピ主さんが過去に浮気や二股をされた男性はいずれも後者のタイプで、最初から「なんか信用できないかも」と思いながらも交際し、でも結局「やっぱり(浮気した)か〜」となって破局を繰り返してきた。一方で、前者タイプの男性たちと交際した経験もあり、彼らは「最後まで誠実」だったものの、逆にトピ主さんに好きな人ができて振ってしまった……とのこと。これらの経験を糧にし、「次こそは誠実な男性と長く付き合いたい」と思っているならば、以下のような選択肢があるかと思います。(1) 最初から「信用できる」と思う男性を意識的に選び、自分もよそ見をしない努力をする最初から安心できるタイプの男性を選び、そこで安定した関係性を目指すのは、ひとつの良策です。ただ、トピ主さんは逆のタイプに惹かれてしまう傾向もある様子。刺激やドキドキ感を求める人に顕著ですが、異性的魅力にあふれ、女性を安心させない相手だからこそ惹かれてしまう――というのは、恋愛ではままあることです。ただ、そういう相手との恋愛に「心底懲りた」結果、意識的にそういう相手を選ばなくなる方もいます。もともとタイプではなかった相手で満足できるかはその人次第ですが、「勘が鋭く、浮気に耐えられない自分の性質」をしっかり自覚していれば、誠実に向き合ってくれる男性の有難みも、今までより強く感じられるかもしれません。(2)「信用できると思うまで付き合わない」もしくは「交際後も安心させすぎないよう努力する」「心惹かれても、すぐには付き合わない」のも一案。恋愛感情は瞬間的に盛り上がることもありますが、信頼関係を構築するためには、それなりに時間がかかります。その過程を経てから、ゆっくりパートナーとなるのも良策です。とはいえ、「交際をしながら信頼関係を育てていくこと」も可能ですし、そうした実例も多くあります。今回の彼はその途中で誠実に向き合うことを放棄したわけですが、トピ主さんに惚れられている自信があり、タカを括っていたのかもしれませんね。そのような事態を避け、真面目に向き合い続けてもらうには、こちら側はどう接していくとベストなのか――。そうした考察にも、今後の幸せのヒントが潜んでいると思います。彼が好きだった分だけ、浮気に気づいてしまったことや裏切られた悲しみは強いのだろうとお察しします。それでも、鈍感なふりをしてみたところで、一生無理は続かなかったはず。「いずれ判明してショックを受けるくらいなら、このタイミングでわかってよかった」と考えてみるのもオススメです。曇りのない幸せな未来を第一に考えれば、“女の勘”はとても心強い存在。失恋から立ち直れた暁にはぜひ味方につけて、妥協なき幸せを見つけてほしいなと思います。応援しています。(外山ゆひら)
2018年06月18日「婚活中の友人に囲まれて四面楚歌」と題する女性からの投稿が、掲示板サイト「発言小町」に寄せられました。既婚のトピ主さん。周りの40歳代の友人たちは皆独身で美人揃いで、性格も悪く“なかった”そうです。しかし婚活を始めてからとげとげしくなり、最近は会うたびに「トピ主さんを責めるような言動」をしてくるそうです。トピ主さんは対処に悩み、風当たりを弱める妙案はないでしょうか、と問いかけています。悩み相談でストレスを溜めないための方法は?婚活のアドバイスを求められ、答えると必ず言い負かされる。「話を聞いて欲しいだけ」と言うので一生懸命聞いたら、主体性がないと怒られる。トピ主さんの子育てや旦那さんのことを根掘り葉掘り聞いてきた挙句、「甘い甘い」と酷評される――。婚活がストレスなのだろうとは思うものの、友人関係までおしまいになりそうで言えない、とのこと。彼女たちのストレスのサンドバックになってあげているようですね。なるべく逃げているものの、「逃げきれなかった場合のお説教?が倍返しとなって返ってくる」といった記述もあり、"四面楚歌"と言いたくなるほどのつらさが伝わってきます。妙案となるかはわかりませんが、悩み相談でストレスを溜めないための方法を3つ提案します。(1) 一度はっきり意思表示する彼女たちはおそらく、トピ主さんがそこまで困っていることに気づいていないのではないでしょうか。であれば、「私はもう答えられないから、別の人に相談して」「ごめんね、でももうそういう話は聞きたくない」と一度はっきり伝えてみるのが、一番の対処法だと思います。それで彼女たちもハッと気づくことがあるかもしれませんし、その程度で壊れてしまう友情なら、それまでと割り切ってしまうのもひとつ。しばらく疎遠になっても、婚活が終われば「当時は余裕を失っていて、私も嫌な態度だったな」と彼女たち自身が気づき、自然にまた仲良くできる日が来るかもしれません。無理して関わって嫌いになるくらいなら、嫌いになる手前で線を引く。それもある意味では優しさですし、大人の付き合い方ですよね。そもそも対等な友人関係において、「相談に乗ってお説教される」なんておかしな話。曖昧に交わしても気づかない相手には、一度バシッと言ってみるのが有効だと思います。(2) 「共感」と「応援」だけを伝えてあげるとはいえ、そうできない性格の方がいるのも承知しています。職場等のつながりで、表面的には仲良くしないと支障が出る……といった場合も、なかなか難しいですよね。はっきり言えない場合は、「共感と応援だけをしてあげよう」と決めて応対するのも一案です。例えば、相手が「いい人が見つからない、つらい」と言うなら、「つらかったね」と返す。「初対面のときは、それなりに楽しかったのにな」と言うなら、「そっか、そのときは楽しかったんだね」と返す。ポイントは、感情の形容詞を拾って繰り返すこと。それだけでも、人は自分の気持ちを受け止めてくれた、共感してもらえたと感じやすいです。その上で、こちらの意見を求められたときは、「〇〇ちゃんはどうしたいと思ってる?」と返す。これはあなたの問題であって私の問題ではないよ、ということをさりげなくにおわせた上で、「〇〇ちゃんが決めることを、私は応援するよ」と味方であることはしっかり伝える。トピ主さん夫婦の話を聞かれても、「うちは参考にならないよ」「うちはそれなりにやってるからいいの」と拒み、話す意思がないことを暗に伝えていきましょう。(3) 毎回ではなく、時々じっくり聞いてあげる「時々じっくり聞いてあげる」のもおすすめです。一喜一憂の展開に毎回付き合うのはやめるけれども、「1〜3か月に1回は聞いてあげよう」などと決め、時々しっかり時間を取ってあげる方法です。いいニュースがあれば、そのときに目一杯、喜んであげてください。そうしていれば、「応援している気持ち」は十分に伝えられると思います。それ以外のタイミングで婚活や恋愛の話題を振られたら、「今ちょっと時間がないから、今度聞くね!」などと言って、“今は”聞かない、聞けないという意思を見せていきましょう。相談も“主体性”を持って対処していこう(1)〜(3)いずれにも共通するのは、”自分主体”で相談に乗る姿勢です。「40代で婚活中の方はどうされたら気分いいですか?」という問いかけもありますが、そのように相手主体で考えていれば、振り回されるばかり。「話は聞いてあげたいけど、私はこういうスタンスで接する!」と決めておきましょう。悩みを聞く側がひどく悩まされるなんて、本末転倒。お友達に優しくしたい気持ちはよくわかりますが、「優しさは自分があげられる分だけでいい」と言い聞かせ、トピ主さんの負担にならない範囲内で対応してみてくださいね。風当たりが弱まることを祈っています。(外山ゆひら)
2018年06月11日