大垣共立銀行はこのたび、愛知県商工会連合会と連携協定を締結したと発表した。同協定は両者の相互協力により企業支援を図り、地域産業の振興・発展に寄与することを目的としている。OKB大垣共立銀行はこれまで、大学や行政などと連携協定を締結して地域企業への支援体制を強化してきた。同協定により"愛知県商工会連合会"および"愛知県内57商工会"との連携をより強固なものとし相互の企業支援ノウハウを融合することで、愛知県内企業への支援体制を強化し、顧客からの幅広いニーズに迅速かつ的確に応えていくとしている。なお、愛知県商工会連合会が銀行と連携するのはOKB大垣共立銀行が初めてになるという。協定締結日:10月23日(木)目的:相互に連携・協力して地域における産業の振興・発展を図る協定内容:(1)地域の中小企業とりわけ小規模企業への支援(2)地域における企業の経営改善や人材育成、まちづくり(3)地域企業ニーズへの対応や講演会の開催(4)地域における産業振興など
2014年10月30日フェイスウィンは10月28日、愛知県の即席麺「キリンラーメン」のスナック菓子「キリンおやつラーメン」を、全国の駅構内、お土産売り場および、サービスエリア、バラエティショップ、量販店等で発売する。○レトロデザインで全国展開「キリンラーメン」は、愛知県碧南市の小笠原製粉が発売している即席ラーメン。平成7年に販売量の減少を理由に一時生産を休止したが、復活をのぞむ声が殺到したことから、平成14年に1回限りで復活した。その後、再生産を何度も繰り返して生産体制を整備。平成22年からは全国販売も行っている。同商品は、その「キリンラーメン」をそのままスナックにしたお菓子。ラーメンの形状になっており、そのままボリボリと食べることができる。企画協力には「うまい棒」などを企画・販売するやおきんが携わった。パッケージはキリンラーメンの特徴でもある、レトロなデザインを採用している。一般販売に先駆け、10月25日から大阪の日本橋にあるインスタントラーメン専門店「やかん亭さくら」で先行販売を開始する。価格は25g×8個入りで420円(税別)。
2014年10月24日テレビ愛知は12月6日と7日、「マンモスフリーマーケットZ」をポートメッセなごや(愛知県名古屋市)で開催する。同イベントは、テレビ愛知が毎年2回(春・秋)主催している日本最大級のフリーマーケット。毎回3,500以上の出店、6万人以上の来場者が集まり、古着や雑貨などをはじめさまざまな品物が売買されている。そのほかにも、テレビ局ならではのコンテンツも盛り込まれており、ステージでは芸能人のゲストによるライブやトークショーも行う。キッチンカーが多数集まる飲食コーナーやプロレスコーナーなども設置。今回は、全国のグルメキッチンカー約30台が集結し、ナンバーワンを決定する「キッチンカーグランプリ」の開催を予定している。また、高校生以下の入場料を無料にしたり、9時から入場できるアーリーチケットを発売したりするなど、同イベントならではの特別企画も用意する。入場料は一般前売り900円、一般当日1,200円、アーリーチケット900円(Yahoo!プレミアム会員限定)、高校生以下無料。開催時間は10時~17時(アーリーチケットは9時~)。※価格は全て税込
2014年10月16日遠藤商事は9月28日、愛知県名古屋市に本格窯焼きピッツァ&カフェ「Napoli’s PIZZA&CAFFE名古屋大須万松寺ビル」をオープンさせた。ナポリスは、イタリア食材にこだわった本格窯焼きピッツァ(マルゲリータ/25cmサイズ)を、350円という低価格で提供している窯焼きピッツァの専門店。このほどオープンした同店は、「世界の山ちゃん」グループのエスワイフードと愛知県エリアフランチャイズ加盟契約を結んだ後、初めて誕生した愛知県内第1号店となる。同店出店を皮切りに、愛知県内に3年で10店舗以上の出店を目指すという。店舗は、ナポリス初めての試みとして、カウンター席・テーブル席・ソファ席の3シーン空間を導入した。一人での利用から、グループでの来店、パーティーやデートなど、さまざまなシーンに合わせて利用できる。イートインだけではなく、テークアウトも可能。同店所在地は、愛知県名古屋市中区大須3-30-40万松寺ビル。営業時間は、7:00~23:00。
2014年09月29日歴史的にも伊勢の「藤原」氏と縁深いのが愛知県。全国的に多い名字のほかにも、聞いて納得な名字も多いよう。そんな愛知県に多い名字をランキングしてみた。○2,3位に「藤」がつく名字がランクイン愛知県で1番多い名字は「鈴木」さん。愛知県にはおよそ19万7,000人の「鈴木」さんが住んでおり、特に豊橋市、岡崎市、豊田市に多いよう。これらの三市は愛知県のほぼ中央に位置し、米作りが盛んな岡崎平野がある地域。「鈴木」姓のルーツは現在の和歌山県と三重県南部の紀伊国熊野と言われており、そこから関東地方をはじめ全国に広まった。「鈴木」姓は稲の豊作を願った人々が賜った名字とされているため、「鈴木」さんが多いことと関連がありそうだ。2位の「加藤」さんの人数はおよそ17万2,000人。愛知県には全国で最も多くの「加藤」さんが住んでいる。なお、「加藤」さんは伊勢国の目代職(在庁官人の監視役)「加藤景貞」がルーツと言われている。続く3位には「伊藤」さんがランクインしており、およそ15万8,000人いるようだ。「伊藤」姓の成り立ちは、「藤原基景」が伊勢守に任じられ、伊勢の「藤原」氏から漢字1字ずつを用いて「伊藤」となったというもの。旧国名が伊勢であり、「伊藤」姓のルーツがある三重県にも多い名字である。○実は「安藤」さんも多い愛知県出身の有名人を例に挙げてみよう。今回のランキングで1位となった「鈴木」さんはというと、ニューヨーク・ヤンキースの「イチロー(鈴木一朗)」選手が愛知県出身。2位の「加藤」さんにはタレントの「加藤晴彦」さんがいる。なお、23位にはプロフィギュアスケーター「安藤美姫」さんの名字「安藤」さんがランクインしている。「安藤」さんの全国順位は71位なので、全国に比べて愛知県に多い名字であることが分かる。ちなみに、「安藤美姫」さんと同じく愛知県出身のフィギュアスケーター「浅田真央」選手の名字「浅田」さんは261位だった。○全国の約1/3の「愛知」さんが在住愛知県にルーツがある珍しい名字は、全国人数およそ30人の「雲英(きら)」さん、「五六(ふかぼり、ふのぼり)」さん、全国人数およそ60人の「久曽神(きゅうそしん、きゅうそじん)」さん、「田舎片(いなかがた)」さんなどがある。他にも全国人数の74%が愛知県民の「鬼頭(きとう)」さん、同じく72%が愛知県民の「毛受(めんじょう)」さん、67%が愛知県民の「木全(きまた)」さんなど特徴的な名字も見られる。ちなみに、県名と同じ名字の「愛知」さんは全国におよそ890人おり、そのうち愛知県にはおよそ300人の「愛知」さんが住んでいる。○名字的には大阪より東京派!?東京都と大阪府の中間に位置する愛知県の上位5位の名字に限って見ると、東京都では「鈴木」さんが1位、「加藤」さんが8位、「伊藤」さんが9位、「山田」さんが12位、「近藤」さんが36位であり、大阪府ではそれぞれ30位、34位、22位、7位、59位だった。このことから考えると、愛知県の上位5位の名字分布は大阪府よりも東京都に近いのかもしれない。ちなみに、上位5位の名字の合計人数はおよそ69万4,000人。愛知県の人口は744万3,000人(2013年10月1日現在 総務省統計局調べ)なので、9%が上位5位の名字の人々となっている。※ランキングは、月間400万アクセスの「名字由来 net」アプリと「名字由来 net(Web)」の名字データベースから、電話帳データをもとに愛知県・東京都・大阪府で実世帯が確認できるもののみを集計し、人数の多い順に抽出。100人未満四捨五入により算出している。本文と写真は関係ありません○筆者プロフィール : 名字由来 net(リクルーティング スタジオ)月間400万アクセスの「名字由来 net(アプリ・Web)」や月間200万アクセスの「無料 赤ちゃん名づけ」アプリなど、名字・名前・家系図に特化したサービスをアプリとWebで提供している。「名字由来 net」はApp Store 総合第1位200万ダウンロード、「無料 赤ちゃん名づけ」は App Store ジャンル第1位の実績。2014年5月には、名字情報を生かしたシミュレーションゲームアプリ「戦国村を作ろう」をリリースした。
2014年09月29日愛知県のバケツプリンをひとりで完食することができる人はめったにいないはず。なんせサイズの単位が「L(リットル)」なのだから。え? L? 例のプッチンするやつが100gなのだから、1Lだとしてもその10倍だ。そしてこのプリン、なんと最大50Lのものまであるのだとか。○割烹料理店にあった使えるバケツ驚きのプリンを作っているのは、愛知県にある「さんま亭」というバケツプリン専門店。実はこちらのお店、もともとは割烹料理店で、魚介類はすべて天然ものにこだわる名店だった。しかし、近年、漁獲量の獲れ高減少により、客に納得できる料理を提供できなくなったことを理由に業種を変更したという。しかしなぜ、そんな大胆な変更をするに至ったのだろう? その理由を教えてくれたのが、同店代表の加藤正雄さん。「10年ほど前、割烹料理店をご利用くださったお客さまから、誕生日なので最後にケーキを出してほしいとのオーダーがあったんです。でもケーキはあまり作ったことがありませんでしたので、『従業員のまかないに、おやつとして女将が大きな器でプリンを作っているのですが、それでしたらお出しできますよ』ということで承ったところ、このお客さまが大変喜んでくださり、知人にも送りたいとのうれしいお申し出があったんです」。しかし、そのような注文は初めてだったため、何の容器を使えばいいのだろうと加藤さんは頭をひねったという。その時、目に入ったのがバケツだった。「当時、食材の保存に、抗菌作用がある素材でできたバケツを使用していたんです」。こうした出来事から数年後、ついに「バケツプリン専門店」として通販も積極的に展開していくに至ったのだ。○「ケーキカットのかわりにプリンカットを!」小さいサイズのものは誕生日やバレンタイン、母の日などの機会にご注文くださる方が多いらしく、大きいものは、結婚式や披露宴用のご注文がほとんどだという。「『ケーキカットのかわりにプリンカットを!』ということで友人がサプライズ注文なさるパターンが多いのですが、当店のプリンは、お皿に盛りつけて食べていただくのを前提にお作りしているので、『ぜひ新郎新婦様の共同作業でみなさまのお皿にお出ししてください』と伝えています。お皿に出す時は、まるでプリンが生まれるのをみんなで見守っているかのように、会場が一体となって盛り上がるようですよ」とのこと。なんともユニークな加藤さんのコメントを聞いていると、愛と幸せがいっぱい詰まったプリンで、居合わせた人みんながハッピーになる様がありありと浮かんでくるから不思議だ。「バケツプリンは、卵と牛乳のいい香りがするのもポイントです。現在ではほとんどのプリンは生クリームを使用していますが、そうすると残念ながら材料の香りが消えてしまうんです。なので、うちのプリンは生クリームは使用せず、昔ながらの懐かしい味を守っています。それと、隠し味としてカステラを練り込むことで、コクの深さを追求しています。材料の卵は加熱しても黄身の黄色が鮮やかに残るものを選んで、よりおいしそうな見た目にもこだわっています」。このあたりは、さすが元割烹料理屋だ。○茶碗蒸しの感覚でマツタケ入りも登場さらに、マツタケ入りやチョコレート入りなどの変わったバージョンを思いついた理由についても、「茶碗蒸しの感覚で作っているのかもしれません」と納得のコメント。また、夏季限定で、「きんぎょ鉢ゼリー」(1匹バージョン=1,480円、3匹=3,130円)などの手の込んだ商品も販売しているが、こちらも、プレゼントにしたら喜ばれること間違いなしだ。「変わった商品のためか、インターネットで見つけたという方からの注文も多いのですが、配送後にみなさまからお礼の手紙やメール、お電話をいただけることがなによりうれしいですね」と加藤さん。手紙やメールを送っている人たちはきっと、お店の丁寧な対応だけでなく、真心のこもったその味にも感動しているに違いない。※記事中の情報・価格は2014年5月取材時のもの
2014年06月16日三井住友カードとエンド・ゴールは提携し、愛知県知多半島のPRキャラクター「知多娘。(ちたむすめ)」とタイアップした、地域振興に繋がるクレジットカード「知多娘。VISAカード」の発行を30日に開始した。「知多娘。」は、若者への就労支援を目的とした活動を行うエンド・ゴールによって、地域活性化を図る事業として誕生したアニメキャラクターだという。愛知県知多半島10市町の地元観光・産業・文化・自然などのPRキャラクターとして若年層を中心に人気を集め、各キャラクターに声優アイドルをつけてライブ活動やラジオ等の各メディアに出演するなど活動の幅を拡げているという。同カードは、利用金額の一部がエンド・ゴール及び同地域のNPO支援に充てられる地域振興貢献型のカード。また、カード利用金額に応じて貯まるポイントを使っての寄附や、「知多娘。」オリジナルグッズとの交換ができる同カード会員限定のポイント交換コースを設けているという。また、同カード発行を記念して、期間中に新規入会した人にもれなく「知多娘。オリジナルクリアファイル」を、入会後3ヶ月以内に3万円以上カードを利用した人に「知多娘。オリジナルタペストリー」をプレゼントするキャンペーンも実施している。○カード特徴カード利用で地域振興に貢献同カードの利用金額の一部は、エンド・ゴール及び同地域のNPO支援に充てられるため、カード利用によって地域振興に繋がる独自のポイント交換コースをご用意カード利用1000円につき1ポイント貯まるワールドプレゼントのポイントを、エンド・ゴールのNPO活動への寄附や「知多娘。」オリジナルグッズへの交換に使うことができる(1)「知多半島NPO助太刀基金」への寄附1口200ポイントを600円に換算して、知多半島の子ども・若者支援活動に寄附することができる(2)「知多娘。」オリジナルグッズへ交換声優のボイスメッセージ(300ポイント)「知多娘。」オリジナルTシャツ(800ポイント)「知多娘。」オリジナル抱き枕カバー(4000ポイント)美浜愛(声優)との野間大坊祈祷ツアー(5000ポイント)エンド・ゴールは今後も、「知多娘。」とともに知多半島を中心とした地域振興事業を推進し、若者の就労支援に努めていくとしている。三井住友カードでは今後も、クレジットカード事業を通じて地域・社会に貢献する活動を推進していくとしている。
2014年01月31日名古屋の嫁入りは、「娘3人いれば家が傾く」と言われるほどのハデ婚で有名だ。しかし上には上がいる。名古屋に負けないド派手婚が名物の県があることをご存じだろうか?それが、東海北陸エリアの福井県である。という筆者も福井出身。福井にいたのは20歳過ぎまでで、大阪に嫁に行くまでは名古屋で仕事をしていた。今では盆暮れ程度しか福井には帰らないが、若い頃の記憶をたどってみると、確かに福井の結婚式は異彩を放っていた。まず、同じハデ婚と言われる名古屋と福井に共通項はあるか。正直ぱっと思い浮かばない。しかし強いて言えば、どちらも「経済的には比較的豊かでも、文化的にはちょっと田舎らしさが残っている」ということかもしれない。検証のため、いろいろデータを集めてみた。まずは県民性。名古屋人は堅実と言われるが、福井人も負けていない。1世帯当たりの預貯金ランキングは福井県が常に上位をキープ、学力テストでもトップクラスを維持しているということは教育費にお金をかけているということに他ならない。では、懐具合はどうか。名古屋は「世界のトヨタ」をヒエラルキーの頂点とした、ものづくり大国だということは誰もが知るところ。実はあまり知られていないが、福井もいろいろな産業が盛んである。例えば鯖江市は眼鏡フレームの国内生産で、実に96%のシェアを押さえている。これを読んでいる眼鏡読者はほとんどが、鯖江産の眼鏡のお世話になっているのだ。地域のつながりはどうか。福井のお寺は浄土真宗が幅をきかせていて、檀家組織が今も強固だ。ということは地域同士のつながりが深く、冠婚葬祭などに力をいれることは不思議でもなんでもない。結論。つまり名古屋も福井もそれなりにお金を持っていて、でも文化的にはまだ田舎らしさがある。それがハデ婚につながっていると言えなくもない。実際、ハデ婚というのは「見栄」と言っても過言ではないだろう。特に輿入れ(こしいれ)する嫁側による「家格の見せ場」。大げさにいえば、家と家との大勝負なのだ。まず嫁入り道具が物凄(すご)い。着物は訪問着、喪服、留め袖などなど一そろえというかフルコース。家具類は、桐箪笥(きりだんす)はもちろん、洋服ダンス、テーブル、ダイニングセット、ベッド、家電一式などなど一そろえというかこちらもフルコース。ちなみに桐箪笥の中には、先に書いた着物類がぎゅうぎゅうに詰まっていないといけない。これらの大荷物を運ぶのだから、とうぜん嫁入りトラックは必要になる。筆者自身は見たことはないが、名古屋と同じく、嫁入り道具の中身が見えるガラス張りの嫁入りトラックは、福井でもかつて存在していたらしい。主役のお嫁さんは、この日ばかりは「モノ」扱いだ。早朝から着付けが始まり、整ったらご近所に花嫁姿がお披露目される。そして午前中に新郎宅に移動するのだが、ここでも大名行列のような様相を呈する。新郎宅に着くと、玄関で深々と一礼したあと、ここで名古屋にもないある風習が行われる。それが「一生水」というものだ。一生水は、「一生この家の水を飲む」という意味があるらしい。一升ますの中に杯が入っていて、新婦はこれでお酒を飲むのだ。その杯は側にいる仲人に渡し、杯をたたき割らないといけない。理由は不明だが、「もう帰るところはない」という決意表明といったところだろうか。家に入ると、新郎宅の仏壇(つまりご先祖様)に一礼し、花嫁というニューファミリーを迎える。そしていよいよ、お待ちかねの「まんじゅう撒(ま)き」が始まる。まんじゅう撒きは、名古屋の嫁入りで行われる菓子撒きに当たるものだ。まず、ビニール袋にたんまりと入った紅白まんじゅうが新郎宅前に段々に並べられる。これを、新郎宅の屋根やベランダから、景気良くばら撒くのだ!ちなみに、「まんじゅう撒きで家格が分かる」という人もいるくらいなので、間違ってもケチることは許されない。この時を待ち構えて家の前に集まってくるご近所さんたちは、その時が近づくや否や、さっと臨戦態勢に入る。そして、まんじゅう撒きが始まると、われ先にとまんじゅうをゲットするソルジャーと化すのだ。さぁ、ゴングは鳴った。カーン…。ファイッ!まんじゅうをナイスキャッチする人はもちろん、地面に落ちたまんじゅうには四方から手が伸び、猛烈な争奪戦が始まる。老いも若きも関係ない。「こっちだ、こっち!」「それ、私のー!」と、呼び声はそのうち掛け声に変わり、そのうち金切り声になる。一歩間違えばパニック状態の阿鼻叫喚(あびきょうかん)だ。家によってはまんじゅうの他にモチやお菓子も撒いたりして、テンションは更に加速する。まんじゅう撒きが終わると、一瞬にして人だかりはいなくなるのだ。そして、結婚式は厳粛に執り行われるものの、メーンイベントの披露宴はこれまたゴージャスさを競うように行われる。この披露宴の豪華さによって、福井嫁入り物語はクライマックスに達する。もちろん引き出物は、名古屋の披露宴に勝るとも劣らない大きさだ。筆者も友人の結婚式では、ボリューム満点な引き出物を必死になって持ち帰った記憶がある。しかし、残念ながら時代は変わったらしい。地元の友人に聞いたところ、ハデ婚が絶滅したとは言わないが、「昔に比べたら全然ハデ婚じゃないよ。まんじゅう撒きも、ここ数年は見てない」という答えが返ってきた。福井も今やジミ婚が主流となり、引き出物も分厚さは影を潜め、カタログギフトが活用されているようだ。今も故郷を愛する福井人としては、寂しさを禁じえない。節約・不景気漂う時代だからこそ、景気浮揚政策のひとつとして、福井にハデ婚が帰ってきてほしいと願ってしまうのだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月23日日本三大稲荷のひとつ「豊川稲荷」を擁する愛知県豊川市。いなり寿司はここ豊川市が発祥の地だとする説がある。そして今、いなり寿司が町おこしアイテムとして大進化を遂げているという。果たしてどんないなり寿司なのか!?○B-1グランプリに向けて「豊川が、熱いなり。」名鉄豊川駅から徒歩数分。豊川稲荷の門前町に到着すると、いきなり「豊川いなり寿司」ののぼりがバタバタとはためいていた。後で聞いた話によると、豊川市では「いなり寿司で豊川市をもりあげ隊」というボランティア団体が発足し、ガンガン活動を展開しているそうだ。こののぼりの立っている店は「豊川いなり寿司マイスター認定店」。全部で30店舗ほどが加盟しており、味にしのぎを削る中で、様々な店で「創作いなり」が生み出されている。創作いなりを作る上で押さえておくべきポイントは、地元産の食材を使う「地産地消」。酢飯やコメなどにも各店独自の工夫がなされ、郷土愛とシッカリ結びついている。そんな盛り上がりを受けて、ご当地グルメの祭典「第8回B-1グランプリ」が豊川市で開催されることが決定した。2013年11月9日、10日の2日間、熱気ムンムンのバトルが豊川市を舞台に繰り広げられる。キャッチフレーズはズバリ、「豊川が、熱いなり。」だ。○納豆天ぷらにバーガーに串揚げまで!大会を前に、現在、豊川市で人気のいなり寿司を出す店を紹介しよう。まずは「千石寿し」。この店では、鶏肉そぼろ煮と煮玉子、サケとイクラのいなりなどの具がセットになった「親子いなり」が人気だ。季節によって、桜エビ、天然とらふぐ、オクラ、納豆の天ぷらなどの変わったバリエーションも登場するということなので、定期的に通って味を食べ比べてみるのも楽しそうだ。ちなみに、豊川稲荷の参道近くにある店は「出店」で、売り子であるイケメンのお兄さんは大将の息子さんなのだとか。●information千石寿し豊川市中条町鴻ノ巣30-1次に紹介するのは「おきつね本舗」。豊川稲荷のド真ん前に位置するカジュアルないなり寿司専門店だ。「わさびいなり寿司」は2009年の記念すべき第1回「豊川いなり寿司フェスタ食べ比べ選手権」で優勝に輝いた、いわば「元祖・ニューいなり」だ。それ以上に歴史があるのが「おきつねバーガー」で、油揚げは一度揚げてからタレをかけ直火で焼くという手間のかけよう。ヒレカツとレタス、ケチャップとの絶妙なハーモニーが楽しめる。●informationおきつね本舗豊川市門前町1最後に「来恩」を取りあげたい。いなり寿司を串揚げにした画期的な店がココ。スナック的に楽しめるからいつも人だかりができている。イチオシの「大葉天ぷらいなり」は、2010年の「豊川いなり寿司フェスタ食べ比べ選手権」で優勝を飾った人気商品だ。その名の通り、串に刺したいなり寿司を地元名産の大葉でくるみ、店頭でじゅわっと揚げてくれる。アッツアツのまま口にぱくっと運べ、豊川稲荷の門前町をぶらっと食べ歩きできる。●information来恩豊川市門前町10他にも、今回は紹介できなかったが、今年「豊川いなり寿司食べ比べ選手権」で1位を獲得した「たこ丸いなり」(まつや)、ピリ辛の韓国風ですぐ売り切れる「赤いいなり」(ヤマサちくわ門前店)など、個性的な味の商品が続々と開発されている。もりあげ隊が発行するパンフレット「豊川いなり寿司図鑑」には、加盟店舗以外の店も掲載されており、実に102店が紹介されている。まずは図鑑を片手に豊川の街を「いなり寿司めぐり」してほしい。パワースポット豊川稲荷から飛び出した、「パワーフード・いなり寿司」の展開から目が離せない!
2013年04月20日愛知県半田市と半田市教育委員会、毎日新聞社、NHKプラネット中部は、2013年1月7日まで「ごんぎつねの世界inジェイアール名古屋タカシマヤ」を開催している。同展では「ごんぎつね」の作者、新美南吉の直筆資料をはじめ、童話集の初版本や遺作など貴重な資料を多数公開している。さらに棟方志功をはじめ、総勢12名の画家によるさし絵の原画や映像も展示。新美南吉とごんぎつねの世界を多角的に楽しめる内容となっている。2013年1月4日~6日にかけてはイベント「大型紙芝居で楽しむ南吉童話」も開催。読み聞かせボランティア「きりんの会」がごんぎつねの紙芝居を行う。各日11時と14時の2回開催。入場料は、一般500円、大学・高校生は300円、中学生以下は無料。開催時間は、10時~19時30分(閉場20時)。12月31日は17時30分まで。なお、同展は今後も全国各地を巡回するとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月28日「5分前に待ち合わせるのが社会人としてのマナー」。新入社員になった時、誰しもが研修で学んだことだと思う。しかし名古屋では、少し勝手が違う。こちらがそのつもりでも、先方は平気で遅れてくることがあるのだ。悪びれもせず「ごめんごめん、ちょっと道が混んでて」、「電車に乗り遅れちゃって」……。ビジネスならそれなりに気を遣うこともあるが、プライベートならこれが当たり前。宴会やパーティーとなると、定刻になっても半分も集まってないなんてことはザラ。これこそが日本に誇る(?)「名古屋時間」だ。イベントを仕切る側も、その名古屋時間を見越しての時間設定を求められる。かくいう筆者も、19時からの飲み会をセットする場合、必ず「18時45分集合ね」と声を掛けるようにしている。結果、参加者が10人とすると、18時45分に集まる人は半分くらい。19時の数分前に駆け込む人が3人くらい。そして「ちょっと遅れるから先にやってて」と、連絡してくる人が2人くらい……。しかし、これくらいのことは「織り込みズミ」なのだ。そして人は言う。「やっぱり名古屋人は時間にルーズだよなぁ」。名古屋時間という言葉のルーツは定かではない。というか、名古屋人は名古屋時間で動いているという自覚がない。つまり名古屋人によって作られた言葉ではなく、名古屋人の時間のルーズさを揶揄(やゆ)して他県人が言い出したことだと思われる。しかも、きちんと説明しておきたいポイントがある。それは、「名古屋に出張に来た他県人が言い出した(であろう)ことであって、名古屋人が他の地方に行った時に言われるコトではない」ということだ。つまり、名古屋人は名古屋以外にいる時は、比較的時間通りに行動するのだ。要するに、名古屋時間というのは名古屋人の体に染み付いているDNAではなく、どことなく確信犯でやっているのである。橋下徹風に言えば、名古屋という土地の「ふわっとした民意」なのだ。しかし、こういったルーズな時間感覚は名古屋独特なものか?もちろん答えは「NO」だ。代表格は沖縄の「沖縄タイム」。そのルーズさは名古屋時間どころじゃない。プライベートな用事なら1時間くらいの遅刻は当たり前なばかりか、「定時」の意識がないとの説も聞いたこともある。沖縄タイムほどではないが、地方都市なら大なり小なり時間はルーズなものだ。ではなぜ、名古屋ばかりがこうも言われるのか?それは名古屋が、日本では東京・大阪に続く「第3の大都市」に位置づけられている割に、仙台や博多といった(名古屋より規模が小さい)地方都市に比べて洗練度が低いという背景があるためと思われる。「こんな大都市なのに……」。いい意味でおおらか、悪い意味でルーズ。まさに昔から言い古されてきた言葉、「大いなる田舎・名古屋」を実証するひとつの現象が、名古屋時間なのだ。しかし、もうヒトコト言わせてほしい。製造業が多い名古屋(というより愛知)の労働環境は、名古屋時間のルーズさとは真逆の道を突っ走っている。言うまでもなくトヨタグループおよびその関連企業のことだ。「カンバン方式」「ジャストインタイム」といったトヨタが生み出した生産方式は、いわば合理化の塊。そこには名古屋時間などという甘~い時間管理など存在しない。次々とラインを流れてくる部品を一心に組み立てる社員たち。そこには常に時間と効率との戦いがある。しかも単純作業のストレスはハンパない。名古屋時間が存在するのは、ある意味その反動のしるしかもしれないとさえ思えるのだ。名古屋時間を生きる人のおおらかな表情からは、「いつも仕事は時間に追われているんだから、オフの時くらいはゆっくりさせて」という心の声が読み取れると思えなくもなかろう。というわけで、名古屋に来る皆さん、時間のルーズさに怒ることなく「郷に従え」の気持ちでおおらかに接してみてください!切にお願いします(笑)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月24日愛知県の名古屋観光ブランド協会(名古屋観光コンベンションビューロー)が主催する「名古屋観光ブランド協会推奨品審査会」において、「名古屋市長賞」をはじめとする、各賞の受賞商品が決定。名古屋観光コンベンションビューローの公式WEBサイトで発表された。「名古屋観光ブランド協会推奨品審査会」が選ぶ賞の最高位とされる「名古屋市長賞」は、名古屋市西区「豆福」の「豆でなも(6個入り)」577円(税込み)が受賞。「豆でなも」は、名古屋イメージを演出したパッケージデザインで、みそ味の「八丁味噌カシュー」と抹茶味の「西尾抹茶だいず」がそれぞれ小袋に入った豆菓子。地元の名古屋ではJRタカシマヤ、大丸松坂屋名古屋店などで販売されているほか、ネット通販でも購入可能。続いて「名古屋観光コンベンションビューロー理事長賞」は、名古屋の昔からのおやつである「鬼まんじゅう」と「ういろう」のコラボ商品である、餅文総本店の「鬼まんういろ」630円(税込み)が受賞。さらに、「名古屋観光ブランド協会会長賞」として、坂角総本舖の「さくさく日記(海老)」630円(税込み)、長登屋の「ひつまぶしの里茶漬け(2食入り)」525円(税込み)、なごやきしめん亭の「名古屋味あわせ」1,050円(税込み)の3点が選ばれた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日愛知県名古屋市を中心に展開するステーキレストラン「ステーキのあさくま」は、群馬県前橋市に新店舗「ステーキのあさくま 前橋店」(群馬県前橋市問屋町1-11-1)を、12月19日にオープンする。また、オープンを記念して、メール会員限定の半額オープンフェアを開催する。期間は12月31日まで。同フェアでは、ランチ限定メニューの「サーロインステーキ(150グラム)」が990円(通常価格1,980円)、また、ディナー限定メニューの「あさくまハンバーグ」が790円(通常価格1,580円)、「和牛ハンバーク」が990円(通常価格1,980円)、「サーロインステーキ(200グラム)」が1,290円(通常価格2,580円)となる。なお、全品にサラダバー、コーンスープ、ライス、カレー、ソフトクリームの食べ放題がついているとのこと。同店の営業時間は、11時から23時まで(ラストオーダーは22時30分)。ランチタイムは、平日が11時から17時、土曜・日曜が11時から15時となっている。年中無休。詳細は、同店公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日愛知県犬山市の日本モンキーセンターでは、12月21日から2013年2月28日にかけて、冬の恒例行事の「たき火にあたるサル」を開催する。「たき火にあたるサル」は、1959年の伊勢湾台風の年から半世紀以上の伝統をもつ行事。台風で倒れた木などの残がいを、旧犬山野猿公苑(1957~1997)の職員が処分を兼ねて暖を取るためにたき火をしたところ、少しずつサルが集まってきたことが始まりだという。世界で唯一、火を全く恐れずに大きなたき火で暖をとるサルたちの姿を見ることができる。たき火にあたるサルは、世界中で同園だけが飼育展示する世界遺産のサル「ヤクニホンザル」。約150頭が同園のモンキーバレイで暮らしている。屋久島では生息数が減りつつあるが、同園では昭和32年以来、9世代にわたって飼育。好奇心が強く、雪だんごやアイススケートなど、次々に新しいことを編み出す貴重な種であるとのこと。今年も12月21日の冬至から2月28日まで開催。14時からの「ほかほかおイモタイム」では、サルたちにたき火で焼いたいもを配る。人間のようなしぐさで、焼きたてのサツマイモをほおばるサルの姿は必見。使用するサツマイモは、和菓子の材料にもなるナルトキントキなどの高級サツマイモだという。また、来場者にも、ふかしたてのサツマイモを無料で配布する。「たき火にあたるサル」は同園モンキーバレイにて、11時30分~14時まで開催。ほかほかおイモタイムは14時からで、サツマイモは十分用意しているが、なくなり次第終了となる。2月28までの休園日(12月31日、2月13日)を除く毎日実施する。同園入園料は大人(中学生以上)1,600円、子ども(2歳以上)800円。日本モンキーパーク(遊園地)との共通入園券となる。なお、遊園地が休園の場合は「動物園スペシャルDAY!」として、入園料が大人600円、子ども300円となる。詳細は日本モンキーセンター公式サイトを参照。日本モンキーセンター(動物取扱業)は、愛知県犬山市大字犬山字官林26番地。業種:展示 動尾第510号 登録:平成19年5月31日、有効:平成29年5月30日 取扱責任者:加藤 章【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日エイチ・アンド・エム・ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン(以下H&M)は2013年1月26日に、イオンモール熱田店(愛知県名古屋市)をオープンする。このほどオープンする同店は、名古屋では2店舗目となる。中心地からのアクセスも良い立地で、売り場面積は約1,300平方メートル。の1フロア構成で、レディース、メンズ、キッズ、アクセサリーなど、幅広い品ぞろえを展開する。同店のオープンに際し、H&Mジャパン代表取締役社長のクリスティン・エドマン氏は、「名古屋に2店舗目を開店する事ができ、大変うれしく思っている。地域に密着した立地ということで、幅広い客層の皆さまに日常的にお買い物を楽しんでいただきたい」とコメントしている。オープン当日は11時より開店し、先着100名にオリジナルのキーチェーン(非売品)をプレゼント。さらに同日は終日5,000円以上の購入者を対象に、購入総額から1,000円割引する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日愛知県半田市の半田観光協会では、スイーツ食べ歩き企画「はんだ食べ歩きスイーツ」をシーズンごとに期間限定で実施してきたが、このほど1年を通して実施することになった。同企画は、500円でチケットを購入後、市内25店舗から最大4つのスイーツと交換できるというもの。交換商品は、和菓子やケーキといった和洋のスイーツはじめ、生せんべいや、ふところもち、地元出身の童話作家である新美南吉に関する名前がついたスイーツなどさまざま。チケットは1セット4枚つづりで、1店舗につき1商品のみの使用となる。チケットの複数名での利用やチケットの返金は不可。チケットの有効期間は購入後1カ月間。チケットの購入は市内の知多半田駅前観光案内所、蔵のまち観光案内所、新美南吉記念館ミュージアムショップで購入できる。交換できる商品は、各店でその季節に合わせておすすめのものに変更される。なお、参加店と交換商品ははんだ食べ歩きスイーツのサイトで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日三菱地所は28日、同社が愛知県名古屋市において進めている「大名古屋ビル・ロイヤルパークイン名古屋建替計画」の建物名称および計画概要を発表した。同プロジェクトは、大名古屋ビルとロイヤルパークイン名古屋の敷地を一体化し、土地の有効活用をはかることにより、名古屋駅前のランドマークのひとつとして、国際的・広域的な業務拠点を形成するというもの。同時に、名古屋駅前に潤いをもたらす緑化や歩行者空間の整備、地下空間の環境改善など、地域の課題解決や都市再生の実現を目指すとしている。建物は地下4階、地上34階建ての高さ180メートル。地下鉄東山線コンコースと結んだ連絡地下街を設け、地下1階~地上4階に約4,000坪の商業施設を整備。7~33階には約20,000坪のオフィススペースを整備する。建物名称は、長年地元に親しまれてきた「大名古屋ビル」を継承。今後、来年5月に新築工事に着手し、2015年10月完工を目指す。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日江戸コン実行委員会は12月16日、愛知県の名古屋栄駅周辺で、街コン「尾張コンin名古屋栄」を開催する。江戸コンは、各地の商店街や地域の自治体と協力しながら、男女の出会いの場を提供し、少子化防止や地域の活性化を促す大規模型の交流イベント街コンがシリーズ化されたもの。今までに渋谷、表参道、立川、池袋、川越などで実施し、毎回300名~700名の男女を集めている。「話したい人と話せない」という参加者の悩みを解消するため、立食のフリースタイル形式の店舗を数多く準備するという。開催日時は12月16日14時~17時。参加資格は20歳以上の男女(同性2人1組で参加)。本来2名の申し込みが基本だが、江戸コンでは3名の参加も可能だ。参加費用は男性5,900円、女性3,900円。詳細は尾張コンin名古屋栄 公式ホームページで案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月28日名古屋観光コンベンションビューローは、愛知県名古屋市の魅力をPRする「キラッ都なごやメイツ」を募集中だ。応募締め切りは12月27日(木)。「キラッ都なごやメイツ」は観光キャンペーン、各種イベント、コンベンション誘致、国際交流など幅広い分野で名古屋のPR活動を行う。募集人数は3名。応募資格は、名古屋市内に在住しており、在勤または在学の20歳以上であること。名古屋の観光、コンベンション、国際交流などに関心があり、活動意欲があること。英語などの外国語が得意であること。さらに年間30日程度ビューローの事業などに従事可能であることなど。書類選考の後、2013年1月23日(水)に個別面接を実施して採用を決定する。任期は2013年4月1日~2014年3月31日まで。採用後は制服支給、報酬は業務内容により1日7,500円~15,000円となる。詳細は名古屋コンシェルジュホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月27日ホワイトハウスは23日・24日・25日に、キャンピングカー屋外イベント「あいち キャンピングカー★トレンド2012」を、愛知県愛知郡のオートプラネット名古屋にて開催する。同イベントは年に2回、春と秋に開催しており、今回の開催が年内最後となる。前回は、2日間で約5,000人が来場し、盛況のうちに終了した。13回目を迎える今回は、前回よりも1日多い3日間に開催期間を延長し、約100台(約40社)のキャンピングカーが集合する。次世代「エコロジーキャンパー」や、最新のニューモデル、新車だけではなく中古車のキャンピングカーなど、軽キャンパーから大型のキャブコンキャンパーまでさまざまな種類が集結。多様なタイプのキャンピングカーを一気に見渡すことができる3日間となる。また、同社オリジナルのキャンパー「N BOX Camper」も展示。その他、アクセサリー・パーツをはじめ、バーベキューセットやテントなどのキャンプ用品販売ブース、屋台など飲食スペースや、子どもたちも楽しめる「ふわふわドーム」などもあり、家族全員で1日楽しむことが可能。同イベントは、入場料・大型駐車場ともに無料。開催時間は、各日10時~17時。会場は、オートプラネット名古屋 東駐車場(愛知県愛知郡東郷町和合北蚊谷29-1)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日愛知県蒲郡市の複合型マリンリゾート施設「ラグーナ 蒲郡」を運営する蒲郡海洋開発は12月31日、毎年恒例のカウントダウンライブイベント「LAGUNA New Year’s COUNTDOWN 2013」をラグナシア内特設ステージにて開催する。同イベントでは、ZIP-FMでの生放送も同時に行い、会場でもラジオでも出演アーティストによる年越しライブが楽しめる。出演は、「SEAMO」「HOME MADE 家族」「Hilcrhyme (ヒルクライム)」のほか、2年連続出演の「C&K(シー・アンド・ケー)」と「東海珍味」、初出演の「ハジ→」「BRIDGET(ブリジット)」「傳田真央(デンダマオ)」、地元蒲郡市出身の「しがせいこ」の9組となっている。1年の最後を飾る同イベントは、回を重ねるごとに大みそかの定番として定着。本年もZIP-FMでおなじみのミュージックナビゲーター落合健太郎、南城大輔のトークによる生放送となる。2013年になる瞬間には、出演アーティストとミュージックナビゲーターによるカウントダウンの掛け声とともに花火が夜空を舞い、新年の幕開けを盛り上げるという。また、ライブイベントでカウントダウンを楽しむだけでなく、ラグナシアのアトラクションを利用したり、食事や買い物をしたりと、テーマパークならではの楽しみ方も可能となっている。開催日は、2012年12月31日18時~2013年1月1日 深夜1時。会場は、ラグナシア内特設ステージ。「カウントダウンチケット」は、カウントダウン営業時間限定の入園+乗り物フリーチケットで、前売り券が8,000枚限定で4,300円。当日券は5,000円だが、前売り券完売の場合は当日券の販売はない。4歳以上共通で、保護者同伴に限り4歳未満は無料となる。その他、詳細は「LAGUNA New Year’s COUNTDOWN 2013」特設サイトまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月20日千葉県鴨川市にある「鴨川シーワールド」は、愛知県名古屋市の「古屋港水族館」へ出産に備えて緊急移送していたシャチの「ステラ」が、5頭目の赤ちゃんを出産したと発表。11月15日には、初めての授乳を確認している。11月13日10時24分に生まれたシャチの赤ちゃんは、自力で水面まで泳ぎ、初めての呼吸を行った。また、同日11時3分には、探乳行動(母体に口先を当てて乳を飲もうとする行動)が認められ、11月15日9時25分に初授乳が確認されたという。この赤ちゃんは、推定年齢26歳の母親「ステラ」と、推定年齢30歳の父親「ビンゴ」の間に誕生したメスのシャチで、出産時の体長は約200㎝、推定体重は160㎏から180㎏だったとのこと。なお、同館では昨年、飼育していた4頭のメスのうち、「ステラ」と「ラビー」の妊娠を確認。2頭のシャチの出産は、水槽数の不足で過密状態となり非常に困難な事態になることが予想されたため、「ステラ」とそのペアである「ビンゴ」、その子ども「ラン」の3頭を、シャチ飼育展示プールを有する「名古屋港水族館」に移送していた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日名古屋メシの一つとして全国的に有名な喫茶店のモーニングサービス(以下、モーニング)。大多数のモーニングは「トーストに卵、ミニサラダ」というのがスタンダード。名古屋の日常に溶け込んだ、至って普通のメニューだということをお忘れなく。で、え?タダで付いてくること自体が全国から見ると普通じゃないって?しかし今や、「モーニング」は名古屋メシというよりは、もっと広義な意味で「東海メシ」だと地元ライターとしては声を大にして申し上げたい。統計によると、一世帯当たりの年間喫茶代は、2位が 名古屋市で1万3,547円。堂々の1位に輝いたのは、岐阜市の1万4,481円だそうだ(平成18年(2006)~20年(2008))。しかし今、東海エリアでもっともモーニングで脚光を浴びているまちは、実は名古屋でも岐阜でもない。地理的には名古屋と岐阜の中間に位置する一宮市なのだ。一宮では「一宮モーニング協議会」なる組織を立ち上げ、官民一体となってモーニングでまちおこしを企てている。現在の一宮には750軒ほどの喫茶店があるそうで、人口比率でいえば名古屋・岐阜に負けず劣らずの「喫茶店王国」というのは紛れもない事実である。さて、その一宮モーニングとはどんなものか。「ご当地シバリ」としては、当然だけど一宮市内の飲食店で提供されること。ルーツにならい、卵料理を付けること。そして可能な限り、一宮産の食材を付けること。この3条件が挙げられるそうだ。同協議会では専門サイトの立ち上げはもちろん、クーポンやマップを作ったり、マスコットキャラクターをこさえたり(なかなかキュート)。そして、一宮モーニングNo.1決定戦「モー1(ワン)グランプリ」を開催するなど、なかなか気合が入っている。「モー1グランプリ」はスタンプラリー形式で行われる。評価ポイントは、満足度、癒やされ&もてなし度、マスター&ママの高感度など、味だけでなく、スタッフのホスピタリティやサービスもふくむという。店側もそんな空気を感じ取ったのか、他県ではなかなか類を見ないユニークなサービスを展開する店が続出。インド料理店がモーニングを提供したり、一日中“モーニング”を提供する店まで出てきたりと、個性派がそろっている。その結果、栄えある金賞に輝いたのは、「カフェ・メールネージュ」。こちらの店のモーニングは、生クリームをのせたフレンチトーストに、サラダやフルーツ、ゆで卵などがセットでついてくる。銀賞は、トーストの上にホワイトクリームソースベースのトッピングを施した「クリームシチュートースト」が人気の「COCORO CAFE」。そして銅賞は、なんとおにぎりメインという和食モーニングを提供する「Cafe & Dining Karen(カレン)」だ。●information COCORO CAFE 一宮市千秋町佐野字郷西40-1では、ここで現地調査といこう。一宮モーニングに詳しい地元在住の友人にオススメの店を聞きつつ、独断と偏見で選んだ訪問先は、中心地から少し離れた場所にある「マロハウス」。自家焙煎(ばいせん)のコーヒーにこだわる、喫茶店やカフェというより「コーヒー専門店」という趣の店だ。お目当てのモーニングは、一見至ってベーシックなスタイル。さっくり焼き上がったトーストにゆで卵、そしてサラダが付くのだが、サラダは香りごまドレッシングを使っているそうで、このポイントは高い。「このドレッシング目当てに来るお客さんもいるよ」と、マスターの幅光広さんは言う。1杯出しのオリジナルブレンドは濃厚な味と豊かな香りが特長で、これにモーニングがよい「お供」になっている。なんとも落ち着くひとときなことよ、と午前中からリラックスしていたら、マスターがおもむろにギターを取り出し弾き始めた。実はこのマスター、地元のイベントや自分の店をステージに歌うシンガー・ソングライターなのだ。「お客さんからリクエストがあって、手が空いた時にサービスで歌ってるんだわ。いつでもOKという訳にはいかんけどね」。豊かなモーニングメニューとおいしいコーヒー。そして聴かせる歌声。ゆったりとした心地よい空気の中、一宮モーニングタイムは過ぎていくのであった……といっても、モーニングとは日常の一部であることを忘れてはいけない。これは非日常のイベントではないのだ。ハレとケの分類でいえば、ケに属するもの。話題性はもちろん大事だけれど、それよりも毎日でも通っていけるような居心地の良さ。これこそが、モーニングサービスの真骨頂なのである。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日香川県は、昨年の「香川県はうどん県に改名します」プロジェクトに続き、2012年「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトを推進している。9日、同プロジェクトの試食会「さぬきうまいもん祭り in 東京」が都内で行われた。イベントでは、プロジェクトのプロモーションビデオが披露され、ビデオには昨年初代うどん県副知事に就任した俳優の要潤氏が登場した。ビデオの内容は、要氏が率いる香川県民たちが、丸亀城や栗林公園など香川の観光名所をかけめぐり、JR高松駅に到着する。駅からタレントの加藤茶氏が登場し、要副知事がうどんを手渡しながら「ようこそ、うどん県、それだけじゃない香川県へ」と述べ、歓迎するというものになっている。プロモーションビデオに登場する県民たちは、皆それぞれ香川県の特産品を手にしており、香川の伝統工芸品である「讃岐刀彫」や、全国うちわ生産量の約9割を占めるという「丸亀うちわ」、江戸時代からの名産である「香川漆器」、生産量日本一を誇る香川県の手袋を紹介している。なお、プロモーションビデオは、同プロジェクトの公式サイトから見ることができる。また、香川県はオリーブ栽培発祥の地であることから、今回のイベントではオリーブのクリスマスケーキ、オリーブ牛(オリーブを食べて育った黒毛和牛)のローストビーフ、オリーブハマチ(オリーブ葉の粉末が入ったエサで育てたハマチ)のカルパッチョなどが振る舞われた。出席した香川県知事の浜田恵造氏、香川県出身の女優藤澤恵麻氏、香川県県議会議長の平木享氏が試食を行い、「ジューシーな肉なので食べすぎてしまわないか心配です(浜田氏)」、「オリーブの香りがして、口どけのいいスポンジがおいしいです(藤澤氏)」、「脂ののったハマチなのに、後にひかないサッパリした甘さがあります(平木氏)」とコメントした。現在、2012年流行語大賞の候補として「うどん県」がノミネートされている。県知事の浜田氏は、「ノミネートされて大変うれしく思う。今後は、うどん以外の香川県の魅力も全国に発信できるよう尽力したい」と述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日インスタントラーメン(即席麺)の元祖といわれるチキンラーメンが登場したのは昭和33年(1958)。以来、即席麺は被災地の救援物資として大活躍するなど、今や世界中で愛されている。もちろん企業間の競争は激烈だ。毎年様々な即席麺が登場し、人知れず消え去っていく商品も多い。一方、地方の中小メーカーが独自に作り続けている「ご当地もの即席麺」というジャンルが存在すること、みなさんご存じだろうか?コンビニなどでは取り扱われず、地元密着型スーパーなどで見かける存在だ。今回は、名古屋生まれ名古屋育ちのライター石黒が、東海エリアのユニークなご当地麺のひとつ「キリンラーメン」をご紹介しよう。キリンラーメンは、高度成長期の昭和40年代に小笠原製粉によって発売され、地元三河を中心に東海エリアで根強い人気を集めてきた。僕の子供時代に忘れがたい思い出を残した一品だ。印象的なパッケージは、一度見たら誰でも忘れないだろう。「2012年最新のキリンラーメンの全バリエーションを入手できる店は?」と製造元の小笠原製粉に問い合わせたところ、「中日ビルの『ピピッと!あいち』には置かせていただいています」とのお返事。なるほど。「ピピッと!あいち」は、愛知県の特産品を販売するアンテナショップ。早速、クルマを飛ばすと、あるある、懐かしのキリンラーメンと10年ぶりのご対面だ。シンボルのキリンはちょうネクタイを付けている。そして、キリンなのに、びろんとたてがみがある。なかなか勇壮だ。パッケージには、「キリンは首が『長く』、子供から年配まで大変『親しみやすい』動物です。『末永く』『親しみやすい』商品になればと名付けられました(原文まま)」と由来が記されている。なるほど。とはいえ昔と比べて、明らかに違う部分があった。それは原材料だ。「小麦(小麦粉)、大豆(豆乳)、 米(米粉) 国内産100%使用」と明記してある。こんなこと書いてあったっけ?調べてみると、キリンラーメンは何と、平成7年に1度製造中止になったらしい。しかし、地元ファンの熱いラブコールに応えて復活。限定販売→完売を何度も繰り返し、結局定番商品として舞い戻ったのだそうだ。その時、「社会に貢献できる商品に」と原材料の見直しを行い、安心・安全な国内産の材料を使うことにしたのだという。では、久しぶりに作ってみよう!作り方は即席麺なので超カンタン。沸騰した麺をお湯に投入して2分後、火を止めて粉末スープを溶かすだけ。具はもちろん好みでOK。今回は肉野菜炒めをトッピングしてみた。完成したキリンラーメンは、しょう油スープの割には色が薄くて少しだけ白濁している。これは麺を練り込むのに水ではなく豆乳を使っているので、その豆乳が麺からスープに溶け出るからだろう。麺は油揚げ麺特有のちぢれ麺。スープがよくからみ、ツルツルっと口に入っていく。ところでこのキリンラーメン、なんと新商品も登場したという。それが、シーフード味の「ペンギンラーメン」。2012年11月から東京・池袋のサンシャイン水族館で先行販売され、今、大好評を博しているというのだ。大都会の水族館と愛知のローカル麺という取り合わせがユニークである。レトロなパッケージそのままに、現代に跳躍する名古屋のキリンラーメン。ネット通販で購入もできるので、ぜひ一度味わってみてほしい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日日本人の大好きな「うどん」と「カレー」が合体した「カレーうどん」。元祖・国民食コラボとすら言える神フードが、なぜか愛知県の東三河エリアで激アツ状態だという。なぜ今、東三河でカレーうどんなのか?謎を探るべく、現地にて突撃取材を敢行した。事前リサーチによると、そのカレーうどん、どうも普通のカレーうどんではないらしい。その名も「豊橋カレーうどん」。まずは、実際に食べてみよう。しかし、どうせ足を運ぶなら歴史を感じられる店がいい。というワケで訪れたのは、老舗感がハンパない「勢川本店」。それもそのはず、 創業は大正3年(1914)と1世紀近くの歴史を持つ正真正銘の名店だ。こんな店で、まったく新しいうどんを食すというギャップ感がまたいいではないか。ガラガラと店に入ろうとすると、なんと玄関マットに「豊橋カレーうどん」のロゴが……。なんだこの力の入れようは?早速、「豊橋カレー うどん」をオーダーしてみた。テーブルの脇に目をやると「豊橋カレーうどんの食べ方」なる小さな説明書きまで発見。それを読んでみると、ん?ん?「器の底に箸をさして混ぜないように。楽しみが半減してしまう」だって。一体どういうことだろう?頭を悩ませていると、「豊橋カレーうどん」が さっそうと登場してきた。んー、見た目は普通のカレーうどんだな。変わったところといえば、うずらの卵が乗ってることくらいか。適度にとろみのついたカレールゥは、至って正統派。麺は自家製で、コシよりももっちり感を重視か。心地良い辛さだけれど、個人的な好みで一味を少々……。うん、普通にうまい。イマ風ではなく、トラッドな部類に属するカレーうどんだ。しかしそのうち、麺の奥から何かが姿を現してきた。「ごごごごご飯だ!」。思わず口に出してしまう驚き。そうか、麺とご飯が2層構造になってるんだ。「箸をさして混ぜない」という注意書きは、つまり、麺とご飯を混ぜるなという意味だったのだ。まるで遺跡の発掘みたいだ。それはともかく、麺はつるっと完食。次は第2部、ご飯に突入だ。しかもこのご飯、とろろご飯なので適度なとろみ感があり、カレールゥと違和感ないのが芸の細かいところ。備え付けの福神漬けは、好みの量で。ふー、満足。最後の一滴まで残すことなく、ごちそうさま。「もう2年半、この豊橋カレーうどんを出してますよ」と話してくれたのは、勢川本店の代表取締役、新美晴久さん。もともとは豊橋のコンベンション協会が、「B級グルメで地域おこしを」と、市の製麺協会に新メニューの開発を持ちかけたのが始まりだという。試作を繰り返し、2010年4月から市内40店舗のうどん店でスタートしたそうだ。「普通のカレーうどんって、ルゥが残っちゃうでしょう。でも、ご飯があれば雑炊にして完食できます。2層構造はびっくり感もあるし、器は1つで済むから」と、新美さん。なるほど。豊橋市のうどん店は自家製麺率が100%だという。だから、豊橋カレーうどんのルールの一つは「自家製麺であること」。また、うずらの卵が乗っているのは、豊橋市が生産量日本一だから。これが大きさといい味といい、箸休めにイイ感じだ。このように、ユニークなパーツの1つひとつには、れっきとした意味があるのであった。この「豊橋化カレーうどん」、メディアのウケも上々なようで、この店もテレビや雑誌など様々な媒体に登場している。「秘密のケンミンSHOW」に出た時は、2時間待ちの大行列ができて大わらわだったとか……。さすが全国放送。そんなバブル期(?)を経て、豊橋カレーうどんはゆっくりと地元食として豊橋の地に浸透しているように見える。実際、開始当初は40軒だった取扱店が、今は50店舗に広がっているそう。「話題性よりも、地元にしっかり定着することが第一です」と、新美さんは堅実路線を強調する。ちなみに、自家製麺ととろろご飯の2層構造や、うずらの卵を使うことなどのルールさえ守れば、いかようにもアレンジしていいという柔軟性も、豊橋カレーうどんならではの魅力だ。「うちは比較的オーソドックスな味です。うちで食べていただき、次にいろんなお店で個性豊かな味を楽しむ人が多いですね」と新美さん。さり気ない老舗の余裕がニクいですわ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日愛知県岡崎市の岡崎公園では12月1日から2013年2月17日までの期間、「ヱヴァンゲリオンと日本刀展」を開催する。同イベントは、ヱヴァンゲリヲン新劇場版最新作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開に合わせた企画。日本の伝統工芸の集合体である日本刀が、ヱヴァンゲリヲンの世界とコラボレーションする。今回の新作18点は、日本古来の伝統的な技法を用い、2次元のアニメーション中に存在する刀剣の世界を3次元で具現化したもの。さらに昔から伝わる刀匠の作品・甲冑(かっちゅう)などもあわせて展示する。今回は、「三河武士のやかた家康館(第1会場)」と「岡崎城(第2会場)」の2会場で実施する。三河武士のやかた家康館ではセカンドインパクト短刀や零号機仕様の脇指(龍と槍)、 マゴロクソード(刀)、カウンターソード(脇指)などを展示。岡崎城ではロンギヌスの槍やプログレッシブナイフ、エヴァンゲリオン初号機型(かぶと)などを展示する。開館時間は9時から17時まで。休館日は12月29日から31日。三河武士のやかた家康館の入場料は大人350円、小人200円、岡崎城は大人200円、小人は100円。両館共通利用券は大人500円、小人270円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日愛知県蒲郡市の複合型マリンリゾート施設「ラグーナ蒲郡」は11月17日~2013年1月6日、開業10周年記念特別企画第5弾「LAGUNA WINTER FESTIVAL”Kira Kirat City”」を開催する。同イベントは、冬の夜を美しく幻想的に彩る、数々のイルミネーションが特徴。光り輝く高さ8メートルのクリスマスツリーや高さ7mのピラミッドなどが12月25日まで設けられ、毎日16:45から、ラグナシアキャラクターのガトーたちと一緒に、メインクリスマスツリーに光をともすイルミネーション点灯式が行われる。また、クリスマスシーズンに向けたミュージカルレビューショーを1日3~4回上演予定。11月17日~2013年1月6日までは、シーサイドに高さ10mのシンボルツリーが設置される。11月23日からは、新たなイベントが登場。新感覚花火ショーの花火スペクタキュラ「ラ・レーヴ・デ・ノエル」は、冬の夜空を彩る花火とさまざまなショーエフェクトがコラボ。ショーキャストたちのパフォーマンスも披露される。開催日は11月23日~12月24日の土・日・祝と12月25日(計13日間)。時間は19時30分からの約15分間で、雨天時には中止の可能性もある。同期間では他にも、施設内を巡る汽車のアトラクション「キラキラトレイン」を運行。4歳以上500円で乗車できる。11月24日~2013年1月4日には、日本最大級の「マリーナイルミネーション」を展開。約100艇のヨットやボートが光り輝くという。点灯式は11月24日17時より開催される。同時開催イベントとして「がんばろう!日本」をテーマとした「2012ラグーナ蒲郡絵あかり展」を開催。1万人による絵あかり作成にチャレンジするという。開催期間は2013年1月6日まで。なお、施設内のイルミネーションは「ラグナシア」が11月17日~2013年1月6日17時~閉園まで、「フェスティバルマーケット」が11月17日~2013年1月6日日没~22時まで、「ラグナマリーナ」が11月24日~2013年1月4日日没~22時までそれぞれ点灯される。ラグナシアへの入園券は大人1,600円、中学生・小学生900円、4歳以上の子ども700円。フェスティバルマーケットへの入場は無料。休日は施設や月によって異なるので、「ラグーナ蒲郡公式ページ」を参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月23日愛知県は11月3日(土・祝)~11日(日)までの9日間、県産の花をPRするイベント「あいち花フェスタ2012」を蒲郡市の「ラグーナ蒲郡」で開催する。「あいち花フェスタ」は、2012年度から3年間、県内3地域(東三河、西三河、知多)を持ち回りで開催する花のイベント。第1回となる今年度は、東三河県庁の発足や、花の一大生産地であることから、東三河地域で開催することとしており、2013年度に西三河、14年度には知多地域で開く予定だ。「あいち花フェスタ2012」は、入園券が必要な「ラグナシア」と、入園券を必要としない「フェスティバルマーケット」、「ラグナシア」エントランス前広場での開催となる。「ラグナシア」の入場料は「あいち花フェスタ2012」の期間中限定で、通常(当日券)大人1,600円が大人600円、中学生以下900円と小学生未満4歳以上700円が子ども400円(中学生以下4歳以上)と割引となる。ただし、「あいち花フェスタ」以外のラグナシア内アトラクションなどは、料金が別途必要となる。ラグナシア内では、カーネーションなどの花びらや鉢植えの花を使い、アニメ「ワンピース」の人気キャラクターや美しいデザインの大きな花絵を参加者といっしょに作る「ジョイアマーレのインフィオラータ(花の絨毯)」を期間中毎日開催。ステージイベントも、モデルの冨永愛さんによるトークショー(11月3日(土)のみ)、日本を代表する押し花作家の杉野宣雄氏と藤川靖彦氏による「ボタニカル(植物で表現する芸術)」トークショー(11月4日(日)のみ)などが行われる予定だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日愛知県豊川市の三河国分尼寺史跡公園で、市民が手作りした千個もの万灯をともして「天平ロマンの夕べ」と題したイベントが開催される。日時は9月22日(土)。2部に分かれており、1部は15:00~17:00、2部は17:30~20:00。小雨決行だが、大雨、強風の場合は23日(日)に延期。第1部は「天平ロマン体験」。奈良時代の役人のように墨と筆を使って作る「木簡墨書き」、天平時代当時の貴族や役人の衣装を着て記念撮影ができる「天平衣装の試着」、イベントで飾られる万灯の製作体験ができる「万灯作り」が行われる。第2部は、17:35からの羅山境おどり保存会および八南小学校児童による「羅山境おどり演舞」に始まり、17:50から「和太鼓演奏」。18:10に点灯式が行われ、18:20から豊川オープンカレッジ受講生によるハーモニカ演奏が披露される。18:40から八幡宮氏子中学生による浦安の舞が行われる。演目は「扇の舞」、「鈴の舞」。八幡宮に伝わる伝統的な舞を見ることが出来る。19:00からは蒲郡リーディングキャラバンによる平家物語朗読、演奏は筑前琵琶演奏家、林旭紅氏による。演目は「祇園精舎」、「忠度都落ち」、「忠度最期」、「敦盛最期」、「新院崩御」。朗読と琵琶の演奏がおごそかなフィナーレを飾る。国分寺と国分尼寺は奈良時代に聖武天皇が国家の平和と繁栄を祈るために建立を命じた寺院だ。各国に国分寺と国分尼寺が一つずつ置かれ、当時はその国ごとで最大の建造物だったと言われている。しかし、律令制度の崩壊に伴い国分寺、国分尼寺は廃れていった。三河国分尼寺は大正期に発掘調査され、礎石、布目瓦がなどの出土品が発見されたことから、大正11年に国の史跡指定を受けた。その後、昭和42年に愛知県教育委員会による発掘調査が行われ、主要伽藍の位置が判明。平成11年~17年度にかけて保存整備事業が行われ、中門や回廊の一部を実物大で復元して現在に至っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月10日