自分の「カラダの地図」を知ろう!2020年5月に、さくら舎より“「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える!”が出版された。私たちの頭の中(脳)には、自分のカラダがどんなふうになっているのか、どこから動くのか、どんな形をしているのかを認識している「カラダの地図」がある。ところが、多くのヒトの「カラダの地図」には誤りがあるため、自分の体を上手く使えず、不調や故障を生じさせていると言う。自身の体の構造を「カラダの地図」で、パーツごとに理解することにより、姿勢や歩き方など普段から気になっている点を修正出来る。もちろん仕事中での悩みに多い、立ち仕事なのに立っているだけで疲れる人や、パソコン作業で肩が凝っている人も必読だ。また、カラダの仕組みを正しく知ると、不調や故障が消える上に体が若くなれるのだ。著者である荒木靖博氏荒木靖博氏は、東京と名古屋で整体スクールと整体院を運営する院長である。世界的に定評のある心身技法・アレクサンダーテクニークの教師でもある著者が、カラダのパーツ別に「カラダの地図」の修正方法や、1日1回数分で出来るカラダの動きをよくするイメージトレーニングなどを、著書の中で公開している。長年多くのヒトのカラダと向き合ってきた経験からもたらされる、カラダの地図についてのアドバイスは是非読んでみたい。「カラダの地図」で疲れ・不調・故障が消える!は、全国書店で発売中。アマゾンでも購入可能。販売価格は、1650円(税込)だ。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※てあて整体スクール 公式ブログ
2020年05月26日みなさんは、「スゴレッチ」って知っていますか?スゴレッチとは、「スゴレッチ=スゴすぎるストレッチ」のこと。私は普段、ヨガを指導していますが、スゴレッチトレーナーでもあるので、今回は子ども(特に息子)が食いつくポーズを紹介します!とにかく簡単な動きなので、トレーニングが苦手という人でも大丈夫。ほんの1分ほどでも気持ちよさを感じられると思いますので、ぜひトライしてみてくださいね。スゴレッチは誰でも簡単に取り組める「スゴレッチ」は、柔道整復師でもある萩原健史先生が考案した、整体の要素を詰め込んだストレッチのこと。普段、セルフケアやトレーニングなどをしていない人も簡単に取り組めるのが特徴です。猫背など、体幹部の歪みをとり、血流をよくする動きなので、「歪んだ姿勢が気になる」「体型(見た目)を整えたい」「肩凝りや腰痛が気になる」「自律神経のバランスを整えたい」「疲れやすいから心身スッキリしたい」という大人におすすめしています。子どもがゆがんだ姿勢になっていませんか?子どもの頃に間違った姿勢や動作のクセを体が覚えると、大人になってから改善するのは時間がかかります。スゴレッチは、子どもの頃から正しい姿勢、正しい動作を身に着けるのに役立ち、体を伸ばすことで、脳への血流を促進します。簡単「東京タワーストレッチ」合言葉はカンチョー!今回紹介するスゴレッチは、「東京タワーストレッチ」。股関節の前面、体側が伸びて、身体の前後・左右バランスそして旋回バランスが整います。内臓を支える腸腰筋を収縮・伸長させるので、内臓を正常な位置に保ってくれることにも繋がります。女性に多い悩みの肩凝り、猫背、骨盤のゆがみ、腰痛、反り腰、冷えやむくみ、血行不良、疲労感や自律神経の乱れ…を感じる方にもトライしてもらいたいです。1.脚を前後に開き、前の脚はヒザを曲げ、後ろの脚はアキレス腱を伸ばします後ろにした脚はキツいようであればヒザをついて構いませんおへそは正面向き2.両手はカンチョーポーズで上に伸ばし、耳の横に腕がくるように※写真は耳より腕が少し前にきていますが…(笑)おへそは背中側に引き込む感じでへこませます3.前脚を出した側に軽く腕を傾けます。⇒ 1~3の順番で、まずは各ポーズ10秒くらいから。無理のない範囲でやってみてください余裕があれば、ポーズをとった状態で上下に揺らすと、シェイプアップ・関節の柔軟性や血流アップを目指せます。私の場合はお尻の筋肉が硬くなりがちで、股関節の動きもすぐ悪くなったりします。それを緩めるためにも、この東京タワーストレッチを朝晩左右合わせて30秒から1分くらい行っています。最初、息子に教えるときに、「カンチョーのポーズね!」と言ったため、息子はこのストレッチをやるたび「カンチョー!」とノリノリ(笑)。毎日、少しの時間ではありますが、笑いながら取り組んでいます。ぜひ親子で楽しみながらやってみてくださいね。<文・写真:ライターみち>
2020年05月08日整形級のセルフマッサージ10月17日、セルフマッサージにより二重やフェイスラインなどの憧れを実現しようという新刊『美容整体師が教える整形級セルフマッサージ 二重も涙袋もかわいい顔は自力でつくる』が発売された。著者は美容整体師で宮崎県宮崎市の「整体KAWASHIMA」代表、美容整体師系YouTuberとしても活躍している川島悠希氏である。A5判で96ページ、1,100円(税別)の価格で学研プラスが発行している。YouTube非公開のテクニックも収録川島悠希氏は多数のモデルや女優などを施術し、動画マーケティング事業やメディア事業を行うインフルエンサープロダクションのライアートプロモーションにも所属。雑誌「an an」「ar」「S Cawaii!」に登場、テレビ番組にも出演している。また、YouTubeの公式チャンネル「美容整体師川島さん。」では、頻繁に動画を公開しており、登録者数32万人、動画の総再生回数は1,900万回を超えている。新刊では二重やすっきりとしたフェイスライン、ぷっくりとした涙袋、目の下のたるみ解消といった願望をセルフマッサージで実現する方法を解説。紹介されているメインマッサージは全てQRコードから解説動画が見られるようになっており、YouTubeでは非公開のテクニックなども収録されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『美容整体師が教える整形級セルフマッサージ二重も涙袋もかわいい顔は自力でつくる』 - 学研出版サイト
2019年10月24日美脚に特化した新メニュー登場大阪市の~Solana~ソラナ柔整体院は6月18日、『逆さユラリックス整体』の新コース「下半身改善コース」の提供を開始すると発表した。~Solana~ソラナ柔整体院では、代表の松本隆博氏が考案した、「逆さユラリックス整体」を行っている。この整体は逆さにぶら下がって体を揺らし、リラックスさせるのが目的の施術で、時間も10分程度。短時間で不調を改善するのが特徴だ。もともとは多忙なビジネスマンや、ゴルフやテニスなど身体が偏る動作が多いスポーツを行っている人向けのプランとして開発された。ヘルニアやけい椎症、四十肩、側弯症、亀背、内臓下垂、骨盤矯正、O脚矯正、膝・股関節痛、下腿浮腫など多岐にわたる症状に有用で、ストレッチや体幹周囲の筋力トレーニングとしても効果を発揮する。下半身を細くしたい女性に最適逆さユラリックス整体の施術を受けたユーザーから「下半身をもっと集中的に行ってほしい」などの要望が多かったことを受け、下半身改善コースをメニューに加えた。“下半身改善”に特化し、「足のむくみ」や「静脈瘤」、「下半身太り」、「O脚」の改善を目的とする新メニュー。露出が多くなる夏のシーズンを迎え、おしゃれに敏感な女性に最適なメニューとなっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※~Solana~ソラナ柔整体院のプレスリリース※~Solana~ソラナ柔整体院のFacebook
2019年06月25日目指すは美しく真っ直ぐな脚3月28日、美しく真っ直ぐな脚になるためのストレッチが掲載されている書籍『O脚・X脚、骨盤のゆがみ・・・下半身にテキメン! 整体師が考案した 骨から美脚ストレッチ』が発売された。著者は東京「中目黒整体レメディオ」主宰、整体師の渡邉潤一氏で、A5判、120ページ、1,404円(税込)の価格でKADOKAWAから発売中である。筋肉をゆるめて骨格を調整「中目黒整体レメディオ」で「骨盤・美脚コース」を担当している渡邉潤一氏のもとには、脚の悩みを抱えた人が訪れ、特に近年ではただ脚を細くしたいという要望よりも、美しく真っ直ぐな脚になりたいという人が増えているという。渡邉氏によれば、美脚でポイントとなるのは骨格の美しさで、脚の無駄な筋肉や脂肪は日常の間違った体の使い方が原因であり、骨格を調整すれば美脚に近づく方法があるとしている。渡邉氏にとって初の著作となる新刊では、筋肉をゆるめて、骨を本来あるべき場所に調整する全身と下半身のストレッチを紹介。基本のストレッチや股関節、太もも、ふくらはぎ、ウエスト、胸、肩のパーツ別ストレッチが掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※O脚・X脚、骨盤のゆがみ・・・下半身にテキメン! 整体師が考案した 骨から美脚ストレッチ 渡邉 潤一 - KADOKAWA
2019年04月03日整体とチケットショップという意外な組み合わせ株式会社カラダスイッチ医学研究所は、2019年1月25日に、整体院とチケットショップを融合させた第1号店をオープンさせる。整体院で疲れをほぐしてリラックスできる上、チケットショップとしても活用できる一石二鳥の店舗。整体院に抵抗がある人でも、チケットショップの女性店員が近くにいることにより、安心して施術を受けることができる。身体と生活のサポートを同時に第1号店としてオープンするこの店舗では、1対1で施術を行うことが多い整体院に抵抗を感じる女性にもうれしい作りだ。通常の整体院のように2人きりになることはなく、併設されているチケットショップの店員の存在が心強い。整体に対して興味はあっても2人きりになることに不安を抱えている女性におすすめの店舗だ。さらに、チケットショップで金券を現金にすれば、整体の帰りに買い物をする際にも便利。ただ整体に通うだけではなく家事もこなす女性にとって便利な店舗でもある。整体院特有の閉塞感や不安を取り除き、なおかつ生活に根ざした空間を目指したこの店舗。これまで整体に興味があっても敬遠していた人は、この機会に試してみてはいかがだろうか?(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社カラダスイッチ医学研究所のプレスリリース
2019年01月13日<専門家インタビュー>身体のさまざまな部分で本来の動きができない状態があると、夜眠っていても疲れが十分に取れず、不眠の原因につながることもあるそうです。百年整体葛西院の院長である高橋和之先生に、実際に身体の歪みをチェックしていただき、凝り固まった身体を眠れる状態に調整する手技を体験させていただきました。【高橋和之先生】百年整体葛西院院長アイセラピスト専門学院葛西校講師身体の歪みをどうやってチェックするのか教えてくださいそれでは実際に身体の状態をチェックしてみましょう。足を肩幅ぐらいに広げた状態で、まず全体的なバランスをチェックしていきます。まず足の両方が外側に体重が乗りやすい状態となっています。これは男性に多くみられます。次に土踏まずのアーチの度合いなどを見てみると、やや少ないかなというところです。この部分のアーチが少ないと、足が疲れやすいといった症状が出ることがあります。骨盤の左右を見てみると、右のほうが上がって高い位置にあるという状態ですね。そして全体的にみると、骨盤の右側が前に出るような形でねじれが入っている状態になっています。股関節の位置をみると、股関節の位置は左のほうが上に上がっているというような形で、かなりズレが出てきています。横から見てみると、やはり気持ち顔が前に出ているので、首や肩が凝りやすい状態になっています。では一度、前屈をやってみてください。こうするとどこか突っ張っていたり、張るような感じがあると思います。では、続いて施術用のベッドの端に一度お掛けください。全体的に前に出てきて浅く腰掛けましょう。両足をくっつけて揃えてみてください。今、左右の足を揃えていただいていますが、これを上から覗き込んでいただくと膝頭の位置がずれているのがわかると思います。座っているときも骨盤がずれた状態で座ってしまっているということです。これは簡単に調整することができます。まず、短くなっているほうの脚を上にして脚を組みます。そのまま背筋を少し伸ばして、長いほう脚の膝頭のところで手を組み、その状態で左右に揺らします。簡単にできるので、骨盤に対して自分でできるセルフケアとしてやってみるといいでしょう。自分で足を揃えて座り、左右の膝頭のどちらが前に出ているかをチェックして脚を組んで揺らしてあげるだけですが、揺らしているうちにだんだん骨盤のずれが調整されます。たとえば朝晩など、定期的にチェックしておくといいと思います。骨盤が良い状態をキープできていると脚にかかる負担も軽くなりますし、骨盤の上には背骨が乗っているので、上半身の負担も減らすことができます。では、立っていただいて、足を軽く肩幅ぐらいに広げた状態でもう一度前屈を同じようにやってみてください。さっきより動かしやすいというのが感覚としてお分かりになると思います。このように骨盤が良い状態を作れたら、あとはもっと全体的にみて身体が正しく動く状態を作って調整していきます。整体をするうえで重要な部分はどこですか腰というのは文字どおり人間の身体の中で「要」になるところなので重要です。当院がもうひとつ特に大事にしているのは「脚」です。それはなぜかというと、骨盤を支えてくれているのが脚だからです。脚と骨盤は股関節で繋がっているので、単に骨盤だけではなく下半身を大切にしています。下半身にとって「歩く」ということは大事なのでしょうか歩くことは大事です。しかし、どこかが痛いままで歩きすぎることはあまりよくありません。ですから、まずちゃんと良い状態で歩ける身体を作らなければなりません。水の中は浮力があって関節の負担が少ないので、膝や脚が痛い方はプールなどで歩いていただくことをお勧めしています。痛いときは無理せず、できる範囲でやっていくということが大切です座っていて脚を組みたくなるというのは、どういう状態でしょうかまずひとつの要因として、猫背であるから脚が組みたくなるということがあります。脚を組むということは、座ったときに背中を丸くして前かがみになるから脚が組むことができるのです。疲労がたまっていると、人は自然に猫背になりやすいです。たとえばマラソンで走った後のランナーなどが、ゼイゼイ息を切らしながら丸くなっているようなイメージがあると思いますが、それと同じように身体の不調や疲れが出ていると猫背にならざるを得ないということがあります。そのほかには、誰しも骨盤や股関節の歪みはどうしてもあるため、ねじれていると脚を組んでいるほうが一時的には楽だという場合があります。しかし、結局それを繰り返していると、腰や股関節が痛くなったり、脚に症状が出やすくなってしまいます。脚が組みたくなるというのは、身体が疲れている、もしくは身体が歪んでいるというサインのひとつにはなります。寝ている状態でも歪みをチェックするのでしょうか立っている状態、座っている状態、寝ている状態でそれぞれ身体の歪みが変わる場合があります。どの状態でも骨盤がよい状態にあるというのが理想です。寝ている状態での歪みをチェックしていきましょう。まず仰向けで枕に首をしっかりのせていただいて、骨盤の歪みや腰の浮き具合などをチェックします。腰の右のほうがちょっと浮いていて、左はしっかりと下についています。片側が浮いているということは、ねじれが入りやすい状態になっているということになります。骨盤を触って高さもチェックしてみましょう。骨盤の左側が上にねじれています。身体の前後では、右が前、左が後ろにねじれています。あとは足の開き具合、肩の浮き具合などもチェックします。つま先の左右どちらが開いているのかというところをみたり、肩とベッド面の間に隙間があるかどうかなどをみていきます。本来であれば仰向けに寝ているときは肩がベッドについているのですが、少し浮いているということはつまり、寝ているときに猫背になっているということであり、睡眠の妨げのひとつの要因となります。整体で調整をすると浮いていた肩がスッと下がって全身のバランスが変わっていきます。身体がよりリラックスした状態を作れると睡眠の質を上げることにつながります。横向きで寝る癖は、良くないのでしょうか横向きで寝ることはあまりよくないのですが、基本的にはご自分がよく眠れる姿勢でかまいませんので、まずは睡眠を優先していただくようにしています。その上で少し調整をしながら、最終的には仰向けでも寝られる状態にすることを目指します。また、横向きだけでなく。うつ伏せが寝やすいという方も中にはいらっしゃいます。この場合も睡眠を優先していただいて、調整しながら自然に仰向けで寝られるように、身体のバランスをしっかり変えていきます。整体は痛くはないのでしょうか整体というと施術の際に関節がボキボキ音を立てるとか、あるいは痛みを伴うようなイメージがあるかもしれませんが、当院では基本的には痛みを伴うような調整は行なっていません。たまに関節をボキボキ鳴らすような施術を好む方もおられるので、まれにご要望にお応えすることもありますけれど、基本的にはそういったことはやっていません。私は本来、整体というものは痛くないのが本当なのだろうと考えています。ただし、基本的には痛くない手技であっても、ときどき痛みを感じる方がいらっしゃいます。痛いということはそれだけ身体が固まってしまっているから痛く感じるのであって、私たちが行っている手技そのものは固さがなくなっていれば痛くないものであると思います。実際の調整の方法をいくつかみせていただけますかうつ伏せになっていただいた場合には、まずは脚の長さをチェックします。今みたところでは、右脚が少し短めになっているという状態です。また、ここでも骨盤の歪みはしっかりチェックします。手技としては、骨盤のねじれを取るときにはまず顔を右に向けていただき、右脚を横に広げていきます。手は左右とも同じように顔の横に置きます。これは猫背のときに肩まわりをゆるめる姿勢でもあります。猫背だと肩が前に出て背中が丸くなっているので、それを広げてやるため調整をかけていきます。この状態で少し揺らしながら骨盤などの歪みを調整していきます。腰だけでなく背中や肩など、揺らしてみて固いところを探りながらその部分の固さをとっていきます。私はこういった揺らす手技を主に使っています。どこか固いところがあると、揺れ方として均等に揺れてくれないのですが、関節が正常に動くように調整していきます。固いところは最初は揺れが小さいのですが、固さがとれてくると、揺れがどんどん大きくなっていきます。固いところをチェックしながら揺らして、骨盤が正しい位置に戻るようにしていきます。今度は左右反対向きで、先ほどと同じように姿勢を作っていただいて、反対向きでも同じことを行います。あとは仰向けになった状態でもいろいろなところを揺らしてみて、全身のケアをしながら施術を進めます。リラックスした状態を作れると身体が落ち着いてきますので、ただ単にこうして揺らしてリラックスする状態を作り出すだけでも不眠にも効果があります。身体の調整は心の持ちようで変わってくる身体の症状もやはり気持ちが前向きな人のほうが治りやすいということはあると思います。たとえば肩が痛くて今までは水平ぐらいまでしか腕が上がらなかったとして、それが施術して45度ぐらいまで上がるようになったというところで「これだけ上がるようになった」ということを喜べる人と、「まだ上まで上がらない」と考える人とでは、よくなるまでの時間、スピードという点でも違いがあるように思います。心と体というのは密接に関わるところがありますので、いろいろなお話をさせていただきながら考え方を変えていくということも大切です。不眠についても、1日24時間まったく眠れないというようなケースはまずないので、「眠れない」ということをあまり深刻にとらえる必要はないと思います。眠くなったら自然に寝られますから大丈夫ですよ、ことさら「寝ないといけない」なんて思わなくてもいいんですよ、ということをお伝えすることも多いです。夜眠れない方は、日中に短時間でも横になることが有効また、自律神経の不調で不眠になっているような方に対しては、日中に少しでもいいので横になる時間を作りましょうというアドバイスをすることがあります。専業主婦の方などにしばしばいらっしゃるのですが、ご主人が外で働いておられるのに自分が昼間にごろ寝をしたりすることがなんとなく申し訳ないと思っておられるようです。しかしそうなると、自律神経のうちで起きているときに働く交感神経が優位になっている状態が日中ずっと続くことになります。本来は夜になって眠るときには副交感神経が優位になるのですが、日中、交感神経がずっと興奮した状態なので、夜になっていざ寝ようとしても寝られないということが起こります。ですから、そういった方は特に日中、少しでもいいので寝転がる時間を作るということをお勧めします。少し横になってごろごろするだけでも副交感神経が優位になり、バランスを取ることができるようになっていきます。1分でも10秒でもかまいませんので、ときどき寝転がる時間を作ってあげることで、スイッチの入れ替わりをするということにつながります。一日中ずっと何かしていて、常に活発に動き回っているような方は、ほんの少しでもいいので寝転がって心身をリラックスさせることが大切です。
2017年07月11日<専門家インタビュー>整体といえば痛みやしびれなどの症状を和らげるためのもの、あるいは固くなったところをほぐしたり身体の歪みを調整するものといったイメージですが、全身のバランスを整えることで長年不眠に悩んでいた方が睡眠の質が改善されるというケースもあるようです。今回は、大阪・心斎橋で豊富な臨床経験を積んだのち、百年整体葛西院で院長として施術を行っている高橋和之先生に整体の睡眠の質の改善についてお話をうかがいました。【高橋和之先生】百年整体葛西院院長アイセラピスト専門学院葛西校講師不眠を訴えて来院する方は多いですか?不眠を主な症状として訴えるというわけではなく、他の症状と合わせて不眠の悩みを抱えている方がいらっしゃいます。痛みやしびれを訴えて来られて、よくお話をうかがってみると、あまりよく眠れていないという方が多いです。ご本人が「不眠」と自覚していないというケースです。私たちの考えからすれば、夜眠っている途中でトイレに起きたり、ちょっとした物音で目が覚めたりすることも「不眠」としてとらえているのですが、当院に来られている方のなかには、そういったことを「不眠」と受け取っていない方がおられるので、それらを含めると、来られる方の中で不眠の方は3人に1人くらいになるのではないでしょうか。不眠の方には、どんな症状がみられますかまず身体の筋肉が凝り固まってしまって、それに伴って猫背になっており、肩や腰が痛いと訴える方が多いです。また、便秘があったり、お腹の問題を抱えている方などもいます。こうした症状だけでも睡眠の質が落ちてしまいますので、整体による調整で、痛みが取れただけでもよく眠れるようになるというケースもあります。整体で身体を調整すると睡眠の質が改善しますか?私たちが整体で行なっていることは、自分で回復させる力を高めてあげるものです。寝ている間に身体がきちんと休まっていないと、回復力が落ちてしまいます。これにより、朝起きたときに何かだるいとか、体が重く感じるというようなことが起こりやすくなりますが、身体のさまざまなバランスを調整していくと、そういった状態を改善していくことができます。全身を調整していくことが大切なのでしょうか痛みなどの症状は身体からの危険信号のサインです。たとえば薬などを服用して安静にすることで症状がよくなったとしても、一時的に痛みのサインがなくなった後に、再び症状を繰り返してしまう場合もあります。痛いところだけを調整して症状がとれてすっきりしても、他のところに負担がかかっていたり歪んでいたりすると、日常生活に戻ったときに、同じ症状が出てしまうことも多いのです。また、一日の大半、姿勢が良くない状態があるだけでも、せっかく調整した効果が薄まることもあります。当院では、全身をバランスよく調整したうえで、皆さんが自分でできる簡単なセルフケアやちょっとした日常生活の注意点などもお伝えしています。こうしたアドバイスで、症状の再発を防ぎ、根本的によい状態がキープできるように目指しています。身体の歪みがある方は多いのでしょうか基本的にほぼすべての人に歪みがあると考えていただいていいと思います。利き手、利き足があるため、日中に普通の生活を送っているだけでもどうしてもある程度の歪みが生じます。人間というのは、「寝ること」と「歩くこと」で一日一日のリセットをしています。夜、寝ている間に寝返りを打ったりしながら、リセットさせています。寝返りは、基本的には誰もが意識せず自然にしているものなのですが、あまりに疲れていると寝返りを打つことすら嫌になってくるということが起こります。さらに、寝返りを打てないと余計に疲れが残ってしまうという悪循環となり、睡眠時間の長さとしては十分に寝ているにもかかわらず、疲れが取れていないということになりますこうした状態は、やはり身体の歪みが大きな要因となっている場合が多いです。歪みで身体が正常に働いていない状態にあるので、本来の働きができるように環境を整えることが私たちの仕事になります。日頃の寝方も影響するのでしょうか仕事から帰って疲れたからソファで寝てしまって、夜中に目が覚めてからようやく布団に入るというような睡眠習慣を繰り返してしまうと、睡眠の質が悪化して、そこから不眠につながっていくというケースも多いです。本当にちょっとしたことで睡眠の質は変わります。枕を変えたりベッドの硬さを変えたりするだけで睡眠の質が変わるということもあるので、そういったお話もさせていただいています。枕であれば、当院でも取り扱っている「けんこう枕」というものをご提案させていただくこともあります。この枕を使って寝ることで身体の調整ができるという枕です。首や肩のこりがある方や睡眠に悩んでいる方はこういった枕で寝ると睡眠の質が上がったり、腰の症状がとれて楽になったりします。枕という名はついていますが、整体のひとつの器具としてとらえています。円柱を半分にカットしたような形状の器具は、どのようにして使うのですかこれはストレッチのときに使うもので、首をその上に乗せることで首を正しい位置に戻すものです。人間はどうしても下を向くことが多いので、首が正しい位置に戻ることは少ないのです。その枕を使って一日10〜15分ほど寝ながらできる簡単なエクササイズやストレッチの方法がありますので、それらを行いながら寝ていただくと、首、肩こり、腰痛で悩んでいる方や、猫背や姿勢の悪さで悩んでいる方などには改善が期待できます。寝るときの首の状態には、正しい角度があるのでしょうかいろいろな理論があるので一概には言えませんが、あまり高すぎる枕は基本的におすすめしません。今ご説明した2種類の枕はそれぞれ相反するところがあり、半円形の円柱のほうは首をその上に載せて使うものであるのに対して、「けんこう枕」はどちらかというと首に負担をかけないようにするという考え方に基づいています。目的や使い方は異なりますが、両方とも症状に合わせて適切に使えば効果が期待できます。
2017年07月10日本気のダイエットコースが登場川越の美容整体サロン「Kine Vivias(ヴィヴィアス)」は、2017年6月1日より「本気で取り組むダイエット3か月集中コース」を開始した。コース内容は、美容整体のほか、耳つぼや骨盤矯正、水素バーなどを組み合わせたもの。併設するトータルビューティーサロン「ソンデゥボー」の美容専門スタッフ、美容整と共同で行う、独自のプログラムとなっている。コースの定員はサービスが開始される6月、7月、8月それぞれ20名のみ。ダイエットコースの参加者には、プレゼントとして「あなたのキレイに役立つグッズ」が用意されている。これから夏本番に向けて、ダイエットも本気モードで行いたいという人は、ぜひ早めに申し込んでみてはいかがだろうか?美容、整体それぞれの専門スタッフがサポート「本気で取り組むダイエット3か月集中コース」は、「ヴィヴィアス」に併設されたトータルビューティーサロン「ソンデゥボー」のスタッフと共同で行われる。美容整体だけでなく、耳つぼや骨盤矯正、さらに水素バーなど多彩な要素を組み合わせたダイエットコースになっているのが魅力だ。美容専門スタッフと整体専門スタッフが共同でサポートしてくれる点も心強い。ダイエットにはつきもののリバウンドを許さない独自のプログラムを組み、複数のスタッフがしっかりとサポートしてくれる。これまでダイエットに失敗してきた人にもぜひ試してほしい、プロが提供する本気モードのダイエットを始めてみては?(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社リズム&ビューティーのプレスリリース※ダイエットコース詳細
2017年06月25日内側から美しく! 人気のTSUNASHIMA式美容整体東京、白金高輪にある腸専門の整体で完全個室、女性専用プライベートサロン「BEAUTY PLUS(ビューティープラス)」。外見だけでなく、身体の中からの健康を考えた施術を心がけています。長年のクセや悪い姿勢は、背骨や骨盤で圧迫し、内臓の位置までずらしてしまうことも。その結果、便秘や冷え、生理不順など様々な不調の原因になります。オールハンドの匠の技で、内臓までをしっかりと調整するのがTSUNASHIMA式美容整体です。内側から改善していくことで健康的に美しくなれます。腸整体は自然治癒力を高め健康的な身体をつくる人気の腸整体は独自開発で、内臓を中心に施術することによって自然治癒力を高め、全身を治していくというTSUNASHIMA式美容整体。まずはカウンセリングとともにお客さんの姿勢をチェック。その後、骨盤を中心に骨の構造と効果の説明をします。施術前には高周波7万ヘルツ/1秒で内臓を働かせて血流よくして内臓を温めたあと、オールハンドで内臓から優しく矯正し、全身矯正、小顔矯正などが施されます。背骨の歪みは顔の歪み、顔の歪みは背骨の歪みになり、どこか1箇所でも歪むと全身歪むことに。そのため全身を整えていくのがおすすめです。9割がパーフェクトコース利用! 全身スッキリで大人気「TSUNASHIMA式骨格矯正パーフェクトコース」は、小顔矯正+全身矯正+内臓矯正+高周波ダイエットの約90分ある贅沢コース。初回料金はカウンセリング料込みで15,120円、2回目以降は12,960円です。健康で美しい身体へ導くために、骨盤・内臓に小顔矯正をプラスして施術を行います。 冷え性、生理痛、産前産後の骨盤、便秘、肩こりなど様々な不調にも効果的です。内側から改善していくことで健康的に美しくなれるサロン「BEAUTY PLUS」。完全個室・女性専用なのも嬉しいポイントです。腸整体で、自然治癒力を高め、内側から全身改善することができます。スポット情報スポット名:BEAUTY PLUS住所:港区白金1-15-19 LUZ白金102電話番号:03-6277-2923
2017年06月08日*画像はイメージです:街中でよく見かけるようになった「整体」。整体だけでなく、美容院などでもマッサージのサービスを提供しているお店があるので、マッサージを受けるのが容易になったのではないでしょうか。ちょっと張った部分のマッサージのためや、ストレス解消のために整体にと通っている方も多いかもしれませんが、一方で、国家資格である「あん摩」や「指圧」と何が違うのか分からない、という方もいるのではないでしょうか。そこで、今回は「整体」とは何か、あん摩や指圧との違いに触れながらご説明したいと思います。 ■整体とは何か整体とは、体全体の骨格や間接の歪みやズレの矯正や骨格筋の調整などを、手技や補助道具を使って行う行為を指します。このような行為を施すことによって、体幹から四肢への血行の流れなどを良くして、種々の症状の改善を期待する、いわゆる「健康法」の一種とされています。先にも述べた通り、このような整体を行うにあたって、国は資格を必要としておらず、無資格で開業することが可能です。 ■整体でできないこと整体は、先にも述べた通り、あん摩、指圧とは異なりますし、また整体師は医師ではありません。そこで、各種法律によって定められている規制に従わなければなりません。まず、「あん摩、はり、きゅう、柔道整復等営業法」においては、医業類似行為を行えるのは、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復の国家資格を持つものに限られると定められています。例えば、脱臼や骨折している人に対して、これを正しい位置に戻すなどの矯正を行うことや、捻挫している人などに対してマッサージを行って症状を緩和することができるのは、これらの資格を持つものだけであり、整体師がこれを行うことはできません。肩こりも疾患のひとつであるとされているため、それを治療・矯正する目的で無資格の整体師が施術を行うことは、先の規制に違反する恐れがあるといえます。整体師は「医師」と名乗ってはいけませんし、整体師が開設する施術のための場所を「病院」「療養所」「診療所」など、病院や診療所と紛らわしい名称をつけることはできません。当然、病名の診断もできませんし、外科手術や麻酔、血圧測定なども医師法その他の周辺の法律によって禁じられています。調薬や投薬も当然できません。 ■整体に頼ると危険なこと整体によって一時的に体の不調を緩和する作用が得られる場合もありますが、肩や背中、腰の痛みは、時に重大な病気のサインであることもあります。安易に整体に頼ると、隠れた病気を見逃して命の危険にさらされることもないとは言えません。気軽に利用しやすい整体ではありますが、実際には法的に「スレスレ」な面があることや、リスクも考えたうえで施術を受けるべきでしょう。 *この記事は2014年9月に掲載されたものを再編集しています。*著者:弁護士 寺林智栄(ともえ法律事務所。法テラス、琥珀法律事務所を経て、2014年10月22日、ともえ法律事務所を開業。安心できる日常生活を守るお手伝いをすべく、頑張ります。)【画像】イメージです*xiangtao / PIXTA(ピクスタ)
2017年02月02日整体師のりょうです。これまで肩こりや首こりについて書いてきましたが、今回から年齢・性別問わずお困りの方が多い「腰痛」をテーマにお伝えしていきます。ぎっくり腰予防にも役立つ今回のストレッチは、布団の中でもできます。目が覚めたら、まずこのストレッチをしてから起き上がるよう心がけましょう。特に寒い朝は必須です。ぎっくり腰になる人は、重い荷物を持ったときだけではなく、朝の歯磨き中になることも多いです。ひと事ではなく、誰にでも起こりうる出来事として予防を習慣化させましょう!○ちょっとしたコツで効果倍増ぎっくり腰予防として、最初にオーソドックスなストレッチを紹介します。ただ、ちょっとしたコツを知っておくのと知らないのとでは大違いなので、写真を見ただけで知った気にならずぜひお試しください。両手を広げてあおむけに寝転びます。片方ずつストレッチを行いますので、まず写真のように左足の膝を立ててください。そこからすぐに身体をひねる人が多いのですが、実はその前にひとつコツがあります。このコツで効果が大きく変わりますので、ぜひ覚えてほしいと思います。○腰をしっかり回転させる準備をします左膝を立てたら、下の写真のように一度お尻を浮かせて骨盤を右側へ倒します。この際、腰の右側が床につくようになりますが、上体はまだあおむけになったままです。こうすることによって、腰がしっかり回転しやすくなります。これが今回のコツです! このコツを行わずに腰をひねっても、満足な効果が得られにくいです。○ギューっと腰に効いたらOK!その後は左足を右側へ動かして、下の写真のように腰をひねります。肩、腕はできるだけ床から離さないようにします。この写真でよく分かるように、骨盤の右側が床に密着していますが、この状態こそしっかり腰をひねることができた証拠です。一連の動作で腰の左側がストレッチできていますので、どこが伸びているか意識をしてください。また、絶対に呼吸を止めてはいけません。この状態を保ったまま、20~30秒キープしてください。左が終わりましたら、同様に右側も行います。○足を組んで倒すと違うところが伸びるでは次に同じように見えるストレッチですが、やってみると少しアプローチする箇所が変わりますので併せてやってみましょう。両手を広げ、両膝を立ててあおむけに寝転びます。左足を右足に乗せて組みます。そのまま床につくまでゆっくり右側へ倒します。先ほどと同様で、肩、腕はできるだけ床から離さないようにし、呼吸を止めてはいけません。この状態を保ったまま、20~30秒キープしてください。左が終わりましたら、同様に右側も行います。○背中と腰は一体だから難しい腰痛も筋肉痛の一種と考えれば、対策としてはストレッチがいいはずです。しかし腰は、腕や足のように細かく動きません。それに医学的には背中と腰の境目があっても、実際には一体と考えるのが自然です。背中から腰を「大きな面」と捉えてストレッチしますが、意識としては右側、左側、上側、下側というくらいに分けてイメージするとストレッチしやすく、また効果も現れやすいです。○著者プロフィール鮎川 良奈良県の学園前にて「RYO整体院」を営む整体師ランナー。整体師だからこそ分かる身体のメカニズムを基に、ストレッチの重要性を説き、クリニックも開催する。ストイックにタイムを追求するよりも、健康で楽しいマラソンライフを提案。筋肉痛になりにくい身体作りや疲労回復のケア方法、自身が提唱する疲れにくいランニングフォーム「エンジョイラン走法」で、フルマラソン走破を目指す人のサポートをしている。著書に『がんばらないで楽に長く走る』(学研パブリッシング)がある。また、累計300万アクセス超の人気ブログ「整体師に学ぶ~マラソンによる筋肉痛改善方法と、フル完走ノウハウ」も執筆している。
2015年11月11日整体師のりょうです。肩こりや首こりにお悩みの方はとても多いですよね。これまでに解消法をたくさん紹介してきましたが、今回はスッと気持ち良くなる「究極ストレッチ」をご紹介しましょう。効果は抜群ですが、見た目がちょっと特殊です。くれぐれも家の人に、「ストレッチ中である」と伝えてから行ってくださいね(笑)○シンプル・イズ・ベスト写真を見るだけでは「な~んだ、こんな簡単なポーズ! 」と思われるでしょう。そして、「そんなので効くわけないよ! 」と思われる人もいるはずです。そんな気持ちになった人こそ、ぜひやっていただきたいです。なぜなら、「シンプル・イズ・ベスト」を体感できるからです!まず写真2枚をご覧ください。これは準備段階です。肘をついてよつんばいになりますが、頭頂部を床につけてください。そして両手を組んで、頭が動かないようにしっかり支えます。○呼吸を止めず、伸びている部分をしっかり意識ではこれからストレッチを始めます。まず首の後ろを伸ばすストレッチです。大きく息を吸って、ゆっくり吐きながらゆっくりとお尻を前方へ押し出して静止してください。このとき、頭は動かないように支えられていますので、首の後ろ側に押される感覚になるはずです。それが首の後ろ側のストレッチができている証拠です。身体は静止しても、呼吸はゆっくりと行ってください。決して止めてはいけません。20~30秒ほど静止したらいったん準備の形に戻り、呼吸を整えます。○側頭部を右側へ倒す次に側頭部を右側へ倒します。先ほどと同様、大きく息を吸ったらゆっくり吐きながら側頭部を右側へ倒していきます。身体は20~30秒程度静止しますが、呼吸はゆったり行ってください。側頭部を倒すというのがうまくできない人もいるかと思います。その場合、右の耳を外へ押し出すような気持ちで行ってください。決して肩が右へ倒れるようなものではありません。首から肩にかけてストレッチできていると感じればOKです。うまくできたら準備の形へ戻ってください。○側頭部を左側へ倒すでは次に、先ほどと反対方向の左側へ倒します。要領は右側と同じです。側頭部を左側へ押し出しますが、左耳を押し出すイメージで行うと分かりやすいです。○あごの位置を変えると、違う筋肉が伸びる写真では紹介しにくいので言葉だけになりますが、横向きに押し出すストレッチの際、あごを少し動かしてみてください。違う筋肉が伸びるのが分かると思います。横へ向けるだけのときは、主に「僧帽筋(そうぼうきん)」という筋肉のストレッチができます。さらにあごを動かすことで、耳から鎖骨にかけて伸びる「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」という筋肉のストレッチが可能です。その差はこのような写真で撮影することがとても難しいくらい、ほんの少しの差です。ぜひ試して実感してください。○ストレッチを続けると身体は変わる高齢者向けにストレッチ教室の講師をしていて感じたことですが、年齢に関係なく始めた人から身体に変化が起こります。実際に変化を感じた人からは、「ストレッチを始めてから身体が軽くなった」「いきいきと動きやすくなった」などのうれしい言葉をいただきます。ヨガは「●●のポーズ」という完成形を目指しますので、身体の硬い人は挫折しやすいです。しかしストレッチは、その人の身体に応じた角度、強度でOKなので、運動経験や年齢に関係なく続けやすいのが特徴です。ただし、一時のものではなく、続けることが大切です。ストレッチを続けて健康で楽しい毎日を過ごしましょう!○著者プロフィール鮎川 良奈良県の学園前にて「RYO整体院」を営む整体師ランナー。整体師だからこそ分かる身体のメカニズムを基に、ストレッチの重要性を説き、クリニックも開催する。ストイックにタイムを追求するよりも、健康で楽しいマラソンライフを提案。筋肉痛になりにくい身体作りや疲労回復のケア方法、自身が提唱する疲れにくいランニングフォーム「エンジョイラン走法」で、フルマラソン走破を目指す人のサポートをしている。著書に『がんばらないで楽に長く走る』(学研パブリッシング)がある。また、累計283万アクセス超の人気ブログ「整体師に学ぶ~マラソンによる筋肉痛改善方法と、フル完走ノウハウ」も執筆している。
2015年10月05日整体師のりょうです。肩こりというと、「もむ」「たたく」という解消法が最初に浮かびます。残念ながら自分でこの2つをするのは難しいですが、実はそれがラッキーなのです。なぜなら、肩こり解消のためにやってはいけないことが、この2つだからです。○「もむ」「たたく」は逆効果もんだりたたいたりすると、筋繊維が壊れるケースや、血行不良の原因につながるケースがあります。肩こりを解消したいのに逆に悪化させてしまっては、何にもなりませんよね。自分でする肩こり解消法は、ストレッチが最良です。しかも肩こりの原因は肩にないことが多く、肩甲骨や腕にも原因があることをこれまで書いてきました。そして今回は、首にも原因があることをぜひ知ってほしいです。○肩こりと首こりは、大いに関連ありご存じの通り、肩には腕がぶら下がり、その上には首が乗っています。構造的に考えると、肩に負担がかからないわけがないのです。肩こりと首こりは言葉が違うのと同様に、全く別の症状と思えますが、私はいつも関連して考えています。首の上には約3~5kgとも言われる頭が常に乗っていて、絶対に下ろすことができません。ですからこの首をリラックスさせることができれば、肩こりを解消することができると考えます。そのため、本当は教えたくなかったオリジナルストレッチをこれからご紹介しましょう。○極秘ストレッチの極意は「首の力を抜く」まず、両ひじを立てて上を向いて寝転びます。このときはまだ首に力が入った状態になっています。ゆっくりと天井を見るように首を動かしてから、一気に首の力を抜きます。このとき、後頭部が肩甲骨の間に入りこむようなイメージです。実際には入りませんが、そのようなイメージをすることが大切です。この際、「首が垂れる」という言葉がピッタリな格好になるのですが、肩には力を入れず、腕には程よく力が入ることになります。呼吸はゆっくり行ってください。絶対に止めてはいけません。20~30秒程度しましたら、両ひじを前へ抜いて、ベタっと寝転ぶようにして終了です。終わるときに、首を持ち上げて起きあがることは絶対にしてはいけません。首を起こすために大きな力を必要とするため、首を痛める可能性があります。ご注意くださいね。写真を見ながら順にもう一度説明しましょう。写真で見ると大きなしぐさがないので簡単なように見えますが、実はとても難しいです。「首の力を抜く」のがうまくできない人が多いので、ひじを片方ずつ使って行う方法も考えてみました。○片方ずつ行えば、簡単にできるまず右ひじを立てて、斜めに寝転びます。ゆっくり天井を見たら、一気に首の力を抜きます。後頭部が肩甲骨に近づくようイメージし、同時に耳が肩に近づくようにもイメージします。決して肩に力を加えてはいけません。首がリラックスできるよう、肩も力を抜いてください。ただ、腕には程よく力が加わります。両ひじで行ったときと同じように、呼吸を止めずゆっくり行い、20~30秒程度したら終了します。首を戻すときは、無理のないようにゆっくり起こすか、ひじを抜いて寝転ぶようにします。写真を見ながら順にもう一度説明しましょう。下の写真は、分かりやすくするために両面から撮影しました。首の力を抜いたとき、ゆったりと呼吸しながら、首がリラックスしていることを確認できたらうまくできています。最初は難しいかもしれませんが、慣れると簡単にできます。右が終わりましたら、左も同様に行ってください。○ストレッチは形ではありません今回は「イメージする」という言葉を多用しました。私がいつも言うことなのですが、「ストレッチは形ではなく、イメージが大切」です。一人ひとり身体は違いますから、形を同じにすることは不可能です。ヨガで身体を壊したり続かなかったりする人は、形を追求しすぎることに原因があります。ストレッチとは自分に合った程度に筋肉を伸ばし、力を抜くことです。どこが伸びているのか、どこが抜けているのか、イメージすること(想像すること)が一番大切と覚えておきましょう。○著者プロフィール鮎川 良奈良県の学園前にて「RYO整体院」を営む整体師ランナー。整体師だからこそ分かる身体のメカニズムを基に、ストレッチの重要性を説き、クリニックも開催する。ストイックにタイムを追求するよりも、健康で楽しいマラソンライフを提案。筋肉痛になりにくい身体作りや疲労回復のケア方法、自身が提唱する疲れにくいランニングフォーム「エンジョイラン走法」で、フルマラソン走破を目指す人のサポートをしている。著書に『がんばらないで楽に長く走る』(学研パブリッシング)がある。また、累計268万アクセス超の人気ブログ「整体師に学ぶ~マラソンによる筋肉痛改善方法と、フル完走ノウハウ」も執筆している。
2015年06月04日寒さに身を縮めていたら、あっという間にコリがひどくなって、背中、二の腕、お腹のお肉がゆるんでくるアラフォー世代。「何かしなくては、でもしんどい運動は苦手…」そんな女性の間で、最近じわじわ人気が高まっているのがタイ式のヨガといわれてる「ルーシーダットン」です。ルーシーダットンを日本語に訳すと「ルーシー(修行する者)、ダッ(伸ばす、曲げる)、トン(自分で)」。タイの修行僧が、自分の身体のコリや歪みを整えるために行ってきた自己整体体操で、体が硬くても取り組みやすいのが特徴です。ツボの刺激+ストレッチ+呼吸法を合わせてポーズを行っていくので、コリほぐし、血液やリンパ液の循環促進、代謝アップ、深層筋の活性化、体の歪みの調整、リラクゼーション(自律神経の調整)などの効果を期待できます。では、簡単にトライできるルーシーダットンのポーズをご紹介しましょう。まずは“骨盤の位置”の確認からルーシーダットンの呼吸法は、鼻から吸って、ためて(約3秒〜5秒)、口から吐きます。息を吸いながらポーズを取り、吸いきったらポーズをキープ、吐きながら最初のポジションに戻ります。ポーズを取る時は必ず骨盤がまっすぐ立った、内蔵が正しい配置におさまりやすい状態で行いましょう。骨盤の位置を確認したい時は、お尻の下に両手を入れて、前にかがんだり(骨盤が前傾)、後ろに倒れたり(骨盤が後傾)してみて、体を起こした時に指の上に刺さるように座骨がのったら骨盤がまっすぐ立った状態なので、そこで手をストンとはずします。デスクワークに疲れたら、この1ポーズ!それでは、眠気を防ぎ、肩まわり、背中、腕のコリを緩和、さらにお腹まわりをふくめた上半身の筋肉を活性化するポーズをひとつご紹介します。1.息を吸いながら組んだ両手をひっくり返して前へ。背中の奥のほうから腕を伸ばすように伸ばしたら3秒ほど息をためてキープ。(写真左)2.息を吐きながらポーズを解放して胸の前まで両手を戻す。(写真右)3.組んだ両手をひっくり返して前につきだしてから、ひじを曲げずに左方向へ伸ばす。上半身と顔は正面に残したまま3秒ほど息をためる。(写真左)4.息を吐きながらポーズを解放、胸の前まで両手を戻す。反対側(右方向へ)も同じように行う。(写真右)5.組んだ両手をひっくり返して前へつきだしてから、頭上へ。両ひじは耳の真横まで引き付けて。(写真左) 6.ろっ骨から引き上げるようにお腹を縦に伸ばし、息を3秒ほどためる。息を吐きながら、手のひらを返したまま肘を曲げて指の関節で頭頂部のツボ(百会)を刺激。(写真右)シンプルな動きですが、細胞に酸素や栄養が行き渡って体が軽くなり、ムキムキになることなく体が引き締まったり、歪みにくい体の使い方が身についていきます。このポーズは、イスに座った状態や立った状態でもできます。日々のセルフケアに、ぜひ役立てみてくださいね。
2015年01月05日株式会社IVIは、治療現場から生まれた女性専用美骨整体院「美骨整体院MIGORU(ミゴル)」を、2012年6月25日 東京・恵比寿にオープンする。同サロンは、美健同源をコンセプトにした女性専用の美骨整体院。「見た目の美しさだけではなく健康も提供」「施術時間短縮(従来の半分以下)による格安施術料金」「美容整体業界初の月額会員システム」という3つのメリットで女性の美容をサポートしていくという。同社が顧客対象となる働く20代~40代の女性にリサーチを行った結果、エステサロンや整体院に通えない理由の原因の一つとして、「忙しくて(通う時間がねん出できず)通えない」というものがあった。そこで、営業時間を12時~21時に設定。さらにサロンはJR恵比寿駅東口から徒歩1分という場所にあるため、仕事帰りのOLでも通いやすくなっている。エステや美容整体の骨盤ダイエットの相場は、一般的に1回12,000円程度。このような価格になる理由として、「施術時間が長い(施術時間を長くしないと効果があげられない)」ことがあげられるが、同サロンでは最短20分という短時間で改善結果を出せる技術があるという。そのため、美骨整体(全身矯正)が20分で5,250円という従来と比べて割安な施術料金を実現。「興味はあるが料金が高額なために通えない」という声に応える料金システムとなっている。継続して「美」を維持したいという、女性の欲求に応えるため、同サロンでは月額会員システムを導入。これにより、全身矯正・美顔矯正が一般価格の半額2,500円で受けることが可能となる。月会費は通常5,000円となるが、2012年9月24日までオープン記念として3,000円で利用できる。はせがわ整形外科クリニック院長で、元日本女子バレーボールチームドクターである医学博士の長谷川 恭弘氏は、同サロンで施術を受けた感想として「体に負担が少なく、かつその場で効果がはっきりとわかる施術」とコメント。継続的に美骨整体を受ければケガ予防にもつながり、代謝が上がることでダイエットや冷え性の改善にも期待できるという。「美骨整体サロンMIGORU」の定休日は水曜日。取り扱いメニューは、美骨整体のほか、美顔矯正、オイルデトックス、インディバ(脂肪燃焼)メディセル(セルライト分解)など。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月18日今年3月に開業した、東京都国分寺市の「スペシフィックカイロプラクティック チョップ整体院」は、首を1回チョップして、あとは8時間寝るだけという、他にはないユニークな治療方法を行っている。この施術方法を体験し、ブログで紹介する無料モニターを募集中。「スペシックカイロプラクティック」とは、1900年代初頭にカイロプラクティックの育ての親であるアメリカのBJパーマーが行っていたもので、首を1回調整して、4時間以上寝かせるという施術方法。同整体院では、首を1回チョップして首のズレを治し、その後8時間寝る事で首がずれる事を防いでいるという。首を調整した後「8時間寝る」ということについて、同整体院は「最低ラインの4時間寝かせただけではすぐ首がずれてしまい、施術が3回、4回と増えてしまう。施術を1~2回にとどめて利用者の負担を減らすため、8時間寝るスタイルにしている」という。通常の施術料は1万円。無料モニターには1年間無料で施術を行い、同整体院での出来事、病気や症状がどのように変化していくかをブログで紹介してもらうという。詳細についてはチョップ整体院を参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月25日