《第100代岸田文雄総理大臣のもとで、東京オリンピック・パラリンピック担当大臣、ワクチン接種推進担当大臣を拝命しました。ワクチン接種については、厚生労働大臣はじめ関係大臣と緊密に連携しつつ、自治体や医療従事者の皆様方と信頼関係を築きながら、引き続き安全な接種を着実に進めてまいります》10月5日、こうツイートしたのは堀内詔子大臣(55)だ。今回初入閣となった堀内大臣。『NHK WEB』によるとその前日、新型コロナウイルスのワクチン接種について「非常に重い責任を感じている。国民のなかには、ワクチンを2回受けられていない人がまだいる。希望する人が2回の接種を完了できる体制をつくりたい」と意気込んでいたという。’12年12月に初当選を果たし、現在3期目となる堀内大臣。実は大久保利通の子孫という正真正銘の“お嬢様”だ。また夫は『富士急行株式会社』代表取締役社長を務める堀内光一郎氏(61)。山梨県の有力者である。「堀内大臣は学習院大学の在学時、秋篠宮さまと同級生でした。かつて“天皇陛下のお妃候補”と報じられたこともあるんです。いっぽう公式サイトには『人生の最後に食べたいものはペヤング』とあり、“庶民派”な一面も話題となっています」(全国紙記者)そんな堀内大臣だが、初入閣にあたり過去の行動に注目が集まっている。それは’18年5月のこと。高度プロフェッショナル制度(以下、高プロ)などの「働き方改革」関連法案が衆院厚労委で強行採決されたとき、ぴょんぴょんと跳ねて舞っていたのだ。「高プロは『労働時間に多様性を持つ高度な専門職に就いているひとたちの、労働時間の制限をなくす』というもの。聞こえはいいですが、この制度によって『労働時間の枠がなくなり、長時間労働が合法化される』といった懸念が指摘されています。過労死を引き起こす可能性も指摘され『残業代ゼロ法』などと呼ばれては、成立前から問題視されていました」(前出・全国紙記者)■遺族の前で強行採決。堀内大臣はぴょんぴょんと「賛成」さらに高プロを通して、政府の“問題点”も浮き彫りとなった。「過労死遺族でつくる『全国過労死を考える家族の会』が制度成立を危惧し、当時の安倍晋三首相(67)に面会を求めました。しかし政府は『応じない』と表明したんです。それでも『家族の会』は首相官邸前で座り込みをしてまでも、高プロに反対の声を挙げていました。さらに当時、裁量労働制をめぐる調査データの不備や異常値といった“でたらめ”も多数見つかり、政府への不信感が増大することに。疑念が払拭されないなかでの強行採決となり、安倍政権の不誠実さが非難されていました」(前出・全国紙記者)そんななか行われた強行採決。その場には過労死遺族も傍聴していた。そして野党は採決を阻止するため委員長席に詰めかけた。そして場内が騒然とするなか、堀内大臣は“賛成”を意味する起立を議員に煽るため、委員長席に背を向け両手を広げてぴょんぴょんと舞ってみせたのだ。そのダンスは当時、強い印象を与えることとなった。堀内大臣の入閣に際し、社民党の副党首・大椿ゆうこ氏はTwitterで強行採決時を回想している。大椿氏は自身も就職氷河期を経験し、雇止め解雇されたこともある人物だ。《堀内詔子さんって、2018年の高度プロフェッショナル制度を含む「働き方改革」関連法案の時、祭囃子みたいにぴょんぴょん飛び跳ねて強行採決促した、あの人だよね?》《過労死・過労自死した労働者の遺族が傍聴する中での強行採決。飛び跳ねる堀内詔子議員を見た時、「私たち、この人たちに殺される」って本気で思ったんですよね。私たちの命のこと、これっぽっちも考えてないって。飛び跳ねるあの姿、あまりに醜悪過ぎて忘れられないし、忘れちゃいけない》■本人は「明るい日本の未来のために」と豪語そしてネットでも、堀内大臣の初入閣に対して“遺族の前で大はしゃぎ”したことを思い出す人たちが続出。Twitterには、こうつづられている。《過労死ダンスの堀内のり子がワクチン大臣?!》《過労死の遺族が遺影持ってる目の前で残業代ゼロ法案を強行採決する音頭を取ってダンスしていた人》《政権による「働かせ方改悪法」ともいわれた法案を、厚生労働委員会で強行採決する時に委員を煽りご奮闘される堀内のり子さん。こんな方がワクチン行政の責任者ですか…》《搾取する法案に躍り上がって賛成する会社社長夫人》《市民の生命に直接関わる役職というのは非常に不安》高プロ成立の余波はいまだ止んでいない。今年5月にも『FRIDAYデジタル』が「コロナ禍での過労死の実態。リモートの裏にある『見えない残業』」と題し「若い世代で過労の末に自殺する人たちが増えているのは、高プロの影響もあるのでは」と推測する専門家の声を紹介している。ぴょんぴょんダンスから約3年。厚労省によると昨年度、仕事の強いストレスなどが原因でうつ病などになったとして労災が認められたのは608人とのこと。’83年の調査開始から最も多い数字であり、そのうち81人は「過労自殺」に追い込まれた人たちだという(未遂も含む)。先月30日、堀内大臣は《岸田文雄新総裁のもと、コロナ対策や財政再建など、さまざまな課題を乗り越え、明るい日本の未来のために頑張ってまいります!》とツイートしていた。しかし、堀内大臣の思い描く“明るい日本の未来”とはどんなものだろうか?
2021年10月07日10月12日に東京芸術劇場コンサートホールにて開催される「オリンピックコンサート 2021」に出演する日本代表選手が発表された。本公演は、日本オリンピック委員会(JOC)が、オリンピック・ムーブメントの推進を目的に、オリンピズムに掲げられたスポーツと文化の融合をかたちにした、オリンピック映像とフルオーケストラが競演するコンサート。今年は東京2020大会に出場した日本代表選手たちを迎えて開催する。来場メダリストは、柔道から同日金メダルを獲得した阿部一二三、阿部詩兄妹や髙藤直寿、陸上競技の競歩で銀メダルを獲得した池田向希、レスリングのフリースタイルで金メダルを獲得した向田真優や乙黒拓斗、フェンシング男子団体エペで日本初の金メダルを獲得した山田優、見延和靖、加納虹輝、宇山賢ら。さらに、パラリンピックで金メダルを獲得した陸上競技の佐藤友祈、水泳男子平泳ぎの山口尚秀らも参加する。今年のコンサートのテーマは、“勇気をありがとう、感動をありがとう”。来場メダリストを代表して、数名のメダリストたちが、ステージに登壇し、改めてオリンピック、パラリンピックへの想いを語り、日本中から寄せられた声援に、感謝の気持ちを伝える。またコンサートで演奏されるのは、クラシック音楽の名曲のみならず、東京2020大会の表彰式楽曲、オリンピック開会式選手入場に使用された人気ゲーム音楽といった東京2020大会ゆかりの曲や、ポップスの珠玉の名曲など、ジャンルを超えた多彩なプログラム。オリンピアンで俳優として活躍する藤本隆宏がナビゲーターとして、コンサートの案内役を務め、声楽の名門・二期会に所属するソリストたちや、NHK東京児童合唱団の歌声が華を添える。大スクリーンに鮮やかに蘇る東京2020大会迫力の映像と、オーケストラの壮大な響きのコラボレーション楽しめる、一夜限りの貴重なコンサートをお見逃しなく。「オリンピックコンサート 2021」日時:10月12日(火) 18:00開演会場:東京芸術劇場 コンサートホール
2021年10月04日株式会社Insight Tech(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊藤友博)が運営する「不満買取センター」上で、「東京オリンピック・パラリンピック」に関する意識調査を実施し、インサイトデータ7,295件をユーザーから収集。回答の男女比較、年代比較を行い、自由回答については「ITAS」による分析を行いました。以下、結果をご報告いたします。■ ■分析結果詳細1:男女ともに50%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答。 (図1、図2)・「オリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか」を伺うと、男女ともに50%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しました。・年代別で見ると10代、60代以上では60%近い割合で関心が高くなった競技が「ある」と回答しています。・他の年代でも50%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しており、テレビやインターネットなどメディア観戦を通じて、今まであまり知らなかった競技に関心を持った層が多数いたことが分かりました。【図1】あなたはオリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。【図2】あなたはオリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。2:男女ともに「スケートボード」への関心が最も高くなったと回答。 (図3、図4)・オリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技が「ある」とした回答者に、最も関心が高くなった競技について伺うと、男女ともに1位は「スケートボード」となりました。・男性は2位が「バスケットボール」、3位が「卓球」。女性は2位が「卓球」、3位が「バスケットボール」でした。・東京オリンピックから採用された新しい競技や、日本人選手がメダル獲得や入賞など活躍した競技が上位3位となった状況です。・他の新しい競技では、「スポーツクライミング」が男性の6位、女性の7位、「サーフィン」が女性の10位となりました。・年代別で見ても、「スケートボード」「卓球」「バスケットボール」は上位となっています。・40代、50代で10位となった「自転車競技」をさらに細かく確認すると、40代の「自転車競技」の回答25件のうち「BMX」が12件、50代の「自転車競技」の回答19件のうち「BMX」が10件を占めており、この内容からも新しい競技への関心が高くなったことが分かりました。【図3】あなたがオリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。【図4】あなたがオリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。3:男女ともに40%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答。 (図5)・「パラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか」を伺うと、男女ともに40%以上が関心が高くなった競技が「ある」と回答しました。・年代別で見ると20代は関心が高くなった競技が「ある」の回答は38.5%となりましたが、その他の年代は40%以上が「ある」となっており、特に30代以降は年代が高くなるにつれて「ある」の割合が高くなりました。・60代以上では55.1%が「ある」と回答しています。【図5】あなたはパラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技はありますか。4:男女ともに「ボッチャ」への関心が最も高くなったと回答。 (図6)・パラリンピック開催後に実施競技で関心が高くなった競技が「ある」とした回答者に、最も関心が高くなった競技について伺うと、男女ともに1位は「ボッチャ」、2位は「車いすバスケットボール」、3位は「競泳」となりました。・「ゴールボール」「5人制サッカー」など、パラリンピックのみで実施される競技も関心が高くなったことが分かりました。・年代別で見ても、「ボッチャ」「車いすバスケットボール」は上位となっています。・20代、60代以上では「シッティングバレーボール」が10位以内となっています。パラリンピックの各競技を多くの人が観戦し、関心を持った様子が分かりました。【図6】あなたがパラリンピック開催後に最も関心が高くなった実施競技についてお答えください。5:男女ともに「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回った。 (図7)・「オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、どのように感じていますか」を伺うと、男女ともに「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回る結果となりました。・男性の方が女性よりも「開催してよかった」の割合が高い結果でした。女性は「どちらとも言えない」が最も高い結果でした。・年代別で見ても、すべての年代で「開催してよかった」が「開催しないほうがよかった」を上回る結果となりました。しかし約30%から約40%は「どらとも言えない」と回答しており、開催後も賛否が分かれる状況であることが分かりました。【図7】オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、どのように感じていますか。6:「開催してよかった」の理由では「勇気をもらえた」「感動をもらえた」といった内容が多い。「開催しないほうがよかった」の理由では「コロナ感染者が増えた」「感染が拡大した」といった内容が多い。(図8)・オリンピック・パラリンピックを開催したことについて「開催してよかった」または「開催しないほうがよかった」とした回答者に「なぜそのように回答したのか」を伺うと、「開催してよかった」の理由からは、「勇気をもらえた」「感動をもらえた」「元気をもらえた」といった内容が見られました。選手が頑張っている姿から、勇気や感動、元気をもらえたことがよかったと評価していることが分かりました。・逆に「開催しないほうがよかった」の理由からは、「コロナ感染者が増えた」「医療が逼迫している」「緊急事態宣言が出ている」といった新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う医療現場への影響を心配している内容が見られました。コロナが落ち着いてから実施してもよかったのではないか、という意見も見られました。【図8】オリンピック・パラリンピックを開催したことについて、なぜそのように回答したのか教えてください。※下記は意見タグの件数ランキング。意見タグとは意見タグAIで生成される意見タグ「〇〇ガ□□」のこと。※詳細は「 」をご参照ください。7:またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、「北海道」で開催して欲しいの声が多い。(図9)・「もし、またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、どちらの地域で開催してほしいですか」を伺うと、男女ともに1位「北海道」、2位「東京都」、3位「大阪府」となりました。・「北海道」や「東京」と同様に過去にサミットを開催した「沖縄県」や、過去にオリンピック・パラリンピックを開催した「長野県」も上位となりました。・東日本大震災の震災地である「福島県」や「宮城県」も上位となっており、震災復興を世界に届ける機会として、開催してほしい地域として選ばれているのではないかと考えられます。【図9】もし、またオリンピック・パラリンピックの開催が決まった場合、どちらの地域で開催してほしいですか。【調査概要】■調査方法:インターネットによるアンケート■調査対象:「不満買取センター」( )を利用するユーザー■調査期間:2021年9月7日■有効回答数:7,295件 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月16日東京都は、今夏開催した東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、“人権尊重都市・東京”の実現を目指し、人権施策を推進しています。その一つとして、幅広い都民の方に人権の大切さについて考え、理解を深めていただくため、人権啓発イベント「ヒューマンライツ・フェスタ東京2021」を開催します。今回のメインテーマは『インクルーシブシティ東京』。東京で暮らす誰もが、違いを認め合いながら交わり、支え合う共生社会の実現について、様々なプログラムを通じて伝えてまいります。そしてそのテーマ(私達の想い)を共に伝えていただくPRパートナーに、モデル・タレントとしてメディアほか幅広い分野で活躍中の井手上漠さんに務めていただくことが決定。10月10日(日)のトークショーにご出演いただくほか、ご自身のSNSでも「ヒューマンライツ・フェスタ東京2021」に関する情報を発信いただく予定です。更に今回は、一部プログラムについてオンラインでのライブ配信も実施します。多くの皆様のご参加をお待ちしております。井手上漠1. イベント概要(1)主催 :東京都(2)日時 :2021年10月10日(日)・11日(月) 各日11:00~17:00(3)会場 :「東京国際フォーラム」ホールD7ほか (4)参加費:無料(5)メインテーマ:『インクルーシブシティ東京』東京2020大会のビジョンに掲げられた<多様性と調和>東京で暮らす誰もが、違いを認め合いながら交わり、支え合う共生社会の実現を目指し、メインテーマを『インクルーシブシティ東京』としました。(6)事前予約:下記URLの「ヒューマンライツ・フェスタ東京2021」公式ホームページ、または事務局あてのFAXにてお申し込みください「ヒューマンライツ・フェスタ東京2021」公式ホームページ (7)問い合わせ先:ヒューマンライツ・フェスタ東京2021事務局[TEL]03-5823-2118[FAX]03-5823-2110[受付時間]平日10:00~18:00(8)その他●新型コロナウイルス感染症への対応として、感染防止対策を徹底するとともに、一部プログラムは会場入場を事前予約制(一部先着順)とした上で実施いたします。●今後の感染拡大状況によって、イベント内容を変更または中止させていただく場合があります。●イベント内容の詳細や、変更が生じた場合のご案内については、イベント公式ホームページでお知らせいたします。2. 主なプログラム井手上漠さん(ヒューマンライツ・フェスタ2021 PRパートナー/モデル)、立石諒さん(オリンピアン/競泳)、安達阿記子さん(パラリンピアン/ゴールボール)によるトークショーをはじめ、様々なプログラムをご用意して皆様のご参加をお待ちしております。※当日予定スケジュールは画像参照※詳細については、決定次第、イベント公式ホームページでお知らせします。当日予定スケジュール3. その他◎事前予約制のプログラムについては、9月下旬よりイベント公式ホームページ及び事務局FAXでのお申し込みを開始する予定です。日程・申込方法等の詳細については、決定次第、イベント公式ホームページでお知らせします。◎プログラムは時間・内容が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。4. 「ヒューマンライツ・フェスタ東京2021」PRパートナーご紹介井手上漠(いでがみ ばく)[プロフィール]2003年生まれ。第31回ジュノン・スーパーボーイコンテストにてDDセルフプロデュース賞を受賞。2019年「行列のできる法律相談所」、サカナクションのミュージックビデオ「モス」に出演。同年、「第36回ベストジーニスト2019」次世代部門賞を受賞。2020年・2021年「マイナビ東京ガールズコレクション」には立て続けに出場。2021年4月20日に初のフォトエッセイ「normal?」を発売。発売の発表翌日にはAmazonランキングで1位に。常に自然体で自分らしくを標榜し、容姿のみならずそのアイデンティティにも多くの支持を集めている。井手上さんコメントこの度、「ヒューマンライツ・フェスタ東京2021」のPRパートナーを務めさせていただく事となりました。このイベントへの参加を通じて、“インクルーシブシティ東京”の実現にむけて、皆さんと考えていければと思います。5. 主な出演者プロフィール立石諒(たていし りょう)1989年6月12日生まれ 神奈川県藤沢市出身 182cm 70Kg S29cm湘南工科大付属高校を経て、2013年慶応義塾大学 環境情報学部 卒業4歳より祖父の勧めにより平泳ぎを始める。2012 London五輪日本代表として出場。200m平泳ぎ決勝では、北島康介選手を0.06秒でかわして、銅メダルに輝いた。ロンドン五輪後、一時は引退も考えたが、目標をもって過ごすことの楽しさを痛感し、現役続行を決意。競泳界をより盛り上げていく為、練習の傍らスイムイベントも行う。また、スポーツ番組のみならずバラエティやクイズ番組においても、遺憾なく非凡なトーク力を生かし、活躍中。立石諒安達阿記子(あだち あきこ)生年月日:1983年9月10日 出身地:福岡県14歳のときに右目に、黄斑変性症(おうはんへんせいしょう)を発症。20歳のときに左目にも症状が出たことにより、視野の中心部が見えにくくなり、視覚障害になる。2006年に国立福岡視力障害センターへ入所した際、ゴールボールと出会う。その翌年にはブラジルでの世界選手権、2008年には北京パラリンピックに出場。2012年ロンドンパラリンピックの日本代表選手として選出され、本大会で悲願の金メダルを獲得(パラリンピックの団体競技における日本の金メダル獲得は史上初の快挙)2016年リオパラリンピックにも出場し5位入賞。2016年以降、代表チームから離れたものの、2019年に強化指定選手として復帰し、2021年に強化指定選手を引退。現在は埼玉ゴールボールクラブに選手兼コーチとして在籍し、競技だけでなくゴールボールというスポーツを通して活動の場を広げている。また、競技外では2015年に女性リーダー・コーチアカデミーを受講し、2018年から順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科で学び、2020年に博士前期課程を修了。2021年6月より日本知的障害者チアリーディング協会の理事に就任。安達阿記子辻井いつ子(つじい いつこ)1960年、東京生まれ。東京女学館短大卒業後、フリーのアナウンサーとして活躍。86年、産婦人科医の辻井孝と結婚。88年に生まれた長男・伸行が生後まもなく全盲とわかり、絶望と不安のなか、手探りで子育てをスタート。持ち前の積極性と行動力で伸行の才能を引き出す。つねに子どもの可能性を信じ、よく見て、ほめる「親ばか」の子育てで、生後8カ月で伸行の音楽の才能を見つけ、プロのピアニストへと二人三脚で歩む。その結果、2009年6月、第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、伸行は日本人初の優勝を果たす。自身の子育ての経験をもとに「子どもの才能の引き出し方」「明るく、楽しく、あきらめない生き方」などをテーマに各地で講演活動行う。辻井いつ子村崎太郎(むらさき たろう)1978年17歳で初代次郎とコンビを組み、日本に途絶えた猿まわしを復活させる。上京後、銀座数寄屋橋交差点で大道芸を披露し話題に。その後、フジテレビ「笑っていいとも!」出演をきっかけに反省ポーズが社会現象になる。1992年には、アメリカ合衆国に進出。NYリンカーンセンターでの公演やテレビ番組に出演。中国公演も成功させる。平成3年度文化庁芸術祭賞を受賞。自身の活動の他にも後進の育成にも力を入れ、多くの猿まわし芸人を育てた。2015年に、新生「日光さる軍団」をオープン。テレビ番組出演や全国公演のほか、講演会や執筆活動も行っている。現在は、伝統芸能保存の観点から後継者の育成にも力を注いでいる。村崎太郎木下航志(きした こうじ)1989年5月8日鹿児島に生まれる。2歳の時に、お母さんが買ってくれたおもちゃのピアノを弾き始め、5歳よりクラシックピアノを始める。1996年鹿児島盲学校に入学、翌年より鹿児島にてストリートライブをはじめる。このライブでの歌唱力・キーボードの演奏力に多くの熱い視線が向けられ、1999年~2000年当時10歳にして、NHK「みんな生きている・かがやくメロディー」ほか、NHKドキュメント番組にて木下航志を放送する。2003年当時14歳で「HARMONIX」として鹿児島在住のオーストラリア人カイロン・ハウエルとのミニアルバムを完成。ネット上だけで3,000枚以上の販売を記録。2004年中学2年生にて今まで木下航志を綴ってきた、NHK総合にて「響け僕の歌 木下航志14歳の旅立ち」92分版を放送。一挙大反響を得る。同年アテネパラリンピック2004のNHKテーマソング「チャレンジャー」を担当。2005年4月にはバンド編成にてホールクラスのライブを行い、彼の持つ独特の世界観は確実に多くのファンの心をつかんだ。また本年6月には愛・地球博 EXPOドームにてジャパンウイーク第一部にてライブを行う。現在は高校に通う傍ら、8月の夏休みを利用し、8月22日大阪CAT、8月24日東京DUOにて8人編成のソロライブを行った。今秋、10月5日には九州限定シングルCD「通り雨」をリリース。木下航志HANDSIGN歌、ダンス、手話という新しい表現方法で伝える手話パフォーマー。HANDSIGNは他にはないオリジナルスタイルで観客にメッセージを伝え、音楽やダンスで全ての人達に笑顔になってもらえるように、老若男女問わず楽しめるようなLIVE空間を追求し続けている。2009年~10年にニューヨークのアポロシアターにて開催されている「アマチュアナイト」で優勝を重ね帰国。その後、アーティスト活動以外に、聴者とろう者の架け橋となりボーダレスな社会実現するため、全国各地の小中高・聾学校、そしてカンボジアやフィリピンなど貧困地域を訪問し、普及及び支援活動を行う。実話を基に制作した「僕が君の耳になる」のMVはYouTubeで再生回数1,000万回を突破し、映画化が決定。最近では、ポロラルフローレン製ランドセル約500個を聴覚障害を持つ子供たちに寄贈するプロジェクトのアンバサダーに起用され実施。HANDSIGN 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月14日沖縄県 文化観光スポーツ部 スポーツ振興課では、今年8月に開催した「東京2020 パラリンピック聖火フェスティバル沖縄県集火・出立式」の式典の様子を、沖縄県公式YouTubeで公開中です。沖縄県公式 YouTube チャンネル「東京2020 パラリンピック聖火フェスティバル沖縄県集火・出立式」 沖縄県の採火地域紹介YouTubeでは、8月12日~14日の間に沖縄県内各地で採火を行った様子の他、14市町から集められた火をひとつに集火し、開催都市である東京都へ送り出した集火・出立式の様子が配信されています。見どころは、沖縄ならではの採火方法。それぞれの市町が趣向を凝らして火を集めました。パラリンピックの意義であり、沖縄の特徴でもある「多様性」をテーマにし、豊かで平和な社会を共に創っていこうという願いを込めて、沖縄の魅力を演出しています。那覇市では、伝統工芸 やちむん(焼き物)が作られていた、国指定重要文化財「新垣家住宅 東ヌ窯」で採火を行いました。糸満市は、平和祈念公園内にて「平和の火」を採火し、宮古島市では御嶽(ウタキ)と呼ばれる聖地に立てた線香の火を集めたりと、伝統性や平和への祈りが感じられます。また、古くから伝わる道具を使った火おこしで採火した久米島町、創業約70年の赤瓦工場の窯に点火するバーナーでランタンに火を灯した与那原町など、地域に根差した産業を感じさせる採火も。八重瀬町では、旧石器時代の沖縄島に住んでいた港川人に扮した人が、弓切り式で火を採ったユニークな採火方法が見られました。どの市町も「パラリンピックが成功するように選手を応援したい」と、ハンディキャップを持った人たちがメッセージを寄せ、コロナ禍において直接応援することはできなくても想いはひとつなのだと気づかされます。沖縄県は地域の特性や想いが詰まった火を発信し、より豊かで平和な沖縄を創っていきます。地域性豊かな沖縄の採火、沖縄の想いがひとつになった集火・出立式の様子を、ぜひアクセスしてご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月07日back numberのニューシングル『黄色』に収録される新曲のタイトルが「勝手にオリンピック」に決定した。9月29日にリリースされる今作は、2019年2月の『HAPPY BIRTHDAY』以来2年7カ月ぶりのシングルとなっており、表題曲「黄色」は8月1日よりオンエアがスタートしているABEMAの恋愛番組「オオカミ」シリーズ最新作『虹とオオカミには騙されない』の主題歌に起用されている。シングルの初回限定盤付属のBlu-rayおよびDVDには、映像作品化が熱望されていた昨年10月25日の配信ライブ『back number live film 2020”ASH”』が密着ドキュメンタリー映像も含めて完全収録される。さらに同ライブの模様を収めた54ページにおよぶ撮り下ろしフォトブックも封入され、三方背ケース仕様としてリリースされる。なお、今回の発表に合わせてback numberの最新アーティスト写真も公開された。<リリース情報>シングル『黄色』9月29日リリース●初回限定盤【CD+Blu-ray】7,700円(税込)●初回限定盤【CD+DVD】6,600円(税込)『黄色』初回限定盤ジャケット【CD】※全形態共通1. 黄色(『虹とオオカミには騙されない』主題歌)2. 勝手にオリンピック3. 黄色(instrumental)4. 勝手にオリンピック(instrumental)【Blu-ray / DVD共通】■『back number live film 2020”ASH”』2020年10月25日に行われた配信ライブの模様を完全収録01. SISTER02. 瞬き03. 僕は君の事が好きだけど君は僕を別に好きじゃないみたい04. 黒い猫の歌05. わたがし06. 君がドアを閉めた後07. MOTTO08. エメラルド09. あかるいよるに10. 高嶺の花子さん11. ハッピーエンド12. HAPPY BIRTHDAY13. 花束14. 水平線15. 青い春16. 大不正解■making of back number live film 2020”ASH”(密着ドキュメント映像)【仕様】・54P フォトブック(back number live film 2020 ”ASH”撮り下ろし)・三方背BOXトールケース仕様(縦:195mm / 横:138mm / 高さ:22mm)●通常盤【CD Only】1,100円(税込)『黄色』通常盤ジャケット●one room limited edition【CD+2Blu-ray】(ファンクラブ限定盤)11,000円(税込)●one room limited edition【CD+2DVD】(ファンクラブ限定盤)9,900円(税込)【Blu-ray / DVD共通】<DISC1>■『back number live film 2020”ASH”』2020年10月25日に行われた配信ライブの模様を完全収録01. SISTER02. 瞬き03. 僕は君の事が好きだけど君は僕を別に好きじゃないみたい04. 黒い猫の歌05. わたがし06. 君がドアを閉めた後07. MOTTO08. エメラルド09. あかるいよるに10. 高嶺の花子さん11. ハッピーエンド12. HAPPY BIRTHDAY13. 花束14. 水平線15. 青い春16. 大不正解■making of back number live film 2020”ASH”(密着ドキュメント映像)<DISC2>■『back number live film 2020“MAHOGANY”』2020年9月22日にFC限定のみで行われた配信ライブの模様を完全収録01. オールドファッション02. fish03. 黒い猫の歌04. 花束05. 光の街06. わたがし07. 雨と僕の話08. SISTER09. だいじなこと10. sympathy11. 大不正解12. one room■making of back number live film 2020”MAHOGANY”(密着ドキュメント映像)【仕様】・168P フォトブック(back number live film 2020 ”ASH”&“MAHOGANY”撮り下ろし)・7inchBOXケース仕様(縦:181mm / 横:181mm / 高さ:47mm)back number「水平線」配信中back number「水平線」ジャケット配信リンク: number「水平線」関連リンクback number official HP number Official YouTube Channel number Twitter number LINE number Instagram
2021年08月26日東京2020パラリンピックが24日に開幕。同日、パラリンピック応援の輪を広げることを目的にした東京都と香取慎吾とのコラボレーションによるSNS企画「NURIE de ART」がスタートした。世界で初めて2回目の夏季パラリンピックを開催する都市となった東京。「NURIE de ART」は、パラリンピックへの思いや感動をぬりえに込めて応援するSNS企画で、東京都と国際パラリンピック委員会(IPC)の特別親善大使の香取がタッグを組んだ。香取は、東京2020パラリンピック大会やパラアスリートの応援をテーマにした“ぬりえ”を作成。「パラリンピックへの僕の愛をたくさん込めたぬりえを作ってみました。みなさん、カラフルな色に塗って、みんなのカラフルなパラリンピックへの思いをSNS上にたくさん咲かせましょう。是非一緒に楽しんでください!」と呼びかけている。参加希望者は、東京都と香取のTwitterアカウントで公開されている香取の絵に色をつけたぬりえを、「#NURIEdeART_パラ応援」「#東京2020パラリンピック」のハッシュタグを付けて投稿。大会終了後、投稿作品の中から、香取がセレクトしたぬりえがデジタル上で発表される。実施期間は9月5日24時まで。
2021年08月25日「それぞれのパートナーのトップが直接あいさつする場は今の社会の慣習においては適切な範囲内」こう語ったのは東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の高谷正哲(43)スポークスパーソン。各メディアによると、組織委は23日夜、国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長や理事を招き、都内のホテルで非公開の”歓迎会”を実施。組織委の橋本聖子会長(56)が主催し、菅義偉首相(72)や小池都知事(69)、丸川珠代五輪相(50)ら約40人が出席したと報じている。さらに翌日の定例会見で「(今回の歓迎会が)人が集まることがリスクを高めることではないのか。社会へのメッセージとして適切なのか」と記者から問われた高谷氏はこう返答したという。「質問の意図するところが分からないが、大変な状況で海外から来た皆さまに、できる限り簡素な形でも歓迎の意を示したかった。あいさつする場を設けさせていただくのは、社会の慣習では適切な対応であると強く考えている」“歓迎会は必要”と強調した組織委だが、小池都知事は今月19日、都立の小・中・高校に対して都と県をまたぐ修学旅行などについて中止や延期を要請している。さらに、21日に行われた定例記者会見では、「デルタ株はもう皆さんのすぐそばにいるという意識をもってほしい」「人と人との接触を可能な限り減らしていけるかということを、人ごとではなくて自分ごととしてお考えをいただきたい」と、発言していたばかり。そんななか約40人規模の“歓迎会”を敢行した権力者たちの矛盾だらけの行動には批判の声が殺到している。《酷すぎる。緊急事態宣言中ですよ。4人以上は集まるな!って言ってた当事者たちががん首揃えて40人……しかも非公開でコソコソと。。。。》《この状況で歓迎会している場合?今する事は歓迎会でもパラでもない。すぐに入院出来る病床の確保と治療薬の承認を!何人、犠牲にすれば気が済む?いい加減にしろ!》《リモートワークしろだの修学旅行中止だの言っておきながら自分達はパーティー楽しむとか無神経すぎる!医療従事者を何だと思ってる!!》《40人も集まれるなら、修学旅行だって、クラス単位でできるだろ》《修学旅行はダメでこの変な歓迎会がOKな根拠のある説明をしてね。子供たちが納得するような説明を》全国で新型コロナウイルス感染による重症者が12日連続で最多更新しているなか、果たして40人規模の“歓迎会”は「不要不急」ではないと断言できるのだろうかーー。
2021年08月25日東京2020パラリンピック、2021年8月24日(火)~9月5日(日)開催Upload By 発達ナビニュースいよいよ2021年8月24日(火)から9月5日(日)までの13日間にわたり、障害のあるトップアスリートたちの国際競技大会、東京2020パラリンピックが開催されます。今回の東京2020パラリンピックでは、新競技としてバドミントンとテコンドーが加わり、22競技539種目が実施されます。日本代表選手は、過去最多の252人。(2021年7月21日現在)アスリートたちの活躍が楽しみですね!日程・代表選手については東京2020パラリンピック競技大会特設サイトをご覧ください。感覚過敏の子どもが安心してスポーツ観戦ができる空間をつくるプロジェクトの展示も。「SDGs×ARTs」展、東京藝術大学の大学美術館にて開催。8月31日(火)までUpload By 発達ナビニュース東京藝術大学の学生・卒業生・教職員たちによる「SDGs×ARTs」展が2021年8月31日(火)まで東京藝術大学の大学美術館で開催されています。「SDGs* (Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)」をテーマに、社会課題と芸術を掛け合わせた、さまざまなプロジェクトが展示されています。展示の一つにあるのは、発達障害や感覚過敏の特性がある子どもが安心してスポーツ観戦ができる空間をつくるプロジェクト。発達障害のある子どもにとって、大きな音や、明るい照明などのスポーツの試合会場は「苦手」と感じることも多く、観戦の機会を持てない子どもや家族がたくさんいます。この展示では、観戦が難しい人の困りごとにアートの視点から向き合い、安心してスポーツ観戦できる空間を提案します。障害者の困難な体験環境をアートで解決する センサリールームプロジェクト〈詳細〉【日時】:2021年7月22日(木)~2021年8月31日(火)10:00〜17:00*休館:月曜日、8月10日(火) ただし、8月9日(月・祝)は開館【会場】:東京藝術大学大学美術館本館展示室3・4(東京都台東区上野公園12-8)【観覧料】無料【予約】不要※今後の状況により、変更、入場制限を実施する可能性があります。入場に関する詳細は以下の東京藝術大学大学美術館ホームページからご確認ください。〈主催者より〉*新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、作品にはお手を触れぬようお願いいたします。小さいお子さまは保護者の方と一緒にご鑑賞ください。障害のある方のための特別鑑賞会「ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」東京都美術館で10月11日(月)に開催。事前申込は8月9日(月・休)からUpload By 発達ナビニュース東京都美術館では、「障害のある方のための特別鑑賞会」を開催しています。この特別鑑賞会は、特別展の休室日に事前申込制で行われるため、普段、美術館は行きづらいと感じている人もゆったり過ごせるので安心です。また当日は、とびらプロジェクトで活動するアート・コミュニケータ(とびラー)が受付や移動のサポートをします。※とびらプロジェクトとは、美術館を拠点にアートを介してコミュニティを育むソー シャルデザインプロジェクトです。2021年10月11日(月)の特別鑑賞会は、「ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」。オランダのクレラー=ミュラー美術館が所蔵する、ゴッホの世界最大の個人収集家ヘレーネのコレクションを中心に、ゴッホ作品 52点をはじめ72点が展示されます。事前申込の期間は、2021年8月9日(月・休)から2021年8月30日(月)まで。〈詳細〉【日時】2021年10月11日(月) 10:00~16:00【対象】【対象】療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・身体障害者手帳・愛の手帳・被爆者健康手帳などをお持ちの方 400 名とその介助者(1 名まで)※対象人数を超過した場合は抽選【会場】東京都美術館(東京都台東区上野公園8−36)【観覧料】無料(介助者を含む)【申込期間】2021年8月9日(月・休)~2021年8月30日(月)【申込方法】申込フォーム、メールまたは郵送企画展「やわらかくなってみる」福島県のはじまりの美術館で開催中Upload By 発達ナビニュース福島県にあるはじまりの美術館では、2021年7月31日(土)から企画展「やわらかくなってみる」を開催しています。障害のある作家を含む7組の作家による「やわらかな強さ」をテーマにした展示会です。この1 年半ほどで、少しずつ変化していった私たちの日常。新しいルールや生活様式が生まれる中で、自分以外の人の考え方や違いを知る機会もあったかもしれません。そんな今、少しだけ必要なのは「やわらかくなってみる」ことではないか、という思いから今回の企画展がうまれました。既存の枠にはめず発想を転換したり、知らないものに出合うことで気持ちがはずんだり、体を動かすことで心がほぐれたり…。「やわらかくなってみる」をテーマにした絵画、立体作品、映像作品など、五感を刺激するさまざまな表現の作品が並び、ヨガやアートのワークショップイベントも開催されます。(イベントによっては予約が必要な場合があります)〈詳細〉【期間】:2021年7月31日(土)~2021年10月24日(日)※火曜休館【会場】:はじまりの美術館(福島県耶麻郡猪苗代町新町4873)【観覧料】:一般500 円、65 歳以上250 円、高校生以下・障害者手帳などを持っている人および付き添いの人 (1名まで ) 無料【予約】不要(イベントによっては事前予約が必要な場合があります)※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今後実施内容等が変更になる可能性があります。障害者就労支援事業所「ケアフィットファーム」がつくる山梨県勝沼産のナチュラルワイン10種、新発売Upload By 発達ナビニュース山梨県にある障害者就労支援事業所ケアフィットファームが運営する「ケアフィットファームワイナリー」でつくられた天然酵母を活用した10種のワインが2021年7月に発売されました。障害のあるスタッフたちが、山梨県勝沼で50年間葡萄づくりをしている農家夫婦の指導を受け、ワインに使用する葡萄の土づくりから収穫までを手作業で行い、自然派にこだわりをもった醸造家と共に1本1本丹精込めて醸造しています。ケアフィットファームの取り組む、さまざまな人が働きがいの持てる環境づくりと地域の農産品を育て消費していく生産プロセスは、地域創生につながるモデルとしても注目されています。「ケアフィットファームワイナリー」のワインは、山梨県甲州市にある「勝沼ぶどうの丘」の店頭か、ケアフィットファームのオンラインショップから購入することができます。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年08月09日8日に閉幕を迎えた東京オリンピック。約2週間の開催期間中、SNS上では「マツケンサンバ」待望論があふれ、関連グッズが完売する事態となった。7月23日に行われた開会式前後から注目を集め、一時はTwitterのトレンドに「マツケンサンバ」が急上昇。世界に誇る日本の武士をモチーフにしたキャラクターということもあり、「早くマツケンを呼んでくるんだ!」「松平健にマツケンサンバ踊ってもらおうよ!」などの投稿が相次いていた。そんなマツケンフィーバーに呼応するように、“マツケングッズ”への注目度が一気に上昇。19年1月9日にリリースされた「マツケン・アスレチカ」の記念グッズとして数量限定で販売されていた「マツケン・アクキー(アクリルキーホルダー)」へのアクセスが急増し、瞬時に完売となった。完売後も購入できなかったユーザーから2,000件以上の再入荷希望が寄せられる事態となり、この反響を受けて販売元の徳間ジャパンストアでは急きょ期間限定で予約販売の追加受付を13日18時まで受け付ける対応を取ることになった。商品の発送は、9月上旬以降を予定しているという。
2021年08月09日「女性の話は長い」などの発言が“差別的”と世界中で非難され、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長を辞任することとなった森喜朗前会長(84)。8月2日に配信された記事で「後任を考えた」と自身に人事権があったことを仄めかし、疑問の声が相次いでいる。『読売新聞オンライン』によると森元会長は当時について「辞めるので、後任の人選を考えました。大会まで時間がなく、すぐに決める必要がありました」と回想。そして菅義偉首相(72)の意向も組み、「もう橋本聖子さんしかない」と思ったという。そして橋本聖子現会長(56)は涙を流しながら受け入れたという。「会長を決めたのは私」と堂々と語り、「橋本会長は泣いていた」と美談のように話している森元会長。しかし彼はさかのぼること2月、JOCの臨時評議員会で元JOC会長の竹田恆和氏(73)や現会長の山下泰裕氏(64)の“話し方”を絶賛したのち、「女性は競争意識が強い。誰か1人が手を挙げると、自分もやらなきゃいけないと思うんでしょうね」「組織委の女性はみんなわきまえておられる」などと発言。そうして「女性差別だ」と国内外問わず非難されたが、辞任会見では記者に「面白おかしくしたいから聞いてんだろ?」と凄むなど傲慢な振る舞いを連発。そのため“逆ギレ会見”とも揶揄されていた。そんな森元会長が人事権を持ち、後任を任命するとはーー。ネットでは森氏を非難する声がこう上がっている。《「辞めるので、後任の人選を考えました」だって?辞めさせられる人間に人事権なんかあんの?》《自分の発言がどれほど酷いかということを今もわからないのか。しかも、その後の人事まで握っていて、それをあっけらかんと公表ですか》《後任人事を決めてる時点で、あまりにもクレイジーなんだけどな》■いまだ組織内では、森会長の“力”が保持されている?また組織委のガバナンスを疑問視する声も、こう上がっている。《だからさあ不祥事で辞任した人が自ら後継を選べるってどんな組織ガバナンスなの?》《不祥事で辞めた人が堂々と後任考えるって、組織委のガバナンスどうなってんの?》《誠実さや透明性やガバナンスを尊重するまっとうな組織であれば、トップが森喜朗みたいな辞め方をしたら、少なくとも建て前のうえでは組織に一切近づけないようにするところだけど、オリパラ組織委員会の幹部は森喜朗を無観客の試合に堂々と招いたりと、むしろすがすがしいくらいの開き直りっぷり》森元会長は辞任した1ヵ月後、自民党・河村建夫元官房長官(78)の政治資金パーティーで「(河村事務所に)大変なおばちゃんがいる。女性というには、あまりにもお年ですが」とコメント。当時ネットで《年寄りに成ると女性扱いしなくても良いって事を元総理大臣が言った訳ですね……》《女性には若さが伴わなければ性自認さえ否定するのか》との声が上がるなど、再び“渦中の人”となっていた。さらに現在、彼が組織委の名誉最高顧問になる可能性が浮上している。先月、その件について問われた組織委の高谷正哲スポークスパーソンは「大会開催に貢献された方々への役職等については、必要に応じて対応することとしているが、個別の人事についてはお答えすることは差し控えたい」と定例会見で言葉を濁していた。組織委は大量の税金が投入されている公的組織である。それでも、いまだ組織内では森元会長の“力”は保持されているようだ。
2021年08月03日性差別発言で辞任することとなった、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗元会長(84)。そんな経緯にも関わらず組織委が彼を“名誉最高顧問”に就任させる可能性を示唆し、ネットで非難轟々となっている。今年2月、JOCの臨時評議員会で男性の話し方を「理路整然」と評したのち「女性の話は長い」などと発言した森元会長。世界中から「差別的だ」「五輪憲章に反している」と非難され、会長を辞任することとなった。しかし五輪開幕直前になって組織委の名誉最高顧問になる可能性があると一部メディアによって報じられていた。そんななか24日、組織委の高谷正哲スポークスパーソン(以下、SP)は定例会見に出席。『日刊スポーツ』によると、同件について問われた高谷SPは「大会開催に貢献された方々への役職等については、必要に応じて対応することとしているが、個別の人事についてはお答えすることは差し控えたい」と返答。そして食い下がる報道陣に対しても「先ほどの回答が全て」と繰り返したという。「差し控えたい」といい、否定しなかった高谷SP。しかし、組織委には税金が大量に投入されている。「組織委は大会の準備と運営を目的に14年1月に設立されました。その際、東京都は1億5,000万円を供出しています。また『毎日新聞』によると大会経費は1兆6,440億円で、そのうち9,230億円は国と東京都の負担だといいます。国内外問わず非難された森元会長が名誉職に就くことだけでなく、『コメントは差し控える』との回答も公的組織のあり方として疑問が残ります」(スポーツ紙記者)そのため、ネットではこんな声が上がっている。《税金が投入されてる組織なのに「個別の人事についての回答は差し控えたい」っておかしいだろ 公表しなきゃダメだろ》《税金を食い物にした、何の反省もしない組織だということはわかった》《身内同士で勝手にやるのいいけど、無駄に使いまくってる税金返せ》《もうふざけるの止めて 税金を自分の為に使いたい 返せ》森元会長は、今年3月にも「(自民党・河村建夫元官房長官の事務所に)大変なおばちゃんがいる。女性というには、あまりにもお年ですが」と政治資金パーティーで発言。再び《若さが伴わなければ性自認さえ否定するのか》《男性も女性も、年齢で性別が決まる訳ではない》と厳しい声が相次いでいたがーー。それでも組織委は“名誉最高顧問”とするのだろうか?
2021年07月26日携わるスタッフの“不祥事”が次々と明らかになり、開会式直前とは思えないゴタゴタ続きの東京オリンピック・パラリンピック。そんななか、運営の最前線に立つ組織委員会の開会式を巡る“姿勢”が強く糾弾されている。事の発端は、開閉会式制作・演出チームのディレクターである元お笑い芸人の小林賢太郎氏(48)の解任劇。お笑いコンビ・ラーメンズ時代のコントで、「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言していた動画がネット上で拡散し、アメリカのユダヤ人人権団体も非難声明を発表するまでに発展。事態を重くみた組織委は22日、小林氏の解任を発表した。開会式の開催そのものも危うくする、前日の“トップ”の解任劇。各メディアによると、組織委の橋本聖子会長(56)は解任後に行った22日の会見で、「入場行進、聖火の点火だけにする考えはあるか」という質問に対して否定をしなかったという。しかしその会見から数時間後の22日21時ごろ、組織委は次の声明を発表した。「開会式の演出内容を精査しましたが、演出内容は様々な分野のクリエーターが検討を重ねて制作したものであり、小林氏が具体的に一人で演出を手掛けている個別の部分は無かったことを確認しました。開会式については、予定通り実施する方向で現在準備を進めています」小林氏が個別で手掛けた演出がないということで予定通り開会式を“強行”するというのだ。個別の演出箇所はないものの、小林氏が統括を手掛けていたのは紛れもない事実。小林氏を解任はしたが、式は予定通り行うという組織委の“都合のよい”姿勢にはSNS上で疑問が相次いだ。《なんのための解任なのかな表の体裁を整えるためだけの形だけのやつなのかな》《こんな屁理屈は通用しないでしょ》《あと解任しておいて開会式ではそのまま演出使いますってのも都合よすぎでは?って思う。》
2021年07月23日7月22日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は開閉会式のディレクターを務める元お笑い芸人小林賢太郎氏(48)を解任したと発表。小林氏は、ラーメンズ時代のコントで「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言した動画がインターネット上で拡散し、批判が集まっていた。突然の解任劇に大きな影響を与えたとされているのが、アメリカのユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(以下SWC)だ。21日、SWCは小林氏の発言に対して「どんな人にもナチスの大量虐殺をあざ笑う権利はない。この人物が東京五輪に関わることは600万人のユダヤ人の記憶を侮辱している」といった非難声明を発表。また日刊スポーツなどによると、組織委の橋本聖子会長(56)は解任の経緯について会見で、22日未明から人権団体の抗議などの情報が入り、協議し始めたことを発表。さらに「これは外交上の問題もあると思っている。早急に対応しないといけないと、解任の運びとなった」と語っていた。実はSWCに、小林氏の問題となった発言を“通報”したとみられる人物がいるという。自民党衆議院議員の中山泰秀防衛副大臣(50)だ。事の発端は22日午前1時過ぎ、Twitter上で一般人が中山氏に小林氏の問題発言の報告。するとこれを受ける形で午前2時過ぎ、すぐさま中山氏が《早速サイモンウィーゼンタールセンターと連絡を取り合い、お話をしました》と投稿。そして午前3時過ぎに、同団体から得たというコメントを掲載していた。毎日新聞によると、解任発表後の記者会見で、橋本会長は「関係者からの指摘を受けて、早朝に確認した。すぐに協議するように指示したが、それまでは申し訳ないが全く情報が取れていなかった」と発言。「中山氏からの指摘か」と問われると、「違います」と否定した上で「情報の共有を図っていかなければいけない問題だったと思う」と述べたという。五輪運営の最前線である組織委より前に、海外の人権団体に直接報告したとみられる中山副大臣。彼の行動には、疑問の声が集まっている。《なぜ中山氏は防衛副大臣という国の要職にありながら、国を飛び越えてサイモン・ウィーゼンタール・センターに真っ先に報告したのか?》《与党の副大臣が海外の団体に通報ってどういう事だろ?》《日本政府高官としての振る舞いですか。政府すっ飛ばして進めるって大丈夫なんでしょうか。》《こんなのが防衛副大臣とか怖すぎ。》中山副大臣は今年5月にも、Twitter上に日本政府が中立の立場を示していたイスラエルとパレスチナの攻撃の応酬に関して「私達の心はイスラエルと共にあります」などと記した内容を投稿し、物議を醸していた。
2021年07月22日21日から女子ソフトボールなどの一部競技始まり、いよいよ開幕した東京オリンピック・パラリンピック。開会式も迫るなか、菅義偉首相(72)の発言が“現実が見えてなさすぎる”と物議を醸している。20日にアメリカの有力紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』のインタビューに答えた菅首相。そのなかで、近しい関係者たちから、五輪の開催中止を複数回提言されたと明かした上で「やめることは一番簡単なこと、楽なことだ」と発言。「挑戦するのが政府の役割だ」と開催するに至った理由を強弁していた。また菅首相は、日本政府には五輪を中止する権限がなく、一部で“IOC(国際オリンピック委員会)の人質”と揶揄されていることについて「そこは全くない。日本は手を挙げて、日本でオリンピックをやりたいと招致してきた」とも主張。IOCは契約により、五輪中止を決定する唯一の権利があるなかで、「(IOCに中止を)押し付けられるようなことだったら、跳ね返す」と力強く答えた。新型コロナウイルスで国民の健康が危険にさらされているなかでの、菅総理による“挑戦”発言。SNS上では批判が相次いだ。《やめるのは簡単なら今すぐ五輪中止にしてください!政府の役割は五輪に挑戦することじゃないです!》《人々の命と健康を賭けて望んでいない挑戦されたらたまらん。簡単なら今すぐ止めて欲しい》そんななか、21日の東京都の新型コロナの新規感染者数は1,832人を記録。2,000人超えも目前に迫り状況が緊迫するなか、菅首相からはさらなる“驚きの発言”が飛び出した。各メディアによると21日に行われた記者会見で菅首相は「国民の皆さんには自宅でテレビなどで声援を送っていただきたい。テレワーク、交通量の抑制にも協力をいただきたい」と五輪への協力を要請。そして、こう続けたという。「パラリンピックまでに感染状況が変わったら、(政府・組織委員会など)5団体で対応を考えることになっている。ぜひ有観客の中でと思っている」1週間前よりも新規感染者が680人以上増えているなかでの“楽観的”とも言える主張にSNS上では、非難する声が殺到した。《乖離しすぎて違う星の人に住んでるのかな?ってくらい現実感ないな》《逆の方向に変わって来てるのが判らないんだな、この首相は。》《何言ってるか分からない。今日東京1,800人超。オリンピックやるのは、東京……》《菅さんには一貫して現実が見えていない。早く引きずり降ろさないと国民の命が危ない。》
2021年07月22日開催直前にも関わらず、不祥事が相次ぐ東京オリンピック・パラリンピック。そんななか、7月14日に発表された開閉会式のコンセプトにも、批判が集まっている。今回発表された五輪パラ4式典の共通コンセプトは「Moving Forward(ムービングフォワード)」、五輪開会式は「United Emotion(ユナイテッドエモーション)」、五輪閉会式は「Worlds we share(ワールズウィシェア)」。なんと、ここには今大会の理念の一つとして招致の時から掲げられてきた「復興五輪」の言葉が見当たらないのだ。’13年9月、ブエノスアイレスで開かれたIOC総会で、招致演説に臨んだ安倍晋三首相(当時)は、福島第一原発の汚染水漏れに対し「アンダーコントロールされています」と安全を約束。また、’18年に福島市の野球・ソフトボール会場を訪れた際には「復興五輪と銘打って、復興した姿を世界に発信したい」と発言していた。そんな“前提”がまるでなかったかのように発表された今回のコンセプトにはSNS上で批判が相次いだ。《オリパラ開閉会式のコンセプトに復興五輪の文字がなくなったって、ちょっとそりゃねぇーんじゃねーかい、って感じなんだが》《発表された東京オリパラ開・閉会式コンセプト。本当にもう復興五輪という言葉は消え失せたんだな》さらに式典の制作進行を管理するエグゼクティブプロデューサーの日置貴之氏(46)の“言い訳”も物議を醸している。コンセプト発表当日、日刊スポーツのインタビューに応じた日置氏。「復興五輪」という言葉をコンセプトに盛り込まなかった意図について、《省いたつもりはない。たまたま書いてないだけ。演出には復興の観点もあり、1ミリも忘れていない》と釈明。またどのように岩手、宮城、福島の方々にメッセージを届けるのかとの質問には《見てもらえば分かる》。さらに、コンセプトが全て英語であることについては《コンセプトの日本語は用意していない。世界に分かってもらいたいということで英語のみになった》と答えていた。この日置氏の“言い訳”に対してもSNS上では批判が殺到。《復興五輪をたまたま書いてなかったとか見ればわかるとか、そんな言い方あるか?》《書いていないけど見てわかれと》《復興五輪は忘れてた説》同インタビューで「受け手の気持ちになって考えることが唯一、コミュニケーションの今後のあり方だ」と発言していた日置氏。しかし、このインタビューを読んだ人の気持ちに思いは巡らなかったのだろうか。そして復興五輪としての実情も厳しいと言わざるをえない状況だ。今年3月11日の「東日本大震災10周年追悼式」での式辞で、菅義偉首相から「復興五輪」への言及はナシ。また東京新聞によると、一部の国から福島県産食材への懸念が示されたことから、選手村の24時間営業の食堂の食材には産地の表示がないという。五輪を通じて東日本大震災から復興しつつある被災地の姿を世界に伝えることを、理念の一つに掲げていた東京五輪。開閉会式を見ればわかるという“復興”は、果たして世界中の視聴者の胸に届くのだろうか?
2021年07月20日《この度の東京2020オリンピック・パラリンピック大会における私の楽曲参加につきまして、私がご依頼をお受けしたことは、様々な方への配慮に欠けていたと痛感しております》7月19日の午後7時ごろ、公式サイトにこう声明を発表したのは東京五輪の開会式で楽曲制作に起用されていた小山田圭吾氏(52)。90年代に複数の音楽雑誌で“いじめ告白”をしていたことが問題視され、自ら辞任を表明したかたちとなった。小山田氏が辞任を表明する直前の同日午後には、組織委員会のスポークスパーソンである高谷正哲氏(43)が会見で小山田氏の留任を強調したばかり。だが一転し、組織委員会は小山田氏の辞任を受理したのだった。14日に起用が発表され、わずか5 日で辞任した小山田氏。五輪開幕4日前にして混迷を極めるなか、Twitter上では“奇妙なお祭り”が起こっている。なんと「開会式の代替楽曲に!」と、松平健(67)の代表曲「マツケンサンバ」を推す呟きが広がっているというのだ。《え、五輪の曲まじでマツケンサンバでいいじゃん!!!!その方が盛り上がりそうだしそれなら開会式見るわ》《開幕式マツケンサンバがいいって見かけたけど、マジでそれがいい。マツケンとサムライズで踊ってくれ》《オリンピック開会式では爆音でマツケンサンバを流してほしい》■“空白の4分”は「マツケンサンバIIのショートバージョンで」「マツケンサンバ」がトレンド入りするなど、思わぬ盛り上がりに発展するなか、ここでさらなる追い風が。同日午後10時すぎに各メディアが、小山田氏が手がけたのは「オープニング映像とともに流れる4分の音楽」だったと報道。また組織委員会の武藤敏郎事務総長(78)は小山田氏が辞任を表明した直後の会見で、「小山田氏の楽曲は使用しない」とも明かしたという。実は’04年にパフォーマンスが注目され、大ヒットした『マツケンサンバII』(ショートバージョン)も約4分の楽曲。“小山田氏が担当した4分”と重なることから、《マツケンサンバIIのショートバージョンでぴったり埋まる》《某氏が参加した曲は使用しないとの事。4分程度の枠が空いた!マツケンサンバshort ver.でいけるな》など一層期待の声が広がった。同時間帯には「#新しいオリンピックの音楽担当候補」もトレンド入りし、「マツケンサンバ」以外にも様々な案が続出。《小山田圭吾とバッハに対抗できる逸材はやはり現代のベートーヴェンこと佐村河内守しか…》や《20世紀少年の春波夫こと古田新太さんとかどないやろか》など大喜利状態となった。思わぬ方面で盛り上がってしまった東京五輪。開幕当日は、どのようなパフォーマンスとなるのだろうか。
2021年07月20日オメガ(OMEGA)から新作ウォッチ「シーマスター アクアテラ 東京2020 ゴールド エディション」が、2021年7月より発売される。「東京2020 オリンピック」に捧げる新作ウォッチ「シーマスター アクアテラ 東京2020 ゴールド エディション」は、1932年よりオリンピックのオフィシャルタイムキーパーを担当するオメガが、2021年7月23日より開幕する「東京2020 オリンピック」に捧げるウォッチ。オリンピックにおけるトップを示す“金メダル”の栄光に敬意を表した、特別なデザインに仕上げている。公式エンブレムをレーザー加工したダイヤルケースは、“金メダル”を思わせる上品な18Kイエローゴールド素材を採用。ポリッシュ仕上げによるブルーのセラミック製ダイアルには、「東京2020 オリンピック」のエンブレムからインスピレーションを得たパターンがレーザー加工によって施されている。ケースバックにはオリンピックのロゴをカラーでキャリバーの動きを目視できる透明の裏蓋にも注目。美しいポリッシュ&ブラッシュ仕上げのケースには、「東京2020 オリンピック」のエンブレムがカラーで配されている。また、ストラップは、ダイヤルカラーとリンクするブルーのアリゲーターストラップを組み合わせた。41mm&38mmの2サイズ展開サイズは、ケース径41mmと38mmの2サイズを用意。なお、ウォッチは「東京2020 オリンピック」をモチーフにした特製のボックスに収納される。【詳細】「シーマスター アクアテラ 東京2020 ゴールド エディション」発売時期:2021年7月価格:・41mm 2,178,000円・38mm 2,101,000円■スペックムーブメント:Cal.8901(41mm) 39石、パワーリザーブ 60時間 / Cal.8801(38mm) 35石、パワーリザーブ 55時間・共通自動巻き、毎時 25,200 振動(3.5Hz)、コーアクシャル脱進機、COSC認定クロノメーター取得、スイス連邦計量・認定局(METAS)によるマスター クロノメーター取得、15,000ガウスの超耐磁性能、18Kセドナゴールドのローターとブリッジにジュネーブウェーブ装飾 ※5 間の国際保証ケース:径41mm・38mm、防水性150m、ポリッシュ&ブラッシュ仕上げの18Kイエローゴールド製ケース、ベゼル、円錐形のリュウズ、両面に無反射加工を施したドーム型強化サファイアクリスタル、ポリッシュ&ブラッシュ仕上げのケースバックに東京 2020 のエンブレムと転写し“AQUATERRA”の文字と防水性能をエングレーブディスプレイ:センター時・分・秒針、6時位置に日付窓ダイヤル:ポリッシュ仕上げのブルーのセラミック製ダイアルに東京 2020 オリンピックのエンブレムから着想を得たパターンをレーザーエングレーブハンズ:ダイヤモンドポリッシュ仕上げの18Kイエローゴールド製の針に、ホワイトスーパールミノヴァを塗布ストラップ:ブルーのアリゲーター ストラップパッケージ:東京2020 特製ボックス付属【問い合わせ先】オメガお客様センターTEL:03-5952-4400
2021年07月12日2021年7月23日~8月8日まで東京オリンピックが開催される予定です。新型コロナウイルスの影響もあり、観客の有無や関連イベント等は決まっていない部分もありますが、すでに決まっていることで、東京に住んでいなくても影響を受ける可能性のある事柄がいくつかあります。 今回は東京オリンピック開催に伴う変更点について主な事柄をお伝えします。 祝日が例年と異なる東京オリンピック開催期間に合わせて、特例で祝日が移動します。変更前に印刷されたカレンダーや手帳などの場合、祝日の変更が反映されていない場合もありますので注意が必要です。2021年は以下の3つの祝日が変更となりました。この祝日は東京だけでなく日本全国で適用されますので、保育園や病院、官庁、銀行等も原則お休みとなりますので、ご注意ください。 ⚫︎海の日(例年は7月第3月曜日)は、7月22日になりました。⚫︎スポーツの日(例年は10月第2月曜日・旧称は体育の日)は、7月23日になりました。⚫︎山の日(例年は8月11日)は、8月9日になりました。 本来の休日である、7月19日、8月11日、10月11日は平日となります。カレンダーや手帳にこちらの日付が祝日となっている場合でも、今年は平日ですのでこちらもご注意ください。 首都高の料金が上がるオリンピック開催時期・前後の7月19日~8月9日、パラリンピック開催時期の8月24日~9月5日の間は、首都圏の日中の交通量増加に対応するために、首都高速道路の夜間利用の促進を目的とした夜間割引があります。 0時~4時の間は、首都高全線の利用料金がETCを搭載した全ての車種については5割引になる一方で、6時~22時は、ETCを搭載している軽・二輪、普通車のうち自家用乗用車とETCを搭載していない(現金支払)のすべての軽・二輪、普通車についての首都高都内区間の利用料金に1000円の上乗せされます。 その他の注意点東京以外で開催する競技があります一例を挙げますと、セーリングは神奈川県、ゴルフや射撃は埼玉県、マラソンは北海道、サッカーや野球等は複数会場で実施されます。東京以外でも会場付近等で交通規制が実施される場合もありますので、ご自宅や勤務先、外出先付近に競技会場がある場合は事前の確認をお勧めします。 郵便物等の配達が遅れる可能性があります日本郵便では、オリンピック期間・パラリンピック期間の東京都内の競技会場周辺の郵便物・ゆうパックの配達について、半日~1日程度の遅れが見込まれるとの公表がありました。また、東京都内以外の会場周辺も遅れが生じる可能性があるとしています。期日の指定がある場合や急ぎで郵便物等を送る場合には、余裕をもって発送・投函をしましょう。 新型コロナウイルスの感染状況に注意選手団の行動範囲や観客数の動向は決まっていない部分もありますが、今までとは異なる人の流れになるエリアもあると思います。感染予防は引き続き必要と思われますが、生活圏の新型コロナウイルスの感染状況に変化がないか確認するといいでしょう。 開催に当たって紆余曲折を経た東京オリンピック・パラリンピックですが、始まってしまうとよほどのことがない限り中止・中断になる可能性は低いのではないでしょうか。楽しみにしている人もそうでない人も、祝日の変更や交通事情で影響を受けざるを得ないこともありますので、上記でお伝えした点はご注意いただければと思います。 監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。
2021年07月09日東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が、東京オリンピック・パラリンピックの開催気運を高めることを目的とした“Tokyo Tokyo Festival”の一環として「トーキョーアーツアンドスペース レジデンス2021 成果発表展『A Scoop of Light』」を実施する。トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)では、2006年よりレジデンス・プログラム「クリエーター・イン・レジデンス」を開始。東京や海外の派遣先を舞台に、ヴィジュアル・アート、デザイン、キュレーションなど、さまざまな分野で活動するクリエーターたちへ滞在制作の機会を提供している。2020年度は新型コロナウイルスの影響で海外への移動が困難となったことで、レジデンス・プログラムも延期や中止が相次ぎ、TOKASでは初めてとなるオンライン・レジデンスを実施した。本展では2019年度、2020年度にレジデンス・プログラムに参加した国内外5名のクリエーターによる成果を紹介する。筑波大学大学院芸術研究科修了のクリエーター、船井美佐は当初計画していた「ドイツの視点から日本を考える」ために、これまで蓄積してきた思考の断片を、さまざまな素材を用いてインスタレーションに表現。武蔵野美術大学空間デザイン学科卒業の菊地智子は、過去のトラウマや、それを乗り越えどう生きるか、他人の苦しみをどう分かち合うかを主題に、韓国在住の北朝鮮人や、北朝鮮人と中国人の両親のもとに生まれた子供たちの物語をとおして考察するマルチスクリーンの映像作品を展示する。韓国やベルリンを拠点に活動するYujuは、アジア人権団体「Metoo-Asians」をとおして、ドイツ国内で表面化するアジア人差別問題にスポットを当て、その差別の現実を社会に訴えかける映像作品を展示。美術とパフォーマンス・アートが交差する独自の作品制作を 行っているヴェーバーは、「地球外生命体に向けた求愛ダンス」というテーマに取り組み、撮りためたビデオ・クリップをもとにフェイク・ドキュメンタリーを発表する。パリ国立高等美術学校卒業後もパリを拠点に活動するダルルは、東京在住のアラブ圏出身者へのリサーチや、異邦人としての視点から見えてくる表象としての日本や祖国をもとにした作品シリーズを展開した。社会のはざまに埋もれていたかもしれない現実にフォーカスを当て、今世界で起きていることや、様々な課題に対峙していく方法を探り出そうとしている。そんな彼らが作品を通して紡ぎ出す、見えていなかった事実を目の当たりにしてほしい。【開催情報】「トーキョーアーツアンドスペース レジデンス2021 成果発表展『A Scoop of Light』」会期:2021年7月3日(土)~8月9日(月・祝)会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷(東京都文京区本郷 2-4-16)開館時間:11:00〜19:00(最終入場は30分前まで)休館日:月曜日(7月26日、 8月9日は開館)入場料:無料クリエーター:船井美佐、菊地智子、Yuju、ユリアン・ヴェーバー、バディ・ダルル主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース提携都市 / 機関:クンストラウム・クロイツベルク / ベタニエン、ベルリン市(ドイツ、 ベルリン)、セマ・ナンジレジデンシー(韓国、ソウル)ウェブサイト:
2021年06月25日「国民の間で不安の声があるなかで、ご自身が名誉総裁をおつとめになるオリンピック・パラリンピックの開催が感染拡大につながらないかご懸念されている、ご心配であると拝察をいたします」6月24日、宮内庁の西村泰彦長官は定例記者会見でこう述べた。五輪に関する質疑の中で「天皇陛下は現下の新型コロナウイルス感染症の感染状況を、大変ご心配されておられます」と言及。そして冒頭のように、陛下の五輪開催の受け止めについて、長官は見解を示したのだ。異例とも言える発言だが、西村長官は「陛下の懸念」について「直接そういうお言葉を聞いたことはない」としつつも、「日々陛下とお接しする中で、私が肌感覚として受け止めている」と語った。そして「感染が拡大するような事態にならないよう、組織委員会をはじめ関係機関が連携して感染防止に万全を期していただきたい」と強い懸念を示したのだ。陛下はオリンピック・パラリンピック両大会の名誉総裁に就任している。そのため、開会式のご臨席、そして陛下による開会宣言も検討されている。一方で、開幕まで残すところ1カ月となった現在も、国内の新型コロナウイルスの感染状況は深刻な状態が続いている。’13年に東京五輪の開催が決まって以来、陛下は誕生日会見で毎年のように東京五輪について言及されてきた。しかし今年2月の誕生日会見では、陛下がその話題にふれることはなかった。代わりに何度も言及されたのは、コロナ禍に苦しむ国民への心配だった。今月21日に皇后雅子さまと出席された日本学士院賞の授賞式でも、陛下は次のようにコロナ禍に言及されている。「現在、我が国を含め世界各国は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大という大変に厳しい試練に直面しています。この試練を乗り越えるためには、国内外を問わず、私たちが、なお一層心を一つにして協力していくことが大切です」国民の生命と生活を心配され続けてきた陛下。西村長官が伝えた「陛下の懸念」に、Twitter上では賛同を示す声が相次いでいる。《これが国民の心に寄り添うということだろう》《政府よりも国民のことを真剣に考えてくれてるよね、天皇陛下》天皇陛下は、象徴天皇として政治的な発言をすることはできない。そんな中、「拝察」という微妙な表現で陛下のご懸念を伝えた西村長官には《長官の感想ですよね?》《陛下の政治利用》との批判がある一方で、称賛の声も上がっている。《宮内庁長官は、とても慎重に言葉を選んで発言されている》《政府は、これを発信した意味を、重く受け止めて判断して頂きたいですね》
2021年06月24日演出家の宮本亞門氏(63)が東京オリンピック・パラリンピックを厳しく批判した。その発言が波紋を呼んでいる。宮本氏は6月20日、『日刊ゲンダイDIGITAL』にアップされた記事で“コロナ禍で世界的な格差が進んでいるため、選考もフェアでない状況が生まれている”とコメント。「五輪憲章が言う『人類の尊厳や平和な社会の模範』とは、正反対の強引な弱肉強食で強権的な状況です」と指摘し、こんなエピソードを語っていたのだ。「東京の招致決定後、あるトップの方とお会いした時、招致が決まった会場で、裏でいかに大金の現金を札束で渡して招致を決めたか、自慢げに話してくれたのです。驚いた私は『それ本当の話ですか?』と言ったら笑われました。『亞門ちゃん若いね。そんなド正直な考え方で世の中は成り立ってないよ』」「五輪憲章に反するのでは」といい、裏金の存在も示唆した宮本氏。ネットでは、こんな声が上がっている。《そんな当たり前に「裏金」って言うてた人がおったんか。それが当たり前だったんか》《五輪憲章に照らした問いはシンプルだが重い》《本当に誰のための五輪なんだろう》■「復興五輪も架空だった」…宮本氏の悔恨17年、東京五輪の公式イベントで演出を担当した宮本氏。しかし今年3月、『真相報道バンキシャ!』(日本テレビ系)では東京五輪に対して「日本から中止の意思を表明するべきだと思います」と発言。そして、こう話している。「オリンピックは日本だけのものでなく、世界のものであり、先進国だけでなく、後進国のものでもあります。今の感染状況の世界を冷静に見てて、インド、ブラジルを含めて……。皆さん切り裂かれちゃうんですよ、国民の気持ちが」さらに5月には『東京新聞』の取材に対し、「招致決定当初、『世界一お金がかからない五輪』や『復興五輪』といった発言を信じようとした」と明かしながらも「大会経費は倍以上に膨れ上がり、福島第一原発事故の後処理も進まない、全て誘致のための架空のものだった」「悲惨な現実を見て『何ということに加担してしまったんだ』と罪悪感にさいなまれました」と悔恨を明かしている。Twitterでは宮本氏の言動に対し《今更そんな話されても信じるかよ?卑怯者の裏切者にしか見えんよ》《もっと早くに云えよ》との声も上がる。そのいっぽうで《オリンピック開催の裏側に行って尚倫理観を持ち続けられた亞門さんを尊敬します》《よりたくさんの人に亞門さんの言葉を知ってほしいと思います》との声も。大事なのは“いま何を考え、どうするか”ではないだろうか。
2021年06月21日公明党の山口那津男代表(68)の東京オリンピック・パラリンピックを巡る発言が物議を醸している。各メディアによると、17日の党中央幹事会に出席した山口代表は、開催中止を求めている一部の野党に対して、こう強く批判した。「オリンピック中止をさけんでいた政党もありますが、極めて非現実的な主張であり、また国民の不安をあおりかねない主張であると思います」いっぽうで、「国民に説得力のある情報提供を強く迫って参りたい」と政府に対して強気な姿勢を見せてもいたという。自民党との連立与党・公明党のトップである山口代表。オフィシャルサイトで掲げているモットーには次のような言葉が並んでいる。「生活者の声日本の政治の真ん中に」「まごころを貫き通すということは、時代が変わろうと、人間としてなすべきことだと思うからです」「公明党の理念である生命・生活・生存を最大限に尊重する人間主義を追求するところに、平和はあります」20日に7都道府県で緊急事態宣言が解除されるものの、第5波も懸念されている日本。そんな状況で、開催中止を求める声を一蹴した山口代表には批判の声が相次いだ。《これまで幾度となく安心安全を確保できず感染拡大を招いた政府が、多くの規制緩和と人手を想定できる五輪を安心安全にできる方が非現実的》《国民が納得いく説明が必要なんて完全傍観者、他人事を言う為に会見したんでしょうか?》《何故「非現実的な主張」なのか説明していただきたいです》山口氏のオフィシャルサイトには「東京の未来を開く」というスローガンも掲げられているが、果たして“開催強行”の先に待つ未来とはーー。
2021年06月18日東京オリンピック・パラリンピックの名誉総裁をお務めの天皇陛下は、昨年のお誕生日会見で世界的なスポーツの祭典が「つつがなく成功裡に終えられることを願っています」と述べられた。雅子さまも同じ思いで、双方の大会に臨まれる予定となっている。そんな、両陛下の五輪への思いを、秘蔵写真とお言葉で振り返る。■’64年・東京五輪当時4歳の天皇陛下は上皇ご夫妻とご観戦。陛下にとって、幼少時「記憶に残っている最初の大きな出来事」だそう。《各国選手団が国ごとではなく、混ざり合って仲良く行進する姿を目の当たりにすることができたことは、変わらず持ち続けている、世界の平和を切に願う気持ちの元となっているのかもしれないと思っております》――天皇陛下(’20年)■’72年・札幌五輪冬季オリンピックを観戦するため、秋篠宮さまと千歳空港にご到着■’96年・アトランタ五輪選手結団式壇上の田村亮子(当時)選手、谷口浩美主将を見守られる両陛下■’98年・長野五輪長野オリンピックでは、雅子さまのお好きなアイスホッケーの対フランス戦を観戦し、笑顔をお見せに。《多くのことを乗り越えてこられた選手一人一人に、心からの拍手を贈りたい気持ちで一杯になりました》――雅子さま(’98年)《オリンピックの場で得られた友情というものは、(中略)国境を越えた人と人との相互理解を深める上で、大きな役割を果たすものだと思います》――天皇陛下(’98年)■’16年・リオ五輪選手結団式結団式で吉田沙保里主将、右代啓佑選手らにエールを送られた。■’18年・園遊会平昌パラリンピック金メダリストの村岡桃佳選手とお話を。《日本の社会に新たな活力をもたらし、個々の人々の可能性を一層開花させるとともに、日本と世界の交流や相互理解が深められていく機会となることを願っております》――雅子さま(’18年)■’18年・パラリンピック選手とご伴走リオパラリンピック銀メダリストで目の不自由な道下美里選手を赤坂御用地に招き、伴走をお務めに。《オリンピック・パラリンピック大会を通して、特に若い人たちに、世界の人々への理解を深め、平和の尊さを感じてほしいと願っています》――天皇陛下(’20年)ご成婚以来、両陛下は長野オリンピック・パラリンピックの競技をご覧になったのをはじめ、オリンピック選手団の結団式・壮行会にも出席され、五輪に深く関わってこられた。しかし、この夏の大会は世界的なコロナ禍もあり、今も開催が危ぶまれている。いずれにせよ両陛下は、東京での大会が無事に終わり、平和の輪が広がることを願われていることだろう。
2021年06月16日菅義偉首相(72)が6月4日、東京オリンピック・パラリンピックを開催する目的などについてコメントした。しかし、その内容に厳しい声が相次いでいる。先月28日の記者会見で質問できなかった報道機関が寄せた質問に文書で回答した菅首相。時事通信によると、改めて“オリンピックの目的”を尋ねた質問に対して、菅首相は書面で「世界最大の平和の祭典であり、国際的な相互理解や友好関係を増進させるものだ」と回答。さらにこう続けた。「安全、安心な大会を実現することにより、希望と勇気を世界中にお届けできるものと考えている」菅首相は「国民の命と健康を守っていくのが開催の前提」ともつづったという。しかしその前日、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(71)は国会で『パンデミックのなか、オリンピックを開催することは普通ではない』と指摘している。「尾身会長は『開催するなら、主催者であるIOCや政府には強い覚悟が必要だ』と釘を刺しています。つまり、感染症の専門家が“安全な大会の実現”を疑問視したわけです。開催ありきで話が進む“平和の祭典”。大きなリスクを背負って届けられる、希望や勇気とは一体どんなものでしょうか」(全国紙記者)ネットでは、菅首相の発言に失笑する声が上がっている。《ここでいう「勇気」とは何なのか?パンデミックの最中に国民の命を賭けて五輪を開くことが「勇気」なんかじゃ絶対ない》《力のない勇気は無謀である。現実を見ない希望は絶望である》《希望と勇気はアンパンマンで十分伝わってる》《希望と勇気かー 菅さん現実みよ。うん》
2021年06月06日5月26日発行の朝日新聞に東京オリンピック・パラリンピックの中止を求める社説が掲載された。この提言について賛否が分かれている。社説は『朝日新聞DIGITAL』上でも公開されており、そのタイトルは「夏の東京五輪中止の決断を首相に求める」。序盤、開催に向けて国民の不信感が募っていることに触れたうえで、《冷静に、客観的に周囲の状況を見極め、今夏の開催の中止を決断するよう菅首相に求める》と提言。続けて、強行を主張するICOや医療体制の不備について指摘していき、最後にはこう結んでいた。《そもそも五輪とは何か。社会に分断を残し、万人に祝福されない祭典を強行したとき、何を得て、何を失うのか。首相はよくよく考えねばならない。小池百合子都知事や橋本聖子会長ら組織委の幹部も同様である》26日に同社は『朝日新聞DIGITAL』上にて、中止を提言した背景についてのコメントを発表。今後もパートナーとしての活動は続けていくとしたうえで、次のように綴っている。《一方、2016年1月に大会組織委員会とオフィシャルパートナー契約を結んだことをお伝えした際、「オフィシャルパートナーとしての活動と言論機関としての報道は一線を画します」とお約束しました。朝日新聞が五輪に関わる事象を時々刻々、公正な視点で報じていくことに変わりありません。社説などの言論は常に是々非々の立場を貫いています。今後も引き続き紙面や朝日新聞デジタルで、多角的な視点からの議論や提言に努めます》東京オリンピックのオフィシャルパートナーを務めている朝日新聞が、はっきりと開催中止を提言するのは今回が初。それだけに、今回の社説の意義は大きいとある全国紙記者はいう。「朝日の社説は通常2本掲載されますが、今回の提言は2本分のスペースをまるまる使ういわゆる”一本社説”。これは社として大きなメッセージを発信する際に、使う手法です。大手新聞社でパートナーでもある朝日が思い切った提言をした影響力は大きいでしょう。今後、オフィシャルパートナーを務める他の新聞社が続く可能性もあるでしょう」元東京都知事の舛添要一氏(72)は26日に自身のTwitterを更新し、《今朝の朝日新聞、社説に東京五輪中止を掲げた。主要紙で初めてだと思う。常識的な判断だ》と評した。ほかにもSNS上では称賛の声が相次いだ。《朝日新聞の社説が出ました。強く支持します》《社説として朝日新聞社がハッキリ書いたことを勇気のある一歩として評価したい》そのいっぽう、東京オリンピック開会式まで2カ月を切ったタイミングでの提言に“遅すぎる”と批判する声も少なからずあった。《朝日新聞は五輪開催反対の社説出しても遅すぎるでしょう》《電子版で実際に見たけど、今更感が否めない。本気で中止にさせたいのであれば、築地の本社の玄関にあるマスコット人形を撤去するとか本気さを見せてほしい》
2021年05月27日医療現場の逼迫が連日のように報じられるなか、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下、組織委員会)からは“出勤”要請が。現場の看護師たちに話を聞くと、「五輪どころではない」窮状が明らかにーー。“第4波”が都市部に押し寄せてきた4月初旬、組織委員会は日本看護協会に対し、競技場や選手村に配置する看護師約500人の確保を依頼する要請文を送っていたことが発覚した。組織委員会はコロナ禍以前から約1万人の医師や看護師の協力を募っていたが、要請文によれば《新型コロナウイルス感染症等の感染拡大に伴い、看護職の確保が不十分な状況に至った》ため、あらためて500人の看護師確保の要請に踏み切ったという。本誌は、日本看護協会から各都道府県の看護協会長に宛てた要請文を入手。参加条件は早朝深夜も含め《原則5日以上》、活動条件は《1日9時間程度》と書かれている。交通費は近距離の場合《一定額支給》で、遠距離からの場合は《一往復のみ支給》される。さらに、コロナ禍にもかかわらず、宿泊場所は《複数人部屋の可能性あり》。しかし、肝心の“報酬”については記載がなく、昼食は《調整中》とだけ。要請文には、あまりに“厳しい条件”が並んでいた。開催地である東京都内の私立病院で、コロナ患者の看護に当たっている看護師のBさんは、強い“怒りの声”を挙げる。Bさんは、コロナ禍が始まる以前に五輪の参加を志願・登録していた。しかし、感染拡大の状況や、組織委員会の対応を踏まえて「辞退した」と明かす。「コロナ患者のいる病棟で働いている私がいま現場を離れていいのか、と疑問を感じるようになったんです。それに、このまま黙っているのは“看護職の倫理綱領”に反しているんじゃないか、と思って」看護職の倫理綱領とは、日本看護協会が定める行動指針のこと。「この綱領の中に、『看護師は、人々の生命と健康を守るため、さまざまな問題について社会正義の考え方をもって社会に発信しなければならない』という趣旨の定めがあります。私たちは、目の前の救わなければならない命をなにより優先しなければならないのです」(Bさん)がん・感染症センター東京都立駒込病院の看護師で、東京都庁職員労働組合病院支部の書記長も務める大利英昭さんも、現場の看護師たちの“苦悩”を目の当たりにしている。「もともと五輪の医療スタッフに登録していた看護師たちは、『語学力を磨いて、さまざまな国の人々の健康に貢献したい』という志を持って希望していました。しかし、五輪に派遣されれば、救えるはずの命が失われてしまう可能性がある。間に立たされて、よけいにつらいのではないでしょうか」さらにこう続ける。「五輪が開催されることになれば、関係者から陽性者が出るという前提でベッド空けておくよう組織委員会から都立病院に対して要請が来るはずです。実際、昨年11月に東京で体操の国際競技会が開かれたときは、〈陽性者が出たら絶対に断らないで入院させること〉という通知が東京都から病院に来ていました。たとえ大阪のようにひっ迫していてもベッドを空けなくてはならない。そうなると、救えるはずの都民の命が救えません」毎日多数の死亡者が出ている大阪府の病院で働く看護師のCさんも、つらい胸中を明かした。「毎日、コロナに感染した患者さんが救急搬送されてきます。しかし、受け入れられないことも多くて申し訳ない気持ちでいっぱいです。空いているベッドはありますが、医療従事者が足りないから受け入れられない。現場は五輪どころじゃない。命を優先してほしい」医療現場を支えるスタッフたちの怒りを無視してまで、五輪を開催する必要はあるのだろうか。「女性自身」2021年6月1日号 掲載
2021年05月20日延長される緊急事態宣言、迫る東京オリンピック・パラリンピック、そんななかでも遅々として進まないワクチン接種。日本では感染者数が増加しているが、世界を見渡すと、先進国は着実にコロナ禍を乗り越えつつあるようだ。【イギリス】「猛威を振るった変異株をも克服へ」接種回数(人口100人あたり):75.46回ピーク時の今年1月には1日6万人以上が新規に感染していたが、ワクチン接種が進むにつれ減少が続き、現在では2,000人ほどに。医療資格のないボランティアに研修を施してまで接種したという決死の対応に、はっきりと効果が表れた。【アメリカ】「バイデン新政権でスピードアップ!」接種回数(人口100人あたり):74.62回7月4日の独立記念日までに、大人の70%が少なくとも1回のワクチン接種を済ませるという目標を発表したバイデン大統領。ワクチン接種が進んだのも同時期ではあるが、政権交代後のアメリカの新規感染者数減少スピードは目覚ましい。【イスラエル】「世界に先行したワクチン実験が大成功」接種回数(人口100人あたり):121.11回米ファイザー社に新型コロナウイルスワクチンの実験データを提供したことで、世界最速で接種が進んだ。すでに人口の半数以上が2回の接種を完了し、マスクなしでの散歩やパブでの歓談を楽しむ光景が広がる。【中国】「経済は爆上がりだが、感染者数には疑問も!?」接種回数(人口100人あたり):20.12回今年1~3月期のGDPが前年比で18.3%増え、5月の連休中のホテル予約数はウイルス流行前比でも40%以上増加するなど、活発な経済活動が戻る中国。最初にコロナ禍に見舞われた武漢では音楽フェスも開催された。【インド】「二重変異株がもたらす悪夢の日々」接種回数(人口100人あたり):11.59回人口に比して感染者数が少なかったインドだが、ここにきて状況は激変。今や世界最悪のパンデミックの現場となってしまった。インドを苦しめる新たな二重変異株にはやや効果が下がるともいわれているが、それでもワクチン接種こそ喫緊の課題だろう。【韓国】「ITを用いた感染の抑え込みにも限界が」接種回数(人口100人あたり):7.58回社会的距離規制や追跡システムなどで感染者数の増加を抑えるが、ワクチン接種では遅れている韓国。一方、接種を条件にしたグアムツアーの登場や、先月中旬からはワクチン接種証明スマホアプリが導入されるなど、前向きな取り組みも多い。【日本】「菅首相は何をやってる?」接種回数(人口100人あたり):3.03回五輪を意識するばかりか半端な政策が続き、国民感情は悪化の一途。観光、飲食業界が期待したGW特需も3回目の緊急事態宣言で泡と消え、繁華街では閉店も目立つ。菅総理が急ぐワクチンの大規模接種会場設置もこれから。五輪開催までに高齢者の接種を終えるのも難しそうだ。■本誌が見た!埼玉イオンでのワクチン接種会場医療従事者への先行接種が始まった2月中旬から遅れること2カ月、65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン供給がついに全国でスタート。菅首相は1日100万回の接種を目標にすると表明したが、3,600万人もの高齢者への接種が完了するのは東京オリンピックよりも後、お盆期間までかかるともいわれている。そうした中、本誌では商業施設のワクチン接種会場ということで注目が集まった埼玉県のイオンモール春日部を取材した。会場に入ると、受付け後にスタッフが医師のもとまで誘導、そこで問診を受けてから、看護師によってワクチンを打たれる。会場の規模は想像より小さく、受付や待機場所のほか、問診と接種のスペースが各2カ所ずつのみ。1日の定員が60人かつ事前予約制だから混雑がないのもうなずけるが、これでは焼け石に水ではないかと思ってしまう。ここにきてようやく東京に続き大阪でも大規模接種会場が決まったが、高齢者のワクチン接種が始まった途端に予約のための電話回線がパンク、市役所で予約できるという誤情報で行列が発生してしまうなど、想像以上にその前途は多難だ。京都大学の山中伸弥教授も「終息に向かわせようとすると、7,000万、8,000万人は接種を完了させないと、目に見えた効果はないと思う」と朝日新聞の取材で回答している。そんななか河野大臣は職場や学校でのワクチン接種、「ワクチン接種証明書」導入を検討する考えを示したが、集団免疫を獲得して、“日常風景”を取り戻せる日はいつになるのか――。※ワクチン接種回数、1日あたりの新規感染者数は5月7日現在までの最新データ。英国運営サイト「アワー・ワールド・イン・データ」より「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月17日タレントのイモトアヤコが22日、5月に鳥取県で予定していた東京オリンピック・パラリンピック聖火ランナーを辞退した理由について、インスタグラムに投稿した。同県の発表を受け、イモトは「#聖火ランナーについて」「#いろんな言葉が出まわってるなぁと感じたので」「#少し自分の言葉でお話させてください」の書き出しから、「今回『鳥取県実行委員会からの感染拡大の懸念により著名人の公道走行は御遠慮頂きたい』と要請があったこともあり、このような決断させて頂きました」と報告。「『県外から鳥取を訪問することを懸念して』が主な辞退理由にされておりますが私は不用不急ではない県外への訪問は普段からお仕事でさせてもらってます。もちろん1日ごとに変わる状況に配慮し人が集まらないという対策をしながら出来るかぎりの中でベストを尽くしてます」とし、「自分の気持ちとしては自意識過剰ながら私が公道をランナーとして走ることで人がたくさん集まってしまうのではないかということがわたしの一番の懸念点です」と補足説明を加えた。「この混沌とした前例も正解もない状況の今、五輪を目指すアスリートの皆さまはじめ関わってらっしゃるたくさんの方々がそれぞれの『最適解』を出しながら一つ一つ決断されていると思います」とアスリートにも寄り添い、「さまざまの個の考え方があって良いんじゃないかなあと私自身は思うのです」と結んだ。最後には、「#日々鍛錬されているアスリートの皆さまへの尊敬の想いを込めてみたく」「#そんなことを自分の言葉で伝えてみたく」と書き添えている。
2021年04月22日「これ以上とても無理だということだったら、スパッとやめないといけない」4月15日、テレビ番組の収録で東京オリンピック・パラリンピックの開催について、こう言及したのは自民党の二階俊博幹事長(82)だ。各メディアによると、番組司会者から「中止の選択肢もあるのか」と問われた二階氏。すると、「当然だ。オリンピックでこの感染病をまん延させたら、何のためのオリンピックか分からない」「その時の(感染状況)の判断で良い」と答えたという。今年1月5日には記者会見で、「自民党として開催促進の決議をしても良いくらいに思っている」「開催しないという考えを聞いてみたいくらいだ」と強調していた二階氏。だがその3日後には、緊急事態宣言が首都圏1都3県に発出されるなど感染状況は深刻化している。現在も宮城県、大阪府、兵庫県、東京都、京都府、沖縄県に「まん延防止等重点措置」が実施されている状況だ。さらに15日には、大阪で1,208人と過去最多の新規感染者も報告された。わずか3カ月で一転した二階氏の発言は、ネットでも波紋が広がっている。《何を今更。判断遅すぎ。今から考えるの?》《今更!?もう100日しかないのに何がしたいのか……》《言うの遅すぎですよ。聖火リレーもう各地でやってるんだから》《早く決断を。変な期待を持たせないで》オリンピック開催まで、14日で残すところ100日を切った。NHKの報道によるとIOCのコーツ調整委員長は、「大会は必ず開催され、7月23日に開幕する」と予定通り執り行うことを強調。3月25日に福島県から出発した聖火リレーも継続されており、各競技では五輪内定者が続々と選出されている。着々とセレモニーや選考大会が進められるいっぽう、国外でも懸念は広がっているという。「米紙ニューヨーク・タイムズは、ワクチン接種が遅れていることから開催を考え直すよう訴えています。英BBC放送も、感染力の強い変異ウイルスの感染拡大を懸念しています。公益財団法人『新聞通信調査会』は、昨年12月から今年1月にかけて5カ国世論調査(アメリカ、フランス、中国、韓国、タイ)を実施。各国約1,000人の回答を得た結果、五輪を『中止・延期すべきだ』という回答は70%を超えました」(全国紙記者)“五輪中止の選択肢”発言が大きく波紋を呼んだ二階氏。同日中に「自民党として安全、安心な大会の開催に向け、しっかり支えていくことに変わりはない」と釈明文書を発表し、改めて開催の意向を強調した。果たして、オリンピックは確実に実施されるのだろうかーー。
2021年04月15日