お笑いコンビ・ザブングルの松尾陽介(44)が3月31日で芸能活動を引退すると、2月1日に所属事務所が発表した。松尾の引退に伴って、ザブングルは解散することが決定。相方の加藤歩(46)は、単独で活動を続けるという。同日には「週刊女性PRIME」で、その経緯を語ったインタビューが掲載された。記事によると松尾は、「40歳を過ぎて、漠然とこのままお笑いを続けていけるのかな」と葛藤していたという。また19年6月に反社会的勢力の忘年会に参加していた“闇営業”が発覚したこともあり、「お笑いで食べていくのは無理かなと引退を考えるようになりました」と明かしている。約2カ月間の謹慎中は、介護施設でボランティア活動などを行っていたザブングル 。そして19年9月2日放送の『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)にゲスト出演し、正式に復帰を果たした。しかし、新型コロナウイルスによる影響で仕事が激減したことも大きかったようだ。記事で松尾は「まだ身体が元気なうちに次に行かなきゃ」と考え、「10年前なら引退は早すぎるけど、10年後なら遅いと思った」とその決意を語っている。ザブングルは99年9月に結成し、今年で22年目を迎える。07年に決勝進出した『M-1グランプリ』(ABC・テレビ朝日系)では、「スーパーのおばちゃんの話」を展開した加藤の“顔芸”や“キレ芸”に注目が集まった。いっぽう審査員のラサール石井(65)は、「ツッコんでいる形とかがめちゃくちゃ面白い」と松尾を評価。上沼恵美子(65)も「ツッコミが新しい」「初登場とは思えない。びっくりしました」と賛辞を送っていた。現在放送中の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、“運動神経悪い芸人”として視聴者から人気を博している松尾。ネットでは番組にちなんで、《水神様をもう見れないのは残念です》や《引退する前に水神様特集してください》など惜しむ声が広がっている。「もともと09年4月に “ブサイクじゃない方芸人”として紹介されました。ですが10年以上続いている“運動神経悪い芸人”企画で珍場面を連発し、“ガチ王”のキャラを確立。水泳では溺れるような平泳ぎやドルフィンキックではバックしてしまうなど、奇跡的なプレーに“水神さま”の異名がつきました。かたやリズム感は持っており、ダンスを踊りこなすといった意外性も視聴者から愛されていました。また、松尾さんは選手名鑑を持ち歩くほどプロ野球の大ファン。そんな一面を活かして、『BS12プロ野球中継2019』ではビジターに寄り添った実況や解説をしていました。“運動神経悪い芸人”の企画にプロ野球選手が監督として来てくれることも大変喜んでいましたね」(スポーツ紙記者)引退後は「企画・制作などの裏方」を考えているという松尾。40代半ばの節目でそれぞれの道を歩む決心をしたコンビに、エールが寄せられている。《松尾さんは新しい事に挑戦されるという事で、40半ばで新しい事に挑戦しようという気持ち、見習いたいと思います。応援してます!加藤さんもピンでもご活躍を楽しみにしてます》《ザブングル好きだったからなー残念、だけど松尾と加藤には頑張って欲しい》《頑張れ!松尾!!加藤!!》
2021年02月01日2021年2月1日に、お笑いコンビ『ザブングル』が解散することが明らかになりました。所属事務所によると、『ザブングル』の松尾陽介さんは、同年3月31日をもって専属契約を満了し、芸能活動から引退。話し合いを重ね、松尾さんの「芸能活動に区切りをつけ、新しいことにチャレンジしてみたい」という意思を尊重した結果だそうです。この度、弊社所属お笑いコンビザブングルの松尾陽介が、2021年3月31日をもって弊社との専属契約を満了し、芸能活動から引退することをご報告いたします。これに伴い同日付で、お笑いコンビザブングルは解散となります。芸能活動に区切りをつけ、新しいことにチャレンジしてみたいという松尾の思いを尊重し話し合った結果、このような結論に至りました。ワタナベエンターテインメントーより引用また、相方の加藤歩さんに関しては、引き続き同年4月1日以降も、単独で芸能活動を継続するとのこと。ネット上では、発表に対してさまざまな反応が寄せられています。・もう見れなくなるのは、さびしすぎます。・松尾さんのツッコミが好きでした。新しい道でも活躍されることを祈っています!・『アメトーーク!』の水神様が好きだったので、それだけでも出演してほしいです。同年3月をもって、21年間のコンビ活動にピリオドを打つことになった『ザブングル』。長い期間にわたって2人が残したお笑いは、多くの人の心に残り続けることでしょう。4月以降も、それぞれが新しい道で、変わらずに頑張ってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月01日キル フェ ボン(Qu’il fait bon)から、日本で唯一冬に出荷されるマンゴー“白銀の太陽”を使用した新作タルト「北海道十勝産 “白銀の太陽”のタルト」が登場。2021年1月2日(土)から1月20日(水)まで、グランメゾン銀座にて数量限定で発売予定だ。北海道・十勝産の“白銀の太陽”は、通常の収穫時期である夏ではなく、日本で唯一冬に出荷される希少価値の高いマンゴー。自然エネルギーを最大限に活かした環境の中で、無農薬で育つというそのマンゴーは、糖度15度以上に及ぶリッチな甘みと、キメ細やかで、とろけるような舌触りが特徴となっている。「北海道十勝産 “白銀の太陽”のタルト」は、そんな“幻のマンゴー”を贅沢に飾った限定タルト。真っ白なクリームの上にマンゴーを並べた、その華やかなビジュアルは、北国の雪原をキラキラと照らす太陽をイメージしたという。なおグランメゾン銀座では、毎日10ピース前後の提供予定。気になる人は、売り切れとなる前に、早めにチェックしてみては。【詳細】「北海道十勝産 “白銀の太陽”のタルト」発売期間:2021年1月2日(土)~1月20日(水)予定※マンゴーの収穫状況により変更する場合有り。販売店舗:グランメゾン銀座価格:1ピース 3,024円(税込)/ホール(25cm) 30,240円(税込)・毎日10ピース前後の提供予定。・予約は不可、店頭販売のみ。・1人1ピースのみの提供。■ホール販売について・ネット予約限定にて事前注文を受付(希望日の3日前まで注文可)・1日1ホール限定※なお、マンゴーの収穫量が少ないため、ホール販売のない日も有り。※販売状況については、公式オンラインサイトの商品特設ページを参照。
2021年01月01日韓国恋愛ドラマの“レジェンド”「太陽の末裔」をベトナムの若手人気俳優主演でリメイクした「太陽の末裔 ~Love in Vietnam~」が、2021年1月22日(金)からHuluで独占配信。その予告編がいち早く到着した。ソン・ジュンギとソン・ヘギョ共演で、アジアを熱狂の渦に巻き込んだ「太陽の末裔」のベトナム版となる本作。主演を務めるのは、甘いマスクに181cmの長身、完璧と呼ばれるシックスパックを持ち、ソロアーティストとしても活躍しているソン・ルアンと、インスタグラムのフォロワー数180万人を誇り、数々のブランドのアンバサダーも務めるカー・ガン。ベトナムの若い世代に絶大な人気を誇る2人が、特殊部隊隊長のキエンと、開業医を目指す女性医師フーンを演じている。この度、解禁となった予告編では胸キュンなシーンが連続。2人の運命的な出会いや、待ち受ける試練を想像させるだけでなく、キエンがフーンの髪を結うシーンや甘いキスシーンなどオリジナル版にも負けない“糖度120%”な甘いシー ンも登場。運命に翻弄される2人が美しい島を舞台に繰り広げるラブストーリーの行方が気になる予告となっている。Huluプレミア「太陽の末裔 ~Love in Vietnam~」は2021年1月22日(金)より独占配信。初回3話一挙配信、以降毎週金曜に1話ずつ追加予定(字幕版、全24話)。(text:cinemacafe.net)
2020年12月21日松尾スズキがシアターコクーン芸術監督に就任して初となる新作ミュージカル「フリムンシスターズ」が10月24日ついにBunkamuraシアターコクーンにて初日がスタートし、その際の舞台写真が到着した。11月23日(月・祝)まで東京公演が行われたあと、11月28日(土)からはオリックス劇場にて大阪公演がスタートする本作。出演者は、シアターコクーン初登場となる長澤まさみをはじめ、秋山菜津子、皆川猿時、栗原類、オクイシュージ、村杉蝉之介、池津祥子、猫背椿、笠松はる、片岡正二郎、阿部サダヲら個性豊かなキャストが揃い、美しくも混沌とした松尾さんならではの世界へ誘う。10月24日の初日、まず舞台には派手に着飾ったドラァグクイーン姿の皆川さんが登場。そこは、彼女が建てた新宿2丁目の上空に浮かぶ劇場「テアトル・ド・モモ」――。皆川さん演じる信長がストーリーテラー的な立場となり、今回の物語は幕を開ける。そして舞台装置が動き、西新宿の小さなコンビニで働くちひろの部屋、薄汚れた狭いアパートの一室が登場。ちひろは無気力で猫背、住み込みでなぜか無給、そして時々店長と寝る毎日を過ごしている。舞台上には巨大な白い円錐形状の身体を持つバスタオルおじさんが立ち尽くし、ボートに乗った黒人が通り過ぎたりするが、これは彼女にしか見えない存在だ。さらに西新宿の少し離れた別の場所にいたのは、かつての大女優みつ子と、その同志として彼女をサポートする親友のオカマのヒデヨシ。自分の車で妹をはね、その後別れた夫に娘の親権を取られて心を病んでしまったみつ子がヒデヨシと共に偶然、ちひろが店番中のコンビニを訪れたことで3人は出会い、その運命を共にすることとなる。ちひろを演じるのは長澤さん。前半の無気力ぶりから、大ファンのみつ子に出会い生気を取り戻していくギャップが激しく、そのコントラストに観客は魅了された。みつ子役の秋山さんは、笑いを差し込んでいく間が絶妙。ヒデヨシ役の阿部さんは、キャラクターが持つチャーミングさはもちろんのこと、歌の表現力の豊かさからも客席の空気を力強く動かしていた。松尾さんは、このコロナ禍の影響で時間が生まれて歌詞を書くことが出来たからこそ、当初の音楽劇の予定が“新作ミュージカル”となったと語っており、曲数は20曲以上と多く、インパクトのある言葉もたくさん耳に残る。また二幕は、予想が何度も何度もいい意味で裏切られ、そのワクワクはエンディングまでずっと転がり続ける。本作はファンタジーでありながら、マジックリアリズムでもあり、ハードボイルドのようでもありながら、しかしやはり喜劇なのだ。COCOON PRODUCTION 2020「フリムンシスターズ」東京公演は~11月23日(月・祝)Bunkamuraシアターコクーンにて上演中、大阪公演は11月28日(土)~12月6日(日)オリックス劇場にて上演。(cinemacafe.net)
2020年10月26日松尾スズキが手掛ける舞台『フリムンシスターズ』が本日10月24日(土)より開幕する。今作は松尾がシアターコクーンの芸術監督に就任して以来、初の書き下ろし新作。また、繰り返し再演を重ねた名作『キレイ−神様と待ち合わせした女−』の初演から数えると、実に20年ぶりのミュージカル作品となる。物語の中心となるのは、『キャバレー』でも松尾とタッグを組んだ長澤まさみ、『キャバレー』だけでなく『キレイ』初演、再演にも出演していた秋山菜津子、そして大人計画を代表する役者である阿部サダヲの3人。阿部の松尾作品への参加は『ゴーゴーボーイズゴーゴーヘブン』以来4年ぶりとなる。長澤の役どころは、西新宿の片隅にあるコンビニで働き、その店の上に住む冴えない女性・ちひろ。彼女が毎日YouTubeで観ている昔のドラマの主演女優・みつ子を秋山が、みつ子の親友であるゲイのヒデヨシを阿部が演じる。この3人が出会って「フリムンシスターズ」が誕生し、そして3人が友情を育みながら何者かと戦う――というもの。タイトルにもなっている「フリムン」とは沖縄の方言で、「気がふれた」「狂ったような」「バカ」を意味する言葉。ちひろが沖縄のユタの血筋であることからきている。作品内の楽曲の歌詞は全編松尾によって書き下ろされているが、この楽曲にも沖縄音階が使われるものがあるという。これまで、複数のインタビューで「日本発信の新作ミュージカルをやりたい」と語っていた松尾。今作も、シンプルに物語の合間合間に曲がさし挟まれる「音楽劇」の形で進んでいたのだという。しかしコロナ禍による自粛で時間が生まれたことによって、『フリムンシスターズ』が長年の野望である「真日本製・本格ミュージカル」になったというわけだ。『キレイ』が再演を重ねるたび、ミュージカルとしての魅力が増していたことを思うと、今作もおそらくこの先繰り返し上演される作品になる可能性が大きい。今作を観るということは、つまり長年愛される名作の誕生に立ち会うことになるだろう。なお、ぴあアプリの連載「めくるめく演劇チラシの世界」のインタビューでも松尾が今作について語っている。『フリムンシスターズ』作・演出:松尾スズキ音楽:渡邊崇10月24日(土)~11月23日(月・祝)会場:Bunkamuraシアターコクーン【ライブ配信情報】対象公演:11月12日(木)18:30の回SPWN(スポーン)とWOWOWメンバーズオンデマンドにて公演のライブ配信を実施SPWN(スポーン)詳細→ メンバーズオンデマンド詳細→ 文:釣木文恵
2020年10月24日松尾スズキがシアターコクーン芸術監督就任後、初の書き下ろし作品となる『フリムンシスターズ』をついに始動させる。そこで松尾に、現段階の構想を聞いた。本作の柱となるのは、長澤まさみ、秋山菜津子、阿部サダヲの3人。この3人に新作を書き下ろしたいという思いから始まり、さらに…。「以前から女同士の友情の話が好きで、女のバディものを書いてみたいと思っていたんです。映画の『SUNNY 強い気持ち・強い愛』とかを観ると、なんかエモいっていうか(笑)。そこから僕が撮った映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』で、秋山さんに演じてもらった砂山みつ子という質の悪い女優と(笑)、彼女のファンだった女、あと女優に媚びへつらって小遣いを巻き上げようとしているゲイ。その3人の“シスターズ”が、ある瞬間友情を沸騰させるような、ファナティックな状態を描きたいと思ったんです」その状態を表すのがタイトルにある“フリムン”なのだが、こちらは松尾が好きな小説『死の棘』から引用したと言う。「一種の憑りつかれたような状態のことを、沖縄や奄美の言葉で“フリムン”と言うそうなんです。あと沖縄には“ユタ”っていうシャーマンの伝統があって、日常と霊の存在が混在しているような人がいる。霊みたいなよくわからないものを、リアルとして受け止めているのがすごく面白いなと思って。それでまさみちゃんの役を沖縄出身の、先祖たちにまとわりつかれて面倒くさい状態になっている女にしようと。さらに女優もゲイもどこか欠落を抱えていて、この3人がバチっとそろった時、化学反応を起こしてすごいエネルギーを生む。そんな話になったんです」また本作は、『キレイ-神様と待ち合わせした女-』以来、20年ぶりの松尾の新作ミュージカルでもある。もともとは音楽劇だったが、コロナ禍で思いがけず出来た時間が、新作ミュージカルの誕生を後押ししたそう。そしてその音楽に松尾が指名したのは、前出の映画『108』に続いての参加となる渡邊崇。「これまでも芝居の中に和の楽器を取り入れたり、西洋の影響下だけじゃない、日本発信の音楽劇をつくることにわりとこだわってきたんです。で、日本独自の音階を取り入れたミュージカルにしたいと考えた時、沖縄の音階ってすごくエキゾチックで素敵だなと。そういう僕のやりたい感覚をわかってくれたのが、渡邊さんだったんです」「こんな時代だからこそ、生の舞台を観て笑いたいよねって思いはすごく強くて」としみじみと語る松尾。コメディセンスにおいても抜群の3人をメインに、今秋松尾が、劇場に再び笑いという灯をともす。公演は10/24(土)~11/23(月・祝)、シアターコクーンにて上演。チケットぴあにて先行抽選エントリーを受付中。(~9/9(水)11:00まで)取材・文:野上瑠美子
2020年09月08日スタージュエリー(STAR JEWELRY)から“月と太陽”をモチーフにした秋の新作ジュエリー「ダイヤモンド エクリプス(DIAMOND ECLIPSE)」が登場。“太陽が回転する”「月と太陽」のネックレススタージュエリーの新作「ダイヤモンド エクリプス」は“宇宙の神秘”にインスパイアされたジュエリーだ。月と太陽、光と影が織りなす宇宙の神秘のイメージをジュエリーに落とし込み、ドラマティックなデザインを完成させた。ブラックダイヤモンド×ゴールドの縁取りで描いた三日月に、ダイヤモンド×プラチナのサークルで表現した太陽を重ねて。サークルはくるっと回転するユニークな仕掛けで、留める位置によって表情の変化が楽しめる。人気のチェイン&チャームシリーズに新作また、スタージュエリー人気のチェイン&チャーム「スター チャーム(STAR CHARMS)」シリーズに新作が仲間入り。オリジナルモチーフ「クロッシング スター(CROSSING STAR)」デザインのチャームや、“EYE”をモチーフにしたオーバル型チャームなどが新登場となる。さらに、“異次元の空間”をイメージした、造形美あふれる立体的なジュエリーも。リング・イヤーカフ、さらにはチャームとして2WAY、3WAYでコーディネイトを楽しむことができる。【詳細】スタージュエリー2020年秋コレクション発売日:2020年8月19日(水)<アイテム例>■ダイヤモンド イクリプス価格:K18YG ブラックダイヤモンド/ダイヤモンドネックレス 180,000円+税、100,000円+税■ワープ・K10PPG チャーム 48,000円+税・K10PPG ロイヤルブルームーンストーンチャーム 34,000円+税・K18PG ダイヤモンドチャーム 90,000円+税■スター チャーム・K18YG ロイヤルブルームーンストーン/ブラックダイヤモンドチャーム 45,000円+税・18YG ロイヤルブルームーンストーン/ブラックダイヤモンドチャーム 40,000円+税■パイソン・K10YG サファイアネックレス 40,000円+税・K18YG ダイヤモンドネックレス 63,000円+税【問い合わせ先】スタージュエリー カスタマーサービスTEL:0120-120-722
2020年08月24日俳優として数々の作品で活躍している松尾諭(まつお・さとる)さん。2016年に公開された映画『シン・ゴジラ』や、2020年前期の朝の連続テレビ小説『エール』(NHK)でも注目を集めています。そんな松尾諭さんが出演するドラマや映画、キスシーン、女優・多部未華子(たべ・みかこ)さんとの関係性、さらに『文春オンライン』での連載など、さまざまな情報を紹介します!松尾諭、『シン・ゴジラ』のペットボトルのシーンは台本になかった?松尾諭さんは2016年に公開された映画『シン・ゴジラ』で、保守第一党政調副会長・泉修一役に抜擢。特に、劇中で泉修一が主人公・矢口蘭堂に水のペットボトルを渡しながら「まずは君が落ち着け」といさめるシーンが話題になりました。超プレミアポスターの前で竹野内センパイと。シンゴジラ公開まであと5日! #シンゴジラ pic.twitter.com/BMYwZPN4pc — 松尾 諭 (@matsuo_satoru) July 24, 2016 そんな名シーンについて、松尾諭さんは2016年8月24日に行われた上映会イベント『女性限定鑑賞会議』に出演した時に「このシーンは台本にはなかった」と驚きの告白。台本に「ペットボトルを差し出す」とだけ書いてあったため、悩んだ松尾諭さんは矢口蘭堂の胸に、水のペットボトルをドンと押し付けるアドリブを見せたのだそう。松尾諭のキスシーンはどんな映画? ほかにはどんな映画に出演?松尾諭さんは2009年公開の映画『のんちゃんのり弁』に出演。同作では役者人生初のキスシーンを経験したことを自身のツイッターで報告しています。岸部一徳さんの衣装タグの時につぶやき忘れたんですが、緒方明監督の「のんちゃんのり弁」公開中です。もうすぐ終わっちゃいますけど、僕の役者人生初の、そして恐らく最後のキスシーンが…あんなキレイな人と。— 松尾 諭 (@matsuo_satoru) November 5, 2009 さらに、映画『テルマエ・ロマエ』には、伊丹登役で出演。上戸彩(うえと・あや)さん演じるヒロイン・山越真実のお見合い相手をコミカルに演じています。そんな松尾諭さんがこれまで出演した、主な映画作品はこちらです。松尾諭主な出演映画・『亡国のイージス』・『五億円のじんせい』・『羊の木』・『ミックス。』・『LAST COP THE MOVIE』・『後妻業の女』・『シン・ゴジラ』・『珍遊記』・『進撃の巨人』・『友だちと歩こう』・『謝罪の王様』・『のんちゃんのり弁』・『県庁おもてなし課』・『テルマエ・ロマエ』松尾諭、そっくりな田口浩正と朝ドラ『エール』で間違われる?これまで数々の朝ドラで活躍してきた松尾諭さん。2020年前期の連続テレビ小説『エール』(NHK)にもレギュラー出演し、窪田正孝さん演じる主人公・古山裕一が勤める銀行員の先輩・鈴木廉平役を演じています。同作には、俳優の田口浩正(たぐち・ひろまさ)さんがゲストで登場。すると、2人の容姿が似ていることから、視聴者から「同じ人が2人いる!」「よく似ていますね」といったコメントが寄せられました。こちらが、田口浩正さんです。いよいよカツベン!です‼️周防正行ワールド炸裂です‼️鼓叩いてます。お楽しみ下さい。(田口) #カツベン ! pic.twitter.com/S0zJvhbO7Y — 田口浩正&スタッフ(公式) (@taguchihiromasa) December 13, 2019 松尾諭さんは自身のツイッターを更新し、「今日は一人二役でした(嘘)」とお茶目にツイート。今日は一人二役でした(嘘) #エール — 松尾 諭 (@matsuo_satoru) April 14, 2020 この投稿は、ファンからかなり好評だったようです。松尾諭は『わろてんか』ほか、朝ドラに多く出演!朝ドラ『エール』のほかにも松尾諭さんは、2017年後期放送の連続テレビ小説『わろてんか』(NHK)に川上四郎役で出演していました。同作では広瀬アリスさん演じる秦野リリコの、漫才の相方役を好演。劇中ではアコーディオン演奏で視聴者を圧倒させ、秦野リリコへの恋や上海への移住といった見せ場で、注目を浴びました。松尾諭さんが、これまでに出演した朝ドラ作品はこちらです。・『てっぱん』中岡徹役・『ひよっこ』益子次郎役・『ひよっこ2』益子次郎役・『わろてんか』川上四郎役・『わろてんかスピンオフ「ラブ&マンザイ〜LOVE and MANZAI〜」 第2話「リリコのボディーガード」』川上四郎役・『エール』 鈴木廉平役松尾諭『絶対零度』や『相棒』などでも活躍!松尾諭さんは朝ドラ以外にも数々の作品で存在感を示しており、2020年放送のドラマ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜 』(フジテレビ系)では諏訪樹生役として出演。また、ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)にもシーズン15から弁護士・連城建彦役で出演しています。さらに2019年に放送されたドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)ではゼネラルマネージャー・鍵原誠役を担当しました。同作では、ラガーマンだった経験を生かし、主人公率いるチームのライバルという役どころで、見事な演技を見せています。 View this post on Instagram A post shared by 松尾諭 (@satoru_matsuo) on Jun 27, 2019 at 4:20am PDT松尾諭は多部未華子とプライベートで友達松尾諭さんは人柄のよさから老若男女に好かれており、女優の多部未華子(たべ・みかこ)さんとも仲がいいことが明らかになっています。2020年4月10日に放送されたバラエティ番組『A-studio』(TBS系)に出演した多部未華子さんは、「プライベートだけでずっと仲よしです」と松尾諭さんとの関係を告白。さらに「よくうちに来ます」と明かし、MCの笑福亭鶴瓶(しょうふくてい・つるべ)さんを驚かせていました。明日よる11時~ #astudio +は #多部未華子 さん☆多部さんがプライベートで仲良しだという先輩俳優 #松尾諭 さんに #藤ヶ谷太輔 さんが極秘取材!!松尾さんとはムチャクチャ仲が良いと主張する #笑福亭鶴瓶 さんに多部さんは「聞いた事ないです」!?☆その場で松尾さんに電話することにしたのですが…!? pic.twitter.com/vXKsjkhhAb — A-Studio+ (Aスタプラス、Aスタジオ) (@a_studio_tbs) April 9, 2020 それだけでなく多部未華子さんは2011年に、松尾諭さんの娘に絵本のプレゼントをしています。2011.3.2多部未華子ちゃんから、遅ればせの出産祝いでうちの娘に絵本のプレゼントいただきました! 松尾 諭 (@matsuo_satoru) March 2, 2011 2人が本当に仲よしであることが伝わってきますね。松尾諭、文春でエッセイを連載!松尾諭さんは役者だけでなくライターとしても活躍しており、2020年5月現在、『文春オンライン』でエッセイ『拾われた男』を連載しています。同作の第1回目は文芸雑誌『文學界』の2017年4月号に掲載され、その多才さが話題に。名バイプレイヤーとしてだけでなく、文学シーンでも才能を見せる松尾諭さん。これからの活躍にも注目です!松尾諭 プロフィール生年月日:1975年12月7日出身地:兵庫県血液型:AB型血液型参考()身長:176.53所属事務所:エフ・エム・ジー役者の道を志して地元・兵庫県から上京し、2000年の映画『忘れられぬ人々』で俳優としてデビュー。その後、映画『亡国のイージス』や『シン・ゴジラ』など多数の話題作に出演している。NHK連続テレビ小説『わろてんか』などの朝ドラ作品の常連でもある。現在は連続テレビ小説『エール』に出演し、存在感ある演技を見せている。[文・構成/grape編集部]
2020年05月26日高級食パン専門店「ねこねこ食パン」は、2020年5月16日にイラストレーター松尾ミユキさんデザインのパッケージ商品「ねこねこクッキー」を発売いたします。6月上旬よりオンラインストアでもお取り寄せ可能です。「幸せを呼ぶお菓子」として親しまれているスペインの伝統菓子「ポルボロン」をモチーフにした、さくさくホロホロとした食感の優しいくちどけのクッキーです。ねこねこクッキー ミルク味さくさくホロホロ、おいしいミルク味。6種類のパッケージ。(1箱6個入り:480円)ねこねこクッキー いちご味優しい甘みのいちご味。3種類のパッケージ。(1箱6個入り:480円+税)ぜんぶ集めたくなる9種類のねこデザインボックス入り!雑誌、書籍、カタログ、CDジャケットのデザインなど幅広く手掛けられている人気イラストレーター松尾ミユキさんデザインのパッケージ。デスクに飾ったり小物入れとしてとして使用するのもGOOD。オンラインストアにてお取り寄せ可能!6月上旬より、オールハーツカンパニーの公式オンラインストア「オールハーツモール」にてお取り寄せが可能となります。<オールハーツモール>販売店舗情報5月16日より、全国のねこねこ食パン店舗にてご購入いただけます。●店舗情報●公式HP●公式インスタグラム●公式ツイッターイラストレーター「松尾ミユキ」さん雑誌、書籍、カタログ、CDジャケット、パッケージのデザインなど幅広く活躍されている人気イラストレーター。「ねこねこ食パン」のHPやグッズのイラストのデザインも手掛けられています。公式HP:企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月15日藤原竜也と竹内涼真が共演する、映画『太陽は動かない』の公開、『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』の放送に先駆け、本作の魅力を伝える50分間の“『太陽は動かない』メイキング特番 ―THE BURNING HEART―”が、5月10日(日)の午後2:45からWOWOWで無料放送されることが決まった。さらに本番組は、WOWOW公式YouTube アカウントと、ドラマ版公式サイトで配信することもあわせて決定された。心臓に爆弾を埋め込まれた諜報組織「AN通信」のエージェントの活躍を描いた吉田修一の原作“鷹野一彦シリーズ“を基にした、映画版『太陽は動かない』(近日公開)、そして映画版とは全く違う事件を完全オリジナルストーリーで描いた『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』。『海猿』や『MOZU』シリーズを手がけた羽住英一郎監督が贈る、巨大なスケールのアクションドラマとなっている。藤原と竹内に加え、佐藤幸治、安藤政信、多部未華子、市原隼人など、豪華俳優陣が出演。King Gnuの新曲『泡』がドラマと映画両方のストーリーを彩る。今回放送される番組は、ドラマ版と映画版のストーリーやキャラクターの紹介などの作品概要にくわえ、半年間に及ぶ大規模な撮影現場に密着したメイキング映像とメインキャストのインタビューで構成されている。「クライマックスシーンの連続でした」(藤原)、「本当に大変な撮影ばかりだっ た」(竹内)とふたりが振り返った約1カ月間のブルガリアでの市街地を封鎖したカーアクションや爆破シーン、貸切った列車を実際に走らせての格闘シーンの撮影や、宙吊りでの爆弾解除など日本全国で行われた過酷な撮影現場の様子が迫力の映像とともに明らかになる。さらに藤原と竹内の2ショットの撮り下ろしインタビューでは、初共演となったお互いの印象や、それぞれが演じたキャラクターへの想いなども明らかに。「爆発の現場にいました」(藤原)など今まで経験したことのない“羽住組”の凄さを赤裸々に語り合い、お互いを労っている場面も。また、「竜也さんが原始人みたいになっていた(笑)」 (竹内)という、ふたりの一番印象に残っているシーンの裏話も披露する。●『太陽は動かない』メイキング特番 ―THE BURNING HEART―5月10日 (日)午後2:45〜WOWOW で無料放送WOWOW 公式 YouTube アカウント、ドラマ版公式サイトで配信●連続ドラマ版『連続ドラマW 太陽は動かない -THE ECLIPSE-』5月24日(日)より、WOWWOWプライムにて放送スタート毎週日曜22時~全6話/第1話無料放送●映画版 近日公開
2020年05月09日藤原竜也と竹内涼真が共演し、映画と連続ドラマの連動で贈る超巨大プロジェクト『太陽は動かない』。この度、「連続ドラマW」枠にて放送される連続ドラマ版「太陽は動かない -THE ECLIPSE-」の予告編とポスタービジュアルが到着した。連続ドラマ版は、映画版の主要キャラクターや設定はそのままに、原作者の吉田修一によるストーリー原案を基に、映画版とは全く違う事件を完全オリジナルストーリーで描く。今回到着した予告編では、息もつかせぬ怒涛のアクションと演技合戦が繰り広げられる。映画版同様、「King Gnu」が歌う「泡」(あぶく)が主題歌となっており、本映像でもドラマを盛り立てている。ある事件の調査に乗り出した「AN通信」のエージェント、鷹野(藤原さん)と田岡(竹内さん)。世界の大国が狙う超巨大利権が存在することを掴むも、過去の亡霊が立ちはだかる!裏では叛逆の牙を研ぐ永島(吉田鋼太郎)らが何やら怪しい笑みを見せる様子も確認でき、様々な思惑を抱えながら覇権を巡り、全てのキャラクターが激しく交錯していく様が伺え、圧倒的なスケール感を本映像で体感することができる。また同時に到着したポスタービジュアルは、映画版と対照的な赤のカラーに。鷹野と田岡はもちろん、彼らの司令塔・風間(佐藤浩市)がどんと構え、エージェントコンビの後ろには桜井(安藤政信)の姿が…。ほかにも、強力なメインキャスト陣が配置されている。連続ドラマW「太陽は動かない -THE ECLIPSE-」は5月24日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全6話/第1話無料放送)。映画『太陽は動かない』は5月15日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年5月15日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2020年03月28日吉田修一の「太陽は動かない」と「森は知っている」を原作に、秘密組織のエージェントを藤原竜也、その相棒を竹内涼真が演じ初共演を果たす『太陽は動かない』。この度、2人がそれぞれ映る2つの超特報映像が到着した。今作で主演の藤原さんと共演の竹内さんは、心臓にあるものを埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫るという、極限まで追い詰められた秘密組織のエージェントを演じている。今回到着した映像では、椅子に縛られている藤原さん演じる鷹野、上半身裸で腕を縛られ横たわる竹内さん演じる田岡という2人のそれぞれの映像。30秒ほどの映像からは、絶体絶命の危機しか感じられない。また、映像には年表のようなものも映し出され、「死神のノートを操る新世界の神」、「車に乗る変身ヒーロー」などとこれまで彼らが演じてきたキャラクターが記されている。さらに映像と一緒に「藤原竜也、今度は何だ?!」「竹内涼真、いったいどうした?!」というコピーが目を引く、2人の心臓部分が赤く光を放つビジュアルも到着。なお、本作は東欧ブルガリアでの約1か月にも及ぶ海外ロケでは市街地の道路を完全封鎖したカーアクションシーンの撮影や、列車を丸ごと貸し切り、首都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーンの撮影など、超異例づくしの大規模な撮影をこなし、日本国内での撮影も無事に終えて8月にクランクアップしている。映画『太陽は動かない』は2020年5月15日(金)より全国にて公開。ドラマ「太陽は動かない」は2020年5月、WOWOWプライムにて放送予定。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2020年5月、全国にて公開予定©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2019年12月10日松尾スズキさん作・演出の舞台『キレイ―神様と待ち合わせした女―』に出演する皆川猿時さんに、作品のみどころを伺いました!松尾スズキさん初のミュージカルにして、傑作との呼び声も高い舞台『キレイ』が4度目の上演を迎える。「ミュージカルですから、歌と踊りが盛りだくさん。しかも、松尾さん独特の笑いもあって贅沢です。戦争に翻弄される人々を描いたシリアスな話ではありますが、主人公のケガレが挫けずに自分の力で再生していこうとする姿は、とっても切ないけど勇気づけられます。普遍的な作品だと思います」そう話すのは、初演から全作に出演している皆川猿時さん。前回から引き続き演じるのはカネコキネコ役。息子たちとともに、大豆で作られた兵士・ダイズ兵の死体を回収し生計を立てるカネコ組を率いる女性だ。「子供や仲間たちへの愛情や生きていくことへの気持ちは強いけれど、あまり悩まずに進んでいけちゃう人だろうと思うんです。深く考えないところは共通していますが、キネコさんが持っている心に深く熱いものは僕にはないんですよね(笑)」しかし、前回は幕が開く直前までこのキネコ役に苦しんだようで…。「宮藤(官九郎)さんの作品やコントでも女性役はやってますし、グループ魂のライブで女子高生の格好で出たり、わりと馴染みはあったんですけど、一本通して女の人っていうのは初めてだったんです。ずっとふざけていられたらいいんですけど、そうもいかないし(笑)。ちゃんとやるのがものすごく恥ずかしくて…。吹っ切れたのは、ある舞台で水川あさみさんのハジけた演技を観た時に、“これじゃん!面白くやればいいんだ”って気づきまして。助けられましたぁ。その後、宮藤さんの映画で女子高生役をやりましたが、たぶんこの作品をやってなかったらできなかったんじゃないかな」皆川さんといえば、一風変わったユニークな役を演じることが多いけれど、一昨年の舞台『流山ブルーバード』では、地方都市に暮らす冴えない中年男を、笑いを封印した芝居で好演した。「赤堀雅秋さんの演出も刺激的でしたし、とにかく評判がよかったんです(笑)。でも僕、大声出してふざけるのも大好きなんですよ。今回の稽古が始まる前に松尾さんからメールで“前回のあなた、全部のセリフ叫んでるな。そこ気をつけてな”といきなり注意されたんですが、すり抜けながら騒ぎたいです(笑)」『キレイ―神様と待ち合わせした女―』民族紛争が続く“日本”。民族解放軍を名乗る連中に10年間監禁されていた少女・ケガレ(生田)が外の世界に脱出し、さまざまな人と出会い…。12月4日(水)~29日(日)渋谷・Bunkamura シアターコクーン作・演出/松尾スズキ出演/生田絵梨花、神木隆之介、小池徹平、鈴木杏、皆川猿時、橋本じゅん、阿部サダヲ、麻生久美子ほかS席1万2000円A席9000円コクーンシート5500円(すべて税込み)Bunkamura TEL:03・3477・3244(10:00~19:00)福岡、大阪公演あり。みながわ・さるとき1971年2月1日生まれ。福島県出身。大人計画のメンバーで、グループ魂では港カヲル名義で活躍。現在放送中のNHK大河ドラマ『いだてん』などに出演。※『anan』2019年12月11日号より。写真・土佐麻理子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年12月08日鬼才・松尾スズキのシアターコクーン初進出作にしてミュージカル初挑戦作として、大いなる話題を集めながら2000年に初演され、以来2005年、2014年と再演が重ねられてきた『キレイ-神様と待ち合わせした女-』。作者本人が同じ作品を数年おきに演出するという、ミュージカルとしては類をみない形のなかで進化を遂げてきた同作が、12月4日に4度目の上演を迎えた。過去3回の公演では出演もしてきた松尾だが、今回は演出に専念。脚本と音楽(伊藤ヨタロウ)に手を加え、より完成度の高いミュージカルを目指す。物語の舞台は、3つの国に分かれ、100年にわたって民族紛争が続いている“もうひとつの日本”。民族解放軍を名乗るグループに誘拐・監禁されていた少女は、脱出して10年ぶりにソトの世界に飛び出し、すべての過去を忘れて自らを“ケガレ”と名乗る。ダイズ製の兵士“ダイズ兵”の死体回収業で生計を立てている“カネコ組”に加わり、枯れ木に花を咲かせる能力を持つ頭の弱い少年ハリコナや、回収されたダイズ兵を食用に加工する会社の社長令嬢カスミらと出会っていくケガレ。成人したケガレ=“ミソギ”に見守られるなか、やがてケガレは、忘れたはずの忌まわしい過去と対決することになる……。この松尾らしい過剰な物語を描くのは、生田絵梨花(ケガレ)、神木隆之介(少年ハリコナ)、小池徹平(青年ハリコナ)、鈴木杏(カスミ)、橋本じゅん(ダイズ丸)、阿部サダヲ(マジシャン)、麻生久美子(ミソギ)ら、個性あふれる俳優陣。初演の頃は「こんなものはミュージカルじゃない、なんて評されてもまったく頓着しなかった」と語る松尾が、「4回目ともなると、いよいよミュージカルという言葉に責任をとらなければならないな」と感じ、「これが日本人が日本人のプライドを持って発する堂々たるエンタテインメントだ」と胸を張れる舞台を作り上げるために揃えられた面々だ。そもそも傑作ミュージカルであることに加え、新たな演出に新たな座組と、見どころは尽きない。12月29日(日)まで東京・シアターコクーン、1月13日(月)から19日(日)まで福岡・博多座、1月25日(土)から2月2日(日)まで大阪・フェスティバルホールにて上演。文:町田麻子
2019年12月05日来年1月にシアターコクーンの新芸術監督に就任する松尾スズキが、1999年に自身の劇団「大人計画」で上演、2010年には再演もされた舞台「母を逃がす」の上演が決定。瀬戸康史、三吉彩花、稲葉友ら出演、新演出で上演される。自給自足の共同生活を営んでいる架空の農業コミューンを舞台に、そこに生きる人々の切実な日常生活を痛烈な笑いで描き、話題となった本作。1999年には第3回鶴屋南北戯曲賞にもノミネートされた。今回、集落の頭目代行で住民たちをまとめるリーダー的存在・雄介役を演じるのは、近年では「パーフェクトワールド」「ルパンの娘」が話題となった瀬戸康史。「お話をいただいた時、この世界には足を踏み入れてはいけないような気がして、何とも言えない感情になった」と語る瀬戸さんだが、「見たことのない世界って足を踏み入れたくなるものです」とコメント。また、雄介の妹リク役には『ダンスウィズミー』で注目を浴び、今回舞台初出演となる三吉彩花。「また新たなる『初めて』を経験させて頂くことになり、緊張と興奮で震えます」と心境を明かし、「年々流行や物事の流れが早くなっている今の時代に良い意味で刺さる、そしてブレない戯曲を上書きしていけるよう、先輩方に教わりながら精一杯演じさせていただきたいと思います」と意気込んでいる。さらに、流れ者の葉蔵役に稲葉友、雄介の婚約者蝶子役に山下リオ、集落の医者赤痢役にマキタスポーツ、集落の女警備長島森役に峯村リエ、雄介の母ハル子役に高田聖子、雄介の兄地介役に六角精児。そのほか、家納ジュンコ、もう中学生、湯川ひな、武居卓に加え、町田水城、山口航太も参加する。なお、今回演出を手掛けるのは、劇団はえぎわの主宰ノゾエ征爾。「このとんでもなくモンスターな本とどう取っ組み合おうかと、考えたところで分かりそうになかったので、ひとまず無邪気に取っ組みあってくれそうな方々を呼ばせていただきました。揃いました、素晴らしき珍獣たち」とキャストについてコメント。松尾さんは「芸術監督ともなれば、新しい演出家をコクーンに呼びこむというような仕事もあり、そうなると、真っ先に頭に浮かんだのが、ノゾエ征爾なのだった。彼が私の教え子であることを差し引いても、コクーンという劇場の空間を埋めるスペクタクル演出のできる数少ない若手演出家なのに、なぜ早くコクーンに出てこないのだと思ってすらいた」とノゾエさんについて語っている。<ストーリー>“自給自足自立自発の楽園”をスローガンに掲げた架空の農業集落「クマギリ第三農楽天」。病に倒れた父に代わり村をまとめる頭目代行の雄介(瀬戸康史)は、リーダーシップのなさに悩みながら頭目代行としての存在感を示すために、仮想敵国との対立を演じたり、死刑を復活させようとしたりしている。たった一つの存在価値のあかしは婚約者の蝶子(山下リオ)。いまは刑務所に入っている兄・地介(六角精児)の婚約者だったが妊娠せず、地介入所後、雄介の子どもを身ごもった。しかし、住人たちは頭目代行を全く頼りにせず、妹・リク(三吉彩花)は兄に反抗して彼が統治するこの土地を楽園だと認めようとしない。その上、女警備長の島森(峯村リエ)とよからぬ関係。ある夜、集落は謎の男の襲撃を受ける。翌朝の集会で人を集め、雄介は敵国からの攻撃対策の自警団設立を提案するが島森は難色を示す。そんなことをよそに、捨て子のトビラ(湯川ひな)は壊された合同テレビの修理をしてほしく、外部から来る保険手続き代行人の一本(町田水城)の来訪を待ちわびるばかり。事あるごとに自信を喪失する雄介。そんな息子を、母・ハル子(高田聖子)は心配する。ある日、集落に2人の流れ者がやって来て、仮想敵国・シカノバルからのスパイ容疑で雄介に捕まえられる。力持ちだが頭の弱い万蔵(もう中学生)と、切れ者の葉蔵(稲葉友)だ。2人はいとこ同士で、万蔵がシカノバルで起した事件のために逃げてきたという。そしてもう一人、監獄に入っていた地介が故郷に戻ってきて――。シアターコクーン・オンレパートリー2020「母を逃がす」は2020年5月7日(木)~25日(月)Bunkamura シアターコクーンにて上演。※2020年6月上旬、大阪にて上演予定。(cinemacafe.net)
2019年12月04日ヨガの基本のシークエンス、太陽礼拝。いくつかのポーズを組み合わせた一連の動きのことで、見たことのある方も多いかもしれません。今回はそんな太陽礼拝について、やり方から効果の解説までヨガインストラクターとして活躍するHikaru先生に教えていただきました。太陽礼拝とは太陽礼拝とはサンスクリット語でスーリヤナマスカーラと言いますが、直訳すると「太陽の神への挨拶・礼拝」という意味になります。本来は太陽の昇る前に、太陽が昇る方向を向いて「今日も1日よろしくお願いします」という意味を込めて行われますが、現在はヨガの基本の動きとしてよくレッスンでも行われています。1日の始まりに太陽礼拝を行うことで、太陽のエネルギーを得られて活力に満ちた1日を送ることができます。太陽礼拝の効果太陽礼拝は前述したように、1日が活力に満ちて元気に過ごせるようになります。疲れやすい方や日中に頭がボーっとしやすい方には特におすすめで、全身を活性化してくれる効果があります。その他、太陽礼拝を丁寧に行うことで全身が鍛えられ、続けることで基礎代謝が上がり痩せやすい体になります。太陽礼拝のやり方基本の太陽礼拝Aのやり方をご説明いたします。太陽礼拝は全て一呼吸、一動作なので呼吸が止まらないように注意して行ってください。<やり方>STEP1:山のポーズで真っすぐ立つSTEP2:息を吸いながら両手を頭の上で合掌STEP3:息を吐きながら手をマットに下ろして前屈(膝は曲がっても構わないので、太ももとお腹をくっ付けます)STEP4:息を吸いながら顔だけ正面に向けて半分の前屈STEP5:息を吐きながら右脚から後ろへ伸ばして腕立て伏せの態勢になり肘を曲げて胸をマットに付ける(肘を曲げる時に肘が外に開かないように、脇はしっかり閉じておきます)STEP6:息を吸いながら上体を起こす(腰は反らないように、肩甲骨を寄せて胸を開きます)STEP7:息を吐きながらお尻を高く持ち上げてしっかり腕を伸ばす(下を向いた犬のポーズ・膝裏が痛ければ膝は曲げても大丈夫です)STEP8:息を吸いながら右脚から手と手の間に脚を移動させる(背筋は伸ばして顔は正面を向けます)STEP9:息を吐きながら深く前屈(膝は曲がっても構わないので、太ももとお腹をくっ付けます)STEP10:息を吸いながら上体を起こし、手を頭の上で合掌STEP11:息を吐いて山のポーズに戻る太陽礼拝を行う際のポイント太陽礼拝は一呼吸一動作が基本です。動作が多い所は呼吸が間に合わなくなってしまい、集中が切れてしまいますので、動作と呼吸がしっかりリンクするように行いましょう。前屈や下を向いた犬のポーズでひざ裏が痛くて伸ばせない場合は、膝は曲げても構いませんが背中が丸くならないようにだけ注意しましょう。太陽礼拝で気持ちの良い朝をヨガの最も有名なシークエンスの一つである、太陽礼拝。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れれば1分程度で行える基本の動きです。毎朝の日課にすることで、気持ち良く1日をスタートできるでしょう。Hikaruヨガインストラクター
2019年11月24日大人計画主宰の松尾スズキが2000年に手がけたミュージカル作品「キレイ-神様と待ち合わせした女-」。100年もの間、三つの国による争いが続く“もう一つの日本” を舞台に、少女監禁、戦争、民族紛争などの設定・テーマを織り交ぜながら展開していくスペクタクル作品は、Bunkamura シアターコクーンでの初演後、2005年、2014年にも再演・再々演され、松尾スズキの代表作とも言える存在に。そんな同作が12月より4度目の上演をスタート。キャストには近年ミュージカル界で輝く生田絵梨花や、これが舞台初出演となる神木隆之介など注目の顔ぶれが揃った他、今回は、東京・大阪に加え、松尾の故郷でもある福岡・博多座での上演も。話題性充分な中、福岡公演のチケット発売を前に松尾が来福。今公演への思いを語ってくれた。【チケット情報はこちら】まず故郷でのロングラン公演について、「博多は大学生の頃よく遊んでいた街で、かつては素人演劇のようなものをやっていた場所。そこでこうした大きなカンパニーの芝居を打てるようになるとは思っていなかった」と喜びを見せつつ、今作については、「作ったのは僕が30代後半の頃。初めてシアターコクーンという劇場に進出するということで、今までやったことのないことをやりたい、ミュージカルの概念をぶっ壊したいという思いから、音楽はミュージカル経験のない音楽家に、舞台装置は漫画家に頼むなど、攻めながら作った作品でした。その後、回を重ねるごとに僕自身、ミュージカルの奥深さを知り、どんどん無駄を省きながら、今作は音楽的にもかなり充実した舞台になっていると思います」と続け、さらに「特にオープニングの『ケガレのテーマ』は名曲。日本発のミュージカルのスタンダードナンバーになっていくんじゃないかと思っています」と語ってくれた。キャストについては、「これまでの『キレイ』より、ミュージカル経験のある方が揃ったように思います。生田さんに関しては、橋本じゅんさんが出演した『レ・ミゼラブル』で共演されていて、手垢のついてない演技や素晴らしい歌声に惹かれてお声がけさせていただきました。神木くんは昔から注目していたんですけど、ハリコナという少年の役のフレッシュさが、彼の初舞台というコンディションに合致するのではないかと期待しています」と語り、「うち(大人計画)の俳優たちも博多が大好きで、博多公演と聞くと少しテンションが上がっています(笑)。僕も『やっと来れた』という思い。松尾もこれくらい派手なスペクタクル演出ができるんだということを感じていただけたら」と笑顔で締めくくった。福岡公演は、2020年1月13日(月・祝)から19日(日) まで博多座で上演。チケット発売は11月9日(土)、プレリザーブは11月7日(木)11:00まで受付中。その他、大阪公演も発売中。
2019年11月06日松尾スズキが監督・脚本・主演を務める妥協なきR18復讐コメディ『108~海馬五郎の復讐と冒険~』。この度、本作で主人公の復讐のきっかけを作った堀田真由演じる赤井美月の場面写真が到着した。本作は、愛する妻がSNSに投稿した浮気写真を見て激怒した主人公・海馬五郎が、投稿についた「いいね!」の数だけ女を抱き、たった1か月で資産1000万円を使い切るという復讐を始める…。堀田さんは、連続テレビ小説「わろてんか」では主人公の妹役を演じ、「チア☆ダン」「3年A組―今から皆さんは、人質です―」『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』などの話題作への出演も相次ぐ、いま注目の若手女優。今作で演じるのは、海馬に妻・綾子の浮気写真をリークし、海馬がとんでもない復讐を思いつくきっかけを作った売れない女優・赤井美月だ。到着した場面写真では、海馬に指をくわえさせ、ベッドに横たわり微笑む小悪魔的な一面が垣間見える。そんな清純そうな出で立ちで可愛い顔をしながらも、海馬にとってあまりに残酷な現実をこれでもかと突きつける美月役は、松尾監督曰く「見た目は癒し系、でもしたたかな女の子」というイメージでキャスティングを行ったそう。また「こういう子におじさんはイチコロになるのかな」と堀田さんの印象を語っている。20歳(撮影当時)とは思えない、強かな大人の表情も本作では注目だ。『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は10月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:108~海馬五郎の復讐と冒険~ 2019年10月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会
2019年09月13日松尾スズキが監督、脚本、そして主演までも務め、星野源が主題歌を担当する映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』。この度、本作に“ホスト役”で出演している俳優・大東駿介の場面写真が到着した。松尾さんが長編監督映画4作目にして初めて監督・脚本・主演全てに挑んだ本作は、“いいね!”の数だけ女を買いまくるという妥協なきR18復讐コメディ作品。本作で大東さんが演じているのは、そんな主人公・海馬五郎(松尾さん)の復讐計画に手を貸すNo.2ホスト・聖矢。彼の復讐計画に巻き込まれていく個性豊かな登場人物たちの中でも、群を抜いて大きく変貌を遂げたのが大東さんだ。「新・ミナミの帝王」や『クローズZERO』『曇天に笑う』などに出演し、現在放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」では、平泳ぎの金メダリスト・鶴田義行を好演。同役を演じるにあたり、1日7食、週7回のジム通いで肉体改造を行い、その肉体美も話題に。しかし、今回到着した場面写真には、「いだてん」での硬派な鶴田とは180度違う、金髪メッシュの盛りに盛ったロン毛に白スーツ姿を披露!ホストクラブの宣材写真に加え、海馬に何やら怪しい薬を手渡す姿が切り取られている。2014年の舞台「もっと泣いてよフラッパー」で大東さんと共演した松尾さんが、その際「何でもやります!」と言っていたのを思い出し、今回聖矢役をオファー。今作では、心身ともにホストになりきっている。『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は10月25日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:108~海馬五郎の復讐と冒険~ 2019年10月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会
2019年08月26日3月に「FOD」と「dTV」で配信スタートしたFOD×dTV共同制作ドラマ「花にけだもの~Second Season~」が、8月26日(月)より地上波でも放送されることが決定した。本作は、2017年10月に配信開始された「花にけだもの」の続編。見た目や発言は男らしいけれど、好きな人の前だけでたまに見せる可愛らしい一面がたまらない、“けだもの男子”たちと女子高生の波乱の恋を描く胸キュン青春ラブストーリー。人気漫画の実写ドラマ化作品となっているが、今回のシーズン2は、シーズン1の2年半後という設定となっており、原作では描かれていないオリジナルストーリーが展開。卒業を控える久実、豹、千隼、竜生、カンナの5人が進路に悩みを抱えながら、葛藤や気持ちのズレからそれぞれの恋愛関係にも迷いが生じながらも、それぞれの想いを胸に未来へ歩み出す!キャストは、中村ゆりかが久実役を演じるほか、豹役の杉野遥亮、千隼役の松尾太陽、竜生役の甲斐翔真、カンナ役の入山杏奈が前作から続投。さらに、メインキャストたちの進路や恋愛関係を惑わすオリジナルキャラクタ ーが加入。カンナに好意を抱く芦田俊役を稲葉友、久実と豹の進路や恋の行方をかき乱す、豹の父の秘書を篠田麻里子、幼児教育家・橘真人役を青柳翔が演じている。ストーリー久実が転校してきた高1の夏から2年と半年が過ぎ、卒業を間近に控えた5人。保育士を目指す久実はすでに東京福祉短大に合格しているが、尊敬する幼児教育家・橘真人が講師を務める静岡短大への進学も考えていることを誰にも言えず…。早稲田大学受験に向けて猛勉強中の彼氏・柿木園豹に話そうと思ってはいるが、中々言い出せぬまま内緒で静岡短大を受験し合格。そのことを偶然知ってしまった豹はひどく傷つき、久実の事を突き放してしまう。橘が主催する子育て支援イベントの手伝いをすることになった久実は日吉竜生を誘って参加。久実と豹が上手くいっていないことを聞いた竜生は、豹にもイベントに参加するよう声をかけるが、参加を渋られる。そこに海外旅行に行っている和泉千隼から挑戦的な電話が。一方、竜生と彼女・大神カンナの前に芦田俊が現れ「どちらがカンナにふさわしい男か」と竜生に宣戦布告。カンナのことしか考えていなかった竜生も自分がやりたいことを真剣に考えるようになる――。「花にけだもの~Second Season~」は8月26日(月)25時5分~、毎週月曜日24時55分~フジテレビにて放送予定。※放送日時は予告なく変更となる場合有FOD、dTVにて全話配信中(cinemacafe.net)
2019年08月14日6人組ダンス&ボーカルユニット 超特急が8~9日、パシフィコ横浜(神奈川県)にてワンマンライブ「BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019 「EUPHORIA 〜Breakthrough, The Six Brave Stars〜」を開催した。チケットが“秒速完売”したという今回のライブ。開演前から大きな熱気と期待感に包まれていたが、突如ライブ5分前、メンバーによる案内アナウンスが流れ出し、客席からは大きな歓声が上がりだす。リョウガ(船津稜雅)自慢の“イケボ(美声)”による案内に始まり、大きな声で一生懸命(時に噛みながら)読み上げ会場の笑いを誘うカイ(小笠原海)、「放送部のタクヤさん~」とカイから繋がれたタクヤ(草川拓弥)は読み上げる度に「はい、返事!」とドSっぽく観客に返事を促すなど、自由でメンバーの個性たっぷりなアナウンスに観客から何度も大きな笑いが起こっていた。会場の空気が解れ、さらに大きな期待感が会場を満たす中、オープニングイントロが響き出し、ステージ上に一気に大きな注目が集る。一瞬の静寂の後、メンバーが登場したのはなんと客席。観客は突然近くに現れたメンバーに驚き、あちこちで大歓声が響き渡る。今回のライブは“8号車”にちなみ“8”という数字がついた日も含めて行われた事から「1年に1度の8の日、最高の記念日にしようぜ!」とユーキ(村田祐基)が呼びかけると、「大切な日にしていきましょう」とタカシ(松尾太陽)、そしてカイが「声、出していきましょう!」と観客へ呼びかけると、1曲目「Burn!」がスタート。メンバーは、観客1人1人と挨拶をするように、3階まである会場をくまなく走り回る。この曲を皮切りに「No.1」「超えてアバンチュール」「Booster」「Hey Hey Hey」と5曲を続けて披露。いずれも激しいヴォーカルとダンスを有する曲だが、会場を走り回っていたとは思えないくらい、全力でキレのあるダンスと力強いヴォーカルを見せ続ける。こうした中にも「超えてアバンチュール」では、超特急らしい面白さや愛嬌がたっぷり。歌唱中、リョウガに手を引かれたタクヤは両手で丸を縦に繋いで“8”の字を作り、目をきゅっと瞑って「8号車!」と可愛らしく叫び、これを見たリョウガも驚いたようで「これやった!」とタクヤの手の形を真似をしだす。またユーキも「君がいなきゃなんだ」という歌詞の時、手をポンっと叩き、手を合わせる可愛らしいアドリブを見せ、ユーキファンが赤いペンライトを回し盛り上がる姿を見せていた。なお、超特急は“ダサかっこよさ”や“面白さ”が特徴の1つでもあるが、その基盤にあるボーカル力、ダンススキル、チームワークから来るグルーヴ感など“ダンスボーカルグループ”としての確かな実力も見逃せない。「Booster」では可愛さと激しさ、クールなラップとダンスが混在したパフォーマンスを見せ、今回のツアーテーマ曲でもある「Hey Hey Hey」ではビートの効いたファンクチューンを、伸びのあるヴォーカルとダンスで表現。様々なジャンルの楽曲も自分たちの味方にし、ダンスボーカルパフォーマンスをしっかり堪能させてくれる。○MCタイムでは、休養中のユースケへの演出も一気に5曲を終え、MCタイムへ。毎回各メンバーが自己紹介を行うが、現在休養中でライブに出る事ができなかったユースケ(福田佑亮)の番になった際、突如モニターに後光が現れ、ユースケの顔写真が映し出される演出が。これを見て「降臨したな!」とメンバーが盛り上がると、タカシが「神スケですね」とポツリ。すかさずリョウガも「イタリアン系のファミレスの天井にいる、女神みたいな……」と話すと、それを受けたカイが「ビーナスケだね」と口にし、テンポの良い“ユースケイジリ”トークが展開される。その後、今回の横浜のライブは8にちなんだ“大切な記念日”に行えたという話題になり「幸せですね」と想いを語りだすカイ。しかし途中言葉を噛んでしまい慌てた様子を見せるが、すかさずリョウガが「幸せすぎて噛んじゃったね」さりげなくフォローし、和やかな笑いが起こる。「僕たち超特急と、最高の夏を、最高の日にしましょう」と会場へ呼びかけると、夏らしい明るいポップチューン「Make it hot!」がスタート。サングラスや、浮き輪など、それぞれ夏をイメージした小道具を身に着け、わちゃわちゃとステージに登場したメンバーたち。その後、大きな風船がステージに運び込まれ、「一緒に遊びましょう!」とユーキが呼びかけると巨大風船が客席に投げ込まれ、メンバーも観客の上を跳ねる風船の様子を楽しそうな様子で追いかける。なおステージの戻った風船を、ささっとタクヤが拾い、両手で頭の上に掲げて持ち上げ、小走りでステージ袖に片づけに行く一幕も。その後「up to you」では小悪魔的なセクシーさを、「超越マイウェイ」では激しいパフォーマンスを見せ、これまでの雰囲気とは異なる“攻める”側面を見せ、観客を翻弄。「アツくなってきたね! でも、もっと熱くなれると思うんだけど……どうなの!?」とユーキが挑発するように絶叫をすると、会場のボルテージは更に上昇。「shake body」「Drive on week」「Secret Express」と激しさ・スピード感のある楽曲が続き、観客を煽り続ける。その後、一転してメロウな「Fashion」となるが、ここでメンバーとステージの雰囲気が一気にガラッと変わりだす。タカシの甘い歌声で奏でられるラヴソングに合わせ、ダンスメンバーによるソロ・デュオ・フォーメーションなど様々な形のダンスが、美しく、鮮やかに展開される。ここでステージのモニターにペンライトを消すよう指示が現れると、プロジェクションマッピング、レーザーとメンバーのパフォーマンスが組み合わさった“エンターテイメントショー”タイムへ。レーザーとメンバーの動きが一糸乱れぬ様子で展開され、レーザーの動きに合わせてダンスをしたり、手に持るように操るなど、まるでその様子はイリュージョンのよう。ライブの魅力とはまた異なる、ショー要素たっぷりな見ごたえあるステージを披露してくれた。「We can do it!」では、影のあるライティングの中、悩まし気な目線や身体の動きの中、切れのあるダンスとハードなボーカルで観客を挑発しながらも、魅了をしていく。続けて、切なくメロウなラヴソング「need you」へ。タカシの心に突き刺さるような憂いを帯びた、美しい高音に合わせ、激しくも切なさを感じさせるダンスを展開。感情たっぷりに楽曲の世界観を表現していく。○ペアパフォーマンスで様々な組み合わせにこの後メンバーのペアパフォーマンスでは、超特急のメンバーだからこそできる“表現力”とダンスボーカルの実力が組み合わさった、他にはない美しいパフォーマンスが次々と展開されていく。リョウガのキーボードを担当し、ユーキがソロダンスを踊る「Beautiful Chaser」では、ヘヴィな重低音が響き渡る中、ユーキが狂気をはらんだような鬼気迫る表情やダンスを披露し、観客を圧倒。会場にはユーキの作りだす危険な、緊張感のある雰囲気がみるみると満ちていき、観客も息を呑みステージに集中をする。終了後、ユーキのあまりの気迫に圧倒された客席からは、小さなざわめきが起きるほどだった。続けて、白いシャツに黒パンツの衣装で登場したタカシとタクヤによる「霖雨」。タカシはステージにひざまずき、顔に手を当てながら苦悶の表情を見せ、歌と併せて身体を使い、歌詞の世界観を表現。同様にタクヤも感情たっぷりな美しいダンスを見せつつ、合間にはマイクを通さず絶叫、まさに芝居のような一幕を見せる場面も。本格的に俳優としても様々な作品で活躍する2人だからこそできる、歌やダンスに芝居の要素が加わった、唯一無二なパフォーマンスを披露した。しかしその後は一転、カイとリョウガがピンク色のスーツを着て登場し、リア充に憧れる男心を歌った「LIBIDO」を披露。冒頭、お互い顔を近づけ、口づけをする様子を見せて観客を煽りつつ、これまでのシリアスな雰囲気からガラッと一転、シュールさな面白さを持ったステージを見せ、これまでの雰囲気から空気が一気に塗り替えられていく。「HOPE STEP JUMP」がはじまるとピンク色のスーツに着替えた残りのメンバーが登場。そして再び客席へと降りだし、笑顔で客席を回りながら、思い思いに観客とのコミュニケーションをとりだす。途中、タカシが歌っている様子がモニターに映ると、その真後ろにいたリョウガが真顔でピースをしだし、それを見た他のメンバーもわきゃわきゃと集まっては、タカシの後ろで自由に遊びだす一幕も。その後のMCでは、4月から続いている今回のツアーを振り返りつつ、合間を縫って行われたバーベキューの様子が映し出された。煙が顔にかかり変顔になってしまうリョウガ、その横で焼きそばを焼くような素振りをするユーキ。カメラを向けられ“ニャンちゅう”のような笑顔を見せるカイと、その笑顔をまねるリョウガ。首のネックレスがバーベキューの炎によって熱くなってしまい、慌てだすタカシ。メンバーも映像を見ながら、リラックスした様子で楽しそうに思い出を語り合っていた。そして話題は、彼らが着用しているピンクのスーツへ。8号車のイメージカラーであるピンクで仕立てられたスーツ、実はメンバーの人数である6人を示す“六角形”や、この日不在となっているユースケのイメージカラー“黄色”なども組み込まれており、超特急にとって“大切なもの”が詰め込まれたスーツであることを明かしてくれた。その後「楽しむ準備、できてますか!」と観客に呼びかけると、“ダサカッコよさ”や“面白さ”がスパイスとなる楽曲が一気に披露される。「SAY NO」ではタクヤが「俺の出番だー!」と絶叫し、メンバーをなぎ倒しながら、腕立てを指示しする“小芝居”が行われたかと思えば、突然シュールなダンスが全員で展開される。サビのユニークなダンスが特徴的な「Believe×Believe」が終わった後、リョウガが「お楽しみは…」と言葉を発する。すると突然リョウガに駆け寄り、リョウガの口元に人差し指を当てて口を塞ぎながらユーキが不敵な笑みを浮かべ「これからだ」と口にして、始まったのは「Kiss Me Baby」。「Kiss Me Baby」という歌詞に合わせ、メンバーも挑発的な仕草、目線や表情を向け、観客の心へ激しく揺さぶりをかける。続けて「浮つきWAVE」、そして超特急の人気曲「バッタマン」へ。この日は不在にしているユースケのパートを、メンバーが担当。カイによる大絶叫に始まり、リョウガはリョウガらしさを失わない口調で「8号車ー!」と連呼。タクヤも声を掠れさせながらも力の限りで「8号車!」と叫び、ラストの大絶叫はユーキが担当。床に寝ころび大絶叫を繰り広げると、あまりの迫力に驚くメンバーたち。また曲中タカシが「はちこ(8号車)、好きやで」と優しくにっこり語りかけたほか、「アイ・ラブ・ユー」の歌詞に合わせ、おでこを真顔でくっつけ合うユーキとタカシなど、所々で自由にアドリブを楽しむ姿も見て取れる。その後、ユーキが静かに語りだし「6人体制になって色々な事があったけど、ユースケ休養の報告は、皆さんにたくさんの心配をかけたと思います。これまで僕たちは色々な乗り越えてきました。だから、また6人揃ってライブできる日を楽しみに待っていて欲しいです。夢は叶えないといけないと思っています。結成当初からの夢である“東京ドーム”や明るい未来に向かって、突き進んで行きたい。誰一人欠けずに」と力強く語り、最後に「それは、8号車のみんなもだよ」と真っすぐに会場の観客たちへと呼びかけた。その言葉を受け、始まったのは明るい未来を力強く約束するようなポップチューン「a kind of love」。モニターにはユースケをメインとした6人の様々な写真が、次々と映し出されていく。そしてタカシが歌詞をアレンジし「ユースケと、歩いていきたい!」と大絶叫するのと同時に、会場に銀テープが発射された。○アンコールからWアンコールへ「8号車の日、最高の日になりました!これからもユースケと共ににいつまでも走っていきましょう!」と挨拶をしてステージから去ると、会場からはすかさず絶叫に近い大きなアンコールが起こりだす。少しして「8号車との歌」が流れ出し、「アンコールありがとうございます!みんなで歌いましょう!」とTシャツに衣装チェンジをした笑顔のメンバーが再び登場。曲が終わると、リョウガが「誰が作ったんだよ? 天才だよな…」とポツリと一言。すると他のメンバーたちがTシャツに書かれたユースケの代名詞である「GENKI」の文字を指さし、「こいつだ!」と口々にアピールをしだした。その後タクヤが「記念日はすごく大切にしてきてるし、心の底からこれからも大切にしていこうと思っている」と静かに口にしだし、「すごく楽しかった。これは、本当に今日来てくれた皆さんのおかげです。ありがとうございます」と、丁寧に深々と客席へお辞儀をして、感謝の気持ちを表した。それを受けてカイも「8号車の日を迎えられたのも、皆さんのおかげです。6人で迎えたかったと思うのが本音だと思いますが、次の曲は6人分の気持ちを込めて披露したいと思います。8号車の皆さん、そしてユースケとともに長い旅を続けていけるように。これから先の未来一緒に続けていきましょう」と話すと、流れてきたのは「gr8est journey」。観客とメンバーが曲に合わせて手を振り、大きく温かな一体感が会場を満たしていく。そして「走れ!!!!超特急」へと続き、アンコールをフィニッシュ。カイが「最高でした! 幸せでした! 6人でライブができるように、これからも引き続きよろしくお願いします!」と挨拶。するとその間、タクヤとタカシは2階や3階の席に座っている観客1人1人の顔を確認するように、会場をくまなく、ゆっくりと見渡していた。深々と全員でお辞儀をしてから、「楽しかったな~」と呟きつつ、名残惜しそうに次々とステージを去るメンバーたち。一番最後に去る事となったタクヤは、帰り際、再び客席へ振り返り、手で大きなハートを描き、満面の笑みを見せてからステージを後にした。観客も名残惜しいのか、アンコールが再び起こりだす。しばらくすると、様々な表情のユースケの顔がプリントされた黄色いTシャツを着たメンバーがハイテンションでステージに再登場。ダブルアンコールで「超特急です!!!!!!!!」が披露された。パフォーマンス中、メンバーはTシャツの中に手を入れ、プリントされたユースケの口を動かしたり、服を震わせたりしながら、思い思いにユースケをイジリ倒す。ダブルアンコールを終え、メンバーがステージを後にした後、2019年12月から来年1月にかけて東京・大阪でのアリーナツアーが行われる事が発表され、会場からはさらなる大歓声が沸き起こっていた。ユースケが不在ながらも、超特急6人と8号車の絆、そして未来に対する確かな強い想いを再確認する事が出来た今回のライブ。今後も超特急は8号車と共に、未来そして夢に対して力強く、まっすぐに走り続けるだろう。
2019年08月10日昨年12月に大人計画が旗揚げ30周年を記念してイベント『30祭』を大々的に行ったのは記憶に新しいが、31年目に主宰の松尾スズキが起こした行動は劇団ならぬ“演劇部”の設立だった。「思いかえせば、学生演劇をやっていた頃が一番楽しかったのではないか?」という「自戒のような」思いから、その名は「東京成人演劇部」。部員は松尾のみで、7月4日(木)にザ・スズナリで開幕する第1弾『命、ギガ長ス』は、相手役に安藤玉恵を迎えて贈る二人芝居だ。認知症を抱える母とアルコール依存症でニートの息子。ドキュメンタリー作家とゼミの教授。松尾自身が「演劇をやっていなかったら、東京に来ていなかったらなっていたかもしれない自分を投影させた」作品になるという。大人計画はいまや、日本でも指折りの劇団だ。その主宰たる松尾が突然ちいさな芝居をやることと、ザ・スズナリという劇場から思い出すのは2012年の一人芝居『生きちゃってどうすんだ』だ。転換を繰り返す歌手やゾンビ役者など、クセのある人物を代わる代わる松尾が一人で演じきり、「スズちゃん」という一人の男の人生を浮かび上がらせるという趣向だった。突飛な設定やファンタジックな展開もありはしたが、これもやはり松尾自身が投影されていたものだったのだと思う。「生きちゃってどうすんだ」とつぶやいてから7年、「命、ギガ長ス」とやはり人生の長さを憂う松尾。その作品はどう変化しているのだろう。一人芝居は単発であったが、今回は新たなプロジェクトのスタートだ。“演劇部”と言いつつ、全国5都市をまわり、台湾での上演も決定している。56歳の松尾スズキが、こうして新たな挑戦をする姿を、喜んで享受したい。松尾スズキプロデュース 東京成人演劇部vol.1『命、ギガ長ス』は、7月4日(木)から21日(日)までザ・スズナリにて上演した後、富山、大阪、北九州、宮城、札幌、そして台湾で公演を行う。文:釣木文恵
2019年07月04日12月からスタートする松尾スズキ作・演出舞台「キレイ-神様と待ち合わせした女-」より、出演者8名の撮り下ろしビジュアルとメインビジュアルが公開された。本作は、「大人計画」主宰の松尾さんが2000年に初の本格的ミュージカルとして、Bunkamuraシアターコクーンにて初演し、2005年に再演、2014年に再再演。そして4度目となる今回は松尾さんは出演せず、演出に集中し、濃密で重層的な作品世界を構築する。松尾スズキ作品初出演の生田絵梨花を主人公・ケガレ役に迎えたほか、神木隆之介、小池徹平、鈴木杏、橋本じゅん、皆川猿時、阿部サダヲ、麻生久美子が出演。こちらに向ける眼差しが印象的なビジュアルも到着した。ほかにも、本作には「大人計画」の村杉蝉之介や荒川良々、伊勢志摩、猫背椿、宮崎吐夢、近藤公園に加え、乾直樹、香月彩里、伊藤ヨタロウ、片岡正二郎、家納ジュンコ、岩井秀人らも参加する。併せて公開されたメインビジュアルは、2005年の再演、2014年の再再演に引き続き、寺田克也が本作のために描き下ろしたイラストを使用している。なお、チケットは東京公演が10月5日(土)10時から、福岡公演は11月9日(土)10時から(※博多座チケット売り場は10日から)、大阪公演は10月27日(日)10時から発売スタートする。詳しい日程はぜひ公式サイトでチェックしてほしい。<あらすじ>三つの国に分かれ、100年もの間、民族紛争が続く“もう一つの日本”。その争いのさなか、民族解放軍を名乗るグループに誘拐され、監禁されていた少女が、10年ぶりにソトの世界に脱出する。全ての過去を忘れた少女(生田絵梨花)は自ら“ケガレ”と名乗り、ダイズでできている兵士“ダイズ兵”の死体回収業で生計を立てているキネコ(皆川猿時)、頭は弱いが枯れ木に花を咲かせる能力を持つ少年ハリコナ(神木隆之介)たち“カネコ組”と出会い仲間に加わる。回収されたダイズ兵を食用として加工するダイダイ食品の社長令嬢・カスミ(鈴木杏)と奇妙な友情で結ばれていくケガレ。戦場をうろつき、死体を拾って小銭を稼ぐ、そんな健気なケガレを見守るのは成人したケガレ=ミソギ(麻生久美子)だった。その後、ケガレはカスミの身代わりで背中に銃弾を受け5年間昏睡状態に陥っていたが、目覚めたと同時に、同じく頭に銃弾を受け、頭脳明晰なゲイに変貌した青年ハリコナ(小池徹平)と結婚する。死ぬことに憧れつつもなかなか死ねないダイズ兵のダイズ丸(橋本じゅん)、誘拐・監禁することでしか女性と一緒にいられないマジシャン(阿部サダヲ)らと出会い、過去、現在、未来が交錯する時間のなかで、ケガレは忘れたはずの忌まわしい過去と対決することになる。Bunkamura30周年記念シアターコクーン・オンレパートリー2019+大人計画「キレイ-神様と待ち合わせした女-」は2019年12月4日(水)~Bunkamuraシアターコクーン(東京公演)、2020年1月13日(月・祝)~博多座(福岡公演)、2020年1月25日(土)~フェスティバルホール(大阪公演)にて上演。(cinemacafe.net)
2019年07月03日星野源が歌う「夜のボート」が、松尾スズキが監督・脚本・主演する映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』の主題歌に決定した。今回明らかになった主題歌「夜のボート」は、松尾さんが作詞、星野さんが作曲を手掛けた楽曲で、2008年上演の松尾さん作・演出舞台「女教師は二度抱かれた」で、星野さんと市川実和子が歌った劇中歌だ。今回、星野さんが新たにレコーディングし、主題歌として使用される。星野さんは「松尾さんから、11年前に上演された舞台で僕が作った歌を『映画の主題歌にしたい』と連絡を頂きました。このとんでもない『108』という作品の主題歌にこの哀しい歌を選ぶあたり、松尾スズキ!って感じがしてとても好きです」とコメントしている。また、脚本を書き始めたときからこの「夜のボート」を使用したいと思っていたという松尾さん。特に、主題歌が使われている“衝撃的なあるシーン“には力を入れており、楽曲が流れる様子を想像しながら脚本を書いたそう。なお、「夜のボート」はリリースの予定はなく、本作でしか聞くことができない貴重な楽曲となっている。『108~海馬五郎の復讐と冒険~』は10月25日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:108~海馬五郎の復讐と冒険~ 2019年10月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会
2019年07月02日今回、ご紹介する作品は、dTV×FOD共同製作ドラマ『花にけだもの~Second Season~』。杉山美和子氏の同名漫画を実写化し、SNSを中心に話題を呼んだドラマの続編です。劇中、三者三様の魅力を放つ“けだもの男子”を演じた杉野遥亮さん、松尾太陽さん、甲斐翔真さんにお話を伺いました。写真・角戸菜苗 文・田嶋真理【イケメンで観るドラマ&映画】vol. 32美形&長身! 最強スペックの“けだもの男子”写真左から、松尾太陽さん、杉野遥亮さん、甲斐翔真さん。“けだもの男子”とは、見た目や発言は男らしいけれど、好きな人の前だけで見せるかわいらしい一面がたまらない男子のこと。『花にけだもの』は、そんな“けだもの男子”たちと純真無垢な主人公・久実(キューちゃん)との危険な恋を描く、胸キュン・ラブストーリーです。続編では、“けだもの男子”たちが卒業後の進路に対して悩み、新キャストに惑わされ、好きな人とすれ違っていく姿が描かれています。王子様の皮を被った超プレイボーイ・柿木園豹役は杉野遥亮さん、クールでミステリアスな和泉千隼役は松尾太陽さん、誠実で心優しく太陽のような男・日吉竜生役は甲斐翔真さん。それぞれが「これまでに演じたことのない役」「自身とは真逆」と自負するほど、演技力を試される新境地に挑みました。ーーシーズン2に向け、どのように役を進化させていきましたか?杉野さん シーズン1から約半年後に撮影に入ったのですが、演じた役の感覚は残っていました。豹とキューちゃんがどのような日々を過ごしてきたのか、新キャストとの関係性など、シーズン2の台本を読みながらいろいろと想いを巡らせることで、役に入っていきました。ーー「シーズン1の撮影現場では、杉野さんが年長者として現場をまとめていた」というコメントを読みました。今回も同じ役割を?杉野さん それはきっと誰かが気を遣って言ってくださったんだと思います。僕はしたいことしかしていません(笑)。しかも今回はシーズン1に比べて千隼や竜生と一緒に何かをするシーンがほとんどなくて。松尾さん 共演シーンが少なかったね。甲斐さん パーティと卒業式のシーンぐらい?杉野さん そこは、少し物足りなく感じました。甲斐さん 豹や千隼ともっと共演したかったです。ーー役柄に共感したところ、役作りで苦労したところは?杉野さん 大切な人を尊重したり、相手の気持ちに寄り添えたりするところです。僕は自分を客観視するタイプなので、豹のように感情の赴くまま行動する人をうらやましく思いました。甲斐さん シーズン1の撮影に入る前は、竜生のような元気いっぱいな三枚目の役を演じる自信がありませんでした。本読みの際、顔を真っ赤にしながら“カンナさ~ん”というセリフを言っていたことを今でも覚えています。シーズン2を撮ることが決まったとき、「竜生に戻れるかな」と少し心配していたのですが、撮影に入ると監督から「竜生だね」と言われて。嬉しかったです。竜生は僕の中に住み込んでしまったようです(笑)。ーーシーズン2の冒頭で、千隼は海外へ旅をしに行く設定でした。松尾さんが所属する6人組ダンス&ボーカルグループ「超特急」でも最近、タイに行かれていましたね?松尾さん 千隼は自分探しをするため、タイやベトナムを旅します。僕も仕事でタイへ行く機会があったので、彼の気持ちを想像しやすかったです。千隼は完璧な人間ですが、自分よりも相手を優先するところは僕と同じで、共感できました。ーーシーズン2ではどのようなところに注目して欲しい?松尾さん シーズン1で、豹と千隼はキューちゃんを巡ってバチバチな関係でした。シーズン2では、千隼は次第に存在感を増していくので、彼女に対してどういう想いを抱いているのか、楽しみにしながら観ていただきたいです。ーー劇中、キューちゃんのおいしそうな手料理の数々が登場します。みなさんが好きな人に作ってもらいたい料理は?甲斐さん 煮込み料理です。自分のために時間をかけて料理を作ってくれること自体が嬉しいですね。杉野さん 好きな人に作ってもらえるなら、何でも嬉しいです。焼き魚でも。甲斐さん 栄養のバランスを考えた料理って良いよね。杉野さん 仕事柄、お弁当を食べることが多いので、体のことを気遣った料理だと嬉しいです。松尾さん 僕は肉じゃがのような、家庭料理が食べてみたいです。その家庭ならではの味付けをした料理が良いです。ーー松尾さんと言えば、キューちゃんに負けず劣らず女子力が高いですよね。ご自身のインスタグラムで、「メンバーやスタッフさんにほろほろクッキーを作った」と報告されていて驚きました。甲斐さん 僕にもちょうだいよ。松尾さん いいの? 作るけど(笑)。甲斐さん 時間かかるの?松尾さん 1時間ぐらいかな。杉野さん たった1時間でほろほろクッキーが作れるの!?甲斐さん レシピを教えてよ。杉野さん ものすごくマメな女優さんみたいだね(笑)。ーーSNSなどでぜひレシピをシェアしてください(笑)。本日はお時間いただきまして、ありがとうございました!インタビューのこぼれ話杉野遥亮さん、松尾太陽さん、甲斐翔真さんは揃って美形なうえに高身長。異次元レベルのイケメンぶりに、現場に立ち会ったスタッフ一同が思わず見惚れてしまう取材でした。InformationdTV×FOD共同製作ドラマ『花にけだもの~Second Season~』3月23日よりスタート(毎週土曜更新、全5話)出演:中村ゆりか、杉野遥亮、松尾太陽、甲斐翔真、入山杏奈(AKB48)主題歌:Da-iCE『一生のお願い』©杉山美和子/小学館(Sho-Comiフラワーコミックス)エイベックス通信放送・フジテレビジョン甲斐翔真さん 衣裳協力:ニット¥30,000(ウル/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575) パンツ¥34,000(08サーカス/08ブック TEL:03・5329・0801) 靴¥84,000(パラブーツ/パラブーツ 青山店 TEL:03・5766・6688)
2019年03月29日松尾スズキをはじめ「大人計画」の全員が出演する特番「朝まで『大人計画テレビ』~松尾スズキと25人の仲間たち~」の収録が先日行われ、その模様を写した写真が到着。番組内容も明らかになった。30周年を迎えた超人気集団「大人計画」の魅力を、6時間10分のノンストップで放送する本番組では、「平成を貫いた“劇薬”~笑いに懸けた30年の歩み~」と題し、全6章に渡り、大人計画30年のレアな映像を交えながら、各メンバーが笑いと共に当時を述懐していく。NHKアーカイブスより彼らの貴重な番組を届ける「大人計画 名作選」では、「トップランナー」や2006年に行われた「大人計画フェスティバル」の模様などを含む当時話題になった番組を放送。加えて、メンバーが「松尾スズキ・ランキング」や「お互いに聞きたいこと」をゆるやかに発表するミニコーナーや、全メンバーによる事前アンケートをもとにした「朗読コーナー」、大人計画の魅力を様々な角度から探る「大人計画データ」のコーナーなど濃厚なラインアップとなっている。先日行われた「大人計画」の全員が初めて一堂に会したこの特番の収録では、貴重なトークが展開され、スタジオは彼らならではの空気、そして穏やかな笑いに包まれていたという。「大人計画」主宰・松尾さんは「みんなが集まる機会なんて、本当に滅多にないのに、(舞台本番後の収録で)こんなにくたびれていて、感動もままならなくて、でもそれが大人計画らしいなっていうか、いつもなんかこう、形が完璧じゃないんですよ」と収録を終えた感想を語る。また30年をふり返る昔の映像を見て、「ひたすら恥ずかしかった」と話す松尾さん。「やっぱり、自意識がギラギラ見えちゃって。でも、それを見返す機会は多分もう無いだろうから、そういうのも含めて、肝に銘じました。自分のなりふりというのが、永遠に残るんだって」といい機会だったとコメント。そして「トークでテレビに出たいとかいう欲は、もうそれほど無いんですけど、それが縁じゃないともはや集まれないし。本当に、次は法事かなって、思いますけど」と冗談を言いつつ、「節目にこの機会、ありがとうございました」と特番放送に感謝した。なお、番組のタイムテーブルなどが後日公開予定だ。「朝まで『大人計画テレビ』~松尾スズキと25人の仲間たち~」は3月31日(日)22時50分~BSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年03月13日松尾スズキ、松たか子、瑛太をはじめとする豪華キャストが、岸田國士戯曲賞受賞の作家・岩井秀人が1年ほどかけて書き上げた台本に挑むことで注目を集める音楽劇『世界は一人』が2月24日、幕を開けた。なお、本作の音楽・演奏はミュージシャンの前野健太が手がけ、実際に舞台上に前野が登場・演奏することも話題だ。環境汚染が進んだ海のそばの街で生まれ育った、小学生からの幼馴染である森吾郎(松尾)、田辺美子(松)、佐々木良平(瑛太)を中心に、吾郎のどうしようもない「運命」を描くという本作。舞台冒頭では、彼らの小学生時代を垣間見ることができる場面も。本作について、自身も岸田國士戯曲賞を受賞している劇作家としての一面を持つ松尾が、「この芝居のオリジナリティに、身を捧げたい」とコメントを寄せて期待を煽ると、松も、「また新しい芝居が生まれる、その世界にいられることを、とっても幸せに思っています」とアピール。瑛太も「岩井秀人は天才だ!」と続き、「この作品に対する皆様の期待と想像をいい意味で裏切っていくと思います」(瑛太)と、作品の出来栄えに自信をのぞかせた。作・演出を手がける岩井自身も「なんだか相当なものができたようなので、楽しみにしててください」と太鼓判を押す音楽劇『世界は一人』。公演は3月17日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて。チケット好評発売中。東京公演の当日券は、各公演前日16時~18時まで専用ダイヤル(0570-55‐0252)にて受付。
2019年02月25日フレッシュなキャストたちで贈る、杉山美和子の人気漫画を実写化した「花にけだもの」。この度、続編「花にけだもの~Second Season~」が3月23日(土)より「dTV」にて配信されることが分かった。「Sho-Comi」(小学館)で2010年から2012年まで連載された同名人気漫画を、中村ゆりか、入山杏奈、杉野遥亮、松尾太陽、甲斐翔真ら期待の若手キャストを揃えドラマ化した「花にけだもの」。好きな人の前だけでたまに見せる可愛らしい一面がたまらない、“けだもの男子”たちと波乱の恋を描いた本作は、2017年10月の配信直後からSNS世代を中心に話題に。今回配信が決定した続編は、前作に出演したメインキャストが再集結!前作から2年半後、卒業を控える久実(中村さん)、豹(杉野さん)、千隼(松尾さん)、竜生(甲斐さん)、カンナ(入山さん)の5人が、卒業後の進路に対して悩みを抱えながら葛藤や気持ちのズレからそれぞれの恋愛関係にも迷いが生じてしまう…という、原作で描かれていないオリジナルストーリーだ。また、前作最終話のラストシーンから繋がり、5人が未来に向かって歩み出すようなデザインのティザービジュアルと、前作よりも少し大人になったキャラクターたちが登場するティザー映像も公開。新キャストの影を匂わす映像となっている。なお、“けだもの男子”たちのストーリーを描く「花にけだもの~ヰタセクスアリス~」も3月20日(水)よりdTVムービーコミックとして独占配信。ドラマとは一味違う大人な一面も魅せる“けだもの男子”たちが、それぞれの愛や初体験について赤裸々に語っている。dTV×FOD共同製作ドラマ「花にけだもの~Second Season~」は3月23日(土)dTVにて配信(全5話)※毎週土曜日更新(cinemacafe.net)
2019年02月25日松尾スズキ率いる超人気集団「大人計画」の特番、『朝まで「大人計画テレビ」~松尾スズキと25人の仲間たち~』が3月31日(日)に放送されることが決定した。1988年に松尾さん作・演出の舞台「絶妙な関係」で旗揚げされ、30周年を迎えた「大人計画」。放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で脚本を務める宮藤官九郎をはじめ、阿部サダヲ、皆川猿時、荒川良々、平岩紙、三宅弘城、星野源など、映画や舞台、CMで活躍する多くの才能が所属している。今回放送決定した6時間10分の特番では、そんな超豪華メンバー全員が大集結!「大人計画」の歴史と魅力を、貴重な映像とトークを交えて放送。「大人計画」が愛されるワケがきっと分かる、そんな内容になっている。『朝まで「大人計画テレビ」~松尾スズキと25人の仲間たち~』は3月31日(日)22時50分~NHKBSプレミアムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年01月25日