フレンテの事業会社である湖池屋とポッカサッポロフード&ビバレッジは26日、両社がコラボレーションした、スープ味のポテトチップスを発売する。○コーンポタージュとクラムチャウダーの味わいを再現同商品は、ポッカサッポロフード&ビバレッジの「じっくりコトコト こんがりパン」カップ入りスープをイメージしたポテトチップス。「コイケヤポテトチップス コーンポタージュ味」は、濃厚で甘みのあるコーンの味わいをポテトチップスで再現。「コイケヤポテトチップス クラムチャウダー味」は、貝のうまみと風味豊かな味わいをポテトチップスで再現したという。全国・全チャンネル販売商品(50g・各オープン価格・店頭想定価格115円前後・税別)のほか、コーンポタージュ味にはコンビニエンスストア限定商品(65g・オープン価格・店頭想定価格140円前後・税別)も設定する。
2015年01月20日湖池屋はこのほど、新商品「ポテトチップス みかん味」の発売を記念し、「みかんとこたつで冬の定番独り占め」キャンペーンを開始した。同キャンペーンは、みかんとともに日本の冬の定番として知られるこたつを、「ポテトチップス みかん味」とセットにしてプレゼントするというもの。新商品の「みかん味」発売について発表したところ、意外な組み合わせに対する感想のほかに、「こたつはどうした?」といった意見が寄せられたことから、同キャンペーンを企画するに至ったという。さらに"こたつでみかん"の気分をより盛り上げるアイテムとして、「はんてん」もあわせてプレゼントする。はんてんには、コイケヤポテトチップスのキャラクター「ムッシュ・コイケヤ」がプリントされている。当選賞品は、「ポテトチップス みかん味」1箱(12袋入り)と、家庭用電気こたつ1台、こたつ掛ふとん1枚、こたつ敷ふとん1枚、はんてん1枚のセット。応募期間は、12月16日~24日。「みかんとこたつで冬の定番独り占めキャンペーン 特設サイト」で応募を受け付けている。
2014年12月17日グーグルは12月16日、2014年のGoogle検索ランキングを公開した。急上昇ランキングや話題となったニュースのほか、都道府県名と一緒に検索されたキーワードトップ5も公開されている。(2013年の結果「埼玉は貧乳!? Googleが2013年検索ランキングを発表」)急上昇ランキングの1位は「ワールドカップ」。ブラジルで行われたワールドカップだが、日本は予選で敗退し、準決勝のドイツ-ブラジル戦ではまさかの大量得点差など、波乱含みの展開が多かった大会だった。また、2位には「ようかい体操第一」など、音楽やアニメ、ゲームと多方面で話題の多かった「妖怪ウォッチ」が入った。3位には「ソチオリンピック」、4位には毎年恒例ともいえる「台風」など、様々なワードが並んだ。一方の話題となったニュースでは、こちらも「ワールドカップ」と「ソチオリンピック」が上位に入った。スポーツ以外では、「デング熱」や「エボラ出血熱」という感染病も上位に食い込んでいる。○話題の人"時の人"がわかる話題の人ランキングで1位に輝いたのは錦織圭選手。2位の羽生結弦選手や5位の浅田真央選手、男性部門の9位に入った葛西紀明選手など、スポーツ選手の活躍が目立った年といえる。ただし、話題の人になったからといって、良い話題だけで急上昇ランキングに入るわけではない。STAP細胞の一連の騒動で一躍の時の人となった小保方晴子さんが女性部門で1位となったほか、"号泣会見"で話題となった野々村竜太郎さん、ゴーストライター問題の佐村河内守さんなどもランキングに入っている。一方で、今年も多くの著名人がこの世を去った。検索された故人の1位は高倉健さん。2位の宇津井健さんや6位の淡路恵子さんなどの名優がこの世を去った。海外ではロビン・ウィリアムスさんがランクインしている。○人気ドラマは?Googleとしては意外(?)なドラマランキングや人気キャラクターランキングも合わせて発表されている。ドラマランキングの1位は上戸彩さん主演で不倫を描いた「昼顔」。2位はそのドラマの描写が話題となった「明日ママがいない」、3位はNHKの朝ドラ「花子とアン」だった。朝ドラは、4位「ごちそうさん」と6位の「まっさん」がランクインしており、大河ドラマ「黒田官兵衛」も9位にランクインするなど、NHKの底力が見られる。5位の「失恋ショコラティエ」は松本潤さんと石原さとみさんが出演した"月9"で、石原さとみさんのキュートな演技が話題となった。7位のファーストクラスは、沢尻エリカさんが久々の連ドラ主演としてカムバックした作品で、現在も2期目が放映されている。8位の「ルーズヴェルト・ゲーム」は、唐沢寿明さん主演のドラマで、原作は池井戸潤さん。10位の「ごめんね青春」は、宮藤官九郎さん脚本のドラマで、錦戸亮さんと満島ひかりさんの軽快な演技が視聴者の心を掴んでいる。一方の人気キャラクターランキングでは、妖怪ウォッチのキャラクター「ジバニャン」が当然1位……と思いきや、「ドラえもん」が1位を獲得し、長年日本のアニメ界を引っ張る貫禄を見せつけた。3位「ふなっしー」と5位「くまモン」は有名ご当地キャラクターとして、二強の地位を確立している。4位のピカチュウも堅実にランクインを果たした。○都道府県別ランキング都道府県名と合わせて検索されたキーワードがわかる都道府県別ランキング。地域によっては、地震などの自然災害や事件・事故などの関連検索が並んでいるが、Twitterなどで話題となった千葉県の「千葉ットマン」や神奈川県と茨城県の「よくわかる神奈川県」「よくわかる茨城県」など、"面白ネタ"もよく見られる。都道府県ごとのトップ5は以下の通り。○その他は?ほかにも米国やグローバルにおける急上昇ランキングも公開されており、それぞれ1位はロビン・ウィリアムスさんがランクイン。日本でも話題になった単語の多くが上位を占めており、「Ebola(エボラ出血熱)」や「Frozen(アナと雪の女王)」「ISIS(イスラム国)」「ALS Ice Bucket Challenge」など、社会現象、社会問題となった単語が多く並んでいる。「Japan」の関連検索では、ワールドカップの対戦国が多く並んでいるほか、「typhoon」や「volcano(御嶽山噴火)」など、自然災害に関する検索も見られた。「○賞」で何が一番検索されたかのランキングでは、「ノーベル賞」がトップとなった。最後に、急上昇ではない検索の総合ランキングでは「Yahoo」が1位に輝いた。2位に「YouTube」、3位に「Facebook」が入るなど、上位の多くは人気ネットサービスが占める結果となっている。
2014年12月17日アップルがApp Store/Mac App Store(アプリ)、iTunes Store(映画、音楽、Podcast)、iBooks Store(ブック、マンガ)の「Best of 2014 今年のベスト」を公開した。今年のトップセラーや人気作品、各ストアのスタッフが自信を持ってオススメするコンテンツなどが掲載されている。App Storeのベストアプリに選ばれたのは「Hyperlapse from Instagram」(iPhone部門)、「Pixelmator」(iPad部門)。ベストゲームは 「Threes!」(iPhone部門)と「Monument Valley」(iPad部門)。Hyperlapseは、iOS 8の新機能としても注目されたタイムラプス動画を簡単に撮影して共有できるアプリ。Pixelmatorは、優れたユーザーインターフェイスと操作性で人気の高いMac用画像編集ソフトのiOS版である。Threes!とMonument Valleyはどちらも今年Apple Design Award 2014を受賞した。ゲームとして面白いだけではなく、シンプルで美しいデザインも楽しめるパズルゲームだ。Mac App Storeの今年のベストアプリは「Notability」。iCloud経由でiOS版とデータを同期できるメモアプリだ。ベストゲームは「Transistor」。 BastionのクリエーターによるSFアクションRPGで、戦略性が問われるストラテジーゲームと、スピード感あふれるアクションゲームが融合している。iTunes Storeの映画のトップセラー1位は世界中で大ヒットした「アナと雪の女王」。劇場公開と同時にiTunes Storeでレンタルが始まった「機動戦士ガンダムUC episode 7 虹の彼方に」が5位にランクイン。また、今年のベスト: 大ヒット映画に選ばれた「X-MEN: フューチャー&パスト」、「ゼロ・グラビティ」「アメイジング・スパイダーマン2」など、DVD発売よりも早くiTunesでの配信が始まった作品がランクインしている。音楽もトップセラー:アルバムの1位が「アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック」、ソングの1位が「レット・イット・ゴー~ありのままで~」と、アナと雪の女王がトップを独占。トップソングは、2位が「ひまわりの約束」(秦基博/STAND BY ME ドラえもん)、4位「レット・イット・ゴー」(イディナ・メンゼル/アナと雪の女王)、5位「Happy」(Pharrell Williams/怪盗グルーのミニオン危機一髪)というように映画主題歌が上位に並ぶ。トップアルバムチャートでは、アリアナ・グランデ、テイラー・スウィフト、マルーン5など今年来日して話題になったアーティストが上位に食い込んでいる。Podcastでは、ゲストが様々なアクティビティを紹介する「ピートのふしぎなガレージ」が今年の新作ベストに選ばれた。ブックは、半沢直樹シリーズ第4弾「銀翼のイカロス」を含む池井戸潤作品4つがランクイン。マンガは、今年も「進撃の巨人」が全巻ランクインを果たした。
2014年12月09日働いていないときに「働く」ことをイメージするのは難しい。テレビドラマや映画、マンガや小説など、周りにあふれている作品が影響を与えたことはないだろうか? 今回は、2015年卒業予定のマイナビ全会員(5,663名)を対象に実施した「2015年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査」の中から、文系女子の回答をご紹介する。調査期間は2013年12月13日~2014年1月13日。Q.就職活動をする上で、大きな影響を受けた作品を教えてください■半沢直樹(TBSのTVドラマ、及び池井戸潤『半沢直樹シリーズ』文藝春秋)・「銀行に就職したくなくなった」・「銀行に対して興味を持つきっかけになった。ドラマでは悪いイメージで描かれていたが、自分で調べてみると銀行の業務に興味がわいた」・「見るまで銀行で働くということは考えていなかったが、銀行で働くのも面白そうだと思った」・「もともと銀行に興味を持っていましたが、このドラマをみてさらに志望度が高まりました。大企業ではなく、これから成長するであろう中小企業への積極的な融資をしてみたいと感じました」「バブル時代に入社した方とゆとり世代といわれる私たちとの価値観の違いを表していて興味深かったです」■TVドラマ・「『Anego』(日本テレビ)…バリバリ働く女性はとてもかっこいいと思ったので、自分もバリバリ働く女性になりたいと思いました」・「『ごちそうさん』(NHK)…明治大正昭和の3つの時代をフィーチャーされており、当時の女性というものが家にいるものであると考えさせられます。そのたびに私は、今の時代だからこそできることが女性が男性と肩を並べて仕事ができるのだと思うと感銘を受けます」・「『ダンダリン』(日本テレビ)…公務員を志望したいという思いはあったが、ダンダリンを見て、労働基準監督官や社会保険労務士に関心をもつようになったから」・「『ハゲタカ』(MHK)…今まで知らなかったお金の動きを分かりやすく解説してくれたから」・「『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ)…大きい会社のオフィスで働いて、いい恋をしたいという大人への憧れや希望を感じることができた」・「『アグリーベティ』…ブスでダサいベティが政治経済系の部門に入りたくて出版社の面接を受けたのに一流ファッション雑誌で働くことになってしまったが、困難を乗り越えうまくやっていけていること」■エアライン人気・「『GOOD LUCK!!』(TBSドラマ)…ANAの制服やCAの仕事ぶりをを見て航空業界に興味を持った」・「『アテンションプリーズ』(フジテレビ)…アテンションプリーズというドラマを見て、客室乗務職に対するさらなる憧れを抱き、真剣に目指そうと思った」・「『あぽやん』(TBS)…以前から、エアライン業界には興味があったがこのドラマを見てさらにエアライン業界に就職したいという気持ちが強くなった」・「『ミス・パイロット』(フジテレビ)…航空業界の制服にあこがれを持ったため」■考え方が参考になったマンガ・「『3月のライオン』(羽海野チカ/講談社)…自分が正しいと思ったことを一人になっても正しいことであると貫く姿勢の大切さを教えられた」・「『ホタルノヒカリ』(ひうらさとる/講談社)…主人公の蛍は普段は干物女なのに、仕事に対してはできる女でひたむきに頑張っているところがキラキラして見えてとてもすてきで憧れます。現場でトラブルがあった時、自らも現場に足を運び協力し解決した場面は印象に残りかっこいいなと感じました。蛍が信念をもって仕事をしているところが好きです」・「『スラムダンク』(井上雄彦/集英社)…諦めたらそこで試合終了かなとorz」■職業の参考になったマンガ・「『サプリ』(おかざき真里/祥伝社)…広告代理店の仕事に興味をもった」・「『ぼく、オタリーマン』(よしたに/中経出版)…じっさいに、ITFでSEとして働いている作者が描いている漫画なので、日常の様子や退勤後の生活を想像しやすくなりました。とてもふざけている部分が多い漫画ですが、IT業界に興味を持つきっかけになりました」・「『世界一初恋』(中村春菊/角川書店)…出版社で働きたいと思いました」・「『名探偵コナン』(青山剛昌/小学館)…警察が出てくるのがかっこよくて憧れました。探偵もすてきだけど、現実的に考えたら探偵よりは警察がいいかと思いました」■書籍・「『姑獲鳥の夏』(京極夏彦/講談社)…「人間は自分の脳の中で生きている」という言葉が心理学に興味をもつきっかけとなった」・「『図書館戦争』シリーズ(有川浩/角川書店)…図書館戦争を読み、司書の資格を取得しようと思った。また、出版社などの業種にも興味を持つようになった」・「『東京ディズニーランドをつくった男たち』(野口恒/ぶんか社)…なぜ東京ディズニーランドができたのかという誕生の原点の部分を知ることができ、東京ディズニーランドを作った方々の尽力を感じることができ、よりこの企業の魅力を感じることができたから」■映画・「『GIRL』…働く女性がヒロインの映画で、就職しても、恋や仕事に一生懸命で自分もそういった一生懸命にひたむきに仕事をしていきたいと思った」・「『おくりびと』…人から嫌われる職業なんてあるのかと衝撃だった」・「『サウンドオブミュージック』…歌(音楽)の素晴らしさ。音楽は人をつなぎ、国を超えて感動を与えるものだと思い、広い意味でなにかを作り上げたり表現できる職をしたいと強く思うようになった」・「『チャーリーとチョコレート工場』…それまでもお菓子には興味はあったが菓子を作ることに対しての憧れを決定的にした映画だった。就職活動の際、まず製菓業界の仕事につきたいと思った」「『ハリー・ポッターシリーズ』…外国人と関わりたいと思うきっかけになった」「『ひみつのアッコちゃん』…化粧品会社の職場が作品で描かれていて、新商品開発のために社員が一丸となって取り組む姿などを見ることによって、もともと商品開発に興味があった自分中でこんな感じなのかとイメージが湧きました。また株主総会などのシーンも出てきて、今までそういったもののイメージが全くなかったので、イメージができたし、会社と株主の関係なども学べたりなど、映画の内容自体もちろん面白かったのですが、そういった会社内のイメージというものがこの作品でとてもできました」■『プラダを着た悪魔』人気・「さえない女性が仕事を通して劇的に変わっていく様子を見て人は自分の努力次第でいくらでも変えられる、何でも乗り越えられると感じ、自分もその映画を見た後海外ボランティアに参加したりインターンシップに参加したりと行動的になった」・「働く女性はカッコいいと思えた」・「働きたいと思う場所がある時、そこに入りたいとがむしゃらになるだけではなく、その会社、職場で働く上で自分に要求されるものを理解していかないといけないんだと感じました。また、主人公の女性が壁にぶつかりながら成長していく姿を見て、私も希望の職業について、この主人公のようにすてきな女性になっていきたいと、就職活動をする上で勇気をもらいました」■就職活動の参考になったもの・「『シューカツ!』(石田衣良/文藝春秋)…大学1年(2年?)の頃に読んで、初めて具体的に就活というものを意識するきっかけになりました」・「『フリーター、家を買う』(有川浩/幻冬舎)…まさしく就活について描かれている作品で、自分にとって何が大事なことであるか、そしてそのためにどうしたらいいのかを考えさせられる作品だと感じました」・「『何者』(朝井リョウ/新潮社)…就職活動の現実を知った。私の住んでいる県では就職活動をのんびりとする傾向があるので、他の大学生の就活の積極的な態度を知り、自分の状況に焦りを感じた。就職活動が怖くなった」・「『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙』(喜多川泰/ディスカヴァー・トゥエンティワン)…自分がやりたいと思うことを発見する方法をこの本から教わりました。|自分が望む働き方の探し方はこの本を読まなければわからなかったと思います」・「『相棒』(テレビ朝日)…就活生の話の回で、就活のネタにするために大学外の活動を積極的にしていたという話があり、自分ももっと行動しなければいけないなと、焦りを感じた」・「『ミス・パイロット』(フジテレビ)…第1話で主人公が就職活動をしている場面があり、なかなか内定を取れずに苦戦していましたが、ひょんなきっかけで受けた航空会社のパイロット採用で内定を取ります。その姿を見て、ドラマの中での出来事とはいえ固定した考えにとらわれずさまざまな業界をチャレンジすることも大切なのだと感じました」■その他・「『レ・ミゼラブル』…業界選択のきっかけとなった(舞台興行、印刷)」・「『宝塚歌劇』…壮大な物語や、きらびやかなショーをたくさん見てきて今まで自分が見聞きしてきたものはなんて小さくて狭いことだったんだろうか、もっともっと視野を広げて世の中のいろいろなものを見たりして自分自身の視野を広げたいと思いました」・「『ヘタリア』…ヘタリアという国擬人化漫画を高校3年の時に読んでいて、英語以外の言語を学びたいと思った。今も読み続けており、外国と関わる仕事をしたいとおもっている。今のところ、旅行業、ホテル業を考えている」■総評文系女子に多かった作品は『半沢直樹』『プラダを着た悪魔』だった。『半沢直樹』については、文系男子、理系男子ともに多く回答を集めていたが、ポジティブな意見が目立ったことが大きな特徴だ。男子は「銀行で働きたくないと思った」という意見が多くを占めたが、文系女子の場合は「銀行に興味を持って、働いてみたいと思った」「半沢直樹がかっこよかった」など、むしろ金融業に興味を持ったという意見の方が割合が大きかった。女子の強さを表しているのかもしれない。働く女性の姿を描いた作品が多かったのも特徴で、中でも『プラダを着た悪魔』は人気を集めた。女性の社会進出について多くの学生が勇気をもらった作品のようだ。また、航空業界についての作品が人気を集めたのも特徴だ。その他、考え方の参考になったものや就職活動自体の参考になったものなど、さまざまな作品が挙げられた。気になるものをチェックすれば、もしかしたらこの先の人生を変えてくれる作品との出会いがあるかもしれない。調査時期: 2013年12月13日~2014年1月13日調査対象: マイナビ会員調査数: 552名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2014年11月14日猫好きのためのアパート「Gatos Apartment」が、京王井の頭線高井戸駅から徒歩10分の場所に建っていることをご存知だろうか。気になる筆者は今回、このアパートの大家である木津さんや住人にインタビュー!どのようなアパートなのか詳しく話を聞いてみた。Gatos ApartmentのGatosとはラテン語で「猫」の意味。このアパートについて、「ひとことで言うと"猫と人が快適に暮らせるアパート"です」と木津さん。「住人たちは猫好きという共通項のもと、不定期にパーティーなどを開催しており、助け合いながら生活しています。留守にする際には、その方の猫の面倒を順番に見たりしており、猫と人が快適に暮らせると好評です」とのこと。入居者からの反響は上々だ。助け合える環境だけでなく、外観、内観共にこだわり満載だという建物も評判になっている。木津さんは「建築家と一緒に作ったデザイナーズ物件なんです。白を基調に、モダン・シンプルなデザインに仕上げました。夜は建物自体が行灯のように周囲を優しく照らします」と外観について説明。一方、内観については「賃貸用の部屋は2つあるのですが、それぞれ作りが違います。共通しているのは、猫脱出防止用の扉が付いている点と、猫トイレが2つ置けるスペースを脱衣所に確保している点。脱衣所への扉には猫用扉を設置し、猫がベランダに出ても大丈夫なように2mの塀を設置しました。さらに、猫が立体的に動けるよう、キャットウォークを設置。35平米+8平米のベランダで、猫も人も広々ゆったり暮らせるのでストレスフリーです!」とアピールする。猫も人も幸せにしてくれるこのアパートは2011年末に竣工したが、建築は困難の連続だったそうだ。「建築家さんや大工さんは猫を飼ったことがない人たちだったので、まず理解してもらうのに苦労しました。ある日、建築現場に行くと大工さんが木製の塀を建てている最中でした。大工さんはいつものように、板を"横"に組んでいました。慌てて『縦組みにしてください!』と伝えたので縦組みになりましたが、大工さんはなぜ縦組みにするのか意味が分かっていませんでした。塀を横組みにしてしまうと猫が爪をひっかけて外に脱出してしまう可能性があるのですが、こういう猫の特性を知らないので、猫と人が快適に住むための工夫やアイデアは全て我々施主側で出す必要があったんです」。ただ、アイデアを伝えると全てが"規格外"のため、費用もかさんでしまったんだとか。いろいろと大変だったというが、「結果は満足のいくものになったと思っています」と喜びを語ってくれた。家賃は非公開、現在は満室だそうだが、入居希望者はすでに何名かいるという。「入居希望の方は事前にご連絡をいただければ、次回空室が出た際、優先的にご案内差し上げます」とのこと。ちなみに、猫の"うにゃ"と、このアパートで暮らす奥村さん(40代・長崎県出身)は、Gatos Apartmentを見つけたとき、「この大家さん、ガチの猫好きだな。やっと猫専用賃貸物件が出た」と喜んだそう。「住んでみると、日当たりがよくて猫が安全に暮らせる環境。安心して仕事にいけるようになりました。お洒落な洗面台を気に入っているんですが、その下に猫トイレが置けるのもお気に入り。うにゃはテラスが気に入っているようで、まったりしています」と感想を語る。うにゃは、生活圏をパトロールせずとも縄張りを他猫に荒らされることはないと認識したようで、日々のんびり暮らしているのだとか。「テラスに出てゴロゴロしたり、風にあたって外の匂いを嗅いだりしています」と、奥村さんは愛猫の暮らしぶりについて詳しく教えてくれた。また、もう一人の住人、コスのばさん(30代・北海道出身)は、Gatos Apartmentを見つけたとき「猫好きの猫好きによる猫好きのためのアパートだと思いました」と振り返る。「まさに、部屋探しの度に不便と思っていたことを解消してくれる物件」だと思ったそうで、「なんて素敵な物件なんだ!」と入居を即決。「見つけたその日に大家さんに直接連絡して内見に行き、すぐに気に入りました」。自身はお気に入りの箇所として、「広いバルコニーとゆとりのあるキッチン、白い壁と床、広々した間取り」を挙げるが、「愛猫のお気に入りスポットはキャットタワーとキャットウォークですね」とのこと。○物件詳細「Gatos Apartment」入居:現在満室条件:猫3匹まで同居可、二人入居可、猫以外のペット同居相談、禁煙、猫は去勢・避妊手術済みで定期的にワクチンを接種すること、外猫にしない(安易に外猫にすると、ノミなどの害虫、交通事故、猫同志のケンカによるネコエイズ感染、近隣の糞尿問題など、様々な問題を引き起こすため)
2014年11月12日身の周りにあふれているドラマやマンガ、小説などが職業選択に影響を与えることはあるのだろうか? 2015年卒業予定のマイナビ会員を対象に実施した「2015年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査」(回答者5,663名)から、理系男子が「就職活動や職業選択をする上で影響を受けた作品」を紹介する。調査期間は2013年12月13日~2014年1月13日。同質問に回答した理系男子245名の結果となる。■半沢直樹(TBSのTVドラマ、及び池井戸潤『半沢直樹シリーズ』文藝春秋)・「金融業界に少し興味を持つようになった」・「銀行員かっこいいと思った」・「大企業内での個人の動きの不自由さを感じた」・「金融業の世界を少しだけ知ることができたので、金融業界に興味を持ちました」■TVドラマ・「『ダンダリン』(日本テレビ系列)…労働基準監査官という職種がどのようなものかわかり、興味をもった」・「『CSI:科学捜査班』(CBS)…科学捜査を仕事にすると決めた」・「『ER 緊急救命室』(NBC)…この作品では薬剤師が手術室に入って医師に薬剤情報を提供するなど、現状の日本とは薬剤師の働く場が大きく違うことに気づき、自身が病院薬剤師として活躍の場を広げようと思うきっかけになりました」・「『GOOD LUCK!!』(TBS系列)…航空業界に興味を持った」・「『ブラッディ・マンデイ』(TBS系列)…パソコンを自由自在に扱う姿が格好良いと感じたため」・「『リーガル・ハイ』(フジテレビ系列)…人との議論する場において、必要だと思われる先読みの力、反対の仕方などを学んだから」・「『相棒』(テレビ朝日系列)…起きていることの原因やその裏側を考える癖がついた」■考え方が参考になったマンガ・「『Dr.スランプ』(鳥山明/集英社)…則巻千兵衛の、道具を自作し、自分や周囲の人間の生活に役立てる姿勢に感動した」・「『NHKにようこそ!』(原作:滝本竜彦、作画:大岩ケンヂ/角川書店)…自分の書いたESを人に見せるのが怖かったけど上記の漫画を読んだことで自分の視野の狭さに気がつき、積極的に人に関わるようになった」■職業の参考になったマンガ・「『銀の匙 Silver Spoon』(荒川弘/小学館)…農業に興味はなかったが、農業機械等に興味がわくようになった」・「『宇宙兄弟』(小山宙哉/講談社)…エンジニアになるということを確信させてもらったから」・「『動物のお医者さん』(佐々木倫子/白泉社)…動物が好きなので生物方面に行こうと思った」・「『ドラえもん』(藤子・F・不二雄/小学館)…人型ロボットや秘密道具のようなものを見て、将来はこのようなものを作りたいと思い、その実現のために必要な技術を割り出し、行きたい職業を決定した」・「『もやしもん』(石川雅之/講談社)…自分と同じ農学部という舞台で、さらに微生物に携わっているという点が共通しているため、微生物に対する興味関心が以前よりさらに増して、自分の知らなかった職業のおもしろさを教えてくれたから」■小説・「『クライマーズ・ハイ』(横山秀夫/文藝春秋)…マスコミの職場の忠実に描かれていて関心を持つことができた」・「『こころ』(夏目漱石)…この本の中で登場人物のKが『精神的向上心のないものはただの馬鹿だ』と言った。これを受けて自分も精神的向上心を常に持っていたいと思い、そのような考えに共感されるまたはそのような考えが評価されるところに就職したいと思う」・「『沈黙の春』(レイチェル・カーソン/新潮社)…食や生活の安全に関わる仕事がしたいと思えた」・「『数学ガール』(結城浩/ソフトバンククリエイティブ)…作者のことをいろいろ調べアルゴリズムとかに興味をもった」■作りたくなった映画・「『トランスフォーマー』…この映画は車が多く登場したので、私は工業の強い企業に入って日本が誇れる車を開発、もしくはそれに関係した仕事に従事したいと思いました」・「『スターウォーズシリーズ』…宇宙船やライトセイバーなど、自分で映画の中に出てくるようなものを作りたいと思い、高専に入学し、ものづくりについて深く学びました。現在の就職活動でも、ものづくりを通して社会に貢献できる仕事を中心に企業を見ています」・「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』…生ゴミを燃料として使ってるのをみて、エネルギー関連に興味を持った」■考え方などに影響を受けた映画・「『スティーブ・ジョブズ』…大企業を支えている人間は小さいところから大きな努力に、よって生まれたところに影響しました。諦めない心と好奇心と執着によって生まれた大企業だと思います。自分もこのように夢を実現できるように努力をしていきたいと思っています」・「『黒部の太陽』…高度経済成長期のインフラ確保に努めた先人たちの努力・意思に感服し、インフラ業界を志望するきっかけとなった」・「『ソーシャルネットワーク』…ハーバード大学の学生がfacebookを設立するエピソードで、同じ学生と言う立場でもこなしている事が同じ学生とは思えないほど、専門性が高いと思った。そのことから、自分の専門性を学ぶ意識に影響を受けた」・「『プラダを着た悪魔』…仕事の大変さ、憧れだけでは成就しないこと、自分から変わらなければ何も変わらないこと、を学んだ。自分を飾らないことが大事だというメッセージが込められていたと感じ、自分もありのままで生きようと思った」・「『風立ちぬ』…航空関係イコールパイロットとしか目を向けていなかったけど|映画をみて、いろいろな仕事があると実感した」・「『風立ちぬ』…技術者のかっこよさ、誇り」■就職活動の参考になった・「『ミス・パイロット』(TBS系列)…就職活動をしている学生の頃から描かれていて、選考会などの様子が鮮明でした。パイロットなど、すごく難しい世界で、限られた人だけや、固定概念を持ってしまいがちですが、就職活動は1度きりであり、チャレンジできる場なんだと感じました」・「『就職活動の神様』(ユーキャン)…就活についての考え方や意気込み、スケジュールなどを改めて見直す機会が持てました」・「『就職四季報』(東洋経済)…企業研究の際、安定性などの情報を得るのに役立った」・「『宇宙兄弟』(小山宙哉/講談社)…実際に採用の選考が進む過程を見ることで、その立場を自分に置き換えながら考えることができる」・「『アイカツ!』…アイカツ! に出てくるキャラクターのアイドルに対する考え方と自分の就活に対する考え方がよく似てるから」■その他・「『涼宮ハルヒの憂鬱』…この作品に出会い、虜になったことが、アニメ文化に深く触れるきっかけになりました。そして、世にもっとアニメ文化を広められるような職に就きたいと思うようになりました」・「『エースコンバットシリーズ』(バンダイナムコゲームス)…戦闘機から飛行機に興味を持ち、航空宇宙業界を目指すようになった」・「『プロジェクトX ~挑戦者たち~』(NHK)…技術系の職業に就きたいと考えるようになった」・「『いつやるか? 今でしょ!』(林修/宝島社)…自分の考えの中に新たに、『慢心をしない』がプラスされました。必ず世の中の負け組と呼ばれる人には共通点があるという説論ででたのが慢心でした。これを読んだ時すぐに具体的な例が頭をよぎったので事の重要性を理解できました。なので、自分も就活の成功や物事に取り組むに当たってまず慢心せず常に向上心を持とうと思うようになりました」■総評文系男子にも影響を与えていたドラマ『半沢直樹』は、理系男子にも影響大だった。金融と言えば文系のイメージがあるかもしれないが、理系のトップクラスを求めている企業も多いため注目を受けたのは良かったのではないだろうか。また、理系男子で特徴的だったのが「●●の研究に興味を持った」という視点。たとえば『ドラえもん』によって秘密道具をつくってみたいと理系を志したり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でエネルギーに興味を持ったりと、目のつけどころがひと味違うようだ。『風立ちぬ』『動物のお医者さん』『ER 緊急救命室』など、理系専門職について書かれた作品も人気を集めた。就活市場では人気の理系男子、「作ってみたい」が大きな原動力になっている様子がよくわかる。就職してからもその気持ちを忘れずにいれば、どんどん魅力的なものを世の中に生み出してくれることだろう。調査時期: 2013年12月13日~2014年1月13日調査対象: マイナビ会員調査数: 理系男子245名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2014年10月30日優れたTVドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2014」が10月23日(木)に開催され、昨年、最高視聴率42.2%を記録し「倍返し」という流行語を生んだ「半沢直樹」がグランプリに輝き、同作に出演した堺雅人が主演男優賞に輝いた。対象となる作品は昨年7月から今年6月までの1年で放送されたTVドラマで、1次審査を経て残った34作品の中から、新聞やTV誌のドラマ担当者、TVプロデューサーら15名の審査員の投票により作品および個人賞が決定する。池井戸潤の小説を原作に、バブル入社の主人公が、失敗すれば即出向で出世レースから脱落という状況で、理不尽な戦いに勝利していくさまが視聴者の喝采を浴びた「半沢直樹」。見事、満票でグランプリに輝いた。主演の堺さんは「監督、スタッフ、キャストの熱意にあてられて、夢中になって暑い夏を過ごしました」と述懐。撮影中も視聴者の反響の大きさを現場は感じていたようで「視聴率が知らされると現場がどよめいて『やるぞ!』と戦う男たちの集団になっていった」と語る。さらに堺さんは「日本のあちこちで、似た戦いがあり、小さな半沢直樹がたくさんいて、熱い、クサイことをやっていて、そのおかげで僕らもできたんだと思います」と働く人々へのエールを口にしていた。演出の福澤克雄は個人部門の「演出賞」も受賞したが「ホントに全くヒットするつもりじゃなかった(笑)。TVのヒットの常識から全てが外れていて、企画も通りにくかった。ヒットや視聴率といったことを無視して作ったのが良かったと思います」と述懐。「ハズレを覚悟で出てくださったキャストのみなさんに感謝です」と語った。このほか、個人賞では主演女優賞に「Woman」で子ども2人を抱えたシングルマザーを演じた満島ひかり、助演男優賞はNHKの連続テレビ小説「花子とアン」の伝助役でお茶の間の人気を獲得し、「MOZU」では全く違うタイプの殺し屋を熱演した吉田鋼太郎に贈られた。また「失恋ショコラティエ」でキュートな魅力に満ち溢れた魔性のヒロインを好演した石原さとみが助演女優賞を受賞した。また特別賞が「三匹のおっさん~正義の味方、見参!」で主演を務めた北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎と「MOZU」のロケ地となった北九州フィルム・コミッションに贈られたが、泉谷さんは「特別賞だろ?同情か?」と壇上で悪態をつき、会場は笑いに包まれた。【主要賞一覧】<作品賞(連続ドラマ部門)グランプリ>・「半沢直樹」<作品賞(連続ドラマ部門)優秀賞>・「ごちそうさん」・「Woman」・「BORDER」・「MOZU」(Seazon1 ~百舌の叫ぶ夜~/Season2 ~幻の翼~)・「ファーストクラス」<作品賞(単発ドラマ部門)グランプリ>・「時は立ち止まらない」<作品賞(単発ドラマ部門)優秀賞>・「足尾から来た女」・「今日の日はさようなら」・「最高の離婚Special 2014」・「チキンレース」<個人賞>主演男優賞:堺雅人「半沢直樹」主演女優賞:満島ひかり「Woman」助演男優賞:吉田鋼太郎「花子とアン」「MOZU」助演女優賞:石原さとみ「失恋ショコラティエ」脚本賞:岡田惠和「続・最後から二番目の恋」演出賞:福澤克雄「半沢直樹」<特別賞>「三匹のおっさん~正義の味方、見参!」主演:北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎と北九州フィルム・コミッション(text:cinemacafe.net)
2014年10月23日●言いたいことをすぐにパッと言えたら……WOWOWで10月19日からスタートする連続ドラマW『株価暴落』は、池井戸潤の小説が原作の金融サスペンス。爆破テロのターゲットにされた経営再建中の巨大スーパーを巡り、銀行員をはじめ、経営陣、警察などさまざまな人たちの思惑が激しくぶつかり合う。主人公である銀行マン・板東洋史を演じた織田裕二に話を聞いた。――まずは今回演じられたキャラクターについての感想をお聞かせ下さい。目的や信念に向かって真っすぐに進む主人公・板東の姿は、私たちが思い浮かべる織田さんのイメージとオーバーラップする部分が多々あるように感じられました。「台本に書かれた文字だけで見ると、確かにハッキリとした物言いは似てるかもしれないけど、板東の場合は『我慢』が先について来るんですよね。我慢して我慢して、これだけは相手に伝えないといけないから言っているのであって、自分とは全然違っているから…疲れるんです(笑)。そりゃ、言いたいことをすぐにパッと言えたら楽じゃないですか」――ということは、必然的に"耐える"演技が多かったということでしょうか。「僕が演じる板東は審査部の審査役という重要なポジションにいますが、高嶋政伸さん演じる企画部の副部長・二戸は板東の意見とは真っ向から対立している。相手の都合も分かり、自分の都合も考え、でも、ここだけは伝えないといけない、というところに来ていた板東はようやく発言するわけです。しかも、ストーリーは二つの部署の単なる意見の相違かと思っていたら、実はそうではなかったというところが面白いと思います」●描かれてるテーマは決して遠い世界の話ではない――縦に横にと、複雑に絡み合う登場人物の思惑と人間関係が、この作品の見どころの一つということですね。「組織ではよくあることですけど、板東は銀行のトップである頭取から、自分のしていることに対して『ダメだ』と言われるんです。『気持ちは分かるが、逆のことをしろ』と。当然、頭取命令ですから従わざるを得ないんですけど、頭取もはっきり『ダメ』とは言わないんですよ。『柔軟な対応を取れ』というように、言葉に含みがある。それは『もっといいアイデアがあるなら使わなくはない』とも受け取れる。ぶつかり合いつつも、相手の気分を害さずに、うまく事を進める…難しいですよね。そんな簡単にできるのならどうぞやって下さいと。でも、そういう上からの無茶ぶりって、よくありますよね(笑)」――ストーリー全体を見渡すと、単なる企業モノではないスケールの大きさと深さを感じました。「ひとつの会社が潰れれば、そこで働く人たちだけでなく、その家族にも大きな影響を及ぼすじゃないですか。ならば、間違っているんだけど会社を潰さないよう延命処置しよう、ガンの病巣を取り除く手術はせずに薬でごまかそう、とする。ちょっとそれはある意味、今の日本のやり方に似ているのかもしれない。良く言えばソフトランディングかもしれないけど、悪く言うと負の遺産をずるずると後輩たちに押しつけているのではないかと」――金融サスペンスの形をとりながら、現代日本の問題を浮き彫りにしているということでしょうか。「このドラマで描かれていることは、決して遠い世界の話ではないと思うんです。今の時代を生きる自分たちにも関係している、みんなが考えなければいけないことですよね。国民一人あたりの借金が約800万円と言われてますけど、実感がないじゃないですか。どんどん与党が変わって『ムダを排除した』といっても、結局どうなんだろう…? と。でも、他人事ではないんですよね」●「一人、ネクタイをゆるめている」という描写――自分のことだけでなく、他の人や身の回りの出来事について考えるきっかけになればいいと。「過去に作ってきた法律やルールが違うんじゃないかと、今、疑問に思い始めていますけど、実は僕らも同じことをしてしまっているのではないか、とも思うんです。そして後々、孫の代になって『おじいちゃん、おばあちゃんの世代はなんであんな法律を許したの?』と聞かれるかもしれない。その時、ただ『ごめんなさい』と謝るのか、それとも…。僕たちの身の回りには、ホントはもっと議論しなければいけない問題がたくさんあるように思うんです」――そういった状況を踏まえ、ドラマの中で板東という存在をどう見せていきたいと思いますか?「最近では会社員の方もあまり社員バッジをしないそうですが、板東はあえてバッジをしている。これは組織の中の歯車の息苦しさを象徴していますよね。あと、台本には『一人、ネクタイをゆるめている』という描写が多いんですが、それを見て、あ、彼は息苦しいんだなと。上司や融資先相手の外行きの顔が多く、息が詰まりそうな中、部下たちの前でネクタイをちょっとゆるめたりする。そんな彼がふっと気持ちを抜いた時、人間らしさというか素顔を少しでも見せることができれば。あとはひたすら我慢です(笑)」――余談ですが、ドラマファンとしては石橋凌さん、石黒賢さん、鶴田真由さんといった、かつて織田さんが共演された役者さんたちとの顔合わせには感慨深いものがあります。「気がつくと石橋さんとは20年くらい、石黒さん、鶴田さんとも長いお付き合いになりますよね。中でも、竜雷太さんに関しては、やっぱり『太陽にほえろ!』のゴリさんを見て育った世代ですから、僕も非常に感慨深かったです。それだけでなく、竜さんの芝居に対する姿勢にとても驚きました。あれだけの先輩にもかかわらず、あれほどのモチベーションや熱意で芝居に臨んでいるなんて。竜さんだけでしたからね、本番OK後、監督に『もう1回やらせて下さい』と申し出たのは。自分もああいうふうにいたいな、と思いました」出演はほかに高嶋政伸、瀬戸康史、川島海荷、平山浩行、竜雷太、鶴田真由、板尾創路、石黒賢、石橋凌。連続ドラマW『株価暴落』は10月19日(22:00~)WOWOWプライムにてスタート。全5回(初回無料放送)。
2014年10月18日●もしも突然3億円が手に入ったら…あなたならどうする?!驚きの調査結果とは10月19日(日)からWOWOWプライムでスタートする池井戸潤原作の連続ドラマW「株価暴落」の放送を記念し、マイナビ読者200名に「お金に関する意識調査」を実施! もしも突然全財産を失ったら……や、もしも突然「3億円」が手に入ったら? など、いろいろな想定質問からみなさんの「お金」に対する意識調査。その結果をじっくり検証してみよう!○さっそく“お金持ち”に対しての意識調査開始だ!まず皆さんに聞いてみたのが、“お金持ち”のイメージ。こちらはアンパイというか、「豪邸(69.0%)」「高級車(63.0%)」「家政婦(45.5%)」「大理石(37.5%)」「ブランド品(33.0%)」「葉巻(8.5%)」「ペルシャ猫(10.0%)」と、昔からお金持ちの代名詞と言われるものばかりで、皆さんの気持ちはひとつ! 一安心です。次にズバリ、「あなたは今“お金持ち”ですか?」というストレートな質問。すると驚きの結果が! なんと……「いいえ」が過去最高の97%! 大丈夫か!?マイナビ読者!? と一瞬思ったけれども、「はい」が3%いることの方が驚き! つまり200名中6名が「今“お金持ち”です」と回答したのである! 自らを“お金持ち”と言い放つ、その根拠とは一体いくらあれば言えるのだろうか……貯金額も教えてもらえばよかったと複雑な気持ちです……。それでは皆さん、夢だけでも見ましょう! ということで、「明日3億円手に入れたらどうしますか?」の問いには、「旅行する(41.0%)」「家や土地を買う(37.5%)」「家族で分ける(32.0%)」「使い道をじっくり考える(30.0%)」と皆さん堅実派なお答えが。しかし中には……・住宅ローンの返済に充てる(女性・27歳主婦)・借金返済(男性・50歳以上技術職)・両親を介護付きの有料老人ホームに入れる(女性・50歳以上専門職)・小出しにして日常生活を潤す(女性・41歳専門職)など現代の縮図が垣間見えるようなお答えも……。そんな中でも1点気になったのが・全身脱毛(女性・23歳事務系専門職)3億円かけて全身脱毛ってどんだけ毛が……なんですか(笑)?次の、「まずは幾ら使いますか?」という質問も意外と堅実派が多くてビックリ。47%が「100万~300万」で、なんと「1円も使わない」という人も13%! そりゃ、経済も停滞しますよね、安倍さん……。しかもその理由を聞いてみると、「大金の使い方が分からない」(女性・27歳専門職)「まずは貯金して運用したい」(女性・29歳秘書)「実家の古い家電類を買い替えたい」(女性・30歳秘書)「引っ越ししてPCを買い替える」(男性・29歳販売食)小さい、みんな小さいぞ! 金は天下の回りもの、3億手に入ったら2億9千万は明日中に使うんじゃー! と独りゴネてみたものの、消費税アップ、先行不安、円高……慎重にならざるを得ないですよね? 年齢的にもバブル以後の青年層は、概して「使い方が分からない」という解答が多かったように思います。ちなみに「残ったお金はどうしますか?」の問いには、ほぼ満場一致で「金融機関に預ける(91%)」でした。●“最も贅沢な無駄遣い”とは?○マイナビ読者が考える“最も贅沢な無駄遣い”とは?さて、今回のアンケートの中でも唯一この世知辛い世の中を忘れさせてくれるような質問。「もし、そのお金が1日だけしか使えなかったらどうしますか? あなたが考える“最も贅沢な無駄遣い”について教えてください」というもの。・家から家具、洋服など全てを新しくして、テーマパークやホテルを貸し切って友達と遊んで、お金を配りまくりたい(女性・29歳事務系専門職)・美容整形(女性・36歳販売職)・好きなアニメの続編を作ってもらうためにアニメ会社に寄付する(男性・22歳技術職)・プライベートジェットで、海外を渡りまくる! (女性・32歳クリエイティブ職)なんだ~みんな使いたいんじゃないですか~使い方分かってるんじゃないですか~。しかし中には、「海外で貧しい国の子供たちに食べ物を配りまくる」(女性・29歳秘書)という敬虔な考えをお持ちの方がいると思いきや、・皆に配って奴隷にする(男性・47歳技術職)……いつもどれだけ虐げられてるんだろう、この人(笑)。○ある日突然全財産を失ったらどうする!?そしてそんな夢物語も終わりを迎え、話は一変。「ある日突然全財産を失ってしまいました……さて、あなたならどうしますか?」という質問をしてみたところ、47.5%の人が「親や兄弟、親戚に頼る」だ。みなさん、そう簡単にはお世話になれませんから、日頃から家族サービスや親戚付き合いも重要ですよ!そのほかには「住み込みの仕事を探す」「ボランティアに参加する」「路上で歌ったり似顔絵を描くなど自分の特技を活かして稼ぐ」など、地道に頑張りたいというお答え。しかし中には……。・出家する(女性・23歳事務系専門職)・現実逃避をして何もしない(男性・39歳無職)・もう満足したので人生をリタイア…(女性・21歳その他)……なんかだんだん皆さんのお答えがシュールになってきてしまったので、ここらへんで最後の質問へ。「“お金持ち”な生活と今まで通りの“普通な生活”ではどちらがいいですか?」えっ!? なんと“普通な生活”が多い! ので、意外と皆さん地道にやっていこうとマジメなのかもしれません……。また、その理由としては・身の丈の生活がよい(女性・27歳専門職)・お金を気にせず生活できれば楽だと思う(女性・37歳事務系専門職)・理想はお金持ちだが、ないならないで普通の生活でも十分(男性・35歳その他)・お金持ちになったら小さな幸せに気付けなそう。お金があれば幸せかというと全部が全部そうじゃないと思う。普通の幸せでいい(女性・30歳事務系専門職)・感覚が狂ってしまうと思うから。一度狂ってしまうと、治らないと思うから。(女性・26歳営業職)と、謙虚に“普通な生活”を望まれる方々。また、その一方で、お金持ちの生活を望む方でもその理由としては「億万長者になりたくはないけれど、セカンドライフを心配なく豊かに送れるくらいの財産は持っていられたらいいなと思う」(男性・27歳技術職)と堅実中の堅実というオチでした。ということで、いかがだったでしょうか? WOWOWプライムの連続ドラマW「株価暴落」(10月19日(日)スタート)とは、「倍返しだ!」のセリフでも話題となった人気ドラマ「半沢直樹」の原作者、池井戸潤の最新作だ。同作は、メガバンク白水銀行を舞台に、爆破テロのターゲットとして狙われた経営再建中の巨大スーパーマーケットをめぐり、銀行員たちのさまざまな思惑がぶつかり合う金融エンターテイメントとなっている。ちなみに、読者の皆さまに一点だけお伝えしておきたいことが…例え、今後思いがけないところで大金を手に入れた場合誰かにお金を貸しても、決して「倍返しだ!」とはならないのでくれぐれもご注意を! また、番組を見る前に特設サイトをチェックする事もお忘れなく!
2014年10月16日10月19日からWOWOWでスタートする連続ドラマW『株価暴落』(毎週日曜 22:00~ 全5話)の特別披露試写会が14日、神奈川・横浜の新都市ホールで開催され、出演者の相島一之と鈴木浩介監督がトークショーを行った。同ドラマは、昨年大ヒットを記録した『半沢直樹』(TBS系)の池井戸潤の原作で、銀行を舞台にした金融ドラマ。経営危機に陥りながらもプライドを捨てきれない巨大企業、彼らの再建の鍵を握るメインバンク、企業テロの真相を追う警察、そしてそれらを取り巻く人々の複雑に絡み合う思惑を通して、銀行と巨大企業にはびこる闇に鋭く切り込む。主演の織田裕二が、組織の論理に染まらず自らの信念に忠実に突き進む熱き孤高のバンカー・板東を演じる。試写会後に行われたトークショーに、鈴木監督と相島が織田裕二のパネルを抱えながら登壇。同ドラマで初めて一緒に仕事をしたという織田について鈴木監督は「お茶会の時に初めてお会いしたんですけど、目の前に織田裕二ですから緊張しましたね」と明かし、坂東が勤務する銀行の企画部部長で、坂東と対立することになる来栖太平を演じた相島も「存在感のある人。一緒に演じる立場から言わせてもらうと、一つ一つが絵になるんです。貫く感じが織田裕二ですね」と絶賛した。坂東と、行内で権力争いを繰り広げるエリート行員・二戸を演じた高嶋政伸の怪演ぶりも同ドラマの見どころ。鈴木監督は「すごかったですよね。高嶋さんがかなりアグレッシブな演技をされていて。1話はまだまだ序の口。2話、3話、4話なんて行ったら、もう大変ですよ」と話し、相島も「私生活の鬱憤を晴らすごとくの演技ですから見てください。本当に振り切っています。高嶋さんの悪役ってすごく良くて、これからももっと悪役を演じて欲しいですよね」と褒めちぎっていた。
2014年10月15日人気俳優集団“D-BOYS”の瀬戸康史が出演する、WOWOW連続ドラマW『株価暴落』。高視聴率を連打した『半沢直樹』原作者・池井戸潤の人気小説をベースに、爆破テロの標的にされた経営再建中の巨大スーパーを巡って、銀行員たちの思惑がぶつかり合う。瀬戸が演じるのは、爆発テロ容疑をかけられた青年役。ドラマを大きく動かすことになる重要なキーマンだ。劇中では、孤独な青年の苦悩と葛藤を体現。「自分の本当の気持ちを押し殺して一人で悩んでいる役どころ。逃げるようなシーンが多くて、共演者の方との絡みもほとんどない一人芝居状態。セリフも少ないし、表情だけで表すのは難しかったけれど、勉強になった」と新境地を開拓した。主演の織田裕二を筆頭に、高嶋政伸、川島海荷、板尾創路、石黒賢、石橋凌と豪華な布陣。「これだけの豪華キャストなので、芝居で絡んでみたかったですね。でもこんなにも素晴らしい座組みの中に自分が参加できたこと自体、本当に嬉しい」と起用を素直に喜ぶ。現在26歳の瀬戸は、来年で芸歴10周年を迎える。2008年の人気特撮ドラマ『仮面ライダー キバ』の主演を皮切りに、ドラマ・映画・舞台と俳優としての基盤を作り上げている最中でもある。「20代後半というのは、社会人になるか役者を続けるのかの岐路に立たされる年齢。役者を断念していく人たちを多く見てきたので、どれだけ厳しい世界かも知っています。そんな中で10年間も役者の仕事を続けられてきたのは幸せ」とこれまでの道のりを振り返る。仕事をする上での瀬戸のモチベーションは「好きだから」という感情だそうで、日々頑張って働く女性に対して「仕事をしていて辛いと感じたときは『自分は何を楽しいと思ってやっているのだろうか?』と考えてほしいですね。それは『上司がいい人』でも『同僚がいいやつ』というような小さなことでもいい。そこで自分のいる意味を見いだせた時に、必ず『楽しい』と感じることが出来るはずだから」とアドバイスを送る。福岡から上京した当初、実は俳優業に戸惑ったそうだが「主演を務めた『仮面ライダー キバ』で、役柄を成長させていく面白さや、スタッフ・キャストの皆さんと一つの作品を作り上げていく楽しさや苦労を知ることが出来た」と役者としての開眼を明かす。上京後に苦手になったコミュニケーションも「20歳を超えてから共演者さんやスタッフさんとの食事会に行くようになって、そこから新たな繋がりが生まれました。お芝居も人対人とのコミュニケーションだから、キャッチボールが上手くいくようになった」と積極性を取り入れたことで変化を遂げた。「役者の仕事は演じることだけれど、役柄もご一緒する方も毎回違うから日々刺激がある。だからこそ、はまってしまうんでしょうね」と充実した表情を浮かべ「それまで芝居の事で怒られたりしてヘコんでばかりいたのに……。人生って何がどうなるかわからない」と自らの成長に目を細める。今では「年齢的にも後輩も出来て、育てる立場として恥ずかしくないようにという責任も生まれた。これがやりがいに繋がって、モチベーションにもなっていますね」と新たなやりがいで俳優業に弾みをつけている。WOWOW連続ドラマW 「株価暴落」 は10月19日スタート 毎週日曜夜10:00(第1話無料放送)
2014年10月14日池井戸潤の小説を原作にしたWOWOWのドラマ『株価暴落』の完成披露試写会が10月7日に都内で開催され、主演の織田裕二をはじめ、高嶋政伸、瀬戸康史、石橋凌、板尾創路が第1話上映後に行われた舞台あいさつに登壇した。舞台挨拶の模様メガバンクと再建中の巨大スーパーを舞台にした本作。白水銀行でスーパーの一風堂への追加融資が議題に上がるが、審査部の板東(織田)は自らの信念から追加融資に断固反対を貫く。社内での“敵”が増える中、一風堂で爆弾による脅迫事件が起き…。ドラマ『半沢直樹』やWOWOWでドラマ化された『下町ロケット』『空飛ぶタイヤ』など池井戸原作のドラマ化が続くが、織田にとっては池井戸作品初挑戦で、銀行員を演じるのも初めて。「やっと来たなという感じだった」と語り「前2作(『空飛ぶタイヤ』『下町ロケット』)を観せていただき、このチームとやれると興奮しました」と喜びを口にする。高嶋が演じた二戸は、銀行内で板東と敵対し、様々な策略を仕掛ける。ふたりの対決は大きな見どころだが、織田と初共演となった高嶋は「初日を迎える前に3回は夢に織田さんが出てきました。セリフが出てこないという恐ろしい夢で、織田さんが(怒った口調で)『次、誰?』と言って、ますます出てこなくなるんです。怖くてしょうがなかった」と苦笑交じりに明かす。いざ、現場で実際に対峙してみると「織田さんの目を見てやり合うと、いかに板東という役を愛し、細やかに緻密に作ったかが分かって、そこから二戸が生き生きと動き始めました」と明かす。織田はそんな高嶋について「日々、輝いていって楽しそうに悪を満喫していてうらやましかった」と羨望を口にする。板東は言いたいことをズバッと言っているように見えて「誰も言わないことを言わざるを得ないので、だいぶ気を遣ってる」と分析。客席を見渡し「みなさんも会社でそういうことあるんだろうと思います」と実感のこもった言葉を漏らし、笑いを誘っていた。また、織田と石橋は1994年放送のドラマ『お金がない!』以来の共演。織田は久々に再会した石橋について「相変わらず、タフさとクールさを持ち合わせていらっしゃった」と20年ぶりの再共演の喜びを語っていた。連続ドラマW『株価暴落』10月19日(日)放送スタート毎週日曜夜10:00 全5話(第1話無料放送)
2014年10月08日人気作家・池井戸潤・原作のWOWOWの連続ドラマW「株価暴落」の完成披露試写会が10月7日(火)に都内で行われ、主演の織田裕二を始め、共演の高嶋政伸、瀬戸康史、板尾創路、石橋凌が舞台挨拶に登壇した。「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」に続く、池井戸作品とWOWOWのコラボレーション第3弾。経営危機に陥った巨大企業、企業の運命を握るメインバンク、企業テロの真相を追う警察、それらを取り巻く人々の思惑が複雑に絡み合う金融サスペンスだ。WOWOWドラマ初主演の織田さんは、自らの信念を貫き通す孤高のバンカー・板東を熱演しており、「やっと(オファーが)来たという感じ。前2作が本当に素晴らしくて、このチームとやれることにすごく興奮した」と念願のドラマWに参戦を果たした。一方、「毒ヘビを意識した」という高嶋さんは、昇格のためには手段をいとわない冷徹なエリート行員・二戸役で坂東と衝突する。織田さんとの初共演は、「いざ板東の目を見ながらやり合うシーンでは、織田さんがいかに役を愛していらっしゃるか、緻密に作られているかがすぐに分かった。二戸は板東のおかげで生まれたようなもの」と敬意を表した。「株価暴落」というタイトルにちなみ、キャスト一同はドラマの撮影を通じて“株価の上がった”エピソードを披露。織田さんは、共演者全員が「ストップ高。高嶋さんはジョン・トラボルタを彷彿とさせる熱演。瀬戸君も優しさの中にストレートな熱があって骨太。『お金がない!』以来の共演となった石橋さんは、変わらぬタフさとクールさ。板尾さんも渋くてカッコいい、ハードボイルドな刑事だった」と共演陣を絶賛した。瀬戸さんは、「こんな素敵な役者の方々と芝居ができることに、僕の株も両親の株も上がった。本当に幸せ」とベテラン勢との共演に感激しきり。一人だけ真っ白なスーツで登場した板尾さんは、「みんながネクタイをつけている中、刑事役の僕だけノーネクタイ。夏の撮影はネクタイをつけていないだけでだいぶ涼しい。監督の株が上がった」とほくそ笑んでいた。そして、自称・晴れ男の石橋さんは、「今回の現場でしつこい雨が降った時も、私の出番になったらピタリと雨が止んだ。みなさんに“晴れ男伝説”を信じてもらえ、雨が上がって株が上がった」とキレイにまとめた。最後に織田さんは、「まさに大人のエンタテイメント。見終わった後に『もういっちょやってやろう!』と元気が出る作品」とアピール。すると石橋さんも、「企業対企業の戦い、部署内の確執やあつれきが非常にリアルに描かれている」と仕上がりに自信を覗かせた。連続ドラマW「株価暴落」は、10月19日から毎週日曜22時放送開始。(全5話/第1話無料放送)(text:cinemacafe.net)
2014年10月08日10月19日からWOWOWでスタートする連続ドラマW『株価暴落』(毎週日曜 22:00~ 全5話)の完成披露試写会が7日、東京・丸の内の丸ビルホールで行われ、主演の織田裕二をはじめ、高嶋政伸、瀬戸康史、板尾創路、石橋凌が出席した。同ドラマは、昨年大ヒットを記録した『半沢直樹』(TBS系)の池井戸潤原作による銀行を舞台にした金融エンターテインメントドラマ。経営危機に陥りながらもプライドを捨てきれない巨大企業、彼らの生殺与奪の権を握るメインバンク、企業テロの真相を追う警察、そしてそれらを取り巻く人々の複雑に絡み合う思惑を通して、銀行と巨大企業にはびこる闇に鋭く切り込む。主演の織田裕二は、組織の論理に染まらず、自らの信念に忠実に突き進む熱き孤高のバンカー・板東を演じる。WOWOW初登場となる織田は「(WOWOWからのオファーが)『やっときたか』と(笑)。前2作(『空飛ぶタイヤ』と『下町ロケット』)のチームと池井戸さんがやっているのを見させてもらいましたが、本当に素晴らしくて、このチームとやれると思うと興奮しましたね」と話し、初めて演じることになった銀行員役については「台本を一読した時にはっきりとモノを言う人かと思いましたが、読み込んでいくうちにだいぶ気を遣いながらも誰もが言えないことを言うう役だと思いました。その苦労というか、息苦しい思いを毎日していました」と振り返った。その織田扮する坂東と行内で対決するエリート行員・二戸を演じた高嶋政伸は「(撮影の)初日を迎えるまで3回ぐらい織田さんの夢を見ました。それが恐ろしい夢なんですよ。撮影で織田さんと絡んでいる時に僕のセリフが出てこないんです。そしたら織田さんが『次誰?』と。恐怖におののいて初日を迎えました」と明かしつつ、「初日を迎えてから大きな大河に身を委ねるような感じで心地良くやらせていただきました。織田さんの丁寧に作られた芝居で二戸が生き生きと動き始めましたね」と織田に感謝の言葉を述べた。さらに「僕が言っている悪態を織田さんが言ったらすごく怖いと感じながら、色々と勉強になりました」と続けると、織田は「そういうオファーが来ないんですけど、やってみたいですね」とヒール役に意欲を見せていた。また、11月に第一子が誕生予定の織田に報道陣が「妊娠おめでとうございます!」と投げ掛けると、笑顔で「ありがとうございます」と応じて会場を後にした。
2014年10月08日3月29日(土)についに最終回を迎えた、NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」。20%以上の視聴率が続いていたが、最終回の視聴率は21.3%(ビデオリサーチ3月31日発表/関東地区)を記録し、人気の前作「あまちゃん」超えを果たし、過去10年の作品でも最高を記録した。主役を務めた女優・杏は、4月からも主演ドラマ「花咲舞が黙ってない」(4月16日スタート、日本テレビ系列/水曜22時~)の放送を控えており、飛ぶ鳥を落とす勢いが続きそうだ。そんな絶好調の杏が、イベントに登場した。宝酒造と小学館女性誌編集局は3月20日(木)に、“サプライズ満載の女子会パーティー”を提案するイベント「すっごい!女子会2014」を開催したが、松竹梅白壁蔵(しらかべぐら)「澪(みお)」スパークリング清酒のCMキャラクターを務める杏もこれに参加。4月14日(月)が彼女の28歳の誕生日ということで、会場に集まった60人の女性ファンに囲まれて、ひと足早いサプライズでお祝いが行われた。いざ乾杯というタイミングでバースデーケーキが登場し、1か月近くも早いバースデーケーキに「誰よりも早いです」と驚きを隠せない杏だったが、それだけに喜びもひとしお。さらに会場となった「ラ ターブル ドゥジョエル・ロブション」のシェフからは、杏(あんず)を使用したオリジナル・スイーツのプレゼントも行われ、フレンチとスパークリング清酒のマリアージュを堪能した。「ごちそうさん」で食事に目がないヒロインを演じた杏だが、お酒も大好物。「だいたい毎日飲んでます(笑)。仕事が終わってお家帰って、はぁ~疲れたなぁっていうときにお酒ってすごく助けてくれるので、本当にリフレッシュして、また明日も頑張ろうって思えるんです」と、プライベートでもお酒をたしなみ、多忙を極めるなかでのリフレッシュ方法を語った。「酒器あつめ」「酒器づくり」も趣味と語るが、日本酒にハマったきっかけに関する質問には「いろいろな味があるし、いろいろな料理に合うのでハマりました。『澪』もちょっと甘くて飲みやすいので、さらにいろいろな料理に合いそうで可能性が広がっているのも楽しいです」とコメントし、“ごちそうさん”同様に、私生活でも料理を楽しんでいる様子を印象づけた。また、最近ではTVドラマに映画にCMと引っ張りだこの杏さん。撮影現場での意外な裏側“チーム作り”の方法を明かす。特に昨年の猛暑は大変だったようで、「暑いから『澪』を冷やして飲もうっていう話になったら、みんなすごく喜んでくれて…。撮影を頑張って、一日の終わりに冷やした『澪』をふるまったらすごく喜んでくれて、さらに次の撮影に向けて結束が深まりました」と、晩酌をとおしてチームの結束を深めていったようだ。そして、4月から始まる新ドラマ「花咲舞が黙っていない」に関しては、「原作者が池井戸潤さんなので、そういった共通点から“女半沢”と言われることが多いです」とした反面、演じた本人自身は「あんまりそういう感じはしない」とのこと。「タイトルの『花咲舞が黙っていない』という通り、何事にも黙っていないんです。そういう正義感の強い役です。特に働く女性だったり、ふだんなかなか言えない女性に楽しんでもらえる作品にしたいと思います」と新ドラマをPR。これからもしばらくは、彼女の活躍から目が離せない。(text:cinemacafe.net)
2014年03月31日「ドラマとか映画の形で映像化されて、それがきっかけで本が売れるというのはすごくイヤなんです(笑)。作家である以上、あくまで自分の言葉、小説の力だけで勝負したいと思っています。だから、そうやすやすとは映像に変換できない小説を目指してずっと書いてきたつもりなんですよ」。そう飄々と言い切るのは、「ほかならぬ人へ」(’10)で直木賞を受賞した作家・白石一文だ。不遜な物言いでも、傲慢な姿勢でもなく、ただ小説家としての信念からの言葉、そんな風に感じた。しかし今回のインタビューは、そう語る白石さん初となる小説の“映像化”にあたってのもの。果たして、彼の中にどんな思いが巡っているのだろうか?今回映像化されるのは、白石さんによる2005年に出版された小説「私という運命について」(角川文庫刊)。舞台となるのは、バブルが崩壊し景気が低迷する1993年の日本。男性社会の中、女性総合社員第1号として大企業で働く亜紀の29歳から40代までの約10年もの時の流れを“運命”という視点で描いた大作だ。自身の作品を「僕にはある種マニアックなところがあって、読者が勝手に想像する余地をなるべく与えないような、(小説が本来持つ)行間を埋め尽くすようなものを書いてきました。この小説も、一見ドラマチックなんだけど、これを三次元にしたいとは作り手側もなかなか思わないだろうなと思っていたんです」と分析する。そんな彼の作品に果敢にも挑み、冒頭の言葉を口にする彼を口説き落としたのは、WOWOW。特に、オリジナルドラマを制作する“ドラマW”枠では、これまで湊かなえの「贖罪」や池井戸潤の「下町ロケット」など骨太な小説を丁寧に映像化し、そのクオリティの高さで多くの支持を得てきた。白石さんも「いまのTVドラマは誰かが殺されたり、突拍子もないことが起きたりと極端なお話ばかりになってしまってる気がします。そんな中で役者さんたちにとって、ここ(ドラマW)は“ラストリゾート”になってるんじゃないかしら。もし映像化の話が来るなら、WOWOWから持ち込まれたらいいなってずっと思っていました」と笑う。直木賞作家の原作に、硬派な作品を送り出す放送局、となればそこに集まるキャスト陣は実力派と呼ばれる日本が誇る役者たちだ。主人公・亜紀役には永作博美、そして彼女と数奇な運命を共にする男・康を演じるのは江口洋介。そのほかにも池内博之、三浦貴大、太田莉菜、藤澤恵麻、塩見三省、森山良子、宮本信子など豪華な面々が名を連ねている。永作さんが演じる亜紀は、時代に翻弄されながら自らの運命を必死に選び取ろうとする役どころ。さらに29歳~40代と演じる年齢の幅も広い。つまりは難役だ。そんな彼女を取り巻く江口さんを始めとする脇を固める俳優たちが演じる登場人物たちの心の複雑さも想像するに難くない。このキャスティングを原作者という立場からはどう見えるのだろうか?「永作さんが出演されると聞いて、とても嬉しかったですね。綺麗な人もそうじゃない普通の人も演じられる方ですから。『八日目の蝉』なんてもの凄い演技力だと感じました。まさか『Ribbon』(アイドル時代に所属していたグループ名)の人がこんな素晴らしい女優さんになるなんて思ってもいませんでしたが(笑)。この作品では子どもを生むことが大事なファクターになってくるので、その点でもよかった気がします。彼女は現実に2人のお子さんのお母さんでもあるわけですから。(康に関しては)特にこういう人でとイメージはしていなかったけど、どの俳優さんも演技力は抜群ですから役柄については何の心配もしていないんです」。ネット、特にSNSが流行り始めてから視聴者の声がより大きく聞こえてくるようになった現代のTVドラマ。どんな作品も賛否の声があがるが、作品に魅力を宿すためには、物語を紡ぐ者としては何が必要と考えているのだろうか?「人間というのは、本当にまっさらな自分になった時っていうのは、笑顔ではないと思うんです。表情を“作る”前の顔が、人間の本当の顔なんです。人生は笑いや充実だけで過ごせるほど甘くもないし、単純でもない。結局、どんな人も真面目な顔で、真剣に生きるしかないのです。であるならば、その人生の基本中の基本に触れないかぎり、魅力的な物語は生まれないんじゃないかと思います。だって、みんな突飛な人生を面白おかしく生きているわけじゃないでしょう(笑)」。その考え方は、白石氏の作品の根底に流れるものとも言える。本作のヒロイン・亜紀の物語は、バブル崩壊後の混沌の時代、2001年のアメリカ同時多発テロ、2004年の新潟県中越地震といった歴史的出来事を背景にして、元恋人の康や家族や愛し愛された人々と共に、選べなかった運命に後悔し、掴んだ運命を離すまいと懸命に生きる姿が描き出される。彼女の運命についてはぜひドラマで確かめて頂きたいが、“愛する・繋がる”ことについての物語を描き続けてきた白石氏に最後にこんな質問を投げかけてみた。本作は固定電話から携帯電話へと移行した時代の転換期、つまりは“パラダイムシフト”が起こった瞬間も捉えている――そして現在、時代はスマホへと移り、コミュニケーションのパラダイムシフトが今まさに起きているが、そんな“今”を描くならどんな小説を書くのだろうか?「テクノロジー自体はかなり先端的になって来ていると思います。例えばSNSでいうと、この前のアカデミー賞で俳優たちが授賞式の最中に撮った写真をTwitterにアップしてサーバーをダウンさせたり…。本屋さんに行くと、本を買う前にみんな書棚の前でスマホ片手にブクログなんかをチェックしてるんですよ。もしも、『ラストがつまらない』なんて書かれていたら本をレジまで持って行ってくれない(苦笑)。そういうことが日常の風景になりつつあるけれど、これは驚くべき変化だと思います。ある種、革命的と呼んでもいい気がする。たとえていうなら、フォード社がT型フォードを作ってみんなが自動車に乗るようになったら、“道路”というものが出来て地図が書き換えられてしまった。それまでは、地図の中に伸びている線はせいぜい自分の足で歩く道と鉄道の線路くらいだったわけです。いま起きてることはこれと同じで、頭の中の地図が書き換えられて、僕たちの脳内にまったく新しい“道路”が出来てきている。それは、すごく便利なことなんだけど、もともと道路というのは、生身の誰かと誰かが繋がるために存在するわけです。ところがあんまり手軽にいろんな情報にアクセスできたり、いろんな人のやっていることをバーチャルに見たり聴いたりできるようになったものだから、僕たちはいつの間にか、その道路の中をずっとうろうろしてるだけで、その先にいるリアルな人間と繋がることを忘れそうになっている気がしますね。自動車だったらいつかは降りて、たどり着いた場所にいる現実の人間たちと出会う。だけどいま僕たちの脳内で急速に発達している道路網というのは、誰とも直接繋がらなくていいような気分にさせる性質がある。情報は生きるために不可欠なものですが、ネットの世界に住んでいると、単に情報を獲得し続けるだけで生きて行けるような錯覚が生まれる危険性があります。そういうある種の麻薬性をネットやSNSは持っている気がしますね。だとすると、自分自身がいつの間にかネットワーク内を動き回る小さな電子的単位に化けてしまわないよう、僕たちはかなり意識的にインターネットやSNSを使いこなす必要があると思います。人間にとって本質的なものというのは何千年経っても変わらないんです。結局、自分自身が一体何者であるかを知るために僕たちは生きているし、そのために現実の生活があり、生老病死があり、そして、自分を映してくれる唯一の鏡とも言える“他人の存在”というものがある。大事なことは、誰かと繋がることだし、それはやっぱり互いに心や肉体を思い切りぶつけ合うことでしか実現しない。ずっとSNSだけを見ていていると、その辺の直感が鈍ってくるんですね。どうやって人を好きになったらいいかも分からなくなったりする。いろんなツールを使うのは誰かと繋がるためであって、もしも、この世に自分一人しか生きていなければ、それは生きていないのと同じだと思います。大切なのは、誰かと深く繋がり、誰かを深く愛したり、ひどく憎んだりすることです。本来そのための画期的なコミュニケーション・ツールとしてネットやSNSはあるんでしょうが、それがだんだん自己目的化しつつあって、みんなが本来の目的を見失ってきているのは確かでしょう。人間の肉体は生まれた瞬間から歳を重ねながら、どんどん衰えていきます。そのあいだ、僕たちの心臓は物凄い回数で自律的に拍動し、全身にあたたかい血液を流し続けてくれる。僕たちは、そういう懸命な肉体の営みの中で、誰かと会って顔を突き合わせて話しをしたり、男と女なら温かさを共有するために抱き合ったりセックスをしたりする。これもまた何ものにも代えられない精神の大切な営みです。その営み全体が持つ喜びや苦しさの価値は、たとえどんな理由をつけても、やっぱり軽んじることは許されないと僕は思っています。人生にはやらなくていいことも沢山あるけれど、いかなる形にしても人間と人間が深く繋がり、体温を感じ合い、愛し合ったり憎み合ったりするというのは絶対に不可欠なことなんですね。そこからだけは誰も逃げられない。この『私という運命について』という小説でも、僕はその点をかなり具体的に描いているつもりです。主演の永作博美さんがプロモーション用のインタビューの中で『人生は不思議に満ちている』とおっしゃっているんですが、まったくその通りだと思います。どんな人の人生も不思議に満ちているし、とんでもない事件に巻き込まれなくたって、誰か親しい人が殺されなくたって、人間ひとりひとりの人生にはもの凄いドラマが詰まっているんです。永作さんが演じる主人公の冬木亜紀はどこにでもいる普通の女性です。でもその普通の女性の29歳から40歳までのわずか10年の人生には豊かな物語が潜んでいる。その物語を見ることで、人は泣けるし、喜ぶことができる。(今回の映像化で)視聴者の人たちがそのことを強く実感してくれればいいと思います。そして、僕のような小説家がいて、そういうどこにでもあるような人々の物語を描いてもちゃんと作家になれているんだということを、これから物を書こうとしている人たちが知ってくれれば本当にいいなと思っているんです」。(text:cinemacafe.net)
2014年03月20日たったこれだけでぷるるん美潤!こだわりのコラーゲン5種を配合したパーフェクトスキンケア「ラフィネ パーフェクトワン」のご紹介です。シンプルケアで「カサカサ」「ぽつぽつ」「ザラザラ」の肌トラブルを改善してくれます。まずは一週間お試しトライアルキットを今なら「ラフィネ パーフェクトワン」の効果を実感できるトライアルキットがお試し価格1050円(送料無料)とお得な価格で手に入ります。こんな方にオススメ!・かさつき・ザラザラを何とかしたい・肌にやさしい・無添加が好き・しっとり潤いがほしい・ハリのある「ぷるるんっ」体感したい・くすみ・毛穴が気になる・忙しくて、スキンケアに時間を取れない(公式サイトより引用)「2種類の植物由来オイル」と「マイクロワックス」で古い角質をさっぱり落として、「フルーツ酸(AHA)」「浸透型ヒアルロン酸」で潤いのある素肌に変えてくれます。発売以来大好評で累計販売個数2000万個を突破しています。一本でぷるるん!「ラフィネ パーフェクトワン」をお試しください。【参考リンク】▼トライアルセットはこちら!「ラフィネ パーフェクトワン」
2013年10月08日ファミリーマートは11日より、”できたてファミマキッチン”の「フライドチキン」をイメージした湖池屋のポテトチップス「ポテトチップス フライドチキン味」を、全国の「ファミリーマート」店舗限定で発売する。同社は、2001年から「フライドチキン」の販売を開始し、2006年には「ファミチキ」をラインナップに加え、同社の看板商品として定着している。2011年度には年間で約1億8,000万本を売り上げるなど、好評を得ているという。同商品は、この「フライドチキン」の味をポテトチップスのフレーバーで再現。ブラックペッパーやガーリックなどのオリジナルスパイスで味付けし、低温でじっくり揚げることで、カリッとした食感に仕上げたという。パッケージには、同社のチキン公式キャラクターである「ファミ吉」が登場している。価格は148円。また、ファミマTポイントカード会員およびTポイントカード会員限定で、12月11日から25日の間、同商品にちなんだクイズに回答すると、正解者の中から抽選で100名にTポイント500ポイントが当たる「クイズに答えてポイントGETキャンペーン」も実施する。さらに、キャンペーン期間中クイズに回答して同商品を1点購入するごとに、30ポイントをプレゼントする。詳細は、同社Webページのキャンペーン一覧にて確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月10日総合スナックメーカーの湖池屋は、おつまみのニーズに応える新製品として「スティックカラムーチョホットチリ味濃いッ!」を2013年1月7日から発売する。同商品は、「スティックカラムーチョホットチリ味」と比較して約2倍の辛さでありながら、おいしさの要素であるガーリックや肉・野菜のうま味のバランスを崩さずに仕上げたという。内容量100gで、価格はオープン。全国のコンビニエンスストアで販売される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日京都市北部の北山地域の一角にある、周囲約1.5km、面積約9haの「深泥池(みぞろがいけ)」。この池は、植物の遺骸(いがい)が積み重なって泥炭化し、水面に浮いている「浮島」があることで知られている。しかしこの池、うわさが尽きない神秘の池なのだ。この池は近隣に住宅地があるにも関わらず、今もなお氷河期と変わらぬ動植物が生き続けていることで知られている。水生植物や魚類の他に、昆虫や野鳥なども数多く生息している。ちなみに、上賀茂(かみがも)神社や国立京都国際会館、京都府立植物園などにも近く、池に沿った道の交通量は多い。池では数々の不思議な現象が見られる。中でも、池中央部で全体面積の3分の1を占領している浮島は奇怪だ。というのも、理由は定かではないがこの浮島、夏には浮かび上り、冬は沈んで冠水するというのだ。水に浸かるところと浸からないところがあるため、冬になって冠水する平たん部分にはミツガシワやカキツバタなどが育つ。一方、冠水しない部分にはアカマツやネジキなどの樹木が密集し、そこに多くの小動物も住んでいる。そのため、一見すると池の大部分は陸地のように見える。また、この一帯は全国屈指の心霊スポットとしても知られている。その類いの話が出るようになったのは、かつて近くに結核患者を隔離する病院があり、自殺した者がいたためだと言われている。幽霊や人だまの目撃例は多く、また怪談話もいろいろと伝えられている。そうした恐ろしい話が出るもう1つの理由は、池の底が何層にもなっている“底なし沼”状態のため、自殺者をはじめとして溺死体がたくさん沈んでいるという説が持ち上がるからだ。実際、現地に行くと、池にすむ生物も多いはずなのに、虫の羽音や水が波打つ音も聞こえず、静かでどんよりとした雰囲気が漂っている。怪談話の中で最も有名なのは、深夜、タクシーが市街地で陰気な雰囲気の若い女性を乗せたところ、消え入るような声で「深泥池まで」と言うので車を走らせたが、着いた頃には女性の姿は見えず、後部席のシートがビッショリとぬれていたというもの。この話はその後、定番の怪談話定番になっている。池の近くには鬼が住んでいたという伝承が残る貴船(きふね)という地区がある。ここは平安時代、鬼が出入りする場所だったとも言われているだけに、ひょっとすると魑魅魍魎(ちみもうりょう)が交差するミリテリーゾーンになっているのかもしれない。その他、池に面して建っているマンションでは、幽霊の目撃談が多い。また、うそか誠か分からないが、京都のタクシーは夜になると深泥池へ行くという客は乗せなくても乗車拒否にはならないという話もある。いずれにしても深泥池が、日本を代表する心霊スポットであることは間違いない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月23日三井不動産レジデンシャルはこのほど、日産の電気自動車「リーフ」の車載蓄電池を、「パークタワー東雲」(東京都江東区、総戸数585戸)にて定置用蓄電池として活用することを発表した。将来の蓄電池更新時には、車載用の使用済み蓄電池を活用するという。このマンションでは、日産「リーフ」の4台分の車載蓄電池を定置用蓄電池として活用する。分譲マンションでは初めての試みだという。将来の蓄電池更新時には、フォーアールエナジー社が車載用として、使用後もリユース性能を保持している車載蓄電池をマンション用として提供する予定となっている。フォーアールエナジー社は2010年に日産自動車と住友商事の合弁として設立された会社で、EVに使用された蓄電池の再利用をすることで、低炭素社会の実現を達成していくことを目標にしている。車載蓄電池を活用することにより、蓄電池更新のコスト低減を図ることができ、同時に車載蓄電池を最大限使用することによる資源の有効活用、環境負荷低減が期待できる。ただし、マンション新築時は新品の車載蓄電池を導入する。環境負荷を低減する取り組みとして、このマンションでは車載蓄電池の活用だけでなく、日産「リーフ」を活用した「EVカーシェアリング」、EVの車載蓄電池からマンションに電力を供給するシステム「Vehicle to Home(V2H)」、さらに「EV充電器」も備える。EVとマンションの新しいモビリティデザインを構築している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日まだ読んでいないから!?人気作家の最新作がトップ「面白い」と思うドラマや映画の原作が、マンガというのはよくあること。最近では逆に、人気の小説がマンガ化やアニメ化されることも増えてきています。そこで今回は、女性405名に「マンガ化、アニメ化してほしい小説」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.マンガ化、アニメ化してほしい小説は?(複数回答)1位『1Q84』村上春樹18.5%2位『ガリレオ』シリーズ 東野圭吾17.3%3位『ノルウェイの森』村上春樹13.3%4位『流星の絆』東野圭吾11.6%5位『八日目の蝉』角田光代9.4%■番外編:この小説をマンガ化、アニメ化してほしい・『おまえさん』宮部みゆき:「時代劇に興味がない人にも受け入れられそうだから」(29歳/医療・福祉/その他)・『ガ-ル』奥田英朗:「この映画を見たいと思っているので、マンガがあったら読んでみたい」(22歳/ホテル・旅行・アミューズメント/その他)・『プリンセス・トヨトミ』万城目学:「アニメにしたら面白そうな設定、物語だから」(28歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)・『共喰い』田中慎弥:「実写だと怖すぎる」(34歳/商社・卸/事務系専門職)・『下町ロケット』池井戸潤:「元気をくれそう」(28歳/金融・証券/専門職)■『1Q84』をマンガ化、アニメ化してほしい・「読んだら難しかったので、マンガやアニメで見やすくまとめてほしい」(27歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「話題作だけど、なかなかじっくり読む時間がないから」(24歳/商社・卸/事務系専門職)・「独特の世界観を映像化してほしい」(24歳/商社・卸/その他)・「アニメだとすんなり見られそう」(25歳/その他/その他)・「マンガになったらすごく読みやすくなると思う」(27歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)■『ガリレオ』シリーズをマンガ化、アニメ化してほしい・「ドラマでは福山雅治さんが演じていたガリレオがどれだけイケメンに描かれるか楽しみ」(23歳/自動車関連/事務系専門職)・「マンガになったら『金田一少年の事件簿』みたいな感覚で読めそう」(28歳/建設・土木/クリエイティブ職)・「マンガ、アニメ化に興味がある。ただし、好きな絵柄で作ってほしい」(23歳/その他/その他)・「ドラマ化されているので、アニメでも見てみたい」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)■『ノルウェイの森』をマンガ化、アニメ化してほしい・「どろっとした空気感をマンガだとうまく伝えられそう」(29歳/生保・損保/事務系専門職)・「あの美しい恋愛模様をマンガにしたら、もっとすてきな世界になりそう」(28歳/その他/その他)・「気になったけど映画をまだ見ていないから。アニメなら見やすいかも」(29歳/商社・卸/その他)・「大人コミックで連載されるような恋愛マンガになりそう」(23歳/商社・卸/営業職)■『流星の絆』をマンガ化、アニメ化してほしい・「マンガ化しやすい内容だと思う」(25歳/その他/その他)・「ドラマを見たのでアニメになったらどうなるのか気になる」(25歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「ドラマが大好きだったので、ぜひマンガでリメイクしてほしい」(22歳/生保・損保/その他)■『八日目の蝉』をマンガ化、アニメ化してほしい・「マンガだと小説の内容を細かく丁寧に描けそう」(35歳/その他/その他)・「小説の中の独特の世界観がどう表現されるか見てみたい」(27歳/医薬品・化粧品/技術職)■総評1位は村上春樹さんの最新長編『1Q84』でした。今年に文庫化されたことで再び注目を集めている本作ですが、かなりの話題作だけに「まだ読んでいない」のは恥ずかしいけれど、長い小説を読む時間がないという人から支持を集めたようです。同じく村上さんの作品である3位の『ノルウェイの森』は2010年に映画化されています。2位~5位はすべて映画化、ドラマ化されたものばかり。実写とは異なるアニメやマンガならではの表現を楽しみたい人が多いようです。原作の小説はもちろん、映画やドラマと見比べるのも楽しいかもしれませんね。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年6月8日~6月11日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性405名(その他と回答した24.5%を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】絶対に実写化してほしくないマンガ【ランキング女性編】マンガの実写化に乗り気ではない理由【ランキング女性編】マンガのドラマ版(2000年~2009年)で面白かったもの完全版(画像などあり)を見る
2012年08月05日喜びのコメントをつづるフランス、アイルランド系アメリカ人の父、日本人の母をもつハーフでUS出身の人気モデル、長谷川潤。ファッションモデルとしてメジャー誌を飾ることはもちろん、CMやテレビ番組など多方面で活躍中だ。そんな彼女が10日、自身のオフィシャルホームページで、現在妊娠5カ月であることを発表した。ご報告としたINFORMATIONでは、自分の家族をつくることが夢であったとし、新しい命を授かったことにたいする喜びいっぱいの心境をつづっている。仕事&母親業ともに両立で継続2011年6月29日にハワイ在住の一般男性との婚約を発表していた彼女。待望の第1子を授かることとなったようだ。気になる今後の活動についてだが、母親業、仕事ともに両立していく方針で、今後も応援してほしいとファンにメッセージを送っている。美しいスタイルに、飾らない魅力のある人柄で人気の彼女。ママとしてもより強く、美しく輝きを増してくれることだろう。これからをあたたかく見守りたい。元の記事を読む
2012年07月11日湖池屋は4月16日、名古屋名物「宮きしめん」の味を再現したポテトチップス「コイケヤポテトチップス 宮きしめん」を中京地区限定で発売する。価格はオープンで、市場予想価格は130円程度。内容量は68g。宮きしめんは、名古屋で古くから親しまれている熱田神宮が発祥。門前町として、また東海道五十三次の宿場町として栄えた熱田の古称である「宮」をその名につけたきしめんになっているとのこと。今回発売の商品は、宮きしめんの特徴である厳選した素材で取っただし汁とたっぷり乗せたかつお節の味わいを再現し、しっかりした味と華やかで香り高い旨みを楽しめるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月13日今年の直木賞を受賞した池井戸潤の「下町ロケット」(小学館刊)がWOWOWの連続ドラマW枠で実写化。主演の三上博史、寺島しのぶ、渡部篤郎と鈴木浩介監督、そして原作者の池井戸さんが8月4日(木)に都内で開催された記者会見に出席した。純国産ロケット生産のために欠かせないある部品は、下町の小さな町工場の特許技術だった――。その特許がなければロケットは飛ばないという状況の中、巨大企業と町の小さな工場のプライドを懸けた熱きドラマが展開する。東日本大震災の後に、急ピッチで制作が進められた本作。三上さんは「3.11の直後、自分に何ができるかとずっと考えていましたが、行き着いたのは本分である役者で何かをすること。そんな中で(オファーの)電話をいただき、時間もなく大変なのは分かってましたが参加しようと思いました」と強い思いを明かす。三上さんと渡部さんの共演は映画『スワロウテイル』(岩井俊二監督)以来。三上さんは「気がついたら15年経ってた。あのときはお互いにまだガキんちょでしたが(笑)、いまこうしてオヤジになって顔を突き合わせているのが不思議です」と感慨深げ。三上さん演じる佃の口からは「誇り」、「プライド」といった言葉がたびたび発せられるが、三上さん、渡部さん、寺島さんも、職種は違えど佃と同様に強い思いを持って役者という仕事に打ち込んできた。自らの俳優としての信念や情熱について渡部さんは「ひとつのシーン、作品を作るにはすごく力が必要なんです。『誇りを持っている』ということすら考えずに挑んできたように思います」と語り、寺島さんは「自分が共感できることやビビッと来たものに対して執着はすごくあると思います。といってあれもこれもできるタイプではないんですが(笑)、この作品になら命を懸けられる、という情熱はあります」と胸の内を明かす。そして三上さんは「僕にとって(俳優の)仕事は生きがいなんです。生きがいにするためには、お金のためだけでなく、プライドを持たなくてはいけない。こうして夢中になれるものを持っていることを幸せに思います」と真摯に語ってくれた。この日は、原作者の池井戸さんも出席。「下町ロケット」を出版した後、20件を超える映像化のオファーがあったそうだが「その中でWOWOWさんに決めた理由は、(自身の小説が原作で、以前ドラマWで製作された)『空飛ぶタイヤ』のスタッフが揃うと聞いて、僕自身が見たくなったから」と直木賞受賞決定以前から話が進められていたという今回の実写化の経緯を説明。改めてキャスト陣の苦労をねぎらい、感謝の言葉を口にした。「下町ロケット」はWOWOW連続ドラマWにて8月21日(日)22:00より放送開始(全5話)。なお第1話は無料放送される。■関連作品:岳 -ガク- 2011年5月7日全国東宝系にて公開© 2011「岳 -ガク-」製作委員会 © 2005 石塚真一/小学館 CATERPILLARキャタピラー 2010年8月14日より公開© 若松プロダクション■関連記事:長澤まさみ、小栗旬にヒソヒソ話で下ネタ?小栗旬、怒り全開の長澤まさみにタジタジ?「プリプリ怒ってました」長澤まさみ、天然ボケ告白小栗旬に現場で「お兄ちゃん!」と呼びかける小栗旬が山に本気で挑む!『岳 -ガク-』試写会に25組50名様ご招待『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化
2011年08月04日