秋田犬にフォーカスした写真展「秋田犬のおやこ 酒巻洋子写真展in秋田犬の里」が、2019年11月2日(土)から12月29日(日)まで、秋田・大館市観光交流施設にて開催される。秋田犬は、ピンと立った三角の耳に、くるんと丸まった尻尾が特徴の秋田県原産の日本犬。「忠犬ハチ公」のエピソードで知られているほか、プーチン大統領やフィギュアスケーターのザギトワ選手に贈られたことでも話題を集めた犬種だ。今回そんな秋田犬をフィルムに収めたのは、フランス在住の編集ライター&カメラマンの酒巻洋子。2018年に仏・ノルマンディー地方で生まれた秋田犬の子犬の姿をまとめた写真集「秋田犬のおやこ」の刊行を記念して、写真集内の26点を展示する。写真からこちらを見つめるのは、“もふもふ”な毛並みがキュートな4匹の子犬たち。あくびをしたり、きょとんとした表情をしてみたりと、自然体の愛くるしい表情を楽しむことができる。なお期間中は、同写真集に加え、2020年度版カレンダー「むくむくもふもふ秋田犬カレンダー2020」も販売される。【詳細】「秋田犬のおやこ 酒巻洋子写真展in秋田犬の里」期間:2019年11月2日(土)~12月29日(日)9:00~17:00場所:大館市観光交流施設「秋田犬の里」イベントコーナー住所:秋田県大館市御成町1丁目13番地1号料金:入場無料■関連情報・「秋田犬のおやこ」1,300円+税・「むくむくもふもふ 秋田犬 カレンダー 2020」1,000円+税
2019年11月02日俳優のムロツヨシが11日、都内で行われた映画『最高の人生の見つけ方』(10月11日公開)の公開初日舞台挨拶に、主演の吉永小百合をはじめ、天海祐希、満島ひかり、ももいろクローバーZ、前川清、犬童一心監督とともに出席。台本に書かれてあった“吉永の膝枕”が、天海のアドリブによって実現しなかったことを明かし、「一生の思い出になるはずのシーンが…」と残念がった。本作は、余命宣告を受けた、人生のすべてを“家庭”に捧げてきた大真面目な主婦・北原幸枝(吉永)と、人生のすべてを“仕事”に捧げてきた大金持ちの社長・剛田マ子(天海)という価値観が絶対的に違う2人が、同じ病院に入院する12歳の少女の“死ぬまでやりたいリスト”に書かれたすべてを実行していく中で起こる奇跡を描く。マ子の秘書・高田学を演じたムロは、「本当にうれしい日々でした。天海さんと上司と部下という関係で楽しくお芝居させてもらいましたし、吉永さんと向き合ってお芝居するシーンがあって、こんな役を私がやっていいのかと。この2人をサポートする役柄にやりがいをもって、毎日緊張感、そして楽しい日々でした」と撮影を振り返った。続けて、スカイダイビングから降りて元気がない高田を幸枝が膝枕で介抱すると台本上に書かれていたシーンを一番楽しみにしていたが、天海のアドリブで膝枕を阻止されたというエピソードを披露。「いざテストをやってみたら、膝枕いく途中にマ子社長が『ノー膝枕』って。アドリブですね。台本にはないセリフを…。何回やっても『ノー膝枕』なんですよ。監督も一切何も言わず。唯一、天海さんと監督にクレーム」と残念がり、会場から爆笑が起こった。天海は「あー残念だったですね、今回は。次回でお願いします。高田が甘えているところが許せなかったんだと思います。マ子さん的に。私じゃないですよ!」と話し、監督も「僕も見ていて同じ気持ちに。止めろよって」と同調。そして、聞いていた百田夏菜子が「良かった」とコメントすると、ムロは「何が良かっただよ! 僕にとっては一生の思い出になるはずのシーンが」と悔しそうに話した。
2019年10月11日アイドルグループ・ももいろクローバーZ(百田夏菜子、玉井詩織、佐々木彩夏、高城れに)が3日、都内で行われた映画『最高の人生の見つけ方』(10月11日公開)のジャパンプレミアに、主演の吉永小百合、共演の天海祐希、ムロツヨシ、前川清、メガホンをとった犬童一心監督とともに出席した。本作は、余命宣告を受けた、人生のすべてを"家庭"に捧げてきた大真面目な主婦・北原幸枝(吉永)と、人生のすべてを"仕事"に捧げてきた大金持ちの社長・剛田マ子(天海)という価値観が絶対的に違う2人が、同じ病院に入院する12歳の少女の"死ぬまでやりたいリスト"に書かれたすべてを実行していく中で起こる奇跡を描く。"死ぬまでやりたいリスト"に「ももクロのライブに行く」という項目があることから、実際に横浜アリーナで行われたももクロのライブ中に撮影を行い、1万2,000人のももクロファン(モノノフ)を前に、吉永と天海とムロが、ももクロと一緒に踊るシーンを撮影したそうで、吉永は「ももクロさんとご一緒できて、モノノフとしては本当に幸せな気持ちでおります」とモノノフ宣言すると、会場に集まったモノノフから「フー!!!」と歓声が上がり、ムロから「吉永さんや天海さんに『フー!!!』っていう人は君たちだけだよ」と声が飛んで笑いが起こる一幕も。また、百田は「こうして皆さまと一緒にこの場所にいられることが、グループとしても本当に夢のようです。今回はモノノフの皆さんと一緒にこの映画に参加できて、ももクロチーム一同、私たちも含めて本当にびっくりしています」と目を輝かせつつ、「先ほど吉永さんが『モノノフです』とおっしゃってくださった音源を、個人的にいただけたらいいなと思います(笑)」とちゃっかりお願いした。改めて、横浜アリーナでの撮影について聞かれた百田は「(内緒にしていた)お客さんが1番びっくりしていた」と回顧し、「でも、いつも通りのライブを楽しんでほしいなという思いでやらせていただきました。お2人と一緒に踊ることができて、私たちの人生の中でも宝物ができました。ありがとうございます」と感慨深げに語った。そんなライブシーンに参加しての感想を聞かれた天海が「夢のような時間でしたね」とウットリとした表情を浮かべると、吉永も「12000人のファンの方たち一緒にというか、私たちが舞台に上がってしまいましたが、私にとっては本当に一生に一度のことです」と感無量。加えて天海は「皆さんが振ってくださるペンライト、そして声援、笑顔がどれだけステージの上にいる私たちを励ましてくださっているか、ぜひ映画を見て確認してください」と訴えかけ、「そんな話をずっと来る車の中で(ももクロと)話していました。どれだけももクロちゃんたちを励ましているか、映画を見ていただければよくわかると思います。素晴らしいシーンです」と語った。
2019年09月04日ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した同名ハリウッド映画を原案にした感動のヒューマンドラマ『最高の人生の見つけ方』のジャパンプレミアが9月3日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、共演する吉永小百合と天海祐希が出席した。主婦として人生のほとんどを家庭のために捧げてきた幸枝(吉永)と、仕事だけに駆け抜けたセレブ社長・マ子(天海)。余命宣告を受けたふたりが、同じ病院で出会った少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を代理で実行しようと珍道中を繰り広げ、“生きる喜び”に目覚めていく。レッドカーペット上でファンと交流した吉永は「宝塚のスターになった気分」と満面の笑み。天海も「幸せな気持ちにさせていただいた」とファンの熱気に感謝を示した。ふたりの共演は『千年の恋・ひかる源氏物語』以来18年ぶり。「ずっと“兄貴”についていった。かっこいい方。前回はあまり共演シーンがありませんでしたが、今回は毎日一緒で」(吉永)、「現場にいたら、吉永さんがいるんですよ。夢のような毎日でした」(天海)と撮影の日々を振り返っていた。ジャパンプレミアには共演するムロツヨシ、ももいろクローバーZ、 前川清、犬童一心監督(『引っ越し大名!』)が出席。劇中には吉永と天海、ムロがももいろクローバーZのステージに登場するシーンがあり、吉永は「わたしもモノノフ(ファンの通称)ですから。1万2000人のお客様の前で、踊ってしまって(笑)。一生に一度のこと」。撮影は極秘だったが、ファンから情報が洩れることはなく、ムロは「このSNSの時代に……。本当にありがとうございます」とモノノフたちに感謝していた。吉永の推薦で、夫婦役が実現した前川は「ずいぶん迷惑をかけました。実際、最初は自信がなくてお断りしたんです」と回想。それでも「吉永さんからいただいたお手紙、今も大切にしています」とにっこり。犬童監督は「まさか自分の人生で、吉永さんの映画を撮れるなんて、ふと我に返ると想定してなかった。でも、すばらしい映画が出来上がりました。映画を撮り始めた17歳の頃の自分に教えてあげたい気持ち」と瞳を輝かせていた。取材・文・写真:内田 涼『最高の人生の見つけ方』10月11日(金)より全国公開
2019年09月03日8月31日、9月1日の全国映画動員ランキングは、公開7週目の『天気の子』(全国362館)が先週に続いてトップを飾った。今週は1位から4位まで変動がなく、公開4週目の『ライオン・キング』(全国374館)、公開2週目の『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』(全国314館)、公開4週目の『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』(全国352館)という並び。新作では、星野源主演、犬童一心が監督を務めた時代劇『引っ越し大名!』(全国325館)が初登場5位。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが主演を務めたクエンティン・タランティーノ監督の新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(全国285館)が初登場6位。暁なつめのライトノベルが原作の人気TVアニメシリーズの劇場版『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』(全国100館)が初登場8位に入った。次週は『アス』『いなくなれ、群青』『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』『SHADOW/影武者』『台風家族』『タロウのバカ』『フリーソロ』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『天気の子』2位『ライオン・キング』3位『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』4位『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』5位『引っ越し大名!』6位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』7位『トイ・ストーリー4』8位『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』9位『ロケットマン』10位『二ノ国』
2019年09月02日江戸時代の大規模な引っ越しをテーマにした星野源主演映画『引っ越し大名!』が現在公開中。本作は、時代劇であり、参勤交代をはるかに上回る費用と労力がかかる無理難題の引っ越し(=国替え)をする物語だが、犬童一心監督は「サラリーマンものとしてつくっています」と語っているように、本作はいまを生きる私たちにも共感できるポイントが多い“お仕事映画”としても楽しむことができる。公開より一足先に行われた試写会では、観客から「こういう事あるある、こんな事言う奴いるいる!と今を生きる私達も共感」「パワハラとか、組織内の理不尽とか、今を生きる私たちがすごく共感できて、身近に感じる」「歴史物なんですが現代の会社勤めとしても、上の無茶振りとか共感出来る部分が多くて楽しめました」と働く人たちから共感の声が続々あがっている本作。中でも働く女性たちがまず共感するのは、引っ越しの総責任者“引っ越し奉行”に任命されてしまった片桐春之介(星野さん)だろう。元々書庫番だった彼は、本ばかり読んでいた引きこもり侍。ところが、失敗すれば即切腹という誰もやりたがらない引っ越し奉行の大役を半ば強引に押し付けられてしまうのだ。さらに、引っ越し予算が2万両(=15億円)に対し、藩にある予算はたったの3千両。勘定奉行からは「なんとかするのがお主の仕事だろう!」と理不尽に仕事を押し付けられてしまう。しかし、そんな危機的状況の春之介が、いかにしてこの局面を乗り越えていくのか、その過程が最大の見どころ。春之介を演じた星野さんは、彼が困難を乗り越える際、「大好きだった本の知識が生きてきて、自分の好きなものをそのまま逃さないで、それを生かして成長していくというストーリーは時代劇では見たことがないのですごく面白い」と、得意を生かして困難を乗り越えていく独特な主人公の姿を語っている。本作では、引きこもって本ばかり読んでいたそのときに蓄えた知識を使い活躍する春之介。さらに、それぞれの得意なことを集めればもっと大きな困難も乗り越えられる!春之介を助ける幼なじみで武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋一生)や、前任の引っ越し奉行の娘・於蘭(高畑充希)、義理人情に厚い勘定頭の中西監物ら、江戸時代でも現代も変わらない良いチームの姿にも注目。そして紅一点のヒロイン・於蘭からは、武士という男社会の中で“使えるものはなんでも使って乗り切る”と、たくましく生きる気概を感じることができる。彼女は春之介たちに引っ越しの指南をする影の立役者で、目上の者にも意見を言うことを恐れず、春之介のピンチとなれば馬に乗って颯爽と駆けつける凛々しさがあり、また男性を立てることで彼らが頑張る状況ならば、そうする努力を厭わない立ち回りも。時代は違えど、江戸時代にも同じような仕事の悩みを抱え、立ち向かう彼らの姿は、きっと多くの働く女性を勇気付けるに違いない。『引っ越し大名!』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:引っ越し大名! 2019年8月30日より全国にて公開©2019映画「引っ越し大名!」製作委員会
2019年09月01日8月30日公開の映画『引っ越し大名!』は、土橋章宏の歴史小説『引っ越し大名三千里』を原作にもつ時代劇。星野源演じる姫路藩の書庫にひきこもりっきりの侍・片桐春之介が、なりゆきから姫路から大分・日田への国替え(藩の引っ越し)の責任者に任命されたことから始まるコメディだ。その星野の脇を固めるのは高橋一生、高畑充希、濱田岳ら人気俳優陣。中でも高畑は春之介を陰に日向にサポートする引っ越しのエキスパートにして、また春之介の憧れの君でもあるヒロイン・於蘭を好演している。「台本を読ませていただいて於蘭さんのことをすごく好きだなと思ったんですよね。いろんな要素が入り交じっているかもしれないけど、根本的にすごく強くて優しい人という印象を受けたので、あまり考えずに感じるままに演じるようにしました」彼女が於蘭という人物を「感じるままに演じる」ことができたのには、監督・犬童一心とのリレーションがあったようだ。「犬童さんは私がミュージカル『ピーターパン』を演っていた10代の頃からのお知り合いで。ずいぶん前からお互いに『いつかお仕事ができたら』と言っていたんです。私自身、そんなにテンションの高い人間でもないので(笑)、どこか落ち着いている於蘭さんには共感する部分が多くて。私と於蘭さんの共通点を見つけてくれたのは犬童さんならではなんだろうな、と思っています」ただし、高畑が慢心することはない。公開を直前に控えた今も自らの演技にソワソワするという。「映画にせよドラマにせよ、出来上がりがよくて、観てくださった方が喜んでくれているのがわかってようやく気持ちがゼロになれるというか。試写のときに自分の出演作を観て『あー、面白かった』って純粋にスカっとはなれないんです。だから初号試写は特に苦手です(笑)。でも一緒に試写を観た周りのスタッフさんが『楽しめた』と言ってくれているのでホッとしましたし、嬉しかったです」そんな信頼の置けるスタッフ陣から高い評価を得た『引っ越し大名!』という映画を自身はどう観ているのだろう?「時代劇なんだけどとてもポップで、どの世代も楽しめる作品になったなと思っています。リストラなど扱っているテーマはすごく現代的なので(星野)源さんや(高橋)一生さんのファンの方はもちろん、お仕事をなさっているおじさま方にも刺さる作品になんじゃないかな、と思っています」『引っ越し大名!』8月30日公開撮影/高橋那月、取材・文/成松哲
2019年08月31日映画『引越し大名!』(8月30日公開)の公開初日舞台挨拶が30日に都内で行われ、星野源、高橋一生、高畑充希、及川光博、濱田岳、犬童一心監督が登場した。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。美脚がまぶしい膝上スカートで登場した高畑。主演の星野がInstagramを開設したことから、「源さんのInstagramに載りたいです」と希望する。撮影では初めて乗馬シーンに挑戦したというが、「見てる分には軽々乗ってるように見えるんですけど、馬のテンションが上がると想像できない感じでスピードが出ちゃう」と苦笑。「怖すぎて顔が固まってたんですけど、それが映画で意志が強いように映っていたので、安心しました」と振り返った。
2019年08月30日映画『引っ越し大名!』(8月30日公開)の公開初日舞台挨拶が30日に都内で行われ、星野源、高橋一生、高畑充希、及川光博、濱田岳、犬童一心監督が登場した。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。犬童監督は、星野・高橋・濱田について「撮影中に3人が集まってずっと話してるんですよ。何がそんなに楽しいのかなと思って遠くから見てました。こんなに男同士3人で笑顔で」と疑問を提示。及川が「わちゃわちゃしてるんですよ。女子が好きなワードなんですよ」と畳み掛けると、星野は「話の中身はあんまり人前で言わない方がいいやつです」と苦笑した。実際はスピーカーの話やゲームの話で盛り上がっていたというが、「人の悪口」(星野)、「特に岳ちゃんの」(高橋)、「岳ちゃんの悪口目の前で言うという」(星野)とジョークを飛ばすと、濱田は憮然とした表情を見せた。イベントでは、タイトルに合わせて「〇〇大名」と表すことに。及川は星野について「気配り大名。人をやな気分にさせない方だなと初対面の時から思ってました。穏やかなコミュニケーションを取る方だなって」と表現。星野ら3人が"わちゃわちゃ"している時に及川が1人の姿を見て、話しかけに来てくれたという。また高橋は濱田に「難癖大名。難癖ばっかりつけてきて。とにかく萎縮して萎縮して……」と落とし込むと、濱田は「そう来たか」と一触即発の雰囲気に。しかし星野が「これで仲良いのがすごいですよね」としみじみすると、2人は笑顔を見せ、濱田は「今、源さんいなかったら僕ら炎上してましたよね」と、高橋と笑い合っていた。高畑から及川は「扇風機大名」、濱田から星野は「クソ優しい大名」、犬童監督から高橋は「腕組み大名」とそれぞれ命名される中、星野は高畑について「肉大王」と言ってしまい、「なぜ俺は大王と……」と崩れ落ちる。焼肉を食べている時の威勢のいい高畑の様子を紹介すると、高畑も「野生が止まらないです」と認めていた。この日は公開初日を祝って鏡開きが行われたが、中に入っていたのは「引っ越しそば」。箸でそばを持ち上げた星野は「僕はなんか割と普段よくやってるCMの感じがするんですが……」と苦笑し、客席からも「どん兵衛だ!」と声が上がっていた。
2019年08月30日大ヒットを収めた土橋章宏の傑作時代小説「引っ越し大名三千里」を、『のぼうの城』を手掛けた犬童一心が監督を務め映画化する『引っ越し大名!』から、本編映像が解禁となった。今回解禁された本編映像には、引っ越し奉行・片桐春之介演じる星野源、前任の引っ越し奉行の娘・於蘭演じる高畑充希ら豪華キャストが映画オリジナル曲“引っ越し唄”を大合唱する様子が収められている。姫路から大分への引っ越し道中を映し出したこのシーンでは、星野さんを先頭に藩士らが列をなし、和気あいあいと歌い歩く姿が確認できる。引っ越し唄は準備パートから出発パート、道中パートとストーリーの過程で引っ越しの進み具合とリンクしながら、所々で聴くことができる。楽曲は、脚本開発中に犬童監督のアイディアによって生まれた映画オリジナルのもの。歌詞を原作者であり脚本を担当した土橋さんが制作、振り付けを犬童監督の『のぼうの城』で主役を務めた日本が誇る狂言師・野村萬斎が担当している。道中のシーンは夏に差し掛かった季節に撮影していたということもあり、大変過酷な現場だったそう。星野さんはこの撮影に関して、「朝から晩まで一日中撮影していて、角度を変えて何度も何度も撮影したので、非常に過酷でした」と当時をふり返っている。歌唱力に定評のある高畑さんと歌手としても活動する星野さん。この2人の歌声を聴くことができる大合唱シーンは本作の見どころの1つとなっている。ぜひ大きなスクリーンで堪能してみて。『引っ越し大名!』は8月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:引っ越し大名! 2019年8月30日より全国にて公開©2019映画「引っ越し大名!」製作委員会
2019年08月20日グラビアアイドルの犬童美乃梨が、最新イメージDVD&ブルーレイ『教えて、みのりん!』(DVD:4,104円税込 ブルーレイ:5,184円税込 発売元:ラインコミュニケーションズ)をリリースした。88㎝のGカップバストにグラマラスボディーという抜群のプロポーションが魅力の犬童美乃梨。昨今はYou Tubeで公開しているフィットネス動画も大人気で、その鍛え抜いたボディーを武器に、最も夏が似合う男女を決める「サマー・スタイル・アワード2019」でビューティーフィットネスモデル部門とカップルモデル部門の2冠にも輝くなど、大きな話題を集めている。そんな彼女の最新作となる同DVDは、Sっ気のある家庭教師を熱演。教え子の男の子と秘密のアバンチュールな時間を過ごすというシチュエーションものだが、随所で際どい衣装や水着を着用して、自慢のGカップバストが上下左右に揺れまくる。なお、同DVDの発売を記念したイベントが8月4日、東京・秋葉原のソフマップAKIBA4号店 アミューズメント館(14:00~)で開催される。
2019年08月02日主演・吉永小百合、共演に天海祐希で贈る『最高の人生の見つけ方』の主題歌が、竹内まりや書き下ろしの「旅のつづき」に決定。その主題歌とともに、スカイダビングや世界旅行に「ももクロ」のライブまで(?)吉永さん&天海さんの“初挑戦”がつまった本予告映像がお披露目された。竹内まりや書き下ろしの「旅のつづき」に、吉永小百合も「最高です」ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンの二大アカデミー俳優が余命6か月の男に扮し、棺おけに入る前にやっておきたいことを記した“棺おけリスト”を携えて生涯最後の冒険旅行に出るハートフル・ストーリーを原案にした本作。「今回の主題歌は、アップテンポでとにかくポップな女性賛歌がイメージでした。本編は号泣で終わることはわかっていたので、劇場を出る時は気分を上げて欲しかったからです」とエグゼクティブプロデューサーの小岩井宏悦はコメント、「女性層に支持されていてポップでおしゃれな楽曲と言ったら、やはり竹内まりやさん」とオファー理由を明かした。このオファーを竹内さんも即快諾し、「憧れの吉永さんと天海さんの映画に歌で参加できて最高に幸せです!」と喜びを表現。「残された時間をいかに生きるか? という問いかけへの私なりの小さな答えがこの歌になりました。人生という旅が、誰にとっても素敵なものになるよう願いを込めて…」と、映画を鑑賞してから書き下した本楽曲に込めた思いを明かした。また、「旅のつづき」を聞いた吉永さんは、「マコさんと私(サチエ)の思いを見事にとらえて、最高です。初めて知るまりやさんの楽曲の魅力。鮮やかなエンディングになりました。まりやさん、ありがとう!」と感謝の気持ちを表現し、天海さんは「まりやさんの優しくて、力強く前向きな歌詞と包み込むような歌声で最高のエンディングになりました。『旅のつづき』が、映画『最高の人生の見つけ方』の世界をさらに素敵にしてくださっています」とコメント。「最高の人生ってなんだろう?」と「吉永さんと天海さんを撮影しながら、ずっと考えていました」という犬童一心監督も、「竹内さんから届いた『旅のつづき』を聞いた時、爽やかな風のようにその答えが聞こえてきました」と打ち明けている。“やりたいことリスト”を次々実行していく本予告も解禁!今回解禁となった本予告映像は、余命宣告を受けた、吉永さん演じる大真面目な主婦・幸枝と天海さん演じる大金持ちの女社長・マ子(まこ)の2人が、病室での偶然の出会いから、たまたま手にした“少女のやりたいことリスト”を実行していく旅の様子が収められている。そのやりたいことリストには、「スカイダイビングをする」「お金持ちになる」「ももクロのライブに行く」「日本一大きなパフェを食べる」など、少女(鈴木梨央)の様々な夢が詰め込まれており、幸枝とマ子が人生初のあらゆることに挑戦!「ももいろクローバーZ」のメンバーと2人が映るシーンもあり…。そのリストの項目をひとつひとつこなしていく中で、ぶつかり合いながらも絆を深めていく2人。京都や長崎など、様々なロケ地で撮影された美しい風景がその旅に彩りを与え、さらに竹内さんによる主題歌「旅のつづき」が、2人の旅をより豊かなものにしていくかのようだ。『最高の人生の見つけ方』は10月11日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方(2019) 2019年10月11日より全国にて公開©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
2019年07月24日太鼓芸能集団「鼓童」の浅草特別公演『粋』が6月に東京・台東区立浅草公会堂で初演される。演出を手掛ける鼓童の代表・船橋裕一郎に話を聞いた。船橋が「浅草の皆さんともお話ししながらこれからつくりあげていきます。自分たちもドキドキするような公演にしていきたいです」と話す本作。今回は、『粋』というタイトルのもと、さまざまな試みに挑戦するのだという。2013年から毎年行っている浅草公会堂での公演も7回目となるが、なぜ今回こういった作品をつくろうとしたのかを尋ねると「僕たちは旅公演が多いので、ひとつの場所に長くとどまることが少なく、その土地の方と密接に繋がるという機会もあまりありませんでした。だからこうやって毎年同じ場所(浅草公会堂)で公演ができることがとても嬉しいし、浅草の皆さんは公演を重ねるごとにウエルカムな雰囲気で迎えてくださって。公演時期はびっくりするくらい街を鼓童一色にしてくれるんです。そんな浅草という土地に僕たちも恩返ししたいですし、そろそろここで1度“浅草に挑む”じゃないですけど、覚悟を決めて取り組みたいと思いました」と、今回の試みは長い時間をかけた交流の積み重ねから生まれたものなのだと語る。浅草との交流は船橋自身の変化も生んだそうで「改めて(鼓童の拠点である)佐渡という背景がしっかり見えるグループになりたいと思いました。お客様が僕らの公演を観て“この演奏が生まれた土地に行ってみたいな”と思ってくだされば、よりいいなって。今までこういうことを考えることはあっても声に出したことはなかったのですが、浅草という土地や人に触れ、改めて自分たちのことを振り返ることができたのだと思います」タイトル『粋』は浅草の人々をイメージしたもの。「僕たちの表現ってどちらかというと“野暮”に近いと思うんです。だけど、目の前のことにまっすぐ向かうことが“粋”に繋がっていくといいなと思うし、それが僕たちにできる“粋”かなとも思います。それを浅草の方に観ていただいて、そこからまた何か生まれて、次につながればいいなと思っています」船橋が「4日間5公演という短い期間ですし、公演ごとに変化があってもいいんじゃないかな」と語る、ここだけのものになりそうな公演は6月27日(木)から30日(日)まで東京・台東区立浅草公会堂にて。取材・文:中川 實穗
2019年03月26日ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンの二大アカデミー俳優が主演を務めた2007年公開の『最高の人生の見つけ方』を原案に、新たに主演・吉永小百合、共演・天海祐希を迎えて日本で映画化。今秋に公開されることが決まった。『最高の人生の見つけ方』は、何もかも正反対な余命6か月の2人の男が、棺おけに入る前にやっておきたいことを記した“棺おけリスト”を携えて、生涯最後の冒険旅行に出るハートフル・ストーリー。残りわずかな人生を涙に暮れることなく、生き生きと笑顔で駆け抜けた主人公たち。彼らの生き方が映し出した「人生を悔いなく楽しく生きるのに、遅すぎることなど決してない」という希望に満ちたメッセージはあらゆる世代の心に響き、日本でも興行収入13.5億を超えるスマッシュヒットを記録した。■吉永小百合が大真面目な主婦に!「撮影現場で、胸が躍る毎日」それから12年、この感動の物語を原案に、平成から新しい元号に切り替わる2019年、2人の女性を新たな主人公にして日本で映画化。人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた“大真面目な主婦”・北原幸枝を演じるのは、日本を代表する国民的大女優、吉永小百合。余命宣告を受けながらも残りの人生を生き抜くという役柄に真摯に向き合っていく。本作『最高の人生の見つけ方』は吉永さんにとって121本目の映画出演作となる。吉永さんは、『カサブランカ』『インビクタス/負けざる者たち』など「深く心に残る映画を制作してきたワーナー・ブラザースの作品に初めて出演しています。大好きな天海さんと一緒に、思いっ切りスクリーンの中で飛び跳ねたい、生と死をしっかり受け止め、その中で新しい私を見つけたい」と語り、「撮影現場で、胸が躍る毎日です」とコメント。「世界中の方達にこの映画を観ていただけたら、どんなに幸せでしょう」と言葉に思いを込める。■天海祐希はリッチな女社長!「2人でロードムービーをやりたい」夢叶うまた、新入社員対象のアンケート調査で「理想の上司にしたい芸能人ランキング」7年連続1位を獲得している天海祐希が、吉永さん扮する幸枝とともに“やりたいことリスト”を実行していく大金持ちの女社長・マ子役に。2人は2001年公開『千年の恋ひかる源氏物語』以来、18年ぶり2度目の共演となる。「実は当時、次回作は2人でロードムービーをやりたいですね。と話していたんです」と天海さん。「それが叶い、しかも素晴らしい作品でご一緒できること大変光栄なことだと思っております。犬童監督に身を委ね、吉永さんを追いかけ、日々演じておりますが、夢のような現場です!」と喜びを語り、「きっと泣いたり笑ったり幸せな気持ちになって頂けると思います」と見どころをアピールする。さらに、メガホンをとるのは、『のぼうの城』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した犬童一心監督。「普通の主婦と大成功の実業家。まるっきり違う生き方をしてきた2人の女性が旅に出ます。自分の人生にまるごと『YES』と言うために。日本映画界のレジェンド、吉永小百合、演劇界の至宝、天海祐希。かつてない名コンビに助けられ、目指すは、楽しくワクワク、そして、グッとくるヒューマンエンターテイメント。是非、ご期待ください!」とコメントを寄せている。■あらすじ人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた大真面目な主婦と、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた大金持ちの女社長。価値観が絶対的に違う、いわば出会うはずのない2人が病院で出会った。余命宣告を受けた2人は入院して初めて“自分の人生の虚しさ”に気付く。いつのまにやりたいことがなくなってしまったのだろうか…?そんな2人がたまたま手にした、同じ病院に入院する12歳の少女の“死ぬまでにやりたいことリスト”。2人はこのリスト全てを実行するというありえない決断をする。いままでの自分だったら絶対にやらないことも、自らの殻を破って初体験。そうすることでいままで気づかなかった“生きる楽しさ”と“幸せ”に出会えた2人には、ある奇跡が待っていた…。『最高の人生の見つけ方』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年01月17日「人間が使っているアロマが犬や猫に良いとは限りません。犬や猫の香りの好みや希釈に注意すれば、ペットもアロマを安心して使うことができますよ」このように話してくれたのは、ペットアロマを広めるための講演会や勉強会など幅広く展開されている、「愛犬のためのトータルケアサロン エヴァ」代表・中山恵美子さんです。アロマテラピスト歴30年、愛犬の皮膚疾患をきっかけに20年ほど前からペットアロマに取り組み、オリジナルのペットアロマメソッドを確立された中山さんに、ペットも安心して使えるアロマについて伺いしました。■ 人間が好む香りとペットが好む香りは違うそもそもアロマテラピーは、香りの分子が体内に入ることによって心身のバランスを整えるのに役立つものです。出典:愛犬のためのトータルケアサロンエヴァ世の中には200万種類ほどのニオイ物質が存在していて、人間は1万種類を認知できるといわれています。犬の場合は嗅覚が発達しているので、もっと多くの種類のニオイを認知し、効果も現れやすいと考えられます。人間にとって良い香りであっても、犬も同じとは限りません。日本人の中にはミントの香りや柑橘系を好む人が多いですが、犬は強い香りを好みませんし、柑橘系の香りも苦手なコが多いです。愛犬がみかん好きだからといって、アロマのオレンジの香りが好きとは限らないということを、覚えておいてください。家の中は狭い空間なので、飼い主さんが自分のために芳香で使っているアロマの香りが濃くなりがちです。すると、犬や猫を飼育している場合、その効果がペットにも表れることがあります。アロマ芳香をするとペットが部屋から出て行くのは、使用しているアロマが好みではないからなのかもしれません。■ ペットにオススメのアロマの香りとは?出典:愛犬のためのトータルケアサロンエヴァアロマを芳香に使用する際は「森林浴」をイメージしましょう。先ほども言ったように、アロマの香りは分子レベルで体内に入っていくので、希釈を濃くする必要はありません。ペットは土臭い香りを好む傾向にあるので、ティーツリー、バチュリー、ベチバー、マジョラム、カモミール、フランキンセンスなどがオススメです。アロマの芳香は、24時間行ってもOKです。使用するアロマの種類によっては副交感神経が活発になり、脳のリラックスにもなるので、ぜひ使ってほしいと思います。室内芳香の楽しみ方室内芳香を楽しみたい場合、アロマポットがなくても心配ありません。マグカップにお湯を入れ、そこにペットが好むエッセンシャルオイルを爪楊枝で1滴垂らすだけでOKです。マグカップは、ペットの手の届かない場所に置きましょう。■ ペットアロマはプロに任せるのが最適!出典:愛犬のためのトータルケアサロンエヴァ出典:愛犬のためのトータルケアサロン エヴァ家でアロママッサージを行うと、犬の皮膚状態を悪化させる危険性があるので、必ずプロにお任せください。ただし、どのサロンでも同じドッグアロママッサージが受けられるわけではありません。中山さんオリジナルのペットアロマメソッドによる、apcのペットアロマセラピストの講習を終了して資格(ドッグアロマ筋肉マッサージセラピスト)を取得したセラピストが常駐しているサロンでは、長年の経験によって良い実績が出ているアロママッサージオイルを使用して施術を行っています。本資格を取得しているセラピストが使用する、ドッグアロママッサージオイルの希釈は0.1%です。しかし、その他のサロンで使用されているマッサージオイルは希釈が濃い可能性があるので、ご注意ください。出典:愛犬のためのトータルケアサロンエヴァちなみにペットアロマは、芳香やマッサージ以外に、石けんもあります。飼い主さんが犬や猫に行うホームケアのひとつとして、ペットアロマを取り入れてみてはいかがでしょうか。【取材協力】※愛犬のためのトータルケアサロンエヴァ電話番号048・465・6990
2018年12月05日映画「引っ越し大名!」の公開日が2019年8月に決定。星野源さん・高橋一生さん・高畑充希さんがメインキャストとして出演する、話題の新作映画の情報や出演者コメントをご紹介します。映画「引っ越し大名!」の公開日が決定星野源さんが主演の映画「引っ越し大名!」の公開日が2019年8月30日に決定しました。シンガーソングライターとしてだけでなく、俳優業など幅広いジャンルで活躍を見せる星野源さんの活躍に注目が集まります。作家・土橋章宏さん ✕ 犬童一心監督のタッグに注目映画「超高速!参勤交代」シリーズで有名な作家・土橋章宏さんの時代小説「引っ越し大名三千里」を、「のぼうの城」などを手掛ける犬童一心監督が映画化。時代劇のヒット作を生み出し続けるお二方のタッグに期待が高まります。メインキャストが豪華だと話題高橋一生さん連続ドラマやCMなどでも大活躍中の高橋一生さんも本作に出演。星野源さん演じる主人公の幼馴染役として、どのような姿を見せてくれるのでしょうか。高畑充希さん主人公のサポートをするしっかり者の女性役として、高畑充希さんが出演。高畑さんが主人公を務めた人気ドラマ「過保護のカホコ」では星野源さんが主題歌を担当しており、本作での二人の共演に注目が集まっています。メインキャストと監督がコメントを発表オフィシャルサイトでは、メインキャスト3名と監督によるコメントが公開されています。星野源さん “オファーをいただいた時、時代劇の主演だというのでどんなシリアスな役柄だろうと身構えたのですが、その役が「引きこもり侍」だと聞き、楽しい作品になりそうだと非常にワクワクしました。”出典:高橋一生さん “今回演じる鷹村源右衛門は、今までとはさらに違った方法論を持ち出さなければならないことを感じていますし、それをこの組で、この共演者の方々と共に作っていけることが楽しみで仕方ありません。”出典:高畑充希さん “2015年の犬童監督とのメッセージのやりとり履歴を先日発見して、「いつか一緒に。」という言葉を見つけ、やっと実現するんだなぁ、、と嬉しくなっています。時代劇で、京都で、馬にまで乗る。慣れないことだらけですが、未知の場所に思いっきりダイブするつもりで。”出典:犬童一心監督 “江戸時代、理不尽な人たちや、タイミングが引き起こす苦難を、偽ることなく、真っ直ぐな正直さ、そして笑顔で乗り切ろうとする若者を描きたい。それこそ、今一番必要だと思うから。星野源こその片桐春之介。きっと、最高にグッとくるはずです。キュート極まる高畑さん、ぶっ飛んだ一生さんにも、乞うご期待!!”出典:「引っ越し大名!」作品詳細公開日2019年8月30日(金) 全国で公開開始スタッフ監督:犬童一心原作:土橋章宏脚本:土橋章宏出演者星野源高橋一生高畑充希などお問い合わせ先公式HP:「引っ越し大名!」オフィシャルサイト映画「引っ越し大名!」を見に行こう時代劇作品の大御所と豪華なメインキャストで公開前から話題の本作。舞台挨拶のチケットも争奪戦になること間違いなしではないでしょうか。ぜひ話題の「引っ越し大名!」を見に、映画館へ足を運んでみませんか。
2018年10月17日自分を人間だと信じている猫がこじらせ元アイドルに恋をするというハートウォーミングな猫映画、『猫は抱くもの』の2枚組スペシャル・エディションとBD、DVDが2019年1月9日(水)に発売になることが決定した。妄想しがちな元アイドルの主人公・沙織を、『ヘルタースケルター』以来6年ぶりの主演作となる沢尻エリカが好演。自分を好きになれず、思うように生きられない女性のもどかしさを繊細に表現して、アイドルグループ「サニーズ」のダンス&歌唱シーンにも挑戦し、新境地を開拓している。そして、沙織に恋をする擬人化の猫・良男役には、吉沢亮。『リバーズ・エッジ』『銀魂』『BLEACH』など出演作が絶えず、いまもっとも注目されている若手演技派俳優がどのように“猫”を演じているのか大いに注目だ。また、監督は、『メゾン・ド・ヒミコ』『ジョゼと虎と魚たち』『のぼうの城』といった幅広いジャンルを手掛けている巨匠、犬童一心が務めた。このほど発売となるのは、初回生産限定版となる2枚組のスペシャル・エディションをはじめ、1枚組のセルブルーレイとDVDの3種類。スペシャル・エディションは、アウターケース+デジパック+フォトブックレットの豪華仕様で、本編ブルーレイには犬童監督やコムアイなどが参加した音声コメンタリーを収録。特典ブルーレイにはファン必見のショットが満載のメイキンク映像をはじめ、劇中アイドル「サニーズ」の楽曲「ロマンス交差点」のミュージックビデオ完全版や、完成披露試写・初日舞台あいさつの模様など、充実の内容。なお、1枚組となるブルーレイとDVDにも、スペシャル・エディションの本編ディスクと同内容の特典が収録される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:猫は抱くもの 2018年6月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2018 『猫は抱くもの』製作委員会
2018年10月02日太鼓芸能集団「鼓童」の新作公演『巡-MEGURU-』の全国ツアーが11月に開幕する。本作は、1981年のベルリン芸術祭でのデビュー以来、実にさまざまな挑戦を行ってきた鼓童にとっても、これまでにない取り組みになるという。今作で初めて演出を手掛ける住吉佑太と、奏者として出演する山脇千栄に話を聞いた。【チケット情報はこちら】外部の演出に依頼するのではなく、鼓童内部のメンバーでの演出による、楽曲も全て新曲、衣装も新調する公演は、鼓童初の試み。それはつまり新世代の革新かと尋ねると、そうではないと住吉は言う。「鼓童は30周年を迎えたときに“自分たちだけではどうしても打ち破ることのできない固定概念を打破したい”と考え、芸術監督に坂東玉三郎さんをお迎えし、本当にさまざまな壁を取り払ってもらいました。それを経て今、自分たちで新たな1歩を踏み出す時期がきた。そこで、これまで大切にしてきた作品をやりながらも、常に新しいものを作り続けていかなければいけないと考えました。その第1弾がこの作品です。ただ、新しいものをつくるにしても、僕は太鼓や鼓童のカッコよさを変えたいわけではない。本来のカッコよさに辿り着くまでの入り口を増やす作品だと思っています。この作品は、僕と同世代の方々にも楽しんでもらえることをテーマにしています」。具体的には「クラブミュージックやダンスミュージックなど、僕ら世代にとっての身近な音楽からインスパイアされた楽曲がいくつかあります」と住吉。奏者の山脇も「使うバチやそのタッチ、音量など、いろんな部分が繊細につくられているなと思います。太鼓にはいろんな音があると学ぶ日々です」と語り、これまでにない鼓童の音が楽しめそうだ。その音のキーになるのは、山脇が演奏するマリンバ。住吉は「僕がやりたい音楽の大きなテーマに“反復と揺らぎ”というものがあって。公演タイトルでもある『巡』という楽曲も、何度も何度も反復していくようなものをつくりました。ただ、繰り返す旋律って、太鼓でやるとメロディがないので繰り返し感が出ないんですよ。でも笛だと息継ぎがあるので人間臭さが出ちゃったりして。それでマリンバに至りました。淡々とした繰り返しを表現できるし、民族楽器にも西洋楽器にも自然の音や電子音楽にも聞こえる無色透明さがあるので」。山脇も「マリンバに合うのはどんな音なのか、先輩たちの音を聴いて、自分の音を聴いて、作品作りに向かっています」と新鮮な組み合わせに取り組む日々だ。「インストバンドのライブに行くような感覚で来てほしい」(住吉)という、鼓童ファンはもちろん音楽好きにもオススメの本作は、11月に始まる全国ツアー後、12月19日(水)から23日(日・祝)まで東京・文京シビックホール大ホールにて上演。取材・文:中川美穂
2018年09月05日グラビアアイドルの犬童美乃梨、橋本梨菜、森咲智美、葉月あや、☆HOSHINOが2日、東京・新宿の福家書店 新宿サブナード店で写真集『G乳乱舞 SPECIAL EDITION』(発売中 1,600円税抜き 講談社刊)の発売記念イベントを行った。芸能事務所リップに所属し、Gカップ以上のバストと抜群のプロポーションでグラドル界でも大人気の犬童美乃梨、橋本梨菜、森咲智美、葉月あや、☆HOSHINO。そんな彼女たちのデジタル写真集が売れ行き絶好調のため、異例の書籍化された同写真集は、デジタル版にはない特別カット付きで、水着姿となって5人のバストが堪能できる内容となっている。白のビキニ姿で登場した5人。同写真集について森咲は「Gカップ以上の女の子なので、大迫力の感じで撮ってもらいました。それぞれの個性が光っている写真集になっていると思います」と説明し、「私だけギラギラした変形水着で、エロさが出ちゃってました(笑)。私は"日本一エロ過ぎるグラドル"としてやっていますが、エロさが際立つカットがたくさんあるので、そこにも注目してもらえたらと思います」と他の誰よりもエロさが強調されているという。また、同写真集の撮影前はトレーニグをしてロケに臨んだという犬童は「得意なSラインと背中の柔らかさ、それに筋が出ている写真があります。森咲さんとのツーショットでは森咲さんのエロさも伝えつつ、私の背中の反り具合もイイ感じですごく気に入っています」とお気に入りのカットを挙げながら、「私たちのGカップが10個入っています。この写真集でG乳がたくさん暴れているので、好きなカットを探して楽しんでください」とアピールしていた。魅力的なバストを武器に、現在のグラビア界で大人気の彼女たち。「5人の中でお気に入りのバストは?」という質問に葉月が「おっぱいって色んな形があると思うんです。でもみんなのおっぱいはお椀型。ここまで丸くてキレイなおっぱいが集まることなんてありませんよ!」と自身を含めて5人のバストを称賛。対する犬童は、葉月のバストが一番のお気に入りだといい、「あやちゃんのおっぱいは迫力があってヤバ過ぎるんです! 枕にしたいですね。本当に気持ちよさそう」と視線を葉月のバストに向けていた。
2018年09月03日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。やっぱり猫が好き?猫も犬も家族同様にかけがえのない存在だと思いますが、【シネマの時間】第32回は、日常が色鮮やかに輝きはじめる猫映画の決定版、映画『猫は抱くもの』をお送りします。原作は、人気推理小説「猫弁」シリーズで知られる作家・大山淳子の同名小説(キノブックス刊)。猫と人間が織りなす温かくせつない絆、愛情に満ちたユニークな世界観を『メゾン・ド・ヒミコ』や『ジョゼと虎と魚たち』など繊細な恋愛ドラマから、歴史エンターテイメント『のぼうの城』まで幅広いジャンルを手がけてきた犬童一心監督と『そこのみにて光り輝く』『オーバー・フェンス』などの注目作で知られる脚本家・高田亮の名コンビで映画化!監督・犬童一心と脚本家・高田亮のコンビは、WOWOWドラマ『グーグーだって猫である』(原作・大島弓子)シリーズに続いて3回目です。主演に『ヘルタースケルター』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した沢尻エリカを迎え、擬人化でロシアンブルーの猫・良男役に今最も勢いのある若手俳優の吉沢亮を抜擢。また、主人公に影響を与える画家・ゴッホ役にロックバンド「銀杏BOYZ」のボーカル&ギター 峯田和伸、不思議な力を持った老猫を監督でもあり俳優の岩松了、迷い猫のキイロ役には「水曜日のカンパネラ」のコムアイが演じ劇中歌も手がけるなど、個性豊かなキャスティングも注目です!主人公にとって猫は、寄り添いありのままの自分を愛してくれる存在ですが、猫に限らず自分にとって大切な”何か”と良い関係で日々を過ごすことの幸福感は誰もが共感するところでしょう。良男ならずともハラハラしてツッコミどころ満載な沙織ですが、彼女は自分らしく生きるすべを見つけることができるのでしょうか。映画の中で繰り広げられる舞台・音楽・アニメーションを駆使した遊び心いっぱいの演出も見どころです。ぜひ、映画館でお楽しみくださいませ!■映画『猫は抱くもの』あらすじー自分を人間だと思い込むロシアンブルーの猫・良男が元アイドルに恋をした!田舎町のスーパーで働く沙織(沢尻エリカ)は、かつて売れないアイドルグループのメンバーだったアラサーの女性。歌手としての夢を諦め、何もかもが嫌になって東京を逃げ出し、とある田舎町へ。自分を好きになれず、周囲にも溶け込めない彼女が心を開けるのは、裏の倉庫でこっそり飼っているロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)だけ。空き時間にそっと訪ねては、今日あった出来事や、哀しかったこと、腹が立ったこと、頭に描いた妄想など、さまざまな心の内を話して聞かせています。そんな沙織の心に寄り添ううちに、良男はいつしか自分も人間で、彼女を守れるたったひとりの恋人なのだと思い込んでしまいます。ある日、スーパーで万引きをした女子高校生が捕まりました。保護者代わりにやってきたのは、叔父の後藤保(峯田和伸)という“ゴッホ”と呼ばれる画家。沙織はゴッホについても、あれこれと勝手な想像を良男に語ります。そんなとき、沙織は、心を許しかけていた年下の上司から手痛い裏切りにあってしまいます。良男を抱きしめ涙を流す沙織。その夜、沙織のそばにいてあげたいという思いに駆られた良男は、満月に誘われるように外の世界に飛び出して沙織のアパートへ走りますが、夜道で足を滑らせ暗い川へ落ちてしまいます。たどり着いたのは野良猫たちが集まる「ねこすて橋」のたもと。良男はそこで、ゴッホの飼い猫だったキイロ(コムアイ)や、不思議な力を持つ長老猫(岩松了)と出会うのでした。一方、必死になって良男を探す沙織のもとに、東京のテレビ局から、かつて沙織が所属し解散してしまったアイドルグループ「サニーズ」を、一夜限りで再結成したいと連絡が入ります。離れ離れになってしまったひとりと1匹は、自分らしく生きるすべを見つけることができるのでしょうか……!■映画『猫は抱くもの』作品紹介映画『猫は抱くもの』は2018年6月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー!公式HP:監督:犬童一心原作:大山淳子「猫は抱くもの」(キノブックス刊)脚本:高田亮製作総指揮:木下直哉エグゼグティブプロデューサー:武部由実子プロデューサー:菅野和佳奈、江川智ラインプロデューサー:佐藤幹也撮影:清久素述照明:疋田ヨシタケ録音:志満順一編集:上野聡一舞台監督:西廣奏美術装飾:山田好男舞台美術:伊藤雅子制作担当:末光洪太音楽;水曜日のカンパネラ衣装:藤山晃子ヘアメイク:千葉友子特殊メイク:森田誠アニマルトレーナー:坂本峰照キャラクターデザイン:加藤伸吉アニメーション:ひらのりょう制作年:2018年制作国:日本上映時間: 109分/カラー制作プロダクション:ADKアーツ企画製作・配給:キノフィルムズ/木下グループ©2018 『猫は抱くもの』製作委員会■映画『猫は抱くもの』キャスト沢尻エリカ=大石沙織吉沢亮=良男(猫)峯田和伸=後藤保コムアイ=キイロ(猫)岩松了=老猫藤村忠寿=サビ/スナック客内田健司=サバトラ/サニーズのファン/カラオケ店員久場雄太=黒猫/高橋の友人今井久美子=茶ブチ/スーパー店員/スナックのママ小林涼子キ=ジトラ/バラエティ番組MC林田岬優黒白=ブチ/サニーズのトッキー木下愛華=ヒョウ柄/スーパー店員蒔田彩珠縞=三毛/中山帆乃伊藤ゆみ=サニーズのナッツン佐藤乃莉=サニーズのみるみる末永百合恵=サニーズのりんりん柿澤勇人=高橋良男/ササキ益子寺かおり=ベッド・イン(本人役)中尊寺まい=ベッド・イン(本人役)澤山璃奈=LOVEACE(本人役)西原有紀=LOVEACE(本人役)樽見麻緒=LOVEACE(本人役)長谷川佳奈=LOVEACE(本人役)高嶋莉子=LOVEACE(本人役)【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年06月28日公開初日を迎えた映画『猫は抱くもの』の舞台あいさつが23日、都内で行われ、主演の沢尻エリカが、吉沢亮、峯田和伸、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、犬童一心監督とともに登場した。左から、沢尻エリカ、犬童一心監督アイドルという夢を諦めきれないアラサー女性を演じた沢尻は「30代の女性って仕事やプライベートについて考えることや悩むことがたくさんある時期だと思います。だから共感するところが多くて、わりと自然体で演じられました」と振り返った。沢尻が演じる沙織を見守る猫の良男を演じた吉沢は「本当に素敵な女優さんでしたね。飼い主とペットという距離感を人間同士でやると、恋人よりも距離感が近いんですが、僕が猫なので僕から近づくことが多く、嫌がられたらどうしようという不安もありました」としながらも「沢尻さんが受け入れてくださり、僕を見ている目がペットを見ている目だったので、沢尻さんにすごく甘えっ放しでしたね」と話し、キャットフードを模したクッキーを吉沢が食べている時にNGを出してしまったという沢尻は「本当に申し訳ないことをしてしまいました。全然嫌な顔をしないでまた食べてくれて、なんて素敵なんだろうと思いましたね」と吉沢に感謝した。犬童監督が翌日に58歳の誕生日を迎えるということで、舞台あいさつの最後には関係者から犬童監督に、猫を模したバースデーケーキが贈呈された。その犬童監督から久しぶりの主演映画ということで自身が2週間かけて書き記したという手紙を目の前で読まれた沢尻は「うれしいです。本当に今回は現場で手作りという感じで、いい現場でした。スタッフさんやキャストのみんなもそうだし、本当に良い現場で、芝居ってやるだけでなくみんなで作っていくものだと改めて感じました。いい時間を監督と過ごさせていただき、自分の役者人生の中で大切な作品になりました」と話して涙ぐむ場面も。そんな沢尻に犬童監督が「もっといっぱい映画に出て下さい」とエールを送り、峯田も「主演なさった女優さんって『私女優だから』という人がいるけど、沢尻さんは『私は俳優部の一員です』という姿勢で感動しました」と称賛。その言葉に本作で映画初出演となったコムアイが「他は違うんですか?」と疑問を言葉にすると、慌てた犬童監督が「そんなことはないですよ」と否定して会場の笑いを誘っていた。沢尻エリカの主演作となる本作は、大山淳子の同名小説を犬童監督が映画化。かつてはアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、今は地方都市のスーパーマーケットで働く33歳の沙織(沢尻)と、自分を彼女の恋人だと信じて疑わない猫・良男(吉沢亮)の関係を描く。
2018年06月24日「ひとり暮らしの女性が猫を飼うと、婚期が遠のく」なんてジンクスを耳にしたことはありませんか?真偽のほどはわかりませんが、温かでフワフワな猫に触れていると、なんだかほっとして、独り身の寂しさも吹き飛んじゃいそうですよね。今回は、孤独なアラサー女性と猫の絆を描いた映画『猫は抱くもの』をご紹介します。6月23日(土)より全国で公開される本作は、猫と人間の心のつながりを描く心温まる物語です。■気になるストーリーは?主人公は、田舎町の小さなスーパーでレジ係として働く孤独なアラサー女性、沙織。芸能界ではなりたい自分になれず、誰も知らないこの町に逃げてきた彼女は、元アイドルという経歴を隠して生活しています。そんな沙織が心を開くのは、職場の裏の倉庫でこっそり飼っているロシアンブルーの猫・良男。仕事の空き時間に良男の元を訪れては、毎日の出来事を語って聞かせるのでした。そうやって彼女の心に寄り添ううちに、良男は自分は猫でなく人間で、沙織の恋人なのだと思い込んでしまいます。しかし、平穏な日々は長くは続きませんでした。密かに想いを寄せていた年下の上司に裏切られ、ひどく傷ついた沙織を慰めるために倉庫を抜け出した良男は夜道で足を滑らせ川に落ち、そのまま流されてしまいます。離ればなれになった沙織と良男は、再びめぐり会うことができるのでしょうか――。■好きになれない自分…歌うことが大好きで、子供の頃からの夢を叶えるためアイドルグループの一員になった沙織。センターポジションでメインパートを歌うこともできないままにアイドルを辞め、夢を諦めてしまいます。人前で歌うこともできず、スーパーで黙々とレジを打つ毎日は、子供の頃に「なりたかった自分」とはあまりにもかけ離れていて、沙織はそんな自分に自信を持てず劣等感の塊のようになっています。「自分を好きになれない」そんな気持ちになること、誰にでも覚えがあるのではないでしょうか?思い通りにいかない日々の中、もがきながらも前に進もうとする沙織に、思わず自分を重ねてしまいそうです。■猫は理想の恋人…?自分に自信を持てない沙織は、恋愛も奥手で受け身。想いを寄せる相手にも都合よく振り回されて傷つく恋愛を繰り返しています。そんな沙織を、恋人として見守る良男。猫だけど、いや猫だからこそ、めちゃくちゃいい男です。◎どんな自分も受け入れてくれる猫は、飼い主がどういう状況でも、変わらずそばにいてくれる存在です。自信を失くして落ち込んでいるときも、そばに寄り添ってくれる良男。愚痴も、一方的な自分語りも全部黙って聞いてくれます。「誰を好きでも嫌いでも、ずっと一緒にいるよ」こんな良男の言葉の通り、たとえあなたが他の男に恋していても、猫は変わらずあなたのそばに寄り添っていてくれます。これが人間の男だったら…?こんな言葉をかけてくれる人間の男に出会うのはなかなか稀なこと。でも猫なら、あなたを否定したり責めたりすることなく、ただ存在を認めてそばにいてくれる…それってまさに理想の恋人みたいですよね。◎良男が人間だったら…良男はロシアンブルーのオス猫ですが、映画の中では人間の姿でも登場します。演じるのは、吉沢亮さん。美しいロシアンブルーの猫役にぴったりの美青年です。あの美しいルックスで甘えられたら、もう逆らえる気がしません。まるで美猫!?な吉沢さんの存在だけでも、猫が恋人だったら…という妄想にどっぷり引き込まれちゃいそうです。■置いてけぼりを食らっている時間の豊かさ「自分の人生、100%思い通りに生きている!」なんて絶好調な人よりも、不満や不安を抱えながら生きている人のほうが多いのではないでしょうか。だからこそ、夢を持ってチャレンジしたにも関わらず、挫折し自信を失くしてしまった沙織の悩みが自分事のように身近に感じられるのです。何事もうまくいかない、まさに“置いてけぼりを食らっている時間”も、人生には無くてはならないもの。前を向いて一歩踏み出すために、失敗から学び、そこから自力で抜け出していく。この作品は、そんな時間の豊かさを感じさせてくれます。試写会で一足先に作品を鑑賞した筆者も、もがきながらも前に進もうとする沙織の姿に勇気をもらい、心がぽっとあたたかくなりました。猫映画ながら、猫のかわいさをアピールするだけでなく、毎日がんばっているアラサー女性にエールを送る映画『猫は抱くもの』は6月23日公開。「最近、元気がないな」そんなお疲れ女子にぜひ観てほしい1本です!【STORY】主人公の沙織(沢尻エリカ)は、とある地方都市のスーパーマーケットで働くアラサ―女性。かつてはアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、歌手としては芽が出ず、すべてに嫌気が差して都会から逃げてきた。今の自分を好きになれず、周囲ともうまく馴染めない彼女にとって、心を許せる唯一の存在は、ペットショップで売れ残っていたロシアンブルーのオス猫「良男」(吉沢亮)。すべてを受け止めてくれる「良男」に向かって、沙織は日々、妄想を交えながら語りかける。そして「良男」は、いつしか自分を人間だと信じ込み、恋人として沙織を守らねばと思い始める。そうやって過ごしてきた、こじらせた1人と1匹の日常にも、変化が訪れて…。2018年6月23日(土)より新宿ピカデリー他、全国ロードショー出演:沢尻エリカ、吉沢亮、峯田和伸、コムアイ(水曜日のカンパネラ)/岩松了監督:犬童一心脚本:高田亮原作:『猫は抱くもの』(大山淳子著・キノブックス刊)製作:ADKアーツ配給:キノフィルムズ©2018 『猫は抱くもの』製作委員会
2018年06月23日女優の沢尻エリカが主演を務める映画『猫は抱くもの』(6月23日公開)の場面写真が16日、公開された。同作は大山淳子による同名小説を映画化。かつてはアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、今は地方都市のスーパーマーケットで働く33歳の沙織(沢尻)と、自分を彼女の恋人だと信じて疑わない猫・良男(吉沢亮)との関係を描く。犬童一心監督がメガホンをとった。今回公開されたのは、擬人化した猫を演じる吉沢亮の美麗すぎる場面写真。スーパーの倉庫を模した舞台セットで正に猫のように自由でくつろいだ佇まいの吉沢と、“恋人”である沙織と良男がじゃれあうシーンとなっている。自身が猫を演じることについて吉沢は 「ぴんとこなかったです。衣装を描いた絵を見せてもらっ たら、想像以上に見た目が人間だったので逆に『あれ? どういうことだろう』と(笑)」と率直に語る。「どれだけ猫っぽくやるのかは、台本を読んだだけではわからなかったので。猫が人間になる話ではなく、猫をそのまま演じるわけですから、そのへんのさじ加減については最初は手探りでした」と難しさを明かした。吉沢の演技に関して、犬童監督は「僕の飼っている猫との関係性を反映していて、『こうしたら、こういう反応する。こんな動きをする』というのを吉沢くんに伝えていきましたね。僕はもう13年間猫と暮らしているので、その中で見た猫の動きや仕草、リアクションをずっと吉沢くんに話していましたね。彼はそれを取り込んで演じてくれました」と自信。吉沢の演技力を称賛した。
2018年06月16日女優の沢尻エリカが5日、主演映画『猫は抱くもの』(6月23日公開)の完成披露試写会舞台挨拶に、吉沢亮、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、犬童一心監督とともに登場した。同作は大山淳子による同名小説を映画化。かつてはアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、今は地方都市のスーパーマーケットで働く33歳の沙織(沢尻)と、自分を彼女の恋人だと信じて疑わない猫・良男(吉沢亮)との関係を描く。犬童一心監督がメガホンをとった。沢尻で作品を撮りたかったために、日本アカデミー賞の授賞式で挨拶に行ったという犬童監督。沢尻も「アカデミーのことを覚えてて、すごくチャーミングな監督だなって。監督が作る猫作品で元アイドルという設定、面白いものができるんじゃないかという理由で即決した」と振り返った。作中では元アイドルを演じた沢尻だが、アイドルグループの自己紹介も自ら考案し、採用されたという。「たまたま楽屋で待ってる時に、盛り上がって、それをギャグで見せたらそのまま採用されて」と苦笑した。一方、猫役を演じた吉沢は「ペットを演じました」と自己紹介した時点で客席からも笑いが起こる。犬童監督を「猫の博士みたい」と表し、「猫は撫でられすぎて気持ちよくなりすぎると嫌がるということを聞いて、演技に生かした」と明かした。作品にちなみ、もし自分が猫だったら? という質問には、「沢尻さんや、うちの奥さんに抱っこされたい」(犬童監督)、「猫がうんこした後に猫砂をゆっくりかくしぐさ、やりたいというわけでないけど、好きですね」(コムアイ)と個性的な回答が集まる。吉沢は「猫だから許される、女性と密着するようなこととか、誰とそうなってもOKですからね」と願望を語った。「ロシアンブルーになって、大自然の中を駆け回ってみたい」と回答した沢尻は、実際に作中に登場した良男役の猫を引き取ったということで、愛猫・グリグリが登場。沢尻はメロメロな様子で、マイクを向けると「にゃあ」と声を発したグリグリに「賢い!」と盛り上がる。またフォトセッション時には、「猫のポーズで」とお願いされた出演者陣。手をグーにしてポーズをとると、会場からも「かわいい!」と声が上がっていた。
2018年06月05日全編日本を舞台にしたウェス・アンダーソン監督のストップモーション・アニメーション『犬ヶ島』が現在公開中。この度、スカーレット・ヨハンソン演じる美人犬ナツメグの登場によって、ブライアン・クランストン演じる野良犬チーフに恋の予感が訪れる本編映像がいち早くシネマカフェに到着した。“ドッグ病”の大流行によって、犬ヶ島に隔離されてしまった愛犬を探す少年アタリと、5匹の個性的な犬たちの壮大な旅と冒険を描く本作。ボイスキャストには、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、日本人ボイスキャストとして「RADWIMPS」野田洋次郎、村上虹郎、夏木マリらも名を連ね、先日開催された第68回ベルリン国際映画祭では、銀熊賞(監督賞)を受賞した。今回シネマカフェがいち早く入手した映像には、ブライアン演じる根っからの野良犬気質で、5匹の中で最も闘争心に溢れたチーフが、スカーレット演じる美人犬のナツメグに出会うワンシーンが収録。水を飲んでいる途中、突然上からナツメグに話しかけられ動揺したチーフは、「フェリックスの女だな?」と以前デュークに聞かされたナツメグとほかの犬との熱愛のうわさを直撃。そのデリカシーのなさにカチンときたナツメグは、くしゃみをしてその場を去ろうとするが、チーフは「待ってくれ!」と引き留め、ナツメグとの会話を続けようと試みる様子も。ほかの4匹の犬といるときの荒々しい言葉遣いとは違い、今回のチーフはナツメグの顔色を伺う様子が垣間見え、まるで別人…別犬のよう。人間に一度も愛されたことがないという過去を持ち、人間やほかの犬たちに心を開くことがなかった、独立心の強い迷い犬チーフ。果たして、ナツメグとの恋の予感をきっかけに変化が訪れるのか…?そんなチーフとナツメグの関係性について、スカーレットは「彼女はチーフの中に生き残る強さを見つけたのだと思うわ。戦う精神とリーダーの資質をね」とコメント。犬ヶ島に住み着いていながら、美貌を維持しているナツメグの美の秘訣については、「古いコーヒー豆の缶に集めた生ゴミの灰を毛に塗っているのだと思うわ」と分析している。個性豊かなキャラクターたちが魅力的な本作は、彼らの大冒険はもちろん、チーフとナツメグの愛くるしい恋の行方にもぜひ注目して欲しい。『犬ヶ島』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:犬ヶ島 2018年5月25日より全国にて公開©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年06月03日“アイドルの夢を諦めた妄想好きのアラサ―女性”と、“自分を彼女の恋人だと思い込んでいる猫”の関係を、沢尻エリカ主演で描いた映画『猫は抱くもの』。この度、本作に出演する「銀杏BOYZ」峯田和伸の新境地がうかがえる場面写真がシネマカフェにいち早く届いた。ロックバンド「銀杏BOYZ」でボーカル&ギターを務める峯田さんが演じるのは、物語のキーマンとなる画家・ゴッホ。『アイデン&ティティ』『ボーイズ・オン・ザ・ラン』など、以前から俳優活動もしている峯田さんだが、近年は連続テレビ小説「ひよっこ」でのザ・ビートルズをこよなく愛する、おかっぱ頭の“変なおじさん”役や、アニメーション映画『ぼくの名前はズッキーニ』の主演声優、さらに来年の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」への出演も決定しているなど大活躍。今回、犬童一心監督からのオファーを受けた峯田さんは「胸が熱くなった」と静かに心境を吐露。解禁された場面写真には、絵の具で汚れながら夢中で絵を描く画家ゴッホの姿が写っているが、そのどれもがロックな雰囲気で強烈なエネルギーを発しており、ステージで歌う峯田さんの姿とも重なる。また犬童監督が「銀杏BOYZ」のライブに行った際に峯田さんがステージ上で語った話をとても気に入り、そのまま劇中のセリフとして使用。それが「部屋に一人でいて、誰からも連絡がこなくて、ベッドに横になっていると外から聞こえてくる、笑い声に耳をふさいだりして。窓から見上げた空が青空だとうんざりして…思いっきりカーテンを閉めた気持ちも分かる」というセリフだ。舞台をライブからスクリーン、相棒をギターから筆に持ち替えた、峯田さんの表現者としての才能と人間味に溢れた本作を是非チェックしてほしい。『猫は抱くもの』は6月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:猫は抱くもの 2018年6月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2018 『猫は抱くもの』製作委員会
2018年05月29日全編日本を舞台にしたウェス・アンダーソン監督のストップモーション・アニメーション『犬ヶ島』。この度、犬たちが互いの好物を明かし合う本編映像がいち早くシネマカフェに到着した。会話を楽しむ、そのすがたはまるで人間のよう?公開された映像は、少年アタリが島で出会った勇敢で心優しい5匹の犬たちと共に、愛犬であり親友のスポッツを救う旅に出るその道中で、犬たちが互いに好きな好物や過去の飼い主について明かし合う場面。エドワード・ノートンがボイスキャストを務めたレックスが、「ドギーチョップ2缶分にビスケットとビタミンを混ぜたやつ」が好物だったものの、飼い主は教師でお金がなかったため、たまにしか食べられなかったと言うと、続けてキングが「塩コショウで味付けをした神戸牛のリブ・アイステーキ」、ボスが「焼き鳥タイプのソーセージ」、デュークが「抹茶アイス」と、驚きの好物を次々と明かしていく。しかし、独りで生きてきたノラ犬のチーフに尋ねると…「生ゴミ、くず、ガラクタ、残飯に慣れてる」との返事が返ってきて、ほかの犬たちは神妙な面持ちに。そんな空気を察してか、チーフは昔からノラだったわけじゃないと告白すると、レックス、キング、ボス、デュークは興味津々となり、チーフは過去を話しはじめる…。豪華キャストが個性的な犬に!本作では、ボイスキャストに豪華な面々が名を連ねているが、今回犬たちを演じたキャストが、自身のキャラについてそれぞれに分析、独自の見解を明かした。独立心が強い迷い犬チーフの声を演じたブライアン・クランストンは、「チーフは浮いた存在だが、偉大な高潔さがある。これは権利をはく奪された犬たちの物語だが、現代の人間にも当てはまる。とてもタイムリーなテーマだと思うね。僕がチーフを好きなのは、希望があれば2度目のチャンスが来ることを教えてくれるからだ」とコメント。仲間の平和の維持を目指すレックスの声を担当したエドワード・ノートンは、「レックスは肝が据わっていて機知に富み、自分が必要なもののために戦いたいと望んでいる」と説明し、以前はスポーツ・マスコットだったボス役のビル・マーレイは、「犬は天国からの贈り物だ。彼らが地上に存在する目的は、彼らの面倒を見る人間を啓発することだ」と独自の意見を述べる。また、話好きで好奇心旺盛なデューク役のジェフ・ゴールドブラムは、「デュークはバランスの取れた食事、定期的なグルーミングと健康診断を望んでいる。これは僕が必要としている3点と大体同じだ」と言い、犬界のセレブだったキング役のボブ・バラバンは、「彼は自分のことを多少特別だと感じていたと想像するね」と話している。『犬ヶ島』は5月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:犬ヶ島 2018年5月25日より全国にて公開©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年05月18日映画「猫は抱くもの」で主演を務め、元アイドルの女性・沙織を演じる沢尻エリカ(32)。沙織がかつて所属していたグループ「サニーズ」が歌う同作のエンディング曲「ロマンス交差点」のMVが5月15日に公開されたが、さっそく話題を呼んでいる。 同作の主人公・沙織は、経歴を隠してスーパーで勤務。投げやりな毎日を送るなか、飼い猫の良男にだけは心を開いていた。いっぽう良男は沙織を愛するあまり、自身が沙織の“人間の恋人”だと思い込む――。「猫は抱くもの」は少し不思議なストーリーだ。 同MVでは、グループの端っこで青いワンピースに身を包む沢尻。しかしWinkの「淋しい熱帯魚」を彷彿とさせるキュートなダンスを、アイドルスマイル全開で披露。また同曲について「いまだに鼻歌を歌ってしまうほど『ロマンス交差点』は何度も歌った」としており、かなりの“お気に入り”であると語っている。 またMV撮影について「とっても楽しかった」とし、沙織のアイドル時代のキャッチコピー「ツンデレ、デレぬき、さおりんです」にまつわるエピソードをこう明かしている。 「みんなが楽屋にいたときに、歴代のアイドルのキャッチコピーを参考にしながら、おのおのでキャッチコピーをつけて冗談まじりに監督に提案したところ、それが実際に劇中で使われることになって驚きました」 アイドルぶりにノリノリの沢尻。その愛らしい姿に、ネットでも大評判を呼んでいる。 《アイドル沢尻エリカって字面が泣けるかわいい》《動画見た結果 沢尻エリカやっぱり可愛い》《センターにしてあげたい》 同作の監督を務める犬童一心氏は「ロマンス交差点」について15日、Twitterでこう語っている。 「秋元康さんになったつもりで、キャスティング、楽曲、衣装、振り付け、MV、全身全霊で取り組みました。楽曲タイトルは『ロマンス交差点』楽しかった」
2018年05月15日女優の沢尻エリカが主演を務める映画『猫は抱くもの』(6月23日公開)の予告編映像が2日、公開された。同作は大山淳子による同名小説を映画化。かつてはアイドルグループ「サニーズ」のメンバーとして芸能界で活動していたが、今は地方都市のスーパーマーケットで働く33歳の沙織(沢尻)と、自分を彼女の恋人だと信じて疑わない猫・良男(吉沢亮)との関係を描く。犬童一心監督がメガホンをとった。今回公開された予告映像では、"こじらせアラサー女性"役の沢尻エリカが、アイドルとしてステージで踊る姿に加え、粉まみれのままジャージ姿で歌ったり、坂を転げ落ちるなど体当たりで熱演するシーンが満載。さらに吉沢が擬人化した猫としてダンスも披露し、猫そのものの仕草で窓辺から沢尻を見つめる。また、吉沢のほか、コムアイ、岩松了など11名の役者が擬人化された猫として登場する。予告映像で流れる楽曲は、沙織がアイドル時代所属していたグループ「サニーズ」の唯一のヒット曲「ロマンス交差点」。コムアイが歌う挿入歌「マヨイガのうた」も優しく物語に寄り添っていく。撮影中からずっと猫の良男を可愛がってきた沢尻は、撮影終了後ついに猫を引き取った。その毛の色から、"グリグリ"(フランス語で「灰色」=「Gris」=グリ)という新たな名前も決定。沢尻は「毎日家中を走り回っていてとても元気な子です。新たな家族が増えてとても幸せな日々を過ごしています」と語る。作中で良男に向ける視線からも、その溺愛ぶりが窺える予告となっている。
2018年05月02日歌手で俳優の星野源(37)が、来年公開の主演作「引っ越し大名(仮題)」(監督犬童一心)で時代劇映画に初挑戦することを、一部スポーツ紙などが報じた。 これまで星野は16年のNHK大河ドラマ「真田丸」で時代劇に出演。映画主演は13年公開の「箱入り息子の恋」以来となった。 同作は、作家・土橋章宏氏の小説「引っ越し大名三千里」が原作。江戸時代に7回もの国替えを命じられた松平直矩(なおのり)をモデルに、莫大(ばくだい)な費用がかかる国替えについて知恵と工夫で乗り切ろうとする姫路藩士たちの姿を描いた痛快エンターテインメント作品だという。 「土橋さんが脚本を手がけた映画『超高速!参勤交代』は14年に公開され、興行収入15.5億円を記録しました。参勤交代を命じられた貧乏藩の藩士たちが、知恵を振り絞る痛快エンターテインメント。星野さんの主演映画も同様のテーマなので、今回も映画ファンに広く受け入れられるのではないでしょうか」(映画ライター) 星野が演じるのは姫路藩の書庫番で、書庫にこもりっきりで人と接するのが苦手な“引きこもり侍”役。共演は武芸の達人で主人公の相棒役を高橋一生(37)、前任の引っ越し奉行の娘で引っ越しのコツを指南するヒロインを高畑充希(26)が演じるという。 「星野さんは大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で物静かな役を演じたように、口数の少ない役のほうが持ち味を出せるタイプ。高橋さんと高畑さんは時代劇映画初出演ですが、どちらも演技派。力強く作品を盛り立ててくれそうです。5月下旬にクランクインだそうですが、早くもヒットの予感が漂っています」(民放キー局のドラマ班スタッフ)
2018年05月01日