嵐山の絶景と世界遺産の天龍寺が望める穴場スポット京都の嵯峨にある「OBU CAFE(オブ カフェ)」は、四季折々の表情を魅せる京の大自然を一望することができるカフェレストランです。店内は和モダンで落ち着いた雰囲気。景色を見ながらゆったりと過ごしたい人にぴったりのお店です。春には桜、秋には紅葉と「OBU CAFE」のテラスから観える景色は絶景で、知る人ぞ知る穴場スポット。京都観光するならチェックしておきたいお店です京の「おぶ」を使ったメニューに和を感じる「OBU CAFE」昔から京都の一部の地域ではお茶のことを「おぶ」と言い、今もなお生きている言葉です。「OBU CAFE」の「OBU」はそれが由来となっており、お茶を使ったメニューを提供しています。ご飯はお茶で炊いたお茶ごはん、その他にも様々な種類の「おぶ」を使ったメニューがあり、和を感じることができるおすすめのお店です。観光客はもちろん、地元民にも楽しんでもらえるように、季節ごとにメニューを変えるなどのおもてなし精神が人気の秘訣といえます。2度おいしい! 「サケとマスイクラの出汁飯」「OBU CAFE」看板メニューの「出汁飯」。その中でも「サケとマスイクラ」がふんだんに盛られた出汁飯は絶品です。京のお番茶で炊き上げたご飯の上には、鮮やかな彩のサケとイクラが隙間なく盛られ、目にも鮮やか。まずはそのままご飯と具を食べ素材の味を堪能しましょう。ご飯の甘みと具材の塩味がベストマッチ。その後、旨みが染み出した出汁をたっぷりかけていただけば、さらに違った味わいを感じることができます。ひとつで2度おいしいお得な人気メニュー。歩き疲れた体に染み渡る! 和スイーツでちょっと一息名所を回って疲れた体には「OBU CAFE」の和風スイーツがおすすめ。中でも大人気の逸品は「ほうじ茶ゼリーと黒豆きなこのあんみつ」です。香ばしい香りのほうじ茶ゼリーは食べやすいあっさりとした味わいで黒豆アイスとの相性が抜群。その上にはとろっとした甘みの強い黒みつがかかっています。疲れた体を休めるのにぴったりで、老若男女問わず人気の逸品です。嵐山が素敵な思い出になるような場所「OBU CAFE」春には嵐山の桜、秋には目の前に観える世界遺産天龍寺の紅葉を求めて多くの観光客が訪れる京都。このお店では食事を楽しみながらそんな絶景を楽しむことができます。開放感のある広いテラス席からは大パノラマで観れる大自然。夜になると静かで落ち着きのある雰囲気が心地よく感じます。立ち寄った際には、是非テラス席にも出てみると良いでしょう。「OBU CAFE」は、京福電鉄「嵐山駅」徒歩1分。ゆっくりとした時間が過ごせる広々としたお店です。嵐山散策の途中や電車の待ち時間に、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。スポット情報スポット名:OBU CAFE住所:京都市右京区嵯峨天龍寺造路町20-1 京福嵐山駅はんなりほっこりスクエア2F電話番号:075-881-9530
2017年10月28日◼︎あなたの恋愛観を揺さぶる!究極の愛の形本作『彼女がその名を知らない鳥たち』で描かれるのは、まさに究極の愛の形。恋愛に依存せずには生きられない危なっかしさを持ちながら、同居人の陣治にひどい態度をとる女・十和子。十和子に執着する不潔で滑稽な陣治。甘いセリフを吐き十和子と不倫の関係に陥る男・水島。十和子のかつての恋人で、腹黒い策略家の黒崎。登場人物は全員、共感できないような嫌なやつ。なのにそんな彼らが、彼らだったからこそ見つけることができた愛の形に魂が震えます。「あなたはこれを愛と呼べるか」というコピーが示す通り、この結末に何を感じるかは観る人次第。どうぞ、あなただけの答えを見つけてください。◼︎『彼女がその名を知らない鳥たち』ストーリー自堕落な暮らしを送る十和子(蒼井優)は、15歳年上の同居人・陣治(阿部サダヲ)に養ってもらいながら、自分はまったく働かず、だらだらと日々を過ごしていた。そんな彼女を心配し、陣治は1日に何度も十和子に電話をかけてくる。自分に強い執着心を見せる陣治に十和子は心底うんざりしていた。食事中に足の指の間のごみを取り、食べ物をボロボロとこぼす不潔でがさつな陣治に、十和子は苛立ちを隠せない。唯一、十和子が眠りにつくまで陣治がマッサージを施す間は、ふたりの間に穏やかな空気が流れていた。だがある日、陣治が十和子の胸に手を伸ばしたことで、十和子の苛立ちは爆発する。汚い言葉で陣治を罵る十和子だったが、陣治はそれに怒るでもなく、ただひたすら謝り続けるのだった。「レンタルしたDVDが見られなかった」とレンタル店にクレームを入れたり、もう部品がない古い腕時計の修理を断られたデパートに苦情を入れ続ける十和子。そんな十和子の家に、ある日修理できない時計の代わりに新しい商品を持参した、デパートの売り場主任・水島(松坂桃李)が訪れる。水島に、8年前に別れたかつての恋人・黒崎(竹野内豊)の面影を感じた十和子は、彼の虜となり不倫関係をスタートさせてしまう。それからほどなくして、十和子は家に訪ねてきた刑事の酒田から、結婚して「國枝」という姓になった黒崎が、5年前から失踪していることを告げられる。付き合い始めたころ、うんざりするほど黒崎のことを聞いてきた陣治が、いつからか何も聞いてこなくなったことを思い出した十和子は、黒崎の失踪に陣治が関係しているのではないかと彼を疑い始め……?◼︎ゲスな男を演じる松坂桃李にも注目!既婚者でありながら、十和子との不倫関係をスタートさせてしまうゲスな男・水島を演じるのは松坂桃李(まつざか・とうり)さん。水島が十和子の自宅へ、”修理できなかった腕時計”の代わりに別の商品を持ってくるシーンがあります。水島の前で思わず泣いてしまった十和子に、「すみません、なぜかこうするよりないような気がいたしまして」と、急にキス……!十和子と不倫関係になってからは、誰かに見られるとまずいと言いながらも、暗がりに導き「してくれる?」とズボンのチャックを下ろしたり……その見事なまでのゲスっぷりは必見です。ベッドシーンでは「”あー”と言って」と十和子に声を出させたりと、その爽やかな変態ぶりも見逃せません。監督が「(松坂桃李は)本当に誠実にこの薄っぺらい役に取り組んでくれました」と語るその演技は、ぜひスクリーンでご覧ください。◼︎”イヤミス”の女王、沼田まほかるによる原作小説にも注目!「この本に描かれている『無償の愛』を映像化してみたいと感じた」そう話すのは、本作のメガホンをとった白石和彌(しらいし・かずや)監督です。「この映画は、原作者の沼田まほかるさんの力に支配されている作品になっています。仏像を作る仏師の人たちの『私たちは木くずをはらっているだけ。木の中にいる仏を出しているだけなんです』という言葉を読んだことがあるのですが、感覚はそれに近い。まさにちょっとずつ余計なものを払いながら映画を作り上げていった感覚」と語ります。そんな強い力を持った原作を書いた沼田まほかるは、若くして結婚し、その後に離婚。主婦、僧侶、会社経営などの経歴を経て、56歳で小説家デビューした異色の経歴の持ち主です。最近では、2011年に発表した『ユリゴコロ』が吉高由里子主演で映画化され、話題になりました。本映画の原作にあたる『彼女がその名を知らない鳥たち』は、デビュー翌年に発表した著作第2作目。”イヤミス”(読後にイヤな後味が残るミステリー)という言葉が流行る前から、高く評価されていた作品だけに、未読の方も、本作鑑賞後に読むと、登場人物たちの心情をより深く感じることができるでしょう。原作を未読の方はもちろん、物語の結末を知っている方でも、この衝撃のラストシーンには改めて打ちのめされてしまうはず。あなたの心に深く残って離れない、衝撃のラブストーリー『彼女がその名を知らない鳥たち』は、10月28日(土)より全国公開です。◼︎『彼女がその名を知らない鳥たち』公開情報『彼女がその名を知らない鳥たち』【R15】10月28日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー監督:白石和彌『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』原作:沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」(幻冬舎文庫)出演: 蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊配給:クロックワークス上映時間:123分公式サイト: kanotori.com©2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月28日●『凶悪』『日悪』に続いて「心中した」原作『凶悪』(13)や『日本で一番悪い奴ら』(16)で、人間の業を炙り出してきた白石和彌監督が一転、「無償の愛」に挑んだ。10月28日に公開となる映画『彼女がその名を知らない鳥たち』。クレームで憂さ晴らししながら、地位も金もない陣治(阿部サダヲ)を足蹴にする依存女・十和子(蒼井優)。そんな十和子への執着心を隠さない不潔男・陣治と、薄っぺらな甘い言葉で十和子と肉体関係を結ぶ不倫男・水島(松坂桃李)。そして、自らの地位のために十和子を踏み台にする野心家の男・黒崎(竹野内豊)。不倫報道が日常化してきた今、ただその是か非かを問いただすのではなく、それら登場人物たちを通して、一観客に「あなたの愛とは?」を鋭く投げかける。その担い手となる役者を手とし、足とするからには。白石監督はそんな強いこだわりと責任を腹に据えて本作と向き合っていた。奇しくも映画作品で遺作となった中嶋しゅうさんとの思い出にも、役者への尊敬の念がにじみ出ている。○「同じような役」をオファーしないワケ――高校の先輩から数冊の本をもらい、その中の一冊が今回の原作だったそうですね。幻冬舎さんに小玉(圭太)さんという高校の大先輩がいらっしゃるのですが、小玉さんが『凶悪』を観て僕の存在に気づいてくださり、食事に誘ってもらって、それ以降かわいがっていただいてたんです。小玉さんが出版社問わず映画化したい本を数冊持ってきてくださって、その中の一冊が『彼女がその名を知らない鳥たち』でした。――『凶悪』がなければ、今回の作品も生まれなかったと。そうですね。『凶悪』問わず、すべての作品はそうやっていろいろなことに繋がっているんだと思います。――「無償の愛を描きたい」という思いが一致した作品だったと聞きました。映画化しづらい原作だと思います。過去の話が重要な要素を占めていますし、ラストの描き方もとても難しい。原作を読み終わって、1週間ぐらいそのあたりが引っかかっていました。でも、繰り返し考えているうちに、「好きかも」となってきて(笑)。そう思ってしまうと「もう、やるしかない」。――物語の起承転結も含めて、そうやって冷静に判断されてから決断されるんですね。もちろん。『凶悪』や『日本で一番悪い奴ら』もそうでしたが、「この原作と心中できるか」という覚悟がないと。もう少し手軽に撮っちゃえばいいのかもしれないですけど、「そうはいかん」と言い聞かせています。――原作に忠実に。ご自身の解釈で映画化することは本意ではないというお考えですか?もちろんそういうこともあり得るし、正しいとも思います。今回も読み終わって、ラストを変更することも考えて、いくつか書き出しました。でもやっぱりしっくりこなかった。最終的には「このラストしかない」と。これ以上の衝撃はありませんからね。――映画を観た後、何か引きずられているような独特の"魔力"がありました。CMで蒼井優さんを見ると十和子と重なって、以前とは違う魅力を感じたり。出ている役者さんが、それぞれ自分が抱いていたイメージとは少しずれているというか、キャスティングの妙を感じました。起用は原作を読んでの直感なのですが、阿部サダヲさんや蒼井優さんをはじめ、パブリックイメージと違う役割をいかに与えるのかというのが重要と考えています。阿部さんは最近「いい人」というか、潔癖感のある役が多かったのですが、今回のだらしない男も喜々として演じてくださいました。――そのあたりが「役者冥利」なんですかね。そうだと思いますよ。同じような役をやってもね。それを課されている俳優本人がいちばん思っているんじゃないですかね? でもみんな文句も言わず、当然プロだからきちんと全うしています。起用する側は、役者の将来性も踏まえてちゃんと考えてあげた方がいいと思います。●少女漫画映画の「恋」頼りを憂う――表現は正しくないのかもしれませんが、心理テストを受けているような映画でした。つまり、登場人物に対して自分がどのような印象を抱いているのか。そこがとても肝となるストーリー展開でした。そうですか(笑)。原作の流れには基本的に沿っていますが、陣治についても阿部さんから「どうやって演じたらいいですか?」と聞かれると、「さっき人を殺してきたような顔で」とお願いしていました。○連日の不倫報道と世間の「愛」――最近の映画は恋を描く作品が多くて、愛を描く作品が少ない。そんなこともプロダクションノートに書かれていました。今回の映画では、その「愛」を描こうとしている。少女漫画を原作にした映画がたくさん作られてますが、そのほとんどが恋の映画。また、そういう映画でしかヒット作を生み出せない日本の現状を憂いているというか、愛は愛でも気軽に口に出せる愛ではなくて、口に出すこと自体が軽く感じてしまうようなものをせめて作ろうよと。――そういう点での「無償の愛」は、とても覚悟のいるテーマですね。伝わっている人には伝わると信じたいですね。この映画は、最後に提示されるのが「愛」であるからこそ、観ていてつらくなるような展開を経ても残るものがあるんだと思います。いつか十和子が死ぬ時、きっと「良い人生だった」と前向きになるに違いない。そう思っています。――ここ数年、著名人の不倫が連日取り上げられています。今回の「無償の愛」は世相に対する問いかけとも受け取れます。でも映画を観て、ほとんどの人は無意識に「有償の愛」を求めているんじゃないかと思ってしまいました。本当にその通りだと思います。「無償の愛」は容易ではありません。相手に見返りを求めず、すべてを捧げることができる人はなかなかいない。そうやって深く考えていくと、この作品に潜んでいる過激なメッセージが聞こえてきます。でも、なかなか「無償側」にはなれませんよね。――そうですね。でも人として「無償でありたい」とも思います。1万分の1ミリでも、そうありたい (笑)。そうなれれば、何かが変わるんじゃないか。そんな予感がするんですよね。――松坂桃李さん演じる水島。十和子をもてあそぶゲス男でしたが、自分都合で考えてしまうことは多かれ少なかれ、自分も含めて誰にでもあるような気もしました。"そっち側"の人がほとんどだと思います。出演者の方には世の中の不倫についてとか具体的なことは話しませんでしたが、みんな共通して同じようなことを思っていたんじゃないですかね。○ピエール瀧の悪役像を生み出した起源――阿部さんからは「脚本に対して忠実に演じようとするルール」を感じたそうですね。脚本に書いてあることや僕がしてほしいと思っていることを、まずは素直に再現しようとする努力を惜しまない。そういう印象を感じましたね。役者さんが受け入れられなければ話し合うこともありますが、そういうこともあまりなかったです。互いに陣治のイメージが一致していたんだと思います。思い入れが強い役だったので、脚本にもだいぶ手を入れさせてもらいました。――『アウトレイジ 最終章』のピエール瀧さんを見て、『凶悪』を思い出しました。そういう悪役イメージを引き出したように、白石監督ならではの役者さんとの距離感、独自の演出法があるのではないかと。今の阿部さんの話を聞いても思いました。どうなんだろう。さきほど言われてうれしかったのが、もともとのイメージとずれている配役だったと。パブリックイメージと違う役割を与えるというのが、まずは僕の役目だと思うんですよね。それは役者にとってはうれしいことだし、一方では不安になるかのどちらかなんですよね。その役をやってみたいと思えばうれしいし、絶対にできないと思っていれば不安になるだろうけど。ただ、確実に普段やり慣れていることよりは、何かアプローチを変えなきゃいけないから。そういう役割をちょっとでも与えると、役者は急激に輝きを増すと思います。それは一般社会でも同じじゃないですか? プロ野球の監督も優勝すると、どのように指揮したのか分析する記事が上がりますよね。でも、その内容は結果を残したからこそ引きがあるわけで、結局は「勝てば官軍」。そういう考えに近いというか。新しい何かを発見してあげれば、役者は喜んでくれると信じています。●中嶋しゅうさん「また出てやるよ」――役者への尊敬の念ともいえますね。黒崎(竹野内豊)の妻・カヨ(村川絵梨)の叔父である国枝を演じた中嶋しゅうさん。残念ながら今年7月6日、舞台出演中に倒れ、帰らぬ人となってしまいました。映画で観ていただいた通り、役者としてとても輝いている方でした。嬉々として演じてくださって。国枝という役は原作では回想シーンしか登場しなくて、現在の十和子とは会わない。映画では2人が対面して。そのためにセリフを設けました。――「お前のことは覚えている」。身の毛もよだつセリフでした。やりたい放題やってきた国枝が五体満足で出てくるのも面白くないので、半身不随の設定にしました。どうですかねと尋ねてみたら、すごく喜んでくださって。「こんな感じの歩き方でいいかな?」とかいろいろ細かいアイデアをくださって。本当に楽しかったです。――どのような経緯で出演が決まったんですか?しゅうさんは前から出てもらいたいと思っていたんですけど、舞台でお忙しいのでなかなか映画のスケジュールと合わなかった。今回は、映画『関ヶ原』が終わって、ロケ地が大阪と近かったのでその足で来られるということになって、たまたまタイミングが合ったんです。やっと出てもらえてよかった、またお願いしますね、なんて話していたんですけどね。「また出てやるよ」と言ってくださっていたのに。――貴重なお話ありがとうございました。強烈な存在感とインパクトを残した役だったと思います。監督ご自身としてはここ最近、オファーが続々と舞い込んでいるそうですね。どのような基準で作品を選ばれているんですか?基本的には「面白い」と思えたもので、「ハートに火がつくかどうか」を方針としているんですけど、作品が増えすぎてきたのでまた方針を変えていこうかなと思っています。みなさん付き合いが長いと僕のことを知っていて「次にこういうのやりたいんじゃないの?」みたいなものを持ってきてくださって、それをやっちゃったりするので(笑)。『凶悪』や『日本で一番悪い奴ら』と同じように、この子(映画のプレスを指しながら)がまた新しい扉を開いてくれる映画になるんじゃないかとすごく期待していて。「お前、実録の人だろ?」みたいに言ってくるヤツもいましたが(笑)、職人でいたいなとは思いますよね。アレも撮れるし、コレも撮れる。そういった意味での新たな一面に挑戦できたことはよかったと思います。この作品も、新たな出会いのきっかけになることを願っています。■プロフィール白石和彌(しらいし・かずや)1974年北海道生まれ。1995年、中村幻児監督主催の映画塾に参加し、その後、若松孝二監督に師事。助監督時代を経て、行定勲、犬童一心監督などの作品にも参加。初の長編映画監督作『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(10)の後、ノンフィクションベストセラー小説を実写化した『凶悪』(13年)は、第37回日本アカデミー賞優秀監督賞ほか、各映画賞を総なめした。その後、『日本で一番悪い奴ら』(16)、『牝猫たち』(16)、Netflixドラマ『火花』(16)など、幅広いジャンルを映像化し、来年は『サニー/32』(18)、『孤狼の血』(18)の公開を控えている。(C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月27日一流ファッション誌のカリスマ編集長のもと、奮闘しながら成長していく女性を演じた映画『プラダを着た悪魔』や、40歳年上の“新人(インターン)”を雇うことになったファッションサイトの女社長を演じた『マイ・インターン』。ハリウッドの人気女優アン・ハサウェイといえば、恋に、仕事に、おしゃれに奮闘するキャリアウーマンが代名詞といえるほど、そのイメージが定着している。だが、そんな数々の輝いている女性を演じてきたアンが、最新作ではなんと“職なし!家ナシ!彼氏ナシ!”のダメウーマンに挑戦!そして、日本でも『花とアリス』から『家族はつらいよ』シリーズまで、幅広く活躍する人気女優・蒼井優も、恋愛に依存するダメ女を演じて話題となっており、この秋、日米の人気女優の“ダメ女”映画が2週連続で公開される。■アン・ハサウェイ:ダメウーマンが負け犬人生と世界の危機に立ち向かう『シンクロナイズドモンスター』11月3日(金・祝)公開憧れのニューヨークで働いていたグロリア(アン・ハサウェイ)は、失業してから毎晩酒に酔って暴走し、同棲中の彼氏(ダン・スティーヴンス)に家を追い出されるダメウーマン。家も仕事も彼氏も失ったグロリアは、生まれ故郷の小さな田舎町に戻り、そこで幼馴染のオスカー(ジェイソン・サダイキス)が営むバーで働くことに。そんな中、韓国・ソウルで突如巨大な怪獣が現れたという衝撃のニュースが世界を駆け巡る。テレビに映し出された衝撃映像に皆が騒然とする中、ただひとりグロリアはある異変に気付く。「この怪獣、私と全く同じ動きをする…!?」。舞い上がったグロリアは、怪獣を操り世界をさらなる混乱へと陥れるが、そこに「新たなる存在」が立ちはだかり…。本作でのアンはファッションにもまるで気を使わず、髪の毛はボサボサと、これまでのイメージを覆す容姿。彼女は本作のプロデューサーも務めており、役柄について「グロリアは最も自分らしいキャラクター」と語っている。女子力ゼロのセカイ系バトル・エンターテインメントを見逃さないで。■蒼井優:「共感は全くできない」最低な女と最低な男がたどりつく、究極の愛とは?『彼女がその名を知らない鳥たち』10月28日(土)公開下品で貧相、金も地位もない15歳上の男・陣治(阿部サダヲ)と暮らす十和子(蒼井優)は、8年前に別れた黒崎(竹野内豊)のことを忘れられずにいた。陣治に激しい嫌悪の念を抱きながらも、陣治の稼ぎのみで働きもせずに毎日を送っていた十和子は、黒崎に似た面影を持つ妻子ある水島(松坂桃李)と関係を持つ。ある日、十和子は家に訪ねてきた刑事から、黒崎が行方不明であることを告げられる。「十和子が幸せならそれでいい」と、日に何度も十和子に電話をかけ、さらには彼女を尾行するなど、異様なまでの執着を見せる陣治。十和子は、黒崎の失踪に陣治が関係しているのではないかとの疑いを持つ――。“イヤミスの女王”と呼ばれる沼田まほかるのベストセラー小説を、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督が映画化。恋愛に依存せずには生きられない、危なっかしさを感じさせる十和子を蒼井さんが好演している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月24日蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊ら豪華俳優陣を迎え、沼田まほかるの人気をミステリー小説を映画化する『彼女がその名を知らない鳥たち』。このほど、演じた松坂さん本人も「共感できたら終わり」と称する不誠実な男・水島の場面写真が、いち早くシネマカフェに到着した。W主演となる蒼井さん、阿部さんの2人に加え、松坂さん、竹野内さんといった、日本映画界の誇る名優たちが集い、“全員最低なのにまぎれもない愛の物語”が描かれる本作。登場するのは、蒼井さん演じるクレーマーで自分勝手な女・十和子や、阿部さん演じる不潔で下劣、そのうえ十和子に異様な執着を見せる男・陣治、竹野内さん演じる十和子の昔の恋人であり、自身の出世や保身のためなら女を道具に使うことも厭わない黒崎と、共感度0なクズなキャラクターたちばかり。そして今回到着した場面写真は、松坂さん演じる“とにかく薄っぺらな男”水島の初出し画像だ。純粋で爽やかなイメージのある松坂さんが演じる水島は、誠実そうなルックスとは裏腹に、薄っぺらな言葉を次々とささやき、妻子があるにもかかわらず十和子と関係を結ぶ最低なキャラクター。今回の場面写真で見せる表情も、まさしくゲスそのもの!?スーツをビシっと決めスマートに装いながら、どこか淫らな目線を送る水島の笑顔はおそろしく不気味な雰囲気に満ちていて、何も知らない女性がこの端正なルックスから甘い言葉を投げかけられたら、コロリと落ちてしまうのも無理はない。松坂さんといえば、誠実で温厚そうな役柄も多く、現在放送中のNHK連続テレビ小説「わろてんか」では、後に主人公の夫となる売れない芸人を演じるなど、多少ダメなことをしても憎めない、“好青年キャラ”で不動の人気を築いているイメージ。だが、9月に行われた本作のジャパンプレミアイベントでは、キャスト一同から、水島に対する非難が巻き起こり、松坂さん自身も「自分の役は、ゲスだ、のひと言。水島真と書いて、ペラペラぺラ男と読む。女性の敵。共感できたら終わりだなと思っていました」と言及するほど。本作で初タッグとなった白石和彌監督は、「何も説明しなくても水島になりきっていた。映画全体の中で自分のポジションや役割が何かをすごく考えて、理解している役者です。そのうえで本当に誠実に、この薄っぺらい役に取り組んでくれました」と太鼓判を押している。今後の出演作に『不能犯』主演を控え、衝撃的な内容で波紋を呼んだ主演舞台『娼年』の映画化が発表されたばかりの松坂さん。本格派俳優として着実にキャリアを重ねる中で、本作で見せる新境地を、ぜひ劇場で堪能してみて。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月18日今注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回登場してくれたのは、女優の白石 聖さんです。コンプレックスの塊だけど、演じると忘れられるんです。CMやドラマでの活躍が目覚ましい白石さん。今夏には「午後の紅茶」のCMで、友人に恋のライバル宣言をする女の子を演じて注目を集めた。「TVに映る自分にまだ慣れなくて。私、コンプレックスの塊なんです。演じる時は『今は別人!』って自分に言い聞かせる(笑)。でも、最近は気持ちに余裕が出てきて、仕事をしている時が幸せって思います」。今してみたいことは、髪を派手な色にすること。「そういう役をやってみたいんです。真面目な役を演じることが多いので、ぶっ飛んだ役に興味アリ!」友達のSNSアイコン用似顔絵を描きました♪友人の子供の頃の写真をイラストにしました。絵を描くの、好きなんです。暇な時はもっぱらスマホでゲーム。「うたの☆プリンスさまっ♪」というリズムゲームにハマっています。小学生の頃から飼っている愛猫モウちゃん。育児放棄されているのを発見し、家族になりました。実物は更にカワイイ。しらいし・せい1998年生まれ。高校2年生の時に原宿でスカウトされ、芸能界入り。今月スタートのドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)や来年公開の映画『栞』に出演。※『anan』2017年10月18日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年10月14日蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊という実力派俳優が全員“共感度0”のクズなキャラクター演じる『彼女がその名を知らない鳥たち』。その公開を記念して、蒼井さんが生放送でパーソナリティを務める特別番組「蒼井優のオールナイトニッポンGOLD」の放送が決定した。沼田まほかるの20万部を超える人気ミステリー小説を原作に、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』などノンフィクション小説から骨太な社会派エンターテインメントを作り出してきた白石和彌がメガホンを取り、初の本格的な大人のラブストーリーに挑むという本作。登場するのは、蒼井さん演じるクレーマーで自分勝手な女・十和子や、阿部さん演じる不潔で下劣、そのうえ十和子に異様な執着を見せる男・陣治、松坂さん演じる一見誠実そうな風貌ながらとにかく薄っぺらな水島、竹野内さん演じる十和子の昔の恋人であり、自身の出世や保身のためなら女を道具に使うことも厭わない黒崎と、全員“共感度0”なキャラクターたちばかり。原作ファン、映画ファン問わず熱い注目を集めている。そしてこのほど、本作の公開を記念し、10月13日(金)22時より「蒼井優のオールナイトニッポンGOLD」の放送が決定!生放送のスタジオには、共演の松坂さんと、白石監督の2人がゲストで駆けつけ、本作の内容にちなんだテーマを設け、リスナーからの投稿を基にしたトークコーナーを予定。さらに、阿部さん、竹野内さんの2人も登場予定と、盛りだくさんの内容になっている。昨年12月の「蒼井優のオールナイトニッポンGOLD~映画『アズミ・ハルコは行方不明』SP」以来、約1年ぶり&2度目のオールナイトニッポンパーソナリティとなる蒼井さん。本作撮影時のエピソードや、ラジオならではのぶっちゃけトークが展開されるかも…!?『かの鳥』一色の2時間をぜひお聴き逃しなく!「蒼井優のオールナイトニッポンGOLD」は10月13日(金)22時~ニッポン放送ほか全国18局ネット(9月現在)にて放送。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年10月06日作家・柚月裕子の小説を基に、白石和彌監督(『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』)がメガホンをとり、役所広司主演で映画化した『孤狼の血』。松坂桃李、江口洋介、中村獅童、ピエール瀧、音尾琢真、中村倫也ら豪華俳優陣が集結する本作だが、この度新たに竹野内豊が出演していることが明らかになった。今回竹野内さんが演じるのは、自身とって“史上初”となる役柄、バリバリの「呉弁」と「ド派手衣装&パーマ」が目を引く暴力団五十子会若頭・野崎康介。江口さん演じる一之瀬守孝が若頭を務める「尾谷組」と敵対する「五十子会」の若頭で、ストーリー冒頭から登場し強烈な存在感を放つという。10月公開の『彼女がその名を知らない鳥たち』で白石組に参加し、今回白石監督作品2作目となった竹野内さん。『彼女がその名を知らない鳥たち』の撮影直後、「白石監督から、『今度、竹野内さんに出て欲しい作品がある』と言われ、台本も読まずに、『はい』と返事をしていたので(笑)」と出演を即決したと明かし、「台本を読ませて頂いたときは、完成度の高さに『素晴らしい作品になる!』とわくわくしました。いままで、いい人だったり、エリート的な役が多かっ たので、また一つ、白石監督の現場で新たな役に挑戦出来ることが嬉しかったです」とコメント。また、この役柄に加え「呉弁」、そして「ド派手衣装&パーマ」は、本人にとっても初の挑戦。以前から方言のある役をとにかくやってみたかったと言う竹野内さんは、「呉弁は、抑揚が激しかったり、イントネーションを間違えると関西弁の様に聞こえてしまったりするので難しかったですが、呉出身のスタッフの方と確認しながら取り組めることが楽しかったです。自分の演じた野崎の呉弁は、暴力的な言い回ししかしないのですが、本来の呉弁は、とても温かみがあって、どこか人間臭さを含んでいます。また是非チャンスがあれば、呉弁を話す役柄に出逢いたいです」と苦労した点も明かす。さらに、衣装においては想像していたものと全く違ったそうで、「とにかく派手でした(笑)。ですので角刈りはやめ、衣装に合う髪型をヘアーメイクさんと話しながら作って頂きました」と初挑戦となったきつめのパーマをかけた経緯を語っている。『孤狼の血』は2018年5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月01日10月28日公開の映画『彼女がその名を知らない鳥たち』の完成披露試写会が28日、東京・新宿バルト9で行われ、蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊、白石和彌監督が出席した。ラブストーリーに夢を見られなくなった大人の女性たちに、「究極の愛とは何か?」というテーマを突きつけ、読者を虜にした沼田まほかるの同名小説を、『日本で一番悪い奴ら』などを手掛けた白石和彌監督が映画化した本作。クレーマーで自分勝手で嫌な女・十和子を蒼井優が、その十和子に異様な執着を見せる不潔でちんけで下劣な男・陣治を阿部サダヲ、さらに妻子がありながらも十和子と肉体関係を結ぶ下衆男・水島を松坂桃李、十和子の元恋人で別れる時に彼女の心や身体を傷つけたクズな男・黒崎を竹野内豊がそれぞれ熱演している。元恋人の黒崎が忘れられずに会ってしまい、妻子ある水島とは不倫関係に走る十和子役の蒼井。「すみません。最低な女性です(笑)。ここにいる皆さん全員に嫌われると思います」と苦笑いで、女優のイメージを壊しかねない役柄のオファー時を「最初お話をいただいた時は阿部さんと白石監督しか確定してなかったんですけど、そのおふたりとお仕事が出来たらうれしいなと思って引き受けました」と承諾した理由を説明した。とはいえ、渡された台本を読み込むほど十和子が最低な女性ということが判明したそうだが、「私より最低な人がいて救われました。クズ合戦みたいな感じでしたね(笑)」と振り返った。自身が演じた十和子については「共感してないと言いたいんですけど、常識や人間関係などいろんなことを排除して、選択肢を広げているのが十和子なだけ。観てくれた友だちや知り合いは分かるところがあるとおっしゃる方も多いんです。永久凍結した部分が解凍されて、腐っちゃいました(笑)」と意外にも否定的ではなかった。蒼井以上にこれまでのイメージを壊しかねないのが、見た目はハンサムなのに薄っぺらい言葉を次々とささやく下衆男・水島を演じた松坂桃李。「いや~下衆だな~っていうその一言に尽きますね。多分、女性の敵だろうなっていう、それぐらいペラペラペラ男です」と振り返った松坂に、初共演の蒼井が「松坂さんって現場ではすごい真面目で素敵な俳優さんなんですけど、水島は本当に最低でした。上手いところがまた最低!」と印象を語りだすと、松坂が「ダメだ! もうすぐ朝ドラが始まるから!」とイメージ払拭に必死だった。映画『彼女がその名を知らない鳥たち』は、10月28日より全国公開。
2017年09月29日『凶悪』、『日本で一番悪い奴ら』と実録路線のクライムムービーを世に放った白石和彌監督による最新作『彼女がその名を知らない鳥たち』の完成披露試写会が9月28日(木)、都内にて行われ、W主演を飾った蒼井優、阿部サダヲのほか、ゲスな男を演じた松坂桃李、クズな男を演じた竹野内豊が白石監督と共に登壇した。「共感度0の最低な女と男」しか出ていないというふれこみの本作なだけに、登壇陣も「誰が一番最低?」という話で大盛り上がり。阿部さんは「甲乙つけがたい最低さ」と言い、竹野内さんは「一番最低なのは監督」と白石監督に振り、そんな白石監督は「ひどいのは黒崎ですかねえ?でも3周回ると、十和子な気がします」と挙げれば、松坂さんは「やっぱり阿部さん以外の監督含め、我々は最低だと思います。けど、全員が揃うと妙な連帯感が…」と話すと、蒼井さんも「私も思っていました!」と共感した。しかし、「一番最低なのは?」と改めて聞かれると、蒼井さんは「わたし、松坂さん!というか、水島さん。水島は最低でした!」と暴露され、白石監督に「ただ、うまいけどね、いろいろ」と含みのある言い方をされた松坂さん。どうやらきわどいシーンのことを指していることに気づき、爆笑した松坂さんは「もうすぐ朝ドラ、始まっちゃうから!」と制したものの、蒼井さんに「出番減るかもね(笑)」とイタズラっぽく微笑まれていた。沼田まほかるの同名ベストセラー・ミステリーを映画化した『彼女がその名を知らない鳥たち』は、白石監督が挑んだ初の大人のラブストーリー。15歳年上の男・陣治(阿部さん)と暮らしながらも、8年前に別れた黒崎(竹野内さん)のことが忘れられない十和子(蒼井さん)は、ある日、妻子持ちの美しい水島(松坂さん)に出会い、夢中になる。そんな折、黒崎の失踪を知らされた十和子は、陣治が関わっているのではと疑い始め、水島にも危険が及ぶのではと怯える。豪華メンバーが白石監督の元に集結したことに喜びの表情の蒼井さんは、それぞれの俳優への印象を口にした。「阿部さんは軽やかにお芝居をされる方なので、一緒に飛べるように気をつけようと思っていました。松坂さんは…こんな薄い台詞をよく真顔で言えるなって(笑)。松坂さんというよりも、水島という“ペラペラペラ男”が本当に目の前にいて感動しました」と、なりきりぶりを絶賛。竹野内さんについても「まさか竹野内さんが(役を)受けてくださるなんて思っていなくて。お会いして、すぐに映画の核になることに興味を持って話してくださったので、一緒に映画を作れる方だとすごいうれしかったです」と感無量の表情を広げていた。なお、完成披露試写会にて、本作が第12回ローマ国際映画祭のオフィシャル・セレクションに正式出品されることが発表された。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年09月28日「NGT48」から来春卒業し、女優として活動することを発表した北原里英のグループ卒業後初の主演映画『サニー/32』が公開決定。この度、特報映像が到着し、『凶悪』『彼女がその名を知らない鳥たち』の白石和彌監督のもと、北原さんが体当たり演技を見せていることがわかった。■物語のあらすじと見どころ白石監督と脚本・高橋泉の『凶悪』タッグによる完全オリジナル作品となる本作は、中学校教師・藤井赤理の誘拐・監禁から始まる、息もつかせないジェットコースター・ムービー。24歳の誕生日に、“サニー”の狂信的信者に誘拐・監禁された赤理。“サニー”とは「犯罪史上、もっとも可愛い殺人犯」と呼ばれ、ネットなどで神格化し世間を騒がせた少女の愛称。誘拐犯の柏原(ピエール瀧)と小田(リリー・フランキー)の2人は赤理を“サニー”と呼び、誘拐するのだが…。主演を務める北原里英は、2007年10月「AKB48」第2回研究生オーディションに合格し、翌08年にデビュー。15年に「NGT48」のキャプテンとして移籍することを発表し、現在も同グループキャプテンとしてメンバーを引っ張る存在だ。8月21日に行われた「NGT48」お披露目2周年ライブにおいて、来年春ごろグループから卒業することを発表。卒業後は女優への転身を誓っていた。北原さんはこれまでに4本の映画に出演をしているが、卒業発表後、“女優・北原里英”の本格デビュー作ともいえる本作では、仕事も私生活もいまひとつの中学校教師・藤井赤理を熱演。誘拐犯に痛ぶられながらも対峙する、体を張った演技で女優としてリスタートを切る覚悟を感じさせている。■豪華スタッフ&共演者たち国民的アイドル・北原さんの持ち味を生かしながら、極限まで追い込むことで新たな姿を引き出すのは、『凶悪』で国内映画賞を席巻、北海道警察の不祥事を題材にした『日本で一番悪い奴ら』に続き、『牝猫たち』(’17)、『彼女がその名を知らない鳥たち』(’17年10月28日(土)公開)、『孤狼の血』(’18年5月12日(土)公開)と公開作品が続く白石監督。毎作品ごとに俳優陣の魅力を新ベクトルへ引き出す、その手腕で、北原さんをどう輝かせるのか注目を集めている。共演には、『凶悪』にも出演し、存在感あふれる芝居で俳優として高く評価され、いまやあらゆる作品に欠かせない顔となったピエール瀧&リリー・フランキー。『愛の渦』でその年の新人女優賞を多数獲得、若手実力派女優として名高い門脇麦、白石組の常連で個性的な役どころで出演し、強い印象を残す音尾琢真、さらには北原さん演じる主人公の同僚に駿河太郎ら、豪華出演陣が名を連ねている。■キャストからコメントが到着北原さんは、本作の情報解禁について、「待ちに待った瞬間を迎えて、震えるほど嬉しい気持ちです」とコメント。「この映画が決まったとき、そして撮影しているとき、ずっと早く言いたくてウズウズしていました。だけどどこかで、自分だけのものにしておきたいくらい大事な宝物のような気持ちもあり、不思議な感覚です」と感激もひとしお。「白石監督の作品はどれも、心にトラウマが残るシーンがあるので、どれだけ残虐な人間がどんな心境で撮影してるんだろう…と思っていたのですが(笑)、実際の白石監督はいつだって演者のことを考えてくださり、現場のことを思ってくださり、自分が1番に動いてくださる凄く信頼できる方でした」と、監督について絶大な信頼を寄せていたことを明かす。さらに、「瀧さんとリリーさんはわたしの大好きな『凶悪』コンビだったので、初めてお2人の2ショットを見たときは、こっそりテンションが上がりました!」と激白、門脇さんについても「とても尊敬している方だったので、お会いするまで緊張していた」というが、「現場は過酷ながらとても楽しかったです」とふり返っている。加えて、「すごい作品に参加させていただきました」と改めて語る北原さん。「この作品で新しい一歩を踏み出します!」と気合い十分の様子だ。瀧さんは、「相変わらずの白石組特有のぶっ飛んだ脚本なのですが、今回の悪事は鬼畜ぶりがこれまでとは異質というか特異というか…」と明かし、「無理難題を吹っかけてくることが通常営業なので、そのハードさを楽しめるようになってきました」と監督の現場を愛情たっぷり(?)に明かす。一方、リリーさんは脚本を読み、「もう、本当に、この人たちは…。とあきれるくらい白石節、高橋節でした」と吐露。「瀧は相変わらずギザかわいくて、白石さんは相変わらず憎たらしかったです」とタッグをふり返り、北原さんについては「この役を演じる『覚悟』というものを感じ、引っ張られました」と太鼓判。また、白石監督について「底知れぬバイタリティと精神力を持ってる」と語る門脇さんは、「どんなジャンルにも縛られず、いろんなものを突き破っていく作品になる予感がして胸が高鳴りました」と作品への思いをコメント。そして、白石監督は「北原里英の秘めた破壊力がこの作品で解き放たれます」と断言する。「この作品は脚本の高橋泉氏と、いずれは取り掛からなければならない物語だと酒を飲む度に話し合ってきた念願の企画です。瀧さんとリリーさんのプロレス的タッグマッチにセメントをしかける北原里英と門脇麦という構図です。みんな狂っていて、悲しく恐ろしい。閉鎖的な社会に生きる少年少女たちの行き場のない魂の慟哭。北原里英、飛べ!飛んで救いに行け!この作品は純然たるアイドル映画です。そう簡単に卒業させません」と、気にならずにいられない独特の表現で、北原さん、そして作品について語っている。強烈なキャラクターたちの群像劇がサスペンスフルに展開していく中、人間の弱さと強さ、さらにはネット社会の危うさまでも描き出す本作。撮影は、2017年2月2日~2月19日まで、降りしきる雪の中で「NGT48」の本拠地・新潟県にて完了しており、作品の完成は本年10月を予定している。『サニー/32』は2018年2月、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年09月21日NGT48を来春目処に卒業する北原里英(26)が、『凶悪』(13)や『日本で一番悪い奴ら』(16)などで知られる白石和彌監督の映画『サニー/32』(2018年2月公開)で主演を務めることが21日、明らかになった。撮影は今年2月2日から19日まで、NGT48の本拠地でもある新潟県内で行われた。共演陣には、『凶悪』で極悪非道の人物を演じたピエール瀧とリリー・フランキーのほか、門脇麦、音尾琢真、駿河太郎といった実績十分の役者たちが名を連ねる。北原が演じるのは、仕事も私生活も冴えない毎日を送る中学校教師・藤井赤理。24歳の誕生日、ネット上で「犯罪史上、もっともかわいい殺人犯」として神格化された少女"サニー"の狂信的信者である柏原(瀧)と小田(リリー)に誘拐・監禁され、2人に殴られ、縛られ、舐められるといったハードな役どころに体当たりで挑んだ。高橋泉によるオリジナル脚本で、先読みできないスリリングなストーリーが展開する本作。卒業後は女優を目指すと宣言している北原は、「この映画をもって、新たな人生を歩み始められることをとても幸せに思います」と充実感をうかがわせ、「わたし自身が1 番楽しみにしているといっても過言ではありません。アイドルであるわたしが主演なので、それだけで避けてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、この映画の撮影は、そのことを忘れるほど集中して臨めました。この作品で新しい一歩を踏み出します! 本当にたくさんの方に観て欲しいです。ぜひ白石監督の世界を楽しんでください!」と精いっぱいアピールする。また、"凶悪コンビ"の2人については、「初めてお二人の2ショットを見たときは、こっそりテンションが上がりました!」と興奮を伝え、「映画などでは怖い印象の強いお二人ですが、実際はとても面白くてお茶目で可愛くて、瀧さんは少年のようで、リリーさんは包容力溢れる大人で、タイプの違うお二人なのですが2人がとても仲良しで癒されました。辛い撮影期間でしたがお二人といると甘えることができて、たくさん助けてもらいました」と感謝の言葉も口にする。北原にとっての門脇は「ずっと一方的に画面を通して観ていた方だし、とても尊敬している方」。対面するまでは緊張していたそうだが、「空き時間には現場のブームだったしりとりを一緒にしてくれて、ほっこりした時間を過ごせました!」と次第に距離が縮まった様子で、「共演者みんな仲が良くて、現場は過酷ながらとても楽しかったです」と現場の雰囲気をうれしそうに語った。一方の白石監督は、「北原里英の秘めた破壊力がこの作品で解き放たれます。この作品は脚本の高橋泉氏と、いずれは取り掛からなければならない物語だと酒を飲む度に話し合ってきた念願の企画です。瀧さんとリリーさんのプロレス的タッグマッチにセメントをしかける北原里英と門脇麦という構図です。みんな狂っていて、悲しく恐ろしい。閉鎖的な社会に生きる少年少女たちの行き場のない魂の慟哭」と物語の核となる部分に言及した上で、「北原里英、飛べ! 飛んで救いに行け! この作品は純然たるアイドル映画です。そう簡単に卒業させません」と北原に向けて激励メッセージを送っている。(C)2018『サニー/32』製作委員会
2017年09月21日沼田まほかるの同名人気ミステリー小説を、蒼井優&阿部サダヲのW主演で映画化した『彼女がその名を知らない鳥たち』。9月13日(現地時間)、現在カナダ・トロントにて開催中の第42回トロント国際映画祭にて、本作のワールド・プレミアが開催され、白石和彌監督が登壇した。アカデミー賞に向けた賞レースの始まりを告げる、北米最大規模の映画の祭典として名高い「トロント国際映画祭」。本作は、コンテンポラリー・ワールドシネマ部門(Contemporary World Cinema)という「世界的な視野と注目すべきストーリー性を持つ作品」をセレクションする部門に選出されている。本作の世界初お披露目の舞台となったワールド・プレミアには白石監督が登壇。注目の作品をいち早く観ようと集まった観客で埋めつくされた会場では、泣いている観客も多数みられた。万雷の拍手が鳴り響くなか、現地の観客から日本語で「この映画は凄い、オメデトウ」と声をかけられると、白石監督は「ありがとうございます。嬉しいです」と感無量の様子で挨拶した。Q&Aコーナーでは、多くの質問に1つ1つ丁寧に答えていた白石監督は、「個人的には特に(阿部さん演じる)陣治に感情移入をしました。陣治の愛の証明の仕方は誰にでもできるものではないし、心が張り裂けそうな気持ちになりました」とコメント。本作のテーマは「陣治の愛」かと問われると、「それもそうですし、大切なものは常に隣にある。日本の芸能スキャンダルはいま“不倫”が全盛時代を迎えていて、そのニュースが多い中で、真実の愛はフラフラっと来たいい男よりも、僕みたいなブサイクな男にあるんじゃないかと(笑)。それがひとつの大きなテーマです」とも語った。また、対する十和子役については「原作を最初に読んだときに蒼井さんが思い浮かびました。ほかの人にはオファーしておらず、蒼井優さんじゃなければ成立しなかったと思います」と告白し、「十和子の大事なシーンを撮っているときに、蒼井優さんに『どういう表情していいかわからない』と言われたんです。彼女の人生を想像したとき、『僕は凄い素敵だと思う、豊かな人生が待っているんじゃないかな』と、そう話したら、少しだけ泣きながらも、何とも言えないいい表情をしていた。素晴らしい女優です」とべた褒め。主演の蒼井さん、阿部さんの2人をそう絶賛しながらふり返る監督に、時間ギリギリまで質問が飛び交う大盛況ぶり。終了後には、会場の外で観客を出迎えた白石監督が「とても感動した!ありがとう!」とサイン攻め、握手攻めにあう光景も見られるなど、共感度0%、不快度100%の“まぎれもない愛の物語”が、トロントでセンセーションを巻き起こしていた。日本が誇る実力確かな豪華俳優陣の熱演と、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石監督が初めて挑んだ本格的な大人のラブストーリー。本映画祭の最高賞となる観客賞(People’s Choice Award)は、期間中に作品を観た一般の観客の投票によって決定するが、過去に観客賞に輝いたのは『ラ・ラ・ランド』『英国王のスピーチ』『スラムドッグ$ミリオネア』など、アカデミー賞作品賞をはじめ数々の賞を総ナメにし、日本でも大ヒットを記録した作品ばかり。邦画作品では北野武監督『座頭市』(’03)が同賞を受賞しており、邦画作品として14年ぶりの受賞の快挙となるか、今後の動向にも要注目。トロント国際映画祭は9月17日(現地時間)まで開催される。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年09月14日アイドルグループ・乃木坂46の白石麻衣が出演するニベア花王のWEB動画「乃木坂46 白石麻衣のマシュマロ肌タッチ!?」が、11日より公式サイトで公開される。このスマートフォン向けWEB動画は、ニベア花王の「ニベア マシュマロケア」ボディシリーズの発売に合わせたもの。商品の特徴でもある"思わず触れたくなるようなやわらかなマシュマロ肌"を体現する白石が登場。冒頭のテロップ「NIVEAマークをタッチして離さず指で追ってみてね」と出てくる通りにすると、指の動きに合わせて白石が反応するなど、まるで実際に白石のマシュマロ肌にさわっているかのような動画の演出が施されている。また、同じく白石が出演する新CMが14日より順次放送される(北海道エリアのみ9月11日より放送開始)。新CMのテーマは"抱きしめてもらえるマシュマロ肌へ"。CM内では白石が登場し、「マシュマロケア」ボディシリーズを使用している姿が描かれている。
2017年09月11日宇治抹茶の豊かな香りが漂う和モダン空間京都市東山区にある老舗和スイーツカフェ「茶匠 清水一芳園 京都本店」。大通りに面した和モダンな正面玄関には、若葉色の暖簾が掛けられ、かわいらしいハート型の窓が出迎えてくれます。店内は、古民家のような風合いが感じられる落ち着いた和の空間。窓から差し込む柔らかい自然光が、訪れた人を優しく照らします。木のぬくもりが感じられる広々としたカウンターは、一人で静かな時を過ごしたい人にもおすすめ。地元の人はもちろん、遠方からも極上のスイーツを求めて多くの人が訪れています。歴史ある茶問屋の本格的な味が気軽に楽しめる!「茶匠 清水一芳園 京都本店」は、創業以来70有余年続く茶問屋の直営カフェです。著名なデザイナーが手掛けた内装は、洗練された和モダンな雰囲気。訪れた人がゆったりとくつろげるような、癒しの空間作りを心掛けています。もちろん、お店で出されるスイーツも店主のこだわりが凝縮された一級品。京都一の抹茶スイーツを目指す店主が作り出すメニューは、見た目も味も訪れた人に驚きと感動を与えてくれます。インパクト大! 「宇治抹茶氷エスプーマ仕立て「亀」」このメニュー目当てで来店する人も多い、ボリューム満点のかき氷。山盛りにされたふわふわの天然氷を、2種類の抹茶と岡田製糖所の阿波和三盆糖で作った蜜をブレンドしたムースが覆っています。別添えされた小豆煮、練乳、白玉を、お好みでトッピングしてもOK。ふんわり柔らかな口当たりの氷と、ムースから広がる宇治抹茶の香りを楽しめます。味はもちろん、見た目のインパクトもあり、フォトジェニックな一品です。最後まで味の変化を楽しめる和スイーツ「清水パフェ」高さ25cmにもなるボリューミーなパフェです。宇治抹茶を使用した贅沢なアイスの他に、抹茶クリーム、抹茶ようかん、きな粉アイス、ミルクプリンなど、何層にもなる味の変化を最後の一口まで楽しむことができます。器からこぼれんばかりに盛られた白玉やわらび餅、栗の渋皮煮も和スイーツ好きにはたまらない一品。このメニューひとつで、宇治抹茶の苦みや旨み、香りを思う存分堪能することができます。店主のおもてなしの心と本格的な宇治抹茶が魅力!妥協せず、最上級の原料で本物の味を提供したいという店主の想いが込められたこだわりのメニュー。その味には、訪れるお客さんにとにかく喜んでもらいたいという深いおもてなしの心が感じられます。宇治抹茶の魅力が全て詰まった味は、京都のご当地グルメを楽しみたい観光客にも人気です。地元の人にも長年愛される名店で、日本が誇る抹茶の味と香りをぜひ堪能してみてください。京阪本線「七条駅」を出て、国立博物館方向へ直進し、東山七条の交差点を南へ100m進むとお店があります。車の場合は専用駐車場が無いため、近隣のコインパーキングをご利用ください。「茶匠 清水一芳園 京都本店」には宇治抹茶の香りと、日々の喧騒を忘れられるゆったりとした空間が広がっています。京都観光の際にぜひ一度訪ねてみては。スポット情報スポット名:茶匠 清水一芳園 京都本店住所:京都府京都市東山区本瓦町665電話番号:075-202-7964
2017年09月06日いま最も注目されるミステリー作家のひとりである柚月裕子の小説を原作に、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』で日本映画賞を総なめにした白石和彌監督がメガホンをとり映画化した『孤狼の血』。この度、役所広司が主演を務める本作の公開日が来年5月12日(土)に決定し、あわせて白石監督作品には欠かせない新キャストが発表!撮影を終えた俳優陣からコメントも到着した。今回発表されたのは、中村獅童、ピエール瀧、音尾琢真、中村倫也と、いずれも白石監督作品に欠かせない4人のキャストたち。まず白石監督の『日本で一番悪い奴ら』に出演していた獅童さんが演じるのは、何かと悪い噂の絶えない役所さん演じる大上章吾について嗅ぎ回る、安芸新聞の記者・高坂隆文。そして、ピエールさんが全日本祖國救済同盟の代表を務め、大上章吾とは旧知の仲である瀧井銀次役。音尾さんは、江口洋介演じる一之瀬守孝が属する尾谷組と敵対する組織、加古村組の構成員・吉田滋役。中村さんが尾谷組の構成員・永川恭二を演じる。本作の撮影地は、物語同様広島県呉市を中心にオール広島ロケを敢行した本作。壮絶な呉での撮影を終えたキャストたちから、今回コメントも到着。その圧倒的な存在感で、映画に彩を添えた獅童さんは「監督!またやっちゃいましたね!ウン!こうなったらとことんやっちゃいましょう!!!」とコメントし、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』に出演したピエールさんは「白石組にまた参加できて嬉しいです。この『孤狼の血』は、脚本を読んで胸を打たれ、少しでもお役に立てたらと思えた作品でした。撮影スケジュールがタイトで、1週間で東京~呉を5往復してお尻が擦り剥けましたが、それもいい思い出です」と明かす。同じく『日本で一番悪い奴ら』に出演していた音尾さんと中村さんは、「白石監督作品に参加できることは僕の生き甲斐になっているので、この上ない幸せです。しかも『孤狼の血』という野太い作品。 男臭い世界の中に、どうにか居場所を見つけて来ましたので楽しみにしていて下さい」(音尾さん)、「松坂桃李演じる日岡が“真っ当な正義”だとするなら、永川は“アウトローなりの正義”。彼の持つある種の純粋さに五感を澄まし、挑みました。信頼する監督のもと、偉大なる大先輩たちと芝居を交わし、年々減少傾向にある“男臭い作品”に関われたことを、とても幸せに感じています」(中村さん)とそれぞれ語っている。『孤狼の血』は2018年5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月06日『ユリゴコロ』に続いて映画化される、“イヤミスの女王”沼田まほかる原作の『彼女がその名を知らない鳥たち』。W主演の蒼井優&阿部サダヲ、さらに松坂桃李、竹野内豊ら“共感度ゼロ”“全員最低”な登場人物が織りなす愛の物語から、待望の予告編と場面写真が一挙に解禁となった。『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』とノンフィクションを原作に、容赦のない描写で骨太な社会派エンターテインメントを生み出してきた白石和彌監督が、“イヤミスの女王”と呼ばれる沼田さんの人気ミステリー小説を映画化、初めて本格的な大人のラブストーリーを描く本作。このたび完成した予告編では、仕事もろくにせず自堕落な生活を送る女・北原十和子(蒼井優)を取り巻く、最低な男たちが映し出されていく。下品で貧相、地位もお金もないと十和子に毛嫌いされながらも、“十和子を異常なほど愛する男”・佐野陣治(阿部サダヲ)。家庭があるにも関わらず誠実を装い、“十和子と不倫関係となる男”・水島真(松坂桃李)。さらに、ほかの女との結婚話を隠し、自らの保身のために十和子を利用していたにもかかわらず、“十和子が忘れられない昔の男”・黒崎俊一(竹野内豊)。三者三様の男に翻弄される十和子のもとに、突如あらわれた刑事が「黒崎が5年前から失踪している」という驚きの事実を告げると、物語は一変。愛し合った在りし日の思い出を捨てきれず、ずっと引きずりつづけていた十和子は呆然とするが、共に暮らす陣治はその事実を知りながら黙っていたことが発覚。「十和子を弄ぶ奴、傷つける奴は絶対に許さへん」と言い放つ陣治に対して、十和子は疑心暗鬼になっていく…。観る者を限りなく不愉快にさせる、このキャラクターたちが起こす行動が、どのようにして“究極の愛”へと繋がっていくのか、“恋愛観を変える”ほどの驚きのラストとはいかなるものなのか…。十和子と水島、そして黒崎との逢瀬も妖艶に描かれ、いっそう気になる予告編に仕上がっている。また、新たに解禁された場面写真では、散らかり放題の部屋の中で、不機嫌な表情で電話をかける十和子の姿や、怒りに震えながら陣治に土下座をさせる様子など、2人の“主従関係”とともに、およそ清潔とは言い難い生活ぶりを垣間見ることができる。一方、イケメン時計販売員の水島に接客を受けながら艶っぽい表情を浮かべる様子や、神社の境内と思しき場所での水島との密会、また、黒崎と肩を寄せ合いながら満面の笑みを浮かべる姿など、蒼井さん演じる十和子が“女性”としての喜びを感じている瞬間もとらえられている。さまざまな連想を描き立てるシーンの数々にも、期待が高まらずにはいられない。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年08月03日ラブストーリーに夢を見られなくなった大人の女性たちに“究極の愛とは何か”と突きつけ、読者を虜にした沼田まほかるの人気ミステリー小説を原作に、蒼井優と阿部サダヲのW主演で映画化する『彼女がその名を知らない鳥たち』。この度、本作の脇を固める実力派俳優陣の場面写真が到着した。8年前に別れた男・黒崎を忘れられない十和子は、いまは15歳上の男・陣治と暮らしている。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治を激しく嫌悪しながらも、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる妻子ある男・水島と関係を持ち、彼との情事に溺れていく。そんなとき、家に訪ねてきた刑事から「黒崎が行方不明だ」と知らされる。どんなに足蹴にされても文句を言わず、「十和子のためなら何でもできる」と言い続ける陣治が、執拗に自分をつけ回していることに気付いた十和子は、黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯え始める――。『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督が、初めて本格的な大人のラブストーリーに挑んだ本作は、W主演の蒼井さん、阿部さんの2人に加え、松坂桃李、竹野内豊といった実力確かな豪華俳優陣が織りなす、全員最低なのにまぎれもない愛の物語。蒼井さんが演じるクレーマーで自分勝手な女・十和子、阿部さんが不潔で下劣、そのうえ十和子に異様な執着を見せる男・陣治。また、松坂さん演じる一見誠実そうな風貌ながらとにかく薄っぺらな水島、竹野内さん演じる十和子の昔の恋人であり、自身の出世や保身のためなら女を道具に使うことも厭わない黒崎…と、全員共感度0なクズなキャラクターたちが集結。そんな癖の強い4人を支えるのが、今回公開された場面写真に写る個性派ぞろいの実力派俳優陣。まず、黒崎の妻・カヨを演じているのが、「ROOKIES」『花芯』などに出演する村川絵梨。カヨは十和子を自宅に招き入れ、黒崎が失踪した日のことを思い出しながら語り始め、そこで「黒崎は、きっと殺されています」と主張し、十和子を惑わす。妻は一体何を知っているのか…本作随一のミステリアスな女性だ。また、十和子の姉・美鈴を演じるのが『曲がれ!スプーン』『愛の渦』などに出演する赤澤ムック。2児の母で夫と別居中だが、十和子に対して真っすぐな愛を宣言する陣治との関係を唯一応援している人物。そして、黒崎失踪事件を捜査する刑事・酒田を演じるのは、劇団「THE SHAMPOO HAT」の全公演の作・演出・出演を務め、映画『葛城事件』の監督も手掛けた赤堀雅秋。5年前から黒崎が失踪しているという事実を、十和子に告げる役として登場するのだが、何か真実を知っている様な風格を持ちながらも、優しく十和子に接する不気味な刑事…。さらに、十和子がその姿を見た瞬間、震えだし動けなくなる程恐れるカヨの叔父・國枝を、先日急逝した中嶋しゅうが務めている。黒崎の失踪事件に何かしら絡んでいるのではと思われ、本作のカギを握る人物となっている。シーンをさらに色濃く印象づけていく、豪華脇役陣の彼らが魅せる細やかな演技は必見だ。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年07月25日歌舞伎俳優・坂東彌十郎さんの両国散歩も、いよいよ佳境。 まずは彌十郎さん、相撲にまつわる芝居のお話をしながら両国の町の象徴、両国国技館の前をぶらりぶらり。ついつい興が乗って、三波春夫の浪曲を一節、ご披露してくれちゃいます。さらに、名横綱たちの手形のレリーフにご自分の手のひらを合わせながら、交流のあった関取たちとの思い出話まで。 そして、歩き疲れた彌十郎さんがたどり着いたのは……彌十郎さんが子供の頃から気になっていたというお店。歌舞伎界でも大のグルメで知られる彌十郎さんが今回、セレクトしたのは来年で創業300年、両国で九代続く、“ジャパニーズ・ジビエ”の老舗「もゝんじや」です。「山くじら」とも呼ばれる猪肉料理が有名で、彌十郎さんも伝統の味噌仕立てのすき焼き「猪鍋」(4,000円/税別)を注文。臭みゼロ、脂の甘さが絶品の丹波産天然猪肉に、彌十郎さんも大満足です。 【もゝんじ】住所:東京都墨田区両国1-10-2TEL:03-3631-5596営業時間:17:00~21:00(火・木・土のみ、ランチタイム11:30~14:00も営業)定休日:毎日曜日 坂東彌十郎(ばんどう・やじゅうろう)1956年、往年の銀幕の大スター・初代坂東好太郎の三男として生まれる。祖父は十三代目守田勘彌。1973年5月、歌舞伎座 『奴道成寺』 の観念坊で初舞台。八代目坂東三津五郎、三代目市川猿之助のもとで芸を磨く。近年ではコクーン歌舞伎や平成中村座など、十八代目中村勘三郎との共演も多数。平成中村座の海外公演にも参加してきた。また、今年(2016年)5月には、ヨーロッパ(フランス、スイス、スペイン)で歌舞伎の自主公演を敢行。大好評を博した。長男は初代坂東新悟(26)。
2017年07月17日歌舞伎俳優・坂東彌十郎さんが今回、まず訪れたのは、歌舞伎界にも隠れファンが大勢いる、下町が誇るスイーツの名店「マリーズ(MARRYS)」です。彌十郎さん、店内のイートインコーナーに陣取って、まずは大好きな「シュークリーム(1個250円/税別)」をペロリ。さらに同店の看板商品「両国すふれ(1個210円/税別)」までいただいて大満足なご様子です。 続いて、彌十郎さんが向かったのが「吉良邸跡」。そう、忠臣蔵のクライマックスの舞台、歌舞伎とは切っても切れない場所です。実際にこの場所に足を運ぶのは初めて、という彌十郎さん。何やら新しい発見があったようです。 【マリーズ(MARRYS)】住所:東京都墨田区千歳1丁目6-5TEL:03-3846-7188営業時間:9:30~19:00定休日:火曜日、第3月曜日 【吉良邸跡(本所松坂町公園)】住所:東京都墨田区両国3-13-9 坂東彌十郎(ばんどう・やじゅうろう)1956年、往年の銀幕の大スター・初代坂東好太郎の三男として生まれる。祖父は十三代目守田勘彌。1973年5月、歌舞伎座 『奴道成寺』 の観念坊で初舞台。八代目坂東三津五郎、三代目市川猿之助のもとで芸を磨く。近年ではコクーン歌舞伎や平成中村座など、十八代目中村勘三郎との共演も多数。平成中村座の海外公演にも参加してきた。また、今年(2016年)5月には、ヨーロッパ(フランス、スイス、スペイン)で歌舞伎の自主公演を敢行。大好評を博した。長男は初代坂東新悟(26)。
2017年07月03日歌舞伎俳優・坂東彌十郎さんが今回、訪問したのは、いまからおよそ360年前の明暦3年(1657年)に開かれた浄土宗の寺院「回向院」です。 門をくぐって境内に足を踏み入れると、まず見えてくるのが、相撲の町・両国らしい「力塚」。じつは明治42年(1909年)に両国国技館が完成するまで、春秋2回の相撲興行の定場所はここ回向院の境内でした。この力塚は、昭和11年に相撲協会が歴代相撲年寄の慰霊のために建立。その後も新弟子たちが、力が授かるようにと祈願に訪れます。歌舞伎界いち背が高く、濡髪長五郎など力士を演じることも少なくない彌十郎さん。まずは力塚にお参りです。 そして、境内のさらに奥に足を踏み入れると……意外にも、ここ回向院も、歌舞伎とは縁の深いお寺だったのでした。 【諸宗山 回向院】住所:東京都墨田区両国2-8-10 TEL:03-3634-7776 坂東彌十郎(ばんどう・やじゅうろう)1956年、往年の銀幕の大スター・初代坂東好太郎の三男として生まれる。祖父は十三代目守田勘彌。1973年5月、歌舞伎座 『奴道成寺』 の観念坊で初舞台。八代目坂東三津五郎、三代目市川猿之助のもとで芸を磨く。近年ではコクーン歌舞伎や平成中村座など、十八代目中村勘三郎との共演も多数。平成中村座の海外公演にも参加してきた。また、今年(2016年)5月には、ヨーロッパ(フランス、スイス、スペイン)で歌舞伎の自主公演を敢行。大好評を博した。長男は初代坂東新悟(26)。
2017年06月19日歌舞伎俳優・坂東彌十郎さんと歌舞伎に所縁の町を歩く「楽・食・歌舞伎 彌十散歩」。今回、彌十郎さんは東京・隅田川の東岸、両国の町を歩きます。 両国国技館に代表されるように“相撲の町”という印象ばかりが強い両国ですが、どうしてどうして、歌舞伎にまつわるお寺や史跡、それにグルメスポットも少なくありません。まずは彌十郎さん、歌舞伎をはじめとした江戸の文化をいまに伝える「江戸東京博物館」に足を運びます。常設されている江戸歌舞伎最初の劇場、中村座の実寸大模型に彌十郎さん、目をキラキラと輝かせるのでした。 【江戸東京博物館】住所:東京都墨田区横網1-4-1TEL:03-3626-9974(代表)開館時間:9:30~17:30(土曜日は19:30まで)※入館は閉館の30分前まで休館日:毎週月曜(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始常設展観覧料:一般600円(480円)、大学生・専門学校生480円(380円)、高校生・中学生(都外)と65歳以上300円(240円)、中学生(都内在学または在住)と小学生以下は無料※()内は20名以上の団体料金 ※平成29年7月21日(金)から平成29年8月25日(金)の毎金曜日17:30~21:00(サマーナイト・ミュージアム割引)大学生・専門学校生、高校生・中学生(都外):無料/一般・65歳以上は2割引(要証明) ※平成29年10月から翌年3月まで改修工事により全館休館となりますので、あらかじめご了承ください。 坂東彌十郎(ばんどう・やじゅうろう)1956年、往年の銀幕の大スター・初代坂東好太郎の三男として生まれる。祖父は十三代目守田勘彌。1973年5月、歌舞伎座 『奴道成寺』 の観念坊で初舞台。八代目坂東三津五郎、三代目市川猿之助のもとで芸を磨く。近年ではコクーン歌舞伎や平成中村座など、十八代目中村勘三郎との共演も多数。平成中村座の海外公演にも参加してきた。また、今年(2016年)5月には、ヨーロッパ(フランス、スイス、スペイン)で歌舞伎の自主公演を敢行。大好評を博した。長男は初代坂東新悟(26)。
2017年05月22日人形町散歩を続ける坂東彌十郎さん。今回、グルメな彌十郎さんのアンテナがキャッチしたのは、路地裏の洋食店「そよいち」でした。じつはここ、「ビーフかつ」で名を馳せた、同じ人形町の老舗店の味を受け継ぐ人気店。彌十郎さんも、やっぱりその逸品・ビーフかつ(ライス付き1,800円・税込)を注文しました。彌十郎さんが「兄」と慕った名優も愛したというビーフかつ、さてさて、そのお味は……。 いよいよ人形町編も大詰め。最後の最後に彌十郎さんがたどり着いたのは、マンションの自転車置き場の奥という、ちょっと変わった場所に鎮座する、かわいらしいお社。その「???」な見た目とは裏腹に、すごいパワーが秘められていそう。というのも江戸時代、初代市川團十郎が日参し、名声を博したことからその名がついたというありがた~い神社なのです。彌十郎さんはここで、歌舞伎界のさらなる発展を祈念して人形町を後にするのでした。 【そよいち】住所:東京都中央区日本橋人形町1-9-6TEL:03-3666-9993営業時間:11:00~14:30/17:30~20:00定休日:日・月曜日 【出世稲荷神社】住所:東京都中央区日本橋堀留町1-6-11 坂東彌十郎(ばんどう・やじゅうろう)1956年、往年の銀幕の大スター・初代坂東好太郎の三男として生まれる。祖父は十三代目守田勘彌。1973年5月、歌舞伎座 『奴道成寺』 の観念坊で初舞台。八代目坂東三津五郎、三代目市川猿之助のもとで芸を磨く。近年ではコクーン歌舞伎や平成中村座など、十八代目中村勘三郎との共演も多数。平成中村座の海外公演にも参加してきた。また、今年(2016年)5月には、ヨーロッパ(フランス、スイス、スペイン)で歌舞伎の自主公演を敢行。大好評を博した。長男は初代坂東新悟(26)。
2017年05月08日映画『彼女がその名を知らない鳥たち』が、2017年10月28日(土)より、新宿バルト9ほか全国の劇場で公開される。原作は、“イヤミスの女王”と評される小説家・沼田まほかるによる同名の人気小説。実写化にあたって、監督に『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌を迎え、“共感度ゼロ”の最低な女と男がたどり着く究極の愛を描いた異質なラブストーリーを映像化する。物語に登場する“最低な”4人“嫌な女“北原十和子 - 蒼井優主演・蒼井優が演じる北原十和子は、働きもせず同居人の陣治の稼ぎをあてに堕落した生活を送っているが、その陣治を毛嫌いしている。昔の男・黒崎が忘れられず、新しい男・水島との不倫に走る自分勝手で“嫌な女“。“下劣な男”佐野陣治 - 阿部サダヲ「十和子のためだったらなんでもできる」と言い、嫌がられながらも執拗に電話をかけたり、尾行をしたりと異様なほど十和子に執着している。地位もお金もなく、不潔でちんけで“下劣な男”佐野陣治役は阿部サダヲ。“ゲスな男”水島真 - 松坂桃李端正なルックスと柔らかな物腰、一見誠実そうな風貌ながら、その実、自分の性欲のためだけに動いており、ロマンティックな夢や趣味を臆面もなく語るがその内容は薄い。妻子がありながら十和子と肉体関係を結ぶ“ゲスな男”水島真を演じるのは、松坂桃李。“クズな男”黒崎俊一 - 竹野内豊十和子の昔の恋人。スマートで羽ぶりもよいが、上昇志向が強く自身の出世や保身のためなら女を道具に使うことも厭わない。別れる時に十和子の心にも体にも傷が残る手ひどい仕打ちをした“クズな男”黒崎俊一役に竹野内豊。サブキャラクターのキャストも続々決定サブキャラクターのキャストが決定した。メインキャラクターに負けず劣らず”共感できない”人々を演じるのは、確かな演技力を持つ実力派俳優たち。 黒崎の妻・カヨ役には村川絵梨、黒崎の失踪を追う刑事・酒田役には赤堀雅秋、十和子の姉役 に赤澤ムック、カヨの叔父で不気味な謎の男・國枝役を、先日急逝した中嶋しゅうが務める。蒼井優、日本アカデミー賞で初の最優秀主演女優賞を受賞第41回日本アカデミー賞で、蒼井優が最優秀主演女優賞を受賞した。彼女にとって同部門での最優秀賞受賞は初のこと。それを受け、蒼井は受賞式で感激の涙を流した。当日は、洗練された黒のドレスにヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)の「ア シュヴァル イヤリング」を着用。ラウンドカットのダイヤモンドがまばゆいばかりに輝く同アイテムが、彼女を上品かつ華やかにみせた。ストーリー八年前に別れた男・黒崎を忘れられない十和子は、今は15歳上の男・陣治と暮らしている。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治を激しく嫌悪しながらも、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる妻子ある男・水島と関係を持ち、彼との情事に溺れていく。そんな時、家に訪ねてきた刑事から「黒崎が行方不明だ」と知らされる。どんなに足蹴にされても文句を言わず、「十和子のためなら何でもできる」と言い続ける陣治が、執拗に自分をつけ回していることに気付いた十和子は、黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯え始める――作品情報映画『彼女がその名を知らない鳥たち』公開日:2017年10月28日(土)キャスト:蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、村川絵梨、赤堀雅秋、赤澤ムック、中嶋しゅう、竹野内豊監督:白石和彌原作:沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」(幻冬舎文庫)(C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年05月01日蒼井優×阿部サダヲのW主演に加え、松坂桃李、竹野内豊といった豪華俳優陣が織りなす、沼田まほかるの人気ミステリーの実写映画化『彼女がその名を知らない鳥たち』。このほど、“全員最低なのにまぎれもない愛の物語”に期待が募る特報とポスタービジュアルが解禁された。八年前に別れた男・黒崎を忘れられない十和子は、いまは15歳上の男・陣治と暮らしている。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治を激しく嫌悪しながらも、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる妻子ある男・水島と関係を持ち、彼との情事に溺れていく。そんなとき、家に訪ねてきた刑事から「黒崎が行方不明だ」と知らされる。どんなに足蹴にされても文句を言わず、「十和子のためなら何でもできる」と言い続ける陣治が、執拗に自分をつけ回していることに気付いた十和子は、黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯え始めるが…。「ユリゴコロ」の映画化も控える沼田まほかるの20万部を超える人気ミステリー小説を、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の監督・白石和彌が映画化。ノンフィクションを原作に骨太な社会派エンターテイメントを作り出してきた白石監督が、蒼井さん、阿部さん、松坂さん、竹野内さんという人気実力派俳優を揃え、初めて本格的な大人のラブストーリーに挑むことでも話題。届いた特報では、この4人の登場人物たちの卑しく最低な一面が、まざまざと映し出されている。仕事もせず飲食店に入りびたり、電話で無茶な難癖をつけ続ける嫌な女・十和子(蒼井さん)、その十和子に毛嫌いされ、ぞんざいに扱われても執拗に付きまとう下劣な男・陣治(阿部さん)、家庭があるにも関わらず、誠実を装い十和子との不倫を愉しむゲスな男・水島(松坂さん)、他の女との結婚話を隠しながら、自らの保身のために十和子を利用していたクズな男・黒崎(竹野内さん)。彼らの立ち振る舞いは、限りなく不愉快なのに「でもこれは、まぎれもない愛の物語」の言葉でムードが一転。十和子の柔らかな視線と、男たちの十和子を呼ぶ声の先には、観る者の「恋愛観が変わる」ほどの結末が待ち受けることが暗示されている――。また、ポスタービジュアルは、冷たく薄暗い影と温かみを感じる灯りが相交わるなか、決して交わらない4人の視線が印象的。無数の鳥たちと共に中央に配された「共感度0% 不快度100% でもこれは、まぎれもない愛の物語」も目を引き、全員、最低な彼らを待ち受ける愛の結末が気にならずにいられないビジュアルとなっている。『彼女がその名を知らない鳥たち』は10月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:彼女がその名を知らない鳥たち 2017年10月、全国にて公開(C) 2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
2017年04月28日主婦の友社はこのほど、『やせる!健康!骨じょうぶ!「和チーズ」ダイエット』(780円・税別)を発売した。同書は、メタボ、骨粗しょう症、むし歯、サルコペニア、認知症予防に効果があると言われる「チーズ」の健康効果を紹介している。東北大学大学院 農学研究科の齋藤忠夫教授が監修した。「チーズは太る」というイメージを持っている人は少なくないが、実はチーズを毎日食べると太りにくくなるという。チーズなどの乳製品の脂肪は、消化過程で分解されやすく体に蓄積されにくいとのこと。ダイエット中に不足しがちなたんぱく質を豊富に含んでいるため、摂取量を増やすことで、食べ過ぎを予防する効果が期待できるという。また、脂肪や糖質の代謝を促進させるビタミンA、ビタミンB2も多く含んでおり、ダイエットの好適食材であるとのこと。米国テネシー大学・ゼメル教授の試験によると、体重100kg前後の肥満者に、さまざまな量のカルシウムをとってもらったところ、カルシウムを多くとった人ほど腹囲が減ったという試験結果が出たという。乳製品を多くとるほど、10年後に肥満になるリスクが少ないという研究結果もあるとのこと。実際に、チーズの啓蒙普及団体であるフランスチーズ鑑評騎士の会シュヴァリエの称号を持つ、小原尚敏さんは、チーズと運動で13kgもの減量に成功したという。同書では、1日70gのチーズを毎日食べてダイエットに成功した小原さん流のチーズダイエットのコツや秘訣も紹介している。また、チーズのカルシウムは吸収率がよいため、骨粗しょう症予防の効果もあるという。チーズに含まれるリン酸カルシウムには、むし歯を再石灰化する働きがあるため、むし歯予防も期待できるとのこと。カビ系チーズは認知症を予防する働きがあることや、75歳以上で急増しているサルコペニア(筋肉減少症)予防にもつながる食材であることも解説している。同書ではさまざまなレシピも紹介。チーズをしょうゆやみそなど日本の調味料や食材と組み合わせ、チーズが苦手な人でも食べられる「和チーズ」という新しい食べ方を提案している。電子レンジで作る「和風チーズシュー」、パリパリ食感の「チーズのり巻きせんべい」はおやつにぴったりとのこと。また、納豆とウォッシュチーズは同じ発酵食品同士で相性がよいという。納豆のみそ汁とウォッシュチーズを組み合わせた「カリフラワーとウォッシュチーズの納豆汁」は、カルシウム補給にもなり、腹もちもよいとのこと。
2017年04月19日役所広司が主演する、来年春公開予定の映画『孤狼の血』。先日キャスト陣が登壇した本作の記者会見が行われたが、今回、その会見に当日出席できなかったキャストも含めた、メインキャスト画像が公開された。物語の舞台は昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾と共に、金 融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…。本作は、第69回日本推理作家協会賞受賞、「このミステリーがすごい!2016年版」国内編3位に輝いた、柚月裕子の同名ベストセラー小説。<警察小説×『仁義なき戦い』>と評される子の原作を、今回『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』で日本映画賞を総なめした白石和彌監督が映画化。さらに役所さん、松坂桃李、江口洋介をはじめとする豪華キャストが集結し、熱き男たちの戦いを描く。圧倒的な存在感を放つのは、主人公・大上を演じる役所さん。また、上部には大上とコンビを組む日岡を演じる松坂さん、クラブのママ・高木里佳子役の真木よう子、県警の監察官役の滝藤賢一。下部には所轄の刑事役の田口トモロヲ、暴力団・五十子会の組長役の石橋蓮司、暴力団「尾谷組」の若頭・一之瀬役の江口さんが写し出され、キャストたちの目からは、本作にかけるそれぞれの情熱と、戦いへの“覚悟”がありありと伝わってくるようだ。『孤狼の血』は2018年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月18日今回、坂東彌十郎さんはお江戸の町をいったん離れ、讃岐路はこんぴらの町を歩きます。じつは彌十郎さん、4月23日まで「第三十三回四国こんぴら歌舞伎大芝居」に出演中なのです。 まずは彌十郎さん、自分が立つ舞台でもある「旧金毘羅大芝居(金丸座)」へ。江戸時代からいまに続く芝居小屋の内部の詳細を、そこに息づく風情を、ぜいたくにも出演俳優自らがご案内です。 続いては、こんぴら歌舞伎出演の際には欠かすことのできない金刀比羅宮参詣。息を切らして785段の石段を登りきり、御本宮へ手を合わせました。その後、また下界へ戻った彌十郎さん。今度は琴平の町をぶらぶら。そして、食い道楽の彌十郎さん、鼻を聞かせて門前町の美味しいお店に突入です。 カメラは上演が始まる前日、そして当日の彌十郎さんを追いました。俳優陣揃っての成功祈願、歌舞伎公演恒例の「おねり」ではパレードする人力車に乗った彌十郎さんの「自撮り」映像も。そしてカメラは、芝居が始まる直前、大勢の観客で賑わう芝居小屋前の熱気も捉えます。 【旧金毘羅大芝居(金丸座)】天保6年(1835年)に上棟された、現存する日本最古の芝居小屋で、国指定重要文化財。移築復元・大改修を経て1985年から始まったのが「四国こんぴら歌舞伎大芝居」。いまでは四国路に春を呼ぶ風物詩に。住所:香川県仲多度郡琴平町1241 【金刀比羅宮】象頭山中腹に鎮座。全国約600社の金比羅神社の総本宮で、古くから「こんぴらさん」と親しまれた。象頭山が瀬戸内海を航行する船の目印だったことから海上交通の守り神、さらに祈雨の農業神としても信仰を集める。住所:香川県仲多度郡琴平町892-1 【こんぴらうどん本店】良質な小麦、こんぴらの水、瀬戸内の塩を使い、うどん作りすべての工程を店内で行なう。人気はしょうゆうどん(510円)、ぶっかけうどん(520円・どちらも税込)など。「そば党の私ですが、やっぱり讃岐に来たらうどんですね。好きなのは、しょうゆうどんです」(彌十郎さん)住所:香川県仲多度郡琴平町810-3TEL:0877-73-5785営業時間:8時~17時定休日:無休 【ナカノヤ琴平】あのマツコデラックスも某番組で絶賛した、地元伝統の餅菓子「おいり」をまぶした「和三盆おいりソフト」(350円・税込)は絶品。「和三盆の上品な甘さに、軽い食感のおいりのマリアージュは秀逸です」(彌十郎さん)住所:香川県仲多度郡琴平町796TEL:0877-75-0001営業時間:8時30分~18時定休日:無休 坂東彌十郎(ばんどう・やじゅうろう)1956年、往年の銀幕の大スター・初代坂東好太郎の三男として生まれる。祖父は十三代目守田勘彌。1973年5月、歌舞伎座 『奴道成寺』 の観念坊で初舞台。八代目坂東三津五郎、三代目市川猿之助のもとで芸を磨く。近年ではコクーン歌舞伎や平成中村座など、十八代目中村勘三郎との共演も多数。平成中村座の海外公演にも参加してきた。また、今年(2016年)5月には、ヨーロッパ(フランス、スイス、スペイン)で歌舞伎の自主公演を敢行。大好評を博した。長男は初代坂東新悟(26)。
2017年04月17日人形町を散歩中の坂東彌十郎さん。不意に、歌舞伎とは切っても切れない大事な場所がここ、人形町にあることを思い出しました。それは「東京演劇かつら株式会社」。歌舞伎のかつらを専門に扱うかつら屋さんです。突然、訪問したにもかかわらず、偶然にも顔なじみの職人さんが、彌十郎さんの役の頭(かつら)を仕上げている真っ最中でした。 思いがけず歌舞伎の“舞台裏”を覗き見たあと、彌十郎さんは水天宮方面に足を伸ばしました。その先に彌十郎さんを待っていたのは江戸時代のレシピを再現した「人形町風鈴」なる魅惑の食べ物でした。 【江戸甘味處水天宮つくし】創業140年の老舗甘味店。平成13年、菩提寺の蔵から見つかったのが、現在の店主・鷺谷眞觀さんから遡ること5代前、「初代鷺谷米蔵」の秘伝帖(レシピ集)。明治34年の文献の中にしたためられていたのが「西洋風茶碗蒸し菓子」なる菓子のレシピだった。これを再現して作られたのが「人形町風鈴(プリンとルビをふってください)」。現在は持ち帰りのみ、4個入り1080円(税込)。今回、彌十郎さんは特別に店頭で「人形町風鈴餡蜜」を供していただきました。 住所:東京都中央区日本橋人形町2-1-12TEL:03-3664-7357営業時間:8:00~20:00定休日:不定休 坂東彌十郎(ばんどう・やじゅうろう)1956年、往年の銀幕の大スター・初代坂東好太郎の三男として生まれる。祖父は十三代目守田勘彌。1973年5月、歌舞伎座 『奴道成寺』 の観念坊で初舞台。八代目坂東三津五郎、三代目市川猿之助のもとで芸を磨く。近年ではコクーン歌舞伎や平成中村座など、十八代目中村勘三郎との共演も多数。平成中村座の海外公演にも参加してきた。また、今年(2016年)5月には、ヨーロッパ(フランス、スイス、スペイン)で歌舞伎の自主公演を敢行。大好評を博した。長男は初代坂東新悟(26)。
2017年04月03日“警察小説×『仁義なき戦い』”と称され、日本推理作家協会賞に輝くなど高い評価を受けた柚月裕子の「孤狼の血」が映画化されることになり、主演の役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、石橋蓮司、江口洋介に白石和彌監督が記者会見に臨んだ。昭和63年の暴力団対策法の成立直前の広島県呉市を舞台にした本作。型破りの捜査方法で知られ、暴力団との癒着さえ噂される刑事・大上と彼とバディを組むことになった日岡が金融会社の社員失踪事件を担当することになるが、これをきっかけに対立する暴力団の抗争が激化し…。会見には原作者の柚月さんも出席したが、本作について「『仁義なき戦い』なくしてこの小説はありえなかった」と語り、『仁義なき』シリーズを送り出した東映での映画化に感慨深げ。「活字でなくては成り立たないミステリーの部分、難しい表現が実現するのか?」と期待を口にする。『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』と犯罪や警察内部の腐敗を扱った作品を送り出してきた白石監督は「韓国ノワールが全盛期を迎え、海外でもそういう作品が作られる中で、日本でなかなかそういう作品が作れないのは寂しい」と語り、4月中旬のクランクインを前に「変なコンプライアンスを気にしたり、自主規制をせず、やれることを逃げずにやると誓い、心を奮い立たせています」と闘志を燃やす。常軌を逸した捜査を行なう主人公・大上を演じる役所さんは「このテイストの映画をいま、日本でできるのは白石監督しかいない」と監督に全幅の信頼を寄せる。そして「僕も『仁義なき戦い』を若い頃に見てドキドキワククしました。このテイストは、東映で作らなければいけない。脚本を読んで、原作のカッコいいハードボイルドな世界に、白石監督の世界が足され、もっとアウトローになってます。警察もヤクザもみんな真剣に生きてて、人間くさいユーモアがあって魅力的です。大神はムチャクチャですが、彼なりの正義どれだけ伝わるか楽しみです」と撮影が待ちきれない様子。大上とコンビを組む日岡を演じる松坂さん。役所さんとはCM、そして映画『日本のいちばん長い日』でも共演してきたが、全編にわたってガッチリと共演するのはこれが初めて。「最初にお会いしたのが某CM(※ダイワハウス)で、最初は一瞬の絡みしかなくて、『そこまでだ、松坂!』と言われるんですけど、本名を呼ばれて嬉しくて、そのとき、いつかご一緒したいと思いました。今回、バディとして作品の中で生きられるのが嬉しいし、楽しみで仕方ないです」と笑顔を見せた。この日は、多くの会社や学校で入社式、入学式が執り行われたが、昭和の最後を生きる刑事を演じる松坂さんは、本作を現代の若者にどう見てほしいか?そして新社会人や新入生に向けてのメッセージを求められ「この作品を読んで、一人の男として胸が熱くなりました。これから違う環境に行く、新しい世代のみなさんも、熱い気持ちを持って、目の前にあることに向き合っていただければ!」とエール。役所さんは同じ問いかけに「映画が発する人間のエネルギーを感じてほしい。熱い人間を感じて、この世の正義について自分なりに考えて勉強してほしいと思います」と呼びかけた。真木さんは本作でクラブのママ・高木里佳子を、江口さんは暴力団「尾谷組」の若頭・一之瀬を、石橋さんは暴力団・五十子会の組長を演じる。このほか、所轄の刑事役で田口トモロヲ、県警の監察官役で滝藤賢一が出演することも発表された。映画『孤狼の血』は2018年公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月03日