4歳と1歳の4学年差兄弟を育児中のゆきです。こちらでは次男の妊娠中の話を書かせていただいてます。前回の産前産後の上の子の預け先で認可保育園が全滅だったという話をしました。また預け先について最初から考えることになったのですが…、■保育園落ちた! 私の頭をよぎったあること絶望した気持ちの中、これから出産する病院で以前聞いたことを思い出しました。お子さんがいらっしゃる助産師さんに「上の子の預け先を探している」と話したところ、「認可外保育園」を利用しているということを教えて下さいました。ですが、実は正直このとき私は乗り気ではありませんでした。■「認可外保育園」に対するイメージが悪かった私…そのころちょうど認可外保育園での子どもの死亡事故が話題になっていました。ニュースで見た一部の園の話で、全ての認可外保育園が悪いとイメージするのは良くないと分かりつつも、子どもを預けることには不安が…。そのため、助産師さんに聞いた認可外保育園は、最終手段にしようと思っていました。しかし見事に認可保育園に落ちてしまった私は、不安が残りつつも認可外保育園を検討するしかありませんでした。そして家から1番近くの認可外保育園にすがるような気持ちで見学に行き、そのまま事情を話し、月単位の預かりをお願いできないかと相談してみると…すると、今までの苦労が嘘のようにあっさり受け入れてもらえました。こうして私は出産のために上の子を認可外保育園に預けることにしました。■認可外保育園に預けてみて、良かった点・悪かった点預けてみて良かった点は、夫の通勤途中にあり、自宅から徒歩10分と立地が最高でした。そして心配していた料金も、田舎だからか認可と変わらないくらい安かったです。気になった点は、見学に行ったどの園より狭く、0歳~4歳くらいまでが全員同じ部屋でした。保育園に入ると病気をもらいやすいときいていましたが、本当にしょっちゅう病気にかかっていました。あとは担任制ではなかったため、先生が毎日違う方ですし、一時預かりの子が多く子どもたちも毎日違う子だったので、長男が毎朝人見知りをしてしまい…、そこは少し不安を感じました。■それでも預けて良かった! と思った理由連絡ノートに先生方が書いて下さる温かいコメントを見ると、短い期間でしたが我が子に寄り添って保育していただいたことを感じられて預けてよかったと思いました。認可保育園や、よその認可外保育園にに預けたことはないので詳しくはわかりませんが、結局どこに預けても「園や先生方との相性が大切」だなと思い、認可外保育園に対する考え方が変わったできごとでした。
2019年08月22日親の死後困ることがないよう、元気なうちに確認すべきことは多い。互助会に入っていたことを知らずにいると、せっかく積み立てられたお金を使い損ねてしまうことに−−。「親が死んで、はじめて互助会で葬儀費用を積み立ていることを知って……積み立てていたお金は戻ってくるのかしら」(50代主婦)「葬儀社が運営する互助会で、親は30万円満期の積み立てをしていたようですが、いざ葬儀となると会員用コースは、見栄えも悪く、花もない。あれよこれよとオプションをつけられてしまい、結局のところ葬儀費用はその5倍もかかってしまいました」(40代主婦)葬儀や結婚式でかかる費用のために、月払いでお金を積み立てておくことができる、冠婚葬祭互助会(以下、互助会)。戦後間もないころに、共同でお金を出し合い、会員同士で助け合う“相互扶助”の考えに基づいて作られたシステムだ。主に自社式場を持つ大手葬儀社が運営しており、加入契約数は現在2,280万件以上。全国で5人に1人が利用している計算だが、冒頭のような苦情やトラブルが絶えないという。兵庫県の葬儀組合が立ち上げた「互助会問題を考える会」事務局長の永島敏幸さんは、続出するトラブルについてこう語る。「いまでも、全国から毎月10件前後の相談を受けます。戦後にできたサービスですから、会員は減り続けるいっぽうですが、互助会は会員から集めた会費を運用し、斎場の建設費や維持費、人件費に充てたりしています。そこで、会費以外の収入を稼ごうと、葬儀費用を高くつけたり、高額な解約手数料を請求したりと、横暴な営業が行われることもあるんです」会員になれば、互助会のもつ式場を優待利用できるのが本来のメリット。しかし、結婚式となるとホテルやチャペルが人気で、いまどき互助会を使うカップルはほとんどいない。そのため、互助会をめぐるトラブルは葬儀関係に集中しているという。そこで、「考える会」に届くよくあるトラブルと、その解決法を永島さんに教えてもらった。■親が互助会に入っていることを知らなかった母親の葬式が終わり、実家を片づけていたAさんは、互助会の契約書を発見。親からは、互助会に入っているということは全く知らされていなかった。「よくあるケースです。まずは親が元気なうちに、入会しているかどうかを確認しておきましょう。Aさんの場合、積み立てた額を返してもらうことができますが、銀行の預貯金や生命保険とは違うので、掛金の全額が返金されるわけではありません。あくまで、相続財産の手続きになります」法定相続人全員の印鑑証明や戸籍などが必要となるが、積み立てたお金をムダにしないためにも、該当の互助会に問合わせたい。「積立金が使われないまま亡くなってしまった“幽霊会員”は無数にいるといわれています。“親が互助会に入っているかわからないまま亡くなってしまった”という人は、『全国冠婚葬祭互助会連盟』(全互連)または『全日本冠婚葬祭互助協会』(全互協)に問い合わせ、入会の記録がないか確認してみてください」親の通帳の引落とし記録も、互助会名を割り当てるヒントになる場合が多いそう。契約書が見当たらないときは、早めに再発行してもらい、積立額を把握するようにしよう。
2019年08月21日「親が死んで、はじめて互助会で葬儀費用を積み立ていることを知って……積み立てていたお金は戻ってくるのかしら」(50代主婦)「葬儀社が運営する互助会で、親は30万円満期の積み立てをしていたようですが、いざ葬儀となると会員用コースは、見栄えも悪く、花もない。あれよこれよとオプションをつけられてしまい、結局のところ葬儀費用はその5倍もかかってしまいました」(40代主婦)葬儀や結婚式でかかる費用のために、月払いでお金を積み立てておくことができる、冠婚葬祭互助会(以下、互助会)。戦後間もないころに、共同でお金を出し合い、会員同士で助け合う“相互扶助”の考えに基づいて作られたシステムだ。主に自社式場を持つ大手葬儀社が運営しており、加入契約数は現在2,280万件以上。全国で5人に1人が利用している計算だが、冒頭のような苦情やトラブルが絶えないという。兵庫県の葬儀組合が立ち上げた「互助会問題を考える会」事務局長の永島敏幸さんは、続出するトラブルについてこう語る。「いまでも、全国から毎月10件前後の相談を受けます。戦後にできたサービスですから、会員は減り続けるいっぽうですが、互助会は会員から集めた会費を運用し、斎場の建設費や維持費、人件費に充てたりしています。そこで、会費以外の収入を稼ごうと、葬儀費用を高くつけたり、高額な解約手数料を請求したりと、横暴な営業が行われることもあるんです」そこで、「考える会」に届くよくあるトラブルと、その解決法を永島さんに教えてもらった。【ケース1】親が入会していた互助会に電話してもつながらない互助会に毎月3,000円を満期まで積み立てていた70代の親を持つAさん。親の葬儀を執り行うため互助会に電話してみたがつながらない。もしや倒産し、積み立てたお金がパーになったのでは……?「じつは、互助会が倒産した、というケースはほとんどありません。ただ、葬儀社は吸収合併を繰り返しているため、会社名や電話番号が変わることもありえます。互助会に入会していることが確実であれば、『全国冠婚葬祭互助会連盟』(全互連)か『全日本冠婚葬祭互助協会』(全互協)がデータを持っているはずですから、頼ってみましょう」【ケース2】途中解約をしたいと伝えたが、とりあってくれない8年前に互助会の契約を結んだ70代のBさん。近所の葬儀場を使いたいと気が変わり、解約することに。手続きの書類郵送をお願いしたが届かず、半年が経過して困っている。「“解約渋り”はよくあるパターン。催促の電話をしてもたらい回しにされることもあるようです。まったく進展しない場合は、互助会問題の管轄である経済産業省の相談窓口や消費生活センターに事態を説明しましょう」解約の際は、積立額の全額返金ではなく、約款に定められた解約手数料が差し引かれる。「手数料は平均して15%とかなり高額。昔は25%という互助会もザラにあったので、経産省の働きかけによって、これでもマシになったのですが……」【ケース3】積立額ではとうていまかなえない葬儀費用を要求された父親から「50万円を互助会で積み立てている。いざというときは、それで葬式を」と聞いていた長男のCさん。積立金で葬式ができると安心していたが、実際には、「祭壇は80万円から。料理も増やしたほうがいい。棺もランクアップできる」とオプションがかさみ、優待価格どころか、追加で150万円を請求された。「まず、葬儀費用を全額まかなえる互助会プランはほぼありません。ただ、互助会を運営する葬儀社に、望んでもいない100万円単位の豪華な式を挙げさせられたという苦情は後を絶ちません」結婚式と違い、急を要する葬式は、業者の言われるがままになりがちだ。「事前に互助会に出向き、葬儀の見積もりを出してもらうことがいちばんの対策です。地方で家族葬を行う場合は、総額80万円程度の葬式が一般的でしょう。見積もりを拒んだり、“心配しなくて大丈夫ですよ”などと濁すような互助会は、いざ葬儀となったとき態度が急変することもありますので、解約してしまってもいいかもしれません」親がせっかく積み立てたお金をムダにしないように、まずは入会の有無の確認を。
2019年08月21日「これからの時代を生き抜くための力を育てるには、『失敗』が不可欠なんです」と言うのは、花まるグループ「西郡学習道場」代表の西郡文啓(にしごおり ふみひろ)さん。そう言われても、そもそも論として、「失敗が怖い」筆者は、わが子に失敗をさせてあげる胆力(心の余裕)がありません。どうしたら良いのでしょうか? 「Vol.1 “良い大学”では生き抜けない時代。子育ての新しい道筋は?」 の続きです。「いまの学校教育が育てているのは、“受験に合格する力”です」と語る「花まる学習会」グループの西郡さん。AIが進化して答えのない時代に、いま、子どもに、本当に必要な力を、どう育てていけば良いのでしょうか?■“成長”の前には、必ず失敗や困難がある「みなさんも、自分の人生を振り返ってみれば、『自分が成長したな』『壁を乗り越えたな』と感じたときには、その前に必ず失敗があったのではないでしょうか?」と西郡さんは言います。たとえば、部活動で試合に負けて、その悔しさをバネに練習をがんばったとき、大人になってからは、お客様に叱られる、大きなミスをする。そうしたことを乗り越えて、何かを成し遂げたとき。「そんなとき、自分の成長を感じた方も多いのではないでしょうか?」(西郡さん) 成長は、失敗や困難の先にある。失敗ではなく、その先にある成長の方に意識を向けられるようになってくると、いま、目の前にある「失敗」は、成長のためのジャンプ台に見えてくるのかもしれませんね。…と、そんなことを書いてみてはいる筆者ですが、じつは最近、仕事で大失敗をして、ただいま激しく落ち込んでいます。そんななか、「失敗は、ジャンプ台」なんていう気分には、じつは、まったくなれません(涙)。■「失敗」を避ける日本の教育失敗恐怖症ともいえる筆者。「なぜ、自分はこれほどまでに失敗が怖いのか?」ということを理論的に知ることも、失敗恐怖症を和らげるのに役立つかもしれません。従来の日本の教育では、なるべく「失敗」を避けて効率的に生きることが良しとされています。良い大学に入れるように、テストで良い点を取るための勉強をする。「成功の方法は教えてもらえますが、失敗したあとの方法は教えてもらえないのです」(西郡さん)そこには、「失敗」をして遠回りする時間の余裕がないという、致し方ない側面もあります。試験で点数を取るためには、知識を効率よく詰め込む必要があります。「そのため、自分のやり方ではなく、『正しいとされている』やり方を教えられるのが日本の教育なのです」(西郡さん)現在の教育のあり方そのものが、「失敗」を排除する方向にいきがちである。そういった認識を持っておくことが、子どもの失敗を許容できる母への第一歩なのかもしれませんね。■なぜ、うちの子は「失敗」を嫌がるのか?しかし、西郡さんは「『失敗』を奪っているのは教育現場だけではありません。親も、知らず知らずのうちに、子どもを失敗から遠ざけようとしています」とも、言います「親の接し方で、子どもは違ってきます。たとえば、子どもに対して『これはこうでしょ!』と上から目線で伝えるのではなく、『もっとよく見て、これはどうなると思う?』と、示唆的に考えさせるような会話をすることが大切です」(西郡さん)問題を解けなければ、叱る。正解すれば、褒めるという教え方では、子どもはできないことに焦りや不安を感じてしまいます。「失敗をした上での成功体験を持っている子どもは、わからないことそのものを楽しく感じます。その差が、将来の学力の差になるのだと思います。『わからないからおもしろいんだよ』と、繰り返し伝えてあげてください」(西郡さん)。■「できちゃった」が「またやりたい」を生む西郡さんがおっしゃる、「わからないからおもしろいんだよ」と子どもに言える母である、という境地。母であるなら、ぜひとも辿り着いてみたいものです。けれども、現在の筆者は辿り着けていません(涙)。どうしたら良いのでしょうか? 「そもそも、学習とは、ひと言で表せば、『できなかったことをできるようにすること』なんです。『できなかったこと』が、『できちゃった』とき、子どもは大きな快感を味わいます。そして、より勉強をおもしろいと感じるようになり、明日もやりたいという『学習意欲』が生まれます」(西郡さん)やはり、その根底には、『失敗』があります。たとえば、問題が解けなかった。その後、どうすれば解けるようになるか考えて試行錯誤し、最終的に正解を導き出すことで、「やった!」「解けた!」という大きな達成感が生まれるのですから。「その感覚が楽しいから、また勉強をがんばります。そして、もっともっと学びたい、いろいろなことを知りたいという『向上心』が生まれるのです」(西郡さん)■子どもが「明日またがんばろう」と思えるためには「『学習意欲』と『向上心』。この2つを得ることができれば、どんな子も伸びていきます」(西郡さん)。「学習意欲」と「向上心」と書くと難しく感じるかもしれませんが、要するに「明日またやろう」「より良くしよう」という気にさせることだそうです。そのために大切なことは、大人が「できなかったことができるようになっているか」という部分に着目してあげること。「つまり、他人ではなく、以前のその子自身と比べて伸びているかどうかが重要なのです」(西郡さん)昨日の自分にはできなかったことができちゃった。それが楽しいから明日もまたやりたい。「この連鎖が、何よりも子どもを成長させていくのです」(西郡さん)<「失敗する子」の育て方>1)これからの時代を生き抜く子を育てるためには、「失敗」が不可欠2)「できちゃった」が「またやりたい」を生む3)その子自身の成長に注目してあげると、学習意欲と向上心が育つ■花まる学習会/西郡学習道場代表 西郡文啓さんの新著 『ちゃんと失敗する子の育て方』 高濱 正伸、西郡 文啓 (著)/総合法令出版 1,300円(税抜き)●高濱 正伸さん花まる学習会代表・NPO法人子育て応援隊むぎぐみ理事長・算数オリンピック委員会理事。1959年熊本県生まれ。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。1993年、「この国は自立できない大人を量産している」という問題意識から、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を設立。ロングセラー『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』ほか、『小3までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』『算数脳パズルなぞぺー』など、著書多数。花まる学習会公式サイト: ●西郡文啓(にしごおり ふみひろ)さん1958年生まれ。熊本大学教育学部卒業。花まるグループ内に「子ども自身が自分の学習に正面から向き合う場」として「西郡学習道場」を設立。現在「官民一体型学校」として指定を受けた小学校「武雄花まる学園」にて、学校の先生とともに、小学校の中で花まるメソッドを浸透させていくことに尽力中。高濱さん曰く、「私が経営者という立場で運営部分に頭を働かせているときも、彼はただただ、子どものことだけを考えてきた人間です。頭のてっぺんから足のつま先まで、根っからの教育者で、どんな子でも一度も見放したことはありません」。
2019年08月19日ウーマンエキサイト読者の皆さま、こんにちは!koyomeです。今回「親になって強くなったこと」を考えてみました。正直、あんまりないんですよね…。(むしろ、娘達を産んで、弱点が増えたような気もしますがその話はまたいずれ。)ただ、ひとつだけ強くなったなぁと思うことがあったので、それを描いてみました。スーパーなどに買い物に行ったときのこと。昔から、忙しそうな店員さんに話しかけるタイミングをうかがうのが苦手というかタイミングがわからないというか…。気にしすぎと言われればそれまでですが、結局は人見知りなんですけどね。とにかく、苦手意識がありました。そして、子どもを連れた今現在はというと…トイレの場所を探す、お迎えの時間が迫っていて急いで買い物を終わらせなきゃ…とギリギリなことが多く、恥ずかしいとか言ってる場合ではなく、必然的に店員さんに話しかけ、時には頼ることも増えました。店員さんのやさしさに触れることも多く、本当にありがたいです。ただし現在、時々1人で買い物に行ったりすると…まだ…こうなることもあります。幼稚園や習い事でも、知らないママさんに話しかけなければいけない場面や、逆に話しかけられる機会も増えました。娘たちのおかげで、行動せざるを得ないことが増えて、人見知りなんていってられない!!…強くなったなぁと思います。
2019年08月19日親に言われたり、されたりして傷ついたエピソードを、20~30代女性の集まるアンアン総研メンバー200人にリサーチしました。親の立場になってみれば、わからなくもないセリフもありますが、多くは「酷い」のひと言につきます。これから親になるみなさん、既に親となっている方も、ぜひとも反面教師にしてくださいね!文・田中亜子【アンアン総研リサーチ】いまも忘れない! 親の非情な言葉「いろいろありましたが、一番呪いになっているのは『こんなに美人な私から(母はかつてモデル)、こんなデブでブスな子どもが生まれるとは思わなかった』です」(30歳・公務員)「兄と弟がいるのですが、お手伝いは私にしか頼まず、私がなんで私にばかり頼むのと聞いたら、『女の子でしょ!』と言われたこと。何かにつけて女の子なんだからと兄弟と扱いが違っていた」(32歳・主婦)「親の立場に立てば理解できる話ですが、中学生の時に将来なりたい夢を話したら『あんたには才能がないからムリだよ。普通の会社に働いて暮らしなさい』みたいに言われたこと。自分にもし子どもができたら、もう少しうまく伝えてあげたいなと思います」(31歳・自営業)「勉強して現役で国立大学に合格することができたのですが、それを親に報告したら『今からでもいいから医学部医学科を受け直さないか?』と言われ、大人になってからも『医者になっていたらよかったのに』と言われます。確かに医者になっていたら給与は格段に上だったんでしょうけど、言われるたびにもやもやします」(32歳・専門職)「『バカばっかり産んで』っと泣きながら自分のお腹を叩く母親。子ども達はすごい学歴でもないので本気の発言だったのだろうが、忘れられない」(34歳・会社員)どれも怒りが湧いてしまうきっかけがあって出た言葉だと仮定して、親もひとりの人間。頭に血がのぼり、理性を失ってしまうこともあるのかも。それでも、子どもの前では、いつも笑顔であり続けたいものです。信じられない! 親の最低な行動「門限を破ってしまい、母親からかかと落としされた」(32歳・会社員)「揉めるとすぐ暴力に結びつける父。でも、初めて私が父を倒してからは、父の暴力はなくなった」(34歳・公務員)「夏休み、友達に会えないように、服を全部捨てられたり、携帯を取り上げられたり、電話線を切られた」(31歳・自由業)「父親と大喧嘩した後日、家の鍵が知らない間に変わってて家に入れなかった」(27歳・会社員)「何かで怒らせたらしく。自分の誕生日会前日の夜に買いに行ったジュースを、帰り道の途中でその場に全部捨てられた。いまだに忘れられません」(30歳・会社員)「子どものころ、肺炎で入院しているとき、お見舞いに来てくれた両親が「車を見てくる」という嘘をついて帰ったこと。話の途中で、そういったので私は病院のベットでずっと待っていた。看護婦さんに帰ったことを知らされて嘘をつかれたことを知った。素直に言えばいいのに、なんで嘘をつくのか疑問で悲しかった」(30歳・自営業)思春期になり、反抗的な態度をとる子どもに、親はつい手を出してしまうかもしれませんが、いかなる理由があっても、暴力はいけません。別の方法を模索して親子関係を少しでも良好に保ちたいですね。最後に、自分の親ではない大人から傷つけられたエピソードもご紹介します。「両親は共働きだったので、私はかぎっ子でした。けっこう頻繁に周りの親たちから、『さみしい思いしてない? かわいそうに』などと言われていて、それが普通と思っていた自分は、その生活を楽しんでいたのですが、あまりにも周りが言うものだから、“私ってさみしい子なの?”“私ってかわいそうなの?”と思うようになりました。例えかわいそうと思っても、それがしあわせな子もいるのだから、周りはとやかく言うことはないと思いました。私は、働く母を尊敬してるし、それが誇り。私が親になって、鍵っ子ちゃんがいても“お母さんかっこいいね!”って言いたいです」(33歳・専門職)これは独身の方や子どものいない人にも刺さるお話ではないでしょうか。何気ない言葉が子どもを傷つけることもあります。言葉の持つ影響力を考え、相手の立場になる想像力を働かせて、軽はずみな言葉かけは慎みたいものですね。©Esther Moreno Martinez / EyeEm/Gettyimages©ljubaphoto/Gettyimages
2019年08月18日前回に引き続き、実母との関係を振り返りながら、現在の子育てについて思うところをホリカンさんがつづります。幼稚園、小学生、中学生など、それぞれの年代で悩みが出てくるじゃないですか。その悩みを親に聞いてもらいたい…と思って母に話すのですが、途中から母の話にすり替わるのです。で気がついたらいつもの愚痴…。(あれ…? 今、私の話をしてたんじゃなかったっけ…??)私の記憶にないだけで、全く聞いてもらえなかった…ということはないと思うのですが、私が悩みの相談をしたとしても毎回この流れになるので、『あ、私は完全な聞き役なのだな』と毎回思い知らされていました。(このことがあったからか、大人になった今でも人と話をするのが(自分が喋るのが)苦手です)結婚前、子どもが好きで児童絵画の講師をしていたんですが、その時間は『子どもに絵を楽しく描いてもらう』という、具体的な内容が決まっていたので悩むことはありませんでした。が、『子育て』となると別だったようで、ふとした時に、《どう接してあげたら喜ぶのか》ということが分からなくなる瞬間がありました。子どもが出来たときに、《実母のようにはならない》という思いが強すぎたためか、肩に力が入りすぎ…子どもを喜ばせたい!!楽しく子育てしたい!!でも、具体的にどうしてあげたら子どもって喜ぶの…??ということが急に分からなくなり、よく夫に相談していました。子どもの頃の嬉しかった事と言ったら、公園に連れて行ってもらったとか、玩具を買ってもらったなどの記憶はあるのですが、『接し方で嬉しかった事』というのがどうしても思い出せず。夫に『自分がされて嬉しかった事をしてあげたらいい』と言われても、嬉しいと感じる《接し方》をされた記憶がない私は…え…? じゃあ、何か買ってあげるとかそういうこと…?? と、全然ピンとこず…。私が子どもの頃に、母親にして欲しかった事ってなんだろう…愚痴を聞かせないで欲しい…私の意見を無視して自分の意見を押しつけないで欲しい…やめて欲しかった事はいっぱい出てくるのに、して欲しかった事って出てこない…。そこで行き着いた方法が…!夫に他の子ども達を任せて、『一対一でデートに行く』という方法。普段、子どもが多いこともあってゆっくりと話を聞く機会が少ないので、意識的に一対一の時間を作って、ゆっくりと子どもの話を聞くようにしています。《ゆっくりと話を聞く》私が子どもの頃にして欲しかった事ってこういう事だったんだなと思いました。子ども達には私と同じ辛い思いをしないで育って欲しいと思います。今でも過去を思い出して色々と悩む事もありますが、夫に相談にのってもらったり、色んな人に協力してもらいながらこれからも頑張って行きたいと思います。
2019年08月14日先日まで全8話にわたって長女との中学受験実録シリーズをお届けしてきました、もりりんパパです。いつも読んでいただき本当にありがとうございます。今回はその総括的なお話、我が家の経験から見えてきた家庭学習での親のあり方を書くことにしました。が、その前に…。僕は前回の記事にて”特集:私がコミックライターになるまで”に参加させていただいたんですよね。その中で自身の毒親疑惑の部分、そしてそれをブログに助けられたことについて少し触れてみました。で、僕はブログやウーマンエキサイトさんでの連載を嫁さんや子ども・両親・親族等に伝えています。子どもたちの成長状況を記事で伝えることも含めて。そして、前回の話を見た長女から言われたんです。…うん。ですよね(-"-;その辺も含めて今回のお話を書き進めていきたいと思います。少しダークなお話になるかと思いますが、どうかお付き合いください。教育で毒親にならないために…僕が長女の勉強に携わりだしたのは彼女が小学3年生の頃。元々は嫁さんが宿題を見ることが多かったんです。しかし、その年の夏休みに…。ずっと様子を見ていた嫁さんがギブアップしてしまいまして。で、ここでバトンタッチをして僕が長女の勉強を見ることになったんです。勉強を見るにあたってその時点で気をつけたいと思ったこと、それは…・主役(勉強をする)はあくまで長女本人・教える側(僕)は基本静観して必要な時のみ声かけくらいでした。しかし、実際は…実際はこのような感じでした。後に長女に尋ねると、それはもう恐ろしい親だったそうです。自分でも今振り返ると…ありえない親だったかもしれません。せっかく一緒に勉強に取り組んでも思い通りに動かない子ども。時には僕は声を荒げ、物を投げてしまうことも…。それが日々続き、自分の感情がエスカレートしていくのが分かりました。これではいけない、それは分かっている。でも感情が爆発すると止まらない、止められない。勉強はきちんとして欲しい、だけど思い通りにならない。どうすればよいのか、分からない…!!まさに負のスパイラル。その流れを止めてくれたのは…。他でもない、長女からのSOSとそれを重く受け止めた嫁さんの存在でした。もちろん、嫁さんに言われてすぐに全て納得出来たわけではありません。それでも、少しづつ自分の中に落とし込んで気をつけていくようにしました。子どもは子ども、親は親。長女は僕自身ではありません。こうやって文字にしてみると当たり前のことですが、それが自分の感情がコントロール出来なくなると分からなくなり、無理強いをしていたのだと思います。まずは親である僕の…自分の気持ちに余裕を持つこと。それが出来ない時は一旦勉強をやめ、環境を変えて思い切ってリフレッシュすること。長女には長女の考えがありますし、もしかしたらだらけているように見えても実は考えがあるのかもしれません。そう気づいたのは、彼女が6年生の頃。中学受験への取り組みをしていた時でした。気づくのに時間がかかりすぎて、長女を中心に、家族には辛い思いをさせてしまったと思います。今だって、正しいと思い行っている育児や教育が、実は間違っているかもしれませんが…。最初に書いたように、長女の人生は長女が主人公。まだ全てを彼女が決めて生きていけるわけではないので、親として時に注意し、時に一緒に笑いながら今この時をともに生きているのだとは思います。でも、そんな中で親としての僕の感情が爆発してしまった時。それを一方的に攻撃的にぶつけてしまうのは違います。自分はあくまで支える側。自分の役割をきちんと考えておかないと、家庭学習にはとくに様々なリスクが潜むと感じました。親としての自身のコントロール。難しいですが…それを怠るとエスカレートし、止まらなくなっていつしか”毒親”となってしまう。大げさではなく、そう感じるようになりました。そうならないためにも、前回の記事に書いたようにブログを書くことで自分の視点を変えて行ったり。また、主役である子ども自身の心の声に耳を傾けて考えていく。そう考えながら接していくことがより良い関係性を築けるのでは…そう考えながら日々家族みんなで過ごしています。以上、前回の続きのお話でした。ここまで読んでいただきありがとうございました。
2019年08月14日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。今回は、投稿いただいた体験談から、祖母と寝ていた少女が、早朝に目にした不思議な光景……。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 21最期の時恐怖度(P.N ザビの妻・女性)私が小学4年生の時に、父方の祖母が体調を崩してしばらく一緒に暮らしていた時の話です。おばあちゃん子だった私は、祖母と同じ部屋で寝起きしていました。 ある朝、早朝4時から5時頃に、すごい地震で目が覚めたました。地響きと共に、ドライアイスのように霧がモクモクと部屋中に立ち込めていて「火事?!」と、パニックになっていたら、目の前に突然! 祖母の母が現れたのです……!私にとってはひいおばあちゃんとなりますが、現れた曽祖母は、祖母の枕もとに座って祖母をじぃーっと見つめていて、「亡くなっているはずのひいおばあちゃんがなぜいるの?!」とビックリしました。曾祖母は、祖母の寝顔をひとしきり見つめた後、また霧と共に消えてしまいました…。祖母はそれからすぐに容態が急変し、ひいおばあちゃんが現れて二週間後に亡くなりました。私は亡くなる時はひとりだと思っていましたが、もしかすると‟一番想ってくれている人”が迎えに来てくれるのかな? と今は思っています。「自分の時は誰が迎えに来てくれるんだろう…」そう思うと、少し楽しみでもあります。知ってしまった犬養さんのつぶやき地響きと霧と共に…!! ひいおばあちゃんの現れ方がカッコイイ~!! やっぱりお迎えってあるんだねー。ご先祖様たちは一族みんなで、「あの世から自分の子孫たちを見守って応援してくれてる」っていうもんねぇ~。もしかしたら、ひいおばあちゃんはご先祖様みんなの代表で現れてくれたのかもしれないよねー。ご先祖様に見守られてるなら安心感があるけど、いったい何人ぐらいいるんだろうね…? もしトイレの中まで見守られてるんだったら、ちょっと嫌だな…。霊はどこにでもいて、心の隙間に入り込みます。みなさま、ご用心して下さいね―――by犬養ヒロ
2019年08月13日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 近所の保育園のイベントで1人のお母さんが話しかけてくれました。 やっぱり同じくらいの月齢の赤ちゃんがいるお母さんだけあって話題は保育園のことでした。 保育園のイベントに参加してるからかお仕事をもってるお母さんばかりで、いつから保育園にあずけるか?どこの保育園に申し込むか?などなど……。 私もそのお母さんと、保育園の申し込み方法を調べてなくて申し込みできなかったことを話していると、保育園の申し込みには4月からみんなと一緒に入園する一斉入所の他に、途中から入るための「途中入所の申し込み」というのがあることを教えてもらいました。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年08月11日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。今回は、投稿いただいた体験談から、留守番をしていた少女が体験した奇妙な現象……。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 20帰宅した母恐怖度(P.N とんぺいちゃん ・女性)自分がまだ子どもだった頃の出来事です。夕方、居間でテレビを観ていたら、母の車の音がしたので「あ、お母さんが帰って来た」と思い、そのままテレビを観てました。そして、いつものように母が玄関の引き戸をガラガラと開け、いつものように買い物袋をドサッとテーブルの上に置く、一連のルーティン音をハッキリ確認しました。そして「お母さん、おかえり~」と戸を開けると、 そこには母の姿はなく……、テーブルの上には買い物袋もなく……、引き戸も閉まったまま……。シンとした静寂だけがありました。「うそっ!!!???」と思い、すぐさま台所に居た祖母のもとへ走り、「お母さんは? 今帰って来たよね? 音がしたよね!?」そう祖母に話しかけたら祖母は、「へ? 何も聞こえんかったよ? まだ帰って来てないはずだけど?」と……。速攻、外へ母の車を確認しに走りましたが、そこには母の車も誰の車も無かったのです……。30年以上経った今でも、昨日のことのようにハッキリとおぼえています。知ってしまった犬養さんのつぶやき奇妙な話だね~。これぞ白昼夢か~。もしかしたら、次元がちょっぴり歪んじゃったのかも知れないよね~。そう言えば前に、うちでも似たようなことがあったんだけどね、子どもが学校から帰って来る時間帯に「ピンポーン」とチャイムが鳴るから、いつものように「おかえりー!」とドアを開けたら、誰もいないんだ…。その次の日も、その次の日も、そんな日が3日続いて、不思議な事もあるもんだ…と思っていたら、お隣のママさんが教えてくれたんだけど、近所の子どものいたずらで「ピンポンダッシュ」が流行っていたらしい。まさかお母さんもダッシュして……?? そんなに足の速いお母さんも怖いな……。霊はどこにでもいて、心の隙間に入り込みます。みなさま、ご用心して下さいね―――by犬養ヒロ
2019年08月04日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 今日も引き続き保育園でのイベントのお話です。 入り口で受付を済ませると、受付の先生から名札を渡して頂きました。「保育園」「名札」というと真っ先に想像できる感じのチューリップの形をした赤くて可愛い名札でした。 その赤くて可愛い名札に長女N子の名前が……。 そして、その赤くて可愛い名札をつけた長女N子の姿が……。 マミー感激(昭和の人は「ヒデキ感激」風にお読みください。)♡ N子が初めて社会にデビューした記念に未だに大切に保管してます。どこに保管したか忘れたけど、また忘れた頃に見つけて当時を思い出して涙したいと思います。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年08月04日お金の話って、親とは話しづらいもの。勇気をもって切り出してもけんかになることも多い。そんな悩みを解決するコツを伝授します!「5月の連休で実家に帰ったとき、75歳の父が『物忘れが激しいんだ』という話になったんです。その流れで、『だったら銀行の通帳の置き場所、教えておいてよ!もしものときに困るから』と私が言ったら、父は『なんだ、金の話に来たのか!』と激高して……。いまは、お金の話が聞けない雰囲気なんです」(50歳専業主婦)「元気が出るお金の相談所」所長でマネーセラピストの安田まゆみさんは、次のように話す。「自分の“老い”を自覚することが大きなストレスなのに、子の世代から単刀直入に切り出されたら、親世代は警戒して態度は硬化するばかり。逆効果でしかありません」これまでに多くの「親子間の財産トラブル」を見てきた安田さんによると、トラブルになりがちな親子の典型があるのだという。「ほとんどの場合、『親の状況を把握できていない』んです。その親の状況とは『財産、健康、気持ち』の3つです。そのうち、子の世代がいちばん見落としがちなのが親の『気持ち』。逆に言えば、『気持ち』を大切にしてあげれば、『財産』の話もずいぶんとしやすくなるはずです」親と顔を合わせるチャンスのお盆。親に介護施設への入所を検討してほしい&遺言状を書いてもらいたい――そう思っている人に安田さんがアドバイス。「お金の話を、親を怒らせず、うまく切り出すための5フレーズ」を教えてくれた。■「この年でこんなに元気なのはすごいわ」「まずは気持ちを和らげること。そこで、ほめることから会話を始めてみましょう。なにがどう素晴らしいのか、すごいのか、具体的に言ってあげると安心感を得られます」■「でも、もっと年を取ったとき、不安じゃない?」「冒頭の主婦の『通帳の置き場所、教えてよ!』という言い方は直接すぎます。聞き方を変えてみましょう。親の物忘れが激しくなっているのなら、『この先も年を取るわけだから、もっと不安になるね。どうしたらいいかな』と、質問形式で聞いてみるんです。『もっと年を取る』=『将来』という含みを持たせれば、『うん、そうだね』と親も答えやすくなるはずです」■「孫も『もっと近くに住んでいたらいいのに』と言っているわよ」「父が亡くなった後、実家でひとり暮らししている母が心配……。実家の売却費用を原資に、介護施設に入ってもらいたいのですが、『50年も暮らしてきた家だから離れたくない』と母は悲しい顔で嫌がるのです」(52歳主婦)50代に多いこんな悩み。だが、「心配しているのに」というのは、「自己中心の考え方」だと、安田さんは指摘する。「『心配しているのに』の後に『聞いてくれない親は困ったものだ』という思いが続いていませんか?それが、提案がお母さんに響かない理由です。まずは、お母さんの気持ちになって、とことん希望を聞いてみることから始めましょう。そして『お母さんの気持ちに沿える方法としては、○○という選択肢もあるよ』と提案してみるべきです」たとえば、母が「孫ともっと会いたい」という気持ちがあることがわかれば「ウチの近くの施設だったら、毎週、孫の顔を見られるよ」と説得できる可能性もある。■「お母さん、お父さんに遺言状を書くようにお願いしてみたら?」「両親を前に遺言の話をする……想像するだけで冷や汗ものですが、なにも両親がそろってないと切り出せないものでもない。たとえば父がキーマンの場合、母から切り崩すのも手です。お母さんと女同士の会話の中で『ねぇ、ちゃんと形で残しておいておらわないと、お母さんも心配よね?』などと“同意”を得ておきましょう。いざ両親に話を切り出したとき、母が『私も書くから、まずはエンディングノートから始めましょうよ』と味方になってくれます」■「○○家って遺産相続でもめているみたいね」いざ両親に向かうとき、なにから切り出したらいいだろう?安田さんは「手近にあるアイテムを活用すべき」と教えてくれた。「『女性自身』などで報じられている“芸能人の遺産トラブル”とか“介護問題”なんかを引き合いに出すといいと思います。報道されるニュースには、どの家庭にも共通する構造が必ずあるはず。『あの家庭も大変よね』と言って『そうよねえ』と同意を引き出したうえで『ところでウチは……』と切り出すといいでしょう」
2019年08月03日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。今回は、投稿いただいた体験談から、アイロンがけ中の女性が目撃した不気味な物体のお話……。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 19白い脚恐怖度(P.N りり ・女性)ある夏の暑い日のことです。エアコンもないなかでアイロンがけの苦行中……ふと上を向いて、ギョッとしました。前方にある白い空気清浄機の隣に、突如、白い脚(膝の少し上まで)が1本現れたのです!!その脚はものすごく大きく、すね毛は無く白くのっぺりしていました。大雑把な推定ですが、もし身体があるとすれば、身長2mを超えるくらいじゃないと大きさが合わない。どうしていいかわからず「見なかったことにしよう」とそのままアイロンを続行しようとしたのですが、そんなものを無視できるはずもなく……どうしてもその「1本脚」が気になって、思い切ってアイロンを置いて顔を上げて見てみると……。唐傘お化けのような「一本脚」は跡形も無く消えていました。 確かにそこに、ついさっきまであったのに…!? どう考えても、見間違えではないのです。あの白いのっぺりとした足の質感……例えるなら日が経ってない水死体のようだったと、と考えていたら、ふと、我が家の土地に以前住んでいたご家族に、入水自殺者がいたことを思い出しました。でも、以前住んでいたご家族の方に、そんな大きな体格の方はいなかったはずなのですが。知ってしまった犬養さんのつぶやき突然、そんな巨大な大根足が現れたら嫌だな~。でもこのお話は、なんだか前の住人と関係していそうな感じだよね……。水死体って膨張するらしいから、もしかしたら……ゾッ。でも、巨大な「激臭を放つオヤジの脚」とかじゃなかったからまだよかったのかもしれないよね……。夏の暑い日にアイロンかけながら、むわっと強烈な足臭なんて嗅がされたら、気絶でもしかねないもんねー。とにかく消えてくれてよかったよ~、うんうん。霊はどこにでもいて、心の隙間に入り込みます。みなさま、ご用心して下さいね―――by犬養ヒロ
2019年07月27日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。今回は、投稿いただいた体験談から、少女にだけ見えた恐怖の存在……。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 18小人が襲ってくる…!恐怖度投稿者・ティアラさん・女性私は赤ちゃんの頃からの記憶があり、子どもの頃から他の人には見えないものが見えていました。不思議なものを見るたびに、「ホラッあそこにいるでしょ!?」と言っていたので、心配した母に神社に連れて行かれて祈祷されたこともあるのですが、宮司さまに「この子は悪魔が取り憑いているわけではなく、普通の人より勘が鋭く見えないものが見えているだけ」と言われたそうです。子ども時代に住んでいた家では、この世の者ではない悪霊のようなものが家に入ろうとしている影や音が聞こえていたため、たびたび夜中に起きてパニックになっていました。特に一番怖いのが、寝室の窓を開けようとしている小人のようなもの(私はゴブリンと呼んでいます)。それはかわいい感じではなく、恐ろしい形相で、寝室の窓を開けようと何匹も窓に張り付いているのです。私は必死で「ママ、アレ?? 小さなお爺さんみたいな人が窓を開けようとしてる!」「入って来てもいいの!? 無理矢理開けようとしていて怖い!!」と母に説明していました。部屋の下からミシミシ凄い音がしているときもあり、「ママ!! この音大丈夫なの!? 怖いよ!!」と、しょっちゅう泣き叫んでいました。母は私が騒ぐたびに、「大丈夫よ! 下で大きな音がするのは、お父さんが家に入ろうとしている怖いものをやっつけている音だから安心して寝なさい」とか、「窓を開けようとしても、鍵がかかっているから入れないから平気よ」 と言うのですが、寝室の窓の鍵のロックは今にも小人に開けられそうになっていて、私はもう「鍵が開きそう!! ママ!! 悪いお爺さん入って来るーっ!!」と大騒ぎして、最後は決まって「ギャーッ!!」と叫んで失神したようになって眠っていたそうです。私は自分が、「ギャーッ」と、叫んでいた所までは覚えています。でも、母は見えていないことに気付いてからは、また祈祷に連れて行かれたくないので、見てもあまり言わないようにしていました。知ってしまった犬養さんのつぶやき小人、怖っ…!! 家にいっぱい来られたら嫌だな~。しかも怖い顔のゴブリンって…見ただけで誰でもパニックになりそう~。もしそんなのが来たらどうしよう!? とりあえず家には侵入して欲しくないよね~。あなたならどうする?1.「勝手に入らないでくれませんか?」とお願いしてみる。2. 見なかったことにして寝る。3. 犬や猫に守ってもらう。4. 殺虫剤で撃退する。私なら咄嗟に4番を選んでしまいそう~。掃除機で吸ったら出てきそうだもんねー。ほうきで掃き出すのはどうだろう? もう来れないように家中に罠を仕掛けるといいかも!?あれ……? なんだかGが出た時の対処法に似ているな……。霊はどこにでもいて、心の隙間に入り込みます。みなさま、ご用心して下さいね―――by犬養ヒロ
2019年07月15日息子が1歳2カ月になるころ、2人目の出産のために息子を保育園に通わせることになりました。 なかなか慣れずに苦労したことや、またその経験から学んだことをいくつかお伝えします。 忙しかった慣らし保育期間保育園に通い始め、最初の1週間は短時間の保育から始める慣らし保育という期間でした。「子どもが親と離れて、第三者である保育士と過ごすことに慣れるための大切な期間です」 との説明を受け、いよいよスタート! 預けるときに大泣きする息子。初めて息子を置いて出ていく体験に、胸を締めつけられるような想いの私。その後は家事などする暇もなく、あっという間にお迎えの時間でしたが、帰宅後の息子はいつにも増してぐずり、私から離れず家事もままならない状態でした。 連絡ノートは成長記録フルタイムの保育が始まると、息子がどのように過ごしているのかとても気になり、 連絡ノートの保育士さんからのコメントを真剣に読む毎日でした。「ずっと泣いていました」というコメントは、日が経つにつれ「今日は笑顔がみられました」「ひとりで遊べるようになりました」と確実に成長している様子が伺えました。 そして2週間が経つころには、「給食を完食しました」との報告を受け、とても安心したのを覚えています。 突然の夜泣きと歯ぎしり保育園生活がスタートして3週間が経つころには、預けるときにも泣かなくなった息子。私はすっかり慣れたのだと思い、安心していました。 しかしこのころから、夜はぐっすり寝ていた息子が突然起きて1時間泣き続けたり、寝ているときや抱っこしているときに歯ぎしりをするように……。息子が抱えている葛藤や、大きな頑張りを知り、私は胸がチクリと痛みました。 親子で葛藤を乗り越えること必死で寂しさと戦い、頑張っている息子を見て、何とも言えない切なさが込み上げた私。たくさん泣きました。 保育士さんに話を聞いてもらうと、「必ず慣れる日が来るし、今とても頑張っているからたくさん褒めてあげて! お母さんも一緒に頑張ってあげてくださいね」という言葉を頂きました。 私は、息子と過ごすときはたくさん抱きしめたり、大好きだよと伝えるようにしました。 そうすることで、どこか自分自身も励まされている気がしたのです。 息子は1カ月経つころには夜泣きや歯ぎしりもなくなり、保育園に慣れてくれました。慣れるまでの期間や苦労は、体験してみないとわからないことだらけです。 そのときは出口が見えずに落ち込む日ばかりでしたが、今では親子で成長できたとても濃い時間になったと思っています。著者:松本のあ1歳男児と0歳女児の母。客室乗務員を現在育休中。年子育児の経験を多くの人に伝えるべく、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年07月13日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 遅くなりましたが、この春から、もしくは、途中から保育園に入れた全国の皆様さまおめでとうございます。 残念ながら、長女N子は、世間一般の大多数の保育園に入れなかった子どもとは違い、私の圧倒的な凡ミスにより保育園に入れなかったのですが、その保育園にある張り紙をしているのを発見しました。 「うちでは保育園や幼稚園に入っていない未就学児を対象にイベントを開催してまっせ〜」という内容の張り紙でした。 しかも「保育園に入っていない子なら誰でも」と書いていました。 誰でも! 誰でも!! 誰でも〜〜〜!!! いいね♡ 行くよ♡ イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年07月10日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。今回は、投稿いただいた体験談から、家にひとりでいるときに起きた不思議な体験……。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 17霊の通り道知りたくない度P.N りり(仮名) (年齢 ヒミツ・女)の体験談以前から「?」と思う事がたまーに起きていたのですが、日中の在宅時の出来事です。PCで映画鑑賞中に、突然! ストーリーとは関連のない “寝息” が近くで聞こえ始めたので、ビクッとなりました! その時、家には私以外は誰もいませんでした。「聞き間違え? 何か別の音?」と思い、観賞中の映画をストップして、聞き耳を立てると、やはり “寝息” が聞こえてきます。 しかも、と~っても気持ちよさそうに寝ている寝息……。 しばらくすると、“寝息” は2分ほどで聞こえなくなりました。その2日後の夜中のことです。娘が就寝中、「誰かが部屋のドアを開けた」そうなのですが、家族に確認しても、誰も開けてないのです……。娘本人は「夢だったのかな? でも起きているつもりだったんだけど……。寝ぼけたのかな……?」と言っていました。そんな奇妙な出来事がいろいろ続いていて、怖いので知人(神事にかかわる家系の女性)に相談すると、「家に榊の木、植えてない?」と聞かれました。家には、神棚に供える榊の木を植えているのですが…、「家の裏にも榊の木、無い?」と聞かれたので、家の裏を見に行くと……、知らなかったのですが、小さくて細い榊の木がありました。知人は、私の家を知らないのに、「きっとね、通り道になってるんだよ。通るだけだから榊の木を月一くらいで清めておけば大丈夫だと思うよ」そう言って「塩と酒と米を少量撒く」という、清めの方法を教えてくれました。すぐお清めをしたので、もう当分怖い出来事は起こらないと信じたいです……。知ってしまった犬養さんのつぶやき霊が家の中を通り道にしてるってことー!? しかも家の中で“寝息”立てて寝てるって…! 夜中に“部屋のドアを開けた”のも霊の仕業だったら、もう同居状態になってるのかも!? それは困るよねー。やっぱり霊だからって、勝手に住みつくのは図々しいと思うわ~。せめて住むなら、家賃は払ってもらわないとー!この際しっかりお清めして追い出したほうがいいだろうね! 榊の木もてんこ盛りに植えとこ!! 図々しい霊でもわかるように「私有地につき、断固侵入お断り!」って看板出しておけばいいと思うよ!霊はどこにでもいて、心の隙間に入り込みます。みなさま、ご用心して下さいね―――by犬養ヒロ
2019年07月05日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子を認可保育園に入れてもらうべく動き出した私。 ネットで「認可」「近所」をキーワードに調べてみると2件の保育園がヒットしました。 早速N子を連れて偵察にでかけてみたのですが、白昼堂々と保育園を覗くって意外に勇気がいる行為ですよね。 はじめは遠くから……覗き行為に慣れてきたら徐々に近づいて時間をかけて中を覗ける塀の近くを陣取り「じぃ〜〜〜」と観察を続けました。 正直、完全不審者でした。 N子を抱っこしていなかったら通報されてたかも……危ない危ない。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年06月30日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。今回は、クリーニング店にかけた1本の電話から始まった不思議な体験……。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 16電話対応知りたくない度(P.N かべすみママ 44歳・ 女)の体験談4年前に他界した母が、20年以上前に体験した不思議な話です。いつも利用していた個人経営のクリーニング屋さんへ母が電話をしたところ、クリーニング店の奥さまが電話に出たそうです。母が「後でお店へ伺いたいけど、まだお店開いてます?」と聞いたら、奥さまが「はーい。大丈夫ですよ!」と仰ったので、母がクリーニング店へ行ってみたところ……。お店はやっておらず、クリーニング店のご主人が晩酌中だったとのこと……。母がご主人に、「あら? 今日はお店お休みでした? さっき電話したら奥さまが電話に出て、お店やってるって聞いたけど?」と話したのですが、クリーニング店のご主人、キッと母を見返して、「誰が電話に出たって? うちの家内? そんなはずないよ。家内はこの間、亡くなったんだから!」と言ったそうです……。母は「確かにあの声は奥さんだったよ……」と何度も私に言っていました。まだ亡くなったばかりだったから、奥さまがお店にいてお仕事していたのかな? と思った私と母でした。知ってしまった犬養さんのつぶやきお仕事していたんだろうね……。もしかしたら、旦那さんだけにお店を任せておけないから、亡くなってもまだ「私が働かなきゃ!」って思っているのかも知れないね……。しかしこの奥さんは、働き者でえらいよねー。きっと生前もずいぶん働き者だったんだろうなぁ。ここはひとつ、残された旦那さんにしっかり頑張って働いてもらって、「あら、私が手伝わなくても大丈夫なのね」って、安心させてあげるといいかもしれないね。生きてるうちに「しっかり働いて」、死んだら「しっかり寝る」のがいい。寝ないでウロウロしてたら、他の人がビックリしちゃうからね。霊はどこにでもいて、心の隙間に入り込みます。みなさま、ご用心して下さいね―――by犬養ヒロ
2019年06月28日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 長女N子が生まれてから1年くらいのタイミングで保育園に入れるつもりだったものの、まったく保育園のことについて調べていなかった私。 ある日、近所の保育園の前を通った時にふとそのことに気づきました。 やれ待機児童がどうやこいうやいうてるこの時代に大きく出遅れたんであろう感はなんとなくあったのですが、私の今までの人生はラッキーなことに何でも何とかなってきたので、この保育園問題もなんとかなるだろうと……。 ただ、そろそろ本気で調べないとな〜と思いたったことから、私とN子の人生を大きく変えた保育園への道が始まったのであった〜。 イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年06月23日世の中には、科学では証明できないこともあるようです。憑依体質の漫画家・犬養ヒロさんが聞いてしまった【知りたくなかった怖い話】を紹介します。今回は、真昼に起きた怪現象……。文・イラスト 犬養ヒロ【犬養ヒロの知りたくなかった怖い話】vol. 15真昼の怪現象知りたくない度(P.N こぶたちゃん 47歳・女)の体験談今からもう15年ほど前になります。K県のアパートの2Fに主人と先代の猫1匹と住んでいました。ある日の午後、ふと畳の部屋を覗くと いつものように飼い猫が、畳んである布団の上にチョコンと乗って眠っています。何の気なしに猫の側へ近づいたその瞬間……!カーテンレールに掛けてあったハンガーが 突然ブルンブルンと揺れ始めたのです!!ガラス戸はしっかり閉まっていて、 鍵もかけたまんま。また地震でもなく、 とにかくハンガーだけがブルンブルンと勢いよく揺れていて……。私は茫然自失となり、立ちつくしたまま ハンガーが揺れるのをただ見つめていました…。結局20回程は揺れたと思います。ふと我に返り、とにかく猫をこの部屋から連れ出さないとと思い、慌てずに平然を装い、猫を抱っこして畳の部屋から出ました。窓の外はすごくお天気が良くて、それがなおいっそう、先ほどの不可思議現象を 際立たせていました……。知ってしまった犬養さんのつぶやきこれは、いわゆる「ポルターガイスト現象」だよね…! ハンガーが目の前でいきなり激しく揺れ出したりなんかしたら、実際には度肝が抜かれるぐらいビックリする体験だよね~~~!これがもし、夜中の丑三つ時に起こったんなら、近寄って欲しくないタイプの霊だろうねー。でも、このお話からはあんまり「怖さ」を感じないから、きっと自分がいることに気づいて欲しい「霊の自己アピール」で、悪意は無さそうに思うな~。猫がいつも通り気持ちよく寝てるなら大丈夫。ここだけの話、動物には霊が視えているからね…。霊はどこにでもいて、心の隙間に入り込みます。みなさま、ご用心して下さいね―――by犬養ヒロ
2019年06月19日わが家の長女はヨコミネ式の保育園を卒園し、その後引っ越しに伴い次女と長男はおむつなし育児を実践する自然派保育園に通っています。わたしが個人的に感じる双方のメリット・デメリットをお伝えします。 ヨコミネ式保育園のメリット・デメリットヨコミネ式保育園のメリットは、運動も学習も自然と身に付き、その能力が高くなるということ。長女は卒園時に逆立ち歩きや三転倒立、片手側転などができたうえ、小学校低学年で習う漢字が書けたり、九九を暗記していたり、そろばんができたりしていました。しかも、すべて楽しそうにしていました。 みんながライバルでありながらも互いを励まし合い、切磋琢磨していくので落ちこぼれる子がいませんでした。 また、毎日の練習を楽しくみんなで続けられているのは、モチベーションを維持させる先生方の声かけなどがすごくじょうずなのだろうと思います。そのへんも含め、きちんとヨコミネ式教育の研修を受けている先生方に安心感もありました。 デメリットは、とにかく自由に遊ぶ時間が少なかったことです。園児でありながら勉強や運動、音楽の時間と決められたカリキュラムをこなすことが多く、自由に過ごす時間はほとんどなかったように思います。0~1歳児では遊んだりお散歩したりする時間はありましたが、泥んこになった服を持ち帰ってくるようなことはほとんどありませんでした。 自然派保育園のメリット・デメリット自然派保育園のメリットは、とにかく子どもたちが楽しそうなこと。毎日外遊びをし、お散歩に行き、暖かい日は水遊びをし、生き物を捕まえて飼ってみたり、野菜をとってきて食べたりと、その季節ならではの体験をたくさんして帰ってきます。大まかな予定は立てられているものの、そこで何をするかは園児たちに委ねられているのも大きな特徴。自主的にしたいことを見つけて遊んでいるので、楽しくて仕方ない様子です。 また、給食やおやつの食材・調味料1つにもこだわりが感じられ、できるだけ地元のもので、安心・安全なものを、という配慮がされています。「園でしっかり食べているから、おうちでママが頑張れない日があっても大丈夫よ」と保育士さんが言ってくれるのも心強いです。 デメリットは、着替えがたくさん必要なことと、洗濯物が毎日大量なこと。さらにおむつなし育児を実践している園なので、衛生面も決していいとは思えません。また、ひらがなや数字をまったく教わりません。 他にはこんなことも!ヨコミネ式のほうは、やはり小学校に入ってからの授業や勉強にすんなり入っていくことができたのは安心でした。子どもも“できる”という自信から「楽しい」「もっとしたい」という気持ちが湧くようで、長女は勉強も運動も積極的に頑張っています。また、「周りの子を応援する」というのも自然に身に付いており、お友だちとも仲良くできています。 自然派のほうは、感性や発想力が磨かれていると感じます。絵本の絵を見てお話をつくったり、花を見て急に歌をつくって歌い出したりと、わからないからこそできる創作力が身に付いているように見えます。 一番いいと感じていることは、どちらの園も特徴や方針がはっきりしているため、働いている保育士さんたちがその方針をしっかり意識し、ポリシーを持って保育をしてくれていると感じる点です。どんな園であれ、保育士さんたちの人柄やプロ意識こそが1番大切なポイントという気がしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての自然派保育園とヨコミネ式保育園にあてはまるとは限りません。必要に応じて通園を希望する園に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年06月14日仕事と子育てを両立しているワーキングマザーにとって、保育園や父母の会の役員などは「なるべくやりたくない」というのが本音。ですが、いざやってみると、大変ですが楽しいことやメリットも。推薦などでやりたくなかった役員を引き受けてしまった方も中にはいらっしゃるかもしれません。でも、前向きに考えると、子育ての情報交換の場となったのはもちろん、様々なメリットもあります。保育園の役員やって感じたメリットをご紹介します。■ 1.役員主体でイベントを仕切れるRhetorica / PIXTA(ピクスタ)娘が通っていた保育園では、クラス委員3名で、卒園する際のアルバム制作や大きな行事(運動会やお遊戯会)ごとに園児に渡すプレゼントの選定をしました。卒業式終了後に行う謝恩会のような「お楽しみ会」を企画から行いました。決して楽ではありませんでしたが、アルバム制作では用意できる写真がどうしても我が子の方が良い笑顔の写真などが多くなり、レイアウトの際は他のお子さんよりも、若干多めで良い場所に貼り付けたりすることができました。一生残るアルバムに携われたことはとても大きかったです。UK / PIXTA(ピクスタ)また、運動会やお遊戯会、剣道発表会など年長になるとカリキュラムが増えたので、発表会のときに渡すプレゼントをクラス委員が選べるのも良かったです。■ 2.保育園の様子がわかるpapa88 / PIXTA(ピクスタ)上記でも説明しましたが、私が役員を務めた保育園では年長クラスの役員がアルバム制作をするため、度々保育園に顔を出して子供達の写真や動画を撮影しました。普段、親が知ることのできない保育園での様子がわかるのは、クラス委員の特権。保育園で熱心に遊んでいるおもちゃや、仲良しの友達が誰なのか、どんな遊びをしているのかなど、保育園での様子が見られるのはとても良かったです。保育園で熱心に遊んでいたおもちゃを娘への誕生日プレゼントをにしたところ、本人も喜んでいました。■ 3.担任の先生に相談しやすくなるtkc-taka / PIXTA(ピクスタ)保育園へ行く機会が増えると、ちょっとしたことでも担任の先生に相談しやすいのと、先生からもいろいろな情報が得られます。「近くの小学校にお礼の品を届けに行きました」など、月間行事というほどではないけれど、普段のカリキュラムとは違うことを行ったことや、「今日は〇〇ちゃんと〇〇しましたよ」など、子どもからは聞けないエピソードなども聞けます。関わりが深くなることで、相談しやすい環境ができ、日常の悩みや、健康に関する相談などもでき、とても安心した保育園生活を送ることができました。■ 終わりにshimanto / PIXTA(ピクスタ)休みの日はクラス委員との打ち合わせがあったり、時間的には決して楽ではありませんが、役員をするとそれ以上のものを得られると思います。また、保育園の先生方の日頃の大変さを目の当たりにし、改めて感謝の気持ちが湧きました。そして、お世話になっている保育園に、保護者として貢献できた充足感も得られるので、メリットの方が大きいと感じています。
2019年06月13日ウーマンエキサイトで人気連載中のモチコさんの記事 「『あの子、嫌い』という子どもの発言…親はどこまで口出していいの?」 には、ある日突然、娘ちゃんが幼稚園のお友だちのことを「嫌い」と言い出してしまったエピソードについて書かれていました。保育園や幼稚園は集団生活の始まりの場所です。小さな子ども同士だから、けんかやトラブルが起きることは当然だと思います。だけど、いきなり「嫌い」という強い言葉が出てくると大人はびっくりしてしまいますよね。そこで今回のアンケートでは、子どもの発言に悩んだことがあるかどうか。また、子どもの発言に関するエピソードについて聞いてみました。■子どもの発言に悩んだことあるが、約8割!子どもの発言に悩んだことがあるかアンケートを実施したところ、一番多い回答が「とてもある」48%、そして「たまにある」33%と続きました。上位の回答を合わせると、約8割の人が悩みを抱えているという結果に。「少しだけある」も合わせると、今回のアンケートでは87%もの人が、子どもの発言を気にしていることがわかります。Q1.子どもの発言にどう答えるか悩んだことはありますか?とてもある 48%たまにある 33%少しだけある 6%ほとんどない 7%その他 6%集団生活はお友だちと遊んだり、家庭ではできないことを経験できたりなど、たくさんのメリットがあります。しかし、家庭という小さな集団で生活してきた子どもにとっては、個人差はあるといえストレスを感じることもあるでしょう。お友だちとのけんかだったり、自分の思うようにできないことへの憤りだったり…。それらが子どものなかで積もることによって、大人がドキッとするような発言につながっていることもあるかもしれません。では、保護者の方は、子どものどんな発言に悩んでいるのでしょうか? 具体的なエピソードを見てみましょう。■「あの子、嫌い!」友だちへの拒絶に悩む親たち集団生活が始まると子どもにも人間関係ができ、そうなると「合う」「合わない」といった相性の問題からも避けては通れないのだと思います。大人であれば、「必要以上に関わらないようにする」などといった対策を自分で取ることができます。また、「嫌い」などの強い言葉を本人に言うこともないでしょう。でも、子どもはまだ発達の途中ということもあり、お友だちとの距離感を見誤ってしまうこともしばしばあるようで…。「3歳の息子の話です。遊ぶ女の子とはケンカが絶えず、会うと必ず揉めます。家でたまに『●●ちゃん嫌い!』とか『●●ちゃんにはコレ貸さないよ〜』と言うので、何とも言えずどうしたものかと思います。女の子に拒否されてしまう息子を見ると親としても悲しくなるので、息子がそう言うのもわからんでもない。ただ、仲良く遊べるときもあるのですが…」「年少のときから仲の良い双子の友だちがいるのですが、その子たちが、娘とケンカすると『キライ!』『もう遊ばない!』『嫌な子!』と言われることが。うちの娘は悲しそうな顔で何も言わず、泣くことを我慢していました。ケンカの原因はうちの娘にも悪い部分もあるので、『次から気をつけようね』という言葉がけしかできませんでした」「このあいだまで、『○○ちゃん大好き!』って言っていたのに、最近は『○○ちゃんはもう飽きた!』って言うんです。嫌い怖いもそうですが『飽きた!』はさすがに良くないし、お友だちに直接言わないように言いましたが、伝わってない様子…」仲良く遊んでいたのにちょっとしたことでタイミングが合わなくなったり、相手の拒否が強すぎてもめたり…。そんなとき、まだそんなに語彙の多くない子どもは「嫌い」という言葉で自分の感情をなんとか表そうとしているのかもしれません。「うちは小学4年生になりますが、同じように、『●●ちゃん嫌い!』と言ったり、芸能人も『この人嫌い』」とハッキリ言っちゃうので、わざわざ嫌いな人言わんでエエよと伝えてます。あまり聞きたくないですよねぇ。でも翌日に遊んで、『やっぱそんな嫌いじゃないわ』なんてケロッと言ってて、同じだなぁと思いました!」汚い言葉や気持ちよくない言葉を子どもが使ったときに、その言葉が相手を傷つけることは伝えていきたいところです。でもモチコさんのエピソードと同じように「嫌い」と言っていても、すぐまた一緒に遊んでいたというコメントも寄せられました。あまり深刻にならなくてもいいのかもしれませんが、でも、もしかしたら、なにか困りごとのサインという場合もあるかもしれない…。考え出すと止まりません!そして、本当にお友だち同士で問題が起こっている場合であっても、どこまで親が口を出していいのかも悩ましいところです。■子どもがだれかと比較するのは親が原因!?大人が不安に感じる子どもの発言は「嫌い」という言葉以外にもあります。たとえば、できる子とできない子を比べたり、友だちを「悪い子」だと断定したり…。小学生くらいのお子さんになってくると、あえて相手を傷つけるような言葉を使うこともあるようで、みなさん悩まれている様子…。どのように子どもの発言と向き合っていくのがいいのでしょうか。「幼稚園のとき『●●ちゃんはあれができなかった』『●●くんが怒られた』というマイナスな発言を聞くようになりました。きっとそこまでには何か理由があると思うけど、何だかモヤモヤ。でも考えたら親である私が『このあいだはこれできたのに、何でできなかったの?』など、他人や過去のことと比べる言葉をたくさん使っていたからだと気付きました。それからはなるべく褒めることを優先するようにしています。『いろんな子に優しくできると、すてきだよね!』など、なるべく具体的に」「わが家の息子は甘えん坊。できることも『ママ~お願い』とかわいく頼んで来ることもしばしば…。そこでまわりの大人が『4歳でしょ? できないの?』など言ってたら、ある日『●●くん、5歳なのにおしゃべりできないんだよ?』と…。成長のスピードはそれぞれだと言うことをわかりやすく伝えましたが、ドキッとさせられた発言でした」ご紹介したエピソードは、子どもの発言から、叱り方など親の側の普段の発言について考えさせられたというパターンです。子どもを注意するとき、ついつい「あの子はこんなこともうできているよ」とできる子を引き合いに出してしまったり、「昨日はちゃんとできたでしょ!」と過去と比較してしまったり…。子どもは良いことも悪いことも、どんどん吸収していきます。それこそ、小さい子どもは善悪の判断もあいまいで、覚えた言葉をただ使いたいだけという側面すらあるかもしれません。だから大人のほうこそ、普段の言い方を気をつけなければ…とあらためて感じました。「ある日、息子が『●●君な、悪い子やねん』と、その子のことを家で話し始めました。『だってな、みんなが座ってるときに立ってるし、並ばなアカンときに並んでないねん』と。少し返答に迷いましたが『じゃあ、息子はなにもかも全部カンペキにできる? 先生に注意されたりしない?』と聞くと、『あ、ホンマや、僕と一緒や!』と妙に納得した顔をしていました。このときは『みんな同じなんだよ』と教えてみました」「できることとできないことがあるのはみんな同じ」であり、「得意不得意は人それぞれ」…。大人になった今だからそう思えますが、成長途中の子どもにとっては、いろいろ経験して学ぶことのひとつなのだと思います。■子どもにとっての味方でいるために。親ができることは?ただ、家庭内で思ったことをなんでも言えるのは、子どもにとって悪いことではないような気がします。小学生、中学生と成長をしていって、もっと困ったことに直面したとき、相談をしてもらえないほうが親はつらいのではないでしょうか。ただ、「嫌い」という言葉はあまり聞いていて気持ちがよくない言葉。だから「どうにかしたい」と思うのもわかります。親はそのとき、どんな対応ができるのでしょうか?▼子どもなりの思いを聞く。嫌いは苦手野菜と一緒?「子どもには子どもなりの思いがあっての発言だと思うので、母親としては一旦は受け止めたいとおもいます。家の中でだけは、本音で話させてあげたいので」「うちも『嫌い』って言うときありました! とりあえず子どもの気持ちを肯定してあげます。そのあと話の前後の繋がりで相手目線からのお話をし、その子のいいところを聞いてます。嫌いじゃなくて苦手って言えるように誘導したり…小さいころは、苦手野菜と同じような感覚かなと」「まずは親の主観を挟まず、しっかり聞いてあげるように心がけてます。同じトラブルが数回あったとき、はじめて、対処方法を一緒に考えたり、先生に相談したりするようにしてます。子どもは、幼いうちは気まぐれで大人が思うほど、深刻な問題は少ないように思います。8年育児をしてきて、いまだからこそ、そう思います。幼少期は、小さなことで、いちいち振り回されてました」苦手野菜と同じような感覚の「嫌い」。これは、少し気がラクになりますね! まずは、子どもの主張に耳をかたむけることが、基本であって一番大切なことなのかも。▼子どもの言葉に親ができる具体策はある?子どもの発言に対しての具体的な対応案もいろいろと寄せられました。「いろんなところから仕入れてくる言葉のなかでも、相手に対して攻撃的な言葉は、やはりドキッとします。年長になった娘に、きちんと意味が説明できるように、私が昔に使っていた分厚い辞書を手元に置くようにしました。本が好きな娘には良かったようです。なぜなぜにも答えられ、親も助かっています。きちんと意味をわかって言葉を使える、相手にどんな風に届くのかを想像できるような大人に育って欲しいです」「習いごと先に苦手な子がいたようです。行きたがらないので『●●くんが苦手なの?』って聞いたら、『うん』と言ったので、曜日を変更しました。苦手な子がいるからといって、習い事まで嫌になるのは私もどうなのかなぁと思ったので」子どもの性格や普段の親子関係から、家庭にあった対応ができるのは理想的だなと思いました。習いごとなど、時間や曜日を変更することが可能な場合は、一度離れてみるという手もありますよね。子どもはたくさんの言葉をテレビやお友だちからインプットして、使ってみようとしますよね。だから、家庭ではできるだけ気持ちいいポジティブな言葉を使ってみると、子どももどんどん使ってみるような気がします。逆に、自身が子どものころ頭ごなしに「そういうことは言っちゃダメ」と注意され、傷ついたというエピソードもありました。「私が幼稚園のころ、母に『(私が)イヤって言ってることやるから、●●ちゃん嫌い』と話をしました。しかし母は私に『そういうこと言っちゃダメ!』とひと言。私は『そうなの? そうしたら先生にお話してみたらどうかな? でもお友だちに嫌いなんて言ったら悲しむよ』などの言葉が返ってくると思っていたのですが、まさかの返し。母は私の味方ではないのかとトラウマになってしまいました。自分の子どもには、同じ思いをさせないようにしたいと心から思いました」自分が子どものころに親から受けた対応って、けっこう覚えているものなんですよね…。それに納得がいっていなければなおさらです。家族に弱いところを見せられたり、愚痴が言えたりするのは、きっと家庭が安全地帯になっている証拠の気がします。まずは自分の気持ちを吐露できる場を作れていたことで親としての第一関門は突破できたと思えると、少し気持ちも落ち着きそう。子どもの意見にはしっかり耳を傾けつつ、必要なときにはアドバイスをし、基本的には見守ってあげられる…。こんな親を目指したいところだけれど、でもこれらは、大人同士のつきあいだって簡単なことじゃないですよね。「あの子、嫌い」は、子どもが家庭から外に踏み出していくなかで出会うチャレンジの1つかもしれません。人付き合いは一生続いていく課題でもあり、力にもなる。だから親子で一緒に、成長していかれるといいですね。Q1. 子どもの発言にどう答えるか悩んだことはありますか?回答数:206Q2. 子どもの発言についてエピソードやご意見を教えてください回答数:46アンケート集計期間:2019/3/21~4/18
2019年06月03日待機児童が多いなかでせっかく保育園に入れたのに、クラスの保育士さんと子どもが、あるいは保育士さんと保護者が合わない……。そんな悩みはありませんか? 実際に「保育士さんと合わない」と感じたママたちの体験談を聞きました。 保育士さんと子どもが合わない入園してから何カ月も経ち、そろそろ慣れてもいいころなのにずっと子どもが泣いていて、園からの連絡帳には「今日も1日、涙が止まりませんでした」のコメントばかりだったという声がありました。 また、子どもが「先生が怖い」と言ってきたり、お迎え時に教室をのぞくと、わが子とほかの園児さんに対する保育士さんの態度が明らかに違うのを見たりしたときに、「もしかして保育士さんと子どもが合っていないのではないか」と勘付いたというママもいるようです。 保育士さんと自分が合わない保育士さんと保護者が合わないというケースもあるようです。具体的には、毎日の送迎、保護者会、クラス懇談会などで担任の保育士さんに会ったときの態度が、明らかにほかのママのときと違うとき、「合わないな」と感じてしまうそう。自分にだけ良い顔をする、反対につれない対応をされるなど、保育士さんの対応が人によって違うことを知ったときに、モヤモヤを感じてしまうようです。 また、保育士さんの言葉の選び方や態度が気に障るという、どちらかというと生理的な理由で保育士さんと合わないと感じる保護者もいるようでした。 保育園と合わない場合の対処法自分の子どもや自分自身が保育園や保育士さんと合わないということで、他の保育園への転園を検討するママもいるかもしれません。ただし、スムーズに転園が叶うかどうかというのは、住んでいる地域によっても変わってくるでしょう。その前に、自身ができる対処の仕方を考えてみてはいかがでしょうか。 担任の保育士さんに思いを伝えてみる例えば、直接担任の保育士さんと話し合ってみるのも1つの方法です。連絡帳や手紙を利用して気持ちを伝えてみてもいいかもしれません。直接話したり、手紙に気持ちを託したりするなかでお互いのことが理解でき、解決への糸口が見つけられることもあるかもしれません。 担任以外の職員に相談してみる担当保育士さん以外で話しやすい保育士さんや職員さんがいたら、相談してみてもいいでしょう。なかには「合わないというのは誤解だった」ということもあるかもしれません。自ら保育園や保育士さんに歩み寄ってみてはいかがでしょうか。 1日の大半を過ごす保育園で、わが子ができる限りストレスなく楽しく過ごしてほしい、また保護者としても保育士さんとの信頼関係を築きたいという気持ちがあることでしょう。もし「合わない」と感じたら、早めに対処してモヤモヤを解決しておけるといいですね。著者:森下ひろこ4歳の娘の母。結婚・出産後は得意の英語を活かしながら子ども英語講師、フリーの翻訳などをおこなう。現在は、人の心に寄り添うことを心がけ様々なジャンルを執筆。
2019年05月30日「子ども欲しいけど、実際どうなの?」人気コラムニスト犬山紙子が育児体験者の話を聞いて考える「出産・育児」のリアル。保活、育児分担、二人目問題…母親の本音炸裂! 『私、子ども欲しいかもしれない。』より(全19話 連載)■お金の不安はきりがない問題Fさんの家庭は、Fさんの収入の占める割合も大きいと思う。お金の不安はなかったのだろうか。「実は不安はなかったんだよね。貯金もぜんぜんしてなかったし、使いたい時に使ってきた人生だったけど、なんとかなるって思ってて。もちろんいまは子どものために必死で貯金してるよ。でもお金のこと言って先延ばしにしてたら、2年後、3年後、4年後って、どんどん妊娠しにくくなるし、お金の心配はずっとつきまとうんだよね。いまより重要な仕事についてたらもっと悩むし、結局きりがない問題だと思うよ」犬山、このFさんの言葉で、不安ですくんでいた足がすっと伸びた感じがした。いつまでたっても仕事やお金の不安はつきものなんだよね。Fさんみたいにキャリアを積んでいる人だって、仕事がなくなる恐怖を感じていた。 子どもを欲しいと思っているのに、もうちょっと仕事ができるようになってから……、 なんて理由でその場に踏みとどまるのは、私の場合、とりあえず現実から逃げる行為だったのか……。いままで子どものことになると、不安だ不安だとネガティブなことしか考えてこなかった私にとって、Fさんの話は「当たり前だけどポジティブな面がたくさんあるんだ!」と思わせてくれた。■保育園、どうでした?続いて、私が子どものいる人に会うと必ず聞いている「保育園、どうでした?」を聞いてみた。この、「どうでした?」は、「入った保育園、どんな感じ?」ではなく、「ど うやって入った? 入れなかった?」の意味である。都内で保育園に入る難易度について聞くと、皆青ざめた顔で口を揃えて「大変だった」と言い、私は「出産の痛みやばすぎ死ねる」と同じレベルで恐れおののいている。「保育園は、まだ結果待ち。11月に申し込みがあるんだけど(区によって違う)、フリーはすごく不利なの。うちは旦那もフリーだから、もう一番ダメなパターン(笑)。点数が超低いわけ。この点数ってのが、本当に奥深くて。点数を稼ぐために、すでに子どもを無認可やシッターさんに預けて復職してるんですっていう証拠が必要で。正直まだ預けたくなかったけど、とりあえず1か月無認可に預けて復職の証拠書類を揃えたよ。ちなみにフルで預けたら月に15万円ちょっと……。だったら仕事しないで子どもといるわ! ってくらいの金額」15万って、都内のOLさんの月収手取りからと考えるとほんと働くのがアホらしくなる金額……。認可に受からなかったら……年間180万以上か……、あっ、死にたくなってきた……。「ちなみに私がこれだけ必死なのは、0歳児のうちに預けないと、1歳児では認可保育園にまず預けられないからなんだよね、東京は。 歳児で一つの園に対して10人くらいしか枠がないのに、1歳児の枠も11〜12人。そのうち10人は0歳児が進級するから、実際の枠は一つ二つくらいしかなくなる」東京に住む限り0歳のうちは預けないで一緒にいるという選択すら難しいのか……。 妊娠したら、待機児童の少ない区に引越しをするという話もよく聞く。想像はしていたけど、現実はもっと厳しそうだ。そして保育園問題と同じように気になるのが、産後うつのことだ。 私、子ども欲しいかもしれない。:妊娠・出産・育児の〝どうしよう〟をとことん考えてみました』 犬山紙子著(平凡社)
2019年05月30日親であれば、訪れる前から気になるのが子どもの反抗期ではないでしょうか。すでに反抗期を迎えた子どもとの接し方に悩んでいるという人も多いはずです。そこで話を伺ったのは、アンガーマネジメントの専門家であり、「キレやすい子ども」をテーマにした著書も多い早稲田大学教育学部教授・本田恵子先生。反抗期とはいったいどういうものなのか?その意義も含め、反抗期の子どもとの接し方についてアドバイスをもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)子どもに訪れる3つの反抗期子どもの反抗期には大きく3つの段階があります。ひとつは3歳くらいで訪れるもの。いわゆるイヤイヤ期と呼ばれるもので、これは自我が出てきたことによるものです。もちろん、自我がなければひとりの人間としてきちんと成長していくことなんてできませんから、イヤイヤ期は親としては歓迎すべきものでしょう。次が10歳頃の反抗期。これはさまざまな試行錯誤をして創造力が伸びる時期だからこそ出てくる反抗です。この時期にはルールで縛りつけ過ぎないように注意しなければなりません。「こうしたほうがいいよ」と親の理想を押しつけると、お手本どおりの解答はできるけど、独自性がない子どもに育ってしまうからです。独自性がないまま育つと、作文を書くにも、綺麗だけど面白みはない、どこかの誰かが書いたような文章しか書けなくなる。「個性が大事だ」とよくいわれますが、そう願うのなら、この時期の子どもには思い切り自由に発想力や創造力を働かせてあげてほしいのです。そうさせるうち、子どもは自分で自分なりのルールをつくるようになっていくでしょう。最後が14、15歳で訪れる反抗期です。反抗期というと、一般的にはこの時期のものをイメージするでしょう。この時期の反抗は、親などの大人や世のなかの価値観に対する反抗で、それらに対して「なぜ?」と疑問を持ち、その解決を通じて大人になっていくわけです。そういう意味でも、とくに14、15歳の反抗期にある子どもには、自分としっかり向き合ってくれて「世のなかとはこうだ」と答えてくれる大人の存在が必要です。そういう大人に対して子どもは自分の論理をぶつけて話し合う。そうしていきながら、大人になるために重要な道徳性や倫理を学ぶのであって、反抗してあたりまえなのです。対立するふたりのあいだに仲介者が入る対立解消法先に10歳頃の反抗期には、思い切り自由にさせてあげることが大切だとお伝えしました。ですが、親からすれば子どもに反抗されるのですから、「話し合いが必要だ」という場合もあるでしょう。でも、14、15歳の子どもとはちがって、10歳の子どもの場合は言葉が未熟なので、自分の論理をきちんと表現できないということもあります。そういう場合には、誰かがあいだに入ってあげるという対立解消の方法があります。仮にお父さんと子どもが対立しているのなら、お母さんがあいだに入って仲介する。こういう親子間の対立の場合、よくよく見てみると揉めているのは「方法論」だけという場合もよくあるケースです。たとえば、「子どもの成績を上げたい」と、お父さんは「あの塾に行くべきだ」と主張しているとします。それに対して、子どもは「別の塾に行きたい」「通信教育を受けたい」と主張しているといった具合です。この場合、「成績を上げたい」という目標はお父さんも子どもも共通しています。そうであるのなら、仲介者であるお母さんが「目標は共通している」ということを指摘して、お父さんと子どもを向かい合わせることができますよね。子どもは親の思いどおりには育たないここまでですでにおわかりとは思いますが、反抗期というのは子どもの成長に欠かせないものであり、あってあたりまえのものです。逆にいえば、反抗期がなければ「うちの子は大丈夫かな」と不安になってしまうかもしれませんね。でも、なかには本当に穏やかに育って反抗期がないという子どもも存在します。それは、子どもの欲求を上手に親が受け止めていた場合です。そういうケースにあてはまるかどうかはともかく、反抗期がないからと不安になる必要はありません。ただ、代わりに自分の言動はつねにチェックしてほしい。大切なのは、子どもの意見をきちんと聞いているかということ。子どもがなにかをいいだしたときに、子どもの言い分を最後までさえぎらずに聞いているか。それだけは意識的にチェックしてください。なぜ子どもの言い分を聞くことが大切なのか。それは、子どもをひとりの人格を持つ人間として考えることの証明だからです。親が自分の思いどおりに子どもを育てようとするのではなく、子ども自身がどのように育ちたいのかということをちゃんと受け止めることが大切です。子どもというのは、親の思いどおりには育ちません。子どもは親とは遺伝子もちがいますし、子どもをめぐる友だちや学校などの環境の影響も大きく受けます。それこそ、ジャガイモという同じ材料であっても、それをコロッケにするのか肉じゃがにするのかを決めるのは子ども自身なのです。そういう意味では、きちんと「自分で決められる」子どもに育てることこそ親が重視すべきことだと思うのです。自分で選んで自分で判断する――その力を子どもにつけてあげることこそ、親にとっての大事な役割だと思います。『キレやすい子へのアンガーマネージメント―段階を追った個別指導のためのワークとタイプ別事例集』本田恵子 著/ほんの森出版(2010)■ 早稲田大学教育学部教授・本田恵子先生 インタビュー一覧第1回:子どもが「キレやすい」人間に育ってしまう、“絶対にNG”な親の振る舞い方第2回:意外と言いがち!子どもがますます反抗する、親のフレーズ3パターン第3回:「10歳の反抗期」に親がすべきこと。子どもは親の思いどおりには育たない!【プロフィール】本田恵子(ほんだ・けいこ)早稲田大学教育学部教授。中学、高校の教員を経験したあと、教育現場にカウンセリングの必要性を感じて渡米。アメリカにて特別支援教育、危機介入法などを学び、カウンセリング心理学博士号取得。帰国後にスクールカウンセラー、玉川大学人間学科助教授等を経て現職。学校、家庭、地域と連携しながら、児童、生徒を支援する包括的スクールカウセリングを広めている。2000年代からは、矯正教育の専門家を対象としたアンガーマネジメント研修の講師も務める。著書に『改訂版 包括的スクールカウンセリングの理論と実践』(金子書房)、『脳科学を活かした授業をつくる 子どもが生き生きと学ぶために』(みくに出版)などがある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年05月23日朝ってバタバタしますよね。 我が家はまず7:40に小学生組2人を送り出したあと、8:00過ぎに三男を保育園に送っていきます。小学生組を送り出すまでは朝ごはんの準備~後片づけ、洗濯をしながら次男の時間割をチェックしたり、水筒の準備をしたり、小学生を送り出してからは自分の身支度をしながら三男の保育園の準備を進めます。ドラマのように家族そろって朝ごはんをゆっくり食べられればいいのですが現実はそういうわけにはいきません。 そんなある日、三男が「今日は保育園お休みしたい」って言い出したんです。■突然の登園しぶり実は4月から別の保育園に転園したばかりなんです。 登園初日は少し緊張していたものの、相性がよかったのか2日目からは一度も嫌がる事なくよろこんで登園していました。 それが数週間経って初めて「行きたくない」と言いだした三男でしたが、私は特に気にしませんでした。慣れてきた頃の行きしぶりは子どもによくある事なので深く取りあおうとはしませんでした。 私:「お休みするのはダメ。ママお仕事あるもん」 三男:「じゃぁ12時で帰りたい(従来のお迎えは17時前後)」 私:「今日はママどうしても外せない仕事があるから行ってもらわないと困る」 三男:「ねぇママ~~、 私:「え?? カブトの折り方?? あ~~もうすぐ子どもの日だから?? 今は無理だからまた今度ね~~」 三男:「行きたくない~!!」 なんでよ! はい! 行くよ!! 靴履いて!! なんでいきなりカブトの話が出てきたのかなと思いつつ、なんとか連れ出して保育園に着きました。教室に入ると先生が出迎えてくれたので、ちょっと一言耳に入れておこうと思って、今朝は保育園をお休みしたいと言い出したことを伝えました。 私:「今朝は珍しく行きたくないと言いました」 先生:「へ~~どうして~~??」 私;「なんかカブトの折り方を教えてほしいとか言ってるんですけど…」 先生:「あぁ~~!! なるほど!! 今ね、カブトの折り方を3日間ほどみんなで練習してたんですよ。 でもほーちゃん(三男)折り方がよくわからなかったみたいで、お友達に『教えてあげてね~』って先生役をお願いしてたんですけどまだ分かってなかったかな!?」 私:「3日も練習してたんですね。たしかにカブトの折り方ちょっと難しいですよね。しかもうちの子折り紙ほとんどやったことないから…」 先生:「それに今日は、年長さんが小さいクラスの子にカブトの折り方を教えてあげる日なんですよ~」 …!! あ~~それで!! ここでようやくピンと話がつながりました!! 「小さい組さんにカブトの折り方を教えられるかどうか不安で行きたがらなかったんだ!!」 今日そんな予定が入ってるだなんて全く把握していなかった私は、適当にあしらっていたんです。 が、 三男からしたら… 不安だったんですよね。 「できない事が恥ずかしい」と思うタイプなので、教えられないのならいっそのこと休みたい!! という思考回路になったようで(笑) 「行きたくない」と言った裏にはきちんと彼なりの理由があったんだなとこの時ようやく分かりました。 私:「それで行きたがってなかったんですね!」 先生:「ほーちゃん、折り方が分からないんだったら、教える係じゃなくて紙を配る係とかしとけばいいよ。できることをやればいいんだよ~!」 先生にそう言ってもらった三男の表情は一気にほころび、安心したようにお庭に遊びに出ていきました。 あぁ~… あの時ちょっと手を止めて行きたくない理由をきちんと聞いてあげればよかったな。 朝から後悔です。 いや、でも…たしか、私「どうして行きたくないの??」と聞いたような気もするな…。どうして行きたくないの?? と聞いたんですけど語彙力の足りない5歳の説明ではなかなかここまで詳細に分からず、単純にカブトの折り方が分からないだけかと判断していました。低年齢のうちはまだまだ自分の思いを完璧に言語化するのが難しいので、ヒアリングもなかなか難しいですね。 そのために担任の先生との連携が存在してるような気がします。 今回も別に深い意図があって先生にカブトの話をしたわけではないのですが、ポロッと言った一言から三男が行きたくないと言った理由がわかりました。 一緒に子どもを育てていくパートナーとして、先生とは些細な事でもこまめにお話をするってとても大事だな~と感じました。そして忙しくても少し手を止めて子どもの話を聞く。日々の暮らしの中でつい忘れがちな事ですけど、今一度見直さなくちゃなと思った出来事でした。
2019年05月17日息子が保育園に入園して、もうすぐ4年になります。4年前、泣きじゃくる10ヶ月の息子を預けるのが心苦しく、陰でコッソリ泣いていました。■「かわいそう」の声に傷つく母親の心泣いている息子の顔を見るのもツラかったのですが…1歳を過ぎるまでは一緒に家ですごしたかったのですが、入園しやすい時期を考えて10ヶ月の息子を預けました。久々の仕事に体力的にも精神的にもやられていたのもあり、息子の泣き顔を見るのはきつかったです。家計のことを考えると、働いている方が余裕がある。でも「こんなに泣いている息子を預けてまで、わたし働くべきなの?」 という思いもありました。そんな中、わたしの心を救い続けたのは息子の成長でした。■息子は「かわいそう」なんかじゃない!保育園の連絡ノートに書かれる息子の成長。「今日は○○できました!」「今日は全然泣きませんでした!」昨日できなかったことが、今日にはできるようになっているんです。1ヶ月くらい通い続けると、ほとんど泣くことはなくなりました。先生に甘える姿やお友達と楽しそうに遊ぶ姿を見て、息子の世界が広がっていくのを感じました。その姿を見れたことで初めて心からそう思うことができました。母親であるわたしが1番「かわいそうかも…」と思っていたのかもしれません。今でも楽しそうに保育園に通う息子に元気をもらっています。今日もママは元気に働いてきます!! (笑)
2019年05月17日