新生活を迎えるにあたって、物件探しをしたことがある方も多いでしょう。でも、いざ物件内覧のとき「何となく嫌な感じがする」と感じた経験はありませんか?実はその感覚、間違っていないことがほとんどです。その感覚を無視して住んでしまうと、大変なことになる場合も……。そこで今回は、“悪い気が漂っている部屋の特徴”を占い師の脇田尚揮さんにご紹介いただきます。文・脇田尚揮■陽当たりが良いのに…?物件探しの時に、まず気にかけるべきは“陽当たりの良さ”ではなく“空気の湿り具合”だと言えます。“空気の湿り具合”から家の中に陰気がこもっているかどうかを判断するのです。部屋が陰気に満ちていると、すごく陽当たりが良いのに空気がジメジメし、植物がすぐに枯れてしまうといった不思議な現象が起こります。植物だけでなく、あなた自身のエネルギーもどんどん吸い取られてしまうため、注意が必要です。■特定の部屋に入ると“動物的な異臭”がする内覧をする際には嗅覚もフルに稼働させましょう。特に特定の部屋だけ、雨に濡れた動物が放っているような“ケモノ的な臭い”がしたときは要注意です。人間の嗅覚は動物と比べるとそこまで鋭くありませんが、直感的に危機を感じとることも。そんな物件は、動物霊が住みついていたり、事故物件であったりする可能性が高いと言えます。前に住んでいた方がなぜ引っ越したのか、仲介業者の方に確認するといいでしょう。■耳を澄ますと“パチン”“ツー”といった音がする物件に入った時に、耳をすませてみたことはありますか? もしもそこで“パチン”という破裂音や“ツー”という耳鳴りがしたら、そこに住むのは避けた方が無難です。これらの異常な音は“ラップ音”と呼ばれ、その部屋には霊的な何かが存在していたり、呪いがかけられていたりすることも。もしもそのような物件に住んでしまうと、見る見るうちに痩せこけたり、運気が下がっていったりするでしょう。■水は正直…泡立つと危険かもこれは最も簡単かつ効果的な調べ方だと言えます。まず、物件に着いたら、コップやペットボトルに水を入れて数分間放置しましょう。大きな気泡がいくつもできたり、サイダーの様にやたらと泡立つようなら、その物件は危険です。水はエネルギーや気の乱れを正直に反映するため、地場の気が悪いとすぐに反応するのです。そんな場所に住んでしまうと、片頭痛や貧血、神経衰弱に悩まされる可能性も。絶対に避けておきましょう。以上、悪い気が漂っている部屋の特徴と、その見つけ方をご紹介しました。あなたの住む部屋は、あなたの運気を良い方向にも悪い方向にも変えてくれます。物件探しの際には、立地や家賃などの条件に加えて自分の“第六感”も大切にしてみましょう。条件はバッチリだけど、“何となくイヤな感じ”がする場所は避けておきましょう。もし妥協して住んでしまった場合、長い間不運に悩まされるかもしれないのですから……。(C) Lario Tus /shutterstock(C) Kim Wutimet /shutterstock(C) Gullatawat Putchagarn /shutterstock(C) Daemys /shutterstock
2018年03月07日賃貸併用住宅は住宅ローンを利用しながら収益用物件を購入することができるので、一般的な投資用のローンを使って購入するアパート経営よりも金利が低い分、毎月のローン返済が少なくなるというメリットがあります。しかし賃貸併用住宅は建築費がかかるため、自分で新築から建てようとすると、初期費用が非常に高くなってしまいます。そんな時に考えたいのが中古の賃貸併用住宅の購入です。中古物件の賃貸併用住宅を購入することで、購入額を抑え、各種のリスクを減らせるでしょう。しかしなかなか市場には出てこない希少価値の高い物件でもあります。では中古の賃貸併用住宅物件は一体どのように探せばいいのでしょうか。(1)専門の収益物件サイトで探すまず最も手軽な方法として考えられるのは収益物件を多数掲載している専門サイトで探すことです。収益物件を専門として掲載しているサイトと、一般的な住宅情報サイトの何が違うかというと、収益性を表す数字である「利回り」が掲載されている点になります。利回りが掲載されている物件は、以前から賃貸物件とし運営されていたということです。物件の内装や設備に関しては、事務所向け、店舗向け、また普通の賃貸住宅としてのものなど様々ですが、中には入居者に貸し出すだけではなく所有者の自宅も兼ねている物件も掲載されています。こういった専門サイトであれば一般的な住宅情報サイトで検索するよりも手早く収益性のある物件を見つけられ、さらに利回を見ながら比較検討できます。(2)二世帯住宅を購入して改装する賃貸併用住宅は建築費がかかるためにどうしても絶対的な数が少ないです。そこで既存の一般的な物件を賃貸併用住宅として活用することを考えてみましょう。最も賃貸併用住宅に転用しやすいのは二世帯住宅です。二世帯住宅は一つの建物内に2つの世帯がそれぞれ生活できるように独立して造られています。玄関、風呂、キッチン、トイレなどの日常生活を送るために必要な設備が別個設けられているのです。そのため自宅として利用する部分と賃貸物件として利用する部分、それぞれ特に設備追加やリフォームなどを行うことがなく、そのまま別の世帯に貸し出せます。特に完全分離型式の二世帯住宅であれば購入して即座に貸し出すことができるでしょう。一方で二世帯住宅の中にも玄関を共有しているもの、風呂を共有しているもののなど、一部の設備を二つの世帯で共有しているものもあります。そういった物件の場合はリフォームをしないと建物内に別の世帯に住んでもらっても、自宅と完全に隔離できません。購入前にはきちんと他人が自分の同じ家の中に住むということを意識して、それぞれのプライバシーの確保に気を配るようにしましょう。(3)アパートを改装して、一部を自宅にする二世帯住宅の場合は普通のファミリー向け物件を改装して賃貸物件に転用する形式になりますが、逆に今度は賃貸物件であるアパートを一棟購入し、その一部を自宅として活用する方法を考えてみましょう。この場合既存の賃貸用の部屋は特にリフォームする必要もなく、スムーズに貸し出せます。例えば1階に4部屋。2階に4部屋の賃貸物件が入っている場合、1階の4部屋はそのまま貸し出し、2階部分は自宅として活用することになります。中古の一棟アパート物件は非常に数が多く市場に出ているため、賃貸併用住宅を探すよりも選択肢が豊富であり立地や価格帯など自分たちの条件にあったものを選べます。ただし自宅部分に関しては、不要なキッチンや風呂、壁などを取り除き大幅な間取り変更などリフォームが必要になります。そのためある程度の改装費用は用意しておかなければいけません。賃貸部分はそのまま貸し出せるのですぐに家賃収入を得られることもありますが、大幅なリフォームが必要な場合は下の住人に迷惑がかかります。そこでどの程度のリフォームを予算内でできるか、また物件内の住人に迷惑をかけずにリフォームが行えるのかなど、しっかりとチェックしてから物件を購入しましょう。さらに賃貸併用住宅で住宅ローンを使うには自宅部分が建物全体の面積の50%以上ではないといけません。家賃収入を増やすために賃貸物件部分を多く残しておきたいという人もいますが、自宅部分を建物面積の50%パーになるように、リフォームプランを練りましょう。賃貸併用物件はそれほど数が多くないために、自分の条件にマッチする物件がなかなか見つからない時もあります。そういった時は二世帯住宅や一棟アパートを賃貸併用住宅に転用するといった方法を考えてみましょう。そうすればぐっと選択肢の幅が広がります。
2018年03月04日不動産管理委託契約とは不動産管理委託契約とは、不動産オーナー(管理組合や個人投資家など)が管理会社(マンション管理会社など)にその物件の管理をお願いする契約のことをいいます。主にマンション管理を委託する契約のことです。マンション管理会社がマンション管理法に定める「マンション管理業者」である場合は、以下の業務を行う義務があります。マンション管理会社は、管理委託契約の締結前に一定の重要事項を説明しなければならない(マンション管理適正化法第72条)。マンション管理会社は、管理委託契約を締結するときに、一定の事項を記載した書面(通常は管理委託契約書)を遅滞なく交付しなければならない(マンション管理適正化法第73条)。不動産オーナーである大家さんは、不動産は所有していますがその資産を運用する知識に関してはうとい場合があります。自分で運用するよりも、その道のプロである管理会社に運用をお願いした方が運営はうまくいくとみて、管理会社に委託をお願いするわけですね。運用とは具体的に何をするのでしょうか。たとえば共用部分などの管理・修繕マンションやアパートといった集合住宅は、ほかの人も住んでいます。階段や廊下などといった共用部分は居住者全員が利用するので、管理が大変です。また不動産も人と同じように年をとります。古くなってきたら外観などを補修しなければなりません。これには膨大なお金が掛かるので、あらかじめ計画を立てる必要があります。入居者の募集また一番の問題は、高い収益を得るにも空室率をなるべく低くしなければなりません。しかし大家さんは不動産に限っては素人です。空室率が低くなるよう、なんならゼロになるよう運営するためにもプロの手ほどきが必要です。このように、マンション1つを運営するだけでも大変な労力と戦略が必要となります。それを一手に担うのが管理会社で、そしてその契約である管理委託契約には2種類があります。2種類の管理委託契約一般管理契約一般管理契約とは、契約の対象となる不動産の大家さんが行うはずの管理業務を管理会社が「代行」する契約のことをいいます。具体的な業務内容として、入居の際の「賃貸契約」や「入金管理」など入居者との事務手続きや、マンションの共用部分であるエレベーターなどの整備・保守、清掃作業などが挙げられます。併せて、一般管理契約を選択した場合のメリットとデメリットもみてみましょう。メリット:高い収益性が見込める賃貸契約の内容(賃料、礼金・敷金など)や条件を、大家さんが取り決めることができるため、比較的高い収益が見込めます。デメリット:空室率を考慮した入居募集と広告にリスクがあります上記メリットで先述したように、一般管理委託契約は大家さんと入居希望者が直接契約を結ぶ契約です。メリットでは高い収益性があると挙げましたが、それはあくまでも「入居希望者が契約書にハンコを押せば」です。入居希望者が入居するまでにその広告をうつ必要があり、管理会社によってはこの費用が高額なところもあります。広告をうっても入居者が決まらず、それによって空室率が高くなれば、当然家賃も入りません。サブリース契約(一括借り上げ管理契約)サブリース契約とは、不動産管理会社が大家さんから物件を借り上げて、その管理会社が入居者と賃貸契約を直接結ぶ契約形式のことをいいます。一般管理委託契約とはどう違うのでしょうか。メリットとデメリットについてみてみましょう。メリット:安定して家賃収入が得られる「一般管理契約」との最大の違いは、家賃滞納や空き部屋が生じた場合でも「家賃収入」の保証があることです。サブリース契約は、「保証賃料(管理会社が査定した相場賃料の90~95%の率をかけた料金が一般的)」が管理会社から大家さんにオーナーに払われることになります。また入居者との契約も、大家さんと入居希望者ではなく、管理会社と入居希望者との直接契約を行なうことになります。そのため、大家さんと管理会社による確認の手間や時間を省くことができます。デメリット:高い収益が見込めない一般管理委託契約と比べると高い収益性が見込めません。家賃収入が最大化しないのがデメリットです。また管理会社との契約や広告の確認の手間や時間が省けることをメリットとして挙げましたが、裏を返せば入居者を選定することができないことを意味します。特に気にしないという大家さんもいますが、モラルの低い入居希望者が入居する確率も高まるといえます。しかしサブリース契約を受ける管理会社も、トラブルは避けたいため、入居審査は厳しめに行うところも多いのでそんなに気にする必要もないと思われます。まとめいかがでしたか。今回は管理委託契約の種類についてみてきました。一見、安定的に収益が入るサブリース契約の方が良いように思われます。しかし、サブリース契約には落とし穴も多く、あまり良い印象を持たれていないのが実状です。サブリース契約の注意点については、また別記事でご紹介しますのでお見逃しなく!
2018年03月03日家族が増えるタイミングで賃貸から家を購入する人は多いようです。家を購入するにあたり、マンションかそれとも戸建てかを選択するのも大事な検討事項ですね。ここでは、賃貸から戸建てを購入した男性に決め手や妥協点をお聞きしました。家購入の参考にしてみてはいかがでしょうか。賃貸から戸建ての購入した理由私が戸建てを購入することにしたのは30歳を過ぎて子供ができたことです。今まではずっと社会人になる前から賃貸で暮らしていました。大学生の時も賃貸、社会人になってからも賃貸、同棲、結婚とずっと賃貸で住んでいました。戸建てを購入することになったのは、祖父が亡くなって、家が取り壊しになり、土地だけ余っていたことも大きな要因です。親から土地を借りて、自分は上物(建物)だけを建てればよい状況だったので、一つそれはメリットでした。初めにお伝えした通り、子供ができた事が何よりのきっかけです。子供がいるのに当時は、家賃5万8千円払って駅から近い40平米の部屋に住んでいました。これは1LDKだったので、なかなか狭いです。子供が1歳でばたばた走り回るときでしたが、なかなか部屋のなかを走り回れる状況でもありませんでした。このまま大きい部屋に超すなら、賃貸よりも購入したほうがメリットが多いのではないかと考えたのがそもそもの始まりです。低金利の現在は住宅ローンにメリットが多い私がローンを組んだ平成30年は低金利の時代です。昔、父親が住宅ローンを借りたときの金利を見せてもらいましたが、3.5%でした。これはフラット35という全期間固定ローンを組んだ時の金利のようですが、非常に比べると高いと思います。例えばの試算で出してみましたが、35年間のローンを1つは1.1%の全期間固定金利、もう1つは3.5%の全期間固定金利で3000万円を借りた場合の総支払額を計算してみました。なんと総額1千300万円も支払額が違いました。もちろん3000万円も借りない人もいると思いますし、途中で繰り上げ返済をする人もいると思います。大きく金額は変動すると思いますが、大体子供1人育てるのに1千万円かかるといわれていますよね。これだけ違えば、給料も違うかもしれませんが住宅ローンを今借りるのは昔と比べるといいと思えるのではないでしょうか。マンションではなく戸建てを選んだ理由住宅を購入するにあたって、マンションではなくて戸建てを購入しました。はっきり言って、将来売却することを考えたら、戸建てより駅に近い築浅のマンションを買ったほうが良いと思います。将来的に資産として必要なくなった時、子供が大きくなってそんなに大きい部屋はいらなくなった時にマンションであれば値段もそこまで下がらず転売することができます。もちろん戸建てもできますが、値下がりがあまりしないのはマンションでしょう。ただ、戸建てはメリットも人によってはあります。何より、庭を持てること、音を気にしないで生活できることです。購入の仕方にもよりますが、注文住宅であれば戸建てなら自分の好きなように設計できます。私は土地があったので戸建てがベストの選択でしたが、どちらを選ぶかはその人によって変わってくると思います。子供にとって良い環境で育てたい戸建てやマンションを購入する場合には、生活環境をしっかりと検討してから購入に踏み切ったほうがいいと思います。まずは、治安。まったく知らない土地であれば難しいかもしれませんが、例えば警察などの友人がいれば聞いてみるのも手です。市役所などに治安について、検討しているエリアを聞いてみるのも必要です。家は一生で一番大きな買い物なので、不動産会社の言う通りに進んでいって、買った後に後悔するのはよくないです。私は子供を良い環境で育てたいと思って戸建てに庭付きを検討しました。子供の時からのびのびした環境で育てたい。そうゆう思いで戸建てを購入することになりました。意外とかかる諸経費が多いのは注意が必要購入するにあたって最も注意してほしいのは、住宅ローンをどうゆう考え方で借りるかということです。単純に今の家賃が5万円だから月額の返済は6万円ならそこまで変わらないから返済できるだろう。という安易な考え方は非常に危険です。これは、仕組みを考えればよく分かるのですが、ローンを組んで家を購入した後は必要なのはローンの返済だけではありません。例えば、固定資産税、修繕費用の積み立てです。これらは賃貸で入居している場合は必要ありませんが、戸建てもマンションも必要になる金額です。月々にすると大まかにそれぞれ1万円位でした。私の場合はこれも考慮して、ローンの金額を組みました。不動産会社に言われるままにローンを35年で借りられる額を全部借り入れしていませんか。非常に危険な考え方になるので、住宅ローンを借りて返せないという事がないように注意が必要です。家電なども購入することになってかなりの費用がかかりますので注意が必要です。妥協した点妥協したポイントはいくつかありますが、まずは建物の大きさです。土地の大きさに対して建物を大きくすればするほど、床面積がおおきくなるので高い建物になります。また、維持費もかかるのでそこを抑えるためにも小さめの家にしました。また、車庫も建物と一体化した場合を想定していましたがその場合は金額が高くなるということで外付けの車庫にしました。カップボードも既製品の高いのをあきらめてDIYすることにしました。自分で作れば安くなります。お金がない人も色々と妥協することで、良い家を建てられると思います。
2018年02月24日空前のペットブームが到来したと言われている近年。総務省が毎年行っている家計調査によると、年間のペット関連費が拡大傾向にあります。こういった背景には賃貸物件の供給過剰が挙げられており、特に首都圏を中心にペット相談可能物件が増加しています。そんな状況の中で、近隣住民とのトラブルが絶えないことも問題視されています。平成25年に行われた「マンション総合調査」では、トラブルの発生原因としてペット飼育が22.7%を占めています。そこで今回は、これらの問題を対処するための方法を解説します。ペット相談可能物件におけるトラブル事例少子高齢化が進む社会の中、賃貸物件の借り手が減少している背景からも、ペット相談可能物件が増加しています。とは言っても、動物に対する価値観の違いなどから、トラブルに発展してしまうケースも少なくありません。ペットを飼育する前に、しっかりと問題の原因を理解しておきましょう。鳴き声などの騒音飼い主にとっては可愛いと思えるペットでも、鳴き声がどうしても気になってしまう住民が存在するのは確かです。しっかりと躾が行われていれば無駄吠えも少ないですが、難しい場合はトレーナーなどに依頼することも検討した方が良いでしょう。また走り回る音に敏感な人もいますので、防音マットを敷くなどの対策を検討することもおすすめします。ニオイ生物にとって、ニオイは付き物です。しかしながら、ペットが放つニオイを異臭と捉えられても不思議ではありません。「排泄物」であれば、毎日の散歩や専用のトイレを用意しておくことで回避することができます。また最近では体臭やふん尿のニオイを抑えてくれる成分配合のドッグフード/キャットフードも発売されています。規則違反「ペット相談可能」と謡っていても、最低限の規則が設けられています。オーナーによっても内容は異なりますが、それらを無視することで他の住民に迷惑をかけることにも繋がります。「友人から預かった」などの一時的な場合でも規則違反になってしまいますので、最悪の場合は退去を通告されてしまう可能性も考えられます。近隣住民とのミスマッチをなくすために賃貸物件に住んでいる誰もがストレスなく過ごしていくためにも、近隣住民とのミスマッチをなくしていく必要があります。当然その中には、最低限のマナーを守る必要もありますが、その他で考えられる対処方法を解説します。動物嫌いな人への対処ペット相談可能物件では、もちろん許可が下りればペットを飼育することが可能です。しかしながら、近隣住民の全員があなたのペットを受け入れてくれるわけではありません。中にはその姿を見ただけで、嫌悪感や恐怖感を抱いてしまう人もいます。トラブルに発展させないためにも、そういった人たちへの配慮も必要になってきます。イヌを散歩する際も、単にリードをするだけでなく、他の人と一緒になるエレベーターなどを避けるなどの対策も考えた方が良いでしょう。ペット共生型マンションどうしても可愛いペットと一緒に暮らしたいと考えている人には、ペット共生型マンションをおすすめします。入居者の誰もがペットと暮らすことを前提としており、共用部や住戸内にはペットのための設備が整っています。他にも、オーナーや管理会社がペットのための各種サービスを提供してくれるなど、ペットと一緒に暮らしたい飼い主に最大限の配慮がされています。入居者間でペットに対する共通理解があるため、上記で挙げたトラブルに発展しにくくなっています。まとめペットが「好きな人」と「苦手な人」では、価値観に大きな差が生まれてしまいます。こうしたミスマッチを少しでも埋めていくために、飼い主はさまざまな配慮をしていく必要があるでしょう。また中にはペット入居を前提とした「ペット共生型マンション」も増加していますので、そういった物件を検討してみるのも良いのではないでしょうか。
2018年02月16日予告広告ってなに?予告広告とは、物件の価格や賃料が確定していない、直ちに取引することのできない物件(分譲宅地、新築分譲住宅、新築分譲マンション、新築賃貸用マンションなど)について、本広告に先立って販売時期などを広告するものをいいます。そのため予告広告は、価格などは未定のまま行われますが、私たち消費者が物件選択に時間的余裕が持てるよう、物件の存在を知るなどといった目的のためにその広告が認められたものです。また本広告とは、物件の申し込みなどを前提として行う広告のことをいいます。予告広告を行うには、法律的なルールが存在します(不動産公正取引協議会連合会)。各社はこれに従って物件情報を掲載し以下の内容表示を義務付けるものとなっています。予告広告であること価格が未定であること、または予定最低価格と予定最高価格、および予定最多価格帯を明示すること販売予定時期を明示すること予定販売戸数を一括で発売するのか、または数期に分けて販売するのか、または決まっていない場合はその旨本広告においては販売戸数を明示すること本広告を行うまで契約または予約に応じない旨、および申し込み順位の確保に関する措置を行わない旨また予告広告を掲載するには、以下2つの条件があります。予告広告を掲載する条件開発許可または建築確認が下りた時点で掲載予告広告を掲載した場合は、必ず本広告も掲載すること予告広告は先述したように、価格などは未定で行われる広告のことをいいます。そのため、予告広告では「未定」や「予定」といった用語が使われています。条件2の本広告において、予告広告では未掲載であった「販売価格」や「販売戸数」、「販売時期」などについて掲載する義務があるわけですね。予告広告を活用するメリットって?正式に販売を告知する本広告の前に掲載される予告広告を活用することで、私たち消費者には以下のメリットがあります。早期に販売前の物件を確認できるほかの物件と比較できるつまり、購入(賃貸)前までに時間的猶予があります。ここで物件探しのコツをご紹介しましょう!予告広告で気になる物件を発見したら、ぜひ資料請求をしてみてください。本広告が掲載された時点で請求先から連絡が入ると思うので、ほかの人よりいち早く情報収集やモデルルーム見学の予約ができます。
2018年02月10日「賃貸併用住宅」という形態の住宅をご存知でしょうか?アパートと自宅が合体した住宅のことを指し、多くの場合は1階がアパートのように個別の賃貸物件、2階以上を自分の家として使用するケースが多いです。賃貸併用住宅は自宅に住みながら家賃収入が得られるために、毎月の住宅ローンを家賃収入から返済できるだけではなく、家賃の金額によっては手残りが出て、家を買ったのに収入が増えたこともあり得る大変家計に優しい住宅なのです。そこで賃貸併用住宅のメリットや選び方、そして住む時の注意点などについて触れていきたいと思います。1.賃貸併用住宅は、住宅ローンが利用できる賃貸併用住宅は家賃を得られるだけではなく、金利の低い住宅ローンを利用して賃貸物件を購入できるメリットがあります。一般的にアパートやマンションなどの投資用物件を購入する時は、住宅ローンの融資は受けられず、金利の高い投資用ローンを利用して物件を購入します。住宅ローンは国民に対してできるだけ安い価格で住宅を購入してもらうことを目的としたローンなので、金融機関も利益度外視の側面があります。しかし投資用ローンは収益を出すことが目的なので金融機関も金利を高めに設定してきます。また返済期間も住宅ローンのように長期間にすることが難しいので、毎月の返済額はどうしても大きくなってしまいます。しかし賃貸併用住宅ならば自宅面積を建物の半分以上とすることで、住宅ローンを利用できます。マイナス金利の現在ならば、住宅ローンを金利1%以下で利用できます。一方で投資用ローンの金利はマイナス金利の現在でも3%程度は支払わなくてはいけません。同じ3,000万円を25年融資で借りたとしても、金利0.8%は約11万円、3%では約14万2千円と、毎月3万円以上も返済額が違うのです。2.賃貸併用住宅を買う時は新築が良い?中古が良い?賃貸併用住宅を購入する時は新築物件が良いのか中古か良いのでしょうか。結論から言えば建築費用のかからない中古物件の方がお得です。賃貸住宅併用住宅の欠点として、建築費が高くなることが挙げられます。それは賃貸併用住宅の場合、風呂やトイレ、キッチンといった設備を各居室に設けなければいけないからです。坪単価といえば普通の住宅であれば50万円以下でも家を建てられますが、賃貸併用住宅の場合、坪単価70万円は覚悟しなければいけないでしょう。中古住宅で賃貸併用住宅を買う場合、中古販売時の建物の評価額は単純に物件の構造や築年数で算出されることも多いので、住宅部分の価値は建築費用が高かったものでも一律に計算されやすいです。そのため価格面のメリットが非常に大きくなるのです。もちろん新築物件ならば家賃を高く設定できるメリットもありますが、住宅ローンを利用するだけに、年収次第では物件購入費分の融資が受けられないこともあります。それよりも普通の住宅と変わらない相場になる中古の賃貸併用住宅を購入した方が良いでしょう。3.賃貸併用住宅に住む時の注意点賃貸併用住宅は住むときにいくつか注意点があります。自宅の下の階に家族以外の世帯が住むことになるので、それぞれのプライバシーが確保できるような間取りや設備を心がけましょう。自宅部分の玄関と賃貸部分の玄関はできるだけ、方角が異なるようにしたほうが良いです。そうすれば大家と入居者が頻繁に顔を合わせることもなく、ストレスを感じずに済みます。また駐輪場を設けるときも自宅の駐輪場とは別に設けるようにしましょう。防音にも気を配らなければいけません。賃貸併用住宅の場合1階に入居者がいるので、2階に住む自分たちの騒音が下の階に聞こえてしまうことがあります。特に小さなお子さんがいる家庭では、2階の足音が1階にドンドンと響いて下の入居者が迷惑に感じ、退去してしまうことも多いのです。もちろん1階のそれぞれの部屋の壁による防音も必要ですし、逆に自分たちが入居者の騒音でストレスを感じることもあります。互いのプライバシーを配慮し、ストレスをなくすために賃貸併用住宅を建てる、もしくは中古をリフォームする時は、普通の戸建てよりも特に防音に気を配りましょう。賃貸併用住宅に興味はあるものの、宅の中で他人が生活していると思うと、どうも落ち着かないと感じる人もいるでしょう。賃貸併用住宅を購入するときには、特に防音に気を配らなければいけません。そういった点をカバーできるのであれば、賃貸併用住宅は、家賃収入でローンを返済できる上に、金利の低い住宅ローンを利用できるので、一気に生活を楽なものにしてくれます。
2018年01月31日「URであーる」というセリフが耳に残るCMでおなじみのUR賃貸ですが、どのような住宅なのか知っていますか?UR賃貸は、独立行政法人都市再生機構が運営する賃貸事業の名称です。公共性を重視している独立行政法人が運営しているため、UR賃貸には、一般の賃貸物件では真似できないメリットや入居条件があります。一般賃貸には真似できない、UR賃貸ならではの5つのメリットメリット1.礼金・仲介手数料・更新料・保証人の必要なし礼金・仲介手数料・更新料といった一般賃貸物件で必須となる費用や保証人の設定が、UR賃貸では必要ありません。そのため、家賃に含まれない目に見え難い費用を確実に節約する事ができます。メリット2.家賃の支払いでPontaポイント貯まるUR賃貸住宅では家賃の支払い額500円毎にPontaポイントが1ポイント貯まります。仮に1ヶ月6万5000円の家賃を支払っている方なら毎月Pontaポイントが130ポイント貯まります。毎月必ず支払う家賃に対してポイントが付くのは嬉しいサービスです。メリット3.安心の住宅規格住人の入れ替わりを前提とした一般の賃貸物件とは異なり、UR賃貸住宅は長期居住を想定した住宅構造で造られているので防音性・耐震性は非常に優れており安心して生活を送れます。メリット4.転居時の原状回復負担区分が明確一般の賃貸物件を転居する時は転居時の部屋の状態によって定められる原状回復負担費用が敷金から差し引かれ、敷金でも足りない場合には追加で支払いが求められます。この原状回復負担費用は不明確で不動産業者から負担額を提示されるまでは、幾らなのか全く分からない場合が殆どです。しかし、UR賃貸住宅では入居時点で将来の原状回復負担費用の区分を明示するので、賃貸人が負担する割引が分かりやすく良心的な仕組みになっています。メリット5.数々の割引サービスUR賃貸住宅では独自の割引サービスを多数用意しており、条件に該当する方は割安にUR賃貸住宅に居住できます。●割引サービスの例・U35割35歳以下の方が対象の割引サービスで、3年間の期間の定めのある賃貸契約となりますが家賃が割引されます。・子育て割所得条件を満たした18歳以下の子供がいる世帯と新婚世帯(配偶者を得てから5年以内)を対象とした割引サービスで、新婚世帯から子育て世帯になれば最大で9年間も最大20%家賃が割引されます。この他にも沢山の割引サービスが用意されています。注意して欲しいのが、これらの割引サービスは物件によって適用できるサービスが異なるので、詳しくは入居希望の物件を担当しているUR賃貸店舗でご確認下さい。収入要件が厳しい?UR賃貸の入居条件一般の賃貸物件と異なる数々の特徴を持つUR賃貸住宅は入居条件も一般の賃貸物件とは異なります。UR賃貸住宅では定められた5つの条件を全てクリアしなければ入居することはできません。条件1.契約者本人、又は入居世帯の平均月収が基準額以上であること単身者は契約者本人、複数人で入居する場合は入居世帯全員の過去12ヶ月の平均月収がUR賃貸住宅が定める基準額を上回っている必要があります。●基準額 単身者・家賃8万2500円以上の場合:基準額は家賃の4倍・家賃8万2500円~20万円未満の場合:基準額は33万円・家賃20万円以上の場合:基準額は40万円●基準額 世帯入居・家賃8万2500円以上の場合:基準額は家賃の4倍・家賃8万2500円~20万円未満の場合:基準額は25万円・家賃20万円以上の場合:基準額は40万円平均月収が基準額を満たしていなくても貯蓄額などの他の条件によって入居できる場合もあるので、平均月収が条件を満たしていなくても諦めずに相談してみたら入居できる可能性があります。条件2.日本国籍保有者、又は永住権を持つ外国人で、継続して自ら居住するための住宅を必要とする方「自ら居住」が出来ない単身赴任世帯については、留守家族のために申込みをされる場合は、赴任期間中居住できなくても、認められるケースがあります。条件3.単身者や同居している親族や同居予定の親族がいる方常時介護が必要とする方の「単身入居」については、介護を行う親族の同居が必要となります。条件4.申込者を含めて同居予定者全員が入居予定日から1ヶ月以内に入居できて物件内で円滑な共同生活を営める方条件5.暴力団員等ではない方この中で収入要件が特に厳しい条件となっていますがUR賃貸住宅では保証人が必要ないので、これは仕方ない条件だと思います。最後にUR賃貸住宅は一般の賃貸物件とは異なる沢山のメリットを持つ魅力的な物件です。入居条件が厳しめですが、その条件を乗り越えるだけのメリットを兼ね備えています。条件が合うのなら入居を検討する価値はあると思います。
2018年01月30日住宅探しをしている方は、なかなか条件の合う理想の物件と出会えないと感じている方が多いのではないでしょうか。希望するエリアの土地は高額だし手頃な価格の土地となると、通勤や通学にとても不便……。そんな方に注目されているのが「再建築不可物件」です。再建築不可物件の概要やリフォーム・リノベーションが可能か、また注意点などをご説明します。再建築不可物件とはどういうもの?再建築不可物件とは、建築基準法に規定されている条件を満たしていないため、既存の建築物を取り壊し更地にしてしまうと再建築ができない物件のことです。何故このような物件が存在するのかというと、1950(昭和25)年の建築基準法制定やその後の建築基準法改正によって、建築当時は法律に適合していても、現行法には不適合となっているためです。このため、全国には多くの再建築不可物件が現存しています。再建築不可物件は、旗竿地や袋地と呼ばれている土地に多く、具体的には建築基準法でいう道路(幅員4m以上の道路)に敷地が2m以上接していない物件などを指します。(接道義務ともいい、災害時の避難経路の確保や緊急車両が接近できる道路確保が目的)。敷地が2m以上道路に接している土地であっても、目の前の道路が建築基準法上の道路の条件を満たしていない場合(幅員が4m未満の道路など)は再建築不可物件となります。このような再建築不可物件は資産価値が低いため、地域によっては二束三文の価値しかない場合もありますが、東京23区の場合は周辺の土地相場の60~70%程度の相場で取引されています。※建築基準法とは、国民の生命・健康・財産の保護や公共の福祉の増進に資することを目的に、建築物の敷地・構造・設備・用途などに最低限の基準が定められています(1950年施行)。再建築不可物件をリフォーム・リノベーションで新築同様に変身!再建築不可物件は、築40年以上経過した古い物件が多く資産価値も低いため、長く放置されている物件も少なくありません。しかし、物件によっては、リフォーム・リノベーションによって、新築同様に輝きを取り戻すことができる場合もあり、土地を安く手に入れた分をリフォーム・リノベーションに回し、理想に近い物件が取得できる可能性もあります。再建築不可物件は再建築ができませんが、建築確認申請が不要なリフォーム・リノベーションは可能です。建築確認申請が必要になるリフォーム・リノベーションとは、増築や改築、また大規模な修繕や模様替え(建物の主要構造物の一種以上について行う過半の修繕や模様替え)の場合です。しかし大規模な修繕や模様替えの場合、木造2階建て以下、延べ床面積500㎡以下の建物(4号建築物といわれる一般的な家)の場合は確認申請が不要とされています。したがってボロボロの築古物件でも増築や改築はできませんが、新築同様にリフォーム・リノベーションを行うことができます。再建築不可物件でのリフォーム・リノベーションの注意点再建築不可物件を購入しリフォーム・リノベーションする場合、注意したいこともいくつかあります。以下に注意点を挙げてみました。・ローンの利用が難しい再建築不可物件の購入には、基本的に住宅ローンは利用できません(換金しにくく、担保価値が低いため)。・リフォーム・リノベーション費用が通常より割高になる再建築不可物件では工事をする際、工事車両が入れない場合が多く資材の搬入が難しくなるため手間がかかります。また、現在の耐震基準を満たしていない建物が多いため、現在の耐震基準に適合するようなリノベーションが必要になります。・予算オーバーになりやすい予想以上に老朽化していることもあり、予算オーバーになりやすいことも注意が必要です。再建築不可物件は、デメリットやリスクもありますが、目的によっては、いわゆるお宝といえる物件が眠っている可能性があります。再建築不可物件購入の際は、デメリットやリスクなどを十分に承知した上で、検討することをおすすめします。
2018年01月15日安くて条件の良い賃貸物件を探したいけれど、賃貸には敷金、礼金など家賃以外にも必要な「初期費用」がかかります。意外と高額になるこの初期費用を、出来るだけ安く抑えたいと考えている方に、ここでは、初期費用の内訳や安く抑えるコツをご紹介していきます。賃貸の初期費用とは?賃貸物件を契約する際に必要な「初期費用」とはどのような費用があるものか確認してみましょう。・敷金・礼金・仲介料・保証料・前家賃(日割り家賃)・火災保険料・鍵交換費以上が一般的に初期費用とされています。敷金、礼金、仲介料などは物件広告などにも記載されている場合が多いため、初期費用としての認知度も高いですが、賃貸保証料や前家賃、火災保険料などは契約時に初めて目にする場合もありますので、想定外の出費とならないように、このような費用があるということを覚えておくと安心ですね。物件の条件にもよりますが、初期費用を合計すると家賃の4.5倍から5倍程度が必要と言われています。賃貸の初期費用を安く抑えるコツ5選家賃の何倍もの費用が必要となる高額な初期費用。どのような方法で削減することが出来るのか、出来るだけ安く抑えるコツを紹介します。(1)敷金、礼金ゼロ、または、少ない設定の物件を探す賃貸物件の情報には敷金2ヶ月、礼金1ヶ月などの条件が記載されています。大家さんによって条件は様々ですが、空室を避けたいという大家さんなどは敷金、礼金を少なく、または、ゼロに設定することもあります。出来るだけ少ない設定の物件をさがしましょう。しかし、敷金、礼金で注意しなければならないことは、敷金は「返金される可能性がある」性質の費用ですが、礼金は「返金されない」性質の費用になりますので、特に礼金には注意するようにしましょう。(2)仲介手数料ゼロの物件を探す不動産会社から賃貸物件を紹介されて契約する場合、不動産会社に対して手数料として、仲介手数料を支払うことになります。その費用は家賃1ヶ月に消費税を加算したものが上限とされています。(宅建業法)仲介手数料がゼロの物件は、その費用を大家さんが負担することで空室になることを避けたいという意図があります。(3)家賃保証料ゼロの物件を探す賃貸を契約する際、昔は連帯保証人の記入があれば大丈夫でしたが、近年は家賃保証会社との契約が必要になる物件が増えています。家賃の滞納が増えた事、高齢の入居者が増えていることなどもあり、万が一のための対策として保証契約をします。費用としては、家賃の30%~70%程度の設定が多いようです。保証契約は義務ではないため、設定していない物件もあります。(4)フリーレントの物件を探すフリーレント物件とは、1ヶ月、2ヶ月など一定の期間で家賃が無料になる物件になります。例えば前家賃として支払う1ヶ月分が無料になるなど、借りる側としては初期費用が抑えられるメリットがありますね。こちらも大家さんが出来るだけ早く入居してほしい、空室を避けたいという意図があります。(5)大家さんと直接交渉する家賃の値下げや敷金、礼金の減額などを大家さんと直接交渉することも可能な場合があります。それは、不動産会社と大家さんとの仲介の契約が「一般媒介」「専任媒介」のケースです。物件情報をよく注意して見てみると、この契約形態が記載されています。この場合、大家さんとの直接契約が可能となっているため交渉することが可能です。しかし、まれにですが、「専属専任媒介」という場合もあります。この場合は、大家さんとの直接契約を禁止しているものになりますので基本的には交渉はできません。直接契約の場合は、様々なトラブルなどの場合の対処も考慮する必要があるため、十分に検討しましょう。まとめ家賃だけではなく、意外と高額になってしまう初期費用。出来るだけ費用を安く抑えることが出来るよう、何を抑えたら将来的にもコストバランスが良いものか、しっかりと検討しながら素敵な新生活を送れるお部屋に巡り合いたいですね。
2018年01月11日物件の賃貸契約をする際、多くの場合、連帯保証人を立てることが必要になります。連帯保証人を審査する際の条件、連帯保証人を用意できなかった時はどうすれば良いのか?要点をまとめました。保証人と連帯保証人の違いとは?賃貸物件の契約では、「保証人」と「連帯保証人」という違った表現をすることがあります。実はこの2つ、大きな違いがあることをご存知でしょうか?民法上、保証人は借主が家賃を支払えなくなった時、代わりに支払いを依頼されても、まず借主に支払いを督促したり、借主の財産の差し押さえを要求することができます。さらに、保証人が複数いる場合には、たとえ支払うことになった場合でも、人数で債務額を割ることができるのが特徴です。それに対して連帯保証人とは、保証人と違って責任を拒否する権限がなく、支払う義務があるのです。さらに、保証人のように人数で債務額を割ることができず、一人で責任を負う必要も。文字どおり、借主と連帯するような形になります。このように、なにげなく耳にしている2つの言葉には、歴然とした違いがあるのです。連帯保証人に必要な条件では、連帯保証人の審査をクリアするためには、どんな条件があるのでしょうか。大家さんの気持ちになれば、滞納せずに支払えるか?などのリスクを回避するのは当然です。できれば連帯保証人にも、支払い能力があって身元が確かな人物にお願いしたいというところが本音でしょう。・親族であるか・定職に就いているか・収入はどれくらいか・年齢・契約者と別生計であること連帯保証人としての信用度をチェックするわけですから、友人よりも親族の方が審査に通る可能性が高いと言えます(理想的なのは、親、子、兄弟、祖父母までの二親等以内)。どうしても身内では難しいという場合は友人でも可能ですが、より厳格な審査となります。信用度やトラブルを避けるためにも、親族に依頼するのが望ましいでしょう。また、定職についていない場合でも、一定額の年金収入や不動産収入がある場合は審査が通るケースもあります。詳しくはこちら⇒賃貸契約の連帯保証人は無職でもOK?まずは親族であることが条件連帯保証人の審査後に必要な書類物件によっても変わりますが、審査段階では、連帯保証人への電話確認が行われます。その後、一般的に連帯保証人の審査に必要なものは下記のとおりです。・住民票・源泉徴収票など収入を証明するもの・実印(契約書に押印する)・印鑑証明これらは、すべて連帯保証人本人のものが必要です。住まいが離れている場合は郵送期間も考慮する必要があります。さらに、連帯保証人の勤務先などを書類に記入し、後日在籍確認等が行われる可能性もあります。事前に段取りを話しておくとスムーズでしょう。連帯保証人を途中で変更することはできる?連帯保証人が高齢になるなど、さまざまな事情で別の人に変更したいという場合は、変更することができるのでしょうか?こちらも物件によって異なりますが、やむを得ない事情があれば変更することは可能です。ただし、大家さんに了承してもらわなければなりませんし、代わりには、現在の連帯保証人と同程度、もしくはそれ以上の支払い能力のある人物でなければ難しいでしょう。タイミングとしては、契約更新時が適していますが、それ以外の時期にどうしてもという場合には、相談すれば応じてくれることもあります。ただし基本的には、入居の段階で審査を行なって契約に結びついているため、「あとで変えられるから」ととりあえず友人に依頼するなどという行為は避けるようにしましょう。最終手段として保証会社を利用できるもしも、どうしても連帯保証人としてお願いできる人が身近にいない、もしくは、連帯保証人の審査が通らなかった場合、保証会社を利用するという方法があります。これは、初回保証料として家賃の30%~100%程度を支払うなど、費用はかかりますが、連帯保証人を立てるという難関はクリアできるので、どうしてもという時には役立ちます。また、保証会社が指定するクレジットカードで家賃を支払うという条件に従えば、連帯保証人を立てなくても良いとされるケースもあります。ただしその際は、クレジットカード発行のための本人審査があり、それをクリアしなければならないという条件もあります。近年では、連帯保証人の信用力が低下しつつあるという現状も。そのため、連帯保証人がいた場合でも、保証会社の利用を必須条件としている物件もあるのでしっかりと確認しましょう。まとめただでさえかさんでしまう初期費用。少しでも落とすためには、親族に連帯保証人をお願いするのが一番の理想。しかし、さまざまな事情もありますから、保証会社の制度を上手に利用することも選択肢の一つです。スムーズに契約するために、また連帯保証人との信頼関係を壊さないために、最善の方法を利用することが大切です。あわせて読みたい賃貸に関する記事⇒一人暮らしが初めての方必見!賃貸を探す最適な時期とは⇒【賃貸】初期費用の相場っていくら?家賃6万円の内訳を見てみよう⇒【賃貸】仲介手数料無料は大家さんが100%支払っているケースも⇒賃貸の入居審査で落ちた!ポイントは年収と家賃のバランス
2018年01月08日家賃は「前家賃制」確認ですが、家賃(賃料)とは大家さんに支払う部屋賃料のことをいいます。つまり部屋を借りるためのレンタル費ですね。一般的に家賃は「前家賃制」といって当月分ではなく、翌月分を支払い日までに払います(例、11月に12月分を支払う)。ここで問題となるのが、契約月における支払い計算です。契約月分は「日割り計算」で行い、翌月分と合わせて支払います。たとえば、家賃60,000円の物件を11月20日に契約したとしましょう。この場合の日割り家賃は、家賃60,000円÷30日=2,000円2,000円×10日分(残り日数)=20,000円家賃60,000円(翌月分)+20,000円(当月分)=80,000円とこのように契約月分の支払い料を求めます。少し費用がかかりますね。「部屋を他の人に借りられないために前もって押さえておく」というのが、前家賃制の意義です。大家さんからすれば空室は少しでも早く埋めたいので、実際に借主が住まなかったとしても、その分のお金は欲しいといったのが実のところでしょう。大家さんも商売ですからね。しかし最近では、「契約月分を支払わずに部屋をおさえてあげる」といった借主にやさしい物件も見受けられます。それが、フリーレント物件です。フリーレント物件とはフリーレント物件とは、入居後から一定期間内の間、賃料が発生しない物件のことをいいます。上述のように、「これでは大家さんには不利なのではないか?」「何かウラがあるのでは?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、フリーレント物件は大家さんにとってもメリットのある仕組みであり、以下のようなものが考えられます。空室率を下げる工夫になる前家賃制を採るのも、空室期間をなるべく短くし、家賃収入を確保することにありました。フリーレント物件は、家賃を取らずに部屋を借りることのできる物件なので、前家賃制の物件よりも借主には魅力に映る物件であるといえます。つまり、前家賃制の物件よりも借主が早く見つかる可能性が高く、結果、これが空室率を下げることにつながるのです。一方、デメリットもあります。これは私たち借り手にとってのデメリットといえます。違約金がかかる場合がある大家さんは借主に、家賃を一定期間ゼロにして貸すわけですから、その分損をすることになります。たとえば上記のように、家賃60,000円の物件を契約したとして、11月20~11月30日(つまり11月分の1か月間)を家賃ゼロで貸すわけです。賃貸契約は通常2年間の契約期間を設けますから、『家賃60,000円×24か月=1,440,000円』の家賃収入が見込めるわけです。しかし1か月分の家賃は含まれていないので、大家さんはどこかでそれを回収する必要があります。そこで考えられる手法としては、以下の2つが考えられます。家賃を割高にして回収する方法長期的にみると、これは借主が損をするケースとなります。たとえば通常の家賃相場よりも5,000円高く設定されれば、合計で1,495,000円(23か月分)支払うことになります。これでは本末転倒です。違約金で回収する方法1のケースのように、最終的には通常よりも多く支払うことになると借主が知れば、契約をやめる、もしくは短期間で契約を解除することが考えられます。そこで大家さん側は、退去時に一定期間分の家賃を回収できるよう、違約金を設ける場合があります。つまり中途解約して退去する入居者に対して、解約違約金の支払義務を課すために、特約条項を設けた契約書にサインさせます。違約金額は上記の例でいうと、『フリーレント月数(1か月分)×家賃(60,000円)』と設定されることが多いです。デメリットも考慮すると、フリーレント物件は「〇年間は借りないといけない」といった縛り物件であることがわかります。まとめフリーレント物件は、「すぐには引っ越せないけど部屋はおさえておきたい」といった場合などに有効的です。しかし長期的にみてみると、借手にとって必ずしも得するというわけではなさそうです。デメリットに注意しつつ、利用を検討するようにしましょう。
2017年12月20日ウーマンエキサイトのスペシャルサポーター「ママリーダーズ」のメンバー、賃貸DIYのスペシャリスト・EHAMIさんを紹介します。■EHAMIさんEHAMI プロフィール2013年にテレビでDIYの特集番組を見て感銘を受け、同年11月から住み始めた賃貸物件でDIY生活をスタート。自宅のDIYをブログやSNSで公開したところ雑誌やWEBなどの取材を受けるようになり、テレビにも出演。賃貸物件でも試行錯誤しながら原状回復できるように考えたDIYを施し、今の嗜好や用途に合わせたインテリアや家族が心地いい暮らしを楽しむ。子ども : 長男(2014.2)、次男(2017.7)居住地 : 千葉県Blog: EHAMIの賃貸DIYリノベーション Instagram: @EHAMI123 Facebook: Twitter: ehami123 【参加企画】
2017年09月09日一戸建てを買うのがステータスとなっていた時代は過ぎ、最近では中古物件をリノベーションする人が増えています。壊れた部分や老朽化しているところを直すリフォームと違い、既存の物件にプラスの価値を生み出すために行われるリノベーションは、より住む人の希望に沿った形を実現することが可能です。しかし、よく知らないまま進めてしまうと思わぬデメリットに悩まされることも。今回は、物件のリノベーションをする際に知っておきたいメリットとデメリットをご紹介します。●リノベーションのメリット●(1)好みの部屋にできる『完全に自分の理想通りの部屋を探すのって難しいですよね。ここは良いけどあそこがダメとか。それなら全部をリノベーションして完璧な家にする方が絶対に満足度の高いものになると思います。大きな買い物ですし、少しも妥協したくないですからね』(40代女性/事務)既存の新築物件では、万人受けするようなデザインの部屋になっていることが多く、デザイン性の高いものは少ない傾向にあります。しかし、こだわりが強ければそれでは満足できないということも多いはず。そんなときにリノベーションすれば、間取りからインテリアなど、あらゆる面で希望に近づける ことができます。また立地についても、新築マンションを探すより中古物件を探す方が数が多く、希望のエリアに住めるということもあるでしょう。●(2)新築より費用が抑えられる『住むところにはこだわりが強い夫婦だったため、お互いの希望をすべて叶えようとすると新築には手が届きませんでした。リノベーションなら費用が抑えられるし、満足できる住空間が手に入ると思います』(30代女性/販売)新築物件とリノベーションを比較すると、同じ条件の場合、2〜3割ほど安く、時には5割ほど安く購入できることもあります。「新築じゃないとイヤ」という人もいるかと思いますが、リノベーションで費用を抑えることで家具などにお金をかけて贅沢な住空間にする ことも可能です。●(3)資産価値のアップ『空き家になっていた物件があったのですが、おしゃれにリノベーションしたことで買い手がつきました。放置していたらどんどん資産価値は下がっていくだけですからね』(50代男性/不動産)これは住む人ではなく、物件の持ち主側のメリットです。リノベーションすることで付加価値があがり、賃貸であれば家賃のアップ が期待できたり、売る場合にも売却価格のアップが見込めたりするでしょう。●リノベーションのデメリット●(1)住み始めるまでに時間がかかる『リノベーションの打ち合わせに思ったより時間がかかり、考えていた住み始めの時期を大幅に超えてしまいました。譲歩できずにムダに時間がかかった部分もあるので、余裕を持ってスケジュールを立てた方がいいと思います』(30代女性/編集)新築マンションはもちろん、中古住宅にそのまま住むという場合には、受け渡しを行うことで比較的早く住み始めることができますが、リノベーションではさまざまな作業が発生します。業者との打ち合わせに加え、建物の検査や工事期間を考えると、完成までに多大な時間を要することもあるでしょう。しかし、完成を急ぐあまり打ち合わせがおざなりになってしまっては本末転倒。余裕のあるスケジュール を立てておくことが大切です。●(2)想定した金額より高くなりがち『頼む前にしっかりと見積もりをとり、納得したうえでリノベーションしたのですが、追加の作業が発生して思ったより高額になってしまいました。途中でやめるわけにもいかないし、あらかじめ予算は多めに考えておいたほうがいいですね』(30代男性/アパレル)工事前に見積もりをとっておいても、追加の作業が発生することは珍しくありません。「手をつけてみたら追加の工事が必要になった」というのはもちろん、「壁紙を変更したい」「キッチンに食洗機を追加したい」などこちらの希望が二転三転すること もあるはず。スケジュールと予算は余裕を持って準備しておくことが鉄則です。●(3)ローンの金利が高くなることがある『リノベーションの費用もかなり高額ですが、住宅ローンが使えなくて困りました。意外と金利が高くて、もっときちんと調べておくべきでしたね』(30代女性/主婦)リノベーションでローンを組む場合、住宅ローンは適用されず、リフォームとしてのローンしか使えないということがあります。リフォームローンは住宅ローンと比べて金利が高くなる 傾向にあり、しっかりと資金の計画をしておく必要があるでしょう。ただし、“リノベーション済み物件”の購入であれば、住宅ローンを使うことができます。----------いかがでしたか?大きな買い物となるだけに、後悔しないような選択をしたいですね。メリットを活かし、デメリットを受けないような計画を立てれば、満足いくリノベーションが実現できるはず。ひとつずつ不安を消していくことがリノベーション成功の秘訣です。●文/パピマミ編集部●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年08月05日*画像はイメージです:賃貸物件などで初期費用を抑えるため、敷金・礼金が一切かからない物件を「ゼロゼロ物件」と呼びます。敷金は退去の際にかかる費用や、不測の事態で家賃の支払い能力がなくなった際に使われる、いわば保証金のようなものですが、それを排除することで安さをアピールし、入居を促すという物件です。少々怖い気もするのですが、大抵の場合は家賃支払いの滞りもありません。退去時も常識的な金額の請求が一般的で、初期費用がかからないほうが「魅力的」に映る人もいるようです。 ■ゼロゼロ物件の問題点とは?お得に見えるゼロゼロ物件ですが、その陰で問題も発生する場合もあります。敷金がないだけに、退去時にそのしわ寄せがくるようで、経年劣化であるにもかかわらず難癖にも思えるような指摘で高額な修繕費を要求されることがあるそうです。また、家賃の支払いが1日でも遅れると、鍵を交換されるなどして、即日退去を促されるケースがあるそうです。このような行為は非常に悪質で、許されざるべき行為のように思えます。しかし、不動産会社側は「カギを貸しただけで部屋は貸していない」「契約書に家賃が遅れた場合鍵を交換する」などと明記していることから、違法ではないと主張しています。このようなゼロゼロ物件での家賃支払い遅れによる鍵交換や強制退去は、違法ではないのでしょうか? ■違法である可能性が高い借地借家法では仮に家賃の滞納があったとしても一方的に貸主が直ちに借主を追い出すことは認められていません。したがって、ゼロゼロ物件での強引な退去強要は、ほぼすべてのケースにおいて、違法と判断されると思われます。また、鍵を交換してしまうという行為も、ほぼすべてのケースにおいて(契約書に記載がある場合を含む)、借り主の権利を侵害する違法行為として、見られる可能性が高いと思われます。ただし家賃の滞納をしても追い出されないというわけではありません。大抵の場合2ヶ月から3ヶ月以上滞納している場合は、裁判所の判断を仰いだうえで退去手続きが取られ、文書などで退去期限を予告したうえ、それを過ぎた場合は強制退去の措置が取られます。これは、ゼロゼロ物件以外でも同様です。最近はゼロゼロ物件のトラブルも減っているようですが、初期費用が低い分、様々なリスクもひそんでいるのが現状。借りる際は、そのあたりを考慮する必要がありそうですね。 *記事監修弁護士:弁護士 河原﨑友太(浦和法律事務所。2017年2月にマンション管理士に登録。ご相談に際しては、ご相談に見える方が、弁護士に何を期待しているのかを見定め、丁寧な事情聴取、解決方法の提案を心がけています)*取材・文:櫻井哲夫(フリーライター。期待に応えられるライターを目指し日々奮闘中)【画像】イメージです*kotoru / PIXTA(ピクスタ)
2017年08月04日わたし、引越し魔なんです。成人してからの引越し回数は15回以上。馴染みの賃貸不動産屋さんにお世話になること数年。営業さんもだいたいの好みを把握してくれています。そんなツテから、カップルにオススメの物件、オススメしない物件の情報を仕入れてきたので、まとめてみたいと思います。賃貸営業歴12年目のベテランと、6年目の後輩営業マン独自のオススメポイントも盛り込みました!◆NG物件1:逃げ場のない間取り言わずもがな、1R、1Kは逃げ場がありません。ケンカをしていなくても、生活時間が一致していないと、お互いの生活音や照明が安眠妨害になります。ちょっとひとりでゆっくりしたくても、逃げ場のない間取りだと息苦しくなること間違いありません。また、後輩営業マンいわく「そもそも、1Rや1Kの間取りだと、ふたり入居不可のケースが多い。契約違反にならないか確認して」とのことです。契約違反で管理会社や大家さんともめることがありませんように。◆NG物件2:専用物干しスペースがない「人によるかもしれないけど、物干しスペースがない物件は知人を招きにくいと感じるだろうし、女性の入居が少ない物件が多いですね」ベテラン営業マンが暴露してくれたのは、目からウロコなポイントでした。浴室乾燥機、乾燥機付き洗濯機がないうえに物干しスペースがない物件だと、必然的にふたり分の洗濯が室内に干しっぱなし。匂い、湿気はもちろん気になるし、友人・知人を招きにくいビジュアルですよね。しかも、部屋干しを不衛生として嫌う女性が多いのか、洗濯物を干せないとわかると契約に至らないことが多いそうです。同じ物件内に女性が少ないと、防犯面も少し気になります。◆NG物件3:オフィス街、繁華街「同棲により世帯収入が上がるので、家賃相場が高めなオフィス街、繁華街を希望するカップルが一定数いるけど、間取りが狭い、高家賃、または築年数が古いなど、物件の選択肢は狭くなりがち。運良く好みの物件に入っても、実際に暮らすとスーパーやドラッグストアが少なく、移動時間以外で満たされる条件が減ることがあります。残念ながら破局した場合、ひとりで家賃が払えないので双方が泥沼退去になるパターンも」辛辣なことを語るベテラン営業マンの言うことは、一理あると思います。わたしも品川区のオフィス街に住まいを構えたことがあるのですが、近くにあったのは業務用スーパーばかりで、ひとり暮らしには消費できないサイズのお肉や野菜に涙しました。結果的にコンビニの利用が増え、食費や雑費が高くつきました。もちろん、飲食店の多さや交通の便はピカイチでしたよ。では、そろそろオススメ物件のまとめに参ります。◆オススメ物件1:1LDK、2DK「睡眠、電話、趣味、それぞれのプライベート空間は関係安定の秘訣。同居可の物件も多いです。合法的に同棲ライフを楽しめます」営業マンふたりが親指を立てて語る、お墨付き物件の条件その1は、ゆとりのある間取りでした。理由は深く語らなくても、大丈夫ですよね。◆オススメ物件2:お店でトイレを借りられる地域「気になる物件の近くのコンビニやスーパーに入ってみて。トイレを貸してもらえるか、貸してもらえないかで、地域の治安がなんとなくわかるから」物件選びとは関係のなさそうな、近隣店舗のトイレ事情。ベテラン営業マンのアドバイスを要約すると、近隣店舗のトイレの貸し出し状況は、治安の良し悪しが現れやすいんだそうです。店舗のつくりにもよりますが、トイレを貸さないコンビニは防犯意識が高く、高めなければならない客層、地域性を疑える。ご自由にどうぞと貸し出していて、トイレがきれいなコンビニが多い地域は、住民の層も安定している傾向なのだとか。確かに、繁華街など不特定多数の客相が想定されるコンビニのトイレは、貸し出ししていないお店が多い印象です。彼と同棲するからって、防犯意識を忘れていいわけがありません。これはぜひ、住まい探しの参考にしてみてください。ステキな同棲ライフを始められるといいですね!ライタープロフィールsakiたまに毒舌なコラムニスト。一度ハマるとどっぷり浸かるB型アラサー。アロマとコーヒーと舞浜の某レジャースポットをこよなく愛しています。
2017年06月03日住まいは生活の基盤ともいえる大切なもの。一昔前までは結婚してマイホームを手に入れるスタイルが主流となっていましたが、近年は持ち家を持たず、生涯賃貸で暮らすという家庭も増えてきています。では賃貸と持ち家では、どちらがお得に住めるのでしょうか?それぞれの良い点と悪い点をしっかり比較して、賃貸にするか持ち家にするかの選択を慎重に行いたいですね。果たしてどちらがよりお得なのか、さまざまな視点からチェックしてみましょう。■賃貸のメリット&デメリット賃貸はトータル的に見て、持ち家よりも「高くつく」イメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?費用面はもちろん、生活面におけるメリットやデメリットも知っておきましょう。【メリット1】家の維持費を積み立てる必要や手間がない老朽化によって建物が傷み、改修工事が必要になった場合は、賃貸であればその費用は管理組合が負担します。通常賃貸の場合は毎月「管理費」を支払っており、そのお金が使われることになります。管理費さえきちんと払っていれば、修繕のための維持費を自ら積み立てておく必要はありません。またトイレが壊れたり、浴室の湯沸かし機能が作動しなくなったりなど、室内の設備に不具合が生じた場合には、管理組合が速やかに対応してくれます。持ち家の場合は業者を自分で探してコンタクトを取り、修理依頼をしなければならず、何かと面倒です。賃貸はそういった手間がなく、すべて任せられる点もメリットといえます。【メリット2】家の住み替えがしやすい住んでいる家に飽きたり、転勤で別の土地に移らなければならなくなったりすることもあるでしょう。そんなときでも賃貸なら、いつでも住み替えが可能です。もちろん住み替える場合はまた新たに敷金・礼金や仲介手数料、引っ越し費用がかかりますが、持ち家を売却して引っ越す手間や負担を考えると、賃貸の方がよりお手軽です。ご近所トラブルがあり、住んでいる物件にいづらくなった場合も、賃貸なら悩む前に住み替えを検討できるといった気軽さがあります。中には常に新しい物件を求めて幾度となく引っ越しを繰り返しているケースも多く見られます。同じ家に住み続けるよりも、常に変化を求めて生活することを望む方に賃貸は最適なのです。【メリット3】初期費用を抑えられる持ち家を手に入れるためには、購入時に多額の資金が必要となります。物件購入価格はローンを組んで毎月返済していくスタイルが主流ですが、その他の諸費用はローンに含めることができず、まとまった金額を貯金から下ろさなければなりません。しかし賃貸の場合は初期費用が少なくて済むため、貯金を大きく削る心配はないのです。では実際に賃貸と持ち家では、初期費用にどのくらいの差が出るのでしょうか?仮に60平方メートルの住居に入居するケースで比較してみましょう。持ち家として購入する場合、物件価格を30,000,000円とすると、そのうちの20%、つまり6,000,000円を頭金として支払う必要があります。そこに印紙税、住宅ローン借入手数料のほか、不動産会社が仲介に入っている場合には仲介手数料なども支払わなければなりません。これが物件価格の7%程度かかり、合わせて8,100,000円が初期費用としてかかる計算になります。一方、賃貸として借りる場合の賃料を130,000円とすると、この額に礼金と仲介手数料を足した家賃3ヵ月分、つまり390,000円程度が初期費用としてかかります。(通常敷金もかかりますが、退去時に戻ってくることを想定してあらかじめ外して考えています。)こうして比較してみると、初期費用に関しては賃貸の方が8,000,000円弱安くなることがわかります。なるべくリーズナブルに住まいを手に入れることを重視するなら、断然賃貸がおすすめです。【デメリット1】ずっと家賃を払い続ける必要がある賃貸の場合は、住み続ける以上は家賃を払い続けなければなりません。元気に働いている間は問題ないですが、定年後も同じように家賃や更新料、駐車場代を払う必要があります。年金収入のみでこれらの費用を支払い続けることはかなりの負担です。生涯ずっと賃貸に住み続けると決めたら、老後の支払い用に貯金をしておくなど計画的に配慮することが求められるでしょう。【デメリット2】防音性が低い物件が多い一般的な賃貸物件は構造や設備の強度が低く、壁が薄いといった特徴があります。そのため防音性が低く、上下や両隣の物音や話し声が気になりやすいです。もちろん自分の出す音や振動にも注意を払って生活する必要があります。それゆえにピアノなどの楽器はNG、ペットNGなどの制限を設けているケースがほとんど。また小さい子供がいる家庭の場合は、子供の泣き声や足音などで周囲に迷惑をかけてしまう可能性を考慮しなければなりません。防音性に関しては賃貸には期待できず、防音を重視するなら持ち家がおすすめといえるでしょう。【デメリット3】リフォームなど改築を自由にできないせっかくの自分の住まいですから、いろいろと手を加えて自分仕様の空間に生まれ変わらせたいですよね。しかし賃貸の場合は自分の所有物ではなく、あくまでも「借りている」わけですから、間取り変更などの改築はもちろん、壁に穴を開けるといった行為もNGです。もしも勝手に手を加えてしまった場合は、退去する際に多額の費用を支払って元に戻さなければならなくなる可能性も。賃貸であることを常に念頭に置き、入居時のままの状態をなるべくキープすることが求められます。■持ち家のメリット&デメリット続いては持ち家のメリットとデメリットをご紹介します。前述した賃貸のメリットとデメリットと比較しながらチェックしていきましょう。【メリット1】老後の住宅を確保できて安心持ち家ならではのメリットが、老後安心できること。住宅ローンの支払い中は大変ですが、支払いが終われば、老後は経済的な負担がほとんどありません。また「家」という大きな資産があることは大きな安心に繋がります。さらに資産があることで、子や孫に財産として残せるといったメリットもあります。特に一戸建ての場合はマンションに比べて資産価値が下がりにくいため、なるべく資産価値をキープして相続したい場合は、日頃からきちんと修繕しておくとよいでしょう。【メリット2】社会的信用を得やすい家を購入するとその家が担保となるため、社会的信用が高くなります。例えば急にまとまったお金が必要になってお金を借りたい場合も、持ち家に住んでいれば賃貸の場合よりもスムーズに借り入れ手続きを行えます。お金を借りる際以外にも、さまざまな契約時に有利です。【メリット3】リフォームできる家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、住まいの増改築ができる点も持ち家ならではの魅力。集合住宅の場合は管理規約が絶対条件のため自由度を制限されてしまいがちですが、一戸建ての場合は希望に添ったリフォームを実現できます。子供の成長に合わせて間取りを変更したり、バリアフリー仕様にしたり、持ち家ならより快適な住まいを目指すことができるでしょう。好みに合わせてアレンジできることで、より楽しく有意義に生活できます。【デメリット1】多額の初期費用が必要「持ち家を購入した方が月々の家賃負担が少なくて済む」とよく耳にしますよね。確かに一生涯賃貸に住む場合と持ち家とでは、ローン返済に終わりがある持ち家の方がお得といわれています。しかし持ち家購入時には非常に多額の資金が必要なため、大きなお金の準備が必要です。先述したように、物件価格の20%程度の頭金、そして7~8%程度の諸費用(印紙税やローン融資手数料など)を支払わなければなりません。ある程度貯蓄がなければ持ち家購入は難しく、賃貸のように気軽に手続きできるものではないといえるでしょう。【デメリット2】簡単に住み替えができない何らかの理由によって住み替えたい場合、持ち家だと賃貸のように気軽に行うことができません。どうしても住み替えを希望する場合はその持ち家を売却しなければならず、場合によっては当初よりはるかに資産価値が下がっていて、かなり損をしてしまうケースも想定できます。ただし期間限定の海外赴任などで再び戻ってくる場合は、その間持ち家を賃貸で貸して家賃収入を得るといった選択肢もあります。売却する負担を考えると、安易に手放さない方がよいでしょう。【デメリット3】維持費がかさむマンションの場合は毎月修繕積立金を支払う必要があり、共用部分の修繕の際にそのお金が使われます。一戸建ての場合は月々の維持費はかからないものの、修繕が必要になるときのために自己管理で貯金をしておかなければなりません。賃貸の場合は毎月支払う管理費の中に修繕のための資金が含まれており、その額は持ち家に比べてかなり良心的です。管理費の相場は家賃の5~10%程度といわれていて、家賃100,000円の物件の場合の管理費は5,000~10,000円程度。持ち家がマンションの場合は、管理費のほかに修繕積立金を支払わなければならず、この相場が20,000円程度ですから、賃貸の方が安く済むのは一目瞭然です。月々の負担が多くなるのは、持ち家の場合は避けられないといえるでしょう。■持ち家と賃貸、結局お得なのはどっち?これまで持ち家と賃貸のメリット・デメリットを見てきましたが、こうして比較してみると「どちらが損でどちらが得」と一概に判断できないことがわかります。費用面で考えると、一般的に毎月の家賃にかける費用は月収の25%以内が目安とされています。家賃が25%以内の賃貸物件であれば、多額の住宅ローンを抱える持ち家に比べて一見楽に感じるかもしれません。しかし問題は退職をし、年金収入のみの生活になったときです。家賃が年金収入の25%を超えてしまうと、一気に家計が圧迫され、それまでの生活水準を保つことができなくなります。場合によっては家賃すら払えず、家を失って途方に暮れてしまうケースも考えられるでしょう。もちろん貯蓄が潤っていればその心配はなく、老後は貯金を崩しながら賃貸に住み続けることも可能です。ただ持ち家なら初期費用はかさむものの、ローン完済後には賃貸のような生活苦に陥る心配がありません。つまり将来的な生活の安定を重視するなら、持ち家を選ぶ方がお得といえます。ここで1つ注意したいのが、持ち家のローン返済後にどれだけ住み続けるかにもよるということ。なぜならローンの完済によって経済的負担が一気に減るため、完済後にその家に長く住むほど持ち家の方がお得になっていくからです。ただしローンを完済する頃には建物の老朽化がかなり進んでいる頃で、場合によっては大規模な補修工事が必要になる場合も。そうなると多額の修繕費用がかかってしまい、ひとえに「長生きすれば持ち家の方が得」とも言い切れません。費用面で損得を判断するよりも「賃貸と持ち家のどちらがライフスタイルに合っているか」を重視して選ぶとよいでしょう。例えば転勤が多い方であれば、持ち家ではなく気軽に住み替えができる賃貸、老後はお金の心配をせずにのんびり生活したい方は、若いうちにたくさん働いてコツコツとローン返済をしていく持ち家…というように、自分や家族のスタイルにマッチするかどうかを考えましょう。最近では若いうちに持ち家を購入し、なるべく早いローン完済を目指すケースが多いようです。確かに将来的には楽ですが、家の良し悪しを分別できるようになるまでは賃貸暮らしをおすすめします。例えば方角による遮光性の違いや必要な設備環境など、実際に生活してみないとわからないことがたくさんあるからです。その分別ができずに勢いで持ち家を購入してしまうと、あとあと「リビングは別の方角がよかった」「この設備は必要なかった」と後悔することになりかねません。いずれ持ち家購入を考えている場合は、まずは賃貸生活によって住まいに求める条件を吟味し、その上で持ち家購入に踏み切るとよいでしょう。持ち家は一度購入したらそう簡単には住み替えることができません。慎重に物件選びを行いましょう。■おわりにいかがでしたか?家族構成やライフスタイルの変化に合わせて柔軟に住まいを変えたい場合は賃貸を、家族が一生住めて財産となる住まいを手に入れたい場合は持ち家を選ぶのがベストです。ただし一口に持ち家といっても価格や条件はさまざま。まずは一括見積もりを活用して、希望条件に合う物件をチェックしてみましょう。たくさんの物件に触れることで、どんな住まいが適しているかが自然と見えてくるはずです。
2017年05月12日ディノス・セシールから、リビング総合カタログ『ディノスウィズ2017夏号』およびディノスオンラインショップにて、賃貸住宅でも使用でき、細かい作業要らずで簡単にプチリフォームが楽しめる、お洒落なデコレーションシール等が多彩にラインナップし、4月1日に新発売しました。リビング、キッチン、雑貨のデコレーションと、さまざまな生活シーンに活用できます。賃貸住宅でも壁のイメージチェンジができる!DIY初心者でも失敗なし!★透けるウォールシート特別セット(写真上)柄:ダンデライオン、ダマスク、ミモザ4,200円~9,400円※価格は全て税抜表示(以下同)ふんわりと透け感のある不織布のシートで自然な風合いに仕上がります。きれいにはがせて跡も残らないので、賃貸住宅でも安心して使えます。また、ずれたりシワができても貼り直しができ、初心者でも気軽にトライできます。「ダンデライオン」はディノスのオリジナル柄です。シールのように貼るだけで、部屋のイメージが一新!★貼ってはがせるEASY2WaLLシート柄:ボーダー、ブリック、コンツァー税抜6,500円裏紙をはがして貼るシールタイプなので、糊もローラーも不要で便利に使えます。壁一面でも、部分的なアクセントとして、好きなサイズにカットしても使え、きれいにはがせるのも特長です。ファンを魅了。お気に入りスペースをウィリアム・モリスデザインで囲う★貼ってはがせるウィリアム・モリスデザインシート柄:バードポメグラネイト、デイジー、スクロールアンドフラワー小サイズ同柄12枚セット2,880円、大サイズ同柄6枚セット3,900円自然モチーフの美しい柄で人気の高いウィリアム・モリス。四角いシートの裏紙をはがして貼るだけです。小さなスペースや家具にも簡単に貼ることができて、アレンジが自由自在です。水だけで簡単に貼れる!窓の紫外線カットや目隠しにも★SCANDINAVIANPATTERNCOLLECTIONウィンドウフィルム柄一段3,000円、柄二段5,000円はがした後、何度でも使える、接着剤不使用のガラス用フィルム。UVカット率約96%なので、窓の演出や目隠し効果にもお勧めです。北欧の雰囲気漂うデザイン&カラーをアクセントに加えて、おしゃれな雑貨にSCANDINAVIANPATTERNCOLLECTIONインテリアレーステープS(一列・同色3本組)・M(二列・同色2本組)(共通)3,000円北欧デザインのマスキングテープはPP素材で水に強く、家具や家電、鏡、プランターなど、様々なものに手軽にデコレーションができます。雑貨をアレンジすることで、部屋の雰囲気も春らしい雰囲気に。高級感のあるレンガ調シール。緩衝材としてもクッションレンガシール同色3枚組カラー:ホワイト、マスタード、グレー4,980円リアルなレンガ調を再現したクッションシール。見た目の変化だけでなく、表面が柔らかく衝撃を緩和するので、キッチン、椅子やソファが当たる場所や子供部屋などに使用すれば、緩衝材として役に立ちます。キッチンや水回りの壁を清潔にリフレッシュ3Dモザイクタイルシールカラー:ブルー系、ピンク系、オレンジ系、スノーホワイト6,320円~14,800円本物のガラスのような透明感が特長の樹脂製のフィルム。水や熱にも強くキッチンやトイレ、バスルームなど、汚れや黒ずみが気になる壁をお洒落にアレンジできます。シールは台紙からはがすだけで、湾曲した部分や角を覆う時も継ぎ目なく貼れます。『dinos with(ディノスウィズ)2017夏号』発行概要◆販売期間2017年4月1日~2017年12月28日◆仕様A4変形判/311ページデジタルカタログ問い合わせ先ディノスTel:0120-343-774(9時~21時、携帯・PHS可)ディノスオンラインショップ
2017年04月11日賃貸でも、住まいにオリジナリティを加えたい。そんな希望を叶える「賃貸DIY」がいま話題です。洗練されたDIYインテリアを楽しむEHAMIさんに、子育てしながらでもできる賃貸DIYについて伺いました。今回は、3歳の息子さんのキッズルームの賃貸DIY術をご紹介します。▼EHAMI (えはみ)さんファミリー プロフィール・家族構成:夫(29歳)、妻EHAMIさん(31歳)、3歳の男の子との3人暮らし・居住エリア:千葉県・住宅形態:賃貸マンション 1LDKblog: Instagram: @ehami123 ■子どもが小さいからこそ、DIYでフレキシブルに!サンルームのように日当たりのいいリビングの一角は、息子さんのキッズスペースです。「アパレルショップにあるキッズスペースのようにしたくて、洋服もラックで見やすくショップのような収納にしました」洋服ラックは、角材をクロスに組んで手づくり。おもちゃ収納は、“無印良品”のポリプロピレンボックスのサイズに合わせてボックスをDIY。浅い引き出しも取りつけ、ミニカーなどのこまごまとしたものと、ざっくりしまいたいブロックや電車のおもちゃなどを分けられるようにしました。黒板シートでシンプルなマークも入れ、これなら3歳児でも自分でお片づけができます。DIYなら、子どもの持ち物や年齢によって、さらには遊び方が変わっていったとき、別の物につくり変えるという楽しみも広がります。「今の使いみちから、さらにその先のことも考えてつくれるのがDIYの良さ。既製品にはないおもしろさですね」こちら側の壁には、有孔ボードでつくったおうち型パネルを設置。絵本ラックやクレヨン、バッグなどがしまえる、見せる収納スペースです。「この板は、“壁美人”というホチキスだけで固定できるパーツを使って取りつけました。重いものにも耐えられ、別の場所でまた使うこともできるので、とても気に入っています」 ■イメージソースはピンタレストやショップのディスプレイから帽子やよく着る服、時計などを見せる収納にできる、ショップスタイルのラックも手づくり。インテリアになじむよう、ハンガーも塗装を落として素材感を統一。ここでもひと手間を忘れません。身近な素材やパーツを使って、海外のインテリアのように自由にのびのびと賃貸生活を楽しんでいるEHAMIさん。「イメージを見つけるのは、“ピンタレスト”が多いです。海外のDIYには、おもしろいアイディアがたくさん! カフェやアパレルショップなどのディスプレイを参考にすることもあります」そして、なにより刺激をもらうのは、同じDIY仲間だと言います。「出産前に仕事をやめてからは、ちょっぴり社会からはずれてしまったような気持ちがどこかにありました。だから、DIYを始めた時にはブログは絶対やってみようと思っていたんです。ブログを始めてから、SNSを通じて同じ趣味の話ができるつながりがたくさんできました。同じように小さな子を育てながらDIYを楽しんでいる人もいるんですよ」イキイキと楽しめる趣味を見つけたEHAMIさん。リフレッシュ保育の日(地域の子育てサービス)や、実家の母親に見てもらえる日をうまく利用しながら、今はすき間の時間でDIYに取り組んでいます。「寝室や洗面所など、これからさらに手を加えていきたい場所はいっぱいです」DIYに終わりはありません。家族の成長や変化とともに、住まいをもっと居心地良く、ベストな状態に工夫していけることこそが、良さであり醍醐味のようです。取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2017年04月05日いま、原状復帰の賃貸をカスタマイズする、「賃貸DIY」がどんどん進化しています。3歳の息子さんのママでもあるEHAMIさんに、子育てしながらでもできる賃貸DIY術と古いキッチンをセンスアップするDIYのコツについてお話を伺いました。▼EHAMI (えはみ)さんファミリー プロフィール・家族構成:夫(29歳)、妻EHAMIさん(31歳)、3歳の男の子との3人暮らし・居住エリア:千葉県・住宅形態:賃貸マンション 1LDKblog: Instagram: @ehami123 ■リビングとキッチンとをつなぐ、手づくりのカウンターキッチンとリビング・ダイニングとを隔てるのは、古木風の雰囲気たっぷりのカウンター。黒い柱とライティングレールで、インダストリアルなテイストを盛り上げています。「これは既存のカウンターではなく、いちから作ったオリジナルです。長い角材を買ってきて、コの字に組み立てたものがベースになっています。天井部分にアジャスター金具を取りつけると、突っ張り棒のように天井と床との間に設置ができるんです。壁や天井にくぎを打つことなく、大型家具が取りつけられます」なんとこれ、EHAMIさんひとりで組み立てから設置までを行ったというから驚きです。来客からは見えない内側は、作業台と食器やゴミ箱を収納するスペースとして活躍しています。■素材にぐっと雰囲気を持たせる、ひと手間ひと工夫昔ながらの懐かしさが残る、コンパクトなキッチン。隣接する掃出し窓には、木の棚を取りつけています。なんとこれ、既存のカーテンレールを外した際のネジ穴を利用したもの。カーテンレールの代わりに角材を打ちつけ、さらに縦方向にも角材をL字金具で固定。こうしてできた枠組みに横板を渡し、小物やフライパンのためのディスプレイ収納に仕上げました。壁に穴をあけることなく棚を取りつける、斬新なアイディアです。棚板をつけたり重いフライパンをひっかけたりと、自由度が広がります。シンク下の扉には、マスキングテープを貼った上に強力な両面テープを貼り、薄いベニヤ板を張りつけています。「そのままだとなんだか味気ないので、水っぽくのばした白いペンキを、わざとムラになるように塗っています。こうすると、少し古びたような味わいが出るんです」 古い賃貸にはつきものの給湯器にも、センスとアイディアが光ります。おしゃれなチョークアートをめくると……!「ダイソーのマグネットシートの上に、黒板シートを使っています。これなら、サッと取り外しもできますし、注意書きなどが見られなくなる心配もありません」(編集部注:給湯器へのデコレーションは、推奨されているものではありません。素材や熱の伝わり方などに十分注意して行ってください。) ■憧れのコーヒー専用カウンターもDIYでシンク脇と冷蔵庫との間には、念願のコーヒーカウンターをつくりました。「コーヒーが好きで、ゆっくり淹れられるスペースが欲しかったんです。カウンターには、黒いタイルを貼ったので、熱いポットも直置きOKです」限られたスペースを最大限に生かした、システマチックな収納にも注目を。有孔ボードを使うことで調節可能にした棚板や、100円ショップで購入したアイアンタオルバーをリメイクしたグラスラックなどは、自由にカスタマイズができるDIYならでは。既存品では出合えない、我が家にフィットした収納&インテリアが叶います。冷蔵庫と壁のわずかなすき間には、引出式の収納ラックを。よく使う調味料やスパイス、乾物などを収納しています。「ここにこんな棚がいいな、こんなものをしまいたいな、と思ったら、まずは作ってみるのが楽しいんです」次回は「キッズルームの賃貸DIY」についてお話を伺います。取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2017年04月04日床材や壁の色などを自分好みに仕上げてみたい。賃貸でも、住まいにオリジナリティを加えたい。いま、原状復帰の賃貸をカスタマイズする、「賃貸DIY」がどんどん進化しています。今回お伺いしたのは、ダイニングとリビングのスペースをひとつにまとめ、カフェのようなラウンジスタイルのEHAMIさん宅。3歳の息子さんのママでもあるEHAMIさんに、子育てしながらでもできる賃貸DIYとインテリア術を伺いました。▼EHAMI(えはみ)さんファミリー プロフィール・家族構成:夫(29歳)、妻EHAMIさん(31歳)、3歳の男の子との3人暮らし・居住エリア:千葉県・住宅形態:賃貸マンション 1LDKblog: Instagram: @ehami123 ■DIYを味方につければ、「家の古さ」は問題ない!今回お伺いしたEHAMIさんもDIYの魅力にはまったひとり。「初めてDIYにトライしたのは、3年半ほど前。テレビ番組で、DIYでのリフォームを特集していて、やってみたい! と思ったのがきっかけです」その後、引っ越すことになり、「古い家でもDIYすればいいんだ」という前提で物件を探し始めたEHAMIさん。「古さ」を克服するアイディアを知ったことで、物件選びの幅もぐっと広がったといいます。引っ越してきてちょうど1年になるという現在のお住まいは築40年に届きそうな、52㎡の賃貸マンション。懐かしくレトロな雰囲気は唯一無二の温かみがありますが、その反面、設備や間取りなど、築年数ならではのデメリットも否めません。そこでEHAMIさんは、部屋全体の大改造に乗り出しました。まず床は、もとのフローリングの上にパネルタイプの “ウルティモフローリング”を敷き詰め、雰囲気アップを。そしてリビングの壁面は、鴨居に柱となる板を打ちつけ、そこをベースに構造用合板を貼りつけた力作です。「梁の部分は、貼りはがしが可能な専用糊 “スーパーフレスコイージー”を使って、壁紙の上から、好きな壁紙を重ねています。リノベーションしたような感じにしたかったので、コンクリート風を選び、さらに打ちっぱなし感を出すために、ペイントを重ねました」しっかりと柱になる板を取りつけたうえに壁を貼っているおかげで、テレビや棚板などの取りつけもOK。 ■DIYだからできる、自分好みのカスタマイズ暮らしの中で「ここがごちゃごちゃしてしまう」「毎回取りに行くのが面倒」、そんな小さなストレスに気づけたら、DIYはもっと身近になります。EHAMIさんのお宅は、まさに“かゆいところに手が届く”仕様があちらこちらに。生活感が出てしまうコード類の収納から、ついリビングに放置しがちな雑誌や家族の日用品まで、DIYで丸ごと解決しています。▼棚にスライド板を取り付けて目隠しに棚には、可動式の板を挟み込むことで、ごちゃつくモデム類やコードの目隠しを。使いたいときはスライドできる、アイディアテクニックです。テレビの配線なども、壁板の後ろにまわしているおかげで、見た目にもすっきりとしました。▼押入れをオープン棚や作業台に押入れだった場所はふすまを取り払い、DIYの作業道具や本、家族のものなどをしまうオープン棚、兼DIYの作業台に。 ▼既存の収納ボックスも上手に活用 既存のフラップつき収納ボックスと杉材でつくったシンプルな箱を、押入れのサイズに合わせて組み込みこんでいきました。▼有孔ボードを活用!押入れの奥行きを生かし、有孔ボードは手前と奥との二重構造。ここでもスライドで奥のものを取り出しやすくする工夫が。100円ショップで買ったマグネットバーには、金具や工具をくっつけられます。 ■100円ショップのアイテムは、使い方がカギすべてがDIYでの手づくりではなく、100円ショップの収納ボックスなども上手に組み込むのが、EHAMIさんスタイル。「大枠は、やはり家のサイズに合わせて作る方が見た目もきれいです。100円ショップのものはそのまま使うよりも、内側の整理収納やDIYのパーツのひとつとして使うなど、あまり単体では使わないほうが、チープ感が抑えられる気がします。もちろん、お店に行くときは、必ずサイズをチェックして、常に『我が家のどの場所に置けるか』を吟味しながら購入すると失敗が少ないです」下段は、押入れのサイズにぴったりサイズの箱を4個つくり、キャスターを取りつけて引き出し収納に。DIY用の端材や家族の本などがたっぷり入る、大容量のスペースです。次回は「古いキッチンの賃貸DIY」についてご紹介します。取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2017年04月03日「昨今、賃貸の物件に関しては完全に“借りて市場”。『メチャ高』な感じの物件は減ってきています。だからこそ、お得にみえる物件に、思わぬ落とし穴が仕掛けられているケースが増えているんです」 そう語るのは、不動産会社「オージャス」代表を務める白石千寿子さん。そろそろ新年度。夫の転勤、はたまた思い切った移住など環境が変わる季節。新しい環境での暮らし心地を左右するのは「家」。しかし、今、賃貸をめぐるトラブルが増加しているという。 女優のいとうまい子(52)も、自身の“不動産被害”をブログでこう明かした。 《1月11日、2番目の兄が突然の他界。でも、悲しみに暮れる暇もなく、不動産会社から数々の嫌がらせを受けました。(中略)自殺でもなければ、殺人事件でもありません。普通に寝たまま息を引き取ったのです。それなのに、お通夜も葬儀も関係なく(中略)お悔やみの言葉すら言わず、追い詰める言葉だけを言われました》 このうえなくつらい状況なのに、不動産会社から次のような心ない言葉が……。 《1日でも早く撤去させろ!》《広告を出す時は死人が出たと表記する》《フローリングを変えるから120万円払え!》 自殺や殺人事件などではない「自然死」なのに、このような高額の請求をされることはあるのだろうか。弁護士の外岡潤さんはこの件について次のように答える。 「『自然死』ですし、部屋の汚染の程度もほぼないとすれば、業者のいうような損害が生じたとは到底思えません。いとうさんが負担する義務はないでしょう。家族を失って傷心しているときに追い打ちをかける。そんな不動産業者がまったくいないとは言えないんです」 引っ越しをめぐるトラブルには、ほかにもこんなひどい最新実例も……。 敷金・礼金「なし」の物件に入居したAさん。「引っ越し代が安くすんだ!」と喜んだものの、2年後、退去するときにクリーニング代として、なんと「12万円」の請求書が。 「敷金・礼金ゼロのいわゆる“ゼロゼロ物件”は、借り手がつかずに値引きしていることが多いんです。だから業者は家賃への上乗せか、原状回復費(=通常を超える使用で出た損耗、毀損を復旧するための費用)などでカバーしようとします。もともと汚れていたクロス壁紙の張り替え、鍵のシリンダー交換、などを合わせれば10万円以上請求されることもあるんです」(白石さん) 大学進学で上京したBくん。人気のシェアハウスで家賃月「3万円」と飛びついたが、共益費1万円もついてきて実質月4万円、契約時に支払った「デポジット」の3万円は退去時に返してもらえず……。 「お手軽そうなことで人気のシェアハウスですが、『敷金なし』は形だけで『デポジット』として預かり金を取られることがあります。これが退去時に原状回復などに使われたり、うやむやにされて返還されないなんていうことも。共益費も割高感があり、1万円程度の事務手数料をとられる場合も」(白石さん) 一度住んでしまったら引き返せないお金のトラブル。“即決断”は禁物です!
2017年03月30日「交渉して家賃を安くできた!」という話を聞いたことがありますよね。部屋探しをしているときには、つい不動産会社の提示する条件をすべて飲んでしまいがちですが、実はその必要はありません。情報収集をして積極的に家賃の値下げ交渉をしてみましょう。今回は賃貸物件の家賃交渉を成功させるコツをご紹介します。家賃、礼金……どの項目なら交渉できる?家賃交渉を行う前に、どの項目なら値下げ交渉できるか、逆にどの項目だと交渉が難しいかを知っておきましょう。【家賃】家賃は値下げ交渉が可能です。ただし、同じマンションやアパートを借りているほかの人の家賃との兼ね合いから、値下げできないこともあります。「ほとんど同じ条件なのに、どうしてこの人だけ家賃が安いのか」というクレームがつくもとになってしまうからです。そこで、家賃の値下げ交渉が難しい場合は、前家賃の値下げ交渉をするとよいでしょう。月の途中で入居する場合、その月の家賃は1か月分の家賃を日割り計算して算出します。たとえば家賃54,000円の物件に20日から入居する場合の家賃は以下のとおりです。54,000円÷30日=1,800円(1日分の家賃)1,800×10日=18,000円(その月の家賃)この前家賃18,000円分は、交渉によってフリーレントを狙えます。大家さんの負担も低めであることから、フリーレントについては対応してもらえることも多い傾向にあります。ぜひ試してみましょう。【敷金】敷金とは、退去する際のクリーニング代のもとになるお金です。退去時、部屋がきれいな状態であれば、最低限のクリーニング代を差し引いて、敷金の一部は戻ってきます。このように「預かり金」の性質を持つことから、敷金は値下げ交渉が難しいでしょう。【礼金】礼金は、交渉によって値下げが可能です。家賃は大家さんの毎月の収入源となるお金であり、大家さんとしてはできるだけ減らしてくない部分だといえます。一方礼金は入居の際1回だけ支払うお金ですから、妥協してもらうことも十分可能です。家賃の値下げができそうにない場合は礼金を交渉しましょう。【管理費(共益費)】廊下やエントランス、階段といった共用部分の清掃費・修繕費にあてられる管理費(共益費)は、場合によっては交渉できることがあります。ただし、共有部分の管理が管理会社に委託されている場合は、管理費はそのまま管理会社に受け渡されるため、交渉しても値下げしてもらえません。【駐車場代】駐車場代の交渉は難しいと考えてよいでしょう。特に都心などは自宅に近い駐車場の需要が高いため、値下げは難しいのが現状です。【仲介手数料】契約の際に不動産会社に支払う仲介手数料は、交渉が難しいと考えましょう。不動産会社の収入源であるため、特に死守したいと思われている部分です。もし仲介手数料を交渉して心証を悪くしてしまうと、不動産会社との関係が悪くなってしまう可能性があります。仲介手数料が家賃の半額などといった不動産会社もありますので、仲介手数料を安く抑えたい場合はそのような不動産会社を利用するとよいでしょう。【その他】金銭的な交渉が難しい場合は、リフォームなどの付加価値をつける交渉をするのも手です。たとえばエアコンをつける、キッチンを電気コンロからIHクッキングヒーターに変える、バランス釜をシャワーつきのお風呂にする、畳をフローリングにする、トイレを温水洗浄便座にする、などのリフォームが考えられます。築10年くらいの物件であれば、大家さん側がちょうどリフォームを考えるタイミングと重なりますので、狙ってみるとよいでしょう。家賃交渉のタイミングはいつがいい?家賃交渉は、契約の意思をはっきり決めたあと、申し込みの直前に行いましょう。「ぜひこのお部屋に決めたいと思うのですが、駅から遠いことが少しネックです。家賃をあと2,000円下げてもらえればこの部屋に決めたいと思うのですが、大家さんに交渉していただけませんでしょうか」のように交渉します。このとき、契約の意思がはっきりしていることと、値下げ額を明確に提示することがポイントです。そうすれば、不動産会社が大家さんに「このまま空室にしておくよりも、家賃を下げてこのお客さんに入居してもらったほうがいいのではないか」と交渉してくれます。なお値下げ額は、まず家賃の10%を目安に提案してみましょう。たとえば50,000円の物件であれば、45,000円くらいまで下げてもらえるよう言ってみてください。難しい場合はそれより値下げ額が少なくなってしまうこともありますが、非現実的な額ではないため、真剣に検討してくれるはずです。家賃交渉する前にしておきたい情報収集説得力のある家賃交渉をするためには、事前に情報収集をしておくことが大切です。以下で、集めておきたい情報をご紹介しましょう。【相場を知る】目当ての物件の周辺にあるほかの物件と比較して、その家賃が高いのか安いのかを把握しましょう。比較する際には、1平方メートル当たりの賃料を出す方法が有効です。その物件の賃料を、専有面積で割って算出します。たとえば家賃42,000円で専有面積が23平方メートルの物件であれば、平方メートル当たりの賃料は以下のとおりです。42,000円÷23平方メートル≒1,826円この1平方メートル当たり賃料を、周辺の複数の物件についてインターネットや情報誌を使って計算し、一覧表にしましょう。このとき、広さや間取り、築年数、向き、階数などの条件が、目当ての物件と近いものと比べるのがポイントです。もし希望の物件が相場より高ければ、値下げ交渉のベストな材料となるでしょう。【ブランドエリアを把握しておく】「住みたい街ランキング」のようなランキングで上位にいるようなエリアは需要が高く売り手市場であるため、家賃交渉の際には注意が必要です。ネガティブなポイントが多い物件でも、ブランドエリアにあることだけでメリットがあるとされていることが多く、家賃交渉が難しい可能性があります。たとえばランキング上位のブランドエリアには、関東であれば恵比寿、吉祥寺、横浜、自由が丘などがあります。家賃交渉をしようと思う場合は、目当ての物件がブランドエリアにかぶっていないかどうかを確認したほうがよいでしょう。【大家さんや管理会社を調べる】目当ての物件が「自社物件」または「管理物件」であるかも調べておくと便利です。自社物件とは、不動産会社が保有している物件、つまり不動産会社が「大家さん」である物件のことです。また管理物件は、不動産会社がそのアパートやマンションの管理を請け負っている物件のことを指します。これらの物件は、貸主や管理会社との距離が近いため、家賃交渉をしやすい点がメリットです。自社物件の場合は、物件の広告にある「取引態様」の欄をチェックしましょう「取引態様:貸主」と書いてあれば、その物件は自社物件です。管理物件の場合は、その建物に管理会社を表す看板があるため、それを見て確認できます。物件の住所がわからず実際に見て確かめられない場合は、不動産会社に行ったときの対応に注目してみてください。「この物件はありますか?」と尋ねたとき、すぐ返答があればその不動産会社が管理している物件である可能性が高いといえます。一方、他の不動産会社に電話などで問い合わせているようであれば、その不動産会社の管理物件である可能性は低いでしょう。【ネガティブなポイントをピックアップしておく】たとえば、駅から遠いといったことは下調べの段階からわかるネガティブポイントですが、このほか、内覧の際にわかったネガティブポイントについてもピックアップしておきましょう。たとえば日当たりや風通しはどうか、隣接した建物はどうか、設備の古さはどうか、などといったことをチェックします。具体的な交渉材料があったほうが交渉もスムーズに進みやすいため、家賃相場同様一覧表にしてみるのもよいでしょう。家賃交渉しやすい物件はある?新築物件やペット可の物件、デザイナーズ物件など付加価値がついた物件は、家賃交渉がしづらい傾向にあります。ではどのような物件であれば家賃交渉しやすいのでしょうか。以下で見ていきましょう。【築年数が古い】築年数の古い物件は内装や外装が劣化していたり、設備も最新のものでなかったりすることから、需要が低いのが一般的です。需要が低いということは、大家さんが「なんとか入居者に来てほしい」と思っているということですから、家賃の値下げに応じてくれる可能性があります。【長期間空いている部屋】長期間空き部屋になっている部屋については、家賃を収入源としている大家さんも入居者を切望しています。したがってこのような部屋も家賃交渉しやすいといえるでしょう。【駅から遠い】駅から遠いことは、値下げ交渉の材料になる物件のマイナスポイントのひとつです。家賃を安く抑えたいという人はあえて駅から遠い物件を選んでみるのも手でしょう。「家賃は安くしたいけれど駅から交通の便が悪いのはちょっと困る」という人は、バス停の近い物件を当たるのも有効な方法です。【1階】1階の物件のなかでも、特にベランダや窓が道路に面している部屋は、防犯上の理由から敬遠される傾向にあります。「敬遠されがち」ということは家賃交渉のチャンスです。【敷金・礼金が低めの部屋】敷金・礼金がゼロの物件はそれだけでもお得ですが、さらに家賃を下げられる可能性があります。これは大家さんが「とにかく早く入居者に来てもらいたい」と思って敷金・礼金を下げている可能性が高いためです。そのような大家さんに対しては、値下げ交渉もしやすいといえます。【自社物件・管理物件】先述したとおり、不動産会社の自社物件や管理物件は、値下げ交渉がしやすい傾向にあります。自社物件の場合は、「大家さん」である不動産会社との直接家賃の交渉ができる点がポイントです。また管理物件の場合も大家さんとの距離が近いため、交渉がしやすい傾向にあります。【その他ネガティブなポイントがある部屋】駅から遠い、1階であるということ以外にも、隣接した建物との距離が狭すぎる、設備が古い、日当たりが悪い、5階なのに階段しかない、洗濯機が屋外置き、といったネガティブなポイントがある物件は、値下げ交渉がしやすいといえます。完璧な物件というものはありませんので、注意深く物件をチェックしてどこかネガティブなポイントを見つけ、交渉の材料にするのもよいでしょう。家賃交渉しやすい時期は?家賃交渉はしやすい時期としづらい時期があります。まず繁忙期である2月、3月は避けましょう。「家賃が高くても入居者が来る」という売り手市場の時期は家賃交渉に向いていません。繁忙期が過ぎた4月~6月ごろから家賃交渉ができるようになってきます。繁忙期に空室が埋まらなかった大家さんや不動産会社が「このまま来年の繁忙期まで1年間空室になるかもしれない」と焦るためです。そのためこの時期は「なんとかして空室をなくそう」という思いから、大家さんも値下げ交渉に応じてくれやすくなっているといえるでしょう。また古い物件のリフォームもこの時期にあわせて行われることが多いようです。7月~8月の閑散期は、値下げ交渉にもっとも適しています。大家さんはなんとかして入居者に来てもらいたいと思っているため、場合によっては5,000円~10,000円の値下げも可能だといわれています。不動産会社も時間に余裕があるため、丁寧に対応してくれるでしょう。まとめ今回は、賃貸物件の家賃交渉のコツについてまとめてご紹介しました。家賃は毎月の出費ですから、できるだけ抑えたいものですよね。少し勇気がいるかもしれませんが、タイミングや交渉しやすい条件などを活かして、ぜひ家賃交渉にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
2017年03月27日大学進学や就職で、この春から一人暮らしを始めるという人も多いのではないでしょうか。そこでこだわりたいのが、“どんな部屋に住むか”ということ。人によってこだわりのある部分は違うでしょうが、できるだけ希望に沿った物件を見つけたいものです。とはいえ、完璧に理想通りの部屋に住むのも難しいところ……。そこで、パピマミ読者のみなさまに「賃貸物件選びでの決め手は?」 というアンケートを実施しましたので、その結果を見ていきたいと思います!●賃貸物件選びでの決め手は?・1位:近くにスーパーやコンビニがある……17%(19人)・2位:駅から近い……15%(17人)・3位:ペットが飼える……12%(14人)・4位:通勤先から近い……11%(12人)・5位:部屋が広い……9%(10人)・同率6位:家賃が安い……8%(9人)・同率6位:子どもの学校から近い……8%(9人)・8位:駐車場がついている……7%(8人)・9位:周囲の環境が閑静で騒音がない……5%(6人)・10位:防犯対策(セキュリティ)がしっかりしている……4%(5人)※11位以下は省略※有効回答者数:113人/集計期間:2017年3月13日〜2017年3月16日(パピマミ調べ)●買い物のしやすさや交通の便を重視する人が多数『買い物ができるスーパーとかが近くにないと、かなり困ることになるので。どうしても買わないといけないものがすぐ手に入らないには不便ですよね』(30代女性/パート)『駅から遠いとそれだけで出かけたくなくなりそう。夜遅く帰るときなんかも、駅から遠いと不安になります』(20代女性/大学生)物件選びはどんな生活を送るかに直接関わってくるため、日常生活でできるだけ不便を感じなくて済むようにしたいと考える人が多数を占める結果となりました。「食事はすべて外食で済ませてしまう」「移動はタクシー」という人であれば、部屋の周辺環境はそれほど気にならないでしょうが、やはり多くの人はそうはいかないでしょう。駅からの距離が遠ければ、それだけ出かけることが億劫になってしまいますし、疲れて帰ってくるときもいっそう疲労感が増してしまう ことも。ただし、距離が遠いほど家賃は安くなっていきますから、体力に自信があるという人はあえて遠い物件に目を向けてみる と掘り出し物が見つかるかもしれませんね。●ペットを飼っている人は“ペット可”が必須条件『うちは猫を飼っているので、ペット可でなければどんなに良い条件でも選べません。同じ条件の物件とくらべて敷金や礼金も高くなる傾向にあるので、出費が多くなってしまうのがネックです……』(40代女性/主婦)『ペットが飼えるところならどこでもオッケー!愛犬のためなら自分にとって多少条件が悪い物件も苦ではないですね』(30代男性/アパレル)3位にランクインしたのは「ペットが飼える」という回答。3世帯に1世帯はペットを飼っていると言われていおり、人々の生活に欠かせない存在となっています。ペットを飼う人たちにとって“ペット可”という条件は当たり前のことですが、ひとくちにペット可と言っても、物件によって種類や頭数などを細かく制限しているところ もあり、理想的な物件を見つけるのは簡単ではありません。また、ペット可の物件では同じ物件に住む人たちも同じように動物好きということがありますが、マナーを守って飼わなければトラブルを引き起こすこともあります。しっかりと条件を確認し、責任を持って飼うことが求められるでしょう。●家賃やセキュリティはそれほど重視されず『あまり妥協しすぎると、ストレスが溜まってすぐ引っ越すことになり、余計な出費になることもあります。安いにこしたことはありませんがそれ以外の条件が重要ですね』(40代女性/編集者)『一人暮らしは初めてなので、防犯対策がしっかりされているところがいいなと思います。住み慣れていないと、治安もよく分かりませんし』(20代女性/大学生)「家賃が安い」は同率6位、「セキュリティがしっかりしている」は10位と、ともに下位という結果になりました。もちろん家賃がいくらかというのは大切な要素ですが、それだけを見ていると本当に自分が住みたい部屋がわからなくなるという声も。また、家賃が安いということは何か欠点があるということでもあり、周囲の物件に比べて家賃が安すぎる部屋だと逆に不安になる という人もいるようです。セキュリティに関しても、女性が初めての一人暮らしをするときには考慮されるようですが、住み慣れてくると優先度は下がってくる傾向にあるでしょう。----------いかがでしたか?「失敗した!」と思っても、一度決めてしまうと簡単に変更することもできないため、慎重にならざるを得ない物件選び。何度も経験して徐々に自分の希望が明確になっていく という側面もあるでしょう。まずは譲れない条件が明確にすることで、必要位以上に惑わされずに済みそうですね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜11位)】賃貸物件選びでの決め手は?()●文/パピマミ編集部●モデル/ゆみ
2017年03月17日賃貸の物件に住んだときに悩ましいのは、壁などに穴を開けられないこと。。壁面を上手に使いたいのになぁって思ったことはありませんか?今回はJKK東京の賃貸物件を一室使った、DIYのワークショップに参加♪DIYクリエイターのChiakiさんが講師になって、現状復帰できる収納の作り方を教えてもらいました。DIY初心者の私、ちゃんと形になるのでしょうか、、、!?賃貸物件でもおしゃれな暮らしをあきらめないで♡好みのスタイルに合わせたインテリアを作っちゃおう!賃貸物件といえば、壁紙や設備などを自分好みに動かすことができないのがネック。特に、収納が少なくて困っている方も多いのではないでしょうか?「もっと収納が欲しい!」や「夫婦別々のクローゼットを用意したい!」といったお悩みも、市販の便利グッズをうまくカスタムすれば、叶えられるんですよ♡賃貸物件を多く扱うJKK東京ならではの、お部屋をかしこく活かすDIYを伝授してもらいに行きました!この技があれば、もう賃貸でも怖くない!!【JKK東京】WEBサイトニトリのカラーボックスを使って、収納たっぷりハンガーラックのDIY!早速取り掛かったのは、一番大きなDIYのハンガーラック作り。Chiakiさんを筆頭に、女性4人で力を合わせて作っていきます!みんなでおしゃべりしながら、ワイワイと楽しそう♡DIYの趣味を持っているもの同士で話も弾みますね♪こういう時、電動ドライバーがあると早くできて便利ですよね♪手締めだと大変なビス留めも、電動ドライバーならガーッとすぐに留められます。Chiakiさんの身長より高いカラーボックスも、サクッと仕上げちゃいました!さすがです♡ここから、ハンガーラックを一気に仕上げていきます。できましたー!カラーボックスの間にポールをつなげた、オリジナルのハンガーラックです♡ポールは2ヶ所についているからたくさん掛けられるし、左右の棚にもたっぷりと収納ができちゃいます!このアイデアはすごいですよね☆初心者でもキレイに貼れる☆壁紙貼りのDIY!DIYのワークショップはまだまだ続きます!お次は、壁紙貼り。難易度高そうなDIYで、ドキドキです、、!壁紙貼りを教えてくれたのは、こちらの鈴木さん。壁紙で有名な壁紙屋本舗の店長である林さんのお弟子さんと名乗っていました!笑果たして、初心者でも上手に壁紙貼りをできるのでしょうか?まずは、既存のビニール壁紙の上にのりを塗っていきます!賃貸物件でも使える、貼ってはがせる壁紙用のり。これがあれば、賃貸でも気にせずに壁紙を変えることができますね♪のりはたっぷりと塗るのが、うまく貼るコツだそうです。天井の端から貼っていきます。壁の端と壁紙の端を合わせて、貼っていきます。このとき、壁紙の上部分を少し余分に取っておくのがポイント☆後からキレイに切るから、心配しなくてOKですよ!なでバケで、中に残った空気やのりを左右に抜いていきます。鈴木さんに手つきを褒められました!!壁紙が少し曲がってしまった、、!と思っても貼ってはがせるのりなら安心♡のりが乾く前なら、何度も貼り直しができますよ♪下まで貼れたら、地ベラをガイドにして、カッターで切っていきます。このときのポイントは、下(床)側を切るときは地ベラの下を、上(天井)側を切るときは地ベラの上を切ること。そうすると寸足らずにならずに、切ることができます☆これも私の師匠(鈴木さん)直伝の技です!このように、まっすぐキレイに切ることができました♡達成感!!!DIY初心者の私でも、簡単に壁紙貼りをすることができました♪柄がある壁紙を貼るときは、柄が合うように位置を調整して貼っていきます。柄を合わせるのが少し難しいけれど、落ち着いて貼れば大丈夫ですよ♪無地の壁紙も貼ってみました!なでバケの使い方もだいぶ慣れてきましたよ☆無地の場合は、空気やのりのボコッとした感じが目立ちやすいから、しっかり抜いていってくださいね。無事、壁紙貼りができましたー!師匠である鈴木さんに、弟子として認めてもらえました☆うれしい!!簡単だけどおしゃれに見える♡有孔ボードでディスプレイ収納のDIY!DIYワークショップの最後は、有孔ボードを使った引っ掛け収納作りをしました♪今回使うのはLABRICOの2×4アジャスター。原状回復OKのDIYには欠かせない、天井と床を傷つけずに2×4材を柱として突っ張ることができる優れもの。賃貸物件は壁に穴を開けることができないから、これで柱を作り、有孔ボードを取り付けます。2×4材にアジャスターを取り付けて、突っ張ります!倒れないようにしっかり調節ねじを回しましょう。有孔ボードの横幅に合わせて2×4材を設置したら、有孔ボードをビス留めします!(この日、急に会場が変更になったので、有孔ボードのサイズが合わず。。。)外れたりしないように、柱へしっかりビス留めします!ブラック&デッカーの電動ドライバーはパワーが強いですね♡有孔ボードを取り付けられました!ここにフックやL字金具を取り付けて、引っ掛け収納を完成させていきます♪できたー!モノトーンの服や靴などを掛けてみました。何もなかった壁から、たっぷりの引っ掛け収納ができましたよ♡今回のDIYワークショップ。これまでにやったことのなかった壁紙貼りや有孔ボードの収納作り。難しそうだなぁと思って敬遠していたけれど、実際にやってみたら意外と簡単で、とても楽しかったです!最近では、原状回復ができるDIYグッズがたくさん出ているから、賃貸の物件でも自分好みのインテリアにしやすいですね♪だんだん寒くなってきて、おうちにこもりがちなこの季節。DIYをして、あなたの素敵なおうちを、さらに快適にしちゃいませんか♡?【JKK東京】WEBサイト◇・・◇・・◇・・◇・・◇・・◇筆者profile名前:anmitsu [あんみつ]愛知県出身、都内在住のLIMIA公式ライター。1985年生まれの乙女座、A型、左利き。電車とスキニーパンツをこよなく愛する5歳の息子といるおかげで、気がついたら鉄子の仲間入り。(1番好きな電車はラピート♡)好物はあまいものと辛いもの。どうぞよろしくお願いします!
2016年11月24日あなたは賃貸マンションやアパートを探すとき、どのような手段で物件を探されていますか?いまや情報収集はインターネットで行うことが当たり前の時代になっています。しかし、いまだにインターネットで探すことなく、いきなり不動産会社を訪れ、探している人は多いのです。なぜインターネットで探さず、いきなり不動産会社に飛び込むのか?「日々の仕事が忙しく探している暇がない」といった理由であればまだいいのですが、なかには間違った認識を持っているためにインターネットで探さないという人もいます。それは、「インターネットに載っている物件は決まらないあまりもの物件だ」「住みたい地域にある地元の不動産屋さんの方が優良物件を持っているのではないか」といった認識です。実はこれ、大間違い!すぐにでも捨ててしまってください。まずはインターネットで探し、物件の数や家賃相場などを調べてから不動産会社に紹介を受けることをおすすめします。それはなぜなのか?きょうは、不動産会社に10年勤務している私が実体験をもとにその理由を説明いたします。■まずはインターネットで物件を探したほうがいい理由どうしてわたしがインターネットで物件を探すべきだと主張するのか?それは、探しているエリアにどれくらいの数の物件が存在しているのか、家賃相場はいくらなのかを予め頭に入れておかなければ、不動産会社の言いなりになってしまう可能性が高いからです。言いなりとは、簡単に言ってしまえば不動産会社にとって都合の良い物件を紹介されてしまうということです。お客さんが探している条件にマッチした物件があっても、その物件は紹介されず、他の物件が紹介されてしまう、という現実があります。そのため、ある程度インターネットで調べ、情報収集をしていれば、おかしい対応をしている不動産会社の対応に違和感があるはずなのです。■不動産会社が条件にマッチした物件紹介をしない理由それは、お客さんからは見えないところに秘密があります。マンションやアパートを所有しているオーナーさんが、不動産会社に対し、成功報酬という名目の、謝礼金を渡しているというところにあります。つまり、「空室の部屋を決めてくれたら、謝礼金をお渡ししますよ」といったものです。このお金は家賃の2~3か月分に相当する額であることが多く、不動産会社にとってはそれが大きな収入源となっています。つまり、募集案件にこの謝礼金が多くついていればいるほど不動産会社は積極的に紹介をしたがりますし、一層力を入れて頑張るというわけです。必要以上に強く薦める物件がある場合は、そういった裏事情がある物件かもしれないと少し疑ってみるのもいいかもしれません。■インターネット上の物件は売れ残った物件ではない!冒頭で、「インターネットに載っている情報は決まらないあまりもの物件だ」「住みたい地域にある地元の不動産屋さんの方が優良物件を持っているのではないか」といった認識は間違いだとお話ししました。これ、売買物件であれば一部あっていますが、賃貸については全く当てはまりません。売買物件は、良い物件ほど広く情報を開示せず、自社が抱えるお客さんに紹介する傾向にあります。理由は、1件の成約に対する報酬が賃貸よりも多く、他社で決められてしまうことが命取りになるためです。それで、情報開示をあまりしたがりません。よって、インターネットに載っている物件ほど、なかなか決まらないあまりもの物件であるという考えは一部あっているということです。一方、賃貸物件はたくさんの人に知ってもらい、1日も早く決めたほうが不動産会社にとってもオーナーにとってもメリットなので、優良物件でも広く情報開示をする傾向にあります。また、地元の不動産会社の方がその地域の物件をたくさん持っているということもありません。自社所有物件をたくさん抱えている不動産会社であれば別ですが、仲介しているだけであれば、どこの不動産会社でも同じ数の物件紹介は受けられるのです。*以上のことから、賃貸で優良物件に住みたいと思うならば、積極的にインターネットで調べることをおすすめします。何も調べずに不動産会社を訪れることは、不動産会社の言いなりになるのも同然ですから、気を付けるようにしましょう。(文/根本愛)
2016年10月31日そろそろ秋の転勤に向けて、住み替えを考えている人は多いのではないでしょうか?賃貸マンションや賃貸アパートを探す際、住みたい「エリア」と「家賃の予算」を定め、仲介業者に問い合わせをしたり、来店したりしますよね。そして、見てみたい物件があれば内見をお願いすると思いますが、この内見、どこを見てチェックしていますか?恐らく、「室内は綺麗であるか」「どこに何を置けるのか」ではないでしょうか?その他の設備や条件などについてはあまり気にせず、申込みや契約を行う人がわりといます。しかし、はたして、室内が綺麗で、エリアと家賃があえば、それでオッケーとしても大丈夫なのでしょうか?今回は、賃貸契約時に確認しないと後悔するポイントをお伝えしたいと思います。■賃貸契約者の3人に1人が後悔している!私は仲介業者の人間ですが、日々の業務の中で感じていることは、入居を決めた人のだいたい3人に1人は、賃貸マンションやアパートに対し、不満を持っているということです。それは、入居を決める際に、設備やその他条件などをしっかり見ていなかったことが原因としてあげられます。では、実際にはどこに不満を思っているのか。例えば、こんな不満を耳にします。「エアコンがついていなかった」「エアコンをつけようと思ったら室外機へ通じる穴がなかった」「ペットアレルギーなのに、マンションがペット可であった」「都市ガスが希望だったのに、プロパンガスだった」「シャワー付きだと思っていたのについていなかった」「TVモニター付インターホンだと思ったら、ただのインターホンだった」あげれば限りなくあるのですが、実はどれもこれも内見時に確認はできます。仲介業者に聞けば、簡単に確認できてしまうものばかりです。賃貸だからといって、入居前のチェックや確認を怠ると、引っ越した後に後悔をすることになりますが、引っ越した後ではもう後に引けません。■現状有姿のままで引き渡す時は注意が必要賃貸マンションやアパートを借りる際、契約書や重要事項説明書を渡されると思います。その中で、よく目にする言葉に「現状有姿」といったものがあります。「現状有姿」とは、不動産売買取引でも、中古物件を取引する場合によく使われる言葉で、「室内を修理せず、また設備もありのままの現状で引き渡す」という意味です。入居開始後、「エアコンがついていなかった」と気づいたとしても、この「現状有姿引き渡し」の記述があった場合、入居開始後に「エアコンがついていない」と文句を言うことは出来ないということになります。もし契約前に「エアコンがついていない」ことを気付いていたら、他の物件を選ぶということもできたはずですし、大家さんに「エアコンをつけてほしい」と交渉をすることもできたはずです。■仲介業者は入居者へちゃんと説明しているもし入居者が勘違いや誤解をして入居した際は、仲介業者に責任があるのではないか、と思いませんか?もちろん仲介業者としては、重要事項説明をする義務がある為、入居者が内容をしっかりと理解したうえで、契約を結ばなければなりません。それを怠れば、「宅建業法違反」になってしまうからです。それでもトラブルが絶えないのは、仲介業者がちゃんと説明をしているにも関わらず、入居者がちゃんと聞いていないからだと考えられます。重要事項説明は時間を要しますし、ただ文章を読み上げる儀式のようなものに思われがちですが、重要事項説明はトラブルを回避するために、国が定めた法律に基づく重要な行為であることをご存知ですか?仲介業者が重要行為だと認識しているほど、入居者が認識していないことが多く、それがトラブルの一番の原因になっていると思われます。入居者が、重要事項説明書に署名・押印をした時点で、「入居にあたり十分な説明を受けました」という証明になりますから、しっかり内容を理解せずに押印するのはやめましょう。引っ越しをしてしまってから、「こんなはずではなかった」と、再度引っ越しをすることは、経済的な負担がのしかかります。■賃貸はすぐ契約解除すると違約金が発生!しかも、これは契約内容によりますが、失敗したからといってすぐに契約解除を申し出るということも経済的な負担が掛ることをご存知ですか?なぜ、契約解除が経済的負担になるのかというと、「違約金」支払の対象となってしまう可能性があるからです。ほとんどの賃貸借契約では、「1年以内の退去は違約金対象」となっています。違約金は通常、賃料の1~2か月分が多いのですが、ここはよく見落とされるところです。引っ越し費用は2倍、礼金も支払済で、しかも違約金まで発生してしまっては、泣きっ面に蜂状態ですから。賃貸マンションの契約をする際は、室内と設備チェックはもちろんのこと、「現状有姿」であるのか、「違約金」は発生しないのかをちゃんとチェックするようにしましょう。(文/根本愛)
2016年09月15日賃貸マンションや賃貸アパートを契約する際、だいたい敷金や礼金が必要になりますよね。「預かり敷金」という言葉があることからもわかるように、敷金は入居時に管理会社や大家さんに預けるお金。ほとんどの場合、退去するときの原状回復費用に充てられます。一方、礼金とは、大家さんに支払う「謝礼金」のことです。これを仕方なく支払っている人は多いはず。しかし、実は賃貸マンション契約金を賃料1ヶ月分安くする秘策が、この「礼金」に隠されているのです!■礼金は「なしにして」と言えば削れる礼金が謝礼金である以上、大家さんにとっては臨時収入、いわゆるボーナスのようなもの。私たちは、当たり前のように「支払わなければならない」と思っていますよね。でも、「なしにしてくれませんか?」とひとこと相談すれば、意外にすんなりと「なし」になってしまうことも多いのです。大家さんにとって礼金は、大切な「収入」。そのため、交渉も難しいのではないかと思われがちですが、なぜすんなり削れてしまうのでしょうか?■礼金なしでも大家さんは損をしない!礼金が削れるとしたら、そのぶん大家さんの収入が減るように思えますが、実は収入は減っていないのです。損もしていません。そのカギは、「募集報酬」というものにあります。初めて聞く方も多いと思いますが、募集報酬とは大家さんが仲介業者さんに向けたもの。「入居者を決めてくれたら、賃料の2ヶ月分を御礼としてあげるよ」という内容の、いわゆる謝礼金のことです。たとえば、1部屋の空室の入居者募集をする際、大家さんは仲介業者(お客さんにマンションやアパートを紹介する業者)へ、この募集報酬を支払っています。つまり募集報酬は、仲介業者にとっては利益というわけですね。■大切な礼金が意外と簡単に削れる理由では、お客さんから「礼金をまけてほしい」といわれた場合、仲介業者はどのような行動に出るのか。その際には、「募集報酬を1ヶ月分削るかわりに、礼金を1ヶ月分削ってほしい」という交渉を大家さんにしています。募集報酬を1ヶ月分削って、礼金を1ヶ月削るということを、大家さん目線で見てみましょう。もともとの条件は、大家さんの支出が募集報酬2ヶ月分、収入が礼金1ヶ月分です。そこに礼金1ヶ月分カットの交渉が入ることにより、支出が募集報酬1ヶ月分、収入は礼金が0ヶ月分(つまりゼロ)となります。もうおわかりだと思いますが、大家さんにとっての支出はどちらの条件も家賃1ヶ月分になるのです。つまり、礼金1ヶ月分を削っても、大家さんにとっての家賃1ヶ月分の支出はもともとの条件と変わらないため、礼金はすんなり削れる場合が多いというわけですね。■仲介業者はどうやって儲けているのかただ、ここでひとつの疑問が沸いてきます。募集報酬を削る交渉を大家さんにするということは、同時に仲介業者の利益も削れるということですよね。いったい仲介業者は、どこで儲けているのでしょうか。これ、実は契約時に入居者が支払う、鍵交換費用・火災保険加入費用・保証会社加入費用などで儲けているのです。街中を歩いていると、仲介業者が店頭に出している「仲介手数料無料」もしくは「仲介手数料半額」という看板でよく目にします。「仲介手数料」とは、マンションなどを紹介して成約したら、賃料の1ヶ月分~半月分を、入居者からもらえるというもの。この「仲介手数料」が仲介業者にとっての目に見える利益であり、「鍵交換費用・火災保険加入費用・保証会社加入費用」が目に見えない利益となります。仲介業者は、目に見える利益をカットしたほうが、お客さん対してのメリットを大きくアピールできます。そのるため、最近は「仲介手数料無料」が一般的になりつつありますが、それでは仲介業者も商売として成り立ちません。ですから、目に見えないところでちゃんと利益をとっているわけです。*このように、礼金は思っている以上に簡単にカットできてしまう場合があるのです。礼金カット交渉により、大家さんへの影響はほぼなく、仲介業者への影響も少ないといわれています。入居者にとってはメリットしかありませんから、「礼金をまけてほしい」と仲介業者にダメもとでいってみるといいでしょう。ただし、すべての紹介ケースに該当するものではありませんので、あらかじめご了承ください。(文/根本愛)
2016年08月26日4人の子育てをしながら“賃貸DIY” を実践している、SNSでも人気急上昇中のsayo.さん。1)賃貸DIYのコツ、2)日用品や子どもアイテムのDIY整理術 …とご紹介してまいりましたが、最終回となる今回は キッチンまわりのDIYと、sayo.さん流・DIYライフを楽しむコツについてお届けします。▼sayo.さん家 プロフィール・家族構成:夫(33歳)、妻sayo.さん(34歳)、中学2年生の長女、小学4年生の長男、小学1年生の次女、1歳を迎えたばかりの次男、内装業を営むご主人との6人暮らし。・所在地:神奈川県横浜市・間取り:2LDK・住宅形態:賃貸団地・instagram: @xsayo.x ■小まめに「今やる」が生み出す暮らしのゆとりsayo.さん宅で、板壁とは逆サイド、もう一方の見どころがこのカウンターキッチン。オープンスペースだったキッチンを仕切るシェルフとして、入居時にDIYで作った夫婦の力作です。「内装業を営む夫が中心になって、作ってくれました。L字形に組むことで、地震のときも倒れにくい工夫をしています」シェルフは、キッチンカウンターとしての作業台だけではなく、リビング側とキッチン側、それぞれからアクセスできる大型収納としての役割も。コックピットのように必要なものが収められたキッチンは、作業がとてもスムーズ。ステンレスバーを格子に取り付け、上に木箱を置いて収納としてアレンジしたり、フックで小物を引っかけたり。雨の日には、室内干しのバーとしても役立つのだとか! ライフスタイルに合わせてフレキシブルに使えるのは、DIYならでは。ジャーのキャップを天面に固定し、スパイスキャニスターに。これなら片手でサッと開けられるうえ、調理中に手をひっかけて倒してしまう心配もゼロ。カウンター下にすっきり収まる、“ジョセフ ジョセフ”の入れ子のボウル&計量スプーン。場所をとらず、使い勝手もよいお気に入りの道具のひとつ。シンク上の吊り戸棚は、扉を外しオープンに。木目調の壁紙を貼ったことで、中に入れた古道具のバスケットやロッカーといった懐かしい雰囲気ともマッチ。ここでも収納にはお気に入りの道具を使うという、sayo.さんのテクニックが活かされています。【Point-3】趣味の作業も家事も、すき間時間を有効活用できるよう、すぐ取り出せる動線確保がポイント。 現在は1歳のお子さんと過ごしながら、専業主婦として暮らしているsayo.さん。とはいえ、その暮らしは決して「のんびり、ゆったり」ではないはずです。家族6人分の食事づくりやその買い出し、洗濯、掃除……ひとつひとつの量を思うと、目の回るような忙しさなのでは?「買い物は、午前中に子どもとのお散歩を兼ねて、近くのスーパーへ。たくさん買っても、まとめて配達してくれるサービスがあるので利用しています。夫が早く帰宅してくれる日は、車で買い出しに行くことも。洗濯物は……本当にたくさん(笑)。やるぞ、と決めて一気に片づける感じですね。家族がそれぞれ、自分のものは自分でしまうのがルールです。こうしたことで、『僕のシャツがない!』『私の靴下は!?』ということもなくなりました」リビングと隣の和室を区切る、アンティーク調の引き戸もなんとご主人によるDIY。「デザインを夫に伝え、イメージ通りに作ってもらいました」とのこと。すのこ板や、ワトコオイルを使い、低予算で雰囲気よく仕上げています。「これはさすがに時間がかかりましたが(笑)。でも家の気になる場所は、思い立ったらすぐに着手する方。インテリアの模様替えなども、小さな子どもがいても、触っちゃうかな? と頭で考えるより、先にやってみるタイプ。意外と大丈夫ですし、もしダメだったらまたすぐやり直してみればいい。だからリビングの配置は毎日のようにコロコロ変えて楽しんでいます」道具を出して筆を洗って…と、おっくうになりがちなペイント作業も、子どもがお昼寝したタイミングなど「今だ!」というときに、すぐ取り出しやすい場所に。目に触れながらも子どもは手が届かない場所を選び、麻袋にまとめることでディスプレイを兼ねています。小学一年生の娘さんが描いた家族。実はこの黒板も、そうめんの空き箱に黒板塗料を塗ったリメイク!賃貸だから、狭いから、子どもがまだ小さいから……そんなことは、言い訳なのかもしれません。インテリアの随所に感じるのは、とことん家づくりを楽しんでいるという様子と、家族への気遣いでした。「次は、家族みんなの靴がわかりやすくしまえるよう、玄関の収納を見直そうと思っています」と新たなDIYを予定しているsayo.さん。次はあれをやってみよう、この場所をもっと使いやすくしてみよう、とインテリアは現在進行形で変化し続けています。 取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2016年06月30日やんちゃ盛りなお子さんがいながらお気に入りのインテリアに囲まれ、心地よい暮らしを実現している読者の方に、3つのポイントにわけてその秘訣を伺うインテリア特集。今回は、SNSやライフスタイル誌でも人気上昇中、4人の子育てをしながら“賃貸DIY” を実践しているsayo.さん一家のご登場です。▼sayo.さん家 プロフィール・家族構成:夫(33歳)、妻sayo.さん(34歳)、中学2年生の長女、小学4年生の長男、小学1年生の次女、1歳を迎えたばかりの次男、内装業を営むご主人との6人暮らし。・所在地:神奈川県横浜市・間取り:2LDK・住宅形態:賃貸団地・instagram: @xsayo.x 公園や緑道など、敷地内の豊かな緑に恵まれ、世代を超えた交流ができる地域のコミュニティ、そしてなにより懐かしさを感じる建物の趣き……。今、子育て世代に「団地」の良さが再注目されています。反面、賃貸では「原状回復」が大原則。釘一本打てないその縛りにとらわれず、自由な発想で4人の子育てをしながらインテリアを楽しむsayo.さんに、賃貸DIYライフスタイルの3つのポイントを伺いました。■賃貸物件でも、DIYでやれることはたくさんある!古材風のフローリングに、シャビーな板壁。ここが団地内の一室とは思えない変貌を遂げた、sayo.さん宅のリビング空間。「床はもともと、賃貸特有の明るい色とツヤのフローリングでした。その質感があまり好みでなかったのに加え、小さな子どもがいると下の階への音も気になって……」そこで選んだのは、店舗用のクッションフロア。手軽にフローリングやタイルなどの雰囲気を楽しめると人気のDIY素材ですが、店舗用はさらに素材の厚みや質感のリアルさもアップ。雰囲気をガラリと変えるだけでなく、クッションの厚みのおかげで階下への衝撃も抑えられ、子育て中のヒヤヒヤも軽減されました。「最近のクッションフロアは、近くで見ても遜色ないリアルさでおすすめです」とsayo.さん。リビングの一角には、LoFtオリジナルDIY家具「スタックファニチャー」をリメイクしたキッズデスクが。リビングのテーブルでは消しゴムのカスや汚れも気になるので、宿題やお絵かきはここで。 【Point-1】部屋づくりでは、インテリア性だけでなく機能も重視して素材を選ぶことで、子育ての強い味方に。 板壁と天井との間には、「壁紙屋本舗」で購入した壁紙で打ちっぱなし風に。原状回復できるよう、下には「セリア」のリメイクシートを貼りました。ディスプレイしているお気に入りの絵本、実はテレビの配線を隠すのにも一役買っています。板壁はホームセンターで購入できる杉板材を使用したもの。釘や画びょうを刺してもOKの長押(なげし)と、床と壁との境にある幅木を使って固定しています。「もとは硬いコンクリートの壁で、画びょうすら刺せないんです。これなら気兼ねなく、雑貨を飾れます」インテリア性はもちろん、隣家への防音や、思いがけずつけてしまう傷や落書き……といった子育て世代のトラブル回避アイデアとしても役立ちそうです。廻縁にアイアンバーを取り付けたことで、ハンギングも楽しめます。次回は、sayo.さん家のふたつめのポイントとして、生活感の出てしまう日用品や子どものおもちゃのDIY整理術をご紹介します。取材/文:藤沢あかり 撮影:田所瑞穂
2016年06月28日