大学生のときに、ゼミで知り合ったシィさんとエーコさん。タイプの違う2人でしたが、ゼミの打ち上げで、苦手なお酒を先輩にすすめられて困っていたシィさんを、エーコさんが助けてくれたことがきっかけとなり仲良くなりました。社会人になってからも交流を続けていた2人は互いに結婚し、エーコさんは、妊娠・出産。しかし、シィさんが出産祝いを渡したところ、エーコさんが「これはナシかも」とダメ出しをした一件から、何となく疎遠になった2人。数年後、シィさんは女の子を妊娠・出産しました。娘ちゃんに歯が生え、虫歯などを心配しつつも楽しく育児をしていたころ、久しぶりにエーコさんから連絡が。シィさんは、少し迷いましたが、お互いに子育てをしている今なら対等に話せるかもしれないと思い、会ってみることに。久々に会うエーコさんの息子くんは、まだ幼稚園の年中さんなのに、しっかりしています。ひとりっ子ですが、シィさんの子どもに興味津々で遊んでくれました。しかし、危なっかしい様子も見られ、赤ちゃんを引きずったり、無理に抱っこしようとしたりするため、シィさんはハラハラしてしまいます。 一方、エーコさんは、子どもたちにはあまり目を向けずにおしゃべりに夢中。シィさんは迷いましたが、気を付けてもらうようにエーコさんの息子くんに直接声をかけることにしました。やんわりと注意すると、すぐに抱っこをやめてくれたエーコさんの息子くん。しかし、自分の子どもを注意され、エーコさんは不愉快そうに表情を曇らせ……。 過保護すぎると言われて… しばらくは何事もなく、お互いの近況報告をしていましたが、娘ちゃんのスタイが濡れていることに気づいたシィさんは交換します。 すると、見ていたエーコさんが「シィちゃんって、めっちゃ過保護だよね」と言いました。 さらに、「うちの子は、シィちゃんの娘ちゃんと同じ月齢のときには、すでに意思表示ができていた」と続けるエーコさん。 子どもの発達を比べられたようで、シィさんはモヤモヤしてしまうのでした。 「うちの子はできた」という発言が引っかかりますね。子どもの発達はそれぞれなので、比べるのではなく「自分は見守るように育児をしてきた」という話で終わっていれば、シィさんもアドバイスとして聞き入れやすいと思います。皆さんの周りには、子どもの成長を比べてマウントをとるママ友はいましたか? また、ママ友から育児方針について指摘されたとき、どのように対応しますか? 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
2023年03月30日株式会社東急エージェンシー(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:澁谷 尚幸)は、このたび新刊本『家族になろうね 保護犬・保護猫を迎え入れた18のストーリー』を発行いたしましたので下記のとおりお知らせいたします。定価250円(税込)■保護犬・保護猫と家族になることを当たり前の選択肢の一つに。本書は、Amazonが環境省パートナーシッププロジェクト「つなぐ絆、つなぐ命」の一環として実施したキャンペーン「保護犬・保護猫 Welcome Family Campaign ~両想いで家族になろう~」の中で募集した、保護犬・保護猫を家族として迎え入れた人々(=迎え主*)が、家族になるまでのストーリーの入賞作を収録したものです。1,000件の応募作品の中から、elicaさんの「一緒に生きよう。幸せになるために。」がグランプリに選ばれました。そのほかWelcome Family賞2作品、審査員特別賞4作品、入賞3作品、賛同メーカー賞5作品の受賞作品が選ばれました。審査員は、アマゾンジャパン合同会社および環境省の担当者、ライターの田中裕子さん、漫画家の佐倉イサミさん、当取り組みにご賛同頂いたメーカー各社の担当者が務められました。これらの受賞作品に加え、特別番組「Amazon presents 『みやぞん校長のWelcome Family学園』」にご出演いただいたタレントのみやぞんさん、本コンテストの審査員の田中裕子さんと佐倉イサミさんのストーリーも加えています。なお、本書の売上は公益社団法人アニマル・ドネーションを通じて動物福祉に役立てられます。■書籍概要書籍名: 『家族になろうね 保護犬・保護猫を迎え入れた18のストーリー』著者 : Amazon 保護犬・保護猫 Welcome Family Campaign 事務局形式 : Kindle版発売日: 3月17日(金)価格 : 250円(税込)URL : *「迎え主(むかえぬし)」について「Welcome Family ストーリー」の募集と同時に、保護犬・保護猫を迎え入れる方々を表す新愛称を募集しました。従来、「里親」という言葉が使用されることが多かったのですが、里親の本来の意味は親権/所有権を持たない親/飼い主を表す言葉であり、動物保護施設で一時的に犬や猫を飼養する預かりボランティアに近い名称でした。そこで、新愛称を用いて正しい理解を促進することで、多くの方々に保護犬・保護猫と家族になることをより身近に感じていただけるよう、Amazonでは環境省、保護犬・保護猫の関連団体、企業とともに本取り組みを始めました。結果2,577件の愛称案をお寄せいただき、厳正なる審査を経て、新愛称を「迎え主(むかえぬし)」に決定しました。この愛称は、Amazonや環境省および保護犬・保護猫関連団体、企業による今後の様々な活動でも使用してまいります。<本書 「はじめに」より>■受賞収録作品・一緒に生きよう。幸せになるために。 <迎え主:elica>・ニコのセカンドライフ <迎え主:ちまき>・いつからだって、幸せになれる <迎え主:みさき>・霙から桜へそして紅葉へ <迎え主:なばな円盤>・一緒に暮らすこと、それはきみの呼び名が増えていくこと<迎え主:明日美>・柴犬サチがすずと呼ばれるまで <迎え主:入海ヒロ>・保護猫マンガ「福は内」 <迎え主:猫野サラ>・父の仕事場は猫の通り道。 <迎え主:nikonatsu2572>・何年経ってもツンデレな美人さんへ。 <迎え主:たなかともこ>・仮称「クロ」 <迎え主: wata>・お隣さんの猫がかわいすぎて、愛犬ロスを脱出し保護猫を迎え入れた話<迎え主:永田有沙>・不妊治療に疲れた夫婦が1匹の保護犬と出会う話 <迎え主:月見>・ひとつ屋根の下 <迎え主:黒柳能生>・猫から学んだ10のこと <迎え主:ハラヒロシ>・犬には快適な部屋で転がっててほしい <迎え主:眞木佑那>■その他収録作品・ラブちゃんラブ! <迎え主:タレント みやぞんさん>・あなたの歳を数えながら <迎え主:ライター 田中裕子さん>・猫を拾って世界が変わった話 <迎え主:漫画家 佐倉イサミさん> 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月17日婚活サイトで出会った夫と交際0日で結婚を決めたアラフォー女子、ぷよ子のマンガを紹介します。ぷよ子さんは2022年5月に妊娠していることが判明しました。ある日、朝起きたら出血を起こしていたぷよ子さん。幸い母子ともに異常はなく、今後も普通に生活して構わないということでした。しかし、ぷよ子さんの中には不安な気持ちが残っていて……。★前の話ある日出血が起こってしまい、産婦人科を受診したぷよ子さん。改めて自分がリスクのある高齢妊婦であることを実感し、気を付けて生活することを意識するようになりました。その翌日、ぷよ子さんは安静に過ごすことに。夫のZ夫さんが仕事から帰宅したため、晩ごはんを用意しようとするとZ夫さんが急に大きな声を出してきたのでした。昨日のことがあったからなのか、この日のZ夫さんはめちゃくちゃ過保護になっていました。産婦人科の先生からは普通に生活して大丈夫と言われていたので、私は晩ごはんにカレーを作ろうと思いました。まずはカレーに必須なお米を用意しようとする私に対し、「お米持っちゃだめ!」とひと言。たしかに、お米は重いし良くないかも……と思いZ夫さんに任せることに。Z夫さんがお米の支度をしてくれているので、じゃがいもを切ろうとすると「じゃがいも持っちゃだめ!」とまたZ夫さんからひと言。結局調理はZ夫さんがしてくれることになったので、食器の準備をしようとしていると……「スプーン持っちゃだめ!」のひと言が!スプーンは持っても大丈夫だよ! と言いましたが、Z夫さんにとってはそれも重労働の一つになってしまうようでした。何もできないと思いながらもZ夫さんの好意に甘えて、ソファでゆっくりしながらごはんの完成を待ちました(笑)。--------------何事もなかったとはいえ、ぷよ子さんが出血したことが余程心配だったのか、過保護になってしまったというZ夫さん。ぷよ子さんは食材はおろか、スプーンすら持たせてもらえないという状況になってしまいました。体調を気づかってやさしくしてもらえることはとてもうれしいことですが、ここまで過保護になられると逆に申し訳なくなってしまいますよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ぷよ子低収入ブラックバイトで労働しているアラフォーのデブス女。最近妊娠し、不慣れな状況に戸惑いを隠せない。仕事の悩み、高齢妊娠の悩み、夫婦の気持ちを赤裸々に描いたブログを更新中。Instagram:@puyozip
2023年03月10日高校生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。幼いころ、体の弱かったぷみらさん。高校に入学してから、再び体調を崩してしまいます。母も昔から体が弱く、祖母に否定ばかりされて育ちました。「私はそれが嫌だったから、アンタにはつらい思いはさせたくない」と、母は鍼灸などの治療をぷみらさんに勧めていたのですが、ぷみらさんは以前から、鍼灸が苦手。しかし、母の勧めを断りきれず治療を受け入れ、ある日訪れた鍼灸院で……。鍼灸院での問診に対して、「来ないと母が泣くので来た」と答えたぷみらさん。すると、「あなたはかわいそう。あなたではなく、お母さんの意思でここに来たのね」と先生に言われます。その言葉をきっかけに、母が主張する「アンタのために」は母自身のためであり、そこに自分の気持ちがなかったことに気が付くぷみらさん。 帰宅したぷみらさんは、母に対して感情が溢れ出します。「もう鍼灸には行きたくない!」と訴えるぷみらさんに、「アンタのために言ってるの!」と言い返す母。 「それは私のためじゃない!! お母さんはおばあちゃんと同じことしてる!」と、ぷみらさんは涙ながらに訴えます。 ぶつかり合う親子。その先には… 「いつも私のためって言うけど、結局はお母さんのためだよ!!」「自分の思い通りにならないと私のこと責めるし、泣いたり怒ったりするじゃん」「お母さんは、そうやって私のことをコントロールしてる!」 「もう嫌だ!!」 今まで自分の気持ちを押し殺していたぷみらさんは、溢れ出す感情を抑えきれません。 「おばあちゃんと同じことしてる……。一番なりたくなかったはずなのに……」 自分の思い通りにしようとする祖母に、嫌気がさしていた母。ぷみらさんに指摘されて初めて、自分がわが子に同じことをしてしまったと気が付きます。 「ごめんね……」 涙する母に、「私もごめんね」とつぶやくぷみらさん。 その後、母からの押し付けは減り、「アンタはどうしたいの?」と聞いてくるように。 まれに「アンタのために言ってるの!」と言われても、「私は嫌だ」と、ぷみらさんは自分の意思を伝えるようになりました。 母のしてほしいことと、自分のしたいことをしっかり線引きする。その大切さを知ったぷみらさんは、「自分の気持ちを大切にして生きたい。私は私の人生を歩みたい」そう誓うのでした。 「私のために言ってくれているんだから……」と、自分の気持ちにふたをしていたぷみらさん。まだ時折、「アンタのために」と言われることがあるそうですが、母の考えと自身の考えを切り離し、自分の気持ちを大切にするようになりました。親子であっても、それぞれ考え方の違う人間同士。強い絆があるからこそ、今のぷみらさんと母のように、お互いの気持ちを尊重し合える関係性でいたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月09日高校生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。幼いころ、体の弱かったぷみらさん。母も体調を崩しやすく、そのことを祖母に責められて育ちました。パワフルで元気だった祖母は、自分の思い通りにならない母のことを否定してばかり。母は、「私はそれが嫌だったから、アンタにはつらい思いはさせたくない」と、ぷみらさんに話していました。「私のせいで弱い子どもに産んでしまった」と負い目を感じていた母は、ぷみらさんの健康のために、鍼灸と漢方を勧めていました。ぷみらさんは以前から、鍼灸や漢方が苦手。しかし、母の勧めを断った際、号泣されたことをきっかけに「私が我慢すればいいか……」と、治療を受け入れていました。 ある日、体調の優れないぷみらさんは、母に勧められるがまま鍼灸院へ。問診に対して気のない返事をするぷみらさんに、「なんで来たの?」と尋ねる先生。「来ないと母が泣くので」と答えたぷみらさんに、先生は……!? 先生のあるひと言で、感情が爆発! 「あなた……かわいそうに……」 「母が泣くから鍼灸に来た」と話すぷみらさんに、同情の目を向ける先生。 「え……? 私がかわいそう?」 ぷみらさんは、思いもよらない先生の言葉に驚きます。 「だって鍼灸に来るという意思は、あなたではなくてお母さんの意思でしょう?」 先生の言葉に、ハッとするぷみらさん。母からかけられる「アンタのために」は、母のためで、自分の気持ちがなかったことに気が付きます。 帰宅したぷみらさんは、母に「もう鍼灸に行きたくない」と伝えます。 「今回の先生、合わなかった?違うところを探して……」 「ちがう! そうじゃない!!」 話を進める母の言葉を遮り、「私は行きたくないの!!」と訴えると……。 「なんでよ! アンタのために言ってるのに!」 母の「アンタのために」という言葉に、ぷみらさんの感情が溢れ出します。 「それは私のためじゃない!! お母さんは、おばあちゃんと同じことしてる!!」 自分の思い通りにしようとする祖母に、嫌気がさしていた母。しかし、鍼灸の先生の言葉をきっかけに、母がしていることは祖母と同じだということに気付き、ぷみらさんは母に訴えるのでした。 母は自分のことを思い、善意で治療を勧めていたことをわかっていたぷみらさん。しかし、「そこに私の気持ちはなく、治療を受けるのはお母さんのためだった」と気が付きました。「これを言ったら、お母さんは傷つく」とわかりながらも、母に自身の感情を訴えたぷみらさんは、苦しい思いをしたのではないでしょうか。母がぷみらさんの気持ちを受け止め、ぷみらさんが自分の気持ちに素直に生きられるよう、願うばかりです。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月08日このお話は作者ぱん田ぱん太さんの友人きよかちゃんのエピソードです。登場人物の名前など、一部脚色を加え漫画化しています。■前回のあらすじ同僚のお菓子を“盗み食いしたい”という欲求を抑えた大谷の妻は、帰宅後に暴食。それ以来、衝動が起こるたびに夜の暴食を繰り返すようになってしまったとか。そんなときに大谷と出会い、猛アタックを受けて…。こうしてユキは、自分の気持ちとしっかりと向き合った結果…?次回に続く「SNSにネイル写真をアップしたら最強にめんどくさいことになった話」(全75話)は22時更新!
2023年03月07日サッカーをする子を持つ保護者の皆さんが「こんな記事があったらいいのに」と思っているのはどんなことでしょうか。今回は、関東で活動するとあるチームにお伺いして、保護者の皆さんと屋外企画会議ならぬ「サカイクにあったらいいなと思う記事」について親目線のリアルなアイデアをいただく機会を設けました。前編でご紹介するのは、最近よく聞くようになった「主体性」の育て方についてなど、多く聞かれたことについて。みなさんも「わかる」と共感いただける内容になっているかと思います。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■その1.子どもたちに必要な「主体性」ってどんなこと?最近、学校やその他の場所でもよく目や耳にする「主体性を育てる」ということ。これからの時代を生きていくために主体性が大事と言われているし、いろんな場所で「主体性」と聞くけど、具体的にどういう事か、少しあいまいで分かりにくい。社会が求める主体性はつまりどんなことを指すのか、どんなことが必要なのかを改めて定義したコンテンツがあると助かる、という保護者の声がありました。みなさんも、近年よく聞く言葉ですよね。小学生だけでなく、あらゆる年代で主体的に考えて動くことを求められていますが、親の皆さんの世代はそこまで自主性・主体性を声高に叫ばれていた時代でもないため、どうやって主体性を育てるのかを発信してもらうと参考になる、ということでした。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは■その2.見守りと放置の境目は?自立を促すために見守っているのに「放置」とみられないか気になる子どもの自立を促すために、自分でやってみて失敗して考えてほしいから見守っているつもりだけど、「放置している」と見なされるのではないかと心配。という保護者の方からは「見守りと放置の境界ってどこ?と悩む。具体例を挙げて紹介してほしい」という提案をいただきました。子どもへのかかわり方について、そのさじ加減に悩む保護者は多いですよね。最近は過干渉気味でなんでも親がしてあげる子も多いので、あえて自分で考えて失敗も見守る姿勢を「放置している」と指摘されたりすることもあるそう。たとえ相手が言わなくても「放置だ」とみなされそうで不安だという心の内を明かしてくださった保護者も。ほかにも、主体性を大事にし自分たちで考えて動くクラブの理念に共感し、納得して見守っているはずなのに、試合会場で応援席からあれこれ細かく指示を送っている熱量の高い保護者を見ると「自分たちももっと手をかけたほうがいいのかと気持ちが揺らぐことがある」と心情を吐露してくださった方もいました。自立を促すサポートと、干渉のさじ加減について子どもへの接し方や声掛けの例があると助かるのではという、現実に即した提案でした。■その3.いつまで経ってもイマイチ理解できないサッカーのルールNo1「オフサイド」子どもがスポーツを始めると、親御さんもそのスポーツのルールを少しずつ知っていくと思います。サッカーでもそれは同様です。今回お話を伺った保護者の皆さんが言っていたのは、「サッカーのルール解説が欲しい」ということ。子どものサッカーを応援する親として、ルールがわかっている方がサッカーの理解も深まって楽しめると思うけど、サッカー未経験だとルールがよく分からなくて、試合に集中できない気がするという声がありました。とくに「オフサイドが未だによくわからない。解説記事があると嬉しい」というもの。「オフサイド」はプロ選手でもたくさん引っかかるもので、サッカーをよく知らないうちは、何に対してレフェリーが笛を吹いたのかわかりづらいですよね。子どもの試合を見ていてレフェリーが笛を吹いた時、「今の笛は何のファウル?」と最初に戸惑ったのがオフサイトだという親御さんたちによる、「子どものサッカーを応援する親に向けたルール解説」というリアルなアイデアでした。 いかがでしたでしょうか。保護者の皆さんの悩みに即した提案や、親としても子どものサッカーをもっと楽しむための視点からのアイデアをいただきました。いただいたアイデアをもとに、保護者の皆さんのためのコンテンツを作成していきますのでお楽しみに。後編でも引き続き、サッカーの現場で聞いた保護者が本当に求めている記事についてご紹介します。サッカーする子どもを伸ばす親の心得「サカイク10か条」とは
2023年03月07日高校生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。幼いころ、体の弱かったぷみらさん。自身も体調を崩しやすく、そのことを祖母に責められて育った母は、「私のせいで弱い子どもに産んでしまった」と、負い目を感じていました。そして、鍼灸と漢方で自分自身の体調がよくなったと感じていた母は、「アンタのため」と、ぷみらさんにも治療を勧めていました。ぷみらさんは以前から、鍼灸や漢方が苦手。しかし、母の勧めを断った際、号泣されたことをきっかけに「断るとめんどう」と、母の勧めを受け入れていました。 母はぷみらさんを思い、善意で治療を勧めていることを理解していたので、「私が我慢すればいいか……」と、やり過ごそうとしていたぷみらさんですが……。 突然「かわいそう」と言われ… 高校生になったぷみらさんは、新しい生活に慣れず、よく熱を出していました。 そんなぷみらさんに母は、「鍼灸に行って、体を整えないと!」とぷみらさんを気遣います。 鍼灸が苦手なぷみらさんは、母の勧めをめんどうに感じますが、「断ってもめんどくさい」という気持ちが勝り、近所の鍼灸院を訪れます。 「今日はどこを治療したい?」 鍼灸の先生の問いに、「全体的に……」と気のない返事をするぷみらさん。すると、「あなた、鍼灸嫌い?」と、何かを察した先生に尋ねられます。 「正直、好きじゃないです。単純に鍼治療が苦手です」 「じゃあ何で来たの?」 「来ないと、母が泣くので……」 自然と表情が曇るぷみらさんに、「あなた……かわいそうに……」と、先生も心配になるのでした。 「なんで鍼灸に来たの?」と聞かれ、「母が泣くので」と答えたぷみらさんに、思わず「かわいそうに……」という言葉が出た先生。自分の意思に反してでも、母のために鍼灸に訪れたぷみらさんを心配しているように思います。 幼いころは特に、身近な大人の言動が子どもの指針になる場合も多いのではないでしょうか。成長するにつれて、自分の意思や考え方が明確になっていきますよね。子どもが伸び伸びと自己表現できるよう、大人の考えを押し付けすぎず、サポートできるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月07日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。ある日、「私のせいで、弱い子どもに産んでしまった、ごめん」と、謝ってきた母。幼いころ体が弱ったぷみらさんを心配していました。そして、「そんなこと気にしなくていいのに」と感じていたぷみらさんに、漢方や鍼灸を勧めます。しかし、以前からそのような治療が苦手なぷみらさんは、母の勧めを断ることに……。母の勧めを断ったぷみらさんに、「アンタのためにいろいろ考えてるのに。こんなに心配なのに」と、嗚咽しながら号泣する母。「こんなに泣かれたら、断れない」と渋々、母の勧める治療を受けることを伝えると、母は自身の幼少期のトラウマについて話しだしました。 幼いころ体が弱かったものの、そのことを祖母に理解してもらえず苦しい思いをしていた母。「おばあちゃんはパワフルな人間だから、私の気持ちはわからない」と、祖母への複雑な感情を語り……。 母の苦しみを理解しようとする娘は… 「おばあちゃんに否定ばかりされてきた。家で唯一明るかったおじいちゃんは、若くして急死してしまったし……」 自身のつらかった幼少期を振り返る母。 「出来の悪い私を自分の思い通りにしたかったんだと思う……」「私はそれが嫌だった!!」 母は語気を強め、ぷみらさんに訴えます。 「とにかくアンタには私みたいなつらい思いはさせたくないのよ」とぷみらさんに、涙ながらに治療を勧めた理由を話す母。 「そっか……。お母さんはずっと否定されて、おばあちゃんの理想を押し付けられていたのか……」 ぷみらさんは、母の言葉にさまざまなことを納得するような気持ちで、話を聞きます。 「だから鍼灸と漢方……頑張ろう!!」 「そうくるかぁぁぁ」 祖母の場合は、ただ自分の価値観を押し付けていただけ。しかし、母の場合は悪意はなく、ぷみらさんを思う善意でした。 「わかったよ……」 「私が我慢すればいいか」と、ぷみらさんは母の話を受け入れるのでした。 「アンタはどんくさいね。こんなこともできないの?」そんな言葉をかけられて育ったぷみらさんの母。親に否定されるようなことばかり言われるのは、本当につらいことですよね。母はそのことが心に引っかかり、「私みたいな思いをさせたくない」と、ぷみらさんの気持ちを置き去りにしてまでも、過剰に心配しているように思います。 子どもに対する接し方は、家庭でさまざま。“褒めて伸ばす”、”厳しく言い聞かせる”など、いろいろな考え方があるかと思います。皆さんは子どもと接するとき、どのようなことを心がけていますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月06日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。ある日、「私のせいで、弱い子どもに産んでしまった、ごめん」と、謝ってきた母。幼いころ体が弱ったぷみらさんを心配していました。そして、「そんなこと気にしなくていいのに」と感じていたぷみらさんに、漢方や鍼灸を勧めます。しかし、以前からそのような治療が苦手なぷみらさんは、母の勧めを断ることに……。母の気持ちを逆撫でしないよう、やんわりと母の勧めを断ったぷみらさん。すると母は、「アンタのためにいろいろ考えてるのに。こんなに心配なのに」と、嗚咽しながら号泣。「そんなに泣くこと!?」と母の反応に驚きながらも、ぷみらさんは罪悪感を感じていました。 そして、「こんなに泣かれたら、断れない」と渋々、母の勧める治療を受けることを伝えると……。 母の複雑な幼少期 「この家から出たくても出られない理由は、私の体が弱いからというのもあるのよ……」 ぷみらさんに、自身の幼少期を語る母。小さいころから体が弱く、祖母に「アンタは体が弱いねぇ」と言われていたそう。 「おばあちゃんは体が丈夫だから、私のつらさなんて、ちっともわかってもらえなかった。熱だってよく出たし、鍼灸と漢方で体がもってるの」 「体の弱い私がバリバリ働けるわけない。おばあちゃんはパワフルな人間だから、私の気持ちはわからない」 母は、号泣してまでぷみらさんに治療を勧めていた理由や、祖母に対する気持ちを語ったのでした。 自身の幼少期の経験から、ぷみらさんの体を過剰に心配していた母。多かれ少なかれ、自分のつらかった経験を、わが子にはさせまいと考えることはあるのではないでしょうか。「○○が苦手で嫌な思いをしたから、できるようになってほしい」「自分のように○○で苦しんでほしくない」など……。皆さんは、わが子に対して過去の自分を重ねる瞬間はありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月05日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は口癖のように「アンタのために頑張っている」と、ぷみらさんに嘆いていました。ある日、母と祖母のケンカの仲裁に入ったぷみらさん。興奮する母に、「アンタがいるから、○ぬのも、離婚するのも我慢してる」と言われます。ぷみらさんは、「貧乏でもお父さんがいなくても、お母さんが笑っていたら、それでいい」と思っているのですが、お互いを思う気持ちがすれ違い、分かり合えずにいました。母と祖母の壮絶なケンカからしばらく経ったころ。「アンタが小さいときは、体が弱くて大変だった。でも、そんな弱い子どもに産んでしまったのは私のせい。ごめんね」と、母が突然謝ってきました。「そんなこと気にしなくていいのに! 私は健康だと思うけど……」と、気が滅入るぷみらさん。 そして母に、漢方や鍼灸を勧められます。しかし、ぷみらさんは以前からそのような治療が苦手でした。「断ったらめっちゃめんどくさそう」と、頭を悩ませていたぷみらさんですが……。 突然、母が号泣…!? 母の勧めを断ることにしたぷみらさん。逆撫でしないよう、やんわりと「漢方も鍼灸も、あまりしたくないな……」と伝えます。 ぷみらさんの言葉に、「なんで……?」とぽかんとする母。 「私はあんまり得意じゃなくて……」 言葉を濁しながらも、ぷみらさんは自分の意思を伝えます。すると……。 「なんで……。アンタのためにいろいろ考えてるのに。こんなに心配なのに」 嗚咽しながら号泣する母。 「えぇぇぇぇぇぇぇ!そんなに泣くことなの!?」 突然の母の号泣に、驚くぷみらさん。自分を心配してくれる母に対して、ありがたい気持ちがありながらも、苦手なものは苦手。 「こんなに泣かれたら、断れないよ……」 ぷみらさんは、うんざりした気持ちで母に治療を受けることを伝えるのでした。 “泣き落とし”とはまさにこのこと、と言わんばかりの展開でしたね。自分が勧めた治療を断られただけで、嗚咽しながら号泣した母に、ぷみらさんはとても驚いたのではないでしょうか。 子どもが大切で心配だからこそ、日常の小さな出来事でも、“子どもの意思を尊重する”ことが難しいと感じるときはありませんか? 親として最善の案を提案しているつもりでも、子どもと意見が食い違う場合は多くありますよね。子どもを思うあまり、つい助言をしたくなりますが、子どもの自主性や自尊心を育む意味でも、時にはそっと見守ることも大切なのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月04日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は口癖のように「アンタのために頑張っている」と、ぷみらさんに嘆いていました。そんなある日、母と祖母が調理器具を凶器のように構え、罵り合うケンカに遭遇したぷみらさん。仲裁に入ると、「アンタがいるから、○ぬのを我慢してる。父さんだって助けてくれないし、本当は離婚したいけど、アンタのために我慢してるの」と、母が涙ながらに訴えてきました。そんな母に、「我慢しなくていいよ。お父さんと離婚してもいい。私はお母さんが笑ってるほうがいい!」と、ぷみらさんは気持ちを伝えます。しかし、「アンタにはわからない。父親がいない子どもはかわいそうだし、そんなことできない」と、ぷみらさんを思ってのことだと主張する母。 ぷみらさんは、「貧乏でもお父さんがいなくても、お母さんが笑っていたら、それでいいのに」心の中でつぶやきます。お互いを思う気持ちがすれ違い、分かり合えない2人は……。 母の過剰な心配の先には… 母と祖母の壮絶なケンカからしばらく経ったある日。 「アンタが小さいころ、すぐに熱を出すし、アトピーもあって大変だったのよ?」 ぷみらさんに話す母。 「でも、そんな弱い子どもに産んでしまったのは、私のせいなのよね……。ごめんね」 突然の母の言葉に「そんなこと気にしなくていいのに! 私は健康だと思うけど……」と、気が滅入るぷみらさん。 「だからね、アンタにはもっと漢方を飲んだり、鍼灸に行ったりしてほしいの!」 母の持論で、漢方や鍼灸を勧められますが、ぷみらさんは以前からそのような治療が苦手でした。 「でも、断ったらめっちゃめんどくさそう……。どうしよう……」 ぷみらさんは、母の勧め通りに治療を受けるか、頭を悩ますのでした。 母から勧めらた治療に、乗り気になれないぷみらさん。「弱い子に産んでしまったのは、私のせい」と自分を責め、母なりに子どもを思ってのことです。しかしぷみらさんは、母が過剰に気にしていると感じているようです。母の勧める治療が苦手なぷみらさんにとっては、すんなり受け入れがたい話。親子関係ではなくとも、よかれと思って相手に何かを勧めるときは、相手の気持ちをできるだけ汲み取り、自分の意見を押し付けることは避けたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月03日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。ぷみらさんが中学生になってもそのような状況が続き、母は口癖のように「アンタのために頑張っている」と、ぷみらさんに嘆いていました。そんなある日、事件が起きます。いつものように母と祖母がケンカする声が聞こえ、ぷみらさんが駆けつけると、調理器具を凶器のように構え、罵り合っている2人が……。興奮状態の母と祖母。ぷみらさんがなんとか祖母を部屋に戻し、母の話を延々と聞いていると、母は次第に落ち着きを取り戻しました。そして、「アンタがいるから、私は○ぬのを我慢してる。父さんだって助けてくれないし、本当は離婚したいけど、アンタのために我慢してるの」と、涙ながらに訴えてきました。 そんな母に、「我慢しなくていいよ。お父さんと離婚してもいい。私はお母さんが笑ってるほうがいい!」と、自分の気持ちを伝えますが……。 母の言い分と噛み合わない、娘の想い… 「この家を出ても、離婚してもいい! 私はお母さんが笑ってるほうがいい!」と、母に訴えたぷみらさん。 「アンタには、それをして生きていくことが、どれだけ大変かわかんないのよ……」「それに、父親がいない子どもはかわいそうだし、そんなことできない」 ぷみらさんの気持ちとは裏腹に、母はぷみらさんを思ってのことだと主張します。 母が自分のことを考えてくれていることは、理解しているぷみらさん。しかし、どう生きていくかは母が決めること。 「“私のために我慢してる”って言わないでよ。私を言い訳の材料にしないでよ」 心の中でつぶやくぷみらさん。「自分のせいで母が苦しんでいる」と感じてしまいます。 「貧乏でもお父さんがいなくても、お母さんが笑っていたら、それでいいのに」「そう思うのは、私が子どもだからなのかなぁ……」 ぷみらさんも、母も、お互いを思う気持ちがすれ違い、分かり合えずにいるのでした。 ぷみらさんは自分がどのような環境になっても、「お母さんが笑っていたら、それでいい」と、純粋な気持ちがありました。しかし母は、「子どものため」と、さまざまなことを我慢しています。親子がお互いを思うあまり、すれ違っているように感じますが、少なくとも子どもが「自分のせいでお母さんが苦しんでいる」と感じてしまうのは、よくないことではないでしょうか。“子どものため”とはどのようなことなのか、どんな言葉で子どもに思いを伝えるのがベストなのか、親としてしっかり考えたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月02日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。中学生になり、いわゆる“反抗期”を迎えていたぷみらさんは、母の愚痴聞きがおっくうになり、「後にして」と拒否することも。その反面、家事などをしてくれる母に感謝の気持ちもあり、愚痴聞きを拒否するたびに、罪悪感を覚え、苦しさを感じていました。そんなある日、事件が起きます。いつものように母と祖母がケンカする声が聞こえ、ぷみらさんが駆けつけると、調理器具を凶器のように構え、罵り合っている2人が……。 「もう○んでやる!」と興奮する母に対し、煽るように怒鳴りつける祖母。ぷみらさんは、一触即発の状況に焦りながらも、「ここは慎重に」と仲裁に入ろうとしますが……。 興奮状態の母と祖母をなだめようと… 「まずは包丁を元の位置に戻そう?」 「お母さん今興奮してるから、いったん部屋に戻ってもらっていい?」 興奮状態の母と祖母をなんとかなだめようとする、ぷみらさん。祖母を部屋に戻し、母の話を延々と聞いていると、母は少しずつ落ち着きを取り戻しました。 「アンタがいるから、私は○ぬのを我慢してる……」「子どものために、この家を出るのも、我慢してるのよ。お父さんだって助けてくれない……。本当は離婚したいけど、我慢してるの」 母の涙ながらの言葉に、ぷみらさんも本心が溢れ出ます。 「お母さん……。我慢しなくていいよ。この家を出ても、お父さんと離婚してもいいよ。私はお母さんが笑ってるほうがいい!」 ぷみらさんは母を想い、自分の気持ちを伝えるのでした。 「アンタのために我慢している」そんな母の言葉に、「お母さんには笑顔で、自分の望むように生きてほしい」と伝えたぷみらさん。親にとって子どもは何よりも大切な存在です。それゆえ、つい“子どものため”と、自分を追い込んでしまうことがあるのかもしれません。しかし、ぷみらさんの言葉のように、子どもにとって重要なことは、“親が笑顔でいること”なんですね。子どものためにも、親自身が自分を大切に、笑顔でいられるような考え方ができるといいのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年03月01日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。ぷみらさんは、「アンタのために頑張っている」という母の言葉に応え、愚痴を聞くことを使命のように感じていました。ぷみらさんが中学生になっても家庭の状況は変わらず、母は家族とケンカを繰り返し、ぷみらさんに愚痴を言いに来る毎日。しかし、いわゆる“反抗期”のぷみらさんは、母の愚痴聞きを拒否することが増え、母に対しイラ立ちを覚えていました。それと同時に、家事などをしてくれる母に、感謝の気持ちもあるぷみらさんは、愚痴聞きを拒否するたびに、罪悪感を覚え、苦しさを感じていました。 そんなある日、事件が起きます。 怒鳴り声の先に、まさかの…!? ある日、家でいつものように怒鳴り声が聞こえ、駆けつけたぷみらさん。 「今度は何でまたケンカしてるの?」 声をかけると、衝撃の光景が目に飛び込みます。 母と祖母が調理器具を相手に向かって、凶器のような持ち方で構えていたのです。 「ちょっと……。落ち着こうか、2人とも……」 一触即発の状況に、焦りながらも冷静に対応するぷみらさん。 「もう○んでやる!」 「勝手に○んどけ! せいせいするわ!」 いつにも増してヒートアップする2人に、「慎重にいかないと……」と、ぷみらさんは頭を抱えるのでした。 家族間のケンカの仲裁をしようとしたぷみらさん。ケンカがヒートアップしてしまったようですが、包丁を構えている母の姿を見るのは、衝撃的ですよね。ひとつ屋根の下、生活を共にする家族。程度の差こそあれケンカが起こってしまうのは、しょうがないことではないでしょうか。皆さんは家族とケンカをしていまい、思いかけずヒートアップしてしまったことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月27日中学生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころから、家族とケンカすると、ぷみらさんに愚痴をこぼすことが日課になっていた母。ぷみらさんは、「アンタのために頑張っている」という母の言葉に応え、愚痴を聞くことが使命のように感じていました。小学6年生のとき、「マンガ家なんか」と母に自分の夢を否定されたぷみらさん。友だちの家に遊びに行った際、笑顔で子どもの夢を応援する仲のいい家族の様子を目の当たりにし、羨ましく思うことも……。 ぷみらさんが中学生になっても家庭の状況は変わらず、母は家族とケンカを繰り返し、ぷみらさんに愚痴を言いに来る毎日。しかしぷみらさんは、以前のように母の望むようなかたちで、愚痴を聞くことはありませんでした。 中学生になり、反抗期到来…!? 愚痴を言いに来る母に、「部活や塾で疲れてるから、愚痴は後にしてくれる?」と、母に伝えたぷみらさん。 すると母は、「話くらい聞いてくれたっていいじゃない!」とぷみらさんに怒りをぶつけます。 「毎日聞いてるよ!たまには休ませてよ!」 ぷみらさんが言い返すと、「私はアンタら子どものために、この家で我慢してるのに!」と、母はヒートアップ。 以前のぷみらさんなら、母の愚痴に耳を傾けていたかもしれません。しかし、中学生になり、反抗期が到来。 「うっせーーーー!」 ぷみらさんは、母の愚痴聞きを拒否することが増えました。 「愚痴を聞かされるこっちの気持ちは、いつも無視。家事をしてくれることに、感謝はしてるけどさ……。ヤダヤダ! 気持ちがぐちゃぐちゃ!」 母に対しイラ立つ気持ちはあるものの、同時に罪悪感を抱いてしまい、ぷみらさんは苦しさを感じるのでした。 中学生になり、「今は愚痴を聞けない」と母にはっきり伝えるようになったぷみらさん。母に感謝している部分もあり、罪悪感を覚えてしまいます。ぷみらさんは“反抗期”と表現していますが、自分の気持ちを無視され、毎日愚痴を聞かされる状況に、拒否反応が出るのは当たり前のように思います。 わが子の反抗期、「できればこないで!」なんて思ってしまいますが、皆さんはいかがですか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月26日小学6年生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころ、母に似顔絵をプレゼントした際、「もう少し、生活の足しになるものだったらよかったのに」と言われたことをきっかけに、「母は何を望んでいるのか、母の“正解”は何か」と、自分の気持ちを置いてけぼりにして、母の望むことをしようとする癖がついていました。そして、小学6年生になったぷみらさんは、卒業アルバムに将来の夢を書くことになり……。ぷみらさんは、将来の夢を“看護師とマンガ家”と書くことに。しかし、母に将来の夢を伝えると、「マンガ家なんて目指したらだめ。もっと堅実に生きなきゃ」と一喝されてしまいます。 そんなある日、友だちのかなちゃんの家に遊びに行くと、かなちゃんがお父さんに、「かな、将来はマンガ家になりたい!」と話していました。母に「マンガ家なんか」と否定されたばかりのぷみらさんは、「かなちゃん、そんなこと言って大丈夫?」と焦りますが……。 友だちの家族が羨ましい…! 「マンガ家になりたい!」と、お父さんに話したかなちゃんを心配するぷみらさん。 するとお父さんは、「かなは絵がうまいもんな!きっとなれる!応援するよ!」と、笑顔で答えました。 「夢を応援してもらえて、笑顔で幸せそうで……。いいなぁ。羨ましいなぁ」「私もお母さんに応援してほしかったな……」 ぷみらさんが「マンガ家になりたい!」と母に伝えたときとの反応の違いに、思わず本音が出てしまうのでした。 その後、中学生になったぷみらさんは、マンガを描くことをやめてしまいます。その間、家庭の状況は変わることなく、母は家族とケンカを繰り返し、ぷみらさんに愚痴を言いに来る毎日。 しかし、中学生になったぷみらさんは、以前のように母の望むかたちで愚痴を聞くことはありませんでした。 「部活とか塾で疲れてるから。愚痴は後にしてくれる?」 そんなぷみらさんに、「私は家事を頑張っているのに! 聞いてくれたっていいじゃない!」と、母は怒りをぶつけるのでした。 子どもの夢を否定せず、笑顔で応援してくれた友だち家族の様子を、羨ましく思ったぷみらさん。母に自分の夢を否定されてしまったぷみらさにとっては、当然の感情のように思います。 幼いころに「〇〇ちゃんが持っているから、私も買って!」など、自分と友だちの家庭を比べてしまい、親に「うちはうち! よそはよそ!」なんて言われてしまう……といったやりとりは、よくあることではないでしょうか。皆さんは子どものころ、友だちの家庭を“羨ましい”と感じたことはありますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月25日小学6年生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年の頃、母に似顔絵をプレゼントした際、「絵なんかもらってもねぇ。もう少し、生活の足しになるものだったらよかったのに」と言われたことをきっかけに、「母は何を望んでいるのか、母の“正解”は何か」と、自分の気持ちを置いてけぼりにして、母の望むことをしようとする癖がついていました。小学6年生になり、卒業アルバムに将来の夢を書くことになったぷみらさん。自分の好きなことと繋がる職業を考え、「まんが家さんかんごしさん」と書くことに。その様子を見ていた母は、「何してるの?」とぷみらさんに尋ねます。「卒業アルバムに、将来の夢を書いている」と伝えると……。 「将来の夢は、看護師さんとマンガ家さん!」母の反応は?※訂正:「一握りに」→「一握りの」 「マンガ家なんて、才能がある人しか食べていけないのよ。そんなの目指したらだめ。もっと堅実に生きなきゃ。アンタのために言ってるの」 母に将来の夢を伝えると、一喝されてしまったぷみらさん。 「そっか……。お母さんは私に才能がないと思ってるのか……」 ぷみらさんは、母に自分の夢を否定されてしまった複雑な心境を隠し、「そうだね」と、笑顔で母の言葉を肯定します。 そんなある日、一緒にマンガを描いて遊んでいた友だち・かなちゃんの家に遊びに行くことに。 明るく迎えてくれたお父さんに、「かなちゃん家は明るいなぁ」と感心するぷみらさん。 お父さんに、「2人は一緒にマンガを描いているんでしょ?」と聞かれたかなちゃんは、「うん! かな、将来はマンガ家になりたい!」と答えました。 母に「マンガ家なんか」と否定されたばかりのぷみらさんは、「かなちゃん、そんなこと言って大丈夫?」と焦ってしまうのでした。 母に将来の夢を話すと、「そんなの目指したらだめ」と否定されてしまったぷみらさん。笑顔で話を合わせていたものの、内心とても傷ついていたのではないでしょうか。子どもの可能性は無限大です。子どもを想うが故に、“堅実に生きてほしい”という親の気持ちもわかりますが、頭ごなしに否定することは、子どもの気持ちをないがしろにし、可能性を潰すことになってしまうかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月24日オーストラリア人の夫・マイケルと結婚し、オーストラリアに在住したサマ子さん。産後すぐに、無遠慮なイタリア系オーストラリア人の義両親と一年間同居し、サマ子さんは身も心も追い込まれてしまいます。自分たちの家を買うまで、義両親と同居することになったサマ子さん。しかし、過干渉の義母やデリカシーのない義父に翻弄されていき……。 言いたいことはたくさんあるのだが…やたらとクセの強い義両親に、ストレスが溜まる日々。私がはっきりと「嫌なことは嫌だ!」と言えばいいのですが、それができないのには理由があって……。 自由奔放な義両親にストレスを感じながらも、はっきり嫌だと言えないサマ子さん。それには、いくつかの理由がありました。 まずは、サマ子さんは義両親がサマ子さんのことを本当の娘のようにかわいがってくれていたのを知っていたからです。夫の元カノで嫌な思いをした義両親たちが良かれと思ってしてくれているのを知っていたため、サマ子さんは義両親たちに強く言えないかったよう。 また、義両親が物価の高いシドニーで家を買う援助をしてくれるからというのもあったようです。 これらの理由からサマ子さんは、できるだけ義両親との間に波風を立てなくないと思っていました。 できることなら義両親とは揉めたくないもの。ただ相手があまりにも過干渉だったり、デリカシーがなかったりすると「もう嫌!」と言いたくなる気持ちもわかりますよね。 ですが、我慢し続けると心の限界はいつか来てしまいます。義両親の親切心を傷つけないようにしながら、言いにくいことは夫に頼って伝えてもらうなどして、サマ子さんには自分の心も大切にしてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター サマ子オーストラリアのシドニーで、イタリア系オーストラリア人の夫と息子(2019年生まれ)、娘(2023年生まれ)とうさぎと暮らす万年ホームシックママ。義両親とのいざこざや子育て、周囲で起こったトンデモ話などのマンガを描いています。
2023年02月24日動物保護活動をしたり、保護猫の写真を撮影したりしているRyostory(@ryostory1124cat)さん。InstagramやTwitterに、猫たちのかわいらしい姿を投稿しています。投稿者さんはある日、1匹の小さな保護猫と過ごしていました。すると、その猫はスヤスヤと眠りについてしまい…。Twitter上で10万以上の『いいね』が寄せられた、かわいらしい猫の姿をご覧ください。見てー手のひらで寝た pic.twitter.com/99WLwvBNDz — Ryostory 1/17〜名古屋写真展 (@ryostory1124cat) July 20, 2022 投稿者さんの手のひらの上で眠っている猫。あまりの小ささとかわいさに、時を忘れて見つめてしまいたくなりますね!投稿者さんによると、この当時、猫はまだ生後1か月ほど。すくすくと成長し、いずれは手のひらに収まりきらなくなっても、そのかわいさは変わらないことでしょう!【ネットの声】・かわいすぎて、ニヤけてしまいました!・見ているだけで、幸せな気持ちになれます!・「お~、よしよし!」と撫でたくなる…!・「かわいい」以外の感想が出てこない!猫たちのかわいい姿を見て、多くの人が癒されたようです!なお投稿者さんは、Instagramでも次のような保護猫たちの愛らしい姿を投稿しています。 この投稿をInstagramで見る Ryosuke Miyoshi@ 猫写真家 ねこ 子猫 こねこ(@ryostory1124)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Ryosuke Miyoshi@ 猫写真家 ねこ 子猫 こねこ(@ryostory1124)がシェアした投稿 もっと見てみたい人は、ご覧ください。ryostory1124[文・構成/grape編集部]
2023年02月24日小学6年生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。小学校低学年のころ、母に「アンタのために頑張ってる。お母さんの味方でいてね」と言われていたぷみらさん。「お母さんにもっと笑ってほしい」という一心で、学校であったおもしろい話をしたり、祖母との仲を取り持とうとしたり、ぷみらさんは母を喜ばそうと試行錯誤していました。母の日に似顔絵をプレゼントした際、「絵なんかもらってもねぇ。もう少し、生活の足しになるものだったらよかったのに」と言われたぷみらさん。「母は何を望んでいるのか、母の“正解”は何か」と、自分の気持ちを置いてけぼりにして、母の望むことをしようとする癖がついていました。 そんなぷみらさんは小学6年生になり、ある日、学校で将来の夢について考える宿題を出されたのですが……。 将来の夢を母に伝えると… 小学校の卒業アルバムに、将来の夢を書くことになったぷみらさん。 「将来の夢かぁ……。誰かの役に立ったり、絵を書くのは好きだな……」 そんなことを考えたぷみらさんは、「まんが家さんかんごしさん」と書くことに。 その様子を見ていた母は、「何してるの?」とぷみらさんに尋ねます。 「卒業アルバムに将来の夢を書いているの」 「何書いたの?」 母に聞かれたぷみらさんは……。 「看護師さんと、マンガ家さん……!」 少し照れくさい気持ちで、自分の夢を母に伝えるのでした。 小学校の卒業アルバムをきっかけに、自分の夢について考えたぷみらさん。皆さんも、幼いころに自分の夢について考えるタイミングがあったのではないでしょうか。大人になった今、その夢を実現しましたか? それとも、違う道を進みましたか? もちろん、子どものころの夢を叶えることが、誰にとっても正解というわけではありません。将来的にどのような道を選んだとしても、一生懸命取り組みながら、家族や周りの人を大切にして人生を歩んでいきたいものですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月23日7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。「ぷみらだけは、お母さんの味方でいてね」と話す母。それに応えるように、ぷみらさんは母の愚痴聞きをしていました。そして、「お母さんにもっと笑ってほしい」と考えたぷみらさんは、学校であったおもしろい話をしたり、プレゼントをしたりと、母を喜ばそうと試行錯誤します。家族の中でも、完璧主義の祖母に目の敵にされていた母。祖母とケンカし、悲しでいた姿を目の当たりにしていたぷみらさんは、母と祖母の仲を取り持つため、「私が祖母と仲良くなれば、母との関係もよくなるかも!」と考えます。 外でいい顔をしていた祖母は、地域の人からの評判はよかったものの、家では地域の人たちを見下していました。そんな姿を見ていたため、祖母に懐くことはなかったぷみらさんですが、「母のため」と行動することに。誕生日が近い祖母にプレゼントを渡すため、何が欲しいか聞いてみると……。 「喜んでもらえた!」と安堵するも… 「ダイヤのネックレスが欲しいかな!」 笑顔で答える祖母に、「それは無理……!」と心の中でつっこむぷみらさん。 「もっと安いもので何かないかな……?」と尋ねると、祖母は「強いて言うなら、ボールペンかな?」と答えます。 お小遣いで買える範囲のリクエストに、張り切るぷみらさん。さまざまな文具店で、使いやすそうなボールペンを探し、祖母の誕生日を迎えました。 「おばあちゃん、誕生日おめでとう!」 プレゼントを渡すと、「ボールペン! わざわざ買ってくれたの? ありがとう」と笑顔を見せる祖母。 「よかった……! 喜んでもらえた……!」 祖母に自分のプレゼントを喜んでもらえたことで、母と祖母の仲が少しは改善されるかもしれないと、期待していたぷみらさん。しかし、その程度で2人の関係が変わるこはありませんでした。 そして、プレゼントしたボールペンはほとんど使われないまま、机の下に落ちていたのです。その後も、ぷみらさんは祖母に何度かプレゼントをしますが、使ってくれることはほとんどなく、そのうちプレゼントをしなくなるのでした。 祖母に「何か欲しいものはある?」と、誕生日プレゼントの希望を聞いたぷみらさん。たくさんあるボールペンの中から、使いやすそうなものを一生懸命、選びました。大切な家族に渡すプレゼントは、考える時間も楽しいですよね。皆さんは、家族にプレゼントをするとき、相手に「何が欲しい?」と希望を聞きますか? それとも、サプライズしますか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月22日付き合ってしばらくすると意識するのは結婚。しかし、彼のお母さんと合わないと感じている場合、二の足を踏んでいる方もいるのではないかと思います。そこで今回は、星座別に「姑との相性が良い星座ランキング」というテーマでお送りします!■第6位:うお座とにかく優しいうお座の方。姑にもその優しさや愛らしさから可愛がられるでしょう。しかし、少し頼りなく見られてしまい過干渉と呼べるような事をされる事をされてしまうかもしれません。しっかりした一面も見せる事が大切です。■第5位は:おうし座金銭管理をするのが得意で料理も得意なのがおうし座の方。しっかり物の貴女に姑も安心するでしょう。料理については姑も嫉妬してしまうような出来栄えの物を作れるかもしれませんね。■第4位は・・・第4位はふたご座。コミュニケーションを取ることが好きなふたご座の方、姑とも仲良くなれる可能性の高い星座の方です。話し好きな姑と相性が良いでしょう。(銀鏡/占い師)(ハウコレ編集部)
2023年02月22日オーストラリア人の夫・マイケルと結婚し、オーストラリアに移住したサマ子さん。出産前は義両親との距離感もほどよく取れており、良好な関係を築けていましたが、出産後状況が一変! 次第にサマ子さんは身も心も追い込まれてしまうことに……。義両親からの過度な干渉にストレスを感じていたサマ子さん。そんな日々のなか、どうにか無事に第一子を出産することができました。息子を出産し、家に帰ってきたサマ子さんでしたが、義両親が毎日のように居座ることでどんどんストレスが溜まっていく一方。そんなとき、産後の家庭訪問に来ていた助産師に診療カウンセリングを勧められます。「この子は私の娘よ!」とカウンセリング室についてきた義母に…病院に同伴しただけでは済まず、カウンセリング室にまで入ろうとする義母。せっかくのカウンセリングなのに私はさらにストレスが溜まるばかり。しかし、暴走する義母に対してカウンセラーも一枚上手のようで……? カウンセラーが義母に外へ出るよう促しますが、義母は「この子は私の娘だから大丈夫!」といってカウンセリング室から出ていきません……。 この状況ですべてを察したカウンセラーは、義母にきっぱりと外で待ってもらうように言ってくれました。 そして、カウンセラーにしっかり話を聞いてもらい、スッキリしたサマ子さん。問題が解決したわけではありませんが、話を聞いてもらい、今後どうしていくかの選択肢が明確になりました。 しかしカウンセリング後、サマ子さんの帰りを待ちわびていた義母からの質問ラッシュ。せっかく話を聞いてもらってスッキリしたばかりなのに、ストレスの元凶となる義母の干渉は相変わらずのままでした……。 産後は心も体も疲れているので、しっかりケアしたいところ。家族などの身近な人に相談して解決していく方法をとるだけでなく、サマ子さんのように、その道のプロに頼ることで解決の糸口が見つかることもあるようです。 自分たちの力で解決できない問題には、専門家に相談してみるという選択肢もあると考えると、心も少しラクになりますよね。著者:マンガ家・イラストレーター サマ子オーストラリアのシドニーで、イタリア系オーストラリア人の夫と息子(2019年生まれ)、娘(2023年生まれ)とうさぎと暮らす万年ホームシックママ。義両親とのいざこざや子育て、周囲で起こったトンデモ話などのマンガを描いています。
2023年02月21日7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ケンカをすると、「もういやあああ!」と泣き叫ぶことが多かった母。ぷみらさんは、その声が聞こえるたびに、母の愚痴を聞きに行くことが日課になっていました。「ぷみらだけは、お母さんの味方でいてね」と話す母。それに応えるように、ぷみらさんは母の話し相手になっていました。 家族の中でも、完璧主義の祖母に目の敵にされていた母。祖母とケンカして悲しむ母の姿を目の当たりにしていたぷみらさんは……。 母と祖母の仲を取り持とうと… 「どうすれば祖母と母が仲良くなるか……」 10歳のぷみらさんは、母を想い、毎日のように続く祖母とのケンカを解決する糸口を、探そうとしていました。 「おばあちゃんと仲良くなろう大作戦!」 自分が祖母と仲良くなれば、母との関係もよくなるかもしれないと、考えたぷみらさん。しかし、祖母は仕事や地域の社会貢献に力を入れていて、あまり家におらず、ぷみらさんが遊んでもらうこともありませんでした。 外でいい顔をしていた祖母は、地域の人からの評判はいいものばかり。しかし、「地域の人、本当にどんくさいの。私がいなきゃ何もできない人たちだわぁ」と、家では他人を見下す発言をしていた祖母。 祖母を反面教師として、懐くこともなかったぷみらさんですが、「私が母と祖母の間に入れば、何か変わるかも」と行動することに。 誕生日が近い祖母にプレゼントをするため、何が欲しいか聞いてみると……。 「ダイヤのネックレスが欲しいかな!」 笑顔で答える祖母に、ぷみらさんは開いた口が塞がらないのでした。 幼いながらに祖母に対し、「あんな大人にならないようにしよう」と思っていたぷみらさん。皆さんは、“子どもは思っている以上に、周りの大人のことをよく見ている”と感じることはありませんか? ぷみらさんが祖母に対して抱いた感情のように、子どもにとって反面教師にはならないよう、気をつけたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月21日7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、いつも怒っているか泣いているかのどちらか。そんな母の愚痴を聞くことを使命のように感じていたぷみらさんですが、毎日のように続く愚痴に「しんどい」と感じるように。ある日、いつものように愚痴を話しにきた母に、「今はちょっと……」と言葉を濁してしまいます。すると母は、「アンタのために頑張ってるのに、愚痴も聞いてくれないんだ」と涙を流しました。焦って母に駆け寄り、謝るぷみらさん。「お母さんを悲しませてしまった。お母さんに笑ってほしい。私には何ができる?」と自分を責め、頭を悩ませます。 母に笑ってもらいたい一心で、学校であったおもしろい話をすると、母は笑顔でその話を聞いてくれました。「もっと笑ってほしい!」と考えたぷみらさんは、以前、母に絵を褒められたことを思い出し、母の日に似顔絵をプレゼントしますが……。 間違えた…?似顔絵のプレゼントに母は… 母に似顔絵を渡したぷみらさん。 「絵か……。絵なんかもらっても、ねぇ……。もう少し、生活の足しになるものだったらよかったのに」 ぷみらさんは、似顔絵なら母に喜んでもらえると信じていました。しかし結果は、期待していた反応とは真逆のもの。 「あぁ……私、間違えた」 「お母さんを喜ばせられなかった」と、ぷみらさんは肩を落とします。 それ以降、母の望むものを間違えないよう、母の日には希望を聞くようになりました。そして、このころから相手の“正解”を探す癖がついたぷみらさん。 「相手の正解なんて、相手の気分で変わるのに。その正解に辿り着くのに、必死だった」 ぷみらさんは気づかぬうちに、“自分の気持ちを置いてけぼりにする”ことが普通になってしまうのでした。 ぷみらさんは、幼少期に体験した母の日の出来事をきっかけに、相手に合わせ、自分の気持ちをおざなりにするようになってしまいました。子どもにとって親のリアクションは、強く印象に残るものだということに気づかされるエピソードではないでしょうか。子どもが起こすアクションに対して、毎回全力で答えることは難しいですよね。しかし、少なくとも子どもの心が傷つかないよう、否定的な言葉で返すことは避けたほうがいいのかもしれません。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月20日7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ケンカをすると、「もういやあああ!」と泣き叫ぶことが多かった母。ぷみらさんは、その声が聞こえるたびに、母の愚痴を聞きに行くようになり、いつしかそのことを使命のように感じていました。毎日のように続く母の愚痴に「しんどい」と感じるようになったぷみらさん。ある日、「ぷみら聞いて!」と祖母とケンカした母が部屋に入ってくるも、「今はちょっと……」と言葉を濁してしまいます。すると母は、「アンタのために頑張ってるのに、愚痴も聞いてくれないんだ」と涙を流しました。 焦って母に駆け寄り、謝るぷみらさん。「お母さんを悲しませてしまった。私はダメだ子どもだ。お母さんに笑ってほしい。私には何ができる?」と自分を責めて、悩んだ結果……。 お母さんに笑ってもらいたい…! 母に笑ってもらいたい一心で、学校であったおもしろい話を、母に聞かせるようになったぷみらさん。 「ははっ。アンタはおもしろいね。アンタと話してるときだけ、私は笑えるわ」 母の言葉にうれしくなったぷみらさんは、もっと笑ってもらうにはどうすればいいか考えました。 「そうだ! お母さんの似顔絵をプレゼントしよう!」 以前、「アンタは絵がじょうずだね」とお母さんに褒められたことを思い出し、母の日に絵を描くことに。 「お母さん喜んでくれるかな」 ぷみらさんは、ウキウキした気持ちでお母さんに似顔絵をプレゼントするのでした。 「お母さんを笑顔にしたい!」。その一心で、お話をしたり、絵を描いたぷみらさん。子どもから向けられる純粋な気持ちが、親としては本当にうれしいですよね。成長していくにつれて、子どもはさまざまなことができるようになります。そんな姿を見るのが、親の喜びではないでしょうか。皆さんが、子どもにしてもらってうれしかったことや、印象に残っていることは、どんなことですか? 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月19日7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。家族とケンカになると、時折、家出をしていた母。必ず帰ってくるものの、ぷみらさんはそのたびに、「お母さんがいなくなるかも」という不安がありました。父や祖母とケンカすると、「もういやあああ!」と泣き叫ぶことが多かった母。ぷみらさんは、その声が聞こえるたびに、母の愚痴を聞きに行くようになり、いつしかそのことを使命のように感じていました。 「ぷみらだけは、お母さんの味方でいてね」と話す母。それに応えるように話し相手になっていましたが、毎日のように続く母の愚痴に「しんどい」と感じるようになったぷみらさん。ある日、母の泣き叫ぶ声が聞こえるも、「今日は後で行こう」と部屋に留まっていると……。 泣き出した母の言葉に、自己嫌悪に陥る娘 「ぷみら聞いて!」 勢いよく扉を開け、ぷみらさんの部屋に入ってきた母。 「え……。今はちょっと……」 いつも母の愚痴を受け止めていたぷみらさんですが、しんどい気持ちが溢れ出します。 「え……? アンタだけが味方なのに。アンタのために頑張ってるのに……。アンタは愚痴も聞いてくれないんだ」 ぷみらさんの反応に悲しみ、覇気のない表情で涙を流す母。その様子にぷみらさんは焦り、母に駆け寄ります。 「お母さんごめんね。今日は何があったの?愚痴聞くよ!」 そしていつものように、祖母の愚痴を話し出す母。 「お母さんを悲しませてしまった。私はダメだ子どもだ。お母さんに笑ってほしい。私には何ができる?」 母のため、ぷみらさんは思いをはせるのでした。 「ぷみらなら話を聞いてくれる」と当たり前のように思っていた母は、後にしてほしいという態度を取ったぷみらさんに、悲しみをぶつけました。そのことで、「私はダメな子だ」と思ってしまったぷみらさん。「アンタは愚痴も聞いてくれないんだ」。そんな母の言葉は、ぷみらさんが感じたほど深い意味はなかったのかもしれません。しかし、子どもにとってはそれほどのことを思わせてしまうひと言でした。子どもは親に純粋な気持ちで向き合ってくれます。親も子どもの気持ちを尊重し、“親だから”というエゴを捨て、真正面から向き合えるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月18日7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母と祖母が口論になった際、祖母は「土下座して謝れ!」と怒鳴りました。その言葉に激怒した母は、ぷみらさんの「行かないで!」という言葉を無視して、家出。ぷみらさんがお父さんに助けを求めると、「心配だったら電話してみれば?」と言われ、母に電話をかけることに。電話に出た母は、「家にいたら、おばあちゃんもお父さんも責めてくる……」と涙声で話すのでした。しばらくして帰ってきた母に、ひと安心するぷみらさん。しかし、帰ってきたばかりの母を父が責め立てました。「家出とか迷惑なことするなよ」。その言葉にキレた母は、滞在時間わずか5分程度で、再び家を出てしまったのです。 「どうせ帰ってくる。ほっとけほっとけ」心配するぷみらさんの気持ちをよそに、父はのん気なもの。母の家出はよくあることとわかっていても、「このまま見捨てられたら……」と、怖くてたまらないぷみらさんは……。 「お母さん、また叫んでる」子どもが感じていた使命感 祖母か父と毎日ケンカし、時折、家出を繰り返していた母。 「もういやあああああああ!」と、母の叫び声が聞こえるたびに、母の愚痴を聞きに行くようになったぷみらさんは、いつしかそのことを使命のように感じていました。 「おばあちゃんもお父さんもひどいの……。2人とも敵だ……。ぷみらだけは、お母さんの味方でいてね」 「私は、お母さんの味方だよ」 母の問いに少しの違和感を抱きながらも、笑顔で答えるぷみらさん。それからも毎日のように、母の愚痴を聞いていました。 「正直、毎日愚痴を聞くのはしんどい……。たまには休みたいなぁ」 そんなことを思っていたある日、いつものように母の泣き叫ぶ声が聞こえました。 「今は愚痴を聞くのがしんどいな……」 いつもはすぐに駆けつけるぷみらさんですが、「今日は後で行こう」と思っていると……。 “バンッ!”勢いよく扉が開き、「ぷみら聞いて!」と、母が部屋に入ってきました。 「今はちょっと……」 毎日、母の愚痴に付き合っていたぷみらさんは、「愚痴を聞くのがしんどい」と感じてしまうのでした。 母の愚痴に付き合わされる日々が続き、次第につらくなってきたぷみらさん。愚痴を聞いてもらう側は、すっきりした気持ちになるかもしれませんが、毎日となると、聞く側が苦しくなってしまうのは当然ですよね。「お母さんの味方でいたい」そんなぷみらさんの健気さを感じるものの、しんどいと感じたのなら、自分の気持ちを大切にしてほしいところ。「今はちょっと……」と伝えたぷみらさんの思いを、母が理解してくれるよう願います。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月17日7歳のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。母と祖母が口論になった際、「土下座して謝れ!」と怒鳴った祖母。その言葉に激怒した母は、ぷみらさんの「行かないで!」という言葉を無視して、家を出てしまいました。急な出来事に困惑するぷみらさんが、お父さんに助けを求めると……。「まぁそのうち帰ってくるだろ」と軽い対応の父。「心配だったら電話してみれば?」と言われ、ぷみらさんは母に電話をかけました。 電話に出た母は、「家にいたら、おばあちゃんもお父さんも責めてくる……」と弱音を吐くも、「子どもたちがいるから、帰るよ。アンタらのために私は生きてるから……」とぷみらさんに伝えていました。 家出した母が帰ってきたと思ったら…!? しばらくして帰ってきた母。ぷみらさんがホッとしたのも束の間……。 「家出とか迷惑なことするなよ」 父が帰ってきたばかりの母を責めます。 「はぁ? 私はこんなにつらいのに! お父さんは全然わかってくれない!!」 そう嘆いた母は、再び家を飛び出してしまいました。 「はぁぁぁ……。あいつはいつもイライラして、本当に迷惑な奴だな」 帰ってきた母を気遣うどころか、責め立てた父に、「なんで?」と悲しくなるぷみらさん。 「帰ってくるよね?」 「どうせ帰ってくる。ほっとけほっとけ」 心配するぷみらさんの気持ちをよそに、父は部屋に戻ってしまいました。「お母さんの家出はよくあること」とわかっていても、ぷみらさんは不安を拭うことができません。 「もし、帰ってこなかったら? 事故に遭ったら?」「お母さんがいなくなったらどうしよう……」 父がいくら軽く考えていても、小学生のぷみらさんには「このまま見捨てられたら……」と、怖くてたまらないのでした。 「こんなにつらいのに!全然わかってくれない!」と、再び家を出てしまった母。“家出はよくあること”だとしても、母にとっては毎回、本気でつらく苦しかったのではないでしょうか。そんな母の話を聞くことすらしようとしない父。このような態度が、さらに母を追い詰めていました。父としても、家出を繰り返す母にうんざりしていたのかもしれません。しかし、根本的な原因を解決しないことには、家族関係の溝は深まるばかりです。相手への不満が溜まっているときこそ、しっかり向き合える夫婦でいたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター ぷみらHSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!
2023年02月16日