現在第2子妊娠中、3歳になる長女を育てています。長女がこども園に入園したてのとき、偶然図書館で会った同じクラスのママがいました。そのママに私は勝手に教育ママ認定されてしまい、たくさんのママに誤解されて伝わってしまったときの体験談です。 図書館で会った同じクラスのママ3歳の長女は図書館が大好きです。絵本を読むのも、図書館の職員さんに会うのも好きです。本人が好きだから図書館に通っているくらいで、「子どもに早期教育を!」なんて教育的な目的は持っていません。 長女がまだ2歳でこども園に入園したてのとき、いつものように図書館に行くと同じこども園に通うママとその子どもに会いました。他愛のない話をしながら「こんなに小さなうちから図書館に通うなんて、教育熱心なんですね!」と言われたことは覚えています。ただ、それがそのママからの誤解だとはこのときは思いもしませんでした。 勝手に教育ママ認定されていた!後日、長女のお迎えのときにそのママに会いました。立ち話をする中でなんだか妙に「Wちゃんママ(私)は教育熱心だから」と話を振られます。「なんだかおかしいな」と思い話しこんでいくと、どうやらそのママの中で「図書館に通う=教育ママ」と変換されたよう。それに拍車をかけたのが私と夫の職業で、私は元塾講師&夫は学校の先生。 私自身はこのことをこのママに言っていないので、どこからどんなふうに伝わったのかは謎です。とりあえずこのママの中では「Wちゃんママは教育熱心」となっているようでした。しかもこのママは顔が広く、「Wちゃんママは教育ママ」と同じクラスのママにことあるごとに言っていたようです。入園したばかりの私は教育ママとして話しかけられることが多くなりました。 あわてず騒がず受け流す正直教育ママと誤解されるのは不本意でしたが、他のママと話すきっかけができたとポジティブに考えるようにしました。最初は習い事のことだったり、通信教材の話題を振られたりすることが多かったです。 けれど話をしていくうちに「この人全然教育ママじゃないぞ?」とわかってくれる人が多く、入園から半年くらい経ったときには、教育ママのレッテルはほとんどなくなっていました。最初に勘違いしたママも、今では少し教育関係の話を振られることが減ったので、次第にイメージが変わりつつあるのだと思います。 このママ自身、子どもへの教育熱が高い人だったようで「同志がいた!」と思ったのかもしれません。勝手な教育ママ認定にはいささか困りましたが、逆にたくさんのママと話すきっかけができて結果オーライだったかなと思っています。 イラストレーター/miyuka著者:水田 真理
2024年05月06日娘が小学校3年生のときのお話です。初めて同じクラスになったAちゃんは、お友達がいなくクラスでも何となく浮いていると娘から聞いていました。娘よ…ごめん!ある日突然、Aちゃんのお母さんから電話がかかってきて「うちの子がどうしてもお宅の娘さんと遊びたいと言っている」とのこと。娘に聞いたら、1回くらいいいよと言うので、次の日の放課後に遊ぶことに。なんの問題もなく公園で一緒に遊んだようなのですが、その日の夜にAちゃんとお母さんが高級なお菓子を持って我が家にやってきたのです。そして「とても楽しかったので、毎日遊びたい。毎日遊ぶと約束してもらいたい」とお母さんが私と娘に強い口調で言ったのです。Aちゃんの目の前で断るのも気が引けてしまい、「毎日は無理だけど、一緒に遊べる時は遊ぼうね」とAちゃんに言った私でしたが、娘はその後しばらくの間、毎日毎日「今日は遊べる?絶対遊びたい」と学校で追い回され、大変だったようです。 ◇ ◇ ◇ Aちゃんのお母さんの気持ちも分かるなと思ってしまい、親の私が断れなかったせいで、娘に迷惑をかけました。またAちゃんにも変な期待をさせてしまって、結果的には申し訳なかったと思います。子どもたちにすべて任せておけばよかったと反省しました。 作画/さくら著者:河野直子大学生の娘と高校生の息子の母。ジムのパートで座りっぱなしのため、運動不足に悩み中。
2024年04月21日事務所を移籍した俳優の吉岡里帆(31)が14日、自身のインスタグラムを更新し、ラジオ番組の継続が決まったと報告した。吉岡は、2016年4月からJ‐WAVE『UR LIFESTYLE COLLEGE』(毎週日曜後6:00)のナビゲーターを務めきた。インスタグラムでは「ラジオも継続決まりました!聞いて下さる皆様のおかげです、ありがとうございます。9年目。ご長寿番組目指して…愉快な仲間と頑張ります」と伝えた。吉岡が所属していた芸能事務所「A-Team(エー・チーム)」は今月1日、「諸般の事情によりこの春から新規の芸能関係業務を休業することと致しました」と明らかに。吉岡は6日に自身のインスタグラムで退社、「フラーム」に所属することを発表していた。その際に「これまでの感謝の気持ちを胸に第ニ章をスタートさせます。まだまだ未熟者ではありますが、場所は変わっても周りにいて下さる皆様と力を合わせて初心を忘れず真摯に活動に取り組んでいく所存です」とコメントしていた通り、「ご長寿番組目指して…愉快な仲間と頑張ります」と感謝に満ちた投稿となった。
2024年04月14日こんにちは! おにぎり2525です~いよいよ新学期が始まりましたね! 今回は小学生の息子のクラス替えについてです。■新学期といえば…親もソワソワ!毎年毎年、息子より緊張している気がします。新しいクラスでも、お友達ができるとうれしいです。頑張れ、息子~!!
2024年04月12日どうもこんにちは、のばらです! さぁ4月。新生活のスタートです!我が家の3姉弟もそれぞれお姉さんお兄さんになりまして。齢7歳にして実家のような安心感を求めている息子。家にいることが落ち着くってことで喜んどいていいですか…?残念だがキミのその姿勢は学校で受け入れられることはないだろうよ。
2024年04月05日子どもが通っていた小学校では、PTA役員を決める方法はクラスや学年によってさまざま。じゃんけん、あみだくじなどいろいろな話を聞き、うちのクラスはどうするのだろう……と思いながら話し合いに参加しました。 PTA役員決めは大いに荒れて…教室でPTA役員決めの説明を聞いたところ、うちのクラスは「ポイント加算性」とのこと。役員を引き受けられない理由をポイントにし、未就学児がいる・在宅介護している・フルタイム勤務などがプラスポイント、専業主婦・フルタイムではない勤務・子どもの数が少ない場合などはマイナスポイントになります。 加算されるポイントも1~3Pに分かれており、ポイントの低い人が強制的に役員となるため、他人のママ情報を暴露したり、引き受けられない家庭の実情を訴えたりと、大荒れな役員決めとなりました。 泣き出すママ、怒り出すママと事態はヒートアップ。状況を見かねたママさんが立候補してくれて、その場が収まりました。家庭内のことは見えづらく、うちの学校もPTA役員がなくなる時代がくればいいのにな、と思ってしまいました。 ◇ ◇ ◇ 昔に比べて共働きや核家族が多くなり、みんなが同じ時間に集まって何かをするということが難しくなっていますよね。PTAを廃止する学校もあるようですが、活動のスリム化や負担軽減など、時代に合わせてアップデートしていきたいですね。 イラスト/シュー子著者:斉藤くるみ
2024年03月20日新しい地図と日本財団が共同で運営する「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)の「令和6年能登半島地震支援プロジェクト」に関して、新たな支援先およびプロジェクト期間の延長が決定した。今年1月1日、石川県能登地方で発生した令和6年能登半島地震は、強力な揺れとその後の余震により、広範囲にわたる被害をもたらした。家屋の倒壊や道路の損傷、ライフラインの途絶など、被災地域の住民の方々の生活基盤に重大な影響が出た。これを受け、LOVE POCKET FUNDではまず被災者の衛生環境を改善し、感染症などによる二次的な被害を抑えるため、WOTA社の循環式手洗機「WOSH」の配備を実施した。手洗機配備の支援のように、災害直後は命を救う緊急支援が優先されたが、時間の経過と共に、避難所や仮設住宅での新たな生活に直面している被災者への心のケアや生活の質の向上を目指した継続的な支援の重要性が高まっている。これを受け、LOVE POCKET FUNDでは、被災した地域の復興支援の第2弾として3団体3事業へ合計287万5000円の支援を決定し、また2024年3月31日に終了予定だったプロジェクト期間を2024年9月30日まで延長することとした。これによって寄付金の受け入れ期間も同日まで延長される。新たな第2弾の支援においては、被災地域の復旧・復興に向けて、特に影響の大きかった奥能登地域を中心に、避難所生活を送る人々や医療的ケアが必要な障害児者の人々を含む、よりサポートを必要とする層への手厚い支援を目的とした専門組織への資金提供を実施し、地域に寄り添った支援を行っていく。今回支援先に決定した3団体と選定理由は以下の通り。◆(一社)日本災害看護学会:本基金の目的の一つである「生きにくさを抱える方々への支援」として、避難所生活を送る方々の生活環境の改善を図る事業であるため。◆(一社)医療的ケア児等コーディネーター支援協会:本基金の目的の一つである「子どもの支援」として、医療的ケアを必要とする障害児者の皆さんを対象としているため。◆北陸学院大学よりそいの花プロジェクト:本基金の目的の一つである「生きにくさを抱える方々への支援」として、避難所生活を送る方々を元気づける様々なサポートを行う事業であるため。【編集部MEMO】「LOVE POCKET FUND」は、「“あなたのため”が“自分のため”になる」の言葉を胸に、「誰かにやさしくすることで自分も幸せになれる」をコンセプトに2020年4月27日、新しい地図と日本財団により開始された。新型コロナウイルスの感染拡大の中、コロナ対策に取り組むことを決意、第1弾プロジェクトとして「新型コロナプロジェクト」が開始し、2022年3月31日をもって、同プロジェクトについての寄付受付のみ終了。その後も寄付の受付を継続し、ウクライナ避難民支援、各災害被災地への支援などを行うなど寄付を実施している。
2024年03月13日BREIMEN(ブレイメン)のメジャー1stアルバム『AVEANTIN』が、2024年4月3日(水)に発売される。BREIMEN、メジャー移籍後初のアルバム『AVEANTIN』その確かな演奏力と独特なサウンドセンス、そして型にはまらない自由なスタイルで注目を浴びている5人組のオルタナティブファンクバンド、BREIMEN。今回リリースされる『AVEANTIN』は、記念すべきメジャー移籍後初のアルバムだ。全11曲を収録ドラマ主題歌をつとめた「yonaki」、Spotify Japanの急上昇チャートに長期にわたりランクインした「乱痴気」を含む、BREIMENの現在地を彩る全11曲が収録。そのうちリード曲となる新曲「ブレイクスルー」が、3月6日(水)に先行配信リリースされる。また、初回限定盤(亜盤珍)には、「COME BACK TO BREIMEN」東京公演のライブ映像のほか、LA滞在の模様を収めたドキュメンタリー完全版を収録したBlu-rayが付属する。作品情報BREIMEN メジャー1stアルバム『AVEANTIN』発売日:2024年4月3日(水)価格:・通常盤(CDonly) 2,980円・初回生産限定盤(CD+Blu-ray) 5,980円<収録曲>M1. a veantinM2. ブレイクスルーM3. 乱痴気M4. ラブコメディM5. 眼差しM6. LUCKY STRIKEM7. T・P・P feat.PecoriM8. 寿限無M9. 魔法がとけるまでM10. yonakiM11. L・G・O<Blu-ray収録内容>LA滞在ドキュメンタリーBREIMEN ONEMAN TOUR「COME BACK TO BREIMEN JAPAN TOUR 2023」東京公演ライブ映像
2024年03月07日朝日新聞出版は11月20日、北山宏光さんが表紙の『AERA 11月27日号』を発売しました。新しい事務所TOBEに合流して新たな一歩を踏み出した北山さんの、移籍後初となる雑誌の表紙。新天地で見据える未来について語ったロングインタビューでは、この決断について「自分の意思で新しい道を選択して……ちゃんと区切りをつけなきゃな、と思って」「一人の人間として、『個人で挑戦してみたい』という思いを貫いとかないと、絶対に後悔するなと思ったんです」と語ります。とてつもない覚悟や、これからに対してワクワクする思いを、独自の言葉で丁寧に語ったインタビューも必見です。また、北山さんは11月17日にデジタルシングル「乱心-RANSHIN-」を配信リリース。楽曲やMVをつくる過程で、自分の表現を自由に発揮できる楽しさについて、「ここまで深く楽曲制作に携わるのは初めてで。こういう環境に自分の身を置けることがうれしい」と言います。表紙とグラビアの撮影はもちろん蜷川実花。新しいスタートをイメージした、シンプルで強い眼差しの写真の数々となりました。北山さんの強い意志を感じられる写真、そしてインタビューをぜひ誌面でチェックしてみてはいかがでしょうか。■書誌概要AERA(アエラ)2023年11月27日号定価:470円発売日:2023年11月20日(エボル)
2023年11月29日発達グレーゾーン息子の就学問題。発達検査を受けてみたけれどしのくんは発達障害グレーゾーンの男の子です。現在は年長クラスで、来年から小学生になります。しのくんは言葉が遅く、集団行動が苦手だったこともあり、ことばの教室や療育に通っています。来年小学生になるにあたって、就学先の参考にするために、発達検査を受けることにしました。そして検査の結果……。Upload By keikoUpload By keiko「通常学級でやっていけるのか、それとも特別支援学級のほうが良いのか」については、療育の先生方も判断がつかないようで……。どちらがしのくんにとって良いのかが分からないので、集団生活の様子を一番よく見ている保育園の先生に相談して決めましょう!ということになりました。保育園での面談日。思いがけない先生の言葉に固まってしまい…保育園での面談の日がやってきました。就学先希望の提出期限は7月末、そして面談も7月末……ということで、「いよいよしのくんの就学先が決まる!」と私はドキドキしていました。発達検査の結果を見せて、ことばの教室の先生と療育センターの先生から言われたことを保育園の担任の先生へ伝えました。すると担任の先生から……Upload By keikoUpload By keiko「お母さんはどうしたいですか?」と聞かれ、私は思わず固まってしまいました……。私はその時まで、わが子の進路を親が決めるとは思っていませんでした。先生に特別支援学級と言われたら、その通りにしようと当然のように思っていたのです。私の願いは、しのくんにとって一番良い道に進むことです。だからこそ、専門家に判断してもらいたくて、病院で発達検査したり、療育や保育園の先生に相談したりしていたのですが……急に私の意見を求められて「プロが判断できないことを私が判断できるわけがない」と思ってしまいました。なので、私は正直に「分かりません……。先生の答えに従います!」と担任の先生に丸投げしてしまいました。担任の先生は、そんな私の気持ちを受け取ってくださり、園長先生と話し合って答えを出してみると言ってくれました。面談を終えた日の夜、「ある事実」に気づいた私そして、担任の先生との面談を終えた日の夜、私はふと気づきました。しのくんの就学先について、夫の気持ちを一度も聞いていないということに……!!保育園の先生に決めてもらおうとばかり思っていたので、夫の意見を聞くという発想がなかったのです。Upload By keikoもうすでにウトウトと眠りかけている夫に急いで「通常学級と特別支援学級選べるならどっちを選ぶ!?」と聞いてみると「通常学級」と返事が返ってきました。(その選択の理由については語らないまま、夫は眠りに落ちていきました(笑))そして、ついに就学先決定!翌日、「通常学級が良い」という夫の意見をないがしろにしないためにも、私は朝一番に保育園へ電話しました。すると、もうすでに担任の先生と園長先生との話合いは終わっており、保育園の先生方の意見は「しのくんは通常学級がいいと思います」ということでした。図らずも夫の意見と先生方の意見が一致したので、私の心も決まりました。小学校に入学するまであと数ヶ月あるし、低学年には補助の先生もいるし、まずは通常学級に入ってみて、しんどそうだったら2年生から変更しようということで話がまとまりました!「子どもの就学先」という責任重大な決断をどうするか、とても悩んだ数ヶ月間でしたが、周りの先生方に恵まれたこともあり、また一つ大きな壁を乗り越えることができました!悩みや心配事はつきないけれど、これからも支援者の方々に(そして夫にも……)その都度相談しながら、しのくんにとって一番良いと思える道を進んでいこうと思います。執筆/keiko(監修:新美先生より)就学についてのエピソードをきかせてくださりありがとうございます。検査を受けたり、療育の先生へ相談に行ったりして、就学後の学びの場について検討されたのですね。学びの場については、誰が決めるというのではなく、保護者の方の希望をなにより優先しながら、関わる人たちの意見を参考に総合的に判断されることが多いと思います。とはいえ、いきなり保護者の希望と言われても、未経験なだけに迷ってしまうこともありますよね。お話を伺うと、関わっている先生方も、みんな迷っていたようなので、誰もが迷う微妙なゾーンだったのかもしれません。こうだったらこっちというような、絶対の基準があるわけでもなく、実際先生やクラスメイトの相性などもあり、どっちがいいか迷うことはしばしばあるものです。しのくんについては、ふだんの集団生活を支えて下さっている園の先生のご意見と、お父さんの意見が一致したということもあって、Keikoさんの心も決まったのですね。どちらに決めても、実際入ってみての試行錯誤や先々の変更はあるかもしれませんが、その都度相談しながら進んでいくと決めたKeikoさんとしのくんを、心から応援したい気持ちです。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。
2023年11月13日もっつんさんの長男・タクくんは、小学校に入学してしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。スクールカウンセラーの花雲(かうん)先生による発達検査の結果、「的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手」という凸凹があることが判明。そして、タクくんが過ごしやすい環境を整えるためにも、特別支援クラスへ移ることを提案されたのです。今後、適切な支援を受けるため発達障害の診断を受ける決意をしたもっつんさんは、花雲先生の紹介状を持って、タクくんと一緒に大きい病院へ。しかしそこで、医師から「発達障害は甘え」など心無い言葉を連発され、子どもへの接し方を否定されるというドクハラに遭ってしまいました。病院での出来事がトラウマになってしまったものの、夫や花雲先生、市役所の社会福祉課に相談し、寄り添ってくれる人々の言葉によって少しずつ元気を取り戻していったもっつんさん。タクくんの未来のために再び病院へ行こうと決心し、花雲先生に別の病院を紹介してもらうことになりました。 しかしそんな中、花雲先生が3月に別の学校へ異動することが決定。ショックを受けて不安感が増したもっつんさんでしたが、その翌月に担任の成田先生から「赴任先の学校でも、引き続き花雲先生のカウンセリングが受けられるようなったそうですよ」と、うれしいニュースを教えてもらいました。 花雲先生の配慮に感激したもっつんさんは……。 花雲先生が!?衝撃の事実判明! 会話の中で、花雲先生が発達障害だということを知ったもっつんさん。言われてみれば、いつも髪はボサボサ・服はヨレヨレで、シャツのボタンをかけ違えていることが何度もあったり、カバンから荷物がはみ出ていたり、荷物の整理が苦手な様子が見て取れることがありました。もっつんさんは「言われてみれば、すごく納得する……」と振り返ります。 花雲先生が発達障害だということを知り、驚いたと同時に「発達障害があっても、こんなに立派に働いている」ということを間近で体感し、タクくんの人生が明るく照らされたような気がしたそうです。 世の中には、いろいろな個性を持っている人がいます。一人ひとりが自分に合った環境で生活し、自分の特性を生かしながら働き、お互いの選択を尊重し合えるような世の中になるといいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年11月06日もっつんさんの長男・タクくんは、小学校に入学してしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになり、頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。スクールカウンセラーの花雲(かうん)先生による発達検査の結果、「的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手」という凸凹があることが判明。そして、タクくんが過ごしやすい環境を整えるためにも、特別支援クラスへ移ることを提案されたのです。今後、適切な支援を受けるため発達障害の診断を受ける決意をしたもっつんさんは、花雲先生の紹介状を持って、タクくんと一緒に大きい病院へ。しかしそこで、医師から「発達障害は甘え」など心無い言葉を連発され、子どもへの接し方を否定されるというドクハラに遭ってしまいました。病院での出来事がトラウマになってしまったものの、夫や花雲先生、市役所の社会福祉課に相談し、寄り添ってくれる人々の言葉によって少しずつ元気を取り戻していったもっつんさん。タクくんの未来のために再び病院へ行こうと決心し、花雲先生に別の病院を紹介してもらうことになりました。 しかしそんな中、花雲先生が3月に別の学校へ異動するというショックなニュースが!もっつんさんは仕事だけでなく不妊治療のための通院もあり、忙しく過ごしているうちにあっという間に3月になって……。 通常学級での授業参観はこれで最後? タクくんの落ち着きのない様子に、申し訳なさ・虚しさ・怒りなどの感情が入り混じる授業参観。しかし、通常学級での授業参観はこれで最後かもしれないと思うと、寂しいような苦しいような、複雑な感情になったそうです。 そして懇親会のあと、親身になってくれた担任の成田先生と久しぶりに話せたもっつんさん。成田先生から「赴任先の学校でも、引き続き花雲先生のカウンセリングが受けられるように手配されるそうです」と、うれしいニュースを教えてもらいました。 この1年間、悩むことやショックを受けることもたくさんありましたが、花雲先生や成田先生など、味方になってくれる方々とも出会うことができました。タクくんももうすぐ2年生。これからも、もっつんさん一家に素敵な出会いがあるといいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年11月05日もっつんさんの長男・タクくんは、小学校に入学してしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生による発達検査の結果、「的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手」という凸凹があることが明らかになりました。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、特別支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。今後、適切な支援を受けるため発達障害の診断を受ける決意をしたもっつんさんは、花雲先生の紹介状を持って、タクくんと一緒に大きい病院へ。しかしそこで、医師から「発達障害は甘え」など心無い言葉を連発され、子どもへの接し方を否定されるというドクハラに遭ってしまいました。病院での出来事を夫に話すと、「妻を泣かせるような医者に、大事な息子を任せられない!!」と激怒。夫の勧めもあり、もっつんさんは病院での出来事をメモに残し、花雲先生や市役所の社会福祉課に相談し、寄り添ってくれる人々の言葉によって少しずつ元気を取り戻していきました。 そして、タクくんの未来のために再び病院へ行こうと決心し、花雲先生に別の病院を紹介してもらえることに。 しかし、花雲先生から3月に別の学校への異動が決まったと聞かされて……。 急にまた不安が…! ※訂正:(誤)花雲→(正)花雲先生 あまりのショックに、また不安な気持ちになってしまうもっつんさん。花雲先生ご自身も、急に赴任先が変わることは望ましくないと思っているようです。 この時期もっつんさんは不妊治療をしており、体外受精のために毎日通院をしていました。仕事をしながらのカウンセリングや通院で、とてもハードな日々を送っていたそう。花雲先生が異動してしまう事実にもっつんさんがショックを受ける中、タクくんが泣いたり落ち込んだりせず、穏やかに受け入れてくれたことは救いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年11月04日もっつんさんの長男・タクくんは、小学校に入学してしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生による発達検査の結果、「的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手」という凸凹があることが明らかになりました。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、特別支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。今後、適切な支援を受けるため発達障害の診断を受ける決意をしたもっつんさんは、花雲先生の紹介状を持って、タクくんと一緒に大きい病院へ。しかしそこで、医師から「発達障害は甘え」など心無い言葉を連発され、子どもへの接し方を否定されるというドクハラに遭ってしまいました。病院での出来事を夫に話すと、「妻を泣かせるような医者に、大事な息子を任せられない!!」と激怒。夫の勧めもあり、もっつんさんは病院での出来事をメモに残し、花雲先生や市役所の社会福祉課に相談し、寄り添ってくれる人々の言葉によって少しずつ元気を取り戻していきました。 そして、タクくんの未来のために、再び病院へ行こうと決心したのです。 信頼していた先生が…! ※訂正:(誤)移動→(正)異動※訂正:(誤)移動→(正)異動 1年生の2月のカウンセリング時のこと。花雲先生から残念なお知らせが2つあると言われました。 1つ目は、次の病院の予約が最短で3月末になってしまったこと。そして2つ目は、3月に別の学校への異動が決まったこと……! これまで親身になって話を聞いてくれ、サポートし続けてくれた花雲先生の異動の話は、もっつんさんにとって非常にショックなニュースでした。もっつんさんは「聞いた当時は、残念で不安な気持ちになってしまいました」と振り返ります。 頭の中では「異動は仕方がない」とわかっていても、急なことに動揺してしまいますよね。人生には出会いと別れはつきものです。異動が残念でならないと思えるほどの花雲先生と出会えたことは、もっつんさん親子にとってターニングポイントだったのかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年11月03日もっつんさんの長男・タクくんは、小学校に入学してしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生による発達検査の結果、「的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手」という凸凹があることが明らかになりました。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、特別支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。その後、担任の先生や支援クラスの先生と面談をしたり、支援クラスの見学をしたりするうちに理解が深まったもっつんさんは、「ここならタクも授業に集中できそう」と思えるように。今後、適切な支援を受けるため発達障害の診断を受ける決意をしたもっつんさんは、花雲先生の紹介状を持って、タクくんと一緒に大きい病院へ。すると、待ち受けていたのはとんでもない医師でした。 その男性医師は、「発達障害なんて昔はなかった。先進国にだけあることで、甘え」「この子はIQがあるから、怒られても許してもらえるとわかっているんだ」などと心無い発言を連発。さらに、子どもの叱り方の例と称して、何度ももっつんさんの肩を叩き、怒鳴り、これまでの接し方を否定したのです。 この出来事を夫に話すと、「そんな診察ありえない! 絶対に行っちゃダメだ!!」「妻を泣かせるような医者に、大事な息子を任せられない!!」と、病院に行かない決断を下してくれました。 そんな中、1年生の3学期が始まり……。 人の言葉に傷つき、人のやさしさに癒やされ ※訂正:(誤)速く→(正)早く 夫の勧めもあり、もっつんさんは病院での出来事をメモに残し、花雲先生や市役所の社会福祉課に相談。トラウマになるほどのつらい経験だったものの、多方面からのサポートでなんとかまた前向きに動こうという気持ちになっていったそうです。 そして、「頑張っている自分を褒めてください」という花雲先生からの言葉に救われたもっつんさん。育児で悩んでいることそのものが、子どもへの愛情だと認識できたのでした。 夫や花雲先生だけでなく、市役所の方など、自分とわが子を気遣ってくれる人がいることを実感できたおかげで、もっつんさんも安心できたのでしょうね。 こうして、少しずつ元気を取り戻したもっつんさんは、タクくんの未来のために、また病院へ行こうと決心しました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年11月02日もっつんさんの長男・タクくんは、小学校に入学してしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生による発達検査の結果、「的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手」という凸凹があることが明らかになりました。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、特別支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。その後、担任の先生や支援クラスの先生と面談をしたり、支援クラスの見学をしたりするうちに理解が深まったもっつんさんは、「ここならタクも授業に集中できそう」と思えるように。夫もスクールカウンセリングに参加してタクくんのことを理解してくれ、適切な支援を受けるために病院で発達障害の診断を受けることを決意しました。 花雲先生の紹介状を持って、診断を受けるためにタクくんと一緒に大きい病院へ。すると、待ち受けていたのはとんでもない医師でした。 その男性医師は、「発達障害なんて昔はなかった。先進国にだけあることで、甘え」「この子はIQがあるから、怒られても許してもらえるとわかっているんだ」などと心無い発言を連発。さらに、子どもの叱り方の例と称して、何度ももっつんさんの肩を叩き、怒鳴り、これまでの接し方を否定したのです。 この経験はもっつんさんのトラウマになってしまいました。そのことを夫に話すと……。 ありえない!絶対に行っちゃダメだ!! もっつんさんから話を聞いた夫は激怒!「そんな診察ありえない! 絶対に行っちゃダメだ!!」「妻を泣かせるような医者に、大事な息子を任せられない!!」と、病院に行かない決断を下してくれました。 いろいろな人に相談し、花雲先生のサポートがあってここまで来られたからこそ、もっつんさんは「人に迷惑をかけるから……」と抱え込んでしまったのかもしれません。 妻の話を聞いて本気で怒り、妻と子どもを守ってくれる頼もしい夫がいて本当によかったです。ショックなことがあったとき、何でも相談できる家族の存在は、とても大きなものですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年11月01日5人組オルタナティブファンクバンド・BREIMENが、アメリカ・カリフォルニア州にある「エンゼル・スタジアム」の前でメジャー移籍することを発表した。常軌を逸した演奏と自由なスタイルで注目を浴び、今年活動5周年を迎えたBREIMEN。今回の発表直後に行われた記者会見でメジャー挑戦への思いを尋ねられると、メンバーを代表して高木祥太(Ba&Vo)が「BREIMENの一員としてファンの皆さんとともに優勝を目指して頑張りたい」とコメントした。なおメジャー移籍先や時期などの詳細については後日アナウンスされる。また、10月からスタートするワンマンツアーのタイトルが『COME BACK TO BREIMEN JAPAN TOUR 2023』に変更となった。■高木祥太 コメントWe are going back to japan.This event commemorating the 5th anniversary of BREIMEN.So please take a look at BREIMEN’s past and future.It will be an exciting and fantastic show.We are looking forward to seeing you guys.Thank you.BREIMEN メジャー移籍発表動画<ツアー情報>BREIMEN ONEMAN TOUR『COME BACK TO BREIMEN JAPAN TOUR 2023』10月13日(金) 東京・Spotify O-EAST10月20日(金) 大阪・BIGCAT10月28日(土) 広島・Reed10月29日(日) 福岡・福岡CB11月5日(日) 石川・金沢AZ11月6日(月) 愛知・ElectricLadyLand11月21日(火) 宮城・仙台MACANA11月23日(木) 北海道・札幌Sound lab moleチケット情報:()<リリース情報>BREIMEN ライブBlu-ray『COME BACK TO BREIMEN~LIVE SELECTION~』10月11日(水) リリース価格:3,980円(税込)BREIMEN『COME BACK TO BREIMEN~LIVE SELECTION~』ジャケット予約リンク:関連リンクオフィシャルサイト::::
2023年10月02日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。後日、発達検査の結果を聞くため、もっつんさんは小学校を訪れました。 検査の結果、的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手という凸凹があることが明らかに。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、特別支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。 スクールカウンセラーの花雲先生から丁寧な説明を受け、担任の先生や支援クラスの先生と面談をしたり、支援クラスの見学をしたりするうちに、理解が深まってきたもっつんさん。「ここならタクも授業に集中できそう」と思えたようです。 夫もスクールカウンセリングに参加してタクくんのことを理解してくれ、支援を受けるために病院で発達障害の診断を受けることを決意しました。花雲先生の紹介状を持って、タクくんと一緒に大きい病院へ行くと……。 高圧的な医師に否定され続け…※「WISC検査」:ウェクスラー式知能検査の1つ。子どもの知能を測定するための検査。 これまで多くの人に関わってもらい、いっぱい泣いて悩んで、ようやく診断を受けるために勇気を出して病院を訪れたのに、そこで待ち受けていたのはとんでもない医師でした。 ちょうどこのころ、いろいろと悩み事が重なり精神的に参っていたもっつんさんにとって、この経験はトラウマになってしまいました。初対面の男性医師に何度も肩を叩かれ、怒鳴られ、否定され……、目の前が真っ白になったそうです。 医師は長年の経験をもとに、タクくんともっつんさんの状況について見解を述べたのかもしれません。しかし、高圧的な態度で自分の考えを押し付けるような発言をされては、悩める母親は救われないのではないでしょうか。もっつんさんは心に深い傷を負ってしまいました。 その後、もっつんさんは帰宅してから病院で起きたことのメモを取り、すぐに花雲先生と市役所の社会福祉の窓口に相談に行ったそうです。何かトラブルに巻き込まれてしまったときには、しかるべき場所に相談に行けるよう、記録を残しておくことも大切ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年09月11日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。一方でもっつんさん夫婦は不妊治療をステップアップしました。 慌ただしい日々の中、タクくんが学校で他の生徒にケガをさせてしまうことが立て続けに発生。もっつんさんの負担を減らすために、夫もタクくんを叱ってくれるようにはなったものの、り方が厳しすぎてもっつんさんの心は疲弊する一方でした。 そんな中、以前に受けた発達検査の結果を聞くため、小学校を訪れたもっつんさん。スクールカウンセラーの花雲先生は、タクくんの発達検査の結果について、数値をもとに理路整然と説明してくれました。 検査の結果、的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手という凸凹があることが明らかに。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、支援クラスを検討したりすることを提案されて……。 難ゲーのほうが楽しいでしょ! ※訂正:(誤)検診→(正)健診 花雲先生は、特別支援クラスの概要やメリット・デメリットを丁寧に説明してくれました。担任の先生や支援クラスの先生と面談をしたり、支援クラスの見学をしたりするうちに理解が深まってきたもっつんさん。「ここならタクも授業に集中できそう」と思えたようです。 夫もスクールカウンセリングに参加してタクくんのことを理解してくれました。自分を責めてしまいがちになるもっさんに、「苦労するのが嫌なら、そもそも一緒になろうと思わない」「もっつんがタクを守り、俺がもっつんとタクを守る」「やんちゃなのは大変だけど、嫌じゃない」と明るく話してくれたのです。 もっつんさんは「夫はポジティブなので、私を無理やり明るいほうへと引っ張っていってくれてます。悩みがちな育児ですが、夫のおかげでなんとかなりました」と振り返ります。 こんなふうにあたたかく、そして安心する言葉をかけてもらえると、これから何があっても夫婦で話し合いながら乗り越えていこうと思えますよね。タクくんへの叱り方が厳しくなってしまいがちだったのも、夫ならではの覚悟の表れだったのかもしれません。一緒に暮らして毎日顔を合わせていても、密にコミュニケーションをとることは大切ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年09月10日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。一方でもっつんさん夫婦は不妊治療をステップアップしました。 慌ただしい日々の中、タクくんが学校で他の生徒にケガをさせてしまうことが立て続けに発生。もっつんさんの負担を減らすために、夫もタクくんを叱ってくれるようにはなったものの、り方が厳しすぎてもっつんさんの心は疲弊する一方です。 タクくんの他害行為・義実家同居・不妊治療などのストレスが重なり、もっつんさんの心は限界に……。ついに入眠困難に陥ってしまいました。 そんな中、以前に受けた発達検査の結果を聞く日がやってきて……。 学校生活に苦痛を感じていたのかも…※「WISC検査」:ウェクスラー式知能検査の1つ。子どもの知能を測定するための検査。 スクールカウンセラーの花雲先生は、タクくんの発達検査の結果について、数値をもとに理路整然と説明してくれました。検査の結果、的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手という凸凹があることが明らかに。 タクくんは小学校で大人数で授業を受けるようになり、たくさんのストレスを感じていたのかもしれないと推察できました。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。 花雲先生の話を受けて、「困った子だと思って厳しく接するより、良い行動に誘導するほうが良いと思えた」と言うもっつんさん。特性に対する理解への第一歩になったそう。 もっつんさんのように専門家に相談してみることで、いろいろな選択肢を教えてもらえることも。物事の背景には、目に見えない多くの要因が影響していることもあります。何か悩み事があったときは、思い切って専門家に相談することも重要ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年09月09日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。一方でもっつんさん夫婦は不妊治療をステップアップしました。 そんな慌ただしい日々を繰り返していたある日、学校で事件が発生。タクくんが振り回していた水筒が他の生徒の顔面にぶつかってしまい、相手の子の唇は切れ、歯が欠けてしまったとのこと。そして、やり返されたタクくんも頭をぶつけてしまったそうです。 担任の先生から連絡を受けたもっつんさんが、慌てて職場を飛び出し、小学校に駆けつけると、タクくんはお母さんのお迎えがうれしいからかニコニコして待っていました。 もっつんさんは、タクくんに反省の色が見られず笑っていることに怒りが抑えられず、思わず手が出てしまいました。そして、周囲の視線から逃げるように帰宅し……。 夫に叱ってもらったけれど、後悔… もっつんさんの負担を減らすため、夫もタクくんを叱ってくれるようにはなったものの、叱り方が厳しすぎてもっつんさんの心は疲弊する一方。 タクくんの他害行為・義実家同居・不妊治療などのストレスが重なり、ついに義家族の前でも爆発。そして、このころからもっつんさんの寝つきが悪くなっていきました。 この時期を振り返って、もっつんさんは「ストレスはためすぎちゃダメ。いろいろな人に弱音吐いて、使えるものは何でも使って、つらい時期を乗り越えたほうがいい」と感じたそうです。 子育てや家庭の問題に向き合う中で、自分でも知らず知らずのうちにストレスをため込んでいたり、無意識のうちに強がってしまうこともあるでしょう。自分を守れるのは自分。頑張りすぎないよう、時間を見つけて少しずつでもストレスを発散し、時には自分を甘やかすことが大切なのかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年09月08日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。一方でもっつんさん夫婦は不妊治療をステップアップしました。そんな慌ただしい日々を繰り返していたある日、学校で事件が発生。タクくんが振り回していた水筒が他の生徒の顔面にぶつかってしまい、相手の子の唇は切れ、歯が欠けてしまったとのこと。そして、やり返されたタクくんも頭をぶつけてしまったそうです。担任の先生から連絡を受けたもっつんさんが、慌てて職場を飛び出し、小学校に駆けつけると、タクくんはお母さんのお迎えがうれしいからかニコニコして待っていました。 もっつんさんは、タクくんに反省の色が見られず笑っていることに、怒りの気持ちが湧いてきて……。 言葉は通じるのに、気持ちが通じない… もっつんさんがタクくんの育児で一番悩んだのは、意図せず加害者側になってしまうことだったそうです。 「本当はもっと優しく、穏やかなお母さんでいたかった。もっとかわいがりたいのに……」と振り返るもっつんさん。 大泣きするタクくんの前でうずくまってしまうもっつんさんの心境を考えるだけで、胸が締め付けられてしまいそうです。 SNSのコメント欄にも、 「なんでわからないの!? なんで私の言葉が響かないの?って、毎日、毎日思います」 「私も『絶対に繰り返さないでほしい』と思うときほど空回りして、叱る時間は長くなるのに、子どもに伝わるようにうまく説明できないです」 など、子どもへのり方に悩んでいる方の声がありました。子育ては一筋縄ではいかないものだと頭ではわかっていても、気持ちがついていかないこともありますよね。子どものことを思うあまり、不安や怒りなどのさまざまな感情に押しつぶされてしまいそうになったときには、ひとりで抱え込まずに、学校の先生やスクールカウンセラー、専門機関などに相談することも一手です。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年09月07日私ちゃんが小学5年生のころのこと。同じクラスにA子という仲の良い女の子がいました。A子はとても明るい性格でクラスのムードメーカー。周りのみんなを笑わせたりする子でした。しかし、10月に入ると雰囲気が変わり、だんだんと元気がなくなっていきました。さらに、突然挙動不審になったり、KYな発言をすることも……。心配した私ちゃんはA子に声をかけました。すると、「10月31日が終わるとまた10月1日に戻っていて、抜け出す方法がわからず苦しんでいる」と、不思議なことを話してくれました。驚きつつも、A子が嘘をついているようには思わなかった私ちゃん。A子が10月を繰り返す生活から抜け出せるよう協力すると約束します。すると突然A子が便箋に何かを書き、私ちゃんに手渡してきました。翌日、その手紙を開くと衝撃的な内容が……。友だちからもらった手紙を開くと… 10月を何度も繰り返しているというA子。 不思議な話ではありますが、A子の話を信じた私ちゃんは無事A子が10月を繰り返す生活から抜け出せるよう協力すると約束を交わします。 するとA子が「信じてくれてありがとう」といいながら便箋に何かを書き始めました。 そして……。 「明日の朝、教室に来たら読んで!」と私ちゃんに手渡します。 私ちゃんは翌朝、A子から渡された手紙を持って学校へ行きました。 手紙を開くとなんとそこには、今日の私ちゃんの服装のこと、弟の靴下を間違えて履いてきてびっくりしてしまうことなどが書かれていたのです。 服装のことも靴下のことも全くその通りで、私ちゃんは驚きを隠せませんでした。 A子が教室に来ていないか確認しましたがどこにもおらず、その日から私ちゃんがA子に会うことはありませんでした。 それだけではなく、クラスメイトは誰もA子のことを知らず、一緒に撮ったはずの写真やプリクラにもA子の姿は写っていませんでした。 その後のA子の消息は誰にもわかりません。 ◇◇◇私ちゃん以外、クラスメイトは誰もA子ちゃんのことを知らず、一緒に撮ったはずの写真やプリクラにもA子ちゃんの姿は写っていませんでしたね。A子ちゃんは実在していたのか、それとも私ちゃんの夢だったのか……。みなさんはどう思いますか? いつか私ちゃんとA子ちゃんが再会できて、2人で一緒に幽白を読める日が来るといいですね。 最新投稿は、リアコミからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。作画:陽田夏々著者:ライター リアコミ
2023年08月26日私ちゃんが小学5年生のころのこと。同じクラスにA子という仲の良い女の子がいました。A子はとても明るい性格でクラスのムードメーカー。いつも周りのみんなを笑顔にさせてくれていました。しかし、10月に入ったあたりから、A子の雰囲気がだんだんと変わり始めて……。友だちの奇妙な行動が気になって… 引っ込み思案でおとなしい性格の私ちゃんとは性格が真逆で、とても明るくクラスのムードメーカー的存在だったA子。いつも周りのみんなを笑顔にしていました。 しかし、10月に入ったあたりからA子の雰囲気が少しずつ変わりました。 A子は、休み時間にボーっとしたり、急に挙動不審になったりするように……。 A子のことが心配になった私ちゃんは、最近何があったのかを本人に聞いてみることに。放課後、公園のベンチに座り話を聞くと、A子は話し始めました。 A子曰く、10月を何度も繰り返していて抜け出せずにいるとのこと。10月31日が終わり朝になると10月1日に戻っていると言うのです。そして、そのときに起こることは大きくは変えられないと悩んでいました。 私ちゃんはその話を聞いて驚きが隠せませんでしたが、不思議とA子がウソをついているとは思いませんでした。 A子から、「10月を繰り返す生活から抜け出すために協力してほしい」とお願いをされた私ちゃんは、「私にできることは何でも協力する」と伝えたのでした。 ◇◇◇A子ちゃんが友だちに10月が繰り返されるという不思議な出来事を話すのには、とても勇気が必要だったのではないでしょうか。私ちゃんが驚きつつも信じてくれてよかったですね。最後には笑顔が見れました。何か悩みがあるときには、誰かに話を聞いてもらうことで心が軽くなるのかもしれませんね。 最新投稿は、リアコミからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。作画:陽田夏々著者:ライター リアコミ
2023年08月25日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生によるスクールカウンセリングを受ける中で、タクくんは『聴覚過敏』の症状に苦しんでいたかもしれないことが判明しました。タクくんの発達に違和感を抱えているもっつんさんに、花雲先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。 発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。一方でもっつんさん夫婦は不妊治療をステップアップしました。 そんな慌ただしい日々を繰り返していたある日、学校で事件が発生。タクくんが振り回していた水筒が他の生徒の顔面にぶつかってしまい、相手の子の唇は切れ、歯が欠けてしまったとのこと。そして、やり返されたタクくんも頭をぶつけてしまったそうです。 担任の先生からの連絡を受け、慌てて職場を飛び出し、小学校に駆けつけたもっつんさんは……。 息子は職員室の有名人になっていた… ※訂正:(誤)務めた→(正)努めた ※訂正:(誤)わざとやつた→(正)わざとやった 保健室で休んでいるタクくんに会いにいくと、お母さんのお迎えがうれしいからか、ニコニコしているタクくん。相手を傷つけてしまったことと、お母さんが迎えに来てくれたことが結びついていないのかもしれません。もっつんさんは、タクくんに反省の色が見られず笑っていることに、怒りの気持ちが湧いてきます。 「校内でキレるわけにもいかず、怒りを抑えるのに必死でした。子育ては大変なことが多いけど、特に怒りの収め方を教えてほしいです……」と振り返るほど、心の中では激怒していたもっつんさん。 子育ては思い通りにいかないものと言いますが、頭では理解しているつもりでも、怒りの気持ちをコントロールするのが難しいときもありますよね。今回のように、傷つけてしまった相手がいる場合はなおさらです。 怒りの感情をコントロールするためには、深呼吸をしてみたり、その場から離れてみたりする『アンガーマネジメント』が有効だと言われています。子どもに対する怒りが抑えられなくなってしまいそうなときに、まずはひと呼吸置くことを意識して、気持ちを落ち着かせるための方法を試してみるのもいいかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年08月13日皆さんはママ友との関係で悩んだ経験はありますか?今回は「子どものクラス替えにクレームを入れるママ友」の話を紹介します。イラスト:cherumyクラス替えの発表後子どものクラス替えが行われた後、主人公のもとにLINEが届きました。それはあるママ友からで…ママ友からの連絡には…出典:Grappsママ友から届いた連絡には、子どものクラス替えについての不満が書かれていました。しかも、子どもが仲良しの子と離れてしまったので、主人公の子どもとかわってもらいたいらしく…。「先生に言ってクラスをかえてもらいますね」と言うママ友。とんでもない提案に唖然とした主人公でしたが…。ママ友から話を聞いた先生は「無理です」ときっぱり断ってくれたのです。ママ友の言うとおりにならず、ホッとした主人公でした。クラス替えまで口出しするママ友わが子が心配なのはわかりますが、まわりまで巻き込むとは…。自分の都合を通そうとするママ友に、毅然と対応をしてくれた先生のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月13日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校内だけでなく、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、小学校の担任の先生から案内があった、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしているスクールカウンセラーの花雲(かうん)先生のアドバイスにより、改めてタクくんに教室を脱走してしまう理由を聞いてみると、「教室がうるさいから」という思わぬ言葉が返ってきました。タクくんは『聴覚過敏』の症状に苦しんでいたかもしれないことが判明。 タクくんの発達に違和感を抱えているもっつんさんに、花雲先生は「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。 発達検査を数回に分けておこないながら、タクくんは少しずつ前進。一方でもっつんさん夫婦は不妊治療をステップアップしました。 そんな慌ただしい日々を繰り返していたある日、学校で事件が発生。タクくんが振り回していた水筒が、他の生徒の顔面にぶつかってしまい……。 ストレスと罪悪感で押しつぶされそう…! 小学校からの連絡は、「タクくんが振り回していた水筒が他の子の顔面に当たって、ケガを負わせてしまった」ということでした。相手の子の唇は切れ、歯が欠けてしまったとのこと。そして、やり返されたタクくんも頭をぶつけてしまったそうです。 タクくんの行動の中で、もっつんさんが一番悩んだのは、他害行動。「こういう行動をしたら、こうなる。だから危ない」という一連の流れを想像することが、タクくんには難しく、トラブルがあとを絶ちませんでした。 「わざとではない」と頭ではわかっていても、他の子をケガさせてしまうと、親としては申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいますよね。さらに仕事を急きょ切り上げて、駆けつけなければならない場合は、なおさら罪悪感を抱いてしまうものです。 もっつんさんのようにさまざまな感情が爆発して涙が止まらなくなる気持ち、共感できるという方も多いのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年08月12日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校内だけでなく、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、小学校の担任の先生から案内があった、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしているスクールカウンセラーの花雲(かうん)先生のアドバイスにより、改めてタクくんに教室を脱走してしまう理由を聞いてみると、「教室がうるさいから」という思わぬ言葉が返ってきました。タクくんは『聴覚過敏』の症状に苦しんでいたかもしれないことが判明。 花雲先生とのカウンセリングを通して、少しずつタクくんの行動は落ち着いてきましたが、それでもまだタクくんの発達に違和感を抱えているもっつんさん。すると花雲先生は、「僕が発達検査して、紹介状を書きます」と提案してくれました。 そんなある日、事件は起きたのです。 これは神様からの警告…?※「WISC検査」:ウェクスラー式知能検査の1つ。子どもの知能を測定するための検査。※訂正:(誤)WISC検査は→(正)WISC検査を タクくんは発達検査を数回に分けておこないながら、少しずつ前進していました。 そんなタクくんに対し、体力と気力の限りを尽くし真剣に向き合いつつも、まだ見ぬ子どもに会うために不妊治療をステップアップしたもっつんさん夫婦。 ところがある日、タクくんは学校で再びトラブルを起こしてしまったのでした。 「この時期は、とにかく学校からの電話が怖くて……。仕事も度々早退し、タクに振り回されている気持ちになってしまっていました。改善する方法もわからず、疲れていました」と振り返るもっつんさん。 SNSのコメント欄にも、 「学校からの電話は怖い……。仕事も早退となると、職場への迷惑とか考えてしまうし。読んでいるだけで、なんだか苦しくなります」 「学校からの電話って、めちゃくちゃ焦りますよね。全然慣れません!」 と、学校からの電話にドキドキしてしまうという共感の声が。 幼稚園や保育園とは違い、担任の先生と顔を合わせる機会が少なくなる小学校。小学校から電話がかかってくると、「何があったの!?」と焦ってしまう保護者の方も多いのではないでしょうか。 どんなに準備をしていても、保護者の目が届かない学校では、予想外のことが起こる可能性があります。すべてをひとりで抱え込まず、職場の人にも事前に相談しておくなどして、いざというときにサポートしてもらえる環境を作れると安心ですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年08月11日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校内だけでなく、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、小学校の担任の先生から案内があった、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしているスクールカウンセラーの花雲(かうん)先生のアドバイスにより、改めてタクくんに教室を脱走してしまう理由を聞いてみると、「教室がうるさいから」という思わぬ言葉が返ってきました。タクくんは『聴覚過敏』の症状に苦しんでいたかもしれないことが判明。 そこでもっつんさんは、花雲先生のアドバイスのとおり、宿題をするときには静かな環境にしたり、小さな成功を褒めたりするなど、タクくんが少しでも落ち着いた時間を過ごせるように工夫をします。 少しずつタクくんの行動は落ち着いてきましたが、それでもまだタクくんの発達に違和感を抱えているもっつんさんに、花雲先生は病院の受診を提案しました。 しかし、以前に総合病院へ相談したときには半年待ちだったことを花雲先生に伝えると、「じゃあ、僕が発達検査をして、紹介状を書きます」との返答が!まさかの提案に驚いたもっつんさんは……。 すごい、どんどん話が進んできた…! ※訂正:(誤)WISCVI→(正)WISC-IV(ウィスク・フォー)※訂正:(誤)WISCVI→(正)WISC-IV(ウィスク・フォー)(誤)ウィスクラー式知能検査→(正)ウェクスラー式知能検査(誤)WISCとは→(正)WISC-IV(ウィスク・フォー)とは(誤)4指数→(正)4つの指標 そして、2時間ほどかかる「WISC-IV(ウィスク・フォー)」という知能検査を、担任の先生と相談して時間を作り、実施してもらえることに。 「本当にスクールカウンセリング利用してよかった。どんどん話が進んできた気がする!」と前向きな気持ちになるもっつんさん。タクくんも、「花雲先生と実施する図形なぞなぞ」と聞いて、楽しみにしている様子です。 子どもにとって長い検査にはなりそうですが、何よりもタクくんが楽しみにしているのを見ると安心しますよね。これまでの花雲先生との信頼関係があるからこそ、検査を前向きに捉えることができたのでしょう。タクくんの発達についてずっと悩んできたもっつんさんが、頼れる先生に巡り合うことができて、本当によかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年08月10日もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校内だけでなく、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、小学校の担任の先生から案内があった、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしているスクールカウンセラーの花雲(かうん)先生のアドバイスにより、改めてタクくんに教室を脱走してしまう理由を聞いてみると、「教室がうるさいから」という思わぬ言葉が返ってきました。 これまでタクくんの行動にばかり目を向けていたもっつんさんは、タクくんが『聴覚過敏』の症状に苦しんでいたかもしれないことを知り、「なんであんなふうに怒っちゃったんだろう」と落ち込んでしまいます。 もっつんさんは花雲先生のアドバイスのとおり、宿題をするときには静かな環境にしたり、小さな成功を褒めたりするなど、タクくんが少しでも落ち着いた時間を過ごせるように工夫しました。 一方で、もっつんさんの生活は、 ・腰ヘルニアのため転職・本格的な不妊治療の開始・パワハラにより夫が突然の転職 など、さまざま変化が一気に訪れて、いっぱいいっぱいになってしまい……。 ひとりで抱え込み過ぎてキャパオーバー ※訂正:(誤)そだったんですね…→(正)そうだったんですね… なんと、花雲先生が発達検査をして紹介状を書いてくれることに! 「まさか、花雲先生が発達検査までしくれるとは思っていなくて、心底びっくりしました!」ともっつんさん。もっつんさんが調べた病院の中には、半年待ちのところも。学校で実施してもらえることは、とてもありがたいですね。 そして、保護者であるもっつんさんのキャパオーバーにも気づいてくれた花雲先生、すごい……!もっつんさんは、「タクのスクールカウンセリングだったのに、私まで助けられました。本当ありがたかったです」と振り返ります。 SNSのコメント欄にも、 「もっつんさんのキャパオーバーを察知できるのも、発達検査ができて、しかもそれを提案してくれるのも、本当にすごい先生」 「ずっと相談に乗ってくれていた先生に検査してもらえるのは心強いですね!」 「花雲先生の頼もしさと安心感、すごいですね……!」 など、とても頼りになる花雲先生に驚き、安堵する人が続出! 悩みをひとりで抱え込まずに周囲を頼ることで、今まで進展しなかったことが急に良い方向へと進み出すこともあります。まずは、心から信頼できる身近な人に、思い切って悩みを打ち明けてみることで、新たな道が開けるかもしれません。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん
2023年08月09日