お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が27日、“カジサック”ことキングコング・梶原雄太の公式YouTubeチャンネルにゲスト出演し、お笑い第7世代について語った。「【告白】ノブコブ吉村さんの口から数々の衝撃告白が飛び出しました」と題して公開された動画で、最近の活躍ぶりについてカジサックから「楽しそうやな」と言われた吉村は、「楽しいけどつらいよ。色んな世代が来たじゃない。第7世代とか」と話した。カジサックから第7世代を意識するのかと聞かれると、吉村は「意識しないつもりではいたけど、やっぱ意識せざるを得ないくらいきてるよね」と述べた。そして、「もちろん、霜降り(明星)もすごいし、かまいたちをどっちに入れるかにもよるけど、でも番組のときにチームで来るから。バーッてこっちで盛り上がって俺、入れないときあるの。“あるある”がわからないからその世代の。その時に『ヤバい。老いたな』っていう。ピンチだなっていうのはある」と本音を吐露した。
2020年12月29日お笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之と河本太が、新型コロナウイルスで陽性となったことが28日、明らかになった。同日、所属事務所のタイタンが発表した。27日昼、井口に37.8℃の発熱があることが分かり、自費診療で井口、河本、マネージャーの3人がPCR検査を受けたところ、全員陰性との結果だった。その上で28日、念のためインフルエンザの検査と共に、改めて2度目のPRC検査を受けたところ、井口、河本が新型コロナウイルス陽性という結果が出た。タイタンは「関係者の皆様には、ご迷惑おかけ致しますことをお詫び申し上げます。ファン皆様には引き続き、応援いただきます事を心よりお願い申し上げます」とした上で、「弊社としましては、2人のサポートを行うとともに、保健所の指示・指導に従い、今後も引き続き、所属タレントおよびスタッフ、関係者の感染防止、予防対策を徹底してまいります」としている。ウエストランドは、20日に生放送された『M-1グランプリ2020』決勝戦に進出した。
2020年12月28日お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉が14日、都内で行われた「TikTok #クリぼっち 発表会」に出席。複数の女性との不倫を報じられ、芸能活動を自粛している相方・渡部建について言及した。発表会で児嶋は、2020年がどういう一年だったか聞かれると、「それ聞く!? だいたい知ってるでしょ!? 大変な一年だったよ。びっくりしたよ俺も」と苦笑い。「世界的にもコロナで我々の仕事も止まっちゃったり。コロナの第2波、第3波と言われているところに、まさか渡部の第2波、第3波。そっちの2波来たみたいな。もうびっくりですよ。コロナと渡部で大変でした」と振り返った。今年の漢字を聞かれると「半」を挙げ、「『半沢直樹』に出たという意味でも『半』だし、今はアンジャッシュが半分になっちゃったという意味でも『半』」と説明。来年は「全」かと聞かれると、「うまいこと言いますね」と笑った。3日に行われた渡部の会見についての質問も。児嶋は「長いなと思いました。1時間40分やっていましたね。なんか複雑でしたね。複雑な気持ちで見ていましたね」と感想を述べた。なお、会見後は渡部と話していないという。そして、渡部への言葉のクリスマスプレゼントを求められると、「クリスマスプレゼントなんてあげている場合じゃないですよ、あいつに」とツッコんだ上で、「本当にみなさんにご迷惑をおかけしたので、とにかく反省してくださいと。人間的に謙虚に、愛をね、そういうことを考えてほしいです。いろんな人に迷惑をかけたから、反省ですよね。あいつも変わったなとみんなが思ってくれたらまたそういう場が与えられるでしょうから、そう思ってもらえるような人間になってほしいですね。ちょっと偉そうですけど」と渡部に向けてメッセージを送った。TikTokでは、14日より「#クリぼっち」企画を実施。児嶋が隊長となり、TikTokで活躍する人気クリエイターの伊吹とよへ・内山さん・修一朗・神堂きょうかとともに「TikTokサンタ隊」を結成し、クリスマスを1人で過ごす“クリぼっち”を救うことを目的にさまざまな施策を展開する。クリぼっちを救う企画にちなんで、「今、一番救いたい人は?」と聞かれると、児嶋は「それを言わせたいだけじゃない」と苦笑しつつ、「渡部」と愛ある回答。最後に来年の目標を聞かれると、「平穏な一年にしたいです」と願った。
2020年12月14日お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建(48)が3日、都内で会見を開き、不倫騒動について謝罪。相方・児嶋一哉への思いを語った。渡部の不倫報道後、相方の児嶋は、渡部がナビゲーターを務めていたラジオ番組に代役として出演し、涙ながらに騒動を謝罪。渡部がMCを務めてきた『王様のブランチ』(TBS)では、佐藤栞里が涙を見せる場面があった。児嶋や佐藤の涙を見てどう感じたか聞かれると、渡部は「何の罪もない方々に頭を下げさせて、涙を流させてしまって、なおかつ、本人が出てきて謝らない。それはもう叱られて怒られてしかるべきだと思います。そういう姿をみて、心苦しかったですし、本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいです」と沈痛な面持ちで答えた。また、児嶋から「とんでもない人に迷惑をかけている。とんでもない数の人に迷惑をかけているし、生き方や考え方を1から変えないとダメ」と言われたことも明かした渡部。「当然許せないでしょうし、一番頭を下げさせていますから」と話した。今後コンビで活動していくのか聞かれると、「これからですね。まずは今日この会見が第一歩。先々のことに関してはこれからということ」と返答。コンビとして活動していきたいかという問いには、「相手があることですし、これだけ迷惑をかけてしまったので、今はそういうことがおこがましくて言えない」とした上で、「一緒にやりたい気持ちは当然ありますけど、迷惑をかけたくない」と語った。渡部は6月に『週刊文春』で複数の女性との不倫を報じられ、芸能活動自粛を発表。報道では、多目的トイレで密会していたなどと報じられたが、渡部は「概ね報道にあった通りです」と認めた。
2020年12月03日●亜生、声優初挑戦の昴生を称賛「上手かった」兄弟ならではのあうんの呼吸によるマシンガントークが人気のお笑いコンビ・ミキ。漫才はもちろん、フリートークも抜群で、バラエティ番組に引っ張りだこだが、お笑い以外でもその個性が重宝されている。兄の昴生は、『恋つづ』ことTBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』で医者役に扮し、弟の亜生は、声優として実写版『ライオン・キング』(19)のティモン役を好演した。そんなミキが、ドリームワークス・アニメーション最新作『トロールズ ミュージック★パワー』(10月2日公開)で、2人そろって声優を務めた。彼らにとって、お笑いではない俳優業や声優業はどういうスタンスのものなのか、また、お互いの声や兄弟コンビとしてのメリットをどう感じているのか、2人に話を聞いた。『トロールズ ミュージック★パワー』は、トロール王国から盗まれたハッピーの源=“音楽”を取り戻そうと、カラフルな妖精、トロールたちが大奮闘するミュージカルアニメ映画。昂生は、クラシック・トロールのリーダー、トロールツァルト役を、亜生は、皮肉屋の案内役、クラウド・ガイ役を演じた。――今回は、2人そろって参加できて良かったですね。昴生:やっと声優デビューできました!――アフレコに初挑戦してみていかがでしたか?昴生:僕は、普段のワーワー、キャーキャー言う感じではなく、まろやかな感じで、かわいさを全面に押し出ました。ちょっとだけ声帯を切って望んでます。亜生:お兄ちゃんが言うことは、全部ほんまです。――いやいや、そんなことはないですよね(笑)。亜生さんは、昴生さんのアフレコを聞いて、どう感じましたか?亜生:すごく上手かったと思います。僕は、お兄ちゃんの声を聞き慣れているのでわかるんですが、おそらく他人が聞いたら、お兄ちゃんだと絶対に気づかないと思います。意外とできていました。――亜生さんは、クラウド・ガイ役を演じてみていかがでしたか?亜生:けっこう作り込んでいったら、監督に全然違うと言われ、僕の役作りは、全く意味がなかったです。ナチュラルな声でいきましょうということで、いっぱいテイクを重ねましたが、その中で一番さらっと言っているものが本番で使われたと思います。――亜生さんといえば、『ライオン・キング』のティモン役がすばらしかったです。昴生:正直な話、前に亜生が声優デビューした時、「ああ、1人で引き受けるんや」とがっかりしたんです。「お兄ちゃんと一緒がいいです」と、言ってくれるのかなと思ったので。――『ライオン・キング』では、昴生さんが亜生さんの練習に付き合われたとか。昴生:僕は『ライオン・キング』が大好きなので、「歌はもうちょっとこうしたほうがいいんちゃうか」と、アドバイスをさせていただきました。亜生:でも、アドバイスを参考にして本番に挑んだら「全部違う」と監督に直されましたが。昴生:僕と監督の意見が合わなかったようです(苦笑)。●兄弟で“声が似てる”メリットとデメリット――今回、声優をやってみて何か学べたことはありましたか?昴生:僕は会社に標準語の演技は無理やと言ってたんですが、(上白石)萌音ちゃんから「いい感じでしたよ」と言われたので、今後はOKを出そうと思ったんですが、周囲の人に話したらそんなに反応がよろしくないので、やっぱりNGかなと。今回は可愛いトロールだったので良かったけど、やっぱり関西弁がいいなと思いました。亜生:僕が演じたクラウド・ガイは、あまりキャラが強くなく、普通にしゃべる感じだったので、この先、自分の地でも声優の仕事がもらえるように頑張っていきたいなと。また、今後は、俳優としてもやらせてもらおうかと。昴生:今日はこういうボケのスタンスでやってるんですが、全然ハマってないな(苦笑)。亜生:自分的にもハマってないけど、これしか考えてきてないので(笑)。――お互いの声については、どう思っていますか?昴生:おとんも含め、僕ら兄弟の声は、めっちゃ似てると言われるんです。家でおかんの友達からの電話を取って、おとんと間違われたり、亜生の友達からタメ口でしゃべられたりするので。なおさら、なんで『ライオン・キング』は俺であかんかったんやろと。亜生:それは見た目やないですか?昴生:めっちゃハッキリ言うな。――昴生さんのほうが声に勢いがあるからか、トークを聞いていると違うように感じていました。昴生:僕がずっとワーッと言っていく感じですが、実はガヤを言っているのは亜生のほうです。でも、声質が似ているから、僕が言ってると思われてしまう。口を滑らしていらんことを言うのは亜生なんですけど、僕の発言だと勘違いされて奥さんから「あんたまた、こんなん言ってたな」と叱られるので、めっちゃ損してます。――似ている声でコンビとしてプラスだなと感じることは?亜生:やっぱり兄弟って不思議なもんで、突然合ったりするんです。思っていることが一緒で思っている言葉も一緒なので、パーンって重なることが多々あります。そして、同じような声だから聞き心地いいというのはあるかもしれません。――兄弟ならではのあうんの呼吸と声ですね。昴生:あるかもしれないですね。亜生:わかりますもん。お互い何を考えているか。――性格は、お二人違う印象ですが。昴生:兄弟なので、親はやっぱり長男の僕を頼りにしているところはすごくあります。亜生は末っ子気質で頼りないので。スケジュールも自分で管理できません。亜生:僕は自分で何もできんくせに、ほっといてほしいタイプ。一番面倒くさいタイプです。昴生:今日も途中休憩で、「アイスコーヒーなかったら取材受けへん」と言い出して。亜生:ここ、ハーゲンダッツも用意してくれなかったんで。昴生:おい! ボケをボケで受けたらあかんて(笑)。ほんまやと思われるから。こういうカバーを僕がせなあかんので、じゃまくさいんです(笑)――なるほど(笑)。昴生さんがいつもカバーされているわけですね。亜生:僕のことを全部カバーしてくれるので、相方がお兄ちゃんで良かったなと。ほかの芸人さんが「え? なに、言ってるの?」というようなことも、お兄ちゃんがわかって、ツッコんでくれるので、ありがたいです。●俳優・声優への挑戦はお笑いに「プラスになる」――2012年にデビューされたお二人ですが、8年経ってなにか変わった点はありますか?昴生:前はほんまにずっと一緒で、よくごはんにも行ったりもしましたが、最近はあまり行かなくなりました。亜生:寂しいです。――それは、昴生さんが結婚されたからですか?昴生:結婚とかではなく、仕事でずっと一緒なので、1人1人の時間がないとラジオでトークする時など、話のネタがなくなるんです。だから、最近はある程度、線を引くようにはしてます。楽屋で、ほんまは話したいことがあっても、そういう理由でだんまりを決め込む時があるんですが、スタッフさんから、喧嘩してるんかなと思われて、気を遣われることもあります(苦笑)。――ちなみに、本気で喧嘩することもありますか?2人:あります。――そういう時、どちらから折れるんでしょうか?亜生:折れるとかじゃなく、すんなり仲良くなれます。昴生:たとえ喧嘩をしても、尾を引かないし、次の日まで引っ張ることはまずないです。そこは兄弟で良かったかなと。他人同士のコンビやと、そうはいかないと思いますが。「こいつはこういう人間やし」と、お互いに諦めてるのかなと(笑)。亜生:言ってもしゃーないし(笑)昴生:ただ、世間的には、僕のほうが楽屋で、屁をこいたり、ゲップをしたりするイメージがあると思いますが、まったく逆ですから。それだけは伝えたい!亜生:え、どういうこと? 僕、おならとかしたことないですけど。――最後に、お笑い以外の仕事をすることのメリットについて聞かせてください。昴生:もちろん、俳優や声優のお仕事は、僕らにとってプラスになるとは思います。芸事には通じるところがあるし、いろんな経験をしたほうが身になると思うので。だから、呼んでもらったら行きますが、絶対に本業を忘れたらあかんなと。亜生:やっぱり本業が声優の僕としては……。昴生:違う! スタンス間違えてるから。亜生:ヘイ、スタンス!――亜生さんも、同じ思いでしょうか?亜生:僕は、どっちもやっていいと思います。いろんなことを吸収できるし、それぞれにいい影響がありますし。昴生:このあと、ラジオを録るんですが、『トロールズ』の話で1本いけますし。亜生:いろんな人との巡り合わせがあって、本当にありがたいです。■ミキ2012年に結成した兄弟お笑いコンビ。ツッコミ担当の兄・昴生が1986年4月13日生まれ、ボケ担当の弟・亜生は、1988年7月22日生まれで、共に京都出身。『M-1グランプリ2017』3位、『M-1グランプリ2018』4位。また、2019年に「第54回上方漫才大賞」新人賞、2020年に「第5回上方漫才協会大賞」大賞を受賞。昴生は俳優として、TBS系ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(20)に出演、亜生は、実写版『ライオン・キング』(19)に声優として参加。A UNIVERSAL PICTURE (C)2020 DREAMWORKS ANIMATION LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
2020年10月02日●“罰ゲームを考える”趣味が仕事に「素敵な仕事だなと(笑)」日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』や、お笑いコンビ・霜降り明星のYouTubeチャンネル「しもふりチューブ」などに携わり、お笑い界の“裏方”として活躍している放送作家・白武ときお氏(29)。同世代の芸人とともにお笑い界を盛り上げたいという思いで、“お笑い第7世代”の霜降り明星やかが屋らとタッグを組み、テレビやラジオだけでなく、YouTubeの放送作家として、媒体を“越境”して活躍している。著書『YouTube放送作家 お笑い第7世代の仕掛け術』(発売中)を刊行した白武氏にインタビューし、放送作家としての挑戦や今後のエンタメ界について話を聞いた。――子供の頃は人前でネタを披露されることもあったそうですが、裏方として企画を考えることに面白さを感じるようになったきっかけを教えてください。中学の頃にひょうきん者になって怒られたくない、お調子者になるとモテなくなってしまうと思ったのがまず一つ。また、僕の周りには面白い人たちがたくさんいたので、人を笑わせるんだったら面白い友達に吹き込んで何かを言わせたり。高校生の頃には顕著に、自分はパフォーマンスをせずに、何かを考えてその場が面白くなること考えるようになりました。そちらのほうが性に合っていると思ったんです。――芸人さんになりたいとは思わなかったですか?高校生の時に『爆笑レッドカーペット』が全盛で、ベルトコンベアでバンバン面白い人が出てきていましたが、父親から「この中で生き残るのは数組だ」と言われ、これだけ面白い人たちがいるのに少ししか生き残ることができないなら自分は無理だなと思い、目指すこともしなかったです。――放送作家を目指している中で、『学校へ行こう!』の放送作家・樋口卓治さんに出会い、自分から声をかけたことで放送作家への道が開けたそうですが、行動力がすごいなと思いました。自分では行動力があると思ってなかったのですが、この本を読んだたくさんの人から「行動力がすごい」と言っていただきます。自分が好きなことに関してはスイッチが入るのかもしれません。ほかのクラスの面白い人に声をかけたり、そういうことは昔からやっていました。――放送作家としての活動をされるようになってから、イメージしていた仕事と違うなとギャップを感じたことはありましたか?2010年代はただ面白いテレビというより、ためになる情報バラエティが視聴率をとっていました。そういう状態が続いていたので、楽しいことだけできるわけではないんだな痛感しました。ひとつ面白い番組があり、ほかは仕事としてやるというプロフェッショナルもあると思いますが、なるべくなら楽しいことだけやりたいので、霜降り明星やかが屋らと、小さい場所でも楽しくできる場所をつくって挑戦するようになりました。テレビは偉大な先輩が多く、なかなか20代の作家が参入できない状態が続いていますが、ほかのところでやっていたら少しずつ呼んでもらえるようになったという感じです。――放送作家の仕事って最高だなと感じる瞬間を教えてください。昔から罰ゲームを考えるのが好きだったので、自分が考えた罰ゲームですごいセットが組まれて、例えば出川(哲朗)さんがそれをやるとか。罰ゲームを考えてリアクションを楽しむという、自分が学生時代からやってきたことが仕事になってお金を生んでいると思ったら、素敵な仕事だなと思います(笑)。毎年、「笑ってはいけない」シリーズの罰ゲームのコーナーを担当しているので、一流の芸人さんが挑戦するものにアイデアを出して実行してもらえるのは楽しいです。●「ムーブメントを起こすパワーのある総合バラエティを」――霜降り明星の「しもふりチューブ」や、かが屋の「みんなのかが屋」など、YouTube作家としても活躍されていますが、テレビで活躍している方の中にはYouTubeを敵対視している方もいます。白武さんはYouTubeをどのように考えていますか?今は、テレビ画面を使ってHuluやNetflixも見られますし、一方でテレビ番組も今秋からネット同時配信が始まります。きっとテレビ番組は、YouTubeでもどんどん流れるようになるでしょうし、テレビもYouTubeもそんなに変わらなくなっていくのかなと思います。僕が理想としているのは、YouTubeチャンネルでテレビ番組っぽい作り方をしたチャンネルができるとか。そうなるとアメリカのテレビ局のように、100チャンネルの中から自分の好きなメディアを選んで見ることになってきて、より面白い番組が生まれると思います。――変わっていくメディアの世界で、白武さんはどういう立ち位置でいたいですか?僕は、YouTubeで番組が見られるようになっていく、その前線にはタッチしていたいですね。テレビは60年の歴史があり、継承されている技術や制作力がすごく、全国の家の中にテレビが置いてあるという届けやすいシステムがあるので、そこでも面白いことをやりたいですし、YouTubeラジオ局の運営も始めたので、いろんなところで得た知見を生かして、最適なメディアで最適な企画をやっていけたらなと思います。――テレビのバラエティ番組については、今後どのように期待されていますか?コロナの影響もあってか、タメになる番組よりも『有吉の壁』に代表されるような、「楽しい」「笑える」番組が増えてきている印象です。僕個人としては、お笑い濃度高めの『めちゃイケ』や『はねトび』のようなムーブメントを起こすパワーのある、毎週やっていることが違う総合バラエティを同世代の人たちと作れたらと思います。――そういったパワーのあるバラエティ番組が誕生するには何が必要だと思いますか?若い世代に見られている番組が広告として価値があるという方向に完全にシフトしてきています。今、お笑い第7世代の番組が今後も増えていくと思いますし、大型のネタ番組も各局作っているので、ここからまた戻ってくると思います。――霜降り明星さんやかが屋さんら同世代の芸人さんと、『ガキの使い』などで知られる放送作家・高須光聖さんとダウンタウンさんのような関係を築いていきたいという思いがあるそうですが、放送作家としての今後の活動への意気込みをお願いします。20代の芸人さんだけで今までとは違うパワーなり面白さがある番組を生み出せたらなと思います。テレビマンもしばらく総合お笑いバラエティを作っていないのでお笑いスタッフが育っていないと聞きます。コント一つやるにしても、どうやってセットを作ったら面白く見えるのか、罰ゲームをするにしても熱々ってお湯は何℃でやるなど継承されていない。このまま途切れるのではなく、なんとか次の世代にもバトンを渡せるよう面白い番組を作れたらなと思います。――最後に、放送作家を目指している方たちに向けて、放送作家として成功するカギを教えてください。僕はテレビ作家としてはまだ成功していませんが、YouTubeやネットテレビなど違う場所でも活動しているので、こうやって本を出させてもらったりしているのかなと思います。放送作家として、他の人に負けないめちゃくちゃ詳しい分野があるといいと思います。僕の場合は、お笑いやYouTube、映画などに詳しく、上の世代の人にも共通言語があると思ってもらえたのは一つあると思うので、誰にも負けない詳しい分野を持つことは大事だと思います。■白武ときお1990年12月17日生まれ、京都府出身。放送作家。担当番組は『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)、『霜降りミキXIT』(TBS)、『霜降り明星のあてみなげ』(静岡朝日テレビ)、『真空ジェシカのラジオ父ちゃん』(TBS ラジオ)、『かが屋の鶴の間』(RCC ラジオ)。YouTube では「しもふりチューブ」「みんなのかが屋」「ジュニア小籔フットのYouTube」など、芸人チャンネルに多数参加。
2020年09月14日人気急上昇中のお笑い芸人アインシュタインが、モーニングルーティーン動画をアップしています。コンビ2人が比較される形で作成されていますが、それが本当に面白い!2人のルーティンを見比べていきましょう。最近流行のルーティン動画。コンビで比較しているのが、とても面白かったです。みんなのプライベートを見ることができ、参考にもなり楽しくなりますね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年08月28日●ネタ作りは即興「予期してなかった形ができる」彼らにしかない独創的な発想力と世界観で観客を魅了し続けているお笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平(36)と福徳秀介(36)。持ちネタ8000本ともいわれる圧倒的なネタ数も魅力の2人は、20代の頃は「ネタがいつか尽きるのかな」と不安を感じていたが、36歳になって「ネタが尽きない」と気づき、お笑いがさらに楽しくなったという。“奇跡”という相方との出会い。「どこに向かっているのかわからなかった」と苦悩した時代や、「自分の老けと一緒に、お笑いも楽しんでいきたい」という覚悟など、ジャルジャルの現在・過去・未来を語ってもらった。――ジャルジャルさんはいつも即興でネタを作られているそうですね。福徳:そうなんです。「こんなネタを考えてきた」「こんな感じでいきたい」とか話すことはまずないですね。お互いに即興で気になったことを言い合っているうちに、それがネタになっていく感じです。後藤:普通に生活している中で、突然、始まる感じで(笑)――即興でネタ作りをすることの強みというのは、どんなことでしょうか。福徳:やっぱり話し合いや打ち合わせをすると、喧嘩をしたり、揉めると思うんです。僕らは打ち合わせもしないので、喧嘩もしない!後藤:それに即興で作ると、ゴールを設定していないからこそ、変なネタができる。2人で即興でふらふら、ふらふらとしているうちに、予期していなかったような形が出来上がるんです。それは即興の強みですね。福徳:それはやっぱり、お互いの信頼感がないとできないですから。“ソウルメイト”と言っていいんでしょうね。「前世で何かあったんだろう」というくらい、ここで通じ合うものはありますね。○■YouTubeの反響に驚きと喜び「新しい発見があった」――どんどん新たなことにチャレンジしているお二人ですが、2018年2月からは毎日1本コント動画をYouTubeで配信し続け、総再生回数は3億回を突破しています。後藤:3億回突破というのは僕らも、びっくりしています。そんなに見てもらえるとは、思ってもいませんでした。アイデアとしては出たけれど、単独ライブには採用されなかったというネタをYouTubeに上げて、成仏させていけたらいいな…ぐらいの思いで始めたので、驚きとうれしさでいっぱいです。福徳:街を歩いていても「YouTube、見ています!」と声をかけてくれる人が、すごく多いんです。おじさんとかも「あれ見たで」と声をかけてくれて、それがアップしたばかりのネタだったりするので、「ほんまにおっちゃんも見てくれているんや!」と思うと、本当にうれしいです。それにライブなどで、お客さんが「アハハ!」と声を上げて笑うものだけが、いいネタではないんだなと気付いた。“笑い声をあげない笑い”というのも、あるんだなと。例えばYouTubeにあげた「明るいけど、ほんまは暗い奴」というネタがあるんですが、あれはニヤッとする、ちょっと闇のある笑い。そういうものは、YouTubeには向いているのかなと思ったり、いろいろな発見があります。――毎日1本アップされますが、収録はどのように行っていますか?後藤:収録は月1回。1日で1か月以上分のネタを撮ります。体は疲れますが、楽しいですね。お客さんがいなくてシーンとした場所なので、またそこで思わぬネタが生まれることもあります。福徳:2時間半くらい撮って、休憩して、また2時間半くらい撮って。キャッキャ言いながら、楽しくやっています。やっぱりネタは、どれだけやっても楽しいですねえ。――ジャルジャルさんは、圧倒的なネタ数の多さでも有名です。それほどネタを生み出すのは、楽しいものなんですね。福徳:いやあ、本当に楽しいです。正直、20代の頃は「いつかネタが尽きるんじゃないか」という不安もあったんです。でも36歳になって「どうやら尽きないんだな」と気付いた(笑)。そう気付いたら、より楽しくなりました。後藤:僕らは、そんなにストイックじゃないので。これもいいんじゃないかと思っていると、なんぼでもネタができてしまう。ハッピーですね(笑)。●『めちゃイケ』出演時の苦悩と転機――2003年にコンビを結成されてから、17年。お二人が楽しんでネタをやっていることが見ているこちらにも伝わってきますが、そんな中でも苦しかった時期はありますか?後藤:「売れたい」という気持ちがあるけれど、「売れるってどんなことなんだろう」と思ったり、そこに向けて何をやったらいいのかわからないという時期は、しんどかったですね。20代はひたすらいろいろなことをやってみましたが、それがどこに向かっているのかがわからなかった。『めちゃイケ』にも出させていただきましたが、僕らは力になれていないんじゃないかと思うこともあって、苦しかったですね。突破口になったのは、M-1で決勝まで行かせてもらって、ネタに対するお客さんの反応を大きく感じられるようになったことだと思います。やっぱりネタをやって喜んでもらうことが、僕らも一番うれしい。そう考えてからは、気持ちも楽になったように思います。福徳:どんなにスケジュール的にキツくてもネタ作りだけはしようと思っていたんですが、忙しくてネタ作りに専念できない時期は、本当につらかったですね。やっぱり忙しすぎると、メンタルは壊れていくもので。ほどよく自分の時間がないと、僕は壊れていくタイプなんだなと気付きました。そういった意味でも、今は自然を感じる時間もありますし(笑)、とても人間的な生活ができていると思います。後藤:やっぱり僕らの強みって、自分たちが楽しんでいることなのかなと。あとはネタ数も、強みですね。福徳:それと2人とも“ノーアルコール、ノースモーク、ノーギャンブル”であること。これは意外と、強みになる。やっぱり前世で何かの縁があったんだと思います。○■「前世はカップルだったのかも!」2人が見つめる未来――コンビ仲、円満の秘訣はあるのでしょうか。後藤:そういえば、僕らのYouTubeチャンネルが、日本の“トップカップルユーチューバー”の上位にランキングされていました。カップルユーチューバーとして認識されているんだと…。前世はもしかしたらカップルだったのかもしれません(笑)。福徳:カップル…。納得はいかないですが、そう見えるのかという感じもしますね。親友という感じでもないですし、街で偶然見かけたとしても「あ、後藤やん!」とすら思わない。無の境地です(笑)。でも人生において、家族より、誰よりも一緒にいるのは確実ですし、この出会いは奇跡としか言いようがない。僕は中学受験で失敗しているんですが、もし中学受験に成功していたら、この出会いもなく、違う人生だったはず。受験に失敗してラッキーでした!――「ネタが尽きない」というお二人ですが、これから年齢を重ねていく上で、どんな未来を夢見ていますか?後藤:「おっさんが学生服を着ている」ということで笑いが起きだすと、ちょっと厳しいなとも思っています。いつまで学生服を着たネタがナチュラルにやれるかという課題もありますが、もしそれができなくなったら、また新しい設定が生まれてくると思います。そのときに自分たちがどんなネタを作るのか、今から楽しみです。福徳:どんどんおっさんになっていきますからね。今だったらおっさん同士の喧嘩のコントをやっても、どうしてもコント感が出てしまうけれど、実際におっさんになったら、リアルなおっさんの喧嘩コントができる。これは楽しみで仕方ないですね。街でおっさん同士の喧嘩ってたまに見かけますが、やっぱりちょっと面白いですもんね。あれのリアルバージョンをできると思うと、ワクワクします(笑)。僕は遺伝的にハゲる可能性があるんですが、そこでまた面白いことができるかもしれません。シワ伸ばしなどもせずに、自分の老けと一緒に、お笑いも楽しんでいきたいです。後藤:そう。老けていくことに抗わず、年齢に寄り添って。福徳:見習うべきは、吉永小百合さんですよね。あんなきれいな歳の取り方をしていきたいです!――今は新型コロナウイルスにエンタメ界も翻弄されています。早く収束することを願うばかりです。後藤:お笑いは、お客さんありきのエンタテインメントです。こんなことになるなんてまったく想像していなかったですが、僕らは今、できることをやるしかないと思っています。自分たちで考えたことを披露して、ウケたときに聞く笑い声って、ものすごい快感を与えてくれるもの。お客さんの笑い声が、僕らの力になっているんです。福徳:クサイことを言ってしまうと、みんなの笑顔が見たい、笑い声が聞きたいと思ってやっていますから。早く、またみんなで笑える世の中に戻ってほしいなと思っています。■ジャルジャル高校時代からの友人同士である、後藤淳平と福徳秀介によるお笑いコンビ。2003年4月にコンビ結成。2010年10月には『めちゃ×2イケてるッ!』の新メンバーとして選出。2019年に『キングオブコント』第3位、『M-1グランプリ』では2015年と2018年に第3位に輝くなど、コント、漫才でも高い評価を受けている。
2020年06月21日お笑いコンビ・EXITのりんたろー。と兼近大樹が9日、映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』デジタル配信・ブルーレイ&DVDリリース記念 オンライントークライブに出席した。本作は、これまで愛するジョーカーのことだけを考えてきた、キュートでパンクで正義感ゼロな悪カワヒロインのハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)が、ジョーカーの束縛から解かれ、ますますクレイジーな新チームを結成する物語。謎のダイヤを盗んだ少女を守るため、最凶チームをひっさげ、サイコな“極悪”ブラックマスクとの予測不能バトルに挑む。りんたろー。は「ファッションとか音楽が好きなので、すごく色使いがきれいな作品で、音楽もすごい良かったし、そういうところも楽しめた。いろんなスペックを持った女性が集まって戦いに行く様も面白かったし、戦闘シーンも迫力があって爽快感がありました」と魅力を語り、兼近も「いろんな多様性を認める映画。環境の違いとか生きてきた道が違うなかでも目的に向かってみんなでぶち上げているというのはEXITに通ずる」と自分たちと重ねた。また、異色のメンバーがチームとして戦う姿がお笑い第7世代に通ずるところがあるのではないかと言われると、りんたろー。は「第7世代って、自分が自分がっていうより、仲間と協調し合ってチームで笑いを取りにいく感じがある。宮下草薙とか四千頭身とか通ずるものを感じました」と言い、兼近は「3時のヒロインっぽくないですか? 色使いとか3時のヒロインを彷彿とさせる」とコメント。そして、第7世代の関係について2人は「仲良いですけど口には出さない」「ベタベタはしてない」と語った。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』はデジタル先行配信中。6月10日よりブルーレイ&DVDリリース。
2020年06月09日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が、コンビ結成20周年を迎えた14日、アメーバにてオフィシャルブログを開設した。「NONSTYLE20周年。井上ブログ始めるってよ!!」と題した初投稿で、井上は「皆様!!ノンスタイル井上でございます。2020年5月14日に、ノンスタイルが20周年を迎えました!!」と報告し、相方・石田明と肩を組んだ2ショットを公開。続けて、「40歳になったタイミング、そしてノンスタイルが20周年を迎えたタイミングで、アメーバブログを始めることにしました」と伝え、「Twitterやインスタ、そしてTikTokやYouTubeもやっている僕が、なぜブログを始めるのか?? 人生80歳まで生きたとして、今僕は折り返し地点。半分が過ぎました!! そう考えた時に、Twitterの140文字以外の形で、何か人生の記録として残るものを書きたかったのです」とブログを始めた理由を説明した。そして、「もちろん!漫才のネタも書いたことはありません。文才もなければ、国語も苦手です。唯一、書いたものと言えば、ラブソングくらいです。でも、苦手だけど、下手だけど、日々の日常を書くことを決めました」とつづり、「相方みたいに、幸せいっぱいの読んでるだけで、心が救われるような文章も書けません。って書きたいです!!でも、書けません。なので、僕の趣味であったり、楽しみをひたすら綴ろうかと思います」と宣言。「僕の趣味と言えば・・・バスケットボール、スノーボード、ゴルフにダイビング 脱出ゲーム、マーダーミステリー 、推理とクイズ 漫画、アニメ、カードゲームやボードゲーム そして・・恋!! そんな僕の好きな事を自由に書いていこうと思います」と説明し、「拙い文章だと思います。どのくらいの頻度になるかはわかりません。でもでも、めちゃくちゃ一生懸命頑張ります!!」と意気込む。最後に、「このブログを通して、僕の仕事では見せないプライベートな部分を知ってもらえればと思います。これからも、応援よろしくお願いします!! そして20周年を迎えたNONSTYLEの今後を楽しみに、これからも応援よろしくお願いします。早くみんなの前で、生で漫才が出来る日が来ますように。願いを込めて」と呼びかけ、コンビ結成当初の2ショットも披露した。
2020年05月14日お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也と柴田英嗣が、26日より放送される地方競馬・競輪・オートレースのインターネット投票サイト「オッズパーク」の新CMで、12年ぶりにコンビでCM共演を果たした。商店街を舞台に全編ロケで敢行された同CMは、山崎がお茶の間、電車内などさまざまに転換するシチュエーションで「オッズパーク」を利用する姿を通じて、「競馬・競輪・オートレースがいつでも・どこでも楽しめる」という魅力を伝えるという内容。柴田は「オッズパーク」を楽しむ山崎の様子を遠巻きにのぞき、また、山崎からお尻ぺんぺんされるなどの演出も。2004年に「M-1グランプリ」で王者にも輝いたアンタッチャブル。2010年に柴田が女性トラブル等で1年間休業して以降、コンビでそろうことはなかったが、昨年11月にフジテレビ『全力! 脱力タイムズ』で10年ぶりにコンビ復活を果たした。
2020年03月25日お笑いコンビ・TKOの木下隆行が、所属事務所の松竹芸能を15日で退所することが5日、明らかになった。松竹芸能が発表した。今後はフリーとして引き続き芸能活動を行っていく予定。TKOは解散ぜず、相方の木本武宏は引き続き松竹芸能に所属する。松竹芸能は「今までご支援いただきましたファンの方々や、関係者各位の皆様には心より感謝申し上げます」とコメントした。木下は、週刊誌などで後輩芸人へのパワハラ行為が報じられ、テレビ出演もなくなっていた。
2020年03月05日ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが演じる、マイアミ市警の名物刑事コンビ“バッドボーイズ”が活躍する、久しぶりの続編にして第3作目となる『バッドボーイズフォー・ライフ』が公開中だ。全米では同日公開の『ドクター・ドリトル』を抑えて、興行成績ナンバーワンの座を獲得。大ヒット発進となった本作は、なんと言ってもハードなアクションのなかで交わされる、漫才のような軽妙な掛け合いが魅力だ。なかでも、いまとなってはハリウッドのトップスターとなったウィル・スミスが、“当たり役”となったマイクを再びいきいきと演じる姿が“胸アツ”。「やっぱりウィル・スミスは“バッドボーイズ”が一番」と思わせる好演を見せている。もちろん、前作以降、コメディ映画で存在感を発揮していたマーティン・ローレンスのおとぼけも健在。絶妙なコンビネーションで観客を沸かせる。さらに注目したいのは、本作の監督だ。『バッドボーイズ』シリーズといえば、豪快さとユーモアをあわせ持つマイケル・ベイ監督のイメージが強いが、今回は新鋭のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーがメガホンを取った。アウトロー・クライムアクション映画『ギャングスタ』での、キレのある演出と迫力あるバイオレンスシーンが話題になったふたりだが、その資質が本作『バッドボーイズフォー・ライフ』にぴったりとはまり、批評家筋の評価のみならず、観客の支持が圧倒的に大きい作品となった。主演コンビとともに、監督コンビの仕事も堪能してほしい一作だ。『バッドボーイズフォー・ライフ』公開中
2020年02月03日お笑いコンビ・とんねるずの楽曲が1月22日、SpotifyやApple Musicなどのサブスクリプションサービスで一斉に配信された。楽曲はポニーキャニオンからリリースされたもので、シングルとアルバム収録曲の計189曲だ。ファンからは歓喜の声が溢れている。配信されるのは、別名義の楽曲も含むとのこと。石橋貴明(58)と工藤静香(49)による「Little Kiss」、木梨憲武(57)と山本譲二(69)による「憲三郎&ジョージ山本」。他にも、石橋と定岡正二(63)、デビット伊東(53)による「ANDY’S」など。CD未収録の音源も配信されるという。とんねるずといえば、85年9月にリリースしたシングル『雨の西麻布』(現ビクターエンタテインメント)がヒット。それを皮切りにアーティストとしても活躍した。ポニーキャニオン移籍後は、91年にシングル『情けねぇ』でNHK紅白歌合戦に出場を果たした。さらに、92年の『ガラガラヘビがやってくる』はミリオンヒットを記録。その後もリリース曲がチャート上位にランクインするなど、大きな実績を残した。しかし、97年6月から始まった『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)は18年3月22日に終了。さらにファンクラブ「とんねるず オフィシャルファンクラブTN Lounge」も、同年12月31日をもって閉会した。現在コンビでのテレビ出演は、正月の特別番組『夢対決とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』(テレビ朝日系)のみとなっている。そんな石橋と木梨は、19年から音楽面でもソロ活動に力を入れている。石橋は同年9月に3人組ユニット「B Pressure」を結成。01年5月に“完全撤収”として解散した「野猿」のメンバーと活動を始めた。木梨も同年11月に、ソロデビューアルバム『木梨ファンク ザ・ベスト』をリリース。歌手として活躍する傍ら、画家としても個展を開催している。「コンビ活動が大幅に減少したとんねるずは、多くの関係者やファンから“実質解散”ともささやかれていました。しかし、過去には木梨さんがコンビでのコンサートについて構想を語ることもありました。また19年1月に木梨さんが石橋さんとの2ショットをSNSに投稿したこともあり、ファンを安堵させていました」(芸能関係者)今年で結成40周年を迎えたとんねるず。その節目もあり、ファンからはこんな期待の声が上がっている。《ついにきたか!このままライブも決まったりしたら最高だな!!》《ゴイスーです!!朝からとんねるず聴きまくりです!あとはコンサートだけ…!期待しちゃいます》《音源はCDである程度持っているんだけど、配信嬉しいね。いつか動き出すなにかの布石だと思いたいなぁ》
2020年01月23日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村亮が吉本興業と専属エージェント契約を今後締結して芸能活動を再開することを受け、相方の田村淳が10日、ツイッターに心境をつづった。吉本興業所属の芸人らによる反社会的勢力との闇営業問題を受け、会合に参加していた亮は昨年7月、雨上がり決死隊・宮迫博之と共に開いた会見で謝罪。活動を自粛する中、淳は「田村亮と吉本興業を繋ぐ為」として新会社「LONDONBOOTS」を設立して復帰への準備を進めるなど、亮を陰ながら支えてきた。淳は、「先ほど、吉本興業から田村亮の活動再開のリリースが発表されました。これで、田村亮の謹慎処分が解除されたことになります」と報告し、「これまでご心配、ご迷惑をかけてしまったファンのみなさん、スタッフのみなさん、関係各所に改めてお詫びします。申し訳ございませんでした」と謝罪。「今後、田村亮は株式会社LONDONBOOTSに所属となり、今後は吉本興業をエージェント会社として芸能活動をしていきたいと考えております」と改めて活動方針を示し、「私もコンビの相方として、田村亮を近くで厳しく見守ってきましたが、しっかりと反省し、その反省をこれからの芸能活動に活かしたいという、田村亮の強い意志を感じましたので、再びコンビとして活動していきたいと思います」と復帰への思いを記した。「これからも田村亮、そしてロンドンブーツ1号2号をよろしくお願い致します」と呼び掛ける淳。「のちほどYouTubeのロンブーチャンネルにて、今後の事をお話ししたいと思います」と告知している。
2020年01月10日お笑いコンビ・EXITの兼近大樹とりんたろー。が25日、東京・新木場STUDIO COASTで開催されたガールズフェスタ「TGC teen 2019 Winter」に出演。脱毛サロンに通っていることを明かした。脱毛サロン・KIREIMO(キレイモ)のステージにMCのEXITも参加。ともにMCを務める橘ゆりかから「兼近さんもキレイモに通っているんですよね?」と振られると、兼近は「僕も通っています。メンズキレイモに通わせていただいて、すべての毛を抜き去っております」と答えた。りんたろー。も「しかもマジで痛くない。いろんな脱毛を試したんだけど、キレイモが一番痛くない」と通っていることを明かし、兼近は「なんなら僕は、彼に無理やり連れていかれて通っています」と補足した。2回目の開催となる「TGC teen」は、東京ガールズコレクション(TGC)がプロデュースするティーン世代が主役のガールズイベント。冬休み中のティーン世代を抽選で2,000人無料招待し、人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブのほか、来場者参加型コンテンツなどを実施。MCはお笑いコンビ・EXITが務めた。
2019年12月25日お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣が30日、自身のインスタグラムを更新。29日に放送されたフジテレビ系『全力!脱力タイムズ』で約10年ぶりにコンビ復活を果たしたことについて、感謝の思いを記した。柴田は、頭を下げている自身の写真を添えて、「皆さんへ感謝申し上げます」と感謝。「10年ぶりの漫才場を与えてくれた有田さん、番組スタッフの皆さん、タレントの皆さん、関係各位の皆さん、何より楽しみにしていてくれた皆さん、そしていきなりの漫才を持ち込んだ山崎、本当に有難うございました」とつづった。そして、「こんなにも待ち望んでくれてる人が居たのかと驚きと感謝で一杯です。沢山のメッセージもありがとうございます」と反響に驚きと感謝。「これからも沢山ふざけて参りますので、恐ろしい程ハードルを下げて楽しんで頂ければと思います。いやマジでハードル下げてね」と呼びかけた。
2019年11月30日タレントの佐藤美希、お笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤が19日、都内で行われた「大嘗祭開催記念 とちぎのおいしいお米お披露目イベント」に出席した。JA全農とちぎが栃木県で収穫されたお米の美味しさを広くPRするために行った同イベント。とちぎのおこめ特別広報担当を務める佐藤美希と"ハンバーグ師匠"ことスピードワゴンの井戸田潤がイベントに登場し、ご飯にまつわるトークショーを実施した。栃木県宇都宮市出身の佐藤は「小さい頃から当たり前のように栃木米を食べていました。普段からもお米は食べますが、とちぎのおこめ特別広報担当になってからすごく食べるようになりましたね。栃木米は種類が多いので、料理によってお米を変えます」とこだわりを語った。イベント中には栃木米の代表的な銘柄でもある「とちほのか」、「なすひかり」、「とちぎの星」の試食タイムも。3つの銘柄を試食した佐藤は「『とちほのか』はすごく粘り気があるのでそのまま食べられます。『なすひかり』は粒が大きいので、お弁当やオニギリに合いますね。『とちぎの星』はすごくサッパリしています」とアピールしていた。イベントの終盤には、佐藤が「栃木のお米は栃木の人は食べていますが、全国の方にもたくさん食べていただきたいんです。どうPRすればいいですか?」と事務所の先輩でもある井戸田に相談する場面も。すると井戸田は「簡単! やっぱり大きい声! 健康な身体に大きな声が大事なんです。"ハンバーグ"みたいな感じで!」と自身のネタでもある"ハンバーグ師匠"の「ハンバ~グ!」と絶叫するフレーズを"栃木米"と変換させることを提案。先輩の指示にうなずいた佐藤は大音量で「栃木米~!」と発すると、井戸田は「完璧です。(相方の)小沢さんが忙しい時に一緒に営業で回れますね」と絶賛し、佐藤とのコンビ名を"ハンバーグ定食"と命名した。その井戸田は「ありがたいことに街を歩いていても"ハンバーグ"と声を掛けてくれたりするんです。芸人生活25年ですが、仕上がりがハンバーグでしたね。漫才で日本一になろうと思っていましたが、お惣菜になってしまいました(笑)」と"ハンバーグ師匠"が定着したことに笑顔。「描いていた未来とは違いますが、今はしっかり中まで火が通っています。肉なり焼くなりしてください(笑)」と話して笑いを誘っていた。
2019年11月20日お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太とオードリーの若林正恭によるライブ『さよなら たりないふたり ~みなとみらいであいましょう~』(11月3日、横浜ランドマークタワーホール)のライブビューイング上映館が追加されることが決まった。5年ぶりとなる同ライブだが、ライブチケットは即完売で、ライブビューイングも申し込み多数で、お笑いライブ史上最多(スタッフ調べ)となる53館での上映が決まった。ライブ会場、ライブビューイング会場にて販売するグッズは、Tシャツ、ハンドタオル、クリアファイル、ステッカー(1枚に3種)。Tシャツはメインビジュアルを前面に堂々とプリント。ハンドタオルとステッカーにはタイトルの「さよなら」にかけて2人の泣き顔が。そして、クリアファイルとステッカーには、グリーンカレーに浸かる山里と、バスケットボールに顔が描かれた若林がデザインされている。グッズが購入できるのは、チケットを購入した人のみ。いずれも数量限定となっている。そして、これまでライブについて勝手にツイートしてきた山里と若林が、正式にコメントを寄せた。山里は「お笑いライブ史上最多、凄いことなんですが、この単語を手放しで喜べない、それは今回のライブの形がそうさせる。打ち合わせなし、当日にセンターマイクの前でスタート、これは、ただアドリブで漫才という事ではなく、このルールを受け入れたという契約、つまり、何を言われても文句を言えない、それが史上最多のところに届けられる…正直恐怖でしかない。若林は確実に僕の結婚を武器にして切りかかってくる、分かっていてもかなりのダメージを食らう、それを史上最多の人が観る…怖い、全員が敵に思える、その1つに発表されたグッズがある、グリーンカレーにぬくぬくと浸かる山里、結婚の記者会見で言った奥様の得意料理をあんな形で出してくるやつらだ、僕を公開処刑するつもりなんだろう、ふざけるな、みすみすやられてたまるか、見せてやるよ、俺は負けない、見てくれますか?史上最多の皆様、なんだかんだ言いましたが楽しみです」と、自分をイジり倒してくる若林と、結婚記者会見を使ってグッズを作った運営サイドに向けて、怒りのコメント。一方の若林は「山ちゃんと漫才ができるならいつでも、どこでも、誰が見てても楽しみです」と余裕を見せている。
2019年10月28日●「ライバルという考えは1ミリも持ってない」“お笑い第7世代”の一員として注目を集めているお笑いコンビ・宮下草薙の草薙航基と宮下兼史鷹(みやした けんしょう)。草薙のネガティブな妄想に宮下がツッコんでいく漫才が人気で、バラエティ番組でもそのキャラクターがウケている。2日に生配信されたAbemaTVの特番『全国JKDKガチ投票今本当に流行ってるもの選挙2019夏』(『JKDKガチハヤリ選挙』)では“第7世代”の4組が集結し、霜降り明星、四千頭身、EXITと共演。番組終了後に草薙航基にインタビューし、“第7世代”の関係やブレイクの手応えなどを聞いた。また、番組にちなんでコンビの間で流行っていることを尋ねると、2人の微笑ましい関係性を知ることができた。――“お笑い第7世代”が豪華集結しましたが、共演していかがでしたか?宮下:これだけそろうことはなかなかないので、シンプルに楽しかったですし、落ち着いてできました。あの人たちの顔を見ると安心しますね。草薙:面白い人たちばかりで、すべったり変な感じになってもみんなでフォローしてくれて優しかったです。――ライバルというより仲間という印象が強いですが、実際どうなんでしょうか?宮下:ライバルという考えは1ミリも持ってないですね。“第7世代”というチーム感が強すぎて、だれかがウケたらうれしいし、すべったら悔しいし。草薙:初めて出る番組のときに、すでに出演したことがある人にどんな感じだったか聞いたりもします。あと、同世代もそうですけど、上の人たちもすごく優しくしてくれて、番組でいつも助けてもらっています。宮下:時代がケンカを求めていないというか、その空気を察しているからなのか、みんな仲良くやろうという感じですね。――テレビ番組にも多く出演されていますが、ブレイクを感じる瞬間はありますか?宮下:歩いていて「宮下草薙じゃない?」って言われると認知してくれているんだなとは思います。草薙:まだまだ全然ですけどね。EXITさんとか見るとすごいですから、それと比べると。――今後、“第7世代”としてどう盛り上がっていきたいですか?宮下:僕らはそんな前のめりじゃないので。召集されればもちろん喜んでいきますけど、ぬるっと入れたみたいな(笑)。あの面々に入れてもらえていることがありがたいです。草薙:キラキラしすぎていて脱退したいって言っていたこともあったよね(笑)。でも、みなさんが受け入れてくださるのでそれに甘えています。●草薙が映画に夢中! 2人で映画館に行く仲良しぶり――『JKDKガチハヤリ選挙』では若者に流行っているものがランキングで発表されましたが、コンビの間で今流行っているものは何でしょうか?草薙:この間、番組の企画として、15年ぶりに宮下と映画館に映画を観に行って、そこからすごい映画にハマってしまって。そのときは『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』を観て、そのあと『天気の子』も2人で観に行って(笑)――お二人で!?宮下:映画を観てから、仕事終わりに毎晩誘ってくるんですよ(笑)。IMAXを見せたら感動しちゃって、上映中って私語厳禁ですけど、感動してしゃべっていました。草薙:興奮しちゃって「すごい!」って(笑)。宮下が映画詳しいので、オススメを聞いてDVD借りて観たりもしています。――すごい仲が良いんですね!宮下:特に仲良いと思っていなかったんですけど、ピリピリしている空気が漂っているコンビもいるって聞いて、そのときに仲良いほうなんだなって思いました。フリーの時代があったからなのかなと思います。草薙:事務所を辞めてフリーでやっていたときに、周りに馴染めなくてずっと2人でいて…。宮下:2人で隅っこのほうにいたり、公園でネタ合わせをしたり、本当に2人でずっと一緒にいたので。――最後に今後の目標をおきかせください。宮下:深夜にひっそりと2人で番組を持ちたいなと。さまぁ~ずさんが大好きで、『さまぁ~ず×さまぁ~ず』みたいな番組を持てたら僕は幸せです。草薙:僕はそれを一緒にやりたいです。■プロフィール宮下草薙草薙航基(1991年8月23日生まれ、愛知県名古屋市出身)と宮下兼史鷹(1990年11月16日生まれ、群馬県佐波郡出身)によるお笑いコンビ。太田プロダクション所属。ともに太田プロエンタテイメント学院東京校 芸人コース5期生卒業。宮下は在学中から2016年頃までピンで活動、草薙は数々のコンビ解消を経て、2016年1月に宮下草薙を結成した。2017年12月31日深夜に放送された『ぐるナイ おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴 今年も誰か売れてSP』(日本テレビ)で3位に入賞して話題に。『ネタパレ』(フジテレビ)や『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)など、さまざまな番組で活躍している。
2019年09月18日お笑いコンビ・スタンダップコーギーが、14日深夜(深夜3時~)に放送されたニッポン放送『オールナイトニッポン0(ZERO)~決戦!お笑い有楽城~』で優勝し、『オールナイトニッポン0(ZERO)』の単発パーソナリティ権と優勝賞金10万円を手にした。この番組は、各芸能事務所イチオシの若手芸人がラジオ形式でのトーク力を競うというもの。スタンダップコーギーの他、オキシジェン、きくりん、コマンダンテ、真空ジェシカ、新作のハーモニカ、スタミナパン、ティモンディ、納言、ブリキカラス、モンローズが競った。また、審査員をお笑いコンビ・磁石、NGT48・中井りか、『オールナイトニッポン』チーフディレクターの石井玄氏が務めた。優勝決定直後、囲み取材に応じたスタンダップコーギーの2人。自分たちが優勝するとは思っていなかったとのことで、奥村うどんは「ウソだと本当に思って、ズッコケようと思ったんですけど。でもうれしいです」、三森大輔は「2人でのトークライブとかもやったことないですし、まさかです」と振り返った。事務所の先輩であるお笑いコンビ・三四郎は現在、『オールナイトニッポン』金曜日パーソナリティを務めている。「小宮(浩信)さんと売れる前から遊んでいただいている」という奥村は、「報告はもちろんしますが、軽々しくは聞けないといいますか。全部を教えてもらうというよりは、自分で考える方が己にとって良いものだと思うので」と笑顔。また、スタンダップコーギーの2人は、ラジオを今まであまり聴いてこなかったという。奥村は「ラジオを聴いていないことに、ちょっとコンプレックスみたいのがあった」と述べ、三森は「聴く文化がなくて、身近な芸人さんがラジオやるとなったら、時間があるときに聴く程度」と明かした。しかし三森は「聴いてこなかったからこそできる放送を」と意気込んだ。『オールナイトニッポン0(ZERO)』の単発パーソナリティ権を獲得したことについて、三森は「今回は聴き手に回りましたが、趣味でカブトムシや遊戯王カードを集めたりが好きなので、そういう話をしたいです。奥村さんは趣味がないので、趣味の1つを共有できたらいいですね」と展望を語った。そして奥村も「相方はむちゃくちゃ趣味があって、僕は無趣味で。そのコンビがしゃべったらどうなるか、上手いことぶつかる様を見せられたら」と話した。優勝賞金10万円の使い道については、奥村が「『オールナイトニッポン0(ZERO)』で何か話せるような使い方をしたいです」と言う一方で、三森は「すぐ浮かんだのが、遊戯王カード」とのこと。奥村は「『オールナイトニッポン0(ZERO)』のために使え!」とツッコみつつ、「こういうことをしゃべれたら良いなとおもいますね」と笑顔で語っていた。
2019年09月15日お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二と西村瑞樹が31日、都内で行われた「LINE:ディズニー ツムツム 超豪華!真夏の新ツム発表会」に出席。闇営業問題を発端とする吉本興業の騒動について言及した。現在ソニー・ミュージックアーティスツに所属しているバイきんぐだが、芸人として活動をスタートさせた初期の頃に吉本に所属。小峠は「僕らが吉本さんにお世話になったときは、底辺も底辺だった時。ライブ月1回あるかないかの時だったんで、今の方がテレビとか出させてもらっていますが、違いと言われても芸人としてのレベルが違いすぎるのでなんとも言えない」と事務所の違いは比較できないと話した。また、吉本を辞めた理由について、小峠は「契約解消とかではなくて、月1回(ライブが)あるかくらいだったんで、僕はお笑いがやれたら事務所はどこでもよかったんで、東京行こうっていって東京に行った感じです」と説明。今の事務所で契約書を交わしているか聞かれると、「契約書はないです。芸人ほとんどないと思いますよ。うちの芸人なんてだれも契約してないんじゃないの?」と答え、「小梅太夫だけじゃないですか?」と冗談交じりに補足した。さらに、レイザーラモンHGやガリットチュウ福島善成ら、闇営業問題で謹慎処分となっている吉本芸人が9月から復帰すると報じられたことについて、小峠は「良かったなと思います。ちゃんと謹慎期間を経てなんで、何の問題もなんじゃないですか」と言い、西村も「謹慎期間を経てちゃんと戻って来るのであれば一緒にお笑いやりたいなと思っています」と歓迎した。カジュアルパズルゲーム「LINE:ディズニー ツムツム」において、世界中で大ヒットを記録 した映画『ボヘミアン・ラプソディ』で話題となったロックバンド・QUEENのメンバーが、8月1日より日本限定、期間限定で新ツムとして登場する。発表会では、バイきんぐの2人に加え、QUEEN好きなギタリストのマーティ・フリードマン、音楽ユニット・moumoonのYUKA、QUEENのギタリストであるブライアン・メイのギター制作を手掛けたギターデザイナー・伊集院香崇尊氏をゲストに迎え、QUEENの新ツムをお披露目された。ゲーム好きの西村が新ツムを使ったゲームを体験。また、マーティ・フリードマンとYUKAのコラボレーションによるQUEENの名曲「 We are the Champions 」の生演奏も行われた。
2019年07月31日反社会的勢力との闇営業問題で19日に吉本興業から契約解消となったお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之が20日、謹慎中のロンドンブーツ1号2号の田村亮とともに都内で謝罪会見を行った。芸能界引退は否定。今後のコンビ活動については相方・蛍原徹の意見に従うと述べた。宮迫は、芸能界引退の可能性について聞かれると「僕が引退するというのはあってしかるべきだという認識はあります。契約解除されたことに関して何の文句もございません」と話し、「何度もそのことは考えました」と告白。その上で、「僕は18歳から30年間、この世界のことしかやってきていません。僕ができることはこの世界のことしかないんです。僕のようなものでも何かお役に立てることが、いつかできるかもしれないという思いがあるので、今は引退ということは考えられません」と引退を否定した。また、相方の蛍原への思いを聞かれると「30年間、誰よりも一緒に時間を過ごして、こんなやつのためにあいつは、何回も何回も頭を下げてくれて、何回も何回も数えきれないほど、こんなダメ人間のために頭を下げてくれています。今回の騒動で電話をかけたら、『大丈夫やから、俺は大丈夫やから、こっちは大丈夫やから』しか言わないです。申し訳ないじゃ済まないです」と涙ながらに謝罪。今後については「今は考えることができません」と話し、コンビの今後について聞かれると「蛍原さんは、これだけ迷惑をかけているのにもかかわらず、いつも僕の意見を立ててくれる方なんですけど、今は僕からコンビを続けてくれということが言えません。蛍原さんの意見に従います」と答えた。
2019年07月20日闇営業で謹慎処分を受けたお笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村亮が20日、雨上がり決死隊の宮迫博之とともに都内で謝罪会見を開催。相方・田村淳への思いを涙ながらに語った。宮迫と亮は、謝罪会見を開きたいという思いをずっと吉本興業に伝えていたが、それを受け入れてもらえなかったと告白。引退会見か契約解除のどちらかを選択しなければならなくなり、契約解除を覚悟したという。相方への思いを聞かれると、亮は事前に淳に電話したことを告白。「吉本を辞めるということは、ずっとやってきた淳と一緒にできないという判断をしないといけない。一緒にやってきた番組のスタッフと離れなければならない。でも僕は、ちゃんと自分の口で謝りたい、ちゃんとお金の件を言いたい、ちゃんと本当のことを伝えたい、というのをさせてくれないことがどうしても引っかかって、それでなかなか答えはだせなかった」と葛藤を打ち明けた。それでも、宮迫と吉本興業を通さずに謝罪会見を開くことを決意。淳に電話で「淳とコンビができなくなる。済まない。けど本当のことが言いたい」と伝えると、「相談はしてほしかった。でもお前が正直なことを言うのは応援する。俺個人的にはコンビ解散と思ってないからな」と言葉をかけてもらったことを明かした。
2019年07月20日現在大ヒット中の「トイ・ストーリー」シリーズの最新作『トイ・ストーリー4』から、お笑いコンビ「チョコレートプラネット」が声優を務める“ふわもふ”で毒舌コンビのダッキー&バニーの吹き替え本編映像が解禁となった。ふわもふで可愛い見た目だが、実は毒舌でしゃべり倒す、ユーモアに溢れたぬいぐるみダッキー&バニー。今回公開されたのは、「チョコレートプラネット」が声優を務めるダッキー&バニーが、所ジョージ演じるバズと初めて出会い、ユーモアたっぷりの掛け合いを見せる本編シーン。ダッキー&バニーは移動遊園地の射的の景品のぬいぐるみだが、ずっと当ててもらえずに残っており、いつか子どもに持ち帰ってもらうことを夢見ているキャラクター。とても可愛らしい見た目だが、実はウッディやバズたちを呆れさせるほど喋り倒す。公開された本編シーンでも、短い足でバズを蹴ろうとして、バニーに助けを求めるダッキー。しかしそれを楽しんで見ていたバニーは、分かっていながらも「ちゃんと言わないと分かんないよダッキー」とちょっと意地悪。そんなバニーにダッキーが「足の長さが届かないの!まったく。いつもやってるだろ。付き合い長いんだ。空気で分かれ」とツッコミを入れる様は、長年一緒にいる独特の“空気感”があり、息の合ったコンビでないと演じられないキャラクター。オリジナル版も、アメリカの人気コメディ番組「キー&ピール」のキーガン=マイケル・キーとジョーダン・ピールが声優を務めており、日本版ではコンビ愛が強く、コントでも絶妙な掛け合いを見せる「チョコレートプラネット」が熱演する。「チョコプラ違和感無いし、上手いな!」「チョコレートプラネットさんの吹き替え最高でした!ダッキー&バニーの事が大好きになりました」「チョコプラの吹き替えめちゃくちゃ合ってるやん!」と、早くも大好評。オーディションを勝ち抜いて選ばれただけあって、実力もさながらユーモアとコンビ愛に溢れるダッキー&バニーのイメージにぴったりのようだ。製作のジョナス・リヴェラは「ピクサーが求めている声優は、どういう声が必要とされているのかを考えられる人」だそうで、「トム・ハンクスやティム・アレンなど声優たちには漫画的な声を演じてもらいたいわけではない。私たちが求めているのは、演じる人がもたらしてくれる人間味だよ」と解説、「演じるキャラクターのことを深く掘り下げて命を吹き込んでくれるからこそ、キャラクターが魅力的になるんだ」と語っている。劇中でも陽気に歌を歌い出したり、とんでもない妄想をしながら作戦を立てたりなど、ユーモアに溢れた強烈な個性を放つダッキー&バニー。彼らとウッディやバズと掛け合い、そして活躍ぶりにも注目だ。『トイ・ストーリー4』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トイ・ストーリー4 2019年7月12日より全国にて公開©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2019年07月18日現在、業界の根本的な改革を求められているお笑い界。先月には、その旧体質を象徴するようなこんな事件があった。若手お笑いコンビ「カフカと知恵の輪」の小保内太紀(26)は、ライブのフリートークで、相方の女性が、ほかの男性芸人から「エロい」などのいじりを受けたと6月15日にTwitterに投稿した。「カフカと知恵の輪」は今年組み始めた若いコンビであるにも関わらず、このツイートは6,000回以上リツイートされ、90件を超えるコメントが付いた。今回の話題以外にも、女性芸人への容姿や性別によるいじりは日常化していて、異を唱えることすら最近までは難しかったのではないだろうか。■女性芸人のなかには“性別いじり”にNOを突き付ける人もそんな状況に対して、ふとしたときに異を唱える女性芸人もいる。Aマッソ・加納愛子(30)は、2018年2月10日に放送された『ゴッドタン』(テレビ東京系)でこう語った。「面白いと思われたいのに、番組アンケートが全部『彼氏いますか』『つきあった人数何人ですか』とかしかない」「デブとブスしか求められてないんですよ、結局」また、にゃんこスターのアンゴラ村長(25)は、2017年11月29日放送の『1周回って知らない話 旬の女芸人&大物俳優は謎だらけSP』(日本テレビ系)で、尼神インターの誠子(30)から「『かわいい芸人出てきた』みたいに言われてますけど、あんた、そないやで」と言われると、「顔とか生まれとか、変えられないものをさげすむのはちょっとなんか古い」と返して話題となった。これらのエピソードは、バラエティ番組で新鮮なエピソードやバトルを求められて出てきたものともとれるし、2017年の古い話を何度も記事で取り上げて、その話題のイメージだけが独り歩きすることは申し訳ないとも思う。しかし、これも彼女たちが感じていることの一部だし、そんなことを気にせずに、思う存分、自分の追求する笑いが作りたいというのが本音ではないだろうか。■“いじり”が正当化されるのはお笑い業界だけこうしたエピソードからお笑い業界の旧体質が話題になると、「男性芸人だって姿かたちでいじられている」「本人もそれがキャラクターでいじられておいしいんだから、外部が言うことではない」「そんなしばりがあると面白くなくなる」という意見も出てくる。日常ではこんなことはやめようと言われていることが、なぜかお笑いではまだまだアリになっている状況なのだ。これは、テレビのひな壇や、たくさんの芸人が出るライブでのトークコーナーで、「いじる」ことがお約束になっていたり、誰もが笑いのために、弱点でもなんでもさらけだし、とにかくウケることがその場にいる人たち全体への貢献となると考えているという状況から波及しているのではないだろうか。■若手芸人は“女芸人だから”と思いこまないしかし、こうした状況に異を唱える若手芸人も少しではあるが増えてきた。冒頭で紹介したカフカと知恵の輪の小保内は、ハフィントンポストのインタビューに対し、こう語っている。「女性が舞台に上がると『女芸人』とくくられてしまうんですよ。お笑いにおいて女性が少ないという男女比率的なこともあって、『女である』がキャラのように扱われてしまうと感じていました」また筆者が雑誌『芸人芸人芸人』(コスミック出版)でゆりやんレトリィバァ(28)に取材した際“女芸人枠”でくくられることについて「女が面白くないってことはないし、女やからできることもあるし、女捨てることもないし」「最近はほんと『関係ないね!』って感じで」と語っていた。■お笑い業界の“旧体質”は徐々に変化お笑いの世界を離れて世の中や特にSNSを見てみると、容姿や性別でいじることや、女性にだけ強いられる様々なことに対して、NOを言う人々は増えている。また、実際にも、多くの若手芸人(男女ともに)のコンテストなどで見るネタの中にも、容姿や性別を笑いにするネタはかなり減っていて、それがなくても(ないからこそかもしれないが)笑える、精度の高いネタの多さに舌を巻く。そんな状況があるからこそ、「テレビの容姿いじり、性別によるいじりが多くて見るのをやめた」という話を聞くと、個人レベルでのネタづくりにおいての意識は変わってきているのにと、お笑いファンとして「残念」な気持ちもなる。自然な流れで変わろうとしている芸人、いじりや因習なしで次々と面白い芸を作り出している芸人のためにも、お笑い界、テレビバラエティも変わるべき部分では変わっていかなくてはならないのではないだろうか。【PROFILE】西森路代(にしもり みちよ)ライター。1972年愛媛県生まれ。大学卒業後、テレビ局でのOL時代を経て上京。編集プロダクション勤務、ラジオディレクターを経てフリーライターに。俳優や監督へのインタビューやテレビ、映画についてのコラムを主に執筆。現在、朝日新聞、TVBros.などで連載を持つ。
2019年07月03日ゴールデン・グローブ賞にジョン・C・ライリー、英国アカデミー(BAFTA)賞にスティーヴ・クーガンと、伝説のお笑いコンビを演じた主演2人がそれぞれ主演男優賞にノミネートされた映画『僕たちのラストステージ』(原題:Stan&Ollie)が、いよいよ4月19日(金)より日本公開。この度、彼らの“鉄板ネタ”を満席の客席を前に完全再現した本編映像がシネマカフェに到着した。本作は、ハリウッドでサイレントからトーキー期に活躍した伝説のコンビ、ローレル&ハーディの晩年の実話を描いたヒューマンコメディ。『フィルス』で数々の賞を受賞したジョン・S・ベアードがメガホンをとり、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では英米公開後に94%フレッシュ(1月18日現在)という高評価を記録。共に人生を歩んできたコンビが人生の晩年に差しかかり、改めて友情、舞台の大切さに気づいていく。そんな人生の可笑しみと哀しさ、素晴らしさをユーモラスに描いた。今回解禁となった本編映像は、再起をかけたイギリスでのホールツアーで人気を取り戻し、ついに名門ロンドン・ライセウム劇場で初日を迎えたローレル&ハーディが、満員の客席を前に彼らの代表作のひとつである「Blue Ridge Mountains Of Virginia」を披露するシーン。冒頭から「ヴァージニアの青い山脈~」と心地よいハーモニーでしっとりと歌いあげる2人に観客の視線は釘づけ。目立ちたがり屋のオリバー・ハーディ(ジョン・C・ライリー)は、歌詞の最後にこぶしを入れ、ひとりだけアドリブ全開で観客の笑いを誘い、絶好調。このままオリバーだけ美味しい思いをして歌い終えるのかと思いきや、デュエットが2周目に入った途端、彼を不機嫌そうに見つめていたスタン・ローレル(スティーヴ・クーガン)が、突然メインパートを低音の野太い声で歌い出し、場内は笑いの渦に。調子に乗り、気持ちよく歌い続けるスタンに怒ったオリバーは、セットの後ろから木のハンマーを取りだし、スタンの頭にポンッ! と渾身の一撃。叩かれた衝撃でスタンの歌声は男性のバスパートから女性のソプラノに大幅にキーチェンジ!何事もなかったかのように好調に歌い続けるスタンだったが、最後はフラフラと目を回しながらバタン!その様子をみたオリバーは「やってやった」と言わんばかりのしたり顔。この絶妙なやり取りに客席からは大きな笑いと割れんばかりの拍手が巻き起こる。本作では、ローレル&ハーディのツアーを忠実に再現するため、実際に劇場に観客を入れ公演を行いながら撮影が行われたという。実際のローレル&ハーディもオリバーは歌が上手く、スタンは下手だったと言われており(わざと下手に演じたという説もあり)、コンビの細かな特徴までも捉え演じきったクーガンとライリーの再現度の高さには脱帽。実物の2人と見間違うほどの名演を観たエキストラからは自然と笑いが起こった、というエピソードもある。ふくよかなオリバーを見事に演じ、『シカゴ』でみせた抜群の歌唱力を本作でも披露しているライリーは「撮影されているということは、我々の映画作りに対するプレッシャーだけではなく、観客として我々を見ている人々にとってもプレッシャーとなる。我々の思いを観客たちのために伝える必要があるんだ。それは、まるで戦場でお互いに忠誠心を確認するようなものだった。そんな場面を一緒に乗り越えてきたからこそ、スティーヴのことが大好きになったし、これからも親友でいられると思うね」と語り、撮影をふり返っている。再起をかけたイギリスツアーでの地道な宣伝活動によりファンを取り戻し、ついに名門ロンドン・ライセウム劇場での2週間公演を決めたローレル&ハーディ。このままツアーは無事に終わるのかと思われたが…。この後の2人の関係性&パフォーマンスも気になる注目のシーンを、ぜひチェックしてみて。『僕たちのラストステージ』は4月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:僕たちのラストステージ 2019年4月19日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開Ⓒ eOne Features (S&O) Limited, British Broadcasting Corporation 2018
2019年04月17日お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきお(44)が2月18日、自身のブログを更新。スペインでのライブを終え、日本に帰る飛行機内で客室乗務員からもコンビ愛をイジられたと明かした。伊達は『日本にいます。』と題した記事で「無事に日本に帰国!なんだか夢の様な5日間でした」と無事に帰国したことを報告。滞在中はライブだけでなく、ロケやコリアデルリオ市長との会食など過密スケジュールに追われ、「スペインで、買い物したりする自由な時間は40分(笑)」と多忙っぷりを振り返った。しかし「仕事で行ってるし、勿論しっかりした観光は出来なかったけど、スペインに行った!っていう感じは十分。飛行機も、ビジネスクラスに乗せて頂き、秘密基地みたいな感じで楽しかった」と充実した遠征になったようだ。帰りの飛行機では相方の富澤たけし(44)と隣の席だったが「エアーフランスの日本人CAさんに『真ん中のついたて外しましょうか?』って言われた。僕が『え?なんでですか?』と聞くと。『仲良しですもんね?会話しやすいように……』と」と声をかけられたと告白。伊達は「いや、まさかフランスで仲良しイジリされるとは(笑)外しませんでしたよさすがに」と汗マークのついた顔文字を添えて、まさかの配慮に苦笑していた。読者からは「スペイン、お疲れ様でした!」「そりゃついたて外されますよ」「楽しい様子が伝わってきました」とコメントが寄せられている。
2019年02月18日振り返れば、昭和の終わりとともに『ひょうきん族』が幕を閉じ、ダウンタウンやウッチャンナンチャンらお笑い第三世代が中心に。そして昨年はハナコに霜降り明星と若手が躍進。これからの笑いはどうなる!?『東京ポッド許可局』の3人が、お笑い界を総括します。M-1がきっかけで、お笑いはスポーツへと進化した。プチ鹿島:平成元年が1989年だから、平成の初期は‘90年代ですね。サンキュータツオ:‘90年代は間違いなくダウンタウンでしょう。マキタスポーツ:前にPK(=プチ鹿島)が、ダウンタウンの笑いを格闘技になぞらえてリアル路線って言ってたよね。鹿島:ダウンタウンもそうだし、バラエティ番組も‘90年代はファンタジーからリアルへ向かっていった時代でしたよね。それ以前の芸人って、戦後から続く昭和の演芸文化を通過してきた人たちだったでしょう。タツオ:(明石家)さんまさんも落語家に弟子入りしたところからキャリアがスタートしてますし。マキタ:(ビート)たけしさんもストリップ劇場から出てきた人だしね。鹿島:それまでの笑いは演芸としてショーアップされたものだったのが、ダウンタウンが出てきたことによって、街で一番ケンカが強いやつが勝つストリートファイトになった。マキタ:芸能界の先輩はもちろん、プロ野球選手だろうがお相撲さんだろうがメッタメタに殴るスタイル。タツオ:関西のストリート上がりがダウンタウンだとしたら、関東にはとんねるずがいて。鹿島:もうめちゃくちゃリアルだよ。タツオ:そういったリアル路線の10年を経て、‘01年に『M-1グランプリ』が始まって競技化しました。マキタ:M-1を機に、笑いが採点式のスポーツになった。タツオ:一般の人が笑いを審査する『爆笑オンエアバトル』が盛り上がったり、‘03年には『エンタの神様』、‘04 年には『笑いの金メダル』と、お笑いを競技として楽しむ番組もどんどん出てきて。鹿島:競技化と並行するように、‘02年頃に大衆的な芸風でダンディ坂野さんが人気者になったでしょう。あのときお笑いが民主化されたなって思った。それまでは特別な人にしか許されていなかったのが、一気に開かれた感じ。マキタ:お笑いが会員制からオープン制になったんだ。鹿島:視聴者からの投稿を紹介する『爆笑問題のバク天!』(‘03年~)からアンガールズやレイザーラモンが出てきたりもしましたし。マキタ:その頃に、よしもと以外の事務所の養成所にも人が集まるようになって、お笑いが学校化したよね。鹿島:学校で勉強するって、わかりやすい民主化の表れですよね。マキタ:それまで素人と玄人の境界がはっきりあったのが、ベルリンの壁が崩壊したみたいに、民主化とオープン化が進み、学校を出たチルドレンたちがどんどん登場して、整ったフォーマットに従って誰でも参加できて能力を発揮できるようになった。お笑い史にとって‘00年代最大の変革はそれじゃないかな。鹿島:だからM-1で一夜にしてスターが誕生するのもそうだし、お笑いに夢があったんですよね。マキタ:夢あった。‘07年のサンドウィッチマンとか、ドラマティックだったし、センセーショナルだったよ。タツオ:10年ごとにまとめると、異能のお笑い怪獣たちの‘90年代、競技を勝ち抜いたスター選手たちの‘00年代、そして民主化されたことで誰もがお笑いに参加できるようになった‘10年代っていう感じですかね。鹿島:笑い飯が優勝してM-1が一度幕引きをしたのって何年だっけ?タツオ:‘10年ですね。高度に発達したお笑いマナー、揺り戻しとしての裸芸。鹿島:やっぱりそうか。このあたりから下克上が通用しなくなってる。タツオ:『キングオブコント』や『R-1ぐらんぷり』で優勝しても、まだバイト辞められないですからね。マキタ:芸能界をコンビニでたとえると、優勝したくらいじゃ定番商品として並べてくれない。タツオ:一応は新商品として短期間は陳列してくれるけど、棚のほとんどがロングセラーでいっぱいだから。鹿島:それは夢ないなー。マキタ:側(がわ)じゃなくて質のほうの話をすると、やっぱりダウンタウンは確実に世間のお笑いレベルを引き上げたと思う。レベルというか、解像度っていうのかな。民主化にも繋がることだけど、中学生とか高校生にまでお笑い用語を浸透させた。タツオ:ツッコミとかボケとか、オチとかフリとかね。鹿島:大きく言えば関西のノリ。専門用語や関西弁の言葉はもちろん、笑いの文化を一般的なものにしたね。マキタ:さんまさんの影響もあるとは思うんだけど。ほら、『笑っていいとも!』でタモリさんに「そこは拾わんとアカンやろ~」とかってしつこく言って、タモリさんがうっとうしそうにイヤがるっていうやつ。鹿島:くやしそうに「いまのはひと笑いいけたやろ~」とかってね。マキタ:そういう、よしもとの楽屋でのマナーが全国放送で流れてた。タツオ:その時代を境に、芸人はピコピコハンマーを捨てたんですよね。昔はピコッて叩くだけで成立してたのが、ちゃんと言葉でツッコむようになった。そこからさらに進んで、「ちゃんとボケろや~」みたいに、チームプレーとしてのパスまわしやゴールが設定されているゲームにまでなって。マキタ:そのあたりから、お笑いが高度に発達しすぎたよね。タツオ:ゆえに、揺り戻しもきてますよね。裸芸のアキラ100%が『R-1ぐらんぷり2017』で優勝したし、とにかく明るい安村がブレイクした。鹿島:『R-1ぐらんぷり2016』で(ハリウッド)ザコシさんが優勝したときは、久しぶりに夢あるなって思ったね。しかも地下ライブでやってるのと同じネタで勝負してた。マキタ:『キングオブコント2018』で唯一言葉に頼らないネタをやったのが優勝したハナコだったよね。ほかはみんな言葉を駆使する笑いで、気を抜いたら置いていかれる。タツオ:M-1にしても、言葉による笑いが主流ですからね、いまは。東京ポッド許可局“屁理屈をエンターテインメントに!”をモットーにマキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオの文系お笑い芸人3人の局員がひっそり語らう深夜の人気番組。TBSラジオで毎週月曜24時~放送中。※『anan』2019年1月16日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)文・おぐらりゅうじ(by anan編集部)
2019年01月13日7月に全国公開されるシリーズ最新作『トイ・ストーリー4』から、今回登場する新しいおもちゃのキャラクターが判明!その新画像とともに、まるでお笑いコンビの掛け合いのような特別映像も解禁となった。この度到着した映像では、ふわふわの毛並みがキュートなアヒルのぬいぐるみダッキーと、鮮やかな青と緑のモフモフの毛が特徴のうさぎのぬいぐるみバニーが、まるでお笑いコンビのように辛口ジョークも交えたマシンガントークを展開。バニーが「新しい映画の予告を見た?『トイ・ストーリー』の新作だ!」とふると、「まさか!あの映画は『3』で完結したはずだ!」とダッキーが応戦。『トイ・ストーリー』トークで盛り上がる2人はバズ・ライトイヤーの「無限の彼方へ、さぁ行くぞ!」という決めゼリフにかけて大喜利のようにジョークを連発。最後にウッディとバズが登場し、お馴染みのセリフを披露してみせるが…。ダッキーとバニーはモフモフの毛に大きな目というかわいいビジュアルに反して、ウッディとバズを呆れさせるほど喋り倒すという、これまでの「トイ・ストーリー」シリーズで見たことのない強烈な“おもちゃ”になりそうな予感。移動遊園地の射的の景品で、誰かに持ち帰ってもらうことを夢見るキャラクターということ以外は謎に包まれたままだが、まるでお笑いコンビのような2人がなぜ、ウッディとバズと共演をしているのか、一体どんなスパイスを加えてくれるのか、期待値がさらに膨らむおもちゃの登場といえそうだ。昨年末に本作の映像や声優続投が発表された際には、SNS上で「トイ・ストーリー4は激アツ!!!」、「ずっと待ってた!!!なにがなんでも見に行く!!」など、最新作への期待コメントが続出。物語は一切明かされていないにも関わらず、トレンド入りするなど大きな反響を呼んだばかり。世界中が涙した前作『トイ・ストーリー3』は、大学生になったアンディとウッディやバズたちの別れが描かれ、日本でも興行収入100億円を超える大ヒットを記録。ピクサーが「過去作を上回る“語るべき物語”がある場合以外は続編を作らない」という言葉と、そんな彼らが「完結したはずだ!」と逆に言ってしまえるくらい自信を持って贈りだす“前作以上”の物語に、引き続き注目していて。『トイ・ストーリー4』は7月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トイ・ストーリー4 2019年7月12日より全国にて公開©2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2019年01月08日