Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。ふとした瞬間、大人は子供から『気付き』を得ることも。きしもとさんは、子供たちと触れ合っていろいろなことを学んだといいます。第8回『とけたアイスは 冷たいジュースに。』子どもが折り紙をしていた。何を作っているのか聞けば「まだわからん。折ってたらなんかできるかなと思って」と返ってきた。折り紙というのは完成形があってそれに向けて折るものだと思っていた。「なんかできるかな」と当てもなく折って楽しむのか。自由でいいなと思った。同時に、野暮なこと聞いたなとも思った。子どもの活動を深めようとしてかけた言葉が逆に邪魔しているような気がして、言い訳するように「いいね、何ができるか楽しみやね」と返した。しばらくしてから「ほらな、適当にやったらなんかできる思ったら、やっぱなんかできたわ」と出来上がったものを見せてくれた。たしかに適当に折ったとは思えない、それっぽいものができていて感心した。なんだろう?ヨットのようにも見えるしリボンのようにも見えるな…と正解を探しそうになって慌てて「ほんまや、すごいなあ。適当にやったらなんかできるんやな」とその子の言葉をそのまま借りて、本心を伝えた。隣で見ていた子が「それなに?」と尋ねた。やっぱり気になるよね、と耳をそばだてていると、その子は「なんか!」と答えた。なんだ、なんでもない「なんか」だったのか。ああ、やっぱり僕の想像なんか飛び越えてて素敵だなとあらためて思った。折り紙や工作をしていると、その作ったものでごっこ遊びが始まったりする。お店屋さんをしたり、学校ごっこをしたり。そのごっこ遊びが発展するとそれを広げるためにまた、例えばお金だったりバッグだったり、さらに新しいものを制作していく。小学生にもなってごっこ遊びというと「幼稚っぽい」と心配されるけれど、意外とそんなことはない。子どもの発達や育ちに大きく関係していて、社会性や創造性を育む重要で質の高いあそびだ。学童で過ごす時間は短いため、あそびが盛り上がり始めたタイミングで帰る時間になることがある。そんなときには、次の日に続きをする。しなかったりもする。ある年、2、3年生の子たちがやっていたごっこ遊びが半年ほど続いた。学童にある本を並べて本屋を開いたり自分たちで本を作ったり、絵を描いたりそれをお面にして売ったり、折り紙やイラストを並べてお店屋さんごっこをすることもあれば、レジ自体を作って遊ぶ日もあった。その日その日で、やりたいことや思いついたあそびをして、次第に周りを巻き込んでいく。関係ないあそびをしている男子たちが、手を止めて色紙で作られたバッグを持ってお店屋さんで買い物をする。そんな不思議な風景が見られるようになっていった。ある子が、そのごっこ遊びをそのまま生かして夏祭りをすると言い出した。日程を決めてポスターを貼り、ダンボールで作ったモグラ叩きや輪投げを制作して、景品も折り紙などで大量に作った。僕はといえば、手出し無用とばかりに買い出しリストを渡されて、仕入れ担当に任命された。たまにお面の色ぬりをさせてもらって褒めてもらった。当日は大盛況だった。普段ごっこ遊びに興味がない子でもノリノリで楽しんでいた。お店に並んでいる子が「楽しみすぎてばくはつしそう!」と笑顔を爆発させていた。「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれて、接客応対まで本物みたいだなと感心しながら「持っていません」と答えると「ではお作りしておきますね」と、お洒落なカードを渡された。素晴らしい接客。僕がパン屋の店長だったらバイトに引き抜いているところだ。面白いのが、みんながみんな接客をしたがるわけではなくて、裏で景品を制作したりゲームの仕込みをしている子たちもいたこと。こんなこと言ったらまじめに働いている人に怒られそうだけれど、考えてみれば僕たちが生活している社会も、それぞれの役割になりきっていろんな役を演じている、ある意味ごっこ遊びみたいなものだよな、なんてことを考えたりしていた。あそびがこま切れにならずに地続きであることや、発展して周りを巻き込んでいくことは保育の一つの理想だ。といってもなかなかそんなに上手くはいかず、それは大人の都合の時もあれば移り気な子どもの気分によるところもある。無理に続けさせるようなことはしないから、自然とこんな風に行事に発展したのはすごいと思ったし、次の年に子どもたちが「今年も夏祭りしよう!」と言い出して、下の代に受け継がれながら毎年の恒例になったことも、なにか成功しているように感じた。そうすると、どのあそびもなにか成果の見えるものに向けてされるべきなんじゃないか、と期待してしまうようになる。ゴールに向かってやらないと意味のないような気がする。子どもたちが意味のわからないあそび(あくまで僕には意味のわからないという意味)をしているのを眺めながら、どこに向かって行くんだろう。と考えていた。どこに向かうにしても楽しそうだなあと思った。あれ?どこかに向かわなければいけないんだっけ?と考えた。そもそもあの夏祭りが完成形なんだろうか?夏祭りがゴールで、そこに向かうまでの活動は「準備期間」なんだろうか。きっとそうじゃないよね、と思い直した。はじめの折り紙でもう完成しているんだ。その日その時に夢中になっているその瞬間が、どこに向かっているでもないけれど、そのいまで完成している。それがどんどん広がって形を変えていく。あの夏祭りは、その日々がたまたま積み重なって、たまたま目に見えるものになっただけだった。未完成のものを完成に近づけようとすると足りないピースを埋めることを考えてしまうけれど、もう完成しているものが形を変えて育っていくと思うと、その時その時の姿を大切にできるような気がする。夏祭りが恒例となった何年目かの夏、進捗を尋ねると「まだ全然準備できてへんねん、へへへ」と笑っていた。それはサボっていたのではなく、いま楽しいことに忙しいのだろう。自分にできないことは、足りていないのではない同僚から「仕事できる人を見て、自分は全然できていないなって思うんです」と相談を受けた。その「仕事できる人」といわれている職員も、同じようなことを言っていたのを僕は知っている。隣の芝を見て羨ましがるというよりも、引け目を感じることのほうが多いらしい。あの人にできていることを自分はできていない。自分には持っていないものを持っている人を見ると、それが正しい姿のように感じて自分ができていないように思ってしまう。もともといる自分に足りてないものがあるような、例えるならパズルのピースが一つ欠けているような気がしてしまう。あの人は持っているけれど自分は持っていない。できていない。そんなことを思い始めたら、いろんな人と自分を比較して、パズルにはどんどん虫食いが増えていく。子どもを見る時もそうだ。ついついできないところに目がいって、足りないように感じて、それを埋めることや隠すことに必死になる。それが成長や教育と呼ばれたりもする。それってとてもしんどいことだよね。だからね、少し見方を変えようと思う。もともと完成していて、なにか特別にできることはトッピングみたいなものなんだと。仕事が早い、コンピュータに強い、英語が話せるとか足が速いとか。いや、特別にできることだけではないかもしれない。言葉を喋れるとか、歩けるとか、もっと当たり前だと思っている、耳が聞こえるとか目が見えるとかもそうかもしれない。うまくできるようになって完成するのではない。もう完成している。何かできることは特別なことで、それができないからといってダメなのではない。仕事が早い人を見て、「自分はなんで仕事が遅いんだろう」ではなくて、あの人は特別な力を持っているのだと思うようにする。誰かの得意を自分ができないからと言って、それは自分の「苦手なこと」ではないのだと。ただその人の得意なのだと。自己肯定感って、できる自分を誇れることでも、できない自分を認めることでもなく、今の自分の姿をそのまま肯定できることだ。難しいけれど、それができるようになりたい。あの人はなんでできないんだろう、と思ってしまう時も、「あいつ出来ないな」ではなくて、自分やるやんって思えたら。自分が当たり前にできていることでも自分が少し特別なのかもしれないと思えたら、自分も相手もしんどくないよね。今までの時代は、みんなができて当たり前だった。同じことを同じように。だから、できないことを欠点と呼んでいた。けれど、これからの時代は「みんなができなくて当たり前」でいい。みんなができなくて当たり前というのはできない状態が普通だということ。そしてそれぞれの「できること」は優れていることではなく、その人の一部として認めていく。みんなができて当たり前のことなんてないんだって知ると、できている人を見て同じようにできていない自分に引け目を感じることは少なくなるんじゃないかな。ぼくはあまり何かに挑戦したことはない。就活も受験勉強もほとんどしてこなかった。だから、何かに向けて必死になることも何かに失敗して絶望することも、それをしてきた人と比べて経験が浅いと思う。それでも、こんな未来のはずじゃなかったのになって思うことはある。失敗とまではいかなくても、思っていた未来とは違っていると、やっぱり落ち込む。その先に見ていた世界が見られないことはやっぱり悲しい。あるかもしれないと思っていた道がないことを知ると、みんなは進んでいるのに自分には進めないのかと、希望を持っていた自分は大した人間じゃないんだと思ったりする。「けれど、今の目の前のことは何も変わっていないじゃない」と友人が言った。挑戦して失敗したとしても、思っていた未来にならなくても、いま十分生きていて幸せで、それはなにも失くならないじゃないかと。たしかに、これから期待する未来がこなくても、いま大事にしてるものや幸せであることは変わらない。挑戦して失敗しても、減りはしないのかもしれない。ならなおさら、いま充たされていることが、なにかになるための、どこかに向かうための大きな礎となるのだろう。余談ですが子どもがアイロンビーズを作っていた。なにを作っているのか気になって見ていると、それを察したのか「イヌ作ってるねん」と教えてくれた。しばらくして完成したものを見せてくれた。「イヌ、かわいく作れたやん」と伝えると「ネコやで」と返された。あれ?イヌって言ってなかったっけ?と思っていると「イヌ作ってたけどネコみたいになったから、ネコにしてん」と教えてくれた。自由で素敵だなと思った。そんな風に生きていけたらいいな、とネコになったイヌを見て思う。目指したり憧れていた人生でなくても、思いもしない生き方になっても、「イヌを目指してたけどネコもいいかなって思ってん」と生きていけたら。そうやって生きていけるように子どもたちを受けとめられたら。「これ、あげるわ」と、さっきのネコと同じサイズのアイロンビーズを手渡された。ぼくが異動で会わなくなるから餞別らしい。ピンクの顔に耳が生えていて目と鼻が色を変えてつけられている。ウサギだな、と思っていたら「ウサギを作っててんけど、ブタみたいになったからブタやで」と、面白いのか照れてるのかわからない笑顔で教えてくれた。「ウサギに見えるよ」とは言わなかった。ウサギのつもりがブタになった。それを知ったらなんだか、そのピンクのブタが急に愛らしく見えてきた。先日、6歳の友人と出かけた時に、暑かったので自販機でアイスを買った。17種類ある中からソーダ味のシャーベットを選んだ。吸って食べるタイプのやつだ。はじめのうちは固くて出てこないからと絞り出すようお願いされた。しばらくしたら暑さでとけてほとんど液体になっていた。「溶けちゃったね」と言うと、「溶かしてジュースになるのが美味しいねん」と言っていた。アイスを食べてるつもりだったのに途中からジュースを飲んでいた。ぼくはなぜだか、ブタになったウサギのことを思い出した。空になった容器をゴミ箱に捨てるよう促すと、「こんなにきれいなのに捨てちゃうの?」と悲しい顔をした。ぼくが笑っていると、容器にキスをしてゴミ箱に勢いよく放り込んだ。意味がわからないけどおかしくって、ぼくはきっとずっと忘れないだろうなと思った。きしもとさんの記事やこれまでの連載コラムはこちら[文・構成/きしもとたかひろ]きしもとたかひろ兵庫県在住の保育者。保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。⇒きしもとたかひろnote⇒きしもとたかひろTwitter
2020年08月15日Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、日常が壊れた学童保育所。そんな中で同僚が漏らした言葉は…。第7回『たからくじが当たらなくても。』「余裕がないと人が出るんですかね。自分の性格めちゃくちゃ悪いって思いますわ」と同僚が漏らした。ああ、ぼくも同じことを思っていた。こんな保育がしたいんじゃないのに、口ばっかりじゃないか、自分はこんなにダメな人間なのか。この数ヶ月ずっとそんなことを考えている。ぼくの務める学童保育所は、「日常の忙しさ」という点で言えば教育・保育業界の中では余裕のあるほうだ。「だから楽だ」ということではなくて、余裕があるからこそ質の高い支援を目指せると思ってやっている。それが、コロナ禍によって崩れた。小学校の休校措置によって、ひとりで家で過ごす子どもたちの受け入れ先として、学童保育所に白羽の矢が立ったのだ。文字通り「緊急事態」のなかで、職員不足、不明瞭な情報と感染対策、体力的・精神的な負担、自分も罹るかもしれない恐怖、見通しが立たない不安…いろんなものが重なり、少しずつ余裕がなくなっていった。普段はゆとりを持って関われていたはずなのに、つい口うるさくなったり丁寧に対応できなかったり、ひどい時には感情的に怒ってしまったりもした。小さなことにイライラしてしまい、子どもたちにつらく当たってしまった時には「自分はなんてダメな人間なんだ」と、反省とは呼べないただの質の低い自己嫌悪に陥った。自分たちがとりわけ大変だった、というような苦労話をしたいわけではない。どれだけ子どもとの関わり方や知識を深めていても、普段から気をつけていても、余裕がないと“なににもならない”のだと思い知ったという話。子どもと向き合うことも、丁寧に関わることも、ぼくが「できた人間」だからできていた訳ではないのだ。たまたま余裕を持てる環境だったからできていただけなのだ。やらなきゃいけないことが増えることよりも、余裕がなくなることのほうが精神的に追い込まれていく。今まで無理なくやれていると思っていたことでも、ただ余裕がなくなるだけでうまくできなくなることがある。「余裕がある」ことを、ハンドルの「あそび」に例えた話を聞いたことがある。ハンドルを回したときにすぐにタイヤが動いてしまわないようになっている、その少しの余裕があるからデコボコした道でもまっすぐと走れる。頑張りすぎるなとか型にはまるなという文脈だっただろうか。とにかく人生にもあそび(余裕)が必要だ、という話だったような気がする。なるほど、たしかに人生に余裕は必要だ。けれど、それは「まっすぐ走るためにあったほうがいい」ハンドルのあそびなんかではなく、「ないと走れない」ガソリンなんじゃないのか。「ないと故障してしまう」エンジンオイルかもしれない。車に詳しくないので、例えが合っているのかわからないけれど、ようは、余裕は「あったほうがいい」ではなく「ないといけない」ものだった。子育てを始めてから「自分がこんな人間だと思わなかった」という悩みを抱く人がいる。やらなきゃいけないことが増えて、余裕もなくなる環境なら、なおさら今までの自分ではいられないだろう。あまり怒ったりしないとか、穏やかに人と接することができるというのは、その人がもともと持っている素質ももちろんあるだろうけれど、多くは環境によって「そうしなくてよかった」だったり、「そうあれていた」だけだったりするのかもしれない。余裕がなくなった時に出てくる自分って、「人が出る」という言葉の通り「本来の自分」なんだろうか。その人の本性が出る、とういう言い方をするけれど、そもそも本来の自分なんてあるんだろうか。そのときの環境、もちろん周りだけでなく自分のコンデションも含めて、その時々の自分がいるだけなんじゃないか。そのときの「今の自分」が、自分が描いている理想とは違って「自分はダメだ」なんて思ってしまうのかもしれない。うまくやっているように見える人を見て、自分はあんな風にできないと劣等感を抱いてしまうけれど、その人はそういう環境にいるだけかもしれない。つらく当たる人を見て、あの人はダメだと言いそうになるけれど、いま余裕がない環境にいるのかもしれない。自分がいまこんななのは、全然ダメだなって思っているいまの自分は、「ダメな人間」なんじゃなくて「いま余裕がないから」なんだきっと。それが言い訳だとしても、なんとかそう言い聞かせて、いまどうにか文章を書いている。そういえば、今まで一度でも100点の保育をしたことがあるんだろうか。と少し考えてみた。理想通りの、一片の過ちもない完璧だったといえる保育があっただろうか。無いかもしれないな。測れるものではないから主観になってしまうんだけれど、主観ってだいたい自分に甘いはずなのに無いって言えるから間違いないんだろう。それは自分が謙虚だとか、「今に満足しては成長できない」というような向上心の類ではないと思う。わざわざ考えることでもなかった。ずっと前から分かっていることを確認するように、今さらながら「100点の日、そんなものは存在しないのだ」ということに気づく。理想のとおりってなんだろう宝くじが当たったらなにがしてみたい?路線バスの一番後ろの席に座って祖父と話したのを思い出す。たしか、千里中央という大阪市街から少し外れたニュータウンの駅にあるスターバックスでコーヒーを飲んだ、その帰りだったと思う。なんでそんな質問をしたのか覚えていない。車内広告を見て思いついたのか、話の間を持たせようとしたのか、はたまたガンを患って余命宣告されていたじいちゃんの残りの人生で何かできないか考えて、浅はかながら質問の答えに「ヒント」を探したのかもしれない。祖父は「ベンツに乗りたいな」と答えた。特別に車好きというわけではない祖父にとって知っている高級車がベンツだったのだろうか、それとも若い頃に男の憧れとして抱いたのを思い出したのだろうか。理由は聞かなかった。ガーデニングが趣味でばあちゃんと毎日デートしている、そんなぼくが知っている祖父のイメージとは違っていて意外だった。他にも、ハワイに行ってみたいとか大きなガーデニング庭園が欲しいとかそんなことを言っていたような気がする。いや、もう10年も前の話だから、言っていないことを僕が勝手に記憶に加えているだけかもしれない。どちらにせよ、どれも、ニートのような生活をしていた僕には叶えてあげられそうにないものだった。いや、宝くじが当たって叶う夢は全部お金にものを言わすものなんだから、そもそもの質問が間抜けだったのだ。じいちゃんは、ガンが治らないまま、そして孫の宝くじは当たらずベンツに乗れないまま、黄泉の国に旅立ってった。その頃何度も「もっともっとやりたいことも僕ができることもあったんじゃないか」って後悔した。けれど、最近思うのが、きっとじいちゃんにとっては満点の人生だったんじゃないかってこと。もっと、って思うのは残ったぼくが勝手にじいちゃんの人生を足りてないものにしているだけで、それって傲慢で失礼なことだよね。じいちゃんは100%を生きたのだ。ベンツには乗れなかったけれど、ハワイには行けなかったけれど、間違いなく幸せだったと思う。じいちゃんとやりたいことはまだまだたくさんあったけれど、それでもやっぱり、その時のぼくも間違いなく幸せだった。子どもたち一人ひとりの姿を見て、感情的にならずに冷静に話をして、じっくりと丁寧に関わる。そんな保育がしたい。専門知識を持って子どもの育ちを焦らずに見守って、何が起きても動じずに臨機応変に的確な支援をしたい。できれば誰も傷つけることなく過ごしていたいし、誰も嫌わずに誰にも嫌われずに生きていたい。それが現実的ではない「理想」なのはわかっている。けれど、だからって、その理想を捨てられるほど諦めがいいなら、「自分なんて」と悩んだりしない。どうせ人を傷つけてしまうから、といって傷つけることに鈍感になっていいのかな。ぼくは嫌だな。理想を捨てるのは現実主義なのではなくて、諦めとか言い訳だよね。だから、理想に向いていられるように、それが実現できなくても「失敗じゃない」ってことにしようと思う。理想通りにいかないのが失敗なら、人生のほとんどが失敗になってしまうもの。子どもの話をゆっくり聞いてあげたいな。けれど忙しくて後で聞くねって言ったまま子どもは帰って行っちゃったな。そんな後悔や反省をばかりをずっと繰り返している。50点とか60点とかの日ばかりだ。減点法ならきっと0点の日だってある。理想に近づいたり離れたり、その時その時で最善の形は変わる。それが100点かもしれないし、50点かもしれないし、目も当てられない点数かもしれない。けれど、それがその時々のその環境で出せる最高点なんだ。それは、諦めでも惰性でもない。これまでと比べて「こんなことができたはずなのに」ということがこれからの生活では特に増えてくると思う。 ぼくはその度にそれを「足りていない日」にして落ち込むのかな。やっぱりいい一日だったって思って過ごしていたいよね。だから、「できたらいいな」っていう思いは大事にしながら、でもそれは「できなきゃダメ」ってことではないよ、と言い聞かせて、雨なら雨で晴れなら晴れでその日できることをして、できなかったことを許してやっていきたいなって思う。余談ですがお寿司を買った時についてくる醤油には[こちら側のどこからでも切れます]という表記がある。あらかじめ切り口が付いていて[あけくち]と表記されているものもある。どちらも力加減を間違えれば中身の醤油が飛んでしまうので慎重に開封する。たまに失敗する。祖父は、[あけくち]があってもハサミを出してきて丁寧に切るような人だった。手がヌルヌルして開けられないからハサミで、とかではなく決まり事のように初めからだ。チャック付きのお菓子もハサミで切るものだから、手で開けた方が切り口が揃わなくて次に開けやすいのに…と僕は思っていた。いつも忘れ物をする僕に「しっかりせんかい」と叱り、20歳の誕生日には[忘れ物をしないこと]を目標にさせられた。僕は一年間その目標を忘れて過ごした。真面目で几帳面な祖父は花を育てるのも好きで、僕が始めて一人暮らしを始めた時にゼラニウムの鉢をプレゼントしてくれた。そして僕はその花をあっさりと枯らしてしまった。ある時「じいちゃんみたいにできへんわ」と溢したことがある。ガサツで忘れ物ばかりして靴下すぐ片方なくなるし花もすぐに枯らしてしまう。昼までぐうたらしてるし、じいちゃんみたいに丁寧に生きられない。そんな自分が少し嫌だなあって思ったりしていた。すると「わしがお前くらいの頃もそんなんやったわ」とじいちゃんは答えてくれた。絶対うそや、と僕は思った。じいちゃんは若い頃もきっとしっかりしていたに決まってる。けれど、いま思ってみる。今じゃない遠い未来、僕もじいちゃんくらいの歳になればあんな風に生きられるかも、って。無理かもしれないけれど、歳をとって余裕ができたならできるかもしれない。そうやって期待してみるだけで、それができていない今を、少しだけ許してあげられるような気がした。きしもとさんの記事やこれまでの連載コラムはこちら[文・構成/きしもとたかひろ]きしもとたかひろ兵庫県在住の保育者。保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。⇒きしもとたかひろnote⇒きしもとたかひろTwitter
2020年06月30日お笑いコンビ・キャイ~ンの天野ひろゆきが8日、オフィシャルブログを更新し、香取慎吾の感動エピソードを明かした。日本テレビ系『天声慎吾』共演以降も香取のことを「王子」と呼ぶなど、親しい間柄で知られる天野。8日付のブログでは、「昨日のななにーも、近くにはいたけど、リモート状態で会えずかと思ったら、ライブへの移動で少しだけ王子と話せた(これはもはや出待ちするファンだ(笑))」と直接の会話が久しぶりだったことを明かした。香取に会いに行った天野が「ドラマ宣伝してくれてありがとう」「おかげで好評うちに完走出来たよ!!」と伝えたところ、香取から「僕の宣伝のおかげだなんて」「じゃなくて楽しく面白く沢山の人が観たくなる作品だったんだよ。楽しい時間をありがとう!」と逆に感謝されてしまったのだそう。「久しぶりに王子に会えた」と題したこの日のブログは、「泣けるじゃねぇか王子」と天野の感情がにじみ出る一文で結ばれている。「ドラマ宣伝」というのは、天野が出演したドラマ『隕石家族』(東海テレビ・フジテレビ系)を、香取がTwitterなどで告知していたこと。先月30日、香取の「いよいよこの後23時40分から隕石家族 最終回!!」に対して天野はTwitterで「おい!ついに俺を経由しないで直接ツイートしとるやないかいっ!!(笑)」「気付かないでメール待ってたよ」「ありがとう王子!!」と反応。ブログでは度々感想メールが送られてきたことを明かし、最終回後にも届いたようで、翌日には「王子からのメールが『STAY HOMEに楽しい時間をありがとう!諦めたら人生そこで終わり 明日の人生に懸けてみるか どんとこいだね!!』その通りだよ!! 王子~!! ありがとう」と感謝のメッセージを送っていた。
2020年06月10日Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。「子供がいうことをきいてくれない」というのは、よくある悩み。そんな時の、きしもとさんの対処法は…。第6回『棚からぼた餅、ベンチからナポリタン。』朝、ラップにくるんだご飯を電子レンジで温める。横着して素手で茶碗に移そうとしたものだから熱さに耐えきれずラップを脱がしたタイミングで熱々のご飯が茶碗ではなく床へダイブする。朝食をとれないまま家を出て鍵を閉めたところで着ているパーカーが部屋着だと気付く。さっきの米粒が裾についていて、さすがにこの格好では出勤できないなと、閉めた鍵を抜かないまま反対に回す。着替えをして部屋の鍵を再び閉めてから階段を降り始めたところで同じアパートの住人と目があったので会釈をする。大きな袋を抱えているのが目に入って、あることを思い出す。前々回のゴミの日から出しそびれて膨れた45L袋を今度こそ忘れないようにと昨晩玄関に置いたのだった。降りかけた階段を一段飛ばしで駆け上る。ごみ収集所に来て本日最大のミッションを遂行した達成感でスキップしそうになったところでポケットWi-Fiを忘れたことに気づく。Wi-Fi環境なしで一日過ごす不便さを考えれば電車一本遅らせても取りに帰るべきか、と考えて踵を返す。ポケットWi-Fiをカバンに押し込みようやく駅に向かって歩き出す。出だし順調とは言い難いけれど雲ひとつない空を見たらいい一日になりそうな気がして大きく深呼吸する。少し冷たい空気が心地良い…あれ?…マスクをしていない。なんてこった。財布は忘れてもマスクは忘れてはいけないこのご時世。さすがに取りに帰らないわけにはいかない。2本遅らせた電車に乗りながら友人からのメールに返信する。朝から散々だったことも報告すると「通常運転で安心するわ」と返信が来た。そうか、これがぼくの通常運転か。たしかにうまくいかないことも平常だと思えばイライラしない。うまく生きられない自分をそのまま受け入れてくれる存在はありがたい。音楽を聞いて気分を上げようとイヤホンを探す。朝、歯を磨きながら出発の準備をしているときに手に取ったイヤホンを、忘れないようにとパーカーのポケットに入れたのだ。そうだ、「忘れないように」とパーカーのポケットに入れたのだった。落ち込むどころかむしろ期待を裏切らない自分に感心する。うん大丈夫、これがぼくの通常運転だ。想定通りにいかないことと向き合うということ子どもに何か行動を促すとき、たとえば移動して欲しいとか片付けしてほしいというときには、指示ではなく「お願い」をするようにしている。強制ではなく、あくまでもお願いだから相手には断る権利があるし、断られたら無理強いはしないようにする。選択できるというのはその子の人権や主体性を尊重する上で重要な要素だ。けれど、どうしても行動してほしいときはある。人手がなかったり時間がなかったり、いずれにしてもこちらの都合なんだけれど、そんなときに受け入れてくれなかったら少し強い口調でお願いしてしまう。そうなったら「お願い」とは表面だけで半ば強制だ。意固地になって動かない子がいて、どうしても説得できないときは最終手段として怒って、ほとんど脅しのような形でむりやり行動を促してしまうこともある。そんな時にふと思う。最終的に拳銃を突きつけて無理にでも言うことを聞かせるのなら、はじめから子どもが自分の思い通りに動くことを前提にしているんじゃないのかって。もちろん拳銃は比喩だけれど、子どもの思いを尊重すると言いながら穏やかに声をかけているつもりでいて、実のところ最後は力でどうにかできると思っているんじゃないか?と。こちらの想定内の内容であれば、その子が選択したことを尊重できる。けれど、想定外のことでも受け入れられるだろうかと考えたら自信を持ってイエスとは言えない気がする。ぼくは「子どもの主体性を尊重しています」とよく言っているけれど、こちらが用意した数ある正解の中から、その子が選んだことを尊重しているだけにすぎないんじゃないか。もちろん危険なことは尊重できないし、選択肢が限られている中でどれにしたいかを決めてもらうことはある。けれど、ゼロからどうしたいかを聞いた時や、子どもが想定していない言動をした時に、本当に子どもの気持ちを受け止めているんだろうか。根っこの部分では子どもを手のひらの上でコントロールできると思っていて、こちらが描いた正解に向かわせようとしているんじゃないか。そんなことを考えたりする。とりとめない話を、たとえば何度も忘れ物をしたとかゴミを出し忘れたとかそんな話をした時に「だから?」と興味なさそうにされると傷ついたりムカッとしたりする。とりとめない話だから取るに足らないと思われても良いはずなのになぜか傷つく。それは、自分の話に興味を持ってくれないとか無下に扱われたというような、相手の振る舞いだけが原因ではなく、自分のなかにも要因があるような気がする。ぼく自身が知らぬ間に相手の反応を予想あるいは期待しているんじゃないかと。こんな風に返ってくるのかなと。ありがとうと言えばどういたしましてと、頑張れよって言ったらお前も頑張れよと返ってくるように。期待に似た当たり前を抱いているのかもしれない。それが明確ななにかではなくても、無意識に何かしらの期待をしていて、そして「思っていた反応と違う」ことにがっかりしているんではないだろうか。期待はしていなくても想定はしている。あの子があんなことをするなんて、あの人があんなことを言うなんて、と裏切られた気分になったら、もしかしたらそれは自分が勝手にその人を想像の中で作り上げたり、自分の当たり前で勝手に期待しているだけなのかもしれない。いつも遅れて来るからとギリギリの時刻にバス停に向かったら、バスが停留所を通り過ぎたところだった。ということが何度かある。いつも遅れるくせに…とは逆恨みもいいところで完全に自分のミスなのにイライラしてしまうのは、遅刻するかもという余裕のなさではなく、想定通りに事が運ばないからなのだろう。朝晴れていたのに帰宅のタイミングで雨に当たる。運が悪いなという気持ちと合わせて、天気予報では降らないと言っていたのに…と傘を持たなかったことを誰かのせいにしたりする。けれどよく考えたら天気なんて自分じゃどうしようもないこと。ある程度の予測はできてもコントロールできないことはわかっている。なのにイライラしてしまうのは、想定外のことが起きたことが気に食わないのかもしれない。いつも乗っている時間に電車が来ない。思っていた言葉を返してもらえない。子どもが言うことを聞いてくれない。そんな時についイライラしてしまうのは「余裕がない」のとあわせて「思い通りにいかない」という要因もあるのだ。それは、わがままという意味ではなく、僕たちは無意識に自分の都合のいいことを想定したり期待したりしているということ。買いたいものが買えたり、食べたいものが食べられたり、誰かが自分のいうことを聞いてくれたり、ある程度自分で思った通りに生きられる経験をしていると、気づかぬうちになんでも努力次第で計画通りに進むと錯覚してしまっていたりするのかもしれない。けれどどうかな。考えてみれば自分の思い通りになることの方が少ないんじゃないだろうか。他人の言動も、電車の発着も、天候も、どんな事象も自分の意のままにはいかない。それを存外忘れがちなのだ。雨が降るかどうかわかっても雨を止ませることはできないように、どんなことも、ある程度予測はできたとしてもコントロールするのは難しいし、それは傲慢でもある。雨が降るなら傘をさすか雨宿りをするように、自分じゃコントロールできないことに一喜一憂するよりも思い通りいかないこととどう向き合うのかを考えた方がいいのかもしれない。相手がどんな振る舞いをしてどんな言動をするか、こちらの用意したものになぞるのではなく、その人の言動をその人のものとして、それを自分はどう受け止めて解釈するのか。例えば子どもの発達段階って、子どもが育つ上での一つの指標となる。何歳ごろにこれができるようになって、何歳ごろはこんな機能が発達してというようなもの。けれど、その通りに育てようとすると個人差があるから求められる子どもはしんどいだろうし、発達段階通りに育っていないと保育者は不安になるし子育てがしんどくなる。じゃあこの発達段階って何のためにあるのかっていうと、その子のそのままの姿をより深く理解するためにある。たとえば誰にでも笑っていた子が、急に泣いたり恥ずかしがったりするようになったときに、顔を識別できるようになったのかな、安心できる存在との違いを認識できるようになってきたのかな、周囲の目が気になるようになってきたのかな、とそれぞれの年齢の発達段階からその子の育ちを前向きに解釈することができる。もうすぐ人見知りの時期だから上手に人見知りできるように脅かしてやろう、なんてことはしない。その子の姿を肯定的に受けとめて育ちに気付くために、知識が役立ってくる。その知識を役立てるためには、その子の姿をしっかりと見なければいけないから、その知識を「期待」ではなく「視点」にして、まるまる受けとめて見守ることが大切になってくる。想定外を当たり前にしてみたら。思い通りにいかないことが当たり前だと思えたら、新しいことや偶然起きたことも発見できるんじゃないかと思うのだ。ここを育てようと思うと、そこが育っているかどうかでしかその子の育ちを見ることができない。自分の思いもしないところが育っているかもしれない、と視点を変えると見えていなかったその子の姿に気づくことがある。大人が意図してなくてもいい。偶然の産物でもいい。その子から生まれたその子の育ちに、僕たちが気づければいいのだ。予定をきっちり決めてその通りに動く方が安心する人もいるから、どちらが良いとか悪いとかではないけれど、僕みたいに毎日ドジ踏んで、出る目がだいたい裏目の人間としては、思い通りにことが進まないのを基準にした方が楽だったりする。自分がうまくいかないたびに、ドジを踏むたびに「自分なんて」なんて思わなくていいように。予定通り想定通りにいかないのは当たり前なんだよって。そんな失敗も笑い話にしたり、そんななかで「よかったね」って思えることを見つけていければ。自分の正しいに固執しないためにも大切なことだと思うから、もしうまくいっているなと感じることが増えたら、それはもしかしたら自分が誰かをコントロールしているかもしれないと思えたら。そんなときは少し気を抜いて、「想定外」が起きることを楽しめるような余裕を持てたらいいな。余談ですがある夏、キャンプに行ったときに一年生の男の子が弁当を一口も食べずにひっくり返してしまった。これからの人生で弁当箱を見るたびに毎回思い出してしまうんじゃないかというくらい、それはそれは落ち込んでいた。半年くらい経ったころ、公園へピクニックに行ったときに同じようなことが起きた。別の子が一口も食べていない弁当箱をひっくり返してしまったのだ。ぼくたちがなぐさめながら代わりのものを買いに行こうと話していると、キャンプで同じ目にあったその男の子が「おれも落としたことあるでぇ〜」と笑って声をかけていた。その子にとって苦い思い出ではなく、笑って話せる出来事になっていることに安心した。同時に、「かわいそうに」となぐさめるのとはまた違う優しさを感じた。うまくいかない、失敗をする、要領が悪い、そんな経験がユーモア次第で誰かを救うこともあるんだよね。休日の昼間、良い天気だったのでコンビニでナポリタンを買い人気のない公園を見つけて食べることにした。蓋を開けて持ち上げようとした瞬間に手を滑らせて見事に地面にひっくり返した。「おれも落としたことあるでぇ〜」というあの子の声が聞こえたような気がした。砂まみれになった麺を容器に戻して、一緒に買ったペットボトルの緑茶を飲んだ。これでぼくも、誰かが弁当をひっくり返した時に声をかけてあげることができる。きしもとさんの記事やこれまでの連載コラムはこちら[文・構成/きしもとたかひろ]きしもとたかひろ兵庫県在住の保育者。保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。⇒きしもとたかひろnote⇒きしもとたかひろTwitter[文・構成/grape編集部]
2020年05月18日Twitterやnoteで子育てに関する『気付き』を発信している、保育者のきしもとたかひろさん。連載コラム『大人になってもできないことだらけです。』では、子育てにまつわる悩みや子供の温かいエピソードなど、親や保育者をはじめ多くの人の心を癒します。第5回は、きしもとさんが人それぞれ異なる子育ての価値観について考えます。第5回『知らないからこそ、間違うからこそ。』年度の変わり目、一年が過ぎようとしているこの時期にようやく気づく子どもの姿がある。3月の初め、ある高学年の男の子と公園で遊んでいるのを見て「楽しそうですね」と同僚から声をかけられた。その子を見ると、いつにない笑顔ではしゃいでいた。「いつにない?」本当かなとふと思った。自分が気づけていなかっただけでいつもこんな風に楽しんでいたんじゃないか。高学年の男の子たちは、大人にはあまり依存せず自分たちの世界であそびを楽しんでいる。家でゲームをしたり公園で同年代の子達と遊ぶ方が楽しいんじゃないかと感じることもある。もちろん一緒に遊ぶことはあるけれど、低学年のようにずっとくっついてくるようなことはほとんどない。すると、自然とこちらから声をかけるのが、危険なことやよくないことをしたときに偏ってしまう。楽しんでいる中で「注意してくる人」とだけ認識されたら、話もまともに聞いてくれない。危険なことなら聞いてもらわないといけないから遠慮なく伝えるのだけれど、ふてくされた態度や反論があるとこちらもつい強い語調になってしまう。そんなやりとりが多い男の子だった。あんなに毎日会っていて、この楽しそうにしている姿にぼくはどれだけ目を向けていたのだろう、と思った。全然見れていなかったかもしれないな、と。荒い口調で怒ってしまったり否定するような言い方をしたりした、思い出したくない記憶が蘇り、後悔した。「もう少し優しく接したらよかったなあ」と同僚にこぼすと、「まだありますよ、接する時間」と返された。うんそうだよなと思った。あと一ヶ月、できなかったことを嘆くにはまだ早い。いまからでもできることをしよう、と気持ちを立て直した。子どもとの関わりや子育てについての発信をしていると、共感してくれる人や参考にしてくれる方たちがたくさんいる。ありがたいことに、すごいねと言ってもらえることもある。けれど、その度に自分はそんな人間じゃないんだと逃げだしたくなる。「よく綺麗事が言えるよね、そんな清廉潔白な人間じゃないだろう。今までの失敗が無かったことにはならないぞ」ともう一人の自分が責めてくる。「あの人は間違っている」というような誰かを批判する言葉を聞くと、他人事ではなくその言葉はそのまま自分にも突き刺さる。浅はかな偏見で人を差別したことや傷つけたことがある。保育でも、強い言い方をしたり怒鳴ったり、言うことを聞かせようとしたり、そういった「適切ではない関わり」をしたことがある。体罰を与えて大怪我を負わせたことはなくても、そうなっていたかもしれない状況はいくらでもあったと思う。思い出すだけでこの仕事から離れたくなる。ぼくが今どんな人間になっていても、そのときのその人の傷はきっとそのままだ。なかったことにはできない。たまたまなのだ、いま何もない顔をして保育を語れているのは。当たり前のように子どもたちと毎日関わることができているのは。ぼくの知っているそれと、違うものたちぼくが育った家庭は、父がお茶をくれと言えば母はお茶を淹れる。返事をする母は、どちらかといえば嫌そうな顔をしているので、それはそれで嫌だろうから自分で淹れれば良いものを、父は半ば意地のように自分では淹れない。それについての是非は語れないし語るつもりもない。それは本人たちにしか分かり得ない二人だけの関係だ。ただそういう環境で育ったということは、ぼくも「それがふつう」という感覚を少なからず持っているということだ。良いとか悪いとかではなく、そこから自分の偏見が生まれていたりする。そう自覚しだしたのは成人してからだった。友人の母親が好きな歌手のライブに一人で行くというのを聞いて、不思議に思った。「母親が夜一人であそびにいくの?」と否定的な感情を僅かながら持った。恥ずかいしいことに、その時のぼくはまだ未熟で思慮が浅く世間知らずだった。なにも変なことじゃないのに、自分の知っているそれと違うというだけで違和感を感じてしまったのだ。保育や保護者支援について学んでいたし、実習にも行っていたけれど、自分の偏見や世の中の当たり前と向き合う機会はあまり持たなかったのだろう。ぼくの実家のおでんにはニンジンが入っている。小学校の頃に他の家ではニンジンが入っていないことに衝撃を受けた。そして、大人になってからタケノコのおでんを食べてさらなる衝撃を受けた。自分の経験がすべてで、それが当たり前だと思い込んでしまう。食事は手作りで手間をかければかけるほどよくて、共働き家庭もあるけれど父親が養って母親は家にいるのが普通で、子どもには両親がいて、休日は家族と過ごして、おでんにはニンジンが入っていて。なんとなくそれが当たり前だと思っていた。けれど、こういった「自分の当たり前」って、いろんなことを見て考察して考え抜いた先に見つけた揺るぎない価値観とか考え方ではなく、ただ「ぼくが知っているそれ」ってだけなんだよね。だから、そんな中で感じる他人の「間違い」は「ぼくが知っているそれではない」というだけなんだ。それは、偏見にまみれたものに限らず逆も然りなんだろう。ジェンダー意識が高くて多様性を尊重する環境で育ったとしても、そうでない人を見て「あの人は間違っている」と感じてしまうなら。「自分の知っているそれではない」という、ただそれだけの感覚が偏見となり、気づかぬうちに誰かを追い込んでしまっていたりする。だから、自分の当たり前で人を潰してしまわないように、人の当たり前で自分が潰れてしまわないように気をつけていたいと思うのだ。いろんな方法を、いろんな人がいることを、いろんな考えがあることを、完璧じゃなくていいことを、自分が知らないことがたくさんあることを、まず知ることができたら。多くのことを知るたびに知らないことがどんどん増えて、自分が知っていることは米びつの中にある米粒一粒くらいなのだと知れたら、きっと他の米粒を見て簡単に批判はできなくなる。当たり前だと思っているものに潰されそうになった時に、実はそれは当たり前ではないのかもしれないと知れたら、少し気持ちが楽になる。もし間違っていると感じる言説に触れて許せなかったり、自分は間違ってばかりだと感じて落ち込みそうになったら、「まだ知らないのだ」と思えたらいいな。その人がまだ知らないのかも知れないし、自分がまだ知らないのかもしれない。それは、卑下するという意味ではなくて。「タコは食べものではない」と言う人に「タコを食べないなんておかしい!」なんて怒ったりしないように。ただ、文化が違うのかな、食べたことないのかな、おいしさを知らないだけなんだろうなと思うように。そこでもし、食べてみてほしいなって思ったら、あなたは間違っていますよ、とはきっと言わずに「タコパしようよ」って誘うよねきっと。他のもの入れても美味しいから、一回やってみて気が向いたらタコ焼き食べてみようよって。あ、おでんにしても美味しいよね。生まれたばかりの、まだ価値観とも呼べない感覚を正面から否定されたら、自分の全てを否定されたと感じて防御反応としてその「なんとなくの価値観」に固執してしまうんじゃないかな。いろんなものを見て考えて価値観を作り上げていくのはやめて、自分が「間違い」にならないように「ぼくが知っているそれ」を正解にするための答えを探していくんじゃないのかな。そうなったらきっと、永久に考えが変わることはないんだろう。だから、批判をするなら丁寧にしたい。なんのために、どこに向いてそれを批判するのかをちゃんと考えたい。それは、いい人でありたいからではなく、間違っている自分と、これから間違うかも知れない自分のために。もし「許せない」と思いそうになったら、タコパに誘ってみれたらいいなと思う。いまの自分が10年前のぼくを思い出してそう思うように、これを書いている現在の自分もまた10年後の自分から見たら未熟で、やはり気づかぬうちに自分の当たり前で誰かを傷つけたり追い詰めてしまったりしているのだと思う。自分がもともとどんな人間かを気にしてしまったらもう人生を諦めてしまいそうになる。だから、どんな人間でありたいか、そのために今から何ができるのかを考えることにする。子どもたちを大切にできる保育者でありたいし、みんながしんどくないようになればいいなと思っている。うまくできなくても、その思いは本当なんだ。自分がした言動を変えることはできないけれど、だからこそ何度も間違う自分とともに、埋まることはない穴を自己満足で埋めることはなく、愚直にユーモラスに、できることを重ねていきたいな。いい親でいることはできないかもしれない。いい保育者であることはできないかもしれない。けれど、それでもいいじゃないか。完璧にできないし、100点を取ることはできないけれど、その時その時に最善だと思うほうを選んでいければ。その方法をみんなで出し合えたら。その中から選ぶのは、自分を追い詰めるためのものではなく、追い込んでしまう自分を救うためのものであればいいなと思う。余談ですが冒頭の話から一ヶ月経った3月の末のある日の夕方、公園から学童に戻るときにその子が「まだ遊びたい」と伝えてきた。幸い人手があったので小一時間その子と走り回った。二人で遊ぶこと自体はそんなに楽しくないはずなのに、ゲラゲラと笑っていた。「帰りの匂いがするわ」公園を出た時に、その子がふと呟いた。わかるような、わからないような、けれどその子のそのままの言葉なんだろうな、ああ、いいなあと素直に思った。意味を聞くのは野暮だとわかっていながらも、やっぱりどうしても聞きたくなって尋ねてみた。「終わったなあー寂しいなあーけどまあ明日も学童あるしなあって感じの匂いやな」と返ってきた。ぼくの目に写っているのは生意気なその子ではなく、今日を思いきり楽しんで明日に期待して充たされているような、そんな顔だった。「まだありますよ、その子と接する時間」一ヶ月前に同僚からかけられた言葉を思い出した。穴は埋まっていないかもしれないけれど、救われた気がした。ふいになにかが溢れ出しそうになり、それがこぼれないように、その「帰りの匂い」を思いきり鼻から吸いこんだ。「金曜日の夕方と日曜日の夕方、どっちが好き?」と続けるその子に、そりゃあ金曜の夕方やな。とだけ答えた。君たちのおかげで日曜の夕方が憂鬱になることはほとんどないけどね。【コラム第1回】子育てで『正解』に苦しめられたら保育者が大切にしたいこと【きしもとたかひろ連載コラム】【コラム第2回】子供を注意して「しまった!」保育者が気を付けていることは…【きしもとたかひろ連載コラム】【コラム第3回】「ヘタだからやらない」という子供その理由に考えさせられる【きしもとたかひろ連載コラム】【コラム第4回】子育ての『手抜き』で大切なこと「手を抜いてもいい」ではなく…【きしもとたかひろ連載コラム】[文・構成/きしもとたかひろ]きしもとたかひろ兵庫県在住の保育者。保育論や保育業界の改善について実践・研究し、文章と絵で解説。Twitterやnoteに投稿している。⇒きしもとたかひろnote⇒きしもとたかひろTwitter
2020年04月16日川下大洋・三上市朗・後藤ひろひとが大阪で活動してきたユニット「大田王」が、東京では初となる公演「TOKYO大田王 2020~THAT’S GOING TOO FAR ~」を、4月2日(水)から赤坂レッドシアターにて上演する。川下、三上、後藤に話を聞いた。【チケット情報はこちら】三上が「僕らは元々、イギリスのコメディグループ『モンティ・パイソン』とか、アメリカのコメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』で育ってきた世代で。僕自身、今でも海外のコメディアンに憧れているところがあるのですが、そういうことをやりたくて始めたユニットです」という「大田王」。’96年に川下大洋と三上市朗が「田王」として活動スタートし、翌年、後藤ひろひとも加わったコントオムニバス公演のユニットだ。川下が「コントと言ってもあくまで演劇の一貫。その中でパワーのある笑いが生まれます。これだけ舞台で遊べるんだ、というものを観ていただけると思いますよ」と話すように、所謂お笑い芸人のコントとは違う笑いが生み出される公演だ。後藤が「『大田王やるよ』って言われると毎回ちょっとうんざりするんだけど(笑)、会っちゃうと楽しくてしょうがないんだよな」と笑う3人は、もう30年ほどの付き合い。作品づくりは3人全員でやるといい、「本番2週間前に集まって、『さあ、なにしよう』というところから始めます。それぞれが台本も書くし、演出もします」(後藤)。モチーフになるのは、『スター・トレック』や『スター・ウォーズ』など誰もが知る映画作品。その作品選びの基準は三上で、「三上の『あのコスプレをしたい』がスタートです(笑)。熱意がすごいんですよ」(川下)。今回のモチーフは『男はつらいよ』だが、それも三上が「寅さんの恰好ってできそうでしないじゃないですか」と熱く語る。劇場で観る三上からはちょっとイメージできない姿だ。長く大阪での上演にこだわってきたが、東京での公演を望む熱い声も多く、今回の上演に至った。初めての東京公演だが「どれだけ期待してもらっても、それより上のものをお見せします!」(後藤)とキッパリ。ちなみに「僕らは汚い笑いの取り方はしないですよ」(三上)と、カッコいい大人たちの掌で転がされる、楽しい時間になりそうだ。三人に加え石丸謙二郎(青年座)、多田野曜平(テアトル・エコー)、久保田浩(遊気舎)ら個性豊かな面々が集い、「早めに来ていただくと、楽しいことが待っているかもしれません」(川下)という本作は、4月2日(水)から5日(日)まで東京・赤坂レッドシアターにて上演。取材・文:中川實穗
2020年03月13日RMKのアイケアアイテムで、つややかな目もとを実現2018年10月5日(金)、RMKから、目もとにうるおいを補給するアイケアアイテム2種類が発売される。乾燥やまばたきでダメージを受けやすい目もとにみずみずしさをプラスし、印象的な目もとへと導く。RMK インスタント トリートメントスティックメイクの上から使える『RMK インスタント トリートメントスティック』は、セイヨウナシ果汁発酵エキスやスイートアーモンドオイル、白茶エキスなどのうるおい成分を配合。口紅のようにスティックをくり出して目もとに塗り、指でなじませて使用する。眉間やほうれい線などにも使用することができる。繊細なピンクパールが、くすみやクマを目立たせなくする効果も。販売価格3,800円(税抜き)。RMK コンセントレイテッド アイジェル『RMK コンセントレイテッド アイジェル』集中的な保湿ケアにオススメ。目を酷使しすぎたときや、乾燥で気になるときなどに使用すると、翌日の印象が変わる。スターフルーツ葉エキス、ローズヒップエキス、セイヨウナシ果汁発酵エキスなどのうるおい成分が贅沢に配合されている。スパチュラ付きで、販売価格は5,000円(税抜き)。(画像はRMKより)【参考】※RMK
2018年09月27日セクシーな目もとメイク株式会社カネボウ化粧品は、「KATE(ケイト)」から、立体感と深みのある目もとを演出するアイメイクアイテムの新製品が誕生する。「ケイトダークローズシャドウ」(全6種)と「ケイトレアフィットジェルペンシル」(新色1色)だ。2018年11月1日より発売となる。くすみカラーを重ねて立体感と奥行きを引き出す同ブランドは、印象的な目もとを演出するアイシャドウが人気のアイテムだ。新しく発売される「ケイトダークローズシャドウ」は、トレンドの「くすみカラー」を取り入れ、3色のカラーを重ねることで、立体的で深みのある目もとを演出してくれる。メイク方法は、まずライトベースをまぶた全体に広げる。次に、ダークカラーを目じりから3分の1の部分に重ねる。最後に、ミディアムカラーをこれまでの2色をぼかすように重ねる。そうすることで、目もとに立体感と奥行きが生まれ、深みのあるセクシーな仕上がりに。このアイシャドウと同時に発売されるのが、「ケイトレアフィットジェルペンシル」の新色ビターブラウンだ。くっきり濃い発色の極細ジェルアイライナーで、汗、涙に強いウォータープルーフ。柔らかな描き心地が特長だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社カネボウ化粧品
2018年09月02日こんにちは。料理研究家の越野美樹です。暑かったりジメジメしたり、お天気が不安定だとご飯が喉を通らなくなってくるお子さんもいますよね。今日はあっさり食べられる「きしめんトマトソース」をご紹介します。きしめんはうどんの一種で、平たい麺が特徴です。ひらめん、ひもかわなどとも呼ばれています。うどんよりも薄いのでゆで時間が短く、つるつるの食感が楽しめます。きしめんは、めんつゆで温かくしていただいたり、ザルきしめんなどにするのが一般的ですが、今回はあっさりトマトソースと合わせてみました。フェトチーネやタリアテッレ、リングイネなどの平打ちパスタのように、トマトソースとの相性も抜群です。和麺であるきしめんには、おみそを隠し味に加えたトマトソースがぴったり。つるつるっと喉越しが良く、いくらでも食べられそうです。きしめんはあっという間にゆでられるので、ゆでている間にパパッとトマトソースが作れちゃいます。子どもの好きなえびとコーン入りで、パクパク、つるつる、あっという間になくなってしまいますよ。■きしめんトマトソース調理時間 15分レシピ制作:藤野料理教室にじ 越野美樹<材料>2人分きしめん 200gオリーブオイル 適量えび 6尾とうもろこし 50gトマト缶 300gみそ 大さじ1 <作り方>1、鍋にたっぷりの湯を沸かし、きしめんを袋の表示通りの時間ゆでる。2、フライパンを中火に熱してオリーブオイルを加え、海老の表面を焼き、トマト缶をつぶしながら入れる。3、海老の色が変わったらみそを加え、1のきしめんととうもろこしを加える。海老のだしがきいていて、みそときしめんの相性もぴったり! 肌寒い日にはゆでたきしめんをトマトソースの入ったフライパンで温めて。日差しが強く暑い日にはトマトソースをあらかじめ冷やしておき、ゆでたきしめんを和えて冷製パスタ風にいただくのがオススメです。路地のトマトが出まわって来たら、フレッシュトマトでもどうぞ。きしめんが手に入らなければ、もちろん普通のうどんでも同じように作れますよ。■「きしめんトマトソース」のアレンジ例パパッと作れる「きしめんトマトソース」。休日のランチ用でたっぷり作って、夜にリメイクも楽しめます。●アレンジ例 「きしめんトマトソース」のラザニア「きしめんトマトソース」を耐熱皿に入れ、チーズをのせてオーブンで焼けばトマトマカロニグラタンのできあがり! トマトとみそがより濃厚になって、食べ応えがありますよ。「きしめんトマトソース」の間にミートソースをはさめば、さらにボリュームアップ! 人気の一品になること、間違いなしです。「きしめんトマトソース」のトマトソースを倍量で作れば、スープパスタのようにも楽しめます。また、「きしめんトマトソース」に溶いた卵を加えてフライパンで焼けば、オープンオムレツのできあがり!「きしめんトマトソース」のリメイク料理、楽しんでみてくださいね。休日のランチや、急なお客様のおもてなし料理に、すぐに仕上がる「きしめんトマトソース」をレパートリーに入れておけば、心強いですね。これからトマトの味がのってくる季節、リピ間違いなしです。
2018年06月13日目もとを集中保湿する美容機器パナソニックは、目もとを集中保湿する美容機器「目もとエステ EH-SW66」を2月下旬より発売する。まぶたへのホットスチームで、うるおいを補給する機器となっている。約12分で目もとの疲れを手軽にケアホットスチームで、パソコンやスマホで疲れた目もとを手軽にケア出来るのが「目もとエステ EH-SW66」だ。温感ヒーターは、約40℃の高温、約38℃の低温という2つのモードが付いており、好みの温度を選択出来る。スチームのリズムも、小刻みな「やわらか」と、周期が長く温度が強めの「しっかり」の2種となっている。頑張った目もとを癒やす約12分の「リフレッシュコース」、寝る前のひと時に最適な約12分の「リラックスコース」、作業の休憩時などにぴったりな約6分の「クイックコース」の3つのコース設定が可能だ。別売りの「アロマタブレット」を取り付ければ、アロマの香りとともに、ホットスチームを楽しめる。アロマタブレットは、真正ラベンダー・ベルガモット・ゼラニウム・ティートゥリー・イランイランの5種類が用意され、メーカー希望小売価格は各2,500円(税抜き・各4個入り)である。(画像はPanasonic「目もとエステ EH-SW66」ホームページより)【参考】Panasonic「目もとエステ EH-SW66」
2018年02月21日スタークルーズとよしもとクリエイティブ・エージェンシーとの合同プロジェクト「ヴァーゴthe よしもと@クルーズ」が開催。2017年7月~11月に運航するスーパースター ヴァーゴの全クルーズに人気芸人たちが乗船し、お笑いライブやパフォーマンスを披露します。気になる詳細をご紹介します。人気芸人の爆笑ステージを楽しめる!「ヴァーゴ the よしもと@クルーズ」アジア・太平洋地域のリーディングクルーズラインとして知られるスタークルーズは、2017年7月~11月に、約7万5000トンのカジュアル客船「スーパースター ヴァーゴ(以下ヴァーゴ)」での大阪と横浜を母港とする7泊8日クルーズを実施します。「ヴァーゴ the よしもと@クルーズ」は、そんなヴァーゴの運行にともない、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属する芸人やタレントが一丸となってヴァーゴでのクルーズ旅を盛り上げるというもの。2017年7月~11月に運航するヴァーゴの全クルーズに毎回人気芸人やタレントたちが乗船し、788席を誇る船内シアター「リド」で漫才やコントといったお笑いライブやバラエティに富んだパフォーマンスを披露します。●クルーズの航程は?毎週土曜日大阪発着、もしくは毎週日曜日横浜発着のクルーズのいずれに乗船しても、7泊8日のクルーズ中1回、「ヴァーゴ the よしもと@クルーズ」のエンターテイメントが楽しめます。なお、大阪発着の場合は、土曜日夜に出港し、大阪、横浜、清水、鹿児島、上海と巡って土曜日朝に大阪に帰港します。一方、横浜発着の場合、出港は日曜日夜。横浜を出港した後、清水、鹿児島、上海、大阪と巡って、土曜日午後に横浜へと戻ります。今後ヴァーゴに乗船する芸人のラインナップは、順次発表予定です。アジアを代表するスタークルーズと日本のエンタメ業界を牽引しているよしもとクリエイティブ・エージェンシーの夢のコラボレーションに期待が膨らみますね。魅力的な4つの寄港地を巡る!「スーパースター ヴァーゴ」大阪・横浜発着クルーズ航海速力24ノットを誇る「スーパースター ヴァーゴ」だからこそ実現可能な今回の航程では、洋上と寄港地のどちらも存分に満喫できるのが大きな魅力。洋上では、経験豊かなシェフたちが創り出すアジア、中華、西洋料理など幅広い美食や、多種多様なエンターテイメントを楽しめる一方、魅力的な各寄港地では絶景や歴史、文化、食事、体験に触れる充実した時間を過ごせますよ。また、細部にまで行き届いたアジアンホスピタリティも嬉しいポイントです。アジアで歴史を重ねてきたスタークルーズだからこそ実現できる船旅となっています。スーパースター ヴァーゴについて「スーパースター ヴァーゴ」は、東京ドームの約1.5倍の広さを誇る13階建てのクルーズ船。935室を備え、1,870名の方が乗船できます。また、「洋上のリゾート」では、10カ所以上にわたる飲食施設をはじめ、趣向を凝らしたバーやラウンジ、迫力のエンターテイメントが楽しめるシアターのほか、プール、ウォータースライダー、ジム、スパ、ナイトクラブ、カラオケなど充実の施設も備わっています。スタークルーズとは?レジャー、エンターテイメント、およびホスピタリティなどの事業を国際的に展開しているゲンティン香港の100%子会社・スタークルーズ。アジア・太平洋地域におけるクルーズ業界の先駆者としてスタークルーズは、1993年より運航をスタートし、スーパースター ヴァーゴ、スーパースター リブラ、スーパースター ジェミナイ、スーパースター アクエリアス、スター パイシス、タイパンという6隻を運航。アジア・太平洋地域を国際的なクルーズデスティネーションとして長年牽引し続けています。クラス最高のサービスと施設を提供するという理念は、長年に渡る多数の受賞歴や評判にも裏付けされており、TTGトラベル・アワードの「ベストクルーズオペレーダー(アジア太平洋地域)」部門を10年連続で受賞。そのほかにも、2016年度TTG トラベル・アワードにおいて「トラベル・ホール・オブ・フェイム(Travel Hall of Fame)」 として殿堂入り9年目の表彰を受け、さらには、2016年度ワールド・トラベル・アワードの「アジア・リーディング・クルーズライン(Asia’s Leading Cruise Line)」部門においても、5年連続となる最優秀賞を受賞しています。よしもと芸人の乗船について日時:2017年7~11月の運行期間中航路:大阪発着7泊8日クルーズ(寄港地:横浜、清水、鹿児島、上海)横浜発着7泊8日クルーズ(寄港地:清水、鹿児島、上海、大阪)出港日:大阪発着(土曜日夜に出港) 2017 年7月8日、15日、22日、29日、8月5日、12日、19日、26日、9月2日、9日、16日、23日、30日、10月7日、14日、21日、28日、11月4日、11日、18日横浜発着(日曜日夜に出港)2017年7月9日、16日、23日、30日、8月6日、13日、20日、27日、9月3日、10日、17日、24日、10月1 日、8日、15日、22日、29日、11月5日、12日、19日スタークルーズ 公式サイト:
2017年04月23日暑い時期、恋しくなるのが中華料理屋さんの「サンラー麺」のあの酸味、あの辛さ! あの独特の美味しさを、自宅でかんたんに再現してみませんか?ポイントは味付けのもずくを使うこと。ミネラル豊富なもずくと、リコピンたっぷりのトマトを組み合わせて、栄養面もばっちり。きしめんを加えればしっかり一品麺料理にもなります。スープだけでも夜食や軽い昼食に。もずくとトマトの組み合わせ、一度試すとやみつきになりますよ!■もずくとトマトのサンラーきしめん調理時間10分レシピ制作:フードコーディネーター 増田知子<材料(1人分)> もずく(味付け) 1パックトマト 1/2個卵 1個きしめん(ゆで) 1玉スープ 顆粒チキンスープの素 小さじ2 水 400ml みりん 小さじ1 しょうゆ 大さじ1塩コショウ 少々黒酢 大さじ1ネギ(刻み) 大さじ1ラー油 少々粗びき黒コショウ 少々 <下準備>・トマトはヘタをくり抜き、1cm角に切る。<作り方>1、鍋に<スープ>の材料を入れて火にかけ、煮たったらもずくとトマトを加えて軽く煮る。2、きしめんを加えてほぐし、一度沸騰させて溶いた卵を回し入れる。3、塩コショウで味を調え、黒酢を加える。器に盛り、刻みネギ、ラー油、粗びき黒コショウを散らす。黒酢の酸味がコクをUP。ラー油は、最後に器によそってから加えるので、家族それぞれお好みの辛さに調整できますよ。
2016年07月28日このほど第1子の男児が誕生した、お笑いコンビ・キャイ~ンの天野ひろゆきが8日、都内のスタジオで行われた関西テレビ・フジテレビ系バラエティ特番『世界でバカウケ JAPAN』(17日16:05~17:20)の収録後に取材に応じ、「息子の一番最初の"バカウケ"は俺が取りたいです」と笑顔で語った。この番組は、海外でバカウケしている日本のモノ=「バカウケJAPAN」を紹介していくもので、これまで3回にわたって放送されてきた人気シリーズ。天野は番組タイトルにかけて、「息子の一番最初の"バカウケ"は俺が取りたいです」と意欲を示したが、直後に「たぶん、ウドちゃんの顔で笑っちゃうんじゃないかなと思いますけど(笑)」と、早くも相方に白旗をあげた。今回、ゲストに11歳の鈴木福も出演しているが、天野は「福くんみたいにすくすく育ってくれると良いなあと思いますね。だって、こんなによどんだ(芸能界という)世界で、あんな風にのびのび育つなんて(笑)」と驚きの表情。また、「福くんからは、将来(息子が)どんなものにハマるのか、値段とかもいろいろ調査して、そういうものは一切見せないように育てていきたい」と、早速養育費のそろばんをはじいていた。同番組のMCでタッグを組む俳優の谷原章介は、6人の子だくさんで、天野にとって子育ての大先輩。谷原は「(一番下の子が)昨日やっと1歳になったんですけど、1年はすごく変化が大きいんですよ。動けないところから寝返りうって、ハイハイして、立って、歩いてっていう、たった1年でここまで人間は進化するのかと思います」と成長ぶりに感心しながら、「一番濃密な時期ですから、とっても楽しんでください」と、新米パパの天野にエールを送った。今回の放送では、大久保佳代子がタイへ、バービーがスイスへ飛び、現地でバカウケしている日本の意外なものの実態を調査。谷原は「海外で受けてる日本のものは、きちんと日本人が現地の方に寄り添って工夫しているんです。それが、これから日本がいろんな世界の国に愛される大きなヒントになるんじゃないかな」と語り、天野は「(海外の国でバカウケするものが)まだ眠ってると思うんですよ。いろんな企業の人にも見てもらって、発見してもらいたいなと思います」と呼びかけた。
2016年04月08日お笑いコンビ・キャイ~ンの天野ひろゆきが8日、都内のカフェで行われたBSテレビ局・Dlifeでスタートする新番組『一杯からはじまるストーリー』(24:00~)の放送開始を記念した会見に出席した。今年の春で開局4周年を迎えるDlifeでは、チャンネル初の30分枠となる映画情報番組『一杯からはじまるストーリー』をスタート。丘の上のカフェを舞台にドラマ仕立てで始まる異色の映画情報番組で、そのカフェを営む部類の映画好きのマスターに天野ひろゆき、映画好きのフリーターに清水一希、新人映画ライターにマリアムが扮し、3人の掛け合いで映画の魅力をたっぷりと伝えていく。マスター役の天野は「本当に喫茶店をやっている雰囲気にもなりますが、私の出身地は愛知県で喫茶店文化がありますから違和感なくやらせてもらっています。ラテアートを作っているように上手く撮ってもらっていますので、そこを中心に見て欲しいです」とアピール。そんな天野について清水が「この現場で初めてお会いしましたが、すごく気さくな方で初日から色んなお話をしてくれました。現場作りじゃないですけど、頼りになる大先輩です!」と感謝すれば、マリアムも「会うまでどういう方なのか考えてましたけど、会った瞬間にいい意味で緊張しませんでした。台本とかでも敬語を使った方がいいのかな? とも思いながらタメ口で言っちゃってます(笑)」と仲の良さを強調していた。マスター役の天野と言えば、2014年2月にフリーアナウンサーの荒井千里と結婚し、結婚生活3年目を迎える。映画の番組ということで「自宅で奥さんとDVDを見る?」という質問には「見ますよ。でも年が離れている(13歳差)ので、恋愛モノは僕がキュンとするところとだいぶ違うんです!」と歳の差を感じながらも「ハラハラドキドキするのが嫌らしいんですけど、映画ってハラハラドキドキするもの! 何事もない日常を描いた作品が好きみたいですよ」と幸せオーラを漂わせていた。
2016年02月08日パナソニックは8月4日、アイマスク型の「目もとエステ(ビューティタイプ) EH-SW54」と「目もとエステ(リフレタイプ) EH-SW31」を発表した。発売は11月1日で、価格はオープン。「目もとエステ」シリーズは、温スチームで目もとをケアするエステ機器。スチームと強弱のあるリズムタッチで目もとをマッサージするビューティタイプと、温感スチームに特化したリフレタイプを用意する。EH-SW54には、アロマ機能を追加。アロマタブレット(別売)を本体に差し込んでボタンをセットすることで、好きな香りを楽しめる。香りは「真正ラベンダー」(EH-4S11)と「ベルガモット」(EH-4S12)、「ゼラニウム」(EH-4S13)から選べる。アロマタブレット(4個入り)の希望小売価格は税別2,500円。EH-SW31は「アイホール集中スチーム」で目もとを温める。約42℃の「高」、約40℃の「中」、約38℃の「低」の3段階から温度を選択可能だ。本体サイズと重量は、EH-SW54がW14.1×D10.4×H6cm/190g、EH-SW31がW14.1×D8.4×H6.2cm/135g。電源は内蔵バッテリーで、約1時間でフル充電される。最大で約2回の使用が可能だ(1回あたりの運転時間は約12分)。EH-SW54にはお試し用のアロマタブレットが付属する。
2015年08月05日お笑いコンビ・キャイ~ンの天野ひろゆき、ウド鈴木、女優でフィギュアスケーターの本田望結が4日、都内で行われた、映画『トゥモローランド』公開記念「理想の未来イラスト・コンテスト表彰式」に出席した。6日に全国公開する本作は、ウォルト・ディズニーが遺した世界"トゥモローランド"の冒険を描くミステリー・アドベンチャー作品。公開を記念して行われた同コンテストには、"理想の未来"をテーマにしたイラストが寄せられ、津田楓さんの作品が最優秀賞に選ばれた。特別審査員を務めた本田は、登場するなり、キャイ~ンと一緒に決めポーズ。「1枚1枚夢中で見ました。こんな未来が待ってたらいいな」と笑顔を見せ、自身の将来を聞かれると、「夢を諦めない姿を見て頂いて、人の役に立てれば。『フィギュアでオリンピックに出るのが夢』って自信を持って言うことが夢です」とハキハキ回答。そんな本田の様子に、「しっかりしてる~!」と感嘆の表情を浮かべた天野は、一方で、「将来はウドちゃんの滑舌がもっと悪くなりそう……」と苦笑いした。表彰式終了後は報道陣の取材に応じ、昨年2月に元アナウンサーの荒井千里と結婚した天野は、「結婚式で15kg痩せたけど、7~8kg戻った。未来は球体になってると思う」と中年太りの体型を自嘲しながら、「おかげ様で、仲良くさせていただいてます。料理も頑張ってやってくれてる」と順調な結婚生活を報告。報道陣に子どもの予定を聞かれた際は、「作る作業は好きだけど、なかなかね~」と笑いを誘い、「良い報告ができれば。望結ちゃんみたいな子が生まれたら大変!」と2世誕生を心待ちにしている様子だった。
2015年06月05日西内ひろさんが、2014ミス・ユニバース・ジャパンで準グランプリに輝いた理由は、その健康的な美しさ。今では、マラソンやトライアスロンなど数々のスポーツイベントにも参加し、タニタのイメージモデルとしても活躍中です。「外見だけではない、内側からの美しさが大切だ」と語る西内さん。みんなで食事をしたり、お酒の場を楽しむことも大好きだという彼女が、どのように美しいボディラインを維持しているのか。日々のワークアウトの様子や、ボディケア事情、さらに美を目指す上でのメンタルの保ち方など、その美しさの秘訣に迫ります。―ミス・ユニバースへのチャレンジを通じて、意識の変化はありましたか?大きく変わりました。それまでは、「モデルなら細くなくちゃいけない」、「細ければ、細いほどいい」というイメージがあったんです。「この仕事をするなら、大好きな運動も、ごはんを食べるのも、やめなくちゃ」と思っていました。でも、ミス・ユニバースを目指す上で、いただいた最初のアドバイスが「もっと食べて、もっと運動しなさい」と真逆なことだったんです。食生活を整えて、しっかり運動をして、ちゃんと睡眠を取ることで、メンタルも強く磨かれて、トータルに美しくなるっていう考え方は、目からウロコでしたね。―気持ちの切り替えは、大変ではありませんでしたか?正直言うと、最初は食べるのが怖かったです。でも「体重が増えても、筋肉がついているんだと思うようにしなさい」と言われて、意識を少しずつ変えていきました。毎日ボディクリームを塗りながら、固くなってきた筋肉を触ったり、鏡を見て引き締まってきたラインを確認するのが、すごく大切なんですよね。私の部屋には、いちばん目がつくところに大きな鏡を置いて、理想のボディパーツの写真をたくさん貼っているんです。「この人たちも、こんなふうになれたんだから、私も頑張ったらいつか!」と、励みにしています。―毎日、どのくらいのワークアウトを心がけていますか?スケジュールに合わせてですが、朝はランニングを5kmから10km。帰宅してシャワー浴びたら、仕事に行って、終わったらジムに行ってバイクとスイムは1km、ホットヨガや筋トレ。自宅に帰ったら、テレビを見ながらストレッチや腹筋、背筋、側筋を各30回ずつ。本当は100回ずつしたいんですけど、キツくてなかなかできていません(笑)。―忙しい中、ワークアウトを続けるのは大変じゃないんですか?前日に仕事のスケジュールを見て、1日のプランを組み立てています。もう、1日があっという間です。出来れば、毎日1時間のランニングと筋トレ、水泳も週3日はやりたいと思っているんです。それから、ホットヨガに筋トレも……。ふと“私は何を目指しているんだろう”って、笑っちゃうこともあります。―ストイックですね!自分では、全然ストイックだと思ってはいないんですよ。もともと両親も運動好きで、福岡の実家が海岸に近かったので、学生時代は父と毎朝ランニングしていました。その習慣が、今も続いているという感じでしょうか。イトコも「50km走ってきたよ」なんて話すので、そういう血筋なんですかね(笑)。―なかなか続かないという人も多いと思いますが……。大事なのは、日課にすることだと思います。自分が「これなら続けられる」というペースから、始めることが大切じゃないでしょうか。ゆっくりヨガをしてみたり、ダンスをしてみたり。私も時間がないときは家で音楽を聞きながら踊ってます(笑)。 激しく走ることだけが運動じゃないので、どんな形でも体を動かすことを続けるのが大事ですね。―食事面で気をつけていることはありますか?私、甘いものも大好きで、自分でお菓子を作ることもあるんです。だから、食べるときは、基本的に我慢しません。ストレスがリバウンドや過食を生むと思うので。「食べるときは食べる。その分、動こう」って気持ちを切り替えるようにしました(笑)。ただ食べる順番は、最初にサラダ、その次にスープ類、そして肉や魚を食べて、最後に炭水化物。そうすると、血糖値が上がりにくいと聞いたので実践しています。―他にも、日課としているボディケアは?毎朝スチームを浴びながら、リンパを流すようにしています。それも、ミス・ユニーバスのビューティーキャンプのときに習ったんですけど、リフトアップのためのツボを押したり、マッサージを毎日5分くらいかけてやっています。けっこうむくみやすい体質なので、欠かせませんね。最近では、クセになってきて気がついたらツボを押してることもあるくらいです。―改めて、西内さんの考える「美しい女性」とは?人生を楽しんでいる人ですね。自然と浮かぶ笑顔が、その人の一番美しい表情だと思うので。私も、外見と内面を磨いて、トータルな美しさを目指したいと思います。スキンケアも、ドレスアップも、心の余裕があってこそ。一日一日を楽しんで、好きなことを全部したいですね。そのポジティブな気持ちは、きっと表情に出るはずなので。これを読んでいるみなさんにも、毎日を楽しんで過ごして欲しいと思います。<メイクのポイント>「テーマは、西内さんの魅力そのものでもある“ヘルシー&フレッシュ”」と話すのは、今回のメイクアップを 担当した、イセタンミラー メイク&コスメティクスの門脇奈美さん。ヘルシーさを演出するメイクのポイントは、ほのかにピュアな幼さを残したフラットな仕上がり。アイラインを、上まぶたのみにペンシルアイライナー(イセタンミラー ボーテ アイライナーペンシル #01)で引き、マスカラはランコム グランディオーズを使用。ナチュラルな目元で抜け感を出すのもテクニックのひとつです。また、流行の太眉もストレートなラインを意識しながら、産毛を増やす感覚で描くと、よりナチュラルな印象に。使用アイテムはアディクション アイブロウ ペンシル 01とシャネルのアイブロウパウダー、ル スルスィル ドゥ シャネル #20。そして、フレッシュさを際立たせているのが、コーラルのリップ。オレンジやグリーンは、爽やかな初夏にピッタリなカラーですが、なかでも肌なじみ のよいコーラルは人気のカラー。今回は、RMKの新作リップ(カラーは09)の上から、イヴ サンローラン ボーテのグロス、ヴォリュプテ ティントインオイル 3を重ねて、みずみずしい口元を完成させました。■西内ひろさんの他のインタビューページはこちらから。--準ミス日本、西内ひろが“輝く”理由。ヘルシー&ポジティブなオーラとしなやかな美しさ【INTERVIEW】1/3--人生を変えた一人旅。西内ひろがミス・ユニバースに挑戦した理由とは?【INTERVIEW】2/3
2015年05月30日16歳で芸能界に入りした西内ひろさんが、大きなターニングポイントを迎えたのは20歳のとき。小さいころからの夢を叶えたと思ったものの、将来のことを考えて大きな壁を感じたことがキッカケでした。自分自身を見つめ直すために、アメリカ、シンガポール、イタリア、フランス、スペイン、ポルトガル、モロッコと、一人旅へ。異国の地で出会った人々の優しさ、初めて知った自分自身の秘めたる強さ、そしてミス・ユニバースへのチャレンジ……。旅を通じて、西内さんの中に起こった、美に関する意識の変化を伺いました。―なぜ、一人旅をしようと思ったのですか?もともとは内向的で、人見知りな性格だったんです。人と会ったときに、何を話していいかもわからなくなっちゃうくらいで。今思うと経験が少なくて、中身が追いついていなかったのかなと思いますね。しかも、「なんで、あんなことを言ってしまったんだろう」、「もっと出来たんじゃないか」って、小さなことをずっとクヨクヨ悩んでしまうところもあって、メンタルもすごく弱かったと思います。そんな自分を、1回リセットしたいなと思って旅に出たんです。―今の西内さんからすると、真反対の印象です。そうですね。アメリカに行って、帰ってきたら日本でお金を貯めて、今度はヨーロッパへ……という感じで、2年間かけて何ヶ国も周りました。旅に繰り返すたびに、自分自身が強くなっていくような気がしましたね。一人旅なので、現地の人に話しかけないと始まらないんですよ。人見知りしている場合じゃないという感じで(笑)。それに、海外で接した方々が「気にしなくていいよ」というポジティブな方が多かったんです。そのマインドに影響を受け、私自身の性格もどんどんポジティブになっていきましたね。―単身、異国の地で、心細くはありませんでしたか?トラブルはいろいろとありました(笑)。飛行機が予定時刻よりも早く飛んでしまって、乗り遅れてしまったときは焦りましたね。ポンと追加料金を払えるほどお金も持ってないので、どうにか状況を理解してもらおうと、必死に英語で交渉しました。つたない英語でなんとか通じて、無事に日本へ帰れることになったときは、思わずガッツポーズが出ましたね。そのときはドキドキしましたが、今思うといい思い出です。―それは、度胸がつきそうです!そうなんです。日本では考えられないようなアクシデントも、一人で向き合って解決しなければならないので。パリでも、ちょっとした事件がありましたね。ホテルへ帰る途中、薄暗い道に差し掛かってしまったんです。よく見ると、ガタイのいい男の人たちがたくさんいて、なんだか危険そうな雰囲気で……。とっさに、観光客だと思われないようにカメラを隠して、現地に住んでる学生を演じることにしました。もう、そのときは「私は女優だから大丈夫!」って、一世一代の舞台気分(笑)。何も曲が流れてないヘッドホンをして、音楽にノリノリな感じで歩いて、通過しました。冷静に考えると、誰も私のことなんて見てなかったんですけどね!―印象深いエピソードが、次々に出てきますね。はい。ヒヤヒヤした場面もありましたが、やさしさに触れることも多いんです。トルコでは、道を尋ねた相手が「俺に、ついて来い」って案内してくれて。後から考えると、どこかに連れて行かれる危険性もあったんですが、たまたまその人はすごくいい人で。3km先まで歩いて案内してくれたんです。しかも、途中で「トルコに来たら、トルコアイスだ」ってごちそうまでしてくれて。聞いたら、私のことを年下だと思って心配してくれたんですって。実際は、私よりも3歳も年下の人でしたけど(笑)。―世界中に、知り合いができたんじゃないですか?それが、一番の旅の魅力かもしれません。旅先で出会って、友だちになった人から「ニューヨークは夕方だよ」って、夕日の写真が送られてきたりすると、日本で悩んでいても「あ、向こうに行ったら大丈夫かも」って思えるんですよね。すごく視野が広がりました。今では、2日休みができたら、すぐにパッキングして海外に行ってしまうくらい、旅が癒やしになっています。―次に、行ってみたい国はどこですか?今度、キューバに行きたいと思っているんです。クラッシックカーが街中にあって映画の世界のような雰囲気だと聞いたので。旅は、私にとって大きな気づきと成長を与えてくれる場所なんです。これからも、自分のライフワークとして世界を渡り歩きたいと思っています。―最近、カメラを始めたとか?はい。一人旅だと、感動を共有できない寂しさがあるなと思って。サハラ砂漠の、ど真ん中で野宿したときは、頭の先から足の先まで星空で「すごくキレイ!」って言いたいのに、一人だから息を飲むことしかできなくて(笑)。もう二度と来ないかもしれない場所の光景をとどめておきたくて、独学で写真を撮り始めました。―カメラは、何台持っているんですか?一眼レフと、日常使いのコンパクトデジカメ、それからGo Pro(ゴープロ)というバラエティ番組のヘルメットに装着されるような小さなカメラを持っています。水中撮影もできるので、ダイビングのときに使っています。いつか写真をメインにした旅の本を作りたいですね。―旅先で、美への意識も変わりましたか?今でもハッキリ覚えてるんですが、ローマに行ったとき、ヒールを履いた女性が髪の毛を風になびかせながら、颯爽と目の前を通ったんです。そのときの私の姿といったら、Tシャツにデニムでリュック……。「なんだろう、この差は!」ってなりました(笑)。正直、それまでは美に関して今ほど意識も高くなかったんですよね。海外を旅して、少しずつ「世界で活躍できる人になりたい」という目標が見えてきたところだったので、もっと美しさを磨いて、世界大会のあるミス・ユニバースにチャレンジしようと思ったんです。--旅に出る事、ミス・ユニバースにチャレンジする事で変わったという西内ひろさんの美意識。3/3では、彼女の健康的な美しさを作る美容法やワークアウトについて伺います。
2015年05月30日2014ミス・ユニバース・ジャパンで準グランプリを受賞したモデルの西内ひろさん。現在は、女優としてドラマや舞台、タレントとしてバラエティ番組に出演するなど、マルチに活躍の場を広げています。さらに、スポーツ好きなことから、マラソンやトライアスロンなどのイベントにも参加。そのヘルシーな魅力から、タニタのイメージモデルも務め、ラジオDJとして健康や美容に関する情報を発信しています。また、プライベートでは世界各国を一人で旅するアクティブな一面も。フィリピン政府観光省ナビゲーターとして、アクティビティの盛んなフィリピンの魅力を伝える仕事にも従事しています。そんな美しく、強く、しなやかで、自立した現代女性のお手本ともいうべき西内さんに、日々の生活で心がけていること、輝く笑顔のヒミツをお聞きしました。■西内ひろさんへ一問一答Q. 最近のご活躍について教えてください。CMやテレビのバラエティ番組にも出演させていただく機会が増えて、とても充実しています。舞台に立つのは、いつもの自分と違う自分を演じられて、おもしろいですね。また、私自身アクティブな性格なので、マラソンやトライアスロンなどのスポーツイベントに参加させていただけるのが楽しいです。Q. 自分の性格を一言で言うと?負けず嫌いだと思います。人には競争意識を持つことはないんですが、自分自身に対しては「もっとできるんじゃないか」って、常に意識をしていますね。Q. チャームポイント、お気に入りのパーツは?腹直筋です。少しラインが入ってきたので。実は私、理想のボディーパーツの写真を、自分の部屋の鏡に貼って、励みにしているんです。それに比べたら、まだまだ割れてはいないんですけど、目標に近づけているのがうれしくて。Q. 大切にしている時間は?本屋さんにいる時間がすごく好きですね。私自身、多くの言葉に救われてきたので。旅に出るときも、本は必ず持っていくアイテムのひとつです。カフェと併設している本屋さんに入ると、とても満たされた気持ちになります。たくさん読んで、気に入った1冊を買って帰る瞬間が幸せですね。Q. 最近、読んだ本は?ビューティー本や旅の本、ビジネスパーソン向けの自己啓発本やリーダー論なども好きです。成功されている方のエッセイ本なども読みます。また、旅行を通じてシンプルな暮らしに憧れ、『フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~』(著:ジェニファー・L・スコット、訳:神崎 朗子/発売:大和書房)も読みました。とても興味深かったですね。Q. 落ち込んだときのリフレッシュ方法は?ランニングです。好きな音楽を聞いて走っていると、妄想トリップができるんですよ。ハワイアンを聞いて、ココナッツの香りがするボディクリームを塗ったら、「もう、ここはハワイ!」って気分になります。そこで、日常のモヤモヤから解き放たれるんですよね。Q. 大きな壁にぶつかったとき、どう対処すればいいのでしょうか。そのストレスを、忘れて発散するのではなく、一度飲み込んでポジティブに変換する努力をすること。ちゃんと反省したら「次、頑張るしかない!」って、前向きに進めるはずだと思うんです。Q. 人生を輝かせるために必要な事とは?余裕を持つこと。忙しい朝も、朝食をかわいくデコレーションして写真を撮ってみるとか、そういうちょっとした時間の使い方を工夫するだけで毎日が輝いてくると思います。Q. 色んなことに精力的にチャンレンジし続けられる理由は?できなかったときは「しょうがない」って、前を見ること。吹っ切るのも大事ですよね。ストレスをいかに貯めないかが、メンタルを強く持ち続ける秘訣だと思います。Q.夢を叶えるには?子どものころ、父親に「紙に書いたことは、必ず叶う」と言われて育ちました。今でも、自分のやりたいことをリストにしています。ザックリとですが、明日やることから、今年1年かけて挑戦したいと思っているものまで、紙に箇条書きにしているんです。それを、ひとつずつチェックしていくことで、夢の実現につながっていくように感じます。長期的な目標は、世界に関わる仕事に就くことです。今、英会話を勉強中ですが、ゆくゆくは3ヶ国語、4ヶ国語を話せるようになりたいと思っています。-- 2/3では旅がきっかけとなり、変わった価値観と彼女のターニングポイントについて、聞きました。
2015年05月30日ヤクルトスワローズの全144試合のイラストを収めた『プロ野球画報』(ぴあ刊)が話題となっている美術家ながさわたかひろが、2015年シーズンの本格スタートにむけて、元プロ野球選手・石井一久らと3月30日のトーク・イベントに出席!新シーズンの活動へと乗り出した。東京ヤクルトスワローズの神宮開幕戦を前に開催された『ゆるすぽ×スポヲチ presents スペシャルトークライブ「ヤクルトファンなら聞いてみたい!石井さん、今年のスワローズは正直どうですか?」』の会場となった、東京・新宿ロフトプラスワンは満席!登場して直ぐにながさわは、背番号000と自身の名前が刻まれたヤクルトのユニフォームを公開!なんと、オーセンティックユニフォームを制作しているゼット社よりプレゼントして頂いたという。誇らしげに取りだし袖を通すと客席からは「おぉ~!」というどよめきが。「今季はこれを着て神宮球場をうろつきます」と宣言した。ゲストに声優・松嵜麗、お笑い芸人・トータルテンボス、そして元プロ野球選手の石井一久が加わり、それぞれがファンとして野球に興味を持った経緯、プロ野球選手時代の話などを語るなか、注文したポテトをつまみながら、「僕調べのヤクルトファンあるあるなんですけど、聞きたいですか?」と石井一久が自ら話を切り出した。「ヤクルトファンって大体7年で巣立っていくんですよ。球場が通いやすい立地だから高校生の頃に好きになって、会社に入って段々疲れてくると足を運ばなくなるんです」と続けると、客席からも「なるほどー」などの声が漏れ聞こえたが、そこで、ながさわが「僕、2010年からヤクルトを描いているんです。今年で6年目です……」と告げ、微妙な笑いを誘った。“褒められたい”と、描いたイラストを対象者本人に見せ、半ば強引に褒めてもらうという企画は、美術家としてながさわが挑戦してきた試み。この日も、同企画を石井一久に試みた。大きなパネルをじーっと見つめて「ありがとうございます」と感心しつつ、「これ、実物の大きさですか?」ととぼけた反応を見せる石井。トータルテンボス・藤田から「だったら、カズさん(石井)は2メートル60センチくらいあることになるよ?」とツッコまれ、会場は大爆笑に。大きなパネルにサインと、ながさわへの激励のメッセージを入れてもらい、石井本人には小さなパネルをプレゼントした。クイズ大会などで盛り上がった最後には、今シーズン、ヤクルト戦全試合のイラストを掲載するwebサイト『ゆるすぽ』の編集長・小島克典氏より、神宮球場最前列のシーズンチケットと自宅から神宮球場最寄り駅までの定期券(半年分)がながさわへ贈呈され、会場は温かい拍手に包まれた。「神宮球場に自分の場所ができた。ありがたいです。しっかりやります」と意気込みを伝えたながさわ。多くの声援を受け、2015年も東京ヤクルトスワローズを描く決意を新たにして本格的なシーズンをスタートさせた。取材・文:高本亜紀
2015年04月02日映画『お江戸のキャンディー』のプレミア試写会が4日、都内で行われ、キャストの真山明大、高橋ひろ無、橋本淳、南羽翔平と監督を務めた広田レオナが出席した。映画『お江戸のキャンディー』のプレミア試写会に出席した南羽翔平、高橋ひろ無、広田レオナ監督、真山明大、橋本淳(左から)28日から池袋シネマ・ロサで公開する本作は、バレエ作品「白鳥の湖」の初版をモチーフに、男同士の恋愛を描いたBL作品。"EDO"で1番の美しさを誇る男花魁・白鳥太夫(真山)は、飴屋のセクシーなフリ松(高橋)と恋に落ちる。しかし、白鳥太夫は、自分にそっくりなお伝(真山)に惑わされたフリ松の心変わりを聞かされ、ある決断をする――というストーリーで、広田の夫で俳優の吹越満、竹中直人も出演している。清楚な白鳥太夫と妖艶なお伝の2役を演じた真山は、「セリフがあんまりないし、2役やるのは大変だなと思った。でも、衣装が華やかだったので、すんなり入り込めました」と撮影を振り返り、相手役の高橋は、「成就しないものが恋。恋をキラキラ終えたいなら、成就した瞬間に死ぬことが幸せなのかも」と究極の愛について熱弁。劇中で、2人はキスシーンに挑んでおり、広田監督が、「すごいキスしてましたね! 30回くらいしたっけ?しなくても良いところでもしてたし、キスシーンの後に、(真山が)『女性より良かった』って言ってた」と暴露すると、真山は、「本当に何の違和感もなく出来た」と赤面しながら照れ笑いしていた。また、撮影現場での広田監督について、高橋が、「女性を感じさせない男気溢れる監督だった。映画に対する情熱を感じた」と印象を話すと、他キャスト陣からも次々と、「怒鳴る、怒る」と声が飛び、広田監督は「最初はドン引きしてたよね? 怖がって近づいて来なかった。私が目の前にいるのに、助監督の方に行っちゃって」と苦笑い。そんな本作では、総製作費600万円という低予算ながら、ナレーションを女優の桃井かおりが務めており、広田監督は、「最初は乗り気じゃなかったけど、衣装合わせの写真を1枚送ったら、『あんたバカじゃないの!? 最高じゃん!』って言って引き受けてくれました」と"友情"エピソードを披露していた。
2015年02月06日日常のあらゆる場面でコンピューターが使われるようになったこの社会で、今後、プログラミングスキルはどのような意義を持つのだろうか。世界中のプログラマに愛されるプログラミング言語「Ruby」の開発者であり、安倍内閣IT戦略本部の有識者本部員にも選ばれている、まつもとゆきひろ氏にお話しを伺った。○プログラミングという"自由さ"まつもと氏がプログラミングについて語るとき、その根底にいつも流れているのは"楽しさ"である。「私たちは普通、なにかのソフトウェアを経由してコンピューターを使っています。でもその機能は、そのソフトが提供する範囲、そのソフトを作った人が許している範囲内に限られているんです」たとえば文章作成ソフトを使うとき、メニューに載っている機能を選ぶ他に選択肢は無い。「仕事で求められることができればそれで良し、という考えは当然あると思いますが、自分のできることを他人に決められるのは、私はなんだか許せないんです。プログラミングができれば、制約はゼロではないにせよ、ぐっと下がります。プログラミングの楽しさというのは、自分がやりたいことを、自由にコンピューターに命令できることだと思います。発想によって、いくらでも工夫できるわけです」○Programmer’s Best Friendまつもと氏が開発したプログラミング言語"Ruby"のキャッチフレーズは"Programmer’s Best Friend(プログラマの親友)"だ。「プログラミングで何でもできると言っても、自分の頭の中でやりたいって思っていることと、実際にコンピューターに伝えることのギャップは、かなり大きいんですよ。レゴ マインドストームを例にすると、円を描くように走って欲しいとき、『モーターのステップが何度で~』といちいち記述するのではなく、『円を描くように走れ』と書けば動いて欲しいわけです。だからRubyは、目配せで通じ合う親友のように、プログラマの意図をくみ取ってくれるような言語であって欲しいと思い、開発しました。私が満足できるバランスであればそれで良しと思っていましたが、それが世界中の多くのプログラマにとっても、心地良いものだったようです」○自分のアイデアを実現可能な社会にこれからの社会において、プログラミングスキルはどんな意義を持つようになっていくだろうか。ソフトウェア開発自体のかたちが変わってきていると、まつもと氏は話す。「20年前の開発であれば、納期と予算をきちんと守って、リスクを取らずに決められたことをきちんと開発できるのがプロの技でした。でも、そのやり方で開発できるソフトウェアは、もうだいたい出来上がってしまったんです。今やらなければならないことの多くは、『未来のことはわからないけど頑張る』『行き先は分からないけど歩いて行く』というプロ的でないやり方、いわば"素人"の開発です。そういうソフトウェアの割合がどんどん増えています」その背景には、ソフトウェア開発に関する敷居が下がった事が大きい。Rubyのような言語が生まれたことはもちろん、クラウドを利用する事で、パソコン一台あれば始めることができるようになったのだ。「専門的に学んだわけではなくとも、発想と実行力のある人、自分のアイデアで世の中を変えたいと思う人が、ソフトウェアを開発できるようになったんです。未来は、誰でも自分のアイデアが実現可能になるかもしれません。ただし、その社会は、具現化できる人と、そうでない人の差が広がる社会でもあります」○Rubyによる"まちづくり"まつもと氏が住む島根県松江市では、行政、大学、IT業界が連携して、Rubyによる産業振興に取り組んでいる。そんな松江市の"Ruby熱"はどうなっているのだろうか。「イベントがいろいろな場所で開催され、メディアに取り上げられるので、道を歩くおじさんやおばさんが、『Rubyというものがあるらしい』と認知してもらっていますね。ある企業がWebページを作るのにあたって、ITの専門家でないのに『Rubyでできるのか?』と尋ねたりするなど、発注側が言語を選ぶという面白い現象も起きています」松江市はプログラミング教育にも熱心であり、各地でRuby教室が開催されている。来年度からは、中学校の授業でRuby教育がはじまるそうだ。こうしたプログラミング教育の一部には、レゴ マインドストームも活用されている。「ものが実際に動くことに興味を持つ人は、私が思っていたよりも、はるかに多いようです。そういう意味ではレゴ マインドストームの新モデル「EV3」は素晴らしいですね。メモリが増えたことで、なんの制約もなくRubyを載せることができます。もし、私がEV3とRubyで何かを作るなら…ペットの監視をさせようかな。玄関で犬を飼っているのですが、時々暴れ出すんです。犬が悪さをしたら警報を発する、ペットの躾用マインドストームなんてどうでしょう(笑)」
2014年12月08日『2014 ミスユニバース・ジャパン』準グランプリの西内ひろ(25)が14日、都内で行われた自身初エッセイ本『準グランプリ』(宝島社刊)の出版記念記者会見に出席。モデルで女優の西内まりや(20)の実姉のひろは、妹に対する“ライバル心”について問われると「ありますね」とキッパリ。ミス・ユニバース挑戦のきっかけについては「一つは妹に先を越されたから」と明かした。【別カット】ボディラインが見事な西内ひろまた、ミス・ユニバースに応募したもう一つの理由は、自身が前事務所を方向性の違いから離れ、アメリカやヨーロッパへの一人旅を経験し、モロッコでの貧困の差を目の当たりにしたことから。「何か世界にで役立てることがあればやってみたい」という思いもあったと説明した。一方で「(まりやの方が)知名度が先に上がってしまった。でもそれはいい意味で捉えていて、妹が日本で頑張っているなら私は姉として世界に出て行こうかなという自分の中のプライドだった」と告白。現在、人気モデルとしても女優としても活躍を広げる妹の姿に「彼女が頑張っていると私も頑張らなくちゃと思う。もっと頑張って私も追いつきたい」と刺激を受けていたというひろ。大会では準グランプリに終わってしまったが「悔しさをバネに次のトライにつなげられれば」と前向きに語っていた。ライバル意識はあるものの、姉妹仲はよく「私がミス・ユニバースで学んだことも彼女は知りたいというので教えてあげたり」と明かし、妹がミス・ユニバースに挑戦する可能性については、「それは全然考えてないと思います」と二ッコリ。まりやに比べ勝っている部分としては、「行動力とか。私は今すぐに!っていうタイプなので。あと世界を見てきたので、ちょっと知識はあるかな」と微笑んだ。
2014年07月14日(画像はニュースリリースより)サンスター「女性の美容・くちもとに関する意識調査」サンスターは、「Ora2(オーラツー)」の「ステインクリア シリーズ」を、ステイン(歯の着色汚れ)除去力を向上させたハミガキなど、1月29日から順次リニューアル新発売にあたり、20~30代 有職女性400名を対象に「女性の美容・くちもとに関する意識調査」を実施、その結果を発表した。「くちもと」が与える印象は「身だしなみとして重要」が7割調査結果によると、「同性の友人や同僚と対面で話している時、目にとまるパーツ」については、1位は「目もと」で73%。以下、「くちもと」57%、「手」50%、「フェイスライン」41%、「鼻」35%、「首」28%となっており、女性同士の会話では、予想以上に「くちもと」が見られている。さらに、「くちもと」が与える印象について聞くと、71%が「身だしなみとして重要だと思う」と回答。さらに、「くちもとで第一印象が左右されると思う」と答えた人も55%と、半数を超える結果となったという。「自分のくちもとに自信がある」はたった12%「自分のくちもとに自信はありますか?」と聞いたところ、「自信がない」が61%で、「自信がある」と答えた人はたった12%。また、「笑う時にくちもとを隠すことがある」と答えた人は51%にのぼる。一方で、女性たちの「くちもと(白い歯)」ケア率を見てみると、「ケアをしている」と答えた人はわずか11%で、ケアはおろそかにしがちであるという実態が明らかに。自信の持てる笑顔をサポートする新「ステインクリア シリーズ」新「ステインクリア シリーズ」では、各商品のステイン除去力を向上させた多彩なラインナップを、用途毎に組み合わせて、効果的なケアを行う「新・ステインクリアシステム」を提案。また、パッケージは、「輝きのある美しさ」を表現したデザインに一新。女性たちの“お口の健康”はもちろん、女性が求める“美”を取り入れ、自信の持てる笑顔をサポートする「オーラルビューティケアブランド」へと進化を目指すとしている。【参考リンク】▼サンスターニュースリリース
2014年02月15日古参の名古屋名物でありながら、昨今の「名古屋めし」ブームに完全に乗り遅れた感のある食べ物。それが、きしめんだ。きしめんはそもそも、何故に名古屋名物なのかも判然としない。ルーツも諸説あるが、どれも決め手に欠ける。第一、うどんに比べて、ナゴヤ人自体そんなに好んできしめんを食べている訳ではないことは、多少でも名古屋に住んだことのある人なら、実感として分かるだろう。では、きしめんには魅力がないのか?そんなことはない。あの平麺ならではのツルツルっと口に入ってゆく喉越しは、きしめん以外では味わえない食感だ。パスタのフェットチーネも、山梨名物のほうとうも、姿形こそきしめんに似ているが、この醍醐味(だいごみ)は到底味わえない。新幹線のホームで食べるきしめんがうまいのは、待ち時間の間にツルツルっと食べるシチュエーションも影響しているのだろう。以前、とあるうどん店で聞いた話だが、きしめんの麺の幅広さには「時代の流行」があるという。理由は定かではないが、恐らくほかの麺類の流行がきしめんにも影響しているのだろう。となると、二郎系ラーメンや油そばの太麺がはやっている今の時代なら、「極太」が流行の最先端なのだろうか。そう思い調査を開始した。実は名古屋には「まるみ亭」という極太きしめんを提供する店があったが、数年前に惜しまれつつ閉店してしまった。まるみ亭に代わる極太きしめんの店を探すと、それは名古屋市熱田区の中央卸売市場の中にあった。その店の名は「まんてんうどん」である。市場内の店らしく、営業時間は朝4時から昼の2時まで。「はい、これがきしめんの麺」。そう手渡された麺の幅を定規で測ると、なな何と、ジャスト3センチ!厚さも2ミリはあろうか。太っ!これは予想以上だ……。まんてんうどんの主人、大西景三さんに話を聞く。ここで店を開いて9年になるが、実はそれ以前に、親御さんも別の場所でうどん店を営んでいたそうだ。相撲が大好きで、力士にうどんをごちそうしたところ「普通のうどんは食べた気がしない」と言われ、発奮して開発したメニューがこの極太きしめんだったという。それが20年前。「製麺屋に刃を特注して作ってもらった」というリキの入ったこのメニューは息子に引き継がれ、名古屋でも随一の極太麺として光を放っている。普通のきしめんは平べったいので、うどんよりもゆで時間が短い。しかしこの麺は真逆だ。極太だけあって、ゆで時間は実に20分かかるという。そのため、事前に固ゆでしておき、オーダーが入ってからもう一度ゆでている。冷やしにすると、もっとゆで時間が必要だ。こりゃ店主泣かせのメニューだわ……。話をつゆに移そう。名古屋のめんつゆは独特だ。黒っぽい色こそ関東風だが、その実、ダシの主体はかつお節ではなくムロ節(ムロアジ)やササ節(宗田ガツオ)から取られている。かつお節よりもさっぱりとした味わいで、これに名古屋ならではのたまりじょうゆの本返しを投入する。やや濃い口で少し甘めの「名古屋風つゆ」の完成だ。大西さんもいろいろ試したそうだが「市場の人は昔ながらの名古屋の味を好む」ということで、結局のところ「ナゴヤスタンダード」に落ち着いたという。このつゆこそ、極太きしめんをがっしり受け止めるベストパートナーなのだ!いよいよ実食。出来上がった極太きしめんはだしの香りが高く、それだけで食欲を大いにそそる。自分の口の幅は約6センチ。それに対し、極太きしめんの幅は前述の通り3センチ。定規を手に持って 想像して欲しい!口の半分の幅に、1本の麺がツルツルと入り込んでいく光景を!!ズズズーではなく、ツツツうぅ?と”見えざる手”に導かれるように口の中に吸い込まれていくきしめん。しかし厚さもハンパない。ツルツル感に加えて、独特のモッチリ感がきしめんを新たなステージへと導いていく。トラッドなつゆが麺に程よく絡み、しっかり名古屋の味としてアピールしている。極太きしめんの冷やし麺(名古屋では「ころ」と呼ぶ)も味わってみた。つゆはざると同じもので、カツオをきかせ、かけよりも濃厚で風味が強い。冷水でキュッと締められた麺は、かけ以上になめらか。そして麺本来の強さが際立つ。麺の圧倒的な存在感に脱帽だ。開店当時は、知る人ぞ知るメニューで、手がかかるし、注文も出ない。という訳で、休止していた時期もあったそうだ。しかし親から受け継いだ大切な味。「とにかく出そう!」と決めて再開し、今は根強いファンもつくようになったという。「市場に出入りしている人は舌が肥えている。そんな人に認められた実感はあります」と大西さん。店主のきしめんへの情熱とこだわりが、この名古屋の味を全国に広めていくのかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日古参の名古屋名物でありながら、昨今の「名古屋めし」ブームに完全に乗り遅れた感のある食べ物。それが、きしめんだ。きしめんはそもそも、何故に名古屋名物なのかも判然としない。ルーツも諸説あるが、どれも決め手に欠ける。第一、うどんに比べて、ナゴヤ人自体そんなに好んできしめんを食べている訳ではないことは、多少でも名古屋に住んだことのある人なら、実感として分かるだろう。では、きしめんには魅力がないのか?そんなことはない。あの平麺ならではのツルツルっと口に入ってゆく喉越しは、きしめん以外では味わえない食感だ。パスタのフェットチーネも、山梨名物のほうとうも、姿形こそきしめんに似ているが、この醍醐味(だいごみ)は到底味わえない。新幹線のホームで食べるきしめんがうまいのは、待ち時間の間にツルツルっと食べるシチュエーションも影響しているのだろう。以前、とあるうどん店で聞いた話だが、きしめんの麺の幅広さには「時代の流行」があるという。理由は定かではないが、恐らくほかの麺類の流行がきしめんにも影響しているのだろう。となると、二郎系ラーメンや油そばの太麺がはやっている今の時代なら、「極太」が流行の最先端なのだろうか。そう思い調査を開始した。実は名古屋には「まるみ亭」という極太きしめんを提供する店があったが、数年前に惜しまれつつ閉店してしまった。まるみ亭に代わる極太きしめんの店を探すと、それは名古屋市熱田区の中央卸売市場の中にあった。その店の名は「まんてんうどん」である。市場内の店らしく、営業時間は朝4時から昼の2時まで。「はい、これがきしめんの麺」。そう手渡された麺の幅を定規で測ると、なな何と、ジャスト3センチ!厚さも2ミリはあろうか。太っ!これは予想以上だ……。まんてんうどんの主人、大西景三さんに話を聞く。ここで店を開いて9年になるが、実はそれ以前に、親御さんも別の場所でうどん店を営んでいたそうだ。相撲が大好きで、力士にうどんをごちそうしたところ「普通のうどんは食べた気がしない」と言われ、発奮して開発したメニューがこの極太きしめんだったという。それが20年前。「製麺屋に刃を特注して作ってもらった」というリキの入ったこのメニューは息子に引き継がれ、名古屋でも随一の極太麺として光を放っている。普通のきしめんは平べったいので、うどんよりもゆで時間が短い。しかしこの麺は真逆だ。極太だけあって、ゆで時間は実に20分かかるという。そのため、事前に固ゆでしておき、オーダーが入ってからもう一度ゆでている。冷やしにすると、もっとゆで時間が必要だ。こりゃ店主泣かせのメニューだわ……。話をつゆに移そう。名古屋のめんつゆは独特だ。黒っぽい色こそ関東風だが、その実、ダシの主体はかつお節ではなくムロ節(ムロアジ)やササ節(宗田ガツオ)から取られている。かつお節よりもさっぱりとした味わいで、これに名古屋ならではのたまりじょうゆの本返しを投入する。やや濃い口で少し甘めの「名古屋風つゆ」の完成だ。大西さんもいろいろ試したそうだが「市場の人は昔ながらの名古屋の味を好む」ということで、結局のところ「ナゴヤスタンダード」に落ち着いたという。このつゆこそ、極太きしめんをがっしり受け止めるベストパートナーなのだ!いよいよ実食。出来上がった極太きしめんはだしの香りが高く、それだけで食欲を大いにそそる。自分の口の幅は約6センチ。それに対し、極太きしめんの幅は前述の通り3センチ。定規を手に持って 想像して欲しい!口の半分の幅に、1本の麺がツルツルと入り込んでいく光景を!!ズズズーではなく、ツツツうぅ?と”見えざる手”に導かれるように口の中に吸い込まれていくきしめん。しかし厚さもハンパない。ツルツル感に加えて、独特のモッチリ感がきしめんを新たなステージへと導いていく。トラッドなつゆが麺に程よく絡み、しっかり名古屋の味としてアピールしている。極太きしめんの冷やし麺(名古屋では「ころ」と呼ぶ)も味わってみた。つゆはざると同じもので、カツオをきかせ、かけよりも濃厚で風味が強い。冷水でキュッと締められた麺は、かけ以上になめらか。そして麺本来の強さが際立つ。麺の圧倒的な存在感に脱帽だ。開店当時は、知る人ぞ知るメニューで、手がかかるし、注文も出ない。という訳で、休止していた時期もあったそうだ。しかし親から受け継いだ大切な味。「とにかく出そう!」と決めて再開し、今は根強いファンもつくようになったという。「市場に出入りしている人は舌が肥えている。そんな人に認められた実感はあります」と大西さん。店主のきしめんへの情熱とこだわりが、この名古屋の味を全国に広めていくのかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月14日湖池屋は4月16日、名古屋名物「宮きしめん」の味を再現したポテトチップス「コイケヤポテトチップス 宮きしめん」を中京地区限定で発売する。価格はオープンで、市場予想価格は130円程度。内容量は68g。宮きしめんは、名古屋で古くから親しまれている熱田神宮が発祥。門前町として、また東海道五十三次の宿場町として栄えた熱田の古称である「宮」をその名につけたきしめんになっているとのこと。今回発売の商品は、宮きしめんの特徴である厳選した素材で取っただし汁とたっぷり乗せたかつお節の味わいを再現し、しっかりした味と華やかで香り高い旨みを楽しめるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月13日目もと用マスク「エストディープアクティベートアイマスク」花王は百貨店におけるコスメブランドとして展開する「est(エスト)」から、目もとを集中的にケアし、若々しいハリを実現する、目もと用マスク「エストディープアクティベートアイマスク」を11月5日より販売すると発表した。目のまわりは、通常の皮膚に比べて薄く、水分量が少ないために、乾燥しやすく、ともするとハリが失われやすい気になる部分。年齢もあらわれやすい部分なので悩んでいる方も多いだろう。でも、ケアがしにくい部分なのも事実。そこで今回の目元用マスク開発となったのだそうだ。目もとの肌、奥深くへうるおいをチャージ!このアイテムは、密封フィルム層、ゼリー層、美容液層の3層構造からなる独自シートでできていて、目元の肌にしなやかに密着。配合した複合保湿成分サーキュレートEG、保湿成分ヒアルロン酸を、目もとの肌の奥深く、角層まで届け、十分なうるおいを与えてくれるそうだ。また、マスクをはがした後は、美容液がうるおいのベールとなってその部分に残り、一晩中うるおいを守り続けてくれるのだとか。よる使えば、翌朝までにうるおってふっくらした目もとに導いてくれるとのこと。ハリに満ちた明るい素肌を、年齢を感じさせない肌印象を目指す方におすすめだ。エストの化粧水を購入の方には、このアイマスクの先行体験キャンペーンも実施している。気温が下がってくるこの時期、いち早く試したい方はこちらもチェックを。元の記事を読む
2011年09月22日男女それぞれにアンケート、結果は…まつ毛美容液「ラッシュセラムアイ」を販売するアヴァンセ(東京都港区)は、“目もと”に注目する企業として、「目もとのきれいな有名人は誰?」というアンケートを行い、6月27日、その結果を公表した。アンケート対象は、女性・男性計516名だ。気になる結果は、女性票1位が柴咲コウ、男性票1位が仲間由紀恵。たしかにどちらも印象的な美しい目もとが光る有名人だ。以下、女性の2位は黒木メイサ、3位に北川景子と続く。男性では、2位が黒木メイサ、3位に佐々木希、上戸彩、堀北真希が同率でランクインとなった。意志の強い美しさのある黒木メイサが男女ともに2位につけた点は象徴的で、安定した強さを見せている。今年の流行は?アンケートでは同時に流行するという目もとについても質問。女性は「ナチュラルなぱっちり目」に人気が集まり、男性では「ぱっちり目でたれ目」がトップとなった。服装同様、ナチュラルさや柔らかさへの流行のきざしが見られる。たれ目に癒しを感じる男性票は女性には少々意外かもしれない。ナチュラルでぱっちりな目で旬な女性といえば、武井咲などは高位置にランクインしてきそうだ。理想の目もとデザインとして参考にしてみるのもよいだろう。全体として、やはり印象的な目もとへの関心は男女問わず高いことが分かる。工夫したアイメイクで美しさに磨きをかけたい。元の記事を読む
2011年07月01日