みなさんがお住まいの地域だけに流れていて、地元民なら誰でも知っているというご当地CMはありますか? 京都府出身の筆者の場合、何人もの着物の女性が手拍子とともによくわからない歌をうたう『岩田呉服店』のCMなどがまさにそれ。京都府民ならほとんどの人間が知っているはずです。今回は、そんなご当地CMをさまざまな都道府県の方に教えてもらいました。●のぼりべつクマ牧場(北海道)道民にとってはやはりクマ牧場のCMは外せません。「の・ぼ・り・べ・つ!……といえば?」と問いかけるとほとんどの人が「あ、クマ牧場」とわかる有名CMです。(31歳/男性/北海道在住)●千秋庵の山親爺(北海道)もう北海道を離れているため、いまでも流れているのかわかりませんが、『千秋庵の山親爺』というお菓子のCMが有名でした。夕方によく流れているCMで、子供の頃に見てずっと覚えています。(27歳/男性/千葉県在住)●心の酒・岩手川(岩手県)岩手県といえば、やはり岩手川という日本酒のCMが有名です。残念ながら今では放送されていませんが、20代以上ならほとんどの人が見たことがあり、またCM中の歌を唄(うた)えますよ。(34歳/男性/岩手県在住)●十万石まんじゅう(埼玉県)埼玉のローカルCMといえば、「風が語りかけます……」の十万石まんじゅうのCMですね。テレビでも何度も取り上げられているので県外の人でも知っているのではないでしょうか?(26歳/女性/埼玉県在住)●やぶ北ブレンド(静岡県)ハラダ製茶という会社のお茶のCMは地元ではかなり有名です。嫁と姑の静かな戦いのドラマ仕立てで見ていておもしろいですね。(30歳/女性/静岡県在住)●お弁当どんどん(静岡県)恐らく静岡県民ならみんな知っているであろう、有名なお弁当屋さんのCM。子供のころからずっと同じCMが流れているので、たぶん一度もリニューアルされていないと思います。古臭いCMなのでインパクトバツグンです。(27歳/女性/静岡県在住)●近藤産興株式会社(愛知県)「なんでも貸します~」という曲でおなじみの、愛知県民なら誰もが知っているCMがあります。かしまし娘のパロディーであろう3人の女性が登場し、一度見たら忘れられません(笑)。(37歳/男性/愛知県在住)●愛知小型エレベーター(愛知県)愛知県民としては『愛知小型エレベーター』のCMは外せないですね。顔を白く塗った無表情の人物が登場するシュールなCMで、県外の人にも「カルトCM」として知られています。ただ最近は明るいわかりやすい内容のCMも放送されていたりします(笑)。(29歳/男性/愛知県在住)●山田木材(京都府)数人のおじさんが「よいしょぉ!」と威勢よく木材を持ち上げるCMです。持ち上げた後、ドドンッ!と太鼓の音が鳴り響くのも特徴。今は流れていないそうですが、京都府民なら誰しもが知っているCMでした。(31歳/女性/神奈川県在住)●とんかつKYK(大阪府)「K・Y・K!う~ん!」と言えば関西人ならなんのCMのことかすぐわかるぐらい、KYKのCMは有名です。いや、ホントにわからない人なんていないんじゃないでしょうか。(28歳/男性/大阪府在住)●関西電気保安協会(関西一円)関西人の間では「かんさ~いでんきほ~あんきょ~かい♪」という妙にリズミカルなCMが超有名。このCMのせいで『関西電気保安協会』という文字列を読むときは必ずリズムをつけてしまうほどです。(31歳/男性/和歌山県在住)●ハナテン中古車センター(関西一円)今でも放送されているのかわかりませんが、関西では深夜帯になるとセクシーなお姉さんが「車、売る?」と問いかけてくるCMが流れていました。関西の男性は必ず見たことがあるはずです!(34歳/男性/愛知県在住)●ホテルニュー淡路(兵庫県)「ホテルニュ~あ~わ~じ~」というそのまんまのキャッチが流れるこのCMは関西では超おなじみ。どの世代でも知っていますよ!(24歳/女性/京都府在住)●高田引越しセンター(愛媛県)愛媛県民で知らない人はいない、有名な地元企業のCMです。意味不明なものからストーリー仕立てのものまでさまざまなバリエーションがあります。ほとんどのパターンで特に「安井!」「高田!」というおなじみの掛け合いがあるので知っている人は「あぁ、高田引越しセンターか……」とひと目で見抜きます。(35歳/男性/愛媛県在住)●天国社(福岡県)「まだまだ逝かない 天国社」というとんでもない歌詞で福岡県民にはおなじみのCMです。私はある程度の年齢になるまでローカルCMだとは知らず、全国どこでも流れているものだと思っていました。(27歳/女性/福岡県在住)●高木石材(熊本県)個人的に熊本のご当地CMといえばこれだと思います。「石のパイオニア!」という響きに当時魅せられました。微妙な扮装(ふんそう)も特徴です。テレビでも特集されたことがあるほどなので県外の人でももしかしたら知っていらっしゃるかもしれないですね。(28歳/男性/熊本県在住)●西日本シロアリ(鹿児島県)おじさんが語るだけの地味なCMから、一流クリエイターを使って制作したような豪華なCM、さらには話題のCMのパロディーなど、とんでもなく自由奔放なCMばかりを放送する株式会社西日本シロアリのCMは鹿児島県民の中では非常に有名です。ネットでも何度も話題になっているので興味ある人は一度見てみてください(笑)。(31歳/男性/鹿児島県在住)以上、さまざまな都道府県の方々から教えていただいた「地元民なら誰でも知っているご当地CM」でした!いまではもう放送されていないものでも、県民の心にずっと残っているCMもあるようですね。さて、みなさんの心に残っているご当地CMはどんなのですか?(貫井康徳@dcp)
2012年11月18日埼玉県草加市で「第10回B級ご当地グルメ王決定戦」が開催される。開催日時は11月23日(金・祝)の10:00~15:30まで。会場は綾瀬川左岸広場。参加グルメは、餃子入り高麗鍋や、丼物、うどん、カレー、つけめん、焼きそば、コロッケ、から揚げ、まんじゅう、プリンなどバラエティー豊かな品ぞろえ。その数は36品目にのぼる。決定戦のルールは、100円または300円のグルメを購入すると「こはぜ」という行田市名産の足袋につける金具がもらえるので、それを出場グルメの投票箱に入れるというもの。最も多くの「こはぜ」を集めたグルメが「第10回埼玉B級ご当地グルメ王」に輝く。同時開催イベントとして、埼玉県各地のPRや名産品、農産物の販売を行う「埼玉県物産観光展」や「草加市・埼玉県東部地域物産展」も行われる。そのほか、ステージイベントも開催される。埼玉県のご当地キャラ軍団が会場を盛り上げる「ゆる玉応援団」や、エコや地球環境をテーマにした歌を披露する「エコうたユニットにゃんたぶぅ」、「草加よさこいを育てる会」による演舞、「どどん太鼓連盟」による和太鼓の演奏が行われる。さらに会場では番組収録も行われ、西尾夕紀の「歌謡&ものまねショー」や、「埼玉徹底応援オシどきっ!」の収録ではグルメリポーターの彦摩呂もやってくる。イベント詳細は埼玉県観光課ホームページで確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日ネスレ日本は日本各地のご当地キットカットを詰め合わせた「キットカット味遊記」を、ネスレ通販オンラインショップで販売している。同商品に入っているご当地キットカットは、東北「ずんだ風味」、東京「榮太郎黒みつ」、静岡「田丸屋本店わさび」、東海・北陸「あずきサンド味」など全15種類。1種類2つずつ入り、北は東北、南は沖縄までのユニークなキットカットが30個味わうことができる。パッケージの随所には、楽しい工夫が仕掛けられている。まず、赤いパッケージを開けると、日本地図が描かれたシートが登場。そのシートの点線を切っていくと中から各地のご当地キットカットが現れる仕組み。切り取った紙の裏には、ご当地キットカットのプチ情報が記載されている。また、キットカットを取り出すと、パッケージ底には花柄などのかわいいイラストが描かれており、食べ終わった後も楽しめる。キットカット味遊記は2,700円。詳細はネスレ通販オンラインショップでも案内している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日「ご当地!絶品うまいもん甲子園」は3日、東京都・JR有楽町駅前で実食イベントを開催する。「ご当地!絶品うまいもん甲子園」は、若者の夢を応援するとともに、農業分野で活躍する人材を育成し、各地の特産物を都内でPRすることで地域活性化につなげてもらうことを目的に、農林水産省が実施する「食と農林漁業の祭典(JAPAN FOOD FESTA2012)」と連携し企画されたもの。企画・プロデューサーは「ノギャル」プロジェクトなどで活躍している文化起業家の藤田志穂氏。第1回となる今回は、全国の農業高等学校に通う高校生4名のグループが応募。北海道、東北、北信越、関東、東海、関西、中国・四国、九州・沖縄、全国8ブロックから、書類審査を通過した計9校が決勝の舞台に出場する。参加校はそれぞれの地域の食材を生かしたメニューを考案、料理コンテストでの審査を経て、3日、JR有楽町駅前で行われる実食イベントで来場者に向けた販売を行う。来場者の投票や審査員の評価で商品化が決定する。実食イベントの開催時間は、11時~16時。場所はJR有楽町駅・駅前スペースを予定。当日は、学校法人服部学園理事長・服部幸應氏と藤田志穂氏による、「食と農業」をテーマとしたトークショーを行う。また、週刊『少年ジャンプ』連載中で、毎週日曜日あさ9時からフジテレビ他で放送中の『トリコ』のゲスト出演が決定。人数限定の握手会も開催する。その他、詳細は「ご当地!絶品うまいもん甲子園」ホームページで確認のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月02日ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」で2011年にゴールドグランプリに輝いたのは、岡山の「ひるぜん焼そば」。2009年にも「津山ホルモンうどん」でブロンズグランプリを獲得するなど、「ご当地グルメがおいしい県」として確固たる地位を築いてきている岡山。他にどんなご当地グルメがあるのか?岡山県には「ひるぜん焼そば」や「津山ホルモンうどん」の他にも、「おかやまデミカツ丼」、「日生カキオコ」、「たまごかけご飯」など、B級グルメファンにはよく知られているご当地グルメがまだまだある。どうして岡山ではおいしい料理がたくさん誕生したのか?岡山県観光連盟はその理由について、「岡山は“晴れの国”との呼び名通り、降り注ぐ陽光の中で豊富な作物が育つ土地。また、瀬戸内海ではいろいろな魚介類が獲れます。山の幸・海の幸ともに恵まれていたので、それぞれの市町村で独自の料理が生まれたのでは」と分析。そうして生まれた料理が、近年、B級グランプリなどを通して全国的に知られるようになったのだという。つまり、大会のために新たにメニューが開発されたわけではなく、もともとあったご当地グルメに陽が当たるようになったそうだ。最初に注目を集めた「津山ホルモンうどん」は、もともとは岡山で行われた国体で津山に宿泊した選手にふるまわれたことで有名になったそう。津山では昔から農耕用の和牛を育てていた。そのため、赤身よりカロリーが低い上に、ビタミン・鉄分・カルシウムなどの栄養分豊富な作州牛のホルモンが、日常的に手に入っていたんだとか。「ですから、どこの家でも日常的にうどんに入れていました。しかし、他の土地から来た人には初めての経験なわけです。あまりのおいしさに感動して、その人が感動を第三者に伝えることによって、全国的に知られるようになりました」(岡山県観光連盟)。肉汁がタレと野菜とうどんに絶妙に絡まっている「津山ホルモンうどん」。現在、津山市内の50店舗以上の店のメニューに並び、店ごとに店主のこだわりの味が楽しめると評判だ。たくさんある岡山のご当地グルメの中でも、今、注目を集めているのが「おかやまデミカツ丼」だ。岡山市にある老舗「味司野村」の創始者が、今から30数年前に考案したと言われているもの。カツ丼は一般的に卵とじだが、それを甘いデミグラスソースをかけてご飯との間にキャベツを敷いているのがおかやまデミカツ丼だ。味はもちろん食感も独特な逸品で、今や岡山市内の食堂やレストランでは、各店でアレンジした様々なデミカツ丼を提供している。その他にも、カキが豊富にとれる日生(ひなせ)町では、地元産の肉厚なカキをふんだんに使ったお好み焼き「カキオコ」がある。それの味を求めて、遠方から訪ねる人も増えているそうだ。食べることを幸せに感じる人も多いはず。町おこしを担ったおいしいご当地グルメを食べに、岡山まで足を運んでみるのもオススメだ。●information おかやま旅ネット「ご当地グルメ」【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月26日鉄道会館は2013年3月21日にグランドオープンするJPタワー内で、全国ご当地銘品フロアをテーマにした商業施設の開発、運営を行うことを発表した。同フロアはJPタワーの商業施設「KITTE(キッテ)」の地下1階に設置。全国各地のご当地銘品をそろえた食のマーケットをイメージしている。全国を8地方(北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州/沖縄)に分割し、その各エリアを代表するスウィーツ、総菜、グロサリーなどの34ショップが出店する。特長的なのは、幅広いカテゴリーの食を用意していること。地域色を打ち出した「弁当・総菜」や、地方でしか購入できない「ベーカリー」コーナーを展開。また、地元で愛されている人気の「スウィーツ」や全国のご当地「グロサリー」などもあり、地方の銘品・ご当地食をバラエティー豊かに販売する。フロアは「ご当地お菓子」「ご当地食(弁当・総菜)」「ご当地食(ワンハンドフード)」「ご当地食(弁当・総菜のイートイン付き)」「ご当地食品」の5つのゾーンに分かれる。ご当地料理はイートインでも楽しめ、スウィーツカフェもされる予定。フリースペースでは休憩することはもちろん、持ち帰り用の商品をすぐに飲食することもできる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月25日地域ごとのキャンペーンやイベント、美容セミナー情報など資生堂は、同社が日本全国で行う美容活動について、 地域ごとの美容情報が簡単に見つかる新コンテンツ「ご当地プラス」を、10月23日にオープンした。街の化粧品店で開催されるお得なキャンペーンから、近所の友達といっしょに体験できるイベント、美容セミナーまで、“見ているだけでワクワクするような情報”を地域ごとに簡単に見つけることができる。全国10エリアでの美容情報、開催店舗などを案内「ご当地プラス」では、北海道・東北・北関東・南関東・東京・中部・近畿・中国/四国・九州・沖縄の10のエリアで、各エリアでのキャンペーンやイベント情報、開催店舗などを案内。例えば、東京エリアでは、「ベネフィークスキンケアサンプリングキャンペーン」、「リバイタルグラナス劇的体感イベント」などの案内、近畿エリアではキャンペーン情報に加えて、「がん患者支援イベントリレーフォーライフ。資生堂の当日の活動とは」など美容活動も紹介されている。元の記事を読む
2012年10月24日栃木県内のご当地グルメが勢ぞろいする「とちぎ元気グルメまつり」が11月3日(土・祝)・4日(日)、栃木県県庁広場で開催される。期間中はラーメンや焼きそば、ハンバーガーなど、36の県内市町から自慢のご当地グルメが集結。入場者の人気投票により、2012年とちぎ元気グルメナンバーワンを決定する。また、ご当地アイドル・とちおとめ25のライブや、とちぎ地酒で乾杯選手権など様々なイベントも開催。とちぎ元気グルメまつり 開催情報チケットぴあでは、現在同イベントの食券引換チケットを独占発売中。チケットは開催前の9:00から会場内引換所で100円券を10枚つづりにした食券と引換えできる。前売りで購入すると賞品が当たるチャンスもある。■とちぎ元気グルメまつり会期:11月3日(土・祝)・4日(日)10:00~16:00※雨天決行会場:栃木県県庁広場(宇都宮市塙田1-1-20)購入方法:グルメの購入には食券が必要(1枚100円)1000円分購入ごとに人気投票への投票券1枚を配布
2012年10月22日B-1グランプリin北九州実行委員会は、20日と21日の両日、福岡県北九州市にて「第7回 B級ご当地グルメの祭典! B-1グランプリin北九州」を開催する。B-1グランプリは、安くてうまくて地元の人に愛されている、地域の名物料理や郷土料理など「ご当地グルメ」を通して、まちおこしを目指すイベント。「B-1グランプリin北九州」には、全国各地より、ご当地グルメでまちおこしを志す全63団体が出展、日本一を競う。来場者は気に入った団体に、ひとり一膳(2本まで)の割り箸で投票し、グランプリを決定する。開催日時は、20日~21日10:00~16:00。会場は、シーサイド会場がJR小倉駅から徒歩約5分のあさの汐風公園一帯。リバーサイド会場は、JR西小倉駅から徒歩約7分の勝山公園一帯。入場料は無料。B級ご当地グルメの購入にはイベントチケットが必要で、現金での購入は不可。チケットは、100円券の10枚つづりが1冊1,000円。イベント当日の9:00から、各会場のチケット販売所で販売する。また19日まで、北九州市内の指定販売所でも販売している。その他、詳細は「B-1グランプリin北九州」公式ホームページで確認のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日愛知の味といえばやはりみそ!というわけで今回は、長年のライター経験から、地元メディアを中心に中部圏のカルチャーを深く広く発信しているライター・石黒昭弘が、絶品みそグルメをご紹介!赤みそを「これでもか!」と使いまくるイメージのある名古屋メシ。たしかにみそを使ったメニューは数々あるが、基本「みそカツ」「みそおでん」「みそ煮込みうどん」といった定番メニューで固定された感がある。今回は生粋の名古屋っ子ライター石黒が、名古屋で生まれ育った食通の仲間たちと共に、ド定番からちょっと変わったニューウェイブまで食べ歩いてみた。秋冬に名古屋を訪れる方々へオススメの「厳選」みそグルメである。みそグルメのド定番といえばみそ煮込みだ。筆者たちが足を運んだのは、その中でも究極のド定番「山本屋本店」エスカ店。名古屋にみそ煮込みの店は数あれど、全ての味において比較対象となるのはこの山本屋である。エスカといえば、新幹線名古屋駅から直結の地下街。旅行者は名古屋旅の最後に、ここエスカ店でみそ煮込みを食べ、新幹線に乗り込むのが王道だ。最初に断っておくと、山本屋のメニューは他店のみそ煮込みに比べるとけっこう割高だ。しかしそれを補って余りある魅力が、この店にはある。この店で面白いのは、観光客は妙~に気張って「名古屋コーチン入り味噌煮込みうどん」(一鍋2,205円)なんかを注文する人が多い点。しかし、一度、素朴な定番「味噌煮込みうどん」(一鍋1,260円)をオーダーしてみてほしい。当然、鶏肉と卵は標準で入っているので心配なく。待つことしばらく、高熱のみそ煮込みうどんが登場する。年季の入った土鍋のフタを開けると、ぐつぐつぐつぐつぐつと煮立った音が…。まず、つゆをレンゲでひと飲み。あつッッッッッッ!山本屋ならではの、ダシのきいたみその風味が口中に広がる。聞けば、赤みその他に白みそを少し加えているという。ほのかに感じる甘さの正体はそれか。みそはブレンドするほどうまみが増す食材なのだ。ちなみに、フタを取り皿にするのが山本屋の流儀だ。麺とつゆにはぜひとも一味・七味をふりかけていただこう。さて、さらにミニレクチャー。みそ煮込みは決して「みそうどん」ではない。普通のうどんとの最大の違いは、麺がアルデンテで出されることだ。アルデンテといえば聞こえはいいが、要するに生煮えの芯だらけ(笑)。生煮えが前提だから、麺打ちには塩を使っていない。それを、打ち粉を落とさずそのまま鍋に投入する。食べた時のゴワゴワ感に、初めて食べた人はびっくりするだろう。まれに讃岐(さぬき)うどんでみそ煮込みを提供する店がある。しかしそれは「鍋焼きうどんのみそ味」であって、みそ煮込みでは決してないことを忘れずに!このゴワゴワ麺が受け入れられるか否かが、みそ煮込みを食べる上での分岐点となる。そして、途中で卵をくずす。卵黄をつゆにかき混ぜてもよし、麺に直接ちょんちょんと付けてもよし。食欲旺盛な人には、白ご飯(お替わり自由)も注文することをオススメする。みそ味を食べ続けていると、やたら白米が欲しくなるものだ。ご飯とみそとのコラボを存分に楽しみながらつゆを最後の一滴まで飲み干せば、満足も高まること間違いなし。山本屋でみそ煮込みうどんの味に目覚めたら、次はぜひとも他店にも足を運び、自分好みの味を発見してほしい。●Information 山本屋本店エスカ店 名古屋市中村区椿町6-9 新幹線地下街エスカ 豚の大腸をみそダレで漬け込み、網焼きした下町グルメが「とんちゃん」だ。いわゆる焼き肉屋の定番メニュー「豚ホルモン焼き」によく似たメニューなのだが、名古屋メシとしてはまだマイナーな部類に属するだろう。タレの主原料は赤みそで、いわゆる「こてっちゃん」的なしょうゆベースの味付けではない。そして、鉄板ではなく網焼きで食べること、串焼きではないことなどが特徴として挙げられる。とんちゃんという名前だけに、食材は豚だけで牛ホルモンは使わない。だからこそリーズナブルで、名古屋では昔からとんちゃんを専用に扱う「とんちゃんや」が下町で庶民のおなかを満たしてきた。名古屋のとんちゃんファンが集結する店「がんこちゃん」は、市内に数店舗を構えている。庶民的でうまい店というセレクションで友人S氏に尋ねると、彼が真っ先にあげたのがこの店だった。そこで男2人で連れ立って午後7時に店に行ったところ、すでに満席。「席が空いたら連絡してあげる」と大将がいうので携帯番号を伝え、近くの喫茶店でコーヒーを飲んで待つことなんと1時間。店に入れたのは8時過ぎだった。テーブルの上には昔ながらのガスコンロ。早速、目当てのとんちゃんを2皿注文。1皿250円はこのご時世、かなりリーズナブルといえるだろう。赤みそをベースにしたタレは、みそならではの甘味とコクがあり、唐辛子系のほのかな辛みとニンニクの風味も程よく効いている。そして適度な焦げ目がさらに食欲をそそるのだ。少しみその味に飽きてきたら、左手のビールでノドをうるおし、そしてキュウリの漬物をパリパリいただく。この喜びを男ふたりでかみしめる。「こういったみそとんちゃんは、名古屋エリアのソウルフードだと思いますよ。東京の人も大阪の人も知らないって言いますから」と、店の大将。「とんちゃん」というコトバは大阪にもあるが、イントネーションから違うのだ。大将に焼き方のアドバイスを聞くと「まあ、焼き加減は好みなんですけどね」と前置きがあり、「初めての人には、くるくる丸まってうっすら焦げ目が付いたくらいを食べ頃と思っていただければよいかと思います」とのこと。1時間待ちだけのことはあった、と大満足の僕の表情に、友人S氏もうれしそうだ。ただひとつ気になったのは、メニュー構成。とんちゃんだけでなく、サガリやナンコツ、ミノ、野菜など、やたらメニューが多い。昔のとんちゃんはシンプルだったのだけど…。大将いわく、「時代の流れですね。とんちゃん1本で勝負する時代じゃない。皆さんいろんな味を欲しがるんです」。ちなみに「がんこちゃん」は名古屋市内に4店舗あり、タレは全て大大将が調合したもの。「タレのレシピは大大将以外、誰も知らないんです」と大将。とんちゃんの世界は奥深いのだな。●Information がんこちゃん天白店 名古屋市天白区植田南1-108 オヤジっぽい濃い目の飲食店が2軒続いたので、もう少しお手軽に「みそグルメ」が味わえる店をご紹介しよう。今回足を運ぶのはなんとカレーハウスココ壱番屋中区矢場町店だ。僕に情報を入れてくれたのは、近所に住む受験生の男の子たち。夜10時ごろ塾が終わった後に食べに行くのだという。ここにみそを使った新たな名古屋メシがあるというので、早速行ってみた。日本最大のカレーチェーンとして超有名なココイチ。しかしその本部が愛知県一宮市にあることは意外に知られていない。ご当地企業が仕掛ける新・名古屋メシ。それは「名古屋赤みしカレー」(780円)なる商品だった。「お待たせしました」と出てきたそれは、自分にとっては少々異質なルックスだった。これが学生諸君に人気の「名古屋赤みそカレー」かい。みそを使っているだけに、ルーの色は少し濃いめ。中央にはネギと名古屋コーチンの卵黄がトッピングされている。まずは気になる、カレー本体の味だ。ベースはスタンダードなココイチカレーと思われるが、みそ味とのハイブリッドということはハッキリ分かる。うまい、というより舌に馴染(なじ)む味というべきか。ん?この具材は…鶏肉かと思ったら豆腐!そして中盤から卵黄を割ることで、ネギと一緒に食べるとよりコクがありマイルドな風味を味わえる。薬味のネギがここで味のアクセントになる。形こそ違うが、ひつまぶしのように食べ方を変えて楽しめるのが面白い。名古屋の「みそグルメ」の世界は、まだまだ奥深い。今回ご紹介した商品の他にもバラエティーゆたかな「みそグルメ」のバリエーションが市内の様々な飲食店で展開されているのだ。秋冬に名古屋を訪れる皆さん、スタンダードな一品からマニアックな一品まで、偏見なしにどんどん食べ歩きをしていってほしいものだ。●Information カレーハウスココ壱番屋中区矢場町店 名古屋市中区大須4-1-77 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月10日子どもから大人まで幅広い世代に愛され、ご当地グルメとしても人気のギョーザ。博多もギョーザが名物だが、他県のものに比べてサイズが小さい。なぜなのか。早速調査してみた。福岡市随一の繁華街・中洲。ここに昭和24年(1949)から店を構えるギョーザ専門店・宝雲亭があるのだが、いろいろ調べてみると、どうも博多のギョーザの源流がこの店にあることが分かった。話をうかがったのは山田隆博さん。宝雲亭3代目の主人である。まず、「福岡でのギョーザの始祖的存在だと聞いてきたのですが」と話しかけると、「初代はかつて満州で暮らしていたのですが、日本に引き上げてきた時、商売を始めることにしました。そこで、かの地で食べていた水ギョーザをヒントにして焼きギョーザを出したのですね。それが昭和24年のことです」と山田さん。「その大きさは今と同じだったのでしょうか?」との質問には、「わたしもはっきり分からないのですが、満州で食べていた水ギョーザの大きさなんじゃないですかね、きっと。水ギョーザはゆでて食べるので、大きいと膨らんで食べにくい。そのため小さいんですよ」との答え。中国でも地方によって大きさが違うらしいが、あの大きさは満州の水ギョーザサイズだったわけだ。宝雲亭では創業以降、福岡の人の嗜好(しこう)に合わせて、餡(あん)をアレンジしたり、皮がカリッと焼けるよう粉の配合を工夫したりして今に至るそうだ。ではどのようにして小さいギョーザが広まっていったのだろう。「地元のギョーザ通の間で有名な早良区の店やギョーザチェーン店の主人も、もともとこの店で一緒に働いていた仲間なんですよ。その方たちが独立してあちこちに店を出すうちに広まったようですね。そうそう、長崎にある宝雲亭もそのひとつです」。なるほど、そういうことだったのか。宝雲亭のギョーザは、仕込みから完成まで、今も創業当時のままのレシピで作っているという。ギョーザの皮は、パリパリ感とモチモチ感の両方が味わえるだけでなく、モサモサして食べにくくならないよう研究を重ね、絶妙な薄さに仕上げられている。具は豚肉と玉ねぎだけを使い、素材の味が引き立つよう秘伝の味付けを施すだけ。ギョーザに付き物のニンニクを使用していないのが特徴だ。これらの材料を使い、1日に作るギョーザの数は2,000~3,000個。機械は使わず、昔と同じようにひとつひとつ手で行う。作業を見せてもらうと、そのスピード、正確さには驚くばかり。サイズが小さいため全て片手で行われており、その手さばきはまるで一流マジシャンのよう。ほんと、プロの技ってスゴイ。さて、福岡のひと口ギョーザの謎が解けたところで、味見させていただくことに。タレにゆずごしょうを混ぜるとおいしいという山田さんのアドバイスに従っていただいてみると、うん、うまーい!パリッとした皮とジューシーな餡のバランスも最高。余計な味付けをしていないため、素材の風味もしっかり生きている。ゆずごしょうがアクセントになって、いくらでも食べられそう。一皿10個だけど、女性でも3~4皿ペロッと食べるという。食の街、福岡には、ほかに鉄鍋ギョーザ、極小ギョーザ、炊きギョーザなど、ギョーザひとつ取ってもバリエーション豊富。でも、まずは宝雲亭のギョーザを味わってみるべし。● Information 宝雲亭 福岡市博多区中洲2-4-20 【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日東京ドームシティは11月9日~11日の期間、「旅フェア日本2012」会場内にて、ご当地どんぶりのナンバーワンをかけて競う「全国ご当地どんぶり選手権」の予選会を開催する。同イベントはふるさと祭り東京の目玉企画で、今年で4回目の開催となる。書類選考を通過した「北海道新・牛とろ丼」、「山形県米沢牛ステーキ丼」、「愛知県名古屋コーチン親子丼」、「長野県ソースかつ丼」ほか、全国から集まった16のご当地どんぶりが集結。2013年1月に開催する本選出場のイスをかけて競う。イベントではまず、どんぶりチケット(1杯500円)を購入。チケットを好みのどんぶりと引き換えて食べ比べる。そして、おいしかったどんぶりの投票箱にコインで投票する。最終日までのコインの重量で、本選出場どんぶりが決定する。どんぶりチケットは何杯分も購入可能だが、投票は1人1コインとなる。また、前回の選手権で準グランプリとなった新潟県の「鯛茶漬け」、3位の神奈川県の「やまゆり牛ステーキ丼」ほか、上位5どんぶりは、「シードどんぶり」となり予選会が免除となる。殿堂入りした、北海道の食堂丸善の「うにめし丼」以外の4どんぶりが、2013年1月の本選で、今回の予選会を突破したどんぶりと対決する。同イベントは11月9日の14時~20時、11月10日の10時~18時、11月11日の10時~16時30分に開催。会場はサンシャインシティ展示ホールC「旅フェア日本2012会場内」。入場には「旅フェア日本2012」の当日券(500円)、または前売券(400円)の購入が必要。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日中東北地域の「ご当地もち」を一堂に集めて、模擬店で料理を提供する「第1回中東北ご当地もちサミット2012in一関」を10月20日(土)、21日(日)、一関総合体育館(ユードーム)周辺の特設会場(野外テント)で開催する。岩手県南から宮城県北に及ぶ一帯(いわゆる中東北地域)では、「もち」に関する深い伝統的食文化が根付いている。もち食メニューでも、伝統的に供されてきた「もち膳」に加え、現代風にアレンジされた多彩な「ご当地もち」が食されてきたエリアだ。このイベントは、世界遺産に認定された平泉地域の一部でもある一関市において食による地域活性化を図るイベントとして実施するもの。来場者には1食につき投票グッズを1個配付。お気に入りの「ご当地もち」に投票してもらうグランプリ形式で、中東北のナンバー1のもちを決定する。「ご当地もち」は、その場で調理し、来場者が2~3食楽しめるような分量を手ごろな300円均一で提供される。グランプリに参加するのは、一関地区から蔵元レストラン世嬉の一「一関牛辛スープもち」、道の駅・厳美渓「厳美おろし餅」、和夜我家「お好み餅」、ふじせい「おろし揚げもち」、骨寺村荘園交流館・若神子亭「骨寺村荘園三色もちセット」、松栄堂「もちーず」の6店。平泉地区から平泉農家茶屋「もち巻きポークバーこんじきぼう」、きんいろパン屋平泉もちカステラ」、まめ太郎「ごんぼもち」の3店。そして、東山地区の産直センターひがしやま・季節館「げいび三色餅(あんこ・しょうゆ・ずんだ)」、川崎地区の一関商工会議所青年部川崎支部(協力・農家レストランぬくもり)「川崎炒め納豆もち」、大東地区の京津畑やまあい工房「大東やまあいお雑煮」、花泉地区の花泉観光開発「花泉ロマン桑もっち」。近隣の奥州市から産直いさわあぐりキッズ「いわさ風トッポギ」、紫波町から「紫波もっちりハムカツプレミアム」、栗原市から喜久乃家「平泉もちぷりん」。以上16メニューが競いあう。時間は両日ともに10時00分~15時00分。投票は20日14:00終了。そのほか、一関市の特産品の展示・販売やイベントなども企画している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月09日どれもこれもお土産にもらいた~い!全国各地でご当地グルメがはやっていますよね。あの永谷園も、お土産用にご当地お茶づけを地域限定販売しています。今回は、永谷園の地域限定お茶づけから、食べてみたいものをマイナビニュース会員の女性517名に教えていただきました。>>男性編も見るQ.食べてみたい永谷園の地域限定お茶づけを教えてください(複数回答)1位東北限定ほたて茶づけと牛タン茶づけ37.7%2位九州限定明太子と高菜茶づけ27.7%3位北海道限定毛がに茶づけとうに茶づけ26.9%4位中・四国限定真鯛茶づけと広島菜茶づけ22.6%5位静岡限定桜えび茶づけ18.6%■東北限定ほたて茶づけと牛タン茶づけ・「ほたて茶漬け、絶対おいしいと思う!」(36歳/医療・福祉/事務系専門職)・「ホタテも牛タンも大好きなので、絶対おいしいと思うから」(29歳/商社・卸/事務系専門職)・「牛タン大好きなのでたべてみたい」(31歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)■九州限定明太子と高菜茶づけ・「絶対に食が進む味だろうから」(28歳/自動車関連/技術職)・「九州出身なのと一番おいしそう」(43歳/電機/事務系専門職)・「明太子はほかほかごはんにあうので、それのお茶づけならかなりおいしそう」(24歳/食品・飲料)■北海道限定毛がに茶づけとうに茶づけ・「毛がに茶漬けが珍しくて食べてみたい」(28歳/金融・証券/事務系専門職)・「魚介系のお茶づけはおいしそうだから」(28歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「本当にうにの味がするのか試してみたい」(32歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■中・四国限定真鯛茶づけと広島菜茶づけ・「ダシ系はうまいに決まっている」(30歳/商社・卸/事務系専門職)・「鯛茶漬けが食べたいから」(22歳/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)・「高級な印象で気になる」(22歳/ソフトウェア/技術職)■静岡限定桜えび茶づけ・「サクラエビ好きなので」(23歳/食品・飲料/事務系専門職)・「桜エビのダシがおいしそうだから」(32歳/情報・IT/事務系専門職)・「さっぱりしていておいしそうです」(24歳/医療・福祉/営業職)■番外編:どれも食べてみた~い・信州限定野沢菜茶づけ「ご飯のお供にぴったりの食品を使っているんだから、まずいわけがない」(28歳/小売店/販売職・サービス系)・飛騨限定飛騨牛茶づけと赤かぶ茶づけ「飛騨産地特有のものでおいしそうだから」(23歳/金融・証券/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・東京限定東京X茶づけと小松菜茶づけ「小松菜が体に良さそう」(32歳/団体・公益法人・官公庁/販売職・サービス系)総評東北のご当地名物2種類を使った「東北限定ほたて茶づけと牛タン茶づけ」が第1位の座を獲得しました。「プレミア感があるので」という声がご当地限定品の魅力を表していますね。2位は「九州限定明太子と高菜茶づけ」。明太子と高菜は、ご飯のおかずにもよいし、お酒のつまみにもよいし、お茶づけでも人気です。3位は「北海道限定毛がに茶づけとうに茶づけ」がランクイン。やはり素材の高級感がランクインの決め手になりました。4位は「中・四国限定真鯛茶づけと広島菜茶づけ」。鯛のパワーが支持を集めました。5位は「静岡限定桜えび茶づけ」です。これもえび好きの多さがランクインの牽引力となりました。ご当地の味を手軽に食べられるお茶漬けシリーズ、これからもどのような味が登場するのか目が離せません。(文・OFFICE-SANGA花澤和夫)調査時期:2012年7月23日~2012年7月28日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性517名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】あったらうれしい社内食堂のメニューランキング【女性編】現地で食べてみたいB級グルメメニューランキング【女性編】好きなドーナツチェーン店ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年09月23日日本各地にたくさんあるご当地ラーメン。ラーメン食べ歩きを目的に出かけるほどラーメンが好きな人も多いことだろう。ということで、マイナビニュース会員の男女1,000名に、好きなご当地ラーメンはどれか聞いてみた。Q.好きなご当地ラーメンはどれですか?1位 博多 25.7%2位 札幌 23.7%3位 喜多方 9.1%4位 東京 4.5%5位 横浜 4.3%■博多・「細麺で豚骨スープがおいしく、高菜ともよく合うし替え玉があるのがいい」(45歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)・「豚骨スープと細麺の組み合わせが最高!」(40歳男性/その他/事務系専門職)・「博多のあっさり豚骨にはまると抜け出せない」(45歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)■札幌・「味噌スープがたまらなくおいしいから」(28歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「コーンやわかめなど、野菜がてんこ盛りなところ」(27歳男性/その他/その他)・「味噌コーンバターがとても好きで、魚介のダシがきいた味噌スープが太麺によく絡んでおいしい」(29歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)■喜多方・「うどんみたいな極太ちぢれ麺が好き」(34歳男性/建設・土木/技術職)・「あっさり醤油味で、何度食べても飽きないから」(40歳男性/機械・精密機器/技術職)・「派手な味ではなく醤油で真っ向勝負して、どこか懐かしい感じが好き」(24歳女性/運輸・倉庫/営業職)■東京・「シンプルに醤油が好きだから」(29歳女性/学校・教育関連/専門職)・「さっぱり醤油味が好き」(36歳女性/その他/販売職・サービス系)・「激戦区が多くあって、味が洗練されている」(28歳男性/電機/技術職)■横浜・「豚骨と醤油の絶妙なハーモニーがたまらない」(35歳女性/その他/クリエイティブ職)・「横浜の家系がこってりしていて好き」(28歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「サンマーメンが一番おいしい」(29歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)■番外編: まだまだあるご当地ラーメン・「尾道: 瀬戸内海のお魚を使ったダシが絶品だから」(42歳男性/食品・飲料/クリエイティブ職)・「新潟: 背脂入りの醤油ラーメンでみじん切りタマネギが入った燕三条系ラーメンが好き」(30歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■総評1位は「博多」。豚骨スープと、替え玉にハマるという意見が多かった。続いて僅差の2位は「札幌」。「味噌ラーメンにトッピングでバターとコーンを入れると絶品」という意見が多数寄せられた。博多と札幌で5割に迫る勢いで、人気の高さがうかがえた。続いて3位は「喜多方」。あっさりした醤油味と太めのちぢれ麺が人気で、チャーシューがおいしいという点をあげる人もいた。4位は「東京」で、こちらもあっさりとした醤油味を評価する人が多かった。また、ラーメンの激戦区だからおいしいラーメン屋が多いという意見も寄せられた。5位には「横浜」がランクイン。家系の豚骨醤油ラーメンをおす人が多かったが、サンマーメンの人気も高かった。今回のアンケートでは、豚骨、味噌、醤油の3つの味に人気が集中し、いずれのご当地ラーメンも、「本場で食べておいしかった」という意見が多く寄せられた。通信販売が普及し、ご当地ラーメンを取り寄せて手軽に食べられるようになったが、やはり本場に行って食べてこそのご当地ラーメンなのだろう。調査時期: 2012年8月31日~2012年9月4日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性457名 女性543名合計1,000名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月20日今年で創業40周年を迎えた「モスバーガー」。8月21日~10月上旬まで、「日本の元気いただきモス」をテーマに、「ご当地バーガー」全4品を発売する。日本生まれのハンバーガーチェーンとして、「各地域に根付いたおいしい食べ物を、ハンバーガーにして届けたい」という思いのもと、2008年から行われている取り組みだ。全国をふたつのエリアにわけて、期間ごとに2品ずつ提供。東日本エリアでは8月21日~9月上旬、「スパカツバーガー 豚ヒレ肉使用」(¥360)と「ザンギバーガー」(¥340)を。9月11日~10月上旬は、「豚天バーガー 塩糀だれ」(¥340)と「チキン南蛮バーガー」(¥340)を。西日本エリアはその逆となる。某日某所、試食会に行ってきた。■スパカツバーガーまず出てきたのは、「スパカツバーガー 豚ヒレ肉使用」。「スパカツ」は北海道・釧路発祥のご当地メニューで、スパゲッティのうえにカツをのせ、ミートソースをかけたもの。それをモス流にアレンジ! シャキシャキのキャベツの千切りのうえに、サクッと厚めのカツとトマトスパゲッティをのせ、オリジナルのミートソースとタルタルソースを加えた。思ったよりマイルドな味付けで、食もすすむ。スパゲッティ入りのハンバーガーは珍しいし、見た目もボリュームもインパクトがある一品だ。スパカツバーガー 豚ヒレ肉使用(¥360)■豚天バーガー続いて、大阪ではなじみ深い豚天(豚の天ぷら)を使った「豚天バーガー 塩糀だれ」をいただく。打って変わって、パンチのきいた味付けが楽しめる。国産の豚モモ肉を醤油、生姜、にんにくなどでしっかり味付けし、天ぷらに。そのうえに、塩糀ベースのネギ塩ソース、キャベツの千切り、マヨネーズをのせた。豚天バーガー 塩糀だれ(¥340)先の新商品2品は、約150種のご当地メニューや特産品から、ハンバーガーに合いそうなものを選んだという。そして過去の人気メニュー2品も、今回再登場する。■ザンギバーガー西日本エリアでは初登場となる「ザンギバーガー」。「ザンギ」とは、北海道で「味付けされた唐揚げ」のこと。国産の鶏ムネ肉に醤油、生姜、にんにくなどで下味をつけ、カラッと揚げた。醤油や味噌などをあわせたマヨネーズベースのソースとキャベツの千切りとの相性もいい。ザンギバーガー(¥340)■チキン南蛮バーガー「チキン南蛮バーガー」も再登場で、北海道・東北エリア初登場となる。言わずもがな、宮崎県の郷土料理をイメージしたものだ。国産の鷄ムネ肉をサクッと揚げ、こちらもキャベツの千切りとマヨネーズをあわせた。甘酸っぱいソースでさっぱりした味わいに仕上げている。チキン南蛮バーガー(¥340)このように、個性豊かなハンバーガーが勢ぞろい。ぜひ全メニュー制覇してみては?
2012年08月25日世界中でおなじみのマクドナルドも、国によってさまざまな顔がある。国によっては、その土地でしか食べることのできないご当地バーガーも存在するという。それらのご当地バーガーのメニューをいくつかを紹介しよう。アラブ圏で販売され、大人気メニューとなっているのが「マックアラビア」だ。ライ麦を使用した独特のバンズで、チキンパティ、レタス、トマト、オニオンをサンド。ガーリックマヨネーズソースで味付けしている。韓国で長年愛されているのは、韓国料理「プルコギ」をもとにした「プルコギバーガー」と、ジューシーなチキンをスパイシーに味付けしたバーガー「シャンハイスパイスチキン」。いずれも韓国で好まれる味付けに仕上げた商品という。ブラジルで人気なのは、「チェダーマックメルト」。ビーフパティ、チェダーチーズ、オニオンに醤油ソースで味付けしてサンドしたサンドイッチだ。遠く離れたブラジルで、醤油ソースが使われているとは驚きだ。メキシコには、「トルティーヤ」に食材をのせて包んだ「マックブリトー」がある。スクランブルエッグ、玉ネギ、トマト、ハラペーニョを特製のメキシカンソースで味付けしたメキシコらしいメニューだ。各国の伝統料理や味の好みがバーガーメニューにもあらわれているようだ。海外旅行に出掛けた際は、マクドナルドに入ってご当地メニューを探してみてはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日ラーメンは北海道を代表するご当地グルメのひとつだが、地域によってスープの味は異なる。札幌=みそ、旭川=醤油、函館=塩、というのが定番の勢力図だが、最近ここに第4勢力が台頭してきた。室蘭の「カレーラーメン」である。早速その味を確かめてみた。JR室蘭駅前の商店街にある「味の大王室蘭本店」こそカレーラーメンの震源地だ。店の佇(たたず)まいは昔ながらの中華食堂といった感じ。また、店内も同じく昭和の面影を残した親しみやすい雰囲気である。早速カレーラーメン(700円)を注文してみたところ、とろみのあるカレースープはコクがありつつしつこくなく、後を引くうまさだ。とんこつをベースに独自の研究を重ねて作り上げた味だという。そしてめんはやや太めのちぢれめんなのだが、ちぢれ具合が強く、カレースープをしっかりと絡め取ってくれるところがいい。コシも十分で食べごたえがある。もちろんカレースープとの相性は抜群だが、同じめんでみそラーメンなども試してみたくなる。来客のほとんどはカレーラーメンを注文するらしいが、その多くはライスも一緒に注文するという。ラーメン+ライスという組み合わせは、大食いの人にとって珍しい注文形態ではない。しかしここではラーメンをあくまでも「ひとつのおかず」として、どんぶりサイズのごはんを注文してガツガツと食べる客が多いというから驚きだ。男性のみならず女性でも平然とこの組み合わせで注文する客が多いらしい。吟味されたカレーのスープと相性抜群のめん。単にカレー味のラーメンではなく、カレーラーメンというひとつのジャンルが確立されている。店主の小柳富資さんはラーメン職人として、道内のほかの地域には無い室蘭独自の味を生み出そうと、兄弟でカレーラーメンを研究したという。その結果、この味にたどり着いた。めんは自家製を使用。自家製めんを打つのには非常に手間がかかるが、その手間を惜しまなければ製めん会社から既製品を仕入れるよりも割安だ。そして、その分スープに使用する素材にこだわることができるとのこと。他店では出合えない味の秘密はその辺りにあるらしい。室蘭近辺にはカレーラーメンをメニューに入れている店が多く、同じ志を持った店が集まり「室蘭カレーラーメンの会」を結成している。23の店と製めん会社1社が連携し、北海道ラーメン第4の勢力をさらに拡大すべく、切磋琢磨している。小柳さんは同会の会長を務めており、中心的な存在として活動している。観光客が増える夏休み期間、北海道はドライブシーズンであり、同時に味の大王も連日大入りとなる。真夏の北の大地で汗をかきかきいただくカレーラーメンが、あなたの舌にいかなる感動をもたらしてくれるのか、ぜひ、ご自身で確かめてみてほしい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日埼玉西武ライオンズは8月31日~9月2日の3日間、対千葉ロッテマリーンズ3連戦中に埼玉県の魅力を満載したご当地イベント「埼玉フェスタ2012~彩の国の魅力大集合! ~」を西武ドームにて開催する。彩の国さいたま魅力づくり推進協議会とのコラボレーション企画。各日とも13時~試合終了まで開催する。同フェスタには、埼玉県内のご当地キャラクターで結成された「ゆる玉応援団」が参加。埼玉県の魅力発信のため、参加者と交流を図る他、試合中はスタンドでライオンズを応援する。団長の「コバトン」をはじめ、「ムジナもん」(羽生市)、「アッピー」(上尾市)など、多彩なマスコットが8月31日は11体、9月1日は7体、2日は32体、試合開始の3時間半前~試合終了まで随時登場する予定だという。なお、期間中限定の観戦チケット「コバトンと行く! 埼玉西武ライオンズ応援団」チケットも販売。内野指定席B(3塁・1塁)で、料金は1,200円となっている。さらに、埼玉県を拠点に歌、笑い、パフォーマンスなどで活躍する人たちによって結成された「勝手に埼玉応援隊」のメンバーもフェスタを楽しく盛り上げ、埼玉県やライオンズを応援。各日開場から試合開始までの間に2ステージを予定している。さらに埼玉県内各地で、”地域の平和と子どもたちの笑顔を守るため活躍するヒーロー”たちが期間中、西武ドームに登場。「埼玉戦士 さいたぁマン」「航空戦士 トコロザワン」などのヒーローがドーム前広場ミニステージでミニヒーローショーを行う。また、埼玉県が誇るご当地グルメや、埼玉県や各市町村などの観光情報の紹介、物産品の販売などを行うアンテナブースの出店が決定。2009年の「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝した秩父市の「みそポテト」をはじめ、「嵐山辛モツ焼きそば」(嵐山町)、「行田ゼリーフライ」(行田市)、「宮代棒ギョーザ」(宮代町)などが集まる。その他、所沢警察署と所沢消防署の特別体験ブースが登場し、市民の安全と平和を守るパトカー・白バイ・はしご車の乗車体験なども行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日埼玉西武ライオンズは8月31日~9月2日の3日間、対千葉ロッテマリーンズ3連戦中に埼玉県の魅力を満載したご当地イベント「埼玉フェスタ2012~彩の国の魅力大集合! ~」を西武ドームにて開催する。彩の国さいたま魅力づくり推進協議会とのコラボレーション企画。各日とも13時~試合終了まで開催する。同フェスタには、埼玉県内のご当地キャラクターで結成された「ゆる玉応援団」が参加。埼玉県の魅力発信のため、参加者と交流を図る他、試合中はスタンドでライオンズを応援する。団長の「コバトン」をはじめ、「ムジナもん」(羽生市)、「アッピー」(上尾市)など、多彩なマスコットが8月31日は11体、9月1日は7体、2日は32体、試合開始の3時間半前~試合終了まで随時登場する予定だという。なお、期間中限定の観戦チケット「コバトンと行く! 埼玉西武ライオンズ応援団」チケットも販売。内野指定席B(3塁・1塁)で、料金は1,200円となっている。さらに、埼玉県を拠点に歌、笑い、パフォーマンスなどで活躍する人たちによって結成された「勝手に埼玉応援隊」のメンバーもフェスタを楽しく盛り上げ、埼玉県やライオンズを応援。各日開場から試合開始までの間に2ステージを予定している。さらに埼玉県内各地で、”地域の平和と子どもたちの笑顔を守るため活躍するヒーロー”たちが期間中、西武ドームに登場。「埼玉戦士 さいたぁマン」「航空戦士 トコロザワン」などのヒーローがドーム前広場ミニステージでミニヒーローショーを行う。また、埼玉県が誇るご当地グルメや、埼玉県や各市町村などの観光情報の紹介、物産品の販売などを行うアンテナブースの出店が決定。2009年の「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝した秩父市の「みそポテト」をはじめ、「嵐山辛モツ焼きそば」(嵐山町)、「行田ゼリーフライ」(行田市)、「宮代棒ギョーザ」(宮代町)などが集まる。その他、所沢警察署と所沢消防署の特別体験ブースが登場し、市民の安全と平和を守るパトカー・白バイ・はしご車の乗車体験なども行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日B級グルメと並び、元気がいいのは「ご当地キャラクター」または「ゆるキャラ」と呼ばれるモノたち。その火付け役は、2006年に生まれ大ブレイクし、経済効果は数百億円とも言われている『ひこにゃん』(滋賀県彦根市)ですが、その後も全国各地でゆるゆるの癒やし系ご当地キャラクターが活躍しています。今回は、そんなご当地キャラクターについてご紹介しましょう。■そもそも「ゆるキャラ」って!?ゆるゆるなキャラクターたちの祭典、「ゆるキャラ(R)さみっと」「ゆるキャラ(R)まつり」をサポートしている社団法人日本ご当地キャラクター協会(以下、協会)の方にお話を伺ったところ、「ゆるキャラ」というのは、みうらじゅん氏が創作された言葉で、同氏および扶桑社の商標だそう。「ゆるキャラというのは、みうらじゅん氏が考えられた言葉ですから、同氏の設定された基準があり、もしかしたら当協会で言う『ご当地キャラクター』の見解と微妙に異なるかもしれません。『ゆるキャラ』という言葉を使う際には、必ず(R)を入れています。とはいえ、一般的には『ご当地キャラクター』を『ゆるキャラ』と呼んでもいいでしょう。ご当地キャラクターの定義は、ある特定の地域に根差した活動や観光PR、特産品のPRをしているかどうかが決め手となります。また、かわいらしいイメージのもの、動きがこっけいなものが多いのも特徴とは言えますが、それがご当地キャラクターの条件というわけではありません」うーん、この世界もいろいろあるのですね……。ちなみに、みうらじゅん氏の書籍を確認すると、「ゆるキャラとは全国各地で開催される地方自治体主催のイベントや、村おこし、名産品などのPRのために作られたキャラクターのこと。特に着ぐるみとなったキャラクターを指す」(『ゆるキャラ大図鑑』2004年扶桑社「まえがき」より抜粋)とのこと。どうやら、みうらじゅん氏の考えでは「地方自治体の…(略)…PR用に作られていること」に限定され、協会の認識より少し厳しいようです。取りあえずこの記事では、「キャラクター」と呼ばせていただきましょう。■ひこにゃんは根強い人気、新エースに「くまモン」が登場!続いて、今人気のキャラクターがどんなものかをお聞きしました。「ひこにゃんは、相変わらず高い人気がありますね。また、昨年のゆるキャラ(R)グランプリ2011の上位に食い込んだキャラクターたちは、いずれも各地で健闘しており、人気を獲得していると言えるでしょう。グランプリは『くまモン』(熊本県)、準グランプリに『バリィさん』(愛媛県)、羽生市長賞は『にしこくん』(東京都)です。トップ3は逃したものの、『やなな』(岐阜県)『レルヒさん』(新潟県)なども注目されているキャラクターと言えます」ランキングのポイント数としては、『くまモン』と『バリィさん』がそれ以下を突き放す強さを見せています。2011グランプリの『くまモン』は、2011年3月の九州新幹線開通を記念して生まれました。ご当地キャラクターと言うと、名産品と組み合わさっているデザインのものも多いのですが、『くまモン』は、シンプルでかわいいフォルムのボディに、赤いほおという潔さ。知事から熊本県の営業部長に抜てきされ、身分は公務員となっています。熊本や福岡のお土産物売り場では、くまモンが目に入らないことはないほどたくさんのグッズが売られ、オフィシャルサイトまで開設されている人気ぶり!ブログを持っていたり、ファンの交流ページができていたりと、かなりすごいことになっているようです。準グランプリの『バリィさん』は、焼き鳥の街である今治生まれ今治育ちのトリ。来島海峡大橋をイメージしたクラウンを頭に乗せています。ちなみに、オフィシャルサイト持ちの『くまモン』、『ひこにゃん』だけでなく、『バリィさん』もブログを持っていますし、こうしたキャラクターは増えているよう。協会の方によれば、「ネット上でファンと交流をもつのは、最近のご当地キャラクターの特徴のひとつであり、大事な仕事になりつつある」とのこと。地道な努力が、知名度アップにつながっているようです。また、「企業などがご当地キャラとのコラボを検討することが増えてきたため、そのタイアップなどにうまく乗ったキャラが、今後人気が出てくるでしょう」(協会の方)というお話も……。ゆるゆるな外見とは裏腹に、彼らもなかなか大変なようです。そんな『今年頑張ったキャラクター』を決める「ゆるキャラ(R)グランプリ2012」は、時期は未定ですが今年も開催予定とのこと。特設サイトは準備中のようですが、今年もキャラクターたちの努力の結果を楽しみに待ちましょう!(取材・文/島田彩子)
2012年08月18日ラーメンは北海道を代表するご当地グルメのひとつだが、地域によってスープの味は異なる。札幌=みそ、旭川=醤油、函館=塩、というのが定番の勢力図だが、最近ここに第4勢力が台頭してきた。室蘭の「カレーラーメン」である。早速その味を確かめてみた。JR室蘭駅前の商店街にある「味の大王室蘭本店」こそカレーラーメンの震源地だ。店の佇(たたず)まいは昔ながらの中華食堂といった感じ。また、店内も同じく昭和の面影を残した親しみやすい雰囲気である。早速カレーラーメン(700円)を注文してみたところ、とろみのあるカレースープはコクがありつつしつこくなく、後を引くうまさだ。とんこつをベースに独自の研究を重ねて作り上げた味だという。そしてめんはやや太めのちぢれめんなのだが、ちぢれ具合が強く、カレースープをしっかりと絡め取ってくれるところがいい。コシも十分で食べごたえがある。もちろんカレースープとの相性は抜群だが、同じめんでみそラーメンなども試してみたくなる。来客のほとんどはカレーラーメンを注文するらしいが、その多くはライスも一緒に注文するという。ラーメン+ライスという組み合わせは、大食いの人にとって珍しい注文形態ではない。しかしここではラーメンをあくまでも「ひとつのおかず」として、どんぶりサイズのごはんを注文してガツガツと食べる客が多いというから驚きだ。男性のみならず女性でも平然とこの組み合わせで注文する客が多いらしい。吟味されたカレーのスープと相性抜群のめん。単にカレー味のラーメンではなく、カレーラーメンというひとつのジャンルが確立されている。店主の小柳富資さんはラーメン職人として、道内のほかの地域には無い室蘭独自の味を生み出そうと、兄弟でカレーラーメンを研究したという。その結果、この味にたどり着いた。めんは自家製を使用。自家製めんを打つのには非常に手間がかかるが、その手間を惜しまなければ製めん会社から既製品を仕入れるよりも割安だ。そして、その分スープに使用する素材にこだわることができるとのこと。他店では出合えない味の秘密はその辺りにあるらしい。室蘭近辺にはカレーラーメンをメニューに入れている店が多く、同じ志を持った店が集まり「室蘭カレーラーメンの会」を結成している。23の店と製めん会社1社が連携し、北海道ラーメン第4の勢力をさらに拡大すべく、切磋琢磨している。小柳さんは同会の会長を務めており、中心的な存在として活動している。観光客が増える夏休み期間、北海道はドライブシーズンであり、同時に味の大王も連日大入りとなる。真夏の北の大地で汗をかきかきいただくカレーラーメンが、あなたの舌にいかなる感動をもたらしてくれるのか、ぜひ、ご自身で確かめてみてほしい。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月15日天竜浜名湖鉄道では9月1日、2日の2日間、開業25周年を記念し、ご当地ハイボール「三ヶ日みかんハイボール」を味わうことができる「三ヶ日みかんハイボール列車」を運行する。同社は、全国有数のみかんの産地である浜松市を走るローカル線「天竜浜名湖線」を運行している。このほど企画された「三ヶ日みかんハイボール列車」は、専用列車で天竜二俣駅を出発し、三ヶ日駅までの約1時間の道中、三ヶ日みかんハイボールを飲みながら、車窓からの浜名湖の眺めを楽しむことができるという。列車の中で提供される三ヶ日みかんハイボールは、三ヶ日みかんのジュースやシロップ、ウイスキーをソーダ水で割った「ご当地ハイボール」。香りも色も良いため、あまりウイスキーを飲まないような人や、普段カクテルを飲む女性にも飲みやすい味となっている。ハイボールは飲み放題。1人一皿おつまみ付。また、三ヶ日駅近くに設置された特設会場では、ジャズバンド演奏や景品付ゲーム大会も開催。さらに地元の三ヶ日牛を使ったコロッケなどのオードブルを味わうことができる。同イベントは両日の16時~18時30分に開催。各日とも定員44名の完全予約制となっている(9月1日は残席わずか)。参加費は1人5,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日カレー倶楽部ルウは、エブリワン・ココストア・RICマートとコラボレートし、宮崎で話題のチキン南蛮カレーとばくだんおにぎりを組み合わせた「チキン南蛮カレーばくだんおにぎり」を、8月8日~28日までの期間限定で、エブリワン・ココストア・RICマートで販売する。「チキン南蛮カレー」は、宮崎で大ブレイク中の新ご当地グルメ。宮崎で創業35年の老舗のカレー店・カレー倶楽部ルウのカレーと、宮崎の代表的な食べ物のチキン南蛮とを組み合わせ人気を博している。「タルタル」+「甘酢たれ」+「カレー」の味が組み合わさった、今までにない新しい味わいとなっている。「チキン南蛮カレー」とコラボレートしたばくだんおにぎりは、宮崎のご当地グルメヒーロー「チキン南蛮カレー王子」が監修。特製カレー、チキン南蛮、甘酢とタルタルソースが奏でる絶妙なハーモニーが絶品のおにぎりとなっている。内容量約240gで、販売価格は230円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日モスフードサービスは8月21日~10月上旬まで、ご当地バーガーを全国のモスバーガー店舗(一部店舗を除く)2つのエリアに分けて販売する「エリアキャンペーン」を実施する。同キャンペーンは日本生まれのハンバーガーチェーンとして、“日本の各地域に根付いたおいしい食べ物を、ハンバーガーにしてお届けしたい”という想いのもと、2008年より実施している。今回は「日本の元気いただきモス」を共通テーマに、全国を東西2つのエリアに分け、「ご当地バーガー」4商品(新商品2品、過去の人気商品2品)を発売する。新商品は約150種ものご当地メニューや特産品から、ハンバーガーに合いそうなもの2つを選び、商品化したという。東の代表は北海道・釧路発祥のご当地メニューでスパゲティにトンカツを加えた“スパカツ”をハンバーガーにした「スパカツバーガー豚ヒレ肉使用」。東日本エリアで8月21日~ 9月上旬まで、西日本エリアで9月11日~10月上旬まで発売。価格は360円。西日本代表は豚天の上に、塩糀(こうじ)ベースのネギ塩 ソースをかけ、キャベツの千切りとマヨネーズをのせた「豚天バーガー塩糀だれ」。西日本エリアで8月21日~9月上旬まで、東日本エリアで9月11日~10月上旬まで発売。価格は340円。過去の人気商品は東西でそれぞれ人気の高かった商品を選んだ。西日本エリア初登場となる「ザンギバーガー」は、北海道名物で鶏肉を揚げた「ザンギ」をイメージしたハンバーガー。東日本エリアでは8月21日から、西日本エリアでは9月11日から発売する。価格は340円。北海道・東北エリア初登場となるのが、宮崎のチキン南蛮をハンバーガーにした「チキン南蛮バーガー」。西日本エリアで8月21日から、東日本エリアで9月11日から発売する。価格は340円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月25日福岡県北九州市の「焼きカレー」九州の最北端に位置し、明治から戦前にかけて国際貿易港として繁栄した港町・門司港(福岡県北九州市)。今でもその時代の栄華を伝える洋風建築が残されており、「門司港レトロ」として親しまれている。そんな門司港では早くから洋食文化が育まれ、西洋と東洋が融合した「焼きカレー」というハイカラなメニューが誕生した。余ったカレーをグラタン風にオーブンで焼いたところ、実に香ばしくおいしく仕上がったため、お店のメニューとして客に提供したのが始まりと言われている。現在では、門司港周辺で焼きカレーが楽しめるお店を紹介した「焼きカレーマップ」も作成され、門司港のご当地グルメとして定着している。お店の数は20店舗以上あり、ライスやルー、トッピングはお店によってさまざま。ご飯の上にたっぷりかけられたカレーに、チーズや玉子、エビ、また、 関門海峡を挟んで対岸に位置する下関(山口県)の名物・フグなどが盛られた、ボリューム満点の一品だ。function addEvent(elm,listener,fn){ try{ elm.addEventListener(listener,fn,false); }catch(e){ elm.attachEvent(”on”+listener,fn); }}addEvent(window,”load”,function(){ var ymap = new Y.Map(”map”); ymap.addControl(new Y.CenterMarkControl({ visibleButton: true , visible : true})); ymap.addControl(new Y.SliderZoomControl()); ymap.drawMap(new Y.LatLng(33.94513, 130.961488), 8,Y.LayerSetId.NORMAL);}); 門司港は焼きカレーが有名。焼きカレーのお店がたくさんあり、お店によって味も異なるので、ぜひ食べ歩きをしてみてください。(えりんごさん・福岡県・28歳女性)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日アクアシティお台場では6月29日(金)から9月2日(日)まで、夏に嬉しいビアガーデンがオープンする。会場は「ご当地 麺祭り」内。「ご当地 麺祭り」は個性豊かなご当地メニューを展開するグルメフードテーマパーク。中の9店舗でビアガーデンの期間中、ビールと相性抜群のご当地メニューが登場する。「絶品! 新宿ホルモン焼き」や「大阪名物 土手焼きと空芯菜炒めのセット」「博多めんたいこんにゃく」などのおつまみから、夏限定の激辛ラーメンや冷やし中華まで。東京スカイツリー、東京タワー、レインボーブリッジが同時に眺められる景観の良いテラス席で、冷たいビールとご当地グルメを楽しもう。また、同時にオープンするのが女性に嬉しい「ブルーベリーフェア」。那須高原産のブルーベリーを使用したオリジナルメニューを期間限定で展開。25日から出荷する那須塩原のブルーベリーをいち早く味わえる。参加するのは14店舗。北海道ソフトクリームMOUMOUやLONGBOARD CAFEのように、大粒のブルーベリーが楽しめるケーキやパフェ、カクテルなど絶品スイーツが豊富に揃っている。ダイニングテーブルATU190では、おしゃれな「熊本県産 天草豚のロースト~フレッシュブルーベリーソース~」を提供。ブルーベリーのコンポート、ビネガー、フレッシュベリーをふんだんに使ったソースをかけ、ブルーベリーの甘酸っぱさをアクセントにした。ポジティヴ デリの「白レバーパテ」は、白レバーとフォアグラのペーストをバケットにのせ、ブルーベリージャムを添えて召し上がれ。さらには、ブルーベリーの意外な一面を引き出した、「フレッシュブルーベリーの冷たい勝浦タンタンメン」「ブルーベリーどら焼き」なんて仰天メニューも。ブルーベリーフェアは期間が短く、7月13日(日)までなので今のうちに行っておこう。お問い合わせ:アクアシティお台場 tel.03-3599-4700 公式サイト
2012年06月23日福井県のアンテナショップ「ふくい南青山291」は、夏を迎えるにあたり、福井県人におなじみの冷やすとさらに美味しい“ひんやり”食品を販売している。館内では、気軽に福井の味覚を体験できるイベントも数多く実施している。ご当地サイダー「ローヤルさわやか」は、1970年代に製造が開始された、福井の夏の定番の飲み物。レトロな書体とあざやかな緑色のボトルに、白山山系九頭竜川の伏流水を使用したメロン味の微炭酸サイダーが入っている。500mlで価格は147円(税込み)。また、名水百選に選ばれた水源「瓜割の滝」からわき出た原水を使用した「わかさ爪割の水」は500mlで価格120円(税込み)。「爪割」の名の由来は、あまりの水の冷たさで爪が割れてしまうほどであることから来ているという。ブランド・ミディトマト「越のルビー」は、大玉トマトとミニトマトを組み合わせた品種で、フルーツのような甘さが特長のトマト。一般の大玉トマトの糖度(甘さ)が平均3~4度であるのに対して、7~8度と約2~3倍の甘さがある。また、ビタミンC含有量も大玉トマトの約2倍、生活習慣病予防に効果があるリコピンも大玉トマトの約2倍含有。シンプルにそのまま食べるほか、冷製パスタのトッピングとして使ったり、冷製スープ「ガスパチョ」にするのにも向いているとのこと。米の甘味とうまみだけの自然な甘さの「食べる甘酒」。スプーンですくってそのまま食べたり、薄めて甘酒として飲むこともできる。常温でもいいが、冷たく冷やしたり、凍らせればシャーベットとしても楽しめる。糖類・保存料は不使用。アルコールは含まれていないので、子どもにもおすすめ。価格は500円(税込み)。また、福井の手作りのアイスクリーム専門店の商品「こう太郎の手作りアイス最中」も新たに入荷した。梅、越前塩、生乳、ハス、とみつ金時、あずき、ちょこの7種類で価格は1個200円(税込み)。6月30日、7月1日には、茄子・小松菜・フルーツトマトのような甘さの「越のルビー」を販売する「旬の野菜フェア・越のルビーフェア」を開催する。また、291Kitchenの試食イベントとして、6月23日・24日に玄米ドーナツ試食販売、6月30日・7月1日に野菜スイーツの試食販売、7月6日~8日にむきこみおぼろ実演販売、7月15日・16日に大麦カレー試食販売を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月07日日本製粉株式会社は、小麦粉を使ったご当地のアイデア料理レシピを募集する「第2回 小学生ご当地アイデア料理コンテスト」を開催する。また、同コンテストでは、応募1作品につき500円を、日本ユニセフ協会の東日本大震災緊急募金に寄付することを発表した。同コンテストは、ユニセフを通じて世界の子どもたちを支援する「NIPPN世界の子ども支援企画」のひとつとして、昨年から実施している。また、学校教育支援の一環としたコンテストであることも特徴のひとつ。全国の小学校で行われている「食育」や「地域」についての学習をもとに、小麦粉と地域の食材を用いたレシピを子どもたちが考案することが目的だ。同コンテストでは、地域の食を「学び」、それをもとにレシピを「作り」、そのレシピを友達や地域の人たちに「伝える」ことが評価のポイントとなる。そのため、料理の独創性や味のおいしさだけではなく、どれだけ地域とのつながりを持ち、深めることができたかなども評価の対象だ。募集テーマはオリジナルまたはアレンジしたご当地小麦粉料理。料理の写真(またはイラスト)と活動レポートをセットにして応募しなくてはならない。応募期間は2012年9月3日~10月31日(当日消印有効)。対象は全国の小学生だが、小学校の担当教職員からの応募のみ受けつける。なお、最優秀賞(1作品)には、賞状・図書カード・同社ギフトチケット・再現料理写真などが贈呈される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月04日日本国内でも、地域によって特別な調味料があったり、同じ調味料でも使用方法が異なったりすることがあります。そこで読者の皆さんに、「これまで驚いたご当地の調味料」についてアンケート調査を実施しました。調査期間:2011/11/17~2011/11/21アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)■しょう油は薄口?濃い口?「旅先や出張などで知らない地域に行ったとき、調味料の使い方の違いに驚いたことはありますか?」との質問に、「ある」と答えた方は146票(14.6%)でした。具体的に、どのような調味料だったのかを見ていきましょう。まずは各地域のしょう油事情です。「新潟でお刺し身を食べたとき、薄口しょう油だった。私の地域ではお刺し身は濃い口しょうゆなので違和感がありました」(36歳/女性)、「山形では漬物にもしょう油をかける」(28歳/女性)、「茨城は何でもしょう油をかける」(29歳/女性)、「広島ではかきのしょう油が売られている」(25歳/女性) 、「九州の焼き鳥のたれが、たまりじょう油で甘かった」(32歳/女性)さすがは日本の調味料の代表格。地域が異なると味から使い方まで多種多彩なようです。なかには、「高知でカツオを塩で食べた。刺し身を塩で食べた経験はありませんでした」(32歳/男性)と、普段はしょう油を使うところ、ほかの調味料を使用するというケースもありました。■白玉団子がおすましに砂糖も、地域によっては珍しい使い方をするようです。「秋田県では納豆に砂糖をかけて食べるとのことで、とてもびっくりした。甘い納豆なんて考えられない」(24歳/女性)、「秋田とか北国の方々はいろいろなものに砂糖を入れる(29歳/女性)、「徳島では赤飯に砂糖をかける地域がある」(39歳/女性)と「砂糖をかける」系から、「調味料じゃないけど、北海道は赤飯に甘納豆を入れる」(27歳/女性)、「秋田で、あんこ入り白玉団子にゴマをつけて、おすましに入れていた」(30歳/女性)、「おはぎはもち米を使うのが一般的だと思うが、福島県のある地域で普通のごはんに砂糖を混ぜたおはぎが出てきて驚いた」(29歳/女性) 、「名古屋では、小倉トースト用のあんこが売っています」(32歳/女性)など、各地域の甘いもの事情も奥が深いですね。次は、「みそ」。「名古屋はいろんなものにみそをかけます」(25歳/女性)のように愛知県ですが、「和歌山の金山寺みそ。甘いみそをご飯にトッピングする」(30歳/女性)、「愛媛県の麦みそ。みそ汁などによく使用するらしい」(32歳/男性)、「徳島での友人宅に泊まった時、みそ汁にすだちを搾って入れていた。香りがよくておいしかった」(31歳/女性)、「沖縄の肉みそ。おにぎりに入れるとおいしい」(25歳/女性)など、ほかの地域からも特別な調理法が届きました。■天ぷらにソース、餃子には酢ソースに関しては、「大阪であったカレーにかけるソース」(34歳/男性) 、「関西に行ったとき、天ぷらにソースをかけているのを見た。おいしいのでしょうか?」(26歳/女性)と、関西では、ソースが主流です。あまりソースを使わない地域の方にとっては驚くかも!?調味料の使用法の違いとしては、ほかにも「北海道で活イカには山わさびを使って食べてくださいと言われた」(29歳/女性) 、「宇都宮では、どこのお店でもみんな餃子にお酢をつけていました。その習慣は知っていたけれど、しょう油にお酢をたらすのではなく、お酢がメインなのに驚きました」(26歳/女性)、「浜松のコンビニでおでんを買ったときに、からしとみそをつけてくれた。みそをつけるのはとても意外でした」(25歳/女性) 、「名古屋では冷やし中華にマヨネーズをかける」(24歳/女性)などが挙がりました。どれも、挑戦したい方法です。■おかしにゆずコショウをかける最後に、各地の名物調味料をご紹介しましょう。「新潟で唐辛子のびん詰め、『かんずり』という調味料を見つけた」(30歳/女性)、「長野市、善光寺の七味唐辛子、いろんなものにかける」 (34歳/男性)、「高知県のゆず塩。うどんや天ぷらにまぶします」(26歳/男性)、「九州のゆずコショウ。あちこちで普通に使われていた。お菓子にもかけていた」(22歳/女性)、「沖縄でよもぎが薬味として使われていた。沖縄方言でフーチバーと言うらしく、ご自由にどうぞ、とボウルに盛られていたのにビックリ。ソーキそばに入れて食べるものらしい」(27歳/女性)いつもの食事でも、調味料を変えるだけで随分と味が変わりそうです。ご当地調味料を普段の料理に取り入れると、料理のレパートリーがグッと増えそうです。(蘭景×ユンブル)【関連リンク】【コラム】コレさえあればほかには何もいらないと思える「調味料」は?【コラム】納豆にはなにを入れますか?【コラム】一人暮らしの男子でも試してみたくなる節電レシピ
2012年01月04日