近年、虐待に関する悲しいニュースが続いていますよね。同じ子どもを持つ親として、心を痛めている方も多いのではないでしょうか。しかし、こうした問題は決して他人事ではありません。なぜなら、虐待は悪意のもとになされるものだけではないから。「子どものためによかれと思って」なされた行動が、親の自覚のないままに虐待とみなされるケースもあるのです。特に、「教育虐待」にはその傾向があります。「教育虐待」は、ここ数年で広まってきた言葉ですが、どのような行為を指すかご存知でしょうか?「知らない」という方のなかには、気づかないうちに当てはまってしまっている方もいるかもしれません。そこで今回は「教育虐待」と「教育虐待を未然に防ぐ方法」についてお話しします。「教育虐待」は子どもの将来に多大なダメージを与えるみなさんは、自分の子どもに下記のような「しつけ」や「教育」を行なっていませんか?・宿題が終わっていないと、夜遅くまでやらせる・解けない問題があると、「どうしてできないの?」と責める・塾や習い事でスケジュール漬けにしている・親子間の約束が守られなかったとき、厳しく責め立てる・成績が悪いと、「努力が足りない」「人間のくず」などの暴言を浴びせる一見、よくある「しつけ」や「教育」のように思われるかもしれません。しかし、これらの行為が子どもを過度に追い詰めた場合、「教育虐待」とみなされることがあります。青山学院大学の古荘純一教授によると、「教育虐待」とは、教育を理由に子どもに無理難題を押し付ける心理的虐待のこと。2011年の「日本子ども虐待防止学会」で初めて発表された、新しい考え方です。「教育虐待」を受けている子どもは、大人になってからも、他者からの指示がなければ動けなくなる恐れがあります。また、自信が持てない、何をしても楽しめないなど、心の問題を抱えてしまうことも。学校生活や就職活動を機に不適応行動を起こす人も少なくありません。こうしたことから、「教育虐待」は子どもの将来に多大なダメージを与えるということがわかります。「子どものために」と言いながら子どもを追い詰める親たち「教育虐待」という言葉を広めた武蔵大学の武田信子教授によると、教育虐待に走りやすい家庭は、下記のような特徴を持っている家庭が多いと言われています。1. 親自身が、経済的事情などで進学を諦めた経験がある2. 母親が不本意に仕事を辞めて、専業主婦になった3. 子どもの両親ともに高学歴で社会的地位が高い上記の1と2の親が「教育虐待」をした場合の理由として考えられるのは、自らの生き方や学歴にコンプレックスを抱いているということ。子どもには同じ苦しみを与えたくないという強い思いから、自分が経験した失敗を避けるための教育に力を入れてしまいます。一方、3の親の場合は “失敗知らず” ですが、逆に自らの成功体験に依存しているということが考えられます。自分の知らない道を子どもに歩ませることを極端に恐れ、子どもにも高学歴・社会的地位の高い大人を目指すことを強制してしまうのです。社会福祉法人カリヨン子どもセンターの石井花梨事務局長いわく、教育虐待は決して特別な家庭に限った話ではないのだそう。表面的には「子どものために」という親心のもとに行なわれているのです。しかし、本当に子どものことを考えていると言えるでしょうか。本当に子どものことを考えていれば、子どもを追い詰めるほどの行為には至らないはずです。そう考えると、「教育虐待」をしている親は、「子どものために」と言いながら、実際には自分のために、過度な「しつけ」や「教育」を行なっているのだと言えますよね。その教育、本当に必要……?子どもを見て考え直そうとはいえ、「しつけ」や「教育」そのものを怠るわけにはいきません。親として、子どもに適切な「しつけ」や「教育」を行ないつつ、「教育虐待」しないようにするには、どうすればいいのでしょうか。小児科医の高橋孝雄さんは、親の「しつけ」や「教育」が虐待になるかどうかの分かれ目は、「親の関心が子どもにあるのか、テストの点数や合格した学校などの成果にあるのか」であると言います。前者であれば、自分の行為によって子どもが追い詰められていたら、すぐに気づいて対処できるはずです。しかし、後者の場合、子どもの変化に気づけないまま、子どもを追い詰め続けてしまうことがあります。教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏いわく、現在の教育虐待には、「親自身の不安を解消しようとしている」という構造があるのだそう。我が子が新しい時代を生き抜いていけるのかが不安で、親が思う解決策を与えようと無理やり難関大を目指させたり、子どもの望まない習い事でスケジュールを埋めたりしてしまうのです。しかし、子どもたちがこれから生きていくのは、親たちが生きてきた世界とは全く異なり、予想もつかない世界。おおた氏は、親が与える解決策にはあまり意味がないと言います。まずは、「親は無力である」と親自身が自覚することが大切なのだそう。「教育虐待」を未然に防ぐのに必要なのは、まず子ども自身に関心を持つことです。子どもの様子をよく観察し、今行なっている「しつけ」や「教育」が本当にその子に必要なのか、よく考えなくてはなりません。たとえば、子どもが習い事に行くのを嫌がったとき、たまたま気分が乗らないだけなのか、ずっといやいや通っていたのか、はっきりさせることが必要です。そのうえで、なぜその習い事に通わせているのか、親の考えを伝えます。最後は、「続けるのか辞めるのか、あなたが決めていいよ」と、子どもの意思を尊重しましょう。子どもの人生は子どものものであることを自覚したうえで、子ども自身の生きる力を信じてあげることが大切なのです。***子育てをしていると、子どもが自分の分身であるかのような錯覚につい陥ってしまうことがあるでしょう。だからこそ、より幸せな人生を歩めるように導かなくては、と考えてしまいます。しかし、子どもは親と同じひとりの人間であり、親の分身ではありません。どんな人生を歩むことが幸せか、決めるのは子ども本人です。親が特別なことをしなくても、自分の思う幸せを追い求め、たくましく道を切り開いていきます。親は、それを一番近くで応援してあげればいいのです。(参考)こどもまなびラボ|「教育虐待」のやっかいな実態。今の子どもには “決定的に足りない” 時間がある日経DUAL|「勉強しなさい」エスカレートすれば教育虐待に東洋経済ONLINE|中学受験で教育虐待しやすい親の2つの特徴東洋経済ONLINE|「あなたのため」が「教育虐待」に変わるときPRESIDENT Online|なぜ「教育」という名の「虐待」が増えているのか朝日新聞DIGITAL|しつけに名を借りた虐待…どの家庭でも起こりうる「考える力」を伸ばす『地図育®』コラム|教育熱心も度が過ぎると虐待になる?あなたのその行動が”教育虐待”にならないように気を付けよう日経DUAL|「教育熱心」と「教育虐待」線引きはどこに?
2019年06月20日しつけをするのは「子どものため」ですよね。人にはやさしくあってほしい、ずるいことを考えず、正しいおこないをしてほしい。良い子になってもらうべく、私たち親は奮闘するわけです。けれど「これが本当に子どものためになるのだろうか」と迷い、悩むことがあるのはなぜなのでしょう。子育てで目指すべきゴールはどこにあるのでしょうか。今回は、子どもが「生きやすくなる」ために親ができることについて 『今日からしつけをやめてみた』 (主婦の友社)を監修された柴田愛子先生にうかがってきました。お話をうかがったのは…「りんごの木 子どもクラブ」代表 柴田愛子先生「子どもの心により添う保育」をモットーにした「 りんごの木 子どもクラブ 」代表。絵本作家。 保育者。育児書の執筆、雑誌への寄稿だけでなく全国で保育者向けセミナーや母親向け講演会をおこない支持を得る。NHK『すくすく子育て』出演。園で行っている「子ども達のミーティング」はテレビ・映画で取り上げられ「子どもの力を最大限に引き出している」と話題に。■親が自慢に思う「良い子」を演じる子どもたち――世のママやパパがしつけをするのは「良い子になってほしい」という思いがあるからですよね。でも「良い子」であることって、そんなに重要なことでしょうか?柴田愛子先生(以下、柴田先生):小さいときから「良い子」というものが評価されすぎているわね…。評価されすぎると、良い子は良い子を崩せなくなる。本当の気持ちがいえなくなってしまうの。空気を読むようになって、大人たちから褒められることが自分の生きがいになっていくのね。――褒められることが生きがい…。柴田先生:20~30代の人がこんな事を言ったりするの。「本当の私はいつ出したらいいんですか?」って。小さなころから、みんなに「良い子ね」っていわれてきた。だけど、本当の私は別にある。本当の自分をいつ出せばいいのか、分からなくなってしまったのね。――良い子の自分とは別に、本当の自分がいたんですね。柴田先生:そう。だから私は「今日から良い子をやめなさい。ひとつでもいいから自分の本音をいってごらん」といったの。自我のない人間はいない。でも、我が子が「良い子」の評価を受けると、親は満足するでしょう。それを見て、子どもは親を喜ばそうと、自ら「良い子」路線に進んでしまうの。――子どもも親の期待に応えたいと感じるんですね。柴田先生:でもそれは、人のために自分をつくることで、自分の人生じゃない。たとえ誰かに迷惑をかけても、非難されても、良い子じゃなくても…。我が子には「自分で良かった」と思って、生きてほしいじゃない?――はい…!■「好きなこと」があれば生きていける!――でも「あるがままでいい」と思うことは大人でも難しいことですよね…。まわりに振り回されず、自分の軸をしっかり保ちながら生きていくにはどうすれば良いのでしょう?柴田先生:そうね。私が小学校低学年のときに、母から「人間、好きなことがひとつあれば、生きていけるから」といわれたことがあるの。――好きなことがあれば、生きていける?柴田先生:当時「ピアノが習いたい」と母にいったら「そう。あそこにピアノ教室があるからいっておいで」って。私、1人で教室に「習いたいです」といいにいったの。ほかの友だちはみんな親がついてきてるのに(笑)。やりたいことは応援してくれたけど、手取り足取りじゃなかったわね。自分のやりたいことは自分の力で進まなくちゃいけない。――自分の力で…。「好きなことがあれば生きていける」というのは、好きなことを仕事にして食べていく、ということでしょうか?柴田先生:当時は私も意味がよく分からなかったけど「好きなことがあれば食べていける」ってことではなかったわね。「今、何かしら好きといえるものがあれば大丈夫」ってこと。――好きなことがあれば「大丈夫」…?柴田先生:母は専業主婦で大変だったけど「今日は民芸です」といって、月に1度、外出するときがあった。私はどこへでも母についていく子だったけれど、その日だけは「一緒にいく!」とはいえない空気があったの。18歳になったとき、ようやく「今日は一緒に民芸にいこう」と連れていってもらえたんだけど、劇団の芝居だったの。社会問題を扱った難しい芝居が多かったけど、一緒にいくことで私は母の考え方を知った。「母はこういう考え方を支持してるのか」と理解できたわ。――親がどういう考え方を持っているかって、聞く機会をつくらない限り分からないですよね。柴田先生:そうね。母は何より、自由を求めていた人だったと思う。「好きなことがひとつあれば生きていける」といったのはたぶん、好きなことがひとつあれば「自分がブレない」ってことじゃないかな。子育てや仕事で自分を見失ってしまうこと、いっぱいあるじゃない? そのとき、自分が好きといえるものに出会うと、自分を取り戻せるような気がしない? 好きなことって何でもいいのよ。「その先に何があるの?」ってよく聞かれるけど、そこに意味や価値はなくてもいいの。例えば、私は山登りが好きで、すごく疲れていても大自然を感じると、空気が体の中にはいってきてホッとできる。帰ってきたような気分になるのね。だから、好きなことがあると「私はこういうのが好きなんだ」「私はこう思うんだ」って自分を取り戻せる。まわりにおびやかされず、自分を守っていけるんだと思うの。■生き抜くために「たくさんの友だち」より大切なこと――それは、親だけではなく子どもにもいえることですよね。柴田先生:そう。子どもにとって、お友だちがいるかいないかはそんなに大事なことじゃない。自分がやりたいことを見つけられる力を持っていることのほうが、ずっと大事だと思うの。あるとき、りんごの木にお迎えにきたお母さんが「今日はお友だちと遊んでましたか?」って聞いてきたのね。だから私は「お友だちと遊ぶことは、そんなに大事なことではないです」って答えた。お友だちはだんだんできていくもので、つくろうとしてつくるものではないのね。ひとりぼっちでもいいじゃない? 昨日も2歳の子がずーっとひとりで泥遊びをしていたんだけど、「ああ…! たっぷり自分の時間を過ごしてるなあ」ってうれしく思ったの。――友だちは多いほうがいい、ひとりでいるより大勢でいたほうがいい。そう思い込んでいた気がします。柴田先生:大人も子どもも、基本は自分ひとりよ。ひとりでも不安にならず、夢中になれることがあることがどれだけ大事か。だから、他人の視線を気にするあまり、やってしまうのが「しつけ」だと思う。他人を気にしすぎて、自分がもろくなっていない? それより、まず自分を大事にしようって思うのね。――人の目を気にしていると、自分がもろくなる…。柴田先生:毎日毎日、子どもに「静かにしなさい」「良い子にしなさい」といっていると、お母さんは自分が自分じゃなくなるようでつらくなりますよね。もし、そう感じたのなら「うちの子うるさいな。耳栓買うか」くらいに思えばいいのよ(笑)。――耳栓!(笑)柴田先生:そう思わなきゃ、周囲に気をめぐらしすぎて自分を見失っていくと思う。今のあるがままが、どんなに大事かっていうことね。■「嫌です」面と向かっていえる? 正論が子どもを追いつめる――小学生の息子が私に「今日、友だちにひどいことをされた」と報告してくることがあります。そんなとき私は「嫌なら嫌っていわないと、相手には伝わらないよ」と答えるのですが、息子はぶぜんとした表情のままで…。息子の心に響いてない気がするんです。柴田先生:親は事実を確認して、一歩踏み込んで「あなたはこうするべき」と正論でいくことが多いわね。「嫌なことされたら、嫌っていいなさい」って。でも実際、自分より強い人に嫌っていえる人、いる?――…え?柴田先生:上司に「それ、嫌です」っていえるかしら? 自分より強い人に、嫌っていえる勇気を持っている人なんていないですよ。――確かに私も嫌といえないとき…あります。柴田先生:大人でもあるわよね。そんなときは「それはなかなかいえないよね~。いえればいいんだけどね…」と気持ちに寄り添う。それが、子どもの元気を取り戻すことになるのね。――子どもの元気を取り戻す?柴田先生:そう。子どもは「僕(私)は、こんなにひどい目にあってるんだよ!」とあなたに泣きついているの。だから「そんなにひどい目にあっているなんて…かわいそう!」って受け止めてあげるの。ここで共感してあげると、子どもはすごくホッとする。――そうか…。子どもを守りたい、という気持ちもあってつい正論で返していました。そうじゃなくて、元気を出してもらうように接すればいいんですね。柴田先生:そうね。それから嫌と言葉でいわなくても、嫌と伝える方法はいくつかあるよ、と伝えるのもいい。まず泣くのが何より効果的。それから先生やお母さんにいいつけるのも良し。その場から逃げるのもアリだよって。――確かに、いろいろな方法がありますね(笑)柴田先生:大人が正論ばかりいうから、子どもは生きる力を持てないの。嫌なときは嫌といいなさいとか、困ったら乗り越えなさいとか…。大人だって、お金使ったり、物の力を利用したりしているじゃない? なのに子どもには正論をいう。これは子どもの生きる力を奪っていると思う。――子どもにだけ正論をかざすのは、確かに変ですね。柴田先生:自分を守る方法を教えていけば、道はある。それに、わが子を分析し正論で判断ばかりしていると、親である自分も苦しくなってくるんじゃない? もちろん「今日も嫌なことをされた」と同じようなことが続くなら、何か別に理由があるかもしれない。そんなときは、先生に相談してみるといいと思う。いずれにせよ、最後の最後まで結論を追い求めるんじゃなくて、追いつめないことのほうが大事だと思うわね。良い子を強要するのは、もしかすると「本当の自分を隠しなさい」といってるようなものかもしれません。あるがままの自分を大事にすることが、生きる力になる…。ずっと忘れずにいようと思いました。次回は、「子育ては親だけに責任がある」という世間の風潮について、引き続き柴田先生にうかがいます。参考図書: 『今日からしつけをやめてみた』 (主婦の友社)あらい ぴろよ (イラスト), 柴田 愛子 (監修)「小さいうちから、きちんとしつけないと…」そうしておこなわれる「しつけ」は子どもにどんな影響を与えているのか? しつけなくして、親子が笑顔になる方法はあるのか? 子どもの目に映る世界は、大人が見ている世界とは違うもの。親子でストレスの溜まる「しつけ呪縛」から解放される一冊。
2019年06月17日コミュニケーション能力の重要性が声高に叫ばれるなかで、「うちの子は引っ込み思案で……」と悩んでいる親も多いかもしれません。でも、もしかしたらそういう「気がねする」子どもにしてしまっているのは親自身かもしれないのです。その可能性を指摘するのは、長年にわたって「気がね」を研究テーマとしてきた東京都市大学人間科学部教授の井戸ゆかり先生。必要な場面ではしっかり自己主張できる子どもに育てるために、親はなにをするべきなのでしょうか。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)これからの時代に求められる適切なコミュニケーション能力日本人の特性のひとつとして、いいたいことをストレートにいわない、あるいはいえないということが挙げられます。これは、「他人に対して気を遣って自分が本当にしたいことをしないでいる」ということで、いわゆる「気がねする」ことです。「気がね」はわたしの研究テーマで、修士論文も博士論文もテーマは「気がね」でした。なぜかというと、わたし自身が気がねする子どもだったからです。自分でいうのも少し変ですが、子どもの頃のわたしはいわゆる一般的に見た優等生。それだけに、まわりの期待を強く感じてしまったり、ちょっと失敗をするだけで周囲の大人に驚かれたりしました。そういう経験の積み重ねによって、わたしは周囲の評価を怖がる、気がねする人間になってしまったのです。その後、海外で生活する機会があり、なぜ外国人はこんなにストレートにいいたいことを表現できるのかと感じたものです。一方で、この日本人の特性はあまりいいこととはとらえられない側面もありますが、「察する」ことが文化として根づいている日本の社会で円滑にコミュニケーションをするためには必要だという一面もあると思います。ただ、これからのグローバル社会を意識すれば、そうもいっていられないこともあります。外国人からすれば自分の意見をいわない日本人は「なにを考えているのかわからない」とも見られます。外国人たちと協働していかなければならないこれからの時代には、気がねすることなく、相手や場面に応じて適切に自己主張をしていくコミュニケーション能力を身につけることが求められるはずです。気がねする子どもにしてしまう「4つのNG」そもそもなぜ人は気がねするようになるのでしょうか。わたしは自分の研究を通じて、その要因は次の「4つのしつけ」にあると見ています。【子どもを気がねする人間にする4つのしつけ】(1)他人の目を気にするしつけ(2)他人と比較するしつけ(3)頭ごなしに叱るしつけ(4)禁止が多いしつけ(1)は、多くの親がやりがちかもしれませんが、「お父さんに叱られるよ」「先生にいいつけるよ」といったものです。静かにしなくてはいけない場所で子どもが騒いでいたら「静かにしていてね」といえば済む話です。でも、「お父さんに叱られるよ」といったいい方をしてしまうと、子どもは他人の目を気にするようになるのです。(2)は子どものきょうだいや友だちと比較するしつけです。「お兄ちゃんは1年生のときにはもっとしっかりしていたのに……」なんていわれると、子どもはまわりの評価を気にするようになります。(3)と(4)はわかりやすいかもしれませんね。やりたいことを全否定されたり禁止されたりすれば、子どもは自分の本心を親にも見せなくなってしまいます。子どもを気がねする人間にしないためには、まずはこれら「4つのしつけ」をしないように心がけること。それから、「待つ、任せる、見守る」という3つの姿勢を意識してほしいですね。子どもは子どもなりに自分で育っていく力を持っているものです。ですから、子どもがなにをするにも、まずは「待つ」。そして、「任せる」ことが大切です。とはいえ、放任では意味がありません。大怪我をするといった危険性がないか、あるいは子どもがSOSを発してサポートが必要になっていないかといったことを見落とさないため、「見守る」ことが大切になります。子どもの人生を決めるのは親ではないまた、親の価値観を優先しないようにすることも重要です。たとえば、子どもに「あの子とは遊んじゃいけません」なんてことをいってしまうことはありませんか?子ども自身はその子と遊びたいと思っているのに、本当の気持ちを無理に抑えつけているかもしれません。また、もう少し大きくなると、進路について親の価値観を優先してしまうということもありがちなケースです。子ども自身は小学校の同級生たちと一緒に公立中学に進みたいと思っていたのに、親が「子どもの将来のため」なんていって私立中学に進学させた――。子どもも納得していればよいのですが、そうでない場合、子どもは意欲をなくしたり、自分の気持ちを素直に話せなくなったりすることがあります。子どもの人生は子どものものであって、親のものではありません。親の勝手な価値観で子どもの人生を決めるのではなく、子どもと話し合いながら子どもの人生を一緒に考えていくスタンスが必要なのです。まずは、日頃から子どもが親になんでも話せる雰囲気をつくるよう心がけてほしいですね。そうするためにも親子の対話が大事になりますが、かといってなんでもかんでも聞き出そうとすればいいというものではありません。子どもも小学生くらいになれば、友だちと喧嘩するなど嫌な思いをすることもあります。それなのに、家に帰った途端に親から「今日はなにをしたの?」「宿題はないの?」「学校からのお手紙は?」なんて矢継ぎ早に聞かれれば、子どもも落ち着いて話をするどころではないと思うのです。まずは帰ってきた子どもにほっとひと息つかせてあげて、それからゆっくり会話を重ねる。家庭を子どもにとってのオアシスにしてあげてください。『保育の心理学 実践につなげる、子どもの発達理解』井戸ゆかり 編著/萌文書林(2019)■ 東京都市大学人間科学部教授・井戸ゆかり先生 インタビュー一覧第1回:あなたの子どもは大丈夫?絶対に見過ごしてはいけない「自己肯定感」低下のサイン第2回:「失敗を恐れない力」の育て方。子どもに「挑戦したい!」と思わせる、効果抜群な言葉かけ第3回:「辛抱強い子」を育てるヒント。「我慢する力」を伸ばすのは“○○上手な親”だった!第4回:「先生に言いつけるよ」がダメな理由。自己主張できない子が育つ“4つのNGなしつけ”【プロフィール】井戸ゆかり(いど・ゆかり)東京都出身。東京都市大学人間科学部教授。専門は発達臨床心理学、保育学、児童学。学術博士。横浜市子育てサポート研修講師、渋谷区子ども・子育て会議会長などを務める。二児の母。著書に『子どもの「おそい・できない」にイライラしなくなる本』(PHP研究所)、『「気がね」する子どもたち-「よい子」からのSOS-』(萌文書林)、編著に『保育の心理学Ⅱ 演習で学ぶ、子ども理解と具体的援助』(萌文書林)』、監修書に『1さいのなあに? のびのび育つ! 親子ふれあい絵本』『2さいのなあに? 「知りたい」がいっぱい! であい絵本』(ともにPHP研究所)などがある。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年06月15日息子が3歳になるころ、夫の仕事が忙しくなり、わたしの生活スタイルとずれた勤務が多くなりました。わたしがパートに行くときには寝ており、仕事から帰るのはわたしが寝かしつけをするとき。息子と2人きりの時間も多くなりました。もちろん息子のお世話も全部自分でしなければいけません。■余裕がなくなり、息子へのイライラがつのる毎日、頭の中はパンク状態でした。普段の家事は、夫が仕事に余裕があるときは手伝ってくれていたのですが、今はそれを期待することもできません。あんなに忙しくて頑張っている姿を見ると、しんどいことを伝えることができませんでした。精神的に余裕がなく、息子の小さな言動でイライラすることが多くなりました。・お菓子は食べるのに、ご飯は食べない。・ご飯中にふざける。・テレビをなかなか消さない。今なら笑って許せることも、毎日毎日続くと冷静に対処することができなくなりました。「どうして何度も同じこと言わせるの?」「さっきも同じこと言ったよね?」「ちゃんとして!」毎日毎日、怒鳴ることが当たり前になって・・・。夫がいなくても、しっかり躾をしなくてはと考えていました。そんなイライラした生活が続く中、息子に言われました。■思わずハッとさせられた息子の一言たった3歳の子がわたしの表情を伺っていたのです。これは躾じゃない、ただの八つ当たりだということに気づきました。自分の段取り通りにいかないことや、自分の時間がなくなることにイライラしていたんです。息子のことを全く見えていなかったような気がします。3歳目前の息子にこんな言葉を言わせて、ようやく気付くことができました。完璧にやらなきゃという想いが強かったので、誰のためにどうしてやらなきゃいけないのか、物事に優先順位をつけて家事や育児をこなすようにしました。余裕がないのはお互いに同じ!! と自分に言い聞かせ、夫にも家事をお願いするようにしました。ママが笑顔なのが1番うれしいんだなと、改めて気づかせてくれた息子に今でも感謝しています。
2019年06月14日先月、無事に断乳を終えた末っ子四男のお話です。上の子達と同様、断乳直後から異様なまでに食べるようになった四男。(我が家では“食欲モンスター期”とよんでる)常に空腹状態のようで、少しでも食べ物の単語を聞いてしまうと… すぐさま脳内にインプットされ、その食べ物のことで頭がいっぱいになってしまいます。大体こんなハプニングが起きるのが《夕飯前》だったりするので、どうにかごまかそうとするのですが… 当然大号泣!!私としてはパンではなくちゃんと夕飯を食べて欲しいので、先にお風呂に入れたり、お風呂の中でおもちゃで遊んだりとどうにかこうにかパンのことを忘れさせてやっとご機嫌になっていざ夕飯!!ってタイミングで… 本当、子どもって『なんで今なん?』ってタイミングで色々やらかしますよね(笑)結局その日はもうどうにもならなかったので、パンを半分食べた後で夕飯食べました(しかもちゃんと完食!)この食欲モンスター期はもうしばらく続きそうなので、発言には気をつけるよう上の子達にも伝えておかないといけないなと改めて思いました(笑)
2019年06月12日家族といってもそれぞれちがう人間同士の集まりですから、家庭にも「ルール」は必ず必要なものです。全米の女子高生が知性や才能、リーダーシップを競う大学奨学金コンクール「全米最優秀女子高生」で娘のスカイさんが優勝したことで注目を集め、ライフコーチとして日米で講演会やワークショップを展開する、アメリカ・ワシントンDC在住のボーク重子さんは、「家庭におけるルール」についてどんな考えを持っているのでしょうか。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/櫻井健司(インタビューカットのみ)ルールは子ども主導で決めさせる家族というのはひとつのチームです。そして、チームには必ず目的があります。では、家族というチームが目指す目的というと、やっぱり「家族の幸せ」ですよね。だとしたら、その目的のためにそれぞれの家族はなにができるのか――。そういう視点でつくるべきものが家庭におけるルールなのだとわたしは思っています。親はもちろん、小さい子どもであっても、「宿題は自分ひとりでやる」「靴紐は自分で結ぶ」というふうに、やれることはいくらでもあるはずです。その際、親が子どもに押しつけるのではなく、家族全員で相談しながら「あなたは家族のためにどういうことができると思う?」と子どもに聞いて、子ども主導でルールを決めさせることが大切です。なぜならば、押しつけでは子どもの責任感が育たないからです。ただ、子ども自身が決めたルールであっても、問題が起きて守れないということも出てくるでしょう。そういうときに叱ってはいけません。ルールを守れなかった理由を聞けば、「もっともだ」ということも多いものです。大人だって、公私を問わず理由があって約束を守れないということもあるでしょう。家族のルールもそれと同じです。日本人は真面目ですから、「ルールは絶対に守るべきもの」と考えがちです。でも、例外のないルールというものはありません。家庭のルールというのは、あくまでも家族の幸せを目指すための「ガイド」だととらえましょう。子どもは遊びのなかでルールの重要性を学ぶ「ルールは守るべきもの」という考えを持っている人にとっては、ルールの対極にあるように思えるものが「遊び」かもしれません。そういう人からすれば、遊びは禁じたり制限したりするものというとらえ方をしてしまうはず。でも、じつは遊びには子どもの成長を促す大切な要素がたくさん詰まっています。そもそも、「ルールを守る」という姿勢だって、遊びが伸ばしてくれることのひとつです。女の子がお友だちとふたりでおままごとをしていたとしましょう。どちらもママ役をやりたいのに、ひとりだけがママ役をやっていれば、もうひとりは「楽しくないな……」なんて思いながらパパ役ばかりをさせられる。当然、喧嘩になりますよね。でも、そのうち、パパ役とママ役を交代しながらやるというふうに、子どもは自分たちでルールを決めるでしょう。これは、「ルールを守る」ということにとどまらず、問題解決能力を伸ばすということにもつながるものです。この例なら、喧嘩というその場で起きている問題を、ルールを決めることで子どもたちは見事に解決したわけです。それから、ルールというと多くの人がイメージするのがスポーツではないでしょうか。野球やサッカーなどのスポーツは幼い子どもにとっては遊びといっていいものでしょう。でも、それらのスポーツはルールを守らないと成立しません。子どもたちはスポーツという遊びを通じてルールを守ることの重要性を学ぶわけです。さらにいえば、スポーツは子どもの社会性を身につけるためにも大切です。スポーツに親しむ子どもからすれば、もちろん「上手になりたい」と思いながら練習に励むものでしょう。でも、年上のお兄さんやお姉さん、年下の子どもたちと同じスポーツを楽しむというコミュニティーのなかで、子どもは社会性も自然に学んでいるのです。しかも、その学びは大好きなスポーツを通じて楽しみながら得られるのですから、それこそ最高じゃないですか。親の重要な役割は機会を与えることただ、気をつけてほしいのは、子どもの成長に遊びが大切だからといって、「はい、これで遊びなさい!」と親が押しつけてしまってはなんの意味もないということ。この考えは、ルールを決めるときと同じですね。子どもは自分で「こうしよう」と思ったことでなければ、熱中するものではないのですから。ちょっと乱暴ないい方かもしれませんが、ほうっておけばいいのです。というのも、子どもは退屈すれば自分で楽しくしようとするからです。子どもはつねに動いていたいものですから、ぼーっとさせておくとなにかをはじめて自然に遊びだすのです。しかも、そういうときの子どもはものすごく考えています。つまらないからこそ、「なんとか楽しくしよう」と考えてなにかをはじめる。当然、これは考える力を育むことにもなりますよね。子どもにとっては、退屈な時間ってそれほど悪いものではないのです。ただ、ほうっておけばいいとはいいましたが、「機会を与える」ことは親の大事な役割です。本来なら外遊びが大好きになるはずの子どもや、あるお稽古事に強い興味を示すはずの子どもも、それらに触れる機会がなければ自分の好奇心に気づくことはないでしょう。子どもは自分で遊びを見つけますが、自由に出かけることはできません。ですから、なるべくさまざまなものに触れる機会を与えてあげることを心がけてください。『世界基準の子どもの教養』ボーク重子 著/ポプラ社(2019)■ ボーク重子さん インタビュー一覧第1回:子どもが親の失敗から学ぶもの。「やり抜く力」を育むなら“格好悪い親”であれ第2回:「親の態度」がカギを握る。子どもの自己肯定感を高める行動、低める行動第3回:「ルールを守れる子ども」はこうして育つ。親が子に与えるべき大事な“時間”第4回:「自分の考えを言えない」問題の解決法。幼い子どもにこそ大切な“リベラルアーツ”(※近日公開)【プロフィール】ボーク重子(ぼーく・しげこ)ライフコーチ。福島県出身。30歳の誕生日1週間前に「わたしの一番したいことをしよう」と渡英し、ロンドンにある美術系の大学院サザビーズ・インスティテュート・オブ・アートに入学。現代美術史の修士号を取得後、留学中にフランス語の勉強に訪れた南仏の語学学校でのちに夫となるアメリカ人と出会い1998年に渡米、出産。「我が子には、自分で人生を切り開き、どんなときも自分らしく強く生きてほしい」との願いを胸に、全米一研究機関の集中するワシントンDCで、最高の子育て法を模索。科学的データ、最新の教育法、心理学セミナー、大学での研究や名門大学の教育に対する考え方を詳細にリサーチし、アメリカのエリート教育にたどりつく。最高の子育てには親自身の自分育てが必要だという研究データをもとに、目標達成メソッド「SMARTゴール」を子育てに応用、娘・スカイさんは「全米最優秀女子高生 The Distinguished Young Women of America」に選ばれた。同時に、子育てのための自分育てで自身のキャリアも着実に積み上げ、2004年、念願のアジア現代アートギャラリーをオープン。2006年アートを通じての社会貢献を評価されワシントニアン誌によってオバマ大統領(当時上院議員)やワシントンポスト紙副社長らとともに「ワシントンの美しい25人」に選ばれた。2009年、ギャラリー業務に加えアートコンサルティング業を開始。現在はアート業界でのキャリアに加え、ライフコーチとして全米並びに日本各地で、子育て、キャリア構築、ワークライフバランスについて講演会やワークショップを展開している。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年06月10日好きな男性には自分の気持ちをアピールしたり、相手の気持ちを確かめたくなったりするものですよね。しかし、あなたが好きだからこそ取ってしまう言動で相手にしつこいと思われてしまうこともあるでしょう。では、どんな言動が男性を引かせてしまうのかをみていきましょう。相手の気持ちを何度も確認する女性は好きな男性の気持ちを知りたくて「楽しい?」「私の事好き?」「怒ってない?」などの言葉で相手の気持ちを何度も確認してしまいがちです。相手の気持ちを知って自分の悪い部分は直したい、相手が喜んでいることや怒っていないことを確認して安心したいなどの理由から、つい同じ質問を繰り返してしまうのです。自分の不安を解消する為の確認は、相手にとっては「またか…」と、しつこく感じることが多いです。相手の気持ちを知りたいと思っても、ここぞという時だけにするようにしましょう。会いたい気持ちを押しつける好きな男性の顔が見たい、声を聞きたいと思うことはとても自然な感情です。とはいえ、相手の男性にも仕事や友人とのつきあいなど、それぞれに自分の世界を持っています。相手の男性も同じくらい会いたいと感じている時にはいいですが、あなたからだけ一方的に会いたい気持ちを押し付け続けていると、だんだんとしつこく思われて引かれてしまうことも少なく無いのです。相手の状況や気持ちを考えずに一方的に気持ちを押しつけないように気をつけましょう。自分の行動を評価して貰いたがる好きな男性を喜ばせるために、料理を作るなど相手のために何かをしてあげたいと思う女性は多いのではないでしょうか。相手のことを思って行動することは男性も喜こんでくれるでしょう。しかし、男性が喜んでくれたかを何度も確認したり、褒めてもらいたがったりする言動は控えたほうがいいでしょう。あなたは純粋に喜んでくれたか知りたい、感想を話して欲しいという気持ちであっても、男性から見ると行動を評価して貰いたがっている姿に映ってしまうのです。求めるばかりでは引かれてしまう相手の気持ちを何度も確認したり自分の気持ちを押しつけたり、何かをしたときに見返りを求めたりと、相手に求めてばかりの言動はしつこいと思われてしまいます。無意識のうちにそのような言動をとらないよう、気を付けることが大切です。
2019年06月09日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、寝かしつけがラクになったというアイテムをママが紹介します。 毎晩必ずやってくる寝かしつけの時間。当時、生後8カ月の息子は何をしてもなかなか寝てくれず、私は悩んでいました。そんなときに偶然見つけたのが「ディズニーキャラクターズ 天井いっぱい! おやすみホームシアター」でした。 ホームシアターを購入したきっかけ 息子は寝ることが苦手な赤ちゃんでした。布団に連れて行っても全然寝る気配なし。本を読んでみても、部屋を暗くしても、トントンしても効果はありません。私は夜になることが憂うつに感じてしまうくらいに、寝かしつけを苦痛に思っていました。 何か役立ついいグッズはないものか? と立ち寄ったおもちゃ屋さんで見つけたのが、「ディズニーキャラクターズ 天井いっぱい!おやすみホームシアター」でした。 今まで全然寝てくれなかった息子ですが、これだけは効果がありました! 使ってみるとびっくり…!さっそく使ってみると、普段は何もない天井に映し出されるディズニーキャラクターや、本体からやさしく聴こえる音楽に息子は興味津々。天井を見上げるため自然と布団に横になってくれました。 私も一緒に横になり、「あっ! プーさんがいるね」「あの風船は青だね! あっちには黄色い鳥さんがいるよ」など声掛けをしていると、だんだん眠そうに。なんと、今まで何をしても寝なかった息子が、そのまま眠りについてくれました! かわいいディズニーキャラクター、やさしい音楽、ちょうどいい薄暗さ。息子はこのホームシアターのおかげで、少しずつ寝ることがじょうずになっていきました。 気を付けたほうがよいこともLEDで映像を映し出すため、本体内の光がとても明るいです。本体はそれほど大きくないのでいろいろな場所に置くことができるので、わが家では本体を直接覗き込まないように、子どもの手の届かない所に置くようにしました。 そして1番に気を付けることは、ホームシアターの効果は子どもだけでなく大人にもあるということです! 恥ずかしながら私は、まだ歯磨きもしていないし、家事も残っているというのに一緒に寝てしまい、夫に起こしてもらった経験が何度もあります。 私は今まで毎晩の寝かしつけが本当に苦痛でした。なかなか寝てくれない息子にイライラしてしまう自分が嫌でしたが、こちらの商品に出合うことができてすごく救われました。著者:霜月那音一男一女の母。結婚を機に仕事を退職。現在は自身の経験をもとに妊娠・出産・育児に関する記事の執筆を行う。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。
2019年06月09日1人目が1歳6カ月のときに、2人目を授かりました。1人目、2人目共につわりがひどかった私。妊娠初期から続く体調不良で食欲や体力が落ち、気力も失い、気持ちはどん底に……。今回は2人目妊娠中のどん底エピソードをお伝えします。 料理をすること、考えることがつらい!つわりによって、においすべてに気持ち悪さを感じ、特に食べ物のにおいが1番ダメでした。保育園にも行っていなかった娘には朝昼晩と3食作る必要があり、苦しみながら作る毎日。 鼻にティッシュを詰め、マスクをして料理をしていました。考えるのも嫌になったときには、コンビニに置いてあるパウチ惣菜を大量に購入! 主菜や副菜の種類も豊富で保存期間も長いので、とても役に立ちました。 動くのがつらい!食べることができないと動く体力もなくなり、1日中横になっていたい……。だけど2歳近くの元気な娘は家の中でも常に動き回ります。安全確保やお世話のためにどうしても動かなくてはいけないのがつらかったです。 娘が寝た後に趣味の手芸もできなくなりました。やりたいのに動けないことに生きがいをなくし「私はなんのために生きているの?」と悲しい気持ちに……。 外に出るのも苦痛でしたが、娘のために頑張って子育て支援センターや公園には行っていました。外の空気を吸ったり、先生や他のママと話しをすることは気分転換となり、暗かった気持ちも少し回復できたのはよかったです。 寝るのもつらい!娘の寝かしつけは毎日私の担当。温かいお布団でやっとゆっくり横になれる……と思っても、娘におなかを蹴られる恐怖が……。もう1つ、つらかったことが、娘の口臭でした。今まで感じなかった娘のにおいにまで過敏になり、顔を背けたいけど「ママ、こっち向いて!」と逆向きを許してくれない娘。 その後、妊娠中期に身長ほどの長い抱き枕を購入しました。おなかを守る役目と娘との距離が少しできるので、もっと早く購入していればよかったです。寝かしつけた後にもう一度起き上がる体力もなく、そのまま寝落ちする毎日。自分の自由時間はほぼ0でした。 妊娠初期はつわりがひどくてどん底な気持ちが続きましたが、妊娠中期になるとつわりも気持ちも落ち着いてきました。娘との2人の時間を大切にしようと思い、預けることに抵抗がありましたが、気持ちがどん底になる前にもっと一時保育などのサポートを使えばよかったと思いました。著者:高橋こずえ3歳と1歳の姉弟を育児中。節約・整理収納・手芸が趣味で、家での手仕事を楽しんでいる。子育てライター歴3年目。
2019年06月09日幼稚園時代の先生のアドバイスについての話です。これが結構苦労しました。家でもトランプやウノをつかって遊びながら覚えさせてました。(色と数字覚えるのにウノがちょうどいいです!)卒園間近のある日、面談で担任の先生にこんなことを言われました。当時の私は、「本人も一生懸命頑張っているのにそんな言い方しなくても!」と腹が立ったのを覚えています。「出来ない子」みたいに言われた気になったんですよねえ。そして小学生になって…算数の解き方を数時間かけて教えてやっと納得した様子の次女。しかし…あのときの言葉を今実感しています!!確かに理解するまで時間がかかるし、教えてもすぐ忘れるので、何度か繰り返し教えないといけない…。これは親のフォロー必須だ…。担任の先生のアドバイスはものすごく的確だったのです。あの時、先生は本当に次女のために思って言ってくださったんだな~と、2年後の今、とっても感謝しています…。お会いすることがあったらお礼を言いたいと思います。
2019年06月08日あれがいい、これが欲しいと、子供は悪気なく言いますが、なかには聞き流せずに傷ついている親もいるのでは? 我が家では子供のわがままをママンがさばいてくれるのですが…。そうは言っても、なかなか子供には理解できないと思いますが…。これも子供には理解できないと思います…。とうとう幼稚園児に税金のお話まで言い始めましたよ(汗)。 難しい話を子供にぶつけて、わざと話をそらすママンの話術なのですが、そこまでさせる自分の不甲斐なさに逆に傷つくパパンなのでした。仕事頑張ろう…。それぞれ傷つくポイントはあれど、その都度なぜ傷ついたのかは子供には伝えるようにしています。なんでも希望は叶えられませんから、時には我慢も必要。これからも、与えられた環境で幸せになる方法を教えていきたいです。
2019年06月07日“美脚になりたい”、“ボディシェイプをしたい”。筋トレや有酸素運動などの強度が高いトレーニングだけをしておけば、必ずしもシェイプアップに繋がるというわけではありません。そこでおすすめなのが筋膜リリース。ダイエットを効率よくするために必要不可欠なんです。今回は筋肉をほぐすのにとっても有効なトリガーポイントの特徴と、脚やせ・肩こりに効く使い方を紹介します。筋肉を鍛えるプラスほぐすで痩せる出典:byBirth“美脚になりたい”、“ボディシェイプをしたい”。そんな願いを叶えるために、多くの人が取り掛かることが、スクワットやランニングなどの有酸素運動です。たしかに、筋トレや有酸素運動は大切ですが、強度が高いものだけをしておけば必ずしもボディのシェイプアップに繋がるというわけではないんです。ダイエットに大切なことの一つに柔軟があります。その中でも、足の筋肉をほぐすことは、ダイエットを効率よくするために必要不可欠なんですよ。今回はお家でできる、筋肉をほぐすのにとっても有効なトリガーポイントの特徴と、脚やせに効く使い方を紹介します。トリガーポイントとは出典:byBirthトリガーポイントは、筋膜リリースをお家で簡単に使えるフォームローラーです。トリガーポイントの凹凸をコリやハリの気になるところにおしつけることによって、筋肉をほぐし、柔らかくすることができます。トリガーポイントのいいところは、マッサージでは行き届かないような深層部のコリにまで効果があること。こっている筋肉を柔らかくすることは、美脚に絶対必要な要素。お家でテレビを見ながら…ちょっとした隙間時間に…ぜひ行ってみてくださいね!トリガーポイントの使い方①太ももの外側のストレッチこんな時におすすめ太ももの外側の筋肉って、はりがちですよね。特に下半身が太りやすいとう方は、太ももの外側がはりやすいということが多いようです。こんな人におすすめ骨盤が前のめりになっていて、前ももに負担がかかりやすい人スクワットや有酸素運動を頑張っても、太ももが痩せなかった人毎日なんだか足が凝っていたり、むくんでいたりする人太ももの外側の筋肉をほぐすトリガーポイントの使用方法①トリガーポイントを足のサイドに置く出典:byBirth②トリガーポイントをひざ上のポコっとしたと筋肉から太ももの付け根部分までおしつける出典:byBirth③トリガーポイントをまた最初のスタート地点まで戻す②~③を10往復ほど繰り返す。※個人差があるので、自分の足がこれでほぐれる!というところまでもみほぐしましょう。効果この作業を繰り返すことによって、最初はかたくてはりつめていた太もも外側の筋肉もだんだんと柔らかくなっていきます。太もも外側、特に付け根やお尻に近い部分の筋肉はとってもはりやすく、筋肉が柔らかくなるなんて信じられない!と思われるかもしれませんが、毎日ちょっとのすき間時間にトリガーポイントでほぐしてあげることで必ず柔らかくなり、太ももの余計なお肉が落ちやすくなるので、気長に続けていきましょうね。トリガーポイントの使い方②ふくらはぎもみこんな時におすすめどうしてもふくらはぎの凝りがとれないときふくらはぎをセルフマッサージしても、なんだか深層部まで届かないようなかんじがするときこんな人におすすめししゃも足特有のぽっこりふくらはぎがどうしても気になる人中高生の時に部活動やチームに所属し、本気でスポーツに取り組んでいた人下半身がむくみやすい人ふくらはぎの筋肉をほぐすトリガーポイントの使用方法出典:byBirth①ふくらはぎの最もぽっこりと筋肉が出ている部分にトリガーポイントをあてる②そのままなんどか上下にゆする①~②を1分ほど繰り返す。※個人差があるので、自分の足がこれでほぐれる!というところまでもみほぐしましょう。効果トリガーポイントのふくらはぎもみを繰り返すことで、なかなか落ちにくいふくらはぎの筋肉が落ちていくはず!ふくらはぎの筋肉を落としたいはずなのに、どんどんたくましくなってしまったり…太ももは痩せられるのに、ふくらはぎの筋肉だけはなぜかなかなか落ちないという方にこそ試して欲しいマッサージです。毎日ふくらはぎマッサージをしているうちに、だんだんとコリがほぐれて、ふくらはぎの筋肉が柔らかくなりますよ。ふくらはぎのぽこっとした筋肉が気になる人には、ぜひオススメしたいです。トリガーポイントの使い方③肩甲骨はがしこんな時におすすめなかなか肩凝りが治らない人肩をセルフマッサージしてもなんだかすっきりしない人こんな時におすすめ普段デスクワークで座りっぱなしなことが多い人パソコンやスマホなどの画面を長時間見る生活習慣が身についてしまっている人ふくらはぎの筋肉をほぐすトリガーポイントの使用方法①肩甲骨の下にトリガーポイントを置く出典:byBirth②足を90度に曲げ、肩甲骨全体を刺激できるように、体を上下に動かしていく①~②を1分ほど繰り返す。※個人差があるので自分の足がこれでほぐれる!というところまでもみほぐしましょう。使用頻度の目安使用頻度には個人差がありますが、トリガーポイントで足をほぐす人の中には青アザができるまでフォームローラーをする人もいるほど。足に青アザができると少しびっくりするものですが、足の筋肉がきちんとほぐれている証拠なので心配は必要ないでしょう。また、筆者はトリガーポイントを使い始めた最初の頃は、あまりの痛さに涙がでてしまいました…。特に太ももの外側は老廃物も溜まっていたのか、めちゃくちゃ痛みました。それはもう、冷や汗がでるほどの痛みでした…。でも、初期の痛みは筋膜リリースにはつきものなので、焦らず地道に続けてみましょう。筋肉をほぐして美脚になろう出典:byBirthいかがでしたか?美脚になるためには、有酸素運動・筋トレに加えて、今回紹介したような“筋膜リリース”・“筋肉ほぐし”が大切なんです。筋肉を柔らかくするためにトリガーポイントを使って、筋膜リリース習慣を始めてみませんか。
2019年06月06日「成人後の経済状態や生活の質を高めるためには、就学前の教育が最も効率的である」ことが、ノーベル経済学賞受賞者・ヘックマン教授の研究により明らかにされています。「教育投資」という中長期的な視点から、幼児期に必要な働きかけは何でしょうか。発達心理学に詳しいお茶の水女子大学名誉教授の内田伸子さんに聞きました。イラスト/柴田ケイコお話を聞いたのは:内田伸子さん(うちだ・のぶこ)環太平洋大学教授、お茶の水女子大学名誉教授。発達心理学、言語心理学、認知科学、保育学を専門とし、「おかあさんといっしょ」(NHK)の番組開発や「しまじろうパペット」(ベネッセコーポレーション)の開発に携わる。「子どもの見ている世界」(春秋社)など著書多数人格の基礎となる重要な幼児期、“主体性”を大切にした関わりを昨年4月に施行された子ども・子育て関連三法に共通して、改定された大きな特徴が「子ども一人ひとりの発達状況に配慮した保育を行う」こと。これからの社会を生き抜く子どもたちのために、親や保育者により求められているのが、未就学期の子どもの“主体性”を大切にした関わりです。発達段階において、子どもの脳が成長するのは全部で3回。「第一次認知革命」と呼ばれる生後10か月~3歳にイメージが誕生し、記憶機能が活発に働き始めます。5歳半ごろから小学1年生にかけて起こるのが「第二次認知革命」。ママに「なぜ?」と質問されると、理由や根拠を言葉で伝えることができるようになり、他人の気持ちを想像して思いやる心も育ちます。「第三次認知革命」は9~10歳ごろ。意志力や判断力、モラル、情緒、アイデンティティーが育まれます。脳はその後も、意志や判断力を担う前頭連合野は65歳ごろまで(コロンビア大学脳科学のチーム・2017年)、記憶を担う海馬(歯状回)も90歳ごろまで(ウェブスラ大学脳科学のチーム・2015年)、緩やかに発達し続けるという研究結果もあります。第一次認知革命から、第二次認知革命が始まるまでの3~5歳は子どもの成長にとても重要な時期。4歳ごろに自信の土台のようなものが築かれ、その後の人格に影響を及ぼすと言われています。内田さんより五感を使った直接体験が多いほど、豊かな想像力が身につきます。私たちが人生で出合う課題で、答えが決まっているものはほとんどありません。絵本や図鑑といった疑似的な経験も含め、直接体験は見えない未来を思い描く材料となり、よりよい解決につながるはずです。幼児期の遊び体験が未来の学力につながる子どもの力を伸ばすアプローチの例をいくつか挙げてみましょう。アジアの5か国合同で1万5000人に「幼児の読み書き能力調査」を行ったところ、読みと書きといった模写能力では5歳になると家庭の所得による差はなくなりますが、語彙力においての関連は見られました(※1)。そこで、さらに調べたところ、習い事をしていない子よりも、している子の方が語彙能力は好成績という結果に。芸術系、運動系、語学・学習系の塾に通っている子どもの語彙力には差がなく、習い事の数による差も見られませんでした。つまり、所得そのものや習い事の種類、数と語彙能力には因果関係がなく、習い事を通じた多様なコミュニケーションにより、語彙は豊かになることが推測されます。また、難関試験を突破した子をもつ親に、幼児期に意識して取り組んだことを調査(※2)したところ、「思いっ切り遊ばせた」「一緒に遊んだ」「趣味や好きなことに集中して取り組ませた」と答えた親が多く、絵本の読み聞かせも十分に行っていました。幼児期の遊びや熱中体験は、頭のいい子に育てるための大切な経験です。子どものためになるしつけとは?しつけのスタイルには2種類あり、学力にも影響を与えることがあります。自己肯定感と考える力を育むコミュニケーション法を実践しましょう。子どもそのものを認める受容の接し方を語彙力が高い子どもの傾向として「共有型しつけ」を受けていて、語彙力が低い子どもは「強制型しつけ」を受けていることが明らかになりました(※1)。また、東京学芸大学・杉原隆名誉教授が、幼稚園・保育園に通っている子どもを対象に行った研究によると、自発的な遊びを大切にした子どもの語彙力には優位性が見られました。子どもの生活や遊びに、自ら考え、判断する余地を残すこと。こうした大人の適切な働きかけにより、主体性や考える力が育まれるのです。「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、脳の扁桃体が「おもしろい」「楽しい」と感じると、脳内のワーキングメモリーに情報伝達物質が送られ、海馬を活性化し、情報を記憶貯蔵庫に蓄えることができます。好きなことを一生懸命すると、意欲や探求心が増すという好循環が起こります。これが「共有型しつけ」を受けている子どもの脳の状態。気持ちを否定したり、拒絶したりする言葉ではなく、子どもそのものを認める受容の接し方が大事です。絵本「きつねのおきゃくさま」の読み聞かせを題材に行った観察(※3)で、「きつねさん、どうして死んじゃったの? かわいそう」と言う子どもに対し、「共有型しつけ」のママは「そうね、かわいそうね。どうして死んじゃったのかしら」と気持ちに寄り添う一方、「強制型しつけ」のママは「今のお話はどういうお話だった? 言ってみて」と読後の余韻を奪い、言動を制限する傾向が見られました。「共有型しつけ」を行う親の特徴◉ 子どもに考える余地を与える言いまわしや、援助的で共感的なサポートを行う◉ 子どもの反応に敏感で、子どもに合わせてやり方を柔軟に調整している◉ 子どもが自分の気持ちを言うのを待つ◉ 3つのH(ほめる・はげます・ひろげる)の言葉かけが多い言葉かけの典型例=洗練コード「~してくれてありがとう」「おもしろそうだね」「(失敗を慰めて)次に生かせる経験になったね」⇒ 小さな成功経験を重ね、自信と考える力が身につく「強制型しつけ」を行う親の特徴◉ 子どもに考える余地を与えない◉ 頭ごなしに叱る◉ トップダウンで指示的な介入をすることが多い◉ 3つのH(ほめる・はげます・ひろげる)の言葉かけがない言葉かけの典型例=制限コード「ダメ」「いけません!」「ママが言った通りにすればよかったのに」「あなたにはできっこないわ」⇒ 親の顔色を窺い指示待ちに。自信や意欲を失う難関試験突破組は「共有型しつけ」を受けていた(※2)子どもの自発性を大事に共感してくれる親は、子どもにとって何よりもの安心感。難題を突きつけられても「きっと自分は解決できる」という気持ちになり挑戦心も湧きます。こうして問題解決力や達成力が身についた結果が、難関試験を突破する力につながっていったのでしょう。しつけの不安や工夫をママに直撃!読者アンケートでは、子どものしつけに不安が「ある」「結構ある」という声が多く寄せられました。ママの声を紹介します。不安● 親の言うことを素直に聞く子どもたち。わがままを言わない分、自主性がちゃんと育っているのか? 自分を抑えつけて親に遠慮していないか? など心配です。(京都府、6歳・4歳・8カ月のママ)● 私はよく感情的に怒ってしまう傾向があるので、ただ単にダメ!や強い言葉で言うのではなく、優しい言葉やきちんと伝わるように諭した言い方をしている友人はすごいと思います。(東京都、6歳・2歳のママ)● 元気過ぎるのがこの子の個性かもしれないけれど、ついまえわりの目を気にして怒ってしまい、抑圧されてストレスをため込んでないか不安です。(兵庫県、5歳のママ)工夫● 何かしてくれたら必ず「ありがとう、めっちゃ助かったよ~」とお礼を言ったり、「挨拶は大事だよ。挨拶するだけで仲良くなれたりするよ」「昨日より今日の方ができてるじゃん!」など、本人以外との比較はしないで、過去の本人と比較するようにしています。(神奈川県、6歳・4歳・2歳・9カ月のママ)● ママも失敗したり、苦手なものがあるひとりの人間として、完璧なお母さんを演じず、子どもに自然体で接するように意識しています。学校や外では、頑張らなきゃいけないときがあるけれど、家では頑張り過ぎないよう子どもにはやりたいことを中心に、順番や時間は自由にさせています。(千葉県、8歳・5歳のママ)● ほめる言葉を意識して、NGワードは手帳にメモして使わないようにしています。(青森県、11歳・10歳・5歳のママ)子どもが変わる「3つのH」のススメ3つのH(ほめる・はげます・ひろげる)は、子どもを伸ばす魔法の言葉。日常生活に意識して取り入れてみましょう。今からでも遅くありません! 子どもの声に耳を傾け、一緒に過ごす時間を大切に子どもは常に同じスピードで成長しているわけではなく、行きつ戻りつ、時に停滞しているように見えても、心・頭・体の中で見えない大事な力が育っています。「教育投資」をするために、家庭の収入を変えるのには限界がありますが、しつけのスタイルは自分の力でコントロールできます。「今まで強制型しつけをしていたわ」と焦ってしまうママも心配することはなく、今から変わればいいのです。聞き上手になって、子どもと一緒に遊んだり笑ったり、好きなことに関心をもってわが子との時間を共有することで、子どもは自ら学び育っていきます。ほかの子と比べず、わが子自身の進歩を認め、未知の可能性を伸ばしてあげてください。(※ 1)日本・韓国・中国・ベトナム・モンゴル各国3000人の3 ~ 5歳児を対象に個人面接調査を実施。さらに、テストを受けた子どもの保護者全員と幼稚園・保育園の保育者全員に、文字環境やしつけ、塾や習い事の種類、子どもの学歴への期待度、家庭の蔵書数、所得などについてのアンケート調査を実施。同じ子どもに小1の3学期にPISA 学力型テストを受けてもらう追跡調査を実施(2012年)(※ 2)受験偏差値68以上の難関大学・学部を卒業して難関試験(司法書士や国家公務員試験・調査官試験・医師国家試験など)を突破した子どもをもつ親に、乳幼児期のしつけ(乳幼児期~児童期に何に配慮して子育てしたか)についてWeb 調査を実施。23~28歳までの成人の息子や娘を2~3人育てた家庭2000世帯を抽出(2013年)(※ 3)「共有型しつけ」30組と「強制型しつけ」30組の母親と子どもを対象に各家庭で読み聞かせを行い、その様子を観察出典元:「子どもの見ている世界」(内田伸子著・春秋社)
2019年06月06日女性目線では“普段の何気ない会話”や“ありがちな会話”だったとしても、男性が同じように思ってくれるとは限りません。ふと耳に入ってきた女同士の会話にドン引きした、という男性も。今回は男性の体験談をもとに、ドン引きされる可能性アリな“女同士の会話”を3つご紹介します。■ 1.彼氏自慢でマウントの取り合い「最近彼氏ができたという女子2人の会話。『私の彼は何でもない日に突然プレゼントくれるの~』『新しい服とかメイク変えたのとか、いっつも気づいてくれる』など、お互い相手の話そっちのけで自分の彼氏自慢をしていました。本来は聞いててほほえましい話なんだろうけど……何だかマウントの取り合いみたいで引いちゃいましたね」(27歳/印刷会社)付き合ったばかりだと、彼氏自慢もついついしたくなるもの。ですが、度が過ぎると聞いた人に引かれてしまう可能性もあります。とくにお互いが自分の話ばかりしていると、“マウントの取り合い合戦”のようにも見えてしまいますよ。ドン引きされるだけでなく、男性に“強そうなタイプの女性”という印象も与えてしまうので、ときには聞き手に回ることも大事かも。■ 2.モテるための努力を披露「居酒屋での飲み会、隣の席が女子4人グループで、“モテるための努力”をそれぞれが披露してた……数ある中でも恋愛の駆け引きの会話にドン引き!『こういうこと考えてんのか』ってがっくりしてたら、他の女子たちが『そういうのアリだわ!私もやってみよ』と賛同しててさらに引いた」(25歳/IT関連会社)女子会で場が盛り上がってくると、周りの目を気にせず会話に夢中になることもありますよね。そんなときにふと耳に入ってきた会話に、男性がドン引きしてしまうケースは少なくないみたい。こちらの体験談のように、“モテるための努力”を女同士で披露していると、男性にとっての女性のイメージがマイナス方向に持って行かれることに……ほどほどにしておきましょう。女子会の日は、にぎやかな雰囲気で声が通りにくいお店や個室のお店を選ぶと周囲を気にせず盛り上がれますよ。■ 3.仕事の押しつけ作戦会議「『あと○○の仕事が残ってるけど、あの子にやらせよっか』みたいな内容で、女子たちが定時退社の作戦を練ってた。会話の内容は、ほとんど誰かに仕事を押しつける内容。しかも悪口も飛び交っててほんとに怖かった……そんな感じであの後合コンに行った女子たち、どんなテンションで行ったんだろうな」(24歳/保険会社)定時退社後の合コンに備えた作戦会議、悪口も交えた内容なら聞いた男性はドン引きですよね。会話の中に登場する人や上司が近くを通りかかる可能性もある社内では、作戦会議はとくに注意が必要。たまたま耳にした会話でその人への印象が変わり、仕事に影響が出る……そんな可能性も考慮して!■ 周りをよく見て!女同士の会話は油断禁物ご紹介した会話例をすべての男性がマイナスに受け止めるわけではありませんが、“ドン引きされる可能性が高い会話”として、頭に入れておいて損はないでしょう。「周りに知り合いがいないから」「好きな人に聞かれないならそれでいい」といった油断は禁物!社内やカフェなど、周りに人が多い空間での会話は特に気をつけてくださいね。(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年05月31日ウーマンエキサイト読者の皆様、こんにちは。koyomeです。現在、長女ムスメは4歳年中さん、いい意味でも悪い意味でも生意気ざかり。次女オコメは2歳のイヤイヤ期真っ最中。ということで、どうしても叱る機会が多い我が家。冷静に、正しく叱って、きちんと「しつけ」が出来れば理想ですが、そうもいかないのが現実。私もどうしてもイライラしてしまい、必要以上に声を荒げてしまうことがありました。叱るというより怒ってしまうことがあるので、なるべく冷静に…と気を付けてはいるのですが、なかなかの修行です。大きな声で叱っても…大きな声で怒るのは、ただの「威嚇」、怯えて「ごめんなさい」を言わせてしまう。わかっているのに、ついつい声を荒げて、ムスメに後から苦情を言われます。(…叱られるようなことをしないでほしいのが本音だけどね)オコメに関しては、制止して、大きな声を出しても全く響かないことも多々あり、母親の威厳とは…?と落ち込んだことも。最近はとにかく冷静に、しっかり目を見て伝えるということを気を付けています。子は親の鏡を痛感…した日あるとき、ムスメ(姉)がオコメ(妹)を諭していたのですが…その話し方が私そっくり!!子どもは、本当によく親をみているんだなぁと感心しました。同時に、大きな声で叱っていたら、ムスメも周りに対して、そのような態度で接していたのかもしれないと。子どもは、本当に親の鏡かもしれないですね。ムスメを見ていると、今の叱り方もまだまだ恐いな…と思いました。今後も叱り方、話し方、気を付けたいと思います。
2019年05月31日新生児期はたくさん寝てくれる! と思いきや、なかなか寝なかったり、背中スイッチで何度も寝かしつけを失敗したりして、寝不足と情けなさで何度も涙しました。毎回成功! とはいきませんが、うまくいった新生児期の寝かしつけをご紹介します。 歌を歌ってあげる♪息子が新生児のころは、授乳すればぐっすり寝てくれるときもあれば、なかなか寝付かず、ずっと抱っこしていて心が折れそうになることが何度もありました。今考えると、抱っこしていてあげたらよかったのですが、初めての育児で昼夜関係なく寝不足だった私はなんとか寝てほしいと思っていました。 そんなとき、友だちからすすめてもらったのが、歌を歌ってあげることでした。私は歌が大好きで、大学生時代には音楽サークルに所属していたので、「大好きな歌を歌うことで自分の心も落ち着くし、赤ちゃんにもその気持ちが伝わるんじゃない?」と友だちに言われました。 さっそくいろいろな歌を歌ってあげると、息子は「アナと雪の女王」の歌で泣き止む、そしてよく眠るようになりました。歌うのすらしんどいときはYouTubeで歌を流していました。今でも息子は歌やダンスが大好きです! おしりをトントンせっかく寝てくれても、ベッドに下ろすとすぐ目が覚めてしまう……背中スイッチ。背中スイッチが1番過敏だったのも1番しんどかった新生児期でした。ネットでいろいろ調べて、息子に1番合っていた寝かせ方は、頭から下ろす、というものでした。 本来はおしりから下ろすのが基本のようですが、ちょっと早いかなと思うスピードで、おしりをトントンしながら頭をベッドに下ろします。そして空いている手でおしりをトントンしたまま、片方の手を引き抜きます。目が開いてもおしりを早めのスピードでトントンを続けると、すんなり寝てくれることが多かったです。 まずはママが落ち着いていること早く寝てほしい、寝ないと次の授乳が……などと焦ってしまうこともありましたが、まずはお母さんが落ち着くことで赤ちゃんも安心し、落ち着いて寝てくれることにつながったように思います。 眠ることだけでも大変な新生児期ですが、なるべくゆったりとした気持ちで赤ちゃんとの時間を楽しみながら寝かしつけることが1番大切なのかなと勉強になりました。著者:田中さき2歳児、0歳児の男の子ママ。自分の時間も欲しいし、しっかり母親業もしたい、欲張りママ。現在育休中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月30日激動の平成が終わりを告げてからまもなく1カ月。30年の間、本誌は時代を彩った驚きの現場を多数目撃してきた。そのなかでも特に反響の大きかったスクープを改めてお届けしたい。ドラマ『3年B組金八先生』『パパと呼ばないで』などで天才子役の名をほしいままにした杉田かおる(54)。00年代は『ロンドンハーツ』などバラエティ番組でのぶっちゃけキャラで大活躍した彼女だが、私生活も破天荒そのもの。離婚1年後に、人目もはばからず男性を求める姿を本誌は目撃していた(以下、2006年10月10日号掲載記事)「なんで電話くれないのよ!信じられない。私のほかに若い女としていたんでしょ。ねっ、したいんでしょ?」東京都内を流れる目黒川にかかる橋の上から女性の怒声が聞こえてくる。向き合った男性をガードレールに押しつけると、首を絞めんがばかりの勢いで胸ぐらをつかみ、振り回し、わめき散らし……と、見事な暴れっぷりである。06年9月中旬の深夜11過ぎ。痴話ゲンカを繰り広げていたのは、杉田かおる(当時41)だ。杉田は通行人の目など気にも留めず、男性に大声で詰め寄っている。「奥さんともしたんでしょ。ねぇ、したんでしょ!もう!!信じられないっ」50代の男性は懸命に杉田をなだめていたが、彼女の怒りはなかなか収まらないようだった――。この日主演舞台の公演を終えた杉田は、タクシーに飛び乗り六本木近くのイタリアンレストランに向かった。2時間ほど食事を楽しむと、上機嫌でタクシーに乗り込んだ。タクシーの中で、男性にしなだれかかる杉田が見えた。タクシーは彼女の自宅方面へ向かったが、なぜか橋のたもとで停車した。タクシーを降りた2人は険悪ムードだった。杉田は何かを叫びながら、肩を怒らせ歩いていく。そして振り返ると、冒頭のようにいきなり男性を罵倒し始めたのだった。20分近くも男性を揺さぶり続けた杉田はようやく気持ちが落ち着いたのか、男性と2人で近くの飲食街にある居酒屋へと入っていった。店を出たのは日付が変わった1時半すぎ。杉田の機嫌はすっかり直って、笑顔になっていた。腕を組んで歩きだす。再び目黒川の橋の中央で立ち止まり、見つめ合った。杉田が男性の肩に手をかけた。長~いキス。もう一回、長~いキス。その後、彼の腕に胸を押しつけ、引っ張るように足早に目黒川沿いを歩きながら、杉田が前方の建物を指さした。その先にあったのは……、お城のような外観を誇るホテル!杉田は男性を押し込むように、ホテル内へと入っていった――。芸能関係者はこう語る。「彼女は大手マスコミ関係者と交際しているそうです」実は本誌が目撃したこの男性・A氏は大手マスコミに勤務しており、家庭を持つ身。杉田とは数年前に仕事で知り合った。連続ドラマ『不信のとき~ウーマン・ウォーズ~』では、不倫にハマる夫妻をのぞき見る家政婦を演じた杉田。しかし、プライベートでは彼女こそが不倫愛のヒロインのようだ。2時間後の朝4時前になって、2人は一緒にホテルから出てきた。ホテルの前にいた本誌記者たちの姿に気づいた杉田は、あわててA氏と離れると、うつむくようにして足早になった。乱れた髪を手でかきあげるようにして直しつつ歩く。――杉田さん、カレとはいつから交際を?カレには奥さんもいるんですよね?本誌の問いかけには一切答えず、杉田は黙々と大通りへと向かう。A氏にも交際しているか尋ねると、「……いいえ……」とどんな質問に対しても否定を繰り返すのみだった。小走りになった杉田が先にタクシーを拾った。一緒に乗り込もうと、A氏も追いかける。すると、杉田は冷たく彼をシャットアウト。手で彼を制すると、無情にもドアは閉まった。所属事務所に確認すると、マネージャーを務める妹も本誌の目撃シーンを聞いて絶句していた。「キス?路上で、ですか?まぁ、恋愛に関しては杉田自身もバラエティ番組などで語ったりしていますが、私は今回もそのスタンスから外れるものではないと思います。つまりそれほど真剣ではないといいますか……。再婚などないでしょうね」さすが演技は女優というべきか、7時間に及ぶデートは“ドラマチック”としか言いようがなかった――。
2019年05月28日Twitterで47万人超のフォロワーをもつ大人気の現役の男性保育士「てぃ先生」をご存知でしょうか? 現役保育士11年目、その専門性から他園でも顧問保育士をしているというてぃ先生のツイートは、子育て中のママ、パパの役に立つ目からウロコな育児ハック情報がたくさん!いくつかピックアップしてご紹介します。 つい「落とさないで!」って言いがちだけど子どもの望ましくない行動は否定でなく、望ましい行動を伝えると改善が早い。お部屋を走っていたら「走らないで!」→「歩こうね」、何か持ちながらよそ見していたら「落とさないでね!」→「しっかり持ってね」など。大声を出した時は「静かに!」→「これくらいね」と具体的な声量を伝えると最高。— てぃ先生 (@_HappyBoy) April 25, 2019「こぼさないでね」「散らかさないで」など、てぃ先生の言う「望ましくない」行動をつい言ってしまいがちですが、たしかに具体的な望ましい方法を教えてあげるほうが、子どももわかりやすそうです。 ルーティンは、とっても大切子どもは3歳くらいまでは特に、周りの変化によって気持ちが乱されやすい。抱っこやトントンのされ方、お着替えの順序やお散歩のコースなどで、いつもと違うことをされると言葉にはできない不快感を覚えて泣く。理由も分からず泣き始めた時は「いつもと同じか」確認すると解決しやすいので要チェック!— てぃ先生 (@_HappyBoy) April 30, 2019「いつもと同じか」が子どもにとっては重要なんですね。ママじゃないと泣き止まない、ママが良い!って泣いちゃうのも、このせいかも。 子どもが喜んでくれる方法子どもが描いた絵を褒める時、ただ「上手だね!」と言うよりもさらに喜んでくれて、やる気が上がる簡単な方法。それは「ここ綺麗だねー!」「ここの形が好きだな〜」「色が混ざってるところ素敵」なんて具合に、自分が感じた“その絵の好きなところ”を伝えるだけ。褒める大人側も楽しく、嬉しくなる!— てぃ先生 (@_HappyBoy) February 23, 2019ママやパパ、周りの大人がどこをどういう風に感じてくれたか、わかるとうれしいんですよね、きっと。参考になります! 子どもが自分で動いてくれる必殺技!保育園でもよく使う手なんだけど、自分が何か別のことをしながら子どもにお支度やお片づけをしてほしい時、「さぁ!先生は今、散歩の準備をしています!リュックにタオルを入れているところです!みんなはどうでしょうか!」と自分の実況をしながら子どもの確認をすると面白いほどテキパキ進む。ぜひ。— てぃ先生 (@_HappyBoy) October 2, 2018保育園登園準備に毎朝苦戦するわが家でも、子どもたちに試してみました。3歳女児は「いま くつしたはきまちた!ちゅぎは うわぎ きるとこ!」と自分から次の行動を教えてくれました。これは良い方法! 遊びのなかで、学びましょう小さな子どもが歩くようになったら、成長を喜ぶと共に「止まる」ことを教えてあげよう。お部屋の中を一緒にグルグル歩きながら、時々「スト〜ップ!」と言って止まる。これを繰り返す。楽しい遊びにもなるのでオススメ。靴を履いて外へ出るようになると危険もいっぱい。いざという時、止まれるように。— てぃ先生 (@_HappyBoy) April 23, 2019子どもが事故に合わないために、遊びのなかで、危険から身を守る方法を教えてあげられます。「止まる」遊び、おうち遊びに取り入れたいところです。 水たまりで足止めされたときに早く帰る方法子どもが水たまりで遊び始めるとなかなか帰らなかったり、「その靴ではやめて…」だったり。そんな時は「ん?その水たまり、お魚いない?」と言うと踏んじゃいかんと出てくれて、どこだ?と探したあとスマホで水たまりを撮影し「お家で写真見て探してみよ!」と言うと結構帰る。保護者から好評の裏技。— てぃ先生 (@_HappyBoy) November 19, 2018長靴じゃないのに水たまりに突入しそう…!なんてあるあるな状況も、これで解決できそう! にんじん嫌いはこれで克服!4歳児クラス担任の時、半分ほどの子が「人参嫌い」で、保護者からも克服のご要望。栄養士と「伝説の人参が手に入った!」と、ハイテンションで土のついた普通のニンジンを子どもたちと観察。その後の給食中は「これ伝説の人参!?」「僕のは!?」と大盛り上がりで全員完食だった。観察と伝説は強い。— てぃ先生 (@_HappyBoy) December 8, 2018クラスの半分の子どもたちが苦手だったにんじんを、見事完食させたという方法。「伝説」の言葉ががわかる年齢ごろから、試してみたいテクですね。 片づけてほしいときの魔法の言葉がけ子どもに何かしてほしい時は「あなた」ではなく「わたし」を使った方が行動してくれる。例えば「いつまで遊んでるの?早く片付けて」は相手を対象にしたものだけど、「ご飯をテーブルに出したいから、おもちゃ片付いてると嬉しいな」は自分が対象。これを意識してから、かなりスムーズなのでぜひー!— てぃ先生 (@_HappyBoy) February 13, 2019「早く片付けて!」って言ってしまいがちだけど、子どもは「ママが困ってる」「ママがこうすると喜んでくれる」とわかるほうが、指示や命令されて動くよりもずっと気持ちよく動けそうですね♪ 言葉づかいをどうにかしたいなら「なにぬねの」「子どもに話す感じがわからない」という人に簡単でオススメの話し方がある。それは語尾を「なにぬねの」にすること。「〜したい?」→「〜したいのかな?」、「〜に行って」→「〜に行こうね」なんて具合。こうすると子ども自身の話し方も優しいものになっていくので、言葉遣いが気になる場合もぜひ!— てぃ先生 (@_HappyBoy) April 13, 2019言葉は語尾の「なにぬねの」でこんなに印象が変わるんですね! なるほど、保育園では先生たちが「~しようね」「~したかったのかな?」と園児たちに話しかけているのをよく目にします。親も取り入れたい言葉技です。 これでみんな寝る!寝かしつけテクトントンしても子どもが寝ない時、僕がよくやるのは、眉間を指で上から下に優しく撫でること、コメカミから耳にそって頭を撫でること、前髪を後ろにかきあげながら頭を撫でることで、この3つを使っても寝なかった子は経験上あまりいない。子どもは「寝かせよう」とすると絶対に寝ないので自然体で!— てぃ先生 (@_HappyBoy) August 26, 2018早く寝てほしいときほど、子どもって寝ないんですよね……。やさしくなでなでされると、落ち着くのかもしれませんね。寝かしつけでお困りのママさん、ぜひ試してみて! 目からウロコがこぼれ落ちまくりの育児ハックがいっぱい! てぃ先生の実践するアイディアや育児のテクニックをご紹介しました。どれもすぐにできる、参考になるものばかり。参考にしてみてはいかがでしょうか。著者:協力/てぃ先生(Twitter:@_HappyBoy)関東の保育園に勤める保育歴11年目の現役男性保育士。現在は保育士の専門性を生かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演活動も年間50本以上。他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。
2019年05月28日息子が1歳を過ぎたころ、自然とおっぱい離れが進んでいましたが、寝かしつけのときはおしゃぶり感覚でおっぱいがないと寝つけない状態でした。そんな息子と私が、脱・おっぱいに頼りすぎる寝かしつけを試みた話をお伝えします。 おっぱいに頼りすぎていた寝かしつけ私の息子は、ほぼ完全母乳で育ちました。粉ミルクを使ったのは、生後2~3カ月のころに少し足す程度でした。 息子がおっぱいなしで寝つけなくなったのは、生後6カ月ごろです。それ以前は抱っこで寝ることもあったのですが、どんどんおっぱい好きに拍車がかかり、おっぱいがないと眠れないようになっていました。おっぱいを飲みたがっているというよりも、あると落ち着くという感覚で、まるでおしゃぶりのようでした。 眠るためにおっぱいは必要?1歳を過ぎたころには、日中におっぱいを欲しがることはなくなり、おやつやごはん、おっぱい以外の飲みものなどで満足しているようでした。そこで、おしゃぶり感覚のおっぱいは息子に必要なのか考えるようになりました。 定期健診での育児相談では、1歳過ぎのおっぱいはママと子どものコミュニーケーションのためのものという話を聞きました。そこで私は、息子が1歳を過ぎたある日、寝かしつけ時の断乳を試みることにしました。 おっぱいに頼らない寝かしつけ断乳するための心構えは、焦らないこと、ママである私自身があきらめないことだと思います。具体的に実践したのは、お昼寝を長くさせないこと、ママも一緒に寝ること、夜ぐっすり眠れるように日中はたくさん遊ぶこと、なるべく毎日同じ時間に眠るようにすること! たまに息子が私のパジャマの中に手を入れてくることもありましたが、これらの方法を実践してから1カ月ほどで断乳に成功しました。 1歳過ぎからの断乳は、ママのタイミングと決意が大切だと感じています。おっぱいに頼りすぎない寝かしつけを成功させるためにも、タイミングを見計らい、ママと子どもで協力して、チャレンジしてみてもいいかもしれませんね。 著者:手塚みく三兄弟の母。義父母と同居し、異母兄弟の母として毎日奮闘中。妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆をおこなう。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月26日小学校に入学した子どもが長男や長女の場合、学校生活に伴って、子どもたちはもちろん、親もいくつもの初体験をすることになります。そのなかで、「子どもが宿題をやりたがらない」「子どもの通知表があまり良くなかった」など、さまざまな悩みや不安に直面することでしょう。そういった場合、どう対処すればいいのでしょうか。子どものやる気を引き出す独自の授業で注目され、「教育の鉄人」とも呼ばれるカリスマ教師・杉渕鐵良(すぎぶち・てつよし)先生にアドバイスをしてもらいました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)一緒に宿題をやれば親の言葉の重みが変わるまず重要なのは、なにごとも「子どもと一緒に」という考え方を持つこと。子どもが宿題をやりたがらないのなら、「ちゃんとやりなさい」なんていって子どもにやらせるのではなく、一緒にやってあげればいいのです。同じ「ちゃんとやりなさい」でも、実際にやった人がいえば、言葉の重みがちがってくるのは明白です。スポーツでも同じですよね。炎天下で一緒に汗を流している人が「頑張ろう」というのと、ただ日陰で涼んでいる人がいうのでは、いわれる側が受け取る意味はまったくちがってきますよね。そもそも、子どもにとってはひとごとのように頭ごなしに怒られることがいちばん嫌なものです。「ちゃんとやりなさい!」といっている親御さんは「子どものため」だと思っていることでしょう。では、そういうときに自分の言葉を録音して聞いてみてください。わたしは実際にある親御さんにそうしてもらったことがあります。すると、自分の言葉を聞いたその親御さんは「これは自分じゃない」なんていうんです。自分はしつけをしている、子どもに大切なことを教えているつもりなのに、客観的に見ればただ怒鳴っているだけということは珍しくありません。もちろん、「子どものため」と思っているのは本当なのでしょう。でも、怒鳴り声ではその気持ちは子どもには伝わらないのです。愛を押しつけているだけではただのストーカーです。子どもに「お父さん、お母さんに愛されている」と思わせてあげてください。話を宿題に戻しましょう。実際に子どもの宿題をやってみれば、親御さんなりになんらかの感想を持つはずです。たとえば、「塾に通わせていることを考えると宿題が多過ぎる」「子どもの負担になっているのではないか」と思うこともあるでしょう。そういう場合、親子で話し合ったうえで、宿題を減らせないかと担任教師に相談してみてはどうでしょうか。おそらく、いまの時代の教員ならかなり柔軟にそういう相談にも対応してくれるように思います。家庭によって教育方針はちがいますし、子どもが目指す進路もそれぞれですから、わたし自身も各家庭とやり取りをしてなるべく要望に応じられるよう心がけています。通知表が良くなければ親が通知表をつけるさて、宿題に続いて親御さんの悩みの種となるのが通知表ではないでしょうか。その評価によってつい一喜一憂してしまいますよね。あまり評価が良くなかった場合には、親として子どもにどう接してあげればいいのかと頭を悩ませてしまうはずです。ただ、通知表はあくまでひとりの教員による評価に過ぎず、それが絶対のものではありません。だとしたら、親御さん自身が子どもの通知表をつけてあげればいいのではないでしょうか。「先生はこういっているけど、お母さんはあなたのこういうところはもっといいと思うよ」という具合に。そもそも、通知表というひとつの評価にとらわれる必要はありません。もし親が通知表の結果を気にし過ぎることになれば、子どもも結果だけを気にするようになってしまいます。そうすると、子どもは「結果を出さないと怒られる」と思って、なにかしらのズルをするということだって起こり得ると思うのです。親が通知表の結果だけにとらわれるということは、子どもに対して「結果を出さないとあなたを応援しないよ」というメッセージを送ること。そうではなくて、「結果が出なくてもあなたを愛している」というメッセージを送ってあげなければなりません。そうでないと、子どもは親の前でも等身大の自分を出せなくなりますからね。そもそも、親自身も完璧ではありませんし、あらゆることに秀でている人間なんていません。長所も短所もある等身大の子どもを愛して、プレッシャーにならない程度に期待して応援してあげてほしいと思います。褒めて伸ばすには実感が必要ただ、あまりに褒め過ぎることには注意も必要です。最近は「褒めて伸ばす」ことが注目されています。「叱ることは子どもを否定することだけど、褒めることは子どもを肯定するからいいんだ、やる気を引き出すんだ」なんていわれます。でも、褒めるも叱るも、子どもに外から刺激を与えて良い方向に導く行為という点では同じものです。それなのに、「褒めるのがいいから」と褒めてばかりいると、褒められないとなにもしない子どもになってしまうこともあるのです。褒めるということはじつはすごく難しいし、なんでもかんでも褒めればいいというものではありません。では、褒めると叱るをどう使いわければいいのでしょうか?その基準は、「実感に従う」ことで見えてきます。たとえば、漢字の書き取りをするにも、子どもと一緒にやってみてください。パソコンやスマホで文章を作成することで、手書きをすることが減っている大人の場合、いくつも漢字を書くうちに手が痛くなってくることもあるでしょう。そうすると、「お母さん、もう手が痛くなってきちゃった」「あなた、すごいね」なんて褒め言葉が自然に出てくるはずです。そういう「実感」が伴っている、つまり「心からの言葉」は子どもにきちんと響きます。叱る場合も同様です。もし子どもが、倫理的、人間的に良くないという問題を起こしてしまったら、親は「反省してほしい」と心から思って叱るものです。だけど、叱る理由が「世間体が悪いから」といったものなら、やはり子どもには響きません。「褒めるのがいい」なんて言葉を鵜呑みにして小手先のテクニックのようにただ褒めるのではなく、親御さん自身の実感や心を持って、子どもに接してください。『たし算ひき算 10マス計算ドリル 左利き用』杉渕鐵良 著/学研プラス(2019)■ 東京都公立小学校教諭・杉渕鐵良先生 インタビュー一覧第1回:先取り学習はこうやれば効果的。「就学前学習ってどうなの?」に“教育の鉄人”が回答!第2回:「ちゃんと宿題やりなさい!」に効果がない理由。子どもに“響く”声かけの方法とは?第3回:子どもを「読書好き」にするきっかけの作り方。国語力アップの決め手は家庭にある!(※近日公開)第4回:算数の力は“楽しく”伸ばす!地味で単純な「四則計算」を笑うほど面白いものにする工夫(※近日公開)【プロフィール】杉渕鐵良(すぎぶち・てつよし)1959年生まれ、東京都出身。東京都公立小学校教諭。小学校教諭となって7年目に子どもたちのやる気を引き出す独自の授業「ユニット授業」を開発。その成果により、「教育の鉄人」と呼ばれ、2011年には「ユニット授業研究会」を設立。若手教員の指導にあたる他、講演のために全国各地を飛び回っている。『小学校教師だからわかる 子どもの学力が驚くほど上がる 本物の家庭学習』(すばる舎)、『全員参加の全力教室2 燃える! 伸びる! 変わる! ユニット授業』(日本標準)、『1日1枚5分でできる 漢字パズル』(すばる舎)、『自分からどんどん勉強する子になる方法』(すばる舎)、『子どもが授業に集中する魔法のワザ!』(学陽書房)など著書多数。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年05月25日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、寝かしつけがラクになった方法をママに聞きました! わが子は眠いのになかなか眠ることができず、抱っこしていてもぐずって泣いているようなことが多くありました。また、やっと寝ても熟睡できず、小さな物音でも反応してすぐに起きしまってまた泣く……ということを繰り返していました。今回は、そんなわが子の寝かしつけがラクになった3つの方法をお伝えします。 バランスボールに乗りながら抱っこする 子どもを抱っこしたままバランスボールに乗り、両足を床についたまま上下に弾んでいると、そのまますーっと眠りについてくれました。バランスボールに乗って一定のリズムで弾んでいると、揺れ具合が心地良い眠気を誘うようでした。 それまでは寝るまで家の中を歩き回ったり、ひたすらゆっくり揺らしていましたが、自分も体力を使って疲れてしまい……。バランスボールに乗って一定のリズムで弾むことで気分転換にもなるし、自分の運動にもなって一石二鳥でした。 授乳クッションに寝かせる やっと寝てくれても、布団に下ろすと敏感に反応して起きることがありました。そんななか産院での子育て相談に参加したとき、「赤ちゃんはまっすぐ伸びた姿勢が苦手で不安になる。背中が丸まっているCカーブの姿勢のほうがおなかにいたときの体勢に似ていて安心する」と助産師さんにアドバイスをもらいました。 その話をもとに授乳クッションの丸い形を利用し、授乳クッションの上にそっと寝かせました。すると、背中が丸まり安心してぐっすり眠り続けてくれたのです。 寝るときにいつも同じ音楽を流す 赤ちゃんがおなかの中にいたときから聴かせていた音楽があり、その曲を流すと安心して眠ってくれました。音楽を流しながら私が歌を口ずさむことで、ママの声に安心して眠れるようでした。 また寝る時間に毎回同じ音楽を流すことで、その曲が聞こえたら寝る時間ということも認識し始めたような気がします。それからは寝かしつけがラクになりました。そして眠っていて途中で少し起きそうになったときも、聞き慣れた音楽が流れていることですぐには泣き出さずに、安心して再び眠りにつくことができたようでした。 寝るのが苦手だったわが子を寝かしつけるのはとても苦労しました。さまざまな方法を試したなかで、この3つの方法はママも寝かしつけがラクで、赤ちゃんも快適に眠ることができたようです。ぐっすり眠れた後は機嫌もよく、私も少し休息が取れて親子共々すっきりしました。著者:福山あかね一男一女の母。元幼稚園教諭、元保育園勤務。第二子出産を機に退職。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年05月21日次男しょう(小5)は週2でスイミングで通っています。そんなある日、スイミングの日に友達と遊ぶ約束をしてきたという。いつもなら「スイミングでしょ」と言うと諦める次男なのですが、この日はちょっと違ってて…ものすご~く遊びに行きたいみたい!17時には帰ってくるように! という約束をして、遊びに行かせてみることにしました。ちゃんと時間どおりに買ってくるかな~? と心配してると…思いっきり遅刻して帰ってきましたー!!!遊びに行ったお宅のお母さんとは知り合いで、SNSを交換していたので、17時になった時点で声かけをお願いしました。これがなかったらもっと遅くなってたかもね…。ちなみにスイミングには間に合わず、別の日に振り替えになりました。今回は残念な結果になってしまいましたが、次はこれを踏まえて、時間と約束を守れる子になって欲しいですね~。
2019年05月18日0歳児の成長や変化はめまぐるしいせいか、わが子の効果的な寝かしつけの方法は数カ月ごとに変わりました。新生児のころはまだ昼夜関係なく眠ったり起きたりしていたのですが、生後4カ月ごろから寝かしつけが必要に。わが家のねんね時期に効果的だった寝かしつけの方法を紹介します。 眠るまで抱っこができなかった長子の場合、0歳時の寝かしつけの方法は常に抱っこでした。ウトウトするまで揺らし、目を閉じてからも揺らし、眠ったと思ってベッドに置くと起きるので、多少の刺激では起きないと確信がもてるまでずーっと抱っこで揺らし続けていました。 ところが次子の場合は、長子のお世話に追われていたため、ずっと抱っこをしていられませんでした。次子を筆者の隣に寝かせておいて、まずは長子に絵本を読んだり胸をトントンしたりして眠らせてから、次子におっぱいをあげて寝かせるようにしていました。 2番目の子はおとなしい?次子が泣きわめいている状態だと長子の寝かしつけも大変だったと思うのですが、そんなに機嫌が悪い日は多くなく、この方法はうまくいっていました。2番目の子はおとなしいと以前先輩ママから聞いたことがありますが、本当なのだな~と感心したほどです。 そのうち、寝る前のおっぱいがなくても長子に絵本を読み聞かせている間に勝手にスヤスヤ眠る日も出てきました。長子が0歳のときは寝かしつけに苦労したので、なんだか拍子抜けでした。 絵本の読み聞かせ効果だったのかも?「そういえば、この子は大人がおしゃべりをしているとおとなしいな」と、ふと気がつきました。休日パパと話をしていると泣かずにひとりで眠っていたり、ママ友とおしゃべりしているとおとなしく抱っこされていたり。 もしかしたら、長子にしている絵本の読み聞かせが耳に心地よくて、ごきげんで眠ってくれるのかもしれないと考えました。それ以降、寝かしつけの際は意識して絵本を読むようにすることで、ぐずらずに眠りにつかせることができました。 寝返りをうち始め、体がたくさん動かせるようになると、また寝かしつけの方法は変わってきましたが、ねんね時期に読み聞かせの効果は抜群でした。気づくと眠っている日も多く、とても助かった記憶があります。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2019年05月16日長女は抱っこでしか寝ない子でした。夜中に起きるたび家の中を抱っこしながら歩かないと寝てくれず、私は睡眠不足になったり腰痛になったりと大変な思いをしました。 長女の寝かしつけで苦労したので、次女が生まれるにあたり赤ちゃんの睡眠に関する本を何冊も読み、書かれていたことを実践したら結果は大成功!「おやすみ」と言い、ベビーベッドに連れていくとひとりですぐ寝る子に育ちました。今回は、私が実践して効果的だったと思う方法を3つご紹介します! おくるみでお雛巻きにするおくるみに包まれると、赤ちゃんは子宮の中の感覚を思い出して安心するそうです。産院でもおくるみやバスタオルで包むと良いと教わりました。次女が生後4カ月ぐらいまではずっと、柔らかい綿素材のおくるみでお雛巻きにしていました。一見窮屈そうにも見えますが、その状態が安心できるようです。巻くことで、赤ちゃんの意思とは関係なく腕など体が動いてしまうモロー反射により、起きてしまうことも防いでもくれます。 胎内音を流す&安心できるアイテム赤ちゃんは決まった方法で眠ることを好むそうです。なので、私は毎回メリーの胎内音を流し、近くに私のにおいがついたハンカチを置いてあげていました。「この音を聞いたら寝る時間だ!」と思うようにしたかったのです。 1歳半になった今、もう胎内音は流していませんが、新生児期から側にあったハンカチを抱いてスリスリしながら寝ています。 自分で眠れるようにしてあげる毎日授乳や抱っこで寝かせていると、その方法以外で寝かしつけることが難しくなります。そのため、授乳や抱っこで眠たくなった赤ちゃんを腕の中で眠りにつかせるのではなく、「ベビーベッドに寝たら、自分で眠る」ことを習慣づけるようにしました。 授乳中や抱っこをしているときにウトウトしたら、ベビーベッドに置いて寝かせるようにしていました。もし授乳中に完全に寝てしまったら、一度起こします。再度ウトウトしてからベビーベッドに移動し、自分で眠れるようにしていました。最初はせっかく寝たところを起こすのはかわいそうにも感じましたが、「自分でぐっすり眠れる方法を教えてあげることも愛情」という本の言葉を信じて実行していました。 赤ちゃんの夜泣きや寝かしつけが大変なとき、根性で頑張るだけではなく、睡眠に関して勉強して知識を得ることも重要だと感じました。もちろん、赤ちゃんによって合う、合わないはあると思います。寝つきの良い子、悪い子がいますし、敏感な長女で同じことを試しても、効果があったかどうかはわかりません。 ただ、今回ご紹介した3つの方法は次女には合っていたようで、寝かしつけにかかる時間はわずか1分です。よく寝てくれるので私の時間も確保でき、子どもも機嫌が良くなるのでとても助かっています。著者:小川恵子5歳と1歳の姉妹の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年05月10日日常生活のなかで、子どもに対してどのような言葉をかけることが多いでしょうか?「○○しなさい!」「駄目でしょ!」といった類のものであるなら要注意。そういう声かけを続けていると……子どもは自分で考えられない人間になってしまうかもしれません。自ら学び、考えられる子どもに育てるための方法や注意点を、発達心理学と認知心理学の専門家である十文字学園女子大学の大宮明子先生が教えてくれました。構成/岩川悟取材・文/清家茂樹写真/石塚雅人(インタビューカットのみ)本を読むだけでは本当の語彙力は育たない子どもというのは、なにかを意識的に学ぼうとするのではなく、自分が好きなことを楽しんだ結果として学ぶという習性を持っています(インタビュー第1回参照)。そういう学びを日常的にできるかどうかは、親御さんのしつけのスタイルの影響がとても大きいといっていいでしょう。以前、2,700人くらいの未就学児とその親御さんを対象にある調査を実施しました。その調査の内容は、子どもには読み書きの力と語彙力の検査、親御さんにはどういうしつけをしているかというアンケートです。結果として、しつけのスタイルは大きく3つのタイプにわけることができました。ひとつが「共有型」で、これは子どもを主体としたスタイルです。子どもの自主性を大事にして、子どもの気持ちに親が寄り添うかたちでしつけをしていくようなイメージでしょうか。そういう親御さんの場合は、子どもに対する日常の接し方を見ても、子どもを認めたり褒めたりすることがとても多いのです。2つ目が「強制型」で、共有型とは対照的に親が主体のスタイルです。親の意のままにしつけをして、「○○しなさい!」「駄目でしょ!」といった指示・命令の言葉がすごく多く、子どもはそれに従うだけです。3つ目が「放任型」。これはただ放任しているというものの他、親御さんが育児不安などで精神的に参ってしまって子どもを放置しているというものも含まれます。興味深いことに、しつけのスタイルのちがいによって、子どもの語彙力にはっきりとしたちがいが見られました。想像できるかもしれませんが、共有型のしつけをされている家庭の子どもの語彙力は、強制型の家庭の子どものそれを大きく上回っていたのです。放任型に関しては一定の傾向はありませんでした。語彙力が高い子どももいれば、そうではない子どももいた。親に放置されていたとしても、たとえば本が好きな子どもの場合は語彙力がある程度伸びたということもあるのでしょう。しかし、それには限界があります。というのも、言葉の力はひとりでは育つものではないからです。なぜ、共有型の家庭の子どもの語彙力が大きく伸びていたのでしょうか。それは、親が子どもに寄り添うことによって、親子間のコミュニケーションが密になっているからです。本を読めば、たしかにある程度の語彙を手に入れることはできるでしょう。でも、言葉ですから、本当の意味で身につけるには、実際にその言葉を使ってやり取りをおこなうことがとても大事になる。かかわってくれる人がいなければ、子どもはせっかく知った言葉を使う練習をすることができないのです。答えを待つ子どもにしてしまう親の「先回り」しつけのスタイルは、これからの時代を生きる子どもに必要とされる「自ら学ぶ、考える」姿勢にも影響を与えます。たとえば、子どもが新聞紙で坂道をつくって、ペットボトルのキャップを転がすという遊びをはじめたとしましょう。子どもはキャップをなんとか真っすぐ転がそうとしますが、新聞紙は柔らかいので、なかなかうまくいかない。そこで、子どもは壁をつくってみるなどいろいろと工夫します。そういった試行錯誤こそ、子どもが「自ら学ぶ、考える」ということなのです。そして、一生懸命に工夫した結果、キャップが真っすぐ下まで転がったら、「やったー!」と大きな達成感を得ることになる。でも、お父さんやお母さんが「それじゃ駄目でしょ」「こうしたほうがいいんじゃない?」なんていってしまったらどうでしょうか?もちろん、親が子どもの遊びにかかわることは悪いことではありません。ただ、子どもが考える前から答えを与えてしまっては、子どもの試行錯誤、粘り強く頑張ること、その結果の達成感などをすべて奪い取ってしまうことになるのです。そんな「先回り」を繰り返していると、子どもに「遊びなさい」といったところで、「ママがやってよ」というようになる。小学校に上がって勉強をはじめる前から、答えを教えてくれることを待つ子どもになってしまうのです。そういう姿勢で育った人間は、残念ながらこれからの時代では活躍できないかもしれません。あちこちでいわれているように、これからの時代は多くの職業が機械(AI)に取って代わられるようになります。そんな時代に活躍するためには、機械にはできないことをできる人間にならなければなりません。そういう人間に必要なものこそ、「自ら学ぶ、考える」姿勢なのです。子どもと遊ぶときは「お友だちになったつもり」ででは、子どもの遊びに対して、親はどうかかわればいいのでしょうか。それは、もちろん子どもの気持ちに親が寄り添う共有型の関わりです。子どもと一緒に遊ぶ際には「大人を捨てる」ということをアドバイスしておきましょう。大人は行動の前につい頭で考えてしまいがちです。でも、子どもは「これをやったらどうなるのか」なんてことを考えず、ぱっと見て「わあ、面白そう!」「なにこれ!?」と感じた途端に動きはじめます。そういう子どもに寄り添うには、大人を捨てて子どもになればいいのです。子どもの仲良しのお友だちになったつもりで、ときにはわざと失敗する、知っていることも知らないふりをするというようなことをしてみてもいい。大人として子どもに接すると、子どもは「この人は大人だ」と思って構えてしまいます。とくに親の場合には、ときには叱る人だと思っていますから、なにか失敗したり変なことをいったりすると「怒られちゃうんじゃないか?」とか「おやつをくれないんじゃないか?」と思ったりもする。そう思った結果の子どもの振る舞いは、本来の自然な子どものものではないですよね。子どもと遊ぶときは、「子どもの仲良しのお友だちになったつもり」で――。そう心がければ、自然と共有型のスタイルで子どもに接することができるはずです。『幼児期からの論理的思考の発達過程に関する研究』大宮明子 著/風間書房(2013)■ 十文字学園女子大学教授・大宮明子先生 インタビュー一覧第1回:東大・京大・司法試験・医師試験の合格者たちが、幼児期に共通してやっていたこと第2回:「ママがやって」と言われたら黄色信号。子どもの考える力を奪う親のNGワード第3回:「親の言葉遣い」に見る、成績優秀な子が育つヒント。語彙力が伸びる会話の特徴(※近日公開)第4回:絵本の目的は学びにあらず。子どもの興味の芽を摘む、読み聞かせ後の「最悪の質問」(※近日公開)【プロフィール】大宮明子(おおみや・あきこ)6月5日生まれ、東京都出身。十文字学園女子大学人間生活学部幼児教育学科教授。1988年、中央大学法学部法律学科卒業。1997年、お茶の水女子大学教育学部教育学科心理学専攻3年次編入学。2001年、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科発達社会科学専攻博士前期課程修了。2008年、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士後期課程修了。人文科学博士。発達心理学、認知心理学、とくに子どもの思考の発達、乳幼児期の親子の関わりを専門研究分野とする。【ライタープロフィール】清家茂樹(せいけ・しげき)1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。
2019年05月09日「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、おしゃぶりの使い方に関するご相談です。 Q.なるべくおしゃぶりは使わないほうがいいのでしょうか?生後1カ月を少し過ぎた男の子を育てています。夜、寝てほしいタイミングで寝かけてもくれないとき、寝かしつけを諦めておしゃぶりをくわえさせてしまいます。最近では、部屋を暗くすると授乳直後でも口をパクパクさせて、おしゃぶりを欲しがるような動作をすることが多い気がします。おしゃぶりをくわえないと眠れない癖がついてしまったのかと心配です。ただ、自分たち夫婦もすぐに休みたく、おしゃぶりをさせるとおとなしく、しばらくするとそのまま自分で眠ってくれるので、頼りたいです。 なるべくおしゃぶりは使わないほうがいいのでしょうか? それともこのまま今の使い方で使用しても問題ないでしょうか? 日中はほぼ母乳のみ、夕〜夜に1〜2回ミルクを足すかミルクのみにする混合育児で、体重の増えは1日50〜60gは増えており、母乳を嫌がるようなことはありません。 在本祐子助産師からの回答おしゃぶりの使い方についてはいろいろな意見がありますが、発育を妨げるような使用方法を除けばじょうずにご利用いただければと思いますよ。具体的には1日の長時間使用により、母乳やミルクの機会を減らしてしまう、発語の機会を減らしてしまうのには気をつけておきたいところです。 寝かしつけのために短時間で使用する、外に出かけて泣いてしまうときに使うなどじょうずにご利用いただけば非常に便利です。確かに癖にはなりやすいですので、後はママさん方の判断になってきますね。※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください おしゃぶりを使うのはいつからいつまで?おしゃぶりは、新生児用のものであれば生まれて間もなくから使用できます。多くの場合、赤ちゃんが指しゃぶりを頻繁にしていて、指の皮膚がただれてしまったり、寝かしつけに時間がかかるときなどをきっかけに使い始めるようです。 しかし、必ず使うべきというものではなく、慎重に使用することが大切です。 また、「泣き止む」というメリットは、生まれて間もない赤ちゃんに対しては不要と言えます。まずは、赤ちゃんとしっかり触れ合うために、おしゃぶりはつけずに過ごすことをおすすめします。 できるだけおしゃぶりは使わないようにして、赤ちゃんが泣いている理由がわからないためにストレスが溜まるというような状況に陥ってから使うとよいでしょう。できるだけおしゃぶりは使わないという考えを持ち、うまく活用することが大切です。 また、おしゃぶりは遅くとも2歳半までには使用を中止しましょう。1歳頃になると、言葉を喋るようになるので、おしゃぶりはたまに与えるようにして、発語の機会を奪わないようにすることが大切です。おしゃぶりを求めて泣き止まないようなことが続く場合は、子どもとのふれあいを大切にして、心を満たしてあげるように心がけましょう。 心が満たされていれば、少しずつおしゃぶりを求めなくなる可能性があります。また、3歳ごろは「お兄ちゃん、お姉ちゃん」に憧れる時期なので、無理やり辞めさせるのではなく、「おしゃぶりは赤ちゃんが使うもの」と認識させるように話をしてもよいかもしれません。4歳を過ぎてもおしゃぶりが取れない場合には、小児科医に相談しましょう。※参考:基礎知識(ベビー)「おしゃぶりのメリット・デメリットとは?やめる場合のタイミングと注意点について」
2019年05月08日みなさんが躾で一番重視していることって何ですか? 私が人と接するときに絶対の絶対に大切だと思っていることは2つ。・「はきはき挨拶ができること」・「ありがとうとごめんなさいが言えること」この2つは人間関係をスムーズに築く第1歩だから、子どもたちにはしっかり身につけてほしいと思っています。なので、娘が保育園の先生の顔を見ずに適当な挨拶をしていると、「挨拶は相手の顔を見てでしょ」と注意するし、祖父母に何かしてもらっても何も言わないときは、「こういう時はなんて言う?」と促したりします。■親だって完璧じゃないからしつけに悩む ですが、人と接するときの姿勢以外のことについては、軸がブレブレだなと反省することが多く… 自分がちゃんとできていないことを、子どもに注意する資格ある?と自問自答。 恥ずかしながら私は魚の皮が苦手なので、好き嫌いはよくないと思いつつ、子どもが残していると「わかるわぁ~」と共感してしまいます。時間を守ることの大切さを知ってほしいと思いつつ、子どもと約束した時間までに私が家事を終えられず、ズルズル続けていたり…子どもに望む一方で自分ができていないことが多々あり、どうしたらいいんだろうかと悩んだことがありました。 ■親自身が変わることも大切 今回の人生訓は【子どものふり見て我がふり直せ】です! 身を美しくすると書いて「躾(しつけ)」。まずは自分に厳しく、自分が美しくあらねばなぁ。
2019年05月08日0歳から活躍価格・質・デザインの三拍子が揃った『H&Mのオーガニックコットンのトップス』子ども服って小さくて可愛くて、思わず財布の紐が緩んでしまいますよね。ましてや、初めての子となれば尚更。でも、見た目の可愛さとは裏腹に、すぐヘタってしまったり、着せにくかったり、サイズアウトしてしまったり。頻繁に買い替えなきゃいけないだけに、安くて良いものが欲しいですよね!そこで、価格・質・デザインと三拍子揃った『H&Mのオーガニックコットンのトップス』に注目です!《 紹介者 》ライター吉岡 美奈さんファッション誌やライフスタイル誌など多くの雑誌やWEBサイトで、編集・ライターとして活躍。昨年の夏に、第一子となる男の子を出産。最近は、寝かしつけ後に、夜な夜なAmazonプライムの海外ドラマを観て、リフレッシュタイムを楽しんでいるそう。いまから「ビッグ・リトル・ライズ」シーズン2が待ち遠しいんだとか。どうしよう!保育園スタートで洋服を大量に揃えなきゃ出産祝いでいただいたプチバトーやボンポワンの肌着や洋服。デザインや素材が好みで、自分でも買い揃えるようになりました。でも、4月から保育園がスタートして、洗い替えで大量の洋服が必要になってしまって。すぐにサイズアウトしてしまうのに、値の張るブランドのものを大量買いするのは、私にとっては非現実的で。もともとヨーロッパ系のくすんだ色みが好きなので、そんなテイストのお手頃ブランドはないかな……と、探していました。そんなとき、インスタでH&Mのキッズ服をUPしている投稿を目にして、これだ!と。すぐにポチっ(笑)。オーガニックコットンで敏感肌でも安心H&Mは、ミニマルなデザインが私の好み。色みも子ども服にありがちな原色より、柔らかなくすみカラーが息子の雰囲気には合うかなぁと。あからさまなキャラものではない、子どもらしいモチーフ柄のアイテムが豊富にあるのもいいですね。私はとくにアニマル柄が好きで、見るたびに癒やされています。値段は言うまでもなく、とても良心的!しかも、結構な頻度でセールをしているんです。買い替えスピードが早いだけに、プチプラなのは本当に助かります。それに驚くべきは、オーガニックコットンのアイテムが充実していること。敏感肌の息子には、なるべく肌に優しい素材の服を着せてあげたくて。それが、こんな気軽に買えるプライスであるなんて。お財布にまで優しいですよね(笑)。ネットで買えるのって有り難い!実際に、保育園生活がスタートし、仕事も本格復帰してみて思ったのですが……、ママって本当に時間がないですね(苦笑)。平日はワンオペになりがちで、送り迎え、仕事、食事、お風呂、寝かしつけで手一杯。買い物だって、食材と日用品をスーパーでバタバタと買うのがやっとという感じで。洋服を買いに行く時間なんて、皆無と言っていいくらいです。でも日に日に気温も上がり春夏物が必要になってきて。そんなときは、すぐにH&Mのネットショッピングを活用。通勤の合間や子どもの就寝後にポチっています。ネットショッピングができなくなったら、子育てに支障が出ちゃいますね、確実に(笑)。Text:Kyoko Isobe
2019年05月06日動物は人と違い、言葉が話せません。愛する愛犬が健康に、そして幸せに暮らせるように、愛犬の「困った」を飼い主が察知して、的確にケアしてあげたいものです。愛犬はどんなことやどんな場面で「困った」と感じるのでしょうか。知っておいて損はない犬のケア、しつけ、フード管理といった愛犬の困ったを対処する記事を、3本まとめてご紹介します!■ 年齢別・愛犬のための住まいづくり愛犬は人よりも早く歳をとります。年齢によって、できる・できないこと、興味のあることが変わっていくので、年齢に合わせた心地よい環境を用意してあげましょう。幼いうちは活発で好奇心旺盛なので、誤飲やケガのリスクが高くなります。反対に、歳をとって高齢になると動くことが辛くなっていき、ゆっくり体を休められる場所が必要です。こちらの記事では、愛犬の年齢を5段階に分け、それぞれの年代の特徴と、必要なサポートの方法をお伝えしています。詳しくは記事をチェック!愛犬の「年齢別」生活環境の作り方。一生家族と過ごすためのポイント20■ 性格別・来客時のしつけUshico / PIXTA(ピクスタ)犬にとって、家は守るべき大切な住みかです。知らない人が突然家にやって来ると、「侵入者」と勘違いしてしまうことも。来客が来たら、警戒して吠える子、怖がって隠れてしまう子など、さまざまな反応をみせます。来客が愛犬のストレスになってしまわないように、飼い主としてしつけに取り組んでいきましょう。対策としては、犬の性格をよく知り、タイプ別に少しずつ来客に慣らしていくことです。ビビりなタイプや、興奮しやすいタイプなど、犬の性格に合わせたアプローチ方法を、ペットの行動学や食育を学んだ愛犬家がレクチャー!詳しくは記事をチェック!愛犬の性格によって違う!来客時に飼い主はどう対応すればいい?■ 意外と知られていない!NGなフードの保管方法とは?愛犬の健康のために、フード選びにこだわる飼い主は多いでしょう。しかし、いくら体に良いフードを用意していても、保管方法が良くないと、中身が劣化してしまうことがあります。パウチや缶詰は一度開封すると傷みやすいので、すぐに使い切るのが常識。しかし、保存性の高いドライフードは、「大丈夫でしょ」とついつい油断しがちです。意外な落とし穴となっているのが、ドライフードの保管方法です。間違った場所で保管すると、フードの劣化を早めて、カビが生えてしまうこともあります。また、フードだけでなく、フードボウルの管理も愛犬の健康に関わってきます。衛生的にフードを保存できる容器や、掃除アイテムなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!詳しくは記事をチェック!ドッグフードが原因で愛犬が病気に!? 品質を落とさない保存法2つ
2019年05月04日深夜、抱っこをしても子どもがなかなか寝付いてくれない……という経験をしたことありませんか? 生後4カ月になるわが家の息子も、抱っこが生まれたときからだーい好き! でも、ずっと抱っこをしながら寝かしつけるのは大変です。そんなときに、私を救ってくれたバランスボールの寝かしつけについてご紹介します。 抱っこのしすぎで腰が崩壊寸前抱っこが大好きな息子は、昼夜問わず抱っこじゃないと寝てくれず、1時間以上抱っこをするなんてザラ。しかも縦揺れが気持ちいいらしく、抱っこをしながらスクワットを要求してきます。夜は長時間のスクワットで夫婦共々、腰を痛めてしまいました。 そんなとき、産後ケアで訪問してくれた保健師さんにすすめられたのが、“バランスボール”でした。私たち夫婦の腰も限界に達しており、藁にもすがる思いでバランスボールをネットで注文しました。 バランスボールで人生変わった!バランスボールが届いた日に早速試すと、いつも長時間立ちながらユラユラしても寝ない息子が、ものの10分程度で寝息を立てているではありませんか! その日からバランスボールなしでは生きていけない生活に変わりました。 時々、眠くないけれど抱っこをしてほしそうなときには、テレビを見ながらバランボールに乗って抱っこ。気張らずにテレビなどを見ながら揺らすぐらいが、息子も逆に落ち着くようでした。 長く使えるマストアイテムバランスボールを使用する際には、周りに障害物がないスペースを確保してください。ママが体勢を崩すと危ないので、しっかり子どもを支えながら自分の姿勢を維持することも大切です。子どもの首がすわっていない時期は、さらにしっかり支える必要があります。 わが家では、生後4カ月を過ぎた今でもバランスボールは欠かせません。産後の体操にも使えるので、本当に買ってよかったと思っています。 もしバランスボールがなかったら……と思うと、毎日全身疲労で育児が嫌になっていたかもしれません。抱っこで疲れ切っている方にバランスボールは本当に救世主です! 決して高価なものはないので、一度は試してみる価値はあると思います。著者:笹塚みおな子育て中のママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。また、バランスボールを使用する際は転倒しないようにくれぐれもご注意ください。
2019年05月02日