人気絶頂の俳優にも、ベテランの大女優にも負けない!そんなヤングスター出演の話題のアクション映画がこの秋、次々と公開となる。第2回目となる今回は、男たちもタジタジの強くたくましい戦う美女たちをピックアップ!最初にご紹介するのは、『ハンガー・ゲーム』(9月28日公開)で主人公・カットニスを演じるジェニファー・ローレンス。妹を守るため、冷酷なサバイバルゲームに身を投じることとなるも、その悲劇をもろともせず、懸命に生き残りをかけて男たちとも渡り合う16歳の女戦士を傷だらけになりながらも体当たりで演じている。彼女自身、14歳までに俳優になると決意し、両親を説得してニューヨークに移り住んだという根っからの戦う女。ライバルたちとのバトルだけでなく、負けそうになる心を奮い立たせる彼女の己との戦いにきっと心打たれる人は多いはず!続いては、「月の裏側からやって来たナチスが地球を襲来する」という“ぶっ飛んだ”設定が、世界中で大きな話題を呼んでいるフィンランド発の異色のアクション映画『アイアン・スカイ』(9月28日公開)で主演を務めるドイツ出身の新星、ユリア・ディーツェ。ナチスのプロパガンダに心酔しているものの、純粋で心優しい女性・レナーテという一風変わった役どころのヒロインを演じたユリア。その美しさの秘訣は、趣味のフェンシングを始め合気道、カポエラ、カンフーというスポーツのようで、その溌剌としたオーラとたっぷりとしたブロンドヘアがなんとも魅力的だ。そんなハリウッド女優も顔負けの美貌をもつ一方で、嬉々として“ぶっ飛んだ”役柄にも挑戦するその女優魂は、今後の活躍を大いに期待させてくれる。最後は、本物の格闘家でありながら『オーシャンズ11』のスティーヴン・ソダーバーグ監督に見初められ、ユアン・マクレガーやアントニオ・バンデラス、マイケル・ダグラスら豪華なキャスト陣を脇役に、映画初出演にして主演に抜擢された『エージェント・マロリー』(9月28日公開)の主演、ジーナ・カラーノ。本作では、殺人の濡れ衣を着せられ、様々な刺客を返り打ちにしていく凄腕エージェントを演じているが、実は彼女、アメリカ女子総合格闘技界の女王の座に君臨する本物の“戦う女”なのだ!今後も、『エクスペンダブルズ』シリーズのスピンオフ作品への出演が決定しており、ハリウッドでも“次代のアンジェリーナ・ジョリー”との呼び声高い注目女優だ。スクリーンで傷だらけになりながも、強く・凛々しく・美しくを体現する“戦う女”たち。ぜひ、この秋は劇場で彼女たちにノックダウンされてみて。■ヤングスターが魅せるアクション映画【イケメン編】■関連作品:アイアン・スカイ 9月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2012 Blind Spot Pictures, 27 Film Productions, New Holland Pictures ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.エージェント・マロリー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© 2011 Five Continents Imports, LLC. All rights reserved
2012年09月28日女性格闘家のジーナ・カラーノが主演を務め、ユアン・マクレガー、マイケル・ファスベンダー、マイケル・ダグラス、アントニオ・バンデラス、チャニング・テイタムら豪華キャスト陣が出演する映画『エージェント・マロリー』の日本公開を記念して、『ルパン三世』とコラボしたスペシャルイラストが解禁され、原作者のモンキー・パンチがコメントを発表した。その他の写真映画『エージェント・マロリー』は、あらゆるミッションを完璧に遂行する女スパイ、マロリー・ケインの壮絶な闘いを描いたアクション映画。『オーシャンズ11』のスティーヴン・ソダーバーグ監督がメガホンを執った。今回の企画は、モンキー・パンチと峰不二子を主人公にしたTVシリーズ『LUPIN theThird~峰不二子という女~』でキャラクターデザインを担当した小池健が、“世界観が共鳴し合う”と本作を絶賛したことがきっかけとなり、主人公マロリーと魔性の女・峰不二子との競演イラストが小池によって書き下ろされた。モンキー・パンチは「想像を超えた強烈な野性味を帯びたニューヒロインが誕生!それに比べ、僕の愛するキャラクター、峰不二子のなんと可愛いことか。この野性味は不二子の唯一欠けている部分なので恥も外聞も無く早速パクっちゃおうと考えている(冗談です)。決めた!『ルパン三世』のハリウッドでの実写版はスティーヴン・ソダーバーグ監督に撮って貰おっ!!」とコメントを寄せている。なお『エージェント・マロリー』オフィシャルFacebookでは、“いいね!”をクリックするとこの特製画像をダウンロードできるキャンペーンが行なわれている。『エージェント・マロリー』9月28日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて全国公開
2012年09月18日「Hot Market(ホットマーケット)」を運営するウィルコーポレーションはこのほど、「アントニオ猪木認定 闘魂! プリント長袖Tシャツ」を発表した。「Hot Market」は、「普段着を楽しく! 欲しいもの、きっと見つかるお得な通販! 頑張る人を応援します!」をコンセプトに、幅広い年齢層にマッチしたベーシックカジュアルを買いやすい価格で提供するメンズ・レディースECサイト。このほど発売されるのは、アントニオ猪木氏公認「闘魂! サイン柄プリント長袖Tシャツ」「闘魂! トライバル柄プリントジャージ上下セット」の2アイテム。長袖Tシャツはブラック / ホワイトの2色で、M / Lの2サイズで展開。価格は1,980円。プリントジャージ上下セットもブラック / ホワイトの2色、M / Lの2サイズ展開で、価格は4,980円となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月27日大人気アニメーション『シュレック』シリーズの中でも随一の人気を誇るキャラクター、ネコの“プス”を主人公にしたスピンオフ・ムービー『長ぐつをはいたネコ』が7月20日(金)、早くもブルーレイ&DVDとなって登場!こちらに収録されることが決定した、さらなるスピンオフ・ショートムービー『悪の三銃士』の一部映像がこのたび公開された。全米の興行成績では2週連続1位、日本でも初週の興行成績が本家『シュレック』シリーズの最終作『シュレック フォーエバー』の161%超を記録する大ヒットとなった『長ぐつをはいたネコ』。本作では、猫らしいかわいい容姿と猫らしい“ちょい悪”な性格の持ち主・プスがシュレックと出逢うはるか前の物語が描かれ、彼の知られざるルーツが明された。主人公・シュレックを脅かすほどの人気を博したプスだが、そんな彼を脅かす強敵が出現!?13分に及ぶショートムービー『悪の三銃士』では、王女様から盗まれたルビーを奪還するミッションを与えられたプスに、新たなパートナーとして子猫3匹が与えられる。フワフワで何とも可愛らしいこの子猫たち。だが、可愛いと思っていたら危険。捨てられた子猫のようなウルウルの瞳でプスを油断させたと思いきや、彼に一撃!スイッチが入ってしまうと大暴れするのだ。だが、ウルウル光線を得意技とするプスとしては当然負けてはいられない。目には目をと、とびきりの可愛さを武器に応戦するのだが…。果たしてプスは子猫たちと仲良くミッションを成功させることができるのか――?プスと子猫たちのネコならではの可愛さ余るバトルに胸きゅん!この全く新しい物語の一部をぜひ楽しんでみて。『長ぐつをはいたネコ』ブルーレイ&DVDは7月20日(金)よりリリース。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY「長ぐつをはいたネコ3Dスーパーセット」<3D ブルーレイ&ブルーレイ&DVD>価格:5,985円(税込)「長ぐつをはいたネコブルーレイ+DVD セット」<ブルーレイ&DVD>価格:4,935円(税込)「長ぐつをはいたネコDVD」価格:3,360円(税込)発売・販売元:パラマウント ジャパン発売日:7月20日(金)※同日レンタル開始© 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved. Puss In Boots, Puss In Boots: The Three Diablos© 2012 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:竹中直人&蜷川実花、フランス観光親善大使就任で熱い“フランス愛”を激白竹中直人“ネコ役”続投に安堵「小栗くんに変わると思っていた」ネコ好きもイヌ好きも虜にしてしまう!?“長ぐつをはいたネコ”プスのネコたる魅力アントニオ・バンデラス、ブダペストの空港でスリ被害に遭うプス&キティ、情熱のネコダンス!『長ぐつをはいたネコ』ダンスバトルのゆくえは…?
2012年05月28日春に日本公開され大ヒットを記録した映画『長ぐつをはいたネコ』のブルーレイとDVDが7月20日(水)にリリースされ、本編、特典映像に加えて、本ディスクでしか楽しめない約13分のスピンオフムービー『悪の三銃士』が収録されることが発表された。『長ぐつをはいたネコ』特別動画映画『長ぐつをはいたネコ』は、ネコのプスが相棒のハンプティ・ダンプティ、キティと共に“黄金の卵”を産むと噂されているガチョウを手に入れるために大冒険を繰り広げる姿を3DCGで描いた作品。全世界でヒットを記録し、日本でも初週の興行成績が、プスが登場していた本家シリーズ『シュレック フォーエバー』の161%を記録した。リリースされるアイテムは、3Dブルーレイの入った3Dスーパーセット、ブルーレイ+DVDセット、DVD単品の3タイプ。ブルーレイには約55分、 DVDには約33分の特典収録が予定されている。注目のスピンフムービー『悪の三銃士』は、王女から、盗まれたルビーをとりかえすミッションを与えられたプスが、“悪の三銃士”と称される小猫たちをパートナーに冒険に挑む作品。主人公プスの声も本編と同じくアントニオ・バンデラス(日本語版は竹中直人)が務めており、3Dブルーレイには3D版で収録される。このほど公開された特別映像は、プスが“悪の三銃士”に初対面するシーンと、やんちゃでやりたい放題の三銃士と、プスが得意の“ウルウル目”対決を繰り広げるシーン。見た目がとても可愛らしい三銃士は、なぜか多くの人々が恐れおののく存在。そのルックスからは想像できないほどの暴れっぷりを見せる彼らは、プスのミッションを壊しにかかるという。映画では華麗なアクションで観客を魅了したプスが、三銃士を前にどう振舞うのかも楽しみなところだ。ブルーレイ&DVD『長ぐつをはいたネコ』・3Dスーパーセット(3Dブルーレイ&ブルーレイ&DVD)5985円(税込)・ブルーレイ+DVD セット4935円(税込)・DVD 3360円(税込)7月20日(金)リリース発売・販売元:パラマウント ジャパン
2012年05月25日スペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督の最高傑作との呼び声高い衝撃作『私が、生きる肌』が5月26日(土)より公開となる。その鬼才たる独創的なセンスで創り出した、深い謎を秘めたキャラクターの数々が驚くべき真実を露にしていく本作の中で、とりわけ強烈なインパクトを放つのがカレ。物語のカギを握る、謎の“トラ男”の危険すぎる本編映像が、公開直前にして到着した。12年前に最愛の妻を失った悪夢に囚われた天才医師が、心血注いで研究してきた“完璧な肌”を用いて亡き妻そっくりの美女を創り上げる…という危険すぎる題材で、究極の執念、そして愛のかたちを焙り出すアルモドバル監督。良心の呵責を失った医師・ロベル(アントニオ・バンデラス)でさえ十分常軌を逸しているわけだが、それを上回る“動物的な”危険性をはらんでいるのが、このトラの着ぐるみを着た男。彼は、ロベルと囚われの美女・ベラ、母のマリリアが住む家に突如現われ、モニター越しにベラを発見するや、なぜかモニターを舐め始める…。この映像を見ていくと、どうやら彼がマリリアと親子ながら疎遠な関係にいることが分かるが、果たして何の目的でこの家を訪ねてきたのか、その理由は明かされない。そして、モニターでベラを見つけた彼の異常な興奮は、彼女との関係を示唆するものなのか?そもそも彼はなぜ、このぶっ飛んだトラの着ぐるみを着ているのか…?実は、このトラ男の登場こそがこの緊迫感あふれるドラマの分岐点となる。彼がこの後起こすひと悶着により、それまで異常な均整を保っていたロベル、ベラ、そしてマリリアの仮面が引き剥がされ、暗い影を落とし始めることになる。一体、彼は何者なのか――?アルモドバルの危険すぎる世界の一端を覗いてみて。『私が、生きる肌』は5月26日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY特集「追求!究極の愛と美。」■関連作品:私が、生きる肌 2012年5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開© Photo by Jose Haro © El Deseo■関連記事:アルモドバルが、生きるファッション。史上最高級の「オートクチュール」とは…?アルモドバルが、生きる愛。「とんでもない奴ら」に裏打ちされた愛のかたちとは?完璧な“肌”を目指す?『私が、生きる肌』×「アメリカンアパレル」コラボ決定シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第25回)セクシーな“ナイスミドル”俳優は誰?アントニオ・バンデラス、ブダペストの空港でスリ被害に遭う
2012年05月24日ペドロ・アルモドバルといえば、映画界屈指のファッショニスタと呼べるでしょう。抜群のセンスの持ち主ですが、それが本人のファッションに反映されているというよりも、映画の中の主人公やセット、小物などに、そのセンスは生きています。ファッショニスタが挑んだ、究極のモチーフ「肌」ご存じのとおり、これまでの作品でも、彼は様々なハイファッションを登場させてきましたが、最新作『私が、生きる肌』でもプラダ、シビラ、シャネル、ディオールなどのブランドが陰に日向に姿を見せています。なかでも、物語の鍵を握るのが、ジャン=ポール・ゴルチエの“スキン・スーツ”と、ドルチェ&ガッバーナの花柄ワンピース。アルモドバルならではの、ファッション論とも言えるものが見えてきます。前回のコラムでは、アルモドバルの描く愛、つまり他者をありのまま受け入れ、その尊厳を認める広い愛について語りました。実はそれは彼のファッション論にも通じるものがあります。ファッションとは、自分を表現するもの。奇抜なファッションに身を包んでいても、たとえ、男性なのに女装が好き、またはその反対でも、それこそが自己の表れ。人に迷惑をかけない以上、周囲からとやかく言われる覚えなどないということなのです。それは反対に、ファッションに大きな意義を感じている人たちにとって、意に沿わない服を着る(着せられる)ことほど屈辱的なことはないということ。そう考えると、ファッショニスタであるアルモドバルが、自らの肌を失い、人工皮膚を無理やり着せられるというモチーフに挑み、そこから見えてくる尊厳に関する物語に取り組んだことには、大いに納得ができるのです。アルモドバルはこのテーマについてこう語っています。「6年間の強制的な幽閉で、ベラは、とりわけ人間の身体にとって最も重要な部分――彼女自身の肌を失っていた。肌は他者と我々を分ける境界線である。それが我々の属す仲間を決定する。生物学的にも地理学的にも、肌が我々の感情を反映し、我々のルーツを映し出すのだ」。鍵を握る、ドルチェ&ガッバーナの花柄ワンピースファッショニスタにとって服が自らを反映する大切な存在であるように、全ての人にとって肌は感情を反映する重要な存在。恥ずかしくなったり、怒ったり、怖くなったり、楽しくなったりするたびに、私たちの肌は色、湿度、柔らかさを変化させていきます。もともと服は、そんなデリケートな肌を守るためのもの。その機能を考えると、「第二の肌」とも言える存在です。そこで、ゴルチエの衣裳の登場です。今回、彼が作った衣裳は、まさに第二の肌のような存在。ベラが冒頭からほぼ全編を通して着続けているのがこれです。身体の線にぴったりと沿ったボンデージ風の肌色のボディストッキングで、遠目に見ると、裸のように見えるのですが、近づくとその不自然さに気づくというもの。この演出こそ、このテーマについてのアルモドバルらしいファッション・アプローチと言えるのかもしれません。そして、ある意味では、このスーツで自分の気持ちを測ることもできるはず。考えてもみてください。いくら、「ジャン=ポール・ゴルチエのデザインした服だよ」と言われても、あのスキン・スーツを「着ろ」と言われて喜べるかどうか。もちろん、好みによって着たいという人もいるでしょうが、私には無理…。その気持ちを考えてみれば、ことの大きさは想像に難くありません。自らの肌をはぎ取られ、ロベル博士により人工の皮膚を与えられたベラの絶望と嫌悪は、自らの内面そのものとも言えるお気に入りの服をはぎ取られ、機能的とはいえ不本意な格好を押し付けられたファッショニスタの絶望や嫌悪と重なるのでしょう。もちろん、衝撃の度合いはかなり違うでしょうが。本作では、他者に“踏み込まれる”ことの残酷さを、自らの肌を失ったベラの視点を通して繰り返し描いていますが、冒頭では直接的にファッションを他者から押し付けられることの嫌悪を表現した場面も登場しています。物語のキーパーソンである若い男・ビセンテが、母の経営するブティックで意中の店員・クリスティーナにドレスを贈るシーンがそれ。そのドレスこそ、ドルチェ&ガッバーナの花柄ワンピースなのです。彼は、このドレスを着た彼女を見たいと言うのですが、クリスティーナはきっぱりと断ります。するとビセンテはその服の良さを強調し、なお薦めるのです。するとクリスティーナは「そんなに好きなら、自分で着れば」と言うのです。この場面は、物語の伏線として、別の意味でも非常に重要な役割を果たしているので注目していただきたいのですが、ファッショニスタの心情を表現しているという意味でも、クリスティーナの言葉はとても深い意味をもっているのです。自らの肌を失うことの残酷さだけが、本作のテーマではありません。はじめは絶望に満ちていた彼女が、あることに気づき始めるところから、物語はさらにアルモドバルらしさを増していきます。「ベラの肌は変わったが、彼女は自分自身であることを失ったわけではないのだ。このアイデンティティーと、そしてその傷つけることのできない性質が本作のもうひとつのテーマである。とにかく、自分の肌を失うことなど残酷極まりないことだ!(中略)だが、彼女は生来のサバイバーだった。多くの困難ののちに、彼女は“自分の肌の内側で生きることを学ぼう”と決心する。たとえそれがロベル博士に押しつけられた肌であったとしても」。このアルモドバル本人による解説から、たとえどんなに残酷な仕打ちを受けても、他者に尊厳は奪えないのだという強い主張が感じられます。そしてアルモドバルは、ベラがTVを通して出会うヨガのインストラクターにこんなことも言わせているのです。「我々全員が自分の深いところに、ほかの人間が触れることのできない場所を、自分の隠れ家をもっている。そこは唯一、自分が自由を感じられる場所。その場所にアクセスするために、ヨガには古代からのテクニックがあるのです」。そう、ベラはヨガによって救われるのですが、ここに東洋思想を持ってくるあたりに驚かされつつ、東洋に暮らす人間としては実に嬉しい気持ちに。突き詰めて考えれば、服も肌も、自分の一部でありながら、形のあるもの。形あるものは、いつかは無になる世の常を考えると、守るべきは自分の内面=尊厳であるというところに行き着くわけです。本人の意に沿わない何かを強制されることが残酷なのは、意志に含まれる価値観をも否定するからというのが、アルモドバルの理論なのかもしれません。服は単なるモノでありながらも、自己の表出。そこに尊重すべき価値観があるのなら、強制するのは残酷なことという理論、良くわかります。アルモドバルが提示する「オートクチュール」服についてだけ考えたとき、それは大した問題だと感じない人もいるかもしれません。学生時代、私の学校には制服があったのですが、それを規則通りに着ること、そもそも制服自体を着ることに抵抗していた同級生も数人いました。彼らがファッショニスタだったかどうかはわかりませんが、少なくとも何かを押し付けられ、「こうしなさい!」と言われることに嫌悪し、反発していたのでしょう。服、肌だけでなく、ものの考え方から、食べ物まで、人は自由に選びたいと思うものです。もちろん、自由には責任が伴いますから、学生には許されないことも多く、それとのせめぎ合いが彼らを多少苦しめたのかもしれません。ただ、今思い出してみると、全てをどうでもいいと思い始めたときに、自分を失い始めることに、彼らは早くから感づいていたのかもしれませんね。他者に自らのアイデンティティーを犯されることが、どれだけ残酷なことであり、それにも関わらず世界中でどれだけ頻繁に行われていることか。でも、そこから自分を守る方法は、自分の内面にあるということ。それをファッショニスタならではの視点で描きだしたアルモドバルの語り口に、またしても脱帽といったところです。今回、アルモドバルが扱ったハイファッションは、既存の高級ブランドではなく、“人工皮膚”という最高級オートクチュール。ただし、それは最高級だからといって、全ての人に最上の価値をもたらすものではありません。さて、あなたはアルモドバルが提示するオートクチュールをどう考えるでしょうか。(text:June Makiguchi)特集「追求!究極の愛と美。」■関連作品:私が、生きる肌 2012年5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開© Photo by Jose Haro © El Deseo■関連記事:アルモドバルが、生きる愛。「とんでもない奴ら」に裏打ちされた愛のかたちとは?完璧な“肌”を目指す?『私が、生きる肌』×「アメリカンアパレル」コラボ決定シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第25回)セクシーな“ナイスミドル”俳優は誰?アントニオ・バンデラス、ブダペストの空港でスリ被害に遭うゴルチエ×アルモドバルの完璧な“美”『私が、生きる肌』禁断の予告編解禁!
2012年05月21日ペドロ・アルモドバル。この名前を聞くと、条件反射的にどうしても胸が熱くなります。そんなファンは、決して少なくないことでしょう。映画業界にいて、年間何本もの映画を観て、その多くに期待を裏切られていても、決して期待することをやめないのは、彼のような映画作家が存在しているから。映画が与えてくれる多くの素晴らしい感情を、たっぷりと堪能させてくれるアルモドバル。今回もやってくれました。世界が待望した最新作『私が、生きる肌』で描かれているのは、マッド・サイエンティストよろしく、とある人物に自らの研究成果である人工皮膚を移植し、亡き妻そっくりに改造してしまう天才形成外科医・ロベルと、彼が囚人さながらに幽閉している実験対象であるベラの物語です。映画のキャッチ・コピーに「あなたは、これを愛と呼べるか――」とありますが、ここに描かれているひとつの愛は、自らの作品に恋してしまったマッド・サイエンティストの片思い。交通事故で全身にやけどを負った妻が自ら命を絶って以来、移植可能な人口皮膚の研究を行い、焼いても損なわれない皮膚の開発に歳月を費やしてきたロベルは、ベラを妻に似せるよう手術を行いながらも、妻の代理ではなく一人の女性としてべラに恋してしまうのです。自らが理想として作り出した“創作物”もしくは“怪物”に寄せる感情は愛なのか。それが愛だとしても、他者への愛なのか、はたまた自己愛なのか。意見は分かれるところでしょう。さらにはロベルがべラに行う、何とも無慈悲、無感情、思いやりのない行為の数々を見て、愛する人にこんなことができるものなのかという疑問もわいてきます。アルモドバルが今回描いた“衝撃の愛”、あなたはどう見るでしょうか。さて、確かにこの“衝撃の愛”にも心を揺さぶられるのですが、今回もう一つ注目したいのは、その愛よりも深いところで静かにうごめく、アルモドバルならではの愛情です。彼が発表してきた多くの作品に共通して描かれている“究極の愛”といったところでしょうか。それは言わば、“ジャッジしない愛”。これまで多くの作品で、個性の強い登場人物たちを描いてきたアルモドバルが、一貫して持っていたのが、彼らをありのままに受け入れている視線です。例えば、『セクシリア』(’82)ではニンフォマニアな女性を、『バチ当たり修道院の最期』(’83)では奇想天外な尼僧たち(麻薬中毒でレズビアンの尼長や官能小説を手掛ける尼僧など)を、『神経衰弱ぎりぎりの女たち』(’87)では復讐に狂った女性を、『アタメ』(’89)では異常な愛で結ばれるポルノ女優と精神病患者を、『ハイヒール』(’91)では女性歌手に憧れるゲイの判事や奇妙な愛情で結ばれた母娘を登場させてきました。『キカ』(’93)、『ライブ・フレッシュ』(’97)など、そのほかの作品を含め、不思議でない人物はいないほどです。そうそう『オール・アバウト・マイ・マザー』(’98)に出てくるゲイの父親や、彼との子供を宿したエイズ患者の尼僧、性転換したアングラードなども印象的です。いずれの作品においても、個性の強い人々を非難するような語り口は出てこないし、彼らのしでかすとんでもない事件にも、批判めいた表現は一切登場しないことは、誰もが同意するところでしょう。彼らのように社会にすんなりと馴染めない人々をも、断罪せず、ありのままを受け入れる。どんなワケありの人にも注がれる優しい視線。アルモドバル作品を観続けていると、その愛をひしひしと感じることができます。世間では「とんでもない奴ら」と一言で片づけられてしまいそうな人々にも、尊厳があるのだと静かに訴えているかのようです。作品の中で貫かれているこの慈悲深いものを愛と呼ばずして何と呼びましょうか?その愛は、まるで母親が子供に向ける愛のようでもあります。彼の作品には、多くの母親たちが登場しますが、『ハイヒール』、『オール・アバウト・マイ・マザー』、『ボルベール<帰郷>』(’06)などが分かりやすい例でしょう。ここに登場する母親たちは、時に命すら捧げ、子供たちを無条件に受け入れ、守ってきました。例え、子が法を犯していても、倫理的に褒められはしないとしても。母親とは、多かれ少なかれ、そういうもの。世界中の全員がわが子の敵になったとしても、自分だけはこの子の味方であるというような覚悟を持つ者、それが母なのでしょう。アルモドバルの作品で、母親的愛情を体現する者は、決して本当の母親である必要はありません。慈悲深いマリアのような存在として描かれているのです。彼女たちの視点は、まるでアルモドバルの視点そのものです。『私が、生きる肌』に出てくる狂気の医師・ロベルにすら、観ている者が憐みに似たものを感じてしまうのは、その視点ゆえかもしれません。アルモドバルは、ロベルを演じるアントニオ・バンデラスには無表情を求めたという話も興味深いもの。「私が見せようとしたのは、ロベル博士の邪悪さではなく、むしろ彼の完璧な感情の欠如だった。精神を病んだ者たちを定義するものは、彼ら自身が“他人”の立場になれないことである。だから、彼らは想像を絶する残虐行為ができるのだ。他人の痛みを感じることも想像することもできない。彼のような人物はサディストではない。彼らは痛みを引き起こすことを楽しんではいない。ただ、彼らは自分の犠牲者の痛みがどんなものかを知らないだけだ」とアルモドバル。母性とは他人の痛みを感じ取ること。そんな母性のような愛情で、こんな男にすら理解を示し、ためらうことなく彼の共犯者となるマリリアという母親的存在を添えるなんて、やはりアルモドバルの懐の深さの表れなのでしょう。母親の愛は、包み込む愛でもあります。この包容力こそが、アルモドバル自身が理想とする愛であり、人生の原風景にして、映画づくりの原動力。映画には、それがキャラクターそのものや、そしてキャラクターを見つめる視点として反映されているにすぎないのかもしれません。どんなに社会からけむたがられ、虐げられ、差別されてきた者にも、愛情深い姿勢を示してきたアルモドバル。彼が示してきた無条件の愛は、「人には、何者にも奪うことのない尊厳というものがある」という理解から生まれているのだと思うのです。実は「人には、何者にも奪うことのない尊厳というものがある」というテーマこそがまさに、『私が、生きる肌』の中核ともなっているテーマなのです。この作品に描かれているアルモドバルの愛、そして人間の尊厳。その先には、彼のファッション哲学も見えてくるのですが、これについてはVol.2で。(text:June Makiguchi)特集「追求!究極の愛と美。」■関連作品:私が、生きる肌 2012年5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開© Photo by Jose Haro © El Deseo■関連記事:完璧な“肌”を目指す?『私が、生きる肌』×「アメリカンアパレル」コラボ決定シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第25回)セクシーな“ナイスミドル”俳優は誰?アントニオ・バンデラス、ブダペストの空港でスリ被害に遭うゴルチエ×アルモドバルの完璧な“美”『私が、生きる肌』禁断の予告編解禁!第65回英国アカデミー賞発表、『アーティスト』が作品賞ほか7冠で圧勝!
2012年05月15日究極の愛と美を追求し続けるスペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督が贈り出す問題作『私が、生きる肌』が5月26日(土)より公開となる。タイトルにもある通り、“肌”が重要なモチーフとなっている物語にちなんで、このほどファッションブランド「アメリカンアパレル」とのコラボレーションが実現。さらに、監督の“肌”へのこだわりを物語るようなメイキング写真がシネマカフェに到着した。現在公開中の『長ぐつをはいたネコ』でも活躍中のラテンの貴公子、アントニオ・バンデラスが演じる天才医師が、執念で完成させた“完璧な肌”を用いて亡き妻そっくりの美女を創り上げる姿を通して、鬼気迫る愛を表現した本作。アルモドバルの新たなミューズ、エレナ・アナヤがその完璧な肢体と“肌”で観る者を魅了する。今回、本作とコラボレーションを組むこととなった「アメリカンアパレル」はその豊富なアイテムと色のバリエーションで均一化、統一化したデザインが、カジュアル派の女性を中心に支持を集めているブランドの一つ。原色を多用した色彩美と“肌”をテーマにした本作のイメージに合わせて、カラフルなストッキング「オペークパンティホーズ」をタイアップ商品として、割引キャンペーン展開が実施されることが決定。さらに、公開初日には対象劇場にて、様々なレザーと色で展開するレザーキーチェーンの嬉しいプレゼントサービスも。アルモドバルがこだわりにこだわった、誰もが見とれるような“肌”。あなたもぜひ、好きなカラーを楽しみながら、美しき肌を目指してみては?『私が、生きる肌』は5月26日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて順次公開。■劇場鑑賞券提示 割引サービス実施期間:5月14日(月)~6月30日(土)実施店舗:「アメリカンアパレル」代官山店、渋谷レディース店、渋谷メンズ店、自由が丘店、心斎橋店対象商品:オペークパンティホーズ(ストッキング)※定価1,500円を映画鑑賞券掲示で30%オフ■公開初日初日プレゼント対象商品:レザーストラップキーチェーン実施劇場:TOHOシネマズシャンテ、シネマライズ、TOHOシネマズ梅田■関連作品:私が、生きる肌 2012年5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開© Photo by Jose Haro © El Deseo■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第25回)セクシーな“ナイスミドル”俳優は誰?アントニオ・バンデラス、ブダペストの空港でスリ被害に遭うゴルチエ×アルモドバルの完璧な“美”『私が、生きる肌』禁断の予告編解禁!第65回英国アカデミー賞発表、『アーティスト』が作品賞ほか7冠で圧勝!究極の問題作で描かれるのは“究極の愛”?『私が、生きる肌』ポスター解禁!
2012年03月28日フランス観光開発機構による「感動大国、フランス。」と銘打ったキャンペーンの記者発表会が3月21日(水)、都内で開催され、俳優の竹中直人と写真家・映画監督の蜷川実花がフランス観光親善大使に就任した。現在、フランスを訪れる観光客は年間約7,800万人でそのうち日本人観光客は60万人と、フランスにおける外国人観光客の重要な位置を占めている。こうした事実を踏まえ、フランス観光開発機構はエールフランス航空を始めとするパートナーと共にフランス観光キャンペーンを展開。親善大使は旅行先としてのフランスのPR活動を行う。クリスチャン・マセ駐日フランス大使より「日仏両国の懸け橋になっていただきたい」という言葉と共に任命状を受け取った2人。プライベートで20回以上フランスを訪れているという蜷川さんは「写真などを通じてフランスの良さを伝えられたらと思いますし、フランスのみなさんにも日本について伝えたい」と意欲を語る。「まさか自分が親善大使になるなんて想像していなかったのでびっくり(笑)!」と語る竹中さんだが、敬愛するレオス・カラックス監督や、フランスで活躍し、竹中さん自身もドラマで演じたこともある藤田嗣治画伯の名を挙げ、大使就任の喜びを語った。これまでのフランス体験をふり返り、蜷川さんは「女性なら誰でもそうでしょうが、やっぱりパリが好き!何回行っても発見があるし、自分の年齢によっても見えてくるものが違うので幾つになっても行きたい街ですね」と語る。仕事でパリを撮ったこともあるが「パリ自体が美し過ぎて、それだけで完璧なので撮るのが難しい。写真家泣かせの街です」とも。すでに何度も足を運んでいるだけに自分なりの楽しみ方も確立しているようで「公園をグルグル回ることが多いですね。あとは『今日は美術館』とか決めて、贅沢な過ごし方を楽しんだりしてます」と明かした。一方の竹中さんは「カラックスが大好きなので(映画『ポンヌフの恋人』の舞台である)ポンヌフは必ず行っちゃいますね…そう言ってる自分に照れますが(笑)。あとはモディリアーニも好きなのでモンパルナスに行くと興奮します!」と語るなど、やはり芸術家たちの足跡が気になるよう。ちなみに、竹中さんは自身の監督デビュー作『無能の人』が第13回ナント三大陸映画祭において審査員特別賞およびナント市賞を受賞しているが、このとき竹中さん自身はナントを訪れることができなかったそうで「プロデューサーが行ったんですが、とても良いところだと聞いてるのでぜひ行ってみたい」と希望を明かした。蜷川さんは「モン・サン=ミシェルに行ったことがないので行ってみたい。まだまだ行ったことがないところは多いし、いろんなところに行きたい」と意欲を燃やしていた。■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.ヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会■関連記事:竹中直人“ネコ役”続投に安堵「小栗くんに変わると思っていた」ネコ好きもイヌ好きも虜にしてしまう!?“長ぐつをはいたネコ”プスのネコたる魅力アントニオ・バンデラス、ブダペストの空港でスリ被害に遭うプス&キティ、情熱のネコダンス!『長ぐつをはいたネコ』ダンスバトルのゆくえは…?下着姿で佇むエリカ様、掟破りの過激さ!『ヘルタースケルター』特報映像が解禁
2012年03月21日大人気シリーズ『シュレック』から飛び出した“長ぐつをはいたネコ”ことプスを主人公に迎えた映画『長ぐつをはいたネコ』が3月17日(土)、全国で封切られ、日本語吹き替え版の声優を務める竹中直人と勝俣州和が東京・新宿ピカデリーで初日舞台挨拶を行った。無実の罪を着せられ、故郷の町を追われたプス(竹中さん)が、孤児院で育った兄弟分の不思議な卵のハンプティ・ダンプティ(勝俣さん)と一緒に大冒険を繰り広げる本作。竹中さんがプスを演じるのは『シュレック2』(’04)から数えて今回が4回目だが、プスがシュレックと出会う以前を描いているだけに「若い頃のお話だと聞いて、僕は役を降ろされて小栗くん(小栗旬)とかに変わると思っていた」と心配もあったのだとか。それだけに、晴れて“ネコ役”の続投が決まって安堵の表情だった。一方、勝俣さんは意外にも本格的な声優は初めての体験。「アフレコの2日目までドッキリだと思っていた。まさかみなさん“ドッキリ”の看板を持っていないでしょうね」と客席に念を押し、笑いを誘った。見事な声優ぶりに、相棒・竹中さんも「初めてとは思えない」と太鼓判だ。そこに登場したのが、本作のスペシャル応援隊長を務める子役・本田望結ちゃん。昨年、社会現象を巻き起こしたドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ)の次女役で注目を浴びた望結ちゃんは、ダンスユニット“長ぐつ隊”のリーダーとして、本作のプロモーションでも大活躍していた。この日は初めて竹中さん&勝俣さんコンビと対面し「すっごく会いたくて、ずっとこの日を楽しみにしていました」と挨拶。勝俣さんは「僕や竹中さんより、ずっとしっかりしている!」と感心しきりだった。そして、望結ちゃんも念願だったという“長ネコダンス”を竹中さん、勝俣さんと一緒に披露し「竹中さんは100点、勝俣さんも100点で2人合わせて200点です!」と大喜び。「めちゃくちゃ楽しかった。息が切れちゃったけど」(竹中さん)、「僕は卵の役だったので、今日初めてネコの気持ちになれて楽しかった」(勝俣さん)と大人たちも負けじとダンスを満喫していた。さらに、共に3月生まれの竹中さん&勝俣さんに、望結ちゃんから特製“長ネコケーキ”のプレゼントも!2人は思わぬサプライズプレゼントにメロメロになっていた。『長ぐつをはいたネコ』は全国にて公開中。■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ネコ好きもイヌ好きも虜にしてしまう!?“長ぐつをはいたネコ”プスのネコたる魅力アントニオ・バンデラス、ブダペストの空港でスリ被害に遭うプス&キティ、情熱のネコダンス!『長ぐつをはいたネコ』ダンスバトルのゆくえは…?「ミタ」次女・本田望結ちゃん「学校でもみんなに『希衣ちゃん』って呼ばれます」猫ひろし、猫神社での映画ヒット祈願に猫を抱いて登場するも実は猫アレルギー!
2012年03月18日「猫」が登場する映画と言えば、あなたが思い浮かべるのは何?『耳をすませば』(’95)のフンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵(通称バロン)、『魔女の宅急便』(’89)のジジなどの猫キャラクター、または『グーグーだって猫である』(’08)や『ネコナデ』(’08)など“猫愛”にあふれた映画は数あれど、こちらの主人公はこれまでの猫キャラクターを覆す魅力を放っている。その猫とは、大人気シリーズ『シュレック』から飛び出した“長ぐつをはいたネコ”ことプス。映画『長ぐつをはいたネコ』を実際に観た人が感じたプスの魅力とは?公開に先駆けて行なわれた試写会で調査を行なった。シュレックと出会うずっと前の波乱に満ちたプスの生い立ちの秘密を描く本作。孤児院で幸せに暮らしていたプスはある日、兄弟分で卵のハンプティを助けようとして無実の罪を着せられ、お尋ね者になってしまう。“失われた絆”を取り戻すため、プスは伝説の秘宝を求めてハンプティと謎の美女猫・キティと共に、宝探しの冒険へと旅立つのだが…。『シュレック』シリーズでは、スマートな体と頭のキレで相手の攻撃も難なく交わすクールさと、時にその可愛さを武器にするずる賢さが何とも憎めず、むしろ一番人気を集めていたプス。本作でもその魅力はもちろん健在で、試写会に来場した人のほとんどが『シュレック』シリーズを手がけるドリームワークス・アニメーション作品を観たことがあるという中で、ほかのキャラクターと比べてプスを「一番カッコイイ」、「一番かわいい」と答える人が多数見られた。では、プスの何がカッコイイのか?「プスの魅力」を選んでもらったところ、一番多かったのが「正義の心」との回答。猫というと、犬を嫌う高飛車なキャラであったり、ネズミを執拗に追いかけるイジワルなキャラで描かれることも少なくないが、プスはそれとは別次元の“弱い者の味方”。幼少期に永遠の兄弟を誓ったハンプティ・ダンプティを身を呈していじめっ子から助ける姿に感動した人も多かったようで、「強くて勇気のあるパワーをいつもみんなのために使う姿がカッコイイ」(40代女性)という声も。さらに、プスの魅力として多く挙げられたのが「猫らしい行動」と「ウルウル光線」。前者は映画の随所に盛り込まれているが、中でも注目していただきたいのは、謎の美猫・キティとラテンビートに乗せて舞いを披露するシーン。猫ならではの習性がダンスに散りばめられてるので、要チェック!実際に「ネコ好きにはたまらなかった。“ネコあるある”が盛りだくさんで楽しかった!」(20代女性)、さらには「犬派なのに猫の魅力に圧倒されてしまった」(20代女性)という感想が寄せられた。そして「ウルウル光線」とは、まさにプスの得意技。「低い声のかっこよさとウルウルの目のギャップにやられる!」という声が多かったが、実はプスの振る舞いには人間の男性も見習いたくなる“ツンデレ”技が隠されているのだ。では、かわいらしさとカッコ良さを巧みに使い分ける彼には弱点なし?と思いきや、セクシーなメス猫にはとことん弱い…と、人間味あふれるプス。ぜひ、あなたもその虜になってみては?『長ぐつをはいたネコ』は3月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:アントニオ・バンデラス、ブダペストの空港でスリ被害に遭うプス&キティ、情熱のネコダンス!『長ぐつをはいたネコ』ダンスバトルのゆくえは…?「ミタ」次女・本田望結ちゃん「学校でもみんなに『希衣ちゃん』って呼ばれます」猫ひろし、猫神社での映画ヒット祈願に猫を抱いて登場するも実は猫アレルギー!A・バンデラス、サルマ・ハエックとの相思相愛明かす『長ぐつをはいたネコ』の裏話
2012年03月16日『シュレック』シリーズの人気キャラクターを主役にした『長ぐつをはいたネコ』が17日(土)から日本公開になる前に日本語吹替え版でプスの声を務めた竹中直人と、プスの相棒ハンプティ・ダンプティの声を務めた勝俣州和がインタビューに応じた。『シュレック』シリーズよりプスの声を演じてきた竹中は、以前よりウワサは出ていたものの、正式にプスが主人公の作品が作られると知って「本当に実現するなんて思ってもみなかったですし、アントニオ・バンデラスとかたちは違えど共演できるのはうれしかった」と振り返る。竹中は本作のほかにも『機動警察パトレイバー2 the movie』の荒川茂樹役や、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』の金獅子のシキ役などアニメの吹き替えも務めているが「声優は本当に奥深い仕事だと思っていて、憧れはあるけど自分に話は来ないと思っていました。画面のキャラクターのリズムに合わせていかないとならないですから、芝居以上に集中力がいるし、何とも言えない緊張感があって楽しいですね」と語る。一方の勝俣は声優初挑戦。それもハリウッド大作の主要キャストだ。「話が来たときは絶対にウソかドッキリだと思ってました」と笑顔を見せる勝俣だが、実際に収録に入ると予想を上回る楽しさが待っていたという。「過去に何回かドラマに呼んでいただいたんですけど、僕の印象が強すぎて、どんな役をやっても“勝俣州和”になっちゃうんです。今回はハンプティの姿があることで役に成りきれましたし、役に入っていける瞬間もあった。だから、何十回録り直しがあってもツラいどころか楽しくてしかたなかったです」。そんなふたりが演じるプスとハンプティは孤児院育ちの幼なじみ。偶然の出会いから友情を築き、同じ夢に向かって二人三脚で歩むも、ある事件を機に袂を分かつ。本作は豪快な大冒険を描いたアドベンチャー大作だが、大人の観客の胸をうつ“男の友情ドラマ”でもある。勝俣が「ふたりは不器用だから、ぶつかっちゃうんですよね。この物語は大人も感動すると思います」と語れば、竹中も「重要なのは、ふたりの過去を描いた回想シーン。あのシーンがあることで映画の奥行きが変わってくるし、ふたりの出会いも丁寧に描かれているんです」と説明する。ちなみに本作は、大人の観客も存分に楽しめるクオリティを備えているだけあって、すでに全世界47か国でナンバーワンヒットに輝いており、続編の製作も期待されている。竹中は「第二弾を是非やりたいし、次にどんなキャラが出るのか楽しみですよね。地球が無事な限りは続けたい! 勝俣君を声優として放っておくわけにはいかないですし!」と意気込みを語り、勝俣は「この年齢で新しい分野に挑戦できるのはワクワクします。できれば竹中さんとは実写でもコンビを組みたいです!」と笑顔を見せた。『長ぐつをはいたネコ』3月17日(土) 3Dロードショー(一部劇場をのぞく)
2012年03月15日『シュレック』シリーズの人気キャラクターを主役にした『長ぐつをはいたネコ』が3月17日(土)から日本公開されるのに先がけ、主人公プスがファンにはおなじみの“ウルウル目”を披露する本編映像が公開された。“ウルウル”動画はこちら本作で描かれるのは、“長ぐつをはいたネコ”ことプスが、シュレックに出会う前の話。彼が相棒のハンプティ・ダンプティ、キティと共に“黄金の卵”を産むと噂されているガチョウを手に入れるために大冒険を繰り広げる姿が、3Dアニメーションで描かれる。素早い身のこなしと、巧みな剣さばき、そしてどんな錠前も一瞬で開けてしまう“カギ爪”であらゆるピンチを脱してきたプスだが、実は彼の最大の武器は“ウルウル目”だ。ネコの魅力を最大に発揮する彼は、人間相手に大きな黒目がキュートな“ウルウル目”を披露し、人間がその可愛さにメロメロになっているスキに窮地を脱してきた。このほど公開された映像でも、牢屋に閉じ込められたプスが、看守を相手に“ウルウル目”を仕掛け、牢から脱出しようとする場面が描かれている。プスの声を演じたアントニオ・バンデラスが「プスはどこか謎めいて二面性のあるキャラクターだと思う。それが面白いんだ」と語るとおり、プスの魅力はクールなカッコ良さと、ネコ好きにはたまらない愛らしさがクルクルと入れ替わる部分にある。彼が主人公になった『長ぐつをはいたネコ』では、そのカッコいい面/愛らしい面両方をこれまで以上に楽しむことができそうだ。『長ぐつをはいたネコ』3月17日(土) 3Dロードショー(一部劇場をのぞく)
2012年03月13日『シュレック』シリーズのスピンオフ作『長ぐつをはいたネコ』(3月17日より日本公開)で主人公・プスの声を務めるアントニオ・バンデラスがハンガリーの空港でファンに囲まれた隙にスリに遭っていたことが明らかになった。アントニオは4日、ハンガリーの首都・ブダペストのリスト・フェレンツ空港に降り立った。到着ロビーに待ち構えていた大勢のファンに揉みくちゃにされながら、待機していたリムジンにようやく乗り込んだところ、財布がなくなっていることに気づき、警察を呼んだという。被害金額などは不明である。オーストリアの英字新聞「Austrian Times」紙によると、ブダペストの警察はプロの集団がファンの中に紛れ込み、アントニオの財布を狙って犯行に及んだと見ている。(text:Yuki Tominaga)© Retna/AFLO■関連作品:私が、生きる肌 2012年5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開© Photo by Jose Haro © El Deseo長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:プス&キティ、情熱のネコダンス!『長ぐつをはいたネコ』ダンスバトルのゆくえは…?「ミタ」次女・本田望結ちゃん「学校でもみんなに『希衣ちゃん』って呼ばれます」猫ひろし、猫神社での映画ヒット祈願に猫を抱いて登場するも実は猫アレルギー!A・バンデラス、サルマ・ハエックとの相思相愛明かす『長ぐつをはいたネコ』の裏話ゴルチエ×アルモドバルの完璧な“美”『私が、生きる肌』禁断の予告編解禁!
2012年03月09日『シュレック』シリーズの人気キャラクターを主役にした『長ぐつをはいたネコ』が3月17日(土)から日本公開になる前に、本作の本編映像の一部が公開された。“伝説のネコ”と呼ばれ、クールな一面を見せたかと思えば、ネコ好きにはたまらない愛らしい表情も見せる本作の主人公プスの魅力が垣間見える映像だ。『長ぐつをはいたネコ』特別映像『長ぐつをはいたネコ』で描かれるのは、“長ぐつをはいたネコ”ことプスが、シュレックに出会う前の話。彼が相棒のハンプティ・ダンプティ、キティと共に“黄金の卵”を産むと噂されているガチョウを盗むために大冒険を繰り広げる姿が、3Dアニメーションで描かれる。このほど公開された映像は、“黄金の卵”を産むガチョウがいるという国へ行くために必要な“魔法の豆”のありかを知ったプスが、凶暴なジャック&ジルが泊まっている宿に忍びこむ場面。こっそりとツメで窓ガラスをあけて侵入するも、謎の覆面ネコの邪魔が入り、プスと覆面ネコは華麗な追跡劇を展開する。映像ではプスが高所からベッドへと飛び移る際の身のこなしや、怒った時の威嚇の声、さらに高い屋根を縦横無尽に駆け回る姿などで、彼のカッコよさと、ネコ好きにはたまらない愛らしさの両面を楽しむことができる。本作でも日本語吹替版は主人公プスの声を俳優の竹中直人が担当。『シュレック』シリーズからプスの声を演じ、オリジナル版のアントニオ・バンデラス同様、ファンの間で定評のあるキャストだ。このほど公開された映像は短い時間だが、プスを演じる竹中の渋いトーン、少しトボけた言い回し、さらに活劇をグッと盛り上げる掛け声のすべてが収録されており、画だけでなく“音”も楽しめる内容に仕上がっている。『長ぐつをはいたネコ』3月17日(土) 3Dロードショー(一部劇場をのぞく)
2012年03月01日『シュレック』シリーズきっての人気キャラクター、“長ぐつをはいたネコ”ことプスの知られざる生い立ち、仲間との大冒険を描いた3Dファンタジー『長ぐつをはいたネコ』が3月17日(土)より公開となる。『シュレック』シリーズからの続投で主人公・プスの声優を担当するのは、アントニオ・バンデラス。そして彼と共に冒険に出る謎の美女猫・キティをセクシーに演じるのはサルマ・ハエック。これまで幾度もの共演をしてきた息ピッタリの2人だが、その相思相愛ぶりを伝えるエピソードが。通常一人で行う音声収録“プレスコ”を、アントニオたっての希望で異例の2人同時で挑んだことが明らかになった。アントニオとサルマの初共演は1995年に公開されたラテン復讐劇『デスペラード』。2人はギャングに追われながらも惹かれあう男女を熱演し、その8年後に公開された続編『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』まで5度にわたる共演を果たしている旧友の仲。『デスペラード』シリーズ以来8年ぶりの共演となったが、ブランクを感じさせない息の合った演技で、クールで伊達男なプスと彼が一目惚れするセクシーなキティのロマンスを魅力たっぷりに演じている。ドリームワークス・アニメーションが映画製作で採用している“プレスコ”とは、先に音声を収録しそれに合わせて画を製作していく方法で、完璧に音声と動作を画に合致させ、映画のクオリティを高めるために、レコーディング時は一人の声優で行うのが通例となっている。だが今回、アントニオは「サルマは20年近く一緒に仕事をしてきた大切な友人だ。ほかの役者と一緒にレコーディングをしたいと申し出たのは、今回が初めてだ」と言い、「サルマとは相性が良いし、特にケンカの場面はカメラの前でも息がピッタリだからね。僕らには独特のリズムがあって、アドリブも効く」とサルマとの絶妙な相性について明かしてくれた。一方、サルマも「アントニオのプスは最高だわ。彼はプスを演じるために生まれてきたような人」とアントニオの演じるプスに惚れ惚れといった様子。「それぞれ忙しいし、いる場所もバラバラなので、スケジュールを合わせられてレコーディングを一緒にすることができて幸せ。アドリブもたくさん作品にも使ってもらった。プスを演じている彼が大好きだし、彼がいなくても、プスとして彼がどんなことを言うか手にとるように分かったんです」と共演の喜びを語っている。監督を始め周囲のスタッフも大絶賛したという信憑性の高いアントニオとサルマの関係、2人が作り出すラテンな香り漂うロマンスに期待!『長ぐつをはいたネコ』は3月17日(土)より全国にて公開。■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年3月17日より全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ネコ史上最大の大冒険!『長ぐつをはいたネコ』独占試写会に20組40名様ご招待人間以上にバトル過熱化?巨匠&名優が擁立する、アカデミー賞級の“犬”たち竹中&勝俣、「家政婦のミタ」次女との共演にノリノリ!ガガのラテンビートに乗せてネコたちが踊る!『長ぐつをはいたネコ』特別映像が到着『長ぐつをはいたネコ』、ジョニーらの競合を抑えハロウィン新記録のヒットスタート
2012年02月18日先日、英国アカデミー賞を獲得したスペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督の最高傑作との呼び声高い『私が、生きる肌』の予告編が到着!誰も観たことのない“究極の問題作”と言っても過言ではない、本作の危険すぎる世界観が明らかとなった。妻を亡くした天才外科医・ロベルは、以来、妻を救えるはずだった“完璧な肌”の開発に執念を燃やしていた。そして彼は監禁した“ある人物”の肉体にこの開発中の人工皮膚を移植し、ベラ・クルスという亡き妻にそっくりの美しき女性を創り上げるのだった…。スリリングな旋律と共に幕を開ける、アルモドバルの世界。そこには、一見異様な肌色のボディ・ストッキングを肢体にまとい、しなやかにヨガの瞑想に耽っているヒロイン・ベラの姿がある。そして、そんな彼女をロベルは文字通り監視し、自らの手で創り上げた美女に亡き妻の姿を重ね合わせ、狂気に似た欲望をぶつけていく。一体、このベラとは何者であり、なぜロベルは“彼女”を選んだのか…?こちらの予告編を観ると、数々の疑問が浮かび上がる。良心の呵責を失ったロベルを演じるのは、アルモドバルと22年ぶりの再タッグとなるアントニオ・バンデラス。近作では見られない怪演ぶりがまず目を引くが、彼以上に観る者を惹きつけるのが、完璧な肢体に“肌”をまとったミューズ、エレナ・アナヤ。実は、彼女の体の美しさを余すところなく強調するこのボディスーツ、手がけているのがかの有名デザイナー、ジャン=ポール・ゴルチエ。ゴルチエ氏といえば、過去にもミラ・ジョヴォヴィッチの出世作である『フィフス・エレメント』でミラが着用したボディスーツや、『コックと泥棒、その妻と愛人』でヒロインが着用したセクシーな黒のボディスーツ、マドンナのミュージックビデオ「Frozen」でマドンナが着用した漆黒のドレスなど、数多くのアーティストやクリエイターと組み、衣裳デザインを手がけてきた奇才。アルモドバル監督と手を組むのは、『キカ』(’93)、『バッド・エデュケーション』(’04)に続き3作目となる。今回もアルモドバルが創り上げた完璧な色彩美と見事な融合を果たしている。スリリングで官能的な男と女の駆け引き、2人の関係に潜む“謎”、そしてアルモドバル×ゴルチエが創り出した完璧な美。まずはこちらの映像で思う存分堪能してみて。『私が、生きる肌』は5月26日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:私が、生きる肌 2012年5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開© Photo by Jose Haro © El Deseo■関連記事:第65回英国アカデミー賞発表、『アーティスト』が作品賞ほか7冠で圧勝!究極の問題作で描かれるのは“究極の愛”?『私が、生きる肌』ポスター解禁!鬼才ペドロ・アルモドバル、史上最大の“問題作”『私が、生きる肌』公開決定!
2012年02月16日12日、第65回オレンジ英国アカデミー賞授賞式が開催され、これまでの賞レースでも圧勝のフランス発のモノクロのサイレント映画『アーティスト』が作品賞のほか、主演男優賞(ジャン・デュジャルダン)、監督賞(ミシェル・アザナヴィシウス)など全7部門を制覇、2週間後に発表されるアメリカのアカデミー賞に王手をかけた。トーキー移行期のハリウッドを舞台にした『アーティスト』は作品賞、主演男優賞、監督賞のほか脚本賞、音楽賞、撮影賞、衣裳デザイン賞を受賞した。主演女優賞を獲得したのはメリル・ストリープ。『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』で英国初の女性首相となったマーガレット・サッチャー女史を熱演、ゴールデン・グローブ賞映画ドラマ部門に続く快挙となった。助演男優賞は『人生はビギナーズ』のクリストファー・プラマー、助演女優賞は『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のオクタヴィア・スペンサーが受賞。マーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』は音響賞と美術賞を受賞、またスコセッシ監督は英国映画テレビ芸術アカデミーから名誉賞を贈られた。外国語映画賞はペドロ・アルモドバル監督、アントニオ・バンデラス主演の『私が、生きる肌』が獲得。自国作品を対象にした優秀英国映画賞はゲイリー・オールドマン主演の『裏切りのサーカス』が受賞、同作は脚色賞にも輝いている。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は視覚効果賞を受賞した。主な受賞結果は下記の通り。<作品賞>『アーティスト』<監督賞>ミシェル・アザナヴィシウス(『アーティスト』)<オリジナル脚本賞>ミシェル・アザナヴィシウス(『アーティスト』)<脚色賞>ブリジット・オコナー、ピーター・ストローハン(『裏切りのサーカス』)<主演男優賞>ジャン・デュジャルダン(『アーティスト』)<主演女優賞>メリル・ストリープ(『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』)<助演男優賞>クリストファー・プラマー(『人生はビギナーズ』)<助演女優賞>オクタヴィア・スペンサー(『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』)<オリジナル音楽賞>リュドヴィク・ブルス(『アーティスト』)<撮影賞>ギヨーム・シフマン(『アーティスト』)<美術賞>ダンテ・フェレッティ、フランチェスカ・ロスキアーヴォ(『ヒューゴの不思議な発明』)<衣裳賞>マーク・ブリッジス(『アーティスト』)<優秀英国映画賞>『裏切りのサーカス』<メイクアップ&ヘア賞>マレーズ・ランガン、マーク・クーリエ、J・ロイ・へランド(『マーガレット・サッチャー鉄の女の涙』)<音響賞>フィリップ・ストックトン、ユージン・ジーティ、トム・フレッシュマン、ジョン・ミッジリー(『ヒューゴの不思議な発明』)<視覚効果賞>ティム・バーク、ジョン・リチャードソン、グレッグ・バトラー、デヴィッド・ヴィッカリー(『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』)<英国映画脚本、監督、プロデューサー新人賞>『Tyrannosaur』(原題)<外国語映画賞>『私が、生きる肌』(スペイン)<アニメーション作品賞>『ランゴ』(text:Yuki Tominaga)■関連作品:第84回アカデミー賞 [アワード] 2012年2月26日(現地時間)、ハリウッド・コダックシアターにて授賞式が開催© AMPASアーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilmマーガレット・サッチャー鉄の女の涙 2012年3月16日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2011 Pathe Productions Limited , Channel Four Television Corporation and The British Film Institute.裏切りのサーカス 2012年4月21日TOHOシ ネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国順次公開© All rights reserved. © 2010 StudioCanal SA.ヒューゴの不思議な発明 2012年3月1日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.私が、生きる肌 2012年5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開© Photo by Jose Haro © El Deseoヘルプ~心がつなぐストーリー~ 2012年3月31日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2011 DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.■関連記事:クロエ・G・モレッツ独占映像インタビュー到着!巨匠との初競演は「夢みたいだった」究極の問題作で描かれるのは“究極の愛”?『私が、生きる肌』ポスター解禁!メリル・ストリープ圧巻の演技!『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』試写会に10組20名様ご招待『マネーボール』のジョナ・ヒル、ダイエット成功の鍵は「日本食」『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のテイラー監督、WGAWポール・セルヴィン賞受賞
2012年02月13日スペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督の待望の最新作であり、公開前から「究極の問題作」として注目を集めている『私が、生きる肌』。ジャンル分け不可能とのうわさも聞こえてくる“究極の愛”を描いた本作のポスターがこのほど解禁になった。主人公は天才的な形成外科医・ロベル。彼はかつて非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった画期的な人工皮膚“完璧な肌”を造ることに執念を燃やしていた。そして、ついに“ある人物”を実験台に、あらゆる良心の呵責を失った彼は開発中の人工皮膚を移植。亡き妻をこの世に“再現”しようと試みるのだが…。『オール・アバウト・マイ・マザー』や『トーク・トゥ・ハー』などの傑作映画を通して「愛とは何か?」を提示してきたアルモドバル監督。本作ではその集大成とも言うべき“究極の愛”を提示しラブストーリー、ミステリー、スリラー、人間ドラマ、エロス、バイオレンス、そして究極の美を詰め込んだ「ジャンル分類不能」の怪作に仕上げた。アントニオ・バンデラス演じる、愛妻を再現しようとする主人公・ロベルはおぞましいまでの執念を持ったマッド・サイエンティストといったイメージだが、その実験台として彼が選んだ美しい女・ベラは一言で言うと“謎”の存在。彼ら2人にはまだ明かされていない多くの秘密がありそうだが、今回、解禁となったポスターに記される「あなたは、これを愛と呼べるか――」という言葉が意味するものは?アルモドバル監督の最高傑作との呼び声高い本作で、今度は世の中に何を提示するつもりなのか?期待は膨らむばかりだ。『私が、生きる肌』は、5月26日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開。■関連作品:私が、生きる肌 2012年5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開© Photo by Jose Haro © El Deseo■関連記事:鬼才ペドロ・アルモドバル、史上最大の“問題作”『私が、生きる肌』公開決定!
2012年02月10日『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』などの作品で知られる映画作家ペドロ・アルモドバルの最新作『私が、生きる肌』が、5月26日(土)から日本公開されることが決定した。その他の情報『私が、生きる肌』の主人公は、非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった“完璧な肌”を創造するべく人工皮膚の開発に執念を燃やす天才形成外科医のロベル。映画は、彼がひとりの女性を監禁し、開発中の人工皮膚を用いて“亡き妻そっくりの美女”を創り上げる過程を鮮烈なタッチで描いていく。主演を務めるのは1982年にアルモドバル監督作品で俳優デビューを果たしたアントニオ・バンデラス。本作では1989年の『アタメ』以来、22年ぶりにアルモドバル作品に出演し、良心の呵責や倫理感と引き換えに、最愛の妻の似姿を求める主人公ロベルを演じている。また、撮影のホセ・ルイス・アルカイネ、美術のアンチョン・ゴメス、音楽のアルベルト・イグレシアスらこれまでのアルモドバル作品を支えてきたスタッフが集結。監督の初期作を思わせる鮮烈なイメージと、寓話性に満ちた物語がすでに海外では高い評価を得ており、ゴールデングローブ賞では最優秀外国語作品賞ノミネートされ、カンヌ映画祭にはコンペティション部門に選出されている。ここ数作、家族と故郷の物語をじっくりと描いてきたアルモドバル監督だが、本作ではストーリーテリングの手腕はそのままに、官能的な映像美や人間の本質をえぐる展開が描かれ、彼のこれまでのキャリアを総括するような内容に仕上がっているという。『私が、生きる肌』は、ブロードメディア・スタジオの配給で、5月26日(土)よりTOHOシネマズシャンテ、シネマライズほかで全国公開される。『私が、生きる肌』5月26日(土) TOHOシネマズシャンテ、シネマライズほか全国ロードショーPhoto by José Haro (C)El Deseo
2012年01月13日『オール・アバウト・マイ・マザー』、『トーク・トゥ・ハー』、『ボルベール<帰郷>』の“女性賛歌3部作”を始め、深遠なる愛を呈示してきたスペインの巨匠、ペドロ・アルモドバル監督の待望の最新作であり、史上最大の“問題作”である『私が、生きる肌』が5月26日(土)より日本公開されることが決定した。主人公は、画期的な人工皮膚の開発に執念を燃やす天才的な形成外科医・ロベル。彼が目指すのは、かつて非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった“完璧な肌”を造ること。あらゆる良心の呵責を失った彼は、“ある人物”を実験台にして、開発中の人工皮膚を移植し、亡き妻そっくりの美女を創り上げていくのだが…。いまやスペインのみならず世界各国で絶大なる支持を得ている、アルモドバル監督。彼が問題の最新作で描くのは、ずばり“究極の愛”。愛がもつ狂気にとり憑かれ、神をも恐れぬ禁断の実験に没頭する男と、彼に選ばれ数奇な運命をたどるヒロインの姿を、官能的で怖ろしく完璧なまでの映像美の中で綴る。まさに約30年の華々しいキャリアの集大成とも言うべき本作は、既に世界各国で話題を席巻しており、今月16日(現地時間)に授賞式が行われる第69ゴールデン・グローブ賞で最優秀外国語作品賞にノミネート、さらにスペイン版アカデミー賞と呼ばれる第26回ゴヤ賞においても最優秀作品賞に候補入りしている。主人公・ロベルを演じるのは、スペインを代表するラテン俳優、アントニオ・バンデラス。1982年のアルモドバル監督作『セクシリア』で銀幕デビューを飾った彼が、1989年の『アタメ』以来、巨匠と再びタッグを組む。情熱的で男の色気を放つ彼が、これまでのイメージを封印し、愛に狂わされた男を鬼気迫る演技で魅せる。また、ペネロペ・クルスを始めとする女優たちの美を引き出す名手である監督によって、新たにミューズとして選ばれたのは、昨年劇場公開された『この愛のために撃て』での妊婦姿の熱演が記憶に新しい、スペイン出身の注目女優、エレナ・アナヤ。本作の重要なモチーフである“肌”を惜しげもなく晒し、堂々の演技を見せている。さらに、『オール・アバウト・マイ・マザー』の名女優マリサ・パレデスなど、アルモドバル監督作品でおなじみの顔ぶれも。鮮烈な印象を与えるビジュアルに映し出された、マスクの裏に潜む思惑とは…。人間の倫理観を問うという一言では片付けられない、究極の“愛”の形は波紋を呼ぶこと間違いない。『私が、生きる肌』は5月26日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開。『私が、生きる肌』公式twitter:@theskinilivein■関連作品:私が、生きる肌 2012年5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国にて公開© Photo by Jose Haro © El Deseo
2012年01月13日ドリームワークス・アニメーションのシリーズ『シュレック』の人気キャラクターを主役にした最新作『長ぐつをはいたネコ』の特別映像がこのほど公開され、本作で使用されているレディー・ガガの楽曲『Americano』と主人公プスの活躍のコラボレーションを楽しむことができる。『長ぐつをはいたネコ』特別映像『長ぐつをはいたネコ』で描かれるのは、“長ぐつをはいたネコ”ことプスが、シュレックに出会う前の話。彼が相棒のハンプティ・ダンプティとキティと共に“黄金の卵”を産むと噂されているガチョウを盗むための冒険を3Dアニメーションで描く。レディー・ガガの『Americano』は彼女の最新アルバム『BORN THIS WAY』に収録されている楽曲で、情熱的なラテン調のトラックに乗せて、好きな相手に秘密を打ち明けられない女心を歌っているナンバー。映画ではエンディングロールに流れる挿入歌として使用されているが、このほど公開された特別映像では、映画の名シーンの数々とコラボレーション。映像では、プスだけでなく他のキャラクターも活き活きと描かれており、怒るとツメを立て、太い声で相手を威嚇したかと思えば、愛らしい表情を見せたり、光の先を素早く追いかけるなど“ネコの可愛らしさ”が見事に表現されている。また、プスと言えば“愛らしさを装った上目づかい”をしている時以外は、キザでクールなキャラクターとしておなじみだが、特別動画ではそんなプスの情熱的な場面も多く編集されており、キャストを務めたアントニオ・バンデラスの渋い声も含め、プスのカッコよさも存分に楽しめる。『長ぐつをはいたネコ』2012年3月17日(土) 3Dロードショー(一部劇場をのぞく)
2011年12月27日『シュレック』シリーズから飛び出したスピンオフ作品『長ぐつをはいたネコ』が先日全米公開を迎え、オープニング3日間でハロウィンウィークのオープニング新記録となる3,400万ドル(約25億5,000万円)を叩き出し見事、初登場1位を獲得した。世界興行収入でギネス記録にも認定されたドリームワークスの大ヒットアニメ『シュレック』の中でひと際高い人気を誇るキャラクター“長靴をはいたネコ”を主人公にした本作。彼がシュレックに出会う前の捨て猫で生まれた境遇やお尋ね者になった経緯、さらには長ぐつに込められた思いなど知られざる過去が大冒険と共に描かれる。通常、ハロウィンウィークの興行ランキングはホラー映画が上位を占めることが多く、1週前には『パラノーマル・アクティビティ3』が初登場1位を記録。さらにジョニー・デップ主演の『The Rum Diary』(原題)やジャスティン・ティンバーレイクとアマンダ・サイフリッド共演の『In Time』(原題)も同日公開となったが、これらの競合作品をおさえてのヒットスタートとなり、ドリームワークス作品としては13作目の初登場全米No.1作品となった。作品に対する鑑賞後の評価も高く、映画批評サイト「ROTTEN TOMATOES」では82%を記録。ちなみにネコが登場するほかの作品の評価では『キャッツ&ドッグス』の54%、『ガーフィールド』の15%と比べても格段に高く、質の高さを見せつける結果となった。本作に続き、2位には1,800万ドルで『パラノーマル・アクティビティ3』がランクインしたが、先週と比べて週末興収マイナス65.5%と失速気味。先述のジャスティン&アマンダ共演の『In Time』は、富裕層は永遠の命を手に入れる一方で貧困層は早死にするという近未来の世界を描いたSFサスペンス。ジャスティンは偶然“寿命”を手に入れたことで秘密警察に追われる青年を、アマンダは彼が人質にとる令嬢を演じており、『インセプション』のキリアン・マーフィら実力派も出演しているが初登場3位という結果に。公開3週目の『Footloose』(原題)は4位に、ジョニーが型破りなジャーナリストを演じたヒューマンドラマ『The Rum Diary』は513万ドルの第5位での初登場となった。『長ぐつをはいたネコ』は『シュレック』シリーズに続いてアントニオ・バンデラスが声を担当し、さらにバンデラスとは4度目の共演となるサルマ・ハエックに『ハングオーバー』シリーズのザック・ガリフィアナキスなど共演陣にも豪華な顔ぶれが並ぶ。公開前にはバンデラスも出席し、本物の猫たちと作品をプレミア試写会を実施するなどして注目を集めた。ファミリー層を取り込んで狙い通りのヒットスタートとなったが、今後どこまで数字を伸ばすか?日本語吹替え版でもこれまでと同じく竹中直人が吹き替えを担当し、来年3月公開となる。『The Rum Diary』、『In Time』も日本での公開およびキャスト陣の来日にも期待したいところだ。『長ぐつをはいたネコ』は2012年3月、全国にて公開。■関連作品:In Time (原題) 2012年、全国にて公開パラノーマル・アクティビティ3 2011年11月1日より全国にて公開© 2011 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.The Rum Diary (原題)長ぐつをはいたネコ 2012年、全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:ジョニー・デップ、プライベート・ジェットで九死に一生の恐怖を体験前田敦子似で話題のあき竹城にきゃりーぱみゅぱみゅも太鼓判!選挙資金調達でL.A.訪問のオバマ大統領を支持者のハリウッド・スターたちが歓迎バンデラス、ネコに囲まれヒットを確信?ハリウッドで“ネコ”限定プレミア開催スペインにウォーク・オブ・フェイム誕生。ペネロペ&ハビエル夫妻らが出席
2011年11月02日24日、来年秋の米大統領選挙の資金調達のためにカリフォルニア州を訪問中のバラク・オバマ大統領を囲む晩餐会がロサンゼルスで行われ、ウィル・スミスを始め、大統領所属の民主党を支持するハリウッドのセレブたちが集まった。晩餐会はウィル・スミスの製作パートナーでもあるプロデューサーのジェームズ・ラシターの自宅で催され、ウィルやヒラリー・ダフ、元NBAのスター選手アーヴィン・“マジック”・ジョンソンら40人が出席した。参加費は1人あたり3万5,800ドルだという。ディナーの後、今度は近所のアントニオ・バンデラス&メラニー・グリフィス夫妻の自宅に場を移し、エヴァ・ロンゴリアが司会を務めるヒスパニック系支持者の資金調達のイベントが開催された。翌25日(現地時間)にはサンフランシスコでシンガーソングライターのジャック・ジョンソンが出演するイベントが予定されている。カリフォルニア州はオバマ大統領の選挙資金で最多額が集まる州であり、ロサンゼルスでは過去2回の訪問で100万ドルを調達したという。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年、全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:バンデラス、ネコに囲まれヒットを確信?ハリウッドで“ネコ”限定プレミア開催スペインにウォーク・オブ・フェイム誕生。ペネロペ&ハビエル夫妻らが出席『シュレック』スピンオフ映画で“長靴をはいたネコ”が主役に!カンヌでお披露目
2011年10月26日ドリームワークス・アニメーションのシリーズ『シュレック』の人気キャラクターを主役にした最新作『長ぐつをはいたネコ』のロサンゼルス・プレミアがこのほどリージェンシー・ヴィレッジ・シアターで行われ、アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ザック・ガリフィアナキスが登場した。その他の写真『長ぐつをはいたネコ』で描かれるのは、“長ぐつをはいたネコ”ことプスが、シュレックに出会う前の話。彼が相棒のハンプティ・ダンプティとキティと共に“黄金の卵”を産むと噂されているガチョウを盗むための冒険を3Dアニメーションで描く。当日は朝から多くの報道陣が集まり、招待された子どもたち400人の歓声に迎えられて登場したバンデラスは「本当に興奮しているよ!僕たちは、ほぼ2年半かけてこの作品に取り組んできたんだ。『長ぐつをはいたネコ』は子供たちだけでなく、大人にも楽しんでもらえる作品だよ」と語り、「『シュレック2』で日本に行きました。東京は本当に楽しかったよ。日本の皆さんも『長ぐつをはいたネコ』を楽しんでください。今は大変な時代ですが、この作品は世界の人々にスマイルを届けるための作品です」とメッセージをおくった。またキティ役のハエックはネコを演じたことについて「4歳の娘は犬が好きだから少し残念がっていたけど」と笑顔を見せ、ハンプティ・ダンプティ役のガリフィアナキスは「最初は少しチャレンジングだったけど、最後の方はとても(この仕事が)好きになっていたよ」と収録を振り返った。当日は主役のプスと相棒のキティも登場。巨大なブーツの置物が展示されるなど賑やかな会場の中で、バンデラスがギターを片手に“マリアッチ風”のポーズで撮影に応じるなど、プレミアは大きな盛り上がりを見せた。本作は来年3月に日本公開される。『長ぐつをはいたネコ』2012年3月春休み全国3Dロードショー(一部劇場をのぞく)
2011年10月24日ドリームワークス・アニメーションのシリーズ『シュレック』の人気キャラクターを主役にした最新作『長ぐつをはいたネコ』の日本版ポスター画像が公開され、主人公のネコが実は捨て猫だったという衝撃の過去が発覚した。その他の写真『長ぐつをはいたネコ』で描かれるのは、長ぐつをはいたネコがシュレックに出会う前の話。彼が相棒のハンプティ・ダンプティとキティーと共に“黄金の卵”を産むと噂されているガチョウを盗むための冒険を3Dアニメーションで描く。このほど公開されたポスター画像では、おなじみのコスチュームに身を包んだネコが、バッチリとポーズをキメ、初の“主役”に備えて堂々たる姿を披露。さらに「捨て猫だったプスの運命をかけた大冒険が始まる!」というコピーがデザインされている。これまで『シュレック』シリーズを楽しんできた観客の中にも、このネコの名前が実は“プス”であることを知っている人はそれほど多くないと思うが、さらにはこのプスがかつては“捨て猫”だったことが判明。本作は、プスがシュレックと出会う前の話で、猫史上最大のアドベンチャーが展開しながら、なぜプスが長ぐつをはいたのか? なぜプスが“おたずねもの”になったのかなど、彼の知られざる過去が描かれるという。もちろんプスの声は、『シュレック』シリーズに続いてアントニオ・バンデラスが、日本語吹替え版は竹中直人が担当することが決定している。『長ぐつをはいたネコ』2012年3月春休み全国3Dロードショー(一部劇場をのぞく)
2011年10月20日昨年、4作にわたり続いたシリーズの完結を迎えたアニメーション『シュレック』シリーズ。個性的なキャラクターたちの中で、主人公シュレックを差し置いて一番人気を集める“長ぐつをはいたネコ”を主人公にした3Dアドベンチャーが誕生!10月28日の全米公開に先立ち、ハリウッドにあるパラマウントスタジオで、映画にちなんだネコ限定“3Dキャット・プレミア”が開催され、主役の声優を務めるアントニオ・バンデラスが錚々たる顔ぶれのネコたちと一緒に本編を鑑賞した。飼い主を求める捨て猫のようなウルウルの視線で敵を惑わすのが得意の武器であり、『シュレック』随一のクールキャラでもある、長ぐつをはいたネコ。本作では、シュレックと出会うずっと前の彼の知られざるルーツが描かれており、孤児院で一緒に育った幼なじみのハンプティ・ダンプティとフワフワの肉球が武器のメスネコキティと共に、幸せをもたらす伝説の金の卵を求め大冒険を繰り広げる。シリーズに続き、声優を務めるアントニオ・バンデラスと今回プレミアに参加したのは、人間ではなく“ネコ”のみ。スタジオに敷かれたレッドカーペットには、“レオナルド・ディカトリオ”、“キャット・ブランシェット”、“ロバート・ミャウニー・Jr”といったハリウッド(?)のネコスターたちが一堂に会し、最後にアントニオが登場した。その後、ネコたちは専用の3Dメガネを装着してしっかりと映画を鑑賞、「昼寝をしないで映画を観に来て良かったわ」と揃って満足のコメントを寄せていた。この粋なプレミアでネコたちに囲まれての鑑賞を終えたアントニオは、「映画の主役であるネコたちと一緒に観れて光栄だよ。この分だと、アメリカ中のネコが映画を観にきてくれそうだから、予想している興行収入は考え直した方がよさそうだね。人間だと1つの座席に1人しか座れないけど、彼ら(ネコ)は私たちの席の半分のスペースでOKだからね」と冗談を交えながら、「このプレミアは完璧だった!」と満足げな表情で締めくくり、これから開催される“人間用”のプレミアへと弾みをつけた。映画『長ぐつをはいたネコ』は2012年3月、全国にて公開。■関連作品:長ぐつをはいたネコ 2012年、全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.■関連記事:スペインにウォーク・オブ・フェイム誕生。ペネロペ&ハビエル夫妻らが出席『シュレック』スピンオフ映画で“長靴をはいたネコ”が主役に!カンヌでお披露目
2011年10月14日ドリームワークス・アニメーションのシリーズ『シュレック』の人気キャラクターを主役にした最新作『長ぐつをはいたネコ』の日本語吹替版の主演を、『シュレック』シリーズに引き続き、竹中直人が務めることが決定した。その他の写真『長ぐつをはいたネコ』で描かれるのは、長ぐつをはいたネコがシュレックに出会う前の話。彼が相棒のハンプティ・ダンプティとキティーと共に“黄金の卵”を産むと噂されているガチョウを盗むための冒険を3Dアニメーションで描く。渋い声とルックス、そしてココ一番で繰り出される愛らしい表情で人気の“長ぐつをはいたネコ”。オリジナル版では『シュレック』シリーズに引き続き、アントニオ・バンデラスが声の出演を務めるが、日本でも竹中直人の続投が決定。竹中はシリーズ初の主役に「うわっ!とうとうその日がやって来たか!ついにあいつが主役になったか!やったねっ!」とコメントし、「むちゃくちゃむちゃくちゃチャーミングな“長ぐつははいたネコ”にしてやるぞー!うおー!!」と意気込みを見せている。また、あわせて本作の予告編も公開され、『シュレック』シリーズでは“ドンキー”役を演じた名優・山寺宏一のナレーションと、華麗なネコのアクションを堪能できる。『長ぐつをはいたネコ』2012年3月 全国3Dロードショー(一部劇場をのぞく)PUSS IN BOOTS (R) and c 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights
2011年08月31日今月27日、スペイン版のウォーク・オブ・フェイムが首都マドリッドに誕生し、ペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム夫妻をはじめ、スペインを代表する映画関係者25人の名前が刻まれた星型のプレート除幕セレモニーが行われた。夫妻を何度もキャスティングしてきたペドロ・アルモドバル監督もスペイン映画アカデミー創立25周年を記念したこのイベントに出席。マドリッドの中心地にあるマルティン・デ・ロス・エロス通りは周辺にアートハウス系の映画館や映画関連書店が多い、映画ファンにはなじみある場所だ。ハリウッドでも活躍中のアントニオ・バンデラスや女優のマリサ・パレデスなど俳優16人、アレハンドロ・アメナーバル、カルロス・サウラ、いまは亡きルイス・ブニュエルなどスペインを代表する監督9人の計25人のプレートが設置されたが、今後も年に1、2枚ずつプレートを増やしていく予定だという。(text:Yuki Tominaga)写真はセレモニーの様子。右からハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、ペドロ・アルモドバル監督。© Splash/AFLO■関連作品:ドン・ジョヴァンニ天才劇作家とモーツァルトの出会い 2010年4月10日よりBunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマにて公開© 2009: Edelweiss Production (Italia), Intervenciones Novo Film 2006, AIE e Radio Plus (Spagna)アレクサンドリア 2011年3月5日より丸の内ピカデリーほか全国にて順次公開© 2009 MOD Producciones,S.L.ALL Rights Reserved.長ぐつをはいたネコ 2012年、全国にて公開PUSS IN BOOTS (R) and © 2011 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.抱擁のかけら 2010年2月6日より新宿ピカデリー、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© Juan GattiEl Deseoパイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.BIUTIFULビューティフル 2011年6月25日よりTOHシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© Menageatroz S. de R.L. de C.V., Mod Producciones S.L., Ikiru Films S.L.■関連記事:『カーズ2』全米初登場1位!初日興収はディズニー/ピクサー史上第2位!【ハリウッドより愛をこめて】公開直前、期待と混乱?ゆれる『ハリポタ』ファン【ハリウッドより愛をこめて】セレブ妊娠ブーム到来?最もセクシーな彼女の相手は…ハビエル・バルデム主演!『ビューティフル』試写会に20組40名様ご招待和製ジャック・スパロウを演じてほしい俳優1位は水嶋ヒロ!キムタクらもランクイン
2011年06月29日