5月19日(現地時間)に行われるヘンリー王子&メーガン・マークルの結婚式に、ヘンリー王子は親交の深いオバマ夫妻を招待する気満々というが、イギリス政府はこれをよしとしていないという。その理由とは…?「The Sun」紙によると、すでにイギリス政府にオバマ夫妻を招待する意向を告げた2人。前大統領夫妻を招待しながら、現大統領のトランプ氏を招待しないのはまずいのではないかというのがイギリス政府の懸念だという。関係者は「ヘンリー王子は、結婚式にオバマ夫妻を招きたいと政府に告げています。トランプ大統領は、自分がエリザベス女王にも会えていないというのに、オバマ夫妻が結婚式に招かれたと知ったら、まずい反応を示すでしょう」と戦々恐々としているようだ。英政府は「オバマ夫妻を招待しないで」とやんわりヘンリー王子に伝えているとのことだが…。オバマ夫妻はヘンリー王子をはじめ、大統領時代にウィリアム王子、キャサリン妃とも深い友情を築いてきた。昨年4月、オバマ夫妻がウィリアム王子夫妻とのディナーのためにケンジントン宮殿を訪れ、パジャマ姿のジョージ王子と握手を交わしている写真は世界中で話題に。ヘンリー王子とメーガンの結婚式は“国家行事”ではないため、アメリカ大統領のトランプ氏が招かれないことは全く普通とのこと。ウィリアム王子の結婚式が行われた2011年、当時大統領だったオバマ夫妻も招かれなかった。(Hiromi Kaku)
2017年12月27日孤高のファッション・デザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンベルギー・アントワープ出身のファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン。2017年の3月には、100回目のコレクションを発表。秋には集大成としてコレクションをまとめた『DRIESVANNOTENBOOKS1-100』を出版。59歳と円熟期を迎えている。ニコール・キッドマン、ミッシェル・オバマ、アイリス・アプフェルなど、世界のセレブやファッション・アイコンも愛して止まない。広告は一切しない、自己資金だけで活動するメゾン。年4回のメンズとレディースのコレクションの洋服だけで世界と勝負する潔さ、ファストファッションと大資本全盛の時代において、まさに孤高のファッションデザイナーなのです。あまりメディアへの露出を好まなかった彼を監督のホルツェマーは、3年がかりで口説きました。カメラは、パリのグラン・パレで開催された2014年9月の2015春夏レディース・コレクションの舞台裏から、念願だったオペラ座を舞台にした2016年1月の2016/17秋冬メンズ・コレクションの本番まで1年余りも密着。描かれるのは、華やかなコレクション・ショーの舞台裏、世界中に特注した大量な生地をセレクションするアトリエの様子、スタッフを駐在させて高い品質を維持するインドの刺繍工房の現場など、クリエイションの現場のリアルなプロセスです。他のブランドとの違いは、ドリス自身がデザイン画を描かずに、生地作りから始まる創作過程にあります。世界の織物メーカーに発注し、生地サンプルをチェックし、デザイナーのザイラーやメリルらとアイデアを出し合い、裁断、仮縫いへ。その後、仮縫いされた150~160点のサンプルを叩き台にして、公私にわたりパートナーのパトリックとスタリイストのナンシーとともにさらに絞り込んでいきます。最終的にリリースする50~60体まで、さまざまな布を重ねたり、合わせたり。ドリスがファミリーと誇るチームでの試行錯誤を続けて、コレクション当日を迎えます。こうした繰り返しを年に4回、メンズ、レディースの春夏、秋冬のコレクションを25年余り続けているのです。ドリスは言います。「成功はプレッシャー、さらなる期待が高まる」「このサイクルから抜けたい、デザイナーなら誰しも、1年間休みたい、いや1シーズンでも休めればと妄想するが、それは不可能だ」コレクションはすべてチャレンジ、と語るドリス。自らを「病的な完璧主義者」と認め、コレクションの直後は「ここをこうすれば・・・」など後悔するので、すぐに映像を見たくないという彼に、過去のコレクションを解説させる場面もあり、「見せ方が冷淡、受けも悪かった」「スポーツウェアとオート・クチュールのミックスは冒険だった」「スージー・メンケスに腐ったエビのいろと酷評された」など、率直に語る姿はとても印象的です。ドリスのプライベートに立ち入ったのは、パートナーのパトリックと暮らすアントワープ郊外の自宅。庭園と自家菜園をドリス自らが案内し、花を摘み、野菜を調理する場面も描かれています。子供のころは、両親の経営するブティックで遊んでいましたが、家業を継ぐことより、服そのものをつくることに興味を覚えました。1977年から80年までアントワープ王立芸術学院で服作りを学びました。同期にアントワープ・シックスと呼ばれる才能ある6人が集まっていました。1992年に初のメンズコレクションを発表、3年目からレディースのコレクションも手掛けるようになりました。英国のジャーナリストのスージー・メンケスが賞賛して売れるきっかとなり、さらにマドンナが着たことで、一気にブレークします。1994年には、フランスTVでは、3シーズンで有名なデザイナー、トップ20のゴルチエの次の2位にランクされたのです。6カ月で消費される「ファッション」が嫌いなドリスドリスは語る。「とりつかれている。ファッションは空っぽ、ファッションという用語は嫌いだ。半年で寿命がつきると思われてている。自分の洋服はもっとタイムレスな言葉で表現したい」ファッション・デザイナーでありながら、「ファッション」という用語は嫌いだと断言し、「服をデザインする前に、ストーリーや人物や、モノを思い浮かべる。感じることを服を通して表現したい」93分に凝縮されたドリス・ヴァン・ノッテンの「とりつかれた」世界にひたってみませんか。『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』公開情報2018年1月13日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー監督・脚本・撮影・製作:ライナー・ホルツェマー撮影:トゥーン・イレハム音楽:コリン・グリーンウッド、マシュー・ハーバート、サム・ペッツディヴィス2016年/ドイツ・ベルギー配給:アルバトロス・フィルム上映時間:93分© 2016ReinerHolzemer – RTBF – Aminata bvba – BR – ARTE監督ライナー・ホルツェマープロフィールドイツ語圏のドキュメンタリー界を牽引する作家。1958年、ドイツ・ゲミュンデン生まれ。82年にドキュメンタリー作品『Wer sich nicht wehrt…』がHessianTV Awardで最優秀新人監督賞を受賞。代表作はアウシュヴィッツに強制収容されたロマ族に光をあてた『Verfolgt und vergessen』(85)、ドイツで初めてエイズ患者を公表した人物に密着した『I am still alive』(86),『マグナムフォト世界を変える写真家たち』(99)など。本作はドリスに出会って3年がかりで説得し、撮影に至った。
2017年12月07日リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)は11月17日、東京都庭園美術館で「リトゥンアフターワーズ10周年記念コレクション“After Wars" 」を開催した。18日から2月25日まで東京都庭園美術館で開催されている展覧会「装飾は流転する」に併せて行われたもの。2018年春夏コレクションを発表した。戦後をテーマにした今シーズン。仰げば尊しや、かつてのTV番組「報道ステーション」のOP曲などが流れる中でスタート。縦と横のプリーツによってチェック状にしたピンクのアウターとチェックのシャツを着たモデルは大勢の記者たちに取り囲まれて進む。同じテクニックを使ったブルーのコートにもチェックのトップスとボトムスを組み合わせているなど、様々なチェックが使われている。軍人が着物を着たモデルをリヤカーで運ぶ演出やぼろぼろの紙とガムテープで作られたフードとチェックのパンツ、爆発を象徴するようなイエローの布とアイウエア。たくさんの焼け焦げた着物を集めたオブジェと「オバマが原爆慰霊碑に献花した花輪から着想した今秋冬コレクションで発表した、オートクチュールのシルエットと日本の素材やテクニックを共存させた赤のドレスを彷彿させる赤のコートを着た子供たち。たくさんの花輪を描いたコートなど、ここ数シーズンのコレクションと共通するデザインも目を引く。さらに、黒焦げの人形を抱きかかえて進むモデルや棺おけと遺体、熱によって溶けてしまったような半透明のドレス、千羽鶴のドレスと学生服を着た少年たち。森や山を着てしまったかのようなオブジェドレスは山と自然に囲まれて育った日本人から発想したという。コレクションとアートの境界線をなくし、時代とメッセージを発信し続けてきた10年の集大成ともいえるコレクション。「1、2年前からファッションで戦後を表現することができないかと考えていた。時代がつながっていることやファッションと時代が密接につながっていることも表現したいと思った。戦争が始まったのも群衆が装っていたのではないかと考え、日本人の精神や集団ということもピックアップした」と山縣良和。これからの10年については「これもファッションだと言ってきたが、これがファッションだと言えるようになりたい。海外でも発表したい」と話した。
2017年12月04日ヘンリー王子と親しいと“思われている”エド・シーランが、5月に行われるヘンリー王子&メーガン・マークルの結婚式でパフォーマンスをするらしいといううわさに対し、「ETonline」に答えた。「みんなによく聞かれるんだ。まるでぼくが王室をよく知っているかのようにね。ヘンリー王子に会ったのはたった1回なのに!」と笑うエド。「それも会ったのは5、6年も前だし、『ヘイ』と挨拶を交わしただけなんだ…だから、彼のことはほとんど知らないようなものだよ」。というわけで、友人関係にあるかと言われれば実はそうでもないヘンリー王子とエドだが、結婚式で歌を披露する可能性はあるのだろうか?エドは「もし時間があればね」と答えている。また、「なんかね、アメリカ人はイギリス人に『ねぇ、女王と知り合い?』って聞く傾向にある気がするんだ。確かにぼくは女王と会ったことはあるし、それは事実だけど、ヘンリー王子のことはよく知らないんだよ」とエドは率直に語った。ヘンリー王子とメーガンのロイヤル・ウェディングにはメーガンの友人であるテニス選手のセリーナ・ウィリアムズや女優のプリヤンカー・チョープラー、「SUITS/スーツ」の共演者のパトリック・J・アダムス、ヘンリー王子側の招待客としてオバマ夫妻やカナダのジャスティン・トルドー首相らが招かれるようだとささやかれているが、果たしてエドもその一員となるのだろうか?(Hiromi Kaku)
2017年12月04日世界のセレブリティやファッション・アイコンが愛して止まない孤高のファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンの初のドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』が、2018年1月13日(土)より日本公開。この度、本作の予告編が公開された。これまで、殺到する密着取材を断ってきた孤高のファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン。カメラはパリのグラン・パレで開催された2015春夏レディース・コレクションの舞台裏から、オペラ座で発表した2016/17秋冬メンズ・コレクションの本番直後までの1年間に密着。半年間かけて準備した努力の結晶であるショーの舞台裏はもちろん、アトリエ、刺繍工房など創作活動の全貌を明らかにする。また、ドリスのユニークな創作活動を支えるインスピレーションの源であるアントワープ郊外の邸宅にも初潜入。季節ごとに表情を変える花園や家庭菜園をドリス自らが案内し、採れたばかりの野菜を手際よく調理する貴重な映像も収められた。美しいものを愛し、スキャンダルとは無縁で、何事にも全力で取り組む完璧主義者の彼がのぞかせた意外な素顔とは。これまでの25年間の軌跡とこれからの25年間を予感させる夢のような93分が、いま、始まる――!本作は、ニコール・キッドマン、ミシェル・オバマ前大統領夫人、そしてアイリス・アプフェルなど、世界のセレブリティやファッション・アイコンが愛して止まないファッションデザイナーのドリス本人に迫る初のドキュメンタリー映画。監督は、『マグナム・フォト 世界を変える写真家たち』のドキュメンタリー監督、ライナー・ホルツェマー。3年に及ぶ取材交渉の末にドリスから撮影許可を取り付け、映画化が実現。また、2013年にドリスの2014春夏レディース・コレクションで音楽を担当したイギリスのロックバンド「レディオヘッド」のベーシストを務めるコリン・グリーンウッドが本作で映画音楽を初めて手掛けた。到着した予告編では、ドリスの美しき服作りへの知られざるインスピレーションの源を垣間見ることが出来る。ドリスのデザイナーとしての姿はもちろん、芸術品に囲まれたアントワープ郊外の邸宅の庭園に咲き誇る鮮やかな花で部屋を美しく彩る、私生活では花に没頭している姿が映し出されている。そして、美しい生地サンプルや多くのデザインに囲まれ「じっくりと味わえる服をつくりたい」と徹底した姿勢で取り組むドリスのデザイナーとしての姿や、15年越しのオファーが実現したパリ・オペラ座でのショーに向けてひたすらに突き進む様は、アイリス・アプフェルの「彼は宝物よ」という言葉がピッタリはまる。また、これまで多くの取材を断ってきたドリスに「そこまで取材する?」とはにかませるなど、彼の内面にまで迫った貴重なドキュメンタリーとなっていることが、この予告編からも感じ取れる。『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』は2018年1月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年11月29日K-POP界のバラドル代表格がanan初登場!少年と青年の魅力を併せて発散させる彼らに、“大人の男”って?ヒョンシクさん、プニエルさん、ウングァンさん、ソンジェさんに聞いてみました。――“大人の男”ってどんなイメージですか?ヒョンシク(以下、ヒョン):自然を楽しんだり、気持ちに余裕がある感じ、かなあ。プニエル(以下、プニ):釣りをしたり、ハイキングしたり?ヒョン:うん。時間を悠々と使ってる感じ。野原にゴロンとしながら、ひとりで音楽を聴いてたり。ウングァン(以下、ウン):僕は「負けることができる」男がそうだと思う。自分の意見を押し通すだけじゃなくて、引くことができる人。例えば、メンバーにどんなにいじられても、笑って受け入れている僕みたいな?(笑)ソンジェ(以下、ソン):ストップする勇気がある人もそうじゃない?例えば、気に入った洋服を見つけて買おうとしたら、予想よりも高価だった時。「たかっ!」って思いながらも、購買欲に負けて店員さんにカードを差し出してしまう僕は、まだまだ子供です。ヒョン:あぁ。何かわかる。ウン:僕もライブの進行を無視してふざけ続けて、イルフンくんに叱られたり、朝までゲームしちゃったり……。反省、反省!――皆さんが憧れる“大人の男”って、具体的には誰ですか?プニ:お父さん!いつもドンと構えていて頼りになるんです。自分もあんな大人になりたいな。ウン:昔、オバマ前大統領が演説している動画を見たことがあるんだけど、演説中、若い子がいきなりオバマさんに意見をしてきたの。周りは止めようとしてたんだけど、オバマさんはその子の話をちゃんと聞いてあげて。年齢や人種、分け隔てなく耳を傾ける姿勢が大人だと思った。ソン:僕は、ウングァンくんかな。チームを代表して、事務所の社長と話をしてくれるところを見ると、「おぉ!やるな」って(笑)。ウン:(嬉しそうな表情で)ソンジェも、ひとりで番組に呼ばれた時に、「うちの○○は、こんなことができます」って、他のメンバーを売り込んでくれるじゃん。ソン:それはいつか自分に返ってくるっていう魂胆があって(笑)。――では、大人の男の必須アイテムといえば何が浮かびます?ソン:ブラックカード!全員:(大爆笑)ソン:というのは冗談で、30万ウォン(笑)。幼い頃、父親に「大人になったら、財布には常に30万ウォン入れておけ」って言われて。30万ウォンあれば、突然人に奢ることになったり、悪い人たちに絡まれたりしてもなんとかなるって。カードがない時代の話だけどね。ウン:さすがソンジェのパパ!深いなぁ。プニ:ひげ剃りはどう?小学生はヒゲ剃らないでしょ?ヒョン:確かに中学時代、初めてヒゲを剃った時、大人になった気がして少し気恥ずかしかった。ウン:スーツもそうだよね。最近、地元の友達が働き始めて、スーツ姿を見ると「僕たちもそういう年になったのか」ってしみじみ思う。プニ:スーツとかユニフォーム姿って、なんか大人に見えるよね。看護師さんとかCAさんとか!ソン:メイド服とか?(笑)――自分が大人になったなと思う時はありますか?ヒョン:(3人を見ながら)……ある?(笑)ソン:(キリッとした表情で)うにのおいしさを語っている時。プニ:確かに、うにって大人度高い!僕は、完全にお子ちゃま口だから……。いまだにアイスクリームとゼリーが大好物だもん。ウン:僕も。にんじん嫌い~。ヒョン:味覚でいうと、僕は大人を超えておじいちゃんだ(笑)。おばあちゃんの作る料理が大好きだから。僕たちの外見の大人度はどれくらいかな?ウン:僕は70%!僕、最近顔がシャープになってぐっと大人っぽくなった気がしない?3人:しない~。(同時に)ウン:うそ!?(リアルに驚く)ソン:僕なんか中学生の頃から大人顔だよ。今と同じ顔してるもん。ヒョン:体は男として完全に出来上がった気がする。あとは筋肉がもう少しついてがっしりしたら、もっと大人っぽくなれそう。ソン:大人になると、逆に筋肉が衰えてくるんだよ。プニ:ひらめいた!体のどこかが痛くなってきたら大人になったってことなんじゃない?僕、腰痛持ちだから、大人だ!ヒョン:それは大人じゃなくて、オッサンでしょ!(笑)ビートゥービー2012年、韓国デビュー。グループ名は「Born To Beat」の頭文字を組み合わせたもので「新しい音楽(ビート)とステージを披露するために生まれた」という意味が込められている。バラエティ番組で見せるお笑いセンスと仲良しっぷりで“バラドルの代表格”として人気を博す。昨年発表したバラード3部作のヒットで「ヒーリングドル」と呼ばれるように。2014年、日本デビュー。昨年リリースした『L.U.V』がオリコンウィークリーチャートで1位を獲得。完成度の高いパフォーマンスと日本語でのゆるかわトークが満載のライブは、一見の価値あり。※『anan』2017年11月13日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)文・酒井美絵子尹秀姫(by anan編集部)
2017年11月08日映画『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』が、2018年1月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかにて順次全国ロードショー。密着取材を断ってきたドリス・ヴァン・ノッテンのドキュメンタリー、遂に実現ニコール・キッドマン、ミシェル・オバマ前大統領夫人など、世界のセレブリティやファッショニスタに愛され続けるファッション・デザイナー、ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)。類まれな色彩感覚と美的センスによって創造されるコレクションは、ほかのどのブランドとも比べることのできない独自の世界観を確立している。『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』は、殺到する密着取材を断ってきたドリス・ヴァン・ノッテンとの、3年に渡る交渉の末に実現したドキュメンタリー映画。2015年春夏ウィメンズコレクションの舞台裏から2016-17年秋冬メンズコレクションの本番直前まで約1年間に密着している。アトリエやショーといった彼の仕事風景はもちろん、芸術品や自然の花々など、常に美しいものに囲まれて生活する彼の、知られざる素顔が紹介される。また、イギリスのロックバンド「レディオヘッド」のコリン・グリーンウッドが手掛ける音楽にも注目したい。パスザバトンでは特別販売パスザバトン表参道店内の「PASS THE BATON LITTLE PAVILION」では、2017年12月21日(木)から 2018年1月21日(日)までの期間、スペシャル企画を実施。各界著名人やパスザバトンの出品者から預かったドリス・ヴァン・ノッテンコレクションに加えて、パスザバトンがデザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンと映画からインスパイアを受けてセレクトしたヴィンテージアイテムなどを展示販売する。なお、対象商品の購入者には先着でオリジナルクリアファイルがプレゼントされる。ストーリーこれまで、殺到する密着取材を断ってきた孤高のファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン。カメラはパリのグラン・パレで開催された2015春夏レディース・コレクションの舞台裏から、オペラ座で発表した2016/17秋冬メンズ・コレクションの本番直後までの1年間に密着。半年間かけて準備した努力の結晶であるショーの舞台裏はもちろん、アトリエ、刺繍工房など創作活動の全貌を明らかにする。ドリスのユニークな創作活動を支えるインスピレーションの源であるアントワープ郊外の邸宅にも初潜入。季節ごとに表情を変える花園や家庭菜園をドリス自らが案内し、採れたばかりの野菜を手際よく調理する貴重な映像も収められた。美しいものを愛し、スキャンダルとは無縁で、何事にも全力で取り組む完璧主義者の彼がのぞかせた意外な素顔とは。これまでの25年間の軌跡とこれからの25年間を予感させる夢のような93分が、今、始まる。【詳細】『ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男』公開日:2018年1月13日(土)より順次全国ロードショー映画館:ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか監督:ライナー・ホルツェマー音楽:コリン・グリーンウッド(レディオヘッド)出演:ドリス・ヴァン・ノッテン、アイリス・アプフェル、スージー・メンケス© 2016 Reiner Holzemer Film – RTBF – Aminata bvba – BR - ARTE■「─ドリス・ヴァン・ノッテンファブリックと花を愛する男─ × PASS THE BATON スペシャル企画」開催期間:2017年12月21日(木)から 2018年1月21日(日)場所:PASS THE BATON LITTLE PAVILION住所:渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F パスザバトン表参道店内TEL:03-6447-0707営業時間:月~土 11:00~21:00(日祝 11:00~20:00)
2017年10月20日残暑のきびしい8月22日の朝、都内のプレスクールの前に1台の白いポルシェが停まった。車内から姿を見せたのは、石田純一(63)だ。チャイルドシートに座らせていたのは、昨年3月24日に産まれたばかりの長女・青葉ちゃん(1)だった。石田はあやすように何度も娘の顔を見つめると、優しく抱っこ。そのまま慣れた様子で、中へと入っていった。 これまで長男・理汰郎くん(4)への“教育奮闘”がたびたび伝えられてきた石田夫妻。14年7月には、都内にある有名私立小学校のお受験説明会に夫婦で参加。ほかにも月謝11万円の幼児教室へ通わせていることなども報じられていた。だが前述のとおり、今回目撃したのは長女。どうやら青葉ちゃんも将来に向けての勉強をスタートさせていたようだ。 「妻の東尾理子さん(41)が教育熱心なようで、石田さんはどちらかといえば『子供はのびのび自由に育てたほうがいいんじゃないか』と考えているみたいです。でもプレスクールで取り入れている『モンテッソーリ教育法』には興味を示していました」(芸能関係者) モンテッソーリ教育とは、オバマ前大統領(56)や藤井聡太四段(15)らを育てたとされるイタリア発の教育法。従来の詰め込み式のテスト教育ではなく、子どもたちの自主性を重視。知的好奇心や発想力を持ったリーダーシップのある人物へと育んでくれるという。 「1歳児クラスの場合、月謝は6万円から高い人で20万円ほど。決して安くはありませんが、教育熱心なママたちからも大人気です。夏にはサマースクールも開かれていますが、1日8千円ほどとあっていつも満席状態です」(教育関係者) そんな人気スクールを訪れていた石田が入り口の前に着くと、1人の女性が声をかけてきた。15年6月22日に長男・笑福くん(2)を出産した、森三中の大島美幸(37)だった。大島は青葉ちゃんをのぞきこむと、「可愛い!」「大きくなりましたね!」と畳みかける。62歳の石田だが、炎天下での“井戸端トーク”にも対応。笑顔で話に花を咲かせていた。 送迎を終えホッと一息つくと、石田はそのまま近くにある書店へ。30分ほど物色すると「ニーチェに学ぶ『奴隷をやめて反逆せよ!』‐まず知識・思想から」(成甲書房刊)など4冊ほどをピックアップ。レジで若い女性店員と談笑しながら購入すると、帰路へついた。 自らも勉強熱心な石田。還暦をすぎてのパパ奮闘には“娘にものびのびと好きなことを学んでほしい”という願いが込められているのだろう。
2017年08月31日8月15日、梨花(44)がインスタグラムで長男(5)のお受験に奮闘していたことを明かした。あまり知られていないが、ハワイでのお受験戦争は日本に負けず劣らずの熾烈さだという。ハワイでイベントやブランドをプロデュースする20年来の親友Aさんはこう語る。 「仕事で妥協を許さない彼女だから、受験校選びも真剣。私も一緒に20校以上見学しましたが、彼女は校内を隅から隅まで見て歩くんです。第一志望として考えたのは、オバマ前大統領も通った超名門校。ハワイでいちばん難しい学校ですが、彼女は必死に長男をサポートしていました。結果、塾でも『100%受かる』とまで言われるようになっていました」 当時の梨花はすべてにおいて“完璧なママ”を目指していたという。あまりにパーフェクトなママでいるため、Aさんが「疲れないのかな?」と心配するほど。実際、当時の梨花は「うまくいかない」と泣くこともよくあったという。そんな彼女にある日、転機が訪れた。 「彼女がふいに『名門校に入れたいというのは親のエゴなのかもしれない。私が“理想のママ”を演じるために、子どもを付き合わせていたのかも。それよりも、子どもがのびのびできるような学校を選びたい』と言ったんです。そして彼女は“完璧なママ”を演じることをやめました。そうして本来の梨花らしい、ちょっとゆるいママになっていきました」 梨花が選んだ新たな志望先は“子供第一”をモットーに掲げる私立校。「滑り止めなんていらない。受からなかったら、日本に帰る!」とまで宣言し、背水の陣で臨んだという。そしてお受験サポートだけに集中するため、梨花はモデルとは思えない意外な行動に出た。 「彼女は『今は受験のことだけ考えたい』と言って、自分の英語の勉強を一時中断。さらにはモデルなのに、ネイルやエステのお店にも行かないようになりました。髪もいつもボサボサなままで、見かねた私がヘアサロンの予約を入れてあげたくらいです」 そんな梨花の獅子奮迅の後押しもあって、長男はついに志望校へ合格したのだ。 「合格したときは2人で『頑張ったね~!』と号泣しました。“入学式”でも彼女は息子を見て泣いていました。最近の彼女は、口癖のように『お受験を通していろんなことを学んだ』と言っています。『子育てには定義も理想もない。自分流でいいということに気づけてよかった』とも。そんな言葉を聞いていると、本当に愛しているんだなと感じますね」 ハワイでの熾烈な“お受験戦争”は、子どもだけでなく梨花をも成長させてくれたようだ。
2017年08月23日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのピーター(=“スターロード”)を演じ日本でも人気のクリス・プラットと奥さんの人気女優アンナ・ファリス(『最終絶叫計画』)が突然別居を発表した。寝耳に水だったこのニュースに、ファンのみならず全米レベルでショックが走った。ハリウッドでみんなに愛されていたラブラブ夫婦に一体何が起こったのか?映画業界で結婚を続けることの難しさに迫ってみた。■名声のツケクリス・プラットは、若い頃からアクターを目指していたものの20代には生活苦で車の中に住むホームレス状態を経験。その後も住むところは確保したものの、随分長いこと生活に苦労していたという話しはクリス本人が様々なメディアで語っている。結婚した当時、人気TVシットコムの脇役を演じ、お茶の間でこそ知られた存在になっていたが、劇場用映画で大ヒットを飛ばしていた妻のアンナと比べたら、稼ぎも知名度も比較にならなかった。その頃のクリスは、「太めで面白いアクター」くらいの知名度だった。それが『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』への出演をきっかけに180度変化したのである。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のピーター役を探していた監督ジェームズ・ガンに惚れ込まれたクリス・プラットは主演のオファーを獲得。それと共に製作スタジオからの命を受け、“スーパーヒーロー”のボディになるべく、プロのトレーナーのもとで特訓し、やがてモデルのような身体つきに変貌した。そして映画の世界的大ヒット。クリス・プラットの知名度が上がるにつれて女性ファンの数も急上昇。これは奥方のアンナにしてみれば誇りであるとともに心配のタネにもなるという、なんとも複雑な状況。こんなとき、女性はどんなに自分が綺麗であろうと関係ないのである。アンナの不穏な日々は、クリスの人気上昇とともに悪化していった。■残される側の孤独性別と年齢をめぐるエンタメ業界での差別は、残念ながら万国共通。だがハリウッドではそれがとくに際立っている。いちばん苦労するのは女優たちで、殆どのアクトレスが30代後半を境に出演オファー激減という残酷な局面を迎える。アンナも例外ではない。かたや、年齢が上がり“成長”して“男っぽく”なったクリスへのオファーは急上昇した。とくにクリスがいまをときめくジェニファー・ローレンスと恋人同士を演じたSF映画『パッセンジャー』の撮影中は、傍観するアンナにとっては非常につらい時期だったようだ。アンナは、2年前のUS Weekly誌インタビューでクリスとジェニファーの浮気のうわさに対して、「クリスを信じていても、自分が思った以上に傷ついたうわさだった」と告白している。自分のBFあるいは旦那が、ゴージャスなジェニファー・ローレンスとラブシーンを演じることになったら…。パニックしない女性がこの世に果たして居るだろうか?つらいなんてもんじゃないだろう。■仕事と家庭のバランス崩壊『ジュラシック・ワールド』の大ヒット、そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の爆発的ヒット、そして来年公開予定の『アベンジャーズ:インフィニティーウォー』にもピーター役で出演が決まっているクリス。仕事で家を空ける時間がどんどん増えていったクリスを、5歳の息子ジャック君と共に見守っていたアンナ。ふたりにコミュニケーションがいちばん必要だった時期に、もっともコミュニュケーションが欠如した状況となってしまったのだ。目的に向けて旅立っていく側は、見送る側より断然ラクだ。相手を残していく罪悪感はあるものの、やがてはじまる冒険にワクワクせずにはいられない。残された側はそんな相手を見てますます滅入ることになる。これまで心理的にも金銭的にも夫を支えてきたアンナは、新たなハリウッドスターとして飛躍していくクリスを誇りに思いつつも、孤独な気持ちに苛まれていたのだ。クリスの爆発的人気がもたらした、家庭への影響は相当なものだったに違いない。夢にまで見ていた名声が長いこと続いていた平和な家庭内の均衡が崩してしまったのだ。8月に入ってついに別居を発表したクリス&アンナ夫婦。「長いこと結婚生活を修復しようと試みましたがだめでした」という内容の声明はなんとも痛々しい。■ハリウッド・ロマンスに希望はあるのか?撮影でしょっちゅう家を空けていた筆者にはよくわかるのだが、ロケなどで家を長く空けなければならないことが多いエンタメ業界関係者の結婚生活持続は非常に難しいものがあると思う。一緒にいられないということで、カップルに最も必要なコミュニケーションを維持するのが困難になるからだ。おまけにロケ先には、ブラピやアンジェリーナ、クリス・プラットやジェニファー・ローレンスみたいな人間がたくさんいて誘惑がいっぱいである。ロケ先でひとりぼっちの夜、これに屈せずに1か月以上過ごすのには、かなり強固な夫婦関係が必要だろう。ちなみに、映画スタッフの離婚率もセレブに負けず劣らず高いのが現状だ。だが、ハリウッドにだって結婚が長続きしている夫妻もいる。メリル・ストリープは、彫刻家ドン・ガマー氏と結婚して今年で39年目というハリウッドでは稀な存在。以前、アカデミー賞の受賞者会見でメリル・ストリープに質問をする機会があったのだが、そのときにこんな質問をしてみた。「非常に多忙なキャリアにおいて結婚を長続きさせる秘訣はありますか?」するとメリルは、「女性は家庭で何かと自分を犠牲にすることが多いわよね。秘訣は特にないけど、日々努力の積み重ねよ」と語っていたのが印象的だった。またデンゼル&ポーレッタ・ワシントン夫妻結婚歴33年、トム・ハンクス&女優リタ・ウィルソン夫婦、そしてケヴィン・ベーコンと女優キーラ・セジウィック夫妻のふた組も、結婚29年目と希少な存在。サラ・ジェシカ・パーカーと一緒になって来年で結婚20周年を迎えるマシュー・ブロドリックが、mydomaine.comというサイトで結婚長続きの秘訣を聞かれて、「(サラ・ジェシカとは)夫婦である前に親友なんだよ。僕たちは会話が絶えないんだ」と話している。そしてオバマ元大統領の奥方ミシェル・オバマ夫人は、以前Glamour誌に、「結婚というのは努力よ。自分以外の人と人生を築いて行くのは大変なこと。でもほかの誰もが通る道だということを理解することが大切なの。努力する覚悟で頑張るの」と語っている。心底仲良しの友だちであること、つらいときも一生懸命努力してお互いを尊重しハートをつなげていかなければ、どんなにお金があってもどんなにイケメンでも、幸せな結婚は続かないのである。(text:Akemi K. Tosto)(text:明美・トスト/Akemi Tosto)
2017年08月13日映画初出演を果たし、たちまち注目を集めた5年前、「ヒーローを演じるとしたら、誰がいい?」と訊かれ、「スパイダーマン」と答えた少年がスパイダーマンになった。しかも、正確には「10年後にアンドリュー・ガーフィールドの後を継いでスパイダーマンになりたい」と答えたというから、予定よりも随分と早く夢を叶えたことになる。「わかってる。ラッキーなことに、僕の夢は叶ったんだ。でも、自分でつかみ取ったというよりは、夢が舞い込んできた感じかな」と語るトム・ホランド、現在21歳。『スパイダーマン:ホームカミング』は、彼の存在なくして語れない作品となった。トムの演じるスパイダーマンことピーター・パーカーは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に初登場。アベンジャーズと対面して以来、チームへの加入を望んでいる。しかし、ピーターはスパイダーマンであると同時に、15歳の高校生。「大人に認められたい気持ちが空回りしているところなんだ」とトムは語る。「それが『スパイダーマン:ホームカミング』の面白さでもあるのだけど、子どもなら誰もが共感できるし、かつて子どもだった大人にも共感できる。もちろん、僕自身もね。僕はラッキーなキャリアを歩んでいて、素晴らしい共演者たちに恵まれてきた。だからこそ、彼らに認められたい気持ちは常にある。そういった意味では、ピーターは僕に多くのアドバイスをくれる存在なんだ。彼はスポーツマンでもなければ、大してカッコよくもない。でも、スパイダーマンとしてパワーを持ち、学校一クールな生徒になるチャンスを与えられる。僕も素晴らしいチャンスを与えられてきた子どもであり、目の前で人生が変わっていく幸運を体験した。そんな中、自分自身でありたいと思う気持ちは、僕もピーターも同じだから」。冷静で、謙虚だが、どこか自信も感じさせる。この頼もしいまでのバランス感覚を、トムはいつ培ったのだろうか?劇中のピーターはまさに自信と謙虚さのバランスを取ることに四苦八苦しているのだが、「僕の場合は自分で心掛けなくても、家族や友達が僕を戒めてくれるからね」。インタビュー部屋の隅にちょこんと座る2人に目を向けながら、「日本にも親友のハリソンや弟のハリーと一緒に来たのだけど、僕が調子に乗ろうものなら彼らが叱ってくれるはず。家族や友達との絆が強いんだ。と言っても、いまのところは叱られていないよ!大事なのは、これ以上のことをしたら叱られるだろうなって、その空気を感じることだよね」と笑う。続けて、「いまはクレイジーな毎日を送っているけど、だからこそいい人間でありたいと思う」とも。スパイダーマンを演じる身として、世の子どもたちのロールモデルでありたいそうだ。「幼い頃の僕にもロールモデルがいたようにね。その責任はすごく感じている。でも、僕がロールモデルであろうとするのは、実は意外と簡単なことなんだ。だって、そもそもスパイダーマンというキャラクターが絶好のロールモデルだから。僕は役を全うするだけでいい。そうすれば、スパイダーマンが僕自身を引き上げてくれる」。ちなみに、トム自身のロールモデルは「モハメド・アリ」とのこと。「彼は自分自身を磨き上げながら、同時に世界を変えた。周りの意見に流されず、自分の信条を貫いた姿勢も尊敬しているんだ」。また、ロールモデルは同性に限らないようで、「ミシェル・オバマをすごく尊敬している」とも明かす。「立場ではなく、彼女自身がパワフル。アメリカの人たちに対して上から目線でなく、彼らのために、同じ立場で話しかけているのが素晴らしいよね。大ファンなんだ。いつか共演したいくらい。ミシェル・オバマがピーターの学校へ講演に来るとか、いいアイデアだと思わない?メモっておこうかな(笑)」。もちろん、すでに数々の名優たちと共に作品を作り上げてきたトムには、同業のロールモデルも大勢いる。「でも、1人だけ名前を挙げるとしたらやっぱり彼だよね」と言いながら、『スパイダーマン:ホームカミング』の偉大なる共演者ロバート・ダウニーJr.について語り始める。「ロバートはあれほどビッグな俳優なのに、すごく親切で、優しくて、いい意味で普通なんだ。どれだけ有名になっても、どれだけお金持ちになっても自分のままでいる。撮影現場でも、それ以外でも、彼を見て学ぶことは多いよ」。今後共演してみたい俳優はジェイク・ギレンホール、出演してみたいのはマーティン・スコセッシの監督作。ジェイクの名前は主演予定の新作『アンチャーテッド』(原題)での共演希望者を訊かれた際にも挙げており、スコセッシに関しては「『ディパーテッド』が大好きなんだ。『カジノ』も、『グッドフェローズ』も、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』も。『沈黙-サイレンス-』はまだ観ていないけど、絶対に観るつもり!」と目を輝かせる。有言実行とばかりに夢を叶えていくトム・ホランドのこと、それぞれとタッグを組む姿を目にする日も近いのかもしれない。(text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.
2017年08月10日こんにちは、保育士ライターのyossyです。皆さんは、『モンテッソーリ教育』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。イタリア人女性医学博士のマリア・モンテッソーリが開発した教育法のことです。実は、バラク・オバマ、ピーター・ドラッカー、マーク・ザッカーバーグ、ビル・ゲイツら世界の著名人もモンテッソーリ教育を受けたと言われており、長きに渡り注目されています。最近の日本では、将棋で最多連勝記録を達成した藤井聡太四段もモンテッソーリ教育を受けていたということで話題になっていますね。●モンテッソーリ教育は、“自立”を目的にしているそもそも、モンテッソーリ教育というのはどのような教育なのでしょうか。日本モンテッソーリ教育綜合研究所によれば、モンテッソーリ教育の基本は、**********『子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない』**********という理念にあるのだそうです。モンテッソーリ教育をするためには専門の資格が必要で、よく言われる特徴としては、・“お仕事”と称して子どもが手先を使った作業をする・専用の教具がある・異年齢混合保育・子どもの自由な意思決定を尊重するなどがあります。手先を使って細かい作業をすることが多い というイメージを持つ人も多いかもしれませんね。●モンテッソーリ教育にデメリットはある?教育法のデメリットというのは明確にしづらい部分がありますが、あえてあげるとすると、以下のような面があるでしょう。・専門の資格が必要で、モンテッソーリ教育をしている保育園・幼稚園が限られる・教具が高額であること、異年齢混合の保育をしていることなどから、完全に理念にのっとった教育を個人でするのは難しいモンテッソーリ園を卒園した子の特性に焦点をあてる議論も多く、たとえば「意志が強すぎる」「自由過ぎる」という批判をする人もなかにはいるようです。しかし、当然個人差もありますし、仮に実際そうであったとしても、そのことが果たして“デメリット”かというとその判断は難しいでしょう。長所と短所は表裏一体ですから、子どもの一面のみを見て決めつけることはできませんね。『モンテッソーリ教育』という言葉のみが独り歩きすることもあるようですが、子どもにモンテッソーリ教育を受けさせたいと思った場合、まずは通える範囲内のモンテッソーリ園を実際に自分の目で見にいく のが一番ですね。担当する先生によっても変わる部分があるでしょう。見学し、納得のうえで検討したいですね。【参考リンク】・モンテッソーリ教育について | 公益財団法人 日本モンテッソーリ教育綜合研究所()●ライター/yossy(フリーライター)●モデル/赤松侑里(さゆりちゃん)
2017年08月03日イギリス王室のウィリアム王子とキャサリン妃の第1子、ジョージ王子が22日(現地時間)に4歳の誕生日を迎えた。ジョージ王子は2013年7月22日16時24分(現地時間)、ロンドンのパディントンにあるセント・メアリー病院で誕生。体重は8ポンド6オンス(約3,800グラム)だった。母子ともに健康で、誕生翌日の23日(現地時間)には退院するキャサリン妃に抱かれて、病院前に集まった市民や報道陣に初お目見え。白いおくるみから覗く小さな両手の動きがお手ふりのようにも見えて、早くもイギリス王室の一員としての役割を果たしていた?!同年10月23日(現地時間)にロンドンのセントジェームズ宮殿にある礼拝堂で洗礼式が行われた。これまでのイギリス王室の通例にとらわれず、ウィリアム王子の母・ダイアナ元皇太子妃がパリでの交通事故で亡くなった後、葬儀まで遺体が安置されていた礼拝堂で敢行。出席者はわずか22人。従来、王室関係者のみが務めてきた洗礼の証人である立会人としてウィリアム王子夫妻は学生時代の親友や幼なじみを招き、伝統にとらわれすぎないスタイルも話題になった。2014年4月に、生後8か月で両親とニュージーランドに。初の公式外遊に赴いたジョージ王子は好奇心旺盛で、同じ年頃の乳児と一緒に遊ぶ時も活発な表情を見せていた。続いて訪問したオーストラリア・シドニーのタロンガ動物園では、珍獣ビルビーとの対面に大興奮。ガラス越しに食い入るように見つめた。その後、キャサリン妃からビルビーのぬいぐるみを手渡されると、一瞬興味を示すも、すぐ放り投げてしまったのはご愛嬌。ロンドンでは自然史博物館で開催のチョウの展覧会にも連れて行ったり、ウィリアム王子夫妻はジョージを積極的に自然に触れさせる方針の様子。ウィリアム王子が毎年参加するポロのチャリティ試合観戦では芝生をハイハイしたり、ボールを遊ぼうと動き回り、デニム姿のキャサリン妃が元気すぎる王子の後を笑顔で追いかけていた。クリスマスにはケンジントン宮殿の中庭で撮影した公式ポートレイトが公開された。白いシャツに衛兵の模様が編みこまれた紺のニットのベストに白いシャツ。半ズボンにソックス、革靴という王室の男の子定番のコーディネート。王子の着る服は常に注目の的で、このとき着用のキャス・キッドソンのベストはすぐに完売になったそう。■2015年5月2日(現地時間)に妹シャーロット王女誕生。ウィリアム王子に抱っこされてキャサリン妃と妹の待つ病院を訪問した。パパは白いシャツにブルーのセーター、ジョージ王子は白いシャツにブルーのカーディガンで軽くペアルック風な装いで、パパが集まった報道陣や市民に手を振るのを見ると、自らも手を振ってみせた。お兄ちゃんになり、王室の一員としての自覚もいよいよ本格的になった様子。数週間後には妹を抱っこする2ショット公表されたが、撮影はアンとキャサリン妃! 生まれて間もない妹をそっと抱える右手を、そのシャーロット王女が軽くつかんでいて、王子はちょっとはにかみながら、とっても嬉しそう。この表情やアングルが、かつてウィリアム王子が弟ヘンリー王子の誕生後まもなく撮った2ショットによく似ていたことも話題になった。Kensington Palaceさん(@kensingtonroyal)がシェアした投稿 - 2015 6月 6 2:05午後 PDT6月13日(現地時間)に曽祖母であるエリザベス女王が89歳を迎えた誕生日式典「トゥルーピング・ザ・カラー(Trooping the Colour)」に初めて出席。軍服姿の父に抱かれた王子は水色のロンパース姿だったが、実はこの装いはかつてウィリアム王子がトゥルーピング・ザ・カラーに初出席したときに着ていたもの。大切に保管してあったようで、伝統が父から息子へ受け継がれたことが反響を呼んだ。■2016年1月(現地時間)からはノーフォーク州のウェストエーカー・モンテッソーリー幼稚園に通い始める。青のコートに水色のリュックを背負って、子どもたちが遊ぶ様子を描いた園の壁画を背にしたキャサリン妃撮影の登園ショットも公開された。3月には初めての家族旅行で、フレンチ・アルプスへ。それまでの旅行は両親の公務への同行だったので、完全なるホリデーはこれが初めて。アルプスの自然に囲まれて、楽しい時間を過ごされたに違いない。4月にはケンジントン宮殿を訪問したオバマ大統領をパジャマにガウン姿でお迎え。しゃがんで王子と視線の高さを同じにした大統領の顔を見つめ、少々緊張の面持ちで握手。もちろんこのガウンも即完売になった。同じ頃、曽祖母・エリザベス女王と祖父のチャールズ皇太子、ウィリアム王子と4世代の君主が勢ぞろいしたポートレイトが公開に。女王の90歳のお誕生日を祝う記念切手のために撮影されたが、椅子に座った大人3人と並んでも立ってもまだ小さなジョージ王子は、積み重ねたブロックの上に立って撮影。ちょっとした冒険が楽しかったらしく、いつもに増して満面の笑みだった。The Royal Mail celebrates #Queenat90 with a specially commissioned Stamp Sheet, featuring four generations of the Royal Family. #Repost @the_british_monarchyKensington Palaceさん(@kensingtonroyal)がシェアした投稿 - 2016 4月 19 11:26午後 PDT3歳の誕生日には、ケンジントン宮殿が王子のプライベート・ショットを公開。ロンドン郊外にあるノーフォーク州の自宅で撮影したもので、「ウィリアム&キャサリン」と彫られたブランコに立ち乗りする姿や愛犬にアイスクリームを食べさせようとする写真も。のびのびと育っている様子が伝わり、微笑ましい。The Duke and Duchess of Cambridge are delighted to share four new photographs of Prince George to mark his third birthday. Photographer Matt Porteous said: "I really enjoyed the opportunity to take these photographs of Prince George. It was a very relaxed and enjoyable atmosphere. I'm honoured that they have decided to share these images with the public to mark his third birthday."Kensington Palaceさん(@kensingtonroyal)がシェアした投稿 - 2016 7月 22 1:31午前 PDT9月には家族でカナダを公式外遊。背も伸びて、少年らしさも出てきた王子だが、時差のせいもあってか、到着時は少し眠たそう。手を振って歓迎に応えたものの、カナダのジャスティン・トルドー首相がハイファイブの仕草をしても、きょとんとしたまま、という瞬間もあった。■2017年5月20日(現地時間)にはキャサリン妃の妹、ピッパ・ミドルトンの結婚式に出席。ページボーイのお役目を仰せつかり、他の子どもたちと一緒にお揃いの衣装で白い花びらを撒いていたが、ママに叱られて泣き顔になっていた瞬間が。Daily Mailなどイギリスの大衆紙によると、ちょっといたずら心を起こして、花嫁のドレスのトレーンを踏んでいたのが原因だったとか。そして7月17日、4歳の誕生日を目前に家族でポーランドとドイツを公式訪問。ワルシャワの空港に降り立った飛行機の窓から、シャーロット王女と歓迎の様子をチェックしていた。タラップを降りるときは、なぜかちょっと浮かない表情。機内にとどまりたい様子を見せたが、ウィリアム王子がしっかりと手をつないで何か言い聞かせると、しっかりとした足取りでレッド・カーペットを歩いた。次の訪問地、ベルリンに到着時はさらに眠たそうで目をこすりながらの登場。ロイヤル・ファミリーの一員と言っても、まだまだ幼い男の子。自然な振る舞いに「愛らしい」「癒される」という声が上がっている。9月からはロンドン南部のバタシー地区にあるプリスクール「トーマス・ロンドン・デイスクール」に通う予定。すくすく健やかな成長をお祈りしたい。(text:Yuki Tominaga)
2017年07月22日銀座エリア最大の複合商業施設「GINZA SIX」の屋上庭園「GINZA SIX ガーデン」に、洗練された、ファッショニスタのためのレストラン「VOGUE LOUNGE GINZA SIX(ヴォーグ ラウンジ ギンザ シックス)」が、7月28日(金)~10月29日(日)まで、約3か月の期間限定で日本初オープンする。1892年に米国で創刊し、現在22か国と地域で発行される、世界で最も影響力のあるファッション誌「VOGUE」。「VOGUE LOUNGE GINZA SIX」は、「Food for the Fashionable」をコンセプトに、「VOGUE」を体現するモダンでスタイリッシュな女性のための最高にシックなレストランだ。メニュー監修は、コンデナスト・インターナショナル・レストランのGARY ROBINSON氏。20年以上の経験を持ち、英国王室では最も若いヘッドシェフに選ばれたほか、Young Chef of the YearやExecutive Chef of the Yearも受賞。さらに、アメリカのワシントンD.C.にあるイギリス大使館でエグゼクティブシェフを務め、オバマ元大統領やクリントン元大統領にも料理を提供したという実力派シェフだ。期間中は、エレガントな空間で、上質な食事やドリンクを楽しめるだけでなく、映画やショートフィルムの上映、ヨガクラスなどのイベントも開催する予定。日本・世界の最先端ファッションやアート・カルチャーの発信拠点である「GINZA SIX」で、グルメをはじめ、アートやカルチャー、ファッション、ビューティなど、さまざまな角度から「VOGUE」が表現するトレンドを体感してみたい。「VOGUE LOUNGE GINZA SIX」の営業時間は、11時~23時、ラストオーダーは22時。(text:cinemacafe.net)
2017年07月21日《今ある身近な幸せに気付こう》。斎場の壁に飾られた故人の言葉と、在りし日の笑顔に知人たちは涙を流した−−。 7月3日、冨恵洋次郎さんが肺がんのため亡くなった。7月5日・6日に通夜・告別式が営まれ、37歳という早すぎる逝去を悼み、約800人の人々が参加したという。広島市生まれの冨恵さんは被爆3世。地元の高校を卒業後、20歳からバーを経営してきた。被爆体験者による「証言を聞く会」を始めたのは’06年2月。バーの客から原爆について聞かれたとき答えられず、自ら原爆問題について学ぶ場を設けようと考えたことがきっかけだった。 会は広島の原爆忌(8月6日)にちなんで、毎月6日に11年間一度も欠かさず開催されている。会場は冨恵さんが経営する「バースワロウテイル」。生前の冨恵さんは、活動についてこう語っていた。 「僕自身、被爆者の話を聞いて、『また頑張ろう』と勇気づけられていたんですよ」 昨年5月末、米オバマ前大統領の広島への電撃訪問を契機に、本誌は冨恵さんの半生を取材し、「シリーズ人間『母が語らなかった原爆を僕は知りたい』」(’16年8月16日号)として掲載している。 この取材をきっかけに、冨恵さんは「スワロウテイル」での活動を本としてまとめることも決意した。終戦からすでに72年、被爆者たちは高齢化しており、冨恵さんも「一人でも多くの被爆者の思いを書き残して、たくさんの人に伝えることが必要だ」と、以前から考えていたのだ。 ところが、昨年秋から作業を進めるいっぽうで、まさかの出来事が起こった。12月、冨恵さんは喉の不調を感じた。最初は風邪かと思ったが、年明けには胸に激痛が……。病院で精密検査を受けた結果、“ステージ4の肺がん”と判明し、医師からは余命2カ月と宣告された。だが彼は最期まで弱音は吐かず、周囲にも気丈に振る舞った。フェイスブックにも前向きな言葉があふれた。 《煙草も吸わない自分が37歳でいきなり肺がんになるのが奇跡的な数字。奇跡は奇跡で仕返しします。今は抗がん剤と放射線治療を行っていますが、可能性がある限りなんでもやります》(1月25日) 著書の『カウンターの向こうの8月6日広島バースワロウテイル「語り部の会」の4,000日』と題された本は7月中旬には、冨恵さんのもとへ届けられるはずだったのだが……。編集担当者は言う。 「6月末に病室を訪ねたとき、発売後に予定していた対談やインタビューの打ち合わせを済ませました。本ができあがるのを楽しみにされていたので、届けられなくて本当に悔しいです……」 一日でも長く生きるための治療を模索している最中、容体が急変。みとった友人らによると、決して穏やかな最期ではなかったそうだ。7月6日には冨恵さんが病いを押して参加するつもりだった140回目の「語り部の会」が開催された。告別式後、バーには続々と仲間たちがやってきた。 「亡くなる直前、『原稿に反映してほしい』と、冨恵さんから長いメッセージがLINEに届きました。パソコンで文字を打つのも、活字を読むのもしんどいようで、ご友人たちの助けを借りながら送ってくださったそうです」(編集担当者) メッセージには平和への祈りが込められていた。 《平和活動というと、堅苦しいし、近寄り難いし、もちろん参加も躊躇してしまう。私はこの本をみて、核兵器廃絶、戦争反対の声を高々にあげ、何か活動して欲しいとはこれっぽっちも思わない。被爆者の方たちが創ったこの日本で、どれだけ平和に生きているか。雨風しのげる寝床でゆっくり休めることがどれだけ幸せか。家族がいるという事がどれだけ安心か。それを少しでも感じられれば良いと思う》(6月9日) 「語り部の会」は、これからも冨恵さんの仲間たちが引き継いでいくという。冨恵さんも、平和のバトンの行方を、天国から見守ってくれるだろう−−。
2017年07月21日ギンザ シックスの屋上「ギンザ シックス ガーデン」に、期間限定レストラン「ヴォーグ ラウンジ ギンザ シックス」がオープン。期間は2017年7月28日(金)から10月29日(日)まで。銀座の空に浮かぶ屋上庭園「ギンザ シックス ガーデン」は、豊かな緑に囲まれた広々とした空間。そこにオープンする「ヴォーグ ラウンジ ギンザ シックス」は「Food for the Fashionable」をコンセプトにした、モダンでスタイリッシュな女性に向けたレストランだ。手がけるのはファッション誌の『ヴォーグ(VOGUE)』。期間中は、美しくて上質な料理やドリンクをエレガントな雰囲気の中で楽しめる。メニュー監修は、コンデナスト・インターナショナル・レストランのゲイリー・ロビンソンが担当。彼は英国王室で最も若いヘッドシェフに選ばれた人物で、オバマ元大統領やクリントン元大統領にも料理を提供してきた人物だ。過去には数々の受賞経験も。さらに、映画やショートフィルムの上映のほか、ヨガクラスなどのイベントも開催される予定となっている。【詳細】ヴォーグ ラウンジ ギンザ シックス(VOGUE LOUNGE GINZA SIX)期間:2017年7月28日(金)〜10月29日(日)営業時間:11:00〜23:00 ※LO 22:00場所:ギンザ シックス 屋上「ギンザ シックス ガーデン」住所:東京都中央区銀座6-10-1
2017年07月09日『ラ・ラ・ランド』にも大きな影響を与えたジャック・ドゥミ監督の『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』を彷彿とさせる、カラフル&ポップで小粋な社会派フレンチ・ミュージカル『Surquel pied danser』(英題:Julie and the Shoe Factory)が、邦題『ジュリーと恋と靴工場』として、9月、日本公開されることが決定した。田舎町に住むジュリーは、就職難の中、ようやく高級靴メーカーの工場で試験採用を手にする。だが、靴職人の女たちは迫る近代化の波でリストラされることを恐れ、抗議のためパリの本社に乗り込み騒動を起こす。巻き込まれたジュリーはあやうくクビになりかけるが、ほのかな恋の予感も…。職人の意地とプライドをかけてアイデンティティを求める、勇ましく、たくましい女たちとともに、ジュリーは靴工場閉鎖の危機を乗り越え、本当の幸せを手にすることができるのか?25歳、職なし、金なし、彼氏なしのジュリーがやっと手にしたのは、フランスのロマン市にある高級靴ブランドの靴工場での仕事。ジュリーと女性靴職人たちは、“戦う女”と名付けられた赤い靴を武器に、工場閉鎖の危機を乗り超えようとするーー。そんな現代社会を色濃く映したテーマを、ポップなロマンチック・コメディ・ミュージカルに仕上げたのは、本作で長編デビューとなるポール・カロリ・とコスティア・テスチュの新鋭監督コンビ。2017年のパームスプリングス国際映画祭で新人監督賞にノミネートされ、話題を呼んだ。現代女性の葛藤を抱える主人公ジュリーを好演するのは、『EDEN/エデン』のポーリーヌ・エチエンヌ。くるくると変わるキュートな丸い瞳は躍動感と生命力にあふれ、思わず共感してしまう主人公をみずみずしく演じている。また、どこか60年代のフレンチ・ミュージカルの香り漂う、靴や洋服の計算され尽くした色や配置と、本物のダンサーを起用したコケティッシュな踊りと歌には、いつのまにか魅了されてしまうこと間違いなし。本作の舞台となったフランスのロマン市は、元・米大統領夫人ミシェル・オバマ御用達の「ロベール・クレジュリー(Robert Clergerie)」や、かつては「シャルル・ジョルダン(CHARLES JOURDAN)」の工場もあった場所。実際に高級靴の生産地としても知られている。劇中で使われている靴や靴箱は、現地で作られたものが採用されており、歌やダンスだけでなく、細部までこだわり抜いた、現代の“ジャック・ドゥミ”テイストのミュージカルとなっている。『ジュリーと恋と靴工場』は9月23日(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月29日歌手のケイティ・ペリーが、ツイッター史上前代未聞となる1億人のフォロワー数をたたき出した。後には、ジャスティン・ビーバー(9,670万)、バラク・オバマ(9,080万)、テイラー・スウィフト(8,510万)、リアーナ(7,410万人)が続く。この快挙を祝福して、ツイッター自体の公式アカウントにケイティのいくつかのツイートが動画として掲載された。表題にはこう書かれている。「今日我々は歴史を目撃しました。ケイティ・ペリーおめでとう。初の1億人フォロワー突破!」2009年2月にツイッターを始めたケイティだが、人気の秘密はちゃんと本人がツイートしているからだという。「90%は私自身が書いたツイートよ。スペルミスや誤字からもお察しのとおりね」「他の5%は宣伝関係、あとはどこでショーをするかツアー中かなどといったものよ」しかしケイティは、時々携帯やSNSから距離を置いて自由になりたいとも思っているようで、ファンからのツイッターに返信するかとたずねられたところ「時々は返すわ。スイッチが入るともっと頻繁に返信したりもする。でも今はリラックスして休んでいる状態なの。スパンクスをはいて、しばしの間休息状態なのよ」と答え、「ツイッターに関してはバランスをとらないと駄目よ。加えて私にはたくさんのフォロワーがいるけど、誰も彼らのタイムラインを私のツイートで全部埋めて欲しいなんて思っていないわ」と続けた。(C)BANG Media International
2017年06月20日第70回カンヌ国際映画祭で、『In the Fade』(英題)に主演したダイアン・クルーガーが女優賞に輝いた。ダイアンは同作で家族をネオナチ集団に殺害され、復讐を誓う妻を演じている。これを受け、過去10年に渡って交際していたジョシュア・ジャクソンが、オバマ元大統領の有名なフレーズ「イエス・ウィー・キャン」にかけて「イエス・シー・カンヌ」と祝福コメントをインスタグラムに投稿。「僕は彼女のすべての仕事に対する誠実さと献身ぶりを目の当たりにしてきた。彼女が認められて、僕は飛び上がるほどうれしいよ。一つ疑問なのは、なんで(彼女が認められるのに)そんなに時間がかかったのかってことだけど。おめでとう、ジョシュより」とダイアンを称え、ダイアンからも「ありがとう」の返信を受けている。一方、ダイアンの現在の交際相手であるノーマン・リーダスは、受賞した際のダイアンの写真と共に「イエース」のキャプションでシンプルに祝福。それに対してダイアンは「Omg(オーマイガッド)!!!!!!!!!!!! ベイブ!!!!!!!!!」と喜びとノーマンへの愛情を炸裂させた。(Hiromi Kaku)
2017年05月29日第79回アカデミー賞にて、長編ドキュメンタリー賞と歌曲賞の2部門を受賞したアル・ゴア元アメリカ副大統領によるドキュメンタリー『不都合な真実』。その10年ぶりの第2弾『不都合な真実2:放置された地球』が、2017年秋、日本公開されることが決定した。アル・ゴア元アメリカ副大統領が出演し、地球と人類の未来を予見したドキュメンタリー『不都合な真実』は、2006年にカンヌ国際映画祭で特別上映され、大喝采を浴びたことを皮切りに、アカデミー賞で2冠、ドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットに。また、翌07年には地球環境問題啓発に貢献したとしてアル・ゴアにノーベル平和賞が授与された。彼が同作で語った「真実」は、世界の意識を変え、地球は美しく生まれ変わっているはずだった――。しかし、あれから10年、地球はかつてないほどの危機に瀕している。世界的なエコムーブメントが巻き起こった後のこの10年間に、果たして何が起こったのか?カメラは再び、衝撃の「現実」を映し出していく。そして前作では見られなかった、必死の形相で声を荒げ、祈るように使命を全うしようとするゴア氏の姿も追っていく。いまも世界中を飛び回り、地球環境問題に取り組む人材の育成を支え、国際的に影響を与え続けているゴアは、わたしたちにどんな「真実」を突き付けるのか?前作同様、5月17日(現地時間)より開催される第70回カンヌ国際映画祭の特別招待作品としても上映が決定している本作。現・米大統領ドナルド・トランプ、前・米大統領バラク・オバマもアーカイブ映像で登場しているという。『不都合な真実2:放置された地球』は2017年秋、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月10日レオナルド・ディカプリオが29日(現地時間)、アメリカの首都ワシントンで行われた地球温暖化対策見直しを政権に抗議するデモに参加した。トランプ大統領の就任100日目となった29日、レオナルドは「ピープルズ・クライメート・マーチ(People’s Climate March)」で20万人(主催者発表)の参加者と連邦議会前からホワイトハウスへと行進。「気候変動はリアルだ!」と書かれたプラカードを掲げて歩いた。トランプ大統領は、昨年の選挙戦で地球温暖化はでっち上げだと公言してパリ協定からの離脱を掲げ、大統領就任後はオバマ前政権による温暖化対策撤廃の大統領令に署名。28日(現地時間)に環境保護庁の公式サイトからは気候変動に関するページが削除された。環境保護運動に熱心に取り組み続けているレオナルドは、昨年12月には自ら製作したドキュメンタリー『地球が壊れる前に』を携えて、ニューヨークのトランプ・タワーまで赴き、次期大統領(当時)と娘のイヴァンカと会談もした。それだけに、現政権の地球温暖化対策見直しには声を上げずにいられなかったのだろう。レオナルドはツイッターで、先住民たちのリーダーや抗議団体の人々との記念写真に「気候の公平性のために戦う先住民のリーダーの方々や先住民の方々に加われて光栄です。私と一緒に、彼らと共に立ち上がって下さい」と呼びかけた。行進終了後にはデモの様子の写真を載せて、「今日のクライメート・マーチは、未来へのインスピレーションと希望をもたらしました。私たちはこれからも一緒に、気候の公平性のために戦い続けなければなりません」とツイートしている。(text:Yuki Tominaga)
2017年05月01日アメリカの大統領選挙では、必ず予期しない大きな出来事がある。しかし、2016年の大統領選ほど「前代未聞」という表現が似合う選挙はなかった。トランプの当選である。 トランプは「とてもひどい」などといった小学校で学ぶ程度の単純な語彙だけを使ってオバマ大統領をけなし、ライバル候補を揶揄し、マイノリティや移民を非難して群衆を湧かせた。 なぜトランプは支持されたのか?主な支持層である地方の白人労働者の怒りや不信感の実態を、当事者が初めて語る。 ※ 私は「ラストベルト(さびついた工業地帯)」と呼ばれる一帯に位置する、オハイオ州の鉄鋼業の町で貧しい子ども時代を送った。記憶をどれだけさかのぼってみても、当時から現在にいたるまで、その町は、仕事も希望も失われた地方都市であることに変わりはない。 控えめに言っても、私と両親との関係はかなり複雑だった。一方の親は、私が生まれてからずっと薬物依存症と闘っている。私を育ててくれた祖父母はどちらも高校を卒業しておらず、カレッジを卒業した親類もほとんどいない。 統計資料によれば、私のような境遇に育った子どもは、運がよければ公的扶助を受けずにすむが、運が悪ければヘロインの過剰摂取で命を落とす。昨年、私の故郷の小さな町で何人もが亡くなったように。 私自身も、将来に望みのない子どものひとりだった。高校では落第しかけ、この町では誰もが抱く、怒りやいらだちに屈しかけていた――。 私は1984年の夏の終わり、オハイオ州のミドルタウンで生まれた。この町には製鉄企業「アームコ」があり、祖母がよく言っていたように、「アームコがこの町をつくった」。 実際、町のまともな公園や施設は、多くがアームコの資金でつくられた。主要な地域組織では、役員にアームコの関係者が名を連ね、アームコは学校に資金援助もしていた。それに、ミドルタウンの住民が何千人も雇用され、私の祖父のように、学校教育を受けていない人でも、かなりの給料をもらっていた。 1980年代のミドルタウンには、とても美しい自慢の市街地があった。にぎやかなショッピングセンターや、第二次世界大戦前から続くレストランがあり、製鋼所でのきつい一日を終えた祖父のような人たちが集い、ビールを一杯(あるいは何杯も)引っかけられるバーもいくつかあった。 だが、いまやショッピングセンターのほとんどは空き店舗になっていて、最後に見たときにはハンバーガー店とディスカウント食料品店、バイキング形式の中華料理店があるだけだった。この光景はめずらしいものではない。 ミドルタウンの市街地は、アメリカの産業の過去の栄光を示す遺物になりはてたのだ。市街地の中心部、つまりセントラル・アヴェニューとメイン・ストリートが交差するところですら、窓ガラスが割られた廃店舗が列をなしている。 目抜き通りからほど近いところに、ソーグ家の屋敷がある。ソーグ家は19世紀にさかのぼる有力で裕福な一族で、ミドルタウンで大きな製紙工場を経営していた。かなりの額を町に寄付し、地元のオペラハウスには一族にちなんだ名がつけられているほどだ。ミドルタウンがアームコを誘致できるほど立派な町になったのも、ソーグ家のおかげだといえる。 ソーグ家の屋敷は、文字どおりメイン・ストリートに面している。同じ通り沿いには、その昔、ミドルタウンの全盛期に富裕層が住んでいた、ぜいたくな家がずらりと並んでいるが、そのほとんどが朽ち果てている。いまでも使われている建物といえば、ミドルタウンの最貧困層用に、建物のなかを区切って共同住宅にしたものばかり。 ここは、かつてはミドルタウンが誇る通りだったが、いまや薬物依存者と売人の待ち合わせ場所になった。暗くなったら近づかないほうがいい。このような変化は、貧困地域に住む白人労働者階層の数が増加したことによる。1970年には、白人の子どもの25%が、貧困地域に住んでいた。それが2000年には40%にまで上昇した。いまは、ほぼ確実にさらに高くなっているだろう。 歴代の市長たちは、ミドルタウンの市街地を再生しようと試みてきたが、むなしい努力に終わっている。再生の取り組みは、いつだって無駄な努力だった、と私は思う。人々が去っていくのは、市街地におしゃれな文化的スポットがないからではない。ミドルタウンには、消費者が十分にいないから、おしゃれな文化的スポットのほうが去っていくのだ。ではなぜ、金払いのよい消費者がいないのか。消費者を雇用するだけの仕事がないからだ。 私は白人にはちがいないが、自分がアメリカ北東部のいわゆる「WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)」に属する人間だと思ったことはない。 そのかわりに、「スコッツ=アイリッシュ」の家系に属し、大学を卒業せずに労働者階層の一員として働く白人アメリカ人のひとりだと見なしている。そうした人たちにとって、貧困は、代々伝わる伝統といえる。 先祖は南部の奴隷経済時代に日雇い労働者として働き、その後はシェアクロッパー(物納小作人)、続いて炭鉱労働者になった。近年では、機械工や工場労働者として生計を立てている。 アメリカ社会では、彼らは「ヒルビリー(田舎者)」「レッドネック(首すじが赤く日焼けした白人労働者)」「ホワイト・トラッシュ(白いゴミ)」と呼ばれている。こうした貧困に沈む白人たちが、トランプ大統領を支持したのだ。 ※ 以上、『ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち』から引用しました。
2017年04月01日リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)の2017-18年秋冬コレクションは、前シーズンの続章。花にあふれ、そこには女性の強さと儚さ、そして美しさが描き出されている。デザイナー山縣のインスピレーション源、それは過酷な時代を生き抜いた戦時中の女性。前シーズンの彼女たちの結婚式を思い描いたという服は、混沌とした時代に反するような華やかなムードで覆われていた。今回は花の主張の仕方がより豊富になっている。象徴的であった丸い服は、オバマ大統領が広島の原爆ドームで慰霊碑に献花したリースをそっくりそのまま再現。毛足の短いフェイクファーをベースとし、その上に刺繍でできた立体的な花が所狭しと咲き誇っている。引き続くものもあれば、新たに当時を象徴するアイテムもある。戦時中に女の子がかぶっていた頭巾は、厳しい時代を思わせる余地はこれっぽっちもない。花が連なるように乗せられていて、赤い色味が刺激的でありながら愛くるしい。フリルの重なりと立体的なテキスタイルが相まって、花びらを着るといった感覚だ。フロッキー加工や敷き詰められた精緻な刺繍、和服に用いられるような織り物などは適度なハリを持たせ、ハイウエストにフレアを利かせたようなシルエットにマッチしている。特に当時の女性たちの正装とでもいえようレトロなスカートとジャケットの組み合わせは、360度どこから見ても体との空間が絶妙に図られた美しいシルエットだ。厳しい時代を生きた女性たちを想像しているはずなのに、完成したのは思わず笑顔がこぼれそうな服。芯の強い女性を思い描いたからこそ、楽し気で華やかで、それでいて繊細。そんなコレクションに導かれたのではないだろうか。
2017年03月29日昨年末、オーストラリアのシドニーにジェイ・Z&ビヨンセ夫妻をテーマとしたレストラン「The Carter」がオープンした。カーターとは、ジェイ・Zの名字であり、ビヨンセやブルー・アイヴィーちゃんの名字でもある。「The Carter」のラウンジの壁面には夫妻の顔がアートとして描かれており、バー・ルームはジェイ・Zがマンハッタンで経営しているバー「The 40/40 Club」に感化されたと思われる黄金のアート・デコ・スタイルの装飾が目立つ。ドリンクメニューにもこだわり、有名人の名前を採用。コニャックベースのカクテルには「オバマ・アウト」、ウォッカには「キミエ」(キム・カーダシアンとカニエ・ウェストの愛称)、スパイスラムには「スヌープ・ライオン」(スヌープ・ドッグの別名)が付けられている。フードメニューの「ザ・カーター・チキンウィング」(“ベイ”のホットソース付き)もおいしそうだ。「The Carter」のマネージャーはオーストラリアのメディア「The Music」に、「『The Carter』は、ニューヨークの素晴らしい建築物や食べ物、論争を巻き起こすようなエンターテインメントによってインスパイアされています」と語っている。ハリウッドから遠く離れたシドニーという場所柄ではあるが、すでにロザリオ・ドーソンや彼女との交際がうわさされるコメディアンのエリック・アンドレがパーティーを開催するなど、「The Carter」は盛り上がっている様子。いまのところはビヨンセたちの訪問やコメントはないようだ。(Hiromi Kaku)
2017年03月14日オーストラリア大陸と周辺島嶼の先住民、アボリジニ。彼らはダンスや楽器、アートなど独自の豊かな芸術文化で知られている。オーストラリアの最北エリアキンバリーのニキナ地方には106歳の「ご長寿アボリジニ伝統ペインター」が存在する。COURTESY OF MOSSENSON GALLERIES年齢なんて関係ない!100歳越えのアボリジニ伝統画家!アボリジニの独自のアートを極めたご長寿ペインターとはローンコーナン(Loongkoonan)氏。西洋医学を一切受け入れず、ニキナ地方の伝統的な薬草を使い、古くから伝わる文化や知恵に沿って生きてきた彼女。実は、95歳の時にアボリジニ伝統ペイントを描き始めたという。そして約10年経った今、ワシントンの在米オーストラリア大使館で個展をするほどのインターナショナルなアーティストとなった。COURTESY OF MOSSENSON GALLERIESアボリジニの伝統的なペイントは、元をたどると壁画だが、欧米人が入植した時に絵の具を持ち込んだのが今の絵画のスタイルの起源となったと言われている。「文字」を持たない文化のアボリジニは、絵画の中の一つ一つ意味をもつシンボルで文化や知恵を後世に継承していく。ただ美しいだけではなく、生きていく知恵がそこに記されているというわけだ。「生けるアボリジニの文化財」と言っても過言ではない106歳のローンコーナン氏は、文化や知恵を次の世代へ残すために、ニキナ地方の彼女が生まれ育った地や、そこで採れる薬草や食べ物、湧き水の見つけ方などを描き続けているのだ。チャレンジは何歳になってもできる。COURTESY OF MOSSENSON GALLERIESここ約10年で彼女の絵画の才能が、彼女の「伝えたい」想いとリンクし花開いた。95歳にして新しいことにチャレンジする精神、フットワークの軽さ、衰えない情熱…。彼女の存在は私たちに夢を与えてくれる。その姿は正直で、かっこいい。なによりもこんな風に歳をとりたいと思わせてくれる。106歳の今でも彼女は時々森へ行き、若い世代に指導をしながら狩りをしたり、釣りをしたりして、自然の恵みを受けながら伝統的に暮らす知恵を伝授しているという。「本当に病気になった時まで絵を描くことを続ける」と語る彼女。(参照元:mysinchew) 106歳になった今も情熱を持って、死ぬまで何かを表現しようとするその精神。ローンコーナン氏の生き様は民族を超えて、私たち日本人にも多大なインスピレーションを与えてくれる。Text by バンベニ 桃ーBe inspired! この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!オバマも支援。大企業による開発という名の「侵略」と4ヶ月間も戦い続けたある先住民に起きた奇跡。 アメリカ ノースダコタ州で先住民スタンディングロック・スー族の保留地の水源が汚染されるという理由から、抗議デモが続いていた石油パイプライン「ダコタ・アクセス・パイプライン」の建...
2017年03月07日ニューヨークで2016年に発表された「アリス アンド オリビア by ステイシー・ベンデット(alice + olivia by Stacey Bendet)」のアイウェア コレクションが、2017年4月7日(金)より日本で順次発売される。2002年に設立したalice + olivia by Stacey Bendetは元々、完璧なパンツを作りたいというステイシーの個人的な探求心から生まれたもの。その後レディ・トゥ・ウェア、ガウン、シューズ、アクセサリーやハンドバッグのコレクションを含むフルライフスタイルブランドへと成長した。周りの世界のあらゆるものからインスピレーションを受け、ステイシーは大胆な色、個性的なプリント、幅広いディテールを取り入れ、ドラマチックで力強いコレクションを生み出している。注目すべきは、ハリウッドのセレブリティ間での人気ぶり。ビヨンセ、グウィネス・パルトロー、ケイティ・ペリー、サラ・ジェシカ・パーカー、ミシェル・オバマ、そしてテイラー・スウィフト等が愛用している。登場する「アリス アンド オリビア by ステイシー・ベンデット」のアイウェアは、オーバーサイズのキャットアイ、スクエア、80年代風のラウンドフレームなどの大胆なシェイプが特徴。ベンデットは、オーバーサイズで存在感のあるサングラスが自身のシグネチャーになっており、まさに「Stacy Face」を連想させるアイテムが並ぶ。スワロフスキークリスタルやステンレススチールスタッズ、そしてポップなカラーは印象的なシルエットにアクセントを加えている。ステイシーは長い間アイウェアに情熱を傾けているので、今回のアイウェアの展開はブランドにとって自然な流れのように見える。なお、彼女はアイウェアの展開について、次のようにコメントを残している。「アイウェアは私のパーソナルスタイルの重要な要素です。アイウェアカテゴリーに取り組むことは、長い間、私のプライオリティリストにありました。最初のコレクションのデザインは信じられない程楽しい経験でした」。日本では、ベンデットがかねてより愛用しているクラシックでオーバーサイズなラウンド型“ステイシー”フレームを含む8スタイルが展開される。【概要】アリス アンド オリビア by ステイシー・ベンデット(alice + olivia by Stacey Bendet)発売日:2017年4月7日(金)発売場所:アリス アンド オリビア 表参道店、オンラインストア価格帯:33,000~83,000円+税
2017年03月06日株式会社お世話や東京都渋谷区に本社を置く、アクセサリー専門問屋の株式会社お世話やでは、和紙の折り鶴を使用した「折り鶴ピアス」が売れている。「折り鶴ピアス」は、折り鶴をアクリル樹脂で固めたピアス。月間想定売り上げの20倍の販売となっているという。おめでたい「鶴」「折り鶴ピアス」は2014年より販売しているロングセラー商品だ。心を込めて折った折り鶴に、日本の職人が樹脂を塗り重ねてできあがる。「鶴は千年、亀は万年」という言葉もあるように、長寿の象徴とされる「鶴」。結婚や出産、伝統的なお祝い事などに用いられることも多い。「折り鶴ピアス」は、このおめでたい「鶴」を身につけることができるよう考えられたのがきっかけだ。海外から人気海外、特に中国では、「鶴」といえば「日本の文化」という印象が強という。また、アメリカの前オバマ大統領が広島を訪れた際に折り鶴を寄贈したこともあり、好調な売れ行きに繋がっていると考えられる。お世話や原宿店では、海外の客が多数。「日本らしい」「MADEINJAPAN」のお土産として選ばれる代表的な商品の1つとなっている。(画像はプレスリリースより)【参考】※お世話やホームページ
2017年02月01日元テレビ朝日アナウンサーで、ウッチャンナンチャン・内村光良夫人の徳永有美が11日、AbemaTVのニュース番組『けやきヒル’sNEWS』(毎週月~金曜12:00~13:00)で、12年ぶりにキャスター復帰を果たした。徳永は、番組冒頭で「久しぶりなので緊張しているのですが、どうぞよろしくお願いします」とあいさつ。視聴者からは「おかえりなさい!」「あいかわらず綺麗」「いい声、さすがの安定感ですね」といった復帰を歓迎するコメントが寄せられた。番組では、オバマ米大統領の最後の演説や、トランプ次期政権の閣僚人事を審議する公聴会の様子などのニュースを取り上げた。本番終了後、徳永は「ものすごく緊張して、昨日はあまり眠れなかったのですが、今日はオバマ大統領最後の演説という大きなニュースがあったので、そちらに頭が集中できてよかったです」と感想。久々の復帰で、「原稿読みや課題はたくさんありますが、やっぱり生放送のスタジオで話すことはとても楽しいな、ということを深く実感しました」と振り返りながら、「あまり余計なことを考えずに、一つひとつのニュースに向き合っていきたいと思います」と、今後の意気込みを語った。同番組は、月・火・金曜を元SKE48の柴田阿弥、水・木曜を徳永が担当することになっており、あす12日にも徳永が登場する。
2017年01月11日2016年も残りわずか。今年はどんな言葉やニュースが世間を騒がせたのだろうか?株式会社サイバーエージェントでは、このたび、2016年1月1日(金)~12月14日(水)の期間に、「Ameba」のブログサービス「アメブロ」に投稿されたブログ記事をもとに、2016年の「ブログ流行語」の分析をおこなった。2016年「ブログ流行語」ランキングベスト101位:「広島」(656,398件)2位:「熊本地震」(345,558件)3位:「不倫」(212,454件)4位:「ポケモンGO」(155,921件)5位:「卓球」(102,224件)6位:「リオ五輪」(90,082件)7位:「乳がん」(76,735件)8位:「君の名は。」(57,468件)9位:「水素水」(42,878件)10位:「おそ松さん」(42,589件)上記は、2016年1月1日(金)~12月14日(水)に投稿された「アメブロ」内のキーワードを分析し、記事の投稿数をもとにランキング化したもの。他のキーワードに大差をつけて1位となったのは「広島」で、ブログ記事の投稿数は全656,398件。5月のバラク・オバマ米大統領の広島訪問や、8月の原爆死没者らの冥福と恒久平和を祈る声、9月の広島東洋カープリーグ優勝など、年間を通じて話題にあがることが多かったのが「広島」がランキング1位となった要因と言える。「熊本地震」が2位、瞬間的な投稿数が最多に2位は「熊本地震」で345,558件。瞬間的な投稿数では、「広島」よりも「熊本地震」が最も多い結果(41,037件)となった。また「#熊本地震」「#頑張ろう熊本」など、「アメブロ」内のハッシュタグ機能を通じて、現地の情報や復興支援について情報を共有し合うユーザーも目立っており、地震発生から半年以上が経過した現在もなお、これらのタグは利用され続けている。「不倫」「乳がん」「ポケモンGO」など、さまざまなジャンルのキーワードがランクイン3位にランクインしたのは「不倫」(212,454件)。2016年は有名人の不倫に関する話題が目立ったこともあり、新しい報道のたびにブログ上の投稿件数も増える、という流れがみられた。続く4位には、日本のみならず世界的な大ヒットを記録し、社会現象にもなった「ポケモンGO」(155,921件)。7位には、76,735件で「乳がん」のワードが。特に、フリーアナウンサー・小林麻央さんが乳がんと診断されていたことが明らかになった6月9日(木)の翌日には2,030件もの記事が投稿された。小林さんはその後、日々の様子を綴るブログ『KOKORO.』を開設。一般ユーザーからも、数多くの応援コメントや、ブログへの感想、小林さんへの想いを綴った記事が投稿されている。2016年を振り返るにあたり、今年話題になったキーワードやニュースを「Ameba」でチェックしてみてはいかがだろうか。【参考】※「Ameba」
2016年12月26日ハワイ発のガーリックシュリンプ専門店「ジョバンニーズ(GIOVANNI’S)」カフェ&ダイニング1号店が、2016年12月26日(月)、東京・吉祥寺の井の頭公園そばにオープンする。1993年創業の「ジョバンニーズ」はハワイのB級グルメであるガーリックシュリンプの先駆け的存在で、オアフ島ノースショアエリアにて実店舗や移動トラックにて販売をしている専門店。数々の有名人が同店を訪れてはトラックにサインを残していくことでも有名で、オバマ大統領をはじめ、多くのセレブリティにも愛されている老舗だ。「ジョバンニーズ」のガーリックシュリンプは、シンプルな美味しさが魅力。殻ごとぷりぷりに炒めたエビを温かいライスにトッピングし、仕上げに特製ソースをたっぷりかけて頂くガーリックシュリンプは、大きめのガーリックがしっかり効いたパンチのある味わいが特徴だ。吉祥寺店でも、「シュリンプ スキャンピ(ShrimpScampi)」、「ホット&スパイシー(Hot&Spicy)」、「レモンバター(Lemon/Butter)」の3種類のガーリックシュリンプを、現地と同じレシピで提供。ガーリックシュリンプ以外にも、一般的なハワイアンメニューに加え、NYスタイルのミートボールなど、アメリカン・エスニック・アジアン・ジャパニーズと幅広いフードメニュー42種類が用意されている。またオープンを記念して、2016年12月26日(月)から12月30日(金)の期間限定で食べ放題キャンペーンを実施。看板メニューの「シュリンプ スキャンピ」を注文すると、1時間の間食べ放題となる。【店舗情報】「ジョバンニ―ズ」カフェ&ダイナ― 吉祥寺オープン日:2016年12月26日(月)住所:東京都武蔵野市御殿山1-2-1 デュープレックスリズ1階電話:0422-26-9639営業時間:11:30~24:00席数:48席■食べ放題キャンペーン期間:2016年12月26日(月)〜12月30日(金)条件:「シュリンプ スキャンピ」(1,300円+税)を注文。オーダー時にスタッフへ合言葉「ジョバンニーズオープンおめでとう!」を伝える。時間:注文から1時間※1人毎に注文が必要。※在庫がなくなり次第終了。
2016年12月24日