クロエ・グレース・モレッツが、また1つ、大きな挑戦をやってのけた。『キック・アス』でキュートな激ツヨ少女を演じてブレイクした彼女は、『キャリー』でスティーヴン・キングが生んだホラーヒロインを現代に蘇らせ、『モールス』ではスウェーデンの傑作ヴァンパイア映画のリメイクに挑んだ。切ないストーリーが話題を呼んだヤングアダルト小説の映画化『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』からSFサバイバル・ミステリー『フィフス・ウェイブ』などまで幅広い役柄をこなしつつ、現代フランスを代表する名匠のもと『アクトレス ~女たちの舞台~』ではパパラッチに追われる“お騒がせ人気女優”に、シャーリーズ・セロン主演『ダーク・プレイス』でもカギを握る“悪女”を演じてみせた。そして今回、最新作『彼女が目覚めるその日まで』で挑んだのは、あの『エクソシスト』のモデルになったともされる難病「抗NMDA受容体脳炎」に冒された実在の女性ジャーナリスト。近年プロデューサーとしても手腕を発揮するシャーリーズが、そのジャーナリスト、スザンナ・キャラハンが綴った手記「脳に棲む魔物」の映画化に奔走した。「シャーリーズから電話があって『私があなたのエージェントだったら絶対にこの役をすすめるわ。きっと脚本も気にいってくれる。これは特別な作品になるから、よく検討してね』と言われたの」と、ふり返るクロエ。実は当初、主演はダコタ・ファニングに決まっていたが、スケジュールが合わずに降板。撮影を1か月後に控えたところで、『ダーク・プレイス』でクロエの実力を目の当たりしたシャーリーズが彼女に白羽の矢を立てた。「(ジェラルド・バレット)監督ともスカイプで話をして、こういうふうに撮っていきたいというビジョンをいろいろ聞いたわ。そしてすぐに脚本を読んで気にいって、同じ日に原作も読み終えて、2週間後にはバンクーバーに飛んで撮影に挑んだの」。憧れのニューヨークポスト紙で新人記者として働き、「いつか1面を飾る記事を書きたい」と前途洋々だったスザンナは、最初はただの風邪かと思いきや、やがて不眠やもの忘れ、幻聴、幻覚、手足のまひなど、原因不明のさまざまな症状に次々に見舞われていく。クロエが実在の人物を演じるのは、今回が初めてだ。「リアリティをもって演じなければならなかったから、スザンナとはかなり緻密にコミュニケーションを取ったわ」とクロエ。「スザンナからは医者が記録した情報を提供してもらい、その1つとして彼女がてんかんを起こしているときの動画を見せてもらった。そして、彼女自身の視点が欲しかったので、発病したときはどうだったか、病状が進むにつれどのくらい意識があったのか、いつ頃から意識がなくなったのか、そういうことを中心に、根掘り葉掘り聞いたの。それに、彼女の病気を突き止めたナジャー医師とも話をすることができ、すぐに打ち解けられたので役作りに協力してくれたわ」。共同プロデューサーでもあるスザンナ本人と脚本を読み進め、話し合いながら役作りをしていったというクロエ。「特に、当時どういうふうに世界が見えていたか、彼女自身がどういう気持ちでいたかを聞かせてもらった」と明かす。「幻聴が聞こえたり、幻覚が見えたりする。周りが私を操作しようとしている、私をみんなが捕まえようとしているでのは、という恐怖心に苛まれていた、毎日そんな状態だった」という彼女の体験を知ったクロエ。「その後、意識が混濁状態になり、最後には体が硬直状態になってしまうんだけど、そこまで来ると意識がはっきりしている時は少なくて、まれに意識が覚醒する時にはどういうふうだったのかなど、掘り下げていったわ。前夜まではそうやって翌日のシーンの準備を進めつつ、当日は直感で演技をした。あまり考えすぎると難しいシーンが多いから、逆効果になりかねないので」。その綿密なリサーチと“直感”で悪夢のような症状を体現していったクロエは、突然錯乱して泣き叫んだり、職場で机に立ち上がって奇声を発したり、真っ赤な顔でてんかんの発作を起こしたりと、これまでに目にしたことのない姿を披露する。まさに、“魔物”か何かが取り憑いてしまったかのような熱演だ。「てんかんはシーンによって種類が違うんです。例えばベッドの中で両腕を突き出しているときのてんかんと、食事をしているときのてんかんなど、すべてシーンにおいて専門医に説明してもらったわ。また、患者の方にも、このようなてんかんが起きた時はどうだったのか聞いたりもした。かなり緻密にリアリティを追求して、技術的に攻めていったわ」と言うクロエ。「実際、精神的にも体力的にも参ってしまうので、同じシーンは撮れて2、3テイクだった」と、その壮絶さも改めて口にした。そんなスザンナを懸命に支え、文字どおり“彼女が目覚めるその日まで”寄り添い続けたのは、両親や恋人、職場の上司たち。演じるのは、『マトリックス』のキャリー=アン・モスや『ホビット』3部作のリチャード・アーミテイジ、『ゴーン・ガール』のタイラー・ペリー、『gifted/ギフテッド』のジェニー・スレイトと実力派がずらり。特に、『キングコング:髑髏島の巨神』『ぼくとアールと彼女のさよなら』などの注目の若手トーマス・マンが演じる恋人スティーヴンとの場面は、一服の清涼剤ともいえるほど、キュートで瑞々しく愛情に満ちたものとなった。「私自身も母親が病気をして大変だったから気持ちがわかる。自分の愛する人が病気になるといつ何が起こるかわからないから、一瞬でもそばを離れたくない。看病する方にも負担がかかるから、その局面に差し掛かったときこそ本心がわかる。本当の友情や、家族の絆の強さや、その人との関係性が見えてくるんです」と真摯に語るクロエ。そして実際のスザンナは、闘病中に献身的に支えてくれたスティーヴンと回復後に結婚、現在は夫婦となっている。「2人が結婚したことに、私も感動したわ。真実の愛よね」とクロエ。「この現代に関係を続けられることは素晴らしいことだと思う。発病したとき、2人は付き合いだしてまだ1か月くらいで、付き合い始めたばかりだったのに、最後の最後まで頑張って一時も離れなかった。そして諦めなかった。私も2人の話を聞いていると心が温まるの」。“脳の中の魔物”によって閉じ込められてしまった本来の彼女を、信じて待ち続けた真の愛情に、クロエ自身も感銘を受けている。(text:cinemacafe.net)
2017年12月13日10日、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(37)が自身のブログを更新。所属事務所である吉本興業に個人的にクリスマスプレゼントを送ったことを明かした。 西野は、「吉本興業にクリスマスツリーをプレゼントしてみた」と題したブログを更新。自分が自由に活動させてもらえるのは、吉本興業のおかげだとして感謝の気持ちを込め「吉本興業本社の中庭に、クリスマスツリーをプレゼントすることにしてみました。」と明かした。 続いて、西野はプレゼントしたことを明かした理由について、「実は、一部のスタッフや後輩には“こっそりとプレゼントしたいから、このことは、あんまり誰にも言わんといてな”とお願いしたが、キッチリとその言葉を守り抜き、本当に誰にも言わないのです。」とし、「せっかくプレゼントしたのに、プレゼントしたことが伝わらなかったら意味がありません。」と嘆いた。 「今回のクリスマスプレゼントは決して安い買い物ではありません。せめて、ここに費やした金額ぐらい(もしくは、それ以上)は世間に伝わって、“西野って、本当に素敵だね”と思ってもらわないと、プレゼントをした意味がありません。」と主張。また、「この記事を読まれた方は、各々のTwitter、Instagram、Facebook、ブログ等で、“実は吉本興業の中庭にあるクリスマスツリーは…”という記事を書いて、鬼拡散してください。」と呼びかけた。 最後に「西野は結構なお金をかけて吉本興業にクリスマスツリーをプレゼントしました。結構なお金をかけて、吉本興業にクリスマスツリーをプレゼントしたのは、西野です。」と伝えた。 これに対しファンは「やること大きくて人間味もあってかっこいい笑」「朝から爆笑」「かっこいいなぁ鬼拡散しときます」とコメント、さらに西野の鬼拡散の呼びかけに答え、「実は吉本興業の中庭にあるクリスマスツリーはキングコング西野さんのクリスマスプレゼント#キングコング西野 #クリスマスプレゼント #鬼拡散」などSNSでの拡散が広がっている。
2017年12月10日『キングコング:髑髏島の巨神』のジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督による長編初監督作品で、あの『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせると話題を呼ぶ青春映画『キングス・オブ・サマー』のオンライン上映がスタートした。■『キングス・オブ・サマー』(2017年劇場公開作品)高校生のジョー(ニック・ロビンソン)と親友のパトリック(ガブリエル・バッソ)は、夏休み、ともに親への不満から家出を計画。2人は一風変わった少年ビアジオ(モイセス・アリアス)と一緒に、森に隠れ家を作る。しかし、そこにジョーが想いを寄せるクラスメイトのケリー(エリン・モリアーティ)がやってくると、少年たちの友情に亀裂が生じはじめ…。『キングコング:髑髏島の巨神』で世界的に注目を集めたヴォート=ロバーツ監督による鮮烈な長編デビュー作。プレミア上映されたサンダンス映画祭で絶賛され、類稀なビジュアル・センスに日本でもライムスター宇多丸が早くから賞賛するなど、注目度はすでに高い。主演を務めるのは、『ジュラシック・ワールド』『フィフス・ウェイブ』などで人気上昇中の若手俳優ニック・ロビンソン。『スタンド・バイ・ミー』を彷彿とさせる新時代の青春映画で、親への不満から家出を計画した少年たちのひと夏が瑞々しく描かれる。■『ビーイング・チャーリー』(日本初公開)また、もう1本は『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督が、息子の実体験を基に描き上げた家族の物語。息子ニック・ライナーも脚本で参加した。思春期の少年がドラッグ問題を通じて家族や友人などの関わりの大切さを感じるヒューマン青春ドラマ。主演は『キングス・オブ・サマー』同様、ニック・ロビンソン。同じ思春期の少年でも、全く違う表情と輝きを放つニックの魅力は要注目!『キングス・オブ・サマー』『ビーイング・チャーリー』はオンライン上の映画館「デジタルスクリーン(TM)」にて上映中。(text:cinemacafe.net)
2017年11月09日ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッドに、新田真剣佑も名を連ねる『パシフィック・リム:アップライジング』(原題)の日本公開が、2018年4月に決定。合わせて、日本と思しき都市も登場する海外版予告が到着した。戦いは終わりではなく、始まりだった――。前作で描かれた人類とKAIJUの死闘から数年が経過し、平穏が戻っていた地球に、進化を遂げたKAIJUが再び姿を現し、世界を絶望の淵へと突き落とす。よりスタイリッシュに洗練され、パワーアップを果たした新世代の“イェーガー”に乗り込む若きパイロットたちは、迫りくるKAIJUを撃ち滅ぼすことができるのか…。到着した海外版予告(日本語字幕入り)は、先日まで開催されていた「ニューヨーク・コミコン」にて初披露されたもの。映像には、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でフィン役に大抜擢され、最新作『最後のジェダイ』にも出演するジョン・ボイエガ演じる主人公ジェイクが、偉大なる父ペントコスト司令官(イドリス・エルバ)の意思を継ぎ、絶体絶命の危機に直面する人類を救うため、「いま世界を救うのは俺たちだ」とイェーガーの操縦席に乗り込む決意を固める胸アツな場面が登場。また、前作に引き続き、2人のパイロットが神経を同調させ操縦するイェーガーの象徴的なシステムは健在で、さらにジェット噴射を駆使し空へと飛び立つ迫力満点の新機能も映し出されており、新たなる闘いは世界各国の都市へと飛び、陸・海・空すべてをまたにかけたケタ外れのスケールへと拡大することが予想される。さらに本映像からは、なんと日本と思しき都市でも、超巨大KAIJUとの激しいバトルが繰り広げられる様子が見られることにも注目だ。前作で日本のアニメや特撮への愛情を余すことなく注ぎ、とことんこだわり抜いた世界観で、日本はじめ世界中の映画ファンの心を鷲づかみにしたギレルモ・デル・トロは、本作では引き続き製作として参加。Netflixドラマ「Marvel デアデビル」を手がけたスティーヴン・S・デナイトがメガホンをとる。KAIJUオタクのニュートン博士(チャーリー・デイ)や森マコ(菊地凛子)ら人気キャストも続投し、新キャストにはボイエガやスコットほか、TVシリーズ「エメラルドシティ」でドロシーを演じたアドリア・アルホナ、『キングコング:髑髏島の巨神』『グレートウォール』のジン・ティエン、さらに新田さんも名を連ねており、前作を凌駕する興奮をもたらしてくれそうだ。『パシフィック・リム:アップライジング』(原題)は2018年4月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パシフィック・リム 2013年8月9日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC
2017年10月12日イオンエンターテイメント株式会社と吉本興業株式会社が、映画の製作・宣伝・配給・興行業務において提携することを発表した。イオンエンターテイメントは、日本国内最多(90館、763スクリーン)のスクリーン数を誇るイオンシネマの運営会社。コンテンツホルダーであり、かつ制作能力を持ち合わせた吉本興業との提携によって、今回新しい映画コンテンツを共同で製作、宣伝、配給、興行していく。また、映画関連の商品開発や映画から派生するイベントや展示会などの開催で、多面的に映画コンテンツに触れられる機会を創出し、いままでにない新たな形の興行にも挑戦していくという。そして今回、イオンエンターテイメントと吉本興業で取り組む映画のラインナップ候補として、「キングコング」西野亮廣作の32万部を超えるヒット作となった絵本「えんとつ町のプぺル」(アニメ)などを検討中。なお、これまでも2社は2013年9月エンターテイメント事業に関する基本協定を締結し、よしもと幕張イオンモール劇場のオープン(2013年~)、ハイスクールマンザイの合同開催(2009年~)、クールジャパン・コンテンツを海外で展開する合弁会社(MCIPホールディングス)への出資(2014年~)などで双方の「強み」をいかした共同事業を積み上げてきている。(cinemacafe.net)
2017年09月28日世界中から愛される人気女優クロエ・グレース・モレッツが主演、オスカー女優のシャーリーズ・セロンが製作を務める『彼女が目覚めるその日まで』(原題:Brain on Fire)が、12月16日(土)より日本公開されることが決定した。憧れのニューヨーク・ポスト紙で働く、若手記者スザンナ・キャハラン(クロエ・グレース・モレッツ)。付き合い始めたばかりのミュージシャンの恋人スティーヴンを両親に紹介し、仕事にプライベートに充実した人生を送っていた彼女に、突然悪夢のような悲劇が降りかかる。物忘れがひどくなり、トップ記事になるはずの大切な取材で大失態。幻覚や幻聴に悩まされて眠れず、ついには全身が痙攣する激しい発作を起こすが、検査結果は「異状なし」。日に日に混乱し、会話もできなくなったスザンナに精神科への転院をすすめる医師たち。だが、両親とスティーヴンは、スザンナの瞳の奥の叫びを感じていた――。2007年に「抗NMDA受容体脳炎」と特定されたこの病気は、映画『エクソシスト』のモデルになった実在の少年の臨床像そのものと指摘されている難病。世界で217人目の患者となったスザンナ・キャハラン本人が、闘病生活と回復までの壮絶な日々を自ら手記にして発表し、2009年にニューヨーク・タイムズのベストセラー・ノンフィクション第1位に輝いた「脳に棲む魔物」(KADOKAWA刊)を原作に映画化。2016年の第41回トロント国際映画祭に出品された。現代の医療システムの落とし穴を暴き、知られざる病の存在を世間に知らしめ、全米に衝撃を与えたスザンナの闘病記の映画化に動いたのは、まもなく『アトミック・ブロンド』の日本上陸も控えるハリウッドのスター女優シャーリーズ。主演は、『キックアス』のヒットガールで一躍ブレイク以降、女優としてのキャリアを着実に積み、美しく成長したクロエ。これまでに見せたことのない迫真の演技で難役に挑む。そのほか、『キングコング:髑髏島の巨神』『ぼくとアールと彼女のさよなら』のトーマス・マン、『マトリックス』やNetflixマーベルドラマのキャリー=アン・モス、『ホビット』3部作のリチャード・アーミテイジ、『ゴーン・ガール』のタイラー・ペリーなど、豪華俳優陣が脇を支え、スザンナ本人も共同プロデューサーとして全面協力する。『彼女が目覚めるその日まで』は12月16日(土)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月18日20日お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣(37)が自身のブログを更新。オダギリジョーになりきったという動画とそれに至る経緯を報告した。 西野はこの日、《キンコン西野「俺は世界一のオダギリジョーになる》と題したブログを投稿。《この度、パイン株式会社様より『パインアメ』の宣伝を丸投げされ、オダギリジョーになる機会が巡ってきました。》と報告。 西野は、パインアメの販売元であるパイン株式会社より宣伝担当に任命されており、パインアメの宣伝のため、ステマと大々的にうたった宣伝曲&動画を作成したと説明。 究極のステマソング『STAY MY LOVE(ステマLOVE)』のレコーディングを終え、PV撮影になったところで、《皆と話し合った結果、“PVはできるだけ再生された方がいい。…となると、オダギリジョーだよね”と結論》したとし、撮影2週間前から、髭を剃るのを辞め、オダギリジョーになりきる準備に入ったという。 また、撮影時には《私がオダギればオダギるほど、どういうわけか、スタッフからは失笑が起きます。それでも私はオダギリジョーを続け、ついに最後までオダギリジョーをやりきりました。》と明らかにした。 これにファンは「いいわあ、かなり高得点なオダギリジョーになっているし(笑)」「笑いあり最高のステマでした!」「この人はとことん芸人だなぁ。こういう盛大にボケまくるところが本当にすき。ステマラブのMV、面白すぎる」「おもしろい」「自称オダギリジョーの西野さんかっこいい」などの反応を見せている。
2017年07月20日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサ役が高い評価を受けたシャーリーズ・セロンが、今度は“最強の女スパイ”を演じる『アトミック・ブロンド』。7月17日(現地時間)、本作のワールドプレミアが物語の舞台となったドイツ・ベルリンにて開催され、シャーリーズと共演のソフィア・ブテラが登壇した。『ジョン・ウィック』共同監督で、『デットプール』続編のメガホンもとるデヴィッド・リーチが手がける本作。主人公のブロンドヘアの女スパイ、ロレーン・ブロートンを演じるのは、アカデミー女優のシャーリーズ。共演には、トム・クルーズ主演『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』で“王女ミイラ”役に起用されたソフィア、『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイ、さらに『キングコング:髑髏島の巨神』などのジョン・グッドマン、「SHERLOCK/シャーロック」のトビー・ジョーンズなど実力派俳優が脇を固めている。この日、ベルリン・ポツダム広場劇場には、最強の女スパイ、ロレーンを演じたシャーリーズ、そして、いま最も注目を集める新進女優であり、ロレーンに接近する謎の“フランス人スパイ”を演じたソフィアをひと目見ようと、大勢のファンが集結。真っ赤なリップに、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の真っ白なブラレットとハイウエストのマイクロミニスカートという大胆衣装をまとったシャーリーズは、大歓声の中、レッドカーペットに到着。ファンのもとに駆け寄り、サインや写真撮影に応じた。その後、スパンコールが施された黒のロングドレスに身をつつんだソフィアをリードするように、手をつなぎながらフォトコールに登場し、取材陣を圧倒。フォトコール中もシャーリーズとソフィアは終始談笑しており、その姿からも2人の仲の良さが伺えた。プレミア上映への期待のコメントを求められたシャーリーズは、「緊張と興奮が入り混じった気分。初めて作品を見せる機会なのでドキドキしている」とコメント。ソフィアも「女性を勇気づける素晴らしい作品に仕上がっていると思う。シャーリーズは驚異的な存在。参加できてすごく光栄」と共演に喜びを示した。続いて、上映前に劇場に姿を現したシャーリーズとソフィア。シャーリーズは会場に集まったファンに、「今日まで長い旅でした。ベルリンを舞台にした作品を手掛け、この土地で撮影できたことを誇りに思う。ベルリンの皆さまにお披露目できるなんて私たちにとって本当に特別なひとときです」と感慨深げ。「撮影に協力してくれた全てのクルー、あなたたちが1人でも欠けていたら、映画は完成しませんでした。ソフィア、あなたの素晴らしい才能に感謝してるわ。映画を楽しんで!ベルリンありがとう!」と、ソフィアをはじめ、すべてのキャスト・スタッフに感謝と尊敬の意を表しながら、隣に立つソフィアと熱いハグを交わしていた。『アトミック・ブロンド』は10月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月19日いま、映画界で“マスコット系男子”がアツイ視線を浴びているのをご存知だろうか?中でも『スパイダーマン:ホームカミング』で、“新スパイダーマン”を演じるトム・ホランドは、その愛くるしい笑顔、少年のような無邪気さ、そして会いたくなるような親しみやすさを兼ね備えた、まさに“マスコット系男子”の代表格。今回は、そんなトム・ホランドをはじめとする、いま注目すべき“マスコット系男子(ハリウッドver)”に迫った。■マスコット系男子の“芸術派”!?アーティスト一家に育った長身イケメン!アンセル・エルゴート/『ベイビー・ドライバー』(8月19日公開)音楽にノリながら驚異の運転テクニックを発揮する若きドライバーの活躍を描き、全米で大ヒット中のエドガー・ライト監督の最新作。天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー・ベイビー役を演じるのが、『きっと、星のせいじゃない。』などで知られるアンセル・エルゴートだ。アンセルといえば、父親は米ファッション誌「ヴォーグ」の写真家として活躍、母親は舞台演出や振り付けを務め、さらに兄は映像編集者、妹も父と同じく写真家という、見事なまでの芸術一家の中で育った若手イケメン俳優。193cmという高身長に加え、甘~い眼差しと、疲れも吹き飛ぶような弾ける笑顔が印象的なアンセルに癒されること間違いなし!?■マスコット系男子の“愁い”担当!?甘いマスクと切なげな瞳が美しすぎるニック・ロビンソン/『キングス・オブ・サマー』(8月19日公開)『キングコング:髑髏島の巨神』で一躍注目を集めたジョーダン・ボート=ロバーツ監督が、2013年に発表した長編監督デビュー作となる青春映画で、親への不満から家出を計画する高校生のジョー役を演じるのが、ニック・ロビンソン。10歳から子役として活躍し、その後もTVドラマから、大ヒット作『ジュラシック・ワールド』、クロエ・グレース・モレッツ主演『フィフス・ウェイブ』など話題の映画に出演、じわじわと頭角を現している。業界も大注目のニックだが、その甘いマスクと愁いを帯びた切なげな瞳は、乙女ゴコロをくすぐられてしまうはず!8月5日(土)からは、難病の少女との初恋を描いた『エブリシング』も日本公開に。■ノーラン監督も絶賛、マスコット系男子の“昭和”担当!? ハタチとは思えぬ渋さが魅力フィオン・ホワイトヘッド/『ダンケルク』(9月9日公開)第2次世界大戦中、フランス・ダンケルクを舞台に、ドイツ軍に包囲された英仏両軍の兵士・約40万人の脱出作戦を描く本作。『ダークナイト』シリーズや『インターステラー』などのクリストファー・ノーラン監督が、初めて実話の映画化に挑んだことが話題だが、トム・ハーディら豪華キャストの中で主人公を演じるのは、皿洗いをしながらオーディションに通っていたという新星フィオン・ホワイトヘッド。映画初出演で異例の大抜擢を受けた、ノーラン監督も絶賛する“シンデレラボーイ”は、初々しさを感じさせつつも、どことなく“昭和”の香りを感じさせる(!?)渋さを持ち合わせたイケメン俳優。今後の活躍にも期待大だ!■その笑顔、守りたい!?マスコット系男子の大本命!トム・ホランド/『スパイダーマン:ホームカミング』(8月11日公開)マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦し、スパイダーマンとアイアンマンとの競演で話題となっている新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』。本作では、新スパイダーマン/ピーター・パーカーを演じた“トムホ”ことトム・ホランドの魅力が炸裂。ピーターは、ふだんは親友とワルふざけをし、いじめっこにはからかわれながら、気になる女子への淡い思いは胸に秘めるという、どこにでもいそうな普通の15歳の男子高校生。しかし、放課後ともなればNYの街を華麗に飛び回る、新米ヒーローのスパイダーマンとなる。憧れのアベンジャーズ入りを目指し、部活ノリでヒーロー活動を始め、悪党を追い詰めても、若さと必死さゆえに空回りの連続…。それでも、何度も壁にぶち当たりながらも、夢を一途に追いかけるひたむきさは、ずっと「スパイダーマン」役に憧れ続けていたというトムの“まっすぐ”な一面と重なり、ついつい応援したくなってしまうはず。さらに、器械体操やダンスで鍛えた驚異の身体能力とは裏腹に、10代の少年の無邪気さを見事に表現しており、時折見せるキラキラ笑顔にも胸キュン必至。先日、彼の待望の初来日が発表されるや、SNS上では「トムホの来日嬉しすぎる!!!」「絶対会いたい!!!」と歓喜の声が続出中。ハリウッドの最旬若手俳優にも関わらず、こんなにも「会いたい!」という声が飛び交うような“親しみやすさ”を兼ね備える彼は、まさに“マスコット系男子”の大本命。トムホを筆頭に、今年大ブレイクすること間違いなしの“マスコット系男子”たちを見逃さないで!(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイダーマン:ホームカミング 2017年8月11日より全国にて公開(C) Marvel Studios 2016. (C) 2016 CTMG. All Rights Reserved.ダンケルク 2017年9月9日より全国にて公開(C) 2017 Warner Bros. All Rights Reserved.
2017年07月17日15日から公開の『パワーレンジャー』はご存知の通り、日本の特撮シリーズ“スーパー戦隊”をアメリカで映画化したもの。こうした日米ハイブリッドの作品、日本の漫画・アニメの実写映画化は4月に公開された『ゴースト・イン・ザ・シェル』を始め、現在ハリウッドで次々に企画されている。■原作・大場つぐみ&作画・小畑健による日本の少年漫画「DEATH NOTE」まずは8月25日(金)からNetflixで配信予定の『デスノート』。アメリカを舞台にした本作では、『マイ・インターン』や『きっと、星のせいじゃない』に出演していた23歳のナット・ウルフが夜神月にあたる主人公、ライト・ターナーを演じ、リュークの声をウィレム・デフォーが担当。マシ・オカがプロデューサーに名を連ね、出演もしている。アダム・ウィンガード監督は1982年生まれ。日本のアニメを見て育った彼は、レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザースが展開する“モンスターバース”の集大成『Godzilla vs. Kong』(原題)の監督にも抜擢された。■日本を代表する特撮怪獣「ゴジラ」VS アメリカが生んだ特撮怪獣「キングコング」『Godzilla vs. Kong』(原題)は、3月から脚本準備が始まり、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのテリー・ロッシオ、『スター・トレック BEYOND』のパトリック・マッケイとJ・D・ペイン、『メイズ・ランナー』シリーズのT・S・ノーリンなどが参加、共同で執筆にあたる。3月に日本公開された『キングコング:髑髏島の巨神』、2019年予定のハリウッド版ゴジラ『GODZILLA: King of the Monsters』(原題)を踏まえた内容になるという。映画の公開は2020年5月22日(現地時間)を予定している。■木城ゆきと原作のSF格闘漫画「銃夢」ジェームズ・キャメロンは木城ゆきと原作の漫画「銃夢」の映画化をプロデュース。ロバート・ロドリゲス監督がメガホンを取る本作の撮影は今年2月にクランクアップし、現在ポストプロダクション中。26世紀のディストピアと化したアメリカを舞台に、記憶喪失のサイボーグ少女が戦闘能力を武器に賞金稼ぎとして活動するストーリー。ヒロインの名前は原作の“ガリィ”から“アリタ”に変わったが、演じるのは『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』のローサ・サラザール。同シリーズ第3作にも出演し、アクションも得意な彼女の活躍に期待が高まる。ロドリゲス監督の『ベイビー・ドライバー』(8月19日(日)公開)で注目を集めるエイザ・ゴンザレス、ミシェル・ロドリゲス、『デッドプール』でエイジャックスを演じたエド・スクラインも出演し、クリストフ・ヴァルツがイド博士、ジェニファー・コネリーが悪役を演じるなど、豪華なキャストが揃うが、なんといっても注目は今年『ムーンライト』でアカデミー助演男優賞を受賞したマハーシャラ・アリの出演。悪役のヴェクターのほか、2役を演じるという。全米公開は2018年7月20日予定。■劇場アニメもヒット!大友克洋による大人気漫画「AKIRA」長年うわさになりながら、なかなか進展がなかった「AKIRA」はレオナルド・ディカプリオがプロデューサーに名を連ね、現在脚本執筆が進められている。2002年からワーナーで企画がスタート、2011年に一度は脚本が完成し、プリプロダクションに入ったが2012年に中断。現在新たに脚本執筆が進められている。一時はクリストファー・ノーランやジョージ・ミラー、『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンなど様々な監督の名前が候補に挙げられたが、現在交渉中なのが低予算ホラー『Get Out』(原題)でスマッシュヒットを放ったジョーダン・ピール監督。コメディアンでもある監督は相棒のキーガン・マイケル・キーと『キアヌ』に主演している。■“漫画の神”と称される巨匠・手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」そして、日本人にとって国民的キャラクターである「鉄腕アトム」も『Astro Boy』の英名で映画化の企画が昨年から始動。日本の手塚プロダクションも製作に参加するという。『カリフォルニア・ダウン』の脚本家コンビ、アンドレ・ファブリツィオとジェレミー・パスモアが執筆中だ。撮影がまだ始まっていない企画については、実現したら、どのように実写化されるのか、日系あるいは日本人の俳優起用はあるのか。いずれの作品にも期待が高まる。(text:Yuki Tominaga)
2017年07月15日キューカンバーって何!? キュウリのことでございます。なんとなく英語で言ってみました。スルーしてください。さてさてこのキュウリ。サラダの食材としてはお馴染みの野菜ですよね。定食屋さんや学食のサラダの中には、斜めにスライスされたキュウリが2~3枚。ちょっと控えめにサラダ全体を彩ってくれています。■キュウリって実はすごいヤツ!食べるだけにとどまらず、香水に使用されたりもしているキュウリ。口に含んだ時の爽やかな香りは気持ちをもフレッシュにさせてくれます。夏の扉が開いちゃいそうなくらいフレッシュですよね。身近すぎて存在自体が当たり前になっているキュウリですが、実はなかなかすごいヤツなんです。今回はそんなキュウリくんのチカラを生かしたむくみやイライラに効果的な簡単レシピをご紹介!■女子の味方?ナイスな一石三鳥スーパーで1本100円未満で売られていることが多いキュウリですが、リーズナブルなうえに食べるといいことがいーっぱい!ドドーンとまさかの一石三鳥です!!【効能1】むくみ取り&利尿作用キュウリを噛んだ瞬間、あふれる水分。キュウリ汁ブシャー!なんともジューシーなキュウリは、むくみやすいタイプの方におすすめです。体内に余分な水分が溜まって、顔や体がむくむと顔立ちが変わるし、太ったように見られてしまいがち。結構バカにできないむくみ。どんどん溜まっていく余分な水毒を、キュウリに含まれているカリウムのチカラを借りてどんどん排出しましょう。【効能2】ほてりや炎症を鎮めてくれるキュウリはトマトやナスと並んで夏野菜の代表格!夏の旬野菜はほてりを鎮め、体を涼やかにしてくれます。爽やかな香りも心なしか涼し気で心もリフレッシュ!! 暑さと湿気でイライラしてたら、せっかくの素敵なあなたが台無し!キュウリに含まれているサポニンのチカラで、日焼けによって荒れた肌や熱が溜まった体の炎症をおさえましょう!【効能3】血液サラサラにしてくれにけりキュウリには血液をサ~ラサラにしてくれる効能があるんですってー!ビックリよねー!!たくさんの水分で作られているキュウリ。体内の水分量を増やし、血液を循環させてくれる効果も期待できます。ちなみに咳止めにも効果があるそうです。■キュウリとなめこのツルツル味噌汁写真がほぼ、なめこショットになってしまいました。体調が揺らぐ梅雨の時期は、なめこも女子の味方になってくれます。イエイ!なめこに含まれているムチンというヌルヌメ成分が免疫力をアップ!腎臓に作用するので、むくみも改善してくれるんです。そんななめこちゃんとキュウリくんの合体パワーで、体に溜まった水毒をバンバン排泄していこうじゃあーりませんか!≪材料≫2人分・キュウリ…1本・なめこ…1袋・味噌…大さじ3〇水…2カップ〇顆粒だし…小さじ1≪作り方≫[1] キュウリはピーラーで皮をむきます(皮があると青臭くなってしまうので)。[2] お湯を沸かし、なめこをサッとくぐらせて余分なヌメリを取り除きます。[3] 鍋に〇の材料を入れて温め、フツフツと水泡が出てきたらキュウリを入れます。[4] 2~3分ほどしたら味噌をとき、なめこを入れて火を止め、蓋をします。キュウリは皮をむいているのでクセがなく、なめこのムチンでつるりと食べられます。キュウリの味噌汁なんて…ウゲーと思うあなた!まずは食べてみてくださいまし。■カンタン!キュウリの韓国風和え物サラダなんと!包丁も使わない超カンタンレシピ!2分でダイナミックにお料理しましょ!≪材料≫2人分・キュウリ…1本〇ごま油…大さじ1〇塩…少々〇白ゴマ…お好みで(あれば)〇韓国海苔…お好みで(あれば)≪作り方≫[1] キュウリは水で洗い、まな板につぶすように押し付け、転がしてから指で一口大にダイナミックにちぎる!「ぬおぉー!」と叫びながらちぎるとそんなに力もいらず、カンタンです。[2] ボウルかジップロックにキュウリを入れ、〇の材料を全て入れ、和えたらできあがり♪あっという間にカンタンな一品。カップラーメンより早くてヘルシー!しかもごま油には、悪玉コレステロールを分解してくれるセサミンが含まれています。むくみ解消ついでに、悪玉野郎も退治!そしてキュウリをちぎりながらストレス解消!!わたしは最強のゴリラ“キングコング”っぽく、ちぎっています。■ヘルシー&リーズナブル・キュウリ様キュウリはとにかくリーズナブル。1本ずつバラ売りされているので、買いやすいし、いろんな料理に使いやすい、みんなの味方。サラダを作る時間がなくて、野菜を食べるのが面倒な時!ちぎってサラダでも、そのままかじってもOK!カンタンお手軽、そのままスティックサラダだぜー!梅雨の時期は、キュウリ一品をON THE テーブル!!ライタープロフィール高橋わこう出張料理人を経て、現在は手軽に旬の食材を用いた運気アップ料理を研究中。薬膳や青森津軽料理も取り込んだレシピで美人度アップ料理を目指す。猫と旦那さんとの核家族。恋愛コラムニストのオクトパス高橋と同一人物疑惑が出ている。
2017年07月06日エズラ・ミラーが主演を務め、1971年に実際に行われた“世界一悪名高い”心理実験「スタンフォード監獄実験」を映画化した衝撃作『プリズン・エクスぺリメント』。サンダンス映画祭で3冠を獲得した本作から、予告編とともにポスター&場面カットが一挙に解禁となった。1971年8月――。スタンフォード大学心理学部のジンバルドー教授(ビリー・クラダップ)は、夏休みの校舎を利用してとある実験を始めた。被験者として募集された男子学生を、9名の看守と9名の囚人グループに分け、刑務所生活を再現、“役割”が人にどのように影響するかを調べるというものだった。“看守は囚人に暴力を振るわない”など、いくつかの条件の下、実験は始まった。囚人番号8612となったダニエル(エズラ・ミラー)は刑務所に収監されるが、反抗的な態度から看守役の屈辱的な命令がエスカレートし、ついには禁止されているはずの暴力にまで発展する。しかし、監視カメラで様子をみているジンバルドー教授はスタッフの制止もきかず、実験の続行を命令。その一方、ダニエルはひとり、気が狂ったふりをして脱出し、皆を助けに戻ると約束するが…。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』や『ジャスティス・リーグ』の注目俳優エズラが主演を務める本作。『ハート・ロッカー』でアカデミー賞を受賞した仕掛け人ブライアン・ジェラティが、1971年にアメリカ・スタンフォード大学で実際に行われた心理実験を、2001年のドイツ映画『es/エス』、2010年のアメリカ映画『エクスペリメント』に続いて映画化した。その心理実験とは、健康な男子大学生を囚人役と看守役に分け、“立場”や“役割”が人に与える影響を調べるもの。期間は当初、14日間の予定だったが、実験が開始するや否や暴力が蔓延し、学生たちの精神を破壊、わずか5日で幕を閉じたとされる。本作では、原作となった心理学書「ルシファー・エフェクト」を忠実に映像化。“命令”の名のもとに、普通の人間がいとも簡単に残忍になり、人格破壊をしていくかをあぶり出し、サンダンス映画祭ほか世界中の映画賞で絶賛を受けた。エズラが主人公のダニエルを熱演し、心理学教授役を『ウォッチメン』『20センチュリー・ウーマン』などのビリー・クラダップが務めるほか、『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』「13の理由」のマイルズ・ハイザー、『ウォールフラワー』「ガールボス」のジョニー・シモンズ、スピルバーグ監督作『Ready Player One』(原題)や『X-MEN:アポカリプス』のタイ・シェリダン、『キングコング:髑髏島の巨神』のトーマス・マン、『JUNO/ジュノ』『ジャッジ・ドレッド』のオリヴィア・サールビーなど、若手キャストたちが集結。まずは、“人間が壊れる”その過程を、この予告編から確かめてみて。『プリズン・エクスぺリメント』は7月19日(水)より新宿シネマカリテにて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月03日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の無双女子・フュリオサ役も記憶に新しいアカデミー女優シャーリーズ・セロンが『ジョン・ウィック』&『デットプール2』の監督と組んで贈る、スタイリッシュ・スパイアクション『アトミック・ブロンド』(全米公開:7月26日)の日本公開が決定。シャーリーズの“ブロンド”がクールな、ティザービジュアルと特報映像が解禁となった。『モンスター』でアカデミー賞を獲得し、近年では『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で高い評価を受けているシャーリーズが、最強の女スパイを演じる本作。『ジョン・ウィック:チャプター2』でもキッレキレの友人キアヌ・リーブスとトレーニングを重ねたそうで、激しいアクションに生身で挑んでいる。メガホンをとったのは、『ジョン・ウィック』の共同監督であり、2018年公開の『デットプール』続編の監督にも決定しているデヴィッド・リーチ。共演には、『X-MEN』シリーズや『ウォンテッド』のジェームズ・マカヴォイに、『キングスマン』のガゼル役で一躍注目され『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』では王女ミイラ役に抜擢されたソフィア・ブテラ、さらに『キングコング:髑髏島の巨神』のジョン・グッドマン、『キャプテン・アメリカ』シリーズのトビー・ジョーンズなど、豪華実力派俳優が脇を固めている。そんな本作から初解禁された特報映像は、「これは私が選んだ人生」とシャーリーズ演じるMI6の女スパイ、ロレーン・ブロートンの独白と、華麗なるガンアクションから幕を開ける。消された諜報員と消えた最高機密のリストの奪還を命じられたロレーンは、世界の運命を握るリストの行方を追ってベルリンへ。映像には、シャーリーズ演じる女スパイのプロポーションの美しさがひと際映える格闘シーンが、クイーンの名曲「キラー・クイーン」に乗せ、繰り広げられる。中でもピンヒールを使った攻撃や、敵の首に縄を括り窓から飛び降りるなど、前代未聞のアクションシーンは圧巻のひと言。マカヴォイやブテラらの姿も確認できる。また、同時に解禁されたティザービジュアルは、印象的な“ブロンド”のロレーンが、クールにサングラスをきめ、革のニーハイブーツを履きこなすスタイリッシュなもの。銃を片手にこちらを見つめる、まさに「最強の女スパイ」の姿とともに「誰も信じるな」というコピーが印象的。その言葉が意味する、最強の女スパイの前に立ちはだかる敵とは…?超豪華なキャストとスタッフが放つ、クールな女スパイの超絶アクション。今後の続報にも期待していて。『アトミック・ブロンド』は10月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月23日20日、お笑いコンビ キングコング西野亮廣(36)が、自身の公式ブログで「AKBが最高すぎる!」と題したブログを更新。17日に行われたAKB総選挙でのNMB48メンバー須藤凜々花(20)の結婚発表について自身の考えを語った。 AKB総選挙の結婚発表について多くの人がファンが可哀想と批判をしたが、西野は「人生は「全員右にならえ」の北朝鮮のマスゲームじゃない。100人いれば、100通りの人生があっていい」とし、「逃げることを選んでもいいし、他人の人生の責任をとれないくせに、既存のルールや、己の感情で他人の逃げ道を塞ぐことほど下品なことはないと“僕は”思う。」と独自の考えを披露。 矛盾するようだけどと前置きをした後、「怒りを露にし、批判の声を上げたメンバーやファン、AKBという現象が面白すぎる。」とコメント。「道徳が麻痺するほど、メンバーもファンもAKBに対して一生懸命だ。批判したファンの方も、最高だと思う。」とメンバーやファンを尊重した上で、「オーバーランしちゃうほどの想いがあるから、AKBという現象が生まれたんだろうな。」と分析した。 さらに、「あの場で結婚を発表した彼女も最高だ。彼女の事情は、彼女にしか分からない。」とし、「本当にファンを公言するのであれば、応援してあげて欲しいな、と僕は思う。」とつづった。 これにネットでは「西野さんの独自の考え方は好きでえすが、それとこれはとは別です」「アーティストらしく人と違ったこと言いたいのはわかるけどちょっとズレてる。結婚自体を悪いと言っている人は少ない」「怒ってるファンの大半はギリギリまでお金を使うように煽ってのあれだから激怒したんだと思う」などの西野の考えに対する反論意見が多く見受けられる。
2017年06月20日リーアム・ニーソン扮する怪物と少年の“魂の契約”をめぐる物語を映画化した『怪物はささやく』。本作で、主人公の少年コナーの父親役を演じるのが、演技派として注目を集めている英国俳優トビー・ケベルだ。実は今年、本作や『キングコング:髑髏島の巨神』など話題作への出演が相次いでおり、ブレイク必至とささやかれている。12歳の少年コナーは、難病を抱えた母親と2人暮らし。ある夜、コナーのもとに怪物がやって来て告げる。「いまから、私はお前に3つの“真実の物語”を話す。4つ目の物語は、お前が話せ」。しかも、怪物はコナー自身が隠している“真実”を語れと迫り…。原作は、英国史上初のカーネギー賞とケイト・グリーナウェイ賞のW受賞という快挙を果たした同名小説。この小説に魅了された『パンズ・ラビリンス』のプロデューサーが『永遠の子どもたち』『インポッシブル』のJ. A. バヨナを監督に起用し映画化。2016年スペインのアカデミー賞「ゴヤ賞」を最多9部門受賞しスペイン年間映画興収No.1という大ヒットを記録した。本作で、病床の母(フェリシティ・ジョーンズ)と2人で暮らすコナー(ルイス・マクドゥーガル)の、離れて暮らす父親役を演じているのがトビー・ケベル。その名を聞いてピンとこなくても、この顔に見覚えある方は多いかもしれない。英国出身のトビーは、現在34歳。イギリスのロックバンド「ジョイ・ディヴィジョン」のボーカル、イアン・カーティスの短い生涯を描いた『コントロール』(‘07)での演技が高く評価され、英国インディペンデント映画賞助演賞を受賞。その後、ガイ・リッチー監督の『ロックンローラ』(‘08)ではドラッグ中毒者の役を演じて注目を集めた。『猿たちの惑星:新世紀』では人類を恨むコバ役、人気ゲームを映画化した『ウォークラフト』ではオークのデュロタン役を演じるなど、高い演技力が求められるモーションキャプチャーにも挑戦しており、その実力を知らしめている。記憶に新しいところでは『キング・コング:髑髏島の巨神』への出演。サミュエル・L・ジャクソン演じるプレストンの軍隊の重要な一員を演じるかたわら、髑髏島の守護神コングのモーションキャプチャーにも挑んでいた。また、オスカー俳優マシュー・マコノヒーが、体重を20kgも増加させる肉体改造とハゲ頭の大変身ぶりを見せる『ゴールド/金塊の行方』では、マシュー扮する疑惑の投資家を追い詰めるFBI捜査官役で出演している。本作の監督を務めたJ.A.バヨナは、本作でのトビーの役について「父親はすべての登場人物が持つ矛盾を反映している。気高くも弱い人物像をトビーがうまく体現した」と語り、彼の繊細な演技に言及。プロデューサーのベレン・アティエンサからも、「彼が創り上げた父親は憎めないけれど、弱いのが玉にきず。少ないシーンで表現できたのは彼の才能ね」と絶賛されている。すでに日本でもジワジワと人気が高まりつつある演技派トビーの活躍に、今後も注目していて。『怪物はささやく』は6月9日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:怪物はささやく 2017年6月9日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 APACHES ENTERTAINMENT, SL; TELECINCO CINEMA, SAU; A MONSTER CALLS, AIE; PELICULAS LA TRINI, SLU.All rights reserved.
2017年05月29日当時未成年だったタレントとの飲酒報道により活動を休止していた、『ゲスの極み乙女。』のボーカル・川谷絵音さん。復帰となる5月10日のアルバム発売を前に、『ワイドナショー』へ出演を果たしたことが話題となっています。番組では、ベッキーさんとの騒動や、現在交際しているほのかりんさんとの関係などについてコメント。共演者たちからさまざまな質問をぶつけられましたが、隠すことなく発言し、その態度に対して好意的な印象を持った人も少なくないようです。その一方、炎上しがちな芸人として名前のあがる、お笑いコンビ『キングコング』の西野亮廣さんについても、最近では評価する声が出てきています。そこで、パピマミ読者のみなさまに「ゲス川谷とキンコン西野、世間が言うほど嫌いじゃないのはどっち?」 という二択アンケートを実施しましたので、その結果を発表したいと思います!●ゲス川谷vsキンコン西野! 世間が言うほど嫌いじゃないのはどっち?・西野亮廣(キングコング)……80%(80人)・川谷絵音(ゲスの極み乙女。)……20%(20人)※有効回答者数:100人/集計期間:2017年5月8日〜2017年5月9日(パピマミ調べ)●西野亮廣さんを選んだ理由『言葉にトゲがあることも多いけど、才能を持った人というのは間違いないと思います。一般の人と意見の違いが出てくるのも当然。“人と違うことをすると叩かれる”ということの典型的な例だと思いますね』(30代女性/アパレル)『過激な発言が注目されているけど、よくよく聞いてみると納得できることを言っている。もっと言い方を変えればと思うこともありますが、これも西野さんの考え通りなんじゃないですか?』(30代男性/会社員)2016年にお笑い芸人引退を宣言し、絵本作家として活動する西野亮廣さん。Twitterやブログ上で芸能人を名指しして批判することもあり、それが炎上の火種となることもあります。一時期は炎上芸人の代表格としてやり玉にあげられることもありましたが、徐々に擁護の声も聞かれるようになり、先日話題となった“ディレクターにキレて収録退席事件”についても、一般の人や芸能界ともに「納得できる」「これは仕方ない」という声が優勢 です。テレビでの活動はもちろん、個人の独演会や絵本作りなど創作活動を続けており、その有言実行の姿勢が評価され始めているのかもしれません。今後の活動についても、「どんなことをしてくれるんだろう」という期待の声が多いようです。●川谷絵音さんを選んだ理由『番組で話してるのを見て、ピュアな人なんだと思った。確かに不倫は許されることじゃないけど、良い意味でも悪い意味でも素直なんだなと……。嫌いだという感情はなくなりましたね』(30代女性/自営業)『納得できる説明が多かったと思います。音楽の才能は間違いなく持ってる人だし、バッシングしすぎてそれが失われることになれば悲しいですね』(40代女性/主婦)およそ10か月ぶりの地上波テレビ出演となった川谷絵音さん。騒動後初めてとなるテレビ出演だけに注目を集めましたが、その真摯な受け答えが意外にも高評価だったようで、ネット上では「これはモテる」「さわやかな印象に変わった」などポジティブなコメントが多数見られました 。『誰に謝ればいいの』とコメントしたとして炎上したことについても、発言が故意に切り取られた結果であったことを訴えるなど、率直な思いが語られました。ただし、「やってることは最低なことに違いない」「印象が良くなってる意味がわからない」など、いまだ嫌悪感を抱く人も少なくない 様子。アルバムの発売で本格的に復帰する川谷さんですが、ファンにとっては待望のリリースとなるだけに、売れ行きにも注目が集まります。----------いかがでしたか?批判されるということは、それだけ注目される存在であるとも言えます。これは芸能人にとっては仕方のないことでしょう。一度挫折してしまったからといってチャンスを失うわけではありません。今後も、数々の批判をはねのけファンを楽しませてほしいものですね。【参考リンク】・【二択アンケート・結果】ゲス川谷vsキンコン西野! 世間が言うほど嫌いじゃないのはどっち?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/藤沢リキヤ
2017年05月10日モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン、アラン・アーキンという全員オスカー俳優の3人が、年金ストップに奮起し命がけの大勝負に出る痛快コメディ『ジーサンズ はじめての強盗』。このほど、本作に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの発明家“ドク”ことクリストファー・ロイドが出演、そのあまりのボケっぷりにジーサンズもドン引きしていることが分かった。突然の年金打ち切りというかたちで、40年以上も真面目にコツコツと働いた会社から見放された挙句、銀行からも冷たくあしらわれ、まさに“一寸先は闇”状態のジーサン3人組、ウィリー、ジョー、アル。彼らが思いついたのは、なんと銀行強盗! 80歳オーバーのジーサンたちが、どん底から這い上がるため、生まれて初めて真面目な生き方を捨てることを決意し、すべてを失うかもしれない命がけの大勝負に出る!北米では、公開4週目も『ワイルド・スピード ICE BREAK』『美女と野獣』など超大作とともにトップ10入りを果たすなど、“ジーサンズ”だけにまさに息の長い興行を続けている。体の不調が気になる実直なウィリー役のフリーマン、冷静沈着な知能派のジョー役ケイン、心配症で気難しいアル役アーキンと、ハリウッドのレジェンドたちが夢の豪華共演を果たしているなか、レジェンドたちの脇を固めるのも実力派の俳優陣たちばかり。まず、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでタイムマシンを研究する奇天烈な発明家ドクを演じたロイドは、本作ではウィリー、ジョー、アルの3人から「あれはちょっと…」と思われてしまうほどのボケっぷりを見せるジーサン、ミルトン役に。彼は、ウィリー、ジョー、アルが所属する老人クラブの仲間。ぼーっとしたり、何かと間違えたり、つじつまが合わなかったり、耳も聞こえているのか、いないのか…。おそらく、“仕切り役”としては最もふさわしくないキャラクターを、ロイドはユーモアたっぷりに演じている。ボケを連発しながらも、どこか威厳が漂う役柄について、ロイドは「ミルトンは気のいいじいさんなんですよ。自分が何をやっているのかすぐに分からなくなるし、間違いばかりする。その上、少し耳も聞こえなくて…。でも、老人クラブでは物事をコントロールしたり、まとめたりする権限を与えられています」と、自ら説明。「それをミルトンはとても誇りに思っているんです。彼は、みんなが規則・決まり事を守り、スケジュールを乱さないように、自分なりに努力する。それが彼の役割なんです。私はこの役がとても気に入っていたし、どう演じるかのチャレンジを大いに楽しみました」と語っている。ザック・ブラフ監督はロイドに特に決まった演出はつけず、自由に演じるように話したという。アドリブとは思えない、ロイドの軽妙でユニークな姿は要チェックだ。また、“モテ”ジーサン、アルのロマンスのお相手!?陽気で情熱的なアニーには、『愛の狩人』『Tommy/トミー』で2度アカデミー賞にノミネートされたアン=マーグレット、ジョー最愛の孫娘でキュートで冷静なブルックリンには、ブラフ監督の『WISH I WAS HERE/僕らのいる場所』のジョーイ・キング、ジーサンズに初めての銀行強盗のイロハを教え込む男には『キングコング:髑髏島の巨神』のジョン・オーティス、闇の世界に精通する(?)あやしいハッパを扱う元娘婿・マーフィーには『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『SPY/スパイ』のピーター・セラフィノウィッツ、やけに勘が鋭いスーパーの店長には「サタデーナイトライブ」のキーナン・トンプソン、そして銀行強盗の真実に迫るFBI捜査官ハマーにはマット・ディロンと、芸達者な個性派がずらり。レジェンドの“ジーサンズ”を盛り上げている。『ジーサンズ はじめての強盗』は6月24日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月03日ネットの普及のせいか、近頃はちょっとした不祥事でもすぐに槍玉に挙げられ、活動休止に追いつめられることも少なくない芸能人。もともとは世間一般の人たちとは違う“特異”な人間たちが活躍する場であったはずの芸能界ですが、最近では“どれだけ感覚がまともか”が求められているように感じます。しかし、そんな監視の厳しい今の芸能界においても、気骨な姿勢で活躍する人もいます。最近では芸人のキングコング西野さんやオリラジの中田さんなんかが「生意気」と言われながらも頑張っている印象があります。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに『キンコン西野とオリラジ中田、生意気だけど才能があると思う芸人はどっち?』という質問をぶつけてみました!あなたはどっちを支持しますか?●キンコン西野vsオリラジ中田! 生意気だけど才能があると思う芸人は?・西野亮廣(キングコング)……53%(67人)・中田敦彦(オリエンタルラジオ)……47%(60人)※有効回答者数:127人/集計期間:2017年4月24日〜2017年4月26日(パピマミ調べ)●『西野亮廣』を選んだ人の理由『西野は態度がでかくて生意気だけど、絵本は素晴らしかった。なんか悔しいけど絵を描く才能だけは本物だと思う』(33歳女性/営業)『西野さんはまだ芸歴とか実績があまりないから生意気と思われてるけど、いつも言っていることは正論。私は西野さんの漫才も絵本も好き です』(38歳女性/主婦)僅差でより支持を多く集めたのは、『西野亮廣(キングコング)』さんで53%(67人)となりました!西野さんと言えば過激な言動でなにかと炎上しているイメージがありますが、その一方ではさまざまな分野できちんと結果を出している才人でもあります。お笑い芸人としては『NHK上方漫才コンテスト』で最優秀賞を受賞したのをはじめ、他のさまざまな漫才コンテストでも賞を総なめにした実績があります。他にも芝居の脚本を手がけたり、個人で独演会を開くなど、多方面で活躍しています。中でもとくに注目されているのは“絵”の才能で、2016年には自身の絵が1,000万円で売れたことが話題となりました。さらに、最新作の絵本である『えんとつ町のプペル』は、内容をネットで無料公開したことをきっかけに売り上げが伸び、ベストセラーとなっています。普段の歯に衣着せぬ物言いが「生意気」と評される西野さんですが、こうして見ると口だけでなく実際に結果を残してきた人物であることが分かりますね。今後も皆をあっと驚かせるようなことをやってくれそうな西野さん。今後の動向に注目したいですね。●『中田敦彦』を選んだ人の理由『テレビのコメンテーターとかで理路整然とボケひとつなくコメントしてるのは芸人としてどうかと思うけど、PERFECT HUMANとかしくじり先生での演説とか見てるとただ者ではない感じ がする』(31歳女性/編集)『他の芸能人を批判しているときは「何様だよ」って思うけど、きちんと結果は残してるからいいと思う』(34歳男性/営業)中田さんはここ数年で個人として一気に頭角を現してきた印象がありますね。きっかけはやはりPERFECT HUMANでしょうか。PERFECT HUMANはYoutubeでなんと約5千万回近く再生されており、2016年には紅白出場も果たしました。さらに、しくじり先生での名演説ぶりでも話題となりましたね。西野さん同様、お笑い以外の分野でも大きな結果を残しています。そんな多才な中田さんですが、2017年4月にチケットの転売撲滅のためのシステムを自身のブログで公開してまたもや話題となっています。芸人の中ではずば抜けた論理的思考力を持つ中田さん。今後どのような活躍を見せるのか、期待したいですね。----------いかがでしたか?西野さんも中田さんも、世間から「生意気」と叩かれながらもしっかりと結果を残しているのがすごいですね。二人とも30代中盤ですが、これからますます活躍することが予想されます。今後も二人を応援していきたいですね。【参考リンク】・【二択アンケート・結果】キンコン西野vsオリラジ中田! 生意気だけど才能があると思う芸人は?()●文/パピマミ編集部●モデル/沖まりね
2017年04月27日キングコング西野亮廣による『えんとつ町のプペル』の"輝く"絵本展が、2017年4月16日(日)から30日(日)までの期間、北海道・札幌のコンチネンタルギャラリーで開催される。発行部数が2017年4月現在28万部を越えた西野による絵本『えんとつ町のプペル』。絵本をウェブ上で無料公開したり、東京で開催した展覧会に2万人以上が来場したりと、話題はつきない。北海道展にあたる『えんとつ町のプペル展in札幌』では、原画そのものに光輝く仕掛けを施し、「輝く絵」が展示される。緻密な原画を60cm×60cmという大きなサイズに引き伸ばし、特殊なフィルムにプリント。暗い展示室に、幻想的な世界が浮かび上がる。【概要】えんとつ町のプペル展in札幌 開催概要開催日:2017年4月16日(日)~4月30日(日) 11時〜19時15分会場:コンチネンタルギャラリー住所:北海道札幌市中央区南1条西11丁目 コンチネンタルビルB1料金:一般 前売800円(当日1,000円)、大学生 前売700円(当日800円) ※高校生以下無料前売券の購入について:特設WEBページ、ローソンチケット、大丸藤井プレイガイド他(詳細は特設WEBページから)
2017年04月20日『SING/シング』のキュートなコアラの声でもお馴染みのオスカー俳優マシュー・マコノヒーが、『ダラス・バイヤーズクラブ』の激ヤセ姿とは一転、ハゲ頭にメタボ腹の“肉体改造”で実在の人物に挑む『ゴールド/金塊の行方』。このほど、170億ドルの金塊が一晩で消えてしまった衝撃の実話の予告編が解禁となった。舞台は1990年代。通称“Bre-X事件”と呼ばれ、アメリカ、カナダをはじめ経済に大混乱をもたらした事件をもとに映画化。マシューが驚異の肉体改造を経て主演&製作を務めた渾身作で、『シリアナ』『トラフィック』のスティーヴン・ギャガンが監督を務めている。マシューが披露した“ハゲ頭&メタボ腹”の衝撃も冷めやらぬ中、このたび、待望の予告編が解禁。破産寸前から一転、インドネシアの山奥で金塊を掘り当てた男としてアメリカ中に名をとどろかせ、ついに幸運を掴んだはずだったケニー・ウェルス。彼の会社はV字回復し、ウォール街の巨大投資銀行から、全世界の金山を牛耳ってきた黄金王までがケニーの成功を賞賛し、メディアも彼を一躍スターへと押し上げた。そんななか、報じられたのは衝撃のニュース。170億ドルの金塊が一夜にして消えてしまった!?会社の株価は大暴落。メディアや株主からの追求は激しさを増し、ついにFBIの捜査が始まる――。ジャングルの密林を汗まみれで這いつくばり、パンツ姿で金脈発見に歓喜し、一度は見下された投資家たちと渡り合い、FBIと対峙する主人公ケニーを、マシューは熱演!欲にまみれた人間が群がる熱波に翻弄され、怒り、もがく姿が印象的だ。ともに金鉱を掘り当てた仲間であるマイク(エドガー・ラミレス)や愛する恋人ケイ(ブライス・ダラス・ハワード)ですらも信じられなくなったケニーが、誰も予期せぬ巧妙に仕組まれた大事件へと巻き込まれていく様子は、最後まで目を離せない。また、『アントマン』のコーリー・ストール、『キングコング:髑髏島の巨神』のトビー・ケベルらの脇役陣も日を引く。アメリカ経済に大混乱をもたらした衝撃の一大詐欺事件。スリリングな展開と、すべてが逆転するという“ラスト10秒”に期待膨らむ予告編を、まずはこちらか確かめてみて。『ゴールド/金塊の行方』は6月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月14日女優の佐々木希が、映画『キングコング:髑髏島の巨神』(公開中)でハリウッド映画の吹き替えに初挑戦。神話の中だけに存在するとされた謎の島・髑髏島(ドクロトウ)を舞台に、キングコング誕生の起源を描いた本作で、アカデミー賞女優ブリー・ラーソンが演じたヒロイン、写真家のウィーバーの声を演じた。勇敢で芯の強い彼女の声を演じるにあたり、佐々木は"声の低さ"を意識したとインタビューで明かしてくれた。そして、今回開拓した"低い声"は「ほかの仕事にも生かせる」と新たな武器に。また、同じ女性としてウィーバーをどう見たか、今後挑戦してみたいことなども聞いた。――まずは、ハリウッド映画の吹き替えに初挑戦した感想をお聞かせください。吹き替えが初めての経験だったので、すごく難しかったです。映像で動きがあっても自分は動けない。少しの動きで…例えば、走っているシーンでその場で少し地面を足でドンとやって踏ん張ると、その足の音も入ってしまうそうで、足踏みもできない状態だったんです。まったく動いたらいけないということにびっくりしました。――普段の演技とはだいぶ違いましたか?そうですね。動けないというのと、映像の中でそのキャラクターがどんな気持ちでいるのか瞬時に察知して、キャラクターのお芝居を見ながら演じるというのは、普通にお芝居するより難しかったです。映像の中のキャラクターを見ながら声を足すというのは、自分が演じる以上に大変でしたね。――ウィーバーの声を演じるにあたって特に意識したことは?彼女は芯のある女性だったので、低い声を出すことを心がけてやりました。――ウィーバーとご自身、似ている点はありますか?ウィーバーは行動派でどんどん突き進む女性。私も割と行動派で、やりたいと思ったらすぐ行動しちゃう人間なので、そこは似ているなと思いました。アクティブに動くのも大好きですので。――最近、思い立ってやったことはありますか?急にその日の気分で出かけたりします。お休みの日だったら、ちょっと遠出したいなと思って車で出かけたりしますよ。――1人でドライブされることも?あります!――ウィーバーの勇敢さに刺激を受ける女性も多そうだなと感じましたが、佐々木さんは声を演じて彼女から影響を受けませんでしたか?受けたと思います。自分の好きなことに突き進む姿は同じ女性としてかっこいいなと思いますし、本当にあの強さはすごいですよね。年齢を重ねてあの強さがつくられたと思うのですが、憧れます! そして、彼女の声を演じたことでいろいろ学ぶこともできました。――具体的にどんなことを学んだなと?ウィーバーの役で低い声を出して、声の幅が広がりました。今回挑戦した芯のある女性のお芝居は、また次に生かせるなと。経験させていただけてよかったと思いました。――新たな武器が増えたんですね!そうですね。この低い声は、ナレーションなどにも生かせそうだなと。自分の中で声のストックになったと思います。――低い声は最初からすんなり出せましたか?徐々に低くして、「あっそれくらい」という感じで声を決めるという作業でした。――映画の中で、このシーンのウィーバーの声に注目してほしい、という場面はありますか?GACKTさんが演じているコンラッドと私演じるウィーバーが初めて会うシーンです。ウィーバーが「反戦カメラマンよ」と言う場面。あそこは、私的にも意志の強い声を出そう、低いドッシリとした声を出そうと特に意識したので、注目していただけたらうれしいです。その一言に、彼女の強さが表れていると思います。――今回、ハリウッド映画の声優に初挑戦されましたが、次にこんな初挑戦をしてみたいというのはありますか?もしかしたらお仕事で未経験のものはもうないかもしれないです。役柄とかだといろいろありますが。でも、また吹き替えは挑戦してみたいです。プロの声優のみなさんって本当にすごいんだなと思いましたし、自分ももっともっとうまくなりたいなと思いました。――次はどういう声をやってみたいですか?アニメの声に挑戦してみたいですし、いろいろな声のお仕事に挑戦してみたいです。吹替えの難しさを痛感したので、ぜひまた挑戦させていただきたいです。――最後に、佐々木さんがグッときたこの映画の魅力を教えてください。この映画は本当におもしろいなと思っています。特に、キングコングは人間の敵で怖いキャラクターだと思っていたのに、実際には応援したくなるキャラクターで…。キングコングの心境にすごく心が揺さぶられました。アクションなど迫力あるシーンももちろん楽しめますが、キングコングの心境もかなり楽しめると思います!■プロフィール佐々木希1988年2月8日生まれ。秋田県出身。2006年の第2回プリンセスPINKYオーディションでグランプリを受賞し芸能界入り。以降、モデルを中心に活躍の場を広げ、2009年の『天使の恋』で映画初主演。2016年は映画『嫌な女』『カノン』などに出演し、W主演を務めた映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』も話題に。『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(関西テレビ・フジテレビ)、『バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~』(テレビ東京)などドラマにも多数出演している。撮影:宮川朋久(C)2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2017年04月07日最新作『キングコング:髑髏島の巨神』などを、作品の持つ“音”の世界や可能性を極限まで探求し、大音量で表現する映画祭「丸の内ピカデリー爆音映画祭」。このたび、4月7日(金)までの期間が2日間延長され、4月8日(土)、9日(日)に『T2 トレインスポッティング』と前作『トレインスポッティング』の追加上映が行われることになった。3月25日(土)から開催中の「丸の内ピカデリー爆音映画祭」は、『キングコング:髑髏島の巨神』をはじめ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『ダークナイト』『パシフィック・リム』『ゼロ・グラビティ』『オアシス フジロックフェスティバル’09』など、選りすぐりの名作9本を“爆音”で上映する映画祭。このたび、ファンからの大盛況を受け、4月8日(土)、9日(日)の2日間、開催期間を延長。さらにクロージング作品として、90年代ポップ・カルチャーの代名詞で社会現象まで巻き起こした『トレインスポッティング』の続編『T2 トレインスポッティング』も上映されることになった。アーヴィン・ウェルシュの同名小説を映画化した『トレインスポッティング』は、ユアン・マクレガーとダニー・ボイル監督の出世作で、本国イギリスをはじめ、アメリカ、日本でも大ヒット。その続編となる『T2 トレインスポッティング』は、主演のユアンをはじめジョニー・リー・ミラー、ユエン・ブレムナー、ロバート・カーライル、ボイル監督に脚本のジョン・ホッジとオリジナルのキャスト&スタッフが再集結し、前作から20年後を描く。また、同作の公開を記念して『トレインスポッティング』の上映も決定(4月8日のみ)。全編を通し、シーンごとに細かな音響・音圧調整を施すことで、疾走感ほとばしる超クールな本作が、より“最高” になってスクリーンに登場!世界を熱狂させた伝説の青春映画、その待望の続編が “爆音”を締めくくる。「丸の内ピカデリー爆音映画祭」は4月9日(日)まで丸の内ピカデリー3にて開催。『T2 トレインスポッティング』は4月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:T2 トレインスポッティング 2017年4月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2017年03月29日『ルーム』(15)で社会から隔離された母親役で研ぎ澄まされた演技を見せ、第88回アカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソン。超大作『キングコング:髑髏島の巨神』では男前な戦場カメラマン役で、キングコングと共演した。来日したブリーが、過酷だったロケの秘話を語ってくれた。ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(14)のチームが放つ本作のキングコングは、全長31.6メートルという巨体でただならぬ威圧感を放つ。ただコングは破壊者ではなく島の守護神であり、実際にブリー演じるメイソン・ウィーバーの命を救うことになる。――今回グリーンバックでの撮影は大変でしたか? どんなふうにアプローチをしていったのですか?そうね。本当に想像力を使うしかなかったわ。みんなにとってキングコングは何か意味をもった存在だと思うの。私にとっては周りの環境とのつながりをもう一度再確認していくという作業だった。私は以前インドに行った時、ゾウに会って、少し心が揺さぶられたの。ゾウはものすごく強い動物ではあるけど、とても優しい面を持っていた。最初は怖かったし、もちろんゾウは強いから人を傷つけることができるんだろうけど、ゾウがそういう行動に出ることはなくてすごく感動したわ。その時のことを思い浮かべて演じたの。――紅一点の戦場カメラマン役。役柄についてどんなリサーチをしましたか?実際に戦場カメラマンの方がどういう仕事をされているのかを調べたの。また、70年代に実在したカメラマンの方がいらしたので、そういう方の文献も読んだし、今でも戦場に出向いているフォトジャーナリストの方とも会って話したわ。そういう情報に基づいて、自分なりにメイソン役を作っていったの。また、私は高校の時、授業で写真を勉強していて、一応カメラのいじり方を知っていたので、今回の役をきっかけに写真を撮るようになったわ。大きなスクリーンで見た時、カメラ使いが下手くそだとすごく目立つから、カメラに慣れることは非常に重要だった。おそらく当時のカメラはマニュアルだから今よりかなり複雑だったと思う。そして、走って逃げるシーンも多かったから、毎日身体的なトレーニングを1日2時間やっていったわ。――メイソンは自分をしっかり持っているたくましい女性です。彼女に共感しましたか?今までの映画と比べるとずっと行動的なヒロインね。しかも救われるのではなく、みんなを救う立場にある。今の時代だったらそれもありかなと。自分が大事だと思うことはきちんと伝えなければいけないということをメイソンのキャラクターを通して学んだの。他の人から「絶対に間違っている」と言われても、同意してくれない人が周りにいたとしても、自分が信じていることはちゃんと言わないといけないなと。真実は時間が経てばわかることだから。――キングコングの手のひらに乗った感想を教えてください?素晴らしい感覚だったわ。今回は毎日10時間くらいどこかに登ったりジャンプしたり走ったりと、身体的にかなりハードな撮影だったでしょ。でもやっと5カ月経った後にそのシーンを撮影したの。ただ寝ていればいいだけのシーンだったけど、演技というよりはとにかく疲れて寝ていた感じよ(笑)。――完成したキングコングの映像を観ていかがでしたか?驚いたわ。私にとって表現の肝となるのは目の表情だけど、キングコングの場合は特に目が大きいからとても大事よね。しかもキングコングは言葉を話せないから、目を見て心がわかるんだと思う。CGIで作った表情だけどとても感動したわ。去っていく姿もカッコよくて本当に涙が出てくる。私たちは助演で主役はキングコングよ。――これまでインディペンデント映画で活躍されていて、ここまでの超大作の出演は初めてとなりましたね。撮影方法やロケで一番驚いたことは?まずはセットにいる人の数の多さにびっくりしたわ。あとはCGIに関わっている人の数の多さね。毎日来て写真を撮って、どうするかということをそこで相談していたわ。おそらくクレイジーな最先端の技術が存在していて、最終的にどういう形になるのかをそれぞれ頭の中で描いているんでしょうね。でもそれは目の前にはないから、私たちはダンボールに何か絵を描いたものを見せられるだけだったわ。――ロケで大変だったことはどんな点ですか?大変だったのは天候よ。3カ国にまたがって6カ月間も撮影をしたけど、すごく暑い日からものすごく寒い日までさまざまだったから。でも、母なる自然が雨を降らせると撮影できないから、そういう時は笑うしかなくて。ものすごくお金をかけて入念に計画を立てて準備をするけど、雨が降ればお手上げだった。ハワイでは洪水になるくらいの雨が降ってしまったし。そんな時はちゃんと食べ物があるトラックにいられるようにと願うしかなかったわ。――もし、ブリーさんが1970年代の髑髏島に行くことになったとして、何か1つだけ持っていけるとしたら何を選びますか?たぶんラベンダーオイルね。虫を自然に避けてくれるから。私は自然の中にいるといつも刺されちゃうの。だから自分を守らないとね。――『ルーム』も素晴らしい作品でしたが、いつも作品選びは何を基準に決めていますか?物語の伏線がどういうものなのかが大事ね。私は自分の考えていることを行動に移すために映画に出ているわ。映画はたぶん映画を観てもらうために人が集まり、映画を観た人が自分たちの人生について考えることが重要だから。『ルーム』はいろんなことを考えたり感じさせたりする映画だった。それで今度はそういうものをもっと大きな大作のなかでやってみたいと思ったの。本作は映画を観ることそのものの楽しみも味わえるけど、それ以外のもの、何か考えさせるようなものも含んでいる。愛についての考え方もあるし、人間がいつも物事を支配したがることについての疑問も投げかけているでしょ。――これまでやってきたなかで、女優をやっていて良かったと感じた瞬間とは?スイスに『ショート・ターム』が招かれて上映された時、世界中からいろんな国籍の方が集まってきて6000人くらいの方が映画を観てくれたの。英語を話せる方は少なかったけど、その時にものすごいスタンディングオベーションを浴びたわ。みなさんが私たちのところへやってきて、ハグをしてくれたの。本当に鳥肌が立つような体験だった。その時は報酬がいくらだったとか余計なことは全く頭のなかに浮かばないくらいすごく感動したの。メッセージをみんなに伝えるのに言葉は関係ないんだなと思ったわ。■プロフィールブリー・ラーソン1989年10月1日、アメリカ・カリフォルニア州出身。『ショート・ターム』(13)で注目される。『ルーム』(15)の母親役でアカデミー賞主演女優賞などの多数の映画賞を受賞。待機作にマーティン・スコセッシ製作総指揮の『フリー・ファイヤー』、ジャネット・ウォールズの回顧録に基づく『The Glass Castle』、自身の初監督長編映画『Unicorn Store』、マーベル初の女性が主役のヒーロー映画『Captain Marvel』がある。短編で監督や脚本も手がけ、シンガーソングライターとしても活動していた。(C)YOSHIKO YODA(C)2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2017年03月26日待ってました! スマートなナイスガイ、トム・ヒドルストンが超大作『キングコング:髑髏島の巨神』(3月25日公開)を引っさげて初来日! 『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』シリーズの悪役ロキを演じて大ブレイクしたトムは、日本で"トムヒ"と呼ばれて人気を博している。ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(14)のチームが放つ『キングコング:髑髏島の巨神』では、キングコングなどの巨大生物たちが生息する謎の島・髑髏島に派遣された調査遠征隊のサバイバル劇が描かれる。ちなみに本作のキングコングは、全長31.6メートルという巨体で迫力もケタ違い! 彼は島の守護神であり、巨大怪獣とのバトルシーンも大興奮間違いなしだ。トムが演じたのは、遠征隊の隊長・ジェームズ・コンラッド役。トムにインタビューし、過酷を極めたというロケでのエピソードについて聞いた。――まずは、ベトナムでの撮影秘話を聞かせてください。ハノイから北西に車で2時間くらい行ったところにあるニンビンへ行ったんだ。へんぴなところだけどすごく美しい場所で、川や山、湖があり、岩もたくさん突き出していたよ。撮影隊が300人もいて、そこへ行くだけでも大変だった。行くこと自体が冒険だったね。――かなりワイルドな撮影だったと思いますが、トムさんはアウトドア派ですか?そうだね。僕はアウトドアが大好きだよ。イヌみたいに外に出してくれないとイライラしてくるタイプで、外で走るのも大好きだ。ロンドンにいてもアメリカにいても、ロケ地のオーストラリアやベトナムでも走り回っている。僕は演じたコンラッドほどたくましくはないし、万が一髑髏島に連れて行かれたら1日ももたないかもしれないけど、自然とつながることはとても健全だと思ったね。――では、コンラッド役を演じるにあたってのトレーニングもそれほど苦ではなかったのですか?限界まで体を鍛えるというのはすごくいいことだと思った。まあ、僕ももう36歳だし、もう少ししたらどんどん体が下り坂になると思うけどね(苦笑)。今は体の限界を知れてすごく良かったと思っているよ。――その限界というのは、どういうものでしたか?朝日が昇ってから夕日が沈むまでずっと撮影していたんだ。起床は朝4時で、走ったりするアクションも多く、それが6カ月間も続いたから大変だったよ。アクションはすべて自分でこなしたけどケガもなく無事にゴールできた。苦労したけど、それが本当に限界なのかはちょっとわからない。――キングコングがものすごくカッコ良かったです。男性の目から見てもクールでしたよね?キングコングは一番男らしいよね。今回のコングは人を守る側なんだ。でもそうじゃなくて、破壊的で恐ろしいヤツだと誤解されている。そこに共感できるんだよね。やっぱり誰しも誤解されると傷つくし。でもコングは自分の力を正しく使っているし、自制もできるし、責任感だってあるから、すごく魅力的だと思う。――まさにキングコングは理想の男性像ですね。ちなみにあなたの理想像とは?優しくてリスペクトできる人、責任感がある人かな。これらを実行できている人は珍しいと思う。僕も責任のある男になりたいね。――オスカー女優ブリー・ラーソンと共演してみていかがでしたか?ブリーは素晴らしい女優だ。ただ、撮影当時の彼女は『ルーム』(15)が高い評価を受けた後で、週末になるとロサンゼルスへ授賞式に行ったりしなければいけなかったからとても忙しそうだった。もちろんすごくいいことだけど、体力的にはきつかったと思う。週末にドレスアップして授賞式に出て、それからまた現地に戻って沼に入るんだよ。しかも沼での撮影は水がすごく冷たかったし、1日中、洋服のまま浸かっていたりしたんだ。さらにびしょびしょのまま走っていなければいけなかった。それを毎日やっていたよ。俳優ってきつい仕事でしょ(苦笑)。みなさんが映画を観るのはたった2時間だけど、僕たちは1年かかって作ったわけだからね。――これまで幅広い役柄を演じられてきましたが、今後、俳優としての野望を聞かせてください。まだまだ野望はいっぱいあるよ。年を重ねて人生経験も豊かになり、もっと言いたいことができたから。また、僕はシェイクスピアと共に成長していきたいので、俳優としてはまずシェイクスピア作品を中心に置いているんだ。シェイクスピア作品にはいろいろな年代の役があるので、それをずっと演じていきたいという野望がある。若い頃は恋人役から始まり、戦士、王様、父親、賢者、道化など、演じがいのある役柄がある。それが俳優としてのやりがいにつながるよ。■プロフィールトム・ヒドルストン1981年2月9日、イギリス・ウェストミンスター出身。『マイティ・ソー』(11)でソーの義兄弟ロキを演じて大ブレイク。以降『アベンジャーズ』シリーズでも同役を演じ、今後『Thor: Ragnarok』が待機中。他の主な出演作に『戦火の馬』(11)、『ミッドナイト・イン・パリ』(11)、『クリムゾン・ピーク』(15)、『アイ・ソー・ザ・ライト』(15)などがある。(C)YOSHIKO YODA(C)2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2017年03月25日エレガントな英国紳士。せわしない来日スケジュールの中でもどこかゆったりした空気をまとうトム・ヒドルストンには、この呼び名がよく似合う。だからこそ、彼が『キングコング:髑髏島の巨神』に主演し、未開の島を泥だらけで駆け、モンスターの脅威にさらされると知ったときは意外な気もした。ただし、そこは知性派トム・ヒドルストン。「この映画は確かにジェットコースタームービーだけど、その中に静かなメッセージが込められているんだ」と語り、なるほどと頷かせてくれる。そもそも、物語の舞台をベトナム戦争終結時とするにあたり、監督のジョーダン・ボート=ロバーツは『地獄の黙示録』の影響を公言。トム演じる主人公ジェームズ・コンラッドの名前も、その原作にあたる「闇の奥」の著者ジョゼフ・コンラッドに由来している。「ジョン・C・ライリーが演じている兵士ハンク・マーロウも、『闇の奥』の主人公と同じ名前だしね。ジョゼフ・コンラッドは物語の中で、究極の自然と向き合ったとき、文明に浸った人間の脳はどうなるのかを描いている。僕の役名がコンラッドなのは、彼が精神的な目覚めの旅に出かけることを暗示しているんだ。彼は世の中のすべてを見尽くしたと思っているけど、コングに出会い、この世には説明のつかないミステリーがたくさんあることを知る。人類はまだ、地球をちゃんと理解できてはいないのだとね。そんなメッセージが、この映画を芯のある娯楽作にしていると思う」。そのコンラッドが元英陸軍特殊部隊の精鋭として島の調査隊を率いる中で、キングコングに遭遇。邦題通り“髑髏島の巨神”たるコングを、トムは「男らしい守護者」と表現する。「でも、誤解されている。だから、僕たちも共感できる。誤解されると、人は傷つくものだからね。破壊的で恐ろしいと思われがちだけど、実際は責任感があって自制もできるコングはすごく魅力的。実は僕の理想も彼に少し似ていて、優しさ、敬意、責任感を持てる人になりたいと常々思っている。いまの世の中では珍しいことだから」。理想の男を目指すと同時に、理想の俳優の階段を上り続けているトム。コンラッドのようなサバイバルヒーローからマーベル映画の魅力的な悪役、シェイクスピア劇のキャラクターまで、俳優としてやりたいことをやり尽しているのでは?こう問うと、「まだまだ(笑)。やりたいことはもっともっとある」との答えが力強く返ってきた。「36歳のいま、人生経験もだいぶ豊かになったし、言いたいことも増えた。年齢を重ねて演じられる役もあるしね。僕の俳優人生の中心にはシェイクスピアがあるのだけど、彼はあらゆる世代を理解する作家で、彼の戯曲には様々な年齢の役がある。若い恋人たち、戦う兵士、王、父親、賢者、そして道化。全部演じたいよ(笑)。演じるということは自分の表現に終始するけど、そこには可能性がある。いろいろな感情を持てるし、いろいろな人物になれるんだ。いろいろな人生を掘り下げる考古学者のようでもあるよね。しかも、それぞれの役に象徴すべきものが備わっている。例えばロキは茶目っ気といたずら心、コリオレイナスは怒りの持つ破壊的な力、ヘンリー5世は責任の重圧を象徴している。コンラッドは何かな?彼はおそらく、自然と人間のつながりを象徴する存在なのだと思う」。俳優業を「いろいろな人生を掘り下げる考古学者」と例えるだけに、「子どもの頃はインディ・ジョーンズになりたかった(笑)。『ジャングル・ブック』の世界にも憧れたけど」とのこと。「若い頃に観た映画ほど、いまの自分に影響を与えているかもしれない」と続ける。「『カッコーの巣の上で』はずっと心に残っている作品で、つい最近、飛行機で観返したときも変わらない感動を味わうことができた。『ショーシャンクの空に』も大好きだし、『大脱走』は僕を幸せにしてくれる1本。『日の名残り』や『ヒート』も外せないね。あとは、『メリー・ポピンズ』。あれ、泣けるんだ(笑)。子どもの頃は絵の中に入るシーンが好きだったけど、いまはミスター・バンクスがいい父親になろうと決意するシーンが好き」。納得の1本から予想外の1本まで様々なタイトルを挙げた後、「『メリー・ポピンズ』は意外だったかな?」とニヤリ。どうやら茶目っ気があるのは、ロキだけではないようだ。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:キングコング:髑髏島の巨神 2017年3月25日より全国にて公開(C) 2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS,LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2017年03月24日ブリー・ラーソンが、アメリカ史上初の女性大統領候補ヴィクトリア・ウッドハル役を演じることになった。女性参政権運動家のヴィクトリアは、まだ女性に参政権が与えられていなかった1872年に大統領選挙に出馬。初めての女性大統領候補として歴史に名を残している。日頃からフェミニストであることを公言しているブリーにまさにぴったりの役であろう。そのヴィクトリアをテーマとした映画をアマゾン・スタジオが製作することが発表された。「Deadline」によると、主演のブリーは、「アラフォー♀とルーキー♂」のロイド・ブラウン、『LBJ』(原題)のアンドリュー・ミットマンとともにプロデューサーも務めるという。ブリーが監督・主演した『Unicorn Story』でも製作総指揮を担当したアン・ウッドワードが今作でも同ポジションに。脚本はブレット・ラトナーが監督、ジョニー・デップが主演予定で進められていることで話題の『The Libertine』(原題)のジョン・コピットが手掛ける。昨年『ルーム』でアカデミー主演女優賞を獲得して以来、ひっきりなしに映画に出演しているブリー。日本では3月25日(土)から公開されるの『キングコング:髑髏島の巨神』、製作総指揮にマーティン・スコセッシを迎えた『フリー・ファイヤー』も4月29日(土)に公開が決定している。少し先のことではあるが2019年には超大作『Captain Marvel』(原題)も公開予定。それまでにも現時点で4,5本の新作出演を控えている。(Hiromi Kaku)
2017年03月23日マット・デイモンと中国映画界を代表する巨匠チャン・イーモウのタッグで贈る超大作『グレートウォール』。オーディションで本作の重要なポストを勝ち取った中国の若手女優ジン・ティエンは、コン・リーやチャン・ツィイーなどに次ぐチャン・イーモウの“NEWミューズ”として注目を集めている。建造に約1700年、長さ2万1196.18kmを誇る、人類史上最大の建造物「万里の長城」。この地を舞台にした伝説の戦いが、ハリウッドの最新技術を駆使した映像で表現され、アクション超大作としてついにスクリーンに登場する。万里の長城をめがけて襲い来るのは、おぞましい怪物たち。それに立ち向かう“禁軍”を率いる若く美しい女性司令官リン・メイを演じているのが、ジン・ティエンだ。本作を筆頭に国際舞台での活躍がめざましく、トム・ヒドルストン主演『キングコング:髑髏島の巨神』や、ジョン・ボイエガが主演を務める『パシフィック・リム』の続編『Pacific Rim: Uprising』(原題/18年2月公開予定)とハリウッド大作に続々出演を果たしている彼女は、本作への出演をオーディションで勝ち取った。アメリカ映画デビューとなり、初めて英語での演技に挑むとあって、オーディション時にはあまり高くなかった英語力を伸ばすため、彼女は3か月間アメリカに滞在。スタッフの知らないところで英語教師を雇い、1日12時間の英語訓練を敢行したという。これには主演のマットも、「彼女は最高だったよ。撮影前に、彼女はロスに越して英語を本当に一生懸命勉強していたんだ。大人になってから全く違う言語を勉強し、発音もマスターして完璧に話せるようになるためには多大な努力が必要だけど、彼女はその大きな挑戦を引き受け、素晴らしい結果を出した」と称賛を惜しまない。「食事も、トレーニングも、英語のレッスンも、役を全うするために全てにおいてものすごく努力をしていた。映画での彼女のパフォーマンスには圧倒されるよ。彼女は素晴らしい仕事をしたね」と語る。また、イーモウ監督も、中国語と英語をともに流暢に話す重要な役どころに挑んだ彼女の並々ならぬ覚悟を受け止め、「若手女優だが、主要キャラクターを演じる責任の重さを理解していた。アメリカで語学を中心としたトレーニングをこなし、私が要求した基準を満たしてくれたよ。彼女は最初から非常に努力していたね」と大絶賛を贈る。一方のジン自身は、「チャン・イーモウ監督の作品に出演できて本当に光栄だったわ。皆が知っての通り、彼は世界最高の監督の一人。私にチャンスを与え、私のことを信じてくれたの。いつか仕事をしてみたいと願ってきた監督だったから、夢が叶ってうれしいわ。チャン・イーモウ監督は中国映画界の誇りなのよ」と、監督への尊敬と感謝に力を込める。実は奇遇なことに、ジンとイーモウ監督の2人はともに北京電影学院の卒業生であり、さらに秦の始皇帝陵で有名な西安の出身。始皇帝は「万里の長城」の大増築を行ったことでも知られることから、その地で人類を守るために戦う本作は、2人にとって運命に導かれたような出会いを果たした作品であるといえる。『紅いコーリャン』(’87)のコン・リー、『初恋のきた道』(’99)のチャン・ツィイーらに続くチャン・イーモウ監督の“NEWミューズ”の誕生を予感させるジン・ティエンの活躍に注目だ。『グレートウォール』は4月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月20日「爆音映画祭」が2017年3月25日(土)から4月7日(金)まで、丸の内ピカデリー3で開催される。また、大盛況につき4月8日(土)と9日(日)の2日間で追加上映が決定した。「爆音映画祭」では、話題の最新作から名作までを2週間に渡って一挙爆音上映。作品ごとに適した音響調節が実施され、臨場感たっぷりの映画鑑賞が楽しめる。“爆音で楽しみたい選りすぐりの名作”の中には、『キングコング:髑髏島の巨神』、バットマンやジョーカーが登場する『ダークナイト』、未知なる巨大生物と人類の戦いを描いた『パシフィック・リム』、宇宙を舞台にした『ゼロ・グラビティ』など。見慣れた作品もひと味違う迫力で味わえそうだ。さらに、2009年に解散してもなお愛され続ける英国のロックバンド「オアシス(osasis)」によるライブ映像『オアシス フジロックフェスティバル’09』もラインナップに加わる。日本最後の伝説的ライブで演奏された全20曲をノーカット上映。臨場感ある会場は、まさにライブ会場さながらとなるだろう。そして、映画祭の最後を締めくくる作品として4月8日(土)・9日(日)には、同日公開スタート予定の『T2 トレインスポッティング』、8日(土)にはその1作目である『トレインスポッティング』の上映が決定した。主演のユアン・マクレガーや監督ダニー・ボイルらが巻き起こす伝説の青春映画は、ぜひ“爆音”で楽しみたい。【詳細】爆音映画祭期間:2017年3月25日(土)〜4月7日(金)※追加日程:4月8日(土)・9日(日)場所:有楽町マリオン新館 5F「丸の内ピカデリー3」住所:東京都千代田区有楽町2-5-1TEL:03-3201-2881料金:各作品によって異なる。上映作品:T2 トレインスポッティング、トレインスポッティング、キングコング:髑髏島の巨神、マッドマックス 怒りのデス・ロード、ダークナイト、パシフィック・リム、ゼロ・グラビティ、オアシス フジロックフェスティバル’09※チケットやスケジュールに関しては公式HPを確認。■料金(一例)・『キングコング:髑髏島の巨神』価格:一般 2,300円、シニア 1,600円、大学生 2,000円、夫婦50割 3,200円、小人〜高校生 1,500円、障害者手帳の提示 1,500円(同伴者2名まで可)・その他作品 『キングコング:髑髏島の巨神』、「近日発表」以外価格:1,500円均一・『オアシス フジロックフェスティバル’09』価格:入場券 2,800 円(税込) ※入場特典・オリジナルB2ポスターあり (数量限定・なくなり次第終了)・『T2 トレインスポッティング』上映日時:4月8日(土) 13:00~、21:35~、9日(日) 12:50~、19:00~価格:一般 2,300円、大学生 2,000円、3歳~高校生 1,500円、シニア 1,600円、障害者手帳の提示 1,500円・『トレインスポッティング』上映日時:4月8日(土) 19:00~価格:1,500円※価格はすべて税込み。※各種前売券使用不可。※特別興行のため招待券・株主カード等利用不可。
2017年03月18日トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソンというメインキャストが来日し、“ゴジラが見下ろす”会場でのジャパンプレミアも大盛り上がりを見せた『キングコング:髑髏島の巨神』。全米1位を獲得し、全世界でもコング現象が吹き荒れる中、本作の見どころについてトムヒやキャスト陣、監督が語る特別映像が解禁となった。謎の島、髑髏島を訪れたコンラッド(トム・ヒドルストン)をリーダーとする調査隊。彼らの前に姿を現したのは、島の守護神“コング”。巨神の圧倒的なパワーの前にあ然とする隊員たち。さらに彼らの前に、謎の巨獣たちが次々と現れる。逃げても、隠れても、容赦なく襲いかかる巨獣たちを目の前に、人間は虫ケラに過ぎず、なす術もない…。3月10日より全米3,846スクリーンにて公開された本作は、週末3日間で6,101万5,000ドル(約70億円/3月10日現在)の大ヒットスタートを切った。15日には、トムらメインキャストとともに日本語吹き替え版キャストのGACKTと佐々木希がそろってジャパンプレミアに登場。新宿・歌舞伎町の“ゴジラ・ロード”が熱狂に包まれるなか、本作から巨神“キングコング”の全貌に迫る特別映像が緊急解禁。「これは南太平洋上の地図にない島の地図だ。神秘の島を科学で探る」――。解禁された映像は、神秘のベールに包まれた島、髑髏島への調査遠征隊に対する説明会で幕を開ける。調査隊を率いるのは、元英国陸軍特殊部隊のジェームズ・コンラッド。冷静沈着で強靱なリーダーを演じるトムは、「神話に生命が吹き込まれ、コングがよみがえった」と語る。劇中では、調査の同行を依頼されたコンラッドが「俺が探すのは、いったい何者なんだ!」と問い詰める。嵐によって発見されることのなかった髑髏島に向かうヘリコプターに続いて、反戦カメラマン、メイソン・ウィーバーを演じるブリーが登場。「変化に富んだ島で驚かされる。探索するにつれ、多くの顔が見えてくる」と、調査の進行に合わせて髑髏島の秘密が解き明かされる面白さに魅了されたことに触れる。彼女の言葉の通り、髑髏島の墓場や、木に群がった怪鳥サイコ・バルチャーが一斉に飛びたつシーン、水中から姿を現す巨大水牛スケル・バッファローなど、人類が初めて遭遇する怪物たちが次々と紹介されていく。「ジャングルなので、捕食者がいる」と語るトムが、見事な刀さばきで怪鳥たちを次々と倒していくシーンも見逃せない。そして、本作の主役であるキングコングの姿が降臨。ヘリに椰子の木を投げつけ墜落させるかと思えば、ヘリを両手で引きちぎる。「家に爆弾を投げ込まれたらケンカになる」と説明するのは、ジョン・C・ライリーが演じる島の案内役となる漂流者ハンク・マーロウだ。大きな山のごとき巨神キングコング、その圧倒的なパワーで次々と隊員たちが犠牲になる。プレストン・パッカード役のサミュエルは「部下を殺され、復讐にとり憑かれる」とその役柄を説明する。キングコング史上最も巨大な体長30m超えのコングは、存在そのものが神。「最大のコングでとてもうれしい」とブリーが微笑み、「コングは巨大だ。サイズもスケールも」とトムが続く。メガホンをとった若き俊英ジョーダン・ボート=ロバーツ監督は、「この島に降りたつと、理屈抜きで感じる。コングを見て“神”だと思うんだ」と、今回の“神”スケールのコングに言及する。「まさに圧巻、完全に没頭できる」とトムも太鼓判を押し、監督も「これまでにない映像で、美しさと怖さを同時に味わえる」と気になる言葉で自信を示す本作。そのスゴさを劇場で目撃できるのは、もうまもなくだ。『キングコング:髑髏島の巨神』は3月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:キングコング:髑髏島の巨神 2017年3月25日より全国にて公開(C) 2016 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS,LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2017年03月16日叶姉妹の妹・美香が15日、新宿歌舞伎町ゴジラ・ロードで開催された映画『キングコング:髑髏島の巨神』(3月25日公開)のジャパンプレミアに登場し、セクシーな衣装で存在感を放った。美香は、スパンコールを施したキラキラ輝くゴージャスなドレスで登場。胸元が大胆に開いたデザインで美バストを披露、ミニスカートからは美脚を露わにし、セクシーな姿で魅了した。そして、笑顔で写真撮影にも応じ、集まった観客を喜ばせた。本作は、神話の中だけの存在するとされた謎の島・髑髏(ドクロ)島を舞台に、キングコング誕生の起源を描くアドベンチャー大作。ジャパンプレミアには、来日したトム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソンが登壇した。そして、日本語吹替版キャストのGACKTと佐々木希も登場。GACKTは、トム・ヒドルストン扮する髑髏島へ派遣された調査隊リーダーのコンラッドの声を、佐々木は、ブリー・ラーソン演じる写真家ウィーバーの声を演じた。そのほか、ゲストとして俳優の藤岡弘、、ダンテ・カーヴァー、お笑い芸人の大西ライオンらもレッドカーペットを歩いた。
2017年03月16日