『怪盗グルー』シリーズの“ミニオン”を生み出したイルミネーション・エンターテインメントが贈る最新長編アニメ『グリンチ』。日本公開を前に、つぶらな瞳とピュアな容姿で日本中を虜にしようとしているのが幼少期のベイビーグリンチ!平成最後の年は映画界に“ベイビーキャラクター”が数多く誕生し、大渋滞となっている。■ベイビーグリンチがUSJで初披露目!このピュアさはいつまで続く!?つぶらな瞳が愛らしい超キュートな幼少期があったにも関わらず、大人になると、なぜかすっかりひねくれ者へと変貌してしまった主人公グリンチ。村から離れた洞窟の中で孤独に暮らし、愛犬マックスの献身的な愛にもぶっきらぼうに応え、山麓の村人たちへの意地悪を楽しみながら生活をしている。やがて、村中のみんなが大好きな“クリスマス”を盗むという、とんでもない計画を立てることに!とってもかわいいベイビーグリンチから、どうして超意地悪なひねくれ者になってしまったのか!?先日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、本作に登場する幼少期の純粋無垢な表情がまぶしいベイビーグリンチが世界初お披露目!パークに来場してベイビーグリンチと対面したゲストたちからは「USJにいったらグリンチに会えた!まだいい子のままでかわいかった!」「グリンチ可愛い!このままパークに住んでほしい!」といった喜びの声が続々到着、さらにその情報をキャッチした方からも「グリンチに会えるの!?そのためだけにユニバ行きたい!」との声があがるなど、ひねくれる前のピュアなベイビーグリンチに心打たれるひとが続出しているようだ。■『ボス・ベイビー』ベイビーの姿をした中間管理職の“おっさん赤ちゃん”!?赤ちゃんは世界中に愛と笑顔を届けてくれる魔法の存在…とは限らなかった!?両親と3人で幸せに暮らす7歳のティムの元に弟としてやってきた彼は、見た目は頬ずりしたくなるほどキュートな赤ちゃん。ただ、両親の目が離れた瞬間、黒いスーツにネクタイをビシっと締め、ブリーフケースを持ち歩く、中身はおっさんビジネスマンという強烈なキャラクター“ボス・ベイビー”へと変貌する!思わぬギャップで瞬く間に人気となり、日本のみならず全世界で大ヒットを記録、すでにパート2の製作が決定している。口の悪さは天下一品、スパイばりにガジェットを扱えるなど、意外とグリンチ(大人の)と共通点が多いキャラクターかも!?■『ジュラシック・ワールド/炎の王国』人間と恐竜の間に絆が…“ベビーブルー”萌えキャラ恐竜の子ども時代ハイブリッド恐竜インドミナス・レックスとT-レックスが死闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク<ジュラシック・ワールド>を有する島、イスラ・ヌブラル島では火山の大噴火の予兆がとらえられていた。恐竜行動学のエキスパート、オーウェン(クリス・プラット)はテーマパークの運営責任者だったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)と共に、恐竜を救い出すべく行動を起こす。島に向かったその矢先、火山は大噴火し…。シリーズ最多の恐竜が登場すると話題になった本作の中でも大人気キャラといえば、萌えキャラ恐竜として観客の心を鷲掴みしたヴェロキラプトルのブルー!劇中では無邪気にはしゃぐ“赤ちゃんブルー”と見つめ合い、愛情を注いでいるオーウェンの姿と、安心しきった様子で身体を預けるブルーの姿にハートが揺さぶられ、お互いを信じ合う姿に萌える観客が続出。果たしてブルーのように、グリンチはクリスマスが大好きなフーの村の住人と、心を通わせることができるのか…。■『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』赤ちゃんでもキラキラ大好き!魔法動物 “ベビーニフラー”摩訶不思議な魔法動物(ビースト)を愛する魔法使いニュート(エディ・レッドメイン)と仲間たちが、魔法界と人間界の支配を企む“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)に立ち向かう。様々な魔法動物が登場する中で注目を浴びるのは、小さくふわふわした毛に被われた魔法動物・ニフラー。いたずら好きで、キラキラしたものに目がなく、集めたコインや宝石を収納力バツグンのお腹のポケットに蓄える習性を持つ。本作では“ベビーニフラー”が登場しており、親譲りのトラブルメーカーぶりを披露するが、存在自体が可愛いから全部許されてしまう!?“超ひねくれもの”でワル~い顔で意地悪をしてしまうグリンチとは真逆の、愛されキャラクター。平成最後に生まれたニュースターたち。そのラストは、ベイビーグリンチがピュアな気持ちを持ったまま飾ってくれる…ハズ!?『グリンチ』は12月14日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ボス・ベイビー 2018年3月21日より全国にて公開© 2016 Dreamworks Animation LLC. All Rights Reserved.ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 2018年11月23日より全国にて公開©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights ©J.K.R.ジュラシック・ワールド/炎の王国 2018年7月13日より全国にて公開© Universal Picturesグリンチ(2018) 2018年12月14日より全国にて公開(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS
2018年11月25日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。グラミー賞を18回受賞、ロックの殿堂入りを3回果たすなど、長年音楽界を牽引し続ける世界的スーパースター、エリック・クラプトン。【シネマの時間】第48回は、「ギターの神様」とも称されるエリック・クラプトンの激動の人生を追った音楽ドキュメンタリー映画『エリック・クラプトン12小節の人生』をお送りします!輝かしい名声と成功を手にし、天才の名を欲しいままにしてたクラプトン。しかし、私生活では想像を絶する波乱に満ちた人生を送っていたことを、この映画を通して深く知ることができ、心打たれました。母親に拒絶された少年時代の孤独、共にギターの腕を競い合った仲間たちの喪失、親友ジョージ・ハリスンの妻への恋をはじめとする女性遍歴、ドラッグとアルコールに溺れた日々、そして最愛の息子コナーの死。天国と地獄を行きつ戻りつするような壮絶な人生を経て、初めて自分の居場所を見つけた今だから振り返ることのできる、エリック・クラプトン自らが語る、音楽と愛と魂の軌跡。ヤードバーズ、クリームなどのバンド期、そしてソロ活動の未発表映像を中心にした映像群のほか、私的な日記、手書きの手紙、デッサンなどの貴重な資料がひも解かれ、紡がれています。さらに、ジョージ・ハリスン、ジミ・ヘンドリックス、B・B・キング、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・ビートルズ、ボブ・ディランなどの豪華アーティストとの貴重なアーカイブ映像やデレク・アンド・ザ・ドミノスのライブ映像、デュアン・オールマンとのレコーディング風景など歴史に残る音楽シーンが素晴らしく魅力的です。クラプトンは、何を求め続けていたのか?彼が人々を惹きつける理由は何なのか?監督は、アカデミー賞作品『ドライビング・MISS・デイジー』などの製作を手がけたリリ・フィニー・ザナックが務め、『シュガーマン奇跡に愛された男』のジョン・バトセックがプロデュースを担当。ぜひ、映画館でご堪能ください!11月23日(金・祝)よりTOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー。■映画『エリック・クラプトン12小節の人生』あらすじーエリック・クラプトンの波乱に満ちた人生に迫る音楽ドキュメンタリー!「ギターの神様」などと称され、その名を知らない人はいないほど有名な、音楽界のスーパースター、エリック・クラプトン。グラミー賞を18回受賞、ロックの殿堂入りを3回果たすなど、長年音楽界を牽引し続け、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジと共に世界3大ギタリストとも言われています。実の母親から拒絶され、祖父母によって育てられるという幼少期のトラウマとなった複雑な家庭環境。ラジオ番組で紹介されていたブルース・ギターの世界との出会いは救いでした。チャック・ベリーから時代を遮るようにしてブルースへの関心を深め、16歳で初めて聞いたロバート・ジョンソンの存在は決定的でした。レコードやスタジオを相手にひたすら模倣の日々を続け、自分のスタイルを確立させます。クラプトンの名を世間に知らしめたヤードバーズを経て、ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズに在籍し、日夜ライブでブルースを奏で、「Clapton is God」と崇められます。マーシャルアンプとギブソンのレスポールを組み合わせ、奇跡の音色を生み出し「ギターの神様」と呼ばれるようにも。伝説的バンドであるクリームは、ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズとともに一斉を風靡。しかし、ポップス路線で売り出そうとしたバンドの方向性の違いやメンバー同士の不和により、クラプトンはバンドを脱退。お金や名声よりも音楽性を優先させ、共にブルースを追求する真の仲間を求め、スーパーグループ、ブラインド・フェイス、デレク・アンド・ザ・ドミノスなど、いろいろなバンドを転々とします。ギタリストしての才能と抜群のルックスを併せ持つクラプトンはとにかくモテました。そんななか、親友であるジョージ・ハリスンの妻であるパティ・ボイドに熱を上げ、ペルシャの恋物語と自らの報われない愛とを重ね合わせ「いとしのレイラ」を制作します。「良くないのはわかっていたが、衝動を抑えられなかった」と当時の心境を語っています。しかし、儚くも失恋。追い打ちをかけるように、祖父や親友のジミ・ヘンドリックス、デュアン・オールマンが次々とこの世を去ったことなどから、深刻なドラッグ中毒へ転落し、重度のアルコール中毒に陥ってしまいます。復帰不可能だと思われていたクラプトンでしたが、家庭を持ち80年代初頭に復帰を果たします。そんな折、またもや大きな試練が降りかかります。4歳になる最愛の息子コナーが、マンションの53階から転落して亡くなってしまったのでした。失意のどん底に突き落とされたクラプトンを誰もが心配しましたが、そんな彼の心の痛みを和らげてくれたのはやはり音楽でした。これから先の人生は、亡くなった息子を思いながら生きるという覚悟をし、音楽制作に没頭。「ティアーズ・イン・ヘブン」で見事グラミー賞を獲得し、完全復活を果たします。ドラッグとアルコールではなく、音楽と節制、健康で幸福な人間関係に拠り所を、生きる力と癒しを見出したのでした。依存症患者を支援する施設クロスロード・センター・アンティグアも設立。いつだって音楽に全力で向き合ってきたクラプトン。どんなときでも、彼のそばには音楽があって、仲間や支えてくれる人がいたのです。そして、今でも人生を感じさせてくれる大人の声や演奏で多くの人々を魅了し続けています。「ずっと欲しかったものをやっと見つけた。最高の人生じゃないかな」■映画『エリック・クラプトン12小節の人生』作品紹介映画『エリック・クラプトン12小節の人生』11月23日(金・祝)より TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー!原題:Eric Clapton: Life in 12 Bars監督:リリ・フィニー・ザナック製作:ジョン・バトセック編集:クリス・キング、ポール・モナハン音楽:グスターボ・サンタオラヤ日本語字幕:佐藤恵子製作年:2017年製作国:イギリス上映時間:135分映倫:PG12配給:ポニーキャニオン、STAR CHANNEL MOVIES提供:東北新社©︎BUSHBRANCH FILMS LTD 2017■映画『エリック・クラプトン12小節の人生』キャストエリック・クラプトンB・B・キングジョージ・ハリスンジミ・ヘンドリックスパティ・ボイドロジャー・ウォーターズザ・ローリング・ストーンズザ・ビートルズボブ・ディラン【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年11月22日1997(平成9年)年11月14日より映画情報メールマガジンとして始まった映画メディア「シネマカフェ」は、本日創刊21周年を迎えることができました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。これを記念して、「シネマカフェ」が誕生した“1997年のエンターテインメント界”が、SNS口コミ全盛時代の現在のエンターテイメントにどんな影響を与えているのか、迫ってみました!『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』公開!3部作の2作目はよりダークに?2018年、『レディ・プレイヤー1』で日本のアニメファン、ゲームファンを歓喜させたスティーヴン・スピルバーグ監督が、現代に恐竜を蘇らせた『ジュラシック・パーク』(93)の続編『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』。1997年の夏休み映画として公開された。“ジュラシック・パーク”で起きた惨劇から4年後、パークの研究施設が残されていた島では人知れず恐竜たちが繁殖を続けていたことが判明。ティラノサウルスなどの恐竜たちを捕獲し、新たなパーク建設のためにアメリカ・サンディエゴに輸送することに。とはいえ、その途中でティラノが大暴れ!その後、なんとか島に送り返されるまでが描かれた。そして今年の夏休みには、最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が公開、国内興行収入80億円超え、2018年公開映画の洋画NO.1の大ヒットに。今回、主人公オーウェン(クリス・プラット)たちは火山の大噴火から恐竜たちを守るため、島から運びだそうとするのだが…。現代に生きる恐竜を利用したい者はいつの世にもいるもの、しかも遺伝子組み換えで危険すぎる新種を生み出す者までいる!“王国”は炎に包まれ崩壊してしまったが、新たな地に解き放たれた恐竜たちはどうなってしまうのか…。前作『ジュラシック・ワールド』よりダークな展開にはなったが、SNSにはオーウェンと絆を結んだヴェロキラプトルの“ブルー”や、堅頭竜の“スティギー”に「可愛い」「萌える」という声が続出。なお、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は12月5日(水)にリリース、3作目は2021年6月11日に全米公開予定。『カメラを止めるな!』に影響!? 三谷幸喜監督『ラヂオの時間』1997年の「新語・流行語」大賞は渡辺淳一原作のベストセラー小説で映画化・ドラマ化もされた「失楽園(する)」。そして今年、平成最後の年にはまさかのゾンビ映画が降臨?映画『カメラを止めるな!』の略称「カメ止め」が「ユーキャン 新語・流行語大賞2018」にノミネートされている。『カメ止め』とは、東京2館での公開から、国内&海外映画祭での評判や口コミがSNSを中心にぐんぐん広がり、日本全国47都道府県に“感染拡大”。観客動員数200万人突破、全国340館、興行収入30億円超えの大ヒット(2018年11月時点)がいまだ続いている状態。「本当にこんな事になるとは…」と、歓喜と驚きの声が上がっている。緻密な構造で作り上げた37分ワンカット・ゾンビサバイバルと、その“裏側”を描いた本作は、登場人物が入り乱れ、散りばめられた伏線を巧みに回収していく様が三谷幸喜の作品を彷彿とさせるとの声が。上田慎一郎監督も三谷作品からの影響を明言している。その三谷さん初の映画監督作『ラヂオの時間』が公開されたのが1997年11月。自身の舞台「ショウ・マスト・ゴー・オン」を生放送のラジオドラマに置きかえた形で、大女優のわがままから始まって役名や設定、脚本が二転三転、なんとか辻褄を合わせるために奮闘する“裏方”と俳優たちの姿には爆笑必至。まさに「ショウ・マスト・ゴー・オン」、止められない生放送の切迫した状況に最後の最後までハラハラさせられ、最高のカタルシスと高揚感を生み出した。三谷監督は2019年公開の新作『記憶にございません!』が待機中。通算50作目の『男はつらいよ』、『寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来の新作『男はつらいよ』シリーズ第1作の公開から50周年を迎える来年2019年、シリーズ50作目となる新作『男はつらいよ50おかえり、寅さん』(仮題)の公開が決定し、話題を呼んでいる。“寅さん”こと車寅次郎を演じ続けた名優・渥美清の亡き後、一体どんな新作になるのかが注目され、製作発表の際にはTwitterで「#こんな寅さんの新作は嫌だ」というタグがトレンド入り。「魔界編」「寅さん公務員になるの巻」「寅さんがゾンビ化して源公を襲う」「男はつらいよ寅次郎vs桃次郎」「ずっとTwitterしてる寅さん」「エンディングでアクションのNGシーンが流れる」など、想像力豊かなツイートが溢れることに。新作は1997年11月公開の第49作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、22年ぶり。同作は、その前年に死去した渥美さんがCGで登場し、『寅次郎ハイビスカスの花』など、これまでの作品のシーンをつなげる“回想”が中心だっただけに期待も当然。現在撮影中という新作には、寅さんの妹・“さくら”役の倍賞千恵子、その夫・“博”役の前田吟、寅さんの甥っこ・“満男”役の吉岡秀隆、そして満男の初恋相手・“イズミ・ブルーナ”として後藤久美子が23年ぶりの銀幕復帰。さらに、『寅次郎の休日』のマドンナでイズミの母・“礼子”役の夏木マリ、寅さんが最も想いを寄せたマドンナ・“リリー”役の浅丘ルリ子と錚々たる顔ぶれが再集結。山田洋次監督は「今の若い方たちに寅さんを知ってほしい」と力強く語っており、期待が高まる。『メン・イン・ブラック』のスピンオフが準備中!1997年は、日本では劇場版『名探偵コナン』の1作目がスタートするなど、人気シリーズが生まれた年でもあった。ハリウッドではスピルバーグが製作総指揮をとったバディアクションコメディ『メン・イン・ブラック』が誕生し、12月に日本公開。地球にいる宇宙人を取り締まる秘密組織「MIB(メン・イン・ブラック)」のエージェントKをトミー・リー・ジョーンズ、エージェントJをウィル・スミスがサングラスにブラックスーツという出で立ちで好演。日本でも人気の高い2人のヒットシリーズとなった。そして現在、『メン・イン・ブラック』スピンオフ(タイトル未定)が製作中。『マイティ・ソー バトルロイヤル』で共演したクリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンがそれぞれエージェントHとMに。2人のインスタには撮影裏の写真がアップされており、そのクールさとキュートさにときめくファンが続出中。スピンオフには『メン・イン・ブラック3』に登場したエージェントOことエマ・トンプソン、『ミッション:インポッシブル』シリーズのレベッカ・ファーガソンなども出演。2019年6月14日全米公開予定、日本公開も楽しみ。『タイタニック』、完全復元で豪華客船の旅が実現!?1997年12月、クリスマスに合わせて公開されたのが、レオナルド・ディカプリオを一躍世界的スターにした『タイタニック』。アカデミー賞では作品賞など史上最多タイの11部門を獲得、全世界興行収入は『アバター』(同じジェームズ・キャメロン監督)に抜かれるまで歴代トップ。日本でも1年以上の超ロングラン公開となった。先日、その舞台となった豪華客船タイタニック号が復元され、「タイタニック2号」として2022年に就航することが英米メディアから報じられたばかり。元の客船とほぼ同じ規模で、絢爛豪華な装飾なども再現。タイタニック号と同様、イギリス・サウサンプトンから2週間かけてニューヨークへ。その後、世界一周の船旅に出るという。もちろん、二度と悲劇を繰り返さないよう、最新のレーダーやナビシステム、十分な数の救命ボートなど安全設備を徹底させるらしい。このニュースにも「夢がある」「熱すぎる」「乗りたすぎる」と期待の声は尽きない。こうした映画関連情報はもちろん、ホットなドラマ情報や女性が知りたいライフスタイルニュース、最旬イケメン情報などを、これからも厳選してお届けし、皆様のエンタメライフに欠かせない存在となりますよう、「シネマカフェ」はスタッフ一同、心を込めて参ります。今後とも「シネマカフェ」をご愛読頂きますようお願い申し上げます。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド/炎の王国 2018年7月13日より全国にて公開© Universal Picturesカメラを止めるな! 2018年6月23日より全国にて公開©ENBUゼミナール男はつらいよ50おかえり、寅さん(仮題) 2019年12月27日より全国にて公開©2019松竹株式会社
2018年11月14日第31回東京国際映画祭が、11月3日に閉幕。「コンペティション部門」から『アマンダ』(原題)が最高賞となる東京グランプリと最優秀脚本賞のW受賞という快挙を成し遂げたほか、稲垣吾郎主演作『半世界』が観客賞を受賞した。■コンペティション部門今年の「コンペティション部門」では、2018年1月以降に完成した長編映画を対象に、世界109の国と地域、応募作品1829本の中から、厳正な審査を経た16本の作品を期間中に上映。日本からは『半世界』(阪本順治監督)と『愛がなんだ』(今泉力哉監督)が出品された。<東京グランプリ>『アマンダ』(原題)そして今回最高賞“東京グランプリ”を受賞したのは、美しいパリを舞台に、悲しみから乗り越えようとする青年と少女の心の機微を優しく丁寧に紡いだフランス映画『アマンダ』(原題)。最優秀脚本賞とのW受賞となった。今年フランスで主演作が3本公開される大注目の若手俳優ヴァンサン・ラコストを主演に迎え、恋人役に『グッバイ・ゴダール』のステイシー・マーティン。アマンダ役には演技初挑戦となるイゾール・ミュルトゥリエが演じている。今回のW受賞に監督のミカエル・アースは、「受賞に慣れていないのに2つも受賞し、しかもひとつはグランプリと、大変幸せで誇りに思います」「観客のみなさんとは、作品上映後に素晴らしい議論が交わせました。地球の反対側くらい離れていても映画が人々を感動させる、これ以上大きなご褒美はありません。みなさんの情熱と寛大さに感謝します」と受賞の喜びと感謝を述べている。ストーリー便利屋業をしているダヴィッドは、パリに出てきたてのレナに出会い、恋に落ちる。しかしその直後、姉の突然の死によって彼の人生は無残に壊れていく。ダヴィッドはショックと辛さを乗り越え、まだ若い姪っ子アマンダの世話をしながら自分を取り戻していく――。<観客賞>『半世界』続いて、過去には『リトル・ミス・サンシャイン』『紙の月』『勝手にふるえてろ』など、歴代の話題作が受賞している観客賞は、今年は阪本順治脚本・監督作『半世界』が受賞。本作は、人生半ばに差し掛かったとき、残りの人生をどう生きるかを描いたヒューマンドラマで、稲垣さんを主演に、長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦と実力派俳優たちが出演している。今回の受賞を受け、稲垣さんは「この映画をご覧になった皆さんが気に入ってくださり大変うれしく思います。公開に向けて大きな励みになります。ありがとうございました」とコメント。また授賞式では、阪本監督が「父の遺言でスピーチは短めにといわれております」と笑わせながら、「たくさんの方が投票してくださったおかげです。みんなでお祝いします。ありがとうございます」と感謝を述べていた。ほかにも「コンペティション部門」では、『氷の季節』が審査委員特別賞とイェスパー・クリステンセンが最優秀男優賞。『堕ちた希望』のエドアルド・デ・アンジェリス監督が最優秀監督賞、ピーナ・トゥルコが最優秀女優賞。『ホワイト・クロウ』(原題)が最優秀芸術貢献賞を受賞した。■アジアの未来長編映画3本目までのアジア新鋭監督の作品をいち早く上映するアジア・コンペティション部門「アジアの未来」。最優秀作品となる作品賞は、中国・新疆ウイグル自治区を舞台に描いた『はじめての別れ』が受賞。文化の違いを超えて国際的に活躍していくことが期待される監督に贈られる国際交流基金アジアセンター特別賞は、中国映画『武術の孤児』のホアン・ホアン監督が受賞。■日本映画スプラッシュ海外への飛躍を強く意識した部門「日本映画スプラッシュ」からは、松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト第6弾、野尻克己監督作『鈴木家の嘘』が作品賞を受賞。監督賞は『銃』の武正晴監督、『メランコリック』の田中征爾監督に贈られた。■東京ジェムストーン賞昨年は、松岡茉優、石橋静河らが受賞した期待の若手俳優に贈られる「ジェムストーン賞」は、木竜麻生、村上虹郎、リエン・ビン・ファット、そしてカレル・トレンブレイが選ばれた。『アマンダ』(原題)は2019年初夏、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開予定。『半世界』は2019年2月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:半世界 2019年2月、全国にて公開予定Ⓒ2018「半世界」FILM PARTNERS
2018年11月05日ブルガリ(BVLGARI)は、クリスマスに向けたフレグランスの限定ギフトセットを2018年10月31日(水)より数量限定で発売する。クリスマス限定ギフトセットは、イタリアで祝祭を意味する「フェスタ」をテーマに展開。伝統を重んじながらも、エネルギッシュにパーティーを楽しむ、イタリアのライフスタイルにオマージュを捧げている。フレグランスは、「オムニア クリスタリン」「オムニア ピンク サファイヤ」「ローズ ゴルデア」の、3種の香りを用意。いずれもシックなネイビーブルーに彩られたポーチに、フレグランス現品と、同じ香りのボディケアアイテムがセットになっている。2018年春に登場したばかりの「オムニア ピンク サファイヤ」は、爽やかなピンクポメロやスパイシーなピンクペッパーが弾けるように広がり、陽気な甘さのプルメリアが溶け合う、華やかでチャーミングな香りだ。その他、竹や梨、ハスの花が透明感を演出する「オムニア クリスタリン」、最高級のダマスクローズをメインに、センシュアルなジャスミンやホワイトムスクが香り立つ、優雅な「ローズ ゴルデア」と、個性の異なる香りを揃える。また、すべてのギフトセットは、祝祭ムード満載の、華やかなギフトボックスに収められている。ボックス中央には、シンボルモチーフ「エイト ポイント スター」をあしらい、 イタリアのホリデーマーケットにインスパイアされた電球のモチーフでデコレーション。明るく華やかなパッケージに仕上げている。【詳細】ブルガリ クリスマス限定ギフトセット〈数量限定品〉発売日:2018年10月31日(水)※ブルガリ ローズ ゴルデア ホリデーキットのみ、11月28日(水)発売。・オムニア クリスタリン ウィンターキット 10,600円+税内容:オムニア クリスタリン オードトワレ 65mL(現品)、オムニア クリスタリン ボディミルク 75mL、オムニア クリスタリン バス&シャワージェル 75mL、ポーチ・オムニア ピンク サファイヤ ウインターキット 10,600円+税内容:オムニア ピンク サファイヤ オードトワレ 65mL(現品)、オムニア ピンク サファイヤ ボディミルク 75mL、オムニア ピンク サファイヤ バス&シャワージェル 75mL、ポーチ・ブルガリ ローズ ゴルデア ホリデーキット 17,700円+税内容:ブルガリ ローズ ゴルデア オードパルファム 90mL(現品)、ブルガリ ローズ ゴルデア ボディミルク 75mL、ブルガリ ローズ ゴルデア バス&シャワージェル 75mL、ポーチ【問い合わせ先】ブルガリ/ブルガリ パルファン事業部TEL:03-5413-1086
2018年11月01日クリス・ヘムズワースがリブート版『メン・イン・ブラック』の自身の分の撮影が終了したことを、インスタグラムで報告した。「『MIB』の俺の分の撮影が終わった。ロンドンからモロッコ、イタリア、ニューヨークまで。この素晴らしい旅に参加してくれた素晴らしいスタッフとキャストと僕らの監督F・ゲイリー・グレイに感謝してるよ。楽しい時間、笑い、思い出に万歳。ぼくらが作り上げたものをみんなに見てもらうのが待ちきれない。みんな、またね!」と綴った。グレイ監督を挟み、左にクリス、右にテッサ・トンプソンが立って3人で撮ったセルフィーを投稿した。『マイティ・ソー バトルロイヤル』で共演したテッサは、今作ではエージェントO(オー)を演じ、エージェントMを演じるクリスの相棒となるようだ。現在のところ『MIB』というタイトルで進行しているリブート版『メン・イン・ブラック』について、今年初めにクリスは「『メン・イン・ブラック3』との違いを見せ、ユニークな作品を作るために、ロケーションに変化をつけようとしているんだ。『メン・イン・ブラック』では見たことのない都市を見ることができるよ」と語っていた。『MIB』は2019年6月14日全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2018年10月19日バンド・コールドプレイのドキュメンタリー映画『コールドプレイ:ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』が、2018年11月14日(水)のみ、一夜限定で新宿ピカデリーほか全国の劇場にて上映される。2018年で、デビューから20年を迎えるコールドプレイは、カムデンのパブから、世界的な人気バンドへとあっという間にスターダムを駆け上ったバンド。初のドキュメンタリー映画となる『コールドプレイ:ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』では、ビハインドシーンやライブフッテージなどの未公開映像も含め、20年間のバンドの軌跡に迫る。また、世界中で550万人を超えるファンを動員し歴代3番目に大規模だった「ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ(A HEAD FULL OF DREAMS)」ツアー中に撮影したシーンも満載となっており、ファン必見の映像が目白押しとなっている。監督は、コールドプレイ結成前の大学時代からメンバーと友人関係であるマット・ホワイトクロス。オアシスのドキュメンタリー映画『オアシス:スーパーソニック』も手掛けている。マット・ホワイトクロスは、コールドプレイが初期に、狭苦しい学生の部屋で行ったリハーサル風景までも映像に記録。本編では、貴重な初公開映像を含め、コールドプレイの音楽やメンバー間の友情が映し出されている。【詳細】映画『コールドプレイ:ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』劇場公開日:2018年11月14日(水)のみ ※一夜限定出演:コールドプレイ クリス・マーティン、ジョニー・バックランド、ガイ・ベリーマン、ウィル・チャンピオンほか監督:マット・ホワイトクロス原題:Coldplay: A Head Full Of Dreams料金:2,000円均一(一部劇場の座席を除く)チケット発売日:各上映劇場の窓口・HPにて、2018年10月26日(金)より発売開始。※ネット販売の取扱が無い劇場もあり。詳細は鑑賞予定の上映劇場へ問い合わせのこと。公開劇場:新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、109シネマズ二子玉川、109シネマズ木場、TOHOシネマズ 上野、立川シネマシティ、109シネマズ川崎、109シネマズ湘南、TOHOシネマズ ららぽーと横浜、横須賀HUMAXシネマズ、イオンシネマ海老名、MOVIX柏の葉、イオンシネマ市川妙典、MOVIXさいたま、イオンシネマ浦和美園、MOVIX伊勢崎、MOVIX宇都宮、イオンシネマ守谷、TOHOシネマズ 水戸内原、イオンシネマ松本、イオンシネマ金沢、TOHOシネマズ 甲府、イオンシネマ新潟南、静岡東宝会館、TOHOシネマズ 岐阜、イオンシネマ津南、ミッドランドスクエアシネマ、109シネマズ名古屋、イオンシネマ長久手、なんばパークスシネマ、シネ・リーブル梅田、神戸国際松竹、MOVIX京都、イオンシネマ岡山、イオンシネマ広島西風新都、TOHOシネマズ 高知、イオンシネマ今治新都市、イオンシネマ福岡、イオンシネマ熊本、TOHOシネマズ アミュプラザおおいた、札幌シネマフロンティア、イオンシネマ旭川、イオンシネマ天童、中央映画劇場、MOVIX仙台、109シネマズ富谷
2018年10月18日2011年の『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』から8年間、キャプテン・アメリカを演じてきたクリス・エヴァンスが、同役に別れを告げた。4日(現地時間)、キャプテン・アメリカを演じる最後の作品『アベンジャーズ4』(仮題)の出演シーンを撮り終えたというクリス。「控えめに言っても、感情的な日だったよ。この役を8年間演じたことを誇りに思う。カメラの前のみんな、カメラの後ろに立っているみんな、そして、観客のみんな、思い出にありがとう」とツイートした。『キャプテン・アメリカ』シリーズは3本、『アベンジャーズ』シリーズは4本に出演したクリスは、ほかのヒーロー仲間たちとプライベートでも友情を築き、スカーレット・ヨハンソン、ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・ヘムズワース、ジェレミー・レナーとおそろいのタトゥーをいれるほど仲良しに。『アベンジャーズ』1作目のオリジナルメンバーにはもうひとりマーク・ラファロがいるが、みんなにいわせるとマークは「おじけづいた」ためタトゥーをいれていない。クリスのツイートを見たファンたちは、「キャプテン・アメリカが見られるのは『アベンジャーズ4』が最後か…」、「さみしい」と切ない胸中をツイートしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー 2011年10月14日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 MVLFFLLC. TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC and itssubsidiaries. All rights reserved.
2018年10月05日衛藤美彩&吉田綾乃クリスティー×スタンド酒。東京ミッドタウン日比谷で、スタンドを巡ってハシゴ酒!ワイン片手にタパスを楽しむ。夜の街でしっぽり飲むのもよいけれど、小さなお店をハシゴして飲むのも楽しい。「ワインバー」に「角かくう打ち」「立ち飲み」も揃う「東京ミッドタウン日比谷」で、衛藤美彩さんと吉田綾乃クリスティーさんが、スタンド巡り!1軒目は、代官山のビストロ『Ata』と新潟のワイナリー『カーブドッチ』がコラボしたタパスバー『バーマン』へ。衛藤さんは北海道・仙せんぽうし鳳趾の生牡蠣を、吉田さんはコンビーフのタパスをチョイス。「剥きたて生牡蠣とスパークリングワイン♪文句なしの美味しさ」(衛藤さん)。「目の前に並ぶタパスを選ぶのも楽しい~」(吉田さん)と二人は大喜び。Varmen(バーマン)店の奥はカウンターとテーブル席が並ぶレストラン。シチュエーションに応じて使い分けられる。時期によって産地が変わる生牡蠣を目当てに通うファンもいるそう。東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷2FTEL:03・6205・772311:00~22:30LO不定休新しくて楽しい角打ちの最先端へ!「角打ちってなんですか?」とたずねる吉田さんを連れて、次に衛藤さんが向かったのは『住吉酒販』。人通りの多い地下通路に面した酒屋の一角が、立ち飲みスペースになった角打ちスタイル。この店のためにオリジナルで仕込まれた日本酒や限定ビール、珍しい焼酎、カクテルなどをグラス1杯から提供する。店に入ると花札を15枚ずつ渡され、注文ごとに店員に花札を渡すシステムも面白い。「あ!麦焼酎もある!『泰明ここから』をロックでください」(衛藤さん)、「じゃあ私は、『住吉レモンサワー』!」(吉田さん)と二人は花札を2枚ずつ出し、おつまみも注文して、カンパ〜イ!住吉酒販福岡・博多発の酒屋が東京初出店。日本各地の蔵元やブルワリーから直送される各種のお酒に、九州食材を使ったつまみや、洋風アレンジを施した一品も。店のコンセプトは“Field-to-Table ”。東京ミッドタウン日比谷B1 TEL:03・6205・417211:00~20:00LO不定休立ち飲み屋さんでこだわりのお酒を!飲み納めは、いつも満員御礼の『立呑 三ぶん』へ。日比谷移転前にはミシュランガイドにも掲載された、実力派のスタンド割烹だ。江戸時代の居酒屋『三分亭』をお手本に、お酒も料理も良いものをワンコイン感覚で提供。その理由は「若い人たちにこそ良いものに触れてほしいから」と店長さん。日本酒が出てきたところで、それぞれおちょこを選ぶ。「器が選べるんですか?他の2軒もタパスが選べたり花札でお会計したり、不慣れな私でも楽しめる工夫がいっぱい」(吉田さん)。「それに、どのお店も数百円から注文できる気軽さがいい。またすぐ飲みにこなきゃ!」(衛藤さん)立呑 三ぶんミシュランガイドでビブグルマンを獲得した人気店が東銀座から移転。人間国宝作家の作品や骨董品など貴重な器が並ぶことから、酒好きだけでなく器好きも通う。東京ミッドタウン日比谷3FTEL:03・6273・339515:00(土・日曜12:00)~ 22:00LO(日曜21:00LO)不定休衛藤美彩(左)1993年1月4日生まれ、大分県出身。小誌連載「美容の坂道のぼり隊」でもおなじみ。「麦焼酎はロック派。味が開いていくのを堪能しつつ飲んでいます♪」ワンピース¥15,000(DRWCYSTEL:03・3470・6511)吉田綾乃クリスティー(右)1995年9月6日生まれ、大分県出身。乃木坂46の3期生中、最年長の23歳。「みさ先輩にくっついて、いろんなお店に飲みに行けるようになるのが夢です」ブラウス¥11,000スカート¥11,000(共にDRWCYS)※『anan』2018年10月3日号より。写真・清水奈緒スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・高松由佳取材、文・鳥澤 光(by anan編集部)
2018年10月02日ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが黒人刑事コンビを演じた『バッド・ボーイズ』シリーズの最新作が、来年の早い時期に製作開始となる。「Variety」誌が報じた。シリーズ第3弾となる『Bad Boys For Life』(原題)は、これまでに何度も製作開始時期が報じられては延期を繰り返してきた。今回は、ソニーがクリス・ブレムナー(『ベストマン-シャイな花婿と壮大なる悪夢の2週間-』の共同プロデューサー)の脚本にGOサインを出し、ついに製作の開始が決定したようだ。監督はベルギー出身のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーコンビが起用された。2人は『ビバリーヒルズ・コップ』の4作目のメガホンもとることが報じられている。15年ぶりのシリーズ最新作となる『Bad Boys For Life』の内容については明らかになっていないが、配給会社のコロンビア・ピクチャーズの社長サンフォード・パニッチは、「15年も経って新しい『バッドボーイズ』を作るなら、レベルアップした最高の作品にしなきゃならないですね」と意気込みを語った。また、監督コンビについても、「素晴らしいコンビですよ。彼らは(マイケル・ベイが監督した)最初の2作品も気に入っていますが、変化を取り入れることを恐れていません」と“新たな風”に期待するコメントも。『Bad Boys For Life』は2020年1月に全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2018年10月02日ヨガウェアを選ぶ際、実はインナーはとても重要。 動きやすく、体にフィットするものをきちんと選んでいますか?機能性が高いだけでなく、シルエットを女性らしく美しく見せてくれる「ヨギー・サンクチュアリ」のブラトップを3つご紹介します。テープ使いがおしゃれな「リボンテープブラ」トレンド感のあるテープ使いがポイントのブラトップ「リボンテープブラ」(税込 9,180円)。 シックなブラックのテープが付いた「グレー」と、落ち着いたブルーのテープが付いた「ライトグレー」の2色展開。 同系色でまとめてシックなコーディネートを楽しみましょう。こだわりのデザインストレッチ性に富んでおり、着脱のときも安心。 立体的に考えられた、胸下から少し肌が見えるデザインで体の動きにフィットし、ずれる事なくホールドしてくれます。 アクティブに動くクラスでも、圧迫感や蒸れを感じません。一枚でもスタイルよくおしゃれに着こなせますし、ゆったりとしたパンツと合わせてメリハリのあるコーディネートも楽しめます。肌当たりの良い自然な着心地短い繊維を取り除いた「コーマ糸」を用いた、なめらかで自然な光沢感のある素材です。 吸湿性に優れた綿にポリウレタンを混紡することでストレッチ性を持たせ、しなやかで適度に柔らかく仕上げています。リーフ柄の総柄が爽やか「リーフパターンブラトップ」こだわりのカッティングでスタイルアップ効果が期待できる「リーフパターンブラトップ」(税込 9,720円)。 胸元が綺麗に見えるカッティングと両サイドのギャザー、視覚からもリラックス効果のあるリーフ柄が特徴です。 ラベンダー・グリーン・グレーの3色展開。抜群な気心地アンダーの共布の切り替え部分は、やさしいフィット感で呼吸がしやすいストレスフリーな着心地。 一枚で着ても様になる、長めの着丈です。肩ヒモは長さ調節可能なアジャスター付きで、ブラパッドは取り外しが可能。 洗濯の際にとりはずしたり、お好みのパッドに入れ替えて着用できたりと便利です。速乾性・伸縮性が高い素材シワになりにくく速乾性に優れたポリエステルにポリウレタンが混紡されており、ストレッチ性抜群。 適度な弾力性を持ちながらも柔らかい肌触りの素材です。 汗をかくクラスやホットヨガでも快適に過ごせます。一枚でもインナーとしても!「クリスクロスブラ」花火からインスパイアされたプリントモチーフが華やかな、「クリスクロスブラ」(税込 9,720円)。 こだわりのディティールで“あえて見せる”を楽しみませんか。一枚でもキマる背中とアンダーバストに入ったスリットが、シルエットにメリハリをだしてくれます。 Y字バック仕様で、ストラップが肩から落ちにくいのはもちろん、腕が動かしやすく肩甲骨の動きが見えやすいため、エクササイズにぴったり。美しいバストラインと着心地の良さノンワイヤー仕様で締め付け感のないソフトな着心地で、どんな体勢でもストレスなくバストをサポート。 フロントの浅めなV字カッティングやバストが横に流れない横高設計などが、バストラインを女性らしく美しく見せてくれます。 内蔵パッドは取り外し可能。よく伸びてすぐ乾くストレッチ性が高く、大きく体を動かしてもしなやかにフィット。 速乾性があり、汗をかいてもすばやく乾く快適な着心地です。 ホットヨガやパワーヨガなど、たくさん汗をかくさまざまなシーンで活躍します。女性たるものインナーから美しくヨガウエアのトップスとしてはもちろん、インナーとしてもお気に入りのブラトップを選べば、快適な気持ちでヨガレッスンに没頭できること間違いなしですよ。
2018年09月28日NHK大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平は、当時としてはかなりの巨漢といえる身長約180センチ、体重100キロ以上という西郷隆盛を演じるにあたり、かつてないほどふくよかな体形を維持している。鈴木さんは筋肉美も披露した『HK/変態仮面』では15キロ増量、大ブレイクした朝ドラ「花子とアン」では元に戻し、『TOKYO TRIBE』でも10キロ増量したが、佐藤健の病床の兄を演じたTBS日曜劇場「天皇の料理番」では半年かけて20キロも減量したことが話題に。さらにその直後には、『俺物語!!』の主人公に寄せるため30キロ増量した。その身体を張ったストイックな役作りには、“和製ロバート・デ・ニーロ”の声もあがるほどだ。そう、近年は『マイ・インターン』などでお茶目なシニアを演じてはいるが、名優ロバート・デ・ニーロは、マーティン・スコセッシ監督作『レイジング・ブル』でボクサーの絶頂期から引退後の姿までを演じた際、驚異の肉体改造で体を絞った後に27キロの体重増量を敢行。こうした壮絶な役作りは“デ・ニーロ・アプローチ”と名付けられている。最近では、『タリーと私の秘密の時間』で18キロの体重増量で出産前後のママを演じ切ったシャーリーズ・セロンも話題となる中、彼らのほかにも“半端ない”身体の張り方を見せる俳優たちに注目してみた。クリスチャン・ベイルバットマンをやりながら体重変動が“半端ない”海外俳優の中で極端な体重増減を繰り返しているといえば、クリストファー・ノーラン監督『ダークナイト』シリーズの“バットマン”として知られるクリスチャン・ベイルだろうか。1987年、スティーブン・スピルバーグ監督『太陽の帝国』の主人公の少年役でスクリーンデビュ-。2000年公開『アメリカン・サイコ』ではウォール街のエリート殺人鬼でムキムキに体を鍛えていたかと思えば、『マシニスト』(’04)では1年以上眠ることのできない不眠症の主人公を演じるため30キロも減量。身長183センチの彼が体重54キロ台にまでなったという。その直後、『バットマン ビギンズ』で新たなバットマンとなるべく30キロ増量して元に戻し、体を鍛え上げ、筋骨隆々の姿に大変身!『ダークナイト』や『ターミネーター4』を経た後には、『ザ・ファイター』(’11)で再び13キロ減量し、髪を抜き、歯を抜くことで歯並びまで変えて麻薬中毒の元ボクサーに。アカデミー賞助演男優賞を受賞した。その間に『ダークナイト ライジング』がありつつ、『アメリカン・ハッスル』(’13)ではさらに衝撃の、メタボ腹でっぷりの肥満体に髪の薄くなった“一九分け”の中年詐欺師を演じ、アカデミー賞主演男優賞に初ノミネート。このときも食べに食べて20キロ、体重を増やしたという。『マネー・ショート華麗なる大逆転』のアダム・マッケイ監督と再タッグを組む、元・米副大統領ディック・チェイニーの伝記映画『Vice』(12月21日全米公開)のために再び体重増量をしたらしく、ちょうど1年前のトロント映画祭のイベントに登場した際にも話題となっていた。ジャレッド・レト凶悪人からエイズ患者まで!役への没入が“半端ない”『スーサイド・スクワッド』のジョーカー役や『ブレードランナー2049』の科学者ウォレス役など、クセの強い役柄を数多くこなしてきたジャレッド・レトも、体重増減が激しい俳優の1人。『ファイト・クラブ』や『アメリカン・サイコ』などに出演し、自身のバンド「サーティー・セカンズ・トゥ・マーズ」で音楽活動も精力的に行ってきたジャレッド。『マザー!』『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督の『レクイエム・フォー・ドリーム』(’00)では大幅に減量し、麻薬常用者を怪演。大きく注目されることになった。クリスチャン・ベイルなどと同様、自己の内面を徹底的に掘り下げ、その役に全身全霊で没入する“メソッド演技”を取り入れている彼は、ジョン・レノン殺害事件の真実に迫る衝撃作『チャプター27』(’07)では一転、大のレノンファンでもあった殺害犯マーク・デイビッド・チャップマンに扮するため、約30キロも増量。本人のインタビュー映像から仕草や話し方も徹底研究し、顔には特殊メイクを施した。本来ヴィーガンであるジャレッドは、急激な体重増量のために痛風となり、歩行も困難になって一時は車椅子生活だった、という逸話もあるほど。2009年の『ミスター・ノーバディー』以来、俳優業からは遠ざかっていたが、『ダラス・バイヤーズクラブ』(’13)では約18キロも減量し、眉毛も剃り落としてトランスジェンダーのエイズ患者を熱演、初ノミネートでアカデミー賞助演男優賞を受賞した。さらに『スーサイド・スクワッド』(’16)でジョーカーを演じる際にも、極悪犯罪者や精神科医などと対面。体中にタトゥーを入れ、緑の髪に銀歯と、素がまるでわからないほどの姿で狂気の悪役ジョーカーに新たな息吹を吹き込んだ。次作は『スパイダーマン』のスピンオフ映画の主演が決まっているが、今度は“吸血鬼”のパワーを持つ悪役を演じるというから、一体どんな姿を見せてくれるのか…?マシュー・マコノヒーセクシー俳優から21キロ減の役作りが“半端ない”ジャレッドと共演した『ダラス・バイヤーズ クラブ』で21キロも減量し、エイズ患者を演じたマシュー・マコノヒーも、もともとは“シャツレス”が売りの俳優だっただけに、その激変ぶりが話題となった。『評決のとき』(’96)の主人公に抜擢されて一躍脚光を浴び、2005年には「ピープル」誌の「最もセクシーな男性」に選ばれたことのあるマシュー。一時期キャリアはパッとしなかったが、『リンカーン弁護士』(’11)あたりから“大人の演技派”として注目されるようになった。チャニング・テイタムの実体験を元にした『マジック・マイク』(’12)では体重を増やし、ムキムキの筋肉でダンスシーンも披露しただけに、その後の『ダラス・バイヤーズ クラブ』(’13)では「本当に同一人物!?」「痛々しいほどの激ヤセ」と言われるまでに。その壮絶な演技でアカデミー賞主演男優賞を初受賞。その年は助演のジャレッドと映画賞を席巻した。65キロを切りはじめると、視力の低下など身体の不調にも悩まされたそうで、その名残はHBOのドラマ「TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ」シーズン1での姿にもよく現れている。一転、製作も務めた『ゴールド/金塊の行方』(’17)では、実在の人物に近づくためにハゲ頭にガタガタの歯並び、さらに驚異のメタボ腹という“肉体改造”を実現。またしても別人のような姿でスクリーンに登場していた。ホアキン ・フェニックス激ヤセに心配の声も!新たなジョーカーが“半端ない”『グラディエーター』(’00)でアカデミー賞助演男優賞、『ウォーク・ザ・ライン君につづく道』(’05)で同主演男優賞にノミネートされるなど、演技派として知られるホアキン・フェニックス。日本公開最新作『ビューティフル・デイ』では2か月かけて体を大きくし、トラウマを抱えたひげモジャの元海兵隊員を演じ、カンヌ映画祭では男優賞を受賞した。先日のヴェネチア映画祭では主演を務めた西部劇『The Sisters Brothers』(原題)が高く評価され、ジャック・オディアール監督が銀獅子賞(監督賞)を受賞。続くトロント映画祭でも大きな注目を集めているところだ。マーティン・スコセッシがプロデューサーとなる2019年10月全米公開予定のDC映画『THE JOKER』(原題)では狂気の悪役ピエロ、ジョーカー役に抜擢されたが、すでに『ザ・マスター』以上の減量をしたようで、早くもファンからは「やせすぎじゃない?」という心配の声があがっている。ブラッドリー・クーパー1日5食!18キロ増の肉体改造が“半端ない”『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(’09)でブレイクし、2011年には「ピープル」誌の「最もセクシーな男性」の称号を得たブラッドリー・クーパー。今年、レディー・ガガを主演に迎え、自身も大物シンガー役で出演、初監督・製作を務めた『アリー/スター誕生』がヴェネチア映画祭、トロント映画祭に正式出品され、10月から開催の第31回東京国際映画祭のオープニング作品にも決まり、がぜん注目を集めている。そんなブラッドリーだが、クリント・イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』(’14)での彼の体格や二の腕を見て、「デカッ!」と驚いた方は多いかもしれない。ネイビー・シールズの狙撃手だった実在の主人公を演じるべく、約18キロも体重増量した。1日5食で1日8,000キロカロリーをとり、朝5時に起床して約4時間の厳しいトレーニングを実施する肉体改造を徹底的に行ったというブラッドリー。撮影中はテイクの度に「大きく写っているかい?」と尋ねていたとか。『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』に続いて、同作で3年連続のアカデミー賞候補となった。クリス・プラットぽっちゃり返上で世界的スターに!ダイエットが“半端ない”最後に、自身でも「何かがピタッとハマった」というキャラクターを演じるため、半年かけて約27キロもの減量に成功し、鍛え上げた筋肉をスクリーンで披露したクリス・プラットにも注目。その役とはもちろん、いま物議を醸しているマーベル『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(’14)のお調子者で超テキトーなヒーロー、スター・ロード/ピーター・クイル。そんなクリスは同シリーズや『ジュラシック・ワールド』シリーズなどで、いまや世界的なスターに。それまではTVシリーズや映画の脇役が主で、ぽっちゃりとした三枚目キャラだった。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でも太りやすいことをイジられていたが、『ゼロ・ダーク・サーティ』(’12)の撮影中にも過食気味になり、体重が大幅に増加したそう。しかし、ヒーローという大役のために一念発起し、栄養士もつけた徹底ダイエットとトレーニングで現在の姿を手に入れた。どの俳優にとっても、映画賞や映画祭で高評価を得たり、知名度をグンと上げるきっかけになったりと、身体を張って手に入れたものは名実ともに大きい。俳優魂を炸裂させる姿はうれしい限りだが、くれぐれも体調にだけは気をつけて、と言わずにはいられない。(text:Reiko Uehara)
2018年09月19日第70回エミー賞の授賞式が日本時間9月18日(現地9月17日)に開催され、米ケーブル局HBOの人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ第七章:氷と炎の歌」が3シーズン連続でドラマシリーズ部門作品賞を受賞。コメディシリーズ部門は「マーベラス・ミセス・メイゼル」が作品賞など計8部門を制した。ロサンゼルスで発表された、米ドラマ界最大のイベントとなる第70回エミー賞。昨年度は放送日の関係でノミネート対象にならなかった「ゲーム・オブ・スローンズ」が、ドラマシリーズ部門で3シーズン連続となる作品賞を受賞する強さを見せ、ティリオン・ラニスター役で知られるピーター・ディンクレイジの3度目の助演男優賞を含む計9部門を獲得。同作はBS10スターチャンネルが昨年7月に本国アメリカと“完全同時放送”を行い、話題となった。また、昨年受賞した「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」は、今回サミラ・ワイリーがゲスト女優賞を受賞したものの主要部門は受賞ならず、主演女優賞はNetflix「ザ・クラウン」でエリザベス女王を演じたクレア・フォイに、助演女優賞は「ウエストワールド シーズン2」で菊地凛子や真田広之らと共演したタンディ・ニュートンが初受賞。同作はそのほか計4部門を獲得した。コメディシリーズ部門は、1950年代にスタンダップ・コメディエンヌを目指す主婦を主人公にした「マーベラス・ミセス・メイゼル」が作品賞、監督賞、主演女優賞(レイチェル・ブロズナハン)など合計8部門と圧倒。ドナルド・グローヴァーの「アトランタ略奪の季節」は受賞を逃した。ベネディクト・カンバーバッチやアントニオ・バンデラスなど人気映画俳優のノミネートが目立ったリミテッドシリーズ部門/テレビ映画部門では、「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」が作品賞、ライアン・マーフィの監督賞など計7部門を受賞。「glee/グリー」のブレイン役としても知られるダレン・クリスが主演男優として自身初のエミー賞を獲得、「glee」からの恩人であるライアンに感謝を述べていた。なお、HBOは放送局別受賞数ではNetflixと並んで計23部門とトップに。18年連続となる「エミー賞最多受賞」記録を更新した。主要な受賞者は以下のとおりドラマシリーズ部門作品賞「ゲーム・オブ・スローンズ」主演男優賞マシュー・リス「ジ・アメリカンズ」主演女優賞クレア・フォイ「ザ・クラウン」助演男優賞ピーター・ディンクレイジ「ゲーム・オブ・スローンズ」助演女優賞タンディ・ニュートン「ウエストワールド」監督賞スティーブン・ダルドリー「ザ・クラウン」脚本賞ジョエル・フィールズ、ジョー・ウェイスバーグ「ジ・アメリカンズ」コメディシリーズ部門作品賞「マーベラス・ミセス・メイゼル」主演男優賞ビル・ヘイダー「バリー」主演女優賞レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」助演男優賞ヘンリー・ウィンクラー「バリー」助演女優賞アレックス・ボースタイン「マーベラス・ミセス・メイゼル」監督賞エイミー・シャーマン・パラディーノ「マーベラス・ミセス・メイゼル」脚本賞エイミー・シャーマン・パラディーノ「マーベラス・ミセス・メイゼル」リミテッドシリーズ/テレビムービー部門リミテッドシリーズ作品賞「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」主演男優賞ダレン・クリス「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」主演女優賞レジーナ・キング「運命の7秒」助演男優賞ジェフ・ダニエルズ「ゴッドレス-神の消えた町-」助演女優賞メリット・ウェヴァー「ゴッドレス-神の消えた町-」監督賞ライアン・マーフィー「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」脚本賞チャーリー・ブルッカー「ブラック・ミラー宇宙船カリスター号」(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.【Netflixオリジナル】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflixオリジナル】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2018年09月18日9月17日(月・祝)深夜放送の日本テレビ「映画天国」ではニック・フロスト主演によるダンスコメディー『カムバック!』をオンエア。また番組内でお笑いコンビ「さらば青春の光」が公開中の『プーと大人になった僕』をテーマにコントを披露する。『宇宙人ポール』『ワールズ・エンド酔っぱらいが世界を救う!』などコメディ作品でお馴染みのニック・フロストが主演のみならず製作総指揮・原案も手がけている本作。ニックが本作で演じるのは、元天才サルサダンサーだったものの現在では“サエない中年メタボ男”となったブルース。ブルースは妹のサムと共に数々の賞を総ナメにしていた天才サルサダンサーだったが、いじめられて選手権に出場できなかったことがきっかけでサルサを封印する。それから25年後――、会社員として平凡な日々を送るブルースのもとにある日アメリカから新しく女ボスのジュリア(ラシダ・ジョーンズ)が赴任してくる。美人でユーモアもある彼女にブルースと同僚のドリュー(クリス・オダウド)はたちまち夢中になるのだが、ある時、ブルースは偶然サルサを踊る彼女の姿を見てしまい、25年振りのトラウマと熱い情熱が再び押し寄せてくる…という物語。3年にわたり温めていた企画を実現させるべく本作の撮影にあたりニックはおよそ6か月に及ぶ訓練を経てサルサダンスに挑んだそう。どう見てもメタボ体形ながらキレキレの動きをみせ、ギラギラのラテン系男子ぶりを見せつけセクシー女子とばっちりポーズを決める様は必見。また数々の大ヒット曲を生み出してきた音楽プロデューサー・クインシー・ジョーンズの娘でもあるラシダがヒロイン・ジュリアを演じるほか、『ヴィンセントが教えてくれたこと』などのクリス・オダウド、『スノーホワイト』などのイアン・マクシェーン、『オリエント急行殺人事件』などのオリヴィア・コールマンらも共演している。またお笑いコンビ「さらば青春の光」が公開中の映画をテーマにしたコントを披露するコーナーでは、『プーと大人になった僕』をテーマに書き下ろしコントをみせてくれるのでこちらもお楽しみに。25年ぶりにサルサの舞台に“カムバック”するブルースの姿に笑いながらも感動すること間違いなしの『カムバック!』は9月17日(月・祝)深夜25:59~日本テレビ「映画天国」枠でオンエア。(笠緒)■関連作品:カムバック! 2014年10月25日よりシネクイントにてレイトショー公開© STUDIOCANAL LIMITED / THE BRITISH FILM INSTITUTE /CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2013.All Rights Reserved.
2018年09月17日累計観客動員数538万人以上、累計興行収入80億円を超える大ヒットとなっている『ジュラシック・ワールド/炎の王国』。この度、日本初の恐竜専門サイエンス・コミュニケーター・恐竜くんが、“これを知ればさらに『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を楽しめる!”というトリビアの数々を徹底解説!あなたはいくつ気がついた?『ジュラシック・パーク』シリーズからつながっているまさかの小ネタや、“生みの親”スティーヴン・スピルバーグ監督の過去作品を絡めたこだわりのオマージュなど、「言われてみなければわからない!」「知ったらもう一度映画をみたくなる!」というトリビアがたっぷりと詰まっているという本作。その解説をしてくれるのは、16歳で単身カナダに留学し、恐竜の研究が盛んなアルバータ大学で古生物学を中心に広くサイエンスを学んだ“恐竜くん”。恐竜展の企画・監修、トークショーやワークショップなどの体験教室の開催、ロボットや模型のデザイン・監修、メディア出演、執筆、翻訳など幅広く手掛けるほか、イラストレーターとしても活躍中。今回、恐竜を愛するあまりに描いてしまったという、恐竜くん自身による大人気のT-レックスとモササウルスのイラストも到着している。■本作のトリビアは「これまでのシリーズとの“決別”」を暗示!?思い返せば、前作『ジュラシック・ワールド』にも様々なオマージュが散りばめられていた。「過去の作品や原作への敬意と憧憬にあふれ、長年のファンはどこか懐かしさを覚えたり、細部へのこだわりにニヤリとしたり…というものでした。一方、本作での過去作へのリンクの仕方はかなり趣きが異なり、そこから感じ取れるのはむしろ、これまでのシリーズとの『決別』です」と、恐竜くんは断言する。「本作の原題『Fallen Kingdom』は、直訳すれば『陥落した(崩壊した)王国』ですが、この『王国』には少なくとも2つの意味があると考えられます。1つ目はもちろん、映画前半の火山噴火により崩壊したイスラ・ヌブラル(※以降、ヌブラル島)。2つ目は『恐竜たちの島外進出』とクローン技術という圧倒的な力を手にした人類の『果てしない暴走と欲望』により、まさに崩壊しつつある『これまでの世界・価値観・生態系』そのものです。特に後者は本作の真のテーマといえるでしょう」。生物学的には、Kingdomという単語には、生物分類における上位階級の一つ「界」の意味もあり、Fallen Kingdomとは、すなわち現生の生態系そのものの陥落も暗喩している、というのだ。本作では、シリーズの象徴的な舞台であったヌブラル島は消滅したも同然で、登場人物たちからは何度も「もう後戻りできない」という言葉が繰り返される。「シリーズ上の位置づけとしても、本作がこれまでの物語・展開からの脱却と転換を意図していることは明らか。本作におけるオマージュをはじめとする各種の演出は、取り上げるべき数は前作と比べて少ないかもしれませんが、その分、制作者の意図が強く反映されたものになっています」と恐竜くんは語っている。※以下、小説版を「原作」、映画版『ジュラシック・パーク』を「第1作」、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』を「第2作」、『ジュラシック・パークlll』を「第3作」、『ジュラシック・ワールド』を「前作」、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を「本作」とする。■知ってびっくり!『ジュラワ』が100倍楽しめるトリビアの数々三度登場のイアン・マルコム博士先述した本作のテーマは、原作1作目から一貫してマルコム博士が訴え、警鐘を鳴らしてきたテーマでもある。数多の登場人物の中でも、本作の導入と幕引きを担えるキャラクターは、やはりマルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)しかいない。パーク創設者ハモンドの旧友本作のもう1つの舞台ロックウッド邸には、ジュラシック・パーク創設者ジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボロー)の肖像画があるほか、ハモンドの旧友ベンジャミン・ロックウッド(ジェームズ・クロムウェル)の手には、彼とお揃いの「蚊が閉じ込められた琥珀」の装飾つきの杖が握られていた。ヌブラル島で訪問者を迎えるブラキオサウルス本シリーズにおいて、恐竜の穏やかな雄大さ、美しさを体現する存在であるブラキオサウルス。過去作ではいつも登場人物(と観客)にとっての「癒し」というべき役回りを演じてきたが、本作では第1作同様、島を訪れた主人公たちが最初に出会うこととなる。なお、本作のブラキオサウルスは第1作で最初にグラント博士(サム・ニール)たちが出会った「あのブラキオサウルス」と同一個体であると、J・A・バヨナ監督が明言している。しかし、この設定を知ると、とあるシーンがいっそう悲壮に感じられることに…。フォード・エクスプローラーブルーとオーウェン(クリス・プラット)が再会するのは、第1作でパーク見学者が乗車したフォード・エクスプローラーの前。ひっくり返っている点、すぐ近くに大木がある点などから、劇中でT-レックスの攻撃を受けて落下した、あの車体を連想させる。25年間放置されてなお比較的綺麗な外装を見るに、パークの設備や品質についてのハモンドの口癖「Spared no expense!(金に糸目はつけてない)」は、伊達ではなかったようだ。暴走する恐竜から身を隠す大規模な噴火が始まり、迫る火砕流から逃げる恐竜たち。暴走に巻き込まれた主人公たちが大きな倒木に身を隠すシーンは、第1作でガリミムスの群れから逃げるグラント博士と子どもたちのシーンを彷彿とさせる。ただ、今回は細身の“ダチョウ恐竜”ではなく主に大型恐竜たちの暴走であったため、大木は見る影もなく破壊されてしまう。原作ファン待望の登場!カルノタウルス原作の続編小説「ロスト・ワールド」での登場以来、長年ファンから映画出演が待望されていた「カルノタウルス」が遂に本作で登場。小説ではタコのように「周囲の風景に完全に溶け込む」という擬態能力を持つ恐竜として設定されていたが、本作ではそういった能力の有無は不明。ただ、この擬態能力は前作のハイブリッド恐竜インドミナスに受け継がれており、インドミナスに組み込まれた恐竜のリストにもしっかりカルノタウルスが入っている。T-レックスの寿命は?劇中、登場人物たちがT-レックスの寿命について話すシーンがある。前作及び本作に登場するT-レックスは“第1作と同一個体”で、設定上は29歳前後という。一方、実在したT-レックスの寿命は科学的に約30年と推定されているので、本作の個体は本来ならかなりの高齢といえるが、今回も衰えを全く感じさせない見事な暴れぶり。一見何気ない会話ながら、劇中の設定と学術的な研究成果の両方を踏まえた上で「なぜいまも健在なのか」という当然の疑問にもフォローが入るなど、意外と奥の深いシーン。野生を取り戻した?T-レックスの声本作のT-レックスは第1作及び前作と同じ個体であり、実際に第1作のラストでヴェロキラプトルにつけられた首周りの傷や、前作終盤のインドミナス戦での傷が確認できる。相変わらずヤギ(とヒト)の味もお気に入りのよう…。前作では何故か第1作と鳴き声が違い、どこか声に張りがない点が気になっていたのだが、本作ではちゃんと“昔の声”に戻っていた。ひょっとしたら、単調で張り合いのない飼育環境から再び野生に解き放たれたことで、かつての感覚を取り戻した…ということかも!?炎に包まれるヌブラル島本来、マイケル・クライトンの原作では、物語終盤でヌブラル島に対する軍事爆撃が行われ、パーク及び恐竜たちは人為的に焼き尽くされてしまう。本作で島を焼き尽くすのは火山の噴火、すなわち“自然の猛威”に変換されてはいるが、ここにきて本シリーズは初めて原作者の意図したジュラシック・パークの結末に追いついた、ともいえるだろう。インドラプトルの習性自らを囮にしての騙し討ち、ハンドルをいじって窓を開ける、後足のカギ爪で床をコツコツ叩く癖、狭い場所に隠れようとする少女に突進して頭から追突する…その描写は、明らかに第1作のヴェロキラプトルを強く意識したものだろう(第2~前作のラプトルには、意外とこういった行動は見られない)。ちなみに、インドラプトルはいまのところシリーズで唯一、最初から意図的に「オス」として生み出された恐竜である。本シリーズでは繁殖を人類が徹底管理するため、生み出される恐竜はすべて「メス」。ただ、第2・3作のみ、ソルナ島で野生化したオスが登場する。※注意!ここからはストーリーの重要なネタバレあり※黄色いレインウェアは縁起が悪い?冒頭、豪雨の中で作業する黄色いレインウェアの男性。命からがらT-レックスから逃げきったかと思った直後、モササウルスに丸飲みにされる。雨の中の黄色いレインウェアといえば、第1作の悪役デニス・ネドリーを思い出す(そして『IT/イット』も…)。彼もまた、激しい雨の中でディロフォサウルスと遭遇し、何とか逃げのびたと一息ついた瞬間に襲われ、命を落とした。取り残されたブラキオサウルス炎上する島から脱出したオーウェンたちが最後に目にするのは、岸辺に取り残されたブラキオサウルス。第1作の初登場時に印象的だった後足立ちのポーズで、悲しげな声をあげながら炎に包まれ消えていく。その姿は、これまでの一連の物語及びパーク(ヌブラル島)の完全な終焉を象徴すると同時に、ヒトが犯した過ちの大きさや罪の深さを主人公たち(と私たち)の心に刻み込む、悲しくも重要なシーンだ。ちなみに、このシーンはスピルバーグの生み出したあのE.T.の心臓をイメージしたと監督が語っている。T-レックスの決めポーズ終盤、本作随一の悪党ミルズ(レイフ・スポール)を豪快に仕留めるT-レックス。ミルズの“一部”をかすめ取ろうとしたカルノタウルスを容赦なく追い払い、お馴染みの咆哮をあげるが、この時のポーズが第1作ラストと全く同じ(ただし反対向き)になっている。檻をやぶるT-レックスライオンの檻に侵入するシーンの効果音が第1作のT-レックス初登場シーンと全く同じである。どちらもT-レックスが檻をやぶるシーンだが、第1作では「パークの崩壊」を象徴した音が、本作ではこれまでの「世界の崩壊」と「新たな時代の幕開け」を告げる音となった。優雅な鳥たちが翼竜に…第1作ラストでグラント博士が見守る中、夕日に照らされた海上を優雅に飛ぶ鳥たち。一方、本作のラストで夕日をバックに海上を舞うのは翼竜たちだ。見つめるオーウェンたちの表情は険しく、待ち受ける波乱を暗示するかのよう。まとめ登場人物たちの口から何度も繰り返される「もう後戻りはできない」「元には戻らない」という言葉通り、彼らの世界は全く新たな価値観に支配された時代を迎えようとしている。これまでのシリーズ展開に一旦終止符を打ち、ここから物語は未知なる領域へと踏み出すという、製作者の明確な意図が感じられた。本シリーズは当初から3部作として構想されており、すでに3作目の製作も発表されている(2021年6月11日全米公開予定)。『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開© 2015 Universal Pictures.
2018年09月15日1880年開場のイタリアの名門ローマ歌劇場の4年ぶり4度目の来日公演開幕を目前に控え、指揮者・演出家と主要キャストによる開幕記者会見が開かれた(9月5日・東京文化会館)。今回最もファンの注目を集めているのはふたりの女性演出家の起用、ともに著名な芸術家を父に持つアーティストだ。ヴェルディ《椿姫》は、映画監督フランシス・フォード・コッポラの娘ソフィア・コッポラの演出作品。映画監督として、『マリー・アントワネット』や『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』等、次々にヒット作を生んでいる彼女だが、2016年にこのプロダクションでオペラ演出家デビューを飾った(映画『ソフィア・コッポラの椿姫』として公開された)。大きな話題は主役ヴィオレッタの衣裳を巨匠ヴァレンティノ・ガラヴァーニがデザインしていること。実は演出にコッポラを指名したのも彼。つまりヴァレンティノありきの製作陣とも言える。実際コッポラは、衣裳を軸に演出プランを練ったと述べており、豪奢なドレスはまるでドラマ全体を象徴するかのような強烈な存在感を放つ。ローマ初演時の指揮者でもあるヤデル・ビニャミーニは会見で、「伝統的だが、フレッシュな新しい感覚のプロダクション。素晴らしい作品を日本で再現できるのはうれしい」と語った。主役ふたりもフレッシュな売り出し中の若手。ヴィオレッタ役のフランチェスカ・ドットは初来日。アントニオ・ポーリのアルフレード役で日本でもおなじみだ。彼らふたりもローマ初演時のキャスト。一方、プッチーニ《マノン・レスコー》はキアラ・ムーティ演出。父親は現代の大指揮者リッカルド・ムーティだ。2012年に演出デビューした彼女だが、女優として数々の受賞歴を持つ。幼い頃から劇場で父親の仕事を見て育ったことが彼女の大きなバック・グラウンドになっていることは言うまでもないだろう。今回の《マノン・レスコー》のプロダクションは2014年にローマで初演。指揮は父ムーティだった。彼女は演出コンセプトについて次のように語った。「プッチーニはマノンが最初から自分の宿命を予見しているかのように描いている。私も終幕の砂漠の荒野をモチーフとして、マノンの世界をその砂漠の上に作り上げました」マノンを演じるのは、ヴィヴィッドなピンクのスーツでひときわ華やかに会見に現れたプリマ・ドンナ、クリスティーネ・オポライス。彼女も初来日だ。「現代最高のプッチーニ歌手」と称される彼女だが、キアラ・ムーティが「演技をつけながら私が感動してしまうほど素晴らしい」と激賞する、その演技力にも大いに期待しよう。ローマ歌劇場日本公演は、《椿姫》が9月9(日)・12(水)・15(土)・17日(月・祝)、《マノン・レスコー》が9月16(日)・20(木)・22日(土)に上演(16日(日)のみ神奈川県民ホール、ほかはすべて東京文化会館)。取材・文:宮本明
2018年09月07日「フォーブス」誌が先日の「世界で最も稼いだ女優ランキング」(1位:スカーレット・ヨハンソン)に続き、「世界で最も稼いだ俳優ランキング」を発表した。俳優たちの2017年6月1日から2018年6月1日までの推定収入(税引き前)を集計し、ランキング化している。先月発表の「世界で最も稼いだセレブ100人」で2位だったジョージ・クルーニーがトップを飾った。約264億円(2億3900万ドル)という巨額の収入を稼ぎ出したジョージ。2人の共同経営者と創設したテキーラブランド「カーサミーゴス」を昨年売却したことが大きかったという。2位は『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』などの大作への主演が目立つドウェイン・ジョンソン。インスタグラムで1億人以上のフォロワーを抱え、出演映画の情報を発信している“マーケティング力”により、ギャラも上がっているそうだ。3位はアイアンマンでお馴染みのロバート・ダウニー・Jr.。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の出演料に加え、『スパイダーマン:ホームカミング』では数分の出演だけで約16億5千万円(1500万ドル)も手にした。■世界で最も稼いだ俳優トップ51位ジョージ・クルーニー約264億円2位ドウェイン・ジョンソン約136億円3位ロバート・ダウニー・Jr.約90億円4位クリス・へムズワース約71億円5位ジャッキー・チェン約50億円(Hiromi Kaku)
2018年08月23日夏休み、家族サービスに追われているパパたちは多いはず?ハリウッドでは“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンをはじめ、ヒュー・ジャックマンやクリス・ヘムズワースなど、多忙を極める人気俳優たちの中には“子煩悩パパ”としても知られる人は数多い。今回は、家族愛たっぷりの日本のパパたちに注目した。田中圭&ディーン・フジオカ、大ブレイクも家族愛には叶わない!?デビューから17年、今年「おっさんずラブ」で大ブレイクし、過去に発売した写真集が軒並み重版となっている“存在が罪”な田中圭。劇場版も製作された主演作「びったれ!!!」シリーズ(’15)では、元ヤクザで現在は司法書士、そして娘にはデレデレのシングルファーザーを演じていたが、プライベートでは2011年にドラマ共演をきっかけに交際していた女優・さくらと結婚、2人の女の子の父親でもある。先月末、バラエティ番組「しゃべくり007」に出演した際には、「おっさんずラブ」の裏話や共演者との交流のほか、父親としての顔も披露。娘と一緒に“ままごと”遊びをすると、「いま、どんな気持ちで『おかえり』って言った?」と演技指導になりかけてしまうという微笑ましいエピソードを語り、“ままごと”はほどほどにつき合っていることを明かしていた。また、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の“五代さま”ブレイクから3年、今年4月期の主演ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」が話題を呼んだほか、長瀬智也主演『空飛ぶタイヤ』も大ヒットとなったディーン・フジオカ。俳優、映画監督、ミュージシャンなど多彩な顔を持つディーンさんだが、実生活では双子の男の子と女の子に続いて、2017年に第3子となる男の子が誕生している。アジアでの活動を経て、いまや日本でもスター俳優となったディーンさん。とはいえ、家族が暮らすインドネシアへの思いは強く、2004年のスマトラ島沖大震災の津波により壊滅的な被害を受けた港街バンダ・アチェを舞台にした深田晃司監督の映画『海を駆ける』では主人公の謎の男・ラウ(海の意味)を演じている。こうした仕事への姿勢から、地に足のついた父親としての思いが覗くのも、彼の大きな魅力の1つだ。柳楽優弥&中尾明慶&浜野謙太、愛妻のインスタにも注目『銀魂2掟は破るためにこそある』の公開が控える柳楽優弥は、今回「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」を融合させたハイブリッドなストーリーのキーパーソンとなる真選組・土方十四郎役を続投。別人格の姿“トッシー”も話題を呼んでいる。柳楽さんは堀越高校の先輩である、モデルで女優の豊田エリーと高校時代からの愛を実らせ、2010年に結婚。昨秋、愛娘が七五三を迎えた様子が豊田さんのインスタグラムにアップされており、柳楽さんも自身の誕生日(3月)には登場している。また、Netflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」でジミー大西を演じる姿が好評を呼んでいる中尾明慶も、女優の仲里依紗のインスタからは夫婦のラブラブな様子や子煩悩パパの顔が伺える。「WATER BOYS2」や「ドラゴン桜」「ROOKIES」から大河ドラマ「軍師官兵衛」、映画『L・DK』『今夜ロマンス劇場で』など多彩な作品に出演してきた中尾さんと、“憑依系”といわれる演技で『ゼブラーマン-ゼブラシティの逆襲-』『土竜の唄』シリーズや「黒革の手帳」、1月期に放送された「ホリデイラブ」などに出演してきた仲さんは、映画『時をかける少女』での共演が出会いとなり、2013年に結婚、男の子が1人いる。それに、仲さんといえば、ファッショナブルでカワイイ世界観の投稿で210万人ものフォロワーを誇る人気インスタグラマーの1人だ。6月30日の中尾さん30歳の誕生日には、仲さんが完全サプライズのバースディパーティーを用意した様子で、中尾さんは大感激。「今回もかなり頑張ってくれた妻よ!本当に本当にありがと。ケーキもTシャツも半端ないって!仲里依紗半端ないって!」と、愛あふれる感謝のコメントを綴っていた。さらに、中尾さんとともに、安藤サクラがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(10月1日スタート)への出演が決まっており、現在は「グッド・ドクター」で看護師・橋口太郎を好演している“ハマケン”こと浜野謙太も、モデルのAgathaとおしどり夫婦として知られる。2人は音楽番組で知り合い、2012年に結婚。浜野さんは、第2子の女の子が先天性の心臓病を抱えていたが、手術の経過などもその都度インスタで報告してきており、先日は小児外科が舞台となる「グッド・ドクター」の現場を訪問した姿がアップされていた。しかも、ムードメーカーともいえる“橋口看護師”は、子どもたちの間でも人気者だ。星野源との「SAKEROCK」を経て、「在日ファンク」で音楽活動をしながら、俳優としても吉高由里子主演の『婚前特急』で注目を集めると、竹内涼真主演「仮面ライダードライブ」、『闇金ウシジマくん Part3』、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、「花のち晴れ~花男Next Season~」、大河ドラマ「西郷どん」などなど、数々の作品で引っ張りだことなっている浜野さん。浜野さんの子煩悩ぶりも有名で、2017年にはAgathaさんと年子の子どもたちが一家揃ってユニクロのルームウェアのCMにも登場したほど。こうした家族の姿はもちろんのこと、自ら映画館に足を運んだ作品や、素に近いオフタイムを覗けるのはファンとしても嬉しい限り。その時々の役柄のイメージにもひと役買っているといえそうだ。(text:Reiko Uehara)
2018年08月17日過去の不適切なツイートが原因で、ジェームズ・ガン監督が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の3作目をクビになってからまもなく1か月が経とうとしている。これまでに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの主要キャストや俳優仲間、ファンたちが、ガン監督の復帰を求めてサポートレターの公開や署名活動を行ってきた。また、マーベルもディズニーとの話し合いでガン監督の再起用をプッシュしたと報じられたが、いまだ動きがない。この状況に対する心境を、主役のピーター・クイル/スター・ロード役のクリス・プラットが「AP通信」とのインタビューで語った。「ツラい時期だよ。ジェームズのことは大好きだし、ぼくらの大切な友人だからね。それだけじゃなくて、ぼくらは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で演じることも大好き。本当に複雑な状況さ。みんな、前進したいと思ってる。正しいことをして、できる限り正しい人でありたいんだ」。ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ブラッドリー・クーパーらと連名で発表したサポートレターについては、「みんなの時間、思い、努力が詰まってるよ。絶対に言わなきゃってことを書いた。ぼくらがどんな風に感じているかをクリアに、正直にね」と述べた。新監督が就任か、ガン監督の再起用となるか…。ディズニーの発表が待たれる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.
2018年08月16日クリス・ヘムズワースが11日(現地時間)に35歳の誕生日を迎え、スーパーヒーロー仲間たちからお祝いのメッセージが寄せられた。クリスはマーベル映画の『マイティー・ソー』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズで、スーパーヒーローのソーを演じている。誕生日当日、クリスはバースデーケーキを両手で持ち、妻のエルサ・パタキーと笑顔で写っているツーショットをSNSに掲載。「この写真を撮ったすぐあとに、息子が後ろからすごい勢いで襲ってきたんだ。(ニンジャトレーニングのためにね)。それで、ぼくはロウソクの上に突っ伏すことになっちゃったんだよ。ライアン・レイノルズが辞めてくれるなら、ぼくがデッドプールを演じるのもアリかもね。#人生最高の誕生日」という微笑ましいエピソードを語った。この投稿に、マーベルのスーパーヒーロー仲間のクリス・プラット(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、マーベルのライバルであるDCコミックスのスーパーヒーローのガル・ガドット(『ワンダーウーマン』)、ヘンリー・カヴィル(『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』)らから「お誕生日おめでとう!」のメッセージが寄せられた。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でクリスと共演し、ヴィランのサノスを演じたジョシュ・ブローリンは「12歳の誕生日おめでとう、ベビーフェイス」とメッセージを贈り、さらに自分のアカウントでクリスに向けてバースデーソングを歌った動画を投稿するという徹底ぶり。ほかにも、ドウェイン・ジョンソン、ジェシカ・チャステインなど多くのセレブたちから、メッセージが届き、交友関係の広さが明らかになったクリスだった。(Hiromi Kaku)
2018年08月13日今年の夏も、各所で活躍を見せる朝ドラヒロインたち。シャーロット・ケイト・フォックス(32)にも、“朝ドラ特需”は続いている。14年下半期の『マッサン』で視聴者にインパクトを残したことで、舞台となった北海道を中心にイベント出演オファーが絶えないという。「先日は北海ソーラン祭りのパレードにゲスト出演し、盛大な歓声を集めていました。エリー役を熱演した彼女の人気は、北海道では絶大。特にお年寄りたちが大喜びするため、イベントのキャスティング会議では頻繁に名前が挙がっています」(地元関係者)朝ドラ後は日本での活動に心配の声も上がっていたが、19年の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺』出演も決定しているシャーロット。その好調の陰には、チーム・マッサンの絆があった。「当時のスタッフたちが『こんなオーディションがあるよ』と情報を教えてくれるそうです。彼らは横のつながりも多いため、各方面で彼女を推しているとも聞きました。またシャーロット自身、仕事へのモチベーションは高い。16年に離婚して昨年にはカナダ人ユーチューバーのクリスチャン・モンセン氏(37)と熱愛が報じられましたが、『今は恋より仕事』と意気込んでいます」(別の芸能関係者)仲間たちの協力を胸に、異国の地で活躍を続ける――。
2018年08月13日「スパイダーマン」シリーズより、『スパイダーマン:ホームカミング』の続編となる映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が2019年6月28日(金)に公開。主演はトム・ホランドが続投する。『スパイダーマン:ホームカミング』待望の続編へ2017年8月に公開された映画『スパイダーマン:ホームカミング』の主人公ピーター・パーカーは、これまでの「スパイダーマン」とは異なり、若干15歳のマーベル史上最年少ヒーロー。物語の中で、“やんちゃな若者”から真のヒーローになっていく成長と奮闘が描かれていた。何度も壁にぶち当たりながらも、一途に夢を追おうとする姿の世界中の共感を呼び、全世界興収8億8千万ドルを超える大ヒットを記録。主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役を新進気鋭の若手俳優トム・ホランドが演じたことに加え、ロバート・ダウニー・Jr演じるアイアンマン/トニー・スタークとの競演も大きく注目された。舞台はニューヨークからヨーロッパへ『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では、“ホーム”であるニューヨークを離れ、ヨーロッパへと舞台を移す。ピーターは親友のネッドやMJたちと2週間の夏休み旅行へ出かける。そこでピーターの前にS.H.I.E.L.D.の長官、ニック・フューリーが突如現れ、ピーターにミッションを与える。ニックによると、エレメンタルズが各国を危機に陥れているというのだ。アベンジャーズの力は借りられない。ニックは異次元から来たというミステリオをピーターに紹介し、ミステリオとピーターと共に敵に立ち向かっていくのだが…エレメンタルズ脅威とは、風、水、火、土の四大元素のうちの一つを操る“エレメンタルズ”は巨大なクリーチャー。ブラックホールから生まれたという。ミステリオの地球にも現れた。新たなミッションに挑戦するため、ピーターには4種類のスーツが用意される。赤×黒や真っ黒といった初登場のスーツに身を包んだピーター姿にも注目だ。ピーター・パーカー/スパイダーマン -トム・ホランド続編となる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』。スパイダーマン役は前作に引き続きトム・ホランド。彼は、「ピーターは本当に子供っぽい。だけど、放課後にスパイダーマンになろうとも、学校では一生懸命に勉強をする。それがかっこいい。」と語っていた。そういったピーターの姿から、特に若い人達に向けて大きなメッセージを伝えていきたいそうだ。ミステリオ(=クウェンティン・ベック) - ジェイク・ギレンホール今回の敵(ヴィラン)は“ミステリオ”で原作ではとても人気の高いキャラクターだ。コミックではテクノロジーを駆使して戦う。実力派俳優ジェイク・ギレンホールが演じる。MJ役 - ゼンデイヤ『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でも登場していたが特にロマンスは描かれなかった。知的でさばさばした印象。ピーターとの進展はあるのか?ピーターの親友ネッド - ジェイコブ・バタロン親友ネッド役のジェイコブ・バタロン。前作で作品の多くの笑いを与えてくれた愛すべきキャラ。学力に優れ、コンピューターにも強く、ピーターの強い味方となった。ニック・フューリー - サミュエル・L・ジャクソンシールドの長官であり、アベンジャーズ発案者の1人。マーベル作品に欠かせない存在となっているニック・フューリーは、新たな”脅威”と戦うた必要があるとピーターにミッションを与える。ニック・フューリーを演じるのはもちろんサミュエル・L・ジャクソン。監督も、前作から引き続きジョン・ワッツが務める。彼は、ミステリオについて、「コミックの中では魅力的なヴィラン。ミステリオがヒーローとして描かれる彼は、今まで誰も見たことがないんです。彼と、スパイダーマン、フューリーがチームを組んで、脅威と戦うというアイデアはとてもエキサイティングですね。」と話している。映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』を“見た人だけ”に、ネタバレ含む予告予告映像では、本作が、アベンジャーズシリーズ完結編として公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』での戦いを経た物語であることを示す重要な内容も明らかになっている。重要なネタバレを含むので、この映像は『アベンジャーズ/エンドゲーム』を見た人のみ楽しんでほしい。作品詳細『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』あらすじピーターは夏休みに、学校の友人たちとヨーロッパ旅行に出かける。しかしそこでニック・フ ューリーが突如現れ、ピーターにミッションを与える。目の前に立ちはだかる危機の大きさに、「僕はただの“隣人”だ」とピーターは怖気づくが、ニックはその使命をスパイダーマンに託す。ヴェネチア、ベルリン、ロンドンといったヨーロッパ都市をはじめ、各国を危機に陥れるのは、炎や水など自然の 力を操るクリーチャーたち。世界に危機が迫る中、ニックはミステリオをピーターに引き合わせる。“別の世界”から来たという彼もまた、ピーターと共に敵に立ち向かっていく。そしてこの戦いに、ソ ーやキャプテン・マーベルの力は借りられない。ピーター=スパイダーマンはこの危機をどう乗り越えていくのか? 今、世界は彼に託される・・!『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』原題:Spider-man:Far From Home日本公開:2019年6月28日(金)全国ロードショー監督:ジョン・ワッツ脚本:クリス・マッケナ & エリック・ソマーズ原作:スタン・リー、スティーヴ・ディッコ製作:ケヴィン・ファイギ、エイミー・パスカルキャスト:トム・ホランド、サミュエル・L・ジャクソン、ゼンデイヤ、コビー・スマルダーズ、ジョン・ファヴロー、J・B・スムーヴ、ジェイコブ・バタロン、マーティン・スター 、マリサ・トメイ、ジェイク・ギレンホール
2018年08月05日不死身、不屈、不滅…。そんな言葉が似合う、スクリーンで最も超人的な活躍を見せる俳優はいったい誰なのか?シネマカフェでは7月18日(水)~20日(金)、「【不滅の男たち決定戦】あなたがイチオシする“超人”は?」と題した読者アンケートを実施。最新作公開を間近に控える“極限”エージェントを抑え、第1位には今年3作ものアクション大作が公開される、あのスキンヘッドの“マッチョ”俳優が選ばれた。■ダニエル・クレイグら、スーツの似合う渋メン俳優3人が互角の闘い!まず、同率で3位となったのは、ダニエル・クレイグ(50歳)、ジェイソン・ステイサム(51歳)、リーアム・ニーソン(66歳)という紳士な渋メン俳優3人。2019年公開予定の最新作『Bond 25』(原題)でジェームズ・ボンドを続投するダニエル・クレイグには、「ダニエル・クレイグの007はダントツNo.1。歴代007の中でも文句なく最高」、「He is cooool! and 揺るぎない信念が最高!」といった声が寄せられた。次期ボンドとしてイドリス・エルバやトム・ハーディ、トム・ヒドルストンらの名前が候補に挙がる中、『007』シリーズの記念すべき25作目でダニエルのボンドが見納めとなるのは嬉しいような、寂しいような…。「できるだけ長く続けてほしい」がファンの本音かも。詳細が判明するまで、昨年公開された『オーシャンズ』シリーズのスティーヴン・ソダーバーグ監督作『ローガン・ラッキー』での弾けた役柄にも、ぜひ注目してみて。7月26日に51歳になったばかりのジェイソン・ステイサムには、「サメと闘う」、「スーツ着て戦っている」から“すごい”という声が!確かに、彼がシルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーといったベテランアクションスターとひと味違うのは、『トランスポーター』シリーズに代表されるように、スーツを着こなしながら、至極クールに超絶アクションをこなせる肉体派英国紳士であること。絶滅したはずの巨大サメ“MEG”(メガロドン)と闘う『MEG ザ・モンスター』(9月7日公開)では、“ウエットスーツ”に着替えた深海レスキューのステイサムに期待大。現在、Huluでは「ジェイソン・ステイサム特集」として、スーツ姿を堪能できる『SAFE/セイフ』ほか、『エクスペンダブルズ』『メカニック』『キラー・エリート』などを配信中だ。御年66歳と、今回の超人俳優候補の中で最年長のリーアム・ニーソン。『バットマン・ビギンズ』に登場した、バットマンの師匠でありながら宿敵、テロリスト集団「影の同盟」のリーダーである「ラーズ・アル・グールだから」という声や、『96時間』シリーズのイメージそのままに「アイリッシュとしても父としても最強」といった声が寄せられた。冴えないリストラ親父が通勤電車を舞台に見えざる敵と戦う最新作『トレイン・ミッション』(9月5日リリース)は、『フライト・ゲーム』『ラン・オールナイト』などを手がけたジャウム・コレット=セラ監督との4度目のタッグであり、このコンビは最強ともいわれる。つい先日は、『ワイルド・スピード ICE BREAK』のF・ゲイリー・グレイ監督がメガホンをとる『メン・イン・ブラック』スピンオフのクランクインが伝えられたばかり。クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソン、エマ・トンプソンと共演する。■第2位は“全治9か月”なのに6週間で復帰!? 心も体も強靱なトム・クルーズ最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』を引っさげて来日、猛暑の中、“神対応”のファンサービスを行ったトム・クルーズ(56歳)。来日記者会見では例のビルジャンプの撮影時、「壁に激突した瞬間、『あっ、折れたな』って直感した。でも、カメラは回っているから、そのまま立ち上がり、走り続けた」と語り、わずか6週間で現場復帰し、撮影を続行したと打ち明けていた。そんなトムについては、「『トップガン』からずっとかっこよくて、スタントを使わず自分でやる。さいきょうです」、「スタント(マン)も腰が引けるアクションを自分でこなすとは、さすがです!」、「『M:I』シリーズをイッキ見して確信しました!」と、シリーズの代名詞となった命がけのアクションへの挑戦に熱い声が。トム自身が「集大成であり、一つの到達点」と謳う最新作『フォールアウト』は、全米はじめ世界30か国で初登場No.1を獲得、シリーズ史上最高の大ヒットスタートを切っている。日本では8月3日(金)より全国公開。Huluでは「トム・クルーズ特集」も組まれ、『ミッション:インポッシブル』シリーズや『トップガン』『宇宙戦争』などを配信中。■第1位は、若い世代の支持を得た“ロック様”ことドウェイン・ジョンソン!『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』(8月3日リリース、デジタル先行配信中)で、外見はムキムキの博士、中身は気弱なオタク高校生を演じたドウェイン・ジョンソン(46歳)。同作は全世界興行収入9.5億ドル超えの大ヒットを記録し、来年12月全米公開で続編の製作が決定している。世界で最も稼ぐ俳優として知られ、名実ともにハリウッド屈指のアクションスターとなったドウェインが、普段とは真逆のナヨナヨ演技を披露する姿は爆笑必至。さらに、80年代のアーケードゲームをもとにしたパニックアクション『ランペイジ 巨獣大乱闘』(9月19日リリース)では、元特殊部隊員で動物学者という主人公を演じ、巨大化&凶暴化したゴリラ、オオカミ、ワニと壮絶な激闘を繰り広げた。最新作は、愛する家族を救うため、高さ1,000m(1km)の超高層ビルから大ジャンプを見せるハラハラドキドキの救出劇『スカイスクレイパー』(9月21日公開)。今作では、義足の元・FBI人質救出チームの隊長を演じており、今年はタイプの異なる主演3作品が相次いで日本に上陸することに。そんな“ロック様”には特に20代、30代女性から支持されており、「ムキムキの筋肉で守ってくれそう」、「マッチョだから」といった頼りがいあるボディへの声のほか、「力技で助けてくれそう。パパとしても魅力的」と、インスタグラムなどから伺える父親としての素顔に惹かれるという声も寄せられ、“最強の男”の座を手にした。つい先日、人気アトラクションを映画化する『ジャングルクルーズ』(原題)の撮影開始をエミリー・ブラントと紹介する動画が、ディズニーからアップされたばかり。早速、「ジャングル俳優」と呼ばれつつ、注目を集めているところだ。(text:cinemacafe.net)
2018年08月03日ジェームズ・ガン監督が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の3作目からを解雇されてから約10日が経ち、主要キャストが連名でガン監督へのサポートレターを公開した。手紙にはクリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、カレン・ギラン、ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼル、マイケル・ルーカー、ポム・クレメンティフ、そしてガン監督の弟のショーン・ガンのキャスト9名の署名入りだ。内容は「先週、ジェームズ・ガン監督が突然解雇されたことにとてもショックを受けました。ぼくらの気持ちを示すため、考え、祈り、聞き、議論しあい、あえてこの10日間待っていたのです」と始まり、「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズに出演したことは、キャストそれぞれが人生で光栄だと思えることです。こんなときにジェームズへの愛、サポート、感謝を示さずにはいられません」、「友だちであるジェームズと、近いうちにまた一緒に仕事ができることを楽しみにしています」というように、主にキャストがガン監督を支持しているということ、ガン監督に復帰してほしいと願っていることなどが書かれている。主演のクリスはSNSにこの手紙と「ガン監督の数年前の不適切なツイートを支持することはできないけど、彼はすごくイイ人だ。個人的に、ガン監督には3作目に戻ってきてほしい。みんなにぼくたちキャストがサインした手紙を読んでもらえたらと思う」というコメントを掲載した。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2018年07月31日パティ・ジェンキンス監督がSNSで『Wonder Woman 1984』(原題)の新キャラを公開した。タイトルの通り、80年代が舞台となる今作。ジェンキンス監督が「見ずには…いられない…」とキャプションを付けて投稿した画像は、ブラウン管の中に映るレトロな風貌のペドロ・パスカルだった。「ゲーム・オブ・スローンズ」や『キングスマン:ゴールデン・サークル』で知られる彼は、いかにも80年代風の肩回りが広く厚いブルーのスーツを着用し、いつもの漆黒の髪色を封印して茶髪に。それがペドロ・パスカルだと言われなければわからないほどの変貌を遂げている。ジェンキンス監督はペドロが誰を演じるかについては言及していないが、ファンの間ではDCコミックスのヴィラン、マックスウェル・ロードに違いないと話題になっている。マックスウェル・ロードは、テレビドラマ「SUPERGIRL/スーパーガール」ではピーター・ファシネリが演じており、他人の心を操る「マインドコントロール」の力を持っているとのことだ。ジェンキンス監督は数日前に、クリステン・ウィグ演じる変身前のチーターも初公開していた。チーターはワンダーウーマンの宿敵であり、今作のメインのヴィランだという。『Wonder Woman 1984』は2019年11月1日に全米公開予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワンダーウーマン 2017年8月25日より全国にて公開© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC
2018年07月31日エリザベス・バンクスがメガホンを取るリブート版『チャーリーズ・エンジェル』のエンジェルが決定したという。クリステン・スチュワート、『パワーレンジャー』のナオミ・スコット、イギリス出身の新人女優エラ・バリンスカの3人だ。「The Hollywood Reporter」が伝えた。クリステンは昨年、ルピタ・ニョンゴとともにエンジェル候補として出演交渉中であることが報じられており、メディアにも「ぜひやりたい。できたらいいなぁ…リズ・バンクスの大ファンなんだ。彼女はいま、この時代の話を語るのに完璧な人。最後まで全力でサポートするよ!」とアピールしていた。エリザベスは監督、製作、脚本を担当し、さらにチャーリーの右腕・ボスレーに当たる役も演じるという。ボスレーはいままでドラマ、映画ともに男性という設定だった。「私にとって『チャーリーズ・エンジェル』は強い女性を描いたオリジナルブランドの1つなんです。だって、70年代に放送がスタートしたんですからね」とエリザベスは『チャーリーズ・エンジェル』シリーズへの憧れを明かした。「この映画では新しい時代のモダンで地球規模なエンジェルを紹介しつつ、チャールズ・タウンゼント(チャーリー)と彼の探偵事務所から受け継いだものに敬意を払いたいと思います。このチャプターをクリステン、ナオミ、エラと世界中のファンに届けるのが楽しみで仕方ありません」と抱負を語った。新『チャーリーズ・エンジェル』(仮題)は2019年9月27日全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2018年07月27日過去のツイートが原因で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(以下、『GotG』)シリーズ第3弾からクビになってしまったジェームズ・ガン。ファンたちが署名活動でディズニーとマーベルにガン監督の復帰を訴える中、『GotG』のキャストたちが現在の心境をツイートした。この事件にいち早く反応したのはドラックス役のデイヴ・バウティスタだった。ガン監督の人柄を「愛情にあふれ、思いやりがあり、優しい人」と称え、「人や動物に対してとても紳士的かつ親切に接し、いたわる人」とも。「彼は過ちを犯したかもしれないけど、誰だってそんなことはある。彼にいま起きていることに、俺は大丈夫とは言えない」とツイート。ガモーラ役のゾーイ・サルダナはガン監督の名前は出さずとも「大変な週末だった」と振り返り、「みんなに知っておいてほしいのは、私は『GotG』のメンバーみんなを愛しているっていうこと。これからもね」。ピーター・クイル/スター・ロード役のクリス・プラットは、新約聖書の1節である「愛する兄弟たちよ。このことを知っておきなさい。人はすべて、聞くに早く、語るにおそく、怒るにおそくあるべきである」をツイートした。ガン監督の弟で『GotG』でクラリガン役を演じているショーン・ガンも連続投稿しており、女優のセルマ・ブレアもガン監督を擁護するツイートを投稿している。(Hiromi Kaku)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 2017年5月12日より全国にて公開© Marvel Studios 2017Marvel-japan.jp/GOG-Remix
2018年07月24日ディズニーの人気キャラクター“プーさん”とユアン・マクレガー扮する大親友クリストファー・ロビンの“奇跡の再会”からはじまる感動の物語を描く実写映画『プーと大人になった僕』。この度、新たな映像で構成された日本版予告映像が公開された。「くまのプーさん」初の実写映画化となる本作。“少年時代”と”現在”の映像の両方が映し出される予告編では、クリストファー・ロビンとプーが“100エーカーの森”で一緒に過ごした少年時代からスタートし、挿絵で有名な「棒投げ橋」を覗き込むシーンも登場。そして、大人になったクリストファー・ロビンは、仕事中心の忙しい毎日を送っており、妻イヴリンと娘マデリンと故郷で過ごす予定にしていた週末にまで、仕事を任されてしまう。そんな悩むクリストファー・ロビンの前に現れたのは、かつての親友プーだった。プーに「一緒に森の仲間たちを探してほしい」と頼まれたクリスファー・ロビンは、懐かしい100エーカーの森へ出かけ、ピグレット、ティガー、イーヨーらと再会。森の仲間たちが動き、話す姿、親友のためと懸命に考える姿はとても愛らしい。しかし、再会し喜んだのも束の間、彼は仕事に戻らなければならないことを思い出す。「風船より大切?」と悲しむプーたちをよそに、急いでロンドンに戻ったクリストファー・ロビンだが、重要な書類を忘れてしまっていた。彼の忘れものに気づいたプーと仲間たちは、初めて100エーカーの森を飛び出し、クリストファー・ロビンの娘マデリンの力を借りてロンドンへと向かう――。そして映像終盤には、肩を寄せ合うクリストファー・ロビンとプーさんの“少年時代”と”現在”、変わらない姿が描かれている。『プーと大人になった僕』は9月14日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:プーと大人になった僕 2018年9月14日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc.
2018年07月24日いまなお愛され続ける「ABBA」のヒット曲で構成され、全世界で大ヒットした『マンマ・ミーア!』。10年越しの続編となる『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』が日本公開を間近に控える中、この度、キャストが勢ぞろいしたワールドプレミアがロンドンで開催された。ワールドプレミアは、現地時間の7月16日(月)17時、舞台「マンマ・ミーア!」の本拠地であるロンドンにて開催。会場となったイベンティム・アポロは、1932年の開館以来、「ビートルズ」やデヴィッド・ボウイなどもかつてコンサートを行った“音楽の殿堂”と称される由緒あるホールだ。当日は会場に映画の公開を待ち望む総勢1,200人のファンも駆けつけ、取材陣は地元イギリスをはじめヨーロッパ各国、アメリカ、アジアなど、世界各国から多数集まり、本作に世界中から寄せられる期待度を物語っていた。日本からLittle Glee Monster が本作のアンバサダーとして出席!120mにわたる鮮やかなブルーカーペットに姿を現したのは、“歌で人々の心を歓喜させる”というコンセプト、そして若年層だけでなく、幅広いファン層を誇り、本作の“ジャパン・アンバサダー”に就任した「Little Glee Monster」(以下、LGM)。映画の世界観をイメージした爽やかな白いドレスで、世界から集まった報道陣の中、ファンの声援に笑顔で手を振りカーペットを歩いた。さらに今回、「ABBA」 のベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルバースと夢の共演も果たし、本人たちの前で名曲「ダンシング・クイーン」をアカペラで披露!その歌声はベニーも思わず一緒に口ずさんでしまうほどで、聞き終わった 2 人からは「VERY PURE!(なんてピュアな歌声なんだ!)」と、お墨付きをもらうほどだった。予想を超える豪華キャストが出席そして本作のキャストも続々と登場。前作からのオリジナルキャスト、アマンダ・セイフライド、ピアース・ブロスナン、ステラン・スカルスガルド、コリン・ファース、クリスティーン・バランスキー、ドミニク・クーパー、そして、もちろんアカデミー賞女優メリル・ストリープらが出席。本作から新たに加わったリリー・ジェームズ、ジェレミー・アーヴァイン、ジョシュ・ディラン、ヒュー・スキナー、アレクサ・デイヴィーズ、ジェシカ・キーナン・ウィンのフレッシュキャストに加え、大御所のアンディ・ガルシア、グラミー賞受賞のシェールの2名に加え、前作から引き続き製作総指揮を務めたトム・ハンクスまで登場。予想を超える豪華なフルメンバー登場に会場は大いに沸いた。若き日の主要キャラを演じたフレッシュなキャスト陣!ドナの若き日を演じるリリーは「揺れるボートの上で歌い踊るシーンが大変だった」と撮影の苦労を語り「日本の皆さんともこの映画を共有できることを本当にうれしく思います。前作よりも“愛”も“喜び”もパワーアップしています」と日本へ向けてメッセ―ジを送った。リリーだけではなく、ピアース演じるサムの若い時代を演じたジェレミーは「ピアースは僕の一番好きな“ジェームズ・ボンド”なんだ。彼の演じた役を演じるのはプレッシャーがあったけれど、皆と一緒に本当に楽しんで演じることができた」と語り、ジョシュは「映画のオープニングナンバー、そしてエンディングナンバーがとってもスペシャルだよ!」「クロアチアでの撮影期間中は僕ら若手のキャストたちはずっと一緒に過ごしていたので絆が深まったんだ」と撮影期間中の思い出を語った。また、ヒューやアレクサ、ジェシカらフレッシュキャストの面々は「LGM」が日本で人気のヴォーカルグループと知るや否や、一緒になって「LGM」が歌う「ダンシング・クイーン」にあわせてダンスする一面も。なんと彼女たちの歌声が会場のファンたちをも巻き込み大合唱となり、会場はハッピーな雰囲気に包まれた。大御所・シェールも「ブラボー!」感激のひと幕もそして、最後に現れたのはグラミー賞、アカデミー賞主演女優賞どちらも受賞経験を持つ大御所・シェール。彼女もまた「LGM」の歌声に思わず立ち止まり「ブラボー!この歌、すごく難しい歌なのに!」と思わず驚きの様子を見せた。プレミアイベントを終えた「LGM」は「世界に通用するヴォーカルグループになることが目標でしたが、このプレミアを経験してその気持ちが一層強くなりましたし、もっともっと海外の皆さんに歌を届けていきたいなと思いました」と、興奮を隠しきれない様子で世界への手ごたえを口にした。会場の盛り上がりが冷めやらぬ中、プレミアイベントは幕を閉じ、その後に行われた上映会も3,000人の来場者により、さながらライブのような盛り上がりを見せ、まさに“音楽の殿堂”に相応しいワールドプレミアとなった。『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』は8月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 2018年8月24日より全国にて公開ⓒ Universal Pictures
2018年07月17日スティーヴン・スピルバーグ監督作『ジュラシック・パーク』(95)の誕生から25周年を迎えた今、シリーズ最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(公開中)は、さらなる高みを目指す。重責のバトンを受け取ったのは、『怪物はささやく』(16)などの才気あふれるスペイン人監督J・A・バヨナだ。高級リゾート地イスラ・ヌブラル島のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」の恐竜たち解き放たれてから3年、島に残った恐竜たちはジャングルの中でたくましく生き延びていた。島の休火山が再び活動し始めた時、オーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、恐竜たちを救い出そうとする!行き過ぎた科学技術に警鐘を鳴らす社会性を折り込みながらも、友情のドラマをしっかりと織り込んだ冒険活劇に心躍る本作。恐竜たちのバリエーションも豊かで、まさに血湧き肉躍る映像美に大興奮。クリス・プラットら人気スターの続投はもちろん、イアン・マルコム博士役のジェフ・ゴールドブラムの再登場にファンが歓喜するなか、スタッフ陣も製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ、『ジュラシック・ワールド』(15)の監督だったコリン・トレボロウの製作・脚本と、泣く子も黙る豪華な布陣で放つ本作。最強チームの指揮官を見事に務め上げたJ・A・バヨナ監督を直撃した。――プロデューサーのコリン・トレボロウとは密にやりとりをされたそうですが、どのようにコラボレートしていったのですか?最初に脚本をもらった時、それを読み込んで分析し、どこを一番重要視するか、また、作品のトーンについて話し合ったんだ。後半はノアの方舟のようなイメージで考え、具体的にアイデアを出したよ。いろんな選択肢を考え、そこからディスカッションしていった感じだ。いわば2人の監督が共に手を携えて作ったような映画になったと思う。――本作では、これまでにないほど、アニマトロニクスの恐竜を使われたそうですが、その狙いについて聞かせてください。僕の作品である『怪物はささやく』で、動く大木をアニマトロニクスで表現した時、いろいろなことを学べたので、今回はその教訓を活かそうと思った。僕はできるだけ本物のセットのなかでアニマトロニクスの恐竜を使って撮影し、そこでできないものをCGで補っていくのが一番だと考えた。それを実行したまでだ。――実際に目の前にいる恐竜と共演することで、クリス・プラットたち役者の演技も変わりましたか?そうだね。やはり質感、質量だけではなく、恐竜の魂を感じられることが大きかったと思う。役者たちが実際に恐竜に触れたり、目を合わせたりできるから、彼らの演技も必然的にリアルになる。本編では、アニマトロニクスとCGのシーンが混ざり合っているけど、見ても区別がつかないような仕上がりを目指したんだ。――恐竜に襲われ、必死に逃げる人々。ギリギリ助かったと油断したあとに、バクッとやられてしまう。サスペンスとユーモアのさじ加減やテンポ感などが最高でした。本作はファミリー映画なので、コメディの要素は常に必要だと思っていた。サスペンスでとことん怖がらせるにしても、要所要所で笑える部分がないと安心して観られないからね。そこは意識して入れ込んでいったよ。――前作で最も恐れられていたインドミナス・レックスをさらに上回るハイブリッド種「インドラプトル」が最強のヴィランとなっていました。姿を見せない恐怖の描かれ方が秀逸でしたね。そこは今回、恐竜の見せ方で挑戦したポイントだよ。インドミナス・レックスが巨体で怖さを出すのに比べ、インドラプトルは見えないことで神秘的な恐怖を押し出したいと思った。つまり暗闇のなかで動く恐ろしさだ。子どもが何を怖れるかというと、恐竜の全体像というよりも、チラっと見える目や歯などの一部分や影だったりするでしょ。そこを効果的に出すことによって恐怖感を煽っていく。つまり、大きいから怖いのではなく、わからないから怖いんだ。――フォトジェニックなシーンもたくさんありました。なかでも月をバックにインドラプトルのシルエットが浮かび上がるシーンが印象深かったです。物語を語る上で、各ショットの効果は常に考えているよ。あのシーンは編集をしている段階で思いついたんだ。不気味な屋敷の上に月が出ていて、城のような建物にお姫様、モンスターがいる。これはまさにおとぎ話のような美しいシーンになると思い、月をバックにしたシーンを挿入したんだ。――今回、初めてハリウッドのメジャースタジオによる超大作を手掛けてみて、いかがでしたか?ハリウッドではいつも新しい才能や隠れた才能を探していると思う。アメリカは移民の国だし、昨今はいろんな国の人たちが活躍しているし、ハリウッドで活躍するスペイン人監督も増えていると思う。僕自身も今回オファーをしてもらえたことは本当にラッキーだったし、うれしかったよ。ただ、僕は本国スペインで映画を撮ることを誇りに思っているから、これからはハリウッドと母国の両方で映画を手掛けていきたいと思っている。■プロフィールJ・A・バヨナスペイン・バルセロナ出身の映画監督。監督デビュー作『永遠のこどもたち』(07)が2007年のカンヌ国際映画祭でワールド・プレミア上映され、本国で公開時に歴代興行収入2位をマークし、ゴヤ賞で新人監督賞を含む7部門を受賞。監督第2作目『インポッシブル』(12)ではゴヤ賞で監督賞を含む5部門を受賞、ガウディ賞でも同じく監督賞を含む6部門で賞を獲得。近作『怪物はささやく』(16)でもゴヤ賞で監督賞を含む9部門を受賞、ガウディ賞では8部門を受賞した実力派監督■著者プロフィール山崎伸子フリーライター、時々編集者、毎日呑兵衛。エリア情報誌、映画雑誌、映画サイトの編集者を経てフリーに。映画やドラマのインタビューやコラムを中心に執筆。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』、好きな俳優はブラッド・ピット。好きな監督は、クリストファー・ノーラン、ウディ・アレン、岩井俊二、宮崎駿、黒沢清、中村義洋。ドラマは朝ドラと大河をマスト視聴Photo:Kazuhiko Okuno(C)Universal PicturesGiles Keyte
2018年07月16日